俳優の岡本圭人(31)、岡本健一(54)が8日、東京芸術劇場で行われた舞台『Le Fils 息子』の囲み取材に登場した。3年前に上演された同舞台でも父子役として共演していた健一が、役として、そして実の親として圭人の成長を語った。今作は、フロリアン・ゼレールが『Le Fils 息子』、『Le Pere 父』、『La Mere 母』という家族三部作として書いた作品。今回は『La Mere 母』とともに、4月の東京公演を皮切りに6月まで各地で同時上演される。親と子の苦悩や孤独を描く本作は、両作品とも若村が母親、圭人が息子、健一が父親を演じている。アメリカの名門演劇学校での武者修行を経た圭人が、2021年に初舞台として挑んだのがこの『Le Fils 息子』。圭人は「3年ぶりに再演するんですが、この物語は本当に届けるべき作品で、たくさんの方々に知っていきたい。またこうしてお客様に届けられるのがすごく楽しみです」とあすの初演への思いをコメント。3年前との違いについて、圭人は「当時は自分の初舞台だったんですが、そこからいろんな舞台を経験させていただいた。改めて息子を演じて、原点に戻ったよう」といい、「あとはやっぱり『La Mere 母』との同時上映ということですかね。『息子』の稽古をしながら『母』の稽古をするっていうのが大変でした」と語った。健一も3年前を振り返り「当時は圭人が初舞台だったから、3年たって全然もう別の次元というか、成長したなと思います。それこそ、子どもの成長は早いなと感じました。同じように大人も成長してないといけないなとも思いました」とやさしい笑みを息子に向けた。また、同作の見どころを聞かれた健一は「世界最高のレベルの演出が、日本でこうやって見れることがすごく贅沢な時間。これを逃しちゃうと、もう圭人ともやることはないんじゃない?(共演は)最後ですね(笑)」と今作限りだとアピールすると、圭人は「自分はやりたいけどね(笑)」と仲睦まじい親子のやりとりも見せていた。囲み取材には、俳優の若村麻由美、演出のラディスラス・ショラーも登場した。同舞台は9日~30日まで東京芸術劇場シアターウエストにて上演される。
2024年04月09日■これまでのあらすじ交際していた太一との結婚が決まった風花は、太一が子どもの頃離婚したという父親に会うことに。決して印象のよい人物ではなかったが、これをキッカケに義父と再婚したばかりの冴子夫婦との交流が始まり、風花はトラブルに巻き込まれていく。相続放棄を太一にお願いしたり、自分の娘と義父の養子縁組を望む冴子は、実は義父の財産が目的で結婚。しかし、義父は実はゴルフ場の経営に行き詰っており、それを知った冴子は義父に離婚を言い渡すのだった。その後風花は義父と太一に、義母から聞いた離婚原因について話す。すると義母の気持ちを理解しようとしなかった義父に、太一は「父さんと関わるのはしんどい…」と告げるのだった。結局、太一はお義父さんとの縁は切らないまま、年1回は会うという関係を続けることにしたようです。かなり悩んだようですが…太一の性格上、孤独なお義父さんを放っておけないという気持ちがあるのでしょう。私は、太一の意思を優先することにしました。今回の一件で、改めて「結婚とは当人同士だけでなく、家族同士の問題でもある」ということを感じました。たとえ義両親が離婚していたり、はたまた血がつながっていなかったとしても、“家族”としての付き合いがあるのならば、なおさら。私自身は、しばらくはお義父さんと会うことはないと思います。だけど結婚式に届いた手紙を読んで、お義父さんもちょっとだけ変わろうとしてくれているのかな…と感じるようになりました。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお こちらもおすすめ!女性蔑視発言をしていた男性が、婚約者の父親だった!?婚約者の結婚挨拶をする前、近くの公園で女の子に女性蔑視な発言を浴びせている男性を目撃。過去に同じような経験をして嫌な気持ちになったことがある私は、思わず止めに入りました。しかし…男性の意外な正体は?赤の他人だと思っていたその男性は、実はこれから挨拶に行く婚約者のお父さんだったことが判明し…!? 「男尊女卑義父とのバトル」1話目はこちら>>
2024年02月10日我が家は4人家族。私と同じ年の夫、小学生の娘と息子がいます。夫は家族のことに無関心で、父子の間には大きな溝ができ……。父子のコミュニケーション不足を解消するため、家族旅行を計画。行き先は、子どもたちの大好きなテーマパークにしました。子どもも私も楽しみにしていましたが、急に夫が行き先を変えようと言ってきて……。仕事になりそうだから、すぐ帰れる近場の温泉に変えてほしいと言うのです。テーマパークと温泉、自宅からの距離は変わらないと思うのですが……。 家族との関わりを避ける夫夫は最近、帰りが遅くて夕飯も外で食べてくることが多くなりました。先日のこと、夫の同僚と偶然会って話したところ、夫はいつも定時であがっていることが判明。その後、夫を問い詰めると「大人の男の付き合いだから」 の一点張りで……。 共働きなので結婚当初から家事は分担していますが、近ごろはすべて私に任せきり。以前のように家族との時間を大切にしてほしいと思っています。子どもたちは父親に話しかけなくなってきており、今回の旅行で、夫の株もすこし上がれば良いのですが……。 家族旅行の途中、夫が消えた!?旅行当日。気づくと夫の姿が見えなくなっており、不審に思った私は彼にメッセージを送りました。すると、急な仕事がはいったから数時間後に合流すると言ってきたのです。とりあえず、おみやげを見ながら待つことに。子どもたちとわかれて買い物をしていると、娘からメッセージが入りました。「あのね、駅でお父さん見つけたの」さっき夫から聞いた仕事のことを説明しようとしたのですが、その言葉をさえぎって娘が話を続けました。「女の人といるんだけど……」「え……どういうこと?」 思ってもみない話に耳を疑いましたが、すぐに合点がいきました。私はひとり、駅へ向かうことに。家族旅行と不倫旅行をダブルブッキングするなんて……ありえません! 家族をないがしろにしてきた夫は…不倫は気の迷いだったと言う夫。ですが、そんな出来心からやってしまったことで、私たち家族を振り回して深く傷つけたのです。夫は口では反省を繰り返していましたが、そもそも家族を大切に思っていたらこんなことにはならなかったはず。私はどうしても夫を許せず、離婚届を書き置き、子どもたちと一緒に家を出ました。 夫はなかなか離婚に応じず、子どものために離婚はやめようと言ってきました。子どもの方はいろいろと察しており、父親が何をしたかもちゃんとわかっています。そして、父親のことを許せないと思っている気持ちは、私と同じ。私がいくら子どもたちの気持ちを代弁しても信用しない夫は、直接子どもたちに連絡をとったようです。しかし結果は同じ。その後、離婚が成立しました。 私は慰謝料と養育費を手にしましたが、子どもたちの将来に向けて蓄えようと、正社員で働ける仕事を見つけました。これからは家族3人で楽しく、人生を歩んでいきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 家族旅行と不倫旅行を同じ日程にした結果……、家族から見放されても仕方ないですよね。築き上げてきた絆でも壊れるのは一瞬。自分にとって何が大切か、見失わないように生きていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月03日橋本環奈&重岡大毅(ジャニーズWEST)W主演映画『禁じられた遊び』より、重岡さん演じる直人と息子との親子カットが公開された。ホラー初挑戦となる重岡さんが演じるのは、映像ディレクターである比呂子(橋本さん)の元同僚・伊原直人。優しくよきパパであると同時に、やや頼りなさを感じさせる一面が。