演歌歌手の望月琉叶が、9日発売の雑誌『週刊プレイボーイ』(集英社)11月23日号のグラビアに初登場する。望月は、7月22日にリリースしたソロデビューシングル「失恋慕情」がオリコン週間演歌ランキング初登場1位(8/3付)を記録した、演歌・歌謡曲界の注目株。今回は9月17日に神奈川県佐島にて撮影された水着のグラビアを5ページにわたって掲載。篠田麻里子やアイドリング、私立恵比寿中学など数々のアイドルを撮影してきたカメラマンLUCKMAN氏が担当し、「花鳥風月」をテーマに和をイメージした水着5ポーズを撮影した。望月は「特に和柄の着物と一緒に撮影できたことがとても印象に残っています」と振り返り、「プールに入って撮影したり、野外で撮影したりなど初めての経験をたくさんさせて頂きました。冷たい水に入ったりと大変なこともありましたが、どれもとても楽しかったです。またグラビア撮影が出来たらいいな」と今後のグラビア仕事にも意欲を見せる。さらに「ここまでこれたのは、応援してくださっているファンの皆様及びいつも支えてくださっているスタッフの方々のおかげです。とても感謝しています」とファンやスタッフへ感謝のメッセージも述べた。
2020年11月09日緊急事態宣言は解除されたものの新型コロナウイルスの影響は未だに続き、イベントやコンサートは再開できず、ライブエンタテインメント業界には試練の時が続く。そんな中、歌手の加藤登紀子が6月28日の渋谷オーチャードホールでの公演再開を発表した。自身も3月末からの約2か月間で30ちかくの公演が中止・延期になり、強い想いがあっての決断だ。【チケット情報はこちら】「本当に心配し、迷いました。1度は無理、とも考えていましたが、可能な条件が見えた限りは、開催するべきだ、と奮起した次第です」開催にあたっては東京都のロードマップに従い、条件の「50%以内の収容率」と「上限1000人」を遵守しての開催となる予定だ。本来のオーチャードホールのキャパシティーは約2,000人のため、ちょうど半分程度の稼働となる。加えて、客席は前後左右を1席ずつ空けた市松模様型の着席となるほか、入場の時の検温や消毒の対策など、感染拡大の対策に万全を期す。客席を減らしたことによる収益減に対しては、同日公演の有料オンライン配信やスポンサーの呼びかけなど、今後のコンサート継続のためにも、方法を模索しているという。「YouTubeでアップした日から、たくさんの感想が寄せられ、反響の大きさに驚いています。コロナ感染と言うトンネルを超えた時、この困難を乗り越えようと力を合わせた強い絆が、コロナ後を生き抜くための大きな宝物になって行くと思います」歌手生活55周年、長年音楽業界に携わってきた「おときさん」ゆえの決断は、ほかのアーティストたちを導く道しるべとなるだろう。取材・文:三田寺総司
2020年06月10日恋愛をしたい時や実際に恋をしているとき、恋愛の歌を聴くと共感して気分が上がることって多いですよね!恋愛気分を高めて幸せを補充してくれる、おすすめ恋愛ソングを8曲ご紹介します。CHU-LIP/大塚愛アップテンポなリズムにハッピーな歌詞が印象的な「CHU-LIP」。恋愛気分を上げるという意味ではぴったりな一曲。キッチュでかわいくて、少し気持ちが落ち込んでいるときでも元気になれちゃいます。恋する女子なら「彼と暮らすと癖が似てくる」「恋してればあなたのすべてAll right !」といった歌詞に共感すること間違いなしですよね。ラブリーベイベー/JUDY AND MARYJUDY AND MARYは「そばかす」で有名ですが、この「ラブリーベイベー」も隠れた名曲として知られています。ボーカルYUKIのかわいい歌声とロックバンドの派手なリズムで気分が盛り上がりますよね。「見つめられたならキュッとキュッとなるラブリーベイベー」「このまま抱き合って雲突きぬけて世界の果てへ」とラブラブで幸せいっぱいの恋愛模様が描かれている歌詞にも注目です。アイツを振り向かせる方法/aiko恋愛シンガーの金字塔aikoの隠れた名曲がこちら。タイトルの通り「一度振られてしまったけどもう一度アイツを振り向かせるぞ!」というアップテンポなナンバーです。「本当は素直になりたいだけどなれないなれない好きだから。」と、恋する乙女の心境を表現してくれる歌詞には、振られてリベンジしたい女子はもちろん、片思い中の女子もあるある!と思えるのではないでしょうか。あなたの好きなところ/西野カナこちらは西野カナの曲の中でもとびきりの幸せソングです。その名の通り「あなたの好きなところ」をたくさん詰め込んで、「どんなあなたも好きだよ」「ありのままに愛せるように隣にいたい」と歌うこの曲は、付き合ってしばらくたった長続きカップルにはとくにオススメです。ふたりごと/RADWIMPS優しい歌声に惚れ惚れしてしまう男性ロックバンド・RADWIMPS。「ふたりごと」はその中でも、恋する2人の幸せを歌った曲です。「俺とお前50になっても同じベッドで寝るの」「君と僕とが出会えた奇跡を信じてみたいんだ」こんな甘い歌詞の恋愛ソングを恋人と一緒に聴いたら、もっとラブラブになれちゃうかも!?ガラナ/スキマスイッチ「恋の気分を上げたい!」「勇気が欲しい!」そんな人におすすめの一曲が「ガラナ」です。「カッコなんて気にしなくていいやこの想いをとめるな」「優柔不断じゃ勝利なんかもう得られんぞ」と片思いの人の背中を押すような、恋愛の応援歌といっても過言ではない歌詞が気分を盛り上げてくれますよ。告白の前に聴いて元気を出すのもよいでしょう。Love Someone/Lukas Grahamデンマークのポップバンド・Lukas Grahamのハッピーな恋愛ソングはときめきたい二人にぴったりです。実際にLukasがパートナー兼恋人に宛てたというこの曲は彼自身の「今まで感じたことのないような愛」を歌ったと話しています。恋人に対する愛の気持ちを熱く歌った歌詞に、彼を大切にしようという気持ちが新たになること間違いなしです。Delicate/Taylor Swift「Delicate」は世界の歌姫・Taylor Swiftの曲でもひときわ片思い気分が上がる曲です。「私を好きになって」となかなか振り向かないカレへの気持ちを詰めこんだ一曲に、片思いをしている人は共感が止まらないのではないでしょうか。
