「爆音映画祭 in 109シネマズ名古屋」が、2019年3月29日(金)から4月4日(木)まで、109シネマズ名古屋で開催される。2004年にスタートした「爆音映画祭」は、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、ハイクオリティな爆音と共に映画を上映するイベント。これまで全国各地で企画されているが、109シネマズ名古屋では4回目の開催となる。今回の注目作は、2019年2月に開催された第91回アカデミー賞において主演男優賞、音響編集賞、録音賞、編集賞の最多4部門での受賞を果たした『ボヘミアン・ラプソディ』。伝説のロックバンド「クイーン」の名曲を爆音と共に楽しんでほしい。また長編アニメーション賞を受賞し、“スパイダーマン映画史上最高傑作”と呼び声の高い『スパイダーマン:スパイダーバース』(日本語吹替版)も「爆音映画祭」に初登場する。ほかにも、「爆音映画祭」の常連『ラ・ラ・ランド』や、『グレイテスト・ショーマン』『レ・ミゼラブル』『アニー』といったミュージカル映画をはじめ、ウルトラバイオレンスリベンジホラー『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『シン・ゴジラ』など全15作が上映される。新旧織り交ぜた作品ラインナップは、仕掛け人の樋口泰人が「これぞ“爆音”で堪能してほしい」と考えるこだわりのセレクト。各上映作品は、迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、それぞれに適した音響調整がなされており、ベストな音響環境で作品を堪能することが可能だ。【開催概要】「爆音映画祭 in 109シネマズ名古屋」開催期間:2019年3月29日(金)~4月4日(木)会場:109シネマズ名古屋(愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60-14 マーケットスクエアささしま 2F)料金:1作品一律 1,800円(税込) ※エグゼクティブシートは 2,500円(税込)チケット発売:・109シネマズ名古屋 WEB販売 3月1日(金)0:00(=2月28日(木)24:00)~ チケット購入サイト:・109シネマズ名古屋 劇場窓口販売 3月1日(金)劇場営業開始時間より(但し各回、残席がある場合のみ)<上映作品>ボヘミアン・ラプソディ、レ・ミゼラブル、グレイテスト・ショーマン、ラ・ラ・ランド、バーレスク、ANNIE/アニー[初] 、君の名前で僕を呼んで、バジュランギおじさんと、小さな迷子[初] 、シン・ゴジラ、マッドマックス 怒りのデス・ロード、マンディ 地獄のロード・ウォリアー[初]、遊星からの物体X<デジタル・リマスター版>、スパイダーマン:スパイダーバース<日本語吹替版>[初]、パプリカ、ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow[初]
2019年03月02日「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」が、2020年2月5日(水)から2月11日(火・祝)まで、東京・お台場のユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて開催される。「爆音映画祭」8度目のお台場開催2004年にスタートした「爆音映画祭」は、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、文字通り爆音かつ高品質な音と共に映画を上映するイベント。これまで全国各地で企画されているが、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場では2019年10月に続く8度目の開催となる。ミュージカルの名作を映画化『キャッツ』が初登場今回は、映画『キャッツ』が初登場。世界累計観客動員数8100万人を記録する大ヒットミュージカルを映画化した話題作だ。壮大なスケールで描かれるミュージカルの世界観を、爆音で楽しめる。レディー・ガガの『アリー/スター誕生』、『ボヘミアン・ラプソディ』また、レディー・ガガが初主演を務めた『アリー/スター誕生』も初登場。さらに、『ボヘミアン・ラプソディ』や『グレイテスト・ショーマン』『バーレスク』『ブルース・ブラザース』など、音楽をテーマにした名曲揃いの映画の数々を高品質な音響で上映する。ライブさながらの上映やシークレット作品もその他、『ジョン・ウィック:パラベラム』『プロメア』といった作品が登場。『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』は全回ライブのように楽しめる“マジLOVEライブ上映”で上映される。また、“爆音の醍醐味”を凝縮したシークレット作品にも注目だ。迫力あるシーンはよりダイナミックに、緊張感あるシーンはよりきめ細やかに新旧織り交ぜた上映作品は、仕掛け人の樋口泰人が「これぞ“爆音”で堪能してほしいと」と考えるこだわりのセレクション。各上映作品には、迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、それぞれに適した音響調整がなされており、ベストな音響環境で作品が堪能出来るという。開催概要「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」開催期間:2020年2月5日(水)~2月11日(火・祝)開催場所:ユナイテッド・シネマアクアシティお台場住所:東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場内<チケット>料金:爆音上映 2,000円(税込)、マジLOVEライブ上映 2,000円(税込)、爆音絶叫上映/爆音応炎上映 2,200円(税込)発売日:・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場WEB販売1月15日(水) AM0:00〜(にて販売・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場劇場窓口販売1月15日(水) 劇場営業開始時間9:00より(但し各回、残席がある場合のみ)キャッツ[初]、アリー/スター誕生[初]、ボヘミアン・ラプソディ、グレイテスト・ショーマン、バーレスク、ブルース・ブラザース、ジョン・ウィック:パラベラム、T-34 レジェンド・オブ・ウォー[初]、ガールズ&パンツァー 劇場版、プロメア、劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム、シークレット作品[初/シークレット作品につき、タイトル非公表]
2019年01月14日公演初日を迎えた舞台『GIRLS REVUE』の囲み取材が10日、東京・有楽町のオルタナティブシアターで行われ、乃木坂46の樋口日奈、伊藤純奈、鈴木絢音、元乃木坂46の能條愛未が舞台への意気込みなどを語った。この日からスタートした同舞台は、乃木坂46の樋口日奈、伊藤純奈、鈴木絢音、そして同グループの卒業生でもある能條愛未ら女性のみで構成されるレビューショー。耳馴染みのある曲や一緒に盛り上がれる曲をキャスト陣が披露するなど、2019年のはじまりにふさわしいステージとなっている。そんな同公演の初日を控え、4人は報道陣の取材に応じた。現在の心境を問われた樋口は「1カ月ぐらい前からキャストの皆さんと稽古が始まり、今日まであっという間過ぎて、今日始まるのがまだ怖いなというところがあります。ですが、勢いのまま初日を迎え、どんどん良いものをみんなで作っていければと思っています」と意欲を見せ、伊藤も「各々不安はあると思いますが、チームワークがいいですし、この雰囲気なら本番は乗り切れると思います。そこは安心してやりたいなと思っています」と自信を見せた。また、乃木坂46を卒業してから初めての舞台となる能條は「気持ちや覚悟だったり意思みたいなものを皆さんに伝わったらいいと思っています」と覚悟をにじませて、「とにかく仲の良いメンバーなので、この4人で足並み揃えて最後まで駆け抜けられたらと思っています」とかつての同僚とともに共闘を誓っていた。今年成人を迎える伊藤と鈴木。昨年11月に20歳となった伊藤は「あまり実感が沸かないんですが、成人式は一生に一度のもの。思い出に残るものにしたいなと思います」と成人式を楽しみにしている様子。一方の鈴木は「私はまだ19歳なので、20歳になったというのはありませんが、可愛い振り袖が着れるならいいなと思うぐらいですかね」と話していた。舞台『GIRLS REVUE』は、1月10~27日(14・20日は休演)に東京・有楽町のオルタナティブシアター、2月1・2日に大阪・サンケイホールブリーゼでそれぞれ公演される。
2019年01月11日国内外の主要な美術館にコレクションされ、世界的に活躍する陶芸家・黒田泰蔵の美術館では初となる個展「黒田泰蔵 白磁」が、2019年1月12日から4月9日まで、静岡のヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。《白磁 梅瓶》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto空間に溶け込むように静謐でありながら、緊張感あふれる力強さをもつ陶芸家・黒田泰蔵の白磁。1966年、20歳の若さでパリに渡り、のちの人間国宝となる陶芸家の島岡達三と運命的な出会いを果たした黒田は、カナダで陶芸を始めた。日本に帰国した後も、黒田はさまざまな技法で精力的に作陶に携わっていくが、45歳の時、「轆轤成形、うつわ、単色」という3つの条件を自身に定め、白磁のみの制作に傾注する。本展は、アメリカ・オハイオのクリーブランド美術館やニューヨークのブルックリン美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、国内外の主要な美術館にその作品がコレクションされ世界的に知られる、黒田の美術館で初となる個展。轆轤に初めて触れてから約半世紀の後に辿り着いた白磁の現在を、黒田の代名詞といえる円筒を始め、梅瓶や花入、台皿などさまざまな白磁の最新作で展観する。磁土との対話の中、個を極限まで消していくことで純化された白磁がみせる抽象の世界。轆轤の回転が生み出す柔らかで張りのあるフォルム、釉薬を用いず、焼締めの後に磨かれた表面の艶やかな陰影、宙空へと薄く挽き上げられた口縁など、その美しさの特質には枚挙にいとまがない。《白磁 花入》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto会期中の2月下旬頃には、展覧会カタログが刊行。美術館の展示風景や出品作品の図版だけでなく、40年近く伊豆に窯を構え制作してきた作家の貴重なアトリエ風景が収録される。また、毎週土曜日の14時15分からは、会場にて担当学芸員が展覧会概要と作品の解説を行うギャラリートークが開催。申込不要で、当日の観覧券を持って直接会場へ行けば参加できる。クレマチスの丘にあるケヤキの緑に囲まれた和食の店、日本料理テッセンの1階にある「うつわ茶房 KEYAKI」でも、「͏黒田泰蔵展」が同時開催。2019年1月12日から4月9日の会期中、ヴァンジ彫刻庭園美術館で展示される作品とは別の白磁作品が展示される。静岡の地でうつわの可能性を追求し続けてきた黒田の、究極の白磁を堪能してみては。【展覧会情報】黒田泰蔵 白磁会期:2019年1月12日〜4月9日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘 347-1時間:1月10:00〜16:30、2・3月10:00〜17:00、4月10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:1〜3月 大人1,000円(900円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料4月 大人1,200 円(1,100円)、高・大学生800円(700円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体割引休館日:水曜日
