長瀬智也主演、宮藤官九郎の連続テレビドラマ脚本デビュー作となった「池袋ウエストゲートパーク」が、Blu-ray Box化されることが分かった。石田衣良による同名小説のドラマ化となる本作は、池袋を舞台に、果物屋店番兼トラブルシューターである主人公・真島誠(長瀬さん)が、ストリートギャング・Gボーイズの安藤崇(窪塚洋介)らと共に次々起こる難事件を解決する青春ミステリー作品。長瀬さんや窪塚さんのほかにも、加藤あい、山下智久、妻夫木聡、坂口憲二、小雪、佐藤隆太、阿部サダヲらが出演。当時は若手俳優だった彼らの人気が急上昇する大ヒットドラマとなった。今回リリースされるBlu-ray BOXには、連続ドラマ11話に加え、2003年に放送されたスペシャルドラマ「池袋ウエストゲートパーク スープの回」が、放送時の未公開シーン40分を追加した“完全版”で収録。そして特典映像には、未公開シーンや、長瀬さん、加藤さん、妻夫木さん、坂口さん、窪塚さんほか、主要キャストのインタビューを含む秘蔵メイキング、TVスポット集なども収録される。脚本家宮藤官九郎池袋ウエストゲートパークが放送された2000年。TBSから毎週届く完パケはDVDですらなくビデオテープでした。ギリ20代だった僕は、ナイフほどじゃないけどボールペンの先っちょ程度には尖っていて、若気が至りまくっていて、今観ると目に耳に痛い部分もあるのですが、Blu-ray化で解像度が上がるんですね。今でも、週2人くらいに「自分、IWGP世代なんで」と言われます。だいたい茶髪で眉が細くてピアスと指輪とタトゥーで情報過多な30代半ばの男性。なんだか申し訳ない気分になります。プロデューサー磯山晶「池袋ウエストゲートパーク」のBlu-ray発売!本当に嬉しいです!このドラマは今でこそ「たくさんのスターを生んだレジェンド的な作品」と言っていただくことが多いですが、放送当時は視聴者からの抗議の電話が鳴りやまない、区役所にも警察署にも怒られ続けた「問題作」なのです。当時を思い出すと「もう二度と作れない!」としみじみ思います。いろいろな意味で奇跡の作品です。存分に楽しんでください!「池袋ウエストゲートパーク Blu-ray COMPLETE BOX【連続ドラマ+SPドラマセット】」は11月26日(金)リリース。(cinemacafe.net)
2021年09月27日元プロ野球選手の里崎智也氏が1日、元AKB48・板野友美のYouTubeチャンネル『友chube 【板野友美】』にゲスト出演。オフシーズンの過ごし方について、自身の考えを語った。この日公開された動画「【元プロ野球選手コラボ】里崎さんに相談したら神アドバイス連発でした【対談】」で、オフシーズンの過ごし方について質問された里崎氏。オフの間、自主練はしていたか? と問われると、「そういう人は言ってやった方がいい。たかが2週間練習しなくてダメになるんだったら、1年間何してたんや! って。俺は、実績あるときもないときも、思い切ってガッツリ休む派だった」と言い、「カラダを休めるのも大事だけど、心のオフが大事。心がしっかり休んだって思えたら、練習を始めるときに、早くやりたい! とか、やらなきゃ! ってう切り替えができる。心のオフができないと、仕方ねーなっていう感じで行くから、入りのテンションが全然違う」と、その理由を説明した。また、現役時代のオフシーズンは、家族との時間を大切にしていたそうで、「家族がいたら、1年間自分1人で頑張ってきたわけじゃないじゃん。家族のオフも過ごさせてあげなきゃいけない。だから、2週間くらいは海外旅行したりとか、どこかに行ったり」と、家族思いの一面を吐露。今年1月に、東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手と結婚したばかりの板野が、「ハワイに行きたい」と話すと、「1番良い時期があるんですよ。12月2週目からクリスマス前までは、みんな休みじゃないし、世界どこでも人が少ないし安い。ハワイだとホノルルマラソンが終わってから、クリスマス前が1番安いんですよ」と、笑顔でアドバイスしていた。
2021年06月08日元プロ野球選手の里崎智也氏が1日、元AKB48・板野友美のYouTubeチャンネル『友chube 【板野友美】』にゲスト出演。動画「【元プロ野球選手コラボ】里崎さんに相談したら神アドバイス連発でした【対談】」のなかで、スランプに陥ったときの心の持ちようについて自身の考えを語った。「世界中の誰よりも自分のことが好きだから、1回も自分を嫌いになったことがない。もう1回生まれ変わっても、俺は俺でいい」と、自己肯定感の高さをアピールした里崎氏。現役時代はスランプに陥ったときも、「上手くいかなかったりするときもあるじゃないですか。そうなったら、逆に気持ち良くなってくるの。ダメな自分が心地良い」と言い、「目の前に壁が来るわけ。その壁を乗り越えたときに、どんな自分に会えるのか楽しみ」と、前向きな考えを語った。そして、「解決策が思い浮かばなかったときに悩むじゃん。それがないのね。明日はこうやってみようとか、良いの思いついたから早く練習行きたいって。調子悪いクセに、早く球場に行きたくなるの。だって、勝負しないと良いかどうか分からないじゃん」と続け、「いずれ乗り越えられるから。壁を乗り越えたときに、俺ちょっとデカくなってんちゃう? って思っちゃう。だから毎日楽しい」「乗り越えたときに、『ハロー! 未来の里崎』って言う。そうすると困難がすごい楽しくなっちゃう」と、スランプ自体を楽しんでいることを明かした。ポジティブ全開の考え方に、板野は、「その考え方良いですね!」と感嘆しつつ、「壁を越えても、まぐれだったんじゃないか? って思っちゃうタイプなんです……」とつぶやくと、「まぐれが大事なんです。人間なんて全員まぐれ。まぐれとたまたまで結果を出していくんですよ。それが積み重なることで、自分の自信につながるんです」と力強くフォロー。そんな里崎氏に、板野は、「こういうお父さん欲しい~! つらくなったら相談してポジティブなパワーをもらって。なんか前向きになれそう」と熱視線を送っていた。
2021年06月07日元千葉ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が14日、公式YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』で、動画「あの件について、皆さんはどう思いますか?」を公開。「炎上するかもしれない」と前置きしながら、高校野球の球数制限について異論を唱えた。「1週間500球」という投手の球数制限が初めて適用された今年の春センバツ。「そもそも僕は、球数制限なんていらんやん論者です。私たちはゴリゴリやりますっていうチームと、私たちは球数制限してゆっくりやりますって、それを判断して選んでいけばいいんじゃないの?」という持論を展開した里崎氏は、「めちゃくちゃ不平等なんですよ」と真っ向から批判。1回戦の日程が遅くなるほど、球数制限を受ける可能性が高くなるため、「トーナメントのくじ運で、不平等さがあり得過ぎる」「1回戦の1日目と最後だと、この不平等さってすごくない?」と怒りを込めた。「優秀なピッチャーが1人しかいなくて、投げれなくて敗退する。みんな甲子園を目指して頑張ってるなかで、全力を出して負けたんだったら納得いくけど、それで負けるのはちょっと切ないというか」と、心境を吐露した里崎氏。「そもそも1週間500球いかないような日程にすればいいんちゃう?1週間に2試合しかなかったら、500球は絶対にいかない。不平等さもないじゃん。余裕をもってやっていくと、エースが投げれないっていうことが明らかに減るじゃん」と、余裕をもった大会スケジュールであれば球数制限は必要ないと言い、「あー! もう反対!」と声を振り絞った。さらに、「ピッチャーを多く作らなきゃいけないから、私立とかお金がある学校が青田買いで人を集めまくる」「そうなると、公立に人が集まらなくて勝てなくなる」といった懸念も。投手のケガ予防のために採用された球数制限だが、「大人がやるべきことは、子供たちの未来を明るくするために、色んな選択肢を与えてやるのが一番いいと思う。何かに不平等が起きるのが一番ダメ。球数制限のおかげで、成長できるところをできなくなった、アピールできるところをできなくなった。それで未来をつぶしてる可能性も十分ある。そういうのを考えた方がいい」と強い口調で語った。「1週間500球」という球数制限をなくして、スケジュールに余裕のある日程で大会を開催することを提案した里崎氏。視聴者からは、「おっしゃる通りだと思います!」「シンプルかつベストの正解」「筋が通り過ぎて納得しかなかった」「ぐうの音も出ないくらいのド正論」といった賛同のコメントが集まっているほか、高校球児の気持ちに寄り添った考えに、「ルール決める人より、子供の事を考えてるように感じる」といった声も寄せられている。
2021年04月18日3月28日に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の3時間スペシャル。3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する長瀬智也(42)の出演は、この日を持って最後となった。番組では3,000歩以内で目的地を目指す、「3000歩でTOKIOは全員集合できるか」が企画された。今回の目的地は、東京・後楽園ホールの“お花見会場”。そんななか、“ある演出”に心を打たれた視聴者が続出している。城島茂(50)、国分太一(46)、松岡昌宏(44)は、「3,000歩以内」でお花見会場を目指した。いっぽう長瀬は、かつて日本一周をしたソーラーカー「だん吉」の修理からスタート。整備された懐かしの愛車で、目的地へと向かった。4人が合流すると、プロジェクションマッピングに桜の花びらが舞い散る映像が映し出された。そこへ城島が「だん吉」のヘッドライトを点灯。そしてメンバー4人をかたどった切り絵をかざすと、“5人”並んだ影絵が映し出されたのだ。すると松岡は、「えっ待って?」「5人映ってる。どういうこと?」と驚嘆。4人が静かに見つめるなか、長瀬が「いいじゃん、どうせ5人なんだから」と沈黙を破った。その一言で場の空気は明るくなり、松岡は「もともとはな」とコメント。国分も「なるほどね」と納得の様子を見せていた。最後の締めくくりとなったこのシーンに、Twitterでは《すごく感動する》《TOKIO全員集合は、この影絵のことなんだねと号泣》などとコメントが続々。■オンエアには元メンバーの山口達也も「5人の影絵以外にも、この日のオンエアは元メンバーである山口達也さん(49)の映るシーンがいくつも流れました。山口さんは18年に起こした騒動で、グループを脱退。契約を解除された後もメンバーと連絡を取り合いながら再起を目指していました。ですが、昨年9月に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕。寝耳に水だった4人は大変、ショックを受けたといいます。TOKIOは山口さんのベースが“基軸”だったともいいます。山口さんが抜けたことで、バンドとして活動ができないことに長瀬さんは落胆していました。とはいえ、『鉄腕DASH』はデビュー直後の95年にスタートした冠番組。番組を通じ、5人は絆を深め合っていきました。それだけに、長瀬さんの“グループ愛”が率直に表れたのでしょう」(スポーツ紙記者)各メディアによると、山口は昨年11月に謝罪文を発表。アルコール依存症の克服に努めてきたことを明かし、「真摯にその罪を償っていく所存です」と綴られていたという。26年間の歴史に一区切りをつけた「鉄腕DASH」。“全員集合”の演出に、山口も胸を打たれたのではないだろうかーー。
