映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の完成披露試写会が9日に都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督、エリザベスが登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。7月30日に女優の前田敦子との結婚を発表した勝地。将軍の徳川茂茂役で『銀魂2』に出演した勝地は、岡田に「将生はアクションのいろんなところに繋がってる場面もあるじゃん。俺、そんな出てこないからね」と不満げな様子を見せる。しかし岡田から「将軍、面白かったですよ」と言われ「あ、ほんと?」と満足そうにしていた。さらに福田監督から「勝地さん勝地さん勝地さん勝地さん……」と振られると、左手の薬指につけた指輪を見せ「幸せです」と笑顔に。会場からは「おめでとう〜!」と歓声が飛び交い、出演者陣は「フラッシュがものすごく焚かれております!」と実況した。福田監督から「もう一本は誰がしてるの?」と囃し立てられ、勝地が「アチャーン」と答えたため「言い方!!」と突っ込まれていた。また、オファーについては「年末12月30日くらいにメールきて、『銀魂じゃね?』と思って。『え、マジで? やります』と言って」と振り返る。「そこから”足軽問題”とか調べて……」と、キャラクターの股間が"足軽"と称されていることについて苦笑。「とんでもないものを受けちゃったなという感じではありましたけど、とりあえず体を鍛えることと、足軽問題はどうしようもないので」と役作りについて振り返った。
2018年08月09日dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」から、先日の予告編に続き、新たに「ドラゴン〇ール」風の予告編と、場面写真が公開された。本作は、ギャグ回3篇「眠れないアル篇」「土方禁煙篇」「幾つになっても歯医者は嫌篇」を映像化。先日公開された予告編では、「ENDRECHERI」の主題歌も解禁され大きな話題に。そんな中今回新たに到着したのは、あの超有名アニメ「ドラゴン〇ール」になぞらえた、「銀魂」らしいパロディ感が満載の予告編!本予告に続き、マダオこと長谷川泰三役の立木文彦がナレーションを担当した本映像では、あの名セリフをパロった「オッス!おらマダオ!」からスタート。孫○空やク○○ンが登場するほか、既報通り「銀河鉄道999」のメーテルや鉄郎も出てきたりと、「銀魂」だからできる世界観を実写で再現!また併せて到着した場面写真では、エピソード「眠れないアル」から、銀ちゃん(小栗旬)と神楽(橋本環奈)のパジャマ姿を公開!さらに、沖田総悟(吉沢亮)、土方十四郎(柳楽優弥)のカット。ほかにも、実写ドラマ版オリジナルキャスト、メーテル役の山本美月、鉄郎役の矢本悠馬など、写真から本作の世界観が少し覗けるようだ。dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」は8月18日(土)0時~dTVにて配信(全3話)。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月08日dTVオリジナルドラマ『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん–』(8月18日0時配信)の場面写真及び特別予告編が8日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取る。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は実写邦画No.1ヒットとなり、連動したdTVオリジナルドラマ『銀魂-ミツバ篇-』も制作された。今回も、8月17日に公開される映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』と連動し、dTVオリジナルドラマ版が配信される。今回は原作でも人気の高い3つのギャグ回「眠れないアル篇」「土方禁煙篇」「幾つになっても歯医者は嫌篇」を実写化する。今回公開された予告編は、国民的・世界的に愛されている、あのアニメ『ドラゴン〇ール』風のパロディ予告。聞いたことのあるようなイントロと、マダオこと長谷川泰三役の立木文彦による、某キャラクターに寄せた口調のナレーションに、心躍る映像となっている。映像の最初からクオリティの高い○龍が登場し、孫○空やク○○ン、果てはフリ○ザまでもがこぞって登場、『銀河鉄道999』のメーテル(山本美月)や鉄郎(矢本悠馬)も出てくるなど、『銀魂』ならではの世界観が表れた。ナレーションを担当した立木は、「後にも先にもこのような機会はない!」と語るほどの、気合を入れて収録。某人気キャラクターのように「オッス! おらマダオ!」から始まり、「ぜってー見てくれよな!」とまで、役になりきって言い切った。また場面写真では、「眠れないアル」の1シーンから万事屋の2人(小栗旬、橋本環奈)が珍しいパジャマ姿を披露。吉沢亮演じる沖田総悟が誰かに詰め寄っているシーンや、柳楽優弥演じる土方十四郎が、喫煙場所を探して何やら苛立っているいるシーン、歯医者の台に縛られる銀時役の小栗旬など気になるシーンが満載となっている。(C)空知英秋/集英社(C)2018映画「銀魂2」製作委員会 (C)2018エイベックス通信放送
2018年08月08日小栗旬主演映画『銀魂2掟は破るためにこそある』から、この度、『銀魂』初体験の方へ贈る、見どころたっぷり詰まった特別映像が到着した。原作は、空知英秋による累計発行部数5,500万部以上、「週刊少年ジャンプ」(集英社)が誇る天下無敵の痛快エンターテインメント「銀魂」。福田雄一監督のもと、小栗さんを主演に映画化された前作は、実写邦画No.1の大ヒットを記録した。“お・き・て・や・ぶ・り”で見どころ紹介!先日のメイキング映像など、これまで様々な情報が徐々に解禁され、昨年にも増して日本中からその動向が追われる中、前作の大ヒット記録を超えるべく、『銀魂』未体験の人たちに向けた新たな特別映像が解禁。「お」お金のないぐうたら侍の・銀ちゃんが「き」奇妙キテレツな仲間たちと「て」てんやわんやで働いて「や」闇でうごめく陰謀にまきこまれ「ぶ」ぶーぶー言いながらも戦って「り」理屈ぬきで笑って泣いてアツくなる!タイトルにかけて“お・き・て・や・ぶ・り”と、あいうえお作文で名場面と共に、本作が愛され続ける魅力が紹介されている。続いてさらに、一見さんのために本作をもっと掘り下げ!■舞台はパラレルワールドの江戸末期物語の舞台は、「天人(あまんと)」と呼ばれる異星人の台頭と廃刀令によって、かつて隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどる時代、パラレルワールドの江戸末期。天人がもたらした文明の利器によって町にはビルが立ち並び、空には宇宙船が飛び交う時代劇とSFがごちゃ混ぜになった世界だ。そんな本作の主人公は、ボサボサ銀髪天然パーマの“ぐうたら侍”、小栗さん演じる坂田銀時。銀時は、ひょんなことから出会った廃刀令でさびれた剣術道場の跡取り息子・志村新八(菅田将暉)と、居候の宇宙最強の戦闘種族“夜兎(やと)族”・神楽(橋本環奈)と共に、将軍お膝元の江戸・かぶき町で便利屋“万事屋銀ちゃん”を営んでいる。■“金欠”銀ちゃん、想像の範疇を超えた大事件に遭遇!?今回実写化されるのは、原作漫画・アニメ共に絶大な人気を誇るエピソード「真選組動乱篇」「将軍接待篇」を融合させたハイブリッド作品。金欠で家賃も払えない状況に陥った万事屋。銀時ら3人揃ってバイトへ出向くが、何故かどこに行っても天下の将軍と遭遇してしまい、回避しようとすればするほどピンチを拡大させてしまう。そんな中、彼らの腐れ縁で特殊警察・真選組に異変が…。真選組鬼の副長・土方十四郎(柳楽優弥)に突如、第2の人格=アキバ系オタク“トッシー”が出現!さらには、真選組は内紛劇により、存亡をかけた危機に次第に迫られていく。やがて、それは将軍をも巻き込む陰謀につながり、江戸中をも巻き込むまさかの大騒動に発展してしまうというストーリー。■ココがポイント!『銀魂』最大の魅力と言ってもいいのが、銀時のキャラクター性。いつもダラダラ、鼻くそをほじるような男だが、大切なものを守るため、天人に支配された国を憂い、自ら剣を振るって最前線で戦い敗れた過去を持つ。いまは刀を木刀に変え、のらりくらりと平和な日々を過ごしているが、“真のヒーロー”のオーラを、ここぞというときには全身で放ち、仲間のために一肌脱いで、熱き闘志を燃やす!また、著作権ギリギリの攻めすぎな時事ネタやパロディネタ、思わずどんな人でも笑ってしまう珍事件。ギャグパートから、180度逆走するシリアスパート、そして怒涛のアクションと、誰もが魅了されずにはいられないエンターテイメント要素がてんこ盛り。初めて本作を観る人も、笑いあり、涙あり、アクションありの世界観の虜になること間違いなしだ。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月04日映画『銀魂2掟は破るためにこそある』と同時期に配信されるdTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」から、全篇ギャグなのにカッコいいメインビジュアルと予告編が到着した。今回のオリジナルドラマでは、ギャグ回3篇「眠れないアル篇」「土方禁煙篇」「幾つになっても歯医者は嫌篇」を映像化。しかし、今回到着したビジュアルでは、銀時役の小栗旬、実写ドラマ版へは初参戦となる神楽役の橋本環奈、前回から引き続き出演する土方十四郎役の柳楽優弥、近藤勲役の中村勘九郎、沖田総悟役の吉沢亮とメインキャスト5人がカッコよくキメ、敢えてギャグを感じさせない仕上がりに。また待望の予告編では、福田雄一監督が直接オファーし実現したENDRECHERIの歌う主題歌「one more purple funk... -硬命 katana-」が初解禁。この楽曲と相まってカッコいい予告編かと思いきや、「眠れないアル篇」の映像と思われる神楽のまるでゾンビのような顔や、土方が血まみれになって煙草にありつこうとするシーンなど、よく見るとやはり「銀魂」らしいギャグ感が溢れている。さらに映像では、山本美月演じるメーテルや立木文彦演じる“マダオ”長谷川泰三と、ドラマ版にしか出演しないキャラクターもちらりとお目見え。そして、メーテルと同じく「銀河鉄道999」の登場人物でもある鉄郎役として、矢本悠馬の出演が決定。加えて、山崎退役の戸塚純貴も昨年に引き続き出演。しかし、今回の実写ドラマ版では打って変わってほとんど出番なし。髪型も前作のアフロではなく普通の髪型での出演となっており、一体どこにいるのか、ぜひ本編で見つけてみて。dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」は8月18日(土)0時~dTVにて配信(全3話)。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月30日●新キャストの三浦春馬・窪田正孝は、繊細な演技の2人2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は2018年の2〜3月にかけて撮影され、2年連続の公開となった。三浦春馬、柳楽優弥、勝地涼、夏菜、キムラ緑子など、連日行われた新たな登場キャラクターの発表も盛り上がった同作。さらに続投キャラは「2」を表すピース姿を見せる写真も披露し、同作を盛り上げている。今回はキャスト発表の反響について、福田監督にインタビューした。○演技が繊細な2人――今回初参加の三浦春馬さん(伊東鴨太郎役)、窪田正孝さん(河上万斉役)は、とにかくシリアスな演技をされていたと伺っています。『銀魂』に出るからにはコメディパートも、という希望などはなかったのでしょうか?春馬くんも窪田くんも、自分の演じるキャラクターをわかって撮影に参加してくれていたと思います。2人とも、演技がすごく繊細でしたね。本当に、ちょっとした手・足・顔の動きまで、ものすごく計算立ててくる2人でしたし、原作の研究もかなりしてきているなという印象でした。もともと、役と役者の共通点も感じ取って、お二人に委ねているので、そこは十二分に発揮されていました。――キャスト発表前のシルエットでは、窪田さんがみんなに当てられていましたが、三浦さんはわからなかったようで、「GACKTさんじゃないか?」という説もありました。春馬くんがわからなかったのが意外でしたね。GACKTさん説は、さすがにそんなわけないでしょう! と思いましたけど(笑)。○「殺陣ないから」と安心――キャスト発表では、高杉晋助役の堂本剛さん続投への反響もすごかったです。「やっぱり、すごい反響だな」と思いました。あの存在感、ゾクゾクしますよ。