写真に写る自分の顔を見て、まぶたが下がっていることに気付きました。もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい)!? と思い、病院へ行きました。しかし、意外な診察結果だったのです。眼瞼下垂が気になって診察を受けた体験談をお話しします。自分の写真を見てがく然スマホを手にして以来、写真を撮ってもプリントアウトをすることがめっきり減っていたここ数年。しかし、子どもが生まれてからは、アルバムを作るために写真をプリントアウトすることが増えました。ある日、最近のアルバムを見返していた私は、以前より自分のまぶたが垂れ下がっていることにふと気が付きました。もともと目は大きいほうではなく、それがコンプレックスにもなっていましたが、若いころと比べると明らかに目が小さく細くなっているのです。そういえば、ここ最近まぶたが重いし、もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい:加齢とともに目を開く筋肉が衰え、まぶたが下がる病気)? と思った私はネットで調べてみました。眼瞼下垂の治療は保険診療になるため、手術をする際にも保険が適用されるようです。ちょうど同時期に、テレビであるタレントが眼瞼下垂の手術をして目がパッチリしたと話していたのを見て、眼瞼下垂が気になっていました。もしかして私もそう診断されれば、手術で目がぱっちりになるのかしら!? と、若干期待を抱きつつ、一度診察してもらうことを決意しました。眼瞼下垂の診察で眼科へ眼瞼下垂の診察へ行くと決めたものの、皮膚科へ行くべきか眼科へ行くべきか迷いました。しかし、目のことだから眼科かな? と、とりあえず眼科へ行くことに。診察室へ案内され、ここ最近まぶたが重く、以前のようにまぶたが上がらないこと、昔と比べると写真でもまぶたが垂れ下がっていることがわかることを話しました。眼瞼下垂の診察では、まぶたと眉毛との距離や、目を開けたときにまぶたが眼球のどこまでかぶっているかを計測するなど、さまざまな検査を受けました。そして検査後、再び診察室へ呼ばれ、診察結果を聞いたのです。眼瞼下垂の心配は少ない!?診察結果はさまざまな検査をした結果、私は眼瞼下垂ではなく、なんと眼精疲労だったのです。先生いわく、年齢的にはまだ眼瞼下垂の心配は少ないそうで、目元を見た限りでも、その心配はないとのことでした。まぶたが重く感じるのは、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)というまぶたの筋肉が目の疲れによって緩んでいるせいとのこと。この緩みは完全に改善することはないそうです。目が疲れることを極力控える、目の疲れを感じたら目を温めたりして休ませるようにする、ドライアイにならないよう目薬をさすなどして、目が疲れないようにいたわるのが大切だと言われました。また、まぶたが昔よりも下がっているのは、加齢によるたるみから来ているということも指摘されました。眉毛や目の周りをマッサージすることは目に良いと言われていますが、逆に目のたるみを促進させることがあること、そして眼瞼挙筋の緩みから眼瞼下垂につながることもあるということも診察で話されました。まとめ眼瞼下垂と思って病院へ行ったところ、眼精疲労という結果でした。仕事などでパソコンのモニターを凝視したり、スマホの画面をじーっと見ることでも目の疲れがひどくなるそうです。それ以来、仕事の際にはブルーライトカットの眼鏡を掛ける、疲労軽減にいいというアントシアニンを含むブルーベリーのサプリを飲む、ストレッチをして血流をよくするなど、目の疲れを改善することを取り入れています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/おんたま著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2024年04月20日人気恋愛バラエティ番組『あいのり』(フジテレビ系)に出演していたブロガーの桃が18日に自身のアメブロを更新。大学病院で次男が受けた眼瞼下垂の検査結果を報告した。この日、桃は次男が大学病院の眼科で眼瞼下垂の定期検診を受けたことを明かし「今回は視力を測るカメラみたいな機械で測定して」と説明。他にも「紙芝居みたいな感じで、パネルの一部分がしましまになってて、そのしましまを認識できるか(目で追うか)」という検査も受けたといい「特に問題なし。視力に左右差は変わらずなさそう」と検査結果を報告し「良かった」と安堵した様子でコメントした。続けて「待ち時間が長くて、その間iPadで動画みせてた」といい「いざ呼ばれた時に、iPadをおしまいにしようとすると泣いちゃって目の検査が出来ない」と検査前の次男の様子を説明。「iPad持ったままだとiPadに視線がいっちゃうから難しかった」と述べ「結局iPadおしまいにして、しばらく泣いてたけど抱っこして落ち着かせてー、って感じで無事検査できました」と報告し「iPadってめちゃくちゃ便利でありがたいけど、依存がすごくてやめ時が難しいのが問題だね」とつづった。また、帰りにはコーヒーチェーン店『スターバックスコーヒー』を訪れたことを明かし「じーとスタバデート、嬉しい」と次男との2ショットを公開。「お誕生日にLINEのスタバのチケットをたくさん頂いたので、ありがたく使わせてもらってます」と述べ「じーも外で飲むミルクにご満悦でした」と飲み物を飲む次男の姿を公開した。最後に「次の検診は、眼瞼下垂の手術がおわってからの来年になりました」と次回の定期検診について明かし「手術、今から緊張するな…」と心境をつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「病院お疲れ様です」「視力問題なくて良かったですね」「手術緊張しますよね」「応援してます」などのコメントが寄せられている。
2024年03月19日若いころは奥二重のくっきりしたラインがあったのに、まぶたが覆いかぶさってラインが見えなくなりました。鏡を見るたび、この重いまぶたが老け顔の原因ではないかと考えるように。試しに額の皮を上方へ引っ張ってみると、目元にハリが出て若返るのです。いろいろ調べた結果、自己診断では「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。治療せねばと考えた私は、名の知れた眼科に予約を入れて嬉々として出かけたのですが、そこで思わぬ展開が!眼瞼下垂だと確信した理由「眼瞼下垂」とは加齢とともに目を開く筋肉が衰え、まぶたが下がる病気。セルフチェックポイントは、「コンタクトレンズを使用している」「おでこにシワが入る」「目が小さくなった」「奥二重のラインがなくなった」「上まぶたがくぼんでいる」「目と眉毛の間が広くなった」など。私は「上まぶたのくぼみ」以外、すべて当てはまりました。最近、おでこのシワも目立つようになりました。まぶたが下がってくると無意識に額の筋肉を使って目を見開く癖がつくので、おでこにシワができるそうです。こっそり娘のアイプチを試して二重にしてみると視界全体が明るくなり、心なしか肩凝りも軽くなりました。テレビの情報番組で見た眼瞼下垂を治療した患者さんが語っていた状態とまったく同じです。この瞬間、眼瞼下垂であることを強く確信しました。保険適用で手術したい昭和世代だからでしょうか。娘には「顔の整形手術はNG!」と言ってきた手前、美容整形には抵抗がありました。でも病気だったら治療するべき、本音を言えば、保険がきくなら治療したいという願望がありました。ネットで調べてみると、眼瞼下垂の手術は保険適用であれば両目で5~6万円、保険適用外の場合は30~60万円が相場のようでした。手術の方法は、細い糸で処置する皮膚を切らない埋没法と眉の上か下を切開する方法がありました。どちらも比較的簡単な手術で、入院の必要もないとのことでした。いざ病院へ!そして眼科医の診断に泣く名前を呼ばれて診察室に入ると……先生は同い年くらいの女医さんでした。私からの説明が終わるやいなや、「これは眼瞼下垂ではありません」とぴしゃり。「眉に手を置いて、目を閉じてから開けてみてください」と言われ、その通りに目を開けました。すると、「開きますよね。眼瞼下垂の人は目が開けられません」「あなたの場合は病気ではなく老化現象です」と言われてしまいました。先生のお話では、瞳の中心からまぶたの縁までの距離が3.5mm以下、つまり瞳孔の半分がまぶたで隠れると「眼瞼下垂」と診断するそうです。「審美的な手術を保険適用でおこないたい人」と見透かされているようでとても恥ずかしく、すごすごと病院を後にしました。まとめ私と同じように、下がってきたまぶたをなんとかしたいと考える方は多いのではないでしょうか。ネットで調べるとたしかに症状は一致しますし、保険適用で手術できるかのようなうたい文句もあふれています。しかし今回の一件から、保険適用のハードルは思った以上に高いことがわかりました。過度な期待はするべからずだと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/サトウユカ著者/矢野 ハル子元・印刷会社の営業職。趣味は料理と散歩。お金の勉強やミニマルな生活、終活に興味がある。
