“水の精ウンディーネ”の神話を現代のベルリンを舞台に映画化した『水を抱く女』。この度、主人公ウンディーネを演じ、第70回ベルリン国際映画祭・銀熊賞(最優秀女優賞)とヨーロッパ映画賞・女優賞に選ばれたパウラ・ベーアから日本公開にむけてのオフィシャルインタビューが到着した。前作『未来を乗り換えた男』に続き、フランツ・ロゴフスキ、そして名匠クリスティアン・ペッツォルト監督との仕事になったことについて、パウラは「彼ら二人と働くのが大好きです」と語る。「すでにお互いを知っているということは、『水を抱く女』の撮影に確かに大きなアドバンテージがありました。知っている人と一緒に働いて、しかも彼らを深く信頼しているとき、それは作品作りに大いに役立ちますし、新しいことを色々と試すのがとても簡単になるのです」。さらに、「私たちは皆、非常に異なるバックグラウンドから来ているので、同じ物事に対して異なる視点を互いに持っています。それによって常に新しいことを学べるので、彼らと一緒に働くと、決して退屈になることはありませんでした」と撮影をふり返っており、3人の関係性の良さが伝わってくる。また、天才たちを魅力し、数多くの物語のモチーフになった“水の精ウンディーネ”については、オーストリアの詩人・小説家インゲボルク・バッハマンが1961年出版した「ウンディーネが行く」でのイメージが気に入っていると言うパウラ。「その中で“彼女は彼を涙で死に至らしめた”と書かれていて、それがウンディーネという女性を完璧に表現しているので大好きですね。彼女はとても敏感で、素朴で、本当の愛を信じていますが、一方、彼女のもとを去っていき、その心を傷つけるあらゆる人を殺してしまうよう呪われているのです」と解説。本作のおける役作りの一端が垣間見られた。これまで本作のペッツォルト監督だけでなくフランソワ・オゾン監督やフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督ら、錚々たる名匠からオファーされているパウラ。実は、オゾン監督が『婚約者の友人』のラッシュ映像をペッツォルト監督に見せたことが縁で『未来を乗り換えた男』のヒロインに抜擢されたという。そんな彼女にそれぞれの監督の演出の違いを問うと、「各監督の演出というのは、筆跡のように皆とても違うと思います。誰もが自分の解釈、焦点、作業ルーティン、好みを持っています。演出とは監督個人のキャラクターに非常に関連していて、類似点を見つけることが逆に難しいため、どれが、という風にピックアップすることはできません。彼らは皆、映画や物語が大好きです。そして、彼らは物語を語る正しい方法を見つけることに情熱を注いでいます。そこにたどり着く方法は、想像つく限り無限のバリエーションがあります」と興味深い答えが返ってきた。このコロナ禍においては、「日々些細なことに気づき、その美しさに目をやることをさらに学んだと思います。毎日健康であることを幸せに、光栄に思うようにしています」と個人的な変化を語るパウラ。いよいよ公開を迎える日本の観客に向けて「Vielen Dank!(ありがとうございます!)」とメッセージを送ってくれた。『水を抱く女』は3月26日(金)より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:水を抱く女 2021年3月26日より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinéma 2020
2021年03月22日農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く『ミナリ』。毎月22日の「夫婦の日」に合わせ、本作で夫婦役を演じたスティーヴン・ユァン&ハン・イェリのインタビュー映像がシネマカフェに到着。農場経営の夢を追う夫ジェイコブと、田舎への移住を勝手に決めてしまった夫に怒り爆発の妻モニカを演じた2人が、それぞれ夫婦のキャラクターを語っている。自身が演じたキャラクターについて、そろって「共感した」と語るスティーヴン・ユァンとハン・イェリ。スティーヴンは第93回アカデミー賞でアジア系アメリカ人として初めて主演男優賞にノミネートされている。自身の夢のために、家族を強引なまでに引っ張っていこうとする夫・ジェイコブについてスティーヴンは、「子どもを育てないといけないし、将来に対する不安も感じる。自分が築いた家族に対して何ができるんだろうという疑問も。男性は、恐れてはいけないとか、恐れていることを見せてはいけないというプレッシャーを感じることがよくある。だから内側に抱え込んでしまって、一方的に決断をしてしまったりする」とコメント。“強くあらねばならない”という価値観に縛られ、気安く弱音を吐けない夫としての、そしてジェイコブと同じく2人の子どもを持つ父親としての葛藤を赤裸々に語っている。一方、ハン・イェリは初めて脚本を読んだときに「誰もが一度は経験したことのある、人生のエピソードがふんだんに盛り込まれている」ところに注目。自身が演じた妻・モニカを「何事も不器用で、とても寂しがり屋」と表現するも、「仕事を始めて、少しずつ社会的に力を持つような女性に変わっていきます。それに母親ですから、家族を守らなければいけないという使命感も持っている女性です」と、家族のためにたくましく成長していくモニカの強さに触れる。また、ハリウッドでアジア系アメリカ人の俳優として活動しているスティーヴンは、その経験がジェイコブというキャラクターを理解するのに役立ったよう。移民に限らず、「誰しもが“文化と文化の間にある独特な溝”にいる可能性がある」ことを指摘。「この映画を観て、人と自分が同じだってことを感じてほしい。他の人とのつながりを感じてほしいんだ」と胸の内を明かした。そして作品のテーマを聞かれたハン・イェリは、少しはにかんだ表情を見せながら、「『ミナリ』は愛の映画です。テーマは愛です」と指でハートを作りながら断言。2人のそれぞれの魅力が満載のインタビュー映像となっている。『ミナリ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年03月22日ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンの共演が話題の『アンモナイトの目覚め』。これまでの歴史劇での“活発で聡明、自立した”女性のイメージから、本作で新たな魅力をみせているシアーシャが、今回初めて挑戦した役作りへの試みと、憧れのケイトと共演した感想を語った。シアーシャが新しい方法で挑んだ役作り26歳で、これまで4度もアカデミー賞にノミネートされた経験を持つシアーシャが本作で演じるのは、物静かで献身的な貴婦人シャーロット。夫に依存しながら生きてきた女性で、これまでシアーシャが演じてきた姿とはガラリとイメージの変わる役に挑戦している。シャーロットは、ケイト演じるメアリー・アニング同様に19世紀のイギリスに実在した人物。実際に2人が、古生物学者と地質学者の妻という立場で交友関係にあったことは記録が残っているが、フランシス・リー監督は斬新なアイディアと現代的な思考を織り交ぜ、新たに繊細なラブストーリーを生み出した。シアーシャは今回の役作りについて「シャーロットに成りきるために毎日メモをとるようにしました。普段そんなことはしないし、あまり得意ではないのですが、フランシス(・リー監督)に役の背景を作るよう強く説得されたから。シャーロットが生まれてからこの映画で描かれるまでに起こったであろう彼女の人生を自分で作り上げることによって、この役が自分に近いものになりました。撮影の初期の段階でこの役を身近に感じることができました」と、これまにないアプローチ方法を取り入れたと明かす。さらに撮影に入る3か月前より、役を身体に染み込ませるための特訓も受けたといい、「役作りのためにピアノの稽古を再開することができたのは嬉しかった。3ヶ月練習してクララ・シューマンの美しい曲を学ぶ機会に恵まれました。あとは編み物もずっと練習してたのですが、こっちはつまらなかった(笑)。でも実際に当時の女性たちも毎日編み物をさせられて、そう感じていたかもしれませんよね?やってみなければ分からないことだったから体験できてよかったのです」と、当時の女性になりきる“特訓”が役に立ったことをふり返る。「共演を知って嬉しかった」ケイト・ウィンスレットの存在また、今回相手役となったケイトとの共演については、「ケイトとの共演は大好き!彼女は素晴らしい人です。私は子供のころから彼女をスクリーンで見ながら育ってきたから、共演を知ってとても嬉しかった。ケイトの好きなところは、信じられないほど仕事への集中力があって、プロに徹しながら、誰にでも親切で優しいところ。そしてそれだけではなく、仕事のために何でも自ら率先して行うところ」と熱を込めて語るシアーシャ。「ある場面を撮影するためなら、進んでできる限り滑稽に見えるようにしたり、いいテイクのために長い間雨に打たれて寒い思いをしてずぶ濡れになったり、自分のしていることに心から打ち込んでいて、あらゆることに対して優れたユーモア感覚を持っています。彼女の仕事に対する姿勢は本当に素晴らしい。それに彼女は普通の生活を送って素敵な家族もいます。仕事と私生活のちょうどいいバランスを見つけているようで、それを上手に行動に表すことができる。彼女との共演は本当に最高でした」とふり返っている。そんなシアーシャについて、ケイトも「シアーシャとの共演は素晴らしい体験でした。私たちはとても相性が良かったんです。私とシアーシャでは役へのアプローチの仕方がまったく違ったのですが、それが劇中のメアリーとシャーロットのようで、彼女の奔放な演技にとても感化されました。彼女とは19歳の差がありますが、この年の差を役に持ち込めたのも良かったと思っています。俳優として毎回そうしているけれど、今回は特にお互いに支え合えた最高の関係を築く事ができました」とインタビューで称賛している。ケイトとシアーシャという映画ファンにはたまらない2大女優の初共演で、惹かれ合う役柄を演じた本作。2人で支え合い、構築した細部にまでわたる圧倒的な演技はもちろん、2人の愛の美しさも目に焼き付けてほしいところだ。『アンモナイトの目覚め』は4月9日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンモナイトの目覚め 2021年4月9日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
