タレントの武井壮が12日、自身のツイッターを更新。白血病を告白した競泳女子の池江璃花子選手についてコメントした。武井は「ものすごくやるせない気分。。」と悲痛な思いと吐露。「神様たのむよ。。全力で祈る。。」と池江選手のために祈った。池江選手は同日、ツイッターで白血病であることを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と心境を打ち明け、「今は少し休養と取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います」とつづった。
2019年02月12日お天気キャスターの池岡星香が14日、東京・新宿のブックファースト新宿店で写真集『Seika』(発売中 3,240円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。TBS系の情報バラエティー番組『ひるおび!』でお天気キャスターとして活躍中で、清楚系&ビューティーお姉さんとして、グラビアファンからも人気を集めている池岡が初めての写真集をリリース。昨年9~10月にグァムで撮影され、抜群のプロポーションを露わにするなど、セクシーショットが盛りだくさんの1冊となっている。背中が開いたセクシーなワンピース姿で登場した池岡は「昨日は名古屋でイベントをしたんですが、昨日は清楚系の衣装だったので、今日はセクシーな衣装にしてみました。前から見たらそれほど大胆ではありませんが、背中がパックリと見えるところがセクシーかなと思って(笑)」とカメラマンの要望に応じて背中を見せる場面も。同写真集の撮影はグラビア2回目の撮影だったそうで、「写真集初めての経験で正直緊張するのかなと思っていましたが、カメラマンさんがすごくテンションを上げてくださって、リラックスして撮影できました。最終的には音楽を聴きながらノリノリで撮影できました」と振り返り、「100点満点です! もう完璧だなって思います」と自信を見せた。また、写真集を出すことを目標にしていたといいう池岡は「絶対無理だと思ったんですが、それが実際に叶いました。今年も無理かなという目標を立てたいと思います」と前向き。続けて、「身長が高いということもあるので、大きなファッションショーに出てランウェイを歩きたいですね」と2019年の抱負を語った。また、女性としても「話しかけづらいオーラがあると思われるんですけど、実際に話してみると意外にそんな一面があるんだとよく言われます。それはそれでいいことですが、年齢を重ねていくうちに見た目と中身の差を作らないように、見た目通りに身長が高くてスラっとして中身も大人に変わっていけたらなと思っています」と"オトナ化"に意欲を見せていた。
2019年01月15日今一つ振るわない“月9”。今回の『トレース 科捜研の男』(フジテレビ系)の主演は関ジャニの錦戸亮(34)。人気漫画『トレース~科捜研法医研究員の追想~』を原作としているが、サブタイトルを「科捜研の男」と変えたことから放送前に物議を醸していた。だが1月7日にスタートすると見事、初回視聴率12.3%(テレビリサーチ調べ)。好スタートを切った。警視庁科学捜査研究所法医科に所属する法医研究員・真野礼二(錦戸亮・34)は“鑑定結果こそ真実”という信念によって、被害者の無念を明らかにしていく。また明らかにはなっていないが、陰惨な過去を持っている。そしてともに事件を解決する警視庁捜査一課の刑事・虎丸良平(船越英一郎・58)は、勘を信じるという正反対の人物だ。切断された左手が、あるイベント会場で発見された。鑑定を任された真野は新人の沢口ノンナ(新木優子・25)とともに、バラバラに切断された女性の遺体を発見する。司法解剖の結果、死因は心臓を刃物で刺された失血死。被害者である五十嵐美加(菅野莉央・25)には、恒常的に暴力を受けていたことを示す痕跡があった。DVの可能性があるとして、犯人を探す。美加の恋人(池岡亮介・25)や母親(森口瑤子・52)の再婚相手、著名な教育評論家の康信(吹越満・53)が犯行に及んだと推測。しかし勘で動く虎丸と客観的事実を信じる真野とで真っ向から対立。最終的に真野の地道な解析によって、事件は解決する。『トレース』は、1話完結型のドラマである。事件の犯行現場から採取された資料の検査を行い鑑定し、警察とともに犯罪を解明する。科捜研のドラマといえば、1999年からスタートした『科捜研の女』(テレビ朝日系)がシリーズもののドラマで高視聴率を維持している。そんな有名ドラマに立ち向かうことはできるのか。薄汚れた白い犬が加えてきた切断された左手をごとんと落とす。そんなショッキングな場面から物語が始まり、ハイテンポな音楽で刑事の虎丸や真野が登場。劇的な展開とメリハリのよさやシリアスで胸に刺さるシーンやセリフなど、ドラマ全体の構成はしっかりしている。真野礼二という人物は陰惨な過去を持ち、ありとあらゆる方法で徹底した鑑定を行う。現場に残された証拠は被害者の思いであり、真実のかけらを見つけ出すのが自分たちの使命だと考える。同僚からは煙たがられてはいるが、新人で戸惑う坂口ノンナに事件に向き合う姿勢を諭す。成長していくノンナもこのドラマの見どころだ。クールな演技がハマる錦戸亮と若手女優で月9連投の新木裕子(25)。また潤滑油の役割を果たす小雪(42)。この配役は“月9”らしいといえるだろう。しかし船越英一郎に対しては、SNS上で「うるさい」「昭和感」といった評判が。2時間ドラマの帝王と呼ばれる船越だが、月9でも受け入れられるのか。今後の視聴率は、虎丸にかかっているといえる。次回はのゲストは、関めぐみ(33)や篠原篤(35)。ある外科医が教授就任パーティーで殺害された。虎丸は、事件に関するDNAの照合鑑定を依頼し、真野が坂口とともに事件を解決していく。
2019年01月09日テレビ東京の人気番組となった「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」、その最新回が7月22日(日)に放送となる。今回は俳優の福士蒼汰、早乙女太一が参戦。沖縄を舞台に外来種が繁殖してしまった貯水池をキレイにしようと奮闘する。本番組は「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳と「ココリコ」の田中直樹が、外来生物が大量発生し困っている池の水を全部抜いて、そこに潜んでいる生物を調査、駆除をしていく番組。第11弾となる今回は、以前、番組で見事13匹のカミツキガメ捕獲に成功した印旛沼で、今度は水位の下がった田んぼの水路でのカミツキガメ捕獲に挑戦。さらに福士さんと早乙女さんをゲストに迎え、沖縄へ。番組初上陸となる沖縄県の本部町にある「田空の駅 ハーソー公園」にある貯水池は、元々は生き物がいない池だったが、勝手に放された生き物が増えてしまったそう。今回は荒れた池をキレイにすべく、MCの2人に福士さん、早乙女さん、さらに静岡大学の加藤英明先生とNPO法人の久保田潤一氏、地元のボランティアスタッフも加わり「池の水をぜんぶ抜く」ことに。“たも網”を使い、生物を捕獲するなど泥まみれになりながら奮闘する福士さん、早乙女さん。彼らの前にどんな生物が現れるのか!?放送をお見逃しなく。今回のゲストである福士さん、早乙女さんが出演する映画『BLEACH』は現在公開中。ユウレイが見えること以外は普通の高校生、黒崎一護。そんな彼の平和な日常は突然、壊れた。人の魂を喰らう巨大な悪霊・虚<ホロウ>が現れたのだ。自身と家族の命が狙われる中、死神と名乗る謎の女・朽木ルキアが現れ、一護たち家族を守ろうと必死に虚と抗戦するが重傷を負ってしまう。絶望的な状況下、ルキアは最後の手段として本来は人間に分け与えてはいけない死神の力の一部を一護に渡すのだった…。高校生兼死神代行となった一護の、虚との壮絶な戦いが始まる――。主人公の一護を福士さん、早乙女さんは阿散井恋次を演じ、2人のほか杉咲花、吉沢亮、MIYAVI、真野恵里菜、小柳友、田辺誠一、長澤まさみ、江口洋介といったキャストが顔を揃えた。「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」は7月22日(日)19時54分~テレビ東京系でオンエア。(笠緒)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会
2018年07月22日左から池松壮亮、満島真之介撮影/高梨俊浩池松「監督の松居(大悟)さんとは、僕が20歳くらいのときに初めてお会いして。ずっと“オリジナルの映画を作りたい”とおっしゃっていた中、いよいよ“オリジナル作品で、尾崎豊役を演じてほしい”ということで今回、声をかけていただいて。僕もつい、その場で“やりたい”って言っちゃったんです。でも実際は全然、尾崎さんの映画じゃなかったんですけどね(笑)」満島「僕もまさかのブラピ役です。ブラッド・ピット本人も演じたことがない役をやらせていただけたということで、世界初の挑戦ではないでしょうか(笑)。でも最近は、オリジナル作品となかなか出会えない中、自分で脚本を書いて、責任を持ってひとつの作品を作り上げる松居さんに出会えて、本当にうれしかったです」映画『君が君で君だ』(7月7日[土]七夕全国公開)で、尾崎豊を池松壮亮(27)が、ブラッド・ピットを満島真之介(29)が演じる。男3人が惚れてしまった、1人の女の子・通称“姫”(キム・コッピ)が好きだと言った尾崎豊、ブラピ、坂本龍馬の3人に、自分の本当の名前を捨ててまでなりきる男たち。愛する姫を10年見守り続け、不器用だけどまっすぐで、それでもやっぱり不器用すぎる男たちの日々を描く。池松「今回、満島さんとは初めて共演させていただいたんです。でも実は、フットサルを一緒にやったことがあって。仕事場よりも、そっちで会う機会のほうが多かったんです。だから今回、ようやくお芝居でご一緒できて幸せでした」満島「僕も、池松くんのことが大好きすぎて。だから今日は、ひさびさに会えたのがうれしくてうれしくて、取材どころじゃないです(笑)。池松くんに話したいことがたくさんありすぎる!」取材中も和気あいあいと、相思相愛っぷりがバンバン伝わってくる2人。大きすぎる愛が、止まりません!満島「池松くんは小さいころからお芝居をしていて、そのころ僕は沖縄でサトウキビをかじっていたころですからね(笑)。そんな、全然違う景色を見て育った2人が出会ったら、お互いにとって刺激でしかなくて。池松くんからもらったものすべてが、パワーになるんです。そういう人間関係に、この年齢で出会えたのは、本当によかったなと思っています」池松「満島さんは、本当に太陽みたいな人で、嫌いになる人なんていないんじゃないかなって。人の愛情だったり、汚い部分にも躊躇(ちゅうちょ)せず踏み込んできてくれて、触れた人みんなを幸せにしてくれる人。役者としてもとてもテクニシャンで、確認し合わずとも、同じ方向を向ける方。まさに俳優という言葉におさまっていなくて、おさまれないんです。ほら今日も記者さんが質問したらずっと答えちゃうでしょう?(笑)“もう大丈夫です”ってときは、きちんと止めないとダメですよ」満島「僕、反射みたいにずっとしゃべっちゃうんです。あ~もっとしゃべりたいな~。でも、指摘されたらスッと、ミーアキャットみたいに止まりますから!ご心配なさらず(笑)」■初恋は、同じ人に13回告白!満島「中学生のときの初恋は、同じ人に13回告白したよ」池松「すげえな!」満島「13回フラレて、14回目に相手から“好き”って言ってもらえたの」池松「そういう成功体験が、真ちゃんみたいな人を作るんだね。どれくらいの期間かけて告白したの?」満島「2年弱くらいかな?」池松「結構なスパンだね。2か月に1回くらいの頻度で告白してたんだ」満島「2か月に1回のときもあれば、1か月に2回のときもあって。当時は“好きだ”って感情を持ったことに自分自身が驚いていたけど、自分の中でその気持ちを抑えられるはずがないから、相手にきちんと伝え続けてた。断られるたびに、号泣してたけどね(笑)」
