味を思い出すだけでよだれが出てしまう… という由来から名前がついたこのレシピ。名前のとおり、実際に一度作るとやみつきになってしまうこと請け合いです。油を使わない蒸し料理なのも、暑い季節には嬉しいポイント。ネギやショウガ風味のさっぱりとしたタレが蒸し鶏によく合い、食欲が劣りがちなこの季節、特にお薦めです。こちらのタレ、トマトや野菜だけのサラダにかけても、蒸し豚料理にかけても美味しい。ほら… 、思い出すだけでよだれが出て来ました。さっそく今晩作らなくっちゃ!よだれ鶏調理時間 20分 +漬ける時間 1人分377 Kcalレシピ制作:おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸 利恵<材料 2人分>鶏むね肉 1枚 塩 小さじ1/4 酒 大さじ2 白ネギ(青い部分) 1本分<よだれ鶏のタレ> しょうゆ 大さじ1 蒸し汁(鶏肉) 大さじ2 ゴマ油 大さじ1 白ネギ 1/8本 ショウガ(すりおろし) 小さじ1/2 ニンニク(すりおろし) 小さじ1/2 すり白ゴマ 大さじ1 ラー油 小さじ1/4 粗びき黒コショウ 少々 砂糖 小さじ1トマト 1個香菜 少々<下準備>・鶏むね肉は、観音開きにし、塩をまぶす。・トマトは半分に切り、スライスする。白ネギはみじん切りにする。香菜は洗い、ザク切りにしておく。<作り方>1、フライパンに鶏むね肉と白ネギの青い部分、酒を加え、蓋をして火にかける。沸騰し、鶏むね肉の表面が白くなったらひっくり返し、1分加熱したら、火を止めて蓋をし、余熱で火を通す。冷めるまで放置する。ヒント! 鶏むね肉の厚みによって加熱時間が変わるので、中央まで火が通っているか確認してください。2、<よだれ鶏のタレ>の材料を混ぜ合わせる。3、鶏肉の粗熱が取れたら、食べやすくスライスする。器にトマトを敷き、鶏むね肉をのせる。<よだれ鶏のタレ>をかけ、香菜をちらす。鶏むね肉は、蒸す段階で中までしっかり火を通そうとすると固くなってしまいます。加熱後放置し、余熱で火を入れることでしっとりと仕上がります。
2016年06月26日外国の小説や絵本を読むと、よく出てくる「プディング」というデザート。小さい頃からその響きに憧れていました。日本で言うプリンもその「カスタードプディング」が語源ですが、いわゆるプリンと「プディング」では、やっぱり少しイメージが違います。今回ご紹介するプリンは、どちらかといえば”フルーツや乳製品を混ぜ合わせた蒸し料理”である元祖イギリスの「プディング」そのもの。作り方は簡単ですが本格的なので、おもてなしの日のデザートにもぴったりです。温かいままでも、今の季節なら冷たく冷やしても美味しいですよ!フルーツプリン調理時間 35分 1人分206 Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>グレープフルーツ 1個オレンジ 2個パイナップル(スティック) 1本レーズン 大さじ2牛乳 200ml卵 3個砂糖 40gバニラエッセンス 少々ホワイトキュラソー 大さじ2メイプルシロップ 大さじ2<下準備>・グレープフルーツ、オレンジは皮をむき、薄皮もむいて果肉を取り出す。・パイナップルは食べやすい大きさに切る。・牛乳はぬるめに温める。・オーブンを160℃に予熱する。<作り方>1、ボウルに卵を割りほぐし、砂糖、牛乳を加えて混ぜ合わせ、網を通してバニラエッセンス、ホワイトキュラソーを混ぜる。2、耐熱容器にフルーツとレーズンを入れて(1)を注ぎ入れ、天板に置く。オーブンに入れて天板にぬるま湯を注ぎ入れ、約20分蒸し焼きにする。3、焼き上がったら取り出し、メイプルシロップをかける。コツ・ポイント ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度差や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。今回のように大きめの耐熱容器で蒸し焼きにしてすくい分けでもいいですし、あらかじめ1人分ずつの容器で作ることもできます。
2016年06月25日買うと余ってしまうこともよくある「めんつゆ」。ならばいっそのこと手作りしてみませんか? キッチンによくある材料でさっと作れるめんつゆのレシピと、アレンジ術をご紹介します。■酒とみりんを「煮切る」とキリッと仕上がる世の中にはたくさんのめんつゆのレシピがあります。基本的な材料は、出汁をとる乾物、酒、みりん、しょうゆ。種類や配合によってさまざまな味の変化が楽しめます。私のおすすめは、まず酒とみりんは先に煮切ること。「煮切る」とは料理の用語で、一度沸騰させることを言います。こうすることで酒とみりんに含まれるアルコールの匂いが飛ばされ、出汁の香りを邪魔することがなくなります。さらに、みりんは余分な水分が減ることによって甘みが凝縮されます。■簡単で美味しく作れる「手作りめんつゆ」のレシピかつお節と昆布茶を使った、さっと作れるめんつゆです。昆布茶を使うことで昆布を水に戻す時間を省き、手早く作ることができますよ。<材料 二人分> ※仕上がり量300ml 程度酒 70mlみりん 70mlしょうゆ 40ml水 200mlかつお節 12g昆布茶 小さじ1/2<作り方>1、酒とみりんを小鍋に入れて弱火で1分ほど沸騰させ、水を加えて中火にする。沸騰し始めたら弱火にし、かつお節を入れる。2、かつお節が沈んだらザルでこし、しょうゆ、昆布茶を加えてひと混ぜする。 ひと味加えて別のお料理にしてみるのはいかがでしょうか。「手作りめんつゆ」をアレンジして坦々麺風のそうめんを作ってみましょう。■手作りめんつゆで作る坦々麺風そうめんレシピ制作:料理家 崎野晴子<材料(2人分)>そうめん 2束(100g程度)A めんつゆ 90ccA 調整豆乳 110ccA 砂糖 小さじ1/8豚ひき肉 120gB すりおろしにんにく 少々B すりおろししょうが 少々C 酒 小さじ1/2C 甜麺醤 小さじ3/4わねぎ 適量白すりゴマ 小さじ1<作り方>1、AとCはそれぞれ混ぜ合わせておく。わねぎは小口切りにする。2、豚ひき肉にBの材料をまぜる。フライパンに少量の油(分量外)を引き、豚ひき肉を炒める。肉の色が変わったらCを加えて炒める。3、たっぷりの湯を沸かし、そうめんを袋の表示時間通り茹でる。冷水で洗って引き締める。4、お皿にそうめんを盛り、Aを回しかけ、2の豚ひき肉とわねぎをのせ、白すりゴマをちらす。めんつゆを手づくりにすれば必要な量だけ作ることもできますし、保存料などの余分な添加物を控えることもできます。保存は冷蔵庫で3日を目安に使い切ってください。簡単に作れますので、ぜひ試してみてくださいね。
