3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんのけいれんが左右非対称なことに気づき、119番通報したサチさん。パニックになりながらも、なんとか救急要請が終わり、あとは救急車の到着を待つだけです。 しかし電話を切った後も、ヒカリちゃんのけいれんは治まらず顔色も悪くなっていています。サチさんは病院へ行く準備をしなければと思い、支度をしていると……。「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。「え? もう救急車着いた? サイレンなってないのに……」とサチさんは不思議に思っていて確認してみると……?家に誰か来る予定はないのに… インターフォン越しにいたのは、なんとサチさんのお母さんでした。 すぐに家の中に入ってもらい、ヒカリちゃんの今の状況をお母さんに伝えるサチさん。「救急車呼んだ?」と、お母さんに聞かれたとき、ちょうど「ピーポーピーポー」とサイレンの音が聞こえてきたのです。 救急要請から、約10分で救急車が到着。ヒカリちゃんはすぐに搬送され、サチさんとお母さんは一緒に救急車で病院へ向かいました。 救急車に乗っている間もヒカリちゃんのけいれんは続いていて、「早く病院に着いてほしい」サチさんはそう願うばかりでした。 ◇◇◇ 無事に救急車が到着して、病院へ運ばれることになったヒカリちゃん。けいれんしている子どもと2人きりで不安だったとき、お母さんが来てくれてサチさんは心強かったのではないでしょうか。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月28日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?けいれんを起こしたヒカリちゃん。その様子を見てサチさんは、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。 ですが、「落ち着け、落ち着け」と自分に言いきかせて、夫が言っていたけいれんを起こしたときにしておくべきことを、確認しました。 サチさんは、ヒカリちゃんがけいれんし始めた時刻をメモして、けいれんの様子を細かく観察。すると、けいれんが左右対称ではないことに気がつきました。そしてすぐに救急車を呼んだのです。横向きに寝かせていますか? ヒカリちゃんのけいれんが左右非対称なことに気づき、119番通報したサチさん。パニックになりながらも、なんとか救急要請が終わり、あとは救急車の到着を待つだけです。 しかし電話を切った後も、ヒカリちゃんのけいれんは治まらず顔色も悪くなっていています。サチさんは病院へ行く準備をしなければと思い、支度をしていると……。「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。 「え? もう救急車着いた? サイレンなってないのに……」とサチさんは不思議に思ったのです。 ◇◇◇ 医師曰く、子どもがけいれんを起こした際に嘔吐したら、嘔吐物が喉につまらないよう拭き取り、横向きにしてあげるのが良いとのこと。お母さんもけいれんも子どもがけいれんを起こしたら、パニックになってしまうかもしれません。しかし慌てずに状況観察をして、子どもを見守ってあげられるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月27日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?熱が下がらないヒカリちゃんは、病院へ行くことになりました。しかしパパが帰ってくる夕方まで、サチさんはワンオペ状態です。 しばらくすると、ヒカリちゃんが泣き始めました。今までは抱っこをすると泣き止んでいたのに、抱っこをしていても泣き続けるようになってしまったのです……。 泣き止まないヒカリちゃんの姿を見て心配になったサチさんは、今から病院へ連れて行くか迷いました。しかし、熱も下がっているし夕方にパパと一緒に病院に言ったほうが安心だと思い、午前中はなんとか抱っこで過ごしました。 そして、午後1時過ぎになると突然ヒカリちゃんが顔を真っ赤にして大声で泣き始めたのです。 「何かがおかしい、やっぱり病院へ連れて行こう……!」 そう思ったサチさんは、病院へ行く準備をするためにヒカリちゃんを布団へ寝かせました。 するとヒカリちゃん。ピタッと泣き止みガクガクと震え始めたのです……。落ち着け…夫が言っていたことを思いだせ… ※右の手足の痙けいれんの場合、眼球も右に向くことが多いです。※強直発作(ギューと力が入った状態)から間代発作(カクンカクンとなる発作)に変化して、けいれんが止まることもあります。 けいれんを起こしたヒカリちゃんを見てサチさんは、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。 ですが、「落ち着け、落ち着け」と自分に言いきかせて、夫が言っていたけいれんを起こしたときにしておくべきことを、確認しました。 サチさんは、ヒカリちゃんがけいれんし始めた時刻をメモして、けいれんの様子を細かく観察。すると、いれんが左右対称ではないことに気がつきました。そしてすぐに救急車を呼んだのです。 ◇◇◇ 左右非対称のけいれんのときはすぐに救急車を呼ぶということを思い出し、すぐに電話をかけたサチさん。いざというとき、母は強いですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月26日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?週末、ずっと熱が下がらなかったヒカリちゃん。ずっと看病していたサチさんの疲労もピークに達してしまいました。月曜日になっても熱が下がらなかったら、夕方に病院に行くことに。 そして、月曜日。熱が下がらなかったのでヒカリちゃんは病院へ行くことになりました。しかしパパが帰ってくる夕方まで、サチさんはワンオペ状態です。 しばらくすると、ヒカリちゃんが泣き始めました。今までは抱っこをすると泣き止んでいたのに、抱っこをしていても泣き続けるようになってしまったのです……。病院へ行く準備をするために、娘を布団に寝かせたら… ※生後6カ月を過ぎると、ママからもらった抗体の免疫力が下がってくるので、感染症にかかりやすくなります。