2021年03月29日長瀬智也×宮藤官九郎のタッグで贈る現在放送中のドラマ「俺の家の話」の第9話(3月19日放送)に、ムロツヨシと塚本高史が出演することが分かった。本作は、ピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退、名家の大黒柱として次々と一家に降りかかる困難に立ち向かうホームドラマ。長瀬さんとのドラマ共演は「うぬぼれ刑事」以来、11年ぶりとなるムロさんが今回演じるのは、観山流の分家当主・観山万寿。寿一(長瀬さん)が観山流を継承することに異議を唱え、寿一と真っ向から対立。丁々発止のやり取りでお家騒動を巻き起こす、今回の物語のキーパーソンだ。ムロさんは「少し前になりますが、この作品のとあるシーンのロケをしている現場にたまたま遭遇し、久しぶりに長瀬さん、戸田さん、西田さんにご挨拶させていただき、その時に出たい! 出たい! と話しておりました。今回このように出演させていただき、長瀬さんから『本当に来てくれたんだ』と言ってもらいうれしかったです」と出演を熱望していたと明かし、「この作品を初回の放送から見続けており最後がどうなるか、私自身も本当に楽しみでなりません。そして、長瀬さんと一緒にお芝居させていただいたこと、この作品に参加させていただいたことに感謝しております」とコメント。また、多くの宮藤作品に出演している塚本さんは、今回、三代目葬儀屋・鬼塚として出演。長瀬さんとは「タイガー&ドラゴン」以来、実に16年ぶりの共演だが、長瀬さんとの息の合った芝居は未だ健在。「お会いして一瞬で距離が縮まり、すんなりと現場に入れてうれしかったです。収録の合間、モニターで演技の映像をチェックさせていただいた時も、自分と2ショットで映っている長瀬さんの姿を見て感慨深かったです」と長瀬さんとの再共演を喜ぶ。鬼塚は、シリアスなシーンでの緩衝材であり、物語のスパイスとなる役どころ。「第6話の阿部サダヲさん、第8話の佐藤隆太さんに続き、いよいよ第9話で、最後の象徴的なシーンに関わる三代目葬儀屋・鬼塚として出演致します! 楽しんで観ていただけたらうれしいです」と視聴者へ呼びかけている。第9話あらすじ妹弟が去り、寿三郎(西田敏行)がグループホームへ入所し、観山家に残った寿一は、ひたすら稽古に励んでいた。そこへ、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が突然帰宅。寿一は寿三郎のいるグループホームへと出かける。スーパー世阿弥マシンに扮した寿一をはじめ、慰問に来たさんたまプロレスのレスラーたちを見たお年寄りは歓声を上げる。そして、その中には寿三郎の姿もあり、寿限無は泣き笑うような気持ちでそれを見つめるのだった。一方、寿一と結婚を誓い合ったはずのさくら(戸田恵梨香)は、この2週間ほど観山家には行かなかった。能とプロレスが頭の大部分を占め、手を出してこない寿一に不満を覚えていたのだ。同じ頃、踊介(永山絢斗)は週刊誌の記者からある記事を見せられていた。そこには、グループホームの中庭で運動している寿三郎の姿が…。「俺の家の話」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年03月12日最近はバラエティ番組でも活躍する、ヒップホップユニット・Creepy NutsのDJ松永さん。ここでは松永さんの純度が発揮される、音楽について伺いました。音楽を「好き」っていうことががんばるうえでの動機として一番強いと思うんです。――‘19年、DMC(世界最大のDJ大会)で優勝されました。そもそもグループ活動と並行して、出場しようと思ったワケは?DJ松永:DJの技でスクラッチってあるじゃないですか。みんな当然やるのかと思いきや、実はあれは特殊技能で、なかなかできる人がいないんです。俺はDJをやるために高校2年で学校を中退したんですけど、当時、地元の新潟ではまだDJとかヒップホップカルチャーに理解のある人が少なくて。俺のことを半笑いで見ている友達に、DJって何なのかを瞬間的にわからせるためには、やっぱりスクラッチじゃないと難しいなって思ったんですよね。そのスクラッチの技を競い合う最高峰の大会がDMCだと知ったので、それを志すしかないだろうと。――何度か挑戦したうえでの世界一でしたが、呪縛から解放されるなど気持ちに変化はありましたか。DJ松永:世界一になるまでは、自分が勝ちきれない呪いみたいなのにかかっていたので、ずっとしんどくて。片や相方のR-指定は、MCバトルの日本一を3連覇しているから、そこと自分を比べて疲弊している部分も大きかったんです。MCバトルだと国内大会までしかないから、日本一っていうのが最高峰。それを3連覇だから、これ以上ない成績を残しているわけですよ。自分はDJがうまいことをアイデンティティにしていたので、うまいと腹をくくっていたら落ち込んだり、Rと比べたりすることもなかったと思うんですけど、自分に自信を持ちきれない部分もあって。でも身の丈以上のプライドとか、自分を大きく見積もるクセがあるから、最低でも日本一とか物理的な結果がないと、自意識に殺されてしまう。そのしんどさに24時間さいなまれていたので、それが解けたのはデカいですね。めちゃめちゃラクになりました。――R-指定さんと自分を比べることもなくなりましたか?DJ松永:そうですね。幸か不幸か相方がめちゃめちゃ優秀なやつなので、相方と比べて落ち込むことも多かったんですけど、自分は自分の持ち場でがんばって、Rが仕事で成果を上げることに対しても、100%すばらしいっていう感情だけで生きられるようになりました。世界一を獲らないと、そうならないっていうのも、なかなか厄介だなって思いますけど(笑)。――そんな優秀な相方さんと音楽を作ることに対しては?DJ松永:好きなアーティストはいろいろいますけど、結局、あいつが上げてくるデモが一番楽しみな新譜だったりするので。そう思えるやつと組めているのは、めちゃめちゃ幸せだなって思いますね。俺らは友達の延長で組んだグループで、二人とも楽しく音楽をやろう、みたいな気持ちが大きいんです。楽しむための音楽なのに、途中で義務感とかビジネスになったら、切ないじゃないですか。ちゃんとやっている瞬間が楽しい。そこが一番大事っていうのは、俺とあいつの中で共通しています。――グループを組んだ時から、変わらずずっと楽しいんですね。DJ松永:とくに俺らがやっているみたいな芸事に関しては「楽しい」「好き」みたいなものが、がんばるうえでの動機として一番強いと実感したんです。名声とか何かを得よう、みたいなのは、返りが少なすぎる。バーンと売れても下がることがあるから、不安定なんですよね。だから成果みたいなものを自分のがんばる動機にすると、落ちた時に辞めちゃうと思います。でも、やっている瞬間が最高だったら、落ちたところで「音楽やれているから楽しくない?」みたいな心持ちでいられるし、またがんばれる。そして、がんばったら楽しくなってまた上がれるから。結局、「好き」っていう動機が一番強いって、やればやるほど思います。ミニアルバム『かつて天才だった俺たちへ』が発売中。表題曲のMVは1100万回再生以上。毎週火曜深夜に放送されている『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)も人気。バラエティ番組では『イグナッツ!!』(テレビ朝日系)にレギュラー出演中。ゲスト出演も多数なので、HPをチェック。ディージェイまつなが1990年8月23日生まれ、新潟県出身。中学2年生の時にヒップホップと出合う。2013年、ラッパーのR-指定さんとCreepy Nutsの活動を開始。‘17年、メジャーデビュー。おもな楽曲は「よふかしのうた」「かつて天才だった俺たちへ」など。‘19年、「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」で優勝。世界一のDJとなる。ジャケット¥45,000パンツ¥29,000(共にタクタク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥10,000(スリック/ブライト TEL:03・5843・0411)シューズ¥23,000(トス/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2021年2月24日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・藤井陽子インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年02月20日ヒップホップユニット・Creepy NutsのDJ松永さん。最近はソロでバラエティ番組に出演すること多数。その憎めない、というより愛すべきキャラの魅力を深掘り!「え、俺っすか」みたいな気持ちで毎回新鮮にビックリしています。Creepy Nutsが初めてananに登場したのは‘19年夏。セックス特集号の音楽コーナーだったが、その後DJ松永さんは、世界一のDJを決める大会でチャンピオンとなるなど、あれよあれよと大注目の存在に。最近は、バラエティ番組での活躍が目覚ましい。いい意味で空気を読まない瞬発力あるトークが持ち味だけれど、言葉の端々ににじみ出るひたむきさと人柄の良さ。売れっ子の自覚のないプライベートの話など、じっくりと。――この頃ますますご活躍ですね。年末年始の特番にもたくさん出演されていました。DJ松永:本当にありがたいことですよね。『CD(カウントダウン)TV』で年越しの瞬間を任されたのは、だいぶビックリしましたけど。俺らでいいの?攻めすぎでしょって。あと『さんタク』もビックリしました。共演がさんまさんとジャニーズと俺らって。ああいうところに出るなんて、思ってもみなかったですからね。ヒップホップの活動の延長線上には、本来ないじゃないですか。不思議な気持ちでした。――anan的には、昨年末に放送された『「任意同行」願えますか?』のドッキリ企画が気になりましたが…。テレビや雑誌の事前アンケートと偽って用意されていた3媒体のうち、ananだけやたらと未回答が多かったという。DJ松永:あははははは!いやあれ、おかしいと思ったんですよ。雑誌のアンケートって聞いたことがなかったから。ananは何回か出させてもらっていますけど、事前アンケートとかしたことないし、変だなって思ったんです。――そうだったんですね。現在松永さんの衣装を担当されているスタイリストさんとの出会いもananの撮影だったと思いますし、勝手ながらご縁を感じていたので。DJ松永:そうですよね。あの撮影(昨年夏頃)以前は白いTシャツしか着ないっていう謎の決意を決め込んでいたんですけど、白いTシャツは全部捨てました(笑)。今はすべての格好が、ananの延長線上になっています。――(笑)。最近は一人でテレビに出られることも多いですが、松永さんが求められている理由は何だと思いますか?DJ松永:全然わからないですね。自己分析みたいなのが基本的にあんまり得意じゃないんです。毎回、「え、俺っすか」みたいな気持ちですし、毎回新鮮にビックリしています。――でも、お声掛けいただいたら、積極的に出たい?DJ松永:そうですね。必要としていただけるなら。なかなか願っても出られるようなところではないじゃないですか。一人の限られた人生の中で、こういう機会ってそうないので、トライしてみようかなっていう気持ちです。実際に自分に返ってくるものもたくさんありますし、人生経験にもなる。