5月30日、俳優の小池徹平(33)が、自身のブログを更新。妻で女優・心理カウンセラーの永夏子(35)が、第1子妊娠したことを発表した。小池は「ありがとうキンキーブーツ」と題したブログを更新。主演していた「キンキーブーツ」の全公演が終了したことを伝え、最後に「私事なのですが新しい命をさずかりました事をご報告させて頂きます」と妻の妊娠を報告した。続いて「元気に生まれてきてくれる事を願いながら、日々を過ごしています。これからもコツコツ全力で邁進していきますので、引き続き応援よろしくお願いしますね」と生まれてくる子どもへの思いを明かし、応援を呼びかけた。また、永もブログを更新。妊娠していることを伝え「戸惑いや心配事も多い妊婦生活ですがお腹に宿った小さな命のことを思うと今まで感じたことのない愛おしい感情が溢れます」と心境を語った。最後に「今秋頃誕生の予定です。あたたかく見守っていただけたらうれしいです」と出産の時期を明かした。ファンからは「まじか!徹平君、永夏子さんおめでとうございます」「てっぺいちゃんもパパかぁ~」「おめでとうおめでとうおめでとう!!!!嬉しくて泣きそう!!!!」と祝福の声が寄せられている。
2019年05月30日俳優の小池徹平(32)が8日、自身の公式サイトを通じて、女優で心理カウンセラーの永夏子(35)と結婚したことを報告した。小池は「いつも応援してくださっているファンの皆様へ」と書き出し、「この度、3年ほど前から交際しておりました女優の永夏子さんと入籍いたしました。突然の事となってしまい、またこの場でのご報告になってしまった事、申し訳なく思っています」と報告。続けて、「いつも応援してくださっている皆様に、より多くの感謝を伝えられるよう、これからも初心を忘れず、より一層、一つ一つの仕事に誠意を持って邁進していきます」と決意を新たにし、「今後とも、頑張って参りますので、温かく見守って頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。永も同日、自身のブログで結婚を報告。「未熟者ではありますが結婚という経験を糧に家族と支え合いながら学びながらより豊かな表現者より温かく寄り添える聴き手になれるよう一層精進していく所存です。ゆるやかに見守っていただけたらうれしいです」と思いをつづり、ファンや関係者、家族、友人への感謝を記した。
2018年11月08日「立て板に水だった父が言葉に詰まるようになって……。すぐに長年交流のある主治医の鎌田實先生に電話したら、神経内科医の先生を紹介していただき、パーキンソン症候群の可能性を告げられました。ただ、担当医の先生からは『永さん、とにかく仕事は続けましょう』と言われたんです」こう語るのは、映画エッセイストの永千絵さん(59)。千絵さんは昭和を代表するマルチタレント・永六輔さんの長女。約10年にわたる笑いと涙の介護の日々を『父「永六輔」を看取る』(宝島社)にもつづっている。妹はフリーアナウンサー・永麻理さん(57)だ。病気の前兆が表れたのは’08年。千絵さんは、ラジオから流れてくる父のトークに異変を感じたという。薬が効いてパーキンソン病は小康状態になったものの、’09年には前立腺がんのマーカーPSA値が高いことが判明する。再び主治医の鎌田医師に連絡し、3カ月に1度、治療のために茨城県つくば市に通うこととなった。さらに’11年、六輔さんは自宅で転倒し、大腿骨頸部骨折となり2カ月の入院を余儀なくされる。このときは手術の翌日にラジオの生放送があって、慌てたという。「『一度も休んだことがないから休みたくない』という父の気持ちをくんで、電話で出演させていただいたり、その後も、ベッドの上で収録したりしてなんとか乗り切ることができました」そして退院後は、千絵さんの夫・良明さん、妹の麻理さんとの3交代制で実家に通うように。’02年に母・昌子さんが逝去して以来、六輔さんは一人暮らしをしていた。「夫は父とは血がつながっていないことで、ほどよい距離感をとれるし力仕事も頼める。車いすを使い勝手よく改造してくれたり、男手があることは心強かったです」六輔さんのマネージャーでもあった良明さんは、車いすを押して現場へ。仕事場でのサポートは、良明さんの担当だった。「私は“父・永孝雄(本名)”をサポートするという分業でした」私生活の面では、以前から親交のあった女性がケアマネジャーだったことから一任し、自宅ではヘルパーさんも頼み、万全の態勢を整えた。そのため千絵さんも、映画エッセイストとしての執筆を続けることができた。全員が生活のすべてを介護に費やすことなく、少しずつ手抜きができる状態をつくる。そんな理想的な“チームワーク介護”を、一家で力を合わせて実践した。そして’15年、六輔さんは82歳にして最後となる冠番組『六輔七転八倒九十分』を始める。このころ、安心して仕事ができるよう「紙パンツ」の着用をすすめた際、着用するか否かで議論にもなった。「『僕が紙パンツをはいたらあなたは安心なの?』と聞かれたので、『そうだね。安心だね。でもきっと孝雄くんも安心できるよ』というやりとりがありました。信頼する鎌田先生が『僕もはいています』とあっさりとおっしゃったので、私たちも『イザとなったら試してみても』と、気が楽になりました」’16年の年明けは、家族全員で迎えられたものの、1月末からPSAの数値が上がり、入院。病院嫌いの六輔さんは3カ月で退院し、自宅介護の日々が始まった。千絵さんが週に4日泊まり、ほかの日は麻理さんと良明さん、さらに在宅医も定期的に来訪。泊まりのヘルパーさんも週一でお願いするという介護生活のなか、6月末、冠番組はついに終わりを迎えた。そして7月7日、六輔さんは83歳で逝去。その前夜は、リビングで千絵さんと麻理さんと3人でのひと時を過ごし、六輔さんは好きなアイスキャンデーも口にした。まだまだ頑張れそうだと希望の持てた夜でもあったという。「母も息を引き取った、同じリビングで。私より一歩遅れて入ってきた次男が声を上げて泣いていました。『こんなに泣いてくれるなんて』と感動したくらいで、私としては急なことで、あっけにとられていたという状態です。本当に寂しい気持ちになるのは、1年、2年たったころからでした」いまでも家族で集まって六輔さんの話をするときは、笑いが絶えないという。「こうして笑いながら話せることが父の目指した大往生だった――いまはそう思えるんです」
2018年10月27日「父のモットーは“楽しくなければ嫌”ということ。車いすを選ぶにしても『どんなのがある?』と好奇心旺盛で、展示場で目を輝かせている。介護生活でも私たち家族は常に、どうすれば父を楽しませられるかを考えていました」こう語るのは、映画エッセイストの永千絵さん(59)。千絵さんは昭和を代表するマルチタレント・永六輔さんの長女。約10年にわたる笑いと涙の介護の日々を『父「永六輔」を看取る』(宝島社)にもつづっている。妹はフリーアナウンサー・永麻理さん(57)だ。介護に関する最初の課題は、“病院嫌い、薬嫌いの六輔さんをどうなだめるか”だった。’02年に母・昌子さんが逝去して以来、一人暮らしをしていた六輔さん。大嫌いな薬の服用をすすめるため、千絵さんは実家へ日参した。ところが……。「子ども用の(服用のための)ゼリーを粉薬にかけても、上のゼリーだけすくって食べて、薬は残っていたり。こんなに嫌がる父に、無理やり飲ませるのは……と、いつも葛藤していました」また、待つことが嫌いな六輔さんのため、自宅近くのクリニックへの通院では、朝一番に駆けつけて受付けを済ませた。その後、「すぐに父を呼んで来ます」と、2番目に並ぶ患者さんにも聞こえるように言い、走って迎えに行って受診させたという。