中島みゆきの名曲「糸」に着想を得た映画『糸』が、菅田将暉×小松菜奈を迎え、2020年8月21日(金)に公開。また8月12日(水)の1日限り、映画の公開に先がけ全国350館にて特別先行上映が実施される。中島みゆきの名曲「糸」映画化へ2000年以降、映画『涙そうそう』や、『ハナミズキ』、『雪の華』といった、名曲をもとにした話題作がヒットを記録。それらに続く形で今回映画化されるのは、中島みゆきの名曲「糸」だ。1992年にアルバム「EAST ASIA」内に収録された後、1998年2月に、「命の別名」と「糸」の両A面でリリースされた。中島みゆきが、知人の結婚式を祝して作った「糸」は、糸を人に見立て、男女の出逢いの奇跡と絆の大切さを歌った楽曲だ。ドラマや数多くのCMに起用された後、2004年にMr.Childrenの桜井和寿が率いるbankbandがカバー。クリス・ハート、森山直太朗、JUJU、福山雅治など120組にも及ぶアーティストが次々にカバーしたことでも注目を集めた。平成生まれの男女2人の壮大な愛の物語映画『糸』では、平成元年生まれの男女が出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を、「生活者の視点から見た平成史の変遷」とともに描く。楽曲「糸」に乗せ、壮大な愛の物語が、雄大な北海道をはじめ、東京・沖縄・シンガポールを舞台に映し出されている。菅田将暉×小松菜奈 W主演高橋漣役 - 菅田将暉北海道で育ち、13歳の時に園田葵(小松菜奈)と恋に落ちる。遠く引き離されてしまい、その後、チーズ工房で働く。『糸』の主人公の高橋漣を演じる菅田将暉は『帝一の國』、『銀魂』シリーズ、ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」、『アルキメデスの大戦』と幅広い役柄を演じ、『あゝ、荒野』では第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞などを受賞した菅田将暉コメント「誰もが通る巡り合わせの遊歩道、糸。時に険しく、時に愉快な人間の性を、原曲へのリスペクトを忘れずに、仕合わせを掴み取る気持ちで挑んでいきたいなと思います。初めましての瀬々監督と、何度も共に闘ってきた小松菜奈というカップリングも純粋に楽しみです。どうか、良いめぐり逢わせでありますように。」園田葵役 - 小松菜奈もう1人の主人公、園田葵。13歳の頃、養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出しす。一度は高橋漣(菅田将暉)と駆け落ちを決行するものの上手くはいかず、母親に連れられて北海道から移ることなる。大人になると世界中を飛び回って活躍することを望む。演じる小松菜奈は『渇き。』で鮮烈なデビューを飾り、『バクマン。』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『恋は雨上がりのように』、『来る』、『沈黙 -サイレンス-』、『さよならくちびる』といった話題作にも出演する。小松菜奈コメント「曲の世界観を大切に、中島みゆきさんの歌詞を心の中に感じながら、これからの撮影に臨みます。菅田さんとは何回か共演させていただき、過酷な撮影も一緒に乗り越えて来ました。そんな同志のような2人だからこそ紡ぎだせる空気感を大事に、一意奮闘しながら、丁寧に描いていきたいと思います。」脇を固める豪華キャスト脇を固めるキャストも豪華で榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌など映画の主役級キャストたちが集結した。桐野香(榮倉奈々)高橋漣(菅田将暉)が働くチーズ工房の先輩で後に恋愛関係となる。演じるのは『余命1ヶ月の花嫁』で主演を務めた榮倉奈々。水島大介(斎藤工)園田葵(小松菜奈)と恋愛関係になるファンドマネージャー。斎藤工は、来る2021年に主演作『シン・ウルトラマン』の公開を予定している。高木玲子(山本美月)葵の同僚で親友。やがてシンガポールで一緒に事業を始める。村田節子(倍賞美津子)子どもに温かい食事を無償で提供する「子ども食堂」の女主人。佐々木(片寄涼太)ファンドマネージャー水島の部下。片寄涼太はGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとして活躍し、近年では俳優業でも存在感を発揮するが起用される。成田凌:漣の幼馴染の親友、良き理解者である竹原直樹。二階堂ふみ:竹原直樹の二番目の妻・山田利子。高杉真宙:葵・玲子と共にシンガポールで一緒に事業を始める冴島亮太。馬場ふみか:葵・漣とも幼馴染で、直樹の最初の妻になる後藤弓。永島敏行:榮倉奈々演じる桐野香の父・桐野昭三。竹原ピストル:葵の叔父・矢野清。松重豊:漣が働くチーズ工房の工房長でチーズ作りの師匠・富田幸太郎。田中美佐子:桐野香の母・桐野春子。山口紗弥加:葵の母親・園田真由美。監督は、『64-ロクヨン- 前編/後編』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など、骨太な社会派ドラマから感動の恋愛物語まで、多岐にわたるジャンルを手掛けてきた人間ドラマの名手、瀬々敬久が務める。そして原案・企画プロデュースは、『黄泉がえり』、『余命1ヶ月の花嫁』などの平野隆、脚本は『永遠の0』の林民夫が手掛ける。また、作品を彩る音楽は、東京事変の復活で2020年早々に話題をさらった亀田誠治が担当している。『糸』ストーリー―めぐり逢う、ふたつの物語。13歳、初恋。二人は遠く引き離された。21歳、再会。過ぎた時間は取り戻せなかった。31歳、現在。もし、もういちどだけ、あなたとめぐり逢えたなら…。平成元年生まれの高橋漣と園田葵。北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。そんなある日、葵が突然姿を消した。養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。