有限会社オンウェーブ(東京都千代田区)は、太陽光とそよ風で発電するスタイリッシュな一体型風光発電照明「TSUKIAKARI SWL-1」を2021年11月18日から発売致します。詳細URL: 風光発電照明 TSUKIAKARI SWL-1■製品概要太陽の恵みとそよ風でランプシェードが回転し、発電・充電して、夜になるとLED照明が暗闇に月明かりのようにほんのりとした明かりを灯し、街路灯やガーデンライトなどにお使い頂けます。この製品は、上部球体内のソーラーパネルと360度から吹く風速2メートルのそよ風でランプシェードが回転し、搭載された発電機により発電、蓄電し、クリーンなエネルギーにより搭載されているLEDランプを光らせます。従来の風力発電機と照明を組み合わせた商品のような制御装置やバッテリーなどの配線を必要としない一体型の照明器具で誰でも簡単に設置できます。LED照明の光源色は、白色及び電球色の2種類あり、設置場所及び用途に合わせてお選び頂け、あなたスタイルのオリジナルな照明として幅広くご利用頂ける製品です。商品名 :風光発電照明「TSUKIAKARI SWL-1」発売日 :2021年11月18日本体価格:248,000円(税込価格 272,800円)【一体型のデザイン】従来の風力照明は、風力発電機と照明の単体を組み合わせているため、制御装置やバッテリーの配線が個別に必要でした。しかし、本製品では、風を受ける羽根の形状と光を受けるシェードの形状を一体化(意匠出願済)して、シンプルで美しいデザインが実現しました。【照明】LED照明の光源色は、白色、電球色の2種類。設置場所の用途に合わせてお選び頂けます。【そよ風発電】羽根の中央に搭載した発電機は、低速回転でも安定した性能を発揮し、微風でもスムーズに回転して発電を行います。■主な特徴本製品は、次のような特長があります。1. 電源不要でネジ止めのみの簡単設置(基礎工事は必要)2. そよ風(2m/s)から発電、蓄電して、昼夜センサーで夜間照明3. 風力、太陽光のハイブリッド発電で照明と一体構造でシンプル4. シンプルな一体構造でメンテナンスが簡単5. 簡単にベランダ、屋上、庭等へ設置するだけで照明になる6. 停電、災害時に照明を確保でき、安心安全7. クリーンエネルギーでサスティブルなライフスタイル■主な仕様用途:ベランダ、ガーデンライト、外灯、防犯灯光源:白色(W)、電球色(L)の2タイプ照明:LED照明(白熱電球40W相当)消費電力 2.0W最大12時間点灯(フル充電時)発電:風力発電 1W(風速6m/s)内蔵ソーラーパネル(最大出力6W)制御:昼夜センサー、充電制御蓄電:ニッケル水素電池 単三1.2V×12本風車:垂直軸6枚ブレードクロスフロー型設置:台座ベース穴に4点アンカーボルト取付(別途、アンカーボルト設置工事が必要)寸法:φ438mm×H2207mm詳細情報は、下記のウェブサイトをご覧ください。 ニュースリリース: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月18日2021年10月27日(水)より、京都府内の太陽光発電所を対象に、発電所の異常を検知できるAI搭載のウェブアプリをリリースします。京都府内に設置された太陽光発電所の保守点検に利用してもらい、京都府内の再生可能エネルギーの発展に寄与する目的で、株式会社 Geek Guild(読み:ギークギルド、本社:京都市)が開発しました。京都の発電所に多く利用していただければ、AIの精度が向上し、異常検知ウェブアプリ利用者が便利になります。本件は、令和2年度 京都府「太陽光発電設備の長期安定電源化促進事業補助金」(一般社団法人 京都知恵産業創造の森を通じた間接補助金)に採択されたプロジェクトです。本件は、独自アルゴリズムを提供するライブラリとしての機能をもつ、高精度、高機能を追求した当社のディープラーニングフレームワーク「SmallTrain(スモールトレイン)」を使って開発しました。太陽光発電所の設備の故障や汚れなどによる発電量の低下を早期に検知し、太陽光発電所のメンテナンスにご利用いただけます。【本件のURL】 【SmallTrainのURL】 プロジェクトWebサイト画面■概要対象 :京都府内の太陽光発電所 ※10kW以上の産業用太陽光発電システム目的 :AIによる異常検知を太陽光発電所のメンテナンスにご利用いただき、発電所の健全な運営をご支援します。再生可能エネルギーの発展を助け、SDGsを推進する取り組みです。参加費 :無料申込方法:メール、電話またはFAXよりお申し込みください株式会社 Geek Guilde-mail: info@geek-guild.jp TEL : 075-393-3015(AM10:00~PM6:00)FAX : 075-393-3016※詳細はお申し込み後にご連絡いたします■ご利用条件1. ネットワーク接続できるPCやAndroid携帯の利用2. 監視(モニタリング)システムを利用している太陽光発電所3. 監視(モニタリング)システムからCSVデータのダウンロードができること■特徴1. 太陽光発電所の設備の不具合や、汚れなどによる発電量の低下を発見2. 利用回数が増えるほど精度が向上し、使いやすさがUP■本サービスの使い方・利用シーン太陽光発電所のメンテナンス業務にお使いいただけます。発電所の現地に出向くことなく遠隔で不具合の有無を早期発見するしくみを構築します。■SmallTrain(スモールトレイン)概要SmallTrainのWebサイト価格 : 無料(オープンソース)SmallTrainのWebサイトURL: 提供会社 : 株式会社 Geek GuildGeek Guildが研究開発、受託案件に利用してきたAIモデルをオープンソースにしました。独自関数をライブラリー化をし、また、TensorFlowやPyTorchのラッパーとしても使いやすいように開発を進めているディープラーニングフレームワークをオープンソースにするプロジェクトです。令和元年度 京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業 採択(公益財団法人京都産業21)■Geek Guild(ギークギルド)についてGeek(ITの知識が豊富な人材)が集まるGuild(組織)です。開発コストや運用コストを削減する軽量・小型のAIを提供し、AIの実用化を促します。「人と機械の調和」を掲げ、汎用AIを形成する構想を「ハーモニックAI」として提唱します。【会社概要】会社名 : 株式会社 Geek Guild所在地 : 京都市西京区御陵大原1-36 京大桂ベンチャープラザ北館 310設立 : 2018年6月26日URL : 事業内容: 人工知能の研究開発およびサービス提供【ユーザーからのお問い合わせ先】株式会社 Geek GuildMAIL: info@geek-guild.jp TEL : 075-393-3015(AM10:00~PM6:00)FAX : 075-393-3016 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月27日当社グループがオランダ・フローニンゲン州にて建設を進めてきた3件の風力発電所(合計出力154,800kW)が完成し、商業運転を開始しました。これにより、当社グループがオランダで保有する風力発電所は計20箇所、設備容量は合計で303,280kWとなりました。3件の風力発電所はいずれもオランダのYARD ENERGY社が開発したプロジェクトで、2019年より順次工事を進めてきました。操業開始に伴い、同国の一般家庭約20万世帯が消費する電力を供給することになります。オランダ政府は、2030年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で49%削減するとの官民合意に基づき、再生可能エネルギーの導入拡大を含む各種の温暖化対策に取り組んでいます。当社グループは、今後もオランダにおける事業を推進することで、同国による地球温暖化対策の目標達成に貢献してまいります。Windpark Vermeer/Windpark Mauve/Windpark Mondriaan【風力発電事業の概要】発電所名 :Windpark Vermeer(フェルメール)出力(kW) :86,000基数 :20風力発電機機種:SGRE* SWT-DD-130 4.3MW操業開始 :2021年4月* Siemens Gamesa Renewable Energy発電所名 :Windpark Mauve(モーヴ)出力(kW) :30,100基数 :7風力発電機機種:Vestas V136 4.3MW操業開始 :2021年5月発電所名 :Windpark Mondriaan(モンドリアン)出力(kW) :38,700基数 :9風力発電機機種:Vestas V136 4.3MW操業開始 :2021年9月<合計>出力(kW):154,800基数 :36 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月09日『日本経済新聞』が10月28日に小泉進次郎環境相(39)のインタビュー記事「国立公園で再生エネ発電促進環境相、規制緩和の方針」を掲載した。ネットでは瞬く間に批判が殺到。菅義偉首相(71)が「2050年温室ガス実質ゼロ」を宣言したが、その実現に向けていきなり“最後の聖域”に手を付けようとしているのだから驚きしかない。同記事で、進次郎氏は“国立公園内で再生可能エネルギーの発電所の設置を促す規制緩和をする”と表明。公園内は地熱や太陽光、風力を利用しやすいためだという。21年の通常国会で関連法の改正を含めて取り組むとしている。《全国34の国立公園の敷地の多くは発電所の新設を制限している。一部で認めるが、資源エネルギー庁の報告書などは規制で整備できない場合があると指摘していた。小泉氏は「いい案件があっても保護一辺倒で活用が進まない例もあり得る。保護と利活用の両立へ発想を転換する」と話した》(『日本経済新聞』10月28日)これにはツイッター上で、「日経の誤報では?」と進次郎氏を擁護するような怪情報が流れるほど、にわかには信じがたい報道だったということ。しかし、本人は自身のブログに当該記事のリンクを張って「ぜひ読んでみてください」としているので、自信を持ってこの説を唱えている。もちろん誤報などではない。そもそも、国立公園の「目的と役割」は、環境省のホームページによると下記の通り。<国立公園は、次の世代も、私たちと同じ感動を味わい楽しむことができるように、すぐれた自然を守り、後世に伝えていくところです。そのために、国が指定し、保護し、管理する、役割を担っています>「大原則として、国立公園を管理することによって、自然環境、動植物の生態系、歴史文化の保護・保全をしなければいけないということ。それなのに、国立公園を所轄する環境省のトップが『開発推進だ』と言っているのだから、なんともアベコベな話で…」(全国紙記者)進次郎氏の今回の発言にネットでは、《「環境保護のために環境を破壊する!」やな!》《こいつ何大臣だったっけ》《エネルギーを求めるのは経産省の仕事で、環境省の仕事は自然や国土を守ること》《なぜ環境相が聖域をぶっ壊しにいっているのか》さらに、保全生態学の第一人者である国立環境研究所気候変動適応センター室長の西廣淳氏もツイッターで「軽率すぎる」と発言。他にも複数の専門家が否定的なコメントを発信している。実は、進次郎氏は9月末に北海道の国立公園を視察してブログに掲載している。蒸気を噴出していていかにも地熱発電ができそうな「硫黄山」の写真と共に、「阿寒摩周国立公園」内の「湯川」という温泉が流れる川について下記のようなことを書いている。<もう一つ改めて感じたことは、その土地の魅力は地元の人だけでは分からないし活かしきれないという事。(中略)もっと「川湯」という存在自体を活かす方法があるのではないか?と、大きな可能性を感じました。硫黄山にも行きましたが、その迫力と魅力は想像以上で、唯一無二のものでした。本当に行って良かったです>そんな視察で短絡的に「国立公園に発電所作れば環境問題解決!」なんて思ったとすれば、“セクシー”さのカケラも見当たらないのだが…。
2020年10月30日太陽光発電を取り入れるかどうか迷う理由は、やっぱり『お金』。「なんとなくいろいろと高そうだな」というイメージを持っていませんか?実はそのイメージ、もう古いんです。いまどきの太陽光発電は、初期費用なし!サービスの仕組みはを知れば、きっと考えも変わるはずです。太陽光発電のメリットから、合わせて使えば収入もゲットできちゃう設備の魅力などもご紹介しますよ♪『初期費用』の高さで太陽光発電の導入を迷う……太陽光発電を導入する際に、特に多くの方が悩むのが『初期費用の高さ』ではないでしょうか。初期費用の相場は、だいたい100〜200万円ほど。設置する際にこれだけの金額がかかるとなると、正直ためらってしまいますよね。しかし、今注目されているのは、なんと初期費用を払わずに太陽光発電を始められるということ!これからご紹介するサンコーの太陽光プランなら、初期費用がかからないため新築時やリフォームをする場合でも、住宅ローンに影響せずに取り入れられますよ♪サンコーの太陽光プランの詳細をチェック!初期費用0円?サンコーのプランがおすすめ!サンコーの太陽光発電プランで注目したいポイントは3つ!・初期費用は0円!・月々の定額制で、支払い金額は一律・10年間の契約終了後、発電システムを保証付で無償譲渡!導入時の負担がなく、月々の定額料金だけの支払いで始められるため、お財布に無理なく太陽光発電を使い続けることが可能です。電気を創って売れる新しい太陽光発電のはじめ方!初期費用ゼロで叶えるエコな暮らしって?太陽光発電を取り入れた際のモジュールやモニターなどの設備は、サービス期間である10年間の契約期間満了後に無償で譲渡いたしますので、サービスが終わってからもお使いいただけますよ。また、譲渡後も5年間のメーカー延長保証付きという点も安心できるポイント。太陽光発電は、光熱費を節約できることや売電収入を得られることが大きなメリットですが、プランによっては、そのメリットをさらに実感しますよ♪サンコーのさまざまなプランをチェックしていきましょう。太陽光発電についてよくある質問!蓄電池付きなら、メリットが倍♪「月々の支払いもできるだけ抑えられたらいいな……」と考える方には、蓄電池がセットのプランがおすすめ。電気を蓄えられるという点に注目しましょう!収入アップで、実質の負担額ゼロに!?電気をためて必要なときに使える蓄電池があることで、蓄えられる電気が増え、電力会社に売れる量もアップ。その収入を、月々かかる定額利用料にまわせばトータルの負担額が0円になる場合も十分あります。さらに、地震や台風などの災害時に不安なのが、停電で電気を使えないこと。しかし、蓄電池に電気を蓄えておけば、万が一の際にも電気をまかなえるので安心できますよ。安い電気を蓄電できる太陽光発電で電気をつくれるのは、太陽から光エネルギーを受けているときだけなので、夜間や日照不足の日は電気が作れないのがデメリットです。しかし、蓄電池があることで、電気が安い深夜帯に電気を買って、発電量が少ないときに使うという方法も。電気料金が高い時間帯の電気を安くまかなえるのはうれしいですよね!蓄電池を活用した太陽光サービスの特徴については、こちらのアイデアでも紹介していますよ♪初期費用ゼロで電気を作ってためる「太陽光+蓄電池」が断然お得!もしもの災害時も安心♪移動もできる蓄電池!また、サンコーには、蓄電池の他にも電気自動車がついたプランもご用意しております。電気自動車でも蓄電ができるのはもちろん、ガソリン燃料に比べてコストを抑えられるというメリットもあるため、移動手段として生活のあらゆる場面で活用できますよ。ご家庭の生活スタイルに合わせて、太陽光発電のプランを考えてみてはいかがでしょうか!電気自動車が蓄電池に!?初期費用ゼロで叶う《太陽光発電+V2Hシステム》定額利用サービスで、賢くエコしましょ♪太陽光を設置したら光熱費はどうなる?安く、賢く電気を使おう♪太陽光発電は、さまざまなメリットがありますが、費用面が心配……という悩みがあるかと思います。しかし、サンコーのプランなら、初期費用0円の定額制で太陽光発電を導入しやすく、さらに長く使い続けられるという魅力がありますよ♪公式サイトでは、ご家庭で太陽光発電を設置した場合のシミュレーションも無料でおこなっているので、気軽にご相談くださいませ!サンコーの公式HPはこちらから
