人形アニメーション『くるみ割り人形』の初日舞台あいさつが11月29日に都内で行われ、有村架純、松坂桃李、藤井 隆、板野友美、増田セバスチャン監督、くるみ割りキティが登壇。タイトルにちなみ、有村がくすだま割り、松坂が瓦割り、藤井がスイカ割り、板野が鏡割りに挑戦した。瓦10枚を前に、松坂本人はやる気満々だったが、関係者はピリピリムード。急きょ、手袋をはめた松坂は、見事にすべての瓦を割り「ドラゴンボールのミスターサタンになった気分」と上機嫌だった。『くるみ割り人形』舞台挨拶その他の写真1979年に劇場公開されたサンリオ製作のコマ撮り人形アニメーションを“リ・クリエイト”。デジタル化したオリジナルのネガフィルムに色彩処理や異なる編集を施し、新撮カットやアニメーションパートも加えた上で3D映像化した。大切なくるみ割り人形をネズミの大群をさらわれた少女クララは、迷い込んだ人形の国で、人形とネズミの戦いに巻き込まれ、くるみ割り人形に隠された悲しい秘密を知る。主人公・クララの声を務めた有村は、「3Dなので、すごい迫力だったと思います。劇場が『くるみ割り』の世界観に包まれたなら嬉しいです」と鑑賞後の観客にあいさつ。一方、物語のカギを握る若き将校フランツを演じる松坂は「劇場の近くにすごい行列ができていたので、すごいなと思ったら、年末ジャンボ(宝くじ)に並んでいる人たちだった」と笑いを誘った。また、作品にちなみ、幼少期の“かわいい思い出”“怖い思い出”を聞かれると、有村は「小学生の頃、好きな男の子のためにバレンタインのチョコレートを買ったが、恥ずかしくて渡せず、自分で食べた」「夜遅くまで起きていると、母親からドア星人が来るっておどされた」と照れくさそうに話していた。『くるみ割り人形』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月29日インタビュールームに入ってきた有村架純が、松坂桃李の元に近づき「はじめまして、有村架純です」と挨拶し、松坂さんも少し緊張した面持ちで「松坂です。よろしくお願いします」と返す。実は2人はこの日が初対面。共に映画『くるみ割り人形』の声優を務めているが、収録は別々に行われており、また過去に唯一共演したドラマ「チキンレース」(WOWOW)でも同じ出演シーンはなく、これまで直接顔を合わせる機会はなかったという。当代一の人気俳優2人が初対面の緊張と興奮の中で、改めて『くるみ割り人形』での声優体験、作品の魅力について語ってくれた。35年前の1979年に公開された人形アニメーションに、新たに製作した映像を加え、いわば手作りの人形アニメと最新のデジタル技術のハイブリッドとして誕生した本作。少女・クララが、ネズミに奪われた大切なくるみ割人形を取り戻すべく繰り広げる冒険を描き出す。クララの声を務めた有村さんは「最初は人形アニメーションというところがピンと来なかった」と明かすが、実際に35年前の作品――人形を少しずつ動かして撮影していくため、1日の作業でわずか3秒分の映像しか撮れず、完成まで5年の歳月を費やしたという『くるみ割り人形』を目にし、魅了されたという。「単純な言葉ですが本当にすごくかわいくて。女の子が心奪われるようなたくさんのかわいい人形が動いていて、普通のアニメーションとはまた違った魅力を感じる実写映像でした。人形が動いているかのような温かみ、作り手の愛情が伝わってきました」。松坂さんは古き良き手作りの人形アニメーションと最新デジタル技術の融合という企画自体に大きく心を動かされた。「すでにある作品が、こうやって現代技術で甦るというのはすごくいいことだなと思い、テンションが上がりました。当時は1カットごとにものすごい時間と手間をかけて、人の手で人形を動かしていた。そうしたアナログな温かい世界が、最新の技術で現代にお客さんを包み込む。それは革命的なことだと思います」。35年前に10代前半で『くるみ割り人形』を観ていたとしたら、いまは40代半ば。松坂さんは「昔、劇場でこの作品を観た方がいまはお母さんになっていて、当時の自分と同じ年頃の娘さんを連れて、当時を思い出しながらまた劇場に足を運んでくれるかもしれない。それがまた娘さんの忘れられない記憶になって…」とひとつの作品が世代を繋ぎ、受け継がれていくことを想像し、目を輝かせる。ちなみに、2人が子どもの頃に観たそんな、忘れられない思い出となっている作品は?有村さんは「何度も観た」というあの大作を挙げてくれた。「『アルマゲドン』です。中学生の時に観て、初めて好きになった映画です。あと、TVでは戦隊ヒーローが大好きで子どもの頃は『五星戦隊ダイレンジャー』ばかり繰り返し見てました。うちは姉がいるんですが、姉は『セーラームーン』やお人形遊びが好きなんですが、なぜか私は戦隊ヒーローが好きで(笑)。当時、流行っていたドラマの影響を受けてなのか、すごく内容が深いんです!そこが面白かったんだと思います」。松坂さんは公開当時、日本でも大きな話題を呼んだ大迫力の恐竜映画に衝撃を受けたという。「父に『ジュラシック・パーク』を見に連れて行ってもらったんですが、すごかったです。僕は恐竜が大好きで、それもあって父が連れて行ってくれたんですが、姉も一緒だったんです。僕は『こんなデカい恐竜がいたのか!』って大興奮でしたが、ティラノサウルスが出てきたところであまりの迫力に姉が『ギャーッ!』と号泣しながら劇場を飛び出し、父が慌ててそれを追いかけていったのを覚えてます(笑)」。この日が「はじめまして」だったとはいえ、本作を含め互いの演技、そして活躍は当然、認識している。松坂さんは有村さんの印象をこう語る。「映像でも演技を拝見してて、ぜひ一度ご一緒したいなとずっと思ってました。これまで、すごくかわいらしい部分を持ちつつも、どこか一本、芯の通ったしっかりした女性という印象を持っていましたが、出来上がった映画の中で有村さんが声を入れたクララを見て、同じことを感じました。今度はぜひ、生身の芝居でご一緒したいです」。有村さんは、すでに松坂さん演じる王子・フランツの声が入った状態でアフレコに臨んだが「すごくカッコよかったです。王子様って感じでした」と微笑む。そして松坂さんの言葉に力強くうなずき、続ける。「映画雑誌などで松坂さんのインタビューを拝見して、仕事に対して真摯に向き合われている方だなと思っていました。表情や声にも優しい人柄が出ていると思います(笑)。私もぜひご一緒したいです!」。と、ここまで、2人の話を書いてはきたが映画を観ると、良い意味で、誰がクララやフランツを演じているのかなど気にならないくらい、2人の声は見事に作品の世界観、役柄にフィットしていることが分かる。まずは何も考えず、目の前に広がる色彩豊かな映像と、可憐なヒロイン、優しく勇敢な王子たちが繰り広げる冒険に身を委ねてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形 2014年11月29日より全国にて公開(C) 1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
2014年11月27日女優の相武紗季が11月11日(火)、東京・渋谷ヒカリエで行われたクリスマスツリー「ヒカリノキ」点灯式に出席。出演中のNHK連続テレビ小説「マッサン」の“いびり芸”で評価アップ中だけに多忙なクリスマスの予定を明かした。20代最後となる今年のクリスマスの予定を聞かれると「お仕事も詰まっていて、余裕があるかどうかは分からない。来年まではお仕事を頑張りたい」と多忙さを覗かせる。さらに、“サンタへのお願い”を聞かれると「クリスマスにも撮影のスケジュールが入っているので、サンタさんには、その前後にお休みをもらいたい」と切実。恋についても「今年はどうか分からない。30になったら期待します。どんな方でもいい、穏やかに過ごせるならば」と独り身を寂しそうにつぶやいていた。また今年一番のニュースに「初めて朝ドラに出演させてもらって、色々な反響をいただいて嬉しかった」と「マッサン」への出演を挙げる相武さんは、ヒロインのエリーに様々な嫌がらせを仕掛ける自身の役どころに注目が集まっていることについて「“いびり芸”とか言われて、(泉)ピン子さんと比較されて記事にしていただいたり、光栄です」と恐縮気味。それでもプライベートは「優しさ多めでいきたい」と“優しいお姉さん”を目標に掲げていた。今年、同所で展開される「Shibuya Hikarie Christmas 2014~Wonderland~」では、全長8mのクリスマスツリー「ヒカリノキ」を明治通りに面する渋谷ヒカリエ1階の入口前に設置。