黒木華主演、高橋一生、中村倫也らが共演した「凪のお暇」が9月20日のオンエアで最終回を迎えた。凪は慎二とゴンのどちらを選ぶのか?凪のひと夏の“お暇”の終わりに多くの視聴者が注目、様々なコメントがSNSに投稿されている。空気を読んで周りに合わせてしまう性格のため周囲からマウンティングされ続けてきた大島凪に黒木さん。凪をマウンティングしまくるが実は自らも空気を読んで生きてきた我聞慎二に高橋さん。凪が引っ越し先のアパートで出会う超パリピで誰にでも優しい安良城ゴンに中村さん。3人を取り巻く人として凪と同じアパートで暮らす老女・吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊、娘・うららに白鳥玉季、ハローワークで凪と出会う坂本龍子に市川実日子、凪が去った後慎二と付き合った市川円に唐田えりか、慎二行きつけのスナック「バブル」のママ・中禅寺森蔵に武田真治、凪の母・夕に片平なぎさといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンから“マジ告白”された凪は、緑が松山に戻ることを聞き「バブル」で送別会を企画する。カラオケで盛り上がるがそこでアパートが今月末で取り壊されることを知る。みすずもゴンも新居が決まっていた。“お暇”の終わりが近づくなか、凪はコインランドリーの会社に就職することを決め、ゴンの告白も断り、慎二とも決別。自分で生きる道を歩み出す…というラストだった。バブルで開催された緑の送別会で登場人物たちが次々と歌を披露するのだが、そこで凪が選んだのは「ジュリアに傷心」。80年代のチェッカーズのヒット曲だが「あなたの番です」で使用されたこともあり「え?あな番?」「ジュリアに傷心って今ドラマ界でブームなのかな」などの声が上がったほか、ゴンの歌声にも「ゴンちゃん美声」「慎二の歌フルで聴きたい!」「フルコーラスでもよかったとおもうの」などの声が集まる。結局凪は慎二もゴンも選ばず1人で生きていくことになったが「あー不器用な慎二 応援してたのになぁ」「慎二報われて欲しかったな」「個人的には慎二とくっついて欲しかった」、「ゴンさんめっちゃいい男やんと思ってたのに」「ゴン、初めてのガチ恋だったのに、切ないすな」「ゴンさんに空気をあげられる人になったら凪はゴンさんに行くのかも」など、慎二派、ゴン派の両方から様々な反応が多数。「この先ゴーヤを育て始めたら、もれなくお暇ロス」「金曜日の楽しみが終わってしまい、完全にロス」などロスを悲しむ視聴者も大量発生中だ。(笠緒)
2019年09月20日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第9話が、9月13日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSもすべて捨てる人生リセットドラマだ。突然上京してきた凪の母・夕(片平なぎさ)の前で、とっさに凪の婚約者と名乗ってしまった慎二(高橋一生)。瞬く間に結婚まで話が膨らみ、両家顔合わせをするハメに。互いに贈り物を交換するなど親交を深める両家だが、顔合わせ当日に待っていたのは想像を絶する修羅場だった……というのが第9話のあらすじ。顔合わせの件はつぶしておくと凪に約束したものの、嬉しそうにはしゃぐ母親(西田尚美)を見て嘘だとは言い出せない慎二。凪もまた「こっち(地元)のみんなも凪の結婚喜んでた」と言う母の圧力に屈し、あえなく撃沈。結局“空気に負けた”2人を、スナック「バブル」のママ(武田真治)は「似た者同士ね」と言うが凪は認めようとはしない。そして、迎えた顔合わせ当日。ゴンの「人って変われるって思う。本当に変わりたいって思ったら」という言葉に勇気づけられた凪は、母から非難を浴びる覚悟でもじゃもじゃ頭で登場。少しづつ変わろうと努力する凪だったが、密かに調査していた慎二の母に隠していた嘘を大勢の前ですべて暴かれてしまう。さらに突如現れた慎二の兄・慎一(長谷川忍)は、我聞家が隠していた秘密をぶちまけてしまう。激しく狼狽しながらもその場を必死におさめようとする姿を見て、初めて凪は慎二も自分と同じ側の人間だったと気づく。しかし、夕は「さすが、あなたが選んだ人ね。凪。昔からそうだもんね。あなた、何やらせてあげたって、何一つ身にならない。お母さんの期待に応えたこともない。一度だって。その挙句のこれね。みっともないご家族」と吐き捨てる。すると、意を決した凪は母親にこう告げるのだ。「嫌い。嫌い。お母さんがずっと。罪悪感あおっていうこと聞かせようとするとことか。外ではいいひとぶるところとか。自分のできないようなこと私に期待するようなとことか。嫌い……。だけど、お母さん、かわいそう。独りぼっちだから。前の私みたいに。周りに誰も居ないんだよね。本当の気持ちこぼせる人。だから私が必要なんだよね……。ごめん。私、お母さんのためには生きられない。自分で何とかして。私も自分で何とかするから。期待に応えられなくてごめん……。もう期待に応えない自分のほうが、みっともない自分のほうが、私、生きてて楽しいんだ」慎二に「もうやめよう。空気読むの。行こう。慎二」と言い、会場から姿を消す凪。外ではいつものように「お母さんにひどいこと言った」「ばあちゃんにおめでとうって言うの忘れた」と泣きじゃくる2人だが、視聴者からは凪の毒親への“自立宣言”に称賛と感動の声が相次いでいた。《子供が親から自立するってことは親を一人の人間として見れるようになるってことだよね。凪は一歩前に進んだね》《私は私でなんとか生きるからお母さんもそうしてって言えて、やっと凪は共依存から抜け出せて精神的に自立出来たんだよね。凪ちゃん頑張った!よく言った!》《凪は知ったのね、自分だけじゃ無かった。慎二も必死に「みっともない」家族を守ろうとしていた。空気を読んで、作って、自分は息をするのを忘れて。 凪の「行こう、慎二」が、今回一番泣けた。子供の人生は親の物ではない。それぞれが自分で作っていくもの》ついに壁を壊した凪だが、いよいよ次回は最終回。凪が選ぶのは慎二かゴンか、それとも。最後の決断を見守りたい――。
2019年09月19日ビームス(BEAMS)は、渋谷駅西口の新商業施設「渋谷フクラス」内の商業ゾーンに開業する「東急プラザ渋谷」に「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」を出店する。オープン日は2019年12月5日(木)。「ビームス ジャパン 渋谷」“究極のベーシック”をコンセプトに「ビームス ジャパン」は、ビームスが日本をキーワードに様々なコンテンツをキュレーションして発信するショップ。新宿に続く2店舗目となる「ビームス ジャパン 渋谷」では、“究極ベーシック”をコンセプトにしたオリジナルウェアを揃える他、渋谷の街に呼応するような、限定アイテムの販売やイベントを実施していく。限定アイテムが多数登場限定アイテムとして登場するのは、渋谷のシンボル「ハチ公」をあしらったロゴTシャツや、「スクランブル交差点」や「交通安全」モチーフのキャップ、文字盤に漢数字を配したフィールドウォッチなど。いずれも、遊び心のある仕上がりとなっている。「ビームス ジャパン」のオリジナルコレクション特に、日本のファッションのベーシックを「ビームス ジャパン」から提案することを目指すオリジナルコレクションは、今回のオープンとともに新宿店でも展開がスタートする注目アイテム。ボタンダウンシャツ、クルーネックスウェット、ボーダーTシャツ、サーマルワンピースなどを揃える。なお、オリジナルコレクションのアイテム全てに、人と人、モノとモノ、そして縁を結んで福を招くという想いを込め、京都・宇治の昇苑くみひもに制作を依頼した“組紐”を備えている。ミズノ&ハイスノバイティとのコラボスニーカースペシャルプロダクトとして、ミズノ(MIZUNO)とハイスノバイエティ(HIGHSNOBIET)とタッグを組んだスニーカー「ミズノ ウェーブ クリエイション ウェーブニット(MIZUNO WAVE CREATION WAVEKINIT)」が登場。ブラックのボディにイエローの差し色が映える一足だ。国内では「ビームス ジャパン 渋谷」のみでの販売となる。「あずきバー」とコラボ、「赤福」も期間限定販売ファッションアイテムだけでなく、食べ物とのコラボレーションも。日本の国民的アイス「あずきバー」とコラボレーションした、「ゴールドあずきバー」は、アイスの棒に当たりの刻印があれば、「ビームス ジャパン」オリジナルの「あずきミラーチャーム」がプレゼントされる。さらに、オープンから3日間、12月5日(木)から7日(土)までの期間限定で、伊勢名物「赤福」を販売。関東で「赤福」が販売されるのは非常に稀なことだ。また、同時に販売する「おかげ犬サブレ」を含む、赤福商品を1,000円(税込)以上購入者には、「ビームス ジャパン」オリジナルの「赤福マグネット」を進呈する。「男はつらいよ」ビームス篇 第2弾映画「男はつらいよ」シリーズ最新作『男は つらいよ お帰り 寅さん』の公開に向けたプロジェクト第2弾アイテムも店頭に並ぶ。ループウィラー(LOOPWHEELER)の別注腹巻きやエス エス ズィー(SSZ)のジャケットの限定色などが「ビームス ジャパン 渋谷」にも登場する。その他、ビームス ジャパンの別注アイテムも豊富にさらに、「ビームス ジャパン」の別注で、ニードルズ(NEEDLES)やヴァイナルアーカイブ(VAINL ARCHIVE)などとタッグを組んだアイテムも揃えている。また、人気のポーター(PORTER)、そして吉田カバンとビームスによるレーベル「B印 ヨシダ」の別注アイテムも店頭に並ぶ。日本各地の魅力をビームス スタッフがおすすめ!各地の“魅力を知る”店舗スタッフのおすすめスポットを紹介する無料シティガイド「ビームス アイ オン(BEAMS EYE ON)」に、渋谷が仲間入り。店内では、渋谷の魅力をギュギュっと凝縮した「ビームス アイ オン シブヤ」のほか、全国各地の「ビームス アイ オン」が揃っている。【詳細】ビームス ジャパン 渋谷オープン日:2019年12月5日(木)住所:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷 2FTEL:03-5422-3974営業時間:10:00~21:00取り扱いレーベル:メンズ< BEAMS>、ウィメンズ< Ray BEAMS > <BEAMS BOY>、雑貨・その他<BEAMS JAPAN><TOKYO CULTUART by BEAMS>■限定アイテム例・ビームス ジャパン ハチ公ロゴ ロングTシャツ 8,580円(税込)・スクランブル交差点と交通安全モチーフのキャップ 6,380円(税込)・渋谷限定のフィールド ウォッチ 16,500円(税込)
2019年09月14日黒木華主演の「凪のお暇」第9話が9月13日放送。凪が恐れていた母が上京、慎二が結婚する予定だと話してしまったことから両家が顔合わせする事態に。最大の敵“母”との戦いに多くの視聴者から暖かい声援の声が寄せられている。サラサラストレートヘアが特徴的な28歳の家電メーカーで働く28歳の大島凪だが、人生をまっさらにリセットするため、郊外のボロアパートで“お暇”生活を始める。アパートの隣人・安良城ゴンと恋に落ちる凪だが、ゴンは付き合った女性を“壊していく”男だった。堕落した自分に気付きゴンとも距離を置いて、改めて“お暇”するなかで自分を見つけていく凪だが、そこに自分を支配し続けてきた最大の敵である母親が現れる…というのがこれまでの展開。凪を黒木さんが演じ主演するほか、慎二に高橋一生、ゴンに中村倫也。凪の後に転属してくる慎二の同僚で新たな彼女、市川円に唐田えりか。ハローワークで凪と出会う坂本龍子に市川実日子。凪やゴンと同じアパートに暮らす吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊。その娘・うららに白鳥玉季。慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。そして今回の第9話、凪の母・夕(片平なぎさ)が突然上京、クセ毛のままの凪の姿に驚く夕に、慎二はその場を取り繕うため「凪の婚約者で結婚資金を貯めている」とうそをつくのだが、それがきっかけで大島家と我聞家が顔合わせをすることになってしまう。そして両家顔合わせの日、凪は母の言いつけを無視してクセ毛のまま顔合わせの場に。そこで慎二の母から過去を暴露され恥をかかされ怒り狂う夕だが、さらに慎二の兄が現れ、慎二の良心の恥部を暴露する…というのが今回のストーリー。「凪の母親…リアル母親と同じタイプで腹立つ」「凪、モラハラ母にまけるな。いや、もう逃げていい」などの声が上がるなか、凪がついに「お母さんがずっと嫌い」と母に本心を伝え「空気を読むのやめよう」と慎二と共にその場を立ち去る。ついに母から自立する一歩を踏み出した凪に「凪の戦いはこれで終わりじゃなくて始まり」「凪ちゃんには幸せになってほしい」「凪ちゃんが、やっと、自立できそうで良かった」など、視聴者から暖かい声援が寄せられている。(笠緒)
