元AKB48で2度女王に輝き、その後女優としていくつかのドラマに出演するなど人気の大島優子さん(28)。サンケイスポーツによると、大島さんは語学留学のため、米ニューヨークに渡航していることが19日に明らかとなりました。関係者によりますと、大島さんの留学期間は1年。2017年8月より渡航し、現地では語学勉強に加え、ブロードウェイなどエンターテインメントの本場で更なる表現者として磨きをかけるということです。今回の留学を「1人の女性としての見聞を広げるため」と話している一方で、ネット上では今後の女優業に少なからず支障が出るのではないかという心配の声が上がっているようです。●AKBの元女王、大島優子の留学に反対の声続々『日本に帰ってきても仕事ないでしょ』『気合だけでは女優はできない、でも勢いは大事』『綾部は?綾部は?』『帰ってきて英語ペラペラだったらいいよね』『「ア○○○スカイ」を見つけに行った』『本気で語学やエンタメ学びたいなら1年じゃ足りないよ』『逆に5年行きます!と言ったら本気かも』『海外留学した芸能人で成果出している人いない気が……』など、芸能人の留学に疑問の声が挙がっています。海外留学は本気でやれば、相当に厳しく、大変な生活が待っているはず。全力で走り続けてきた大島さんだからこそ、良い意味で期待を裏切る一年にしていただきたいですね。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年09月20日「留学」は学生時代にやるものだと思っていませんか?でもそれって大きな間違い。今、社会人女性の留学がじわじわと増え始めているんですよ。けど、今更留学って気が引けるし、そもそも周りは自分より若い子ばっかりで気まずい思いをするんじゃない?そう思っているあなた、大人の留学ほど、得るものが大きいみたい!30代、40代で留学した女性たちが実感している「オーバー30歳の留学」のメリットをご紹介していきます。就職して10年後くらいが、まさにベストタイミング!30歳過ぎての留学に悩む理由の一つが年齢ですよね。でも、就職して10年後くらいが一番行くべきタイミングなんですよ!そもそも仕事を始めて10年経つと、仕事にもだんだんと慣れてきて、先は見えるしだからといって転職するほどのモチベーションもないし、なんだか次の目標が定まらない時期だと思うんです。そこで、まさに留学です!このタイミングで海外に飛び出すと、ある程度の社会人としてのキャリアも積んだので後ろめたさもなく、自分自身も良い意味で割り切れます。30代、40代で留学した人ほど「日本にいれば良かった」という後悔が少なく、失敗しても前向きな気持ちに切り替えができるんですね。それに、ある程度の資金があることもプラス材料。留学中はほぼ働くことはできないので、これまでの貯蓄を切り崩して生活していくことになりますが、これが思ったよりも負担大。お金はどれだけあっても足りないと思う人が多いようです。しかし30代、40代ともなればある程度の貯蓄はありますし、さらに入社10年後は退職金の額が一気にアップする区切りでもあるので、それを資金にすることもできますよね。これこそオーバー30歳で留学する魅力の一つですよ。学ぶことに集中できる!運が良ければ就職まで!?学生時代に留学経験がある人から話を聞いた時、残念ストーリーとして挙げられるのが「日本人とばかり話してしまった」「言語よりも遊ぶことばかりを楽しんだ」の2つです。確かに、周りに同じくらいの年齢の日本人も多いので、勉強をおろそかにして遊びに出てしまうのは仕方がないのかもしれません。しかし、それがないのが「オーバー30歳の留学」です。そもそも学生留学でよくありがちな「お酒でハメを外す」だとか、「クラブで朝まで踊る」といった遊びからは日本で十分経験済みなので、勉強以上に興味をそそられません。周りで仲良くなる人も、自然と同じくらいの年齢の人たちなので、そういった誘惑も少ないみたいですね。さらに仲良くなる同年齢の人たちが、会社で重要なポジションを任されている人や研究者として留学している人だったりするのもオーバー30歳ならではの特権。学生時代には感心がなかった面白い話が聞けるどころか、人脈を活かして就職先を見つけている人も多いんです。留学後の可能性が広がるはず!前向きな価値観を見つけられる!そして何よりも「オーバー30歳の留学」で得られる大きなメリットは、「前向きな価値観」が手に入ることです。日本にいたら30歳を過ぎれば結婚だの、出産だのと周りから意識されることが多くうんざりだと思いますが、まず、海外ではそういったしがらみが全くありません。年齢を気にする人が少ないので、「自分らしくいていいんだ」とポジティブな気持ちになれ、年齢という枠に囚われずに日々を過ごすことができますよ。周りから年齢を気にして扱われないのは、清々しいです。それに自分自身も「30代、40代らしい生き方をしなくは」という固定観念があったことに気が付き、年齢を気にするせいで自分にストップをかけていたことがわんさか見つかります。留学してすぐにそれらの価値観は「ちっぽけだったな」と覆されるでしょう。30代に突入したら、もう仕事も十分頑張ったし、楽しい遊びもほどほどに経験したと思います。ならば思い切って新しい世界を覗いてみるのもいいですね。一気に価値観が変わりますよ。人気の留学先はイギリスやカナダといった英語圏ですが、旅行を兼ねてヨーロッパにフランス語やドイツ語を学びに行っても良いと思います。またフィリピンなどでは、1週間からの短期留学も受け入れているので、まずはお休みを利用して行ってみても良いですね。
2017年08月29日小学校や中学受験を考えるママにとって、一貫校や大学の附属校を選ぶかどうかは、かなり悩むところではないでしょうか。エスカレーター式なら受験の回数を減らすることができますが、メリット、デメリットはほかにもどんなことが考えられるのでしょうか。そこで、ママ自身がお受験をしたことがある人、子どもがお受験を経験したママたちに話を聞きました。■メリット1:好きなことに打ち込める息子が、エスカレーター式の学校を卒業したというNさん(58歳)。遊びたいさかりの子どもを受験させることに「かわいそう」と思う面もあったといいます。でも一定の成績をおさめることができれば、エスカレーター式で大学に進学できたため、「外部受験よりも結果的に楽だったのかも」と、思っているそうです。「受験がない余裕があるからこそ、学生時代はサッカー部で毎日がんばっていました。社会人になったいまも当時の仲間とフットサルを楽しんでいるようです。好きなことを見つけられて、友だちや先生といまでも濃い付き合いができることもあって、一生の財産を得られたのではないでしょうか」(Nさん/58歳・社会人のママ)ちいさいときに勉強で遊ぶ時間が減るのはかわいそうかもしれないけれど、その分、受験後に思いきり好きなことに打ち込める。そして、一生付き合える仲間を見つけられる。こうしたメリットもあるようです。■メリット2:留学などのチャンスが多い母親自身が、中高一貫の女子高に進学したというYさん。同じミッション系の大学の指定校推薦が多く、それを利用して大学へ進んだそうです。「私の学校からは一般入試ではとても入れないような有名大学に行けたので、受験に関してはラッキーでしたね。オーストラリアに姉妹校があり、中学生のときから毎年のように短期留学もできました。おかげで英語が好きになり、いまも勉強を続けています。娘にも同じような環境で学ばせてあげたいけれど、学費がちょっと心配です」(Yさん/39歳・小学3年生のママ)Yさんとは別に、やはりミッション系の女子高で指定校推薦を受けて、同じくミッション系の大学に進学した友人がいます。彼女がいうには「私は、中学受験していたから楽できてよかったけど、いまの自分には娘を通わせる財力がない」とのこと。いわゆるお嬢さま学校といわれるところは学費だけでなく、友だち付き合いにもお金がかかり、余裕がないとちょっと大変な一面もあるようです。■メリット3:ママ友付き合いが楽!「うちの息子は小学校受験をしました。住んでいるところはバラバラだし、公立よりも保護者会などが少ない気がします。私は働いているので、そうした行事に休みを取られずに済むのはありがたいです。また、収入や家庭環境、考え方が似ている人が集まりやすく、保育園のときよりもママ友付き合いがしやすくなったと感じています」(41歳・小学6年生のママ)子どもだけでなく、ママにとってのメリットも見逃せませんね。これを享受するには、校風を見きわめることも重要。学校説明会などでチェックしておきましょう。■デメリット1:附属校だからといって油断できないこれまでの話ではエスカレーター式という特性をうまく生かして、大学進学、留学といった先に進むメリットが語られましたが、デメリットはどんなものがあるのでしょうか。【だれもが進学できるわけではない】「私の通っていたころの附属校は、成績順に希望の学部を選べたんです。大学の花形学部である法学部や文学部は成績上位の子でいっぱい。私は高校時代に遊んでしまって成績が悪かったこともあり、内部進学するなら二部、つまり夜間しか選べなかったんです。だからといって、外部受験するなら浪人しない間に合わないし、仕方なく二部を選択しました。有名大学の附属校だからといって、だれもが希望どおりに進学できるわけではないところもあります」(39歳・小学2年生のママ)【途中で進路が変わることも】「息子は中学から大学の附属校へ。高校生になって進路を考えだしたときに、医学部へ行きたいと言い出しました。しかし、エスカレーター式の大学には医学部がないんですよ。中学受験をすれば子どもも楽をできると考えていたけど、進路が変わることだってあるわけだし、附属校だからと油断はできないものですね。正直なところ、附属校ではなく公立にすればよかったのかなと思ってしまいます」(48歳・高校2年生のママ)中学校へ進学する時点で進路が決まっている子のほうが少ないかもしれません。附属校はエスカレーター式で進学しやすいとはいえ、必ずしもそれが子どもの夢のための進学が>一致するとは限らないことも覚えておきましょう。■デメリット2:お弁当作りが大変!「小学校では給食があったので、やっとお弁当作りから解放された! と思ったのですが、私立中学に進学してからはまたお弁当作りの日々が…。駅まで車で送っていかなくてはならないし、朝はまさに戦場です!」(40歳・中学2年生のママ)私立校は給食がない場合も多いですよね。子どもはお弁当のほうがうれしいかもしれないけど、ママにとっては大変かも!?■デメリット3:おさななじみがいない…「わたしは、幼稚園から大学の附属校に通っていたので、近所に友だちがいなくて。おさななじみに、あこがれちゃいます。学生時代も基本的には同じ顔ばかりなので、一生付き合える親友もできたけど、狭い世界で生きてきたような気がしています。人間関係がうまくいかないときは本当につらかった。高校進学時に外部受験も考えたのですが、中学受験を経験して別の附属校に入ったからもったいないし、親にも申し訳なくてそのまま残りました。いいこともたくさんあったけど、嫌な部分も見てきたから子どもが希望しないなら受験させる気はありません」(39歳・3歳児のママ)私立の場合は、みんなが近所に住んでいるとは限りません。そのため、地元に友だちがいないという結果になることも…。また、人間関係がうまく築けないと、長期にわたってつらい思いをすることもあるようです。もちろん、こうしたメリット・デメリットは、公立校にもあります。どちらがいい・悪いと決めることはできないけれど、わが子に合う・合わないは事前に検討できるはず。デメリットもしっかり把握したうえで、子どもにとって最適な道を考えてあげたいですね。
