世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーの<誰も知らなかった>真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化した『エルヴィス』より、俳優と監督のインタビューが解禁された。この度解禁されたインタビューでは、エルヴィス・プレスリーを演じたオースティン・バトラーが、役作りの秘話を披露。「彼の存在はあまりにも大きく、時代のアイコン的存在と言っても過言ではありません」と、その役柄の大きさを語りつつ、「だから僕は、ものすごく具体的に、且つきめ細やかなに演じると同時に、彼の本当の人間性を見つけ出し、たった今それが初めて起きているかのような自然な人生の瞬間を再現したかったのです」とコメント。そして「この二つのバランスをとるのはとても大変でしたが、彼の物まねにはしたくなかったのです」と語っている。オースティン・バトラーPhoto by Matt Winkelmeyer/Getty Imagesまた、数々の伝説を持つエルヴィス・プレスリーを演じる重圧をはねのけるため、オースティンは膨大な資料の“吸収”に努めたそうで「役作りの最初は、できる限り彼の情報を吸収することから始めました。ありがたいことに、無限の情報と、彼の人生に関する資料がある。だから観ることができる全てのドキュメンタリーやインタビューを観て、手に入れることが出来るすべての本を読みました」とコメント。さらにはエルヴィスの電話の録音まで聞いて、「プライベートな時の彼の声はとても大きな助けになりました」と、エルヴィスの素の会話が、彼の人間性を深堀する上で大いに役立ったことを明かしている。このほかオースティンは、『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックを指導したムーブメント・コーチのポーリー・ベネットに付いてエルヴィスの身体的な特徴を学び、話し方のコーチを付けて、彼の会話のクセなども習得したという。外見と内面の両面を同時に理解していくという、とても困難なアプローチの結果、オースティンの演じるエルヴィスはとても完成度の高いものになったようで、監督のバズ・ラーマンは「これだけははっきり言えますが、オースティンは、この映画を観た人が皆エルヴィスを愛してしまうようになるくらい、エルヴィスのことを人間味あふれるものにしましたよ」と太鼓判を押している。『エルヴィス』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年05月05日マーガレット・クアリー、シガニー・ウィーバー共演の『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』より、同じくN.Y.を舞台にした映画『ティファニーで朝食を』の劇中歌「ムーン・リバー」が流れる本編映像が解禁された。本作は、作家を夢見てニューヨークへやってきた主人公ジョアンナ(マーガレット・クアリー)が、老舗出版エージェンシーで働きながら人生を切り開いていく姿を描く“大人の”自分探しムービー。シガニー・ウィーバーが厳しくも優しく彼女の成長を見守るジョアンナの上司役として出演している。今回解禁された本編映像は、主人公ジョアンナが“特別な日”に父親に連れられてきたと語る、マンハッタンの高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」での一場面。ジョアンナがチーズケーキを食べながら周りを見渡すと、一生懸命書き物をしている年配の女性、ワインを飲みながら文芸雑誌「ザ・ニューヨーカー」を読む男性の姿が目に入る。何気ないシーンだが、いつか作家となり、憧れの「ザ・ニューヨーカー」で作品を発表することに夢を抱きながらも思い悩むジョアンナの表情が印象的だ。その後、ホテルの廊下に「ライ麦畑でつかまえて」の初版本が展示されているのを見つけ、じっくりと眺めるジョアンナ。J.D.サリンジャーの名前を一躍世界に広めた名作、その貴重な初版本を前に彼女は何を想うのだろうか。この一連のシーンでバックに流れている音楽は、映画『ティファニーで朝食を』(1961)の中でオードリー・ヘプバーンがギターを弾きながら歌う名曲「ムーン・リバー」だ。実はマーガレット・クアリーとオードリー・ヘプバーンは2人ともバレリーナ出身で、ニューヨークで幸せを探すヒロインを演じているという点でも重なる。不朽の名作にオマージュを捧げつつ、女優として着実にキャリアを積み重ねているハリウッドの新星マーガレット・クアリーの今後の活躍を期待させるシーンとなっている。またクアリーは本作で華麗なダンスを披露しており、バレエやダンスで身に着けた彼女のしなやかな身体表現にも注目して欲しい。さらに、本作と同日には長編ドキュメンタリー『オードリー・ヘプバーン』が公開される(Bunkamuraル・シネマほか)。併せて観てみれば、“ヒロイン”たちの様々な生き方に思いを馳せることができるはず。ニューヨークという街で、時代を超えて輝く新たなヒロイン像に注目したい。『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は5月6日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ニューヨーク・ダイアリー 2022年5月6日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 All rights reserved.
2022年05月05日監督のドミー・シーら女性製作陣を中心に、『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』のディズニー&ピクサーが贈る『私ときどきレッサーパンダ』。この度、5月5日「こどもの日」に合わせて、主人公メイが学級委員長に立候補し“討論会”に挑戦する、貴重な未公開シーンが解禁となった。本作のMovieNEXの発売を記念して解禁されたのは、主人公メイが、ライバルとの討論会に挑む貴重な未公開シーン。普段は普通の元気な13歳の女の子のメイ。しかし、興奮したりするとなぜか突然レッサーパンダに変身してしまう…。このシーンでは学級委員長に立候補したメイが、ライバルに悪口を言われ激高し、危うくレッサーパンダに変身しそうになりながらも親友たちの励ましで何とか我慢。自分の決めた道に進むためライバルと闘い、大人への一歩を進もうとする姿に思わず声援を送りたくなるシーンとなっている。多様性あふれるキャラクターについてキャラクター・ラインナップには、メイ、彼女と親しい友だち、家族、そして4★Townというダンス・ボーカル・グループが顔をそろえている。スタッフたちは、これらのキャラクターに命を吹き込むため、豊かな声の出演者たちを起用した。「このストーリーはトロントを舞台にしているので、キャストにも多様性が必要です」と語るのはアソシエイト・エグゼクティブ・プロデューサーのエイドリアン・モリナ。「より多くの人々が、映画の中に自分と同じような境遇を見ることができたら嬉しいですね。『私ときどきレッサーパンダ』は、13歳の中国系カナダ人の独特な視線を提供していますが、それは本質的には、私たち全員がいかに繋がっているのかということを見せてくれているのです」と語っている。『私ときどきレッサーパンダ』はデジタル配信中(購入)、6月10日(金)よりMovieNEX発売。(C)2022 Disney/Pixar発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年05月05日各国の映画祭を席巻した話題のドキュメンタリー『FLEE フリー』より日本版予告編が解禁された。本作は、主人公のアミンをはじめ周辺の人々の安全を守るためにアニメーションで制作されたドキュメンタリー。世界中で大きなニュースとなっている難民やアフガニスタンを巡る恐ろしい現実、祖国から逃れて生き延びるために奮闘する人々の過酷な日々、そして、ゲイであるひとりの青年が自分の未来を救うために過去のトラウマと向き合う物語を描く。昨年のサンダンス映画祭でワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門の最高賞であるグランプリを獲得、また、アヌシー国際アニメーション映画祭でも最高賞となるクリスタル賞ほか3部門を受賞するなど、ドキュメンタリー、アニメーションという表現の垣根を越えてジャンル横断的に高い評価を受け、各国の映画祭で圧倒的な評価を獲得している。この度解禁となった予告編は、主人公アミンが誰にも明かしたことのなかった自身の過去を、長年の親友である映画監督(本作の監督ヨナス・ポヘール・ラスムセン)に対して初めて語り始める様子や、その言葉により回想される幼少期からのあまりに過酷な経験、結婚を控えた恋人の男性にさえ過去を話すことができていないという現在の苦悩も切り取った。一方で、アミンによる「変わるべき時だ」「これが僕の物語の始まりだ」という自身のトラウマと向き合った上で一歩踏み出そうとする彼の強い覚悟の言葉も切り取り、本作が持つ未来への希望も感じさせる映像となった。映像には、本作を絶賛する歴代のアカデミー賞監督達によるコメントも収録。アルフォンソ・キュアロン監督(『ROMA/ローマ』)は、「人を立ち止まらせ、考えさせる。この映画は愛で出来ているのだ」とコメントを寄せており、ポン・ジュノ監督(『パラサイト 半地下の家族』)は、「今年見た映画の中で、最も感動した作品。涙が出た」と絶賛、2021年のベスト映画の1本にも選出している。アミンがデンマークに亡命を果たした直後の16歳の頃からの旧友だったラスムセン監督は、若い頃、好奇心からアミンに過去について尋ねたが、彼は何も語ろうとしなかったという。それから約20年の時を経て、アミンの心境の変化もあり、本作の製作に同意。監督は、アミン本人の声と記憶を通してこれまで誰にも語られなかった彼の物語を聞きたいと考え、その心のペースに寄り添いながら約4年もの長い時間をかけて断続的にインタビューを敢行した。監督は、「ラジオ・ドキュメンタリー制作で長年培ってきたインタビューの手法を用いました。取材対象に、横たわって目を閉じ、かつて目にした光景や匂い、感触を思い出してもらいます。そうすることで、記憶がより強く直接的なものになり、まるで今まさに展開していることのように感じられるのです」と説明する。その上で、“初めて話す”という行為が持つエネルギーを重視し、事前に聞いた内容を改めて語ってもらう“再現”は一切行っていないのだという。アミンの“語る”勇気と覚悟、親友でもある監督との信頼関係によって生み出された本作。多くの観客に深い感動と希望を与える、唯一無二のドキュメンタリー作品だ。『FLEE フリー』は6月11日(金)より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:FLEE フリー 2022年6月10日より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021 All rights reserved