2021年03月21日本年度アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞など主要6部門にノミネートされたクロエ・ジャオ監督『ノマドランド』。本作は、主演フランシス・マクドーマンドら2名のメインキャスト以外は、実際のノマドを役者として起用したことでも話題。原作ノンフィクションにも登場したベテランノマドたちと、ジャオ監督やマクドーマンドらとの撮影エピソードが明らかになった。主人公ファーンを演じたマクドーマンド、デイヴを演じたデヴィッド・ストラザーン以外のノマド役に一般のノマドを役者として起用している本作。一般人を起用する手法は、ジャオ監督の前作『ザ・ライダー』でも実践した演出方法。メインで登場するノマドに抜擢されたのは、ジェシカ・ブルーダーによる原作にも登場したリンダ・メイとスワンキー。ほかにも劇中で焚火を囲んでノマドたちが身の上話をするシーンなどでは、ノマドたちが集まってコミュニケーションを交わすイベント”RTR(Rubber Tramp Rendezvous)”にジャオ監督自ら足を運び、ひとりずつ顔を合わせてキャスティングを決めていったそう。『ザ・ライダー』に引き続き、プロデューサーを務めたモリー・アッシャーは「現場には静寂が保たれました。カメラはノマドに固定されたきりになります。心おきなく話ができるように、十分な時間、話しやすい環境、気遣いが用意されました。このシーンによって『ノマドランド』の核心に達することができました」とジャオ監督による徹底ぶりを振り返る。10年以上ノマドとして生活しているスワンキーは「この映画に出演するために、実生活の状況を少しの間、忘れることにしました。出演してよかったです。ジャオは、なんと、わたしの腕のギプスのことも映画の筋に入れてくれました。素晴らしい人でした」と、ジャオ監督に信頼を寄せ、慣れない映画の撮影を心から楽しんでいた様子。2度のオスカーに輝いているマクドーマンドとの共演についても「まるでわたしが有名な映画スターで、彼女がわたしの熱烈なファンであるかのようにふるまってくれました。“一緒に映画に出られてとても嬉しい”と言ってくれました。なんだか、長い間離ればなれになっていた旧友に再会したような気持ちになりました。撮影中は今までに感じたことのなかったような愛、存在意義、感謝を感じました」と、撮影チームと丁寧に心を通わせながら作り上げたことを明かしている。彼女たち一般のノマドたちはほとんどが本名で登場し、自身の役に実体験も盛り込んでおり、ジャオ監督に演出を付けられながら映画用のキャラクターとして演じている。『ノマドランド』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年03月21日『アス』『ゲット・アウト』のブラムハウス・プロダクションズが放つ、“入れ替わり(ボディスイッチ)ホラー” 『ザ・スイッチ』が4月9日(金)より公開。本作は、ハリウッドを席巻するジェイソン・ブラムと『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督の強力タッグ。北米ではコロナ禍にも関わらず2週連続の全米NO.1、累計興行収入はインターナショナルふくめて930万ドルに到達するなど大ヒットした。2020年は日本でも『犬鳴村』『事故物件恐い間取り』『ミッドサマー』などのホラー作品がヒットし、ホラー映画旋風が巻き起こったが、ブラムハウス・プロダクションズによる『透明人間』や『ザ・ハント』など“ユニバーサルホラ”ーの公開も目立った。2021年もこの勢いはとどまることなく、2月の『樹海村』をはじめ、「ハロウィン」シリーズ最新作の『Halloween Kills』(原題)やM・ナイト・シャマラン監督の最新作『OLD』(原題)など話題作も多数予定され、さらにはライアン・ゴズリングを主演に迎えた『狼男』のリブート企画が進行中と報じられている。そこで、日本公開が近づく注目のホラー映画をまとめてみた。『ウィッチサマー』3月19日(金)公開サム・ライミ絶賛の最恐ホラー父の家でひと夏を過ごす17歳の少年が、隣の家で次々に起こる不可解な現象を不審に思ううちに、その母親の身体に憑依した邪悪な魔女の正体が浮かび上がり、おぞましい戦いが描かれていく。映像美も兼ね備える緊張感に満ちた演出、観るものを驚かせる緻密な脚本など、異様な恐怖と面白さが共存した本作は、全米ではなんと『アバター』以来となる驚異の6週連続1位を獲得するなど、社会現象となるほどのヒットを飛ばした。監督・脚本は、長編デビュー作の『ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春』(11)が世界中で絶賛された、ブレット・ピアース&ドルー・T・ピアース兄弟。『死霊のはらわた』シリーズで知られるサム・ライミ監督が「最高に面白い!近年で最もユニークで怖いホラー!」と太鼓判を押す大注目の1本。『ザ・スイッチ』4月9日(金)公開史上最悪の“入れ替わり”ホラー女子高生のミリーは、家では夫と死別した悲しみを紛らわすかのようにアルコールに溺れる母と、警察官の姉の板挟み。学校では、嫌がらせのターゲットにされ、我慢を強いられる日々。親友のナイラ、ジョシュと過ごす時間が、わずかな慰めだった。あの日の夜、無人のグランドで、母の迎えを待っていたミリーに邪悪な影が忍び寄る。連続殺人鬼ブッチャーが、鳴り響く雷鳴とともに短剣を突き刺したとき、異変が起こる。その夜ふたりは入れ替わってしまった!『名探偵ピカチュウ』『スリー・ビルボード』に加え、マーベル「アントマン」シリーズの最新作への出演も発表された次世代トップ女優キャスリン・ニュートンと、『ドッジボール』や『サイコ』などで知られるヴィンス・ヴォーンが、入れ替わる2人を時に恐ろしく、時にユーモアたっぷりに見事な熱演を披露。「ハッピー・デス・デイ」シリーズに続き、製作のジェイソン・ブラムとクリストファー・ランドン監督のコンビが再タッグ。連続殺人鬼と高校生の史上最悪の入れ替わりという斬新な設定で描かれるストーリーに注目。『スプリー』4月23日(金)公開SNS時代の新たなジェットコースタースリラーSNSフォロワーを増やしたい一心で、ライドシェアドライバーが恐ろしいアイディアを実行する物語。彼は、乗客に手をかける様子をライブストリーミング配信するが、その動画はつまらないと評価され、フェイクの疑いもかかるなど全く盛り上がらない状況…。怒りの矛先は、乗客のみならず拡散に協力をしないインフルエンサーにも向けられていく。SNS時代の恐怖と不条理を描くジェットコースタースリラー。日本でも“迷惑系”ともいわれる配信者の存在がニュースを賑わせているが、狂気の配信者が暴走していく物語はまさに新時代のホラーであり、ホラー映画の目利きに長けるサンダンス映画祭を熱狂させたように完成度も随一。Netflix「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズのジョー・キーリーによる、現代社会を生きる若者の心のひずみを見せつけるサイコな快演も見どころ。『クワイエット・プレイス破られた沈黙』2021年/全米5月公開ホラー映画史に残る大ヒット“沈黙”サバイバルホラー続編世界は、音に反応し人間を襲う何かによって荒廃していた。夫のリー(ジョン・クラシンスキー)と家を失ったが、かろうじて生き延びた妻のエヴリン(エミリー・ブラント)は赤ん坊と2人の子(ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ)と一緒に、新たな避難場所を探しに行く――。全米累計興収1億8800万ドル以上というホラー映画では類を見ない大ヒットを記録した『クワイエット・プレイス』の続編。生き延びた母子が、新たな脅威に遭遇する。前作に続きジョン・クラシンスキーがメガホンを取り、母役のエミリー・ブラント、娘役のミリセント・シモンズ、息子役のノア・ジュープが続投。新たに『ダークナイト』『ダンケルク』などのキリアン・マーフィ、『ブラッド・ダイヤモンド』『キャプテン・マーベル』などのジャイモン・フンスーが出演する。スティーヴン・キングも絶賛し、社会現象級大ヒットとなったサバイバルホラーがさらなる“沈黙”とスケールで再び帰ってくる!“入れ替わり”から“正統派憑依系”、“新時代系”、“サバイバル”とタイプも様々、どのホラー作品も見逃せない。『ザ・スイッチ』は4月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 破られた沈黙 2021年 全国にて公開©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.ザ・スイッチ 2021年4月9日より全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOSスプリー 2021年4月23日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2020 Spree Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.ウィッチサマー 2021年3月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Cailleach Productions, LLC
2021年03月20日本日3月19日(金)より公開を迎えた実写映画『トムとジェリー』より、新人ホテルスタッフ役で出演するクロエ・グレース・モレッツらキャスト陣が本作について語る特別映像が到着した。一直線に“獲物”を目掛けて突っ走るトムの目の前で、ジェリーは躊躇なく電線を切り落としにかかり、電気ショックでやられてしまうトム…というケンカシーンからスタートする今回の映像。アニメーションと現実世界を完璧に融合するため、スタッフがトムをかたどったクレイ人形を操りピアノを弾く姿や、ブルドッグのスパイクになりきり、四つん這いになって地面を駆けるシーンなど、トムジェリの世界を現実へ描き出すメイキング風景が登場。また映像では、キャストが本作について語るインタビューも挿入されており、クロエは「トムとジェリーだけじゃなくて、人間のキャラクターにもちゃんとコメディシーンがある」と、人間キャラクターたちの掛け合いも注目だと明かし、クロエ演じるケイラの上司で、彼女の活躍を阻もうとするテレンス役のマイケル・ペーニャは「現実世界でふたりが動いてるんだ。それって最高だよね!」と興奮気味。さらに、本作の監督ティム・ストーリーは「大きなスクリーンで観てもらうのが楽しみだよ。この映画を観たらきっと…自然と笑顔になると思うよ」と期待と自信を覗かせている。『トムとジェリー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トムとジェリー 2021年3月19日より全国にて公開©2020 Warner Bros. All Rights Reserved.