発熱のみで活気があれば様子を見て、自宅で安静にして過ごさせて外出は控えましょう。3日を経過しても熱が下がらない場合は無条件で受診してください。 泣き止まないヒカリちゃんの姿を見て心配になったサチさんは、今から病院へ連れて行くか迷いました。しかし、熱も下がっているし夕方にパパと一緒に病院に行ったほうが安心だと思い、午前中はなんとか抱っこで過ごしました。 そして、午後1時過ぎになると突然ヒカリちゃんが顔を真っ赤にして大声で泣き始めたのです。 「何かがおかしい、やっぱり病院へ連れて行こう……!」 そう思ったサチさんは、病院へ行く準備をするためにヒカリちゃんを布団へ寝かせました。 するとヒカリちゃん。ピタッと泣き止みガクガクと震え始めたのです。 ◇◇◇ サチさんが恐れていた「けいれん」が、ついにヒカリちゃんの身にも起こってしまいましたね。旦那さんがいないときにけいれんが起きてしまい、サチさんも不安で仕方なかったのではないでしょうか。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月25日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんが寝ているうちに、お風呂に入って休もうと思っていたサチさん。すると、ヒカリちゃんの泣き声と「ママー」と言う夫の声が聞こえてきました。 なんとヒカリちゃん、熱が上がってまた起きてしまったというのです。体温を測ってみると39℃。抱っこを止めると泣いてしまうので、この日は夫と抱っこをしてソファで眠りました。 その夜の間、サチさんは気がかりなことがありました。それは、先生から言われた「けいれん」についてです。サチさん夫婦は、事前にけいれんについて調べていました。 このときの夫が調べていた情報が、今後の手助けになるのです。もし明日も熱が下がらなかったら… 週末、ずっと熱が下がらなかったヒカリちゃん。ずっと看病していたサチさんの疲労もピークに達してしまいました。サチさんは夫と話し合い、月曜日になっても熱が下がらなかったら夕方に病院に行くことに。 そして、月曜日。熱が下がらなかったのでヒカリちゃんは病院へ行くことになりました。しかしパパが帰ってくる夕方まで、サチさんはワンオペ状態です。 しばらくすると、ヒカリちゃんが泣き始めました。今までは抱っこをすると泣き止んでいたのに、抱っこをしていても泣き続けるようになってしまったのです。 ◇◇◇ 抱っこをしていても、泣くようになってしまったヒカリちゃん。今までとは違う様子にサチさんも戸惑ってしまったのではないでしょうか。 ※生後3カ月未満で38℃以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく夜間・休日にかかわらず必ず受診してください。生後4カ月以降で、発熱以外に症状が現れておらず、哺乳力にも問題がない場合は診療時間内の受診でよいでしょう。 ※生後6カ月を過ぎると、ママからもらった抗体の免疫力が下がってくるので、感染症にかかりやすくなります。発熱のみで活気があれば様子を見て、自宅で安静にして過ごさせて外出は控えましょう。3日を経過しても熱が下がらない場合は無条件で受診してください。 ※夜間や週末で病院が休診のときには、自治体ごとに決められている小児救急の当番病院で対応できます。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月24日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?保育園で熱を出してしまったヒカリちゃん。サチさんはヒカリちゃんを迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。診断結果は、突発性発疹でした。 家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。 そしてその夜、ヒカリちゃんの熱を測ってみるとなんと40℃まで上がっていたのです。サチさんは夫と相談し、解熱剤を使用することに。 解熱剤を使いしばらくすると、熱は下がりヒカリちゃんはようやく布団で眠ることができました。 ヒカリちゃんが眠れたことに安心したサチさんは、夫の「少し寝たら? 俺がヒカリのこと見ておくよ」という言葉に甘えて少し休むことにしたのですが……?解熱剤の効果が出たと思ったけれど… ヒカリちゃんが寝ているうちに、お風呂に入って休もうと思っていたサチさん。すると、ヒカリちゃんの泣き声と「ママー」と言う夫の声が聞こえてきました。 ヒカリちゃんの熱が上がって、また起きてしまったというのです。体温を測ってみると39℃。抱っこを止めると泣いてしまうので、この日は夫と交代しながら抱っこをしてソファで眠りました。 その夜の間、サチさんは気がかりなことがありました。それは、先生から言われた「けいれん」についてです。サチさん夫婦は、事前にけいれんについて調べていました。 このときの夫が調べていた情報が、今後の手助けになるのです。 ◇◇◇ 医師曰く、けいれんをし始めたら、その様子を動画に撮っておくことが今後の診断に大事なよう。もしそのときがきたら、サチさん夫婦も焦らず対応できるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月23日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ある日サチさんは、調子が悪そうなヒカリちゃんの様子を見て心配になり、念のためかかりつけの小児科医で診察してもらうことに。すると、風邪だったようで薬をもらって家に帰りました。 次の日も熱はなかったので、薬を飲ませて保育園に登園したヒカリちゃん。そしてその次の日も、いつも通り保育園に行ったのですが、お昼前に保育園から電話がかかって来たのです。 内容は、ヒカリちゃんが熱を出してしまったので、迎えに来てほしいというものでした。サチさんは、ヒカリちゃんを保育園に迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。 先生に突発性発疹だと診断され、「けいれんなどが起こった場合はすぐに救急に行ってください」と言われました。 家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。