2019年09月14日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第8話が、9月6日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSもすべて捨てる人生リセットドラマだ。仕事のイベント中に倒れた慎二(高橋一生)は凪へ想いを告げたことで、お互いギクシャク。そんななかで凪の母・夕 (片平なぎさ) から北海道が台風に見舞われたため、急きょ様子を見に帰ってきてほしいと電話がかかってきて……というのが第8話のあらすじ。早朝からゴン(中村倫也)の呼び出しでモーニングを一緒に食べることになった慎二。半ば強引にアパートに連れて行かれ、予想外に1週間の有給消化をすることになる。否応なしに触れる凪の日常。それは付き合っていたころ知りえなかった姿だった。ある日、「実はちょっと苦手で。とうもろこし」と母に叱られた子供のころのエピソードをゴンと慎二に語り始める凪。ゴンが皮をむいたとうもろこしをわざと見せると、凪は明らかな拒否反応を示す。「そうとう嫌いなんだね」のゴンの一言に凪は母のことだと思い、「そんなことないですよ。大人になった今ではわかりますし。父が蒸発してから女手一つで娘を育てる気苦労とか。だから母のこと嫌いとか点……」と否定するものの、ぽつりと「きらい」と本音をこぼす。そんな姿に、慎二は驚くばかりだった。だがアパートの住人や友人に囲まれて以前より自然体で過ごしている凪に戸惑いながらも、少しずつ距離を縮めていこうと努力する慎二。ベランダでビールを片手に「子どもって嫌でも学んじゃうよな。親が笑ってくれるためになんて言ったらいいか。で、空気読んで。相手にとって都合のいい酸素になって。いつのまにか自分が消える」と凪に語るなど、素顔を一度見せることで2人の距離はぐっと近づいているようだった。北海道に帰る前夜、ゴンと龍子 (市川実日子)に「今の凪ちゃんなら大丈夫」と励まされて「何を言われてもはねつけてきます」と意気込む凪。だが翌日、出かける凪を待ち構えていた慎二は“案の定”な姿に「そんなんで勝てるの。タイトルマッチ。その恰好してる時点で負けてね?また空気読むんだ」とズバリ核心をつく。「慎二にはわからないでしょ。うちのことなんて」と拒否する凪に、きっぱり「わかる」と一言。そして傷つくであろう凪に向かって「行くな」と止めるのだった。予想通り、北海道では母にしっかりと傷つけられた凪。心配で駆け付けた慎二に「言った通りだったね。私、変われない」と打ちひしがれる。すると慎二は「俺が好きだったのはさらさらなストレートと貧乏くさいけどしみる飯と俺の顔色ばっかり窺っている控えめな性格。でも今はもじゃもじゃのほうがいい」と頭をぽんと手をのせる。凪が変わろうとしている姿を間近で見て、慎二もまた変わろうとしていた。そんな慎二の対応に視聴者からは感動の声が相次いだ。また凪のように親の言動に苦しむ声も多数上がっていた。《親で特別苦労した事ないゴンと坂本さんが「ありのままの凪でいけばいい」と言う中、同じく毒親被害に遭ってる慎二だけは口を噤んでるのがリアルだなぁ。ありのままでは到底やっていけないことを慎二もわかってるから軽々しく言えないんだ…》《我が母があのパターンの毒親なので凪ちゃんの気持ちはよくわかる。あれは回避すんの無理。振り込んじゃう。ああいう母親は絶対会ったらもうダメだもんね。慎二の「行くな」が正しかったんだよ》次回は、突然上京してきた凪の母を前にしてとっさに嘘をついてしまう慎二と凪。本当に2人は結婚することになるのか――。
2019年09月12日NMB48の川上千尋、渋谷凪咲、小嶋花梨、東由樹が5日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーでフォトブック『NMB48 近畿十番勝負 2019 PHOTOBOOK』(発売中 1,850円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。NMB48の最新フォトブックとなる本書は、今年1月からスタートした新チーム体制として初めてのツアー『NMB48 近畿十番勝負 2019』の10公演に完全密着したもの。チームN、チームM、チームBII、研究生の4チームに分かれて各会場で盛り上げたライブの様子を余すところなく写真で紹介するとともに、オフショットの撮影をメンバーの東由樹が担当するなど、彼女たちの素顔も掲載されている。この日はチームNの川上千尋、チームMの渋谷凪咲、チームBⅡの小嶋花梨というそれぞれのチームのキャプテンと、オフショットを担当した東由樹が報道陣の取材に対応した。NMB48のキャプテンでもある小嶋が「今回はNMB48の第2章が始まって初めてのチームツアーの写真がたくさん詰まったフォトブックとなっていて、始まったばかりなのでメンバーのぎこちない姿だったりとかが見えたりします。今回は東さんが全チームをカメラで回って写真を撮っているので、東さんにしか撮れない表情もあってギュッと詰まった1冊ですよ」とフォトブックを紹介。チームMのキャプテンを務めている渋谷は「普段の私たちのアイドルとして本気でやっている姿をtたくさんの方に見ていただきたいです。いい意味で期待を裏切るような躍動感のある写真があると思うので、この1冊の本を手にとってNMB48に興味を持っていただけたら嬉しいですね」とアピールした。NMB48は、イベント前日にNHKホールで行われた全国ツアーの初日公演で太田夢莉が卒業を発表するなど、メンバーの卒業が相次いでいる。太田と同じチームNの川上は「夢莉さんはチームNのセンター。不安という部分はありますが、逆にそれをチーム全体がいい方向に変えられるように若手の子たちにはチャンスだと思ってもらえるようなチームになれたらと思っています」と前向きで、小嶋も「卒業していく先輩方が『任せても大丈夫』と思えるチーム作りをしてきたいです。結成10周年で京セラドームを目指しているので、これからもパワーアップしていけたらと思っています」と意欲を見せていた。
2019年09月06日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第7話が8月30日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。もうすぐ閉店するいきつけのコインランドリーの店主から「店を継いでくれないか」と持ち掛けられ、坂本(市川実日子)らと試行錯誤の日々を送る凪。いっぽう、凪がゴン(中村倫也)と別れたと聞いてから仕事や和(唐田えりか)との恋もうまくいかない慎二(高橋一生)。そんなとき、ママ(武田真治)は復縁させようと凪の気持ちを聞き出そうとするが……というのが第7話のあらすじ。凪の前では素直になれない慎二を助けようと、「昔読んだ本を読み返したら全然違う感想をもったりするじゃない」と凪に復縁を持ちかけるママ。しかし、凪は「今は新しい本を読みたい」と拒否。さらに「そもそも慎二といたころにいい想い出なんて1つも……、ないです、慎二とヨリを戻すなんて300パーセント」とぴしゃり。隠れて会話を聞いていた慎二は「お前と復縁!?ハッ!800パーセントないんですけど。俺、彼女ができちゃいました」と、いつものように罵詈雑言を吐いてより関係を悪化させてしまう。凪とのことだけでなく、仕事や家族のトラブルにも巻き込まれ心身ともに限界の慎二。そして、取引先との大事なイベントの最中に倒れてしまう。会社や家族の間でも空気を読んでうまく立ちまわっていた慎二だったが、彼もまた凪と同じようにずっと“空気を読んで自分をごまかして”生きていたのだ。倒れてようやく気が付いた凪の痛み。一家秘伝のぬか床を探しにたまたま自宅にきた凪の前で「ごめんな。あの時はごめん。お前が倒れたの、俺のせいだ。わかってやれてなかった。追い詰めて……好きだった。幸せにしてやりたかった。できなかった。ごめんな。ごめん」と、初めて泣き顔を見せたのだった。ようやく素顔を見せることができた慎二に、視聴者からは凪との復縁を望むエールが。《慎二!!!それを!!もっと早く!!なぜ!!言えなかったのか!!ふざけんじゃねえぞ!!テメェ!!今からでも遅くない!!800パーセント幸せにしてあげろ!!!!!》《復縁も!なくはない!がんばれ慎二ーーーー!!》そのいっぽうで、これまで数々のモラハラをしてきた慎二を糾弾する厳しい意見も多数見られた。《ドラマでの高橋一生による「…ごめん」はとても胸キュンドキドキMAXですが、現実世界での「…ごめん」には騙されるなよ。感情移入して全部無かったことにして許して信じて受け入れる都合のいい女は結婚してから苦労します。ソースは私含めツイッターに沢山…》《旦那氏「ドラマだから慎二を応援したくなるけど、ああいうヤツは、また付き合うことになっても、同じことをくり返すと思うんですよ」》《慎二は可愛くて好きだけど、運転して渋滞はまると不機嫌になったりモラハラやらかすとこは嫌いだよ。きっと治らない》次回からはついに、慎二とゴンの全面対決がスタート。はたして凪はどちらかを選ぶのか――。
2019年09月04日渋谷ヒカリエや青山通りに隣接する新たな複合施設「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」が、2024年度上期に開業予定だ。渋谷ヒカリエ横に新たな複合ビル「渋谷アクシュ」渋谷ストリーム、渋谷スクランブルスクエア、ミヤシタパークなどが東京オリンピックまでに順次開業し、今もなお渋谷駅周辺は様変わりを続けている。東急が進める再開発「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」により、そんな渋谷の街に新たなランドマークが誕生。「渋谷アクシュ」は、渋谷ヒカリエや青山通りに隣接する地上23階建ての複合施設となり、渋谷駅東口エリアの新たな賑わい拠点を目指すとともに渋谷駅周辺の回遊性向上も図る。低層階に商業施設、高層階にオフィスを整備複合施設内の1階から4階には商業機能を整備し、1階と2階は広場・アトリウムとのつながりを生かしつつ、飲食店を誘致。また、3階と4階にはワーカー向けのウェルネスサービスを提供するテナントが登場する。働く人と企業の健康をサポートする健康診断専門の「総合健診センターヘルチェック」がオープンするほか、ナチュラルレストランとフィットネスを連動させた店舗を出店する予定だ。なお、5階から23階はハイグレードなオフィスを設ける。“アートに触れる”広場の整備ビルを取り巻く環境整備も同開発のポイント。ヒカリエ側広場と青山側広場は、坂道の中腹に位置する立地の特性を生かし、段差を使ったベンチや階段を設けた賑わいのスペースに。また、青山側広場には、実験的な企画ギャラリーを展開するNANZUKA(ナンヅカ)がキュレーションを担当するパブリックアート作品を展示予定だ。なお、「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」は、脱炭素に向けたサステナブルなまちづくりを目指し、省エネルギー施策を積極的に実施している。建築物省エネルギー性能評価制度(BELS)の建築物全体評価にて最高ランクである星5つ、さらにエネルギー消費量を大幅削減し、未評価技術(※1)によって更なる省エネを実現した建物に与えられる「ZEB Oriented」認証を取得している。【詳細】渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業竣工・開業:2024年度上期(予定)施行地区:東京都渋谷区渋谷二丁目100番地施行面積:約0.5ha敷地面積:約3,460㎡延床面積:約44,500㎡階数:地上23階、地下4階高さ:約120m用途:事務所、店舗、駐車場など※1:WEBPROにおいて現時点で評価されていない技術
2019年08月31日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第4回目に登場するのは、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』や『凪のお暇』などのドラマでも活躍している女優・歌手の水谷果穂さん!写真・大内香織葛藤を乗り越えた歌手活動【音楽通信】vol.4現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で夢見る女の子・三橋佐知子役、そして『凪のお暇』でクラブ通いをするパフォーマー・エリィ役を演じている水谷果穂さん。女優としてだけでなく、8月28日に1stアルバム『深呼吸』をリリースし、歌手としてもフレッシュな風を吹かせてくれています。歌手活動から趣味の“紙集め”のことまで、お話をうかがいました。ーー『ananweb』初登場なので、デビューの頃から振り返らせてください。水谷さんは2013年にテレビCMでデビューされていますが、女優を目指しているなかで、歌うことも好きだったのでしょうか。もともと歌うことは好きでした。小さい時はアニメやアイドルが好きだったので、まねっこして歌っていました。ーーアイドルというと?幼稚園ぐらいのときはミニモニ。が流行っていて、教室でミニモニ。の曲を歌ったり踊ったり、楽しかったです。ーーではいま、好きな女優や歌手のかたはいますか。女優さんだと、綾瀬はるかさんがすごく好きです。どんな役柄でも演技がすばらしくて、あこがれています。ーー透明感のある雰囲気は、綾瀬さんも水谷さんも同じ感じがします。いえいえ。昨年、綾瀬さんとドラマで共演することができて(TBS系『義母と娘のブルース』)、またすごく好きになりました。ーーそうなのですね。歌手でいいなと思う人はいますか。歌を始めたときに、ZARDさんの歌がわたしの声にも合うんじゃないかというアドバイスがあって、練習曲として歌っていました。ZARDの坂井泉水さんが好きですね。ーー現在21歳ということで、20歳を過ぎて心境の変化はありましたか。以前と比べると、少しずつ余裕が出てきました。歌を始めたころは、まず声が出るのか、ステージに立つときは人前でちゃんと歌えるのかという、自分との葛藤があって。そこを乗り越えての歌手活動だったので、いまよりもうワンステップ多かったんです。