突発性難聴により2023年10月から活動休止中だったアイドルグループ・Juice=Juiceの川嶋美楓が、きょう20日に神奈川・ハーモニーホール座間で行われたコンサートツアー「Juice=Juice Concert Tour 2024 1-LINE」初回公演でステージへ復帰した。○■川嶋美楓「本当にステージに立つのが大好きだなと」公演直前には、川嶋の復帰を歓迎する客席で「美楓ちゃん!」「おかえり!」のコールが繰り返された。ステージは華々しく幕を開け、5月15日にリリースする最新シングル「トウキョウ・ブラー/ナイモノラブ/おあいこ」から2曲を初披露。力強い「トウキョウ・ブラー」はクールに、ミディアムテンポの「おあいこ」はしっとりと歌い上げ、観客を魅了した。公演序盤のMCでは川嶋もステージへ立ち、11人の全メンバーがそろって笑顔で挨拶。リーダーの植村が「美楓、おかえりなさ〜い!」と叫ぶと観客が歓喜した。公演直前のコールについて感想を聞かれた川嶋が「すごくうれしくて。今まですごく、みなさんに心配とか迷惑をかけたんですけど、これから精一杯頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします!」と元気よく伝えると、客席が盛大に沸いた。以降も楽曲を次々と披露し、公演終盤には川嶋もパフォーマンスへ合流した。先述の最新シングル収録曲「ナイモノラブ」などで躍動し、終演直前のメンバーによる挨拶では、川嶋が「久々にステージに立つことができて、本当にステージに立つのが大好きだなと思いました」と吐露。リハーサルでは緊張もあったが、メンバーと「ふざけちゃったり、悪さをしてしまったり」する中で気持ちがほぐれたといい、復帰を待ちわびていたファンや、周囲のスタッフに「本当に支えられていたと思いました。ありがとうございます」と感謝を伝えた。本公演で初披露した「トウキョウ・ブラー」のMVはグループ公式YouTubeチャンネルで公開中。唯一のオリジナルメンバーであるリーダー・植村にとっては、グループ卒業を控えて臨む自身のラストツアーでは全国8都府県を行脚し、6月14日には、東京・日本武道館で植村の卒業公演「Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル」を開催する。【編集部MEMO】コンサートツアー「Juice=Juice Concert Tour 2024 1-LINE」4月20日・21日ハーモニーホール座間 大ホール(神奈川)4月27日・28日NHK大阪ホール(大阪)5月3日東海市芸術劇場 大ホール(愛知)5月5日TACHIKAWA STAGE GARDEN(東京)5月12日仙台サンプラザホール(宮城)5月18日キャナルシティ劇場(福岡)5月26日NHK大阪ホール(大阪)6月1日沖縄コンベンションセンター劇場棟(沖縄)6月8日JMSアステールプラザ 大ホール(広島)
2024年04月20日『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』などの作者としておなじみの漫画家、鳥山明さんが3月1日、68歳で亡くなった。死因は“急性硬膜下血腫”。急性硬膜下血腫とは、脳を覆っている硬膜と脳表との間に起きる急性出血のこと。さがみ生協病院内科部長の牛山元美さんが原因について解説する。「一般的には、転倒や転落、交通事故などによって強く頭を打ちつけた場合、その衝撃で硬膜と脳表の間の血管が切れて出血が起きることで発症します」衝撃を受けた直後、あるいは少し時間を置いてから、激しい頭痛や意識障害、嘔吐、麻痺などの症状が現れる。「こうした症状が出た場合、緊急手術で頭部の血腫を取り除かないと命に危険が及びます」(牛山さん)ただし、頭部にそれほど強い衝撃を受けなくても次のような人は要注意。「過去に脳梗塞や心筋梗塞を起こした人、狭心症など心疾患をお持ちの人、さらには、脊柱管狭窄症などの治療で整形外科に通っている人などはリスクが高まります。血管がもろくなっているうえに、“血液をサラサラ”にする薬を服用している場合が多いので、つまずいた拍子に軽く頭を打ったくらいでも、脳の血管が切れて血腫ができることもあるのです」(牛山さん)つまり、血液サラサラの薬を服用している場合は、ちょっとした“つまずき”による頭部の打撲でも、急性硬膜下血腫になる可能性があるということなのだ。■自宅内転倒が多い高齢者が見落としやすい盲点は?日本理学療法士協会の副会長で、理学療法士の佐々木嘉光さんは、「自宅内にも転倒のリスクが潜んでいます」と話し、警鐘を鳴らす。「年齢とともに“視覚”や“バランス感覚”“筋力”などが落ちてくるので、ちょっとしたモノにつまずきやすくなるからです」東京消防庁の統計(令和元年)では、住居内で高齢者の転倒事故が発生する場所として多いのは、1位:居室・寝室、2位:玄関・勝手口、3位:廊下・縁側・通路、4位:トイレ・洗面所、5位:台所・ダイニングと続く。「大前提として、室内のどこであっても〈室内や足元を明るくする〉〈動線上にモノを置かない〉〈滑りやすいマットはできるだけ敷かない〉が基本。さらに、足のサイズに合っていないスリッパも事故の原因になります」(佐々木さん)こうしたポイントを押さえたうえで、自宅内で転倒しやすい場所と回避する方法を見ていこう。【1】リビングや和室「リビングは電源コードが多くなりがちなので、足をとられます。壁にはわせるなどして引っかからない対策を。特に携帯の充電コードにご用心。ラグマットも、つまずきの原因に。読みかけの新聞やチラシも、床に置いておくと踏んで滑ってしまいます」和室にも、こんな危険が潜む。「座布団や座椅子に足を引っかけて転倒するケースが目立ちます。畳から立ち上がる際は、慌てずゆっくりと動きましょう。置きっぱなしの健康器具にも気をつけて」【2】キッチン「床に敷いているキッチンマットに引っかかって転倒する、あるいは足元のゴミ箱につまずいて転倒する、といったケースが見られます。マットを敷くなら滑り止めが付いているもので、ふかふかしていない毛足が短いタイプを。また、ゴミ箱を明るい目立つ色に替えることもつまずき対策のひとつです」加えて、脚立の使用時も要注意。「よく使用する食器類は高い場所にしまわないこと。脚立を使用する場合は、踏み台の部分が広く安定したものを選びましょう」【3】浴室・脱衣所「転倒しやすいのは、脱衣所から浴室へ入る際の段差や、浴室に足を踏み入れた直後です。浴室がぬれていたり、床に残った石けんなどのぬめりがあると滑りやすくなります」日ごろから浴室の掃除や乾燥を心がけよう。脱衣所から浴室へ入る段差が高い場合は、踏み台などを設置してもよい。「浴槽に入った瞬間、足を滑らすこともあります。足元が不安な方は、浴槽内に滑り止めシートの設置も検討を。また、低い風呂用の椅子から立ち上がる際のふらつきにも注意」【4】トイレ「トイレは狭いので、大きな転倒事故につながることは少ないですが、トイレマットに引っかかったり、便座から立ち上がる際のふらつきに注意して」【5】玄関モノが散乱しがちな玄関も危険が多く潜んでいる。「履いていない靴はしまうようにして玄関はスッキリと。また、置きっぱなしのゴルフバッグや届いた宅急便の箱に足を引っかけることもあるので、できるだけ早く片付けるように。エントランスまわりの砂利やブロックにも注意したいところです。そして、靴を履くときによろめいて転倒しやすいので、段差部分に座るなどして慌てず着脱を」これ以外にも注意したいのが、寝室での転倒だ。多いのが、夜間にトイレに立ったときだという。「真っ暗にしていると足元が見えにくい。常夜灯などを寝室や廊下に設置して」また、起き上がったときのふらつきも転倒の原因に。「まわりの壁につかまって、ゆっくり体を起こすように。不安な方はベッドガードなどを付けるのもひとつの方法です」庭も転倒事故が多い場所。「雨が降ったり、コケがついていたりすると、庭の砂利や石が滑りやすくなっています。不安定なサンダルで庭に出る方も多いので、靴選びにも注意して」こうした点を注意して、自宅でも安全に過ごそう!