2021年03月20日第93回アカデミー賞にて作品賞、監督賞ほか6部門にノミネートされた『ミナリ』。本作で祖母・スンジャ役を演じ、韓国人女優として初の助演女優賞にノミネートされ歴史的快挙を達成したユン・ヨジョンから貴重なインタビュー映像が到着した。今回解禁されたのは、ユン・ヨジョンがスンジャというキャラクターをどう作り上げたのか、また、役作りのヒントとなった"ひいおばあちゃん"との想い出を英語で語ったインタビュー映像。リー・アイザック・チョン監督自身を投影した孫のデビッドにとって、“おばあちゃんらしくないおばあちゃん”を演じるにあたり、監督に彼の祖母を真似るべきか、質問していたユン・ヨジョン。しかし監督から、「真似しなくていいと言ってくれた。私の思うとおり演じてくれと自由にやらせてくれた」と言われたことを明かし、自身が演じたキャラクターを「監督と私が作り上げた人物」と語る。彼女が演じたスンジャは、アラン・キム演じる孫のデビッドを可愛がるも、“本当のおばあちゃんじゃない”と言われ、最初は距離を置かれてしまうという役どころ。そんなデビッドとの関係性について聞かれると、「誰でも同じように祖母の記憶があるわよね」とカメラに向かって問いかける。続けて「私はひいおばあちゃんを覚えている」と、物心つく前に亡くなったおばあちゃんに代わり、10歳になるまで一緒にいたひいおばあちゃんとの想い出を回顧。「でも当時、感謝の気持ちはなく、ひいおばあちゃんを嫌ってさえいた。だから、デビッドの気持ちはとてもよく理解できる」と赤裸々に振り返る。「今になってみれば、私にも分かる。ひいおばあちゃんは私のためを思い大きな犠牲を払ってくれた、愛だったのね」と言い、「今悔やんでももう遅いけれど」とこぼす姿も。「だから私には、そういう関係性を踏まえてせりふを読めば理解できる。なぜデビッドはおばあちゃんを嫌うのか。彼女が”かわいい子”なんて孫に言う理由もね」と、自身の経験が役立ったことを明かしている。本作はデビッドの視点からも描かれており、デビッドとスンジャの関係性の変化は、多くの人の感動と共感を呼んでいる。アカデミー賞では、韓国人女優として初の助演女優賞のユン・ヨジョンほか、作品賞、監督賞、脚本賞、作曲賞、主演男優賞(スティーヴン・ユァン)にもノミネートされている。『ミナリ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年03月20日ジェラルド・バトラーが『ハンターキラー 潜航せよ』とも『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズともまた違う、ただ家族を守りたい1人の父親を演じる『グリーンランドー地球最後の2日間ー』から、予告編とともに11点の場面写真が一挙に解禁された。突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を最新VFX映像で描き、全世界28か国で初登場No.1を記録したリアルディザスターアクションとなる本作。この度、解禁された予告編では、平和な日常が突然の隕石の落下によって一変、混乱が広がっていく様子が克明に描かれている。子どもたちとの平和な日常を打ち破るリビングのTVに映し出された大統領警告から一転、突如世界が48時間以内に終わるという極限状況に。「ただちに避難してください」という警告と共に映し出されるパニックの中、家族を守るために奮闘するジョン・ギャリティを演じるジェラルド・バトラー。プロデューサーとしても参加した本作では、これまでに演じてきたタフなヒーローではなく、どこにでもいる父親を熱演。「主人公のジョンは優秀な建築技師なだけで、『ヒーローが彗星をぶっ飛ばす』というような物語ではないんだ。全ての人が平等に困難に直面するスペクタクルの中で、誰がヒーローで臆病者なのか、人間の本質が明らかになる」と語る通り、リアリティを追求した本作では、『ヒューゴの不思議な発明』でアカデミー賞を受賞した VFXスタジオ「PIXOMOND」のディザスター描写も、ハイウェイに降り注ぐ隕石群や衝撃波に吹き飛ばされる主人公など、日常の中のスペクタクルを追求して、あくまで緊迫のドラマを盛り上げる脇役として効果をあげている。ジェラルドとは『エンド・オブ・ステイツ』以来の再タッグとなるリック・ローマン・ウォー監督が、「道徳的にグレーで、人を試すような状況の中に、登場人物を置くんだ。善良な人々が、生き残ろうと必死になった時に極悪非道になる様子を描いている」と語るように、“そのとき何ができるのか?”を観客に問いかける、これまでのディザスタームービーとは一線を画す作品ともなっている。『グリーンランドー地球最後の2日間ー』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グリーンランド-地球最後の2日間- 2021年6月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年03月19日日本発の大ヒットゲームシリーズをハリウッドで実写映画化した『モンスターハンター』。この度、シリーズ随一の人気キャラでハンターたちのサポート役、料理長アイルーの荒々しい調理シーンが解禁となった。薄暗い船の中、調理器具が並べられ中華包丁がぶら下がるキッチンに、主人公のアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)がそっと近づいた瞬間、「ンニャー!ニャゴニャゴ!」と言いながら突如目の前に現れたのは、猫のような姿をした獣人族のアイルー。アイルーといえば、人間たちにも引けを取らぬ頭脳を持ち、シリーズを通して巨大モンスターとの闘いに挑むハンターたちを様々な形でサポートしてきた人気キャラ。本作に登場するアイルーは、過去に大団長(ロン・パールマン)と共に数々の死線をくぐり抜け、いまは調査団の料理長として腕を振るう大ベテラン。料理人としても比類なき能力の持ち主で、自身の身体ほどもある大きなぶ厚い肉を熱々の鉄板に叩きつけたかと思えば、かつての戦闘で折れてしまった愛用武器を加工した巨大な包丁でガツンと肉を切り分け、振りかざした手から炎を出し大胆に肉を包みこむ。その荒々しい調理スタイルからも豪快な性格が窺えるが、最後の仕上げにそっと香草を乗せる可愛らしいしぐさもみせ、繊細で細部への配慮をもった性格をも併せ持つ、ハンターたちの闘いを支える愛すべきキャラクターだ。本作の監督ポール・W・S・アンダーソンは、10年以上前から“モンハン”をプレイし、この映画化プロジェクトをけん引してきた張本人であり、映画にアイルーを登場させるのも“モンハン愛”があればこそ。『バイオハザード』など長年に渡りアンダーソン監督とタッグを組んできた本作の視覚効果スーパーバイザーのデニス・ベラルディも、「彼は料理長だが、戦傷を受けたひねくれた性格の戦士だ。性格にゆがんだ一面があって、口答えすることもあるが、アルテミスとは特別で可笑しな関係性を築いていくんだ。皮肉に満ちたユーモアのセンスと、年長者ならではの冗談が好きなんだ!」と、アイルーというキャラクターに命を吹き込んでいく楽しさを明かしている。ド迫力アクションだけではなく、心憎い細部にまで「モンスターハンター」の世界が実現されている点にも注目だ。『モンスターハンター』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モンスターハンター 2021年3月26日より公開©CONSTANTIN FILM Produktion Services GmbH
2021年03月19日生涯忘れられない“あの日”を、再体験できたら…。そんな体験を叶える“タイムトラベルサービス”を描く、ダニエル・オートゥイユ主演のフランス映画『ベル・エポックでもう一度』の日本公開が決定した。世の中の変化についていけない元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。仕事を失い、妻のマリアンヌにも見放されてしまった父を元気づけようと考えた息子は、友人アントワーヌが始めた“タイムトラベルサービス”をプレゼントする。これは、映画製作の技術を応用して、客の戻りたい過去を広大なセットに再現する、体験型のエンターテイメントサービスだ。ヴィクトルは「1974年5月16日のリヨン」をリクエスト。部屋に用意された70年代ファッションに着替え、アントワーヌの恋人で女優のマルゴが演じる運命の女性と出会う。輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になり、見違えるほどイキイキしたヴィクトルは、延長のため、別荘まで売り払ってしまう――。2019年のカンヌ国際映画祭で上映され、その後のフランス公開時には、当時全世界でスーパーヒットを記録していた『ジョーカー』から興行ランキングの首位を奪って初登場第1位を記録。セザール賞では3部門で受賞するなど、大きな話題となった。主演のダニエルが主人公ヴィクトルを演じたほか、妻マリアンヌを、『日曜日が待ち遠しい!』『ペダル・ドゥース』などに出演する国民的大女優のファニー・アルダン、タイムトラベルサービスの生みの親で総監督を務めるアントワーヌをギヨーム・カネ、彼の恋人でヴィクトルの運命の女性を演じるマルゴをドリア・ティリエ。監督・脚本・音楽は、本作が監督2作目となるニコラ・ブドスが務めた。『ベル・エポックでもう一度』は6月、シネスイッチ銀座ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ベル・エポックでもう一度 2021年6月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2019-LES FILMS DU KIOSQUE-PATHÉ FILMS-ORANGE STUDIO-FRANCE 2 CINÉMA-HUGAR PROD-FILS-UMEDIA