2016年06月24日子どものおやつや旦那さんのお夜食など、小腹を満たしたいときに最適な焼きおにぎり。ときどき、無性に食べたくなりますよね。 残ったごはんやいつも家にある材料で作れるのも嬉しいところ。今回は、香ばしくて美味しい「甘辛味噌の焼きおにぎり」をご紹介します。■万能甘辛味噌でつくる焼きおにぎり<材料>・味噌 大さじ3・砂糖 大さじ3・酒 小さじ1・ご飯(おにぎり用)<作り方>1、おにぎりを数個、しっかりとにぎる(好みの大きさ、好みの数)2、ボウルに味噌をいれる。3、(2)に砂糖とお酒を入れてゴムベラでよくかきまぜ、味噌と砂糖をよくなじませる。4、フライパンを用意し、油を吸い込ませたキッチンペーパーで表面をまんべんなくふく。5、(3)の味噌をフライパンに入れて中弱火にかける。6、味噌が焦げつかないように、ゴムべらで手早くかきまぜる。 7、砂糖のザラザラとした感触がなくなり、全体がなめらかな状態になったら火をとめ保存容器に移す。8、テフロン加工されたフライパンに、うすく油をしきに火かける(4で使用したキッチンペーパーの油を使用)。9、フライパンが熱くなったらにぎったおにぎりを並べる。表面にうすくこげ目がついたら返し、反対側の面も同様に焼く。10、おにぎりの両面に薄い焼き色がついたら、いったん火からおろし、粗熱をとる。11、(7)でできあがった甘辛味噌をおにぎりの焼き面にうすくぬり、再度フライパンに戻す。両面に好みの焼き色がついたらできあがり。⬛︎さらにおいしく作るためのワンポイントレシピアルコール分は火を通している間に蒸発しますが、お子さんに食べさせるなどで、気になる方は水で代用してください。おにぎりに味噌をぬった状態で再度フライパンに戻す時は、焦げやすいので注意しましょう。甘辛味噌は焼きおにぎり以外にも、和え物や肉味噌炒めなどにも活用できます。1週間ほどで使いきってくださいね。
2016年06月24日マンネリ気味の定番料理も、意外な素材を組み合わせることで新しいメニューに変身! そんな発見があるのも、手づくりの醍醐味ですよね。今日は、いつもの肉じゃがに、甘みたっぷりのこの時期のトマトをプラス。トマトの酸味が牛肉にも良く合い、トマト特有のダシが料理にコクを加えてくれます。さっぱりとしたものが欲しい季節にはぴったりのアレンジレシピ。生のトマトはちょっぴり苦手という家族も、パクパク食べてくれました!トマト肉じゃが調理時間 25分 1人分477 Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 増田 知子<材料 2人分>トマト 2個ジャガイモ 2~3個玉ネギ 1/2個牛肉(薄切り) 150gだし汁 200~300ml<合わせ調味料> 酒 大さじ3 みりん 大さじ1.5 砂糖 大さじ1.5 薄口しょうゆ 大さじ1.5サラダ油 大さじ1<下準備>・トマトはヘタをくり抜き、4等分に切る。・ジャガイモは皮をむいて2~4つに切り、できたら面取りする。水に放ってからザルに上げる(面取りで取った部分も残しておく)。・玉ネギは幅1cmのくし切りにする。・牛肉が大きい場合は、食べやすい大きさに切る。・<合わせ調味料>の材料をよく混ぜ合わせる。<作り方>1、鍋にサラダ油を熱してジャガイモと玉ネギを炒め、玉ネギがしんなりしたら牛肉を加え、色が変わるまで炒める。さらにトマトを加えて軽く炒め、だし汁を加える。2、煮たったら中火にし、アクを取りながら9~10分煮る。ジャガイモに竹串が少し刺さる位になったら、<合わせ調味料>を加え、落とし蓋をして10~12分煮る。汁気が少なくなったら器に盛る。余った肉じゃがからのカレー、というアレンジにも、このレシピならさらにぴったり!たっぷり作って、翌日はルウを加えて、手抜きリレーができちゃいます。
2016年06月23日これから夏に向けてBBQのシーズン。大人も子どもも思いっきり楽しむことができるBBQはママにとっても嬉しいイベントの1つ。でも、ついつい食材を買いすぎてしまって余ってしまう、ということはありませんか? そんな時におすすめの、食べて飲んでちょっと疲れてしまった胃に優しいうどんのレシピをご紹介します。■BBQで余った具材を有効活用! 胃に優しい冷やしうどんレシピ<材料>(4人分)・うどん 4玉・しめじ 2/3パック・もやし 1パック・牛肉(焼肉用) 1パック・めんつゆ 水で濃度を調整したもの 600cc(150cc×4)・すりごま 適量(お好みで) <作り方>1.めんつゆをかけうどん用よりもやや濃いめの濃度に調整し、冷蔵庫で冷やしておく。2.もやしは軽く洗って水気をよく切り、しめじは手でほぐしておく。3.焼肉用の牛肉はバットに出し、軽く塩・こしょうをふり下味をつける(かたまりの場合はスライスしておく)。4.フライパンにうすく油を敷き、3の牛肉を焼く。5.両面に焼き色がついたら、バットにあげて余熱で火を通す(焼き具合はお好みで)6.フライパンの汚れをキッチンペーパーでさっとふき、そのまましめじともやしを炒め、軽く塩、こしょうをふる。7.うどんをを茹で、冷水でぬめりをよくとる。8.牛肉は粗熱がとれたら、キッチンハサミなどをつかって細切りにカットしておく。9. うつわにうどんを盛り付け、冷蔵庫で冷やしておいためんつゆを人数分にわけてそそぐ。10. うどんの上にもやし、しめじ、細切りにした牛肉を重ねて乗せ、最後にすりごまをふりかけて出来上がり。■さらにおいしく作るためのワンポイントレシピうどんは冷凍うどんを常備しておくといつでも気軽に使用することができます。めんつゆを希釈する場合はその容器に記載されている分量にしたがってください。レシピではしめじともやし、牛肉を使用していますが、その他にも豚肉、しいたけやキャベツ、にんじん、玉ねぎなどもおすすめです。いろいろな材料でお楽しみください。
2016年06月23日一時期、テレビなどでも話題になった冷凍コンニャクを使ったレシピ。「コンニャクを冷凍!?」と、初めは眼が「?」になりましたが、実際に試してみるとこれが驚きの食感。いったん冷凍して水分が飛ぶことで、コンニャクにお肉のようなしっかりした歯ごたえが出るのです。自然解凍後はそのままお肉のように、揚げたり、炒めたり。コレステロールが気になる方も、育ち盛りのお子さんも、どちらも満足のボリューミーかつヘルシーな技ありの一品です!冷凍コンニャクの唐揚げ調理時間 20分 1人分95 Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳<材料 2人分>コンニャク(冷凍)150g<漬けダレ> 酒 小さじ1.5 しょうゆ 少々 顆粒チキンスープの素 小さじ3/4 ニンニク(すりおろし) 少々 ショウガ(すりおろし) 少々小麦粉 大さじ2~3揚げ油 適量サラダ菜 2~4枚プチトマト 4個<下準備>・自然解凍したコンニャクは鍋に入れ、たっぷりの水を加えて10分ほど下ゆでする。ザルに上げて粗熱が取れたら水気を絞る。・コンニャクはスプーンで小さめのひとくち大にちぎり、混ぜ合わせた<漬けダレ>の材料をもみ込む。<作り方>1、コンニャクに小麦粉をつけ、170℃くらいの揚げ油に入れる。最後に強火にして、カラッと揚げる。2、器に(1)、サラダ菜、プチトマトを盛り合わせる。コンニャクは、冷凍前に一口サイズに切っておいても使いやすく便利です。電子レンジでの解凍は、完全に水分が消えてひからびてしまうので、NGです!