2023年09月30日まぶたのたるみが気になり、眉下切開手術を受けることを決意。ところが美容外科のカウンセリングに行ったところ眼瞼下垂(がんけんかすい)と診断されたため、眼科を受診しました。自費治療と保険治療、美容外科か眼科か。悩んだ末に保険治療を選択。保険治療の眼瞼下垂手術を受けた私の体験談です。★関連記事:何げないあの行動が原因に…まぶたがぼてっと下がってしまう「眼瞼下垂」って?【医師監修】保険治療の眼瞼下垂手術に決めた理由アラフィフの私は、まぶたのたるみがとても気になっていました。化粧品ではたるんだ皮膚を縮めることはできません。根本的な解決を!と決意したのが、まぶたの皮膚を切り取る眉下切開でした。ところがいざ意を決して美容外科のカウンセリングを受けてみると、眼瞼下垂という診断を言い渡されました。眼瞼下垂ならば眼科での治療が良いのではと思い、眼科を受診したところ、やはり眼瞼下垂と診断され、保険での手術が可能ということに。顔にメスを入れるのを誰に任せるのかというのは、人生の岐路の一つでした。自費治療の美容外科と保険治療の眼科、両方のメリットとデメリットを考慮し、最終的に保険治療での手術を決めました。執刀される医師を信頼できると思ったことが何よりの決め手です。手術の1週間前に眼球やまぶたの状態を確認、手術にあたって心配なこと、切開ラインのシミュレーションなどの最終確認をしました。私が一番心配だったのは、どのくらいまぶたが腫れて社会復帰まで何日くらいかかるかということ。どれくらい腫れそうか質問すると、医師は少し苦笑いをされ「まぶたが分厚いから、腫れるかな」と答えました。いざ、手術! 手術中の痛みは…いよいよ手術の当日。手術室で仕上がりイメージを手鏡を持って確認しながら、医師が二重の切開線のデザインをしていきます。これは、デザインの通りに切開するため、とても大切な作業とのこと。質問やデザインの希望を伝えられる最後のチャンスです。医師にお任せするのではなく、自分の希望をしっかり伝えました。痛みは最初に麻酔を打つときが最も痛く、その後は手術中に鈍い痛みもありましたが、その都度麻酔を足してくれました。手術中は、起き上がって目の開き具合などを確認してはまた横になって施術の続きをするという作業を何度も繰り返しました。そして医師に「よし。明日腫れます」と言われて、手術は終了。手術後にすぐ鎮痛剤を飲んだおかげか、手術後の痛みはありませんでした。病院を出て最初に感じたのは視界が広いこと! 手術後の腫れがあるにもかかわらず、眉毛を上に上げなくても視界を確保できるのです。これには感動しました。また、手術当日はコンタクトが使用できないため、眼鏡、手術後の顔を隠す帽子、手術後にすぐ薬を飲むための水は必須アイテムでした。手術後の腫れと合併症は人それぞれ眼科の医師によると、手術後の腫れはまぶたの形や厚みなどによって人それぞれ違うそうです。私はまぶたに厚みがあり、術前から腫れやすいと言われていたため覚悟はしていました。できるだけ腫れないようにするためには、手術後48時間はとにかく冷やすことがポイントだそうです。私はひたすら保冷剤で冷やしましたが、その努力もむなしくネットでよく見る経過写真とは比べものにならないくらい腫れました。私の腫れのピークは2日目から3日目。抜糸は10日目におこない、人前に出られる腫れの状態になるまで2週間ほどかかりました。現在、手術後1カ月が経過しました。まつ毛の上の二重部分はまだ赤みがあり感覚も鈍い状態です。アイラインやアイシャドウをするのは難しいため、目の周りのメイクはほとんどせずに、伊達眼鏡でごまかしています。また、私は左まぶたの腫れが強く、目の開き具合に左右差が出ています。1カ月検診のときに、今後左右差は改善するのかを医師に質問したところ、医師の経験上、腫れが引けば左右差は緩和される可能性が高いが、もし左右差が残る場合は手術後6カ月以降に再度左まぶただけ調整をするとのこと。完治までもう少し時間がかかりそうです。まとめただのたるみだと思っていたまぶたの悩みが病気であり、保険適用での治療ができるということは大変勉強になりました。手術費用が52,420円、1カ月検診までの診察費が6,920円で、合計59,340円かかりましたが、手術を受けたことで目の開きが良くなり、格段に視界が良くなりました。今回のことを通して、体の症状を自己判断せず適切な専門家に見せること、自分がどうなりたいのかによって病院と医師を選び、ネットの情報はあくまで参考だと思うこと、心配なことは医師に確認することなど、多くのことを学びました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/村澤綾香著者/トラノコ(48歳)23歳と5歳の子を持つバツ2のシングルマザー。子宝に恵まれたが、結婚生活が上手にこなせない。お姑さん達とは今でも仲良し。現在、子どもたちと気楽に暮らしている。
2023年07月09日コロナ禍でのマスク生活で、今がチャンスとシミ取りのレーザーを受けようと皮膚科へ駆け込んだところ、まさかの診断を受けてしまいました。何となくの自覚はありましたが、50代60代の方がなるイメージだったので驚きました。この病気はパソコン 、スマホ、ハードコンタクトの長時間の使用が影響していたようです。★関連記事:何げないあの行動が原因に…まぶたがぼてっと下がってしまう「眼瞼下垂」って?【医師監修】診断された眼瞼下垂ってどんな病気?皮膚科で下された診断は「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。眼瞼下垂は年齢とともにまぶたの筋肉が弱まり、まぶたが自力では持ち上げらなくなる状態とのこと。年齢を重ねれば誰もがなり得る病気らしく、命に関わるわけではないですが、ひどい症状になるとまぶたが上がらず視界が狭くなり視力も落ちてしまうそうです。眼瞼下垂は、和田アキ子さんが眼瞼下垂の手術を受けたところ顔が別人のように変わってしまい、かなりショックを受けたそうで、一時ニュースで話題になりました。まさか自分が眼瞼下垂になるなんて!眼瞼下垂の診断を受けたのは45歳のとき、皮膚科の先生に「まぶた重くない?」と突然聞かれたことが始まりでした。正式にはまだ軽症で、なりかかっているので気を付けるようにという診断だったのですが、たしかに思い当たる節がありました。ちなみに診断としては、まぶたが黒目にかかっていれば軽症、まぶたで黒目が半分隠れていれば中症となり、保険適応で眼瞼下垂の治療として二重の手術を受けることができるそうです。私の感じた症状としては、まぶたが重い、開けにくい額の中央に横ジワができた気がする(これは額の筋肉で目を開けようとしていたことが原因らしいです)肩凝りがひどいのようなものです。当時は仕事も忙しくパソコンを毎日10時間以上眺めていましたし、手が開けばスマホを手に取りSNSを眺める日々。