カラフルなイルミネーションが毎日定時になるとクリスマスミュージックに合わせて輝く仕掛けになっており、12月25日(木)まで行われる。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日女優の相武紗季が、CS局「女性チャンネル♪LaLa TV」で11月4日から放送スタートするオムニバス連続ドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(毎週火曜 24:00~)に出演することが30日、明らかになった。同ドラマは、ジェーン・スーの結婚指南書が原作で、オムニバス形式でさまざまな出演者や監督、脚本家が集結して101通りの恋愛ドラマが展開。結婚できない女性が知らず知らずにやってしまっているエピソードが描かれる。主人公である"未婚のプロ"役で、女優の市川実和子、小島聖、酒井若菜、谷村美月、平山あや、渡辺真起子らが出演することは決まっていたが、新たに今回、相武の出演が決まった。相武は、"彼の好みを、一つも受け容れない"、"彼とテレビを見ていて、目に入った女優やモデルは、ひととおり罵倒しないと気が済まない"、"結婚はしたいけれど、はっきり言って、男が苦手"という女性を演じる。「タイトルから甘い恋愛物かと思いきや、ダークファンタジーのような世界がひろがっていて新しいタイプの恋愛ドラマだなと思いました」という相武は「脚本を読んでいても、どんな完成になるのか予想がつきません。それがとても気持ちよく、想像できないものを作るワクワク感でいっぱいです。見る方にサスペンスのようなドキドキと共感を持って見ていただけるように頑張ります」と意気込んでいる。ほか、"彼の家に行くとき、頼まれてもいないものも勝手に買っていって補充する"女性を井上和香、"電話一本で、すぐに駆けつける"、"女子力が高まりすぎている"女性を大和田美帆、"彼が連れて行ってくれるレストランで、必ず空調や店員の態度にケチをつける"、"自分の愚痴は言うが、相手の愚痴は聞き流している"女性を木南晴夏、"彼の名字の下につける、画数のよい男女の名前をすでに調べ上げている"女性を佐藤めぐみが、それぞれ演じることも決定した。
2014年10月30日女優の有村架純と俳優の松坂桃李らが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた映画『くるみ割り人形』のワールド・プレミア・イベントに登場した。松坂は、「メイド喫茶に行った」高校時代の思い出を語った。本作の内容にちなんで、「これまでにした冒険」を聞かれた松坂は、「高校時代、男友達と2人でメイド喫茶に意を決して行きました」と告白。そこで松坂は、「『ちょっと背伸びしたいお年頃』っていうコーヒー味の飲み物」を頼んだという。しかし、「キャンペーンで妹カフェのツンデレバージョンだったようで、コーヒー豆が詰まったカップがドンっておかれた」と驚きの体験をした。そして、「どうリアクションとったらいいかわからなくて、冒険したって感じました」と笑顔で当時を振り返った。一方の有村は、冒険した体験を「ノルウェーに行って人生で初めてオーロラを見た時」をあげた。仕事で訪れたというが、「地元の人と慣れない英語で話したり」とたくさんの経験を積んだことを明かした。本作は、チャイコフスキー作曲による世界三大バレエのひとつである「くるみ割り人形」を原作として、サンリオが1979年に製作・公開した人形アニメーションをリ・クリエイトしたミュージカルファンタジー映画。世界を席巻している“Kawaiiカルチャー”の火付け役で第一人者である、アーティストの増田セバスチャンが初監督を務める。最先端のデジタル映像技術を使い、これまでにない極彩色の映像世界が広がる。また、この日の登壇者のほか、広末涼子や吉田鋼太郎、由紀さおりなどの豪華なキャストが声優を担当したことでも話題になった。スタジオジブリの『思い出のマーニー』に続いて、本作で主演のクララの声を務める有村は、アフレコ時を「演じるにあたって悩んでいたので、監督が隣にいて一緒にやってくれるのは心強かった。幼くて甘えん坊な感じを意識した」と明かす。そして、「色鮮やかな色彩や細やかな演出がたくさん詰まっている作品なので、そこも楽しんでもらえたらいいなと思います」とPRした。映画『くるみ割り人形』は、11月29日より全国公開。
2014年10月30日ルーク・エヴァンスを主演に、これまで描かれることのなかったドラキュラの英雄伝説に迫るアクション・エンターテイメント『ドラキュラZERO』が、いよいよ10月31日(金)より全国公開となる。世にあふれる、膨大な数のドラキュラ物語。その“起源”といわれる実在した男ヴラド・ドラキュラの、一国の君主として、また夫として、父としての人物像にも迫った本作では、ヴラド(ルーク・エヴァンス)と妻・ミレナ(サラ・ガドン)との夫婦関係も気になるところ。奇しくも、初の外国人ヒロインが好評のNHK朝ドラ「マッサン」では、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が夫のマッサン(玉山鉄二)のウイスキーづくりを助けるべく、自身の頭と腕を使い奮闘する姿が描かれている真っ最中。日本には“内助の功”という言葉があるが、夫の成功は妻が影日向になって支えてこそ実現する…という。実は最近の大ヒット作品の共通項ともなっている、“内助の功”に注目した。「マッサン」でスコットランド人のエリーが当初は戸惑っていた、日本ならではの“内助の功”。一方、大河ドラマ「軍師官兵衛」では、黒田官兵衛(岡田准一)の息子・長政(松坂桃季)に対し、糸姫(高畑充希)が戦国の世を生きる妻らしく、時には叱り、時には励まし、自信を与えさせようとする姿が描かれている。また先日、「東京ドラマアウォード2014」でグランプリほか3冠を獲得した「半沢直樹」では、仕事が忙しい半沢(堺雅人)に対し、いつもツンツンしている妻の花(上戸彩)が、バイトのお金で鞄を買ってプレゼントする健気な姿などが人気を博していた。では、15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を治め、人々から敬愛されていた君主のドラキュラ夫妻はどうだろうか。エヴァンス演じるヴラドは、横暴なオスマン帝国の侵略から国や家族を守るため、手に入れた強大な力により苦悩することになるが、 “普通”の人間ではなくなってしまった夫を、妻・ミレナは理解し、支えようとする。そんな良妻を演じたサラ・ガドンは、「ミレナはこの映画のモラルの基準となる存在ね。信条にも考えにも揺るぎがないの。彼女の主義が試されるたびに、俎上に乗り、戦うのよ」と語り、役柄の“内助の功”ぶりを分析する。また、監督のゲイリー・ショアは「ヴラドが暗黒面に走ろうとするとき、ミレナは、自身の純粋な美徳と価値観を最後まで押し通し、決して道徳的に退廃はしないんだ」と言う。いかなるピンチであっても、時には自身の意思を貫き、夫を正しい方向に導くことが、支えることへの第一歩といえる。本作で描かれる“ドラキュラ”は、世界中の人がイメージする“クリーチャー”ではなく、家臣や民、そして家族のために命がけで戦う戦士であり、君主であり、闘士で指導者である1人の人間。サラが「戦地に向かう兵士やその妻を考えれば、それは現代の家族にも通じることだということがわかるはず」と語る通り、プレッシャーや責任、葛藤などを抱えた夫とともに妻も苦悩する姿には、リアルな重みを感じずにはいられない。だが、その一方で、「ヴァンパイア映画に出てくる女性は、大抵、禁断の愛や支配欲が絡むことが多いけど、ルークと私の関係はピュアで美しい愛に包まれているの。2人のロマンスはかなり現代的よ!」とも言うように、美男美女の2人の甘いラブロマンスにも期待したいところだ。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドラキュラZERO 2014年10月31日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年10月30日松坂桃李、西田敏行、miwaが共演する映画『マエストロ!』の本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。本映像では、楽器演奏と指揮に本格的に挑戦した松坂と西田が、miwaらキャスト全員と挑んだ圧巻の演奏シーンも登場する。『マエストロ!』本予告映像本作は、さそうあきらの人気同名コミックを実写化したオーケストラ・エンタテインメント。解散した名門オーケストラの“負け組”楽団員たちが、突然、現れた経歴も素性もわからない謎の指揮者、天道によって再び集められ、復活コンサートを目指す姿が描かれる。松坂は、若きヴァイオリニストの香坂を演じ、miwaはフルート奏者のあまねを演じる。本予告映像は、再就職先が決まらない“負け組”名門オーケストラの楽団員たちが、西田演じるとても指揮者に見えない天道によって集められる場面から始まる。彼らは、交響曲『運命』と『未完成』を奏でる復活コンサートを目指し、廃工場で練習を重ねるが、破天荒な天道の指揮にとまどい、特に香坂は反発を強める。そして、復活コンサート当日、楽団員たちは天道が仕掛けたある“秘密”を知ることになる。ポスタービジュアルは、観客エキストラ含め800人が参加して撮影が行われた復活コンサートのワンシーンを捉えたもので、予告映像では、約1年に渡ってヴァイオリンの特訓をしたという松坂や、日本を代表するマエストロ佐渡裕に指揮指導を受けたという西田らキャストが挑んだ復活コンサートの場面も登場する。そのほか、ピアニストの辻井伸行が、本作のエンディングに提供した書き下ろし楽曲の一部も初披露されている。『マエストロ!』2015年1月31日(土)全国公開