「仕事のこと、孫のことなど、おかしなネタを仕入れておいて、家でも待合室でも父を楽しませることに、さんざん頭を使いました」そんな、誰よりも個性的な父と対話した千絵さんが、“がんこな親”をなだめる介護術を教えてくれた。■どうやったら楽しくなる?千絵さんがため息をついたり、疲れた顔を見せたら、「楽しくないのなら、お帰りください!」というのが六輔さんのスタンス。六輔さんは楽しいかどうかが重要なので、「じゃあ、どうしたら楽しくなれる?」と問いかけるなど、常に「上を向いて」をこころがけていたという。■おいしいおそばを食べに付き合ってよ!六輔さんの診察が終わると目当てのそば店へ直行したという千絵さん。「闘病中、父は何カ所もの病院を受診したのですが、たまたまそばの名店が必ず近くにあることが幸いでした。そば好きの父に、『おそばを食べるついでに病院で受診しようよ』と。楽しい雰囲気作りが大事だと思います」■私も安心だし、孝雄くんもきっと安心できるよ!紙パンツをはくか否かを議論したとき。六輔さんは、常に「あなたが大変にならないように」と、家族に負担をかけたくないというポリシーの人。「『私も、孝雄(六輔さんの本名)くんも、お互いに安心な方法だよ』と伝えることで、『試すくらいは』と、それほどこだわらずにすんだと思います」
2018年10月27日「父のモットーは“楽しくなければ嫌”ということ。車いすを選ぶにしても『どんなのがある?』と好奇心旺盛で、展示場で目を輝かせている。介護生活でも私たち家族は常に、どうすれば父を楽しませられるかを考えていました」こう語るのは、映画エッセイストの永千絵さん(59)。千絵さんは昭和を代表するマルチタレント・永六輔さんの長女。約10年にわたる笑いと涙の介護の日々を『父「永六輔」を看取る』(宝島社)にもつづっている。妹はフリーアナウンサー・永麻理さん(57)だ。介護に関する最初の課題は、“病院嫌い、薬嫌いの六輔さんをどうなだめるか”だった。病気の前兆が表れたのは’08年。千絵さんは、ラジオから流れてくる父のトークに異変を感じたという。「立て板に水だった父が言葉に詰まるようになって……。すぐに長年交流のある主治医の鎌田實先生に電話したら、神経内科医の先生を紹介していただき、パーキンソン症候群の可能性を告げられました。ただ、担当医の先生からは『永さん、とにかく仕事は続けましょう』と言われたんです」’02年に母・昌子さんが逝去して以来、一人暮らしをしていた六輔さん。大嫌いな薬の服用をすすめるため、千絵さんは実家へ日参した。ところが「子ども用の(服用のための)ゼリーを粉薬にかけても、上のゼリーだけすくって食べて、薬は残っていたり。こんなに嫌がる父に、無理やり飲ませるのは……と、いつも葛藤していました」と、当時を振り返る。また、待つことが嫌いな六輔さんのため、自宅近くのクリニックへの通院では、朝一番に駆けつけて受付けを済ませた。その後、「すぐに父を呼んで来ます」と、2番目に並ぶ患者さんにも聞こえるように言い、走って迎えに行って受診させたという。「仕事のこと、孫のことなど、おかしなネタを仕入れておいて、家でも待合室でも父を楽しませることに、さんざん頭を使いました」薬が効いてパーキンソン病は小康状態になったものの、’09年には前立腺がんのマーカーPSA値が高いことが判明する。再び主治医の鎌田医師に連絡し、3カ月に1度、治療のために茨城県つくば市に通うこととなった。「東京とつくばの往復は1日仕事です。しかも父をどうやって連れ出すか――」思案の末、千絵さんは学校が休みの折には息子たちも引きずりこむ勢いで伴い、病院通いを楽しいイベントにして、連れ出すことに。そば好きの六輔さんに「近くに評判のおそば屋さんがあるから。つきあってね」という誘い文句も効果があった。そして、ホルモン療法によりPSAの数値は下がり、その後6年間の経過は良好だった。’16年7月7日、六輔さんは83歳で逝去。「それでも、あれだけ好奇心旺盛な父が、病状については興味を持とうとしませんでした。診察室でも常に私にまかせっきりでした」
2018年10月27日歌手・女優の純名里沙が、ブラジリアン・スタイルの奏法で知られるギタリスト笹子重治のプロデュースでこの春リリースしたアルバム『う・た・が・た・り』。純名が「古語辞典から選んだ」というタイトルが表すとおり、柔らかい歌声で 物語の情景を浮かび上がらせる曲の数々は、リラックスしたい大人にぴったりの心地よさだ。8月に東京・名古屋・大阪でのコンサートツアーを控えた純名に、本アルバムに込めた想いを聞いた。【チケット情報はコチラ】日本語詩にこだわって収録した全12曲。そのうち7曲は、菅原洋一の歌でヒットした『奥さまお手をどうぞ』や、永六輔作詞・中村八大作曲の名曲『黄昏のビギン』など、昭和のスタンダードナンバーが並ぶ。笹子のギターは単なる伴奏にとどまらず、純名の歌声と時に寄り添い、時に対峙するように響くのが印象的だ。「笹子さんとのデュオ活動を始めて6年目になりますが、最初の1、2年は笹子さんのギターと一緒に“生きている音”を紡ぐのが本当に難しくて……。ようやく最近、それが自然に出来るようになった気がします」と純名はその成果を実感しているようだ。残る5曲は、純名が作詞を担当したオリジナル曲。中でも、叙情的なスタンダードナンバーに対して、少しクセのある世界観がほしいと、シンガーソングライターのNUUに相談して出来たという『かわいくてごめんね』が存在感を放つ。ポップな曲調で、突き抜けたワガママさを発揮するのだがどこか憎めない女性像を、純名は生き生きと歌っている。「まずモデルは私じゃないってことはお知らせしておきますね(笑)」と純名は茶目っけたっぷりに断ったうえで、「歌の上でも色んな女性を演じてみたくなって依頼しました。揺れ動いている女性と思ってくださってもいいですし、自由に想像して楽しんでいただければ。それが歌の面白いところですよね」と改めて語った。その他、オフィスで働く女性をイメージした『ヒールを脱いで』、大人のための子守唄という『子どものように』など、どれも短編映画のような味わいの曲ばかり。「“歌は3分のドラマ”って言いますけど、ライブでも曲に入り込んで歌うのでヘトヘトになっちゃいます(笑)」と純名。真摯に、まっすぐに音楽に向き合う姿勢は昔から変わらない。「2011年の東日本大震災の後、個人的にも心が落ち込む時期が重なって」(純名)、ここ数年は歌に焦点を絞った活動を続けてきた。「誰にでも傷ついた経験ってありますよね。私も音楽で癒されたからこそ、これからも心に寄り添う音楽を届けていきたい」と純名は話す。最後に、気になる女優活動について聞くと、「音楽をコツコツと続けてきたことで、自分の中でようやく勇気を持てるようになりました。もちろんお芝居も、出来ることがあればぜひ挑戦したいです」と、笑顔で答えてくれた。公演は8月29日(水)東京・TOKYO FMホールにて、チケット発売中。取材・文:佐藤さくら