ちょうどステイホームを言われ始めた日々で、旅行へ行って自然を眺めたり友人に会って楽しく過ごすこともなく、毎日部屋の中で5m先を見ることもなく過ごしていました。視線は常に30cmほどの画面を黒目を動かすことも少なく、1点を集中して見ていることが多かったです。まぶたにできるだけ負担をかけない生活を意識私はハードコンタクトレンズを30年ほど使用していますが、ハードコンタクトレンズを20年以上使用している方は眼瞼下垂になる傾向が多いとのことで、私も医師からすぐにソフトコンタクトに変えるように勧めれました。ハードコンタクトによるまぶたへの負担が大きいそうです。その他にも、パソコンやスマホを長時間眺める行為もやはりNGとのこと。しかし、仕事でもプライベートでも生活にはなくてはならない存在なので見ないわけにはいきません。私の場合、乱視がひどくソフトコンタクトでは矯正できないこと、老眼も始まっていてソフトコンタクトでは完全に矯正できないことでかなり悩みましたが、仕方がなく不便な思いをしながらも現在はソフトコンタクトを使用しています。特にお休みの日はなるべく眼鏡で過ごすなど、まぶたに負担をかけないように気を付けています。医師からの助言ではありませんが、自主的にまぶたの筋肉の衰えを防ぐためになるべく目を大きく開ける運動を定期的にしてみたり、スマホの画面を離れて遠くを眺めてみたりしています。効果がどれほどあるかわかりませんが、現在はまだ軽症で済んでいて、手術は受けていません。まとめ私は現在47歳で、年々眼瞼下垂の症状が進んでいる自覚もあります。近い将来、眼瞼下垂の手術を受けることになると思います。眼瞼下垂の手術は美容整形の二重の手術と同じ手術方法なので、もともと奥二重の私はぱっちり二重になるのが違和感があり、少し抵抗がありますがまぶたが開かないのでは仕方ありません。私が眼瞼下垂の診断を受けたのは皮膚科でしたが、皮膚科でも手術はおこなっているそうで、今後も医師に相談しながら、なるべく自然に見える手術をお願いしたいと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/サトウユカ著者/yuka(47歳)夫と大学生の息子と20歳の高齢猫と暮らしている。両親も70代80代となり、介護も始まり毎日家族のために忙しい日々だが、自分の時間も大切にしたいなと思う今日このごろ。
2023年06月20日長年のコンタクトレンズの使用に加え、加齢が原因で発症した眼瞼下垂。50歳になったのを機に、思い切って手術して治すことにしました。美容的な気がかりが解消したことで、心も体も軽~くなった私の体験談を紹介します。★関連記事:何げないあの行動が原因に…まぶたがぼてっと下がってしまう「眼瞼下垂」って?【医師監修】長年のハードレンズ装着に加齢で眼瞼下垂に眼瞼下垂とは、まぶたが下がってきて見にくくなる病態のこと。大人になってからなる眼瞼下垂のほとんどは加齢の影響によるものだそうです。上まぶたを上げる筋肉の力が弱くなったり、その付着部である腱が弱くなったり、剥がれたり、穴が開いたりすることが主な原因。ハードコンタクトレンズを長年つけていたり、眼を開ける器械を使って眼の手術をおこなうと起こりやすい症状だそうです。私は大学生のときからハードコンタクトレンズを使っており、使用歴は25年以上。おまけに47歳のときに網膜静脈閉塞症になって、目を開けて注射をした経験もあります。最初に目の左右差が気になったのは、運転免許証の更新の際の顔写真がウインクし損ないのような左目になっていることでした。普段は見た目よりも2割増しくらいにじょうずに撮ってくれるのに「あれ?カメラマンさん変わったのかな?」「この顔で5年間も嫌だな(ペーパードライバーなので、万年ゴールド免許)」と思いました。もうこの年齢になると、ほとんど自分の写真を撮らないように。だから、他人のせいにしてその後もほとんど気付かず、あまり気にしていなかったのです。中程度の眼瞼下垂で自覚し、悲観的になるもともと眼瞼下垂は一朝一夕になるわけではありません。おまけに、毎日見慣れている顔だけに自分自身では微妙な変化に気が付きません。たまに撮る写真で片目ウインク状態が続くことで、「あれ? 最近こんなんばっかだな」と思うように。左右差がひどいと感じたのは、上のまぶたが瞳孔部分にかかるようになったときでした(写真)。そして、一度気になるとトコトン気になるように。周りの人はこの左右差に気付いているのか、左右差を気持ち悪いと思わないのか(夫に聞いたところ、そうだね。たしかに左右差あるねというような軽めの反応でした)……。ネットで調べると、肩凝りや疲れやすくなるとも書いてありました。まさしくそれじゃないかと、更年期や生活習慣で起きる症状もすべて眼瞼下垂に結び付けてしまったりしました。何より左右差があることで、主に人に会う仕事をしているのに、人に会いたくなくなるし、自分に自信が持てなくなっていきました。バランスを重視して両目の手術をして改善そこで、かかりつけの眼科医に相談。「たしかに眼瞼下垂の傾向がありますね。症状を治すのであれば手術しかありませんが、手術は保険内でできる可能性があります」とのこと。おまけに、近くに対応してくれる病院が。それも女医さん! 私は悩みを共感してもらえそうな女医さんに診てもらうのが第一希望でした。早速受診すると、私の場合、まぶたを上げるための筋肉の力が衰えてしまったことが原因だと言われました。その筋を引き上げて固定する手術が保険内でできるというありがたい提案も。手術時間はわずか1時間程度、その後1週間程度は目が腫れてサングラス生活だけれど、徐々に違和感なく、左右差が解消されるとのこと。でも、左右差を解消するには、両目の手術をしたほうがよりバランスが取れると医師から言われました。とても悩みました。悩み抜きましたが、手術をすることに。1週間後抜糸したころは、まぶたに二重のラインをマジックで書いたような状態でしたが(写真上)、手術から1年以上たった現在は、私自身は左右差がほとんど気になりません(写真上)。まとめ眼瞼下垂の手術は麻酔が効いているとはいえ、1時間近くかかり、その間まばたきできないし、しんどいにつきました。手術後の自分の目を最初見たときは「うわ~。プチ整形したみたいで嫌だ~」と思っていましたが、比較的順応性が高い性格なので、すぐに慣れて良い感じ。何よりも、他の人に左右の大きさが違う目をどう思われているのかな?という心配もなくなって、人と接するときの雑念が解消されたのは、仕事でも日常生活でもよかったです。なんとなくですが、肩凝りに悩まされる頻度が減り、上がらない片方の目を上げようとすることもなくなったのもうれしかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/村澤綾香著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2023年06月08日ここ数年の自分の写真を見て、なんだか目が小さく目じりがたるんでいることに気が付きました。人生100年時代。その折り返し地点に来たこともあり、メンテナンスの必要性を感じた私は、目にかぶさるたるんだ皮膚を取り除くために、眉毛の下の皮膚を切り取る治療を検討することにしました。ところが美容外科へ相談に行ったところ、自分が思っていたのとは違う診断をされたのです。★関連記事:何げないあの行動が原因に…まぶたがぼてっと下がってしまう「眼瞼下垂」って?【医師監修】まぶたが重くて目が開かない私はもともと腫れぼったい二重まぶたの持ち主です。しかしここ数年は、以前にも増してまぶたがとても重く目が開きにくいと感じていました。そして明らかに30代のときよりまぶたの皮膚がたるんでいる!! そのことに気付いたとき、大変ショックを受けました。目を開けるときにまぶたがじょうずに持ち上がらず、眉毛を上げるのが癖になっています。そのせいで、おでこに横ジワもできてしまいました。頑張って生きてきたな~。そろそろメンテナンスのお年ごろだな。そう感じた私は、まぶたのたるみ治療について調べることにしました。