2014年10月24日俳優の松坂桃李が、多部未華子主演の映画『ピース オブ ケイク』(2015年秋公開)で初のオネエキャラを演じることが13日、明らかになった。本作は、漫画家・ジョージ朝倉の同名作品を原作に、田口トモロヲ監督が映画化。言い寄られたら簡単に付き合ってしまう主人公・志乃を多部、志乃が思いを寄せる隣人でバイト先の店長・京志郎を綾野剛が演じ、現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描いた。松坂が演じるのは、志乃の学生時代からの親友でバイト仲間"おかまの天ちゃん"。時には冷たく時には優しく見守り、主人公の心の支えとなる重要な役どころとなっている。田口組に初めて参加する松坂は「台本を手にした時は何だかワクワクしました」と当時の心境を振り返り、「"おかまの天ちゃん"原作に負けないくらい愛すべきキャラクターに作り上げていけるよう、丁寧に楽しんで演じていきたいと思います」と意気込みを語った。また、同じく学生時代からの親友・ナナコ役に木村文乃、京志郎の同棲相手で志乃のライバルとなるあかり役に光宗薫、志乃に言い寄るバイト先の同僚・川谷役に菅田将暉、志乃の元彼・正樹役に柄本佑。中村倫也、安藤玉恵、森岡龍のほか、宮藤官九郎や監督・廣木隆一が俳優として友情出演することも決まっている。撮影は10月中旬でクランクアップし、来年の完成を予定している。(C)2015 ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」製作委員会
2014年10月13日もう気が付けば7月…毎日暑いですね。暑いからって、冷たいものばかり食べていては、体が冷えてよくないです。ここは、あえてホットなものを食べて…なーんて、言ってはみたものの、暑いもんは暑いんだから熱いもんなんか食えるかい! というのが素直な人間の本能というものです。というわけで、今日は冷製パスタのご紹介。旬の桃を使った、驚き桃の木21世紀パスタ! 材料(約2人前)★桃(熟したもの) 1個(200g)★トマト 大1/2個★アボカド 1/2個★EVオリーブオイル 大さじ3★塩 小さじ1/2★黒胡椒 少々★バルサミコ酢 小さじ1/2★醤油 小さじ1/2・パスタ(カッペリーニ) 150g・大葉(細切り) 10枚作り方1.桃、アボカド、トマトはそれぞれ食べやすい大きさに切る。(大きさはすべてそろえるといい)ボウルに★を入れよく和える。2.パスタは塩をいつもより多めに入れた湯で表示時間通りに茹で、冷水にとって粗熱がとれたら氷水をはったボウルに入れてよくしめる。3.しっかり冷えたらパスタを手でぎゅっと握るようにして、しっかり水分をきり、1のボウルに入れる。麺に絡むように全体をよく和え、ここで味を見て足りなければ塩などで調整する。4.器に盛り、仕上げにEVオリーブオイル、黒胡椒(ともに分量外)をまわしかけ大葉を飾って完成! 冷製パスタは手軽に作れるのがうれしいところ。トマトのほどよい酸味とアボカドのコク、そして桃の甘さが絶妙にマッチ。オリーブオイルはぜひ風味のよい上質なものを。桃も完熟のものを使ってね。パスタはカッペリーニがなければ普通のパスタでもOK。その場合は表示時間より1分ほど長めにゆでるとよし。ぜひみなさんもおためしあれ~。
2014年07月16日桃のおいしい季節になりましたね。私は山梨に住んで初めて、「桃は固いものを食べる」ということを知りました。完熟の甘い桃を食べるのが当たり前、固いものはガリガリしていて、柔らかい方がおいしいのに!とずっと思っていましたが、視点を変えて見ると、そういえば「柿」は固めが好みの私。柿と同じ様に考えると料理のアイデアが広がっていきます。山梨に住み、採れたての新鮮な桃をいただけるなんて、とても幸せなことだなあとしみじみ感じています。夏の冷え性にはあえて「桃」を。オフィスや店舗などクーラーが効きすぎて夏でも冷えている女性が少なくありません。体温調節がうまくいかず、暑くなれば冷たい飲みもの等を摂取し内臓を冷やしてしまうこともあります。夏なのに汗もかかず代謝も悪くなり、さらに健康やダイエット、美容の為ということで流行りのグリーンスムージーなどを飲んでいる方も、余計に身体を冷やすことになりかねません。女性は、実は知らない間に内臓や子宮が冷えている可能性がとても高いのです。人それぞれの体質もあるので、自分の身体を十分理解してから摂取すると良いですね。また、夏の果物や南国の果物は身体を冷やすと一般的にいわれていますが、なんと桃は唯一、“夏に身体を冷やさない果物”なのです。本来なら新鮮な生の桃をむいて、そのままいただくのが一番ですが、少し傷んでしまった場合などは、米麹の甘酒とあわせてミキサーにかけて飲むとよいでしょう。こんなにすごい!「桃」の効能桃には、マグネシウムや鉄分なども含まれており、貧血、めまい予防や免疫力の向上、体温調節機能の促進効果も期待できます。成分の一つ、ビタミンCには老化防止のはたらきがあり、桃と同じ様にみずみずしく体液を補い、お肌に美しさと潤いを与えてくれます。また、カリウムには血圧を下げる作用があり、高血圧の予防、がん予防にもよいとされています。食物繊維の一種である水溶性ペクチンも多く含まれているため、便秘や下痢の改善などにもおすすめです。 「桃の葉」は夏のカラダの救世主?桃の葉には、タンニンやマグネシウム・カリウムなどが含まれており、収れん作用もあるため、乾燥させた桃の葉をお風呂に入れると、あせもや湿疹にも効果があります。夏になると「汗を抑える」とか「ニオイをシャットアウト!」という言葉が飛び交いますが、実はよく汗をかいた方がニオイの元は減るのです。汗をあまりかかないことがニオイの原因となるのですね。汗をきちんとかいて、身体の循環をよくすることがポイント。江戸時代から夏の土用には「桃湯」に入る習慣があったともいわれています。かいてしまった汗は桃の葉エキスでさっぱりと流したいところですが、今の時代に無農薬の桃の葉を手に入れることはなかなか難しいため、信頼のできるお店で桃の葉エキスなどが入った入浴剤を選ぶと良いかもしれませんね。汗をきちんとかいて、身体の循環をよくし、暑い夏を乗り切りましょう!いちおしレシピ「桃の冷製パスタ」桃は長寿の食べ物とも言われています。そのままでいただくのもちろんのこと、コンポート、ジャムやソルベ、カットして生ハムを巻いたり、サラダ、スープ、お肉のソースなど、様々な料理に使えます。ここでは季節ならではの夏のさわやかなレシピをご紹介。きりっと冷えた白ワインとともにいかがでしょうか?桃の冷製パスタ2人分 ・カッペリーニ …160g ・桃 …1個 ・トマト …1個 ・レモン汁 …大さじ1 ・にんにく(みじん切り)…1かけ分 ・オリーブオイル …大さじ1 ・塩 …小さじ1/4 ・バジル(みじん切り) …5枚分 ・ブラックペッパー …たっぷり1. 桃を半分はピュレ状にし、もう半分はスライスしてレモン汁と和えて冷蔵庫で冷やしておく。2. トマトは湯むきして1cmほどの角切りに。3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りがたったら、ピュレ桃、トマトを加えて一煮立ちさせ、塩とバジルを加えてざっと混ぜて火を止め、ボウルに移して冷蔵庫で冷やす。4. 茹でて冷水でしめたカッペリーニに上記を和えて皿に盛り、スライスした桃を乗せてブラックペッパーをすこし多めにふる。
