福井県の特産品と観光情報をPRするイベント「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」が11月18日(土)、19日(日)に、東京都新宿区神楽坂通り(メイン会場:赤城神社境内)にて開催されます。福井県および若狭湾観光連盟が開催し、今回で10周年となるこのイベント。今年は、初めてキッチンカーによる「いちほまれ」の炊き出し・試食コーナーが登場します。「いちほまれ」は「コシヒカリ発祥の地」として知られる福井が持てる技術の粋を尽くし、約6年の歳月を掛けて開発した新ブランド米。絹のような白さと艶、口に広がる優しい甘さ、粒感と粘りの調和が特徴でコシヒカリの後継米として、福井県農業試験場で開発されました。会場では越前がにや鯖のへしこ、焼き鯖寿司、若狭ぐじ、小鯛の笹漬けなど日本海で獲れる魚介類を使った逸品や、福井特産の「紅さし梅」を使った、福井県若狭「エコファームみかた」の梅酒「BENICHU」、人気の若狭塗箸など福井県が誇る品々の試食・販売も展開。そのほかにも神楽坂周辺の9店では福井県の食材をふんだんに使った特別メニューをワンコインで食べられる「越前・若狭ランチ」を数量限定で提供されます。来年の幕末明治福井150年博プレ展として、幕末から明治にかけて新しい時代を切り拓いた福井県ゆかりの先人の功績等も紹介するコーナーや19日の午後には時代衣装を身に着けた総勢24人が神楽坂通りを練り歩く「小浜藩酒井大老登城行列」といったイベントも。そのほかにも、福井恐竜博物館からやってくるトリケラトプスの頭蓋が見られたり、空中散歩が楽しめる360度VR映像子どもたちが楽しめたりと、親子で楽しめる盛りだくさんの内容です。週末は神楽坂で、越前・若狭の魅力を堪能してみては?1.日時:平成29年11月18日(土)・19日(日) 午前11時~午後5時(雨天決行)2.場所:東京都新宿区神楽坂通り(メイン会場:赤城神社境内)3.内容・キッチンカーによる「いちほまれ」試食会・越前・若狭の特産品 試食・販売会・幕末明治福井150年博プレ展・「小浜藩酒井大老登城行列」の神楽坂行進(19日)・ふくい空中散歩360°VR映像コーナー・世界の標準時計「水月湖年稿」の紹介・大型恐竜トリケラトプスの頭骨化石の展示・若狭路浪漫教室(“鯖のへしこ料理教室")(18日、19日両日 13:00~、15:30~各回15名 参加費500円)
2017年11月10日アニメーションの歴史に輝く不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」。中でも日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフに、その壮絶なる物語を新たな解釈と装いで現代に甦らせた完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』。全七章で綴られる本作の第三章「純愛編」が10月14日(土)より劇場上映&デジタルセル版配信が同時スタートするのに先駆け、主人公・古代進を演じる声優の小野大輔と、シリーズ構成・福井晴敏の対談インタビューが届いた。■あらすじ第十一番惑星の岩塊に埋もれたヤマトの頭上に、おびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着する。波動砲を封印したいまのヤマトには為す術がない。逡巡の末に、古代が取った道とは――。苦難の連続で追い詰められた古代を見かね、ヤマトに密航していた雪が姿を現したところで、事態が好転することはない。必要に駆られ、惑星シュトラバーゼへと立ち寄ったヤマトを、二つの巨大な罠が襲う。ガミラスに革命を促さんとする反乱軍は、なぜヤマトを待ち構えていたかのようにシュトラバーゼを襲撃したのか。その混乱の中、古代はアケーリアス文明の遺跡の中でガトランティスの意思を体現する男と対面を果たしていた。宇宙の真理として絶対的な“愛”を説く男は、「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫るのだが――!?■小野大輔、福井晴敏氏の言葉で「タガがはずれました」ヤマトのピンチで幕を下ろした第二章。続く第三章では、ヤマトが波動砲を使うのか決断が迫られると、福井氏は語る。「古代にとって波動砲を撃つという行為は魂に対する裏切りになる。自分の魂、沖田さんの魂、そして地球の恩人であるスターシャに対してもそうです。彼が何を納得して、あるいは納得できずに引き金を引くのかどうか…そこがまず最初の見どころになってくると思います」。主演の小野さんも“決断”については想いが深いようで「古代は幾度も選択を迫られていますが、第三章は特に『古代、選べ!』となっていて、そこはずっとつらかったですね。演者としても一個人としても、古代の気持ちになるとかわいそうで仕方がない。本当に福井さんは酷い人だと思います(笑)」と心境を吐露した。そんな第三章で注目すべきは“キーマン”だという。小野さんは「キーマンはクールで俯瞰的に物事を見ている人なので、納得のいくセリフが多くありました」「古代の背中を押すような部分もあるし、ヤマトに寄り添って大事なものが見えている人なのかな」と分析すると、福井氏は「たとえば企業の問題点も、内部の人間よりも外からやってきた協力会社の人のほうがわかるわけです。ただ、わかっていても、言うか言わないか、という選択がある。キーマンは言ってしまいます。あの立場にいる人物としては迂闊なことなはずだけれども、彼は愛せる人だし人情家ですね」。クラウス・キーマン役を演じるのは、小野さんと共演作も多い声優・神谷浩史。小野さんはアフレコ時に神谷さんについて深く印象に残ったシーンがあったよう。「キーマンはひとことで言えば『暗躍しているんじゃない?』と思える人物です。ですから先のことをわかっていないと演じられない役柄だと思うんです。それで神谷さんが、福井さんに熱心に質問をしていたことが印象的でした。アフレコブースを出てまで質問をしていました。それが、『俺は知りたいんだ』と行動するキーマンの役柄然としていたし、現場の士気を高めるファクターにもなっていました」。一方の小野さんは、演じていて「古代がここまで自信をなくしてしまっていいのか?」と悩むシーンもあったという。手を差し伸べてたのは福井氏だ。「福井さんがアフレコに来てくださって、『迷っていいです。情けないくらいやっていいです』と言われたので、タガがはずれました。古代って、こんなに泣くかなと思ったのですが、思い出してみれば『2199』の最後で、みっともないくらい泣いているんですよね。彼のメンタリティは、衝動が発露したときはなりふり構わない部分も持ち合わせているんですよ」。福井氏は「キーマンともう一人、ズォーダーも注目です」と明かし、「ガトランティスがどのような敵なのかがわかってくる。圧倒的に強大な敵という存在ですが、何がどのように人類に脅威なのか?これが見えてきます。人間ともガミラスともまったく違う存在が、『愛』を外側から見て嗤う、忌み嫌うのですが、逆に言えば、愛を外から見ている彼らだからこそ、愛について語れる部分があるわけです」と解説。■サブタイトル「純愛」は皮肉なタイトル!?“愛”が持つ多面性そう、本シリーズは“愛”が大きく関わってる。第三章では特にサブタイトルが「純愛」となっているが、それが意味するところとは?「愛というのは、それこそ『愛は地球を救う』であって、輝かしい部分もあるのですが、反面こわいものも含んでいます」と持論を語る福井氏。「世界を見渡せばさまざまな事件が起きていますが、それも間違いなく愛のもとでやっているわけです。でも『そういうことじゃない、愛する人のためだけで人間はいいのではないか?』と言っていたのが『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』だった。しかしその、愛する人のためということも、結局はエゴに転換してしまうのではないか?第三章『純愛篇』は愛の輝かしい部分を描いていますが、今後は愛の暗い部分も出てくることになると思います。その両面を描くことが大事なのです」「第三章はその所信表明みたいな回ですね。そういう意味では、実はちょっと皮肉なタイトルです」。「違う愛も描くからこその、この時点での『純愛篇』となると、僕=古代としてはつらいなあと思いました(笑)」と率直に明かす小野さん。「ただ、古代としての愛の表現や生き方は、僕は共感ができています。人が好きとか、何かが好きというのは突き詰めていくと理屈ではないと思っていて、理由は後付け。それを俯瞰して問いかけてくる存在も必要だとは思うのですが、ただそれに対してはやっぱり、理屈抜きで『俺は好きなんだ』って、胸を張って言えるかなと思います」。■見どころは“芝居”!「生々しいまでの生を感じて」最後に「第三章の一番の見どころは?」と問われると、二人とも共通する考えを抱いていてることが分かった。福井氏は「今回の章は『芝居』ですね。役者さんの芝居をすごく粘って録っています。絵も、実は相当リテイクがあって、熱を入れて描き直しなどが行われています。もちろんヤマトらしいメカのアクションやスペクタクルもあるのですが『アニメーションってこれくらい突っ込めるんだ』というところの一端を見ていただけるといいなと思います」。「ストーリーとしても、方向が見えてきます。第二章までの『2202』は『2199』の続きであり、『さらば』かもしれないし『2』かもしれないしという、言ってみれば三要素の中の複雑な経路をどうやって渡っていくのか?という答え合わせをしてきた部分がありました。第三章からは、それらがクリアできたのはわかったけれど、どこに向かうの?という部分が、初めてちょっと明らかになるのかなというところですね」。「福井さんに『芝居』とおっしゃっていただけましたし、僕もそこなんだなと実は思っていて」と続ける小野さん。「完成直前の映像を見てゾクゾクしたんです。生の感情がそこにある気がして。ヤマトはSFアニメですが、やっぱり生きているなって思える映像でした。生々しいまでの生を感じていただきたい。そこにはやっぱりアニメーションを作るすべてのスタッフさんたちの技術と、『好き』という“想い”が詰まっていますので、みなさんにも感じていただければと思います」。(text:cinemacafe.net)
2017年10月13日「カツ丼といえばソースカツ丼やのぉ」が福井県のそれまでの日常。ある日、友人の「なんで醤油カツ丼作らないの?」というひと言に触発された大野市の老舗「野村醤油」の野村社長。専用タレの開発に着手し、’10年にあっさり味の「醤油カツ丼」別名“SK”が誕生、野村さんほか野菜ソムリエなどの“醤油カツ丼好き”が集まり「世界醤油カツ丼機構」を結成。SNSなどで情報が広がり、今では大野市をはじめ約50店舗のメニューに加わった。 醤油カツ丼の“掟”は、1.県内産醤油を使った醤油カツ丼のタレを使う。2.カツを盛る。3.野菜を盛る。「各店、野菜の種類や調理法を工夫して、独創性あふれる醤油カツ丼が生まれたんやざ〜」と、野村さん。新メイブツ・醤油カツ丼を食べてみたいけど……あの、ソースカツ丼も“SK”じゃないの? 福井県民が40年近く愛し、県外に移住した人にとっては望郷の思いが詰まった「さわやかメロン」。かき氷のシロップのような甘い香りで、子どもでも飲みやすい微発泡の甘いメロン味のサイダー。福井出身者いわく「のど越しすっきりで、懐かしい味やざ〜」。時代とともに瓶からペットボトルに変わったが、昔を懐かしむ声に応え、瓶入りが復活。地元で「さわやか」と言えば、この定番人気のメロン味を指すのだそう。こちらはさしずめ、“SM”ですか?