2024年03月25日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が15日に自身のアメブロを更新。病院の受診を検討する全然治らない症状を告白した。この日、井上は「身体のメンテナンスのために酸素カプセルに入ってから、耳が痛い」と告白し「飛行機に乗って、耳がキーンとなった状態が、ずっと続いている」と説明。「色々、対処法とかを調べてみて、唾を飲んだり、あくびをしたり、温めたりと一通りの事はやってみた」というも「全然治らない」と明かした。続けて「突発性難聴なんじゃないのかっていう話もある」と述べつつ「右耳自体はしっかりと聞こえるし、詰まった感じはあるものの、突発性難聴ではないと信じたい」とコメント。「ってか、若い頃には無かった身体の不調がどんどん表れてくる」といい「これが、老いかぁ!」とつづった。最後に「ただ、この身体と付き合っていくしか他はない」と述べ「とりあえず、明日になっても耳の不調が治らなかったら病院へ行ってきます」と報告した。この投稿に読者からは「大丈夫ですか?」「どこかに痛みがあると、しんどいですよね」「お大事になさってください」などのコメントが寄せられている。
2024年01月17日2023年12月7日に、お笑いタレントの島崎俊郎さんが急性心不全で亡くなっていたことが分かりました。68歳でした。サンケイスポーツによると、同月6日に東京都内の自宅で倒れ、救急搬送されましたが、病院で息を引き取ったとのこと。島崎さんは、音楽バンド『クレイジーキャッツ』の付き人を経て、お笑いトリオ『ヒップアップ』のメンバーとして芸能界デビュー。1980年代には、バラエティ番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)で『アダモちゃん』の愛称で知られるキャラクターにふんし、人気を博してきました。『天才たけしの元気がでるテレビ』 (日本テレビ系)や『笑っていいとも』(フジテレビ)など、時代を象徴する数々の人気のバラエティ番組にも出演。訃報を受けて、人々からは「お笑いファンにとって大きな悲しみです」「とても悲しい…。どうぞ、天国も笑いでわかせてください」「『ひょうきん族』での登場がいつも楽しみでした」など、悲しみの声が続出しています。島崎俊郎さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年12月07日インフルエンザ脳症とは?原因も解説インフルエンザ脳症とは、インフルエンザウイルスに関することによって引き起こされる脳症で、「意識障害」「けいれん」「異常言動・行動」などの症状が表れる病気のことです。主に子どもが発症する場合が多いといわれています。そもそもインフルエンザとは、通常の風邪とは異なりインフルエンザウイルスに感染することで発症し、38℃以上の発熱や全身の倦怠感、頭痛、筋肉痛などの症状が見られる病気です。インフルエンザは1週間程度で症状が落ち着いてくるといわれていますが、子どもの中にはインフルエンザに伴った急性脳症を発症することがあり、これをインフルエンザ脳症と呼んでいます。インフルエンザ脳症がなぜ起こるのかは現在までのところはっきりと分かっていませんが、いずれにせよインフルエンザウィルスの感染がきっかけとなっているため、まずはインフルエンザウィルス感染を予防することが大事と考えられます。インフルエンザ脳症の割合ですが、2019年から2020年にかけてのインフルエンザの患者数は約729万人で、そのうちインフルエンザ脳症は254例報告されています。(2020年第 14 週までの暫定値)このデータをもとに計算すると、インフルエンザにかかった方のうち、約3万人に1人がインフルエンザ脳症も発症していることになります。ただ、こちらは全年齢の調査なので、子どもに限った場合はインフルエンザ脳症にかかる確率は先程挙げた割合より高くなると考えられます。インフルエンザ脳症にかかった場合は意識障害などの症状が表れ、治療後も後遺症が残る場合もあるため、早期に医療機関を受診することが大事です。インフルエンザ脳症の初期症状とは?後遺症の割合や症状も解説インフルエンザ脳症の初期症状として、「意識障害」「けいれん」「異常言動・行動」が挙げられます。その中でも意識障害はインフルエンザ脳症を判断する際に最も重要な症状といわれています。意識障害とは、刺激を与えたり呼びかけをしたりしても反応がない、または鈍い状態のことで、インフルエンザ発症時に意識障害が見られた場合はインフルエンザ脳症の可能性があり、救急にて受診する必要があります。意識障害以外のけいれんと異常言動・行動は通常のインフルエンザに伴って表れることもある症状のため、それだけではインフルエンザ脳症とは判断できません。異常言動・行動も短時間のものは経過観察となる場合があり、1時間以上を目安に長時間続く場合などはインフルエンザ脳症の可能性が高いと考えられています。異常言動・行動には、・保護者のことが分からなくなる・突然大きな声で歌いだす・幻覚が見えるようになる・意味不明なことを話すなどがあります。ただ、けいれんと異常言動・行動が両方表れている場合は、インフルエンザ脳症の可能性が高くなるため病院に受診することになります。インフルエンザ脳症を発症したあとは、無治療の場合は死亡率が約30%でしたが、その後の研究などにより、10%以下にまで下がってきます。ただ、治療後も後遺症が残る場合があり、その割合は25%程度ともいわれています。後遺症としては身体障害や精神障害が残る可能性があります。身体障害が残ることは少ないですが、四肢麻痺が残る場合もあるといわれており、精神障害が残る場合は知的障害、てんかん、高次脳機能障害が多いです。後遺症が残った際は、症状に合わせて運動機能やコミュニケーション訓練などのリハビリテーションが行われます。それとともに、突然障害が生じたことへの子ども、家族双方の精神的なケアも並行して行っていくことが多いです。また、インフルエンザ脳症の後遺症の影響により、学校生活や勉強で困ることも考えられるため、スクールカウンセラーや先生などと連携してフォローアップしていくことも大事とされています。子どもは高熱が出たときに、意味不明な発言をしたり、突然大声を出すといったことがあり、この状態は熱せん妄と呼ばれています。熱せん妄とインフルエンザ脳症の異常言動・行動は共通している部分も多く、正しく診断するためには鑑別が必要です。厚生労働省の発表しているインフルエンザ脳症のガイドラインによると、①おおむね1時間以上続く②明らかに意識状態が悪いという条件を満たす場合に、インフルエンザ脳症の可能性が高いとしています。ただし、1時間以上などの条件はあくまで目安のため、状況によっては専門的な医療機関で検査することが必要とも記載されています。また、同時にけいれんが見られる場合にもさらなる検査が必要とされています。後悔しないために。子どものインフルエンザ脳症の予防法、治療法インフルエンザ脳症を防ぐには、まずインフルエンザにかからないような対策が有効といえます。インフルエンザの予防法としては、・流行前のワクチン接種・外出後の手洗いやアルコール消毒・50~60%程度の湿度の維持・室内でのこまめな換気・バランスの取れた栄養摂取と休養・人混みなどへの外出の自粛などがあります。ただ、充分に予防していてもインフルエンザにかかることはあると思います。その際は、先ほど挙げた意識障害やけいれん、異常言動・行動が見られた場合はすぐに医療機関を受診するようにしましょう。インフルエンザ脳症は症状の進行が早い疾患です。そのため、早期に診断を受けて治療を開始することが重要といわれています。インフルエンザ脳症の治療法としては、主に対処療法や特異的療法があります。対処療法とは患者の状態をより良く保つことを目的とした治療法で、インフルエンザ脳症では心肺機能を安定させる措置や、けいれんに対しての投薬などがあります。