2014年07月02日「桃の天然水」シリーズに新しく仲間入り6月30日よりJTから「桃の天然水ソルト&ピーチ」が全国発売されます。「桃の天然水」といえばいわずと知れた人気ロングセラー商品。今年は新しく体調管理に役立つ新製品が発売になります。エアコンの普及や商業施設などのサービス向上により、夏でも涼しく快適に過ごせるようになった現代。その一方で体の自然な体温調整をする機能が低下しつつあるのか、年々熱中症になる人の数は増加傾向にあるようです。熱中症の予防には水分の摂取はもちろんですが、それだけでは足りず塩分が必要になります。「桃の天然水ソルト&ピーチ」には雑味が少なくまろやかな味わいのシチリア産の岩塩が配合されています。思わずキュン!とするボトルデザインすっきりしながらも甘い、桃の本来の味は“桃の混濁果汁”によるもの。ごくごく飲める清涼飲料水です。持ち運ぶのがうれしくなりそうなかわいいボトルにも注目。透かしの入ったダイヤカットの背景に桃イラストで涼しさを誘うクリアなデザインです。ピンク色が女性の心をくすぐりますね。これから迎える本格的な夏に、熱中症対策ができるアイテムとして要チェックです。【参考】・JT ビバレッジWEBサイト・JT プレスリリース(日経プレスリリース)
2014年06月26日「ティファニー(TIFFANY & CO.)」が3月10日、そごう神戸店本館(兵庫県神戸市中央区小野柄通8-1-8)1階に国内最大規模のブティックをオープンした。これを記念して同日、女優の相武紗季がテープカットに登場。総額5億円以上のジュエリーを身にまとったドレスアップした姿を披露した。「ティファニー神戸そごう店」は、総面積110坪を誇る広さで、全国の百貨店内のティファニーブティックの中でも最大規模の店舗となる。テープカットセレモニーに参加した相武紗季は、兵庫出身。神戸そごう店の感想を聞かれると「広くて見やすい中に、これだけ豪華にジュエリーが勢揃いしている様は圧巻。気分も上がっていいですね」とコメントしていた。今回相武が着用したティファニーのジュエリーは、希少価値の高いイエローダイヤモンドのネックレスや、7カラットのエンゲージメントリングなど、その総額はなんと5.3億円。相武も「吸い込まれるような輝きの、素敵なジュエリーを身に着けることができて光栄です」とうっとりした様子。また、20歳になった際、記念に父親からティファニーのジュエリーをプレゼントされたそうで、「それが私にとっての初ティファニーでした。今でも大切にしています。それに見合った自分になりたいと思いました」と思い出を語った。同店のハイライトのひとつであるブライダルのサロンについては、「どれも素敵。エンゲージメントリングは憧れなので、いつか見に来れたらいいなと思っています。アラサーですからね(笑い)。30代で結婚できるといいかな…。自分の時間も大切なんですけど、こんな素敵なジュエリーを身に着ける日が早く来ればいいなという願望に変わりつつあります」と、憧れを口にしていた。
2014年03月13日※画像は、桃オフィシャルブログより春メイクが気になる時期になってきましたタレントの桃さんが、オフィシャルブログで「わくわく春メイク」と題し、ファッション雑誌「mer」の撮影風景を投稿している。色々なブランドの春メイクのアイテムを試し、桃さんオススメの春メイクを披露しているようだ。今回の撮影の内容は、次号の「mer」に掲載される。桃さんは、フジテレビの恋愛バラエティ番組「あいのり」に出演したのをきっかけにタレント活動を行う。どこの事務所にも所属しておらず、執筆や雑誌モデル活動などが中心と活動の場が少ないにもかかわらず、ブログは常にアクセス数上位にランクインしている。せっかく春だし、新しいものにもチャレンジポール&ジョーのアイシャドウケースやラデュレのチークとアイシャドウのセットなど、雑貨のようなかわいらしさあふれる商品に、わくわく、ときめいてしまったようだ。桃さんは、一度何かを使い始めると、メイク商品もアクセサリーなどもずっと使ってしまうらしく、新しいメイク道具を試して楽しみたい、とも言っている。桃さんプロデュースの「BBCREAMbyM」を化粧下地に利用している。この商品は、クリームでありながら、色も付いており、ファンデーションやコンシーラーの要素も含まれている。もちろん、保湿効果やUVカット効果も期待できる事から「5秒に1個売れた」と言われている。【参考リンク】▼「BBCREAMbyM」▼「mer」▼桃オフィシャルブログ
2014年02月28日映画『ガッチャマン』のプレミア試写会にて行われた花火イベントで先日、肺炎による入院から仕事復帰を果たした松坂桃李が改めて完全復活を宣言。「ご心配おかけしました」と集まったファンや共演陣への感謝の思いを口にした。松坂さんは肺炎のために8月6日から12日まで入院しており、予定されていた『ガッチャマン』の地方での舞台挨拶を欠席。つい先日、仕事への復帰を果たしていた。この日の舞台挨拶の後に行なわれた屋外での花火イベントに、共演の綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平と共に出席した松坂さんは、この夏の猛暑に触れ、集まったファンの体調を気遣いつつ自身に関して「ご心配おかけしました」とペコリ。「無事、退院して健康そのものです。つくづく健康が第一だと思いました」と復調をアピールした。綾野さんが「ホントに心配したよ」と声をかけると、松坂さんは「『ガッチャマン』メンバーには何でもおごります」とお詫びの印に食事に連れていくことを約束。綾野さんと濱田さんは「お寿司」、剛力さんは「野菜が食べたいです」、本作出演後に再び別作品のために肉体作りのトレーニングに入ったという鈴木さんは「鶏肉」を希望。全員まとめて1回ではなく、それぞれの希望に合わせて計4回の食事会を開くことを約束させられていた。花火イベントでは5人の後ろで花火300発が盛大に打ち上げられ、仕掛け花火によって『ガッチャマン』の“G”の字が華麗に浮かび上がったが、5人はマスコミ用の写真に納まるために前を向いていなくてはならず、ほとんど花火を見られず…。能天気な司会者の「いかがでしたか?」という質問に、松坂さんは「『いかがでしたか?』っていう質問をしますか…?」と寂しそうに語り、剛力さんも「キレイだったけどもっと見たかった」とポツリ。激しい音と煙だけはたっぷりと味わえたようで、鈴木さんは「ウナギ屋の横で白米を食うような感じですね」と秀逸なコメントで笑いを誘っていた。『ガッチャマン』は8月24日(土)より全国東宝系にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:ガッチャマン 2013年8月24日より全国東宝系にて公開(C) タツノコプロ/2013「ガッチャマン」製作委員会
2013年08月19日ミトゥ子:「チャー子、うちのじーちゃんが作った桃、たくさんもらったから、アンタにもおすそわけしたげるわ、ハイ」チャー子:「ええ~。あー、どーもどーも」ミトゥ子:「なによ、なんか迷惑そうね? 桃嫌いだっけ? 」チャー子:「いや、嫌いじゃないんだけどさー、桃って絶対食べると、繊維が歯の間にはさまってさー。ほら、今朝たべた桃の繊維、奥歯に挟まってるでしょ? ホラホラ 」ミトゥ子:「え、ちょっとやめてよ! アンタの口の中なんて見たくないわよッ。まったく、どうせ丸かじりとかしてるから繊維が挟まるのよッ」チャー子:「え~桃って丸かじり以外にどんな食べ方すんのよ~」今日はそんなチャー子におすすめの、桃を使った夏にピッタリひんやりスイーツ。 材料(作りやすい量) ・桃 2個◎日本酒 500ml◎きび砂糖 大さじ4 ・板ゼラチン 3枚(7.5g)1. 桃は皮を剥き、種をはずして1.5cm角くらいの大きさに切る。2. 鍋に◎を入れ、きび砂糖が溶けるまで煮立たせたら1の桃を入れ、弱火で4~5分ほど煮る。煮たらコンロからはずしておく。3. 粗熱をとっている間に、板ゼラチンをたっぷりの水に1分~2分ほど浸してやわらかくする。4. 2に柔らかくした板ゼラチンを入れ、よく混ぜる。※このとき、2の温度が60~70度くらいになっていると良い。温度が高すぎるとゼラチンが上手く固まらないことがあるので注意。5. 粗熱が取れたら容器に入れ、冷蔵庫で4時間以上冷やし固める。6. 固まった5を、フォークでクラッシュ状にし、器に盛る。日本酒の良い香りが口に広がり、あまい桃との相性はバツグン! 日本酒はアルコールが飛んでいるので、酒が苦手な人でも大丈夫。 ゼラチンの量が少ないので、絶妙なトロトロ加減。暑い夏にスーッと体に染みる、おすすめのデザートです。ぜひお試しを!