そして、ここから長く不安な週末が始まってしまうのです……。とても苦しそうな娘の顔を見て… 長女のユメちゃんをお迎えに行ってくれた、夫が帰宅。 夫はサチさんと、ヒカリちゃんの抱っこを変わろうと思ったのですが、ヒカリちゃんはサチさんから離れようとしません。 そしてその夜、ヒカリちゃんの熱を測ってみるとなんと40℃まで上がっていたのです。サチさんは夫と相談し、解熱剤を使用することにしました。 解熱剤を使いしばらくすると、熱は下がりヒカリちゃんはようやく布団で眠ることができました。 ヒカリちゃんが眠れたことに安心したサチさんは、夫の「少し寝たら? 俺がヒカリのこと見ておくよ」という言葉に甘えて少し休むことにしたのです。◇◇◇ 医師曰く、生後3カ月未満で38℃以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく夜間・休日にかかわらず必ず受診したほうが良いとのこと。生後4カ月以降で、発熱以外に症状が現れておらず、哺乳力にも問題がない場合は診療時間内の受診で良いそうです。 熱が40℃まで上がってしまったヒカリちゃん。救急外来に行こうか迷ったようでしたが、解熱剤を使用すると熱が下がりました。熱が下がり、ヒカリちゃんも布団でゆっくり眠れているところをみると、サチさん夫婦も少しは安心できたのではないでしょうか。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月22日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?4月から保育園に通っているヒカリちゃん。慣らし保育の期間も無事に終わり、今日から通常保育に! ヒカリちゃんはまだ1歳前なので、体調を崩して保育園からお迎えの電話があるかなと思っていましたが、元気に登園できていました。 しかし安心したのも束の間、その3日後に保育園から連絡が来てしまったのです……。初めての発熱だったら… ある日サチさんは、調子が悪そうなヒカリちゃんの様子を見て心配になり、念のためかかりつけの小児科医で診察してもらうことに。すると、風邪だったようで薬をもらって家に帰りました。 次の日も熱はなかったので、薬を飲ませて保育園に登園したヒカリちゃん。そしてその次の日も、いつも通りに保育園に行ったのですが、お昼前に保育園から電話がかかって来たのです。 内容は、ヒカリちゃんが熱を出してしまったので迎えに来てほしいというものでした。サチさんは、ヒカリちゃんを保育園に迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。 すると先生に突発性発疹だと診断され、「けいれんなどが起こった場合はすぐに救急に行ってください」と言われました。 家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。そして、ここから長く不安な週末が始まってしまうのです。 ◇◇◇ 医師曰く突発性発疹とは、38度以上の熱が3〜4日続いたあとで、解熱する前後に体、特におなかや胸などに発疹が出てきます。経過中に軽い下痢をすることが多く、診察では普通の風邪との区別は非常に難しいとのこと。 これまでは、元気に保育園に通っていたヒカリちゃんでしたが熱が出てしまい、今回が初めてのお迎え要請だったそう。病院から処方された薬を飲んで、早く元気になるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月21日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?サチさんは夫と2人の娘と4人暮らし。 次女のヒカリちゃんは、11カ月でお姉ちゃんと同じ保育園に入園が決まっていました。長女の経験から、ある程度の保育園の洗礼は覚悟していましたが、次女の入園後1カ月はサチさんの想像をはるかに超えるものだったのです……。 4月になり、ヒカリちゃんは保育園に入園。慣らし保育からのスタートです。 保育園に預けてから2時間が経ち、サチさんはヒカリちゃんのお迎えへ行きました。すると、ヒカリちゃんは朝のように泣いておらず、保育園のおもちゃで楽しく遊べたよう。 しかし、ヒカリちゃんは鼻水を出していました。その姿を見たサチさんは、熱が出るのかなと思ったのですが……?通常保育でも元気に登園! ヒカリちゃんの慣らし保育も無事に終わり、今日から通常保育。ヒカリちゃんはまだ1歳前なので、体調を崩して保育園からお迎えの電話があるかなと思っていましたが、元気に登園できていました。 しかし安心したのも束の間、その3日後に保育園から連絡が来てしまったのです……。 ◇◇◇ 長女のユメちゃんのときは、サチさん夫婦の有給が尽きてしまうくらい保育園をお休みをしていたよう。次女のヒカリちゃんは、今のところ皆勤賞なんだとか。みなさんのお子さんは、保育園や幼稚園に通い始めてすぐのとき、お迎えコールなどありましたか? 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月20日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……? 突発性発疹には合併症を伴う可能性があるらしく… ※突発性発疹で熱性けいれんや急性脳症になることがあります。 ※最初は、熱性けいれんなのか、急性脳症かの判断が難しいです。家族に熱性けいれんを起こした人がいない場合で、けいれんが長く続いたりすると急性脳症を考えます。 ※突発性発疹のけいれんは、治療が困難なこともあるので注意が必要です。場合によっては脳低温療法等が必要になりICUに入院することもあります。 サチさんは夫と2人の娘と4人暮らしです。次女のヒカリちゃんは、11カ月でお姉ちゃんと同じ保育園に入園が決まっていました。長女の経験から、ある程度の保育園の洗礼は覚悟していましたが、次女の入園後1カ月はサチさんの想像をはるかに超えるものだったのです……。 4月になり、ヒカリちゃんは保育園に入園。慣らし保育からのスタートです。 保育園に預けてから2時間が経ち、サチさんはヒカリちゃんのお迎えへ行きました。すると、ヒカリちゃんは朝のように泣いておらず、保育園のおもちゃで楽しく遊べたよう。 しかし、ヒカリちゃんは鼻水を出していました。