3月27日(金)に公開初日を迎えた『暗殺教室-卒業編-』公開記念舞台挨拶が3月26日(土)に行われ、主演の山田涼介をはじめ。二宮和也、菅田将暉、山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、 羽住英一郎監督が出席した。累計発行部数2,100万部を超える人気漫画の映画化第2弾。地球破壊を企てる謎の生物“殺せんせー”の暗殺を命じられた落ちこぼれ高校生たちの成長物語を描いた前作に続き、今作では、暗殺のタイムリミットが迫る中、生徒たちが導き出した答えや地球の命運が、殺せんせーの悲しい過去とともに描かれる。前作の撮影から約1年半、主人公・潮田渚役として駆け抜けた山田さんは「僕にとって初主演映画は『暗殺教室』が最初で最後なので感慨深いです」としみじみと語ると、「役とのお別れもそうですけど、今日でキャスト・スタッフの方とお別れなので寂しいです」としんみり。山田さんはクランクアップのときに生徒役のキャスト全員に手紙を書いたそうで、菅田さんは「その人その人に向けた感謝の言葉」が綴られていたことを明かしつつ「座長の愛情」を感じたことを打ち明ける。そして、「これから長いもんな。臭い話、これからいろんな作品(を一緒に)やるでしょう」と話す菅田さんは、「山田涼介という人間の初映画でずっと横にいさせてもらったことが、将来効いてくればな…」と真摯に語り、山田を「うれしいです」と照れさせた。そんな真面目なトーンの両者と違い、明るい表情で舞台に立つ二宮さん。前作では殺せんせーの声のみの出演だったが、本作では殺せんせーの過去の姿である殺し屋・死神役も演じており、「現場にお邪魔する日が来ると思っていなかったので、楽しかったです」とにっこり。また、おごらないことで有名な二宮さんは、以前行われた本作会見でスタッフ・キャストに焼肉をおごったことが伝えられたが、今回は山田さんを自宅に招き、しゃぶしゃぶを振る舞ったことがMCから紹介されてご満悦。とはいえ、肉の値段が「298円でしたよ」と山田さんから暴露されて大慌て。舞台あいさつの模様は全国180の映画館に中継されており。二宮さんは、「やめて!全国の皆さん!」と観ることを制止するようなジェスチャーで会場を沸かせた。この日は、原作者の松井優征からのキャストの演技力や羽住監督の仕事ぶりを称えたサプライズメッセージも紹介され、山田さんたちは感激の面持ちで聞き入っていた。『暗殺教室-卒業編-』は全国にて公開中。(鶴見菜美子)
2016年03月26日「嵐」とゲストがアトラクション対決するバラエティ「VS嵐」が24日(木)放送となる。今回のゲストは映画『暗殺教室-卒業編-』から山田涼介、山本舞香、加藤清史郎、知英、椎名桔平、そして作品に出演している二宮和也は今回嵐チームではなくゲストチームへ。嵐サイドにはプラスワンゲストとしてお笑いコンビ「千鳥」が助っ人参戦する。両者が競うのは、吹き矢で『暗殺教室』に登場するキャラクター“殺せんせー”の風船をどれだけ割れるかという、作品にちなんだ新ゲーム「バルーンシューティング」。ゲストチームとして嵐のメンバーと対決することになった二宮さんは嵐のことを知り尽くしているだけに「勝ったも同然!」と宣言。「先祖は忍者だった」とまことしやかに言う椎名さんも自信満々。知英さんとともに嵐も驚く結果を残す。嵐の弱点を知り尽くした強敵・映画『暗殺教室-卒業編-』チームの前にさすがの嵐も大ピンチ。追い込まれた嵐の必死な姿は必見だ。「VS嵐」はフジテレビ系で24日(木)19時00分~放送。(笠緒)
2016年03月24日松井優征による「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミックを実写化、昨年3月に劇場公開され大ヒットした映画『暗殺教室』が18日(金)、金曜プレミアム(フジテレビ系)で地上波初放送される。物語は有名進学校「椚ヶ丘(くぬぎがおか)中学校」の落ちこぼれクラスである3年E組に、謎のタコ型生物が突如“担任”として現れたことから始まる。その生物は月の7割を破壊し1年後の3月には地球の破壊を予告。世界中の暗殺者や軍隊が暗殺を試みるも失敗。地球破滅のタイムリミットが近づく中、謎の生物は自ら椚ヶ丘中学校3年E組の担任となることを政府に提案。そこで国家は秘密裏に謎の生物=通称“殺せんせー”の暗殺任務をE組の生徒たちに依頼。成功報酬が100億円と聞いたE組の生徒は戸惑いながらもあの手この手で暗殺を試みるのだが、“殺せんせー”は生徒たちの暗殺をことごとく回避。一方で“担任”としては真っ直ぐに生徒と向き合う“殺せんせー”によって、周囲から見放され落ちこぼれだったE組の生徒のなかに少しずつ“ヤル気”が芽生えてくる。生徒たちは卒業までに目的を果たせるのか?そして意外に生徒思いの“殺せんせー”の真の目的とは…。山田涼介、菅田将暉、山本舞香、橋本環奈、加藤清史郎、知英、高嶋政伸、椎名桔平ほか豪華キャストが集結した本作。殺せんせーの声優を「嵐」の二宮和也が担当していることでも話題を集めた。金曜プレミアム映画『暗殺教室』は3月18日(金)21:00~放送。『暗殺教室~卒業編~』は3月25日(金)より全国にて公開。(笠緒)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2016年03月18日『半落ち』『クライマーズ・ハイ』の原作を手がける横山秀夫のベストセラー小説を2部作で映画化する『64-ロクヨン-前編』の完成報告会見が3月7日(月)、東京国際フォーラムで行われた。会見には横山氏をはじめ、主演を務める佐藤浩市、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督の17名が勢ぞろいし、渾身作への熱い思いを語った。たった1週間で終わった昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件、通ロクヨンの時効が近づく平成14年、当時を模倣した事件が発生。元敏腕刑事で、現在は警務部広報室広報官を務める三上義信(佐藤さん)が、記者クラブやキャリア上司との攻防、刑事部と警務部の対立に巻き込まれながら、真実を追う姿が重厚なタッチで描かれる。「ここまで身を削ったのは久々。三上にとっては、記者クラブや組織との“10番勝負”のようなもので、役柄としても役者としても、傷を負いながらゴールした」と強い思い入れを示す佐藤さん。「横山さんの原作ですし、面白いけど大変。やりがいがあるけど、本当にキツイ。そんな役柄だからこそ、腹をくくるのも早かった。予定調和はしたくないし、常に自分を鼓舞していた」と熱を帯びた口調で語った。そんな佐藤さんの部下を演じた綾野さんは、「浩市さんの背中を見ていれば、それで十分。現場では多くのことを教えていただき、襟を正してくださった」と感慨しきりだ。また、対立する記者クラブの仕切り役を演じる瑛太さんも「クランクイン前日、浩市さんが『全力で受け止めてやる』と言ってくださり、緊張もしましたが、どんどんぶつかっていった」。ただ、力が入り過ぎたのか「浩市さんの顔に、つばを飛ばしてしまい、ビビッた」そうで、佐藤さんも「バンバン飛んできましたね。瑛太ファンなら、まだしも(笑)」と後輩の奮闘をたたえていた。会見後の完成披露試写会には、約4,300人が来場した。『64-ロクヨン-前編/後編』は2016年前編:5月7日(土)、後編:6月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月08日累計発行部数130万部を超えるミステリー小説を映画化した『64-ロクヨン- 前編』『64-ロクヨン- 後編』の完成報告会見が3月7日に、都内で行われ、主演を務める佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督、原作者の横山秀夫氏が出席した。完成報告会見その他の写真わずか1週間で終わった昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(通称:ロクヨン)を軸に、県警記者クラブを巻き込んだ警察内部の対立と、14年を経て新たに起きた模倣事件を、県警の広報官・三上義信(佐藤)の葛藤とともに描く。豪華キャスト陣の先頭に立った佐藤は、「ここまで身を削ったのは久々」と絶対の自信を示し、「もちろん、原作や脚本はあるが、予定調和にはしたくなかった。面白いけど大変で、やりがいがあるけど本当にキツイ役柄。その分、腹をくくるのは早かったし、自分自身を鼓舞していた」と熱演を振り返った。その部下を演じる綾野は、「現場では、浩市さんの背中を見ていれば十分。ときに襟を正してくださり、さまざまなことを教えていただいた。ご一緒できただけで、感謝の極み」と大先輩との共演に感無量。一方、広報室と対立する記者クラブの仕切り役を演じた瑛太も、「クランクインを前に、浩市さんが『全部受け止めるから、全力でぶつかってこい』と言ってくださった。緊張しましたが、どんどんぶつかった」とコメント。演技に熱が入り過ぎ、「浩市さんの顔に、つばを飛ばしてしまった」と申し訳なさそうな表情を浮かべると、佐藤は「瑛太ファンなら、まだしも(笑)。実際、バンバン飛んできた」と笑い飛ばした。また、ベテラン俳優の三浦も「全力の佐藤浩市が見られる」と太鼓判。「(褒めたので)先輩だけど、何か、おごって」とお茶目なリクエストも飛び出し、さすがの佐藤もタジタジだった。『64-ロクヨン- 前編/後編』前編:5月7日(土)/後編:6月11日(土)より連続公開取材・文・写真:内田 涼