2018年07月06日池岡亮介撮影/森田晃博日本の演劇界が誇る超個性派、竹中直人さんと生瀬勝久さんがタッグを組む演劇ユニット「竹生企画」といえば、見逃し厳禁の高品質が当たり前。ふたりが興味を引かれた旬な女優をヒロインに迎える、というのがルールだけれど、それ以外のキャストも毎回のお楽しみ。第3弾での注目は、竹中さん演じる主人公の息子、正哉役に抜擢された若手俳優、池岡亮介さんだ。「オーディションは貴重な体験でした。会場に行ったらいきなり、作・演出の倉持(裕)さんの隣に竹中さんと生瀬さんが座っていらっしゃるんですよ!すごくビックリしました(笑)。そのときに、僕の芝居に対してあまり反応がなかったので、“今回はダメだったかな”と思っていました(笑)」大きな声を出していたことが幸いしてか、見事、抜擢された池岡さん。脚本を読んでの印象は?「例えば“火星”というSFチックな響きと一家庭の日常的な生活感を“こうやって組み合わせるんだ!”という驚きがありました。これまでにも倉持さんの作品は拝見させていただいているんですけど、空間や人間心理の切り取り方、その着眼点がすごくユニークなんです。登場人物がみんな自分の気持ちとは裏腹なことを言いだしたりして、考えていることと言っちゃったことがズレていく。 “この人、たぶん本心と違うことを言っているんだろうな”というぎこちない空間ができあがって、それが絶妙なんです(笑)」稽古場では、竹中さん、生瀬さんたちから学ぶことだらけだと目を輝かせる。「竹中さんと生瀬さんの芝居のやりとりを見ていて、“何がこんなに違うんだろうな”と日々、研究中です。僕はふたりとも攻めだと思っていたんですが、今回は生瀬さんが攻めで竹中さんが受け。ひとつのシーンでいろんな表情を見せながら攻防が繰り広げられていくんですけど、おふたりが一気にグンと上がる瞬間があるんです。そこの空間のつかみ合い、みたいなものを見ているのは本当に面白いですね。意外だったんですが、おふたりはあまりセリフに表情をつけないんです。それなのに、その人のキャラクターや、どういう感情でいるのかが全部伝わってくる。その伝え方は何なんだろう?本当に日々、勉強をさせていただいています」■だらしなくてダサい役が自分とリンク池岡さん演じる正哉は、父親の事故で自分の意識に変化を感じるものの、すべてが中途半端な青年だ。親からの自立を決意するもしきれず、彼女(上白石萌音さん)と別れたと言いつつ離れられない。「本当に普通のやつなんですけど、僕は“こんなウジウジした男にはなりたくない”と思ってしまっています(笑)。自立しようとするところにはすごく共感できるんですが、それも“自立することがカッコいいと思っているだけなんじゃないか”というダサさが見えてきて(笑)。でも正哉のことをだらしないとか卑怯とか言っているのは、僕自身が自分に言っているところもあるのかもしれない。今、僕もちょうどいろいろな環境が変わってきていて、すごく合致するんです。“自立しなきゃな”と本当に思っていたり。そういう考えに至ったのも、この脚本があってのことかもしれないですし、そう思っている自分のところにこういう役が舞い込んだのかもしれないと思います」正哉は思い悩む中、“俳優になりたい”という夢をあきらめる(中途半端にだが)。池岡さん自身が俳優を夢見ていたころのこともリンクするのでは?「いや、僕は“俳優になろう”と思ってこの世界を目指したわけではないんです。高校時代、部活を退部してしまい、勉強に打ち込むしかなくなっていたとき、母が見かねて事務所のオーディションを受けるよう仕向けてくれたことがきっかけでした。それで“俳優になりたい”というワンステップを飛び越えてしまったから、“俳優でいる”ことへの執着心、貪欲さがまだ足りていないと自分でも思いますし、周囲の方にもよく言われるんです。そういう自分へのもどかしさも、実は正哉とリンクしている部分ですね。僕は後回しにするのがクセで、周囲に迷惑をかけていますし、よくないと自覚しているのになかなか直せないんです。正哉と僕は、影響を与え合っているのかもしれないと思うところがけっこうあります」この作品に参加することで、池岡さんの芝居に対する執着心、貪欲さに火がつく予感も。「火をつけたいですね。竹中さんや生瀬さんは毎回違うことをされるので“そんな動き、どこから思いつくんだろう?”って驚くばかりで、その発想力がうらやましいと思うんです。どうやったら面白くなるか。大事なのはそこなんですよね。稽古に入って思い知らされたんですけど、まじめにやりすぎちゃダメなんだなと。みなさんがどれだけ遊び心を持ってやっているかというのを稽古場で知って、“まじめに考えすぎていたなぁ、僕に欠けているのは遊び心だ”と痛感しました。勉強するだけじゃなくて、僕がこの作品に役に立てることをちゃんと追求していきたいと思っていますが、それをクリアしたうえで、千秋楽までどれだけ遊び心を持てるか、面白がってできるか。そればっかりを考えていられるようになっていたいです!」<出演情報>『火星の二人』生瀬勝久さんが「竹中直人さんと芝居がやりたい!」と欲したことから生まれた演劇ユニット「竹生企画」の第3弾。作・演出は前2回と同様、倉持裕さん。大事故から奇跡的に生き延びた男(竹中)の家に、同じ事故から生還した男(生瀬)が訪ねてきたことから起こる波乱を、絶妙なセリフの応酬で描く。4月10日〜25日、東京・シアタークリエにて上演。その後、大阪、愛知、富山、石川、長野、宮城、岩手、栃木、新潟、香川、広島、鹿児島、長崎、福岡を巡演する。<プロフィール>いけおか・りょうすけ◎1993年9月3日、愛知県生まれ。2009年にデビュー後、舞台・映像などで幅広く活躍。主な出演作品は、舞台『十二夜』、『柔道少年』、『関数ドミノ』、主演映画『1/11じゅういちぶんのいち』、ドラマ『メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断』、『本日は、お日柄もよく』、『沈黙法廷』など多数。<取材・文/若林ゆり>
2018年04月10日池の水を抜くだけの異色企画で話題となっているテレビ東京系のドキュメントバラエティ番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦」が、4月からレギュラー放送されると決定した。 同番組は田村淳(44)とココリコ・田中直樹(46)がMCを務め、昨年1月に不定期特番としてスタート。回を重ねるごとに話題を集め、視聴率もアップ。今年1月2日放送回は各局強力な正月特番が並ぶなか、13.5%の過去最高視聴率を記録。今月11日放送回も9.1%を記録していた。 「テレ東としてはここ最近で最大のヒット企画です。先日、同番組が受賞した式典の授賞式に出席した際、田中さんは『番組の話を頂いたとき、企画書は紙切れ1枚。たぶん半分も埋まっていなかった』と明かして笑わせていました」(芸能記者) 何といっても、番組の魅力はそのシンプルな作業過程だろう。 (1)池の水を下水道などに流し魚や水の生物を動けなくする(2)その中から、外来種の動物や生物を食い荒らす特定外来生物を捕獲・駆除(3)数日間、池を干上がらせてヘドロから窒素を排出。綺麗な水を入れる 大まかにはこれだけだが、ここに来て作業過程に“物言い”がついてしまっているのだ。 「11日の放送回は、岐阜県羽島郡笠松町の木曽川河畔のトンボ池でした。そこで目的の外来魚駆除の際に主催者側の対応が十分でなく、在来魚が大量死した様子がネット上に投稿され話題になったのです。それを受けた地元メディアが、専門家の意見などが入った記事を掲載。ネット上で賛否両論が巻き起こっています。イケイケの番組に“物言い”がつくことはよくあることですが……」(テレビ局関係者) 今後、同局がこの意見をどう受け止めるかが注目される。
2018年03月19日フリーキャスターでタレントの岡副麻希が18日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『Maki Mermaid』(発売中 3,240円税込 小学館刊)の発売記念イベントを行った。写真集『Maki Mermaid』発売記念イベントを行った岡副麻希健康的に日焼けした肌で朝の情報番組『めざましどようび』(フジテレビ系)やバラエティー番組などで活躍中の岡副麻希。そんな彼女の初めてとなる同写真集は、常夏の島・ハワイで撮影された。ハワイの大自然をバックに、いつものあどけない表情からちょっぴり背伸びをした"オトナモード"の姿も披露するなど、彼女の魅力が詰まった一冊となっている。撮影地のハワイを意識したトロピカルな衣装で登場した岡副は「今まで写真がとにかく苦手で、七五三や成人式の前撮りの写真もなくて、いきなりいっぱい自分の写真が出てきたので驚きました(笑)」と当初は戸惑いもあったようだが、「コンセプトは"自由"です。それに私は元々競泳をやっていたので、競泳水着を着て出来るだけ太陽の下で伸び伸びと撮らせてもらいました」と写真集を紹介。お気に入りを「プールで撮った競泳水着の写真」とあげて「本当に筋を伸ばしたくなって、筋を伸ばしたら自然に撮ってもらいました。オフ感満載の1ページです」と説明し、貴重な水着姿のカットは「フィッティングの時は恥ずかしかったんですが、いざハワイへ行ったら開放的なところで出来るということで全然恥ずかしくなかったですね。むしろ爽快感があって最高でした。それもハワイという場所のお陰だと思います」と胸を張った。そんな彼女は、高校野球で強豪の大阪桐蔭高校出身。後輩にあたる藤浪晋太郎投手の話題となり、「ちょうど今はキャンプ中で大変だと思うので、ぜひこの写真集を見ていただいてトロピカルな気分で頑張ってもらいたいと思います」とエール。藤浪投手にも見て欲しいという同写真集は「本当にありのままを撮っていただいたので、(所属事務所が)セントフォースだし1010点(笑)」と満足げだった。
2018年02月19日「池井戸作品は、最後に跳ねるんです。今回も池井戸マジックが炸裂して視聴率20%超えを達成するのではないかと、期待の声があがっています」(テレビ局関係者) 12月24日、池井戸潤原作のドラマ「陸王」(TBS系)が最終回を迎える。主演の役所広司(61)や竹内涼真(24)の熱演が話題を生んでいるこの作品、第9話までの平均視聴率は15.44%。第9話の視聴率は15.7%だが、その前の第8話では17.5%を記録している。 これまで池井戸作品のドラマ化は、いずれも最終回で視聴率を大きく上げてきた。13年7月期に放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)は第9話が35.9%だったのに対して、最終話は42.2%!6.3%も数字を伸ばし、社会現象となった。 翌14年4月期に放送された『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)も14.1%から17.6%と3.5%増。15年10月期の『下町ロケット』(TBS系)も18.2%から22.3%と4.1%のジャンプアップを果たしている。いったいなぜこうした池井戸マジックは生まれるのか。前出のテレビ局関係者はこう語る。 「池井戸さんの作品は、最後に大逆転があります。主人公は理不尽な扱いを受けて窮地に追いやられる。それでもめげることなく耐え続け、最後に悪を討つのです。ドラマ化に際しては『半沢直樹』に代表されるように、わかりやすい盛り上がりを作っています。勢いをためてためて、最後に決め台詞。そして見栄を張ったところで顔をアップする。まるで歌舞伎のような展開が、クライマックスを盛り上げてくれるのです」 つまりため続けた力を最後に爆発させているのだ。さらにTBSも、そうした最後の盛り上がりを徹底サポート。『陸王』の最終回は、14時からダイジェスト版を放送。19時からもダイジェスト版を入れ、これまで見逃していた視聴者を取り込んでいる。またドラマ自体も25分拡大版にするなど、異例の『陸王』シフトで望んでいるのだ。 果たして、池井戸マジックは今夜も炸裂するのか。ドラマの内容とともに、その数字にも注目したい。