2020年06月20日太陽光システムを設置するとどんなメリットがあるのでしょうか。発電した電気は売れる仕組みですが、電気の価格は変わるため、現在と10年後とどれくらい収入に差がでるか気になりますよね。そこで、太陽光で得られる今とこれからのお金の話を踏まえた、賢い太陽光発電の取り入れ方をご紹介します♪電気の売電収入、これからどうなる?太陽光で発電した電気のうち、使わずに余った分は電力会社に売れることをご存知ですか?余った電気の分だけ収入はアップ♪そうすることで、「なるべく電気は使わないように……」と考えるため、節電や省エネ促進にもつながっているのです。余った電気を売って、利益を得られる『余剰売電』。その収入は、1kWh(※)あたりの料金によって損得の状況が変わるのがポイントです。現在の電気の価格は、10年後にはどうなっていくのか。電気を売る価格と買う価格の今と未来をチェックすることで、太陽光発電の取り入れ方のヒントが見えてきますよ!※1キロワットの電気を1時間で発電、消費した際の電力量太陽光サービスについてよくある質問売電単価は値下がり!電気代は値上がり!ここでは、電力会社が電気を買い取ってくれる金額(売電価格)、また電力会社から買う電気の金額(買電価格)2つの推移に注目します。売電単価は安く余剰電力の買取価格は、2019年度が24円/kWh、2020年度は21円/kWh。2010年の48円/kWhから10年間の推移を見ると、半額以上も値下がりしています。「じゃあ、10年後なんてもっと値下がりして売れないのでは⁉︎」と思いますよね。ここで注目したのが、電力会社が同じ価格で電気を買い取る『固定価格買取制度』。太陽光を設置した年の買取価格が10年間固定される仕組みになっているのです。この先も価格はどんどん値下げしていくので、太陽光を導入するなら早めの検討がおすすめですよ!買電単価は高く……!また、毎月支払っている電気料金は基本使用量だけでないことをお気付きですか?基本使用量を始め、再エネ賦課金や燃料調整費用といった明細に記載されている各項目の金額は、今後値上がりが見込まれているため、電力会社から買う電気料金は値上がりすることに。既に売電価格より買電価格の方が高くなっている現状から、なるべく電気を買わないという選択が電気を賢く使うポイントです。そこで注目したいのが、太陽光発電の使い方について。太陽光の余剰売電からの利益は少なくなりつつあるため、いかに自家消費できるかがこの先電気代を節約するカギとなっています。毎月届く電気代の項目については、こちらのアイデアでチェックしてみてくださいね。明細みてる?【家計を圧迫!】電気代値上がり、5つの要因はコレ!かしこく太陽光発電をはじめるならコチラ電気を賢く使える蓄電池、電気自動車付きも!現在、発電に使う太陽光パネルは寿命が長く、国内メーカーであれば設置して35年以上経過しても機能は9~13%ほどの低下と長く利用できるのが特徴。太陽光発電を早めに取り入れて、将来続く買電価格の値上がりに備えましょう。サンコーの太陽光プランなら、自家消費に便利な設備がセットで使えるのに加え、初期導入時の高額な費用がかからないのです!サンコーの太陽光プランサンコーの太陽光プランは、『初期費用が必要なく月々の支払いから始められる』『システム機器は、15年間の保証が付帯』『サービス期間が終わる10年後は設備機器が無償で譲渡される』ことが特徴。一度に負担する大きな金額もなく、月々の支払いは定額なので、新築時は住宅ローンへの影響を考えずに太陽光発電を導入できます。電気を蓄える蓄電池プランさらに蓄電池がセットになっているプランなら、自家消費が効率よくできる仕組みになっています。例えば、深夜の割安な電気を蓄電池でためて必要なときに使うのはもちろん、昼間の料金が高い時間帯にその電気を売ることも可能。電気を熱でためるエコキュートも利用して自家消費しながらおうちの電気代を削減できるのです♪蓄電池を使って電気を蓄えておくことで、停電時にも電気を使えるのは安心できますよね。この他にも、現在より普及が多く見込まれる電気自動車がセットになったプランもご用意。生活の多様性に合わせて太陽光を導入できるのが、サンコーの太陽光プランなのです。蓄電池付きのプランをチェックする電気自動車を使った太陽光発電のメリットって?長く使える太陽光で電気代を節約しよう♪今後、電力会社から買う電気料金はさらに高くなっていくため、家庭で電気をつくって蓄え、自家消費できるかが賢く電気を使うポイントです。電気をためられる蓄電池と組み合わせて、太陽光を取り入れた生活を始めてみませんか♪サンコーの公式サイトでは、各プランについて紹介しているので、そちらも合わせてチェックしてみてください。無料シミュレーション/資料請求/お問い合わせはこちらからサンコーの太陽光プランをチェックしてみよう
2020年04月18日太陽光発電こそ一般的に認知されてきましたが、今では自宅で使う1次エネルギーをまかなう、より環境に配慮した住宅が基本になってきています。よりよい住環境になるだけでなく、省エネで光熱費の節約もできる!これからの基準となっている住宅や設計手法をご紹介します。最近よく耳にする ZEH(ゼッチ)って?昨今の環境配慮住宅の代表格ともいえるZEHハウス、聞いたことはあるけどいまいちよく知らないという方も多いのではないでしょうか……。ZEHハウスとは、冷暖房や換気、給湯、照明といった1次エネルギー消費を自宅で発電しまかなう住宅のことをいいます。電気料金を抑えられるだけでなく、地球温暖化対策にも貢献できるんです。サスティナブルな社会を実現させるためにもますます重要になってきています。最近話題のゼッチってどんなもの?太陽光発電との関係を徹底解説!カラダにもやさしい♪自然を活用したパッシブ設計風の通り道を作って、風通しのよい住宅にしたり、建物の配置を工夫して陽の光をうまく取り入れたり。自然エネルギーを最大限に活用して快適な空間にする「パッシブ設計」という考えがあります。カラダにやさしいだけでなく、光熱費の節約にもつながるのでZEHハウス実現のためには積極的に取り入れていきたい設計手法です。自然を感じる暮らし〜パッシブ設計とは〜高気密高断熱が鉄則!?住宅の気密性と断熱性能を高めることで、外気の侵入や外の熱を遮ることができ、室内の冷暖房効率はグッと上がります。このことで、冷暖房費を節約でき、夏は涼しく冬は暖かい住宅が可能になります。つまり、高気密高断熱住宅にすることでエネルギーロスが最小限になり、ZEHハウスに一歩近づきます。夏涼しく冬暖かいエコ住宅(高気密高断熱住宅)太陽光発電で創エネ!ZEHハウスを実現するためには、「断熱」の他に「創エネ」「省エネ」が大事な柱になってきます。次にご紹介する〔雑司が谷ZEH・ゼロエネハウス〕は、太陽光発電を用いることで年間エネルギー収支マイナスを実現させています。開口部は熱負荷が大きくなりがちなため取り入れるのが難しいですが、こちらの住宅ではZEHハウスでありながらも、大きな気持ちのよい窓が設けられています。のびのびとした吹き抜け空間も魅力的です。雑司が谷ZEH・ゼロエネハウスハニカムブラインドで暖かさを蓄える!次にご紹介する住宅はリビングに大きな吹き抜け空間があり、上部に光窓が取り付けられています。冬場は、日中に太陽の陽をたくさん取り込み、同時にその陽の暖かさを利用して室内を温めます。大きな窓には断熱性の高いハニカムブラインドが取り付けられているので、夜間はそれを下ろすことで家にフタをし、日中溜めた熱を外に逃さない仕組みになっています。夏場は逆に暑い日差しを遮るのにも活用できるようになっています。ハニカムブラインドが年間を通して作用する機能的な工夫です。太陽の暖かさを蓄える家足立の陽器(ようき)な家まとめ今回は、環境配慮に対して工夫がなされている住宅をご紹介しました。ZEHハウスは、住宅を建てる際の基本となってくるのでぜひ知っておきたい存在です!最近では、ZEHハウスや省エネ住宅に対して補助金制度も導入されています。家計にも、これからの地球環境にもやさしいサスティナブルな住宅をぜひ検討してみてください。省エネ住宅にする際に利用出来る補助金や税制をまとめてご紹介
2018年09月04日環境保護や災害時対策として、太陽光発電の導入を検討しているご家庭も多いようです。新築はもちろん、リフォームとあわせて導入したいという場合もあるでしょう。ここでは、太陽光発電導入の手順や必要な書類などについて、わかりやすくご紹介していきます。太陽光発電を導入するまでの流れは?太陽光発電を導入する計画があるなら、機器の設置から発電を開始するまでの流れを把握しておくといいでしょう。それぞれのステップとともに、注意点もご紹介します。【ステップ1】調査・相談まず、太陽光発電システムを導入する目的を明確にしておきましょう。節約やエコ目的で導入するご家庭もあれば、災害時・停電時対策として導入するご家庭もあります。太陽光発電の仕組みや種類、メリットやデメリットについてもしっかり調査し、目的に合った運用が可能かどうか考えましょう。また、太陽光発電の導入には初期費用としてまとまったお金が必要になるので、予算も調べます。さらに、10年以内を目安にした投資費用回収計画や、導入後のメンテナンス費用についても考えておきましょう。お金のことに関していえば、国や自治体からの補助金を受けられるか、販売会社などのローンを受けられるかなども調べておく必要があります。導入するシステム機器が補助金対象のものか、チェックしてみてください。太陽光発電に関してさまざまな要素を検討したら、施工業者に相談して現地調査をしてもらいます。屋根の状態や向き、日照時間や天候、周辺環境などはもちろん、将来パネルの周囲に陰になるような建物が建つ可能性などまで調べて、発電シミュレーションをしてもらうのがおすすめです。可能であれば、検針票や設計図面を用意しておくといいでしょう。【ステップ2】契約・補助金申請現地調査が終了すると、調査から得られた情報をもとに、施工業者から最終的な見積もりが提示されます。施工方法やシステムの変換効率、保証内容やアフターサービスなどについてもしっかりと確認し、納得したうえで信頼できる業者と契約を結びましょう。また、通常は、施工業者と契約をする際に、国や地方自治体への補助金の申請も行います。多くの場合は業者が代行してくれますが、システムの設置工事完了後に申請をしなければならないこともあります。補助金制度や条件は地方自治体によって異なるため、事前に確認しておくこともポイントの1つです。【ステップ3】設置工事まずソーラーパネルを屋根に取りつけるための足場作りからはじまり、場合によっては、屋根の補強工事も行います。その後、パワコンなどの周辺機器の設置や配線などの電気工事も行われます。【ステップ4】電力受給契約・系統連系自宅の太陽光発電で生まれた余剰電力を買い取ってもらうためには、電力会社と売電契約を結ぶ必要があります。この手続きが完了した後、電力会社と施工業者立ち会いのもとで系統連系(住宅の発電システムと電力会社の発電システムとの接続)が行われ、いよいよ運転が開始できるようになります。運転開始後は基本的に、特別な維持管理・メンテナンスなどは必要ありません。ただし、数年に一度くらいの頻度での点検が推奨されているので、定期的な点検についても意識しておくといいです。太陽光発電の費用を無料で比較導入までにかかる期間は?導入計画から契約までに約半月~1ヶ月、システム設置から電力会社との連系までに約1ヶ月で、太陽光発電導入までにかかる期間は、全体で約1~2ヶ月です。ただし、システムを設置するための工事自体は、約2~3日で終了します。パネル取りつけだけであれば1日で済みますが、足場を組んだり、メーターやパワコンなどの周辺機器を設置したり、配線工事を行ったりする必要があるので、数日は見込んでおく必要があるのです。屋根の補強工事などがあると、さらに時間がかかる場合もあります。法律上必要な申請事項について太陽光発電導入後に売電するためには、産業経済局に申請し、事前に設備の認定を受けなければなりません。再生可能エネルギー固定価格買取制度における買取単価は、この設備認定を受けた年度によって決まるため、年度内に認定が受けられるように早めに準備をするといいでしょう。産業経済局への申請には、接続の同意を示す書類の写しや事業計画書などが必要ですが、通常は施工会社が代理で行ってくれます。手続き完了までには1~2ヶ月ほどの期間を見込んでおきましょう。また、電力会社と売電契約を結ぶための手続きには、系統連系申請申込書や太陽光発電システムの詳細に関する書類など、補助金を申請するには、住民票や印鑑証明、建物の登記簿謄本などが必要です。補助金の場合、申請時期や必要書類は自治体ごとに異なるため、詳しくはお住まいの市町村に問い合わせてください。まとめ今回は、太陽光発電導入の流れや注意点、必要書類などについて解説しました。太陽光発電の導入を計画しているなら、しっかりと調査・比較をして、信頼できる施工業者を選ぶことが重要です。さまざまな申請手続きには思っているよりも時間がかかるので、先を見通して計画的に準備を進めていきましょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月22日家の屋根に設置して、発電した分だけ電気代がおトクになる太陽光発電システム。なるべく安く導入することができれば、それだけ費用回収にかかる期間が短く済みます。そんな時に気になるのが補助金の存在です。「国や都道府県から出るらしい」と聞いたことはあっても、補助金制度は年々状況が変わるので、導入時には必ずチェックが必要です。では、現在はどんな補助金があってどこから受けられるのか、基本情報を確認してみましょう。どんな補助金の種類がある?CO2削減の取り組みの一環として、補助金制度が用意されている太陽光発電システム。一般家庭の場合、これまでは国、都道府県、市区町村から最大3種類の補助金を受けることができました。しかし、太陽光発電システム自体の普及率が高まったことや設置費用が以前に比べて安価になったこと、それと同時に設置者の経済的メリットが高くなったことなどを受け、国からの補助金は2014年で打ち切られることとなりました。そのため、2017年現在で補助金制度を利用する場合は、各都道府県と市区町村の補助金制度を受けることが基本になります。補助金は、大きく分類すると以下のような内容で受けられます。・発電kW数に応じた金額を補助・システム設置にかかる費用に応じた金額を補助・一定金額の補助ただし、補助金の内容についてはそれぞれの地方自治体が独自に決定しているので注意が必要です。太陽光発電を設置すれば必ず受けられるというものでもなく、設置の条件が細かく規定されていたり、年次ごとに定員が設けられ、早々に規定数に達してしまったりする場合などがあります。「今年は補助金の枠に入れなかったから、来年また検討する」というのもひとつの手ではありますが、次年度も継続して補助金制度を導入しているとは限りません。年々余剰電力の買い取り価格も下がっていることを踏まえると、補助金制度を利用することにこだわるかどうかは、総合的な判断が必要です。都道府県別の補助金制度の詳しい内容は?2017年度の場合、実際に都道府県ごとにどのような補助金制度があるのかを見てみましょう。すでに受付が終了している場合や、太陽光発電だけではなく蓄電池との併用が必須の場合もあるのでご注意ください。下記以外の県は、残念ながら現在補助金制度を導入していません。【東北】・岩手県…1kWあたり20,000円・宮城県…50,000円※知事が定めた対象モジュールを設置した場合は1件あたり50,000円を上乗せ補助・山形県…1kWあたり25,000円・福島県…1kWあたり40,000円【関東】埼玉県…費用総額の10分の1神奈川県…補助対象経費の3分の1以内【中部】静岡県…1kWあたり10,000円愛知県…市町村補助額×4分の1または1kWあたり3,300円の低い方の額【近畿】滋賀県…40,000円【中国】山口県…1kWあたり8,000円【四国】香川県…1kWあたり20,000円自治体によって予算は異なるため、補助金額には開きがあります。