2017年04月24日『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした前作『宇宙戦艦ヤマト2199』は、多くのヤマトファンを満足させるに十分な内容だったが、同時に、彼らはこうも思っていたはずだ――「“さらば”もリメイクするのだろうか?」と。その答えが、続編となる完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』である。1978年に日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフとして、新たな解釈のもとに書き下ろされた物語だ。主人公・古代進を演じる小野大輔と、その親友であり航海長の島大介を演じる鈴村健一は、新シリーズの制作決定を聞いてなにを思ったのだろうか。小野:前作の『宇宙戦艦ヤマト2199』で、旅を終えたという達成感と、やりきったという感覚がありましたので…また旅に出るということで、実は僕は「なんのために旅をするんだろう?」と不思議な気分でした。「なんのために戦うんだろう? なんのために艦に乗るんだろう?」と。でも、始まるのは嬉しかったです。鈴村:僕は「いよいよきたな」と思いました。『宇宙戦艦ヤマト2199』が始まったときから、僕のまわりのヤマトファンは「“さらば”はいつやるんだ?」と言っていたくらい期待値が高い傑作ですから。それがいよいよ始まるということで、注目度も高いですし、やっと「始まります!」と言えるなあと思うと嬉しかったですね。すごく嬉しい出来事だなあと思いました。■古代と島、想いは違っていても変わらない関係古代のことを「自分で決めたことを最後まで貫き通す力強さがある、とてつもないヒーロー」と評する鈴村さんと、島のことを「実務的にも精神的にも、島が居ないと艦が進まない、居ると安心する存在」と評する小野さんだが、第一章で登場する古代と島の距離は、物理的にも精神的にも、前作に比べて少し離れたところから始まっているという難しさがあった。小野:一話目で、古代が乗っている艦に島が居ないんですよね。「なんで居ないんだろう?」って不安でした。「島はどこに居るんですか?」ってスタッフさんにも聞いたくらいで(笑)。だから、再会できたことは純粋に嬉しかったですし、そのなかでも…単なる友情だけじゃなくて、いま置かれている状況を考えて、「森くん(古代の婚約者)はどうするんだ?」って言ってくれる…3年経ってもその関係性は「やっぱり変わってないな。島と古代だな」と思って、二話目にしてじーんときましたね(笑)。嬉しかったです。鈴村:僕も同意見ですね。第一章に関して言えば、古代が選ぶ道と島の選ぶ道がズレているんですけど、それでも…静かにそれぞれの道を歩むのではなく、ちゃんと交差点があるんですよね。古代との会話で、お互いの気持ちをぶつけ合うシーンがあって…古代が情熱的に「発進しようよヤマトを、すぐにでも!」みたいに、鼻息荒く言ってきて(笑)。小野:はははは(笑)。鈴村:それを島が「現実ってものがあるだろう」と。しかも「森くんのことを考えろ」って…そう言ってあげられるのは、やっぱり島しかいなくて。たとえば僕らの日常生活において、「俺、会社を辞めて独立しようと思うんだ」って言ったときに、「いや、奥さんのことも考えてあげなさい」って言ってくれる人っていうのは(笑)、相当だと思うんですよね。とてつもなく関係値が深い人。小野:うんうん、親友ですよね。鈴村:だから、島と古代の関係っていうのは本当に素敵だなあと思いますね。■さまざまなカタチで描かれる「愛」の物語に期待先述したとおり、今作は『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』に新たな解釈がなされている。キーワードとなるのは「愛」――シリーズ構成を務める福井晴敏が「“愛”という言葉を、人間性を象徴するひとつの言葉ととらえて、どんな実写映画よりもきちんと人間を描いているという自負はある」と語るように、今作にはさまざまな愛のカタチが前作以上に描かれている。それらは物語にどのような効果をもたらすのだろうか。鈴村:リアリティが増しますよね。人の営みには、愛というものが必ず付いてくるので。戦争や政治劇においても、人として生きているバックボーンが必ず存在するはずなんです。それは恋愛に関わらず、友情もそうでしょうし…誰かと関わることで生まれるもので、それがあることでキャラクターが浮き彫りになる。今回の『2202』だけでなく『2199』も含めて、そういったものをさりげなく描いているのがいいなあと思います。まあ前回は古代がモテすぎですけどね(笑)。小野:はははは(笑)。違うんですよ、島がモテなさすぎなんですよ(笑)。鈴村:そう、そこだけが僕は不満なんですけど(笑)。でもやっぱり、あれだけの使命をまとって生きていく人間のモチベーションってどこにあるかというと、誰かのためだったり、当然自分のためであるべきだと思うんですよね。それは「誰かと一緒に居たい」という気持ちを考えると、必然的とすら思います。小野:本当にね…異星人とだってわかり合えるんです。『2199』のときも、古代はガミラスの対地球外交官とわかり合っていたんですよね…けっこう強引に(笑)。だから、ここで言う「愛」って、わかり合うことなのかなと思って。そういう意味での愛が、いろんなカタチで描かれていくんだろうなと思うんですよね。タイトルも「愛の戦士たち」になっていますし…今回は島にモテてほしいなあ(笑)。鈴村:はははは(笑)。僕も切に願うよ(笑)。■ヤマトのクルーが再び旅に出る理由とは?第一章でカギとなるのは、イスカンダルから地球に帰還したのち解散していたヤマトの乗組員たちが、まったく同じタイミングで幻を見るという出来事だ。古代は沖田艦長を、島は亡き父親を幻のなかに見るわけだが、その原因を探ることを目的に、物語は第二章へと続いていく。その印象的なシーンには、果たしてどのような意味が含まれているのだろうか。小野:幻には、自分の人生のなかでいちばん関わりが深い、つながっている人が出てくるんでしょうね、きっと。つまり、記憶ということですよね。記憶って、人が生きていくうえで…生きる原動力のひとつになる、拠り所にする部分だと思うんですよね。記憶がないと、生きてきた積み重ねができないことになるので。それが見えたということは、あのシーンって…ヤマトのクルーが「生きている」、「人と関わり合っている」、「歴史がある」っていうことを象徴しているような気が…僕はしました。すごく、生きている感じがしましたね。鈴村:そうだね。僕らもまだ幻の正体はわからないから、想像するしかないんだけど…ヤマトはやっぱり、なにかを救う物語だと思うから。『2199』は「地球を救う」という大きな使命があったけど、『2202』に関しては、「自らを救う」というようなイメージがあるのかなあという気がしていて。小野:そうか…なるほど。鈴村:幻に出てきた人は…島は亡くなったお父さんでしたけど、自分の暮らしや、日常につながっている人たちなんですよね。そのことを考えると…今回も強い敵が現れて地球が危なくなるのであれば、大義名分として「地球を救う」というのがあるかもしれませんが、じゃあなんのためにそれを行なうのか?と紐解いていくと、「自分を救うために生きている」というのが本質だと思うんですよね。だから、今回見えた幻には、そういうものが表現されているのかなあ?って勝手に思いましたが、その正体は僕にもわかりません(笑)。小野:それを追い求めていくって、なんだかロマンがありますよね。「自分とはなにか?」を確認しに行くという意味もあって。それを知るために、地球とガミラスをつなぐ大使に会いに行くところから始まりますから…たしかに、鈴村さんの言うとおり、自分を救うためっていうのがあるんだろうなあ。鈴村:ひいては、全てのためにつながるっていうのがね。自分のためになにかをするってことは、誰かのためでもあるっていうことにつながっていくって考えるとおもしろいよね。小野:より明確になりますね。僕…さっき言ったように、「なぜこの艦で旅に出るんだろう?」って思っていた部分があったんですけど、それを探しに行くんじゃないですかね、ヤマトのクルーたちは。「なぜ生きているのか」とか「なにが使命なのか」とかを探しに…。■期待を裏切らない熱い物語に、ともに乗船してほしい2話からなる第一章について語るだけでも、これほどまでに深く、熱くなってしまう。宇宙戦艦ヤマトというのは、昔もいまもそういう作品だ。全七章で描かれる『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の物語はまだ始まったばかり。最後に意気込みを聞かせてもらった。小野:僕らは年齢的に“ヤマト世代”と言われる方々の後の世代だと思うんですよね。だからこそ、いま改めて「ヤマトは本当におもしろい」と感じています。そして、普遍だなあと思うんですよね。先ほど「愛」の話もしましたけれど、どの時代に描いたとしても変わらない魂というか…老若男女問わず、誰しもが魂を震わせるような、とても熱い物語だなあと改めて感じています。次の世代にその熱さを伝えていくためにも、またこの艦に乗り込みたいと思いますので、みなさんもぜひ一緒に乗っていただければと思います。鈴村:みなさんが期待していた『2199』の続編ということで、すごく注目されていると思いますが…少なくとも第一章を観た感じ、その期待をまったく裏切らない、おもしろいものになっています。前作以上に人間関係が丁寧に描かれていて、全てが未来につながっていくような作劇になっているので、「この人たちはこの後どうなっていくんだろう?」、「この人たちがどう関わっていくんだろう?」とワクワクしますね。オールドファンの方も、前作を観た方も、期待を持って観てもらえるし、いままでヤマトを知らなかった人も…すごく重厚な人間ドラマ、いまの現代にぴったりな群像劇を描いていると思うので、楽しめると思います。(text:とみた まい)