やっていくうちに、だんだんと葛藤がなくなってきて、いまはダイレクトに歌いたいものにチャレンジできるようになりました。歌いながら歌詞が入ってくる感覚がわかるようになったのが、変わったところかなと思います。ーー歌いながら歌詞が自然と体に入ってくるというのは、うまく葛藤を乗り越えたのですね。不安が少しずつなくなってきているので、それがこれからもっとなくなってくると、よりいっそう人前で歌うのも楽しくなってくる感じがしています。1stアルバムはもっと聴きたい大好きな1枚ーー今回、1stアルバム『深呼吸』をリリースされますが、歌ってみての手応えはいかがでしたか。本当にとても納得のいく感じで、自分自身でももっと聴きたいなと思うくらい、大好きな1枚です。ーー自信作ということですね。はい。——きれいな声で、表現力豊かに歌われていますが、ご自身のなかで歌いやすかった曲や難しかった曲はありましたか。歌いやすくて、曲調や歌詞も好きで、レコーディングも楽しかったのは「あしあと」「明日への扉」ですね。すごく好きな曲です。その逆に、難しかった曲は「気まぐれ王子様」。アルバムの収録曲のなかでは、雰囲気の異なる曲でした。ーー「気まぐれ王子様」は少し変わったメロディラインの面白い曲ですよね。そうですね。ずんちゃかちゃん という感じで(笑)。これまでもライブでは披露していて、楽に歌っていた曲なんですけど、いざレコーディングになると「どうやって歌おう」「この歌い方だと幼くなりすぎるかな」と考えて、いろいろ試しながら歌いました。ーーそれぞれの曲でストーリーが違いますが、歌詞の世界に入り込んで歌うのでしょうか。はい。そのまま等身大で歌うときもあるし、過去の思い出や記憶を頼りに歌うときもあるし、ほんとにもう、それぞれですね。ーーリードトラックの「朝が来るまで」が主題歌となっているドラマ(テレビ東京系 ドラマBiz『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』)も拝見しましたが、こうしたタイアップの曲は、ドラマを意識して歌うのでしょうか。そうですね。主題歌になるということで、どこか迫力というか、優しさと力強い部分をうまく出せたらいいなと。ドラマの温かさや強く生きていく感じと合うようにイメージして歌いました。ーーさらにこの「朝が来るまで」は、ピアニストの清塚信也さんが弾くピアノバージョンも収録されていますね。ピアノバージョンのほうは、清塚さんのピアノの横で、同時にわたしが歌うというレコーディング方法でした。「自由に歌って大丈夫」と言ってくださったので、アイコンタクトで歌い始めました。1発録りだったので、より気持ちがのってきてのびのびと歌わせていただき、すごく楽しかったです。ーーちょっとライブ感があったんでしょうか。はい。ライブ感もスタジオの空気感もそのまま収録されています。ーー同じ曲ですが、どちらも全然違うアレンジで楽しめますね。ピアノバージョンは曲の世界に浸ることができるので、すごく好きです。「紙」を集めるのが趣味ーー歌手としてもご活躍中ですが、女優としても現在NHK連続テレビ小説『なつぞら』と『凪のお暇』の2本のドラマにご出演中ですね。両方ともまったく違うタイプの女性を演じていらっしゃいます。けっこうそのふたつの役が対照的で、『なつぞら』は監督から「(役作りをしすぎずに)なるべくそのままのほうがいい」とアドバイスをもらいました。その逆に『凪のお暇』のほうは、普段しゃべっているスピードとは違うスパッとした強さを求められるので、どちらも違いを出しながらがんばっています。ーー女優としての声の出し方と、歌手としての声の出し方では、違うところがありますか。実は、歌うときもお芝居のときも、発生練習は同じなので、共通してやっています。声出しするのとしないのとでは、全然違いますね。ドラマの前は家で発声練習をやっていたり、歌のときも事前にやっていたりします。お休みの日にずっとひとりでいるとしゃべらなくなるので、発声練習をしておいて、声をならすようにしています。ーー休みの日はしゃべらないということですが、どのように過ごしていますか。家にいることが多いですね。もともとそんなに遊びに行ったりしないので、どちらかというと、インドアなタイプです。ーーでは自宅にいるときにする趣味があったら教えてください。趣味としては、紙をずっと集めてるんです。この間は、「紙博」というたくさんの紙が集まるイベントに行きました。定期的に行く雑貨屋さんがあって、紙を見に行くことも。ーーなぜ紙を好きになったのですか。うすっぺらいものをとっておくのが昔から好きなんです。小さいときは便箋の最後の1枚をずっと取って置いていて、そいういうことの延長線上ですね。封筒なども好きで、とくに銀行の封筒が好きです。それを公言していたら、地方に行かれたファンの方が珍しい封筒を送ってくれることもあります。ーーファンの方の間ではメジャーな話なんですね。(笑)はい(笑)。「紙博」に行くと、同じように紙好きな方がすごくいっぱいいます。私が知らないような専門用語というのかな……紙の名前を言いながら、「これいいよね」「廃番になってるよ」とか話しているのを見ていて、楽しい!ーー紙が好きというのはいいですね。では紙以外のことで、普段されている美容法などはありますか。毎日、お風呂上がりにスキンケアをしています。化粧水系のパックをしてから、ボディクリームをぬって、パックをはずしてからもう一度化粧水をぬっています。効率もよくて気に入ってやっていますね。共感してもらえる曲を歌っていきたいーーでは今後、アルバムを出されてからは、ライブの予定は?11月3日に東京のライブハウス「月見ル君想フ」でワンマン・ライブがあるんです。アルバム・リリースのイベントはちょくちょくあるんですけど、11月のライブはしっかりとワンマンで歌うものになります。ーー直接ファンの方と触れ合う機会は、なかなかないですよね。そうですよね。歌をやっていないときは、写真集のイベントがファンの方にお会いできる貴重な機会でしたが、いまは歌のイベントなど、会える場が増えました。ーー歌手としての今後の目標があれば教えてください。今回、ドラマの主題歌も歌わせてもらえて光栄でした。今後もそういうチャンスがあればどんどんやっていきたいですし、これからもいろいろな新しい曲にチャレンジしていって、共感してもらえる曲を歌っていきたいです。取材後記きらきらとした瞳を輝かせながら、まっすぐにこちらを見つめながらインタビューに応えてくれた水谷果穂さん。女優としての表現力が、歌手としても豊かな歌声として発揮されている1stアルバムには、21歳の水谷さんの魅力がぎっしりと詰まっています。まずは1stアルバムをチェックしてみてくださいね。「朝が来るまで」Music Video水谷果穂 PROFILE1997年11月3日、静岡県生まれ。2013年4月にTVCMで芸能界デビューし、7月にテレビドラマ『リアル脱出ゲーム 密室美少女』(テレビ東京系)でドラマデビュー。2017年7月に主演短編映画『明日、アリゼの浜辺で』の主題歌である1stシングル「青い涙」で歌手デビューし、新人としては異例のチャート初登場6位を記録する。女優としては『ブラックペアン』(TBS系)ほか数々の作品に出演。2018年3月から1年間、『Going! Sports&News』(日本テレビ系)でお天気キャスターにも挑戦。2019年現在、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合 月〜土午前8:00)、『凪のお暇』(TBS系 金曜午後10時)に出演中。「1stアルバム『深呼吸』発売記念イベント」を8月28日・31日、9月 1日に東京と大阪で実施。22歳の誕生日となる11月3日(日)には、東京のライブハウス「月見ル君想フ」でワンマン・ライブを開催する。InformationNew Release『深呼吸』1.朝が来るまで2.君のステージへ3.あしあと4.恋のレシピ5.いつだって6.ナナイロ7.青い涙8.スプラウト9.気まぐれ王子様10.タカラモノ11.空想トレイン12.明日への扉13.朝が来るまで(Piano Session version)(通常盤)8月28日発売WPCL-13081¥3,000(税別)
2019年08月30日話題のドラマ『凪のお暇』(TBS系)。見どころの多い作品ですが、中でも注目を集めているのが、高橋一生さん演じる元カレ・慎二によるモラハラ寸前の“凪いじめ”。執拗ないじわるは愛情の裏返しなんだろうけど、ちょっとやりすぎな気が…。とはいえ、リアルの世界でも好きな子をいじめる小学生並みの男性は少なくない様子。そこで今回は、好意を寄せる女性に嫌がらせをする男性の心理をひもといてみたいと思います。■好きな子をいじめる心理って?まずは一番知りたいこと。なぜ好意を持っている女性にいじわるしてしまうのか…男性にその真意を聞いてみました。多かったのはこの理由です。「好きバレしたくないから、つい裏腹な態度をとってしまう」(28歳/会社員)本心を知られたくない防御本能がなせる行為、ということでしょうか。それにしても極端すぎやしませんか?続いてこんな意見も。「反応がかわいくて、いじめちゃう」(27歳/SE)なんともドSな。よもや、やられているほうも喜んでいる、とか思っていたりしないでしょうね…。他にはこんな回答もありました。「そんなつもりはないんだけど、なぜかそうなってるというか…」(23歳/公務員)無意識のうちに嫌なことをしている?それは問題ありですよね。しかし、往々にして男性は好きな女性のことをからかったりするもの。逆に嫌いなら徹底無視…というパターンが多いようです。もし、特定の男性がムカつく言動を繰り返すとしても「嫌われてるのかな」なんて悩む必要はなさそう。「あの人、私のこと気になってるのね」くらいの気持ちでいましょう。■いじめたくなるのはどんな女性?好きな女性なら誰でもいじめる、というわけではなさそう。そこでどんなタイプだと、ついかまってしまうのかをリサーチしました。「リアクションがかわいい子」(25歳/メーカー勤務)「小柄な子は、なんか小動物っぽくてからかいたくなる」(26歳/MR)「あんまり怒ったりしない優しい人」(22歳/大学院生)どうやらいわゆる「守ってあげたい系」女子にちょっかいを出してしまうようですね。もし、あなたが特定の男性からのいじめに悩んでいるのなら、ちょっぴりクールな雰囲気を演出してみるといいかも。■男性のいじわる、許せる?許せない?最後に、実際に男性からいじめを受けた女性に「許せる・許せない」の境界線を聞いてみました。◎これなら許せる「小柄な私のことを『おちびちゃん』と呼んで『座ってるの?立ってるの?』とか身長ネタでからんでくる同僚がいて。でも高い場所のものは『届くわけねーだろ』と言いながら先回りして取ってくれるから、憎めません」(25歳/営業アシスタント)「髪型やメイクを変えたときに、先輩が『なに色気づいてるんだよ』とからかってきます。でも、絶対『似合わない』とは言わないし、ささいな変化も気づいて突っ込んでくるから、内心うれしい」(24歳/商社勤務)相手の言動の中に「もしかして」と好意を匂わせるような雰囲気や優しさが漂っていたら「大目に見よう」と思えるんですね。◎ここまでは許せない!「私のことだけ無視する後輩がいたのですが、あれは傷つきます。後で告白されたけど断りました」(25歳/住宅関係)「元カレが私の好きなものに何かとケチをつける人でした。好きなアーティストやお気に入りの食器など、ことあるごとにバカにされたので耐えきれず『価値観が違うから』とサヨナラ」(27歳/専門職)逆に、どこかバカにされているな…と感じるならアウト。許せないいじめをする男性は「これくらいしても大丈夫だろう」という甘えがあるのかもしれません。■悩む必要なんてなし!嫌な態度をとられたり、悪口を言われたりすると、どうしても「私、何か気に障ることをした?」と考え込んでしまいます。でも悪いのはあなたではなく、そんな言動しかできない子どもな彼。「バカなことして」と放っておくのが一番です。あまりにひどいなら、勇気を出して「どうしてそんなことをするんですか?」と問いただしてみて。きっとしどろもどろで答えられなくなるはずです。だって、理由はひとつ「好きだから」なんですもの。