2016年03月07日2015年上半期邦画実写観客動員ランキング第1位を獲得した映画『暗殺教室』の続編、『暗殺教室~卒業編~』の製作報告会見が2月22日(月)、東京国際フォーラムにて行われ、主演を務める山田涼介のほか、出演する二宮和也、菅田将暉、山本舞香ら総勢10名が華やかに登壇した。『暗殺教室~卒業編~』は、マッハ20の超速度で動き回るタコ型の謎多きキャラクター・殺せんせーを暗殺するミッションを請け負った、3年E組の生徒たちの心の葛藤や成長を描いた物語。迫りくるタイムリミットの中で、殺せんせーの衝撃の正体が明かされていく。第1作目から主人公・潮田渚役を続投した山田さんは、「前作はすごく目立たない子でわりと弱々しい部分を表に出していたんですが、今作では成長して男らしい渚が見れるんじゃないかなと思います」と、自信をのぞかせた。また、菅田さん演じる赤羽業(カルマ)との決闘シーンが大変だったと話すと菅田さんも大きく頷いた。菅田さんは「1日半~2日かかるところを1日で撮影したんです。それくらい集中して。監督のシチュエーション作りがすごいから、風とかもう…すごくて。土煙で目もあけられないくらい」と話すと、山田さんも「そうそう!」と同調し「TVでしか見ないようなやつだよね」などと振り返っていた。現在22歳の山田さんは学生役を演じることについて「まだまだ捨てたもんじゃないなと思った」と不敵な笑みを浮かべながら、先輩である二宮さんに何歳まで学生役を演じていたかを尋ねると、二宮さんは「俺、この間中学生の役やったよ」と余裕しゃくしゃくで山田さんに返した。一方で、昨日(2月21日)が誕生日で23歳を迎えた菅田さんは、当日の過ごし方について触れ、「仕事があったんですけど、僕、三兄弟の長男なので三男坊に『23歳やなあ。もうおっさんやな』と言われて、高校生からしたらおっさんなんだって思った」と肩を落としていた。会見では、山田さんが二宮さんのすごいところについて話す一面も。山田さんは、「これはいい意味で、ものすごく普通な方なんです。日本を代表するアイドルグループでやっているにも関わらず、壁がないと言いますか。人間味というか、その深さなのかなと思います」と手放しで褒め、さらには撮影中に焼肉を奢ってくれたエピソードも披露。すると二宮さんは「やめましょうよ」と言いながらも思い直したようで、「山田くん言いなさい、ちゃんと」と詳細に話すように促すと、山田さんが「嵐の櫻井くんに話したら、『嘘だろ』と言われました(笑)」と明かし、会場が笑いに包まれた。会見にはそのほか、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、原作者の松井優征、前作より引き続き監督を務めた羽住英一郎も出席した。『暗殺教室~卒業編~』は3月25日(金)より全国東宝系にて公開。(cinamacafe.net)
2016年02月22日コミックス累計発行部数が2000万部を突破した人気漫画『暗殺教室』の連載が3月に完結することがわかった。2月22日発売の週刊少年ジャンプ・12号にて、「ラストまであと5回」と発表。同日、都内で実写映画『暗殺教室~卒業編~』(羽住英一郎監督)の完成報告会見が行われ、原作者の松井優征氏が、「連載が始まった当初から『これでなければ』という結末を決めていた。前作以上に、映画にも関わらせていただき、満足いく脚本になった」と思いを語った。その他の写真翌年春の地球破壊を宣言する謎の生命体“殺せんせー”と、その暗殺を命じられた落ちこぼれ中学生“3年E組”の奮闘と成長を描く同シリーズ。2012年に連載がスタートし、2015年にはテレビアニメ第1期の放送及び、映画第1弾が公開され、興収27.7億円のヒットを記録。この度、連載完結が発表されたことで、放送中のテレビアニメ第2期&『暗殺教室~卒業編~』と連動した“衝撃ラスト”を迎える。「まったく同じ“卒業”のタイミングで、原作と映画が同じエンディングを迎えるため、半年くらい前から(連載の)ストーリーや台詞、ビジュアルや演出を決めて、映画と共有させてもらった。羽住監督が原作を大切にしてくれたおかげ」と松井氏。一方、羽住監督は「お互いに狙いを共通しながら、未知の試みに挑んだ。連載を読み終わった読者が、どんな気持ちで映画を見るか予想できない難しさがあった」と振り返った。会見には松井氏と羽住監督に加えて、主演の山田涼介、二宮和也、菅田将暉 山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平が出席。主人公・渚を演じる山田は「前作に比べて、男らしい役作りを心がけた」といい、「中学生役でしたが、正直まだまだ捨てたもんじゃないなと(笑)。今は『暗殺教室』に出会えて、感謝しかない」と語った。一方、前作では、殺せんせーの声のみの出演だった二宮は、「知られざる殺せんせーのエピソードの一端になれて光栄」と“生身の出演”に感激しきり。後輩・山田については「お芝居はもちろん、グループの活動もコンスタントにこなしていて、すごい」と太鼓判を押した。『暗殺教室~卒業編~』3月25日(金)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年02月22日WOWOWの連続ドラマW『メガバンク最終決戦』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、キャストの椎名桔平、桐谷健太、緒川たまき、音月桂、石橋凌が出席した。14日(毎週日曜 22:00~)にスタートする本作は、波多野聖の小説を実写化した経済ドラマ。日本国債の暴落により、巨大な負債を抱えたメガバンクを舞台に、買収合戦に挑む敏腕ディーラーの桂(椎名)と総務部の二瓶(桐谷)の活躍を描く。主演の椎名は、「ノンフィクションに近い作品。メガバンクの内幕は我々が知る由もないけど、日本経済とつながっていることが多々ある。スケールの大きさを堪能してほしい」と胸を張ってアピール。また、劇中で椎名とタッグを組んだ桐谷は、「普段は目立たない存在だけど、銀行が危機に陥った時に誰よりも男らしくて格好良かった」と役柄の印象を語り、「社会派ドラマに出ることが少ないですが、演じていて楽しかったです」と撮影を振り返った。イベント中は、ネタバレ話をする椎名に、「ちょっとダメでしょ!」と桐谷が慌てて突っ込むなど和気あいあいの雰囲気。この日、36歳の誕生日を迎えた桐谷に、サプライズのバースデーケーキがプレゼントされる場面もあったが、その反応はいまいち。「台本に『サプライズでケーキ』って書いてあって、俺かなと思ってた」とサプライズにはならなかったようだが、「俺の誕生日パーティーみたいになってるけど大丈夫?」とうれしそうな笑みをこぼしていた。
2016年02月05日WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」の第1話完成試写会が4日(木)都内で行われ、主演の椎名桔平、共演の桐谷健太、緒川たまき、音月桂、石橋凌が出席。この日36回目の誕生日を迎えた桐谷さんにサプライズでバースデーケーキが用意されるも、意外な結末が待っていた。会見終了後にバースデーソングが鳴り響き、ドラマにちなんだ“お札型の特大バースデーケーキ”がサプライズで登場。石橋さんも「ハッピーバースデー、健太」と渋い歌声で祝福し、客席からもクラッカーが一斉に鳴らされた。驚き顔でケーキを見つめる桐谷さんだったが実は「台本を読んだ時に“サプライズケーキ”と書いてあった。“まさか俺か?”とは思っていた」とネタバレを正直に告白。それでも「ただクラッカーは知りませんでした」と客席からの粋な計らいだけは大成功だった。「銭の戦争」シリーズなどの著者で、5千億円もの日本株を運用する伝説のファンドマネージャー・波多野聖氏による小説を連続ドラマ化。巨大な負債を抱えたメガバンクを立て直すべく、買収合戦と社内の陰謀に立ち向かうスーパー銀行マン(椎名さん)と、気転が効き柔和な雰囲気を持つ総務部員(桐谷さん)の活躍を描く。東西帝都EFG銀行専務でディーラーでもある桂光義役の椎名さんは「ノンフィクションに近いようなドラマで、我々が知る由もないメガバンクという巨大な銀行の裏側をエンターテインメントとして知ることが出来る。力強く、スペクタクルがあり、スケールの大きな作品」とアピール。連続ドラマW初主演となったが「WOWOWは、クオリティの高い作品が作られてきたし、難しい題材に果敢にチャレンジしてドラマ化している印象があった。機会があったら是非飛び込みたいと思っていた矢先にお話を頂いたので、思い切ってやろうと挑んだ」と念願の抜擢を喜んだ。一方「勝負時の願掛け」の話になると、桐谷さんは「しっかり食べる。白米もガッツリ喰うみたいな感じ」と桐谷ルーティンを紹介し、さらに「飛ぶ。いざ行くぞ!という時は」と返答。それに対して椎名さんが「え?飛びます、飛びます、ってやつ?」といじると、桐谷さんは「それはコント55号でしょ!」と夫婦漫才のような掛け合いを見せていた。WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」は、2月14日(日)22:00スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日「銭の戦争」シリーズや「疑獄 小説・帝人事件」の著者・波多野聖の「メガバンク絶滅戦争」を原作に、椎名桔平と桐谷健太が、史上最大の買収合戦に挑む銀行員を演じるWOWOW連続ドラマW「メガバンク最終決戦」。このほど、緊迫感みなぎる特報映像とポスタービジュアルが解禁された。舞台は帝都銀行、東西銀行、EFG銀行という3つの銀行が合併して誕生したメガバンク、東西帝都EFG銀行(TEFG)。合併以来、行内では帝都銀行出身者が主導権を握り、出身銀行ごとのヒエラルキーが強く残る中、辣腕ディーラーの桂光義(椎名桔平)は、帝都銀行出身ではないものの、手腕を買われて為替部門の専務にまで上り詰めていた。一方、総務部の二瓶正平(桐谷健太)も、TEFG内で“最下層”と位置付けられているEFG銀行の前身・名京銀行出身者でありながら、行内のヒエラルキーには屈せず生真面目に仕事に邁進していた。ある日、TEFG上層部と金融庁官僚との密談で行なわれた超長期国債の購入と、同時期に生じた日本国債暴落により、突如TEFGは破綻の危機に陥る。会社存続のため、桂は二瓶とともにTEFG買収を狙う外資ファンドや、陰謀をたくらむ官僚たちに立ち向かう。史上最大の大勝負に挑む彼らの行く末とは…?今回解禁された映像は、銀行に押し寄せる人々、悲痛な表情で上司に詰め寄る二瓶、部下を相手に「勝負のできないディーラーは要らない!」と檄を飛ばす桂など、シリアスな場面が次々と映し出され、その緊迫感に思わず手に汗握ってしまう。また、同時に解禁となったポスタービジュアルは、強い意志に満ちたまなざしの桂と二瓶の姿に「本当の勝負(ディール)はこれからだ!」というコピーが踊り、こちらも見る者に鮮烈な印象を与えるビジュアルとなっている。2020年のオリンピック開催を前に、国際社会に向けて新たな成長を迫られている日本人の背中を押してくれる、痛快な経済エンターテインメントドラマとなる本作。“仕事とは何か!? 会社とは何か!?誰のために働くのか!? ”と日々疑問を抱えて過ごす人に、必見の作品となることは間違いないはず。