2018年11月27日「マクロス爆音映画祭」が、2019年1月11日(金)より東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスシネマ、名古屋・109シネマズ名古屋にて順次開催される。本イベントは、各地で開催され好評を博している「爆音映画祭」のスピンオフ企画。1982年より続くロボットアニメの金字塔である「マクロス」シリーズ全ての劇場版作品を、音楽用のライヴ音響システムを使用して、文字通り爆音で上映する。上映ラインナップは、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『マクロスプラス-MOVIE EDITION-』『劇場版マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』『劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~』『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』の全7作品だ。イベントを手がけるのは、「爆音映画祭」シリーズの仕掛け人・樋口泰人。各上映作品には、迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、それぞれに適した音響調整がなされており、ベストな音響環境で作品が堪能出来る。【開催概要】「マクロス爆音映画祭」料金:・1回券(日時・座席指定券) 「劇場版マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!」1,500円(税込)、その他の作品 2,000円(税込)・1日通し券(日程・座席指定券) 12,000円(税込) ※但し、除外日あり※「マクロス爆音映画祭」来場者に“フィルムコマ風しおり”(全7種類)を劇場にてプレゼント。※全7種から1種をプレゼント。フィルムの種類は選択不可。※数量限定、無くなり次第終了。上映作品:『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『マクロスプラス-MOVIE EDITION-』『劇場版マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』『劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~』『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』<東京>開催期間:2019年1月11日(金)〜1月24日(木)会場:新宿ピカデリーチケット発売:■1回券(日時・座席指定券) ※新宿ピカデリー限定発売新宿ピカデリーWEB販売:2018年12月27日(木) 18:00新宿ピカデリー窓口販売:2018年12月28日(金) 劇場オープン時より■1日通し券(日程・座席指定券) ※プレイガイド限定発売マクロス公式ホームページ先行抽選受付期間:2018年11月23日(金・祝) 23:00~11月30日(金) 23:59プレリク抽選受付期間:2018年12月6日(木) 12:00~12月9日(日) 23:59一般発売:2018年12月14日(金)10:00~ ※売り切れ次第終了<大阪>開催期間:2019年2月1日(金)〜2月14日(木)会場:なんばパークスシネマチケット発売について:■1回券(日時・座席指定券) ※なんばパークスシネマ限定発売なんばパークスシネマWEB販売:2019年1月17日(木) 18:00なんばパークスシネマ窓口販売:2019年1月18日(金) 劇場オープン時より■1日通し券(日程・座席指定券) ※プレイガイド限定発売マクロス公式ホームページ先行抽選受付期間:2018年11月23日(金・祝) 23:00~11月30日(金) 23:59プレリク抽選受付期間:2018年12月6日(木) 12:00~12月9日(日) 23:59一般発売:2018年12月14日(金)10:00~ ※売り切れ次第終了<名古屋>開催期間:2019年4月5日(金)〜4月18日(木)会場:109シネマズ名古屋チケット発売について:■1回券(日時・座席指定券) ※109シネマズ名古屋限定発売109シネマズ名古屋WEB販売:2019年3月21日(木・祝) 22:00109シネマズ名古屋窓口販売:2019年3月22日(金) 劇場オープン時より■1日通し券(日程・座席指定券) ※プレイガイド限定発売マクロス公式ホームページ先行抽選受付期間:2019年2月9日(木) 18:00~2月15日(金) 23:59プレリク抽選受付期間:2019年2月20日(木) 12:00~2月24日(日) 23:59一般発売:2019年3月1日(金)10:00~ ※売り切れ次第終了
2018年11月26日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10年目に突入する。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし、奥田泰、藤井青銅、ディレクターの石井玄、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第2回は、構成作家の奥田泰にインタビューを実施した。○オードリーとの出会い――奥田さんがオードリーさんの番組につかれたきっかけをお聞かせください。芳樹さん(宗岡芳樹)がディレクターの頃に、ネタコーナーを強くしたいとなって、声をかけてもらいました。――確かに奥田さんはナイナイさんのオールナイトニッポンで常連のハガキ職人でしたよね。芳樹さんとは元々接点があったのですか。芳樹さんが営業から制作に異動になって、『チュートリアルのオールナイトニッポンR』で最初に仕事をしました。その後、ナイナイさんの番組本の制作で一緒にじっくりやらせてもらって、という感じです。――オードリーさんの番組につかれた時期はいつですか。13年の1月です。サンドウィッチマンさんがゲストに来られたスペシャルウィーク(12年12月12日放送)の後の、切りが良いタイミングでしたね。前任の長永(拓也)さんと入れ替わりでした。――オードリーさんとはその以前から接点があったのですか。お2人は覚えていないと思うんですけど、『ヤンピース』(ニッポン放送/06年~08年)という番組に作家として入っていたんですが、若手芸人だけがゲストで来る1週間があって来ていただきました。――以前からご存じだったんですね。オードリーさんへの印象は、ラジオに携わる前と後で変わりましたか。こういう印象だと最初から決めつけていたわけではないので、あまりないですね。ただ、春日さんがあんなに人見知りだとは思いませんでしたけど(笑)。無言でずっといられる方ですしね。○ブース内で"基本しゃべらない"理由――奥田さんは放送中、オードリーさんと一緒にブースに入られています。放送ではよく奥田さんの笑い声が聞こえてきますが、例えば「オチ前で笑わないように」など、意識していることはありますか。それは思うんですよ。春日さんのツッコミの前に笑わない方がいいなとか。我慢することもありますが、素直に面白いと笑っちゃいますね(笑)。若林さんは、僕らにしか分からないことをたまに言ったりするんですよ。さっきの楽屋の話が前提だったり、あとは同世代だからこそ分かることだったりとか。――奥田さんとオードリーさんの2人は同年代ですよね。若林さんも春日さんも微妙なラインをついてくるんですよ(笑)。『キン肉マン』の話でも「ヘル・ミッショネルズ」とかは俺らの世代でもパッと出てこないワードなんです。「ネプチューンマン」や「ビッグ・ザ・武道」とかはすぐ出てくるんですが。そこがちょっと面白いというか、聞いたら絵が出てくるんで、思わず笑っちゃいますね。――他の番組ではブースの作家さんが補足的にしゃべることもあったりしますが、奥田さんはほとんどしゃべられないですよね。そこは意識されているのですか。そうですね。そっちの方がいいと思ってますし、基本しゃべらないですね。ただ、言った方がいいときは、オンエアで聞こえる声じゃなく言ったり、書いたりはしています。例えば、「ここからはありでここからはなし」と名前を挙げていくトークをたまにするじゃないですか。そういったときは、2人が後から見ながらしゃべれるように、言ったことを僕がパーッと書き留めますね。○放送前、春日俊彰が必ず行う"仕事"――フリートークの内容について、お2人から事前に相談されたりするんですか。いや、トークには一切かかわらないです。ただ、若林さんとは本番前にしゃべっていますけどね。だからトークは生放送で全部初めて聴くんですよ。――若林さんとはどんなお話をされているんですか。ここでは言えない話が多いですね(笑)。――春日さんとは話されないんですか。「しんやめ」(コーナー「死んでもやめんじゃねーぞ」)を持っていて、「お願いします」だけです(笑)。春日さんだけ会議室が別なんですが、春日さんの仕事として、お菓子の袋を全部開けるという作業があるので、それは今でもやってもらっています。だから1回はこっちの会議室に必ず来られますね。――そんなルールがあるんですね(笑)。どういう経緯でそうなったんですか。分からないです。昔からそうなんですって。春日さんが全部袋をガンガンガンって開けていきます。だからお菓子を食べたくても、春日さんのところに行って、「すみません、開けてもらっていいですか」と言いにいきますね(笑)。○採用されやすいネタメールとは――話は戻りまして、ブースに入られる以外に、作家としてどんなお仕事をされているか、お聞かせください。主なところではネタメールの最初の粗選びですね。やはり一定レベルに達したものでないと、放送にはのせられないので。そこまで絞ったものを若林さん、春日さんにお見せします。後は本人たちがに好きなように選んでもらえばいいと思っているので。――どんなメールを省くのか、基準があればお聞かせください。まず、放送に適してない表現のあるものですね。後はお2人に合ってない内容のものです。例えば下ネタは読む人によって使えるワードが変わるので、「しんやめ」で春日さんが言って大丈夫かどうか、判断します。おぎやはぎさんなら言ってもいいけど、他の芸人さんだとキツイことがあるじゃないですか。――確かに、おぎやはぎさんの2人が言うから、許されていることもありますよね(笑)。それと芸能人ネタであれば、他のラジオやテレビのバラエティでよくネタにされる人は、新しい触れ方であればはじかないですね。例えばクロちゃんなどをネタにしても、どうしても後追いになってしまうので。後は、言い回しが長すぎてキレが悪すぎるものやオチが先にきちゃってるものでなければ、基本的にははじかないです。――となると、あまり作家側では省かないんですね。こっちの趣味、僕が好みかどうかでははじかないです。だから客観的に見て成立さえしていれば、お2人に持っていきます。――オードリーさんは放送前、ご自分たちでかなり選ばれているんですね。そうですね、2人とも選んでいますよ。芸人さんのラジオのよくある光景だとは思いますね。――それでは最後に、『オードリーのオールナイトニッポン』は10周年イヤーに突入しましたが、奥田さんの中でこの番組はどういう位置づけですか。ブースで好きなように笑って、1週間をリセットする感覚ですね。だから日曜日は仕事がないとうれしいです(笑)。