その姿を見たサチさんは、熱が出てしまうのかなと思ったのです。◇◇◇ 11カ月で次女のヒカリちゃんは、保育園に入園。サチさんは、慣らし保育の時間もずっとヒカリちゃんが泣いているのではないかと心配していましたが、ヒカリちゃんは楽しく園のおもちゃで遊んでいたようです。このまま順調に保育園に通えるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月19日ザ・ドリフターズの仲本工事(本名=仲本興喜)さんが19日、急性硬膜下血腫のため亡くなった。81歳。同日、所属事務所のイザワオフィスが発表した。仲本さんは18日午前中、交通事故に遭い、神奈川県内の病院で治療を受けていたが、19日22時22分に死去した。所属事務所は「ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。なお、葬儀等の対応については、ご親族を含めた関係各所と協議した上で後日ご報告をいたします」としている。
2022年10月19日娘に風邪症状が出て病院に行くと急性脳症と判明。主治医から、後遺症が残る可能性が高いと告げられ絶望していた和田さんでしたが、旦那さんの言葉で、気持ちを立て直し前向きに娘に向き合うようになり……。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていなかったハナ。当たり前ですが、次第に空腹を訴えるようになってきて、そばにいる親としてもかなり切ない思いでした。 マジか!飲食禁止の3歳児が食べてしまったアレとは… ハナに気をつかって、付き添っている私たちも、ハナの前では何も飲んだり食べたりしないようにしていました。これがなかなか大変で、ハナが寝ている隙にちょっと水筒のお茶とかを飲んだり、ダッシュで食事可能なスペースに行ってお弁当をかきこんだり、なにかと気忙しい感じでした。 そうやってハナの前には飲食物を置かないようにしていたのにもかかわらず、まさか食べられる物(?)がベッドの上にあったとは〜! 完全に盲点でした。幸い大事になることはなくホッとしました。 それにしても、両手は点滴などを固定するために包帯でぐるぐる巻きにされていて、指はほとんど動かせなかったはずなのに、いったいどうやったのか……。今振り返ると、食へのすごい執念を感じます。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年09月13日娘がロタウイルスが原因で急性脳症に。主治医から、後遺症が残る可能性が高いと告げられ、絶望で「生きることをやめたい」とまで思ってしまった和田さんでしたが…。以前とは違う今の娘だってやっぱりかわいい。自分が本当にずっと娘を支えていけるのかわからないけれど、とりあえず1日1日、もう一度赤ちゃんから育てるつもりでやってみようと、そう思えるようになり…。どん底まで落ち込んだ気持ちを夫のおかげで立て直し、夜の付き添いをしてくれた夫の母と交代しに病院へ行くと、夫の母に少し泣かれてしまいました。「よかった……。フミエちゃん、もうここには来られないかと思った」と。私の昨日の様子を見て、義母は義母で不安な夜を過ごしていたんだな、と気づかされました。 そしてまたハナのお世話再スタート。汚れて絡まってひどい状態になっていたハナの髪をやっと洗えると聞いて、喜んだのですが……。 やっとハナの髪が洗える!しかし洗う場所はなんと… 私はてっきり浴室かシャンプー台のようなところにハナを連れて行って洗髪するのだと思っていたので、看護師さんがおもむろにベッドにビニールを敷き始めたときは、ものすごくびっくりしました。 「こんなビニール1枚じゃ水が漏れちゃうよ」と思っていたら、おむつをビニールの上に敷き詰め始めて、さらにびっくり。 普通にシャンプーして、看護師さんがボトルに入れてきてくれたお湯で洗い流し、お湯はおむつが吸収。ベッドがびしょ濡れになることなく、洗髪が終わりました。こんな洗髪の仕方があったとは……。 驚きはしたものの、髪を洗っている間、ハナは暴れることなく本当に気持ち良さそうで、こちらもとてもうれしくなりました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年08月28日娘がロタウイルスが原因で急性脳症に。主治医から、ロタウイルスで脳症になった子で元どおりに回復した子を診たことがないこと、歩いて退院した子がいなかったこと等を告げられました。絶望で「生きることをやめたい」とまで思ってしまった和田さんでしたが…。 娘には重い障害が残ることを覚悟してほしい。医師からそう言われて絶望したあと、夫と泣きながら話して、私なりにたどり着いた結論がこれでした。 一生頑張れるかわからないけど… 自分が障害を持つようになったり、死が近いことを知らされた人が、それをどう受け止めていくかには段階があると言われています。最初は衝撃を受け、否定し、怒り・抑うつなどを経て、最後は受容する、というものです。私は、家族や身近な人も同じなのではないかと思っています。私は10代のとき父親を亡くしていますが、そのときもまったく同じ心の変化を辿りました。ただそれには何年もかかりました。ハナの場合は、自分が親で、待ったなしなのもあって、短い期間にそれらがワーっと襲ってきた感じでした。 「元の娘に戻ってほしい」「もしかしたら戻るかもしれない」という願望は消えません。でも、以前とは違う今の娘だってやっぱりかわいい。これから娘がどんな状態になるのかわからないし、自分が本当にずっと娘を支えていけるのかわからないけれど、とりあえず1日1日、もう一度赤ちゃんから育てるつもりでやってみようと、そう思えたのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年08月14日娘がロタウイルスが原因で急性脳症となり、入院に。元どおり回復する可能性はあると信じて看病していましたが……。主治医から、ロタウイルスで脳症になった子で元どおりに回復した子を診たことがないこと、歩いて退院した子がいなかったこと、等を告げられてしまいました。このとき「生きることをやめたい」と放心状態になってしまった和田さん。すると、いつもは温和で怒ったことのない旦那さんが初めて和田さんを怒鳴り……。夫に怒鳴り散らされたあと、話が意外な方向へいきました。それは…… 夫には見せていた別の顔とは…? 「ハナ、笑うよ?」と夫に言われたときは、耳を疑いました。