第35回東京国際映画祭記者会見のラインアップ発表会見が9月21日(水)に開催され、昨年に続きフェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛らが出席。映画界におけるハラスメントや労働環境問題、日本社会におけるLGBTQを巡る問題について語り、映画界や社会の改善のために声を上げていく意向を示した。今年の映画祭は10月24日(月)から11月2日(水)までの10日間の日程で有楽町・日比谷・銀座を中心に開催。東京宝塚劇場にて開催されるオープニングセレモニーでは、コロナ禍の影響で行なわれていなかったレッドカーペットイベントが3年ぶりに復活することも明らかになった。コンペティション部門には15作品が選出されており、日本映画では今泉力哉監督作で稲垣吾郎を主演に迎えた『窓辺にて』、鈴木亮平と宮沢氷魚が共演した松永大司監督作『エゴイスト』、冷害に見舞われた18世紀後半の東北の村を舞台にした福永壮志監督の『山女』の3作品がノミネートされている。コンペティション部門の審査委員長を務めるのは、舞台「ライオン・キング」の演出、映画『アクロス・ザ・ユニバース』、『フリーダ』の監督として知られるジュリー・テイモア。女性が審査員長を務めるのは、一昨年のチャン・ツィイー、昨年のイザベル・ユペールに続き3年連続となる。ほかに日韓で活躍する女優のシム・ウンギョン、ポルトガル出身の映画監督ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、撮影監督の柳島克己、元アンスティチュ・フランセ館長のマリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルが国際審査委員に名を連ねる。コンペティション部門以外では、2004年から2008年まで過去5回にわたり授与されてきた「黒澤明賞」が14年ぶりに復活。山田洋次監督、仲代達矢、原田美枝子らが選考委員を務め、世界の映画界に貢献してきた映画人、映画界の未来を託していきたい映画人を顕彰する。また、今年3月に57歳の若さで逝去した青山真治監督を追悼し『EUREKA(ユリイカ)』、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』の上映も行われる。橋本愛昨年に続き、フェスティバルアンバサダーを務めることになった橋本さんは「ありがたく、光栄なことです」と喜びを口にしつつ、昨年の経験を踏まえ「もうちょっと自分にできることはないか?日本映画界に立ちはだかる課題について、自分の気持ちをお話しできたら」と語り、特に「ハラスメント」と「労働環境の問題」について言及する。「一番感じるのは世代間の溝です。上の世代の方々が、これまで必死に積み重ねてきたものを『守り抜いていこう』という姿勢、これまでの功績に誇りを持って、関わっていく姿勢は素晴らしいですが、その一方で下の世代、若い世代の声をちゃんと聴こうという姿勢――(それぞれの世代が)お互いに声を聞き合う姿勢がものづくりにおいて大事なことなんじゃないかと思います。自分も含め、若い世代も、自分の声を押し殺されることを何度も経験して、諦めてしまいそうになるところもあるけど、めげずに伝えていく表現方法をちゃんと鍛えて、自分の中にあるものを伝わるように伝えていくことが大事だと思います」と世代間のギャップを埋めるために互いに歩み寄り、それぞれの意見に耳を傾けることの重要性を訴えた。さらに、昨年のアンバサダーとしての活動が「映画そのものの役割についても考えるきっかけになった」と語り、LGBTQや環境破壊といった社会問題についても言及。日本で同性婚が認められていない現状などに触れつつ「LGBTQへの理解、環境問題への意識も世界と比べると薄い」と指摘し「歴史や伝統を守っていく姿勢それ自体は美しく、素晴らしいけど、それらを守り抜く過程で、こぼれ落ちてしまう人たちがたくさんいる。そうした人々の悲しみや苦しみに寄り添って『それでも生きていてほしい』という気持ちでものを作っていくのが映画であり芸術であると思います」と力強く語った。今泉力哉監督こうした橋本さんの訴えに、会見に同席した今泉監督も反応。橋本さんが口にした「こぼれ落ちてしまう人々」という言葉に触れ「ずっと恋愛映画を撮ってきて、(感情や事象に)まだ名前がついてなかったり、困ったり、悩んだりしている人たちがいるのに、そこについて作られる作品ってあまりないなということを、シリアスになり過ぎずに笑いを交えて描くということをずっとやってきました。今回の作品(『窓辺にて』)もそういうことをしようとした作品です」と社会の中で顕在化してない“声”を拾い上げ、映画で描くことの意義を口にする。『窓辺にて』は、妻の浮気に気づいた男に芽生えたとある感情を丁寧に描き出しているが「喜怒哀楽を出せないと、感情や愛情がないと捉えられることがあるけど、意外とそういう人っていっぱいいると思っていて、そこは自分も投影して作った作品です」と語った。同じく会見に出席した福永監督、松永監督も自身の経験などを踏まえつつ、撮影現場の労働環境をより良くしていくことの重要性を口にしていた。第35回東京国際映画祭は10月24日(月)より開幕。(text:cinemacafe.net)
2022年09月21日第35回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月21日、都内で行われ、昨年に引き続き、同映画祭のアンバサダーに就任した橋本愛、コンペティション部門に選出された今泉力哉監督、福永壮志監督、松永大司監督が出席した。橋本は2年連続の大役に、「本当に光栄で、ありがたいこと。役目を果たさなければと、背筋が伸びる」と抱負をコメント。「アンバサダーとして、どういったことを発信できるか模索していた。ハラスメントや労働環境など、もの作りの現場に立ちはだかる課題について、自分の気持ちをお話できれば」と具体的な目標も明かした。さらに「一番感じるのは、世代間の溝」とも語り、「若い世代も、自分の意見が伝わるように表現のスキルを磨くことが大切。お互いに歩み寄り、もっとすてきなもの作りの環境になればという願いがある」と闘志を燃やしていた。今年のコンペティション部門は2022年1月以降に完成した長編映画を対象に、107の国と地域から1695本の応募があった。舞台演出家で映画監督のジュリー・テイモアがコンペティション部門の審査委員長を務めるほか、シム・ウンギョン(俳優)、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(映画監督)、柳島克己(撮影監督)、マリー クリスティーヌ・ドゥ・ナバセル(元アンスティチュ・フランセ館長)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査する。今泉監督による『窓辺にて』は、稲垣吾郎が主演する“好きという感情そのもの”について深く掘り下げる大人のラブストーリー。「いろいろな国の作品と並んで見てもらえることは、作品にとってもプラスになる」と期待を寄せた。『山女』で東京国際映画祭に初めて参加する福永監督は、「海外で活動している自分から見て、東京国際映画祭は日本を代表する映画祭で、規模もインパクトも一番大きい。発表の場であり、理解を深める機会にもなるので、イベントなどでいろんな人たちと交流し、次につながる経験がしたい」と話していた。また、松永監督は鈴木亮平と宮沢氷魚が共演するラブストーリー『エゴイスト』で、コンペティション部門に初選出され、「コンペは映画祭の花形で、非常に光栄。この作品は、自分にとっても挑戦しがいのある企画だったので、初めてご覧になる方々がどんな反応をするか楽しみ」と心境を語っていた。第35回東京国際映画祭は10月24日~11月2日、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』(二宮和也主演、瀬々敬久監督)、クロージング作品『生きる LIVING』(カズオ・イシグロ脚本、オリバー・ハーマナス監督)の上映をはじめ、映画祭を盛り上げるガラ・セレクションには全14本がラインナップされた。さらに、2004年~08年の過去5回にわたり行われていた黒澤明賞が久々の復活。東京フィルメックス共催の「ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集」、Nippon Cinema Now部門の特集「追悼青山真治」、国立映画アーカイブ共催の「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」、ジャパニーズ・アニメーション部門など、世代やジャンルを横断した多彩なプログラムが企画されている。【橋本愛メッセージ】まさか2年連続務めさせていただけるとは思わず、驚きとともにうれしい気持ちです。映画が好きで、どんな厳しい状況でも作らずにはいられないような、そんな状況を少しでも変えようともがきながら、それでもなお映画を撮ることを選んでしまうような、そんな熱量を持った方々の、光になるような映画祭になったらいいなと、勝手ながらに思っています。取材・文・写真=内田涼■開催情報「第35回東京国際映画祭」期間:10月24日(月)~11月2日(水)会場:日比谷、有楽町、銀座地区で開催公式サイト: オープニング作品:『ラーゲリより愛を込めて』(二宮和也主演、瀬々敬久監督)クロージング作品:『生きる LIVING』(カズオ・イシグロ脚本、オリバー・ハーマナス監督)「TIFFCOM2022」期間:10月25日(火)~10月27日(木)公式サイト:
2022年09月21日女優の橋本愛が21日、都内で実施された「第35回東京国際映画祭」のラインナップ発表記者会見に出席。2年連続でフェスティバル・アンバサダーに就任することが発表され、昨今取り沙汰される日本映画界の環境や世代間のギャップに触れて「お互いに声を聞き合う姿勢がこれからのモノづくりにおいて大事ではないかと思います」と語った。35回目を迎える今年の東京国際映画祭は、昨年からの日比谷・有楽町・銀座エリアに加え丸の内地区にも開催会場を広げ、上映劇場も拡大する。2年連続で同映画祭のアンバサダーに就任した橋本は「ありがたいこと。とても光栄。役目を果たさないといけない、という背筋が伸びる思い」と喜ぶ一方、「もうちょっと何ができるのではないかと考えたとき、今の日本の映画界に立ちはだかる課題について、自分の気持ちをお話しできればと思っています」と述べた。つづけて「まず一番はハラスメントと呼ばれることや労働環境の問題」といい、「映画界にかぎらず色んな問題があるなと思うことは、自分が色んな現場を経験していてたくさんある。一番感じるのは世代間の溝。上の世代の方々が今まで必死に積み重ねてきたものを大事に守り抜いていこうとか、自分の功績に誇りをもってモノづくりに関わる姿勢はとてもすばらしいと思う。一方で下の世代の人たち、若い人たちの声を聞こうという姿勢があれば。お互いに声を聞き合う姿勢がこれからのモノづくりにおいて大事ではないかと思います」と主張した。さらに「自分も含めて、若い世代、下の世代が自分の声を押し殺されることを何度も経験してきて、諦めてしまいそうなところを、そこはめげずに、自分の意見をちゃんともって伝える、そしてその共有方法をちゃんと鍛えて、伝わるように伝えるスキルをこちらも磨いていくことが大事。お互いが歩み寄って、今よりもっとすてきな映画をつくるモノづくりの環境になったらいいな、という一人の願いがあります」と熱弁した。橋本は社会問題にも言及。「すごく個人的な気持ちですが、日本では同性婚が認められていないだとか、LGBTQ+への理解がまだ浅いだとか、世界の環境問題への意識も世界と比べると薄かったりする。そういったところに目を向けて、歴史や伝統を守っていく姿勢は美しいしすばらしいと思うんですけど、その一方で、それを守り抜いていく過程でこぼれ落ちてしまう人々もたくさんいる」と指摘。「そういった人たちの苦しみや悲しみにちゃんと寄り添って、それでも生きていてほしいという気持ちを込めてモノをつくっていくのがきっと映画であり、芸術。助け合うことでいつの間にか、世界がちょっとより良くなっているかもしれない。世界をより良くするお手伝いを、映画を通してできていければ」と思いを馳せ、同映画祭における日本の魅力と課題の発信に意欲を見せた。会見では、映画祭期間中の全上映作品やイベントの情報が解禁された他、「コンペティション」部門に選ばれた日本映画の今泉力哉監督(『窓辺にて』)、福永壮志監督(『山女』)、松永大司監督(『エゴイスト』)が登壇。映画祭への思いや日本映画界について語った。
2022年09月21日橋本愛主演、遊川和彦脚本「家庭教師のトラコ」第9話が9月14日オンエア。里美、真希、智代“3人の母親”を前に自分の想いを吐き出すトラコ…その姿に「胸が熱くなった」「ありのままの自分で前に進めた気がする」などの声が送られている。施設で育ち母への恨みを抱いて大人になった主人公が、家庭教師となって“お金が正しく使われる世の中”を作ろうと、様々な母親とその子どもたちを手懐けていく…というストーリーが展開してきた本作。福多のもとを去り、ネットカフェ暮らしの生活に戻った根津寅子=トラコを橋本さんが演じるほか、“里親”を奪われないようトラコの自転車に細工した過去を明かしたことで、トラコから怒りをぶつけられた福田福多には中村蒼。2人のほかトラコに家庭教師を依頼した上原里美に鈴木保奈美。東大とお笑い芸人を目指す里美の息子・守には細田佳央太。同じく家庭教師を依頼した元新聞記者の中村真希に美村里江。その娘の知恵には加藤柚凪。古い定食屋を受け継いで細々と暮らす下山智代に板谷由夏。智代の息子・高志には阿久津慶人といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トラコは福多から“おまえのお母さんが見つかったらしい”と連絡を受けるが、かたくなに母親に会おうとしないトラコを説得しようと福多は里美、真希、智代に頼み込む。トラコの母親の入院先が今の勤務先だと知った里美は、入院中のトラコの母親・香苗のもとを訪れ、そこにあった写真から香苗がかつて自分と同じクラブで働いていたことに気づく。さらに香苗と幼いトラコが智代の定食屋を訪れていたこと、中学時代の真希がトラコを助けていたことも判明する…というのが9話の展開。里美、真希、智代の説得で香苗に会いに行ったトラコだが、香苗はすでに亡くなった後だった。智代の定食屋に戻ってきたトラコに、3人は自分たちが母親の代わりになって、トラコが母親に伝えられなかった想いを全部受けとめると言い、トラコは号泣しながら母・香苗への想いを吐き出す…。「言いたいこと沢山あった 罵ってやりたかった 最期、それすら出来なかった だけど、叶えてくれた3人がいた 子供のように泣くトラコに胸が熱くなったよ」「トラコの号泣、良かったなぁ まさに7才で止まったままだった幼子の想いの決壊でやっと本当にトラコはありのままの自分で前に進めた気がする」「ママズによる疑似ママと、大きいけど小さいトラコちゃんのやりとりにぎゅっとなる。本当のお母さんとのあれこれがあるから、家庭教師宅でママに比重が偏ってたのね…… 」など、このシーンに感動の声が殺到。そしてトラコは守、知恵、高志の家庭教師に復帰するのだが、ラストで3人の生徒たちが一斉に受験を止める、私立に進学しないと言い出す展開に…。子どもたちの行動に視聴者からは「合格したらトラコ先生とお別れだからってことじゃないか」「これ嘘?トラコに会えなくなるから?」「受験終わったら先生に会えなくなるとか自分達だけ先生より幸せな道を進んでいいのかって感じなのかな」などと推測する投稿が寄せられている。【最終回あらすじ】トラコは3人の子どもたちが突然「受験をやめたい」と気が変わったことに大慌て。これまで問題を鮮やかに解決していたトラコが、以前なら福多がいてくれたから思い切ったことができた…と言うと、真希(美村里江)と朔太郎(細田善彦)は今すぐ福多に連絡しろとせき立てる。しかし福多は今月結婚式を挙げるはず…気まずい思いを抱えながらも福多に電話をかけたトラコは、福多から「失敗を恐れるな」と背中を押される…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年09月15日橋本愛主演「家庭教師のトラコ」の第6話が8月24日オンエア。トラコの一番嫌いな言葉に「今後の伏線が出た」などの声が寄せられている。遊川和彦が脚本を手がける本作は、主人公の家庭教師・トラコと、年齢も抱えている問題もバラバラな3人の母親とその子どもたちが織りなす個別指導式ヒューマンドラマ。3つの家庭の子どもと母親を“手懐けて”何かをしようとしている根津寅子=トラコを橋本愛が演じ、トラコと養護施設でともに育ち官僚になった後、今はトラコをサポートしている福田福多に中村蒼。銀座のホステスから銀行家の後妻となったが家に居場所がない上原里美に鈴木保奈美。その息子で東大合格とお笑い芸人を目指している守に細田佳央太。大手銀行の頭取になることが決まった上原家の家長・利明には矢島健一。また中村真希に美村里江。真希の娘・知恵に加藤柚凪。下山智代に板谷由夏。智代の息子・高志に阿久津慶人といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。里美が購入したバッグを男の子がひったくろうとする。そこに現れたトラコは男の子を止め、警察に突き出そうとするが、里美は何か理由があるのでは?とトラコを制止、一緒に男の子を児童養護施設に送り届ける。「何であんなことしたのかしら?」と首を傾げる里美にトラコは「この施設を救いたかったのかも」と話し始める。施設は長年抱えた負債が膨らんで閉鎖寸前の状態だといい、助けるには3000万円必要だと知った里美は夫に相談してみるという。しかし利明に頼んだ融資を断られ、どうしたら施設を救えるのか悩む里美。トラコは彼女ストラディバリウスや絵画、シャトーモリーを偽物にすり替えることを提案する…というのが今回の物語。利明が愛人を副頭取にしたことを知ってもなお、自分たち夫婦には深い絆があり、利明は誰よりも自分を愛してると言い張る里美に、トラコは「私は最近嫌いな言葉がどんどん増えてるけど、何より一番嫌いなのは愛」だと言い放つ。このセリフに視聴者からは「『愛』が嫌いな言葉か、今後の伏線が出た」「トラコの過去と関係しているからでしょうか?」などのコメントが。またトラコを演じている橋本さんの名前が愛であることから「トラコ先生まさかの『愛』が嫌いな言葉なの!?中の人“橋本愛”さんなのに」といった投稿も。ラストは5年前、トラコが福多と再会した当時の回想シーンで終了。こわもてのスーツ姿の男性たちに追われるトラコに「黒服に追われるってスパイみたいだなぁ」「次回からの展開が全く読めません。来週が待ち遠しい」「寅子の目的が今日もサッパリ分かりませんが、信用させて落としてその先に大いなる計画あるんだろう」「トラコ先生も最後の最後に全員を裏切るくらいの爽快さを出して欲しい!!」など様々な声が寄せられている。【第7話あらすじ】里美、真希、智代らはトラコと連絡が取れなくなる。トラコを心配する彼女たちだがトラコがどこに住んでいるのか…家族はいるのか…母親たちは何も知らなかった。その頃、トラコは次のステップに進むため「そろそろ例のこと伝えて」と福多に指示する。気が進まない福多は「おまえがやろうとしてることって、あまりにも過激だから」と、5年前のトラコとの再会を思い出す…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年08月25日橋本愛主演、遊川和彦脚本「家庭教師のトラコ」の5話が8月17日放送。「嫌いな言葉が3つ」だったトラコだが、今回“5つ”に増加…視聴者からは嫌いな言葉が増えたトラコに「どんどん増える」「この世の言葉全て嫌いになってしまうのでは…?」などの反応が寄せられている。謎の家庭教師トラコが、世代も生活レベルも違う3つの家庭の母子と織り成す個別指導式ヒューマンドラマとなる本作。授業料は言い値でOK、授業を親が覗いてはいけない、授業の日はその家に泊まるなど独特のルールを持つ家庭教師の根津寅子ことトラコ役で橋本さんが主演を務めるほか、共演にはトラコと養護施設で一緒に育った幼なじみで、その後官僚になったが辞めて彼女の秘書となった福田福多に中村蒼。また角煮定食が評判の店をひとりで切り盛りするバツイチママで、前回ガンが見つかった下山智代に板谷由夏。その息子で私立中学志望の高志に阿久津慶人。ジャーナリスト魂にこだわって前職の新聞記者を勢いで辞めた中村真希に美村里江。その娘でこちらも私立中学を目指す知恵には加藤柚凪。銀座のホステスから銀行家の後妻となった上原里美に鈴木保奈美。その息子で東大を目指しつつお笑い芸人志望でもある守には細田佳央太。また智代の元夫・満男には丸山智己。真希の夫・朔太郎には細田善彦。里美の夫・利明には矢島健一といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。胃ガンの手術を1週間後に控えた智代に「高志にはもう伝えたんですか?」と聞くトラコ。智代は「伝えなきゃね」と言いつつも。生き生きと勉強に励む高志にはどうしても打ち明けられず「高志には病気のこと黙っててもらえますか?」とトラコにお願いする。そんな智代の微妙な変化に気付いた高志から「先生、何か知らない?」と聞かれたトラコは、いずれ分かるから焦らず待つようにと答える…というのが5話の展開。智代が保険に入っていなかったことを聞いて目を丸くするトラコ。じたばたするより高志が大学卒業するまでにいくら必要か計算してみたらどうかと提案し、早速電卓で計算を始め4630万円という数字をはじき出す。