2021年03月19日満席、立ち見が発生したイギリスのラブストーリー映画『ゴッズ・オウン・カントリー』の再上映が決定した。プレミア上映となったサンダンス映画祭では監督賞を受賞。英国インディペンデント映画賞で作品賞受賞、英国アカデミー賞ノミネートなど、名だたる映画祭を席巻してきた本作は、牧場を管理するジョニーと、そこを手伝う季節労働者のゲオルゲという若者の恋愛物語。監督は『アンモナイトの目覚め』の公開を控えるフランシス・リー。主演は、本作で英国インディペンデント映画賞主演男優賞、英国エンパイア賞男性ニューカマー賞受賞など、英国での大ブレイクのきっかけとなったジョシュ・オコナー。共演は『アンモナイトの目覚め』にも出演しているアレック・セカレアヌ。日本では、シネマート新宿・心斎橋の劇場発信型映画祭「のむコレ」で限定上映され、座席の販売開始時にはチケットのサーバーがダウンし、上映回は全て満席、立ち見となる大ヒット。再上映へのラブコールを経て全国拡大公開、昨年のシネマート新宿・心斎橋での1周年上映を経て、今回再上映が決定した。『ゴッズ・オウン・カントリー』は4月2日(金)京都シネマ、4月9日(金)シネマート新宿・心斎橋ほかにて再上映。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴッズ・オウン・カントリー 2018年12月2日よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて全5回の限定上映© Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017
2021年03月19日先行デジタルレンタル&ダウンロード販売中の映画『魔女がいっぱい』から、ロアルド・ダールによる児童文学を実写化させたロバート・ゼメキス監督の貴重なインタビュー動画が解禁された。本作の監督を務めたのは、不朽の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも知られるロバート・ゼメキス監督。動画では本作の物語やキャスト、映画作りの楽しみなどを語っている。本作の好きなところは、「悪者だけどどこかユーモラスな魔女たちだ」と答える監督。魔女たちの、決して反省せず子どもたちを撃退しようとするような、ロアルド・ダールの物語らしい破壊的な面が好きだという。本作のキャストについては「最高のキャストだ」と即答。これまでの役とは全く違う、恐ろしい役を演じた“大魔女”役アン・ハサウェイについては「大魔女の邪悪さを味わい深いものにした」と大絶賛。“おばあちゃん”役オクタビア・スペンサーには「非常に優れた演技力と卓越したコメディーセンスを持つ」とし、ホテルの支配人を演じたスタンリー・トゥッチには「楽しくてどんな役でもこなせる大好きな役者」と絶賛、それぞれの演技もさることながら、良い雰囲気の撮影現場であったことが窺える。さらに、ダールの名作を映画化するにあたり、「8歳から80歳まで楽しめる、全世代に向けた作品を目指した」という監督。そのために大切なことは「子どもを子ども扱いしないこと」だと持論を述べている。『魔女がいっぱい』は先行デジタルレンタル&ダウンロード販売中、3月19日(金)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2021年03月18日イーサン・ホークが知られざる孤高の天才ニコラ・テスラを演じる『テスラ エジソンが恐れた天才』が、3月26日(金)より公開。この度、100年前の人物ながら“PCで検索する”シーンや、イーサンの怪演ぶりをとらえた場面写真が解禁された。■100年以上前なのに、PCで検索する演出!?劇中では、物語の解説として、テスラに好意とシンパシーを抱くJ・P・モルガンの娘アン(イヴ・ヒューソン)がPCで時代背景を検索して紹介するシーンが出てくる。これは、テスラの考えの中ではすでにPCや携帯電話が予見されていたと想像し、劇中に登場させたもの。また書き割りを多用することによって、才能がありながらも浮世離れしたテスラの浮遊するような心象風景を演出。偉人の半生を追うだけではなく、かつて観たことがない作品に仕上がっている。■イーサン・ホークの狂演、監督と3度目のタッグ!イーサン演じるニコラ・テスラは、人とのコミュニケーションがあまり得意ではなく、才能はあるが上手く世渡りができず、破滅していく。そんな彼の焦燥感溢れる場面写真が解禁。イーサンの卓越した演技が、『ハムレット』『アナーキー』に続く3度目のタッグで全幅の信頼をおくマイケル・アルメレイダ監督により最大限に引き出されている。■海外の不思議なマーケティングにも注目!海外のマーケティングもユニークなものだった本作。デザイナー、ダナ・キャランのN.Y.の自宅でプレミアスクリーニングを開催し、出演のカイル・マクラクランほか、ヒュー・ジャックマン夫妻も参加し話題になった。また、海外のポスターでは、コンセントのアイコンをもじったユニークなポスターを制作し、「IndieWire」が選ぶ2020年ベスト25の作品の1つにも選ばれている。■知られざる、ニコラ・テスラの半生にコメント続々茂木健一郎(脳科学者)世紀の天才の人生を、きらめく独創的で描く孤高のドラマ。テスラが映画を撮ったら、こんな作品になったろう。荒俣宏(作家)アメリカン・ユーモア風にいえば、電子時代に生きる現代人じゃないと理解してやれない「100年早すぎた天才」の葛藤ドラマだ。ラジオがまだ生まれたての時に、すでにインターネットを構想していたようなトンデモない男を描くなら、同時代にはありえなかった20世紀音楽や超常的な脚本が必要だったに決まっている。これでテスラの肉声が聞こえたよ!『テスラ エジソンが恐れた天才』は3月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テスラ エジソンが恐れた天才 2021年3月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Nikola Productions, Inc. 2020
2021年03月18日ロカルノ国際映画祭で2部門受賞を果たした、未知の映像美と残酷な現実が犬の世界へと誘うドキュメンタリー映画『犬は歌わない』(原題:Space Dogs)が、6月に日本公開決定。併せてポスタービジュアル、メイン写真が到着した。宇宙犬として有名なライカは、かつてモスクワの街角を縄張りにする野良犬だった。東西冷戦の時代、宇宙開発に借り出された彼女は宇宙空間に出た初の生物であり、初の犠牲者となった。時は過ぎ、モスクワの犬たちは今日も苛酷な現実を生き抜いていた。そして街にはこんな都市伝説が生まれていた。ライカは霊として地球に戻り、彼女の子孫たちと共に街角をさまよっている――。本作では、宇宙開発、エゴ、理不尽な暴力、犬を取り巻くこの社会を、ソ連の宇宙開発計画のアーカイブと地上の犬目線で撮影された映像によって描き出す。宇宙犬=スぺース・ドッグとは、1950年代、ソビエト連邦は宇宙開発に向けて様々な実験を繰り返していた。その中の一つがスペース・ドッグ計画。人間の宇宙飛行が可能か検証するために数十回に渡り、犬を宇宙空間へと送った。1957年、世界初の“宇宙飛行犬”として本作の主人公の1匹でもあるライカは人工衛星「スプートニク2号」に乗り込んだ。彼女は地球生まれの生物として初の軌道飛行を達成したが、生きて戻ることはなかった。死因については諸説あり、打ち上げ後のストレスと高熱が最も有力とされている。ライカとスプートニクに関して数多の学術的検証がなされ、また、この宇宙犬をモチーフとした物語が世界各国で生み出されることとなった――。監督はオーストリア出身のエルザ・クレムザー、ドイツ出身のレヴィン・ペーターが共同で務めた。2人が設立したウィーンを拠点とする制作会社「RAUMZEITFILM」がプロデュースし、ロカルノ国際映画祭にてヤング審査員特別賞とフィルムメーカーズ・オブ・ザ・プレゼント部門ISPEC 特別賞、オーストリア・ヴィエンナ-レ2019最優秀オーストリア映画賞を受賞。ドイツ・ドック ライプツィヒ2019入選ほか世界各国の映画祭にて評価を得ている。『犬は歌わない』は6月より東京・シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬は歌わない 2021年6月より東京・シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©Raumzeitfilm
2021年03月18日2009年、アフガニスタン山奥の前哨基地で繰り広げられた実話を描いたリアル・ミリタリー・アクション超大作『アウトポスト』から、本編映像が解禁となった。今回解禁されたのは、スコット・イーストウッド演じるロメシャ軍曹が弱点だらけの前哨基地を語るシーン。パトロールでいつもは見上げている崖に登り、普段自分たちがいる基地を見下ろす兵士たち。改めてその圧倒的な立地の悪さを痛感するロメシャ軍曹は、「何見てるんです?」という部下からの問いに、険しい表情で「敵の見る景色」「我々の死体」と答える。敵目線に立ち、基地が陥落するまでの作戦を事細かに部下に説明するロメシャ軍曹。「敵を止める方法は?」との質問には真顔で「止められない」と答え、「キーティング前哨基地はそんな場所だ」と顔をしかめる。ここからまさにロメシャ軍曹が予想したような壮絶な攻撃をタリバン兵から受けることになる米軍兵たち。果たして彼らは生き残ることができるのか。続きを確かめたくなる本編映像に仕上がっている。『アウトポスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アウトポスト 2021年3月12日より新宿バルト9ほか全国にて公開
