“母ロス”という言葉を耳にしたことがありますか?これは、母親を亡くしたときに襲ってくる、深い苦悩や悲しみのことです。母と娘の密着度が高いわが国では、特に女性が深刻な母ロスに陥りやすい傾向があります。母の死を受け入れることができず、悲嘆にくれてしまう。 時には悲しみのあまり無気力に陥り、日常生活に支障が出てしまうこともあるようです。今回は、母親を亡くした女性たちから心境を伺い、悲しみの乗り越え方について考えてみました。●(1)アドレス帳が削除できないAさんの話Aさんは30代、独身の女性です。2年前、最愛の母親を病で失いました。何年もの長きにわたり、闘病してきた母。Aさんは可能な限りそんな母親によりそい、励ましつづけていたそうです。『病室で過ごすのは寂しかったのでしょうね。母は些細なことでも私に電話やメールをよこしてきたんです。でも、母が亡くなってから、私の携帯電話はぱったり鳴らなくなってしまいました。私はいつまでも、母の電話番号をアドレス帳から消すことができません 。その番号はもう他の人が使っているかもしれないし、母から電話がかかってくることはもうないのに……きっとまだ、母の死を受け入れられてないということなんでしょうね』(30代女性/派遣社員)携帯電話を握りしめながらつぶやくAさん。母のアドレスを消すことで、母との接点まで失ってしまいそうに思えるのでしょうね。お話を伺っている私も、胸がつぶれるような思いがしました。●(2)出産後に母ロスをぶりかえしたBさんの話Bさんは1児の母。結婚前に母を心不全で亡くしています。自分なりに悲しみは克服してきたつもりでしたが、出産後に思いもよらぬ感情の波に襲われたそうです。『自分が親になってみると、母へ聞きたかったこと、今だからこそ伝えたいことばかり。夫と子どもが寝静まった夜中、一人ぼっちで部屋にいると、母のことを思い出してしまいます。どうしようもない喪失感、そして親孝行のひとつもできなかった後悔で、涙がとめどなく溢れちゃうんです。何もできなくなり、呆然としたまま朝を迎える こともしばしばです』(30代女性/主婦)出産して改めて、母親の偉大さに気づくというのはよくあること。それは母ロスをぶりかえす引き金ともなるんですね。ママ友たちが実母の協力を得て、楽しそうに子育てしている姿を見るのもつらいのではないでしょうか。母に育児の悩みをうちあけ、「何言ってるの、あなただって小さいころは手がかかる子だったのよ〜」と笑い飛ばしてくれればどんなにいいか……出産後の母ロス、なかなか根深い問題となりそうです。●(3)20年経っても悲しみを抱えるCさんの話Cさんは20年前に母と死別しました。今でもふと、深い悲しみに襲われることがあるといいます。『ふとした瞬間に、強烈に母のことを思い出します。「おかえり」って言ってもらいたい、思い切り甘えたい、たくさんほめて欲しい……おかしいですよね。でも、一度その状態になるとしばらくは立ち直れません。長いと何か月間も、やり場のない怒りや強い喪失感で一杯になってしまいます 』(50代女性/パート)母とはまるで姉妹のように仲良しだったというCさん。その分だけ、なくなったときの喪失感は強かったそうです。20年という長い月日がたっても、母ロスを完全に克服することは難しいのでしょう。●母ロスから回復するために〜キューブラー・ロスの5段階プロセス〜深い母ロスに陥らないようにするためには、死を受け入れる心の働き(プロセス)を知っておくことが役に立ちます。ここで、死生学やホスピス運動の第一人者キューブラー・ロス博士が提唱している『受容の5段階プロセス』をご紹介しましょう。このプロセスは、もともと「自らの死を受け入れていく過程」として構想されたもの。しかし、愛する人の死を受け入れるときにも、同じ心の働きを経ると考えられているんですよ。●第1段階:「否定と孤独」死別への衝撃から、強い否定の感情が生まれる。焦り、無力感、不安感で一杯になってしまう時期。●第2段階:「怒り」「どうして私を残して死んでしまったのか」というような、亡くなった本人への怒りや、死別の苦しみを経験していない友人などへの妬み、憤りなどを感じる時期。怒りが自分自身に向かい、自責の念にとらわれることもある。●第3段階:「取り引き」「もしもあの人が生き返るなら、何だってする」といったような思いが押し寄せてくる時期。少しずつ過去を振り返ることができるようになってくる。●第4段階:「抑うつ」痛烈な孤独感や不安感、喪失感がやってくる。「誰とも関わりたくない」「1人になりたい」という気持ちになる時期でもある。●第5段階:「受容」穏やかに死別の現実を受け入れることができるようになる時期。もちろんすべての人がこのプロセスを順番通りに踏んでいくわけではありません。ときには何年も停滞したり、後戻りしたり、いくつものプロセスが同時に押し寄せたりもするでしょう。大切なのは、否定や孤独感、喪失感は全て、現実を受け入れていくために必要な過程であると知っておくことです。そして、これらの感情を持っている自分を過度に責めることなく、認めてあげることだとロス博士は説いています。----------母親を亡くすことは、とてもつらいものです。でも、いつか現実を受け入れ、穏やかに過ごすことができる日がやってきます。それまでは怒っても、悲しんでも、無力感にさいなまれてもいい。どうか、そんな自分の心持ちを認めてあげてくださいね。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年07月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「出産後、母との関係がうまくいかずイライラしています」という、ぴょんぴょん(32歳・主婦)に、心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんからアドバイスをいただきました。■ぴょんぴょんさんのお悩み出産後、母への嫌悪感が募っており、イライラや自己嫌悪などの感情に振り回されています。母は育児のことでまったく頼りにならず、「普通ならもっとアドバイスをくれるのに」「他のお母さんはこんなふうにしてくれるのに」などと負の感情を抱いてしまいます。母の父に対する態度(会話が少なく、そっけない、無視していることもある)にもイライラしますし、私たち夫婦が喧嘩しているときに、私に対して「そういう言い方は、子どもに影響を与えるからやめなさい」と指摘してきたことも。そのときに怒りが頂点に達し、今はほんの些細なことでも嫌悪感を抱いてしまい、どうしようもなくなっています。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんより慣れない育児に、しょっちゅう泣く赤ちゃん。お産の後は、ご自身の体調も安定しないですよね。ただでさえ不安になりやすいこの時期に、お母さんはちっとも頼りにならないどころか、文句を言う……。それはイライラするでしょうし、お母さんに対して負の感情を抱いてしまうのは無理もないことだと思います。ぴょんぴょんさんは「お産がきっかけで、そのような負の感情やイライラを感じるようになった」と書いていますが、本当にそうでしょうか。もともとご両親の関係があまりよくなかった、という記述もあります。お母さんはお父さんにそっけなくしたり、無視したりする。そんな様子を小さな頃から見ていたら、あまり”いい感じ”はしていなかったことでしょう。ひょっとしたらぴょんぴょんさんは、お母さんに対しての「ちょっと嫌だなあ」という小さな負の感情を、ずっと心に押し込めてきたのかもしれません。お母さんに対して、「それは嫌だ」と言うことやワガママを諦めたり、我慢したりしてきたのではないでしょうか。今、お母さんに対してイライラすることは、私にはとてもいい傾向に思えます。ずっと我慢して抑えてきた負の感情が、いよいよ我慢できなくなった。負の感情を、やっと外に出せる。「お母さん、うるさい!」「自分のこと棚にあげて、私に文句言わないで!」「育児を手伝ってくれないくせに、口ばっかり出してきてイヤ!」そんなことを言ってみたら、どうなるでしょう。お母さんは平気でお父さんを無視できるし、自分を棚に上げて他人に説教ができる人なのですよね? それなら、お母さんを見習い、ぴょんぴょんさんが自分を棚に上げて文句を言っても大丈夫そうですよね。そして言ったことはケロっと忘れて、必要なときだけ助けてもらう――。自分と価値観がまったく違う、お母さん。ひょっとしたら、よかれと思って色々と言ってくるのかもしれません。よかれと思って、育児にも手を出さないのかもしれません。「昔と今は違うから」という配慮をしているのかもしれません。ぴょんぴょんさんが「私はこうしてもらったらうれしい」ということを、お母さんは知らないと思います。「お母さんはどんな形で愛情を表現するのか」を聞いてみたら、想像もしない答えが返ってきて、びっくりするかもしれません。ひと口に「思いやり」と言っても、その形は人によって本当に違います。聞いてみないとわからないものです。お母さんに「こんなふうに育児を手伝ってほしい」ということを伝えてみましょう。伝えても、そのとおりにしてくれないかもしれませんが、そうであれば、別の人に頼むこともできます。超ジコチューで、言い換えるならば、自分の衝動に素直なお母さん。育児を手伝ってもらったら、実際大変かもしれません。別の人に頼ったほうが、平和な気もします。「産後」という気持ちが不安定な時期だからこそ、自分を棚に上げて、文句やわがままを言ってみる。「私、赤ちゃんがいて寝不足だし。イライラしやすい時期なのよねぇ」。そんなことを、ぜひ試してみてほしいなと思います。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年06月27日神田沙也加さんがブログで幸せオーラ満開のウエディングドレス姿を公開し、話題になっていますね。そんな中、気になるのは母親である松田聖子さんとの不仲説。