しかけ絵本が大好きな娘さんですが、それ以上に好きな行動が……。そのため世にもおそろしい絵本ができてしまったとか。その絵本とは一体……?うちの娘はキャラクターが動かせたり、音が出たりするしかけ絵本が大好きでした。しかけ絵本があるとしばらくおとなしくなるので、どこへ行くにも1冊はバッグに入れていた時期があります。 世にもおそろしい絵本完成…!? 育児あるあるなのかわかりませんが、しかけ部分の破壊がすごかった時期があって、直しても直しても破かれるので、絵本がたびたび謎の小冊子になっていました。(真っ白の部分が多い) 娘の手先が器用になり、物を壊したらまずいということが理解できるようになると、絵本を破かれることはほぼなくなりました。今振り返ると懐かしいです。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月17日笑顔で世界を繋げる新しい絵本出版社、株式会社ラフコネクト(所在地:宮城県大崎市、代表取締役:後藤 大志)は、絵本出版記念イベント「みんなで絵本作家と笑う日」を2022年6月5日(日)に開催します。当社が第一弾として出版する絵本販売と同時に、作家と直接交流できるイベントです。イベントバナーラフコネクトHP ■絵本作家と直接交流!笑顔で人を繋げる新しい時代の出版社の試みラフコネクトは、絵本がうみだす笑い(Laugh)を信じ、すべての人たちを繋ぐ(Connect)新しいいカタチの出版です。そして、子育てに悩む母親・父親、障害児・者、介護従事者、外国人移住者など、いま日本が抱える様々な社会的問題に対峙し、絵本を通じて社会的孤立のない社会の実現を創造していきたいと考えています。今回の出版イベントは、当社が6月5日に販売する第一弾の絵本出版を記念して開催します。絵本の面白さを作家本人が伝える参加型のステージから紙芝居の作り方を教えるワークショップまで、小さなお子さんから大人の方まで楽しんでいただける内容になっています。絵本ラインアップ■みんなで絵本作家と笑う日 ~ラフコネクト第一弾絵本出版記念イベント~【参加予約】 【会場】 食の蔵 醸室(かむろ)内 寺子屋ホール(宮城県大崎市古川七日町3-10)【お問い合わせ】メールアドレス: info@laughcnt.com QRコードからもお申込みできますTEL : 0229-25-7150※Instagram・Facebook・Twitter・YouTube 各SNSでも情報発信中ラフコネクト イベントQRコード<イベント概要>◇日時 :2022年6月5日(日)◇午前の部:絵本と紙芝居ステージ◇時間 :10:30-11:30絵本作家本人による絵本の披露/参加型の楽しい紙芝居ステージ/家族みんなで笑顔になれる時間◇定員 :30名(先着順)/1組3名まで◇対象年齢:0歳~大人も可◇参加費 :無料◇午後の部:紙芝居ワークショップ◇時間 :13:30-15:00キミも未来の絵本作家になれる!?/絵本作家が紙芝居の作り方教えます/創作ワークショップ◇定員 :30名(先着順)/1組3名まで◇対象年齢:5歳~大人も可 ※未就学児は大人の付き添い必要◇参加費 :1,000円【出演絵本作家】◇保科 琢音 ~絵本を書いて紙芝居を創って落語も喋る!ラフコネクト社長!~絵本「よぞらのおくち」「たまちゃん」社長 保科 琢音絵本「よぞらのおくち」絵本「たまちゃん」◇ごみた こずえ ~物理を学んだ絵本作家!目指すは絵本界のニュートン!~絵本「おそらのいろってどんないろ?」「すてきなせかいのはじまり」ごみた こずえ絵本「おそらのいろってどんないろ?」絵本「すてきなせかいのはじまり」◇稲葉 野々 ~人生縦横無尽の新人絵本作家 ラフコネクト絵本作家道場一期生!~絵本「くだものベッド」稲葉 野々絵本「くだものベッド」■ラフコネクト 会社概要ラフコネクト ロゴ私たち、ラフコネクトは地方から絵本業界を変えていく出版社です。地方から全国に絵本を販売し、そして海外にチャレンジしていける企業を目指しています。当社は絵本作家がきちんと収入を得て、生計を立てていけるビジネスモデルを目指しており、絵本作家と共に成長していくベンチャー企業です。絵本作家に営業力を集中し売り込んでいく施策や「絵本作家道場」という育成システムを運営し、熱意ある絵本作家の開拓から絵本の販売を一環して行っていきます。会社名 :株式会社ラフコネクト(Laugh Connect Inc.)所在地 :〒989-6301 宮城県大崎市三本木桑折都松17-57(三本木シェアオフィスSunBrew内)設立年月:2021年5月13日役員 :代表取締役 後藤 大志取締役 社長 保科 琢音取締役 副社長 藤澤 りか事業内容:絵本の出版、オリジナル絵本の受託作成、絵本作家の育成YouTubeラフコネクトちゃんねる 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日この記事では赤ちゃんの絵本の読み聞かせについて、医師監修のもとマンガで解説します。スキンシップとしても、教育としても絵本の読み聞かせには効果があります。最初は身近なモチーフの絵本から入り、徐々に物語のある絵本に変えていくといいでしょう。絵本の読み聞かせは、赤ちゃんとのコミュニケーションやスキンシップなど大切な役割を果たします。でも、赤ちゃんが低月齢のころは絵本を読んであげても意味がわからないので、効果がないと思っている人もいるかもしれません。そこで今回は読み聞かせを開始する時期やコツについて解説します。 赤ちゃんに絵本を読み聞かせするのはいつから?個人差はあるものの、赤ちゃんが言葉を覚え出すのは1歳前後とされています。このころから、赤ちゃんは短い単語を使って感情表現をするようになり、1歳半ごろから赤ちゃんは語彙を増やしていき、短い文章を作って話し始めるのが一般的です。そうなると簡単な絵本の内容も理解できるようになります。「言葉を覚えさせる」「お話を楽しんでもらう」という意味では、1歳半を目安にして読み聞かせをするのが効果的です。 しかし、基本的には生まれてすぐからでも読み聞かせには意味があります。赤ちゃんは文字を理解しませんが、耳で音を聞くこと、絵を見ることなどを楽しみます。また、読み聞かせには学習以外の効果も多くあります。たとえば、読み聞かせは赤ちゃんと親のコミュニケーションの場です。親からやさしく語りかけることで赤ちゃんは安らぎを覚えますし、親も赤ちゃんへの愛情を確認できる時間となります。さらに、毎日寝る前に読み聞かせを習慣にすると睡眠の儀式となり、生活リズムも整いやすくなるでしょう。本が身近な存在となって、将来的に読書が好きになるかもしれません。絵本に興味があれば、言葉がわかるようになったころの読み聞かせもより楽しめるでしょう。このようなことから、赤ちゃんが絵本の内容をわからない時期でも、読み聞かせを始めることは有意義といえます。 先ほどお伝えしたとおり0歳児で言葉や物語は追えなくても、音や絵の印象だけなら楽しむことができるので、抑揚をつけたり、「にこにこ」などの擬態語などが含まれた絵本を読み聞かせたりして、一緒に楽しみましょう。親と一緒にいろいろな絵が移り変わる時間を過ごすのは、大切なスキンシップになります。まずは図書館や本屋さんで赤ちゃんに見せてみて反応が良いものを選んでもよいでしょう。 赤ちゃんに絵本を読み聞かせする効果は?絵本の読み聞かせのメリットとしてはまず、「情緒の安定」が挙げられます。赤ちゃんは絵本の内容がわかっていなくても親が読む声をずっと聞いていて、感覚的に気持ちのいい時間を過ごせます。優れた絵本は優れた文章で書かれているため、親の読む声も耳触りがよくなります。安心感のある時間をたくさん持つことで赤ちゃんの情緒は安定していきます。また、成長したときに感情表現が豊かで、他者への共感能力が高くなりやすいでしょう。 次に、「好奇心の芽生え」も重要なポイントです。家族に囲まれた日常ではなく、まったく知らない世界を赤ちゃんは絵本でのぞきます。その結果、赤ちゃんは好奇心が刺激され、キャラクターや世界観などを「もっと知りたい」と思うようになります。こうした感情は、成長したときの学習意欲や向上心へとつながり、芸術的な視点を養ううえでも大切な機会となります。 そして、「親子のきずなの再確認」も読み聞かせでできます。絵本は親から子に物語を読み聞かせることで、テレビではできないコミュニケーションが生まれます。