形成外科、美容外科、美容皮膚科などのホームページを見てみたところ、私が希望するまぶたのたるみ治療方法は大きく分けて2つありました。・レーザー治療・眉下切開たるみを取る効果が大きいのは、後者のたるんだ皮膚を切り取る眉下切開だそう。顔にメスを入れるには覚悟が必要で、なかなか決断できなかった私は、まずは眉下切開の詳細を知るために美容外科でカウンセリングを受けることにしました。美容外科で想定外の診断が!2つの美容外科でカウンセリングの予約をしました。数ある中からその2つの病院を選んだ理由は・眉下切開を得意とすることが明記されている・デメリットもしっかり伝えている・手術を担当する医師が明確になっている・料金体系などです。ネットから予約を取り、いざ1つ目の病院へ。その医師は私の質問に答えるのが少し面倒くさそうで、かつ事前に記載した問診表の内容に目も通していないようでした。そして、手術費用の見積もりはホームページに記載してあった金額の2倍以上の約78万円!! あれ? ホームページの料金表では33万円くらいだったよね? 私は、満面の笑顔で「検討します」と言って退散しました。数日後、気を取り直して2つ目の病院へ。その医師は、私の要望にひと通り耳を傾けて聞いてくれました。その後、医師は私のまぶたを何度も触って眉やまぶたの動きをiPadで撮影してからこう言ったのです。「これ、眼瞼下垂(がんけんかすい)だね」眼瞼下垂? それは、眉下切開を調べていたときにかなりの頻度で目にした言葉。ただ、私には関係ないと思って、まったくノーマークでした。私は、素人判断の恐ろしさを知りました。手術するならどの病院? 悩んだ末に決意2つ目の病院の医師によると、・眉下切開は眼瞼下垂を治療して、それでもたるみが気になるならおこなうということで良いのでは?・自費診療だと治療だけでなく自分の好みのデザインにすることができる(保険診療は治療のみ)とのこと。ちなみにホームページに記載の金額は40万円でしたが、私の場合の見積金額は約60万円でした。眼瞼下垂なら一般の眼科でも治療できるのでは?と思い、今度は眼科を調べることに。ただ、保険内の治療だからといっておかしな見た目になっては困ります。そこで、審美的な要素も大切にしている眼科を探して、診察を受けました。その眼科でも眼瞼下垂と診断され、保険適用で手術が可能となりました。手術費用は、両目で5万円ちょっと! しかし、加齢によるたるみは保険では調整ができないとのことでした。60万か5万か、どうする?一旦検討することにして、2日ほど考えました。結果、最後に行った眼科で手術することを決意。理由は、・治療と審美に対する医師の熱意とこだわりが感じられた・予約しても2時間待ちという混雑の中でも丁寧に診察・看護師さんたちも素晴らしく丁寧今回は保険診療で眼瞼下垂を治療し、その後もたるみが気になるようであれば、また検討しようと思いました。手術はまだ数カ月先の予定ですが、自分が選んだ医師を信頼して治療を受けていきます。まとめ最初は加齢によるまぶたのたるみだと思っていたものが、実際には眼瞼下垂という病気だとわかりました。素人判断は本当にあてにならないと実感した経験です。また、今回いろいろな形成外科、美容外科、美容皮膚科を調べてみて、美容に関しての悩みを解決するさまざまな病院があること、またホームページだけでは正しい情報は得られないということがわかりました。あふれかえる情報の中から、有益な情報を自分で選び取っていく大切さも学んだ出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/村澤綾香著者/トラノコ(48歳)23歳と5歳の子を持つバツ2のシングルマザー。子宝に恵まれたが、結婚生活が上手にこなせない。お姑さん達とは今でも仲良し。現在、子どもたちと気楽に暮らしている。
2023年04月16日年を重ねるとともに気になるまぶたのたるみ……。じつは、まぶたが下がって開きづらくなると頭痛や肩こり、うつなど全身の不調につながるというのです。今すぐできる対処法を医師に教えてもらいました。「21日、堀ちえみさん(55)が、加齢による眼瞼下垂(がんけんかすい)という病気で手術を受けたことを明かしました。眼瞼下垂に悩む人は多く、以前にも和田アキ子さん(72)や宮根誠司さん(59)なども手術を受けています」(芸能担当記者)腱膜性眼瞼下垂(以下・眼瞼下垂)とは、加齢や刺激によってまぶた(眼瞼)の“アキレス腱”が断裂して、まぶたが下がって(下垂)しまう病気のこと。重度となれば、まぶたが大きく黒目にかぶり視野が狭くなることで、事故などにつながるケースもあるという。さらに、この眼瞼下垂、頭痛や肩こり、自律神経失調症やうつなども引き起こすのだという。まぶたのたるみがなぜ、そのような全身の不調にかかわってくるのだろうか?『名医が教える「まぶたテープ」』(扶桑社)の著書がある、松尾形成外科・眼瞼クリニック院長の松尾清さんが、そのメカニズムを解説する。「本来、上眼瞼挙筋が収縮することで、腱膜がまぶたのふちにある瞼板を引き上げ、目が開きます。ところが、長年のまばたきによる負担の蓄積や、まぶたをこする刺激で、腱膜が瞼板から断裂してしまうことがあるのです。“目のアキレス腱”が断裂しても、目を開けることはできますが、開ける際に、上眼瞼挙筋やミュラー筋に大きな負担がかかり全身の不調を引き起こします。ミュラー筋が伸び切ってしまうと、見た目でもまぶたが下がりきってしまい、手術が必要になるのです」たかが「まぶた」とあなどることはできない。「軽度であっても、上眼瞼挙筋に力を入れると、群発頭痛や眼精疲労につながります。目を開くために、無意識のうちに前頭筋、後頭筋などに力を入れてしまうこともありますが、それは額のシワや頭痛の原因に。眉毛を無理に上げようとすると肩やうなじにも負担がかかるので、肩や首のこりにもつながります。また、まぶたを上げるために歯に力を入れている人も多く、顎関節症を発症するケースもあるのです」さらに注目すべきは、まぶたの筋力の弱まりによって負担が増すミュラー筋には、交感神経を刺激するセンサーの役割があるということ。「ミュラー筋を刺激することで、交感神経が優位に働き、冷えや動悸、イライラ、焦燥感、不安などの症状が現れます。また、これらの症状を抑制するために脳でセロトニンというホルモンが分泌されますが、使いすぎて足りなくなるとうつ状態になってしまうのです」松尾さんによると、眼瞼下垂はまぶたをこすることがリスクになるという。そのため、コンタクトレンズを使用している人、強く目をかいてしまう花粉症の人、逆さまつげがあったり涙もろく、目をいじってしまう人は要注意だ。「アイメークをゴシゴシと洗い流す人も多いので、女性のほうがなりやすい病気といえます。実際に、当院で手術を受けるケースは、女性は男性の5倍。まずは、目をこすらないことが大切です」■テープを貼って眼瞼下垂の症状を改善さまざまな症状に苦しめられる眼瞼下垂だが、じつは多くの人が45歳までに見た目にはわからない軽度の眼瞼下垂を起こしているという。以下のセルフチェック表に複数該当する人は、眼科や形成外科の受診をおすすめする。「手術が必要な場合、形成外科では左右同時に、1日で行うケースが多いと思います。所要時間は1~2時間ほど。保険適用されるので、自己負担額3割の人で、手術や麻酔、薬代を合わせ5万円弱です」また、手術による“見た目”の問題も気になるところだ。「垂れ下がったまぶたを折り畳むため、一重まぶたの人は、二重まぶたになります。目元がぱっちりしますし、眉も上がるので若返ったように見えますが、美容整形したのではないかと間違えられることはあるかもしれません」また、医療用サージカルテープを、まぶたを上に引き上げるようにして眉やおでこに貼ることでも、ミュラー筋の負担が減って、不調の改善が期待できるという。「患者さんに勧めたところ『ものの5分ほどで楽になった』という声も聞きます。1日数時間続けることで、根治はしませんが、肩こりや頭痛、眼精疲労などが改善されるケースも少なくありません。また、ポニーテールや、ひっつめ髪にしてまぶたを引き上げるのも症状改善に効果的です」“まぶたトラブル”に対処して、不調を改善しよう!
