インフルエンサーの阿部なつきが、8月18日に写真集『阿部なつき1st写真集 i am natsuki』(KADOKAWA 3,300円)を発売することがわかった。インスタグラムやTikTokを中心に人気を集めている阿部。自身初の写真集となる同作では、これまでSNSにも載せていない、加工なしで肌見せ全開のリアルボディを披露。かわいらしいピンクの水着、猫耳姿の黒のボディスーツ、バストのアンダーをちらっと見せたTシャツ姿、黒ジャケット&ランジェリーのセクシーショットに加え、Tバックのランジェリーカットにも初挑戦している。本人コメントは以下の通り。■阿部なつきこれからの「阿部なつき」の節目として、今までSNSにも載せてこなかった水着姿やランジェリー姿に初挑戦しました! SNSとは一味違う、気取らないありのままの私を、みなさんに見ていただき今よりも近い存在になれたら嬉しいです!
2022年06月23日森絵都の小説「カラフル」を、「セトウツミ」『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき監督が映像化する『HOMESTAY(ホームステイ)』。この度、先輩・高坂美月役で出演している新人女優・八木莉可子が、本作で同世代の人たちに伝えたいメッセージを告白した。本作は、魂を導く管理人に突然、死を告げられ、高校生・小林真の身体に乗り移ることになった主人公のシロ(長尾謙杜)が、100日間という制限時間の中で、真の“死の理由”を探るミステリー作品。モデルとしてデビュー後、2016年に“ポカリガール”に抜擢。「時をかける少女」や「チア☆ダン」などの話題作にも出演した八木さんが今作で演じる美月は、シロが乗り移った真が憧れている高校の先輩。内気な真に対しても普通に接してくれる明るい美月を、シロも気になっている。マドンナ的な存在の美月だが、実は、誰にも言えない秘密を抱えているという一面も…。本作について八木さんは「この作品はいい話を集めた作品ではなく、世の中の矛盾や陰のある部分も嘘なく描いています。その中で主人公・真や美月や晶(真の幼馴染)がどうやってその壁を乗り越えて生きていくかを描いています」と説明し、「作品を通して世の中に自分の人生を楽観視するというメッセージをお伝えできればいいなと思っています」とコメント。生きることが少し楽になるような、ポジティブなメッセージが隠れていることを明かしている。そんな美月とシロの物語は、今作において欠かすことの出来ないエピソードのひとつ。シロは美月と接する中で、彼女の大きな秘密を知ることになるが、同時にそれは美月にとっても大きな事件となる。そして、この重要なエピソードの中で、シロは真の死の真相に近づくためのキーワードを自ら発する。それは“色々なカラーがその人を形作っている”ということ。多様性の大切さをシロは自ら気づき、美月の心をも救うことになる。また「お芝居するだけではなく、その作品が伝えたいメッセージ性をしっかり自分で理解してから、一つ一つのシーンに真摯に向き合っていくような役者になりたいと思っています」と女優として前を見据え、「役者は何かを表現する人なので、常に自分自身の芯を持っている人になりたいと思っています」と語っている。Amazon Original映画『HOMESTAY(ホームステイ)』は2月11日(金・祝)よりPrime Videoにて世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:HOMESTAY(ホームステイ) 2022年2月11日よりPrime Videoにて配信©2022 Amazon Content Services, LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved.
2022年02月09日大ヒット上映中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』において、神木隆之介演じる瀬田宗次郎のサプライズ出演が明らかとなった。神木演じる宗次郎は、前作『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』で剣心(佐藤健)の前に立ちふさがった、志々雄真実の右腕にして十本刀最強の剣客。天賦の剣才を持ち、剣心と互角の速さで抜刀術を操るだけでなく、唯一剣心の逆刃刀を折った『るろうに剣心』ファンの中でも絶大な人気を誇るキャラクターだ。剣心VS宗次郎を彷彿とさせるサプライズ登場は本編中最も観客を驚かせ、SNSでは「最後の隠し玉は激アツ!!」「瀬田宗次郎の登場は鳥肌が立ちました!」「声が聞こえた瞬間、本当に号泣してしまった」「神木くん降臨でテンション上がった!」「るろうに剣心完璧すぎた。誰がなんと言おうと佐藤健くんも真剣佑も神木隆之介くんも天才すぎる!」と驚きと共に歓喜の声であふれている。併せて公開となった写真は、手に刀を持ち剣心の前に再び姿を見せる宗次郎の場面写真と、物憂げな表情で佇む宗次郎から不穏な空気が漂う場面写真の2点。かつて剣心を追い詰めた宗次郎は敵なのか、味方なのか。そして、剣心の前に再び立ちはだかった目的とはーー。『るろうに剣心 最終章 The Final』公開中『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(日)より公開
2021年05月14日10月より放送予定のテレビ東京系「ドラマ24」枠の新ドラマが、仲野太賀主演「あのコの夢を見たんです。」に決定した。お笑い芸人・山里亮太(仲野太賀)は、ネタ作りのため、とある喫茶店に入る。そこで繰り広げられる店員、テレビ関係者、マネージャー、イケメン会社員との些細な出来事。ちょっとしたことが気になり、山里のイライラは限界に。眼鏡をくいっと上げてノートを開き、実在する女優を主人公にした物語をノートに書き始める。山里にとって現実逃避は、嫌なことを忘れられる“夢の時間”なのだ。旬な女優やアイドルたちをヒロインにした、山里亮太の妄想物語の幕が開ける――。「ドラマ24」枠60作目となる本作は、「南海キャンディーズ」山里亮太が、実在する人気女優やアイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」のドラマ化。2010年10月から月刊テレビ誌「B.L.T.」にて連載がスタートし、連載時で66本にものぼり、誰もが一度は思い出す青春の1ページから、淡くも切ない恋愛小説、あっと驚くファンタジー小説まで多岐にわたりるエピソードが掲載。昨年、この連載の中から人気の16本を厳選した小説を発行、重版もされた。今回ドラマでは、小説の中から厳選したエピソードに加え、山里さんが新規で書き下ろしたエピソードも映像化する。ドラマでは、山里亮太役として仲野さんが主演。民放ドラマ初主演となる仲野さんは「山里さんの妄想物語と聞いて、素敵なヒロインの方々との恋愛模様が爽やかに描かれるもんだとばかり思ってました。蓋を開けたら、全っ然違う。素敵なヒロインと全っ然恋愛出来ない。何がなんでどうしてこうなった。突然で創り込まれた癖のある妄想の数々。めちゃくちゃな設定に巻き込まれた、素敵なヒロイン。そして僕。そして、スタッフ。実在する山里さんから、遠く離れた妄想の世界で愉快に遊んでいます」と本作についてコメント。山里さんは「妄想だからこそどんな人でもキャスティングできたんですが、これを現実のものにするのは不可能だと思っていました。まず山里の妄想に今大忙しの女優さんたちが付き合ってくれるはずないと。それが、ダメもとで聞いてみたら引き受けてくださって、もう感謝とかの前にひたすら驚いております。さらに、仲野太賀さんにも声をかけさせてもらったら、これもOK。とんでもない幸運に包まれたドラマです」と言い、「皆様、私の脳内なんか見たくないと思う方も、素晴らしいチームで作り上げた素晴らしい作品になっておりますのでどうか怖いもの見たさでもいいので見てみてください」とアピールしている。また本作は、大九明子、瀬田なつき、枝優花、松本花奈といったいま注目の女性監督たちが各話のストーリーを作り上げていく。ドラマ24第60弾特別企画「あのコの夢を見たんです。」は10月クールテレビ東京ほかにて放送予定。※毎週地上波放送終了後、ひかりTV&Paraviにて配信予定(cinemacafe.net)
2020年08月27日注目の若手俳優、山田杏奈&鈴木仁W主演の映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』から、“運命”かもしれない始まりから平行線の恋を描いた予告編映像が解禁された。漫画家・岡崎京子が1989年に刊行した同名作品を原作に、映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『PARKS パークス』やドラマ「セトウツミ」などを手掛けた瀬田なつきが監督した本作。この度解禁となった予告映像では、2人の主人公・ハルコ(山田杏奈)とケンイチ(鈴木仁)が“具体的なファーストミート”を果たすシーンから始まる。「ロマンチックで浅はかで」「迂闊な運命の恋」を夢見て、ケンイチとの出会いこそ“運命”だと信じるハルコ。一方ケンイチは、ある日勢いでナンパした女性・マユミ(森田望智)に「好きな女の子さえいれば、世界がどうなっても知ったこっちゃあない」と夢中になっていく。一筋縄ではいかない平行線の恋の物語が、かつて私たちが夢見た未来に向かっていたはずの“創りかけの東京の街”を舞台に描かれていく。「私の世界は全部嘘なの。全部気のせいだとしたら、どうしたらいいの?」と混乱するハルコ。彼女たちの成長を急かすように、空へと伸びていくビルに見下ろされる街で、ハルコとケンイチはどのような恋をして、どのように変わっていくのか。2人の助走の物語に期待が高まる予告映像となっている。『ジオラマボーイ・パノラマガール』は11月6日(金)より新宿ピカデリー、ホワイト シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジオラマボーイ・パノラマガール 2020年秋、新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 岡崎京子/「ジオラマボーイ・パノラマガール」製作委員会