2017年12月24日フリーアナウンサーの岡副麻希(25)が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に、伊藤弘美、阿部華也子と共に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、今年を振り返ると共に来年の抱負を語った。岡副は「今年は仕事面では周りの人に助けてもらってばっかり。普通に会話するのでも一人で完結したことがない。本当に助けてもらった25歳」と2017年を振り返り、「26歳は、自分がもてなされてきた分、少しでももてなす側にもなりたい。助けてもらった分、フォローを入れる側にもなれたら」と話した。また、「2018年は26歳になる。母が私を25歳で産んでいるので、中身も外見もアダルトというか大人になりたい。そのために一生懸命生きたい」と大人の女性を目指すと宣言。そのために、「引っ越したい。まず行動範囲を広げたくて。引っ越して、自転車を勝手、自分の趣味を見つけたい」と自由な発言で笑いを誘い、「あと、お酒いろいろ挑戦したい。少しずつでも飲めるようになりたい」と加えた。今年は、フジテレビ系『痛快TVスカッとジャパン』で演技にも初挑戦。新たに挑戦したいことを聞かれると、「高校生の役をやりたいです。制服が着たい。そのために黒髪にもします。部活に励む人の役をやりたい」と高校生役に興味。また、「高校野球が好きなので、いつか高校野球のお仕事に携われたらいいなと思っています」と話した。そして、制服は何歳までOKだと思うかと聞かれると、「いまだに年齢確認されるくらい幼く見られてしまう」と打ち明け、伊藤から「違和感ないと思う」と言われると、「着せて確かめてください」と要望。サッカーの三浦知良選手が50歳を迎えたときにインタビューしたことを明かし、「50歳だけど年齢を感じさせない。年齢は関係ないんだということを教わったので、それを私も制服を着て証明したい」と意気込みを語った。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。
2017年12月09日フリーアナウンサーの岡副麻希が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、親知らずを抜いたエピソードを語った。岡副麻希岡副は今年印象に残っていることとして「親知らずを抜いたこと」を挙げ、「親知らずを抜いた日に永島(優美)アナと三上(真奈)アナとご飯食べに行く約束をしていて、お店でティッシュの入れ替えをしてお店の人にも気を遣ってもらって…」と抜いた当日の様子を説明。「その日は寝たんですけど、次の日枕が血だらけで。でも、唾液の分泌が多いから心配いらないと言われて」と仰天エピソードをさらりと披露した。もう一つ、「TSUTAYAカードを作ってTSUTAYAデビューしたこと」も印象に残っていることとして挙げ、「おすすめの映画を教えてもらって映画を見始めました。その時間がすごく幸せな2017年でした。借り放題入っちゃって」とうれしそうに話した。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。この日の取材には、岡副のほか、伊藤、阿部が出席した。
2017年12月09日「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の決勝大会が29日、都内で行われ、沖縄県出身でコスメショップ店員の定岡遊歩さん(21歳)がグランプリに輝いた。深田恭子や石原さとみら数多くのスターを輩出している同オーディション。近年は女性限定のオーディションだが、第42回目を数える今年は1997年の第22回大会以来、実に20年ぶりの男女混合大会で、応募総数3万6,504人が応募した。WEB審査や全国9カ所で行われた地方予選、そして数度にわたる合宿審査を勝ち上がった男女10人のファイナリストが決勝大会に進出。決勝大会ではバラエティー審査と自己PRが行われ、自己PRで小学2年生の時から始めたというピアノを披露した男性の定岡遊歩さんが選ばれた。自分の名前を呼ばれて思わず表情が固まった定岡さんだったが、第1回の同大会でグランプリを獲得した榊原郁恵からトロフィーを渡されて思わず涙。榊原から「ホリプロはまたすごい人を見つけたと思います。すごい期待が掛かっているから頑張って欲しいですね。期待しているから一緒に頑張りましょう!」と温かい言葉をもらった定岡さんは、自分の名前を呼ばれた時のことを「えっ? まじで自分? という気持ちになっちゃいました」と告白。ピアノを弾いた自己PR審査では、審査員のヒャダインから「(ピアノのベダルを)踏みすぎ!」と注意されて「裏で半泣き状態でした」と自信を失くしたようだが、「まさかグランプリになれるとは思っていませんでした。初めて人生で1番をとったので、どうしたらいいか分からないですが、すっごく嬉しいし、今までで一番嬉しかったです」と喜びを爆発させた。2年前にアパレルの仕事に就くために沖縄から上京し、現在はコスメショップで店員として働いている定岡さん。同大会でグランプリとなり、今後は芸能人として注目が集まるが、しばらくは「両方頑張ります」としながらも、「夢はオールジャンルでみんなから愛されるタレントさんになりたいです」と芸能人としての目標も。また、報道陣から「りゅうちぇるに似ている?」と聞かれると「言われるんですけど、違います!」とあくまでもオリジナルであることを強調していた。なお、審査員特別賞には広島県出身の大学3年生・井上祐貴さん(21歳)が受賞。男性がグランプリと審査員特別賞のダブル受賞に輝いたのは、ホリプロスカウトキャラバン史上初めてのことで、男性がグランプリを獲得したのは1991年以来、26年ぶりとなる。
2017年10月29日「友達池」ってご存知ですか?以前、林真理子さんのエッセイを読んでいたら出てきた言葉なのですが、ステキな男性と出会うものの、気づくと恋人同士ではなく、友達になっている。そしてまた「友達池」にひとり落としてしまったと、女性同士で語らう…そんなニュアンスで使われていました。もしかして、あなたも男性を「友達池」に落としていませんか?今回は「友達池」に男性を落とさないコツを考えていこうと思います。[1] 過去の恋バナはしない女性の場合、過去の恋バナをして男性の嫉妬心をあおりたい、いつもとは違う女性的な面を見せたい、と思うのって、わりと“あるある”なんですよね。でも、男性はそんな真意には気づかず、自分の過去の失恋話を始めたり。そうしてお互いの恥部をさらしていくうちに、なんだか気の合う友達みたいになってしまう。今さら恋人同士にもなれないよねぇ、という雰囲気に…。まず、過去の恋愛話は封印しましょう!そのあたりはミステリアスにしておくこと、なんでもかんでも男性の前で自分をさらすのは控えることをオススメします。[2] 男性のSNSをチェックしないSNSって実は厄介なもの。なぜならプライベートが丸見えになっているからです。好きな人が別の女性と親し気に食事している様子をアップ。でも自分とのご飯はスルー…など、細かいことが気になって、お付き合いする前に失恋気分になってしまう場合も。できる限りSNSには接触せず、目の前の彼との関係を深めましょう。[3] 会う時はスカートを履く毎日デニムやパンツの女性も多いですが、新しい出会いがあったら、その人と会う時はスカートを履きましょう。そして、ある程度親しくなったらデニムやパンツで意外性を見せる、そのギャップが大事です。最初から自分の手の内をさらさないのもポイント。スカートばかりだと思っていたけど、デニムもかわいいな、と思わせたら成功です。自分のいろいろな面をアピールして、友達池に落ちるのを阻止しましょう。[4] 一夜の間違いを起こさないこれをやっちゃう人って意外と多いんですよね。お付き合いしているわけでもないのに、うっかり肉体関係を持ってしまう、的な状況。そこから恋人同士になれればいいのですが、なんだか共犯関係のようになり、ますます仲間感が増して、思いっきり友達池にぽちゃん。しかも一夜の間違いとして処理してしまい、お互いそこに触れず…という状況にもなりやすいのでご注意を![5] 彼氏とはうまくいってないで通すこれは鉄則。モテ女子は彼氏がいようといまいと「彼氏はいない」もしくは「彼氏とうまくいっていない」が常套句です。その男性にも彼女がいない場合は、彼氏がいないとオープンにするのもいいのですが、相手に彼女がいる場合は「彼氏とうまくいっていない」で押しましょう。うまくいってないから、私はいつでも付き合えるわよ、という危うい感じをアピールするのもおすすめです。◆終わりにせっかく出会った男性を、片っ端から友達池に落としてしまうなんて、もったいないですよ。これはと思う人がいたら、友達池に落とさず、池のほとりでステキな恋に発展させてくださいね。ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。※画像出典/shutterstock
2017年08月31日舞台『男水!』のゲネプロ及び囲み取材が10日、東京・シアター1010で行われた。同作に出演する松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介、神永圭佑、廣瀬智紀が登場した。同作は白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で連載中の木内たつや原作コミックを舞台化。弱小校である東ヶ丘高校の水泳部と、ライバルで強豪校である龍峰高校水泳部の男子高校生たちの青春を描く。3月まで同キャストによる日本テレビ系ドラマが放送されていた。舞台ではイケメン俳優たちが水着で登場し、水のない中で競泳を表現。熱い友情やライバル関係を見せ、多彩なセットやスクリーンを使ってステージを水泳場にした。松田は「新しいものが作れたという自負はすごく持っている」と語り、「お芝居でありつつ、エンタテインメントでもある。競泳を舞台にしたらこうなるんだ、という驚きはしっかりと与えられると思う」と自信を見せた。安西は「何のために泳いでんだよ」という言葉が「この作品のキモになっている言葉」であり、「大切にしつつ役作りをやってきたので、そういう部分を見ていただければ」と説明する。小沢は「不撓不屈」という言葉を体現するシーンが自身の見せ場だと語り、「先輩の背中を見て育っていく」「繋いでいくという気持ちでやっている」と作中の役について語った。自身の見せ場を聞かれ「やべえ」と焦っていた佐藤は、作中で新人である1年生という役どころに、「未熟な部分があって、だからこそみんなが言えないことが言えたりすることがあると稽古で気づいた」と明かし、「かわいいので、応援してください」とアピールした。同じく1年生役の神永は「人として、水泳部の一員として成長していくのが1年生の2人」と説明し「細かい部分で成長を感じ取れるのでぜひ見ていただければ」とメッセージを送った。水泳経験のある池岡は「水泳をやっていたけど、表現という意味では舞台上とは違う。そういう意味では秋人くんは上手」と称賛。宮崎はぺこりと頭を下げ「正解がない分自由にやっちゃえというのと、水がない分、誰よりも水を意識して泳がないと舞台上に水が現れてくれないかなと思った」と心境を明かした。「もし自分が女の子だったら作中の誰と付き合いたいか」という質問には、黒羽演じる仁科譽に人気が集中した。黒羽は「ありがとうございまーす」と喜び、安西が「(仁科は)一途だと思うな」と言うと、「そりゃそうよ」と胸を張っていた。また、廣瀬は「俺は晴美かな。尊敬できる、女性(同性)として」と、赤澤演じる”オネエ”マネージャー役を挙げ、「わかりづらい」と不評に。赤澤は逆に「俺は逆に川崎コーチ。多分デレてくれた時にすごいキュンとするんだろうな」と想像する。松田は「俺、滝(佐藤)ですね。絶対出世すると思います。向上心が高いのと、堅実。これは人生において大切なことだと思います」と熱弁した。東京公演はシアター1010にて11日~21日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて24日~28日。