2021年03月17日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて2022年配信の最新映画『ピーター・パン&ウェンディ』(原題)の撮影が、カナダ・バンクーバーにて開始された。ジュード・ロウが主演、『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーが監督を務める。本作は、ジェームズ・M・バリーによる小説「ピーター・パンとウェンディ」に基づきながら、1953年公開のディズニー・アニメーション映画『ピーター・パン』にインスピレーションを受けて生まれた普遍的な物語。ある少女が寄宿学校への入学を希望する両親に逆い、2人の弟たちと一緒にネバーランドへと旅に出る。大人になりたくない少年、小さな妖精、いじわるな海賊の船長に出会いながら、家族や、温かい家から遠くはなれ場所で、ワクワクとドキドキに溢れた冒険が描かれる。主演は、フック船長を演じる『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジュード・ロウ。ティンカー・ベル役にドラマ「Grown-ish」(原題)に出演するヤラ・シャヒディ、ウェンディ役にはミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘で『ブラック・ウィドウ』にも出演するエヴァー・アンダーソン、そしてピーター・パンはアレクサンダー・モロニーと、大物と注目の若手キャストが集結。また、ウェンディたちの両親ダーリング夫人は「ハウス・オブ・カード」「ロスト・イン・スペース」のモリー・パーカー、ダーリン氏を『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のアラン・テュディックが演じる。監督のデヴィッド・ロウリーは、製作にあたり、「ピーター・パンは長い間私のお気に入りの物語の1つでした。これは、私が常に成長に抵抗してきたこともありますが、J.Mバリーの原作が、心のこもった、好奇心、冒険、想像力に溢れた色褪せない名作だからです。また、象徴的なキャラクターを新しい世代のために再定義する機会を得ることができてとても嬉しく、そしてまた、並外れたキャストとクルーでお届けできることに興奮しています」と、喜びのコメントを寄せている。『ピーター・パン&ウェンディ』(原題)は2022年、ディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月17日『大統領の料理人』『偉大なるマルグリット』のフランスの名優カトリーヌ・フロが主演する『ローズメイカー 奇跡のバラ』から、予告編とポスタービジュアルがどこの国よりも早く日本で解禁となった。倒産寸前のバラ園を経営するエヴ、助手のヴェラが何とか立て直そうと、職業訓練所から全くの素人である前科者のフレッド、定職に就けないサミール、異様に内気なナデージュを雇うが…。この度、世界最速で解禁となった予告編では、主人公のエヴ(カトリーヌ・フロ)が、「チクショー!」と倒産寸前のバラ園の危機に頭を抱えるシーンから始まる。孤立奮闘中のエヴの前に現れたのは、なんと職業訓練所から派遣された3人。刑務所に入っていたフレッドからは「ババア」と呼ばれ、3人に任せていたビニールハウスのバラは枯れて果て、ますます窮地に追い込まれるエヴ。そんな彼女が閃いたのは、世界にひとつだけのバラを創るという挑戦だった!同時に解禁となったポスタービジュアルでは、愛すべき“はみだし者たち”が揃ってバラ園に佇み、堂々と笑みを浮かべるエヴに対して、不安げな3人の姿が印象的なデザインとなっている。人生につまずいた者たちが“咲かせる未来”とは?色とりどりのバラに包まれ、胸がすく逆転サクセスストーリーを期待させる予告編とメインビジュアルとなっている。『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローズメイカー奇跡のバラ 2021年5月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 LA FINE FLEUR ‒ ESTRELLA PRODUCTIONS ‒ FRANCE 3 CINÉMA ‒ AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA
2021年03月17日人生のきらめきを見つける物語を描くファンタジー・アドベンチャー『ソウルフル・ワールド』のデジタル配信とMovieNEXのリリースが決定した。『インサイド・ヘッド』『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞を受賞したピート・ドクターが監督した本作は、生まれる前に「どんな自分になるか」を決める “魂<ソウル>の世界”を舞台にした物語。ソウルたちは、自分を輝かせてくれる“人生のきらめき”を見つけることで初めて人間の世界に生まれるのだが、中には、やりたいことを見つけられず、人間に生まれたくないソウルも…。そんなソウルの22番とあることがきっかけでソウルの世界に迷い込んでしまった音楽教師のジョーが運命的に出会い、奇跡の大冒険を繰り広げる。また日本版には、プロのジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師のジョーを浜野謙太、夢を見つけられず何百年もソウルの世界にいるこじらせソウル22番を川栄李奈が担当したほか、日本版エンドソングはJUJUが担当したことも話題に。このほどリリースが決定したMovieNEXには、ソウルに触れることができる「キャラクターの背景」や「見たことのない世界」、こだわりの音楽制作に迫る「音楽と音の中へ」、そして「未公開シーン」などボーナスコンテンツも充実している(デジタル配信(購入)にも一部収録)。『ソウルフル・ワールド』は3月31日(水)デジタル配信開始、4月28日(水)MovieNEXリリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ソウルフル・ワールド 2020年12月25日よりDisney+(ディズニープラス)にて配信©2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年03月17日エマ・ストーンを主演に迎え、名作アニメーション『101匹わんちゃん』のヴィランの誕生秘話を実写映画化した『クルエラ』。この度、パンクムーブメント吹き荒れる70年代のロンドンから始まる、初公開シーン満載の最新映像が解禁となった。先日特報とティザーポスターが解禁されると、「クルエラ様…素敵過ぎる…!」「スタイリッシュ!」と瞬く間に独特な世界観に魅了される人が続出。また映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞&ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞に輝き、本作でヴィラン、クルエラを演じるエマには「エマだと分からなかった」とコメントが多く上がり、多彩な演技力を放つ彼女に絶賛の声が相次いでいる。最新映像では、70年代のロンドンに、デザイナーを目指す1人の少女・エステラの姿が。「アートを作りたい」と野望に燃えながら、1秒たりとも無駄にはできない彼女は裁縫やデザイン画の制作に必死に励み、デザイナーへの階段を駆け上がろうと切磋琢磨しながら働き続けている。その姿は“ヴィラン”とはほど遠い、夢と希望に溢れる若者だ。私たちと何ら変わりない日々を送る彼女は、このままデザイナーへの道を歩んでいくと思われたが、カリスマ的なファッションデザイナーのバロネスとの出会いがエステラの運命を大きく変えていく――。そして彼女はまるで同一人物とは思えない、狂気に満ち溢れた“クルエラ”の姿へ。夢と希望にときめく少女は、なぜディズニー史上最も悪名高きヴィランへと変わり果てたのか?エステラがクルエラへと変貌する狭間に生まれるドラマには期待が高まる!エマ演じるエステラの運命を大きく変えるカリスマ的なファッションデザイナーのバロネスを実写版『美女と野獣』のエマ・トンプソンが演じ、さらに「キングスマン」シリーズのマーク・ストロング、『リチャード・ジュエル』ポール・ウォルター・ハウザー、『イエスタデイ』ジョエル・フライなど実力派俳優陣が脇を固め、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ギレスピーが監督を務める。『クルエラ』は5月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月28日より全国にて公開
2021年03月17日映画情報総合サイト「Yahoo!映画」と動画配信サービス「GYAO!」が公開している「第93回アカデミー賞2021特集」にて、WEBでは無料配信が初となる『ソーシャル・ネットワーク』をはじめ、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』『ムーンライト』『ラ・ラ・ランド』など過去にアカデミー賞を受賞した作品、ノミネートされた作品を合計42作品が無料で配信されることになった。本特集ではそのほか、ノミネート作品の紹介やレッドカーペットのフォトギャラリーなど、本年度のアカデミー賞を盛り上げるたくさんの企画を実施。部門別ノミネート作品・予告編の紹介はもちろん、授賞式当日の日本時間4月26日(月)午前10時には、特集ページ上でリアルタイムで授賞式の様子や結果速報をお届けする。※米国アカデミー賞自体が中止となった場合、本特集も中止となる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 A24 Distribution, LLCLION/ライオン〜25年目のただいま〜 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2021年03月16日“破壊神”ゴジラと“守護神”コングが激突するシリーズ最新作『ゴジラvsコング』より、日本限定のポスタービジュアルと場面カットが到着した。今回公開された日本限定のポスタービジュアルは、大迫力のゴジラとコングが、「モンスター・ヴァース」シリーズでは初の舞台となる香港の中心街で対峙!“地球最大の究極対決”の火蓋が切って落とされる瞬間が描かれている。なおこのビジュアルは、3月19日(金)より全国の劇場(一部劇場を除く)にてお披露目される。さらに、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズ前2作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子という、重要な役どころで出演する小栗旬のコメントも到着。初めて本場ハリウッドの撮影に参加した小栗さん。「好奇心一杯で臨んだハリウッド映画・・・・。その印象について言えば、当初、映画は映画・・・大きな違いは無いと高をくくっていたのですが、時間が経つに連れて、そのオペレーションの大きさ、セットのスケール、撮影に携わっているスタッフの人数、シーンにかける潤沢な撮影時間など、さすがと納得させられ、メジャーリーグのパワーに圧倒される想いでした」と刺激を受けた様子の小栗さんは、「アダム監督とは、何度もテイクを重ねていく中で、演技による色々な表現を試みる事が出来て、良いコミュニケーションを取って進められたと思います」と充実した撮影について語る。また、「出来上がった映画は、最初から最後まで、息つく間も無い怒涛の迫力で、よくこんな事を考えるなぁと思うくらいアイデアに満ちています。圧倒的なエンタテインメントとしてとても楽しめる作品になっていると思うので、期待して待っていてください!」と公開を楽しみに待つ人へメッセージを寄せている。『ゴジラvsコング』は5月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴジラvsコング 2021年5月14日より全国にて公開© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