2018年10月19日「映画は“音”で、もっと楽しめる!」のコンセプトをもとに贈る「爆音映画祭」。このたび、2回目の開催となる「新宿ピカデリー爆音映画祭」が決定、『バーフバリ王の凱旋』<完全版>や『グレイテスト・ショーマン』などに加え、この夏に続編が公開されるミュージカル映画『マンマ・ミーア!』が爆音に初登場する。「爆音映画祭」は、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、作品の持つ“音”の世界や可能性を極限まで探求、高品質な“音”を大音量で表現する映画祭。これまで各地で開催され、大好評を博してきた。新宿ピカデリーでの「爆音映画祭」は、2月10日(土)~3月2日(金)まで2週間開催された前回に続いて、今回で2回目。総合的にプロデュースするのは、2004年から東京・吉祥寺バウスシアター、そして日本全国各地にて音楽用のライヴ音響システムを使用しての数々の爆音上映を企画・上映し、まさに“爆音”という「新しい映画の楽しみ方」を創出した樋口泰人氏(株式会社boid代表)。映画愛に溢れ、繊細かつアーティスティックなプロデュースで定評のある樋口氏が、これぞ“爆音”で堪能してほしいと考える新作・旧作9本の名作を選出、それぞれに適した音響調整を実施した。■“爆音”初登場『マンマ・ミーア!』『バーフバリ』完全版など豪華9作品を上映『マンマ・ミーア!』“爆音”初上映エーゲ海を舞台に「ダンシング・クイーン」をはじめとする「ABBA」の大ヒットナンバーが彩った大ヒット作が“爆音”に初登場。8月には10年ぶりの続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が公開される。『グレイテスト・ショーマン』鳥肌立ちっぱなし!2018年前半、大ヒットをなおも更新中。冒頭の、リズムを刻む無数の足音で一気に物語に引き込まれ、最後まで“爆音”が包み込む、夢のような世界に鳥肌が立ちっぱなし!『バーフバリ』前編・後編を連続上映いま日本中で空前絶後な人気を博し、観る者全ての想像を遥かに超える圧倒的な熱量で人々魅了してやまない『バーフバリ』前編・後編を連続上映。さらに後編『バーフバリ王の凱旋』は6月から全国公開となる<完全版>でお届け。『キングスマン』2作は“爆音”の定番にもはや爆音映画祭の定番作品といっても過言ではない『キングスマン』と、その続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』も登場!大人気シリーズを、2作立て続けに大スクリーン、しかも“爆音”で楽しめるのはファン垂涎のチャンス。迫力のあるシーンは、よりダイナミックに、緊張感のあるシーンは、よりきめ細やかになるよう、作品、シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧が調整されているのが“爆音”の魅力。これまでにはない新たな感動体験を楽しみにしていて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationマンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Pictures
2018年04月27日全国的に展開中の“爆音映画祭”を手掛ける樋口泰人が総合プロデュースする「バーフバリ爆音映画祭」が、4月5日(木)~8日(日)の4日間限定でMOVIX堺にて開催されることが決定した。ライブ用の音響システムを使い、大音量の中で映画を観・聴くという試みの爆音上映。2008年から映画祭として始動し、現在では全国で爆音上映&爆音映画祭を展開している。今回上映されるのは、S.S.ラージャマウリ監督が手掛けたインド映画。赤ん坊の頃村人に拾われ、シヴドゥ(プラバース)と名付けられ勇ましい青年へと成長した彼が、王国へと乗り込んで行くのだが、そこで25年間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知り…というあらすじの『バーフバリ 伝説誕生』(R15+指定)と、その続編にして完結編『バーフバリ 王の凱旋』。インドをはじめ、アメリカなど全世界で人気を博し、“バーフバリ旋風”を巻き起こした。そんな話題作2本を、4日間の期間限定で上映が決定。初日となる5日(木)は、“爆音絶叫上映”を開催。なお、チケット販売は、3月24日(土)より開始。詳しい上映スケジュールなどはぜひ公式Webサイトで確認して欲しい。「バーフバリ爆音映画祭」は4月5日(木)~8日(日)4日間限定でMOVIX堺にて開催。(cinemacafe.net)
2018年03月20日アイドルグループ・乃木坂46の樋口日奈が9日、ミュージカル『恋する・ヴァンパイア』(・はハート)の公開ゲネプロに登場し、共演の戸塚祥太(A.B.C-Z)、京本大我(SixTONES/ジャニーズJr.)とともに取材に応じた。同作は2015年に上映された同名映画の連動展開として、ストーリーを刷新。ヴァンパイアの哲(戸塚)、人間の女の子・キイラ(樋口)との恋心を描く。戸塚によるギターの弾き語りや、男性陣のヴァンパイア対決も行われる。ヒロイン・キイラ役の樋口は、ヴァンパイアの学校の理事長・デレック(東山義久)から狙われる役で、戸塚との恋のシーンだけでなく、血を吸われそうになるピンチや、東山とのペアダンスのシーンも。囲み取材では「稽古を重ねてきて、皆さんとより絆が深まったんじゃないかなと思ったので、千秋楽まで楽しんでいければ」と意気込んだ。また、劇中では戸塚だけでなく樋口もギターの弾き語りを披露。戸塚が「日奈ちゃんもギター、この期間で覚えたんですよ」と紹介すると、樋口は「大変でした。こんなに難しいんだと思って、教えていただきました」と苦笑する。「初めは弦を押さえるのが痛いし、思うように音が鳴らなくて難しいなって。改めて、弾ける人ってすごいと思いました」と印象を表した。特に難しかったところを聞かれると、「あの……なんていいたらいいんだろう?」と言葉につまり、戸塚が「ストローク?」と助け船を出す。樋口は「用語がわからないんですけど、(戸塚と京本に)こっちの音がいいよって教えてもらったり、ギターの難しい単語を教えてもらったり」と練習を振り返り、「せっかくこういう機会をいただけたので、続けたいな」と意欲を見せた。
2018年03月09日ミュージカル界のスター達が名ナンバーを歌い、昨年好評を博した「THE BEST OF MUSICAL CONCERT」の第2弾が行われる。今回新たに参加するのは、樋口麻美。劇団四季を退団して以来の本格的な舞台だ。THE BEST OF MUSICAL CONCERT 2017 チケット情報「この数年、李涛さんや木村花代さんのライブに出演する以外、舞台に携わることなくのんびり過ごしていました」と言う樋口。「演劇人としてまだまだ登るべきところがあったと思いますが、私自身はひとつの時代が終わった感覚があり、引退したつもりでした。主体性がないので(笑)置かれた場所で咲けたらと思っていたところ、今回、有難いお誘いをいただいたんです」待望久しい登場にふさわしく、コンサートには樋口自身「思い入れが強い」と語る四季時代の代表作がずらり。『ライオンキング』の「シャドウランド」、『マンマ・ミーア!』の「手をすり抜けて」「ダンシング・クイーン」、『夢から醒めた夢』の「二人の世界」、『ウィキッド』の「自由を求めて」……。さらに『アイーダ』や『コーラスライン』の名曲も予定している。「声にも歴史があり、最初はソプラノ系だったのが『ライオンキング』辺りから地声に挑戦し、『壁抜け男』ではファルセットを、『ウィキッド』では高いFまで出すなど、その都度歌い方を開拓していったものを、ひとつの舞台で調整するのは挑戦ですね。今の私の声を楽しんでいただけるのか、不安もあります」同じ劇団出身の頼もしい共演者たちの存在も、大きな支えだ。「鈴木壮麻さんは私が観客として『美女と野獣』などの舞台を拝見していた“天上人”のような方。同じ板の上に立たせていただくなんて光栄でしかないです。今回もリハーサルで鈴木さんの『オペラ座の怪人』を聴くだけで『やったー!』と幸せで(笑)。福井晶一さんとは『アイーダ』のアイーダとラダメスをペアで演じた間柄。私の長所も短所も、音のピッチ感も、全部わかってアジャストしてくれます。(木村)花代は同期で、唯一無二の親友。ふたりで『夢から醒めた夢』のピコとマコを演じた、『阿吽』の『阿』の字すら要らない相手なんです。彼女のライブでデュエットした時も自分の体の一部がみつかったような感覚でしたね。やはり皆さん、方法論が同じところで育っているだけに、歌詞の立て方、音の伸ばし方や切り方、リズムの取り方などが自然に合う。楽しいし、心強いです」久々の大舞台で、樋口がどのような表現者の顔を見せるのか、気になるところ。「歌を通してミュージカルの素晴らしい世界が広がり、お客様に届けばいいなと。そこに私が少しでも力添えでき、応援してくださる皆様に恩返しできたらと願っています」「THE BEST OF MUSICAL CONCERT 2017」は12月20日(水)・21日(木)、新国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年12月12日樋口真嗣(『シン・ゴジラ』)が総監督を務める最新作「ひそねとまそたん」の発表会見が12月3日(日)、「東京コミックコンベンション2017」が開催中の千葉県・幕張メッセで行われた。オリジナルのテレビアニメーションとして2018年に放送される予定だ。『ローレライ』『日本沈没』、そして『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』といった話題作を手がけ、昨年、社会現象を巻き起こした『シン・ゴジラ』では、庵野秀明総監督とともに第40回日本アカデミー賞の最優秀監督賞に輝いた樋口監督。その最新作発表の場に選ばれたのが、アメリカから上陸したポップカルチャーの祭典“東京コミコン2017”だ。ドラゴンがコスプレをしたら?奇想天外なオリジナルストーリー主人公は航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた新人、甘粕ひそね。彼女の仕事は、基地に秘匿された戦闘機に擬態するドラゴン「OTF(変態飛翔生体)」に乗り込み、ドラゴンを大空高く舞い上げる飛行要員…という設定だ。国家的な命運を左右するとも言われるドラゴンには、 はたしてどんな秘密が隠されているのか?そんな本作の奇想天外な発想について、樋口監督は「昔から日本にいる不老不死のドラゴンが、戦闘機のコスプレをして、空を飛んだらどうなるか考えていた」と誕生秘話を明かした。