そもそもヒップホップって音楽に興味のある人にしかリーチできないですけど、テレビだとまったく無関係の人に知ってもらえるから、そういう機会は本当にありがたいですね。――時に失礼にもなりかねない素直な発言が的を射ていておもしろいのですが、“良く見られたい”みたいなことは考えないですか?DJ松永:いーや、それを意識できるほど器用じゃないです。ただ、気にはしているんですよね。「嫌われること言っちゃったかな」とかあとから気にして、わーっと落ち込んだりするんですけど、その都度考えて行動できないので。脊髄反射でしゃべるから。ゆっくり考えて言葉を精査して、配慮しながら角を立てずに…っていうしゃべりが、基本的に苦手なんです。だから、制作側から「こういうスタンスでお願いします」って言われてもマジで無理。できませんって説明します。それぐらい苦手で。興味のない話題の時とか、めちゃめちゃ天井見ています。――以前ラジオで、テレビに出るのは本業じゃないから、出るたびに落ち込むと話していましたが、それは緩和されてきましたか?DJ松永:ちょっとずつ慣れてきましたね。最初は自分に期待しすぎて、うまくできなかった事実を深く考え込んでしまうこともあったけど、やればやるほど結局ミュージシャンなんだなって思うようになったので。ずっと音楽をやりたくて、がんばってきて、音楽で一定の成果が出たからスポットライトがあたるようになって。それで離れた世界の人たちが、おもしろそうだなって拾い上げてくれたんだと思うんです。それに実際にバラエティの現場にお邪魔させていただくと、その現場にいるタレントさんや芸人さんは、その世界で一から積み上げて、切磋琢磨してそこに立っている人たちだから、そもそも太刀打ちしようと思うのがおこがましいわけで。去年の秋ぐらいからかな。そう徐々に切り替え始めたら、収録中に天井を見ることに負い目を感じなくなりました(笑)。――今や売れっ子と認めざるを得ない状況だと思いますが。DJ松永:全然なんですけど。――何か環境は変わりましたか?モテるようになったとか。DJ松永:どうなんですかね。人間関係増えていないですし。テレビの仕事も、カメラが回っていないところで親交を深めるとか基本的にないから。LINE交換してください、みたいなことも全然ないっすね。――以前「好きになった人の全部を好きになる」と言っていたのを聞いたことがありますが、ではどんな人を好きになるのでしょう。DJ松永:俺、好きなタイプって聞かれた時に、ポンと出せる答えがなくていつも困っているんです。自分の経験が豊富なわけじゃないから、こういう人が好きとか苦手とか、蓄積されていないんです。うーん…。かわいらしい人もいいなって思うし、大人っぽい人にもその良さがあるし…。選べないよって。――困らせてしまってすみません。DJ松永:恋愛に関しては、マジ小学生なんですよ。そこから成長していなくて。でもほんとに、好きなタイプって聞かれた時に、答えられるようにしたほうがいいですね。ミニアルバム『かつて天才だった俺たちへ』が発売中。表題曲のMVは1100万回再生以上。毎週火曜深夜に放送されている『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)も人気。バラエティ番組では『イグナッツ!!』(テレビ朝日系)にレギュラー出演中。ゲスト出演も多数なので、HPをチェック。ディージェイまつなが1990年8月23日生まれ、新潟県出身。中学2年生の時にヒップホップと出合う。2013年、ラッパーのR-指定さんとCreepy Nutsの活動を開始。‘17年、メジャーデビュー。おもな楽曲は「よふかしのうた」「かつて天才だった俺たちへ」など。‘19年、「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」で優勝。世界一のDJとなる。ジャケット¥45,000パンツ¥29,000(共にタクタク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥10,000(スリック/ブライト TEL:03・5843・0411)シューズ¥23,000(トス/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2021年2月24日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・藤井陽子インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年02月20日現在、第3話まで放送されている長瀬智也(42)主演の『俺の家の話』(TBS系)。長瀬演じるプロレスラー・観山寿一が能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)を介護するため、リングを離れて実家へ戻ることから始まるホームドラマだ。本作で見どころの一つである、長瀬のプロレスシーンに圧倒される視聴者が急増しているという。「第1話から長瀬さんは、迫力あるプロレス技を披露しています。リングを離れた寿一は、父の介護と能の練習に奮闘。ところが第3話では、金策のために現役時代の所属団体に覆面レスラー『スーパー世阿弥マシン』として復帰しました。ハンドスプリング(跳ね起き)から対戦相手の頭を両脚で挟み込んで投げ飛ばすなど、長瀬さんは難易度の高い技を披露しているのです」(テレビ誌ライター)そんななか注目を集めているのは、「ガンバレ☆プロレス」所属の翔太選手(32)が2月5日に投稿したツイートだ。《これだけは一人でも多くの人に知って欲しい。スーパー世阿弥マシーンのプロレスシーンは全て長瀬さん本人です》本ドラマはDDTプロレスリングの木曽大介レフェリー(43)が監修し、翔太選手もプロレス興行シーンにおいて撮影協力している。現場を知る翔太選手のツイートに、《てっきり吹き替えかと思ってました》《長瀬智也すごいな》など反響が広がっている。■プロレス界も長瀬に熱視線そんななか「NEWSポストセブン」は9日、“ジャニーズ伝説の振付師”であるボビー吉野さん(62才)のインタビュー記事を掲載。吉野さんは「レッスンも長くやっていたし、少年隊のバックダンサーをやっていたぐらいなんで、むしろうまい」などとTOKIOのダンスのスキルを絶賛している。そんなTOKIOのメンバーである長瀬の身体能力の高さは、これまでダンス以外でも注目を浴びてきた。「長瀬さんはスケボーやサッカーも得意で、身体能力が高いことはファンの間では周知のこと。5年前に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で空手対決を行った際は、相手の胸元の位置までジャンプして蹴りを決めていました。ドラマ内でのパフォーマンスにも、衰えを一切感じさせません。共演した蝶野正洋(57)さんも、『プロレス業界から引っ張りだこになると思う』と熱視線です」(テレビ局関係者)本誌は昨年12月上旬、本ドラマの撮影現場をキャッチ。そこにはプロレスのコスチュームをまとい、がっちりとした体格の長瀬が佇んでいた。彼が最もこだわっているのはプロレスのシーンだというが、その熱量はドラマに説得力をもたらしているようだ。「プロレスのシーンは、主に長瀬さんの意向が取り入れられているといいます。『世阿弥マシーン』が能面を着けて登場するのも、ストーリーに添った彼のアイデアなのでしょう。なんでもこなす長瀬さんは『スーパーマンじゃない』と苦笑するそうですが、周囲の期待を大きく超えてくるとも。そんな本作のテーマは介護。脚本を書いた宮藤官九郎さん(50)は、長瀬さんに『長男の悲哀を表現できるはず』と語っていました。等身大で演じる長瀬さんから滲み出る“現実味”や家族を思う気持ちは、視聴者から共感を呼んでいます」(制作関係者)
2021年02月09日主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)がスタートし、プロレスラーの役作りのために3カ月で約12キロ増量したことが話題になっている長瀬智也(42)。3月でジャニーズ事務所を退所する彼の個性的すぎる俳優人生を振り返ります。そこには、老若男女問わず誰をも引き寄せてしまう、唯一無二の魅力がありました――!【’95年7月】ドラマ『カケオチのススメ』家庭教師の彼女(永作博美)を持つ浪人生を演じた。当時16歳。ドラマの制作発表には子犬を抱っこしながら登場。【’96年1月】ドラマ『白線流し』卒業式に学帽の白線とスカーフを川に流す儀式をもとに作られた青春群像劇。連ドラ初主演ドラマで繊細な高校生役を。【’97年7月】ドラマ『D×D』特殊能力を持つ2人の青年が、数々の怪事件を解決していくサスペンスホラー。岡田准一との共演が話題となった。【’98年7月】ドラマ『ラブとエロス』未亡人のカスミ(浅野温子)のかわいい年下彼氏・次郎を熱演。このドラマの影響で年下彼氏が女性の憧れに。【’00年4月】ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』宮藤官九郎と初めてタッグを組んだドラマ。渡辺謙に小雪、窪塚洋介と、錚々たるメンバーのなか主演を務めた。【’05年4月】ドラマ『タイガー&ドラゴン』ヤクザが落語に目覚め、弟子入りして奮闘する物語。岡田准一とW主演。落語ブームの火付け役となった作品。【’05年4月】映画『真夜中の弥次さん喜多さん』しりあがり寿の人気漫画の実写化。歌、ダンス、お色気ありのドタバタ時代劇。中村七之助との共演も話題に。【’06年7月】ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』ヤクザの組長を目指す27歳の真喜男(長瀬)が、ひょんなきっかけで高校生になるというはちゃめちゃコメディ。【’07年10月】ドラマ『歌姫』笑って泣けるラブストーリー。会見では共演の高田純次が得意の適当発言をし大爆笑。豪快な笑顔も長瀬の魅力のひとつ。【’13年1月】ドラマ『泣くな、はらちゃん』漫画の中のキャラクターが現実世界に生きている女性に恋をする物語。ロケ地巡りがはやるほどの人気ぶりだった。【’13年10月】ドラマ『クロコーチ』昭和の未解決事件“三億円事件”を追いかけながら、政治家の弱みを握って恐喝する悪徳刑事役を演じた。【’16年6月】映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』こちらも宮藤官九郎監督・脚本の超絶地獄コメディ。長瀬の演じた鬼は元々人間だったという深いメッセージも。【’17年7月】ドラマ『ごめん、愛してる』韓国で社会現象を起こしたドラマのリメーク。不遇の人生を送っていた男が初めて本気で人を愛するラブストーリー。「長瀬さんは宮藤官九郎さんとの出会いによって、イケメン王道路線からキャラ変し、役者としての幅を広げられましたね」そう語るのは『ジャニーズは努力9割』を著書に持つ、元祖ジャニヲタの霜田明寛氏。「ご本人が『僕はドラマに育ててもらったし、好きなんです』と話されていましたが、実際にずっと連ドラで活躍されていますね。役者を始めたころは『白線流し』で繊細な青年を、『ラブとエロス』では年下彼氏を演じ、王道路線だった長瀬さん。しかし『池袋ウエストゲートパーク』で“素人童貞”を演じ、ジャニーズではなかった“非モテ系”を確立しました。その後、二宮和也さんが童貞役を演じるなど、後輩たちに新しい道を作りました」そんな霜田氏の印象にとくに残っているのは、『泣くな、はらちゃん』だという。「顔芸がすごかったし、そもそも人間の役でもなかった(笑)。ついにここまできたか、と。