特異的療法では、高サイトカイン状態と呼ばれる、炎症を引き起こす特定のたんぱく質が過剰に産生されている状態を鎮静化させることを目的に行われます。具体的には抗ウイルス剤を用いた薬物療法や、メチルプレドニンゾロンパルス療法、ガンマグロブリン大量療法と呼ばれる点滴治療などがあります。インフルエンザ脳症では高熱を伴うことが多く、体温が40℃を超える状態が続くことで治療やその後の状態への悪影響も考えられるため、解熱剤が用いられる場合があります。インフルエンザ脳症の解熱剤としては、アセトアミノフェン(総称名:カロナール)が推奨されており、体重1kgあたり10mgの割合で投与されます。通常は空腹時の服用を避けて4~6時間以上の間隔で経口摂取し、年齢などにもよりますが一日体重1kgにつき60mgまでを限度としています。アセトアミノフェンは副作用が少ない薬として知られていますが、服薬することで何か症状が表れた場合は医師に相談することが大事です。また、解熱剤の中でアスピリン、ジクロフェナク、メフェナム酸はインフルエンザ脳症では禁忌といわれており、基本的には用いられません。子どものインフルエンザ脳症を防ぐためにインフルエンザ脳症はインフルエンザを原因とする脳症のことで、「意識障害」「けいれん」「異常言動・行動」などの症状が見られる病気です。インフルエンザ脳症は主に子どもが発症することで知られており、治療後も約25%の方に何らかの後遺症が残るといわれています。インフルエンザ脳症を防ぐためには、まずは予防接種や手洗い、アルコール消毒、換気などインフルエンザ自体の予防法を徹底することが大事です。インフルエンザ脳症は早期の診断と治療が重要といわれており、もしインフルエンザにかかった場合に、意識障害などが見られたらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。参考:インフルエンザ脳症ガイドライン|厚生労働省参考:令和4年度インフルエンザQ&A|厚生労働省参考:インフルエンザ2019/20シーズン|国立感染症研究所参考:インフルエンザ脳症の新しい治療法について|国立感染症研究所
2023年08月28日ぎっくり腰とは「急性腰痛症」と呼ばれ、突発的に発生した急性の腰痛全てを指します。突然激しい痛みが生じるので、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれます。ぎっくり腰になりやすい人は、姿勢の悪さや運動不足による体の硬さ、筋肉量の低下、ストレスなど、生活習慣に原因が潜んでいることも。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )では、専門医監修による設問に「はい・いいえ」などで回答すると、気になる症状や健康状態をチェックできるドクターズチェックを公開しています。7月12日に新着更新した「ぎっくり腰注意度チェック」では、三浦恭志先生監修のもとぎっくり腰の注意度をセルフチェックすることができます。あなたの日常生活を振り返り、ぎっくり腰の注意度をチェックして、予防と対策に努めましょう。◆新着情報人気コンテンツ・ドクターズチェック「ぎっくり腰注意度チェック」 大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【監修者プロフィール】東京腰痛クリニック院長三浦恭志(みうら・やすし)先生名古屋大学医学部大学院卒業。医学博士。あいちせぼね病院理事。日本整形外科学会専門医、脊椎脊髄病医、脊椎内視鏡下手術・技術認定医。日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医、脊椎脊髄外科専門医。日本PED研究会世話人。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。●疾患ナビ(専門医によるヘルスケアアドバイス)「ぎっくり腰(急性腰痛症)」 【大正健康ナビ】ぎっくり腰注意度チェック.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月12日2023年6月29日に、急性腎障害で入院が伝えられていた俳優の佐野史郎さんが、SNSを介して退院を報告しました。同年7月8日には、佐野さんが自身のTwitterを更新し、「日々、快方に向かっております」とファンに向けてメッセージをつづっています。ご心配をおかけしましたが、急性腎障害による検査入院を終え、無事、退院いたしました。腎機能が悲鳴をあげてはおりましたが、日々、快方に向かっております。これからは、もっともっと体調に気をつけなきゃ‼︎です。熱中症など大敵‼︎みなさまも水分補給、しっかりと!侮ると大変なことに— 佐野史郎 (@shiro_sano) July 8, 2023 佐野さんは、2021年にも、テレビドラマ『リコカツ』(TBS系)の出演中、腎臓機能障害で入院をしています。そのため、今回入院が伝えられた際には、ファンから心配の声があがっていましたが、佐野さんの元気なメッセージに安堵の声が寄せられました。・水分補給、大事ですね!自分も気を付けたいです。・ご無事でよかった!夏本番なので、くれぐれもご自愛ください。・安心しました。無理は禁物ですね。また、Instagramでは長文のメッセージを投稿し、終わりに「今しばらく、この世界で、よりよい時間が過ごせるよう、もがいていかなきゃならいとも思うのでした」ともつづっていた、佐野さん。健康面の不安は誰もが抱くからこそ、その言葉に意識を改めた人は多くいたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月08日2023年6月29日、俳優の佐野史郎さんがInstagramを更新。急性腎障害で入院になったことを明かしました。佐野史郎、急性腎障害で入院に2021年にも、テレビドラマ『リコカツ』(TBS系)の出演中、腎臓機能障害で入院をした、佐野さん。佐野史郎が体調不良によりドラマの降板を発表ネットで「ショックすぎる」の声その際、多発性骨髄腫が発覚するも、維持療法を続けて寛解していたそうです。今回の急性腎障害では、10日ほどの入院になるのだとか。再発の可能性は考えにくいとのことですが、今回の入院について次のように明かしています。一昨年入院した時も腎機能障害から多発性骨髄腫が発覚し、ですが、そちらは現在は寛解し、維持療法を続けて順調に過ごしていたところでした。今回は再発の可能性は考えにくいとのこと。再発予防の維持療法の薬剤の副作用の可能性などを詳しく検査するための検査入院です。その間のお仕事をお断りしなければならず、各方面に多大なるご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解とご容赦のほど、よろしくお願いいたします。sanovabitchーより引用 この投稿をInstagramで見る 佐野史郎(@sanovabitch)がシェアした投稿 入院の期間中は、ラジオ番組などの出演を見送るとのこと。「臓器、腎臓には負担をかけないよう、今後、気を付けて過ごさねばなりません」と、佐野さんは今後に対する思いを次のようにつづりました。これから先、仕事に支障が出ないよう、心して臨み、体をいたわりつつ、着実に取り組んで参りたいと存じます。sanovabitchーより引用佐野さんの投稿には、ファンから「お大事になさってください」「ゆっくりと休んで」などのコメントが寄せられています。佐野さんが再び元気に活動する姿を心待ちにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月29日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?小学校からヒカリちゃんの体調が悪いという連絡があり、急いで向かったサチさん。