上記に紹介した内容以外にも、太陽光発電に付随した設備の設置でさらに補助金が上乗せできるケースがあるので、適用できる場合は必ず利用しましょう。また、都道府県の補助金制度がなくても市区町村単位で実施している場合もあるので、自分が住んでいる地域のホームページやお知らせなどを見逃さないことが大切です。太陽光発電の費用を無料で比較補助金計算の具体例補助金制度で最も多いのは、「1kWあたりの補助金額×設置する太陽光発電モジュールの公称最大出力数」で計算した金額です。公称最大出力とは、一定の条件下で測定された太陽光パネルの最大出力のこと。メーカーごとに数値は異なり、より出力数の高いモジュールを選べば、同じ面積でも最大出力数はアップします。補助金もそれだけ多くもらえる計算になりますが、多くの自治体では補助金の上限金額が設けられている点に注意しましょう。【福島県の場合】例えば福島県の補助金制度は、1kWあたり40,000円が補助金対象。3.71kWが公称最大出力のシステムを設置する場合、40,000円/kW×3.71kW=148,000円が補助金となります。1,000円未満は切り捨てとするのが一般的です。上限は160,000円まで。【愛知県の場合】愛知県は福島県よりも1kWあたりの補助金額が少ないため、同じ3.71kWのシステムを設置しても3,300円/kW×3.71kW=12,000円となります。ですが、愛西市在住であればここからさらに1kWあたり20,000円の補助金制度を受けられるので、20,000円/kW×3.71kW=74,000円が補助金となります。愛知県の補助金12,000円と愛西市の補助金74,000円で、合計86,000円の補助を受けられる計算です。(補足)愛知県の補助金は市町村補助額×4分の1または1kWあたり3,300円のうち、低い方の額が適用されます。愛西市からの補助金が74,000円の場合、4分の1の金額は18,500円です。1kWあたりで乗じた12,000円の方が低い額になるため、こちらを適用して計算しています。まとめ国の補助金制度が打ち切られた今、太陽光発電システムの補助金制度は充実しているとはいえないのが実情です。とはいえ、数万~十数万単位で導入費用が変わることを考えると、補助金は太陽光発電導入を検討する大きな要素のひとつ。太陽光発電システム自体の値下がりも進んでいるので、対象地域に住んでいる場合は、これを機に導入を検討してみてはいかがでしょうか。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月21日災害時に、長期間電気や水道が絶たれてしまい不便だったという体験談を聞いたことはありませんか?災害のような予測不能な事態が突然起きても、自家発電システムがあれば安心ですし、他の人を助けてあげることも可能になります。では、太陽光発電は災害時でも利用できるのでしょうか?今回は、災害時の太陽光発電利用方法や、注意点などをご紹介します。被災時でも太陽光発電は利用できる?被災時でも、太陽光発電は利用可能です。災害など何らかの原因で電力会社からの電力供給がストップした場合、通常の設定のままでは、太陽光発電も運転を休止します。しかし、大半の太陽光発電には「自立運転機能」が備わっているため、通常の設定から自立運転の設定に変更することで、被災時でも電力を利用することが可能です。電力が使えれば、テレビやラジオを使用したり、携帯電話を充電したりすることが可能になります。災害や救援に関する正確な情報をいち早く入手したり、安否確認も含め外部との連絡を取り合ったりできることは、被災時には大いに役立つでしょう。また、冷蔵庫が使用できれば、食品や薬品などを保存することが可能になりますし、電気ポットや炊飯器が使用できれば、温かい食事を食べることも可能です。小さいお子さんがいる場合は、哺乳瓶などの消毒もできます。さらに、場合によっては、洗濯機や井戸水用のポンプも動かせるかもしれません。電力があれば、自分や自分の家族だけに限らず、地域全体の助け合いや災害対応能力の向上にも貢献できるのです。ただし、被災時でも太陽光発電が利用できるのは、自立運転の機能が備わっている場合のみ。これから太陽光発電システムを導入しようとお考えの方は、必ず自立運転システムの有無についても確認してください。自立運転システムの利用法通常時、電力の発電量に応じて足りない電力を補ってもらったり、余分な電力を買い取ってもらったりするため、各家庭の太陽光発電システムは電力会社とつながっています。このつながりを切り離し、各家庭で太陽光発電システムを独立させて使用する設定のことを、「自立運転」といいます。自立運転の設定に切り替える際はまず、安全のため、主電源と太陽光発電用のブレーカーをオフにします。これは、電気系統の事故や、そこから派生する大火災などの思わぬ事態が起こることを防ぐためです。その後、付属の取扱説明書に従って自立運転モードに切り替え、接続したい電気機器を自立運転用のコンセントにつなぎます。このとき、接続する電気機器のほうも主電源が切れていることを確認したうえで行いましょう。特に、大きな電化製品は自立運転コンセントから離れた場所にあることも多いため、災害時に備えて、日頃から長めの延長コードを用意しておくといいです。また、自立運転機能を使用中は、こまめに発電状況を確認することも大切です。天候や発電出力の変化に合わせて、接続機器を調整しましょう。電力会社からの電力供給が回復したら、自立運転モードのままにしておくと売電ができなくなってしまうので、忘れずに通常の運転モードへ切り替えましょう。通常の運転へ戻すには、まず自立運転モードを解除し、太陽光発電用のブレーカー、主電源の順にオンにしてください。太陽光発電の自立運転モードは、いざというときに備えて、試運転や練習をしておくことをおすすめします。その際は、電気機器を自立運転コンセントに問題なくつなげるか、延長コードなどの長さは十分か、自立運転システムそのものが正常に作動するか、などをチェックしてください。もし、自立運転システムに関してわからないことがあれば、早めにメーカーや施工会社へ問い合わせておきましょう。太陽光発電の費用を無料で比較自立運転システム利用する際の注意点太陽光発電を自立運転システムに切り替えて使用する場合、注意しておきたいことが3つあります。緊急時でも冷静に対処するために、事前に注意すべきポイントを把握しておきましょう。1つ目の注意点は、自立運転システムの非常電源には、一般的なパワーコンディショナー1台で1,500W(1.5kW)までの上限があることです。そのため、接続する電気機器の合計電力使用量に注意してください。また、限度内であっても、大電力が必要な電気機器は、起動しなかったり動作が不安定になったりする場合もあることを知っておきましょう。2つ目は、自立運転であっても太陽光発電であることに変わりはないため、夜間の電力使用ができないことです。また、雨天・曇天時には、発電量が不安定になり、使用できる電力量が急に低下したり、使用できなくなったりする場合があります。そのため、途中で電源が切れると生命に危険をもたらす恐れのある医療機器や、故障・破損する可能性が高いパソコンなどは、自立運転の非常電源には接続しないでください。3つ目は、自立運転では通常のコンセントや普段使用している照明器具を使えないことです。システム利用時は必ず、自立運転コンセント(非常用コンセント)への接続が必要になるので、前もって自立運転コンセントの有無や位置を把握しておきましょう。まとめ太陽光発電の自立運転機能を使えば、災害時や停電中でも電気機器を使用することが可能です。事前にしっかりと準備をしておけば、いざというときにもあわてず、太陽光発電のよさを最大限に活かすことができるでしょう。この機会に太陽光発電の「自立運転システム」について、一度確認しておくのはいかがでしょうか。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月21日太陽光発電は家庭用の場合でも経済産業省への設備認定が義務付けられています。では、電力会社との間で発生する太陽光発電による電力の買取や設備にはどんな税金がかかるのでしょうか?太陽光発電に関わる税金の種類や計算例の具体例、確定申告の有無についてご紹介します。太陽光発電にはどんな税金が課されるの?【所得税の対象となる「売却益」】太陽光発電を設置して稼働するためには、電力会社との間で「電力需給契約」を結ばなければなりません。これは、余剰の電力を買い取ってもらい、不足の場合は電力会社から電力を買う契約です。この電力会社に売った電力は「売却益」として所得税の対象になります。太陽光発電で得た売却益は「雑所得」として計上しますが、年間の金額が200,000円未満なら非課税となっています。一般家庭用として一般的な4kW程度のシステムであれば、所得税がかかる心配はほとんどないようです。【発電設備はソーラーパネルのタイプによって固定資産税の対象に】太陽光発電の設備に関しては、設置された物によって固定資産税がかかる場合があります。課税されるのは、屋根と一体になったタイプのソーラーパネルです。パネル自体が屋根の一部として考えられるために課税の対象となります。課税額は調査によって決まりますが、太陽光パネル1㎡あたり約150~200円です。4kWの太陽光発電設備なら、およそ25㎡ですから、3,750~5,000円くらいの固定資産税がかかる計算になります。一方、家庭用の架台などで屋根に乗せる据え置きタイプのソーラーパネルには固定資産税はかかりません。ただし、産業用サイズの10kW以上だと、据え置きタイプでも固定資産税が加算されます。太陽光発電で確定申告に必要なのはどんな書類?【太陽光発電で得た売却益の確定申告の必要書類】売却益が年間200,000円を越えた場合には、雑所得として確定申告を行いますが、その際に必要なのが以下の5つの書類です。1:電力会社から届く「購入電力量のお知らせ」、または、売電収入の入金が確認できる預金通帳2:太陽光発電設備を取得した際の売買契約書と設置業者などからの請求書3:太陽光発電設備の設置に借入金を利用した場合は、それにかかった金銭消費貸借契約書4:電力会社との連系工事負担金が発生した場合は、追加変更故契約を結んだ契約書や、それにかかる請求書など5:ソーラーパネルの直流電力を家庭用の交流電力に変換するための「パワーコンディショナー」の電気代にかかる納付書他にも、修理やメンテナンスを行った場合には必要経費として計上する場合には、金額が確認できる請求書や領収書が必要になります。太陽光発電の費用を無料で比較太陽光発電の売電収入・減価償却の計算方法【売電収入の計算方法】確定申告では「売却益」から「必要経費」を引いた金額を所得として申請します。例えば、発電量のひと月あたりの平均が1,000kWで、700kWを売却したとします。これを2016年の2月から固定買取制度による買取価格の「1kWあたり33~35円」で買い取ってもらった場合の売電収入を計算してみましょう。・700kWh×33~35円/kW×11ヶ月=254,100~269,500円【減価償却の出し方】太陽光発電設備の減価償却は、売電収入を得るために行った設備投資の金額を必要経費として、利益から差し引くものです。長年にわたって使う設備の場合は、設備の経費を複数年の利益に分配します。上記の太陽光発電の設備費用として2,000,000円かかり、2016年の2月1日から太陽光発電を開始したという想定で、減価償却を計算してみましょう。2,000,000円の設備費用のうち、必要経費として計上できるのは、余剰電力の売却に必要な分のみです。1,000kW中700kWを売却しているため、売電の比率を70%として計算します。・2,000,000円×0.7=1,400,000円(設備投資の必要経費)太陽光発電の場合、税務上の耐用年数は17年と定められているため、毎年の償却率は0.059になります。これを設備投資の必要経費に掛けると申告可能な経費となり、月数を掛けることで減価償却費の値を求めることができます。・1÷17=0.059(減価償却率)・1,400,000×0.059=82,600円(申告可能な経費)・82,600×11ヶ月/12ヶ付き=75,717円(減価償却の金額)まとめ太陽光発電を設置した場合の電力の売買収益にかかる所得税や、設備にかかる固定資産税についてご紹介しました。ソーラーパネルの形状や売買収益の年間額など、税金のかかり方にはさまざまなケースがあります。住宅の形状によっても設置状況は異なるため、税金も考慮に入れて太陽光発電システムを選びましょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月20日太陽光発電を設置した場合、発電した電力を国が買い取る制度が設けられています。他にも初期投資のリスクを抑える各自治体の補助金制度などのメリットもある太陽光発電。メリットを最大限に受けるために必要な手順・申請について押さえておきましょう。太陽光発電を設置するために必要な申請と手順太陽光発電は、屋根などに太陽電池を取り付け、太陽の光で電気を作るシステムです。ソーラーパネルの設置や、設置機器の配線工事など、従来の電力とは違った仕組みであるため、設置に当たっては所轄する官庁や電力会社への届け出が必要です。10kW未満の住宅用の場合について必要な申請と手順を見てみましょう。【経済産業省への設備認定の申請】太陽光発電を始める際、まずは経済産業局への「設備認定の申請」が必要です。この申請がなければ電力全量買取制度の住宅用の適用を受けることができません。申請してから認定されるまで、時期によっては約1ヶ月かかります。設置契約前でも申請できますから、設置が決まったら早めに申請を行いましょう。販売店に申請手続きを委託することも可能です。認定書が届いたら、認定された太陽光発電設備で発電した電力を使い始めてから1ヶ月後に「再生可能エネルギー発電設備設置・運転費用年報」を指定されたURLから電子申請で提出しなければなりません。こちらは毎年1回の申請が義務付けられています。【自治体への補助金の申請】太陽光発電の設置には、1kWあたりの目安で約400,000円の費用がかかります。一般的な住宅用の平均容量4.9kWで設置価格は約2,000,000円と高額になるため、各自治体で補助金制度を設けている場合が多いです。申請の書類や手順については、自治体ごとに異なりますから、計画段階で担当窓口に相談しましょう。【電力会社との「電力需給契約」の申し込み】電力会社に対しては、太陽光発電で余った電気を買い取ってもらい、不足の場合は電力会社から買う「電力需給契約」を結びます。このためには設置業者の立ち会いのもと、太陽光発電のシステムの正常な稼働を確認し、必要な申込書を出す必要があります。電力会社との契約が終わったら、いよいよ運転スタートです。太陽光発電の設定基準の認定に必要な条件とは?10kW未満の住宅用太陽光発電の場合、設定基準の申請の認定を受けるためには、次の7つの条件を満たしていることが必要になります。1:「全量買取制度」の適用期間内に稼働できる保証とメンテナンス体制を持っていること2:太陽光発電システムの売電メーターなどが、法令に適した基準を踏まえていること3:具体的にどんな太陽光発電を設置するかが決まっていること4:太陽光発電を導入するためにかかった費用や、ランニングコストを毎年報告すること5:ソーラーパネルの種類別に定める発電効率を満たしていること6:JIS基準、またはJETによる認証を受けたシステムであること7:逆潮流できるシステムになっていること申請方法は、既定の申請書に申請者の姓名・住所を記載して押捺し、必要な書類を添付します。基本的には施工業者や販売店が行いますが、申請の内容などにはきちんと目を通しておきましょう。太陽光発電の費用を無料で比較年4月に改訂された固定価格買取制度のこれまでとの違いと注意点2012年7月から施行された「再エネ特措法」と呼ばれる「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」は、太陽光発電の普及を推進するために、固定価格買取制度を開始するために作られたものでした。