2018年08月10日パスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)では、美術家でありイラストレーターの元永彩子による展覧会「piece of old tale」を、5月24日から6月17日まで開催。私たちのまわりにひろがるいつものシーンを、独自の視点とインスピレーションにより描き、マニアックな世界観をつくりだすアーティスト・元永彩子。繊細な線と丁寧な配色で描かれる、普通のようでそうではない、どこか少しだけ不可思議で魅力的なその世界は、「きっとこれは私たちのいつもの世界のどこかに存在する。」と、見る側の想像力を掻き立てる。本展は、そんな彼女がPASS THE BATONのためだけにイラストを描きおろしたオリジナルアイテム「piece of old tale」の発売を記念した、スペシャルエキシビション。世界の8つの童話のシーンを切り取って描かれたオリジナルのイラストで表現される童話の世界は、彼女の少しの想像力というエッセンスを加えることで、登場する動物にユーモアとアイロニーを与え、それぞれのストーリーを雄弁に語らせ、心を和ませる。貝の火(2,600円)今回発売されるのは、使用には支障がないものの日本の厳しい基準により販売されなかった業務用食器を使用したテーブルウエア。5月24日からパスザバトン表参道にて先行販売開始、6月1日からはパスザバトン丸の内、京都祇園店、オンラインにて販売される。また本展の会期中は、植物標本やテーブルクロス、楽譜、ハンカチ、人形用の着物、本の扉、つぎはぎの布、衣服のパターン紙などのアンティークに、人や動物を構成したドローイングや刺繍作品の展示も行う。【イベント情報】piece of old tale会期:5月24日〜6月17日会場:PASS THE BATON GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内時間:11:00~21:00(日曜・祝日は20:00まで)
2018年05月22日男性声優のみで構成された「TVガイドVOICE STARS」のvol.4が12月8日(金)に発売されることが決定。今回の表紙は、江口拓也、木村良平、代永翼の3人からなる音楽ユニット「Trignal(トリグナル)」が飾ることが決定し、彼らの先行ビジュアルが到着した。これまで計3冊が発売されている「TVガイドVOICE STARS」。表紙には、第1弾の梶裕貴をはじめ、宮野真守、蒼井翔太といずれも大人気の声優が飾り、また声優専門の編集部ではないからこそ、既存の声優誌とは一線を画したエッジの効いたその内容が業界内外を騒がせていた。そして今回、最新号「TVガイドVOICE STARS vol.4」の情報が一部解禁!表紙を飾る「Trignal」は、「俺物語!!」「虹色デイズ」の江口さん、「東のエデン」「坂道のアポロン」の木村さん、「Free!」「曇天に笑う」の代永さんからなるユニット。入野自由や神谷浩史らも所属する男性声優によるエンターテインメントレーベル「Kiramune(キラミューン)」に所属し、2012年にアーティストデビューを果たした。そんな彼らは今年デビューからちょうど5周年を迎え、12月20日(水)には待望の2ndフルアルバムを発売。本誌では、40ページにわたって彼らを大特集。今回到着した先行カットでは、揃いのライダースジャケットに身を包んだ彼らの姿が。実に大人っぽく、スタイリッシュなグラビアが期待できそう。また、本日11月9日(木)に発売された「TVガイドPERSON vol.63」では、別カットが掲載されており、こちらも超クールな3ショットとなっている。全40ページの詳しい内容は未定だが、綴じ込み付録は「Trignal」の超ワイド両面ピンナップ。さらにアニメ専門店・アニメイトの限定特典としてA4サイズの「Trignal」クリアファイル、amazon限定特典は4種類の「Trignal」オリジナル生写真セットが付いてくるという。「TVガイドVOICE STARS vol.4」は12月8日(金)発売(一部地域は発売日が異なります)。(cinemacafe.net)
2017年11月09日「テレビに出るようになったキッカケは、師匠の立川談志ですね。談志が生前、『いちばんかわいがってる弟子なのに、なんでこいつがテレビでスターになれねぇんだ』と、ボソッと言ってたと聞きまして。談志が亡くなってから、私が唯一親孝行できなかったことがテレビに出ることだったので、親孝行しようかと」 こう語るのは、情報番組『ひるおび!』(TBS系)のレギュラーコメンテーターを務める、落語家・立川志らく師匠(54)。その歯に衣着せぬコメントが評判を呼び、昨年10月から月〜金曜の毎日出演するという、いまや番組には欠かせない存在に。 「テレビに出ようと決めたのはいいんですが、当初はテレビでやりたいことが自分にはなかったから、事務所から“レポーターはどうですか?”『嫌です』。“クイズ番組は?”『バカがばれるのが嫌』。“ドラマで役者は?”『尊敬している監督以外はやる気がでません』とか(笑)、ワガママ言い放題。そこにたまたま『ひるおび!』のコメンテーターはどうですか?と話がきて『やってみようかな』と」(志らく師匠・以下同) 志らく師匠は’85年10月、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門。’88年、二つ目昇進、’95年、真打ち昇進。東京の落語界で、最も多くの弟子(20人!)を抱えている。また映画好きなことでも有名で、映画監督として日本映画監督協会にも所属。劇団も主宰するなど、幅広く活躍中だ。 そんな志らく師匠が考える、“コメンテーター論”とは? 「たとえば、トランプ大統領の過激な発言を批判するようなテーマだったりすると、ほかのコメンテーターの人たちは“ホント、そうですよね〜”となるんです。だけど私はあまのじゃくで捻くれてるから、その逆から話そうと考える。『ちょっと待ってよ。みんなでトランプをいじめることはないんじゃないの?』と。『トランプを非難してもしょうがないでしょ?悪いのはミサイルを発射する北朝鮮じゃないの?』と」 取り上げるテーマの裏からコメントするのが、志らく師匠流のスタンスだとか。 「みんなが話す方向の逆や斜めから入っていく習慣をふだんからつけているんです。常に逆から行かないとみんなと同じコメントになってしまって面白くもない。ただし、事件や事故のコメントをするときは、さすがに逆からは行けないですけどね」 その発言が、ときにはネット上で批判され、炎上することもしばしば……。 「私は、自分のコメントが非難されてもいいと思ってる。非難する人がいれば、面白がる人もいる。炎上しようが何しようが、視聴者にコメントが引っかからなければ、テレビに出ている意味がない、そう思ってるんです」 志らく師匠がよく使うたとえがある。『10人に好かれるのは偽善者。10人に嫌われるのは悪党。5人に好かれて、5人に嫌われるのが本物』ーー。 「談志にはものすごく敵がいましたが、愛してくれる人もたくさんいた。かつて永六輔さんが、『悪口を言われないヤツは、ろくなヤツじゃない』と言ってましたが、必ずもう一方から悪口が出るほうが健全なんですよ。10人が『あの人はいい人だ』って言ったら、これは怪しい。私も5人から『違うだろ!』と言われても、もう一方の5人から『よく言った!』と言われれば、それでよしと思ってます」 何を言い出すかわからない志らく師匠だけに、番組制作側から“こういうことを言ってはいけない”、あるいは“こういうことを言ってください”という縛りがあるのかと思いきや、「まったくない」そうだ。 「だから本番前の打ち合わせは2〜3分で済みます。そういう意味では毎日がぶっつけ本番。私が何を言うかは誰も知りません。私も自分で何を言い出すかはわかっていない」 志らく師匠は、最後にこう締めくくる。 「いま、梅沢富美男さんがコメンテーターとして重宝がられているのは、世間の代弁者だから。代弁して怒ってくれて、代弁して褒めてくれる。この代弁者としての役割がコメンテーターには必要だと思いますね。ホンネが言える人ってこと」 毎日、ぶっつけ本番の志らく師匠のホンネ発言から、ますます目が離せません!