2020年08月18日カレーをモチーフにした、満島真之介と鈴鹿央士が出演するドラマ「カレーの唄。」が配信・放送決定。オリジナル作品に定評のある脚本・山崎佐保子と瀬田なつき監督のタッグにより、2人の男がカレーを通じて絆を深める様を描く。両親に捨てられ、世界中を放浪しながら一人で生きてきた男・天沢陽一郎は、あるトラブルをきっかけに、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰と出会う。お金がない陽一郎は、助けたことを口実に、二汰にカレーをおごらせると、ポツリと家族について語りだす。清川不動産の清川薫子(森口瑤子)は、アパートの管理人だったことが縁で、陽一郎の亡き父の遺骨を預かっている。陽一郎が毎日カレーを食べ歩くのには、何か深い理由があるようで…。本作が連続ドラマ初主演となる満島さんが演じるのは、両親に捨てられ、世界中を放浪しながら一人で生きてきた男・天沢陽一郎。そしてひょんなことから陽一郎が出会う、優秀な弟にコンプレックスを抱く芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役を、映画デビュー作『蜜蜂と遠雷』で日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、報知映画賞など、映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿さんが演じる。満島さんは「僕にとってカレーは、人間関係のお手本であります。それぞれの具材が絡み合い高め合う。ゆっくり時間をかけて煮込むことで、そこにしかない独自の味が出来上がる。簡単なようで難しく、奥が深くて終わりがない。このドラマもカレーのように、素敵な仲間との出会いと縁が絡み合い、心温まる味わい深い作品が出来上がりました」と自信をみせ、鈴鹿さんも「このドラマは、カレーのようにキャストやスタッフの方々が素晴らしく融合して、温かくて美味しいものになりました。このドラマはまさしくカレーです。ちょっと何を言っているのかよく分からないかもしれませんが、本当にまさしくカレーです(笑)観ていて自然と笑顔になるような、幸せを感じることができる素敵なドラマです」とコメントしている。本作は、全12話各話ごとに異なる多種多様なカレーの登場も見どころのひとつ。都内の有名店や隠れた名店のほかにも、ハウス食品と共同開発したレシピのカレーや、店舗数1位のギネス世界記録TMを持つココイチも登場。陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決していく。2人のほかにも、身寄りのない陽一郎を助ける下町の不動産屋経営者・薫子役を森口瑤子、二汰が片想い中の女子学生・森まどか役を出口夏希が演じることも決定。森口さんは「この『カレーの唄。』をご覧になった皆さんは必ずカレーが食べたくなります。100%絶対まちがいなく食べたくなります。そしてカレーを食べ終わる頃には、日々の切ない出来事も、もどかしい想いも『私ってなんだか幸せじゃん?』という気持ちに変わっているから、あら不思議。『カレーの唄。』はそんな素敵なドラマです」とドラマについて説明。出口さんは「カレーを食べたくなるのは間違いありませんが、クスッと笑えて見終わった後には温かい気持ちになれる作品ですので、ぜひ見ていただきたいです!」とメッセージを寄せている。なお本作の音楽は、国内外で人気を誇る4人組クラブジャズバンド「JABBERLOOP」が務め、主題曲「spice」などが収録されたアルバム「CORE」が9月9日(水)にリリース。そして同名タイトルでコミカライズ化され、COMIC BRIDGEにて8月7日(金)より連載がスタートする(漫画:月吉原作:山崎佐保子)。「カレーの唄。」は10月、ひかりTV、dTVチャンネルにて順次配信、BS12 トゥエルビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月06日山田杏奈&鈴木仁をW主演に迎え、岡崎京子が1989年に刊行した同名漫画を映画『PARKS パークス』やドラマ「セトウツミ」の瀬田なつき監督が映画化する『ジオラマボーイ・パノラマガール』。この度、森田望智、成海璃子、大塚寧々など、個性際立つ実力派俳優たちの参加が発表された。主人公ケンイチ(鈴木仁)をオトナの世界へと誘う重要なキャラクター・マユミを、「全裸監督」(Netflix)で注目を集めた森田望智が熱演。そのほか、滝澤エリカ、若杉凩、きいた、遊屋慎太郎といった次世代を担う若手俳優たちが顔を揃える。さらに、ケンイチをぶっきらぼうにも優しく支える姉・サカエ役に成海璃子。もう1人の主人公ハルコ(山田杏奈)に時に厳しくもそっと寄り添う母・フユミ役に大塚寧々が出演するほか、斉藤陽一郎、黒田大輔ら個性際立つ実力派俳優たちが集結。ハルコやケンイチたちが恋に潜む葛藤や喜びを通じて大人になっていく姿を彩る音楽は、ドラマーとして多くのバンド・アーティストたちに参加し活躍する山口元輝が手掛けている。さらに、澄み切った朝の陽光とこれから成長するふたりの瑞々しい姿が映るWEBビジュアル第2弾「朝のふたり」と場面写真も併せて解禁されている。『ジオラマボーイ・パノラマガール』は秋、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月21日あなたは彼のお母さんに会ったことがありますか? どういう風に接すればいいのか分からない女子もいるでしょう。彼ママに会ったとき、挨拶をしない女子はいないとは思いますが、挨拶だけで会話が終わってしまってはギクシャクしてしまい、彼からの好感度もダウン。そこで、彼ママと仲良しな女子に、彼ママに会うときに何に気をつけているか聞いてみましたので、ご紹介いたします。■1.なつく「彼ママによそよそしい態度では距離を置かれてしまいます。私は付き合ったことのある相手のママには毎回なついていました。ご飯を作ってもらって、それがすごくおいしかったら作り方を聞きました。そうすると彼ママも、喜んで作り方を教えてくれ、私を娘のように接してくれました」(25歳/美容部員)彼ママのご飯を「おいしい!」と言われたら彼ママだって嬉しいもの。どんどん彼ママになついて距離を縮めていきましょう。■2.清潔感のある上品な服を着る「上品で清潔感のある服装を選ぶようにしています。赤文字系ファッションでも派手なのはダメ。スカート丈は膝丈! ミニスカートなんて絶対NGです」(24歳/メーカー)同じ女性同士、気になるのが服装。彼を悪い方向へ導いていってしまいそうなイメージのあるギャル系やセクシー系は避けたいところ。彼ママウケの良い上品な服を着るだけでなく、彼ママの服装も褒めてあげるとますます好感度がアップしそうです。■3.手みやげを持参「人のお宅にお邪魔するのに、手みやげもなしで手ぶらで行くのは失礼。話題のお菓子や、彼のお母さんの好物が分かればそれを持って行きます」(28歳/金融)あまりにも高額なものだと彼ママに気を使わせてしまうので、ほどほどの価格で喜ばれるものを選ぶのも、手みやげのポイントですね。■4.手伝うそぶりを見せる「彼ママがお茶をいれてくれようとしたら、すかさず手伝おうとします。手伝うそぶりだけ見せるのは、人によっては他人に自分の家の台所を使わせたくない人もいるからです。『座っていていいのよ』という彼ママの言葉を押し切ってまで手伝うことはしない方がいいです。でも、だからと言って何もしないで座っているだけの子は気が利かない子と思われてしまうので、手伝うそぶりだけは見せます」(20歳/学生)どかっと座ってぼーっと待っている女子は彼ママへの印象は最悪。一言「お手伝いしましょうか?」と声をかけるだけで彼ママは「この子なら安心して息子を預けられるわ」と思ってくれるはずです。■5.身近な話題でほっこり「息子の彼女と会う彼ママだって緊張しています。身近な話題でほっこりムードを作ります。私はたまたま、彼ママと出身地が同じだったので地元トークで盛り上がりました」(25歳/公務員)彼ママとどんな話をすればいいのか分からない方は、出身地や趣味など、事前情報を彼から聞き出しておくのも手かも。彼ママと共通の話題があれば話題に困ることはなさそうです。■おわりにもしかすると将来の義母さんになるかもしれない彼ママ。もし、彼が実家暮らしならば遊びにいくたびに顔を合せることもあるかもしれません。彼ママだって息子の彼女がどんな女子なのか少なからず気になっていることでしょう。そんな彼ママと仲良くすれば、彼との仲もますます深まるかもしれませんよ。(姫野ケイ/ハウコレ)