2017年4月の改正では、電力の買取価格決定方法の変更と、認定制度の見直しが大きな2つの柱となっています。その中でもチェックしておきたい4つのポイントをまとめました。【発電設備が認定を受けた時点で買取価格を固定化】再生可能エネルギーの種類と規模によって買取価格を年度ごとに決めていた方式から、発電設備が認定を受けた時点で買取価格を固定し、稼働後は10~20年の買取期間を通じて同一価格で買い取る方式に改められました。【太陽光発電価格の低減化で自家消費を促進】事業用の太陽光は入札制度を導入し、家庭用の太陽光では家庭用の電気料金レベルの25円を目標に引き下げることで、発電した電力の自家消費を促進する狙いがあります。【認定基準に9項目が追加に】従来の設備の基準だけでなく、内容や確実性を確認する項目が追加されました。申請書を提出する際は、変更点をよく確認しましょう。【送配電業者に買取義務を1本化】さらに、太陽光発電によって生じた電力の買取義務が、これまでは小売電気事業者と送配電事業者の両方にありましたが、今回の改正で送配電業者へ移すことが決まりました。今回の改正点は、太陽光発電の有効利用や、安定価格での自家消費の促進を目指したものですが、太陽光発電の売買という面から見ると、事業者にとっては厳しい内容となっています。まとめ太陽光発電の導入に当たって、必要となる申請書類や手順についてご紹介しました、まだ導入初期段階である太陽光発電は、効率よく安全で安いエネルギーとしていくために、さまざまな検討がなされています。変化していく仕組みに対応するために、法令の改正などには日頃から目を通すなどの注意も大切です。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月19日太陽光発電をご自宅に設置するには、いろいろな機器や備品が必要です。しかし具体的に何があるのか分からないという方は、意外と多いのではないでしょうか。今回は「接続箱」に注目し、その役割や種類、選ぶコツを基本からお伝えします。接続箱が持つ役割を知っておこう接続箱とは、複数の太陽電池モジュールで発電した直流の電気エネルギーを、1つに集める機器のことです。その電力をパワーコンディショナーに供給する役割があります。接続箱の中には、一般的に「入力用直流開閉器」、「逆流防止素子」、「出力用端子台」、「開閉器又は遮断器」、「避雷素子」などの機器が付いています。開閉器には、ブレーカーのようにONとOFFのスイッチがあり、電気の流れをチェックしたりメンテナンスしたりできる仕組みとなっています。また、落雷で機器が壊れてしまわないように、避雷素子も組み込まれています。接続箱の中には、パワーコンディショナーと一体化されているものもあり、その場合は接続箱を単体で購入する必要はありません。一般的に多い設置場所は、ソーラーパネルの架台や建物壁面など、屋外が多いです。雨水や粉塵が盤内に入って不具合を生じさせないために保護する必要があります。さまざまな接続箱の種類をご紹介接続箱にはさまざまな種類があります。設置場所、用途や目的、機能などに違いがあるため、それぞれを順にご紹介します。【屋外用と屋内用】屋外用は防水処理が施されており、やや値段が高い印象があります。たくさんの配線を屋内へ通す必要があるため、外壁に大きな穴を開けなくてはならないというデメリットも生じます。しかし、広く普及しているのが屋外タイプです。設置する際は、軒下の外壁側面など、直接雨が当たらない場所が望ましいです。【産業用と住宅用】産業用と住宅用で分類され、メーカーから販売されているケースもあります。産業用は直列でつなげる太陽電池モジュールや開閉器が多くあり、直射日光に強いという特徴があります。値段は高くなりますが、効率的です。【昇圧機能の有無】接続箱には「昇圧機能」があるものと、ないものとがあります。昇圧機能をもつ接続箱の場合、電圧が低いブロックがあっても電圧を上げることで、他のブロックと同じ電圧にできます。電圧が揃わないとロスが生じますが、それを防ぐことができます。昇圧機能がある接続箱なら、設置バリエーションを増やすことができ、無駄なく発電することが可能となります。太陽光発電の費用を無料で比較接続箱の価格と選び方をチェック太陽光発電に必要な接続箱を選ぶ際、価格が気になる方は多いと思いますが、それ以外にも、いろいろなことを考慮して決める必要があります。太陽光発電システムの仕様や発電電力、設置場所や保護構造、保守・点検を考慮することも大事です。価格や選ぶポイントについて紹介していきましょう。【接続箱の価格の相場は?】まずは、気になる価格からご紹介します。太陽光発電の配線をまとめるために必要になる接続箱の価格は、約50,000円といわれています。昇圧機能の有無、大きさ、頑丈さ、メーカーなど、種類や発売元に応じて価格は異なりますが、平均して最低50,000円くらいを想定しておくと、予算を立てやすいと思います。シンプルなものだと、20,000円台で買える接続箱もあります。昇圧ユニット型だと、安くて50,000円台。昇圧回路付だと80,000~150,000円くらいと大きく値段が変わります。高機能になるとさらに価格は上がってしまうため、接続箱の単価だけでなく、設置後のメリットが大きくなるものを選ぶとよいでしょう。太陽光発電を設置する際、工事費などをまとめた総額で見積書になっていることが多いため、接続箱単体の価格が見えにくいことがあります。接続箱はもちろん、それ以外の機器や備品の相場価格もチェックして、よりお得で機能的なものを見つけましょう。【選ぶポイント1】最大入力電圧Vが高いもの接続箱の最大入力電圧Vが高ければ、1回線に多くの太陽電池モジュールをつなげることが可能です。高機能の接続箱はコストがかかりますが、回線をうまくまとめてスリム化することで、発電ロスを減らすメリットがあります。【選ぶポイント2】施工性の高いもの高圧になるほど、多くの接続箱が必要になります。そのため、施工性が高いものを利用することで工事の回数を減らし、節約することが可能です。ただし、設置場所が限られてしまう家屋の場合、事前に下見してもらうことを忘れないようにしましょう。【選ぶポイント3】設置場所の環境に耐えられる素材屋外設置型が多い接続箱は、雨・風・雪が原因で錆びたり、熱が上がって燃える危険性があったりします。どのような環境下でも耐えられる素材かどうかも、選ぶ基準に入れましょう。せっかく設置しても長持ちしないのでは、ロスばかり増えてしまいます。お住まいの環境を考えて選びましょう。まとめ今回は、太陽光発電に必要な接続箱について解説してきました。細かい設備を知っておくことで、太陽光発電をより深く理解できるはずです。太陽光発電を取り扱う優良業者を選ぶためには、見積時にいろいろ尋ねてみるとよいでしょう。太陽光発電の情報をもっと知りたい、手軽に見積をとりたいという方はインターネット上で業者に問合せをすることもおすすめです。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月18日ご家庭で電力をつくる太陽光発電の導入を検討する際、どんな機器が必要になるか気になる方は多いでしょう。ここでは「発電モニター」に注目し、どんな役割があるのか、種類はどのくらいあるのか、選ぶ際は何を基準にすればいいのかをご紹介します。発電モニターとはどんなもの?太陽光発電システムの発電モニターは、発電量・電力消費状況・売電量・電力会社から購入している電量などを数値化した機器です。電気量の動きを常に把握できます。万が一、発電状況に異常が起きた場合には、発電モニターの発電量が落ちるためすぐに気づくことができるメリットもあります。SDカードに発電データ取り込み、パソコンで発電量の推移を確認できる機能的な機種も存在します。太陽光発電の発電モニターに表示される数値は常に変化します。気候の変化に敏感で、発電量に増減が生じるという特徴があります。多くの方は夏の発電量が最も多いと考えがちですが、実は春の方が発電量は多いです。太陽電池に使用されているシリコンには熱に弱いという特徴があり、気温が高い夏よりも太陽光が豊富で気温が高くない春に発電量が多くなる傾向があります。発電モニターにはどんな種類がある?太陽光発電の発電モニターは、大きく3タイプに分類されます。「壁掛けタイプ」、「ディスプレイタイプ」、「LEDタイプ」の3種類です。・壁掛けタイプの特徴主に一般住宅に使用されることが多いタイプです。オール電化住宅に適用されるエコキュート対応のもの、蓄電池を導入した住宅に対応しているものなどがあります。新築時に太陽光発電とオール電化、または蓄電池を組み合わせて導入しておくと、モニター1つで発電・売電・使用電気・蓄電状況が簡単に分かるというメリットがあります。・ディスプレイタイプの特徴家に設置するのではなく、テレビやパソコンに表示して確認するクラウド型発電モニターです。スマホに表示することも可能なため、いつでもどこでも手軽に発電状況をチェックできます。・LEDタイプの特徴基本的な特徴は壁掛けタイプと変わりませんが、LED表示を屋外に装置すると、地域に向けて環境へ積極的な取組をしていることをアピールできます。【スタイル別おすすめの発電モニター】発電モニターは発電状況をリアルタイムで確認できるものです。家で過ごすことが多い方は壁掛けタイプで十分でしょう。一般家庭向けに製造されているため、価格が手軽という魅力があり、費用を抑えたい方にぴったりです。ディスプレイタイプは、外出することが多い方に向いています。勤務時間が長い方、出張が多い方など、家を空ける時間が長い場合、壁掛けタイプの発電モニターをチェックすることができません。ディスプレイタイプなら遠方からでも確認が取れるため安心かつ便利です。LEDタイプはオフィスビルや工場など法人向けと言えるでしょう。地域貢献、エコ活動を地域住民へアピールする材料にもなります。企業イメージアップに活用しているところも増えています。太陽光発電の費用を無料で比較発電モニターを選ぶポイントは3つ太陽光発電の発電モニターを導入する際、何を決め手にすればよいのでしょうか。選ぶポイントをご紹介します。【ポイント1】価格発電モニターには白黒とカラーがあります。白黒だと発電状況が見えにくいというデメリットがありますが、値段が安いというメリットがあります。カラーは小さい子ども理解しやすいメリットがありますが、値段が高いというデメリットがあります。カラーは白黒の発電モニターと比べて30,000~50,000円くらい高い相場価格となっているため、価格を優先させたいなら白黒がおすすめです。【ポイント2】機能性価格より機能性が高いものを選びたい方は、カラーのディスプレイタイプがおすすめです。カラーだと見やすいだけでなく、出先からスマホやパソコンで発電状況を常にチェックし、異常の有無も確認でき便利です。自宅ならテレビで確認することができるため、大画面で子どもから高齢者まで見ることができます。相場価格は80,000円前後と高めですが、長期的に使いやすさを考えた場合お得だと思います。メーカーによって発電モニターの特徴は異なりますが、モニター表示は、1日、1ヶ月、1年単位で発電結果を知らせてくれることが多いです。日頃からチェックしていれば、節電を意識しやすいでしょう。多少コストがかかっても、結果的に節約できるケースは多いと思います。【ポイント3】見やすさカラーのディスプレイタイプは、何色かで色分けされています。例として充電は緑、売電は赤、買電は橙色などに分けられます。電力の種類が色で判別できるため、見やすさを重視したい方はカラーの表示に注目しましょう。文字の大きさも大事です。数値が見やすいか、詳しくチェックしたいところは太字になっているかなど、見やすい文字表記かどうかも確認してみましょう。まとめ太陽光発電の発電モニターに関する情報を紹介してきました。業者によっては自動的に決められた発電モニターを取り付ける場合もありますが、自分で選択できるときは特徴や種類、選ぶポイントを念頭におき、ご自宅に合った発電モニターを選択してください。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月17日太陽光発電に必要不可欠なのが、売電メーターです。電力会社へ売ることができる電気量を把握するためにも、なくてはならない存在といえるでしょう。しかし、売電メーターがどんな役割を果たし、どのくらいの種類があるのか、詳しくは分からないという方も多いと思います。そこで今回は売電メーターに着目し、その特徴や賢く選ぶポイントなどをご紹介します。売電メーターにはどんな役割がある?電気を使用している建物には、必ず電力量計が設置されています。通常は、電力会社から送電される電気を使用するだけなので、電気の消費量さえ分かれば問題ありません。しかし、ご自宅で発電した余剰電力を売る際には、売電メーターも必要になります。売電メーターとは、電力会社にどれだけ売電したかを測定するために使われる設備です。取り付ける機器はどんなものでもよいわけではなく、契約した電力会社が認定している機器のみが設置可能とされています。太陽光発電システムを設置したご家庭では、一般の電力量計とは別途で売電メーターが必要となります。毎月、自宅へ電力会社の検針員がチェックに来て売電した量を測り、その量に応じて売電収入が得られる仕組みとなっています。また、売電メーターは10年に1回は必ず交換しなければなりません。電力会社との金銭的なやり取りが生じる電気の使用量を、正確に測定する必要があるためです。売電メーターの購入費用だけでなく、取替費用も念頭に入れておくとよいでしょう。では、売電メーターの所有権は誰にあり、取替費用は誰が負担するのでしょうか。基本的に電力会社の考え方によって異なり、下記の3パターンがあります。・売電メーターは電力会社所有、取替費用は無料・売電メーターは電力会社所有、取替費用は使用者が負担・売電メーターは使用者所有、取替費用も使用者が負担契約する電力会社ごとに対応が異なるため、まずは情報収集し、所有権について詳細を調べておくとよいでしょう。売電メーターは「アナログ」と「デジタル」と「スマートメーター」の3種類現在主流となっている売電メーターには、アナログ式とデジタル式の2タイプがあり、一般的にデジタル式の方が設置費用は高くなる傾向があります。アナログ式は10,000円台、デジタル式は100,000円程度になる場合もあります。最近では「スマートメーター」という太陽光発電のメーターも登場し、広まっています。売電メーターと買電メーター両方の機能が備わっているため、1つのメーターを設置すればOKという便利なものです。アナログメーターの場合、検針員が発電量などを確認するために毎月自宅を訪問していましたが、スマートメーターには通信機能を持たせているため、月に1回検針する必要がなくなり、遠隔で使用状況を確認してもらうことが可能です。太陽光発電の費用を無料で比較売電メーターを賢く選ぶポイントは?気になる価格情報も!売電メーターを選ぶ際、何を基準にすればよいのでしょうか。選ぶポイントと、気になる価格について解説いたします。【ポイント1】10年後の取替費用をチェック「売電メーターの役割」のところでも紹介しましたが、売電メーターは10年経つと必ず交換しなければなりません。先を見据え、最初にどの電力会社と契約し、どの業者に設置を依頼するか、よく検討しましょう。太陽光発電の売電メーターを売っている販売店と長い付き合いがあり、定期的なメンテナンスもきちんと行っている場合は、その店舗にお願いするのが安心です。そうした関係がない場合は、電力会社から購入できます。10,000~20,000円くらいあれば交換可能です。ただし、新規購入の場合と同様に、取替の場合もアナログ式とデジタル式で値段がまったく異なります。アナログ式は10,000円台からあるのに対し、デジタル式は100,000円くらいです。売電メーターが指定されている電力会社の場合、思った以上にコストがかかる可能性があります。電力会社が費用を負担してくれる場合もあるため、その点も確認が必要でしょう。【ポイント2】スマートメーターにするかどうか太陽光発電の売電メーターはアナログ式とデジタル式が主流ですが、今後はスマートメーターが主流になる可能性が高いでしょう。