物語のピュアな代弁者でありながら、色気を出したり消したりできる類まれな魅力の持ち主です」クドカンとの作品についてはこう続ける。「ただ面白いだけじゃない。登場人物の背景が奥深く描かれています。『俺の家の話』はまさに2人の集大成、介護や相続など社会問題を詰め込みながら説教臭くなく、純粋に楽しめます。長瀬さんは後輩から慕われ、年上の人からも好かれてカリスマ性も持っている。今後もその人柄と才能を発揮されるでしょう」「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日2021年1月26日、演歌歌手の松永ひとみさんが亡くなったことが明らかになりました。53歳でした。松永さんは『おんな笠』や『ねぶた風恋歌』などで知られ、美しい歌声で人気を博していました。サンケイスポーツによると、浴室で転倒したことが原因とみられています。関係者によると、松永さんは独身で1人暮らし。連絡が取れないのを心配した親族が今月21日、マンションの管理人と警察の立ち合いのもと、チェーンロックのかかっている玄関から室内に入り、浴室で倒れているところを発見された。検視の結果、頭部に裂傷をともなう脳挫傷の後があり、転倒した際に頭部を強く打って出血多量などで亡くなったとみられる。死亡推定時刻は19日午後2時から午後3時頃。前日18日に所属レコード会社の社員が電話で2月上旬に予定する仕事の打ち合わせをしたときは、元気な様子だったという。サンケイスポーツーより引用ネットからは、松永さんの旅立ちを惜しむ声が上がっています。・53歳って…早すぎます。足が滑ったのか、体調が悪かったのか。残念でなりません。・一人暮らしだと、浴室での転倒は怖いです。ご冥福をお祈りします。・突然のことで驚きました。同じ青森出身の者として応援していました。残念です。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年01月26日長瀬智也主演の新金曜ドラマ「俺の家の話」に関西ジャニーズJr.(なにわ男子)の道枝駿佑が出演することが決定。大先輩、長瀬さんと初共演を果たす。宮藤官九郎が描く本作は、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬さん演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで激しいバトルを繰り広げる。「母になる」で初めて連続ドラマに出演し、「BG~身辺警護人~」や『461個のおべんとう』などに出演している道枝さん。初の宮藤作品となる今回は、長瀬さん演じる観山寿一の甥っ子・長田大州を演じる。母親役は江口のり子、父親役はロバート・秋山竜次と、個性派揃いのメンバーに囲まれることに。長瀬さんについて道枝さんは「最初はワイルドでクールな方だと思ってましたが、クールな一面もありながら、すごく優しい方でした。現場を引っ張っている姿をみて、すごくかっこいいなと思いました。また現場でも優しく話しかけてくださり、その背中を見て自分も勉強していきたいです。演技に関しても、これから吸収できるところは吸収していきたいです」と初共演の印象を明かす。両親役の江口さんと秋山さんについては「お母さん役の江口さんは同じ関西出身なので、話していると関西弁が自然とでてきてすごく会話が弾みましたし、ずっとテレビで観てきた方なのでお会いできて光栄です。接しやすいので本当のお母さんのように自然と演技に入っていけました。お父さん役のロバート秋山さんのネタはよく観ています。自称ラッパー兼ラーメン店経営者の息子役なので、自分もラップを極めて本当の親子のようになりきれればと思います」とコメント。また「家族の1人1人のキャラが本当に際立ったホームドラマで、しかも能楽とプロレスも題材にしており、もう1つ新しいジャンルのドラマが生まれたのではないかと思います」と物語について話し、「金曜よる10時はこのドラマを楽しみに3カ月間、毎日お仕事、学校を頑張っていただければと思います」と視聴者へメッセージを寄せている。金曜ドラマ「俺の家の話」は2021年1月22日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回は15分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年12月29日「ザ!鉄腕!元日!DASH!!」の放送を記念して、「TOKIO」長瀬智也主演のドラマ「泣くな、はらちゃん」と「彼女が死んじゃった。」を本日12月24日(木)正午から「Hulu」「TVer」(日テレTADA含む)で配信開始した。2013年1月に放送された「泣くな、はらちゃん」は、長瀬さんが漫画の主人公・はらちゃんを演じる、岡田惠和脚本のドラマ。安い居酒屋で酒を飲み、クダを巻く男・はらちゃん。それが、はらちゃんの設定。漫画を描いているのは、かまぼこ工場で働く女性・越前さん。日々の生活で溜まった恨み辛みをこめて、日記代わりにこの漫画を描くときが、彼女にとってホッとできる時間だ。しかし、恨み言ばかり言わされて、なんだかモヤモヤしていたはらちゃんは、ある日奇跡が起こり、現実の世界に飛び出した。初めて見る、素晴しい現実の世界に一つ一つ感動しながら、はらちゃんは、一人の女性に恋をする――というストーリー。長瀬さんのほかにも、「MIU404」への出演も話題となった麻生久美子が越前さんを演じるほか、丸山隆平、忽那汐里、賀来賢人、菅田将暉らが出演している。2004年1月放送の「彼女が死んじゃった。」は、原作:一色伸幸/作画:おかざき真里による漫画のドラマ化。たった一晩過ごしただけの嘘みたいに好みの女がなんと死んじゃった!?主人公(長瀬さん)のもとに現れたのは、彼女・ゆかり(木村佳乃)の妹で、人付き合いが苦手な女子大生の玲子(深田恭子)と、自称ゆかりの婚約者で豆知識が豊富な、すし職人・良夫(香川照之)。ゆかりが残した携帯電話のメモリーを頼りに人々を訪ねることになった、おかしな3人組。死の理由を探す旅で、中途半端に生きていた3人は、自分の日々の尊さを知り再生していく。湘南を舞台にコメディタッチで繰り広げられる、切ないけれども笑える新感覚ラブストーリーだ。なお、「Hulu」では全話一挙配信、「TVer」では10日間おきに次話を無料で配信していく。(cinemacafe.net)
2020年12月24日都内のスポーツ施設前に長髪を後ろで束ねた長身の男性が。12月上旬の寒空の下で、たばこをくゆらせていた長瀬智也(42)。顎ひげが伸びワイルドな風貌になっていた。黒のパーカを羽織っていたが、ボトムスはド派手!なんと、パンツの両サイドに青と黄色のヒラヒラとした飾りがついている。彼は’21年1月スタートのドラマ『俺の家の話』(TBS系)でプロレスラーを演じるが、そのコスチュームということのようだ。「同作は長瀬さん演じるプロレスラーが、父親の介護を機に遺産相続バトルを繰り広げるというストーリーです。戸田恵梨香さん(32)や西田敏行さん(73)といった豪華俳優陣が脇を固めます」(ドラマ関係者)ドラマの脚本を務めるのは宮藤官九郎(50)。長瀬とは’00年、宮藤にとって初の連ドラ『池袋ウエストゲートパーク(以下・IWGP)』(TBS系)以降、幾つもの話題作をともに作り上げてきた盟友同士だ。「長瀬さんは来年3月末で約30年所属していたジャニーズ事務所を退所します。一部では、俳優を引退し、裏方に回ると報道されています。つまり、『俺の家の話』は俳優・長瀬智也として“最後のドラマ”になるかもしれないのです」(芸能関係者)これまで何度もタッグを組んできた宮藤と、有終の美をかざりたいということなのだろうか。「昔から宮藤さんは長瀬さんの演技を絶賛して、『僕の伝えたいことをうまく視聴者に伝えてくれる』と言っています。いっぽう長瀬さんも『宮藤さんの作品にはすべて出たい!』と語っていたほど相思相愛なんです。そのような歴史があり、長瀬さんは『ジャニーズ最後の作品は宮藤さんと!』と熱望したため、今回のドラマが実現しました。気合も十分に入っており、近年はツーブロックのイメージが定着していたものの、久々に髪を伸ばしロン毛に。さらには、筋トレと食事によりプロレスラー並みの体格を作り上げ、役作りは完璧です」(前出・ドラマ関係者)宮藤との20年にわたるタッグの集大成ともなる『俺の家の話』。2人は男同士の“熱い約束”を交わしたという。「2人による初めての作品『IWGP』は平均視聴率14.9%と高い数値を記録し、社会現象にまでなりました。2人は『20年越しにIWGPを超えよう!』と誓い合い、さらに結束を固めたようです」(前出・ドラマ関係者)『IWGP』では長髪が印象的だった長瀬。伸ばした髪には2人で初心に戻り、“最後のドラマ”を成功させたいという願いも込められているに違いない。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日長瀬智也・主演×宮藤官九郎・脚本で2021年1月よりスタートする金曜ドラマ「俺の家の話」の放送を記念し、動画配信サービス「Paravi」では長瀬さんと宮藤さんがタッグを組んだTBSの過去ドラマ2作品「池袋ウエストゲートパーク」と「うぬぼれ刑事」を配信。この2作品が配信されるのは今回が初めてとなる。「俺の家の話」で宮藤さんが手掛けるオリジナルストーリーで長瀬さんが演じるのは、“ブリザード寿”というリングネームで活躍するプロレスラーの観山寿一。ピークを過ぎたプロレスラー・寿一が能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込み、介護と遺産相続など家族の問題を解決していくというホームドラマ。長瀬さん扮する主人公・寿一を取り巻く個性的なキャラクターとして、戸田恵梨香、桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、そして西田敏行の出演が決定するなど、その豪華キャスト陣にも期待が高まっている。■20年経ったいまも熱狂的ファン多数「池袋ウエストゲートパーク」2000年4月期に放送された「池袋ウエストゲートパーク」は宮藤さんの連続テレビドラマ脚本デビュー作となる。原作は石田衣良による同名小説で、「I.W.G.P」の愛称でも知られている人気シリーズ。池袋を舞台に、果物屋店番兼トラブルシュータ―である主人公の真島誠(長瀬さん)がストリートギャング・Gボーイズの安藤崇(窪塚洋介)らとともに次々起こる難事件を解決する青春ミステリー。長瀬さん、窪塚さんのほかにも、当時は若手俳優だった加藤あい、山下智久、妻夫木聡、坂口憲二、小雪、佐藤隆太、阿部サダヲら、いまとなっては錚々たる顔ぶれが集結しており、それぞれ人気が急上昇するなどの大ヒットドラマとなった。登場人物それぞれが強烈なキャラクターであると同時に、劇中では斬新でユニークな演出が随所にちりばめられており大きな話題に。伝説の作品として放送から20年たったいまでも熱狂的なファンが多い。なお、連続ドラマから3年後に放送されたスペシャルドラマ「池袋ウエストゲートパークSOUPの回」も合わせて配信する。■生田斗真ら豪華な共演者や長瀬智也のダンスにも注目!「うぬぼれ刑事」2010年7月期に放送された「うぬぼれ刑事」は宮藤さんにとって初めてのオリジナル刑事ドラマの脚本であり、第29回向田邦子賞を受賞した記念すべき作品でもある。長瀬さんが演じたのは、超恋愛体質で捜査に支障をきたすほど惚れっぽく、その惚れてしまう女性はことごとく怪しい容疑者という、理不尽を抱えてしまう刑事。共演者には生田斗真、中島美嘉、荒川良々、要潤、矢作兼(おぎやはぎ)、坂東三津五郎、西田敏行といった超豪華俳優陣。