物語のインパクトを受け止められる、剛君じゃないとこの話が成立しないと思いました。去年から彼が突発性難聴を患っていたことや、つらい思いをしているだろうこともわかっていましたが、『銀魂2』は、剛君なしではできないと、最初からずっと思っていました。「今回、殺陣ないから!」と言って安心してもらいました。――前作ではがっつり戦われていましたもんね。前回、完全に騙し討ちでしたから(笑)。がっつりアクションがあったのに、撮影はアクション監督に任せて、僕が寝てしまうという大失態で、そりゃ剛君から水もかけられますよ。●堂本剛の”美脚”は今回も期待○衣装にも変化が――堂本さんとは、それだけ仲の良い関係ということで。20年の付き合いですからね。お互いの家を行き来するような俳優は、剛君だけです。最近は僕がそもそも家にいないんですけど、昔はしょっちゅう来ていましたよ。うちにきて、剛君が「鍋を作りたい」と言って、2人でスーパーに行ったときの注目度がはんぱない(笑)。しかも、鍋つくるのがうまいんですよ! 繊細だから、出汁も昆布と煮干しで取るし、具材もお店みたいにちゃんとパーツパーツに分けてきれいに並べる。「この鍋が、堂本剛くんを象徴している」と思いながら食べていました。――前作では堂本さんの美脚も話題になっていました。今回も、すね毛を剃ってもらいました。だって、それでバレたんでしょう? ライブをやってるときに、ファンの方が「すね毛がない! これは絶対、高杉をやっている」と気づいたそうです(笑)。前回はけっこうブーブー言ってましたけど、今回はもうわかってたんでしょうね(笑)。「ダーフクさん、今回も剃るの?」と、慎ましやかに聞いてくれました。足を出すシーンもがっつりあるから、剃っていただかないと!――ということは、また美脚が話題になるかもしれないですね。高杉ファンの方からすると、着物の襟もはだけてほしいらしいです。原作でもけっこうはだけているんですけど、あのフォルムを作るの、難しいんですよ! 今回、衣装の澤田石(和寛)がおもしろい挑戦をしてくれて、前回と布の素材をすべて変えることになったんです。高杉の着流しもスカジャンの生地になったので、ちょっとはだけさせてみようかと思っても、生地が厚くて全然はだけないんです(笑)。でも、すごいかっこよかったですよ。真選組の衣装も、前回は革だったところが別珍になっていますし、ボタンやラインも変わっています。外で戦うシーンが多かったので、テカテカする部分をおさえめにしようという狙いがあり、非常に馴染みがよくなりました。――たしかに、ビジュアルを見ても、衣装というより普段から着られている服のような印象で。前回、唯一「ここが気になる」と思っていたのが、スタジオと外ロケの衣装の馴染み方の違いだったんです。前回の真選組は中の芝居も多く、違和感は拭えたんですが、今回は荒野を駆け巡るシーンもありますし、外の空気との馴染み感は非常に良くなっています。――前作をふまえての試みが、衣装にも生かされているんですね。すべて良い方に出ています。悔いを残したところがないです。ぜひ期待していただきたいです。■福田雄一 プロフィール1968年生まれ。栃木県出身。90年に旗揚げした劇団ブラボーカンパニーで座長を務める傍ら、フリーの放送作家として数多くの人気バラエティ番組の構成を手掛ける。09年には自身の舞台を映画化した『大洗にも星はふるなり』で監督デビュー。テレビ東京系の深夜のドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(11~16)の大ヒットで人気を不動のものに。2017年には、映画『銀魂』が年間実写邦画ナンバー1を獲得した。18年には、映画『50回目のファーストキス』がヒットしたほか、『聖☆おにいさん』『今日から俺は!!』の実写版ドラマなどが控える。(C)空知英秋/集英社 (C)2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月25日重松清の小説『泣くな赤鬼』を映画化。2019年6月14日(金)より全国ロードショー。重松清の短編を実写化映画『泣くな赤鬼』は、ベストセラー作家の重松清による短編集『せんせい。』に収録されている物語「泣くな赤鬼」を実写化した作品。物語の主人公は、陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導から「赤鬼先生」と呼ばれていたが今では野球への情熱が衰えてしまった、城南工業野球部監督・小渕隆。小渕はある日、かつての教え子・斎藤智之(愛称ゴルゴ)と偶然、病院で再会する。野球の素質はあるものの、途中で挫折してしまったゴルゴだったが、結婚して家庭を築き、立派な大人に成長していた。しかし、そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。あの時、かけてやれなかった言葉、厳しくすることでしか教え子に向き合えなかったあの頃の後悔―。赤鬼は、ゴルゴのために最後に何ができるのか――。今だからわかり分かり合える教師と生徒の、感動の物語を描く。堤真一、柳楽優弥、川栄李奈が出演主人公・赤鬼先生を演じるのは堤真一。『DESTINY 鎌倉ものがたり』や『海街diary』、『銀魂2 掟は破るためにこそある』にも出演。重松清原作の作品はドラマ『とんび』に続いて2作目の出演となる。また、赤鬼先生の元教え子・ゴルゴは、『銀魂』シリーズをはじめ、『響 -HIBIKI-』、『夜明け』などの話題作で存在感を放つ柳楽優弥が、ゴルゴを献身的に支える妻・雪乃は、『センセイ君主』、『人魚の眠る家』、『嘘を愛する女』にも出演した川栄李奈が演じる。また、提真一演じる主人公・小渕隆の妻・小渕陽子役には麻生祐未、柳楽優弥演じるゴルゴの母・斎藤智美役にはキムラ緑子が選ばれた。ゴルゴのライバル和田圭吾役には、映画『泣き虫ピエロの結婚式』の竜星涼が抜擢された。かつてゴルゴと共に甲子園を目指した和田は、ゴルゴとの再会によって感動的なストーリーを繰り広げる予定だ。また、監督は、『キセキ-あの日のソビト-』でヒットを飛ばした兼重淳が務める。主題歌は竹原ピストル「おーい!おーい!!」主題歌は、竹原ピストルの「おーい!おーい!!」。作詞・作曲ともに竹原ピストルが担当した、自身初の映画主題歌の完全書き下ろしとなる。情熱的な歌声と、胸に染み入る歌詞で物語を盛り上げる。ストーリー城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度として叶わぬまま、10年の月日が流れた。今では、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之<愛称ゴルゴ>(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒である。今では、20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。10年という歳月を経て、それぞれの秘めた思いを胸に、ゴルゴにとって最後の試合が行われるのであった―。詳細映画『泣くな赤鬼』公開日:2019年6月14日(金)出演:堤真一、柳楽優弥、川栄李奈、竜星涼、キムラ緑子、麻生祐未原作:重松 清『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」(新潮文庫刊)監督:兼重淳※「汗と涙をふこう☆オリジナルミニタオル」付きムビチケカード(1,400円(税込))は、4⽉19⽇(⾦)~⼀部の劇場を除く全国の上映劇場にて販売。
2018年07月22日「とんび」「流星ワゴン」など多数の著書が映像化されるベストセラー作家・重松清による、“特に教師濃度の高い作品集”とされる短編集「せんせい。」に収録の「泣くな赤鬼」が、堤真一、柳楽優弥、川栄李奈によって映画化されることが明らかとなった。■あらすじ城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度として叶わぬまま、10年の月日が流れた。いまでは、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院で、かつての教え子、斎藤智之こと“愛称・ゴルゴ”(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒だった。いまでは20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。10年という歳月を経て、それぞれの秘めた思いを胸に、ゴルゴにとって最後の試合が行われ…。原作は重松作品史上、最も熱く先生と教え子を描いた短編小説!甲子園出場一歩手前までいきながらも夢叶わず、いまでは「赤鬼先生」と呼ばれる元・城南工業野球部監督・小渕隆と、野球の素質はあるものの挫折して高校を中退、その後結婚して家庭を築くも、現在は末期がんで余命半年と宣告されるゴルゴこと斎藤智之。2人が一緒に過ごしたもの、厳しくすることでしか向き合えなかったあの頃の後悔や、かけてやれなかった言葉など、過ぎてしまったからこそ分かり合える教師と生徒を描いた感動作だ。堤真一&柳楽優弥&川栄李奈、強力な布陣により実写化!主人公・赤鬼先生には、実力とその存在感で作品世界を表現する、日本を代表する俳優・堤 真一。同じく重松氏の原作「とんび」に続くコラボレーションとなり、注目が集まる。赤鬼先生の元教え子で、がんにより余命わずかなゴルゴを演じるのは、『銀魂』『ディストラクション・ベイビーズ』など、個性溢れる存在感と演技力でTV・映画とひっぱりだこの柳楽優弥。さらに、そんなゴルゴを献身的に支え、元ヤンキーの過去を持つという妻・雪乃には、TV・映画と幅広く活躍する若手注目女優・川栄李奈が抜擢された。『キセキ-あの日のソビト-』で大ヒットを打ち出した兼重 淳がメガホンを取る。主人公を演じた堤さんは「本作は、どこか親子にも通じるような、人と人との関わりについて考えさせられる作品です。僕が演じる野球部の監督は、熱気に満ち溢れた現役監督時代の姿と、元生徒と再会したときの疲労感が漂う姿の二面があります。そんな過去と現在の二面性を、決して表面的に作るのではなく、佇まいの違いで表現できればと思っています」と意気込みをあらわにする。柳楽さんは、堤さんとの共演に喜びつつ、「監督とクランクアップまでしっかりと話し合いながら、斎藤智之という役を丁寧に作り上げていきたいと思っています。この原作の素晴らしさをしっかりと伝えられるように頑張ります」とコメント。川栄さんは「雪乃は病に侵される夫を献身的に支え、子どもには弱さを見せない力強い妻であり、母です。夫役の柳楽さんは以前共演したときのお芝居が魅力的で忘れられません。今回また夫婦役で共演できると聞き、柳楽さんがどんな空気感を作ってくれるのか、私もそれを支える奥さんでいられるように頑張りたいと思います」と自身の演じる役について熱く語った。原作・重松清コメントいままで書いてきた「教師と生徒」のお話の中で、特に愛着のある作品です。堤真一さん、柳楽優弥さん、川栄李奈さんたちが、兼重淳監督のタクトで物語にどんな温もりを与えてくれるのか、楽しみにしています。監督・兼重淳コメント堤真一さん、柳楽優弥さん、川栄李奈さんという素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフと共に作品作りができることを、とても光栄に思います。厳しくすることでしか生徒と向き合えなかった「せんせい」と、大人になったかつての教え子の物語を、心を込めて作ります。豪華キャスト、スタッフ、珠玉の小説による期待の実写化に、引き続き注目していて。『泣くな赤鬼』は2019 年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月19日ドラマ『アオイホノオ』で福田組(福田雄一監督)を経験、以降役者として幅が格段に広がったと評判の、柳楽優弥さんに『銀魂2』への思いを話していただきました。前作に続きメガホンをとった福田監督が作る笑いに関して聞いてみると…。「演出が、新しいなぁって思います。ハリウッド映画みたいな、オーバーリアクションな演技をしても違和感がないんだけれど、そこになんか落語のような、日本的なオチがある笑いの取り方をする側面もあって。そのハイブリッド感がとても新鮮です。今まで日本映画ではタブーとされていた演技のシチュエーションアプローチが、福田組だとアリになる。そこで演技ができるのは、とても光栄なことだと思っています。福田組に入る前は、コメディとはほぼ接点がない自分だったのが、今じゃ“面白いって何なんだろう”とか、考え始めるようになって、我ながらびっくり。とはいえ、コメディを演じている自分を見ると、まだまだ“もっとこうできたんじゃないのかなぁ”とか思うので、難しいですけどね」『銀魂2』の制作決定を聞いたときの感想を聞くと、満面の笑みで、「めっちゃ嬉しかったです」と柳楽さん。