漫画家・鳥山明の漫画作品『SAND LAND(サンドランド)』がアニメーション化。2023年8月18日(金)より全国の劇場にて公開される。鳥山明の漫画『SAND LAND』が劇場アニメ化全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る『ドラゴンボール』をはじめ、漫画『Dr.スランプ』や人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなど、数々の国民的な作品とキャラクターを世に送り出してきた鳥山明。摩訶不思議なトリオの冒険譚今回アニメーション化が実現した『SAND LAND』は、『ドラゴンボール』の連載終了後の2000年、「週刊少年ジャンプ」23号から36・37合併号までの間に短期集中連載された漫画。水のない砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブ、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオという摩訶不思議なトリオの冒険を描いた作品だ。コミックス1巻分限定とはいえ、週刊連載にも関わらず全てを1人で描き上げた鳥山。最後のつもりで当時の自分を出し切ったという言葉通り、キャラ・メカ・世界観・ストーリーなどあらゆる要素にこだわりが詰まった作品となっている。田村睦心など実力派声優陣が集結主人公・ベルゼブブ…田村睦心約2500 歳。ワルの限りを尽くすワル、自称“極悪の悪魔”でありながら、人を殺めるようなことはしないイタズラ好き。人間とは比較にならない身体能力を持ち、他人の心を読んだり、脳で会話したり、悪魔故の能力もある。純粋な心の持ち主で、どこか憎めないキャラクター。特徴的なハスキーボイスで、「デジモンゴーストゲーム」「ベイブレードバースト ダイナマイトバトル」など、これまで多くの少年役やキャラクターの幼少期を演じてきた田村睦心がベルゼブブ役を担当する。ラオ…山路和弘水不足にあえぐ人々を救うため、魔物に協力を求めて「幻の泉」を探す旅に出る初老の保安官。正義感が強い人間で、圧倒的な戦闘力をもつ。トンファーを駆使して戦う姿は、全く年齢を感じさせない。昔の経験からか、戦車の扱いにも長けている。演じるのは、『ONE PIECE』『進撃の巨人』といった人気アニメから、ジェイソン・ステイサムや、ヒュー・ジャックマンなどの吹き替えも担当するなど、深みのある低音ボイスで多くのファンを持つ山路和弘だ。シーフ…チョーベルゼブブが旅のお供に選んだ魔物。物知りで、好奇心旺盛なキャラクターで盗みが得意。サンドランドで起きた様々な知識を持っている。ベルゼブブより少し年上で、見た目も老爺そのものだが、意外にも好奇心は旺盛。当初はあまり乗り気ではなかった割に、旅の道中はしゃぐこともある。『ONE PIECE』のブルックや、『犬夜叉』の邪見をはじめとしたコミカルな役を務めてきたチョーが演じる。アレ将軍…鶴岡聡若く優秀な国王軍の将軍。ゼウ大将軍に次ぐ地位がある。また、突発的な非常事態にも臨機応変に対応するなど、高い指揮能力を誇る。30年前に亡くなった父親の後を継いで軍人になった。職務に忠実で真面目な一方、自身に非があれば素直に認める柔軟性を持つ。『セサミストリート』のビックバードといった世界的キャラクターから、『テニスの王子様』の樺地宗弘、『Fate/Zero』キャスターまで、演じる役柄の幅広さに定評がある鶴岡聡が務める。ゼウ大将軍…飛田展男国王に取り入り、何十年も前からサンドランドを支配してきた極悪非道な大将軍。人々の生命線である水を独占し、様々な策謀でベルゼブブたちに立ちはだかる最大の敵。かなりの老齢だが、己の身体を機械化して命を長らえている。どうやら過去にラオとの因縁があるらしい……。映画『SAND LAND』では、『機動戦士Zガンダム』のカミーユ役をはじめとした主役級の作品から、『名探偵コナン』の風見裕也役といった味のある脇役、『ちびまる子ちゃん』の丸尾くん、『おそ松さん』のダヨーンといった個性的なキャラクターまでを見事に演じ分ける飛田展男が最大の敵・ゼウ大将軍を重厚感たっぷりに演じる。サタン…大塚明夫主人公・ベルゼブブの父であり、魔物を束ねる大魔王。人間と旅に出る息子を、威厳たっぷりの声で愛情深く送り出す。『ブラック・ジャック』のブラック・ジャック役や、2021年に引き継いだ『ルパン三世』の次元大介役などを担当し、多くのファンを持つ大塚明夫が演じる。国王…茶風林サンドランドを治める王でありながら、砂漠に存在する水源を独占するなど暴利をむさぼる最低最悪な国王。ゼウ大将軍の言いなりになっている。国王の声優は、『ちびまる子ちゃん』の永沢君をはじめ、『名探偵コナン』の目暮警部、2014年から『サザエさん』の二代目・波平を演じている茶風林が務める。スイマーズのパパ…杉田智和ベルゼブブたちに懸けられた懸賞金を狙う悪党一家・スイマーズのパパ。かつては、国王軍と戦ったこともある実力者の一面を持ちつつ、スイマーズと名乗りながら、水不足のために泳いだことのない息子たちを泳がせることを悲願にする良い男。いつも海パンと水泳用ゴーグルを着用している。パイク…遊佐浩二シャーク…吉野裕行グッピー…こばたけまさふみスイマーズパパの3人の息子。アニメ制作はサンライズ×神風動画×ANIMAアニメーション制作は、サンライズを中心に、独自の技術により3DCGを2Dセル画のように仕上げるアニメーションスタジオ・神風動画と、ハイクオリティな3DCGアニメーションを得意とするANIMAが参加。監督は横嶋俊久監督は『アマナツ』『COCOLORS』といったオリジナル作品を手掛けてきた横嶋俊久、ディレクションアドバイザーは『魔人探偵脳噛ネウロ』『HUNTER×HUNTER』の監督として知られる神志那弘志、脚本は『はたらく細胞BLACK』や『うる星やつら(2022年版)』などを手掛けてきた森ハヤシが担当する。さらに音響監督は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや、『ガールズ&パンツァー』などで知られるベテラン・岩浪美和、音楽は大河ドラマ「軍師官兵衛」、連続テレビ小説「半分、青い」などの国民的ドラマから、「ガリレオ」シリーズ、劇場版「名探偵コナン」のサウンドトラックを手掛けてきた菅野祐悟が務める。映画『SAND LAND』あらすじ魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る―。鳥山明コメントなお、鳥山自身も「読者のことももっと考えなきゃいけないのに、好みを優先してしまった気がします。プロ失格かもしれません。これを楽しいって言ってくれる人って、まさに僕にとっては、わかってる神ファン!って感じじゃないでしょうか。まさか映像化されるなんて思ってもみなかった上に、このクオリティですから、この時点で夢のようです」と、本作のアニメーション化に喜びのコメントを残している。【作品詳細】映画『SAND LAND(サンドランド)』公開日:2023年8月18日(金)アニメーション制作:サンライズ・神風動画・ANIMA配給:東宝監督:横嶋俊久ディレクションアドバイザー : 神志那弘志脚本:森ハヤシ音響監督:岩浪美和音楽:菅野祐悟キャスト:田村睦心、山路和弘、チョー、鶴岡聡、飛田展男、大塚明夫、茶風林、杉田智和、遊佐浩二、吉野裕行、こばたけまさふみ©バード・スタジオ/集英社 ©SAND LAND 製作委員会
2023年03月25日俳優の中尾明慶さんが、2023年3月12日に自身のYouTubeチャンネル『中尾明慶のきつねさーん』を更新しました。批判的な意見を意味する、通称『アンチコメント』に対して中尾さんが返答する企画動画を公開していましたが、削除されていたことに気付き、再投稿したとのこと。動画内では、中尾さんが自分の演技と家族について語るシーンがあり、再度注目を集めています。中尾明慶が『妻のほうが圧倒的に有名』を肯定2013年に、俳優の仲里依紗さんと結婚した中尾さん。互いのSNSにツーショットを載せており、仲むつまじい様子は広く知られています。同動画では、そんな仲さんと中尾さんを比較したアンチコメントも紹介されました。「演技力もないくせにテレビに出ている。妻のほうが圧倒的に有名」そんなコメントに対し、中尾さんは「作品見てくれたのかよ?ありがとう」と述べつつ、自身の演技力についての認識を話し始めました。俺もね、別に自分のことを本当にお芝居が上手いなんて1mmも思ってないし、なんならずっと怖くて仕方ないから。そこ(演技力)が一番欲しいなとは思う。自分の中で「演技うまい」とかっていわれるコメントが来ると、すごく精神安定剤になる。自分は否定してるから、誰かが認めてくれないと、否定と否定になってメンタルが持たないから。中尾明慶のきつねさーんーより引用また、仲さんとの比較について、率直な想いを明かしています。そうだよね!別にそうだと思うよ。俺も別に否定しないし、(妻は)たくさんCMも出てるし。素敵な女優さんだし、別に嫉妬がないわけじゃないけど、家族だからね。家族がそうやって…その人からしたら「有名だ」っていってくれてんだったら、まあいいなと思うけど。そこに負けないようにというか、勝ち負けじゃないんだけど。家族だしね。だけど自分も、「ちゃんと追いかけていかなきゃいけないな」って思うから。中尾明慶のきつねさーんーより引用家族の『俳優としての実力』を認めてリスペクトするとともに、周囲からの評価を一緒に喜ぶこともできる、中尾さん。まっすぐな姿勢に、動画の視聴者からは称賛の声が多数寄せられました。・批判的なコメントなんて「うるせー!」のひと言で切り捨てられるのに、きちんと向き合って応えていて素敵。・感じ方は人それぞれかもしれないけど、私は中尾くんの演技が大好きです!・家族のことを守るように話している時の表情が好き。かっこいいです。家族を愛し、俳優業に真剣に取り組む姿がうかがえる、中尾さんのコメント。たゆまぬ努力と向上心で、今後も素敵な演技を見せてくれるに違いありません![文・構成/grape編集部]
2023年03月13日人魚のミイラとは一体何だったのか2023年2月7日(火)、約1年かけて実施された「圓珠院所蔵『人魚のミイラ』を科学的に分析するプロジェクトの最終報告を実施しました。図9:人魚上半身の3D再構成画像科学調査によりわかったこと表面観察・頭部、眉、口の周辺に体毛がある。・眼窩は正面を向く。・耳介(外耳)があり外耳道が開口する、鼻および鼻孔がある。・歯はすべて円錐形で先端が後方(口の中側)にややカーブしている。肉食性の魚類の顎で、種類は明らかではない。・両腕があり、指は5本、平爪を有する。・下半身は、背ビレ、腹ビレ、臀ビレ、尾ビレを有し、ウロコに覆われる。・体表に砂や炭の粉を糊状のもので溶いた塗料が塗られている。人魚収蔵状況X線、X線CT撮影によるによる観察・木や金属の心材は無く、内部は布、紙、綿などからなる。・腕、肩、および首から頬にかけてフグ科魚類の皮が使われている。・背ビレ、尻ビレ、腹ビレの鰭条および鰭を支える担鰭骨、尾部骨格を確認することができた。・首の奥と下半身に金属製の針がある。人魚上半身の縦断面、内部は布などの 詰め物でできており、心材は認められない走査電子顕微鏡による観察・体毛には哺乳類の毛で、毛小皮(キューティクル)が観察できる。・爪は動物の角質が使われている。炭素14年代測定剥離したウロコの年代は1800年代後半の可能性が高い。蛍光X線分析特別な防腐処理は施されていない。DNA分析DNAは検出できなかった。科学調査のまとめ圓珠院所蔵の『人魚干物』は、魚体部は、ニベ科の魚類の皮で覆われ、上半身は、布、紙。綿などの詰め物と漆喰様の物質を土台として、積層した紙とフグの皮でできており、1800年台後半ごろのものと推測される。3D上半身回転歴史・民俗の立場から書付について人魚のミイラと一緒に残されている書付から、円珠院の人魚に直接繋がる情報は得られていなかった。書付には、人魚は『元文年間(1736(元文元)年~1740(元文5)年(徳川吉宗の治世で享保のあと)に、高知(土州)沖で漁網にかかったものが漁師によって、大阪に運ばれ、販売されていたものを、備后(備後)福山の小島直叙氏の先祖が買い求め、以後、小島家の家宝とした。明治36(1906)年11月に小島氏から小森豊治郎氏に売り渡した』とある。これらの具体的な人名などについて、確証のある情報は得られなかった。日本に現存する人魚ミイラについて・確認できるのは12体で、円珠院の人魚が13体目、岡山県内でさらに2体が確認された。これらの多くは寺社と博物館が所蔵している。人魚のミイラのポーズについては、大きく2つの系統、ムンクの叫びの様な姿勢のものと、腹ばい型の姿勢のものが認められる。・江戸時代以降、数少ないが人魚のミイラについて記録が存在する。例:天保3年(1832)の『名陽見聞図会』(小田切春江、東洋文庫)の見世物の図・大英博物館・ライデン国立民族学博物館など外国にも日本製と思われる人魚が存在する。→江戸期以降、多くの人魚が作製され、外国や国内に存在(流通)していた。圓珠院所蔵「人魚のミイラ」研究最終報告を終えて健康科学科教授 加藤この研究プロジェクトは、圓珠院様、及びご住職のご協力とご厚意によって実現できました。まずそのことを感謝したいと思います。幼い頃、少年雑誌に掲載されている妖怪や伝説の生き物の話をわくわくしながら読んでいました。それから何十年もたって、自分がそのようなものにふれ、直接研究する機会に恵まれるとは考えてもいませんでした。