2016年06月20日明日は父の日。日頃がんばってくれているご主人と、たまにはゆっくり晩酌… なんていうのもよいですね!気合いのこもったごちそうよりも、なにげないおつまみを手作りされるほうが、実は嬉しいもの。こんなとき助かるのが、冷蔵庫に常備してある春巻きの皮。明太子と焼き海苔をくるくる巻いて、油で揚げずにトースターでカリッと焼いて。ビールと一緒に、「おつかれさま」のひと言を添えて!パリパリ明太子調理時間 15分 1人分62 Kcalレシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子<材料 3~4人分>明太子 1腹焼きのり 1枚春巻きの皮 2枚サラダ油 適量<作り方>1、明太子は薄皮に切り込みを入れ、中身をしごき出す。 焼きのりは8等分に切る。春巻きの皮は1枚を4等分に切る。2、焼きのりに明太子を等分のせ、端から巻く。3、春巻きの皮にサラダ油をぬり、(2)をのせて巻く。トースターで焼き色がつくまで焼き、器に盛る。明太子に含まれるDHAは血流を促して脳機能を活性化し、EPAは悪玉コレステロールを減らす作用があると言われています。また、脂肪燃焼を助けるカプサイシンも含みます。
2016年06月18日暑さと湿度で、食欲も落ちるこの季節。さっぱりと、でも栄養もきちんと摂りたい。そんなときにササッと手早く作れるこんな丼はいかが?栄養価や美容効果の高いことで知られるアボカドは、100gあたり187Kcalという高エネルギーで夏バテ予防にも最適。カルシウムが豊富なシラス干しと合わせれば、不足しがちな栄養分もしっかり補給。ツンと爽やかなワサビしょうゆや大葉の香りが食欲をそそる、夏にぴったりのお手軽丼です!アボカドシラス丼調理時間 10分 1人分424 Kcalレシピ制作:料理家 保田 美幸<材料 2人分>アボカド 1個ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分刻みのり 適量シラス干し 大さじ6大葉 2枚すり白ゴマ 適量<ワサビしょうゆ> 練りワサビ 適量 しょうゆ 適量<作り方>1、アボカドは縦に一周切り込みを入れ、両手でねじって2つに分ける。包丁の角で種を刺してねじり取り、実をスプーンで取り出してひとくち大に切る。大葉は軸を切り落とし、細切りにする。2、茶碗にご飯をよそい、刻みのり、シラス干し、アボカド、大葉の順にのせる。すり白ゴマを散らし、<ワサビしょうゆ>の材料をかけていただく。アボカドとシラスはハマると癖になるコンビ!シンプルに葉ものと合わせてサラダとして、またはサラダ風パスタにしても。
2016年06月17日これからの夏本番シーズンに向けて、バリエーションを増やしておきたいひんやりスイーツレシピ。そのなかでも決定版級に簡単で(なにしろ材料は2つ、工程も盛る・注ぐの2つだけ!)なのに繰り返し常備しておきたくなるのが、こちら。素朴でどこか懐かしいあんこと牛乳の組み合わせは、子どもからお年寄りまでみんなの好きな味。今はさまざまなアイスキューブ型が売られていますので、お子さんの好きな形で作ってみてくださいね!ひとくちあんこアイス調理時間 5分 1人分175 Kcalレシピ制作:料理カメラマン 横田 真未<材料 2人分>ゆで小豆(缶) 100g牛乳 200ml<作り方>1、製氷機にゆで小豆を入れて牛乳を注ぎ、冷凍庫で冷やし固める。固まったら器に盛る。ヒント! 冷やす時間は調理時間に含まれていません。キューブをひと口ずつ楽しんだあとは、溶け始めたところをシャリシャリくだいて食べるのもオススメ! お好みで練乳を添えて。
2016年06月16日夏野菜が続々と出回るようになってきました。トマトにパプリカなど太陽を浴びて育ったカラフルな野菜からは、見た目にも元気をもらえます。そんな夏野菜のパワーを、手軽に余すところなくいただけるラタトゥイユ。通常は鍋で煮込みますが、素材と調味料をあえてレンジにかけるこのレシピなら、あっという間に作れて忙しい夜の副菜にもぴったり。冷蔵庫で2~3日は日持ちがするので、たっぷり作って、翌日以降の味が染み込んだ状態も楽しみましょう!レンジでラタトゥイユ調理時間 15分 1人分113 Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳<材料 2人分>サヤインゲン 4本赤パプリカ 1個玉ネギ 1/4個プチトマト 8個ナス 1本オリーブ油 小さじ1<調味料> ケチャップ 大さじ1.5 砂糖 小さじ1 ハーブソルト 小さじ1/2 コショウ 少々<作り方>1、サヤインゲンは軸を切り落として長さ2cmに切る。赤パプリカはヘタと種を除き、2cm角に切る。2、玉ネギは2cm角に切る。プチトマト、ナスはヘタを除き、2cm角に切る。3、耐熱容器に、(1)、(2)、オリーブ油を入れて全体を混ぜる。<調味料>の材料を加えて、均一に混ぜる。4、電子レンジで4分加熱して、一旦全体を混ぜ合わせる。再び4分加熱して全体を混ぜ合わせ、器に盛る。作りたても美味しいですが、冷蔵庫で冷やした状態でも美味しくいただけます。お弁当のおかずや、冷製パスタやそうめんのトッピングにもオススメです!
