タレントの森口博子が18日、『Anison Days+』(文化放送/毎週土曜 18:00~)が10月6日からスタートすることをうけて、都内で行われた文化放送と日本BS放送(BS11)の共同記者会見に出席した。『Anison Days+』は、現在BS11で放送中のアニメソング番組『Anison Days』のラジオ版であり、テレビで放送された音源とオリジナルコンテンツで構成される。森口はテレビ×ラジオの連動について、「なんて画期的なんだろう、これは革命だなと。本当に光栄です」と感想を漏らす。また森口は、「アナログ人間」と評しつつも、番組の評判を"エゴサーチ"することを明かし、新番組のスタートに先立って15日に放送されたプレ特番について「1時間があっという間に感じられたんですけど、エゴサしても皆さん同じようにつぶやいていました。声を大にして言います。拡散希望です!」と自信をのぞかせた。自身も85年にアニメ『機動戦士Ζガンダム』オープニングテーマ「水の星へ愛をこめて」でデビューした森口。「『ガンダム』に出会ってなかったら歌手・森口博子もいなかったです。たくさんオーディションに落ちてる中で、手を差し伸べてくれたのがアニメの世界なので、アニソン、アニメは私の人生をガラリと変えてくれました」と思いを明かした。さらに「アニソンは子供の頃に誰もが聴いている楽曲なので、どんな時代でも裏切らない」と語り、「この番組もなくしちゃいけないと感じました。永遠に続くことを、まずは目指せ還暦です」と決意表明していた。
2018年09月19日フジテレビジョン 映画事業局 松崎薫プロデューサーが28日、同局で行われた『万引き家族』(6月8日公開)第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞取材会に登場した。『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』、そして『万引き家族』と、5作連続で是枝裕和監督作品を手がけてきた松崎プロデューサー。今回のパルムドール受賞のポイントについては、「審査員との相性が良かったんじゃないか。女性が多かったことが幸いしたかもしれない」と分析する。実はカンヌには「行かないつもりだったんですよ。手応えはあったんですけど」と苦笑しつつ、「(発表)前夜に同僚から『絶対行くべきだ』」と背中を押され、急遽当日朝の便で現地入り、「5分前に滑り込みました」と明かした。「なかなかあの体験はできない。是枝監督の隣の隣におりました。ちょっと映り込んじゃって」と振り返った。『万引き家族』については「『誰も知らない』みたいな社会派の匂いがするものをやってみたらどうか」と話していたことで具体化していったというが、松崎プロデューサーは「理想的な、作品だなと思いました」と思いを表す。「是枝監督も、今回の作品は『感動作!』とか言ってほしくない、そっと見たい人に提供したい作品だとおっしゃってて、そこのバランスが難しい」と思案する一方で、当初およそ150館だった上映館数は、受賞後325館に増えるなど、注目度の高さをうかがわせる結果となった。同局の作品と、是枝監督の作品はイメージが真逆では? という指摘には、「個人的に、カンヌに出品してるような作品が好きだった」と理由を語る。『踊る大捜査線』『コード・ブルー』のような、ドラマからの大型映画というイメージも強いが「矢口(史靖)さんとか、周防(正行)さんとか、三谷(幸喜)さんとか、作家性の土壌はあるし、2本柱でやってきた」と説明。是枝監督はもともと同局のドキュメンタリー番組も手がけていただけに、「せっかく歴史があるし、ご縁があればいいなと機会を探していた」という。5作連続のタッグとなったのは「一緒にいる時間が長かったから」と謙遜していた。松崎プロデューサーは、是枝監督と仕事を共にする時の喜びはやはり、監督の「才能」を目の当たりにすることだと語る。「脚本から編集終わりのところまでの変化がすごくある。『是枝マジック』と呼んでるんですけど、たくさん撮って、大胆に編集をなさる。その編集の緻密さや過程がやっぱり凄いなと思います」と感嘆。今回も「リリー・フランキーさんもすっごい走ってすっごい号泣させられてるんですけど、全部カット(笑)。『三度目の殺人』でも、福山雅治さんが前日に渡されて、何ページにもわたるセリフがあったのですが、バッサリでしたしね」と明かし、「そこは純粋に作品に向かって仕上げられる方です」と分析した。同作の主役は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。ところが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林らが出演する。
2018年05月29日第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が20日(現地時間19日)に行われ、是枝裕和監督の映画『万引き家族』(6月8日公開)が最高賞となるパルムドールを受賞した。日本映画の同賞は、1997年の第50回カンヌ国際映画祭にて今村昌平監督作品『うなぎ』が受賞して以来21年振り、カンヌのコンペで日本映画が受賞するのは是枝監督の『そして父になる』以来5年振りとなる。是枝裕和監督日本時間5月14日に行われた公式上映では、約9分にわたるスタンディングオベーションが起こり、辛口で知られる海外メディアからも賛辞が飛び交うなど、受賞への期待が高まっていた本作。授賞式でパルムドールが発表されると、是枝監督は壇上で「さすがに足が震えています」と信じられないといった様子。「この場にいられることが本当に幸せです」と喜びを口にし、「そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画が繋ぐ力をもつのではないかという希望を感じます」と映画の可能性を噛み締める。そして、「今回みなさんにいただいた勇気と希望をまず一足早く戻ったスタッフとキャストに分かち合いたいですし、作品が選ばれたにも関わらず、ここに参加できなかったふたりの監督たちとも分かち合いたいですし、これから映画をつくり、ここを目指す若い映画の作り手たちとも分かち合いたいと思います」とコメント。「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。本作の主役は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。ところが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林らが出演する。