2019年08月29日大島凪、28歳。無職。人生をまっさらにリセットするため、お暇(いとま)をいただいている。そんなアラサー女性のドラマ「凪のお暇」に、「グサッときた」「回を重ねるごとにジワジワくる」「わたしもリセットしたい」などなど、視聴者からの声が止まらない。そもそも人生とは、リセットできるものなのか?様々な理由から“ありのまま”に生きられず、何かしらの生きにくさを抱える現代女性の究極ともいえる命題に、黒木華演じる主人公・凪が挑んでいく姿がいま、共感を集めている。トレンド入り続々!話題沸騰中の「凪のお暇」月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中、現在5巻まで発刊され累計200万部を突破しているコナリミサトによる同名漫画が原作。都心のある家電メーカーで働く大島凪(黒木華)は、同僚から“お嫁にしたい女子アナNo.1”といわれ、サラサラストレートヘアでおとなしく従順な性格で知られるOLだった。だが、日々を平穏無事に過ごすために常に場の空気を必死に読み、同僚たちに「わかるー」と相づちを打ちながらどんどんと疲弊していく凪。ある日、空気を読むことに長けた交際相手の我聞慎二(高橋一生)から、男同士の“その場のノリ”で発せられた「アッチがいいから付き合ってる」という言葉を真に受け、過呼吸発作を起こして倒れてしまう。これがきっかけとなり人生のリセットを決意した凪は会社を辞め、中目黒のマンションを引き払い、慎二の写真を全消去、SNSを退会し、スマホも解約する。布団一式と自転車、そして拾い物を自ら塗り直した扇風機しかない立川の六畳一間の安アパートに引っ越し、隣人・ゴン(中村倫也)らとの新たな出会いで自分を見つめ直していく。放送開始から「凪のお暇」「高橋一生」「中村倫也」、毎回の号泣演技も話題となる「#慎二やべぇ」や、色気がハンパない「#ゴンもやべぇ」などが続々トレンド入りするなど女性層を中心に話題の的となっている。“正反対”元カレ・慎二と隣人・ゴンの対比が浮き彫りにするものとりわけ注目を集めているのが、高橋さん演じる、素直じゃないこじらせ系エリートの凪の元カレ・慎二と、中村さん演じるイベントオーガナイザーという肩書きに似合わず、どこまでも優しい“メンヘラ製造機”ゴンの対比ぶり。慎二は“空気とは自分で作るもの、読む側に回ったら負け”という思考の持ち主。どんなクライアント相手でもすっと懐に入り込み、場の空気を支配してしまう営業部のエースで、人気者。凪の突然のリセット宣言に困惑し、引っ越し先まで押しかけた挙げ句、いま全米でも話題の片付けコンサルタント・近藤麻理恵を引き合いに出し、「あれか、“こんまり”?」や「魂のデトックス」「シンプルライフ」などと、凪がようやく見つけた聖域にズカズカと入り込み、土足で踏み荒らしていく。実は慎二は、凪の健気にくせ毛を直す姿や節約上手で料理上手なところが愛しくてたまらないくせに、すっかりこじらせてしまった面倒くさい男。好きな女の子につい意地悪してしまう小学生みたいと、スナック「バブル」のママ(武田真治)や杏(中田クルミ)にも言われてしまう始末。凪はそんな慎二をなぜ好きだったのか、改めて思い悩むことになる。くせ毛直しだけではない、慎二に嫌われたくないからと彼以上に空気を読み、お酒が弱いふりをし、思いの裏返しとはつゆ知らず数々の暴言にも耐え、申し分ない肩書きや年収に乗っかってきた偽りの自分に気づいていく。だが、幼いころから空気を読んできた者同士ゆえなのか、「お前は絶対変われない」と容赦なく言い放つ慎二の言葉は凪の胸に付き刺さる。慎二は凪に変わってほしくはないのだ。一方、「もう空気読みたくない」「そういう自分ごと全部いらない」、そう慎二にキッパリと言い切った凪が、やがて惹かれてしまうのがゴン。ほんわかとした雰囲気をまとい、一緒にいて居心地がよく空気が“おいしくなる”ゴンは、慎二に痛いところを突かれ、再び息が止まりそうになる凪に勇気を与えてくれた存在だ。「もっと力を抜いていいと思うんだ。せっかくのお暇なんだし」というゴンに、あれよあれよと惹かれていく凪だが、天性の人たらしのゴンに自分たちはどういう関係なのか、付き合っているのか、尋ねることさえできない。それで“空気が悪くなったら困る”と悶々とする凪は、また空気を読むことを考えている自分にハッとする。「好きです」といえば「俺も大好き」と応じてくれるものの、その好きは私だけのものじゃないと気づいている凪。ゴンと過ごすために昼夜逆転し、食生活も自堕落になり、育てていた豆苗も伸びっぱなし…。そんな凪を見かねた慎二は、「ゆる男に食われて闇落ちしてんじゃねえか」とまたも容赦ない。確かに、“ありのまま気取り”と凪を評する慎二の言うことは全て正論だ。ありのままに生きるって、そうそう簡単ではない。ありのままに生きている(ように見える)ゴンに、凪や多くの女性たちが惹かれる気持ちは痛いくらいによく分かる。そんな“メンヘラ製造機”ゴンのことを考え、もやもやして眠れない凪と慎二はやっぱり似た者同士でもある。凪への思いに気づき、“初恋”を知ったゴン、会社の同僚の市川円(唐田えりか)と交際をスタートさせた慎二との間で、凪はどんな決断を下すのか、しっかりと見届けたい。仕事も恋もSNSもリセット!その先には何が待ち受ける…?「物捨てて、引っ越ししたくらいで人生リセットできてたまるか」。第1話で慎二が言ったように、凪のようにSNSのアカウントを全消ししたり、スパッと仕事をやめたり、いまあるものを全て手放してリセットすることができたら、いまの自分がどれだけ楽になれるだろうか。そんな凪が正直羨ましい、自分にはできないからこそ凪を応援したくなる、という声もある。SNSを常にチェックして、“私1人だけハブられている?”と気が気じゃない、友人や同僚の投稿に一喜一憂してしまう日々の息苦しさや侘しさなどは、日常的にSNSと付き合っている人ならば多かれ少なかれ感じていることだろう。SNSから完全に離れたはずの凪の人間関係が、お暇中のいま、リアルな世界で活発になっていく点は本作の見どころでもある。アパートにはゴンをはじめ、生活の知恵に溢れた独居の高齢者・吉永緑(三田佳子)に、シングルマザー・白石みすず(吉田羊)とうらら(白鳥玉季)ら、これまで出会ったことのないタイプの人たちばかり。“おひとり様のなれの果て”と見た目だけを見て判断していた緑は、実は映画好きで『ローマの休日』『風と共に去りぬ』『十戒』など、凪や慎二、ゴンまでも緑チョイスの映画から何かしらのヒントをもらっており、さながら手作りポッキーの映画セラピーと化している。ハローワークでは思い切って話しかけた坂本龍子(市川実和子)と、当初は怪しい石を売りつけられそうになりながらも勇気を出して突っぱねたことで、すぐに友達になれた。東大卒の龍子は空気を読めない人で、妥協したくないと意識だけは高く、ようやく就職が決まっても詐欺企業…。しかし、そもそも龍子に「どうしてそんなクソみたいな男と付き合ってたんですか?」と指摘されたからこそ、凪は慎二との関係を見直すことができたのだ。第3話では、嫌がっている凪を婚活パーティへと連れ出した龍子。しかも、そこには職場で面倒な雑用やミスまでも凪に押しつけ、マウンティングしていた元・同僚の足立心(瀧内公美)の姿が。「自分の年収や肩書きを見直してから来いっての」と、いつものように毒を吐く足立に、ゴンに背中を押されていた凪はピシャリと言い返し、見事にノックアウト。慎二に対する自らのあさましさにも気づいていく。さらに第5話では、ママ友たちにサンドバッグタイムに遭っていたみすずに何も言えなかった凪だが、娘のうららが尊敬する母の姿を彼女たちに見せつけた。そんな2人のあり方を目にした凪は、ゴンへの想いを振り切るため自転車で海を目指すことを決めるが、途中迷った末にたどり着いたスナック「バブル」2号店で、凪はママと杏に打ち明ける。SNSにアップされる幾多の“旅行、行きました”投稿に、「いいね」を押しながら「で?」と思っていたという凪。遠くに行ってもあなたは何も変わらない、と心の中で密かにマウンティングしていたという。自分自身を省みれば、「自分の意志でどこかに行きたいと思ったことがなかった」のに。今回、無事にその思いを達成したことは、1話のころと比べたら大きな進歩で、空気を読むことなく腹を割った対話から生まれた凪の小さな、でも確かな進化を示している。そんな凪もついに「バブル」2号店でボーイとして働くことになるが、今度はお客と会話のキャッチボールが続かない…と、ここでも壁にぶち当たる。それは“自分に興味持ってくれる人しか好きじゃないから”と、慎二からのまたしても的を得た言葉に愕然とする凪。そして「バブル」のママからも、相手が投げたボールを受け取り、返すことしか考えていないこと、自分からはボールを投げる気がさらさらないことを指摘されてしまう。目の前にいる人そのものではなく、空気しか眼中になかったわけだ。凪は、“ちゃんとした”生き方以外は認めない母・夕(片平なぎさ)とのタイトルマッチを前に、自分の根本的な弱点を目の当たりにした。こうして少しずつだが、自分の“ありのまま”の核心に近づくトレーニングを重ねる凪は、“ありのまま”の天然パーマを「みっともない」と言い放ち、“空気を読む”性格の原因となった母との闘いにこれから挑むことになる。少しだけ距離をとってみることの大切さ親はもちろん、恋人、職場などの人間関係をリセットすることは大変に勇気がいること。片付けコンサルタントが言う“トキメキ”の有無だけではとても決められない。それでも、このままじゃいられないと思ったら、時には自分かわいさにそこを断ち切ってもいい、と凪は教えてくれる。いや、凪のように全てではなくても、物質的にも、精神的にも少しだけ距離をとってもいい。まさに、お暇だ。一旦手放して、いままでとは違う距離感、別の視点からその人を見てみることで、それまで見えなかった部分に気づけるかもしれない。人は多面的で、複雑で重層的な生き物であり、たとえ親であっても、そのほんの外殻だけを見ていただけかもしれないのだ。何か嫌われてるのかも…と思っていた隣のうららが、実は凪のふわふわ天パを触ってみたかっただけのように、勇気を出してぶつかってみたら、思いがけない理由が隠れていることもあるのだから。気になる第7話(8月30日)のあらすじは…凪(黒木華)から、ゴン(中村倫也)と別れたことを聞いた慎二(高橋一生)は、オフィスラブを満喫中の円(唐田えりか)とのランチ中にも関わらず、凪が気になり上の空。そのとき、突然同僚の足立(瀧内公美)たちがやってきて慎二と円と鉢合わせてしまう。秘めた関係がバレているのではないかと、よくない空気が漂う中、慎二は思いがけない人物と接触する…。一方、いつものコインランドリーで洗濯をしていた龍子(市川実日子)と凪は、コインランドリーが閉店することを知り、店主から冗談半分で「このコインランドリーを継いで欲しい」と言われる。その日の夜、アパートの共有スペースで凪、龍子、ゴン、緑(三田佳子)、みすず(吉田羊)、うらら(白鳥玉季)に、「継いで欲しい」 と言われた話をしていると「そんな夢もありかも」 という展開に。そこで、凪は引っ越してきた時に書き出したウィッシュリストを再び思い出し、みんなで書くことに。思い思いに自分がやりたいことを書く中、やはり、凪はなかなか書けずにいた。そんな様子の凪を見ていたみすずは…。また、ゴンは凪のことを好きだと自覚してから、自分が凪のために何をしてあげられるのかと思い悩んでいたが、ついに行動を起こす。「凪のお暇」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(text:Reiko Uehara)
2019年08月29日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第6話が8月23日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。ゴン(中村倫也)と別れ、ママ(武田真治)の誘いでスナック「バブル」でボーイとして働き始めた凪。いっぽうの慎二(高橋一生)は会社の後輩・円(唐田えりか)とのオフィスラブを満喫していたが、凪からゴンと別れたことを聞かされ動揺する。さらに、凪の友人・坂本さんがやっと見つけた職場は詐欺まがいのことをしている会社だった……というのが第6話のあらすじ。スナックでボーイとして働き始めた凪は、かいがいしく働きママからも「律儀な子」と絶賛される。退屈している客の相手をしようとするが、常連客から話題を振られても「知らないから……」と答えてしまい話がうまく続かない。会話のキャッチボールのコツをママに尋ねる凪だが、返ってきたのは厳しい言葉だった。「そもそもなんで相手に会話のボールを投げてもらう前提なの?何様?あんたってもしかして自分のこと聞き上手なタイプって思ってない?本当の聞き上手って相手が打ちやすいボール先に投げてあげてるから。あんたの場合は、相手の顔色伺うばかりでなんのボールも投げてこないから相手が気を使って話題を作ってるだけ。あんたが会話のボールを投げられない理由はなんでしょう?あんたが相手に興味ないからよ」スナックではち合わせた慎二からも「お前この仕事向いてないからやめろ。興味ないだろ、他人にだってお前自分に興味持ってくれるやつしか好きじゃねえじゃん」と言われてしまう。自問自答する凪だが、いかに他人への興味を持っていないかを思い知らされる。自分が興味ある話題にしかついていこうとしない、こうした上から目線ともとられかねない凪の姿勢に厳しい声がネットでも寄せられていた。《そう、凪は実は他人に興味なんか無かった。慎二のことも、会社の同僚のことも、大事に思って無いから全リセット出来たし。引き継ぎもブン投げた。ママがお節介することで、慎二からの愛情や思いやりに気付けるかな?》《あぁ今日は本当に考えさせられた。自己肯定感低く見えて自己愛は強い。誰からも嫌われたくないくせに自分が興味ない人には壁を作り、その人達が自分から離れていくと相手のせいにして嘆く。 人の目を気にしていたのは相手の気持ちではなく自分がどう見られているかを心配していただけ》いっぽうで、擁護する声も。《マメな所とか、律儀な所とか凪の思ってもいないところで、良いところだと評価されてるところがあって。凪の事を好きな男が2人いて、周りにも可愛がられて。凪は凪のままでいいんだよな。自分に興味ある人にしか興味なくても。コミュ力があって、誰とでも仲良くなれる人だけが正解じゃない》《自分に興味持ってくれる人しか好きじゃないじゃん」は殆どの人が当てはまると思う。大切なのって、それでも自分から興味を持って相手に接する事が出来るかどうかなのかな》最後には坂本と真正面からぶつかりあったことで「お恥ずかしながら本当の友達がいなかったのもきっとバレてたんですよね。上っ面だって」と自ら気づいた凪。これまでは慎二とゴンに振り回されるばかりの凪だったが、ようやく本当の意味での人生リセットがここから始まったのかもしれない。次回は慎二の凪への思いが再燃する裏で、ゴンによる凪への猛アタックがスタート!はたして凪は本当の恋愛をすることができるのか?
