俳優の西島秀俊、仲野太賀、ダンテ・カーヴァー、女優の上戸彩、樋口可南子が出演する、ソフトバンクの新CM「SPY マネキン」編が、8日より放送される。今年で15年目を迎える白戸家シリーズは、西島と仲野がスパイ役として登場。やたらとシアワセそうな家族“白戸家”の極秘調査をしていくシーンを描いた「白戸家×SPY」シリーズが展開されている。今回の新CMは、やたらとシアワセそうに買い物を楽しむ白戸家の秘密を探るべく、西島が洋服コーナーのマネキン人形に混ざって、仲野がお店の天井に張り付いて、予想外のハプニングに見舞われながらも“こっそり”白戸家を監視する。○■西島秀俊、仲野太賀、上戸彩、樋口可南子インタビュー――今回初めて同じシーンで西島さんと直接お会いしていかがでしたか?上戸:このまま会えずに終わるんじゃないかと思っていたので、共演できて嬉しかったです。樋口:これからグイグイ近づいてくるような気がしますね。西島:意外とすぐ近づきましたよね。僕もずっと会えないのかなと思っていたんですよ。樋口:スパイってそういうものよね。西島:ずっと遠くで見てるのかなと思ってたんですけど、良かったです。上戸:触れるしね。今回はスパイの格好じゃないですよね。西島:違いますね。樋口:西島さんは悪そうに見えないでしょ。すごくいい人そうなので、なんか裏があるのかしら。このまま自然に私たち家族のなかに入ってそうで怖い。西島:たしかに。太賀くんも、スッといそうですもんね。白戸家の食卓に。樋口:一緒にご飯食べてて、違和感ないもの。西島:ほんとですか。ぜひ食卓のほうにも。上戸:スパイの設定が忘れられちゃいそうですね。西島:スパイの設定がなくなってもいいんですか?樋口:いらない、いらない(笑)。上戸:団らんで。西島:じゃあ、それでお願いします(笑)。――今まで西島さんと共演したことは?上戸:バラエティー番組ではありますけど、飲み友達です。西島:いや、違いますよ(笑)。それだとすごい語弊がある言い方じゃないですか。飛行機で、たまたま隣同士になったんですよ。上戸:12時間ぐらいのフライトで。西島:びっくりしましたね。初対面で隣同士とか。上戸:私も偶然、西島さん主演の映画のDVDを飛行機で観ようと思って持っていて、西島さんに「見てください、これ今から観ようと思って持って来たんです!」って。それから……西島:ものすごい盛り上がったんですよね。上戸:すごい長時間、二人で飲んで、もういいかげん寝ますか、みたいな状態になって。樋口:私は以前、スーパーでお見かけしました。西島:あの、僕のプライベートの話、もうやめていただいてもいいですか(笑)。樋口:このまんまの姿でお豆腐売り場に立っていました。西島:スーパーいいですよね。楽しいですよね。上戸:悩んでたんでしょうね、どの豆腐にしようかなって。樋口:そのままの人って、なかなかお目にかかれないので、いいなと思ったんですよ。西島:ありがとうございます。上戸:声を掛けずに、スルーしたんですか?樋口:掛けられない、掛けられない。西島:掛けてください。お願いします。樋口:でも、周りの人たちはみんな見てたんですよ。西島:いや、見てないですよ。上戸:見てる人、いっぱいいますよ。樋口:見てた、見てた。私はすごい見てた。上戸:逆に西島さんが樋口さんにスパイされていたんですね(笑)。――「白戸家×SPY」シリーズをご覧になった周りの皆さんから何か反響等はありましたか?仲野:今まで自分が出たCMでそういうことはなかったんですけど、CMの画面の写真を送ってきてくれたり、ソフトバンクのポスター写真を送ってきてくれたりした友達が何人かいました。あと、家族がとても喜んでいたことが、個人的には一番嬉しかったですね。これだけ長く続いているソフトバンクの白戸家シリーズに出させてもらえるのは、親としてもすごく嬉しいんだろうなと思いますね。――ギリギリ白戸家にバレなかったCMにちなんで、最近ギリギリセーフだった出来事は?西島:新幹線に乗る時、ちょっとだけ時間があったので、立ち食いそばを食べていこうと思ったら、出てくるまで意外と時間が掛かって、何とか全部食べきってギリギリセーフで乗れました。仲野:この前出演していたドラマで、僕はひと足先にクランクアップしていたんですけど、全体が終わるシーンに立ち会おうと思って、車で向かっていたら渋滞にハマっちゃって。なおかつドラマのクルーがものすごく撮るのが早くて、予定よりも2時間巻きで進んでいたんですよ。このままだとクランクアップに間に合わないかもという状況になってしまい、渋滞を回避するのと、撮影が進んでいくのとデッドヒートだったんですけど、車を止めて走って現場に行ったら、ちょうどラストカットが回っていて。「カット、OK、これで全体撮影終了です」というタイミングで、何とかギリギリで間に合って、監督に花束を渡せました。樋口:トキシラズという夏の時季にしか出ない鮭がすごく食べたくなって、スーパーに行ったら、いつもはいっぱいあるのに、2個だけ残っていたんですよ。うちの家族分が、ギリギリセーフで買えました。――最近手に入れて“シアワセ”を感じたものは?仲野:最近、ドラマの共演者の方に、日本一おいしくて、日本一高価な「だだちゃ豆」という貴重な枝豆をいただいたんですけど、それを風呂上がりにビールを飲みながら食べたのが、自分にとってはすごくすごくシアワセを感じる時間でしたね。西島:この前梅酒を漬けている話をしましたが、それからちょっと漬けたい欲求が増して。今、冷蔵庫で週に1回ぐらい揉めばいいみたいな糠床が、ジッパー付きの袋で売ってるんですよ。樋口:毎日かき混ぜなくていいっていう。西島:そうなんですよ。それを買って。樋口:主夫?西島:あれ、本当に楽なんですよ。きゅうりとか、適当に1本ポンと入れて、ぎゅぎゅって。上戸:手を突っ込まなくても、その袋の上から揉み揉みすればいいんだ。西島:そうなんです。朝に何か入れといて、それを夜に食べたりするとシアワセを感じます。樋口:趣味の機織りで、織り上げた着物に合う帯がなかなか見つからなかったんですけど、最近ネットで見つけたんですよ。それをいつ着ようかなと想像することがすごくシアワセです。上戸:子供たちが私のお誕生日プレゼントに作ってくれたメッセージパネルにシアワセを感じました。手作りのものは嬉しいですね。――西島さんが仲野さんに叫んでしまうシーンにちなんで、最近思わず叫んでしまったことは?西島:昨日ちょうど家の前で作業車がバックしてて、ポールに当たりそうだったんで、「当たる ー!」って、心のなかじゃなくて普通に叫びました。で、止まりました。良かったです。樋口:西島さんが叫んだおかげですね。西島:「あ、見えてませんでした」と言ってました。樋口:私はしばらく休んでいた筋トレを先月から再開したら、やった次の日、お尻の上の筋肉が パーンと張ってきたんですよ。そこに筋肉がつくと、歩く時に楽というか。腰もすごく楽になって、ちょっとスタイルも良くなるし、ヒップアップにもなるし、「やったー!」みたいな感じになりました。上戸:私もトレーニングをしていて、ダンベルを落としそうになった瞬間……西島:そういえば、トレーニングされてるところでもお会いしたことがありましたよね。上戸:ありましたね。西島:かなりストイックにやられてましたよね。上戸:いや、そんなことないです。樋口:やってるのね、ちゃんと。そんなふうに見えなかったのに。それで、それで。上戸:脚を広げて、内ももを鍛えるトレーニングなんですけど、私が思ったよりも低くお尻を下げ ちゃったもんだから、ダンベルを落としそうになって。その時に声が出ました。樋口:どういう声?上戸:それはちょっと(笑)。樋口:おっきい声?上戸:いや、ちょっとなんかフニャっとした声が出ました。――天井に張り付いたり、床ギリギリで静止するワイヤーアクションはいかがでしたか?仲野:とても楽しかったです。普段しない動きをして、しかも天井に這いつくばってという特殊なシチュエーションだったので、笑いをこらえながら撮影していました。たぶん、つっている側の方が大変だったんじゃないかなと思います。僕はひたすら楽しませてもらいました。――今後「白戸家×SPY」シリーズで挑戦してみたいアクションシーンは?仲野:水中撮影をやってみたいですね。こういうシチュエーション、設定じゃないと、なかなか機会がないので、海か池のなかからドボドボドボッと上がってくるみたいな。水中に潜って隠れてとか、普段できないことをやってみたいです。潜るのはけっこう得意なほうだと思います。西島:僕はずっと映画とかでやりたいと言っているものがあって。みんなが知っている実物の建物の壁を登りたいんですよ。東京の有名なビルとか、タワー的なものとか。上戸:ロッククライミングみたいなものはやってるんですか?西島:やってません。樋口:高いところがいいの?西島:いや、高いところはダメなんですけど、みんながイメージできるアクションシーンをやってみたいんですよ。「あそこに?」っていう。樋口:東京タワーとか?西島:そうです。あそこにぶら下がってるとか、イメージできるじゃないですか。うわって。樋口:浮かぶ浮かぶ。やってください。西島:そうですね。安全対策を万全にして。上戸:いいですね。このシリーズでぜひ。西島:でも、だんだんスパイらしいシーンが縮小されているというか。どんどん白戸家の皆さんに向かっている気がするので、アクションシーンがこれからあるのかなという不安があります。上戸:やっぱり見せ場がほしいですよね。西島:スパイですからね。樋口:引きからグーッと寄る。それか、寄りからぐーっと引いたら、東京タワーみたいなすごいところにいたっていうシーンとか面白いかも。西島:こういうふうに話していると、意外と実現するかもしれないですね。樋口:するする! 私、あとでスタッフに伝えておきます。西島&上戸:アハハハ(笑)。
2022年10月07日俳優の西島秀俊と神木隆之介が出演する、P&Gジャパン・ジョイの新CM「逆さジョイ:シーソー」編が、10月1日より放送される。新CMは、西島と神木が「ジョイ特殊部隊」の隊長・隊員役として共演するCMシリーズ最新作。「洗浄力」を担う西島と「すすぎの速さ」を担う神木が巨大シーソーに乗って登場し、「食器洗剤は、洗浄力を高めると……」と西島が上がっていくと、「代わりにすすぎの速さが落ちる」と神木が下がっていき、「洗浄力」と「すすぎの速さ」のベストバランスを見つける難しさを表現する。今回の撮影で5回目の共演となる西島と神木。シーソーに乗り、微笑み合う姿も見られ、和気あいあいとした雰囲気で撮影は進行した。■西島秀俊&神木隆之介インタビュー――キッチンの悩みを解決する「ジョイ特殊部隊」シリーズも6回目(西島、神木の本CMシリーズでの共演は5回目)となりましたが現場の雰囲気はいかがでしたか?西島:(ジョイ特殊部隊のコスチュームも)だいぶ馴染んでるよね。キャラクターの先輩後輩を演じ分けながら楽しんでいますね。神木:切り返しが面白いですね。何回もNGになりますけど、毎回、現場は楽しいですね。――お互いにどんな印象を持っていますか?神木:いやぁもう、頼れる、にしじ(西島)です。無駄がらみしても、怒らない優しい方です。西島:無駄とは思っていないですよ(笑)。そういうのも、ありなんだって。だから、楽しいです。――巨大シーソーに乗るシーンがありましたが、いかがでしたか?神木:あれですね。なんかデートみたいでしたね。西島:でも、実物は巨大だったので、むしろ距離が離れて、神木君が遠くでちょっと寂しいなって。バランスを取るのが凄く難しいから、動かしているスタッフも含めて皆の心が一つになった時にバランスが取れてOK出る感じがしましたね。神木:モニターで⾒たら、僕らもCGみたいになっていましたが、実際に乗っていますよね。西島:ちゃんと乗ってる! 結構大変だったよね。動かしているスタッフさん含めて。――今回のCMは食器用洗剤の「洗浄力」と「すすぎの速さ」のベストバランス、プラス「除菌」が加わった「黄金比のジョイ」がテーマですが、食器洗いをしていて3要素の大事さを感じることはありますか?西島:やっぱり油汚れだと、なかなか落ちなかったり。保存容器の隅っこって汚れが残るじゃないですか? よく落ちる洗剤は、すすぎ時間が掛かるし……。すすぎが早い方が、楽だし。このバランスって確かに、大事なんだなって思います。プラス、除菌っていうのが、今は、やはりすごく気になりますよね。神木:(菌は)見えないから、気になりますよね。「洗浄力」と「すすぎの速さ」は、どっちを取るか、どっちを削るかでもなく、両方欲しいよね。――今回新しくなった黄金比のジョイ、実際に使ってみていかがでしたか?西島:CMで撮影していたら、本当に(汚れが)落ちるものね。驚いたけれど、開発に大変な思いをされたんだろうな。神木:とにかく、素早くすすげるっていうのが凄く魅力的だと思います。それでいて、ちゃんと除菌もできてというのは、食器洗いをすごく助けてもらえる、って思いますね。とてつもない努力と研究の結果ですよね。――最後に、視聴者の皆様への一言をお願いします。西島・神木:新しくなった、黄金比のジョイの魅力を、2人で、真剣かつ、コミカルに、紹介していますので、是非ご覧ください。