また、長瀬さん演じる“うぬぼれ”が惚れてしまう女性ゲストが毎回豪華なことでも話題を呼んだ。ほかにも、バーで恋愛話に興じるうぬぼれ屋の男5人「うぬぼれ5」の会話や、惚れてしまった犯人の女性に白いスーツで踊りながら近づく長瀬さんのダンスシーンは必見。「俺の家の話」をはじめ、上記2作品にも関わってきたプロデューサー・磯山晶氏は「コロナ自粛の日々、海外のいろいろな配信ドラマを見ましたが、そのたびに『池袋』や『うぬぼれ』も人気配信ドラマに負けないクオリティなので、いつかラインナップに並ばないものだろうか? と思っていました。今回、改めて皆さんに見ていただける機会を得て、大変うれしく思います」とコメント。「私たちの熱いタッグはここから始まりました。宮藤官九郎初めての連続ドラマであり、いまはもう集められないようなスターたちが野放図に集合していた『池袋』、その10年後、宮藤官九郎さん自身が演出した作品で、女優さんたちのキャスティングと慣れないトリックに奮闘した『うぬぼれ』、どちらも自信作です。ぜひ、お楽しみください!!」と熱くアピールしている。「池袋ウエストゲートパーク」(2000)「池袋ウエストゲートパークSOUPの回」(2003)「うぬぼれ刑事」(2010)は12月19日(土)12時~Paraviにて配信開始。金曜ドラマ「俺の家の話」は2021年1月、毎週金曜日22時~TBS系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月13日来年1月放送のTBS新金曜ドラマは、宮藤官九郎脚本のオリジナルストーリー「俺の家の話」を放送することが決定。主演には長瀬智也を迎え、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマを作り上げる。これまでTBSドラマでは、「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」「うぬぼれ刑事」でタッグを組んできた2人。今作で長瀬さんが演じるのは、ブリザード寿というリングネームで活躍する現役プロレスラー・観山寿一。ある日、寿一のもとに父親が危篤との連絡が入った。父・寿三郎は、二十七世観山流宗家にして重要無形文化財「能楽」保持者。人間国宝でもあり、全国に一万人以上の門弟を持っており、寿一はその跡を継ぐと期待されていたのだが、反発して家出、20年以上音信不通に。そして、奇跡的に一命を取り留めた寿三郎は、介護ヘルパーの女性を紹介し、彼女と婚約し遺産も全てこの女性に譲ると宣言。実力と人気に限界を感じていた寿一はプロレスラーを引退し、実家に戻り、寿三郎の介護を手伝うことに。家族と謎のヘルパー女性を巻き込み、介護と遺産相続を巡る激しいバトルが幕を開ける――というストーリー。今回主演を務める長瀬さんは「演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。また宮藤さんは「僕にとっては長瀬くん自体が、連載少年マンガの主人公のような存在です。まだまだ描ける、いくらでも描ける、描きたいと思わせてくれる。落語好きのヤクザ、恋愛体質の刑事、地獄の鬼。どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる」と長瀬さんに絶大なる信頼を寄せている。金曜ドラマ「俺の家の話」は2021年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年10月02日TOKIOの長瀬智也って俺らと同学年らしいよ。90年代中盤、高校のクラスメイトたちとそんな会話をした記憶がある。自分たちは放課後に甘ったるいコーヒー牛乳を飲んでいるのに、同い年の人間がテレビの中で活躍している。10代にして彼は大人の世界ですでに立派に生きているわけだ。しかも見てくれも死ぬ程カッコいい。KinKi Kidsの堂本光一も79年早生まれで同学年らしい。マジか……なんだこの絶望感。思わず「こいつらは俺より先を行っているかもしれません。でも俺より上に行ってるわけじゃない」なんつって漫画『アオイホノオ』の主人公・焔モユルばりに教室の片隅から強がった青い春である。1996年のフジテレビ系ドラマ『白線流し』、1998年の月9ドラマ『Days』(前クールはあの木村拓哉と松たか子の『ラブジェネレーション』が放送されていた)や2000年のTBS系ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』はリアルタイムで見たし、その年の年末にビートたけしや松田龍平と共演した特別ドラマの『3億円事件 20世紀最後の謎』も印象深い。……って、自分でも意外なほどに長瀬作品が好きだったことに気づく。個人的にTOKIOというアイドルグループのメンバー以前に、役者のイメージが強い。○■池井戸潤のベストセラーを映画化そう、歌手活動まで追うほどファンというわけではないが、10代中盤の頃から各時代の俳優・長瀬智也を見続けてきた。自分の世代にとって、そういう同時代を生きた男性俳優は長瀬智也しかいない。だから先日部屋でソロ観賞した2018年の映画『空飛ぶタイヤ』は感慨深い作品だった。公開時に累計180万部を突破の池井戸潤のベストセラーを映画化。『半沢直樹』や『陸王』などが立て続けに高視聴率ドラマとなり、いまや池井戸小説は日本の代表的な大人の娯楽作品として知られている。そこで長瀬が演じるのは、赤松運送という中小企業の二代目社長、赤松徳郎だ。ある日、巨大トレーラーの脱輪事故が起き、幼子の手を引いていた母親が亡くなる。整備不良を疑われた赤松運送は、独自の調査で車両の構造そのものの欠陥に気づき、製造元である財閥系のホープ自動車に再調査を要求。この調査の過程で、大企業の隠蔽体質が明らかとなる。いったい事件か、事故か。果たして、巨大な組織に屈せず、真実の断片を繋ぎ合わせリコール隠しを暴けるのだろうか。池井戸作品が多くの人に読まれるのも、作品内にあらゆる立ち位置の人間が登場して、視聴者は誰かしらに感情移入しやすいからだろう。本作でも、社員の生活を背負う赤松運送の二代目社長(長瀬)、自らの会社に疑念を抱くホープ自動車販売部カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)、グループ会社のホープ銀行本店の営業本部・井崎一亮(高橋一生)という、理由も年収も生活環境も違う異なる立場の男たちが、正義感と自らの保身という現実の板挟みになりながら巨悪に迫り、物語は進んでいく。○■男臭いギラつきと弱さを併せ持つ人物設定「中小企業、舐めんな」赤松が受話器越しにホープ自動車の沢田にそう啖呵を切るシーンがある。例えばフリーの物書きだって、基本的に“中小企業”だと思っている。大きな出版社と仕事をするとき、中小企業を舐めんなよという感覚を捨ててしまったら、簡単に巨大な組織にスポイルされてしまうだろう。……なんだけど、ときにその手の意地は己のクビを締めることになる。赤松もホープ自動車から提示された1億円の補償金を受け取らず、徹底的に戦うことを選ぶが、会社の倒産を覚悟するまで追い詰められる。そんな時、ホープ自動車の上層部に対する小さな怒りが結集して、事態は一気に動くのだ。それはそれぞれの「正義」というより、「違和感」だ。世の中あんたらの思うようにさせてたまるかよという違和感である。そりゃあ、このテーマ、30代40代のおっさんには心のずっと奥の方に沁みるよ。もう酸いも甘いも噛み分けた中年ど真ん中、でもほんのわずかだけ“青さ”も残っている世代。そういう男臭いギラつきと弱さを併せ持つ人物設定がまた長瀬にはよく似合う。思えば、長瀬智也は若い頃から俳優やバラエティタレントとして同姓からの人気も非常に高い異端のアイドルだった。先日、ジャニーズ事務所を来年3月末で退所することを発表したが、もう25年以上に渡り芸能界の第一線で生きてきた長瀬も41歳である。誰だって40前後にほんの少しの満足感と燃え尽き感を抱きながら、「オレこのままでいいのかな」なんつってこれからの生き方を考えるだろう。我々が中年の転職活動をするように、アイドルだって転職していいじゃないかと個人的には思う。刑事でも落語家でも果物屋の息子でもなく、『空飛ぶタイヤ』で運送会社のオヤジを演じる長瀬智也には、円熟とほんの少しの若さの残り香があった。本当に魅力的で恰好いい40男になっていたのだ。今後は裏方への転身報道もあったが、願わくば、45歳、50歳と長瀬智也という役者のこの先も見てみたいものである。
2020年08月01日長瀬智也(41)が来年3月でジャニーズ事務所を退所すると7月22日に発表された。長瀬の今後について、ジャニーズ事務所は公式サイトで「他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」と報告。松岡昌宏(43)は本誌の取材に「今までやってきたものを、クリエーターとしてやっていきたいということは我々に教えてくれました」と明かしている。長瀬はこれまで本誌で、音楽へのこだわりぶりを語ってきた。97年7月、当時18歳の彼はギターをすでに30本以上持っていると告白。「部屋じゅうギターだらけで(笑)」「ボクが好きなのはオールドギターで、1950年代のレスポールという形のギターが好きなんです」とも話していた。その1年後の98年2月にはDEEP PURPLEのメンバーだったリッチー・ブラックモア(75)を「神様」といい、こう続けた。「ギターを弾くことが習慣になってますから、弾かないと次の日に悪いことが起きそうな気がするんです。弾かないでいると指が寂しいので、撮影の合間にもよく指を動かしてるんですよ」また19年10月、編曲家の船山基紀さんはTOKIOが06年にリリースした「宙船」のレコーディング時のエピソードを本誌に明かしている。船山さんが編曲に悩んでいると、長瀬が自分でデモテープを作って持ってきた。長瀬はドラムの8ビートにもこだわりがあり、「長瀬智也は生粋のバンド小僧なんです」と船山さんはコメント。さらに「長瀬くんからは、自分の作品を作っていきたいという強い思いを感じていました」「『ものすごい量の曲のストックがあるんです』とか言っていたなあ」とも船山さんは述べていた。■「ほかの誰かからすれば“間違い”だったとしても…」そんな長瀬とはいえ、“裏方のクリエーター”に回るというのは意外な舵取りのように思えるが――。しかし退所発表後の本誌取材で松岡が「(長瀬は)40歳を超え、自分は自分なりにやりたい道、自分がどこまでやれるのかというチャレンジ、それをやっぱり彼自身の中で突き詰めていきたい、と」と話したように、長瀬は“不惑の決意”をうかがわせていた。たとえば13年11月、彼は本誌でこう語っている。「世の男性が安定に向かう節目の年齢であっても、俺は攻めていきます。挑戦することができないことほど、面白くない生き方はない。仕事もプライベートもガンガン攻めて前に進んでいきます」さらに18年7月には「自分のやってきたことのすべてが、ほかの誰かからすれば“間違い”だったとしても、僕にとっては間違いじゃないと思うから、後悔はない」と信念の強さを示す。そして40歳を目前に控えていた彼は、こう話していた。「僕は僕のままでいたいし、いなきゃいけない。その姿勢がほかの“闘う人たち”に勇気を与えることができたらいいなと思います」その覚悟があれば、前途は明るいはずだ――。