2020年04月13日津軽三味線に新しい風を起こし、独自の道を切り開いてきた吉田兄弟が、2019年にデビュー20周年を迎えた。これまでの思いや新作、2020年2月に開催する『吉田兄弟 20周年記念~スペシャルコンサート』について、ふたりが語った。「吉田兄弟」チケット情報1999年にデビューして以来、その驚異的なテクニックや、口ずさめるようなフレーズ、多彩なアーティストとのコラボレーションなどで多くのファンを獲得してきた。「2003年に全米デビューし、いろんな国でプロモーションしてつくづく感じたのは、津軽三味線だけでは限界がある。日本のいろんなアーティストとセッションやコラボをして、その力や可能性を見せていかないと。それを実行し、やっとここまで来たという思いです」と弟の吉田健一。兄の良一郎も「20年前だったら、津軽三味線とJ-POP・ROCKが一緒に演奏するなんて考えられなかった。でも、この20年で変わり、和と洋楽器が垣根を超えてコラボできるように。世界中にこんな音楽はないですよね。“どう、すごいでしょ津軽三味線!”というのを見せられたと思います」と力を込める。そのふたりの思いを結集させたニューアルバム『THE YOSHIDA BROTHERS』(2020年1月8日発売)は、2000年から現在まで、吉田兄弟がさまざまなアーティストとコラボした楽曲や新曲が入る。ヲタ芸のグループGinyuforcEと共演した『雷-IKAZUCHI-』は疾走感あふれ、「ヲタ芸が踊りやすいスピードで作り、速さは吉田兄弟史上マックス。あれ以上は速く弾けない(笑)」と健一。「まさかヲタ芸とコラボするとは(笑)。演奏中、後ろで彼らが踊っていてすごく面白かった」と良一郎もうなずく。一転して、オーケストラと共演した『ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲』は、自然の中を津軽三味線が旅するという曲。三味線のために協奏曲が書かれたのは世界初で、譜面に基づきながらもふたりの即興演奏が入る。三味線で蝉や風の音などを表し神秘的だ。「コンサートで演奏中、指揮者の大野和士さんも乗ってきて、どれが指揮の合図だか分からなくなって(笑)。途中でロストしましたが、無事に弾き終えた。かつてない大挑戦になりました」と声を揃える。ほかには来年公開のアニメ『ジビエート』のオープニングテーマ曲など、聴き応えのある作品に仕上がった。20周年を迎えるコンサートはギターや尺八、太鼓などを交えた約10人編成。「僕らの集大成でありますが、未来を感じさせるものにしたい。20周年でもここからもう一度始まる、1年生の気持ち」と健一。「津軽三味線はお年寄りだけがやる楽器ではなく、20年かかって若者や海外の人が演奏するカッコいい楽器になった。もう一歩、僕らで進めたいです」と良一郎。新1年生が奏でる音にじっくりと耳を澄ませたい。公演は2月1日(土)・2日(日)、NHK大阪ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年12月17日チェロ・古川展生、ピアノ・妹尾武、尺八・藤原道山のスペシャルユニットKOBUDO-古武道-が、12月24日(火)、新歌舞伎座で古武道忘年会『師走の協奏曲(コンチェルト)』Vol.11~なにわ友あれクリスマス~を開催する。妹尾に新アルバムやコンサートについて話を聞いた。古武道忘年会「師走の協奏曲(コンチェルト)」Vol.11 チケット情報2017年に結成10周年を迎えた古武道。今年10月に通算8枚目となるアルバム『HORIZON』を発表した。今回、楽曲の多くを妹尾が手掛けている。「僕たちはそれぞれソリストとして活動していて、ある程度経験を積んでから出会った。“俺が俺が”と自己主張するのではなく、お互いをソリストとして生かせる曲作りを意識しています」と語る。寿司屋に飾ってあった鳥獣戯画から着想がわいた『踊る鳥獣戯画』は、動物や寿司が今にも踊り出しそうな軽快な曲。「僕の持つ和のイメージを投影したかったのと、古武道にはダンサブルな曲が少ないので、それにチャレンジしたいと思って作りました」。また、妹尾が敬愛するラフマニノフの交響曲第2番第3楽章を元にしたカバー曲『Love’s Journey』は、ジャズが心地よく響く。「僕がビル・エヴァンスなどのジャズが好きで、古武道にジャズを染み込ませたいという思いがある。また、古川はクラシックひと筋で、道山は武満徹などの現代音楽を小学生から聴いていた変わり者。たぶん、彼のような小学生はめったにいないでしょう」と笑う。ピアノとチェロの壮麗な音に包まれ、藤原の尺八はフルートやビブラフォンのようにも聞こえ、変幻自在だ。「道山は陰で血のにじむような努力をしていると思う。もちろん、僕らもそうですが。道山はいい意味で負けん気が強くて、お茶でも点てそうな姿勢の良さと立ち振る舞いから、僕は“女優”と呼んでいるんです(笑)。僕と古川はそこまで負けん気は強くなく、だらしないところを見せる時もある。でも、道山は隙がないので、その隙を演奏中やオフでつくのが楽しみなんです(笑)」という言葉から、3人の仲の良さがうかがえる。ラストの『夜明けのラプソディー』は、「未来に向かい、お客さんと盛り上がる曲を作りたかった。ゴスペルやクラシックも混じり、古武道のミックスジュース的楽曲ですね」と自信を見せる。珠玉の15曲が揃った。「一番うれしいのは、“演奏が上手ね”という感想ではなく、曲を聴いていると掃除がはかどる、ドライブが楽しい、元気が出た、お通じが良くなった(笑)などと言われること。音楽が生活の中に溶け込めることが作家冥利に尽きるんです」。新歌舞伎座での年末ライブは7回目となり恒例だが、クリスマスイブの夜は初めて。ゲストにミュージカルを中心に活躍する俳優・岡幸二郎を迎える。「クリスマスソングや新作を多めに披露し、岡さんがミュージカルの曲も歌います。音の贈り物で、みなさんが温かくなれる素敵な夜にしますので、ぜひ、来てください!」公演は12月24日(火)大阪・新歌舞伎座にて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年12月04日和太鼓ソリストとして世界的に活躍、長年にわたって日本の太鼓シーンを牽引してきた林英哲。お正月恒例の『新春コンサートスペシャル』も今回で8回目を数える。が、来年の公演は、特別な想いを持って開催を待っているファンが多いはず。それは、林とジャズピアニスト・山下洋輔とのコラボレーション企画だ。