2017年02月22日「進撃の巨人」リヴァイ役のような低音の鋭い声色から、「夏目友人帳」夏目貴志役のような透き通った好青年の声、はたまた「おそ松さん」松野チョロ松のようなコメディトーンから「デュラララ!!」シリーズ折原臨也役のようなミステリアスボイスまで…幅広い声色でさまざまな役を魅力的に演じる声優・神谷浩史。その声をTVアニメから聞かないクールは無いほどの超人気声優の彼が、日本SFアニメ史の始祖にして不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」新シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』に出演が決定。この度、本作出演への想いを明かしたオフィシャルインタビューが到着した。2013年4月~9月、全国にて放送され大ヒットを記録したTVアニメシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」。あれから3年――多くのヤマトファン待望の新シリーズが全七章で描かれる。モチーフとなるのは、1978年に公開され、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』。脚本は、『亡国のイージス』の原作や『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のストーリーを手掛けた福井晴敏が担当。壮絶なる物語が、新たな解釈と装いで現代に蘇る。そんな大作の始まりを告げる“第一章”となる本作。神谷さんは「非常に大きいタイトルですし、決まればいいなと思っていました。ただ、一つの役に対して一人にしかチャンスがない訳ですし、自分も複数いる候補者の中の一人という認識ではありました。そんなある日、マネージャーから電話が掛かってきて、神谷君で決まりましたという連絡を頂いて。なかなか年に何回も嬉しい連絡を頂けるということはないので、非常にこれはありがたいことだなと素直に思いましたね」と出演への喜びを明かす。神谷さんが演じるのは、旧作に登場しない完全オリジナルキャラクターのクラウス・キーマン。ガミラス帝国地球駐在武官であり、バレルの命を受け、ヤマトクルーの動向を調査する。身体能力に秀でており、パイロットとしての技量も一流。普段は無口だが、たまに口を開くと歯に衣着せぬ毒を吐くという。その名の通り、今後の物語の“キーマン”となる存在のようだが、「キーマンは福井版ヤマトというか、福井さんが係るヤマトを象徴するキャラクターになるのかもしれない」と感じたそう。「福井さんの意思がすごく色濃く反映されたキャラクターになるのではないかと思っているので、気合を入れて臨んでいきたいと思います」と意気込みを寄せる。前作『2199』から続投しているキャストが多い中、新たに加わった神谷さん。アフレコ現場の雰囲気を「ベテランの方たちが非常に多い現場」と感じたそうで、「ベテランの方がいて、小野大輔という中堅どころが主役を演じて、新人の子もいる、非常にバランスの取れた現場だなと思いました。やっぱりベテランの方々のお芝居はとても迫力があって、存在感があるんです。そこにどう絡んでいこうか、どういう風にお芝居でセリフを戦わせていこうか、緊張感もある中で、非常にやりがいを感じる現場でしたね。あと、個人的な感想としては『2199』を全話観ているので、『あっ、本物の人たちがいる』ってちょっと思いました(笑)。僕は『2199』は全く絡んでいないので、ある意味、一人のファンとしてアフレコを楽しんでいましたね」。主演の小野さんとは共演作も多く、ラジオ番組でも共にパーソナリティーを務める間柄だが、「第1話のストーリーに関しては、小野(大輔)君と別の仕事で一緒になる機会がたまたまあったので、第1話はどんな感じだったのか話を聞いたりして第2話の台本に臨めた」とエピソードを述懐。実は、神谷さんが登場するのは、第一章の第2話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」からで「どんな繋がりでここ(第2話)まで辿り着いているのかなっていうのが気になっていて。尚かつ、今回は『2199』の続編ということなので、『2199』を全部観た状態で第2話の台本には辿り着いているんですけど、その間にテレビシリーズの総集編と新作の劇場版があるんです。まだその時は新作の劇場版を観ていなかったので、一体何が起こったんだと(笑)。テレビシリーズを全部観たはずなのに話が繋がっていないということにちょっと驚きまして、これは参ったなと(笑)」。大作への途中参戦ならではの苦労もあったようだ。本作の台本を読んだ神谷さんが「ここから物語が始まるんだろうなという感じが猛烈に漂っていて」と印象を語るように、まさに壮大な物語が始まろうとしている、『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』。「ヤマトシリーズを観たことがないから…」と敬遠することなかれ。「(『ヤマト』の)主題歌の1番の歌詞だけでも知っていれば、前作『2199』のストーリーを知っていることになるんです。細かい部分や感じるものは違うかもしれないですけど、本質はあの歌1曲に集約されているので、それさえ分かっていれば今回の『2202』は観ることができます」という神谷さんの言葉を信じ、ぜひ劇場に足を運んでほしい。『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』第一章は、2017年2月25日(土)より、全国15館にて2週間限定劇場上映。(シリーズ全七章劇場上映決定)(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日映画『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』が全国の映画館にて公開される。全7章あるうちの第1章は、2017年2月25日(土)より2週間限定で上映。 本作は、『宇宙戦艦ヤマト』のリメイクとして、2012年から2014年に渡り放送されたTVアニメシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編。モチーフとなるのは、1978年に公開された映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』だ。日本SFアニメが誇る不朽の名作が、新たな解釈と装いで現代に蘇る。脚本を務めたのは、福井晴敏だ。『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のストーリーも手がけ、日本のアニメーションシーンを知り尽くした彼が作り上げる「ヤマト」の世界観に注目したい。またテレサ役は神田沙也加が務めることが決定している。さらに本作の公開に合わせ、『宇宙戦艦ヤマト 2199』の解説動画も公開。TVシリーズ26話を4分に凝縮した本動画では、劇中キャラ、岬百合亜役を務めた内田彩が、今までのストーリーをわかりやすく解説してくれる。動画を観て予習すれば、「ヤマト」初心者でも映画を楽しむことができる。■ストーリー西暦2202年。あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年―。〈コスモリバース・システム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた―。【詳細】『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第1章(全七章予定)上映期間:2017年2月25日(土)〜 2週間限定上映上映劇場:東京 新宿ピカデリー / シネマサンシャイン池袋/MOVIX亀有、神奈川 横浜ブルク13、千葉 MOVIX柏の葉、埼玉 MOVIXさいたま、栃木 MOVIX宇都宮、宮城 MOVIX仙台、北海道 札幌シネマフロンティア、大阪 大阪ステーションシティシネマ / なんばパークスシネマ、京都 MOVIX京都、愛知 ミッドランドスクエアシネマ / MOVIX 三好、福岡 T・ジョイ博多製作総指揮:西﨑彰司シリーズ構成・脚本:福井晴敏監督:羽原信義
2016年11月29日福井「芝政ワールド」では、北陸最大級の屋内イルミネーションイベント「ファンタジックイルミネーション」を、2016年11月19日(土)より開催する。「ファンタジックイルミネーション」は、日本海側最大級のテーマパーク「芝政ワールド」として初開催となるイルミネーションイベントだ。メイン会場「光の国のアリス」では、やさしく光る巨大ランタンがつくり出す幻想的な空間の中で、まるで自分のからだが小さくなっておとぎ話の中に迷い込んでしまったかのようなファンタジックな空間が体験出来る。ほかにも、美しい光が連なる約60メートルのトンネル「ファンタジーロード~光のトンネル~」や、物語のワンシーンがやわらかい光の中で穏やかに浮かびあがる「ファンタジーシャドウ~影絵の小径~」など、様々なテーマのイルミネーションが用意されている。【開催概要】芝政ワールド ファンタジックイルミネーション開催期間:2016年11月19日(土)~2017年3月31日(金)※12月1日~12月22日および1月10日~2月28日は土日祝日のみ営業営業時間:15:00~20:00※12月23日~12月31日は21:00まで。※終了時間の30分前に入場受付終了。料金:おとな 800円/こども・シニア 600円※パスポートに含まる。芝政ワールド入場料:おとな 1,500円/こども・シニア 1,000円(おとな…中学生以上/こども3歳~小学生/シニア…65歳以上)※11月19日~11月30日、3月1日~3月31日の15時以降の入場および、12月1日~2月28日の期間は、芝政ワールド入場料は無料。※上記以外は、芝政ワールドの入場料が別途必要となる。会場:芝政ワールド内 特設会場【施設情報】芝政ワールド所在地:福井県坂井市三国町浜地45-1アクセス:・北陸自動車道「金津IC」より車で約15分・JR北陸本線「芦原温泉駅」より車で約20分