2022年05月04日「未来は考えもしないようなことが起きるだから先へ進むしかない先へ 先へ 先へ 先へ(C'mon C'mon C'mon C'mon)」ホアキン・フェニックスと新星俳優ウディ・ノーマンが共演、ある日突然、共同生活を送ることになった伯父と甥っ子の日々を描いたマイク・ミルズ監督の『カモン カモン』の、最も印象的なセリフだ。確かに人生は“想定外”の出来事だらけ、映画のような新型ウイルスのパンデミックが何年も続いたり、もう二度とごめんだと思っていた侵略戦争が実際に起きてしまったり。起こりそうだと思ったことは絶対に起こらず、思いがけないことばかりが起きるもの。だからとにかく前を向いて「先へ先へ進むしかない」と、9歳の少年ジェシーが録音マイクに向けて語る“C'mon C'mon”がタイトルになった本作には、「人生ベスト入り」「忘れたくない傑作!」「涙止まらない」「何年経っても、何度でも観たい」といった絶賛の声がSNSで上がり、モノクロームの映像や語られる言葉たちはもちろん、「ひたすら対話を続ける映画」「マイク・ミルズ監督の視線がとても温かい」など感銘を受けたという声が上がっている。マイク・ミルズ監督が自身の子育て体験を反映『人生はビギナーズ』で晩年にゲイをカミングアウトした父、『20センチュリー・ウーマン』で自由な魂を持ちながらミルズ監督を育てた母を描き、イラストレーター、グラフィックデザイナーなどマルチアーティストとして知られるマイク・ミルズ監督。本作は、妻でアーティスト・映画監督・俳優であるミランダ・ジュライとの間に2012年に生まれた我が子の子育てを通じて監督自身が直面した“想定外”の出来事にインスパイアされた、子どもと大人が、人と人として対話する物語。『ムーンライト』『レディ・バード』『ミッドサマー』など話題作を世に送り出す映画製作会社「A24」と『20センチュリー・ウーマン』に続く2度目のタッグであり、作品に対する安心感と信頼は申し分ない。ニューヨークを拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニー(ホアキン)は、妹ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)が家を留守にする間、9歳の甥・ジェシー(ウディ・ノーマン)の面倒を見ることになる。ヴィヴの夫でジェシーの父親ポール(スクート・マクネイリー)が精神のバランスを崩してしまい、つきっきりで世話が必要なためだった。ジョニーとヴィヴの兄妹は母の介護と死をきっかけに以前よりもさらに疎遠になっており、伯父と甥っ子とはいえ独身のジョニーにとっても、9歳のジェシーにとってもお互いが他人のような存在だ。そんな2人が同じ家で過ごし、町や海辺の音をマイクで拾ったり、想像力たっぷりのごっこ遊びをしたりする。あるときは、ジェシーが一瞬視界から消え、目の前が真っ暗になるような恐怖を味わったことも…。こうした2人の日々は、日頃子どもたちの声をたくさん取材しているはずのジョニーにとって驚きの連続。そんなとき、ジョニーは“母親”としてのヴィヴを頼りにする。ミルズ監督といえば、『人生はビギナーズ』でも、『20センチュリー・ウーマン』でも実際の書籍が劇中で大きな意味を持って引用されていたのが印象的で、特に後者は女性解放運動の盛り上がりの最中でフェミニズム関連の書籍ばかりだった。本作でも印象深いものの1つに、ジャクリーン・ローズによる「母たち:愛と残酷さについて/Mothers:An Essay on Love and Cruelty」(原題)がある。母というものは「究極の生け贄」で「すべてを解決する不可能な任務を負っている」といった言葉に、うなずきたくなる人は多いだろう。“父性の不在”が長らくあった家で息子をひとり育ててきたヴィヴは、メンタルイルネスを抱える夫を支えながら、利発なジェシーについて報告する(愚痴る?)兄ジョニーの電話にも対処する。その合間にきっと、自分の仕事もしている。「仕事と子育て、どうやって両立していますか」が、どれほど野暮な問いかが見えてくる。世の中の母に対する、リスペクトがここにある。実際に2人で電話をかけ合って撮影したというヴィヴ役のギャビーとホアキン演じるジョニー、そしてウディ演じるジェシーが醸す親密さは丁寧な関係作りから生まれたものだ。ジェシー役に大抜擢され、イギリス人ながら「あまりに説得力がある」アメリカ英語のアクセントを披露したウディとホアキンは撮影前から交流し、その上で順撮りをしながら自然で誠実な関係性を構築してきたことがスクリーンにはっきりと刻まれている。ティモシー・シャラメが憧れというこの新星俳優は、ホアキンから学んだものも多いはずだ。世界が抱える問題を子どもたちの声が炙り出していく「ジェシーをより理解したいと思ったとき、彼(ジョニー)はジェシーの遊びに参加し、その話に耳を傾けるようになる。それは僕自身の経験に基づくもの」とミルズ監督は言う。そして、ホアキンに対しても「“ちょっと、話していいかい?”という空間を作り出す力がある」とも語っている。子どもと対等であろうとすることは簡単ではない。話をまず聞くこと、向き合うこと、その姿勢が何気に最も難しい。子どもたちの世界に寄り添うには、自分もそこに飛び込んでみないと始まらない。本作の見どころの1つである、子どもたちへの実際のインタビューはまさにその最たるもの。本作では冒頭から、ミルズ監督やホアキンがインタビュー取材した全米各地の9~14歳の子どもたちの“生の声”が聞こえてくる。「いま、現実社会で起こっていること」についてどう受けとめているのか、未来についてどんなことを思うのか、信頼によって生まれた対話が(たとえ、ちょっぴり“よそ行き”の言葉であっても)現実への危惧や未来への希望として生々しく響いてくる。実はロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイト、ニューオリンズの子どもたちから話を聞く中で、ニューオリンズのインタビュー対象者だった9歳のデバンテ・ブライアントが2020年夏、街角に座っていただけなのに銃の流れ弾に当たって亡くなる、という事故が起きている(本作はデバンテに捧げられている)。ある伯父と甥っ子、兄と妹、母と子の小さな小さな物語でありながら、子どもたちの声は暴力や分断から、気候変動といった世界中で抱えている問題を炙り出していく。こんな世界で、ジェシーたちは大人にならなければならないのだ。子どもたちを大切にしない社会に、未来はない。彼らが生きる未来に対して責任のある大人たちが現状、まったくもって“大丈夫”じゃない。極めて重要で辛辣な問題提起は全編を貫く温かな愛とモノクロームによる寓話性でほどよく、セルフケアにも効く作品となっている。『カモン カモン』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年05月04日4月8日より全国355館、895スクリーンで封切られた映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が、累計興行収入33億8373万7830円、累計観客動員数228万人を突破したことが分かった。『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』全10作で興行収入が1000億円、『ファンタスティック・ビースト』シリーズの観客動員数が1000万人超えという、国内洋画シリーズ映画興行成績No.1となっている魔法ワールドシリーズ。10~20代の女性を中心に、ファミリーやカップル、映画ファンなど幅広い層が来場し、週末3日間の興行収入は10億円を突破、GWに突入しても止まることを知らず、4月29日~5月1日の週末は、3日間の観客動員数30万3961人、興行収入4億2437万3790円を記録。順調に記録を伸ばし続けており、本年の洋画作品No.1も近づいている。また今回、新たな本編映像<魔法アクション編>が公開された。ダンブルドア先生からの“秘密の作戦”で、マグルのジェイコブと呪文学の教師・ユーラリーは、国際魔法使い連盟の次期リーダーたちの集まる晩餐会に潜入。そこには、史上最悪の黒い魔法使い、グリンデルバルドも立候補している。そんなグリンデルバルドに、ジェイコブがダンブルドア先生から贈られた杖を向けるシーンからスタート。すると嵐が起こり、様々なものが巻き上がり大パニックに。“鉄壁”ユーラリーから鮮やかに魔法アクションが繰り出され、本を使ったダイナミックな魔法も見どころだ。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年05月02日マーガレット・クアリー主演の『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』より、本編映像とキャラクタービジュアル3種が解禁された。今回解禁された本編映像は、作家志望の主人公ジョアンナ(マーガレット・クアリー)がJ.D.サリンジャーと電話越しに会話する重要な一場面。「ライ麦畑でつかまえて」で一躍有名作家となったサリンジャーだが、一般的には偏屈で人嫌いといったイメージも持たれている。しかし、本作では新人アシスタントのジョアンナに対して「詩人を夢見るなら、朝の15分で構わないから執筆の時間を確保すること」「電話番で1日を終えるな」と励まし、名もなき若者の夢を後押しする存在として好意的に描かれているのが分かる。偉大な作家に直接アドバイスをもらったジョアンナは、一体どんな道を選択するのか…?その後の展開が気になる本編映像となっている。ちなみに本作はジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」(柏書房)の映像化。謎多き隠遁作家というこれまでのイメージとは違う、サリンジャー像にも注目したい。併せて解禁されたキャラクタービジュアルは、ジョアンナが出版エージェンシーで働く姿を印象的に切り取った3種類。上司マーガレットのアシスタントとして、テープの書き起こしや電話応対、そしてJ.D.サリンジャー宛に届くファンレターの処理など様々な仕事を任されたジョアンナは、ひたすらタイプライターに向かい、空いた時間にファンレターを読み空想にふける毎日を送る。目の前の仕事を淡々とこなしながらも、作家になりたいという夢を諦めきれない…。そんなジョアンナの現実との狭間で葛藤する20代女性の姿を瑞々しく切り取り、さらにそれぞれのシーンを自由に解釈できる余白を活かしたキャラクタービジュアルに仕上がっている。『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は5月6日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ニューヨーク・ダイアリー 2022年5月6日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 All rights reserved.