2018年に企画されたが、林が負傷で演奏を断念、山下と太鼓ユニット“英哲風雲の会”との共演となった。そして2019年は、山下が負傷で出演できず、来年こそ、三度目の正直! 大阪で16年ぶりとなる林と山下の『ボレロ』、その繊細かつ迫力あるライブ演奏に期待したい。「3年ぶりのリベンジ。いよいよご一緒に」と、自身も共演を楽しみにしている林が来阪、今回の舞台の内容や意気込みを語った。林英哲(和太鼓)チケット情報公演は2部構成。第1部で山下洋輔をゲストに迎える。ラヴェルの『ボレロ』をはじめ、それぞれの新曲をデュオで演奏する予定だ。まずは林が、美術家の人生と作品を太鼓表現で描くパフォーマンスから。今回は、現代美術作家のジョセフ・コーネルをテーマにした『コーネルの箱』。「コーネルの世界は非常に詩的で、箱の中に宇宙を閉じ込めているようなところがあります。なので、舞台を一つの箱と見立てて太鼓を設置したり、小道具を使ったり。おそらく皆さんは“こんなことやるの?”と思われるかも」。これにも山下がピアノで絡む。「山下さんは一番長い付き合いの演奏家です」と林。「大船に乗ったような気持ちにさせてくれる方で、こちらがどんな形で出ても受けてくださる。楽しいですよ。即興演奏の展開の中で、おもしろがってくださっている感じがあって、すごくうれしいですね」。和太鼓とジャズピアノ、各界の巨人によるデュオは異種格闘技的なおもしろさ。中でも『ボレロ』は秀逸だ。彼らの演奏が劇場の空気を震わせ、観客へと響かせる高揚感を体感してほしい。第2部は“英哲風雲の会”を率いての太鼓アンサンブル2作品を披露。5月に東京で初演した新曲『天の跫音(あしおと)』が関西に初登場。そして『七星』。昨年は林の休演で“風雲の会”だけの演奏だった。今回は林を含む7人バージョンで贈る。「みなさんに大変好評をいただいている曲で、大太鼓がこれだけ並んで、とどろかせる曲は他に類例がないものです。正月公演、今年も頑張るぞという感じでやりたいと思います」。今年リリースしたアルバムには、高橋洋子の依頼で手掛けたエヴァンゲリオンのテーマ曲“残酷な天使のテーゼ”の太鼓演奏バージョンも収録。挑戦を続ける林が贈る、新春の幕開けにふさわしいコンサートを。公演は1月3日(金)、森ノ宮ピロティホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2019年12月04日出演者がチームでクイズやゲームに挑戦するバラエティ「ネプリーグ」。1月21日(月)今夜の放送は氷川きよしをはじめとする紅白出場演歌歌手チームと丸山桂里奈、長嶋一茂らトップアスリートによる豪華異色対決をお届けする。2000年2月「箱根八里の半次郎」で演歌歌手デビュー、「きよしのズンドコ節」などのヒット曲のほかアニソンなどでも活躍。19年連続紅白出場を誇る氷川さんを筆頭に、1995年「おしろい花」でデビュー、「鳥取砂丘」のヒットでも知られ紅白は16年連続出場している水森かおり。1981年「函館本線」でデビュー、鳥羽一郎の実弟としても知られ紅白にも多数出場している大御所演歌歌手の山川豊。2018年1月「下町純情」でデビューした大阪府出身の現役大学生演歌歌手で、日本レコード大賞最優秀新人賞も受賞、現在大注目の辰巳ゆうと。この4人に加え東進ハイスクール現代文講師にしてタレントとしても活躍する林修が演歌チームとして参戦。対するアスリートチームは読売ジャイアンツ終身名誉監督・長嶋茂雄を父に持ち、立教大学を経てドラフト1位でヤクルトに入団。最近ではバラエティや情報番組でのコメント力が話題を呼んでいる長嶋一茂。「なでしこジャパン」として女子W杯初優勝、国民栄誉賞にも輝き、現在ではバラエティでの“NGなしキャラ”が人気の丸山桂里奈。日本代表ゴールキーパーとして活躍後、現在は指導者として活動中の本並健治。そこに原田泰造と堀内健が加わる。独自のキャラが人気で現在バラエティ番組に引っ張りだことなっている丸山さんは、今回も独特の感性で珍回答を連発。本並さんは「(現役の時との)ギャップがありすぎて戸惑ってます」と驚愕の表情を浮かべる。対する演歌演歌チームも山川さんが衝撃解答。“W杯優勝アスリート”対“演歌界の大御所”の珍回答対決も見どころ。番組初登場となる現役大学生演歌歌手・辰巳さんの常識力にも注目。紅白出場演歌歌手チームとトップアスリートチーム、果たしてトロッコに乗ることができたのはどちらか。またその結果は!?「ネプリーグ」は1月21日(月)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年01月21日早いもので、今年がデビュー18年目。“演歌界の貴公子”として多くのファンに愛される山内惠介が、10月に福岡、愛知、北海道、大阪、東京の5大都市でツアー(以上、日程順)を開催する。10月25日(木)のファイナル公演の会場は、東京国際フォーラム・ホールA。約5000席の同会場で彼が公演を行うのは、昨年に続いて2度目になる。【チケット情報はこちら】「スケールの大きな歌声を届けられるからこそ、ファンひとりひとりのために歌いたい。2階席の最後方でもはっきりわかる色やデザインの衣装を選んだり、MCを少しゆっくり目にしゃべったりなど、工夫を色々と考えています」今回は、通常6人のバックバンドを倍にした12人のゴージャスな編成。第1部の演目には、松任谷由実、宇多田ヒカル、DREAMS COME TRUE、尾崎豊など、多彩な歌手のカバーが並ぶ。「好きな音楽のジャンルが多いほど人生は豊かになるという持論から、様々な時代を彩った名曲を選びました。それらのイメージを大切にしたいので、歌い方はオリジナルになるべく忠実にするつもりです」各々の選曲理由を尋ねると、次のような答えが。「僕はジブリ映画の大ファンで、『ひこうき雲』が主題歌になった『風立ちぬ』のサウンドトラックを、楽屋の支度中にいつも流しているんです。また、2017年に松任谷さんのラジオ番組に初出演した時にもかけていただいた“特別な1曲”ということもあり、今回選びました。宇多田さんはおそれ多いですが僕と同い年なので、ジャンルは違えど一緒に“今”を頑張ろうという想いで選曲。吉田さんの曲を歌うのは今回が初ですが、演歌のコブシが楽譜にならないのと同じような独特の歌い回しが多く、その難しさと吉田さんの凄さが改めてよくわかりました。そして尾崎さん。