かかりつけの病院を受診すると、てんかんの疑いがありヒカリちゃんの入院が急きょ決定。 夫は出張中で、頼れるのは絶縁宣言してしまったお母さんだけです。恐る恐るお母さんに、長女・ユメちゃんのお世話をお願いすると、快く引き受けてくれ、すぐに駆けつけてくれました。 サチさんとお母さんは、仲の良い親子に戻ることができるのでしょうか……? お母さんごめんなさい…子育てはひとりじゃできない! サチさんは絶縁状態だったのにもかかわらず、すぐに飛んできてくれたお母さんに謝罪と感謝の気持ちを伝えます。 すると、お母さんも「口を出し過ぎていたところがある……ごめん」と謝り、無事和解することができました。 一方のヒカリちゃんは、かかりつけの病院に入院した結果、てんかんが判明。「なんでヒカリばっかり……」と落ち込むサチさんに、お母さんは「神様は乗り越えられる試練しか与えないんだって。サチなら大丈夫よ!」と励ましてくれました。さらに「これからもサポートするからね」と心強い言葉をかけてくれ、サチさんはひとりで抱え込まずこれからも頑張っていこうと思えたのでした。 ◇ ◇ ◇ いつもサチさん親子を支えてくれるお母さんと和解ができてよかったです。今後、つらいことや大変なことが起こった際は、お母さんのやさしい言葉を思い出して向き合っていってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママ
2023年05月01日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……? サチさん親子をサポートしてくれていたお母さんと、ヒカリちゃんの進学先で対立してしまい「二度と来ないで!」と絶縁宣言してしまったサチさん。 サチさんはお母さんと仲直りをしたいと思いつつも、素直になることができませんでした。 そんな中、無事ヒカリちゃんは小学校へ入学。落ち着いて過ごしてたころに、小学校から電話がかかってきて……。 小学校で事件発生!娘の様子が… 小学校からヒカリちゃんの体調が悪いという連絡があり、急いで向かったサチさん。唇が青く、体調が悪そうなので病院へ直行しました。 かかりつけの病院を受診すると、てんかんの疑いがありヒカリちゃんの入院が急きょ決定。夫は出張中で頼れません。 ヒカリちゃんの付き添いに加え、長女・ユメちゃんのお世話などいろいろと困ってしまったサチさんは、絶縁宣言してしまったお母さんに連絡することに。 久しぶりのお母さんは気まずかったものの、「すぐ行く!」と言って、前と変わらずサチさんの元に駆けつけてくれました。ユメちゃんのお世話もしてくれるといい、昔の仲の良い親子関係に戻りたいと思ったサチさんでした。 ※チアノーゼ血液中の酸素の不足が原因で、皮膚が青っぽく変色すること ◇ ◇ ◇ 不仲の原因はヒカリちゃんを思う気持ちが少しずれていただけのこと。困ったときに助けてくれるお母さんの存在は、やはりありがたいものです。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月05日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんの入学先が「支援学級」であることがお母さんに伝わり、真っ向から対立してしまったサチさんとお母さん。 聞き耳を持たないお母さんにサチさんは「二度と来ないで……」と言ってしまいました。 いつもサチさん親子を全力でサポートしてくれていたお母さんとの関係は、この先どうなってしまうのでしょうか……。 「二度と来ないで…」史上最悪の母との関係 「二度と来ないで!」と絶縁宣言をしてしまったものの、後悔の念が押し寄せてきたサチさん。ヒカリちゃんが救急車で運ばれたときや、日々の子育てをサポートしてくれたのはお母さんなのです。 ヒカリちゃんたちも「ばあばが来ないね」と気がついている様子。サチさんはお母さんに謝りたい、仲直りをしたいと思いつつも素直になることができませんでした。 そんな中、無事ヒカリちゃんは小学校へ入学。落ち着いて過ごしてたころに、小学校から電話がかかってくるのです……。 ◇ ◇ ◇ 母目線と祖母目線で、最善の方法が違ってしまうことはしょうがないのかもしれません。日頃からサチさん親子をサポートしてくれた、娘と孫思いのお母さんと仲直りしてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月04日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんの小学校入学を前に、就学前相談に参加したサチさん。相談員の「支援級のほうが目が行き届きやすい」という回答から、「支援級」への進学を希望しました。 しかし、お母さんは「支援学級」への進学を反対しており、つい「普通の学級で希望を出した」とウソをついてしまいました。 数カ月後、市から通知がきてヒカリちゃんはサチさんが希望する「支援学級」への入学が決定。しかし、その事実を知ったお母さんが猛反対してきて……。 進学先は子どものために決めるものでしょ? ついにヒカリちゃんの入学先が「支援学級」であると、お母さんにバレてしまいました。目が行き届く環境がヒカリちゃんに合っていると、きちんと説明しても、わかってくれません。 怒りを隠せないお母さんは、ついに「教育委員会に掛け合う!」とまで言っています。意見が真っ向から対立し、聞き耳を持たないお母さんにサチさんは「二度と来ないで……」と厳しいひと言を放ってしまいました。 いつもサチさん親子を見守ってくれるお母さんに、絶交宣言してしまったのです。 ◇ ◇ ◇ ヒカリちゃんを思うがあまりの母と祖母の対立。ヒカリちゃんの過ごしやすい環境を作ってあげたいという気持ちは一緒なのに、すれ違ってしまう2人。入学までには、誤解を解いて元の仲に戻ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月03日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?「支援学校」や「支援学級」にあまりいいイメージがない、サチさんのお母さんはヒカリちゃんに普通(通常)学級へ進学してほしい様子です。 ヒカリちゃんの進学先に悩んだサチさんは、市が主催する就学前相談会に参加することに。そこでは、親子面談やヒカリちゃんの行動の確認、質疑応答などがありました。 その際、頭の片隅にあった普通(通常)学級の進学について、質問してみると……。 「支援学級が最適?」わが子にぴったりの進学先はどこ? 参加した市主催の就学前相談会で、悩みや不安なことやを親身になって聞いてもらえたサチさん。学習レベルに応じた勉強の進め方など、教えてもらい心配事は消えていきました。 しかし、ふと頭によぎったのはお母さんの「特殊な学校へ行く必要はない。普通のクラスへ通うのよ!」の言葉でした。そこで、意を決したサチさんはヒカリちゃんが普通(通常)学級へ進学できるのか聞きました。相談員から返ってきたのは、「難しいわけではないけど、支援級のほうが目が行き届きやすい」という回答。この言葉を聞いた、サチさんは「支援級」への進学を希望しました。 そこで問題になってくるのが、「支援学校」や「支援学級」への進学を反対するお母さんの存在。数日後、お母さん家に訪れた際に「普通の学級で希望を出した」とウソをついてしまったのです。 ◇ ◇ ◇ ヒカリちゃんのことを考えたうえでの選択であれば、支援学級でも普通(通常)学級でも問題ないはずです。2人のヒカリちゃんを愛する気持ちが、結果的に溝を作ってしまったのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月02日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?保育園の面談で支援学校の存在を知ったサチさん。見学があるというので早速行ってみることに。 