タイムマシンがあったら、おまえは大人になって人魚のミイラを調べることができるんだぞと昔の自分に教えてあげたいです。この、プロジェクトで多くの情報が得られましたが、まだ、すべてのことが明らかになっているわけではありません。今回の報告で一応の区切りとしますが、今後もこの圓珠院の人魚のミイラについては研究が継続される予定です。プロジェクトの詳細と沿革仏像や宗教絵画を含め、信仰や伝統・文化は芸術と不可分な関係として歴史的にも長く存在してきました。本学はアート(感性)&サイエンス(理性)教育を新ビジョンに定め、知性と感性を兼ね備えた創造力豊かな人材の育成を進めています。このたび県内に唯一その存在が確認されている人魚のミイラについて、ミイラを所蔵している宗教法人 圓珠院のご協力の下、倉敷市立自然史博物館、岡山民俗学会理事木下浩氏とともに、当大学の専門教員たちが、X 線CT 撮影や遺伝子分析など、それぞれの専門分野から徹底的に科学的分析を行ってきました。化石哺乳類の専門家である加藤敬史教授が上半身、魚類学を専門とする山野ひとみ准教授が魚体部の形態分析を、分子生物学を専門とする武光浩史准教授が剥離物のDNA 分析等を行うとともに、木下浩氏が民俗学の視点から調査・分析を担当しておりました。2022 年 2月2日本プロジェクト開始2022年 4月4日研究中間報告としてX 線撮影、X 線 CT 撮影でえられた画像解析結果を発表2022年9月22日高解像度のX線CT撮影を実施し、より詳細な分析のために最終報告延期を発表2023年 2月7日本プロジェクト最終報告関連サイト倉敷芸術科学大学Webサイト 倉敷芸術科学大学最終報告全文掲載ページ 倉敷芸術科学大学 : : お問い合わせ先倉敷芸術科学大学入試広報部所在地:岡山県倉敷市連島町西之浦2640番地電話番号:086−440−1113E-mail: koho@kusa.ac.up 地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月08日第二次世界大戦の直前の上海のフランス租界を舞台に、実在した日本人ダンサーの姿を描く本作。主人公・マヌエラを演じるのは、宝塚退団後、本作が初の主演舞台となる珠城りょう。彼女に魅了される日本海軍中尉・和田を演じるのは昨年、『魔界転生』で初舞台を踏んだ渡辺大。ふたりに本作への思い、魅力について話を聞いた。「“ひとりの女性としてかわいらしい部分もあるんだな”と思っていただけたら」(珠城)――珠城さんにとって、宝塚退団後、初めての主演舞台となりますが、最初に今回のオファーが届いた時のお気持ちは?珠城主演ということと、1999年に初演された『マヌエラ』の再演ということのふたつの驚きが同時にありました。――渡辺さんは昨年の『魔界転生』に続く舞台出演となります。渡辺ここ20年間ほどずっと映像畑でやってきて、去年の『魔界転生』までなかなか舞台にご縁がなくて、生のお客さんを前に芝居をするという経験がなかったんですね。決してやりたくなかったわけではないんですけど、ご縁がありながらも途中でなくなったりということもあって「やっとできた!」という気持ちでした。その時は一発勝負の55公演だったのでドキドキしましたが、一度、経験してみてその楽しさは感じてしまいまして(笑)、公演後、近いうちにどこかでまたやれたらいいなとは思っていました。そうしたらすぐに次が決まりまして、こういうことって回り始めるとすぐ決まるものなんですね。またみなさんの前で芝居をすることができるのが楽しみです。――やはり映像の世界と生の舞台は異なる経験でしたか?渡辺観に来てくれた知り合いの感想を直後に聞けたというのは楽しかったですし、カンパニーのみんなとも3~4か月、ずっといられたのも楽しかったです。ああやってじっくり作る作業というのも、なかなか映像ではできないので、そういう意味でみんなと仲を深められたし、舞台の魅力ってたくさんあると感じたし、まだまだこれからやっていきたいなという気持ちです。――鎌田敏夫さんの戯曲を読まれての印象、ご自身のシーンで楽しみにしているところや見どころなどについて教えてください。渡辺会話の端々に感じられる感情の動きが繊細に描かれていて、その中で、(稽古前で)まだ見えてきていない魅力――例えばたまちゃん(珠城りょう)がダンサーとして存分に舞台の中を動き回り、僕を含めてそれに魅了されていく者たちの人間模様という部分も楽しみです。上海のフランス租界の雑多な感じ、いろんな人たちが渦巻く中を楽しんでやれたらいいなと思っています。珠城第二次世界大戦直前という時代を取り上げているのでヘビーな印象があるかもしれませんが、その中で様々な人間模様が描かれていて、いろんな人たちの会話の中でクスッと笑っていただけるようなところもあります。マヌエラ自身も芯がある強い女性と捉えられがちですがまだ幼かったり、芯はあれどチャーミングなところのある女性で、そういう部分も描かれているので、「ひとりの女性としてかわいらしい部分もあるんだな」と思っていただけたらと思います。PARCO PRODUCE2023『マヌエラ』ビジュアルあとはダンスがマヌエラの心情を表現する上でどういうふうに使われるのか、お稽古が始まってからわかってくる部分だと思うので、そこも楽しみです。大さんが演じられる海軍中尉との心の距離感をどう縮めていくのか? という部分も実際に稽古で立って、セリフを交わして初めてわかってくると思うので、そこも非常に楽しみにしています。「この不思議なドギマギ、高揚感を舞台でも伝えられたら」(渡辺)――「大さん」「たまちゃん」と呼び合っていますが、既に何度か会ってお話を……?渡辺お会いしたのはまだ3~4回なんです。僕がなぜ「たまちゃん」と呼んでいるかというと、僕の知り合いの娘さんが宝塚にいらして、たまちゃんと同期なんです。香咲蘭さんという方で、2015年くらいかな? 僕が初めて宝塚を観たきっかけがその方なんです。ヅカファンの方は「たまちゃん」と呼んでいて、それで刷り込まれているんですね(笑)。それで初めてお会いしたときに「たまちゃんって呼んでいいですか?」と聞いて、それで「たまちゃん」と呼んでいます。珠城私は事務所が一緒ということで、チーフマネージャーがよく大さんの話をしていて「いま、こういう仕事して……」という話を聞いていて、そのチーフマネージャーは大さんのことを「大」と名前で呼んでいたので、それで勝手に親近感がわいてしまって「大さん」と呼ぶようになりました。――お互いについて、どのような印象を持たれていますか?珠城映像の作品を見ると、大さんは硬派なイメージがあって、現代劇だけでなく時代物もすごく素敵でしたし、地に足の着いたお芝居をされる方だなといつも拝見していました。実際にお会いしてお話したら物腰が柔らかくて、映像のイメージとはまた違って、顔立ちもキリッとしてらっしゃるのでもっとピリッとした方かと思ったら……。渡辺してません(笑)珠城フワーッとした方で親近感が一気に芽生えました(笑)。渡辺僕はたぶん、最初にたまちゃんの舞台を見たのが『1789-バスティーユの恋人たち-』なんですよ。その時から、背も高いしパリッとしててカッコいいなと思ったし、一幕の終わりでみんなで踊るんですけど、あれがすごく印象的で、あれで宝塚にハマった記憶があります。でも最近、会うと(宝塚時代の男役とは異なり)女性なので、ギャップを感じて見慣れないといかんなと(苦笑)。でもこの不思議なドギマギ、高揚感を舞台でも伝えられたらいいなと思っています。――まだ稽古に入っていない段階ですが、現時点で好きなセリフや場面などを教えてください。珠城好きなシーンはたくさんあるんですけど、最後のほうで大さんが演じられる和田中尉とふたりだけのシーンがあって、そこはすごくドラマチックで、そこに来るまでに溜めていた感情が一気にブワーッと流れていくようなシーンだと思うので、あそこをいかに大切に演じられるか、最後に幕が閉まるときに、お客様の心にどういったものが残るのかという点ですごく重要なシーンだなと思っています。また、最後のマヌエラのダンスで物語が完結するので、そこが自分でも頑張りどころなので、大切に演じたいと思います。渡辺大日本帝国の“終わりの始まり”が描かれることになるんですけど、そこに至るまでにもいろいろあるし、そこから始まることもあるので、そのプロセスもすごく楽しみですし、たまちゃんがフランス租界を飛び回るので、その世界観も非常に面白いと思います。稽古場、舞台に行ってどれくらい動き回るのか、この台本の世界がどれくらい大きくなるのか、ダイナミックに描かれていると思うので、そこは楽しみです。――お互いにこの機会に聞いてみたいことはありますか?珠城私が気になったのは、大さんはずっと映像のお仕事をなさってて、舞台はお稽古の形なども違うと思いますけど、映像の現場と舞台の違いって一番にどこに感じますか? セリフも映像であれば(シーンごとに)単発で、舞台は全部覚えないといけないですけど、どうやってセリフを覚えるのかも聞きたいです。渡辺それは僕が聞きたいよ(笑)。(映像と舞台で)違いがあるのはわかってるんだけど、去年の『魔界転生』はコロナ禍の真っ只中ということもあって「(感染防止対策として)台本を持たないでください」と言われてたんです。「ある程度、(最初の段階で)入れておいてください」と。初演組と再演組がいて、僕は初演組で、再演組が1週間くらい遅れて合流だったので、本読みも1回くらいだけだったし、こんなに大変なのか? というのがあって、ある意味で通常の稽古をするのは、今回が初めてなんです。どうやるのか、僕も周りから盗みながらやりたいなと思っています。珠城私もいつも迷うんですよ。セリフを全部覚えていくべきかどうかって。会話劇って本当にその人と対面して、しゃべってみて初めて感情が生まれたりもするわけじゃないですか。「こう動くんだ?」「(相手は)こんなふうに言ってくるのか」というところも大きいので、あんまり最初から固めちゃうのは好きじゃないんです。なので、最初の段階で入れずに、立ち稽古をやりながら相手の出方を見て覚えていくんですよね。だから立ち稽古初日の時に台本を外している方がいると、メチャクチャ焦ります(苦笑)!渡辺大丈夫です(笑)。会話劇と音楽・ダンスの融合で、寒さを忘れるような熱い舞台を――マヌエラはステージで踊るダンサーということで、珠城さんご自身と重なる部分もありますが、共通点や共感する部分はありますか?珠城そうですね、マヌエラは劇中でも「私は踊るために生まれてきたんだ」「国を捨てて踊る」という意味のことを言うんですけど、この上海のフランス租界で日本人の女性がひとりで生きていくには、自分で自分の居場所を見つけるしかなかったと思います。そこで彼女は多分、何にも縛られずに己の感情を表現することができるダンスというものに喜びや幸せを見出して、のめり込んでいったんだと思います。その感情を解放するということだったりステージの上で魂を解放して表現するという部分は、私自身も非常に共感できるところですね。自分じゃない感覚になったり、普段の自分であればそこまでできないのに、ステージで“誰か”の人生を生きている時は、普段とはまた違うエネルギーが生まれてくるような感覚になることもあります。それはマヌエラがダンスで何かを表現するときのエネルギーと共通するかもしれません。ただ彼女は「ダンスが居場所」という思いがあると思いますが、そういう部分はいまの私とは異なるかなと思います。でもなぜ彼女がこんなに頑なに踊りにしがみつくのか? 日本の軍人に対して嫌悪感を抱いているのか? という部分はストレートに言葉に出しているところなので、丁寧に演じていきたいし、ダンスを通して彼女の心情を表現していければと思います。――渡辺さんが演じる和田海軍中尉が、国家を背負った軍人としての使命とマヌエラへの思いのはざまで葛藤するさまも描かれますが、演じる上でどんなところに魅力を感じられていますか?渡辺僕はこれまで軍人を演じることは多くて陸海空と全部やっていて、いろんな精神性みたいな部分は勉強してきたつもりです。ただ今回はどちらかというと、国家というものと彼女に対する気持ちとの“揺らぎ”をすごく感じています。これまでやってきたのが「国のため」「家族のため」という部分が強かったのに対して、ちょっと恋愛模様に移行して、自分の根幹が揺らいでいくというのは初めてで、ベーシックな所作みたいな部分はきちんと押さえつつ、人間っぽさがすごく出てくる役なので、軍服を着ている時と脱いだ時の違いも分けて描かれているので、そこを「なるほど、そういう意味があるんだな」と見ていただけたらと思います。――ダンスの部分に関して、いまの時点でどんなイメージを持たれていますか?珠城この時代のダンスは“スパニッシュダンス”と書かれているんですけど、かなり括りが広いので、どういう表現になるのか? 本間(憲一:振付)さんがどのように解釈して、振りを付けられるか非常に楽しみです。ただ、私はいままで男役で踊ることが多かったので、女性のダンサーとしての表現やアプローチを研究していかないといけないなと思っていて、本間さんにご指導いただきながら、どうやったらマヌエラとして美しい踊りになるか研究したいと思います。――最後に作品を楽しみにしているみなさんにメッセージをお願いします。渡辺日常を忘れるような、寒さを忘れるような熱い公演になると思います。正常なものが何なのか? というのがわからなくなるくらい、いろんなものが入っていて、不安定さが魅力な作品になると思います。ドキドキと胸を躍らせながら、日常や寒さを忘れる作品にしたいと思いますので観に来ていただけたら幸いです。珠城今回の作品は、会話劇がメインですが、その中に音楽とダンスが融合して新しい形で再演されるということで、前回の『マヌエラ』をご覧いただいてる方も、初めての方もきっと新しいメッセージをたくさん受け取っていただけると思います。それぞれの登場人物のキャラが濃く、あの時代にそれぞれの人生を一生懸命に生きていて、その思いが舞台上から客席にほとばしるように伝わっていくと思います。人間の生き様を楽しんで観ていただけたらと思いますし、私も新しい挑戦がたくさんあるので、みなさんと心をひとつに作っていきたいと思います。寒い時期ですが温まりに劇場に足をお運びいただけたらと思います。取材・文:黒豆直樹撮影:源賀津己<公演情報>PARCO PRODUCE2023『マヌエラ』2023年1月15日(日)~1月23日(月)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)ほか、大阪・福岡公演あり