その直後、葵は、母親に連れられて北海道から移ることになった。漣は葵を見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された…。それから8年後。地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に訪れた東京で、葵との再会を果たす。北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。もうすでに二人は、それぞれ別の人生を歩み始めていたのだった。そして10年後、平成最後の年となる2019年。運命は、もう一度だけ、二人をめぐり逢わせようとしていた…。【詳細】映画『糸』公開時期:2020年8月21日(金) 全国東宝系ロードショー特別先行上映:8月12日(水)1日限定、全国350館にて上映監督:瀬々敬久脚本:林民夫原案・企画プロデュース:平野隆音楽:亀田誠治出演:菅田将暉、小松菜奈、山本美月、高杉真宙、馬場ふみか、倍賞美津子、片寄涼太、永島敏行、竹原ピストル、二階堂ふみ、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、成田凌、斎藤工、榮倉奈々
2019年06月13日糸曽賢志監督(41)が6月10日、フィンランド大使館で行われた「『サンタ・カンパニー』&『コルボッコロ』劇場版制作プロジェクト」発表会に出席。師事していたスタジオジブリの宮崎駿監督(78)との思い出話を披露したことが複数メディアで報じられている。報道によると、それは糸曽監督がジブリの演出候補者のオーディションを受けたときのこと。糸曽監督は「ある女性が宮崎監督の『最近、どんな作品を観た?』という問いに『となりのトトロを観ました。昔から大好きでグッズを集めています』と答えると、宮崎さんは『そうなんだ。今おっしゃってくれたことはうれしいけど、僕自身はトトロはかわいい生き物だと思っていないんだよね』とおっしゃって」と述懐。さらに糸曽監督は「宮崎監督は『あれは恐ろしい生き物。肉食でサツキとメイを食べなかったのは、お腹が空いてなかったからだ』と笑いながら言い、続けて『それについてどう思う?』と質問して…」と宮崎監督が同じ問いを全員にぶつけたことを話した。この問いに糸曽監督は「気づいたのがトトロは臼歯なんですよ」と臼草食動物の特徴がトトロにあることを思い出し、「サツキとメイを食べるわけがない!と思ったので『草食動物ですよね?』と…」と宮崎監督に“反論”。報道によれば、糸曽監督は自分のみがその面接に合格したことを暴露。その後、宮崎監督「『エンターテインメントに携わる人はすべてを鵜呑みにするのではなく、考えることが重要なんだ』とおっしゃって」と教えられたことを明かした。この報道に対しネットでは「どんぐりが主食じゃないの??」、「た、確かにっ! アレ、臼歯だわ!」と驚きや納得の声が多く上がっていた。また「なかなか頭捻るなぁ」と、宮崎監督の“質問の意図”がファンの間で話題になっているようだ。
2019年06月10日中島みゆき(67)の代表曲をモチーフにした映画「糸」(瀬々敬久監督、来年公開)が、菅田将暉(26)と小松菜奈(23)のW主演で製作されると各スポーツ紙が報じている。糸を人に見立て、男女の出会いの奇跡と絆の大切さを歌った同曲。これまで多くのアーティストがカバーしていることでも知られる。各紙によると今作は平成の集大成となる映画として約5年前に企画され、制作サイドが中島にオファー。歌詞の世界観を大切にしながら、入念にプロットを推敲。2年前に中島の快諾を得て、キャストを決定したという。2人が演じるのは平成元年生まれの男女。13歳で出会い別れ平成の終わりに再びめぐり合うまでの、壮大な愛の軌跡が描かれる。「菅田さんは小松さんと映画『溺れるナイフ』(16年)でW主演をつとめたこともあり、気心が知れています。どちらも高い演技力なので、感動作になりそうです。また平成の名曲では『涙そうそう』や『ハナミズキ』をモチーフにした映画が、いずれも大当たりしています。『糸』のヒットもかなり期待されています」(映画関係者)さらに同作では、とんでもないサプライズが実現する可能性もありそうだという。「中島さんが生歌を歌う機会はこれまで2回出場した紅白と、オリジナルのイベント『夜会』ぐらいでした。しかし『糸』は、中島さんにとって思い入れの深い曲。舞台あいさつなどに登場して生歌を歌ったり、PRイベントで稼働する可能性もありそうです。実現すれば、とんでもないサプライズになるでしょう」(レコード会社関係者)作品のみならず、関連イベントまで注目を浴びそうだ。
2019年06月10日運命の赤い糸も、30代を過ぎるとなかなか信じられなくなるかもしれません。しかし、男性の視点で言えば運命の赤い糸は存在します。なぜなら、男性は女性とのささいな出来事に運命を感じることがあり、その瞬間男性はその女性との間に赤い糸が見えるからです。あの女性は他の女性とは違う!…男性がそう運命を感じる瞬間の数々をご紹介します。1. 偶然の再会をした時ずっと会っていない同級生など、数年交流のなかった女性とバッタリ再会するケースです。最も、そんなことはドラマの中でしか起こらないと思うかもしれませんし、確かに狙って起こせる出来事でもありません。このためまさに偶然なのですが、本来起こらない偶然の再会だからこそ、それが本当に起こった時には運命を感じるものなのです。2. 多くの共通点が見つかった時どんなにラブラブのカップルでも、お互いの共通点はそう多くあるものではありません。だからこそ、趣味や味覚など1つでも共通点があるカップルは相性が良いとされています。このため、そんな共通点が1つどころかいくつもあることが分かれば、男性はその女性に運命を感じるでしょう。同じ地元、同じ趣味、同じ年齢、同じ職種…そこまで多くの共通点があれば、運命を感じるのは当然かもしれませんね。3. 何らかの言動が同じタイミングになった時「私も今LINEしようと思っていた!」、「私もそれ言おうと思っていた!」