私が看病しているときは、寝ている以外は暴れたり泣いたりばかりのハナ。もうこれからは一生この調子なのかと思っていました。 しかし夫の前では、ハナは別の顔を見せているよう。「なんで私の前では態度が違うんだろう。私のことが嫌いなのかな? 私の看病の仕方がおかしいのかな?」と悲しくなりましたが、夫は失笑。「ママだから甘えているんだよ」「ママの前でだけは、素を出せているんでしょ」と言われました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年07月31日娘がロタウイルスが原因で急性脳症となり、入院してしまった和田さん。元どおり回復する可能性はあると信じて看病していましたが……。主治医から、ロタウイルスで脳症になった子で元どおりに回復した子を診たことがないこと、歩いて退院した子がいなかったこと、等を告げられ、ショックで放心状態になってしまった私。気がつくと家に帰っていたのですが…… 耐えられない。そんなとき夫は… 批判をおそれずに言えば、私はこのとき「生きることをやめたい」と思いました。つらい現実から逃げたかったんだと思います。ハナが今まで接してきたハナでなくなってしまうのは、ハナを失ってしまうのと同じことに感じられました。夫は温和な人で、私は怒鳴られたことも、怒鳴っているのを見たこともないのですが、このとき初めて怒鳴られました。あとで夫に聞いたところによると、私が本気で言っているのがわかったので、何としても止めないといけないと思ったそうです。今は夫に心から感謝しています。 そしてこのあと、夫から意外なことを聞かされました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年07月17日娘さんがロタウイルスが原因で急性脳症となり、入院し、特別な治療薬はないことを医師から告げられた和田さん。入院して2日目、3日目とどんどん眠る時間が増えていき、もうろうとしていて笑うこともありませんでした。どんどん状態が悪くなっているように見え、不安な毎日を過ごしていましたが……。入院から4日目。気持ちをなんとか立て直しながら看病していたものの、ハナの状態は相変わらず。起き上がれず、笑わず、表情も話し方もいつもとまったく違っていました。夫の母と私の母が来てくれていたとき、ちょうど主治医がやってきてハナの状態を聞いてきました。私は説明しつつ、聞きたかったことを初めて質問しました。それは「ハナは以前と同じハナに戻れるのか」ということでした。 聞きたかったことを質問するも、耐えきれず… ハナの病状を軽く考えていたわけではありません。でも元どおり回復する可能性はあると信じて看病していました。先生が今まで診てきた子どもたちの中に以前と同じように回復した子は1人もいなかった、という事実は、ショックすぎて受け入れることができませんでした。 自分のおなかの中から聞いたこともない声が出てきたのを覚えています。母たちも泣いていて、私の母は「しっかりしなさい! あなたがしっかりしなくてどうするの?」と言っていたのですが、しっかりできるはずもなく……。その場にへたり込んでしまって、ずっと変な声を出し続けていました。 放心状態になった私を夫が迎えに来てくれたらしく、気がついたら自宅に戻っていました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月26日ロタウイルスが原因でまさかの脳症になってしまった娘さん。予防接種さえできていたなら、病気かかることも脳症になることもなかったかもしれないと思うと、やり場のない悔しさと怒りが込み上げた和田さん。その後娘さんの状態は悪化しているように見え…。入院から3日目。ハナの急性脳症の原因はロタウイルスであること、特別な治療薬はないことを医師から告げられました。 ハナは少しは話すことができたものの、2日目、3日目とどんどん眠る時間が増えていき、もうろうとしていて笑うこともありませんでした。私には、どんどん状態が悪くなっているように見え、不安でたまりませんでした。 何か自分でもできること…!と思いやってみたのは… 夫は持ち運びのできるモニターつきの小さなDVDプレーヤーを購入。ハナのお気に入りのDVDを病室で見せたところ、ハナがキャラクターのセリフをまねしたと報告してくれました。「まだ希望はあると思う」という夫の言葉に励まされました。 私も他に何か自分にできることを……と思い、ベッドの周りにちょっとした飾りをつけてあげることにしました。しかし、そもそも工作などが好きな私はつい熱が入ってしまい、大量に製作。ベッドの周りに飾ったところ、なんだかお誕生会のような有様に……。個室だったので、ほかの患者さんに見られることも、病院から咎められることもなかったものの、今思えば完全にやりすぎだったなあ、と反省しています。(あとで外しました) 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月12日保育園で恐ろしいプリントが回ってきた。このように切り出し、Twitterで注意を呼び掛けたのは、保育士の、のりせんせい(@Norisensei_)さん。ある日、ほかの園で『急性アルコール中毒』により緊急搬送された子がいることを知らされました。主に大量の飲酒などにより引き起こされる急性アルコール中毒。なぜ幼い子供がかかってしまったのでしょうか。なんと原因は、子供が担任に隠れて消毒用のアルコールスプレーを手に吹きかけ、それを舐めてしまったからだったのです。保育園で恐ろしいプリントが回ってきた。急性アルコール中毒で救急搬送された子がいるって。初めは血液検査しても原因が分からなかったみたい。よく話を聞いたら、担任に隠れてアルコールスプレーを手にふきかけて舐めていたらしい。今の時代だからこそ気を付けなきゃいけない事故だよね。— のりせんせい (@Norisensei_) May 28, 2022 血中アルコール濃度が急上昇して、脳内の神経細胞を麻痺させてしまう急性アルコール中毒。最悪の場合、死亡してしまうケースもある危険な中毒症状です。投稿を見た人からは、事故に驚く声や、「気を付けたい」というコメントが続出しています。・これは怖い。子供の手の届くところに置かないように気を付けないと。・高齢者施設でも起こりうるケースです。「注意しないといけない」と、再認識させられる事例ですね。・怖いですよね…。