ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子に人気のよみTOP20をご紹介します。1位はると2018年、2019年と2年連続よみランキング1位を獲得している「はると」。月間ランキングでも上半期一度も1位を譲らなかった、絶対王者です。「陽翔」「大翔」「悠人」「悠斗」「陽大」「陽斗」など、空を羽ばたくようなイメージの「翔」、太陽をイメージする「陽」、おだやかな印象の「悠」を用いた名前が人気です。 2位みなと2019年、人気3位の「みなと」。人や物が集まるような魅力的な人という印象があり、さわやかな響きで近年人気が上がっています。船や人が集まり賑わう場所である「湊」を用いた「湊」「湊翔」「湊人」という名前が多いという結果でした。 3位はるき 2018年は4位、2019年は6位にランクインした「はるき」。「悠生」「葵生」などの漢字が多く見られました。止め字に「生」を用いることで、エネルギッシュな印象を受けるようですね。 4位そうた2018年、2019年と2年連続よみランキング2位を獲得した「そうた」。「そう」「た」ともに様々な漢字の種類があてられており、「颯太」「蒼大」「奏太」「奏汰」「蒼太」「颯汰」「湊大」「湊太」などで名づけられていました。「大」や「太」を用いることで力強いイメージの名前になりますね。 5位りく2018年、2019年と2年連続よみランキング5位にランクインした「りく」。「陸」「凌空」「凌久」など、大地をイメージさせるようなスケールの大きい名前が多いようです。6位ゆうと2018年のよみランキングでは3位、2019年は4位にランクインした「ゆうと」。「結翔」「悠斗」「悠翔」「優斗」などの名前が多く使われています。「悠」や「優」など穏やかさを感じる「ゆう」と読む漢字と、「翔」や「斗」など力強い印象の止め字を組み合わせた名づけがトレンドです。 7位ゆいと2018年、2019年と2年連続よみランキング7位にランクインした「ゆいと」。「結翔」「結斗」「結人」「唯斗」などの漢字が用いられました。「結」も「唯」も女の子の人気漢字ランキングにもランクインしており、男女ともに人気の高い漢字です。 8位ひなた2018年のよみランキングでは13位、2019年は9位にランクインした「ひなた」。「陽太」「陽向」という名前で多く用いられていました。空に光り輝く太陽をイメージする「陽」を用いたエネルギッシュな名前です。 9位いつき2018年、2019年と2年連続よみランキング10位にランクインした「いつき」。「樹」「樹生」など、大樹をイメージさせるような生命力あふれる「樹」という漢字を用いた名前が多いという結果でした。 10位そうま2018年は14位、2019年は12位にランクインした「そうま」。「颯真」「蒼真」「壮真」などの漢字が用いられていました。「そう」というさわやかな響きに、「ま」を組み合わせた、男らしく落ち着いた印象の名前です。 11位はる2018年27位から、2019年は17位へと大きくランクアップした「はる」。「暖」「陽」「悠」「晴」など、熱くエネルギッシュな印象の漢字を用いた名前が人気。力強い一文字ネームが目立ちます。 12位あおい2018年は19位、2019年は15位にランクインした「あおい」。「蒼」「碧」「蒼生」「葵」などの漢字が用いられていました。同じよみの名前では、俳優の中村蒼さんが活躍されています。 12位こうき2018年は9位、2019年は11位にランクインした「こうき」。「光希」「航生」などで多く名づけられていました。同じよみの名前では、プロボクサーの亀田興毅さんが同名で活躍されています。 14位あおと2018年は11位、2019年は8位だった「あおと」。「蒼士」「碧人」など、爽やかで男らしい印象を受ける漢字が用いられています。 15位そら2018年は24位、2019年は19位の「そら」。青々とした大空をイメージするような「蒼」「蒼空」「空」といった名前が人気でした。女の子のよみでも、2019年89位にランクインするなど、ユニセックスな印象の名前です。 16位かいと2018年は18位、2019年は14位にランクインした「かいと」。「海翔」「海斗」など、海をイメージさせるような漢字を用いられることが多かったようです。同じよみの名前では、Jリーグ・ロアッソ熊本で谷口海斗選手が活躍されています。 17位そうすけ 2018年のよみランキングでは8位、2019年は18位にランクインした「そうすけ」。「奏佑」「蒼介」「湊介」など、爽やかなイメージの漢字が用いられることが多かったようです。同じよみの名前では、俳優の池松壮亮さんが活躍されています。 18位あさひ2018年、2019年と2年連続よみランキング16位にランクインした「あさひ」。「朝陽」「旭」などの名前が人気でした。同じよみの名前では、俳優の内田朝陽さんが活躍されています。 19位ゆうせい2018年は21位、2019年は22位にランクインした「ゆうせい」。「悠生」「悠誠」「悠晴」という漢字が多く用いられました。穏やかなイメージのある「悠」が特に人気です。 20位かなた2018年は22位、2019年は24位にランクインした「かなた」。「奏汰」「奏多」など、「奏でる」という言葉からも音をイメージさせる名前が多かったようです。同じよみの名前では、大河ドラマ「麒麟がくる」でも活躍されている本郷奏多さんがいらっしゃいます。 2020年上半期よみランキングは、2年連続で年間ランキング1位を獲得している「はると」が1位という結果でした。2020年も変わらず人気が継続しています。特に、3月から4月の春に「はる」のつく名前の人気が高まったためか、「はる」とよむ名前が3つランクインしていました。 また、TOP20のうち6つのよみが、「〇〇と」と読む人気の「と止めネーム」でした。これから男の子をご出産される方は、ぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年08月18日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2019年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の「長音ネーム」をお届けします。名前に長音(伸ばす音:たとえば「そうた」⇒「そーた」)が入ることで、優しく穏やかな印象の名前になります。今回は男の子に人気の「長音ネーム」TOP10をご紹介します。 1位そうた 「そうた」というよみは、2018年、2019年のよみランキングで2年連続2位にランクインしており、近年人気の名前です。2019年の名前ランキングでは「奏汰」「颯太」「蒼大」「奏太」「颯汰」「奏多」「湊太」「蒼太」と、8つの「そうた」とよむ名前がランクインしています。男の子の名づけに人気の漢字、「奏」「颯」「蒼」「太」「汰」などを組み合わせた名前が多く、「そう」という響きから優しさとさわやかさを感じられますね。 2位ゆうと「ゆうと」は、2019年よみランキング4位にランクインし、2019年の名前ランキングでは「結翔」「悠人」「悠斗」「悠翔」「結斗」「結人」「結仁」「優斗」と、こちらも8つの「ゆうと」がランクインしました。 「結」「悠」「翔」「斗」といった人気漢字を組み合わせた名前。や行の音でやわらかい印象になるうえに、「ゆう」と伸ばす音でより一層優しい印象になります。 3位こうき「こうき」は2019年よみランキング11位にランクイン。か行始まりの名前ははで、賢くシャープな印象になります。「こう」というよみに使う漢字には「幸」「光」「煌」「興」「孝」などがあり、親の願いが感じられる漢字が多くあります。「生」「希」「樹」「輝」「稀」など希望に満ちた「き」を合わせてもいいですね。 4位 そうま2019年のよみランキング12位にランクインしたのは「そうま」。「そう」という颯爽と駆け抜けるようなさわやかな響きに「ま」を組み合わせることで、男らしく落ち着いた印象の名前です。「颯真」が2019年名前ランキング16位、「蒼真」が45位、「壮真」が86位にランクイン。3つの「そうま」がランクインしており、人気の高さがうかがえます。 5位そうすけ「そうすけ」は2019年よみランキング18位にランクイン。爽快で天真爛漫な印象の名前です。どっしりと力強く、男の子らしい印象になる「四文字ネーム」のひとつ。「そう」には2019年漢字ランキング9位の「蒼」、10位の「颯」、14位の「湊」などがよく使われているようです。「すけ」で終わることで、どことなく和風で古風なイメージもあります。 6位ゆうま2019年よみランキング21位にランクインしたのは「ゆうま」。名前ランキングには、6位に「悠真」がランクインしています。「遥か遠く」「のんびりしている様子」を表す「悠」は近年人気の漢字で、2019年の男の子漢字ランキングでは8位にランクイン。落ち着いた印象で、スケールの大きさを感じさせる漢字です。 7位ゆうせい「ゆうせい」は2019年よみランキング22位にランクイン。のびのびとして、真面目で頼もしいイメージです。2019年の名前ランキングには「悠生」が51位にランクイン。「ゆう」とよむ人気漢字「結」「優」「勇」に「生」「晴」「成」「誠」「聖」「惺」などの漢字を組み合わせた名前が考えられます。流れるような音の止め字「せい」が、爽やかで落ち着いた印象を与えます。 8位こうせい「こうせい」は2018年のよみランキング35位から、2019年のよみランキングでは28位とランクアップ。「こう」とよむ漢字には、「航」「光」「幸」「煌」など人気漢字があります。前半の「こう」という響きが元気で男の子らしい印象を与え、熟語の「公正」を連想させることもあり、「はっきり・しっかりした頼もしい男の子」をイメージさせる名前です。 9位とうま「とうま」は2019年よみランキング33位にランクイン。有名人で「とうま」と聞けば、人気俳優の生田斗真さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「とう」という響きが真面目で頼もしく、どことなく古風な雰囲気。そこに「ま」を組み合わせることで、新鮮でかっこいい印象の名前になります。「とう」のよみには「斗」だけでなく、「桃」「冬」「透」「登」などを使っても良いですね。 10位こうた 2019年よみランキング35位にランクインしたのは「こうた」。「こう」にはさまざまな漢字が当てはまるため、どんな子に育ってほしいかという親の願いによって漢字を考えてみてもいいかもしれませんね。男らしい印象になる「た」止めネームのひとつで、「太」「大」「汰」といった漢字が多く使われています。 男の子の「長音ネーム」TOP10をご紹介しました。優しく穏やか、おおらかな印象の名前が多い、長音ネーム。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2019年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)調査期間:2019年1月1日(火)~2019年10月1日(火)調査件数:80,062件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年04月10日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2019年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の「さ行ネーム」をお届けします。よみランキングTOP100中、13個の名前が「さ行」から始まる「さ行ネーム」でした。その中から特に人気の名前TOP10をご紹介します。 1位そうた2018年、2019年と2年連続よみランキング2位にランクインしたのは「そうた」。2019年の名前ランキングでも「奏汰」「颯太」「蒼大」「奏太」「颯汰」「奏多」「湊太」となんと7つの名前が100位以内にランクイン。2019年の漢字ランキングには「そう」とよむ漢字として9位に「蒼」、10位に「颯」、14位に「湊」、19位に「奏」がランクインしており、最近人気の名前です。 2位そうま2019年のよみランキング12位にランクインしたのは「そうま」。