2021年03月16日コロナ禍、例年より約2か月遅れて行われる第93回アカデミー賞のノミネーションが日本時間3月15日(月)夜に発表され、映画賞レースを盛り上げてきた『ミナリ』が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞など6部門にノミネートされた。ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)受賞の『ノマドランド』は6部門にノミネート。『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』などが同じく6つのノミネートで続き、最多は作品賞、監督賞など10部門にノミネートされた『Mank/マンク』と、Netflix、Amazonといった配信作品が席巻した。また、監督賞にはアカデミー賞史上初となる『ノマドランド』クロエ・ジャオ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』エメラルド・フェンネルと2人の女性監督が候補入り。これまで女性監督が同賞を受賞したのは『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグローのみで、ノミネートも『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグや『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラら、わずか5人のみ。ジャオ監督はアジア系女性としても初ノミネートとなっている。第93回アカデミー賞ノミネート一覧■作品賞『ファーザー』『Judas and the black Messiah』(原題)『Mank/マンク』『ミナリ』『ノマドランド』『プロミシング・ヤング・ウーマン』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』■監督賞トーマス・ヴィンターベア『Another Round』(原題)デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』リー・アイザック・チョン『ミナリ』クロエ・ジャオ『ノマドランド』エメラルド・フェンネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』■主演男優賞リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』チャドウィック・ボーズマン『マ ・レイニーのブラックボトム』アンソニー・ホプキンス『ファーザー』ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』スティーヴン・ユァン『ミナリ』■主演女優賞ヴィオラ・デイヴィス『マ ・レイニーのブラックボトム』アンドラ・デイ『The United States vs. Billie Holiday』ヴァネッサ・カービー『私というパズル』フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』キャリー・マリガン『プロミシング・ヤング・ウーマン』■助演男優賞サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』ダニエル・カルーヤ『Judas and the black Messiah』レスリー・オドム・Jr.『あの夜、マイアミで』ポール・レイシー『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』ラキース・スタンフィールド『Judas and the black Messiah』■助演女優賞マリア・バカローヴァ『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』オリヴィア・コールマン『ファーザー』アマンダ・セイフライド『Mank/マンク』ユン・ヨジョン『ミナリ』■オリジナル脚本賞『Judas and the black Messiah』『ミナリ』『プロミシング・ヤング・ウーマン』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』■脚色賞『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』『ファーザー』『ノマドランド』『あの夜、マイアミで』『ザ・ホワイトタイガー』■国際長編映画賞『Another Round』デンマーク『少年の君』香港『Collective』ルーマニア『皮膚を売った男』チュニジア『Quo vadis, Aida?』(原題)ボスニア・ヘルツェゴビナ■長編アニメーション映画賞『2分の1の魔法』『フェイフェイと月の冒険』『映画ひつじのショーン UFOフィーバー!』『ソウルフル・ワールド』『ウルフウォーカー』■撮影賞『Judas and the black Messiah』『Mank/マンク』『この茫漠たる荒野で』『ノマドランド』『シカゴ7裁判』■編集賞『ファーザー』『ノマドランド』『プロミシング・ヤング・ウーマン』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』■美術賞『ファーザー』『マ ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『この茫漠たる荒野で』『TENET テネット』■衣装デザイン賞『Emma. 』(原題)『マ ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『ムーラン』『Pinocchio』(原題)■作曲賞『ザ・ファイブ・ブラッズ』『Mank/マンク』『ミナリ』『この茫漠たる荒野で』『ソウルフル・ワールド』■歌曲賞「FIGHT FOR YOU」『Judas and the black Messiah』「HEAR MY VOICE」『シカゴ7裁判』「HUSAVIK」『ユーロビジョン歌合戦 ~ファイア・サーガ物語~』「IO Si(SEEN)」『これからの人生』「SPEAK NOW」『あの夜、マイアミで』■メイクアップ&ヘアスタイリング賞『Emma. 』『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』『マ ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『Pinocchio』■音響賞『グレイハウンド』『Mank/マンク』『この茫漠たる荒野で』『ソウルフル・ワールド』『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』■視覚効果賞『Love and Monsters』(原題)『ミッドナイト・スカイ』『ムーラン』『ゴリラのアイヴァン』『TENET テネット』■長編ドキュメンタリー賞『Collective』『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』『老人スパイ』『オクトパスの神秘: 海の賢者は語る』『タイム』■短編ドキュメンタリー賞『Colette』『A Concerto Is a Conversation』『Do Not Split』『Hunger Ward』『ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~』■短編アニメーション映画賞『夢追いウサギ』『Genius Loci』『愛してるって言っておくね』『Opera』『Yes-People』■短編実写賞『Feeling Through』『The Letter Room』『プレゼント』『Two Distant Strangers』『白い自転車』「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は日本時間4月26日(月)8時30分~WOWOWプライムにて放送。(text:Reiko Uehara)■関連作品:2分の1の魔法 2020年8月21日より全国にて公開©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.ソウルフル・ワールド 2020年12月25日よりDisney+(ディズニープラス)にて配信©2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.ウルフウォーカー 2020年10月30日よりYEBISU GARSEN CINEMAほか全国にて公開© WolfWalkers 2020ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.【Netflix映画】フェイフェイと月の冒険【Netflix映画】シカゴ7裁判 2020年10月9日より全国にて公開【Netflix映画】Mank/マンク 2020年11月20日より一部劇場にて公開、2020年12月4日よりNetflix独占配信開始ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24サウンド・オブ・メタル聞こえるということ 2020年12月4日よりAmazonPrimeVideoにて配信ファーザー 2021年5月14日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020プロミシング・ヤング・ウーマン 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷、シネクイントほか全国にて公開© 2020 PROMISING WOMAN, LLC All Rights Reserved.