2016年06月15日私の手抜き料理のひとつが、デミグラスソース缶なしで作るハヤシライス。うちの娘はかなりの食いしん坊で、保育園から帰ったらすぐに「ごはん!」と言います。「ちょっと待ってて」と言おうものなら、「ギャーッ!!」と泣いて、あやすのが大変。だから会社勤めをしていたときは、退社したら走って一旦家に帰り、15分で夕飯の準備をしてお迎えに行っていました。このハヤシライスは、前日にたまねぎさえ切っておけば、15分以内で完成!会社員時代、何度助けられたかわからないくらい作ったメニューです。わざわざデミグラスソース缶を買わなくても、家にある調味料でできるというのがポイントですが、デミ缶は動物性脂肪がちょっと多めなので、小さい娘に食べさせるのには少し躊躇してしまいます。そういう意味でも、デミ缶不使用のハヤシライスはおすすめです。ハヤシライスレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 作りやすい分量 / だいたい4人前>牛切り落とし肉 320g塩・こしょう 少々たまねぎ 1個にんにく 1かけバター 20g小麦粉 大さじ3トマトジュース 500ml赤ワイン 1/2カップAケチャップ 大さじ3Aウスターソース 大さじ4A醤油 大さじ2<作り方>1、たまねぎは薄切りにする。にんにくも薄切りにする。2、バターを熱した鍋にたまねぎを入れ、しんなりするまで炒めたら、にんにくも入れ、香りがでるまでさらに炒める。3、塩・こしょうをふった牛切り落とし肉を加え、すぐに小麦粉を全体にふりかけ、軽く炒める(小麦粉が鍋にくっついて焦げてしまっても気にしない。あとで水分を入れてこそげとるようにかき混ぜれば、取れます)。4、トマトジュースと赤ワインを入れ、軽くグツグツ沸騰させてとろみがついたら、Aの調味料を入れ、味を調える。味をみて、必要なら塩で調整する。多めに作ればオムハヤシにアレンジできるし、ご飯にのせてチーズをかけてトースターで焼けばドリアに変身と、アレンジが効くのも良いところ。私はなるべくキッチンに立つ時間を減らしたいので、いつも多めに作るようにしています。ちなみに、牛肉には鉄分や亜鉛といったミネラルが豊富に含まれています。鉄分は有名ですが、亜鉛という成分は聞きなれない方が多いかもしれません。亜鉛は新陳代謝を活発にする働きがあるので、女性にとっては美肌や抜け毛予防といった美容に役立つ成分。でもそれだけではなく、新陳代謝を活発にするということは、成長期のお子さんの健康な発育にも深くかかわります。そして、鉄分や亜鉛の吸収率を高めるのに役立つのが、有機酸(すっぱいもの)。酸味のあるトマトジュースや赤ワインを使うハヤシライスは、組み合わせ的にもバッチリですよ。
2016年06月14日疲れている日は料理をする気力がないけれど、子どもがいれば何もつくらないわけにはいきません。また、ママ友との持ちよりパーティでは、気合いの入った豪華な料理が並ぶこともあり、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。そんなときに役立つ、手軽につくれて、しかも子どもウケのいいメニューを紹介します。■困ったときは“巻く”!ご飯やパン、レタスなどの野菜で肉や魚を包めば、それだけで見ばえのする料理のできあがり。自宅でパーティをするなら、手巻きずしがおすすめです。酢飯と海苔、それに刺身や納豆、きゅうりなどの具材を用意するだけ。きんぴらごぼうなどの常備菜も手巻きずしの具として活用できます。野菜不足が気になるときには、海苔をレタスやサンチュなどの野菜に変えてもOKです。子どもたちには好きな具を選ばせ、自由に楽しんでもらいましょう。自分で料理をつくっているという実感も得られるので、料理への興味をもつきっかけにもなります。持ちよりパーティならラップサンドを。麺棒などで薄くのばした食パンに、ハムやチーズ、ジャムなどを敷いてくるくると巻くだけで完成です。サンドイッチよりも華やかに見えるし、持ちはこびやすくて便利です。■おうちでカフェ気分を家では、ごはんやおかずをカフェ風にワンプレートに盛りつけてみましょう。洗い物が少なくなって、あと片づけも楽です。仕切りのついたカフェプレートがあると便利ですが、なければ大きめのお皿を使ってもOKです。みそ汁も、マグカップに入れるだけでいつもとちがった印象になります。大人には手抜きがバレバレですが、子どもにとってはお子さまランチのように見えて好評。ごはんの上に旗をのせると、それだけで特別感を演出できます。少し余裕があるなら、ごはんの形を整えてあげるとさらに喜んでくれるはず。茶碗を使えば、簡単にドーム状にできます。■節約にもなる“粉もの”ホットプレートがあれば、具材を切って生地と混ぜるだけのお好み焼きもいいですね。やけどには注意が必要ですが、生地をプレートに流すお手伝いをしてもらってもいいでしょう。たこ焼き用のプレートがあれば、パーティでも大活躍。タコ以外にもチーズやウィンナーなど、子どもが好きそうな具を入れてもいいし、ホットケーキミックスを使えば、デザートをつくることもできます。目の前でくるくると返されていく姿を見るのは、子どもにとってイベント性があっておもしろいようです。また、粉ものは費用がかからず、食費の節約にもなります。大人数に料理を振るまうときには品数が気になるものですが、そんなときこそ手巻きずしやお好み焼きのような準備するだけでOKのズボラ料理がおすすめ。最終工程は各自で行うスタイルにすることで、ママも楽だし、みんなも楽しんでくれるでしょう。
2016年06月12日朝ごはんにブランチ、手軽なお昼ごはんに、大人気のホットサンド。専用のメーカーも市販されていますが、フライパンでも簡単に作れるってご存知でしたか?コツは、水でぬらしたフォークで食パンのまわりをぐるっと「フチ留め」してあげること。バターを敷いてこんがり焼きあげるので、ホットサンドメーカーで作るよりも香ばしく仕上がります。中身の具材を変えて、いろいろな味にチャレンジしてみましょう!フライパンDEホットサンド調理時間 15分 462 Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳<材料 2人分>食パン(サンドイッチ用) 4枚<卵スプレッド(作りやすい分量)> ゆで卵 2個 マヨネーズ 大さじ1.5 塩 少々 粗びき黒コショウ 適量スライスチーズ(溶けるタイプ) 1枚バター 5gサラダ菜 適量プチトマト 適量<作り方>1、<卵スプレッド>の材料をボウルに入れて、ゆで卵を潰しながら、全体を混ぜる。ヒント!粗びきコショウは多めがオススメです。2、食パンの周り1cmを残して、(1)と4等分に切ったスライスチーズを2枚のせ、食パンをのせる。分量外の水でフォークをぬらしながら、フチを1周押さえる。同様にもう1つ作る。3、フライパンにバターを熱して、(2)をこんがり焼く。器に盛り、サラダ菜とプチトマトを添える。ここでご紹介したのはカルボナーラ風の卵サラダバージョンですが、ソーセージとトマトソース、ツナとチーズなど、冷蔵庫の常備品だけでアレンジいろいろ。お弁当に入れても喜ばれますよ!