2022年12月27日「マジンガーZ」や「秘密戦隊ゴレンジャー」をはじめ、数多くの特撮、アニメ作品に携わり、今年 6 月に 96 歳で亡くなった作曲家・渡辺宙明。12 月 2 日(金)に東京・NHK ホールで一夜限りの「渡辺宙明 追悼コン サート」が開催される。「宇宙刑事ギャバン」などの主題歌を歌った串田アキラ、「秘密戦隊ゴレンジャー」 のエンディングテーマなどを歌ったささきいさお、「野球狂の詩」などを歌った堀江美都子、アニソンを愛 し、歌手としても活動している中川翔子がゲストとして出演することが決定している。まさに作曲家・渡辺 宙明の集大成となる本公演は、渡辺宙明の長男で、作曲家として 50 周年を迎えた渡辺俊幸が音楽監 督・指揮を担当する。コンサート本番に先駆けて、渡辺俊幸に、父・渡辺宙明への想い、そして今回のコン サートの構想などを語ってもらった。――追悼コンサートではありますが、これまでの渡辺宙明さんの集大成というか、華やかなステージになりそうですね。そうですね。私もしんみりした感じではなく、華やかで盛大な雰囲気のコンサートにしたいと考えています。まさしく集大成という内容になりますし、作品数も膨大な数がございますので、選曲に関しては西耕一さんと田野倉健之さんにお任せしました。私は渡辺宙明の息子ですから、父のことはよく知っていますが、父の楽曲に関しては実はそれほど詳しくないんです。――そうなんですね。例えば、「マジンガーZ」が放送された当時は、赤い鳥というフォークグループをやっていて、月のうちの20日間は演奏旅行に出掛けていました。家に帰ってきた時には父と一緒に食事をしながら観たりしましたが、それから4年ぐらい経つと、私は結婚して家を離れて、自分の音楽活動に没頭する日々を過ごすようになりました。当時、ほとんどテレビを見ない生活を送っていたんです。後にドラマ主題歌などを手がけるようになりますけど、その時はドラマもアニメも観てなくて、音楽に関係すること以外は興味がないという状況でした。なので詳しくないんです(笑)。――渡辺宙明さんと同じく、“音楽”をお仕事にされていても、あまり接点はなかったということですね、当時は。はい。リアルタイムでアニメを観たりしていなかったので、今回のコンサートでもお客さんがどのような曲を望まれているのか、明確に見えているわけではなかったので、当時リアルタイムで観られていたり、父のコンサートにも長く関わられてきた西さんたちに選んでもらったほうがいいと思ったんです。――今回の追悼コンサートで音楽監督を務められることによって、渡辺宙明さんの音楽としっかりと向き合うように。そうですね。実は9月に私の50周年のコンサートを開催して、そこで父の曲も少し取り上げました。当初は父の曲を取り上げる予定はなかったのですが、父が亡くなり、ショックを受けたと同時に、父の偉大さを改めて感じて、自分が50周年を迎えられたのは父のおかげでもあるなと思いまして、自分のアレンジで3曲を演奏しました。その時にまとめて父の曲を聴きましたし、今回も音楽監督と指揮を務めるということで、父の楽曲とより向き合うことができました。改めていい曲が多いなぁって今更ながら感じましたね(笑)。――演奏はオーケストラ・トリプティークで、コンサートマスターは工藤春彦さん。そしてゲストミュージシャンに、トランペットのエリックミヤシロさんをはじめ、錚々たる方々が参加されますが。追悼コンサートということで一夜限りですし、NHKホールという最高の会場で開催できますので、できるだけ最高峰の方々に演奏していただきたいと思いまして、ゲストミュージシャンの方には私からお声がけさせていただきました。オーケストラ・トリプティークは西さんが運営しているオーケストラの方々で、父のコンサートでお世話になっておりましたので、父への思いが深い方もたくさんいらっしゃいますので、今回もお願いしました。今回の基本コンセプトは、父が作り出した時のアレンジやサウンドをできるだけ再現するということです。観に来られる方もそれを望まれていると思いますので。ただ、「マジンガーZ」のオープニング曲など、よく知られている楽曲はエネルギッシュなものが多いのですが、父は「B面になっているバラード系の曲も自信があるので、自分が亡くなることがあったら俊幸にアレンジしてもらいたい」って言っていたんです。その時は「はいはい、わかりました」みたいな感じのやりとりだったんですけど(笑)、それはやはり実現させたいと思いましたので、2曲ほどバラード系の曲をアレンジさせていただきました。――さらに、串田アキラさん、ささきいさおさん、水木一郎さん、堀江美都子さん、中川翔子さんが参加されます。串田さんと水木さんのお二人はパワーと激しさを持ってらして、エネルギッシュな歌を聴かせてくれますよね。ささきさんは朗々とした大らかな感じで、ダンディな歌声の持ち主。堀江さんはなんでも歌えるオールマイティな歌い手さんだなと思っています。可愛らしい曲から元気な曲まで、本当に幅が広いんです。中川さんは「アニソンアカデミー」という番組のパーソナリティーを担当されていて、私と父が一緒に出演したこともありましたし、父はその番組の主題歌を書いていたりするので、そういう接点もあって出演していただけることになりました。出ていただけるのであれば、中川さんも歌が上手ですし、せっかくだから他の4人の方が歌ってない曲を歌っていただこうかなと思って、歌唱もお願いしております。――歌以外にトークも。私の語りもあれば、ゲストの方による父との思い出などもあって、私も初耳のことが出てくると思っています。――本番が近づいてきましたが、今回の「渡辺宙明 追悼コンサート」をどんなふうに楽しんでもらいたいですか?“追悼コンサート”ということで、しんみりしちゃうのかなと思われるかもしれませんが、私は霊魂不滅を信じているので、父もその場に来てると思うんです。にこやかに嬉しそうに、ステージ上のどこかに座って、父とゆかりのある方々が自分の曲を歌ってくれてご満悦という、そんなコンサートになるんじゃないでしょうか。ですから、ファンの方々には自身の思い出と共に、父の音楽を楽しんでいただきたいです。それと、「マジンガーZ」に関しては、映像が映し出されて、音楽とリンクして会場を盛り上げたいと考えております。こういった演出も今回のコンサートならではだと思いますので楽しみにしていただきたいと思います。【公演概要】公演名:渡辺宙明 追悼コンサート会 場:東京・NHK ホール公演日:2022 年 12 月 2 日(金)出演者:串田アキラ/ささきいさお/中川翔子/堀江美都子/水木一郎※50音順音楽監督・指揮:渡辺俊幸【オーケストラ】オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:工藤春彦)【ミュージシャン】Trumpet:エリックミヤシロ/Keyboard:大迫杏子/Piano:紺野紗衣/Bass:二家本亮介/ Drum:則竹裕之 /Guitar:福原将宜 ※50音順チケット料金(全席指定/税込):S席 9,900円/A席 7,700円/B席 6,600円/学生券 3,300円※未就学のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。※チケット枚数制限:4枚※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。 ※学生券は、公演当日、窓口にて学生証を確認させて頂いた後、チケットをお渡し致します。【チケット一般発売中】キョードー東京 0570-550-799 (紙チケット/電子チケット)オペレータ受付時間 平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00■イープラス (紙チケット/電子チケット)■チケットぴあ (Pコード:228-511)(紙チケット/電子チケット)■ローソンチケット (Lコード:73887)(紙チケット/電子 チケット)主催:キョードー東京/スリーシェルズ後援:朝日新聞社/日刊スポーツ/ニッポン放送/文化放送/TBSラジオ問い合わせ先: キョードー東京 0570-550-799(平日 11 時~18 時 土日祝 10 時~18 時)公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月28日Amazon オーディブル(以下、Audible)では、本日10日20日(木)より9人の若手作家によるアンソロジー「絶縁」を配信。三浦透子、蒔田彩珠、古川琴音らが朗読する。「絶縁」は、「オーディオファースト作品」と呼ばれる、Audible発のオリジナル作品第2弾。9作中7作が書き下ろし、2作が世界初翻訳で、現在Audibleでしか楽しめない特別な短編小説集。今回、韓国のチョン・セラン(「保健室のアン・ウニョン先生」)の発案によるこの企画に、「コンビニ人間」の村田沙耶香、「折りたたみ北京」の郝景芳(中国)をはじめ、シンガポール、タイ、香港、チベット、ベトナム、台湾の作家たちが参加。そして、『ドライブ・マイ・カー』で注目を集めた三浦さん、『朝が来る』「妻、小学生になる。」の蒔田さん、「この恋あたためますか」「コントが始まる」『偶然と想像』など話題作に出演する古川さんをはじめ、山田真歩、内田淳子、北浦愛が各作品を朗読する。「絶縁」あらすじ&コメント▼「無」著者:村田沙耶香/朗読:三浦透子突如、若者たちに舞い降りた「無」ブーム。世界各地に「無街」が建設され――。<三浦透子コメント>自分は普通でないと感じている人も、別の誰かからみれば、その誰かにとって、自分よりは普通の側に属している人のようにうつることがある。一見共有できることの多いように感じる3人の女性が、対等にそれぞれをそれぞれの視点から冷静にみつめている、そこが興味深い作品だなと感じました。Audibleは音の作品だから聴くタイミングを探しやすいと思うのですが、あえて、音に集中するという時間の中で作品を聴いてもらえたら嬉しいです。▼「絶縁」著者:チョン・セラン/朗読:古川琴音6人の放送作家に手を出した男への処罰は、不当か否か。激しき議論は親友たちを分かち…。<古川琴音コメント>誰しもが日々感じている他人との違和感はいつどこで掛け違い大きな溝になってしまったのか。そもそもその違和感とは、いつどこで生まれてどう根付いてしまったのか。この作品を読んで深く考えるきっかけになりました。今回アジアの異なる国々の作者による短編集を、異なる6人の役者が朗読しました。聴いてくださる方々にこの物語がきちんと届くことを願っております。▼「妻」著者:アルフィアン・サアット/朗読:内田淳子夫がさりげなく口にした同級生の名前、妻は何かを感じとった。▼「ポジティブレンガ」著者:郝景芳/朗読:北浦愛ポジティブシティでは、人間の感情とともに家具や建物が色を変える。▼「燃える」著者:ウィワット・ルートウィワットウォンサー/朗読:内田淳子先鋭化する民主化運動のかたわらで生きる「あなた」たちの物語。▼「秘密警察」著者:韓麗珠/朗読:山田真歩都市に走った亀裂、浸透する秘密警察、押し黙る人びと、そして猫。▼「穴の中には雪蓮花が咲いている」著者:ラシャムジャ/朗読:蒔田彩珠ブラック職場を去ることにした僕。頭を過るのは死んだ幼なじみの言葉だった。<蒔田彩珠コメント>この物語は、主人公が父から言われた言葉をそれとなく幼なじみに伝え、それを幼なじみが返してくれた時に本当の意味を理解する、とても素敵な温かい作品だと思いました。声だけで気持ちや情景を伝えるのがすごく難しかったのですが、この作品が持つ温かさが聴いている方々にも届くと嬉しいです。▼「逃避」著者:グエン・ゴック・トゥ/朗読:山田真歩家族の「縁」から逃れることを望んできた母が、死を目前にして思うこと──。▼「シェリスおばさんのアフタヌーンティー」著者:連明偉/朗読:北浦愛カリブの島国セントルシア。少年たちには、卓球の練習後に集う秘密の場所がある…。「絶縁」は配信中。(cinemacafe.net)