2020年07月25日7月22日、TOKIOの長瀬智也(41)がジャニーズ事務所を退所すると明らかになった。今後が注目される長瀬だが、松岡昌宏(43)が「今までやってきたものを、クリエーターとしてやっていきたいということは我々に教えてくれました」と明かしたように、今後は裏方として制作活動に励んでいくようだ。はたして、長瀬は何を“クリエート”していくのだろうか。日本を代表する編曲家のインタビューにそのヒントがあった。以下、2019年10月17日に掲載したインタビューを再掲する。■自ら『宙船』のデモテープを作成「これまで多くのアーティストと仕事をしてきましたが、TOKIOの長瀬智也とKinKi Kidsの堂本光一の実力には、驚かされました」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(69)だ。中島みゆき(68)の『時代』や沢田研二(72)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩ってきた多くの曲のアレンジを行い、堂本光一(41)主演の舞台『Endless SHOCK』などの舞台音楽も手掛けてきた船山さん。これまで編曲した曲は2,700曲以上を数え、編曲家部門のシングルの総売上げは小室哲哉(61)に次いで日本2位だ。10月10日(2019年)にこれまでの編曲家人生を振り返って、『ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版したばかり。そんな船山さんは、『Endless SHOCK』で製作総指揮を執る堂本光一と、一緒に楽曲を作り上げる過程で、その才能に触れてきた。一方、長瀬智也(41)にもTOKIOの楽曲の編曲を通じて、才能に驚かされてきたという。船山さんはTOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』や『宙船』などの編曲を手掛けている。’03年の『AMBITIOUS JAPAN!』はなかにし礼さん(81)作詞で、筒美京平さん(80)作曲。JR東海とのタイアップ曲で、ヒットが至上命題とされていた。レコーディングはなかにしさんと筒美さんが見守る中で行われた。「メンバーたちからは緊張感がありありと伝わってきました。でも、TOKIOはさすがですね。満足できるレコーディングになりました」結果、曲は大ヒット。今もJR東海を象徴する曲として、多くの人に愛されている。「製作者」としての長瀬の実力の高さに船山さんが驚いたのは、’06年の『宙船』のときだ。中島みゆきがTOKIOに提供したこの曲の「編曲」は船山さんの名前がクレジットされているが、長瀬も大きく関わっていたという。「TOKIOの曲を中島みゆきがやるというので驚いて。どうなるんだろうと思っていた。みゆきからは『あまり私のイメージじゃなくて、TOKIOのイメージでやってほしいんです』、というリクエストがありました」いったいどういう編曲にしようか、と考えていたら……。「長瀬くんが自分でデモテープを作って持って来た。自分でギターを弾いて、(コンピューターの)打ち込みでドラムを入れ、歌も歌って。ちゃんと、TOKIOの色になっていた。“おお、そっか!”と思って。衝撃的でしたね。こんなことまでできるんだと。それまでも、TOKIOの曲をアレンジしていたので、だいたいのことはわかっているとは思っていたんだけど、裏切られましたね。中島みゆきの曲をこんな風に表現するなんて、すごいなぁと思って」「このまま発表しても何の問題ないくらいの完成度だと思った」と船山さんは笑うが、レコード会社や事務所の意向もあって、より派手な曲になるようにアレンジを施した。「といっても、長瀬くんが作ってきたものを元にして、僕はそれをいろいろと膨らませる作業をしただけだよ」レコーディングは、ほとんど長瀬に任せきりの状況だった。「僕は寝ていたようなもん(笑)。この編曲なら、声を張って歌ったほうがいいとか、勘がすごい。単純な8ビートでも、重いとか軽いとか、ドラムで立たせたい音のポイントとか、強いこだわりを持っている。長瀬智也は生粋のバンド小僧なんです」■「ものすごい量の曲のストックがあるんです」その後も、中島みゆき提供の『本日、未熟者』や長渕剛(63)提供の『青春 SEISYuN』などのTOKIOの曲の編曲を船山さんは担当したが、いずれも長瀬が楽曲のイメージの指針となるデモテープを作った。「長瀬くんからは、自分の作品を作っていきたいという強い思いを感じていました。彼自身も、当時から曲を常に作り続けていたみたいです。もう好きでしょうがないわけ。本人も『ものすごい量の曲のストックがあるんです』とか言っていたなあ」その言葉を証明するかのように、長瀬は「製作者」としての才能を発揮していく。かつてTOKIOのシングル曲は、プロの作詞家、作曲家によるものや、アーティストの提供のものが多かった。しかし、近年のシングル曲はすべて、長瀬の作詞・作曲によるものだ。長瀬に引っ張られるように、ほかのメンバーも勉強し、研究する。「長瀬くんはいちばん年下じゃない?だけど、すごくTOKIOの方向性にすごく影響力が強いんだと思う。長瀬がやるから、他のメンバーたちもものすごく勉強する。TOKIOのこだわりは、ライブハウスを経てデビューしたバンドと変わらない」しかし、現在、TOKIOは音楽活動を休止中。’17年、長瀬作詞作曲のシングル『クモ』を最期に楽曲の発表はされていない。「あれほどの才能を発揮できないのは、本当に悲しいことだよ」日本を代表する編曲家が惜しむ長瀬の才能。いつの日かまた、TOKIOの新曲を聴くことができる日がくることを、ファンのみならず、多くの人が待ち望んでいる。(取材:岡野誠)日本を代表する編曲家、船山基紀が惜しんだ音楽の才能。長瀬を含めたTOKIOの新曲という願いは叶わなかったが、今後は別の形でその才能は発揮されていくに違いない。
2020年07月23日ジャニーズ事務所は22日、TOKIOの長瀬智也が来年3月末で退所することを、公式サイトで発表した。城島茂、国分太一、松岡昌宏はジャニーズグループ関連会社「株式会社TOKIO」を設立し、3人で活動を続ける。サイトでは、「2021年4月1日より城島茂・国分太一・松岡昌宏の3名が株式会社TOKIOを設立し、ジャニーズグループ関連会社として運営することとなり、長瀬智也は、ジャニーズ事務所を退所し、個人として別の道を歩むことになりました」と発表。長瀬の退所後については、「少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を作り上げていくことになりました」としている。■ジャニーズ事務所のコメント全文弊社所属アーティストTOKIOの活動についてご報告させていただきます。2021年4月1日より城島茂・国分太一・松岡昌宏の3名が株式会社TOKIOを設立し、ジャニーズグループ関連会社として運営することとなり、長瀬智也は、ジャニーズ事務所を退所し、個人として別の道を歩むことになりました。1994年にCDデビューしてから約26年、バンドとして、俳優として、タレントとして、メンバー個人個人が長所を伸ばし、短所を補い合い、プロフェッショナルとしての意識を強く持ってきたからこそ、老若男女の幅広い世代の方々に愛されるグループとなることができました。長年応援してきてくださっているファンの皆さん、様々なメディアを通してTOKIOを楽しんでくださっている皆さんがいたからこそ、TOKIOを強く、逞しい存在にしていただけたことを、心より感謝申し上げます。TOKIOのメンバーが時間をかけて、それぞれの人生について意見を交わした上で出した大きな決断に対し、弊社としても心から応援できる環境を整えるべく、寄り添って参りました。株式会社TOKIOにつきましては、城島茂が社長として、国分太一と松岡昌宏は副社長として経営にも携わりながら、ジャニーが命名したTOKIOという看板は今後も背負った形で、グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいきます。長瀬智也につきましては、少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を作り上げていくことになりました。ファンの皆さま、関係者の皆さまには突然のご報告になってしまいましたことを大変申し訳なく思っておりますが、TOKIOのメンバーがこれからの人生をかけて挑むチェレンジを温かく見守っていただけるよう、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年07月22日池袋自動車暴走事故から1年。被害者遺族・松永拓也さん(33)の、最愛の妻と娘とのかけがえのない日常は、突然奪われた。遺された夫が、悲しみと苦しみのなかでもがきながら、踏み出せた“一歩”とは――。『起きて「お父さんお仕事お休みがいい~」と何度も言っていた。公園で1h近くずっとぶらんこに乗っていた』真菜(まな・当時31歳)は、莉子(りこ・当時3歳)が生まれた日から1日も欠かさず育児日記をつけていて、これは、事故の起きる3日前の16日の日記です。几帳面な文字とぎっしりの書き込みを見ただけで、彼女の人柄がわかると思います。当時、莉子は、毎日のように、僕に「仕事を休んでほしい」と言っていました。それから、「おかあさんが焼いたパン、公園で一緒に食べようね」。ずっと母親べったりだったのが、やっと3歳ごろから、お父さんっ子になってきてた。ですが、この先も莉子の成長がつづられるはずの日記は、いきなり中断させられました。日記帳の最後に記された『たく(拓也)帰ってきてたくさんあそんだ。』という青いインク文字をいとおしげになぞるようにしながら、松永さんが言う。松永さんは、2019年4月19日に豊島区で起きた「池袋自動車暴走事故」の被害者遺族だ。妻の真菜さんと一人娘の莉子ちゃんの命を、瞬時に奪い去ったあの忌まわしい事故から1年が過ぎた――。壁のカレンダーも、’19年4月のままです。6月にはディズニーランドに行く予定で、3人とも楽しみにしていました。初めて「イッツ・ア・スモールワールド」に乗ったときの、莉子の目のキラキラが忘れられなくて。カレンダーをめくっちゃうと、自分の時だけが進んでしまう気がするんです。2人の時間は止まったままなのに……。かつて一緒に暮らしたこの部屋にいると、扉の陰からひょっこり2人が顔を出すんじゃないかと思ったり、3人の暮らしが夢だったような錯覚に襲われるのがつらすぎて、僕は事故以来、ずっと近所にある実家に身を寄せています。僕自身、自殺も考えた事故当初の時期を経て、この1年間、多くの転機となる出来事がありました。被害者の会への参加、署名活動、ブログやツイッターでの交通事故防止へ向けての発信など。自分でも精神医学などの本で勉強して試みましたが、なにより多くの出会いや支えもあり、ようやく年明けくらいから気持ちをコントロールできつつあります。とはいえ、正直、まだ無理くりですが……。事故防止に向けて、精力的な活動を続けていた松永さんだが、今回のインタビューのなかで印象的だったのは、終始抑制された加害者の飯塚幸三被告(88)への感情だった。率直に「憎しみはありませんか」と尋ねた――。いえ、絶対、ありますよ。人間ですから、それは否定しません。でも、憎しみを抱いている間は、相手だけにとらわれてしまい、それでは自分がしんどいです。それだったら、生前の2人の顔を思い浮かべて、愛と感謝を思っていたほうが心も安定します。苦肉の策ですが、それが僕なりのやり方。そうして憎しみと処罰感情を分けて考えるように、1年をかけてマインドチェンジしていくことができたという感じです。たぶん、真菜も莉子も、生前に僕の怒っているところは見たことがないはず。だから、2人にそんな姿を見せたくないという思いも、正直ありました。実は、事故の朝、こんなことがあったんです。