同じ物語でも、親が工夫して読み上げれば、そのたびに赤ちゃんは違う感想をもつはずです。赤ちゃんは絵本の内容こそ覚えていなくても親から愛情を注がれた記憶は残っていくので、良好な親子関係を築く礎ができていきます。 赤ちゃんの絵本の読み聞かせ方のポイント読み聞かせするうえでのポイントは、赤ちゃんに「感想を求めない」ことです。赤ちゃんは絵本を読んでいる間、素直に楽しんでくれているはずです。しかし、感想を聞くのは意見の強要になってしまう恐れがあり、赤ちゃんはストレスを覚えてしまいがちです。場合によっては、絵本そのものへの嫌悪感につながりかねません。 読み聞かせが終わったら、「おもしろかったね」と声をかける程度で十分です。もしも赤ちゃんが気に入ってくれたなら、感想を求めなくても笑顔になったり、繰り返し読んでほしがったりといった反応があるでしょう。 「赤ちゃんと触れ合いながら読む」ことも大切です。読み聞かせはスキンシップの時間でもあるので、ひざに乗せたり、隣に寝たりしておこなうのが理想的です。こうした習慣を続けると、赤ちゃんは絵本の内容がわかっていなくても「お母さんやお父さんと触れ合える時間」だと思ってくれるようになります。そして、読み聞かせの時間が好きになり、将来的には本そのものに興味を持ってくれます。また、親子が仲良くなるためにも欠かせない時間になるでしょう。 月齢別のおすすめ絵本低月齢の赤ちゃんなら、「にこにこ」「わんわん」「ぶーぶー」など、言葉が繰り返されて心地よいリズムの感じられる絵本がよいでしょう。まだ視力が十分に発達していないことから、はっきりした色づかいや形が描かれている絵本の方がより楽しめると言われています。 生後10カ月ごろになると、赤ちゃんは絵本を玩具のように捉えて楽しむことができるようになります。しかし、この時点ではまだ物語までは追えません。赤ちゃんにとって身近なものをモチーフにしたシンプルな絵本を読み聞かせるのがぴったりです。 たとえば、野菜や果物などの「食べ物」の絵本は、赤ちゃんが見たことがある絵が多く、親しみをもって見ることができます。また、乗り物の絵本も愛されやすいジャンルです。電車や車を絵本で知った赤ちゃんは、実際に自分が乗る立場になったときに感動を覚えてくれます。知的好奇心を育むうえでも、適した絵本といえるでしょう。 1歳を超えたあたりから、赤ちゃんは簡単な物語にも反応できるようになっていきます。身近なテーマを好むのは変わらないものの、リズム感やユーモアをともなったフレーズが載っている絵本をおもしろがってくれるでしょう。さらに、音が流れる仕様になっていたり、歌が出てきたりする絵本も人気です。これらの絵本はリラックス効果があるだけではなく、音感を養うこともできます。そして、1歳半ごろからは知育絵本を取り入れるのも効果的です。ごはんや着替えといった生活習慣を楽しみながら学べる絵本によってマナーを教えてあげるのもいいですね。 注意点としては、絵本選びが親の自己満足にならないことです。優先するべきは赤ちゃんの好みであり、苦手な本を無理に読まされても赤ちゃんは心から楽しめず、読み聞かせという行為そのものが苦痛に変わっていくかもしれません。赤ちゃんの好きなジャンルを意識して本を選びましょう。 まとめスキンシップとしても、教育としても絵本の読み聞かせには効果があります。赤ちゃんが生まれたら、積極的に読み聞かせをおこないましょう。赤ちゃんが読んで共感できる内容は時期によって変わっていきます。最初は絵の印象や音を楽しめるものから始めて、10カ月ごろになったら身近なモチーフの絵本も取り入れつつ、徐々に物語のある絵本に変えていくといいでしょう。 ■参考・厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために」・文部科学省「絵本で子育てを楽しく」 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2022年04月30日さまざまな業界で活躍する「働く女性」に寄り添う一冊を処方するこちらの連載。今回のゲストは、モデルやキュレーターなど、さまざまな顔を持つ前田エマさん。6月には自身初となる小説の発売を控える彼女に、社会問題との向き合い方や、ライフワークとして続けている飲食店でのお仕事の魅力を語ってもらいました。今回のゲストは、前田エマさん。モデルのほかに、エッセイの執筆や写真、ペインティング、ラジオパーソナリティ、キュレーションなどで活躍をする、肩書き不詳のカルチャーガール最近では、文学・映画・音楽から世界を学ぶ “勉強会” の主宰も。飲食店でのお仕事に生きがいを感じ、芸能活動の傍ら、現在もお店に立たれているというから驚き…!まずは気になる、エマさんの今の活動。木村綾子(以下、木村)「エマさんとは先日an・anの官能特集でご一緒させていただきました。本を通して自分の話をするという対談だったので、初対面で「性」について語り合った不思議な関係です(笑)」前田エマ(以下、エマ)「仲良くなってもなかなか踏み込まないような結構ディープなお話もしましたね。なんだかぐっと距離が縮まった気がして私も楽しかったです」木村「エマさんは、モデル業や執筆業など幅広い活動をされていますが、自分を軸にして、本や服、お店など興味のあるものを発信するスタイルが素敵だなと感じていました。可能性がまだまだ未知数だな、とも。いま力を入れていることなどはありますか?」エマ「キュレーションのお仕事をしたり、最近は、「文学・映画・音楽から世界を知っていこう」というテーマの “勉強会” を企画したりしています」木村「勉強会!?」エマ「私、BTSを好きになってから、韓国文学にハマったんです。いずれも社会問題と向き合う内容が多く、私自身も差別やジェンダーなどの社会問題を身近に感じるようになりました。本や映画、アーティストをきっかけに学びを広げ、考え続ける場を作りたいと思い、専門家をお呼びして、勉強会を開いているんです」木村「素晴らしいですね。ちなみに、これまでどんな講義を企画したんですか?」エマ「初回は、「なぜ韓国の人は声を上げるの?」というテーマのもと、一橋大学の権容奭(クォン・ヨンソク)准教授をお招きしました。 2回目はフォトジャーナリストの安田菜津紀さんをお招きして、難民問題を取り上げました」木村「エマさんがそういう場を作って、人が集まって、社会問題への興味関心が広がっていく。“蜘蛛の巣の中心”のような、そんな存在になりつつありますね」エマ「ふふふ。私は「自分の興味があることを、自分を通して人に伝えたい」という思いでこのお仕事を始めたんですが、30歳を目前に、「社会で生きる人間として、どう振る舞えるんだろう?」 ということを考えるようになったんです。仕事をするときは“誰かのために”とかは思ったことはなくて、いつも“自分のため!自分が楽しいからやる!”という感じだったので、よくも悪くも自己中心的な人間なんです。でも最近は、自分が幸せなら良いという考えだけじゃ、自分自身も幸せになれないんだなと思い始めて。こういう感情が自分の中に生まれたことが面白いです」話題は、来月発売される小説について。木村「そういえばエマさん、6月に本を出されるとお伺いしました!」エマ「そうなんです。ミシマ社から『動物になる日』という小説を出すことになりまして。今、絶賛校了中です…!」木村「小説なんですね!エッセイや書評はよく書かれている印象ですが、初書籍が小説ということに意表を突かれました。実は書き溜めていたとか?」エマ「すべて書き下ろしです。私も、まさか自分が小説を書くとは思っていませんでした。「エッセイの連載をしませんか?」と出版社の方に声をかけてもらったのがきっかけでした。「テーマは何にしよう?」と考えていた時に最初に思いついたのが、私自身がモデルのお仕事を始めてからも並行して続けている飲食店でのアルバイト。飲食店で仕事をすることの感動を、ずっと書いてみたいなと思っていて。昔、ファッション誌で一度だけ、エッセイではなく創作を書いたことがあって、その時に“本当のことに手が届く”と感じたんです。なので、このテーマを書くなら小説でしか書けないなと思いました」木村「エッセイより小説の方が、自分が出てしまう場合がある。というのは、作家の方からもよく聞きますね。今回の小説は、飲食店で働く女の子が主人公だと伺いました。もしかして自伝的な要素も入っているんでしょうか?」エマ「入っていると思います。もしかすると、半分くらい入っているかも。