名前ランキングでも16位「颯真」、42位「蒼真」、86位「壮真」がランクイン。爽やかで男らしい印象のある「そう」に、「ま」の止め字を使うことで落ち着いた印象になります。元気が良く、はつらつとした男の子のイメージがあります。 3位そうすけ「そうすけ」は2019年のよみランキング18位にランクイン。男の子の四文字ネームは、男らしく頼もしい印象です。颯爽として爽やかな響きの「そう」と、古風で粋なイメージの「すけ」。組み合わせることで新鮮な印象の名前になりますね。 4位そら2019年のよみランキング19位にランクインしたのは「そら」。女の子にも人気の名前で、女の子のよみランキングでも89位にランクイン。2019年名前ランキングでは53位に「蒼空」が入っています。草木が青々と生い茂る様子を表す「蒼」。漢字ランキングでも9位にランクインしています。本来「蒼」は「そう」、「空」は「そら」と読みますが、それらを組み合わせることで美しい青空が広がる様子を連想する名前になります。 5位さく「さく」は2019年のよみランキング46位にランクイン。2019年の名前ランキングでは34位に「朔」がランクインしています。「朔」という漢字には、「はじめ」「最初」という意味があります。「逆方向」「元に戻る」という意味の「屰」に、「月」を組み合わせ、「月が元に戻ること」を表したのが由来だそうです。月に起因した、どことなくロマンチックな印象の名前ですね。 6位しょうま2019年のよみランキング49位にランクインした「しょうま」。「ゃ」「ゅ」「ょ」の拗音が入ることで、印象的で記憶に残りやすい名前に。2019年漢字ランキング1位の「翔」と6位の「真」の人気漢字を組み合わせると「翔真」に。「真っすぐ、大きく羽ばたいてほしい」という願いが込められていることも。そのほか、「将真」「匠真」「昌磨」などさまざまな漢字を用いて名づけられていました。 7位そう2019年のよみランキング55位にランクインしたのは「そう」。2019年名前ランキングでは「湊」、「蒼」、「颯」、「奏」と4つの「そう」がランクイン。漢字ランキング14位の「湊」は船や人が集まる「みなと」を指す漢字です。海の雄大さを感じさせるほか、「人気者になりますように」「家族や友人に恵まれますように」といった願いが込められているようです。 8位しょうた「しょうた」は2019年のよみランキング64位にランクイン。名前ランキングでは、46位に「翔太」が、92位に「翔大」がランクインしています。大きく羽ばたくことを意味する「翔」は漢字ランキング1位で、近年男の子の名づけに人気の漢字。「太」や「大」を用いてさらに男らしく、明るく元気なイメージの名前になります。 9位そうし2019年のよみランキング65位にランクインしたのは「そうし」。2019年漢字ランキングにもランクインしている人気の「湊」「蒼」「颯」「奏」などと、目標に向けて努力するように願いを込めて「志」や、男らしく有能な人に育つように願いを込めて「士」を組み合わせた名前が多く、名前ランキング76位には「蒼士」がランクインしています。音の響きからも爽やかなイメージの名前です。 10位さくと「さくと」は、2018年のよみランキング84位から2019年は70位へとランクアップ。漢字ランキング57位にランクインした「朔」や、漢字ランキング88位にランクインした「才能が開花するように」という意味のある「咲」を使った名前が多いようです。最近のトレンドでもある「●●と」とよむ「と止め」には、「翔」「斗」「人」などさまざまな漢字が使われており、名前のバリエーションが多い名前のひとつです。 男の子の「さ行ネーム」トップ10では、10個中6個が「そ」から始まる名前でした。さ行の音を使うことで、爽やかでかっこいい印象の名前になりますね。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2019年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)調査期間:2019年1月1日(火)~2019年10月1日(火)調査件数:158,370件(男の子:80,062件/女の子:78,308件) 文/福島絵梨子
2020年03月10日瑛太(37)が芸名を本名の「永山瑛太」に改名すると12月25日に発表した。その決意に、ネットではエールが上がっている。同日、瑛太のホームページには「来る2020年最初の出演ドラマとなるTBS『あしたの家族』(2020年1月5日放送)より瑛太は永山瑛太に改名することをお知らせ致します」と掲載された。瑛太は「改名については以前から考えてきました」「令和になったという節目の年に本名でやっていきたいという思いに至りました」と理由について明かし、「これからも、俳優として表現者として日々を精進してまいります」と意気込んでいる。すでにTwitterのアカウントを「永山瑛太」にしていた瑛太。改名当初、《瑛太は改名するのかな?本名で活動するのかな?Twitterの名前変わってる》《瑛太のTwitterに【永山】の苗字がついた!このまま改名するのかな》《プロフィールも“永山瑛太”だって。改名するのかな?》と話題になっていた。新元号をキッカケに、俳優としての決意を新たにした瑛太。ネットでは、エールがこう送られている。《瑛太さん、前から改名のことは言ってらしたしツィッターではもうなってましたからいつか本名になるのかなと思ってました。瑛太さんでも永山瑛太さんでもどちらにしてもこれからもずっと応援して行きます》《俳優の瑛太が本名の永山瑛太に。すごい判断だ。名前が売れているのに本名に変えるのは勇気がいっただろうな》《瑛太、永山瑛太に改名だって!!本名でも今までのように頑張ってください!》
2019年12月25日俳優の瑛太が改名し、本名の永山瑛太として活動することが公式サイトにて発表された。瑛太さんは、自身の公式サイトにて「改名については以前から考えてきました。俳優としてまだまだ未熟者ですが、令和になったという節目の年に本名でやっていきたいという思いに至りました」と改名の経緯について説明。そして、「これからも、俳優として表現者として日々を精進してまいります」と続けた。なお、改名時期に関しては、2020年最初の出演ドラマとなる、石井ふく子プロデューサーが贈る新春ドラマ特別企画「あしたの家族」より適用されるという。本作は、宮崎あおい、瑛太さん、松重豊、松坂慶子らが出演し、家族の物語を描くドラマ。瑛太さんは宮崎さん演じる小野寺理紗の恋人・兵頭幸太郎役を演じる。1982年12月13日生まれ、現在37歳の瑛太さん。モデルとして活動を開始し、「ランチの女王」「WATER BOYS」「オレンジデイズ」などに出演。近年では、大久保利通役で出演した大河ドラマ「西郷どん」や、新垣結衣とW主演を務めた『ミックス。』、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”を描いた薬丸岳のミステリー小説の映画化『友罪』などが話題に。実弟は永山絢斗。(cinemacafe.net)
2019年12月25日俳優の瑛太が25日、公式サイトを通じ、2020年から本名の「永山瑛太」として活動していくことを発表した。所属事務所によると、改名のタイミングは2020年1月5日放送のTBS系新春ドラマ特別企画『あしたの家族』から。同作の公式サイトは、現時点では「瑛太」となっている。発表に合わせて、「改名については以前から考えてきました」と明かす瑛太。「俳優としてまだまだ未熟者ですが、令和になったという節目の年に本名でやっていきたいという思いに至りました」と経緯を説明し、「これからも、俳優として表現者として日々を精進してまいります」と意気込みを伝えている。瑛太は2003年放送のフジテレビ系ドラマ『WATER BOYS』で注目を集め、数々の映画やドラマに出演、2010年6月に歌手の木村カエラと結婚した。瑛太の弟・永山絢斗も、俳優として活動している。
2019年12月25日最近、優しげな響きの男の子の名前が多いと感じることはありませんか? 今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2019年赤ちゃんの名前ランキング」から、優しい響きの男の子ネームをお届け! な行、や行、わの音、長音が入った名前などは優しい印象になるといわれているそう。よみランキングにランクインしていた男の子の名前から、人気の優しい響きの名前を紹介します。 そうた2019年名前のよみランキング2位にランクインした「そうた」。昨年も2位にランクインしている、人気の名前です。名前ランキングには、「奏汰」「颯太」「蒼大」「奏太」「颯汰」「奏多」「湊太」「蒼太」と、なんと8つもの「そうた」がランクイン! 男の子の名づけに人気の漢字、「奏」「颯」「蒼」「太」「汰」などを組み合わせた名前が多いようです。「そう」という響きが優しさとさわやかさを感じさせます。芸能人では、俳優の福士蒼汰さんが同名です。 ゆうと「ゆうと」は、よみランキング4位にランクインしていました。名前ランキングでは、「結翔」「悠人」「悠斗」「悠翔」「結斗」「結人」「結仁」「優斗」と、こちらも8つランクイン! 「結」「悠」「翔」「斗」といった人気漢字を組み合わせた「ゆうと」が多数。や行の音は柔らかい印象になるうえに、「ゆう」と伸ばす音にするとより優しい印象になります。 ゆいとよみランキング7位の「ゆいと」。名前ランキングでは、「結翔」「結斗」「結人」「結仁」と4つの「ゆいと」がランクイン。すべて、男女ともに人気の漢字「結」が使われています。「ゆい」という響きが優しくほのぼのとした印象を与え、かわいらしい男の子をイメージさせます。 そうすけよみランキング18位にランクインした「そうすけ」。「そう」という響きが優しさとさわやかさを感じさせ、下の「すけ」という響きが古風で粋な男らしさを感じさせます。同名の芸能人には、俳優として活躍されている池松壮亮さんがいます。 ゆうせいよみランキング22位にランクインした「ゆうせい」。名前ランキングでは51位に「悠生」がランクインしています。「ゆう」はやわらかく優しい響きですが、「せい」をつけることでシャープで落ち着いた印象に。近年人気の名前です。 そうよみランキング55位の「そう」。名前ランキングでは、「湊」「蒼」「颯」「奏」と4つの「そう」がランクインしています。漢字ランキングでは「湊」は14位、「蒼」は9位、「颯」は10位、「奏」は19位とどれも人気の漢字。「そう」という響きは男の子の名づけのトレンドとも言えるでしょう。 ゆうよみランキング58位「ゆう」。名前ランキングでは30位に「悠」、51位に「悠生」、86位に「佑」がランクインしています。「ゆう」という響きはやわらかく優しい印象を与え、ユニセックスな魅力もあります。また、2音・一文字にすることで潔くかっこいいイメージも。 そうしよみランキング65位の「そうし」。名前ランキングでは、76位に「蒼士」が入っています。「そう」という響きがさわやかで伸び伸びとした印象を与え、「し」で止めることで力強くたくましい印象にもなります。「士」という感じが「武士」を連想させ、日本的で古風なイメージも与えます。 ようたよみランキング85位にランクインした「ようた」。名前ランキングでは、15位に「陽太」、22位に「陽大」が入っています。「よう」という響きが伸びやかであたたかい印象に。「陽」は「太陽」を連想させ、明るく元気なイメージも与えます。 しゅうよみランキング98位は「しゅう」。今年初めてランクインした名前です。「しゅう」という響きは長音で優しい印象も与えますが、さ行なので真面目で頼もしい印象も与えます。また、響きがシンプルなので潔く凛としたイメージも。 「そう」や「ゆう」といった優しい響きの男の子ネームが特に人気。そして、人気漢字を組み合わせた名前がたくさんありました。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね! 【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2019年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 調査期間:2019年1月1日(火)~2019年10月1日(火) 調査件数:158,370件(男の子:80,062件/女の子:78,308件) 文/岩崎未来