ちなみに、タイトルにある“まそたん”はドラゴンの名前だという。脚本は「あの花」の岡田麿里!さらに豪華スタッフが結集!“あま絵”の青木俊直がキャラクター原案シリーズ構成(脚本)を手がけるのは、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里。「以前、岡田さんと別の企画を開発していて、それは流れてしまったが、お互い『このまま、さようならは嫌ですね』って思いがあって。岡田さんにも温めていた話があって、(会話の)キャッチボールをするなかで、岡田さんとならできるかなと。岡田さんにアニメというフィールドに引きずり込まれたのが最大の理由」(樋口監督)。この日の会見には樋口監督をはじめ、キャラクター原案の青木俊直氏、モンスターコンセプトデザインを手がけるコヤマシゲト氏、アニメーション制作を担当する「ボンズ」の代表取締役である南雅彦氏が出席した。樋口監督は、青木氏がウェブで公開した「連続テレビ小説 あまちゃん」モチーフの“あま絵”に「惚れた」そうで、「この絵が動き、物語性が付いたら、すごいだろうなと。それなら、手描きのアニメーションがいいなと思った」と映像面での構想について語った。『シン・ゴジラ』の次、なぜテレビアニメ?樋口総監督は、会見の締めくくりとして、新たな挑戦としてテレビアニメを選んだ理由を以下のように語った。「昨年の『シン・ゴジラ』で、劇映画については突き詰めてしまった感があり、同じことをしても縮小再生産にしかならないと思った。今の自分が何をしたいか、何ができるか…。その可能性として、いちばんやりたいのがアニメーションという形態だった」今後、声優陣の発表も待たれるが「無理を言って、声を先に録るプレスコを採用し、すでに3~4話分、収録している。もちろん、絵も作っています」とファンの期待をあおっていた。「ひそねとまそたん」は2018年放送決定。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、作品の持つ“音”の世界や可能性を極限まで探求、高品質な“音”を大音量で表現する映画祭「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」が、12月9日(土)・10日(日)の2日間で開催されることが決定した。これまで、日本各地で行われたきた爆音映画祭。丸の内ピカデリー3では、つい先日まで『ブレードランナー 2049』『ダンケルク』『インターステラー』『インセプション』などが上映されていた。そして今回、この爆音映画祭がユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて初開催が決定。総合的にプロデュースするのは、2004年から東京・吉祥寺バウスシアター、そして日本全国各地にて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての数々の爆音上映を企画・上映し、まさに“爆音”という「新しい映画の楽しみ方」を創出した樋口泰人(株式会社 boid代表)。樋口氏がこれぞ“爆音”で堪能してほしいと考える7本の名作を、今回新作・旧作織り交ぜ選出し上映。迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、作品・シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧を調整していくことで、これまでには決して体験することのできなかった新たな感動を創造する。上映されるのは、まずエドガー・ライト監督が本格的ハリウッド長編映画デビューを果たした最新作『ベイビー・ドライバー』。アクションをガンガン引っ張る最高にクールなサウンドトラックを、爆音で存分に堪能できる。また、数々の賞を受賞し話題となった、極上ミュージカル・エンターテインメント『ラ・ラ・ランド』。そして、『セッション』『キングスマン』『ワイルド・スピード SKY MISSION』も上映。さらに、今年4月に亡くなったジョナサン・デミ(享年73)追悼上映も実施。2015年公開のメリル・ストリープ出演作『幸せをつかむ歌』、1984公開の『ストップ・メイキング・センス』の2本が上映される。なお、チケットの販売は11月18日(土)0時より公式Webサイトにて、同日劇場営業開始時間よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場劇場窓口にて販売(各回残席がある場合のみ)。「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」は12月9日(土)・10日(日)ユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開(C) 2014 Universal Picturesセッション 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVEDキングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporationラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年11月15日女優の樋口可南子、杉咲花、俳優の竹内涼真が7日、都内で行われたソフトバンクの新テレビCM発表会に出席した。ソフトバンクは、白戸家シリーズの新たなCM「古田の説明」編を11月8日から、「父の職業」編を11月15日から全国で放映開始。樋口可南子や上戸彩といった白戸家の面々に、今回から新たに白戸家の一員となった古田新太、竹内涼真、杉咲花に加え、プロレスラーの長州力や真壁刀義がゲストで出演し、古田が上戸彩の婚約者役、そして竹内と杉咲が子供役という設定となって新たな展開が繰り広げられる。白戸家がどうなるのかはっきりしなかった同CMシリーズ。上戸と臨んだ直近のCMについて樋口は「メイキングと聞いていたんですが、スタジオに入ったら花束贈呈で、私も彩ちゃんもうろたえて涙目になるし、スタジオを出たら彩ちゃんは涙が出ていて、私も久しぶりの泣きました」と白戸家がなくなると思ったらしいが、白戸家が継続されることを聞かされて「やっと周りの人に白戸家はこのまま続けますと言える日が来てホッとしています」と安堵した様子。新たに加わった竹内と杉咲について「白戸家の爆弾ですね。竹内くんは緊張しないので、いつか緊張させたいと思います(笑)」と笑わせながら、「新しい白戸家が展開されるので楽しみです」と期待を寄せた。今後のCMでは、古田が上戸彩の婚約者役となって新たな家族になるという設定だが、それにちなみ「将来プロポーズするとしたらどんなプロポーズをしたい?」という質問に竹内は「ものすごい指輪を用意したいと思います。これを受け取ったら断れないぐらいの、キラキラした大きなダイヤモンドを。それと周りの人を巻き込みたくないので、2人っきりの場所がいいですね。2人っきりの時にひざまずきたいです」と回答。それを聞いた樋口は「気持ち悪い! そういうの嫌だわ」と拒否反応を示し、杉咲も「ちょっとギョッとするかもしれないです」と樋口に同意見で、それを聞いた竹内は「じゃあやめます」と簡単に翻す場面も。そんな竹内に対して樋口が「指輪が大きいとか、そういうことじゃないと思うの。気持ちを伝えた方がいいですよ」と優しくアドバイス。杉咲も「ひざまずきは却下で(笑)。やっぱり結婚して下さいっていうはっきりとした言葉が聞きたいですね」と理想のプロポーズを明かしていた。
2017年11月07日映画館に大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、作品の持つ“音”を大音量で表現する映画祭「丸の内ピカデリー爆音映画祭」(以下、爆音映画祭)が大好評につき、2回目の開催が決定!10月13日(金)~11月10日(金)の期間、丸の内ピカデリー3にて実施される。爆音映画祭では、リドリー・スコット監督の傑作SF映画『ブレードランナー』(1982)の待望の続編『ブレードランナー 2049』が10月27日(金)より全国公開するのを記念して、『ブレードランナー 2049』そして『ブレードランナーファイナル・カット』の初爆音上映が決定!そして爆音映画祭をプロデュースする樋口泰人(株式会社Boid代表)が、スタンリー・キューブリック、クリント・イーストウッド、クリストファー・ノーランの傑作など、これぞ“爆音”で堪能してほしいと考えた名だたる豪華名作の数々を、新作・旧作織り交ぜ選出し、作品それぞれに適した音響調整を実施。(全ラインナップは下部に記載)また、全ラインナップのうち、『ブレードランナー 2049』『ブレードランナーファイナル・カット』『ジャージー・ボーイズ』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『あゝ、荒野 <前篇・後篇>』『ハドソン川の奇跡』は爆音映画祭初上映となる。迫力のあるシーンは、よりダイナミックに、緊張感のあるシーンは、よりきめ細やかに、作品・シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧が調整されており、これまでには決して体験することのできなかった新たな感動が体験できる機会。大好きな作品も、爆音で観ればまた違った面白さに出会えるかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedジャージー・ボーイズ 2014年9月27日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC ENTERTAINMENTインターステラー 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDキングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporationこの世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2017年09月22日舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)』のプレスコール及び囲み取材が26日、行われた。会見にはのび太役の小越勇輝、しずかちゃん役の樋口日奈(乃木坂46)、ジャイアン役の皇希、スネ夫役の陳内将、チッポ役の佃井皆美、脚本・演出の鴻上尚史が出席した。同作は藤子・F・不二雄作『ドラえもん』大長編シリーズの同名映画が原作。のび太がピンクのモヤをくぐると動物が人間の言葉を話すアニマル惑星にたどり着き、惑星を守るために立ち上がる。鴻上尚史作・演出で2008年に上演され、今回が9年ぶりの再演となる。世の中に様々な作品を送り出してきた鴻上だが、今回『ドラえもん』9年ぶりの再演に「キャストが若々しくなりました。みんな若いのにキャリアがあるので、とても真面目に役作りに取り組んでもらいました」と違いを語る。そして「ドラえもんの舞台化……? と思われるかもしれませんが、しっかりとドラマがあって物語を楽しんでいただける作品です」と太鼓判を押した。イケメンすぎるのび太として話題になった小越は、「こうして衣裳・ヘアメイクを身につけて照明・音響に助けられると、演じる『のび太』のキャラクターが濃くなってくるのを感じています」と自信を見せる。「のび太が、チッポをはじめとするアニマル惑星のみんなと出会って成長する物語でもあるので、その様子を伝えられればと思っています」と意気込んだ。「ワクワクしかない」という樋口は、「舞台上でドラえもんの道具もいくつか出てきますが、夢の詰まったシーンでとても気に入っています」とアピール。ジャイアン役の皇希は「精一杯、のび太をいじめたいと思います(笑)」と役について語った。また、チッポ役の佃井は犬の衣装に挑戦し、「見た目だけでも楽しんでいただける作品です」を自信を見せた。原作のスネ夫の個性的な髪型に悩んだという陳内は、「ヘアメイクさんにとても素敵に作っていただきました」と感謝の気持ちを表す。「裏で早替えやスタッフワークなど、様々な技を目の当たりにして、改めて『演劇ってすごい!』と思いました」としみじみしながらも、「僕にできることは、作り上げてきたものを板の上で全力で出すのみ」と気合いを入れた。東京公演は2017年3月26日~4月2日、サンシャイン劇場にて行われる。また、福岡公演はキャナルシティ劇場にて4月7日~9日、愛知公演は刈谷市総合文化センター 大ホールにて4月14日~16日、宮城公演は多賀城市民会館にて4月21日~23日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月29日~30日。(c)Fujiko-Pro