2作品を収録しているんですが、一編は飲食店を舞台にした人間観察的な物語で、もう一編は、その主人公の幼少期を描いています。主人公が大人になってから見つめる世界を描いていたら、主人公自身の人格がどうしてそんな風に形成されたのかを書きたいと思いました。書き始めた最初の頃は、主人公と私が重なる部分も多かったけれど、書き進めるに連れ、主人公の声がはっきり聞こえるようになり、途中からは主人公に導かれるようにして書いていました」エピソードその1「いろんな家族を肯定してくれる作家さん」木村「そうしたエマさんの感性は、豊かな読書経験が礎になっていると思うのですが、どんな本を読んできたのか、改めて伺ってみたいです」エマ「私は両親が結婚というカタチをとっていない家庭で育っているので、 いろんな家族のカタチがあるということを、自然に理解しながら大人になりました。だからなのか、家族や愛のカタチを多様に描く作品を多く読んできたような気がします。中学生の頃に瀬尾まいこさんの作品に出会ってから、瀬尾さんの作品は全て読んでいますね」木村「瀬尾さんは、以前は小学校で先生をする傍らで執筆業をされていますよね」エマ「そうなんです。瀬尾さんには仕事をする生き方への多様性も教えていただきました。「ひとつの物事に突き進むことこそが素晴らしい」という考えを持たずに生きてこられたのは、瀬尾さんのおかげです。働くことにはいろんな選択肢があり、どんな仕事にも尊さがあるんだなあと、視界がぐっと広がりました」木村「他にはどんな作家作品に影響を受けてきましたか?」エマ「高校時代は桜庭一樹さんがすごく好きでした。 大学生になってからは、村田沙耶香さん。変則的な家族関係や自分の性の部分を無かったことにしないで書く作家さんに惹かれているんだと思います。 あまり意識していた訳ではないですが、こうして話すと、女性作家さんが多いですね」処方した本は…『家族じまい(桜木紫乃)』集英社出版/2020年6月初版刊行木村「エマさんの家族関係や好みの作家さんに関するお話を伺いながら浮かんだのがこの本。桜木さんは現在も北海道に住んでいて、この小説も北海道が舞台。家族構成や人間関係も限りなく桜木さんご自身のそれを元にしていて、母親が痴呆症になったことをきっかけに、それぞれに家族をしまっていく、つまり片付けていく物語が、それぞれの視点から描かれていきます」エマ「桜木さんの小説は、ご実家が経営するラブホテルを舞台にした『ホテルローヤル』を読んだことがあります」木村「それならすっと物語に入っていけると思います。この物語が生まれたきっかけというのがまさに、「『ホテルローヤル』の、その後を書きませんか?」という編集者のひとことだったそうです」エマ「母親の痴呆症をきっかけに、家族が再団結するんじゃなくて、片付けていくという発想にはびっくりしました」木村「家族だからって寄り添い続けなくてもいい、一度離れてみることで乗り切れる問題もあるということを、悲壮感なく提示してくれます。多種多様な家族の在り方に興味があるというエマさんには、ぜひ読んでもらいたいです」エピソードその2「名づけることのできない大切な気持ち」木村「さっき、「自分の性の部分を無かったことにしないで書く方に惹かれる」というお話をしてくださいましたが、もう少し詳しく伺ってもいいですか?」エマ「これは今度の小説でも触れていることなのですが、私は、同性愛者でも異性愛者でも、女の子が最初に誰かに惹かれる相手は女の子なのではないかと思っています。 恋愛感情を抱くか、そうじゃないかはさておき、最初はみんな女の子に惹かれるのではと」木村「an・anの対談でもおっしゃっていましたね」エマ「今って「LGBTQ」や「フェミニスト」などの言葉を多くの人が知るようになり、それによって救われている人がきっといると思うんです。 確実にいい世の中に向かっているなと思う一方で、そのように名付ける言葉によって、生き辛さを感じている人もいるんじゃないかなと思うんです」木村「言葉なんてなくても世の中の当たり前になるのが、本当は一番目指すべきところですもんね」エマ「名づけることのできない大切な気持ちがあるということが、もっと当たり前になってほしいなっていう思いがあります。特にこれから成長していく若い世代の子たちには、そういう境界線がなかったらいいなっていうのを感じています」処方した本は…『すきっていわなきゃだめ?(辻村深月・作、今日マチ子・絵)』岩崎書店出版/2019年5月初版刊行木村「「女の子が最初に好きになるのはきっと女の子だと思う」という感覚や、「誰もが恋愛ってしなきゃだめなものなの?」という疑問に応答するような絵本を紹介します。これは「恋の絵本」として刊行されたうちの一冊。子どもの頃、抱いていても誰にも相談できなかった「好き」をめぐる悩みや疑問って、誰にでもあったと思うんですが、そんな過去を肯定しながら、新しい世代の自由を思う祈りのようなものが、物語に込められているように感じます」エマ「イラストは今日マチ子さんが描かれているんですね。辻村さんと今日さんの世界観を一冊で楽しめるなんて、本当に贅沢です」木村「もしよかったら今、この場で読んでみませんか?」エマ「(しばし絵本を熟読…)ああ!なるほどそういうこと…!」木村「恋愛観や結婚観、ジェンダー観が変わりつつある今の世の中で、子どもがすぐ手を伸ばせる場所にこんな物語があることを思うと、胸に込み上げてくるものがありますよね。私はこれを “希望の絵本” だと思っています」エピソードその3「ごはんの前では誰もが同じ」木村「モデル業と飲食店でのアルバイトを現在も兼業しているって話してくれたとき、エマさんがすごく生き生きとしていたのが印象に残っています。続けるワケは、どんな点にあるんですか?」エマ「あの場所にいると、「ちゃんと人間をやっている」感覚を持てるんです。私、ごはんの前では誰もが同じだと思っていて。肩書きとか、そういうものが存在しなくなるじゃないですか。名前も職業も性格も知らないし、知っていたとしても関係ない。ひとりひとりの“人間”としての本性が出る気がするんです。食べ方の美しさや注文の仕方、店員や周りのお客さんへの態度を見ていると、その人の“人間”の部分にタッチできる気がして、興奮するんです。“お客さんと店員”という関係性だけど、「人間対人間」であるような気がするんです。大げさじゃなく、あの場所があるから表現活動をやっていられるってくらいに、私には大事なんです」木村「食べることと生きることは直結しているから、「人間」が浮き彫りになりますもんね。エマさん自身、食べることや作ることも好きなんですか?」エマ「料理は一応しますが…、好きではないです(笑)両親が共働きなので、幼い頃から弟にごはんを作っていましたし、調理師免許も持っているんですけど、料理に対するモチベーションはゼロです」木村「え、そうなんですか!(笑)」エマ「食べたり作ったりすることよりも、「食」がある場やそこに集まる人に興味があるんだと思います」処方した本は…『土を編む日々(寿木けい)』集英社出版/2021年10月初版刊行木村「食を通して触れられる「人間」の部分に興味があるというエマさんにぜひ紹介したいエッセイストが、寿木けいさんです。彼女はもともと出版社に勤務して編集の仕事をされていたんですが、Twitterではじめた「きょうの140字ごはん」の反響がきっかけで、「寿木けい」名義で文筆業を始められました。〈人生のいくつもの思い出に、食が寄り添うことを願います〉と書いているように、けいさんのレシピとエッセイには、それを共にする人の気配が色濃く感じられるんです」エマ「レシピといっても、エッセイに溶け込むように調理手順が綴られているんですね」木村「そうなんです。単なるレシピだけじゃなくて、食材を受け取って料理にするまでの、けいさんの所作や感情の機微も同時に受け取れるんです。なんといってもその清洌な、研ぎ澄まされた文章の美しさたるや!私はひそかに、彼女のことを「令和の向田邦子」と呼んでいます(笑)」エマ「向田邦子さん!私、向田さんのエッセイが大好きで、寄稿させていただいたり、イベントに出たこともあります」木村「繋がりましたね。「食」のある場所で働き、それを書くエマさんなら、もっと深く感じ取るものがあると思います。読んだら感想聞かせてくださいね」対談を終えて。対談後、3冊すべてを購入してくれたエマさん。「小説・絵本・エッセイとさまざまなジャンルをぐるぐる回ることができて楽しかったです。木村さんがきらめく想いと熱い気持ちを持って本を紹介してくださり、全部読みたくなりました!」と話してくれました。たくさんカルチャーにまみれたInstagramはこちらから。6月10日発売の『動物になる日』も楽しみです!Instagram(emma_maeda)撮影協力:〈二子玉川 蔦屋家電〉