2022年09月29日俳優の西島秀俊と仲野太賀が出演する、ソフトバンクの新CM「唇を読め! iPhone」編が、16日から放送される。新CMは、2007年にスタートした白戸家シリーズの「白戸家×SPY」の第2弾。西島と仲野演じるスパイが、白戸家のお父さんとお母さん(樋口可南子)の会話を読唇術で解読していくが、お父さんから「誰だお前ら!」と発見されてしまう。また、新CMでた白戸家夫婦が実際にどんなやり取りをしていたのかを明かす、WEB限定スペシャルムービーも19日(12:00~)に公開される。前作はヘリコプターやバイクで登場した西島と仲野だが、今回はビンテージカーに乗っての撮影。順調にテイクを重ねながら休憩中は車の話題で盛り上がり、クラシカルな内装をチェックしたり、全体のフォルムやパーツを眺めたりとビンテージカートークに花を咲かせていた。■西島秀俊&仲野太賀インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。仲野:最初に盛り上がったのは車の話ですよね。西島:そうだね。仲野:撮影ですごいかっこいい車を使わせてもらって、そこから話が膨らんでいって、ビンテージカーの話をいろいろさせてもらいました。――初めてiPhoneを手に入れたのはいつですか? 当時のエピソードと合わせて聞かせてください。西島:僕はたぶん発売されて、結構すぐに買ったと思います。アップルユーザーだったので。やっぱり、タッチパネルとかキーボードがなくて、画面上に全部現れるところとか、ものすごい興奮した覚えがあるんですよね。本当に夢の機械というか、映画の中でしか見たことがないようなものが実際に自分の手元にあることに、ものすごく興奮したことを覚えています。仲野:高校2年生ぐらいの時、iPhone4かなぁ。初めてのiPhoneデビューでした。テンション爆上がりでしたね。それまでずっと普通のガラケーを使っていたので、当時の僕としては結構勇気のいる決断だったんですよ。小さなコンピュータというか、まだスマホという言葉もそんなに定着していなかったし、新しい領域に踏み入れるような感覚で。自分が今まで思っていた携帯の概念とは、もう全然違う角度から、いろんなことができるじゃないですか、iPhoneって。そのことにずっと感動しっぱなしで、「あ、こんなこともできるんだ」というのが、いまだに更新されています。西島さんも仰っていたように、未来の道具を手に入れた興奮がありました。――当時iPhoneのどんな機能に一番感動しましたか?仲野:撮った動画をiPhoneの中で編集できることに、すごく感動しましたね。iMovieでちょっとしたショートムービーを学生の時に遊びで撮っていて、それが楽しかった記憶がよみがえりました。――アテレコする様子を描いたCMにちなんで、どんなキャラクターの声優を演じてみたいですか?仲野:せっかくだから人間以外の動物とか、それこそモンスターとかやってみたいですね。普段お芝居で演じられないような、とっぴなキャラクターをやれたら楽しいのかなと思います。――声優経験のある西島さんから仲野さんに対して、なにかアドバイスはありますか?西島:立派にやられるでしょうから。特に、映像の仕事をしていると、自分の年齢とか自分の体でやれる役の幅が、決まってきてしまうんですよ。それが声の仕事だと、すごく難しくて、毎回落ち込むんですけど。それこそ、僕が最初にやった役は馬ですから。賢い馬(笑)。仲野:いいですね、馬。西島:だから、当時すごく興奮した覚えがあって。馬の役なんて、なかなかやれないじゃない。仲野:どういう気持ちかわからないです。でも、楽しそうですね。西島:自分の肉体では絶対できないものにチャレンジできることは、とても感動的でした。仲野:チャンスがあれば、ぜひその世界に飛び込んで挑戦したいと思います。――日本で初めてiPhoneが発売された2008年以降、ご自身で「ここが変わったな」と思うところがありますか?仲野:すごく変わった気がしますね。当時まだ15、6歳ですし。西島:そりゃそうだよ、その年齢だったらね(笑)。仲野:そうなんですよね、すごい変わったような気もするし、でも、変わっていないような気もするというか。当時はどの現場に行っても最年少でしたが、もうすぐ30になる今はほぼそういう状況がなくなってきたこともあって、そうやって少しずつ大人の階段を上って今があるのかなと思っています。西島:僕はたぶんインディペンデント系の映画に出ていた頃で、時間が空いていたら、とにかく映画館に通っていた時期です。今思うとすごく豊かな時期だったなと思いますね。浴びるように映画を見て、ひたすらインプットをしていました。今は自分だけの時間も短くなって、それはそれですごく幸せなことですけど、もうほとんど自分の時間を好きに使っていいという意味では、14年前の方がそういう感じでしたね。――2人がタッグを組んだ潜入調査シリーズについて、どういった点に注目してほしいですか?西島:とにかく真剣にやっていること自体が面白くて、2人の関係がすごくチャーミングで、ちょっとクスッとしちゃうようなところでしょうか。これから関係がどんどん作られていったら、すごく素敵なCMになるのかなと。僕は演じている側ですが、今からすごく楽しみにしています。仲野:一見カッコいいようなさまが映っていますが、2人のちょっとしたポンコツぶりも楽しみにしていただきたいですね。この二人が今後どうやって白戸家の皆さんと絡んでいくのか、そういうところにも注目してほしいと思います。
2022年09月16日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、映画『グッバイ・クルエル・ワールド』が本日より公開される西島秀俊さん。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。『グッバイ・クルエル・ワールド』は、大森立嗣監督が手掛けたクライム・エンタテインメント作品で、主演を務める西島さんは元ヤクザで今は家族との平穏な暮らしを望む男・安西幹也を演じています。そのほか本作には斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和と豪華俳優陣が集結しています。<作品情報>『グッバイ・クルエル・ワールド』公開中【出演】西島秀俊 / 斎藤工 / 宮沢氷魚 / 玉城ティナ / 宮川大輔 / 大森南朋 / 三浦友和 / 奥野瑛太 / 片岡礼子 / 螢 雪次朗 / モロ師岡 / 前田旺志郎 / 若林時英 / 青木柚 / 奥田瑛二 / 鶴見辰吾監督:大森立嗣脚本:高田亮オープニング曲:「What Is This」Bobby Womack(Universal Music)劇中曲:「Let’s Stay Together」Margie Joseph(Warner Music Japan)/「Back In Your Arms」Wilson Pickett(Warner Music Japan)エンディング曲:「California Dreamin’」Bobby Womack(Universal Music)公式HP:『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会イラスト
2022年09月09日俳優の西島秀俊と仲野太賀が出演する、ソフトバンクの新CM「SPY 登場」編が、9日より放送される。新CMは、2007年にスタートした白戸家シリーズの最新作。西島と仲野がスパイ役で登場し、やたらと幸せそうな家族・白戸家の極秘調査をしていく。撮影で、監督から「一見、大作映画に登場するすごいスパイのようですが、実は 2人ともポンコツで、やっていることにあまり意味はありません」と説明を受けた仲野。「今のお話を聞いて、役のイメージが見えてきました」とうなずき、「大作映画のスパイものを演じているポンコツって感じですね」とすぐさま自身の役どころを掴んでいた。また、今回が久しぶりの共演となった2人。全身黒ずくめで本格的なスパイグッズを身に着けた“ポンコツ”役に、西島が「相当できない2人だよね」「こんなにいろいろ用意してきているのに」と印象を語ると、仲野は「形から入るタイプなんじゃないですか」と返して笑いを誘った。■西島秀俊&仲野太賀インタビュー――白戸家CMシリーズに初めて参加した感想をお聞かせください。西島:白戸家のCMは長年見てきたので、そこに自分が参加させていただくことが、いまだにちょっと実感が湧いていないというのが正直なところです。仲野:あの白戸家、あの白戸家ですよ! あの白戸家のCMに、まさか僕が出させていただけるなんて、まったくそんな未来を想像していなかったので、ちょっと不思議な感覚というか。とにかく足を引っ張らないようにしようという気持ちで、今回の撮影現場に臨みました。――白戸家の新CMで共演した感想をお聞かせください。西島:すごく演技が上手くて、しかも本人の魅力がものすごくある俳優さんなので、前回ドラマでご一緒した時もすごく楽しかったですけど、そこから何年も経って、存在がどんどん大きくなっていると感じました。短い時間でしたが、今回も本当に楽しかったです。仲野:とても嬉しかったです。西島さんとペアで一緒に並んでCMに出演できることは、僕としてはとても誇らしくて、休憩時間に質問攻めとかしちゃったんですけど、失礼がなかったかなと思いつつ、気さくにたくさん話してくださったので、西島さんの優しさに包まれた一日という感じでした。――今回のお芝居で意識したこと、こだわったポイントをお聞かせください。西島:基本的に2人ともポンコツなスパイなんですけど、どちらかというと僕の方がポンコツって感じで。先輩だから、本人はすごくできるつもりになっているけど、大体、太賀くんに突っ込まれてしまうところが、ポイントですかね。仲野:ポンコツな2人なんですけど、当事者からするとすごく真面目にやっているところが、きっと面白く見えるんじゃないかなと。そういうことを監督も仰っていて、そこを意識しました。――CMのキーワードにちなんで、“幸せ”を貯めるために普段から実践していることをお聞かせください。西島:最近梅酒を漬けて、待てば待つほどおいしさが……って、全然違う話のような気がする(笑)。でも、飲むのを我慢して熟成させると、梅酒がおいしくなるので、“幸せ”を感じるというか。仲野:それは“幸せ”が貯まっていますね。――スパイといえば変装、ということで、もし誰にもバレず、白戸家のメンバーに変装できるとしたら、誰に変装して何をしてみたいですか?西島:僕は結構犬顔と言われるので、お父さんですかね。今回初めて会ってご挨拶したんですけど、お父さんに変装して、さりげなく家族と食事してみたいです。仲野:ぼくもお父さんになりたいです。それで威厳を保ちたいですね(笑)。お父さんはCMで結構怒ったりしているじゃないですか。犬でありながらお父さんとしての威厳を保ちたい。なんか、そのバランスが面白いなと思います。■上戸彩・樋口可南子・ダンテ・カーヴァーインタビュー――白戸家のリビングに西島さんと仲野さんが潜入したシーンをご覧になっていかがでしたか?上戸:ちょっと勝手に入らないで欲しいですね(笑)。樋口:いつ入ったの? どうして気づかなかったんだろう。こんなに音立ててるのに(笑)。上戸:私達、どこにいたんだろうね。――西島さんと仲野さんを白戸家に迎え入れた感想をお聞かせください。上戸:勝手に……(笑)。樋口:勝手に入ってきますもんね(笑)。上戸:迎え入れたかったですよね? 撮影も一緒にしたかったですし、お会いしたかったなあ。今回はお父さんだけですもんね、西島さんと仲野さんに会えたのは。ダンテ:一緒に撮影したい。来週撮影しますか(笑)?上戸:(スケジュールを)空けておきます。樋口:私も空けておきます。――コンビネーション抜群の演技はいかがでしたか?樋口:安定感抜群ですよね。すごく自然で。上戸:(仲野さんがメイキングで言っていたように)形から入ってる感も抜群でした(笑)。ダンテ:映画っぽいね。超かっこいい。上戸:仕上がりも映画っぽくなりそうなので、期待したいです!――QRコード決済アプリ“PayPay”にまつわるエピソードがありましたらお聞かせください。樋口:撮影前日にアプリを登録しました。その時に、本人確認で顔をカメラで撮るところがあって、すっぴんだったので、慌ててお化粧して(笑)。上戸:へぇーー!樋口:運転免許証の顔と合わないと困るかなと思って(笑)。それで、その日にタクシーで初めて使いました。上戸:早速使ったんですか? すごい。私の母がすごくPayPayを使ってます。たしかタクシーもPayPayで支払いをしていました。