2018年05月20日日本史にその名を刻む“最強武将”織田信長が、正反対の性格を持つ現代のサラリーマンに憑依したら?奇想天外な設定で描かれる時代劇コメディ「スペシャルドラマ父、ノブナガ」が10月7日(土)14時~TBS系全国ネットでオンエアされる。天下統一を目指したがあと一歩のところで夢破れた信長は、現代でも多くの人が憧れる唯一無二の“最強武将”として、数多くのドラマや映画で描かれてきた存在。革新的過ぎる性格で時代を切り開いた一方で「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」の句にも代表されるように「残忍」「無慈悲」「無鉄砲者」といったイメージを持たれている信長だが、実は「優しく緻密な」一面もあった…。本作は『超高速!参勤交代』『超高速!参勤交代リターンズ』で知られる土橋章宏が脚本を手掛け、史実に基づきながら信長の“意外な一面”を物語の随所に盛り込んで、信長によって「岐阜」と命名されてから今年で450年となる岐阜を舞台に人柄はいいが要領の悪さと優柔不断な性格ゆえ万年平社員として働く現代の中年サラリーマンに憑依した信長を描いていく。万年平社員の小田一夫は、長良川鵜飼の接待の席で誤って川に転落、川底で天下布武の朱印がポケットに紛れ込んでしまったことが元で、織田信長に憑依されてしまう。一夫に憑依した信長は介護問題、主婦の孤独、子どものSNS依存など、信長は現代社会における家族の闇に直面する一方で、一夫が働く地場の建設会社では持ち前の戦術眼で、戸際に追い込まれた大プロジェクトの起死回生を図る。しかし一夫には憑依されたときの記憶はなく、家庭や仕事場をひっかき回されてしまい混乱の日々を過ごすことに。だが信長のおかげで徐々に自分の存在感が高まっていくことを実感。また自分に何が足りなかったのかを気付かされ、人として、父としての強さを信長から学んでいく…という物語。信長に憑依される主人公・小田一夫を田辺誠一が演じるほか、その妻・美紀に森口瑤子、娘の七海に染野有来、母親の花江に草村礼子、そのほか加藤諒、温水洋一、赤木悠真、多田木亮佑らが共演。織田信長役には竹中直人を迎える。最強武将・信長を新たな視点で現代に蘇らせる「スペシャルドラマ父、ノブナガ」は10月7日(土)14時~TBS系全国ネットでオンエア。(笠緒)
2017年10月07日タレントで歌手の森口博子が13日、49歳の誕生日を迎え、アメブロオフィシャルブログを開設。「ずっとずっと歌い続けられるよう日々を丁寧に生きます!」と抱負をつづった。ブログのタイトルは「MORI MORI BLOG」で、森口はこの日、「感謝のハッピー バースデー」と題して初投稿。「いつも心強いエールを届けてくれている温かいファンのみなさん! 初めましてのみなさん! お元気ですか? 今日からこのアメーバさんでブログをお届けさせて頂く事になりました」とファンに報告。「日常のニコニコやドキドキキュンキュンやジ~ンを通じてみんなと繋がる事ができれば嬉しです よろしくお願いします」と意欲を記した。また、家族からのサプライズ誕生日会をしてもらったことにも触れ、「博ちゃん♪お誕生日おめでとう!」のお祝いメッセージや、花でデコレーションした誕生日ケーキと一緒に撮影した写真などを公開。ブログでは「本日13日 、40ホニャララ歳の誕生日を迎えました」と年齢をごまかしていたが、ケーキについて「あれ? ロウソクの数…沁みる(笑)」とコメントしたり、22年前に撮影された27歳の誕生日の写真も公開して「ちなみに27歳の時の私です ポーズが一緒やん(笑)」とツッコミを入れた。そして、芸能生活32年となる森口は「ファンのみんな、そしてスタッフの方々、出会って下さったすべてのみなさんの愛で生かされています ありがとうございます」とあらためて感謝。「年齢は、ここまで歩いてこれた刻印労いと未来への叱咤激励が込められているのだと神様は変化する体力と引き換えに味わい深さをプレゼントしてくれました ずっとずっと歌い続けられるよう日々を丁寧に生きます!」と、気持ちを新たにした。ファンからは「よっしゃ よっしゃ。楽しみ増えたー」「アメブロ嬉しい」と開設を喜ぶ声や、「Happy Birthday」「お誕生日おめでとうございます!」と誕生日を祝うコメント。さらに、「本当に美人で羨ましいです♪」「これからも、若々しく綺麗に。」「22年間変わらない可愛さ!!」と、容姿を絶賛する声などが寄せられている。
2017年06月13日「嵐」相葉雅紀が探偵を趣味としている主人公の貴族を演じる月9ドラマ「貴族探偵」。この度、5月29日(月)放送の第7話に、事件のキーマンとして広末涼子が出演することが明らかになった。また、広末さんが月9ドラマに出演するのは、「ガリレオ」第3話以来10年ぶりとなる。広末さんが演じるのは、大手電子部品メーカーの社長・都倉健一(小木茂光)の後妻・光恵役。都倉は15年前に前妻を亡くし、それ以来秘書の旗手真佐子(森口瑤子)が都倉家を公私共に支えてきた。子どもたちも真佐子と再婚して欲しい、そう思っていた中、都倉は死の半年前に出会った銀座のホステスである光恵と再婚をすることに。一本芯がありながらも都倉を立てる光恵に、会社関係者は祝福を送るも、子どもたちは光恵に敵意を抱く。そんな矢先に都倉が死んだ。子どもたちは都倉を殺したのは光恵に違いない、父を殺して会社も家も全部乗っ取る気なのだと切子に訴え…。第7話では、武井咲演じる新米探偵・高徳愛香が師匠と仰ぐ、いまは亡き名探偵・喜多見切子(井川遥)と貴族探偵(相葉雅紀)の間で起こった、この1年前の事件を描く異色、かつ最終章へ向けて物語の謎が解き明かされていく激動の回となっていく。これまで「ロングバケーション」「できちゃった結婚」など数々の月9ドラマに出演してきた広末さん。今回久々の月9出演に「錚々たるメンバーが集結する終盤の謎解きのシーンは、役者としてあの場にいたら、きっとすごく楽しいだろうなぁ、と視聴者として拝見していました。そんな折、出演依頼をいただき、驚きと共に期待感を膨らませています」と喜び、初共演の相葉さんについては、「とっても明るく爽やかでキュートなイメージの相葉さんとはガラッと違うイメージの貴族探偵役のクールな相葉さんと対峙することを楽しみにしています。お芝居でご一緒するのは初めてなので、お手柔らかによろしくお願いします」とコメントした。「貴族探偵」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月22日2013年に公開された『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』から始まった、「関西ジャニーズJr.」と「松竹」のコラボ企画。この度、その第4弾となる8月26日(土)に公開の映画『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』の60秒予告編がYouTubeにて解禁された。高浜優輔(西畑大吾)と稲毛潤(藤原丈一郎)は幼なじみ。笑わせることが大好きなふたりは、笑いで人を幸せにしたいと思い、高校卒業後お笑い養成所に通うことになる。コンビ名は 「エンドレス」。同期の「ピンクらくだ」(向井康二、室龍太、草間リチャード敬太)とは良きライバルで互いに競合っていたが、まず頭角を現したのは「エンドレス」だった。新人芸人の登竜門のコンテストでも優勝し、「エンドレス」は絶好調!才能溢れる高浜に引っ張られ、いよいよコンビはTV局からも声が掛かり始める。しかし、いつの間にか「売れることが全て」と考える高浜と、純粋にお笑いが好きな稲毛との間がギクシャク…。そんな頃、エンドレスの後塵を拝していた「ピンクらくだ」が突然ブレイク。人気下降にいらだつ高浜は、漫才強化合宿をしようと稲毛に提案する。しかし、稲毛は密かにコンビ解消を考え、この合宿を最後にしようと思っていた。合宿地は 幽霊が出るとウワサの旅館「たつのや」。なぜか「ピンクらくだ」も怪しい霊媒師とともにその宿に心霊スポットロケで宿泊することになり…。第1弾ではアクション俳優、第2弾で忍者、第3弾でミュージカルと歩んできた彼らが今回挑むのは“漫才”。若手漫才コンビ「エンドレス」とトリオ漫才の「ピンクらくだ」がライバルとして競い合い、悩みながらも互いに夢に向かって成長していく姿を描く物語。