2017年05月10日皇族、首相、国賓などのトップVIP担当CAとして100回以上の特別機フライトを経験してきた里岡さん。ANAを代表するスーパーCAとして活躍していたある日突然、病魔に襲われる……そこから見えてきた「今を生きる」ことの大切さと本当の気遣いとは──。ある日、都内のホテルで行われた女性向けの講演会。里岡美津奈さんは、会場を見回しながらにっこりと微笑み、来場者にこう語りかけた。「理想の自分になりたい。そんな人ほど、自分磨きはほどほどに。なぜなら、自分磨きという矢をいくら磨いても、誰も “あなたは、もう磨かれましたよ” と教えてくれませんから。矢を磨いているうちに、どんどん年を重ねてしまいます」里岡美津奈さん撮影/渡邉智裕50代になり、ますます輝きを増す里岡さんに憧れる若い女性は多い。その中には、今の自分に何かしらの不満を抱き、ああなりたい、こうなりたいと理想を掲げ、それに向かって一生懸命に頑張る人は少なくない。そんな彼女たちに、「自分磨きはほどほどに」のひと言はドキッとするはずだ。里岡さんの真意は、こうだ。「理想の人に会いたい。理想の仕事に就きたい。だから、理想の私にならなければと思うのかもしれませんが、 “いつかの私” を追い求めている限り、その日はやって来ません。いつかの私は、今の私を否定しやすい。でも、ほんとうは、今の私のままでいいのです。今の私のまま、目の前のできることに真摯に取り組む。その積み重ねが、結果として理想の私に近づくことになると思うのです」講演会のテーマは、「一流の女性になるために」「運を引き寄せる習慣」などさまざまだ。女性が自分らしく生きるために心に留めたい姿勢について依頼を受ける機会が増えているが、そのベースになっているのは、相手に対する態度、言葉遣い、おもてなしなどの「接遇」だ。実は、里岡さんは独立前は、約25年間、ANAのCA(キャビンアテンダント)だった。しかも、そのうち15年間は「トップVIP担当客室乗務員」として、皇室をはじめ、首相、海外の国賓の方々など、VIPクラスの特別フライトを100回以上も担当した、いわば “スーパーCA” 。CA時代から、「平常心」をモットーに、日々、できることをコツコツと積み重ねてきた。その経験をコンサルティングに、コーチングに、講演会にフルに生かしている。里岡さんの人生を語るうえで、「今この瞬間を、全力で生きる。ただし、平常心で」というのは、はずせないキーワードだ。「人との素晴らしい出会いに恵まれ、その連続で今の私がある」と語る彼女の半生をたどっていこう。■転機となった高校時代のホームステイ引っ込み思案だった少女時代、中学2年生くらい幼いころから活発で、聡明な人だったのだろう。そんなイメージを抱いてインタビューすると、里岡さんは意外なことを口にした。「おとなしくて引っ込み思案な子でした。社交的で目立つタイプだったのは、2歳上の姉のほう。私は、いつも彼女のそばにくっついて遊んでいました。でも、おませ。姉が好きだったベイ・シティ・ローラーズやジュリー(沢田研二)を聴いていたせいか、同世代の子が大騒ぎしているのを見て “子どもっぽいなあ” と思うことがありました」自分のどこか大人びた感覚と周囲の感覚のズレは、小さな彼女にとって、ある種の違和感があった。それは、自分をなかなか外に出せないという形で表れたのかもしれない。里岡さんは、愛知県岡崎市出身。脱サラ後に建築設計会社を設立した父、専業主婦の母のもとで育った。ときの首相は、田中角栄。日本列島改造論によって刺激された土地ブームも手伝い、父は一財を築いた。「部屋には、九谷焼や伊万里焼などの焼き物などが飾られ、父はそれらの特徴やルーツなどを詳しく教えてくれました。自分で着物も着付けることができて、お茶も点てていた。本物に触れる大切さを教えてくれました。母は、自分は一切の贅沢をせず、倹約したお金を子どもの教育費にあててくれる優しい人でしたね」華やかな姉は、近所の人から「かわいいわね」「お利口さんね」とよく褒められる。そのたびに両親は、すかさず「みっちゃんも、かわいいよ。お利口さんだよ」と同じように褒めてくれた。娘たちを分け隔てなく愛してくれた。それは、里岡さんの自己肯定感を育んでいった。もっと、自分自身を表現していきたい。そう思える転機が訪れたのは、高校生になってから。学校が提携しているアメリカのカリフォルニア州にある高校に、夏休みを利用して約1か月、ホームステイに行ったのだ。1ドル230円近くする時代だったが、両親は快く送り出してくれた。高校時代、ホームステイで目の当たりにした米国の同年代の少女たちの自由さに感動した「アメリカでは、どの子も自分の意見を臆することなく発言する。必要以上に他人と比べることもない。ピアスをして、思い思いのファッションをして、自由に自分を表現しているように見えました。日本の同世代の子よりも大人っぽい考え方で、そこは自分に似ているなとうれしくなり、私もこんなふうに自分を出していいんだ!と思えました。そこから、少しずつ何をしたいか、どうしたいのか発言するようになっていきました」■家を出たくてスチュワーデスになる高校卒業後、短大に進学した里岡さん。就職することは考えていなかった。「当時の女性は、花嫁修業のひとつととらえて短大に行く人もたくさんいました。就職しても結婚するまでの “腰かけ” ととらえる人は多かったですね。私も例に漏れず、短大卒業後は何をするでもなく半年間は実家にいましたが、だんだん親の結婚に対する “圧力” のようなものを感じ、 “このままうちにいたら、本当にお見合い結婚させられてしまう!” と、慌てて就職活動を始めました」自宅で成人式の着物を着て。まだCAになることすら考えていなかったスチュワーデス(CAの当時の呼び名)に決めたのは、飛行機好きだった父のOKが出やすいと踏んだから。当時、「憧れの職業No.1」の業界だったが、里岡さんにとっては、親元を離れるための手段にすぎなかった。1986年、男女雇用均等法が施行された年に入社。これからの里岡さんの活躍を暗示するかのようなタイミングで働き始めた。親元から初めて離れて寮生活を体験し、3か月の研修のあとのフライトデビュー。さぞや舞い上がった気持ちになったかと思いきや─。「淡々としていましたね。スチュワーデスへの憧れがなかったので、頑張らなくちゃ!という気負いもないし、あの人に負けたくない!という野心もない。ただ、 “与えられた仕事は、きちんとやろう。相手が期待している少し上ぐらいを目指していこう” ということは意識していました」里岡さんが駆け出しのころに心がけていたのは、「先輩のようなスキルはないのだから、せめて、身だしなみだけでもきちんとしていよう」ということ。服装、ヘアスタイル、お化粧などはいつも念入りにチェックしてフライトに臨んだ。そのこだわりが、すごいのだ。会社から支給されるスチュワーデスの制服は、フライト後にクリーニングボックスに入れておけばプレスされた状態で届く。当然、その状態でもきれいだが、里岡さんはプレスされた制服をビニールから取り出し自分でアイロンを当てなおし、次のフライトに備えてロッカーにかけておいたそうだ。「家を出たい」不純?な動機でなったCAだったが……。入社2~3年目の23歳ごろギャレーにて「母がよく、 “ちょっと手をかけるだけで洋服は輝き、質のよい素材に見えるのよ” と言っていたので、その教えを実践しました。実際、ピシッとアイロンをかけておくと、スーツもブラウスもなんだか仕上がりが違うように感じるのです。身だしなみを整えているときは、母とつながっているような気持ちになりました。 “里岡さんが着ている制服は、みんなとまったく違うように見える!” と、たびたび褒められました」この習慣は、その後もずっと続いた。里岡さんは、毎回、プレスされた制服に必ずアイロンを当てた。それはいつしか、「いつも、身だしなみが整っている人」という評価につながっていった。また仕事中は、「平常心」を心がけた。「平常心」とは、ふだんどおり。すなわち、「感情が安定している」ということだ。「人間ですから、好不調の波はあります。心に余裕があるときはなんでもうまくいきますが、恋人になかなか会えない、家族が病気になったなど、感情を揺さぶられるような出来事があったときは、それにとらわれてしまいますよね。でも、心に余裕のないときこそ、いかに早く気持ちの切り替えができるかが肝心だと思っていました」それは、ある人に「心はいつも中庸がいい」と教わったことを心に留めていたからだ。中庸は、『論語』の中の《中庸の徳たるや、それ至れるかな》という孔子の言葉だ。なにごともやりすぎてはいけない。かといって、遠慮しすぎるのもよくない。適度にバランスのいいことが最高の人徳だと示されている。「要は “偏るな” という意味だととらえています。ポジティブなら右に振り切れ、落ち込んだら左に振り切れるような振り子のような感情では、気持ちがすり減ってしまいます。心ここにあらずになりやすいから、身だしなみも適当になり、仕事のミスも増えてしまいます。だから私は、なるべく中庸を意識しました。すると、どんな人と接するときもニュートラルな心で相手と向き合うことができるようになり、心地よくいられる時間が増えていきました」■入社9年目。トップVIP担当に選ばれる入社して9年目の春、里岡さんにとってキャリア上の大きな転機が訪れる。「トップVIP担当客室乗務員養成制度」がスタートし、その第1期生に選ばれたのだ。トップVIP担当客室乗務員とは、天皇・皇后両陛下、皇太子殿下同妃殿下、首相、国賓の方々が搭乗する特別機で接遇すること。5000人ほどいるスチュワーデスの中から、最終的に選ばれたのはたった5人。里岡さんはその中の1人になった。「なぜ、私が選ばれたのか直属の上司に聞いてみると、 “里岡さんは、お客様の前で飲み物をこぼしてしまうといった単純ミスがほとんどありません。身だしなみもいつもきちんとしていて、言葉遣いや態度も落ち着いています。何かトラブルが起きても、動揺せずにふだんと同じように行動できる。すべての点において、いつも安定感があるところが評価されたと思います” と言われました」チーフパーサー、トップVIP担当と順風満帆にキャリアを重ねた会社は、突出した何かを求めていたわけではなかった。それよりも、「いつも、安定している」ことを重んじたのだ。それはまさに里岡さんが入社以来、心がけてきたことだった。日々の仕事をコツコツと積み重ねる。中庸の精神で、お客様、周囲のCAにも笑顔で接する。このことを、身近にいる上司はきちんと見ていたのだ。トップVIP担当客室乗務員に決まったとき、やっかまれたのでは?と聞くと、「ないない!」と里岡さんは笑ってこう言った。「私は、自分が!自分が!と出しゃばるような目立つタイプではない。だから、ライバル心を燃やされるようなこともなかったと思います」クールな自己評価だが、実は、他者の里岡さんに対する評価はずいぶんと違う。里岡さんより1年早く入社し、以後24年間一緒に働いた戸田博美さんは、こう話してくれた。「美津奈さんは、カリスマCA。私たちCAの憧れの存在で、たいへんな人気者だったのです。優雅な立ち居振る舞い、お客様をおもてなしする温かい心、どんな状況になっても慌てず適切に対応する臨機応変さ……。ANAの目指すCA像をここまで体現できる人を、私は見たことがありません」同じように感じ、里岡さんを慕うCAは多かった。ライバルなんておこがましい、むしろ、高嶺の花のような存在。多くのCAは、里岡さんがトップVIP担当客室乗務員に選ばれたのは「当然の結果」と受け止めていた。以後15年間、里岡さんは、トップVIP担当客室乗務員としてさまざまなVIPの接遇を担当する。先ほど登場してくれた戸田さんは、こう言う。「美津奈さんの業務における正確性、安定性の高さは群を抜いていました。体調管理を徹底する、担当便前の飲食に気を遣う、事前の情報や知識の収集をぬかりなく行う、イメージトレーニングなどセルフマネジメントを極めるなど、プロ意識の高さは誰にもまねできないほどでした。