2019年08月27日黒木華主演のドラマ「凪のお暇」の第6話が8月23日にオンエア。これまで凪をマウンティングし続けてきた慎二が、“号泣姿”をバラされ焦りまくる姿に視聴者が大きく沸く一方、“ラスボス”ともいえる凪の母・夕の登場にも注目が集まっている。黒木さんが大島凪を演じ主演。高橋一生が凪をマウントし続けてきた元同僚の我聞慎二を、凪が会社を辞めて引っ越した先のボロアパートで出会った隣人・安良城ゴンを中村倫也がそれぞれ演じる。慎二と深い関係になる優秀な営業マン・市川円に唐田えりか、東大卒だが“空気が読めず”ドロップアウト、ブラック企業に再就職した坂本龍子に市川実日子、とあるきっかけから凪をボーイとして雇うことになった慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治、さらに三田佳子、吉田羊、白鳥玉季らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンと別れ再びリセット人生をスタートした凪は、スナック 「バブル」 2号店でボーイとして働くことになるも、お客さんとの会話が続かずコミュ力不足を感じ落ち込んでいた。そんな中「バブル」に慎二が現れる。凪も慎二も動揺するが、ママたちに気付かれないよう初対面を装う。その帰り凪と慎二の前に円が現れるが、凪がゴンと別れたことを知った慎二は円を同僚だと紹介。円の表情を曇らせてしまう。一方、ゴンは凪のことを考えると胸がチクッとする毎日を過ごしていた。それを緑 (三田佳子) に話すと、緑からは“初恋”と言われ、自分が凪に恋をしてることを自覚する…というのが今回のストーリー。凪といるところに円が現れ、円のことを「彼女」と紹介しようとするがその言葉が出てこない。凪のように地面に現れた“彼女”の文字を踏み潰す。さらにママや龍子から“号泣姿”をバラされてしまう…。いままで人を責め続けてきた慎二が防戦一方となる展開に「慎二、おかしすぎるわ」「慎二よすぎる。ガチでやばい。楽しい」「慎二未練タラタラで大好き」「まさかのゴンさんと凪の立場が逆転」などの声が大量にSNSに投稿される。そしてついに今回、凪の母が登場。片平なぎさ演じる凪の母・夕(ゆう)もまた闇を抱えているようで、「そろそろ母親との闘いが見れそう」「凪母の闇が濃くてこちらの呼吸が止まりそう」「最大の強敵は母か」などの感想も上がっている。(笠緒)
2019年08月24日「ゴンさんに頭をポンポンしてほしい!」「凪とのキスに胸キュンした!」ネット上では連日、悲鳴のような歓喜の嵐。ドラマ『凪のお暇』(TBS系・金曜22時〜)で中村倫也(32)が演じる“天然人たらし”安良城ゴンが、世の女性たちをメロメロにしている。さて、気になる撮影現場は……。密着したのは、ヒロイン・凪(黒木華)とゴンが暮らすアパートのシーン。ゴーヤが生い茂ったベランダに姿を現した中村は、陽光を浴びながらも妖しい香りがプンプン!ゴンと凪の愛をつなぐベランダのシーンは実はセット。リハーサル中に、自分のたばこを凪に渡す素振りを。たばこをくゆらせる、その横顔がセクシーすぎるったら。そして、凪の大好きなヒマワリが描かれた風鈴を手に天使のスマイル。撮影の合間、突然ふざけた表情を見せる無邪気さに胸キュン!付き合った女のコを骨抜きにしてしまう魅力を持つゴンは、まさに中村そのもの。モニターを見る姿もどこかしら色っぽく見えるのは気のせい?物語は、凪をめぐる高橋一生扮する元カレの我聞慎二とゴンとの三角関係が最大の見どころ。好きなコに本心が言えずつい泣いてしまう慎二に母性本能がうずきつつも、しばらくは、ゴンの魔性のほほ笑みのとりこになりそう!
2019年08月23日グラビアアイドルの咲村良子が、最新イメージDVD『限界Summer』(4,104円税込 発売元:双葉社)をリリースした。女子高校生だった2013年12月に衝撃の1stDVD『ピュア・スマイル』でHカップバストを披露して一躍グラドルファンから注目を集めた咲村良子。昨年7月に発表した4thDVD『再愛』では果敢にも限界露出に挑戦し、同DVDがAmazonのランキング1位になるなどヒットを記録した。現在はアイドルユニット、clipclipのメンバーとして活躍している中、約1年ぶりに最新DVDをリリース。破壊力のあるHカップとさらに磨きかかったセクシーさを全面に押し出すなど、意欲的な1枚となっている。朝ベッドでは身につけていた衣装を全て脱ぎ捨て、自らの手でバストを隠すセクシーシーン、そしてCAスタイルの衣装を着たシーンでは、自らパンストをずらしながら赤い下着風水着となり、誘惑目線で迫る。グラビアの王道的なビーチのシーンでは、黄色いビキニを着用。爽やかな水着とは裏腹に、バストが上下左右に揺れる。ほか、バスルームや車内のシーンなどでセクシーシーンが展開。現役アイドルとはいえ、カメラを凝視する視線は大人びた印象で、妖艶さも加わってさらにパワーアップしている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月25日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA 4号店 アミューズメント館(12:00~)で開催される。
2019年08月21日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第5話が8月16日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。ゴン(中村倫也)に入れ込むあまり変わり果てた姿になった凪。諭そうとする慎二(高橋一生)だが、凪にその言葉は届かない。しかし、アパートの住人であるみすず(吉田羊)や緑(三田佳子)らの助けによって、正気を取り戻した凪はゴンとの関係を断ち切る決意をする。いっぽう、凪への想いを捨て去ろうとする慎二に後輩の和(唐田えりか)が急接近し……というのが第5話のあらすじ。ゴンと一緒にいるために無理をしている凪に対して、「(空気)読みまくってからそんなザマになってんじゃねえか」と見抜く慎二。しかし最後はいつものように天の邪鬼な罵詈雑言を浴びせているところを、みすずの娘・うららに「いじめないで!」と飛び蹴りされてしまう。今まで慎二の号泣する姿を目撃してきたみすずは「でも言葉はあれでしたけど、なんだか凪さんのこととても心配しているように見えて」と伝えるが、凪は信じようとしない。凪への思いを届けることができなかった慎二は、「もういない……」と振り払うように歯ブラシや豆苗といった思い出の品を処分。さらには連絡先や2人で撮った写真までも消去してしまう。そして、処分した物のなかには『信頼しあえる恋人関係を作るために』『じぶんの想いを伝える方法』といったタイトルの自己啓発本も。慎二は、凪のためにモラハラ体質な自分の性格を変えようとしていたのだ。すべてを処分したあと、「これが人生のリセットってやつか。尊いわ」と一言つぶやいた慎二。しかし、その顔は全く晴れていなかった。どこまでも素直になることができない慎二に、視聴者からは悲鳴にも似た悶絶の声が寄せられていた。《凪がSNSを全てやめているからメンバーがいませんになっているメッセージをそのままにしておいてこれまで何回も見返していたと思うと……慎二お前ってやつは……》《ねぇ~~~~~~~~!!!!!頭の良い!!!!慎二が!!!!!そんな怪しいタイトルの!!!!!中身があるようでまるでない本を!!!!!!!買ってまで凪とよりを戻したかったのに!!!!!慎二お前ってやつは!!!!!!!!!!!!》《慎二っーーーー!真面目かよ。健気かよ》次回は、ゴンとの関係を清算し、新しく凪が働きはじめたママ(武田真治)のスナックに慎二と和がやってくる。さらには、ゴンのなかにも凪への恋心が芽生え……。ますます激しくなる恋の三角関係から目が離せない――。
2019年08月20日黒木華、高橋一生、中村倫也、吉田羊、市川実日子らが出演する「凪のお暇」の第5話が8月16日放送。主人公の凪がゴンのことを「ちぎりパン」と表現するシーンに「原作通り!」といった視聴者からの声が続々と寄せられている。“真面目で気が弱く優しい”性格のため周囲からマウンティングされ続けてきた大島凪役で黒木さんが主演。凪のことが好きだが本人の前では酷いことばかり言ってしまう我聞慎二に高橋さん、凪が引っ越した先のボロアパートで出会った“優しすぎる”隣人・安良城ゴンに中村さん。凪と同じアパートで暮らす老女・吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田さん、その娘・うららに白鳥玉季、東大卒だが人生にドロップアウトしてハロワ通いを続ける坂本龍子に市川さん、慎二の同僚で優秀な営業マンだが女子社員から恨まれる市川円に唐田えりか、慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンに恋してから生活がだらしなくなったと気づいた凪は、また自炊をしようとスーパーに買い物に行った帰り、みすずがママ友にマウンティングされている場面に出くわすが、何も言い出せない。虐待まで疑うママ友たちにうららはみすずが自分の実力で働く姿を見せるのだった。その頃慎二の会社では円がほかの女性社員たちから疎まれ始めていた。男性社員までも円の陰口を叩きはじめるなか、慎二は「生産性がない」と陰口を一蹴。そんな慎二に円は惹かれはじめる。みすずとうららの姿を見た凪はゴンへの想いを振り切るため自転車で立川から東京湾を目指すが、途中迷った末スナック「バブル」に辿りつくのだった…というのが今回のおはなし。ゴンとの恋愛を振り切ろうと、ゴンに部屋の鍵を返し、2人で会うのはもう止めようと告げる凪。その際凪がゴンのことを「ちぎりパン」と表現し、ゴンが面食らうのだが、このシーンに「ちぎりパンのシーン可愛いなぁ、、凪ちゃんの感性すごい」「ゴンさんちぎりパンとか女子中学生て言われてパニックしてるの可愛い」などの感想とともに、「原作でも凪ちゃんらしいお別れの仕方で大好きなシーン」「ちぎりパンを持った女子中学生のくだりのシーンをほぼ原作のままやってくれて嬉しかった!」「原作より好きなシーンかもしれない」などの反応が続々寄せられている。その後凪は「バブル」のママに誘われ店で働くことになるのだが、「バブル」といえば慎二行きつけのお店…ということでまたまた2人は再会するのだが、慎二のとなりには円の姿が…後半戦に突入する次回も目が離せない。(笠緒)
2019年08月17日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBSテレビ系)の第4話が8月9日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。お隣のゴン(中村倫也)と一夜をともにした凪は、すっかりメロメロになるいっぽうで、はっきりとしない関係性にモヤモヤし気持ちも抱えていた。かたや凪から正式に別れを告げられた慎二(高橋一生)は「ゴンは付き合った女の子をダメにしてしまう、“メンヘラ製造機”」 だという話を聞いてから気が気でない。凪の様子を見にアパートに行くが、ひょんなことからゴンの部屋にあがることになり……というのが第4話のあらすじ。前話で「わたし、慎二のこと好きじゃなかった。別れてください」とはっきりフラれても、凪のことを諦められない慎二。しかし凪は「メンヘラ製造機の隣にわたし変わりたいのってぬかしつつむちゃくちゃ流されやすいありのまま気どりのアホ女が越してきたら……」という慎二の不安通り、ゴンにのめり込んでいってしまう。ゴンへの気持ちが増すにつれ、凪の日常生活は壊れていく。ゴンが部屋にいるときは女を連れ込んでいないかと耳をそばだて、仲が良かった小学生のうららちゃんとも遊ばなくなる。慎二もゴンの部屋から帰る途中で、やつれ果てた凪の姿を目撃。付き合ているときは節約を趣味にしていたのに、コンビニご飯を買い込む自堕落な凪に慎二も唖然。劇中で初めて凪の前で涙を見せる。不器用な慎二の慟哭する姿には、思わずもらい泣きする視聴者も。《凪にとって毒舌慎二は苦手なんだろうけど、凪のことをちゃんと真っ直ぐに叱ってくれるのも慎二しかいないよ……》《自分を知っている人が誰もいない状況でしか泣いてこなかった慎二が、面と向かって「好きじゃなかった」と言われた時ですら虚勢を張れてた慎二が、倫理観がめちゃくちゃになってしまった凪を目の前にして号泣するの本当しんどい慎二お前ってやつは……》《自分が傷つけられた時は隠れて泣く慎二が、凪が傷つけられた時は抑えきれず目の前で泣くなんて…泣ける…》5話では、転勤してきた優秀な円(唐田えりか)と慎二が急接近。凪とのゴンの関係にも進展が!?果たして凪の出す答えとは――。
2019年08月12日黒木華、高橋一生、中村倫也らが出演する金曜ドラマ「凪のお暇」の第4話が8月9日にオンエア。今回はゴンの“人たらし”ぶりと、慎二が初めて凪の前でみせた涙、さらに慎二役の高橋さんの“脚線美”に多くの視聴者から反応が寄せられている。累計250万部突破の同名漫画をドラマ化した本作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理してしまう主人公・大島凪を黒木さんが演じる。凪が勤務していた会社の同僚で、周囲には良い顔をするが凪にはマウンティングしてしまう我聞慎二に高橋さん。会社を辞めた凪が引っ越し先でお隣さんとなるイベントオーガナイザーの安良城ゴンに中村さん。この3人を中心に物語は展開。凪とゴンが暮らすアパートの住人で凪の上の階に住む吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊。みすずの娘でクールな小学生のうららに白鳥玉季。成績優秀、高学歴にも関わらず社会に馴染めず求職中の坂本龍子に市川実日子。そして今回から慎二の同僚となる市川円役で唐田えりかも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪はゴンと一夜を共にし、それから毎日のようにゴンと関係を続けるようになっていった。どんどんゴンに堕ちていく凪だが、どこまでも自由なゴンに対しもやもやした感情を抱き、自分達の関係をはっきりさせたいと思い続けるも、肝心のところではぐらかされていた。一方、ゴンの仲間・エリィ (水谷果穂) からゴンが“メンヘラ製造機”だと聞かされた慎二は、凪のことが心配でたまらない。そんななか大阪支社から異動してきたサラサラストレートヘアの円に惹かれていく…のだが、思い出すのは凪のことばかり。凪のアパートを再訪した慎二は出くわしたゴンと2人で凪の帰りを待つことに…というのが今回のストーリー。今回はゴンの“人たらし”ぶりに多くの視聴者が反応。「溺れてる時は幸せだけど絶対虚しさが凄いやつ!」「こりゃメンヘラ製造機ですわ…凪ちゃんメンヘラ不可避」「ゴンさんは優しい心地よい底なし沼」などの声がタイムラインにあふれる。「なんとも言えないのらりくらりした役の感じが中村倫也の雰囲気と絶妙にマッチしすぎている」と中村さんの“ハマリ役”だという感想も。一方、プレゼン中にエリィの言葉がよぎって言葉に詰まるなど、凪が心配な余り“メンヘラ化”。毎回恒例のラスト号泣も話題になっている慎二だが、今回はついに凪の前で号泣。そんな慎二の姿を見た事がなかった凪が激しく動揺するというラストシーンだったが、そんな慎二には「慎二がメンヘラになっちゃってんじゃん(笑)」「クソ男とか思ってごめんよおお、いい奴じゃんか慎二」などの反応多数。また帰宅した慎二がボクサーパンツ姿になるシーンには「高橋一生の足がキレイwww」「白いおみ足は犯罪です」「足綺麗すぎてうらやま!」などその“脚線美”に目を奪われた視聴者からのツイートが続々と投稿されていた。(笠緒)