ある女性誌は沙也加さんが結婚の報告もしなかったため、聖子さんが怒っていると報じ、他の雑誌は二人がレストランで仲良く会食していたと伝え…もう何がなんだか、という感じです。■女性の恋愛傾向は母親によって決まる?本人たちの問題なのだから、正直、仲良しだろうが不仲だろうが構わないのですが、それとは別にどうしても、一般論としての、恋愛や結婚における“母親の影響”が頭をよぎったりはします。幼少期の人間関係が恋愛に大きな影響を及ぼしている、という説もあるし、事実、恋愛に奔放な母親のもとに育った娘は、自分自身も恋多き女(だめんず好き?)になるケースが多いような。たいていの女性にとって、母親は最初に出会って生き方や考え方を学ぶ同性の先輩だし、両親の関係はそのまま男女関係の雛形となるもの。どんな男性を選び、どのように付き合えばいいのか、娘は母親の背中を見て学習します。つまり女性の恋愛傾向は、先天的なものを除けば、母親によって決まると言ってもいいかもしれません。■母親の影響で恋が上手くいかない?現在放送中のドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)で波瑠さん演じるヒロインも、多分に母親の影響を受けています。シングルマザーとして自分を育てつつ、常連客のおじさまと深い仲になっていた母親の背中を見て育った彼女は「お母さんみたいにはならない」と言い放ったにも関わらず、不倫街道まっしぐら。一方、同じく波瑠さん主演の『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)は、一番の親友であり、まるで恋人同士のようだった母と娘の関係が、ある男性の出現によって一変していくというストーリー。進学も就職も、何もかも母親の言う通りにしてきた娘は、恋愛を通して初めて、自分が無意識のうちに母親の顔色ばかり見て生きてきたことを自覚していきます。前者は母親を反面教師にしようとしたものの、結局は、本能に従って自分も周りも傷つけるような恋に振り回され、後者は全てをコントロールしたがる母親の影響で、恋人との関係が一進一退…。どちらも極端な母子関係を描いていますが、みなさん、少なからず共感できる部分はあるのではないでしょうか。他の例で言えば、両親が不仲だったり、夫婦間で束縛が激しかったり、もしくは母親が父親の愚痴ばかり言っていたり…ということがあれば、それらは全て娘の恋愛観・男性観に大きく影響してくるはず。たとえ、両親がとても理想的な夫婦関係だったとしても「私には、あそこまで自分にぴったりのパートナーを見つけるのは無理かも」と思って、恋愛や結婚をするのが怖くなる人もいるでしょう。■母親への罪悪感がだめんず好きを作る?そういえば、心理カウンセラーの心屋仁之助さんは「だめんずから離れられない人、男をだめんずにする人は根本的に、自分を〈罪人〉だと思っている」と言っていました。何の罪かと言うと、それは“お母さんを幸せにしてあげられなかった罪”。その罪を償うために「人の役に立つことをしたい」と思った結果、だめんずに執着したり、男性に尽くしすぎて、だめんずにしてしまったりするのだそうです。ということは、その罪悪感がなくなれば、今までよりも良い恋愛ができる可能性大。もしつらそうに見えたとしても、母親は不幸せだなんて決めつけず、「あれで実は案外幸せなのかも。私も幸せになろうっと」と前向きに考えられるようになれたらいいですよね。そもそも幸せか不幸せかは自分で決めることなので、「お母さんは幸せじゃない」と思い込むのは、母親に対して失礼なこと。罪悪感を持つよりも、一緒においしいものを食べたり、旅行したりして、今やこれからの幸せをシェアしたほうがお互いのために良いように感じます。■困ったときは“母”に頼って…といろいろ書いてきましたが、「そんなきれいごとを言われてもね」という人もいるかもしれませんね。母親との関係で悩みに悩んでいる人もいれば、「お母さんは十分に幸せだ」と思えているにも関わらず、恋愛でつまづいてしまう女性もいるでしょう。そんなときは、母親ではなく“母”の占いに頼ってみるといいかも。「〇〇の母」と呼ばれる占い師さんはたくさんいますが、その中でも、ご自身も波乱の人生を送ってきたという「新橋の母」こと小田原せいさんは頼りになりそうです。どん底に落ちて先が見えず、悩んでいる人の気持ちをしっかり受け止め、力強く励ましてくれるので、鑑定を受けるだけで元気が湧いてきそう。ちょっと辛口だけど愛のある“母”のアドバイスをもらいに行ってみてはいかがでしょうか。監修者紹介小田原せい1946年、九州博多生まれ。18才で芸能界デビューしたものの、声帯を痛めて引退。六本木のスナックママとして活躍するが、その後、訳あって無一文に。波乱万丈の人生を歩む中、持って生まれた霊力を使って占いの真似事を始めたところ、瞬く間に「的中する」という口コミが広がり、連日連夜行列に。本格的に占いの勉強をはじめ、絶え間ない研究の末、ついに彼女独自の「占霊術」を編み出す。90年代ではマスコミにこぞって取り上げられ、一躍人気占い師になったが、その後自ら身を潜める。現在は新橋に居酒屋をかまえ、訪れる一人一人と親身に接する占いママとして活躍中。
2017年05月15日放課後デイ・教科支援の先生からのメールに母はドキッ。現在高校3年生の発達障害のある娘は、中1の時から学習支援と余暇活動の場として放課後等デイサービスを利用しています。娘を通わせている放課後デイには送迎サービスはないので、公共交通機関を使える娘は1人で通っています。事業者と保護者との連絡は、連絡ノートかメール、電話でやり取りをしています。中1の終わり頃、娘の学習支援の担当者から母にこんなメールが届きました。Upload By 荒木まち子思わずアドバイザーの先生に相談する、心配性なワタシ遅刻もあるようだったので、娘のモチベーションが下がってしまったのかと心配になった私は、放課後デイのアドバイザーの先生に相談をしました。Upload By 荒木まち子放課後デイでは温かな「お母さんみたいな人たち」に囲まれて…Upload By 荒木まち子勘の鋭い娘に母は痛い所を突かれました…Upload By 荒木まち子主人にもグサッとやられました…Upload By 荒木まち子理想のお母さんには程遠い私。でもまぁ、いっか(笑)届けたい「お互いさま」の気持ち娘は主人の転勤で見知らぬ土地(関西)に引っ越後に直後に生まれました。その後、主人が単身赴任となり私と娘は二人きりで生活していた時期もありましたが、おおらかな土地柄のせいか、困った時は近所の方が「お互いさま」といつも助けてくれました。その経験から、今住んでいる地域(関東)に引っ越した後も私は“困りごとは一人で悩まずに周りに相談”し、“自分にできない事や苦手な事は得意な人やプロに助けを求める”ようにしてきました。娘が「放課後デイの先生がお母さん!」と言ったのも、文字通りの意味では母として少しさみしいですが、よーく考えてみると凄く嬉しい言葉でもあります。肉親のように支援者の先生に気心を許し、心底頼れるなんてなんて素敵なこと。頼り頼られる「お互いさま」の精神が娘にも通じていると感じる瞬間でした。
2017年05月11日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。5月14日は母の日です。実母には母の日のプレゼントを渡しやすいのですが、姑となると「どうも渡しにくい」という気持ちが働くのではないでしょうか。“嫁姑問題”が少しでもある場合は、特にそういった気持ちを持ちやすいと思います。 でも、母の日は日頃から私たちのために苦労してくれている母親に感謝をする日です。姑も“母の1人”なわけですから、プレゼントを贈り、この日だけでも感謝の気持ちを示しませんか。●母の日=カーネーションの理由母の日にはカーネーションを贈るような習慣になっていますよね。母の日は、元々アメリカの祝日で、戦後になって入ってきたものです。アメリカでは、子どもたちに尽くして一生を終えた母をしのぶ記念の会で白いカーネーションを捧げたことが始まりとされています。樋口清之さん監修の学研まんが『年中行事記念日365日のひみつ』によると、母親が存命な人は赤いカーネーション、母親が亡くなっている人は白いカーネーションを胸につける習慣が、日本では母の日にカーネーションを贈る習慣になったようです。●姑に有効な心理テクニックを抑える女性は、“意図がつかめない”“理由がはっきりしない”プレゼントに不快感を持つ傾向にあります。記念日でもないのにいきなりプレゼントをもらうと、「何かあるのでは?」と勘ぐってしまうことがありますよね。その心理と同じで、嬉しい気持ちよりも不快感の方が強くなります。また、贈る側は「お金をかけて良い物を贈ろう」と無意識に気持ちが働きます。しかし、相手にとっては負担に感じてしまうことが往々にしてあるのです。一番好意的に受け取ってもらえるのは、相手の心の負担にならない物 です。なぜかというと、“高価な物をもらう=貸しを作ってしまったのでは?”となるためです。以上のことから、・母の日の贈り物であることをしっかり示すこと・負担に感じられない金額の物を選ぶことが大切なポイントになります。●姑専用! 母の日のプレゼントの選び方金額的には、5,000円未満がいい のではないでしょうか(遠方の場合は送料込み)。今年は、カーネーションが割高になってくるというニュースが先日流れましたので、もしかしたら手に入りにくいかもしれません。そこで提案したいのが、お花のアレンジメントです。そのまま飾ることができますので、不便がありません。ただ、そこに手書きのメッセージカードを添えましょう。これがひと手間加える作業です。それ以外に、小さめのお花と姑が好きな物を贈るというプレゼントの仕方もオススメです。・花+おかし……甘い物が好きな姑向き(1人で食べられる小箱がいいでしょう)・花+ストール……冷え性や冷気を感じやすい年齢の姑向き(おしゃれできれいな色がおすすめ)・花+写真立て……孫と夫の写真を入れて飾れるようにして渡しましょう・花+タオルハンカチ……消耗品ですし、日常よく使いますからきれいな色の物を選びましょう・花+お茶……ちょっといい茶葉と和風な茶筒のセットは、お茶好きの姑に喜ばれますこのように、姑が身につけられたり、1人で楽しめたりする物をチョイスする のがポイントになります。