樋口:「PayPay」と音が鳴った時、「やった!」という感じでした。上戸:すごい! 私は今回の企画をいただいて、アプリをダウンロードしたところまでやりました。これから樋口さんに教えていただいたところを、やろうと思います。樋口:私の知り合いは電気代とか、息子さんの保険料もPayPayで払ったりとか、いろいろ使いこなしている友達がいるんです。ダンテ:電気代とかの支払いに使えることは知りませんでした。樋口:遅れてます、私たち。すっごい遅れてます(笑)。――CMのキーワードにちなんで、“幸せ”を貯めるために普段から実践していることをお聞かせください。樋口:身内にカメラマンがいて、写真が好きなんですね。孫がいることもありますが、ものすごく家族写真を撮るようになって。それを見返すとすごく楽しくて、「この時も“幸せ”だったなぁ」って。それが積み重なっていく感じがします。上戸:それはスタジオとかで撮るんですか?樋口:普通の何気ないところで。上戸:メイクとかもして?樋口:普通にそのままで。仕事の顔じゃないのがまた良くて。普段の姿をプロの人が撮ったものだったり、家族同士で撮ったものだったり、それも半端じゃない量がたまってきて、これからも貯まっていくんだと思うと、楽しい思い出が重なっていって、写真は良いなと。特に家族写真は。上戸:私も写真が今もう3万枚を超えちゃって、携帯を新しくした時に、過去の写真を残しておきたいんです。なので、そこから減ることがないんです。動画も5,000個を超えちゃってるので、データがもう大変なことになっています。ダンテ:結構使ってるね。上戸:“幸せ”を貯めたくて(笑)。樋口さんと同じです!――ちなみに、同じ質問に、西島さんは「梅酒を漬けて熟成させること」、仲野さんは「ぐっすり眠れるよう夜の散歩で体を疲れさせること」で“幸せ”を貯めていると回答していました。上戸:西島さんがおっしゃっているのはすごい分かります。樋口:熟成されていく感じは分かります。すごい変化していくからね、なんか“幸せ”が貯まっていく感じというか、(仲野さんの答えは“幸せ”を貯める方法というより)健康法ですね(笑)!。
2022年09月08日その刺激的な描写から、映画鑑賞に年齢制限が付いた西島秀俊主演映画『グッバイ・クルエル・ワールド』の本予告編が公開された。今回の映像は、西島さん演じる安西が銃を構え、銃声が鳴り響くシーンからスタート。覆面を被って登場する安西、萩原(斎藤工)、美流(玉城ティナ)、浜田(三浦友和)は、ヤバい裏仕事のために一夜限りで集まっただけで、互いに素性を知らない。強盗現場潜入の緊張が漂う中、軽妙な無駄話も繰り広げられており、本編ではこの無駄話が随所に登場するという。そして彼らは裏仕事に成功し、それぞれの日常に戻るはずだったが、ラブホテル従業員の矢野(宮沢氷魚)、刑事・蜂谷(大森南朋)を巻き込み、波乱の物語が動き出す。安西は「行くとこなんか、どこにもねぇ」と声を絞り出したり、矢野は「死ねば良いですか?」と言い放ったり、全てのキャラクターが裏切り裏切られ、追い込まれていく。先行試写や完成披露で鑑賞した人たちからは、突き抜けるバイオレンス性や豪華キャストたちの迫力の演技への絶賛コメントが寄せられ、注目を集めている本作。今回の映像は、その魅力がたっぷりと詰め込まれた。『グッバイ・クルエル・ワールド』は9月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年9月9日より全国にて公開(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年07月27日アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』の主演や、最新ドラマでも活躍する西島秀俊が、Apple Originalの新作ダークコメディ「Sunny」(原題)に出演、ソフィア・コッポラ監督『オン・ザ・ロック』でも知られるラシダ・ジョーンズと共演することが分かった。ラシダが演じるのは、夫と息子が謎の飛行機事故で行方不明になり人生が一変する京都在住のアメリカ人女性スージー。彼女は、夫が働く電子機器メーカーが製造した新型の家庭用ロボットのサニーを「慰め」として渡されることに。当初は自分の人生の空白を埋めようと奮起するサニーに苛立ちを感じるスージーだが、次第に2人は思いがけない友情を育み、共に彼女の家族に起こったことを探り、暗い真実を明らかにしていくうちに、スージーが知る由もなかった世界に2人は危険なほど巻き込まれていく。ラシダ・ジョーンズ西島さんが演じるのは、スージーの夫で優秀なロボット工学者である「Masa Sakamoto」役。本作は「A24」が制作、脚本・エグゼクティブ・プロデューサーをケイティ・ロビンズ(「アフェア 情事の行方」「ラスト・タイクーン」「ヘディ・ラマー」)が務め、「A24」のラヴィ・ナンダン、ジェス・ルベンが参加、監督・エグゼクティブ・プロデューサーをルーシー・チェルニアク(「ステーション・イレブン」「このサイテーな世界の終わり」)が務め、ラシダはエグゼクティブ・プロデューサーも務める。西島秀俊本シリーズは、日本在住で受賞歴のあるアイルランド人作家、コリン・オサリバンの著書「ダーク・マニュアル」が原作。高評価を受けた『オン・ザ・ロック』の世界配信に続き、Apple、A24、ラシダにとって2度目のコラボレーションとなる。ラシダはまた、ヒュー・ハウイーのニューヨークタイムズ紙のベストセラー小説であるディストピア3部作を原作としたAppleが企画する「Wool」(原題)への出演も予定している。(text:cinemacafe.net)
2022年07月15日映画科学アカデミーが、今年新会員に招待する人々の名前を発表した。日本からは『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督、西島秀俊、プロデューサーの山本晃久、編集の山﨑梓が招待された。濱口氏は監督と脚本、ふたつのブランチから招待を受けている。またプロダクションデザインに『フォードVSフェラーリ』のマヤ・シモグチ、メイクアップアーティスト&ヘアスタイリストに『ベルファスト』のワカナ・ヨシハラの名前がある。今年招待されたのは397人。俳優では、『コーダあいのうた』のトロイ・コッツァー、『ベルファスト』のジェイミー・ドーナンとカトリーナ・バルフ、『ロスト・ドーター』のジェシー・バックリー、『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボーズ、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェシー・プレモンスとコディ・スミット=マクフィー、『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャ・テイラー=ジョイなどの名前がある。文=猿渡由紀
2022年06月29日今田美桜、江口のりこ、鈴木伸之、高橋文哉、向井理らが共演する現在放送中のドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」の第8話より、桜井ユキが出演することが明らかになった。今田さん演じる麻理鈴が、毎話部署を転々としながら出世を目指していく本作。桜井さんが今作で演じるのは、企画開発部に在籍していたものの、産休と育休が続いたこと、時短で働いていることに肩身が狭くなり、志願して備品管理課へ異動する間宮マミコ。桜井さんは「間宮は、一人の働く女性、そして一人の母としての葛藤を抱えています」と演じるキャラクターについて話し、「母でもあり一人の女性として社会に出て働く。その当たり前の形とはなんだろうと、とても考えさせられました」とコメント。「許容されているようで、まだ胸を張る事の出来ない女性の切実な思いを、役を通ししっかり向き合い、表現出来たら」と意気込みを語っている。「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年05月25日女優の桜井玲香が、ミュージカル「DOROTHY~オズの魔法使い~」の主演を務めることが11日、明らかになった。同作はライマン・フランク・ボーム作の童話『オズの魔法使い』の物語をベースに、田尾下哲が作・演出を、宮川彬良が作曲・音楽監督を手がけて新たに生み出されるドロシー(桜井)の物語。“魔法の国”であるオズの王国は音楽でコミュニケーションが交わされる“音楽の国”に、少女ドロシーはヴァイオリニストを目指すオーケストラ部の大学生へと翻案される。曲を手掛ける宮川は蜷川幸雄作品や劇団四季など舞台作品の音楽を数多く担当し、またNHK Eテレの音楽番組『クインテット』や「マツケンサンバ」などお茶の間にも広く親しまれるヒットソングも生み出す音の魔術師による、完全新作のミュージカルナンバーが物語を彩る。主人公のドロシー役の桜井は、乃木坂46在籍時から高く評価されてきた歌唱力とダンススキルを武器に俳優としてますます躍進し、初めての単独主演を務める。蒼井翔太、鈴木勝吾がWキャストで出演し、凰稀かなめ、鈴木壮麻が出演。大人のための新たなミュージカルが誕生する。東京公演は日本青年館ホールにて2022年8月20日~28日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~19日。ほか9~10月に地方公演を予定している。○桜井玲香 コメントミュージカルでの単独主演は初めてです。緊張しつつ、この様な経験をさせていただけることがとても嬉しいです。オズの魔法使いは、誰もが幼い頃に触れる夢溢れる作品です。素敵なキャスト、スタッフの皆様と楽しく夢のある世界を作っていければと思います。是非劇場へ足をお運びください!○作・演出:田尾下哲 コメントミュージカル『DOROTHY』は、映画、舞台、ミュージカルと様々な形で翻案されている名作『オズの魔法使い』をミュージカル化しています。物語が音楽で進められ、セリフが歌われるというミュージカルの表現が必然的に、そして自然に描けるように、現代アメリカのオーケストラ部を舞台に、オズの国を音楽にあふれる魔法の国と設定しました。宮川彬良さんの色彩豊かな音楽が、場面を、キャラクターを、そして言葉を一層輝かせてくれることになると思います。原作でもドロシーとかかし、ブリキ、ライオンの四人は自分では備わっていない能力、願いを求めてオズの王国を旅しますが、実際には自分の中にその答えがあるというメッセージの物語です。本作はこのメッセージはそのままに、失敗をしたらお終い、ではなく、失敗を取り返すチャンスを旅の中で求めていく物語にもなっています。現代を生きる全ての大人たちに向けて伝えたい物語を、カンパニー一同、心を込めてお送りいたします。○作曲・音楽監督:宮川彬良 コメント立体的で複眼的な時間の体験、それがミュージカルの醍醐味です。そんなワクワクの時間をお客様にも体験して頂こうと、今まさにスタッフは試行錯誤を繰り返しています。そんなものづくりの過程で僕らが出くわす困難は、まるで劇中でのエメラルドシティーを目指すドロシー達にそっくりです。「あぁ、自分にもうちょっと勇気と賢さと優しさがあったらなぁ」なんて思いながら、発見と確信への旅を続けています。こんな時、どこか遠い世界にいる本物のドロシーであったなら、彼女は一体どんなふうに感じるだろう。その時どんな歌を歌うのだろう。と心の中の僕のドロシーと対話をしながら、今日もまた少し、前に進んだように思います。作って良かった、出演して良かった、そして観て良かった、と思える特別な時間を、そんな舞台を僕は目指しています。