2017年06月26日2015年12月末、フォトグラファーの須藤夕子さんは当時4歳だった愛娘を連れてマレーシアの首都、クアラルンプールに飛び立ちました。なぜ彼女は、父親と離れて母子だけで海外暮らしをする「親子留学」の道を選んだのか。1年半近くが経った今、その決断の背景や現地で暮らすメリットとデメリット、そして娘さんの教育に対する思いを聞きました。■今しかない、娘との濃厚な時間を大切にしたい―― まず、親子留学を決意した理由を教えてください。須藤:私は20年以上フリーランスのフォトグラファーをしており、出産直前まで大きなお腹を抱えて仕事をしていました。子どもが1歳になったころから仕事に本格復帰、次第に「このままでいいのかな」と疑問を抱くようになりました。仕事は充実していましたし、保育園にも入ることができてずいぶん楽になった。でも子育ては10年後には終わっているわけで、「この貴重な時間をもっと濃厚に過ごしたい」と考えるようになったんです。いろいろな国に行った経験から、「すべては教育や経験から価値観が生まれて、人と違うことでアイデンティが育つ」という考えが私の根底にはあります。娘にも、英語をただ身につけるだけでなく、なぜ他言語が必要なのかを肌で感じ、コミュニケーション能力を高めて欲しい。自身の仕事についてはもう十分やりきったという思いがあったので、日本でのキャリアは90%以上捨てる覚悟を決めました。―― 旦那さんは、育児に大変協力的だったと聞いています。離れて暮らすことに、反対はなかったのでしょうか?須藤:実は妊娠中から「子どもが小学校に上がる前に、家族で1年くらい別の国で暮らしたいね」と話していたんです。夫は歯科医院の開業が急に決まったため日本を離れられなくなってしまいましたが、「娘と私だけで距離的に近くて時差が少ない国に住み、行ったり来たりすればいいよね」と話がまとまりました。周囲のママ友からは「なんでパパと離れるの?」「子どもがかわいそう」「怖くないの?」とネガティブな反応ばかりでしたが、何も怖くはなかったですね。―― マレーシアに決めた理由は、距離の近さでしょうか。須藤:それもありますが、アジアのエネルギーを感じられる国だというのも大きいですね。マレーシアは今、昭和30年代の東京のようにどんどん新しい道ができ、ビルが建ち、近代的になっているんです。これからはアジアの時代ですし、ロサンゼルスやパリなどの完成された都市ではなく、変化していく様子を見届けたい。また、物価が安く生活費が東京の3分の1程度ですむことや、医療設備が充実していることも決め手になりましたね。■「おうちに帰ろう」と泣く娘。眠れない夜を超えて一歩ずつ前へ!―― パパと離れることについて、娘さんの反応はどうだったのでしょうか。須藤:パパと離れて最初の一週間は、大きな涙をポロポロ流しながら「ママ、飛行機に乗っておうちに帰ろう」などと言うことがあり、私も泣きたくなりました。これがトラウマになって、明るい性格の娘が変わってしまったらどうしよう、という不安に囚われ、眠れない夜もありました。でも、自分を奮い立たせて、幼稚園選びや住居探しなどをひとつひとつの課題を決断しクリアしていくことで、私も娘も成長できたと思います。ようやく幼稚園が決まったときには、緑いっぱいのお庭で楽しそうに遊ぶ娘を見て張り詰めていた糸が切れ、涙がこぼれたことを覚えています。娘はパパが大好きなので、こちらでの生活に慣れた今でもパパと離れるときには泣いてしまいます。でも私は「寂しい」という感情がマイナスだとは思っていなくて、それを力に変えられることを知っているので、悪いことをしているとは思いません。辛いことがあれば会ったときの喜びが大きいですし、家族が同じ方向を向いていれば何も問題はない気がしています。それに、今はLINEなどでいつでも顔を見ながら話せますし、動画や画像でマメに様子を知らせることもできる。LCCを使えば数千円で行き来できるので、1カ月に1度のペースでパパと会っています。ひと昔前の親子留学とは、状況がだいぶ変わっているのではないでしょうか。―― 幼稚園はインターナショナルスクールに通われているそうですが、英語力はどのくらい伸びたのでしょうか。須藤:子どもの吸収力は本当にすごくて、通い始めた2カ月後には先生やお友達と流暢に話せるようになっていました。4カ月が過ぎた頃には日常的に自然と英語が出てくるようになり、私が日本語で「早く洋服を着なさい」と言うと「I don’t want to change my clothes」と英語で返事をすることも。6カ月後には、アイスクリーム屋さんなどで「Can I have an ice cream?」と英語でオーダーできるようになっていました。―― 須藤さんの英語力はいかがでしょうか。須藤:私はクアラルンプールで2カ月間語学学校に通い、生活に困らないくらいには話せていました。でも、娘の英語力に比べると伸び悩みを感じ、滞在10カ月目にセブ島へ一週間のプチ留学をすることにしたんです。たった一週間でしたが、私はスピーチができるレベルに上達しましたし、娘も書くことやダンスを習ってとても有意義な経験だったと思います。マンツーマンが中心の授業では、自分の意見を持つことの大切さや、人と意見が違うことを伝え合う楽しみなど、語学以外の学びもありました。とはいえ一週間ではやはり足りないので、今後もクアラルンプールやセブ島の学校で英語を学ぶつもりです。 ■社会全体が子どもに優しく、毎日が発見の連続―― 1年半近くを過ごした今、マレーシアでの子育てについてどう感じていますか。須藤:私も夫も、もう日本で子育てをする事が考えられないくらいマレーシアが好きになりました。社会全体が子どもに優しく、娘と外出をすると何人もの方が「What’s your name?」「How old are you?」などと声をかけてくれます。レストランや公共の乗り物内で話しかけてくれる行為は、ただ興味があるではなく「君はここにいていいんだよ。みんなの宝物、未来人さん」と思ってくれているような気がします。ここで育った娘は、 きっと大人になったら同じように優しくするでしょう。また、マレーシアは多民族国家なので、毎日いろんな国の人と会話をするチャンスがあります。イスラム教やヒンドゥ教のお祭りを国中でお祝いする姿は平和そのものに見えますし、「もうすぐラマダンだ!」と断食を楽しみにしているムスリムたちの価値観に触れることもできました。毎日が発見の連続で、とても面白いですね。最初は小学校までの2年間だけの予定でしたが、2017年9月から160年続くイギリスの名門校のマレーシア校(インターナショナルスクール)に進むことが決まり、長くここに居る事になりそうです。―― 日本と比較して、デメリットはないのでしょうか。須藤:比べたらキリがないですし、「なぜ、いただきますを言わずにバラバラに食べるんだろう」「暑いから外遊びが少なく、体力づくりができない」など愚痴を言っている日本人のママもいます。でも、果たして日本が正解なのでしょうか。長いタオルを首から下げて、その半分をテーブルの上に置き、そこにお弁当箱を乗せて食べている幼稚園がありますが、世界見たら不思議な光景です。その場所から動かずこぼさず大人の手を焼かないように食べろ、と言っているように見えます。みんなと同じ事が月齢通りにできる子どもが良い子どもではないと、私は思います。もちろん、日本は自分が育った場所ですし、良いところもたくさんあります。例えば、季節の移り変わりを感じられないのは残念ですし、それを感じることで日本文学の美しさも分かると思います。アイデンティの育て方など、これから手探りでもひとつずつ取り組んでいこうと思います。―― 須藤さん自身も、マレーシアで勉強を続けていくのでしょうか。須藤:自分が変わらなければ、子どもは変わりません。私もコラムを書いたり本を出したりと今できる限りの仕事をしつつ、娘が通う小学校の近くの大学に通うつもりです。夫も休みの日は学会などに行って勉強していますし、LCCを使ってマレーシアやほかの国への移動も楽しんでいます。もし日本でずっと暮らしていたら、ただダラダラと一緒にいただけかもしれません。年を重ねると好奇心はどんどんすり減っていいますが、「やりたい!行きたい!」と思えることがあるのなら、やるべきだと思います。親子留学は誰にでもできることではない。2世帯に分かれて生活できる経済力と、家族の理解・協力。その両方を得るのは、多くの人にとって現実的ではないだろう。しかし、日本にいてもできることはある。「今しかない濃密な子育ての時間を大切にしたい」という彼女の思いと自分で切り開いていく行動力、家族それぞれが成長していこうとする姿は、迷いながら子育てをしている私たちのヒントになるかもしれない。須藤夕子(すどうゆうこ)1974年2月8日生まれ。広告代理店など三年間のOL生活を経てカメラマンへ転身。ポートレート撮影を得意としてリチャードギア、渡辺謙など撮影した著名人は1000人以上。雑誌、広告などフリーランスフォトグラファーとして活躍。また「笑顔泥棒」と称しパリ、NY、マイアミ、沖縄など世界中の子供達の笑顔を撮影し個展や写真集などで発表している。canon、FUJIFILMなど不定期で写真教室講師をしている。2011年女の子を出産、一児の母でもある。HP: Facebook: twitter: @egaodorobou"
2017年06月22日フランス留学するには何が必要か? 前回は 短期留学 についてまとめてみました。今度は長期滞在ビザの申請が必要な90日以上の滞在です。1年間留学すると仮定して、プランを考えてみましょう。どんなビザを取ればいいのか?日本のパスポートを持っている場合、90日を超えるフランス滞在には長期滞在ビザの申請が必要です。そして同ビザを携帯してフランスへ入国した後、現地で滞在許可証を取得します。詳しい必要書類は、まずフランス大使館に問い合わせましょう。留学を目的として取得する長期滞在ビザは学生ビザです。またはビジタービザでも可能です。学生ビザで入国し現地の滞在許可証を取得した場合、年間964時間の労働が許されるため、学びながら仕事もできます。ビジターは労働が一切許可されません。今は移民に対する政策が厳しいため、申請しても内容次第(通う学校が信用のおける機関か、入国目的が労働ではないか等々)で、学生ビザの申請が通らないこともあります。学生、ビジターどちらの身分で申請するにせよ、もっとも重要視されるのは、お金です。今フランスは不景気で失業率も高いため、労働目的の外国人に対してはとても厳しい環境にあります。フランスに滞在する1年間、きちんと暮らしていけるだけの経済証明がとても大切になります。学生ビザの場合は、学校への登録と1ヶ月あたり最低615ユーロの留学資金を持っていることの証明がいります。ビジタービザの場合は労働が許可されていないため、1年間であれば仏SMIC(全産業一律スライド式制最低賃金)の年額相当である1万7344.60ユーロ(現時点の日本円換算で約201万円)の滞在資金があるという証明が必要です。家族が同行する場合は、その人数に応じて増額します。時期はいつがいいかフランスの学校は9月が新年度です。語学学校などは年中、入学できますが、専門学校や大学の場合は、9月から1年が始まります。そのため9月の入学に合わせるのが現実的です。大学や一部専門学校は、入学に際してフランス語力を証明しなければいけません。試験(DELF/DALF:仏国民教育省認定の公式フランス語資格)を前もって受験し、これも用意しておきます。また子どもがいる場合、現地の学校に通わせるにしても、やはり9月入学であれば、溶け込みやすいでしょう。現地についたらすべきことまずは滞在許可証の申請、銀行口座の開設、電力会社との契約、携帯電話の取得など。これらがないと、すべての作業が進みません。ビザとは入国許可であり滞在許可ではないため、ビザで入国したら滞在許可証を申請します。フランスはカード社会であり、小切手も頻繁に使われます。そのため現地での口座開設は必須。あわせてデビットカード機能(またはクレジットカード機能)付きキャッシュカードを発行してもらいます。電力会社(またはガス会社など)が発行する料金の領収書は、自分が現在住んでいる住所を証明するものとなります。この公共料金の明細書は、どのような手続きをするにしても、毎回必ず提出を求められる大変重要なものです。テーマ別に細かなことを説明したら、それこそ本一冊くらいの量になってしまいますが、とにかくもっとも大切なことは、フランスはすべてが日本のようにスムーズに運ばないということ。日本では数日で済んでしまうことでも、フランスだと1ヶ月以上かかることは多いのです。加えて語学の壁もあり、準備は早過ぎるかなと思うくらいで、結果的にちょうど良くなります。8月はバカンス時期で、フランス社会ではすべての作業がストップします。そのため9月の留学を目指すなら、6月末を目処に、また何か遅れてしまっても7月前半くらいまでに収まるよう、スケジュールを組みましょう。