2016年11月11日元フジテレビアナウンサーの福井謙二が、きょう20日(19:00~20:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『真実解明バラエティー! トリックハンター』(レギュラーは毎週水曜19:00~19:56)の2時間スペシャルで、同局の番組に初出演する。今回は、ひらめきと直感で答えるクイズ企画をスペシャル版に拡大して放送。福井は、田中みな実、ハリセンボン・近藤春菜、ピース・又吉直樹と共に「人気キャスターチーム」として出演し、長谷川博己、石原さとみ、竹野内豊らの「映画『シン・ゴジラ』チーム」、「トリックハンターチーム」と三つどもえで対決する。福井は、3枚の写真から富士山以外を選んだら負けとなるクイズで自信満々に回答。意気揚々と「私は局アナ時代に、富士登山マラソンで実況をやっていたから絶対に分かる」と口にするが…。一方で、名曲のカバーを歌っているアーティストを当てるクイズ「誰ミファドン」では、正解を連発。"誰ミファキング"の称号を獲得するなど、活躍を見せる。ほかにも、石原や竹野内といったクールな印象の強い俳優陣が、興奮のあまり思わず飛び上がって反応してしまうような問題も出題。長谷川がケンドーコバヤシと息の合ったやりとりを見せる一幕もあり、クイズに加え、普段あまり見られないゲストたちのはしゃぐ姿も見どころとなっている。
2016年07月20日大作映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』が7月9日(土)に公開されるのを記念して、『機動戦士ガンダムユニコーン』とのコラボレーションが実現し、ポスターが公開になった。その他の画像前作から20年後を舞台に人類が再び襲来した宇宙人とバトルを繰り広げる『…リサージェンス』と、“ラプラスの箱”と呼ばれる謎の存在を巡る攻防と、人類の革新のドラマ、そこに放り込まれた若者たちを描いた『…ユニコーン』は、報道向けの資料によると「時の流れに準じた壮大なストーリー展開という共通点」からコラボレーションが実現した。『…ユニコーン』のストーリーを手がけた福井晴敏は「宇宙でバトルってとこしか共通項ないじゃん!?と思われるでしょうが、さにあらず。人間の不屈の精神力が絶望を退けるという一点において、我ら二作品はソウルブラザーと言っていい関係性にあるのです。今度の敵もすんげーデカいけど負けるな人類!ユニコーンガンダムも援護するぜ!(心の中で)」とコメントしている。このポスターは、一部をのぞく全国の劇場で明日から順次、掲出される予定。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7月9日(土) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年06月17日ハリウッド大作『インデペンデンス・デイ』の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(7月9日公開)と、日本が誇るアニメーション『機動戦士ガンダムユニコーン』とのコラボレーションが実現。インパクト大のコラボポスターが16日、公開された。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の舞台は、前作で人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利を収めてから20年後。人類は新たな襲撃に備えるため、エイリアンが地球上に残した宇宙船の技術をもとに地球防衛システムを構築したが、2016年7月、新たに地球にやってきたエイリアンは想像をはるかに超える進化と巨大化を遂げ、各国の主要都市を次々に壊滅。人類は滅亡の危機に瀕していく。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は、登場人物も時間経過も、前作からそのまま20年後が描かれた世界を舞台に進行していき、前作の闘いは序章にすぎなかったとさえ思わせる壮大なストーリー展開と進化した破壊スペクタクルで、大決戦が勃発する。一方で、『機動戦士ガンダムユニコーン』は、『機動戦士ガンダム』から続く"宇宙世紀"を舞台とした物語の新章として、当時のキャラクターはもちろん、成長した姿で新たな物語の中心人物として登場。時の流れに準じた壮大なストーリー展開という共通点から今回のコラボレーションが実現した。到着したポスターは、アメリカ合衆国全土を覆うほどの巨大な宇宙船が、ユニコーンガンダムを襲撃しようとしている様子を描いたもの。「この日が来ることをガンダムもわかっていた。」というコピーと共に巨大な宇宙船に立ち向かうユニコーンガンダムはデストロイモードで、NT-Dが発動されおり、万全の戦闘体制で立ち向かおうとしていることが分かる。共に大きなスケールで独自の世界観とインパクトをあわせ持つ作品同士のコラボレーションに対して、ストーリーの福井晴敏氏は「『宇宙でバトルってとこしか共通項ないじゃん!?』と思われるでしょうが、さにあらず。人間の不屈の精神力が絶望を退けるという一点において、我ら二作品はソウルブラザーと言っていい関係性にあるのです。今度の敵もすんげーデカいけど負けるな人類! ユニコーンガンダムも援護するぜ!(心の中で)」と語る。なお、このコラボポスターは全国の劇場(一部劇場を除く)で18日より掲出予定。(c)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2016年06月17日福井発アイウェアブランド「FACTORY900(ファクトリーキュウヒャク)」は、FACTORY900 スプリング コレクション 2016として、新作9モデルを発表。旗艦店「FACTORY900 TOKYO BASE」および国内販売店にて、2016年4月より順次展開予定だ。5モデルが新たに仲間に加わる「RETRO FUTURE BY 900」ラインの新作は、より‟機能的”なヴィンテージスタイルがテーマ。今のメガネに求められるかけ心地を追求し、より大胆なカットによるフロント部分の軽量化と調整しやすさを考えたテンプル、そして、FACTORY900独自のバネ丁番を用いたかけ心地で、ヴィンテージスタイルを表現する。どのモデルも眼鏡としてもサングラスとしても使用でき、今期はRETRO FUTUREの重量感あるデザイン性を保ちながら軽量化を実現。かけ心地を追求した機能性とファッション性を兼ね備える。一方、アセテート素材の新しい可能性を模索する「factory900」のコレクションラインからは、4つの新作がラインナップ。折り紙をテーマとした「fa-1090」番台より優しいウェリントン型とフォックス型の2型が、また「顔の上にメガネの落書き」をテーマとした「fa-1120」番台より2型が登場する。【アイテム詳細】FACTORY900 スプリング コレクション 2016展開時期:2016年4月より順次展開予定■RETRO FUTURE BY 900・RF-011 全4色 各50,000円+税・RF-012 全5色 各35,000円+税・RF-013 全5色 各37,000円+税・RF-014 全5色 各35,000円+税・RF-015 全6色 各35,000円+税■factory900・fa-1092 全5色 各33,000円+税・fa-1094 全5色 各33,000円+税・fa-1125 全5色 各33,000円+税・fa-1126 全5色 各33,000円+税取り扱い店舗:FACTORY900 TOKYO BASE、FACTORY900 GIFU BASE、FACTORY900 GUNMA BASEほか
2016年04月17日メ~テレ・テレビ朝日系列で、4月3日朝7時から放送がスタートする新番組『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』の第1~3話において、「地上波全国ネット 初放送記念企画」として副音声放送が実施されることが明らかになった。同企画では、MCによゐこ・濱口優を迎え、リディ・マーセナス役の声優・浪川大輔、小説『機動戦士ガンダムUC』の著者・福井晴敏氏、サンライズのプロデューサー・小形尚弘氏が出演。放送日は4月3日、10日、17日の全3回を予定している。各回では、広く『ガンダム』に関連するテーマを設定し、実際に番組本編を見ながら、4人の出演者が自由な会話形式でトークを進める。『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』は、OVAシリーズとして人気を博した『機動戦士ガンダムUC』を再編集したもの。『機動戦士ガンダム』から続く"宇宙世紀"を舞台として重厚なストーリーが描かれている同作は、OVA版の『ガンダム』としてはBlu-ray&DVD累計出荷数の最高記録を達成した。○小形尚弘氏 コメントこれまで、専門的なコメンタリー企画には参加したことがたくさんありましたが、ファン代表として、よゐこ濱口さんを迎え、一般的な目線からの色々なご意見がうかがえ、新鮮でした。濱口さんが『ガンダム』を大変お好きでいらして、また同年代ということもあり、大変盛り上がった収録でした。もっと色々なお話をしてみたいです。ぜひまたご一緒したいですね。○メ~テレ・プロデューサー服部保彦氏 コメント自らが幼き頃、そして当時の自分と同じ年頃の子を持つ大人となった今もなお、特別な思いで熱中する日本アニメ史の金字塔『機動戦士ガンダム』。その直系となる作品、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』を日曜朝7時、お茶の間に届ける記念として新たに企画・キャスティングしたのが、今回の副音声企画です。この作品でなければ一堂に会することのなかったであろう夢のコラボが実現したスペシャルトーク!ぜひ、本編をお楽しみいただくとともに、その興奮と感動をリアルタイムで共有いただければと思います。ここでしか聞くことのできない話が次々と飛び出します。乞うご期待ください!(C)創通・サンライズ