2019年12月13日駆け出しの脚本家・甲斐千尋は気鋭の映画監督・長谷部香から脚本の題材の相談を受ける。それは、千尋の少女時代に故郷で起きた一家殺人事件についてだった――湊かなえさんの新作『落日』は、創作というテーマとミステリーが絡み合う、読み応え満点の長編だ。凄惨な事件を映画化しようとする監督と脚本家が見つける真実とは。「私はよく、編集者から一言投げてもらって、そこから話を作るんです。今回は、版元の社長から“裁判”、担当編集者から“映画”という言葉をいただき、なら裁判シーンのある映画を作る話にしようと思いました」(湊かなえさん)なんとも意外な出発点だが、「自分の小説が映像化された時、みんな同じ方向を見ているようで、ちょっとずつ違うんだなと気づいたことがあって。それで、監督は真実を知りたいという人物、千尋は自分の見たいものだけを見たいという人物にして、それぞれなぜその気持ちが強いのかを考えていきました」実は香は一時期、その街でのちに殺される一家の隣に住んでいたことがある。香が真相を知りたがる一方、千尋は事件にさほど思い入れがない。「自分の身近で事件が起きたといえば、いろんな情報を知っていると思われがち。でもそうとは限らない。田舎での事件の伝わり方やとらえ方の違いも書きたかったところです」少しずつ調べを進めていく千尋たちにも、実は複雑な過去がある。それが少しずつひもとかれ、二人の創作に対する姿勢や事件との関連も浮かび上がる。この有機的な繋げ方が、まさに手練れの技。また、本作のために、はじめて裁判を傍聴したとか。「ドラマのように真実がさらけだされるのかと思ったら、実際には報告会のよう。加害者の本当の気持ちは、本人が語らない限り誰も知りえない。そこを考える役割を果たすのが、映画や小説なのかなと思いました」事件の真相が見えてきた時、2人の女性の胸によぎるのは、絶望ではない。『落日』というタイトルは最初から頭にあったという。「私は舞台『屋根の上のヴァイオリン弾き』の劇中歌の<サンライズ・サンセット>が好きで。日が昇って日が沈む、人の営みはその繰り返しだという歌です。再生に繋がる一日の終わりもあるんじゃないかと思ってこのタイトルにしました」そう、本作は胸を熱くさせられる、再生の物語なのだ。湊かなえ『落日』かつて小さな町で起きた、兄が両親と妹を殺した事件。真相を知ろうと調べ始めた監督と脚本家は、やがて自分自身の人生と向き合う。角川春樹事務所1600円みなと・かなえ1973年生まれ。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞、同作収録の『告白』が話題に。以降ヒットメーカーとして活躍。‘16年には『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。※『anan』2019年10月2日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年10月01日愛称で呼びやすい名前を考えているママは、おおらかでのびのびとした、長く伸ばす音(長音)の入った響きもおすすめ。さわやかな印象の「そう」や、やさしい印象の「ゆう」などが特に人気です。そこで2018年の名前ランキング100位のなかから、長音の入った名前のよみTOP10と、そのよみを使った名前例も紹介します。 1.そうた俳優の福士蒼汰さんの影響もあってか、男の子の名前ランキングで上位に挙がる名前。「そうた」というよみも人気です。名前ランキングには「奏太」「蒼大」「颯太」「奏汰」「奏多」「湊太」などが挙がっています。 2.ゆうとやわらかい響きに「と」をプラスしてりりしい印象に。名前ランキングには「悠人」「結翔」「悠翔」「悠斗」「優斗」「結人」がランクイン。 3.そうすけ「すけ」という響きで古風な印象に。漢字ランキングで人気の「そう」と読む漢字、「奏」「蒼」「颯」「壮」に「介」「佑」「亮」などを組み合わせて。 4.こうききりっとした、人を引っ張る力のありそうな印象の響き。「こう」というよみに使う漢字には「幸」「光」「煌」「興」「孝」などがあり、願いを込めやすい漢字が多くあります。「き」には「生」「希」「樹」「輝」「稀」など使える人気漢字がたくさん。 5.そうま「ま」で止めることでやさしい響きになります。「颯真」「蒼真」が名前ランキングに挙がりました。「そう」のよみに「奏」「壮」「聡」を使っても。 6.ゆうま全体的にやわらかい雰囲気の響き。名前ランキングには「悠真」が4位にランクイン。やさしさと穏やかさを感じさせる名前で、毎年人気の上位です。 7.ゆうせいのびのびとして、たくましさを感じさせます。名前ランキングには「悠生」が挙がりました。「ゆう」とよむ人気漢字「結」「優」「勇」に「生」「晴」「成」「誠」「聖」「惺」などの組み合わせが考えられます。 8.こうた伝統的な男の子らしい響き。名前ランキングには、スケールが大きく雄大な印象の「航大」という名前が挙がりました。「こう」とよむ漢字は、漢字ランキングでは「光」「幸」「煌」が人気。 9.ゆうき名前ランキングには「悠生」がランクイン。勇気のある子に育ってほしいという願いを込めてそのまま「勇気」という名前もいいですね。 10.とうま俳優の生田斗真さんの名前という印象もある、人気の響き。しなやかさと芯の強さを併せ持つイメージ。「とう」のよみに「斗」だけでなく「翔」「桃」「冬」などを使っても。 音が人に与える印象は大きいもの。だからこそ、名前の響きにもこだわりたいですね。伸ばす音が入っている名前でも、初めの音が「さ行」か「や行」かでも印象が違います。聞いたときにどんなイメージがわくか、声に出しながら名前を考えてみるのもいいかもしれません。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年08月24日「太」は、男の子の名づけで使われる人気の漢字ランキング1位! 「太い」「豊か」という意味を持つ「太」という字は男の子の名前の定番です。そこで今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の「太」がつく名前TOP8をお届けします。 陽太男の子の名前ランキング8位にランクインしている「陽太」は、「ひなた」「はるた」「ようた」などと読みます。太陽のあたたかさ、壮大さを感じさせる「陽」という漢字は、漢字ランキング6位の人気文字。明るく元気な印象で、周りを照らす存在になってほしい⋯⋯という願いが込められている名前です。 奏太漢字ランキング12位に入っている「奏太」は、「かなた」または「そうた」と読みます。「奏」という漢字は漢字ランキング21位に入っており、「音を奏でる」「演奏する」といったイメージが強い文字。そのため、調和や芸術性を感じさせる名前になります。「かなた」はかわいらしい印象に、「そうた」はさわやかな印象です。 瑛太「瑛太(えいた)」は、名前ランキング20位にランクイン。漢字ランキングを見ると、29位に「瑛」がランクインしています。「澄み切った玉の光」を意味する「瑛」は、「あきら」とも読み、男の子に人気の漢字。その意味から、「心の美しい人になるように」と願いを込めて使うパパ・ママが多いようです。 颯太名前ランキング32位に入っているのは、「颯太(そうた) 」。「颯」は漢字ランキング11位にもランクインしており、さっと風が吹く様子を表す漢字。「颯爽」という熟語を連想させ、きりりとしたさわやかなイメージです。その「颯」という漢字に「太」をつけることで、力強く、男らしい印象にもなります。 翔太名前ランキング44位にランクインした「翔太(しょうた)」は、漢字ランキング3位の「翔」と1位の「太」を組み合わせた最強ネーム! 毎年男の子に人気の名前です。翼を広げて大きく羽ばたく様子を表す「翔」という漢字は、「世界で活躍する人になってほしい」「伸び伸びと育ってほしい」といった願いが込められています。 太一漢字ランキング60位には、「太一(たいち)」がランクイン。はじまり、またはすべてを表す「一」という漢字は、漢字ランキング9位にも入っている男の子の定番文字。男の子に人気、かつ定番の「太」と「一」を組み合わせて、潔く男らしい印象に。大人になってからますます愛着が湧きそうな名前です。 蒼太「蒼太(そうた)」は、名前ランキング69位にランクイン。草木が青く生い茂る様子を表す「蒼」という感じは、漢字ランキング10位。また「そうた」という読みは、よみランキング2位にも入っています。自然を感じさせる、近年のトレンドネームのひとつと言えます。 湊太名前ランキング94位に入っている「湊太(そうた)」も、よみランキング2位の「そうた」をおさえたトレンドネーム。船が集まる「湊」は、漢字ランキング15位にもランクインしている人気漢字。大きく広い海を連想させる名前で、「スケールの大きな人間になってほしい」「広く澄んだ心に育ってほしい」といった願いが込められています。 男の子の「太」がつく名前は、他の人気漢字と組み合わせたものが多く、実はトレンド感満載でした! シンプルな漢字だからこそ、さまざまなこだわりで色づけできるようです。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中男の子44460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年08月12日今回はさ行で始まる男の子の名前に着目し、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」TOP100に入っている名前をご紹介します。さ行の音を使うことで、爽やかでかっこいい印象の名前になるそうですよ! 湊(そう)名前ランキング3位の「湊」は、船が集まる“みなと”を表す漢字。漢字ランキング15位に入っており、男の子の名づけに人気の漢字でもあります。また、22位には「颯(そう)」もランクイン。風が吹く様を表す漢字で、こちらも漢字ランキング11位に入っています。どちらも爽やかで凛とした印象の名前です。 颯真(そうま)16位にランクインした「颯真」は、漢字ランキング11位の「颯」と5位の「真」を組み合わせたイマドキネーム。どちらも爽やかで男らしいイメージの漢字であり、「ま」で止めることで落ち着いた印象になります。 蒼大(そうた)30位にランクインする「蒼大」。実は「そうた」とよむ名前は、よみランキング2位の大人気ネームで、32位「颯太」、41位「奏汰」、47位「颯汰」、65位「奏多」、69位「蒼太」、85位「颯大」、94位「湊太」と、TOP100以内に8つもランクインしています。どれも人気漢字を組み合わせており、最旬ネームと言えるでしょう。 朔(さく)39位にランクインしている「朔」は、「はじめ」「最初」という意味のある漢字。「逆方向」や「元に戻る」という意味を表す「屰」に「月」を組み合わせて、「月が元に戻ること」を表したのが由来だそう。月に起因するということで、なんとなくロマンチックな印象の名前です。 翔太(しょうた)毎年人気の「翔太」は44位。81位には「翔大」もランクインしています。大きく羽ばたくことを意味する「翔」は漢字ランキング3位にも入っており、男の子の名づけに人気の漢字。「太」や「大」がつくことでさらに男らしく、明るく元気な印象の名前になります。 蒼空(そら)65位にランクインしたのは「蒼空」。「蒼」は、草木が青々と生い茂る様子を表す漢字。本来「蒼」は「そう」、そして「空」だけで「そら」と読みますが、それらを組み合わせることで美しい青空が広がる様子を連想させます。85位には「空」もランクインしています。 翔真(しょうま)意外にも、「翔真」は95位に初ランクイン。こちらも「翔」と「真」の人気漢字を組み合わせた、最旬イマドキネームです。「翔」で明るく元気な印象を、「真」で安定感のある落ち着いた印象を与えます。「真っすぐ、大きく羽ばたいてほしい」という願いも込められていそうです。 男の子のさ行で始まる名前は、海や空、風などが由来になっているものが多く、スケールの大きさと爽やかさが求められている印象。