2022年05月02日大ヒットシリーズの最終章『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』にて、日本語吹き替え版キャストとして玉木宏と木村佳乃が続投決定。シリーズ史上最大の危機を最大級のスケールで描いた、圧巻の新予告映像も公開された。今作でも、クリス・プラット演じる主人公オーウェンの吹き替えを担当する玉木さんは「3作目もクリス・プラットさん演じるオーウェンを担当させていただける事、嬉しく思います」と喜び、「冒頭からスケール感に興奮しましたが、個人的にはオーウェンのバイクチェイスが、手に汗を握るスリリングな展開で好きなシーンです」とアピール。ブライス・ダラス・ハワード演じるヒロイン・クレアを吹き替える木村さんは「今見ても色褪せないジュラシック・パークから29年、予告をみただけでも迫力の更にスケールアップした作品を私も楽しみにしています」と公開へ期待を寄せた。また公開された予告編は、冒頭、オーウェンらが身を潜めていた小屋に、ブルーとブルーによく似た小さいラプトルが現れる。前作でオーウェンの元を離れてから、ブルーは子どもを生んでいたのだ。しかし、ブルーとの再会を果たした直後、子どもは何者かに襲われ攫われてしまい、オーウェンは連れ戻すことを約束をする。そして、前作で解き放たれた恐竜たちは、地球の至る場所に棲みつき、世界はまさにジュラシック・ワールド化、人々は恐怖と混乱の渦の中にいた。そんな世界でオーウェンが協力を仰いだのは、古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)、古植物学者のエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、数学者のイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)らレジェンド博士たち。逃げ場所が存在しない中、地球を支配するのはどちらなのか、それとも共存できるのか?ブルーとの約束を果たすことができるのか?公開がより待ち遠しくなる映像となっている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年05月02日世界的歌姫と平凡な教師の恋を、ポップな音楽とダンスで彩る王道ロマンティックラブストーリー『マリー・ミー』が現在公開中。この度、劇中曲「After Love」のリリックビデオが到着した。「After Love」は、キャット(ジェニファー・ロペス)とチャーリー(オーウェン・ウィルソン)が、初デートのダンスパーティーに参加するシーンにて披露される。歌姫のときの豪華絢爛な衣装とは異なり、ベビーピンクで柔らかな素材のドレスを身に纏ったキャットが、婚約破棄の心の傷を乗り越え、新たな恋と幸せを噛み締めながら歌う、前向きでパワフルな楽曲だ。『オールド』や「ボクらを見る目」などを手掛けた衣装デザインのキャロライン・ダンカンは、本シーンについて「これは二人の最初のデート。二人が恋に落ち始めた夜で、彼女の世界に少しずつ入り込んでいるように感じさせる。彼女も彼の世界に少しずつ入ってきていて、お互いのために服を着ているようなスウィートさがある」と語っている。公開直後からSNS上では「“こんなロマコメが観たかった”を具現化した映画」、「駆け引きとかいらないストレートなラブコメディ。お互いに足りないものを補える関係は美しい。大好きな人と大好きな場所で大好きなことをする。こんな素晴らしいことはない。」、「歌唱シーンは鳥肌もの。“Marry Me”が頭から離れないし、早くも2回目が観たい!」、「優しさと幸せが詰まっていて、めちゃくちゃに泣いた!最高の映画じゃん!」、「ロマコメの新たな金字塔になり得る良作!」と絶賛されている本作。王道ロマコメだからこその安心感と底抜けにハッピーな物語、そして世界的トップアーティストによる歌声と煌びやかな衣装で魅せるパフォーマンスで、いまを生きる観客の心を虜にしている。『マリー・ミー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:マリー・ミー 2022年4月22日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2022年05月01日マーベル・スタジオの2022年劇場公開作品の幕開けを飾る『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いた本作について、主演のベネディクト・カンバーバッチは“壮大な自分探しの旅”であると語った。アベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、これまで宇宙の命運を分ける大きな決断を下し、世界中の人々を救ってきた一方で、その決断により大切な仲間たちを失ってきた。監督を務めたサム・ライミの証言により、それらの苦悩は本作でも色濃く描かれているようだが、カンバーバッチは「ストレンジはマルチバースでの経験や、異なるバージョンの自分を通して成長していく」という。ドクター・ストレンジといえば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズの一員として最凶最悪の敵・サノスに立ち向かい、アイアンマン=トニー・スタークやブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフら仲間の犠牲を経て世界中の人々を守り抜くことができた。そして『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』では、“禁断の魔術”を使用したことにより世界の危機を招くも、スパイダーマン=ピーター・パーカーと共に衝撃の決断を下し事態を収束させる。サム・ライミ監督は「ストレンジは、これまで下した重大な決断に大きな責任を感じているんです。宇宙を救うため、大切な仲間を犠牲にしなければならなかったことをね。そのことは本作でも彼の心に重くのしかかっています」と、ストレンジが抱く“ヒーローならではの苦悩”について語った。ストレンジを演じたカンバーバッチは、「彼は、マルチバースの世界での経験や、様々なバージョンの自分を通して、自身について学び成長するんです。それは、彼の根底に深く刻まれていることで、ストレンジ自身の危険度を示していたりします。その答えを出すために、“異なるストレンジたち”に立ち向かうんです」と、“マルチバース”の世界に存在する、違った一面をもつ“ストレンジたち”と出会うことで自分を見つめ直し成長していくことを明かす。予告編からは、ストレンジが“マルチバース”の世界で対峙する、全く同じ姿ながら邪悪な雰囲気を纏うもう1人のストレンジが不敵な笑みを浮かべながら登場し、自身の負の要素に直面し困惑する様子が垣間見える。さらに、性格が少しお堅そうな精悍な顔つきのストレンジや、混沌とした世界を予感させる異形な姿をしたストレンジなども描かれており、これらの“ストレンジたち”を通して、最強魔術師がヒーローとしてまたひとつ成長していくのかもしれない。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月01日軍人の妻たちが結成した合唱団の実話から生まれた物語『シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~』。この度、監督のピーター・カッタネオが、いかにして本作が製作されたのか、その舞台裏を隅々まで語った。『フル・モンティ』『ラッキー・ブレイク』『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』など、音楽×コメディの融合作品に定評があるカッタネオ監督。BBCの人気テレビ番組「The Choir」でも特集された、軍人の妻合唱団の実話を映画化するにあたって「これまでスクリーンではほとんど見られなかった人たちの生き方を探り、音楽と歌を中心とした映画を作れるということに、すぐに気持ちが高ぶった」と当時をふり返る。そんなモデルとなった軍人の妻合唱団のメンバーに会うと、すぐに描くべきテーマが見えてきたのだそうで、「私たちが知り合った勇猛果敢な軍人の妻たちの話は、謙虚で、時には悲惨で、そして多くの場合は笑いを誘うものでした。私は、彼女たちの誠実で地に足のついたユーモアのセンスに感銘を受け、本作品はそういった笑いでいっぱいにしようと決めました」と笑顔満開路線を決定。また、軍人の妻たちによる初の合唱団が結成された場所であるキャタリック駐屯地で撮影が行われ、基地から制服、車両、撮影場所の提供のほか、兵役中の兵士やその家族もエキストラ出演するなど、完全バックアップ体制となった。さらに、カッタネオ監督が最も力を注いだのは「音楽が持つ感情に迫るパワーと、共に歌うことのカタルシスを称える映画を作る」という方向性。何百もの曲の中から選び出していったそうで、「ロックや現代的なポップスも検討したのですが、その度に80年代のテクノポップの名曲に戻ってきました。