家庭内でも今一度、アルコールの管理を見直します。新型コロナウイルス感染症の発生以降、感染予防対策として各地にアルコール消毒液が設置されています。店舗などに入る際、消毒をしてから入店することも多いでしょう。今や日常的な行動ともいえるからこそ、思いがけない事故につながらないよう、細心の注意を払いたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月10日どこにでもありごくありふれたロタウイルスが原因でまさかの脳症になってしまったことを医師に告げられた和田さんでしたが…。娘の脳症の原因になったロタウイルスは、どこにでもありたくさんの子どもが感染するにも関わらず、薬がない。主治医からそう言われ、「じゃあいったいどうすれば防げるんですか?」と思わず聞き返しました。先生から返ってきた言葉は…… もしかして防げた…? 当時ロタウイルスワクチンは、日本では無料の定期接種どころか認可すらされていませんでした(2020年に定期接種化)。現在は認可されたり定期接種になったりしたほかのワクチンも、当時は未認可だったり任意接種で高額だったりしました。予防接種さえできていたなら、病気かかることも脳症になることもなかったかもしれないと思うと、やり場のない悔しさと怒りが込み上げました。 ハナの脳症の原因はわかったものの、特に治療方針に変化はなく、回復するのか、いつ退院できるのかもわからないまま、看病は続きました。 ◇◇◇ 海外では承認されている薬が日本では未承認のために使用できないというケースが多々あります。薬事承認までの期間が欧米に比べて日本は長くかかり、薬の承認格差、いわゆる「ドラッグ・ラグ」として問題提起されているようです。薬事承認に時間がかかることの背景には、人種による体への影響、過去の薬剤訴訟、薬の承認・審査をおこなう体制の差などさまざまなことが考えられています。現在「ドラッグ・ラグ」を解消するために、さまざまな取り組みがおこなわれているようです。和田さんのような思いをする人が1人でも減るように、薬の承認がスムーズにおこなえるようになるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月30日おなかの風邪かと思ったら、まさかの脳症だったことが判明し入院となった娘さん。その後、検査のために便を採取しましたが……。ハナの便を検査したところ、ウイルスが発見され、それが脳症の原因だろうと医師から告げられました。私はどんな恐ろしいウイルスが娘の体に入ってしまったのだろう、と思ったのですが、そのウイルスは意外にもとてもよく耳にするものでした。 脳症の原因が判明。 ハナの便から検出されたのは「ロタウイルス」でした。どこにでもいる、ごくありふれたウイルスで、乳幼児の半数近くが感染症を発症し、すぐまわりに感染しますが、当時ロタウイルスの予防接種は日本では認可されていませんでした。ロタウイルスはごくまれに脳症などの重い合併症を引き起こすことがあり、ハナはおそらくロタウイルスによる急性脳症だろうと言われました。(後日、大学病院での検査で確定) 私は驚きつつも、原因がわかったのなら何か治療法があるのでは、と期待したのですが、「薬はありません」と医師からはっきりと告げられ、言葉を失いました。 ※日本では、2種類のロタウイルスのワクチン(単価と5価)が承認されていて、任意で接種を受けることができます。対象者はいずれのワクチンも乳児であり、具体的な接種期間は、単価ロタウイルスワクチン(2回接種)の場合は生後6~24週の間、5価ロタウイルスワクチン(3回接種)の場合は生後6~32週の間です。ただし、どちらのワクチンも1回目の接種は14週6日までが推奨されます。詳細については、医療機関でご相談ください。(厚生労働省HPより) 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月15日風邪症状が一転、脳症だったことが判明し入院となった娘さん。入院当初食事もトイレも入浴もまったくできない状態で、意識ももうろうとしていてよく寝ていましたが……。ハナはろれつが回らず、時々意味不明なことを言っていたものの、理解できる要望を言ってくることもありました。その1つが「ママ、おしっこ」でした。 入院中、娘の質問に… すんなりおむつはずれができなかったハナ。長いトイレトレーニングの間、おまるに座らせるところからスタートして、トイレに関係する絵本を読んだり、DVDを見せたり、トイレに行けたらシールを貼れる台紙を作ったり……。おもらししてしまい、床や布団を濡らしてしまったことも一度や二度ではありませんでした。その長い長い努力の成果が出て、やっと日中はおむつをつけなくても過ごせるようになったタイミングで、この突然の入院。「おしっこ」と言われ、私は血反吐を吐くような思いで「おむつにしなさい」と言ったのを覚えています。 その後検査のために何とか便も採取。するとすぐに「脳症の原因がわかりました」と医師から告げられたのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月01日娘が脳症になったとき9話。娘さんが脳症だったことが判明し入院に。付き添い生活が始まりましたが思わぬことが気になってしまい……。義母、夫、私の3人交代での24時間付き添い生活が始まりました。病院まで歩くのは多少遠かったので、自転車と車を使って、朝〜夕方の人と夕方〜朝の人で交代していました。夫がなんとなく買ってしまったものの、あまり乗らなくなっていたママチャリでしたが、このときは大活躍でした。(その後、震災のときも大活躍) 娘が脳症になったとき #9 ハナの体に取り付けられた点滴やセンサー、そこからのびたコード類がとにかくしょっちゅう絡まるのです。ひっぱられて針の部分が痛かったりずれたりするんじゃないか?コードが首にひっかかったら大変!などなど心配になり(実際に点滴が漏れてしまったこともありました)、絡まったコードをしょっちゅう直す私。ほかにも、モニターのセンサーがずれてアラームが鳴るたび看護師さんが来たりするので、なんだかんだと人の出入りがあり落ち着きませんでした。 ハナは入院当初食事もトイレも入浴もまったくできない状態で、意識ももうろうとしていてよく寝ていました。なので、ハナの日常生活の世話をすることよりも、周辺機器のケアをすることのほうがよほど多かった気がします。