2017年03月26日『キングコング:髑髏島の巨神』のキングコングの雄たけびや、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の迫力のエンジン音などを、高品質の音響で楽しむ「丸の内ピカデリー爆音映画祭」が開催されることになった。「映画は“音”で、もっと楽しめる!」というコンセプトをもとに、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティング、作品の持つ“音”の世界や可能性を極限まで探求し、大音量で表現する“爆音”映画祭。これを総合的にプロデュースするのは、2004年から、いまはなき東京・吉祥寺バウスシアター、そして日本全国各地にて音楽用のライブ音響システムを使用して数々の爆音上映を企画・上映し、まさに“爆音”という「新しい映画の楽しみ方」を創出した株式会社boid代表・樋口泰人。爆音によって、視覚までもが変わり映画そのものも違って見える、大音響でなければ聴こえてこない微かな音までも聴こえる、といった画期的な面白さで人気を博している。今回は、映画愛にあふれ、繊細かつアーティスティックなプロデュースで定評のある樋口氏が、これぞ“爆音”で堪能してほしいと考える6本の名作を、新作・旧作織り交ぜて選出、作品それぞれに適した音響調整を実施する。まさに映画祭開催日から封切りとなる最新作『キングコング:髑髏島の巨神』では、“爆音”で響き渡るキングコングの雄たけび、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では、“爆音”のエンジン音を轟かせ砂漠を爆走する戦車群、そして一転、無限の宇宙を彷徨う『ゼロ・グラビティ』では、樋口氏が無音の宇宙を“爆音”でどう表現するのかも、見どころとなっている。迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、作品・シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧を調整していくことで、新たな感動を創造する爆音映画祭。かつてない映画体験を、楽しみにしていて。「丸の内ピカデリー爆音映画祭」は3月25日(土)~4月7日(金)まで丸の内ピカデリー3にて開催。上映作品<全6作品>■『キングコング:髑髏島の巨神』■『マッドマックス怒りのデスロード』■『マッドマックス怒りのデスロード<ブラック&クローム>エディション』■『ダークナイト』■『ゼロ・グラビティ』■『パシフィック・リム』(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダークナイト 2008年8月2日、3日先行公開、8月9日より丸の内プラゼールほか全国にて公開TM & © DC Comics© 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedゼロ・グラビティ 2013年12月13日より全国にて公開(C) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.パシフィック・リム 2013年8月9日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCCマッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDキングコング:髑髏島の巨神 2017年3月25日より全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS,LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月02日「Mr.Children」の「HERO」MVやNHK Eテレのプチプチ・アニメ「森のレシオ」などで知られる村田朋泰が手がける、児童文学の名作「陸にあがった人魚のはなし」のコマ撮りアニメーション(パイロット版)制作のため、本日2月21日(火)よりクラウドファンディングがスタート。山下敦弘監督ら公式アンバサダーからコメントも到着した。「陸にあがった人魚のはなし」は、米国の詩人ランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。むかしむかし…。離れ小島に1人で暮らす狩人。ある日、海から聴こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人間の世界は、人魚の世界にないものばかり。好奇心旺盛な人魚は、狩人と一緒に暮らすようになる。やがて小熊、山猫、ひとりぼっちになった人間の男の子が、狩人と人魚に出会い、1つの家族となった。違う動物同士、一緒に暮らすといろいろな事件が起きたが、みんながお互いを好きで、理解して愛したいと思っていた。そうして何年も経ち、やがて人魚は、海ではわからなかった感情を知るように。見た目の違いは、問題ではない。これは、お互いの存在と違いを思いやる、ある1つの家族の物語――。今回のクラウドファンディング目標金額は、350万円(税込)。達成しなかった場合は制作をしない“ALL or NOTHING”方式となる。また、支援者へのリターンは共作性を重視。エンディングロールへの名前記載、制作日誌お便り、制作・撮影現場への招待、第1回制作会議への参加など、支援者と一緒に作品を製作する内容となっている。担当者は、現代にも通じるこの物語に「まるで私たちに深い問いを投げてくるようです」と言う。「この可愛らしくかつ斬新な表現で愛の在り方を示唆するファンタジーを、国内外から注目を集める村田朋泰氏によってコマ撮りアニメーション化したいと思います。映像化にあたり内容的にも世界観的にも村田氏のコマ撮りアニメーションほど合っているものはないでしょう」と期待を込める。「しかし、コマ撮りアニメーションは時間もコストもかかり実現が容易ではないため、今回、本プロジェクトに共感していただける皆様とクラウドファンディングを通して、まずはパイロット版を作成することにいたしました。なお、完成したパイロット版を持って本編制作の資金を募っていきますが、もし達成しなければパイロット版の制作はありません…!完成への第一歩を一緒に踏み出しませんか?応援をよろしくお願いいたします!」と語り、支援を募る。さらに、『ぼくのおじさん』『オーバー・フェンス』などで知られる山下敦弘監督や、『チェブラーシカ』『ちえりとチェリー』の中村誠監督をはじめ、応援者からの激励コメントも到着している(順不同)。■山下敦弘(映画監督)2017年、現在において人形アニメーションを作り続けている村田さんは本当の変態だと思う。自分みたいに「映像なら何でもやります!」というスタンスでドラマやCMなど何でも引き受けるチャラ男とは違い、人形を一コマ一コマ動かし、シコシコと撮影する村田さんは生粋の変態だ。“変態、変態”と連呼してるけど、ここで言う変態とは自分にとって最大の褒め言葉だ。作品作りにおいて変態ほど信用できる人間はいない。そんな村田さんが長編を作る。変態が作る長編人形アニメーション。つまらない作品になるはずがない。ただただ楽しみだ。■中村誠(映画監督)村田朋泰さんの作品は、音が少ない。登場人物たちが話さない。音楽も控えめだ。その背景美術の見事な広がりに対して、パペットの作りとアニメーションは言ってみればとてもプリミティブだ。静かで、素朴な作品群。しかし「路」シリーズや「森のレシオ」から伝わってくるこの言葉に出来ない激しい感情は何なのだろう。僕の勝手な憶測なのだが、村田さんはそれをこそ、伝えようとしているのではないだろうか。無理やり言葉にすれば、それはかつて誰もが通過したはずの「記憶」だ。心の片隅に忘れられ転がっているその記憶を村田さんの作品は揺り動かす。そして僕たちはそれが心の片隅にあったことを痛烈に思い出すのだ。静かな作品が揺り動かす激しい感情。それこそが、村田さんの作品の魅力なのだと僕は思っている。「陸にあがった人魚のはなし」で、今度はどんな記憶を揺り動かされることになるのか、僕は楽しみに待っている■秦俊子(アニメーション作家)可愛さの中に哀愁が漂う人形や、感情がうまく表現されている照明、引き画の広々とした空間と美しさなど、村田朋泰さんの人形アニメーションは画面に映るものすべてが魅力的です。また、登場キャラクターの記憶や関係の変化が、丁寧に作りこまれたモチーフを通じて展開していくところにも心を惹かれます。村田さんの作品を観ると、モチーフに込められた思いというものを表現する上で、人形アニメーションは最適な表現方法だと気付かされます。「陸にあがった人魚のはなし」の映像化に大いに期待しております。制作の実現を心から応援しています!■森和美(漫画家)地に弾ける雨粒、風に流され雪上を滑る木の枝、陽射しに揺れる水面、うつろう影、輝く樹液や粘菌、瞬く星、賑やかな森。瞳に花を閉じこめた少 女、毛むくじゃらの優しい生き物、初めて見るのに懐かしい異形のものたち。村田さんのアニメーションは画面の彼方此方に小さな命が溢れています。コマ撮りという作業を思えば、なんという積み重ねかと溜息が出るほどです。彼らはたいてい言葉を発してくれないのですが、目を凝らして彼らと出会う時、私たちは新しい友だちを得る事が出来るのです。知らない筈の世界と人をいつの間にか慕わしく思ってしまうー「陸にあがった人魚のはなし」でも、きっとそんな体験をさせて貰えるのではないでしょうか。■武田一義(漫画家)手作りの風景とキャラクターが、起こる出来事が、みんな可愛くて可笑しくて、ぽーっと見惚れて声出して笑って、ちょっと切なくなって、終わる頃には心の中に愛おしさが溢れている。村田朋泰さんが創る世界が好きです。新たな世界の誕生を心待ちにしています。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(約3分間)制作のクラウドファンディングは2月21日(火)~5月8日(月)まで「Makuake」にて募集。(text:cinemacafe.net)