僕には9歳上の兄がいて、その影響で尾崎さんの曲をよくカラオケで歌うんです。聴いた方々が、尾崎さんとは違うけれどいいねとおっしゃるので、お楽しみに(笑)」そして第2部は、ほぼすべて山内のオリジナル。折しも10月10日(水)に、2001年のデビュー曲『霧情』から、2018年の最新ヒット曲『さらせ冬の嵐』までの全シングルを収めた『The BEST 18 Singles(ザ・ベストオハコシングルス)』がリリースされ、その収録曲が数多く歌われるというから嬉しい。「全シングルを改めて聴き直してみると、録音を重ねる度に楽曲のクオリティが着実に高まっていることに喜びを感じます。特に転機だったのが30歳になった時。自分はもう若くないのだから、ここから心機一転、性根を入れ直して頑張ろうと思えたことで、逆に若返ることができました。それから5年を経た自分の“今”をひとりでも多くの方にお届けできれば幸いです。あと、“ある1曲”で、東京国際フォーラムの大空間ならではの特別な演出を考えていますので、こちらもご期待ください!」取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年10月05日人気演歌歌手・水谷千重子の明治座初座長公演が決定。明治座『水谷千重子50周年記念公演』と銘打ち、来年2月に上演される。8月23日、会場となる東京・明治座で製作発表が行われ、水谷のほか、ゲストのこまどり姉妹らが登壇した。お笑い芸人・友近の友人で、芸能生活50周年を迎えるベテラン演歌歌手の水谷千重子。その記念すべき年に、初の明治座公演が実現したことに対し、水谷は「本当に嬉しいことでございます」と切り出す。「やはり50周年ということで、何か大きなことがしたい、皆さんの記憶に残ることがしたいと考えておりました。海外に目を向けるのもよかったんですけれども、やっぱり日本のいいところを見直さないといけないんじゃないかと。そこでやっぱり舞台は日本で、それも最終目標ともいえる明治座さんに立たせていただけるということで、明治座さんの勇気に(笑)……、本当に感謝です」公演は“芝居”と“歌謡ショー”の二本立てとなっており、この日は芝居のタイトルが初披露された。その名も『とんち尼将軍一休ねえさん』。「ちょっと長くて、いろんなものがついているタイトルではございますけれども……(笑)。昼の顔は尼さんなんですが、夜の顔は花魁、といった感じで、私自身、五社英雄監督がすごく好きなんですね。なのでこのお芝居でも女性の情念みたいなものを描きつつ、でも痛快で、笑えて、人情もあるといった楽しいお芝居にしたいと思っております」豪華なゲストも多数参加。歌謡ショーに登場するこまどり姉妹からは、「本当に楽しみです」と期待の声が聞かれるも、その後「お腹が空いてきちゃって……」と意外な告白が。すると水谷の提案でラーメンの出前が取られることに。ふたりがその場で食べ始めたことも驚きだが、さらにはその食べ方。熱いものが苦手というふたりは、アツアツのラーメンになんと氷と水を投入。「これやらせじゃないんですよ(笑)」との水谷の言葉通り、美味しそうにラーメンを食べるふたりの姿に、会場は衝撃と笑いに包まれた。会見の最後には、水谷のコンサートでは恒例の“豆腐開き”を実施。「明治座『水谷千重子50周年記念公演』が成功いたしますように。そしてたくさんの皆さんに喜んでいただけますように」との水谷の口上のあと、「よいしょ、よいしょ、よいしょー!」の掛け声とともに登壇者全員が手にした焼き豆腐を真っぷたつに。水谷らしい儀式で公演の成功を祈願した。公演は2019年2月22日(金)から3月4日(月)まで。取材・文:野上瑠美子
2018年08月24日5月21日(月)に東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)で行われる『ENKA LIVE vol.1』。純烈、丘みどりほか多数の今を輝く演歌界の新星が登場するこのイベント、普通の演歌ライヴとは一味違う。演歌をライヴハウスの音響で全身で楽しむことができる上に、出演者によるスペシャルなコントまで行われるという。このスペシャルなイベントの開催を目前にして、純烈のメンバー・酒井一圭と白川裕二郎は若干、緊張気味のようだ。「今まで自分たちがやってきたライヴやディナーショーとは少し違うので、アガっちゃうんじゃないかと少し心配しています(笑)。舞台は“カット”が効かないので、どうなるか(笑)」(酒井)。「確かに、怖いよね(笑)。セリフを忘れたりしたら、どうしようとか。楽しんでやらせていただけたらと思っています!」(白川)。今回、コントを披露するのは純烈と丘みどりの2組。これまで数々のイベントで共演してきた丘と純烈は、盟友のようなもの。友井雄亮、後上翔太、小田井涼平に丘との共演にかける意気込みを聞いてみた。「本当にきれいで上品な女性ですよね。でも、実は関西のご出身じゃないですか?僕も大阪出身なので、関西の女性らしく気丈に見えて脆かったりするところもあるんじゃないかな……と。今回の舞台ではそんなところも見れたらいいですよね」(友井)「我々も目標としている紅白に出場されている先輩なんで、ちょっと見えない壁を感じています(笑)。紅白歌手が間近で観られるイベントですから、ぜひ!」(後上)「みどりさん、綺麗ですよね……五月みどりさん……」(小田井)。するとほかのメンバーから「違うよ!そっちのみどりさんじゃないよ(笑)」とツッコミが入るなど、すでに本番さながらの息のあった掛け合いを見せてくれた純烈。「ライヴは本当に色々やらせていただいてますけど、『ENKA LIVE vol.1』ではどんな風に僕らの魅力をお伝えできるのか……すごく僕らも楽しみにしています!」(友井)と、意気込む彼らの歌とコントをぜひ、5月21日(月)豊洲PITで目撃して欲しい。また、このイベントは公開収録ともなっており、後日『ENKA LIVE vol.1』として、6月24(日)12時から15時まで、CSテレ朝チャンネル2にて放送される。文:小田部 仁■「ENKA LIVE vol.1」日時:5月21日(月)【1】開場12:00/開演12:30【2】開場15:30/開演16:00会場:チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)料金:5,800円(税込)全席指定出演:丘みどり / 純烈 / 川上大輔 / 朝倉さや / 三丘翔太 / 鶴丸和大 / 加納吾郎 / ブルークラウド(演奏) / おはら祭り(踊り)