前日の帰宅が遅くて、寝坊していました。そしたら、キッチンで莉子にご飯を食べさせていた真菜がすごい勢いで僕のもとに駆け寄って、おなかの辺りにギュッとしがみついてきたんですよ。「どうしたの!」「ううん、なんでもない」あのときのことを思い出すと不思議な気持ちになりますし、あの重みは生涯忘れません。僕の中に残っている真菜や莉子の温もりや肌の感触が、今、事故防止の活動でも、日々の生活でも、僕が前に進もうとするときに、そっと背中を押してくれるんです。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日妻・真菜さん(まな・当時31歳)と娘・莉子ちゃん(りこ・当時3歳)の命を奪った池袋自動車暴走事故から1年。被害者遺族の夫・松永拓也さん(33)の、初の実名告白160分。松永さんの心の支えは、今でも、肌に残った妻と娘の温もりだという。1年前、“いつも通りの日々”を送るはずだった、あの日の家族の様子を語ってくれた――。事故当日の19日は、いつもどおり、朝7時10分くらいに家を出ました。莉子はそのころ、彼女のブームだった“おしりバイバイ”で見送ってくれました。お昼休みの、スマホを使ってのテレビ電話も、いつもと同じ。あの日、2人は、自宅から10分ほどの南池袋公園にいました。「お父さん、今日は定時?お仕事、がんばってね」「あれ、珍しく今日は自転車なんだ。気をつけて帰るんだよ」「じゃあね」それが、最後の会話となりました。僕のスマホに、突如、警察から、「奥さんと娘さんが交通事故に遭いました」という電話がかかってきたのは、午後2時ごろ。パニックになりながらも電車に飛び乗って、病院に着くと、医師が「即死でした」と。もう、泣き叫ぶしかなかった。対面した2人の遺体には、顔に布がかぶせられていました。まず真菜の顔をめくったらズタズタなんです、もう、傷だらけで。次に莉子を見ようとしたら、看護師さんが、「娘さんは、見ないほうがいいと思います」。親族からも、「将来、莉子ちゃんの顔を思い浮かべるときに、あのかわいい顔を思い出せなくなるよ」。そうか、と思って。莉子は、その後、業者の方から、遺体を修復するエンバーミングに「顔だけで3日かかります」と言われたほどのひどい損傷でした。後日、遺体が自宅に戻ったとき、やっぱり、どうしても最後に莉子に会いたくて、顔の布を0.5ミリだけでも下げようとして、これはダメだとわかりました。あれ以上、動かしてたら、僕の心は一生壊れていたでしょう。松永さんが、1つ年下の真菜さんと出会ったのは、13年夏だった。わが妻ながら、僕は真菜を人間として尊敬していました。人の悪口や愚痴を言うのを聞いたことは一度もありません。結婚当時、僕はまだ若くて、家計的にも豊かではありませんでした家族を幸せにできるか不安で、つい彼女の前で弱音を吐きました。すると、「私も5人きょうだいで、けっして裕福じゃなかったけど、幸せというのは、お金だけじゃないんだよ。私、今、すごい幸せだよ」。そんなやさしくて気丈な真菜を絶対幸せにする、と胸に誓いました。莉子が生まれたのは、16年1月11日でした。出産は、僕も立ち会いました。生まれた瞬間には、2人同時に「かわいい!」で、うれし泣きでしたね。つくづく、あの場にいられてよかったと思うんです。命の重みというか、一つの生命が生まれるというのはこんなに大変で、神秘的なことなんだと知りました。大変ながらも充実した子育ての日々が、ずっと続くものだと信じていました。事故からおよそ1カ月後には職場にも復帰し、事故防止に向けても精力的な活動を続けていた松永さん。今でも、原動力は、天国で見守っている家族の存在だという。年明けに、こんな夢を見ました。少し背の伸びた莉子が、お風呂から1人で出てきたから驚いて、「えっ、莉子ちゃん。1人でお風呂に入れるの?」「そうだよ、すごいでしょ!お父さん」「すごいね!」そう言いながら抱きしめてたら、横から真菜がいつのも笑顔で、「たく!気持ちはわかるんだけど、体が心配だから、お酒は飲みすぎないでね。飲むんだったら、コレにして」と、ポンと炭酸水を手渡されたところで、目が覚めました。最近、苦手なお酒が増えてるのをわかってたんだなぁ、それにしても炭酸水かぁと、ほんとに久しぶりに笑っている自分に気づいて。僕はもう取り戻せないけど、これ以上、ほかの人たちの、かけがえのない日常が失われてほしくない。いつか自分の寿命が尽きたとき、天国で真菜と莉子が出迎えてくれて、僕は1人でも2人でも「命を救うお手伝いができたよ」と報告できたらそれでいいのかなと、そう思うんです。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日池袋自動車暴走事故から1年。被害者遺族・松永拓也さん(33)の、最愛の妻・真菜さん(まな・当時31歳)と娘・莉子ちゃん(りこ・当時3歳)とのかけがえのない日常は、突然奪われた。遺された夫が、悲しみと苦しみのなかでもがきながら、踏み出せた“一歩”とは――。2人のお通夜の日、僕は葬儀場に泊まって、一晩中、真菜と莉子の棺桶を交互に開けていました。真菜の手を握りながら、「真菜。ありがとう、愛してるよ」。莉子のほうに行ったら、大好きだった『ノンタン』の絵本を読み聞かせて、「莉子ちゃん、ありがとうね。お父さん、莉子ちゃん、大好きよ」。告別式でも、供花の間も、もうこれで2人の体にふれられるのは最後とわかってたから、僕は棺桶の蓋を閉められたくなくて、取り乱してしまった。それから花で埋まって少しだけ見えていた真菜と莉子のおでこにキスして……。最後は親族から、「もうそろそろ」と促されて。それで、なんとか喪主の挨拶を終えると、やがて棺桶も閉じられて。それが、2人との本当のお別れでした。事故以来、最初の1週間はほとんど食べられなかったし、眠れなかった。本気で死ぬことも考えました。初めての記者会見は、事故から5日後だった。松永さんは、真菜さんと莉子ちゃんの写真とともにのぞんだ。時には嗚咽を漏らしながら心情を吐露する姿は、日本中に、高齢者ドライバーの運転についての議論を巻き起こした。実況見分後、加害者の飯塚幸三被告(88歳・旧通産省工業技術院元院長)は、8月にも逮捕されるだろうとの大方の予想を裏切り、任意の取調べが続き、世間やマスコミでは“上級国民”なる言葉が話題となる事態に――。ちょうど事故から1カ月が過ぎたころですが、1通の手紙が届きました。「関東交通犯罪遺族の会(あいの会)」代表の小沢さんからで、「どうか1人で悩まないで」という手紙と一緒に、被害者と遺族の道標となる「被害者ノート」も同封されていました。交通事故防止に向けて社会に訴えていこうとしている思いを知り、自分もともに活動したいと、事故後に初めて希望を感じました。この後、松永さんは7月に署名活動を開始。約39万筆の署名を集めて東京地検に提出した。署名活動と同時に、家族ビデオも公開しました。内容は、事故前年のわが家の父の日の様子です。玄関先で、真菜と莉子が僕をサプライズで迎えてくれる、いわば家族の日常。何げない日常がある日突然奪われるのが交通事故なんだと、実際に奪われてしまったんだと、それを伝えたかった。9月には、自転車や血まみれの真菜の衣服など遺品が戻ってきました。あの頑丈な自転車が真っ二つになっているのを目の当たりにしたときはショックでした。いちばんきつかったのは、莉子が使っていたチャイルドシートの足元が割れていたこと。せめて痛みを感じていなければ、と願うしかなかったです。年が明けて20年2月6日、飯塚被告を東京地検が過失運転致死傷罪で在宅起訴。ようやく、あとは裁判の開始を待つところまできた。それを受けての記者会見。「この10カ月、悲しみと苦しみのなかでもがきながら、ようやく一歩が踏み出せます」。そう、松永さんは語った。2人の命が戻らないのはわかっていますが、真実を明らかにしたい。そうでなければ、再発防止のタネに使えないじゃないですか。加害者には命の尊さを知ってほしいし、犯した罪に相応の処罰を受けることが、今後の事故防止にもつながると思います。そのためには、僕も被害者参加制度を使って、公判では自分なりに真実を追求したい。正直、事故から1年たったというのは、遺族の僕にとっては、ただの日付に過ぎない。この先も日々、2人の死と向き合っていくのは変わりません。たとえ裁判が終わっても、あいの会の活動を通じて、交通事故防止に向けて取り組んでいくことも同じです。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日元千葉ロッテで野球解説者の里崎智也氏が5日、都内で行われたスポーツギフティングサービス「Unlim」発表会に出席。ボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太らとのトークセッションの中で、ソフトバンク・王貞治球団会長の16球団構想に言及した。一般財団法人アスリートフラッグ財団はスポーツ文化に寄与することを目的に設立され、アスリートへの「新しい応援のカタチ」をコンセプトに、「Unlim」を運営(ミクシィが管理)。5日からアスリートチームの事前登録を受け付け、19日からのサービス開始を予定している。ファンは「Unlim」を通じて寄付をすると、アスリートチームに応援ポイントを贈ることができ、寄付金額の67%~83%が各チームに支援金として支払われる。本サービスの賛同者としてゲストに招かれた里崎氏は、プロ野球選手のセカンドキャリアについて、「一番の課題は資金面。その中で僕が心掛けてきたのは、現役時代にどこまで貯蓄して資産形成できるかというところ。『プロ野球選手は、そこまでお金に困ってない』という認識が多いと思いますが、高年俸はごく一部の選手だけ」と実情を伝え、「その中でどこまで資産を残しながら、引退後に大学に行き直すのか、新しい事業をやるのかといった時に、プロ野球選手は年俸以外の副収入がほとんどないので、新たな資金を得られるのはセカンドキャリアにおいてもかなりのアドバンテージ」と利点を分析する。また、「球団運営というところで考えると、最近はFAや外国人選手の補強にしても、やはり資金力があるところに勝てないチームが出てきている」と運営側にとっての課題にも触れ、「応援する感じで資金援助をすることによって、資金力が高い球団以上の球団にファンの力で育てることもできる」と持論を展開。さらに、「最近、王貞治さんが16球団構想、プロ野球エクスパンション(球団拡張)の可能性を語られました」と王会長が報道番組『福岡NEWSファイル CUBE』(テレビ西日本)で16球団案を披露したことに触れ、「新しく球団を作っていく上で、やはりいちばん問題なのは人とお金。そういったところで、ファンの方には16球団とかエクスパンションを求めている声もかなり多いと思う。求めている声を上げるだけじゃなくて、自分たちが応援し、それが資金となって可能性が広がる。それが実現できるようにするためには良いシステム。『自分たちが野球界を変えるんだ』という方向性になるのは素晴らしいとは感じます」と私見を述べていた。