●おわりに姑は、嫁にとって“もう1人の母”です。夫を産んで育ててくれたことに対する感謝の気持ちを持ちましょう。普段はなかなか感謝を示すことができないのですから、母の日くらい気持ちを言葉と態度と贈り物で示しませんか。家族になったのですから、感謝を示すことはとても大切なことだと思います。参考にしていただけたらうれしいです。【参考文献】・『年中行事記念日365日のひみつ』樋口清之・監修・『仕事・恋愛・人間関係心理分析ができる本コレで99%うまくいく』齊藤勇・著●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年05月03日えっ?あなたは宇宙人、ってこと?Upload By SAKURAいきなり何の話?突然繰り出されるマイワールド。広汎性発達障害のある娘との会話では日常茶飯事の光景です。ママにとっては、会話できるまで長い道のりも経験した娘と、こうしてお話しできること自体はとってもとっても嬉しいのですが。最近の悩みは、いきなり始まる話にいつもおいてきぼりをくらってポカーン……となってしまうこと。正直スルーしてしまうことも多々あるのですが、本人は全く気にしていないようです。ごめん、ママの思考回路は追いつかないっUpload By SAKURA油断していると、たまに巻き込まれて、別の世界に行ってしまいます(笑)
2017年04月19日巨匠ペドロ・アルモドバルが、数奇な運命に翻弄された“母”と“娘”の愛の物語を紡いだヒューマン・ドラマの『ジュリエッタ』。そのBlu-rayとDVDが、メイキング映像や主演女優インタビューなど、情報満載の特典映像を収録して、6月2日(金)に発売が決まった。同作は、1999年『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー賞外国語映画賞を、2002年『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を獲得した現代映画界屈指の名監督、ペドロ・アルモドバルの最新作だ。スペインのマドリードを舞台に、12年前に出て行った一人娘を見かけたという知らせを受けた55歳のジュリエッタが、愛する娘に向けていままで言えなかった“真実”を語るストーリー。色鮮やかな映像美も話題を集めた人間ドラマだ。BD&DVDの共通特典として、主演女優インタビューをはじめ、メイキング映像や予告編集などの充実の特典映像を収録予定。また、初回限定特典として特製スリーブケースが付く。2013年にノーベル文学賞を受賞したカナダ人作家アリス・モンローの小説「ジュリエット」を原作に、当代随一のストーリーテラーによる老練な語り口と普遍的なテーマは巨匠アルモドバルが辿り着いた新境地。円熟の極みまで到達した傑作を特典とともに堪能して。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュリエッタ 2016年11月5日より全国にて公開(C) El Deseo
2017年03月06日中2の息子の甘え方=母にハグを求める!?出典 : アスペルガー症候群の息子は現在中学2年生。知的な遅れもなく、言語も達者。コミニケーションに問題を抱えながらも通常学級で学んでいます。身長は両親を追い越し、170センチを超えています。そんな年頃の息子ですが、思春期によくある反抗的な態度は一切なく、それどころか母親の私にべったり。さすがに「抱っこして」とは言いにくいのでしょうか、ときどき「ハグして」と言ってきます。こんな中学生をみなさんはどう思いますか?大きすぎてもはや抱き上げる事はできないので、やや引き気味な気持ちを抑え、膝枕をしたりマッサージをしたり、私はなるべく息子の要求に応えています。そこまでして私が息子の「ハグ」に応える理由、そこには母親としてちょっと切実な気持ちがあるのです。実はとってもドライだった息子。愛情を求めるようになったのは小4の頃でした出典 : 今でこそ、素直に母親に甘えてくる息子ですが、幼い頃の息子は今と全く違いました。むしろ私に対してドライな子どもに見えました。抱っこを求めることも後追いもなく、迷子になっても泣くことすらしない息子を前に、母親としての自信を失いかけたことも。弟が生まれた時期に、入院するほど大きく体調を崩したこともありましたが、それでも抱っこを求めることは、ほとんどありませんでした。その後、パニックを頻発するようになり、自分の感情を泣いて暴れるという形で出す変化はありましたが、甘えてくることはありませんでした。息子の方から私に抱っこを求めてくるようになったのは、息子が4年生になった頃です。6歳年下の弟にやきもちを焼き、私の膝の上に割り込んできたり、もっと自分を見て欲しいというアピールをしたり、それはまるで遅れてやってきた赤ちゃん返りの様でした。年齢にそぐわない、しかもあまりの変貌ぶりに戸惑いもありました。しかし、やっと出てきた息子の要求に、戸惑いつつも私は受け入れることにしたのです。赤ちゃん返りした息子を見て実感した、母としての喜び出典 : 息子はなぜ急に、赤ちゃん返りしたのでしょうか?私はこれまでの子育てを振り返り、あることに気付きました。発達障害と診断された当時、会話はできても自分の気持ちを言葉にできなかった息子。その頃、パニックを起こしては体調を崩していました。今思えば、抱えきれない心の重荷が言葉にできず、ストレスが体に出ていたのかもしれません。当時を思い出すたび、感情を上手く表現できない子どもの苦痛は計り知れず、辛かっただろうなと思います。たとえ赤ちゃん返りという、親にとって厄介なものでも、表現できるって素晴らしいことなのですね。大きくなった息子が抱っこを求めてきたとき、赤ちゃんのようにわがままを言い出したとき、戸惑いつつもようやくお母さんとして認められたような気がしました。そしてゆっくりではあるけれど、息子が発達していることを実感できたのです。発達障害児が愛着を求める過程がゆっくりなのは、自分の気持ちを表現できるまでに、時間がかかるからなのかもしれません。そして、愛着形成は子どもだけでなく、子どもに必要とされる安心感を得るため、お母さんにとっても必要不可欠なものだと痛感したのです。そもそも愛着って何?出典 : そもそも愛着とは一体何なのでしょうか?以前、講演で児童精神科医の佐々木正美先生は、愛着についてこう仰いました。「信頼できる特別なひとりの人(愛着を持つ相手)に対して、子ども自身が『自分はこの人に、無条件で永遠に愛される』という確信を持てること」私はこの「無条件で永遠に」という説明に、ストンと腑に落ちるものがありました。そして、「先生が言われるこの確信こそが愛着の正体なのではないか?」と、思ったのです。良い子だから、勉強ができるから、容姿が優れているから、女の子(もしくは男の子)だから…という、条件がつけられた時点で、本当の意味の「愛着」からは遠ざかってしまう。愛着とは、命そのものを育むような、原始的でありながら崇高な愛情が形成するものと言えるのかもしれません。中2の息子がハグを求める理由、それは発達障害児の愛着形成プロセスにありました出典 : では、「大きな息子とのハグ」と愛着はどう関係しているのでしょうか?答えは発達障害にあるのだと思います。この点に関して、児童精神科医の杉登志郎先生は著書に、「発達障害の子どもは愛着の形成がゆっくりな傾向にあり、8~9歳くらいから愛着を求め始めるケースが多く、ここで愛着の形成を確立できるか出来ないかで、予後が大きく違う。」と書かれています。また「しっかりと甘えさせて母親はじめ家族との対人関係が安定すると、孤立型から受動型、または積極奇異から受動型へ対人関係の変化が認められる」とも。実際息子は、典型的な積極奇異型のアスペルガー症候群でしたが、中学生になった頃から家族以外の人との対人関係にも改善の兆しが見えていることから、年齢に関わらず充分に甘えさせてあげることの重要性を実感しています。参考書籍:発達障害の子どもたち (講談社現代新書) (杉登志郎著)参考書籍:発達障害の豊かな世界(日本評論社)(杉山 登志郎著)ちょっと変わってても気にしない!これが私たち親子の愛着形成スタイル出典 : 息子は今も愛着表現を求めますが、彼との間に「愛着形成」が確立されつつあることを実感しています。過去にあったような、母親としてのいたたまれない気持ちは姿を消し、お互いを理解し合えていること、少しくらいの行き違いでは揺るがない親子関係を感じています。それは、優れた面をお互いに認め合うと言うよりは、お互いの短所に対して譲り合うような感じです。発達障害児の精神発達はゆっくりで、精神年齢の目安は実年齢の2/3歳と聞きます。そう考えてみると、息子は体は大きくても精神年齢は10歳未満です。とすれば、まだまだ抱っこを求めてもおかしくはない…そう自分に言い聞かせながら、今日も大きな体を「ハグ」しています。「無条件で永遠に続く愛情」を、息子が実感できるまで。かかりつけの児童精神科医に、「発達障害のある子は、実年齢より3割幼いと思って向き合ってください」とのアドバイスをもらったことがあります。(LITALICO発達ナビ「「年齢より3割幼いと思ってね」医師の言葉通り息子を見守るも…」より)