など、何かの言動に対してタイミングが被った時、男性はその女性に運命を感じます。同じことを考えたり同じことをしようとしたりする点で2人は似ていると認識し、似た者同士お互いを好きになるのではないかと想像するためです。たった一度のタイミングの被りでそこまで思うことはないでしょうが、何度もそれが起これば運命を感じます。4. 自分のカッコ悪い姿を見られた時男性は女性の前ではカッコつけたがりますが、その一方でカッコ悪い姿は絶対に見られたくありません。ですから、カッコ悪い姿を女性に見られた時には、その一面はその女性にしか見せたことのない一面になります。普段他の女性が見ることのない一面を見た女性…男性はそんな女性に対して特別な感じが芽生え、運命の女性かもしれないと思うようになります。5. 恋活していない時に女性と出会った時恋活していれば女性と出会うのは当然ですし、そもそも男性は女性と出会うために行動しています。このため、恋活している時に女性と出会った時には単に嬉しさしか感じないでしょうし、むしろここからが本番だと恋の駆け引きに挑みます。一方、恋活していない時に女性と出会ったとすれば、それは男性にとって不意の出会いになり、「不意の出会い」というワードが男性に運命を感じさせるのです。6. 出会ったばかりなのに話が合った時出会ったばかりの男女はお互いをよく知らないため、なかなかスムーズな会話ができません。むしろ相手を喜ばせたい、引かれたくないなどの気持ちが強くなりますから、自然な会話はまずできないでしょう。そんな中、出会ったばかりなのになぜか話が合う女性がいたら、男性はその女性のことを他の女性と全く違うと思うでしょう。まるで前からの知り合いだったような感覚がして、運命の女性と感じるようになるのです。7. 自分のことをよく理解していると実感した時例えば女性とショッピングに行った時、男性が服を買うとします。そこで赤か青か服のカラーで悩んでいたとして、女性が「あなたは青が好きだから青が良いんじゃない?」と言ったとします。一見何でもないやりとりですが、この時男性は女性が自分のことをよく知っていると感心します。そして自分のことを理解してくれている点で女性への信頼が高まり、運命の女性と感じるようになるのです。8. 偶然何度も会う時行く先々で偶然女性と出会えば、それは偶然ではなく運命と感じるものです。この時女性に彼氏がいたら別ですが、お互いフリーなら男性は運命を感じたのを理由に付き合いたいと思うくらいでしょう。ただしあまりにも会う頻度が高いと男性が引いてしまう可能性もありますし、これについては必ずしも全ての男性が運命を感じるとは限りません。このため、意図的に偶然を装って会うのは避けた方が良いでしょう。まとめ今回ご紹介したことは狙ってできないものが多いため、女性としてはあまり参考にならないと思うかもしれません。しかしそれは当然です。参考にして実践できることであれば、それは日常で起こることのため、男性も運命とまでは感じないでしょう。普通なら起こりにくいことだからこそ、男性はそれが起こった時に運命を感じるのです。written by Ryuka
2018年12月30日人気作家・浅田次郎の「輪違屋糸里」を、藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈、佐藤隆太出演で映画化する『輪違屋糸里 京女たちの幕末』が、12月15日(土)より公開。この度、本作の予告編と場面写真が到着した。上戸彩主演でドラマ化もされた浅田氏の「輪違屋糸里」は、「壬生義士伝」に続く新選組第2弾小説。歴史が大きく変わろうとしている渦の中で、大義をもって都を守り、そして恐れられた新選組の姿を女性の視点で描いた愛の物語。主人公・糸里役を『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた藤野涼子、糸里が淡い恋心を抱く新選組の土方歳三役を、『赤い糸』『高校デビュー』『祈りの幕が下りる時』の溝端淳平。糸里と仲の良い芸妓吉栄役を松井玲奈、吉栄が愛した男・平山五郎役を佐藤隆太、新選組局長・芹澤鴨役を塚本高史、愛人お梅役を田畑智子が熱演。この3組の男女が織りなす、切なく深い愛が感動を呼び起こす。今回到着したのは、時代に翻弄される3組の男女の切ない愛の模様が垣間見える予告編。映像では、糸里、土方、吉栄、平山、芹澤、お梅の姿も確認することができ、また中盤以降は男の野望に翻弄されていく姿も映し出され、本作の背景にある「芹澤鴨暗殺事件」も垣間見ることができる。なお、今回藤野さんが演じた糸里は実在の人物。16歳で芸奴となり、新選組と関わる人生を経ることで太夫として成長を遂げる人物。劇中では、幼さが残る芸奴時代から、成長を遂げた太夫・糸里までを見事に演じきった。『輪違屋糸里 京女たちの幕末』は12月15日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:輪違屋糸里 京女たちの幕末 2018年12月15日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開Ⓒ2018銀幕維新の会/「輪違屋糸里」製作委員会