2022年04月11日映画『ドライブ・マイ・カー』の凱旋舞台挨拶イベントが5日に都内で行われ、西島秀俊、三浦透子、岡田将生、霧島れいか、濱口竜介監督が登場した。同作は村上春樹の同名短編小説に惚れ込んだ濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優・家福と、寡黙な専属ドライバー・みさきという孤独な2人が、愛車サーブを通して出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。第74回カンヌ国際映画祭で日本映画として初となる脚本賞を受賞した同作は国内外の様々な賞を席巻し、第64回アカデミー賞 国際長編映画賞に輝いた。授賞式の場に立った濱口監督は「気持ちを落ち着けてなんとかスピーチをしなきゃと出て行って、自分もできるだけ短くしたいと思っていたので冒頭部分は英語でと思っていたら、大体冒頭部分で終わってしまったんですけど……『Thank you』というのが早すぎたんです。その場にいた俳優さん、いなかった俳優さんにも感謝をつ会えられたので良かったと思います」と振り返った。スティーブン・スピルバーグ監督とも写真を撮っていた濱口監督は「エレベーターを待っていたらスピルバーグさんがすっと通って行かれたので、自分は怖気付いていたんですけど周りから『行きなさい』みたいな。それで『ご一緒できて光栄でした』と話しかけたら、『ドライブ・マイ・カー』について「改めて素晴らしい映画だった、賞にふさわしい映画だった』とおっしゃていただいて、夢のような体験でした。子供の頃からスピルバーグ監督の映画を見てきたので、そんなことがあるんだと思いました」と状況を語る。同じくその場にいた西島も「ポール・トーマス・アンダーソン監督が『素晴らしかった』とおっしゃったり。ジェーン・カンピオン監督が岡田くんに『Bad boy』と言って、悪い男をすばらしく演じたと伝えてらっしゃったり」と明かすと、岡田は苦笑。「『そうです』と思いましたけど、この作品をちゃんと見てくれた上でおっしゃってくれてたので、本当に嬉しかったです」と喜んでいた岡田は、「僕は授賞式前にインタビューで『コーダ あいのうた』が好きだと言っていたら、トロイ・コッツァーさんとお話しする時間があって、通訳さんと手話の通訳さんと4人だったんですが『日本の手話と違うから、こうやってやるんだ!』と興奮しておしゃべりされてるので、何も聞けなかった。それで呼ばれてしまったので去ったんですけど、すごく貴重な時間でした」と明かした。トロイ・コッツァーと写真を撮っていた霧島も「そんなにたくさんお話しできなかったんですけど、目の前にいらっしゃったので。『コーダ あいのうた』は劇場で見て本当に恥ずかしいくらい大泣きしたくらい好きな作品でしたので、ガッと捕まえて、自己紹介して『ドライブ・マイ・カー』に出ていますということを説明して『好きな映画です。美しい映画だと思いました』とお伝えしたら、本当に嬉しそうに笑ってらっしゃって、お写真お願いしました」と楽しんでいたようだった。濱口監督が「どこを見ても伝説みたいな人がいて、ウィル・スミスさんがそこを通って行ったりとか……」と言うと、会場はざわつく。「ビル・マーレイさんがいたり、楽屋裏に入って行ったらコッポラ監督とロバート・デ・ニーロとアルパチーノが準備をしていて『何なんだこの世界は』と思いました」と豪華な思い出を振り返った。この日は実際にオスカー像も登場し、「意外と重いものでしで、2年前にポン・ジュノ監督が片手で軽々上げてたので、監督の筋力がすごいなと思いました」と語る。授賞式にいなかった三浦がその場で持つこととなったが「『重い重い』と言われてたから、そんなに重くなかったです」とその場の笑いを誘うと、濱口監督は「筋力がめちゃめちゃあるのかな」とコメントしていた。
2022年04月05日桜井日奈子さんのお気に入りの香りを詰め込みました!SABONは、SABON ジャパン アンバサダーを務める女優 桜井日奈子さんによる限定Kitを2022年3月30日(水)から数量限定で販売している。『SABON ジャパン アンバサダー 桜井日奈子さんSpecial Kit』は、旗艦店『SABON l’Atelier SPA』のオープンを記念して発売されるもので、同店のみで購入することが可能。「桜井日奈子さんサイン入り写真」「シャワーオイル ホワイトティー 500mL」「ボディスクラブ ホワイトティー 600g」「ボディローション ホワイトティー 200mL」「BOX/ドライフラワー」のセットで販売価格は14,850円となっている。25個限定なので気になる人は早めのチェックがオススメだ。岡山県出身の人気女優 桜井日奈子さん桜井日奈子さんは1997年4月2日生まれ。2014年に「岡山美少女・美人コンテスト」にて美少女グランプリを受賞。現在はINCENT GROUPに所属し、女優として活動している。映画やドラマ、舞台など幅広い分野で活躍。2022年1月からSABONジャパン アンバサダーを務めている。インスタグラムのフォロワー数は486,000人以上。(画像はプレスリリースより)【参考】※SABON公式サイト NEWS※INCENT GROUP※桜井日奈子オフィシャルインスタグラム
2022年04月04日KERA CROSS第4弾『SLAPSTICKS』が3日、日比谷・シアタークリエで公開ゲネプロを実施し、木村達成、桜井玲香、小西遼生、壮一帆、金田哲、マギーら出演者が囲み取材に応じた。KERA CROSSは、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の戯曲の中からえりすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創りあげる連続上演シリーズ。シリーズ第4弾となる『SLAPSTICKS』は、1993年にナイロン100℃で初演、2003年にはオダギリジョー主演で再演された作品。サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えるハリウッドを舞台に、映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望にあふれる一人の青年を通じて描くロマンチックコメディーだ。演出は、幅広い世代からの支持で注目される若手クリエイター・三浦直之(ロロ)が務める。本公演は昨年の12月25日にシアター1010で初日を迎え、その後は大阪、福岡、愛知などで公演を重ね、満を持して日比谷のシアタークリエでの公演を迎えることとなった。「最初がシアター1010でやりまして。その後、大阪、博多、名古屋に行って。そこから東京に帰ってくることができたわけで。本当にうれしいです」と木村が語ると、桜井も「こうして今日、クリエに立てるのが、気持ちが引き締まるというか、こうした状況の中で今日いられることが本当にありがたいことだなと思っています。毎公演やるごとにいろんな表情を見せてくれる作品だなと思っていて。去年の末から本番がはじまってるけど、回を越えるごとにまったく違う作品に進化しているなと感じているので、試行錯誤をした末のシアタークリエということで、完成に近づいていくこの作品を観ていただきたいなと思います」と意気込んだ。マギーが「最初にこの座組を見た時に、それぞれの畑がバラバラで。ここまでやってきて、いい意味でまとまっていない。だけどバラバラであることでキラキラ輝く気がする」と指摘する通り、バラエティーに富んだメンバーが集まったが、キャスト陣は非常にまとまっていて、この日も和気あいあいとした雰囲気。そんな木村について金田が「たっちゃんとはすごくふざけられるんですけど、真面目な部分もあって。誰よりも(セリフの)練習をしています」と指摘すると、小西が「真面目な部分もそうなんですけど、僕がまねできないのは、そう見えて破天荒なところなんですよ。だいたい朝、赤ら顔でやってきて。昨日、家でハイボール26杯飲みましたというから。いまだに彼をつかみ切れてない。両極端のやんちゃさがあって。それが役柄にも出ているかなと思います」と暴露。それに対して木村は「もともとこの作品がロマンチックコメディーだと聞いていたんですが、ふたを開けたら、僕が演じるビリーという人が請け負うダメージが大きかった分、これは飲まないとやっていけないなと思ったんです。(役を)家に持って帰るとおかしくなりそうだったので、できるだけ仕事は稽古場で済ませて。家はプライベートの時間を作ろうと思ったんです」と釈明。その様子を見た小西が、木村に目くばせしながら「今、すごい必死になっていたでしょ、こういうところがいいんですよ」と笑顔を見せた。一方の桜井は楽屋が一緒になった壮と仲良くなり、女子トークに花を咲かせていたという。壮は「玲香ちゃんは元アイドルで、わたしは元宝塚。同じ女性ばかりの世界でやってきたということで、その違いだったり、また彼女はリーダー、わたしはトップスターという共通点があるので、それぞれの立場でみんなを引っ張っていく時の価値観の違いとかを話していて。それが面白いなと思ってました。それとここではお話しできないような深いことも。それはご想像にお任せします」と笑いながら紹介した。そして最後のメッセージを求められた木村は「僕が最初にクリエに立ったのが『CALL』という三浦さんの舞台で無観客でした。でも何かが足りないと思ったんです」と切り出すと、「当たり前が当たり前じゃないんだなと。お客さまが拍手をしている姿がどれだけ恋しかったか。そういう経験を経て、お客さまの拍手している姿を見た時に震えました。涙がちょちょぎれました。役者はそれが当たり前だと思ってはいけないということが、この舞台をやってきた中の、僕が大きく得られたものでした」とコメント。さらに「今回、満を持してクリエでできるということで、お客さまからの拍手を浴びたいんですが、こういう状況なので無理をなさらずに観に来ていただきたいという気持ちは、キャストみんなが思っていることです。ただ僕たち役者というのは、やっぱり舞台の上、そしてカメラの前でしか生きられないようなものなので。コロナ禍の中でも、役にも通じるような、サイレントコメディーを生きた僕たち、今コロナ禍で役者をやっている僕たちが生きた証というものをお客さまに感じとっていただきたいなと思うので、ぜひお待ちしております」と呼びかけた。KERA CROSS第4弾『SLAPSTICKS』は日比谷のシアタークリエにて2月17日まで上演中。会見写真撮影/壬生智裕舞台写真提供/東宝演劇部
2022年02月03日元乃木坂46で女優の桜井玲香とダンスボーカルユニット・Leadの古屋敬多がW主演を務めるミュージカル『FLOWER DRUM SONG』が、4月23日から東京・日本青年館で上演されることがわかった。1958年に『サウンド・オブ・ミュージック』や『王様と私』など、多くのブロードウェイの名作を手掛けた名コンビである、作曲家のリチャード・ロジャースと作詞家で脚本家のオスカー・ハマースタイン2世が手掛け、ブロードウェイで上演された同作。今回、2002年にトニー賞受賞作家であるデビット・ヘンリー・ファンによってリバイバルされた同作を、日本国内で初めてプロ上演する。古屋と桜井がW主演を務め、古屋は父でオペラ歌手のワン・チーヤンとともに親子でステージに立つワン・ター、桜井はターに思いを寄せるメイ・リーを演じる。共演にはリーの恋敵リンダ・ロウ役にフランク莉奈、リーに思いを寄せる青年チャオ・ハイ・ラン役に砂川脩弥が出演するほか、泰江和明、八十田勇一、彩吹真央、石井一孝ら実力派俳優が顔を揃える。また、元劇団四季で、演出家としてはミュージカル『テニスの王子様』シリーズやブロードウェイミュージカル『ピピン』などを手掛けてきた上島雪夫氏が演出を担当する。舞台はサンフランシスコのチャイナタウン。中国人オペラ歌手のチーヤン(石井)と息子・ター(古屋)は親子でゴールデン・パール・シアターのステージに立つが観客はまばらだった。そこに父親を亡くしたリーが、父親の友人であるチーヤンを頼ってサンフランシスコにやってくる。人手不足で娘役を演じていたターは、リーにその役を引き継ぐことに。その後、オペラハウスをナイトクラブに生まれ変わらせた親子は大成功をおさめる。ターに恋心を寄せるリーは、ナイトクラブのスター・ロウ(フランク)に夢中なターをみてクラブを抜け出し、工場で働き始め、そこで出会ったチャオ(砂川)に愛の告白をされ、中国に帰国することを決意する。東京公演は4月23日~27日に日本青年館、大阪公演は4月29日と30日に森ノ宮ピロティホールにて上演。コメントは以下の通り。■古屋敬多この度「FLOWER DRUM SONG」に出演させていだたくことになりました、古屋敬多です。本場ブロードウェイで大人気だった作品、しかも音楽は僕も学校の授業で観たほど有名なあの『サウンド・オブ・ミュージック』の曲を作ったロジャース&ハマースタイン! そんな作品に自分が携わることが出来るなんてとても光栄です。自分自身ブロードウェイミュージカルは初挑戦になるので体当たりで演じて作品を愛していこうと思います!劇場でお待ちしております。■桜井玲香純粋無垢なヒロインのメイを演じることは、私にとって新たな挑戦です。気合いを入れて臨みます。私の人生の節目となる作品でいつもご一緒させていただいている上島雪夫さんとご一緒できることはとても光栄で、今回もダンスシーンがすごく楽しみです! アメリカンとチャイニーズの音楽が呼応する、とても不思議で華やかな世界観になる予感がしています。劇場でお待ちしています!■石井一孝ロジャース&ハマースタインの名作で、オペラ歌手の頑固なお父さん役とのこと。それにしても素敵な息子ができました。古屋くんはイケメンでダンスが激ウマ。そのことから、息子はお父さんではなくお母さん似だということがわかります(笑)。上島雪夫さんは20年も前から飲んだり騒いだりしていた兄貴のような尊敬する演出家。幸せで胸が熱くなっています。素晴らしい名曲のスコアに乗せて東洋の息吹をお届けいたします!