それは主人公の青春時代の音楽であり、軍隊生活の厳しさと相まってユーモラスさを作り出してくれました」と明かす。加えて本物のサウンドを表現するために、合唱パートは撮影現場でのライブ録音となった。クライマックスで歌われる楽曲は事前リハーサルを行ったものの、合唱グループを組んだばかりの初期に歌われる楽曲については、荒削りな自然さを大切にするため、リハーサルなしで本番収録を行うというこだわりも。物語の核となるケイト役のクリスティン・スコット・トーマスとリサ役のシャロン・ホーガンについては「二人とも才能豊かな俳優」と言い、「撮影現場では、様々な場面での感情を掘り下げたり、お互いに刺激し合ってやり取りの中に笑いを見つけたりと、創意工夫を見せてくれました」と賞嘆した。そして映画同様、キャスト陣の団結力が合唱によって高まっていくのを実感したというカッタネオ監督。「歌のリハーサルで初めて会ったとき、一度も会ったことのない女優たちが歌を通してすぐに結びついたことで、この映画のテーマの一つが実現しました。私がこれまで仕事をした中で最も結束の強いアンサンブルです」と自信を覗かせ、日本の観客に向けて「登場人物たちと一緒に笑ったり泣いたりして、女性たちの勇気に触発され、名曲を歌っている姿で元気になっていただきたい」とメッセージも寄せている。また今回、メイキング写真も到着。自然体で楽しそうに合唱する姿や、撮影の合間の仲睦まじい様子が伺え、笑顔の絶えない撮影現場であったことも感じられる。『シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~』は5月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声 2022年5月20日よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© MILITARY WIVES CHOIR FILM LTD 2019
2022年04月30日トム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』の本編特別映像5分間が、5月4日(水・祝)より公開となる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』IMAX、SCREEN X、DOLBY CINEMAスクリーンでの上映前に流れることが決定。IMAXカメラをコックピットに6台搭載して撮影した衝撃のスカイ・アクションがお披露目されることになった。本作の代名詞ともいえる、手に汗握る臨場感と大迫力の空撮シーンによるスカイ・アクションは、CGに頼らずリアルの迫力を追求するトム・クルーズのあくなきこだわりによって、かつて見たことのない次元へと進化。1つのコックピット内にIMAXカメラ6台を搭載し、ありとあらゆる角度から鮮明かつ大胆な映像を撮影、トム自ら監修した過酷なトレーニングを新世代トップガンメンバーの俳優たちが共に乗り越え、実際に搭乗して撮影した映像は、過酷なGの負荷を受けるパイロットたちの表情を映し出す。大迫力のスカイ・アクションの一部を抜粋した5分間もの本編映像は、自信に満ち溢れた新世代トップガンたちと、その教官に任命されたマーヴェリック(トム・クルーズ)が飛行訓練に臨むシーン。自らが敵役となり、マーヴェリックvs新世代トップガンチームというメニューを課したマーヴェリックは、度肝を抜くような圧倒的飛行テクニックで彼らを翻弄。繰り広げられる極限のスカイ・アクションに思わず息をのみ、本物の戦闘機が大空を超速で飛行する姿をIMAXカメラでとらえた驚異の映像と、実際に過酷な飛行訓練を乗り越えてこのシーンの撮影に挑んだ俳優たちも見逃せない。『トップガン マーヴェリック』は5月27日(金)より全国にて公開。『トップガン マーヴェリック』本編映像5分間は5月4日(水・祝)より『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』IMAX、SCREEN X、DOLBY CINEMA版上映(※一部劇場を除く)のスクリーンにて上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年04月30日ホアキン・フェニックスが主演、マイク・ミルズ監督が贈る「A24」製作映画『カモン カモン』。この度、ホアキン扮する主人公ジョニーと、ウディ・ノーマン扮するその甥っ子ジェシーが、対話によって絆を深めるワンシーンを切り取った本編映像が解禁、ホアキンからのコメントも到着した。突然始まった甥っ子との共同生活。N.Y.を拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニーは、L.A.に暮らす9歳のジェシーを連れてN.Y.に戻ってくる。今回解禁となった本編映像は、ニューヨークのピザ屋でのジョニーとジェシーの会話シーン。普段は、アメリカ中の子どもたちをインタビューして回るジョニーだが、今回は立場逆転でジェシーからの質問を受ける側に。ジェシーは「なぜママを兄妹っぽくしないの?」「なぜ独りぼっちなの?」とストレートに問いを投げかける。ジョニーはおどけて、「誰が気にする? 答えは薄っぺら」とはぐらかすが、なおも、ジェシーは真面目な顔で「パパが病気でママに別れろと? そう言ったの?」と尋ねる。ここでジョニーは、言葉に詰まりながらも、それまでとは違って真剣な表情でジェシーと向き合い、「人は自分の行動を完璧に理解しないこともある。でもママやパパを傷つけようとは思わない。君のことも。すべてがうまくいくように望んでいた」と説明する。納得いかない様子のジェシーは、「ぺらぺら。ぺらっぺら」と先ほどのジョニーの言葉を真似る。最後はジョニーも「そうかもしれないな。ぺらっぺら」と認め、ピザ屋を後にした2人。ジェシーが手を差し出すと、ジョニーは手を握り返し、2人は歩き始めるのだった。「たとえ親でなくても、僕たち大人が、子供の未来に対して責任がある」何かとぶつかり合う2人が対話によって、ぐっと距離を縮めるこのシーンは、本作のテーマを象徴する場面でもある。ミルズ監督は「ジョニーが気づくのは、聞くことが“親”になる最短の道だということだ。ジェシーをより理解したいと思ったとき、彼はジェシーの遊びに参加し、その話に耳を傾けるようになる。それは僕自身の経験に基づくものだよ。僕が観る人に示したいのは、周りの人たちに好奇心を持つこと、そして周りの人たちを理解することの大切さだ」と語る。一方で、甥っ子に振り回されながらも、歩み寄ることを止めない心優しい伯父を演じたホアキンは、本作に込められたメッセージについて「この映画には、たとえ親でなくても、子供に残す世界や取るべき行動について、僕たち大人が、子供の未来に対して責任があるということを描いている。また、子供を守ることを通して、人間としてより好奇心を持ち、オープンになることができるという考えも非常に興味深く感じるよ」と話した。マイク・ミルズ御用達ピザ屋で撮影驚きのエピソードも実は、このシーンにはちょっとした裏話も。ロケ地となったピザ屋は、実際に存在するニューヨークの店「Scarr’s Pizza」で、ミルズ監督御用達。「ジョニーがあのエリアで暮らしているという設定なんだ。“Scarr’s Pizza”は僕自身も大好きなピザ屋だよ。少し前にN.Y.を訪れたんだけど、滞在中に2回も行ってしまった。インテリアも美しいし、僕にとっては特別な意味を持つエリアなんだ」と明かしている。また、ジェシー役を演じたウディからは、こんなエピソードが。「監督から、ホアキンをちょっと驚かせると言いますか、“質問で困らせて”という指示を受けていたんです。特にピザ屋さんでの場面は、困らせることを考えていっぱい質問をした場面で、ホアキンが必死に笑いをこらえているのが面白かった(笑)。顔が歪んで、今にも笑いだしそうな場面が印象深いです」とウディ。ホアキンの表情にも注目して見てほしい。『カモン カモン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年04月30日『アリスのままで』のジュリアン・ムーアと『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが伝説のフェミニスト、グロリア・スタイネムの生涯をリレー形式で演じた『グロリアス 世界を動かした女たち』から、予告編が解禁となった。解禁となった予告編は、バスから颯爽と降りてきた主人公のグロリア・スタイネム(ジュリアン・ムーア)が、女性から声を掛けられるシーンから始まる。場面は移り変わり、車窓から外を眺める女性たち。若き日のグロリア(アリシア・ヴィキャンデル)は「私の人生は旅をする事で変わった」と語り、「旅は一番の教育だ」という父の教えからであることが示される。この言葉をきっかけにインドに2年間滞在をした彼女は、そこで驚くべき体験をする。この出来事を記事として書きたいと出版社を訪ねるが、「ファッションの記事を書いてくれ」と言い返される。女性という理由だけで希望する記事を書かせてくれないことを知ったグロリアは、バニーガールの恰好でお酒を提供する“プレイボーイ・クラブ”に極秘で潜入取材をすることに。そこで女性がモノとして扱われている裏側を暴露すると大きな反響を得るが、男性編集者からは「次はポルノ業界に潜入か?」とセクハラ発言をされる。男性優位の社会に嫌気が指したグロリアは、トレードマークとなる大きなサングラスを身に付け、女性解放運動の活動に参加していくのだった。そんな彼女の数奇な生涯を、ジュリアンとアリシアの2人のアカデミー賞女優で描いた本作。同じく活動家を演じたジャネール・モネイ、ベット・ミドラーの姿もあり、女性の地位向上のために立ち向かった、“いまの私たちに繋がる”彼女の勇姿を感じることのできる予告となっている。『グロリアス 世界を動かした女たち』は5月13日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋 S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グロリアス 世界を動かした女たち 2022年5月13日よりkino cinéma 横浜みなとみらい・立川髙島屋 S.C.館・天神ほか全国にて公開© 2020 The Glorias, LLC