交換時期にスマートメーターにしておくと機能性や利便性でメリットが多いです。スマートメーター本体は10,000円くらいが相場となっており、比較的安く買うことができるようです。電力会社によっては積極的に設置を推進しているところも多いため、工事費も含めて無料で交換してくれるケースが増えています。太陽光発電を設置するタイミング、売電メーターの交換のタイミングによってはお得になる可能性が高いでしょう。まとめ太陽光発電をご自宅で始めるには、売電メーター以外にもさまざまな機器設置費用がかかります。状況によっては土地の造成が必要な場合もあるため、総合的にお得に設置してくれる業者選びが重要となります。また、売電メーターの取替費用もしっかり把握しておかなければなりません。必ず相見積を取って、価格の比較だけでなく、技術がありメンテナンスなども丁寧に行ってくれるところを探しましょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年11月17日太陽光発電設備を取り付けた住宅をここ数年でとてもよく見かけるようになりました。それを見て「自家消費する電力を太陽光発電で賄えるのならお得だな」と思った経験のある方も多いのではないでしょうか。さらに、発電した電力が余ったら電力会社に売って売電収入を得られると考えればよりお得感がありそう……と思われたかもしれません。そこで今回は、2017年度における太陽光発電の売電価格についてご紹介します。今年度中に太陽光発電設備を導入することを検討している方は、ぜひご参考になさってください。2017年の売電価格はどうなっている?以下に、2017年度における再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく売電価格をご紹介します。・家庭用(総出力10kW未満)太陽光発電における余剰買取価格出力抑制ルール適用の場合…28円/kwh出力抑制ルールなしの場合…30円/kwh・事業用(総出力10kW以上)太陽光発電における全量買取価格…21円/kwhこの価格は、前年度である2016年度の売電価格と比較すると、それぞれ1kwhあたり3円低い金額になっています。年度ごとに改定される売電価格は今のところ年々下がる傾向にありますから、「太陽光発電設備をいまから導入しても、売電価格がどんどん下がってお得にならないのでは?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。しかし、売電価格そのものは改訂されますが各ご家庭で売電する際の価格は設備導入時に電力会社と売電契約を締結した時点での価格が、固定買取期間で10年間は継続して保証されています。つまり、2017年度中(2018年3月まで)に売電契約を締結すれば、向こう10年間は1kwhあたり28円~30円の価格で電力会社へ売電できることになります。ちなみに、産業用(非住宅用)の太陽光発電設備の場合は固定買取期間が20年となっていますから、2017年度中の売電契約で向こう20年のあいだ1kwhあたり21円で売電を行うことができます。2017年度中に設置したほうがお得?先の項目では、「売電価格は年度ごとに改定され、現状では年々下がる傾向にある」「売電契約を締結した年度の売電価格が、固定買取期間が経過するまでは保証される」と説明させていただきました。それでは、太陽光発電設備を新規で設置する場合にはやはり、2017年度のうちに行ったほうがお得になると考えてよいのでしょうか。その回答は「YES」で問題ないでしょう。従来、売電価格については翌年度の価格を公表するのみでしたが、2017年度の売電価格を決定する際には、家庭用太陽光発電設備の場合に限って2018年~2019年の売電価格まで前倒しで発表がされているのです。それによると、2018年の売電価格は1kwhあたり26~28円、2019年は24~26円になることが決まっています。年度ごとに1kwhあたり2円ずつ引き下げられることになりますね。【売電価格が高いうちに設置するのが吉?】そうなると、やはり売電価格が高いうちに太陽光発電設備を設置したい!と多くの方が考えるでしょう。ただ、「太陽光発電設備の導入コストも普及に伴い年々下がっているから、急ぐと逆に設置費用が割高になるのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、2018~2019年には消費税の引き上げが断行される可能性があることを念頭に置く必要があります。もしそうなれば、設置に関するコストそのものが多少下がっても増税されたことで実際の出費は安くは済まないという事態になるかもしれないのです。向こう2年は売電価格が下がり続けることがあらかじめ分かっていて消費税も8%に据え置かれている2017年度こそ、ご検討中の方は太陽光発電設備の導入を本格的に考える時期かもしれません。また現在、各地方自治体によっては家庭用太陽光発電設備の導入に際して補助金制度が設けられているのですが、これについても次年度以降も継続するかどうかは不明です。「太陽光発電設備を設置することは決めているけれど、時期を見計らっている」という方なら、2017年度中の設置がぜひおすすめといってよいでしょう。太陽光発電の費用を無料で比較将来、売電価格はどう推移するの?先にご紹介した通り、2019年までの家庭用太陽光発電設備(余剰売電)の売電価格はすでに決定しています。それによると、向こう2年の売電価格は前年度より1kwhあたり2円ずつ下がるとされています。その先どう価格が推移するかは現状では分かっていませんが、固定価格買取制度の効果で近年は太陽光発電設備がかなり普及し一般的になってきました。本来、固定価格を制度化したことの目的は民間への太陽光発電設備の普及ですから、その役割が果たされれば制度そのものも縮小していくことが予測されます。したがって、今後は太陽光発電設備自体の導入コストが普及によって下がることに伴い年度ごとの売電価格も低くなる傾向が続くでしょう。まとめこちらの記事では、2017年度における太陽光発電の売電価格の詳細と、年度ごとの売電価格の推移についてご紹介しました。現状では、固定価格買取制度が継続される限りは太陽光発電設備を導入して損になる可能性は低いといわれています。しかし、できるだけお得に太陽光発電を利用しようとお考えであれば、早めの導入を検討することがおすすめです。特に現在は、2年後までの売電価格がすでに分かっているというこれまでになかったタイミングです。この機会を活用し、ご家庭に太陽光発電のあるエコでお得な暮らしを始めてみてはいかがでしょうか?太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月31日太陽光発電の売電に関する制度は、現在では2012年から施行されている「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に一本化されています。しかし、2009~2012年には「全量買取制度」と「余剰電力買取制度」の2つの制度が存在していました。この記事では、そのうち「全量買取制度(全量売電制度)」について詳しくご紹介します。現行の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」と照らし合わせながら、ぜひご参考になさってください。全量売電制度とはどんな制度?全量売電制度とは、太陽光発電設備で発電した電力の全量を電力会社に売電できる制度を指します。現在は再生可能エネルギーの固定価格買取制度へ移行していますが、移行以前からこの制度のもとで売電を行っていた方は、新制度移行後も従来と変わらない条件下で売電を行うことができます。全量買取制度と並んで、もっと規模の小さな発電設備を対象とした「余剰電力買取制度」があります。こちらは総出力10kW未満の設備を対象としており、主に一般家庭で自家用として使われる太陽光発電設備に適用されます。基本的には発電すればそのまま家庭用の電力として消費できますが、発電した全量を使うことなく余った電力(余剰電力)については、電力会社が決まった価格で買い取ることを国が約束する制度です。全量買取制度は主に事業者向け、余剰電力買取制度は主に一般家庭向けに設けられている制度と考えると分かりやすいでしょう。なお、これら2つの制度は2012年に「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に改められていますが、その内容は「余剰買取制度」と「全量買取制度」に二分されており、発電システムの最大出力10kWを境界に、それを満たさなければ余剰買取の対象となります。それ以上の出力なら全量買取と余剰買取のいずれかを選択可能としているため、2012年の制度変更以前と大きな差異はないと考えてよいでしょう。全量売電制度の対象は?全量買取制度は、比較的規模の大きな発電設備(具体的には総出力10kW以上)を対象とし、発電事業などを目的として設備を運用する場合が対象です。ちなみに、全量買取の対象となる発電設備を「産業用」、余剰買取の対象となる設備を「家庭用」と呼び分けることが多くなっています。なお、広い敷地に多くのソーラーパネルを設置できる一般住宅などでは、総出力がわずかに10kWを超えるようなケースもあり得ます。そのため、総出力10kW以上の発電設備に関しては全量買取とするか、余剰買取とするかを利用者が選択できる仕組みになっています。ただし、多くの一般住宅においては屋根上などにソーラーパネルを設置するケースが用いられるため、その総出力は概ね3~4kWが標準値といわれます。ゆえに、一般のご家庭で太陽光発電設備による売電をする場合は、余剰買取の対象になる場合がほとんどといってよいでしょう。太陽光発電の費用を無料で比較固定買取期間とは?再生可能エネルギーの固定価格買取制度においては、規定の価格で電力買取を行う期限にあたる「固定買取期間」が規定されています。電力の買い取りを固定価格によって制度化した背景には「発電設備のさらなる普及」という目的がありますから、一定期間に得られる売電収入の固定化によって発電設備の導入コストを実質的に低減できる仕組みになっているのです。固定買取期間の長さには全量買取と余剰買取で差があり、全量買取の場合は20年間、余剰買取の場合は10年間と定められています。「20年固定価格で売電できるのなら、少し設備に費用をかけても全量買取にした方が得なのでは?」と考えてしまいますが、そもそも売電価格が異なります。2017年度の場合、余剰買取の売電価格は1kwhあたり28円~30円、全量買取の場合は1kwhあたり21円です。また、余剰買取の場合は発電設備の導入時に自治体などから補助金を受けられる場合がありますが、全量買取とした場合には補助金制度そのものがありません。それに、そもそも総出力が大きくなる発電設備を設置するには多くのコストがかかってしまいます。それらの兼ね合いを考慮し、現在の制度下で一般家庭においては余剰買取とするケースが大半となっています。また家庭用の太陽光発電設備の設置コストを考えても、10年の期間があれば売電である程度回収することができると考えられています。固定買取期間の経過後は電力会社と任意で売電契約をするか、あるいは売電を一切取りやめて自家消費用の発電のみに切り替えるかということになるでしょう。現状の予測としては、電力会社が自前で発電するコストよりは各家庭から電力を買い取る方が省コストになると考えられているため、当分は売電を継続できる可能性が高いといわれています。これらを踏まえ、今のところは「一般家庭では余剰買取」「発電事業をする業者などでは全量買取」とするケースが主体であると考えてよいでしょう。まとめこちらの記事では、太陽光発電の全量売電制度(全量買取制度)の詳細や、余剰買取制度との違いなどについてご紹介しました。設置する発電設備の総出力が10kwを超えると、全量買取か余剰買取のいずれかを選択することになります。一般家庭の場合は10kW以上の発電設備を設けるケースは稀ですが、もし大規模な太陽光発電設備を導入したいとお考えであれば、全量買取とするか余剰買取とするかは計画段階で決めておいた方がよいでしょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月31日ご自宅に太陽光発電設備の設置を考えている方なら「余剰電力買取制度」について聞いたことがあるかもしれません。実際に設備業者へ相談したご家庭などの場合、1度は説明を受けた経験があるのではないでしょうか。そこでこの記事では、一般家庭用の太陽光発電設備における「余剰電力買取制度」に関して、詳しくご紹介します。余剰電力買取制度ってどんな制度?一般家庭などで総出力が10kWに満たない太陽光発電設備を設置した場合に、ご家庭で消費する分の電力を発電した電力が上回った際には、その余剰分の電力を電力会社によって買い取ってもらえることが2009年から制度化されています。これを「余剰電力買取制度」と呼びます。家で使った電力の余り分を売ることができるという制度の仕組み上、ご自宅で消費する電力量が少なくなればなるほど売電できる電力量が増え、収入につなげられます。このため、太陽光発電による再生可能エネルギーを利用していてもご家庭での電力消費量を抑えたり、できるだけ節約したりしようというモチベーションの向上を図ることができるともいえます。この「余剰電力買取制度」そのものは2012年に終了し、それに代わり「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が新たに設けられ、今に至っています。ただし、一般家庭で太陽光発電を行う場合においては、特に各制度における差異を意識する機会はあまりないといってよいでしょう。【全量買取とは?】ちなみに、余剰電力買取制度が施行されていた時期、同時に「全量買取」という電力買取の方式が存在していました。こちらは、太陽光発電によって発電される電力を自分達で消費せず、すべて電力会社に売却する方式です。しかし、この方式を適用できるのは総出力が10kW以上となる太陽光発電設備を設置した場合に限られます。したがって、主に事業者や団体などが設置する大規模な発電設備にしか事実上は適用されないと考えられます。この全量買取と余剰電力買取制度を一本化し、現在施行されている「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」となったことが分かります。再生可能エネルギーの固定価格買取制度においても、総出力10kWを境にそれ以上の場合は発電電力の全量を買い取り、それ未満の場合は余剰電力を買い取る仕組みになっています。余剰電力買取制度の対象は?旧制度である「余剰電力買取制度」の対象に該当する太陽光発電システムは、総出力10kW未満のものと定められていました。現行の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」においても、総出力10kWに満たない小型の太陽光発電システムについては自家消費したうえで余った分の電力を買い取る方式によって売電を行っています。国内の一般的な一戸建て住宅で設置可能なソーラーパネルの総出力は、かなり広い面積の住宅であると考え多く見積もったとしても、概ね5kW程度までであるといわれています。また、余った電力を売電するために一般家庭向けの小規模な太陽光発電設備を設ける場合は、自治体によっては補助金を受けることができるケースがあります。しかし事業目的で発電を行うなど、発電した電力の全量を売電する目的で太陽光発電設備を設ける場合は、補助金を受けることができません。一般家庭で太陽光発電設備を設置するにはかなり高額な費用がかかるものです。補助金一切なしで、10kW以上の総出力をもつ大規模な発電システムを作ることは現実的ではないでしょう。したがって、ご家庭で太陽光発電を始めるならやはり、総出力10kW未満のソーラーパネルで余剰電力を買い取ってもらう方式をとることが一般的といえるでしょう。太陽光発電の費用を無料で比較固定買取期間はいつまで?