2018年10月29日すでに素麺をはじめて、ひと足早い夏の涼を愉しんでいる人も少なくないのでしょう。素麺といえばもっとも著名なブランドは、揖保乃糸。揖保乃糸は兵庫県の手延素麺協同組合によって作られています。素麺名産地は兵庫県、奈良県…もうひとつは?そもそも、日本には3大素麺の名産地があることをご存知? ひとつは前述揖保乃糸を生む兵庫県は揖保川中流域。古くは播磨と呼ばれたこの土地では、約600年前から素麺が食されていたことが文献にも記載されており(兵庫県揖保郡太子町の斑鳩寺に残る寺院日記『鵤庄引付』【県重要文化財】)、現在のように一大産地化したのは1800年代に入ってからだと考えられています。2つ目の素麺の名産地が、奈良県の三輪素麺。こちらもやはり歴史は古く、さかのぼること1200年前! 日本最古の神社である三輪山の大神神社で大田田根子の子孫である狭井久佐の次男穀主朝臣が神の啓示を賜り、肥沃な土地に小麦を撒き、その実を挽いて糸状にしたのが始まりといわれているそう。何ともありがたや…。三輪で産まれた製法が、兵庫などに伝わっていった、と考えられています。そして3つ目が、香川県の小豆島素麺。代表的なブランド名は、「島の光」。瀬戸内海の塩、そして、かどや製油のゴマ油を100%使用しており、香りがよく酸化しにくいのが特徴。瀬戸内海の寒風を受けながら天日干しして作るこの素麺は、瀬戸内の恵みの凝縮!その他、国内で有名なのは長崎県の島原素麺。島原素麺の起こりには、小豆島からの移民説や中国の福建省由来説など諸説あり、どちらが正しいのか、現在は断定できる資料は発見されていないのだとか。日本の素麺の名産地、覚えましたか? 素麺って、なにやら歴史を感じる食べ物…。昔に思いをはせると、素麺もよりおいしく感じそうですね。(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年06月11日手編み糸専門店「パピー 下北沢店」東京・下北沢にお店を構える「パピー 下北沢店」。オリジナルの高級手編み糸やヨーロッパ各国の手編み糸、手編み糸をつかった小物などを販売している手編み糸専門店です。様々な手編み糸が大集合!「本物を見つめ良いものを大切に売っていく」をモットーに、さまざまな素材からつくられた手編み糸を販売。糸は「色・太さ・柔らかさ」などが異なり、どんな糸を使うかによって作品の雰囲気が変わります。店内には見ているだけで楽しくなるカラフルな手編み糸や、シンプルな色合いのものがディスプレイされており、その空間に身を置けば創作意欲がかき立てられ、ワクワクします。疑問点を解決できる「手編みワンポイントレッスン」「パピー 下北沢店」では手編み糸を購入した方を対象に、「手編みワンポイントレッスン」を開催。2時間500円で受講が可能とのこと。講師が丁寧に教えてくれるので、初めて手編みに挑戦するという方にぴったりです。疑問点を「ワンポイントレッスン」で解決してから作業に取り掛かることができます。予約制なので受講したい日にちが決まったら、早めの予約がおすすめ。困った時は「パピーの仕上げサービス」「袖つけがうまく出来ない」、「パーツだけ編んだけど上手く繋げられない」など、編み進むと悩みが出てくることも。「パピー 下北沢店」には「パピーの仕上げサービス(有料)」があるので安心です。プロのニッターさんが最後の仕上げをして作品を完成させてくれます。料金は作業内容によって異なるそうなので、仕上げを頼みたい方はスタッフに相談してみてください。編み物で心がリラックス数千年以上も前から行われてきた“編み物”。糸を手繰り寄せ、少しずつ形になっていく時間はまさに“リラックスタイム”です。心穏やかになれる編み物時間を楽しんでください。京王井の頭線「下北沢駅」西口すぐ、小田急小田原線「下北沢駅」北口から徒歩3分。「パピー 下北沢店」で編み物の世界に触れてみませんか?スポット情報スポット名:パピー 下北沢店住所:東京都世田谷区北沢2-26-4電話番号:03-3468-0581
2018年05月24日恋愛初期の頃って、無性に相手に会いたくなりませんか?「会いたくて会いたくて、震える」とまではいかないものの、会えない期間が2週間、3週間と続くと寂しくて仕方がなくなるような。かくいう私も、妻と出会った時には最初そんな感じだったと思います。というかこれまでの恋愛もそんな感じでした。「会いたいなー、でもすれ違ってて会えないなー」と思うと、心がそわそわしてしまっていろんなことが手につかなくなってしまいます。ただ、妻との関係と過去の女性たちとの関係で明らかに違ったことは、「付き合いが深まるほどに、離れていても安心感が強まっていった」ということです。お付き合いの当初って、一般的には会えば会うほどに好きの気持ちが高まっていくので、どんどん会いたくなると思うんですよね。だからこそ、会えない時間が増えると、寂しくものなるし不安にもなってしまうのだと思います。ところが本当に信頼し合っている関係の場合、会えば会うほどに相手との絆が深まっていく感覚になって、物理的に会えない時間が多くなっても「繋がっている安心感」があるんです。■運命の赤い糸は、実は糸ではなくゴムだった?よく「運命の人とは赤い糸で結ばれている」なんて言いますけど、赤い糸で結ばれているような人との人間関係にはゴムのような伸縮性があるんじゃないかと思っています。伸縮性があるものって、両端の距離が離れれば離れようとするほど、引き合いくっつこうとする力が働くじゃないですか。いい距離感を保っていれば、ピンと張っているようないい意味での緊張感があり、離れすぎると「これ以上は無理」ってなって、磁石のように半強制的に引き合ってしまう。逆に、距離感が近すぎるとそのゴムがたゆんでしまって、緊張感が保たれずにフニャっとした関係性になってしまうんです。■自立している二人ほど強烈に引き合う一緒にいないと安心できない関係性ってこのゴムが常にゆるゆるになっていて、信頼関係という意味ではかなりフニャっとしてる関係性なんですよね。緊張感がないのでどちらかが移動すると、それに沿ってもう片方もズルズルと引きずられてしまいます。これはお互いが自立していない関係だと言えます。一方お互いが自立しあっていると、その赤い(糸という名の)ゴムがピンと張っていいる状態が保たれます。そこから「もうこれ以上離れたらまずいよ」って距離感まで離れるとお互いが磁石のように引き合って、絆を深める。そうして絆が深まったら、今度はそのゴムの強度が少し上がっていて、もう少し距離感を保っても安定していられるようになる。冒頭に書いた「会えなくても繋がっている安心感」ってそんなイメージなんです。お互いがどこまで離れていていいかを知っているし、いざとなったらどちらからともなく、グッと引き合うことができる。そんな関係性が理想なのです。■会うことよりも離れることで深まる絆がある恋愛初期の「会いたくて会いてくてしょうがない時」は、自分が(もししくはお互いが)自立してない時期です。確かに恋愛初期は一緒にいたくなるのが普通です。