2020年02月05日野球解説者の里崎智也氏が25日、人気野球ゲームシリーズの最新作『プロ野球スピリッツ 2019』(PS4・PS Vita/7月18日発売)の初お披露目となる開幕式に出席。イベント後の囲み取材で、「野球選手の妻」について語る場面があった。里崎氏は2014年の現役引退時、2012年に一般女性と結婚していたことを公表している。4年ぶりとなる今作はPS4で初のリリースとなり、プロ野球の「リアル」をさらに追求。「魂を呼び覚ませ。」をキャッチコピーに、選手たちの見た目やフォームはもちろんのこと、思考までをも再現した。この日は、ゲーム中の解説者として新たに起用された里崎智也氏、赤星憲広氏のほか、プロ野球選手の人生を体感できる「スタープレイヤー」モードで“プロスピ彼女”として登場する永尾まりや、市川美織、原あや香が出席した。この“プロスピ彼女”は選手の後押しとなる存在で、ゲーム中の展開によっては、交際したり、結婚したりと関係性が変わるという。このことから、イベント終了後の囲み取材で記者から「3人の中で、野球選手の妻に向いているのは?」という質問が飛ぶと、里崎氏は「好みじゃないですか?」「僕、『向いている』も『向いていない』もないと思うんですよ。本人の好みやと思いますよ。好きな人が好き」と即答し、「僕の好みは、残念ながらいなかったですけど」と和ませる。さらに里崎氏は、「スポーツ選手は、そんなことに影響されたらダメですよ。というぐらいのものを持っておかないと、僕はいけないと思います」と主張。「それ(恋愛の影響)で打てなかったらダメですよね」「調子が悪くなったからといって、結果出せなくて許されることはない」とプロの厳しさを伝え、「ゲームは、どうなっているのか分からないですけど」と補足して笑いを誘っていた。
2019年06月25日「TOKIO」城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が毎回ゲストを迎え、様々なゲームやトークを展開するフジテレビ系「TOKIOカケル」の2月20日(水)今夜放送回に女優の二階堂ふみが出演。大好評「ネコ好き対決」で二階堂さんと長瀬さんのネコ好き勝負が繰り広げられる!沖縄で12歳の時にスカウトされ「ニコラ」モデルに。モデルとして活動するなかで『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』に主演したことで女優としての才能にも熱い注目が集まることに。『ヒミズ』『悪の教典』『地獄でなぜ悪い』『ほとりの朔子』『私の男』など次々と主演、ヒロイン作が公開され、アカデミー賞やブルーリボン賞などの映画賞にも輝き、『オオカミ少女と黒王子』といった“胸キュン”モノや「フランケンシュタインの恋」のようなファンタジックなラブコメなどにも進出。強い個性と親しみやすさを兼ね備えた女優へと成長。昨年も大河「西郷どん」や「この世界の片隅に」『リバーズ・エッジ』『いぬやしき』とバラエティに富んだ作品で多くの観客を魅了した二階堂さん。そんな二階堂さんを迎えてお送りする今夜の本番組は、大好評につき3回目となる「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」をお届け。猫が大好きという二階堂さんと「TOKIO」イチの猫好きの長瀬さん、どっちがより猫好きかの勝負をお楽しみに。お馴染みの企画「23区23時のオンナたち」では葛飾区の女性たちに話を聞く。今夜のゲスト、二階堂さんがGACKTとW主演する映画『翔んで埼玉』は2月22日(金)より全国公開。「パタリロ!」などの魔夜峰央による原作をベースに、埼玉県人が東京都民からひどい迫害を受けていた――埼玉を徹底的にディスる原作の軸はそのまま、“埼玉の対抗組織・千葉”や“高みの見物・神奈川”“秘境・群馬”ほか茨城、栃木など関東一円を巻き込んだストーリーにスケールアップ。二階堂さん、GACKTさんのほか島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、加藤諒、ブラザートム、麻生久美子、中尾彬、武田久美子、竹中直人、京本政樹らが共演する。「TOKIOカケル」は2月20日(水)23時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年02月20日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が13日、都内で行われたユニリーバ『CLEAR』の新CM発表会に登場した。同社では、5年ぶりに大型リニューアルを実施した同商品の新CMを18日より放映する。CMキャラクターに就任した長瀬に、ユニリーバ・ジャパンの中川晋太郎氏は、バレンタインにシャンプーを贈る"バレシャン"を提案。「バレンタインにはあまり縁がない」と恐縮する長瀬は、「シャンプーだと間接的でフランクに渡せる」と同意し、「常識にとらわれず、輝き続けてください」というメッセージを発表した。メッセージの真意を問われた長瀬は「ぶっちゃけ、CMのキャッチフレーズなんですよね。僕自身は常識人だと思ってるんですけど……僕、そんなに非常識に見えますかね?」と苦笑。「でもいいキャッチフレーズですね。僕も常に仕事をしていて、すごく心がけている言葉」と明かす。また、バレンタインの思い出を聞かれた長瀬は「今となってはジャニーズで、チョコレートをもらってたんじゃないかと言われるんですけどね、実際のところ、モテない男だったんすね。気持ち悪いと思われてるんじゃないかな、くらいの」と意外な過去を告白する。「そんな中、1人だけ、チョコレートをくれた同級生がいて、きっとその子も変わり者だったんでしょうね。大人になってから、そういう人が、すごく大事な存在だなと気づかされました」と振り返った。普段のヘアケアについては「男ってそこまで髪の毛のケアについては頑張ることはないと思うし、どちらかと言ったらそういう感じ。普段はキャップ被ったりするんで」と自身について触れつつ、「そろそろ40という年にもなったので、匂い的なものも気になったりするじゃないですか。ケアもしなきゃいけないんじゃないかな」と気にする。「常識を破ってる感覚は全くないんですよね」という長瀬だが、「気にしないで前に突き進んだことが、常識にとらわれず何か新しいものに向かってるというのは、一つの正解なんじゃないかな」と持論を展開。「芝居にしても、いわゆるジャニーズがやるような作品を全くやらないできてしまったことは、考え方によっては常識を破ってしまったのかな。でも、こんな奴が1人くらいいてもいいじゃないですか」と語った。
2019年02月13日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「TOKIOカケル」の11月28日(水)放送回に女優・有村架純がゲスト出演。今回は猫好きな有村さんを迎え「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」第2弾をお送りする。本番組は「TOKIO」の4人が毎回登場するゲストとオリジナルゲームやトークを展開、ゲストの意外な“素顔”を浮き彫りにしていくトークや、様々な新企画も好評だ。今回ゲストで出演する有村さんは『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』で映画初主演、2013年に放送された連続テレビ小説「あまちゃん」で小泉今日子が演じた天野春子の若かりし頃を演じ注目を集めると『映画 ビリギャル』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で月9ヒロインを務め、翌2017年放送の「ひよっこ」ではヒロインに抜擢。さらに『3月のライオン』『ナラタージュ』などもヒットさせるなど若手女優の中でも目を見張る活躍ぶりをみせている。そんな有村さんを迎えて送るのは、大好評につき2回目となる「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」。猫が大好きだという有村さんと、同じく「TOKIO」イチの猫好きである長瀬さんの、どちらがより猫が好きか勝負する。さらにおなじみ「23区23時のオンナたち」では足立区の女性たちに話を聞いていく。放送中の「中学聖日記」も好評のなか、有村さんの映画最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が11月30日(金)より全国公開される。『RAILWAYS』シリーズ最新作となり、「スターマン・この星の恋」でも共演した國村隼と再共演にしてW主演を務める本作。有村さんが夫の故郷・鹿児島で鉄道運転士を目指す奥薗晶を、夫・修平を青木崇高が、晶の義父・節夫を國村さんがそれぞれ演じ、夫が亡くなった晶が連れ子・駿也(歸山竜成)と共に鹿児島の節夫の元で共に暮らすなかで、新しい「家族」を作ろうと必死に前を向いて生きようとする姿を描いていく。有村さんの猫好きぶりも楽しめる「TOKIOカケル」は11月28日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月28日主演の長瀬智也を始め、ディーン・フジオカ、高橋一生ら日本を代表する総勢40名以上の豪華キャストが集った『空飛ぶタイヤ』。そのBlu-ray&DVDが2019年1月9日(水)に発売&レンタル開始となることに併せ、豪華版Blu-ray&DVDに収録される特典映像のダイジェストが公開された。原作は、累計発行部数185万部の池井戸潤による大ベストセラー。長瀬さんほか40名以上の豪華キャストが集結した映画は、動員数140万人を突破する大ヒットとなった。今回届いた映像には、主人公の運送会社社長・赤松役の長瀬さん、ホープ自動車・沢田役のディーンさん、ホープ銀行の井崎・高橋さんが自身の役どころについて語るインタビューや、ほかのキャストたちの撮影の裏側が見れるメイキングなどが収録。長瀬さんが本作を「その時代の誰かに響いてくれていたら嬉しいなと思う」と語る、大ヒット御礼舞台挨拶の模様など各種イベント映像集も収められている。さらに「サザンオールスターズ」による主題歌を使用したスペシャルムービートレーラーや未公開シーン集の一部も公開。本編では語られなかったキャラクターの様子が描かれる未公開シーン集に、どんなシーンが収録されているのかが楽しみな内容となっている。なお、初回限定生産の豪華版には特典映像のほか、特製アウターケース、ブックレット、先着購入特典のオリジナルBIGしおり3種セット(※豪華版のみ対象、なくなり次第終了)が付属する。『空飛ぶタイヤ』Blu-ray&DVDは2019年1月9日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年11月07日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』のBlu-ray&DVD(2019年1月9日発売)の、特典映像ダイジェストが7日、公開された。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。動員数140万人突破という大ヒットとなった同作。公開された映像には、長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生が自身の役どころについて語るインタビューや、他キャストの撮影の裏側が見れるメイキング、長瀬が同作を「その時代の誰かに響いてくれていたら嬉しいなと思う」と語る、大ヒット御礼舞台挨拶の模様など各種イベントの模様が収められている。更に、サザンオールスターズによる主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」を使用したスペシャルムービートレーラーや、未公開シーン集の一部も公開。本編では語られな かったキャラクターの様子は、豪華版Blu-ray&DVDに収録される。「初回限定生産」豪華版には特典映像のほか、外装・封入特典の特製アウターケース、ブックレット、先着購入特典のオリジナルBIGしおり3種セット(※豪華版のみ対象、なくなり次第終了)が付く。
2018年11月07日