男の子の名づけの参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、男の子44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年07月03日近年の赤ちゃんの名前には、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)を連想させる「陸海空ネーム」が多いようです。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~男の子編~をお届けします。 樹(いつき・たつき)大きな樹木を意味する「樹」は、名前ランキング6位に、「いつき」という読みは10位にランクイン。大地に根を張り、冬の寒い日も風の強い日もそこに立ち続ける姿から、力強く凛とした印象の陸ネームです。 陸(りく)陸ネームそのものである「陸」は、9位にランクイン。ほかにも、50位に「陸斗(りくと)」、93位に「陸翔(りくと)」、99位に「陸人(りくと)」と、「陸」を使った名前が4つ入っています。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前「りく」は、よみランキング5位にも入っている人気ネームです。 岳(がく)名前ランキング43位の「岳」は、高く険しい山を意味する漢字。スケールが大きく、心の強い男の子になってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 大地(だいち)陸ネームの代表格とも言える「大地」は、53位にランクイン。毎年必ず100位以内に入る、男の子の人気ネームです。 湊(そう・みなと)名前ランキング3位に入った「湊」は、海上の船などが集まる港を指す漢字。25位には「湊斗(みなと)」、94位に「湊太(そうた)」も入っています。「みなと」はよみランキング6位、「湊」は漢字ランキング15位にもランクインしており、男の子の最旬ネームとも言えます。 海翔(かいと)名前ランキング33位に「海翔(かいと)」がランクイン。「海」は漢字ランキング30位、大きく羽ばたくことを意味する「翔」は3位にランクインしている人気の漢字です。「海」を使った男の子の名前では、62位に「海斗(かいと)」、88位に「拓海(たくみ)」もランクインしています。 航大(こうた・こうだい)69位にランクインしている「航大」の「航」は、船で水を渡ることを意味する漢字。「航海」や「航路」といった熟語を連想させ、大海原を船で渡る壮大なイメージが湧きます。77位には「航(こう・わたる)」もランクインしています。 陽翔(はると・ひなと)男女ともに人気の「陽」を使った名前は、明るい太陽を連想させる空ネーム。5位の「陽翔(はると・ひなと)」を筆頭に、8位「陽太(ひなた・ようた)」、11位「朝陽(あさひ)」、13位「陽向(ひなた)」、19位「陽斗(あきと・はると)」、38位「陽(はる・よう)」と、「陽」を使った名前が6つランクインしています。 翼(つばさ)50位にランクインした「翼(つばさ)」は、空を大きく羽ばたくイメージから空ネームとしてカウント。2017年の27位からはランクダウンしたものの、毎年ランクインする人気の名前です。 蒼空(そら)「蒼空(そら)」は、名前ランキング65位。草木が茂る様子や深い青緑色を意味する「蒼」という漢字は、漢字ランキング10位。「空」も毎年人気の漢字で、2017年・2018年ともに31位にランクイン。人気の漢字を組み合わせた近年名づけで好まれる名前です。名前ランキングの85位には「空(そら)」も入っており、空ネームの根強い人気を感じます。 男の子の名前は、女の子以上に陸・海・空ネームが多い印象でした。やはり男の子には、力強さや広大さといった、スケール感を重視した名前が人気のよう。男の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月19日銀座メゾンエルメス フォーラムにて3月28日より、パリを拠点に活動するアーティスト・湊 茉莉の個展「うつろひ、たゆたひといとなみ」が開催される。Utsuwa * The preparatory study of the facade painting | 2018 | © Baptiste François湊 茉莉は1981年、京都府生まれ。京都市立芸術大学・大学院で日本画を専攻した後、パリ国立高等美術学校に留学。壁面や建築物に直接、鮮やかな色彩の抽象的なモチーフを描く作風で知られる。それらは、大胆で即興的な身振りを思わせるペインティングでありながら、実際はスケッチをもとにした綿密なリサーチと観察によって制作されており、さまざまな文明の起源に遡り、歴史の中で共有された、あるいは忘れ去られてしまった事柄の痕跡や歪みが浮き彫りにされている。「うつろいゆく世界と人々の営み」を意味する今回の展覧会は、湊 茉莉の日本における初めての個展。通常のギャラリー展示に加え、メゾンエルメスのガラスブロックのファサードにも絵画を描き、建物の内と外で変化する時間や光の流れを表現する初の試みとなる。Sans Titre (Série Gaulois) Montrouge, France | 2014 | © Fabrice Gousset展覧会に先駆けて公開されるファサードペインティング「Utsuwa(器)」は、人類の文明に深く関わる「器」という普遍的な存在と、時間や光と共存し、周囲の環境を受け入れていくガラスの建物にインスパイアされた作品。ギャラリーでは、黄河文明からメソポタミア、エジプト、イスラムなどの異なる文明や文化の中で重要な役割を担っていた、いくつかのモチーフに焦点を当てた作品を展示。石やテラコッタ、骨、鉄、陶などで出来た彫像やお守りなど、宗教に関わるものや、器や道具といった日常生活品に見られる文化の混合や交流を、人類学的な視点を踏まえて表現する。古代に想いを馳せた瞑想的な作品は、歴史のどんな事柄を映し出し、見る者にどのような痕跡を残すのだろう。【展覧会情報】「うつろひ、たゆたひといとなみ」湊 茉莉展会期:3月28日〜6月23日ファサードペインティング「Utsuwa」:3月21日~5月6日会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座 5-4-1 8F時間:月~土曜日 11:00~20:00(最終入場 19:30)、日曜日 11:00~19:00(最終入場 18:30)入場無料期間中無休 ※4月12日を除く
2019年03月18日エルメス(HERMÈS)は、「うつろひ、たゆたひといとなみ」湊 茉莉展を、銀座メゾンエルメス フォーラムで2019年3月28日(木)から6月23日(日)まで開催する。展覧会「うつろひ、たゆたひといとなみ」は、パリを拠点に制作するアーティスト・湊茉莉の日本初となる個展。「うつろいゆく世界と人々の営み」をテーマに作品を展開する。鮮やかな色彩を使い、抽象的なモチーフを建築物に直接描くことで作品制作を行ってきた湊は、様々な文明の歴史の中での人々の営みに関心を寄せる。制作を行う地で描いたスケッチをもとに、綿密な調査・観察を行い、黄河文明から、メソポタミア、エジプト、イスラムまで、宗教や日常生活など、様々な文明の痕跡や歪みを、作品を通して浮き彫りにしていく。また、ギャラリー展示に加え、メゾンエルメスのガラスブロックのファサードにも絵画を制作している。展覧会に先行して公開される「Utsuwa(器)」は、人類の文明に深く関わる「器」という普遍的な存在と、時間や光の変化と共存しながら、周囲の環境を受け入れていくガラスの建物からインスパイア。建物の内外で変化する時間や光の流れを表現する。【詳細】「うつろひ、たゆたひといとなみ」湊 茉莉展会期:2019年3月28日(木)~6月23日(日)※ファサードペインティング「Utsuwa」は2019年3月21日(木・祝)~5月6日(月・休)時間:月~土曜 11:00~20:00(最終入場 19:30)、日曜 11:00~19:00(最終入場 18:30)※会期中無休(但し4月12日を除く)※入場無料会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階TEL: 03-3569-3300
2019年03月11日女優の土屋太鳳が3日、都内で行われた「LAVA」新CM発表会に出席した。全国に390店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」を展開するLAVA Internationalは、9月4日より土屋太鳳を起用した新CM『ラバちゃん登場』篇を全国で放映スタート。同社の新キャラクターである"ラバちゃん"とともに、土屋がホットヨガと軽やかで柔軟性のあるダンスを披露している。同社のイメージキャラクターに選ばれた土屋は「本当にすごくうれしいです。ヨガは心も身体も健康になるし、ヨガは朝ドラの時からやっていました。好きなヨガに関わることができて本当に幸せです」と笑顔を見せ、この日も登場した新キャラクターのラバちゃんと臨んだ新CMは「ヨガだけじゃなく、色んなフォーメーションのダンスをやりました。ラバちゃんに癒やされつつも、チーム意識みたいなものがあったと思います」と満足げ。同CMの収録では、同社のホットヨガを体験したそうで、この日はそのヨガを参考にした土屋のオリジナルヨガを披露することに。「サニー太鳳ポーズ」、そして「ハッピー太鳳ポーズ」と命名した2つのヨガポーズを披露して「ヨガは勉強中なので恥ずかしかったんですが、LAVAさんのヨガの良さが伝わったらいいなと思いながらやらせてもらいました。気持ちよかったです」と身体の柔らかいところをアピールした。また、「誰にも負けないものは?」という質問には「寝起きの良さです。これは誰にも負けないと思いますよ。どんなに睡眠時間が短くても、パッと起きてみんなに『おはよう!』と言える感じの寝起きの良さなんです!小さい頃から早起きの習慣があったので、合宿とかでも一番早く起きて『おはよう!』と言うタイプです」と明かしていた。
2018年09月04日第155回直木賞候補作ともなった、湊かなえ極上のイヤミス短編集「ポイズンドーター・ホーリーマザー」が、この度、全6編でWOWOWにて連続ドラマ化されることが決定した。■ストーリー女優・藤吉弓香は、自分を思うようにコントロールしようとする母親の存在に小さいころから悩まされてきた。佳香に反発して上京した弓香だったが、その束縛は終わらなかった。佳香が裏で動いたことで恋人と仕事を失ってしまった弓香は、トーク番組で佳香を告発、それが大きな反響を呼ぶ。弓香の発言を聞いた佳香は、自分の人生をふり返ることになり、「子離れ」を決意するが…(「ポイズンドーター」「ホーリーマザー」)。ほかに、「優しすぎて」殺人を犯してしまう(「優しい人」)、全ては自分のせいだと信じ続ける(「罪深き女」)、奔放な妹と対照的に40歳近くまで猫だけに心を開いてきた(「マイディアレスト」)、脚本家をめざしライバルの活躍に苛立ちを募らせる(「ベストフレンド」)、といった様々な女たちの姿が描かれていく。■母と娘、姉と妹、友だち、男と女…6つの極上ミステリー本作は、それぞれの場所でそれぞれに生きる女性たちが抱く激しい情念や苦悩、そして冒してしまう過ちを描く。彼女たちが棲むある共通した場所、それは、執念、恐怖、切迫、呆然、驚愕、爽快、感動、様々な感情が満ち溢れる。デビュー10周年を迎える人気作家・湊かなえの世界観を極上のミステリーとして描き出す。■吉田監督「血肉の通った骨太なドラマに」本作の監督は、これまで『パッチギ!』『嫌われ松子の一生』など数々の作品の助監督として関わってきた吉田康弘が務める。また、脚本を手がけるのは、同じく湊かなえ原作の「リバース」「夜行観覧車」の脚本を担当した清水友佳子。吉田監督は「数々の作品が映像化されてきた湊かなえ先生原作のドラマ化に携わることができ、大変光栄に思っています」と喜びを語ると、「本作は、昨今の分かり易い勧善懲悪なドラマとは一線を画す、インテリジェンスを備えた大人向けのドラマになると予感しております。原作にある強い毒気と鋭い社会風刺を存分に活かしながら、人間の多様性や複雑で曖昧な感情を、俳優部の皆さんとセッションしながら紡ぎ出し、血肉の通った骨太なドラマに仕立てたいと思います」と意気込みも語ってくれた。