2022年11月18日まぶたが重く目が開かなくなってきた、と思うことはありませんか? 物を見ようにもまぶたが開かず、苦労している方もいるのではないでしょうか。もしかしたらそれ、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」かもしれません。眼瞼下垂の原因や簡単にできるセルフチェック法などを眼科医の田辺直樹先生にお伺いしました。教えてくれたのは…監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。★関連記事:「まぶたが重い?」コロナ禍のステイホームで酷使した目に下されたまさかの診断とは【体験談】まぶたが下がるだけでうつになる?原因はおでこの筋肉眼瞼下垂とは、まぶたが垂れ下がる病気のことです。先天的にまぶたが下がっている人もいますが、多くは加齢や目の筋肉の衰えが原因なのだそう。「眼瞼下垂は50〜60歳くらいに多い病気です。若いうちは目の筋肉がしっかりしているのですが、その筋肉が衰えてくる40代くらいから徐々にまぶたが下がってきてしまいます。まぶたが下がってくると、まぶたが目に覆いかぶさって物が見えにくくなります。放置しているとさらにまぶたが下がってしまい、視野が狭まって日常生活に支障を来すこともあります」(田辺先生)他にはどのような症状がありますか?「目の筋肉の衰えでまぶたが下がると、今度は前頭筋というおでこの筋肉を使ってまぶたを上げようとします。すると、前頭筋がずっと緊張した状態になってしまいます。前頭筋が緊張し続けると、交感神経が優位になってしまい自律神経のバランスが崩れてしまうといわれています。そうすると自律神経失調症やうつのような症状など精神的にも影響が出てきてしまいます。また、肩凝りや頭痛といった症状も引き起こすことがあります」(田辺先生)ふとした行動が原因!?目をこするのはNG!眼瞼下垂の原因は、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と瞼板(けんばん)に大きく関係しています。眼瞼挙筋の筋力が衰えたり、眼瞼挙筋と瞼板の付着が弱まることでまぶたが垂れ下がってしまいます。中には眼瞼挙筋に穴が空いたりすることもあるそうです。「普段からハードコンタクトレンズを使用している方は要注意ですね。ハードコンタクトレンズは硬いので、眼瞼挙筋と瞼板を物理的に刺激してしまいます。それに、外すときにまぶたを引っ張ってしまうこともあるのでそれも良くありません。ソフトコンタクトレンズは柔らかいのでハードコンタクトレンズよりも眼瞼下垂のリスクは下がります。他にも目をこすってしまうことも、眼瞼挙筋などの劣化を早めてしまうことにつながりますのであまり良くないです。女性はメイクをしている方がほとんどだと思います。目の周りのメイクを落とすときはこすらないよう気をつけたほうがいいですね」(田辺先生)眼瞼下垂の原因は筋肉だけなのでしょうか?「筋肉以外にも動眼神経という神経が影響していることもあります。眼瞼挙筋は動眼神経とつながっているので、糖尿病や動脈瘤などで動眼神経が悪くなってしまうと眼瞼下垂になってしまうことがります」(田辺先生)偽眼瞼下垂に要注意!加齢による皮膚のたるみ眼瞼下垂と見た目はまったく同じであるという偽眼瞼下垂(ぎがんけんかすい)。偽眼瞼下垂は眼瞼挙筋や瞼板に異常はありませんが、加齢による皮膚や眉の垂れ下がりによって視界に影響を及ぼすそうです。「偽眼瞼下垂はただ皮膚がたるんでいるだけなので、筋肉などは衰えていないです。ですが、眼瞼下垂と偽眼瞼下垂の両方を患っているということもあります。眼瞼挙筋が衰えてまぶたが上がらないし、皮膚も垂れ下がってしまっている、という人は実は結構多くいらっしゃいます」(田辺先生)眼瞼下垂と偽眼瞼下垂の見分け方はありますか?「MRDという基準があり、角膜に光を当ててまぶたの縁から角膜の中心までが3mm以下だったら眼瞼下垂だと診断しています。あとは前頭筋を使っているかどうかが見分けるポイントになります。前頭筋を使っていれば眼瞼挙筋などが悪くなってしまっている可能性があります」(田辺先生)物を見るときに前頭筋を使っているかどうかを簡単にチェックできる方法があるとのこと!①目を軽く閉じ、顔を正面に向ける②眉の上を指で軽く押さえる③そのままの状態で目を開けるこのとき、おでこに力が入ったり目が開きにくかったりする場合は眼瞼下垂の可能性があるそうです。眼瞼下垂の治療は、薬や注射での治療はできず手術になってしまうそう。「眼瞼下垂の治療として、眼瞼挙筋の強化や瞼板との付着を修復したりします。これ以外にも眉とまぶたの間に人工のひもや自身の筋膜を入れてまぶたをつり上げることもあります。偽眼瞼下垂の場合は、たるんでいる皮膚を切り取るということもしています。眼瞼下垂と偽眼瞼下垂を併発しているときは、同時に手術をしたりします」(田辺先生)眼瞼下垂は必ず手術しなければならないのでしょうか?「手術しなければ治りませんが、しないという方ももちろんいます。見栄えや物の見え方を気にしないのであれば手術は必要ありません。ただ、下のほうは見えるけれど上のほうは見えにくいなど不便を感じることはあるでしょうね。費用は大体片目で2万円くらいです。入院の必要もなく、術後の日常生活への影響もさほどないのでまぶたの下がり具合が気になるという方は手術を考えてみてもいいかもしれません」(田辺先生)まとめ田辺先生によると眼瞼下垂で眼科を受診するのは女性のほうが多いそう。見た目だけではなく、心身にも影響を及ぼしてしまう眼瞼下垂。まぶたがたるんできたと思う方は眼科を受診してみてはいかがでしょうか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/ウーマンカレンダー著者/監修/田辺直樹先生田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
2022年10月29日年齢によるシワ、たるみによって何重にも折り重なったまぶた。それは見た目にも悪いのですが、テレビでまぶたが目にかぶさって物が見えにくくなることから、頭痛や肩凝りを引き起こすという情報を目にして、実は健康面でもあまり良くないようなのです。美容面だけでなく、健康面にも影響があるとは、まさに目の上のタンコブな問題です。★関連記事:「まぶたが下がり老け顔に!」眼瞼下垂だと確認して眼科を受診してみた結果…【体験談】怖くて手術に踏み切れず…私はもともと一重まぶたなので、切れ長でクールな目元はむしろ売りにしていました。それが今は、加齢により下がってきているまぶたがハッキリと見てとれます。一方で、シワやたるみによって自然とできた人生初の二重まぶたが、なんとなく新鮮ではあります。ただ、メイクなしでは他人様には見せられないほど、疲れた印象の目に。私の場合はまだ頭痛などの症状はありませんが、不調を感じられる方の中には、眼科で手術という選択をされる方もいるようだとテレビで知りました。しかし、そう簡単に手術に踏み切れるものではありませんし、なんだか怖い気もします。それしか方法がないというところまで我慢するつもりでいますが……、では、それまではどうしましょう。ならばどうする?不調の連鎖テレビによると、たるんだまぶたが眼球にかかることで視界を遮り、文字などが見えにくくなり、それに体が適応しようと頑張るようなのです。一生懸命に見ようとして目をしかめたり、頭を持ち上げたりして姿勢も悪くなり、結果的に肩が凝る、頭痛がするという連鎖を引き起こすということでした。また、目をしかめることで眉間や額にシワも刻まれ、美容にも良くないし、表情も悪くなるようです。手術自体は短時間で簡単なものらしく、手術後は視界がクリアになり見た目にもスッキリして、肩凝りや頭痛も治ったと紹介されていました。ぜひしてみたいと思いました。ただ、その決断ができるまでの間、他の方法がないものかと考えていたところ、娘が今はまっている美容道具を私に勧めてきたのです。娘に借りる、あの道具が救世主娘が勧めてきたのは、ズバリ二重のりです。私は今までまぶたに何かを付けるというと、つけまつげくらいのものでした。二重のりとはまぶたに専用ののりを付けて、まぶたを引き上げ二重にする道具ですが、一重で生きてきた私にとっては、初めての挑戦。使用感ですが、きっちりと二重まぶたになったことで、目の周りがスッキリとし、まぶたのうっとうしさを感じることはありませんでした。47歳になって二重のりを使うことがあるとは思ってもみませんでしたが、救世主になってくれました。まとめ加齢によって視力も悪くはなるのですが、赤ちゃんのときから頑張って動いてくれていたまぶたもそろそろお疲れモード。皮膚は薄いし、化粧をしたりこすったりして負担をかけてきた分、ダメージが早くから目立ってくることもよくわかります。すぐに見た目や不快症状を改善したいときは二重のりを使うことが1つの選択肢になりました。とはいえ、まぶたに負担をかけることになる、顔が急に変わってしまう、そう思ってちゅうちょする部分もあるのですが背に腹はかえられません。総合的に良い方法を選択し、実践している毎日です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。教えてくれたのは…監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/yuupy(47歳)主婦。夫、娘の3人暮らし。40代からワークライフバランスを見直し、素敵なアラフィフを目指して現在ライター修行中。