2022年04月30日アカデミー賞国際長編映画賞・脚本賞ノミネート、カンヌ国際映画祭女優賞の話題作『わたしは最悪。』より、本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。本作は、海外の映画祭で高く評価される『母の残像』『テルマ』などのヨアキム・トリアー監督が斬新な映像表現で、主人公の女性、ユリヤの衝動的な日々を描いたノルウェー発の異色作。これが映画初主演となるレナーテ・レインスヴェが、子どものような無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在する感情の揺れ動きを、グラデーション豊かに表現、繊細かつ大胆な演技でユリヤを演じきった。今回解禁となった予告映像では、主人公のユリヤが新たな出会いに胸高鳴る様子から始まる。いまの彼の元で幸せと思いながら、小さな違和感に気づかないふりをして過ごしてきたユリヤ。けれどもある時自分に「これは望んでいた自分?」と問いかけ、オスロの街を新しい恋に向かって走り出す。60~70年代に活躍したハリー・ニルソンのキャッチーな楽曲「I Said Goodbye to Me」にのせて、遊び心溢れる独創的な映像が映し出される。ユリヤのセリフは行動とはうらはらなところもあるが、常に本音だから突き刺さる。世界中から共感や絶賛の声が続々と寄せられる本作ならではの新鮮な映像や構成が垣間見える予告編となっている。さらにポスターは、添えられたキャッチコピー<人生は選択―時々、運命>を体現するかのように、ユリヤが吹っ切れたような表情とともにオスロの街中を駆け抜ける様子を切り取ったもの。加えて、本作の原題でもある「The Worst Person In The World」のテキストの中に、彼女のいくつもの人生のワンシーンが切り取られコラージュされたユニークなビジュアルとなっている。『わたしは最悪。』は7月1日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月29日海底に閉じ込められた危機的状況から脱する恐怖を描いたパニックスリラー『海底47m』シリーズの製作陣が、舞台を海上に移して再び海の恐怖を描くサバイバルスリラー『SHARK BAIT(原題)』が、邦題『海上48hours ―悪夢のバカンス―』として、7月22日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ポスターと予告編が解禁された。メキシコのビーチでバカンスを楽しむ大学生5人組は、酔っぱらった勢いにまかせて無断で水上バイクを乗り回す。ところが、衝突事故を起こしてしまい、壊れたバイクで遥か海上沖を漂うことに…。友情で結ばれていた彼らを待っていたのは、回避不可能な危機的状況の数々。さらに、追い打ちをかけるように獰猛なホホジロザメが彼らを襲い、2日間の“恋と友情のバカンス”は、“サメと裏切りのサバイバル”へと化していく。監督は、『海底47m』と『海底47m 古代マヤの死の迷宮』でセカンドユニット監督を務め、『ゲットバック 人質奪還』などの監督でもあるジェームズ・ナン。そして、衝撃の実録ドラマ『暁に祈れ』で脚本を務めたニック・ソルトリーズが脚本を担当している。解禁された予告編は、アメリカから来た5人がメキシコのビーチでテキーラを片手にバカ騒ぎする様子から始まる。しかし桟橋に停められていた水上バイクに無断で乗りこんではしゃぎ、衝突事故を起こしたことから、楽しいはずのバカンスが一転、悪夢になっていく。仲間のひとりは重傷を負い、バイクのエンジンは故障。スマホは電波圏外で、助けを呼ぶこともできない。さらには浮気騒動も勃発し、凶暴なホホジロザメまで現れる。恐怖と裏切りが交錯する絶体絶望の海上から、彼らはサバイブできるのか、気になる映像になっている。同時に解禁となったポスターは、絶体不可避な危機的状況から生き延びるため、海面から浮かび上がろうとする主人公の女子大生ナット(ホリー・アール)と、その彼氏のトム(ジャック・トゥルーマン)の必死の形相が切り取られている。また、故障した水上バイクで沖を漂う5人に忍び寄る獰猛なサメの姿も。さらに水上バイクの衝突事故やエンジン故障など彼らを襲う悪夢の数々も時系列で紹介されており、インパクトあるビジュアルが完成した。『海上48hours ―悪夢のバカンス―』は7月22日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日ヴェネチア国際映画やSXSW映画祭などで絶賛された『きっと地上には満天の星(原題:Topside)』が8月5日(金)より公開されることが決定し、日本版メインビジュアルが解禁となった。N.Y.の廃トンネルで暮らしていたニッキーとその娘リトル。ある日、不法住居者を排除しようと地下鉄の廃トンネルへ市の職員たちがやってくる。隠れてやり過ごすことができないと判断したニッキーは、5歳のリトルを連れて地上へと逃げ出すことを決意する。初めて外の世界を体験するリトルは、眩いばかりの喧騒の中で、夜空にまだ見ぬ星を探し続ける。N.Y.の街で追い詰められていく母娘に、希望の光は降り注ぐのだろうか…。「その場所に子供はいない。5歳くらいの大人はいるけどな。」という、本作の原案となった、実在した地下コミュニティへの潜入記「モグラびと ニューヨーク地下生活者たち」(ジェニファー・トス著)の印象的な一文の引用から始まる本作。短編映画『Caroline』がカンヌ国際映画祭で注目を浴び、アンソロジー・テレビドラマシリーズ「モダン・ラブ」の1篇を手掛けたセリーヌ・ヘルド&ローガン・ジョージの長編デビュー作となる。セリーヌ監督自身が母ニッキーを演じ、娘リトル役には新星ザイラ・ファーマーを抜擢。セリーヌ&ローガンは現在、プロデューサーにM.ナイト・シャマランを迎え、長編2作目となるミステリー・ホラー『The Vanishings at Caddo Lake』を製作中で、いまアメリカで最も注目を集めているクリエイターだ。星空を夢見る主人公の少女リトルをイメージした日本版メインビジュアルでは、「地下鉄の廃トンネルで育ったリトルは、まだ夜空を知らない――」というコピーとともに散りばめられた星空が印象的な一枚となっている。また併せて解禁された場面写真では、母娘が寄り添う様子や暗い地下鉄内を歩くリトルの姿をとらえており、N.Y.の街の奥底で暮らす母娘の、心震える愛の物語の一端が垣間見えるものとなっている。『きっと地上には満天の星』は8月5日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日『ジョン・ウィック』製作スタジオと、『007』のマーティン・キャンベル監督によるキリングアクション最新作『マーベラス』より、予告編と場面写真が公開された。今回の予告編では、相棒を殺され復讐に燃える暗殺者と、そのターゲットの護衛を請け負ったセキュリティが、超一流のプライドを懸けて繰り広げる戦いが描かれる。室内での激しいバトルや豪華ディナーでの腹の探り合いは、キャンベル監督ならではのスタイリッシュなスパイ映画を思わせる。さらに、暗殺者アンナ(マギー・Q)の様々なファッションや、ビルの吹き抜けから飛び降りる華麗なアクションにも注目。レンブラント(マイケル・キートン)の完璧な護衛者っぷりや、アンナの師匠ムーディ(サミュエル・L.ジャクソン)も姿を見せている。サミュエルが「この映画は俳優同士のアンサンブルでできている。それこそが見どころなんだよ」と語っているように、裏社会に生きる3人のプロッフェッショナルの美学にも注目だ。『マーベラス』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マーベラス 2022年7月1日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 by Makac Productions, Inc.