2020年04月16日キネカ大森先付ショートムービー『もぎりさん』で主演を務める片桐はいりさんに、お話を聞きました。映画館に行くのがもっと楽しくなる、チャーミングなショートムービー。本編が始まる前に流れる、1編約2分の、キネカ大森先付ショートムービー『もぎりさん』。映画館を舞台に、スタッフと観客の珍エピソードやら妄想やらを盛り込んでおり、片桐はいりさんは、主役の映画館スタッフ・藻霧さんを演じている。「お通し感覚?というか、『映画館に来てみたら偶然こんなん観られて面白いね』と思ってもらえたらいいなという気持ちで作ったんです」キネカ大森は、片桐さんの地元にある映画館で、ときどきチケットのもぎりを買って出るほど縁の深い場所。昨年、改装するにあたり、昭和の面影残る姿を映像に残そうと本企画が立ち上がった。第1弾は大九明子、菊地健雄がメガホンをとり、鈴木太一、瀬田なつき両監督による続編の『もぎりさん session2』が公開されたばかり。「私としては、このシリーズをある程度の尺にして、『もぎりさん』を持って全国の映画館を回りたいという野望があるんです(笑)」キネカで片桐さんが時々もぎりをしていると聞き、様々な映画館から、“もぎり依頼”が来ていた。「でも、さすがにもぎりだけじゃ、お客さん集められないでしょ(笑)。いまやほとんどのシネコンではチケットをもぎらないことも多いので、なかなか理解してもらえないけど、もぎりも一つのパフォーマンス。バナナの叩き売りくらいのものだと思いたいんですよ。もぎる動作自体も快感なんです。開映前の火打ち石じゃないですけど、『いい映画ご覧ください!楽しんできてください!』みたいな念をいつも込めているんですよ」面白かった映画を薦めあったり、映画の感想を二言三言語るくらいのコミュニケーションが、映画館スタッフと観客の間にあったら、という思いもある。「いまやそんなこと求められてないのかもしれないけど、せめて小さな映画館くらいはね。終映後、劇場の客席を掃除していると、その空気の匂いで、その映画が良いかどうか、なんとなーくわかるんです(笑)。面白い映画は気が爽やかに抜ける感じがある。ハコ(劇場)全体で感じられる、映画館でしか味わえない空気って絶対にあると思うんです」『もぎりさん session2』映画館の魅力満載。1編約2分の先付ショートムービー。監督・脚本/鈴木太一(第7~9話)、瀬田なつき(第10~12話)出演/片桐はいり、佐津川愛美、川瀬陽太ほかキネカ大森にて上映中。テアトル系劇場で順次公開。©東京テアトルかたぎり・はいり1963年生まれ、東京都出身。俳優。20代のころに銀座の映画館でもぎりのアルバイトをしていた。7月20日~8月12日、本多劇場にて、舞台『二度目の夏』に出演。地方公演あり。※『anan』2019年7月24日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年07月19日生まれてすぐはママ以外の全てを拒絶する子も多いですが、ある程度大きくなってきたら、徐々にママ以外の人たちにもなついていくもの。でもなぜかパパにだけはなついてくれなくて、育児の分担もままならないというご家庭も結構あるようです。そこで、パパになつかない子どもに対し、ママができることをまとめます。パパの印象アップ作戦!まずは子どもから見えるパパの印象を良くすることからはじめましょう。毎日仕事に行く際に、ママが玄関まで行き笑顔で送り出してあげれば、子どももまねをして「パパ行ってらっしゃーい」と送り出すようになってくれます。同じく帰宅時にも笑顔で迎えてあげると、徐々に子どももパパに対して安心感を抱いていくようです。パパがいないところでも、パパに対してポジティブなことを伝えるのはとても大事。「パパは今お仕事に行って頑張っているんだよ」と伝えてあげたり、「ママはパパが大好き」といったことを伝えるのも有効なようです。反面、パパへの不満を子どもの前で言ってしまうのは、パパになつかない原因になってしまいます。愚痴りたくても子どもの前では言わないようにするのが重要です。ほかには、パパとママの仲良しアピールも有効。普段からパパと手を繋いだり、お帰りのついでにハグをしたりと、二人がラブラブだと子どもが認識すれば、パパも安心できる人だと思ってくれて、すぐに打ち解けてくれるかも?パパの意識も変えさせようママがどれだけ頑張っても、パパが子どもに無関心だったり、愛情が空回りしていては効果が薄いもの。まずはパパと子どもの接点が増えるよう、ママが一緒に遊んでいるところにパパも混ざってもらったり、子どもが安心できるところでパパと触れ合う機会を増やしていきましょう。その上で、今子どもが好きなキャラクターや歌などをパパに教えてあげて、一緒に歌ったり、好きなキャラクターのおもちゃで一緒に遊んであげれば、ぐんぐん好感度もあがるはず!また、子どもにパパのイヤなところを聞いておき、もしそれがメガネやヒゲなどの比較的対応しやすい外見のものだったら、メガネは子どもの前では外したり、ヒゲだったら剃ってもらうなど、ネガティブな部分を取り除くようにしてもらうのも意外と効果が大きいそうです。パパになつかないということは、必然的にママの育児負担が増えるということ。その結果、ママがパパや子どもに怒っていては、子どもはさらにパパを嫌いになってしまいます。子どもが自然とパパを好きになれるよう、ママができることもしっかりやっておくのが、結果的にママの負担を減らすことにもなるかも?(文・姉崎マリオ)
2018年05月28日高杉真宙&葉山奨之がW主演を務めるドラマ「セトウツミ」の舞台挨拶&先行上映イベントが11月28日(火)、都内劇場にて行われ、高杉さん、葉山さんが瀬田なつき監督とともに登壇した。この日は第8話の先行上映に加え、放送されないスピンオフエピソードの上映が行われた。およそ7分50秒という長めのスピンオフに臨むにあたり、「前日に、渋谷の公園で若手芸人さんみたいにやっていました」と、高杉さん&葉山さんで自主練をしたと明かすと、会場がザワついた。ふたりは「リアル“せとうつみ”をやりました」、「“セトウツミ”って感じでしたね」とニコニコ微笑み合っていた。関西のふたりの男性高校生が河原でまったりとしゃべるだけ、なのに病みつきになる読者が続出したコミック「セトウツミ」。2016年の映画化の好評を経て、待望のドラマ化が実現した。友だちが少なく部活もやらない内海想(高杉さん)と、サッカー部を退部して暇をもてあましていたお調子者の瀬戸小吉(葉山さん)が、放課後、河原でダラダラとしゃべりながら一緒に過ごす日々の物語。池松壮亮と菅田将暉のW主演で話題になった映画版について話題が及ぶと、葉山さんは「池松くんと菅田くんのイメージの中やることで、プレッシャーというか“できるかな”って不安がありましたけど、真宙となら作っていけるかなと思った」と高杉さんに信頼を寄せる。その言葉を聞いた高杉さんも「比べちゃうところはあるし、意識はせざるを得ないところではあります。けどキャストが違うとまた違う“セトウツミ”になると思いました」と、葉山さんと作り出した本作への自信も込める。以前、『渇き。』で共演しているふたりだが、高杉さんが「“セトウツミ”をやるときに、お互い“初めまして”って挨拶しているんです(笑)」と明かせば、葉山さんも「お互い忘れていた(笑)。『渇き。』がしゃべれる空気でもなく、ヘビーなシーンの共演だったので、お互い認識し合えていなくて…」とうなずく。数年越しの共演での印象を聞かれると、高杉さんは葉山さんのことを「すごく明るくて、現場も引っ張ってくださる兄貴肌!」と表現。葉山さんは「照れますね(笑)。真宙は極度な人見知りだと思ったけど、すぐ開放してくれた。一瞬で打ち解けたよね」と答え、終始仲の良い様子を見せていた。ドラマ25「セトウツミ」は毎週金曜日深夜0時52分~テレビ東京ほかにて放送中。(cinamacafe.net)
2017年11月29日第9回TAMA映画賞 受賞作品・受賞者が5日、明らかになった。最優秀作品賞には『散歩する侵略者』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』が選出された。同映画賞は、東京都多摩市内の3会場4スクリーンで行われる映画ファンの祭典「第27回映画祭TAMA CINEMA FORUM」(11月18日~11月26日)の賞で、国内映画賞のトップバッターとして注目を集める。多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファン立場から感謝をこめて表彰したもの。最優秀作品賞には、「侵略者の地球襲来を通して不穏さを帯びる現代社会を暗喩しつつ、新しい世界観のエンターテインメントを創り上げた」として黒沢清監督の『散歩する侵略者』、及び「大都会において孤独と見えない不安に苛まれながら寄り添う若者の姿は、観客一人ひとりの内なる感情と共鳴した」という石井裕也監督の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』が選ばれた。『散歩する侵略者』からは、最優秀女優賞の長澤まさみ、最優秀新進男優賞の高杉真宙も受賞。黒沢監督は「大変な驚きです。実験的な侵略SFに賞をいただけるとは夢にも思っていませんでした。俳優やスタッフたちが新しい娯楽映画を目指して試行錯誤した結果が評価されたのだとしたら、こんな嬉しいことはありません」と感謝。長澤は「監督をはじめ、スタッフ・キャストと共に熱い夏を乗り切った事、青春の思い出の様にふと思い出しては、夢の様な不思議な時間だったとまるで自分が概念を奪われた様な感覚に囚われます」と撮影を振り返った。また、『散歩する侵略者』を含めた多くの作品で評価された高杉は「2017年はジャンルも役柄も全く違う映画に6本出演させて頂き、たくさんの演出に出会わせて頂いた本当に刺激的な1年でした」と紹介し、「その中でも特に正解が見えづらく、最も模索しながら演じたのが『散歩する侵略者』でした」という。「その作品がこのような素晴らしい賞として評価されたこと、自分がそこに少しでも関われた事を心より光栄に思います」と感謝の意を表した。■最優秀作品賞『散歩する侵略者』 (黒沢清監督、及びスタッフ・キャスト一同)『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(石井裕也監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞富田克也監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『バンコクナイツ』)■最優秀男優賞浅野忠信 (『幼な子われらに生まれ』『沈黙 -サイレンス-』『淵に立つ』『新宿スワンⅡ』)池松壮亮 (『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『続・深夜食堂』『デスノート Light up the NEW world』『永い言い訳』)■最優秀女優賞満島ひかり (『海辺の生と死』『愚行録』)長澤まさみ (『散歩する侵略者』『銀魂』『追憶』『金メダル男』)■最優秀新進男優賞間宮祥太朗 (『トリガール!』『帝一の國』『劇場版 お前はまだグンマを知らない』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』)高杉真宙 (『逆光の頃』『散歩する侵略者』『トリガール!』『想影(おもかげ)』『ReLIFE リライフ』『P とJK』)■最優秀新進女優賞石橋静河 (『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKS パークス』『密使と番人』)土屋太鳳 (『トリガール!』『P とJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』)■最優秀新進監督賞菊地健雄監督 (『ハローグッバイ』『望郷』)瀬田なつき監督 (『PARKS パークス』)