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年04月17日もしも突然、我が子に原因不明の発疹が見られたら、親は不安と恐怖で取り乱してしまうことでしょう。しかし、思わぬ原因であることが発覚し、大爆笑してしまったのが、あんなのあんなっ(@hentai_an4)さん。Twitterに投稿したエピソードに、多くの人が笑ってしまったようです。我が子の足に謎の発疹原因は…ある日のこと、子供から「足が変」といわれたという投稿者さん。確認すると、足の甲に黒ずんだ斑点が見られたため、すぐに子供を連れて皮膚科へ向かいました。「今、同じ症状で来るお子さんが、かなり増えてます」と説明する医師に、感染症を疑った投稿者さんですが、告げられた斑点の原因は、予想だにしないものでした。医師が明かした、原因は…。「クロックスの日焼けです」足が変と言うから見たら謎の斑点に焦って皮膚科に連れて行くと「今同じ症状でくるお子さんがかなり増えてます。」と言われ「感染病なんですか!?」と聞くと「クロックスの日焼けです」と言われ大爆笑した pic.twitter.com/wDw98KVPoj — あんなのあんなっ ❤︎ (@hentai_an4) April 14, 2022 そっちか~…!クロックスのデザインである、穴の形通りに焼けた肌。黒ずんだ斑点は発疹ではなく、日焼けだったのです…!安心したと同時に、爆笑してしまったという投稿者さん。まさかのオチに、28万件もの『いいね』が寄せられるなど、投稿は大きな反響を呼びました。・シースルーの靴下も要注意です。足の甲に日焼け止め塗るのは大事です…。・自分の妹も、同じような日焼けをしていた。・爆笑しすぎてお腹が痛い…!気温が上がるにつれ、履いている人を見かける機会が増えるクロックス。長時間の外出でクロックスを履く時は、くれぐれも日焼け止めを忘れずに…![文・構成/grape編集部]
2022年04月15日娘が脳症になったとき8話。おなかの風邪らしき症状から一転、娘が脳症だったことが判明した和田さん。治療が始まりましたが……。長女ハナが急性脳症になっていること、障がいが残る可能性があることを知らされ、夫も私も目の前が真っ暗になりました。なんとか自宅に帰ったものの、これからどうすればいいのか、まったくわかりませんでした。 娘が脳症になったとき #8 私たちはなぜか障がい児教育に携わっている友人に連絡しました。今こんなことをしている場合ではないとわかっていても、この先どうすればいいのかわからず、藁にもすがる思いでした。彼女は仕事が終わったばかりだったのにもかかわらず、私のただならぬ様子に気がついたのか、すぐに駆けつけてくれました。自分の教え子たちの様子、親御さんの生活、どうやって子どもたちが成長し、なにが大変なのかなど、いろいろ教えてくれました。第三者にハナの話をしたことで、夫も私も少し冷静になることができました。 友人が帰ったあとは夫婦でネットであれこれ調べまくりました。脳症の子が元気になった場合はあるのか、障がいが残った場合どうすればいいのか、などなど。元気になった子、重い後遺症が残った子、亡くなってしまった子……いろいろな子がいました。 私たちはなんとか安心したかったのだと思います。でも、どれだけ調べても、胸の中に重い塊があって、ちっともラクにはなりませんでした。 「まだわからないよね」「元気になった子もいるんだもんね」「明日はハナの好きな絵本を持っていってみよう」などと夫婦で励まし合い、とにかくハナの看病を頑張ることを決めました。翌日、夫は会社に看護休暇を申請。義母はしばらくうちに滞在してくれることになり、夫・私・義母3交代でのハナの24時間看護が始まったのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月27日娘が脳症だったことをボロボロになった夫に泣きながら言われた和田さん。「おなかの風邪」だったはずの病名が「急性脳症」に変わって…。検査の結果、髄液に問題はなく、脳波がゆるやかになっていることから、ハナは急性脳症と診断されました。 娘が脳症になったとき #7 悪い夢を見ているようでした。歌ったり踊ったりするのが好きなハナが、それができなくなるかもしれないなんて、考えたこともありませんでした。元気に生まれたら、ずっと元気に育つのだと、当然のように思っていました。現実が受け入れられず、口から出るのは「なんで?」「ひどい」ばかり。どうしたらいいのかわかりませんでした。 今後の治療としては、ステロイド、抗生物質、脳浮腫に効く薬、抗けいれん剤を投与して症状の回復を待つ、と医師から説明されました。ステロイドなんて、肌に塗るだけだって気をつかう物質を投与するの?と驚きましたが、ステロイドを急性期に大量投与すると良くなるケースが多いとのことでした(ステロイドパルス療法)。 駆けつけてくれていた義両親。義父は仕事のため自宅へ帰り、義母はハナに付き添ってくれることに。私たち夫婦は二女ハッパを連れて自宅に帰りました。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月13日娘が脳症になったとき第6話。おなかの風邪のような症状から始まった娘さんの症状が悪化。入院となり、翌朝を迎えましたが…。救急車で病院に運び込まれた初日の夜、入院室のベッドでハナは私を「ママ」と呼んでくれました。その後、私の母が駆けつけたときも数字を読んだり、返事したりしていました。「今はちょっともうろうとしているけど、明日になったら元気になっているかも」と期待していた私たち家族。しかし、朝起きると、ハナの様子は想像していたようなものではありませんでした。娘が脳症になったとき #6 ハナは前日より明らかに悪くなっていました。話し方も表情もおかしく、会話もきちんとできず、まるで知らない子のように見えました。 先生の指示で再度検査をすることになり、その間私と夫は交代。一度帰宅して着替えなどを持って病院へ戻ってくると、夫が先生から検査結果を告げられた後でした。 「ハナ、脳症だって」ボロボロになった夫に泣きながら言われました。入院2日目。「おなかの風邪」だったはずのハナの病名は、「急性脳症」に変わったのでした。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月01日娘が脳症になったとき第5話。