2022年04月20日歯科材料メーカーの株式会社松風(所在地:京都市東山区、代表取締役社長 社長執行役員:根來 紀行)は、歯をテーマにした絵本が無料で読める歯の知育サイト「はいく」( )上で、歯の大切さを考えていただくことを目的に、歯に関する俳句・川柳の募集を実施いたしますので、お知らせいたします。受付期間は、2022年4月18日(月)から2022年7月19日(火)で、入賞作品は「はいく」の語呂に合わせて2022年8月19日(金)に発表いたします。なお、入賞者にはAmazonギフト券及び同サイト上で掲載している歯をテーマにしたWEB絵本(非売品)を製本して贈呈いたします。歯をテーマにしたWEB絵本■「はいく」とは「はいく」は、子供と保護者が一緒に絵本を読み、親子で歯に対する知識を深めていただくことを目的に運営している歯の知育サイトです。最大の特長は無料で読める松風オリジナルの絵本で、歯科医師の監修のもと製作しています。歯に関するサイトが多く存在する中、知識の提供にとどまらず、楽しく学びながら、歯科治療・予防を身近に感じていただけるサイト作りを目指しています。親子で学べる歯の知育コンテンツ「はいく」: 「はいく」公式Instagram: ■募集概要<募集内容>「歯」に関する俳句・川柳※自作で未発表の作品に限ります。※一人何作品でもご応募いただけます。※俳句・川柳のどちらでご応募いただいても審査に影響はございません。※入選作品の著作権はすべて株式会社松風に帰属します。<応募部門>(1)一般部門(2)歯科医療従事者部門<受付期間>2022年4月18日(月)~2022年7月19日(火)※当日消印有効<発表>2022年8月19日(金)に、「はいく」ホームページ等で発表します。<応募方法>◆WEBでの応募「はいく」ホームページ上のお申し込みフォームから必要項目をご記入のうえ、送信ください。お申し込みフォームURL: ◆郵送での応募ハガキに必要項目をご記入のうえ、下記宛先までご送付ください。必要項目:医院名(団体名)、氏名、ペンネーム(任意)、郵便番号、住所、電話番号、応募部門(一般部門・歯科医療従事者部門)、俳句・川柳、希望する絵本のタイトル宛先 :〒605-0983 京都市東山区福稲上高松町11株式会社松風 営業企画課「歯の俳句」応募係※一般部門にご応募の方は、医院名(団体名)は不要です。※ペンネームでの発表を希望される場合のみ、ペンネームをご記入ください。※希望する絵本のタイトルの記載がない場合は、こちらで選ばせていただきます。◆FAXでの応募パンフレットの応募フォームに必要項目をご記入のうえ、下記FAX番号まで送信ください。パンフレットは下記URLからダウンロードください。FAX番号 : 075-561-1198パンフレットURL: <賞品>◆最優秀賞(各部門1作品)Amazonギフト券10,000円分及び「はいく」に掲載している「WEB絵本」5冊(製本版)をプレゼントします。◆優秀賞(各部門3作品)Amazonギフト券1,000円分及び「はいく」に掲載している「WEB絵本」1冊(製本版)をプレゼントします。※賞品の対象となる絵本は次の5作品です。「なに、たべたの?!」「ぶすっとちゃん」「おくちのなか、みせて」「チュウしたっていいよね?」「ぼくのヒーローマッハマン!」<注意事項>応募者の方の個人情報は、入選作品の発表時に氏名又はペンネーム、都道府県名及び医院名を添えて公表するほか、賞品の発送、本件に関する諸連絡にのみ利用させていただきます。<企画に関するお問合せ先>株式会社松風 営業部営業企画課企画係TEL:075-561-1179(9:00~12:00、13:00~17:00 土日祝を除く)親子で学んで楽しめる■会社概要会社名 : 株式会社松風代表者名 : 代表取締役社長 社長執行役員 根來 紀行コード番号: 7979(東京証券取引所プライム市場)所在地 : 〒605-0983 京都市東山区福稲上高松町11設立年月日: 1922(大正11)年5月15日事業内容 : 歯科材料及び歯科用機器の製造・販売資本金 : 59億6,895万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月18日こんにちは、保育士の中田馨です。子どもとの触れ合い遊びの1つが「絵本」です。私は保育士という職業柄、毎日子どもたちと一緒に絵本に触れ合っています。今回は、数ある絵本のなかで、子どもたちに人気があり、私もおすすめする絵本を6つご紹介します。 絵本を選ぶときに大切にしていること私が1〜2歳児の子どもたちに絵本を選ぶときに大切にしていることは、・年齢にあった話の長さであること・読んだときに子どもの喜ぶ顔が想像できるものこの2つです。そして、子どもと絵本を読むときは絵本を読むことに集中しましょう。子どもに「絵本読んで」とお願いされたら、家事やスマホはいったん横に置きます。保育所では、子どもをひざに座らせてお互いの体温を感じながら、やさしく心を込めて読みます。そして「もう1回」と言われたらもう1回読みます。ふれあいの時間が楽しければ楽しいほど子どものリクエストも増えますが、できる範囲で答えてあげましょう。また、絵本はお勉強をしているわけではありませんので、文字を覚えさせたり、感想を聞く必要はありません。読んだらそれで終了。感想を聞かなくても、子どもは心の中に温かい感情をたっぷりため込んでいます。 では、次から具体的におすすめする絵本を紹介します。 1. リズムで楽しめる絵本まずは、リズムを楽しめる絵本を紹介します。 『だるまさんが』(ブロンズ新社)1ページ目は、赤い愛嬌のあるお顔のだるまさんが「だるまさんが」と揺れながらリズムよくスタート。そんなだるまさんがころぶのは大人なら誰もが予想できますが、その後もだるまさんは予想外なさまざまなことをします。大人も思わず「クスッ」と笑ってしまう楽しい絵本です。親子で体を揺らしながら、だるまさんのまねっこして読んでも楽しいです。 『きんぎょが にげた』(福音館書店)きんぎょが水槽から逃げて、おうちのさまざまなところにかくれんぼするお話。「にげた」と「こんどはどこ」が繰り返される言葉のリズムの楽しさもありますが、毎ページ毎ページきんぎょを探す楽しさもあります。最初にこの絵本を読んだ子は、一生懸命きんぎょを探します。何回も読んでいるうちに、きんぎょの行方はわかるんだけど「パッ!」と見つけることを楽しむ子、周りの絵を見始める子と1回目とは違う楽しみ方を始めます。 2. 親子で食べたくなる絵本続いて、読んでいて思わずおなかが「グー」っとなってしまうような絵本を紹介します。 『しろくまちゃんのほっとけーき』(こぐま社)こぐまちゃんシリーズのなかの1冊。今回は、しろくまちゃんがママと一緒にホットケーキを作ります。材料を混ぜて焼いていくのですが、フライパンで焼くときの描写が何とも言えずおいしそう。できあがったホットケーキはふっくらとして甘い香りがただよってきそうです。最後はお皿を洗っておしまい。読むと大人でもホットケーキが食べたくなります。 『ごはん』(福音館書店)ページをめくると、ずらーっと「ごはん」が並んでいます。こんなにもたくさん「ごはん」があるんだと読むたびにビックリします。一つひとつのごはんを指さしながら「たけのこごはん」「さつまいもごはん」「おせきはん」と、子どもはつまんで食べるまねをします。まさにおなかがグーっとなるおいしい絵本です。 3. 不思議な世界がおもしろい絵本最後は、不思議な世界に入ってしまう絵本です。 『もこ もこもこ』(文研出版)「もこ」と出てきてどんどん大きくなって「ぱちん!」とはじけて。きっと読む子によって感じ方が違うんだろうなと思う絵本です。目をまん丸にしながら真剣に読んでいる子どもの表情を見るのも楽しい絵本です。 『ねないこだれだ』(福音館書店)せなけいこさんの不思議な世界。「こんなじかんにおきているのはだれだ?」から始まり、出てくるのは表紙にもなっているおばけ。何度も読んでいるうちに、おばけが出てくると「きゃあああ!!」と言って大喜びする子どもたち。子どもによっては本当に怖がって嫌がる子もいますので、そんなときはそっと隠している絵本でもあります。 