まずはこちらの映像から、本作に込められた熱量を感じてみて。連続ドラマW「メガバンク最終決戦」は2016年2月14日(日)より毎週日曜日22時~放送(全6話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年12月21日『るろうに剣心』の大友啓史と生田斗真がタッグを組む『秘密 THE TOP SECRET』。共演に岡田将生、松坂桃李、椎名桔平ら名だたる俳優陣が出演することでも話題の本作だが、このたび新たなキャストにモデルとして活躍する織田梨沙が本作のキーマンとして大抜擢された事が明らかとなった。またこれに併せて公式サイトにて本作のポスターも解禁された。死者の脳をスキャンして、生前の記憶を映像化するシステムが発明された。この技術は、被害者の脳内映像を手掛かりに、迷宮入り事件の真相を暴き、犯罪捜査を革新的に進化させるものだったが、一方で被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の感情が自分に移行してしまう危険があり、犯罪の闇に引きずり込まれるという大きなリスクを持っていた。警視庁のエリート集団・科学警察研究所法医第九研究室(通称:第九)が、この最新鋭の技術を使って捜査を開始。室長・薪剛(生田斗真)の指揮の下、新人捜査官の青木一行(岡田将生)らは、家族を惨殺した罪で死刑になった男の記憶を映像化するミッションに挑む。ところが、男の脳内映像に映し出されたのは、事件以来行方不明となっていた男の娘・絹子が家族に刃物を振り上げる姿だった――。原作は、「メロディ」(白泉社)で連載された清水玲子のミステリーコミック。その衝撃的なストーリーに1巻の発売時には入手困難となり、お詫び文が掲載されるほどの事態にもなった。また、「第15回文化庁メディア芸術祭」の優秀賞も受賞し、高い人気を誇っている。現在では、スピンオフ・新シリーズ「秘密season 0」が同誌で連載中だ。主人公の第九室長・薪剛役には『脳男』、『予告犯』、『グラスホッパー』など主演作が続く生田さん。そのほか新人捜査官・青木一行役に岡田さん、鈴木克洋役の松坂さん、法医第一研究室監察医・三好雪子役の栗山千明ら話題の俳優陣が出演する。そして今回新たなキャストに大抜擢されたのが、新人の織田さん。本作が演技初という彼女は、家族を惨殺した罪で死刑執行された男の娘で、物語の鍵を握るミステリアスな少女、露口絹子を演じる。織田さんは、2012年よりモデルとして活動開始し、神秘的な顔立ちと凛とした瞳の強さが印象的で、様々な雑誌やコレクションから注目を浴びている期待の新人だ。本作で時に怪しく、時に美しく、生田さん演じる第九室長薪や、捜査官たちを翻弄する重要な役どころを演じる彼女は「初めての事だらけだったし、個性たっぷりな絹子ちゃんを演じるのはとても難しくて、思い通りに出来ない自分にイライラしたり、不安ばかりでした。でも、自分なりに絹子目線で考え、感情を読み取れるように努力したのと、色々な方々にサポートしていただきながら頑張ったので多くの人に見てもらえたら嬉しいです。大友監督の演出は驚くことしかなくてずっと興奮して観察いっぱいしてました。あんな素晴らしい環境で演じる事が出来て幸せ者でした」と出演の喜びを語っている。また監督も、「オーディションのとき、心を震わせながらすべての感情をあからさまにし、目が離せない、忘れがたい魅力を発していたのは織田梨沙さんでした。彼女ならではの凛とした凶暴な佇まいと抜群の鮮度を武器に、現代社会に潜伏し、きっと存在しているであろう露口絹子という役の個性を手繰り寄せられるかもしれない、そう思いました」と大抜擢の経緯を語った。生田さんら演技派俳優陣が揃う中で、織田さんはどのような演技を見せるのか注目だ。『秘密THE TOP SECRET』は2016年8月より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月08日新人女優の織田梨沙(20)が、俳優・生田斗真が主演を務め、『るろうに剣心』の大友啓史監督がメガホンを取る映画『秘密 THE TOP SECRET』(2016年8月公開)に出演することが8日、発表された。織田が演技を披露するのは、本作が初となる。原作は、2008年にアニメ化もされ、清水玲子氏が漫画誌『MELODY』(白泉社)で連載していた同名コミック。最先端の科学技術を駆使し、死んだ人間の脳から"過去の記憶を映像化"できるMRIスキャナーを捜査に導入した科学警察研究所法医第九研究室(通称「第九」)のメンバーたちが、迷宮入りとなった猟奇事件の捜査を進めていく。天才的頭脳の持ち主だが、トラウマを持つ第九の室長・薪剛役を生田が務めるほか、岡田将生、栗山千明、大森南朋、椎名桔平も出演している。織田は1995年生まれの20歳。ナウファッションエージェンシーに所属しており、最近では集英社文庫の企画「ナツイチ 2015」のWEBムービーに出演したほか、TVCMなどでも活躍している。演じるのは、家族を惨殺した罪で死刑執行される男・露口浩一(椎名)の娘で、キーパーソンとなるミステリアスな少女・露口絹子役。怪しげながらも美しく、薪や捜査官たちを翻弄(ほんろう)していく。幾度ものオーディションを経て、大友監督により抜てきされた織田は、「初めてのことだらけだったし、個性たっぷりな絹子ちゃんを演じるのはとても難しくて、思い通りにできない自分にイライラしたり、不安ばかりでした」と吐露。一方で「自分なりに絹子目線で考え、感情を読み取れるように努力したのと、いろいろな方々にサポートしていただきながら頑張ったので多くの人に見てもらえたら」とアピールもしている。大友監督の演出については、「驚くことしかなくてずっと興奮して観察いっぱいしてました」と明かしているように大きな刺激を受けたようだ。そんな大友監督は、オーディションの際の織田を「心を震わせながら全ての感情をあからさまにし、目が離せない、忘れがたい魅力を発していた」と絶賛。「彼女ならではの凛とした凶暴なたたずまいと抜群の鮮度を武器に、現代社会に潜伏し、きっと存在しているであろう露口絹子という役の個性を手繰り寄せられるかもしれない」という思いから、起用に至った。そして、その予感は撮影中に確信に変わった。織田の役者としての特徴を「一瞬にして崩れ落ちそうなもろさと、その底にどっしりとある決して折れない強さと生命力」と表現し、「美しくスリリングな彼女の存在感は、多くの人に楽しんでいただける新鮮な魅力をこの作品に与えてくれている」と太鼓判を押している。(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
2015年12月08日「銭の戦争」シリーズや「疑獄 小説・帝人事件」の著者で、5,000億円もの日本株を運用し、国際経済の裏表を知り尽くした“伝説のファンドマネージャー”波多野聖の「メガバンク絶滅戦争」(新潮社刊)。この度主演に椎名桔平を迎え、「メガバンク最終決戦」としてWOWOW連続ドラマWでの映像化が決定した。東西帝都EFG銀行(TEFG)は、帝都銀行を中心に東西銀行、EFG銀行が金融庁主導で合併して誕生したメガバンク。合併以来、帝都銀行出身者が主導権を握り、行内では出身銀行ごとのヒエラルキーが強く残る。そんな中、辣腕ディーラーの桂光義(椎名桔平)は、帝都銀行出身ではないものの、手腕を買われて為替部門の専務にまで上り詰めていた。一方、さらに前身の銀行であり、TEFG内で“最下層”と位置付けられている名京銀行出身の総務部、二瓶正平(桐谷健太)は、そんなヒエラルキーには屈せず、生真面目に仕事に邁進していた。ある日、TEFG上層部と金融庁官僚との密談で行なわれた超長期国債の購入と、同時期に生じた日本国債暴落により、突如破綻の危機に陥る。会社存続のため、桂は二瓶とともにTEFG買収を狙う外資ファンドや、陰謀をたくらむ官僚たちに立ち向かう――。主演の東西帝都EFG銀行の辣腕ディーラーを演じるのは、映画『64-ロクヨン-』の公開も控える椎名さん。そして椎名さんとタッグを組んでメガバンクを守り抜こうとする総務部員を『クローズZERO』シリーズ、『BECK』、「JIN-仁-」の桐谷健太が好演する。本作がWOWOW連続ドラマ初主演となる椎名さんは「何万人も勤めるこのメガバンクの内幕が、とてもリアルに、人間味を帯びて描かれているのを興味深く読ませて頂きました」と感想を語り、「(桂光義は)常に相場を睨めつけ、自分の信念を、その経験と共に培ってきた人物。企業の中で自分らしく生き抜く為の、勇気と情熱、そして優しさを、この役で滲ませられればと思っています」と意気込みを語った。また原作者の波多野さんは「壮大な舞台でのカネと権力を巡る欲望、組織vs組織、組織vs個人、個人vs個人の戦いの様子が、WOWOWで密度濃く映像化されることに、原作者、そして一視聴者として興奮を覚えます。メガバンクには人間社会そのもののドラマが凝縮されています。組織のプライドや個人の意地、愛するものや家族を守る思いがそこにあります。映像ならではの生身の人間が見せる涙や汗、叫びや喜びの姿によって、組織とは何か、仕事とは何か、人間とは何か、生きるとは何かを伝えてくれることを期待しております」と映像化決定に喜びのコメントを寄せている。四半世紀にわたり、ファンド・マネージャーとして銀行の興亡を冷徹に観察した波多野さんの小説をドラマ化した本作。椎名さん演じるスーパー銀行マンが立ち向かう仁義なき金融戦争のゆくえにも注目したい。連続ドラマW「メガバンク最終決戦」は2016年2月14日より毎週日曜日22時~放送(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2015年12月06日シンガーソングライターの小田和正が、俳優の佐藤浩市主演、瀬々敬久監督がメガホンを取る全2部劇場作『64-ロクヨン-』(前編は2016年5月7日、後編は同年6月11日公開)のために新曲「風は止んだ」を書き下ろし、約5年ぶりに映画の主題歌を務めることが2日、発表された。原作は、累計発行部数110万部を突破した横山秀夫氏による小説『64(ロクヨン)』。昭和64年に起きた未解決の誘拐事件(通称"ロクヨン")に端を発する県警と記者クラブ、さらには警察内部の対立を、広報官である三上(佐藤)の視点で描く。佐藤のほか綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝らが出演している。今回の主題歌担当は、瀬々監督が熱望し、オファーをかけたことがきっかけ。小田は快諾し、自ら原作も読んだ上で、「風は止んだ」を制作した。映画の主題歌を書き下ろすのは『ロック~わんこの島~』(11年)の「hello hello」以来、およそ5年ぶりとなる。佐藤は、「原作を読んだ時から、大変な仕事になるという覚悟を決めて撮影に臨んだ作品」とした上で、エンディングで小田の曲が流れるのを聴いて、「ようやく長い戦いが終わったように穏やかな気持ちになれました」と感慨深げ。依頼した瀬々監督は「北関東のささくれ立った風景の中で展開していく『64-ロクヨン-』の世界に挿す一筋の光、それが今回の小田さんの楽曲」と形容し、「この曲のおかげで映画はさらに大きなものを得ることができました」と感謝を示している。さらに、同曲を使用した予告編映像も公開。三上は時効まで、あと1年に迫った「64"ロクヨン"事件」の解決へ向け、奔走する。しかし、そこには「警察VS報道」という大きな壁が。警察ぐるみの事件の隠蔽(いんぺい)も示唆され、両陣営の対立が熱を帯びていく様子が映されると、三上が「遺族の雨宮さんは昭和64年のたった7日間に取り残されている」と強く主張する。主題歌が流れ、「昭和64年、そこに犯人を引きずり戻す」と決意した三上が最後に「子どもがいなくなる、それがどういうことか、刑事はそんなこともわからないのか!」と涙を浮かべながら激高するなど、やり場のない思いが伝わる仕上がりとなっている。(C)2016 映画「64」製作委員会