2022年01月20日女優の桜井日奈子が18日、都内で行われた「SABON ブランドアンバサダー就任記者会⾒」に出席した。今年で25周年を迎えるイスラエル発のナチュラルコスメブランド「SABON」は、同ブランドと同じ1997年生まれであり、"岡山の奇跡"として注目を集めてからはCMやドラマ、映画などで活躍している桜井日奈子をブランドアンバサダーに起用。その発表会に登場した桜井がアンバサダー就任の喜びを語ったほか、ブランド25周年にちなみ25本のお花でフラワーアレンジメントに挑戦した。ブランドアンバサダー就任に桜井は「SABONは昔からずっと使わせていただいた大好きなブランドなので、このような機会をいただけて本当にうれしいです」と喜び、「これからSABONさんのブランドや製品の魅力を1人でも多くの方に広めていけるように頑張っていきたいと思います」とアンバサダーとしての意気込みを。同ブランドの製品は友人からのプレゼントで初めて手にしたそうで、「ボディスクラブをいただきました。その時に蓋を開けた瞬間の香りがフワッと広がった時の感覚や洗い上がりのスベスベ感で一気にファンになりました」と初めて出会った同ブランドとのエピソードを明かしつつ、「私はお風呂の時間がとても好きで長い時は2時間ぐらい入ってしまうぐらい長風呂をしてしまうんです。その時にお気に入りの時間をお気に入りの製品で過ごしたいので、ボディスクラブを使って身体のケアをするのが好きなんです」と私生活でも同ブランドを使用しているという。また、今年の目標については「今年はSABONさんの製品を使ってより自分磨きを頑張りたいと思います。1人の女性として輝くことでこれからもSABONさんの魅力を1人でも多くの方に発信できるようにしていきたい」と意欲。また、イベントの最後には桜井が初めてフラワーアレンジメントに挑戦することになり、「先日生花に行ったんですが、本当にセンスがないなと思って。できるか不安なんですが(笑)」と謙そんしつつ、見事なフラワーアレンジメントを披露して「私は白が好きなので、白い花を多めにして周りをピンクや赤のお花で可愛らしく囲ってみました」と満足げだった。
2022年01月19日女優の桜井日奈子と俳優の浜中文一がW主演を務める舞台 浪花節シェイクスピア『富美男と夕莉子』が、5月4日から東京・紀伊國屋ホールで上演されることがわかった。同作は、舞台『刀剣乱舞』、『鬼滅の刃』などを手掛けた劇作家・末満健一氏が脚本、演出を務め、世界で最も有名な悲恋劇『ロミオとジュリエット』を題材に、舞台を中世ヴェローナから昭和の大阪に移し、大阪弁での人情あふれる物語へと変貌させた。浜中と桜井がW主演を務め、浜中は原作でロミオにあたる富美男、桜井はジュリエットにあたる夕莉子を演じる。共演には、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージらが顔を揃える。舞台は昭和、大阪の架空都市・浪速坂。任侠一家の門田木家の息子・富美男(浜中)と、対立する喜矢平家の娘・夕莉子が、互いの家同士の争いが原因で命を落としてしまう。彼らの友人たちは、2人が交わしていた交換日記からなぜ死ななければならなかったのかを探っていき、2人が出会った夏祭りの夜までさかのぼるといった内容だ。東京公演は5月4日~17日に紀伊國屋ホール、大阪公演は5月29日~30日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。コメントは以下の通り。■浜中文一このような形で、人生初めてのシェイクスピアに触れるとは思いませんでした。楽しみにしていますが、もしかしたら僕が夕莉子で、桜井さんが富美男の可能性も……一体どういう作品になるかわかりませんが、でも、きっと面白いと思います。それくらい、色んな妄想をしながらこの作品が始まるのをお待ちください。■桜井日奈子ロミオとジュリエットという誰もが知る名作に、ヒロインとして出演させていただけるなんてとても光栄です。『富美男と夕莉子』の舞台は昭和の大阪なので、ロミジュリの高貴な世界観とはまた違う、新しい作品になります。大阪弁でのお芝居ですが、私以外のキャストの皆さんはほぼネイティブだとお聞きしているので、猛特訓しなければと少し焦っています。どんな形でも、究極のラブストーリーであるということは変わらないので、そこを大切に夕莉子を演じられたらいいなと思っています。ぜひ観にいらしてください、頑張ります。■末満健一氏400年以上前に生み出された物語が、なぜ今もなお愛され続けているのか。シェイクスピアの作品に触れる時、その思いが常に心につきまとい離れずにいます。僕がそれを理解するためには、想像もつかない過去に飛び込むのではなく、想像し得る過去にシェイクスピアをお招きする必要がありました。それが「昭和の大阪」というモチーフです。本作品はかの有名な恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎し、昭和の郷愁的な空気と大阪弁のリズムに乗せて語り直すものです。弱強五歩格で書かれたシェイクスピアの台詞と、丁々発止な大阪弁のリズムは、不思議な親和があるように思えてなりません。浜中文一さんと桜井日奈子さんを筆頭とする心強いキャスト陣とともに、『ロミオとジュリエット』の物語を愛しながら壊していく、そんな作品になればよいなと思います。浪花節シェイクスピア、どうぞご期待ください。
2022年01月13日「真犯人フラグ」に出演中の桜井ユキと、ミュージカル「刀剣乱舞」「テニスの王子様」などで知られる黒羽麻璃央が双方のSNSにて、1月11日に結婚したことを報告した。2人は連名で、「昨年、作品の共演をきっかけに出会い、今日に至るまで短い期間ではありましたが、共に過ごす時間の尊さを日々感じております。そして、この先の人生も共に歩んでいきたいと思い、このような運びとなりました」と共通の文面をアップ。作品の共演とは、初共演した2021年4月期のTBS金曜ドラマ「リコカツ」のParaviオリジナルストーリー「リコハイ!!」。主人公夫婦・咲と紘一と同じマンションの1つ上の階で、桜井さん演じる“サレ妻”・希恵と黒羽さんが演じる“サレ彼”の年下男性・健太との奇妙な同居生活と“もう1つの離婚から始まるラブストーリー”を描き、ラブシーンも数多く登場したが、息の合った演技を見せて話題となっていた。桜井さんは報告のインスタグラムで「更に成長していけるように、しっかり地に足をつけ邁進していきたいと思いますので、これからも桜井ユキをよろしくお願い致します。自分がこんな文章をアップする日が来るとは思いませんでした。むずむずするので今日は自転車で爆走します」と独特の表現によるコメントで喜びを表現。「G線上のあなたと私」「だから私は推しました」「イチケイのカラス」といったドラマや数々の映画作品で活躍してきた桜井さんは、現在は日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」や話題のCMにも数多く出演、デビュー10周年のファースト写真集「Lis blanc」(リス・ブロン)は発売前から重版に。端正な顔立ちに凛とした眼差しでクールビューティーな魅力を放ち、唯一無二の存在感と高い演技力で様々な役柄を演じてきた。黒羽さんといえば、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンの菊丸英二役や「刀剣乱舞」三日月宗近役、舞台「黒子のバスケ」黄瀬涼太役など多くの代表作を持つ舞台俳優。映像作品にも進出し、ドラマ&映画「広告会社、男子寮のおかずくん」、「LINEの答えあわせ ~男と女の勘違い~」、「恋はつづくよどこまでも」のParaviオリジナルストーリー「まだまだ恋はつづくよどこまでも」などでも注目されてきた。2020年11月には黒羽さんが新型コロナウイルスに感染、回復したこともあり、報告内の「共に過ごす時間の尊さ」といった言葉や最後の「感染拡大が一日も早く収束し、皆様が健康な日々を過ごせるよう、心よりお祈り申し上げます」といったメッセージには2人の思いが込められているようだ。(text:Reiko Uehara)
2022年01月12日俳優の黒羽麻璃央と桜井ユキが結婚したことを12日、それぞれのSNSを通じて発表した。黒羽はTwitterアカウントで「私事ではございますが、この度、桜井ユキさんと結婚しました事をご報告させていただきます。これまで以上に俳優業を、そして人として成長できるよう、より一層精進して参りたいと思っております」と更新し、「令和4年1月11日に結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と報告した。4月期に放送されたTBS金曜ドラマ『リコカツ』のParaviオリジナルストーリー『リコハイ!!』で恋人役を演じた2人は「作品の共演をきっかけに出会い、今日に至るまで短い期間ではありましたが、共に過ごす時間の尊さを日々感じております」とコメント。「この先の人生も共に歩んでいきたいと思い、このような運びとなりました。これからは共に支え合い明るい家庭を築いていきたいと思います」と決意を表し、「これからも役者としてより一層精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」とメッセージを送った。また、桜井もInstagramのアカウントで同様に報告。「自分がこんな文章をアップする日が来るとは思いませんでした。むずむずするので今日は自転車で爆走します」と茶目っ気たっぷりの言葉を綴った。
2022年01月12日●亡き祖父母へ「あの家を残してくれて本当にありがとう」「今のままでは、役なんて演じられない」桜井ユキは言う、あの時に「否定」されなければ今の自分はいないと。演出家・石丸ちさ子氏からの厳しい言葉は、今も桜井の中で金言として生き続けている。近年は『だから私は推しました』(19・NHK)、『G線上のあなたと私』(19・TBS系)、『アンサング・シンデレラ』(20・フジ系)など出演作が途絶えず、最近でも日本テレビ系ドラマ『真犯人フラグ』が放送されるたびに怪演ぶりが話題になる彼女だが、女優としては遅咲きの部類に入る。役者業をスタートしたのは、24歳の頃だった。2月に34歳になった桜井は今年、芸能活動10周年の節目を迎えた。今月22日には、記念すべき1st写真集を発売。「純潔」の花言葉を持つ「Lis blanc(リス・ブロン)」をタイトルに付けた。「ルーツをたどるような一冊」にしたかったという同作。何者でもない自分が、人を演じることとは。そして、亡き祖父母が大分の家を通じて与えてくれた「不思議な時間」とは。桜井と共に、現在に至るまでの軌跡を追った。○■地元での撮影を希望した理由――10周年の節目となる一冊です。写真集は以前から出したいと思われていたんですか?いえ、自分が写真集を出すなんて想像もしていなかったことです。昨年、スターダストプロモーションに所属してこのお話をいただいて「写真集を出すなら今だ」と。「今の自分を写真に残したい」と思うタイミングとも重なって、出させていただくことになりました。写真集をどうやって作っていくのか分からなかったのですが、自らを振り返ってルーツをたどるような一冊になればいいなと思って、地元での撮影を希望しました。――出生の地である大分と、青春時代を過ごした福岡での撮影。日本家屋のカットも素敵ですね。実は祖父母の家なんです。2人とも他界しており、大分の九重にあるその家には誰も住んでいないのですが、今もそのままの状態で残されています。近所にお墓があって、両親が里帰りしたときに家のメンテナンスをしてくれているので、家屋から庭までとてもきれいです。祖父母がもともと「孫のために」と建てた家。もっと小さくて古かったんですけど、私が小学校低学年ぐらいのときに「孫が大きくなったら、ここにみんなで集まって欲しい」と建て替えてくれました。何かしら形に残せたらと考えていたのですが、まさか写真集に使っていただけるなんて夢にも思っていなかったので、おじいちゃん、おばあちゃんもビックリしていると思います(笑)。――きっと喜んでいらっしゃるでしょうね。それまでは、桜井さんにとってどのような場所だったんですか?実家は福岡で、上京してから大分に行くのは少し時間がかかってしまうので、あまり帰れなかったのですが、お墓参りのついでに少し寄る程度でした。小学校に上がるまではそこで生活をしていて、福岡に引っ越してからは長期の休みや年末年始にみんなで過ごすのが定番になっていました。写真には写っていないのですが、家の前に畑があって、「今日あれ食べるから大根とってきて」「しそとってきて」と頼まれるような生活で。あとは薪風呂なので、裏庭で薪割りもしていました。おじいちゃん、いっぱい斧を持ってたなぁ(笑)。今思うと……当時は当たり前でしたが、二度と経験できないであろう自給自足の生活。すごく貴重な時間ですね。○■祖父母が与えてくれた“不思議な時間”――現在のご活躍を知ると、きっと驚かれるでしょうね。亡くなる前から芸能には携わってはいましたが、今みたいにテレビに出させていただく機会はなかったので、残念ながら出演作を見せることはできなかったですね。