現在キャストなどは明らかになっていないため、今後の情報も見逃せない。「連続ドラマW ポイズンドーター・ホーリーマザー」はWOWOWプライムにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2018年08月08日『グッド・ドクター』(フジテレビ系)第1話が7月12日に放送された。山崎賢人が、自閉症スペクトラム障がいでコミュニケーションに障がいがある一方、サヴァン症候群で驚異的な暗記力を持つ小児外科医・新堂湊を演じる本作。湊は子どもを助けるために一生懸命だが、人の気持ちを推し量ることができない。「僕は人と違います」。胸が締め付けられるようなセリフは、たくさんのことを私たちに問いかけた。■サヴァン症候群で小児科を目指すことができるか幼いころから小児科医になることを夢見てきた新堂湊(山崎)は、レジデントとして小児外科の世界に飛び込むことになる。期待に胸を弾ませて迎えた初出勤。湊は途中で事故に遭遇するが、暗記している膨大な医療データから最良の方法でケガをした子どもに応急処置を施し、なんとか東郷記念病院にたどり着く。救出した子どもの母親からは深く感謝される湊だったが、指導医の瀬戸夏美(上野樹里)とともに小学1年生の将輝の病室を訪れた際、ある問題を起こしてしまう。横紋筋肉腫が再発した将輝に対し、両親の意に反して真実を打ち明けてしまい、母親から「二度と近づかないで」と非難されてしまったのだ。夏美からの「カルテには書かれていないそれぞれの事情がある。ご両親の気持ちがわからないの?」という問いに、「わかりません」と即答する湊。事故現場での正確な対応といった医師としての優れた能力が明かされた一方で、コミュニケーションが苦手である湊に立ちはだかる壁が、早くも浮き彫りになったかのようにみえたのだが…。■湊と子どものピュアな心に、あふれる涙その後、将輝の容体が急変。居合わせた湊は「早くオペしないと死んでしまいます」と、一刻も早い手術を望むが、「触らないでください。ほかの先生を呼んでください」と声を上げる母親。しかし湊は苦しむ将輝を前に居ても立っても居られない。結果として看護師・橋口(浜野謙太)の協力もあり無事に高山(藤木直人)が手術することとなり、将輝は一命を取り留めた。手術を終え、湊に対して「先生が気づいてくださらなかったら、今頃あの子は。それなのに私、大変失礼なことを。本当にごめんなさい」と頭を下げる母親。だが湊はそんな母親に「僕は人と違います。慣れています」とほほえむ。さらに息子がかわいそうだと話す母親に「かわいそうじゃありません。かわいそうなのは、病気であることです」とまっすぐに伝えるのだった。ドラマの最後に明かされたのは、将輝が退院を待ち望んでいた理由。それは早く小学校に行くことではなく、ママの誕生日をおうちで祝ってあげたいということ。つらい状況でも、母親のことを思う子ども。そして、そんな子どもの本音に寄り添う湊のピュアな思いに心が温まるが、同時にさまざまな感情が交錯し、溢れる涙を抑えることができなかった。■自分の子どもが病気だったら…親に突き付けられる難題終始、胸が苦しくなるようなセリフの連続だった第1話。なかでも印象的だったのは「先生たち、自分の子どもを“ああいう人”に任せられますか?」というセリフ。これは、湊が将輝に再発を勝手に告知してしまったことに激怒した母親が、担当医に発した言葉だ。辛辣(しんらつ)な言葉だが、親であれば気持ちがまったく理解できないわけではないから、心苦しい。子どもが命に関わる大きな病にかかったとき、どんな医師に診てもらえたらが安心かといえば、腕もよく、親の気持ちを理解してくれる医師なのかもしれない。けれども、もしも逆の立場だったら? 自分が湊の母親だったら? そう考えると、より一層胸が痛む。そして、そんな行き場のない切なさを癒やしてくれるのもまた、湊の優しさにほかならない。患者より接待ゴルフを優先する医師、規則に縛られ担当医の指示だけに従う医師、障がいがあるというだけで切り捨てようとする医師、はたまた「大人になれない子どもをなくしたい」と切に願う医師。一体、名医=グッド・ドクターとは何だろうか。視聴者は多くのことを自問自答しながら、ドラマと向き合っていくことになりそうだ。■役者・山崎賢人が語る大きな使命とは山崎が自閉症スペクトラム障がいの医師を演じるということで、放送前から注目を集めていた本作。第1話が放送されるやいなや、演技を絶賛する声がSNSに上がった。山崎は、特徴的な手や視線の動き、こわばった表情などを細やかに表現。一方で、子どもに頬をつねられたり、子どもと一緒に絵を描いたりするシーンで見せる、柔らかな表情も絶妙だった。小児外科医は医師全体の0.3%しかいないというセリフがドラマ内であった。山崎は番組の公式インタビューで「このドラマで小児外科の現状を知っていただいて少しでも良い方向に向かえば…小児外科医を目指す方が少しでも増えたらうれしい」と話すなど、大きな使命を持ってこの作品に挑んでおり、その決意が伺える幕開けとなった。次回描かれるのは、未受診妊婦の女子高校生。破水からの緊急出産となるが、生まれてきた赤ちゃんは大きな問題を抱えていて…。『グッド・ドクター』第2話は、7月19日よる10時から放送。木曜劇場『グッド・ドクター』木曜よる10時から※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」
2018年07月19日映画『望郷』が、2017年9月16日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。原作は湊かなえによる連作短篇集原作は、「告白」「少女」「リバース」など、数々のヒット作を生み出すミステリー作家・湊かなえによる全六編で構成される連作短篇集。その中より「夢の国」「光の航路」を実写化、それぞれの主演を貫地谷しほり、大東駿介が務める。監督には、第36回モントリオール世界映画祭にて正式出品された『ディアーディアー』(2015)で華々しいデビューを飾った菊地健雄を迎える。ストーリー古いしきたりを重んじる家庭に育った夢都子(貫地谷しほり)は、故郷に縛られ生活をしていた。彼女は幼いころから本土にある“ドリームランド”が自由の象徴であったが、それは祖母や母(木村多江)の間で決して叶わない“自由”であった。月日は流れ結婚をし、幸せな家庭を築く中、ドリームランドが今年で閉園になる話しを耳にする。憧れの場所がなくなる前に、彼女がずっと思い続けてきた事を語り始める―。一方、本土から転任の為9年ぶりに故郷に戻った航(大東駿介)のもとには、父(緒形直人)の教え子と名乗る畑野が訪問してくる。彼は、航が知らなかった父の姿を語り出し、本当の父親を誤解していた事を知る事となるが―。ある島で起こる、ふたつの親子の過去と未来をつなぐ感動の物語。「夢の国」主演・貫地谷しほり「夢の国」で主演を務める貫地谷しほりは、古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう女性・夢都子役を演じる。4年ぶりの映画主演となる貫地谷は本作について「自分の中でとても大切な作品なのですごく嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるという事への窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います」とコメント。「光の航路」主演・大東駿介一方の「光の航路」で主演を務めるのが、大東駿介。故郷の島で中学校の教師を務め、クラスに生じるいじめ問題に悩んでいる間、過去に確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知る事になる航を演じる。「湊かなえさんの故郷であり、 物語の舞台のモデルでもある因島で撮影でき、島の空気を感じながら島の方々とこの作品を作れた時間は財産であり貴重な経験でした。島での濃密な撮影の 中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います」と本作についての意気込みを見せている。作品情報映画『望郷』監督:菊地健雄脚本:杉原憲明出演:地谷しほり、大東駿介、木村多江、緒形直人ほか原作:湊かなえ「夢の国」「光の航路」(「望郷」文春文庫 所収)公開日:2017年9月16日(土) 新宿武蔵野館ほか全国拡大上映©2017 avex digital Inc.
2017年07月08日次々とヒット作を生み出し、先日放送終了したドラマ「リバース」など数々の作品が映像化されている“イヤミスの女王”湊かなえの「望郷」が、このほど映画化されることが決定。主演には貫地谷しほりと大東駿介を迎え、9月16日(土)より劇場公開されることが分かった。また映画化決定にあわせて、メイン場面写真とティザー予告編映像が解禁された。古いしきたりを重んじる家庭に育った夢都子(貫地谷しほり)は、故郷に縛られ生活をしていた。彼女は幼いころから本土にある“ドリームランド”が自由の象徴であったが、それは祖母や母(木村多江)の間で決して叶わない“自由”であった。月日は流れ結婚をし、幸せな家庭を築く中、ドリームランドが今年で閉園になる話しを耳にする。憧れの場所がなくなる前に、彼女がずっと思い続けてきたことを語り始める――。一方、本土から転任のため、9年ぶりに故郷に戻った航(大東駿介)のもとには、ある日、父(緒形直人)の教え子と名乗る畑野が訪問してくる。彼は、航が知らなかった父の姿を語り出し、本当の父親を誤解していたことを知ることとなるが…。今年デビュー10周年を迎え、数々の賞に輝いた人気ベストセラー作家・湊氏。湊作品といえば、松たか子主演で映画化された『告白』を始め、これまで「白ゆき姫殺人事件」「少女」「夜行観覧車」「Nのために」など様々な作品が映画・ドラマ化されてきた。そして今回映画化されるのは、日本推理作家協会賞受賞作品でもある2013年に刊行された、全6編で構成される連作短篇集「望郷」。2016年9月にはその収録作「みかんの花」「海の星」「雲の糸」がオムニバスドラマ化されたが、9月公開の映画では、「夢の国」「光の航路」を映像化する。主演を務めるのは、『白ゆき姫殺人事件』で共演も果たした貫地谷さんと大東さん。連続テレビ小説「ちりとてちん」や「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」などに出演し、4年ぶりの映画主演となる貫地谷さんが演じるのは、「夢の国」で古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう夢都子役。また「光の航路」で、故郷の島で中学校の教師を務め、クラスに生じるいじめ問題に悩んでいる間、過去に確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知ることになる航役を、モデルで『クローズZERO』シリーズや『曇天に笑う』公開を2018年に控える大東さんが演じる。貫地谷さんは、「自分の中でとても大切な作品なので凄く嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるということへの窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。いままで演じたことのない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放されることのない罪、それでも明日に向かっていく人たちをぜひ見て欲しいと思います」とコメント。本作の撮影は財産であり貴重な経験だったとふり返る大東さんは、「島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います」と語っている。またあわせて公開されたメイン写真は、2人が並び、故郷への想いを馳せるような表情を浮かべる印象的な一枚。ティザー予告編映像には、夢都子、航のそれぞれが心に抱える親や島への悩み、葛藤を感じさせる様子が映し出される。さらに本作には主演の2人のほかにも木村多江、緒形直人といった実力派俳優たちが名を連ねる。原作者の湊氏も、「日本は島国なので、後ろに海が見える物語というのは、誰にでも伝わるものがあると思います。