2015年12月02日『るろうに剣心』の大友啓史がメガホンを取り、生田斗真が主演を務める『秘密 THE TOP SECRET』の追加キャストがこのほど解禁。松坂桃李、リリー・フランキー、椎名桔平らが出演することが明らかとなった。死んだ人間の脳をスキャンして、記憶を映像化するシステムが発明された。エリート集団・科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」が、最新鋭の捜査を始める。天才的な頭脳をもつ室長、薪剛の指揮のもと、第九に配属されたばかりの青木や捜査官達は、家族を惨殺し、死刑を執行された男の脳の捜査を開始する。ところが、モニターに映っていたのは、事件以来行方不明になっているその男の娘、絹子のナイフを持った姿だった。驚愕する青木たち捜査官。ただ、それは、これから起こる事件の序章に過ぎなかった――。最先端の科学技術を駆使し、死んだ人間の脳から、”過去の記憶を映像化”できるMRIスキャナー用いた捜査を行う科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」の面々が、迷宮入りとなった猟奇事件を”死者の記憶”をたどり捜査を進めていく本作。既にキャストとして、天才的頭脳の持ち、心にトラウマを抱える第九の室長 ・薪剛役に生田さんをはじめ、第九の捜査官・青木一行役に岡田将生、法医第一研究室監察医・三好雪子役に栗山千明、そして映画オリジナルの役として、所轄署の刑事・眞鍋駿介役に大森南朋の配役が発表されていた。今回発表された追加キャストには、薪の大学時代からの親友で、薪とともに第九を立ち上げた鈴木克洋役に、「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」や『劇場版MOZU』の松坂桃李、映画のオリジナルの役柄として、薪のトラウマを知る精神科医・斎藤純一郎役を、『恋人たち』が公開中のリリー・フランキー、そして家族を惨殺した罪で死刑囚となった露口浩一を『64-ロクヨン-』の公開が控える椎名桔平が演じる。さらに、第九捜査官として、冷静沈着で現実主義の今井孝史役に『ロマンス』の好演が話題を集めた大倉孝二、読唇術に長けた天地奈々子役に『知らない、ふたり』に出演の木南晴夏、室長薪を支える副室長・岡部靖文役に「コウノドリ」の平山祐介と、実力派俳優が脇を固めている。小栗旬を主演に迎え、巴亮介作原作のサイコスリラー「ミュージアム」の映画化を手がけることが報じられている大友監督。『るろうに剣心』に続き、人気漫画を豪華キャストと共に映像化する旗手として、さらなる注目を集めそうだ。<以下、コメント>■松坂桃李(鈴木克洋役)初めての大友組は血湧き肉躍る、まさにそんな現場でした。あっという間に過ぎて、終わる頃には「え!もう終わり?またやりたい!すぐやりたい!」と思ったほどです。濃厚で贅沢な時間が流れていました。大友監督は、とことん役者に寄り添い、やるときは徹底的にやる。そんな豪快で鋭い監督が僕は好きです。『秘密』という作品を通じて、大友監督と出会えてよかったと心から思っています。■椎名桔平(露口浩一役)大友監督とは初めてでしたが、以前からご一緒してみたいと思ってました。個性的な監督さんのイメージがあったので、ある意味ワンマンな現場を予想していたんですが、これが違った。驚くほど緻密に構成されたシーンを、その時々の柔軟性を伴いながら、そして、スタッフと俳優を楽しませながら次々に撮っていく。禁断のストーリー、近未来の世界と過去の脳内映像の対比、拘ったコスチューム、などなど興味が尽きない。公開が待ち遠しくて堪らない。■大友啓史監督この映画に登場する人物たちは皆、他人には決して明かせない「秘密」を心の奥底に抱えています。そしてそれは、綺麗ごとではない日々の生活を、等身大で生きる私たちの姿そのものです。表現力豊かな俳優たちが、その魅力を、愛しみ、楽しみながら演じてくれました。『秘密 THE TOP SECRET』、どうぞご期待ください。『秘密 THE TOP SECRET』は2016年8月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日女優としての活躍はもちろん、定期的に全国ツアーを行いヴォーカリストとしての人気も高い柴咲コウさん。彼女のニューシングルは、独特の世界観で支持を集めている椎名林檎さんが作詞・作曲・編曲・プロデュースを担当しています。柴咲さんの透明感あふれる歌声が、椎名さんのいい意味で毒々しい世界をどう表現するのかに注目が集まっていますが、これまでの柴咲さんの楽曲とは一味も二味も違う新機軸のできばえとなりました。椎名さんから柴咲さんへのオーダーは、「旧友から突然届いた手紙を訥々と音読するかのように発声してほしい」ということでした。柴咲さんの過去の楽曲では、バラードを大きく歌い上げるイメージもあったかと思いますが、そのイメージを完全に破壊しています。ちなみにカップリングの『メメントダイアリー』は柴咲さん自身が作詞を担当、ディレイがかかったギターが印象的なゴリゴリのエレクトロ。このヴァラエティさにあっぱれです。リリース情報:『野性の同盟/柴咲コウ』(2015.11.25発売/¥1200(tax out)/VICL37105)※初回限定盤(¥1700(tax out)/VIZL879/DVD付)も同時発売
2015年11月25日累計発行部数1,500万部を記録した大人気コミックを実写化した『暗殺教室』。興行収入27.4億円を突破する大ヒットを達成した本作のBlu-ray&DVD化、9月25日(金)よりリリースされることが決定。さらにスペシャル・エディションには、特典映像として主演の山田涼介と羽住英一郎監督による新撮ビジュアルコメンタリーが収録されていることが分かった。2012年より「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中の同名コミックを原作に、『海猿』や『MOZU』の羽住監督がメガホンをとり、主演の山田さんをはじめ、椎名桔平、菅田将暉、元KARA・知英、橋本環奈、高嶋政伸、加藤清史郎ら豪華キャスト陣を迎え実写化した本作。5月31日時点で公開された今年の日本実写映画の中では興収、観客動員数ともNO.1を達成した話題作のBlu-ray&DVD化にあたり、特典ディスク付き4枚組のスペシャル・エディションには、ビジュアルコメンタリーが収録。先日収録が行われ、山田さんが出演の喜びや役作りについて語った。本作が映画初出演にして初主演となった山田さんだが、ビジュアルコメンタリーも今回が初挑戦。だが、緊張する様子もなく収録はスタート。オープニング映像となる原作にはない映画オリジナルのシーンが流れると、「映画を観るまでこんな映像になっているなんて知らなかった」と、さっそく感想を語った。もともと原作のファンだったという山田さんは、「自分が演じるなら、カルマ(菅田将暉が演じたキャラクター)かな、と思っていたので、オファーを頂いた時も主役の渚役だとは思いもしなかった」と振り返り、主演を射止めたことについては「翌日のニュースで“山田涼介が初主演決定”となっていて、驚いた」とコメント。夢の“銀幕デビュー”を果たしたことについて「大きなスクリーンに映っている姿を両親に見せたいと思っていた。自分が頑張っている姿をとても喜んでくれるので、親孝行になったと思う。初日舞台挨拶の時、舞台から両親が見えたけど、とても喜んでいた」と、嬉しそうに語った。また、山田さん演じる主人公・渚は、主人公でありながら、クラスでもあまり前に出ることはなく、目立たない存在という立ち位置。原作では中性的なキャラクターで女の子にも見えるビジュアルであり、羽住監督は「山田くんは、眼力が強いので、真剣な顔をすると渚ではなくなってしまう。それでNGにすることは何度かあったかな」と明かす。山田さんも役作りは「難しかった」と言いつつも、あえてカバンを両手で持ったり、唇を噛む仕草などを取り入れたりと、意識して演技したポイントがあったよう。それらを山田さん自ら解説するシーンは、ファン必見だ。さらに、来年には続編『暗殺教室~卒業編~』の公開が決定している本作だが、山田さんからは「自分のシーンじゃなくてもいいので、激しいアクションシーンをもっと増やして欲しい。原作ファンも楽しみにしていると思う」と監督へ直談判。これを受けて監督も「前作を越えなくては行けないし、越える作品になると思う」と応え、続編にも期待が持てるコメントを寄せた。ほかにも、殺せんせーとの撮影の裏側や、共演者とのエピソードなど、ここでしか聞けない話が満載!貴重なこのビジュアルコメンタリーは、Blu-ray&DVD スペシャル・エディションにのみ収録なので、ファン必携の1枚となりそうだ。『暗殺教室』Blu-ray&DVDは9月25日(金)よりリリース。