2021年03月15日数々の傑作を生み出してきた名監督、クリント・イーストウッド、スタンリー・キューブリック、マーティン・スコセッシの映画製作の裏側に迫る貴重なドキュメンタリー映像が本日3月15日(月)より、ワーナー・ブラザースの特設サイト「FILM MAKERS/名監督ドキュメンタリー<映画製作の舞台裏>」にて無料配信スタートした。配信中の映像は、3人の巨匠がどのように映画を製作してきたのか、本人のインタビューや撮影当時の映像・資料に加え、スティーブン・スピルバーグやウッディ・アレン、メリル・ストリープ、モーガン・フリーマン、トム・クルーズ、ニコール・キッドマン、ジャック・ニコルソン、ケビン・ベーコンなどが登場、ハリウッドを代表する名監督や俳優、スタッフなどの証言も交えたドキュメンタリーだ。アメリカを代表するフィルムメーカーで、2度のアカデミー賞監督賞を受賞しているイーストウッド監督。今回配信中のドキュメンタリー「イーストウッド語られざる伝説」は、ワーナー・ブラザース設立90周年を記念して特別に製作されたもので、日本初公開。監督デビューしたばかりの頃から、現場のカメラがイーストウッドの監督としての手腕を記録。また、謎に包まれた巨匠キューブリック監督の生涯とキャリアを探求する貴重なドキュメンタリー「ライフ・イン・ピクチャー」。ナレーションはトム・クルーズが務め、数々の写真や映像作品、ホームビデオなどの資料によって、如何にして歴史に残る偉大な名作を残したか、その作家性や独自の視点に迫っている。そしてスコセッシ監督の映像は、「グッドフェローズ スペシャル・エディション(2枚組)」DVD発売時に映像特典として収録された「グッドフェローズの伝説」。前半は『グッドフェローズ』の製作の裏側に迫るドキュメンタリーで、後半ではフランク・ダラボン、リチャード・リンクレーターらが製作者の立場から本作に対する感謝と彼らの作品にどのように影響したかについて語っている。なお、この貴重な映像は、イーストウッド監督が約70分、キューブリック監督が約142分、スコセッシ監督が約43分という見ごたえのある映像となっている。(cinemacafe.net)
2021年03月15日ジェシー・アイゼンバーグとイモージェン・プーツの共演で贈る“ラビリンス・スリラー”『ビバリウム』。この度、新興住宅地ヨンダーから抜け出せなくなるカップルのトムを演じたジェシーのインタビューと撮影風景が収められた映像が解禁となった。ジェシーは、撮影の裏側について「ベルギーに住宅街のセットを作り、家の外のシーンは全てそこで撮影して、家の中のシーンはダブリンのセットで撮った」と謎の住宅街の外と中は、実は国境をまたいで撮影していたことを明かす。現場のセットはまさに全てが“作り物”で、まるでヨンダーの世界そのもの。このように、登場人物たちと同じような環境で撮影したことに対し、「非現実的な並行世界を表現することができた」と話す。また、『ソリタリー・マン』(11)、『恐怖のセンセイ』(19)以来3度目の共演となるイモージェンについて「素晴らしい女優だし、一緒に演じてて楽しい。それに彼女は存在感がある。僕が演じるトムはジェマに引け目を感じている。そのジェマを演じるイモージェンは自信にあふれ堂々としていて、尊敬できる人だよ!だから自然と彼女への憧れを表現できた」と、トムとジェマの関係性を明かしつつ、イモージェンを称賛した。トムとジェマのように非現実的なセットの中、リハーサル前には役の方向性について監督と熱心に議論を交わしたそうで、「僕の意見を受け入れてくれて彼らとの連帯感が生まれた」とジェシー。メイキング映像では、彼が深い穴をひたすら掘り進める撮影風景も登場。本編ではどのようなシーンに仕上がっているのか、気になるばかりだ。『ビバリウム』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビバリウム 2021年3月12日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film
2021年03月15日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演映画『モンスターハンター』より、モンスターと闘う本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。今回の映像は、暗闇の砂漠でアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)とハンター(トニー・ジャー)が連携し、“影蜘蛛”ネルスキュラと対峙するシーン。蜘蛛のようなフォルムで、長く尖った爪、巨大な有毒針を突き出し、アルテミスを追い詰めていくネルスキュラ。アルテミスは逃げ惑い、絶体絶命…かと思いきや、これは、罠にネルスキュラを誘い込む決死の囮作戦だったのだ。待ち構えていたハンターが豪快にジャンプ溜め斬り発動。アルテミスとハンターの見事な連携シーンだ。『バイオハザード』シリーズでも見事なアクションを披露していたミラと、元々はスタントマンとして実績を積み、『マッハ!!!!!!!!』や『ワイルド・スピード SKY MISSION』などに出演するトニー。特に、生身では不可能そうなアクションをスタント、CGほぼナシで挑むことで知られ、業界内外から圧倒的な支持を集めるトニーの超絶アクションは、本作でも健在。ミラは「トニー・ジャーと一緒に仕事をするのって信じられないほど最高!トニーはワイヤーなんて使わない。高いところから飛び降り、剣を持ちながら宙返りやキックをするから皆はただただ見とれてしまう」と絶賛し、「トニーこそ実在のスーパーヒーロー。アクション映画の仕事をする中で、彼のような人とは共演したことない」と明かしている。一方のポール・W・S・アンダーソン監督も「ミラとトニーの相互作用が最高に発揮された。それぞれ単独でも戦う様子を素晴らしく演じてくれたが、2人合わさることで非常に面白かった」とコメントしている。『モンスターハンター』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モンスターハンター 2021年3月26日より公開©CONSTANTIN FILM Produktion Services GmbH
2021年03月15日ロバート・デ・ニーロが孫と「部屋とプライド」をかけた真剣勝負を繰り広げる最強のコメディ映画『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。予告編では、デ・ニーロ演じるエドが、娘のサリー(ユマ・サーマン)の家に温かく迎え入れられるシーンから始まる。しかし、孫のピーター(オークス・フェグリー)が自分の部屋をエドに明け渡さなければいけないことを知ると一変。祖父と孫の壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる――。2人の攻防は、エドが思い出に浸って聴いているレコードが吹き飛んだり、シェービングクリームをコーキング剤にすり替えられたりとピーターの手の込んだ悪戯はエドよりも一枚上手?だが、エドも反撃開始!机、椅子、ベッド、あらゆる家具のネジを外して応戦する。戦いがデッドヒートし、エドが孫を倒すために仲間を集るひと幕も。チーム戦によるドッジボール対決ではデ・ニーロと『ディア・ハンター』以来の共演となる名優クリストファー・ウォーケンまでも登場。シニアVSティーンの戦いはますます激しくなり…。デ・ニーロの体を張ったコメディシーンの連続に注目だ。併せて公開となるポスタービジュアルは、デ・ニーロと孫ピーター役のオークス・フェグリーの全面戦争を思わせるデザイン。背景には、ラジコンやドローンなどのイタズラに使われるアイテムが飛び交っている。『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』は4月23日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グランパ・ウォーズおじいちゃんと僕の宣戦布告 2021年4月23日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2020 Marro WWG LLC. All rights reserved.