2022年04月28日スティーヴン・キング原作、ブラムハウス製作の『炎の少女チャーリー(原題:Firestarter)』が6月17日(金)より全国公開されることが決定し、併せて予告編とポスタービジュアルが解禁された。スリラーの巨匠、スティーヴン・キングの小説「ファイアスターター」を原作に、1984年に当時天才子役として脚光を浴びていたドリュー・バリモアが主人公チャーリーを演じ映画化された『炎の少女チャーリー』。オリジナル版は多くのオマージュ作品を生み出し、いまでも根強い人気を誇る、まさに超能力少女映画(パイロキネシス)の原点だ。本作では最新技術を駆使し、新解釈で完全リメイク。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス、脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務めた。ザック・エフロン-(C)Getty Images生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー役には、『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』など、子役として多くの大作に出演するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢。父親アンディには、『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など幅広い役柄で活躍する、実力派俳優ザック・エフロン。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守り、愛する父親を演じている。今回解禁となった予告編は、不思議なパイロキネシス(自然発火)の力を持つチャーリーが自身の異変を訴えるシーンから始まる。次第に制御のきかなくなるパワーに困惑するチャーリーと、そんな娘を懸命に隠して守ろうとする父アンディだったが、その能力を利用しようとする政府の秘密組織“ザ・ショップ”が、チャーリーの存在に気づき、事態はチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルへと発展していく…。圧倒的な超能力への葛藤を抱える少女チャーリー、そして家族の行く末が気になる予告編となっている。また、併せて到着したポスターは「もう、愛だけでは守れない」のキャッチコピーとともに、燃え盛る炎の中に堂々と立つチャーリーが写し出され、その炎の凄まじさに本編への期待がますます高まるビジュアルとなっている。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日2015年10月、デトロイトに住む一般女性アザイア・“ゾラ”・キングがTwitterに投稿した計148ツイートの連続投稿と、その物語をフィーチャーした「ローリングストーン」誌の記事を『ムーンライト』『ミッドサマー』などの気鋭スタジオ「A24」が映画化した『Zola ゾラ』が8月26日(金)より公開が決定、特報映像が解禁となった。ある日、レストランで働いていたゾラは、客としてやってきたステファニと意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。デトロイトのウェイトレスであり、ストリッパーでもあったゾラが、電撃的に出会ったダンサーのステファニから“フロリダへの出稼ぎ旅”に誘われる青春ロードムービー。解禁となった映像は、キラキラで不穏で、スリリング。リアル“SNS”ストーリーに期待が高まるような映像となっている。主人公のゾラには、『マ・レイニーのブラックボトム』でダッシー・メイを演じ、ヴィオラ・デイヴィスやチャドウィック・ボーズマンとの共演で大きな存在感を見せつけたテイラー・ペイジ。ぶっ飛んだ性格のステファニ役には、エルヴィス・プレスリーの孫としても知られ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アンダー・ザ・シルバーレイク』などへの出演でハリウッド屈指の注目俳優となったライリー・キーオ。セクシーで荒唐無稽、それでいてクール&キュートなコンビを、それぞれが魅力的に演じている。ライリー・キーオ監督を務めたのは、長編デビュー作『Lemon』(原題)がサンダンス映画祭で絶賛され、人気ブランド「ミュウミュウ(miumiu)」の女性監督シリーズに抜擢されるなど、各界から注目を集める気鋭の黒人女性監督ジャニクサ・ブラヴォー。ブラヴォー監督はゾラの物語と出会ったとき、「アザイアのツイートはガッツと迫力のある展開で、まるでカーディ・Bの『ボーダック・イエロー』とデヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』の交差点」のように感じたという。また、主人公のゾラについて、「ゾラはアメリカで働きながら暮らす若い黒人女性です。自分を認めてくれない、守ってくれない環境の中で、彼女は主体性を保っている。私はその主体性に強く惹きつけられたのです」と語っている。撮影はジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で2022年のアカデミー賞撮影賞にノミネートされた撮影監督、アリ・ウェグナー、サントラは『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』や『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』などでも知られる“ミカチュー”ことミカ・レヴィと、キャストもスタッフも女性クルーがけん引する。本作はフォトジェニックでパワフルな作品に仕上がっており、全米公開当時にはミッシー・エリオットやケイティ・ペリーなどがSNSで言及。カニエ・ウェストは本作を2回見て、劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブたちをも熱狂させた。また、劇中にはアッシャー、「MIGOS」、2CHAINZなど、大人気アーティストたちの楽曲も満載。サンダンス映画祭で大喝采を浴び、全米では1,500スクリーンで公開されスマッシュヒット。若者を中心に熱狂的なファンを生み出している。『Zola ゾラ』は8月26日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(09)の新作が、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(Avatar:The Way Of Wate/12月16日全米公開)として公開決定。さらに、9月23日(金)より全世界的に前作『アバター』を改めて劇場公開されることが発表された。2009年当時、ジェームズ・キャメロンは独自の革新的な3Dカメラを開発し、驚異的なクオリティを実現。壮大な物語、未体験の感動と興奮、人類を究極の映像世界へと誘う『アバター』は世界中で大旋風を巻き起こし、日本国内においても歴代洋画実写興収ランキング4位、興行収入156億円を超える特大ヒットを記録。『アバター』による圧倒的映像を最大限生かす視聴環境として日本の3D映画興行の普及は急速に加速し、社会現象を巻き起こした。その後に続く劇場映画を新たな時代へ引き上げたことはもちろん、映画だけにはとどまらず3D映像の分野が躍進的に進化するなど、『アバター』の世界的な成功は興行収入の数字だけでは計り知ることはできず、まさに映像世界の歴史を変えたと言っても過言ではない。そんなキャメロン監督が前作から実に13年もの時間、全精力を傾け続け、自ら創造した物語の舞台“惑星パンドラ”の世界で想像もつかない圧倒的な物語を構築。映像技術も飛躍的に進化させ、映画館での最高の映像体験を約束する。新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の舞台は第1作目から約10年後、地球からはるか彼方の惑星パンドラの神秘的な世界。元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とパンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子どもたちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた。なお、5月4日(祝・水)より全国公開する『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で本作の特報を上映予定。劇場でのみ、いち早く本作の世界を実体験することができる。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved
2022年04月28日『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』が8月26日(金)より全国公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルと予告編映像が解禁された。斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描き、鮮烈な監督デビューを飾った『ゲット・アウト』(17)、前作同様に社会問題をテーマとし大ヒットを記録した『アス』(19)と、話題作を世に送り出してきたジョーダン・ピール監督。近年は『キャンディマン』や「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」など製作業に専念していたが、本作で『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤと再びタッグを組み、3年ぶりとなる最新スリラーを手掛けた。ジョーダン・ピール Photo by Emma McIntyre/Getty Imagesこの度日本初解禁となった予告編は、ある平穏な田舎町ヘイワード牧場が軽快な音楽にのせて紹介される場面から始まる。ハリウッド唯一の黒人経営でもある牧場を営む男女。夜、広大な敷地を誇る牧場で、馬を連れて歩く男が遥か先に光り輝く物体を見つける。すると突然、悲鳴を上げた馬が光に目掛けて駆け出す。そこから映像の雰囲気は一変し、「“最悪の奇跡”って言い表せるか?」と牧場の男(ダニエル・カルーヤ)が語りかける。空を見上げ始める人々、暗がりの空に飛翔する物体、人に近い何者かとの接触、吹き上がる荒野の砂埃、そして広大な荒野を覆う巨大な影、不穏な空気に包まれる田舎町の緊迫した映像が続く。すると突如崩壊した自室の天井から、脱出した女性(キキ・パーマー)が、悲鳴を上げながら晴天の空に吸い込まれていく…。本作を紐解く断片的な“鍵”が散りばめられた、まさに謎が謎を呼ぶ映像となっている。併せて解禁された日本版ポスタービジュアルには、「最悪な奇跡が起こる」と不安を煽るコピーとともに、星空の下、山の麓の小さな田舎町を覆い隠す巨大な雲の群れとぽっかりと浮かぶ不穏な雲が写し出されている。雲から垂れ下がるカラフルな一本のフラッグ紐も意味深で不気味だ。果たしてこの町が遭遇する“最悪な奇跡”とは?そしてタイトルの「NOPE」の本当の意味とは?ジョーダン・ピール監督が仕掛ける新たな衝撃。映画ファン待望の最新作に期待が高まる。『NOPE/ノープ』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日『ザ・ロストシティ』の日本語版吹替でチャニング・テイタム演じる“アラン”役を田中圭が務めることが決定。ダニエル・ラドクリフの吹き替え20年の小野賢章による陽気なナレーションが入った本予告映像も解禁となった。本作は、サンドラ・ブロック演じる作家のロレッタが、小説のカバーモデルを務めるチャニング・テイタム演じるアランとともに、南の島に隠された“ロストシティ”を巡る冒険へと繰り出すこととなる、予測不能のアクションアドベンチャー。ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットと豪華ハリウッドスターが競演し、全米No.1の大ヒットを記録した。製作・主演を務めるサンドラも「まさに今こそ、こういった現実逃避できる底抜けに楽しい映画が求められているし、だから私たちはこの映画を作った」とコメントしている通り、暗い話題の続くいまこそ必見の1本と言えるだろう。そして本作の最大の見どころはW主演となるサンドラとチャニングのセリフの掛け合い。この度日本の観客もその会話を余すことなく楽しめるようにということで、日本語吹替版の製作&上映が決定した。チャニング演じる“アラン”の吹き替えを担当するのは、抜群のコメディセンスと表現力でいま最も勢いのある田中圭。チャニングにも負けず劣らずの筋肉質の体格を持つ田中さんは、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラ vs コング』(2021)のラッセル役(カイル・チャンドラー)以来の吹き替え声優挑戦。田中さんからは「声優のお仕事は、もう一度挑戦したい念願のお仕事だったので、嬉しかったです。オファーをいただいて、字幕もなく、吹き替え台本を見ながら映画を見たのですが、言語も関係なく笑わされるシーンもあれば格好良いシーンもあって、すごくバランスがいい映画だと思いました。大胆なボケもハリウッド映画だなと、面白い作品で、やりたいという思いが強かったです。『やったあ!』、『頑張ろう!』と、メラメラしました」と、内に秘めた持ち前の情熱を感じさせる意気込みコメントが届いた。また、本作の日本版予告映像も公開。ナレーションを務めるのは、本編でダニエル・ラドクリフの吹き替えも担当する小野賢章。今回ダニエルが演じているのは、“秘宝”を狙う億万長者役。小野さんは『賢者の石』~『死の秘宝』まで全て演じ通した『ハリー・ポッター』シリーズを筆頭に、長年ダニエルの吹き替えを担当してきた。本編ではナレーションの明るい口調と変わって、ひたすらに卑しい悪役に徹した劇中のならずモノのダニエルを演じきっており、田中さんとの吹き替え共演も聞き逃せない。そのほか、主演のサンドラを本田貴子、ブラッド・ピットを堀内賢雄と、各キャストを長年担当してきたレジェンド声優が担当。本作の世界を、極限まで味わい尽くせる豪華共演の日本語吹替版に、期待が高まる。『ザ・ロストシティ』は6月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ロストシティ 2022年6月24日より全国にて公開©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年04月28日アイルランドのアニメーション・スタジオ「カートゥーン・サルーン」を代表する『ブレンダンとケルズの秘密』、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』、初ディスク化となる最新作『ウルフウォーカー』という、ケルト3部作全てを収録したブルーレイ・ボックスが6月24日(金)にリリース決定。製作した長編作品全てがアカデミー賞にノミネートされ、いま新作が最も待ち望まれるアニメーション・スタジオ「カートゥーン・サルーン」。今回リリースされるのは、「カートゥーン・サルーン」が描くケルトの伝説の世界を余すことなく堪能することができる、究極のコレクターズ・エディション。第82回アカデミー賞長編アニメ賞にいきなりノミネートされる快挙によって世界を驚かせた、世界一美しい聖なる本「ケルズの書」を巡る少年修道士ブレンダンの冒険ファンタジー『ブレンダンとケルズの秘密』。世界中のアニメーション界を席巻し、数々の映画賞を受賞した、アイルランドの神話をベースに幼い兄妹の大冒険を描いた『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』。これらに続くケルト3部作の最終章として、構想から7年をかけて製作された、アイルランドで密かに伝えられてきた伝説を基にした『ウルフウォーカー』を収録。『ブレンダンとケルズの秘密』中でも『ウルフウォーカー』は、今回が初のディスク化。ブルーレイ・ボックスには各3作品の“動く絵コンテ”ともいえるアニマティックにあわせて監督・スタッフが当時の製作秘話をふり返るコメンタリーを中心に、トータル270分に及ぶ国内商品初収録の超貴重映像を収めたボーナス・ディスクもセット。『ウルフウォーカー』特製アウターケースを装い、オリジナルスケッチやスタッフコメントと共に各作品世界を解説したアートワーク集(40Pブックレット)が封入特典となっている。なお、特設販売ECサイト(ミッドシップ・オンラインストア)にて、5月10日(火)23:59まで独占特別先行予約を実施。期間内の予約者には、特典としてオリジナル・ポストカードをもれなくプレゼント。また、このブルーレイ・ボックスは【初回生産限定版】となるため、数量に達し次第、販売終了となる。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレンダンとケルズの秘密 2017年7月29日より YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国にて順次公開(C) Les Amateurs, Vivi Film, Cartoon Saloonウルフウォーカー 2020年10月30日よりYEBISU GARSEN CINEMAほか全国にて公開© WolfWalkers 2020
2022年04月27日2018年の大ヒット作『カメラを止めるな!』のフランス版リメイクが、邦題『キャメラを止めるな!』として7月15日(金)より公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルと予告編が完成し、場面写真と併せて解禁された。2018年、熱狂的な口コミの広がりによって大ヒットを記録し社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』。海外でも大きなブームとなり、昨夏、第84回アカデミー賞作品賞を受賞した『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督による<フランス・リメイク>の製作が発表されると、クランクイン前から大きな注目を集めた。フランス屈指の人気俳優ロマン・デュリス(『真夜中のピアニスト』『タイピスト!』)が主人公となる映画監督役、その妻役としてベレニス・ベジョ(『アーティスト』、『ある過去の行方』)が出演し、オスカー監督とフランス映画界を代表する名優がタッグを組んだ。さらに、現代の映画音楽界を代表するアレクサンドル・デスプラが音楽を担当。恐ろしいほどの本気度で製作された<フランス・リメイク>版は、来月開催される第75回カンヌ映画祭オープニング作品としてプレミア上映される。この度完成した予告編は、オリジナル版の冒頭と同じく、ゾンビ映画のクライマックスで監督が女優を罵倒するシーンから始まり、その後も、オリジナル版を彷彿とさせる見覚えのあるシーンが続く…と思ったところで、まさかの大サプライズ。オリジナル版の撮影現場を混乱に陥れた最大の元凶であり、観客に強い印象を残したプロデューサー・笹原が登場!今回は、オリジナル版である『カメラを止めるな!』での劇中劇「ONE CUT OF THE DEAD」のリメイク企画を依頼するプロデューサーという役どころ。オリジナル版では、30分1カットで描く生中継のゾンビ映画の製作を依頼した笹原プロデューサーだが、『キャメラを止めるな!』は、『カメ止め』の劇中劇が世界中で大ヒットしたという世界で、同じ設定で映画製作を依頼する。つまり、リメイク映画の劇中劇がリメイク企画、という構造となっているのだ。コッテコテの大阪弁を話す小柄でおかっぱ頭の女性を前に、フランス映画界の超名優ロマン・デュリスが困惑する姿には、思わずニヤリとさせられる。今回のリメイク企画でも笹原プロデューサーからとんでもない「無茶振り」が飛び出しそうな予感だ。演じる竹原芳子は本作が海外デビューとなる。予告編のラストでは、いち早く本編を鑑賞した『カメ止め』上田慎一郎監督から、「そうきたか!新たなキャラ、新たなトラブル、新たな展開…。アツアツのリメイクに、本物の涙が溢れ出ました」と惜しみない賛辞を寄せている。併せて到着したポスターは、カメラを持ったアロハシャツ姿の監督(ロマン・デュリス)を中心に、斧をもった女優やソンビ姿の俳優らが血まみれ姿で集結。オリジナル版を踏襲したテイストで、ゾンビ映画らしいおどろおどろしさもありながら、ポップで軽やかな、明るいイメージに仕上がっている。