また、自分の生活習慣やライフスタイルそのものが仕事の質を高めるという確固たる信念をお持ちで、茶道や華道をたしなみ、アロマや紅茶、食器などの知識も豊富でした」戸田さんは、里岡さんからVIP担当教育を受け、数年後に自身もトップVIP担当になった。「初めてVIPを担当する日、極度に緊張していた私に、 “この場にいる者しか味わえない特別な空気感を楽しみましょう” と声をかけてくれたことは、今でも忘れません。おかげで、美津奈さんがいるから何があっても大丈夫!と、す~っと肩の力が抜けて落ち着きました」■皇后陛下のお心遣いに感動「今の私は、過去と現在に出会った人によって創られている。(いいも悪いも含めて)出会ったすべての人が私にとってかけがえない人」という里岡さん撮影/渡邉智裕里岡さんはトップVIPの接遇を重ねるうち、ある共通点があることを見いだした。「みなさま、私たちが気を遣う以上に、私たちに気を遣ってくださるのです」両陛下は、いつも笑顔でファーストコンタクトをしてくださる。他人に対する気遣いも随所に見られた。皇后陛下については、印象深いエピソードがあるという。「皇后陛下が私に、『(新潟県にある)飛島(とびしま)をご存じ?』とおっしゃったのです。私は、飛島(とびしま)か鳥島(とりしま)か聞き取れず、 “鳥島でございますか?” と申し上げると、 “ううん。ジャンプの飛島” とおっしゃられたのです。ジャンプという言葉を添えることで、確実に “飛島” だとわかります。私がまた聞き間違えないようにとご配慮に満ちたお優しいお言葉でした」里岡さんたちが困らないように、問題が起きないように、さりげなく心配りをしてくださる皇后陛下。気遣いの神髄を垣間見て、そのお人柄に感動したという。小泉純一郎元首相も心に残っているひとりだ。「私が接遇を担当したときは、当時の秘書官の飯島勲さんもいらっしゃり、おふたりでお話ししていたので、邪魔にならないように新聞などを補充すると、すかさず小泉元首相は “君、すごいね!” “君、よく見てるねえ” などと褒めてくださるのです。ケガを抱えながら優勝した貴乃花への “よく頑張った!感動した!” など、ワンフレーズのメッセージが記憶に残っている方も多いと思いますが、まさにワンフレーズを的確なタイミングでおっしゃる方でした」接遇したトップVIPの中には、故・サッチャー元英国首相もいた。当時、60代半ばごろだったが、テレビで拝見するよりもはるかに美しく、抜けるような肌の白さに驚いたという。「機内でお食事のご説明をさせていただいていると、私の説明をすっとさえぎり “これと、これだけでいいです” と。必要なことだけを、シンプルにおっしゃるところが印象的でした。また、接遇前に、上司から “マダム・サッチャー(サッチャー夫人)とお呼びするように” と指示されました。首相を退任されたばかりだったので、本来の呼称はレディー・サッチャー(サッチャー女史)のはずですが、あえて “マダム・サッチャー” を使うところに、サッチャー元首相のご主人への思いが込められているのではないかと感じました」■乳がんが発覚し1年間の休職トップVIP担当のCAとして順風満帆なキャリアを重ねていた里岡さんだったが、2006年、人生最大の試練が訪れる。乳がんと診断されたのだ。41歳のときだった。前年に母が乳がんを患っていたこともあり、誕生日を迎える2月にマンモグラフィー検査に行ったところ、画像を見た先生がみるみる深刻な顔つきになった。「細胞をとって再検査に回しましょう」と結果を待つこと1週間。この1週間が、里岡さんにとって最もつらい日々だった。「あまりにも思いがけない出来事だったので、その衝撃が大きかったですね。両親が悲しむことを想像したら涙があふれたこともありました」結果は、乳がん。しかし、すでにこのとき里岡さんは気持ちを立て直しつつあった。オペの日どりを1か月後の4月に予約し、上司に事情を説明したうえで1週間だけ休みをもらった。「お休みした1週間は、 “前向きな1週間” でした。今、どんなに悲しんでも、病気の事実が変わるわけではない。そもそも乳がんになったのは、誰のせいでもない。たまたま私の人生に起きたことです。だから私は、 “なんで、私が?” とは1度も考えませんでした。個室での入院が決まっていたので、好きなアロマやお気に入りのパジャマなどをそろえていました。手術後、起こりうることなどを調べる時間にもあてました」死に対する恐怖に過度に怯えるのではなく、元気になってまた働くために、「今」に焦点をあて、今すべきことに思いを巡らせる。この考え方は、いかにも「今を生きる」里岡さんらしい。「終わった過去に浸るでも、起こってもいない未来を憂うでもなく“今、目の前にあるやるべきこと”に全力で向かい合うことが幸せに生きるコツ」と里岡さんは言う撮影/渡邉智裕その後、1か月のフライト業務を行い、4月上旬、乳がんの手術を行った。手術は無事終わるが、結局、仕事に復帰できたのは1年以上たってから。里岡さんは、右の乳房を全摘出し、かつ、お腹の肉を移植して乳房を作る「同時再建手術」を行ったのだ。手術は、13時間にも及び、5か月してやっとまっすぐに立てるようになり、8か月してようやく2リットルのペットボトル程度の荷物が持てるようになった。それほど、回復までに時間がかかった。「全摘出は、私が望みました。再発の可能性を残したくなかったからです。乳がんを摘出してくださった東京慈恵会医科大学付属病院(当時)の内田賢先生は、私の意を酌み同時再建手術をすすめてくださいましたが、当初、私は拒否しました。美観上の理由だけで乳房を作るのはエゴだと思ったからです。けれど先生はQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の観点から、今後の人生において、乳房があるほうがメンタル面でもいい影響を与えることを説明してくださいました。乳房の同時再建手術を執刀してくださったのは、形成外科の武石明精先生。2人には、感謝してもしきれません」病院の先生しかり、同僚や友人しかり、「人の出会いに恵まれている人生です」と話す里岡さん。中でも、元UBS(スイス・ユニオン銀行)ジャパン会長のヴィットリオ・ヴォルピ氏は、里岡さんにとってメンターだという。人生最大の恩師のひとりと慕うヴィットリオ氏と「25年ほど前、プライベートでJALで香港に行ったとき、廊下をはさんで隣に座っていたのがご縁で知り合いました。以後、偶然に何度も出会うことがあり、そんなきっかけで親しくなったのです。私が乳がんになったとき、彼は、 “Life is Beautifl.だからこそ、精いっぱい生きなきゃいけないし、あきらめちゃいけないよ” と力強く言ってくれた。私にとって、大きな励みになりました」過去に出会った人、出来事のすべて(病気でさえも)が、自分にとってかけがえのない、学びや喜びの根源であったという。■50代で結婚。ますます光り輝く乳がん手術後、約1年間の療養生活を乗り越え、2007年に職場復帰した里岡さん。復帰した1年後には、身だしなみが整い、他のCAのお手本になる人が選ばれる「第1回アピアランスリーダー」の20人の中の1人に選ばれた。その他、ANAの代表として初めての出版の機会にも恵まれるなど、活躍の場はますます広がった。惜しまれつつ2010年、退社。ラストフライトの機内にてしかし、2010年にはANAを退社する。「病気になったおかげで、これまで走り続けてきた人生を見直すきっかけが生まれたのです。何か新しいチャレンジをしてみたいと思いました」以後7年で、ANAで培った経験をベースに接遇のプロとしてコンサルティング、コーチング、講演会などの分野で活躍。一般企業や医療機関などで、接遇研修やコミュニケーションスキルアップのアドバイスなども行っている。著書も11冊目を執筆中だ。ANAの元同僚で、現在はアシスタントとして里岡さんを支える小佐野貴子さんに、彼女の仕事ぶりを語ってもらった。「仕事に対するプロ意識を強く感じます。講演会では、 “お客様は、里岡美津奈という商品にお金を出して買ってくださったのだから” と全力で臨まれます。毎回ご好評をいただき、次のご縁をいただくこともよくあります」もうひとり、2013年から里岡さんのパーソナルスタイリストとして、TPOに合わせたファッションを提案している、みなみ佳菜さんにも聞いてみた。「 “ま、いっか” が一切ない真のプロフェッショナル。お仕事で着るお洋服を選ぶ表情は真剣で、講演を聴きに来てくださるお客様や、クライアントへの思いにあふれています。講演の対象者が経営者でも、若い女性でも、どちらもかなり盛り上がるのがすごいと思います」プライベートでは独身を貫いてきた里岡さんだったが、昨年11月23日、モータージャーナリストの宮城光氏と結婚。全日本選手権、全米選手権でチャンピオン歴のあるレーサーだ。式は昨年の11月。結婚して1か月でそれまでの一生分以上、笑ったという里岡さん趣味で二輪の免許を取得した里岡さんは、ある日、友人のANAパイロットに誘われて宮城氏によるバイクのプライベートレッスンに出かけた。ここで2人は運命の出会いを果たす。宮城氏は、初めて会ったときの里岡さんの印象をこう話す。「彼女がいるだけで、場の雰囲気がパッと華やかになりました。上品なのに、抜群に明るくて元気。ノロケみたいな言い方になりますが、 “天使のような人だ” と思いました」2人は友人期間を経たのち、2年の交際期間を経て結婚した。宮城氏は、その決め手をこう話す。「行ってみたかったところ、やってみたいことなど、これまでの人生でやり残したことを彼女と一緒なら楽しめると思ったからです。CAの仕事を通して培われたのか、僕がしてほしいことを先読みして行動してくれる。そのさりげない気配りも心地いいです」生涯の伴侶を得て、ますます輝きを増した里岡さんは、今日も「今、この瞬間を精いっぱいに生きる」ことの大切さを説き続ける。その喜びを噛みしめて。取材・文/三浦たまみ
2017年04月16日1989年のデビュー以降、『レ・ミゼラブル』など数々のミュージカルでメインキャストを務めてきた岡幸二郎が、コンサート『ベスト・オブ・ミュージカルⅢ』を上演する。これは3年前、デビュー25周年を迎えて製作された同名アルバムとコンサートが好評を博したことから、その後も続けられているステージの第3弾。ミュージカルの名曲をフルオーケストラ(日本フィルハーモニー交響楽団)で聴けるという、贅沢な内容も話題だ。岡幸二郎スペシャル・プレミアム・コンサート チケット情報第1部は1927年初演のブロードウェイミュージカル『ショウ・ボート』のコンサート・バージョン。岡は一昨年、〈富山市オーバード・ホール 名作ミュージカル上演シリーズ〉として製作されたこの作品に出演した。「現在の“ミュージカル”の源とも言われているだけに、楽曲の素晴らしさに改めて感銘を受けました」と言うが、「舞台セットの関係で、簡単に上演できない作品というのが分かって。それならばと、今回のコンサート形式での上演を思いついたんです」と本作への想いを明かす。「『ショウ・ボート』が初演された1920年代は、まだ楽曲にクラシック音楽の色が色濃く残っていた頃。実は本作の“コンサート形式の楽譜”というのも存在していたので、それをそのままオーケストラでやってみようということになりました」と岡は話す。これが日本初という貴重な試みとなるが、「一昨年のマリア役・土居裕子さんも出てくださいますし、バスバリトンの三戸大久くんには、あの名曲『オール・マン・リヴァー』を歌ってもらう予定です。このコンサートを観た方に“いつかミュージカルのほうも観てみたい”と思っていただければ本望ですね」と笑顔で語ってくれた。そして第2部では『レ・ミゼラブル』の楽曲を中心に、ミュージカルの名曲を歌い上げる構成。「“レミ”は日本初演30周年ということもあり、せっかくだから(岡が演じた)ジャベールの歌以外にも、バルジャンはもちろん、ファンテーヌ、エポニーヌの曲も歌ってしまおうと思っています(笑)」と茶目っ気たっぷりに岡は話す。そんな挑戦が成立してしまうのも、名曲がもつ“強さ”と岡の表現力、その両方がそろってこそだろう。ここでは若手注目株の中井智彦と渡辺大輔をゲストに迎えて贈る。「ダンスも歌もやる“ミュージカル俳優”という仕事は、日本だとおそらく僕たちの世代が初めて。それが今は、どちらも出来てイケメンでという若手がたくさんいますよね。それは本当に嬉しいことだけれど、そんな彼らにこそ、古くても良いミュージカルをもっともっと知ってほしい」と言う岡。ミュージカル界を牽引し続けてきた岡の、温かい魅力の一端が垣間見られたインタビューとなった。公演は3月28日(火)東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルにて。取材・文佐藤さくら