2017年01月16日「娘は自閉症かも」と母に打ち明けた日Upload By こころ娘が発達障害かもしれないということは、1番身近な存在である義両親にはすぐに話していました。実の母は住んでいる場所も遠くて、ほとんど会うことはありません。それでも話さなくちゃと思い、私はSNSを使って報告することに決めました。「発達相談にも行ってきたんだけど、娘は自閉症かもしれない……」そう送るとすぐに返事が返ってきました。「大丈夫」と言われるのがつらかったあの頃Upload By こころ「1人目だからそんな風に思うんじゃないの?ずっと2人で一緒にいるからそんな風に考えてしまうのよ」「そんなこと言ったら皆がストレスを感じてしまうじゃないの」「3歳まで話さない子なんて沢山いるし、考えすぎ」母から来たのはそんな返信内容でした。その時の私は娘に障害があるかもしれないことを否定されることにうんざりしていました。保健師や心理士、誰に話しても「大丈夫、大丈夫」と言われていたからです。私は娘がただ話せないだけならきっとこんな風に疑ったりしなかったと思います。話せないだけじゃなくて、言葉自体が通じないことや指差しだってしないのに……大丈夫って、一体何が大丈夫なの?自閉症の特性などを話しても母は聞く耳を持ちませんでした。でも母は、自分の知らないことや分からないことはすぐに調べる性格です。今思えば、あの時もきっとすぐにパソコンを使って検索していたのだと思います。診断結果を母に連絡。返ってきたのは意外な反応だったUpload By こころ「診断がおりたよ。やっぱり自閉症だって」母に連絡するとまたすぐに返信が届きました。「そうなんだ。普通に生まれてきても虐待を受けたりして殺されてしまう子だっているでしょう。障害があっても娘は娘だよ。生まれてきたことには何か意味があるんだから」最初は娘の発達の遅れを認めようとしなかった母でしたが、診断を機に娘に障害があることを受け入れてくれました。そういえば、私が娘の自閉症を疑う前に母と電話したとき、母はこんなことを言ってきました。「その歳になってもまだ一言も喋らないって、義両親は何も言ってこないの?」信じたくなかっただけで、本当は母が1番最初に娘に違和感を感じていたのかもしれません。滅多に会うことはないけど、娘のことを少しでも分かってくれる、それだけで充分だと思いました。
2016年08月18日映画『ジュリエッタ』が、2016年11月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国でロードショーされる。本作は、運命により引き裂かれた母と娘を描いたヒューマンドラマ。主人公は、マドリードに住む、美しく洗練された中年女性ジュリエッタ。現代を出発点に過去を遡る形で、彼女に隠された過去と、消えてしまった娘への想いが解き明かされていく。監督を務めるのは、ペドロ・アルモドバル。『神経衰弱ぎりぎりの女たち』や『アタメ』などの代表作では、運命に翻弄される主人公を通して人生の豊かさや、人間の愛おしさを巧みに表現してきた。そんな彼の手による本作は、主人公たちの複雑な感情が、より繊細に美しく、エモーショナルに描かれている。さらに、本作の見どころは、老練な深みを湛えた語り口と映像美だ。アルモドバルならではの鮮烈で艶めかしい色彩感覚と古典的なサスぺンス映画の趣を感じさせる映像世界は、我々をストーリーの中に引き込み、ジュリエッタの思いを、より立体的でリアルなものに感じさせる。ジュリエッタの"現在"を演じるのは、スペインのベテラン女優、エマ・スアレス。そして、NHKで放送されたTVシリーズ『情熱のシーラ』で脚光を浴びた新進女優、アドリアーナ・ウガルテが“過去”を演じている。■ストーリースペインのマドリードでひとりで暮らしているジュリエッタは、美しく洗練された容姿の中年女性だが、自分を心から愛してくれている恋人ロレンソにも打ち明けられない苦悩を内に秘めていた。そんなある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、目眩を覚えるほど衝撃を受ける。ひとり娘アンティアは、12年前に理由さえ語らぬままジュリエッタの前から突然消えてしまったのだ。最愛の娘をもう一度、この手で抱きしめたい。母親としての激情に駆られたジュリエッタは、心の奥底に封印していた過去に向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた日記を書き始めるのだった......。【作品情報】ジュリエッタ (原題:Julieta)公開日:2016年11月5日(土)公開場所:新宿ピカデリーほか全国でロードショー監督・脚本:ペドロ・アルモドバル出演:エマ・スアレス、アドリアーナ・ウガルテ、ダニエル・グラオ、インマ・クエスタ原作:アリス・マンロー『ジュリエット(Runaway)』(新潮クレスト・ブックス)(C)El Deseo
2016年08月08日モデルデビューを飾ったマドンナの娘ローデス・レオン(19)は、母のファッションセンスに影響を受けているそうだ。ステラマッカートニーの最新の香水の新しいキャンペーンにも登場し、ローラという名称で活躍しているローデスは、長年、母の人目を引くようなファッションのセンスに影響を受けていると明かし「母にたくさん助けてもらってきているの。母はセンスがよくてとってもおしゃれだわ」と話した。ローデスからそんな称賛を受けているマドンナだが、元夫ガイ・リッチーとの息子ロッコ(15)については親権争いが決着したばかりだ。以前、ロッコがロンドンにいるガイの元で過ごすためにツアー中だったマドンナの元を去ったことをきっかけにマドンナとロッコの関係は悪化していた。その後、ロンドンでロッコと再会を果たしたマドンナは4人の子供全員を連れてチャリティ活動のためにアフリカを訪れ、現地の人々と子供4人と撮った写真を公開している。今回のアフリカ行きの前にはマドンナと親しい関係者が、マドンナがこの旅をきっかけに家族の修復をしようとしていたことを認めており「彼らにとって大事な夏になります。家族の関係を元に戻すためにみんなが求めていたチャンスなんですよ」「歩み寄りの一部で、ロッコが兄弟や姉妹に会う機会でもあります。子供たちはお互いにとても会いたがっていますからね」と話していた。(C)BANG Media International
2016年07月14日子どもの頃から理解できなかった「母親」のこと出典 : 私にとって、母との関係ほど厄介なものはありませんでした。母のやることなすこと、いつも理解ができませんでした。「自分が変わる事でしか、状況を変えられない」これは、綺麗事なんかではなく一番の近道だと思っていました。発達障害のある家族と生まれたときから44年もの長い間、格闘してきた私の実感です。現在、家庭を持った私は自分自身の子どもにも発達障害があり、子育てに奮闘しています。ですが、私とわが家の場合、発達障害のある子を育てるよりも、発達障害のある親と過ごす方がずっと大変だったように感じます。ずーっと感じていた違和感は「大人の発達障害」にヒントが出典 : 私は物心ついたときから、周囲の感覚と何かがズレているように感じていました。息子が診断された時、この違和感は「私自身も発達障害かも」という疑いに変わりました。ですが、私は確かに忘れっぽいけれど、支援が必要なほど困った記憶はありません。集団に適応できなかったこともないし、コミュニケーションも得意ではないけど苦手な訳ではありません。一方発達障害がある息子は、集団への適応が難しく、相手の気持ちを理解することが苦手なため、コミュニケーションにも困難さを抱えていました。人それぞれ特性は違うとはいえ、息子の様子を見ていると、私と彼とでは「困り感」に大きな差があるように感じました。私が発達障害じゃないとしたら「この違和感は一体何だろう?」そうずっとモヤモヤしていました。Upload By kaoruそんなある日、大人の発達障害の再現ドラマが放映されていました。それを見て思ったのです。「もしかして、わたしのお母さんが発達障害?」再現ドラマは、遠足の日にお弁当を作り忘れる、という話でした。私の母は、再現ドラマと全く同じで、前日までお弁当を作る予定でいたのに当日の朝はすっかり忘れてしまうのです。お弁当の代わりに現金を持たされたこともありました。熱湯をプラスチックの水筒に入れてしまい、ボトルが溶けて変形していたり、間違えて空の汚れたお弁当箱を持たせられたり…そんな事は我が家で日常茶飯事でした。思い返すと、母は体調の悪い人の気持ちや辛さを全く理解できないところがありました。家族が体調を崩すと、病院へ連れて行くどころか「気合が足りない」「私への嫌がらせなの?」と相手を責めてしまうのです。母に「嫌がらせで体調が悪いフリをしている」と言われていた祖母を見かねて私が病院へ連れて行くと、心不全を起こしていたこともあったのです。そして、母は病院を選ぶことができませんでした。発疹が出ているのに整形外科に行ったり、骨折しているのに外科に連れて行かれたり、こうした間違いはしょっちゅうありました。診察科目ごとに診察内容が違うことを理解できなかったようです。母のことを「発達障害かもしれない」という視点で考えてみると、私が感じていた「違和感」の謎はスーッと解けていったのでした。母との厄介な関係は、まるでカサンドラ症候群!出典 : そう考えてみると、凸凹の激しい母の元で、私は子どもではいられなかったのだと思います。母と父が離婚したとき、私自身が結婚したとき、母との距離が遠くなるたびにどこかでホッとしている自分がいました。いつ感情が爆発して八つ当たりされるかもわからずに怯え、当たりちらされるたびに「今度こそ親子の関係を断ち切りたい」と思っては踏み留まり、親子なのに安らぎなど微塵も感じられない、というのが正直な気持ちです。こうした母との疲れる関係は、ずーっと私を苦しめ続けました。私と母は夫婦ではなく親子ですが、母の言動に疲れきっている私はまるでカサンドラ症候群のようでした。今でも母に対する複雑な感情は消えません。気持ちの浮き沈みが激しい母からの八つ当たりや、訳のわからないマイルールに辟易しています。なぜ理解しなくてはいけないのだろう。葛藤する気持ち出典 : 「母は息子と同じアスペルガー症候群である」と認めることは、本当に苦しいものでした。これまでの事をおもうと「どうして私から歩み寄らなければいけないのだろう」と、受け入れられない自分がいました。なにより、将来自分の息子が「母のようになってしまうのだろうか…」そう思うと不安になり、否定せずにはいられませんでした。それでも1歩を踏み出せたのは息子のおかげです。