2017年10月05日映画『PARKS パークス』初日舞台挨拶が22日(土)に都内で行われ、橋本愛、永野芽郁、染谷将太、トクマルシューゴ(音楽監修)、本田拓夫(企画・製作)、瀬田なつき監督、東京都西部緑地公園事務所大道和彦所長、頭恩賜公園公式キャラクターのひゃくさいくんが登壇した。本作は、今年開園100周年を迎える井の頭恩賜公園と吉祥寺の街を舞台に、大学生・純(橋本さん)、亡くなった父の昔の恋人・佐知子(石橋静河)を探す高校生のハル(永野さん)、佐知子の孫・トキオ(染谷さん)が遺された楽曲を通して紡ぐ、軽やかで少し切ない青春群像劇。客席から「愛ちゃ~ん、元気弾ける愛ちゃ~ん!」とラブコールを貰った主演の橋本は、「はーい、弾けるよ~!」と笑顔を振りまくと、「この映画は本当にいい映画で、自分でも凄く好きなので、これからどんどん全国に羽ばたいて行ってくれるといいなと思っています」とコメント。また、先日、昔通っていた地元の公園に遊びに行ったことに触れると、「ほんのり切ない気持ちになったし、時間は過ぎて、自分の過去も幻じゃないかというくらい現実感がなくて…。でも、公園はそのままの形でずっとあり続けていて、公園ってこういう場所だなと思った」としみじみ。そして、「この映画もそういう過去のノスタルジックな部分に触れて少し切なくなって、でも最後はカラッと明るく前に進める清らかな映画になったと思います。この舞台挨拶も映画の後味も持ち帰って、じっくりと余韻に浸っていただければ幸いです」と呼び掛けた。共演の永野さんは、小学3年生の頃に吉祥寺でスカウトされ、本作を含めて3本の映画のロケ地が連続で吉祥寺だったそうで、「自分にとって凄く縁がある街だと感じながら撮影していたので、今日この映画が公開されることが嬉しいです」とにっこり。染谷さんは「撮影はかなり前のようで、つい最近のようで、月日はあっという間に流れるなぁと思う映画です」と説明すると、鑑賞後の観客に向けて「時の流れに魅力を感じていただけたと思います」と自信に満ちた表情を見せた。そんな中、瀬田監督は「それぞれの人の公園の思い出が、過去から現在、未来へと繋がってパークスになって、スパークしていけばいいな(笑)」とダジャレで本作をアピールした。『PARKS パークス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PARKS パークス 2017年4月22日よりテアトル新宿、4月29日より吉祥寺オデヲンほか全国にて順次公開(C) 2017本田プロモーションBAUS
2017年04月22日主演に橋本愛、共演に永野芽郁と染谷将太が集結した『PARKS パークス』。この度、橋本さんが歌う劇中歌「PARK MUSIC」が入った予告編が公開された。井の頭公園脇のアパートで暮らす大学生・純(橋本愛)の元に、亡くなった父の昔の恋人佐知子(石橋静河)を探す高校生のハル(永野芽郁)がやってきた。ハルと一緒に佐知子を探すことになった純。恋人の家を探し当てるも、しかしその家には孫のトキオ(染谷将太)がいて、彼女の死を告げられる。だが、彼女の遺品のオープンリールテープがあるのをトキオが発見。そこには、ハルの父親たちのラブソングが録音されていた。50年前に作られたその曲は、テープの状態から途中までしか聴くことができない。その続きを自分たちで作ろうと3人は…。本作は、井の頭恩賜公園の開園100周年を記念して作られた、井の頭恩賜公園と吉祥寺を舞台にした青春音楽映画。また本作の監督を始め、脚本・編集を『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』や「SKE48」のミュージッククリップなどを手掛けるの瀬田なつきが務め、橋本さん、永野さん、染谷さんのほか石橋静河、森岡龍、佐野史郎らが脇を固める。このほど到着した予告編では、劇中歌「PARK MUSIC」が初公開!楽曲は、主演の橋本さんが染谷さんと映画の中で結成するバンド「PARK MUSIC ALLSTARS」のボーカルとして歌う劇中歌で、音楽監修のトクマルシューゴが作曲・制作を手掛けたもの。残念ながら今回の予告編では聞くことはできないが、染谷さんもラップで参加。そしてそのラップは、人気バンド「cero」の高城晶平がリリックを手掛けている。また、劇中歌「PARK MUSIC」や、「相対性理論」が歌うエンディングテーマ「弁天様はスピリチュア」も収録されたオリジナルサウンドトラックが4月5日(水)より発売されることも決定。なお「PARK MUSIC」は、発売に先駆け、2月下旬より配信予定もされている。さらに、2月11日(土)からは本作の特典付き前売券も発売決定。テアトル新宿、吉祥寺オデヲン、シネ・リーブル梅田にて購入の方には、本作特製ポストカードがプレゼント。また各劇場先着30名様には、劇中にも登場する長場雄のイラスト入り眼鏡拭きor缶バッジが用意されている。『PARKS パークス』は4月22日(土)よりテアトル新宿、4月29日(土)より吉祥寺オデヲンほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年02月01日関西最大の映画イベント《第12回 大阪アジアン映画祭》が、3月3日(金)から12日(日)までの10日間、大阪市内の映画館やホールにて開催される。日本で上映される機会が少ないアジア各国の話題作を多数紹介し続けている同映画祭は、その個性あふれるラインナップに定評があり、毎年全国から多くの映画ファンが詰め掛けている。その詳細告知が待たれる中、本日オープニング作品とクロージング作品が発表された。《第12回 大阪アジアン映画祭》の情報はこちらオープニング作品は、マレーシアの新潮流監督として世界からも注目されるホー・ユーハンが監督・脚本を務めたアクション映画『ミセスK』(マレーシア=香港合作)。香港のベテラン女優カラ・ワイを主演に、一見平凡な主婦が家族を守るため奮闘する姿を、豪快なアクションとともに描く作品。彼女は何者なのか、家族はどうして狙われるのか。片時も目が話せない展開に大興奮すること間違いなし!台湾のロック歌手ウー・バイ、香港の名優サイモン・ヤムほか、香港の映画監督フルーツ・チャンやカーク・ウォンなども出演しており、映画ファン必見の一作。クロージング作品は、瀬田なつき監督、トクマルシューゴ音楽監修、橋本愛主演の『PARKS パークス』。2014年に閉館した東京・吉祥寺の映画館バウスシアターのオーナーの「映画への思い」から誕生した本作は、吉祥寺と井の頭公園を舞台に、ひとつの曲によって結びついた“かつて”と“現代”を生きるそれぞれの若者の夢と愛を鮮やかに描き出す音楽青春映画。橋本のほか、永野芽郁、染谷将太といったフレッシュな若手キャストの共演が実現した注目作だ。その他は、コンペティション部門、特別招待作品部門、特集企画、インディ・フォーラム部門を柱に、日本初上映となるアジア映画最新作を多数上映。ゲストを交えてのウエルカム・パーティや交流イベント、シンポジウムなどを開催する予定。特集企画の内容を含む映画祭の概要、全作品ラインナップについては2月上旬に発表予定。チケットは、2月18日(土)より発売する。■《第12回 大阪アジアン映画祭》会期:2017年3月3日(金)~12日(日)会場:梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、阪急うめだホール、他主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、Seven Dew株式会社)