2017年02月23日湖池屋が辛味スナックの代表ブランド「カラムーチョ」において、紀文食品と共同企画を実施し、湖池屋が監修した新商品「カラムーチョちくわ」が紀文食品から2月27日(月)より東北~九州エリアで発売されます。ビールのおつまみにぴったり「カラムーチョちくわ」は、唐辛子の辛さとガーリックなどのスパイスがガツンと効いたミニサイズのちくわです。スナック菓子は若年層のおつまみの定番。辛味スナック市場No.1(※)を誇る「カラムーチョ」とのコラボにより、紀分のちくわがビールにぴったりのおつまみになりました。※インテージSRIデータスナックスパイシーフレーバー市場2016年1月~2016年12月累計販売金額商品概要・商品名:「カラムーチョちくわ」・内容量:78g(6個入り)・価格:150円(税抜き)
2017年02月21日中屋敷法仁演出・宮崎秋人主演で日本初上演される韓国の大ヒット舞台『柔道少年』。高校生のおバカな日常、恋愛のドキドキ、スポーツに打ち込む真摯な姿が描かれた作品の舞台を日本に置き換え、中屋敷の上演台本で新たな作品として描かれる。中屋敷と宮崎に話を聞いた。舞台『柔道少年』チケット情報本作の魅力について中屋敷は「一番の魅力は小手先でどうにかしようとしてない感じ。とにかく全力でお芝居にぶつかっているような熱い内容で、すごく好感を持って脚本を読みました」。その中で自身が演じる主人公について宮崎は「圧倒的におばか(笑)。これまでも、まっすぐで等身大な役はやらせていただいたんですけど、ここまで振り切っているのは初めてです。すごくやりがいもあるし、小手先じゃ多分届かないなって思います。一歩はみ出したところに、この役だったり作品の面白さは出てくるんじゃないかな」と語る。宮崎を「今一番見逃せない時期」と話す中屋敷。「秋人くんは作品と同時に俳優としても成長と変化を遂げるので、会うたびに印象が変わる。でも今回はそういう伸び盛りの秋人くんじゃなくて一番素、原点の部分が見えるといいなと思っています。何もない状態はどんな感じだろうって。人を(柔道で)投げ飛ばしたり投げ飛ばされたりしてれば(笑)、さすがに出てくるんじゃないかな」。俳優集団D-BOYSによる公演・Dステの20作品目となる本作。D-BOYSからは宮崎のほか、荒井敦史、三津谷亮、池岡亮介が出演する。中屋敷も「せっかくこのメンバーでできるんだから、お行儀悪いといいな」という気の知れた面々。宮崎は「聞いたときにキョトンとしました。いいんだ、そのメンバーでって(笑)。でもこの作品の空気感やテンポ感は嘘つけないなっていうのがあって。同じ時間をどれだけ共有しているかが如実に反映されると思うので、ベストなメンバーだと思います。稽古で中屋敷さんに『それはやりすぎ』って何回言われるかが肝だな(笑)」。その中で座長を務めることについては「『俺の背中についてこい!』って人たちでもないので(笑)、とにかくチームワークだなって思いますね。横並びでいけたらなって。それが自分にとっても一番肌に合っていると思います」。いわゆる小劇場で上演する本作。中屋敷は「体温とか息遣いが届くキャパなので、本当の意味で嘘が通じない。お客様も今まで俳優さんを“観る”という感じだったと思うんですけど、俳優さんと一緒にいるんだっていうのを感じられたらうれしい」。公演は2017年2月9日(木)より東京・ザ・スズナリ、2月24日(金)より大阪・ABCホールにて上演。東京・大阪公演ともに公演後にはアフターイベントを開催する。チケットぴあでは東京公演の先着先行プリセールを明日16日(金)昼12時より受付、大阪公演は同じく明日16日(金)より抽選先行プレリザーブを受付開始する。取材・文:中川實穗
2016年12月15日競泳部の面々の青春を描く同名人気漫画のテレビドラマ化&舞台化作品として熱い注目を浴びる「男水!」のキャストが集結してのキックオフイベントが11月13日(日)に開催。松田凌、宮崎秋人、赤澤燈ら2.5次元作品で活躍する俳優陣が1,500人のファンを前に決意を語った。この日は、東ヶ丘高校水泳部のメンバーを演じる松田凌、宮崎秋人、赤澤燈、佐藤永典、とコーチ役の廣瀬智紀、そしてインターハイ常連の強豪校・桜下大附属龍峰高校の部員を演じる安西慎太郎、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介の計9名が来場。部員役の8名はそれぞれの学校のジャージ姿を初めてお披露目し、会場をわかせた。ドラマは来年1月より放送が開始となり、その後、5月には舞台版が上演。ミュージカル「テニスの王子様」「薄桜鬼」、「弱虫ペダル」など、近年、多くの観客を動員し、脚光を浴びている2.5次元の世界でトップを走る人気俳優陣が一堂に会したが、主演の松田さんは「舞台を中心に活動している俳優にも魅力的な人は多いですが、その中でも選抜されたメンバーじゃないかと思っています。自負を持ってやりたいし、強く飛び出したい!」と力強く語る。今年、「弱虫ペダル」が実写ドラマ化され、2.5次元で活躍する俳優陣が舞台と同じ役で多数、出演し話題を呼んだが、こちらの放送は有料チャンネルのBSスカパー!。今回の「男水!」は地上波の日本テレビでの放送となる。舞台の世界では知らぬ者のない人気キャストが集結したが、テレビにおいてはまだまだ知名度が十分とは言えないところもあり、宮崎さんは「大きな勝負であり、賭けであり、挑戦だと思う。しっかり勝つ気で臨みたい。舞台もドラマも成功させられるよう、もっともっとチームワークを高めていきたいと思います。このメンバーが集まって、勝てるって自分の中で確信が持てました」と強い意気込みと自信を口にする。東ケ丘高校のマネージャーで“おネエ系”の晴美を演じる赤澤さんは「清く正しくおネエです(笑)!」と語り、喝采を浴びていた。すでに撮影は始まっており、水泳の練習と並行して、ハードなスケジュールが続くが、一同、気合十分。最後に改めて、意気込みを問われた松田さんは「泥臭くても、熱くてもいいんじゃないかと思ってます」と時代の流れにあえて逆行する“非スマート”を口にし宣戦布告!「終わったときに“代表作”として誇れるものにしたいです。一線を超えていかなければ、舞台から世界へ飛び込んでいく新しい道は作れないんじゃないと思います。『誰が(舞台から)新しい世界に出ていくか?』と言われたら、みんなが『俺です』と言えるくらい、絆を深めながら戦っていきたいです」と熱く語り、寒空の下のイベントながら、会場は終始、熱狂に包まれていた。「男水!」地上波ドラマは2017年1月より日本テレビほかにて放送。舞台版は2017年5月上演。(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日日本テレビ系ドラマ『男水!』(2017年1月スタート)のプロジェクト壮行会が13日、日テレタワー大屋根広場で行われ、俳優の松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介、廣瀬智紀が登場した。同作は白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で連載中の木内たつや原作コミックを実写化。高校の弱小水泳部を舞台に、男子高校生たちの青春を描く。メインキャストは主に2.5次元舞台で活躍する俳優たちを集め、同キャストで舞台版も製作する。松田は「こうやって舞台を中心に活動させていただいている役者さん、本当に魅力的な役者さんが多い」と背景を説明しながら、同作出演メンバーについて「ある種選抜されたメンバーなんじゃないかなと思っているんです」と斬りこむ。「そういった自負を持ってやりたいとは思っていますね。強く、飛び出していく感じで」と熱く語った。舞台と映像というフィールドの違いについて、佐藤は「稽古や本番で何回もできるわけではないので、1回1回勝負かなと思います。立ってるだけでも、まばたき一つでもすごく大事で、難しいんじゃないかなと思います」と語る。また小澤が「監督さんに結構言われたのは、動き方に舞台のクセがついちゃったりとか」と撮影を振り返り「映像向けに気をつけていきたいなと思ってます」とポイントを説明。黒羽も「いやいいこと言った。リアルにね、高校生をやろうぜ! それは伝わるよね」と頷いていた。この日初めて劇中衣装で現れたメンバー達だが、コーチ役の廣瀬はワイルドな革ジャン姿。これまでは生徒役が多かったため「コーチ役ということは、自分の中でもチャレンジだなという印象」と表した。一方、“オネエ”役で”紅一点”という立ち位置の赤澤は、ピンクのTシャツでアピール。ファンに向かって「皆さんをある種ライバルだと思って頑張っていきたいと思います」と宣言した。水泳がテーマの作品だが、経験者の池岡はメンバーから「うますぎ」と絶賛され「9年間くらいやってましたね。みんなから褒められたくて、たくさん泳いでます」と笑顔に。また、バタフライを褒められた宮崎は「コーチの方にマンツーマンで教えていただいて、自分でも世界水泳やオリンピックの映像を見ながら今やっております」と、研究熱心な様子を見せた。一方、経験のない安西は「僕は初めて水泳をやったんですけど、水泳というスポーツの面白さ、人間ドラマがつまっていると思います」と、初挑戦という視点からの見所を語った。最後に松田は、「スマートなことがかっこいい、ということが常識になっている世の中ですけど、泥臭くて熱くてもいいんじゃないか」と語り、「常識を越えていかないと、僕たちが舞台界からいろんなところに飛び込んでいく道は作れないんじゃないかなと思ってます」と熱弁。観客からは大きな拍手が起こっていた。
2016年11月13日映画『デスノート Light up the NEW world』のジャパンプレミアが10月20日(木)に開催され、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督が上映前の舞台あいさつに登壇した。『デスノート』ジャパンプレミアその他の写真大人気漫画を原作に、名前を書かれた者は死ぬという“デスノート”を巡る戦いを描き、大ヒットを記録した10年前の映画の正統派続編。キラの遺志を継ぎ、ノートを使って大殺戮を起こす者、Lの遺伝子を継いで、それを阻止しようとする者たちの戦いを描き出す。ノートに触れた者は、死神を見ることができるという設定に沿って、この日の観客は、入り口でノートの切れ端に触れて会場へ入場。すると、巨大な死神のリュークがクレーンで登場するというど派手な演出でイベントはスタートした。東出はデスノートを知り尽くした捜査官・三島、池松はLのDNAを継ぐ探偵・竜崎、そして菅田はキラの信奉者でテロリストの紫苑を演じており、スクリーンの中では緊張感あふれる戦いを繰り広げるが、舞台あいさつはグダグダ!?それぞれの役柄の魅力を聞かれても、東出も池松もほとんど、役の設定の紹介をする程度で、戸田から「説明じゃん」とツッコミが飛ぶ。トリを務めた菅田は「前のふたりがふがいないので!」と意気込んで話し始めるも、自身の役とは関係ない作品に関する思いを延々と述べるだけで、池松は苦笑を浮かべ「誰ひとり、質問に答えてない…。入場からもう1回、やり直していいですか」と申し訳なさそう。映画の中で、菅田はサイバーテロリストを演じているが、東出は菅田が原因で「ウイルスをもらっていま、ここに立ってます」と大観衆を前に不穏な発言!?菅田いわく「ただの風邪の話(笑)」とのことで、要は3人で全国をプロモーションで巡る中で、風邪をうつし合ってしまったらしい…。東出は「ダブルミーニングになってて、おれ、いまウマいこと言った(笑)?」とご満悦だった。10年前の映画公開時、11歳の小学生だったという川栄は「もしかしたら家のノートでもイケるんじゃないかと…文房具屋で黒めのノートを買った」と告白し、菅田から「誰かを殺そうとしたってこと!?」と驚愕されていた。今回、念願かなって(?)ノートを使って大量殺戮を行なう少女を演じ「興奮しました」と満面の笑み。前シリーズで映画初出演を果たした戸田は、久々に人気キャラのミサミサを演じたが、本シリーズを「かけがえのない大きな存在で改めて、同じ役を演じるプレッシャーも大きかった」と振り返った。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー
2016年10月20日俳優の川岡大次郎が、テレビ朝日系バラエティ番組『イチから住』(毎週日曜18:30~18:57)で、9日の放送から栃木・那須高原での田舎暮らしに挑戦する。芸能人がゆかりもない地方に移住して、その田舎暮らし体験に密着する同番組。今回は川岡が、将来の本格移住を見据え、"おすすめの移住先25選"にも選ばれる栃木・那須塩原市に移住する。移住初日は、まず先輩移住者に出会って、その暮らしぶりを聞いて期待に胸を膨らませ、温泉宿に宿泊。翌日からは住居選びを開始し、550坪の敷地、別荘地の2LDK、地元住民の薪ストーブのある家など、さまざまな物件を見てまわる。今後は、生活基盤を整えて、那須塩原ならではの仕事を探す予定。川岡は「都会派の妻は、最初は『エッ!?』と驚いていました」というが、「僕も30代後半になりましたが、同世代の人たちの中には近い未来、移住を考えている人も多いと思う。そんな方々に向けて、住んでみたからこそわかる那須塩原のよさを伝え、移住ってよいなと思ってもらえるような時間にしたい」と意気込みを語っている。
2016年10月02日常盤貴子と池松壮亮を迎え描く映画『だれかの木琴』。公開を間近に控えた本作から、池松さんのメイキング写真が到着した。夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子(常盤貴子)は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗(池松壮亮)と名乗った若い美容師からその日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変する。自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名する小夜子。ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう…。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き美しくなっていく。やがて、家族や海斗の恋人(佐津川愛美)を巻き込んで、2人がたどり着いた思わぬ結末とは――?『もう頬づえはつかない』『絵の中のぼくの村』『わたしのグランパ』などを手掛け、「ベルリン国際映画祭銀熊賞」を始め世界中で多くの映画賞を受賞している名匠・東陽一が、監督・脚本・編集を手掛ける本作。直木賞受賞作家の井上荒野氏の同名小説を原作とし、ふとした心の隙間に入って来た美容師の男に、常軌を逸した強い“執着”を感じるごく普通の主婦と、そんな女の飢餓感を見つめる男の“想い”が重なり合いねじれていく、男と女の関係をスリリングに描いた大人のサスペンスだ。このほど到着したのは、美容院で常磐さん演じる小夜子が池松さん演じる海斗に髪を切られるシーンのメイキング写真。この美容室のシーンは、全て吹き替えなしで実際に池松さんが常盤さんの髪をカットするということで、入念なリハーサルを重ねて多くのスタッフが大緊張で見守る中、撮影が行われた。実際撮影では、周りのスタッフが緊張しすぎて逆にあまり緊張はしなかったという池松さん。そんな池松さんの度胸と、うっとりとも見える表情で髪を切られる常盤さんの役者魂が垣間見える写真となっている。物語冒頭、海斗が働く美容院に偶然小夜子が訪れたことから、足繁く通うことになる小夜子と思いを押し殺して髪の毛に触れる海斗は、美容室でどのような物語を繰り広げるのか…。ますます公開が待ち遠しい。『だれかの木琴』は9月10日(土)より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日俳優の池松壮亮が、日本映画界の重鎮である東陽一監督の6年ぶりの新作『だれかの木琴』に出演。今年だけで本作をはじめ、8本の出演作が公開される池松は「東監督の作品に出演できるなんて、最初はウソじゃないかと思いましたし、大きな夢が実現してしまった気分です」とオファー時の胸の高鳴りを振り返る。その他の画像初めて東作品に出合ったのは19歳のとき。当時、日本大学藝術学部映画学科に在籍し、講義の一環として代表作『絵の中のぼくの村』を鑑賞したといい「とにかく言葉が見つからないほど、衝撃を受けましたね。こんなに豊かな映画を撮る人がいるんだと驚きましたし、俳優として『いつかこの監督に会わなくてはいけない』と思った」と“伝説”へのあこがれを募らせた。それだけに本作の撮影は「とんでもなく幸せな日々でした。バレないように、喜びを噛みしめていましたけど」と思いは格別だった。井上荒野の小説を原作に、平凡な主婦(常盤貴子)が偶然出会った池松演じる年下の美容師への思いを募らせ、やがて暴走する姿をスリリングに描く。ドロドロの不倫劇、ストーカーの異常心理…そんな安易な枠組みに囚われず、“行き場を失った名もなき感情”を豊かに描く東監督流の男女のサスペンスに仕上がった。「実際に美容師として常盤さんの髪の毛に触れる機会がありましたが、それはイコール人の心に触れることだとわかりましたね。髪の毛を通して、心の変化が敏感に伝わるんです」同世代の俳優の中でも群を抜く演技力。それゆえ“クセが強い”役柄も多く「普段から自分の演技は、自分でコントロールしたいタイプ。人からどうこう言われるのが好きじゃなくて(笑)」。ただ、今回は「東さんが、まるで神様のような視点で現場も作品も見つめているので、僕は東さんが用意してくれた世界を信じて、ただ身を預けていた」のだとか。「東さんから言われたのは『好きにやっていいよ』という言葉くらいで。正直、最初は役者としてラクをしている気分で不安にもなりましたけど(笑)、せっかく東さんの“世界”があるんだから、そこからはみ出なければOKかなと。今は個人的にも現状を壊したい、新しい何かに踏み出したいという気持ちが強いので、東さんとの出会いは大きな刺激になりました」『だれかの木琴』9月10日(土)有楽町スバル座、シネマート新宿ほかにて全国公開取材・文・写真:内田涼
2016年09月06日7月30日公開の映画『コープスパーティーBook of Shadows』の完成披露試写イベントが12日、東京・新橋のヤクルトホールで行われ、主演の生駒里奈(乃木坂46)をはじめ、前田希美、池岡亮介、喜多陽子、内藤穂之香、石森虹花(欅坂46)、青木玄徳、石川恋、原作の祁答院慎、山田雅史監督が出席した。本作は、乃木坂46の生駒里奈が映画初主演を果たした『コープスパーティー』(2015年公開)の続編となるもの。前作に引き続き生駒が主演で、前田希美や池岡亮介、喜多陽子といったお馴染みのメンバーに加え、新たに欅坂46の石森虹花らも出演している。そんな本作の完成披露イベントに、主演の生駒らが登壇。生駒は「続編ということですが、今拍手で迎えられてとてもドキドキしています」と初めて観客に披露するということで緊張した様子で、「続編を人生の中で経験できたことはすごいことだと思いました。それに今回一番嬉しかったのはキャストの皆さんとスタッフさんに会えることができて、また(演技を)学ばせてもらう機会をもらえてうれしかったです」と前作で共演したキャスト&スタッフとの再会に笑顔。前回に続いて演じた主人公・中嶋直美のキャラクターについては「前回よりも強くなった直美ちゃんが見られるかなと思います。完成披露で見れば分かると思いますが、いつもの生駒ちゃんではないので、新しい生駒ちゃんが見られると思います」とアピールした。今回は乃木坂46の妹分グループ、欅坂46の石森虹花も本作で映画初出演。劇中では前田希美扮する篠崎あゆみの姉役を演じている。「自分のことよりも妹思いで妹を守るお姉ちゃんをやりました。一生懸命頑張ったのでぜひ見てもらいたいです」と石森。また、先輩の生駒との共演を「すごく嬉しかったというのが素直な気持ちですが、とても贅沢だと思いました。生駒さんは乃木坂のセンターを務めていた方で、私の中では憧れ。生駒さんの演技が大好きなので、手で目をずっと隠していたこの映画も生駒さんの声が出てきたら手をどけました」と語ると、生駒は「うれしいで~す。私たち乃木坂46は欅ちゃんとガッツリ絡む事がないので、これからも壁を壊して色々とできたら良いよね」と映画以外での共演に期待を寄せていた。映画『コープスパーティーBook of Shadows』は、7月30日より全国順次公開。
2016年07月13日「乃木坂46」生駒里奈を主演に、昨年夏に公開された『コープスパーティー』の続編『コープスパーティー Book of Shadows』。この度、7月に公開を控える本作の予告編試写上映&出演登壇による記者会見が実施され、本作の重要な新キャラクターに「欅坂46」石森虹花が出演していることが明らかになり、併せて予告編も到着した。呪いのおまじない「しあわせのサチコさん」を行い、怨霊の棲む異空間へと飛ばされた女子高生の直美(生駒里奈)は、幼なじみの哲志(池岡亮介)や親友の世以子(喜多陽子)など、多くの仲間を失った。あれから半年。生き延びたあゆみ(前田希美)と直美は、死んだ友達を取り戻すべく、悲劇の舞台となった天神小学校へと戻ってくる。同じおまじないで別の学校から囚われてきた刻命(青木玄徳)たちと合流し、切なる想いで生還の道を模索する。だが、待っていたのは繰り返す“死の運命”に囚われた仲間たちとの再会だった。命と心を弄ぶ残酷な運命の歯車は、ゆっくりと廻り始める…。コンシューマーゲームシリーズ計15万本以上、コミカライズシリーズ100万部以上、そのほかにノベライズ、オリジナルアニメ、ドラマCDなど幅広く展開したホラーゲームシリーズ「コープスパーティー」。昨年公開された実写映画が好評につき、続編となる本作の公開が決定。主演には生駒さんが前作から引き続き中嶋直美役を好演し、脇を固めるキャスト陣には、藤崎あゆみ役の前田希美、持田哲志役の池岡亮介なども続投。監督も前作から引き続き、山田雅史がメガホンを取り、主題歌は前作はもちろん、ゲーム・アニメ全シリーズで楽曲を提供している今井麻美が担当している。さらに本作からは、オリコン週間シングルランキング1位(4月18日付)に初登場し、女性アーティストのデビューシングル初週売上を記録した「乃木坂46」の後輩グループ、「欅坂46」の石森さんが、藤崎ひのえ役として出演することも決定した。そのほか、舞台「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」で人気を獲得した青木玄徳、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」のカバーモデルで話題となった石川恋、舞台、映画、テレビで多くの作品に出演し急上昇中若手俳優・水石亜飛夢らフレッシュな顔ぶれが揃っている。そして、会見で上映された予告編もこのほど到着。映像は、いきなり人の首が取れ、口から血が流れたり、頭から血を流した人が倒れていたりと、叫び声と共にシーンが切り替わっていく予告編。最後には「いちどきまった死からはにげられない」というメッセージで終了する。