今回公開されたカットでは、まだ何も起こっていない庭で、直人が春翔(正垣湊都)に微笑む何気ない日常と、何かが起こり始めてしまった庭を見つめる2人の姿が収められている。その眼差しからは、恐怖や驚きとはかけ離れたどうしようもない哀しみが感じられる。亡くなった母親にもう一度会いたいという、春翔の純粋な願いが招いてしまった悲劇。逃れられない恐怖の始まりの場面となっている。愛する妻・美雪が、“最凶の蘇り怨霊モンスター”へと変貌する、複雑な心境を演じた重岡さん。「監督を筆頭に、スタッフ・キャストみんなが一つ一つのカットを最高のものにしようとするから、そのエネルギーを浴びて自分のリミッターが外れる瞬間がありました」と全力で挑んだ撮影をふり返る。一方で、息子役の正垣さんとコミュニケーションを取り、撮影の合間には、しりとりやルービックキューブ、チャンバラごっこをして遊ぶなど、本物の親子のように打ち解けていたそう。「中田監督が“この映画は春翔とお父さんの純愛物語でもあるからね”と言うのを耳にしたことがあったんです。正垣君はハートがあって、真摯にお芝居に取り組んでいて、でも本番以外で喋るとやっぱり子供だなと思ったり。おかげで自然と父子の関係が築けました」とコメント。また、「最後に手紙もくれて、全部平仮名で書いてあったのが可愛かったなぁ。僕もパワー貰いました!」と思い出も披露。本作では、本当の親子のように打ち解けた、2人の迫真の演技にも注目だ。『禁じられた遊び』は9月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:禁じられた遊び(2023) 2023年9月8日より全国にて公開©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会
2023年08月26日パリを舞台に、指揮者父子の物語を描くフランス映画『ふたりのマエストロ』よりメイキングカットが解禁された。華やかなクラシック界で活躍する指揮者の親子が、ある依頼間違いによってお互いと向き合っていく姿を描く本作。この度到着したのは、著名人も多く宿泊するラグジュアリーなホテル・プラザ・アテネ前やセーヌ川の美しい橋でフランソワが夢にまで見た依頼に思わず微笑むシーンなど、パリの街中で撮影されたモノクロ写真のメイキング。ドニ(イヴァン・アタル)がスカラ座総裁に呼び出されたホテルは、パリでも高級ブランドが立ち並ぶラグジュアリーな通りに位置し、窓からエッフェル塔が見える客室が有名なホテル・プラザ・アテネ。伝統と格式を重んじる老舗ホテルで、グレース・ケリーやイヴ・サンローランなど数多くの著名人が宿泊したことでも有名なラグジュアリーホテル。特徴的な曲線を描くキャノピーを背にエントランス前を歩くドニは、依頼間違いという予想外の事実を知り険しい表情…。一方、40年のキャリアを重ねて遂に夢にまで見たスカラ座の依頼を受けたフランソワ(ピエール・アルディティ)のメイキングカットも。セーヌ川にかかる歴史ある橋に身を任せ、パリの象徴的なエッフェル塔を背に遠くを見つめる姿は、これまでの人生をふり返っているよう。そして、大迫力のフィナーレを飾るマエストロとオーケストラの熱い演奏シーンのメイキングも到着。コロナ禍で撮影を進め、ラストシーンにはオーケストラや観客を含む大規模な撮影となった。撮影監督のドゥニ・ルーダンを中心に6週間という短い期間で撮り終えた本作。監督は「(時間がないので)クレーンなど機械を使わず自分の肩だけで撮って欲しいと依頼した。この制約があったからこそ、シークエンスショットを使って自由に撮影できたし、ややドキュメンタリー風な仕上がりに満足している」とふり返った。息子ドニ役のイヴァン・アタルとフランソワ役のピエール・アルディティが意見を交わす様子や、オーケストラを前に実際に指揮を振るイヴァン、ブリュノ・シッシュ監督との3ショットも解禁。監督は、クラシック音楽好きで自身の家族と重なる部分も多い本作が、いままでで最も個人的な映画になったとも語っており、感慨深げな様子が伝わってくる。『ふたりのマエストロ』は8月18日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月20日安心して任せられるパパ、頼りになりますね♪パパさんの最後の顔ったら‼(笑)コメントでは、「えっこんなに毎日世話してんのに数時間でそっち行く!? って何度なったことか」「想像するとむちゃくちゃすねたくなりますw」などのママたちの声が。いつも来てくれるじゃん……ねえ戻ってきてよ……。いつもみたいに抱きついてきてよおおおおおおおおおお‼(泣)と思わず叫びたくなりますよね。おたまやんさんの漫画はInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪----------------------------ご協力:おたまやんさんInstagram:@otama.9.3---------------------------(文:マイナビ子育て編集部)おすすめ子育て漫画、まだまだあります!✅【漫画】保育園の連絡帳に爆笑!! 保育士さんたち実はめっちゃ面白いな……?✅【漫画】寝るときの子どもメチャ尊すぎるな…! 可愛さ爆発で泣きそうになるマンガ✅【漫画】それマジでフラグだから!! ちょっとヤメてほしい同僚の一言「お熱出なくてよかったですね!」すると……「保育園からお電話です」
2023年08月02日「Sexy Zone」の中島健人が主演を務めるタイムリミットサスペンス映画『おまえの罪を自白しろ』が2023年10月20日(金)に全国公開となる。堤真一と父子役で初タッグを組む。ある日、政治家一族の宇田家の孫娘が誘拐される。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」。それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす罪だった――。本作は、社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一の同名小説を、『舞妓Haaaan!!!』「ゆとりですがなにか」の水田伸生監督が映画化。サスペンス映画初主演となる中島さんが演じるのは、宇田家の次男で、内閣府副大臣の父・宇田清治郎のやり方に疑問を持ちながらも、やむなく父の議員秘書を務める晄司。父・清治郎を演じるのは、近年では「妻、小学生になる。」「ファーストペンギン」『望み』への出演が注目を集めた堤さん。家族や息子にも権威的に振る舞う清治郎は、孫娘を誘拐され、犯人から罪の自白を要求されるが、決して明かせない理由が…。中島さんは「堤さんとは初共演で親子という間柄を演じるうえで、父・清治郎が醸し出す迫力に負けないように努めました。さらに、大物国会議員の秘書という初めての役柄でプレッシャーもありましたが、晄司が家族のために奮闘する姿、苦悩や葛藤する姿にも注目していただきたいです」と呼びかけ、堤さんも「初共演の中島くんが演じた晄司は、“政治というがんじがらめの世界の中でも、強く生きる男”という難しい役柄ですが、彼はその役を自由に演じていて、その芝居がとても良かったです。本作は、社会派ドラマでありながら、サスペンスの要素もあり、エンターテインメントとして楽しめる、今の時代だからこそ見ていただきたい作品です」とコメントしている。そして今回、2種類のビジュアルも公開。タイトルを挟んで晄司と清治郎が互いを睨みあい、今後の父子の衝突を予感させる。また、不気味にそびえ立つ国会議事堂を背に、無数のマスコミのフラッシュが焚かれる中、晄司が一人何かに挑むような表情で佇むビジュアルは、犯人からの脅迫に対して晄司が真っ向から対峙する構図になっており、ここから始まる物語に期待高まる一枚となっている。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2023年02月22日役所広司が主演を務め、そのほか吉沢亮、佐藤浩市、松重豊、MIYAVIなど豪華キャストが出演する映画『ファミリア』より、役所さん、吉沢さんの父子ショットをはじめとした場面写真が解禁となった。