2017年01月30日橋本愛、永野芽郁、染谷将太を迎え、今年開園100周年を迎える井の頭恩賜公園と、吉祥寺の街を舞台に贈る映画『PARKS パークス』。このほど、公園の緑と青空に包まれ、橋本さん、永野さん、染谷さんが勢揃いするポスタービジュアルが解禁となった。ある日、吉祥寺に住む大学生・純(橋本愛)の元に、亡くなった父の昔の恋人・佐知子(石橋静河)を探す高校生のハル(永野芽郁)がやってきた。ハルと一緒に佐知子を探すことになった純は、佐知子の孫・トキオ(染谷将太)と出会い、すでになくなっていた佐知子の遺品からオープンリールテープを見つける。そこには、ハルの父・晋平(森岡龍)と佐知子の歌声が録音されていた。途中で切れてしまったその曲を、純、ハル、トキオの3人は完成させようと試みる。佐知子たちの生きた1960年代と、純たちが生きる2017年の吉祥寺。いま、公園と街を通して2つの時代の音や物語が重なり合い、新しい歌が生まれていく――。染谷さん主演の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』や『5windows』で注目を集めた瀬田なつきが監督・脚本・編集を務める本作。歌がキーとなる本作の音楽監修を、独特の世界観を持つポップミュージシャンのトクマルシューゴが務めることも話題を呼んでいる。主人公・純役には、『バースデーカード』『古都』などに出演する橋本さん、純の前に突然現れるハル役には『俺物語!!』や「真田丸」での活躍に加え、『ひるなかの流星』『帝一の國』など話題作を次々と控える永野さん、そしてトキオ役を『海賊とよばれた男』『3月のライオン』ほか、2018年公開のチェン・カイコー監督による日中合作『空海―KU-KAI―』で主演に抜擢された染谷さんが務める。このたび解禁となったビジュアルは、青空の下の井の頭公園の緑と弁天池をバックに、ギターを手にマイクの前に立つ橋本さん、いまにも軽快なリズムが聞こえてきそうな様子の染谷さん、真剣な表情を見せる永野さんが勢揃いしたもの。青春音楽映画を彩る、キュートでポップなビジュアルに仕上がっている。『PARKS パークス』は4月22日(土)よりテアトル新宿にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日奈良発の日本美女が決定株式会社HDRが運営するミス・ユニバースにおいて、奈良の女性・臼杵夏来(うすき なつき)さんが見事、日本代表に選ばれた。ミス・ユニバースは、国際的なミスコンテスト。臼杵さんは、2016年11月3日に行われた奈良大会で、9人の出場者の中を勝ち抜き、見事日本代表としての地位を手に入れたのだ。ミス・ユニバースは、水着・ドレス・質疑応答の3つによって審査されるというもの。めでたく日本代表の座を手にした臼杵さんは、来年の夏に開催される、日本大会に初出場する予定となっている。ミス・ユニバースとはミス・ユニバース・ジャパンは、1952年より世界大会に参加。新たな要素として「ビューティー・コンペティション」を掲げ、世界に向けて、日本の女性特有の美しさやしなやかさを発信していこうというものだ。さらに、ミス・ユニバースでは外見の美しさだけでなく、内面の美しさも重視。社会性や人間性、知性や誠実さを兼ね揃えた女性を創造・サポートすることをコンセプトとして掲げている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社HDRのプレスリリース
2016年12月19日来年開園100周年となる井の頭恩賜公園と吉祥寺を舞台にした映画『PARKS パークス』が、来年4月22日(土)に公開されることが決定。主演には橋本愛を、共演に永野芽郁、染谷将太を迎えることも分かった。ある日、吉祥寺に住む大学生・純(橋本愛)の元に、亡くなった父の昔の恋人佐知子(石橋静河)を探す高校生のハル(永野芽郁)がやってきた。ハルと一緒に佐知子を探すことになった純は、佐知子の孫・トキオ(染谷将太)と出会い、すでになくなっていた佐知子の遺品からオープンリールテープを見つける。そこには、ハルの父・晋平(森岡龍)と佐知子の歌声が録音されていた。途中で切れてしまったその曲を、純、ハル、トキオの3人は完成させようと試みる。佐知子たちの生きた1960年代と、純たちが生きる2017年の吉祥寺。公園、街を通して、2つの時代の音や物語が重なり合い、新しい歌が生まれる、爽やかな青春音楽映画。吉祥寺で一人暮らしをする大学生の主人公・純役に、『告白』で注目を集め、『バースデーカード』『古都』などに出演する橋本さん、順の前に突然現れたハル役には『俺物語!!』や「こえ恋」、来年には『ひるなかの流星』や『ピーチ・ガール』など話題作の公開を控える永野さん、トキオ役には『寄生獣』『さよなら歌舞伎町』、そして2018年公開の日中合作映画『空海―KU-KAI―』では空海役に抜擢された染谷さんが務める。また本作の監督を始め、脚本・編集を映画監督だけでなく、「SKE48」などのミュージッククリップも担当する瀬田なつきが手掛ける。さらに、今回の発表に併せて、本作のエンディングテーマに唯一無二の世界観で注目を集め続ける、「相対性理論」の「弁天様はスピリチュア」に決定。「相対性理論」の最新作「天声ジングル」に収録されているこの曲は、2014年に閉館した吉祥寺の映画館、バウスシアターの解体直前に館内で行われたセッションを基に作られ、監督が本作製作スタート時から聞いていた楽曲だそう。また本楽曲は、現在吉祥寺・井の頭公園で定期放送としても流れているゆかりの楽曲だ。『PARKS パークス』は2017年4月22日(土)よりテアトル新宿にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月08日東京・吉祥寺にある井の頭恩賜公園100周年を記念した映画『PARKS』が製作されることが決定し、3月31日に発表会見が開催され、瀬田なつき監督らが登壇した。その他の写真本作は、井の頭恩賜公園100年実行委員会100年事業企画で、瀬田監督によると「主人公の女の子2人が、ひょんなところから50年前の音楽の断片を見つけ、吉祥寺の人々と出会い音楽を完成させていく物語」だという。瀬田監督は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『5windows』などを手がける新鋭で、蓮沼執太の『RAW TOWN』、いきものがかりの『ラブソングはとまらないよ』のミュージックビデオも監督している。ゼネラルプロデューサーの本田拓夫氏は、多くの映画ファンに愛されるも、2014年に閉館した吉祥寺バウスシアターのオーナーで「バウスの閉館前から、吉祥寺の映画が撮れないかと考えていた。この映画を通して、井の頭公園の文化を取り戻し、街に人が集まるようにしたい」とコメント。バウスシアターの人気企画“爆音映画祭”を手がけていた樋口泰人氏が宣伝プロデューサーを、トクマルシューゴが音楽監修を、松田広子が制作プロデューサーを務める。映画は昨日より撮影が始まっており、井の頭恩賜公園が100周年を迎える2017年春に、東京のテアトル新宿で公開される予定。『PARKS』2017年春、テアトル新宿にて公開予定
2016年04月01日東京都写真美術館が主催するアートと映像のアニュアルフェスティバル「恵比寿映像祭」が、2月27日から3月8日の10日間にわたって開催される。第7回を迎える今回は「惑星で会いましょう」をテーマに、80人を超す国内外アーティストたちが展示・上映・ライブ・セッションなどを繰り広げる。2009年より「東京文化発信プロジェクト」の一環として開催されてきた恵比寿映像祭。今年はホームベースとなる東京都写真美術館の改修休館に伴い、メイン会場を恵比寿ガーデンプレイス内施設へと移し、周辺地域13ヶ所の文化施設およびギャラリーと連携する大フェスティバルとなった。最大のみどころは国際色豊かなプログラムの数々。注目すべきは、昨年のターナー賞受賞者であるダンカン・キャンベル(Duncan Campbell)の参加だ。受賞作品「他のものたちに」「バーナデット」が上演される他、国際的に活躍するパヴェウ・アルトハメル(Pawel Althamer)や、注目の若手ライアン・トラカートゥン(Ryan Trecartin)らの作品も見逃せない。一方では、国内アーティスト陣も華やかな顔ぶれを見せた。日本を代表する写真家ホンマタカシが人間に内在する「野性」にフォーカスした新作インスタレーション「最初にカケスがやってくる」を発表する他、恒例のオフサイト展示では、新進映画監督・瀬田なつきによる街を舞台にした短編映画シリーズ「5windows」より、新作2本を加えた計7作品が点在する会場で上映される。作家が提起する、リアルタイムな「場所」を起点とした映像体験に期待が高まる。その他、名作アニメ映画『AKIRA』など稀少な35mmフィルムによるSF映画の爆音上映決定、現在のメディアに大きな影響を与えた雑誌『ホール・アース・カタログ』に焦点をあてたYebizoラウンドテーブルの開催、各会場を緩やかに結ぶガイドツアーやスタンプラリー実施など、意欲的なプログラムが多数組まれた。人工衛星のとらえる世界中の映像がリアルタイムで配信され続ける現在、細分化した映像情報へのアクセスは容易化する一方で、複層化の一途をたどる世界の全貌を捉えることはもはや困難となりつつある。この現状を前にし、今回の映像祭は「視点を変える」ことをキーワードに据えた。新たな視点で世界を探索し直すきっかけを与える”映像”を、世界を再発見するための観点をもたらす”アート”の側面から提示し、この世界への今日的なアクセス方法を、「未知の惑星を訪れるように」新鮮な気持ちで探ってみようと提案している。【イベント情報】第7回恵比寿映像祭「惑星で会いましょう」会場:ザ・ガーデンホールおよびザ・ガーデンルーム(1)日仏会館ホールおよびギャラリー(2)恵比須ガーデンプレイスセンター広場地域連携プログラム参加施設およびギャラリー(各所)他住所:(1)東京都目黒区三田1-13-2恵比須ガーデンプレイス内(2)東京都渋谷区恵比寿3-9-25会期:2015年2月27日から3月8日時間:10:00から20:00(3月8日は18:00まで)休館日:会期中無休料金:入場無料(定員制の上映プログラム、イベント等については有料)