2016年06月11日続々とレパートリーが増えつつある炊飯器を使ったスイーツレシピ。まだうまくコツをつかめなくて心配…という方にオススメなのが、こちらの失敗知らずのチーズケーキ。ホットケーキミックスを使用するので、粉の配合で間違う心配もありません。釜の底にクッキーを敷き詰めて、より本格的なニューヨークスタイルに!「焼く」と「蒸す」を同時にこなしてくれる炊飯器。オーブンとはひと味違ったふんわり感を楽しめます。炊飯器でチーズケーキ調理時間 1時間レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子<材料 1台分>ホットケーキミックス 200g卵 2個クリームチーズ 200gサワークリーム 100gグラニュー糖 大さじ3レモン汁 大さじ1牛乳 大さじ4バニラエッセンス 適量クッキー(市販品) 6枚無塩バター 40g<下準備>・クリームチーズは常温にもどし、柔らかくしておく。・クッキーは細かく砕いておく。<作り方>1、ボウルにクリームチーズ、サワークリームを入れ、泡立て器でなめらかなクリーム状になるまでよく混ぜ合わせる。2、グラニュー糖を加えて混ぜ合わせ、溶き卵を少しずつ加えてさらに混ぜ合わせる。きれいに混ざったらレモン汁、牛乳を加えて混ぜ合わせ、バニラエッセンスも加える。3、なめらかに混ざったらホットケーキミックスを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。4、炊飯器の内釜に砕いたクッキー、溶かし無塩バターを加えて混ぜ合わせ、全体に広げる。(3)を流し入れ、内釜をトントンと叩いて表面を平らにし、スイッチを入れる。竹串を刺して何もついてこなければ、ケーキクーラーにのせて冷まし、食べやすい大きさに切って器に盛る。コツ・ポイント・お使いの炊飯器によって焼き加減が異なりますので、焼き上がりは竹串で確認して下さい。また、炊飯器によってはできないものもございますので、一度ご確認下さい。・生地がついてくる場合は、もう1度炊飯のスイッチを入れて下さい。炊飯器のクセがわかれば、レパートリーも広がります。何度か試して、焼き上がりと時間をチェックしてみましょう。
2016年06月10日紫外線の強さが気になる今日この頃。うちの保育園の送り時間は9時。この時間帯にはもう、紫外線が気になって仕方ありません。そんな紫外線対策にオススメなのが、トマト!トマトの赤い色はリコピンという成分で、シミやしわに心強い働きをしてくれます。シミのもとになるメラニンはリコピンによって抑えられるといった報告や、コラーゲンを増やす作用があるなどの報告があるのです。我が家の食卓は現在、トマトの登場率がかなりのもの。トマトメニューの中でも、なんといっても時短できるトマトスープは朝食でよくいただきます。簡単冷製トマトスープレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>トマト 2個塩・こしょう 適量オリーブ油 適量<作り方>1、トマトをざく切りにし、塩・こしょうと一緒にミキサーで攪拌する。ミキサーがない場合は、すりおろす。2、器に注ぎ、オリーブ油をかける。※ミキサーによっては、トマトの皮がきれいに攪拌できないものもあるので、トマトは細かめのざく切りがオススメです。※シンプルな料理なので、オリーブ油は、あればエキストラバージンオリーブ油を使ったほうが香りよくおいしくなります。冷蔵庫から出したてのトマトをミキサーにかけ、塩、こしょう、オリーブ油で味を調えれば完成。ミキサーがなければ、トマトを丸ごとすりおろしてもオッケーです。これだけでスープとして成立するの?と思われるかもしれませんが、トマトにはうまみ成分のグルタミン酸が豊富なので、食材がトマトだけでもおいしくできるのです。ちなみにトマトのリコピンは、脂溶性といって油に溶ける性質があるので、オリーブ油をかけることをお忘れなく。油と組み合わせたほうが、より美肌効果が高まります。また、シンプルな料理だからこそ、塩の量が難しいと思います。私も失敗して塩辛くしたことがあるので、ちょっとアドバイスを。人の味覚は基本的に、塩分が0.9%の料理をおいしく感じます。ちょっと難しくなりますが、もしトマトの量が200gだった場合、200g×(0.9%÷100)=1.8gということで、塩を1.8g(小さじ1は5gなので、だいたい小さじ2/5弱)にするとおいしく作ることができます。
2016年06月07日つるんと冷たく、喉越しが爽やかなわらび餅は、暑くなってくるこの季節、必ず食べたくなる和スイーツのひとつ。このわらび餅も、レンジを使えば意外なほど簡単に手作りできてしまいます。わらび餅粉が手に入らなければ、片栗粉でも代用可。基本のレシピをマスターできたら、砂糖に黒糖を使ってみたり、抹茶味、黒ゴマ味など、オリジナリティを加えて楽しみましょう。レンジわらびもち調理時間 15分 106 Kcal<材料 4人分>わらびもち粉 50g 砂糖 大さじ1.5 水 250mlきな粉 大さじ4~5 すり白ゴマ 小さじ2 砂糖 大さじ1.5 塩 少々<下準備>・わらびもち粉と砂糖、水を混ぜ合わせて網を通しながら耐熱ボウルに入れる。・きな粉とすり白ゴマ、砂糖、塩を混ぜ合わせる。<作り方>1、合わせたわらびもち粉を入れたボウルにラップをして電子レンジで3分加熱し、木ベラ等でよくかき混ぜる。電子レンジは600Wを使用しています。2、再び電子レンジで2分加熱して混ぜ、ダマがなくなり半透明になるまで、力を入れて混ぜながら、合計8~10分加熱して半透明になるまで混ぜ合わせる。3、合わせたきな粉の半量をまな板に広げ、(2)を取り出し、残り半量のきな粉をかける。少し冷まし、包丁でお好みの大きさに切り分け、器に盛る。わらび餅は冷やし過ぎると食感が悪くなります。食べる直前に冷やし、その日のうちに食べきるのがよいでしょう。
2016年06月04日新鮮なアジが出回るシーズン。たたきなどのお刺身もおいしいですが、たまには少し味を替えて、前菜風のおしゃれな一品に仕立ててみてはいかが?ユズコショウがピリッときいたドレッシングは、さっぱりとして箸が進みます。おもてなしメニューの前菜にも、ワインに合わせるおつまみにもぴったり。アジ以外にも、お好みの白身魚でお試しください。アジのカルパッチョ調理時間 10分 160 Kcalレシピ制作:料理家 保田 美幸<材料 2人分>アジ(刺身用)70~80g<ドレッシング> 白ワインビネガー 大さじ1 EVオリーブ油 大さじ2 ユズコショウ 適量 薄口しょうゆ 少々 塩コショウ 少々 玉ネギ(みじん切り) 大さじ1.5細ネギ 適量<作り方>1、<ドレッシング>の材料を合わせる。細ネギは小口切りにする。2、アジは薄切りにして器に並べ、(1)の<ドレッシング>をかけ、細ネギを散らす。ほんの少し加えるだけで、ふだんの味がぐっと引き締まるユズコショウ。お気に入りの銘柄を見つけて、常に常備しておきたい調味料です。
2016年06月03日オムレツに、パンケーキに、と、使い回しが効いて人気のスキレットや小さなフライパン。これひとつあれば、専用の鍋がなくても、家庭で簡単に石焼きビビンバ風の焼き肉丼も作れます。味付けした肉や野菜を、フライパン上のご飯に乗せるだけ。味付けも市販の焼肉のタレを使えば、時間のない夜も手早く簡単。少しお焦げをつけるところがポイント。とろ~り卵をよく混ぜて召し上がれ!ビビンバ風焼肉丼調理時間 15分 554 Kcalレシピ制作:料理カメラマン 横田 真未<材料 2人分>ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分牛肉(切り落とし) 100g 小麦粉 小さじ2焼き肉のタレ(市販品) 大さじ3卵 1個ホウレン草 1/2束ゴマ油 大さじ1<下準備>・牛肉が大きい場合はひとくち大に切り、小麦粉をまぶす。・ホウレン草は分量外の塩が入った熱湯でサッとゆでる。水に取って粗熱が取れたら水気を絞り、幅4cmに切る。<作り方>1、フライパンにゴマ油を大さじ1/2熱して牛肉を炒め、色が変わったら焼き肉のタレを加えて全体にからめる。2、別の小さなフライパンに残りのゴマ油を入れ、ご飯を広げる。ホウレン草と(1)をのせ、真ん中に卵を割り入れて蓋をする。ご飯が少し焦げてきたら完成。ホウレン草のほかに、ニンジンや豆モヤシのナムルも加えれば、より本格的なビビンバ風に。器を替えるだけで気分も上がり、子どもたちも喜びますよ!