2016年03月19日メ~テレに『ガンダム』が帰ってくる! 2月に各メディアを駆け巡ったニュースに、『ガンダム』ファンから大きな反応が寄せられた。OVAシリーズとして人気を博した『機動戦士ガンダムUC』が再編集され、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』として4月3日毎週日曜朝7時からメ~テレ・テレビ朝日系列にて地上波に初登場することが明らかになったのだ。『機動戦士ガンダムUC』は、『機動戦士ガンダム』から続く"宇宙世紀"を舞台とした物語の新章として、作家・福井晴敏氏による同名小説をサンライズが映像化したアニメーション作品。重厚なストーリーと魅力的なキャラクター、カトキハジメ氏らによるメカニックデザインは新・旧ファンを取り込み、OVA版の『ガンダム』としてはBlu-ray&DVD累計出荷数の最高記録を達成した。さらに今回話題となっているのが、本作がメ~テレ発で全国放送されること。そもそも『機動戦士ガンダム』は同局発で放送されており、TVシリーズは1986年からスタートした『機動戦士ガンダムZZ』まで継続。劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)、『機動戦士ガンダムF91』(1991年)をサンライズとともに制作・制作協力するなど『ガンダム』とは縁の深い局である。今回、約30年ぶりとなるTV放送実現には、メ~テレ内の熱い"ガンダム愛"があったという。その実現の立役者である同局の福嶋更一郎コンテンツ局長に訊いた。――今回の企画は、いつごろから、どのような経緯でスタートしたものなのでしょうか。『機動戦士ガンダムUC』は、メ~テレが放送した『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)を継承する、宇宙世紀シリーズのガンダム作品なので、テレビで放送するなら、ぜひメ~テレ発局で実現させたいと、episode1が完成した時点でサンライズに伝えました。――福嶋局長と小説『機動戦士ガンダムUC』の著者である福井晴敏さんの間で、本作実現に対する熱い思いを共有されていたとうかがったのですが、お二人の出会いについてお教えください。episode1の完成披露試写会の時に初めてお会いし、その時に福井さんから「子供たちにも見てもらいたいので、テレビ放送を、ぜひ実現させてほしい」とお話をいただきました。メ~テレとしても、「ファーストガンダムの流れをくむ作品なので、ぜひ実現したい」と、お答えした記憶があります。私がメ~テレHPで掲載させていただいた「1979年の子供たちから、子供たちへ」のコメントも、福井さんとの会話を思い出して書きました。いつの時代も、「子供の心」が『ガンダム』を支えているのだと感じています。福井さんも、『機動戦士ガンダム』と出会わなかったら、作家になっていなかったかもしれないと話されていました。――メ~テレさんは、過去の作品ではサンライズとともに制作・制作協力をしてきた歴史をお持ちです。今回はOVA作品のテレビ放送化からの参加ということで、その役割に変化はありましたでしょうか?再構成、編集、宣伝等、放送番組として送り出すための共同作業という点では、お互いの役割を認識して進めています。通常の制作進行と、特別な変化はありません。――今回の企画において、最も軸としたもの、ほかに変更があっても譲らず一貫していた要素は何でしょう。『機動戦士ガンダムUC』は完成度の高い作品です。そのためクオリティーを維持して構成することはもちろんですが、テレビシリーズは、毎週、初見の視聴者が存在する可能性を考え、構成を工夫してほしいと要望しました。また、テレビシリーズは、毎週、オープニング(OP)から始まり、エンディング(ED)で余韻を楽しむ構成になるので、テレビ版オリジナルのOP、EDを提案しました。――最後に、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』の発表を受けて周囲から寄せられた反応の中で印象的だったものをお教えください。また、それについてどのように思われましたか?メ~テレにも"ガンダム愛"を持った社員が大勢いて、この作品に対しても愛情を持って接しています。それは社内報でも大きく取り上げられるほどでした(2016年2月26日発行の社内報では、37年前の1979年に『機動戦士ガンダム』が新番組としてスタートすることを伝えた当時の社内報の画像とともに7ページにわたって『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』の放送決定が報告されている)。SNSなどに投稿されたメッセージでは、メ~テレがファーストガンダムを放送したテレビ局であると記憶していただいている方々が大勢いらっしゃることが喜びです。また、「子供と一緒に見たい」とのメッセージを見ると、テレビシリーズを実現できて良かったと実感が湧きました。(C)創通・サンライズ
2016年03月10日福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(東京都・南青山)は23日と24日に、福井の冬のスイーツ「冬水ようかん」を作る5店舗の食べ比べイベントを店舗内で開催する。○福井県の冬スイーツが集結イベント期間中は、さまざまな味・特徴がある各店の「冬水ようかん」を試食・購入することができる。開催時間は10時から17時まで。参加料は無料。参加店舗は以下の通りで、各日数量限定となる。また、観光PRブースを設置して、食品の振る舞いや物販も行う。「えがわ」は創業76年。バランスのとれた冬水ようかんのスタンダードと言われているという。「久保田製菓」は、昭和から続く甘納豆専門店。小豆を知り尽くした甘納豆屋の職人が作る冬水ようかんを提供。「丸岡家」は、福井市中心部、呉服町の老舗の和菓子店。沖縄波照間産の黒糖を使用。しっかりした口当たりが特徴とのこと。いずれも試食と販売を行う。「餅の田中屋」は、福井市勝見にある創業150年の老舗。「藤雲堂」は、福井市内の明治10年に創業した老舗和菓子店。コクを出しながらも優しい味に仕上げた冬水ようかんが特徴だという。両店舗は、同イベント初登場で、試食のみを行う。そのほか同店では、23日、24日と31日に「若狭・美浜うまいもんマルシェ」を開催。特産の「へしこ&梅茶漬け」の試食や、地酒の販売などを行う。また、東京都・銀座にある同県2店目のアンテナショップ「食の國福井館」では、23日と24日に「ふくいの恵み」PRイベントを開催。福井市の伝統的大豆保存食「打ち豆」の試食販売を行う。
2016年01月06日県民性に詳しい矢野新一さんが、手みやげと県民の関係を分析する密かな人気企画、47都道府県別ネタがまた登場!どれもおいしさ満点なので、ぜひ注文してみて~。■福井県えがわの水羊かん1箱¥670(税込み)えがわTEL:0120・55・4952(11月~3月のみ)日本一の負けず嫌い、福井男子。経済観念がしっかりしている商売上手。その気質とも相まって、社長を日本一多く生み出す県としてお馴染みです。恋愛も得意教科で、マメだし、押すときは一気にゴー。その分、独占欲も強いのはご愛嬌。彼らは上昇志向が強いので、モノ選びの際には“どこどこの、なになに”というブランド感を重視。それは食べ物のチョイスにも表れていて、地元の名店の羊羹が昔から大人気。この「えがわの水羊かん」、なぜか11月から3月末までの期間限定販売という、ユニークな和菓子。時の流れや流行なんかには目もくれず、“冬に水羊羹”という伝統を貫き通す。その心の強さ、まさに福井男子の魂!■岐阜県登り鮎化粧箱7個入り¥1,030、10個入り¥1,441、モロブタ(杉製器)10個入り¥3,240(すべて税込み)など玉井屋本舗TEL:0120・601・276戦国時代、戦乱で荒らされた経験を持つ土地、岐阜。また、古くから水害に悩まされることが多かったため、仲間内の結束が固く、結果、よそ者には強い警戒心を持つ“輪中(わじゅう)根性”の県民性が生まれた。北部・飛騨育ちの男子は朴訥で少々とっつきにくく、大酒飲みで有名。南部・美濃エリアの男子はお金にシビアなのにブランド品が大好きという、ミステリアスな性格の持ち主。どちらも真面目で仕事熱心。その、一心不乱に上を目指す精神が、上流に、上流にと川を遡上する鮎とよく似ている…ということかどうかはわかりませんが、こちらの名物手みやげは「登り鮎」ということで!カステラの中にモチモチの求肥入り♪■大阪府秘伝しょう油味たこ焼10個入り¥648、14個入り¥1,080、28個入り¥2,160(すべて税込み)元祖たこ昌TEL:0120・18・0838裏表なし、素直な性格の持ち主で、行動力も満点な大阪育ち男子。気さくで明るく会話上手、バイタリティも豊富。しかも恋愛好きで、気になった女の子にはガンガンアプローチ。人を笑わせることなんて朝飯前な彼らは、当然のごとく、モテます!でも熱しやすく冷めやすいところが少々難点で、恋心がしぼんだらさっさと次、なタイプです。それって、熱いときにハフハフ頬張りたい、大阪名物のたこ焼きと同じかも!なんとたこ焼き割烹のお店も出している名店・たこ昌のあの味が、レンジでチンで再現できるというこちらは、手みやげに大人気。おうちでも常にアツアツなんて、大阪男子とずっと一緒にいるみたいでイイ。■奈良県まほろば大仏プリン6個セット¥2,592、10個セット¥4,104(共に税込み)などまほろば大仏プリン本舗TEL:0742・23・7515深い歴史のある街、奈良。最近では大阪のベッドタウンとしての役割も大きく、昔から奈良にルーツがある“旧奈良県人”と、ベッドタウン地域に越してきた“新奈良県人”の2つに、県民性も分かれる。旧奈良県人はのんびり屋さんで、スローペースの恋が好き。一方の新奈良県人は大阪ノリの明るいペースと、奈良のほっこりさも併せ持つ。そんな新旧のセンスと文化が合体したのが、この新名物「まほろば大仏プリン」。ご当地産の素材をふんだんに使った、優しい味が自慢です。プリンという洋風のお菓子に、自分たちの土地の歴史に深い敬意を払って大仏やシカのマークをプラス。このバランス感覚、奈良男子っぽい!※『anan』2015年12月2日号より。監修・矢野新一(ナンバーワン戦略研究所)