<『暗殺教室』リリース情報>Blu-ray スペシャル・エディション 4枚組価格:¥7,800 + 税DVD スペシャル・エディション 4枚組価格:¥6,900 + 税発売日:9月25日(金)発売元:フジテレビジョン販売元:東宝(C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT -(C)松井優征/集英社(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年06月29日俳優・佐藤浩市を主演に迎え、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などの傑作を生み出してきた横山秀夫による、ベストセラー小説を前後編の2部作として映画化した『64(ロクヨン)』。この度、佐藤さんの共演者に、綾野剛、榮倉奈々、瑛太ら日本映画界最高峰の豪華オールスターキャストが出演していることが明らかになった。2012年度「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年度「このミステリーがすごい!」年間1位、2013年度「本屋大賞」第2位に輝き、過去のどの警察小説よりも警察、記者たちの葛藤・攻防がリアルに描かれ、瞬く間に文壇を席巻した「64-ロクヨン-」。昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年――主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。刑事部と警務部の軋轢、未解決のロクヨンと新たな誘拐事件の関係、そして三上の一人娘の行方。驚愕の展開が次々と三上を襲う…。今回発表されたのは、日本映画界を名実共に代表する超豪華オールスターたち。佐藤さん扮する三上の部下として奔走する「広報室係長・諏訪」を演じるのは綾野剛。諏訪と共に広報室の紅一点として、三上を支える「広報室婦警・美雲」に榮倉奈々。広報室と対立する記者クラブを取りまとめる「東洋新聞キャップ・秋川」に瑛太。三上の刑事時代の上司で、かつてロクヨンの捜査班も務めた「捜査一課長・松岡勝俊」に三浦友和。さらに、“ロクヨン”事件の被害者の父「雨宮芳男」を永瀬正敏が演じるほか、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝など、主演級の俳優陣が顔を揃える。主人公の部下を演じる綾野さんは、「瀬々敬久監督、佐藤浩市さん、スタッフ、キャストと共に、正義と不義の狭間で、ただ一つの真実に向かって闘い抜く所存です。64の世界を、諏訪を通して真っ当を振りかざさず、心に秘めて生きさせて頂きます」と真摯にコメント。さらに榮倉さんは「男性社会の中で、自分の役割を探し懸命に仕事と向き合う女性の役です。自分自身も、力強い役者の先輩方の中で美雲と向き合い、少しでも戦力になれますよう頑張りたいと思います!」と意気込みを語った。佐藤さん、綾野さん、榮倉さんと対立することになる瑛太さんは、「佐藤浩市さん演じる三上と対立する幹事社秋川を演じるのは容易ではないです。秋川の曲者度合いを楽しみ、この映画の良いスパイスになれるよう全身全霊でぶつかりたいと思います」と語った。三浦さんも「とにかく主人公三上(佐藤浩市)が前後編出ずっぱりで、間違いなく心身共にハードな仕事になっていると想像します。我々は真の縁の下の力持ちになれるよう頑張るのみです」とコメントを寄せている。『アントキノイノチ』や6月より公開となる『ストレイヤーズ・クロニクル』を手がけた鬼才・瀬々敬久が手掛ける本作。前編では加害者匿名報道を巡る、広報室と記者クラブの確執のその狭間で、三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では新たに発生した因縁の事件「ロクヨン」をなぞる誘拐事件に対し、かつては刑事として、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれる。『64-ロクヨン-』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日「Hey! Say! JUMP」山田涼介が映画初出演にして初主演で、週刊少年ジャンプで大人気連載中の同名コミックを映画化した『暗殺教室』。本年度アカデミー賞「助演男優賞」ほか3冠を獲得したアメリカ映画『セッション』。この春、スクリーンには日本、そしてアメリカの“最凶”の先生が登場する。新入生でなくとも気になる、“殺せんせー”VS“鬼音楽教師”の、できれば教わりたくない(?)先生対決に迫った。『暗殺教室』(公開中)は、「地球を破壊する」と宣言した謎のタコ型超生物“殺せんせー”が、自ら暗殺をするための授業を生徒に教えるという物語。山田さんを始め、事務所の先輩ながら完全サプライズだった“殺せんせー”の声の「嵐」二宮和也ほか、 菅田将暉、優希美青、椎名桔平、橋本環奈、知英、加藤清史郎、高嶋政伸と豪華キャストが共演していることでも話題だ。「1年後に地球を破壊する」と宣言している“殺せんせー”は、政府が全く太刀打ちできない最強の生物で、その真意は分からないが、本人の希望で椚ヶ丘中学校3年E組の教師となる。その画期的な“教育方針”は、かなりハードだが、“殺せんせー”に学ぶうちにクラスの生徒たちは自分の長所を見い出し、連携することで友情も芽生え、やがて成績も上がっていく。人類の命を握っているにも関わらず、“殺せんせー”のちょっと間抜けでお茶目な性格、そして生徒を思いやる心は、落ちこぼれだった生徒たちの頑なな心を溶かす。毎日がハラハラドキドキで体力がかなり必要な学校生活だが、“殺せんせー”から学んだことはきっと生涯忘れられない、“よい思い出”になるだろう。ただし、そのときはすでに、地球は存在しないかも知れないが…。一方、アメリカの最凶先生は、アカデミー賞「助演男優賞」など賞レースを総ナメにしたJ・K・シモンズが演じる、『セッション』(公開:4月17日)の音楽教授フレッチャー。偉大な音楽家になる夢の一歩を踏み出した音大生アンドリュー・ニーマン(マイルズ・テラー)と、天才を創りだすことにとりつかれた鬼教師フレッチャーの狂気のレッスン、そして誰も見たことのない壮絶なクライマックスを描いた本作は、観る者の心を否応なく揺さぶる衝撃作。米屈指の名門校シェイファー音楽院のフレッチャー教授は、彼が指揮するバンドに所属できれば成功は約束されたも同然、といわれるほどの伝説の教師。その指導はスパルタで、通常では分からないような、ほんのわずかなテンポのズレも許さず、罵声は日常茶飯事。ときどきビンタ、さらにはパイプ椅子も飛んでくる。だが、その度を超えた指導の根底には、偉大なジャズ・ミュージシャン、チャーリー・パーカーが天才になれたのには“きっかけ”があったように、天才を生み出すには時として精神を追い詰めることが必要だと考えているから。そんな自分なりの信念を持つ鬼教師も、時には優しく生徒に声をかけたり、時には事故で亡くなった生徒を思い涙したり、するのだが…。強靭な精神力と体力が必要とされるが、もしかしたら天才に開花する可能性を秘めた自分自身に気づける(!?)両作。新学期に、日米最凶先生の映画を楽しんでみて。『暗殺教室』は全国にて公開中。『セッション』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年03月23日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が映画初出演にして初主演を務める映画『暗殺教室』が3月21日(土)に公開初日を迎え、謎のタコ型超生物“殺せんせー”の声を演じた「嵐」の二宮和也がサプライズで登場。観客はもちろんこと、事情を知っている羽住英一郎監督をのぞく、登壇中の山田さん、菅田将暉、山本舞香、知英、椎名桔平も驚き、会場が騒然となった。舞台挨拶も終盤に差し掛かり、「写真撮影のために“殺せんせー”にも登場していただきましょう」と司会者が告げると、会場が暗転。舞台袖から“殺せんせー”の着ぐるみがスポットライトを浴びながら登場し、再び会場が明るくなると、羽住監督の隣にいつの間にか二宮さんが並んでいるという趣向が。このサプライズに、二宮さんの存在に気付いた観客はもちろん、事情を知らないキャストも「うわ!ちょっと!」「ビックリした!」「なになに!なんでそこに?」と一様に驚く中、二宮さんが“殺せんせー”の声を演じたことが発表されると、山田さんは「え…!俺、事務所から何も言われてないですけど!」と驚愕。「俺、そのことで親と一回、討論したんですよ!予告で流れている声を聞いた親から『あれ、二宮くんじゃない?』と言われたんですけど、『いや、違うでしょ(笑)。俺、主演なのに何も言われてないし』って、バチバチしたんですよ。これ、謝らないとダメじゃないですか。すみません、お父さん、お母さん、うそをついていた訳じゃないんです!」と、“殺せんせー”の声をめぐる騒動を明かし、会場を爆笑させた。そんな山田さんに対し、二宮さんは「嵐のメンバーはみんな知ってましたけど、それ以外には絶対バレちゃいけないって言われてましたから(笑)。でも、じゃあ、俺はいつ出るんだ、と。初主演はおめでたいことですから、悪目立ちしないようにと思っていたんですけど、初日に出ないともう出られないので、出てきちゃいました。すみません」と、裏事情を説明。サプライズ演出のために、会場で上映されたのは“殺せんせー”のクレジットが伏せられた試写会バージョンだったため、「私の名前が入っていますので、もう一回観てもらってもいいですか?」と観客にもアピールもして沸かせていた。『暗殺教室』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年03月22日松井優征の人気コミックを、Hey! Say! JUMPの山田涼介主演で実写映画化した『映画 暗殺教室』の初日舞台あいさつが、3月21日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。山田、椎名桔平、菅田将暉、山本舞香、知英、羽住英一郎監督が登壇した。週刊少年ジャンプで連載中の『暗殺教室』は、地球を破壊する力を持ちながら、中学校の教師となった謎の生物・殺せんせーと、政府からその暗殺を依頼された中学生たちのユニークな攻防を描く話題作。主演の山田は「僕にとって初出演、初主演映画は、今日が最初で最後となります。