だからこそ、思い出の家をこんなにきれいな写真の中に残してもらえたのは、本当に感謝です。背景のコップや食器は小道具ではなくて、本当に私が幼い頃に使っていたもの。おばあちゃんはすごくものを丁寧に扱う人だったので、今でもきれいに使えるものばかりなんです。幼少期に暮らしていた空間とそこまで変わっていないので、帰ると不思議な気持ちになるんですよね。あの場に帰ると……ただの私、素の自分に戻れるというか。そこでの撮影は、すごく不思議な時間が流れていました。祖父母の「みんなで集まってね!」という願いの通り、実際にみんな集まっています。姉は旦那さんと一緒に帰って、両親を交えてバーベキューをしたり。そういう使い方もできているので、あの家を残してくれて本当にありがとうと伝えたいです。――今後も憩いの場所になりそうですね。写真集では、福岡の名物・屋台のシーンなどありました。福岡編はどのようなコンセプトで撮影されたのですか?父の仕事の関係で福岡を転々としていたのですが、高校生の時には久留米に住んでいて、よく大名(福岡市中央区)にも通っていました。その思い出がすごく残っていたので久留米で撮影することも考えたのですが、生まれ育った場所としての大分・九重と重なってしまうと思って。大名に繰り出していた頃の少し成長した私。それを思い出すためにも、久しぶりに歩いてみました。当時とはだいぶ変わっていたのですが、すごく懐かしかったですね。●あの人に出会わなければ「今の自分は確実にいません」――19歳の頃、福岡から上京されたそうですね。上京というか、“瞬殺”で福岡に帰ってしまったので(笑)。その後、お芝居を始めるきっかけとなるマネージャーさんと出会いました。「東京に来て一緒に仕事をしよう」と誘われて上京したものの、「東京嫌い!」「こんなところに住んで仕事なんて無理!」とすぐに帰ってしまいました。初めての一人暮らしに慣れなくて……。芸能のお仕事もずっとやりたいとは思っていたのですが、精神が追いつかなかったんです。その後、22~23歳ぐらいのときに再び声をかけていただいて、年齢的にも今がラストチャンスだと思って再び上京しました。お芝居のことを何もやったことがなかったので、そこから2年ぐらいワークショップに通って演技の勉強をして、24歳からようやくお芝居の仕事をいただけるようになりました。――福岡に戻って再び上京するまでの3~4年ぐらいの間、焦りや将来への不安は当然ありますよね。それが全くなかったんですよ(笑)。なんとなく「いつか行く」と予感していた一方で、今行っても通用しないだろうなとも感じていました。「どうせいつか行くから大丈夫」という変な安心感のようなものもあって(笑)。22~23歳ごろにマネージャーさんとたまたま連絡を取ったときに、直感ですよね。「あ、これが最後だ」って。いろいろとスタートが遅いくせに、焦りが全くなかったんですよね(笑)。ただ、本当に焦ったのは上京してから。何にもできない自分に絶望したんです。○■忘れられない言葉「あなたは本当に女優になったのね」――役者の世界に飛び込んで、大きな壁があったわけですね。マネージャーさんにお芝居を初めて見てもらったときに、「ひどすぎて表に出せない」と言われて。それで初めて焦りました(笑)。それまでは根拠のない自信がずっとあって……。――周囲の反応はいかがでした? たとえば、ご両親からめちゃくちゃ心配されていたとか。小学生の頃から「将来は女優さんになる」と言っていて、福岡の芸能事務所にも自分で応募して勝手に面接を受けたりしていたんですけど、ある日それが親にバレて「高校卒業するまで我慢しなさい!」と叱られました。私としては、東京は「いつか行く場所」。だから、親からの心配の声もそこまで深くは受けとめていなかったような気がします。ここ最近、お仕事をいただけるようになって……3年ぐらい前ですかね。ある日、親が「幼い頃に夢はあっても、きっと別の仕事に就くんだろうなと思っていたけど……あなたは本当に女優になったのね」とボソッと(笑)。私にとって忘れられない言葉であると同時に、芸能界に詳しくはない親にも、ようやく出演作が届くようになったんだと実感した瞬間でもありました。――そこに至るまでには「本当の苦しみ」が待っていたんですよね。当時の自分には、演技力なんて全くなくて。蜷川幸雄さんの演出助手を務められていた石丸さち子さんのワークショップに最初にお世話になったのですが、すごく厳しい方で「今のままでは、役なんて演じられない」とハッキリと言われて。20代前半の私は、少し世渡り上手みたいになって、自分の見せ方とかを変に意識してしまっていた時期でもあって。それがすごく嘘くさかったんでしょうね。石丸先生に「あなたの底も見えなければ、誰と話してもヘラヘラしているようでは誰も演じられない」と人間性やお芝居も否定されて……あぁ、思い出してきた……本当に絶望でした(笑)! 24歳で意気揚々とスタートしたのは良いものの、そこまであった根拠のない自信が見事に打ち砕かれました。――耳を塞ぎたくなりますが、長い目で見るとすごく貴重なアドバイスですよね。今はとても感謝しています。でも、他の稽古も含めて本当に苦しいことばかりでした。自分をさらけ出すというか、「どう見られるか」のスイッチを外すことをひたすらやって、すごく苦しい時間ではありましたけど、石丸先生に会っていなかったら、今の自分は確実にいません。一度、誰かに心を折られることは大事なんだということを、身をもって知りました。一度折られると、問題点がクリアになるんですよね。石丸先生との出会いとあの時間にはとても感謝しています。○■ある役者の教え「おごったら終わり」を胸に――それだけつらいのに、なぜ乗り越えられたと思いますか?悔しかったんですよね。ただ、「あなたにはできない」と断言されたことも悔しかったのですが、少しだけ希望も見えたというか。その頃、日常を楽しく過ごしているようで、「本当の私ってこんなんだっけ」と悩んでいた時期でもあったので、一度それを見抜いてもらえたという感じもあって、苦しい反面、ちょっとうれしかった。だから、乗り越えられたわけでもなくて、「この人のところにいたら、私ってどう変わっていけるのかな」という楽しみも芽生えたというか。そこには悔しさも混ざっていて、「行きたくない……」と思いながらいつも稽古場に通っていました(笑)。そのほかにも、並行して別のワークショップに通っていました。そこでも精神的につらいこともあったのですが、アプローチの仕方が違ったので、ここでも「何かが変わるかも」という期待があって。ただ、恥ずかしいことをいっぱいさせられるんですよ。例えば、「掃除機になって」と言われて口で吸い込むような仕草を見せると、「そんなの浅い!」とバッサリ。「掃除機はゴミを吸ったらどういう気持ちになるの!」と。自分の価値観とか、「こうあるべき」みたいな考えって、何の役にも立たないとそのときに知りました。「もう、どうにでもして!」という気持ちで、その2カ所に通い詰めていたのを覚えています。――そんな苦労の末、最近ではCMでお見掛けする機会も多くなりました。出演作も増えている現状について、客観的にどのように思われますか?私の中では、全然何も変わりません。家でテレビを見ていてCMやドラマを目にしても「あ、出てる」とは思うことはありますが、劇的に自分の感覚や周りが変わったかと言われると全然そんなこともなくて。出させていただく機会が増えれば増えるほど、私は自分のネジを何度も締め直しています。ある役者の先輩が、「おごったら終わりだよ」といつもおっしゃっていました。その言葉を胸に、きちんと締まっているか確認するように常に心がけています。だから、昔と今では何も変わりません。これからもネジを締め続けて、いろいろな作品と出会っていければと思います。■桜井ユキ1987年2月10日、大分県生まれ。福岡県出身。映画『寄生獣』(14)、『新宿スワン』(15)、『極道大戦争』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)などの後、2016年のフジテレビ月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で連続ドラマに初出演。2017年公開の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ-』で映画初主演を務め、その後も数々のドラマや映画に出演した。現在放送中の日本テレビ系ドラマ『真犯人フラグ』での怪演も話題になっている。
2021年12月30日数々のドラマや映画に出演し、強烈な存在感を放っている俳優・桜井ユキさん。今冬発売の初写真集ではスラリとした美ボディも披露している彼女に、体作りについて聞いてみました。自分に対するハードルを上げすぎず、無理のないボディ作りを続けることが大切。「トレーニングを始めたのは10年以上前。いろいろと試したけれど、私の体にはピラティスが合っているみたい。以前はO脚や腰回りのバランスの悪さに悩んでいましたが、続けるうちにラインが変化。しなやかな筋肉がついてきて、痛めがちだった腰も楽になりました。写真集を出すことになってからは、お尻のトレーニングを強化。撮影の2か月前からジム通いを増やした結果、スタイリストさんからお尻に対してお褒めの言葉が(笑)。そのおかげで自信がつき、体のラインが出る衣装や下着のカットも気持ちよく撮影に臨めました」食事に関しては我慢をしすぎないのがポイントだといい、おやつにポテトチップスやアイスクリームを食べることも。「ストレスは暴食に繋がるので、欲するものを食べるようにしているんです。その分、翌日の食事を軽くして調整します。というのも、今よりも太っていた10代後半の頃に食事制限の反動で失敗した経験があって。以来、自分のペースを見つけることが大切だと実感。私の場合、トレーニングは週1~2回が限界で、食事ルールも寝る前の5~6時間は食べないようにする程度。数字に囚われたくないから、家に体重計も置きません。そうやってハードルを上げすぎず、ほどよく自分を甘やかすことで、無理なく体作りを続けられるように。体型も食生活も、大幅に乱れることなく維持できています」Yuki’s Beauty Rules1、時に“甘やかさない”ことで肌コンディションを整える。「肌自体が持つ力を鍛えるために、2週に一度は何も塗らずに寝る日を作っています。最初は乾燥しても、朝になるとちゃんと潤っているんですよ。肌荒れした時も同じで、あれこれ塗るよりも引き算して立て直す方が私には合っている気がします。あとは、水を1日2L以上飲むのも美肌の鍵。代謝が上がり、乾燥しにくくなりました」2、43°Cの湯船で、毎日しっかり体を温める。「冷え症なので、毎日30~40分は湯船に浸かります。最近は金木犀の香りのバスオイルを愛用していて、お風呂上がりに何も塗らなくてもしっとりしている点がお気に入り(笑)。ボディの保湿はその程度なのに撮影などで肌質を褒めていただくことが多いのは、納豆や甘酒、漬物などの発酵食品を積極的に摂っているおかげかも」3、こまめな散歩や自転車で心も体もスッキリ。「半年前に電動自転車を購入して以来、公園や緑の多い場所に出かけるのにどハマり。坂道以外はできるだけ負荷を軽くせずに漕ぐようにするといい運動になるし、頭もクリアになってよく眠れるんです。お散歩も好きなので仕事の合間などにちょこちょこ歩いているのですが、美の大敵であるストレスの発散にもなるのでオススメ」美ボディの秘訣、教えてください!マシンピラティス歴は8~9年ほど。「インナーが鍛えられるので、ムキムキにならずに自然な感じでボディラインが整うのが嬉しい」ストレッチやほぐしはほぼ毎日実践。「ローラーやボールは凝っている場所に合わせて使い分けます。お風呂上がりや寝起きに行うことが多く、肩回りをほぐすと顔のマッサージよりもフェイスラインがスッキリ」桜井ユキさん1987年2月10日生まれ、福岡県出身。どんな役柄も自分のものにするたしかな演技力で、ドラマや映画、広告など幅広く活躍。放送中のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系 日曜22:30~)での怪演も話題に。ファースト写真集『Lis blanc(リス・ブロン)』(SDP)が12月22日に発売。ジャケット、ドレス 共に参考商品(YOHEI OHNO TEL:03・5760・6039)ロングブーツ¥66,000(UNTISHOLD customer@untishold.com)イヤカフ¥6,380チョーカー¥7,920リング、右手¥4,378左手人差し指¥4,620左手中指¥4,400(以上TUWAKRIM/エスタードジャパン TEL:03・5413・4807)※『anan』2021年12月22日号より。写真・苗江スタイリスト・道端亜未ヘア&メイク・石川奈緒記取材、文・真島絵麻里