自分の親の発達障害を理解して受け入れたり、サポートできないなんて、本当に息子の事や息子の障害を受け入れたとは言えないのではないか…そう思ったのです。息子のことをより深く理解するために、「将来、こんな事で躓くことだってあるんだ」と母を1つの例として、息子と同じアスペルガーなんだという事を受け入れることが出来ました。出典 : 私はまず母に親であることを求めるのはやめました。そして彼女の行動を「アスペルガー症候群という凸凹があるんだ」という視点から判断しようと努めました。とても不思議なのですが、私が母の言動を肯定して受け止めると、あれほど悩まされていた八つ当たりはピタリと治まり、私の話を聞いてくれるようになりました。「理解者のもとでは、安心していられる」というのは本当だとあらためて実感しています。もちろん、全ての行動を何も言わずに受け止めるわけではありせん。お葬式で知り合いに再会した際に「楽しい」と口走ってしまったり、温泉に行けば泳いでしまったり、並んでいる列に割り込もうとしたり、見知らぬ人にマシンガントークで喋りかけたり…そんな事は今でもよくあります。すでに70歳を前にしていて、注意をしてもなかなか治らないのです。そんな母と一緒にいるときは、「私自身が気をつけて周囲とのトラブルを回避する」方が上手く行くという考えに至りました。「受け入れなきゃ」と無理をしない、ゆるやかな努力なら続けられる出典 : 私は現在、母とは車で30分ほど離れた場所に住んでいます。この程よい距離感が手伝って、ここまで譲歩できたのだと思います。カサンドラ症候群の方に、私は頑張れとは言えません。理解に苦しむ言動を「身内として受け止める辛さ」がどんなに耐え難いか知っていますし、きっと立場も様々でしょう。でも、もし発達障害のある方との関係を改善したい、と望まれるなら、こちらから歩み寄り理解することをおススメします。相手に変わってもらうのはとても難しいことだと思います。発達障害の有無に関係なく、そもそも人間が変わるのは大変ですから。私も歩み寄って理解しようと努めてはいますが、「吹っ切れたらどんな行動もOK!」というわけではありません。頭の中が真っ白になったり、母の言動にドン引きしてしまうこともあります。でも、家族としてもう少し頑張ってみようとゆるーい努力を続けています。受け入れ難いことは、どう頑張っても受け入れ難いのです、無理に「受け止めなきゃ」と自分を苦しめずに、それくらいのゆるさで実践することが、長く続く秘訣かもしれません。
2016年07月13日女優のメイミー・ガマーが、実の母メリル・ストリープと共演した映画『幸せをつかむ歌』が公開になる。母が誰もが知る大女優であることを「まさに乗り越えようとしているところ」と語るガマーは、本作にどのように取り組んだのだろうか?その他の写真ガマーは大学を卒業後、舞台の世界で活躍し、映画やドラマの世界に進出。ラッセ・ハルストレム監督の『ザ・ホークス』や、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『サイド・サイドエフェクト』などに出演。本作で彼女は、ストリープが演じるロック・ミュージシャンの母リッキーに幼い頃に出て行かれ、数十年ぶりに戻ってきた母に反発する娘のジュリーを演じている。ガマーはかつて『いつか眠りにつく前に』で、母が演じた役の若い頃を演じたことがあるが、母と娘を“演じる”のは初めての経験だ。「この脚本が来たときには、突然のことで母も私も驚いたけど、私たちが語ることのできるストーリー、語りたいと思うストーリーであることは、はっきりしていたわ」。監督を務めたのは名匠ジョナサン・デミで、ふたりには撮影中は可能な限り、別々にいるようにリクエストしたという。「最初の頃は、それぞれのキャラクターや、彼女たちの関係性を確立する上で役に立ったわ。ストーリーを理解するにつれて、それほど厳密に守る必要はなくなったけれどね」。「母の仕事ぶりや、彼女が演じることにどれほどの喜びを感じているか、どれほどこの仕事を愛しているのかをずっと見ていたから、影響や刺激を受けた」というガマーは、本作で、久々に再会した母に対して反発し、悪態をつくも、いつしか母の歌とギターに救われる娘ジュリーの心情を見事に演じており、「ずっと演じ続けていたいわ。使ってもらえる限りね。後は、電話を待っている立場ではなく、自分からいろいろな人に声をかけていく仕事もできたら嬉しいわ」と今後の展望を語った。『幸せをつかむ歌』3月5日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
2016年03月01日女優の橋本愛(20)が10月公開の映画『バースデーカード』で主演し、宮崎あおい(30)と母娘役を務めることが16日、発表された。2人は同作で、初共演を果たす。主人公は、天国にいる母から毎年届くバースデーカードから人生を輝かせるヒントを手繰り寄せ、一生懸命幸せに向かってい進んでいく娘・紀子。17から25歳までの"少女"から"女性"へとなる紀子を橋本が演じる。一方の宮崎が務めるのは、そんな紀子の母・芳恵。明るく気丈に振る舞い、行動的だったが、紀子が10歳の頃に自らの命の限界を悟り、愛する娘にバースデーカードを書き残す優しい母という役どころだ。メガホンを取るのは、『びったれ!!!』(15年)などの吉田康弘監督。2人のほか、紀子の父親役のユースケ・サンタマリア、弟役の須賀健太らの出演も発表された。「王道中の王道を、オリジナル作品として成立させることに大きな意義をもって臨んだ作品でした」と打ち明ける橋本。「昨今では珍しい全編オールロケという恵まれた環境の下、雄大で美しい自然と共に、普通の人々の人生を、大変いとおしく輝かしく切り取ることができたことをうれしく思います」と感慨を口にする。共演の宮崎については、幼少時代のシーンを見学していた際に「宮崎さんの表情、すなわち母の表情を焼き付けようとしていたのですが、そこには絶対的な無条件の愛を感じていました」と内からあふれる母性を垣間見て感動する。実質的な共演シーンは1シーンのみだったが、それは宮崎と橋本が初めて対面する重要な場面。「そのとき一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です」と振り返り、「この手で頭をなでられたり、つないだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手」と述懐しながら、「記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えた」とまで語っている。そんな橋本の母役を担った宮崎は、「人の死を扱う作品というのはとても難しいもの」と明言。「それでも、この作品を見てくださった方が前向きな気持ちになってくれたら」と呼びかける。橋本については、「出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すために何度も現場に足を運びモニターを見ていました」とその勉強熱心な姿が印象深かったようで、「私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらもすてきな女の子になってくれて安心しました」とまさに"母親"らしい感慨を口にした。映画は、2015年7月12日に長野・諏訪市でクランクイン。諏訪湖を中心とした長野の各地や小豆島、大阪にも移動し約1カ月をかけ、全編オールロケーションを敢行した。(C)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年02月16日母に疎まれて育った記憶から、いつも母親にどう思われるかが気になる32歳の千遥。母ひとり子ひとりで育ち、相互依存から抜けられない27歳の亜沙子。唯川恵さんの『啼かない鳥は空に溺れる』は、そんな対照的なふたりの女性を通して、現代の母と娘を見つめる長編だ。「ひとりは、母の愛が欲しくてたまらない。もうひとりは、母の愛が重くてたまらない。母と娘の結びつきは千差万別だけれど、煎じ詰めれば、この両極の悩みになるだろうと思ったんです」ここ3~4年で一気に認知度が上がった「毒親」という言葉。社会的風潮に応えるように、母に支配され、生きづらさを抱える女性たちを描いた小説も多数出版されてきた。だが本書では、母との関係をこじらせた千遥や亜沙子の思いだけでなく、不器用にしか子育てできなかった母たちの思いをも掬い取っているところが出色。自分が母親の気持ちがわかる年齢になったからこそ書けた部分もあったと、唯川さんは言う。「娘にキツく当たらざるを得なかった千遥の母親。娘を女手ひとつでがんばって育てたのだから認めてほしいと思う亜沙子の母親。『愛しすぎたのではないか』『愛さなすぎたのではないか』と、思い通りに育たなかったことに葛藤するのもしかたないのかなと。なぜなら、娘を否定することは、自分を否定することと同じ。娘は母を断罪すればいいけど、母は娘を非難できないんですから」母とのこじれた関係は、千遥や亜沙子の結婚にも影を落とす。千遥は、年下のフリーター・功太郎が、母に紹介してもいいと思う仕事を手に入れたことで、彼との結婚に積極的になる。一方、亜沙子は「母が強く薦める相手だし、条件も悪くないし」と、田畑との結婚を自分に納得させていく。ところが、それぞれに思いがけない災難が降りかかり、ヒロインたちは今度こそ、自分らしく、結婚や人生に向き合わなければならなくなるのだ。「特に千遥については、状況の変化やそれに伴う決断など、なかなか答えが出なくて。編集者に相談し、単行本化にあたり書き直しました。もはや、結婚すれば幸せになれるという保証もない時代。ラストには、誰もが自分で納得できる道を選んでほしいという願いを込めています」◇ゆいかわ・けい作家。石川県生まれ。2002年、『肩ごしの恋人』で直木賞を、’08年、『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞。『霧町ロマンティカ』『夜明け前に会いたい』が文庫化。