主演を務めるのは、連続テレビ小説「ごちそうさん」「あさが来た」や『PとJK』など話題作への出演が相次ぐ西畑大吾。そして、向井康二、室龍太、藤原丈一郎、草間リチャード敬太を中心キャストに迎え、正門良規、小島健、道枝駿佑、長尾謙杜、高橋恭平、嶋崎斗亜ら関西Jr.の人気メンバーと共に、舞台で活動中の浜中文一も参戦。さらに女優の森口瑤子や、森脇健児、濱口優(よゐこ)、「なすなかにし」らお笑いのプロたちも集結し、笑いと涙の“なんでやねん!”な青春コメディーを作り上げる。また今回到着した予告編では、西畑さんと藤原さんのコンビと、向井さん、室さん、草間さんのトリオがそれぞれ漫才をする姿や、幽霊が出没する旅館でのハチャメチャの一方で胸アツな友情シーンも挿入され、ボケあり、ツッコミあり、涙ありの本作の魅力が詰まった映像に。さらに、「関西ジャニーズJr.」が歌う主題歌「おみくじHAPPY!」も挿入され、諦めずに前向きに進んでいこうという本作の物語をより一層盛り上げている。『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』は8月26日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月27日関西ジャニーズJr.主演の映画『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』(8月26日公開)の予告編が27日、公開された。同作は、2013年3月公開の『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』から始まった、関西ジャニーズJr.と松竹とのコラボ企画第4弾となる。漫才コンビ「エンドレス」(西畑大吾、藤原丈一郎)と、養成所で同期のお笑いトリオ「ピンクらくだ」(向井康二、室龍太、草間リチャード敬太)が、悩みながらも夢に向かって成長していく。今回公開された予告編では、エンドレスとピンクらくだ、それぞれの漫才シーンを初披露。さらに、「ピンクらくだ」の人気に悔しい気持ちを露わにするエンドレスの姿や、2組が訪れた幽霊旅館でのハチャメチャなシーン、さらに熱い友情のシーンなど、青春の場面が詰まった映像となっている。主題歌は関西ジャニーズJr.による「おみくじHAPPY!」で、TVドラマ『釣りバカ日誌』の石川勝己監督がメガホンを取る。他、正門良規、小島健、道枝駿佑、長尾謙杜、高橋恭平、嶋﨑斗亜、濱口優(よゐこ)、中西茂樹・那須晃行(なすなかにし)、浜中文一、森脇健児、森口瑤子が出演する。
2017年03月27日関西ジャニーズJr.と松竹の映画第4弾『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』(8月26日公開)の製作が4日、大阪松竹座で発表された。同作は、2013年3月公開の『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』から始まった、関西ジャニーズJr.と松竹とのコラボ企画第4弾となる。幼馴染みの高浜優輔(西畑大吾)と稲毛潤(藤原丈一郎)は売れない漫才コンビ「エンドレス」を組んで頭角を表すも、いつの間にか「売れることがすべて」と考える高浜と、お笑いが好きな稲毛との間がぎくしゃくし始める。一方、お笑い養成所で同期の三人組「ピンクらくだ」(向井康二、室龍太、草間リチャード敬太)が突然ブレイク。稲毛は自分がお荷物ではないかと悩むが、人気下降に苛立つ高浜は、幽霊が出るとうわさの旅館「たつのや」で強化合宿をしようと提案する。さらに「ピンクらくだ」も怪しい霊媒師とともに心霊スポットロケで宿泊することになる。主題歌は関西ジャニーズJr.による「おみくじHAPPY!」で、TVドラマ『釣りバカ日誌』の石川勝己監督がメガホンを取る。他、正門良規、小島健、道枝駿佑、長尾謙杜、高橋恭平、嶋﨑斗亜、濱口優(よゐこ)、中西茂樹・那須晃行(なすなかにし)、浜中文一、森脇健児、森口瑤子が出演する。公開が発表された大阪松竹座は「関西ジャニーズJr. 春のSHOW合戦」が公開初日を迎えていたが、向井がセリから登場し、サプライズプレゼントがあると報告。公演に出演予定のなかった室、道枝も参加し、観客を喜ばせた。西畑は「今回は漫才ということで、文字通り、笑いあり、涙あり の映画になってます。僕も自分の出てるシーンでちょっと泣いてしまいました」と笑顔に。「昨年の11月前半に撮影したのですが、他の映画を2作品(『PとJK』『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』)撮影した後だったので、その経験を踏まえて、培ったものが出せたのではないかと思います」と自信を見せた。向井が「今までの作品とは違う雰囲気」で「しっかり芝居場もありますし」と説明すると、室も「前作の『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』よりパワーアップしてますよね」と同意。藤原は「前作では出演シーンが短かったのですが、今回は(西畑)大吾とコンビを組んで漫才をしました」と報告し、「日頃大吾とは漫才はしないので、合間をみて二人で漫才の練習もしたりして、楽しかったです」と撮影を振り返った。また、草間も「僕も今回は出演シーンが多いです」と喜び、「いつもは、龍太君と丈一郎と組んで漫才をしているのですが、今回は龍太君と(向井)康二とのトリオコントだったので、様子の違う漫才で新鮮でした」と撮影の感想を述べる。「ボケとツッコミ役も決まってなくて。映画の中で自分たちで考えた漫才も映画の中で披露してます」とアピールした。
2017年03月04日女優の木村佳乃がこのほど、MCを務める関西テレビ・フジテレビ系特番『ラブドラマバラエティー 50キュン恋愛物語』(11日22:15~23:39)の収録に参加。アラフィフたちの恋愛ドラマを見て「いいなぁと思いました」とうらやましがった。この番組では、80年代から90年代前半に全盛を迎えたレンディドラマを見ていた世代が、最近"キュン"とした恋愛エピソードをドラマ化。賀来千香子、有森也実、菊池桃子、森口瑤子、田中美奈子がそれぞれ主演を務め、当時、劇中で活躍していた役者陣が演じ、挿入歌にも、サザンオールスターズ、久保田利伸、DREAMS COME TRUE、YMOといった、当時のヒット曲が使用される。スタジオで見た同世代のヒロミは「このドラマ、24時間見ていられるね。やっぱり、王道はいいよね」とご満悦で、八嶋智人も「出てくる俳優さんに説得力がある」と興奮するが、アラハタ(はたち)の大島優子は「車の中で無音はちょっと…」と難色を示す。収録を終えた木村は「ひょっとしたら、私みたいな子育て真っ最中の40代が、一番胸キュンと縁遠いのかも」と感じたそうで、「50代になると、子育てしてひと段落して、余裕が出てきて、いいなぁと思いました!」と、羨望のまなざしで話した。ともにMCを務める渡辺直美は「アラフィフの人たちは、人生経験も豊富だから、そんなにキュンキュンこないんじゃないかと勝手に思っていたんですが、意外とみなさん、キュンキュンされていて、何だかうれしかったですね」と感想。その上で、「未来が明るくなりましたよね」とまで語っている。この番組は、鈴木おさむが著書『新企画』の中で掲載していた企画を実現したもので、鈴木自身も、大学時代のテニスサークルの後輩と20年ぶりの再会を果たす賀来主演の「君とテニスに恋してた」の脚本を担当。イラストレーターの原田治氏が描き下ろしたキャラクター「シゲッチ」に扮(ふん)したサバンナの高橋茂雄が、天の声として進行を務める。