心にポッと温かいものを与えてくれる絵本。親に読んでもらったり、自分でも何度も読み返したりした絵本は、大人になっても心の宝物になりますよね。子どもにとって「絵本」の時間は、絵本の内容が楽しいこともありますが、ママやパパとのスキンシップの時間でもあります。義務に感じる必要はありませんが、余裕があるときには絵本の時間を取り入れてみてください。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、商品によっては現在と異なる場合があります。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2022年04月17日「一冊!取引所」(運営:株式会社一冊)参加出版社の一つである株式会社ミシマ社(所在地:東京都目黒区、代表:三島邦弘)では、「一冊!決済」の導入により事務コストが大幅に軽減することから、2022年4月より「一冊!決済」利用書店への卸掛率引き下げを実施することになりました[詳細(1)]。また利用促進のため、さらにお得な期間限定キャンペーンも実施いたします[詳細(2)]。ミシマ社の本を「一冊!決済」で注文すると卸掛率がお得です!ミシマ社の本を「一冊!決済」で注文すると卸掛率がお得です!*詳細URL: 書店と出版社をつなぐクラウド型受発注プラットフォーム「一冊!取引所」では、2022年1月より新たに、「一冊!決済」という機能をご利用いただけるようになりました。直取引における書籍の仕入をクレジットカード決済にて行えるという、画期的なサービスです。◆「一冊!決済」利用による書店のメリット―――・請求書の管理、入金業務などの煩雑な経理作業から解放される・振込、決済にかかる手数料負担がゼロに(カードの決済手数料は出版社が負担)・取次口座を持たない書店、雑貨店、飲食店などでも新刊書籍が仕入れやすくなる*「一冊!取引所」 *「一冊!決済」詳細 (1)【ミシマ社の書籍仕入れに「一冊!決済」を利用すると卸掛率が2%お得に!】ミシマ社では2022年4月より「一冊!決済」利用時に適用する卸掛率を下記の通り引き下げます。◆【従来の卸掛率】・・・・・・・卸掛率:70%◆【「一冊!決済」利用時】・・・卸掛率:68% ※2%低減!※2022年4月1日以降のご注文分より適用いたします。※「ちいさいミシマ社」「コーヒーと一冊」など、従来より卸掛率60%に設定しているレーベルは、そのままで変更ございません。※「一冊!決済」はクレジットカード決済で完結するため、従来型の請求書払いと比較した場合、銀行への振込手数料も一切不要となります。加えて、ミシマ社では2022年6月(※)より直取引の精算条件改定を予定しているため(詳細: )、書店側は「一冊!決済」を利用することで、条件改定に伴い発生する銀行への振込手数料がかからない形となります。※2022年6月末締め請求分(7月お支払い分)より適用予定。(2)【ミシマ社の新刊『ちゃぶ台9 特集:書店、再び共有地』を「一冊!決済」で事前予約注文すると卸掛率が5%もお得に!】2022年5月下旬に刊行予定の“生活者のための総合雑誌”『ちゃぶ台9 特集:書店、再び共有地』を「一冊!決済」利用の直取引で事前予約注文すると、<卸掛率:65%>が適用されます。通常条件より5%もお得に仕入れることができます。※2022年4月30日までの事前予約注文分が対象となります。★ご注文はこちら→『ちゃぶ台9 特集:書店、再び共有地』 【出版社「株式会社ミシマ社」について】代表者 : 代表取締役 三島 邦弘所在地 : 東京都目黒区自由が丘2-6-13設立 : 2006年10月ホームページ: 2006年創業。東京・自由が丘と京都を拠点に、小さな総合出版社として、ジャンルを問わず「面白い!」本を刊行。流通面では、店舗との直取引をメインに全国の書店だけでなく、雑貨店や喫茶店、銭湯などにも書籍を卸している。★「一冊!取引所」ミシマ社出版社ページ 【書店様へ:「一冊!決済」を利用してミシマ社の書籍を仕入れる際のご注意】*「一冊!取引所」へのアカウント登録が必要です。(書店様は無料でご利用いただけます。申請フォーム: )*従来型の直取引(請求書払い)から「一冊!決済」利用の仕入れに切り替える場合は、月単位での切り替えとなります。*切り替え後は、すべてのご注文を「一冊!決済」からしていただくようお願いします(請求書払いとの併用不可)。*取引条件は、買切(返品不可)となります(過去の納品分も返品不可になります)。※「一冊!取引所」に参加する出版社の取引条件は、それぞれ社によって異なります。詳細は「一冊!取引所」にログインして各社が提示する「取引・流通について」の欄をご参照ください。【ミシマ社へのお問い合わせ先】株式会社ミシマ社 営業チームTEL : 075-746-3438FAX : 075-746-3439MAIL: team-eigyo@mishimasha.com 【一冊!取引所について】2020年6月にスタートした書店と出版社の現場をつなぐクラウド型受発注プラットフォーム。書店は無料、出版社は月額有料で参加でき、書店997店、出版社98社が利用中(2022年4月時点)。直取引だけでなく既存の取次ルートを使った注文も可能。電話、FAXが主流の業界のコミュニケーションのあり方から、多様な働き方を可能にするチャットをはじめとしたさまざまな機能を導入。完成したサービスを受動的に提供することよりも、参加出版社・書店と次世代のシステムをともに練り上げていくことをめざしている。2022年1月より直取引でクレジットカード決済が使える新サービス「一冊!決済」を開始。一冊!取引所は、一店一点に血の通った営業活動をめざすミシマ社のような出版社と、個性的な仕入れをしたい、書店のない地域に本を届けたい、そのような思いの書店とを気持ちよくつなぐシステム・サービスを、つくりつづけてまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月15日4月に入りましたね。環境の変化がありそわそわしたりもするこの季節。親子のコミュニケーションをいつもよりさらに濃くして乗り越えたいですよね!ということで今回のテーマは「新生活のおともにおすすめの絵本」です。毎日の読み聞かせって日常の中にありながら、子どもたちにとっては本当にワクワクするエンターテインメントの時間だと思うので、どうせ読み聞かせるなら全力で、最大限の楽しさや時には教訓を与えたいなと。そんな私が色んな観点から全力でおすすめしたい絵本をご紹介していきます。遊びにつながる絵本「くだもの」(平山和子・著/福音館書店)は、シンプルな構成ながら、ついつい手を伸ばしてくだものを食べたくなるように描かれています。読み聞かせをしながら、「はいどうぞ」とくだものを渡す真似をしたり、「もぐもぐ」と食べる真似をしたり、ごっこ遊びに繋げられて、低月齢の子でも楽しめる一冊です。「どてっ」(田口麻由・著/エンブックス)は、シナぷしゅの人気コーナーがそのまま絵本になったもの。「どてっ」「ぽてん」とものが倒れていくのに合わせて、身体を揺らしたり、実際に身近なものを倒してみたり、自分の好きなようにコンテンツを展開できるのでおすすめです。逃げて探して、追いかけて「きんぎょが にげた」(五味太郎・著/福音館書店)は不朽の名作。逃げるきんぎょを追いかけて、探して…とページをめくるだけで楽しい一冊です。きんぎょ以外にも様々なモチーフが出てくるので、何度読んでも発見があって楽しめます。「そら にげろ」(長田真作・著/岩崎書店)では、色々な抽象的な生き物が、それぞれ独特な音を立てながら逃げていきます。何から逃げているんだろう?自分だったらどう逃げるだろう?と想像力を掻き立てられます。絵や配色がおしゃれなので、本棚に置いてあっても大人的にも満足な一冊。我が家はこの本を読んだ後、追いかける側と逃げる側に分かれて遊ぶのが定番です。めくって楽しいしかけ絵本コミュニケーションのとりやすいしかけえほん。おすすめは「ぼうしとったら」(tupera tupera・著/学研プラス)。仕掛けが簡単なので、小さな子にも扱いやすいです。登場人物のぼうしをとってみると、中に色々な世界観が隠されています。初めて読むときは、「なんだろうね」と声がけしながら、何度も読んだ後は「次は何だっけ?」とクイズ形式にしながら楽しめます。