2017年01月17日一度は海外で暮らしてみたいと思いつつも、まだ小さな子どもがいるし、しばらくはあきらめないといけないかな、と思っているママもいるかもしれません。家族のことを気にせず1人で留学するなんて非現実的だし、子連れで留学ともなれば想像できませんよね? やはり、ママが海外に留学するのは難しいのでしょうか。そこでフランスの場合を例にシミュレーションしてみました。何をするため、どれくらい滞在したいのかまず「現地で何をするため、どのくらいの期間住みたいのか」その目的を、はっきりさせる必要があります。それにより滞在手続きが大きく変わってくるのです。例えばフランスの場合、90日以内の滞在(現地で就業する場合などは除く)であれば、日本のパスポートを所持している人はビザの手続きはいりません。一方でそれを超える場合は、ビザを申請して現地で滞在許可証を得る必要があります。もし配偶者がいる場合、渡仏している間は別々に暮らすのか、子どもはどちらで預かるのか、または配偶者と一緒に渡仏するのか、自分の仕事をどうするのか、配偶者に仕事がある場合、その仕事をどうするのか、ということをクリアにしないといけません。考えれば考えるほど、なかなか決断できませんが……、例えば、転職をきっかけとした離職期間を子どもの夏休みに合わせ、母と子どもだけ1ヶ月ほど渡仏する、というのが一般的には現実的な選択肢かもしれません。1ヶ月程度では、なかなか現地の深いところまで見ることができないものの、その1ヶ月で自分なりに感触が良ければ、上記のさまざまな問題の解決策を考えつつ、次回はもう少し長期の滞在を視野に入れることができます。住む場所の確保はどうする?滞在費用をできるだけ安くしたいという人に最適なのが、キッチン付きホテルまたは家具付き賃貸物件。自炊で食費を抑えられます。スーパーマーケットやマルシェで買い物し、より実際の暮らしに近い生活も体験できます。またフランスの場合、夏は多くの人が長期のバカンスに出かけます。その間、普段住んでいる部屋を誰かに貸している人たちもいます。こういった物件はAirbnbなどでも探せますし、もし現地に知人がいるようなら、その知人の周囲にそういう人がいないか、もしくは知人が、その期間バカンスに出ていて部屋を借りられないか、聞いてみるのも手です。現地に住む人を通じて部屋の情報を得た場合、長期賃貸する際の1ヶ月分の家賃と近い額で借りられることも多いため、滞在費も抑えられます。これらは在仏者向けの日本語の情報サイトなどでも募集しているケースもあるので、こまめにチェックするのがおすすめです。自分と子どもの学校探し現地で生活していく上でフランス語の習得は必須です。英語が通じるケースはあるものの、仮に英語で意思疎通ができたとしても、その国のより深い部分は知ることができません。また役所関連の手続きは、フランス語ができないと、まったく行えません。語学、料理、フラワーアレンジメントなど、人によって滞在目的はさまざまですが、それらの学校を選ぶことにあわせて、子どもにもどのような体験をさせたいのか、また子どもがどのようなことを望んでいるのか、希望に合わせてアレンジしましょう。子どもを何かのスクールに入れるなら、その送り迎えの時間にきちんと対応できる時間割を自分が通う学校で組めるのか、といったことも大切です。外国人が多い学校は、英語の学校案内や手続きを英語で進められることがあります。ただしフランス語のみのところも多く、初めは何もかもが手探りで、途方にくれてしまうこともあるでしょう。一方でやり始めてみると、案外自分でこなせることは多いとも気づきます。留学業者などを使わず自ら手続きを行えば、滞在にかかるすべての費用を節約することができるでしょう。どれだけ準備をしたかで滞在の充実度が決まる渡仏前はやることが多過ぎて、ついつい「現地に行けば何とかなるよね」と考えがちです。しかし、日本でやれることはすべてやっていった方が、滞在期間を有効に使えます。限られた期間を現地でしかできないことに集中させることで、滞在の充実度はさらに増していきます。フランス語の勉強もその1つです。もし日本で少しでも基礎を固めておけるなら、現地での伸びも違ってきます。加えて大人の場合、語学は現地で暮らしていれば誰でも習得できるものではなく、それなりに継続して努力しない限り、いくら現地にいても、ものにはできません。言葉が違う海外は何に関してもハードルが高めです。無理だと何度も思うかもしれませんが、一つひとつこなしていけば、思っているより夢は簡単に実現します。そしてそれら苦労した経験が、自分の中でかけがえのない糧になり、将来へ繋がっていきます。
2017年01月16日【パパからのご相談】同僚が子どもを海外留学させると言って準備しているようです。同僚の子どもはまだ高校1年生なのですが、イギリスの大学に行きたいと言っているんだとか。うちの子は中学生なので先のことだと思っていましたが、今のうちから海外の大学も含めて情報収集すべきなんじゃないかと焦ってきました。日本一といえば『東京大学』のイメージですが、海外の大学はどのあたりが有名なんでしょうか?●A. 海外の大学を世評でみたランキングでご紹介します!ご相談ありがとうございます。子育て研究所代表の佐藤理香です。昨今ではグローバル化に伴い、大学のありようが大きく変わっています。グローバル人材の育成、オールイングリッシュの授業、外国語でディスカッション中心の授業など、我々が大学生のときは珍しかったことも今や普通となりつつあります。文部科学省の報告でも、毎年5万人以上の日本の学生が海外に留学していることがわかっています。「海外に留学」といっても、大学は無数に存在しますよね。そこで今回は、日本を含めた海外の大学を、世評からみたランキング でご紹介したいと思います。●“世界の大学ランキング”第1位は……『World Reputation Rankings 2016』(世界大学世評ランキング)が、イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education』から発表されました。世界各国の多くの機関がさまざまな大学ランキングを発表していますが、『Times Higher Education』のランキングはもっとも権威あるものの一つとして位置付けられています。大学の評判や認知度 といった評価基準でランク付けを行った結果、世界の大学のランキングは以下のようになりました。・1位:ハーバード大学(アメリカ)・2位:マサチューセッツ工科大学(アメリカ)・3位:スタンフォード大学(アメリカ)まずTOP3をアメリカの大学が独占しました。一度は聞いたことがある超有名大学ばかりがランクインです。続いて、・4位:ケンブリッジ大学(イギリス)・5位:オックスフォード大学(イギリス)・6位:カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)・7位:プリンストン大学(アメリカ)・8位:イェール大学(アメリカ)・9位:コロンビア大学(アメリカ)・10位:カリフォルニア工科大学(アメリカ)8位には、次期アメリカ大統領選に出ているヒラリー・クリントンや夫のビル・クリントン氏も出た『イェール大学』、9位には現アメリカ大統領のバラク・オバマ氏が学んだ『コロンビア大学』と有名大学がならびます。10位までは、イギリスとアメリカの大学ばかりです。では、世界において日本の大学のランクはどうなっているのでしょうか?●世界ランキングにみる日本の大学日本では有名な大学でも、世界でみると上位10位までには入っていません。評価方法の課題や大学のキャパシティにもよると思いますが、やっぱり母国のランキングは気になりますよね。以下、同ランキング100位以内にランクインしたもので日本の大学だけを上位から並べてみました。・12位:東京大学・27位:京都大学・51~60位:大阪大学・61~70位:東北大学・81~90位:東京工科大学日本の大学は旧帝大群と私立の東京工科大学がランクインする形になりました。それでも5大学のみ。世界にはたくさんの大学と無数の選択肢が存在することがわかると思います。----------本日お伝えしたのは大学全体のランキングです。総合大学には、多くの学部・学科があります。最先端の研究から古代の歴史研究まで、向学の志によって自由に選択ができます。ぜひお子様の興味関心、向学心を大事にしていただければと思います。偏差値なども大事な指標ですが、それにとらわれずに、進学先や留学先選び、学習に対するモチベーションアップにつながれば幸いです。【参考リンク】・「日本人の海外留学者数」及び「外国人留学生在籍状況調査」等について | 文部科学省()・World Reputation Rankings 2016 | Times Higher Education()●ライター/佐藤理香((株)子育て研究所代表)
2016年06月16日海外旅行というよりも、その土地で生活をしている感覚で休暇を過ごす人が増えているようです。滞在中は語学学校に通ったり、ローカルのような生活を体験したりできる親子留学で、プチ海外生活を楽しんでみませんか?■旅行とはひと味違う、海外生活を味わえる親子留学とは旅行でリゾートや観光に行くよりも、何かのきっかけづくりや、普通ではできない経験をしてみたい。そんな方にオススメするのが、「親子留学」というスタイルです。たとえば、親は語学学校や各種専門学校といったスクールに通い、子どもは年齢に応じてチャイルドケアや幼稚園、小学校への体験入学をするというように、親子で海外の生活や文化を学ぶ――それが親子留学です。期間は約1週間~。現地での滞在も、ホテルではなくホームステイやサービスト・アパートメント(簡易キッチンや洗濯機などがついている宿泊施設)を利用し、ローカル目線で生活をすることで、普通の旅行では得られない体験や思い出ができます。■親子留学におすすめの国は? 選び方のポイント1週間の親子留学を予定している場合、「時差が少ない」「フライトが短い」の両方、あるいは少なくともどちらかに絞ったほうがよいでしょう。語学留学で人気のある渡航先は、オーストラリア、ニュージランド、ハワイ、カナダなどですが、時差のことを考えると、もう少し候補が限られるかもしれません。また、比較的安く気軽に行けるアジア圏も注目されています。アジア圏ではフィリピン、マレーシアなどがおすすめです。留学先を選ぶ上で注意したいのが治安です。海外では日本よりも安全な国は、なかなかありません。留学エージェントなどを通じて手配する場合でも、自分で現地の情報などを事前に収集しましょう。公共交通機関が整っていない滞在先にでは、自分で車を運転しなければならない場合もあるので、そうしたことも考慮に入れておきましょう。 ■旅行会社の親子留学プログラム、留学エージェントを頼ろう海外在住の経験があったり、何度かその土地に旅行経験があったりする一部の人を除き、ほとんどの場合、親子留学をする際は、旅行会社の親子留学プログラムを利用する、もしくは留学エージェントに手配を依頼することをおすすめします。通常の旅行とは異なることが多いので、どこまで対応してもらえるのか、現地のフォロー体制はどうなっているのかなどを事前にしっかりと確認しておきましょう。なお、主な費用の内訳は、渡航費、現地滞在費、スクール受講料、チャイルドケアや体験入学費用、生活費などです。単純に金額だけを見るのではなく、さきほども言ったように現地でのフォロー体制も確認しておかないと、結局コストがかかってしまう場合もあります。まずはさまざまプランを見て、おおまかな予算や場所、期間を決め、親子で目的をはっきりさせておくことが大切です。1週間というと短く思えますが、学びを目的として海外を訪れることで、思ったよりも多くの経験を得ることができるものです。知的好奇心を刺激し、リフレッシュもできる親子留学をこの夏検討してみてはいかがでしょう。(逗子マリナ<フォークラス>)