◇母の影響で、生き方も恋のしかたも対照的になったふたりのヒロイン。彼女たちがニアミスすることで浮かび上がってくる現代女性の選択とは。幻冬舎1500円※『anan』2015年9月9日号より。写真・岡本あゆみ(唯川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2015年09月08日一人前の女性として、ここまで大きく育ててくれた両親には、感謝してもしつくせないほどの気持ちがあります。とくに同じ女性である母親には、深い尊敬の念も抱いている人も多いはず。面と向かって言葉で感謝を伝えるのは恥ずかしいという人も、母の日は親子のコミュニケーションを深める絶好のチャンス。今年は母娘でちょっとリッチな国内旅行へ出かけてみてはいかがでしょうか?今回は、「ハイキング」「温泉」「古都散歩」とさまざまな体験を通して、親子の絆が深まる3つの国内旅行をご提案します。■豊かな自然に抱かれた日本初の山岳リゾート「上高地」で絶景ハイキング長野県松本市にある標高約1,500mの山岳景勝地「上高地」。穂高連峰や焼岳など、北アルプスの名峰と梓川に囲まれた美しい景観が広がり、特別名勝・特別天然記念物のふたつの称号を与えられた大自然の宝庫です。その絶景を拝むために年間200万人もの人々が訪れる人気スポット。アルプスの雰囲気を手軽に体感できるウォーキングコースが整備されており、ほぼ平坦な道が続くので体力に自信がない母親でも安心してハイキングが楽しめるはずです。上高地は、自然保護のため年間を通してマイカー規制がかかっており、近くの駐車場からシャトルバスを利用することになります。そのバスが上高地に入って、最初に停車する大正池で降りて、ハイキングスタート。焼岳の噴火によって生まれた大正池は、鏡面のような美しい水面に雄大な穂高連峰の姿を映し出し、北アルプス唯一の活火山である標高2,455mの焼岳も望めます。噴火当時に立ち枯れた木々もあり、なかなか幻想的です。ここから川沿いに設けられた自然探勝路を歩き、田代池や田代橋などさまざまな絶景スポットを巡りながら、歩きます。上高地のランドマーク的存在である河童橋までは、大正池から約3.5km、およそ70分のハイキング。河童橋に到着し、橋の上からの光景を目にしたら、思わずため息が漏れるはず! まだ雪が残る穂高連峰と梓川の透き通った水面の美しさは感動的で、疲れも一気に吹き飛びます。河童橋と穂高連峰をバックに、ふたりで記念撮影も忘れずに。まだ体力が残っているようなら、大岩石が池中に配される神秘的な明神池まで足を延ばしてもいいかもしれません。新宿と大阪から直行バスが出ているので日帰りでも楽しめますが、上高地を満喫するなら宿泊がおすすめ。梓川沿いに複数の宿泊施設がありますが、ここは奮発して、一度は泊まってみたい憧れの「上高地帝国ホテル」へ。日本初の本格的な山岳リゾートホテルとして誕生した歴史を感じるホテルで、洗練されたおもてなしが魅力。リゾート上高地の雰囲気を存分に味わうことができます。朝起きたら、ふたりで上高地を散歩してもステキですね!・上高地 公式サイト ■800を超える源泉数「由布院温泉」でアート鑑賞&湯三昧「行ってみたい温泉ランキング」で常に上位にランクインするほど人気が高い、大分県の「由布院温泉」。雄大な山里の景色に抱かれ、レトロとモダンが同居する情緒豊かな街並みが広がります。由布院温泉へは、博多駅と由布院駅を結ぶJR九州を代表する観光列車「ゆふいんの森」を利用しましょう。クラシカルな車内では、森の別荘にいるような気分が味わえ、旅情気分を高めてくれます。由布院は、豊後富士と称される由布岳や、湖底の一部から温泉と清水が湧き出る金鱗湖など、温泉以外にも見どころいっぱい! 別名「アートの街」とも呼ばれるほど美術館が多く集まり、アート鑑賞が楽しめるのも魅力です。もちろん温泉もたっぷりと。800を超える源泉数は全国第2位を誇り、歴史ある共同浴場が多数点在するので、湯巡りも楽しめます。豊富な湯量の湯にゆっくり浸かれば、母の溜まった疲れも癒せるはずです。由布院駅から金鱗湖まで続くメインストリート「湯の坪街道」も散策にもってこい。オシャレな飲食店や雑貨屋などバラエティーに富んだ店が並びます。地元の食材を使った料理やご当地グルメがいただけるレストランでランチもいいですね。宿泊は、湯布院御三家と称される名宿「亀の井別荘」「由布院玉の湯」「山荘 無量塔」のいずれかで決まり。上質な空間で絶品料理に舌鼓を打ちながら、趣深い温泉で湯浴みを楽しみ、誰にも気兼ねなくふたりで贅沢な時間が過ごせます。・由布院温泉観光協会 公式サイト ■北陸新幹線開業で注目度アップ! 古都の風情漂う「金沢」で伝統工芸体験北陸新幹線の開業で、東京から2時間28分で行けるようになった、今一番アツイ観光地といっても過言ではない「金沢」。江戸時代に加賀藩前田家のお膝元として、江戸・大阪・京都に次いで栄えた城下町です。現在も当時の面影が色濃く残り、雅な街並みが広がります。金沢三大観光スポットは、「兼六園」「金沢21世紀美術館」「ひがし茶屋街」。とくに格子戸の町家と石畳みが続く金沢最大の茶屋街であるひがし茶屋街は、今も現役のお茶屋があり、約20人の芸妓・舞妓たちがいるそう。古い建物を生かしたモダンなカフェや雑貨店も女ゴコロをくすぐります。加賀友禅、金箔工芸、九谷焼、加賀蒔絵、加賀刺繍といった、城下町ならではの伝統工芸や伝統芸能が、今もなお息づいているのもステキ! 街中に伝統の技が体験できるスポットが多く点在しています。国内シェア9割以上を誇る金沢の金箔を箸や小箱に貼る体験や、蒔絵体験、加賀友禅着付け、和菓子作りなど、親子で楽しめるものばかり。自分で作った工芸作品はお持ち帰りできるので、親子旅行の思い出の品にもなりますね。泊まりは、特急しらさぎで金沢から約30分の加賀温泉郷へ。山代、山中、片山津、粟津の4つの温泉が集まる加賀温泉郷には、女性向けのスパやエステが充実した旅館が多く集まります。非日常の空間で、心も体もよろこぶエステをふたりで体験してもいいかも。母と娘で至福の時間を共有するということは、何にも代えがたい素晴らしいこと。親子旅は、自分が大人になったからこそできる、最高のプレゼント、そして親孝行になりますよ。・金沢市 公式観光サイト
2015年04月17日オウチーノ総研はこのほど、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20歳~39歳の女性471名を対象に、「母娘関係」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は3月4日~11日。○69.9%が「母親との仲は良好」と回答調査ではまず、「母親との仲は良好ですか?」と質問したところ、「とても良い(41.4%)」、「どちらかというと良い(28.5%)」と、およそ7割が母親との関係が良好であると回答した。「仲が良い」と感じる理由については、買い物や旅行など「一緒に出掛けることが多いから」や、LINEや電話で「連絡をよくとっているから」という理由が多かった。その他、「結婚して子供を産んでから、仲良くなったから」(35歳/既婚)や「一緒に入浴するから」(31歳/未婚)といった理由が並んだ。○「母親に依存している」と感じている女性、46.9%母親とどんなことについて話すのか聞いたところ、「仕事(32.7%)」「出産・育児(31.0%)」「恋愛(29.4%)」と、約3割が仕事や恋愛について母親に話していることがわかった。では、どのくらいの女性が「母親に依存している」のだろうか。調査した結果、実に半数近く(46.9%)がいまだ母親に依存していると感じていることがわかった。兄弟・姉妹構成別で見てみると、自身が「長子」の場合は37.9%だったのに対し、「一人っ子」では53.6%という結果に。また、「実家暮らし」の女性では、なんと62.3%という結果となった。依存していると感じる理由としては、「家事を任せているから」「すぐに頼ってしまうから」といった回答が目立った。○母親の「依存」を感じる人15.7%、「束縛」は11.7%次に、「母親の依存や束縛を感じることはありますか?」と聞いたところ、「依存を感じる」と回答した人は15.7%、「束縛を感じる」と回答した人は11.7%だった。兄弟・姉妹構成別では、特に「一人っ子」が全体平均を大きく上回り、「依存を感じる(17.9%)」、「束縛を感じる(28.6%)」という結果に。「一人っ子は、母親の子どもへの愛情や心配をすべて一人で受けることになるため、束縛を感じやすいのだろう」と同調査。「依存を感じる」理由については、「母に何かあると、すぐ私に電話をしてくるから」(39歳/既婚)や「妹の学校や町内会に関することまで、私がいないと何もできないから」(22歳/未婚)といった声が最も多く、また、「私が自室にいると何かと理由をつけて部屋に上がり込んでくるから」(24歳/未婚)といった「過干渉」や、「お金の工面を頼まれるから」(33歳/既婚)など「金銭的依存」も挙げられた。一方、「束縛を感じる」理由としては、「家を出ないように言われるから」(31歳/未婚)や「いまだに門限があるから」(34歳/未婚)、「土日に外出すると怒られ、母と一緒でないと遠出できないから」(22歳/未婚)といった声が多数寄せられた。○36.5%が、母親との関係に「ストレス」最後に、「母親との関係にストレスを感じることはありますか?」と尋ねたところ、「頻繁にある(9.7%)」「時々ある(26.8%)」と、36.5%が母親との関係にストレスを感じているとのこと。また、「一人っ子」の場合は42.9%、「実家で暮らしている」人が46.7%という結果に。血のつながった母娘も、やはり距離が近いとストレスが生じやすいよう。ストレスを感じる理由については、「人の話を聞かないで、自分の話ばかりしてくるから」(22歳/未婚)や「子育てのやり方に口を出されるから」(38歳/既婚)など、「母親が口うるさいから」という声が最も多く、続いて「言動が軽率で落ち着きがないから」(23歳/既婚)や「意見が食い違うから」(38歳/既婚)など、「性格や価値観、意見が合わないから」といった理由が並んだ。