今回公開された場面写真では、神谷誠治(役所さん)と神谷学(吉沢さん)が一緒に工房で粘土をこね、久しぶりに過ごす親子水入らずの時間に誠治が少し照れた様子を見せる。ささやかながら幸せな時間を過ごす父子の表情が印象的だ。近いうちの再会を約束して学と学の婚約者・ナディアを見送る誠治の背中や、幸せそうに並んで歩く学とナディアを少し離れた場所から見つめる誠治のたたずまいからは、これから家族になろうとする若い2人に目を細める父親の姿が想像できる。そして、傷ついたブラジル人青年・マルコスを誠治が引き寄せ、力強い眼差しで見つめるカットも胸を打つ。苦境に立たされるマルコスに手を差し伸べようとする誠治の感情を鋭く表現している。国籍や育った環境、話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆を結ぶという本作のテーマを強く印象付ける。さらに異国の地で支え合うマルコスと恋人・エリカの2ショットや、誠治が唯一心を許す親友・駒田と過ごし穏やかな笑みをこぼす様子が写し出されている。『ファミリア』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファミリア 2023年1月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2022「ファミリア」製作委員会
2022年10月14日私が小学6年生のころ。両親はほぼ別居状態であり、母はたまに帰ってきてくれる程度で、わが家はほぼ父子家庭状態。私は思春期で父親に嫌悪感を抱いていたころでもありました。そんな中、初潮を迎えた私は……。 その後も、また父との生活になったのですが、私は生理がきたことを父にはどうしても話すことができず……。使用済みナプキンなどは黒い袋に入れて、ゴミの日にこっそり捨て続けました。3カ月くらい経ったころ、父が気づいたのか「生理がきたのか?」と言われ……。 当時はとにかく父に対しての嫌悪感がすごく、私は軽く「うん」と返事をしただけ。「なんで黙ってたの? おめでたいことなのに」と言われましたが、「逆になんで教えなきゃいけないの!?」とイラッとしてしまった記憶があります。 家庭環境が複雑だったがゆえに、初潮の思い出はほろ苦いものとなってしまいました。自分の娘にはあんな思いをさせたくないので、そのときがくる前に、生理用品を揃えたり娘と話し合ったり、女性の先輩として教えてあげられることはしっかりと教えてあげたいです。 原案/今市愛沙さん作画/まっふ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ令和元年5月1日生まれの男の子を子育て中の漫画家。多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠を備忘録としてブログにのんびり4コマで更新中。ベビーカレンダーでは妊娠中のお話「妊婦レベル1 まっふの冒険記」を連載中。息子とのお昼寝と一日の終わりにするゲームがなによりの至福。
2022年09月20日役所広司が主演し、吉沢亮と父子役で初共演を果たす映画『ファミリア』が公開決定。松重豊、MIYAVI、佐藤浩市ら豪華キャストも出演する。本作は、山里に暮らす陶器職人の父・誠治と海外で活躍する息子・学、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に、国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。監督を『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』『いのちの停車場』など、人間ドラマの名手として知られる成島出監督が務める。主人公の神谷誠治を演じるのは『すばらしき世界』や『峠最後のサムライ』など映画主演作が続く、日本を代表する名優・役所広司。約10年ぶりの成島組への参加となる本作では、息子の幸せを願う不器用な陶器職人を演じる。役所広司そして、一流企業のプラントエンジニアとして赴任したアルジェリアで大切な女性と出会い、新しく家族をつくろうとする誠治の息子・学は、2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に渋沢栄一役で主演を務めた吉沢亮。本作で役所さんと吉沢さんの初共演が実現した。吉沢亮本作のキーとなる在日ブラジル人青年・マルコスを演じるのは、オーディションで選ばれた在日ブラジル人のサガエルカス。厳しい状況で生活をしながら、偶然出会った誠治に亡き父の面影を重ね、焼き物の仕事に興味を持ち、次第に誠治と心を通わせる難しい役を演技初挑戦ながら瑞々しく体現する。マルコスの恋人・エリカは同じくオーディションで選ばれたワケドファジレ。在日ブラジル人の国際的キャストに加え、静岡県の日系4世らのヒップホップグループ「GREEN KIDS」も出演する。さらに、マルコスら在日ブラジル人を執拗に追いかける半グレのリーダー・榎本海斗を“サムライギタリスト”として世界的に活躍し、UNHCR親善大使も務めているMIYAVI。地元のヤクザ・青木役として松重豊が強烈な印象を残すほか、誠治が唯一心を許すことのできる友人の刑事・駒田隆役として佐藤浩市が唯一無二の存在感を発揮。そのほか、中原丈雄、室井滋らも顔を揃えた。本作について役所さんは、「絶望に陥った者同士が偶然出会った時、生きてゆく希望を見つけるには何が必要なのか?あるテロ事件をヒントに作り上げたこの物語で、成島監督が静と動を織り交ぜ問いかける人間ドラマです」とコメント、「オーディションで出演が決まった演技経験のない若い俳優たちがとてもフレッシュで魅力的」と添える。吉沢さんも「孤独や絶望を抱えた人たちが必死にもがきながら、『家族』の形を探す物語」と語り、「国際色豊かなキャストの皆さんの、とてもフィクションとは思えない、生々しくもキラキラしたお芝居が本当に素晴らしいです」と手ごたえを見せた。そして成島監督は「世界中で悲しい分断が起き続けている現在、自分にとって大切な人と共に生きられるということがどれだけ幸せで、奇跡なのか。この映画を観てかんじていただけたら、と願っています」とコメント。「役所さんとは、1994年、『大阪極道戦争しのいだれ』で脚本家デビュー、2003年『油断大敵』で監督デビュー、2011年『聯合艦隊司令長官山本五十六』と私の映画人生の大きな節目でご一緒させていただきました。常に進歩し続ける役所さんは私の大切な兄貴であり師匠です」と厚い信頼を寄せている。『ファミリア』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年08月22日映画『461個のおべんとう』が2020年11月6日(金)に全国公開される。渡辺俊美によるエッセイを映画化 - 父子の絆、愛情たっぷりお弁当映画ヒップホップバンドTOKYO No.1 SOUL SETのギター&ヴォーカル渡辺俊美によるお弁当エッセイを原作とする『461個のおべんとう』。渡辺が息子のためにお弁当を作り続けたことが話題を集め、それをレシピなどとともにエッセイ化して「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を発刊。後に漫画やテレビドラマにもなった。主人公はミュージシャンでありながら息子のために毎日手作りのお弁当を作り続けることを決意するシングルファザー。思春期の息子と向き合いつつも、お弁当を作り続ける奮闘記、そして親子の絆を愛情たっぷりに描いていく。『461個のおべんとう』キャスト/登場人物紹介映画『461個のおべんとう』のキャストには、主演に井ノ原快彦を迎えるほか、その息子役に関西ジャニーズ Jr.のユニット「なにわ男子」の道枝駿佑が抜擢されるなど、人気キャストが勢ぞろい。