うちの息子はぼうしを被るのを嫌がるので、そんなときはこの絵本を読んで、ぼうしをワクワクするものだとすりこんでからトライします。大きな愛を伝えたい「どんなに きみがすきだか あててごらん」(Sam McBratney・著/評論社)は、息子がお腹の中にいるときから何度も読み聞かせている作品です。我が家では英語版「GUESS HOW MUCH I LOVE YOU」を読んでいます。親子なのか友人なのか、2匹のウサギがお互いを想う気持ちをくらべる、幸せいっぱいの一冊。実際にこれを読みながら「ママは○○くんのことこーーーーーーんくらい好き!」「でも○○くんはママのこと、もっともーっとすきだよ」と幸せすぎるくらべっこをしています。最後、小さなウサギがねんねして終わるので、寝る前の一冊として読むのもおすすめで、いい夢が見られそうです。個性豊かなともだちに出会えますように「ピカチュウとはじめてのともだち」(まつおりかこ・著/小学館)は昨年末に発売されたばかりの新しい作品です。その名の通り「ポケモン」の絵本なのですが、バトルがあったりするわけではなく、可愛いポケモンたちの心温まるコミュニケーションが描かれた作品なので、まだポケモンデビューをしていない小さな子でも楽しむことができます。ピカチュウが、たくさんの個性的なお友達に出会って、自分らしい居場所を見つけるストーリー。4月から幼稚園に入園した息子には、このピカチュウのようにたくさんの素敵な出会いがあり、そしてその先で「自分らしさ」というものも見つけてもらえたらな、と思っているのでこの一冊がピッタリで毎日何度も読んでいます。イラストも柔らかく優しいタッチで、読んでいる私も癒されています。寄り添ってくれる絵本たち絵本って新しいものも昔からの名作も、本当にたくさんあって奥が深いですよね。親子で本屋さんに行って、これ!という作品に出会えたときは喜びもひとしお。2022年度の新学期が始まって、これからまた楽しいことも、ときには心が折れかけることもあると思いますが、そんなときにもきっと寄り添ってくれる絵本があるはず。頼れるものには全力で頼りながら、新しい年度も駆け抜けていきましょう!!!あわせて読みたい🌈【第6回】シナぷしゅプロデューサーが全力でおすすめしたい絵本!
2022年04月09日スイーツエキスパートがおすすめする、2022年必食の関西エリアの話題のスイーツをご紹介。お土産にもおすすめのお菓子は喜ばれること間違いなし!1.〈Richehuit〉のキャラメルバナナのタルトレット/京都シェフの縄野裕太さんとパティシエールの紗耶香さん夫妻が手がけるデザートコースとタルトの店。チョコのシュクレ生地をベースにキャラメルやナッツ、ココアなど味を重ねつつも、主役のバナナが際立つバランスが絶妙。「『バナナをよりバナナらしく』と工夫の詰まった自信作は切った瞬間の香りが濃厚!」(nanshiさん)。620円。【Comments】「料理人らしく、素材を大切にしたケーキ(nanshi)」〈Richehuit〉京都府京都市下京区貞安前之町609飯田屋ビル2~4F075-257-282814:00~18:00月火休19席(Hanako1205号掲載/photo : MEGUMI, Wataru Kitao, Miyu Yasuda styling : Ami Kanno text : Wako Kanashiro)2.〈都松庵〉のYOKAN FOR COFFEE/京都1920年創業のあんこ屋が打ち出した独創的なあんこの表現はコーヒーに合う和菓子。「あっさりしたこし餡ベースの羊羹生地にイチジク、あんず、くるみを加えたコーヒーのための羊羹。食べた瞬間、あんこの可能性は未知数だと改めて痛感しました」(佐藤さん)。1本324円。【Comments】「あんこもコーヒーに合うという新たな提案に惹かれた(佐藤ひと美)」〈都松庵〉京都府京都市中京区堀川三条下ル下八文字町709 都壱番舘三条堀川1F075-811-928810:00~18:30第1水休(第2水休の場合も)(Hanako1205号掲載/photo : Wataru Kitao styling : Ami Kanno text & edit : Yuko Watari)3.〈七條甘春堂〉のブーケかん/京都京菓子の命である“水”にこだわり、素材の味を大切にしている老舗京菓匠。白餡といちじくの羊羹に紅茶の琥珀羹を合わせ、食べられる花で彩った一品。「季節ごとに花が変わるのでリピートして楽しめます」(甲斐さん)。まるで花束をぎゅっと閉じ込めたような美しい見た目で、大切な人へのギフトにもおすすめ。3,024円。【Comments】「フォトジェニックな羊羹のチョコレートバージョン!(下井美奈子)」〈七條甘春堂〉京都府京都市東山区七条通本町東入ル西の門町551075-541-37719:00~18:00 不定休(Hanako1205号掲載/photo : MEGUMI, Wataru Kitao, Miyu Yasuda styling : Ami Kanno text : Wako Kanashiro)4.〈亀屋良長 ジェイアール京都伊勢丹店〉の旬の烏羽玉/京都かわいらしい烏羽玉は口当たりなめらかで、旬の味覚が口いっぱいに広がる。「1803年の創業当時からある代表銘菓を大胆にアレンジした一品。月ごとに12種類も出していてバリエーションも豊富なので、どれを食べようかと選ぶのも楽しみの一つです」(nanshiさん)。3個入り432円。【Comments】「季節の移ろいを感じるひと口の餡菓子(nanshi)」〈亀屋良長 ジェイアール京都伊勢丹店 〉京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹B1075-344-441910:00~20:00休みは施設に準ずる(Hanako1205号掲載/photo : MEGUMI, Wataru Kitao, Miyu Yasuda styling : Ami Kanno text : Wako Kanashiro)5.〈RINGTONS〉のショートブレッド/大阪〈RINGTONS〉のショートブレッド1907年に創業したイギリスの紅茶メーカーから、世界初の常設店が〈阪神梅田本店〉にオープン。伝統のレシピで作るショートブレッドは、バターの香りが心地いい本場の味。「一番人気の紅茶『ゴールド』のミルクティーに浸すのがおすすめ。生地の甘みと紅茶の芳醇さが相まって、うっとりします」(nanshiさん)。1缶2,160円。【Comments】「温かいミルクティーに浸して食べるのが本場流(nanshi)」〈RINGTONS〉大阪府大阪市北区梅田1-13-13阪神梅田本店1F10:00~20:00休みは施設に準ずる(Hanako1205号掲載/photo : MEGUMI, Wataru Kitao, Miyu Yasuda styling : Ami Kanno text : Wako Kanashiro)6.〈foodscape! BAKERY 北浜〉のベルリン風ドーナッツ/大阪カスタード好きのきょん。きょん。さんがツボを押されたのは、50種類を超える創作パンを提供する人気ベーカリーのドーナツ。カスタードと生クリームをダブルで注入し、ドイツの家庭の味を再現した一品だ。「口のまわりをベタベタにしてでも食べたくなるんですよね」(きょん。さん)。303円。【Comments】「生地からあふれ出すカスタードとクリームが(きょん。)」大阪府大阪市中央区平野町1-7-106-4256-008510:00~18:00日休(Hanako1205号掲載/photo : MEGUMI, Miyu Yasuda styling : Aya Ishiguro, Ami Kanno)7.〈平岡珈琲店〉の自家製ドーナツ/大阪創業100年を迎えた喫茶店で愛される手作りのドーナツは、初代が魅了されて教えを乞うた銀座〈カフェーパウリスタ〉のレシピを継承し続けているもの。「自慢のコーヒーとともに、ビジネス街の人たちを支えてきたほっとする味です」(nanshiさん)。焼きドーナツ250円、揚げドーナツ200円。【Comments】「シンプルに仕上げられた素朴で奥深い味わい(nanshi)」大阪府大阪市中央区瓦町3-6-11090-6244-370810:00~18:00火休(Hanako1205号掲載/photo : MEGUMI, Miyu Yasuda styling : Aya Ishiguro, Ami Kanno)8.