自分が海に囲まれたところに住んでいるという想像をしながらこの物語を観ていただくと、本当に自分の人生の物語として観ていただけるものがあると思います」と映画化についてコメントを寄せている。監督は、第36回モントリオール世界映画祭にて正式出品された『ディアーディアー』で華々しいデビューを飾り、第29回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門正式出品作『ハローグッバイ』を手掛け、本作が長編監督3作目となる菊地健雄が務める。『望郷』は9月16日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月05日読んだあと「イヤ」な気持ちになる「ミステリー」として名高い女性作家・湊かなえ原作のドラマ「リバース」がSNSで話題だ。わかりそうでわからない犯人や、解けそうで解けない謎にハマる人が続出している。第8話までのおさらいをしてみよう。10年前に友人・広沢が死んだ事故とはこの物語の中心となるのは、大学で同じゼミにいた深瀬、広沢、浅見、谷原、村井の5人だ。彼らは卒業旅行としてスノボ旅行を計画する。当日、村井は急遽遅れてくることになり、それ以外の4人は村井の別荘で先に酒を飲み焼肉を楽しんでいた。夜になり吹雪が激しくなる中、駅まで車で迎えに来いという村井からの電話がかかってくる。唯一酒を飲んでいなかった深瀬は免許を持っていないため運転することができない。3人のうち誰が迎えに行くか揉めた結果、内定の出ていない広沢が行くことになった。しかし、その車が事故に遭い広沢が行方不明になってしまう。そして半年後に広沢は死体で発見されることとなった。このとき4人は広沢が酒を飲んでいたことは、墓場まで持っていく秘密として約束をしたのだった。今になって起こりだした不可解な出来事10年経った今、残された深瀬、浅見、谷原、村井の4人には不可解な出来事が次々と起こる。まずは「人殺し」という告発文がそれぞれに送られてきたこと。それに加え、谷原は駅のホームから突き落とされた。深瀬は10年前の事件と関係があるのではないかと調べ始めることにする。その結果、広沢の元恋人だった女性がその犯人であることがわかった。広沢の元恋人・美穂子は広沢の最後の日を過ごした相手である4人にそれぞれコンタクトをとっていた。浅見の勤める学校には電話をかけ、谷原の趣味である草野球の応援に行き、村井の父の選挙事務所のボランティアとして働いていた。深瀬とは行きつけのコーヒー屋で偶然をよそおって近づき、一度は恋人にまでなった仲だったのだ。広沢の事件の真相は? 小笠原を刺したのは誰?第8話で深瀬は自分の恋人である美穂子が広沢の元恋人だったという衝撃の事実を知った。美穂子は告発文の差出人であることと、谷原をホームから突き落としたことを認め、警察に行くと言った。さらに「今までのことは全部嘘。あなたのことは好きでもなんでもなかった」と深瀬の元を去った。その夜、広沢の事件を調べている小笠原というフリージャーナリストが何者かに刺される。小笠原を刺した犯人は? 広沢の事件の真相は? 最終回に向けてこの2つの謎がどう解き明かされるのかが注目だ。ドラマだけの楽しみ方もチェック最終話に向けてスペシャルコラボの発表がされた。同じ湊かなえ原作ドラマ「Nのために」に出演していた窪田正孝が「リバース」にも出演するという。窪田正孝といえば今人気の若手俳優だ。「窪田くんがやった役のなかで一番成瀬くんが好き」という女子もいるほど「Nのために」の成瀬役はハマリ役だった。さらにSNSではリバースの謎解き予想が繰り広げられている。小笠原を刺した犯人が左利きだったことや、ヘルメットから見える襟足の画像から判明しようとするものまである。また、気になりすぎて原作を先読みしてしまう人までいるようだ。果たして結末は原作と同じなのか、それともドラマだけの新展開があるのか、まだまだ最終話まで見逃せない。
2017年06月08日作家・湊かなえの人気小説を藤原竜也主演で実写化したドラマ「リバース」。この度、湊かなえワールド“経験者”の窪田正孝と杉咲花が本作に出演することが決定。窪田さんは「Nのために」で演じた成瀬慎司役、杉咲さんは「夜行観覧車」で演じた遠藤彩花役で参加する。本ドラマは、“イヤミスの女王”湊かなえの同名小説が原作。同じく湊作品を原作とする2013年放送の「夜行観覧車」と、2014年放送の「Nのために」の制作陣が再集結しているとあって、これまでにも劇中には「Nのために」で使用されていた小道具がさりげなく登場しており、隠れたコラボレーションがファンの間で話題に。そんな中、同じ制作チームだからこその豪華すぎる夢のキャスティングが実現!窪田さんが演じる成瀬慎司は、「Nのために」で主人公・希美の心の支えとなっていた優しくまじめな青年。そして杉咲さんは、いじめにより性格が豹変していくという難しい役どころで当時話題となった、「夜行観覧車」の遠藤彩花役を再び演じる。撮影当日、窪田さんはリハーサル前に名前を紹介されると終始照れ笑い。スタッフから「おかえり」の声がかかると、「ただいま」と返していたが、本番が近づくにつれ「めっちゃ緊張する!」とかつての“戦友”たちが集まる現場で武者震いをした様子。一方、杉咲さんはスタッフからの声にはにかむ様子も見えたが、芝居に入ると途端に凛とした表情に。すっかり大人っぽくなった彩花の姿を、親目線で見つめるスタッフたちの表情もほころび、撮影現場は和やかなムードだったという。互いに過去に演じた役柄と同一人物を演じるが、数年後の“成瀬くん”と“彩花”をどう演じるのか?そして、それぞれの役どころのその後とは…!?参加するにあたって窪田さんは、「『Nのために』と全く同じチームでとお聞きしていたので、『何が何でもやりたい!皆さんに会いたい!』という気持ちで来ましたが、実際に現場に入ったらものすごく緊張しました」とコメントし、「いざ芝居となるとやっぱり緊張しますし、久しぶりの方言という条件を与えられると…頭の中セリフでいっぱいで、『やばいやばいやばい!』と感じていました(笑)」と演じた感想を述べた。また杉咲さんは、「やっぱり楽しかったです。彩花が大きくなったということで、どういう風にすればいいかな…と迷ったりもしたのですが、実際現場に立ってみると、塚原監督や新井プロデューサーや皆さんがいらっしゃって、『あ!こうやればいいのかな?』と感覚を取り戻したような感じになり、楽しめました!」と語った。そして、今回の2人の出演にワクワクしていると話す原作者の湊氏は、「つらい経験を乗り越えた彩花や成瀬くんは、どんなふうに過ごしているのか。2人の姿は、現在、息苦しい状況の中で生きている人たちに、希望を与えてくれるものになるのではないかと思います。そして、『リバース』の主人公、深瀬にとっても」とコメントを寄せた。「リバース」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月27日人気の“イヤミス”小説の女王、湊かなえ原作、「夜行観覧車」「Nのために」のチームが藤原竜也を主演に迎えて贈る渾身の“ヒューマンミステリー”「リバース」が4月14日(金)今夜22時~TBS系で放送を開始する。今年デビュー10周年を迎える人気ベストセラー作家の湊氏による同名小説が原作となる本作。タイトルの「リバース」は「逆」「反転」という意味の“reverse”と「再生」「復活」を意味する“rebirth”の両方の意味を持ち、視聴者の目線を毎回「リバース」させ事件や事故の真実を「反転」させるミステリーであると同時に、亡くなった親友を軸に登場人物たちが友情や絆を「再生」させていく人間ドラマでもある。また主人公ら若者目線以外に刑事が見る「偽り」と「真実」、息子の死を未だ受け入れられない母の「葛藤」と「赦し」という親の目線でも「反転」「再生」を描いていくという。深瀬和久は冴えない男。有名大学を卒業しながらも地味でつまらない普通の人生を送ってきた彼の唯一の取り柄はおいしいコーヒーを淹れることだが、そのたびに彼の頭をよぎるのはたった一人の親友・広沢由樹を失ったことだった。それは10年前、彼が大学生のときのスノボ旅行中に起こった悲しい事件でのこと。ある日、深瀬は行きつけのコーヒー店で越智美穂子という女性と運命的に出会い、彼女に強く惹かれていく。そんななか深瀬のもとに大学の教授の退官祝賀会の知らせが届く。広沢のことを思い出すのを恐れながらも会場に向かった深瀬は10年前の旅行メンバーであり、現在は高校の社会科教師をしている浅見康介や、県議会議員秘書の村井隆明、村井の妹・明日香の夫で大手商社マンの谷原康生らゼミ仲間と再会する。そこに彼らを待ち受けていたかのように、10年前の事件の真相を未だに追い続けているジャーナリスト・小笠原俊雄が現れる…というのが第1話のストーリー。湊作品では珍しい男性主人公・深瀬和久を藤原さんが演じて主演、深瀬と運命的に出会う越智美穂子には『デスノート』でも藤原さんと共演経験のある戸田恵梨香。また深瀬のゼミ仲間の浅見康介には「Kis-My-Ft2」の玉森裕太、10年前の事件で亡くなった深瀬の親友・広沢由樹には小池徹平、いまは県議の秘書をしている村井隆明には三浦貴大、その妹、谷原明日香には門脇麦、明日香の夫・谷原康生には市原隼人、10年前の事件を追う小笠原俊雄には武田鉄矢、そのほかYOU、志賀廣太郎、片平なぎさらが共演する。「リバース」は4月14日(金)22時~TBS系で放送開始。(笠緒)
2017年04月14日“イヤミスの女王”湊かなえの「リバース」が、主演に人気俳優の藤原竜也を迎え、「夜行観覧車」「Nのために」などを手掛けた制作陣が再集結し、TBS4月期放送の金曜ドラマ枠にて映像化されることが決定した。深瀬和久(藤原竜也)は有名大学を卒業しながらも地味で、つまらない程普通の人生を送ってきた。物語は彼の恋人・美穂子(戸田恵梨香)のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届いたところから始まる。そのとき、深瀬は心の奥底にずっと封印していた親友・広沢由樹(小池徹平)の死と向き合うときが来たと直感するのだった。10年前の冬、大学のゼミ仲間、谷原康生(市原隼人)、浅見康介(玉森裕太)、村井隆明(三浦貴大)と、村井の妹・明日香(門脇麦)で行ったスノボ旅行中に不審な事故死を遂げた広沢。しかし、この事故には隠された大きな“秘密”があった。この秘密を共有した谷原、浅見、村井にも告発文が送られ、彼らにも次々と事件が襲いかかる。深瀬は大事な人を守るために、10年前の事件の真相と向き合うことを決意する。10年前の隠された罪と真相、脅迫犯の正体とは――!?原作は、今年デビュー10周年を迎え、数々の賞に輝いた人気ベストセラー作家・湊氏の同名小説。女性主人公の多い湊かなえ作品では新鮮な男性が主人公の物語だ。タイトルは英語で「逆」「反転」の意味を持ち、同時に rebirth=「再生」「復活」を表している。このドラマは、視聴者の目線を毎回「リバース」させ、事件や事故の真実を「反転」させるミステリーであり、また亡くなった親友・広沢を軸に登場人物たちが友情や絆を「再生」させていく上質な人間ドラマ。さらに、若者の目線だけでなく、あの日これは事故ではないと直感した刑事・小笠原の見る「偽り」と「真実」、息子の死を未だ受け入れられない母の「葛藤」と「赦し」という親目線の反転と再生も描いていく。主人公・深瀬和久を演じるのは、『カイジ』シリーズや『デスノート』、『僕だけがいない街』など圧巻の演技力と唯一無二の存在感でジャンル問わず多くの作品で活躍する藤原さん。これまでダークヒーローや個性的なキャラクターなど、力強くカッコいい役柄が多かった藤原さんだが、今回演じるのはつまらないほど普通で地味な冴えない男だ。初めての湊作品ということで、「とても楽しみにしています」と期待を語る藤原さん。「(雪山でのクランクインという)壮大なスケールで撮影初日を迎えるわけですから、しっかりとした世界観を皆さんに、金曜日にお届けします!」と意気込んだ。さらに、深瀬の恋人でヒロイン・美穂子役を戸田恵梨香。深瀬のゼミ仲間として浅見康介役に「Kis-My-Ft2」の玉森裕太、広沢由樹役に小池徹平、村井隆明役に三浦貴大、谷原康生役に市原隼人。村井の妹で谷原の妻・明日香役に門脇麦と豪華キャストが集結。