2018年05月15日丘みどり、純烈…演歌界の期待の星が多数出演するライヴイベント『ENKA LIVE vol.1』が5月21日(月)に東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)で行われる。このイベント、普通の演歌のコンサートとはひと味違う。ライヴハウスというスペシャルなシチュエーションももちろんだが、出演者の丘みどりと純烈によるコントも行われるのだ。【チケット情報はこちら】普段やっているコンサートとは少し趣向の異なるこのイベントだが、だからこそ、丘は開催前から意気込んでいるようだ。「普段やっている演歌のコンサートやイベントでは見られないような私たちの一面だったりを観ていただきたいと。沢山新しい発見をしていただけるようなライヴにしたいと思っております」普段から、歌謡コーラスグループ・純烈と共演することも多いという丘。純烈からは、彼らも目標としている紅白歌合戦に先に出ているという理由で冗談めかしてライバル視されているが、丘も負けてはいない。「純烈さんとはこの2~3年ぐらいで、沢山お仕事をさせていただいたんですけども、みなさん仲が良くて面白い。お笑いもできる方達なんだなぁというイメージがあるので、私も皆さんに負けないように笑いを取りにいきたいと思っています!」丘の2018年の目標は実は「コント」だったという。志村けんらとTV番組で共演するなど着実にその目標を達成してきた彼女。今回は「ライヴ」ということで余計に気合が入っているそう。「2018年に入って私がまず初めに強く思ったのが、もちろん歌は頑張りつつ、今年はコントがしたい、ということだったので。そのときには、まさかライヴでできるとは思ってなかったんです。だから、また、夢がひとつ叶うな……と、私自身とてもワクワクしておりますので、最高の笑いがお届けできるように頑張りたいと思います!」丘の新たな試みが見られるこのイベント。きっと普段は観ることのできない、演歌の新たな魅力が見つかるはずだ。「今までに観たことのないような演歌ライヴができるんではないかと思っています。笑いあり、涙あり、本格的な歌があり、と盛りだくさんでお届けしたいなと思っております!」文:小田部 仁■「ENKA LIVE vol.1」日時:5月21日【1】開場12:00/開演12:30【2】開場15:30/開演16:00会場:チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)料金:5,800円(税込)全席指定出演:丘みどり / 純烈 / 川上大輔 / 朝倉さや / 三丘翔太 / 鶴丸和大 / 加納吾郎 / ブルークラウド(演奏) / おはら祭り(踊り)
2018年05月11日2017年度の芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞した石川さゆり。1973年3月25日に『かくれんぼ』でデビュー、1977年には今なお歌い継がれる『津軽海峡・冬景色』が大ヒット。以降も数々のヒット曲に恵まれ、紅組のトリを務めた2017年のNHK『紅白歌合戦』では女性歌手としては初の出場回数40回を記録するなど、今や国民的歌手として多くの人に愛される存在となった。ここ数年は矢野顕子や大江千里、コブクロなどジャンルを超えたアーティストとのコラボレーション『X-Cross-』シリーズを手掛け、歌手・石川さゆりのさらなる可能性と魅力を追求している。「石川さゆり」チケット情報大阪では新しくなったフェスティバルホールで毎年、コンサートを開催。石川さゆりの音楽を多角度的にじっくりと魅せる演出や、和太鼓や邦楽を取り入れるなど、フェスティバルホールならではのステージを展開している。「フェスティバルホールは本当に、気持ちのいいホールで、私の大好きなアバンギャルド系の大阪のお客様がおしゃれをしてホールに集ってくださって、それがとてもいい塩梅なんです。音もすごくよくて。大阪の方のエネルギーと音の良さが歌い手をその気にさせて歌わせてくださるのがフェスティバルホールかなと思います」。関西、特に大阪のファンの特徴を尋ねると「大阪の皆さんは“来た分は持って帰らんとな。絶対に楽しいんやろうな!?”という気持ちで来てくださいます。それがたまらなく好きです。お客様が“儲かったで!”とおっしゃると、今見てくださったステージはちゃんと楽しんでいただけたんだなと安心しますね」デビュー45周年のメモリアルイヤーだった2017年はいつに増して精力的に活動した。「やりすぎたかも」と笑いながらも、歌を聴いてもらえる幸せをかみしめた。「皆様に歌をお届けして、楽しんでいただいて、石川さゆりを皆様に聴いていただける。エンタテインメントのステージを皆様に楽しんでいただけることは幸せなことだと思います」。『X-Cross-』シリーズの効果もあって、コンサート会場では若いファンも見かけるように。これからの展望を尋ねると「奇をてらうことなく、今、自分が何をやりたいのかということに向き合い、歌を作っていきたい」と石川。とはいえ、持ち前の探求心はその歩みを止めることを知らない。スタンダードでありながら、最も新しい石川をフェスティバルホールで堪能してほしい。公演は、6月10日(日)大阪・フェスティバルホールにて。チケットは発売中。取材・文:岩本和子