2017年02月21日マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』スペシャルイベントが1月19日(木)、歌舞伎町シネシティ広場にて行われ、ゲストに日本語版声の吹き替えを務めた樋口可南子、松下奈緒、三上哲が登壇した。思い思いのマーベルキャラクターのコスチュームに身を包んだ大勢のファンを前に、樋口さんは、「上から見ていると、扮装している方がたくさんいて楽しーい!」と、コスプレを“扮装”と独特の表現に言い換え、ウキウキとした表情だった。『ドクター・ストレンジ』は『アベンジャーズ』、『アイアンマン』などで知られるマーベル・スタジオ作品で、累計興収1兆円を突破した話題作。突然の交通事故により、神の手と呼ばれる両手を失った天才外科医ドクター・ストレンジが、指導者エンシェント・ワンのもと人智を超えた力を手にし、壮絶な魔術の戦いに巻き込まれていく運命を描く。ドクター・ストレンジの魅力について、演じたベネディクト・カンバーバッチの声優を務める三上さんは、「最初は普通の人で、だんだんヒーローになっていくのがすごく共感できるっていうか」と話すと、ストレンジの元恋人であるクリスティーン役の松下さんも「格好いいだけではなく上品さもあって、とても人間味がある。そこがいままでのヒーローとは違いますよね」と夢中になった様子。魔術の師として導くエンシェント・ワン役の樋口さんは、実は吹き替え初挑戦だそう。樋口さんは、「最初にお話をいただいたとき、予告編を観てとっても面白いと思いました。この年で吹き替え初挑戦ですけど(笑)、今回は“この人、好き!”と思ってやりました。吹き替え1年生なので技術はないですが、気持ちはたっぷりと込めたつもりです!」と気持ちを込めた。さらに「ベネさまのこういうヒーロー役は初めてで、戸惑い、修行しながらヒーローという過程をたっぷりと描いているので、何とも人間らしく、かわいいし魅力的だと思います」と、ベネディクトの思い入れも明かした。この日はドクター・ストレンジの時間を操る魔術にちなみ、「マネキンチャレンジ」ならぬ「ドクター・ストレンジチャレンジ」を開催。極寒の中、観客と樋口さん、松下さん、三上さんも1分近く動きをストップした。瞬きさえしなかった樋口さんの女優魂に称賛が集まる中、樋口さんは「皆さん、すごいですね!役者さんみたい」とテンション高くチャレンジを楽しんでいた。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月19日2016年1月10日にこの世を去った唯一無二の表現者にしてアーティスト、デヴィッド・ボウイ。ミュージシャンとしてだけでなく、俳優としても数々の作品に出演した彼が初主演を務めた映画『地球に落ちて来た男』が、2017年の誕生日(1月8日)と命日(1月10日)の週を中心に全国にて追悼上映されることが決まった。アメリカの作家ウォルター・テヴィスの同名SF小説を、『美しき冒険旅行』『赤い影』のニコラス・ローグ監督が映画化し、新天地を求めて地球に降り立った宇宙人トーマス・ジェローム・ニュートンをボウイが演じる本作。1月の訃報を受け、7月にリバイバル上映されたが、来たるボウイの70歳の誕生日と一周忌に再び全国で上映される。ある日、地球に宇宙船が落下する。砂漠に降り立った宇宙人は、あまりに美しい容姿を持っていた。その後、弁護士のもとを訪れた彼は、人知を超えた9つの特許を元に弁護士とともに巨大企業を作り上げていく。アメリカのかつての大富豪ハワード・ヒューズなどを思わせる、彼の奇妙な暮らしが始まり、彼は全米の注目の的に。いった彼は何をしようとしているのか?彼は何者なのか?もちろん、そんな彼の勢威を恐れる者たちも出てくる。彼の秘密の計画は思わぬ妨害を受け、彼の暮らしは一変。果たして彼は、故郷の星に戻ることができるのか…。本作の主人公は歳をとらない。実際には、地球人よりはるかに遅く歳をとるという設定なのだが、劇中のボウイもまた歳をとらない。人々やあらゆるものの変化を見ることはできるが、それを止めることはできない不老ゆえの憂鬱が、映画全体を覆っていく。その憂鬱は、現実のボウイに重ねられる。劇中で流れるロイ・オービソンの「ブルー・バイユー」、アーティ・ショウの「スターダスト」などの古い楽曲は、この映画のなかでは単に懐メロとしてではなく、不老のまま未来をも生き抜く誰かが聴いた懐メロのように、過去からではなく未来から聞こえてくるようかのよう。劇中には、現実のデヴィッド・ボウイの歌は一切使われていないが、しかし、それらはまるでボウイが彼らに作らせた曲のようにも聞こえてくる。また、本作への出演の後に発表した『ステイション・トゥ・ステイション』『ロウ』の2枚のアルバムジャケットをはじめ、2015年にはオフブロードウェイのミュージカル化を自らプロデュースするなど、本作の影響は色濃い。一周忌追悼上映にあたり、本作配給のboid主宰・映画評論家の樋口泰人氏は、「ここにきてまるでアメリカの『現在』そのもののようにも見えてくるこの映画のアメリカと現実のアメリカを、そのねじれた視線で幻視する、そんな力技が求められているのだと思う。これは過去に作られた映画かもしれないが、まさに未来に向けて、そして未来の視線によって、いつかくるだろうその日のために作られた映画でもある。わたしたちはそれが今であることを知っている。――第45代アメリカ大統領が選出された日に――」という序文を寄せている。ボウイがこの世を去った日から1年が経とうとしている。7月の本作の再上映、9月にはサントラが制作40年後にして初リリース。2017年1月8日のボウイ誕生日からは「DAVID BOWIE is デヴィッド・ボウイ大回顧展」が開催、そして二見書房から原作「地球に落ちて来た男」が1月10日に刊行予定、1月14日からは1973年のロンドン、ハマースミス・オデオンで行った歴史的ライヴを収録したドキュメンタリー『ジギー・スターダスト』の劇場公開も控えており、まだまだ話題が尽きない。デヴィッド・ボウイ一周忌追悼『地球に落ちて来た男』は2017年1月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月01日先日全米公開され、初登場1位を獲得したマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』。この度、実力派女優の樋口可南子と松下奈緒が本作で声優デビューを果たすことが決定。さらに、これまで多くの作品でカンバーバッチの吹き替えを担当している三上哲と、人気声優・小野大輔ら実力派声優の参加も明らかとなった。上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジ。突然の交通事故で神の手を失った彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により人智を超えた力を手に入れ魔術師となった彼は、“闇の魔術”の存在を知り、世界を滅亡から救う戦いに巻き込まれていく。だが、たとえ敵であっても、医者である彼に命を奪うことができるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる――!11月4日に全米で公開された本作は、公開3日間で興行収入約8,500万ドル(約88億4千万円)の大ヒットスタートとなり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては、14作連続の第1位を記録。公開2週目の週末も、約4,300万ドル(約46億円)で2週連続No.1を獲得している。そして今回、日本語吹き替え声優が決定!上から目線の天才外科医、ドクター・ストレンジが唯一心を許す元恋人、女医のクリスティーンを、女優だけでなくピアニスト、歌手としても活躍する松下さん。交通事故で外科医としての道を断たれたドクター・ストレンジを「魔術」の師として導くエンシェント・ワンを、CM「白戸家」シリーズの母親役でもお馴染みの樋口さんが、それぞれ吹き替え声優に初挑戦する。ドクター・ストレンジがヒーローへと目覚めていく過程を描くストーリーにおいて、唯一の理解者であるクリスティーンと、魔術の師であるエンシェント・ワンは欠かせない存在。樋口さんは「設定自体がもう数百歳という理解できない!」と話すも、「エンシェント・ワンの剃髪は美しくて、それが神秘的であの世界にぴったりはまっているなと見ていて…あ、私も剃髪したことがある!と思いました。なんとなく画面を見ていてエンシェント・ワンの後ろ姿というか腕を組んだりする姿を見て、私も腕を組む癖があるので、声を合わせながら自然と後ろで手を組んだりして『あ、これちょっと似てる』と思ったりしました」と役柄との思わぬ共通点を語った。また、難しいことだらけだったと感想を述べた松下さん。作品については「迫力ある映像というのも勿論ですが、今回私がやらせていただいたクリスティーンと、ドクター・ストレンジの2人の会話劇だったり、2人にしかわからないこと、2人の世界観というのがすごく魅力的に描かれています」と話し、「“どこかツンデレだけど放っておけない魅力”があるドクター・ストレンジ。自信家で、ちょっと自意識過剰なところは私もすごく好き」とコメントした。さらに女優陣に加え、ベテラン声優陣の参加も決定。主人公のドクター・ストレンジ役には、日本でのベネディクト・カンバーバッチ人気を不動のものとした「SHERLOCK(シャーロック)」を始め、多くの作品でカンバーバッチの吹き替えを担当している三上哲。ドクター・ストレンジの兄弟子で、共に闇の魔術との戦いに挑むモルド役には、「涼宮ハルヒの憂鬱」「黒執事」などのアニメ作品はもちろん、「glee/グリー」「GOTHAM/ゴッサム」といった海外ドラマの吹き替えも務める小野大輔が担当。数々の吹き替えを担当してきた三上さんも、本作は大変だったとふり返り、「アクションの要素もありながら、ストレンジの成長の物語にもなっているところが魅力」と本作の見どころを述べ、「上から目線の傲慢なキャラクターは、言葉で聞くとあまりいい役には聞こえないかもしれませんが、何故かカンバーバッチさんが演じると品があるというか、悪くみえないのが不思議です。事故で全てを失い、壮絶な修行を経て変わっていく姿に思わず応援したくなるキャラクターです」と役どころを説明した。また小野さんも「最初から力があるわけではなく、挫折を乗り越え精神を鍛えてヒーローになるというストレンジの姿に勇気をもらいました。ちゃんと弱さを持ったヒーローなので共感も出来ますし、それを克服するストレンジは男から見ても純粋に格好良い男だなと思います」とコメントを寄せた。『ドクター・ストレンジ』は2017月1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月16日女優の松下奈緒と樋口可南子が、マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日)で吹き替え声優に初挑戦することが15日、明らかになった。11月4日に公開された全米で2週連続1位を獲得した本作は、傲慢な天才的な外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれ、全てをうしなったスティーヴン・ストレンジが、魔術の力と出会い、壮絶な修行と強大な敵との死闘を経てドクター・ストレンジへと生まれ変わる様を描いた作品。主人公ドクター・ストレンジをベネディクト・カンバーバッチが演じる。このたび、松下と樋口の声優参加が決定。