「誰か間違って振り込んでくれないかな」と笑う智代に、トラコは「どっかの持続化給付金じゃないんだし」とシリアスな口調で返答する。このやり取りには「誤送金wwwww時事ネタwww」などの反応が集まる。また1話で「私には嫌いな言葉が3つある」と言っていたトラコだが、その後1つ増え4つになり、今回のエピソードでは智代が口にした「ついてない」という言葉が加わって5つに。この事態に視聴者からは「トラコの嫌いな言葉がどんどん増えるわね………」「トラコの“嫌いな言葉”毎週一個ずつ増えてほしい」「このままだとトラコ先生、この世の言葉全て嫌いになってしまうのでは…?」などの声も上がっている。【第6話あらすじ】里美が買ったバッグをひったくろうとした男の子を捕まえたトラコ。2人はその子を児童養護施設に送り届ける。施設長の話では男の子は頭が良く面倒見のいい子だという。「何であんなことしたのかしら?」と首を傾げる里美に、トラコは「この施設を救いたかったのかも」と話し始め、施設は長年抱えた負債が膨らんで閉鎖寸前の状態だと教える。助けるには3000万円必要だと知った里美は夫に相談してみるという…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年08月18日橋本・伊都広域観光協議会は、高野山麓である和歌山県橋本・伊都地域(橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町)で撮影された自然、歴史、文化など、地域の魅力を伝える写真を募集します!詳細URL: 応募いただいた写真は、橋本・伊都広域観光協議会及び関係機関が、パンフレットやSNSなどでの観光情報発信を行う際、より多くの人に当地域の魅力を知っていただくため活用させていただく予定です。入賞された方には、商品券や高野山麓の名物などの賞品もご用意しております。皆様が撮影された「高野山麓の魅力」を沢山の方にお届けするため、ぜひご応募をお願いします。コンテストイメージ◆「第3回高野山麓いと楽しフォトコンテスト」募集概要【応募期間】令和4年11月1日(火)~12月6日(火)必着※撮影時期が応募期間前の作品も応募可。【テーマ】橋本・伊都地域の魅力【応募対象】和歌山県橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町で撮影された自然、歴史・文化(世界遺産社寺等)、観光素材としての写真【応募条件】・応募点数は1人5点まで(入賞は1人1賞)。・プロ、アマチュア、どなたでも応募できます。・自作品で未発表のものに限ります。・入賞作品は写真データの提出を求め、指定期間内に提出の無い場合は、入賞を取り消すことがあります。・応募作品を返却希望の方は返信用封筒に切手を貼付、住所・氏名をご記入の上作品と一緒にお送りください。【作品規格】・組み写真、合成・加工作品は不可。・プリント作品、サイズはA4とします。最優秀賞、優秀賞はA3プリントにて再度ご提出をお願いします。(自費)・カラー・モノクロは問いません。【応募方法】応募用紙に、タイトル、撮影場所、氏名、住所、連絡先を記入の上、印刷した作品裏面に貼付し、事務局へ郵送又は持参してください。高校生以下の方は学校名等も記入してください。【入賞(賞品)】・最優秀賞 1点(商品券3万円相当)・優秀賞 4点(商品券5千円相当)※優秀賞は橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町の撮影地から各1点・入選 若干数(プレミア和歌山推奨品)・特別賞 若干数(図書カード千円相当)※特別賞は高校生以下が対象【公式WEBページ】詳細はこちらをご確認ください。 ★高野山麓について高野山麓は、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された、金剛峯寺を始めとする弘法大師空海ゆかりの社寺や聖地高野山へとつながる高野参詣道がある、悠久の歴史を持つ地域です。さらに、高野山への宿場町として栄えた「橋本」、フルーツの町「かつらぎ」、真田幸村ゆかりの「九度山」など、魅力あふれるスポットがたくさんあります。★高野山麓の魅力探しには、HP「高野・山麓いと楽し」、観光イメージ動画「高野山麓ととのい旅」、周遊バス「高野山麓世界遺産アクセスバス」がおすすめです。HP「高野・山麓いと楽し」 : 観光イメージ動画「高野山麓ととのい旅」: 「高野山麓世界遺産アクセスバス」 : 「第2回高野山麓いと楽しフォトコンテスト」最優秀賞作品『献灯』 撮影場所:光三宝荒神社(ひかりさんぽうこうじんじゃ)(橋本市) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月10日ドラマ『家庭教師のトラコ』で橋本愛さんが演じる根津寅子(=トラコ)は、“合格率100%”と評判の家庭教師。母親たちは我が子の志望校合格を願い彼女を頼るが、教えてくれるのは勉強じゃない!?しかも、常識とはかけ離れた方法で…。「初めて脚本を読んだ時は『トラコさん、何をしでかすんだ』と思いました(笑)。それぐらいトラコさんの教育方法は突飛だし、人として大丈夫なのかと心配になるところも。でも、実はそんな行動には意味があって、子どもだけでなく、結果的に家庭そのものが救われていく。あとから『そういうことだったのか』とわかり、改めて遊川さんの作品は、道筋の描き方がすごいなと思いました」「遊川さん」とは、今作の脚本を手がける遊川和彦さんのこと。プロデューサーは大平太さんで、二人がタッグを組むドラマに橋本さんが出演するのは、『同期のサクラ』『35歳の少女』に続いて3度目となる。「私が以前ご一緒した作品と今作には、通じるものを感じていて、それはその根底に“怒り”があるということ。トラコさんは、ある怒りを持って行動しています。ただ、私自身はその感情と距離を置いた生き方をしているので、クランクイン前に、遊川さんや大平さんと意見を交わしたりしながら、ようやく自分の中で腑に落ちる答えが見つかったという感じです」劇中には、それぞれ事情の異なる3組の母親と子どもが登場する。おもしろいのは、トラコ自ら各家庭に合わせて、メリーポピンズ風、体育会系の熱血教師風、妖しい教師風と、衣装やキャラを変えること。「作為的に演じ分けることはほとんどなくて、衣装を着てセリフを喋ったら、自然とそのキャラクターが出てくるんです。だから3つの役柄を演じることに、あまり難しさは感じていないかも。むしろ一番ラクなのは熱血教師風。がに股で歩いても咎められないところとか、解放感があるんです(笑)」そんな三変化も含め、トラコはどこか謎めいたキャラクター。でも、子どもたちは彼女と行動をともにすることで、“正しいお金の使い方”を学び、ひいては自分にとっての本当の幸せにも気づくようになる。「トラコさんは子どもたちに、答えを教えるようなことはしません。自主性を尊重するというか、種さえまけばあとはその人自身の問題だからと関与しない距離感が、私はすごく好きなんです。誰かの押し付けではなく、自分の幸せは自分で決めることが大切だと思うから。そんなトラコさんの言動から、何か生きやすくなるようなヒントを持ち帰っていただけたら、こんなに嬉しいことはない、と思いながら演じています」『家庭教師のトラコ』トラコが家庭教師として通うのは、問題を抱えた3組の家庭。彼女は子どもたちに、勉強ではなく、生きていくうえで大切な“正しいお金の使い方”を教えるのだった。トラコはなぜお金にこだわるのか。その狙いとは?毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。はしもと・あい1996年1月12日生まれ、熊本県出身。2010年のデビュー以来、ドラマや映画への出演多数。声の出演映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』が10/7に2作同時公開する。※『anan』2022年8月10日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2022年08月07日2022年7月29日、俳優の橋本環奈さんがInstagramでライブ配信を実施。橋本さんのある姿に、ファンから反響が上がっています。橋本環奈が『すっぴん』を披露同日の23時半頃より、ビールを飲みながらインスタライブを行った橋本さん。「お風呂上がりです」と、すっぴん姿を披露したのです。Instagramに記録された、実際の橋本さんの姿がこちら。 この投稿をInstagramで見る 橋本環奈&井手上漠マネージャー(@kannahashimoto.mg)がシェアした投稿 お風呂上がりだからか、お酒を飲んでいるからかは分かりませんが、少し頬が赤いだけで、普段の姿とほぼ変わりません!およそ50分もの間、ファンと交流した橋本さん。配信中に愛犬たちとたわむれたり、好きなお酒やスキンケアについて答えたりと、自然体な姿を披露していました。橋本さんといえば、同年2月に開幕し、同年7月に千秋楽を迎えた舞台『千と千尋の神隠し』の主人公、千尋役として出演したことが話題に。「最近休めていますか?」という質問に対しては、「逆に今のほうが忙しいかも」と回答し、複数の作品に携わっていることを明かしました。数々のコメントに素のテンションで答えるすっぴん姿の橋本さんに、多くのファンが魅了されたようです!・すっぴんもかわいくて、癒されました。大好きです!・ライブ配信をしてくれてありがとう!明日も頑張ってください!・いろんな話をしてくれて嬉しかったです。すっぴんでもかわいい環奈ちゃんが見られて、幸せ…。橋本さんのインスタライブ映像は、公開から11時間ほど経過した同月30日現在、55万回再生されるほどの反響っぷり。橋本さんの今後の活躍からも、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2022年07月30日橋本愛主演、遊川和彦が脚本を手がける「家庭教師のトラコ」が7月20日から放送開始。トラコを演じる橋本さんに「七変化見るの楽しい」「ハマり役」などの感想が送られるとともに、トラコの“本当の狙い”にも多くの注目が集まっている。子どもの将来が不安でならないワーキングママ、超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ、実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママという世代も生活レベルも違う3人の母親と、親には言えない“深刻な問題”を抱える子どもたち。本作は謎の家庭教師・トラコが、この3人の母親と3人の子どもを救う個別指導式ヒューマンドラマとなる。高卒でコスプレが趣味で不愛想な家庭教師・根津寅子を橋本さんが演じるほか、トラコとは養護施設でともに育った幼なじみで、洗濯や食事といった身の回りの世話から仕事のサポートまでこなす福田福多に中村蒼。