2018年03月26日紅白出場を夢見る演歌歌手・五木みさおの奮闘を描くドラマ『男の操』。主演の浜野謙太さんはもともとバンドでボーカルを務めていますが、歌唱指導では衝撃を受けたそう。「正直、最初、ナメてかかってました。バンドをやってるし、演歌も歌えるんじゃないかって。でも、先生から『あなたの歌い方は最も演歌から遠い』と指摘が。たしかに、僕らの音楽はシャウト系で、歌詞の聞きとりやすさに重きを置いていないところがあって。それが今回、先生の教え通り、日本語をわかりやすく発音して音として響かせて、伝えようと感情を込めて歌うと、気持ちいいんですよ」演歌の素晴らしさに開眼し、動画で演歌サーフィンも。「もう、号泣です。美空ひばりさんの『柔』や三山ひろしさんの『四万十川』だとか、毅然として言葉を紡ぐ姿が美しくて。このドラマで演歌の世界を知れたことは、音楽のキャリアの転換点になりそうです」みさおの亡き妻役の倉科カナさんをはじめ、キャストは「美女揃い」。「主演冥利につきますよね。一生こんな感じで仕事できないかなあ(笑)。僕、最近、共演者さんとよく飲みに行くようになって。この前は舞台の座長だった関ジャニ∞の横山裕くんと毎晩のように飲み歩いて楽しかったなぁ。あ、そろそろ僕も脱ぎましょうか。今日はいい?わかりました(笑)。今回は主演として僕が思い切ってごはん会を企画したら、川栄ちゃんからもたいまさこさんまで、このドラマのメインキャストみんな来てくれたんですよ」みさおは、地道に営業しているけれど、鳴かず飛ばず…。売れないツラさに共感するところは?「あります。フェスとかで、お客さんがいつもより多く溢れてた時に、つい『俺らフェス映えするのかな』って思っちゃうんですよ。でも、いくら演っても響かない。で、次のバンドが出てきた瞬間、ドーン!みたいな。朝ドラに出た今も、そういう渋い気持ちになる局面まだあるんで、もっと売れてぇっス(笑)」はまの・けんたSAKEROCKを経て、在日ファンクでボーカルを担当。映画『婚前特急』で本格的に俳優活動をスタート。昨年は連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演。映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』が公開待機中。妻を亡くした演歌歌手のみさおが、妻との紅白歌合戦出場の約束を果たそうと奮闘する。原作は業田良家(小学館ビッグコミックスピリッツ)主題歌の作曲はつんく♂。毎週日曜22:00~、NHK BSプレミアムにて放送中。※『anan』2017年11月22日号より。写真・菅原景子インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2017年11月20日昨年ブロードウェイ・デビュー公演も成功させた 和太鼓エンターテイメント集団「DRUM TAO」(以下、TAO)。その新作となる『ドラムロック 疾風』が、7月に東京・Zeppブルーシアター六本木で上演される。DRUM TAO チケット情報所謂これまでの和太鼓の世界観とは一線を画すパフォーマンスが幅広い層からの支持を集め、片岡愛之助や市川染五郎、EXILEメンバー、湘南乃風、高橋大輔など、さまざまなコラボレーションも注目を浴びるTAO。日本はもちろん世界23か国・500都市で上演され、世界観客動員700万人を突破している。そんなTAOの新作『ドラムロック 疾風』について、TAO代表で演出を手掛ける藤高郁夫、メンバーの西 亜里沙(座長)、岸野央明、江良拓哉に話を聞いた。「ストーリーが一気に流れていく疾走感を作品の中で表現していくために『疾風』と名付けました」(藤高)という本作。“ドラムロック”という言葉に気を惹かれるが、藤高は「例えば“サーカス”と聞いてゾウやトラをイメージしていた人がシルク・ドゥ・ソレイユに出合ったような…『これが和太鼓か!』と驚いてしまうような作品を作ろう、とメンバーで話し合いました。そのためには未来的なものを作りたい」と今作のコンセプトを語る。音楽的にもロックの要素が取り入れられるといい「(勉強に)レッド・ツェッペリンを聴いてみたりもしました」(藤高)。また、演出面でも「今までは集団でみせるものや聴かせるものが多かったのですが、今回はソロが多く取り入れられ、メンバーそれぞれの見どころが出てきそうです」(江良)と、これまでにない作品になる。和太鼓×ロックというTAOらしい新たな挑戦。岸野は「正直“和太鼓をやってる”っていう感覚でもなくて、“誰にでも楽しんでもらう”というのをベースに、新しいものを作っている感覚です。失敗することもあるんですけど、そこからステップアップしての今なので、さらに上にいくために今回も恐れずに挑戦していきたい」。西も「私は元々、和太鼓をやっていたので、TAOのやろうとすることは『ちょっと難しいんじゃないか』という先入観があったんですね。でも実際にやると、新しい動きが生まれた。なんでも受け入れるようになりました」。また、TAOといえば、毎回コシノジュンコが手掛ける衣裳も見どころのひとつ。「今作の衣装についてコシノ先生に伝えたのは、完全に新しい舞台を作るために(これまでのTAOを)一回壊してしまいたい。そして今の2倍も3倍も勢いのある舞台をつくっていきたい、ということです」と藤高。パフォーマンスから衣裳までTAOの新たな一歩になりそうな本作をぜひ注目したい。公演は7月19日(水)から30日(日)まで、東京・Zepp ブルーシアター六本木にて。取材・文:中川實穗
2017年04月24日向井理主演で贈る新ドラマ「神の舌を持つ男」。この度、ドラマの主題歌に“演歌の女王”坂本冬美の「女は抱かれて鮎になる」が起用されることが決定した。舌に乗せたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力“絶対舌感”を持つ男・朝永蘭丸(向井理)は、ひょんなことから知り合った流浪の古物骨董屋・甕棺墓光(木村文乃)、正体不明の宮沢寛治(佐藤二朗)と共に1台のボロ車に乗って謎の温泉芸者“ミヤビ”を探し、旅に出る。3人が辿り着いたのは、栃木県奥日光にある秘湯「湯西川温泉」。平家の落人伝説が伝わる風情溢れる温泉地だ。一同が宿に到着すると、ミヤビが男と立ち去っていくところに遭遇。慌てて後を追おうとするが、ガス欠のボロ車はうんともすんとも言わず立ち往生してしまう。落胆する蘭丸をよそに、寛治は宿の女将・美鈴(片平なぎさ)に、「三助として“垢すり”“湯かけ”“肩もみ”をするから1泊させてくれないか?」と無茶な申し入れをする。蘭丸は“伝説の三助”といわれる「大津のヘースケ」・朝永平助(火野正平)の孫で、弟子だったのだ。そこへ、近くの川で死体が発見されたと温泉組合長の石原(大河内浩)が駆け込んできて…。ドラマは、全国の秘湯と呼ばれる温泉地を舞台に、ひょんなことから知り合った3人の男女が、1台のボロ車に乗って温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリー。監督の堤幸彦が構想に20年を費やしたという作品で、思わずくすりと笑ってしまうギャグが満載。キャストには、主人公朝永蘭丸役の向井さんや甕棺墓光役の木村文乃、宮沢寛治役の佐藤二朗をメインキャストに、片平なぎさ、火野正平、宅麻伸らが脇を固めている。