2015年11月28日福井県の名産品をお得に手に入れられる「福井県ふるさと名物商品券」が、2015年11月27日から2016年2月29日の約3ヶ月間、東京都内の福井県アンテナショップ「ふくい南青山291」(青山)、「食の國 福井館」(銀座)にて販売されます。こちらの商品券は、1,000円券の3枚つづり(3,000円分)を2,100円で購入でき、なんと3割もお得。1人に付き1回当たり100セットまで購入可能です。上手に使って、都内にいながら福井県を満喫しちゃいましょう。購入は現金のみで、使用の際は他の割引サービスとの併用不可。おつりは出ないのでご注意を。「福井県ふるさと名物商品券」は、都内の福井県アンテナショップ2店舗と「ふくい、望洋楼」「グラスギャラリー291」の全4店舗で利用できます。なかでも、福井の名産品が集う福井県アンテナショップ「ふくい南青山291」「銀座 食の國 福井館」から、今味わいたい冬の味覚をご紹介します! ■福井の冬の味覚といえば、なんといっても越前がに! 越前ガニのメス「せいこがに」は、毎年11月6日の解禁日から約2ヶ月間しか水揚げされないため、この時期しか味わうことができません。甲羅の中に、プチプチとした食感の外子と別名赤いダイヤと呼ばれる濃い橙色の内子、濃厚な蟹ミソがたっぷり入っています。「せいこがにの甲羅詰め」( 1,080円)は、外子・内子・蟹ミソに加え、きれいに身出しした足も丸ごと甲羅に盛り付けてあるので、身出しに苦労することなく、せいこがにを丸ごと味わうことができます。 ■ブランド里芋が絶品寒くなると恋しくなる煮物も、福井県の人気ブランド里芋「上庄里芋」(1kg:Lサイズ 920円/Mサイズ 860円、500g:Lサイズ 460円/Mサイズ 430円)で作れば格別な味に。「上庄里芋」のふるさと、福井県東部の大野市上庄地区は、晩夏から秋にかけては寒暖の差が大きく、その温度の差が作物をおいしくするのだそう。さらに土地や水など、おいしい里芋を作る環境が整っています。作物にとって恵まれた環境で育てられた「上庄里芋」は、小ぶりで身が締まり煮崩れしにくいので、ぜひ煮っころがして食べてみて。煮込むほどおいしくなるおでんやシチューにもおすすめです。■ちょっと意外な逸品スイーツ冬にこたつで食べるものといえば、みかんが一般的ですが、福井県ではなんと、水羊かん! 厳しい冬に、暖かい部屋の中で仲間や家族との団らんの際には、なくてはならないお菓子なのだそう。毎年11月より翌年3月31日までの期間限定で販売される「江川の水羊かん」(大:670円/中:340円)は、昭和12年創業の老舗の水羊かん専門店で作られた福井県では定番の一品。黒砂糖の優しい香りと、口に含んだ時の上品な甘さが特徴です。水分を多く含み柔らかく、寒天をベースにしているので、一般的な練り羊かんよりヘルシーなのもおすすめポイント。「福井県ふるさと名物商品券」は、明治創業、名勝・東尋坊近く、三国温泉の著名な料理旅館「望洋楼」のメニューが味わえるレストラン「ふくい、望洋楼」、世界でも有数の眼鏡産地、鯖江市・福井市の直営眼鏡ショールーム「グラスギャラリー291」でも利用できます。都心にいながらにして、福井の冬の味覚を満喫できるチャンス! 商品券を上手に使って、福井の冬を疑似体験してみては? ・福井県アンテナショップ /都内2か所(南青山店・銀座店) ・ふくい、望洋楼 ・グラスギャラリー291
2015年11月27日パルコは、愛知県・名古屋市中区の「名古屋パルコ」に、福井県鯖江市のものづくりに触れることのできるアンテナショップ「SAVA!STORE(サヴァ!ストア)」を期間限定でオープンすることを発表した。期間は11月16日~11月29日の14日間。会場は名古屋パルコ 東館B1F SHOW PLATE3。このたび、名古屋パルコにオープンする「SAVA!STORE」は、眼鏡、漆器、繊維、和紙などの地場産業が集積し、手仕事によるモノづくりが息づく福井県鯖江市を拠点に活動する、クリエイティブカンパニー「TSUGI(ツギ)」がセレクトした"鯖江のいいもの"を一同に並べる架空のショップ。会場には、眼鏡の素材として使われるアセテートの端材に新たな価値を見出した、TSUGIのアクセサリーブランド「Sur(サー)」や、越前漆器の丸物木地の技術を生かした木製プロダクトを制作するろくろ舎が、杉の間伐材(福井県河和田産)を丸太から削り出して"土に還る"ことをコンセプトに製作した「TIMBER POT」、漆器の飯碗、汁椀を横に並べると、それぞれの器の輪郭が重なり寄り添うデザインが特徴的な、関坂漆器のオリジナル器シリーズ"familyware"の第一弾となる夫婦グラス「ataW(アタウ)」などが並ぶということだ。なお、「TSUGI」は、鯖江市に魅せられ移住したデザイナーや職人など6名のメンバー(全員が大阪出身)で構成されるクリエイティブカンパニー。大阪市で開催されている河和田アートキャンプへの参加をきっかけに、2013年、福井に息づくモノづくりや文化の魅力を多くの人に知ってもらいたいという思いで結成。今年10月には福井県鯖江市の河和田地区で活動するメーカーやクリエイターが一同に工房を開き、つくり手の思いやものづくりの背景に触れながら商品を購入できる体験型マーケット「RENEW」を企画・開催。
2015年11月13日福井県越前町の道の駅「越前」駐車場で11月14日~15日の各日9時~16時に、「越前かにまつり2015」が開催される。○冬の味覚をたっぷり味わえる同イベントは、11月6日の「越前がに」解禁にあわせて行われる。越前がにをはじめ、地元で水揚げされた新鮮な魚介類や干物が販売されるほか、同イベントの名物「セイコガニ汁」が1杯300円(各日500食限定)で提供される。そのほか、旬の魚の即売会「新鮮屋台市」や、焼ガニやカニの甲羅蒸し、カニ丼ぶりなど、カニを始めとした海鮮グルメを味わえる「新鮮グルメ屋台」、さらに越前がになど、越前海岸の豪華賞品がその場で当たる「日本海大抽選会」も行われる。
2015年11月10日福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(東京都港区南青山)は31日~11月3日の4日間、福井の秋の味覚を届ける「ふくい南青山291秋祭り」を開催する。○期間限定のアイテムをはじめ、福井の秋の味覚がそろう期間中は、蕎麦どころ福井からそば茶で作った濃厚ソフトクリーム「けんぞうソフト」を期間限定(11月1日~3日)で販売するほか、とろける甘さで天然のスイートポテトのような味わいの「とみつ金時焼き芋」(11月1日~)、毎年秋冬シーズンに人気の「水ようかん」(11月1日~)、「上庄里芋」(10月31日~11月下旬)も取りそろえる。また、福井県で生まれた米「コシヒカリ」と、「コシヒカリ」を品種改良した「夢ごこち」の新米を、イカのへしこのオイル漬けとともに味わえる試食も用意した。販売期間は、10月31日~11月1日。さらに、10月31日~11月1日限定で、来場者へ秋の実りに感謝を込めたプレゼントも用意。先着200名に福井県の新米300gをプレゼントするほか、1,000円以上の購入者にはすてきな景品が当たる抽選会も実施する。店内には、越前ふくいを全国にPRする宣伝隊長「朝倉ゆめまる」も登場し、期間中のお祭りを盛り上げるという。開催日時は、10月31日~11月3日 10時30分~19時。会場は、ふくい南青山291(東京都港区南青山・グラッセリア青山内)。
2015年10月19日ネットワンシステムズは10月6日、ヴイエムウェアの仮想ネットワーク・ソフトウェア「VMware NSX」を用いて、福井県済生会病院の医療情報システム用の共通仮想基盤を構築した。これにより、福井県済生会病院は約60台の物理サーバ上で稼働していた放射線部門システム(一部除く)/検体検査部門システム/薬剤部門システムなどの約40種類の診療部門システムを共通仮想基盤上に移行して11台のブレードサーバに集約することで、設備投資コストと運用管理工数を50%以上削減するとともに、医療情報システムの可用性を向上する。共通仮想基盤では、セキュリティ強化のために「VMware NSX」を活用して仮想マシン単位で仮想ファイアウォールを実装しており、万が一不正侵入された場合も被害拡散を防止する手法「マイクロセグメンテーション」を採用している。あわせて、診療部門システムのメンテナンス用の仮想デスクトップ環境も構築しており、「VMware NSX」とセキュリティ対策ソフト「Trend Micro Deep Security」の連携で、ウイルスに感染したデスクトップを検知すると自動的に隔離し、検疫後に自動復旧する仕組みも整備されている。今後、仮想環境監視・管理ソフト「VMware vRealize Operations Manager」によって仮想マシンの実際の稼働状況をモニタリングし、より効率的かつ安定的にシステムが稼働するようなリソース配分も実現する予定。