2015年01月05日猫を飼っている家庭では、父親よりも母親になつくことが多く見られます。その根拠がわかれば、猫と仲良くなるための方法として応用できることも。今回は、飼い猫が母親になつく理由について迫ってみましょう。■猫は環境の変化を嫌う「猫は人につかず、家につく」と言われることがあります。猫は常に同じ環境にいることに安心するため、引っ越しをしたり模様替えをしたりしただけでも大きなストレスとなります。これは人間の出入りにも言えること。母親が専業主婦の場合は家にいる時間が長く、それゆえ必然的に猫と一緒にいる時間も長くなります。猫にとって慣れ親しんだ環境と言えるでしょう。逆に父親は日中仕事に行っているため、一時的に家にいる客人のように考えられてしまうケースもあります。■猫は女性の声が安心する女性の高い声やゆっくりした話し方は猫を安心させます。猫は警戒しているときやケンカをするときなどに低い鳴き声を出すため、男性の低い声はその鳴き声を連想させてしまい、不安に感じる猫も多いようです。猫があまりなついてくれないというお父さん、話しかけるときは少し高めの声でチャレンジすると良いかもしれません。■猫は人をみる猫は近くによっても大丈夫な人、安心できる人などを見極めることができます。余り構いすぎると猫は自由が束縛されてしまうので嫌がって近づいてきません。逆に何もせずに適度な距離を保ってくれる人を好む傾向にあります。専業主婦で忙しい母親の場合、家に居る時間が長くても、猫とスキンシップを取れる時間はわずかでしょう。しかし、父親の場合は仕事で家に居る時間が短いために、帰宅後は積極的にスキンシップを取ろうとすることも多いはず。しかしこれがかえって逆効果になることもあるのです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月10日「女の子と付き合うなら自分でリードしたいタイプですね」。強気の表情でそう語るのは若手俳優集団「D-BOYS」の堀井新太。半年ほど前に20歳の誕生日を迎えたばかり。仕事や自らについて、プロ意識の高さや大人としての責任感を感じさせる口調で語りつつ、時折のぞくヤンチャな表情、いたずらっぽい笑みが印象的だ。現在、BeeTVにおいて配信中のネットドラマ「ハイスクールドライブ~目が覚めたら高校生だった~」でドラマ初主演を果たした。近年、ネット配信ドラマをステップに多くの若手俳優がスターダムの道を歩んでいるが、堀井さんもその期待を背負う有望株。そんな彼が俳優としての野望から恋愛観までたっぷりと語ってくれた。高校時代、モテるのはクールなタイプだったけど…“学園潜入型恋愛ドラマ”と銘打たれた本作。瑞々しい青春を送る主人公の高校生の身体になぜか光浦靖子(オアシズ)演じる30代後半女性の意識が入り込んでしまうのだが、彼女はしゃべることも手足を動かすこともできない。何もできないままただひたすら若者の言動に驚き、怒り、リアルなツッコミを入れていくというこれまでにない目線とスタイルで物語が進行する。堀井さんが演じた主人公・蒼太はモテモテのバスケ部キャプテン。「最初は明るい男をイメージして、素の僕自身に近い男として演じようと思っていた」と堀井さん。だがメガホンをとった瀬田なつき監督(『嘘つきみーちゃんと壊れたまーちゃん』)からは「もっと感情を押し殺して」と正反対の性格を求められた。「脚本の柴崎(竜人)さんにも『不機嫌な二枚目をイメージして書いた。バスケをやってるし、『スラムダンク』の流川(楓)のような役として演じてほしい」と言われました。リハーサルで芝居を組み立てていくときに考えたのは高校時代のこと。モテる奴って確かにクールなタイプだったなと。好かれようとする奴ほどモテないんですよ(笑)。裏表が見えないような男の方が魅力的に映るのかな?と。ある意味でひねくれた男でもあるし、素直じゃない奴として演じるようにしました」。堀井さん自身は「蒼太とは正反対で思ったことをすぐに口に出すし、面白ければすぐ笑うタイプ」とのことで、蒼太と似ていると感じた部分はほとんどなかったという。「あえて挙げるなら…部活(※堀井さん自身は軟式野球部で活躍)に関しては、僕も大会前にはすごく熱くなってました。でも実際に部活シーンを演じてみてもやっぱり違うんですよね。蒼太はキャプテンという立場にあることも関係しているかもしれないけど、自分が部活に打ち込んでた頃を思い出してもやっぱりちょっと違うなと」。自身と違うタイプだからこその蒼太に対する憧れは?可愛らしい同級生の彼女にあんなに愛されながらも冷たくあしらう姿には劇中の光浦さんならずとも「おいっ!」と突っ込みたくもなるが…。「憧れはありますよ。蒼太は友人に対してもそっけないところがあるけど、不思議と人が集まってくる。それは“何か”を持ってるんでしょうね。ムカつく気持ちももちろんありました。自分でやりながら『最低な野郎だな』って思ってましたから(笑)。自分で自分がそっけないということすら意識してないんでしょうね。ただ演じながら蒼太の本当の考えが徐々に分かっていくところはありましたね」。物語が進む中で、部活の指導に訪れていた年上の女性に蒼太がほのかな想いを抱いていることが明らかになる。堀井さん自身、年上の女性は恋愛の対象か?と尋ねると「高校時代は考えられなかったけど、いまならアリですね」という答えが返ってきた。「いまなら」の理由は冒頭でも紹介した「自分が主導権を握りたい」という思いにある。「例えば僕が高校生で自転車しか持ってなくて、年上の彼女に『前の彼氏は車だったけど』なんて言われたら惨めで耐えられないです(苦笑)。食事するにも定食屋しか行けないのに、『イタリアンが…』なんて言われたら悲しい!いまは自分で仕事もしてるし、免許もあるし(笑)、年上の女性でもグイグイ自分でリードしますね」。「意識はしてないけど、普通の自分のノリでいると本当に弟みたいに」「D-BOYS」では下から2番目、スペシャルユニットの「D☆DATE」では最年少ということで“弟分”“末っ子キャラ”として見られがちだが、実生活では長男。恋愛観からもうかがえるが積極的に攻めていく性格だと自らを分析する。「実は先輩にゴチャゴチャ言われるのが一番嫌なタイプです。でも「D-DATE」の先輩方は本当にすごい人ばかりなので大人しく言うこと聞いてます(笑)。そうしたら『お前、弟みたいだな』と言われるようになって…。高校の先輩・後輩の関係よりも年が離れている分、実際にお兄様方は静かだし大人なんです。意識はしてないけど、ごく普通の自分のノリでいると本当に弟みたいな感じなんですよね」。そうやって学生時代とは違った立ち位置で先輩を見ながら仕事に打ち込む中で意識も変わってきた。「仕事を自分一人でやってるものだと思わなくなりましたね。少しずつ周りを見られるようになり、連帯感を大切にするようになりました。部活でも最初は自分がレギュラーを獲るのにとにかく必死だったのが、少しずつチームが勝つためにということを考えるようになったけど、それと同じかな。作品に携わったとき、どうすればより良い作品になるかというのを常に意識するようになりましたね」。様々な作品に出演する中で“役者”という仕事への思い、カメラの前や舞台上こそが自分の主戦場だという意識も固まってきたという。「僕自身、映画やドラマを観終わったときに『あぁ現実に戻った』と感じられる作品、ジブリの映画のように終わるのが寂しいと思えるような作品が好きなんです。だから自分もそういう作品に関わりたい。好きな監督は三池崇史監督と三谷幸喜監督。もしも、おふたりの作品に自分が入ったらどうなるのか?どんな芝居ができるのか?と考えるとワクワクします」。20代も視界良好といったところだが、最後にプライベートでの現在の目標を聞いてみた。「いまだにパソコンを持ってないので、21歳までに普通に扱えるようになりたいです。自分の歌さえどうやってダウンロードするのか知らないので(苦笑)。現代っ子らしくない?下町育ちで『靴は下駄でいい』ってタイプですから(笑)。頑張って自分でコンテンツを作れるようになりたいですね!」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「年下のカレ」カーディガン(MORGAN HOMME/プリマクレール・アタッシュプレス)シューズ(MORGAN HOMME/プリマクレール・アタッシュプレス)
2012年12月10日新し映画の未来を切り開く若手監督を、毎回2人ずつフューチャーする上映イベント「CINEASTE 3.0」が、11月3日(土・祝)、渋谷の新名所・渋谷ヒカリエにて開催され、上映後には『NINIFUNI』の真利子哲也監督と『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の瀬田なつき監督が登壇しトークショーを行った。近年、国内外の映画業界を揺るがすデジタル化。『アーティスト』などで描かれたトーキーへの移行期、そしてモノクロからカラー、それに次ぐ大きな転換期とされる“第三の革命”と言われ、往年のベテラン監督たちが嘆く一方で、そこを楽しみながら新たな試みに挑戦している映画監督たちもまた存在する。撮影機材の急速な進歩やインターネットメディアやSNSなどの台頭に順応し、まったく新しいスタイルでの制作、発信を模索する、そんな新鋭の若手監督たちにフォーカスしたイベント「CINEASTE 3.0」。リアルから“生”の形で人々へと発信し、果てはUSTREAMなどのオンライン映像メディアなどバーチャルな部分でのアプローチするソーシャルなスタイルを貫く上映イベントだ。この日、記念すべき第1回のゲストとして真利子監督と瀬田監督、さらにMCとして注目の映画評論家・渡邊大輔が登壇。360度をぐるりと観客に囲まれる一風変わったスタイルに、どこか緊張気味の2人。しかし、学年は違うが元々2人は東京芸術大学で学んだ身とあって、「(お互いの)名前は知ってました」とハモり会場を沸かせた。さらに「商業映画として作ったわけではない」、「主人公が似ている」、「(上映時間も)40分前後」、「ガス・ヴァン=サントから影響を受けた」と、この日上映された『NINIFUNI』(真利子監督)と『5windows』(瀬田監督)の共通点を挙げ、「どこか似てるんですよね」と意気投合。『NINIFUNI』について真利子監督は、「ただただ“自分が面白いと思ったものだけを撮る”というコンセプトだった」と言い、渡辺さんから「真利子さんの映画はとにかく肉体を全面で使うんですよね。