本業で歌手として活躍する彼らの、貴重なコラボレーション曲を楽しめるのも本作の見どころだ。鈴本一樹 - 井ノ原快彦人気バンド「Ten 4 The Suns」のギターとヴォーカルを担当。自由奔放な性格。楽観的で周囲を楽しませるキャラ。妻・周子との離婚を機にシングルファーザーとなる。「高校3年間毎日お弁当を作る!」と息子に約束。息子・虹輝 - 道枝駿佑高校受験に失敗。父には高校が全てではないといわれつつも入学を決意。1年遅れて高校に入学したとこもあり、クラスメートとは距離がある。優しいが人気ミュージシャンの父に対して劣等感を感じている。「3年間、休まず学校にいく」と父に約束。親子熱唱シーンも解禁された場面写真に映し出されたのは、井ノ原快彦×道枝駿佑の親子で同じステージに立ち熱唱するシーン。彼らが歌っているのは、原作者でありミュージシャンの渡辺俊美が、当時4歳だった息子に捧げた楽曲が「Lookin’4」だ。本作の監督である兼重淳が、実際に渡辺親子が歌うステージ姿に感銘を受け、このシーンの実現に至ったという。なお「Lookin’4」の井ノ原・道枝のレコーディングは、渡辺自らディレクションを行っている。親子を取り巻くキャスト/登場人物仁科ヒロミ - 森七菜虹輝のクラスメート。お弁当を通じて虹輝と話すようになり、気心の知れた存在となる。ひそかに虹輝には想いを寄せている。田辺章雄- 若林時英高校で虹輝と初めて仲良くなる友人。彼もまたお弁当を通じて仲良くなった。虹輝の恋を応援。柏木礼奈 - 工藤遥虹輝の中学の頃の同級生。高校中の男子生徒が憧れるマドンナ的な存在。虹輝が想いを寄せる相手。「太ってるから」という理由で礼奈に振られた人がいると聞いた虹輝はダイエットを決意。一樹のお弁当作りにも影響を与える。井ノ原快彦×KREVA×やついいちろうの劇中バンドもまた、劇中バンド 「Ten 4 The Suns」のライブシーンも見所の1つ。井ノ原演じるで一樹と、KREVAが演じる栄太、やついいちろうの演じる利也によるスリーピースバンドが、圧巻のパフォーマンスを披露する。まるで本当に20年来のバンドメンバーであるかのような、息の合った演奏シーンに注目だ。尚、ライブシーンで演奏される楽曲は、原作者の渡辺俊美が本作のために自ら書き下ろした楽曲。ラップパートは、KREVAが作詞・作曲を行っている。あらすじ長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹。父を選んでくれた息子・虹輝が15歳と多感な時期を迎えていた時期の離婚なだけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんな時、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗したという悪い知らせが届く。これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていた。しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。そして翌年の春、見事に高校に合格。ここで一樹はある質問をした。「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」「父さんのお弁当がいい」この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。慌ただしい毎日の中、お弁当を通して交錯する父と息子の想い。ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も...一樹の怒涛のお弁当作りが始まる――。作品詳細映画『461個のおべんとう』公開日:2020年11月6日(金)原作: 渡辺俊美「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)監督:兼重淳脚本:清水匡、兼重淳出演:井ノ原快彦、道枝駿佑、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、倍賞千恵子
2020年07月19日わが家の小2と年少の息子達はパパが大好き!むしろ大好きを通り越して「崇拝」の域に達しており、パパが家にいるときは常にパパの周りに群がっています。その姿を傍から見ると、おもしろくも感じます。今回の記事では、私が考える「パパがここまで息子達に愛されている理由」と、息子達に聞いた「パパの好きなところ」をお伝えします。息子達はパパが大好きすぎる!ウチの息子2人はパパが大好き。仕事が忙しく、平日はほとんど家にいないので、もっぱら週末がパパと一緒に過ごせる貴重な時間。私と一緒にいる時間のほうが長いはずですが、なぜか私よりもパパに懐いています。思春期に入った小6の娘は、親から少しずつ離れて自分の時間を楽しむようになってきたこともあり、パパとしても、休日にまとわりついて離れない息子達がかわいくて仕方ないようです。でも、なぜパパは息子達にこんなに愛されているのでしょうか?今一度考えてみることにしました。「子ども達と遊びたい」というパパの思い夫も私も30代後半のポスト団塊ジュニア世代の生まれです。それより前の昭和世代の父親は、いわゆる「企業戦士」で、長時間労働がベースになっている人も多かったでしょう。夫の父親も忙しかったらしく、いつも帰宅は午前様。小さい頃に自分の父親と遊んだ記憶はないそうです。そのため、将来自分に子どもができたら力いっぱい遊びたいと思っていたとのこと。私自身は小さい頃、父親によく遊んでもらっていたので、「本当は父親とキャッチボールしたかった」という話を夫から聞いたときは、とても驚きました。当時の思いもあり、今、仕事に疲れながらも家で子ども達との時間を楽しんでいる夫は、とても満足しているんだろうなと感じます。ママにとってパパは「男の子博士」私のきょうだいは妹1人。そのため、息子を妊娠したとき、私の中で「男の子のこと、何もわからないな。どうしよう?」という心配がありました。息子を出産後、男の子の子育てで困ったことがあったとき、「〇〇の場合はどう対応したらいい?」といつも夫に聞いていました。例えば…・ズボンの膝部分がすぐ破ける・家の中をなぜか四つん這いで移動する・おもちゃをとにかく分解するなど、娘の時には見られなかった不思議な行動が、男の子の特徴なのか、息子独自の特徴なのか、気になってしまい、その都度夫に相談していました。大抵のことは夫に「男の子はそういうもんだ」と言われることが多く、それを聞いている息子たちにとっては、「パパは僕たちのことをよくわかってくれている!」とうれしさに繋がっているようです。息子へインタビュー「パパのどこが好き?」実際、子ども達はパパのどんなところが好きなのでしょうか。インタビューをしてみました。<小2息子の回答>・全部かっこいい・サッカー上手・筋肉すごい・やさしい・家族のこと大好き・僕の気持ちわかってくれる・ゲームが強い(パパのスマホゲームをパパと一緒に遊んでいます)<年少息子の回答>・顔がカッコイイ!・なんでも買ってくれる「どんなところが好き?」の質問で、新たな一面の発見を楽しもう!5人家族のわが家。最近は娘と私、息子2人とパパで何かをする機会も増えてきました。息子達の中で「パパは良き理解者」という構図がいつの間にかできあがったことで、男同士で同盟を組み、楽しく遊んでいる姿が目立ちます。その横で、私と娘は好きなアイドルの話など、女子トークに花を咲かせています。家庭の中でなんとなく居場所がなくなりがち(!?)のパパかもしれませんが、わが家では家族の中心でドンと構えており、特に息子達からの信頼も高く、おかげで家族がうまく回っているようにも感じます。今回、改めて息子たちに「パパの好きなところ」を聞き、なるほどなぁと感心しました。それを聞いたパパもとってもうれしそうで(笑)。その後、それぞれに好きなところを聞き合ってみたところ、新たな発見もあってとても楽しめました。今回はパパのことが発端でしたが、家族の潤滑なコミュニケーションの1つとしておすすめできます!ぜひ、家族で「どんなところが好き?」と質問しあってみてくださいね。<文・写真:ライターnanahi>