2022年08月08日若いころは奥二重のくっきりしたラインがあったのに、まぶたが覆いかぶさってラインが見えなくなっている。鏡を見るたび、この重いまぶたが老け顔の原因ではないかと考えるようになりました。試しに額の皮を上方へ引っ張ってみると、目元にハリが出て若返るのです。ネットでいろいろ調べた結果、自己診断では間違いなく「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。病名がつくくらいなら治療せねばと考えた私は、都内でも名の知れた眼科に予約を入れて嬉々として出かけました。★関連記事:「え? コンタクトレンズの長年使用が一因!?」思い切って眼瞼下垂の手術をしてみたら…【体験談】眼瞼下垂だと確信した理由「眼瞼下垂」とは加齢とともに目を開く筋肉が衰え、まぶたが下がる病気。セルフチェックポイントは、「コンタクトレンズを使用している」「おでこにシワが入る」「目が小さくなった」「奥二重のラインがなくなった」「上まぶたがくぼんでいる」「目と眉毛の間が広くなった」など。私は「上まぶたのくぼみ」以外、すべて当てはまりました。最近、おでこのシワも目立つようになりました。まぶたが下がってくると無意識に額の筋肉を使って目を見開く癖がつくので、おでこにシワができるそうです。こっそり娘のアイプチを試して二重にしてみると視界全体が明るくなり、心なしか肩凝りも軽くなりました。テレビの情報番組で見た眼瞼下垂を治療した患者さんが語っていた状態とまったく同じです。この瞬間、眼瞼下垂であることを強く確信しました。保険適用で手術したい昭和世代だからでしょうか。娘には「顔の整形手術はNG!」と言ってきた手前、美容整形には抵抗がありました。でも病気だったら治療するべき、本音を言えば、保険がきくなら治療したいという願望がありました。ネットで調べてみると、眼瞼下垂の手術は保険適用であれば両目で5~6万円、保険適用外の場合は30~60万円が相場のようでした。手術の方法は、細い糸で処置する皮膚を切らない埋没法と眉の上か下を切開する方法がありました。どちらも比較的簡単な手術で、入院の必要もないとのことでした。いざ病院へ!そして眼科医の診断に泣く名前を呼ばれて診察室に入ると……先生は同い年くらいの女医さんでした。私からの説明が終わるやいなや、「これは眼瞼下垂ではありません」とぴしゃり。「眉に手を置いて、目を閉じてから開けてみてください」と言われそのとおりに目を開けました。すると、「開きますよね。眼瞼下垂の人は目が開けられません」「あなたの場合は病気ではなく老化現象です」と言われてしまいました。先生のお話では、瞳の中心からまぶたの縁までの距離が3.5mm以下、つまり瞳孔の半分がまぶたで隠れると「眼瞼下垂」と診断するそうです。「審美的な手術を保険適用でおこないたい人」と見透かされているようでとても恥ずかしく、すごすごと病院を後にしました。まとめ私と同じように、下がってきたまぶたをなんとかしたいと考える方は多いのではないでしょうか。インターネットで調べるとたしかに症状は一致しますし、保険適用で手術できるかのようなうたい文句もあふれています。しかし今回の一件から、保険適用のハードルは思った以上に高いことがわかりました。過度な期待はするべからずだと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/矢野 ハル子元・印刷会社の営業職。趣味は料理と散歩。お金の勉強やミニマルな生活、終活に興味がある。
2022年06月29日コロナ禍でのマスク生活。今がチャンスとシミ取りのレーザーを受けようと皮膚科へ駆け込んだところ、まさかの診断を受けてしまいました。何となくの自覚はありましたが、50代60代の方がなるイメージでした。コロナ禍でのパソコン 、スマホ、ハードコンタクトの長時間の使用が影響していたようです。診断された眼瞼下垂ってどんな病気?皮膚科で下された診断は眼瞼下垂(がんけんかすい)。眼瞼下垂は年齢とともにまぶたの筋肉が弱まり、まぶたが自力では持ち上げらなくなる状態とのこと。年齢を重ねれば誰もがなり得る病気らしく、命に関わるわけではないですが、ひどい症状になるとまぶたが上がらず視界が狭くなり視力も落ちてしまうそうです。眼瞼下垂は、和田アキ子さんが眼瞼下垂の手術を受けたところ顔が別人のように変わってしまい、かなりショックを受けたそうで一時ニュースで話題になりました。まさか自分が眼瞼下垂になるなんて!眼瞼下垂の診断を受けたのは45歳のとき、皮膚科の先生に「まぶた重くない?」と突然聞かれたことが始まりでした。正式にはまだ軽症で、なりかかっているので気を付けるようにという診断だったのですが、たしかに思い当たる節がありました。ちなみに診断としてはまぶたが黒目にかかっていれば軽症、まぶたで黒目が半分隠れていれば中症となり、保険適応で眼瞼下垂の治療として二重の手術を受けることができるそうです。私の感じた症状としては、まぶたが重い、開けにくい額の中央に横ジワができた気がする(これは額の筋肉で目を開けようとしていたことが原因らしいです)肩凝りがひどいのようなものです。当時は仕事も忙しくパソコンを毎日10時間以上眺めていましたし、手が開けばスマホを手に取りSNSを眺める日々。ちょうどステイホームを言われ始めた日々で、旅行へ行って自然を眺めたり友人に会って楽しく過ごすこともなく、毎日部屋の中で5m先を見ることもなく過ごしていました。視線は常に30cmほどの画面を黒目を動かすことも少なく、1点を集中して見ていることが多かったです。まぶたにできるだけ負担をかけない生活を意識私はハードコンタクトを30年ほど使用していますが、ハードコンタクトを20年以上使用している方は眼瞼下垂になる傾向が多いとのことで、私も医師からすぐにソフトコンタクトに変えるようにすすめられました。ハードコンタクトによるまぶたへの負担が大きいそうです。そのほかにも、パソコンやスマホを長時間眺める行為もやはりNGとのこと。しかし、仕事でもプライベートでも生活にはなくてはならない存在なので見ないわけにはいきません。私の場合、乱視がひどくソフトコンタクトでは矯正できないこと、老眼も始まっていてソフトコンタクトでは完全に矯正できないことでかなり悩みましたが、仕方がなく不便な思いをしながらも現在はソフトコンタクトを使用しています。特にお休みの日はなるべく眼鏡で過ごすなど、まぶたに負担をかけないように気を付けています。医師からの助言ではありませんが、自主的にまぶたの筋肉の衰えを防ぐためになるべく目を大きく開ける運動を定期的にしてみたり、スマホの画面を離れて遠くを眺めてみたりしています。効果がどれほどあるかわかりませんが、現在はまだ軽症で済んでいて、手術は受けていません。まとめ私は現在47歳で、年々眼瞼下垂の症状が進んでいる自覚もあります。近い将来、眼瞼下垂の手術を受けることになると思います。眼瞼下垂の手術は美容整形の二重の手術と同じ手術方法なので、もともと奥二重の私はぱっちり二重になるのが違和感があり、少し抵抗がありますがまぶたが開かないのでは仕方ありません。私が眼瞼下垂の診断を受けたのは皮膚科でしたが、皮膚科でも手術はおこなっているそうで、今後も医師に相談しながら、なるべく自然に見える手術をお願いしたいと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/サトウユカ著者/yuka(47歳)夫と大学生の息子と20歳の高齢猫と暮らしている。両親も70代80代となり、介護も始まり毎日家族のために忙しい日々だが、自分の時間も大切にしたいなと思う今日このごろ。
2022年01月29日長年のコンタクトレンズの使用に加え加齢が原因で発症した眼瞼下垂。50歳になったのを機に、思い切って手術して治すことにしました。美容的な気がかりが解消したことで、心も体も軽~くなりました。長年のハードレンズ装着に加齢で眼瞼下垂に眼瞼下垂とは、まぶたが下がってきて見にくくなる病態のこと。大人になってからなる眼瞼下垂のほとんどは加齢の影響によるもの。上まぶたを上げる筋肉の力が弱くなったり、その付着部である腱が弱くなったり、はがれたり、穴が開いたりすることが主な原因。ハードコンタクトレンズを長年つけていたり、眼を開ける器械を使って眼の手術をおこなうと起こりやすい症状だそう※。私、大学生のときからハードコンタクトレンズを使っており、歴は25年以上。おまけに47歳のときに網膜静脈閉塞症になって、目を開けて注射をした経験もあります。最初に目の左右差が気になったのは、運転免許証の更新の際の顔写真がウインクし損ないのような左目になっていることでした。普段は見た目よりも2割増しくらいに上手に撮ってくれるのに「あれ?カメラマンさん変わったのかな?」「この顔で5年間もイヤだな(私ペーパードライバーなので、万年ゴールド免許なのです)」と思いました。もうこの年齢になると、ほとんど自分の写真を撮らないように。だから、他人のせいにしてその後もほとんど気付かず、あまり気にしていなかったんです。