そのほかYOU、志賀廣太郎、片平なぎさ、武田鉄矢と円熟な大人の顔ぶれが、物語にさらなる色を加えるべく勢揃いした。藤原さんとは、『デスノート』以来10年ぶりの共演となる戸田さんは、「藤原さんは頭が良くて切れる男のイメージが多い中、今回の少しなよっとして頼りなさげで、女性目線で見て可愛らしいと思う役が珍しいと思うので、実際に撮影するのがすごく楽しみ」と撮影が待ち遠しいと話し、湊作品原作のドラマの大ファンだと言う小池さんは、「脚本を読んで本当に面白いと思える作品で、次が気になって目が離せない作品になると思います」とコメント。市原さんは「どんな展開になっていくのか僕もわかりませんが、皆さんにとって抱きしめて放したくなくなるような時間をお届けできたら」と意気込みを語っている。なお、本作では原作の結末後の世界も描き、ドラマオリジナルのストーリーをお届け。原作を読んだ方もそうでない方も楽しめる作品となっているようだ。金曜ドラマ「リバース」は4月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月13日これまでにも数多くの著作が映像化されてきたベストセラー作家、湊かなえの小説「往復書簡」(幻冬舎文庫)所収の「十五年後の補習」が、松下奈緒、市原隼人出演でこのたびドラマ化。本日9月30日(金)TBS系で放送される。2007年に「第29回小説推理新人賞」を受賞、デビュー作「告白」が「第6回本屋大賞」に輝きいまやミステリー界屈指のヒットメーカーとなった湊氏。これまで『告白』をはじめ『白ゆき姫殺人事件』など発表作が続々と映像化されてきたが、「夜行観覧車」「Nのために」に続いてTBSがドラマ化するのが短編集「往復書簡」の一篇となる「十五年後の補習」だ。物語はOLの万里子と辺境の国へ赴任中の恋人・純一の間で交わされるエアメールの中で、2人が中学生の頃に関わったある事件の真相が紐解かれていくというもので、タイトルの通り交わされる手紙の文面上で進むストーリーを「ストロベリーナイト」の旺季志ずかが脚本を担当し、「アイムホーム」「スペシャリスト」などを手掛けた七高剛監督が映像化。登場人物たちの背景を掘り下げるオリジナルストーリーを追加することでドラマティックにアレンジされているという。中学生の頃に同級生間で起きたある事件に巻き込まれ、ショックで事件前後の記憶を失った主人公・岡野万里子を松下奈緒が演じ、万里子の恋人・永田純一を市原隼人が演じる。ドラマオリジナルのキャラクターである刑事・亀山隆三役に鹿賀丈史。そのほか多岐川裕美、山崎銀之丞、森永悠希、大沢逸美、篠田諒らが出演。OLの万里子(松下さん)は、恋人の純一(市原さん)が突然、辺境の国へ旅立ってしまったことに戸惑っていた。国際ボランティアに志願し、発展途上国の子どもたちに勉強を教える任に就いた純一は、 あと2年は帰ってこない。そんな大事なことを、純一は自分にも家族にも相談せずに決めてしまった。その理由は何なのか。電話も通じず、万里子は純一に宛てた手紙に不安な思いをつづることしかできない。あくる日の朝、材木倉庫で女性の焼死体が発見される。現場を訪れた刑事の亀山(鹿賀さん)の脳裏によぎったのは、15年前に同じ倉庫で起きた放火殺人だった。15年前――。出火した材木倉庫の中に、当時中学生の万里子(西畑澪花)と、同級生の一樹(篠田さん)が閉じ込められた。万里子は駆けつけた純一(福山康平)に救出されたが、一樹は死亡。倉庫に外からかんぬきがかけられていたことから、放火殺人の線で捜査され、万里子たちの同級生である康孝(今井悠貴)に疑いがかけられた。だが、康孝は事件翌日に自殺。真相は解明されないまま、捜査は打ち切られたのだった。担当刑事だった亀山は、その結末をとても悔やんでいた。死んだ女性の身元は、康孝の母親・綾子(大沢さん)だと判明。その報道に驚く万里子のもとに、亀山が訪ねてくる。実は万里子は15年前の事件の直後、ショックで事件の記憶を失っていた。そして記憶の扉は、いまでも開かれていなかった。数日後、綾子の告別式に事件に関与した子どもたちの親が揃った。一樹の母親・百合(多岐川さん)は、息子の死の真相を知りたいがあまり、記憶を取り戻そうとしない万里子を責める。そんな中、海外の純一から手紙の返事が届く。そこには万里子の知らなかった、純一のある告白が書かれていた…という物語。「ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習」は9月30日(金)20時57分~TBSにて放送。(笠緒)
2016年09月30日瀬戸内海に浮かぶとある島を舞台に、そこで生まれ育った人々の人間ドラマを描いた湊かなえの連作ミステリー短編集を、広末涼子・伊藤淳史・濱田岳主演でドラマ化する「望郷」が9月28日(水)今夜、テレビ東京系で放送される。今回は短編集から「みかんの花」「海の星」「雲の糸」の3編をそれぞれ広末さん、伊藤さん、濱田さん主演でオムニバスドラマとして放送する。広末さんが主演する「みかんの花」は、富田美里(広末さん)が暮らす白綱島市は全国で唯一残る一島一市だったが、対岸の市に吸収合併されることになった。市の閉幕式の会場で、美里は登壇した人物を食い入るように見つめていた。その人物は小説家の桂木笙子(水野美紀)。20年前に島を出たきり、一度も帰ってこなかった憎き姉だ。なぜ姉は島を出たのか。そしていま、なぜ戻ってきたのか。美里がある疑念を口にすると、重い口をようやく開いた笙子は、驚くべき事実を語り始めた…というストーリー。広末さんと水野さんが今回15年ぶりに姉妹役で共演するほか、姉妹の母・富田安江を倍賞美津子が演じ、田中圭、水橋研二らが共演する。伊藤さんが主演する「海の星」は、浜崎洋平(伊藤さん)は高校時代の同級生、美咲から葉書を受け取った。25年前、洋平の父・秀夫(橋本じゅん)が忽然と姿を消す。事故か事件かそれとも…。毎夜、母の佳子(若村麻由美)と一緒に父の行方を捜す洋平は、ある日、漁師の真野幸作(椎名桔平)と親しくなる。頻繁に洋平の家を訪れるようになった幸作だったが、あることがキッカケで疎遠になってしまった。その娘の真野美咲(平山あや)が、最近、幸作に明かされた話を伝えたいという…という話。伊藤さん、椎名さん、橋本さんのほか若村麻由美、平山あや、紺野まひる、加藤清史郎、平祐奈、モト冬樹らが共演する。そして濱田さんが主演する「雲の糸」は、濱田さん演じる白綱島出身の人気歌手・黒崎ヒロタカが7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明に陥るという物語。有名になったヒロタカだが故郷は知られたくない過去だった。赤ん坊の頃に母の磯貝律子(麻生祐未)が事件を起こし、辛い少年時代を送った場所だからだ。島の同級生(大野拓朗)の強引な誘いで島に戻ったヒロタカだが、盛大な拍手や歓声に迎えられながらも居心地の悪さを覚える。彼はなぜ海に落ちたのか…?濱田さん、麻生さん、大野さんのほかヒロタカの姉・磯貝亜矢役で内山理名が出演する。今回映像化される作品の中でも「海の星」は日本推理作家協会賞で短編部門を受賞、高い評価を得ており、待望の初映像化。もちろん3作とも湊氏ならではの心情描写とストーリー展開に思わず引き込まれること間違いなし。ドラマスペシャル湊かなえサスペンス「望郷」は9月28日(水)21時~テレビ東京系列にて放送。(笠緒)
2016年09月28日ドラマスペシャル湊かなえサスペンス「望郷」の製作発表会見が9月24日(土)、テレビ東京にて開催され、出演の広末涼子、伊藤淳史、原作者の湊かなえが登壇。湊さんが広末さんたちの撮影を見学して感化されたエピソードを語った。本作は、瀬戸内海に浮かぶとある島で生まれ育った人々の切なくも愛おしい人間模様を描いた湊さんの連作ミステリー短編集「望郷」の中から、「みかんの花」、「海の星」、「雲の糸」の3篇をオムニバス化したサスペンス。「みかんの花」の主演を広末さんが、「海の星」の主演を伊藤さんが、「雲の糸」の主演を濱田岳が務める。水野美紀、倍賞美津子、若村麻由美、椎名桔平、内山理名、麻生祐未ら豪華共演者が脇を固める。本作の撮影は、瀬戸内海に浮かぶ因島(いんのしま・広島県)で行われた。因島は湊さんが生まれ育った場所でもあり、湊さんは広末さんが出演する「みかんの花」の撮影現場を見学に行ったエピソードをふり返った。湊さんは、ロケ現場となった場所をよく知っていることを紹介したうえで、「ロケを見させてもらっているうちに、だんだんと、『いい所でしょ!』と自慢したくなってくるような気分になりました」と心境を打ち明けた。続けて、「それは、演じて下さっている広末さんや、水野さんや、役者のみなさんが“そこの人”という空気を醸し出されていたからだと思います」と言い、「本当に因島っていい所なのだなと、自分の地元のはずなのに、演技を見せてもらって再発見させてもらいました」と撮影を見学した感想を言葉にした。湊さんの話を聞いた広末さんは、「よかったです。ありがとうございます」と感慨深そうにコメント。「そういう発見の仕方って、なかなかないですよね。確かに、私も地元で撮影が行われるとなると不思議な感覚になります。けど、自分が撮影の真ん中にいると気が付かないものですね」と、撮影を見学することも、自身が被写体として撮影に参加することもある女優ならではの視点で感心していた。完成した作品を観たという伊藤さんは、自身が演じる浜崎洋平の少年期を担当した加藤清史郎の名前を出して、「8割くらいは加藤君の力でなっている作品になっていました」と笑いを誘い、会見を盛り上げた。そんな伊藤さんが役者としての習慣を紹介する一幕があった。伊藤さんは「セリフを覚えるのは逆にうるさい場所とかです。カフェとか」といい、「ほかの雑音が聞こえているときに『その雑音に負けずにがんばるぞ』というタイプです」と明かした。伊藤さんの言葉に感心した様子の広末さんは、思わず、「カフェとかで隣の会話とか聞いちゃいませんか?」と質問。伊藤さんは「聞いちゃうのですよ」とするも、「それにも負けず、『セリフを憶えるぞ』という思いで行くと結構、憶えるのです」と体験を交えて言葉にしていた。ドラマスペシャル「望郷」は9月28日(水) 21時よりテレビ東京にて放送。(竹内みちまろ)
2016年09月24日累計発行部数100万部を超える、湊かなえのベストセラー小説『少女』の実写映画化が決定。2016年10月8日(土)に公開される。2009年、デビュー作の『告白』が第6回本屋大賞を受賞。翌年に映画化された『告白』は、小説に端を発する様々なメディアミックス戦略効果もあり、累計発行部数300万部を超える空前の大ベストセラーに。湊はその名と共に、"イヤミス(読んだ後に嫌な気分になるミステリー)"という新ジャンルを世に広めた。そんな湊が『告白』の次に発表した作品が『少女』だ。ストーリーは、心に闇を抱える由紀と敦子、2人の高校2年生の女の子が、「人が死ぬ瞬間」を見たいという欲望と願望を胸に、別々の夏休みを過ごすというダークでシリアスなもの。それぞれの視点で語られる別々の異なるストーリーが、終盤に向けて何重にもリンクしながら紡がれていく。「人が死ぬ瞬間を見たい」という、重く衝撃的なテーマを扱う本作に置いて、メインとなる由紀・敦子の二人のキャスティングは重要なポイント。その2人には、ドラマ・映画・CMと多方面で活躍する本田翼と山本美月の2人が抜擢された。これまで明るい役を演じる事が多かった2人だけに、スクリーンでどんな演技を見せてくれるのか注目が集まる。そして監督を務めるのは、『しあわせのパン』(‘12)、『ぶどうのなみだ』(‘14)、『繕い断つ人』(’15)などを手掛け、映像の細部までこだわった独特の雰囲気を醸し出すヒューマンドラマに定評がある三島有紀子だ。高校2年生の夏。心に闇を抱えた2人の「少女」たちが過ごす衝撃的な夏休みが今、始まる。【ストーリー】――人が死ぬ瞬間を見てみたい。本当の意味で「死」に向き合えると思うから。高校2年生の夏休み、由紀は小児科病棟でボランティアをしていた。夏休みに入る少し前、転校生の詩織が「親友の死体を見たことがある」と少し自慢げに話していたことに、言い知れぬ違和感と、ちょっとした羨ましさを感じたのだ…。それならば自分は詩織よりも強く「死」の瞬間を目撃したい。そして、その時を誰よりも面白く演出したいと考えた由紀は、残酷にも短い生命を終えようとしている少年たちと仲良くなり、自らの思いを遂げようと画策していた。一方、由紀の親友である敦子もまた、由紀には告げずに老人ホームでのボランティアに出かけていた。陰湿ないじめにあい、生きる気力を失いかけていた敦子は、人が死ぬ瞬間を見れば、生きる勇気を持てるのではないかという淡い期待を持っていた…。【作品情報】映画『少女』公開日:2016年10月8日(土)全国ロードショー主演:本田翼、山本美月、稲垣吾郎監督:三島有紀子原作:『少女』(湊かなえ 著)(C)2016「少女」製作委員会