2016年10月07日賀来千香子、有森也実、菊池桃子、森口瑤子、田中美奈子といった女優陣が、"アラフィフ"たちの恋愛をドラマ化する関西テレビ・フジテレビ系特番『ラブドラマバラエティー 50キュン恋愛物語』が、11日(22:15~23:39)に放送される。この番組では、80年代から90年代前半に全盛を迎えたレンディドラマを見ていた世代が、最近"キュン"とした恋愛エピソードをドラマ化。当時、劇中で活躍していた役者陣が演じ、挿入歌にも、サザンオールスターズ、久保田利伸、DREAMS COME TRUE、YMOといった、当時のヒット曲が使用される。賀来は、夫と離婚したばかりの中で、密かに思いを寄せていた大学時代のテニスサークルの後輩・博(石黒賢)と20年ぶりの再会を果たす「君とテニスに恋してた」に出演。「撮影を通してキュンキュンさせていただきました。台本を読んだ時から、読みキュン」と、ときめいた様子だ。有森は、離婚後、一人暮らしの部屋を熱心に探してくれる営業マンと出会う「東京部屋ストーリー」。「懐かしい思いと気恥ずかしい思いとが入り混じっていました」と、演技を振り返る。ほかにも、菊池は夫からの予想外のサプライズ、森口はボーカルトレーナーとの恋、田中は14歳年下の独身男性に好意を抱く役柄を熱演。スタジオでは、木村佳乃と渡辺直美をMCに、若者ゲスト(大島優子、佐野ひなこ、滝沢カレン、ゆうたろう)と、アラフィフゲスト(田中美奈子、ヒロミ、八嶋智人、YOU)が、心に刺さるシーンや、共感できるシーンなどを検証していく。
2016年10月04日『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカー・ゲーム』の入江悠監督が、若手実力派俳優の神木隆之介と門脇麦を主演に描く、近未来SF作品『太陽』。このほど、人気舞台の実写映画化としても注目を集める本作のティザーポスターと新場面写真が解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口は激減し、生き残った人類は2つに分かれた。夜にしか生きられない進化した“新人類ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす“旧人類キュリオ”。昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…、愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、未来のためにそれぞれどんな決断を下すのか――。本作は2011年に上演され、読売演劇大賞ほか様々な演劇賞を受賞している劇作家・演出家の前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台をベースにした作品で、今回の映画版の脚本にも、入江監督とともに前川さん自身が名を連ねている。また、すでに神木さん、門脇さんに続いて、古川雄輝、水田航生、村上淳、中村優子、高橋和也、森口瑤子、綾田俊樹、鶴見辰吾、古舘寛治らバラエティ豊かな出演者の顔ぶれが発表されており、大きな注目を集めている。今回解禁されたティザーポスターは、荒涼とした自然を背景に、大きなタイトルロゴが際立つインパクトあるデザインとなっており、厳しい環境の中で人類が生き抜く作品の世界観を感じさせる。ほとんどのシーンが冬の山奥での撮影となったという本作。入江監督はロケ地の選定にもこだわりを重ね、「ダムがあって、村を封鎖出来るところ。シンボリックに分かれているのが分かる場所にこだわった」とのこと。撮影時の印象について「冬の撮影でしたし、夜のシーンも多く日の出を毎日ねらっていたので、朝方までの撮影になり、極寒のロケでした。撮影が終わって山から下りてきたときに、ホッとしたことを覚えております」とその過酷さをふり返った。また、主演の神木さんは「いろいろな見方が出来る作品です。観ていただいて思う事、見方はそれぞれありますし、自由にメッセージを受け取っていただけたらなと思います」と公開を心待ちにするファンに向けコメント。門脇さんも、「決して明るい話ではないですが、観て下さったそれぞれの方に何か残る作品になっていると思います」と語った。近未来を描くSFであり、青春ドラマやラブストーリー、究極の家族愛の物語と、あらゆる要素が組み合わさった、誰も出会ったことのないハイブリッド映画となるという本作。シビアな環境の中で葛藤を抱えながら生き抜く人々の姿は、きっと誰しもの心に響くはずだ。『太陽』は4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月14日竹内結子を主演に迎え、2015年1月に放送されるスペシャルドラマ「上流階級~富久丸百貨店外商部~」。このほど、本作の共演陣に斎藤工ら豪華キャストが決定した。竹内さんとはドラマ初共演となる。原作は作家・高殿円によるお仕事小説。本作の舞台は、神戸の老舗一流百貨店。ノルマ・月1500万を達成するため、一癖も二癖もある日本屈指のお金持ちを相手に、竹内さん演じるバイトからの叩き上げアラフォー女性・鮫島静緒が奮闘する姿を描く。今回出演が決定した斎藤さんが演じるのは、静緒の同僚で、ちょっと“ワケあり”な外商員・桝家修平。良家出身で一見、幼少期から甘やかされて育てられたお坊ちゃんタイプに見えるが、実は様々な顔を持ち合わせているミステリアスな男だ。ドラマでは鍛え上げられた肉体美を披露するシーンもあり、「昼顔」で世の女性たちを魅了した斎藤さんが醸し出す男の色気に再び話題が集まりそうだ。さらには本人が「初めて」と語る、コスプレ姿で少女アニメの振り付けを踊る場面もあるそうで、「ダンスの先生に教わりながら練習します!」と意気込む。これまで見たことのない、新たな斎藤工の演技も見逃せない。竹内さんとの初共演の感想を聞いてみると、「凛とした芯の強さと明るさで、現場を照らし引率して下さる竹内さん。男社会と言われている百貨店の外商部でひときわ輝くお姿は鮫島静緒と重なります」とコメントを寄せている。斎藤さんのほかにも、外商部で働く静緒の上司・邑智崇役には竹中直人、そして富久丸百貨店のカリスマ外商員・葉鳥士朗役には草刈正雄、富久丸百貨店東京店の紳士服カリスマバイヤーで静緒の夫・神野久臣役に田中哲司、地下食品売場の超ベテランパートで富久丸の生き字引、そして情報通で静緒のよき理解者・時任真由美役には倍賞美津子が。さらに、カリスマ外商員・葉鳥が抱えていた“太い顧客”たちには、浅野ゆう子、高畑淳子、森口瑤子、渡辺いっけいと2015年新春を飾る豪華キャストのアンサンブルにも注目だ。スペシャルドラマ「上流階級~富久丸百貨店外商部~」は2015年1月16日(金)21時~放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日内田けんじ監督の4年ぶりの新作『鍵泥棒のメソッド』が15日に全国で封切られ、内田監督をはじめ、堺雅人、香川照之、広末涼子、森口瑤子が新宿バルト9で初日舞台あいさつに登壇した。その他の写真本作は、『運命じゃない人』『アフタースクール』など先が読めないスリリングな悲喜劇で高く評価される内田監督の最新作で、キーワードはずばり“胸キュン”。広末は「堺さんのモンチッチヘアがすごく可愛い。