2019年08月10日黒木華主演、高橋一生、中村倫也が共演して描く“人生リセット”ラブストーリー「凪のお暇」。その第3話が8月2日オンエア。凪との部屋飲みでゴンがふるまった“ハイボールのチョコミントアイスのせ”に視聴者たちがざわめいている。「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中、累計250万部突破のコナリミサトによる同名漫画を実写ドラマ化した本作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪に黒木さん。凪をマウンティングし続けてきたが、内心では凪のことが本気で好きな我聞慎二に高橋さん。引っ越して人生をリセットした凪の隣人・安良城ゴンに中村さん。凪がハローワークで出会う“空気が読めない”坂本龍子に市川実日子。凪やゴンと同じアパートの住人たちに三田佳子、吉田羊ら。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪のもとに北海道で暮らす母・ 夕 (片平なぎさ) から手紙が。携帯を解約し引っ越ししたことがバレたことを知った凪は、慌てて新たな携帯を契約、電話すると先々の親戚の結婚式で東京へ来ると言う。夕は凪が“ちゃんとした人生”を歩むことを望んでいて、クセ毛で外に出歩くなと言うような性格だった。ゴンと部屋で2人きりになった凪が母の話をすると、ゴンは「タイトルマッチ」という言葉を発し、母が上京するまでに自分なりの戦い方を身に付けてとアドバイス。その後龍子に婚活パーティーに連れて行かれた凪は、元同僚の足立と出会ってしまい。かつてのように“サンドバック”状態に。だがそこでゴンから言われた“タイトルマッチ”という言葉を思い出し、その前哨戦のつもりで足立に言い返し“ノックアウト”するものの、自分も傷付き、慎二の“肩書き”など上辺だけをみて付き合っていたことに気付く…というのが3話の物語。言葉で“サンドバッグ”状態にしてきた相手を言い負かしたものの、精神的につらくなってしまう凪。「サンドバックにされるのもKOするのも辛いってのは分かる」「言い返したら言い返したで落ち込む凪ちゃん。めっちゃ気持ちわかる」など、そんな凪の姿に共感する声が相次ぐ。その後、凪は慎二に別れを告げゴンの部屋に。そんな凪にゴンがふるまったのが“ハイボールのチョコミントアイスのせ”。これにも「ハイボールのチョコミント乗せ…覚えた…」「美味しそう」「明日からハイボールとチョコミント店頭から消えるぞ」といった声が殺到している。(笠緒)
2019年08月03日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBSテレビ系)の第2話が7月26日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪 (黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。引っ越したアパートで隣人の小学生・うらら(白鳥玉季)や真上に住む緑(三田佳子)らと少しずつ親交を築いていく凪。謎多きお隣の安良城ゴン(中村倫也)と公園での素朴なデートではあわやキス寸前の雰囲気にまで。しかし、そんなときに元カレの我聞慎二(高橋一生)がアパートにやってきて……というのが第2話のあらすじ。凪の前では傍若無人の限りをつくすモラハラ男になる慎二。和やかに進んでいたアパートでのババ抜きでは、凪への呪いの言葉を投げかける。そして、凪が呪縛を振り払うと途端に豹変し「苦手なんすよね~、アットホームごっこ。反吐が出ます」と捨て台詞を吐いて帰ってしまう堂々たる“クズ男”だ。しかし実際の慎二は未だに凪への気持ちを捨てきれず、好きな女の子に対してイジワルをしてしまうまるで小学生のようなメンタルの持ち主。いきつけのスナックではママ(武田真治)らに号泣しながら恋の悩みを打ち明け、偶然を装ってわざわざ片道1時間以上かけて凪のアパートまでやってくる不器用な男なのだ。そんな慎二のキャラクターと二面性を完璧に表現しきる高橋一生の演技に視聴者も釘付け。SNS上では慎二を応援する声が多数届いていた。《なんというか、原作漫画だと「凪…頑張れ!」みたいな、凪への共感や応援で成り立っているエンターテイメントなんだけど、ドラマ版は只々慎二の不憫さと馬鹿さに「おっ、お前~~…」ってなるエンターテイメントだなって》《自分の自尊心を守るためなら嘘の笑顔貼り付けて容赦ない言葉も使って好きな人のことすら傷つけて、結局自爆して人も自分も傷ついて号泣しちゃうぐらいメンタル弱くて、どうしようもなくクソで不器用でバカな慎二、最ッッッッッ高だわ》凪を待っている間、一緒に映画を見ていた緑から「彼はただ、好きって伝えるだけでよかったのよ」と語られた慎二。彼が果たして、本心を凪に打ち明けられる日は来るのだろうか。最後まで心して見届けたい。
2019年07月30日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBSテレビ系)の第1話が7月19日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪 (黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。空気を読みすぎて、同僚に同調するばかりの凪。さらに凪にとって唯一の救いであった会社でも大人気の恋人・我聞慎二(高橋一生)が陰で「体の相性がいいだけで恋人ではない」と言っているのを偶然聞いてしまう。過呼吸になりその場で倒れた凪は、会社を辞めて郊外の六畳人間のボロアパートに引っ越す。しかし、そこで待ち受けていたのは変わった人ばかりで……というのが初回のあらすじ。根強い原作ファンが多い本作のなかでも、とりわけ強い人気を誇るのが高橋演じる慎二と中村倫也演じる安良城ゴン。キャスト発表当初は、原作との違いからか不安視するファンが少なからずいたのだ。しかし、気になる放送後の反応はというと前評判を覆す称賛の嵐。繊細で冴えない凪の雰囲気を再現しきった黒木華の演技はもちろん、不安視されていた高橋や中村を絶賛する声が相次いでいた。《原作越えキタ!?このキャスティングどなの!?って懸念を吹き飛ばし、黒木華ちゃんはすんごく凪だし、正直今までピクリともこなかった高橋一生の慎二はピクピクきまくって演技上手いし、何より全部掻っ攫っていく勢いの中村倫也のゴンさんの色気ヤバい》《やばい。原作のぶっちぎりの面白さ、黒木高橋中村の共演、それによって自分の中のハードルを上げすぎて万が一面白くなかったらどうしようと思ってけど全くの杞憂!面白い、すごく面白い。原作の空気を大切にした脚本、テンポ、役者たちの芝居、どれも素晴らしい!!!》《慎二とゴン逆だろとか思ってたけど高橋一生様のこの冷たい顔して内心めっちゃ焦ってるみたいなやばい奴の演技が絶妙に慎二すぎて(語彙力)気持ちが溢れて号泣してしまった》平均視聴率が10.3%と2桁超えを記録する好スタートを切った「凪のお暇」。次回は凪を諦めきれない慎二に、急接近してくるゴンと波乱の予感。男性陣2人の演技からますます目が離せなさそうだ。
2019年07月23日黒木華主演、高橋一生、中村倫也らを共演に迎え、人気漫画をドラマ化したTBS金曜ドラマ「凪のお暇」の第1話が7月19日から放送開始。黒木さん演じる大島凪に共感する視聴者が続出。高橋さん演じる我聞慎二には「原作のイメージぴったり」の声が集まっている。「マンガ大賞」2年連続ノミネート、「宝島社このマンガがすごい!2019オンナ編」3位選出など注目を集める月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中のコナリミサトによる同名漫画をドラマ化する本作。サラサラストレートヘアが特徴的な28歳の家電メーカーで働く28歳の大島凪を黒木さんが、凪と同じ会社で働く“元カレ”我聞慎二を高橋さんが、人生を“リセット”した凪が引っ越し先で出会う隣人・安良城ゴンを中村さんがそれぞれ演じる。また凪の引っ越し先アパートに暮らす老女・吉永緑には三田佳子、さらに同じアパートに暮らすシングルマザーの白石みすずに吉田羊、慎二が行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。何事もなく平穏に過ごすため常に周りに同調して生きてきた凪だが、会社の同僚からはいいように使われ神経をすり減らしていた。しかも社内で憧れの存在になっている彼氏・我聞慎二が同僚に凪とは結婚する気はなく、身体目当てだと話しているのを聞いた凪は、その一言がきっかけで心が折れてしまう。自分を見つめ直し人生をリセットする決意をした凪は、SNSもやめスマホも解約。東京郊外のボロアパートに引っ越す。そこには近所から“おつり漁りババア”と呼ばれている緑や、刺青姿のゴンといった住人たちが暮らしていた。新たな生活を始めたのもつかの間、再び凪の前に慎二が現れる…というのが1話の物語。1話を見た視聴者からは黒木さん演じる凪に「リアルに共感ポイントたくさんありすぎ」などの声が殺到中。クセ毛にコンプレックスを抱き、毎朝1時間かけてストレートヘアにセットしている凪の姿に「私は30分くらいだけど、気持ちわかり過ぎ!」という反応も。一方、高橋さん演じる慎二にも「あの嫌なゾッとする感じが原作のイメージぴったり」「サイコパスすぎる演技が素晴らしいすぎて私が過呼吸気味です」などの感想多数。ラストでは中村さん演じるゴンに凪が抱きしめられる場面も。今後の展開にも注目が集まる「凪のお暇」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年07月20日場の空気を読み、必死に同僚たちの顔色を窺い日々を過ごしていた凪は、ある日、職場で過呼吸を起こして倒れてしまう。それをきっかけに会社を辞め、家を引き払い、携帯電話も解約し、一切のしがらみを捨てることを決意する。そして心機一転、東京郊外のオンボロアパートで、新たな生活を始めるのだが―。’17年のananマンガ大賞を受賞したコナリミサトさんのコミックス『凪(なぎ)のお暇(いとま)』が、黒木華さん主演で連続ドラマに。吉田羊さんは、黒木さん演じる凪の引っ越し先のアパートの住人で、彼女に懐く少女・うららの母親・白石みすずを演じる。生身の人間が演じることで物語がよりリアルになる。黒木:原作がすごくリアルな話だなって思ったんですよね。空気を読みながら生きるうちに、自分が何をしたらいいのかわからなくなってしまうことってよくあることだし、それぞれの登場人物が抱えている闇も人間くさい。そういう物語を生身の人間が演じることで、よりリアルなものになるような気がしているんです。吉田:空気を読むって日本人独特の感覚で、それは優しさの裏返しでもあるんだけれど、凪ちゃんみたいに苦しくなっちゃう人もいるわけでしょ。今回、ドラマという形で可視化されることで、空気を読まなくてもいいんだよって救われたり、心穏やかになったり勇気をもらえる人が多くいる気がする。このドラマ…日本に平和をもたらすのかもしれないね。――撮影のちょっとした待ち時間も、楽しそうにおしゃべりに華が咲く。プライベートでも仲が良いふたり。吉田:作品上ではこれまでも何作か共演しているんだけど、あまり絡む役がなくて、がっつり絡んだお芝居は、今回ようやくなんだよね。黒木:はい。待ちに待ってましたから嬉しいです。プライベートでは、私が羊さんに懐いていて、よく一緒に食事に連れていってもらってはいるんですけど。吉田:おはるが、銀熊賞を獲った時(映画『小さいおうち』で’14年のベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞)に、私がおめでとうメールを送ったのが始まり。それまではそこまで連絡を取り合っていたわけじゃないけれど、受賞を聞いてすごく嬉しくて、「雲の上の人になっちゃって、これからは気軽に会えなくなるね」って送ったら、「そんなことないです。まだ地上あたりをフワフワしてます」っていう粋な返しが来て。もっとこの人のことを知りたいと思ってガンガン連絡したら、仕方なく付き合ってくれるようになって…なんだよね。黒木:そんな…。私の方こそ、羊さんのことを好きな女優さんが多くて、しょっちゅうヤキモチを焼いてます。吉田:それはお互いさま。私は私で、ムロ(ツヨシ)さんから、おはると食事したって聞くと、「呼ばれてない…」って拗ねちゃう。お互いに、自分が一番でいたいんだよね。彼氏、みたいな(笑)。黒木:そうかもしれません(笑)。羊さんは、こちらのお芝居を楽しんでくださるんです。台本に書かれたセリフのやり取りでは、私のセリフの言い方によって反応を変えてくれる。会話をしてくれるんです。自分のなかに演技プランはきっとあるんでしょうけれど、相手が予想外のアプローチで来たら、考えてきたそのプランを簡単に捨てられるんだと思うんです。吉田:すごい褒めてくれる(笑)。黒木:だって好きだから…。吉田:確かに、相手に楽しんでもらいたい気持ちの方が強いのかも。でも、私も、どんな作品でも肩の力が抜けていて、役が乗り移ったように存在する“女優・黒木華”が大好きなの。私の理想のお芝居を、ひょいひょいとこなしてしまうんだから。黒木:(遮るように小声で)…そんなことないです…。吉田:その謙虚さも好きよ(笑)。今回も、あまり難しく考えすぎずに、目の前のおはるの芝居にリアクションしていって、そこで偶発的に生まれたものを大事に拾っていけばいいのかなって思ってる。じつは、うららという存在がもたらしてくれるものもすごく楽しみにしてる。子供っていい意味で、我々の予測のつかないものを持ち込んでくれるから。黒木:本当にそう。うらら役の白鳥玉季ちゃん、初対面から何だかとてもカッコ良かったから…。