2021年03月14日昨年のサンダンス映画祭でプレミア上映され話題となった、バカンス満喫型タイムループ・ラブコメディ『パーム・スプリングス』。この度、何十万回も“今日”を生きた男とその彼女が繰り広げる喧嘩映像が公開された。海外の映画賞でも多数の受賞やノミネートを果たし、現在までに10受賞34ノミネートを記録、ゴールデングローブ賞でも作品賞・主演男優賞(全てミュージカル・コメディ部門)にノミネートされ、また、映画評論サイト「ロッテントマト」で批評家支持率94%という圧倒的評価をキープし続けている大注目の本作。今回到着した本編映像は、タイムループにハマってしまっているナイルズ(アンディ・サムバーグ)にとって、すでに何十万回も繰り返された“今日”の一幕。彼女のミスティに浮気を疑われ、「浮気してたの?」というセリフから、叫び声を含む8個のセリフが見事シンクロ!そして「何なの?」と混乱する彼女をよそに、部屋を立ち去るナイルズ。怒っている側としてはたまらない映像だ。『パーム・スプリングス』は4月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パーム・スプリングス 2021年4月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2020 PS FILM PRODUCTION,LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2021年03月14日第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)、サンダンス映画祭審査員ネオリアリズム特別賞を受賞した女性監督エリザ・ヒットマンによる『Never Rarely Sometimes Always』(原題)が邦題『17歳の瞳に映る世界』として7月、日本公開されることが決定した。ペンシルベニア州の田舎町に住む17歳の高校生オータムに、ある日、望まない妊娠が分かる。ペンシルベニアでは未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができない。同じスーパーでアルバイトをしている従妹であり親友でもあるスカイラーは、オータムの異変に気付き、金を工面し、ふたりで中絶に両親の同意が必要ないニューヨークに向かう…。『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』バリー・ジェンキンスらが製作監督のエリザ・ヒットマンは、『キングスマン:ファースト・エージェント』にも抜擢された新進俳優ハリス・ディキンソンを主演に、性的指向に悩む青年を描いた『ブルックリンの片隅で』(17/劇場未公開)で、2017年サンダンス映画祭監督賞を受賞、一躍注目を集めた新進気鋭の女性監督。『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』などバリー・ジェンキンスらが製作陣に加わった本作は、ベルリン国際映画祭を皮切りに、世界中で脚本賞などの映画賞を多数受賞。注目を集めていた。主役のオータムを演じたシドニー・フラニガンは、長編映画デビューの本作の等身大の演技が絶賛され、第86回ニューヨーク映画批評家協会主演女優賞、第41回ボストン映画批評家協会主演女優賞など、数々の俳優賞を獲得している。『17歳の瞳に映る世界』は7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:17歳の瞳に映る世界 2021年7月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC / FOCUS FEATURES LLC
2021年03月14日因習に抗うトルコの5人姉妹を描いた『裸足の季節』の脚本が絶賛されたアリス・ウィンクール監督が、かつてない斬新な視点で女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描き出す『約束の宇宙(そら)』。主演エヴァ・グリーンが、「このアドベンチャーの一員になりたい」と本作について語ったコメントと場面写真が到着した。欧州宇宙機関(ESA)で日々訓練に勤しむフランス人宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)。物理学者の夫トマスと離婚し、ひとり娘ステラと暮らす彼女は、ついに「プロキシマ」と名付けられたミッションのクルーに選ばれる。それは同時に愛する娘と離れ離れになることを意味していた。これまで、地球から遥か彼方の月や火星、その道程で起こる様々なドラマティックな出来事に直面し、乗り越えていく多くのSF映画が作られてきたが、本作は宇宙へ飛び立つ前、始まる前の宇宙飛行士の訓練の日々に焦点を当てている。しかし、その積み重ねこそが日常であり、エヴァはそんな脚本の斬新さや、宇宙飛行士たちについて「読み終えた後、心臓の高鳴る鼓動が聞こえてくるかのようでした。同時にウィンクール監督と早く話したいと翌日に会い、このアドベンチャーの一員になりたいと思いました」と打ち明ける。「本作のように、彼らの身体的に過酷な訓練を映しながら精神面に焦点を当てた作品は、これまでになかったと思います、そこがとても興味深いと感じました。彼らの仕事はとても厳しく、常に限界突破を求められる。そしてあらゆる障害を乗り越え耐えねばなりませんが、彼らは宇宙へ行くためにそれらを喜んで受け入れているのです」と語る。■主人公は母親であり“スーパーヒーロー”監督・脚本を手掛けたウィンクール自身も仕事をしながら、(企画当時に)8歳の娘を持つ母親であり、自分と同じように子どものいる女性宇宙飛行士たちの親子関係について描きたい、という思い、長年自身の中にあった疑念とも向き合うことが大きな動機となり、プロジェクトが立ち上がった。ウィンクール監督は「これまで製作されてきた映画では、あたかもヒーローと母親が相容れないものかのように2つの要素をひとりの人物として投影したキャラクターが見当たりませんでした。女性のスーパーヒーローは、母親や女性らしさからかけ離れた存在として描かれる傾向にある、そう感じました」と語る。母と娘が離れ離れになるプロセスを、地球を離れる宇宙飛行士に重ねて探求したい、その思いが結実した本作。エヴァ演じる主人公サラは、内に秘めた情熱を燃やしながら、母の横顔を持ちつつ懸命に夢を追い続けるスーパーヒーローといえるだろう。『約束の宇宙(そら)』は4月16日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:約束の宇宙 2021年4月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⒸCarole BETHUEL ⒸDHARAMSALA & DARIUS FILMS
2021年03月13日ジェラルド・バトラー主演、全世界28か国初登場No.1を飾ったメガヒットディザスタームービー『GREENLAND』(原題)が『グリーンランドー地球最後の2日間ー』として公開決定した。突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を、状況も分からないまま生き残る道を必死で探す一家の目線で描き、徹底したリアリティと最新VFX映像で描いたリアルディザスターアクション。“そのとき何ができるのか?”、“真のヒーローとは誰なのか?”という問いを我々に突きつける。主演を務めるジェラルド・バトラーはプロデューサーとしても参加、『ハンターキラー 潜航せよ』『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズなど、これまで演じてきたタフなヒーローではなく、建築技師である市井の父親を熱演。絶望的な状況の中、息子を守り抜く気丈な母親アリソンに『デッドプール』シリーズのモリーナ・バッカリン。2人の最愛の息子を演じるのは、8歳にして『ドクタースリープ』などキャリア豊富なロジャー・デイル・フロイド。そのほか、『地獄の黙示録』や『ライトスタッフ』など幾多の名作に出演してきた名優スコット・グレンなどが集結。メガホンを取ったのは『エンド・オブ・ステイツ』のリック・ローマン・ウォー監督。ジェラルドと再タッグとなる本作では、痛快なアクションから一転、リアリティのある世界で未曾有の危機が迫る中での真のヒーロー像について描いていく。ポスタービジュアルには、空から降る無数の隕石が象徴的なもの。「世界崩壊まで残り48時間。そのとき何ができる?」のコピーそのまま、刻一刻と迫る終末へのカウントダウンに、ごく平凡な父親ジョンは愛する家族を守り抜くことができるのか!?手に汗にぎる展開に期待が膨らむポスターとなっている。『グリーンランドー地球最後の2日間ー』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年03月13日