映画ではもっと長いし、こんな短いの初めて」とこの日珍しく短髪で登場した堺に思わず胸キュンした様子。堺は「若い人はモンチッチってわかるのかな。でも非常に光栄」とニンマリしていた。その後広末が「髪は短ければ短いほど好き」だと告白すると、内田監督はすかさず帽子を脱ぎ、坊主頭をアピール。香川は「バリカン持ってこい!」と息巻いた。その香川は一昨年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』を皮切りに、広末と3年連続で共演しており「『龍馬伝』では広末さんを追いかけ回す役で、去年共演した役ではちょっと好きになってくれて、今回やっと両思いになれるんです」と満面の笑み。さらに「そして今年の秋の舞台では、僕がついに広末さんを振るんです」とドヤ顔を見せた。銭湯で記憶を失った殺し屋コンドウ(香川)のロッカーの“鍵”を、売れない役者・桜井(堺)が盗んだことからふたりの人生が逆転。桜井が危険な裏稼業に巻き込まれ、ピンチに立つ一方、コンドウは婚活中の女性編集長・香苗(広末)と出会い、逆プロポーズされてしまう。「本当に面白い映画。期待してください。以上です」(堺)、「幸せな時間を過ごせるはず。僕も一緒に座ってみなさんと見たい」(香川)、「きっと3連休がハッピーになる映画。たっぷり笑って、楽しんで」(広末)とキャスト陣も自信のアピールだった。映画は第15回上海国際映画祭で、日本映画として初の最優秀脚本賞を受賞。9月11日(現地時間)には、トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールドシネマ部門で上映され、会場を笑いに包んだ。『鍵泥棒のメソッド』公開中
2012年09月18日映画『鍵泥棒のメソッド』が9月15日(土)に公開を迎え、堺雅人、広末涼子、香川照之、森口瑤子、内田けんじ監督が都内劇場で舞台挨拶を行なった。『運命じゃない人』、『アフタースクール』と巧妙な仕掛けのどんでん返しに次ぐどんでん返しで、観る者を魅了した内田監督の最新作。売れない役者と堅物の女性編集者、冷徹な殺し屋の運命が、殺し屋の記憶喪失をきっかけに交錯していく。これから映画を鑑賞する観客を前に、堺さんが「本当に面白いんで期待して観てください!」と満面の笑みで語ったのを始め、キャスト陣はみな作品の完成度に自信を覗かせる。内田監督は「みなさん、ハードルを上げるので…」と苦笑しつつも、「リラックスして楽しんでください!」と笑顔で作品を送り出した。この日は劇中のキーワードでもある“胸キュン”経験をキャスト陣がそれぞれ発表。広末さんは「堺さんのモンチッチヘアー」と書かれたボードを掲げ、「撮影中はもっと長かったので、今日お会いしてキュンとしました。かわいいです」と堺さんを見つめてニッコリ。堺さんは「光栄です!そうです、モンチッチを意識しました!」と大喜びだったが、広末さんは男性のヘアスタイルに関し「短ければ短いほど好き」なのだとか。するとこれまで公の場で常に帽子をかぶり続けてきた内田監督がおもむろに帽子を取り、坊主頭を披露。広末さんは大感激だったが、その様子を見た香川さんが「バリカン持ってきて!」と舞台袖に向かって叫び、客席は笑いに包まれた。そんな香川さんの胸キュンは「広末さん」。実は2人はここ数年、続けて共演しているそうだが香川さんは「最初の『龍馬伝』では僕が広末さんを追いかけるけど、振り向いてももらえなかった。去年の『世にも奇妙な物語』ではちょっとだけ好きになってもらえて、今回でやっとお互いに…。今年の秋にも舞台で共演しますが、ここでは僕が広末さんを振ります!この先、どうなるんでしょう」と得意満面に広末さんとの関係の“ステップアップ”を明かし、再び劇場は笑いに包まれた。ちなみに堺さんのボードに書かれた回答は「…」。堺さんは「生まれてから1回もキュンとしたことがない」と明かしたが、ここで客席は「えー…?」という落胆のため息に包まれ、テンションは急降下。堺さんは「こんなひどい空気になるとは…」と困惑しつつ申し訳なさそうに頭を下げていた。森口さんは、昨年の冬に貰ったというカブトムシの幼虫が、気が付いたらおしりを振りながら成虫になっていたというエピソードを披露し、その様子にキュンとなったと告白。堺さんはこのエピソードに「少しキュンとなりました」と必死に胸キュン経験をアピールしたが、広末さんから「人生の初キュンがカブトムシって…」と呆れられていた。内田監督は、そんな堺さんを見やり「この年で初めてキュンとなったらタチが悪そう(笑)。いつか堺さんから恋の相談を受けたい」と爆笑していたが、堺さんは「この年で初めて胸がキュンとなったら心臓麻痺ですよ!」と苦笑していた。『鍵泥棒のメソッド』はシネクイントほか全国にて公開中。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年09月16日俳優の堺雅人が1日、都内で行われた主演作『鍵泥棒のメソッド』の完成披露試写会に共演する香川照之、広末涼子、森口瑤子、主題歌「点描のしくみ」を手掛けた吉井和哉、内田けんじ監督とともに出席した。ロングランを記録した『アフタースクール』以来となる内田監督との再タッグに「前回は非常に込み入ったお話で、正直“分かったふり”をしていたが、今回は1回で意味が理解できた」とニッコリ。「本当に面白いです、以上!」と並々ならぬ自信を見せた。その他の写真観る者を見事にだます巧みなストーリー展開と、独特の世界観でファンの多い内田監督の3年ぶりとなる最新作。売れない貧乏役者・桜井(堺)が、銭湯で転倒して記憶を失った伝説の殺し屋・コンドウ(香川照之)のロッカーの鍵と自分の鍵をすり替えて、コンドウになりすましたことで、ヤクザ絡みの事件に巻き込まれていく姿をスリリングかつコミカルに描いた。本作は、先日開催された第15回上海国際映画祭で、日本映画として初の最優秀脚本賞を受賞したばかり。異色キャストの組み合わせによる化学変化も健在で「役者さんを見ているだけでワクワクした。皆さん、絶妙な表情を見せてくれるので」(内田監督)。香川は記憶を失った後、生真面目で努力家な青年に大変身し「まぁ、僕自身が両極端な性格ですからね。最終的には見てくれるお客さんが判断してくれるので、こちらでふたつの役柄も細かく分けたりはしない」と役作りについてコメント。婚活中の女性編集長・香苗(広末)と出会い、逆プロポーズされる展開に「僕だって恋するんです」と“宣言”し、会場を沸かせた。一方、“お相手”を演じる広末は「生真面目で几帳面。一生懸命に生き、感情を表に出さない役柄でしたが、堺さんと香川さんのお芝居を見ていると、こっちも思わず吹き出してしまって…」。撮影中には「可愛すぎる」という理由でNGになったシーンもあるといい、新境地のヒロイン役に苦心した様子。物語の“鍵”を握る資産家の愛人を演じる森口は「とても大人で柔和な現場。楽しい愛人生活を送ることができた(笑)」と振り返っていた。吉井はキャリア初となる主題歌の書き下ろしに「最初は台本を読んでも、何が何だかよくわからなくて(笑)」。それでも「映画のテーマと、自分が人生について思うことをすり合わせることができれば。映画には随所に、監督のロック好きが垣間見える。いつかぜひ映画に出させてほしい」と今回のタッグに満足そうな表情。内田監督は吉井の大ファンだといい「新曲を聴けるだけでうれしい。本当にかっこいいです!」と大感激だった。『鍵泥棒のメソッド』9月15日(土)よりシネクイント他 全国ロードショー