「しかも僕、今回、1作目に比べてまあまあ出番が増えているので、そこも嬉しかった。ただ土方と、土方なんだけどオタクキャラの“トッシー”という2つの役を演じているので、楽しみなんだけど、同じくらい緊張感がありまして。やったぁ~と浮足立たないで、ちゃんとやろうと気を引き締めました(笑)。僕は上手い演技をしてウケを取れるタイプの役者ではないから、面白いキャラクターを真面目にやるってことしかできない。なので特に、今回はそれに徹しています」ビジュアルがハマることが、実写化映画成功の大きなカギ。マンガ原作の実写映画の成功のカギの一つに、役者のビジュアルがハマるかどうかがある、と柳楽さんは言う。「演出とかももちろんあると思いますが、役者サイドからすると、原作ファンも多い場合、特にビジュアルがハマっていないと厳しいな、と思います。真選組は衣装もカッコいいから、ビシッと似合ってなくちゃいけない。僕も原作モノをいくつかやりましたが、衣装を着たとき、我ながら似合ってると興奮しますし、逆に“これ、ちょっとハマってねぇなぁ”というときは、寄せるなりなんなり、カバーしなきゃいけないなって思いますね。だから、吉沢亮くんとかムカつきますよねぇ、なんでこんなハマってんだよって(笑)。今回は、トッシーの衣装のほうが僕は好きかなぁ。真選組はカッコよすぎちゃって無理(笑)。でもぜひ観てくださる方には、2つのキャラを楽しんでほしいです。そういうの、“ギャップ萌え”っていうんですよね?なので、これは柳楽のギャップ萌え映画だと思って観ていただけると(笑)。あとは、とにかく全員カッコいいので、誰がカッコいいか、女子同士でそんな話をするのも楽しいと思います。僕自身が映画を観に行くとき、“俳優の誰々がカッコいいから観たい”って理由で、作品を選ぶことも多い。なので、そんなノリで気軽に観に来てください」【マイ・ヒット映画】『タイタイニック』超メジャーで出演俳優も物語の展開も信頼できる、ド直球のエンタメ作品が好きという柳楽さん。「世界的大成功映画の規模に圧倒されたいときに観ます(笑)。結構定期的に観てます。このときのディカプリオが最高にカッコよくて…。こういう規模の映画、めっちゃ出たい。誰か出してください(笑)」やぎら・ゆうや俳優。1990年生まれ。映画をメインに、ドラマや舞台で活躍中。9月に時代劇映画『散り椿』、来年は『夜明け』『ザ・ファブル』と、出演映画が目白押し。チェックブルゾン¥30,000シャツ¥29,000Tシャツ¥8,500パンツ¥28,000(以上MYne/SosuTEL:03・5775・7941)ブーツ¥24,000(Dr.martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03・5428・4981)『銀魂2 掟は破るためにこそある』 ’17年、邦画実写映画No.1の人気を誇った作品の第2弾。もちろん監督は1作目に引き続き福田雄一氏。原作マンガの、“真選組動乱篇”と“将軍接待篇”をミックスしたストーリー。8月17日より全国ロードショー。※『anan』2018年7月18日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・澤田石和寛(SEPT)ヘア&メイク・佐鳥麻子(by anan編集部)
2018年07月15日最終興行収入38.4億円、2017年実写邦画No.1を記録する大ヒットを飛ばした小栗旬主演映画『銀魂』の続編『銀魂2掟は破るためにこそある』。この度、ついに待望の本編映像が初公開となる予告映像が到着!銀時役の小栗さんほか、話題の超豪華キャストたちが登場している。特報映像はすでに公開されているものの、ムービングロゴ風の内容となっており、映画本編の映像露出は今回が初。金欠中の銀ちゃんら「万事屋」メンバーのシーンから始まり、「真選組動乱篇」の映像として、土方ら「真選組」のアクションシーンや、“銀時vs万斉”の戦いも一部公開!このダイナミックなアクションシーンは、実はそれぞれ別のアクション監督が担当しており、真選組メンバーを演じた伊東役の三浦春馬、土方役の柳楽優弥、沖田役の吉沢亮が魅せる刀さばきは、それぞれのイメージに合った伝統的な殺陣をメインに。一方、窪田正孝演じる人斬り万斉と小栗さん演じる銀時との死闘シーンでは、回転が非常に多い、まるで“舞”のようなアクションとなっている。また、かっこいいアクションシーンだけでなく、「銀魂」らしい“笑い”の映像ももちろん登場!柳楽さん演じる土方が、“第2の人格=アキバ系オタクのトッシー”に変貌した姿は、思わずくすりと笑わずにはいられない。さらに、今作から参加の新キャストたちのキャラクタービジュアルは、解禁と同時にそのクオリティの高さが話題となっていたが、そんな彼らの“動く姿”も公開!研究を重ねたその動きは必見だ。ほかにも、鉄橋の爆破やカーチェイス、神楽の鼻ほじなどの映像が続々。銀時、新八、そして神楽までが「真選組」の隊服に身を包んだ凛々しき姿が…。最初から最後まで一瞬たりとも見逃せない、またもう一度…と繰り返し見たくなる予告編となっている。なお本映像では、「back number」が書き下ろした主題歌「大不正解」も音源解禁されている。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月13日俳優の小栗旬が主演を務める映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)のTwitter特番が、16日に配信される。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。『銀魂2 掟は破るためにこそある』大江戸バス巡業篇 Twitter LIVE特番(16日15:40~16:40)には、小栗、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、福田雄一が登場。豪華キャストたちと福田監督が東京都某所をバスに乗って大移動し、視聴者からの質問に答え、共演者への突撃生電話や、豪華プレゼントが当たる生配信ならではの企画も盛りだくさんとなる。また、撮影秘話だけでなく新映像の解禁や、現在鋭意制作中の本編に関する新証言も飛び出す可能性がある。配信は、映画『銀魂』公式Twitterアカウントにて行われる。
2018年07月12日俳優の原田龍二と女優の柳ゆり菜が出演する大麦若葉の新CMが、9日から全国放送をスタートした。CMはそれぞれ出演するバージョンがあり、2人はジョッキ片手に山本漢方製薬の「ヤマカン」が“大胆”にプリントされた水着姿で登場。原田は、「青汁なんて無理~」と拒む若い女の子を前に「飲めばわかる!」と迫り、柳は、「どうせ青汁ってマズいんじゃないの?」と疑う男性陣に「黙って飲まんかいっ!」と一喝する。キャンペーンサイトではインタビュー動画が公開中。原田は撮影がタイで行われたことに触れ、「国境を越えて1つになった」「ここで仕事してるのがすごく気持ちいい」と感想を述べ、柳も「原田さんのおっしゃる通り、気持ちの良い撮影でしたね。チームワークがすごく良くて」と同意。また、水着の感想を求められた柳は、「私は着てみて想像よりもかわいくて、『あっ、結構イケる!』って思いました。最初はスタッフさんが着てる写真だけ見せてもらったので。実際着てみると、全然かわいいな~って思って。抵抗なく着させていただきました!」とお気に入りの様子だった。自身のツイッターでも、「このCMに関わって下さった方々皆さん本当に素敵な人ばかり。。沢山の人にこのCMとヤマカンの青汁が広がりますように」と告知していた柳。「ダサ面白くてイイ」「素敵な水着(笑)」「素晴らし過ぎるサービスショット」などの声が寄せられている。
2018年07月10日幅広い世代から長年愛されているブロードウェイ・ミュージカル『ピーターパン』。38年目を迎えた今回は、昨年に引き続き藤田俊太郎が演出を手がけ、弱冠14歳の吉柳咲良もピーターパン役を続投する。また新キャストとしてフック船長&ダーリング氏役にISSA、ウェンディ役に河西智美を抜擢。マスコミ向けに行われた製作発表には、タイガー・リリー役の莉奈、ダーリング夫人役の入江加奈子、ライザ役の久保田磨希を加えた全7人が登壇した。会見の冒頭を飾ったのは、ピーターパンがウェンディたちとネバーランドへと飛び立つ、作品を代表するナンバー『アイムフライング』。役の衣裳に身を包んだ吉柳が颯爽と登場すると、会場は一気に『ピーターパン』の世界に。伸びやかで透明感のある、そして元気いっぱいな歌声を披露してくれた。その後は演出の藤田、さらにそれぞれの衣裳をまとったキャストが登場。作品への抱負を語った。2度目の演出となる藤田だが、「新鮮な気持ちで、新作のつもりで挑戦しています」と述べ、さらに「世界中で上演されている『ピーターパン』の歴史の中でも、きちんとした1ページを刻める、そんな作品をお客さまに届けたいです」と続け、世界レベルという大きな目標を掲げた。ピーターパン役の吉柳は、「去年とはまた違うプレッシャー、座長の重みを感じています…」と神妙な面持ち。だが「たくさんレッスンを重ねてきて、去年に比べ、技術面や台詞の読み解き方も大きく変わってきたと思います。藤田さんの言う“永遠に子供のままだけど成長しているピーターパン”というのを、この1年で成長した私の姿を通してお見せしたいです!」と、頼もしい言葉も聞かせてくれた。近年俳優としても高い評価を受けているISSAは、「皆さんの思っている以上を返すのが自分の役目」と初のフック船長役に気合い十分。さらに吉柳について「とにかく頑張り屋さん」と切り出し、「責任感がすごく強いので、みんなをちゃんと頼れるよう、僕らがフォローしていければ」と頼れる兄貴の一面を覗かせた。すると吉柳の目にはいっぱいの涙が。「本当にありがたいです」と声を震わせ、カンパニーの結束の強さをうかがわせた。ライザ目線での物語展開、セットを簡潔にしてアクティングスペースを広く、飛び出す絵本ならぬ飛び出す舞台になど、新たな趣向も盛りだくさん。大人も子供も楽しめる、世界レベルのミュージカルで、夏の思い出の1ページを彩ってみては?公演は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年07月09日俳優の小栗旬が主演を務めるdTVオリジナルドラマ『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん-』(8月18日配信)に、声優の立木文彦が出演することが9日、明らかになった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取る。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は実写邦画No.1ヒットとなり、連動したdTVオリジナルドラマ『銀魂-ミツバ篇-』も制作された。今回も、8月17日に公開される映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』と連動し、dTVオリジナルドラマ版が配信される。今回は原作でも人気の高い3つのギャグ回を実写化。眠れないループに入った神楽(橋本環奈)が「眠れないアル」を連呼しながら、銀時を巻き込んでなんとかして眠る方法を模索する「眠れないアル篇」、禁煙ブームのあおりを受け全面禁煙となった世界で、土方(柳楽優弥)が煙草を吸うために遠い宇宙に冒険の旅に出る「土方禁煙篇」、銀時と土方が大嫌いな歯医者で地獄の体験をする「幾つになっても歯医者は嫌篇」の3篇で構成された。ドラマ版のみの出演キャラクターとして、原作でも人気を集める“まるでダメなおっさん=マダオ”こと長谷川泰三が満を持して登場。何をやってもうまくいかないキャラクターではあるものの、かつては幕府の要職も務めたこともある謎の多い人物だ。アニメシリーズでも同キャラクターの声優を務め、数々のバラエティ番組でもナレーションを務める立木文彦が役者として出演。小栗旬扮する銀時や、柳楽優弥演じる土方と共演する。今回、立木が演じるマダオのキャラクタービジュアルも初公開。役者としての演技経験がほとんどなかった立木は、ビジュアル撮影開始時こそ演技に照れるシーンもあったが、撮影終盤にはマダオになりきって“ダメさ”がいい感じに滲み出し、哀愁を漂わせるビジュアルが仕上がった。同作には他、映画『銀魂2』にも出演する松平片栗虎役の堤真一、沖田総悟役の吉沢亮、近藤勲役の中村勘九郎らが出演する。○立木文彦 コメントもともと実写版『銀魂』の予告編のナレーションを去年やっていたので、今回のオファーを頂いた時に「あれ、もしかして……?(今年もナレーションかな?)」と思いました。でも福田監督からお声があったということで、ビックリしました! 今回、映像として、声だけじゃなく出演しましたが、自分なりの今やれることの精一杯のことは、かなりやったつもりではいますので、長谷川泰三(=マダオ)を、愛をもって見守っていてください!