上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジが唯一心を許す元恋人、女医のクリスティーンを松下が、交通事故で外科医としての道を断たれたドクター・ストレンジを「魔術」の師として導くエンシェント・ワンを樋口が、それぞれ演じる。松下は、初の吹き替えは「難しいことだらけでした」と振り返り、「普段、日本語吹き替え版の映画を観ているのと、いざ自分でやってみるのでは全然違っていて、ひとつひとつのシーンに対して本当に大事に命を吹き込むかのように、声をちゃんと入れていかなければいけないな、という事を感じました」と説明。主人公のドクター・ストレンジについても、「自信家で、ちょっと自意識過剰なところは私もすごく好きなんです。でも、そういう人が『実はすごく動物好き』とか『枕が変わったら寝られない』とか、『あ、こういう人でもそういう一面があるんだなぁ』って思ってキュンとしますね」とコメントしている。樋口は、「エンシェント・ワンは設定自体がもう数百歳という理解できない!という設定な上、魔術を使う設定」「演じるティルダ・スウィントンさんのお芝居も抑えたお芝居で、魔術が使えるからといってすごく大げさなお芝居があるわけではなくて、淡々と時々笑みを浮かべながら静かにお芝居をするという…そういうお芝居は本当に難しくて」などと演じる難しさを告白。「私も剃髪したことがある!」「私も腕を組む癖がある」とエンシェント・ワンとの共通点も明かした。また、主役のドクター・ストレンジ役には、『SHERLOCK(シャーロック)』をはじめ、多くの作品でカンバーバッチの吹き替えを担当している三上哲。そして、ドクター・ストレンジの兄弟子で、共に闇の魔術との戦いに挑むモルド役は、数多くの人気キャラクターを演じている小野大輔に決定した。(C)2016MARVEL
2016年11月16日NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」ミュージックビデオなどで知られる映像作家・村田朋泰氏により、米国の詩人ランダル・ジャレル原作の童話「陸にあがった人魚のはなし」の映像化を目指す、クラウドファンディングがスタートすることになった。離れ小島でひとりで暮らす狩人が、海から聞こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人魚が初めて知った人間の世界は、人魚の世界にはないものばかり。しかし、人魚は、たとえ不便であっても人間の世界を理解し、受け入れていく。やがて、こぐま、やまねこ、ひとりぼっちになった人間の男の子が狩人と人魚に出会い、1つの家族になる。もちろん、違う動物同士が一緒に暮らすと、いろいろな事件が巻き起こる。でも、みんながお互いを好きで、理解して、愛したいと思っている。外見が違うことは大した問題ではない。これは、お互いを思いやる気持ちにあふれた、ある“家族”の物語――。「陸にあがった人魚のはなし」(原題:The Animal Family)は、米国の詩人で文芸評論家、作家のランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。ジャレルといえば、「かいじゅうたちのいるところ」のモーリス・センダックの絵による「詩のすきなコウモリの話」「夜、空を飛ぶ」といった作品でも知られている。そして、この物語をストップアニメ-ションで映像化するのは、現在放送中のNHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」のMVに起用された「白の路」、「Galileo Galilei」の「サークルゲーム」MVに一部使用され、ドイツ・シュトゥットガルド国際アニメーション映画祭にノミネートされた「木ノ花ノ咲クヤ森」などで知られる気鋭の映像作家・村田氏。今回、2017年2月から4月までの予定で、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて映像化プロジェクトを実施、配信やDVD化のための資金調達を目指す。支援のコースにより、エンドロールへの名前記載、完成映像のDVDプレゼント、撮影現場への招待、作品原画プレゼントなどのリターンがある。プロデューサーの東映コンテンツ事業部・内藤恵氏は、「50年前に書かれた『陸にあがった人魚のはなし』」のメッセージが、現代に通じる斬新さで愛の在り方を示唆していることに感動し、そしてその表現方法には村田氏のストップアニメーション映像が何よりもふさわしく思い、どうにか制作を実現したいと願うようになりました」と経緯を語る。「まずはパイロット版の制作を目指しますが、原作と映像のコンビネーションの素晴らしさを楽しみにしていただければと思います」と、支援を呼びかけている。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(3分間)制作のクラウドファンディングは2017年2月~4月、「MAKUAKE」にて募集開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月17日小説家・樋口一葉(1872~1896)の井上ひさし評伝劇『頭痛肩こり樋口一葉』が、8月5日に開幕した。舞台『頭痛肩こり樋口一葉』チケット情報1984年の初演以来、上演回数は755回を数える井上の名戯曲を、今回は樋口一葉没後120年記念として上演。樋口一葉を永作博美が演じ、一葉を取り巻く女性たちとして三田和代、熊谷真実、愛華みれ、深谷美歩、若村麻由美が2013年に続いて出演する。5000円札にまでなった偉大な小説家・樋口一葉だが、道のりは真っ直ぐではなかった。舞台で描かれるのは、父や兄に先立たれ、樋口家の戸主となり、小説で身をたてる以外に道はないと奮闘する一葉19歳から24歳の死後2年まで。盆の樋口家の様子を通してみせていく。「♪ぼんぼん盆の16日に地獄の釜の蓋があく」と、軽快な歌で幕が開いた。6人の女性がお盆のたびに樋口家に集い、近況を報告であーだこーだと笑って泣いて、不幸もあれど毎年賑やか。舞台の上では、幽霊役の若村がワイヤーで吊られているかのようにスーッと動き、三田や愛華は下ネタで大笑い。以前、永作が本作について「女は生きてても死んでも元気」と話したが、本当に観ているだけで元気が出てくる賑やかさで楽しい。しかし、三田演じる一葉の母は明るく社交的だが「世が世であれば」「まさかこんな時代になるとは」という言葉を度々口にし、過ぎ去った時代への無意識な執着が、娘の恋を妨げ、借金を増やしてしまう。熊谷演じる小学校の先生も、愛華演じる“世が世ならお姫様”も、夫により身分を落とすが、そこに抵抗する術がない。そんな時代の話なのだ。永作演じる一葉も、戸主として、貧しさに苦しみ、恋を捨て、家族のために七転八倒している。盆にその愚痴を話す様には愛らしさがあり、話を聞く女性たちも明るく受け流す。だが、ふと一葉が舞台上に一人になると、そのたびに突然ポカッと暗闇が開いたように世の中への憤りや絶望が見えるのだ。その暗闇がこの作品をただの楽しい作品にはせず、“それでもたくましく生きる美しさ”を感じさせてくれる。深谷のみせるラストシーンは本当に美しく、もともとは井上ひさしが「女性が活躍する時代のために」と書き下ろした戯曲だそうだが、今の時代、すべての人に届く作品だと感じた。8月25日(木)まで東京・シアタークリエにて。9月に兵庫、新潟、宮城、山形、滋賀、長崎、愛知で上演。取材・文:中川實穗
2016年08月10日“ロックの殿堂入り”アーティストの選りすぐりのライブ映像やドキュメンタリー映画などを上映する「シネ・ロック・フェスティバル2016」の開催がこのほど決定。上映作品のラインアップが明らかとなった。名だたるスーパースターたちの貴重映像が収められた20本以上の作品を2週間に渡って一挙上映する同イベント。最新のデジタル技術を駆使してリマスターされた映像や音で構成されるライブ映像の数々を映画館で鑑賞することができる。作品ラインアップには、今年亡くなったデヴィッド・ボウイの大回顧展を追ったドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ・イズ』や、プリンスが主演した自伝的青春映画『パープル・レイン』などをはじめ、注目を集めた『セッション』『ストレイト・アウタ・コンプトン』や、忌野清志郎や「ブランキー・ジェット・シティ」、「ミッシェル・ガン・エレファント」、矢沢永吉といった国内アーティストの映像作品も上映される。また、7月29日(金)~31日(日)は“爆音DAY”として、「爆音映画祭」を運営する「boid」の樋口泰人監修による爆音での上映が楽しめる。“爆音DAY”の上映は、各作品2,500円。7月23日(土)のオープニング作品にはトム・ヒドルストンがカントリーのレジェンド、ハンク・ウィリアムスを演じる『アイ・ソー・ザ・ライト』を上映。記念イベントとして、トークショーにピーター・バラカンと萩原健太が登壇する。シネ・ロック・フェスティバル2016」は、7月23日(土)~8月5日(金)丸の内ピカデリー3にて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日井上ひさしの傑作戯曲『頭痛肩こり樋口一葉』(東宝・こまつ座提携特別公演)が、新たに永作博美を主演に迎え今夏、上演される。5月25日、永作をはじめ出演者が舞台扮装姿で登壇した製作発表会見が行われた。舞台『頭痛肩こり樋口一葉』チケット情報『たけくらべ』『大つごもり』等の作品を残し、24歳の若さで亡くなった女流作家・樋口一葉。本作は男性中心だった明治という時代に、貧しさに苦しみ、恋を捨て、一家の主として筆一本で母と妹を守った一葉と、彼女をとりまく女性たちのたくましい姿を、井上ならではのユニークな視線で描いた評伝劇だ。井上の娘である井上麻矢こまつ座代表は「こまつ座にとっては、1984年の旗揚げ作品であり、その後何回も再演を重ねている大切な作品です。今回もこれ以上ないほど素敵な女優陣が集まった。女性のみならず、男性にも見ていただいて、生きる勇気を受け取ってほしい」と話す。永作のほか、三田和代、熊谷真実、愛華みれ、深谷美歩、若村麻由美は2013年公演に続いての出演となるが、「今日、楽屋で初めて皆さんとお会いしましたが、皆さん本当にずっと喋っている(笑)。賑やかでびっくりしました。私は新入りとして参加しますが、安心して楽しくできそう」と永作。一葉と言えば五千円札でもおなじみだが「(この作品が決まってから)五千円札は使いたくなくなりました(笑)。身近に感じてしまって…。最近、財布の中に五千円札がたまりがちです。でも一葉の人生をぞごんじない方も多いので、彼女が右往左往しながら必死に生きる姿を感じて欲しい」とも語った。なお会見では、一葉の母・多喜役の三田が今年芸能生活50周年を迎えたことを、共演者が祝うサプライズも。ケーキと花束を贈られた三田は、喜びつつ「気がついたら50年経っていました(笑)。とにかく井上ひさし先生に出会えたことが私の中で大きな宝。そして長く所属した劇団(四季)を離れて初めて出た舞台が、(樋口一葉の原作で)蜷川幸雄さん演出の『にごり江』でした。井上先生とも一葉とも、長い付き合いです」と、本作との縁を語り、「まだ舞台に立てていることを、本当に嬉しく思います」と感謝の言葉を話していた。公演は8月5日(金)から25日(木)まで、東京・シアタークリエにて。チケットは6月4日(土)に一般発売を開始する。東京公演ののち、9月に兵庫、新潟、宮城、山形、滋賀、長崎、愛知でも上演される。