2016年04月12日【ご相談】娘の夢、高校留学をかなえさせたい!今の家計で実現できる?小学生の娘が、「高校生になったら留学をしたい」と言っています。1年程度の交換留学では、就職にプラスにならないのではと思い、3年間の卒業留学※を検討しています。なお、大学は帰国子女枠での国内大学進学を考えています。留学は大変お金がかかるので、娘の夢をかなえるためには貯蓄がゼロ近くになることも覚悟していますが、今の家計で実際のところ、留学へ行かせてあげることができるでしょうか。娘が中学生になった頃から、パートを増やす予定です。また、渡航先はカナダを希望しており、年200万円(公立高校学費+滞在費)の費用を見込んでいます。※留学先の学校を卒業することを目標とした留学東京都在住 林 葉子さん (仮名)【回答】現在の毎年100万円の貯蓄が可能な生活レベルを継続したうえで、中学は公立を選択し、ご相談者さまのパートを増やせば、高校の卒業留学もギリギリで可能です。ただし、老後資金が枯渇する可能性は高いため、家計収入をアップするなどの工夫が早急に必要です。(ファイナンシャルプランナー 鈴木 さや子からのアドバイス)お子さまが小学生の今から留学したいと思っておられるとのこと、とてもすてきですね。ぜひ本回答を参考に、夢に向かってお子さまと一緒に考えてくださいね。日本の私立高校に進学するよりも、はるかにお金がかかる留学は、資金が大きく減少した後のライフプランまで視野に入れて計画を立てましょう。お子さまの高校卒業後には、大学進学、そして目の前にはご夫妻の老後が迫ってきます。老後の生活費を賄うには、公的年金だけでは十分ではありません。また、住宅は一括で購入されローンはないとはいえ、住居費は改修や老後のためのリフォームなどで、今後も出費が続きます。もちろん医療費や介護にお金がかかる可能性もあります。老後にかかるお金を最低限残しておかないと、結果的にお子さまに頼るはめに陥るかもしれません。そんなことにならないかどうか、今後の貯蓄額の推移を予測してチェックしますね。現在の収支を見ると、毎月13.2万円の黒字となっており、これを毎月貯められれば1年間で158.4万円貯まることに。しかし、現在の貯蓄額は合計で100万円であり、実際は毎月の出費以外の突発的な家電や家具の購入、冠婚葬祭、旅行、または見えない費用といった臨時支出でほとんどなくなっている可能性も。臨時支出にいくらかかっているか洗い出して、その分を毎月の収入から取り分けして、別口座にとっておく方法がおすすめです。もし臨時支出が年間60万円かかるとしたら、毎月約5万円取り分けすると良いでしょう。今後の推移予想は、当面、年間100万円の貯蓄ができるものとして試算をしていますので、もし貯蓄ができていない場合には、早急に臨時支出を見直してください。表1は、お子さまが高校を卒業するまでの貯蓄額の推移です。公立中学に通えば、現在と比較して教育費が格段にあがることはないため、お子さまの中学入学時まで毎年100万円、ご相談者さまがパートを増やした後は約150万円の貯蓄を続けることも可能かと思います。その場合、6年後には約950万円貯まることになります。お子さまが中学を卒業するまでの年間支出金額332万円の内訳は、教育費などお子さまにかかる費用を64万円、それ以外の生活費を268万円と仮定。高校の教育費については3年間カナダの公立高校に通ったとしたうえで、渡航費や滞在中の生活費などを雑費として50万円を上乗せし、年額250万円かかると仮定。これにご夫婦の生活費をプラスして、支出金額を518万円としました。年間収入金額は、ご夫婦の収入より試算((32万円+4万円)×12カ月)したうえで、お子さまが中学入学後、ご相談者さまのパート収入が59歳まで年に100万円得られるもの(現在の収入より年間52万円増)と仮定しています。続いて、お子さまの大学入学・卒業後からご主人が82歳、ご相談者さまが72歳になるまでを見てみましょう。ここでも生活費を年間268万円としたうえで、お子さまが帰国後、大学(私立文系)に自宅から通うと仮定しました。一般的に、大学受験~大学初年度にかかる費用は、私立文系の場合150万~160万円といわれており、その他子どもの生活費(食費や通学費、課外活動費など)として年間60万円かかると仮定します。大学2年生以降は、学費は年間約90万円ですが、子どもの生活費を足すと年間約150万円かかります。また大学卒業後は、住居のリフォームや介護などにかかるお金を想定し、支出額を増やして試算しています(毎月の生活費18万円、年間臨時費用80万円と仮定)。このように、ご相談者さまがパートを59歳まで続けられ、現在の年100万円の貯蓄ができる生活レベルをずっと維持しても、ご主人の退職金がなく、公的年金も国民年金のみと仮定すると、ご主人が82歳、ご相談者さまが72歳の時(2053年)に家計が破綻する結果となりました。もっとゆとりある老後を暮らしたい、お子さまの結婚資金の援助をしたいなどの希望がある場合や、大きな病気をして収入が減ってしまう時期が生じた場合などは、より早いうちに資金が枯渇しかねません。対策は3つ。1つ目は、収入を増やすことです。ご相談者さまのパート収入を年200万円にする、またご主人にも、可能であれば収入が増えるよう工夫してもらうのが良いでしょう。そして2つ目は、支出を減らすことです。お子さまの夢である留学についても、その形態にこだわらず柔軟に検討しましょう。実際に高校に入学するのは7年後。就職事情や留学事情など、世の中の状況が変わっている可能性もあります。留学事情や費用を随時チェックして、その時の家計でできる範囲で、留学する年齢や、留学期間、場所などのプランを検討すると良いでしょう。大学生になれば、留学を対象にした返済不要の給付型奨学金制度も数多くあります。高校生が使えるものとして、代表的な給付型奨学金制度は、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」。このプログラムは最長1年ですが、月額6万円~14万円の滞在費(現地活動費)に加え、往復渡航費の一部、授業料の一部も支援されます(2021年以降の実施については未定)。他にもさまざまな自治体や企業が、大学生や高校生の留学向け奨学金制度を運営しています。ぜひお子さまと一緒に調べてみてください。制度を利用するために必要な知識、英語力を知ることで、お子さまも夢に向かってなお一層勉強に弾みがつくことでしょう。3つ目はお金を運用することです。節税しながら老後資金を投資信託などで積立運用できる「個人型確定拠出年金」の活用がおすすめ。毎月5,000円から加入できるので、現在の家計から無理なく捻出できる金額で始めるのが良いですね。たとえば、毎月1万円をコツコツ増やすことができれば、2%運用でご主人が60歳になる15年後には209.7万円、ご相談者さまが60歳になる25年後には388.8万円となり、老後資金の足しになります。老後資金準備を早いうちに開始し、毎年の貯蓄目標として、お子さまの中学入学までは100万円以上、中学入学後は150万円以上を頑張って目指してください。パートを増やせれば、貯蓄パワーはぐんとアップします。楽しくお子さまの夢を応援できると良いですね。コラム執筆者プロフィール 鈴木 さや子(すずき さやこ)(株)ライフヴェーラ 代表取締役/mamaTanoマネーサロン 代表/CFP(R)/1級FP技能士/住宅ローンアドバイザー/キャリアコンサルタント(CDA)家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けに、セミナーやコラム記事などを通じて情報発信。保険などの商品を一切販売しないファイナンシャルプランナーとして活躍中。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。女性の心に寄り添う個人相談にも定評がある。企業講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2016年03月15日最近、社会人になってから転職のタイミングなどで、自分探しのプチ留学が人気なのをご存じですか?一度社会人になってからの留学は、自分を見つめ直すチャンスにもなります。もちろん、転職前の余暇を充実して楽しむという目的でもOK!仕事をこなしていた頃のストレスからフリーになれる、生活をリセットする機会にもなるプチ留学事情を紹介します。 ■辞めて行く? 辞めないで行く?プチ留学をするにあたって、一番気になるのは今の仕事を辞めてから行くか、辞めずに休暇を取って行くか。社会人になってからの留学は現在の仕事を退職してから、という印象があります。しかし、最近では退職せず、有休を使ってバケーション感覚で2週間以内の短期間留学をする人も増えています。退職し1年以上の長期留学を考えている人は、帰国後の転職活動に生かせるようなスキルを身につける目的の人が多くいます。大学に入りMBA取得を目指す、海外ボランティアとして活動するなど、チャレンジを目的とする人には長期留学が向いています。 ■貴重な時間を有効に使うコツ留学するにあたり、仕事を辞めて行く場合は、日本での社会人生活を捨てる覚悟が必要です。なので、なかなか勇気が出ない人も多くいます。「留学したいな」とぼんやりと思いながらも、毎日の社会生活に追われて時間がたち、気つけば20代後半になってから留学に踏み切る人も多くいます。そうなると、その貴重な時間を有効に使うためにはまず、留学の目的をハッキリとさせること。目的をハッキリとさせてから行き先やプランを立てることが、時間を無駄にしないコツです。また帰国後に何がしたいか、留学先で何を学んでどんなスキルを身につけて帰ってくるか、目標を明確にして学校選びなどを慎重に行いましょう。■帰国後の自分の変化帰国後によく聞くのは、海外留学は自分の語学力の進歩だけではなく、人とのコミュニケーション能力に一番大きな影響を与えたということ。海外生活は楽しいことばかりではなく、むしろ苦労することが非常に多いもの。しかし、生きていくための自分の精神力が試されるチャンスでもあります。そこで学んだ精神力を帰国後の社会生活に役立たせることが、留学で得る一番の宝なのです。海外留学を終えて、さらに自分を向上させて帰国するためにも、社会人として時間を無駄にしない、計画性のある留学プランを立てることと、とにかくそれを実行する熱意を持つことが大切です。
2016年02月25日社会人になってからする留学は、目的が明確です。社会人が留学するメリットについて紹介します。■目的が明確社会人留学は、学生時代と違って目的が明確になってきます。「海外の取引先とコミュニケーションを取るのに語学を身につけたい」「TOEICで900点を目指したい」と学びたい分野が明瞭な社会人は、より実践力があり、目的にフォーカスして勉強に集中できます。■金銭的余裕がある学生時代と比べ社会人は金銭的に余裕があります。社会人留学なら、あらかじめ自分の予算に合ったプランを立てることができます。また、予算が少ないなかでもやりくりするマネジメント力を備えています。金銭的な面で現地で窮地に陥ることは少ないでしょう。滞在先もホームステイだけでなく、自分でアパートを借りてひとり暮らしをしたり、現地の人とシェアハウスに滞在したり、自由に選択できます。■帰国後のキャリアップにつながる社会人留学は、帰国後のビジョンを見据えて留学する人が多いです。英語力が身につけられれば、外資系の企業への転職にも有利になります。語学力+αのスキルを習得できれば、日本で専門性を生かせる仕事に就くこともできます。特に20代後半から30代は、結婚や出産などで仕事を退職したり転職する人が多いもの。実力次第で“留学経験”は再就職の強みにもなるかもしれません。■グローバルな人間になれる留学の最大のメリットは、さまざまな人種の人々に出会えることです。初めて留学した人は多種多様な人種が住んでいることにカルチャーショックを受けるかもしれません。しかし、語学学校や専門学校では日本人以外の人種の人々と触れ合うことができます。留学時代に大変だったことや、ツラいことをともに経験した友人たちは一生の宝になるでしょう。帰国後も連絡を取り合えば、互いの国へ行ききもできます。ビジネス面でもコネクションを広げることができます。「学生時代に留学しておけばよかった…」と思っている方も、今からでも決して遅くはありません。留学に年齢制限はありません。ご高齢でシニア留学する方も多数いらっしゃいます。大切なのは、明確なビジョンとやる気。特に社会人留学は、退職・休職などのリスクを背負って行くわけですから、何かしらの成果を得て帰国したいものです。近年、社会人のみのプログラムなども組まれていますし、語学+αのコースも多数あります。学びたい分野を定めたコースでは、各国から同じ目的を持った学生たちが集まります。よい刺激を受けながら、勉強に集中できます。年齢や仕事のことを考えるとオトナになってからの留学はハードルが高いと思いがちですが、逆にこれまで培ってきた経験が海外生活でも生かされ、将来的には仕事のキャリアップにもつながるかもしれません。年齢で諦めることは決してなく、ぜひ今だからこそ海外へ飛び立ってみてはいかがでしょうか?