学校長から「支援学校」と「支援学級」の違いを聞き、ヒカリちゃんには「支援学校」のほうが合っていそうと考えていました。市の就学前相談会が近づいていたある日、サチさんのお母さんが家にやってきました。そのときに「支援学校」と「支援学級」について話してみると、予想外の反応が……。 実母の予想外の反応に困惑 ヒカリちゃんの小学校入学を前に、「支援学校」の見学会に参加したサチさん。オールバリアフリーの廊下や整った環境に魅力を感じていました。「支援学校」と「支援学級」の2つの説明会を終え、ヒカリちゃんにはどちらの学校が合っているのか決めかねるため、市の就学前相談会へ参加することにしました。そのことを家に遊びにきたお母さんに話すと、「特殊な学校へ行く必要はない。普通のクラスへ通うのよ!」とまさかの大反対。勉強の遅れを心配し、「支援学校」や「支援学級」に偏見を持つお母さんを説得するのは難しく、そそくさと帰宅してしまいました。夫に相談しても「あんまり気にしなくてもいいんじゃない?」とひと言。もやもやした気持ちは晴れないまま、就学前相談会の日がやってきて……。◇ ◇ ◇孫のことを心配する気持ちはわかりますが、一番子どもの近くで接し、長い時間一緒にいるのは両親です。その子にあった成長をサポートすることが大切という両親の気持ちにも頷けます。ヒカリちゃんにとってはもちろん、家族みんなが納得いく小学校へ入学できるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年04月01日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ある日の定期健診で主治医の先生に「早めにリハビリを始めてみないか」と言われ、ヒカリちゃんはリハビリを始めることになりました。すると、少しずつ日常生活の基本動作が自分でできるようになってきたのです!園の友だちにも恵まれ、みんなと同じカリキュラムで生活を送ることができたヒカリちゃん。月日は流れ、年長さんになりました。あるとき、きいちゃんママから「ヒカリちゃんの小学校からの進路。どう考えている?」と聞かれたサチさん。 まだ何も考えていなかったサチさんは、きいちゃんママの話を聞いて支援学級のことを考え始めるようになったのです。 校内を移動していると… 保育園の先生との面談時、サチさんはヒカリちゃんの小学校のことについて相談してみました。すると、支援学校の見学があるというので早速行ってみることに。 同じ保育園のきいちゃんママは、支援学校を視野に入れていなかったので、サチさんは1人で行きました。学校長の説明を聞きに行くため、校内を歩いているとあることに気がついたサチさん。この学校は、オールバリアフリーで廊下にはほぼ手すりがついていたのです。 そして、学校長は「支援学校」と「支援学級」の違いを説明してくれました。話を聞いて、ヒカリちゃんには「支援学校」が合っているかなと思ったのですが、車で片道40分かかるのが懸念点でした。次の週には「支援学級」の見学会にも参加したサチさん。「支援学校」と「支援学級」2つの説明会を終えて、両者はまったくの別物だと感じました。 ヒカリちゃんにはどちらが合っているのか、プロの意見を聞かないとわからないと思いサチさんは市との相談会に参加するのですが、その前に大きな壁に当たってしまうのです……。 ◇ ◇ ◇ 「支援学校」と「支援学級」名前は似ているけれど、内容はまったく違うものでしたね。「支援学級」だと、保育園の友だちと同じ学校に通えるようですが、サチさんは迷っているようです。ヒカリちゃんにとって一番良い選択ができるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年03月03日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?保育園にいるときにけいれんを起こし、救急車で搬送されたヒカリちゃん。そして、サチさんが病院へ行くと、保育園の先生たちが保育園での様子を話してくれました。ヒカリちゃんはお昼寝中だったため、どのくらいけいれんしていたか全容が把握できなくて救急車を呼んだというのです。そして、サチさんは看護師さんに呼ばれてヒカリちゃんの元へ。診察はすでに終わっていて、もう帰宅できるとのことでした。保育園の先生、病院の先生方、職場の人たち、そして両親。「みんなの支えがあって、今のわたしたちがいる」このときサチさんはそう強く思ったのです。それと同時に、肩の力が抜けていきました。 支援級か通級か…※ 誤)検診→正)健診 そして、ある日の定期健診で主治医の先生に「早めにリハビリを始めてみないか」と言われ、ヒカリちゃんはリハビリを始めることになりました。すると、少しずつ日常生活の基本動作が自分でできるようになってきたのです!園の友だちにも恵まれ、みんなと同じカリキュラムでの生活を送ることができたヒカリちゃん。月日は流れ、年長さんになりました。あるとき、きいちゃんママから「ヒカリちゃんの小学校からの進路。どう考えている?」と聞かれたサチさん。 まだ何も考えていなかったサチさんは、きいちゃんママの話を聞いて支援学級のことを考え始めるようになったのです。 ◇ ◇ ◇ 年長さんになったヒカリちゃん。もうすぐ小学校入学の年に近づいてきました。みんなと同じ学級に進むか、それとも支援学級に進むか考えなければいけません。サチさんはどちらにするか悩んでしまうかもしれませんが、近くに同じ境遇の相談できるママ友がいてよかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年03月02日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?けいれんの後遺症として左半身に「まひ」が残ると言われてから1年後。ヒカリちゃんはひさしぶりに保育園に行くことに。 サチさんも仕事に復帰したのですが、ヒカリちゃんの体調が悪くなるたびにお休みをもらっていたので、以前のように勤務をすることができませんでした。 時短勤務で、有給休暇もなくなるほどお休みをもらっていたサチさん。このままでは、ヒカリちゃんのことも仕事もどちらも中途半端になってしまう……と悩んでいました。そんなとき、保育園から電話が。ヒカリちゃんがけいれんを起こして救急搬送されたというのです。 同僚のサポートもあり、サチさんは仕事を早退してヒカリちゃんが運ばれた病院へ行きました。 夫と2人で娘を支えていかなければと思っていたけれど… 搬送された病院へ行くと、保育園の先生たちが保育園でのヒカリちゃんの様子を話してくれました。ヒカリちゃんはお昼寝中だったため、どのくらいけいれんしていたか全容が把握できなくて救急車を呼んだというのです。そして、サチさんは看護師さんに呼ばれてヒカリちゃんの元へ。診察はすでに終わっていて、もう帰宅できるとのことでした。保育園の先生、病院の先生方、職場の人たち、そして両親。「みんなの支えがあって、今のわたしたちがいる」このときサチさんはそう強く思ったのです。それと同時に、肩の力が抜けていきました。 ◇ ◇ ◇ 「いろいろな人たちの支えがあって、ここまで乗り越えてこれた」サチさんはそう思ったと言います。「自分ひとりでは大変そうだな」と思うことでも、みんなの力があればできることってたくさんありますよね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年03月01日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんが左手を握った状態だと、先生に話したサチさん。すると、ヒカリちゃんは左半身にまひが残ると思います」と先生は言いました。覚悟はしていたものの、その事実に改めて身が引き締まる思いをしたサチさん夫婦。 それからヒカリちゃんは、何度もけいれんを起こしました。相変わらず左手も握ったまま。