※参考サイト: 公益社団法人日本眼科医会眼瞼下垂に悩むかたへ中程度の眼瞼下垂で自覚し、悲観的になるもともと、眼瞼下垂は一朝一夕になるわけではありません。おまけに、毎日見慣れている顔だけに(?)自分自身では微妙な変化に気が付きません。たまに撮る写真で片目ウインク状態が続くことで、「あれ? 最近こんなんばっかだな」と思うように。左右差がひどいと感じたのは、上のまぶたが瞳孔部分にかかるようになったときでした(写真)。そして、一度気になるとトコトン気になるように。周りの人はこの左右差に気付いているのか、左右差を気持ち悪いと思わないのか(夫に聞いたところ、そうだね。たしかに左右差あるねというような軽めの反応でした)……。ネットで調べると、肩凝りや疲れやすくなるとも書いてあり、まさしくそれじゃないかと、更年期や生活習慣で起きる症状もすべて眼瞼下垂に結び付けてしまったりして。何より左右差があることで、主に人に会う仕事をしているのに、人に会いたくなくなるし、自分に自信が持てなくなっていきました。次の章で、手術をした結果についてお伝えします。バランスを重視して両目の手術を決行し改善そこで、かかりつけの眼科医に相談。「たしかに眼瞼下垂の傾向がありますね。症状を治すのであれば手術しかありませんが、手術は保険内でできる可能性があります」とのこと。おまけに、近くに対応してくれる病院が。それも女医さん!(私、女医さんに診てもらうのが第一希望なんですよね。悩みを共感してもらえそうで)。早速行ってきました。私の場合は、まぶたを上げるための筋肉の力が衰えてしまったことが原因だそう。その筋を引き上げて固定する手術が保険内でできるというありがたい提案も。手術時間はわずか1時間程度、その後1週間程度は目が腫れてサングラス生活だけれど、徐々に違和感なく、左右差が解消されるとのこと。でも、左右差を解消するには、両目の手術をしたほうがよりバランスが取れると言うんです。悩みました。悩み抜きましたが、手術をすることに。1週間後抜糸したころは、まぶたに二重のラインをマジックで書いたような状態でしたが(写真上)、手術から1年以上経った現在は、私自身は左右がほとんど気になりません(写真上)。まとめ眼瞼下垂の手術は麻酔が効いているとはいえ、1時間近くかかり、その間まばたきできないし、しんどいにつきました。手術後の自分の目を最初見たときは「うわ~。プチ整形したみたいで、イヤだ~」と思っていましたが、比較的順応性が高い性格なので、すぐに慣れていい感じ。何よりも、他の人に左右の大きさが違う目をどう思われているのかな?という心配もなくなって、人と接するときの雑念が解消されたのは、仕事でも日常生活でもよかったです。なんとなくですが、肩凝りに悩まされる頻度が減り、上がらない片方の目を上げようとすることもなくなったのもうれしかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「えっ!?」角膜再生のためサングラス生活を続けた結果、医師から驚きの声が #アラフィフ雑記帳 4★関連記事:「突然、目に異変が!」視界にポツンと現れた黒い点、私の目に一体何が起きたの?【体験談】★ウーマンカレンダー目のお悩み記事をもっと読む著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2021年11月30日おへそから下がぽっこりと出てしまう“内臓下垂”。「背骨を引っぱる」「骨盤を支える」「太腿を上げる」働きをする大腰筋を鍛えれば、悩みは解消ーー!コロナ太りに悩む読者世代たちの間で、へそから下の“ぽっこり下腹”が気になるという人が続出している。「脂肪太りだけが原因ではありません。内臓が正常の位置よりも下がり、腸が圧迫されて前に突き出て、おなかがせり出してしまっている。“内臓下垂”の可能性があります。人の体は骨格という基礎の上に筋肉の土台があり、その表面を脂肪が覆っています。ホルモンの分泌量や活動量が減ってくる40代以降になると、下腹部やお尻、太ももに脂肪がつきやすくなってきて、さらに筋肉が衰えてきますと、筋肉や骨格によって支えられて機能している内臓が正しい位置を保てなくなり、下がってくるのです」そう指摘するのは、骨格筋評論家で日本体育大学体育学部准教授の岡田隆先生。とくに、背骨と大腿骨をつなぐ「大腰筋」など、おなかまわりの筋肉が衰えると内臓下垂が起きやすく、姿勢が悪い人ほど“ぽっこり下腹”が目立ってくるという。おなかまわりの筋肉がどれだけ衰えているか、次のチェックリストで確認しよう。【“大腰筋”衰え度チェック】□ 椅子に座るとき、浅く腰掛けることが多い□ ウエストより下腹が気になる□ 人より歩く速度が遅め□ 便秘に悩んでいる□ 平らなところでつまずくことが多い□ お尻のボリュームがなく、ぺたんと扁平気味□ どちらかというとネコ背□ 夏でも冬でも、冷え性に悩んでいる□ 肩こりがひどいタイプだ□ 階段を上がると足腰がひどく疲れる5個以上チェックが付いた人は、おなかやせメインの筋肉の1つ、大腰筋を鍛えるエクササイズにトライしよう。今回特別に岡田先生に教えてもらったのは次の2つだ。【スタンディングニーアップ】(1)背筋を伸ばして立ち、目の前に軽く握りこぶしを作る。(2)左の太ももをフーッと強く息を吐きながら上げて、体をねじる。右のひじと左脚のひざをタッチするまで引き上げる。(3)今度は反対に、右の太ももを息を吐きながら上げて体をねじる。左のひじと右脚のひざをタッチするまで引き上げる。【シッティングニーアップ】(1)椅子に浅く座り背筋を伸ばす。手を胸の前でクロスする。視線は斜め下を。(2)ひざを真上に上げきる。上げきったところで一呼吸、1〜2秒止める。足を静かに下ろす。(3)もう片方の脚のひざを真上に上げきり、1〜2秒止める。また足を静かに下ろす。※背中が丸まったり、体が傾かないよう注意を。「おなかまわりの筋肉はエクササイズで鍛えることができます。おうちでテレビを見ながら、スキマ時間でできる簡単な運動です。1回左右交互に15回ずつ、“少しキツイ”と感じるくらい力を入れてやると効果がアップします」食後と入浴後の30分間は、運動を避けるようにすればいつでもOK。1日10分、2週間ほど続けると体に変化が出てくるという。ふだんの生活でも、靴下をはくときに背筋を伸ばして高くひざを持ち上げるだけでも筋トレ効果があるという。そして、骨盤を立てて座るように心がけると、姿勢の悪さが解消してくる。エクササイズを続けながら悪い姿勢をリセットして、下腹をスッキリさせよう!「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月26日名古屋大学(名大)と理化学研究所(理研)は1月15日、ヒトES細胞から下垂体ホルモン産生細胞を分化誘導することに成功したと発表した。同成果は同大大学院医学系研究科糖尿病・内分泌内科の須賀英隆 助教および、理研多細胞システム形成研究センター器官誘導研究チームの辻孝 チームリーダー、大曽根親文 リサーチアソシエイト、同センター立体組織形成研究チームの永樂元次 チームリーダーらの研究グループによるもの。1月14日(米国東部時間)の英科学誌「Nature Communicaitons」に掲載された。下垂体はさまざまなホルモンを分泌する器官で、成人で1cm程度と小さいが、全身の恒常性を保つために大きな役割を果たしていることで知られる。下垂体が機能しなくなると血圧低下や電解質異常、基礎代謝の低下、不妊など、欠乏したホルモンに応じて重い症状が発生する。同研究グループは2011年にマウスのES細胞から下垂体組織を作ることに成功しており、今回の研究ではその時に用いられた培養技術を改良・発展させることでヒトES細胞から、下垂体のもととなる下垂体原基を試験管内で作ることに成功した。さらに、数週間に渡る長期培養方法を開発し、成熟した下垂体ホルモン産生細胞を誘導することができた。作製したホルモン産生細胞は、生体内の下垂体細胞と同様にホルモンを分泌し、下垂体の機能を失ったマウスに移植すると生存率が著しく向上するなど、治療効果も確認された。同成果は今後、下垂体機能不全に対する再生医療への応用が期待されるとともに、ヒトの下垂体発生のモデルとしての利用や、疾患特異的iPS細胞を用いた下垂体疾患モデルとしての応用も見込まれており、新規薬剤の開発にも役立つと考えられている。