2013年07月30日武井咲、松坂桃李主演の映画『今日、恋をはじめます』が公開される前に、本作のテーマソングを担当した豪華アーティストによるプレミアムライブが3日に都内で行われ、武井&松坂がサプライズゲストとして登場した。その他の写真本作は、恋愛経験ゼロで地味な日比野つばき(武井)と、誰もが憧れる少女漫画史上最強のモテ男・椿京汰(松坂)が織り成す恋模様を繊細に描いた作品。劇中では、12組のJ-POPアーティストが担当したテーマソングが流れる。当日は、ストーリーを彩る楽曲を提供した中島美嘉、SCANDAL、LGMonkees、MAY’S、7!!(セブンウップス)が登場し、ミニライブを行い、武井と松坂は中島のライブ直前にサプライズ登壇。会場の熱気冷めやらぬ中、ふたりは客席へと移動し、観客と一緒に中島のライブを鑑賞した。映画のテーマ曲である『初恋』を間近で聴いたふたりは、「生で聴いていると、歌詞が体に入ってきます。」(武井)「劇中でもすごくいいシーンで流れる曲なので、本日生で聴かせていただいて、撮影のころがフラッシュバックしました。」(松坂)と感動を隠しきれない様子だった。曲のタイトルにちなみ、初恋のエピソードを聞かれた武井は「中学の時はずっと3年間ひとりの人に片思いしていました」とピュアなエピソードを披露。松坂は「中学2年生で初めてお付き合いをして、中学3年生の時にふられてしまったんですが、僕の親友と付き合っていました。甘酢いっぱい思い出です」と明かした。イベントの最後には、7!!(セブンウップス)が、映画のエンディングテーマ曲『弱虫さん』を披露。イベント出演者全員で手拍子やタオルを振り回すパフォーマンスで会場を盛り上げ、イベントは大盛況の中、終了した。『今日、恋をはじめます』12月8日(土) ロードショー
2012年12月04日映画『綱引いちゃった!』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の井上真央を始め、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、中鉢明子、水田伸生監督が都内劇場で舞台挨拶に登壇した。かつては正式オリンピック競技だったこともある綱引きを題材にした本作。大分市のPR、市の給食センター存続を目的に綱引きに励むことになった8人の女性たちのドラマをコミカルに描き出す。昨年11月に大分で撮影が行われたが、井上さんは「1年前にみんなで綱引きを頑張って、その後もいろんな方の力をお借りしてここまでたどり着けたと思います」と公開に万感の思い。この日も壇上では映画さながらにワイワイガヤガヤと賑やかに語り合うチーム“綱娘”たちの姿が見られたが、井上さんは「最初からこのままの感じでいろんな話をしたりしました。みんなが揃うと女子高のようで楽しかったです」と笑顔を見せた。綱引きのコーチを務めるシイタケ農家の青年を演じた玉山さんは「“シイタケボーイ”の玉山です(笑)」と挨拶。「普段はトリッキーで毒のある役や二枚目の役が多いんですが(笑)、今回は日々ものすごく役作りを頑張ってシイタケボーイになりました。感無量です」とおどけて笑いを誘っていた。女性陣の中で男性一人とあって、さぞや居心地が悪かったかと思いきや「僕は姉が3人いて、女性のキタナイ話は聞いて慣れてます」とケロリ。「渡辺さんのワキ汗がひどくて、バスで1時間ワキ汗の話を聞かされたこともありました」と“告発”し客席は笑いに包まれた。その渡辺さんはビシッと決まった(?)派手な衣裳で登場し「“女優”の渡辺直美です」とアピールするも、さっそく玉山さんから「ちょっとポップなバスガイドという感じ」とツッコミが…。「シリアスなシーンが多くて…」と現場で体感した役柄へのアプローチの難しさを明かすも、共演陣は一様に首をかしげる。さらに井上さんから「泣くシーンで笑ってスタッフさんに怒られていた」と暴露され苦笑いを浮かべていた。西田さんは難しい年頃の息子に悩む母親を演じたが「息子がすごくかわいくて、演じながら泣きそうになっちゃって『泣いちゃいけない!』と思いながら演じたことを鮮明に思い出しました」と感慨深げに語った。この日は大分を舞台にした『綱引いちゃった!』にちなんで、登壇陣一人一人が、特定の場所を舞台に「○○を○○しちゃった」という次回作の構想を発表する「大喜利」を開催。登壇陣からは「なぜここで大喜利!?」とムチャぶりに対してブーイングも出たが、さすが個性豊かな“綱娘”&シイタケボーイの面々とあって、次々と珍解答が飛び出した。「(日本で最も訪問客が少ないとされる)島根を舞台にゴスペル合唱団を組んで『韻ふんじゃった!』」と提案したのは中鉢さん。最近、釣りにハマっているという浅茅さんは、自身の出身地・静岡を舞台にした『アジ釣っちゃった!』を希望。玉山さんは「マグロ漁船で『ツナ釣っちゃった!』がいい。井上真央主演で健気に彼女を待つ夫役を演じたい」と配役の希望まで伝える周到ぶりを見せた。劇中の自身の「ムラムラしてきた」というセリフが気に入ったという松坂さん。ちなみにこのセリフに関しては、松坂さんに井上さんの母親役をオファーする前に監督やスタッフが「このセリフを理由に松坂さんに断れらるのでは?」と懸念し、会議まで開かれたとか。だが、予想に反して松坂さんにとっては「かなり好きなセリフ」になったという。そんな松坂さんは“ムラムラ”するような作品を作るべく「みんなで草のスカートにココナッツブラをして、ワイキキで『フラしちゃった!』がいい」と提案した。井上さんは「次にやるなら芸人さんの役をやりたい」と語り、「『(ヨシモト)∞ホールでネタ披露しちゃった!』でどうですか?」と希望を発表。「チケット売ります!」とやる気満々だった。『綱引いちゃった!』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月23日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日女優の相武紗季が米アクション映画『リンカーン/秘密の書』の日本語吹替え版で“声優にてハリウッドデビュー”を飾った。その他の写真奴隷解放を訴え、南北戦争を戦ったアメリカ第16代大統領リンカーンに、実はヴァンパイアハンターという“夜の顔”があったという大胆な設定の下、昼夜を問わず国を守ろうと戦うヒーローの元祖ともいえる活躍を描いた本作。相武は愛する夫を献身的に支える大統領夫人・メアリー役で、ハリウッド映画の吹替えに初挑戦した。「光栄だと思うと同時に、作品の世界観を壊せないというプレッシャーも大きかったです。それでもアフレコが進むうちに、まるで自分が出演しているような感覚になり、“演じること”を楽しむことができました」と手応えは十分だ。相武にとって大きな挑戦だったのは、メアリーの少女時代からファーストレディになるまでの半生を声だけで表現することだった。「実際の演技では、ひとつの作品でこれほど長い時間の流れを演じることはありませんし、自分なりに声の出し方やトーンには気を使いました」と相武。「声が高い少女時代は、言葉も明瞭でテンポも早い。年齢を重ねると声のトーンは抑え気味で、話し方も少しゆっくりですね。次の言葉が出てくる、ちょっとした“間”も意識しました」と語り、「ファーストレディの重圧に負けず、妻として母として強く生きた女性の姿を感じていただければ。私にとっても今回の経験は、これからの演技に役立つ気がしますね」と声を弾ませる。『ダーク・シャドウ』の大ヒットも記憶に新しいティム・バートンがプロデュースを手掛け、『ウォンテッド』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフ監督がメガホンをとった本作。以前からバートン作品の大ファンで「映像と物語のユニークさに惹かれます。今回はアクション色も強くて、キャラクター像はもちろん、動きがすごく鮮明で美しく描かれていますね。3D上映もあるので、より映像を堪能できるのが楽しみ」(相武)。今後はアクションにも挑戦したいといい「特に今回のようなハリウッドの大作を観てしまうと、がぜん興味が湧きますね。女優を続ける限りは、いつか海を渡ってチャレンジしたいです」とハリウッド進出にも意欲的だ。目指すは『ウォンテッド』に主演するアンジェリーナ・ジョリー?「憧れますね」と笑顔を見せた。『リンカーン/秘密の書』公開中