2012年08月01日先の読めない展開とコミカルな人間模様に定評がある内田けんじ監督の最新作『鍵泥棒のメソッド』の完成披露試写会が8月1日(水)に都内で行われ、内田監督を始め、主演の堺雅人、香川照之、広末涼子、森口瑤子、スペシャルゲストとして主題歌「点描のしくみ」を手掛けた吉井和哉が舞台挨拶に登壇した。先日開催された第15回上海国際映画祭では、最優秀脚本賞受賞という日本映画初の快挙を達成した本作。主人公は銭湯で転倒し記憶を失った伝説の殺し屋・コンドウ(香川さん)と、たまたまそこに居合わせたひとりの売れない貧乏役者・桜井(堺さん)。桜井の“出来心”から2人の立場と人生が入れ替わり、奇妙で思いがけない事態に巻き込まれてしまう…。堺さんは内田監督の前作『アフタースクール』でも“だまし、だまされ”の内田ワールドを体感したが、「実は前回は1回観ただけでは、意味が分からなくて(笑)。現場で分かったふりをしていましたが、そのうち共演する常盤(貴子)さんも佐々木蔵之介くんもよく分かっていないことに気づいて…」と過去の“知ったかぶり”を告白。「今回は1回で意味が分かったので良かったです。本当に面白い!」と前作以上の達成感を感じているようだ。一方、凄腕の殺し屋&記憶喪失後は“健康で努力家”な青年という2役を演じきった香川さんは「僕自身、両極端な性格で“分離”してますから、普段のまんまで大丈夫でした。お客さんが(2つの役を)分けて観てくれれば、それでいいです」と俳優の“メソッド”を披露。とある理由で結婚を急ぐヒロイン・香苗(広末さん)との恋愛ストーリーも盛り込まれており「僕だって恋するんですよ」。これには堺さんも「今回は香川さんの恋する顔が見られるので、得した気分になれますよ。良質なラブストーリーとしても楽しんでもらえる」と援護射撃。2人の絶妙な掛け合いは、劇中そのままだ。広末さんは自身の役柄について「生真面目で几帳面で、そして一生懸命に生きている女の子。感情を表に出さない性格ですが、現場で堺さんと香川さんのお芝居を見ていると、こっちが吹き出してしまって(笑)」。ミステリアスな愛人を演じる森口さんは「とても“大人”な現場。監督もとても柔和で、楽しい愛人生活だった」とニコリ。個性あふれるキャスト陣が仕掛ける“魔法”に内田監督は「役者さんを見ているだけでワクワクする現場だった」と手応えたっぷりだった。そんな内田監督は、吉井さんの大ファンで「主題歌というより、もう新曲を聞けるだけで嬉しい。本当にカッコいい曲」とすっかりファン目線。吉井さんは「監督の“ロック好き”が映画の随所に出ている。(主題歌の)タイトル通り、いろんな“点”が集まった映画になっている。今度ぜひ映画に出させてください」と新たなチャレンジに意欲満々だった。『鍵泥棒のメソッド』は9月15日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年08月01日『運命じゃない人』、『アフタースクール』の内田けんじ監督最新作『鍵泥棒のメソッド』がこのたび6月16日(土)より開催される上海国際映画祭のコンペティション部門に選出され、上映されることが決定した。銭湯で転倒した拍子に頭を強打し、記憶を失った伝説の殺し屋・コンドウ。偶然その場に居合わせた売れない貧乏役者・桜井は、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすましてしまう。桜井は男に来た大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい大ピンチに。一方、記憶を失い自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、役者として成功することを目指し始める――。売れない貧乏役者と記憶を失った殺し屋、2人の人生が入れ替わったことで起こるドタバタ劇を描く本作。主演の堺さん、香川さんを始め、広末涼子、荒川良々、森口瑤子といった個性豊かな演技派俳優陣が顔を揃える。本作が選出された上海国際映画祭は、1993年にスタートした比較的新しい映画祭でありながら、アジア最大規模のマーケットである中国の勢いに乗り、年々その規模が大きくなっている注目の映画祭のひとつ。今年のコンペティション部門に出品されたスペイン、インド、デンマーク、フランス、フィンランドなど世界中から選ばれた17作品は、最優秀作品賞にあたる金爵奨(ジンジュエ賞)をかけて競い合うこととなる。笑いにサスペンス要素、そしてトキメキと映画の醍醐味全てが詰まった“喜劇”として注目される本作。『運命じゃない人』でカンヌを沸かせた内田けんじ監督の待望の最新作とあって、上海でどのように迎えられるのか期待がかかる。6月16日(土)に華々しいオープニングセレモニーと共に開幕する上海国際映画祭は、6月24日(日)まで開催される。『鍵泥棒のメソッド』は9月15日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年06月06日映画『八日目の蝉』が公開を迎え、4月29日(金・祝)に都内劇場で行われた舞台挨拶に、井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子の女優陣と成島出監督が出席した。角田光代のベストセラー映画化した本作。赤ん坊の頃に父親の愛人に誘拐され、4歳になるまで育てられた恵理菜(井上さん)が、大人になって自身も愛人の子を妊娠。複雑な思いを抱えて、誘拐犯で育ての親である希和子(永作さん)が、かつて自分を連れてたどった旅路を歩みながら自分と向き合っていく姿を描く。「真央ちゃん!」という観客からの大歓声に迎えられた井上さんは笑顔で「蝉の絵がついたワンピースです!」とニッコリ。「悩みぬいて、ぶち当たりながら、ひとつの光、違う景色が見られるのを信じてやってきました」と撮影をふり返った。永作さんは、これから映画を観る観客を前に「観終わって感じるもの、付いてくるもの…余韻のようなものが、みなさんにいま必要なものなのではないか、と思っています」と語りかけた。恵理菜の生みの母親を演じた森口さんも、娘との距離を埋められずに悩む母親役にかなり苦戦したようで「悩みに悩み抜いた」と告白。現場での監督との関係を「学校の先生と生徒のようだった」とふり返った。小池さんは、一緒に撮影に臨むことが多かった井上さんを“戦友”として「井上さんがいなかったらやりきることができなかった」と感謝の思いを口にした。井上さんも「同じく(笑)。辛いときも(小池さんが)そっと黙って隣にいてくれました。出会えて良かったです」と語り、深い絆をうかがわせた。永作さんは、幼少時代の恵理菜を演じた子役の渡邉このみとのシーンが多かったが「このみにいっぱい遊んでもらいました。一緒にご飯食べたり、シールを貼ったり(笑)」と楽しそうに述懐。すると、このみちゃんがカーネーションの花束を持って舞台に登場し、一人一人に花を手渡した。このみちゃんの「みなさん、観に来てくれてありがとうございます」と大人顔負けのしっかりした挨拶に客席からは温かい拍手が沸き起こった。『八日目の蝉』は全国にて公開中。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:小池栄子インタビュー主人公の傍で感じた強き心「愛情によって人は救われる」中島美嘉が復帰後初の歌声披露、井上真央は感激の涙三池崇史監督、永作博美の授乳シーンに思わず興奮!?「オレが演出したかった」井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!