〈& EARL GREY 神戸本店〉のティージェラート/兵庫日本初のアールグレイ専門店では、世界各地の上質な茶葉を厳選して数十倍に濃縮抽出したお茶から作ることで、天然ベルガモットの香り高いジェラートが実現。「茶葉特有の爽やかな風味がもたらすその口福感は、しばしの間、余韻として自分の呼気でも楽しむことができます」(きょん。さん)。トリプル594円。【Comments】「おいしいを超えた、美しい味わいが魅力(きょん。)」〈& EARL GREY 神戸本店〉兵庫県神戸市中央区磯上通8-1-10078-891-336111:00~18:00(土日祝~19:00)火休6席(Hanako1205号掲載/photo : Shu Yanamoto, Wataru Kitao, Haruka Kuwana styling : Ami Kanno text : Ami Hanashima)CONTRIBUTORSnanshi(ナンシ)ハナコラボ/スイーツアンバサダー/関西を中心にスイーツやカフェ情報を、SNSを使って発信。書き文字が特徴的なInstagram(@nanshi)のほか、Twitter(@nanshisweets)も人気。百貨店の催事企画やアンバサダー就任も多数。最近は焼菓子の取り寄せにも夢中。佐藤ひと美(さとう・ひとみ)スイーツライター/ジャーナリスト/日本スイーツ協会スイーツコンシェルジュ認定資格保持。名古屋・東京・大阪エリアに精通し、「美味しい食べ物は人を幸せにする」をコンセプトにテレビ・雑誌、Webなどの媒体でパティスリー・ショコラトリー情報を発信。下井美奈子(しもい・みなこ)スイーツコーディネーター/お菓子教室の講師である母の影響で、幼少期からスイーツを食べ歩く。渡仏し〈リッツ・エスコフィエ〉でディプロムを取得。洋菓子情報の発信、ライター、レシピ提供、商品開発を中心に活躍する。きょん。フォトグラファー/キュレーター関西を中心に得意のカフェ情報をInstagram(@kyon_tokiiro)で発信。Hanako.tokyoで連載中の、京都のカフェや喫茶店を巡る「カフェノハナシinKYOTO」は100回を超えた。「ほぼ毎日、どこかのカフェで過ごしています」
2022年04月05日タレントの辻希美が4日に自身のアメブロを更新。中学3年生になった長女・希空(のあ)ちゃんがスーパーで選んだ品を公開した。この日、辻は「希空と幸空とスーパーへ」と切り出し「お菓子コーナーで一個づつ選べるシステムで」(原文ママ)と説明。「幸空はアンパンマンチョコ」「希空はまさかのこの懐かしいアクセサリーのやつ」と子ども達が選んだ商品を公開した。続けて「唯一の女子感」と述べ「これをカスタマイズするのが流行ってる??らしい」と希空ちゃんが選んだ商品についてコメント。最後に「我が家の唯一の女子は中学三年生になりまして」と希空ちゃんについて報告しつつ「まだまだ選ぶ物は可愛いです」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月05日走力に自信のないランナーも安心ピップ株式会社の展開するスポーツケア用品ブランド「プロ・フィッツ」が、マラソン大会「プロ・フィッツ杯 Presented by KYUMIN打破」第3回大会を、2022年5月28日(土)に開催決定し、2022年5月19日(木)までエントリーを受け付けています。同大会は「日本一参加ハードルの低いトラックレース」をコンセプトに、走力に自信のないランナーでも安心して参加できる大会です。初心者ランナーにもオススメプロ・フィッツ杯には、初心者ランナーが参加しやすい工夫が要所に施されています。ペースメーカーの設定ペースは7分/kmからで、上限ペース設定は4分30秒/kmと緩やかであり、マラソン大会では珍しく走力向上に向けたアドバイスが貰えるランニングクリニックを設置。3,000m/5,000m/10,000mの3種目で、走力に自信がなくても気軽に参加可能です。参加者はプロ・フィッツ製品のサポーターやコンプレッションウェア、テーピングなど、普段の練習にも使えるアイテムを会場で試すことができ、現場ではテーピングインストラクターによる貼り方の簡単なレクチャーも行われます。ゴールの瞬間や、レース中など専属のカメラマンがレース中の様子を撮影し、参加者は大会終了後に無料でダウンロードすることが可能です。(画像はプレスリリースより)【参考】※「プロ・フィッツ杯 Presented by KYUMIN打破」第3回大会エントリーフォーム
2022年04月02日特定非営利活動法人まるごみJAPANは、ゴミ拾いで集めた古紙6トンをリサイクルして絵本を制作し、子供たちに届ける『絵本Smile!Smile!プロジェクト』を立上げ、クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて4月13日23:00までプロジェクトを実施しております。150万円クリアで保育園・幼稚園。260万円クリアで小学校。400万円クリアで中学校。希望する各学校へ寄贈します。「READYFOR」クラウドファンディングサイト 21年11月28日まるごとゴミ拾い幕張21年11月28日ゴミ拾い。鴨川で収集した雑紙■プロジェクト開始の背景まるごみJAPAN公認の音楽ユニット・WHiTE BEACH 2LUVが歌う環境メッセージソング『金魚』。この楽曲を耳にしたイラストレーター作家 mizuhiro氏が感銘を受け、オリジナルのMVを作ってくださいました。大変素晴らしい作品でMVだけに終わらせるのではなく、絵本にして子供たちへ届けたい、しかも拾った雑紙をリサイクルして作ることに意味があると思いました。絵本『金魚』絵コンテ(1)■『絵本Smile!Smile!プロジェクト』ゴミ拾いで集めた雑紙をリサイクルして環境メッセージの絵本を作り子供たちに送るためのクラウドファンディングにご協力をお願いいたします。まるごみJAPANが昨年開催した『日本まるごとゴミ拾い~100年経っても地球(あなた)となかよし~』にて回収したごみの中から、雑紙6トンを再生紙としてリサイクルし、環境メッセージの絵本を作るプロジェクトです。当法人は、2006年からゴミ拾い活動を行い、2011年の東日本大震災から災害支援をスタート。現在では『ゴミ拾いで繋がり、もしもの時には助け合う活動』として全国に輪を広めています。詳しくはまるごみJAPANホームページ ■リターンについて30,000円:グッズ詰め合わせコースは、南房総のご当地・海女カレー2つ、山梨のクラフトビール3本、金魚のCD、絵本2冊、絵本の巻末にお名前を掲載、等々。30,000円:復興支援グッズコースは東北のワカメ漁師さんが作った三陸ワカメ・乾物の詰め合わせ、金魚のCD、絵本2冊、絵本の巻末にお名前を掲載、等々。50,000円:プレミアムコースは南房総のご当地・海女カレー2つ、山梨のクラフトビール3本、東北のワカメ漁師さんが作った三陸ワカメ・乾物の詰め合わせ、金魚のCD、絵本5冊、絵本の巻末にお名前を掲載、等々。※その他にも10,000円、100,000円、300,000円、1,000,000円等コースがあります。■プロジェクト概要プロジェクト名: 絵本Smile!Smile!プロジェクト期間 : 2022年2月22日(火)午後2:22~4月13日(水)23:00URL : ■会社概要商号 : 特定非営利活動法人まるごみJAPAN代表者 : 代表 向井 耕作所在地 : 〒294-0103 千葉県南房総市白浜町滝口6241-1設立 : 2008年8月事業内容 : 環境保全、災害支援活動URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】特定非営利活動法人まるごみJAPAN お客様相談窓口TEL:0470-30-5021お問い合せフォーム: info@marugomi.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月30日日本では、普通自動車の運転免許は18歳から取得できます。初めて車を運転した時、カーブや駐車に苦戦した人もいるのではないでしょうか。中には、教習所で至る所にぶつかりながら、なんとか試験を突破した…という人もいますよね。4人の子供の日常を、TikTokに投稿している___.k_21さん。投稿者さんは、当時3歳だった息子さんの様子を投稿。