2017年11月06日今月末で芸能界を引退するアイドルグループ、カントリー・ガールズの嗣永桃子がこのほど、卒業前夜の29日(19:30~20:30)に放送される文化放送のラジオ特番『嗣永桃子のぷりぷりプリンセス~ももちフォーエバー~』の収録を、東京・浜松町の同局で行った。今回の特番は、2009年から2014年まで同局で放送されていた『Berryz工房 嗣永桃子のぷりぷりプリンセス』を3年ぶりに復活するもの。これまでの芸能生活を振り返りながら、卒業を目前に控えた現在の心境を語る。収録冒頭では「ラジオでの初めてのレギュラーが文化放送さん。2004年4月で、まだ12歳、中学1年生になったばかりでした。よく出演させようと思いましたよね。公共の電波を通じて『給食で何を食べた』とか『宿題が大変だった』とかしゃべっていたわけですから(笑)」と、デビュー当時の思い出を述懐。また、「最近、好きなアーティストさんのライブが大阪であって、その公演を見るために初めて"遠征"したんですよ。初めて新幹線の切符を一人で買うという体験をしたり、想像以上に大変だったんですけど、想像以上に楽しかったんです。『私のライブでもファンのみなさんはこういう思いをしながら会いに来てくれたんだな』と。そういうことが最後のライブの前に分かって良かったですし、『遠くからはるばる来てよかったな』と思ってもらえるようなライブにしたいです」と、30日のラストライブに向けた思いを語っている。ほかにも、「ももちはア・イ・ド・ル」「ももち!ハッピーワード工房」など、レギュラー放送時の名物コーナーも展開。番組の終盤には、芸能界"卒業"にあたってのメッセージをファンに向けて語る。
2017年06月21日声優の代永翼と八代拓が、4月8日に発売された“話題のPERSONの素顔に迫るPHOTOマガジン”「TVガイドPERSON vol.56」に登場。この度、2人の未公開カットが公開された。昨年8月より同誌でスタートした男性声優シリーズ連載「VOICE PERSONS」。今回で9回目を数える人気企画になっており、3月には男性声優だけでまとめられた「TVガイドVOICE STARS」が創刊。世界的な写真家レスリー・キーが撮り下ろす連載コーナーでは若手声優筆頭・小野賢章が登場し、表紙には「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役などで不動の人気を誇る梶裕貴を配し、大きな注目を集めた。今回登場するのは、「おおきく振りかぶって」の三橋廉役や「Free!」の葉月渚役などに出演し、その独特の高い声が特徴的な代永さん。「学校でいじめられたりすることもあった」と告白。しかし、この声を武器に声優になろうと思った経緯を語る。また、代永さんは同じく声優の江口拓也(「GOSICK -ゴシック-」久城一弥役など)、木村良平(「東のエデン」滝沢朗役など)との音楽ユニット「Trignal」としても活躍しており、今回「Trignal」の初のライブDVDが発売されることから、「つらいことがあってもこの3人なら分かち合える」とグループ愛も明かしている。このほど公開されたカットからも分かるように、30代になり“大人の色気”あふれるグラビアが本誌には掲載されている。一方、現在放送中のアニメ「タイガーマスクW」で東ナオト/タイガーマスク役を演じている八代さん。ベテラン声優たちが脇を固める中、24歳という若さながら主役に大抜擢。当時の心境を彼は「第1話で味わった緊張感は一生忘れられない」と打ち明けている。そんな八代さんが、“気を許せる間柄”だと言う同世代の声優仲間とは…?八代さんの撮影は、夜の渋谷でオールロケを敢行。クールにスクランブル交差点を行き来する姿は、実にスタイリッシュ。ファン垂涎のグラビアとなっている。さらに「VOICE PERSONS」の特別編として、大人気声優の神谷浩史や浪川大輔らが一堂に会し、先日横浜アリーナで行われた「Kiramune Music Festival 2017」、通称“キラフェス”のライブリポートも掲載されている。なお、表紙は『無限の住人』の主演を務める木村拓哉。そのほか「関ジャニ∞」の横山裕、「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧、「A.B.C-Z」の河合郁人、高梨臨、加藤和樹、佐藤玲、永瀬匡、「嵐」相葉雅紀主演ドラマ「貴族探偵」の羽鳥健一プロデューサーといったバラエティーに富んだ人々が登場している。「TVガイドPERSON vol.56」は発売中。(cinemacafe.net)
2017年04月10日「関根(勤)さんと一緒にコントを始めたばかりのころは、何もわからないけど、自分たちがウケないことはわかった。お客さんも3人くらいしかいなかったから、暗転するとすぐ帰ろうとするから暗くできないし……」 そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第76回のゲスト・タレントの小堺一機さん(61)。中山がデビュー時にとてもお世話になったという小堺さんと2人、「何が出るかな」でおなじみ『ごきげんよう』さながら、トークたっぷりの時間を過ごしました。 中山「もともとは勝新太郎さん主宰の『勝アカデミー』に入られてましたよね。役者志望だったんですか?」 小堺「大学生のときにね。役者を目指すなんてかっこいいものじゃなくて、ただテレビに出たかったんだよね。勝アカデミーを卒業して、縁あって浅井企画に入れたんだけど、何もしないでいたら怒られて。関根さんも暇にしてるから一緒にコントをやれって言われたの」 中山「2人で頑張るんですね」 小堺「関根さんも僕もハングリー精神がないの。実家だし、食にも困らない」 中山「気負いがないんですね」 小堺「ううん、なんにもない。永六輔さんに会ったときも『君たちには何もない』『火花も飛ばない』って言われた」 中山「それを言われても……?」 小堺「『ほう』という感じだったから、さすがに怒られたよ(笑)。今度は事務所から『合宿しろ』って。外出禁止っていうのは守ってたけど、温泉入って、ビール飲んで、テレビ見て寝て、朝10時に起きてた」 中山「ダラダラですね(笑)」 小堺「関根さんは『小堺くんが“朝5時から起きて頑張りましょう”っていう人だったらどうしようかと思ってた』って。そんな合宿中にネタなんてできないから、また怒られて、毎週ライブハウスで新ネタをやることになったんだよね。それでも、関根さんとケンタッキーに行って『できないね』って話してそのまま帰ったりしてた」 中山「結局できない(笑)」 小堺「どうしようもなかったんだよね。そんなある日、関根さんを変な人にしたら面白いと思ったの。僕が面白いと思ったことをやってもらおうと」 中山「今の2人のカタチですね」 小堺「ラジオのピンチヒッターをしたときも、初めはハガキが全然こなくて。関根さんが『自分たちからクビにしてくれとは言えないから、クビになるようなことをしよう』って(笑)。それで適当なことをしたらハガキが増えたり」 中山「ネタ作りのときと一緒ですね」 小堺「2人のカタチが定着してきて、ライブでもウケるようになって、道が見えてきた感じかな。ただ、テレビでできないネタばかりだったから『欽どこ』では、困ったことにはなるんだけど」 中山「つながっていくんですね」 小堺「あそこで嫌がって何もしなかったら『欽どこ』に呼ばれなかったかもしれないし、やってみてもできなかっただろうしね。とにかく、そのころは文化祭に呼んでもらったり、音楽もできたし、十分楽しかった」 中山「満足するタイミング、早いですね」 小堺「ハングリー精神ないから(笑)」
2017年03月04日佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日タレントのタモリが、30日(22:00~24:00)に放送されるニッポン放送のラジオ番組『タモリのオールナイトニッポンGOLD Song&BOSS スペシャル』のパーソナリティを担当することが16日、明らかになった。昨年に続き、今年も年末の同番組に登場するタモリ。このほど行われた収録のオープニングトークでは、32年間にわたって放送されてきたフジテレビ系『笑っていいとも!』が終了してから、「勤務体制」が変わって忙しくなったそうで、今年は東京にいない日も多く、「新人時代を思い出しています」と語る。東京12チャンネル(現・テレビ東京)の『チャンネル泥棒!快感ギャグ番組! 空飛ぶモンティ・パイソン』がデビューだと言われるタモリは、2016年が芸能生活40周年というメモリアルイヤーのはずだが、アシスタントの能町みね子に「メモリアルイヤーとかお嫌いなんですよね?」と聞かれると「そうなんだよ」と即答。そのデビュー間もない頃、今年亡くなった永六輔から「顔に特徴がないから」とサングラスをかけるようになった経緯を明かす。当時あったサングラスをかけてテレビに出ることへの批判に対して、永は「タモリはサングラスをかけてるから良いんだ」とかばってくれたそうで、タモリは「永さんがいなかったら、NHKには出られなかった」と感謝する。収録後、インタビューに応じたタモリは「みねちゃん(能町)とは知り合いだから、今年も楽しかったね。安心して話せるからね」と本番もリラックして臨んだ様子。芸能ニュースが豊作だった1年だったが、「興味がなくて全然知らないんだよなあ…」と疎いようで、『いいとも!』レギュラーだったピース・綾部祐二の渡米発表も知らず、「何を勘違いしているのかな(笑) 1日も早く帰って来い!」と呼びかけた。