2012年11月01日女優の相武紗季が、ティム・バートン製作のアクション・エンタテインメント超大作『リンカーン/秘密の書』の日本語吹替え版でボイスキャストを務め、ハリウッド作品に初参加した。演じるのは第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンの妻・メアリー。ただし、本作に登場するリンカーンには驚くべき“秘密”が隠されている。昼は大統領として人民を導き、そして夜は人民のためにヴァンパイアとの壮絶な戦いを繰り広げているのだ…。ヴァンパイアハンターを献身的に支えるファーストレディという難役に、相武さんは「バートン監督がプロデュースする、奇抜で美しい世界観を壊せない。そんな緊張感がありました」と告白。それでも「映像がものすごい迫力なので、アフレコをしているうちに、自分が(現場で)演じているような不思議な感覚を味わいました。すごく楽しんじゃいましたし、この経験は今後も役立ちそうですね」。そう語る相武さんは、大統領夫人・メアリーの数十年に渡る半生を、声のトーンや強弱で見事に演じ分け、女優としての本領を発揮している。人間誰しも秘密があるもの。もしも愛する人から重大な秘密を打ち明けられたら、相武さんならどうする?「若い恋人時代のメアリーが、リンカーンから秘密を聞かされた瞬間、思わず笑っていましたよね。秘密の内容にもよりますが、きっと私も最初は笑ってしまうかもしれないですね」。とはいえ、秘密を共有し運命を共にすることで、リンカーン夫妻の愛と絆が深まるのも事実。相武さんも「揺るぎない英雄として戦うリンカーンが、最愛のメアリーには弱い面を見せ、助けを求める姿は愛おしく感じました。彼が悩み、葛藤しても信念を貫くことができたのは、きっとメアリーのおかげですよね」と瞳を輝かせる。エッジの効いたアクション活劇と、夫婦愛を問いかけるドラマという“二つの顔”を見事に融合させたのは、アンジェリーナ・ジョリー主演の大ヒット作『ウォンテッド』で手腕をふるったティムール・ベクマンベトフ監督。「男性も女性も楽しめるというのが、この映画の大きな魅力。3D上映もありますし、きっと観ながら“危ないっ”って体が避けちゃうかも」と相武さん。さらに「実際、私自身もアクション映画に出てみたいっていう気持ちが湧いてきましたね。ハリウッド進出?興味あります。女優である限りは、いつかハリウッド作品にも出演したいです」と“もう一つの顔”を覗かせていた。『リンカーン/秘密の書』は11月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開。■関連作品:リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Fox
2012年10月30日俳優の松坂桃李その他の画像が17日に公開中の主演映画『ツナグ』のヒットを記念して都内劇場で行われた舞台あいさつに登壇した。この日は松坂の24歳の誕生日ということで会場全体で松坂を祝福した。辻村深月の人気小説を映画化した本作。死者と生者を一度だけ会わせることができる少年と彼の依頼人たちが紡ぎ出すドラマを描き、公開2週目にして週末興行ランキング1位に躍り出た。先週1位の『アウトレイジ ビヨンド』、2位の『踊る大捜査線』を抜き去っての1位獲得に松坂は「まさか『アウトレイジ』よりも…。公開後にこうして舞台あいさつができるのはなかなかないことで、みなさんの口コミのおかげ。スタッフ、キャストを代表してありがとうございます」と客席に深々と頭を下げた。これまでのプロモーションには、祖母を演じた樹木希林と一緒に出席することが多かったが、この日は松坂ひとり。改めて樹木の存在について「本当のおばあちゃんのように支えてくださった」と感謝の思いを口にした。劇中の夕食のシーンで、樹木が松坂の皿にしらたきをよそい、松坂がそれを鍋に戻すというやりとりがあるが、これもその場のアドリブが入っているそう。松坂は「本当にしらたきが苦手で食べられないんです(苦笑)。樹木さんに『嫌いなものは?』と聞かれ『こんにゃくです』と答えたら入れられました」と明かした。24歳の誕生日ということで観客がバースデイソングを合唱。映画にちなんで満月をモチーフにした特製ケーキが運ばれた。24本のロウソクを松坂は笑顔で吹き消し「24には24のときにしかできない役があると思う。役者の立場でいろんなものを届け、表現したい」と抱負を語った。映画では、人生でたった一度だけ満月の夜に“ツナグ”を介して死者と会うことができるが、この日はサプライズで国民的映画『男はつらいよ』の寅さん(渥美清)と“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンのそっくりさんの芸人が登場。松坂が演技の勉強を兼ねて、大好きな山田洋次監督作品のDVDを見ているということもあり、寅さんは『男はつらいよ』のDVDセットをプレゼント。マイケルは自身の死後に公開されて大ヒットを記録したライブ映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のDVDを贈った。思わぬビッグな死者との対面に松坂は困惑気味。人生でたった一度の死者との再会が勝手にこの2人となってしまい「僕、呼びましたっけ?」と苦笑を浮かべていたが、すかさず寅さんが「それを言っちゃあ、おしまいよ」とおなじみのセリフで返し、劇場は笑いに包まれた。『ツナグ』公開中
2012年10月17日松坂桃李が単独初主演を果たした『ツナグ』の初日舞台あいさつが6日、東京・TOHOシネマズ日劇にて行われ、松坂をはじめ、共演の樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、平川雄一朗監督が登壇した。樹木とのプロモーション期間が撮影期間を上回ったという松坂は、「撮影期間も含めてこうして長い時間を過ごしたけれど、結局、何も掴めないまま。どこまですごい方なのか、まったく底が知れないまま終わってしまった」と、濃密な時間を振り返った。その他の写真原作は、いま最も注目されている女流直木賞作家・辻村深月の同名小説。死者との再会を望む人々の願いを叶える仲介役“ツナグ”を司る高校生・歩美(松坂)の葛藤と成長を、親子、恋人、親友の3つのエピソードを通して描く。本作の映画化を聞いて、「どうしてもこの歩美という役をやりたかった。誰にもやらせたくないなと思った」という松坂は、初日を迎え「こうして皆さんの前に立っていられることがうれしくて、幸せすぎて、もう何と言っていいか…。この作品に自分の名前を刻めたことがうれしくて仕方がない」と感激の面持ち。そして、観客から「映画を観て、泣いた場面はありますか?」との質問を受けると、「台本の時点でグッときていた。特に親子の再会のシーンはきましたね」と回答した上で、「あとは、自分の名前がエンドロールにあがってきた時。すごくグッときたなあ!」と、喜びを露に。「映画には3つの別れがあると聞いたことがあります。1つ目はクランクアップの時。2つ目は映画が完成した時。3つ目はお客さんに届いた時。そしていま僕は『ツナグ』の3つ目の別れの瞬間にいます。作品を手放すのは寂しいけれど、うれしい思いもある。感謝の気持ちを伝えたいです」とあいさつし、主演として見事に締めてみせた。そんな松坂のことを、実の孫を見守るように見つめていた樹木は、「最初のうちは『ああ…』と思うこともあったけれど、今日に至ってはもうマイクを離さない。この成長ぶり!もう安心したので、これでご無礼いたします」と、その成長に目を細め、太鼓判を押していた。『ツナグ』公開中