2016年06月02日じめじめした梅雨の憂鬱さも吹っ飛ばしてくれる、爽やかなコンポートはいかがでしょうか?コンポートというと、果物を砂糖で煮詰めた甘~いものが一般的ですが、今回ご紹介するレシピは、果物ではなく、プチトマトを使うので甘さ控えめ。更に、すりおろしたショウガを加えることで、優しい甘さの中にもピリリとした大人の奥行きがあり、後味もとっても爽やか。プチトマトの赤と黄色のポップカラーでテーブルを華やかに演出してくれるので、流行りのフレンチBBQやホームパーティなどのアペタイザーとしてもぴったりのレシピです。プチトマトのジンジャーコンポート調理時間 30分レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳<材料 4人分>プチトマト(赤) 10個プチトマト(黄) 10個砂糖 200g水 600mlショウガ(すりおろし) 2片分<下準備>・プチトマトはヘタを取り、つま楊枝で刺す。<作り方>1、プチトマトを沸騰したお湯に入れ、皮が破れたら冷水に取り、皮をむく。2、砂糖、水、ショウガを鍋に入れて強火にかける。沸騰したら弱火で5分ほど加熱する。3、(2)をザルでこして器に入れ、(1)を漬けて冷蔵庫で2時間程度冷やす。ヒント! 調理時間に冷蔵庫で冷やす時間は含みません。残った漬け汁は捨てないで! 炭酸で割って飲むとジンジャーエールのような味わいの美味しいドリンクになるんですよ。
2016年05月31日お休みの日、子どもたちと一緒につくれる、簡単&かわいらしいゼリーレシピ。色違いで固めたゼリーを型抜きする作業は、特に女の子たちは大好き!缶詰めのミックスフルーツをまぜれば、宝石箱のようなキラキラ感がUP。大きな器にいれて、サイダーを注げば、フルーツポンチにも。お誕生会などにも喜ばれること、間違いないですね!型抜き寒天ゼリー調理時間 15分レシピ制作:料理講師、料理家 西川 綾<材料 4人分>棒ジュース 6本(イチゴ・レモン・メロンなど)粉寒天 小さじ3ミックスフルーツ(缶詰) 適量<作り方>1、鍋に同じ種類の棒ジュースと粉寒天の1/3量を入れ、中火で加熱する。沸騰後30秒加熱し、バットに流し入れて冷蔵庫で冷やしかためる。他の2種類もそれぞれ同様にかためる。ヒント!調理時間に冷やす時間は含みません。2、(1)を型で抜き、ミックスフルーツと一緒に器に盛る。棒ジュース以外でも、オレンジやブドウなど市販の色の濃いジュースを使っても。柑橘系の場合、寒天が固まりにくくなることもあるので、ご注意を。
2016年05月29日ムシムシと湿度を感じる暑い日になると決まって、ああアレ食べたい… となるメニューがあります。それがこの、炊飯器ひとつでつくれる「海南鶏飯」。シンガポールチキンライス、カオマンガイなど、いろいろな呼び方がありますが、日本でもすっかりメジャーになった東南アジアを代表するレシピです。鶏の茹で汁がしっかり染み込んだごはんは、あっさりしているのにコクがたっぷり。炊飯器で「茹でる」「炊く」を同時にできるので、簡単・時短・なによりおいしい!お好みのソースで味付けをしてお楽しみください。海南鶏飯~シンガポールチキンライス~調理時間 20分 +漬ける時間レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳<材料 2人分>鶏もも肉(大) 1枚<下味> 塩 小さじ1 酒 大さじ1 白ネギ(青い部分) 10cm ショウガ 1片お米 2合<調味料> 顆粒チキンスープの素 小さじ2 サラダ油 小さじ1キュウリ 10cm香菜(ザク切り) 適量<しょうゆダレ> ニンニク(すりおろし) 1/2片分 しょうゆ 小さじ2 オイスターソース 小さじ1<ナンプラーダレ> ショウガ(すりおろし) 1/2片分 ナンプラー 小さじ1 レモン汁 小さじ2 塩 少々スイートチリソース 適量<下準備>・鶏もも肉は包丁の先で全体を刺す。白ネギは包丁の腹でつぶし、ショウガは薄切りにする。・鶏もも肉と<下味>の材料を袋に入れてもみ込み、30分程度置く。・お米は洗い、30分程度水に浸してザルに上げる。・キュウリは斜め薄切りにする。・<しょうゆダレ>、<ナンプラーダレ>の材料はそれぞれ混ぜ合わせておく。<作り方>1、炊飯器にお米、鶏もも肉の<下味>、<調味料>の材料を入れて、すし飯のラインまで水を入れる。ひと混ぜして、鶏もも肉をのせる。2、スイッチを入れて、炊き上がったら10分蒸らす。鶏もも肉を取り出して、食べやすい大きさに切る。3、器に炊き上がったご飯、鶏もも肉、キュウリ、香菜を盛り合わせる。<しょうゆダレ>、<ナンプラーダレ>、スイートチリソースを添える。コツ・ポイント・お米の洗い方。ボウルにお米を計量し、たっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐに水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。お米は、最初に入れる水を最も吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。・調理時間にお米を炊く時間は含まれません。下味をつけておくのと、調味料を準備しておけば、あとは炊飯器で炊くだけ。ごちそう風なのに、実は忙しいママの味方にもなってくれるありがたいレシピ!