2016年12月16日今年亡くなった永六輔さん、蜷川幸雄さん、大橋巨泉さんが、12月1日から全国で放送されるサントリーの缶コーヒー「BOSS」の新CMで"共演"することが30日、明らかになった。ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズ演じる宇宙人ジョーンズが、地球を調査するCMシリーズ。最新作では、昭和時代から調査していたことが明らかになり、永さんのラジオ番組や、蜷川さんの稽古場、巨泉さんのクイズ番組に、それぞれディレクター、演劇スタッフ、出場者チームとして潜入していた当時の思い出を、映像や写真とともに回想する。名曲「夢であいましょう」をBGMに、若き日の永さんは、当時の仕事仲間である作曲家の中村八大さん、歌手の坂本九さんと一緒に写っている写真が登場。蜷川さんは「ほらもっと声出せよ。中村!」と怒鳴り声を上げて灰皿を投げつけると、ジョーンズが慌ててそれを拾いにいく。巨泉さんが司会を務めていた『クイズダービー』では、正解率の高さから"宇宙人"と呼ばれていた漫画家のはらたいらさんに、巨泉さんが「やっぱり宇宙人ですね」と声をかけると、はらさんを指名していた出場者チームのジョーンズが「違います!」と否定する。そして、BGMが「上を向いて歩こう」に変わると、舞台は現在の東京・渋谷再開発区域へ。工事現場の作業員にふんしたジョーンズが、スクランブル交差点でふと立ち止まり、振り返った視線の先の大型ビジョンに、往年の3人の顔写真が映し出され、画面から「やりたいことをちゃんと自己主張しなさいと」(蜷川さん)、「人間生き方だけは、自分のチョイスでいきたいんだよね」(巨泉さん)、「世の中変わっていくけども、絶対変えてはいけないものは変えない」(永さん)と、それぞれの肉声が流れてくる。撮影で一番盛り上がったのは、ジョーンズが「はらたいらさんに5点」と発言するシーン。この名フレーズを久々に聞いたベテランスタッフがうれしそうにしていると、気を良くしたジョーンズが、何度も同じセリフを連呼するという一幕もあった。
2016年11月30日●青森ロケは孤独との戦い2012年6月にSP番組として産声を上げ、2013年1月にレギュラー化されたテレビ東京のドキュメントバラエティ番組『YOUは何しに日本へ?』(毎週月曜 18:55~)が好調だ。成田空港で出会った外国人(YOU)に突撃インタビューを行い、面白かったYOUには密着取材をする一寸先が全く読めない同番組のスタイルは視聴者からの支持を集め、このほどDVDが発売された。時代の波に背中を押された同番組スタッフたちの思いとは? そして、"素人もの"が人気のテレビ界の現状をどう見ているのか? 同DVDにも収録されている日本縦断自転車旅「マーティン編」を担当した森辰雄ディレクターに話を伺った――。――ついに『YOUは何しに日本へ?』のDVDが発売されました。森さんがディレクターとして担当された、自転車で日本中を旅する伝説のYOU・ドイツ人のマーティンさんの回も収録されています。ちなみにマーティンさんはその日、成田空港で何人目にインタビューされたYOUなのでしょうか?何人目かはちょっと覚えてないんですけど(笑)。空港で彼を見つけた瞬間は覚えていますね。スーツケースなんかをガラガラと引っ張っている人が多い中、彼はカバンがたった一個。さらになんか「明らかに間違ってるなこの人(笑)」と思わせる日本のキャラクターによく似たキャラがプリントされた変な黒いTシャツを着ていたこともあって気になって(笑)。「声をかけてみよう」って感じがありました。――その後、"(東京の)青山"へ行くと言っていたはずのマーティンさんが「実は"(東北の)青森"の覚え間違いだった」と激白してから伝説の自転車旅が始まります。あまりによく出来た笑い話なのですが(笑)、あれもガチだったのですか?本当にビックリしましたよ。さらには飛行機とか新幹線で行けばいいのに、その場で「鈍行で行く」と言われて(笑)。「マジか!?」と(笑)。それを聞いて「今から青森か…」「カメラマンや通訳さんの手配はどうしよう」と悩みながら仕方なく、ひとりでマーティンに着いて行ったのですが、僕は英語が流暢なわけではない。カメラも自分で回していたので、青森ロケの途中で急きょテレビ東京に電話して「僕ひとりじゃ辛すぎます」と応援を呼びました。孤独との戦いでしたね(笑)。――それから「伝説」と呼ばれる自転車旅が始まります。放送されているシーン以外にも何かエピソードはあったのですか?今回のDVDの特典映像に入れさせてもらっているものです。僕たちはマーティンの自転車の旅に追走させてもらって撮影していたのですが、放送で見ると単純に外国人が自転車に乗っているだけの映像になってしまうという判断でカットされたもの(笑)。今回は敢えてそちらも入れさせてもらっています。――ほかにカメラが回っていないところで印象的だったことは?彼が日本を去るときに、彼は自分の愛車「ダブルフロントライト」を僕にくれました。本当は彼も日本に友達がいて、その友達にあげるかなど悩んでいた時期もあったようなのですが結局、軽いノリで僕に譲ってくれたんです。その1年後、僕がその「ダブルフロントライト」を彼のいるドイツに届けに行くのですが、カメラが回っている中でも感謝してくれましたけど、回ってないところでも、ただ僕が彼を喜ばせたいという部分を超えて「やっぱり君にあげてよかった」と言ってくれました。「君にあげたから、愛車がちゃんとドイツに来てくれた」って。壊さずに持っていくことは大変でしたが、持って行って良かったですね。また、彼の友達とバーベキューもしたのですが「撮影はやめて一緒に楽しもうよ」と。日本旅の時から彼はこのセリフを言っていたのですが、その時は一緒に飲み始めてしまいました(笑)。――カメラが回っていないところでも当然、交流があるわけですね。むしろ 、僕らにとってはその時間が重要で。話しているうちに人となりや家族構成なども分かってきますし、例えばバーベキューの時はサプライズで、マーティンが日本で出会った人たちからのメッセージを撮影して持って行っていたんです。ですから、飲んで話している間に、思い出してもらえるように軽いジャブを(笑)。――なるほど(笑)。ほかにどんな話をしたんですか?マーティンが「ダブルフロントライト」を青森の中村輪業さんで買ったとき、学生カバンが入る横のカゴを中村さんが無料でつけてあげようとしたんですね。ですが彼は断った。理由は「カッコ悪いから」 (笑)。そのあたりにも彼なりのこだわりがあって好き嫌いもハッキリした楽観的な人物なのですが、ドイツで再会した時は「旅にあれがあったら物も入れられるし、めちゃめちゃ便利だった」って後悔していました(笑)。僕も中村さんのところへメッセージビデオを撮影に行ったときに「あのカゴは置いてありますか?」と聞いたのですが、「もう捨てちゃったよ」と言われて……。――番組とマーティンさんの出会い同様、まさに"一期一会"の品だった。ええ。彼はいつも妙なところで自身のこだわりを見せるので。日本旅でも別のTシャツも持って来ていたのですが、あの変な黒いTシャツは、彼にとって「ここぞ」というときのTシャツだったり。僕たちにとってはどうでもよく見えるのですが(笑)。その後、僕は彼がロシア人の彼女とロシアで開催した結婚パーティーにも呼んでいただけました。そこにもカメラを持って行ったのですが、もし上司から「そこへ行っても何も撮れないでしょ?」と言われたら自腹で行くつもりでした。彼は恩人ですし、大切な友人でもあります。――自腹を切るロケもあるのですか!?それはさすがにありません(笑)。上司から「マーティンだったら面白いものが撮れそう」と言ってもらえてガッツポーズでしたね(笑)。その結婚式の様子もDVDの後半に少し入れさせてももらっています。この後も彼とは現在も連絡を取り合っていますし、新しいチャレンジでドイツから自動車でユーラシア大陸を横断して日本まで来るという彼の夢にも参加させてもらっています。成田空港での「なんか変なTシャツ着てるな」という思いから始まった出会い。それがここまでの不思議な広がりを見せていることを感慨深く思っています。●外国人に密着することの難しさ――番組についての素朴な疑問をお伺いします。