2012年10月09日女優の相武紗季が米アクション映画『リンカーン/秘密の書』の日本語吹替え版で声優を務めることになり、27日、都内のスタジオでアフレコ収録に臨んだ。相武が声を担当するのは、昼は大統領、夜はヴァンパイアハンターという2つの顔を持つ主人公を支える大統領夫人・メアリー役。相武は、「半生を演じたので、年齢を重ねるごとに声を演じ分けるのが大変でした。でもとても楽しめました」と満足そうに語っていた。その他の写真本作は、『ダーク・シャドウ』の大ヒットも記憶に新しいティム・バートンがプロデュースを手掛け、アンジェリーナ・ジョリー主演の『ウォンテッド』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフ氏が監督を務めるアクション大作だ。奴隷解放を訴え、南北戦争を戦ったアメリカ第16代大統領リンカーンに知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、恐るべきヴァンパイアとの戦いを壮大なスケールで描き出す。相武は「迫力ある作品だから、ぜひ劇場で観てほしいですね。演じる私もワクワクでした」と作品に太鼓判を押し、「秘密を抱えながら、信念を貫く姿は格好いい」と映画で描かれるリンカーン像にホレボレした様子。自身が演じたメアリーについても「芯があって、強い女性。きっと女性なら彼女の生き方に共感できるはず」とニッコリ。「ご自分が“夫人”になるのはいつ頃?」という意地悪な質問には、「あこがれはありますが、私自身、メアリーのような精神的に強い女性にはまだまだ及ばないので…」と笑顔で対応していた。『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開取材・文・写真:内田 涼
2012年09月27日長男俳優デビューに続き長女はモデルで元「シブがき隊」メンバーで、タレントの布川敏和と、同じくタレントのつちやかおり夫妻の長女である、布川桃花がモデルデビューすることが分かった。13日、父である布川敏和の個人事務所により発表されたものだ。それによると、彼女は10月6日に宮城・仙台のサンプラザホールで行われるファッションショー「東北コレクション2012」でデビューするという。この出演を機に、モデルを中心にタレントとしての活動も幅広く展開していくとみられる。夫妻の長男である隼太は、2007年に俳優としてデビューしており、兄に続いての芸能活動開始となるようだ。オフィシャルブログもオープン14日朝、オフィシャルブログもオープンし、「はじめまして」との最初の記事が投稿されている。この「東北コレクション2012」でのデビューについては、人気のモデルらが多数出演するため、ともにランウェイを歩くと思うと、とても緊張しているという。だが、自分自身のスタートとして、思い切り楽しみながら頑張りたいと、強い決意もみせている。画像で見ると、布川にも似たところがうかがえる日本風美人。モデルとして活動していくというだけあって、手足もすらりとしたスレンダーな美女だ。母であるつちやかおりは、芸能界に興味がなかった子だけに驚いているそうだが、今後の彼女の活躍が期待されるところだろう。元の記事を読む
2012年09月15日今までもアンリ流開運フードはご紹介してきましたが、今回はフルーツです。女性の多くがフルーツ好き、その中でもジューシーで見た目も香りも豊かな「桃」は、人気が高いです。また、桃は恋愛運や人間関係運を向上させてくれる」と言われています。風水では、旬のものを食べると「良い情報」が入ってきやすくなりますが、これから「旬」を迎える桃は、「恋愛運」ももたらします。アンリは、わざわざ甲府まで大人買いに出かけることもしばしば。風水ではそのものまるごと体内に取り込むのが、最もエネルギーを教授できる方法なのです。それだけで人間関係や恋愛運が向上するのですから、とても簡単でおいしいと思いませんか?旬な時期は、桃を使ったスィーツも出てきて、乙女心をくすぐります。旬な桃は、いつもに増して恋の運気を引き寄せますから、意識して食べてみてくださいね。ところで、なぜ桃が恋愛運に良いのでしょうか? アンリが思うに、桃は柔らかで美しい果実ですが、種は硬く簡単には割れないところが、揺るぎない契りのようで、恋愛とクロスするのではないかと思うのです。実は古くは古事記に、桃にまつわる話が存在します。日本の国生みの話で有名な男女神、イザナギとイザナミ。不幸にも火の神を出産した際のやけどでイザナミ(妻)が他界してしまうのですが、イザナギ(夫)はあまりの悲しさからに妻を追って黄泉の国へはせます。闇の中、一緒に帰ろうと言う夫、イザナギに対してイザナミは、一言言い残して闇の御殿に入ります。「黄泉の国の食べ物を食べてしまい、こちらの住人になってしまったので、このままでは帰れない、黄泉の神に相談してみるので待っていてほしい。それまで自分の姿を決して見ないで」本当は肉体が朽ち、醜態となった自分の姿を恥ずかしく思い、イザナギに見せたくなかったのです。ところが、待ちきれない夫は、美しい妻の姿を早く見たいとの思いから火をともして現実を見てしまいます。そのあまりに酷い姿に驚愕し、イザナギは黄泉の国を逃げ出します。夫の屈辱に怒り、妻は黄泉の鬼たちに夫の後を追わせ、夫は命からがらこの世との結界までたどり着き、力をふり絞って3つの桃の実を鬼たちに投げつけたところ、鬼らは逃げ帰ったのです。桃の実で一命を取り留めたイザナギは、「お前は私を助けたように、この国の人が困難に苦しみ悩むときに助けなさい」と桃の実に告げ、「オホカムズミノミコト」という神の名を授けます。この話から桃は、窮地に人を助ける救いの神と讃えられたのだと思います。桃太郎伝説もそうですね、桃から生まれた少年が、鬼退治して世に平和をもたらします。また中国では、「三国士」の中で劉備と関羽、張飛が兄弟の契りを「桃園」で行います。これには人間関係の持続性や、互いに裏切ることのない関係を願っているのが「桃」の下というのは何とも印象的です。つまり中国でも古来、桃は神聖な誓いの証しだったと言えます。また桃を逆さにしてみると「ハート」の形になりませんか? 色はピンクで、まるで心臓に似ていると思いませんか?桃とは心、すなわち「気持ち」そのものを表し、それを食すことで相手を思いやったり、それから派生する恋愛気運を高めたり、人間関係を良好にすると考えられたわけです。桃は丸く膨らんでいますから、気持ちが満たされる=心が豊かになる開運フルーツなのだと思います。未婚の女性にとって、「心が豊かになる」とはどんな時しょうか? 恋愛がうまく実ったとき、素敵な人にめぐり逢えたときではないかと思います。さあ、今日から実践開始です。桃スィーツもよし、桃の産地を訪ねるもよし。旬の桃をたくさん味わって、恋愛運をアップしてください。ただし、食べ過ぎには要注意!女性のカラダに良い成分もたくさんありますが、果糖たっぷりですから、スポーツや栄養のバランスを考えて召し上がってくださいね。
2012年08月15日三菱UFJニコスは「MUFGカード ゴールド」のプロモーションCMシリーズ第3弾として、若手俳優の松坂桃李さんと小島藤子さんを起用した「ゴールド先輩」編を製作し放映している。イメージキャラクターとして、新たに映画やドラマなどで活躍中の松坂桃李さんと小島藤子さんを起用し、若年層(20代)のライフスタイルやビジネスシーンに溶け込める同カードの存在を、和やかなタッチで描いている。具体的には、後輩社員(小島さん)の初出張を祝おうと先輩(松坂さん)が「MUFGカード ゴールド」での支払いで、“ひつまぶし”をご馳走するストーリー。三菱UFJニコスはこのCMを通して、年会費2,000円の「MUFGカード ゴールド」による、若手のビジネスパーソンにとって少し贅沢な時間、そして未来へ紡ぐ”次の豊かさ”を訴求し、「人生の大切な瞬間(機会)を逃さない同カードの魅力を浸透させたいと考えている」(同社)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日高級フルーツのネット販売を行うヨグモグは、日本一のブランド桃である、山梨県の「春日居もも」の販売を開始した。春日居の桃の産地、山梨県笛吹市春日居町は甲府盆地のほぼ中央に位置し、笛吹川沿いの平坦地からなり、桃栽培に適した砂地に恵まれている。また山梨県は日照時間が日本一長い県であること、高い山々に囲まれた盆地特有の内陸性の気候のため昼夜の寒暖差が大きいことから、桃の栽培にとても適している。