オリジナルを深くリスペクトしながら、フレンチの笑いと最先端のアートをきかせた、オスカー仕込みの大感動のエンターテインメントとしてリメイクされた本作。その「スーパー進化」に期待したい。『キャメラを止めるな!』は7月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月27日マルチバースの扉が開き、歴代スパイダーマンとヴィランが集結した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。そのブルーレイ&DVDの発売に合わせ、本編の冒頭10分もの映像が特別公開された。本作は、トム・ホランドが主演を務める映画『スパイダーマン』の『ホーム』シリーズ第3弾。世界中に正体を知られてしまったピーター・パーカー/スパイダーマンの依頼を受けたドクター・ストレンジが、危険な呪文を唱えたことでマルチバースの扉が開き、過去シリーズに登場したヴィランたちが別次元から集結してピーターに襲い掛かるストーリーが描かれた。さらに、『スパイダーマンTM』からトビー・マグワイア、『アメイジング・スパイダーマンTM』からアンドリュー・ガーフィールドも登場し、歴代の3人のスパイダーマンによる奇跡の共闘も実現し、圧巻のストーリーが展開する。なお、本作をみんなで一緒に楽しむ同時視聴企画「マルチバース・ウォッチパーティー」が5月2日(火)19時より開催決定。美川憲一や狩野英孝、VTuberグループ「にじさんじ」所属のメンバーなど豪華ゲストが参加。本作の公式Twitterでの実況をはじめ、ゲスト陣のYouTubeチャンネルで一斉に同時開催される。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はデジタルセル&レンタル配信中。ブルーレイ&DVDは発売中、5月3日(火・祝)にレンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年04月27日A24が手掛けるミア・ゴス主演の新作ホラー『X エックス』の公開初日が7月8日(金)に決定し、併せてポスタービジュアル2種と第一弾予告が解禁された。本作は、『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』を手掛けた最注目スタジオA24が贈る最新ホラー。すでに3部作となることが発表されており、A24映画として初のシリーズ化作品としても注目を集めている。1979年のテキサスを舞台に、映画撮影にやってきた若者たちが未知の恐怖を体験する姿を描くエクストリームライド・ホラーだ。この度解禁された第一弾予告映像は、3組のカップルが映画撮影のために訪れた農場で次々と悪夢のような出来事に襲われ恐怖におののくシーンが映し出されていく。特に、「新スクリーム・クイーン」の名にふさわしいジェナ・オルテガの絶叫ぶりは必見だ。併せて解禁となったビジュアルの一つは斧を握りしめ、挑発的に視線を送るミア・ゴス演じるヒロイン、マキシーンの表情が印象的な一枚。ミア・ゴスの前にバリケードのように張られた板が表す「X」の文字は、その先に待ち受ける想像を絶する体験を示すかのようだ。また、舞台となる老夫婦が棲む屋敷の方向へクロスした美脚が目を引くもうひとつのポスターは、足元の間をよく見ると屋敷からこちらをじっと見つめている老婆の姿が確認できる。どちらにも、「死ぬほど快感。」というコピーが躍り、怖さと同時にどこかなまめかしさを感じさせ、<その先>を覗き見したくなるビジュアルとなっている。X―それは、秘密のX、極限のXTREME、快感のXTC、未知なるX FACTOR…?謎を呼ぶタイトルも気になるところ。話題作が続く今夏公開のホラー作品の中でもひと際注目を集める本作。多くの映画ファンを惹きつけるE“X”CELLENT(素晴らしい)な一作となりそうだ。『X エックス』は7月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X エックス 2022年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
2022年04月27日ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『リコリス・ピザ』より、場面写真が解禁された。オリジナルの脚本も手掛けたポール・トーマス・アンダーソン監督最新作である本作は、1970年代のハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレーを舞台に、2人の若者の出会いとすれ違い、歩み寄りの恋模様を描き出す。完成度の高さ、細かな脇役に至るまで行き届いた演出が多くの映画賞で高く評価され、本年度アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた話題作だ。監督が完璧に70年代を再現した、セット、小道具、ファッション、ヘアスタイルなどにも注目が集まり、この度解禁となった場面写真でも、そのこだわりがぎっしりと詰めこまれていることが垣間見える。高校の写真撮影で出会った高校生のゲイリー(クーパー・ホフマン)とアラナ・ケイン(アラナ・ハイム)の2人。その出会いのシーンについて、湧き立つような輝きを「“メイク無し”という厳格なルール」で捉えたと、監督は語る。「1973年のサンフェルナンド・バレーを舞台に、15歳のティーンたちを撮るのであれば、それ(メイク)はなんの意味ももちません。もしメイクをするとしたら、登場人物に必要があって自分自身ででメイクをする場合のみ」と、通常の映画製作で行われるメイクを一切行わず、キャストの「不完全で複雑な」人間的な輝きを映し出したことを明かした。ほかにも、ピンボール店でレトロなファッションに身を包んだ若者たちや、廃れた街に輝くネオン、オレンジ色のフォードのトラック、細やかに当時の雰囲気が再現されたレストランなど70年代を感じされるアイテムにあふれている。また、バイクにまたがるショーン・ペンや、トラックに同乗しているブラッドリー・クーパーの姿も切り取られており、どんな役割を果たすのかも気になるところ。散りばめられた当時の音楽やファッション、そして恋の痛みと嬉しさに溢れる主人公たちの姿に、誰もが“あの頃の気持ち”と“映画の楽しさ”を思い出さずにいられない本作。ますます期待が高まる場面写真となっている。『リコリス・ピザ』は7月1日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リコリス・ピザ 2022年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年04月27日『アベンジャーズ』シリーズの“ルッソ兄弟”ことアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソが監督を務めるノンストップ・アクション超大作、Netflix映画『グレイマン』の配信開始日が7月22日(金)に決定。場面写真も公開された。ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが初共演する本作。ライアン演じる主人公は、その正体を知る者は誰もいないというCIA随一の優秀な雇われ工作員、“グレイマン”ことコート・ジェントリー。所属組織の超重要機密を知ってしまったことで、命を狙われることに。そんなコートに賞金をかけ、あらゆる手段を使って仕留めようと動くのが、クリス演じる冷酷な元同僚ロイド・ハンセン。熱きヒーロー、キャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースを演じたクリスが、そのイメージを覆すような冷血な工作員の姿に注目だ。公開された場面写真では、コートとロイドが写し出され、命懸けの追走劇を予感させる。脚本はクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーというMCU布陣が担当。ライアンとクリスに加え、アナ・デ・アルマスがコートを援護する工作員のダニ・ミランダを演じるほか、ジェシカ・ヘンウィック、ワグネル・モウラらが出演する。Netflix映画『グレイマン』は7月22日(金)より全世界独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月27日地中海の島国・マルタ製作の映画としては日本初上陸となる『ルッツ 海に生きる』(原題:LUZZU)の公開が決定。ポスタービジュアルも完成した。景観の美しさから、映画の撮影地としてよく知られているマルタ共和国。マルタには、映像制作への奨励金制度があることから、『グラディエーター』、『モンテクリスト伯』、『トロイ』、『ミュンヘン』など、数多くの映画が撮影されている。そんなマルタ製作映画日本初上陸作となる本作は、マルタ特有の伝統漁船ルッツの漁師ジェスマークを主人公にした人間ドラマ。誇りを持てる漁師という仕事と、家族を養うためにお金を稼がなければならないという現実との狭間で、もがく主人公の苦悩と葛藤を描き、さらには地球温暖化の問題、EUの共通漁業政策、格差問題など社会の不条理に切り込んだ。主演を務めたのは、俳優ではなく、実際ルッツの漁師として働いているジェスマーク・シクルーナ。演技未経験ながら、自然かつ見事な演技を見せ、サンダンス映画祭ワールドシネマ・ドラマティック部門で俳優賞を受賞。そして、サンダンス映画祭出品以来、映画批評サイト「ロッテントマト」で1年以上にわたり、評価が100%になっている秀作だ(4月25日現在)。併せて公開されたポスタービジュアルは、生まれたばかりの子どもに発育不良が見つかったシーンをデザイン。ジェスマークの苦悩と葛藤を表現した。なお本作は、映画を語るWeb番組として活動してきた「活弁シネマ倶楽部」が初めて共同配給する作品となる。『ルッツ 海に生きる』は6月24日(金)より新宿武蔵野館ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ルッツ 海に生きる 2022年6月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2021 Luzzu Ltd
2022年04月27日