ただそういう初期の時にこそ、お互いの緊張感が保てる距離感がどこにあるのかを知ることが、二人の信頼関係を測る上で大事なことなんじゃないでしょうか。本当に結ばれるべき人とは、どれだけ距離が離れても運命の赤いゴムの伸縮性が働いて、半強制的に会えるようになっているわけですから、会えないことに不安がる必要はないんです。理想の関係って、会うことよりも離れることで絆が深まる、そんな関係なんじゃないかと思うのです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月08日~黒い糸は赤い糸にはならない!〜 結婚をした後に、お互いの本性を知ったとたん「こんなはずではなかった」と後悔することはよくあります。しかし、それでも結婚は現実だからと腹を据えて覚悟を決めれば長続きし、そのうちお互いに良きパートナーとなったりします。ですが、それ以上にやっかいなのが、本当は“黒い糸”なのに“赤い糸”と無理矢理思い込んだ結果、恐ろしい負を背負い込む事になるのは、焦って結婚することだけに固執した結果、黒も赤く見えるのです。この場合は、人生修業と諦めて、最後まで負を背負って生きていく覚悟を決めるか、早く別れるか2つに1つしかありません。きっと良い方向に向くかもなどと中途半端に希望を持つと、お互い傷が深くなるだけ。黒い糸は赤い糸にはならないのです。ただ、負を背負い生きていくと非常に強い人間になり、別の意味で大きなプラスになることもあります。相手ばかりに欠点があるわけではないのですから。
2016年08月09日運命の異性とは赤い糸で結ばれているという、女性なら一度は憧れたであろう赤い糸の伝説。話の由来を調査したところ、「古事記」にある、三輪山伝説がもとになっている模様。その昔、活玉依毘売(イクタマヨリヒメ)という美女のもとへ、毎晩、通う男がいた。二人は男女の関係となり、彼女は妊娠。両親が娘を問いつめるも「男の名前も何も知らない」とのこと。心配した両親は「男が来たら寝床の前に赤土をまき、糸を通した針を男の服に刺せ。土がついた糸を辿れば住んでいる場所がわかる」と提案。辿ってみると三輪山に到着、男がその地に住む神様・大物主神(オオモノヌシノミコト)だと判明したのであった。その赤土がついた糸が伝説の始まりに…。実は、赤い糸伝説は世界中に存在。内容を比べてみて!■世界の赤い糸伝説≪ギリシャ神話≫ミノタウロスを倒しに来たテセウスに恋したアリアドネ。彼が無事に脱出できるよう赤い毛糸玉を渡し、片方の端を扉に結び進むことを提案。後に二人は夫婦に。≪ユダヤの風習≫災厄から身を守るためのパワーが備わっている魔除けのアイテムとして知られる。旅行時などに赤い毛糸を左手首に巻き無事を願う、“セグラ”という風習もある。≪ヒンズー教の慣習≫ヒンズー教の修行僧にお布施をすると、プジャ・モーリーという赤い糸を手首(男は右、女は左)に巻いてくれる。糸が色落ちして切れることで幸運が訪れる。≪アメリカの言い伝え≫幸運のお守りとして手首に赤い紐を巻く。マドンナも実践。紐を結ぶ=縁を結ぶという発想は日本と同じで、結婚を“ tie the knot(結び目を作る)”と表現する。≪中国の故事≫「紅線」という。韋固が赤い縄を持つ老人と出会い、“運命の男女はこの縄で足首がつながっている。お前の相手は陳、今は3歳だ”と未来の妻を当てられた。※『anan』2016年3月23日号より。イラスト・我喜屋位差務取材、文・重信 綾
2016年03月20日映画やドラマ化された『食堂かたつむり』や『つるかめ助産院』などで知られる、小説家の小川糸さん。<前篇>では、シンプルな暮らしに目覚めたきっかけや、ものを手放すコツについて伺いました。今回は、もの、人との付き合い方や環境づくりについてです。小川さんが考える、もの、人との付き合い方小説の中でも「食」へのこだわりが垣間見られる小川さんが、食との「付き合い」で心がけていることは?「作り手がちゃんと見えて、その人が真っ当な仕事をしていることが大事。例えば醤油を買うということは、その人の生活を支えることでもあるので、1対1の関係で付き合っていきたいと思うし、これと決めたものに関しては浮気をしないで、責任を持って付き合う。私が買っているところは一人で作っていたり、小規模のところが多く、続けていってほしいから、責任を持って買い続けることも大切かなと思います」「食に関わらず、私は気に入ったものをずっと着たり、履いたり、食べたりする方が安心できて好きです。不注意で壊してしまった器も金継ぎで直して使っていますが、愛着が湧いて唯一無二のものになってくるんです。だから直して使えるような、いいものを使い続けたい。1年で手放すより、いいものを長く使ったほうが最終的に経済的だと思うし、使い続けると味が出て、それは時間が作ってくれたものだから貴重だと思います」ものを減らした結果、身軽になっただけでなく、心にもゆとりができたのだそう。40歳からは引き算 必要かどうかを吟味していく「あまり抱え込みすぎると動けなくなってしまいますよね。物理的なものも、荷物も、目に見えない人間関係も。ひとつずつ必要なのかどうかを吟味して、これはなくても生きていけると思ったら手放していく。人間関係も『狭く、深く』。ストレスを溜めるのは自分にとっても、相手にとってもよくないことだと思うので、見晴らしよく、無駄なことはしないでいいかなと思うようになりました」「もっとものを減らして、最後はものも人も、本当に大好きなものだけに囲まれて人生を終わりたい(笑)。台所も、最後は鍋一個だけあるのが理想です。自分が人生を終えたときに、なるべく周りの人が迷惑をしないで済むように、いいものがあればまた次に使ってくれる人も見つかってゴミにならずに済むと思うので、そういうことはもう考える時期かなと思います。40歳になるまでは足し算で、欲しいものを手に入れていたと思うんですけど、人生の折り返し地点を過ぎ、ここからは引き算でどんどん手放して、その分余白をいっぱい作りたいなって思うようになりましたね」自分の “五感” を大切にする強い意志を持って、規則正しい生活も心がけているという小川さん。