春日居の桃は、毎年常に需要が供給を大きく上回り、通常の桃に比べて高価となる。とても香りが良く、一口頬張るとジューシーな甘さが口いっぱいに広がり、桃本来の美味しさを堪能できるという。昨年は、日照不足が原因で全体的に小玉傾向となり1,010トンの出荷だったが、今年は量的には去年より多い。品種は7月の第1週が「日川」、第2週で「加納岩」(少な目)、20日過ぎれば「白鳳」のピークとなり、「浅間」の出荷も始まり量的には揃ってきそうだ。旧盆前は「川中島」が始まり、最上等級の「特秀」発生率は、例年並みの40%位との予想。同店では、本年も昨年と同等の特秀品発生率40%以上を期待し、特秀品の中・大玉サイズのみを厳選して届けるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日新人ユニットGood Coming(通称グッカミ)の楽曲をテーマにしたショートフィルム『グッドカミング ~トオルとネコ、たまに猫~』に、期待の若手俳優・松坂桃李が主演している。共通の知り合いを通じてグッカミのライブで知り合い意気投合、「一緒に何か作れたらいいね」と話していた矢先、グッカミの楽曲の世界観からショートフィルムを作るという試みが実現。新しいコラボレーションを経験した松坂桃李とグッカミの桐明孝旨(ボーカル)、原口知之(ギター)、金井田健太(DJ、キーボード、ベース)の4人に話を聞いた。そのほかの情報本作は、夢を失いかけているイタリアンの見習いコックのトオル(松坂)が、一匹の捨て猫を拾ってきたことで、もう一度夢に向かって歩き出す姿を描いたハートウォーミングな物語。「等身大に近い」という役柄に挑んだ松坂は、自身の学生時代を思い出しながらトオルを演じたそうで、「映画の最初で、つまらなそうに料理を作っている感じとか、夢に近づけずに煮え切らない感じは共感しました」とふり返る。映画の元になったのは、本作のプロデューサーが前々から注目していたデビュー前のグッカミの楽曲。彼らの前向きな応援ソングをヒントに本作のストーリーが作られ、“明日への希望”というテーマに添った新曲「明日に」が書き下ろされた。原口は「僕らも迷って迷って、ようやくCDを出せるようになれた。そんな自分たちがたどってきた道を曲にすればいいと思ったんです。頑張ったらいつか光がさす、そんな希望を曲にしました」と語り、松坂は「どの撮影のときもそうなんですが、メンタル的に折れそうなことが何度かあるんです。そういう時にグッカミさんの曲を聞くと、もう一度頑張ろうかなって思えるんですよね」。ちなみに、グッカミのメンバーも映画に出演。松坂の先輩を演じた桐明は「トオルが、真剣に夢を持ちだしたときから、顔つきが変わったのは凄いなぁと思った」と松坂の演技力に感心した様子。また金井田は拾ってきた猫が翌日目覚めると女の子に…?というファンタジックなストーリーに惹かれ「トオルのような経験をしてみたい!」と語った。松坂は、撮影前に猫アレルギーであることが発覚し、「ちょっと大変でした(苦笑)」とハプニングもあったが、「特別な苦労もなく、楽しんで撮影に挑めた」とも。「ラストシーンが好きで気に入っているので、エンドロールが終わった後に描かれるトオルの“その後”も見逃さないでほしい」と見どころを伝えた。『グッドカミング ~トオルとネコ、たまに猫~』6月4日(月)限定公開(渋谷、六本木のみ6月5日(火)追加上映)取材・文・写真/新谷里映
2012年05月30日アニメーション映画『ドットハックセカイの向こうに』が1月21日(土)に公開初日を迎え、ボイスキャストを務めた桜庭ななみ、松坂桃李、田中圭と監督の松山洋が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。2002年よりゲームにアニメ、漫画などで展開されてきた「.hack(ドットハック)」プロジェクトの初のオリジナル劇場版アニメとなる本作。古き伝統が残る柳川の街と虚構のゲームの世界を通じて若者たちの青春を描き出す。桜庭さんは「何度やっても難しいです」と苦笑交じりにアフレコをふり返る。声優初挑戦となった松坂さんも「いつもと違って声だけで表現するのは難しかったです。テンションも低めで、ボソボソしゃべる役だったので」と難しさを痛感したようで、監督からは「(松坂さんが以前演じた)シンケンレッドよりもテンション低めで!」という指示も出たとか。そんな2人と対照的だったのは田中さん。松坂さんと同じく声優は初めての挑戦だったが、「すごく楽しかったです」とニッコリ。監督も「田中さんは、収録にいらした瞬間からイメージ通りでリテイクはほとんどなかった。『(田中さんが演じた)智彦がいる!』って言ってました」と称賛する。主人公たちと同じ14歳の頃の思い出を尋ねられると、桜庭さんは「毎日部活のテニスをしていて、日焼け止めも塗らずに真っ黒でした」と透けるような白い肌が美しい現在からは想像できない姿を告白。司会者から「少し前の思い出になりますが…」と前置きされた田中さんは「バスケに夢中でした」とこちらも部活に打ち込んでいたよう。松坂さんは「僕は実は漫画家になりたくて、読んでいた漫画のキャラクターを描いてました」と意外な夢を明かした。桜庭さんは松坂さん演じる翔と田中さんが演じた智彦のどちらがタイプかを聞かれ「どちらも魅力的で…選べません!」と模範解答。一方、映画のストーリーにちなんで、もし告白するなら直接相手に伝えるか?それとも電話やメールで思いを伝えるか?と尋ねられ、松坂さんは「僕は直接言います!メールだと返事を待つ間、ずっとドキドキするので」と回答。勇気があるのか怖がりなのか…。田中さんも「僕も言います」と答えたが、続けて「実は僕は相手を呼び出して『言おう』というところから3時間、言えなかったことがある」と苦い思い出を明かし、会場は笑いに包まれた。『ドットハックセカイの向こうに』は全国にて公開中。■関連作品:ドットハックセカイの向こうに 2012年1月21日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012.hack Conglomerate■関連記事:桜庭ななみ、「10代のうちに免許を取りたい!」と宣言
2012年01月23日ディズニー映画『くまのプーさん』の公開を記念して8月9日(火)、女優の相武紗季が“癒しの大使”として映画やプーさん、その仲間たちの魅力を存分に語った。劇作家のA・A・ミルンが息子のために執筆した童話をディズニーがアニメ化し、長年にわたって親しまれてきた「くまのプーさん」。今回は35年ぶりの劇場版として、仲間のイーヨーがなくした尻尾の代わりを見つけようと、プーさんをはじめ100エーカーの森の動物たちが奮闘する。相武さんは、プーさんの仲間の少年・ロビンを意識したボーイッシュな衣裳で登場。今回“癒しの大使”に選ばれたことについては「私を見て『癒される』と言われると恥ずかしいですが光栄です」と少し照れくさそう。映画は一足早く鑑賞し「プーさんの魅力が詰まってます。イーヨーのためにみんな、いろんな尻尾をつけるんですが、みんな一生懸命考えるんだけど『そんなの付けるの?』って感じで想像を超えていて、かわいらしいんです」と見どころを明かしてくれた。元々、プーさんが大好きという相武さん。「いろんなキャラクターいますが断トツで癒し系。自然体でピュアなかわいさがある。コテンと座る姿にキュンとくる」とその魅力を猛アピールした。そんな相武さんのためにこの日はプーさんが来場!プーさんとの初対面に相武さんは大興奮でガッチリとハグ。「嬉しいです。感激!ディズニーランドに行ってもプーさんに会えなくて悔しい思いをしていたので」と大喜びで、“癒しの大使”がプーさんに想いきり癒されていた。『くまのプーさん』は9月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:くまのプーさん 2011年9月3日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『くまのプーさん』予告編が解禁のんびりプーさんの口調に心癒されること間違いなし
2011年08月09日