2018年07月09日「dTV」で配信されるオリジナルドラマ「銀魂2」の正式タイトルが、このほど「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」に決定。本作では、原作屈指の人気を誇る渾身の“ギャグ”エピソード3篇をドラマ化し、またアニメ版で声優を務める立木文彦、映画に出演する堤真一も本ドラマに出演することが明らかになった。小栗旬主演の映画『銀魂2掟は破るためにこそある』が、来月8月に公開。前作『銀魂』公開時には、連動して「dTV」にてオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」が制作されたが、今回ドラマも映画同様に続編を制作。小栗さんをはじめ、前作ドラマのキャストが続投するほか、新たに神楽役の橋本環奈が出演することがすでに発表されている。原作ファンから熱い支持! ギャグ回3篇をガチで映像化昨年は、「銀魂」屈指の泣けるエピソードと名高いミツバ篇を映像化したが、今回はギャグ一辺倒!原作でも人気の高い3つのエピソードを映像化する。まず、眠れないループに入った神楽が「眠れないアル」を連呼しながら、銀時(小栗さん)を巻き込みなんとかして眠る方法を模索する「眠れないアル篇」。ブームのあおりを受け全面禁煙となった世界で、土方(柳楽優弥)が煙草を吸うために遠い宇宙に冒険の旅に出る「土方禁煙篇」。そして、銀時と土方が大嫌いな歯医者で地獄の体験をする「幾つになっても歯医者は嫌篇」の3篇で構成される。声優・立木文彦、堤真一も参戦!ドラマ版のみの出演キャラクターとして、“マダオ”こと長谷川泰三が登場!マダオは“まるでダメなおっさん”の頭字語で、何をやってもうまくいかないキャラクターではあるものの、かつては幕府の要職も務めたこともある謎の多い人物。そんな原作でも人気のキャラを演じるのは、アニメシリーズでも同キャラクターの声を担当する声優・立木文彦。「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの碇ゲンドウ役や、様々な番組のナレーションなども担当するベテラン声優の立木さんが、今回ドラマにまさか出演決定!立木さんは「もともと実写版『銀魂』の予告編のナレーションを去年やっていたので、今回のオファーを頂いた時に『あれ、もしかして…?(今年もナレーションかな?)』と思いました。でも福田監督からお声があったということで、ビックリしました!」とふり返り、「自分なりの今やれることの精一杯のことは、かなりやったつもりではいますので、長谷川泰三(=マダオ)を、愛をもって見守っていてください!」とメッセージを寄せている。さらに、映画版で“松平片栗虎役”を演じる堤真一も参加決定。ドラマ版でも全編にわたって重要なポジションで出演しているという。いまからでも間に合う! 「銀魂」シリーズ総ざらいのチャンスなお、「dTV」では2017年に公開の映画『銀魂』を、8月20日(月)から2019年2月19日(火)までの6か月間、見放題で配信!さらに、dTV歴代No.1の視聴数を獲得し、配信ドラマとして驚異の大ヒットを記録した「銀魂-ミツバ篇-」に加え、アニメシリーズ(第1話~第316話)やムービーコミックも配信中だ。dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」は8月18日(土)0時~dTVにて配信(全3話)。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月09日是枝裕和監督の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭に出品され、当時14歳だった柳楽優弥が史上最年少の男優賞を受賞したのが2004年。城桧吏(じょう・かいり)はそのときまだ、生まれてもいなかった。それから14年。是枝監督の最新作『万引き家族』が同じカンヌで今度は最高賞のパルムドールを獲得した。同作で一家の長男、生活費を補うために万引きをする祥太を演じた城桧吏に対し、国内外から絶賛の声が集まると共に、『誰も知らない』の柳楽さんを彷彿とさせるという声も聞こえてくる。本人に聞いてみると「言われます(笑)。すごく嬉しいです」とニッコリ。「いつか、共演したいです。頑張ります!」と力強くうなずく。だが、この12歳の少年、既に唯一無二の存在になりうるポテンシャルを持っている。これからさらなる注目を浴びることは必至! そんな城桧吏を徹底解剖!――『万引き家族』がついに公開を迎え、2週連続で週末興行ランキング1位というヒットスタートを切りました。まわりの人の反応は?みんなに「観たよ」と言われます。1年生の子に「TVに出てる人でしょ?」って通学路で言われたり、友達からも「観たよ」とか「面白かったよ」、「感動したよ」とか言われます。仲のいい友達が2人「泣いた」って言ってくれました。――学校の先生からはなにか言われますか?「疲れてない?」って(笑)。担任の先生はすごく優しいんです。――特に自分が出演しているシーンで「ここ見て!」と言いたいところは?釣りのシーンでルアーの説明をするところかな? すごく長いけど、アドリブなんです。釣りに詳しいスタッフさんがいて、監督とも相談しながら「こんな感じでいこうか」というのだけ決めて、それを僕が自分でまとめてああやって話したんです。――完成した映画を観て、どうでしたか?自分が出てるシーンはやっぱり、スクリーンに自分が映っているのがちょっと不思議な感じで…え? 僕ってこんな顔するんだ? って(笑)。普通の顔をして、普通に話しているつもりでいたので。でも面白かったです!――自分で見ながら感動したシーンは?やっぱり、ラストのリリーさんとのシーンかな? グッときちゃいました。あのシーンは撮影でも最後の方で、演じている時も泣きそうになりました。でも、祥太としては泣いちゃいけないので、すごくこらえてました(笑)。――パルムドール受賞後、取材される機会が一気に増えたと思いますが、慣れましたか?ちょっとは慣れたのかな…? でも、しゃべるのは苦手なんです(苦笑)。――カンヌのレッドカーペットはどうでした?緊張しました! 僕、いつもすぐ転ぶんで、転ばないようにって気をつけながら…。――手足が同時に出たりは…。前に学校のリレーのとき、緊張して手足が同時に出ちゃったことがあったけど、今回はなんとかそうはならないで歩けました(笑)。――カンヌでは自分用に何かおみやげは買いましたか?映画祭限定のノートを買いました。あとはペンと金でできたトランプ。――金のトランプ? 折れ曲がったりしたらと思うと、使うのが怖いかも…。でも、すぐに使っちゃいました。――弟さんがいるんですよね?おみやげは?います。弟には必要ないですよ~(笑)。――お兄ちゃんがフランスに行って、すごいことになってることはわかってそうですか?「どこ行くの?」とは聞かれました。だから「おふらんすだよ~」って(笑)。いまは、映画のCMが流れたり、家族の誰かがTVで出ていたりすると「あっ『万引き家族』、『万引き家族』って言ってますね(笑)。――撮影は昨年の冬でしたよね? その頃と比べると身長は…?5センチ弱くらい伸びたかな?いまはだいたい147センチくらいです。上履きのサイズも23センチから24センチになりました。――147センチだとクラスでは…真ん中くらいです。でも、最近、一気に2人に抜かれちゃって。でも中学生になったら、もっとグングン伸びると思います!――映画の中の祥太と比べると、確かにいまの方がずっと大人っぽいです。でも、祥太の方が僕よりも大人びてるなと思います。リリーさんや監督も「精神年齢は祥太の方が上かな」って(笑)。――お父さんやお母さんからはなんて言われますか?「(妹役を演じた佐々木)みゆちゃんと同い年くらい」って。僕が年齢より幼くて、みゆちゃんは大人っぽいから、ちょうど同じくらいなんじゃないの?って。――改めて、この映画がパルムドールを受賞して、桧吏くんの人生は変わりましたか?うーん、そうですね。この映画でカンヌに行って、パルムドールを獲ってなかったら、海外の人に「城桧吏」という名前は知ってもらえなかったと思うし。――世界中の観客や映画監督があなたの存在を認識しています!いやぁ、どうなんでしょう…? でも普通の生活のほうが落ち着きますね。「あ、桧吏だ」って指差されるよりも、普通に学校に通って、生活してというほうが。気を遣われるのもイヤだし…。――大人です(笑)! これまでもスタメンKiDSの一員として活動してきましたが、周りはみんな知ってたんですか? 「あ、城桧吏くんだ」と言われたりすることは?あんまりなかったですね。ライブ中にたまたま、同じクラスの子が通りかかって「あ、桧吏だ!」ってなったことはありましたけど。いまはみんな、知ってますけど。――ちなみに「城桧吏という名前は本名なんですよね?はい。――結構、変わった名前ですよね?そうですか? でも、同じクラスにもう一人、「かいり」という名前の子がいます。――名前の由来は聞いたことありますか?「かいり」という音の響きがかわいいと思ったみたいです。――現在、スタメンKiDSの活動と俳優の仕事を両方やっていますが、いまの時点で将来の夢は?やっぱり俳優ですね。この映画に出て、その思いが強くなりました。これまでも「楽しいな」と思いながら演技の仕事をしてましたけど。もちろん、普段の生活で万引きすることなんてないし、ワイヤー使ってアクションして飛んだりとか、日常でなかなかできないことがいっぱいできるので。――好きな映画やドラマは?最近、放送が終わっちゃったけど、ドラマの「コンフィデンスマンJP」は好きで見てました。今度、映画になると聞いたんで、絶対見に行きたいです。あとは『GANTZ』かな?――実写版の?はい。あと3DCGアニメの『GANTZ:O』も好きです。もともと、お父さんがDVDを持ってて、僕はねぎ星人とか田中星人が怖いし、足がちぎれたり、血が飛んで怖かったんですけど、だんだん面白くなってきて。最初は「これ、本当にあった話なのかな?」とか思ってたんですけど(笑)。――画面の中ですごいことが起きてるなと(笑)?最近は、どうやって撮ってるのかな? と考えたりしながら見てます。『進撃の巨人』も好きです。アニメも実写も好きなんですけど、今回の『万引き家族』の現場に『進撃の巨人』に参加していたスタッフさんがいて、いろいろ話を聞きました!――また是枝監督の作品に出ている姿も見たいです。そういえば、是枝監督の『誰も知らない』は見ましたか?見ました!――あの作品でカンヌで男優賞を獲った柳楽優弥さんと桧吏くんがよく似ているという話を聞きますが、周りから言われることは?言われます(笑)。すごく嬉しいです。――柳楽さんは事務所の先輩ですね。直接、お会いしたことはないんですけど、いつか共演したいです。頑張ります!――好きなミュージシャンは?最近よく聞いてるのが米津玄師さん。「砂の惑星」とか「灰色と青」、「LOSER」とか好きですね。――学校の教科で好きなのは?体育かな?――短距離走が得意だとか?でも、サッカー部のみんながすごく速くて…。――趣味は?いま、ペンまわしを練習中です!――ゲームも好きだと聞きました。ゲームはどんなのをやるんですか? 