以前はできていた、つたい歩きもまだできていません。 そして、ヒカリちゃんから言葉が出始めたとき、サチさんは違和感を感じました。ヒカリちゃんは、とても話しにくそうにしゃべっていたのです。 後日、先生に相談しに行くと……。軽度の言語障害があるとのこと。近いうちにリハビリを始めることになりました。 急ぎの発注が終わっていなくて… それから1年後。ヒカリちゃんはひさしぶりに保育園に行くことに。サチさんも仕事に復帰したのですが、ヒカリちゃんの体調が悪くなるたびにお休みをもらっていたので、以前のように勤務をすることができませんでした。 時短勤務で、有給休暇もなくなるほどお休みをもらっていたサチさん。このままでは、ヒカリちゃんのことも仕事もどちらも中途半端になってしまう……と悩んでいました。そんなとき、保育園から電話が。ヒカリちゃんがけいれんを起こして救急搬送されたというのです。 同僚のサポートもあり、サチさんは仕事を早退してヒカリちゃんが運ばれた病院へ行きました。 ◇◇◇ 仕事に復帰したサチさん。前のように働けなくて、職場の人に迷惑をかけていることに悩みを抱えていました。そんな矢先に、ヒカリちゃんの救急搬送で仕事を早退することに。同僚の助けもあって、無事病院へ行くことができました。サチさんの同僚がかけてくれた「困ったときはお互い様」という言葉に、サチさんはとても救われたのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月27日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんは一般病棟に移り、その後無事退院することができました。しかし退院して数日後、ヒカリちゃんが家でけいれんを起こしたのです。 そのときけいれんは数分でおさまりましたが、夫と一緒にヒカリちゃんを病院へ連れて行きました。 先生に診てもらうと、「熱もないし落ち着いているので帰って大丈夫」と言われたのですが、サチさんには気になることがあったのです。それは、ヒカリちゃんがすっと左手を固く握っていることでした。 先生にそのことを聞くと、「左半身にまひが残ると思います」と言われてしまい……? 話すのが大変そうな娘を見て… ※ 誤)つたえ歩き→正)つたい歩き まひについては、後遺症が残るという先生からのお話を聞いていたので、覚悟はしていたのですが、改めて身が引き締まる思いをしたサチさん夫婦。 それからのヒカリちゃんは先生の言った通り、何度もけいれんを起こしました。相変わらず左手も握ったまま。以前はできていた、つたい歩きもまだできていません。 そして、ヒカリちゃんから言葉が出始めたとき、サチさんは違和感を感じました。ヒカリちゃんは、とても話しにくそうにしゃべっていたのです。 後日、先生に相談しに行くと……。軽度の言語障害があるとのこと。近いうちにリハビリを始めることになりました。◇◇◇ 左半身のまひだけでなく、言語障害も残ると言われてしまったサチさん。もう泣かないと決めたのに涙が溢れてしまいます。泣きたくなくても、涙が出てきてしまうことってありますよね。ヒカリちゃんの症状が一刻も早く良くなることを祈るばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月26日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?主治医の先生からヒカリちゃんの病名を聞き、サチさんは夫に連絡をしました。すると、夫は会社を早退してきてくれたのです。 そして、泣きながら謝ってくるサチさんに「確かに後遺症が残る可能性は高いみたいだけれど、ヒカリは生きている。それだけで十分だと思わん?」「障害が残っても、ヒカリはヒカリだろ? だから、大丈夫だよ」と、夫は言いました。 その言葉を聞いて、少し安心した表情を見せたサチさん。 それから数日経って、ヒカリちゃんは一般病棟に移ることができました。 今までできていたことができなくなってしまい… 一般病棟に移ったことにより、サチさんはヒカリちゃんと過ごすことができるようになりました。そして、しばらくするとヒカリちゃんが目を覚ましたのです!その後、順調に回復したヒカリちゃんは退院できることに。サチさんは職場に休職届けを出して、しばらくはヒカリちゃんの看病に専念することを決めていました。 しかし、サチさんが1番恐れていたことが、退院後すぐに起こってしまったのです。◇◇◇ 一般病棟に移り、無事退院することができたヒカリちゃん。しかし、退院してからも大変でヒカリちゃんから目を離すことができなくなったとサチさんは言います。大変なことをひとりで抱えこまないで、旦那さんと一緒に乗り越えていければ良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月24日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ICU(集中治療室)から一般病棟に移ったことにより、サチさんはヒカリちゃんと過ごすことができるようになりました。そして、しばらくするとヒカリちゃんが目を覚ましたのです!その後、順調に回復したヒカリちゃんは退院できることに。サチさんは職場に休職届けを出して、しばらくはヒカリちゃんの看病に専念することを決めていました。 しかし、サチさんが1番恐れていたことが、退院後すぐに起こってしまったのです……。 ずっと左手を握りしめている娘の姿に違和感 退院して数日後、家でヒカリちゃんがけいれんを起こしたのです。そのとき、けいれんは数分でおさまりましたが夫と一緒にヒカリちゃんを病院へ連れて行きました。 先生に診てもらうと、「熱もないし落ち着いているので帰って大丈夫」と言われたのですが、サチさんには気になることがあったのです。それは、ヒカリちゃんがずっと左手を固く握っていることでした。 先生にそのことを聞くと……。 「左半身にまひが残ると思います」と言われたのです。 ◇◇◇ 医師によると、左半身のまひは右の脳の後遺症が考えられるとのこと。MRI検査をすると原因がわかることがあるのだとか。半身まひは、リハビリを行うと歩けるようになることが多いそうです。 ヒカリちゃんは、左半身にまひが残ると言われたサチさん。今後、リハビリをして徐々に回復していけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月24日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんがICUに入って3日目。15分の面会が終わって帰ろうとしたとき、サチさんは「主治医からの話があるから来てください」と看護師さんに言われたのです。主治医の丸野先生は、ヒカリちゃんの病名を教えてくれました。ヒカリちゃんは「急性脳症」という病気になっていたのです。そして、その病気は「まひ」が残るかもしれないとのこと。 すぐに夫に連絡をしたサチさん。すると、夫は会社を早退してきてくれました。そして、サチさんは「ごめんパパ! 私がもっと早く病院へ連れて行っていたらこんなことにならなかったのに!」と夫に言いました。 しかし、いくら後悔をしても時間が戻ることはない……サチさんはその現実に涙が止まらなくなってしまったのです。 障害が残ったとしても、子どもは子ども 泣きながら謝ってくるサチさんに、「確かに後遺症が残る可能性は高いみたいだけれど、ヒカリは生きている。それだけで十分だと思わん?」「障害が残っても、ヒカリはヒカリだろ? だから、大丈夫だよ」と夫は言いました。 その言葉を聞いて、少し安心した表情を見せたサチさん。 それから数日経って、ヒカリちゃんは一般病棟に移ることができました。◇◇◇ヒカリちゃんが急性脳症になったのは、自分のせいだと自分自身を責めるサチさん。しかし、旦那さんがかけてくれた言葉で少しは気持ちが晴れたよう。