風邪のような症状が悪化し、入院となってしまった娘さん。24時間の付き添いがスタートしましたが…。入院してから知ったのですが、ハナが入院した小児科では、24時間付き添いが必要でした。初日の夜は私が付き添いする、というのはすぐ決まりました。が、ひとつ大きな問題があったのです……。 娘が脳症になったとき #5 ほかの子どもを連れて付き添いするのは認められていなかったので、生後6カ月の二女・ハッパのことは夫に任せるしかありませんでした。ハッパにはミルクと卵のアレルギーがあり、粉ミルクは飲ませたことがありません。看護師さんから教えてもらって、ミルクアレルギー用の粉ミルクを購入。その夜、ハッパはミルクは少し飲んだものの、おっぱいがないので眠らず、夜中は夫が必死にあやしていたそうです。 私は私で大変でした。娘の隣の簡易ベッドで眠って、何かあったら起きればいい、と思っていましたが、とにかく眠れないのです。緊張している上に、いろいろな音が気になりました。ひっきりなしに出入りするスタッフの足音、計器のピーピー鳴る音や廊下の音。ほとんど眠れないまま、朝になりました。 そして「朝になったらハナは元気になっているかもしれない」という希望は、あっさり打ち砕かれることになるのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年02月13日娘が脳症になったとき第4話。上のお子さんが3歳のとき、風邪のような症状に。その後、突然意識を失ってしまい……救急搬送に。これは娘さんが脳症と判明したときのお話です。救急車で搬送されて、検査中に眠らせておく薬が切れたとき、ハナは泣いて叫んで暴れました。特に髄液を採取したときは本当に痛そうで、毛布を使って押さえている看護師さんたちも大変そうでした。 しかしハナは私を見ることも、「ママ」と呼ぶこともありませんでした。意味のある言葉を話さず、泣き喚くだけ。「もしかして私のこともわからなくなってしまったのか? 話せなくなってしまったのか?」と不安でいっぱいになりながら、検査が終わるのをひたすら待ちました。 娘が脳症になったとき #4 弱々しい、どこか調子の狂った声でしたが、ハナに「ママ」と言われたときは本当にうれしくて、堪え切れず号泣してしまいました。毎日何度も何度も「ママ」と呼ばれてきて、それが当たり前で、時には「うるさいなあ」と思っていたくせに、このときのひと言は本当に特別でした。 娘はちゃんと私のことをわかっている。今は検査で疲れてボロボロになっているけど、数日しっかり休めば元気になる。いや、もしかしたら明日には元気になって、またうるさいくらいペラペラしゃべっているかもしれない。そう思いました。 しかし、私が想像していたように事は簡単に進まなかったのです。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年01月30日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの八乙女光が、突発性難聴の治療に専念するため活動を休止することが、ジャニーズ事務所の公式サイトで29日、発表された。サイトでは「この度、弊社所属タレント八乙女光(Hey! Say! JUMP)は突発性難聴を発症し、その治療に専念するため、一定期間活動を休止いたしますことをご報告申し上げます。いつも応援してくださっているファンの皆様、そして、ご支援くださる関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と報告。「昨年12月にめまいと耳鳴りの症状を訴え、病院を受診しましたところ突発性難聴との診断を受けました。しばらく仕事を続けながら通院治療を行いましたが、音楽活動をはじめとする仕事への影響が徐々に見受けられましたので、弊社としましても、八乙女の健康を最優先すべきであると判断し、本人の意向を尊重しながら、メンバーの意見を踏まえた上で、この度、一定期間活動を休止することといたしまし」と経緯を説明した。また、「八乙女は、ファンの皆様や関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけすることを気にかけておりましたが、メンバーと話し合い、再びグループの一員として活動するためにも、今は治療に専念することを約束いたしました」と八乙女の思いも伝え、「今回、安心して治療ができる環境をくださったすべての皆様に心から感謝いたしております」とコメント。そして、「グループとしても、個人としても活動を楽しみにしてくださっていた皆様には、誠に恐れ入りますが、何卒ご理解賜れますと幸いでございます。当面の間、Hey! Say! JUMPは7名での活動となりますが、これまでと変わらず温かく見守っていただけますと幸いでございます」と呼びかけた。八乙女光もコメントを寄せた。○■八乙女光コメントこの度は僕のことでファンの皆さま、そして関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけいたしまして、本当に申し訳ありません。12月に突発性難聴を発症しました。テレビの収録中に耳鳴りとめまいが起きたのが始まりで、一日中症状が続き、夜も耳鳴りがひどくて眠れない状態でした。耳の症状は良くなってきてはいるのですが、複数で話すと誰が何を話しているのか分からないノイズが頭の中で起きて、バラエティや音楽活動をすることも難しい状態です。そこで、事務所、メンバーとよく話し合い、芸能活動を休業することになりました。突発性難聴と向き合いながら仕事をするという選択肢もありましたが、春に控えている舞台、今頂いているお仕事を、100%乗り越えられるかと考えた時に、今の僕の回復状態では難しいと判断しました。皆さまに悲しい思いをさせてしまうことはとても悔しいです。本来は、中止になりましたコンサートツアーの最終公演を終えて、ちゃんとHey! Say! JUMPの仕事を一つ乗り越えた上で、報告する予定でしたが、このタイミングでの報告となりました。僕としては、Hey! Say! JUMPの15年目の記念すべき日に戻る事を目標にして、完治に向けて治療に専念したいと思います。必ず、また元気な姿を見せたいので、今は完治するお時間を下さい。僕が戻ってくるのを待っていてもらえると嬉しいです。これからもHey! Say! JUMPを宜しくお願いいたします。八乙女光
2022年01月29日