2022年10月20日俳優の神尾楓珠とお笑い芸人・とにかく明るい安村が出演する、損害保険ジャパンの新WEB CM「かけがえのない人生に、たしかな安心を。」編が、20日から公開される。新WEB CMは、「かけがえのない人生に、たしかな安心を。」をキャッチコピーに、神尾を主人公とした男女4人組のドライブ旅行で生まれる恋模様を描いたストーリー。安村は、若者たちの「安心」をこっそり見つめる「見守り役」として登場する。また、同WEB CMは通常速度に加え複数のテンポで編集し、公式SNS上では、Z世代が最も見やすい1.5倍速含む5種類の速度の動画を公開。各速度に合わせて違った結末が用意されており、通常速度でも、注意しないと見つからない安村が、倍速バージョンではさらに登場時間が短くなっており、どこにいるかわからない仕様になっている。さらに、速度ごとに余った秒数を埋めるため、神尾が安村に無茶ぶりをするシーンが追加されている。■神尾楓珠&とにかく明るい安村インタビュー――お二人は初共演ということですが、互いの印象はいかがですか?安村:まつ毛が長くて男前ですね。神尾:元々テレビで見てたので、高校生くらいのとき。安村:いちばん、裸でテレビ出てたときですね笑神尾:めちゃめちゃ流行ってましたよ!――オファーを受けての感想については?安村:やっと!いつか安心を届けるような仕事が来るんじゃないかと“安心”と言い続けて7年、初の“安心”をキーワードにしたお仕事です。いつも(安心に関連したCMを見て)俺だろ! って思っていました。神尾:2回目のオファーで、前回の反響もあり呼んでいただけました。今回は同世代で人数も多かったので、撮影はわちゃわちゃして楽しめました。――若い世代が動画を倍速視聴していることや、テンポの速い動画が増えていることについてはいかがですか?神尾:短い動画をどんどん視聴することは僕も経験がありますし、世代特有のものだと感じています。今回は、それにCMを合わせるのは新しいなと思いました。安村:僕の裸のネタは1.5倍速ぐらいの方がちょうどいいと思います笑。(若い人の動画視聴については)うちの子どもも小学生なんですけどYouTubeを流し見しながら、同時に他の動画を探していたりしてびっくりしますね。――俳優・お笑い芸人の立場から倍速視聴されることについてはどうお考えですか?神尾:本音ではスタッフさん達がしっかり考えて作ったものなので、僕は映画とかドラマを見るときは早送りにはしないですね。間も大事にしてもらいたいなという思いもあります。安村:僕はネタ時間が短ければ短いほどいいですね笑。■神尾楓珠コメント今回、初めて倍速再生を想定した撮影でした。良い経験になったのはもちろんですが、伝えることを生業としている身としてZ世代がどのような価値観で普段映像を見ているのか、ということに向き合う非常にいい機会でした。「Z世代映像研究課」の課長として、調査を基に撮影を監修させていただきましたが、調査結果に共感したのはもちろん、自分自身も短くテンポの速い動画をたくさん見ることもありますし、世代特有の特徴だと改めて感じました。撮影自体はテンポが速く、各シーンも短かったのですが、その中で恋模様や男女の距離が縮まっていくところを表現できるように意識して演じました。今回のプロジェクトを踏まえて、視聴者のみなさんに伝わりやすい芝居を、これからも探求していきたいと考えています。■とにかく明るい安村コメント7年くらい“安心“を言い続けてやっと、安心を届ける広告に採用していただけました。ただ、撮影した感じガッツリ映っているシーン? が少ない気がしています(笑)。1.5倍速とかで見ると「あれ安村いた?」ってなってしまうかもしれないですね。ゲーム感覚で僕を探して楽しんでいただけると嬉しいです。特に、見てほしいシーンは、CMの最後の「安心してください。見守ってますよ。」の一言ですね。いつもより僕の大人な部分が出た、やさしい「安心してください」になっています。あとは、僕の衣装が、とんでもなく似合っている点ですね。水族館・観覧車の係の人から甚兵衛も、こんな体型なのになんでも似合う僕の素晴らしい部分も見ていただきたいですね。
2022年10月20日映画『僕が愛したすべての君へ』、『君を愛したひとりの僕へ』で声優を務める俳優の宮沢氷魚と女優の蒔田彩珠のコメント動画が、auスマートパスプレミアム公式YouTubeチャンネルで7日、公開された。7日に同時公開されたアニメ映画『僕が愛したすべての君へ』、『君を愛したひとりの僕へ』は、2016年に発売され、累計40万部を突破した乙野四方字氏の同名小説を映画化。“並行世界”を行き来することができる世界でひとりの少年が、 それぞれの世界で別々の少女と恋に落ちるラブストーリーだ。今回公開されたコメント動画には、2作とも主演を務めた宮沢と、『君愛』でヒロインを演じた蒔田が登場したほか、『僕愛』の主題歌「雲を恋う」を歌う須田景凪、『君愛』の主題歌「紫苑」を歌うSaucy Dogも出演し、各映画のストーリーや、 それぞれが考える作品の見どころを語っている。
2022年10月07日12月2日(金)に東京・NHKホールで開催される「渡辺宙明 追悼コンサート」に、歌手でタレントの中川翔子の出演が決定した。渡辺宙明は少年時代から映画音楽の作曲家になることを目指しており、東京大学文学部在学中に團伊玖磨、諸井三郎に師事。のちにジャズの理論を渡辺貞夫から学び、1953年中部日本放送(CBC)のラジオドラマ「アトムボーイ」の音楽を手掛け、作曲家としてのキャリアをスタートさせている。1956年公開の『人形佐七捕物帖 妖艶六死美人』で初めて映画音楽を担当したのをきっかけに、新東宝の作品など多くの映画音楽を手掛けるようになり、70年代以降は、今年50周年を迎えた「マジンガーZ」をはじめ、「グレートマジンガー」「鋼鉄ジーグ」「サザエさん」「野球狂の詩」などのアニメ作品の作曲を担当したほか、「秘密戦隊ゴレンジャー」から「機界戦隊ゼンカイジャー」までおよそ半世紀にわたる“スーパー戦隊シリーズ”、「宇宙刑事ギャバン」などの“メタルヒーローシリーズ”、世界的な人気を誇り、今年50周年となる「人造人間キカイダー」などの音楽も生み出してきた。ジャズ、ロックを子供番組の音楽に取り入れ、哀愁漂う旋律とパンチのあるリズムで人気となった。その作風は、「宙明節」「宙明サウンド」と呼ばれ、独特なサウンド/メロディーとなっている。今年の6月23日、96歳で亡くなり、5月12日放送のNHK「クラシックTV」が最後のテレビ出演となった。新たに出演者として発表された中川翔子は、アニソンや特撮ソングをこよなく愛し、NHK-FMで「アニソン・アカデミー」という番組のパーソナリティーも務めている。2017年に中川翔子が作詞(あべあきらと共作)、渡辺宙明が作曲、歌唱をささきいさおと水木一郎という組み合わせで同番組の校歌「アニソンアカデミー校歌」をリリースしている。渡辺宙明が遺した数々の名曲たちを、豪華出演者たちの歌声と共にぜひ体感していただきたい。<中川翔子コメント>私は幼い頃から宙明サウンドを聴いて育ってきました。「愛」・「勇気」・「希望」・「哀愁」など、あらゆる感情を宙明先生の音楽から教わっています。今回、このような機会をいただけてとても光栄に思います。宙明先生が残してくださった素晴らしい楽曲の数々を、皆さんと一緒に肌で感じていきたいです。【公演概要】公演名:渡辺宙明 追悼コンサート会場:東京・NHKホール公演日:2022年12月2日(金)出演者:串田アキラ/ささきいさお/中川翔子/堀江美都子※50音順音楽監督・指揮:渡辺俊幸【オーケストラ】オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:工藤春彦)【ミュージシャン】Trumpet:エリック宮城/Keyboard:大迫杏子/Piano:紺野紗衣/Bass:二家本亮介//Drum:則竹裕之/Guitar:福原将宜※50音順チケット料金(全席指定/税込):S席9,900円/A席7,700円/B席6,600円/学生券3,300円※未就学のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。※チケット枚数制限:4枚※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。※学生券は、公演当日、窓口にて学生証を確認させて頂いた後、チケットをお渡し致します。【チケット取り扱い】一般発売日:10月15日(土)10:00キョードー東京 0570-550-799(紙チケット/電子チケット)オペレータ受付時間平日11:00~18:00土日祝日10:00~18:00■イープラス (紙チケット/電子チケット)■チケットぴあ (Pコード:228-511)(紙チケット/電子チケット)■ローソンチケット (Lコード:73887)(紙チケット/電子チケット)主催:キョードー東京/スリーシェルズ後援:朝日新聞社/日刊スポーツ/ニッポン放送/文化放送/TBSラジオ問い合わせ先: キョードー東京0570-550-799(平日11時~18時土日祝10時~18時) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月06日ドラマ『マイファミリー』で、濱田岳さん扮する東堂の妻で、娘が失踪し憔悴しきった母親という、これまでにない役を生々しく演じ話題を呼んだ珠城りょうさん。元宝塚歌劇団・月組トップスターの経歴も何のその。ご本人は「役への抵抗も違和感も全然なかった」と語る。綺麗ごとばかりじゃない物語だからこそ興味をそそられる。「昔から映画もドラマも好きでよく見ていましたから、映像の世界では舞台にないリアルさが求められるだろうと想像はしていて、それを体験できたことが楽しかったです。私自身、他人の人生を生きて自分とは違う役の感情を味わう喜びを、お芝居に感じて今までもやってきました。映像はシーンごとに撮りますが、スタートがかかった瞬間、そこに至るまでの感情になったり、濱田さんに夫婦のような愛情を感じてそういう空気感になったり。もちろんそれは濱田さんという素晴らしい俳優さんがいてこそですが。初めての経験にとても刺激を受けました」笑顔で熱っぽく語るその表情からも、充実感が伝わってくるほど。「舞台で真っ暗な客席に向かってお芝居をするとき、実際には見えない景色が目の前に広がっているようにイマジネーションを膨らませることを意識してきたんです。でも映像の現場では、補完しなくても景色は目に見えるし、家には娘の描いた絵日記が実際にあったり、生活の跡があって想像しやすかったです」そんな珠城さんが満を持して、退団後初となる演劇作品に出演する。かつてフランソワ・オゾン監督により映画化もされた『8人の女たち』。雪に閉ざされた大邸宅で起きた殺人事件を巡り、邸宅にいた8人の女たちが互いを探り合うミステリーだ。「ハッピーなミュージカルも好きなんですけれど、在団中から、人間の本質的な部分を描いた結構ヘビーな作品をやるのが好きでした。世の中って綺麗ごとばかりじゃないですよね。だからこそ、そこを描いた作品に人間味を感じるし興味をそそられる。今回の作品でも、8人の女性たちがそれぞれに何かを抱えながら、心理戦で本心を誤魔化したり隠したりしている。そうやって絡まった糸が、ある瞬間にぱぁっと解けて真実が明るみになっていくところも、とても面白いなと思っています」8人の女性キャストは全員が元タカラジェンヌ。ファンの間では配役予想でも盛り上がったが、珠城さんの役どころは邸宅の主人で被害者でもあるマルセルの妹・ピエレット。「私の配役予想はほとんど当たっていなかったとスタッフさんに伺って、演じ甲斐があるなと思いました。いい意味で、皆さんの予想を裏切ったピエレットにしていきたいですね」宝塚退団から約1年。生活環境は変わったが、「想像以上に、私自身は何も変わっていないです」と笑う。「周りからも、芸事に対するスタンスや、関わる人たちへの向かい方も変わらないと言われるんです。何より、男役を卒業してもファンの方が変わらず私を受け入れてくれていて、それが本当にありがたいです」『8人の女たち』雪に閉ざされた大邸宅の主人・マルセルが殺害された。邸宅にいるのは8人の女たちのみ。互いが疑心暗鬼となり犯人を探り合ううち、それぞれが抱えた思わぬ秘密が明るみになっていく。8月27日(土)~9月4日(日)池袋・サンシャイン劇場原作/《HUIT FEMMES》by Robert THOMAS上演台本・演出/板垣恭一出演/湖月わたる、水夏希、珠城りょう、夢咲ねね、蘭乃はな、花乃まりあ、真琴つばさ、久世星佳S席1万1500円A席9000円梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039配信あり。大阪公演も。たまき・りょう愛知県出身。2008年に宝塚歌劇団に入団し、早くから注目され大役に次々抜擢。’16年~’21年に月組トップスターを務めた。退団後の舞台出演は『Greatest Moment』に続き本作が2作目となる。トップス¥150,700パンツ¥75,900(共にポールカ/アオイ TEL:03・3239・0341)イヤリング¥11,000(マナ ローザ ジュエル/マナ ローザ TEL:011・616・0106)※『anan』2022年8月31日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・久保コウヘイヘア&メイク・河上智美インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年08月28日俳優の神尾楓珠がこのほど、都内で行われたABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』(8月14日22:00配信開始)の合同取材会に出席。「初めて友達の前で泣きました」と明かした。プライベートで涙したエピソードを問われて、フジテレビ系ドラマ『ナンバMG5』に言及。「この間終わったんですけど、クランクアップした後にロスになっちゃった。友達とご飯に行ったんですけど、『いい現場だったんだよ~』としゃべっているうちに涙が出てきた。初めて友達の前で泣きました」と述べた。同じ質問に横澤夏子は「この間私が誕生日だったんですけど、帰ったらうちの夫がカレーを作っていてくれたんですよ。『カレーなんか作れたの~!?』と思って泣けてきました。でも私は朝から麻婆茄子を作っていた。『それなら朝言ってよ~』と思ったけど、『32歳、絶対言わないぞ!』『大人になったぞ……!』と言い聞かせながらそのカレーをおいしくいただきました」と笑った。神尾はまた、夏の思い出を質問されて「近所の子どもたちが皆同世代だったので、何をするわけでもないんですけど、うちの駐車場にテントを張って野宿をする、という遊びをしていました。皆で集まってDSやったり、カードゲームをやったりした記憶があります。外で一泊するワクワクがありましたね」と明かし、会場を和ませた。取材会には、同じスタジオMCのメンバーとして滝沢カレン、飯豊まりえも出席した。『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』は、最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して、“真実の恋”を叶えようと奮闘する恋愛番組。今回は、シリーズ初となる「“嘘つき”オオカミちゃん」が女性側に1人以上、「“嘘つき”オオカミくん」が男性側に1人以上潜んでいる。女性ならではの甘い誘惑や、男性ならではの積極的な行動に惑わされることなく、10人のメンバーたちは最高の恋と真実の相手を見つけられるのか。