みなさんは旦那さんや友人などに言われた言葉がきっかけで、気持ちがラクになったり、考え方が変わったりしたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月23日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんが緊急処置をした次の日の朝、サチさんはヒカリちゃんに会いに病院へ行きました。そしてICU(集中治療室)に入ると、ヒカリちゃんはたくさんの機器につながれていたのです。それを見て涙が止まらなくなってしまったサチさん。初日の面会では、ヒカリちゃんの名前を呼ぶだけで15分が過ぎてしまいました。 そして、ヒカリちゃんの状況が何も変わらないまま3日が過ぎたのです……。 後遺症は重度ではないけれど、軽度でもないようで… ICUに入って3日目。15分の面会が終わって帰ろうとしたとき、サチさんは看護師さんに呼び止められたのです。どうやら主治医からの話があるよう。主治医の丸野先生はヒカリちゃんの病名を教えてくれました。ヒカリちゃんは「急性脳症」という病気になっていたのです。そして、その病気は「まひ」が残るかもしれないとのこと。 すぐに夫に連絡をしたサチさん。すると、夫は会社を早退してきてくれました。そして、サチさんは「ごめんパパ! 私がもっと早く病院へ連れて行っていたらこんなことにならなかったのに!」と夫に言いました。 しかし、いくら後悔をしても時間が戻ることはない……サチさんはその現実に涙が止まらなくなってしまったのです。◇◇◇医師によると「脳症」とは、「脳機能の全般的な機能の低下」のこと。そして、脳機能が急激に低下した状態のことを「急性脳症」と言います。「脳症」は意識の低下、運動機能の低下、けいれん、異常行動などの症状を起こすことがあるようです。発熱など感染をきっかけに症状がでることが多いですが、原因を調べることも大切なので、検査が必要なのだとか。 ついにヒカリちゃんの病名が「急性脳症」だとわかり、まひが残るかもしれないことを主治医に言われたサチさん。病名を言われて、急にまひが残ると言われたら驚いてすぐには受け入れることができないですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月22日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ICU(集中治療室)に運ばれていったヒカリちゃん。サチさんたちは付き添うことができないため、そのまま家に帰ることになりました。 家に帰って、長女のユメちゃんから「ヒカちゃんは?」と聞かれ、思わず泣いてしまうサチさん。子どもの前で泣いてはいけないと思いつつも、涙が止まりませんでした。 すると、ユメちゃんが「ユメとヒカちゃんは、ママが元気なら絶対大丈夫なんだよ。だから泣かないで」と言ってくれたのです。その言葉を聞き、サチさんはすごく救われました。そして「病院からの連絡は俺に任せて」と、夫に言われサチさんは布団に入ったのですが、一睡もできなかったのです……。 たった数時間会えていなかっただけなのに… 次の日の朝、サチさんはヒカリちゃんに会いに病院へ行きました。そしてICUに入ると、ヒカリちゃんはたくさんの機器につながれていたのです。それを見て涙が止まらなくなってしまったサチさん。初日の面会では、ヒカリちゃんの名前を呼ぶだけで15分が過ぎてしまいました。 そして、ヒカリちゃんの状況が何も変わらないまま3日が過ぎたのです。 ◇◇◇ サチさんはヒカリちゃんの病名もわからず、1日15分のみの面会で不安な3日間を過ごしたよう。主治医の先生から説明を聞いて、早くヒカリちゃんの今の状況を知りたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月21日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんの処置が終わったようで、処置室の扉が開きました。そして、サチさん夫婦は先生に呼ばれたのです。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので、挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移るようで、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることに。 サチさんが「帰る前に、ヒカリに会えますか?」と聞くと、ICUに運ぶ前に少しだけ会えるというのです。そして、明日も15分間以内で面会可能とのこと。そしてようやく会えたヒカリちゃんは、たくさんの管につながれて眠っていました。その姿に夫は言葉を失ってしまい、サチさんもヒカリちゃんの名前を呼ぶことしかできなかったのです……。 まだ長女も小さいのに… ヒカリちゃんは集中治療室に運ばれていきました。サチさんたちは付き添うことができないため、そのまま家に帰ることに。 家に帰って、長女のユメちゃんから「ヒカちゃんは?」と聞かれ、思わず泣いてしまうサチさん。子どもの前で泣いてはいけないと思いつつも、涙が止まりませんでした。 すると、ユメちゃんが「ユメとヒカちゃんは、ママが元気なら絶対大丈夫なんだよ。だから泣かないで」と言ってくれたのです。その言葉を聞き、サチさんはすごく救われました。そして「病院からの連絡は俺に任せて」と、夫に言われサチさんは布団に入ったのですが、一睡もできなかったのです。◇◇◇ 病院から帰ってきて、ユメちゃんに励まされたサチさん。心が弱っているとき、やさしい言葉をかけてくれる家族の存在に救われたことでしょう。みなさんはつらいとき、お子さんに言われて救われたなと思った言葉はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年02月20日こんにちは。9歳の双子と5歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。■おなかに赤いぷつぷつが!わが家の次女が4歳のときの話なのです。ある日、結膜炎になった次女を眼科に連れて行った後、40度の高熱をだしたことがありました。しかし、病院で検査してもアデノウイルスも溶連菌も陰性で、風邪と診断されました。解熱剤を処方してもらったものの、40度の熱は3日続き、嘔吐もし、食欲もなくゼリーのみを食べる毎日でした。3日後、熱は引いたのですが、頬とおなかにたくさんの赤いぷつぷつが!一瞬怯みましたが、ハッと思い出しました。もう娘は4歳でしたが、どう見ても症状が、赤ちゃんのときになるという「突発性発疹」そのものだったのです。小児科でも改めて診てもらい、お医者さんには「この湿疹の出方は突発だね」と無事お墨つきをもらいました。 ■4歳児らしい解熱後の不機嫌発疹は3日ほどで、顔からおなか、おなかから下半身へと移動し、消えていきましたが、一週間くらいグッタリとしていました。いつもはお昼寝をしないのに、午前中と午後にお昼寝しないと体がもたなかったみたいです。40度の熱が3日でていたから体力を消耗してしまっていたんですかね。そして、噂に聞いていた解熱後の不機嫌も4歳児らしい細やかさがありました。言葉が通じるだけに、指示が細かい!!というわけで、4歳になっても突発性発疹になる可能性がある、というお話でした。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2023年02月20日娘が脳症になったとき最終話。風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続いていましたが、回復をし始め、飲食物も少しずつ試し始め…。ようやく外出許可もおりましたが…。「いつ何があってもおかしくない」「重い障害が残るのは覚悟してほしい」。医師からそう告げられた娘は、2週間の入院のあと、無事退院することができました。