携帯ゲームとか?いや、携帯ではゲームはしないです。Nintendo Switchで「スプラトゥーン」や「進撃の巨人」をやってます。――自分用のスマホは持ってるんですか?今年の5月くらいから持ってます! ずっとほしかったんです。――お父さん、お母さんに「ほしい」ってずっと言い続けて?ずっと「待ちなさい」って言われてて、やっと最近、持たせてもらえました(笑)。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年07月08日「週刊少年ジャンプ」が誇る大人気コミックを福田雄一監督&小栗旬主演で映画化し、昨年度の実写邦画No.1に輝く大ヒット作となった『銀魂』。その熱い支持を受け、前作からわずか1年後の今夏に公開されるのが、待望の続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』だ。劇場公開に向けて現在も鋭意製作中の『銀魂2』だが、クランクインから1か月以上が過ぎた去る3月下旬、マスコミに向けて撮影現場が公開されることに。都内の映画スタジオで行われていた撮影の模様を見学することができた。『銀魂』シリーズの舞台は、宇宙からやって来た天人(あまんと)が台頭するパラレルワールドの江戸時代末期。かつて隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどる中、侍魂を堅持し続ける主人公・坂田銀時(小栗旬)、彼と共に何でも屋“万事屋銀ちゃん”を営む志村新八(菅田将暉)と神楽(橋本環奈)らが、様々な事件に遭遇していく。『銀魂2』では、金欠に陥り家賃も払えない万事屋の面々がバイトを始めることに。一方その頃、江戸の治安を守る特殊警察・真選組内では内紛が勃発し、真選組始まって以来の危機が起こる。さらに、事態は将軍を巻き込む大騒動へと発展。いざというときこそ頼れる“真のヒーロー”、銀時はどう立ち向かうのか…。前作のクランクイン当日に、「早くもキャストやスタッフから続編製作を熱望する声が出ていた」と明かすのは松橋真三プロデューサー。「映画を超え、もはや1つのカルチャーを作っている感覚」とも言い、続編に対する手応えを示す。そんな松橋プロデューサーをはじめ、撮影を目にする者たちは日々「死ぬほど笑わせてもらっている」とも。怒涛のアクションと熱い友情ドラマに、てんこ盛りの笑いをのせた『銀魂』らしさは続編でも健在のようだ。お披露目されたのは、「死ぬほど笑わせてもらっている」との言葉を実感できるシーン。もはやおなじみとなった万事屋のセットに、銀時、新八、神楽の3人がいる。並んで座る3人の正面に目を向けると、真選組副長・土方十四郎(柳楽優弥)の姿が。しかし、その姿はいつもの切れ者然とした土方ではなく、漫画やアニメをこよなく愛する“トッシー”だ。彼が変貌を遂げた詳細は本編にて…だが、いわゆるオタクキャラと化した柳楽さんの大熱演には小栗さんらも茫然。銀時に向かって「坂田氏~」と呼び掛けたり、語尾に「ござる」をつけたり、グラビアカメラマンのように神楽の写真撮影をおもむろに始めたり。リハーサルから本番までテンションMAXの柳楽さんと、笑いをこらえるのに必死の小栗さん、菅田さん、橋本さん。ついには、菅田さんが吹き出してしまう姿や小栗さんが柳楽さんの後頭部をはたくツッコミのアドリブも見られた。オタクキャラのトッシーとして、台本にはないアドリブを次々と繰り出し、そのたびに小栗さんらの口元をひくつかせる柳楽さん。実は一連の撮影が始まる前、スタジオの外には台詞の読み合わせをする福田監督と柳楽さんの姿があった。ひたすら楽しげな撮影の裏には、1つ1つの台詞の発し方や手足の動きにまで気を払う監督とキャストの繊細な尽力が。それは「面白過ぎて笑いが止まらなくなる!」「強烈過ぎる!」「すごいよ!」と、口々に柳楽さんを絶賛する小栗さん、菅田さん、橋本さんも同様。カットとカットの合間にはセットの片隅で円を作り、自ら台詞の読み合わせを始める3人の姿を見ることができた。勢いのあるギャグシーンも、その場のノリで生まれているわけではない。作品を愛する者たちの真摯な取り組みこそが、作品の中の笑いを生む。座長として先頭に立つ小栗さんをはじめ、ぴったりの呼吸を見せるキャスト陣がそれを体現していた。ちなみに、この日の撮影には、福田監督と旧知の人気俳優がひょっこりとセットを訪れる一幕も。「僕も出演したいなあ。オーディションを受けようかなあ」と呟く彼に対し、「出演しちゃいなよ!」と提案する小栗さん。このやりとりは(おそらく)冗談だろうが、役者なら誰もが出演したくなる作品であることは間違いない。前作から続投するキャストはもちろん、次々と発表される新キャストの豪華さからもそれが分かる。果たして、どんな作品に仕上がるのか…。本編の完成、そして8月17日の劇場公開が非常に楽しみだ。■キャスト陣コメント到着!――今回お笑いのパートがすごく多く、特に万事屋が絡んだシーンが多いと思いますが、ふり返ってみていかがですか?小栗旬(坂田銀時役):毎回楽しいですけどね。この現場のコメディシーンはコントみたいなことなので、芝居とは違うなということをいつも感じながら演じています。それをみんなが理解した上で福田監督のもと面白いものを探しているというのがこの現場なので、やっぱり面白いです。さらに、すごくみんなが前向きに取り組んでいるので、そこがとても良い現場だなと思っています。――アクションも笑いの部分もパワーアップしていますが、1年半ぶりの現場はいかがでしたか?菅田将暉(志村新八役):やっぱり前作を経験しているので、キャラクターも浸透していますし、スタッフさんも変わらずの方ばかりでしたので前作より演じやすかったと思います。前作は探り探りでしたが、特に小栗さんは物凄い自由度が上がっていて、色んな何かが払拭されたように感じました。今回万事屋三人のシーンがたくさん出来たというのはあるんですが、銀ちゃん、神楽とツッコむのが忙しかったですね(笑)。今作は「銀魂」らしさというのが、よりパワーアップしていると思います。――ストーリーもアクションも笑いも全てパワーアップしている台本だったと思うのですが、久しぶりの現場の率直な感想は?橋本環奈(神楽役):戻ってきた、という感じがしました。『銀魂』の現場は、とてもアットホームですし、それこそ長時間の撮影で、アクションやコメディーの緊張感だったり緊迫感というのはあり、楽しく撮影しながらもボケてる側も実はハラハラしながらセリフを言っていたりするので、そういう良い緊張感を持ちつつ、でもやはり根底にはファミリー感があり、しっかり楽しみながら演じてられているという事を感じていました。そして、撮影中はずっと小栗さんや皆さんで、これは名作ですよ、これは良い作品が出来たよって、前作を「パート2」は超えたよ、と皆で言っていたので、それくらい、本当に皆さんに期待していただける作品になったんじゃないかなと思います。――万事屋の3人にお願い事をしに行くシーンはいかがでしたか?柳楽優弥(土方十四郎役):楽しかったですね。福田監督に時間とか尺を気にしないでやりたいだけ、悔いのないようにやってと言っていただけたので、そこはもう佐藤二朗さんとムロツヨシさんに負けないようにしないと、という変なポテンシャルというか、誰かを笑わせたいなと思ってました。もともと笑わせたい欲が強いので、今作はフル回転でしたね。――神楽を撮影するシーンのアドリブについて。柳楽優弥(土方十四郎役):楽しかったですよ。まさにあそこが好きなようにやってと言われていたシーンだったので。神楽ちゃん可愛いので最高でした(笑)。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月05日主演・小栗旬のほか、菅田将暉、橋本環奈らが続投し、新キャストも発表され話題となっている映画『銀魂2掟は破るためにこそある』。この度、柳楽優弥演じる本作で重要な鍵を握る土方十四郎の別人格の姿、“トッシー”のキャラクタービジュアルが公開された。昨年公開された『銀魂』の続編となる今作では、「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」、そして隠れ人気キャラで、“将ちゃん”こと江戸幕府14代征夷大将軍が登場する、最も笑える「将軍接待篇」を融合させたまさかのハイブリッド作品。物語は、金欠で家賃も払えない万事屋3人がついにバイトを決意するが、行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様と遭遇する羽目に。そして同じ頃、近藤勲(中村勘九郎)率いる「真選組」たちは、創設以来最大の危機に迫られる。そんな大騒動の始まりは、些細な土方十四郎の異変から…。柳楽さんが演じる“鬼の副長”土方は、局長・近藤の右腕であり、また荒くれ隊士たちをまとめ上げるため、局中法度を設け、日々スパルタな指導を隊員たちに行っている人物。そんなクールで頭が切れる彼だが、ある日、急にヘタレオタクの“トッシー”となってしまう!日を追うごとに、どんどんアイドル&フィギュアオタク化は増すばかり。そしてそれは、やがて真選組だけではなく、将軍をも巻き込む陰謀へつながり、江戸中をまさかまさかの大騒動へと導いていく序章であった…。土方とトッシー、同じ人物ながら、全く中身の違う2つのキャラクターを演じることとなった柳楽さん。土方十四郎を消し、赤くトッシーと訂正された今回のビジュアルでは、斬新な服装に腰元には缶バッジと、とても特徴的なポスターに仕上がっている。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年06月29日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)で柳楽優弥が演じる、土方十四郎の別人格"トッシー"のビジュアルが29日、公開された。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回は原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作であることが明かされた同作。今回公開されたトッシーは、ストーリーの鍵を握るキャラクターとなる。クールで頭の切れる土方は江戸の治安を守る特殊警察・真選組で"鬼の副長"と呼ばれ、荒くれ隊士たちをまとめ上げるために日々スパルタな指導を行う。しかし隊士たちからも恐れられる土方が、ある日急にヘタレオタクの"トッシー"に変貌。日に日にアイドル&フィギュアオタク化は増すばかりだが、やがて真選組だけではなく、将軍をも巻き込む陰謀へつながり、江戸中が大騒動に飲み込まれていく。今回柳楽は、厳格でクールな土方と、ヘタレオタクのトッシーという、中身の違う2つのキャラクターを演じることに。キャラクタービジュアルでも、赤いバンダナを頭に巻き、アニメキャラの缶バッジがついた「痛ウエストポーチ」を着用し、これまでの土方とはまったく違う姿となっている。