2022年08月09日先ほど第4話が放送された日曜劇場「オールドルーキー」の次週第5話(7月31日放送)に、神尾楓珠がゲスト出演することが分かった。「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「左ききのエレン」「いいね!光源氏くん」などに出演し、春ドラマ「ナンバMG5」の伍代役が大きな注目を集めた神尾さん。日曜劇場初出演となる今作では、人気も実力もある日本サッカー界の将来を背負って立つ存在、FC東京所属のJリーガー・伊垣尚人を演じる。第4話は、切羽詰まった表情で主人公・新町(綾野剛)に連絡をしてきたところで終了したが、奇しくも現役時代の新町と同じポジションであり将来有望な伊垣は、新町にどのような影響をもたらすのか。また、サッカー経験者であり、一時はプロを目指そうとしていたという神尾さんのサッカーシーンにも注目だ。神尾さんは「デビュー作がサッカー部員の役だったので、これまでも何度か作品でサッカーを披露したことはあり、僕自身、子どもの頃の夢がサッカー選手でした。現実ではなれなかったのですが、役を通してサッカー選手として生きられることが楽しみです」と話し、「これから徐々に登場していくので是非お楽しみにしていてください!」と視聴者へ呼びかけている。第5話あらすじ城(中川大志)は無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)にスター性を感じ、「ビクトリー」にスカウト。さらに、新町(綾野剛)とも初タッグを組むことになり、気合いが入っていた。しかし、三咲は極度の人見知りのため、テレビ出演やグラビア撮影は嫌だと言い、思うようにマネージメントができずにいた。そんな中、ある化粧品会社から三咲を新商品のイメージキャラクターに起用したいと申し出がある。願ってもないチャンスだったが、CMの絵コンテを見た三咲は、撮影を頑なに拒否。同じ頃、新町はサッカー日本代表候補で人気Jリーガーの伊垣尚人(神尾楓珠)からとある連絡を受けていた――。「オールドルーキー」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年07月24日映画『恋は光』(6月17日公開)の感謝御礼舞台挨拶が23日に都内で行われ、神尾楓珠、西野七瀬、小林啓一監督が登場した。同作は秋★枝による同名コミックの実写化作。“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条(平祐奈)。恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲(西野七瀬)と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代(神尾楓珠)の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木(馬場ふみか)は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で”恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係になる。幼馴染役の2人だったが、小林監督は「はじめはしっくり来てない感じがあって……」と明かすと、西野は「だって、インする前の本読みの時点ではちょっともう絶望的でしたもん、正直。自分が思ったのと監督のが結構合わなくて、やばいこれ明日からどうしようって思ってました」と苦笑する。神尾は「(自身が演じる)西条が結構ロートーンで、それに(西野が)引っ張られちゃって、そうなってたみたいな」と振り返った。監督は「おとなしい感じの2人だったんですけど、それはちょっとイメージと違うんだよなみたいなことを話してて。どういう風にそこに行ったらいいかわからなかったんだけど、2人が撮影時間中にずっと距離を縮めることをしてくれてたんで、その感じがよかった」と感謝。「結構自然体な感じで現場にいました」という神尾、「しゃべってると楽しかったので、しゃべってました」という西野に、小林監督は「本番ギリギリまで話してて、撮影して、カットかかったらその続きから話してたよね。テンションが変わらないんですよ。だから見てて面白かったです。そこからは普通にいい感じになりました」と語った。
2022年07月23日阿部寛主演『異動辞令は音楽隊!』にて、主題歌を担当している「Official髭男dism」の楢崎誠がカメオ出演していることが明らかになった。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部寛)が、突然上司に警察音楽隊への異動を命ぜられることから始まる本作。今回、楢崎さん自身がかつて島根県警音楽隊でサックスを演奏していたことが主題歌依頼のきっかけの1つとなったが、「Official髭男dism」サイドも「警察音楽隊で演奏されるような曲を作りたい」と快諾。さらに、本作へのカメオ出演も依頼したところ、楢崎さんが音楽隊の演奏シーンに加わることとなった。本作への出演のオファーを聞いた楢崎さんは「純粋に嬉しかったです。友人に自慢できるなとニヤニヤしていました」と喜びを語っており、実際に撮影に臨むと「迷惑かけないように色々考えてしまいましたが、現場の雰囲気がすごく良くて、すっと輪の中に入れてもらえました」と語る。「各楽器のパート内での話し合いもリアルな音楽隊の定期演奏会前のようなチーム感があってすごく楽しかったです。皆さんとご一緒できて嬉しかったです」とコメント、初出演となる映画に緊張した様子だったが、自身がかつて所属していた音楽隊の一員という役どころに楽しんで参加したことを明かしている。また、楢崎さんの出演シーンとなる音楽隊の演奏を切り取った場面写真と、同じくサックス奏者役の高杉真宙らとの楽しげなオフショットも公開されている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。※楢崎誠の「さき」の字は、正しくは「たつざき」(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年07月18日展覧会「脚本家 黒澤明」が、東京・京橋の国立映画アーカイブにて2022年8月2日(火)から11月27日(日)まで開催される。黒澤明の“シナリオ術”にフォーカス「脚本家 黒澤明」は、映画監督・黒澤明のシナリオ術に焦点を当てた展覧会。幾多の名脚本家たちとともに次々傑作映画を生み出した黒澤明は、自身もシナリオを執筆することで映画監督としての成長を遂げてきたのだった。「脚本家 黒澤明」では、黒澤明の“シナリオ作家”としての側面から、『七人の侍』(1954年)をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析し、他の監督たちに提供した脚本や、新たに発見された未映像化脚本について解析。黒澤明にインスピレーションを与えてきた文学作品など、“書く人”黒澤明の修業時代から後期作品までを紐解いていく。会場には、国立映画アーカイブの所蔵品に加え、黒澤資料の収集家、各地の資料館や黒澤作品の元スタッフ関係者などから貸与された資料が一堂に集結。新発見の脚本『ガラスの靴』をはじめ、映画化が実現しなかった幻の脚本や、黒澤自身で監督をせず、他の監督に提供した執筆脚本の数々も目にすることができる。『七人の侍』ストーリーはいかに構築されたのか?世界映画史において最高峰の1つである映画『七人の侍』のシナリオは、黒澤と橋本忍、小國英雄の3名による合作だった。侍たちそれぞれのキャラクターはどのように構想され、肉付けされていったのか、また、ストーリーの構造はいかに構築されたのかを、資料を通して解明。アイデアの源泉として注目されるソビエトの文学者ファジェーエフの小説にも触れながら、解説する。ドストエフスキーやシェイクスピアなど影響を与えた文豪たちまた、『白痴』のドストエフスキーや、『蜘蛛巣城』『乱』のシェイクスピア、『椿三十郎』『赤ひげ』『どですかでん』の山本周五郎など、黒澤の映画世界に大きな影響を与えた文学者たちの存在にも注目だ。文豪たちが生み出した物語や人間観は、黒澤映画の中にどのような影響をもたらしていたのかを考えるとともに、彼らと並び強い影響を与えたバルザックの小説についても、新たな考察を加える。【詳細】脚本家 黒澤明会期:2022年8月2日(火)~11月27日(日)会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6休室日:月曜日および9月6日(火)~9日(金)、9月27日(火)~10月2日(日)は休室。開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)※毎月末の金曜日のみ開室時間を20:00まで延長。※入室は19:30まで■チケット料金:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)※65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料。※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。※( )内は20名以上の団体料金。※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズ対象者は入室の際、証明できるものの提示が必要。※国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」)を提示すると、1回に限り団体料金を適用。※2022年11月3日(木)「文化の日」は、無料で観覧可能。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年07月15日映画『カラダ探し』より、橋本環奈と眞栄田郷敦と共に“カラダ探し”に挑む4人のクラスメイトを、山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠が演じることが分かった。今回発表されたキャストが演じるのは、主人公・明日香(橋本さん)と高広(眞栄田さん)と共に、恐怖の同じ日を繰り返すことになるクラスメイト。『暗殺教室』『東京喰種 トーキョーグール【S】』の山本さんが、サバサバした性格だが友達思いのヤンキー系ギャル・柊留美子。「ナンバMG5」の伍代役が話題となった神尾さんが、中学時代のとある事件をきっかけに引きこもりとなってしまった、映画オリジナルのキャラクター・清宮篤史。『天気の子』や舞台「千と千尋の神隠し」に出演した醍醐さんが、クラスの一部生徒からいじめの対象になっているオタク気質で変わった性格の浦西翔太。「世界の果てまでイッテQ!」に出演する横田さんが、クラスの人気者であり、学級委員長を務める優等生・鳴戸理恵を演じる。特別映像では、“カラダ探し”参加者が6つのルールを明かしていく。じっとカメラを見つめ、無表情にルールが語られていく同映像は、緊張感とともに奇妙な雰囲気が漂う。カラダ探しの6つのルールRule.1:それは午前0時から始まるRule.2:それは学校で行われるRule.3:それの最中に「赤い人」は現れるRule.4:それはカラダを全て見つける事Rule.5:それは見つけるまで終わらないRule.6:それで死んだら、永遠に同じ日を繰り返す<原作者/ウェルザードコメント>原作読者の方々の中には、まず真っ先に、「清宮篤史って誰やねん!」と思った方がいると思うんですが、その感覚、間違ってませんよ。安心してください。新キャラです。カラダ探しに関しては、原作も出版社によって話の展開が違うし、漫画も違っているので、当然映画版でも変わっているということですね。「人の想いの数だけ世界が存在する」というのが原作のテーマの一つであるので、原作や漫画とも違う、映画のカラダ探しの世界を楽しんで頂けたら幸いです。間違いなく面白い映画になっているはずなので、原作や漫画を読まれた方も、そうでない方も、一緒に楽しみましょう!『カラダ探し』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カラダ探し 2022年10月14日より全国にて公開©2022「カラダ探し」製作委員会