2015年03月23日インテリアショップ「House of Lotus」手掛ける女優・桐島かれんがサントリーのノンアルコールビール「サントリー オールフリー」の新テレビCMに黒木華と母娘役で出演している。このCM「母と空とワタシ」篇にこめられたメッセージは“自由って、おいしい”。桐島演じる母親の元に、娘役の黒木が訪れるところから物語は始まる。空と海を望む解放感溢れるテラスで、昼間からオールフリーを飲む桐島。そんな彼女の姿に「あー、まだ昼なのに」と微笑む黒木に、桐島は笑顔でグラスを手渡す。何事にも縛られず自由に過ごす母と、彼女の生き方にあこがれる娘。そんな2人の飾らない関係を、桐島と黒木が自然体のままに演じている。空と海を背景に、 まるで本当の母娘のようにグラスをあおる2ショットは、見ているだけで心が温かくなる光景だ。黒木の可愛らしい表情にも注目で、桐島から「飲む?」と誘われて、一言「うん」とうなずいた顔がなんとも愛らしい。CMソングには松田聖子の名曲『渚のバルコニー』を男性ボーカルでリメイク。2人のファッションも、ホワイトとネイビーを用いたリラックススタイルが印象的だ。優しい温もりにあふれる音楽と景色と、それに負けない親子のホッとするような一幕に、疲れた心も解き放たれそうだ。
2015年02月09日ワコールは1月15日、同社が特別協賛する「『10歳の未来』プロジェクト」の一環として「母娘の1/2成人式」を開催した。10歳という年齢は、女の子にとって体が変化し始める時期であり、心や環境の面でも大きな変化を迎える時期。さまざまな情報が取り巻く中で、子どもたちと親世代に正しい情報を伝えていくために同プロジェクトは発足した。10歳の女の子たちにとって大切な「心」と「体」、これから始まる「"キレイ"のつくり方」などについて学ぶことの大切さを伝える活動を行っていくという。○10歳前後はバストがふくらみ始める時期同社が2012年に発表した研究成果(「子どものバスト成長の事実と正しいブラジャー着用の必要性」)によると、バストがふくらみ始める時期は初経の1年以上前、"10歳前後から"であることがわかっている。そして、初経前後の約4年間にバストは成長し変化していくとのこと。1980年代生まれの女性と比較すると、2000年代生まれの女の子は初経を迎える時期が早まっており、それに応じてバストの成長時期も早まっているという。一方で、ブラジャーの着用実態を調査したところ、バストがふくらみ始めている女の子は小学5年生で63%、小学6年生で90%にのぼるのに対し、ブラジャーの着用率はそれぞれ30%、60%と低い結果に。このことから、体の成長とブラジャーの着用時期にはズレが生じていることがわかる。さらに同社の調査(2011年4月~12月/「ワコール ツボミスクール」参加者1,769名対象/アンケート調査)によると、「体の成長や下着の着用に不安がある」と回答した女の子は44%にも及んだ。これについて、「体の変化や初めてのブラジャーについては、子どもの方からは言い出しにくく、誰にも相談していない子どももいます」と同社。一方で保護者からは、「ブラジャーの話を切り出すタイミングがわからない」などの声も多く寄せられるという。このような現状を踏まえて、同社は「少女たちの美しく健やかな成長のためには、母と子のコミュニケーションが大切であり、親と子で体のことを話し合ったり一緒に考えたりするきっかけづくりが必要」と考え、今回のイベントを開催するに至った。○10歳を代表する"キラキラガールズ"が決定1/2成人式とは、20歳の半分である10歳を迎えたことを機に、「自分の生い立ちや成長を振り返り、お世話になった人に感謝し、自分の将来に夢や新たな目標を持つ」というきっかけを与えるイベント。最近では、特別授業として親子で参加する行事に取り入れる小学校が増えているという。同イベントでは、「<10歳キラキラ>ガールズ」を発表。オーディションでは、「それぞれの個性を尊重する」「成長する時期はそれぞれ違う」というテーマのもと、「美しさ」「健康」「個性」を備えた、キラキラと輝く未来をイメージさせる女の子たちが選出されたという。選ばれたのは、手塚陽菜さん、新谷日菜さん、山下倖和さん、杉澤絆さん、森愛華さん、大宮千莉さん、瑚々さんの7名。<10歳キラキラ>ガールズはこれまで、「肌ケアと食べ物」「江戸しぐさ」「書道」「立ち居振る舞い」「ハギレでハレギ」といったワークショップなどで学びながら、同世代に発信していくアンバサダーとして活動。2015年は、同社の公式ホームページをはじめ、さまざまなコミュニケーションの場に登場する予定とのこと。同イベントの「1/2成人式の宣誓」の場面では、「宣誓、10歳はお母さんと」と皆で声をそろえ、「マラソンにチャレンジしてあきらめない心を養います」(手塚さん)、「いろいろなヘアアレンジに挑戦してきれいな大人を目指します」(杉澤さん)など、1人ずつ決意を表明した。ゲストとして、モデルで2児の母でもある稲沢朋子さんが登場。稲沢さんは、娘さんが小学6年生の頃、同社の下着コーナーに"ファーストブラ"の相談に行ったことを明かし、「プロの方に相談したいと思い、娘と一緒に行きました。きちんと採寸していただいて、勧められたものからスタートした記憶があります」と当時を振り返った。最後に、<10歳キラキラ>ガールズを代表して、大宮さんが「お母さんへの手紙」を朗読。「私はそんなに自分の顔に自信がなかったけれど、ママが"心が美しければ振る舞いや顔にも出てくるんだよ"と言ってくれたことで自信が持てるようになったよ」などと感謝の気持ちを伝えると、壇上で聞いていた大宮さんのお母さんの目に涙が浮かぶ一幕も。母と娘の温かい絆を感じられるイベントとなった。
2015年01月19日娘とお揃いコーディネイト現在、1児の母として奮闘中の神田うのさん。出産してもなお美しいプロポーションは健在です。また、抜群のファッションセンスで妊娠・子育てグッズのブランドも立ち上げ、育児もオシャレも手を抜かない充実した毎日を送っているようです。彼女のオフィシャルブログ「UNO Fashion Diary」の7月18日付け記事では、娘とのお揃いだという私服コーディネイトを公開。イタリアのキッズブランドのワンピースに、靴はフェラガモという彼女ならではのコーディネイトを披露してくれています。ロエベ・パーティまた、同ブログの同日別記事では、ロエベのパーティーの様子がアップされており、夏らしい白にボーダーのワンピースに、もうすぐ発売されるというイエローレザーのバッグで格好良くキメています。「ロエベのレザーはとても上質で美しい」と大絶賛の神田うのさん。バッグだけでなく、レザーパンツも愛用しているそうで、世界中のブランドを知り尽くした彼女の審美眼は相当なもののようです。最先端のファッションのお手本として、また、母娘のお揃いコーディネイトの参考として、彼女のブログをのぞきにいってみてはいかがでしょうか。【参考】・神田うのオフィシャルブログ「UNO Fashion Diary」
2014年07月23日東京、名古屋、大阪を対象にした調査ユニリーバ・ジャパンが展開しているビューティブランド「ダヴ」では、母と娘の美意識の違いと関係性について400名に調査し、結果を4月15日に発表した。調査は、東京、名古屋、大阪で、娘のいる30~40代の母親200名と10~20代の娘200名を対象として、インターネットアンケートで実施された。(画像はプレスリリースより)調査の結果からは、母親が自分の美しさを過小評価する傾向があることが浮かび上がった。8割の娘、「母は美しい」と思う「母は美しい」と思う娘は、8割いた。その一方で、「母親を褒めた経験がない」という娘は、約6割だった。直接褒めることが出来ないのは「恥ずかしい」ため、というのが理由の1位であった。(画像はプレスリリースより)これらに対して母親側は、「自分自身に自信がない」と答えた人は、約8割であった。母親は、自分の美しさに平均51.9点をつけており、娘は母親の美しさに平均60.1点をつけている。(画像はプレスリリースより)さらに母親は、「自分が美しくいるために必要なことは何か?」との問いに、「自分自身の意識」が必要だと約7割が答えた。5月の母の日に向けて行われたこの調査。母の日には、娘から母への褒め言葉が何よりのプレゼントになるのかもしれない。【参考リンク】「美意識の母娘格差」調査のプレスリリース(PR TIMES)
2014年04月18日故ポール・ウォーカーの母と、娘の母親でウォーカーの元恋人が、どちらが娘の後見人になるかをめぐって、法的な争いを起こしている。ウォーカーの娘メドウ(15)は、長い間、母レベッカ・ソテロスとハワイに住んでいたが、近年、ウォーカーと一緒にL.A.に住むようになっていた。11月末にウォーカーが事故死したのを受け、ソテロスもL.A.にやってきていたが、先週、ウォーカーの母シェリル・ウォーカーが、メドウの正式な後見人になるための申請をして、ソテロスを怒らせた。ソテロスはアルコール依存症に悩んでおり、飲酒運転で2度逮捕されている。そもそもそれが原因で、メドウは父と一緒に住みたいと言い出したそうだ。万一の時に備えてポールが作った遺書にも、もし自分に何かあった時は母のシェリルに娘の後見人になってもらいたいと書いてあるという。シェリルは、もしもソテロスが依存症の更正プログラムを完全に終えたらミドーを引き渡すと提案、ソテロスはすぐにでも更正施設に入所するつもりでいるようだ。文:猿渡由紀