2020年05月11日映画『読まれなかった小説』が、2019年11月29日(金)に公開される。トルコの巨匠 ヌリ・ビルゲ・ジェイランが描く父子の物語映画『読まれなかった小説』を手掛けるのは、前作『雪の轍』で第67回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したトルコを代表する監督 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン。今回そんな監督自身の人生も反映させたという本作は、作家を夢見る青年・シナンと、小さな街の教師として平凡に生きる父・イドリスとの関係を描いた親子の物語。まるで正反対の彼らは、互いの気持ちが永遠に交わらぬようにみえたが、意外にもそんな2人を繋いだのは、誰も読むことのなかったシナンの小説だったー。“ジェイラン監督史上、最も美しい映画”第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品である『読まれなかった小説』は、“ジェイラン監督作品中で最も美しい映画”と賞されるほど、芸術的な映像美も魅力の1つ。トルコを舞台にした広大な景色だけでなく、室内の装飾にいたるまで完璧に計算し尽くした美しいフレーミングは、3時間という長編作品であることを忘れさせてくれるほどだ。さらにバッハの旋律や、シナンが訪れる書店に飾られたフランツ・カフカやヴァージニア・ウルフの肖像、チェーホフ、ドストエフスキー、ニーチェら世界中の偉大な作家たちを感じさせ語り口も相まって、崇高な文学のような作品に昇華させている。■あらすじシナンの夢は作家になること。大学を卒業し、トロイ遺跡近くの故郷へ戻り、処女小説を出版しようと奔走するが、誰にも相手にされない。シナンの父イドリスは引退間際の教師。競馬好きな父とシナンは相容れない。気が進まぬままに教員試験を受けるシナン。父と同じ教師になって、この小さな町で平凡に生きるなんて……。父子の気持ちは交わらぬように見えた。しかし、ふたりを繋いだのは意外にも誰も読まなかったシナンの書いた小説だった――。【詳細】映画『読まれなかった小説』公開日:2019年11月29日(金)監督・編集:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン撮影監督:ギョクハン・ティリヤキ脚本:アキン・アクス、エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン音楽:ミルザ・タヒロヴィッチ挿入曲:J.S.バッハ「パッサカリア ハ短調BWV582」(編曲:レオポルド・ストコフスキー)出演:アイドゥン・ドウ・デミルコル、ムラト・ジェムジル、ベンヌ・ユルドゥルムラー、ハザール・エルグクルほか英題:The Wild Pear Tree配給:ビターズ・エンド
2019年09月05日6月16日は「父の日」。今もお父さんとは大の仲良しという人もいれば、ほとんど会わない、会っても会話がないという人もいるでしょう。そんな父親の存在が、実は娘の恋愛観・結婚観を少なからず左右しているみたいです。お父さんに対するイメージが恋にどう影響するのか、20~30代の女性にリサーチしました。自分の恋愛傾向を考える参考にしてみては。■父親と似たタイプの男性が好き!まずは、お父さんと似たタイプの人に恋をすることが多いという女性の声をお届けします。「イクメンで母親にも自分にも優しい父が大好き。婚約中の彼も、今思えば、性格や見た目が父に似てたのが決め手かも」(29歳/医療)「ひとり娘で父には特にかわいがられていたせいか、昔からパパっ子でした。好きになる男性も、どことなく父親の面影を感じる人が多いですね」(27歳/メーカー)お父さんと仲がいい人や両親がおしどり夫婦という場合は、やはり無意識のうちに父親と似たタイプの異性に惹かれることが少なくないようです。ちなみにこのタイプに当てはまる女性は、子どもの頃から「男性=父=いい人」というイメージを持っているので、男女隔たりなく仲良くできる人が多いのだとか。■父親とは正反対の人を選びたい!続いて、お父さんとは逆のタイプの異性を選んでいる、という女性の意見を見てみましょう。「父親は仕事一筋で家庭を顧みないタイプ。今婚活中なのですが、父と違ってライフワークバランスの取れた人を選びたいと思い、そこを重視して選んでいます」(31歳/歯科)「父は感情の起伏が激しく、昔は母に手をあげることも。だから自分は父のような人だけはやめようと思って、穏やかで決して怒らない人と結婚しました」(33歳/IT)父親に対してあまりいい印象を持っていない人は、「お父さんに似た人は選ばないように」と無意識のうちに考えていることも多いみたい。放送中のドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)にも、ヒロインが仕事人間だった父に「お父さんみたいな人とは絶対に結婚しない」と言うシーンがあり、多くの視聴者の共感を呼びました。なお、父親とあまり仲がよくない女性は「男性=父=近づきにくい存在」といった印象が強いせいか、「異性と接する際はつい構えてしまう」との声もありました。■結局DNAには勝てないケースも?ここまで2つのパターンに分けてご紹介しましたが、もちろんもっと複雑な場合もあるでしょう。最後に、そんなエピソードをひとつお届けします。色男でよく母親を泣かせていた父親がイヤで、真面目で女遊びをしなさそうな男性とお付き合いしていたナミさん(27歳/金融)。ふたりの間には結婚の話も出ていました。けれど、一緒にいるうちにだんだん彼に物足りなさを感じてきて、結局お父さんに似たタイプの人と浮気。交際相手にもバレてフラれてしまったそうです。両親を反面教師に「お父さんみたいな人だけはやめておこう」と決めていても、つい父親に似たタイプの男性に惹かれてしまうケースもあると…。頭ではダメだとわかっているのに、心がそれに従うとは限らないのが難しいところですね。そもそも、自分の中には父を選んだ母の血が流れています。そのDNAには逆らえないこともあるのかも?本能に従うか、穏やかな幸せを得られそうな道へ進むかは、本人次第なのでしょう。■あなたはどのタイプ?父親に似た異性に惹かれるか、はたまた真逆の男性を選ぶかは人それぞれ。あなたはどのタイプに当てはまりそうですか?一度振り返って、今後の恋愛や結婚のお相手探しに役立ててみてくださいね。最後になりましたが、せっかくの父の日。お父さんへの日ごろの感謝を伝えるのをお忘れなく。