2016年02月18日「もうアラサーだし…」「若くないし…」と年齢で留学を諦めていませんか? 留学は何歳になっても遅いということはありません! むしろオトナになってからする留学は、10代のときには得られないメリットがあります。■目的別オトナ留学の種類・短期留学社会人でも有給休暇を利用して1週間から留学が実現できます。英語プラスαで、アクティビティに参加したり、観光したりと現地の文化に触れながら短期集中で語学が学べます。・語学留学とにかく海外でしっかり語学を習得したい方にオススメ。一番基礎となるのが「一般英語コース」。その他「ビジネス英語」「TOEIC・TOEFL等の試験対策コース」など、目的に応じてコースを選択できます。留学先は語学学校や大学付属の語学コースになります。・スキルアップ留学専門性の高いスキルを身につけられるスキルアップ留学。専門コースでは定められた課程を終えると修了証を取得できます。コース完了後に就職へ結びつけたい方にオススメです。授業は現地の学生と一緒に受けるため、ネイティブと触れ合う機会が多いのも魅力です。・ワーキングホリデー海外で働く、学ぶ、暮らす、自由に自分の目的に合わせて滞在できるワーキングホリデー。現地の人と一緒に働いたり、語学学校で英語を学んだり、自由自在に選べるのがワーホリの魅力。30歳までの年齢制限がありますが、30歳で申請して入国すれば現地で31歳になってもビザは有効です。(※年齢制限は各国の規定により異なります)・大学留学現地の学生とともに学校へ通う大学留学。2~4年間で学位を取得できます。ベースの語学能力は備えていて、さらなるスキルアップを目指したいという方にオススメです。難易度が高い分、モチベーションを高く持って勉強ができます。各国さまざまな人種の学生たちと触れ合うことができるので、グローバルな視野を身につけることができます。■国を探す! それぞれ各国の特徴・アメリカアメリカは、留学先の国としても常に人気があります。多様なカルチャーや人種がミックスしている国なので、さまざまな文化や人々と触れ合うことができます。留学生を対象とした語学学校も多く、プログラムも充実。明確な目標があり、真剣に学習したいという方にオススメです。・カナダ豊かな大自然に囲まれ、マリンスポーツやスキーなどのスポーツが盛んです。ゆったりとした環境下でのびのび過ごしたいという方に向いています。英語はなまりがないので、聞き取りやすく留学初体験の方にとっても勉強しやすい環境でしょう。・イギリス本場のブリティッシュイングリッシュを習得したい! という方に人気のイギリス。ヨーロッパの伝統ある街並みが好きな人にとっては、刺激的な毎日となるでしょう。語学だけでなく、アートやファッション、デザインなどの芸術産業が盛んな国なので、語学+アート系の分野でスキルを磨きたい方にオススメです。・オーストラリア一年を通して気候がよく、ビーチが好きな方に好まれる国です。オージーは他人にも優しくのんびり屋。のびのびとした国柄が魅力です。治安がよく、日本食レストランやスーパーも多いので日本人も過ごしやすい環境です。語学+サーフィンやカフェでバリスタコースなど、個性的な留学プログラムが充実しています。留学の目的はさまざまですが、各国の特徴で自分に合った留学先を決めるのも、あなたの新しい可能性が見えてくるかもしれません。
2016年02月14日©TRIPPING! 語学留学先としても人気のリゾート地セブ島経済発展の著しいフィリピンには、日本から毎年約50万人もの渡航者が訪れる。ヨーロッパやアメリカの文化も根強く残し、英語も公用語とするフィリピンは、近年、企業研修や学生の語学留学先としても注目を集めている。この度、フィリピン観光・英語留学・ロングステイに関する相談会が国内主要都市にて開催。この機会に活きた英語を身に付けてみては?豊かな大自然と温かい国民性フィリピンへは、東京から飛行機で約4時間。セブ島やボラカイ島などの7,107もの島々から成るこの国は、美しい海と大自然に囲まれたリゾート地として親しまれている。ヨーロッパやアメリカ、アジアの生活様式や文化が融合するフィリピンでは、フィリピン語(タガログ語)の他、英語も公用語。人々も明るく親切で、東南アジアの国々の中では英語を学ぶのに最も良い環境の一つだ。日本との時差が1時間しかないのも魅力。英語研修先としても人気高まるフィリピン近年、政治も安定傾向にあり経済も好調のフィリピン。日本からの距離や費用の魅力も相まって、旅行先としてだけではなく、企業や中高等学校の英語研修先としても人気急上昇中。この度、日本国内主要都市にて開催されるフィリピン観光省主催のセミナーでは、旅行から英語留学・ロングステイについて相談することができる。11月20日(金)の東京会場では、オリジナルグッズが当たる抽選会も開催予定。この機会に、フィリピンへの語学留学を検討してみてはいかがだろうか?フィリピン観光、英語留学・ロングステイセミナー/ 相談会◆入場料: 無料◆申込:フィリピン観光省dotjapan@gol.com◆Facebookページはこちら◆日程【大阪】日時:2015年11月18日(水)13:00 - 17:00会場:リーガロイヤルホテル(大阪)>詳細はこちら【名古屋】日時:2015年11月19日(木) 13:00 - 17:00会場:ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋>詳細はこちら【東京】日時:2015年11月20日(金) 15:00 - 19:00会場:フクラシア東京ステーション6階会議室D>詳細はこちら東京都千代田区大手町2-6-1朝日生命大手町ビル6F・JR[東京]駅・地下鉄[大手町]駅 地下直結・JR[東京]駅・日本橋口徒歩1分・JR地下鉄[大手町]駅 B6出口直結
2015年11月16日留学ジャーナルは、2015年夏の短期留学申込み動向および、留学予定の大学生を対象に留学意識調査を実施した。○申込者数は過去10年で最多数更新の見込み2015年5月31までの調査対象プログラム申込者データを分析すると、申込者数は2014年と比べ5%増加、2013年と比較すると17%増加した。過去10年で最多数を更新する見込みで、申込者の半数は大学生が占めている。大学生全体では4週間の留学申込者数が最多だが、2013年、2014年から比較すると年々減少傾向が続いている。マイナス分が大きいのは4年生で、留学期間に関わらず、件数そのものが減少。一方、1~3年生はいずれも増加傾向にある。続いて、夏の留学を検討している大学生140名を対象に留学の意識調査を実施した。企業のグローバル化の流れは、留学に影響を与えているか尋ねたところ、全体の70%が「そう思う」「ややそう思う」と回答している。また、そのうち92%が「留学に行くことを決心した」と答えた。長期留学を望まない学生にその理由を尋ねたところ「まとまった時間が取れない」(46%)が最も多かった。「帰国後の就職・転職が心配」(23%)と回答した割合は、昨年より約2倍増加している。学年が上がるに連れ、その時期に合わせた活動への参加を余儀なくされるため、長期留学という選択肢は選びづらくなっているようだ。
2015年06月30日こんにちは、ぽこひろです。子供のころに海外住みをしていた人はともかく、最近はとくに、大学時代に欧米への留学を経験する人が増えていますね。費用もそこまでかからなくなりましたし、日本でする勉学よりも成長を実感しやすいというのもあるのでしょう。しかし、そんな留学女子の戦いは帰国後から始まると言っても過言ではありません。いろんな意味で海外に染まってしまった彼女たちは、日本の男子から「あいつなんか変わったな(悪い意味で)」と思われてしまいかねません。今回は、留学女子が帰国後についついやってしまいがちなミスについて、都内の男子大学生20人と一緒に話し合ってみました。■1.SNSが英語「まずは、急にSNSの投稿が全部英語になってる子ね。読めねーよ!たしかに外国人の友達が増えたのはわかるけど、それでもお前の友達はほとんど日本人だろうが!」(H大学/23歳)しかもそれに対するコメントも全部英語だったりしますから、ますます読んでいる方としてはリアクションが取りづらくなってしまいますね。なんとか日本語と英語共用で、お手柔らかにお願いしたいところ。この外国かぶれ感は、日本に残った男子からすると少しウザいと思ってしまうかもしれませんね。■2.化粧がちょっと変「なんか、化粧が濃くなったというか、ちょっと変?な感じになった気がする。目元だけギラッとしてて、唇とかその他は薄いというか・・・・・・」(A大学/20歳)当然ですけど、日本と外国では女子のメイクの仕方が違いますもんね。あっち寄りになるのもわかります。帰国したら、なるべく早めにこっちの感覚に戻さないと、ただの化粧下手に思われてしまうかも?■3.服装がラフすぎる「なんか前まではわりとオシャレで来てたのに、スウェットとかばっかり着てることが増える気がする」(G大学/19歳)これもありがちかもしれません。むこうでは、大学に行くときには相当ラフと聞きます。でも、そういう肩に力が入っていない感じも逆に良いという男子もいたので、これは必ずしも悪ではないでしょうね。■4.「上からキコク」「なんか海外を経験して自信がついたからなのか、少しエラそうになっている気がする・・・・・・」(K大学/22歳)これは単純に勘違いかもしれませんが、人との接し方が変わるというのはあるでしょうね。「私は海外知ってるんだ」という変な自信さえ持たなければ、そこまで気にする必要もないかもしれません。■5.急に面食いに「海外で日本人の女子ってモテるって聞くじゃん?だから向こうでも相当モテたらしく、行く前もっさり女子だったのに急にモテ女子感出してきてイラッとする」(T大学/22歳)たしかに、海外では日本だと「えっ?」な女子が逆にモテモテになると言いますね。もっとも、それで自信を持つのはまったくもっていいことだと思うのですが、男子からすると少し気に喰わないのかもしれませんね・・・・・・。■おわりにいかがでしたか?最終的にこんなことを言うのはなんですが、海外を一度経験すると「男子は日本人だけじゃないな」と思うようになるのではないでしょうか。それでギロッポンとかに行ってまた外国人男性と出会ったりする。海外を感じて恋愛観そのものが変わるのなら、こういった「日本人男子にモテなくなるデメリット」など、鼻からデメリットですらないのかもしれませんね。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2015年06月03日ドリコムとピクシブは5月25日、互いにエンジニア社員を短期で「留学」させる「社会人交換留学」の取り組みを実施したことを発表した。この取り組みは、異なる事業領域と異なる文化を持つエンジニアが互いの開発業務に深くコミットすることで、エンジニアとしての成長と開発チームの技術力向上を目的として発足したもの。2015年4月6日~4月10日に、ピクシブのリードエンジニア1名がドリコムへ出向し、技術基盤開発業務に携わった。一方、ドリコムの開発スペシャリスト1名が、2015年4月20日~4月24日にピクシブへ出向し、サービス開発業務に携わった。ピクシブへ「留学」をしたドリコムのエンジニア社員によると、辞めずに他社の業務を体験できる機会を得ることで、お互いに「当たり前」と思っていた社内の良いところを再認識し、違う歴史を持つ会社での進め方や大事にしていることの違いなど、気付きを多く得ることができたという。各期間の詳細については、ドリコム広報ブログおよびピクシブエンジニアブログを参照のこと。
2015年05月25日10歳の息子とのフィリピン・セブ留学企画、第1回、第2回に続き、今回が最終回。平日は朝~夜までびっしり英語レッスンだったことは前回説明したが、実は夜も、宿泊施設に戻ってから英語が飛び交う環境だったことも特筆すべきだろう。今回私たち親子がお世話になったフィリピン最大手とされる「SMEAG」には、さまざまなタイプの部屋がある。シンプルな2~3人部屋からコンドミニアム式のプレミアム寮まで。私たち親子は一番リッチタイプのプレミアム寮に滞在してみた。そこは部屋が広いだけでなく、1棟あたり生徒の部屋3つ+ネイティブ先生の部屋が1つあり、同じ棟に滞在している多国籍な住人たちと、共有スペースを一緒に使いながらの共同生活ができるからだ。学校だけでなく、宿に戻ってからも必然的に会話は英語になり、異文化コミュニケーションをどっぷりと楽しめるのだ。息子にとってはかなり新鮮な体験になった。ある日、小腹がすいたのでカップラーメンのお湯をキッチンがある共有スペースにもらいにいくと、テレビ前のソファにはベトナム人が横になっていて、フィリピンのニュース話で盛り上がった。さらに隣のテーブルに目を向けると、韓国人とフィリピン人の先生が発音レッスン中。「韓国では英語が話せないと一流企業には就職できない、だからこんなに韓国人がたくさんセブ留学にしている」ということもこの韓国人に教えてもらった。自分たちの棟に"新入り"さんが来ると、「Where are you from? 」とみんな興味深々で、自己紹介の嵐。世界の広さと多様性を、子供でも感覚的に学ぶことができたのが良かった。○プール、ジム、シアタールームまである施設さらにSMEAGキャンパスにはプールやジム、シアタールーム、レストラン、売店などもある。時間に余裕がある週末などは、運動でストレス発散もできるので、長期で滞在する人でも健康的な生活が送れて安心だ。食堂は1日3回でブッフェスタイル。キムチや肉じゃが、肉と野菜のスパイス炒めなど、各国の代表的な料理が一度に味わえる。さらにイベントのある特別な日は、フィリピンのローカル料理「レチョン(豚の丸焼き)」などを豪快に味わうこともできるという。ユニークなのは平日の夕食後の時間帯。