2022年07月14日神尾楓珠が主演を務める映画『恋は光』より、劇中で各キャラクターが発する名セリフの数々とメイキング写真が公開された。原作は秋★枝による同名人気コミックで“恋する女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描いた物語。恋愛感情に振り回されながらも“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに『ウルトラジャンプ』連載時から共感の声が多く寄せられ話題となった。“恋の光”が視える西条はある日「恋というものを知りたい」という文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代の心をざわつかせる。さらに他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で「恋とはなんぞや?」と考えはじめ、やがて不思議な四角関係に。数千年もの間、人類誰しもが悩んできた「恋」を、果たして彼らは解くことができるのか。そして、それぞれの恋の行方は……?大学生・西条を演じるのは、最も注目を集めている俳優・神尾楓珠。西条にずっと片想いをしながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を西野七瀬が演じる。共演には平祐奈、馬場ふみかが顔を揃えた。脚本・監督は『ももいろそらを』(2013年)、『殺さない彼と死なない彼女』(2019年)と、美しい画作りが国内外から高く評価されている小林啓一。風光明媚な、情緒に溢れたロケーションは、原作の空気感を捉えている。この度、公開されたのは思わず頷いてしまう、劇中の恋についての各キャラクターの名言たち。「恋とは、誰しもが語れるが、誰しもが正しくれないものである――シーロウ・キーター」「恋が文学を作り上げたと言っても過言ではなかろう。恋は宇宙的な活力である。うむ。夏目漱石」「好きという感情は本能から生まれたものではないかと。」「本当に恋なのか、それとも別のものなのかわからんのだ。」「恋って二人でしたいよね。」「恋というものを知りたくて。」「奪ってこそ恋じゃん。恋は戦いじゃん!」「誠の恋をする者は、みな一目で恋をする。――シェイクスピア」「これが深い嫉妬心なのですね。なるほど、これ程の強い感情ならばミステリの類で殺人の動機となるのも頷けます。」「あ、私、この人好きだわって思えばそれでしょ?それが恋でしょ?」シェイクスピアや夏目漱石など、過去の著名人の言葉を引用したものから、各キャラクターの想いがこもった言葉まで、種類はさまざまだが観ているものが思わず「恋」について考えてしまう、共感してしまう名言が溢れている。特に映画本編冒頭で浮かび上がる、「恋とは、誰しもが語れるが、誰しもが正しくれないものである――」という恋についての名言は、まさに「恋」とは?の答えをひと言で言い表しているといえる。驚きなのは、これらの会話劇が全て小林啓一監督によって演出された会話劇であること。西条役の神尾は「小林監督は、タイミングやテンポを非常に見ていて、独特な感覚を持っている方だな、と感じました。セリフで感情を表現するのではなく、“間”で表現して欲しい、と言われて。」と撮影の様子を明かした。あわせて公開されたメイキング写真は、俳優陣のセリフの掛け合いシーンを捉えており、ストップウォッチで話す秒数を図りながら、それぞれのセリフを言い切る長さやテンポまで監督が細かく演出しながら、見事な会話のシーンを作り上げた様子が窺えるものとなっている。『恋は光』公開中
2022年06月22日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「川島明さん」です。先日、麒麟の川島明さんがやられているラジオ番組『SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~』に出演させていただきました。川島さんといえば京都の宇治出身。そう、僕と同郷なんです。お互いの実家の場所もめちゃくちゃ近くて自転車で7分くらいあれば余裕で行けます。中学校も、同じ宇治市立宇治中学校出身です。川島さんとはちょうど10歳年が離れているので共通して知っている先生とか友達はいないのですが、僕からしたら学生のころから『M‐1グランプリ』などで活躍されているのを見ていましたから、偉大な地元の先輩と誇りに思う存在です。これまでお会いしたことは、実は1回だけあるんです。フジテレビのメイク室で一緒になって「同じ宇治出身だよね」と話しかけていただきました。でも、川島さんはメイク中だったので、ドライヤーの音と川島さんの美しい低音ボイスがちょうどピッタリいい周波数でかぶってしまい、ほっとんど何言っているか聞き取れませんでした。なので、今回じっくりお話をすることができてうれしかったです。やはり地元が一緒だと急に距離感が縮まる気がします。川島さんの話す言葉に、「宇治の人やなあ」としみじみ感じながら会話をしていました。これは僕の私感ですが、宇治の人は関西弁の中でも音符の振れ幅が大きい。会話のときのキーの幅が広いと思うんです。低いだけじゃなくて、アクセントつけるときに高くいってひっくり返る癖があります。その話し方を川島さんもされていて、「ああ、やっぱり宇治の人や」と話していてほっとしてしまいました。ラジオの収録では、地元の話で盛り上がりました。僕が学生のころ通っていたゲームショップ『ドラゴンヒーロー』の話とかを普通にできるのが、すごく不思議な感覚でした。当時の生活圏がほぼほぼ同じなので、思い出の場所とかが全部共有できるんです。花火大会の話やお祭りの話などもっと地元の話をしたかったです。なので、ぜひ次回は同じく宇治出身のヤバTのこやま(たくや)くんも誘って、ごはんでも食べながら、まだまだあるいろいろな地元の話をしたいです。川島さんはとても謙虚で誰に対しても配慮のある方なので、ずっと敬語で話しておられました。でも、宇治の先輩やし、次会ったときはぜひタメ口で話してほしいです。尊敬する先輩なのでもっともっと距離を縮めたいです!おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年6月22日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年06月18日映画『恋は光』(6月17日公開)の公開記念舞台挨拶が18日に都内で行われ、神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか、小林啓一監督が登場した。同作は秋★枝による同名コミックの実写化作。“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条(平祐奈)。恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲(西野七瀬)と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代(神尾楓珠)の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木(馬場ふみか)は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で”恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係になる。映画を通して「恋」についての考え方が変わったり、新たな発見はあったのか?という質問に対して、神尾は「普段恋について考えることってなかなかありませんが、撮影期間中は恋についてずっと考えていました。恋について感覚的に思っていることをこの映画で言語化してもらえたので、こういうことだったんだなという発見はすごくありました。仕事も恋しているとより頑張ろうと思いますし、恋は人生のモチベーションになると思います」と答える。また西野は「劇中の中で出てくる言葉や答えに、なるほどと思いました。恋は人それぞれ。人に限らずモノだったり場所だったり、色んな恋があると思います」、平は「東雲は恋を知りたくて論理的な方向からアプローチしていきます。現場でもみんなと話していましたが、結局宿木が言っている『好きになったらそれが恋』というのがシンプルでしっくりくるなと思いました。恋とは、自分の見ている景色がピンク色になること。景色が変わって彩豊かになることです」、馬場は「ここまで恋について考えたことはありませんでした。宿木が言っているように、『好きになったらそれが恋じゃん』と私も思いました」とそれぞれの恋の定義を披露した。この日は劇中で行われる交換日記にちなみ、キャスト陣の間で実際に劇中で使われた交換日記の項目に沿って「プチ自慢」や「グッドニュース」「バッドニュース」などの質問が飛び交った。「異性の好きな仕草」を聞かれると、神尾は「3位はリップを塗ってる仕草、2位はポケットに手を入れて歩いている人、1位は字が綺麗な人」と回答。2位の仕草は劇中で北代がやっている仕草で、1位も劇中の交換日記で西条と東雲が美しい字を披露しているなど、作品にかけた回答をしていた。
2022年06月18日「腹筋なんてないですよ、細いだけです(笑)」そう話すのは、今年のカレンダーで“美腹筋”が話題となった神尾楓珠(23)。編集部が腹チラポーズをお願いすると、はにかみながら応じてくれた。現在、神尾はヤンキーコメディドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系・水曜22時~)でクールなイケメンヤンキー・伍代直樹を好演中。伍代はケンカが強いだけでなく、ファッションセンスも抜群。ふだんはクールだが男同士の友情に熱い、という役柄で女性視聴者たちをキュンキュンさせているが、神尾自身はどう感じているのだろうか。「めちゃくちゃいいやつだと思います。モテる要素しかないキャラクターなので、演じるのはちょっと大変ですね。僕との共通点は、私服で黒系が多いことと、落ち着いた話し方やトーン。あとはツンデレなところかな(笑)」(神尾・以下同)演じている本人も納得のモテ男の役だが、実は神尾自身も高校時代、かなりモテていたよう。「先輩フィルターっていうものがあるからだと思いますが、廊下を歩くたびに『あ、神尾先輩だ!』って声が後輩たちから上がってました。聞こえてないフリをしてましたが(笑)。直接告白されることはなかったですけど、『〇〇が気になってるらしいよ』というのを人づてに聞いたりもしましたね」ドラマの中では、伍代が主人公の難破剛(間宮祥太朗)に恋愛のアドバイスをするシーンがあったが。「僕自身は恋愛のアドバイスをされることもないし、するほうでもないです。告白は自分でするタイプ。後悔したくないので」そんな、男らしい神尾が心惹かれる女性はどんな人なのか。「キャピキャピしてるより、落ち着いている人がいいですね。でも冗談が通じてよく笑う人や、お笑い好きな人がいい。年上の女性も魅力的です。余裕があって色気があるし、自立している感じがすごくいいと思います」