新聞記者をしているワーキングママの中村真希に美村里江。ホステス時代に妻子持ちの銀行家の愛人となり、守を出産した後妻ママの上原里美に鈴木保奈美。小さなことにこだわらない大雑把な性格で、小さな定食屋をひとりで切り盛りするバツイチママの下山智代に板谷由夏。真希の娘・知恵に加藤柚凪。里美の息子・守に細田佳央太。私立中学に進学したいと思っている智代の息子・高志に阿久津慶人。「お受験」にそこまで乗り気ではない里江の夫・朔太郎に細田善彦。里美の夫・利明に矢島健一。智代の夫・満男に丸山智己といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではトラコが真希の娘・知恵の家庭教師をすることに。迎えた授業初日、トラコはメリーポピンズのような姿で真希の家にやってきて、真希から授業料1万円を受け取ると、知恵と2人きりになったトラコは「あなたは何を知りたいの?」と知恵に尋ねる。「なんで、知恵はお受験しなきゃいけないの?」と答える知恵に対し、トラコは「知恵ちゃんにとって幸せとは何かを考えてみましょう。この1万円を使って――」と知恵に授業料の1万円札を渡す…というストーリーが展開。教える子どもに合わせ服装やキャラクターまで変え、知恵に対しても優しい口調から突然豹変するなど、多彩な表情の変化をみせるトラコに「橋本愛ちゃんの七変化見るの楽しい」「家庭の性格に合わせてキャラクターを変えるところが面白い」「公園のシーンの流れる水のような表情の変化はしびれた」「橋本愛ちゃんハマり役だね♪これからの展開が楽しみ」などの声が。ラストでは福多がトラコに対し「お前の本当の狙い知ったら、みんなどう思うだろうな」と口にし、その後、PCのモニターに表示された“親の職業一覧”から、今回トラコが担当する子どもの親の職業に赤線を引いていくシーンが映し出された。このラストシーンにも「トラコの本当の狙いはなんなのか、気になる」「8,000万預金があるトラコ先生 狙いはなんだ~?!」「親の職業なんか過去と関係あるのかな?」「トラコは色んな職業の親を探してる?」など、トラコの真意を推測する視聴者からの投稿が続々とSNSに上がっている。【第2話あらすじ】トラコは智代の営む定食屋「万福亭」のレジから息子・高志が5千円札を抜き出すところを目撃。しかし智代にそのことを言わず、「何で言わなかったの?」と質問する高志に「5千円を何に使うか知らないから、まだ」と答える。高志がいじめっ子たちからカツアゲされていることを知ったトラコは「一緒に行ってやる」と、高志を連れて課外授業へ出掛ける…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年07月21日2022年5月、俳優の橋本環奈さんに関する、あるウワサがTwitterで拡散されました。それは、橋本さんの美容事情。サラサラでうるおいのある髪の毛について、橋本さんと関係のない第三者から、こういった情報が発信されたのです。橋本環奈の髪の毛がサラサラなのは、週に3回も美容院に行っているから。その度に、トリートメントと毛先のカットをしているらしい。投稿は何千回と拡散され、多くの人から「知らなかった!」「サラサラなことに納得した」といった声が続出。そんな中、同年6月14日、橋本さんはTwitterでこのような投稿をしたのです。いやぁ〜2ヶ月ぶりに美容院行って来ましたぁ〜笑行く暇なくて後回しになっちゃうけど、やっぱり行ったあとサラサラっ週3も行けるかいな!!!笑— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) June 14, 2022 直接触れてはいませんが、「週3も行けるかいな!」というツッコミを見るに、橋本さんも拡散されたデマを目にしたのでしょう。拡散された情報とは異なり、橋本さんも世間一般の人と同様に、数か月間隔で美容院を利用するようです。橋本さんは数多くのドラマや映画などに出演しているため、多忙な生活を送っているはず。だからこそ、「そんなに行けるわけがない!」とツッコミを入れたかったのでしょう。正面からデマを否定する橋本さんの対応に、ネットからは称賛する声が続々と上がりました。・返しが最高すぎて爆笑した。こういうところが好きだわ。・そりゃあ、環奈ちゃんほどの売れっ子に、週3で美容院に行く暇があるとは思えない。・対応がかっこよすぎる。SNSのデマに引っかからないように注意しようっと。結局、橋本さんの髪の毛がサラサラな理由は不明ですが、本人の努力によるものなのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年06月14日橋本環奈が主演を務める映画『カラダ探し』が10月14日(金)に公開されることが決定した。あわせて、橋本とともに、5人の死体が転がっている衝撃的なティザービジュアルも公開された。原作は2011年にWebサイト・エブリスタに投稿され、2014年に村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ『少年ジャンプ+』(集英社)で連載、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品。本作は、『IT/イット』シリーズや『死霊館』シリーズ、『シャイニング』など世界的名作を多く生み出し、ホラー映画の金字塔を打ち立てたワーナー・ブラザースが贈る刺激的ループ型ホラーとなる。橋本環奈演じる主人公の女子高生・明日香の生活は、ある日学校にいるはずのない幼い少女から「ワタシのカラダ、探して」と不気味な言葉を言われた日から一変してしまう。その日深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香はクラスメイト5人と共に深夜の学校に。その後突如全身が血で染まった少女”赤い人”が現れ、全員を次々に殺していく。そしてその日から、6人は同じ日を繰り返すこととなるのだった。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠された、とある少女のバラバラにされた”カラダ”をすべて見つけ出すこと……。公開されたティザービジュアルは、血しぶきが広がった床で明日香のほか、クラスメイト5人の死体が転がっているインパクト抜群の仕上がりとなっている。死体に囲まれ、全身から血が滴る不気味な姿で真ん中に立っているのは、6人を毎日追い詰め殺していく”赤い人”。校内に隠された”カラダ”を全て見つけなければ、永遠に終わらないループの中で”赤い人”に殺され続ける6人。真っ赤に染まるおぞましい姿が、彼らの身に起こる凄惨な運命を予感させる。また、まだ発表されていない明日香のクラスメイトの姿も初めて公開されたが、まだうつ伏せ状態で顔はわからないまま。明日香とともに”赤い人”に挑むクラスメイトをそれぞれを誰が演じているのか、気になるところだ。『カラダ探し』10月14日(金) 公開
2022年06月14日「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦が手掛ける日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」の放送が決定。地上波民放連続ドラマ初主演の橋本愛が、合格率100%の伝説の家庭教師・トラコを演じる。脚本・遊川和彦×プロデューサー・大平太という「家政婦のミタ」コンビが贈る本作は、謎の家庭教師・トラコが、3人の母親と3人の子どもを救う、個別指導式ヒューマンドラマ。子どもの将来が不安でならないワーキングママ、超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ、実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママという、世代も生活レベルも違う3人の母親。しかし、“自分の子どもを志望校に合格させたい!”という切実な願いが共通点。一方で、その子どもたちも親には言えない“深刻な問題”を抱えていた。そんな彼らにトラコは、世の中にある現実を見せる。子どもたちは、いつの間にか正しいお金の使い方を知ることになり、ほんの少しだけ自分の進む道が分かってくるように。橋本さん演じる家庭教師トラコは、それぞれの家族の生徒に合わせ、風貌を変えて登場。生徒には対等だが、母親にはなぜか異常に厳しい。また、無駄なお金の使い方を嫌というほど見てきた彼女には、大いなる野望が。そのために街の権力者達の子息の家庭教師をし、コネを作り、お金を貯めていく。「トラコ自身も成長しつつ、触れ合う人たちの心や環境が変わっていくというストーリーは、誰かにとっての小さな希望になるかもしれないと思ったので、この作品で力を尽くしたいなと思いました」と出演にあたってコメントした橋本さんは、「トラコは、3つの家庭の生徒に合わせて風貌は変わりますが、根っこの部分は変わりません。プライベートな部分は序盤、謎に包まれたまま進んでいくと思いますので、視聴者のみなさまには、いろんなキャラクターに変身するトラコ自身の本心、本性の部分を、想像しながら見て頂きたいなと思います」とメッセージを寄せている。日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」は7月期放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月26日タレントの橋本マナミさん(37)は、かねてよりお付き合いしていた1歳年下の勤務医と2019年に結婚。現在、1歳の男の子のママとなり、子育てと芸能活動を両立しながらも、美しさに磨きをかけるマナミさんに注目が集まっています。先日は、ヨガウェア姿を投稿したところ反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!丸くて形のいい桃尻に反響 この投稿をInstagramで見る 橋本 マナミ(@manami84808)がシェアした投稿 「ヒップアップでほぐして桃尻」と、日々トレーニングに励んだ引き締まった美尻を自身のインスタグラムに投稿。2枚目に写真をスライドすると、ヨガウェア姿のマナミさんは横向きで美尻を披露。桃尻とおっしゃる通り丸くきゅっと上向きに引き締まったお尻にフォロワーはくぎ付けに。コメント欄には「完璧♡美人さんすぎて憧れます♡」「綺麗なライン」「ナイスケツ」と、ハートマークや桃の絵文字が飛び交い称賛のコメントが続々と書き込まれておりました。誰もが憧れるスレンダーなボディは、こうした日々のトレーニングの賜物。一朝一夕にはかなわないのだと改めて思いました。いくつになっても桃尻や美ボディをキープし続けるマナミさんから目が離せないですね!