2015年10月08日福井県眼鏡協会は9月12日と13日、福井県鯖江市の「めがね会館」で「めがねフェス2015」を開催する。福井県鯖江市は、「眼鏡枠の街」として知られている。同イベントは、眼鏡枠の産地として眼鏡に感謝し、眼鏡を楽しむイベントとして開催するもの。昨年の初開催時は、若い女性から家族連れ、外国人、県外から訪れる眼鏡マニアなど、のべ6,000人が集まったという。期間中は眼鏡に関するさまざまなイベントを行う。「めがね供養」は、眼鏡に感謝をするという意図で、使用しない古い眼鏡を集めて供養する。回収した眼鏡は、ライオンズクラブを通じ、開発途上国などに寄付する予定とのこと。眼鏡を持参した人には、景品が当たる「めがねみくじ」をひくことができる。子どもを対象にした「でこでこめがねキッズワークショップ」も実施する。眼鏡スタイリスト・藤裕美さんによるワークショップで、カラフルな色紙やカラーテープを使って、自分だけの眼鏡を作ることができる。「めがね飲食ブース」では、県内外の飲食店が今回のために特別に作ったメニューを販売する。めがねパンやめがねスイーツ、めがね丼、めがねカレーなどを予定しているという。物販・ワークショップブースでは、眼鏡グッズや眼鏡の廃材を使ったアクセサリーなどを販売する。眼鏡を用いた競技を行う「メガネリンピック」では、1分間にめがねを何個かけられるかを競う「めが盛り」を実施する。今回は新しい競技も増える予定とのこと。金沢美術工芸大学めがね部(石川県)による眼鏡デザインのプレゼンテーションとコンペの結果発表も行う。9月12日の17:00~21:00は「めがねナイト」を実施する。普段は眼鏡関係の仕事をしているデザインや製造のプロフェッショナルたちが、めがねBAR「glass×glass」を運営。眼鏡の技術を使って作った特製グラスの販売や、福井県の地元グループ「JB ORGA」プロデュースのライブステージなどを行う。詳細なタイムスケジュールなどは、8月8日に公式Webサイトで公開する。同イベントの特製ダイレクトメール「めがねフェスDM」を、めがねミュージアム(福井県鯖江市)、グラスギャラリー291(東京都港区・南青山)で、数量限定で配布している。切り込みが入っており、組み立てると眼鏡の形になる。組み立てたDMを装着した写真のSNSヘの投稿も受け付けている。イベント開催時間は、9月12日は10:01~17:00、17:00~21:00(めがねナイト)、9月13日は10:01~16:00。会場はめがね会館・めがね会館駐車場。入場は無料。
2015年07月28日イオン銀行は6日、福井銀行とATM提携において、相互に「お預入れ」サービスを開始するとともに、ATM利用可能時間を延長した。○相互に預入れが可能となり、利用時間を延長同対応により、イオン銀行ATMで福井銀行キャッシュカード(以下福井銀行発行カード)を利用の場合、福井銀行ATMでイオンカードセレクト・イオンバンクカード(以下同行発行カード)を利用の場合のいずれも、相互に預入れが可能となり、利用できるという。加えて、利用可能時間は、イオン銀行ATMで福井銀行発行カードを利用の場合、平日8:00~23:00、土日祝日8:00~21:00に、福井銀行ATMで同行発行カードを利用の場合は、平日8:00~21:00、土日祝日8:00~21:00に延長したとしている。イオン銀行は2007年より、全国のイオンやマックスバリュ、ミニストップなどのイオングループ各店舗を中心にイオン銀行ATMの設置(全国5,637台、6月30日現在)を進めてきた。イオン銀行ATMでは、同行発行カードで24時間365日いつでも利用できることに加え、電子マネー「WAON」のチャージやポイント交換や、提携金融機関のカードでの取引きにも広く利用できるとしている。引き続き、イオングループ各店舗に加え、駅、空港などさまざまな施設へのATM設置を推進していくとしている。
2015年07月07日福井・鯖江発の新アイウェアブランド「VONN」が15SSシーズンよりデビュー。5月末よりコレクションの一斉発売を開始する。「VONN」の提案するアイウェアは、0.1mmまで妥協しないサイズ感とシックなカラーリングが特徴で、繊細なディテールに美を求める日本人の感性を追求したもの。世界最高峰のクオリティを誇る鯖江の職人たちの手で、着ける人のスタイルに自然と馴染むニュートラルなデザインを形にした。同ブランドは、アパレル会社の「ブルース」から発表されたもの。同社は、自社の持つアパレル発信力を利用して、これまでにないアイウェアブランドの展開を目指す方針。商品の主な取り扱いは「POKER FACE」、「EROTICA」、「TLIP」の3アイウェアショップの他、「417 by EDIFICE」、「Cry.」の2セレクトショップなど。
2015年05月09日2014年5月にイベント上映された『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』の膨大な資料を詰め込んだ完全設定資料集『機動戦士ガンダムUC GREAT WORKS BOX III episode 7』が、6月24日にバンダイビジュアルより発売される。価格は4,000円(税別)。本書は、『episode 7』の制作における設定資料を3冊に分けて収録。キャラクター・メカニックほか、各種設定・色彩設定・美術ボードを大判で掲載した「設定集」、厳選した本編原画を大判で掲載した「原画集」、むとうやすゆき氏による脚本と、古橋一浩氏&村瀬修功氏&玄馬宣彦氏による絵コンテ決定稿を完全掲載した「脚本・絵コンテ集」の3冊(A4サイズ)で構成されている。特製収納BOXは、カトキハジメ氏の描き下ろし「フルアーマー・ユニコーンガンダム」。また、同イラストを使用したイラストシートとして封入される。そして、福井晴敏氏による「書き下ろし小説(コミックサイズ)」と、古橋監督、玄馬氏(メカニカルデザイン・総作画監督)、佐山善則氏(ディスプレイデザイン)らによる証言集に加え、本編制作クリエイターによるイラスト寄稿で構成された「インタビュー集」が特典となっている。なお、小説表紙イラストは、カトキハジメ氏の描き下ろし。本書&特典を含めた総ページ数は全500ページにも及ぶという。『機動戦士ガンダムUC』は、1988年に公開されたアニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の世界を描いた福井氏の小説をアニメ化した作品。舞台は宇宙世紀0096年の工業コロニー「インダストリアル7」から始まり、主人公バナージ・リンクスの成長と純白のモビルスーツ「ユニコーンガンダム」の出会い、そして禁忌の箱「ラプラス」をめぐる宇宙規模の戦争が描かれている。(C)創通・サンライズ
2015年04月19日福井銀行は8日、福井県の金融機関では初という、スマートフォン用コミュニケーションアプリ「LINE」において「LINE@」のアカウントを開設すると発表した。友だち登録した顧客におトクな情報や、地元福井県の情報などを配信するという。また、友だち登録した人への特典として「LINEお友だちキャンペーン」も実施するとしている。
2015年04月09日福井県福井市下六条町の福井県産業会館2号館で、日本各地のラーメン店が出店する「お台場ラーメンPARK in 福井」が2回に分けて行われる。開催期間は前半が3月18日~23日、後半が25日~30日。時間はいずれも平日が11時~19時(金曜のみ20時まで)、土日は10時~20時。入場無料。○前半と後半でラーメン店が変わる!同イベントは、日本各地から集まったラーメン店の味を試すことができるもの。総合プロデューサーとしてラーメン評論家・石神秀幸氏を迎え、前半と後半で店を入れ替えて開催される。前半の店舗とメニューを一部紹介すると、せたが屋(東京・駒沢)より「四っ巴焼豚麺」、大山家(東京・武蔵野)の「とき卵ラーメン」、G麺7(神奈川・横浜)から「らーめん正油」、麺処ぶらり(東京・日暮里)「鶏そば」、らぁめん秀(金沢)「濃厚味噌炎・炙肉盛そば」など。後半は、中華そば しながわ(東京・池袋)の「稲庭中華そば」、麺家うえだ(埼玉・新座)から「軍鶏塩らーめん」、博多だるま(福岡)より「豚トロ肉盛りラーメン」、無鉄砲(京都・木津川)「京野菜豚骨ラーメン」、鮮魚らーめん五ノ神水産(東京・神田)の「鮮魚らーめん焼き鮭搾り」などが出品される。ラーメン1杯の価格(チケット制)は、前売り券750円/当日券800円(税込)。
2015年03月12日東急ハンズは3月14日~4月7日、タカシマヤ タイムズスクエア(東京都新宿区)にて「タカシマヤ タイムズスクエアに福井から恐竜たちがやってきた! 」を開催する。同イベントは、同社と福井県立恐竜博物館および高島屋新宿店とのコラボレーション企画。福井県立恐竜博物館の開館15周年と、3月14日の北陸新幹線金沢開業を記念して実施する。今回の企画では、恐竜の全身骨格や頭骨(複製)・実物の部分化石の展示、化石発掘体験、恐竜グッズの販売、北陸新幹線E7系模型の展示などのイベントを用意する。タカシマヤ タイムズスクエア12階レストランズパーク内のイベントスペースでは、フクイサウルスやステゴサウルス、アウカサウルスの復元全身骨格、エドモントサウルスの頭骨(複製)などを展示する。東急ハンズ新宿店2階にはフクイラプトルの復元全身骨格およびタルボサウルスの頭骨(複製)、新宿高島屋2階JR口 特設会場にはアニマンタルクス復元全身骨格が登場。さらに、新宿高島屋2階ウエルカムゾーンでは、ディプロドクスの頭骨(複製)および脛骨(実物)、ステゴサウルスの頭骨(複製)および大腿骨(実物)の展示も行う。3月28日~29日には、実際に恐竜の化石が発掘された場所の岩石が登場する化石発掘体験(小学生限定)を行うほか、29日には仕事や学業、プライベートなどで深く恐竜と関わる7人の女性による「恐竜女子会トークショー」(14:30~15:30)も実施する。会場は、それぞれ新宿高島屋1階JR口 特設会場となる。また、タカシマヤ タイムズスクエア内のイベント会場を巡るスタンプラリーでは、スタンプを全て集めると先着3,000人に福井県立恐竜博物館オリジナルシールをプレゼントする。東急ハンズ新宿店2階では、恐竜グッズが集結する福井県立恐竜博物館内のミュージアムショップ「DINO STORE IN TOKYU HANDS」も期間限定でオープンする。そのほかにも、東急ハンズ新宿店7階バラエティコーナーにてJR東日本の制服・制帽を着用して記念撮影が楽しめる北陸新幹線 E7系模型の展示や、福井県恐竜ブランドキャラクターのジュラチックやガチャピンの1日店長としての登場も予定している。※高島屋の「高」ははしご高