今回の続編決定を受け、自分のレベルでは共演者に追いつかないと思った生駒さんは「ワークショップに参加したりしました。前作より自分の中で準備をして挑めたかなあと思います」と話し、前作からのメンバーと再開したことについては「久しぶりにあえて、単純に嬉しかったです。前回よりもすごく仲良く和気あいあいと撮影ができたと思います。ホラー映画なのに、待機時間は青春映画を撮っているように過ごしていました」と撮影も順調に進んでいたようだ。また今回映画初出演となった石森さんは「すごく嬉しかったのですが、終始緊張していました」と感想を語る。実はホラーは苦手と語る石森さん。出演決定を受け前作を観たそうなのだが、「目をあけてみていられなかったので、本当に私はこの映画に出れるのだろうかと不安がいっぱいあったのですが、出演者のみなさんが声かけて話してくださったので、どうにか頑張って撮影を終えることができました」と撮影をふり返っていた。『コープスパーティー Book of Shadows』は7月30日(土)よりシネ・リーブル池袋、立川シネマシティほか全国にて順次公開&同日ニコニコ「Netflix」シネマにて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月03日池松壮亮と菅田将暉という、いま最も多忙な若手実力派俳優を迎え、シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化した『セトウツミ』。このほど、池松さん、菅田さんとスタッフたちが全力で作り上げた、“放課後無駄話”の舞台裏に迫るメイキング画像が到着した。本作のタイトル『セトウツミ』は、菅田さん演じる元サッカー部の“天然系”・瀬戸(せと)と、池松さん演じる塾通いの“クール系”・内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。ヒロインの女子高生、樫村さん役には人気急上昇中の中条あやみを迎え、人気・実力派若手キャストが集結しているものの、“壁ドン”も“ケンカ”もない、ただ喋るだけの青春が繰り広げられていく。今回到着したのは、メインの舞台となる河原での撮影風景を収めたメイキング画像4点。夏の白シャツ姿の内海と瀬戸が会話を繰り広げるリハーサル風景や、ピエロの恰好をした胡散臭い大道芸人(宇野祥平)が、風船で作った被り物を後ろに隠して瀬戸に近づくシーン、ラフな私服に身を包んだ内海と瀬戸の夜の花火シーンといった舞台裏とともに、“いい年した”監督とスタッフが地べたに座り込んで入念に段取りを確認する姿をとらえている。『まほろ駅前』シリーズで瑛太演じる多田、松田龍平演じる行天を名コンビへと導いた大森立嗣監督が、引っ張りだこの実力派若手俳優の池松さんと菅田さんを迎えて新たなコンビ映画に挑戦した本作。撮影は、10月上旬のたった10日間という短い期間だったが、原作と同様、ゆったりとした時間が流れる雰囲気を作り上げる必要があった。そのため、主演の2人が現場に馴染むために、撮影前には大森監督の計らいで舞台の河原で2人でしばらく過ごす時間が設けられたそう。そして段取りが終わり、いざ本番前になると、大森監督から2人に「漫才にしないでガチで芝居をしてほしい」という言葉が向けられたという。この言葉は現場で“ここぞ”というときに繰り返され、本作の世界観を形づくるキーワードとなった。「台本はあるけれど、そのときそのときで相手が何を言っているのかを聞いて、その都度考えてリアクションするように」と説く大森監督の狙いが功を奏し、先にも解禁された数々の映像のような、2人の絶妙な芝居が作り上げられていくことになった。クールな内海を演じた池松さんは、「そんなに急いで撮った感じでもないけど、終わってみたらあっという間でしたね。瀬戸と内海が過ごした時間もこんな感覚だったのかなと思いました」とふり返り、充実した撮影であったことを明かしている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日「いまの池松さんを撮りたい」──。隣に座る池松壮亮に視線を投げながら、少し照れた様子でこう話す矢崎仁司監督。直木賞作家・小池真理子の同名小説を映画化した『無伴奏』で、両者は初めて顔を合わせた。物語の舞台は、反戦運動や全共闘運動に沸く1970年前後。仙台の女子高生・響子(成海璃子)を中心に、狂おしい青春のストーリーが展開していく。池松さん演じる渉は、響子がバロック喫茶「無伴奏」で知り合う大学生。響子はどこか捉えどころのない渉に惹かれ、渉もまた無垢な響子に興味を示す。そんな2人の物語を紡ぐにあたり、矢崎監督は池松さんに冒頭の言葉をかけたそうだ。「『渉という役を借りて、今の池松さんを撮りたい』と言いました。それが全てです。ほかの俳優さんに対しても同じですが、私はそうやって映画を撮ってきました」。「そんなことを言われたら、ビビッときてしまうわけです」とはにかむ池松さん。「すごい口説き文句だなって」と続ける。「いままでそんな風に言われたことはなかったし、どこかで俳優はそう言われたいと思っているはず。昔の映画監督がトップ女優にかける言葉みたいですよね。実際に生で聞くのは初めての言葉だったので、いやあ燃えました(笑)」。「『お前もちゃんと背負えよ』という意味でもあるんだろうなって」とも語る池松さんだが、作品に対しては「難易度の高さ」を感じたという。「台本も原作も、とにかく面白かった。と同時に、なかなか挑戦的な内容だし、難易度が高いなと思いました。でも、せっかく矢崎さんと初めてご一緒させていただくのだから、難しいことをやってもいいんじゃないかなって。難易度が高いからこそ、楽しそうだなと思えたんです」。難易度が高いのは、渉という役どころも同様。響子との距離が縮まれば縮まるほど、渉の捉えどころのなさは際立ってくる。「渉さんはいつもここにはいない気がする」。そう呟く響子の台詞が、演じる上での鍵となったそうだ。「渉が抱える最終的な事実と、『ここにいない気がする』という響子の台詞に引っ張られ、埋めていった感覚はあります。文字では分かるけど、生身で演じるにはどうすればいいのかなって。そもそも、アイツ(渉)は一つも本当のことを言わないですからね。なかなか本心を言わない(笑)。その奥に潜む何かを、矢崎さんも狙っていたんだと思います」。「池松さんはそうやって、映画全体のことを考えていらっしゃるんです」と矢崎監督。「監督的な考えをお持ちになっているんですよね。あるインタビューで、ポール・ニューマンが『俳優をやるときは監督のように考え、監督をやるときは俳優のように考える』と言っていたのですが、池松さんも彼と同じだと思います」と賛辞を送る。そんな池松さんの作り上げた渉に恋をし、ときめきを覚え、身悶え、「渉が抱える最終的な事実」に直面し、たくましさを身につけていく響子の物語は、観るたびに違う色味を帯びてくる。とりわけ、1度目の鑑賞と2度目の鑑賞で印象が変わるのが渉という存在なのだが、「最終的な事実を知ってまた観ると、すごく切なくなりますよね」と池松さん。「ただ、矢崎さんの映画って全部そうだと思うんですけど、1度目より2度目の方が面白く思えるように作られているんです。観れば観るほど、という感じ。そういう反抗を自らなさっているんだろうなって。3度目はもっと面白いと思いますし、4度目にはまた違う感想が生まれるだろうし。そこに矢崎さんの眼差しを感じます。人を見るって、そういうことなんだろうなって」。矢崎監督の思いはこうだ。「1度観たら、観たことになってしまうのがつまらないなと思っているんです。音楽や絵画のように、映画も繰り返し観ることに耐えるものを作っていかないと駄目だなと。その日の気分でも、映画との向き合い方が変わると思いますしね。でも、そう言っていただける作品ができたのも、素晴らしい俳優の皆さんのおかげ。僕は撮影を通して1本の映画を作り、編集作業を通してもう1本の映画を作る。いわば映画を2本作る感覚をいつも味わっているのですが、編集中も撮った画を見ていて涙が出ましたし、こうして話していてもこみ上げてくるものがあります」。続けて、「小さく見える女の子でも、裸で鏡に映すとすごく大きいんですよね」とも語る矢崎監督。物語の中で成長していく響子を、彼女を全身全霊で演じた成海さんを、こう称える。「むき出しになれることが、強さにつながるんでしょうね。その強さは、『神童』の中にいる(中学1年生または13歳)の成海さんからも、『無伴奏』の成海さんからも感じられるもの。それを映し撮りたいと思いながら、私は作品に向かっていた気がします」。むき出しになるということ、強さを持ち続けるということ、それを作品にぶつけるということ。それは、同じ俳優として、池松さんにも通ずる姿勢のようだ。「いろんな役をやったとしても、どこかに池松壮亮のストーリーがないと超つまんないと思うし、貫く思いみたいなものを諦めずに持っていきたい。手っ取り早く逃げたり、知らない間に目をつむる人間ではいたくないですね」。確かな口調で話す池松さんに対し、矢崎監督は「池松さんはいまの日本映画の救世主だと思います」と言葉を送る。「池松さんが出ていなかったら、出会えなかった作品というものがある。要するに、私は池松さんが好きなんです(笑)。一緒に映画を撮って、お酒を飲んだら、みんな好きになると思いますよ。本当に映画が好きなんだなって思いも感じますしね。そんな人と一緒に作品を作れたのが幸せ。だからこそ、また再会したときにも思うんでしょうね。『いまの池松さんを撮りたい』って」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2016年03月25日湖池屋、「オイル」に着目株式会社湖池屋は、ポテトスナックの「乾燥」と、最近注目を集めている「機能性オイル」に着目。機能性オイルをノンフライポテトチップスにかけて仕上げる新感覚のポテトチップス「Pototto+」を、2月22日より全国のコンビニエンスストアにて先行発売させる。エイジングケアやダイエットを始めとした様々な効果をもたらすとして、女性たちの関心を集めている「機能性オイル」。これまで「油」といえばダイエットや健康に悪い影響を及ぼすと考えられていたが、「機能性オイル」のブームによりその概念も変わり始めている。しかし湖池屋の調査によれば、オイルを食生活に取り入れたいとしながらも、“オイルだけで飲むには抵抗がある”“使用方法がわからない”といった悩みを持つ女性も多いのだという。おいしくて機能的なスナックこうした状況を受け、湖池屋は「機能性オイルを気軽に楽しみながら、ポテトスナックの“乾燥対策”を実現できる新商品」の開発に着手。消費者に馴染みがあり、機能性オイルの特徴とおいしさを併せ持ったオリーブオイルとアボカドオイルを使うことにした。そして完成したのが、さっぱりとした味わいの「Pototto+ オリーブオイル×ハーブ&ソルト味」と、濃厚なアボカドとチーズがクセになりそうな「Pototto+ アボカドオイル×アボカド&チーズ味」。垂らして振って、新スタイルエクストラバージンオイルを別添にすることで、好みの量を調整できるようにした。フタを開けてオイルを垂らし、シェイクして食べるスタイルも楽しい。ノンフライ技術を活用してカロリーを抑え、オイルで生地のうるおいと風味をアップさせるこだわりも。同社はこのスナックで、「“腹(ハラ)”の中からうるおう“美腹”新習慣」を提案したいとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社湖池屋プレスリリース・Pototto+
2016年02月15日アークダイニングは1月25日、「じゃが肉めし」(税込640円)、「じゃが肉皿定食」(税込740円)を「岡むら屋」全店舗で期間限定発売した。期間は、2月下旬までを予定。両商品は、北海道産のじゃがいも(男爵いも)を使った新メニュー。じゃがいもとしらたきを合わせ、大鍋で牛バラ肉、豆腐とともに煮込んでいる。みそベースの味をしっかりと染み込ませ、ご飯がすすむ一品に仕上げたとのこと。
2016年01月27日