楽しんでいってほしいなと思います」と笑顔であいさつ。この日は「殺せんせー」の声の正体が二宮和也だと発表され、観客のボルテージが一気に高まる。まず「ヌルフフフフ」と不敵な笑い声を発して殺せんせーが現れた後、二宮がサプライズ登場すると、場内は大興奮。山田も目を丸くし「え!?事務所から何も言われてないですけど」と動揺し、会場は爆笑の渦となった。二宮は「いつもどおりにやらなきゃいけないと言われていましたから」と、してやったり顔。先日、番組で二宮と共演した椎名も「この間、何も言ってなかったじゃん」とブーイングすると、二宮は「嵐の人たちは知っていました」といたずらっぽい笑顔を見せた。山田は「親と口論したんです。『この声、二宮くんじゃないの?』と言われたけど、『いや、絶対に違うから』と言いました。親に謝らないとダメじゃないですか」と苦笑いし、会場の笑いを取った。二宮は後輩の山田の演技について「素晴らしいですよ。ドラマも何本も出ていますし。でも、おめでたいことだから、(自分が)あまり悪目立ちしないようにしようとしていました」と言った後、会場に向かって「やくなよ!」と言うと、観客から「キャーッ」と黄色い歓声が上がる。山田は「本当にサプライズで、頭の整理がついてないけど、こういう形で先輩と共演できたのはうれしいです」と大喜び。最後に山田は「僕のひとつの夢だった映画に出られて、すごくうれしく思いますし、初出演映画が『暗殺教室』で良かったなと思います」と力強く締めくくった。舞台あいさつの模様は、全国114スクリーンで生中継された。
2015年03月22日「Hey!Say!JUMP」の山田涼介が初主演を務める実写版『暗殺教室』。本作の初日舞台挨拶が3月21日(土)に行われ、キャスト陣にすら隠されていた“殺せんせー”の声を山田さんの大先輩、「嵐」の二宮和也が演じていたことが明らかになった。2012年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載され大きな話題を呼んだ人気コミックを実写化した本作。進学校・椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組に、地球を破壊することを宣言する謎のタコ型超生物が担任として現れ、その生物(通称・殺せんせー)の暗殺任務を秘密裏に託された生徒たちの死闘を描く。『海猿』シリーズや「MOZU」シリーズなどを手がけた、羽住英一郎監督がメガホンをとる主演の山田さんを始め、菅田将暉、優希美青らが集結する3年E組の生徒たちや、椎名桔平(烏間先生)、知英(イリーナ・イェラビッチ)、加藤清史郎(堀部イトナ)、高嶋政伸(鷹岡明)らが集結している。“殺せんせー”を演じた二宮さんが映画の声優を務めるのは、2006年に公開された劇場版アニメ『鉄コン筋クリート』以来、約9年ぶり。二宮さん本人も舞台にサプライズ登場し、後輩の初主演映画に華を添えた。『暗殺教室』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年03月21日本誌読者の皆さんに、珍しい写真を2枚ほど披露しよう。金沢駅を通過中の上りトワイライトエクスプレスだ。日本最長距離の旅客列車で、個室や食堂車、ロビーカーを連結。豪華寝台特急とも呼ばれたけれど、昔ながらの安価な2段式B寝台も用意する懐の深さもあった。そんなトワイライトエクスプレスの思い出を語ろう。本誌読者の皆さんに、珍しい写真を2枚ほど披露しよう。金沢駅を通過中の上りトワイライトエクスプレスだ。車体の下半分は壁に隠れ、架線柱が立ち並ぶ。あまりきれいな写真では無いけれど、この写真の価値は撮影場所だ。じつはこれ、開業前の北陸新幹線ホームからのショットである。北陸新幹線の報道向け試乗会が開催された時に、試乗列車を待っていたら、ちょうとトワイライトエクスプレスがやってきた。トワイライトエクスプレスの運行は3月12日発、翌13日着。北陸新幹線の開業日は3月14日。もう、この位置からトワイライトエクスプレスは見られない。もっとも、トワイライトエクスプレスそのものが運行終了となるわけだけど。大阪駅 - 札幌駅間を結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」は、日本最長距離を走る旅客列車だ。個室や食堂車、サロンカーを連結。上野 - 札幌間の「北斗星」「カシオペア」と並び「豪華寝台特急」とも呼ばれた。個室が魅力の豪華列車だけど、「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」は、昔ながらの開放二段式B寝台も連結し、手頃な料金で乗れた。旅客の目的や予算に対応した、長距離列車らしい懐の深さだった。○編成美、食堂車、移りゆく景色 - トワイライトエクスプレスの魅力トワイライトエクスプレスは特別な列車だ。客車は1970年代のブルートレインを改造しているけれど、当時の青ではなく、深緑に金帯の専用色が与えられた。そして本州内を担当する機関車「EF81」も同色の専用車が用意されていた。この機関車は、ただ色を塗り替えただけではない。乗り心地をよくするために、連結器が「密着自動連結器」に交換されていたという。ほかの同型機は貨物用途が多いため、やや簡素な自動連結器が用いられている。トワイライトエクスプレスは青函トンネル区間では赤い電気機関車「ED79」に、北海道内では青いディーゼル機関車「DD51」になる。しかし本州内は先頭の機関車から最後尾の客車まで深緑色で統一されていた。その編成の統一感は、日本を代表する列車として世界に誇れる美しさだった。その編成美をたっぷり楽しめる映画がある。2004年に公開されたコメディー作品『約三十の嘘』だ。ほぼ全編が「トワイライトエクスプレス」の道中で描かれる。出演は椎名桔平、中谷美紀、妻夫木聡、田辺誠一、八嶋智人など演技派揃い。しかし、主役はやっぱり「トワイライトエクスプレス」だ。空撮も多い。私は1度だけ「トワイライトエクスプレス」で旅した。2009年の秋だった。当時から人気の列車で、乗車希望日の発売日からすぐに個室は満席。友人とふたり、開放式B寝台の上下を予約した。ブルートレインブームの頃から何度か乗った2段ベッドだけど、トワイライトエクスプレスのB寝台はやっぱり特別だった。壁は木目調で温かみがあり、シートのモケットは外装色に合わせたような緑色。浴衣も薄い緑色だった。向かい側の相席はお婆さんとお孫さんの男の子。見知らぬ人との語らいも開放寝台の楽しみの1つだ。そして、B寝台でもトワイライトエクスプレスの良さをたっぷりと楽しめた。その理由はサロンカー「サロン・デュ・ノール」と食堂車「ダイナープレヤデス」だ。個室のお客さはプライベートな空間を満喫していたようで、サロンカーは空いていた。窓が大きく、天井まで回り込んだサンルームのよう。そこで寝る時間以外のほとんどを過ごした。日本海の夕日、五稜郭付近の夜明け、朝の大沼国定公園の清々しさ。そして食堂車。とくに朝食に感動した。列車の中の食事と言えば駅弁だけど、食堂車では温かいごはんと味噌汁をいただける。列車の中で温かい食事ができるなんて。おかずは旅館の朝食風で、焼き魚に玉子と海苔。その気取らない感じも良かった。食堂車の、小さな灯りが映り込む窓から、内海湾と駒ヶ岳を眺めた。なんて贅沢なレストランだろう。トワイライトエクスプレスの旅と言えば、テレビや雑誌などでは最後尾の展望スイートなど個室が紹介されるけど、開放B寝台でもこの列車の良さは満喫できた。むしろ、国鉄時代の寝台列車の懐かしさと、JR以降にグレードアップした旅客サービスの両方を楽しめた。○トワイライトエクスプレスのトリビア「トワイライトエクスプレス」は、日本を代表する豪華列車だ。それだけに他の列車にはないユニークな部分もある。その筆頭は客車。専用に新造された車両ではなく、かつて京都・大阪と九州、大阪と青森を結んだブルートレイン用客車を改造し、個室中心の編成となった。開放型B寝台車も当時のままではく、内装を変更したほか、寝台と通路の間に仕切り壁があり、向かい合わせ4寝台を同一グループで予約すると扉を閉めて簡易個室「Bコンパート」として使えた。だから正式には「開放B寝台車」ではなく「Bコンパート」車両だ。そして、車端部の一部は食堂車従業員の仮眠用に3段寝台になっている。じつは食堂車だけはブルートレインの改造ではなく、元は電車だった。かつて昼行特急として活躍した485系電車や489系電車のうち、営業運転を終了した食堂車から転用された。屋根の形が違うので、外から眺めるとスグにわかる。機関車交換は下りが2回、上りが3回だった。前述で、トワイライトエクスプレスを担当する機関車は、本州内は客車と同色のEF81、青函トンネル区間はED79、北海道内はDD51と紹介した。だから機関車交換は2回となる。しかしこれは下り列車の話。上り列車は運用の都合で、敦賀駅でEF81から別のEF81に付け替えられた。「トワイライトエクスプレス」は平日は隔日運行、週末や繁忙期は連日運行だ。大阪発は月・水・金・土曜、札幌発は火・木・土・日曜。トワイライトエクスプレスは22時間以上も走るため、隔日で運行する場合もトワイライトエクスプレスのすれ違いが発生する。下り列車が大阪駅を出発したあと、前日に札幌を出発した上り列車とすれ違う。連日運転の場合はもう1回、奥羽本線の大久保駅で同日に発車した上り列車とすれ違う。1日に1本しかない列車同士が2回もすれ違う。これもトワイライトエクスプレスならではの現象だ。「トワイライトエクスプレス」は特急列車として運転するけれど、途中の駅で後からきた特急列車に追い越される。それも複数回にわたる。下り列車は「サンダーバード」に2回追い越され、上り列車は「北斗」「スーパー白鳥」と「サンダーバード」に2回。さらに臨時のサンダーバードにも追い越される日があった。○思い出の開放B寝台車を手元に残したいトワイライトエクスプレスは特別な列車だった。だから乗車の記憶も心の中の特別な場所に残るだろう。そして特別な旅の雰囲気を自宅で楽しむグッズが登場した。なんと、「トワイライトエクスプレス」の開放B寝台車の内装が1/12スケールで発売される。その名も「内装模型24系25型トワイライトエクスプレスB寝台」だ。私が旅したB寝台が、私の部屋によみがえる。発売はトミーテック。鉄道ファンにとってはNゲージ鉄道模型「TOMIX」のメーカーとして知られているだけに、再現度は信頼できそうだ。