2014年03月31日(画像はニュースリリースより)“卒業式・入学式・入社式を前に母娘でキレイに”エステティックサロン「ジェイエステティック」を日本全国で104店舗展開するザ・フォウルビでは、“卒業式・入学式・入社式を前に母娘でキレイに”と、母娘二人にエステティックサービスを特別価格で提供する「新生活応援キャンペーン」を、2月1日~3月31日までの期間で実施中。お母さんのフェイシャルエステ2回+娘さんの好きな箇所4回の脱毛を特別価格で「新生活応援キャンペーン」では、母娘エステとして、お母さんには<毛穴すっきりケア><年齢肌ケア>などのフェイシャルエステ2回、またはボディトリートメント2回、娘さんには好きな箇所4回(1箇所4回、2箇所2回でもOK)の脱毛を、2人で3,675円(税込)で提供。さらに、母娘で一緒に来店・契約をした人を対象に、サービスおよび商品を50%OFFで提供する“母娘カード”もプレゼントする。対象は、キャンペーン申し込み時点で、満17歳以上、2014年3月卒業予定の女子学生と、そのお母さんで、娘さん1人につき1回の契約が可能となっている。【参考リンク】▼ザ・フォウルビニュースリリース(ValuePress!)▼ザ・フォウルビ「ジェイエステティック/新生活応援キャンペーン」
2014年02月13日シェリル・コールの母ジョアン・キャラガンさんは、娘の恋人が娘にプロポーズすることを禁じたようだ。シェリルはここ半年ほどバックダンサーのトレ・ホロウェイと交際しており、今年のクリスマスはトレのアメリカにいる家族と共に過ごすことになっていたようで、そこでトレはシェリルにプロポーズする計画を立てていたという。しかしジョアンさんは、シェリルが2010年にシェリルの前夫でサッカー選手アシュリー・コールの不倫が原因で離婚した際とても傷ついているのを間近で見ていたため、今回のプロポーズは早過ぎるとすぐさま却下した模様だ。ある関係者は「The Sun」紙に「トレはジョアンに電話して、アメリカで自分の家族と過ごすとき、シェリルにプロポーズをしたいと話しました。トレはクリスマスの日に決行したかったようですが、ジョアンはそれを却下したんです。ジョアンはトレのことを気に入っていますが、そんなにすぐまたシェリルを結婚させるつもりはないようですね」と明かした一方で、「トレがジョアンを説得できればすぐにでもプロポーズに乗り出すでしょうね(笑)」と語っている。(text:cinemacafe.net)
2012年12月27日野生動物の研究、保護、飼育、および保護のための教育を目的としたNPO・成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、11月20日、パンダの母と娘が四川省成都市郊外にあるパンダバレー(パンダ渓谷)に放されたことと、国際NGOワイルドエイド(WildAid)と共同で行っている「2012年パンダ大使プログラム」において3名のパンバサダー(パンダ大使)を正式に任命したことを発表した。パンダの母と娘が野生化プログラムに参加したのは、今回が初めて。成都パンダ基地の野生化プロジェクトの責任者を務めるチ・ドンウ博士によると、今回の試みにより、パンダが野生の生息地に順応するためには何が必要かをさらに理解できるようになるという。母パンダのチ・ゼンは13歳で体重は106キログラム。娘パンダのゼン・ゼンは2011年8月4日生まれで体重は40キログラム。母と娘は、健康や遺伝的背景、また適応能力の高さなどから今回の野生化プログラムに参加することになった。また、絶滅の危機にひんしているパンダへの認識を高めることを目的とした「2012年パンダ大使(パンバサダー)プログラム」では、パンバサダーを決定する準決勝・決勝が中国の成都にて開催された。これにより、フランスのジェローム・プイエ氏、米国のメリッサ・カッツ氏、中国のチェン・インロン氏の3名がパンバサダーに任命された。3名は、それぞれ優勝賞金2万ドルを獲得するとともに、これから1年間パンバサダーとしてパンダ保護活動に取り組むとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日ウェディングドレスの企画・販売を行うママリエ株式会社は、母娘や友人が祝福の思いを込めてドレスのカスタマイズを行う新サービス「セルフクチュール」をセットにしたプランを3月に発売開始した。ママリエ株式会社によると、最近の傾向として、結婚式を家族や友人との「絆」を深める場と考えるカップルが増えてきているという。同社はこのニーズに応えるため、欧州に古くから伝わる習わしをヒントに「母娘や友人がウェディングドレスに祝福の思いを込めた一針を加えることができるアトリエ」というコンセプトで2011年7月に開業。スタッフのサポートの下、母娘や友人とともにドレスやベールをカスタマイズできる「セルフクチュール」というサービスを提供している。カスタマイズされたドレスとベールは、「自身や親しい人が手を加えた」という価値が加わり好評を得ているという。「セルフクチュール」は通常オプションサービスだが、2012年5月に創業1周年を迎える同社はウェディングドレスにセットしたプラン「Happy stitch(ハッピーステッチ)」を発売。10万円と15万円の2種類のプランが用意され、適用対象となるサイズオーダーのウェディングドレスとセルフクチュールの費用が含まれる。2012年6月30日までが適用期間となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日今年6月にジョージ・クルーニーと2年間の交際にピリオドを打ったイタリア人モデルのエリザベッタ・カナリスが、ジョージとの関係を「父と娘のようなものだった」と語った。イタリアのジャーナリスト、ブルーノ・ヴェスパの新著「Questo Amore」(原題)の中に収められたエリザベッタの発言は以下のように続く。「ジョージはずっと特別な存在で、とても大切な人でした。まるで(子供にとっての)父親のようにね。私たちの関係はむしろ親子に近いものでした。いままでそれを明かすことができなかったんです」。2人の破局の理由は、33歳のエリザベッタが結婚を望んでいたにも関わらずジョージが消極的だったからという説が流れていたが、彼女はそれを否定。「私たちは結婚についても、子供を持つかどうかについても話し合ったことはありません。結婚が破局の原因ではないのです」と言い、「素晴らしい恋愛だったし、まるでおとぎ話のような生活でした。ジョージは私生活でも本物の紳士で、私をパートナーとして尊重してくれました」と2年間の交際をふり返った。ジョージは破局後、元女子プロレスラーのステイシー・キーブラーと交際中。10月半ば、ニューヨーク映画祭にツーショットでレッドカーペットに登場した。一方、元カレについて思う存分語ったエリザベッタは「私は世界中で有名な人と付き合いました。これからは自分の道を歩んでいきます」と、ようやく未練を絶ち切った様子だ。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:ザ・ディセンダンツ (原題) 2012年、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century FoxThe Ides Of March (原題)■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】2012年アカデミー賞はビッグネームの対立に?ジョージ・クルーニーが一歩リード?オスカー前哨戦の火蓋が落とされる!ジョージ・クルーニー、新恋人と一緒にメキシコ旅行へジョージ・クルーニーらがU2ボノ主催の飢餓撲滅チャリティ・ビデオに出演ブランジェリーナにG・クルーニー、マドンナなどトロントに豪華スター集結!
2011年11月01日『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督最新作『ニューイヤーズ・イブ』。本作で母娘を演じるサラ・ジェシカ・パーカーとアビゲイル・ブレスリンの2ショット写真がシネマカフェ独占で到着した。舞台はニューヨーク。この街が一年の内で最も煌びやかな輝きと盛り上がりを見せる大晦日の夜に失われた絆を取り戻そうとする8組の人々の姿を描く。死期が迫った孤独な病人と彼を見守る看護婦、去年の大晦日に出会った忘れらない女性との約束、かつて恋人同士だった男女の偶然の再会など、それぞれが大切な人との失われた絆を取り戻そうと勇気を振り絞る!本作はニューヨークの内外で撮影が行われたが、史上初めてタイムズ・スクエアでの年越しカウントダウンイベントで実際に映画の撮影が行われたことで話題を呼んだ。この感動の物語のためにゲイリー・マーシャルの下に集結した俳優陣の顔ぶれにはただ“豪華”の一言。ジェシカ・ビールにジョン・ボン・ジョヴィ、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメルにザック・エフロン、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リー・ミシェル、ミシェル・ファイファー、ヒラリー・スワンクなど若手からベテランまでハリウッドを代表する俳優たちが集結した。今回、写真が解禁されたサラ・ジェシカとアビゲイルの劇中での関係は母と娘。『リトル・ミス・サンシャイン』でオスカーにノミネートされた当時は10歳だった彼女も、すでに15歳。写真では大人っぽく髪を伸ばし、化粧を施し大人のレディを感じさせる。サラ・ジェシカ演じる母とテーブルを囲んで談笑しているように見えるが、2人の間には一体何が――?ニューヨークとサラ・ジェシカという組み合わせは「セックス・アンド・ザ・シティ」をイメージさせるが今回の彼女は“母”。キャリーとはひと味違ったこの役柄で彼女の母性がどのようにアビゲイルに向けられるのか楽しみなところ。2人が迎えるニューイヤーの幕開けはハッピー?それとも…。『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日(祝・金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ジョン・ボン・ジョヴィ&ヒラリー・スワンクが日本にメッセージ!ザックにデ・ニーロ、アシュトン・カッチャーが集結!ハリウッド映画、NYで続々撮影
2011年08月24日