2011年04月30日角田光代のベストセラー小説を映画化した『八日目の蝉』の完成披露試写会が4月18日(月)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、歌手の中島美嘉が主題歌「Dear」を熱唱した。耳管開放症を患い、昨年10月から活動休止に入った中島さんが、公の場で歌声を披露するのは今回が初めてとなる。中島さんは昨年10月下旬、6作目のアルバム「STAR」のリリース間近に耳管開放症の症状悪化に伴い、制作、プロモーションを含めて全てのアーティスト活動を休止。デビュー10周年を記念して、自身初となる日本武道館、そして大阪城ホールで行われる予定だったライヴも中止が発表された。その後、治療に専念した中島さんは、順調に快方に向かい、新曲「Dear」で活動を再開することに。“これぞ中島美嘉”といえる仕上がりのバラードで、中島さんの復活を鮮明に印象付けている。そんな中島さんが昨年10月に行ったという番組収録以来、約半年ぶりに歌声を披露。復帰を待ち焦がれていたファンから「おめでとう」の声も聞こえる中、中島さんはステージ上で素足になって準備万端。そして休養前と変わらぬ圧倒的な歌声で、会場を温かく包み込んでいった。これには舞台挨拶に登壇した主演の井上真央も「いろんな感情を思い出してしまって…」と感激の涙。その後は言葉にならなかったのか、多くは語らずに感動に浸っていた。中島さんは「映画を観てから作った楽曲なので、映画と一緒に楽しんでもらうのが一番合うはず。恋人や家族愛も含めた、大きな愛を歌っている」と楽曲への思いを明かした。『八日目の蝉』は不実な男とその妻の子供を誘拐した女・希和子、その誘拐犯に愛情いっぱいに4年間育てられた娘・恵理菜(井上さん)の数奇な運命を通して、女として生まれたことの痛ましいまでの悲しみ、そして生き抜く強さを描く。「撮影中は『こんなに壁にぶつかるなんて』と思うほど、悩みに悩んだ役柄で、思い入れも強い」と井上さん。「観終わった後に、一筋の光や希望、生命力を感じてほしい」とアピールしていた。舞台挨拶には井上さんをはじめ、永作博美、森口瑤子、そして成島出監督も出席した。『八日目の蝉』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:三池崇史監督、永作博美の授乳シーンに思わず興奮!?「オレが演出したかった」井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!井上真央が新境地に挑む『八日目の蟬』完成披露試写会に10組20名様ご招待永作博美『八日目の蟬』で自ら髪を切る!「サッパリして良かった」とあっけらかん
2011年04月18日不倫相手の赤ん坊を誘拐した女。赤ん坊は葛藤を抱えながら、大人へと成長し、自ら不倫相手の子どもを身ごもった。数奇な人生を歩む2人の女性がたどり着く衝撃の結末とは…?直木賞作家・角田光代のベストセラー小説を映画化した『八日目の蟬』の完成報告会見が2月28日(月)、東京・恵比寿のウェスティンホテルで行われ、主演の井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子ら実力派女優が勢ぞろいした。井上さんは幼いころに誘拐され、元の家族に戻った後も自分の居場所が見つけられない主人公・恵理菜役を熱演。葛藤を抱きながら、不倫相手の子どもを身ごもるという難役で、これまでの快活なイメージとは異なる表情を見せる。「作品を愛している方も多くいらっしゃるし、日々責任を感じながら演じていました。私自身も壁にぶつかり苦戦する日々だった」とふり返る井上さん。撮影中は精神的に内側へと自分を追い込む一方、「恵理菜の生命力が見たい」という成島出監督からの指示にうまくバランスが取れなかったこともあったのだとか。それでも「ちょうど私自身、何か挑戦したい時期だったし、この作品には運命のようなものを感じていたので、裸でぶつかっていきたいと心に決めていた」。井上さんが自ら難役と向き合い、女優としての新たな一歩を刻んだ作品。それが『八日目の蟬』だという。一方、恵理菜を誘拐し、逮捕されるまでの4年間“母”になろうとした希和子を演じる永作さんは、本作が出産後初めての映画出演。当初は産休を取る予定だったが、やはり『八日目の蟬』に“運命”を感じたそうで「避けては通れない役だと思った。多少でも子どもの扱い方を知った上で撮影に臨むことができて良かった。そうでなければ、まったく違う希和子像になったはず」と母親の素顔を垣間見せた。成島監督も「実際、母親になった永作さんの化学反応が見たかった」とキャスティングの狙いを説明。劇中では自ら髪の毛をばっさり切るシーンもあり、「私は切るしかなかったんで(笑)。サッパリして良かった」とあっけらかん。井上さん同様、永作さんにとっても、本作が女優としての新境地となったことは間違いない。小池さんは、恵理菜に近づくルポライター役で「監督の要求も高くて、難しい役だった。『八日目の蟬』というタイトルの意味を説明する大事なセリフもあったので、とても緊張しましたね」。恵理菜の実の母親を演じる森口さんは、原作の大ファンといい「出演オファーをいただいたときは『うそでしょー』って。それだけに私にできるか心配もあった。常に嫉妬や憎悪を抱えている役柄。感情を爆発させるシーンは、単にヒステリックにならないよう意識した」とどちらも難役に向き合い、女優魂をぶつけた様子だ。会見には原作者の角田さんも出席し、「先日完成したばかりの映画を拝見し、もう泣いて泣いて…。魂の開放を描いた作品になったと思います。いまはここにいるみなさんに、ありがとうございましたと言いたいですね」と感無量の様子で、キャスト陣と成島監督に頭を下げていた。『八日目の蟬』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:中島美嘉が『八日目の蝉』主題歌で復活!待望の新曲リリース決定井上真央の切ない笑顔に引き込まれる!『八日目の蟬』特報が解禁井上真央が不倫相手の子を身籠る妊婦役で新境地!共演に永作博美