なかなか同じようにするのは難しいかもしれませんが、最後に、もう少しシンプルに生活するためのアドバイスをいただきました。「週末はインターネットを見ない、夜中は返事を出さない、など自分の中で決めては? 自分でルールを作っても、そんなに大きな迷惑はかからないと思うんですよね。もしかしたら、誰か少しは返事を待つかもしれないけど、体調を崩す方がもっと大きな迷惑をかけるし、起き上がれなくなってしまうことの方が損失です。だから、メリハリは大事だと思いますね。ものも情報も溢れているので、自分でガードしないと溺れてしまいます。それから、自分が「これが好き、嫌い」という、すごく野生的な感情を大事にすること。頭だけで考えると、どうしてもいろいろなことを考えてしまいますが、五感だけで判断してもいいくらい。心地いい、この肌触りが好き、これに包まれていると安心する、という感性を大事にしていくと、少し楽になると思います。みんなそれぞれ感覚が違うので、人がいいと言っているからではなく、自分が感じることを大事にすると、ちょっとシンプルになるのかなと思いますね」 ▼五作家・小川糸さんに聞く、シンプルな暮らしをするヒント <前編> 小川糸(おがわ・いと) プロフィール2008年に発表した小説『食堂かたつむり』(ポプラ文庫)が映画化され、ベストセラーに。同書は、2011年イタリアのバンカレッラ賞、2013年フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞をそれぞれ受賞。そのほかおもな著書に、『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』(以上、ポプラ文庫)、『にじいろガーデン』(集英社)、ドラマ化された『つるかめ助産院』(集英社文庫)などがあり、最新の長編小説では、『サーカスの夜に』(新潮社)がある。新刊は『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヶ条』(講談社)。
2016年01月01日映画やドラマ化された『食堂かたつむり』や『つるかめ助産院』などで知られる、小説家の小川糸さん。最新刊のエッセイ『これだけで、幸せ』(講談社)では、自身の驚くほどシンプルな暮らしと、それを実践するための29のルールを紹介し、そのライフスタイルも注目されています。そんな小川さんに、ものを手放すコツやシンプルに暮らすための方法について伺いました。シンプルな暮らしに目覚めた、モンゴルとドイツへの旅小川さんが現在のような暮らしを始めるようになったのは、6年ほど前に旅したモンゴルで、移動式の住居(ゲル)に滞在したことが大きかったのだといいます。「同じ時代なのに、全然違う生き方をしている人たちがいることは、本当に衝撃的でした。夏になると必要な荷物だけ持って移動するので、モンゴルの人たちはものを増やさないという意識が高く、鍋ひとつでお湯を沸かして、炒め物や煮物、何でも作るんです。そのやり方がシンプルで賢くて、それで十分という気がすごくしたんですよね」「自分がこれまで、いかに『お湯はやかんで沸かすもの、ごはんは炊飯器で炊くもの』という、決められた価値観に縛られていたかに気づきました。いつでも行きたいところに行けて、いろんなことができる、ものを持たない暮らしの方が本当は自由なんだって。気持ちの上では遊牧民のように、ものを持たずに身軽に生きていくというのが、自分の中のテーマになりました。もし災害にあったとき、生き残っていけるのはモンゴルの人たちの方だなと思うんです。何でも自分で直せたり、空模様で明日の天気がわかったり、ナビなしで地形を見て行きたい方向に行けたりと、知恵が豊富なんですよね。そういう人間力みたいなものを身につけたいと思いました」勇気を出して減らす。いいものは、長く使う。モンゴルの人たちは、“ものが持てないからではなく、自分の意思で持っていない”ことに気付かされ、ものを増やさないためには、自分で意識をしていかなくてはいけないと思ったのだそう。「“いらないものはいらない”と意識しないと増えてきてしまうんです。だから、断るのにはエネルギーはいりますが、自分が使わないと思ったらその時点で「結構です」とできるだけ言うように努力しています」同じように小川さんが大きな影響を受けたのが、毎年夏に過ごすようになったドイツ・ベルリン。そこでは、「いいものを長く使う」ことを学んだのだとか。「日本では、ものを安く買って壊れたら買い換える、といのうが主流。でもドイツでは最初にいいものを買って長く使い、壊れたら修理に出してまた使うというのが定着しています。いいものはそれなりにいいお値段がするので、買うときに考えるのですが、それもいいことだなと思います。自分のところに来たものに関しては、責任を持って大事に使うのがいいと思います」迷ったら保留箱へ。ものを手放すヒントそうしてものを厳選し、携帯電話すら持たなくなったという小川さん。ものを手放す秘訣は?「使わないで持っていることが、そのものにとっても、それを作った人にとっても一番悲しいことだし、失礼な気がします。やっぱり使われてこそだと思うんですね。私は相手が喜んでくれることが好き。だから値段などは考えないようにして、自分よりもっと上手く使ってくれる人がいるなら渡して、そのものがより気持ち良く使ってもらえたら幸せです。もちろん、すごく気に入って手に入れたけど使っていないもの、手放すことはできないものも結構あります。そういうものは保留にしておいて、時間をかけて別の使い方を探していくのも楽しいんです」「見立て」を待つ保留中の箱には、ここまで入れたらもう入れないというラインを決め、常にいっぱいにはせず、余白を設けるようにしているそう。そうして、小川さんが日々使う道具や生活用品は、「一生付き合いたい」ものばかりになりました。「一生付き合いたい」ものだけで、暮らすヒント「ものを選ぶときに、ゴールを決めることは必要だと思います。これでもういい、と思ったら、とことん繰り返し使うのが好き。たどり着いたものに関しては、あまり浮気はしないですね。