2016年01月16日あなたは夜寝るときに、ブラジャーを着けていますか?実は寝るときにノーブラだと、バストの下垂をもたらす危険性があると言われているのです。バストの下垂と聞くと、お年寄りを思い浮かべてしまいますが、実はバストの下垂は20代後半から始まっているそう。特に、バストの大きい人は20代前半から要注意です。締め付け感のないブラジャーでバストをサポート!日中用のブラジャーには、バストの位置をキープするという本来の機能のほかに、バストを美しく見せるための補整力があります。補整力があるブラジャーにはどうしても締め付け感があるので、就寝時につけるのはおすすめしません。そこでおすすめなのが、夜専用ブラジャーです。下着コンシェルジュの山田奈央子さんによると、夜専用ブラジャーとは伸縮性が高いスポーツブラのようにカップはついているもののワイヤーがなく、程よくバストを支える夜用下着のこと。寝返りをしたときに、バストが左右上下に流れるのを防止してくれます。特にバストが大きい人には、「バスト全体をサポート」「バストの横流れをサポート」とうたっているものを選ぶのがおすすめとのこと。こだわりたいサイズと素材選び夜専用ブラジャー選びのポイントは、「寝返りをしたときに、窮屈でないサイズであること」。締め付け感があると、睡眠の邪魔になり眠りの質を低下させかねません。より快適な着け心地を求めるなら、普段使っているもののワンサイズ上のサイズにするのもいいそうです。また、より快適な眠りのためには、素材選びにもこだわりましょう。おすすめは、肌に優しく着け心地もサラっとした綿などの天然素材。天然素材なら寝ているときにかいた汗もしっかり吸収し、あせもやかぶれを防いでくれます。バストのお肌はデリケート。優しく包み込んでくれる素材を選ぶのがポイントです。睡眠中もかわいくありたい! そんな女子の夢を叶えるデザインわざわざ寝るとき用にブラジャーを買うのは……という方は、スポーツブラでもOKです。スポーツブラならワイヤーが入っていないので、バストを締め付けることはありません。とはいえ、スポーツブラではちょっと味気ないという声もありますよね。山田さんによると、ワコール、キッドブルー、ツモリチサトなどのブランドでは、オシャレな夜専用ブラジャーが販売されているそうです。実際に、女性に人気のサンリオのキャラクター柄やお花柄などかわいいデザインのものがたくさんあります。お気に入りのデザインのものを身に着けるだけで、気分が少しあがりますよね。未来の自分のためにも、今夜から夜専用ブラジャーを使ってみませんか?photo by pixabay
2015年07月04日バストの下垂を気にする人に役立つ、「バストの下垂」の調査結果は?トレンド総研は現在の女性について「バストの下垂」の調査を実施し公表した。調査対象は20歳代~40歳代女性500名で、調査の方法はインターネット。最近バストが下がってきたと感じる人に役立つ調査結果と専門家のアドバイスを知ることができるので、気になる人は参考にしてみてはいかが。最初に「20歳代と比較してバストが下がってきたと感じるか?」の質問では、62%の人が【感じたことがある】と答え、【感じたことがない】を選んだ人は38%である。次にバストが下がってきたと認識している人を対象として、「バストが下がってきたことによって、生じた変化は?」とたずねると、【ボディが衰えてみえるようになったと感じる】が一番多い。以下は【水着になりたくなくなった】【タイトな服が似合わなくなったと感じる】、【ブラのサイズが小さくなった】などが上位にランクインされた。バストのケアはいつから?さらに「バストが下がる前からバストケアをした方が良いと思うか?」について、81%の人は【思う】と答えている。同サイトの専門家によれば、バストの下垂を防ぐために大事なポイントは【大胸筋の強化】【バストの揺れの制御】、さらに【機能の高いバスト下垂制御ブラ】だという。もう手遅れと思わないでバストケアをすぐ始め、各人が実践しやすい方法で、継続できるバストケアに取り組むことが大切なようだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・トレンド総研 プレスリリース (アットプレスニュース)・トレンド総研
2015年04月08日耳慣れない人も多い「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。眼瞼下垂とは、目が十分に開きにくい状態のことです。先天的に、この症状をもつ人もいます。ただ、なかには眼瞼下垂を睡眠不足だと勘違いしている人もいます。反対に、眼瞼下垂が睡眠障害を招くこともあるようです。眼瞼下垂と睡眠の関係性に迫ります。眼瞼下垂で起こりうる症状とは!?眼瞼下垂は目が開きにくく視界が狭まるので、肩や頭に力が入ります。常に筋肉が緊張しているような状態なので、肩から首、背中などが張っているような感覚を受けます。緊張性頭痛や偏頭痛と呼ばれている症例のうち、眼瞼下垂が原因と思われるものも少なくないようです。気分が落ち込んだり、わけもわからずイライラしたりするなどの気分障害も起こり得ます。目や顔の片面がピキピキと痙攣することも多いかもしれません。さまざまな症状が合併して起こるのが眼瞼下垂。「なんとなく調子が悪い」で済ませてしまっているケースも多々ありそうです。眼瞼下垂が睡眠に及ぼす影響とは?眼瞼下垂は眠りにも大きな影響を与えることがわかっています。寝ても起きても疲れている感覚が抜けないことから、寝つきが悪くなってしまうのです。やっと入眠しても、ストレスを溜めやすい状態が続いているので、眠りが浅かったりグッタリするような夢を見続けたりしてしまいます。そのため、「眠った気がしない」と感じる人も多いようです。さらに、眼が開きにくいため、昼間眠気を感じる人もとても多いです。仕事中に居眠りをしてしまったり、常に倦怠感のような眠気を感じたりしてしまいます。また眼瞼下垂から自律神経失調症などを引き起こす場合もあり、そうすると一層、夜眠くなり朝目覚めるという人間の正常な活動がしにくくなっていきます。夜寝つけないのに、昼間は眠気がとれないという人は、眼瞼下垂を疑ってお医者さんに相談してみてもよいでしょう。眼瞼下垂と向き合いながら快適な生活や睡眠を実現するにはどうしたら良いか眼瞼下垂はコンタクトで目を酷使することで起こることもあります。ちょっと疲れているな……という日には、メガネに替えてみるとよいでしょう。目をこすることもNG。特に女性はメイクを落とすときにゴシゴシと目をこすってしまいがち。顔を洗うときはそっと撫でるように目の周辺を洗うことが大切です。パソコンやスマートフォンを見て目を使い続けることも眼瞼下垂を引き起こす原因です。目が疲れているな……と感じたら、画面から目を離しましょう。眼瞼下垂で悩む方は美容整形外科などで、瞼の手術をするという方法があります。瞼のたるみを除去するのです。これにより症状が改善する例は少なくありません。メスを入れるのは怖い……という人は、白目をむくように目線を上げる訓練をしましょう。眼瞼下垂は目の筋肉の衰えから起こるので、その衰えた筋肉を鍛えるのです。10秒間視線を上げます。これを1日3セット続けましょう。また、ギュッと目をつぶって、パッと開くことを繰り返すのも有効です。疲れ目対策や、痙攣を緩和させる役割も担います。これも1日3回行いましょう。瞼の筋肉を鍛え、さらに緊張をほぐすことが自分でできる対策です。Photo by Dylan H.
2015年04月01日*画像はニュースリリースより20歳~44歳の女性を対象に「女性のバストの下垂に関する意識」調査を実施ワコールは、皮膚と乳腺の間で網の目(メッシュワーク)のように広がりながらバストを形成し、バストの下垂に大きく関係のある「クーパー靭帯」の重要性を伝えるために制定した「クーパー靭帯の日」(ワコールが2010年に制定)である9月8日を前に、全国の20歳~44歳の有職者の女性1,000名を対象に、「女性のバストの下垂に関する意識」についてインターネットによるアンケート調査を実施した。調査の結果から、8割以上がバストラインを気にしていること、特にバストの下垂が気になっていること、また、バストの揺れが下垂の要因のひとつであることを知らない人も6割近くいるという情報不足の実態が明らかになったとしている。「今」と「今後」のバストラインで最も気になるのは「バストの下垂」調査結果によると、今の自分のバストラインが気になる女性が80.9%、また、今後の自分のバストラインが気になる女性が86.2%と、「今」と「今後」のバストラインが気になる女性は、8 割以上で、「今」よりも「今後」のバストラインを気にする女性が多いことがわかった。また、バストラインで気になることを聞いてみると、今の自分のバストラインが気になると答えた人・今後の自分のバストラインが気になると答えた人、それぞれ最も多かったのが「バストの下垂」(50.3%・62.3%)で、続いて「サイズ」(45.6%・41.4%)、「バストが横に流れる」(35.0%・37.8%)。今の自分のバストラインが気になる女性の約2人に1人がバストの下垂を気にしている。下垂が気になるが、何も対策をしていない女性が約3割「バストの下垂」を気にしていると、選択した人に「バストの下垂対策として行っていること」を聞いたところ、「姿勢をよくする」(40.3%)、「ブラジャーを購入する度に採寸・試着して体にあったブラジャーを選ぶ」(39.7%)、「胸筋を鍛えるポーズ・エクササイズをする」(29.7%)という行動をとっている女性が多く、一方で「特に何も対策をしていない」が30.9%と、約3人に1人は下垂は気になっているものの、何も対策をとっていない。また、「バストの下垂」に影響を与える要因のひとつに「バストの揺れ」が関係することを知っているのかを聞いてみたところ、「知らない」が 58.2%と、バストの下垂に対して意識が高い一方、約6割の女性が「バストの揺れと下垂」の関係について知らないという情報不足の実態も明らかになったとしている。【参考】ワコールニュースリリース“クレオパトラ”や“オードリー・ヘップバーン”など世界に名を残す美女たちが愛用していたという美肌成分とは?(9月1日)元の記事を読む
2013年09月04日