初監督作品でもそうだし、今回の『NINIFUNI』でも、売れる前の『ももいろクローバー』(※早見あかり脱退前)が全力で踊ってますよね(笑)」と投げかけられると、「本当にそのシーンはかなり力入れて撮りましたね。音楽のためのダンスとはまた違うっていうのが大変でした。まあ、ただ『ももクロ』が好きなんですよね。見た瞬間にこの娘たちだ!っていう直観がありました。昔からいまと変わらない元気な子たちでした」と撮影当時をふり返った。一方の瀬田監督の作品も同様に、フワリと跳ねたり、飛んだりという体を使ったシーンが多いこともあり、渡辺さんから「ミュージカル映画に挑戦したりは?」と水を向けれらたが、「ミュージカルはお金がかかってしまう…(苦笑)」とインディペンデント映画ならではの苦悩を語り会場も苦笑い。この日の観客は映画業界を目指す若い世代の人々が多く、監督独自の「こだわり」について語る場面では、「この映画は、赤い京急線が走る川沿いで撮ったんですが…あまりカッコよくない町でした。でも、カッコよく撮りたいと思って、その川をセーヌ川のように撮ったり、原色が目立つコンビニの看板なんかはできるだけ入れないようにしました」とプロのこだわりを披露。しかし、インディペンデント映画に付きものの“ゲリラ撮影”で撮っていたようで、「(撮影中、)いろんな所から怒られました。猥雑な歓楽街ということもあったので、スタッフの1人がそっち関係の方に“ご挨拶”に行ったりしました…(笑)」と語り会場を驚かせていた。その後も、8ミリとデジタルフィルムの違いや映画編集の好き嫌い、映画を始めたきっかけなどなど会話は尽きることなく大きな盛り上がりを見せたが、最後に真利子監督は「でも、僕はただ面白いものだけを作っていく、追っていく、それだけだと思います」と語り、理論ではなく楽しむことだと映画業界を目指す若者たちに“真髄”を伝授し、その様子に瀬田監督も大きく頷いていた。これから、まだまだこのイベントは続くとのこと、渋谷から始まる新しい映画のうねり(=CINEASTE 3.0)をあなたも感じてみては?「CINEASTE 3.0」公式サイト■関連作品:NINIFUNI 2012年2月、ユーロスペースほか全国にて公開© ジャンゴフィルム、真利子哲也
2012年11月05日若手の映画監督にスポットをあてるイベント『CINEASTE 3.0』が、11月3日(土)から渋谷ヒカリエ“8/”でスタートする。隔月で全6回の開催を予定している本イベントが目指すのは“日本の映画界への新しいアプローチ”だという。上映作品の画像本イベントは、毎回ふたりの若手映画監督をフィーチャーし、会場の特設スクリーンで最新作の上映とトークイベントを行い、オフィシャルサイトでは登場監督ふたりの過去作の配信や、会場でのトークの模様を配信する。記念すべき第1回目の監督は『イエローキッド』の真利子哲也監督と、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の瀬田なつき監督。今年のロカルノ国際映画祭で反響を呼んだ真利子監督の『NINIFUNI』と、瀬田監督の最新作『5windows』が上映される。その他、自社のCMを制作したい企業や店舗と監督が組み、短編映像の制作を発表する場を設け、イベント終了後にその制作資金をソーシャルファンディングサイト“CAMPFIRE”で募り、完成した作品をオフィシャルサイトで無料公開する試みも開始。主催者の株式会社ドリームキッドと有限会社アイオーネットは、「日本の映画界への新しいアプローチと活性化の象徴となるようなイベントを目指すと共に、企業や他分野のアーティストと、若手映像作家との出会いの場として、魅力的なビジネスが生まれるプラットフォームとして機能して行くことを目的としている」とコメント。本イベントは今後も隔月にて全6回を開催する。『CINEASTE 3.0』11月3日(土)18時スタート第1部:映画上映『NINIFUNI』『5windows』第2部:トークイベント(※USTREAM配信あり)ゲスト:真利子哲也監督、瀬田なつき監督会場:渋谷ヒカリエ“8/”COURT入場料金:1500円(※当日受付のみ・中学生以下無料)
2012年10月31日auビデオパスの新ドラマ「コレカラ」に主演する成海璃子と共演の温水洋一、瀬田なつき監督が9月13日(木)にドラマの配信を記念して、都内でトークイベントを行なった。auのデバイスやパソコンを通じて映画やアニメ、ドラマなど約3,000本が視聴可能となるサービス「ビデオパス」のドラマで、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の瀬田監督がメガホンをとった本作。ネット上で商売を始めた女子大生の由紀は、ひょんなことから冴えない中年男の耕作と仲良くなるのだが…。つい先日、20歳の誕生日を迎えた成海さんは実感を問われると「あまり変わらないですね」とマイペースに回答。誕生日当日はシャンパンでお祝いし、その際「日本酒を飲みたい」と語っていたが、「(日本酒は)あまり飲んでないですが色々飲んでます」と微笑んだ。ちなみに成海さんと温水さんの共演はこれで6度目。成海さんが「最初の共演が援助交際の関係だったのでよく覚えています」と言えば、温水さんも「前のドラマがハードだったので休みをもらって旅行でもしようと思ってたら、このお話をいただいたんです。『相手は誰?』と聞いたら成海さんで、『やります!』ってすぐに言って旅行はキャンセルしました」と語るなど、ドラマの中の由紀と耕作さながら、年は離れていても強い結びつきが存在するようだ。改めて20歳を迎えて今後の女優人生について、成海さんは「言われたら何でもやります」と語り、自身の年齢よりも年上の人物、20代はおろか30代の役でも「経験はないけどできそうな気がします。宇宙人でも、なんでもやりますよ(笑)」と頼もしい発言。一方で挑戦してみたいことを問われると「飼っているウーパールーパーをめっちゃデカくしたい」。さらに直さないとと感じている部分については「靴のまま部屋に上がること…」と何とも謎めいた私生活の一部を明かし、笑いを誘っていた。そんな成海さんに俳優、そして人生の先輩としてアドバイスを求められた温水さんは「ないですよ!僕がアドバイスされっぱなしの人生なので」と恐縮しつつ、「そのままの成海さんを見せてほしい」とエール。成海さんは「ずっと作品を作り続けていきたい」と女優としての夢を明かすと共に「表に出すかは分かりませんが、自分でも作ることになると思います」と監督への意欲も覗かせていた。ドラマ「コレカラ」はau「ビデオパス」で配信中。au「ビデオパス」公式サイト:■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
2012年09月13日映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が1月22日(土)に公開初日を迎え、主演の大政絢が共演陣と共に舞台挨拶に登壇。ミニスカート姿でファンの大歓声を浴びた。シリーズ累計130万部を突破したライトノベルを原作とした本作。10年前に起きた誘拐監禁事件の被害者であるみーくん(染谷将太)とまーちゃん(大政さん)の周辺で連続して起きている奇妙な事件の真相と、10年前の事件の秘密が描き出される。この日、本作がソウル国際女性映画祭、台北ゴールデンホース・ファンタスティック映画祭、台北映画祭など各国の映画祭からオファーを受けていることが発表され、客席からは大きな拍手がわき起こった。受験シーズンということで、登壇陣は受験生へのエール、そして自分なりのジンクスや必勝法を求められたが、大政さんは「私のブログにも受験生の方から『試験に受かったら『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』を観に行きます』というコメントをたくさんいただいています。全員に受かってほしいのですが、私自身は緊張したりしないために、普段通りに生活します。あとは辛いガムを食べたり、歯磨きをしてスッキリさせます」と明かしてくれた。染谷さんは「緊張しないように深く考えないようにします。あと良く寝ることは大切だと思います」と“マイペース”を強調。さらに田畑智子は「あまりお腹をいっぱいにしないようにします。甘いものを食べたり糖分を取って頭をスッキリさせます」と語り、宇治清高は「家を出るときに『行ってきます!』と大声で挨拶をします」と明かした。ちなみに、宇治さんの劇中での役名は、学問の神様と同じ“菅原道真”ということで「げんかつぎで舞台挨拶に呼ばれたんじゃないですよね?」と笑っていた。瀬田なつき監督が「私はネガティブなので、最悪の事態を想定して臨みます」と語ると会場は爆笑。さらに監督は「今日も劇場に数人しかいないことを考えていたので、こんなにたくさんの方に来ていただいて良かったです」と笑顔を見せた。最後に大政さんが「この作品はいろいろ考えさせられるところがあり、可愛くてポップだけど、残酷でミステリアスな部分もあります。色々な方に楽しんでいただける作品だと思うので、2度3度と観ていただければと思います」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開中。■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会■関連記事:大政絢インタビュー「仕事で泣きそうになること?ある…けど我慢してます(笑)!」大政絢20歳の抱負「柴咲コウさんみたいな女優に」大政絢主演!『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』試写会に20組40名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?