2018年06月29日映画『夜明け』が、2019年1月18日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー。主演は柳楽優弥、メガホンを取るのは、是枝裕和監督の愛弟子・広瀬奈々子監督だ。柳楽優弥が一人の秘密を抱える青年に『誰も知らない』で日本人初、カンヌ史上最年少で主演男優賞を受賞し、映画『ディストラクション・ベイビーズ』『銀魂』などで抜群の演技力を発揮してきた俳優・柳楽優弥が、次に演じるのは一人の青年。「シンイチ」と自らを名乗るが、実はある秘密を抱えて逃れてきたため、本名を明かせないでいる。ある日、そんな「シンイチ」を川辺で見つけた、初老の男・哲郎。水際に倒れていた「シンイチ」を自宅で介抱し、元気になった彼を自らが経営する木工所に連れていき、技術を教える。徐々に距離を縮め、何かを埋め合うように信頼関係を築いていくように見えた二人だが、しかし哲郎も決して忘れられない過去を抱えていた。柳楽優弥とタッグを組むのは、映画初共演となる俳優・小林薫だ。是枝裕和・西川美和監督の愛弟子、広瀬奈々子が監督デビューメガホンをとるのは、是枝裕和監督の愛弟子といわれる広瀬奈々子監督。『万引き家族』の是枝裕和監督、映画『永い言い訳』の西川美和監督が立ち上げた制作者集団「分福」卒業の広瀬奈々子監督は、映画『夜明け』がデビュー作。ある秘密を抱えて逃れてきた青年と、彼を偶然助けることとなった見ず知らずの初老の男が“家族”になろうとした、その先に見た物は……?孤独な魂を抱えた二人の物語をドラマティックに描き出す。主演の柳楽優弥、小林薫のほか、堀内敬子、YOUNG DAISなどがキャストとして参加する。なお、映画『夜明け』は第19回東京フィルメックスにてスペシャル・メンションを受賞。世界各国の映画祭への招待が相次いでいる。あらすじ地方の町で木工所を営む哲郎(小林薫)は、ある日河辺で倒れていた見知らぬ青年(柳楽優弥)を助け、自宅で介抱する。「シンイチ」と名乗った青年に、わずかに動揺する哲郎。偶然にもそれは、哲郎の亡くなった息子と同じ名前だった。シンイチはそのまま哲郎の家に住み着き、彼が経営する木工所で働くようになる。木工所の家庭的な温かさに触れ、寡黙だったシンイチは徐々に心を開きはじめる。シンイチに父親のような感情を抱き始める哲郎。互いに何かを埋め合うように、ふたりは親子のような関係を築いていく。だがその頃、彼らの周りで、数年前に町で起きた事件にまつわる噂が流れ始める──。詳細映画『夜明け』公開日:2019年1月18日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー監督・脚本:広瀬奈々子出演:柳楽優弥/ YOUNG DAIS鈴木常吉堀内敬子芹川藍高木美嘉清水葉月竹井亮介飯田芳岩崎う大(かもめんたる)/ 小林薫配給:マジックアワー
2018年06月22日小栗旬が主演を務める『銀魂2掟は破るためにこそある』。この度、新キャストとして三浦春馬と窪田正孝の出演が決定!福田雄一監督作品へは今回が初参加となった2人からコメントも到着した。先日ついに正式タイトルが決定し、今回描かれるエピソードも、万事屋と真選組の熱い友情が描かれる「真選組動乱篇」と、キャストからも熱望されていた「将軍接待篇」の2つを合体したものになっていることが明かされた本作。併せて、5人の新たなキャラクターのシルエットビジュアルが公開され、一体誰なのかと、ネットでは様々な予想が飛び交い、話題となっていた。そんな中今回、「真選組動乱篇」でキーパーソンとして登場するキャラクターと演じるキャストが明らかに。三浦春馬/伊東鴨太郎役「勉強になる現場」まず三浦さんが演じるのは、真選組参謀として政治面で活躍する一方、剣の腕も一流という才人、伊東鴨太郎。中村勘九郎扮する局長・近藤勲や局員からの信頼は厚いが、柳楽優弥扮する副局長・土方十四郎とはそりが合わず、互いに犬猿の仲。また、真選組史上最大の事件を巻き起こす影のある役柄だ。今回演じるにあたって、原作やアニメを見て研究したという三浦さんは、「伊東のアイデンティティともいえるメガネを触れるタイミングや触れ方そのものにも注意しました」と細かい部分の役作りも行ったそう。また殺陣などアクションにも挑戦。「刀を使った殺陣は、映画では初めてだった」と語る三浦さんは、事前に体幹を鍛えるトレーニングを積むなど入念な準備を重ねて挑んだそうで、「舞台での殺陣と映像での殺陣は見え方、見せ方が違うと自分では理解していましたが、それを改めて学んでいくような現場でもあり、最善を尽くして演じたからこそとても勉強になる現場でした」と撮影をふり返っている。窪田正孝/河上万斉役「自分に出せるものをすべて出して…」そして窪田さんが演じるのは、音楽プロデューサーという表の顔を持ちながらも、高杉晋助(堂本剛)率いる武装集団・鬼兵隊に所属する、裏の顔を併せ持つ河上万斉。ヘッドホンにサングラス、ロングコートを着こなし、背中には三味線を背負うという独特なスタイルをしている。本作への参加には大きなプレッシャーがあったと話す窪田さんだが、「やらせてもらうからには楽しもう、と自分に出せるものをすべて出してこの万斉役に挑みました」とコメント。また、福田監督からの演出指導は「実は一度だけだったんです」と言い、「サングラスを持ち上げる演技で、『それは人差し指1本のがいい』と言われました」とふり返った。劇中では小栗さんとのアクションシーンが多くあり、撮影前には入念な殺陣のトレーニングを積んだそう。「これまでにもアクションは多くやってきましたが、『銀魂』の殺陣は独特で“間合い”をつかむのが難しかったです。また小栗さんは身長も高く、手も長いのでリーチやエリアがとても広いんです。そこにも苦戦しましたが、演じるにつれて銀時と万斉の“気持ちがふつかっていく”ことにつながったと感じました」と撮影での苦労も明かし、堂本さんとの共演についても触れ、「初めて共演させて頂いたのですが、高杉というキャラクターを演じる上でのオーラを感じ、刺激的でした。もっと長い撮影でご一緒してご飯を食べにいく仲になりたかったです(笑)」と話している。なお、伊東と万斉のキャラクタービジュアルのデザインがあしらわれたムビチケカードも発売決定。先立って発表された堂本剛演じる高杉晋助と共に、7月13日(金)より第3弾ムビチケカードとして発売される。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年06月22日空知英秋の人気コミックを、福田雄一監督が実写化する『銀魂2(仮)』。6月11日、本作に「KinKi Kids」堂本剛が前作と同様、高杉晋助役で出演することが決定し、併せて映画公式WebサイトやSNSでは堂本さんのピースポーズビジュアルも公開。そんな今回の発表に、ネットでは大きな話題となっているようだ。続編となる本作では、これまで小栗旬をはじめ菅田将暉、橋本環奈、中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮ほか、前作から続投するキャスト、そしてお登勢役にキムラ緑子と新キャストも発表されていた。そんな中、今回続投が発表された堂本さんが演じる高杉晋助は、“攘夷浪士の中で最も過激で危険な男”と呼ばれ過激派集団の鬼兵隊を復活させ幕府転覆を狙っている人物で、剣術は達人級の腕前。この堂本さん続投決定に、ネットでは「銀魂2(仮)剛くんの高杉続投嬉しすぎる~!!!」「つよぽんありがとうございます」「高杉さまあああああああぁぁぁあん!!」「高杉剛きたぁぁぁぁぁ 待ってました!! なんか前回よりビジュがいい気がする」と歓喜の声が上がっている。また、今回の発表に関して福田監督もTwitterで「なになに?エンドリのライブの時に?つよしの脚がつるっつるだったって?それはなぜか。…高杉晋助をやるからに決まってんじゃねえかあああ!!今回はつよしにいろんなことをやってもらってるから!お楽しみにね!いろいろね!」とコメント。前作を観たファンからは、「剛さんの御御足がツルツル←早く確認したいwwwww」「全力で剛のツルツルな御御足に声援を送りたい」「また美しい御御足拝めるかな…」と期待する人々や、「何回でも見に行くぞ!!」「また映画館に通わねば……!!」「何回行こうかなぁ?と考え中ww」と早くもリピート宣言するファンも多く見られた。加えて、今回もTwitterでは〇〇篇予想は続いており、「高杉が続演情報ってことは完全に動乱篇ですな」「銀魂映画2、高杉が続投って事はやっぱり動乱篇かな」「高杉が三味線弾く場面があるって、やっぱりやるの動乱篇…?」と堂本さん続投決定でファンの間では“真選組動乱篇”が確実視されている様子。さらに今回、高杉のキャラクタービジュアルのデザインがあしらわれたムビチケの発売も決定しており、こちらは争奪戦必至となりそうだ。『銀魂2(仮)』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2(仮) 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2(仮)」製作委員会
2018年06月11日「是枝さんってすごくナチュラルなセリフを書く人なんですけど、その中にたまに、セリフらしいセリフが入ってくることがあるんです」。『万引き家族』で4度目の是枝裕和作品への出演を果たしたリリー・フランキーは言う。「そういうセリフにこそ、是枝さんが言いたいことがかくれていたりするんだけど、是枝さんの中で、そういうセリフらしいセリフを言わせる役者さんって今までは希林さんだった気がする。セリフに聞こえないスゴさがあるから」。今回、その重要な役割を担ったのが、是枝作品初出演となる安藤サクラだった。昨年、プライベートで母となった彼女だが、出産後、初めて臨んだ本作でも一家の“母”を演じている。「母性も母乳もだだ漏れの現場でした(笑)」――。そう楽しそうに現場をふり返った。映画で描かれるのは、東京の下町で暮らす父(リリーさん)、母(安藤さん)、その妹(松岡茉優)、祖母(樹木希林)、息子(城桧吏)の一家。一見、ありふれた家族だが、彼らは祖母の年金を定収入に、足りない生活費を万引きで補っている。ある日、近所の団地の廊下で震えていた少女を家に連れて帰り、あざだらけの彼女を娘として育て始めるが…。是枝監督は、親が死亡していたことを隠して、遺族がその年金を不正に受給していたという年金詐欺事件から、本作を着想したという。これまでも様々な形で「家族」を描いてきたが、本作は特に、柳楽優弥にカンヌ国際映画祭の男優賞をもたらした『誰も知らない』に近い、社会派の色が濃く出た作品となっており、監督自身「怒」の感情によって作られた作品だと語っている。リリー:是枝さんの「怒」というのは、社会への憤りなんでしょうけど、僕も脚本を読んで、同じような感情を抱きました。万引きは決して貧しさだけが原因じゃないし、年金の問題であったり、ひとり暮らしの老人の生活のことだったり。ここで描かれていることは、法的には100%、違法ではあるんだけど、その裏にものすごく見逃せない事情だったり、社会の冷たさがあって、“家族”という器にそういういろんなものが詰め込まれている。何の変哲もない家族に見えて、ものすごい情報量があって、これはまたすごい映画を是枝さんが作ったなって思いました。