毎日、夕飯が終わってから、夜のレッスンがスタートするまでの間、生徒も先生もみんな一緒にバレーボールやバドミントンなどで気分転換をするのだ。その時間帯は、テンションの上がるイケイケの音楽が校内にガンガン響きわたり、1日の疲れが出てくる時間帯でもやる気が不思議と湧いてくるのだ。1人ではしんどくて大変なことでも、周りの熱意や前向きなノリのおかげで、いつの間にか目標が達成できてしまうから不思議だ。ちなみに同校では、夏休みなどに子供向けの"ジュニアキャンプ"も実施している。プールや海水浴だけでなく、マングローブの植樹活動や、地元の学校のペンキ塗りボランティア、乗馬体験など、英語以外にもさまざまな体験ができる。○卒業スピーチは3分間!さて、最終日はいよいよ卒業スピーチ。あらかじめ自分が話す英文を考えておき、学校のみんなの前でスピーチする。10歳の息子は日本語ですら大勢の前でスピーチするという経験はほとんどなく、とても緊張した様子でマイクを持つ手は震えていた。しかし、自己紹介や家族の話、今回の留学で作成した英文を披露したりと、約3分間、英語で話し続けた。これには親も大感動で、息子にカメラを向けてシャッターを切る手は止まらなかった。私たちはたった8日間のステイだったので、"友達ができたと思ったら、もうさようなら"という感じだったが、中には1年以上もいた生徒もいて、彼のスピーチに先生が涙してハグしたり、生徒が先生に愛を告白してしまうシーンまであって、会場は大盛り上がりだった。男性講師の中には天真爛漫でとっても明るい人もいたりして、卒業式では彼らが女性のように腰をくねくねさせたお笑いダンスも披露。爆笑の渦で幕を閉じたのだった。完全燃焼した達成感は最高だった。帰国後、早速TOEICを受けたみた。筆者は20代半ばに海外勤務を夢見て、TOEIC専門の語学学校に毎週末通っていた時期がある。その頃の点数が人生の最高点。その後、子供英会話の先生をやりながら、何とか英語力をキープするも、クラスルーム・イングリッシュだけでは能力低下は防げず、子育て10年間で点数は下降の一途をたどっていた。だが今回の結果で、なんと20代半ばのスコアに戻っていた。10年間のブランクをたった8日間で挽回! しかもリーディングよりもヒアリングの方がスコアが高かったのは人生初だ。何より、親子で「英語が楽しい! また留学したい!! 」と"次回の留学について話し合える今"を得られた。国内の英語勉強では、こんなふうに生き生きと学ぶことは難しいだろう。さて、次はどこに留学してみるか。人生最高のTOEICスコアを目指し、親子の野望はさらに大きく膨れ上がるのだった。
2015年01月05日文化庁新進芸術家海外派遣制度により、演出家の菜月チョビが1年間カナダに留学。と同時に充電期間に入っていた劇団鹿殺しが、菜月の帰国を機に復活公演『ランドスライドワールド』を上演する。そこで客演の木村了とともに、久々となる本公演への思いを訊いた。劇団鹿殺し『ランドスライドワールド』チケット情報1年間の留学を経て、今どんな思いを抱いているのか菜月に尋ねると、「かなりまっさら」とひと言。しかしその後、「劇団のみんなが、お客さんがこの場所を守ってくれたことを実感して……。そこでまた何かをつくれる立場にあるということに喜びを感じています」と頬を緩める。鹿殺し作品に木村が参加するのは、今回が初。過去公演を観た感想を聞くと、「鹿殺しの舞台はノッキングすることなく、自然体のままで観られるんですよね。それは人間の本質みたいなものをちゃんと描いているからなのかもしれません」との答えが。それは菜月が言う「鹿殺しでは“人間のかわいらしさ”を描きたい」という考えを、すでに木村はしっかり感じ取っていると言えるだろう。本作『ランドスライドワールド』には、原案となった作品がある。それが2009年に鹿殺しが上演した『ベルゼブブ兄弟』。ある田舎の一軒家を舞台に、4人の兄妹と父親を巡る壮絶な家族劇だ。本作を手がけるに当たり菜月は、「前回は狭い世界ならではの窮屈さを見せることに挑戦したんですが、今はこの作品の見え方がまったく違っていて。狭い世界を描けば描くほど世界につながっていくというか、さらにその狭い世界に生きる一人ひとりの姿を、丁寧に描きたいと思っているんです」と現段階の構想を明かす。木村が演じるのは、4人兄弟のうちのひとり。菜月いわく「自然と肉厚感がにじみ出てしまう(笑)」木村に、「間抜けでかわいい部分が見えるといい」と期待を寄せる。一方木村は、「僕、すごいスロースターターなんですよ」と苦笑いを浮かべ、まだ作品や役へのイメージは漠然としているよう。だが数々の舞台を経験してきた木村だけに、「一番大事なのは稽古ですよね。そこでの直感的な感受性ってものをすごく重視していて」と言い、さらに初の菜月演出を前に、「すべてが楽しみです。やっぱり新しい方と一緒にお仕事をするっていうのは、自分にないものを引き出していただけることですから」と喜びを滲ませる。留学後第1作への世間の反応を菜月は、「絶対に賛否は分かれると思うんです」と断言。「そう思うと気も楽かな」と笑う。さらに「ひとつ言えるのは……」と前置きし、「留学したからって何も影響を受けていない(笑)。だから『なんか小難しくなってそうだからやめとこう』っていう心配は不要です!」と言い切り、鹿殺しの完全復活を予感させた。1月11日(日)から25日(日)まで東京・本多劇場、1月29日(木)から2月1日(日)まで大阪・ABCホールにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2014年11月25日○朝から夜まで英語漬け!親子留学企画前編に続く今回。夏休みを利用したセブ親子留学から帰国して、2カ月が経った。小学校でも英語の授業が週1であるので、「どう? 留学前よりも英語がわかるようになった? 」と聞いてみた。息子はコクリとうなずき、「外国人の先生なのに、日本語もたくさん話すからつまんない」と不満げな様子。留学のおかげでいわゆる"英語耳"が育ったのかもしれない。親子留学というと、ハードルが高いように思う読者もいるかもしれない。しかし、私たち親子が留学前に準備したことは特にない。著者は普段通り、仕事で簡単な英語のやり取りやオンライン英会話を、息子は塾で中学生レベルの英語を勉強する程度。海外旅行の要領でパッキングし、電子辞書と英語のノート、筆記用具を一緒に詰め込んだだけだ。「何とかなるさぁ~」と気軽に留学先に行ったのだが、留学初日から親子でパニック状態になるほどの"英語シャワー"を受けることになる。私たち親子が留学先として選んだ「SMEAG」にはスパルタ・クラシック・キャピタルの3つのキャンパスがある。一番厳しいのがネーミングからもわかるようにスパルタキャンパスで、月曜~木曜は外出禁止、6時40分~21時35分まで終日びっしりレッスンという驚きのプログラムだ。キャンパス内にはテレビやソファが設置されたTVラウンジもあるので、疲れた子供たちは、親がレッスン中でも一人で休憩することができる。短期間で最大限に英語を勉強したかった筆者は、思い切ってスパルタキャンパスに滞在することに。「たとえ厳しくても1週間くらいなら何とかやれるかも。せっかく留学するのだから、どこまでやれるか挑戦してみよう! 」――気分はまるで受験生だ。ちなみにクラシックやキャピタルでは8時40分~18時頃までの標準的なカリキュラムもあり、平日の外出も可能だ。SMEAGに着くと、まず初日に簡単なオリエンテーションがあり、「English Only Policy」("校内では英語しか話しません"という誓約書)に各国から来た生徒たちがサインをする。校内の至るところに「English Only Zone」の貼り紙がしてあり、うっかり自国の言葉を話すと罰金まで払わされる仕組みだ。「ちょっと厳しすぎるのでは? 」と思う人もいるかもしれないが、留学しても日本人同士でつるんだだめに、結局英語を話せないまま帰国するという残念な話はよくある。この厳しいルールのおかげで、留学した翌日には"英語トーク&英語シャワー"の生活に切り替わった。○意外に強かった子供、意外に弱かった大人息子には「無理はしなくていいよ。いつでも休んでいいからね」と初日から伝えていたが、意外にも朝から晩まで大人並みにきちんとレッスンを受けていた。同校のジュニアキャンプでは、子供でも1日9時間の勉強なのだという。すごい! もちろん「疲れた~」とは何度も言っていたが、電子辞書を調べる手は止まらなかったようだ。どんどん吸収していく様子はスポンジのよう。うらやましい~!1日が終わって宿泊施設に戻ると、親は精根尽きて、無言でバッタリとベッドに倒れ込んだのに対し、子供は「やった~! いっぱいやっちゃった~! 」とガッツポーズしながらベッドの上で何度もジャンプしているのであった。チャレンジする楽しさを純粋にかみしめているのは、むしろ子供の方だった。もともと英語が全く話せないというわけではないからだろうか、英語に対する拒絶反応のようなものは見られなかった。しかし最終日ともなると、さすがに疲れがたまってきたのか、TVラウンジで英語版DVDを見ていた時もあった。だがそこでさえ、子供好きな韓国人青年と英語を話しながら見ていたようで、「I got a Korean friend! 」と喜んでいた。日本にいる時は、いつも家で甘えん坊モードの息子を見ていただけに、意外にたくましい息子を発見してちょっと驚いた。長年、英語にどっぷりと浸った生活を送ってみたいと思ってきた筆者。「でも子育てしているうちは、きっと無理なんだろうな……」と半ばあきらめていたワーキングマザーが、留学初日から気がついたら約12時間もぶっ通しで英語を話し続けていた。「長年の夢がこんなにあっけなく叶えられただなんて! 」。留学初日の最終レッスンがもうすぐ終わろうとする21時半頃、筆者の目からは不思議と涙が。そして次の瞬間、そんな自分に思わず大笑いしてしまった。泣いたり、笑ったり、不思議な日本人だなぁ~、とフィリピン人先生はさぞかし不思議がったことだろう。留学中、疲れたのは頭脳よりも、むしろ喉。ずっと英語で話し続けているので声がガラガラだった。そして、いよいよ英語で卒業スピーチへ。後編へと続く。
2014年11月07日○英検に合格しても「英語が話せない」留学と言えば、学生や若者がするものというイメージが強いかもしれないが、最近はそうではない。日本に本社を構えながらも英語が公用語になっている企業も増え、ビジネスシーンでの英語力強化を目的に、有名企業が続々と社員を海外に短期留学させている。20代だけではなく、30代~40代の社員を留学させることも多い。一方で、乳幼児の頃から英語を学ばせたいという親も増え、10歳くらいになると"ジュニアキャンプ"というかたちで、子供たちだけで海外留学させるケースも増加。マレーシアでは移住を前提に、母子で長期留学しているケースも目立つ。筆者は今夏、夏休みの8日間を利用して、10歳になる息子とフィリピン・セブ島に親子留学してみた。理由は筆者自身、子供向け英会話学校の講師をしたこともあるくらい英語が大好きであること。しかしここ10年、すっかり育児に振り回され、英語を話す機会もなく、能力が低下していること。近年、仕事で英語を使う場面が急増しており、何とか短期集中でブラッシュアップしたいこと……といった具合だ。これだけの理由なら国内で猛勉強してもいいのだが、もう1つの目的はやはり子供の英語教育だ。息子は幼稚園の頃から英会話レッスンをスタートし、約7年間も英語を勉強している。だが、英語を話すシーンが日本ではほとんどないために、小学4年生で英検5級に合格していても「自分は英語が話せない」と思っているのだ。「話す機会がない」=「話せない」の現状を打破すべく、英語が公用語の国で自分を存分に表現してみてほしいと感じた。それが今回の親子留学を決める大きな理由となった。○フィリピン・セブ留学は一石二鳥留学先として選んだのはフィリピン。欧米諸国でもネイティブ英語が習得できるが、まず移動時間が長いことがデメリットとしてあげられる。長期間行くならさほど問題ではないだろうが、8日間の留学で往復の移動時間だけで20時間以上を要するのはもったいない。その点、フィリピンなら直行便で約5時間のフライトなので、体力的なダメージもそれほどない。また、欧米諸国の留学先より料金が割安なのも大きなメリットだろう。フィリピンなら、割高な個人レッスンを多く受けても欧米留学よりも安く上がる。もちろん親子で行くからには、英語習得以外のレジャーの有無も確認しておきたい。その点セブ島はアジアのリゾート地として日本でも有名で、真っ白な砂浜が広がり、ダイビングなどのマリンスポーツ目的の観光客も多く訪れている。万が一、子供が初めての留学で毎日の英語レッスンを嫌がってしまっても、美しい海のレジャーで気分転換をすればいい。「学×遊」のバランスがちょうどいいのだ。しかも食事も買い物も安い。○子供を対象にしたプログラムは?セブにはたくさんの語学学校がある。マクタン・セブ国際空港に降り立つと、スクール名の看板を掲げた学校関係者がたくさん出迎えてくれ、英語留学がここでは一大ビジネスとしてしっかりと成り立っていることを思い知らされる。今回は中でもフィリピン最大手とされる「SMEAG」にお世話になることにした。本校を選んだ理由は、日本人経営者が携わっているという安心感、ジュニアイングリッシュキャンプなどもすでに実施している学校なので子供の扱いも慣れているだろうという推測、本校の卒業生から直接おすすめされたこと、実際に日本を代表するような有名企業からたくさんのビジネスマンが留学している実績があること、などだ。自分だけの留学だったらもっと長い期間の留学にしただろうし、内容がやや不安でも、もっと安い学校も探したかもしれない。だが、子連れとなるとやはり安心・安全、実績、信頼性などが大事で、ほとんど即決での申し込みだった。セブ留学前は、息子の夢は「サッカー選手になる! 」だった。だが帰国後は、「(選手になるのは通過点で)最終的には英語でインタビューができるサッカー解説者になる! 」と見事に変化。「英語で何かスペシャルなことがしたい!! 」とのことだった。視野拡大! 夢膨張!! 忘れられない思い出となった親子留学の詳細については、次回をお楽しみに。