吉田:一番しっかりしてるよね。黒木:そう(笑)。凪にとって、みすずさんとうららちゃんとの出会いで救われる部分も多いので、3人のあったかい空気を大事に作っていけたらなと思っています。――会社を辞めると同時に、同僚で恋人だった慎二(高橋一生)と別れた凪は、新天地で、隣に住むゴンさん(中村倫也)と知り合い、彼の自由な雰囲気に惹かれていく。おふたりから見た慎二とゴンさんは?黒木:私はどっちも好きです。慎二は器用な人だけれど、プライドから弱さを見せられないところがかわいいですよね。凪にフラれて号泣するところは、キュンとしますし。一方のゴンさんがモテるのもわかるし…。吉田:私は、ゴンさん派かなぁ。危なっかしくてミステリアスで、もっと知りたいって思っちゃう。不安定な人に人間らしさと魅力を感じちゃうような、こじらせるタイプです。黒木:あ~、わかります(笑)。くろき・はる1990年3月14日生まれ。大阪府出身。最近の出演作に、ドラマ『西郷どん』『獣になれない私たち』、舞台『ハムレット』などがある。’20年には、出演映画『甘いお酒でうがい』が公開。フーディー¥85,500中に着たトップス¥54,000スカート¥98,000(以上アン ドゥムルメステール/リフト エタージュ TEL:03・3780・0163)シューズ¥140,000(ジュゼッペ ザノッティ/ジュゼッペ ザノッティ ジャパンTEL:03・6894・7510)よしだ・よう2月3日生まれ。福岡県出身。最近の出演作に、ドラマ『中学聖日記』など。現在、出演舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』が上演中。出演映画『記憶にございません!』の公開が9月13日に控える。ロングデニムドレス¥112,000ピアス¥27,000ブーツ¥79,000(以上エムエム6 メゾンマルジェラ/エムエム6 メゾン マルジェラ オモテサンドウ TEL:03・3408・8681)『凪のお暇』人生のリセットを図って郊外のアパートに引っ越し、何にも縛られない自由を手に入れた凪(黒木)。そこで新たな人間関係を築いていくが…。7月19日(金)22時スタート(初回15分拡大)。TBS系にて放送。※『anan』2019年7月24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Babymix(黒木さん)梅山弘子(吉田さん)ヘア&メイク・新井克英(e.a.t…/黒木さん)千吉良恵子(吉田さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月18日黒木華主演、高橋一生、中村倫也ら豪華キャストが共演する新金曜ドラマ「凪のお暇」。この度、本作に武田真治が出演することが決定。「砂の器」以来、15年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる。本作は「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中のコナリミサトによる同名漫画の実写ドラマ化。口コミで話題となり累計250万部を突破している人気作だ。主演の黒木さんが、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を、凪の元カレ・我聞慎二を高橋さん、人生をリセットした凪の新たな生活先の隣人・安良城ゴンを中村さんが演じるほか、市川実日子、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子ら豪華俳優が集結している。今回新たに出演が決定した武田さんは、タレント、サックス奏者、俳優として幅広く活動し、近年の筋肉ブームの火付け役として注目を集めている。今作では、スナック「バブル」の個性的なママとして出演。「バブル」は、慎二の行きつけのスナックで、凪への思いを上手く伝えることができない慎二に、ママと店員の杏(中田クルミ)が優しくも厳しくアドバイス!慎二にとって、素になり本音で話せる唯一の場所なのだ。出演にあたって武田さんは「僕が演じるママという役は、なかなか思い切ったキャラクター」とキャラクターについて明かし、「主人公たちの背中を押せるように丁寧に演じていきたいと思っています」と意気込んでいる。「凪のお暇」は7月19日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回は15分拡大(cinemacafe.net)
2019年07月12日香取慎吾が『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などの白石和彌監督と初タッグを組んだ『凪待ち』が6月28日(金)に公開され、「傑作の誕生」「心に沁みるヒューマンドラマ」と高評価を集めている。中でも「香取慎吾ファンだけのものにするのは本当に勿体無い」「先入観なしで観て」など、主演をつとめた香取さんの新境地、そして石巻という物語の舞台が注目を集めている。本作は、ギャンブル依存の男・木野本郁男が恋人とその娘と宮城県石巻で再出発しようとするも、自らの弱さや些細な綻びから絶望に堕ちていく姿を描いたヒューマンサスペンス。「白石監督と知りエグイ映像はきついと心配だったが心に刺さる痛みはあれど感動と静かな余韻が残る良い映画だった」「何日か経ちますが まだ映画の中から抜け出せてないような感覚」との声もあるように、“喪失と再生”をテーマにしたオリジナルストーリーが独特の余韻を残している。公開後から映画レビューサイト「coco」には感動の声が続々とアップされており、レビュアー満足度97%と7月3日現在でトップ。最も多いのは、「香取慎吾が郁男という1人の男にしか見えなかった」「今まで見たことのない香取慎吾の険しい顔、崩れた表情は新鮮」「現在の環境と心境がこの映画を撮らせたのか、ここまで振り切った演技ができる香取慎吾凄すぎる。正直驚いた。アイドルなどの先入観なしで観てほしい」などなど、トップアイドル時代とのギャップが凄まじい“俳優”香取慎吾への声だ。「眼の演技が凄い。悲しみを背中で演じてる」「香取さんの大きな背中にとても大人の男の色香を感じ又観たくなる」「香取慎吾さんの大きな背中が空っぽに見え、何も見ていないような目、取り憑かれたような目が印象的。 エンドロールで胸がえぐられるような感覚がありました」と、その背中や目での演技に絶賛が寄せられている。そんな香取さんを起用した白石監督も「まず“アイドル”という認識が大きくて。だから実際仕事して、衝撃的でした」とシネマカフェのインタビューで告白。「『すごい、すごい』と言っていたら、リリー(・フランキー)さんに『監督、何言ってるの。普通に大河ドラマで主役やった人だから。当たり前でしょう』と言われて(笑)。トップアイドルであると同時に、日本のトップの俳優だったんです」と明かしている。香取さんもまた、そんな監督との再タッグを早くも熱望しているが、と同時に「この映画とともにいま、東日本大震災の話をまた改めてする時間を持てたことがよかったと思っています」と、震災直後から支援活動を続けてきた土地への思いをインタビューでも寄せる。「私の地元で撮影されました。2018年の石巻が作品に残っています」「郁男と家族の幸せ、被災地の復興を祈らずにはいられない。今の日本人全てに観てほしい」「今凪いでいる石巻の海にも、これまでの生と死があり、背負いながら進んでいる。香取慎吾を起用した白石監督の妙が冴える!」と、主演俳優と気鋭監督、そして石巻という物語の舞台が絶妙な化学反応を生んでいるようだ。『凪待ち』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:凪待ち 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2018「凪待ち」FILM PARTNERS
2019年07月03日香取慎吾と白石和彌監督が初タッグを組んだ映画『凪待ち』(公開中)の生中継舞台挨拶付き上映が、7月6日に全国78館で実施されることが3日、明らかになった。6月28日に公開を迎え、「アイドル香取慎吾の面影はもうない」 「香取くんのどうしようもなさが完璧」「男臭い香取慎吾がすんごい良かった!」など、SNSで香取の今までのイメージを完全に払拭した芝居を評価する声が続出している本作。ロケ地ともなった東日本大震災の被災地・宮城県石巻市の、いまでも復興を続ける地元の人々の姿も描かれ、本作のタイトル通り、いまでも“凪”(海面が静まった海)を待つ被災地の“現在”を映したことでも話題となっている。そしてこのたび、初週好スタートを記念し、主演・香取慎吾、共演の音尾琢真、そして、白石和彌監督による、全国78館の生中継舞台挨拶付き上映が7月6日17時から(本編上映前イベント)開催されることが決定した。中継映像でしか見ることのできないアングルでゲスト登壇の様子を演出予定。「よりたくさんの人に観て欲しい!」とキャスト・監督が初日舞台挨拶でも語ったように、公開後になっても“凪待ち”PRキャンペーンは続く。これまで公開前キャンペーンとして、塩釜・名古屋・大阪・福岡・札幌で完成披露イベントを実施、初日3日間では、ロケ地・石巻から始まり、六本木・横浜・川崎・府中・錦糸町・西新井・流山を巡る舞台挨拶を行い、その他エリアの全国の『凪待ち』ファンが舞台挨拶の様子を見たいと熱く希望したことからこの生中継舞台挨拶付き上映の実施に至ったという。本作は、宮城県石巻市を舞台に、人生どん底まで墜ちきった男のバイオレンスと狂気、怒りと裏切り、不条理と悲劇、そして、切ない暴力を描いた衝撃のヒューマンサスペンス。恋人が殺され、さらに次々と襲い掛かる絶望的な状況から自暴自棄になっていく主人公・郁男を香取が演じた。(C)2018「凪待ち」FILM PARTNERS
2019年07月03日わかっていてもつい惹かれてしまう。魅力的なダメ男たちDRESS読者のみなさん、こんにちは!突然ですが、皆さんの周囲にはいけないとわかっていつつも、ついつい惹かれてしまう……そんな抗えない危険な魅力に溢れた男性はいませんか?本日はそんな魅力的なダメ男たちが登場する邦画3作をご紹介したます。まず1本目は、『凶悪』『孤狼の血』の白石和彌監督が、香取慎吾を主演に迎えた話題作。2019年6月28日(金)より全国公開となる『凪待ち』です。魅力的すぎるダメ男1:『凪待ち』の木野本郁男(香取慎吾)本作で香取慎吾が演じる郁男は、極度のギャンブル依存症の男。新しい暮らしが始まり、ギャンブルから足を洗おうと印刷会社で働き始めたのもつかの間、会社の同僚に誘われて競輪のレースに再び賭けるようになってしまいます。そんなある日、口論の末に突き放した恋人の亜弓が殺害されてしまい、「自分のせいで亜弓は死んだ」という思いがくすぶり続ける郁男は、自暴自棄となり、転がるようにギャンブルにのめり込んでいってしまいます。ですが、そんな彼の心の奥底にあるのは、秘めた優しさ。末期ガンである父を心配して故郷に戻った恋人の亜弓と一緒に石巻に戻り働き始めたり、亜弓の娘・美波を心配し理解しようとしたりする姿に、亜弓の父・勝美(吉澤健)もつい手を貸してしまうのでした。ギャンブルに依存してしまう自分自身から抜け出そうともがき、苦しむ、郁男の切ない葛藤を見事に体現した、香取慎吾の新たな魅力は必見です!『凪待ち』のストーリー毎日をふらふらと過ごしていたギャンブル依存症の木野本郁男(香取慎吾)は、バツイチで子持ちの恋人・亜弓(西田尚美)とその娘・美波(垣松祐里)とともに、亜弓の故郷・石巻に戻る決意をする。新しい暮らしが始まったある日、車内で亜弓と激しい口論になり、亜弓だけを車から降ろして立ち去った郁男は、その後、亜弓が何者かに殺害されてしまったことを知り……。魅力的すぎるダメ男2:『彼女がその名を知らない鳥たち』の水島真(松坂桃李)『彼女がその名を知らない鳥たち』のストーリー15歳年上の同居人・陣治(阿部サダヲ)に養ってもらいながら、自分はまったく働かず、だらだらと日々を過ごしていた十和子(蒼井優)。そんなある日、古い腕時計の修理を断られたデパートに苦情を入れた十和子の家に、代わりに新しい商品を持参した、デパートの売り場主任・水島(松坂桃李)が訪れる。水島に、8年前に別れたかつての恋人・黒崎(竹野内豊)の面影を感じた十和子は、彼の虜となり不倫関係をスタートさせてしまい……。子持ちの既婚者でありながら、十和子との不倫関係をスタートさせてしまうゲスな男・水島を演じたのは松坂桃李。水島の前で思わず泣いてしまった十和子に、「すみません、なぜかこうするよりないような気がいたしまして」と、急にキスをしてくるあたり……ズルい!ズルすぎる!十和子と不倫関係になってからは、誰かに見られるとまずいと言い訳しながらも、暗がりに導き「してくれる?」とズボンのチャックを下ろしたり……。その見事なまでのゲスっぷりは必見です。さらに、ベッドシーンでは「”あー”と言って」と十和子に声を出させたりと、その爽やかな変態ぶりも見逃せません。監督が「(松坂桃李は)本当に誠実にこの薄っぺらい役に取り組んでくれました」と語るほどのその完璧なズルさゆえのセクシーさから、目が離せません。魅力的すぎるダメ男3:『オーバー・フェンス』の白岩義男(オダギリジョー)『オーバー・フェンス』のストーリー妻(優香)との夫婦生活が破綻し、故郷の函館に戻ってきたバツイチの白岩(オダギリジョー)。実家には寄り付かず、職業訓練校に通う彼は、ある日、聡(さとし)という名前のホステス(蒼井優)と出会う。「名前で苦労したけど親のこと悪く言わないで、頭悪いだけだから」という聡の自由奔放だが危うい魅力に、白岩は急速に惹かれていくが……。一見優しく見えるが、実はあまり他人と深く関わる気がなく、別れた妻からも「私のこといらないと思っていたでしょ」と言われてしまうような主人公・白岩役は、魅力的なダメ男を演じたら右に出るものはいないオダギリジョーが演じます。離婚の原因も「え、この奥さんがそんなことに……?」と思わずにはいられない内容で、白岩という男が、女性を狂わせてしまう男性だということがよくわかります。本作のヒロイン・聡からも「そんな目で見ないで」と言われるシーンがありますが、オダギリジョー本人も、女性から同じことをよく言われていたそう。白岩からは、女心を狂わせる男性特有の、どうしようもないほどに魅力的な色気が溢れています。映画の中で、魅力的に輝くダメ男たち……。行動が伴わないのに、恋人を幸せにしようという気持ちだけは感じさせてくれたり、妻子がいるのに甘い言葉を囁いてきたり、深く関わるつもりはないくせに表面的には優しかったり……。矛盾だらけの行動が、逆に物語にスパイスを与えてくれる。そんな彼らですが、くれぐれも夢中になるのは映画の中だけに!実際に周囲にいたら大変なダメ男の魅力は、映画の中だけでこっそりとご堪能ください。作品情報『凪待ち』【PG12】6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督:白石和彌『凶悪』『孤狼の血』出演: 香取慎吾、西田尚美、リリー・フランキー配給:キノフィルムズ上映時間:124分公式サイト: ©2018「凪待ち」フィルムパートナーズ『彼女がその名を知らない鳥たち』【R15】Blu-ray&DVD好評発売中監督:白石和彌『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)出演: 蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊配給:クロックワークス上映時間:123分公式サイト: ©2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会『オーバー・フェンス』Blu-ray&DVD好評発売中監督:山下敦弘『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』原作:佐藤泰志『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』出演:オダギリジョー、蒼井優、松田翔太、北村有起哉、満島真之介、優香上映時間:112分公式サイト:©2016「オーバー・フェンス」製作委員会