この内装模型は、開放型B寝台4席ぶんの1区画を再現している。じつはトミーテックではブルートレイン版「内装模型 24系寝台客車 オハネ24 49」を先に商品化しており、そのトワイライトエクスプレス版となる。実際のトワイライトエクスプレスと同様に、ブルートレインからのアレンジ版となっている。外観は24系25型の特徴ある屋根のカーブを再現。車体外側は特別色の深緑色。そして、黄色い帯の下には「トワイライトエクスプレス」のエンブレムが描かれている。これは嬉しいポイントの1つ。やっぱり「トワイライトエクスプレス」は特別なんだ。ブルトレとは違うのだよブルトレとはっ。いやブルートレインも好きです。そして窓から覗き込めば、たしかに私が乗ったあの日のベッドが見える。それでは向きを変えて、内側を見てみよう。ベッドのほか、シーツ、毛布などのリネン類もちゃんとある。もちろんハンガーも1/12サイズでかわいい。これ、服を掛けないで金具に掛けると、夜中に列車の揺れでカタカタ鳴ってうるさかったよなあ……と、旅の夜を思い出した。浴衣もトワイライトエクスプレス仕様の薄い緑色。スリッパも緑色。上段ベッドの転落防止帯も緑色。そして金属パーツの芸が細かい。下段の転落防止柵は格納状態と設置状態を再現できるし、窓側のハシゴは格納状態と使用状態が別パーツで選択可能だ。再現部分はベッド端まで、廊下はない。廊下の上部分は荷物置き場で、そこに何か隠せたら面白いけれども、そうなると上段寝台が見えにくくなってしまうから、これでいいかも。あと、せっかくだから、Bコンパート用の廊下との仕切り壁や扉も欲しい。いやまてよ、これはユーザーが自分で工作する手もあるな。カスタマイズ心をくすぐりまくりだ。私は知らなかったけれど、1/12サイズというスケールはドールハウスとして多くのメーカーで採用されているそうだ。トミーテックでも駅のベンチや自動改札機を製品化している。だからフィギュアの飾り台として、この寝台内装をドールハウスとして使っても楽しいかもしれない。この商品には旅情をかき立てる仕掛けとして、音と照明の演出がある。音は付属のサウンドユニットで、走行音、汽笛、ドア開閉音、笛の合図などが再現される。これらの音を奏でると、あのときの旅の記憶がよみがえるようだ。照明装置はそのまま部屋の照明器具として使えそうではないか。室内灯と読書灯を点灯すれば、ベッドサイドや玄関に置いて、常夜灯の代わりになるだろう。飾るも良し、ドールハウスとして愉しむも良し。実用的にも使える。トワイライトエクスプレスに格別の想いがある人にオススメしたい逸品だ。
2015年03月08日映画『暗殺教室』の完成披露試写会が3月4日(水)に開催され、主演の山田涼介をはじめ、菅田将暉、山本舞香、竹富聖花、上原実矩、加藤清史郎、橋本環奈、椎名桔平、知英、高嶋政伸という個性あふれる豪華な面々が舞台挨拶に登壇した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)連載中の人気漫画の実写化で、期限内に自分を暗殺できなければ地球を破壊すると宣言した謎の生物にして有名進学校の教師である通称:殺せんせーと、彼を何とか殺そうとする生徒たちの姿を描く。この日の完成披露試写会のチケットの倍率はなんと125倍!登壇陣が客席後方の扉から登場し、客席の間の通路を歩いて壇上に向かうと、125分の1の選ばれしラッキーな観客たちは割れんばかりの歓声を送った。撮影は1か月ほどの合宿形式で行われ、生徒たちは一緒に生活を送りながら撮影に臨んだというが、ホテルは男性陣と女性陣で別々で、しかも山田さんによると「旅のしおりまであって『夜十時を過ぎての外出禁止』『男女でごはんに行くの禁止』とかあった(笑)。男臭かったです…(苦笑)」とのことで、山田さんのファンはホッとひと安心…?ちなみに、生徒役の中で、“2.5次元”の生徒(=自立思考固定砲台)を演じた橋本さんだけは、他のキャストとは別の撮影で「グリーンバックでみなさんを想像しながらやってた」とのことで、この日が共演陣とは初対面!壇上で共演陣に「はじめまして(笑)」と挨拶していたが、山田さんは劇中のCG映像ではなく、本物の橋本さんの印象を尋ねられると「CGよりも全然かわいいです。メンバーの出ているドラマに出られたりしていて、話は聞いていたし、早くお会いしたかったです」とニッコリ。この言葉に女性ファンからは悲鳴が上がったが、山田さんは「妬くなよ(笑)!」とピシャリ!会場は笑いに包まれた。さらに、セクシーな教師役で、映画初出演を果たした元KARAの知英さんは「“セクシー”って何ですか?という感じだった(笑)」と役柄への戸惑いを口にしたが、完成した映画の中では色気ムンムン!山田さんは共演の感想を問われ「こういう話題ばかり僕に振るのやめて!」と苦笑しつつ、「そりゃ、目のやり場に困りました…」とやはり、知英さんの色気にノックアウトされたようだった。『暗殺教室』は3月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年03月05日映画『暗殺教室』の完成披露試写会が3月4日(水)に開催。映画初出演にして主演と務めた「Hey! Say! JUMP」の山田涼介、共演の菅田将暉、椎名桔平、高嶋政伸らが舞台挨拶に登壇し、ファンの歓声を浴びた。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中の人気漫画の実写化。地球の破壊を宣言した謎の生物を暗殺するため、この生物(通称:殺せんせー)が担任を受け持ち、“暗殺”のスペシャリストとして育てられていく進学校の落ちこぼれクラスの生徒たちの成長、青春を描き出す。山田さんが客席後方から登場すると、会場全体から黄色い歓声が沸き上がる。山田さんは開口一番「お元気ですか?」と観客に向けて語ったが、その瞬間にワッと会場が大歓声に包まれた。山田さんは「こういう感じなんですね…。すごいところにいま、立ってるんだなと感じて光栄です」と驚いた様子だった。今回、映画初主演となったが「プレッシャーを感じながらもキャスト、スタッフのみんなで一丸となって作品を作り上げることができました」と充実した表情を見せた。元々、原作漫画のファンだったそうで「まさかこの作品が実写化される日が来るとは…。『この世界に飛び込みたい』と思って読んでいたので」と喜びを語った。ちなみに、映画出演を知らされたのはなんとライヴの直前のタイミングだったそうで「出番の何分か前に『出るよ』と言われ、『なんでライヴ前に…!?』と思いました」と苦笑交じりに明かすと会場は笑いに包まれた。椎名さんは、山田さんら生徒たちを支え、守り、指導する副担任を演じたが、山田さんについて「初出演、初出演ということですが、全然そう思わなかった。ビックリしました」と堂々たる座長ぶりを絶賛する。菅田さんは、山田さんのクラスメイトの役だが、この日も挨拶の際に、山田さんが菅田さんをけしかけ、一発芸を披露させるなど仲の良い様子をうかがわせた。撮影は1か月におよぶ合宿形式で、男女で宿も違ったそうで、“男組”は山田さん曰く「男臭かった!将暉がギターを持ってきててみんなでずっと歌ってました」と明かした。高嶋さんは“鬼”体育教師を演じたが、山田さんと“対決”するシーンでは、山田さんの顔を踏みつけなくてはならなかったそうで「最初に…すいません!」と山田さんと会場の山田さんファンに謝罪。「革のブーツで」「下は石がゴロゴロしてて」と撮影の状況が明かされるたびに会場からは悲鳴が上がったが、高嶋さんは「山田くんの役者根性がすごかった!役者生命をかけて踏みつけました」と山田さんを称賛。山田さんも「全力で応えてくださって、良いシーンになったと思います。いまだから言えるけど、けっこう痛かったですが…(笑)」と満足そうに語っていた。山田さんは最後に、「Hey! Say! JUMP」のメンバーも原作漫画のファンであることを明かした上で、「ひと足先に映画を観て『原作の再現率高いね』、『おもしろかった』と言ってもらえた」と仕上がりに自信を見せ、会場からは期待を込めた拍手が送られた。『暗殺教室』は3月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年03月04日公開初日を迎えた映画『悼む人』の舞台あいさつが14日、東京・有楽町の丸の内TOEIで行われ、高良健吾、石田ゆり子、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、井浦新、堤幸彦監督が出席した。公開初日の舞台あいさつに、主演の高良健吾をはじめキャスト陣と堤幸彦監督が勢揃い。高良は「この映画が始まるのはうれしいですね。『悼む人』は自分が10年目の1発目の主役で力が入り、やっていることは楽しいことではなかったけど、振り返るとすごく幸せな時間を過ごせていただきました」と難しい役をやり切った様子。その高良扮する静人と悼む旅を共にする奈義倖世役の石田ゆり子は「この作品の生みの親が天堂さんだとしたら、育ての親が堤監督、私は乳母ぐらいの気持ちでいます。それぐらい私はこの作品に出られて幸せでしたし、自分からどうしても参加したいと志願して大胆な行動に出ましたので、この日が来て感無量です」と充実した表情を見せた。また、亡き夫役の井浦新について石田は「新さんとの雨のシーンで、新さんが『僕はこういうシチュエーションを楽しめるんで、ストーブには当たりません』と仰っていましたが、実際は死ぬほど寒くてものすごくストーブに当たってましたよね。ストーブがあって良かったですね。なかったら死んでましたよ(笑)」と撮影エピソードを披露して共演者や観客を笑わせた。公開初日となったこの日は、2月14日のバレンタインデー。共演者からチョコレートを手渡され、最後に石田ゆり子からもらったチョコレートをその場で口にした高良は「うれしいですね~。サプライズってうれしいですよ! ドッキリとかサプライズは初めてなのでビックリしました。下手なリアクションで最悪ですけど、心のなかでは跳ねるぐらいうれしいです。本当にありがとうございます」と感激しきりだった。天童荒太が7年の歳月を費やして書き上げ、2008年の第180回直木賞を受賞したベストセラー小説『悼む人』を、堤幸彦の手によって映画化した本作。縁もゆかりもない死者を悼む旅を続ける主人公の坂築静人(さかつき しずと)に高良健吾が扮し、静人の悼む旅を通して、生と死、愛と憎しみ、罪と許しのドラマの果てに、という難しいテーマを感動的に描く。