2022年05月24日タレントの橋本マナミさん(37)は、かねてよりお付き合いしていた1歳年下の勤務医と2019年に結婚。翌年には第1子男児が誕生し、「国民の愛人」というキャッチコピーでセクシーさを売りにしていたマナミさんも遂にママに。ママになった現在も色気満載で、自身のインスタグラムにさりげなく色気を放つ写真を投稿し、ファンから反響を呼んでいるようです。先日も谷間がチラリする写真を投稿し注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!素肌にジャケット?!セクシーな胸元に視線集中! この投稿をInstagramで見る 橋本 マナミ(@manami84808)がシェアした投稿 4月8日からテレビ東京で0時52分から放送開始した新ドラマ『先生のおとりよせ』に巨乳でクールビューティーな出版社の編集長・九堂今日子役で出演しているマナミさん。巨乳ということもあり胸元が強調される衣装が多いのかもしれませんね。こちらの投稿された写真も、素肌に赤いジャケットを着ているかのような胸元で、コメント欄には「セクシー♡」「胸元がヤバイ♡」「見た目峰不二子」とセクシーなマナミさんの姿に多くの反響が寄せられておりました。ママになった今でも色気満載で美しいマナミさん。新しい投稿ではどんなセクシーな姿を見せてくれるのか楽しみですね!あわせて読みたい🌈磯山さやかさんがすっぴん!?画像を公開 「可愛い過ぎ」「女神」と反響
2022年04月20日映画監督の園子温(その・しおん)さん、俳優としても活躍する映画監督の榊英雄さん、さらに俳優の木下ほうかさんの性行為強要疑惑が立て続けに一部週刊誌で報じられ、芸能界はもちろん世間に大きな衝撃を与えています。2022年4月13日には、俳優の橋本愛さんがInstagramのストーリーズ機能で、一連の問題に対するコメントを投稿。性被害や性暴力の被害者が受ける傷の深さ、告発する難しさを自身の言葉でつづっています。橋本愛「その思いを踏みにじるような言葉を投げかけないで」橋本さんは、性行為強要疑惑が報じられた後、「被害に遭った時に声を上げればよかった」「なぜ今更、告発をするのか」というコメントを見かける機会が多かったといいます。そうした考えを持つ人たちに対し「同様の被害に遭ったことがないのかな、と思いました」とし「もしそうならば、それはとても幸せなこと」「どうかずっと分からないままでいてほしいと思うほどです」と正直な思いをつづりました。一方で、なぜなのかが知りたいと思う人に対しては「分かってほしい」といい、こうも続けます。言えないんです。言葉を発そうとすると、たとえば口に汚物を塗りたくられたような感覚に。記憶を思い返すだけで、人の糞を無理やり口に、体内に捩じ込まれたような感覚に。とまで言えば、どこか体感として伝わるでしょうか。または全身を虫が大量に這うような感じ、もあります。耳や、口、鼻、目、に、虫がわらわらと侵入してくる感じ。です。感覚は人それぞれですが、私自身の感覚を表すとすれば、これが一例にあたります。たとえば窃盗なら、盗まれたものを取り返したい、そして、どこかで「取り返せるのではないか」という希望が持てるのだと思います。きっととても怖いしショックだけれどこの場合警察や然るべきところにすぐに相談される方は多いのではないかと思います。けれど、性被害は、一生、何があっても取り返せないんです。たとえ加害者が逮捕されようと、罰せられようと、どうなろうと。だから一番は、記憶を消すしかないんです。ai__hashimotoーより引用あまりにも生々しく、リアルな表現が並ぶ、橋本さんの投稿。被害者が受けた苦痛と嫌悪感、癒えることのない傷を負った絶望感が強く伝わってきます。また、だからこそ言葉にして被害を告発することは難しく、橋本さんはそれでも今回、声を上げた人たちを思い「それでもどうにか何かを変えたいと、なんとか言葉にしてくれた」とし「その思いを踏みにじるような言葉を投げかけないで」と訴えかけました。最後に「被害者の方々の気持ちは、全部私の想像なので、間違ってることもあるかもしれません。でも、私自身が想像した体感に、ウソは1つもありません」とつづった橋本さん。この投稿は反響を呼び「とても大きな意味がある投稿」とさまざまなコメントが寄せられました。・被害者に寄り添う姿勢が伝わってきた。・橋本さんの投稿で、勇気をもらった人も多いのではないだろうか。・影響力のある橋本さんがいうことで、被害者の苦痛が伝わってほしい。悲しいことに、性被害や性暴力は映画業界、芸能界に限った問題ではありません。今も誰かが被害を受け、声を出せずに苦しんでいるのです。被害者が受けた傷は癒えることがなく、過去を変えることができなくても、それでも被害を告発したその勇気は、もっと尊重されるべきではないでしょうか。そして、この声が大きくなり理不尽な被害を受ける人がいなくなることを多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2022年04月14日3月13日(日)放送の人物ドキュメンタリー番組「情熱大陸」は、女優の橋本環奈が登場する。1999年、福岡県生まれの橋本さんは、是枝裕和監督の『奇跡』で映画デビューし、映画初主演を務めた『セーラー服と機関銃 -卒業-』で日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞。『銀魂』『キングダム』シリーズや「今日から俺は!!」など数々の話題作に出演した。今月より、初舞台で初主演となる「千と千尋の神隠し」が公演中の橋本さん。名作アニメーション映画の世界初となる舞台化公演ということで、公演開始前から大きな注目を集めていた。演じるのは、主人公・千尋。上白石萌音とのWキャストでの上演だ。大役にも肩肘を張らず、演出を手掛けるジョン・ケアード(英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)が「環奈は笑い声が大きいから探す手間が省ける(笑)」と話すほど、持ち前の天真爛漫さで周囲を和ませる橋本さん。映画やドラマ、バラエティ番組などに絶えず出演し、多忙を極める23歳の新たな挑戦を追った模様を放送する。「情熱大陸」女優/橋本環奈編は3月13日(日)23時~TBS系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月05日タレントの橋本マナミさん(37)は、かねてよりお付き合いしていた1歳年下の勤務医と2019年に結婚。2人の出会いは、毎年クリスマスに高校時代の同級生で独身の男女数人にマナミさんが呼び掛けて開催する『さびしんぼの会』というイベントで友人が連れてきた人が今の夫だそう。2人は出会ってすぐに意識し合っていたとか。お互い何か惹かれるものがあったんでしょうね。先日は、色気満載な寝そべりショットを投稿し、注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!色っぽ寝そべりショットにファン悶絶 この投稿をInstagramで見る 橋本 マナミ(@manami84808)がシェアした投稿 「今はいい状態でのキープが前よりもやりやすく、理由は運動、食事制限、睡眠、、とても基本なことなのですが一番大事なこと!今は産前よりも体重が減っています」とボディケアについて秘訣を明かすマナミさん。キャミソールのような薄着スタイルで寝ころびこちらを向く色気満載なショットにフォロワーからは「色っぽい♡」「お母さんになっても美しさ変化無し」と今もなお色気たっぷりなマナミさんに視線が集まっており、「産前より減ってるの、羨ましいですしすごいです」とママフォロワーから羨望のまなざしが向けられておりました。ママになってもなお美と色気が増しているマナミさん。その秘訣を探るべく今後も注目していきたいと思います!
2022年03月01日A.B.C-Zの橋本良亮が主演するミュージカル『スワンキング』より、橋本が国王ルートヴィヒ二世に扮した新ビジュアルが公開された。あわせて各公演の詳細も発表された。本作はバイエルン王国の国王・ルートヴィヒ二世と作曲家・リヒャルト・ワーグナーという“狂王”と“天才”を描いた作品。ルートヴィヒ二世とは、若さと美貌を持ち合わせた国王で、音楽と建築をこよなく愛すあまり破滅的浪費を繰り返し、「狂王」の異名で知られた人物。一方、リヒャルト・ワーグナーは天才的な作曲家でありながら借金と女性関係に生涯苦しんだといわれている。とある安宿の一室。作品の上演機会を失い、借金まみれになった天才作曲家・ワーグナーは自らの死を覚悟していた。そこに救いの手を差し伸べたのがルートヴィヒ二世。ワーグナーを崇拝する彼は、莫大な報酬をもって惜しみない援助をし、大作オペラ「ニーベルングの指環」の上演を共に夢見る。ワーグナーは信頼する指揮者ビューローとその妻・コージマを呼び寄せ、創作に没頭する。しかし、このことがワーグナーとコージマの人知れぬ関係を生み出し、またルートヴィヒ二世は政策的批判から窮地に追い込まれることになる。友情、愛情、嫉妬、絶縁……立ち塞がる史上最悪のスキャンダルを乗り越え、果たして彼らの夢は達成されるのか……。作曲家・ワーグナーの才能を崇める美貌の青年王・ルートヴィヒ二世に、本作でミュージカル初主演となるA.B.C-Z橋本良亮が挑戦。ルートヴィヒ二世から寵愛を受け、オペラに全てを捧げた天才作曲家・ワーグナーを、俳優として輝かしい経歴を誇る名優・別所哲也、天才ピアニスト・リストの娘であり、ワーグナーの才能に憧れ大胆な行動を起こすコージマを、梅田彩佳が演じる。さらに、渡辺大輔、関西ジャニーズJr.の今江大地、牧田哲也、夢咲ねねという実力派キャストが集結。脚本・詞・演出をG2が務める。今回公開されたビジュアルでは、ルートヴィヒ二世が建てたノイシュバンシュタイン城(別名:白鳥城)のもとで、橋本自身のピュアなイメージより選ばれた純白の衣裳、そして作業時間100時間を要した繊細な刺繍がほどこされた荘厳なマントを着用した橋本の、凛々しい姿が描かれている。また、各公演の詳細も発表。東京公演は6月8日(水)から17日(金)まで東京国際フォーラム ホールC、大阪公演は7月1日(金)から3日(日)までオリックス劇場、愛知公演は9日(土)、10日(日)に刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール、福岡公演は17日(日)、18日(月)にキャナルシティ劇場にて上演される。チケットは4月16日(土) 10:00に一般発売がスタートする。【公演概要】ミュージカル『スワンキング』脚本 / 詞 / 演出:G2音楽」荻野清子出演:橋本良亮(A.B.C-Z)別所哲也梅田彩佳渡辺大輔今江大地(関西ジャニーズJr.)牧田哲也夢咲ねね他公式サイト: 東京公演:6月8日(水)~17日(金)東京国際フォーラムホールC大阪公演:7月1日(金)~3日(日)オリックス劇場愛知公演:7月9日(土)13時公演 / 10日(日)13時公演福岡公演:7月17日(日)13時・18時公演 / 18日(月)13時公演チケット一般発売日:4月16日(土) 10:00~プレイガイドチケットぴあ: セブン-イレブン店頭「マルチコピー機」(Pコード:511-033)