2011年01月23日モデルとして絶大な人気を誇り、さらに「恋する日曜日」、「ケータイ刑事」、「怪談新耳袋」など、数々の人気女優を輩出してきたおなじみのシリーズで主演を張るなど、女優としても目覚しい活躍を見せる大政絢。今年は「ケータイ刑事」の映画版第3弾に、人気漫画の実写版として話題を集める『パラダイス・キス』、さらに1月クールのTVドラマでも「美咲ナンバーワン!!」(日本テレビ)など出演作品が目白押し。中でも累計130万部を超える人気ライトノベルの実写版であり、彼女が“猟奇的な”ヒロインを演じることで注目を集めているのが『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』。まもなく20歳。ブレイク間近の彼女が、見事な“壊れっぷり”を見せてくれている本作について語ってくれた。壊れたキャラだからこそあえて「まーちゃんの“普通の部分”を意識した」大政さん演じるマユ(まーちゃん)と、染谷将太扮するみーくんは、10年前に起こった誘拐監禁事件で共に生き残った被害者であり、壮絶な過去のトラウマをそれぞれ違った形で抱えている。特にかわいらしい外見と裏腹に、屈託のない笑顔を浮かべたまま残酷さを発揮するまーちゃんのキャラクターは際立っているが、大政さんが強く意識したのは「まーちゃんの普通の部分」だったという。「確かに最初に脚本を読んだときは“ぶっ飛んでる”という印象を持ったんですが、演じていくうちにそうしたイメージは薄れていきましたね。逆に、純粋で真っ直ぐな、かわいい女の子だな、と。監督からも『狂気の要素を持っているからこそ普通に演じてほしい』と言われて、彼女の普通さが伝わるようにと演じました。みーくんもすごく純粋で、物語についても、残酷な部分というのはあるんですが、みーくんとまーちゃんのかわいらしい恋愛の部分の印象が強くて、ポップでかわいい作品になったなと思います」。「役柄を作り上げていくことに難しさは感じなかった」と何とも頼もしい言葉を口にする大政さん。だが、これは監督、染谷さんと共に段取りとリハーサルを徹底して行ったからこそ生まれた自信だという。「リハーサルや段取りについては、クランクインする前から(瀬田なつき)監督と何度も繰り返していて、クランクイン後も時間があれば、すぐに染谷くんと3人で部屋にこもってました。そういう意味で、撮影に入る前に役は掴めていましたね。だから現場でも、染谷くんというよりはみーくんと話してる時間がすごく長かった(笑)。染谷くんと大政絢で話してるイメージではなくて、現場でもみーくんとまーちゃんでした」。「演じながら、新しい発見があるのが楽しい」とは女優という仕事の楽しさを尋ねる質問への答え。今回の現場で学んだの「喜怒哀楽の切り替え」だったという。「私自身、素では怒ったり泣いたりってあまり外に出さないタイプなので、逆にマユはそういうのがハッキリと出せてかわいいなぁと思いましたね」。大政さんお気に入りのシーン&衣裳は…?ついでに大政さんの“自己分析”を聞いてみよう。「そもそも、感情を表に出さないと言うより、イライラすることが少ないかな…。あまり怒りを感じないというか。『悔しいなぁ』と思うときはありますね。でも、人前では泣くのは我慢します(笑)!仕事で悔しくて泣きそうになること?ありますけど…我慢してます!周りにはマイペースだっていつも言われてますね。マイペースな方です(笑)」。まーちゃんは制服姿に加え、私服姿もキュート!本作に限らず、大政さんは衣裳に関して常にスタッフと話し合いを重ねるという。「話し合いはいつもしてますし、衣裳合わせもいつも何度も何度も繰り返してます。今度のドラマ(『美咲ナンバーワン!!』)も含めて制服を着る機会は多いですが、どういう着こなしを見せるかというのも大切にしてます。今回のマユは、本当に色とりどりの衣裳が多くて、その部分のかわいらしさを一番に表現できるようにしました。みーくんとまーちゃんが自転車でデートするシーンが爽やかでかわいらしくてすごく好きなんですけど、そのときのワンピースは衣裳さんの手作りで、すごく気に入ってます!」。「大きな目標というより、いま、頂いている仕事を丁寧にやりたい」と大政さん。さらにこんなことも。「モデルと女優を両立してずっと続けていきたい、という思いは強くあります。自分の中ではこの2つの仕事はそれぞれ違うものとして現場に臨んでいるんですが、互いに影響し合っている部分もあります。女優については、やっぱり周りから『よくなったよ』と言われると嬉しい。新しい役や大きな役をいただけるようになるにつれて責任やプレッシャーも大きくなるけど、だからこそ壁を乗り越えたら楽しいです」。凛とした笑顔が印象的な彼女。これから、20代の真っ白なキャンパスにどんな絵を描いていくのか――。■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会パラダイス・キス 2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密 2011年2月5日池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2011 ケータイ刑事 THE MOVIE 3 製作委員会■関連記事:大政絢20歳の抱負「柴咲コウさんみたいな女優に」大政絢主演!『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』試写会に20組40名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?向井理、ピンクのシャツ&黒ハットでクールに「行こうか」『パラキス』特報が到着!映画で見たいカップルNo.1は向井理&綾瀬はるか!実生活で夫婦の2人もランクイン
2011年01月14日開催中の第23回東京国際映画祭の「日本映画ある視点」部門に出品されている『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の上映が10月25日(月)に開催され、主演の大政絢をはじめ、染谷将太、田畑智子、瀬田なつき監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。ファンの間で“みーまー”という略称で親しまれ、シリーズ累計で100万部を突破した同名小説が原作。一緒に誘拐された過去を持つみーくん(染谷さん)とマユ(大政さん)が10年ぶりに再会して巻き起こす“事件”を描いた青春ストーリー。登壇陣が見どころとして強調するのは物語の持つ“二面性”。大政さんは「ピュアな恋愛の部分と残酷な部分が描かれていて飽きさせません!」とアピール。染谷さんもこれに頷き「かわいくて残酷な映画です。両面性を楽しんで」と呼びかけた。劇中、みーくんはマユを一途に想い、マユはわがままでみーくんを振り回すが、恋愛対象としては?という質問に大政さんは「一途に想われていて、マユは幸せ者ですよね。すごくいいな、と思います。マユもみーくんのことが大好きで…そういう関係が良いですね」と笑顔。「田畑さんはどうですか?」といきなり質問を振られ、やや慌て気味の田畑さんは「(みーくんは)痛々しいほどに頑張りますが、相手をそこまで想えるのって素敵だと思います」と回答。一方、マユのような女の子は恋人にしたいか?と尋ねられた染谷さんは「難しい質問ですけど…守ってあげたくなるかも」と考え抜いた末に回答。またみーくんが劇中につく嘘について「みーくんはマユのことを想って嘘をついて生きてる。素敵な嘘だなと感じました」と語り、大政さんも「相手を想う嘘ならいいかな」と頷いた。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は2011年1月22日(土)より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】C・ドヌーヴ舞台挨拶登壇も撮影切り上げ退場「たくさん撮ったわ」【TIFFレポート】ポール・ポッツ日本初野外ライブで美声とジョーク!ディズニーの本格3D映画『トロン:レガシー』山田優に続編オファー?
2010年10月25日映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の主題歌、および挿入歌を柴咲コウが歌うことが発表され、主題歌の歌詞を柴咲さん自身が手掛けるほか、名曲「ルージュの伝言」のカバーに挑戦していることがも明らかになった。大政絢と染谷将太というフレッシュなコンビを主演に迎えて送る本作。“僕”ことみーくん(染谷さん)と幼なじみで10年前の誘拐監禁事件の被害者同士でもあるまーちゃん(大政さん)の2人が、連続殺人事件の発生で揺れる街で10年ぶりに再会。そこから巻き起こる騒動をポップかつシニカルに描き出す。柴咲さんは自ら詞をつけた主題歌「サヨナラブ」に加え、ユーミンこと荒井由美(松任谷由美)の名曲で、宮崎駿監督のアニメ『魔女の宅急便』でも使用された「ルージュの伝言」をカバー。柴咲さんにとって他アーティストの楽曲をカバーするのは初めてのこと。今回の発表に際し柴咲さんは、主題歌のレコーディングについては「ディスコミュニケーションをテーマに制作しました。曲調はアップめだが、詞はシニカルな内容で、それを楽しんでレコーディングできました」と語り、「ルージュの伝言」に関しては「歌ってみたら、すごく自分にフィットして歌いやすかったです。レコーディングがとても早くできました」とのコメントを寄せてくれた。さらに映画については「思っていたより映像が暗くなくてフレッシュで、いまどきっぽくて、内容のわりに描写が爽やかでした。みーくんを、好きになってしまいました」と感想を寄せている。瀬田なつき監督は、挿入歌を「ルージュの伝言」のカバー曲にしたことについて「映画の中では、現在と過去を繋ぐ曲として使っています。幅広い世代の方が子供時代を思い出せるポジティブな曲として『ルージュの伝言』のような雰囲気がイメージだと伝えていたら、そのまま『ルージュの伝言』になりました。びっくりでした。楽曲を聴いてみて、懐かしくもあり、新しくもあり、不思議な感覚でした。何よりも柴咲コウさんが歌っているのかと思うとウキウキします。映画では、重要なシーンで使っていますので、楽しみに見て(聴いて)下さい」と語っている。そして大政さんからもコメントが到着!「POPな曲調と、切ないけど前向きな歌詞が、映画と重なって本当に素敵だと思いました。曲を聞いて、ますます映画の公開が楽しみになりました」と喜びを語っている。なお、本作は10月23日(土)から開催される第23回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」に出品されることも決まっており、来年の劇場公開を前にどのような評価を受けるのかも気になるところ。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は2011年1月22日(土)より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
2010年10月11日