まずロケスタッフなのですが、何人で外国の方に密着されているのでしょうか?基本クルーは、ディレクターと翻訳、そしてカメラマンの3人です。――ディレクターは必ず白いシャツを着ていますが、それは"決まり"なのですか?決まってはないんですけど、この番組で、成田空港で最初にインタビューを行ったのが僕だったんです。そのとき、僕がたまたま白いワイシャツを着ていたから、その映像を見ていたスタッフが「みんなこれに合わせない?」って。――では森さんが白いワイシャツを着ていなかったら違うものになっていた!?はい (笑)。ですから特に深い意味もないですが、統一感も出ますし、また極力ディレクターの個性を抑え、外国の方にスポットライトを当てたいということもあります。――今となっては、この格好を見れば『YOU~』のロケだと分かってもらえますよね。番組当初は、僕らが成田空港でロケをしていると「誰か有名人が来るんですか?」と言われていたのですが、今となっては、ありがたいことに「いつも見ています」と。それは励みになりますね。――あと、これは視聴者も聞きたいことだと思うのですが……密着する外国の方へのギャラは、本当に支払われてないのですか!?払ってないです。そもそも彼らは"観光ビザ"で入国しているので、ギャラをもらう……つまり働くには"就労ビザ"が必要になってきますから。法律上のことは関係ないにしても、「ごめんなさい、謝礼とかないですけど」と僕たちは必ず前置きします。ですが「欲しい」って人には僕は会ったことがありません。会っても「ごめんなさい」とお別れするだけです。――次に「外国の方に密着する」ということについてですが、やはり日本人に密着することと比べて、なにかしらの苦労は伴うのでしょうか?まず単純に言葉の壁があります。また、彼らは日本人のように「きっちりとスケジューリングをして楽しむ」ということをしない方も少なくないので、成田空港で密着の約束をして、待ち合わせ場所に彼らが訪れるかどうかが僕ら的には大きな山場になります。来ないときは本当に来ないですから(笑)。――DVDに収録されている「指さし編」でも、ディレクターが待ち合わせ場所に来たら、彼らはもう旅に出発した後だったとか(笑)。そうなんです(笑)。彼らは僕らの撮影のために旅をしているわけじゃないので、基本僕らは関係ないんです。――撮影のために彼らを邪魔しないことも基本ルールですよね。はい。僕たちは彼らに合わせることしかできません。ですから密着の前に彼らに言ってあります。「分からないこととか、相当なトラブルがあったら勿論、僕たちも助ける。でもそれ以外は君たちの自由にやってもらってもいいし、逆に、あんまり僕らを頼らないでね」と(笑)。ノーギャラでこの条件でダメならこちらも諦めますし、でも「いいよいいよ」ってノリの方は意外と多いですよ(笑)。――相手は外国の方、さらには素人さん。しかもこちらが演出をしないという条件でのロケ番組で、番組が成立するか不安になりませんか?めちゃめちゃ不安になります(笑)。例えば"大家族もの"のように、皆が興味あるテーマだとかドラマ性がなければ映像としては見ていられない。この番組でも実際に密着をして、ストーリーとして「ただ観光をしただけだよね」ということは多々あって、お蔵入りになることも山ほどあります。――お蔵入りになると、密着されたほうがガッカリしませんか?カメラが回ってないときの会話などで、お互いが理解し合えるよう、しっかり関係性を作っておくことも大切です。こちらの力足らずでお蔵入りになるわけですし。お金を払えない分、僕たちも気を使いますし、踏み込んではいけないところには踏み込まない。彼らの"お気持ち"で密着が成り立っていることに意識を置いています。●素人は芸人を超える瞬間がある――昨今、素人さんを扱う番組が増えて生きているように思うのですが、そうした番組が増えていることについて、何か思われることはありますか?僕もぶっちゃけで言うと、芸人さんとワイワイやるバラエティ番組のほうが自分に合っているかなって思った時期がありました。ですが素人さんを取材させてもらうと、芸人さんも超える瞬間、予想を超える瞬間があるんですね。よりハプニングが起きやすいと言えるかもしれません。――確かに今、ネット動画などで素人さんがさまざまなことを発信されていて、それがよく話題になっています。そうですね。それで視聴者の方々が素人さんを受け入れやすい素地も出来てきているような気がします。テレビ番組のように"作られたもの"ではない魅力もあるでしょうし、そこに自分を重ね合わせやすい部分もあるでしょう。素人さんは芸人さんたちのように一芸に秀でた方ではないのかもしれませんが、親近感という部分では強い。……ただ、実は僕も素人さんで番組を作っている予定はなかったんですけどね(笑)。これまで僕は芸人さんで番組を作ったこともあり、そういったディレクションの一生のプランから言うと「なんで僕は外国人を撮っているんだろう?」と、ポカンとすることがたまにあります(笑)。――ちなみに、森さんのディレクションのこだわりとは?例えば『YOU~』であれば、カメラを回していない中で密着している外国の方とお酒を飲んでみたり。めちゃめちゃアナログな"飲みニュケーション"という古いやり方をしていますね(笑)。この番組の僕の上司とも「僕たちは昔の古いテレビの作り方をしているね」という話をよくするんです。――それは具体的にはどういうものですか?"まず現場が面白いと思うものを"という発想だったり、"足で稼ぐ"こと。今はインターネットがあって、正直リサーチも楽。でも僕たちはちゃんと足で稼いで作り上げていく。また小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで皆で楽しめる番組を作るということ。限定された層を狙った番組も好きですが、家族で楽しんで見てもらっていることは僕たちの誇りにもなっています。――最近、ネットのSNSや掲示板などで「最近はテレ東さんの番組をよく見る」「テレ東さんの番組が安定している」「面白い」などの声が挙がっているのは「現場が面白いと思うものを作る」という当然のことをやっているからでしょうか?かもしれませんね。この番組もそうですし。この番組では僕らディレクターは顔出しで撮影しているのですが、そんな"顔"の見える、身近な"隣のあんちゃん"が作っているぐらいの感覚で、でも「なかなか面白いことをやるね」ってことがウケているように思います。またテレビ東京って昔から、『TVチャンピオン』(1992年~2006年)や『徳光和夫の情報スピリッツ』(1995年~2004年)など、伝統的に、素人さんといい関係性を持った番組を作るのを得意としている部分もあると思いますし。――そうして尖って作ったものが、他局でもフォーマット化されていく流れも感じられます。この番組も認知度が上がってトンガリ度は薄まってはいるかもしれないんですけど、深夜の頃とかガチガチに尖っていたと思いますね。密着の約束をした外国の方が来なくても むしろ、「それを放送しちゃえ」みたいな(笑)。「大丈夫か?」、「でもそれで尺(放送時間)が2分持つから大丈夫」っていう(笑)。そもそも、そんな簡単に密着なんて撮れませんから。――逆にリアルだと。そう。それに、どうしても密着がメインになるのですが、現場のディレクターが最も力が入るのは実は、成田空港のインタビュー。短い2、3分の枠ですけど、彼らが何をしに来たのか聞いてみたり、密着はできないけどユニークなキャラがいたり。モデルさんみたいな人がいてモデルポーズを取ってもらったり。これも放送されているのですが、僕たちも最初はインタビューだけを放送しようなんて全然思ってなかった。密着取材だけのつもりだったんですけど、ディレクター皆で見ていて「インタビューだけで結構面白い」「僕らが面白いと思っているのに放送しないのは違うだろう」と(笑)。こういったマインドだからこそ、番組が未だに続いている部分はあるかもしれませんね(笑)。――改めて番組への抱負などはありますか?皆で話しているのは、東京オリンピックまでは続けようと。ただ、オリンピックの年は、オリンピックで来た人しか密着できなくて、スポーツの映像ばかりになるのでは、という懸念はあります(笑)。――先日、日本に来る海外旅行者が過去最高を記録したということもニュースになり、番組にも追い風が吹いているようにも思います。その追い風にうまく乗れたってことはあるかもしれません。政治家の麻生太郎さんも公演会でこの番組について「とても素晴らしい番組です」みたいな話をされていて。政治家の先生方が見るような番組ではないんですけど(笑)。ただ、外国の方々から見たリアルな日本の姿が見られますし、僕らは"ドキュメンタリー"だと思って作っている部分もある。今後も"笑えるドキュメンタリー"を作っていけたらと思います。――最後に、この番組のDVDの見どころを教えてください。DVDでは、私をはじめ現場にいたディレクターが副音声で、マニア向けにいろいろ話をさせていただいています。いつもの『YOU~』とは違った楽しみ方もしてもらえるかなと思っていますし、また何回見ても「後ろにこんなものが映っていた!」など新たな発見もあるはず。初めて見てくれる方には、何が起きるか分からないところを楽しんでもらえれば。いきなり「川の中に飛び込んじゃった!?」など、想像をはるかに超えてくれるはずです。永六輔さんの「最後は素人さん」ではないですが、どんなに偉い作家さんでも書けないような、何が起こるか分からない、"成田空港から始まる旅"をぜひ楽しんで下さい。(C)テレビ東京