2022年02月16日累計1400万部を突破しているCLAMPの伝説的大ヒットコミックを、蜷川実花監督が実写化した『ホリック xxxHOLiC』。この度、橋本愛が座敷童役で出演していることが明らかに。鮮やかなデザインの振袖を着た、蜷川監督撮りおろしキャラクター写真も同時に公開された。【ミセ】を訪れる女性キャストを連日発表中の本作。今回、第5弾として出演が発表されたのは、『桐島、部活やめるってよ』『寄生獣』「パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」などに出演する橋本さん。演じるのは、神木隆之介扮する高校生の四月一日に恋心を抱く座敷童。四月一日に恥じらいながらもプレゼントを渡すシーンは、思わず微笑んでしまう可愛らしい場面に仕上がっている。橋本さんは「原作を昔から読んでいてファンでした。、蜷川さんの手によって構築された新たな世界がとても素敵だなと思いました」と印象を明かし、神木さんについては「四月一日さんにも思い入れがあるので、神木さんの四月一日さんを見させていただいて、すごく楽しかったです!」とふり返っている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年02月06日女優の橋本愛が30日、東京国際フォーラムで行われた「第34回東京国際映画祭」(TIFF)のオープニングセレモニーに登壇した。フェスティバル・アンバサダーの橋本は「コロナ以前はレッドカーペットの周りにお客様がいらして、年に一度、稀にある皆さんと交流できる楽しいイベントだったので、今年は熱気を感じるような空気ではないにしても、こういう状況で映画祭が開かれたんだということのありがたみを感じています」とコロナ禍での開催となった今年の映画祭への思いを語った。“越境”という映画祭テーマに関しては「性別の違いや、世界各国、文化の違いといった様々な違いを認め合いながら、歩み寄るにはどうしたらいいかというのを、お互いに誠実に考え合うのが人とのつながりの中で大事だなと思っている」と述べ、「そういった意識や、心、感性を育むことが映画の持つ大きな役割だと思う」と映画の持つ役割をアピール。さらに、「東京の名画座やミニシアターに足を運ぶとよく思うのが、映画館ごとのカラーや雰囲気が全然違っていて、座席やどんな映画を上映するのかというセレクトなど、その映画館にしかない魅力があって、その場所のその映画館にしかないという特別感が私は大好きです」と日本の映画館の魅力を発信した。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。2004年から六本木をメイン会場に開催してきたが、今年から日比谷・有楽町・銀座地区に移し、10月30日から11月8日まで開催する。コンペティション部門は、113の国と地域、1,533本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは松居大悟監督による『ちょっと思い出しただけ』と野原位監督による『三度目の、正直』の2作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2021年10月31日女優の橋本愛が30日、東京国際フォーラムで行われた「第34回東京国際映画祭」(TIFF)レッドカーペットに登場した。フェスティバル・アンバサダーを務める橋本は、美肌が透けて見えるシースルーのワンピースで登場。美貌を放ちながらゆっくりとカーペットを歩いた。そして、「この映画祭が皆さんにとって楽しいものになるように少しでも自分にできることをやりたい。今年すごく面白そうな作品がたくさんあるので、皆さんにこういう映画がやっているよというのを少しでも知ってもらえるように頑張りたいと思っています」と意気込みを語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。2004年から六本木をメイン会場に開催してきたが、今年から日比谷・有楽町・銀座地区に移し、10月30日から11月8日まで開催する。コンペティション部門は、113の国と地域、1,533本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは松居大悟監督による『ちょっと思い出しただけ』と野原位監督による『三度目の、正直』の2作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2021年10月30日「映画に人生を救ってもらった」――。橋本愛はハッキリとそう語る。彼女がその経験をしたのは2017年の第30回東京国際映画祭でのこと。ひとりの観客として映画祭で世界的名匠アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝的作品『エンドレス・ポエトリー』を鑑賞した時「光が見えて、自分を肯定することができた」という。そんな彼女が今年の第34回東京国際映画祭においてフェスティバル・アンバサダーを務めることが決まった。映画祭の魅力は何か? 映画館という場所がいかに特別な場所なのか? なぜ映画が必要なのか? 自らの経験を通して映画の可能性を誰よりも信じている橋本に話を聞いた。――これまで出演作が東京国際映画祭に出品されたこともありますし、舞台挨拶やトークイベントに参加されたこともありますが、橋本さん自身の東京国際映画祭の思い出について教えてください。これはあちこちでお話していることではあるんですが、私自身、東京国際映画祭で『エンドレス・ポエトリー』を見て、人生が救われたんですよね。ずっと「どうしたらいいのかな?」と思っていた問いの答えを映画がくれて、そこで光が見えて、自分を肯定することができたし、これからどういう思いで生きていけばいいのか? という思いがハッキリしたんですね。“人対人”で、誰かと対峙して得るものよりもはるかに大きなものを映画からもらったし、それが芸術文化のすごいところだと思うんですが、そういう経験をさせてもらったのがこの東京国際映画祭なんです。――『エンドレス・ポエトリー』が上映されたのは2017年の第30回の時ですね。その時は観客として劇場に足を運んだんですか?そうです、普通に自分でスケジュールを立てて。その頃が、一番映画を観ていた時期で、名画座などにもよく通って、いろんな映画を観ていたんですが、ちょうど東京国際映画祭がやってて「行ってみよう!」という感じで。映画をたくさん見ている人たちのTwitterなんかもよく見てて、そういう方たちの感想などを読みながら、純粋に興味を持ったんですね。それまでも『寄生獣』や『残穢 -住んではいけない部屋-』が映画祭で上映されて、女優として参加させていただいてはいたんですけど「あ、そうか! 観客として観に行ってもいいんだ!」って(笑)。――橋本さんが感じる、映画祭の魅力はどういう部分にあると思いますか?ものすごくマイナーだけど、すごく面白い映画がやってくる、しかも大きなスクリーン、広い空間で観られるという、その体験自体がすごいなと思います。「この映画、劇場公開されることになっても、絶対にこんな大きな映画館では掛からないだろうな」という作品を大きなスクリーンで大勢の人たちと観られるんですよね。――中には残念ながら、買い手がつかず劇場公開されない、つまりこの映画祭でしか見られない作品もありますし。そうなんですよね。しかも、上映後にティーチインがあって、監督や制作者の話を聞くこともできる。ときどき、海外の俳優さんもいらして、そういう話ってすごく新鮮だし、私にとっては非常に遠い存在なので「あぁ、同じ人間なんだな」と感じられたり、話を聞きながら現場での感覚みたいなものが理解できる部分もあったりして、すごく楽しいんですよね。――映画関係者であれば誰もが知っている「東京国際映画祭」ですが、一般の知名度は決して高いとは言えません。より多くの人に映画祭の存在、その魅力を知ってもらうために何が必要だと思いますか?それは私自身、以前からずっと考えていることでもありますし、今回、アンバサダーという役目を通してより深く考えていかないといけないことだなと思っています。具体的に「これ!」という特効薬が自分の中にいま、あるわけではないんですが…でも「映画館」という場所の大切さ――時代が変わればいろんなことが変わっていくとは思いますが、最低限「誰でも、そこに行けば映画を観られる」という場所を保持していかなくてはいけないなという思いは強く感じています。正直、人間って自分が思っているよりもずっと簡単に死んでしまうものだと思うし、実際にいま(コロナ禍で)大勢の方が亡くなってもいるし、でもあの映画館という空間があることで救われる命があるってことを私自身が身をもって知っているので、それくらい重要なものなんだという感覚を育むことから必要なのかなと思います。もともと、(その感覚が)ない人に「映画って大事なんだよ」とか「映画館って大切な場所なんだよ」という感覚を「持て」と言ったってなかなか難しいので、自然とそういう感覚が育っていき、身に付くというのが理想なのかなと。とはいえ、否定はしたくないんです。「映画を観ないなんておかしい」なんて言えないし、そんなふうには思ってないけど、「あるんだよ」ということはちゃんと伝えたいなと思っています。映画館で映画を観るって本当に尊いこと橋本愛――決して映像を見るという文化が廃れているわけではなく、スマホでYouTubeなどの映像を見るという文化は確実に広がっていますし、配信サービスで映画やドラマを楽しんでいるという人も多いです。そうなんですよね。ただ、家のTVやスマホの画面を通じて見るのと、映画館で観るというのは体験として異なるものだとも感じています。小さな画面からは"情報"を摂取することはできるけど、映画館で見ることによって情報を超えた"体験"になる。「人間は経験でしか変われない」と言うように、知識だけでなく経験を通すことで、自分の人生に大きな影響を与えることができる。そういう意味でも体験の場として、映画館というのは必要な場所だと思います。もうひとつ思うのは、対価の問題ですね。人間は自分が支払った対価分のものしか受け取れないと思うし、受け取った分の対価を支払うべきだと思っています。いま、安価で多くの情報を手に入れられるようにはなっていますが、やはりそれは“入口”であって、本当に自分の“血肉”にするという意味でも、対価を支払い、相応の体験をする映画館という場所は大切な場だなと思います。――コロナ禍で映画館に足を運ぶことさえもままならない状況が続いていましたが、橋本さん自身、こうした中で自身の中で映画や映画館に対する思いに変化はありましたか?私自身、長い撮影が続いていたりもして、映画館そのものが安全とは言え、家から出て移動するということが決して安全ではないという状況の中で、しばらく映画館での映画鑑賞を控えていた時期もありました。ようやく少しずつ世の中が落ち着いてきたところで、どうしても観たい作品は、なんとか時間を作って映画館で観るようになったんですけど、その時にこれまで映画館で感じていたよりも充実感があって「あぁ、面白かった!」という感覚がすごく深かったんですね。映画館で映画を観るって本当に尊いことなんだなと、それまでもわかっていたつもりでしたけど、改めて肌で感じましたね。――フェスティバル・アンバサダーという立場を超えて、もし映画祭で自由に企画やプログラムを組めるとしたら、どんなことをやってみたいですか?何でしょうねぇ……、ひたすら、DJのように好きな監督たちの作品を上映し続けたり(笑)?――ご自身もミニシアターなどの特集上映に行かれるのはお好きですか?はい、すごく好きです。あ!できるなら学校で映画を上映したいですね。学校の場で、もっと映画を観てほしいなと思います、授業の一環として。だから、あちこちの学校に出向いて、体育館でみんなで映画を観たりできればいいなと思います。大人になれば、観たい映画を自分で選んで観るじゃないですか? でも、子どもの頃に見せられて、そこで育つものってすごく大きいと思うんです。「自分で選ぶ」という経験自体をまだあまりしてない若い人たちに色んな作品を見てもらいたいですね。いまは、小学校から英語の授業があったり、ダンスが必須になったりもしてるけど、そこにぜひ「映画」も入れてほしいですね。「美術」の授業の一部としてでも。そうやって礎の部分から変えていって、(映画に対する思いを)育てていけたらいいなと思います。第34回東京国際映画祭10月30日(土)から11月8日(月)まで公式サイト: 取材・文・写真:黒豆直樹