2021年12月19日乃木坂46の1期生としてデビューし、現在は俳優としても活躍している桜井玲香さんが“おめかしメイク”に挑戦!ヘア&メイクアップアーティスト・NAYAさんによる、わかりやすい解説付きです。桜井玲香さんがおめかしメイクに挑戦!NAYA:桜井さんは目鼻立ちがくっきりしているから、メイク映えしますね。桜井:逆にそれが昔からコンプレックスで…。薄い顔に憧れます。NAYA:そんな華のある顔立ちの桜井さんには目元も口元も肌なじみのいい色をメインで使いつつ、シメ色には黒ではなくバーガンディを使ってみました。骨格もしっかりしているから、使いたい色は外側に置いたのと、全体のツヤ感がポイントです。桜井:まぶたのツヤ感が上品で、キレイ!NAYA:チークはシェーディングづかいで、頬骨の下にゴールドを入れるくらいのさりげない感じに。桜井:肌が赤く見えやすいので、いい感じです。NAYA:いまのヘアスタイルも洋服のバランスがとりやすそうで、ステキですね。桜井:乃木坂46時代はほかのメンバーとの差別化で、前髪をつくらないようにしたり、大人っぽく見せたくてロングを貫いていた時期もありましたが、いまは気分で変えています(笑)。今日のこのメイクは女子会にぴったり。お寿司屋さんのカウンターでも物怖じせずいられそうな大人感!Makeup PointA ローラ メルシエ オープニング ナイト チーク パレット¥7,260(ローラ メルシエ ジャパン TEL:0120・343・432)B ディオール バックステージ アイ パレット 005 プラム¥6,050(パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03・3239・0618)C グッチ スティロ コントゥール デ ユー アイライナー 04¥3,960D グッチ ルージュ ア レーヴル サタン 200¥5,060(共にグッチ ジャパン クライアントサービス TEL:0120・99・2177)目元はBのタテ中央の3色のパールカラーをグラデーションで重ねづかい。ラインはCで仕上げ、その上にさらにBのパールを重ねてラインを和らげる。最後にAの右をシェーディングに、左をCゾーン&ハイライトに入れ、Dを直塗りして完成!Reika’s Beauty Rules1、ベースにこだわっています。「赤ら顔になりやすいので、ベースメイクは入念に。下地は『ポール&ジョー』か『イヴ・サンローラン』のもので、ツヤを仕込みつつ。ファンデーションはしっかり隠せて、でも薄づきな『エスティ ローダー』のダブル ウェアがお気に入り」2、年中カラダをあたためています。「ネックウォーマー、レッグウォーマー、はらまきは年中使っています。よもぎ蒸しパッドもお気に入り。お風呂は汗も毒素も全部出し切る気分で、粗塩をたっぷり入れた塩風呂に肩までじっくりちゃんと時間をかけて浸かるようにしています」3、薬ではなく、漢方に頼る!「忙しいと頭痛が起こりやすく、花粉症も結構ひどいのですが、薬ではなく、なるべく漢方で解消するようにしています。あとは旬の食べ物を食べる意識も。自炊は得意じゃないけど、季節のものを食べるとむくみにくく、カラダも快調です」Model Reika Sakurai1994年5月16日生まれ、神奈川県出身。乃木坂46の1期生としてデビュー。公開中の主演映画『シノノメ色の週末』や来年2月上演の舞台『SLAPSTICKS』など俳優としての活動にも注目!オールインワン¥27,500(カエン/ロダン TEL:092・622・2552)イヤーカフ、上¥12,650(ripsalis)下¥2,200(シースキー)バングル¥16,390(ベベット) 以上ロードス TEL:03・6416・1995Hair & Make NAYAヘア&メイクアップアーティストMio氏に師事。ヌケ感のあるヘアメイクで人気。タレントやモデルからの支持も多く、ファッション誌や広告などで活躍中。Instagramは@naya_hairmakeup※『anan』2021年12月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・NAYA
2021年12月11日現在公開中の映画『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)に主演する俳優・西島秀俊が、ニューヨーク・タイムズが選ぶ“ Great Performers / The Best Actors of 2021”に選出されたことが分かった。ニューヨーク・タイムズが2004年以来、毎年の映画を代表する俳優を取り上げてきた名物企画であるこの“Great Performers”。西島さんは、今年2021年にニューヨーク・タイムズが選んだ13組の俳優の一人として、アジアから唯一の選出となる。ほかにも、クリステン・スチュワート、ベネディクト・カンバーバッチ、ウィル・スミス、デンゼル・ワシントン、ホアキン・フェニックスなどの名優が名を連ねている。これまで“Great Performers”に選ばれた日本人俳優は、栗山千明(『キル・ビル』2004年)、渡辺謙(『硫黄島からの手紙』2006年)、菊地凛子(『バベル』2006年)。彼らに続き、今回の西島さんは4人目。3人はアメリカ映画への出演で選ばれたのに対して、今回は濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』という、日本映画で選ばれる快挙となった。『ドライブ・マイ・カー』が全米の賞レースを席巻している中、今回の西島さんの選出は、アカデミー賞に向けて、さらなる追い風となることは必至だ。なお、選出に際し掲載された写真は、これまでにバラク・オバマ氏やジョージ・クルーニー、マリオン・コティヤールなど数々の著名人たちのポートレートを撮影してきたルーヴェン・アファナドールが撮り下ろした。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年12月08日モデルの久間田琳加と女優の桜井ユキが出演する、アラクス・ノーシンピュアシリーズの新CM「今日は無理しない」編が、3日から放送される。新CMでは、“頑張るあなたが頑張りすぎてしまわないように”と、無理しないで過ごすシチュエーションを再現している。久間田が出演するノーシンピュアのCMは、久間田が“無理しない”で過ごす放課後を描いており、ベッドでごろごろする姿など、家にいる時のようなリラックスした表情を見せる。一方、オトナノーシンピュアのCMに出演する桜井は、せわしない日々の中で、飼っているクラゲを眺めたりソファにもたれたり、ゆったり過ごす姿を大人の表情で演じている。両CMともに、BGMとなっている2人の鼻歌にも注目だ。また、「女性の『無理しない』に関する調査」をもとに“今日は無理しない、無理しない。”と感じる具体的なシーンを、坂本彩、Saigetsu、大津萌乃、mameら人気イラストレーター・作家22人が描くコラボ企画を実施。3日より順次、公式ホームページやSNSで公開される。
2021年12月03日劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が25日に都内で行われ、西島秀俊、内野聖陽が登場した。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックの実写化作。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。この日は西島の希望でティーチインが行われたということだったが、西島は「前回(のイベントで)、興奮して思わず『質問があったら言ってください』と言ってしまった」と苦笑。内野が「お客さんと話したいって言うから」と指摘すると、西島は「だってSNSとかやってないでしょ? 僕もやってない。だから全然やりとりできないんですよ」と観客との交流に飢えているようだった。映画版では金髪で登場することになったため、「ケンジの髪型についてどう思いましたか?」という質問に、内野が「漫画には(史朗が)『好みでノックアウトされちゃう』みたいなのが書いてあったので……」と不安そうにすると、西島は「かっこいいって思いました、ほんとに!」と笑いながら念を押す。内野が「現場では『ええ!? これ俺の好みなの!?』って……」と拗ねると、西島は「言ってないって!」とつっこみ、「レストランの時は台本に『胸をうちぬかれる史朗』って書いてあったので、(サングラス姿の)内野さんがものすごい不安になってて、『こんな格好だけど打ち抜かれる?』って。『大丈夫、かっこいい、かっこいいですよ』と言って。かっこよかったです。マフィアみたい」と褒める。「打ち抜いてたかどうかわからない。ちゃんとイケてましたか?」と尋ねる内野に、会場は拍手を送っていた。会場には今日の舞台挨拶のために「大阪から来ました」という、同作を10回以上も観た大ファンの男性も。「京都のロケで綺麗だったのは?」という質問に、様々な観光地を挙げるが、内野は「ケンジモードで『どこ行っても素敵!』ってなっちゃって」と笑顔になり、西島も「2人で旅行するなんてないですから、僕もそうでした。浮かれてました」と明かす。さらに「互いにクリスマスプレゼントを贈るには?」という質問には、内野がすでに「(西島から)お酒をいただきまして、嬉しかったです」と告白する。西島は「自転車乗ってます? 乗ってますよね。撮影でたまたま内野さんの近所で撮影した時に自転車で来た」と明かし、自転車を贈るのかと思いきや「自転車はダメ、高いから。自転車のライトとかなら」と提案したため、内野は「ライトだけ!?」と驚き。逆に内野は「僕が西島さんにプレゼントするのは、スイーツしかないですね。トルコのキャンディ、飴みたいなのは? めちゃめちゃ甘いですから」と検討していた。フォトセッションでは、鍋型のパネルをどう持とうか試行錯誤し、鍋に相手の顔を入れるなどずっとわちゃわちゃしていた2人。不慣れな自撮りに戸惑いながらも観客と映像を撮り、最後には肩を組んで退場していった。
2021年11月25日西島秀俊と中村倫也が、白石和彌監督が手がける配信作品「仮面ライダーBLACK SUN」にてそれぞれ仮面ライダーBLACK SUN、仮面ライダーSHADOWMOONを演じることが発表。2人とも仮面ライダー作品には初主演及び初出演となる。1987~88年に放送された「仮面ライダーBLACK」をリブートする本作。W主演となる西島さんが演じるのは、仮面ライダーBLACK SUN/南光太郎(みなみこうたろう)。日蝕の日に生まれ、怪人たちの頂点である「創世王」の候補となるべく改造された。怪人と人間との狭間で揺れ動く、優しさを胸に抱いた哀しき宿命の戦士。変身することで仮面ライダーBLACK SUN (以下「ブラックサン」)となる。また、中村さんが演じるのは、仮面ライダーSHADOWMOON/秋月信彦(あきずきのぶひこ)。光太郎と同じ日、同じ時に生まれたもう一人の「創世王」候補。親友として光太郎と共に育った、高潔な心の持ち主。だが、やがてその思想によって光太郎と対立する。変身することで仮面ライダーSHADOWMOON(以下「シャドームーン」)となる。2人は共に、仮面ライダー作品初出演。白石監督が描く本作に、優れた演技力でシリアスかつハードな役柄を数多く演じてきた西島さんと、ミステリアスな雰囲気と独特な存在感で幅広い層に支持される中村さんが加わることで、多彩な実力が最大限に発揮される作品になることが期待される。今回の解禁に際し、西島さんは本作について「白石監督なのできっと深い深い社会派の人間ドラマになると思います。大人の皆さんが楽しめる、さらに子どもたちが心の中に仮面ライダーを持って生きられる、そんな作品にします!全力で、命がけでチャレンジしたいと思っています」と力強くコメント。中村さんは「白石監督らしく、しっかり人と人の物語や歴史、カタルシス、さらに仮面ライダーの持つかっこよさや、ブラックの持つ痛みなど、たくさん味わえる作品になる予感がしています」と本作への期待を語り、情報解禁に合わせて自身のTwitterでも「まさかわたしが仮面ライダー!?ですわな~!!」と喜びをコメントした。さらに今回は、「仮面ライダーBLACK SUN」のティザービジュアルも解禁。ティザービジュアルにおけるブラックサンのデザインは、オリジナル作品「仮面ライダーBLACK」から一新され、仮面ライダーでありながらも怪人らしさを感じる、ダークヒーローとしてのスタイリッ シュな佇まいが印象的。この情報は、11月19日~21日の間、オンラインで開催された「TAMASHII NATION ONLINE 2021」にて発表。イベントの最終日である本日21日に、「仮面ライダーBLACK SUN」のコンセプトビジュアル担当の樋口真嗣、特撮監督の田口清隆、プロデューサーの白倉伸一郎が出演する「仮面ライダー BLACK SUN キャラクターデザイン発表特別配信番組」がライブ配信され、発表された。なお、今回の情報解禁と同時に、公式サイトにて白石監督、樋口氏、田口氏が本作のキャラクターデザインや怪人たちの思い出を語ったインタビュー映像のロングバージョンも公開されている。配信作品「仮面ライダーBLACK SUN」は2022年に展開。(text:cinemacafe.net)