――祖母の年金と各々のわずかながらの収入、そして万引きによって生活する一家の父ということで、とても“大黒柱”と言えるような存在ではなく…。リリー:是枝さんからは「ずっとデクノボウのお父さんでいてください」って言われました。みんな、少しずつ成長していくのに、お父さんは変わんない(笑)。安藤:“せつなおっちゃん”ですよね(笑)。こんなにおっちゃんって切ないんだなぁ…って。映画を観て、こんなにおっちゃんが切なく思えたのは初めてです。リリー:いや、おっちゃんの切なさじゃなくて、子どもたちの成長に着目してください(苦笑)。――成長出来ないところが切ないですね。後半、ひとつの事件をきっかけに家族が危機に瀕しますが、息子の「ごめんなさい。僕が…」という言葉に対する、父の言葉は「お前のせいじゃない」でも「これでよかったんだ」でもなく「いつもうまくはいかねーよ」で…(苦笑)。リリー:的外れなことしか言えない(笑)。『ついでにとんちんかん』みたいですね。撮影が始まる前に是枝さんとやり取りしてて「あぁ、このお父さんは、いつも何か足りないくらいの感じでいいのかな?」って。家にいても新聞とか読んでるような気配は全くないし…。安藤:絶対に読まないでしょうね(笑)。リリー:家ではあんな感じで明るくおしゃべりなのに、仕事先の工事現場でもひと言もしゃべんないし。安藤:ものすごくシャイですよね。移動中の車の中でのお茶の飲み方がかわいいんですよ!リリー:あのシーンの前の家を出るところで、信代(安藤さん)が見送りに来てくれて「ゴミ出して」って言って、おばあちゃんがお茶の水筒を渡してくれるんだけど、俺が思う“幸せの風景”ってあれに近い。俺ね、普段、街で見かける幸せなお父さんってランチジャーを持ってる人なの。安藤:ランチジャー(笑)?リリー:ランチジャーって、温かい食事を食べさせたいって愛情そのものじゃないですか?逆にランチジャーが倒れたり、どうかなってると、ものすごい不幸を感じるの。交通事故で人が倒れてたらもちろん、怖いけど、そのそばでランチジャーが倒れてたりしたら…。ドラマや映画でも、ランチジャー越しに不倫のシーンが描かれたりしてたら、絶対に見たくない(笑)!――安藤さんは、是枝監督の作品は初めてでした。最初にオファーが来たときの気持ちは?安藤:驚きました!自分が呼んでいただけるとは思ってなくて…。是枝監督の多くの作品で撮影を担当されてきた撮影監督の山崎裕さんだったり、俳優の井浦新さんだったり、是枝組に深く関わってきた大先輩の方々とこれまで親しくさせていただいて、ずっとお話を聞いていたので、今回のオファーがすごくうれしかったですね。――これまで是枝作品に抱いていた印象、実際に参加されてみての感想は?安藤:ひとの息づかいだったり、肌の感触がすごく近くて、見ていて同じ空間にいるような気持ちになるんですよね。参加してみて「あぁ、監督がこういう現場の空気を作っているからなんだな」と感じました。普段の呼吸のままカメラの前にいられるんですよね。他の現場だと、カチンコが鳴ってから「カット」の声が掛かるまで、真空パックのように空気が凝縮されるんですけど、是枝さんの現場はそれがないんです。独特でしたね。ニュートラルな気持ちのまま、自分のウチからこの家族の家、カメラの前に行くことができました。――カメラの前で、ご自身とは異なる信代という役を演じなくてはいけないのに、素の安藤サクラのままでいられるということが、良いことだったんですか?安藤:今回、本当にそういう“役になる”ということを全く考えず、現場に行って、ただこの家族に会いに行く感覚でした。リリーさんが演じた治や家族との関係も、一緒に過ごす時間の中で育まれていったし、監督がそれに寄り沿うようにその場、その場で台本を足し引きしながら作っていきました。――治が連れて帰ってきた少女を家に置くことに、信代は最初は「ウチは養護施設じゃないんだから」と反対しますが、徐々に愛情を深めていきます。血の繋がりはなくとも、そこに“母性”と呼べるものが確実にあったように思います。安藤さんも昨年、実生活で母親になりました。安藤:私自身、子どもを産むまでは母性ってものについて、全く自覚がなかったんですよね。自分にはそういうものはないのかな?と思ってたら、子どもが産まれたらワァーっと出てくるものがあったんですよね。それこそ子どもに触れた瞬間から、全てが変わりました。何が母性なのか?と聞かれても答えられないけど。――是枝監督が描く家族の中で、定番とも言えるお風呂のシーンなど、非常に印象的でした。信代を演じる中で、“母”ということや“母性”を意識は…?安藤:この作品が、子どもを産む前だったら、信代もだいぶ違う人間になっていただろうとは思いますね。ただ、信代は実際にこの女の子を産んでいるわけではないので、何が正解なのか?見ている人にどう伝わるのかはわからないですけど。――リリーさんは、安藤さんとこういう関係性の役柄を演じられていかがでしたか?リリー:それこそ、是枝さんが言ってたんですけど、さっきも話に出た、治が出かけるのを信代が玄関で見送るシーン。「(ゴミを指して)それ捨てといて」っていう何でもないセリフなんだけど、そこに小さな声で「それそれそれ」って付け足してるんです。そういうお芝居じゃない、ちょっとしたところで出している声が素晴らしいって。安藤:私、自分のそう言うところが嫌いなんですよねぇ(苦笑)。リリー:なんで?安藤:足し過ぎという感覚もないんですけど、言った後で「あぁ…」ってなっちゃうんですよね(苦笑)。何だこれ? って。――そういう日常のセリフではない、メッセージ性の強いセリフも随所に出てきます。信代が「絆」という言葉を発するとき、ちょっと間をあけて照れくさそうに“わざわざ”言ってる感じがしました。安藤:そうなんです。監督に現場でセリフについて質問することってあんまりないし、お話すること自体も多くなかったんですけど、あのセリフは唯一、監督に聞いたんです。「“絆”って真剣に言った方がいいですか?それとも、冗談っぽく言った方がいいですか?」って。そうしたら監督が「僕は“絆”って言葉がすごくイヤで、冗談半分で言っちゃったって感じで書きました」と。リリー:俺が思う是枝さんってすごくナチュラルなセリフを書く人なんですけど、その中にたまに、セリフらしいセリフが入ってくることがあるんです。そういう言葉にこそ、是枝さんが言いたいことがかくれていたりするんだけど、是枝さんの中で、そういうセリフらしいセリフを言わせる役者さんって決まってるんです。――いかにも「いいことを言ってます!」という感じにならないように…。リリー:『海よりもまだ深く』でも、希林さんが「幸せってのはね、何かを諦めないと手にできないもんなのよ」と言うけど、これは希林さんが言わないとわざとらしくなっちゃう。今回の映画でいうと「誰かが捨てたのを拾ったんです。捨てた人っていうのはほかにいるんじゃないですか?」というのは、すごくいいセリフ。是枝さんはこれをセリフに聞こえないで言える人にしか言わせないんです。安藤:そこはあんまり深く考えずに言いましたね。なんていうか「言おう!」と思って言ったというか。よく「セリフを咀嚼して、自分のものにして」とか言うじゃないですか?私はそういうの一切ないんです。噛んで、一度飲み込んで出すとかじゃなく。リリー:そういう人だからこそ、あのセリフが自然に聞こえるんだと思います。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年06月07日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕、村上信五、錦戸亮が、高畑充希と柳楽優弥がCMキャラクターを務めるJRA日本中央競馬会『第59回 宝塚記念』の新CMに出演することが7日、明らかになった。新CM「緊張の夏」編は7日より全国でOAされる。CMでは、「宝塚記念」が開催される阪神競馬場へ向かう柳楽と、「大丈夫? 1人で緊張してない?」と心配する高畑、そして真剣な表情でレースを迎えようとしている関係者たちの姿が描かれる。さらに、国歌斉唱という大役をまかせられ大緊張の横山、村上、錦戸が 「あかん! めっちゃ人おる!!」「俺待っとくわ...」「いやあかんやろ!」「どないしよう......」 「もう歌われへんて!」と緊張感MAXになっている、という展開に。3人は実際に、6月24日に阪神競馬場で開催される『第59回 宝塚記念』に来場し、国歌斉唱を行うという。横山は「マネージャーさんに、『国歌を歌いますよ』って言われたとき、緊張しました(笑)。『国歌』を歌う時も緊張しますけど、言われた時も緊張しました……。できますかね……って言いました(笑)」と弱気な様子。錦戸も「『国歌』ですからね……」と同意し、横山は「2人で顔見合わせて『大丈夫かな……』って感じになりました」と明かす。また、競馬について、村上は「有馬記念はみんなやってましたね」と語り、 横山も「みんなで楽屋で競馬新聞を見てやったりしますね」、 錦戸も「僕は『GI』の度にやってますよ!!去年の秋ぐらいから。……だいぶ負けてますけど」とそれぞれに経験はあるという。村上は「僕は、なかなか、やってないんですけどね。みんながやってるのは『楽しそうやな』って思いながら」と語った。8月25日で15周年イヤーを迎える同グループは、初の台湾公演も行う。村上は「次へのステップであり、もう一つグループが大きくなれる15周年という節目の年にしたいなとは思います」と意気込むも、横山が「大穴狙いでヨーロッパ辺りにも行ってやろうかなって思ってます!!」と言うと、「ヨーロッパ広いぞ〜(笑)」とツッコミ。錦戸は「15周年イヤーですから、何か派手になればいいなとも思いますし、見ている人たちがすごく期待したくなるような、そんなグループでいられるように頑張りたいなと思います」と今後の展望を示した。