2016年05月27日つるんと冷たい、喉ごしのよいデザートが欲しくなるこの季節。子どもたちからも「ゼリー食べた~い!」なんて声がちらほらと。今回ご紹介するミルクゼリーなら、午前中のうちにつくって冷やし固めておけば、おやつの時間には出来上がり。ぷるぷる・もちもちの食感と、ミルクとメープルソースの甘い組み合わせは、至福の味!夕食のあとやお風呂あがりなど、さっぱりしたいときのデザートとしてもお薦めです。メープルミルクゼリー15分 201 Kcal<材料 4人分>牛乳 500ml砂糖 60g粉ゼラチン 15g 水 大さじ6メープルシロップ 大さじ4<下準備>・水に粉ゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。<作り方>1、鍋に牛乳、砂糖を入れて火にかけ、沸騰直前まで温めて砂糖が溶けたら火からおろし、ふやかしたゼラチンを加えて溶かす。2、網でこしながら、水を通したバットなどに流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。ヒント!調理時間に冷やし固める時間は含まれていません。3、固まったら2cm角に切り、器に盛ってメープルシロップをかける。桃やみかんの缶詰めを添えれば、子どもたちもさらに喜ぶデザートに。メープルシロップのかわりに、ブルーベリーなどのソースも合います。
2016年05月26日外側をカリッカリに焼いて、あつあつをタレにつけて食べるチヂミ、おいしいですよね。新ジャガが出回るこのシーズン、粉類を使わずに、すりおろしたジャガイモだけで作るチヂミはいかがですか?同じく旬のニラや、キムチ、削り節など、冷蔵庫にあるものを混ぜて焼くだけ。野菜だけでヘルシーなのに、満足感もしっかり。晩ごはんのおかずにも、ビールのつまみに「とりあえず一品」にも、ぴったりです!ジャガイモそのままチヂミ調理時間 20分 276 Kcalレシピ制作:調理師、食生活アドバイザー、ライター 池田 絵美<材料 2人分><生地> ジャガイモ 2個 ニラ 4本 白菜キムチ 大さじ1 卵 1個 削り節 大さじ1 塩 少々菜種油 大さじ2ゴマ油 小さじ1<タレ> しょうゆ 小さじ2 酢 小さじ2 コチュジャン 小さじ1<作り方>1、ジャガイモは皮をむいてひとくち大に切り、分量外の酢小さじ1/2を入れた水にさらしておく。ニラは3~4cmの長さに切る。<タレ>の材料を混ぜ合わせる。2、ボウルでジャガイモをすりおろし、他の<生地>の材料を加えて混ぜる。フライパンに菜種油を熱し、<生地>を流し入れる。3、焼き色がついたら生地を返して反対側も焼く。最後にフライパンの周りからゴマ油をたらし、表面がカリッとするように焼く。食べやすい大きさに切って器に盛り、<タレ>を添える。コツ・ポイント ・片面の生地が焼きあがらないうちに、無理に動かさないようにしてください。お子さん向けにはチーズやちくわをトッピング!豚バラを加えれば、しっかりボリューミーなメインのおかずにもなりますね。
2016年05月24日晩ごはんのおかずにあと一品、というときに、さっぱりナムルはいかがでしょうか?旬を迎えて安く出回るようになってきたキュウリ。食感を残すように、あえて太めに切るのがポイント。このままでももちろん美味しいですが、冷奴に乗せてもよく合います。身近な基本の調味料だけで、手早く簡単。これから夏の間、繰り返し作りたくなるレシピです。キュウリのナムル調理時間 15分 49 Kcal<材料 2人分>キュウリ 2本 塩 少々ゴマ油 小さじ1.5<和えダレ> 白ゴマ 小さじ2 ニンニク(すりおろし) 1/3片分 しょうゆ 小さじ2<下準備>・キュウリは両端を切り落とし、斜め切りにしてさらに太めのせん切りにし、塩少々で軽くもむ。・ボウルで<和えダレ>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、<和えダレ>のボウルにキュウリの水気をきって加え、全体に和える。最後にゴマ油を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。ナムルの定番・もやしをさっと湯がいて加えても、タコやイカなど魚介との相性も抜群です。
2016年05月22日カフェのワンプレートランチやサンドイッチの具材としてよく登場するキャロットラペ。自分で試そうとするといまいち味が決まらない… 。そんな方にここで定番の調味料レシピをご紹介!一度、定番を覚えてしまえば、アレンジもらくちん。ディルやフェンネルシードなど、お好みでハーブやスパイスをプラスすれば、味のアクセントになり、プロっぽい仕上がりに。冷蔵庫で1週間ほど日持ちがするので、作り置き常備菜としても大助かり。ニンジン嫌いのお子さんがぱくぱく食べられたと好評の一品です。作り置きキャロットラペ調理時間 10分 +漬ける時間レシピ制作:池田 絵美 調理師、食生活アドバイザー、ライター<材料 作りやすい量>ニンジン1本<調味料> 酢大さじ3 オリーブ油大さじ2 砂糖小さじ1 塩少々<下準備>ニンジンは皮をむいてせん切りにする。<作り方>1、ニンジンをサッと沸かしたお湯にくぐらせ、すぐザルに上げて水気をきる。2、<調味料>の材料を混ぜ、ボウルに(1)、<調味料>を入れて和える。保存容器に入れ、冷蔵庫で冷やしながら味をなじませる。ヒント! 30分くらいで味がなじみます。コツ・ポイント ・ディルやフェンネルシードなど、お好みでハーブやスパイスをプラスしても味のアクセントになり、レストランっぽい仕上がりになります。・冷蔵庫で約1週間ほど日持ちします。(作る時期によって、日持ちの期間は前後することがあります。)サラダのトッピング、サンドイッチの具材にと使い道いろいろ。酢をきかせてあるので、これからのお弁当のおかずにも安心です。また、保存する時は、容器を煮沸しておくといいですね。