2014年09月29日留学って興味ありますか?大学生の方はよく耳にするかもしれませんが、お金的にもなかなか踏み出せませんよね。絶対にいい経験になるのでおすすめします♪語学面でもそうですが、きっと将来のことを考えるのにいい刺激になること間違いなし!しかーし!!ここでもう一つ伝えておきたいことがあるのです・・・そう「留学後って恋がうまくいく」ということ!なぜなら留学経験者ってすごく魅力的にみられるポイントがたくさんあるから!ええなにそれ!?って思った留学に興味のある方、または留学経験者の皆さんは必見ですよ!留学経験者の人はその魅力を生かしきれていないかもしれませんよ・・・!と言うことで今回はそのアピールポイントについてご紹介します!■1.会話の引き出しが増える「一年間アメリカ留学に行った子が最近かえってきたんだけど、話が面白い!自分は飛行機も乗ったことないぐらいだから、話が新鮮!グランドキャニオンの写真に感動したからいつか案内してほしいね」(22才/大学院/男性)テレビで見たことあるような場所をスラスラと紹介する留学後の彼ら。聞いているこちらとしても、楽しいですよね!どんな男性が相手であっても、まずは会話が続かなければ話になりません。自慢って思われないかな・・・なんて気にせず日本との違いや面白かったことを積極的に話してみてくださいね!■2.カルチャーショック体験から、どんなことも柔軟に受け入れる「アメリカでカルチャーショックうけたよ~。一時期はすっごい日本に帰りたかったけど、頑張ってよかった!アジア人だってバカにされたり色んな経験をしたけど、なんか衝撃うけすぎて、色んなことをちゃんと受け入れるようになった」(25才/旅行/女性)国が違うのですから様々なショックを受けてもおかしくありません。スケールの大きさに驚くこともあり、差別を受けたりすることもあります。留学後はそれらを受け入れ乗り越えてきたあとなので、物事の見方が柔軟になっています。色々なものを柔軟に受け入れて生きている姿は女性としてとても魅力的であり、男性を惹きつけるポイントになるでしょう。■3.色んなものに興味を持っていて、なにかとアクティブ「色んな違いに興味をもったから、日本とイギリスと他の国を調べて比べたり、お金ためて行ったことないところに毎年一回は行くようにしてる!若いんだしやりたいことはやらなくっちゃね♪」(26才/モデル/女性)何もかもちがう環境に飛び込んで行ったあとだからこそ、日本での物事に興味を持つチャンスが増えるのだそう。そのアクティブな姿勢は明るい印象を与え、男女問わず好まれますよ。■4.「自立したカップル」を目指すようになる「ホームステイした家族が本当にいい人たちだったの♪特に夫婦がらぶらぶでね、スーパーとかでちゅっちゅしてた(笑)でも仕事はお互いしっかりしていて。今の彼とあんな関係になれるようちゃんと自立しなきゃー!」(20才/学生)この方は「お互い自立しているけれどラブラブ」なひと時をすごすステイ先のご夫婦をみて、彼に依存気味だった自分に気づいたのだそう!一緒に努力するパートナーを理想とすれば、お互いに高めあっていけますもんね。重くない恋愛をのぞんでいるのが分かるので、男性にとっては好印象です。■終わりにいかがでしたか?留学経験は色んな意味で人を魅力的にしてくれるようですね!興味がある人はぜひお金を貯めて留学を経験してみてくださいね♪(平井エリカ/ハウコレ)
2014年05月24日失恋した痛手から立ち直る方法は沢山ありますが、今回はちょっと荒治療的な方法をお伝えします。出来るのであれば、学校の休みや会社の休みを使った短期留学です。その理由をお伝えしていきますね。■1.違う環境に住むため、過去のことを忘れやすい海外という全く違う環境で勉強をする海外留学。新しく覚えなければいけないことがたくさんあり、過去のことを考える時間がないので、失恋相手のことを考える心のスペースがありません。留学先を探したり、申し込んだり等の準備をすることは、人生を前向きにさせてくれます。心というのは、行動からも影響されるものなので、行動や環境を変えることで前向きな心が生まれるというのは珍しくないのです。■2.自分の世界観が広がり、こだわりを捨てられる異文化にふれるという体験は世界観をひろげてくれます。ポイントは真剣に目標を持って勉強すること。そしてその国の歴史や文化にもどんどん触れる事で、世界観がひろがり、過去の恋にこだわりも無くなっていきます。目の前のことに夢中になるってことは、過去のことを考える暇がないということです。もちろん視野が広い女性のほうが視野が狭い女性よりも魅力的ですよね。■3.語学などの付加価値がつくことで魅力がアップまた、語学堪能など、付加価値を増やしていくことで、あなたの魅力がアップするというメリットも。留学が終わった後でも、勉強は目標を持って続けましょう。そうする事であなたの内面に小さな自信がつきます。自信は女性をキラキラ輝かせるもの。また留学先でのクラスメイトなど、新しい友人や出会いもあり、あなた自身の内面が外に向けてどんどんパワーアップしていきます。■4.目標を持つことでバランスがとれる目標をもって何かに打ち込んでいると、時がたつのが早く感じます。時間は失恋を癒してくれるツールにもなります。落ち込んで時間を過ごすのか、何かに夢中になることで失恋を癒すのかでは、あなたの輝きが全く違います。大切なのは、一つの目標がクリアできたら、次の目標を持つこと。そうするとあなたの日常がイキイキしていきます。イキイキした日常をおくれている女性は魅力的で、男性に依存することが少なくなります。今まで恋愛にかけてきたエネルギーを自分の魅力をあげることに分散することでバランスがとれるようになります。■おわりに失恋の痛手を癒すために短期留学というのは、ちょっとハードルが高いかもしれません。そのハードルを何とかクリアしてチャレンジすることで、前のあなたより、魅力的な女性な女性になるのは間違いありません。留学しても目標を定めて勉強しなきゃ意味がありません。実は海外留学したのに、留学先で日本人とばかりいて、異文化交流ができなかったという人は多いのです。せっかく行ったのに、異文化交流がないと世界が狭いままでいてしまいます。留学先でボランティアなどにも参加して、しっかり勉強し、自分の世界も、交流関係も広げることがポイントです。みなさんも、ぜひ考えてみてくださいね。(荻原かおる/ハウコレ)
2014年03月12日留学サポートや英語学校事業など、留学のトータルサポートを提供するBEOは、「イギリス大学・大学院、願書作成&出願代行サービス」の無料提供を実現。10月1日より出願を開始した。同サービスは、利用者が「出願情報管理シート」に、出願に必要な書類を提出するだけで、”beo出願管理センター(タイ・オフィス)”で、各出願先のフォーマットに合わせた願書作成、出願、出願後のプロセス管理を行ってくれる。複数の出願先ごとに違う願書の記入(オンライン入力)方法や、提出書類のフォーマットなどを調べる作業を”beo出願管理センター”が行うため、サービス利用者は自身で調べたり、出願する作業が不要になるという。また、イギリスの大学・大学院では出願した学生から書類審査をしていき、合格・不合格通知を出していく。そのため、出願後のプロセス管理をしっかり行い、手続きを滞りなく進めていくことが重要になるという。”beo出願管理センター”ではこのプロセス管理も行っていくとのこと。出願先(教育機関)は、イギリスのすべての大学・大学院、専門学校、進学準備校で、学士課程、修士課程、博士課程、進学準備コース、学部短期留学(休学・認定留学)プログラム、専門課程が対象コースとなる。なお、いずれも利用できるのは、同社のイギリス留学サポートへの申込者で、留学生対象コースのみ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日アメリカ留学を終え、帰国のマリエの美しさに整形疑惑昨年9月から渡米し大学でファッションデザインを学び、帰国したタレントのマリエに、ツイッターで整形の噂が飛び交っていると、togetterが報じている。写真・amazon帰国後のマリエのブログからは「2週間前に帰国しました。すごく迷惑をかけて出て行ってしまったので、『今は行かせてよかったな』と言われるように芸能界で頑張りたい」と、芸能界復帰の強い意欲を感じ取れる。整形疑惑のツイッターマリエが久々にメディアに顔を映し出されてから、次々とマリエが整形!のツイートが集まるようになった。マリエ整形した?なんか顔が違う…マリエ整形でエラ削ったのかな?← 顔が明らかに変わって綺麗になってる…マリエ。復帰したのはいいけど、なんのために留学しにいったのか。それはアゴの整形のためである。鼻もやってるかも。あれは完全に整形ミスだな。マリエやっぱ可愛くなりすぎ!絶対整形やわ(笑)等のツイートだ。確かに、留学前と帰国後の写真を並べられると美しくなったと驚かされる。しかし、年頃の女性が1年近い期間を海外で過ごした内面の変化が現れた結果かな?とも考えられる。留学前後のマリエの写真を確認したい方は下記の外部リンク『togetter』まで。元の記事を読む
2012年08月14日オンライン英会話スクール「QQイングリッシュ」を運営しているキュウ急便は、2012年5月よりフィリピンへの「セブ留学」を実施している。ハイレベルな語学留学が、欧米留学の3分の1程度の費用で行えるという。同社によると近年は英語公用語世界第3位の国、フィリピンへの語学留学が注目されている。格安の人件費で優秀な講師を雇うことで、良質な英語教育を安く提供することが可能なため、日本も今年中に10校程度を開講する予定だ。英語の取得が優良企業就職への条件である韓国では、すでに韓国人経営によるスクールが約200校以上あり、同国への留学は一般化しているという。同スクールのフィリピン「セブ留学」は、1週間という短期期間からの留学が可能。教材開発には英語教育コンサルタントでTOEIC満点講師の、三代澤義人先生が参加している。学校はgoogleなどがあるITパーク特別経済区に立地。セブ島でも特に治安のいい場所にあるため、子どもの語学留学にも適している。また、フィリピンに精通したベテランスタッフや卒業生のインターンなど、日本人スタッフも10人以上在籍しているため安心。なお、2012年の冬からは家族留学も開始予定となっている。「セブ留学」は費用の面でも、欧米留学の3割程度で済むなどメリットも多い(留学ジャーナル2012年8月号「短期留学人気15」の記事を参考に換算)。例えばアメリカ(ニューヨーク)に1週間レッスンした場合の費用は23万6,000円(グループレッスン)なのに対し、セブ留学は5万4,800円。1レッスンは45分で、高い語学力を持った講師によるマンツーマンレッスンが受けられる(セブ島4週間コースは現在プロモーション価格で、本来の金額より2万円引き)。また、留学から帰国しても、同社のオンライン英会話[「QQイングリッシュ」で時間や場所を問わず継続して英語を学ぶことにより、さらなる英語力アップが可能。毎日7時から25時まで開講しており、月額2,980円から学習可能(各種料金プランあり)。講師は全て世界レベルで承認されている英語教授法資格「TESOL」を保持している。また、同スクールはオンライン英会話スクール唯一のカランメソッド正式認定校(通常の1/4の速さで英語学習する学習方法)となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日留学ジャーナル、アルク、転送コムおよび郵便事業(日本郵便)は、海外留学生の利便性向上・留学機会拡大に向けて相互に協力・支援していくことを7月19日に発表した。海外留学は国際感覚やコミュニケーション能力を磨き、語学などのスキルを向上させることができる貴重な機会。しかし、海外留学に関する詳細情報が不足しており、留学への様々な不安から踏み出せずにいる人や家庭が多いという。今まで上記4社は留学サポート、外国語学習、荷物の海外転送ソリューションおよび国際郵便サービスをそれぞれ別に提供してきたが、今後は相互に協力・支援し、留学準備から帰国後までの様々なシーンで留学生とその家族をサポートする「留学生応援施策」を展開していく。日本郵便はアルクと協力し、留学先での必需品やその発送時期、国際スピード郵便(EMS)などの国際郵便を利用することで安く簡単に荷物が送れるなど、お得な情報を満載した「国際郵便らくらくナビ」を作成。ゆうびんホームページ上に特設サイトを開設した。また、「国際郵便らくらくナビ」の内容を冊子にし、留学ジャーナル発行の「留学ジャーナル別冊中学・高校留学徹底ガイド」(7月20日発売)、「留学ジャーナル11月号」(9月10日発売)および留学ジャーナル別冊「海外の大学・大学院留学完全ガイド(10月10日発売予定)」にとじ込み、配布する。留学ジャーナルは「留学生のための生活準備講座」を定期開催しているが、この講座などにおいても「国際郵便らくらくナビ」(冊子)を無料配布するとともに、日本郵便が海外発送サービスに関するガイダンスを行う。留学生またはその家族が、発送したい荷物をゆうパックで国内の転送コム宛てに送付し、留学先の住所を転送コムに知らせると、転送コムが必要な書類を準備。日本郵便のEMSで海外に転送するサービスを行う。また、留学先の住居が決まった後や現地生活が落ち着いた後に、留学先へ発送ができるサービスも提供する。日本人留学生だけでなく、外国人留学生のためのサービスも開始予定。日本郵便はアルクと協力し、海外から日本へ留学している外国人留学生のためにウェブページを制作し、日本での勉強や生活に便利な情報、本国への荷物の発送方法などを発信していくことも予定している。今後も4社はSNSやインターネットを活用し、留学に関する利便性の拡大や留学生間の交流を深めるための施策などを通じて、さらなる協力をしていくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日世界最大の学生組織であるアイセック・ジャパンは、2012年6月下旬から「9月からの休学者専用、留学+海外インターン」の募集を実施する。募集締切は7月7日。同法人によると、将来海外で働きたいと考える学生が年々増加する中で、語学力を向上させる留学だけでは不十分と考える人が増えているとのこと。実際に社会に出る前に「海外で働く」ことの原体験を積みたいという要望が多いことから、留学運営を行うイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンと提携し、2012年5月には限定40名の夏の留学インターンを募集。2倍を超える応募があったという。このほど新たに募集するのは「9月からの休学者専用、留学+海外インターン」。「6カ月留学+2カ月海外インターンコース」では、半年間の留学後に短期間の海外インターンシップを行うプログラムで、最低限の語学スコアが必要となる。語学にある程度自信がある人には、半年間の留学後により実践的な海外インターンシップができる「6カ月留学+6カ月海外インターンコース」がおすすめだ。また、「9カ月留学+3カ月海外インターンコース」では出国前の英語力は必要なく、9カ月の留学で語学力をしっかりつけてから短期間のインターンシップができる。応募は9月からの休学者専用、留学+海外インターンで受け付ける。