2016年05月26日東京・吉祥寺にある井の頭恩賜公園100周年を記念した映画『PARKS』が製作されることが決定し、3月31日に発表会見が開催され、瀬田なつき監督らが登壇した。その他の写真本作は、井の頭恩賜公園100年実行委員会100年事業企画で、瀬田監督によると「主人公の女の子2人が、ひょんなところから50年前の音楽の断片を見つけ、吉祥寺の人々と出会い音楽を完成させていく物語」だという。瀬田監督は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『5windows』などを手がける新鋭で、蓮沼執太の『RAW TOWN』、いきものがかりの『ラブソングはとまらないよ』のミュージックビデオも監督している。ゼネラルプロデューサーの本田拓夫氏は、多くの映画ファンに愛されるも、2014年に閉館した吉祥寺バウスシアターのオーナーで「バウスの閉館前から、吉祥寺の映画が撮れないかと考えていた。この映画を通して、井の頭公園の文化を取り戻し、街に人が集まるようにしたい」とコメント。バウスシアターの人気企画“爆音映画祭”を手がけていた樋口泰人氏が宣伝プロデューサーを、トクマルシューゴが音楽監修を、松田広子が制作プロデューサーを務める。映画は昨日より撮影が始まっており、井の頭恩賜公園が100周年を迎える2017年春に、東京のテアトル新宿で公開される予定。『PARKS』2017年春、テアトル新宿にて公開予定
2016年04月01日2016年4月より放送開始予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』より、梶井基次郎(cv. 羽多野渉)、樋口一葉(cv. 瀬戸麻沙美)、泉鏡花(cv. 諸星すみれ)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■梶井基次郎 (cv. 羽多野渉) 能力名:檸檬爆弾(レモネード)ポート・マフィアの構成員。丸善ビル爆破事件で指名手配されている爆弾魔。「死」を「究極の科学」と豪語する狂科学者である。■樋口一葉 (cv. 瀬戸麻沙美)利発で、パンツスタイルの美しい女性。ポート・マフィアの首領直轄の遊撃隊に属し、武闘組織「黒蜥蜴」を動かす権限を持つ。上司である芥川を「先輩」と呼び、慕っている。■泉鏡花 (cv. 諸星すみれ) 能力名:夜叉白雪おとなしい和装の少女。だが、その正体はポート・マフィアの構成員。殺戮の異能を持ち、組織に拾われて暗殺者として育てられた。なお、12月25日には中原中也のビジュアルが公開予定となっている。○「Anime Japan 2016」内にて『文豪ストレイドッグス』のスペシャルステージが決定2016年3月26日(土)、27日(日)に東京ビッグサイトにて開催される「Anime Japan 2016」のイベント会場内にて、『文豪ストレイドッグス』のステージイベントが決定。開催日は27日(日)で、中島敦役の上村祐翔や太宰治役の宮野真守らが出演予定となっている。ステージ観覧などの詳細は、「AnimeJapan2016」公式サイトをチェックしてほしい。○『文豪ストレイドッグス』×「FITS」のコラボフレグランスが12月22日より世界最速先行受注開始『文豪ストレイドッグス』×「FITS」の完全限定生産コラボフレグランスが12月22日(火)よりAmazonにて世界最速受注を開始しているので、こちらも注目しておきたい。■コラボフレグランス第1弾「中島敦」フレッシュなグリーンアップルとペア、キウイがみずみずしく、ミドルの花々が広がる華やかで柔らかいフルーティー調の香り。それと同時に中島敦のようなしっかりとした骨格も併せ持ち、お人好しで優しくも、意志を感じる一面を表現した香り。■コラボフレグランス第1弾「太宰治」アップルやレモンがはじけ、トップノートからは明るい印象を受けるが、次第に落ち着きある甘さが広がり、ラストの印象を残したままいつの間にか消えている。太宰治のようなつかみどころのないミステリアスな一面を表現した香り。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年12月22日女優の樋口可南子(56)が、ベルギーで開催された「第40回ブリュッセル国際映画祭」で、"最優秀女優賞(Prix de la meilleure ACTRICE)"を受賞した。ブリュッセル国際映画祭は1976年に創設された。これまではインディペンデント映画を中心に上映する映画祭として知られたが、40回目となる2015年からはチームやテーマを一新。規模が拡大され、17日のオープニングには、先のパリ同時多発テロの影響を受けて厳戒態勢となっていた中、劇場・Grand Eldoradoに600人以上もの観客が集まった。同映画祭には、樋口が佐藤浩市と夫婦役で共演した映画『愛を積むひと』(公開中)がコンペティション部門に出品された。メガホンを取った朝原雄三監督の作品で同部門に出品されたのは本作が初。さらに、今年唯一のコンペティション部門に選ばれた日本映画ともなった。最優秀女優賞を受けた理由としては、樋口演じる良子の全てを許して包み込む演技が素晴らしかったこと、テーマが人間関係の構成を使って表現されていたこと、監督の演出の繊細さ、希望があるメッセージ性など。なお会期中はテロの余波から、渡航の最高警戒レベル4に引き上げられていたが、上映および授賞式には、日本からプロデューサーの1人が出席した。21日に予定されていたクロージングセレモニーは中止。関係者のみの夕食会の場で、各賞の発表と授与式が行われた。樋口は、「思いがけない受賞に、ただただ驚いています」「この心優しい映画が海外へ渡ってくれたことが本当にうれしい」としながらも、当日を「受賞の喜びと同時に警戒厳しい国からプロデューサーが無事に帰国してくれることを祈った一日でした」とも回顧。「ベルギーからプロデューサーがトロフィーを抱えた写真が届いて初めて知りました」とも明かしつつ、ねぎらいの気持ちも強いようで「今は、スタッフと一緒にお祝いしたい気持ちでいっぱい」と話す。一方の朝原監督は「難しい役をためらいやおじけを振り払って演じてくれた勇気が、結果として演技を超えた存在感をもって登場人物として映画に実を結びました」とし、樋口に対して「これからも時々で構いません、その芯の通った凛とした姿をスクリーンに現してください」と大きな期待を寄せた。また、樋口同様に海を越えて評価されたことにも感動。「ややこしい政治情勢のただ中にあるブリュッセルで寛容をテーマにしたこの映画が上映されたことに深い感慨を覚えます」と語った。『愛を積むひと』は、長年連れ添ってきた夫婦が連れ合いを亡くした時、どのように立ち直り、一歩前に進んでいくのか、お互いを思いやる夫婦の絆を描く。(C)2015「愛を積むひと」製作委員会
2015年11月26日梅津泰臣による日本発の伝説的カルトアニメーション「A KITE」(98)、独創的なアクションをスタイリッシュな映像美で実写化した『カイト/KITE』が、2015年9月16日(水)にBD&DVDリリースが決定!このほど原作者・梅津による最新コメントも同時解禁になった。金融危機で崩壊した近未来。そこでは少女たちが人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれ、幼くして組織に両親を殺されたサワもその中のひとりだった。サワは父の親友で相棒だった刑事アカイに暗殺者として育てられ、両親の仇である組織への復讐を目的に生きていた。娼婦になりすましたサワは、次々と男たちを暗殺するが――というストーリー。完成作品を観た梅津氏は、「原作への強いリスペクトを感じました。特に今回の実写版では、タイトルの由来についての説明があります。原作ではタイトルの作品のテーマとの関係性について描いていないですが、この映画では改めて解釈して提示しています。人間関係の危うい感じを映像で表現している点がよかったと思います。サワ役のインディア・アイズリーも魅力的で、アクションもスリリングです」とコメント。リメイク版を応援する。特典として、原作者・梅津監督のインタビューやメイキング映像など、原作ファンも必見の特典映像を収録するほか、初回限定版は梅津監督描き下ろしデザインのスリーブケースも付く予定。タランティーノやロブ・コーエン監督も映画化を熱望した同作に注目して。<『カイト/KITE』リリース情報>発売日:9月16日(水)【セル】ブルーレイ】 ¥4,700(本体)+税【セル】DVD ¥3,800(本体)+税発売元:カルチュア・エンタテインメント販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:カイト/KITE 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved
2015年06月21日5月31日(日)、佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役として初めて共演を果たした『愛を積むひと』のロケ地である北海道・美瑛町に、佐藤さん、樋口さん、朝原雄三監督が再訪。記念セレモニーおよび舞台挨拶つき町民限定試写会が行われた。第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子は、かつて外国人が暮らしていた家で暮らし始める。良子は篤史に家を囲む石塀作りを頼んだが、以前から患っていた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日良子より手紙が届いた。驚く篤史。そして、次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々の人生に関わっていく。そして長年疎遠となっていた娘、聡子と再会し…。「日本で最も美しい村」と称される北海道・美瑛町を舞台に撮影が行われた本作。記念セレモニーでは、佐藤さん、樋口さん、朝原監督が劇中で二人が暮らす家に再訪。イベントでは、劇中で良子(樋口さん)の思いを聞き入れて篤史(佐藤さん)が積み上げた石塀に、この日のために用意された“ハート型に作られた石”がはめ込まれ、夫婦の絆の象徴としての“愛の石塀”が完成された。その後、佐藤さん、樋口さん、朝原監督の3人は、美瑛町町民センターで実施された美瑛町民のための特別試写会の舞台挨拶に登場。映画を観終わった直後には、美瑛町民430名で超満席となった場内からは割れんばかりの大きな拍手が沸き起こった。劇中の白髪とはうってかわって黒髪で登場した佐藤さんは「劇中とはちょっと見た目が変わりましたが…」と笑いを交えて挨拶。続いて樋口さんが、「この映画のために家を一軒建てていただき、本当に贅沢な撮影ができたことを感謝しています」と町民へ改めて感謝の気持ちを伝えた。一方の朝原監督はその十勝岳をロケハンで登頂し、本当にキツかった思い出を披露。「撮影で佐藤さんにも本当に登らせようとしたけれど、『俺は嫌だ』とはっきり断られた(笑)」とのエピソードで会場に笑いを誘っていた。美瑛町を代表して、浜田哲町長が3人へ「丘のまち美瑛を舞台に素晴らしい作品を作ってくださって心からお礼を申し上げます」と感謝の言葉が述べられ、ついで町民から美瑛の特産品である「アスパラガス」が贈呈。樋口さんは大のアスパラ好きのようで、「昨日も一昨日もいただきました!」と喜んでいた。『愛を積むひと』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年06月01日