2011年02月28日作家・角田光代の小説「八日目の蟬」(中央公論新社刊)が映画化され、井上真央が不倫相手の子供を身籠る主人公を演じることが発表され、永作博美が共演することも明らかになった。小泉今日子主演で映画化された「空中庭園」(文春文庫刊)や芥川賞を受賞した「対岸の彼女」(文春文庫刊)をはじめ、人間の内面を繊細に描写し、高い支持を集める角田さん。本作の原作小説は角田さんにとって初めての新聞連載小説であり、2007年に単行本化され、第2回中央公論文芸賞を受賞した。不倫相手の赤ん坊を誘拐し、逮捕されるまで4年間、赤ん坊と共に逃げ続けた希和子と、その誘拐犯に育てられ、家庭に戻されたのちも自分の居場所を見つけられないまま成長し、やがて不倫相手の子供を身籠る恵理菜。この2人の女性の生き方を通して命や愛、そして母性とは何かを問いかけ大きな反響を呼び、19万部を売り上げるヒット作となった。今回の映画では、恵理菜の物語に主軸が置かれ、数奇な運命を背負った主人公が、かつて自分を誘拐した女との思い出の地を巡る旅を通して自身の人生を肯定し、成長していく姿が描き出される。この恵理菜を演じるのが井上さん。『花より男子』シリーズをはじめ、悩みつつも元気いっぱいの役どころを演じることが多かった彼女だが、今回の複雑な内面と過去を抱え、おまけに不倫相手の子供をお腹に宿した妊婦という難しい役どころで新境地を開く!井上さんは「育児放棄や虐待など、いたたまれないニュースが増えている中、悲しくも深い、親子の愛情を描いたこの作品に参加できることになり、とても深い意義を感じています。これまでに演じたことのない役柄は新たな挑戦なので、役と真摯に向き合い、いい作品が作れるよう頑張ってまいります」と意気込みを語る。そして自分の子供を持てなかったという鬱屈した思いから不倫相手の赤ん坊を奪い、その思いを反映させるかのように赤ん坊に愛情を注ぐ希和子を演じるのは永作さん。「どうしたらこの役になれるのか、まだ分かりません。いまはただ、なすがまま、役に翻弄されたいと思います。とても難しい内容ですが、だからこそ自分がどう変化するのか楽しみでもあります」とのコメントを寄せてくれた。監督を務めるのは、『ラブファイト』、『孤高のメス』の成島出。「初めて原作を読んだ時、心が震えたのを昨日のことのように覚えています。愛人の赤ん坊を誘拐し、逃亡した女。その女を母と慕い、4歳まで育ってしまった少女が21歳になって感じるこの世界は、安直なハッピーエンドではない美しい光に満ちていました。彼女たちと一緒に逃避行をし、旅に出よう。本を閉じた瞬間に私は、映画化権を出版社に問い合わせていました。この秋、その願いが最高のキャストと共に叶うことになりました。すばらしい女優陣の新たな宝物を、スクリーンでお見せできると信じています」と作品にかける熱意、意気込みを語ってくれた。ちなみに本作は今年の春、NHKで連続ドラマとして映画より一足先に映像化されているが、このTVドラマ版では希和子の逃亡劇を主軸に描かれており、希和子を檀れいが、恵理菜を北乃きいが演じた。映画版には井上さんと永作さんのほかに、小池栄子、森口瑤子、劇団ひとり、田中哲司、風吹ジュンらが出演する。果たしてどのような世界が描かれるのか?すでに9月23日(木)より撮影は開始されており、都内および小豆島での撮影を経て10月末にクランクアップの予定。蟬は通常、地上に出て7日間しか生きられないと言われるが、8日目を迎えた蟬が見る世界とは――?『八日目の蟬』は2011年公開予定。■関連作品:八日目の蟬 2011年、公開
2010年10月01日井上真央と岡田将生という、若い世代を中心に絶大な人気を誇る2人を主演に迎えた『僕の初恋をキミに捧ぐ』が24日(土)、公開を迎えた。初日の舞台挨拶に井上さんと岡田さんに加え、森口瑤子、細田よしひこ、原田夏希、寺田有希、新城毅彦監督が登壇。本作のこれまでのプロモーションでは、あまり人前で話をするのが得意ではない岡田さんを、年上の井上さんが優しくフォロー&リードする姿が見られたが、さてこの日は…?井上さんがマイクを持つと、客席から「真央ちゃーん!」、「姫!」といった歓声が飛ぶ。いや、客席からだけでなく舞台上からも…。なぜか細田さんが観客に負けじと(?)、「姫!」と絶叫。井上さんは「黙っててもらっていいですか?」と笑顔でピシャリ。気を取り直して「映画はいかがだったでしょうか?」と問いかけると、客席からは温かい拍手がわき起こった。これに井上さんは満面の笑みで「ひとりひとりに『どこがよかった?』と聞きたいくらいです」。この日まで、プロモーションのために監督や岡田さんと共に各地を回ってきたが「岡田くんがすごい人気だったので、これはイケるかも、と思ってました」と手応えを明かした。冒頭のやり取りでもお分かりのように、この日、やたらと井上さんに絡んできたのが細田さん。「私事で恐縮ですが」と前置きして、細田さんは最近ショックを受けたという出来事を告白。曰く「井上さんがTVで、好きな男性のタイプとして『無口で何考えているか分からない人』と言っていて、嫌いな男性は『ベラベラ自分の過去を話す男』って。僕は井上さんに過去の恋愛とか、洗いざらい全部話してますが…嫌いだった?」とすがるような目で井上さんを見つめた。井上さんは慌てて「そんなことない、大丈夫!つい…うん、何とか大丈夫」とフォローになってないようなフォローをするも、細田さんは「おれ、あの日は寝れなかった」としょんぼり。井上さんは「(細田さんは)こう見えて(笑)、気を遣うタイプだし、繊細で。岡田くんをいつもフォローしてくれていました」と必死で持ち上げる。会場はこのやり取りに大きな笑いに包まれた。それにしても、井上さんの好みだという“無口で何考えているか分からない人”に岡田さんも当てはまりそうな気も…。声の大きな(うるさい?)細田さんに、原田さんと寺田さんの2人はちょっぴり押され気味?「当たり前のように明日が来るということが、実は奇跡なんだと思いました」(原田さん)、「劇中の2人(岡田さんと井上さん)のような恋がうらやましい!ああいう恋愛できたら幸せですね」(寺田さん)とうっとりとした表情で語った。そして、問題(?)の岡田さん。初日ということでかなり緊張しているようで「はい、垣野内逞を演じました岡田将生です。今日は初日を迎えられてすごく嬉しいです…。今日は来てくれてありがたいと思ってます。お願いします!」と顔を赤くして挨拶。続いてマイクを握った、逞の母親役の森口さんは「息子が失礼をいたしまして申し訳ございませんでした(笑)」と母としてフォロー。さらに「自分が出た作品を観て号泣したのは初めてです。主演の2人にピュアな部分に泣かされました」と“わが子”の演技を絶賛した。岡田さんは、少女マンガを原作とした本作の男性から見ての魅力を尋ねられ「男女の区別なく楽しめると思いますし、男性も観て泣いちゃうと思います」と精一杯アピール!会場は再び、大きな拍手と歓声に包まれた。『僕の初恋をキミに捧ぐ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会■関連記事:生きることで、得られる愛――岡田将生×井上真央『僕の初恋をキミに捧ぐ』【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開岡田将生、井上真央にイジられてハニカミ連発共演映画完成報告会見
2009年10月24日