2019年06月16日夫の帰りは基本深夜0時超え、日常生活の中で、子どもとふれあう時間が圧倒的に足りないわが家です。息子が赤ちゃんのときは、まず夫に子どもが慣れない!家庭内でも人見知りが全開で、母親である私の負担は相当なものでした。そんな、時間がない夫が作り出した息子との「朝活」を紹介します。保育園へは徒歩で!と譲らない夫毎朝の送りはパパ担当。時間があうときは私も一緒に行きます。わが家から保育園までは電車で1駅分の約1.5キロ。子どもの足だと20分超えの距離になります。保活サバイバルの中やっと入れた保育園だったので、「多少遠くても自転車を買えば大丈夫」と思っていたのですが、夫は自転車を買うことに反対。保育園へは歩いていくと言います。私は「自転車は便利だし、時短になるのに」と抵抗してみたもののかたくなに却下するのです。送迎に自転車はNGの理由夫にどうして送迎に自転車を使わないのか、と聞いてみると、以下の理由を挙げました。・朝しか子どもと話せる時間がないからこそ、手をつないで一緒に保育園まで歩く時間が親子時間になる・歩くことで子どもの体力がつく・自転車だと前後になってしまうため、ゆっくり話ができない・住んでいる街がより身近に感じられ、お気に入りの場所が増える・季節の移りかわりを感じられる忙しい朝、少しでも時短になるようにと思って動く私としては「この時間があれば、あれもこれもできちゃう」と考えてしまうのですが、夫の言うことも一理あると、自転車の送迎はあきらめることに。すると、父と子の関係に変化が見えはじめたのです。たとえば、息子が好きなテレビアニメの主題歌を二人で歌いながら登園することで、同じ番組をもっと楽しめるようになったり、今何が好きなのかがよくわかるので、息子が一番喜ぶ小さなご褒美を内緒で買っておいてあげることができたり。この朝時間をつくることによって、夫と息子はより仲良しで楽しそうに二人だけでわかる会話をしたりするようになったのです。また「移動=歩く」ということを1歳半頃からやっていたためか、お出かけをしていても「疲れた、歩きたくない」と言わない強い子になりました。母親にうれしい、もうひとつのよいことそして私自身にもひとつうれしいことがありました。それは、朝の送りをすることにより同じクラスのお友達の名前はもちろん、朝よく会うほかのパパママとも軽く話をするので、息子の園事情に夫が詳しくなったことでした。日々のちょっとした楽しい話なども、前段の説明がいらないため話が通じやすく、ストレスなくいろんな話ができるようになりました。息子はパパと秘密のお話しをしたり、かけっこしたり、歌を歌いながら登園できるのがうれしいようで、毎日ニコニコで「いってきます!」を言って出かけていきます。わが家の場合は、「朝」の時間を活用しましたが、パパによって作り出せる時間帯は違うと思います。それぞれの生活スタイルの中から、20~30分でも子どもと一緒に話しをする時間ができると、普段ふれあうことが少ないパパでも子どもとのつながりができてくるのではないかと思います。<文・写真:ライター水玉445>
2019年06月04日俳優の本木雅弘と長男でモデルのUTAが、9日の日本経済新聞朝刊に掲載される「サントリー天然水 GREEN TEA」の全面広告に、父子で登場する。サントリー食品インターナショナルは、4月16日に新発売する「サントリー天然水」ブランドの緑茶商品「サントリー天然水 GREEN TEA」のメッセンジャーとして、UTAを起用。UTAは、2004年以来15年にわたり「伊右衛門」ブランドの広告に出演している本木雅弘の長男で、中学時代から家族と離れて現在は大学生活をアメリカで送りながら、バスケットボールの選手やモデルの仕事の一つ一つに果敢にトライし、この先の人生を模索している21歳だ。UTAの起用に伴い、9日の日本経済新聞朝刊に掲載される全面広告に、父子で登場する。これからの世代の価値観を体現するUTAと、緑茶の価値を認め世の中に発信してきたシンボルとしての父・本木雅弘。広告としては初となる父子が並ぶ家族写真で、新しい時代、そして緑茶の未来を見据えているかのような、まっすぐな2人の眼差しが印象的な1枚となっている。この父子の家族写真は、正月の帰省時に本木やUTAの家族によって撮影されたもの。撮影には制作スタッフや広告カメラマンは一切介在せず、アングル、ポーズ、ロケーションなど全てを自分たちで進めた。撮影にあたっては、広告の企画意図やコピーに込めた思いを本人たちに説明。そして、試行錯誤を重ねながら数日にわたって撮影されたカットは100枚を超え、広告を飾ることになったのは、その中の1枚だ。ふと日差しがいいと気づいた家族に声をかけられて撮影したもので、広告の制作陣からは、「この写真は自分たちには撮れない」と感嘆の声が上がったという。本木は、昨年12月頃にオファーがあった際の心境を、「親子共演するということは、恥ずかしいという思いはありました。ただ、これまでのサントリーさんとの『伊右衛門』ブランドを通じたお付き合いや、自分の緑茶との関わり合いの深さを考えると、『未来に緑茶を連れていくという思いを体現してほしい』というオファーに対して、やってみるしかないと思いました」と告白。UTAは「幼い頃から父の仕事を見続けてきたので、それを今回一緒に背負っていくんだという緊張感が湧きました」と語った。掲載される写真について、本木は「今年の1月2日、私の実家の長屋門の前で撮った一枚です。近所でいくつか撮影しましたが、今ひとつしっくりくるものがなくて、トボトボと実家に帰る途中、家族に『あ、そこの場所、ちょっと光がキレイ!』と促されて撮影しました。最初はいわゆる親子らしい姿をイメージして、私が彼の肩に手を回してみましたが、15センチ以上も身長差があるので、『今度はUTAの方からかけてみて』と。普段は肩を組むような関係ではないので、違和感があるかなと思いましたが、UTAから肩に手を回された瞬間、私の親としての力みもフッと抑えられて、ようやく2人とも同じところに立てたという感覚が持てました。結果的に自分たちにとっても、新しい時代に向かう、記念の一枚になった気がします」と詳しくて説明。UTAも「『この角度はどうかな?』、『あそこは光がよくないな』とか、父が悩みすごく細かいことまで、こだわっていたのを覚えています。普段から父はそうなのですが、だからこそ今回の一枚にたどり着けたのかなと思います。普段、肩を組むような関係ではないので、それはちょっとだけ違和感というか…。恥ずかしさもあったので『早く撮ってよ!』と思いました」と振り返った。さらに、本木は「『時代は変わる。それだけで人間は変わらない。』というコピーを象徴する、普遍的な一枚になったんじゃないでしょうか。本木雅弘とかUTAとか、個人を主張するものではなく、ある一組の親子が、緑茶を通じて時代を共有していこうというスタートラインに立った気がしました。新しい時代を迎え、新しい可能性に賭けていこうという、どの家族も抱くであろう思いが伝わればうれしいです」とメッセージ。UTAも「成人して間もない自分にとって、新しい時代と新しい商品、新しい門出を迎える自分の3つが重なったタイミングだったので、忘れられない一枚になりました」と語った。
2019年04月09日息子との父子旅、今回はハンガリーの首都・ブダペストでした。もう14歳ですから、あと何回一緒に旅ができるでしょうね。皆さん、家族旅行していらっしゃいますか?本音を語り合うのは旅先に限ります。家の中だと、どうしても話しにくいことってあるじゃないですか?でも、旅先だと心も緩みますからね。大河ドナウが私たち父子の心を開いてくれました。2人で遊覧船に乗り、爽やかな風を感じながら、たくさん語り合ってきました。遠くには美しいブダ宮殿が、その上を流れてゆく雲のなんと雄大なことか……。 「なんか父ちゃんに話しておきたいことはあるか?」さりげなく、問いかけてみました。「別に、ないよ」「いじめられたりしてないか?」「ないよ」「寂しいなって思うことはないのか?」「ないよ」本当は、母親の不在について今どのような心境か父親として探りを入れてみたかったのです。この4年間、この話題だけはタブーでした。3年ほど前のことになりますが、南仏で一度、聞いたことがあったのです。その時、彼は珍しく怒って、「そういうことを訊かないで、ぼくだって思い出さないように必死なんだから」ときつい言葉が戻ってきました。それからしばらくの間、腫れ物に触るような日々が続きました。父親が無理矢理に話を聞くのはよくありません。でも、全く触れないというのもおかしな話で、だからこそ、悩みました。 今回はさりげなく話題をふってみました。「パパ、こうやって川が流れるように時間というものも過ぎていくんだね」と息子が答えました。私は頷きます。「ぼくはいつか家族を作って、幸せになるんだ。その時、この景色を思い出すかもしれないね。もしかしたら、ぼくは子供たちをここに連れてくるかもしれない。そしたらパパのように、彼らに何か話しかけるのかな。心配事はないのか?パパに話したいことはないのかってね」大人になったなぁ、と思いました。もう言葉で確認することでもないな、と安心を覚えました。 