2016年11月29日タレント・大橋巨泉さんの訃報を受け、きょう20日のテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜12:00~)では、急きょ内容を変更して「追悼・大橋巨泉さん」と題して放送する。きょうの番組では、巨泉さんと、今月7日に亡くなった永六輔さんが、今年2月に2人で出演した回を放送。60年以上前からの友人で、ともに早稲田大学の出身で放送作家として芸能界入りした2人。永さんは、中学生の頃からラジオ番組の原稿を書いていたことで学内でも有名で、巨泉さんは憧れの存在だったことを明かしている。なお、当初放送予定だった、フリーアナウンサー・福澤朗のゲストの回は、後日に放送される。
2016年07月20日今月7日に亡くなった放送作家・タレントの永六輔さんが初代旅人を務めた、読売テレビ・日本テレビ系旅番組『遠くへ行きたい』(読テレ毎週日曜7:00~7:30、日テレ毎週土曜6:30~7:00)では、永さんの過去の名シーンを特集する追悼企画を、17日に放送する。永さんは、1970年10月4日に放送開始した同番組の初代旅人で、主題歌「遠くへ行きたい」の作詞も担当。2013年8月11日の放送まで、のべ82回にわたって出演し、全国の人たちとふれあってきた。今回の追悼企画では、その姿をVTRにまとめ、徳光和夫がなエーションを務める。1974年から制作を担当する、テレビマンユニオンの村田亨エグゼクティブプロデューサーは「旅の仕方のすべてを教えてくれたのが永さんでした。当時テレビは一般の人にとってとても珍しいもの。カメラがいることで彼らの日常を乱してはいけない。取材をするんじゃなくて、取材をさせていただくんだということを教わりました」と述懐。さらに、「永さんはテレビを見る人がどうしたら面白く見られるかを常に考えていた人でした。何か面白いことを見つけると、いきなり走り出す。現場で起こることをとにかく楽しむ人でした」といい、今回の追悼企画は、その"集大成"として放送すると話している。
2016年07月12日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の北山宏光、千賀健永、宮田俊哉が、13日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグ』(毎週月曜19:00~19:57)に出演。珍答連発で、アイドルらしからぬ醜態をさらしてしまう。同番組初出場の千賀は、オープニングから余裕をかましているが、北山は「『ネプリーグ』なめんなよ!」と気持ちを引き締める。しかし、林修が厳選した漢字クイズに、キスマイチームは珍回答を連発。ファンが離れてしまいかねない醜態を見せてしまう。こうして、1st・2ndステージが散々な結果だったキスマイの3人。それでも、さまざまなモノの割合を答える最終ステージのゲームに、宮田は「(世間の人の)感覚と近いものを持っている! これはできる!」と自信を見せ、対する大和田獏・伸也兄弟と秋野暢子らの大御所チームと熱戦を繰り広げる。(C)フジテレビ
2016年06月11日アイドルグループ、カントリー・ガールズの嗣永桃子が27日、都内で行われた新型アーケードゲーム『マジシャンズデッド』のセレモニーイベントに、超魔術師のMr.マリックとともに出席した。超能力者と魔法使いの戦いをテーマとした同ゲームにちなみ、超能力者代表としてとしてイベントに出席したMr.マリックが、魔法使い代表の嗣永にパワーを送ってスプーンを曲げさせたり、嗣永を宙に浮かせる超魔術を生披露。宙に浮いた嗣永は「普段、存在自体が浮いているって言われるんですけど、実際に浮けてビックリしました」と目を丸くした。イベント終了後、改めて浮いた感想を聞かれた嗣永は「糸もなく浮いていたんですけど、ただただ腹筋が鍛えられるというか。自分の力で状態を起こしているのかなと思ったんですけど、特に何も意識しないまま、勝手に浮いていました」と語り、仕込みだったのではないかと報道陣から疑いの目を向けられると「それは大人の悪いところだと思いますよ(笑)。本当に浮けたので、皆さんに体験していただきたいくらいです」と必死に話した。また、現在ライブツアー中の嗣永は、去年10月に声帯ポリープ治療のため一時活動休止していたが、「もう完全に回復しまして、私の美声がライブ会場に響き渡る状態です」と嗣永節で完全復活を宣言し、「たくさんのご心配をおかけしまったんですけれども、これからもこの元気な歌声で世界中をハッピーにしていきたいと思います」と意気込んだ。なお、24歳のお年頃な嗣永は、いい男性はいないか聞かれると「やっぱりももちはみんなのアイドルですから、マリックさんが目をハートマークにしてニヤニヤしながら、サングラス越しに見ている気がするんですけど、ももちはみんなのアイドルなので、特定の男性というのはないですね」と話し、いつかは結婚したいか聞かれると「永遠のアイドルだからなあ。世界樹が悲しんじゃいますからねえ」とキャラを貫いていた。
2016年05月27日大人気の刀剣育成シミュレーションブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する「鶴丸国永」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、2015年12月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は4,074円(税別)。平安時代の刀工・五条国永作の刀をモチーフにした鶴丸国永は、『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場するキャラクターで、飄々とした性格の刀剣男子。『刀剣乱舞-ONLINE-』からの「ねんどろいど」としては、「三日月宗近」「加州清光」「小狐丸」に続く立体化となる。先日発表された、グッドスマイルカンパニーが展開する男性キャラクター専門のフィギュアやグッズを販売する新ブランド「Orange Rouge(オランジュ・ルージュ)」の第1弾商品として発売される。『ねんどろいど 鶴丸国永』は、表情パーツに「通常顔」や挑戦的な「戦闘顔」のほか、「驚いたか?」と言わんばかりの「笑顔」を用意。刀は納刀/抜刀状態が再現可能なほか、「腕組みポーズ」や、驚きの「フード付き頭部パーツ」も同梱される。商品価格は4,074円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は2015年7月29日21:00。商品の発売および発送は、2015年12月。なお「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約特典には「ねんどろいどぷらす ラバーストラップ 鶴丸国永 おおっと。こりゃ驚きだねVer.」が用意されている。また、本商品を収納して持ち歩くことができる『ねんどろいどおでかけポーチ 寝袋 鶴丸国永Ver.』も同時発売され、こちらも「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中。価格は1,500円(税別)。(C)2015 DMMゲームズ/Nitroplus
2015年07月02日幻冬舎は6月30日と7月1日に、サッカーの川島永嗣選手を講師に迎えたセミナーを、東京都渋谷区で開催する。川島永嗣選手は、大宮アルディージャ、名古屋グランパス、川崎フロンターレを経てベルギーリーグへ移籍し、現在は名門スタンダール・リエージュに在籍している。サッカーワールドカップは、南アフリカ、ブラジルの2大会に出場した。6月30日の「GINGER STYLE セミナー」は女性限定のセミナーで、「世界共通のコミュニケーション」をテーマに行う。7カ国語を操る川島選手が、「語学とは」「学習方法」「生活や文化への適応」「視野の広げ方」「気持ちの継続のしかた」「夢」をキーワードに、自身が実践してきたことを語る。7月1日には、GOETHE Biz salon(ゲーテ ビズ・サロン)のイベント「世界で闘う」を開催。川島選手はサッカー選手として活躍する傍ら、金融、不動産、経営についても学んでいる。ここまで貧欲に学び続けているのは、世界で闘う中で得た「気付き」があったからであるという。セミナーでは、川島選手が身につけたコミュニケーションのための「語学」、最高のパフォーマンスを発揮するための「準備」、自分のゆくべき道を選ぶ「決断」、尽きることのない「情熱」などのスキルをどのように身につけていったのかを語る。両セミナーとも、会場はクラシカ表参道。GOETHE Biz salonへの参加費は4,000円~で、申し込みには会員登録が必要となる。GINGER STYLEセミナーへの参加費は3,500円(一般価格)となっている。共に税込み。