2022年06月17日“恋の光が視える”男子が3人の女子と恋を哲学する映画『恋は光』。今作で相棒のような幼なじみを演じた、神尾楓珠さんと西野七瀬さんが語るお互いのこと、そして自分だけにきらきら光って見える大好きなモノのこと。恋する女子が光って視える特異体質を持つ男子・西条と、幼なじみの北代。何でも話し合える相棒で親友、だけど…?はがゆい距離感の二人を演じた神尾さんと西野さんが思う恋とは、光とは。神尾:僕の演じる西条は恋する女子の光が視えはするけど、恋愛経験値はゼロ。北代に助言されてやっと前に進んでるかんじですね。好きになるのは他の女子だけど。でもああいう何でも話せる対等な関係っていいなと思う。西野:私が演じる北代は自分の気持ちを抑えて西条の恋を応援するんだけど、それってすごいことだと思う。私だったら絶対そんなことできないと思います(笑)。神尾:七瀬ちゃんだったら?西野:見て見ぬふりするかも(笑)。神尾:残念ながら北代の恋の光だけは西条には視えないから…。西野:だよね。映画では恋の光をきらきら~って輝きで表現してるけど、神尾くんが思う恋って?神尾:実際光ってると思います。西野:え、ギラギラ系…?神尾:ギラギラではないけど、はっきり、鮮明なピンク色に。西野:私は白かな。太陽に反射してキラッと輝く白い光。神尾:ちょっとこの映画と似てるかも。そういえば北代と実際の七瀬ちゃんも自然体なところが似てると思います。でも語るのは恋じゃなく、お笑いとかゲームだったりするけど(笑)。西野:お笑いとゲームは私にとって光だから。神尾くんにはどっちの話も通じるから話しちゃうし意見も求めちゃう。神尾くんの光は…犬だ!ロケ先でシーズー見かけたときのテンションが…(笑)。神尾:ははっ。うち、おじいちゃんも親戚もシーズー飼ってるんで街の中で遭遇するとパッと目がいっちゃう。うん、確かにシーズーは光って見える!西野:そういえば神尾くんと西条は共通する要素ないなぁ…。神尾:あんな硬派になれないっす(笑)。でも西条みたいに特異体質を持つなら…空を飛べるようになりたい!で、夜の空を移動して東京タワーを上空から見たり。え、空飛びたくないですか?西野:飛びたい、飛びたい(笑)。…って、何かと共感することは多いかも。今回は同級生役だけど、次共演するなら…。神尾:会社の同僚とか?なんとなくだけど、先輩後輩ってかんじがしないから。西野:それならパン屋さんかペットショップの店員さんがいい!神尾:そっち!?でも合うかも。西野:そう、なんかほっこり系が合う気がする。Q. 相手の光って見えるところは?神尾楓珠七瀬ちゃんの光ってるところ?…全部じゃないですか。お話をいただいたときはテレビで見ていたアイドル時代の印象があったので「友達に羨ましがられるかな」とか思いましたけど(笑)、正直アイドルモードで来られたら、人見知りの俺は壁を作っていたかも。でも実際会ったご本人はフラットで相手に気を遣わせない人でした。それがありがたかったです。でも大好きなお笑い芸人さんの話をするときは人が変わったように饒舌になるんですよ。そのときめちゃ輝いてます(笑)。七瀬ちゃんの光を色に例えるとたまご色。ほのぼのと、やわらかな輝きです。西野七瀬神尾くんの光ってる部分は、きれいなお顔(笑)。大きな瞳にまつげもいっぱいあって…歯はちっちゃいのがかわいいなって、ひそかに観察してました(笑)。映画では硬派な役なので、輝きを抑えめにしてましたね。そういう調整機能も備わってそう(笑)。最初はクールな人かと思ってたけど全然!やさしいし、かわいい。好きな音楽も似てて「あの曲いいよね」って言うと動画を探してくれて。え、私のアイドル時代をテレビで見てくれてたんですか?そういえば映画では同級生だけど、何歳下なんだろ…。なんか年齢とかを感じさせない不思議な人です。『恋は光』恋する女子が光って視える特異体質の大学生男子が、恋する3人の女子と「恋とは何か」を語り合い、やがて初恋に出逢う文科系哲学恋愛映画。秋枝の漫画原作を小林啓一監督が映像化。共演に平祐奈、馬場ふみか他。6月17日全国公開予定。かみお・ふうじゅ1999年1月21日生まれ、東京都出身。2015年のデビュー以来、映画やドラマに多数出演。秋には劇団新感線の舞台を控える。今作では真面目で幼少期の心の傷を抱えた大学生、西条を演じている。1枚目写真:コート¥132,000(スタジオ ニコルソン/インコントロ TEL:03・6805・1082)ジャケット¥106,000シャツ¥90,000パンツ¥75,000シューズ¥37,000(以上ルメール/スクワット/ルメール TEL:03・6384・0237)タートルネック¥25,300(ジョン ローレンス サリバン TEL:03・5428・0068)ソックスはスタイリスト私物2枚目写真:ジャケット¥97,900一番下に着たシャツ¥42,900下にはいたパンツ¥35,200(以上スタジオ ニコルソン/インコントロ)シャツ¥39,600(ジョン ローレンス サリバン)スラックス(ジャケット付き)¥22,000ベルト¥6,600(共にジャンティーク TEL:03・5704・8188)シューズ¥69,000(ルメール/スクワット/ルメール)ソックスはスタイリスト私物にしの・ななせ1994年5月25日生まれ、大阪府出身。2011年乃木坂46一期生としてデビュー。卒業後もドラマや映画など演技の分野で活躍。今作では主人公にひそかな思いを寄せるヒロイン、北代役。1枚目写真:コート¥228,000ブラウス¥69,000スカート¥136,000シューズ¥78,000(以上ルメール/スクワット/ルメール)下に着たシャツ¥39,600(ジョン ローレンス サリバン)ソックスはスタイリスト私物2枚目写真:ジャケット¥132,000シャツ¥41,800スカート¥41,800(以上ジョン ローレンス サリバン)ノースリーブ¥13,200(スタジオ ニコルソン/インコントロ)シューズ¥22,000(ジャンティーク)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2022年6月15日号より。写真・三吉杏奈(TRON)スタイリスト・樋口麻里江(TRON)ヘア&メイク・内藤 歩(神尾さん)猪股真衣子(西野さん/TRON)取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2022年06月14日韓国の明洞Muse Clinic(旧 明洞Slim&Young Clinic)は、顔リフト、ボトックス、ヒアルロン酸注射、コラーゲン注射、肌美白/色素、脱毛、ニキビケア、体型/肥満、エイジングケア注射など、様々な施術をより合理的な価格で提供する「日本人限定プロモーション」を実施します。本プロモーションは韓国を訪問する観光客及び韓国国内に居住している日本人にも適用されます。■日本人限定プロモーションのご案内- 期間 : ~2022月12月31日- プロモーションリスト: - 内容 : 顔のリフト、ボトックス、輪郭注射、肌美白/色素レーザー、コラーゲン/ヒアルロン酸注射、タトゥー除去、スキンケア/ピーリング、脱毛、ニキビケア、体型/肥満など(その他、初来店/再訪問プロモーション及びLINE友達追加イベントなどの基本プロモーションも行っています。)■無料相談(日本語可能)● メール相談: slimnyoungjapan@gmail.com ● LINE ID : slimnyoung● 公式ブログ: ■明洞Muse Clinic(旧明洞Slim&Young Clinic)韓国の明洞に位置している明洞Muse Clinic(明洞ミューズクリニック)は旧 明洞SLIM&YOUNG CLINIC時から多くの日本人のお客様が訪れる美容クリニックです。顔のリフト、美容注射、しわ改善、色素レーザー、肌の弾力/再生/美白など、様々な美肌施術をメインとして運営しており、日本でもLINEやメールを通じて日本語で気軽に無料相談や予約が可能です。■明洞Muse Clinicの主な診療案内- 肌色素レーザー- 肌の弾力/再生/美白- しわ- シミ/肝斑/そばかす- フェイスライン- 二重あご、あごライン- 肥満/ダイエット- にきび/毛穴- 顔リフト(レーザー、糸)など様々な美肌に関する診療■クリニック情報- 商号 : 明洞Muse Clinic- 代表者 : 院長 イム・サラン- 公式ブログ(日本語): - LINE相談ID : slimnyoung- メール相談 : slimnyoungjapan@gmail.com - Google Map : - 所在地 : ソウル市中区テゲロ97、CORYO DAEYUNGAK TOWER 3F 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月02日昨年8月に宝塚歌劇団を卒業した珠城りょうの1stコンサート『CUORE』が2022年4月30日(土)から梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕する。開幕を目前に控えた4月下旬、都内で行われている稽古場を取材した(※取材に際して、筆者はPCR検査での陰性を確認し、手指消毒の徹底など、感染予防対策を講じている)。この日は、最初にスタッフから舞台装置の説明がなされた。そのあとはオープニングから、細かく振付や立ち位置を順次確認する稽古だった。構成・演出・振付は川崎悦子。第三舞台、キャラメルボックス、劇団☆新感線、宝塚歌劇団など第一線で数多くの舞台の振付を担ってきた川崎だからこそ、特に踊りに関しては一切の妥協がない。確かにコンサートではあるのだが、珠城はもちろん、出演する上口耕平、アンサンブルもガンガンに踊るので、目でも耳でも思い切り楽しめるステージになりそうだ。珠城が在団中に発売したSpecial Blu-ray BOXに収録されて好評を博した、Official髭男dismの『Amazing』の生パフォーマンスは見応えがあったし、楽しみにしているファンも多いだろう。そのほか印象的だったのは『ミュージックブレイク』。川崎が珠城にリクエストした曲だというが、歌詞も振付も非常にインパクトが大きく、未だに映像が脳裏に焼きついている。また王道の『Sing Sing Sing』も本格的なダンスナンバーとして披露される予定だ。稽古場での珠城は、気さくに他の出演者に話しかけたり、気になった点をコメントしたり。オン/オフをつけながら、創作を楽しんでいるように見えた。ちなみに、タイトルの『CUORE』はイタリア語で「心」の意味だそう。きっと珠城ら出演者たちの心がこもったステージになるだろう。開幕が待ち遠しい。大阪公演は5月3日(火・祝)まで。東京公演は5月13日(金)から5月15日(日)まで、東京国際フォーラム ホールC。スペシャルゲストは彩凪翔(4月30日13:30回、17:00回出演)、愛月ひかる(5月13日17:00回、14日13:30回、17:00回出演)。また、PIA LIVE STREAMでは公演初日の4月30日13:30回をライブ配信する(アーカイブ配信なし)。チケット発売中。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年04月26日神尾楓珠・主演、西野七瀬・ヒロインで人気コミックを映画化した『恋は光』。この度、神尾さん自身が「そこまで自分とはかけ離れていない」と語る、“恋の光が見える”少々理屈っぽい主人公を演じた新場面写真が解禁となった。原作コミックは、“恋する女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも、“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに共感の声が多く寄せられ話題となった。今作で神尾さんが演じた大学生・西条役は、これまでのパブリックイメージを大きく覆すような個性派キャラクターだ。これまで数々の胸キュンラブストーリーや学園ドラマ、大人の恋愛映画など多彩な作品に出演してきた神尾さんだが、西条はレンズの大きな眼鏡をかけ、「うむ」とつぶやきながら指で眼鏡を上に押し上げるような青年で、これまでの神尾さんのキャリアでは珍しいちょっと変わった役どころ。少し理屈っぽい西条は、恋を感情論ではなく論理的に捉えようと分析を重ねていく。今回解禁された写真では、あらゆるところに本が詰まれた畳敷きの雑多な部屋に住む大学生の姿が映し出される。また、幼なじみの北代(西野七瀬)と釣りに行くのが趣味で、そのルックからも一風変わったキャラクターであることがみてとれる。大学生にしては中々穏やかな生活ぶりだが、実は神尾さん自身はそこまで役作りに苦労はしなかったそう。「自分も西条のように落ち着いた部分を持っているし、そこまでかけ離れているとは感じませんでした」と語るが、それはキャスティングをした監督やプロデュ―サーも感じていたこと。初めて神尾さんに会った際、監督は「どこか影のあるような切ない表情や目元、発散しきれていないエネルギーを秘めているような印象を受けました」と回想する。映画デビューを果たして5年が経つ神尾さん。今作では、まったく新しい姿を見ることができそうだ。『恋は光』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋は光 2022年6月17日より全国にて公開©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
2022年04月08日神尾楓珠主演、西野七瀬出演の映画『恋は光』が6月17日(金)より公開となる。この度、新場面写真が解禁となった。原作は秋★枝による同名人気コミック。“恋する女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに『ウルトラジャンプ』連載時から共感の声が多く寄せられ話題となった。“恋の光”が視える西条はある日「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんなの様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で「恋とはなんぞや?」と考えはじめ、やがて不思議な四角関係に。数千年もの間、人類誰しもが悩んできた「恋」を、果たして彼らは解くことができるのか。そして、それぞれの恋の行方は。大学生・西条を演じるのは、最も注目を集めている俳優・神尾楓珠。西条にずっと片想いをしながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を西野七瀬が演じる。共演には平祐奈、馬場ふみかが顔を揃えた。脚本・監督は『ももいろそらを』(2013年)、『殺さない彼と死なない彼女』(2019年)と、美しい画作りが国内外から高く評価されている小林啓一。風光明媚な、情緒に溢れたロケーションは、原作の空気感を捉えている。神尾が今作で演じた西条役は、彼のパブリックイメージを大きく覆す個性派キャラクター。これまで数々の胸キュンラブストーリーや瑞々しい学園ものに出演し、まさに「爽やかイケメン」という表現がぴったりな神尾だが、西条は「うむ」とつぶやきながら指で大きなレンズの眼鏡を上に押し上げるような青年だ。おまけに少し理屈っぽく、恋を感情論では無く論理的に捉えようと分析を重ねていく。解禁された写真では、あらゆるところに本が詰まれた畳敷きの雑多な部屋に住む等身大の大学生の姿が映し出される。また、幼なじみの北代と釣りに行くのが趣味で、そのルックからも一風変わったキャラクターであることが見てとれる。大学生にしては中々穏やかな生活ぶりだが、神尾自身は「自分も西条のように落ち着いた部分を持っているし、そこまでかけ離れているとは感じませんでした」と語り、そこまで役作りに苦労はしなかった様子だ。しかし、それはキャスティングをした監督やプロデュ―サーも感じていたこと。初めて神尾に会った時のことを、監督は「どこか影のあるような切ない表情や目元、発散しきれていないエネルギーを秘めているような印象を受けました」と明かした。映画デビューを果たして5年が経つ神尾。スクリーンに新しい姿を焼き付けた彼の演技に期待したい。『恋は光』6月17日(金)公開