そんな堤ワールド炸裂のドラマ主題歌を、坂本さんが担当することがこのほど決定。さらに、主題歌だけでなく、坂本さんのドラマ出演も決定! すでにその撮影が千葉県大多喜町で行われたようだ。金曜ドラマ枠で演歌が主題歌となるのは非常に珍しく、資料が残っている1990年以降では初。今回は堤監督の「ど真ん中の演歌をやっていただきたい」という要望に応え、「女は抱かれて鮎になる」が完成した。今回のオファーに坂本さんは「まさかの堤監督から主題歌のご指名を頂いて夢のようです。ましてや主演は向井理さんですよ! 本当に光栄なことです。でもなぜ私だったのでしょう(笑)」と大喜び。そしてドラマ出演に関しては「思いきり楽しんでやりました。今年芸能生活30周年なのですが、1番のサプライズで、これ以上のものはもう暮れまで出てこないと思います」とコメントした。また楽曲を聴いた向井さんは「温泉を巡るドラマにふさわしい曲で、聞いていると各地の撮影場所を想い出すように情景が浮かんできます」と絶賛。「一言で表すことが難しいドラマですが、坂本さんの曲を聞くことで、ドラマの世界観がはっきりします。これまで撮影してきた映像とのコラボレーションが楽しみです」と放送を心待ちにしていると話した。「神の舌を持つ男」は7月8日(金)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年06月16日既存の和太鼓のイメージにとらわれないパフォーマンスで多くの観客を魅了してきたDRUM TAO。日本国内だけでなく海外でも公演を重ね、22か国400都市以上、通算700万人に迫る観客動員を集めるエンタテインメント集団だ。多彩なジャンルのメロディを取り入れたり、コシノジュンコが衣裳デザインを手がけたりと、常に新しい挑戦を続け、今年2月には念願のニューヨーク・オフブロードウェイ公演を成功させた彼らが次に手がけるのは、これまでのイメージを一新させるもの。TAO代表の藤高郁夫と、プレイヤーの西亜里沙、岸野央明の3人に、新作『舞響~Bukyo~ 踊る〇太鼓(おどるわだいこ)』への意気込みを聞いた。DRUM TAO チケット情報新作のテーマはずばり「ハチャメチャに楽しい!」だ。プロジェクションマッピングを利用した演出や、ハイテクな装置を駆使したパフォーマンスなど、これまでの和太鼓とはやはり一線を画した新しいアイデアが数多く盛り込まれるという。パフォーマーが特に力をいれるのが、タイトルにもなっている踊りだ。「これまでも、かっこいい動きや、たのしい振付は挑戦してきましたが、作品まるごとテーマにして踊るというのは初めて。和太鼓を打ちながら、どういう振付なら踊りになるのか。例えばエグザイルさんのダンスのかっこよさを和太鼓に取り入れることはできないかとか、試行錯誤しながら挑戦しているところです。作品は毎年作り変えていますが、かなりガラッと変わる年があるんですよ。今年の新作はたぶんそうなると思います」(岸野)、「私もこれまで打つときの動きは意識してきましたが、それは“きれいに見せる”という部分。今回はそれだけでなく、女性の優雅さの中に、リズミカルで楽しくって、わあ素敵!っていう華やかさがある打ち方に編み出したいですね。和太鼓をつかった新しいジャンルを作るという気持ちで作品作りをしています」(西)TAOが新しいことに挑戦し続けるのは、ブロードウェイをはじめ世界レベルで認められるパフォーマンスを目指すからこそ。「いま日本各地の祭りを盛り上げている若者たちともTAOは交流をもっていますが、彼らは本当にかっこいい。しかし、今年オフブロードウェイ公演を実施して改めて思いますが、もうひとつ足りないんですよね。TAOも含めて、もうひとつ上のレベルに行くことができると世界に負けない作品ができる。そう思うんです。それを信じてやる。今回はその出発点です。新作では和太鼓が新たに認知されるようなものをイメージしていますのでぜひ楽しみにしていてください」(藤高)公演は7月15日(金)~24日(日)に行われるZeppブルーシアター六本木での東京公演のほか、日本各地で上演。東京公演のチケットは4月4日(月)まで抽選先行を受付中。
2016年03月31日アップルは、同社提供の音楽サービス「Apple Music」において、J-Popやアニソンなど邦楽コンテンツを強化した。木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、JUJUの最新タイトルや松田聖子、TM NETWORKなどの人気のカタログ、中川翔子やClariS、大原櫻子のアニソンを楽しむことができる。世界中で1,500万人のリスナーがいることが先日公表されたApple Musicで、邦楽コンテンツが強化された。23日よりソニー・ミュージックやビクターエンタテインメントなどのレーベルが参加し、木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、JUJUの最新タイトルや松田聖子、TM NETWORKなどの人気のカタログ、中川翔子やClariS、大原櫻子のアニソンを楽しむことができるようになっている。リスナーの趣味に合った、お勧めのコンテンツを表示してくれる「For You」にも「はじめてのJUJU」などのプレイリストが追加されている。この調子で邦楽コンテンツが増えていくなら、海外のリスナー向けにJ-Popのプレイリストが強化されるだろうし、「Radio」で流れている「トゥデイズ J-Pop」のほかに、最新の音楽トレンドを配信するラジオ「Beats 1」でもニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンに次ぐ、第4の拠点として、東京が選ばれるかもしれない。Apple Musicは今年の7月1日より提供が始まった。登録してから最初の3カ月は無料で全てのサービスを利用できる。無料期間が終わった後の利用料は「個人メンバーシップ」で月額980円、「ファミリーメンバーシップ」は1,480円となっている。