経過した後はどうなる?2009年から施行された「余剰電力買取制度」は、2012年からは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に移行し、現在に至っています。なお、再生可能エネルギーの固定価格買取制度には、一般家庭や事業者などが民間の太陽光発電システムで発電した電力について、電力会社が決まった価格で買い取ることを国が約束してくれる「固定買取期間」が存在します。一般家庭で設置されることの多い、総出力10kW未満の太陽光発電設備の場合の固定買取期間は「10年間」とされています。2017年度(2018年3月末まで)に新たに太陽光発電設備を設置したケースを例にとると、総出力10kW未満の太陽光発電設備で余剰電力を売電する場合、1kwhあたり28円(出力規制ありの場合は30円)の売電価格となっています。この価格のまま、固定買取期間中である10年後までは余剰電力を買い取ってもらえるというわけです。なお、2018年4月以降は売電価格も1kwhあたり26円(出力規制ありの場合は28円)に下がることがほぼ決まっています。これから太陽光発電設備を設置して1kwhあたり28円(30円)で向こう10年間は売電を行いたいなら、早めに計画を進めて2018年3月末までに電力会社と売電契約を済ませるようにしましょう。まとめこちらの記事では、「太陽光発電における余剰電力買取制度」についてご紹介しました。余剰電力買取制度は、現在は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」となっていますが、旧制度の施行期間中に売電契約をしたご家庭や事業者は旧制度に基づく条件で引き続き売電を行うことができます。しかし、これから新規で設置した場合には現行の制度に基づいて売電を行うことになります。電力買取の価格は年度ごとに変動し、近年は家庭用太陽光発電設備の普及に伴い毎年2円ずつほど下がる傾向にあります。これから新規で太陽光発電設備を設置してより高い価格で売電するには、何より早めの準備が肝心といえるでしょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月30日太陽光発電設備を導入し、売電によって収入を得るためには電力会社との売電契約を結び、各ご家庭での売電価格を決定する必要があります。太陽光発電に関心をお持ちの方ならご存じかもしれませんが、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって定められる売電価格は年々変動していますから、次年度になれば売電価格も変わってしまいます。そこで今回は、太陽光発電の売電価格が契約によって確定するタイミングや、よりお得に売電するためのポイントをご紹介します。売電価格の確定時期はいつ?準備期間はどのくらい必要?各ご家庭に太陽光発電設備を設置し、売電価格が正式に確定するタイミングは「電力会社と売電契約を結んだ日時」ということになります。もし、今年度分の売電価格を適用したいとお考えであれば、年度末(翌年の3月末日)までには契約を結ぶ必要があります。ただし、太陽光発電設備の設置に関する手続きは思った以上に煩雑で、ご自分で行う必要がある項目は少ないにせよ、完了までにはかなりの期間を要することを押さえておくことが大切です。太陽光発電の売電価格は年々低下する傾向にあり、2017年度から2018年度に切り替わるタイミングでは1kwhあたり2円も低くなることがすでに決まっています。手続きの開始が遅れたために売電契約の締結が翌年度にずれ込んでしまい、ご自宅の売電価格が下がってしまう事態を避けるためにも、早めに準備を始めて期間に余裕を持った計画を立てましょう。ご自宅に太陽光発電設備を設置し、電力会社と売電契約を結ぶまでの過程とかかる期間は以下の通りとなります。トータルで最短でも2か月ほど、長くかかれば4か月ほどの期間となることもありますから、あとで慌てず済むよう早め早めに動くにこしたことはありません。【1.設置に関する費用の見積もり(2週間~1か月)】太陽光発電設備を取り扱う業者に、費用の見積もりを依頼します。業者単位で見積が出るまでには、2~3日ほどかかると想定しましょう。もし、複数の業者から相見積もりをとって比較検討しながら業者選びをしたい場合は、業者の確定までに半月から1か月ほどの期間を想定しておくことがおすすめです。【2.太陽光発電設備の施工業者と契約する(1週間ほど)】見積を取って業者を決定したら、施工の契約を結びます。このときに、資源エネルギー庁へ提出する書類などを作成するため、書類の完成までには5~7日ほどの期間をみておくとよいでしょう。【3.資源エネルギー庁の認定を取得する(2週間~1か月)】施工業者が申請書を資源エネルギー庁に提出し、認定が受けられるまでは半月から1か月ほどの期間を要します。認定通知書が届いてからでなければ電力会社と売電契約を締結できませんから、注意が必要です。【4.電力会社への売電申し込み→売電契約(1か月~長くて2か月程度)】認定通知書を受け取ったら、施工業者が管轄の電力会社へ認定通知書のコピーを添えて売電契約の申し込みを行います。電力会社は、受け付けた順に契約予定日を決めますが、申込が多く混んでいる時期にはかなり遅い日程にずれ込む可能性もあります。特に、年度末(3月末)は売電価格改訂のタイミングとなるため、駆け込みで申し込みが殺到する可能性があります。そのため、電力会社側でもあらかじめ申し込みの締切日が設定されることが慣例化していますから、可能な限り期日に余裕を持って申し込めるようにしておきましょう。太陽光発電の費用を無料で比較太陽光発電設備は早めに設置した方がお得?ここまでご説明した通り、太陽光発電の売電価格は年々下がっていく傾向にあります。すでに2018年度の家庭用太陽光発電の売電価格は1kwhあたり2円安くなることが決まっていますから、売電価格を少しでも高くしておきたいなら2017年度中に売電契約を済ませた方がお得になるでしょう。それに、太陽光発電設備の設置費用にも目を向けてみましょう。2011~2012年頃は売電価格も今よりかなり高額ではありましたが、設備の導入費用も現在の2倍近くかかるのが相場でした。また、設備にかかる費用がぐんと安くなった今の発電システムの方が、むしろソーラーパネルなどの性能は向上しています。そう考えれば、太陽光発電設備を安く設置できるようになり、発電効率も上がっている今がまさに検討のしどきともいえます。固定買取期間はいつまで?経過した後はどうなる?ご存じの方も少なくないでしょうが、太陽光発電設備で発電した電力を国が定めた売電価格で買い取ってもらえる「固定買取期間」は、家庭用(総出力10kW未満)太陽光発電設備の場合は電力会社との売電契約後10年間と決まっています。それを経過したあとは国による規制の対象外となりますから、各家庭と電力会社との合意によって任意の価格で売電契約をすることになるはずです。電力会社が自前で発電するコストより各家庭から電力を買い取るほうがローコストと判断すれば、引き続き売電を続けることは可能でしょう。また、2016年から始まった電力自由化によって売電先となる電力会社の選択肢も増えています。もちろん、ご自宅で消費される分の電力は引き続き太陽光発電で賄えます。もし余剰電力を売電しない選択をした場合でも、ご自宅の設備で蓄電を可能としておけばその都度電力を貯め、後から使うことができます。まとめこちらの記事では、家庭用太陽光発電設備による売電価格の確定のタイミングや、設備の導入を検討する際に主に期日の面で注意したいポイントについてご紹介しました。特に、これから設備の導入を考えている方の場合、売電契約の時期と年度末のタイミングが重なれば駆け込み契約による混雑が予想されます。手続きなどにかかる日数の目安を考慮し、十分に余裕を持って計画しましょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月30日ご自宅の電気代を長期的に節約するために、太陽光発電の導入をお考えの方も多くいるはずです。しかし、家庭用太陽光発電のメリットは家計が助かるだけではありません。余った電力を電力会社へ売却することで収入が得られる「売電」を、自動的に行えるという利点もあるのです。こちらの記事では、太陽光発電設備をご自宅に設置して電力を売却できる「売電」について、その期間や価格などを詳しくご紹介します。「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」とは?太陽光をはじめとする5つの再生可能エネルギーによって発電された電力を、電力会社が買い取ると国が約束する制度を「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」と呼びます。これにより、まだ比較的高いコストがかかるとされる発電設備の導入に、一般の家庭などでも容易に見通しを立てやすくなります。また、環境負荷を抑えながら省資源にも役立つ、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの普及をさらに進めることにもつなげられます。なお、固定価格買取制度では発電した電力のすべてを買い取りの対象とすることが可能です。ただし、主に一般家庭に導入されるケースが多くなる総出力10kWに満たない太陽光発電設備の場合、自家消費した電力を差し引いて余った分にあたる電力を買い取ることになっています。固定価格買取制度には期限がある!「売電期間」を知っておこう先の項目でご説明した「固定価格買取制度」ですが、この制度では発電設備を設置して売電を開始したら、いつまでも売電ができるというわけではありません。「売電期間」と呼ばれる期限が設けられ、その期限まで売電を行えることになっています。現在、10kW未満の家庭用太陽光発電設備による売電期間は「10年間」となっています。つまり、もし今日から売電を開始した場合、丸10年後まで売電を続けることができるということです。国の制度として決まった価格での売電が始まったのは2009年からですから、実質的に2019年から売電期間が満了するご家庭が徐々に増えることが予測されています。売電期間が終了すると、その後は売電価格が大幅に下落することが予想されています。もし、各家庭が電力会社から電力を購入する「買電価格」を、各家庭が電力会社へ電力を売却する「売電価格」が下回ることになれば、売電すればするほど儲からなくなるという事態も想定できます。しかし実際には、売電期間である10年間により多くの電力を売却することで設備投資自体を回収できれば、大きな問題はないでしょう。10年経って売電期間が終了し、もし買電価格より売電価格が安くなるようなことになっても、昼間に発電した電気を自家用に蓄電してその分を夜間に消費できるようにしておけば、大きく損をしてしまう心配はないでしょう。太陽光発電の費用を無料で比較年現在の売電価格はどのくらい?これまで「固定価格買取制度」「売電期間」についてご説明してきましたが、ここでは太陽光発電における具体的な売電価格についてご紹介します。2009年11月に売電が制度として開始された時点での、1kWhあたりの売電価格は48円と高額でした。その後2010年まで48円/kWhの価格で推移し、2011~2012年は42円/kWhと依然高値の状況が続きます。その後は2013年で38円/kWh、2014年には37円/kWhとなります。2015年以降は出力抑制がある地域とない地域で価格が二分され、2015年で35円/kWh(出力規制あり)・33円(出力規制なし)となりました。2016年には33円/kWh(出力規制あり)・31円(出力規制なし)となっています。そして2017年現在の売電価格は、30円/kWh(出力規制あり)・28円(出力規制なし)となりました。なぜ年々売電価格が下がっているのかというと、近年の制度化によって一般家庭向けの太陽光発電設備が大幅に普及した影響で、設備自体の設置コストも年々低下しているためです。もともと売電の制度化は、太陽光発電設備の高額な設置コストに配慮して施行されたものです。設備投資が高額に及ばなくなれば、それを回収するための売電価格も自ずと下がるということになります。ちなみに、2017年(厳密には2018年3月末まで)に家庭用太陽光発電設備を設置して売電契約を開始すれば、売電期間である向こう10年間は「30円/kWh(出力規制あり)・28円(出力規制なし)」の価格で売電し続けることができます。なお、2019年までは年度ごとに2円/kWhずつ売電価格が下がる予定となっています。もしご自宅に太陽光発電設備の設置をご検討であれば、2018年3月末までに電力会社と売電契約を済ませられるよう計画することが望ましいでしょう。まとめこちらの記事では、一般家庭用の太陽光発電設備の導入を検討している方のために「売電」のしくみについて詳しくご紹介しました。売電価格についてはニュースなどで報じられている通り、年々低下しているという側面ばかりがクローズアップされがちです。しかし、実際に家庭用太陽光発電設備の設置価格を調べてみると、同様に年々ローコスト化が進んでいるのです。国が売電を制度化した意義を考えれば、その成果は顕著であると考えてよいでしょう。つまり、今後は設備投資のコストも下がりますが売電価格も下がることが予測されますから、私たち消費者にとっては「早めに設置すればお得になる」という結論になるはずです。もし太陽光発電で売電をお考えであれば、早めに計画を立てて進めることが吉といえるでしょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月29日建物の屋根にソーラーパネルを取り付けて電力を自家発電するシステム、「太陽光発電」。昼間の電力消費量が多い家庭の場合、自家発電した電力を使用すれば月ごとの電気代を効率よく節約できます。そんな太陽光発電を家庭で利用するにあたり、押さえておきたいポイントが「売電」と「買電」の2つ。同じ読み方のため混乱しやすいのですが、それぞれの仕組みを把握した上で太陽光発電を上手に運用すれば、発電しすぎて余ってしまった電力から収入を得ることもできます。売電と買電は、具体的にどのようにして行われるのでしょうか?売電って何?売電とは、自家発電した電力を電力会社に買い取ってもらうことを指します。電力消費量は家庭により異なり、昼間の消費量が少ないと発電した分がこれを上回ることがあります。使い切らずに余った電力を「余剰電力」といい、蓄電しておくには「蓄電池」という専用の機械が必要です。しかし蓄電池がない家庭では、余剰電力が無駄に流れ出てしまいます。こうした無駄を軽減するために、電力を電力会社へ売る仕組みが用意されているのです。余剰電力の売電は、「固定価格買取制度(FiT)」に則って行われます。固定価格買取制度とは、太陽光発電や風力発電などで発電された電力を一定価格で買い取ってもらう制度のこと。売電した電力は、送電線を通して電力会社に送られます。価格は経済産業大臣が調達価格等算定委員会の意見を元に、太陽光発電設置者が利益を得られるように定めています。売電の前に、経済産業省・資源エネルギー庁のホームページで価格をチェックしておきましょう。売電を行うためには、事前に電力会社と売電契約を結びます。買電には余剰電力のみを買い取ってもらう「余剰買取」と自家発電した分すべてを買い取ってもらう「全量買取」の2パターンがあり、生活スタイルや電力消費量を考慮した上でどちらかを選ぶことが可能です。余剰買取を選択した場合、売電収入を増やすためには昼間の電力消費量を削減するよう心掛けることが大切です。外出時は電灯やエアコンの電源を必ず切るなど意識しておけば、売電収入が増えるだけでなく節電にもつながります。また、使用していないコンセントを抜いておくことも節電方法のひとつです。全量買取を選択したい場合は、「発電量の総出力を10kW以上にする」という条件を満たす必要があります。「ソーラーパネルの設置スペースを広くする」「カーポートにもソーラーパネルを設置する」など、総出力を10kW以上にするための環境を可能な限り整えるようにしましょう。太陽光発電の費用を無料で比較買電って何?買電とは、電力会社から必要な分の電力を購入することを指します。太陽光発電を導入していない家庭では、買電が一般的です。