2016年09月20日ベストセラー作家・湊かなえの小説「往復書簡」(幻冬舎文庫)所収の「十五年後の補習」が、9月30日(金)に放送されることが決定した。OLの万里子(松下奈緒)は、恋人の純一(市原隼人)が突然、辺境の国へ旅立ってしまったことに 戸惑っていた。国際ボランティアに志願し、発展途上国の子どもたちに勉強を教える任に就いた純一は、 あと2年は帰ってこない。そんな大事なことを、純一は自分にも家族にも相談せずに決めてしまった。その理由は何なのか。電話も通じず、万里子は純一に宛てた手紙に不安な思いをつづることしかできない。あくる日の朝、材木倉庫で女性の焼死体が発見される。現場を訪れた刑事の亀山(鹿賀丈史)の脳裏によぎったのは、15年前に同じ倉庫で起きた放火殺人だった。15年前――。出火した材木倉庫の中に、当時中学生の万里子(西畑澪花)と、同級生の一樹(篠田諒)が閉じ込められた。万里子は駆けつけた純一(福山康平)に救出されたが、一樹は死亡。倉庫に外からかんぬきがかけられていたことから、放火殺人の線で捜査され、万里子たちの同級生である康孝(今井悠貴)に疑いがかけられた。だが、康孝は事件翌日に自殺。真相は解明されないまま、捜査は打ち切られたのだった。担当刑事だった亀山は、その結末をとても悔やんでいた。死んだ女性の身元は、康孝の母親・綾子(大沢逸美)だと判明。その報道に驚く万里子のもとに、亀山が訪ねてくる。実は万里子は15年前の事件の直後、ショックで事件の記憶を失っていた。そして記憶の扉は、いまでも開かれていなかった。数日後、綾子の告別式に事件に関与した子どもたちの親が揃った。一樹の母親・百合(多岐川裕美)は、息子の死の真相を知りたいがあまり、記憶を取り戻そうとしない万里子を責める。そんな中、海外の純一から手紙の返事が届く。そこには万里子の知らなかった、純一のある告白が書かれていた…。2007年に「第29回小説推理新人賞」を受賞し、デビュー作「告白」は「第6回本屋大賞」を受賞。その後も発表した作品が次々と話題作になっている、ミステリー界屈指のヒットメーカー・湊氏。また小説が話題になるだけではなく、『告白』『白ゆき姫殺人事件』など多くの作品が映像化されてきた。そして今回、「夜行観覧車」「Nのために」続き、TBSが湊氏の小説をドラマ化するのは、短編集「往復書簡」から一編、「十五年後の補習」。OLの万里子と辺境の国へ赴任中の恋人・純一の間で交わされるエアメールの中で、2人が中学生の頃に関わったある事件の真相が紐解かれていく。「往復書簡」のタイトルの通り、原作は交わされる手紙の文面上で進んでいく。そんな映像化の難しいこの原作に挑んだのは、「アイムホーム」、「スペシャリスト」などを手掛けた七高剛監督。また脚本は「ストロベリーナイト」の旺季志ずかが担当し、登場人物たちの背景を掘り下げるオリジナルストーリーを追加し、物語をよりドラマティックに仕上げているという。今回のドラマ化にあたり主演を務めるのは女優・松下奈緒。今回松下さんが演じるのは、中学生の頃に同級生間で起きたある事件に巻き込まれ、ショックで事件前後の記憶を失った主人公・岡野万里子。子どもの頃から正義感が強く一本気な性格で、事件から15年が経ったある日、昔の事件と関連した新たな殺人事件が起こり、失ったはずの記憶が断片的に蘇っていくという役どころだ。湊氏の作品はいつも読んでいると言う松下さんは「どの作品も、思ってもみない展開にいつもドキドキさせられています。このドラマの原作の『往復書簡』も、万里子と純一の手紙のやり取りにドキドキしました。サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあると私は思いましたので、万里子と純一の心の動きを丁寧に演じたいと思いました」と意気込み。また「最後まで本当に犯人がわかりません。息子を守りたい母親。恋人を守りたいと思う優しさ。様々な愛情が、15年前の事件を知ることで明らかになっていきます。見てくださる方も、事件の真相を知っていく万里子と同じ気持ちで、ハラハラ、ドキドキしながらご覧いただければ嬉しい」とメッセージを寄せた。そして、万里子の恋人・永田純一役には、実力派俳優・市原隼人。純一は15年前の事件で万里子を救い、以降万里子をずっとそばで支えてきた人物。だがある日突然、国際ボランティアとして海外へ旅立ってしまう。新たな殺人事件が起こり戸惑う万里子と、遠く辺境の地から手紙のやりとりを交わしていく。さらに、原作には登場しない、ドラマオリジナルのキャラクターで、15年前の事件と現在の事件を共に担当する刑事・亀山隆三役を鹿賀丈史。そのほか、多岐川裕美、山崎銀之丞、森永悠希、大沢逸美、篠田諒らが出演する。「ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習」は9月30日(金)20時57分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月31日女優の松下奈緒が、9月30日にTBSで放送されるベストセラー作家・湊かなえの短編小説を原作とする心理サスペンス『ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習』(20:57~22:54)で主演を務めることが30日、わかった。『夜行観覧車』(2013年)、『Nのために』(2014年)に続いて今回、TBSがドラマ化する湊かなえの著書は、短編集『往復書簡』(幻冬舎文庫)所収の一編「十五年後の補習」。OLの万里子と、辺境の国へ赴任中の恋人・純一の間で交わされるエアメールの中で、2人が中学生の頃に関わったある事件の真相がひも解かれていく。「往復書簡」のタイトルのとおり、原作は交わされる手紙の文面上で進む。主演は、4年ぶりのTBSドラマ出演となる松下奈緒。中学生の頃に同級生間で起きたある事件に巻き込まれ、ショックで事件前後の記憶を失った主人公・岡野万里子を演じる。万里子は子どもの頃から正義感が強く一本気な性格で、事件から15年が経ったある日、昔の事件と関連した新たな殺人事件が起こり、失ったはずの記憶が断片的によみがえっていく。万里子の恋人・永田純一役には、市原隼人。純一は、15年前の事件で万里子を救って以降、万里子をそばで支えてきたが、ある日突然、国際ボランティアとして海外へ旅立ってしまい、新たな殺人事件に戸惑う万里子と遠く辺境の地から手紙のやりとりを交わす。さらに、ドラマオリジナルのキャラクターで、15年前の事件と現在の事件を共に担当する刑事・亀山隆三を鹿賀丈史が演じる。主演の松下は「万里子と純一の手紙のやり取りにドキドキしました。サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあると私は思いましたので、万里子と純一の心の動きを丁寧に演じたいと思いました」と役に込めた思いを説明。「最後まで本当に犯人がわかりません。息子を守りたい母親。恋人を守りたいと思う優しさ。さまざまな愛情が、15年前の事件を知ることで明らかになっていきます。事件の真相を知っていく万里子と同じ気持ちで、ハラハラ、ドキドキしながらご覧いただければうれしいです」と見どころを紹介している。(C)TBS
2016年08月31日瀬戸内海に浮かぶとある島で生まれ育った人々の、切なくも愛おしい人間模様を描いた湊かなえの連作ミステリー短編集「望郷」が、広末涼子、伊藤淳史、濱田岳主演でドラマ化されることが決定しているが、この度、新たに共演者として水野美紀、椎名桔平、内山理名らが出演していることが分かった。今回ドラマ化となるのは、短編集から「みかんの花」「海の星」「雲の糸」。この3編をオムニバスドラマとして放送。それぞれ主演には広末さん、伊藤さん、濱田さんが好演する。「みかんの花」は、富田美里(広末涼子)が暮らす白綱島市は全国で唯一残る一島一市だったが、対岸の市に吸収合併されることになった。市の閉幕式の会場で、美里は登壇した人物を食い入るように見つめていた。その人物は小説家の桂木笙子(水野美紀)。20年前に島を出たきり、一度も帰ってこなかった憎き姉だ。なぜ姉は島を出たのか。そしていま、なぜ戻ってきたのか。美里がある疑念を口にすると、重い口をようやく開いた笙子は、驚くべき事実を語り始めた…。20年前に島を出て、現在は東京で人気小説家となり島の閉幕式に招かれる、美里の姉・富田笙子役を演じる水野さんは、今回15年ぶりに広末さんと姉妹役で共演。また、笙子が島を出た理由を背負って美里と島で暮らす母の富田安江役には名女優・倍賞美津子や、田中圭、水橋研二らが出演する。今回の決定に水野さんは「“大切なものを守るために”囚われ、足を踏み外す人間の機微を、因島の美しい景色が包み込んでいます。ぜひ、お楽しみください」とメッセージを寄せた。また伊藤さん主演の「海の星」は、浜崎洋平(伊藤さん)は高校時代の同級生、美咲から葉書を受け取った。25年前、洋平の父・秀夫(橋本じゅん)が忽然と姿を消す。事故か事件かそれとも…。毎夜、母の佳子(若村麻由美)と一緒に父の行方を捜す洋平は、ある日、漁師の真野幸作(椎名桔平)と親しくなる。頻繁に洋平の家を訪れるようになった幸作だったが、あることがキッカケで疎遠になってしまった。その娘の真野美咲(平山あや)が、最近、幸作に明かされた話を伝えたいという…。キャストには、テレビ東京のドラマ初出演となる“おっさん”漁師の真野幸作役に椎名さん、夫の帰りを信じて待ち続ける健気な妻・浜崎佳子役に演じる若村麻由美、そのほか平山あや、紺野まひる、加藤清史郎、平祐奈、モト冬樹らが出演。以前「Nのために」を見て感銘を受けていたという椎名さんは「二つ返事でお引き受けした」と今回の出演を即決したそうだ。また「『海の星』はサスペンスであるものの、ますますデジタル化していく現代への警鐘を感じさせる人間ドラマだと唸り、その珠玉の物語を、自身初となる漁師役を通して大いに楽しませて頂きました」とふり返った。そして最後、濱田さん主演で贈る「雲の糸」。白綱島出身の人気歌手・黒崎ヒロタカ(濱田さん)は、7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明に陥った。有名になったヒロタカにとって、故郷は知られたくない過去だった。赤ん坊の頃に母の磯貝律子(麻生祐未)が事件を起こし、辛い少年時代を送った場所だったからだ。同級生の強引な誘いで島に戻ったヒロタカは、盛大な拍手や歓声に迎えられながらも居心地の悪さを覚えていた。彼はなぜ海に落ちたのか…?母・律子の罪の真相を知っているが故に、家族として濱田さん演じるヒロタカを支える姉の磯貝亜矢役を内山さんが、過去の罪を背負いひっそりと謙虚に島で生きる母・磯貝律子役を麻生祐未が、想い溢れる渾身の演技で臨む本作。内山さんは「とても贅沢な時間」とふり返り、「深く閉ざしているヒロタカの心を姉でしか出来ないやり方でぶつかっていくラストシーンは、言葉ひとつひとつ大事に演じさせて頂きました。そしてこの因島を感じさせるラストシーンを撮りながら海に夕陽が落ちていく瞬間は、主人公ヒロタカの生きようとしている力強さと一体になり、是非皆さんに見て欲しいシーンです」とアピールもしていた。今回映像化される中でも「海の星」は日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞するなど、高い評価を得ており、待望の初映像化。原作者・湊氏ならではの細やかな心情描写とその完成されたストーリーに必見。また今回発表されていないが、あっと驚く素敵なゲストも登場するとのこと。ぜひこちらの続報にも注目してみて。ドラマスペシャル「望郷」は2016年、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月06日