2022年04月08日舞台・演劇・映像作品などの制作事業を行う株式会社テアトルアカデミー(所在地:東京都新宿区、代表:神野嘉文)は、シンガーソングライター・杏珠(あんじゅ)の自身初となる配信音源「鏡」を、2022年3月19日(土)にTWORKS RECORDSからリリースすることをお知らせいたします。鏡(ジャケット)2022年3月25日から3月31日まで、池袋シネマ・ロサにて上映されるアクション映画『Phantom Pain』(ファントムペイン)の主題歌に抜擢された、シンガーソングライター杏珠の歌う「鏡」が3月19日にリリースされました。杏珠にとって初の音源リリースとなる「鏡」は、自身の内面の声を、どこかノスタルジックなサウンドと徐々に重厚さを増すコーラスに乗せて紡ぎ、祈りのような神秘性をも感じさせる楽曲に仕上がっています。リリースに際して、『Phantom Pain』の監督を務めた柿原利幸、アクション監督を務めた浅井星光がコメントを寄せています。「映画『Phantom Pain』主題歌コンペで初めてこの曲を聴いたとき、何という不思議な曲だろう??と思い、柿原監督にすぐに『この曲どうでしょうか?』と、その日のうちに相談した曲です。一度聴いたら耳から離れない、そんな曲でした。」エグゼクティブプロデューサー/アクション監督浅井星光「楽曲の底知れぬ魅力を感じた。浅井星光エグゼクティブプロデューサーから主題歌にとご提案頂き、何度も聴く。次第に輪郭が見えて来るテーマ、深い世界観。この作家性、凄い…!映画の主題歌に迎えられた事で、現実と虚構(仮想世界)の写し鏡がより際立った。私は、この楽曲の魅力を存分に味わっているかも知れないし、まだ半分にも満たないのかも知れない。」監督柿原利幸Phantom Pain『Phantom Pain』【あらすじ】仮想世界の中に存在するアクションゲーム《ファントムペイン》は、世界大会が開かれるほどの大人気ゲーム。鈴木知佳(守谷菜々江)は、現実世界で何事もうまくいかずゲームの中に自分の居場所を求め、頂点を目指すフリーター。幼少期に消息不明となった妹がゲームの中にいるという情報を得た山口紗栄子(眞嶋優)は、プロゲーマーとなりゲーム世界で妹を探し求める。現実世界で悩む彼女たちは、果たして《ファントムペイン》の中で答えを見つける事ができるのか?【キャスト】・守谷菜々江・眞嶋優・浅井星光 ほか【上演詳細】公開日時:2022年3月25日~3月31日場所 :池袋シネマ・ロサ杏珠杏珠(あんじゅ)シンガーソングライター。4歳より音楽理論を学び6歳よりピアノを専攻。幼い頃より学んだクラシック音楽や母がよく連れていってくれたミュージカル、父が聴いていた80年代、90年代の洋楽から今も影響を受けている。高校三年生の時、文化祭でクラスソングを製作し、作曲の楽しさを知る。本格的に曲を作り始めたのは大学一年生の時。現在は演技にもチャレンジし、表現としての音楽の幅を広げようとしている。杏珠よりコメント:「『鏡』はアーティスト活動を始めて2番目に作曲した楽曲で、これから音楽と共に生きていくうえで良い出発、船出となるようにと、私自身に向けての曲でもあります。誰しもが日々を生きる中で孤独を感じることがあると思います。そんな時に、自分を信じ、自分を鼓舞してくれる”自分”がいることを忘れないでいたい。この楽曲が皆さまの旅のお供になれれば幸いです。」<楽曲情報>「鏡」発売日 :2022/3/19発売形態:DIGITAL SINGLEレーベル:TWORKS RECORDS収録曲 :1.鏡各配信サイト 【会社概要】社名 : 株式会社テアトルアカデミー所在地 : 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-14-3代表 : 神野嘉文創業 : 1980年11月28日事業内容: タレント育成事業プロダクション事業TV・CM・映画などへの出演斡旋事業舞台・演劇・映像作品などの制作事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月19日2022年3月14日に急逝していたことが分かった、俳優の宝田明さん。同月17日の報道以降、多くの人から悲しみの声が広がっています。【訃報】宝田明、急逝87歳「さびしい」「大好きでした」『ゴジラ』Twitterアカウントが宝田明さんを追悼1954年に公開された特撮映画『ゴジラ』で初主演を務めたことで知られる、宝田さん。それを皮切りに、『モスラ対ゴジラ』や『ゴジラ FINAL WARS』など、数々の『ゴジラ』シリーズに出演していました。訃報から一夜が明けた同日18日、『ゴジラ』のTwitterアカウントは、宝田さんへの追悼メッセージを公開しています。宝田明さんの突然の訃報に接し、大変驚いております。1954年11月3日公開の「ゴジラ」を皮切りに、数多くのゴジラシリーズにご出演をいただきました。晩年までゴジラを愛し続けてくださったレジェンドを失ってしまった事は残念でなりません。心からの感謝とともにご冥福をお祈り申し上げます。— ゴジラ (@godzilla_jp) March 18, 2022 「ゴジラを愛し続けてくださったレジェンドを失ったことは残念でなりません」と、宝田さんの死を悔やむ、『ゴジラ』Twitterの運営者。その後、「心からの感謝とともに、ご冥福をお祈り申し上げます」とつづっています。宝田さんへの想いが詰まった追悼メッセージは、多くの人の心を打ちました。・同意見です。ありがとうございます…。・宝田さんのことは、決して忘れません。・物心がつく頃から、ゴジラシリーズ作品とともに生きてきた私にとって、宝田さんはなくてはならない存在でした。ご冥福をお祈りします。宝田さんは、今後も数々の作品の中で生き続けるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年03月18日2022年3月17日、俳優の宝田明さんが同月14日に急死していたことが分かりました。87歳でした。昭和を代表するスター俳優、宝田明(たからだ・あきら)さんが14日に東京都内の病院で急死していたことが17日、分かった。87歳だった。サンケイスポーツーより引用宝田さんは、1954年に公開された、特撮映画『ゴジラ』で初主演を務めています。そのほかにも、ドラマや舞台など、幅広く活躍した宝田さん。182cmの高身長と、甘いルックスで約70年間にわたり、視聴者を魅了し続けました。宝田さんの訃報に、さまざまな声が上がっています。・背が高くて渋くてとてもかっこいい俳優さんでした。いくつになっても元気だと思っていたけれど。さびしくなります。・宝田さんが第二次世界大戦の終戦直後の話を、テレビ番組で話していたことを今でも覚えている。ご冥福をお祈りいたします。・宝田さんが80代で出演した映画『ダンスウィズミー』が印象的です。軽やかなステップに驚いていました。2022年3月10日には、アイドルグループ『乃木坂46』の岩本蓮加さんとダブル主演した、映画『世の中にたえて桜のなかりせば』のイベントに参加していました。数日前まで元気な姿を見せていただけに、多くの人が宝田さんの急逝に驚きを隠せないようです。宝田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年03月18日昨年8月に宝塚歌劇団を退団した元月組トップスターの珠城りょうが、1stコンサート『CUORE(クオーレ)』を開催する。「在団中含め、初めてのコンサートです。コンセプトは“新しい世界に飛び出す”。新しい球城りょうをお見せしたい」と意気込む珠城に話を訊いた。早くから注目を集め、近年では珍しい入団9年目という速さでトップ就任した珠城。人柄がにじむ温もりある舞台姿、ダイナミックなパフォーマンスに人気が高く、記憶に残る舞台を数々送り出してきた。「私はすべての表現は心がベースだと思い、心を一番大事にしてきました。その気持ちが伝わったらと思い、タイトルをイタリア語で心を意味するCUOREにしました」と、タイトルに込めた思いを明かす。内容も、珠城のやりたいことが詰まっている。「構成・演出・振付は私の希望で川崎悦子先生にお願いしました。宝塚でも振付なさっていますが在団中にご一緒できなかったのと、私は(川崎が多く振付として関わっている)劇団☆新感線がとても好きなのもあり、先生にお願いできたらと。選曲なども先生とご相談している最中ですが……在団中にOfficial髭男dismさんの『Amazing』のカバーをリリースしたのですが、それを初めて生パフォーマンスします! 宝塚の楽曲も何曲か歌います。それも自分が演じたものではなく、ファンの皆さんが「珠城さんでこの役が見てみたかった」と言ってくださっていたものの中からチョイスしようと思っています」と構成の一端を明かしてくれた。昨年退団したばかりの元雪組スター彩凪翔、元星組スターの愛月ひかるがスペシャルゲストとして出演するのも話題。一見、接点はなさそうに見えるが……?「意外と組が違っても生徒同士の交流はあるんですよ。愛月さんは一期上なのでお話する機会も多く、男役について、お芝居について熱く語ったことも。彩凪さんも、気付いたらよくお話しするようになっていました。意識し刺激も受ける関係です。お二方ともプライドを持って舞台に立つ姿がカッコよく、いつか一緒に芝居ができたらいいねというお話はしょっちゅうしていました。でもなかなか共演は難しく、最後はコロナ禍で『タカラヅカスペシャル』(年に一度、組を超えスターが一堂に会するイベント)もないまま卒業してしまったので、今回同じステージに立てたらいいなとご相談させていただきました」とのこと。夢の共演に期待が高まる。「在団中は毎日生きていくことに必死だった。今はのんびり生活しています」と穏やかに笑うその姿からは“新しい自分”を楽しんでいることが伝わってくる。今まで見たことのない珠城に出会えるに違いない。公演は4月30日(土)から5月3日(火・祝)に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、5月13日(金)から15日(日)に東京国際フォーラム ホールCにて。取材・文:平野祥恵
2022年03月08日2022年4月からテレビ東京系で放送を開始するテレビドラマ『先生のおとりよせ』の追加キャストが新たに発表されました。『先生のおとりよせ』に橋本マナミ、神尾楓珠、財前直見が出演決定原作は、漫画家の中村明日美子さん、小説家の榎田ユウリさん共著による同名作品『先生のおとりよせ』。すでに、主人公のドSで不愛想な官能小説家・榎村遥華役に向井理さん、小説家・榎村とタッグを組んでコラボ作品を執筆することになるドМな漫画家・中田みるく役に北村有起哉さんの出演が発表されていました。また、新たに追加キャストとして橋本マナミさん、神尾楓珠さん、そして財前直見さんの出演が発表に。橋本さんは、出版社の編集長・九堂今日子役、榎村たちの住むマンションの配達を担当している、配達員・鬼女島君役を神尾さんが、また、マンションの管理人・東雲さん役を財前さんが演じます。物語の主軸となる『おとりよせグルメ』とはまた別の、個性豊かな登場人物が織りなすサイドストーリーにも注目です。九堂今日子役:橋本マナミさんコメントドラマの内容もとても面白いので演じる側としてもかなり楽しませてやらせていただいています。リフレッシュ出版の編集長として主人公のお二人を引っ張っていくのですが、仕事のできる女でありながら他にも色々な個性が飛び出してくる今日子。私も大好きなキャラクターです。お二人の間でどのような動きをするのか、今日子の言動にも注目していただけたら嬉しいです。鬼女島君役:神尾楓珠さんコメント鬼女島は「おとりよせ」を配達してくる重要な役割を担っているので、ワンシーンワンシーンを大事に演じたいと思います。東雲さん役:財前直見さんコメント台本で、東雲さんって、さんがついているのが嬉しくて、楽しく明るく遊ばせてもらっています。個性溢れる主演のお二人と共演出来た事が何より嬉しいです。癖のあるスパイスになるように頑張ります。『先生のおとりよせ』メインビジュアル解禁追加キャストの発表に加え、ドラマのメインビジュアルも解禁に。おとりよせグルメも盛りだくさんのにぎやかな1枚は、原作の表紙をオマージュした内容となっています。しかし、原作の表紙にそっくりなようで、少し違うところも。原作ファンは、見比べてみるのも楽しいかもしれません。『先生のおとりよせ』は、2022年4月8日金曜日、深夜0時52分から放送スタートです。[文・構成/grape編集部]
2022年02月22日