太陽光発電を導入した場合、基本的に買電を行うのは自家発電ができない夜間と日照量の少ない悪天候時です。夜間の電力消費量は家庭により異なりますが、冷蔵庫のような家電製品は昼夜を問わず電源を入れておかなくてはならないため、どの家庭でも夜間の買電は必須といえます。ただし蓄電池があれば、昼間のうちに自家発電した電力を夜間に利用することも可能です。また反対に、買電した電力を蓄電して昼間に利用し、太陽光発電で自家発電した電力すべてを売電に回すという方法もあります。夜間は昼間と比べて電力会社で販売されている電力が安くなるため、家庭で利用する電力すべてを夜間の電力でまかなうことで電気代の節約になります。売電と買電の違いって?上述したとおり、売電と買電は「自家発電した電力を電力会社に買い取ってもらう」「電力会社から必要な電力を購入する」という違いがあります。これ以外にも売電と買電にはいくつかの違いがあります。・時間帯基本的に、売電と買電では、行う時間帯が異なります。電力を買い取る「買電」を行うのは、ソーラーパネルなどによる自家発電ができない夜間、悪天候の日などです。一方、電力を売る「売電」をする際は、日中に発電した電力量を売るのが一般的です。・価格売電と買電には、価格にも違いがみられます。太陽光発電の売電価格は、買電価格よりもやや高めに設定されています。一般的な買電価格が約24円/kWhであるのに対し、2017年度時点での売電価格は余剰買取の場合で25円/kWh以上。条件や地域によっては、30円/kWhで売電できます。買電価格は、夜間であれば安く設定されているのが特徴です。夜間の安い時間を狙って賢く買電を行えば、電気代の節約につなげることができます。なお、電気量の供給は各電力会社によって差異があるため、買電価格は必ずしも一律であるとは限りません。まとめ太陽光発電を導入したとき、光熱費の増減に深く関わってくるのが売電と買電です。両者の仕組みや違いを正しく知ることは、太陽光発電をより賢く活用することにつながります。「毎月の電気代を節約したい」「使い切れずに余った電力を有効活用して収入を得たい」とお考えの方は、売電と買電の仕組みや賢い活用方法を把握しておきましょう。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月29日初期費用はあるものの、長い目で見れば電力料金がお得になる太陽光発電システム。その太陽光発電でよく登場する「パワーコンディショナー」についてはご存じでしょうか。「名前は聞いたことあるけど、太陽光発電システムに使われる機器というくらいしか知らない」という方も多いでしょう。今回は、意外と知られていないパワーコンディショナーについて詳しく解説します。パワーコンディショナーとは?パワーコンディショナーとは、簡単に言うと「発電された電気を家庭用に変換する機器」です。太陽光発電システムをはじめ、家庭用燃料電池(エネファームやエコウィル)などでも利用されています。【直流を交流に変換する】そもそも、家庭内で使用される電気の形は「交流」なのですが、太陽光発電や家庭用燃料電池で得られる電気の形は「直流」です。直流のままだと、家庭内で利用するには向きません。パワーコンディショナーが交流へと変換することで、家庭内での利用をはじめ、蓄電池への充電や売電などに適した形になります。【パワーコンディショナーの大きさと形】パワーコンディショナーは通常、家庭用のエアコン程度の大きさです。形もエアコンのような四角形をしています。【最大定格出力がポイント】パワーコンディショナーの仕様表の中には「最大定格出力」という項目が存在します。この最大定格出力とは、パワーコンディショナーが出力できる電力の最大値のこと。太陽光パネルでどんなに大量の電気を作っても、パワーコンディショナーが出力できなければ意味がありません。つまり、太陽光パネルとパワーコンディショナーの組み合わせも重要だということです。パワーコンディショナーは発電量にどう影響する?太陽光発電システムにおいてパワーコンディショナーは、太陽光パネルと同じくらい重要な装置です。そんなパワーコンディショナーですが、「機器の良し悪しで”発電量”に影響するのか?」と気になっている方も多いと思います。発電システムの重要な発電量とパワーコンディショナーの関係を解説します。【変換効率】各メーカーから販売されているパワーコンディショナーには、性能の中に「変換効率」というものが存在します。変換効率とは、直流から交流に変換するときにどのくらい効率良く変換できるかを示したものです。どんなに高性能なパワーコンディショナーでも、全く無駄のない100%の変換効率は難しいですが、一般的なパワーコンディショナーでは95%以上を実現しています。従って、機器の違いでそこまで大きく差が出るわけではありません。ただ、太陽光発電システムは長期間に亘り使用するものですので、変換効率が高い方がお得ではあります。太陽光発電の費用を無料で比較設置場所には注意が必要実は、パワーコンディショナーの設置場所はある程度自由に決めることができます。ただ、パワーコンディショナーの大きさや重要性を考えると、「邪魔にならないから、ここでいいか」と安易に決めるのはおすすめしません。設置場所についてもじっくり検討した方が良いでしょう。パワーコンディショナーの設置場所についての注意点をご紹介します。【理想はブレーカーの近く】パワーコンディショナーとブレーカーは、とても深い関係があります。というのも、太陽光パネルから発電された電気は、パワーコンディショナーで変換された後、分電盤であるブレーカーを通り、各部屋へとつながるためです。つまり、基本的にはブレーカーとの距離が近い方がロスも少なく安定するということなのです。【スペースの問題】ブレーカーの設置場所の近くにパワーコンディショナーを置けるスペースがなければ設置できません。無理に設置しても、その分のスペースを奪われるわけですから、「思ったより邪魔だった」なんてことになりかねないでしょう。【運転音】パワーコンディショナーも機械ですから、それなりに音は出ます。ONとOFFのスイッチ音の他、冷却ファンが出す高周波の運転音などです。ただ、運転音が大きなものでも40db程度と閑静な住宅街レベルの音なので、そこまで気になる音量ではありません。少しの音でも気になるという方は、設置場所を考えましょう。【屋外設置の選択肢】パワーコンディショナーの設置場所は、何も屋内に限りません。今やほとんどのメーカーで、屋外設置型のパワーコンディショナーを取り扱っています。もちろん、屋内に比べて厳しい環境ですから、壊れやすいというリスクは否めません。ただ、屋外用は屋外用で丈夫に設計されていますし、通常修理保証が10年ほどあることが多いですので安心して使えます。屋外用の方が少し費用はかさばりますが、屋内に適した場所がなければ、屋外設置も検討してみてください。まとめ太陽光発電システムに欠かせないパワーコンディショナー。「近々太陽光発電の設置する予定がある」という方は、パワーコンディショナーについて詳しく情報を仕入れておくことをおすすめします。パワーコンディショナーの特徴や注意点などを考慮し、ベストな製品と設置場所を選んでくださいね。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月28日太陽光を使うのでエネルギー源に困ることもなく、注目を集め続けている太陽光発電。温室効果ガスを排出することもないので「環境に優しい」と言われており、次世代のエネルギーとして期待されています。ソーラーパネルが屋根に並んでいる姿のイメージが強い太陽光発電ですが、実は様々なパーツや装置で構成されています。ここでは、どのような機器が使われているか、太陽の光をどのようにして電気に変えているかについて解説します。太陽光発電を構成する機器太陽光発電を家庭に導入するには、機器を設置しなくてはなりません。まずは、太陽光発電システムで使われているパーツや装置を見ていきましょう。【太陽光パネル(モジュール)】太陽光発電に最も欠かせないのが太陽光パネルです。光エネルギーを電力に変える装置で、「モジュール」ともいいます。これは「セル」という太陽電池を並べて板状にし、必要な電圧と電流を得られる仕組みになっています。【架台】太陽光パネルを支える資材や部材の骨組みのことを、「架台」といいます。架台を屋根に取り付ける際、ビスやアンカーなどで屋根に穴を開けるので、施工時に防水処理がしっかりできていないと、設置後の雨漏りの原因となってしまいます。太陽光発電と聞くと、どうしても太陽光パネルに目が行きがちですが、実は太陽光発電システムを安定して稼働させるには、架台をしっかりと設置することが重要です。【接続箱】接続箱は、太陽光から発電した電力を住宅で利用するための装置「パワーコンディショナー」に供給しています。屋内用や屋外用など様々な種類があり、パワーコンディショナーに接続箱の機能を加えたタイプも登場しています。【パワーコンディショナー(パワコン)】太陽光で発電した直流電力を、家庭で利用できる交流電力に変える装置を「パワーコンディショナー」といいます。電圧変換装置のひとつで、この装置がないと、いくら太陽光を蓄電しても使うことができません。太陽光発電において、大変重要な役割を担っている装置です。【分電盤】住宅内の各機器へ電気を供給するのに必要なのが、分電盤です。電気を安全に使うため、漏電や配線遮断装置を備えたブレーカーを集約した装置で、太陽光発電においては、住宅用・売電用に配電する役目があります。太陽光発電は、上記でご紹介した機器によって実現されています。家庭で安全かつ快適に電気を使い、余った分を電力会社に売電するため、各パーツや装置がそれぞれの役割を果たしているのですね。太陽光発電の費用を無料で比較光を電気に変える仕組み太陽光発電には様々な機器が使われていることが分かりましたが、どのようにして太陽光を電気に変えているのでしょうか。ここでは、太陽光から電力を生み出す仕組みについてご紹介します。【太陽光パネルについて】太陽光発電で一番欠かせないのは太陽光パネルですが、どのようにして発電しているのか、気になりますよね。先にも述べた通り、太陽光パネルには「セル」という太陽電池があり、これらが配置されることで「モジュール」になります。このモジュールが太陽光から電子の流れを生み出し、発電が可能となるのです。太陽光発電で重要なのは、「電流」と「電圧」です。光電効果を最大限に引き出した電流を最適化することで、安定して発電することができるのです。万が一、雲などで影が差してしまっても、最低限の電力は確保できる仕組みになっているので安心してくださいね。高い発電効率の実現にはシリコン半導体が有効であると判明し、今では太陽光発電市場では最も普及しています。シリコンではない素材で作られた次世代の太陽光パネルも登場し、さらなる発電効率のアップが期待されています。【太陽光を電力に変える方法】まず、太陽光は屋根に設置されたパネルに注がれ、直接電力へ変換されます。パネル自体は適当に置かれているわけではなく、複数のブロックに分けられています。これは、その家庭で最も高い発電効率を実現するためです。例えば、あるパネルに影が差す、故障や不具合が起きるといったトラブルが発生した際、ブロックが1つだけだと対応しきれませんよね。そのため、複数のブロックに分けることで、何か問題が起きても、できる限り太陽光発電への影響を少なくしているのです。発電した電力は、いくつもの配線ケーブルを通って接続箱に集まってきます。そして、パワーコンディショナーによって直流電気から交流電気に変換され、家庭内や電線に送電されています。変換された交流電気は配電盤を通じて、家庭内や売電用、買電用に振り分けられます。このような流れを経て、太陽光は私たちの下へ電力として届けられるのです。まとめ太陽光を電力に変えるためには多くの機器が使われており、いろいろな過程を経て、私たちが利用できるようになるのですね。より効率的な太陽光発電システムを実現するため、太陽光パネルも改良が重ねられているようです。太陽光発電の導入を考えている人は、業者の方に相談しながら、ご家庭にベストな機器を選ぶようにしてください。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月28日太陽光発電は、二酸化炭素を排出しないクリーンな発電方法として知られています。ご家庭で太陽光発電の導入を検討するとなると、気になるのは晴れの日と雨の日の違いではないでしょうか?天候の優れない日が続くと発電はされないのではないかなど、心配になってしまいます。今回は、天候によって太陽光発電の働きはどう変化するのかについてご紹介します。天候によって発電量は左右される?太陽光発電は二酸化炭素を排出しないだけでなく、排気ガスも騒音もない環境に優しい発電方法です。より効率的な発電のために、世界中でさまざまな開発が進められています。一方、太陽光発電は太陽の日射量に大きく依存するものであり、天候によって左右されてしまうのが現状です。快晴の日は多くの電力を発電しますが、曇天時や雨天時はそのポテンシャルの多くを発揮できないことになります。日射量が発電量に影響することから、季節によっても発電量が変わることが知られています。ある統計によれば、日本において平均的に最も高い発電量を誇るのは5月で、最も少なかったのは11月。太陽の出ている時間が最も長い6月が最大ではないのは、天候などさまざまな要因が作用しているためだと考えられています。発電量が変化する要因としては、太陽光パネルが高熱によりパフォーマンスを落としているケースも考えられます。これは熱損失と呼ばれる現象で、主に夏場の快晴の日に午後の発電量が落ちる要因となりえます。太陽光の熱を吸収して電力に変換するという仕組み上避けられない現象ですが、水打ちをして温度を下げることである程度防ぐことは可能です。水打ちは埃を取り除いて発電効率を上げるためにも有効です。このように天候などさまざまな要因で発電量が変わる太陽光発電ですが、発電量の変化を過度に気にするよりは、年単位で計算する考え方がおすすめです。地域ごとに太陽光発電が供給することのできる年間の電力が算出されているので、その電力量や設置費用などを目安に導入を検討するようにしましょう。なお、太陽光パネルの設置場所・設置角度や定期的なメンテナンス、生活における節電によりどれだけの収益が得られるのかが変わります。さまざまな要素を把握し、総合的に判断することが大切です。天気の悪い日は発電できない?天候により発電量が左右されるという太陽光発電の特性は、上述のとおりです。では天候の悪い日にはどれくらい発電できなくなるかというと、悪さの度合いで大きく異なります。まず曇天時と雨天時で比較してみると、雨天時のほうがより発電量が低くなる傾向にあります。快晴の日と比べて曇天時の発電量は4割~6割程度にとどまりますが、雨天時は1割~2割の発電量しか得られないこともあります。このことから、梅雨など雨の多い時期は十分な発電量が見込めないとわかります。積雪時は雪の量にもよりますが、太陽光パネルを完全に覆うほどの雪が積もれば発電はほとんど行われません。一方、太陽光パネルに太陽光が届く程度の薄い積雪であれば、太陽光パネルが熱を持つことで融雪される可能性があります。また、太陽光パネルの傾きを大きくすれば雪がすべり落ちやすくなり、積雪時の発電効率を少しでも確保することが可能。北海道におけるあるデータによると、一般的な角度の33度で設置した太陽光パネルに比べ、90度で設置した太陽光パネルのほうが約2倍のパフォーマンスを発揮したとのことです。このことから、適した傾きで設置することが発電効率の向上に有効であることがわかります。深い積雪が心配される地域では、角度を調整できるタイプの太陽光パネルを設置するのもおすすめです。太陽光発電の費用を無料で比較日陰の影響太陽光発電は天候の悪い日に発電量を大きく落としますが、完全に発電しなくなるわけではありません。太陽光が遮られている間は、どのようにして発電しているのでしょうか。このことは、“直達光”と“散乱光”の違いにより説明できます。太陽が出ている間は直接地表まで達する直達光が強いので、太陽光発電では大量の電力を発電することが可能に。