2012年06月27日勤めている会社を一度休職し、留学後にその経験を生かして復職するような例というのはなかなかないことだ。自らの意思を尊重し、そうした行動に出ることは、この不況のなかではとても勇気のあることだろう。今回、お話を聞いた鈴木洋平さんはそうしたレアな経験を持つひとり。彼もまた、ワーキングホリデーでカナダに渡った1人だ。勤めている会社を一度休職し、留学後にその経験を生かして復職するような例というのはなかなかないことだ。自らの意思を尊重し、そうした行動に出ることは、この不況のなかではとても勇気のあることだろう。今回、お話を聞いた鈴木洋平さんはそうしたレアな経験を持つひとり。彼もまた、ワーキングホリデーでカナダに渡った1人だ。長期滞在するために不可欠な経済的な側面もともと海外旅行が趣味だったという鈴木さん。欧米を始め、アジアや南米など、今まで訪れた国は何十カ国にも及ぶ。「これまでに色んな国を訪れてきました。もちろん魅力的な国はたくさんありましたが、そのなかからなぜカナダを選んだのかというと、やはり経済的な面。ちょうどドルが安かったというのが一番の理由ですね。イギリスのポンドなんかは当時とても高かったのを覚えています。ワーキングホリデーのビザは1年間有効なので、費用面はとくに慎重に考えました」その国に慣れ親しむという意味でも、長期滞在することがワーキングホリデーの秘訣。ただ、滞在費用を考えると、いくら働きながらとはいえ心配なのは経済面。その点、カナダという国は、物価も比較的リーズナブルで、住みやすいのが選んだ一番の理由だという。多国籍のなかで学ぶ積極性の意味大学を卒業後、彼は食器メーカーに勤め、企画から販売まで多岐にわたった業務を手掛けていたという。「デザイン性の追求から、海外出張も頻繁にありました。ただ、英語は大の苦手だったんですよ。いつかやらなきゃ、と思いながらも避けていました。でも、英語圏でデザインの話をするたびに、不自由な経験をたくさんしました。続けていきたい仕事だったということもありましたし、このままではいけないと思い、キャリアアップの面からもカナダ行きを決めました。それにどうせ休職するなら、デザイン系の学校であらためて勉強してみたいなと思ったんです」留学してからというもの、週に5日は専門学校で学ぶ日々だった。しかし、そこでの経験は、これまでに経験したことのない刺激的なものだったという。「カナダは移民大国ですから、クラスは本当に多国籍で楽しかったですよ。特にデザイン系の学校だったので奇抜な人が多くて(笑)。個性的な人ばかりでとても楽しめました。日本と違うのは、受け身の姿勢ではついて行けない環境だということ。積極的に自分の意見を述べるということがいかに難しいか学びましたね」使える英語とコミュニケーション能力の成長そこで得た経験は、果たしてどのように活かされているのか。実際に、学校で学んだことは語学とデザインだけではないと、鈴木さんは話す。「自分のコミュニケーション能力が確実に向上したことは、一番の収穫ですね。異国の地で、友人同士で母国語を教えあったりして、色んな国の人と仲良くなる術を身につけることができた気がします」人と人との触れ合いが、積極性を生み出して語学以外の能力を高めていったということだ。もともと勤めていた会社に復帰した今では、海外事業に関する部に所属しているという。「通っていた学校はデザインだけでなく、ビジネス英語も専攻できたので、授業で学んだ生きた英語は今の職場で多いに生かせていますよ。商品の発注を始め、展示会等の企画に関することなど、幅広い業務を英語で行うこともあります。海外から来客があるときは、自分から率先して担当します。以前はそんなことなかったんですけどね(笑)。1年間海外で学んだ経験は、大きな自信となって今の自分を支えてくれています」帰国してもうじき1年経つ彼の今後の目標は、今手がけている事業の海外展開だ。カナダ生活で得た経験は言うまでもなく、キャリアアップの大きな鍵となっている。(OFFICE-SANGA 平岡舞子)
2012年04月27日小さいころから英会話教室に通っていたわけでもない。長期留学をしたわけでもない。学校でも英語の成績はいまいち……。そんな、英語力ゼロの筆者からすると「え、なんで!?」と思えるほど英語がぺらぺらの人たち。「どこで、どうやったらそんな風に英語が話せるようになったの?」聞かずにはいられない、この疑問を彼らに投げかけてみました。(Photo by AnyaLogic,some rights reserved.)■「スペルミスなんて日常茶飯事ですけどね」(Sさん/24歳/SE/女性)近所の子どもはみんな外国人。横浜で生まれ育ったSさんの住む地区には、インターナショナルスクールが3校もあり、近所の友達と遊んでいるうちに英語が身についたそう。「でも、学校で行われる英語の授業は苦手でした。ひたすら単語を書いて覚えるなんて、退屈すぎて。ただ英字新聞を読みたかったので、TOEFLの勉強はしました」(Sさん)しゃべることができるけど、英語の読み書きは苦手だというSさん。現在勤めている会社では、ベトナム人と英語のテキストを用いてメールのやりとりをすることも。さすがにこれにはてんてこ舞い?「伝えることが最優先なので、スペルミスや文法がおかしいのは日常。けれど、ある程度の単語力があれば問題なし。実際はネイティブの人でもよく間違えています」(同)確かに日本人でも漢字や日本語の文法をよく間違えるもの(……私も!)。スペルをきちんと覚えるより、「単語を聞いたとき、その意味が浮かぶようになるまで繰り返し聞いて覚えること」が大切だそう。おすすめの勉強法は?「海外ラジオをポッドキャストに入れて聞くこと。特におすすめなのは『AFN』という米軍居住地向けラジオです。24時間、リアルタイムで放送され、内容はニュースから音楽チャート、悩み相談まで豊富ですよ」■「週に一度、会社で英語しか話してはいけないデーがある」(Tさん/23歳/メーカー/男性)Tさんの会社はスノーウェアを扱う代理店。カナダやアメリカのメーカーとやりとりする機会が多いにも関わらず、社内で英語が話せるのはたった二人……。そこでTさんの会社では、社内で英語の強化を決行。ニュージーランド人で英語教師もしているという男性を週に一度迎え、その日は丸一日「英語しか話してはいけない」というルールとなっているそう。「紙とペンとiPhoneの翻訳アプリは必須。とにかく会話をして、分からなかった単語はメモして自分で調べます。会話を成り立たせることが大前提」(Tさん)その繰り返しにより、1年たった今Tさんはかなり英語が達者に。コミュニケーションを第一に考えたとき、重要なのは間違えを恐れずとにかく話しかけることの繰り返しなんだそう。中学・高校と英語の勉強もほとんどおざなりだったというTさんですが、会話の中で勉強していくことは苦にもならず、ものすごい速さで身についていったようです。確かに英語でなければ話せない状況になれば、伝えたい気持ちが上達を後押ししてくれそうですね。■「大好きな海外ドラマと、カセットテープに入れたロックが教科書でした」(Lさん/29歳/ダンサー/女性)海外35カ国を旅したというLさんは、今までほとんど英会話で困った経験がないと言います。18歳で初めて日本を出るときには、すでにぺらぺらだったそう。「海外ドラマの『フルハウス』と、ロック歌手の『ニルヴァーナ』が子どものころから大好きで、毎日繰り返し見聞きしては、聞き取れない単語をノートに書き写し、辞書で調べました。自分が好きなものだと、それを覚えることも苦じゃないんですよ」(Lさん)何を言っているのか、何を歌っているのか知りたいことが原動力となり、自然と英語を身につけたというLさん。おすすめの勉強法は?「大好きな映画を繰り返し見て、すべてのセリフを暗記できるくらい観倒すこと。それだけでもかなりの単語力がつきます」これなら三日坊主の筆者でもできそう?ちなみに現在、筆者は毎晩、海外ドラマ「SEX and the city」を見て、Lさんの勉強法を実践中。毎日英語に触れているだけで、確かに少しずつリスニング力がついてきたような気が……(気のせいでなければいいんだけれど)。どうやら、英会話上達の近道は「伝えたい気持ちを、間違えたら恥ずかしいという気持ちより前に出す」ということのよう。伝えたいというパッションが大事です。(栗林弥恵/プレスラボ)【関連リンク】男子の疑問!ガールズトークってどんな話をしているの?英語でガールズトークしてみたいですね。「SEX and the city」みたいに!滑舌が悪い……ペラペラ電話対応する極意とは?同じぺらぺらでもこちらは電話対応。日本語なのに難しいです!経済音痴の僕が1万円から財テクに挑戦!~準備編~英語も財テクも分かる人になりたい!
2010年03月03日学びも、遊びも、癒しも……。一度に叶えられる短期留学先は?「一生懸命働いたご褒美に、季節休暇には決まって海外へ!」そんな20代ビジネスウーマンの中には、「行ってみたい国がなくなってきた……」なんて人もいるかもしれません。だったら時には趣旨を変えて、楽しいだけでなくちょっとした勉強にもなる、1週間の超短期留学を考えてみては?限られた時間の中でリフレッシュ&スキルアップを狙って出発したい、理想的な短期留学先とその理由を聞いてみました。>>男性編も見るQ、1週間だけ語学留学をするなら、行きたい国は? (単一回答)1位アメリカ22%2位イギリス19%3位オーストラリア12%4位カナダ11%5位フランス7%■アメリカに行きたい理由は……・「留学生にも、気さくに話しかけてくれそうだから」(23歳/医薬品/研究開発)・「イギリス英語は発音に慣れていないので」(27歳/飲食/サービス)・「観光も兼ねてハワイに行きたい。勉強にならなそうだけど……」(23歳/ホテル/サービス)・「ハワイだったら、日本人がたくさんいて安心だから」(26歳/IT/SE)■イギリスに行きたい理由は……・「クイーンズ・イングリッシュを学びに」(27歳/医療/総務)・「アフタヌーンティーを楽しみたいから」(29歳/コンサルティング/人事)・「好きな小説の舞台だから」(26歳/教育関連/サービス)・「料理が美味しくないと聞くので長期滞在はきつそうだが、1週間くらいなら楽しく留学できそうだから」(24歳/電気/法務)■オーストラリアに行きたい理由は……・「のんびりできそうなイメージがあるから」(24歳/医療/サービス)・「広々としていて、大らかな感じがするから」(23歳/金融/金融系専門職)・「時差が少ない英語圏だから」(25歳/精密機器/営業)■カナダに行きたい理由は……・「ついでにオーロラも見たいから」(26歳/IT/SE)・「英語圏で自然が多いし、治安も良いから」(26歳/IT/秘書・アシスタント)■フランスに行きたい理由は……・「学生時代の第二外国語だったので再度学びたいし、ヴェルサイユ宮殿やルーブル美術館の観光をしたいから」(26歳/医療/秘書・アシスタント)・「ファッショナブルな国だから。料理も美味しそう」(28歳/通信/財務)総評もっとも人気のあった短期留学先はアメリカで、中でも特に「ハワイに行きたい」というビジネスウーマンのコメントが目立ちました。ハワイなら日本語だけで生活できる場所もたくさんあるので、「短期留学」の大義名分をかざしつつも、バケーションモードで過ごすこともできそうです。5位には、ランキング内で唯一の英語圏外としてフランスがランクイン。あえて言葉をほとんど知らない国に飛び込んでみるのも、短期留学ならではかもしれませんね。 (文・兄矢壱子)調査時期:2010年1月14日~1月17日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性685名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクコブス横丁やっぱり英語かそれとも……これから覚えると得な外国語って?トレンドサプリ知らないと怖い?意外な外国の法律【女性編】1度は行きたい・もう1度行きたいビーチリゾートランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年02月09日