2016年05月16日変わり種のおいなりさんを可愛らしく包んで、ピクニックはいかがですか?おいなりさんと聞くと、ちょっと手間がかかりそう… と尻込みしてしまいがちですが、あえて中身を見せて詰めるこのレシピなら、おにぎりよりも簡単!赤、オレンジ、黄色に緑。彩り豊かな具材を組み合わせ、トッピング風に盛りつけて。お弁当箱のフタを開いたときの、みんなの歓声が待ち遠しくなりますね。おいなりさんでピクニック調理時間 15分レシピ制作:料理家 山口 祐未<材料 2人分>油揚げ(味付けいなり寿司用) 4枚<梅しらすいなり> ご飯 茶碗1.5杯分<梅しらすいなり/混ぜご飯用1> 梅干し 1個 シラス 大さじ1 ネギ(刻み) 大さじ1<梅しらすいなり/トッピング用1> 梅干し 1個 シラス 大さじ1 ネギ(刻み) 大さじ1<エビ豆いなり> ご飯 茶碗1.5杯分<エビ豆いなり/混ぜご飯用2> 枝豆(ゆで) 10g むきエビ 5尾 たくあん(細切り) 適量 しょうゆ 少々 塩コショウ 少々 黒ゴマ 適量<エビ豆いなり/トッピング用2> 枝豆(ゆで) 10g むきエビ 2尾 たくあん(細切り) 適量 塩 少々 黒ゴマ 適量<下準備>・梅干しは種を取り除き、ペースト状にする。・むきエビは分量外のお酒少々をかけ、耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで1分30秒加熱して火を通す。(ヒント)電子レンジは600Wを使用しています。<作り方>1、<梅しらすいなり>を作る。ご飯を2等分にして、1つは<梅しらすいなり/混ぜご飯用1>の材料と混ぜ合わせ、ラップで俵型ににぎり、中身が見えるように油揚げの中に詰める。2、もう1つのご飯はラップで俵型ににぎり、油揚げの中に詰めて<梅しらすいなり/トッピング用1>の材料をその上に彩りよくのせる。3、<エビ豆いなり>を作る。ご飯を2等分にして、1つは<エビ豆いなり/混ぜご飯用2>の材料と混ぜ合わせ、ラップで俵型ににぎり、中身が見えるように油揚げの中に詰める。4、もう1つのご飯はラップで俵型ににぎり、油揚げの中に詰めて<エビ豆いなり/トッピング用2>の材料をその上に彩りよくのせる。混ぜご飯の状態まで前日に用意しておけば、当日朝は詰めて飾るだけ。ピクニック以外でも、子どもたちの誕生会メニューにしても喜ばれます。
2016年05月15日「うちにはオーブンがないからクッキーやお菓子づくりなんて無理」と、諦めていませんか?オーブンがなくても、特別なお菓子の材料がなくても、簡単おいしく作れてしまうクッキーレシピをご紹介!ホットケーキミックスにバターを混ぜて、フライパンで両面をこんがりと焼くだけ。カリッとしているのに中はふわふわ、ソフトな食感がクセになります。お子さんと一緒に作れば、子どもたちは大喜び! 大人はそのあと、濃いめに淹れたコーヒーとゆっくりティータイムを♪フライパンでメープルソフトクッキー調理時間 30分 407 Kcal<材料 2人分>ホットケーキミックス 100gバター 30gメープルシロップ 大さじ3グラニュー糖 適量<下準備>バターは小さな角に切る。ホットケーキミックスにバターを指先でつぶしながら混ぜ合わせる。ポロポロになってきたら、メープルシロップを加えさらに混ぜ合わせる。ひとつにまとまったら直径3cmの棒状に形を整えてラップで包み、冷蔵庫で20分寝かす。<作り方>1、生地を厚さ5mmに切り、弱火で熱したフライパンにクッキーを並べ、両面焼き色がつくまで焼く。2、熱いうちにグラニュー糖を全体にまぶし、器に盛る。メープルシロップの替わりに、ハチミツやチョコレートシロップなども代用可。クルミやナッツを混ぜれば、より本格的なスイーツレシピに。
2016年05月14日夕食の副菜に、晩酌のおつまみに、お弁当の一品に。これひとつあれば何役にも使い回しが効く、おしゃれで便利な常備菜。作りたてよりも一晩置いて味を染み込ませると、より美味しい!冷蔵庫で数日持つので、休みの日にたっぷり作っておけば、忙しい日にも大活躍。炒めたお肉や、パスタとからめるなど、アレンジメニューも楽しめます。キノコのガーリックマリネ調理時間 10分 +漬ける時間 133 Kcalレシピ制作:おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸利恵<材料 2人分>マッシュルーム 3個シメジ 1/2パックエノキ 1/2袋 塩 少々<マリネ液> ニンニク(みじん切り) 1/2片分 赤唐辛子(刻み) 1/2本分 オリーブ油 大さじ2 リンゴ酢 大さじ1 塩 小さじ1/2 砂糖 小さじ1/2 コショウ 少々<下準備>マッシュルームはスライスする。シメジ、エノキはそれぞれ石づきを切り落とし、小房に分ける。<作り方>1、塩を入れたたっぷりの熱湯で、キノコ類をサッとゆでてザルに上げる。軽く絞り、水気をきる。2、<マリネ液>を作る。フライパンにニンニクと赤唐辛子とオリーブ油を入れて弱火で加熱し、香りが出たら火をとめる。リンゴ酢、塩、砂糖、コショウを入れ、混ぜ合わせる。3、ボウルに(2)と(1)のキノコをいれ、混ぜ合わせる。冷蔵庫で食べる前まで冷やし、器に盛る。コツ・ポイント ・前日に作って冷やして食べても美味しいです。食物繊維たっぷりのキノコ。マリネにするとたっぷりの量を自然と食べられるので、繊維不足が気になる体にも嬉しい一品です。
2016年05月13日連休も終わって通常モードの月曜日。でもまだお休み気分が抜けずになんだかぼんやり…、夕飯も何も浮かばない……。そんな困ったサンには、シャキッと野菜で手早くおいしい丼をご紹介!お肉を使っていないのに、厚揚げと半熟卵で、ボリュームも食べ応えもしっかり。オイスターソースやニラの香りが、連休疲れの頭と身体をぴりっと目覚めさせてくれます。さらに、材料代がかなりリーズナブルなので、連休中に散財してしまったお財布にもやさしいレシピです!モヤシと厚揚げのオイスターソース丼調理時間15分レシピ制作:調理師、食生活アドバイザー、ライター 池田絵美<材料 2人分>モヤシ 1袋ニラ 1/3束厚揚げ 1枚菜種油(なければサラダ油) 大さじ1酒 大さじ1オイスターソース 大さじ1.5塩 少々粗びき黒コショウ 少々ご飯 丼2杯分半熟卵 2個<下準備>・ニラは根元を少し切り落として3cmの長さに切る。厚揚げはまわりの油をキッチンペーパーで拭き取り、ひとくち大に切る。<作り方>1、フライパンに菜種油を入れて熱し、崩れても良いので、しっかりと水分が抜けるように厚揚げを炒める。2、ニラ、モヤシを順に入れ、炒める。酒、オイスターソース、塩を加え、さらに炒め合わせる。モヤシがしんなりしてきたら火を止める。3、器にご飯を盛り、ご飯の上に(2)をのせ、半分に切った半熟卵をのせ、粗びき黒コショウを振る。コツ・ポイント 半熟卵の作り方…卵を常温にもどして小さな鍋に入れ、たっぷりの水を注ぎ入れ、中火にかける。煮たてば火を弱めて5分ゆで、流水で冷やして出来上がり。冷蔵庫の常備品だけで手早くできるのが嬉しいレシピ。もちろん、厚揚げの替わりに豚コマなどを加えても、よく合います。
2016年05月09日