引越をしたことも、いかに自分が無駄なものを溜め込んでいたかがわかる、いい機会でした」「来客が多く、以前は同じティーセットを6客欲しいと考えていましたが、ベルリンのカフェに行くと、ティーセットだけでなく、椅子や家具も古くてバラバラ。でもお店の人のセンスでバランスが取れていて。6人のお客さまに同じもので出さなくてもいいんだなって。年に数回のためだけに、スペースを取ることがすごく無駄だと気付くと、逆に同じもので揃えていることの方が変な感じがするようになりました」収納スペースの半分は空けるようにして、たっぷり隙間を作るという小川さん。1年に1回は見直し、全然使っていないものは場所を取るだけ、と考えて手放すのだといいます。「毎年夏は、ベルリンで普通の家を借りるのですが、すごくスッキリしているんですね。もちろん住環境がいいというのもありますが、それにしても必要なものしか置いていなくて。自分の家も、誰にでも貸せるような空間にしたいなと思います。それにはわかりやすくしておかなきゃいけないし、そうできたら理想ですね」モンゴルとドイツで目覚めた小川糸さんのシンプルな暮らし。<後編>は、もの、人との付き合い方、五感が喜ぶ環境づくりについて伺います。 ▼五感を大切に、必要なものを選ぶ作家・小川糸さんに聞く、シンプルな暮らしをするヒント<後編> 小川糸(おがわ・いと) プロフィール2008年に発表した小説『食堂かたつむり』(ポプラ文庫)が映画化され、ベストセラーに。同書は、2011年イタリアのバンカレッラ賞、2013年フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞をそれぞれ受賞。そのほかおもな著書に、『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』(以上、ポプラ文庫)、『にじいろガーデン』(集英社)、ドラマ化された『つるかめ助産院』(集英社文庫)などがあり、最新の長編小説では、『サーカスの夜に』(新潮社)がある。新刊は『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヶ条』(講談社)。
2016年01月01日イチビキは8月20日、食材を1品足すだけで一品料理が作れる「献立らくらく」シリーズから「糸こんにゃくのチャプチェ風の素」と「大根のそぼろあんの素」の2種を発売する。「糸こんにゃくのチャプチェ風の素」は、糸こんにゃくを加えるだけで、3分で簡単におそうざいが作れるという商品。にんじん、玉ねぎ、たけのこなど8種類の具材が入っていて、コチュジャンのコクとごま油の風味が特徴。「大根のそぼろあんの素」には、鶏肉、大豆そぼろ、マイタケ、玉ねぎの4種類の具材が入っている。しょうゆのうまみとしょうがの香りが特徴のそぼろあんで、大根を加え、9分で作れるとのこと。価格はいずれも200円(税別)。
2015年08月06日少しずつ寒さが増すこの季節、家のなかでゆっくり編みものや手芸を楽しむのが楽しみという人も多いのでは? そんな人にぜひおすすめしたい糸の専門店、その名も「Keito(ケイト)」が問屋街の馬喰町にオープンした。この店を運営するのは、57年の歴史を持つ編み物手芸出版社「日本ヴォーグ社」。「昨年の震災の影響でハンドクラフトに目が向いたり、ファストファッションの流行で、人とは違うものを作って身につけたいという人が少し増え、初心者向けの手作り本が最近動いているんです。その割には手芸店がどんどん減っていて、また初心者の方が本を見ただけでは分からず、出版社宛に質問がすごく増えてきて。電話では説明が難しいところがあり、また実際に毛糸が素敵だということを伝える場所を作りたいということになり、お店を始めました」と、「日本ヴォーグ社」の三根さんはオープンのきっかけについて語る。 「サルビア」を主宰する、デザイナーのセキユリヲさんによるロゴがかわいい。オープンにあたり、イギリスやイタリア、フランスを中心に世界の工房を訪ね、巡り合った特別な糸、約1000点が揃う。例えばイタリアの上質なウール糸のメーカー、“ラナガット社”は、海外糸の割には500円からと手頃。実際に見ると発色がきれいなため、色の違いを見て選んでもらいたいと全色仕入れているのだそう。手染めの手紡ぎ糸など1点ものの糸も多く、季節ごとに色や素材を変えて商品展開をしていきたいという。「毛糸に触れていない方は、ウールのボール状のものしか頭にないと思うのですが、使うと面白いものがたくさんあるんです。麻も種類によって全く手触りが違ったり、高級メゾンで使われていような糸は、スパンコールやラメが入っていて、少し使うだけで華やかになります。10g単位で販しているので、ちょっとしたアクセントにもおすすめです」と三根さん。海外のアパレルにも糸を卸している、長谷川商店のスーパーキッドモヘア“SEIKA”のが実際に見られるのは、「Keito」ならでは。受注販売している。1本の糸にさまざまな色が混じり、編むと自然に縞模様になるという、ユニークな“SOCKS”の糸。また、スウェーデンのバンド織りやマフラーなど、基礎から教えてくれるワークショップも開催。編み物や手芸の本のアーカイブの閲覧もでき、作りたいものが決まっていなくても、知識豊富なスタッフが糸選びからサポートしてくれるので、初心者でも安心だ。さまざまな種類の色とりどりの糸を見ているだけで、きっと何か作りたくなるお店。ぜひ訪れて、冬支度に手作りをしてみては?Keito住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-3-4 トガサキビル1F営業:11:00〜19:00TEL:03-5642-3006取材/赤木真弓