さて、今日はハンガリーの愛情たっぷり家庭料理をご紹介しましょう。ブダペストでもっとも息子の心と胃袋を掴んだのが「ラコット」という、ハンガリーポテトプレートです。地元の食堂では3ユーロ(約400円)くらいで食べることができます。本来はチョリソーを使うのですが、普通のソーセージでも美味しく作れるようにアレンジしてみましたよ。でも、チョリソーがあったら、チョリソーでぜひやってみてください! 材料2~3人前:じゃがいも400g、厚切りベーコン100g、ソーセージ100g(チョリソーが手に入るなら、ベーコンとソーセージの代わりにチョリソーを150g、その場合タバスコは必要なし)、玉ねぎ100g、サワークリーム大さじ4~5、ゆで卵2個、タバスコ小さじ1、白ワイン大さじ1、マジョラム(スパイス)少々、パプリカパウダー少々、オリーブオイル適量、塩・こしょう適量。 まず、卵は少し長めに、1cm程度に輪切りにしたじゃがいもは串がすっと入るくらいにそれぞれゆでておきます。次にフライパンに軽くオリーブオイルを引き、細切りにしたベーコンと玉ねぎ、輪切りにしたソーセージを炒めます。そこにゆで卵の黄身とサワークリーム大さじ1(残りはトッピング用)、マジョラム、白ワインを入れ、よく絡めます。卵の黄身を潰しながらソースに練り込むのがコツ。よく絡まったら、じゃがいもと細かく刻んだゆで卵の白身も投入し、塩・こしょうとタバスコを振りかけてさらに炒めたら、お皿に盛って中央に残ったサワークリームをのせます。最後にパプリカパウダーを振りかけて完成です。 ホクホクのじゃがいもにサワークリームの爽やかな風が流れ込み、まるでブダペストにいるような気持ちになりますよ! ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2018年06月05日●亀梨くんみたいな息子がいたら小説家・三島由紀夫が1962年に発表した「美しい星」が、55年の歳月を経て映画化された。同作は三島作品の中でも異色とされるSF要素を取り入れた作品で、ある日自分たちが宇宙人であると覚醒した家族の姿を通し、宇宙という目線から地球の問題を切り取っていく。『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』を手がけた吉田大八監督により舞台を現代に移し、大胆に翻案された形で製作されることになった。今回は一家の父で火星人に目覚めた気象予報士・大杉重一郎を演じるリリー・フランキーと、水星人に目覚めた重一郎の息子・一雄役の亀梨和也の"父子対談"を実施。映画『美しい星』作中で描かれるテーマを紐解いていく。○「面白いものを観たな」という感覚――父子役で初共演とのことですが、まずはお互いの印象を教えてください。リリー:単純に自分がもし親になって、亀梨くんみたいな息子がいたらいいなと思います。亀梨:嬉しいですね。リリー:すごくちゃんとしているんですよ。優しいし、男気があるし。亀梨:今回お仕事させていただく以前に、プライベートでお会いする機会が1~2度あったんです。リリーさんって、圧倒的に"リリーさん"じゃないですか(笑)。お仕事でお会いする時もその雰囲気は変わらず存在感があって、現場で主役の立ち方がすごいな、と思いました。ナチュラルでいながら、強さを持ち合わせるというのはなかなか……僕にはまだまだできないことです。リリー:亀梨くんは男らしい部分もあるし、目ヂカラが強い、初対面だと「強い人なのかな」と誤解されやすいのかもしれないけど、すごくいいお兄さんですよ。僕以外の先輩にも「あいつ元気かなあ」と思い出させる人なんですよね。あと、ちゃんと酔っぱらうところも信用できる(笑)。亀梨:ちゃんと酔っちゃいますね(笑)。1回、P(山下智久)と飲んでいて、リリーさんのお知り合いのお店に2人で行こうと言ったんですが、2人とも酔っ払っているから全然お店の暗証番号が思い出せなくて、リリーさんに電話しました(笑)。リリー:「お父さーん! お父さん!!」と電話が来て、「何があったんだ」と迎えに行ったらもう帰っちゃってた(笑)。亀梨:本当に申し訳ないです(笑)。――今回はかなり原作から翻案されている点もあり、かなり大胆な作品になっていると思いましたが、お二人は観た後にどう受けとられましたか?リリー:取材をたくさん受けているんですが、この映画、しゃべればしゃべるほど、お客さんが来づらくなるんじゃないかと(笑)。あえて言うなら、感動するとか、泣けるとか、すごく笑えるとかではなく、映画を観た後に「面白いもの観たな」という感覚になる作品ですかね。亀梨:「これだけを受け取ってほしい」という答えを提示してるものではないので、僕も監督に身を委ねて、やらせていただきました。僕は完成した作品を観たとき、すごく心拍数が上がったんですよ。脅される演出があるわけでもないのに、詰められているところもあり、映画との距離感がすごく面白かったというか。この感覚、DVDでも楽しんでもらえるとは思いますが、すごく映画館で観てもらうことを意識している作品だと思います。リリー:それは本当にそうだよね。亀梨:映画としての贅沢なものが、すごく詰まっているみたいな感覚がありましたよね。リリー:「イケてるものを観た」みたいな感じだった。亀梨:「俺、観たよ、『美しい星』」と得意げになってしまうみたいな。本当に。●タイムスリップしたのかというくらい、リアリティがある○大きいテーマを扱いながら、家族の問題でもある――今回かなり印象的なリリーさんの「火星人ポーズ」ですが、亀梨さんは最初にどこで見たんですか?亀梨:中華屋でご飯を食べているときに、TVでお父さんの様子を見てしまうシーンだったんですが「これ、こういう映画なの!?」と思いました(笑)。リリー:俺もスタジオで「こういう映画なの!?」と思った(笑)。亀梨:台本から、あそこまで想像できなかったですよね(笑)。リリー:火星人ポーズの最後に「上を向いて、クレーンカメラを指し棒で指してください」と言われて、なぜか俺の中ではセーラームーンがイメージにあった(笑)。何かしら俺の中の宇宙的なものにセーラームーンがあったんだろうね。ただ三島由紀夫のSF的な部分はすごく、お茶の間SFな気がするし、自分の生活に置き換えて考えられることも多いよね。亀梨:それはすごくありますよね。一見すると大きなテーマを扱っているようなんですが、誰しも家族のことは経験するわけじゃないですか。絶対に誰かの息子であり娘なわけだから、みんなが共感できるテーマも含まれている。リリー:本当に、このテーマで映画になるといったら、普通はテアトル単館ですよ(笑)。亀梨:わかります(笑)。リリー:だから志が高いというか、これは配給会社もいい博打を打った(笑)。こういう映画を商業映画として成立させるバランスが良いですよね。――ポーズのお話がありましたが、撮影現場でも他に監督から色々な指示があったんでしょうか。リリー:指示ばかりですよね。語尾の音の抜き方とか、イントネーションとか、そもそも1テイクで終わるなんて思ってないですから。だから逆に1テイク目の力の抜け方はハンパない(笑)。探り探りですよ。亀梨:(笑)リリー:平均で絶対に7~8テイクは撮りますから、もう吉田大八監督の無重力にはまってました。でもやっていくうちに、どんどん「監督とはこうあるべき」というのがわかってきました。意外とOKじゃないテイクが使われてることも多いと思うし、撮ったシーンもバッサバサと切っているから、監督には全てが見えてたんでしょうね。亀梨:自分が指示をいただいているときは必死に考えているんですけど、他の方の撮影を客観的に見ると面白くて。中嶋(朋子)さんも監督から「あそこの間が0コンマで、この音が……」と説明されて「ああ~」と頷いている(笑)。リリー:もう、オーケストラのちょっとのピッチを直す指揮者ですよね。だから、すごく音楽的になっていると思います。あと、俺は気象予報士で病気で宇宙人で、と情報が多すぎるくらいの役なのに、クランクインのときに用意されてたのがはバスローブと前貼りだけ(笑)。