2015年03月10日ソニー生命保険はこのたび、4月1日に福井県に福井支社を新設し、同日に営業を開始すると発表した。従来、同社は福井県内での営業活動は近隣県の営業拠点を中心として行なってきたが、同社独自のコンサルティング営業を十分に理解し、福井県内の新契約高や保有契約高も増加してきたなか、より地域に密着したサービスを提供するため営業拠点を新設するという。○福井支社の概要名称:福井支社新設時期:4月1日(水)(同日営業開始)所在地:福井県福井市大手3-4-1 福井放送会館6F支社長:大西孝宗氏所属員数:14名。支社長・営業所長・ライフプランナー(営業社員)、クラーク(事務担当者)の合計営業時間:平日9:00~17:30(土・日・祝日・年末年始の営業はない)これにより福井県での営業活動における効率性、生産性が向上するとともに、顧客への更なるサービスの充実、利便性向上を図ることができると考えているという。また、福井県内を中心に優秀な人材の採用・育成も進めていくとしている。
2015年02月26日「もっとステキに、もっと輝く」をテーマに気軽に楽しめるウィッグショップ株式会社アデランスは、福井県福井市の大型ショッピングモール、「ラブリーパートナーエルパ」の1階に新業態店舗「ルネ オブ パリス byフォンテーヌ福井エルパ店」を、2014年12月20日(土)に出店した。現在の主要顧客層である60代の女性より幅をもたせ、トレンドに敏感でファッションや美容への意識が高く、消費意欲の高い40~50代の世代にも向けた新業態店舗だ。「ルネ オブ パリス byフォンテーヌ」は、エイジレスな大人の女性に向け、欧米を中心に海外の女性たちに愛されてきたはファッションテイストを取り入れた店舗デザインとなっている。コンセプトは「WIG for Style Life」「ルネ オブ パリス」は、著名なフランス人ヘアースタイリストであるルネ ハフィド氏が1976年に創業したウィッグの製造・販売を行うアメリカの会社を1989年にアデランスが子会社化した、ファッション・ウィッグブランド。その、「ルネ オブ パリス」の海外直輸入品から、女性用ウィッグブランドの「フォンテーヌ」の、レディメイド・ウィッグ(既製品)を中心に取りそろえ、ウィッグだけでなく、ヘアケア商品や美容器機など多彩なラインナップが用意された。「ルネ オブ パリス byフォンテーヌ 福井エルパ店」店舗概要住所:福井県福井市大和田2丁目1212番地ラブリーパートナーエルパ 1Fアクセス:JR福井駅(北陸本線)からバスで20分程度電話番号:0776-52-5960オープン:2014年12月20日(土)(プレスリリースより引用)福井県最大級のショッピングモール「ラブリーパートナーエルパ」は、地域とのふれあいを大切にしている多彩なフロア構成で、地域の生活拠点として多くの人々が訪れる。同店舗は、そのなかで、日々のコーディネートにプラスするだけで簡単にお洒落を楽しめるウィッグの魅力を伝えていく。なお、オープン記念キャンペーンなどが用意されているので詳しくはプレスリリースなどで確認していただきたい。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社アデランスプレスリリース
2014年12月23日アニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト2199星巡る方舟』が12月6日より公開された。同作は、2012年より上映された『宇宙戦艦ヤマト2199』(2012年)の完全新作劇場版だ。本作の公開に至るまでの過程は、近年のアニメにおける「ウィンドウ戦略」(一つの作品のリリース時期をメディアごとに順序をつけて展開する戦略)の代表的な例といえる。本作の歩みを通じて、現代のアニメビジネスのあり方を見てみよう。『宇宙戦艦ヤマト2199』(以下『2199』)は、1974年にTV放送された『宇宙戦艦ヤマト』(以下『ヤマト』)のリメイク作品だ。西暦2199年、地球は謎のガミラス星人の攻撃により絶滅の危機に瀕していた。そんな地球に宇宙の彼方、大マゼラン星雲にあるイスカンダル星から救いの手が差し伸べられる。イスカンダルには、汚染された地球を救うことのできるシステム「コスモクリーナーD(『2199』ではコスモリバースシステム)」があるというのだ。人類の最後の希望を託されたヤマトは、沖田十三艦長の指揮のもと前人未到の大航海に出発することになる。1974年当時、アニメはまだ「テレビまんが」と呼ばれることが多く、小学校卒業とともに"卒業"するものだった。だが「大宇宙を舞台にした冒険航海というロマンあふれる設定」「SFマインドあふれる緻密なメカニック描写」といった『ヤマト』の魅力は、10代に熱狂的なファンを生んだ。こうしたファンの支えにより、1977年にはTVアニメを再編集した劇場版が大ヒット。これを起点としてアニメブームが巻き起こることになった。『2199』はこのような伝説的な作品を現代に蘇らせるべく制作された。リメイクにあたっては「オリジナルを尊重する部分」と「現代的にアップトゥデートする部分」が慎重に選択された。音楽や効果音、メカデザインについては極力オリジナルを尊重し、一方でキャラクター描写やSF設定などは現代の視線で新たに再構築された。『2199』はオリジナルと同じ全26話ということで制作が進んでいたが、ファースト・ウィンドウとして選ばれたのは映画館におけるイベント上映だった。全26話を全七章に分け、全国10数館の規模10館で数カ月おきに上映していくスタイルが選ばれたのだ。『2199』のウィンドウ戦略の特徴はここに端を発している。そもそも連作シリーズを劇場で上映するというスタイルの嚆矢となったのは2007年から公開された『劇場版空の境界』シリーズだ。奈須きのこの同名伝奇小説を完全アニメ化し、2007年から2009年にかけて全7章を公開。本作が大ヒットを記録したことで、業界内で60分前後の連作を映画館で上映する企画が検討されるようになる。そうした企画の中でも特にめざましいヒットとなったのが『機動戦士ガンダムUC』。福井晴敏の同名小説のアニメ化で、2010年から2014年にかけて全7章で上映された。『空の境界』と『ガンダムUC』の大きな違いは、前者が「映画」として企画されていたことに対して、後者はあくまでOVA(オリジナルビデオアニメ)として企画されていたこと。そのため『ガンダムUC』はあくまで「ビデオ用作品イベント上映」の扱い。だからこそ上映と同時に劇場でBlu-rayの販売も可能となり、これが非常によく売れたことも話題になった。ちなみに『2199』の場合は、劇場上映時に「劇場限定版」Blu-rayの発売とVOD(ビデオ・オン・デマンド)による配信、その後1カ月後に正式な商品(Blu-ray&DVD)がリリースされるというタイムスケジュールが組まれていた。OVAのイベント上映は、映画館サイドにとっても魅力的な案件だった。数年前からよく使われるようになった言葉に、ODSというものがある。これはOther Digital Stuffの略で、「非映画デジタルコンテンツ」とも呼ばれている。一言で言えば、映画館を映画だけでなく、それ以外の映像メディアを見ることのできる場所として活用していこうというものだ。OVAだけでなく、オペラや歌舞伎などを収録した映像や、各種ライブビューイングなどがODSに相当する。つまり「TV以外のファースト・ウィンドウ」を探していたアニメ業界と、「映画以外のコンテンツ」を探していたシネコンの利害が一致したところで、イベント上映が成立しているのである。TV用に企画されながら、イベント上映されることになった『2199』はそうした状況の産物だったのだ。なお、ファースト・ウィンドウが映画館であるメリットは、まず制作スケジュールにある。毎週1話ずつ制作しなくてはならないTVと違いイベント上映は数カ月に1回の公開なので、TVよりもリッチでクオリティ感のある画面と作り出すことができる。逆にデメリットとしては、知名度の低いタイトルでは集客が難しいという点が挙げられる。この点でも『2199』はイベント上映に向いていたことがわかる。『2199』のウィンドウ戦略が面白いのは、こうしたイベント上映とVOD配信が継続する2013年4月からTV放送も始まったということだ。つまり2013年の4月~10月の期間は、「イベント上映」「パッケージソフト(Blu-ray)「TV放送」「VOD」という四つのウィンドウで『2199』が展開されることになった。偶然そうなった部分も少なからずあるとはいえ、これはアニメのウィンドウ戦略としては非常に珍しいケースである。そしてTV放送による視聴者のすそ野の広がりは、イベント上映の動員に反映した。特に第23話~第26話をまとめた第七章は、TVで第22話を放送終了したタイミングでの上映開始となり、興行収入1億円を突破するヒットを記録するに至ったのだ。今回の『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』は、こうしたヒットを受けて企画された完全新作映画である。こちらは全国89館で公開される正式な映画である。描かれるのは、ヤマトがイスカンダルからの復路で出会った「ガトランティス」という新たな敵との戦い。一刻も早く地球へ戻りたいヤマトと新たな敵ガトランティス、そこにガミラス残党が絡んで物語が展開する。仮に『2199』が当初の予定通りTVをファースト・ウィンドウとして展開していたら、果たして完全新作映画に到達するほどの盛り上がりを獲得することができていただろうか。それを考えると『2199』というプロジェクトは「イベント上映」「パッケージ販売」「TV放送」「配信」というそれぞれのウィンドウでの展開タイミングとその特性が見事に絡み合った結果のヒットであったということができる。2014年も『攻殻機動隊ARISE』や実写『THE NEXT GENERATION パトレイバー』といった作品がイベント上映形式で複数話上映された。どちらも人気シリーズの最新作で、おそらく今後しばらくはこうしたウィンドウ戦略は続くだろう。その上でファーストウィンドウとしてイベント上映が定着するかどうかは、これから「知名度のあるタイトル以外のヒット」がそこから生まれるかどうかにかかっているといえる。(C)西崎義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
2014年12月06日