2018年06月07日主演作『銀魂2(仮)』の公開を夏に控える俳優・小栗旬が、「欅坂46」平手友梨奈が映画初出演にして初主演を務める映画『響 -HIBIKI-』に、芥川賞を目指す小説家役で出演することが決定。今回初共演となった平手さんと小栗さんからコメントも到着した。「マンガ大賞2017」の大賞を受賞し話題となった柳本光晴の「響~小説家になる方法~」を、『黒崎くんの言いなりになんてならない』『となりの怪物くん』の月川翔がメガホンをとり実写化する本作。主人公の天才女子高生小説家・鮎喰響を平手さん、彼女の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみを北川景子が演じるほか、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生ら実力派が集結している。そんな中、今回出演が発表されたのは、月川監督作『君の膵臓をたべたい』にも出演した小栗さん。芥川賞候補に3度ノミネートされながらも受賞を逃し、経済的に苦しい生活を強いられながらも、4度目のノミネートに執念を燃やす小説家・山本春平を演じる。小説への情熱、そして家族からの想いを背負い、鬼気迫りながら執筆をする姿、突如として文学界に現れた天才・響と対峙する姿を劇中では見ることができるようだ。本作の撮影は4月下旬にスタートし、6月1日(金)にクランクアップしたばかり。「この作品は、自分たちも生きながら感じている『本当はこうしたいのに、こうしてはいけないよな』ということに関して背中を押してくれる」と本作について語った小栗さんは、撮影現場の雰囲気については「『君の膵臓をたべたい』のときとあまり変わらず、皆が監督のために何かしようとか、監督を盛り上げようというムードが漂っていて素敵な現場だと思いました」とコメント。そして、小栗さんのことを「最も信頼している俳優」だと言う月川監督は、「台本を送って数日もしないうちに電話をもらい、スケジュールも分からない段階でまず『やりたい』と言ってくれたこと。飛び上がるほど嬉しかった。そして期待通り今回も作品のクオリティを引き上げてくれました」と絶賛。また、初共演となった主演の平手さんについて小栗さんは「響という役柄があると思いますが、思っていたよりも、すごく“普通”な感じがしました。色々なものを背負いながら頑張っている方だと思うので、それが響という役にマッチして、肝の据わっている10代だなと思いました」と印象を明かし、一方、平手さんも小栗さんついて「撮影の合間に気さくにはなしかけてくださるなど、とても優しい方でした。山本という役を自然体で演じていらっしゃるように感じました」と述べた。さらに、クランクイン前は不安もあったと話す平手さん。しかし、「共演者やスタッフの方が“鮎喰響”として接してくれたこともあり、お芝居をしているという感覚があまりなく、普通でいられました。響という役の性格や行動に共感する部分はありましたが、演じる上では、身長を小さくしたかったです」と撮影をふり返り、「この作品を観て、どう感じるかは人それぞれになると思いますが、小学生から大人まで多くの方に楽しんでいただける作品になったと思います」とコメントを寄せている。『響 -HIBIKI-』は9月14日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:響 -HIBIKI- 2018年9月14日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会Ⓒ柳本光晴/小学館
2018年06月05日超豪華俳優陣が再び集結することで話題になっている『銀魂2(仮)』。前作『銀魂』公開時には、連動してdTVでオリジナルドラマが制作されたが、今回も映画同様にドラマも続編を制作することが決定。前作ドラマのキャストが引き続き続投し、新たに神楽役の橋本環奈が加わることが分かった。■驚異の大ヒットを記録したdTVドラマが再び!映画では描き切れない「銀魂」きっての“泣ける”人気エピソード「ミツバ篇」を映像化し、配信初日の視聴数がdTV1歴代No.1の視聴数を獲得、さらに第1話のYoutube再生回数が3日間で200万再生を超えるなど、配信ドラマとしては驚異の大ヒットを記録したdTVオリジナルドラマ「銀魂」。今回制作される続編にも、主演の坂田銀時役の小栗さんを初め、銀魂の原作ファン投票で常に上位に登場する人気キャラクター・真選組の近藤勲役の中村勘九郎、土方十四郎役の柳楽優弥、沖田総悟役の吉沢亮ら、豪華キャストが出演し、人気キャラクターを演じる。さらに、今年は神楽役の橋本環奈が満を持してドラマ版に登場し華を添える。ますます目が離せない展開になりそうだ。■福田監督、念願叶う? 果敢にギャグ一本で挑む!福田監督は今回のドラマ化に「前回も、dTVの方ではギャグ一辺倒の短編をやりたかったのですが、ようやく今回、念願が叶いました!ファンの皆様にもとても愛されていて僕も大好きなエピソードを実写化させて頂きました」と、やる気に満ち溢れた様子。「『これは無理やろ!』と思われているであろうエピソードも果敢に挑戦してみました!かなり無茶な出来になっております!そんな無茶な感じが癖になる感じに仕上がりそうです。銀魂の真髄であるギャグを満喫して下さい!」と、ある意味監督の真骨頂でもあるといえる仕上がりを期待させるコメントを残してくれた。■ティザービジュアルは橋本環奈の力作!さらにオリジナルドラマ制作決定に併せて、橋本さんによる渾身のティザービジュアルも公開されたが、これがなんと、撮影現場で橋本さん自ら筆を持ち、魂込めて描いたという驚愕の作品を、そのままティザービジュアルに落とし込んだというもの。その衝撃のティーザービジュアル、向かって左手にちゅるちゅるした髪の毛が印象的な坂田銀時。 いかにもこれから何かやってくれそうな顔付きをしている。 向かって右手に描かれているのは、可愛らしい満開の笑顔が印象的な、橋本さん演じる神楽だ。「ことしもdTVでドラマやっちゃうよ~」というユルめのキャッチが堪らない仕上がりになっている。見る人から見ればまさにアートであるビジュアルが、ここに誕生した。ギャグマンガ「銀魂」の真髄がこの絵には詰まっているのかと思わせるそのビジュアルは、思わず二度見してしまうほど強烈なインパクト。今年のdTVオリジナルドラマ「銀魂2(予定)」も期待が高まるばかりだ。dTVオリジナル「銀魂2(予定)」は8月配信。劇場版『銀魂2(仮)』は8月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2(仮) 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2(仮)」製作委員会
2018年06月04日俳優の小栗旬が主演を務める映画『銀魂2(仮)』(8月17日公開)と連動した、dTVオリジナルドラマの配信が4日、明らかになった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取る。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に大ヒットを記録した映画『銀魂』上映時に、”泣ける”人気エピソードである「ミツバ篇」を映像化したオリジナルドラマは、配信初日の視聴数がdTV歴代No.1の視聴数を獲得。第1話のYouTube再生回数は3日間で200万再生を超えるなど配信ドラマとしては驚異の大ヒットを記録した。昨年に引き続きdTVでも脚本・監督を福田雄一が務め、主演に小栗を迎えたオリジナルドラマの制作を行うことが決定。柳楽優弥、吉沢亮、中村勘九郎らが続けて出演するほか、神楽役の橋本環奈の出演も決定した。今回は、橋本画伯による渾身の芸術がティザービジュアルに。ちゅるちゅるした髪の毛が印象的な坂田銀時と、かわいらしい笑顔の神楽、そして「ことしもdTVでドラマやっちゃうよ~」というユルめのキャッチがあしらわれたビジュアルとなっている。○福田雄一監督コメント前回も、dTVの方ではギャグ一辺倒の短編をやりたかったのですが、ようやく今回、念願が叶いました!ファンの皆様にもとても愛されていて僕も大好きなエピソードを実写化させて頂きました。「これは無理やろ!」と思われているであろうエピソードも果敢に挑戦してみました!かなり無茶な出来になっております!そんな無茶な感じが癖になる感じに仕上がりそうです。銀魂の真髄であるギャグを満喫して下さい!
2018年06月04日俳優の小栗旬が主演を務める映画『銀魂2(仮)』(8月17日公開)に登場する、「真選組」のキャラクタービジュアルが26日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。江戸の治安を守る特殊警察・真選組は原作でも屈指の人気キャラクターたち。近藤勲役の中村勘九郎、土方十四郎役の柳楽優弥、沖田総悟役の吉沢亮の続投が発表され、2(ピース)ポーズのオフショットが公開されていた。今回公開されたのは3人それぞれの個性が溢れるキャラクタービジュアル。まだ明かされていない、今回描かれるエピソードへと繋がるヒントも隠されている。近藤は鋭い眼差しを向け、風変わりな刀を手にする。また土方はお馴染みのくわえタバコに、真選組一のモテ男らしくキザな出で立ち。沖田は美しくもその狂気さを垣間見せ、愛用の武器・バズーカ砲ではなく刀を手にした。このビジュアルデザインは、第2弾ムビチケカード(6月22日発売)にも使用される。(C)2018映画「銀魂2(仮)」製作委員会
2018年05月26日俳優の柳楽優弥が、小栗旬主演の映画『銀魂2(仮)』(8月17日公開)に続投することが26日、明らかになった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。柳楽が演じるのは、前作に引き続き江戸の治安を守る特殊警察・真選組の副長・土方十四郎。先日解禁となった銀時(小栗)、新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)の『銀魂2(仮)』にちなんだ”ピースポーズ”ビジュアルに合わせ、ピースポーズを披露した。現在、佐藤二朗(役柄不明)、ムロツヨシ(平賀源外役)、キムラ緑子(お登勢役)、近藤勲(中村勘九郎)、沖田総悟(吉沢亮)の出演が発表されている同作。吉沢が「もうなんか、笑いましたもん。新キャストの方々が豪華過ぎて」とコメントもしており、今後のキャスト発表にも注目だ。○柳楽優弥 コメント今回の撮影現場でも、絶対に面白いものにしてやるというエネルギーがあって、そんな現場に参加させて頂けたのが嬉しかったです。あるシーンの時に、監督から「時間は気にしないで、悔いのないように演じてみてほしい」と言って頂き、佐藤二朗さんとムロツヨシさんに負けないようにと、フル回転で挑みました(笑)。ぜひ、楽しんで頂けると嬉しいです。(C)2018映画「銀魂2(仮)」製作委員会
2018年05月26日主演作のカンヌ受賞で海外進出を果たした。 世界三大映画祭の1つである「第71回カンヌ国際映画祭」の授賞式が20日(日本時間)に行われ、コンペティション部門に正式出品されていた是枝裕和監督(55)の「万引き家族」(6月8日公開)が最高賞となるパルムドールを受賞した。 是枝監督はカンヌに5作品目の出品で初の戴冠。そして日本人がパルムドールに輝いたのは、97年に故今村昌平監督の「うなぎ」が受賞して以来21年ぶりとなった。 「是枝監督作品では04年の『誰も知らない』で、柳楽優弥さんが史上最年少の最優秀男優賞を受賞。13年には福山雅治主演の『そして父になる』で審査員賞を受賞していました。すでにカンヌでは名の知られた存在で、今作は家族をテーマにした作品にこだわった是枝監督が構想10年をかけた集大成ともいわれる作品です」(映画業界関係者) 21年前のパルムドール作品「うなぎ」に主演したのは、今やすっかり日本を代表する俳優の1人となっている役所広司(62)。役所は同作をきっかけに、俳優として大きく飛躍を遂げたという。 「役所さんは96年の主演作『Shall we ダンス?』で映画賞を総なめにし、すでに日本を代表する俳優として知られています。そして『うなぎ』でその名を世界にとどろかせたことをきっかけに、05年公開の米映画『SAYURI』でハリウッド進出。07年公開の『バベル』では、ハリウッドの大スター、ブラッド・ピットと共演しました」(芸能記者) 「万引き家族」でW主演をつとめたのは、リリー・フランキー(54)と安藤サクラ(32)。そう遠くないうちに、2人にも海外作品のオファーが届きそうだ。
2018年05月20日