2015年02月14日映画『悼む人』が2月14日(土)に公開され、主演の高良健吾をはじめ、石田ゆり子、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、堤幸彦監督が舞台挨拶に登壇。高良さんにサプライズで共演陣ひとりひとりからバレンタインのチョコレートがプレゼントされた。天童荒太の直木賞受賞小説を同じく堤監督による舞台化に続いて映画化。不慮の死を遂げた人々を“悼む”という行為を続けて全国を巡る青年・静人、彼の存在を通じて命に向き合っていく周囲の人々や彼の家族の姿を描く。高良さんは、ついに公開を迎え「この日が来て本当に本当に嬉しいです。(キャリア)10年目の主演1本目の作品で、力も入っていたし『どうすればいいのか?』と考える毎日で、やっている最中はつらかったですが、ふり返ってみると幸せな時間を過ごさせていただいたと実感しています」と感無量の面持ち。各地を巡った公開前のプロモーションで、観客から様々な感想を受け取ったが「観ていて安心できる映画ではないかもしれないけど、温かい映画だと思います。時間が育ててくれる映画なのではないかと、みなさんの感想を聞いて思いました」と語る。石田さんも「生みの親が天童荒太さんで、育ての親が堤監督だとしたら、私は乳母くらいの気持ち。それくらい、出られて幸せでした」と本作への思い入れの強さを口にする。その石田さんを追い詰めていく亡き夫の役を演じた井浦さんは「監督から『思い切りやっちゃって!』と言われて、それに応えようとしていました。あるシーンを終えて、ゆり子さんが『難しいな…』とつぶやいてて、その姿に心打たれまして、愛情を持って追い込んでいこうと腹を括りました」と“ドS”な自身の演技をふり返る。石田さんは、特に井浦さんとの雨の中のシーンを述懐。「新さんは現場で全く動じることがなくて、雨のシーンでも『僕はこういうシチュエーションは楽しめるからストーブにもあたらない』と仰ってたんですが、ものすごく寒い日で、実際はすごくあたってて…(笑)。ストーブがあってよかったですよね」と現場の様子を暴露しつつ、厳しい環境の中での撮影をしみじみと思い出していた。貫地谷さんは出産シーンがあり、母親役の大竹さんの存在が大きな心の拠り所になったようだが「生むシーンで、しのぶさんが『こうなんだ』と教えてくださったんですが、助産師さんに『ちょっと違います』と言われて…(笑)。経験者ですよね?」と笑いながら明かす。大竹さんは「『いまは違います』『それは昔ですね』と言われました…」と苦笑していた。椎名さんは、以外にも初共演となった大竹さんとのシーンについて「あの大竹しのぶさんですからね。普段緊張しない自分が緊張して胃が痛くなって、撮影を中断していただいて病院に行きました」と大竹さんのせいで胃痛を起こしたと主張!しかし「本当の原因は前日に食べた焼いたカキだと思います(苦笑)」と告白し、会場は笑いに包まれた。その大竹さんは、がんを患う静人の母親を演じたが「死んでいく役ですが、生きることに感謝できた不思議な1か月でした」と嬉しそうに撮影の日々を振り返っていた。そして、舞台挨拶の最後にはサプライズで、椎名さん、井浦さん、貫地谷さん、大竹さんが順番に高良さんにチョコレートをプレゼント。最後に石田さんが、桜の花びらの形のチョコレートを渡すと、高良さんはガブリと噛り付く!「サプライズっていいですね!嬉しいです。どうしていいか分からないけど、跳ねるくらい嬉しいです」と喜びをかみしめていた。『悼む人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悼む人 2015年2月14日より全国にて公開(C) 2015「悼む人」製作委員会/天童荒太
2015年02月14日天童荒太の直木賞受賞作を高良健吾、石田ゆり子の共演で映画化する『悼む人』が2月14日(土)より公開される。天童氏が7年の歳月を費やして書き上げたという原作小説は、生と死、愛と憎しみ、罪と許しをテーマに重厚な人間ドラマが展開されるが、この壮大な物語を映像化するにあたり、キャストとスタッフはどのような思いで作品に取り組んだのか? コメントが到着した。その他の写真映画は、事故や事件で亡くなった縁もゆかりもない人たちを悼みながら旅をする青年を中心に、生と死を見つめる4人のドラマが描かれる。堤幸彦監督が直々に指名した高良と、原作に惚れ込んで名乗りを上げた石田が主演を務め、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶらが出演する。主人公・坂築静人(さかつきしずと)を演じた高良は「身近に死がある作品を多くやってきたので、すごく死生観を考えてきた。10代後半からそういったことを思わなきゃいけなかったし感じなきゃいけなかったので、今回の死を悼む役柄、その準備は出来ていたと思う。作品を観て“誰に愛され、誰を愛していたか”を覚えていてもらえるのは、かけがえのないことだと感じた」と話し、“他人を悼む”という主人公の行為について「共感されなくても、批判もされるだろうけど、否定はされたくない。自分だけじゃなく、大竹さん、桔平さんのシーンなど、どのシーンも見ごたえがある。答えのない旅を全員で精いっぱいやりました。観ればきっと心が動く作品」と語る。また、静人と出会い、彼の旅に同行する女性、奈義倖世を演じた石田は「どの役か、ということより、この作品に参加したかった。今までやってきたこと全部捨てて、引退してもいいつもりで、崖っぷちでした。静人を高良さんが演じたことで、『この人なら救ってくれるかもしれない』と思える。自分の心の奥底に眠る何かを掘り返す作品。ぜひ感想を聞きたい」という。原作者の天童氏は「キャスト全員の方の、命を、全存在を賭けるかのような演技は、演ずることを超えている。役を丁寧に生きるという事に非常に敬意を覚え、画面からひしひしと伝わってくる」と絶賛。堤監督は「いままでの自分のやり方を一回封じて臨んだ。(スタッフ全員が)この作品に対する想いが強く、こういう形でまとまりいろいろな力がひとつにまとまることができた。いい経験が出来たし、結果に表れている。“死”という捉えることのできない不条理なものに対して、ひとつの理解の仕方がそこにあり、決して難しいことでは無い。人々に観て頂けるよう、強く訴える作りになった。静人と一緒に、日本の風景の中を旅して頂きたい」と語っている。『悼む人』2月14日(土)全国ロードショー
2015年02月13日天童荒太の直木賞受賞作を高良健吾、石田ゆり子の共演で映画化する『悼む人』のキャストと監督による初日舞台あいさつが、2月14日(土)に丸の内TOEI、新宿バルト9で開催される。その他の写真本作は、天童が7年を費やして書き上げ、2008年の直木賞に輝いた小説を、原作に惚れ込み舞台化も実現させた堤幸彦監督が映画化したもの。事故や事件で亡くなった縁もゆかりもない人たちを悼みながら旅をする青年を中心に、生と死、愛と憎しみ、罪と許しをテーマにしたドラマが描かれる。堤監督が直々に指名した高良と、原作に惚れ込んで名乗りを上げた石田が主演を務め、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶらが出演する。丸の内TOEIと新宿バルト9で行われる初日舞台あいさつには、高良、石田、井浦(※新宿バルト9のみ登壇)、貫地谷、椎名、大竹(※丸の内TOEIのみ登壇)、堤監督が登壇する。チケットは、2月7日(土)午前10時より一般発売がスタートする。なお本イベントは15歳以上の観客が参加できる。『悼む人』初日舞台あいさつ2月14日(土)会場:丸の内TOEI9:30の回上映後/舞台あいさつ会場:新宿バルト912:00の回上映後/舞台あいさつ登壇者(予定):高良健吾、石田ゆり子、井浦新(※新宿バルト9のみ登壇)、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ(※丸の内TOEIのみ登壇)、堤幸彦監督料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円、中学生(15歳以上)1200円、シニア 1300円、障がい者手帳お持ちの方(付き添い1名様まで同額)1200円チケット発売:2月7日(土)10:00AMより
2015年02月06日俳優の高良健吾が1月26日(月)、主演作『悼む人』の完成報告会見に共演する石田ゆり子とともに出席。クライマックスで2人が披露するラブシーンについて「パッションです」と語ると、石田さんは「私が言ったコメント、取られた(笑)」と苦情(!?)を入れた。第140回直木賞を受賞した天童荒太のベストセラー小説を映画化。日本各地を旅し、名も知らぬ死者に追悼の祈りを捧げる青年・静人(高良さん)の放浪と、彼を取り巻く人々のドラマを通して、生や死、罪と赦しを問いかける。「“悼む”という行為は、生きているからこそできること」と高良さん。俳優デビュー10周年を迎え、「正解が分からぬまま、現場にしがみついた。僕にとっては特別な作品」と誇らしげに胸を張った。一方、石田さんはかつて夫を殺してしまい、主人公の旅路に寄り添う女性を演じ、「とても重く難しい役柄なので、自分を捨てて集中することでしか演じられなかった。高良さんと同じで、私にとっても宝物のような映画」。共演した感想を聞かれると「消えそうな儚さがある、まるで少女のような方」(高良さん)、「本当に清らかで、キラキラした空気が出ている」(石田さん)と話していた。都内で行われた会見には高良さんと石田さんに加えて、共演する貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、堤幸彦監督が出席し、「熱意のこもった現場」(貫地谷さん)、「初めての堤組はいい緊張感に包まれながら、自由にいられた」(大竹さん)。本作が2月14日(土)のバレンタインデーに公開されるため、椎名さんは「ぜひチョコレートに映画のチケットを添えて、大切な人と観てほしい」とアピールしていた。「かれこれ40本近く映画を作ってきたが、初心に帰ったデビュー作のような存在。すでに完成はしたが、深い内容でもっともっと追究できる。もちろん、皆さんの演技も素晴らしかった」と語るのは、かつて本作の舞台版でも演出を手がけた堤監督。会見では平和への願いを込めて、キャスト陣が折鶴に挑戦していた。『悼む人』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日