2021年10月29日女優の橋本愛が28日、都内で行われた「第34回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見」に出席。本年度のフェスティバル・アンバサダーに決定したことが発表された。この時期に時間ができると同映画祭のサイトをチェックし、見たい映画の席が空いていたら足を運んでいたという橋本は「日常の延長線上に映画祭があったりするんですけど、思い出深い出来事がたくさんあって、自分の人生を丸ごと救われたかのような体験もさせていただきました」と打ち明け、「観客として作品を見て映画に助けてもらったというのがこの映画祭きっかけでありましたし、自分が出演した作品を上演させてもらって、レッドカーペットを歩かせていただいたり、舞台挨拶をさせていただいてみなさんにお会いしたりしていたので、ご縁があるなって個人的に思っていたので、今回アンバサダーとしての新たなご縁をいただき、本当に心からありがたいなと思っています」とうれしそうに語った。また、MCから"人生を救われた体験"について追求されると、過去に同映画祭で『エンドレス・ポエトリー』という作品を見たそうで「すごく具体的に言うと『愛されなかったから愛を知ったんだ』という言葉があって、目から鱗というか"そっか!"と思って、得られなかったからこそ、自分が何がほしいのかわかるじゃないですか。その言葉で自分があまりうまく付き合えなかった人たちに対しても"だから私は気持ちを知れたんだ"ってむしろ感謝の気持ちが生まれて(笑)、自分の人生を変えてもらったと言ったらありふれた言葉になってしまうんですけど、本当に人生を変えてくれたので、そういうありがたい経験がありました」とエピソードを明かした。さらに、本年度の同映画祭に望むことはあるか聞かれると「映画祭そのものというよりは、映画文化、芸術が日本という島国の地中深くに根を張っていったらいいなという思いがあります。そのためにはみなさん一人ひとりの生活に映画や芸術がもっともっといい意味で蔓延っていけたらいいなと思っていて、この映画祭の水面下にみなさんの生活だったり、人生の大きな一部になっていけるように、現状に満足せずにどうしていったらいいのか考えていけたらいいなと思います」と熱く語り、本年度の同映画祭で気になっている作品を尋ねられると「クリント・イーストウッド監督のオープニング作品(『クライ・マッチョ』)をぜひ見たいなという気持ちがありますし、個人的にダンスだったり舞踊や舞とか、身体芸術がすごく好きなので、田中泯さんの映画を見たいなって思います」と目を輝かせた。続けて、コロナ禍における映画などの芸術文化とはどのようなものか質問されると、橋本は「人体の危機を医療が救ってくれるというものがありながら、芸術というのは心の命を救ってくれるものだと思っていて、どっちが死んでもダメで、その一端を芸術が担っているんだという意識が強いので、文化芸術は早急に必要なものではないという考えに触れると苦しいなと思うし、しんどい気持ちでいる人には文化芸術に触れて、少しでも癒しを得てもらいたいなという思いが強いです」といい、「自分も俳優として作品づくりに関わる中で、そういう作品を一つひとつ大事に作っていって、一人ひとりの心に届いてほしいなという思いでやっているので、そういう考えが根強く広がっていただけると嬉しいなと思っています」とコメント。橋本とともに質疑応答の場に登壇していた吉田恵輔監督は、今回初対面だという橋本の印象を聞かれると「さっきの質問(の答え)もそうですけど、頭が良さそうだなと思って、横にいると俺の頭の悪さが目立ってしまって、またお漏らしをしています(笑)」と震え上がって笑いを誘っていた。第34回東京国際映画祭は2021年10月30日から11月8日まで日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。
2021年09月29日第34回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月28日、都内で行われ、本年度のフェスティバル・アンバサダーを務める俳優の橋本愛が出席。「観客として作品を見たり、出演した作品を上映していただき、レッドカーペットを歩いたりとご縁がある映画祭なので、こうして新たなご縁をいただき、ありがたいです」とアンバサダー就任の喜びを語った。開催期間中、期待している作品として、オープニングを飾るクリント・イーストウッド監督の『クライ・マッチョ』と、「Nippon Cinema Now」部門に出品される田中泯主演の『名付けようのない踊り』を挙げた橋本。映画祭シーズンを迎えると、「ちょっと時間が空けば、映画祭のサイトを見て、行ってみることも。日常の延長線上にある映画祭です」と声を弾ませた。また、第30回東京国際映画祭の特別招待作品「エンドレス・ポエトリー」(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)を見た際には、「人生をまるごと救われた」といい、「印象的だったのは『愛されなかったから、愛を知ったんだ』というセリフで、あっ、得られなかったから、何を求めているかわかるんだと目からウロコだった。人生を変えてくれた経験で感謝している」と話していた。会見には橋本をはじめ、安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン)、市山尚三(プログラミング・ディレクター)、石坂健治(シニア・プログラマー)、藤津亮太(「ジャパニーズ・アニメーション部門」 プログラミング・アドバイザー)、そして「Nippon Cinema Now」部門で特集上映が組まれる吉田恵輔監督が出席した。自身のオリジナル脚本で挑む最新作「空白」や、「ヒメアノ~ル」「BLUEブルー」などの上映が予定されている吉田監督。今一番海外へ紹介したい日本の映画人として、フィーチャーされることに、「僕でいいんですかという気持ち。東京国際ってちょっと堅そうだし、スーツを着た人たちをたくさん見ると萎縮してしまう」とユーモアを交え、照れ笑い。「見たくはない嫉妬や自己顕示欲といった恥部がさらけ出されていて、実はそれは自分自身の心。小さな男で恥部のかたまりですが、そんな自分でも変われる可能性があるぜってことを描きたい」と作品づくりにおけるテーマを語っていた。第34回東京国際映画祭はメイン会場を六本木から日比谷、有楽町、銀座エリアに移転し、17年ぶりのプログラマー交代による部門改変も実施。“越境”というコンセプトのもと、映画館でのフィジカル上映を基本として「コロナを越えたその先の映画の在り方を考えていく」「国際映画祭としての『国際』色を高めていく」「男女平等、環境保全などSDGsへの積極的に取り組んでいく」という目的が掲げられた。今年のコンペティション部門は2021年1月以降に完成した長編映画を対象に、113の国と地域から1533本の応募があった。すでにフランスを代表する女優イザベル・ユペールがコンペティション部門の審査委員長を務めるが発表されているが、会見では青山真治(映画監督/脚本家)、クリス・フジワラ(映画評論家/プログラマー)、ローナ・ティー(プロデューサー/キュレーター)、世武裕子(映画音楽作曲家)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査することが明らかになった。国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭が実施する「アジア交流ラウンジ」では、「ブリランテ・メンドーサ×永瀬正敏」「カミラ・アンディニ×岨手由貴子」「アピチャッポン・ウィーラセタクン×西島秀俊」「バフマン・ゴバディ×橋本愛」「イザベル・ユペール×濱口竜介」といった豪華トークも実施される。【橋本愛メッセージ】映画界において、この東京国際映画祭がどんな居住まいであるべきか、世界を見渡しながら日本を見つめ、どういった映画祭にしていくべきかを、試行錯誤、尽くしている方たちの姿を毎年、見つめてきました。映画に、芸術に救われた身として、私も少しでも、そういった方たちと一緒に、映画の未来を考えて、行動したいと思っていました。それにしてはあまりにも知識も経験もスキルも浅く、拙い自分を恥じてきました。今回、映画祭のアンバサダーを務めることで、中にぐっと入り込み、少しでも、自分に何ができるのか、どんな未来を描くべきかを、自分の目で見つめていきたいです。有難い機会、感謝しております。精一杯務めさせていただきます。取材・文・写真=内田涼■開催情報「第34回東京国際映画祭」期間:10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷、有楽町、銀座地区で開催公式サイト: オープニング作品:『クライ・マッチョ』(クリント・イーストウッド監督)クロージング作品:『ディア・エヴァン・ハンセン』(スティーブン・チョボウスキー監督)「TIFFCOM2021」期間:11月1日(月)~11月3日(水)公式サイト:
2021年09月28日女優の橋本愛が3日、都内で行われた「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト発表イベントに沖田修一監督、本谷有希子、じろう(シソンヌ)とともに出席した。オンライン動画配信サービスのHuluは、2022年3月まで35歳以下を対象とした若き映像クリエイターを発掘する育成プロジェクト「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」を実施。同プロジェクトにはプロ・アマ問わない35歳以下のクリエイターが参加でき、選考を経て選出された5人のファイナリストが制作費1000万円とプロの映画制作チームのサポートを受け、自身がプレゼンした短編企画を監督として制作できるという。完成した5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともにHuluで配信。その後は5作品の中から最終審査によってグランプリ作品を選出し、グランプリ受賞者には賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られる。その第3次審査=ファイナリスト選考発表イベントが行われ、審査を通過した10人の候補者のプレゼンを受けて、審査員長の沖田修一監督のほか、橋本愛らが審査員を務めてファイナリスト5人を選出。コンペディションの審査は今回が初めてだという橋本は「自分とあまり年齢が変わらない方が熱さを持って挑戦している姿が格好良かったですし、本当に皆さんに獲って欲しいという気持ちが強くあったので、その中から5人を選ぶのは酷なことでした」と正直な胸の内を明かしつつ、「Huluさんの企画が今年で終わらず、ずっと続けば若い人にチャンスが届くと思うので期待しています」と来年以降の開催を望んだ。この日発表されたファイナリストは、『脱走球児(だっそうきゅうじ)』の近藤啓介さん、『まんたろうのラジオ体操』の老山綾乃さん、『鶴美さんのメリバ講座』の幡豆彌呂史さん、『瑠璃(るり)とカラス』の吉川肇さん、『速水早苗(はやみさなえ)は一足遅い』の上田迅さん。総評として橋本が「芸術文化に関わる身としては文化を守らなければいけない気持ちが強くあり、今すごく短い時間の中で自分を表現することが主流になっています。今、2時間かけて映画を撮ることに興味がある人がいるのか不安でしたが、こんなにたくさんの方々が応募されて、今日お会いした10人の方は自分の撮りたい作品への熱量や気持ちが伝わってきました。本当に今日をもって自分は駄目なんだと諦めるのではなく、たまたま今回がタイミングじゃないだけで、諦めずにずっと続けて欲しいなと素直に思います」とファイナリストに選ばれなかった5人に対して温かい言葉を。2014年の「キングオブコント」優勝でメディアに出演するようになったシソンヌのじろうも「心を腐らず続ければ勝ちだと思います。いつかはチャンスが来るし僕も体験しているので、諦めずに自分のやりたいことを続けてください」とエールを送った。