一方、雲が太陽光を遮っていると直達光はほとんど届きませんが、雲内部で反射するなどして地表まで達する散乱光が増加します。曇りの日でも紫外線による日焼け対策が必要なように、太陽光はきちんと届いているのです。雲の陰ではなく、建物や電柱による日陰の影響はどうでしょうか。直達光が遮られると発電力が落ちるのと同じように、建物や電柱による日陰でも太陽光発電は発電量を落とします。しかしある実験により、遮られ方によって減る量に変化が見られることがわかっています。太陽光発電は、それぞれのパネルがいくつかの回路でつながっている状態。1つの回路に3枚のパネル、3つの回路で計9枚のパネルにより太陽光発電を行った場合、1つの回路に属する3枚に日陰を作るより、3つの回路を横断して3枚に日陰を作ったほうが発電量は少なくなるのです。このように日陰の作られ方によって発電量が変わるので、設置の際には設置業者としっかりシミュレーションして場所を調整することが大切です。まとめ太陽光発電は太陽の光に依存するため、曇天時や雨天時など悪天候時には発電量がどうしても下がってしまいます。この特性はしっかり把握しつつ、太陽光発電を導入する際には年間の発電量を考えてみることが大切。日ごとの発電量は大きく変わっても年単位では大きなズレは起きないため、計画的に導入・運用することが可能です。日陰についても十分に考慮しながら、きちんと収益が出るように太陽光発電を活用してみてください。太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月27日太陽光発電とは、太陽電池を用いて、太陽の光エネルギーを電気に変換する発電方式のことです。現在、日本における発電方式は、石油や石炭などがありますが、そのエネルギー資源の大半を海外から輸入して賄っている状況です。これらのエネルギー資源は使い続ければ、いずれなくなってしまいますが、太陽の光は常に降り注いでいるので、そのような心配がありません。簡単にエネルギー源を確保でき、今後の期待が大きい太陽光発電の仕組みについてまとめました。光を電気に変えている仕組み一口に太陽光発電といっても、どのようにして光を電気に変えるのでしょうか。ここでは、太陽光発電がどのように光を電気に変えているのか、その仕組みについて紹介します。太陽光発電は、光エネルギーから電気を作ります。光から電気を作るために必要なのが「太陽電池」です。太陽電池は、プラスの性質を帯びやすい「P型シリコン半導体」と、マイナスの性質を帯びやすい「N型シリコン半導体」を張り合わせて作られています。光エネルギーが、P型とN型の2つの半導体の境目に加わると、P型シリコン半導体はプラスの性質、N型シリコン半導体はマイナスの性質を帯びます。こうすることで乾電池と同じ状態を生み出し、電線をつなぐと電気が流れるので、光エネルギーをあて続ければ電気を発生させ続けることができます。しかし、太陽電池だけでは住宅で使えるほどの電力は賄えません。そこで登場するのが「ソーラーパネル」です。ソーラーパネルは太陽電池をたくさんつなげたもので、最も小さな単位を「セル」、セルを板状につなげたものを「モジュール」「パネル」といいます。現在は、家の屋根にソーラーパネルを設置している家庭を見かけることが多くなりました。さらに、広い土地にソーラーパネルをいっぱい設置し、大きな電力を生み出す「メガソーラー」という太陽光発電施設も見られるようになりました。太陽光発電の費用を無料で比較太陽光発電を取り入れても電力会社は必要「太陽光発電を利用したら、電力会社はいらないのではないか?」「電気の自給自足が可能になる時代が来るのではないか?」そのように考える人もいるのではないでしょうか。ただ、どんなに電気を蓄えても使い切れなかったり、使い切れなかった分蓄電ができたりしなければ結局無駄が増えてしまいます。このような無駄をなくすためにあるのが、売電や買電です。現在、太陽光での発電を行っている家庭では、昼間に蓄電した電気を日常生活の中で使い、余った電気を電力会社に売るという「売電」「買電」ができます。太陽光発電を導入する際、電力会社と契約を結ぶことで電力会社と電気の売買ができるようになるのです。これを電力会社との「系統連系」といいます。申請手続きが必要ですが、業者が代行してくれることがほとんどなので、設置する側の人の手間は少ないといえます。【系統連系とは?】では、「系統連系」とはどういう仕組みなのでしょうか。電力会社が管理している配電線網を「系統」といい、電気の共有には欠かすことができません。この系統に太陽光発電システムを接続し、電気のやり取りを行うことを「系統連系」、やり取りを可能にした設備を「系統連系システム」と呼びます。昼間は、太陽光で発電した電気を使って、余った分は電力会社へ。逆に、天気が悪い日など、必要な分の太陽光を得られなければ、従来通りに電力会社から電気を購入します。雨や曇りの日の分も太陽光エネルギーを蓄えることができたら、電気の自給自足も可能になるのかもしれませんが、現時点では、まだ電力会社の力を借りなくてはならないのですね。太陽光発電は環境に優しい!太陽光発電と聞くと、「環境に優しい」イメージを持っている人もいるのではないでしょうか。従来の火力発電や天然ガス発電では、化石燃料を使用して電気が発電されるので、二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しています。しかし、太陽光発電は発電時に燃料を使わない仕組みなので、温室効果ガスを発生することがほとんどありません。このような理由から、温室効果ガスの排出量の大幅な削減を見込むことができ、太陽光発電は環境に優しい発電方法だといえます。二酸化炭素削減の実現を目指す政府も、次世代エネルギーとして太陽光発電を推進していますよね。また、他の発電方式と違い、太陽光発電では原料の採鉱や精製が不要です。そのため、採掘や廃棄に至るまでのことを考えても、とても少ない二酸化炭素排出量で電力の供給が可能となります。火力発電をはじめとする従来の発電方式に比べたらまだまだですが、徐々に普及してきています。まとめ現在、産業用太陽光発電制度の誕生により、急激に広がりを見せている太陽光発電。発電効率の高いパネルの研究開発も進められているということで、今後は発電方式として主力になる可能性を秘めています。温暖化対策もでき、安全性の高いエネルギーといわれる太陽光発電が実用的になれば、より地球に優しい生活が送れるようになるのではないでしょうか。太陽光発電のこれからに期待大ですね!太陽光発電の費用を無料で比較
2017年10月27日「太陽光発電って儲かるんですか?」これから家を購入・建築しようと検討している人から、きまって聞かれる質問です。そうでなくとも、一戸建てに住んでいる人であれば一度は「せっかく屋根があるんだから、太陽光発電で稼げないかなあ」と考えたことがあるはず。でも、本当に太陽光発電は儲かるのでしょうか?■太陽光発電に注目が集まりはじめた理由そもそも太陽発電が注目されはじめたのは、東日本大震災のときの福島原発事故以降。輪番停電や脱原発などが理由にあげられるのでしょうが、いちばんの理由は、2012年7月に施行された、「再生可能エネルギー特別措置法」です。この法律は、(1)電力会社に対して、再生可能エネルギー発電事業者から政府が定めた調達価格およびその期間による電気の供給契約の申し込みがあった場合には、応じるよう義務化。(2)制度運用に伴い電気事業者が電力の買い取りに要した費用は、原則「賦課金」(サーチャージ)として国民が広く負担する。という、おもにこの2つが柱になっている法律。簡単にいえば、(1)太陽光発電で発電した電力に関しては、一定の金額で電力会社は買い取らないといけない。(2)そのかわり、買取にかかった費用は、毎月の電気料に上乗せして国民全体に支払ってもらう。という制度です。つまり太陽光発電をしている人は、少し高値で電力を買い取ってもらい、していない人は、その買い取り費用だけを負担させられるという制度なのです。こう説明されただけだと、やはり太陽光発電をした方がいいと感じますよね。しかし、シミュレーションをしてみるとそれほど有利ではないことがわかるのです。■太陽光発電をシミュレーションした結果太陽光発電を買い取ってもらう方法は、大きく分けて、10kw未満(住宅用)の「余剰買取」と10kw以上(産業用)の「全量買取」があります。今回は、10kw未満(住宅用)で一度どれぐらいメリットがあるのかを計算をしてみましょう。10kw未満(住宅用)の場合買い取ってもらえる価格は、1kwh当たり31円か33円。今回は東京電力管内の31円で計算します。一般的な住宅に搭載できる太陽光パネルは、4kw前後の大きさものが主流です。問題は、4kwの太陽光パネルで年間どれだけ発電できるのかです。発電量は地域によっても違いますし、太陽光パネルのメーカーによっても多少の違いがありますが、全国的に平均1kwあたりの年間発電量は1,200kwh程度です。つまり4kwであれば、年間発電量は4,800kwh。ということは、4,800kwh×31円=148,800円が年間に太陽光発電で発電できた金額になるわけです。しかし、これはあくまでも発電金額であり、儲けではありません。10kw未満の場合は余剰電力の買取りですから、自家消費した電力は買い取ってもらえないのです。発電量のどのくらいが余剰電力として買われていくかは、生活スタイルによって異なりますが、多くても3分の2程度だと思われます。つまり、4,800kwh×2/3=3,600kwh、3,600kwh×31円=111,600円が実際に買われる金額です。しかし残りの1,200kwh分も使った電力から差し引かれますから、節電できたことに変わりありません。電気料が28円/1kwhだとすれば、1,200kwh×28円=33,600円節約できたことになります。すると、売った分の電力と節約した分を合計すると、年間に得した分は111,600円+33,600円=145,200円になりますね。■太陽光発電をはじめるためにかかる費用次に、太陽光発電をするためにどれだけの費用が必要なのかについて。昔にくらべて随分安くなったといえ、1kwあたり30万円から40万円。メーカー次第ですが、おおよそ120万円前後初期投資がかかると思われます。そうすると、1,200,000円÷145,200円=約7年4ヶ月。つまり7年と4ヶ月以降やっとお得となるわけです。ただし、これはあくまでも現金で初期費用を支払った場合。ソーラーローンを使うと(金利1.5%、10年返済)金利が10万円ほどかかるので、投資の回収期間は8年程度になります。もちろん8年以降は儲けが出るという考え方もありますが、買取りの保証期間は10年。10年後の買取り金額はどうなるかわかりません。10年後以降も、支払っている電気代の単価程度を買い取ってもらえるのであれば、パワコンの取替費用や発電効率の劣化を考慮してもある程度得にはなりそうです。でも、「だから太陽光発電が爆発的に儲かるのか?」と言われれば疑問が残ります。(文/ファイナンシャルプランナー・岡崎充輝)
2016年06月21日オムロンは3月16日、産業用太陽光発電システム向けの屋外三相パワーコンディショナ「KPT-A99(9.9kW)」「KPT-A100(10kW)」「KPT-A123(12.375kW)」を発表した。3製品のうちKPT-A99とKPT-A100がは4月末より、KPT-A123は6月より販売を開始する。発電容量が50kW未満(低圧)の太陽光発電システムにおいては、KPT-A123を用いると4台で49.5kWのシステム構成が可能となり、従来主流であった10kWタイプに比べ、導入・設置・保守などのトータルコストを削減することができる。また、50kW以上の高圧システムにおいては、従来主流であるセントラル型に比べて設置が容易で、分散型の設置によりリスクを分散し、パワコン停止に伴う発電量損失を最小限に抑えることが可能。さらに、高周波絶縁方式により漏洩電流を防止できるため、従来必要とされていた絶縁の役割を担う商用トランスの設置が不要となる。3製品の価格はいずれもオープン価格で、オムロンは3年間で合計3万台の販売を目標としている。
2016年03月16日神奈川県、横浜市、川崎市、岩谷産業、東芝、トヨタ自動車は3月14日、風力発電により製造したCO2フリー水素を燃料電池フォークリフトへ供給する実証を開始したと発表した。6者は2015年9月より、京浜臨海部における再生可能エネルギーを活用した水素サプライチェーンモデルの構築を図る実証プロジェクトの内容について検討を進めていた。同実証プロジェクトでは、横浜市風力発電所(ハマウィング)敷地内に、風力発電により水を電気分解して水素を製造し、貯蔵・圧縮するシステムを整備する。さらに、この水素を、横浜市内および川崎市内の青果市場や工場・倉庫等に簡易水素充填車で輸送。現場の燃料電池フォークリフトで使用するといったサプライチェーンの構築を目指す。試算によると、同サプライチェーンを構築することで、電動フォークリフトやガソリンフォークリフト利用時のサプライチェーンと比べて、80%以上のCO2削減が可能になるとという。今後は、2016年秋ごろから燃料電池フォークリフトを2施設に1台ずつ導入し、簡易水素充填車による水素デリバリーシステムを稼働させ、試験的運用を開始。2017年度から、燃料電池フォークリフトを4施設に3台ずつ導入し、水素製造、貯蔵・圧縮等のすべてのシステムを稼働させ、本格運用を開始する予定となっている。
2016年03月14日ルネサスエレクトロニクス(ルネサス)は3月10日、太陽光発電のパワーコンディショナやUPS(無停電電源)システムのインバータ用途向けパワー半導体として第8世代IGBT「G8Hシリーズ」を発売した。太陽光発電システムにおいては太陽光によって集めた直流(DC)の電流を交流(AC)に変換するインバータ回路を通過する際に損失が発生する。この損失の多くはパワーデバイスが大半を占めており、IGBTの電力損失を少なくすることがシステムの発電性能に直結している。また、UPSシステムは停電をしていないかチェックするため、電力は常時電力変換回路を経由する必要があり、稼働しているだけで定常的に電力損失が発生する。この電力損失の抑制においてもIGBTの性能が重要となる。G8HシリーズはパワーコンディショナやUPSシステムのインバータ回路用途に再適化するためプロセス構造に独自のトレンチゲート構造を採用。これにより、IGBT性能指標となる高速スイッチング特性の向上と飽和電圧Vce(sat)の低下による道通損失の低減を両立した。性能指数は第7世代IGBTと比べて最大30%改善しており、無駄な電力損失を削減し、システムの電力効率の向上に貢献する。新製品は、650V/40A、50A、75Aの3製品、1250V/25A、40A、75Aの3製品で計6製品を用意しており、さまざまなインバータ回路方式、出力容量に応じて製品を選択することができる。サンプル出荷を本日より順次開始し、サンプル価格は650V/50Aの「RBN50H65T1GPQ-A0」が330円/個(税別)。量産は2016年9月より開始し、2017年3月には月産60万個を計画している。
2016年03月10日京セラは3月1日、国内住宅用太陽光発電システム「RoofleX」を4月より順次販売開始すると発表した。同システムには、セル内部で失われていた一部の電荷を取り出し、効率的に電気に変換することが可能となる新開発の技術「ForZ」が採用されている。また、モジュールの出力、変換効率の向上を図るために、太陽光の反射を抑える低反射ガラスを採用。加えて、セルとガラスの間に同社独自開発の特殊封止材を充填することで、従来利用できなかった短波長の光を電気に変換することが可能となっている。このほか、セルとセルとの間をつなぐ電極の幅を従来より広くすることで、電気抵抗を抑え、通電時のロスを低減。これらの技術を組み合わせることで、セル変換効率19.8%、モジュール変換効率17.8%を実現している。また同社は今回、セル同士の配列間隔をミリ単位で細かく設定し直すことで、尺寸法に合わせた7種類の専用モジュールを新たに開発。これらを組み合わせることで、限られた屋根スペースを効率的に活用できるようになるため、総発電量の向上が期待できるとしている。
2016年03月01日