2012年12月03日独身の女性なら誰もが、早く運命の男性と巡り合いたい!と願うものですよね。運命の赤い糸で結ばれたお相手に巡り合いたいあなたにオススメなのが埼玉県川越市にある氷川神社です。川越は小江戸と呼ばれた、昔ながらの町並みや蔵文化が残る、情緒あふれる街。こちらは御祭神にスサノオノミコトとその妻のクシナダヒメノミコト、お子、そして姫の両親と三世代、五柱の神様を祀っていることから、子孫繁栄や縁結びにご利益があると言われています。まずは入口の立派な木製の大鳥居、日本一の大きさで社号は勝海舟の筆によるものとか。本殿へ進むと江戸彫という関東特有の彫が施され、木の味を生かした精緻で見事な彫刻を楽しむことができます。また、本殿脇に沿って絵馬街道があります。最近では縁結び絵馬が女性に大人気で全国各地から願いが寄せられ、トンネルのように連なっています。この神社が恋愛系神社と注目されるのは、境内にさまざまなスポットがある所以ですが、何といってもこちらの御神木、要チェックです。特に本殿裏手にまっすぐ2本、天高く仲良く立ち並ぶ木は樹齢は600年を超えるとも。木を周回できるので八の字を書くように回ってみてください。8は永遠の勝利を意味する数字です、恋愛が成就しますよう、良縁の巡り合いがありますよう、御神木からパワーを頂きたいものです。本殿の前には、湧水の御神水が流れる「祓いの川」があります。これは神社下に走る水脈からくみ上げている、貴重な自然の恵みです。こちらには紙製の人形(ヒトガタ)が置いてあるので、そこにお名前や生年月日を書き、3回息を吹きかけてから人形で自身のカラダを摩り、厄を祓い、疲労を取ってもらいましょう。その人形は祓いの川へそっと流しますが、川下の鳥居を流れて行けば厄払いは成功です。万年疲労のカラダでは良縁は舞込みませんから体調管理も大切に。御神水はありがたく頂いて帰りましょう。ただし、飲む場合は必ず沸騰させてくださいね。アンリ流では、御神水をスプレーボトルに汲み、持ち帰ります。フェイスやボディ、そしてお部屋の浄化にシュシュっとして開運アイテムにしましょう。天然水は早めに使いきるのがコツです。祓いの川の先に、犬の顔に似た、犬岩があります。犬と言えば安産のシンボルですね、安産祈願には、犬の鼻の頭を撫でるとよいそうです。神社での恋愛開運術はこのくらいで、そろそろ本題に入りますね。タイトルにもした、「運命の赤い糸」はどうやって手に入れるのか?この神社には縁結びにまつわるお守りが豊富です。ご自身に合った目的のものを手に入れて開運アイテムにしましょう。まずは朝8時から巫女さんが先着限定20名へ無料でお配りしている「縁むすび玉」。この神社の小石を拾って帰ると良縁に恵まれるという伝説があり、毎朝、神職がお祓いした石をお配りするようになりました。ひとつひとつ麻で包まれて可愛い!平日はなんとかゲットできそうですが、休日はかなりの競争力だそうです。縁結び玉を頂けなくても大丈夫、他にも強い味方があります。アンリのイチオシは「よりそい守り」。キレイな桜模様の小箱に入りで、男女が寄り添う姿を現しているそうです。携帯や身近なものにつけておくとよいです。ちょっと面白いアイテムは「縁結び赤鉛筆」。書けば書くほど赤い糸を手繰り寄せるおまじないみたいなもの。お守りを購入すると、その場で巫女さんが鈴を鳴らし厄払いをしてくださるおまけつき。さて、最後は恋愛を祈願しておいしいスィーツを頂きましょう。神社入り口、右手の氷川会館にはパティスリー「フロアベール」があります。おいしいスィーツで一日の疲れを癒してはいかがですか?イチゴや桜など赤やピンク系のスィーツは恋愛運をグッと引き上げてくれます。こちらの会館で挙式をすると、赤い糸で新郎新婦を結ぶ儀式がなされるそうです。新緑の季節、お参りをしてご縁を頂いた方と、お礼参りに訪れるのも良いスポットです。ウェブサイトが充実していますので詳しくはそちらをご覧ください。お問い合わせ:川越氷川神社(氷川会館) 公式サイト
2012年05月05日昔からよく「運命の赤い糸」なんて言いますが、実際に「この人とは運命だ!」と感じるような出会いをしたことのある人はいるのでしょうか?もしいるのなら、どんな瞬間に運命を感じたのか、ぜひとも聞いてみたいものです。COBS ONLINEの読者の皆さんに「運命を感じた出会い」のエピソードを教えてもらいました!調査期間:2011/3/1~2011/3/7アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 754件(ウェブログイン式)■電車で目の前に座っていた人がお見合い相手だった(28歳/女性)確かに、偶然にしては出来過ぎですね。まさか電車の中からすでにお見合いがスタートしていたとは。僕だったら、電車で気の抜けたマヌケな表情を見せてしまって、お見合いが始まる時点では劣勢に立たされていそうですけど。■沖縄の離島で見た人が代々木公園にいた(29歳/男性)運命というか、とにかくビックリしてしまいます。むしろ自分が行った離島は本当に沖縄だったのか、思わず疑ってしまいそうですね。■小学校の同級生から突然連絡があり、後にその人と結婚した(25歳/女性)急に連絡が来た所に運命を感じるんでしょうね……。僕も昔の同級生に突然電話してみようかと思います。■自分の理想にドンピシャの異性を初めて見たとき(28歳/女性)ちょっと待ってください。それなら、もう10人くらいドンピシャの異性を見ている僕はどうなるんでしょうか。もちろんその異性とは何の進展もありませんし、運命なんてもちろん感じませんけど……。■大学入試のときに見かけて気になっていた人が、入学後同じ部活にいた(25歳/男性)取りあえず試験に集中してください!といいつつ、そんな大事な場面でも回りの女性に目を奪われてしまう男性の気持ち……僕には分かります。その女性と進展があったのか気になるところです。「運命の出会い」とまではいかなくても、不思議な縁を感じる出会いは、少なからず誰しもに経験があるもの。一つひとつの出会いを大切にして、大切な人たちといつまでも仲良く過ごしていきたいですね。(J.B.河合+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】「手相」は自分でもみられるのか!?【コラム】収入を聞く女、自分だけ食べる男。合コンで引く行為【コラム】気になる異性を好きになる瞬間ってどんなとき?
2011年08月29日