2015年10月23日ジャズインストバンドPE’Zが9月25日(水)に『演歌のジャズ-Samurai hugs soul of Japan-』をリリースする事が決定した。前作『故郷のジャズ』から3か月と短いスパンでリリースされる同作品は、日本の心、演歌をダイナミックにアレンジ。モダンジャズにアレンジされた『与作』や、大胆なアレンジが施された『人生いろいろ』など、名曲がPE’Zならではのカバーで収録される。8月25日(日)には6年ぶりになる東京・日比谷野外大音楽堂でのライブ『納涼大音頭2013』を開催する彼ら。同公演では9月に発売されるアルバムの先行販売も行われる。気になる方はご確認を。■納涼大音頭2013日時:8月25日(日)開場16:00開演17:00出演:PE’Z[O.A] MONSTER大陸会場:日比谷野外大音楽堂(東京都)料金:前売り4,500円/当日券5,000円※全席指定※3歳以下は入場不可。4歳以上はチケット必要
2013年08月19日AKB48・チームA、選抜ユニットの渡り廊下走り隊7に所属する岩佐美咲が、念願の演歌歌手として来年2月1日(水)にソロデビューすることが明らかになった。「岩佐美咲」の公演情報AKB48からのソロデビューは前田敦子、板野友美に次いで3人目。発売は所属事務所・長良プロダクションの大先輩、水森かおりが所属する徳間ジャパンコミュニケーションズからとなる。もともと演歌歌手志向が強かった岩佐美咲は、これまでもAKBのイベントなどで『津軽海峡・冬景色』『瀬戸の花嫁』といった演歌・歌謡曲を数々披露してきた。本人の演歌を歌いたいという強い意思により、今年4月には山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよしら大物演歌歌手が所属する長良プロダクションへの移籍が実現。大先輩に囲まれた恵まれた環境でさらに演歌を猛勉強。「AKB48」「渡り廊下走り隊7」としての活動と併行しながら、満を持して、来年2月1日(水)に演歌歌手としてでソロデビューを飾ることとなった。なおソロデビュー発表にあわせ、毎年開催される長良グループの大イベント『新春演歌まつり』への出演も決定。グループ先輩歌手の山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよしらと同じ大舞台に立つ。公演は、2月9日(木)に日本ガイシホール、2月11日(土)に大阪城ホール、2月25日(土)に横浜アリーナで開催。チケットは発売中。■長良グループ・新春演歌まつり2月9日(木) 日本ガイシホール(愛知県)2月11日(土・祝) 大阪城ホール(大阪府)2月25日(土) 横浜アリーナ(神奈川県)※各日2回公演
2011年12月08日エミー賞受賞の海外ドラマ「プッシング・デイジー 恋するパイメーカー」のDVDレンタル開始を記念したイベントが2月9日(火)に開催された。“天才少女演歌歌手”として昨年の日本レコード大賞、日本有線大賞の新人賞を受賞したさくらまやが、“TSUTAYA バレンタイン隊長”に就任し、作品に因んで用意された特製パイに入刀した。死んだものに手を触れることで蘇生させることができるという特殊能力を持つパイ屋の青年・ネッドが、私立探偵に協力する形で難事件を解決していく、という本作。さくらさんは「死ぬとか生きるとかといったテーマなのに、かわいらしいラブストーリーとなっていて、とっても面白かったです。私はお花も大好きで『プッシング・デイジー』ではいろんな鮮やかなお花がたくさん出てくるので見ていて楽しいです」と笑顔で感想を語った。もうすぐバレンタイン。パイならぬチョコを誰かにあげる予定は?と尋ねられると「チョコはもう用意してあります」との答えが!天才少女の熱愛発覚か?と思いきや「特に好きな人はいないので、いつも会っている人や、お世話になっている方に感謝チョコをあげようと思っています。マネージャーさんも男性なのであげようかと。時間があったら同級生の男の子にも友チョコをあげようと思っています」とのこと。では、来るべき未来に備えて、好きな男性のタイプは?との質問には「男らしい人がいいです。いま、よく言われているような女の子っぽい人はあまり好きじゃないです。メールで告白とか、嫌です。直接言ってもらえたら嬉しいです」と硬派なタイプの男子がお好みのよう。この日のイベントのために用意された特製パイに包丁を入れたさくらさん。さらに、イベントの会場であるTSUTAYAのスタッフのために、さくらさんの手で“ファーストバイト”を敢行!さくらさんに食べさせてもらったスタッフは「いままで食べた中で一番おいしい!」とニッコリ。さくらさんは「初めてのケーキ入刀で、緊張しました。ファーストバイトは手が少し震えてしまいました」と感想を語った。最後にさくらさんは新曲についても言及。「ノラ猫の曲です。ノラ猫だけどいつか天下を取ってやるんだっていう曲です。今回は振り付けがたくさんあって、覚えるのがとても大変でした」と明かしてくれた。「プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜」ファースト・シーズンVol.1〜5はTSUTAYA独占でレンタル中。「プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜」コラム「プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜<ファースト・シーズン>コレクターズ・ボックス」(5枚組・全9話)価格:9,800円(税込)発売中「プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜<セカンド・シーズン>コレクターズ・ボックス」(6枚組・全13話)価格:9,800円(税込)発売日:2月24日(水)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ■関連作品:プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜 [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.137女子にはたまらない、キュートな色・色・色シネマカフェ的海外ドラマvol.136シャーロック・ホームズよりも名探偵?シネマカフェ的海外ドラマvol.135『トワイライト』より禁断?なラブ事情シネマカフェ的海外ドラマvol.134「プッシング・デイジー」の魅力を大分析!
2010年02月12日