2021年08月04日橋本環奈が、広瀬すずと櫻井翔が演じる凸凹バディが超難解事件を次々解決していく新ドラマ「ネメシス」に出演することが分かった。橋本さんが演じるのは、自身と同世代の大学生の四葉朋美。ネメシスが直面する難事件に冷静沈着に、天才的頭脳で向き合い、アンナ(広瀬さん)や風真(櫻井さん)をサポートする頼もしい存在。登場するのは第3話。海の近くにある人気の遊園地にあるものが仕掛けられ、犯人から「2億円を用意しろ」と脅迫された遊園地の社長は「探偵事務所ネメシス」に助けを求める――というストーリー。そこでアンナに運命的な出会いが訪れる。それが、橋本さん演じる理系大学生の朋美。数学的アプローチを得意とする天才で、アンナとコンビを組み、事件解決のため、遊園地を駆け回る。人間離れした直観と洞察力で推理をするアンナと、高度な数式を駆使して推理する朋美という、最強コンビの誕生だ。橋本さんは「探偵事務所ネメシスのメンバーのお三方のテンポ感のあるお芝居に自分も混ぜていただいて、めちゃくちゃ楽しいです。アットホーム感もあるし、皆さんのアドリブも純粋に楽しくて、笑っているのが四葉朋美役の立ち位置としてちょうどいい感じがしています。広瀬さんとの親友役の共演も、すごく楽しいです、同世代の方でこれだけご活躍されている方とご一緒できることは嬉しい限りです」と撮影に参加した感想を明かす。また「個人的には、数学が得意な天才大学生の役なので、数字を言うことが多く、難しい台詞を覚えるのが大変です。朋美は、ヘルムホルツ方程式を使っているんですが、他のドラマではないような専門用語も難しいなと思っています」と話し、「私は探偵事務所ネメシスのお三方と今後かかわりが深くなっていくと思うのですが、四葉朋美が今作の中でどの様なキーマンとして物語が進んでゆくのかご注目頂けると幸いです」とメッセージを寄せている。「ネメシス」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年04月03日「大河ではリハーサル中もマスク着用は厳守です。吉沢さんが橋本さんに愛の告白をするシーンがあるのですが、マスクをとった吉沢さんが本番で必死に思いを伝える姿を見て、橋本さんは思わずキュンとしたそうです」(制作関係者)現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)。2月14日の初回放送からはや1カ月だが、依然として視聴率は15~16%台をキープしている。同ドラマは吉沢亮(27)演じる主人公・渋沢栄一が幕末から明治にかけて、信念とともに逆境を乗り越えていくというストーリー。さらに劇中には、栄一と高良健吾(33)演じる栄一の従兄・喜作が恋のライバル同士に。橋本愛(25)扮する栄一の従妹・千代を取り合う三角関係も描かれるという。最終的に、劇中で千代と結ばれるのは栄一。しかし、これまで橋本と“密”な関係を築いてきたのは高良のほうだという。「橋本さんと高良さんはともに熊本県出身。それどころか、実家が歩いて5分ほどのご近所なんです。子供のころに遊んでいた場所も同じ。ですから、共演のたびに熊本談議で盛り上がっているそうです」(NHK関係者)2人はNHKのドラマ『ハードナッツ!』(’13年)で初共演している。「橋本さんはコロナ禍になるまで、1~2カ月に1回は帰省していたほどの熊本好きです。また高良さんも、中高時代という多感な時期を熊本で過ごしたためブログに『感謝しかない場所』とつづっていました」(映画関係者)橋本と高良は同じく熊本県出身の行定勲監督(52)による、オール熊本ロケの映画『うつくしいひと』(’16年)でも再共演している。その公開を前にした’16年4月14日、震度7を観測する「熊本地震」が発生したのだ。「映画の風景のおよそ7割が地震で“崩壊”してしまい現存していません。ネット上で有料配信され、収益は復興支援に充てられました」(前出・映画関係者)高良は震災後すぐに熊本に向かい、ボランティアに参加。「少しでも現地の人たちに寄り添いたい」という気持ちからだったという。橋本も復興支援作品に積極的に関わっている。「彼女は震災に関するいくつもの番組でナレーションを務め、復興プロモーションとして熊本県が制作した昨年1月期のアニメ『なつなぐ!』(TOKYO MX)では主人公の声を担当しています。『地元の力になれるなら』と熊本関連の仕事に携わることを光栄に思っているそうです。そんな2人が『青天を衝け』で3度目の共演。郷土愛の強い2人は『大河ドラマを通じて、熊本の人々に少しでも明日への活力になれれば!』と意気込んでいたといいます」(前出・NHK関係者)『青天を衝け』では結ばれない2人。しかし、故郷の復興を誓う絆は固く結ばれているようだ――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月25日橋本環奈主演の連続ドラマW「インフルエンス」より、美しさと切なさが同居するポスタービジュアルが到着。また、大塚寧々、白洲迅、宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)といった新キャストの存在も明らかになった。本作は近藤史恵の同名小説のドラマ化。友情が引き金となって3つの殺人事件を犯した女性3人の生涯を描く。ポスタービジュアルでは、友梨(橋本さん)たちが暮らしていた団地をイメージした閉ざされた空間の中で、明かせない秘密を抱えているような、物憂げな表情を浮かべている3人が写し出されている。そして大塚さんが、友梨と名乗り、小説家トモミ(鈴木保奈美)の元に「自分たちが犯した3つの殺人事件について小説を書いてほしい」と訪れる謎めいた女性を演じるほか、白洲さんが事件を追う刑事で友梨と恋仲になる夏目俊哉、宮近さんが学校イチの不良で高校時代の里子(吉川愛)の恋人・緒方歩を演じることも決定した。<キャストコメント>大塚寧々私達は普段固い地面の上に立っていますが、彼女達は過去の行いによってまるで蟻地獄の砂の上にいるように足元からサラサラと崩れて地中に埋もれてしまうような場所で生きています。不安感と焦燥感。毎日毎日何をしていても心の奥にザラザラした物を感じながら不安定さと向き合う日々人の心の動きの繊細さや感情が、複雑に絡み合い思わぬ方向に大きく流れていく。そんな中でも必死に生きていく彼女たちの姿は多くの人の心に響くと思います。白洲迅彼女たち3人が、最後どんな表情で、どんな場所に向かうのか。逸る気持ちで読ませていただきました。僕が演じる夏目は、主人公である友梨に恋心を抱く人物です。それと同時に、友梨が絡んでいるかもしれない事件を追っている刑事でもあります。恋心を抱きながらも、彼女の周りの人間、もしくは彼女自身を疑わなければいけない状況に、とても葛藤し苦悩します。恋愛面と、事件を探る刑事。両方の意味で、物語に緊張感を与える存在になれたらと思います。宮近海斗緒方歩役を演じさせていただきます宮近海斗です。このお話をいただいた時にまずWOWOWさんの作品に自分がこの人生で出演することがあるなんて思ってもいませんでしたので驚いたのち喜びました。そして台本を読ませていただいた時は少女たちが犯した3つの殺人、その絡まった紐が物語が進むにつれて解けていく様にドキドキヒヤヒヤしながらページをめくっていました。描かれる現代と過去どちらにも深まる謎と解っていく事、映像の完成が楽しみです。自分が演じる緒方という役は、学校1の不良で暴力を振るう事に躊躇いがなくどこか怖い人で日野里子さんとよく一緒にいる人でした。作品内でより緒方歩のキャラクターがきっと伝わると思います。不良の役をやりたいという願望は以前からどこかにあったのでとても嬉しく思いました。監督やスタッフさんと共に緒方を作っていけたらと思って臨んでいきます。是非お見逃しなく!自分もインフルエンスがどんな映像作品になるのか楽しみに待っています。共に放送を待ちましょう!連続ドラマW「インフルエンス」は3月20日(土・祝)より毎週土曜日22時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(第1話放送無料/全5話)。(cinemacafe.net)
2021年02月11日ファッション界のカリスマ、ココ・シャネルや世界最初のプログラマー、エイダ・ラブレスといった世界を変えるような偉業を成し遂げた女性たちにスポットをあて、実写+アニメーションで描く「世界を変えた女の子」がEテレにて放送されることになった。本番組で描くのは、まだ彼女たちが何者でもなかった少女時代。彼女たちは何に悩み、何を夢見ていたのか。そして、そんな彼女たちと出会うのは、現代からやってきた同じ年頃の女の子。生きる時代は違っても、2人が出会い、迷いや思いを共有することで、ほんのわずかな変化が生まれていく。現代の女の子の悩みを「実写ドラマ」として描き、偉人たちに出会う場面は「アニメーション」で表現した、“ガール・ミーツ・ガール”の2つの物語となっている。実写ドラマに出演するのは、MVやCMなどへの出演で話題の中島セナと小宮山莉渚。ともに現役の中学生である2人が、等身大の役で登場。彼女たちが出会う“偉人”として、門脇麦がココ・シャネル、橋本愛がエイダ・ラブレスの少女時代を演じている。絵本のように美しい映像は、アニメーション作家として活躍する胡ゆぇんゆぇん(シャネル編)と、中田彩郁(エイダ編)が手掛けた。世界を変えた女の子と、これから世界を変えるかもしれない女の子の物語に注目だ。1月18日(月) ココ・シャネル編あらすじユリカ(中島セナ)は学校が嫌い。制服が嫌い。同級生ともうまくやれない彼女が「本」の世界で出会ったのは、ガブリエル(声・門脇麦)という名の少女。ガブリエルも、家族と離れて暮らす修道院での生活を嫌っていた。「嫌い」で通じ合った2人は、やがて…。門脇麦自分のことをちょっぴり好きになっても良い小学生の頃、多くの偉人の伝記を読み漁り、「この言葉、素敵だな」と思ったものをノートに書いたりしていました。何かを成し遂げた人の経験や言葉には、人生のヒントや、前向きにしてくれる言葉がたくさん詰まっていると思います。今作はドラマとアニメーションを使って堅苦しくないスタイルでお伝えできる作品になっていると思うので、頭でっかちにならず楽しくご覧いただけると良いなと思います。自分のことをちょっぴり好きになっても良いかなと思えるような、ちょっといい明日が想像できるような言葉が見つかりますように。1月25日(月)エイダ・ラブレス編あらすじシオリ(小宮山莉渚)は、なんでもできる女の子。それでも言い知れない不安を抱えて生きている。彼女が導かれるように出会ったのは、貴族の娘・エイダ(声・橋本愛)。母の言いつけで朝から晩まで習い事づけの毎日を送るが、エイダには心に秘めた夢があって…。橋本愛「何者にでもなれる」という勇気や希望を受け取ってシオリちゃんもエイダと同じように、何でもできてしまうけれど、確固たる夢や目標がなく、将来に不安を抱えている女の子。エイダは夢があるけれど、どうしても心細さを感じてしまう環境下だったと思います。2人は全く違うようでいて、どこか響き合う部分があったし、お互いがお互いに勇気を与えた存在になったと思います。エイダは歴史に刻まれる功績を残した人ではあるけれど、どんなすごいことを成し遂げてきた人たちでも、1人の人間としての色んな感情、歴史を抱えているのはみんな同じ。「だったら自分にもできるかも」「何者にでもなれる」という勇気や希望を受け取ってもらえたらなと思います。「世界を変えた女の子」は1月18日(月)・25日(月)19時40分~Eテレにて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年01月17日