2019年06月28日こんなにすさんだ香取慎吾は見たことがない。2018年の映画賞を総なめにした『孤狼の血』(2018年)や『麻雀放浪記2020』(19)の白石和彌監督が、香取を主演に迎えたヒューマンサスペンス映画『凪待ち』(6月28日公開)を観たら、きっと誰もが驚くのではないか。ギャンブル依存症の木野本郁男(香取)が、恋人・亜弓(西田尚美)の故郷である石巻で再出発をしようとする。亜弓の実家で、彼女の父・勝美(吉澤健)や娘の美波(恒松祐里)と暮らすことになった郁男は、紹介された印刷会社で働くことになる。しかし、ある日、亜弓を亡くし、仕事も失ってしまった郁男は、またギャンブルから抜け出せなくなる。香取から「白石さんが僕を呼んでくれて宝物ができました」という賛辞を送られた白石監督に単独インタビュー。監督の口から出た香取の印象は「衝撃的!」、「本当にすごい!」といった感嘆符なしでは言い表せない感想ばかりだった。白石監督が激賞する俳優・香取慎吾の魅力とは?――香取慎吾さんと“喪失と再生”をテーマに映画をやってみたいと思ったそうですが、今回、被災地を舞台にした理由について教えてください。東日本大震災後、僕は映画監督としてどこかで震災と向き合わなければいけないという思いがずっとありながら、なかなかそこへは行けませんでした。震災直後、みんながドキュメンタリーを撮り始め、全部を観たわけじゃないけど、「こんなに悲しいことがありました」「悲しみを抱えて生きていく」ということだけを声高に言うのはどこか違う気がしていて。じゃあ、自分は何もしなくていいのか? とも思っていたなかで、香取慎吾さんとの仕事の話をいただきました。それで、以前から落ちぶれていく男が再生する話をやりたいと思っていたので、香取さんを仲間に入れれば、そういういろんなことができるんじゃないかなと思い、物語を作っていきました。――家族をテーマに撮った映画も白石フィルターを通すと、一筋縄ではいかないすさまじい映画になりますね。今回も主人公・郁男のクズっぷりがすごくて、どこまで堕ちていくんだろうとハラハラしました。香取さんの表情が、本当にすごかったです。僕も金を借りる人を何度か見たことがあるけど、本当にああいう顔をするんです。でも、香取さんは、あそこまで金に困って、借金をしたことなんてないはずなのに、なんでああいう顔ができるんだろうと。あのシーンを見たとき、僕はすごい映画を撮っているなと思いました。ギャンブル依存症の人って、ああいうふうに、どんなことをしてでも金を作ろうとするんです。日本のギャンブルはほとんど国営なので、あまり報道はされませんが、実際に苦しんで自殺している人がどれだけいるのかと考えてしまいます。――香取さんは、脚本をあまり読み込まず、台詞も頭に入れていかないとおっしゃられていますが、それであのクオリティーの演技ができること自体に驚きました。衝撃的でした! 最初にそう言われましたが、それが彼のやり方なら、そこをとやかく言うつもりはないと思っていました。実際に初めて現場に入ってきた時も、ファーストシーンから撮るわけにはいかないので「ここはこうなって、こうなります」と説明をします。慎吾くんは「はい。わかりました」と言ったあと、演じてくれますが、こちらの意図の組み方がハンパないんです。――俳優さんには、現場でもずっと役で居続けるタイプと、カットがかかった途端に素に戻ってリセットするタイプがいらっしゃいますが、香取さんは後者ですか?うーん。正直、香取くんのようなタイプの役者さんは初めてでした。今回は石巻でロケをしていましたが、カットとカットの間に彼が何をやっているのかなと思って見ていると、ずっと郁男のまま佇んでいたこともあって。俳優として本当にすごいです。たぶん共演したみんながそう思っているんじゃないかな。――そのすごさについて、白石監督はどう分析されましたか?僕自身も分析しきれてはないんですが、考えてみれば、以前はドラマを撮影しながら、テレビのバラエティ番組もやっていて、その間、1つの役に入り込むとか、役作りをするとかが、無理だったのではないかと。あくまでも僕の想像ですが、そこで香取くんが導き出した答えが、台本をそんなに深く読み込まず、台詞はその場で覚えたほうがいいという判断だったのではないかと。そのほうがいろいろと変更もできますから。――通常、できる役者さんは、準備万端に台詞を入れて現場に臨む、というイメージがありますが?いや、そこからが肝心なんです。普通はそのやり方で上手くいくはずがないし、「仕事をなめてるのか!」という話にもなってしまう。でも、香取くんの場合、そこで出す演技のクオリティーが、そのへんの役者のレベルとは違いすぎるんです。僕はもともと台詞をけっこう変えるし、シーンを入れ替えたり、追加したりするので、よく「それ、先に言ってくれないですか?」みたいなことを言われたりするわけで。でも、香取さんは、すべて「OKです」と言ってくれたあと、すごいことをやってくれます。また、役に入り込んでいないのかというとそうでもなくて。両さん(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)をやっていた時は、両さんのテンションだったそうですし。ただ、役作りって何だろうと、僕自身も考えてしまいます。――縁日の屋台での乱闘シーンは、かなりの長回しでした。あのシーンの撮影はいかがでしたか?お祭りのシーンを撮ったのは昨年の初夏で、ナイターなので19時半くらいからしか撮れなかったんです。子どもがいるから20時までに撮影を終えなければいけなくて、明るいうちからアクション部と一緒に香取さんの動きを作っていきました。それで、香取さんが入ってきて「1回、アクション部でやって見せますから」と、一連の動きを見てもらったんです。僕が「1回、試しに動いてみますか?」と聞いたら、香取くんが「もう1回見させてください」と言ってきて。もう1度見せて「ケガをしちゃうかもしれないから、ここに毛布を入れておいてください」といった形で安全策をとったあと、「じゃあ1回だけ軽くやってみてください」と言ってやってみたら、なんと一発OKでした!――え! あの長回しの乱闘シーンを1発でOKだったのですか?本当ですよ。スタッフも、え!? という感じでした。おそらくこれまでダンスをしたりPVを撮る際に、その場で振り付けを覚えることを訓練されてきたんでしょう。何だか不思議になるレベルでした。それでいてクオリティーも高いから、正直、他の役者が落ち込むレベルです。縁日のシーンで絡むのは『止められるか、俺たちを』でも呼んだ役者たちですが、「白石さん、僕、ワークショップも参加して、頑張ってきたつもりでしたが、香取さんを見たら、何が正しいのかわからなくなりました」とガチで落ち込んでました(苦笑)。やっぱりトップを何十年走ってきたということは、すべてにおいてそういうことなんだなと納得しました。――そういう意味では、まるで眠れぬ獅子を起こしたかのような強烈なインパクトを受けました。香取さんの今までにない汚れ役も新鮮でしたが。香取さんもきっと「なんでこの役が僕なんだろう?」と思ったのではないかと。でも、この企画がスタートしたのは、「新しい地図」で新たな一歩を踏み出そうとされていた時期でした。僕は僕で僭越ながらも、香取さんの新しい一面を見せたいと思ったわけです。映画の内容は少し違うけど、もう1回スタートをする、という話にはたぶんなっていると思います。お互いに口に出して言ったわけではないけど、香取さんはあれだけ頭のいい方なので感じているとは思います。――最後に、これからこの映画を観る方へメッセージをお願いします。誰もが何かのきっかけで、自分の意志とは無関係に、人生を転がり落ちちゃうことってあると思います。でも、だから人生が終了するのではなく、どこにでもやり直すチャンスやタイミングも同じように転がっているはず。この映画を観て、頑張って生きようかなと思ってくれたらと。ほぼほぼピエール瀧さんに向けてのメッセージにもなっているかなと思います。■プロフィール白石和彌(しらいし・かずや)1974年12月17日生まれ、北海道出身の映画監督。若松孝二監督に師事し、助監督を務めたあと、初の長編映画監督『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10)で注目される。『凶悪』(13)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、『孤狼の血』(18)などは、日本アカデミー賞ほか各映画賞を多数受賞する。そのほか『日本で一番悪い奴ら』(16)、『牝猫たち』(17)、『サニー/32』(18)、『止められるか、俺たちを』(18)、『麻雀放浪記2020』(19)など多数の話題作を監督。公開待機作は2019年秋公開の『ひとよ』。
2019年06月27日香取慎吾主演、『孤狼の血』『麻雀放浪記2020』などの白石和彌監督による最新作『凪待ち』。6月13日(木)、ロケ地となった宮城県塩竈市の「塩釜水産物仲卸市場」にて関係者向け完成報告試写会が実施され、元々は予定になかった香取さんがサプライズゲストとして登場、盛り上がった会場で冗談交じりに撮影当時の思い出を明かした。人生どん底まで墜ちきった男のバイオレンスと狂気、怒りと裏切り、不条理と悲劇を描く衝撃のヒューマンサスペンスとなる本作。昨年の6月18日に撮影が開始して1年、ロケスタート地点となった本市場に、白石監督が凱旋、マスコミ陣を含め約100名の方が来場した。白石監督は「(お酒のケースが舞台になっている事に)手作り感、素晴らしいですね(笑)『凪待ち』という作品は、ここでスタートしたので、沢山の方に、この場で試写会が出来る事が凄く嬉しいです。今日は僕だけじゃなくて、どうしても来たいという方がいたんですよ」と語ると、含み笑いで呼び込み、香取さんがサプライズ登場し、「香取さんが、まさかのお酒のケースに乗っています!(笑)」「ど~しても来たくて!」と言う香取さんに、びっくり仰天の会場から拍手喝采。「仕事のスケジュールで決まっていたのではなくて、どうしても僕が来たかったんです!」と話し、ロケのスタートがこの市場だったことを振られると「なんか、そんな感じがしないんですよね。この市場が、“木野本郁男”という僕の役を作ってくれた最初の場所なんで、皆さんのおかげで、この役が完成したのかな、と思っています。この役を演じるのに、ぴったりな雰囲気でした」とコメント。「昼間から酔っ払ったお兄さんに絡まれて、『おい、何撮ってんだこのやろ~!』と言われ、まわりのスタッフが助けてくれるかな~と思っていたら、意外とみんな目を背けて助けてくれなかった。そんな経験もありましたね(笑)」と、劇中とはまるで別人のごとく明るく話した。かと思えば、「震災から大分時間が経っていて、僕が東京で過ごしていると、年々ニュースでも見る機会が減ってきている。震災直後にも僕は何度か被災地を訪れていて、僕が始めて訪れた時の事を思い出すと、復興している部分もあるなぁと感じますね。撮影の期間もいろんな方に結構会って、町の方にお話を伺うと、写真を見せながら震災当時の事を話してくれる方もいれば、目を背けるおばあちゃんもいたり。それぞれの心の中に、そのときの事が、それぞれの形で刻まれているのだな、と感じさせられる時間でしたね」と真摯に現地での経験に言及。「自分としては、人生の新しい道を歩み始めて約1年半、そんな中で、初めての(単独)主演映画として、力んだり、プレッシャーを感じる事もあったんですが、いま、そういう思いは全く無いです。そして、素晴らしい白石監督の最新作です。一人でも多くの方に見て頂けたらと思います」と思いを噛みしめていた。また、白石監督は「僕の映画は、血なまぐさくて、バイオレンスな描写が多いんですけど、この映画は過去一番、“優しい映画”になったかな、と思います」とコメント。脚本を書く前、そして撮影中も、現地の方に震災について話を聞いていたそうで、「よく『復興の半ば』という言葉を聞きますけど、復興には終わりが無いんだなと、感じたり、いろんな事を教わりました。オリンピックとか、国を上げての企画もあるかもしれないけど、復興はまだまだ終わっていなくて、その中に生きている人達がいる、という事を(映画という形で)残して行かないとな、と思います」と復興への思いを吐露。さらに、「香取さんと初めてお仕事をするという事で、決して“暴力”だけの映画ではなく、“優しさ”の残る映画にしました。もちろん、東日本大震災もそうですし、世界中で悲しいニュースを見る事が多いと思うんですけど、すべての人に『凪』が訪れるように、という思いで作りました」と、改めて作品に込めた思いを明かした。本作の大ヒット祈願として、めでたい鯛のほか、本市場がメバチマグロの水揚げ高日本一として有名なことから、マグロなども塩釜漁港で捕られた魚の盛り合わせが市場からプレゼントされると、「うわ~!」と大喜びの香取さんと白石監督。最後は、大きな大漁旗の前で写真撮影を実施し、サービス盛りだくさんのイベントとなった。『凪待ち』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:凪待ち 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2018「凪待ち」FILM PARTNERS
2019年06月14日