2021年11月21日現在放送中のドラマ「真犯人フラグ」に出演する桜井ユキのファースト写真集「Lis blanc」(リス・ブロン)より、表紙ビジュアルが公開。併せて新カットも到着した。「東京独身男子」や「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」、「イチケイのカラス」などに出演し、放送中の「真犯人フラグ」では、主人公の妻のママ友・菱田朋子を演じている桜井さん。デビューから10周年を迎え、自身初となる今回の写真集は、生まれ故郷である大分や青春時代を過ごした地元福岡など、ゆかりのある数々の地を巡って撮影。今回到着したのは、艶っぽさと透明感溢れる美肌を間近で感じられる、至近距離の新カット。ヘルシーな笑顔ショットや、傘越しに見せるアンニュイな表情、美ボディラインが輝くランジェリー姿など、魅力的な写真ばかりだ。さらに12月26日(日)には、初となる発売記念イベントの開催も予定されている。桜井ユキファースト写真集「Lis blanc」は12月22日(水)発売。(cinemacafe.net)
2021年11月20日松本潤、香川照之、杉咲花らが出演する痛快リーガル・エンタテインメント『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、西島秀俊演じる謎の弁護士が写る場面写真が到着した。本作では、弁護士・深山(松本さん)、佐田(香川さん)、穂乃果(杉咲さん)の元に、15年前に起きた毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込んでくる。その事件に関わっているのが、西島さん演じる謎の弁護士・南雲とその娘エリ(蒔田彩珠)。深山たちは、事件を徹底的に調べていくが、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生んでしまうことに。12月放送のSPドラマから登場し、映画では深山らと対峙する南雲。到着した場面写真は、彼の1ショットと、斑目法律事務所に訪れた南雲が、深山らと対峙するシーンだ。なぜ、南雲は斑目法律事務所へ来たのか?彼は深山を阻む敵なのか?さらに映画では、南雲の秘められた過去が明らかになる。また、松本さんと西島さんは、今作が初共演。松本さんは「西島さんが参加して下さったおかげで、この作品に深みが出たと思います。西島さんには本当に感謝しています」と言い、西島さんは「僕の撮影初日に、自身の撮影シーンがないにも関わらずロケ現場に松本さんが現れて、作品に対する愛情と作品のいちばん大事な部分を背負っていることを感じて、とても刺激的でした」とそれぞれコメントしている。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇~映画公開前夜祭~」は12月29日(水)21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年11月16日乃木坂46を卒業して2年。ミュージカルの舞台で主演を務めるなど、女優として着実に活躍の場を広げている桜井玲香さんが、このたび『シノノメ色の週末』で映画初主演を果たした。今作で演じているのは、高校時代は読者モデルとして周囲から一目を置かれている存在だったが、現在はモデルの仕事に必死にしがみつき、オーディションの日々をおくっている大月美玲。「学生時代は何も知らずに将来の夢も広がっていたけれど、実際に社会に出てみると違う世界がもっとあって、もっとすごい人たちがいるのを知っていって…。挫折じゃないけれど、多分20代半ばくらいになると誰もが通る道だと思うんです。とくに美玲の、モデルという自分と似たような夢を持ってそこで戦っている姿には近い部分もあって、共感できたし応援したくなりました。美玲の、根拠なく自分に自信があるところはちょっと羨ましいです。私はどっちかというと、もうダメだって思っちゃうタイプなんで」物語は美玲が、母校・篠の目女子高の校舎の取り壊しの連絡を受けたところから始まる。当時所属していた放送クラブで一緒だったアンディ(三戸なつめ)とまりりん(岡崎紗絵)が集まり、タイムカプセルを探しに閉鎖された学校に忍び込む。「学生時代ってどうしたって仲良しグループみたいなものができちゃいますよね。この3人はキャラ的にも全然違うし、スクールカースト的にも普段は交わらないような子たちなのに、ひょんなことで仲良くなって、つかず離れずの関係性なんですよね。私自身も身に覚えがあるし、些細なやりとりの中に、女子同士の学生時代ってこうだったよねみたいなことが表現されているので、女の子同士で観たら昔話で盛り上がるきっかけになりそうな気がします」桜井さん自身の高校生時代は?「乃木坂46に入るまでは、全然目立つような子でもなく、カーストから外れているような感じがありました。校則が厳しい進学校だったので、勉強で結構ピリピリした雰囲気もあって。その中でやりたいことのなかった私は、ボーッとしていました。だから、乃木坂に入ってやることが見つかって、自分の将来がようやく見えた感じがしました」グループ在籍時はキャプテンを務めていたけれど、学校ではそういう役割とは縁遠かったと言う。「学園祭もサボっちゃうタイプでした(笑)。乃木坂はほんわかしていたし、私が引っ張っていかなきゃって感じではなくて、むしろみんなに頼ってることの方が多かったですし」撮影中、思い出深いのはクライマックスの学校の屋上でのシーン。タイトルにもある東雲の空が美しく劇中でも強く印象に残る場面だ。「まだ暗いうちから現場に入って、みんなで太陽が昇るのを待ってたんですが、寒い中、みんなでキャッキャ言ってるのが楽しくて。役を超えてリアルにみんなで夜明けの空を見に行ったみたいな感じがしました」女優に活動の軸を移し、着実にキャリアを積み上げている印象。しかし、「ミュージカルに出るようになったのは予想外だった」と話す。「正直、それまで舞台自体を観に行くこともなかったんです。プレッシャーだし、最初はなかなか覚悟ができなくて…。でも、作品に入ったら、周りは舞台に夢を持って努力して、ちゃんと結果を出している方がたばかり。皆さんに失礼のないような姿勢で臨まないとって思うようになってから向き合い方が変わりました」来年2月には舞台『SLAPSTICKS』も控えている。「ブラックコメディなんで、ちゃんとコメディをやりたいです」『シノノメ色の週末』母校の取り壊しが決まり、残したタイムカプセルを探しに学校に侵入した3人(桜井、岡崎、三戸)。無邪気に楽しんだ彼女たちは毎週末ここに集まることにするが…。監督・脚本/穐山茉由全国公開中。©2020「シノノメ色の週末」製作委員会さくらい・れいか1994年5月16日生まれ、神奈川県出身。乃木坂46の1期生としてデビュー。最近の出演作にミュージカル『GHOST』『ザ・パンデモニアム・ロック・ショー』などが。モデルとしても活躍中。ワンピース¥66,000(エズミ/リ デザイン TEL:03・6447・1264)リング¥14,300(ripsalis/ロードス TEL:03・6416・1995)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・NAYAインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月15日大通りに男性の叫び声が響きわたるーー。声の主は西島秀俊(50)だ。主演ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の撮影中だった。「’19年に日本テレビ系列で放送して話題を呼び、今年の年末に映画版も公開される『あなたの番です』と同じ制作チームが手がけるミステリードラマです。『あな番』同様、2クール放送されます。西島さんは行方不明になった妻子を捜しながらも、お人よしすぎて犯人として疑われてしまうという役どころです」(テレビ誌記者)西島の妻役は、17年ぶりに民放の連続ドラマにレギュラー出演する宮沢りえ(48)。しかし、宮沢演じる妻は失踪してしまうため、妻子の捜索に協力する部下役・芳根京子(24)との共演シーンが多い。ミステリー作品ゆえ、張り詰めた雰囲気のなか撮影が進んでいるのかと思いきや……。「西島さんが芳根さんに『“ひで坊”って呼んで!』とリクエストしたんです。2人は26歳も年が離れていて、芳根さんからしたら西島さんは業界の大先輩。芳根さんは恐縮してまだ呼ぶのをためらってしまうそうですよ(笑)。西島さんのほうは芳根さんを“よしこ”と呼んでいます。監督から『家族が失踪中っていうことは忘れないで!』と言われるほど、楽しげな雰囲気の現場です」(ドラマ関係者)意外な“ひで坊リクエスト”だが、「この現場に限ったことではない」と芸能関係者は話す。「昔から西島さんは、共演者との距離を縮めるためにニックネームで呼び合うことを、よく提案しているんです。西田敏行さん(73)、二宮和也さん(38)、伊藤淳史さん(37)なども西島さんを“ひで坊”と呼んでいますよ。共演後は、私生活で食事したり家族ぐるみで交流したりするほどの仲になることも多いようです」ニックネーム呼びは、西島流の“人たらし術”のようだ。別の芸能関係者も言う。「ほかの女優さんたちのこともニックネームで呼んでいますよ。共演した綾瀬はるかさん(36)を“はるぼう”、石田ゆり子さん(52)を“りり”と呼び、フレンドリーな空気を作るように努めているとか」ちなみに『真犯人フラグ』については、今後の展開や事件の黒幕を推理する“考察”がネット上で盛り上がっているが、撮影現場でも話題になっているようで……。「主演の西島さんさえ展開や結末を知らされていないんです。視聴者による考察を見て一緒に楽しんでいるようで、『みんな細かいところまでよく見てるなぁ』と感心していますよ」(前出・ドラマ関係者)本誌が撮影を目撃したこの日、一人のシーンを終えた西島は、芳根との共演シーンへ入った。NGもほぼなくスピーディに撮影は進む。息の合った様子は、“ひで坊呼び”の効果なのだろう。
2021年11月07日西島秀俊が妻子が失踪した夫を演じる「真犯人フラグ」の3話が10月24日放送。佐野勇斗演じる一星の“衝撃告白”に驚きと疑いの声が入り混じるなか、桜井ユキ演じる朋子の“謎行動”やラストの“仏壇シーン”にも多くの反応と考察が寄せられている模様だ。秋元康企画・原案による本作は、突如妻と子供たちが失踪した夫が、当初は同情していた世間から「あの旦那が殺したんじゃないの?」といきなり“真犯人フラグ”を立てられ追い詰められていく…という半年間のノンストップ考察ミステリー。中堅運送会社・亀田運輸のカスタマーサービス部勤務、マイホームを建てようとしていたところ妻子が行方不明になる相良凌介を西島さんが演じ、その妻・真帆には宮沢りえ、高校2年生の娘・光莉には原菜乃華、小学4年生の息子・篤斗には小林優仁。追い詰められる凌介を支える二宮瑞穂に芳根京子。凌介の学生時代からの友人で週刊誌「週刊追求」編集長の河村俊夫に田中哲司。真帆のママ友・菱田朋子に桜井さん。ITベンチャー「プロキシマ」を起業した橘一星に佐野さん。凌介ネタでアクセスを稼ぐYouTuber・ぷろびんこと徳竹肇に柄本時生。常に2択で答えを求める刑事・阿久津浩二に渋川清彦。阿久津とペアを組む刑事の落合和哉に吉田健悟。人望のない凌介の上司・太田黒芳春に正名僕蔵。謎の“猫おばさん”に平田敦子。本木陽香には生駒里奈。さらに多数のキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自宅の建設現場で光莉のものと思われるローファーが発見されるなか、凌介は謎の男から「事件についてお話したいことがあります」というメッセージを受け取る。凌介は瑞穂と相談、男とコンタクトを取り日野(迫田孝也)の店で会うことに。現れたのは、ベンチャー企業「プロキシマ」の社長・一星だった。一星は「実は僕、光莉さんとお付き合いさせてもらってます」と言い出す…。一星のまさかの告白に「えーーーー!まさかの彼氏」「まって予想外すぎるまってwwwwww」「話入らん無理wwwえ?付き合ってるの?え???」とネットにも驚きの声があふれる。その後、一星は光莉との出会いからこれまでの経緯を話し出す。ストーカーに追われてた光莉を助けたと話す一星だが「橘くん味方だよね...?信じていいんだよね...。」「っていうお前の妄想では?あんたがストーカーの可能性もあるぞ」「これ彼氏じゃない気がするなぁIT系の会社の社長だし、光莉の好きな絵本とかはTwitterなりインスタなりで探すの得意そうだし」といった反応も多数。また篤斗のサッカー教室のコーチ、山田(柿澤勇人)から警察に対する口裏合わせのため連絡を密に取りたいと迫られるも、スマホでのやり取りで十分とそれを拒み、その後は異常なハイテンションで凌介に手作りのカレーをおすそ分けにくるなど不可思議な行動が目立ち始めた朋子にも「この女のテンションがおかしいのが気になる…」「ほぼ全員怪しいけど、やっぱり桜井ユキが怪しすぎる。謎カレー」「桜井ユキのこのテンション怖wwそんでこのカレーはもっと怖い」など、恐怖を感じる視聴者が続出している模様。さらにラストではカセットテープからお経を流し、仏壇に凌介の遺影を飾り鐘を鳴らす何者かの存在が…「待って。え?何で相良さんの遺影…?」「やっぱ旦那は恨まれてるのか」「パパを死んだことにしたい人がいるって感じ?」など、このラストシーンにも様々な憶測が飛び交っている。(笠緒)
2021年10月25日