亀梨:激しいですね(笑)。家族全員に性を感じさせるシーンはありますもんね。リリー:お母さんもぽーっとした顔、してたもんね。亀梨:(佐々木)蔵之介さんに。リリー:あれが1番腹立ちました(笑)。○今に提示するべきテーマ――そうして撮られていたシーンが最後につながって、観られた時に自分の中で覚醒したことはありますか?リリー:よく夕方のニュースでゴミ屋敷の住人を紹介しているじゃないですか。でも、もしかしたら宇宙人みたいな人が本当にいて、ああいう風に俺らからはちょっと変わった人に見えてるだけなのかもしれないと思いました。みんなが想像で書いたSFも、いくつか本当のところはあるかもしれない。亀梨:三島さんが書いた時代も、冷戦を含め政治的な動きがすごく大きい時代じゃないですか。今この時代に、また原作のテーマに近づいているように感じるというか……そういうことを考えないで生きていられた世代だったのに、と思いますよね。タイムスリップしているのかなというくらい。この作品をやらせてもらってから、そういうニュースも自分の中に入ってくるようになりました。リリー:本当に、リアリティがある。亀梨:今に提示するものとして、すごくハマっているテーマのひとつだと思うんです。それを何十年の前に三島さんが書かれていることも、今この作品が公開されるということも、どこかリンクしているようだと、勝手に感じていました。リリー:本当のことを言ってるのにみんなが笑っちゃうという空気になるのは、聞く側にまだ笑うくらいの認識しかないからなのかもしれないし、歴史はそういうことの繰り返しなのかもしれない。全然面白いところでもないのに笑えてしまうのは、こっちにリアリティがないからなんですよね。そこに原作のもともと持っている、皮肉があるのだと思いました。○『美しい星』情報"当たらない"お天気キャスターの父・重一郎(リリー・フランキー)、野心溢れるフリーターの息子・一雄(亀梨和也)、美人すぎて周囲から浮いている女子大生の娘・暁子(橋本愛)、心の空虚をもて余す主婦の母・伊余子(中嶋朋子)。そんな大杉一家が、ある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒。“美しい星・地球”を救う使命を託される。ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こし、それぞれに傷ついていく。そんな一家の前に一人の男が現れ、地球に救う価値などあるのかと問いかける。5月26日公開。(C)2017「美しい星」製作委員会
2017年05月20日妊娠が発覚したプレママには、母子手帳(母子健康手帳)が発行されます。これまでは男性には発行されないものでした。しかし最近では男性のイクメン化を目指す自治体が、「父子手帳」を発行するといったこともみられるようになりました。父子手帳をみてみると、母子手帳と比べて、内容やタイトルも自由度が高く、ユニークなものが多いように感じます。WEB上で公開しているケースもあるので、夫婦でチェックしてみてはいかがでしょうか?■パパのつぶやきを記録できる手帖さいたま市の『父子手帖』は、育児に役立つ情報だけでなく、「赤ちゃんができたと報告されたとき」、「誕生の瞬間」、「オムツ替え」など、子育てにまつわるさまざまな事柄に対して感想を記録できる「パパ つぶやキロク」が設けられています。「パパならこうするべき」というよりは、自分で考えながらママと一緒になってパパとして成長できる仕組みになっています。このほうが、男性には受け入れやすいかもしれません。子どもが成人を迎えるまで、毎年お祝いメッセージをつづれるのもポイント。パパの正直な気持ちが残されるので、子どもが大きくなったときに贈ると、宝物になりそうですね。出産、子育てについての情報もパパ目線での内容なので、「俺には関係ない」なんて思わずに、ママの状況やパパとしてどう支えればいいのかといった情報もあります。「まちのみんなからおめでとう!」というコーナーには、市長や地元で働く人々、さらには、浦和レッドダイヤモンズ、大宮アルディージャの選手からのメッセージも! スポーツ好きの夫なら、「サッカー選手のメッセージがあるからもらってみたら?」と声をかけやすいかもしれません。『父子手帖』は、さいたま市のWEBサイトでは、電子書籍版を公開中です。■ユニークにイクメンにスイッチする技を教示ユニークなイラストの表紙が目を引く、岐阜県の父子手帳『パパスイッチオン!ぎふイクメンへの道』。ママの妊娠中には、パパの務めとして、家事分担やフォロー方法などを「イクメンの技」として紹介しています。「妊娠中、パパがしてくれてうれしかった気分転換は?」、「妊娠中、パパが言ってくれてうれしかった言葉は?」など、ママたちの本音を伝えるアンケートページは、ぜひ夫に見てほしいところ。妻から「こうしてほしい」と言われるよりも、「イクメンのたしなみ」として、やるべきこととしたほうが実感しやすいのかもしれません。岐阜県では、「早く家庭に帰る日」を定めたり、パパの育休取得についても積極的に推進している模様。パパとママの育休モデルパターンも紹介されています。手続きや給与のことなどのデータも掲載されているので、夫を説得する材料になりそうです。岐阜県のWEBサイトでは、『パパスイッチオン!ぎふイクメンへの道』pdfファイルを公開中です。■パパの「あるある」ネタ満載まんがや赤裸々トーク満載「まんが王国」を掲げる鳥取県では、育児の楽しさや、パパが育児に参加することの大切さ、ワークライフバランスなどを4コマまんがで紹介する父子手帳『がんばるイクメンのリアルな日常』を配布。つい甘やかしてしまったり、仕事で子どもの寝顔しか見られなかったりと、パパの「あるある」ネタが満載です。しかし、それだけでは終わらず、解決するためのアドバイスもあるので、楽しみながら育児について学ぶことができるでしょう。巻頭には「イクメンとは何か?」などを考える、トークライブの模様を掲載。共働きの男女5人が、それぞれの立場から本音を語り合っています。「子どものうんちを拭けるか」がイクメンの割合とか、「パパのイクメン心」へのママの問題など、ママも参考にしたい情報ばかりです。『がんばるイクメンのリアルな日常』は、鳥取県のWEBサイトでは、ページごとのpdfファイルを公開中です。■まるで雑誌のようなオシャレな一冊和歌山市の父子手帳『和歌山市 父子手帳 和歌山 男の子育て指南本』は、まるで雑誌のようにおしゃれな作りが印象的。パパのタイプがわかるチャートや、「パパにやってもらいたいことチェックリスト」など、ただ読むだけでは終わらない企画が多いので、読み終えるころにはイクメンとしての意識が芽生えそうです。赤ちゃんを見た瞬間は、「猿にしか見えないよ」「まったく実感が湧かなかった」など、飾ることのないパパたちの本音がずらり。リアルな言葉だからこそ、同じ男として共感できるだろうし、パパとしての自覚が自然と生まれるかもしれません。ほかにも、夫婦でできるストレッチなど、役立ち情報が盛りだくさん。夫婦でチェックしたい一冊です。『和歌山市 父子手帳 和歌山 男の子育て指南本』は、和歌山市のWEBサイトでは、電子ブック版を公開しています。今回はとくにユニークなものをピックアップしましたが、ほかにも工夫を凝らした父子手帳はたくさんあります。制度などの地域色が反映されていることもあるので、まずは住まいの自治体をチェックしてみましょう。残念ながら用意されていない場合は、WEBで公開されているものをヒントに、オリジナル父子手帳を作ってみるのもおもしろそうですね。※この記事は2017年4月3日現在のものになります。<参考サイト>・さいたま市 『父子手帖』 ・岐阜県父子手帳 『パパスイッチオン!ぎふイクメンへの道』 ・鳥取県イクメン・マンガ冊子 『がんばるイクメンのリアルな日常』 ・和歌山市 父親のための育児ガイドブック 『和歌山市 父子手帳 和歌山 男の子育て指南本』
2017年04月04日