その後1カ月の経過観察を経て保育園にも通えるようになり、元の日常へ戻ったのですが……。 退院後の生活は…? 一難去ってまた一難。ハナの入院中、驚くほどしっかりと家族を支えてくれていた夫は、ハナの退院後、心労からダウン。結局長期休職することになってしまいました。 ハナもまったく不安がなくなったかというとそんなこともなくて、落ち着いてからも約半年ごとに診察に通い続けました。その中で知能テストのようなものをしたところ、得手不得手にだいぶ偏りがあることが判明して(生まれつきなのか、脳症の後遺症なのかは不明)言語療法を受けたり、友だち関係で悩んでカウンセリングに通ったり。ようやく落ち着いて、もう通院しなくいいと言われたのが中学生のとき。ところがまた新たな病気が見つかり(これも脳症との因果関係は不明)、すぐ通院が再開しました。 こんな感じで10数年ずーっと病院にお世話になりっぱなしのハナですが、現在は高校生になり、なんとかやっています。好きなバンドがいて、おしゃれやダンスが好きで、大学にも行きたいようです。 私が今回娘の脳症になったときの話を描こうと思ったのは、これが当時私が本当に知りたかったことだからです。 娘が脳症で入院していたのは、たった2週間でした。その短い間に今まで生きてきて一番つらい思いをしました。夫婦で気が狂ったよう にネットを検索して、同じように脳症になった子の症状やその後の様子、少しでも元気になった子の話を聞きたいと思っていました。友だちに相談することはできず、孤独でした。この先どうなるのか、本当に不安でした。 もちろん、1人ひとりの症状は違います。ハナの場合は、こんな感じでした、というだけの話です。でももし今あのときの私と同じような気もちで泣いている親御さんがいて、私たちの話が何かの役に立ったらいいなあと、私も娘も思っています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2023年02月03日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?サチさんとサチさんのお母さんよりも遅れて病院に到着した夫。サチさんは夫に「私がもっと早く病院に連れて行ってあげていたらこんなことに……」と涙を流しながら言いました。 すると、「落ち着いて。サチのせいではないから」「それより冷静に救急車を読んでくれてありがとう」と、夫。 そして夫が着いて少ししたころ、ようやく処置室の扉が開き、先生に呼ばれたサチさん夫婦。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので、挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移るようで、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることになったのです。管につながれた娘を見て言葉を失ってしまい… 「ご家族の方はいったん帰っていただくことになります」 先生のその言葉に、サチさんの夫は「妻だけでも付き添いは難しいでしょうか?」と聞きました。 すると、「規則なのでそれはできません。急変があれば連絡をしますので今日のところはお帰りください」と、先生。 サチさんが「ヒカリには会えますか?」と聞くと、ICUに運ぶ前に少しだけ会えるというのです。そして、明日も15分間以内で面会可能とのことでした。そしてようやく会えたヒカリちゃんは、たくさんの管につながれて眠っていたのです。その姿に夫は言葉を失ってしまい、サチさんもヒカリちゃんの名前を呼ぶことしかできませんでした。◇◇◇ ICUに運ばれる前に、少しだけヒカリちゃんの姿を見ることができたサチさん夫婦。想像していたよりもつらそうなヒカリちゃんの姿を見て、驚いていましたね。付き添いができない今は、ただただヒカリちゃんが早く良くなることを祈ることしかできなくて、もどかしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年01月31日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?救急車で運ばれたヒカリちゃん。病院に到着すると、すぐに処置室に運ばれました。サチさんとお母さんは待合でヒカリちゃんの処置が終わるのを待つことに。 そしてしばらくすると、看護師さんが待合室に来て「あの、こちらお渡ししておきます」と言って、ビニール袋を手渡してきました。 その中身は、ハサミで切られた状態のヒカリちゃんの洋服だったのです。その洋服を見て、サチさんはヒカリちゃんが重症なのではないかと不安になってしまいました。 それからサチさんとお母さんは、処置室の前でヒカリちゃんの無事を祈りながら待っていると、ようやく夫が病院に着いたのです。ご家族の方はいったん… 病院に到着した夫に、サチさんは「私がもっと早く病院に連れて行ってあげていたらこんなことに……」と涙を流しながら言いました。 すると、「落ち着いて。サチのせいではないから」「それより冷静に救急車を読んでくれてありがとう」と、夫。 そして夫が着いて少ししたころ、ようやく処置室の扉が開き、先生に呼ばれたサチさん夫婦。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移り、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることになったのです。 ◇◇◇ 「家族の方は一旦帰っていただくことになります」と先生に言われて、驚いてしまったサチさん。処置室の扉があいて、ようやくヒカリちゃんの顔が見られると思っていたのに、付き添いができないなんて余計に心配になってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年01月30日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんがけいれんを起こし、救急車を呼んだサチさん。しばらくして、「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。「救急車、もう来たのかな? サイレン鳴ってないのに……」と思って確認すると、インターフォン越しにいたのは、サチさんのお母さんでした。 すぐに家の中に入ってもらい、ヒカリちゃんの今の状況をお母さんに伝えるサチさん。「救急車呼んだ?」と、お母さんに聞かれたとき、ちょうど「ピーポーピーポー」とサイレンの音が聞こえてきたのです。 救急要請から、約10分で救急車が到着。ヒカリちゃんはすぐに搬送され、サチさんとお母さんは一緒に救急車で病院へ向かいました。 救急車に乗っている間もヒカリちゃんのけいれんは続いていて、「早く病院に着いてほしい」とサチさんは願うばかりでした。子どもが重症なのかと思ったら、涙が止まらなくて… 病院に到着すると、ヒカリちゃんはすぐに処置室に運ばれました。サチさんとお母さんは待合でヒカリちゃんの処置が終わるのを待つことに。 そしてしばらくすると、看護師さんが待合室に来て「あの、こちらお渡ししておきます」と言って、ビニール袋を手渡してきました。 その中身は、ハサミで切られた状態のヒカリちゃんの洋服だったのです。その洋服を見て、サチさんはヒカリちゃんが重症なのではないかと不安になってしまいました。 それからサチさんとお母さんは、処置室の前でヒカリちゃんの無事を祈りながら待っていると、ようやく夫が病院に着いたのです。 ◇◇◇ 医師曰く、緊急時点滴を手に確保すると服が脱がせなくなるため、服を切る必要があるそう。 処置のためにハサミで切られたヒカリちゃんの服を見て、涙が出てしまったサチさん。普通に服を脱がせる余裕もないぐらいの状態だと思ったら、心配でたまらなくなってしまいますね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月29日