2015年06月11日渋谷・109隣のザ・プライムビル6階に新劇場「CBGKシブゲキ!!」が9月9日(金)にオープンする。それに先駆け、9月5日に行われた劇場お披露目会に、こけら落としの『奥様お尻をどうぞ』 CBGKシブゲキ!!プレミアム公演に出演する古田新太、作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が駆け付けた。チケット情報新劇場は今年2月末に閉館した映画館、シネセゾン渋谷の跡地に誕生。客席数は242席。演劇公演を軸に展開し、他会場のイベントを同時中継するパブリックビューイングや、「CBGKシブゲキ!!」からのテレビ中継、ストリーミング生放送など双方向の映像配信中継システムを備える。劇場はいきものがかり、藤木直人らが所属する芸能プロダクション、株式会社キューブが運営する。同劇場のスーパーマスコット”ふるちん”のモチーフでもあり、劇場アドバイザーを務める古田は「できればすごく乱暴な劇場にしたいな、と思っております。いろんなヒドいことができる劇場として、いろいろとヒドいアドバイスをしていきたいと思っております」と、独特の言い回しで祝辞を述べた。一方KERAは「この劇場をかつてあった渋谷のジァンジァンのようにしたいと聞いて、それならば面白そうだなと思いました。ジァンジァンは70年代、80年代、永六輔さんのトークとか、中村伸郎さんのひとり芝居、美輪明宏さんのコンサート、東京乾電池の公演とか、いろいろな演目が上演されていて、非常にフレキシブルな劇場でここよりも狭い200人も入らない劇場でしたけれども、ジァンジァンのようであればコクーンさんやPARCOさんなどとも色が違う劇場になるでしょう。このキャパならでは、この劇場でしかできないことをたくさんやれればいいなと思っております」と新劇場の可能性について語った。こけら落としの『奥様お尻をどうぞ』 CBGKシブゲキ!!プレミアム公演は9月9日(金)より11日(日)まで上演。その後は、入江雅人グレート一人芝居『MY GREATEST HITS(マイ・グレイテスト・ヒッツ)』を10月28日(金)から30日(日)まで、『有毒少年』を11月15日(火)から26日(土)まで上演する。入江雅人グレート一人芝居『MY GREATEST HITS(マイ・グレイテスト・ヒッツ)』は9月11日(日)より一般発売開始。
2011年09月06日森迫永依がシネマカフェに向けて「メリークリスマス!」――。まもなく公開される、日仏の才能が集結して作り上げたCGアニメーション『よなよなペンギン』の魅力を語ってくれた特別映像が到着した。12歳にしてすでに“名女優”との呼び声が高い森迫さんが、今回演じたのは、いつか空飛ぶことを夢見る主人公の少女・ココ。森迫さんの優しい笑顔とメッセージに思わずほんわかすること間違いなし!森迫さんのロングインタビューも追って掲載。彼女が考える、演じる上での“女優”と“声優”の違いとは?今回のココ役での新たな挑戦、そして来年に向けた目標などたっぷりと語ってくれた。12歳の可憐な少女の“女優魂”に感服!『よなよなペンギン』は12月23日(水・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。こちらの動画メッセージは、MOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY森迫永依インタビュー:coming soon■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 りんたろう・マッドハウス/『よなよなペンギン』フィルムパートナーズ・DFP
2009年12月21日まもなく公開を迎える日仏合作の3Dアニメーション『よなよなペンギン』。質の高い映像と物語に加え、本作の目玉となっているのが森迫永依演じる主人公のココと“アミーゴペンギンズ”が歌って踊る主題歌「アミーゴペンギン」。このかわいいダンスにフィーチャーしたダンスイベントが全国各地で開催されている。関西屈指の巨大水族館・海遊館(大阪市)および都内のよみうりランド(稲城市)で開かれたイベントには森迫さんも参加し、ダンスを披露した。家族連れでにぎわう海遊館には森迫さんとアミーゴペンギンズに加え、昨年春までNHKの“うたのおにいさん”を務めた今井ゆうぞうも登場した。今井さんが、会場に集まった子供たちに、「アミーゴペンギン」のダンス“よなペンダンス”をレクチャーし、会場全体でダンス!会場は大きな盛り上がりを見せた。森迫さんは「友達を助けるために一生懸命なココの姿に勇気づけられる映画です。今日はこんなに大勢で踊れてとっても楽しいですね!」と笑顔を見せた。この後、報道陣向けの記者会見が開かれたが、場所は海遊館のペンギン・ブースのど真ん中。森迫さんが現れると、水槽の中のペンギンたちがにわかに動き出し、森迫さんの周りへ。“生”ペンギンによる“囲み取材”にちょっとびっくりの森迫さん。でも、かわいいペンギンたちの動きにすっかり魅了されたようで「私もココと一緒で、小さい頃から、ペンギンさんが大好きでした。今日はこんなに近くで見られて嬉しいです!」と喜びを語った。そして翌日には森迫さんは帰京し、よみうりランドへ。巨大屋外オープンシアターにて再び今井さんと一緒にダンス・イベントに参加した。ここでも全員総立ちで「アミーゴ!」と決めのポーズ!西と東で連日にわたって行われたイベントはどちらも大盛況の内に幕を閉じた。『よなよなペンギン』は12月23日(水・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 りんたろう・マッドハウス/『よなよなペンギン』フィルムパートナーズ・DFP■関連記事:ペンギン姿の森迫永依ちゃん、消防庁から表彰次は「一番演技が上手い賞がほしい」冬一番、心温まる奇跡のファンタジー『よなよなペンギン』ファミリー試写会に50組200名様ご招待【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す爆笑・太田暴走!『よなよなペンギン』監督と宮崎駿の悪口語り合った?
2009年12月14日フォークが全盛を誇る70年代初頭、日本にロックという新風を巻き起こして以来30余年間、一切ぶれることなく、ロック街道をノンストップで突き抜けてきたスター、矢沢永吉。この不世出のカリスマの軌跡を映し出したドキュメンタリー『E.YAZAWA ROCK』がこの秋、公開される。実は、矢沢さんは昨日9月14日(月)が60回目の誕生日、つまり還暦を迎えたわけだが、この記念すべき日に、この映画が10月開催の第22回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることが正式に発表された!2007年、矢沢さんが成し遂げた前人未踏の偉業、武道館100回公演のライヴシーンを軸に、ビートルズに憧れた少年時代、まだロックが認めれられていなかった時代に鮮烈に飾ったデビュー、そして音楽界の先頭を走り続ける彼の軌跡に迫る本作。自身の人生をふり返る数々の言葉から、彼の素顔が明らかになる。さらに今回、このスーパースターのお宝写真を使った限定セット券が発売されることも決定。79年、アメリカ一人旅中にバスの中で眠る姿、99年、横浜競技場で開催した50歳のバースデイライヴ時に、感極まり涙を浮かべる姿、そして2007年の武道館100回目のライヴシーン。矢沢さんの歴史を語る、ファン垂涎の写真が3枚綴りでプリントされている。5,000枚限定のこのプレミアチケットは、9月19日(土)より矢沢永吉オフィシャルショップ<DIAMOND MOON>にて発売。『E.YAZAWA ROCK』は10月21日(水)、東京国際映画祭にて上映されたのち、11月21日(土)より全国にて公開。■関連作品:E.YAZAWA ROCK 2009年秋、全国東映系にて公開©映画「ROCK」製作委員会第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:闘魂・猪木が東京国際映画祭に殴りこみ!辻仁成とタッグで『ACACIA』コンペ出品東京国際映画祭、今年の審査委員長に『バベル』イニャリトゥ監督が就任!
2009年09月15日