息子さんが、乗用ラジコンで運転する様子を撮影していたものでした。@___.k_21 長男が3歳のときの ³₃ #過去動画 #おすすめ #おすすめにのりたい #バズりたい #運転 #車好き #再投稿 #赤ちゃんのいる暮らし #赤ちゃんのいる生活 #子供のいる暮らし #子供のいる生活 #育児 #4児の母 ♬ オリジナル楽曲 - k.息子さんは、器用に車を運転するだけでなく、バックでの駐車もこなしてみせたのです!背後をよく見ながらハンドルを操作していることから、運転に慣れているベテランの雰囲気がただよっています。安全運転に努めているのでしょう。「すごく上手」「大人の自分より運転ができている」「プロ並み」など、多くの人を驚かさせた息子さんの運転。息子さんは免許取得できる年齢まで、運転技術を磨いていくのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年03月29日買い物に行けばスーパーの入り口で、そして帰宅後は玄関先や洗面所で。一日のうちに幾度となく手指を消毒したり、手洗いをする習慣が、今や定着しつつあります。店頭でも様々なアルコール消毒商品を見かけるようになりました。そんな手洗い・手指消毒をする際に、そして店頭で商品を選ぶとき「SARAYA」(サラヤ)のロゴマークに気づいたことはありませんか? 実は家庭用商品のみならず、病院や介護施設などプロの現場の洗浄消毒剤でトップシェアを誇るブランドでもあり、「衛生のプロ、SARAYA(サラヤ)」と言われるほど、高い信頼を得ています。「SARAYA(サラヤ)」の手指消毒シリーズ「ハンドラボ」(ジェルタイプのほかスプレータイプも。ハンドソープなども揃う)。パッケージのフィルムをはがすとインテリアになじむボトルデザインに。その商品がどんな願いから誕生したのか、どんな企業が作っているのか。作られた背景を知った上で選択をすることは「子どもたちの未来」につながる第一歩。選び、使う側のわたしたちの思いや行動で未来は変わっていきます。今回は、プロからも高い信頼を集めている「衛生のプロ、SARAYA(サラヤ)」について、ママたちに知って欲しい3つのことをご紹介します。【目次】1) 70年も前から【感染対策】に取り組んできた衛生のプロ 2) 使うことで「世界の衛生環境の向上」にも貢献できる 3) コロナ禍で生まれた、新感覚の手指消毒ローションとは 1)70年も前から【感染対策】に取り組んできた衛生のプロ戦後まもない1952年、赤痢や疫痢などの感染症が流行する中で、「感染予防の基本は手洗いにある」と創業者・更家章太は考えました。そんな強い想いから、手を洗うと同時に殺菌・消毒できる日本初の「薬用石けん液」と「専用容器」を開発したのが、「SARAYA(サラヤ)」のはじまり。以来、現在まで長きに渡って感染対策に真摯に取り組んできた、日本の手洗い消毒の第一人者とも言える企業です。最初は小学校や病院などの業務用としてスタート、その後は飲食店や食品工場をはじめ、介護施設や病院、学校や官公庁など、さまざまなプロの現場に衛生・感染対策の製品とサービスを提供しています。さらにプロの現場で長年培ってきた “感染対策のノウハウ” を家庭用にも展開。今では多くのご家庭で利用されているのです。2)使うことで「世界の衛生環境の向上」に貢献できるこうしてSARAYAは「衛生のSARAYA(サラヤ)」として確固たる存在となり、日本の衛生環境の向上に貢献してきました。一方、開発途上国に目を向けると、現在、世界では1日約16,000人(※1)もの5歳未満の子どもたちが命を失い、その原因の多くは予防可能な病気で、石けんを使って正しく手を洗うことで、下痢性疾患や肺炎を予防し、100万人もの子どもたちの命が守られる、と言われている現実がありました。そこで「SARAYA(サラヤ)」が2010年にスタートしたのが、 「100万人の手洗いプロジェクト」 。対象となる衛生商品の売り上げの1%(※2)を寄付し、アフリカ・ウガンダで展開するユニセフ手洗い促進活動を支援しています。(※1) 世界子供白書2016 (※2) メーカー出荷額「SARAYA(サラヤ)」のハンドソープや手指消毒剤などを選び、使うことで、このユニセフ手洗い促進活動に私たちも貢献できるしくみです。「あなたがサラヤを選ぶたび、正しい手洗いが広まる。」 世界の衛生環境を守り、アフリカの子どもたちの未来を救う。誰もが「選び方を変える」だけで参加することができる取り組みです。3)コロナ禍で生まれた、新感覚の手指消毒ローション「アルソフト」とは?こんなふうに約半世紀も前からアルコール手指消毒剤を開発し、日本の衛生環境を守ってきた「SARAYA(サラヤ)」は、使う “わたしたちの声” にも真摯に耳を傾けてきました。毎日の手指消毒が新習慣となったいま、こんなお悩みを抱える方が増えてきたのです。・手荒れが気になる…・使ったあとべたべたするのが嫌だな…・消毒剤がこぼれてまわりもびちゃびちゃに…・感染対策にちゃんと効果があるのかな?そこで「SARAYA(サラヤ)」は、そんなモヤモヤに応えるべく、性能と快適さを両立した商品を開発。手に取った瞬間にジェルから液体に変わる、新感覚の手指消毒ローション「アルソフト」が誕生しました。独自の"うるさら処方"の液が、手のひらでさらっととろけてべたつくことがありません。手肌にやさしいダブルの保湿成分を配合、高濃度アルコール80vol%で毎日の手指消毒にぴったり。携帯用ボトルから、詰替え用まで幅広く展開しています。身近な感染対策でまず考えたいのは、家庭内にウイルスや細菌を持ち込まないこと。そのためには、帰宅してすぐのタイミング=玄関でしっかりと手指を殺菌・消毒することが重要です。帰宅後の消毒で、べたべた・びちゃびちゃが気になっていた方は、この快適な “新感覚” をぜひ一度体験してみてください。 いまや大人も子どもも手洗い・手指消毒は当たり前の習慣となりました。毎日何度も使うものだからこそ、手肌にやさしく、そして確かなものを選びたいもの。「SARAYA(サラヤ)」の商品なら、使うことで子どもたちの未来を守ることに貢献できます。普段何気なく選んでいた衛生製品の選び方を心地よく、そして未来につながる選択へ。少しだけ変えてみてはいかがでしょうか。 SARAYA「アルソフト」シリーズを見る PR: サラヤ株式会社
2022年03月16日さまざまな業界で活躍する「働く女性」に寄り添う一冊を処方するこちらの連載。今回のゲストは、モデルや俳優、イラストレーターなど、さまざまな顔を持つ田中シェンさん。表情豊か & ジェスチャー大きめ な彼女に連られて、いつもに増して楽しげな回となりました。今回のゲストは、田中シェンさん。モデル、イラストレーター、俳優などの肩書きを行き来するマルチプレイヤー。聞けば、アパレル企業にデザイナーとして就職していた期間もあるのだとか。現在は、憧れだった “ビデオディレクター” としての活動をスタートすべく、カメラやスタンドなどの機材を揃える日々まずは、シェンさんの生まれや育ちについて。田中シェン(以下、シェン)「木村さん、実は私『Zipper』の頃すごく見ていました…!」木村綾子(以下、木村)「え、そんな頃から知ってくれていたんですか!もう20年近く前のことですよ。シェンさん生まれてなかったんじゃないかってくらい昔(笑)」シェン「いやいや、全然生まれていましたよ(笑)。なんて言うか、“絶対的な存在” だったじゃないですか。お名前を見た瞬間に、あ!って思って」木村「嬉しいなぁ・・。でも、今日は私がシェンさんを知る番です!…シェンさんは、14歳の頃にアメリカに渡ったと伺いました。その頃から英語はペラペラだったんですか?」シェン「いえ、それが本当に喋れなくて。私の武器は「This is a pen.」だけでした。そんな状態で白人ばかりの現地校に放り込まれたものだから、それはそれは大変で…!」木村「まさにペン一本勝負(笑)。言語もそうですが、初めての海外で過ごす思春期には、カルチャーショックになる出来事も多かったと思います」シェン「向こうでの歴史の授業は正直ビックリしましたね。当たり前ですけど、“目線” がまるで違うじゃないですか。「真珠湾攻撃」みたいな、センシティブなテーマの時はなおさら…!」木村「そうか。攻めた国の人、になるから」シェン「日本だと「1941年、日本とアメリカが真珠湾沖で〜」っていうのを覚えて、テストで答えたら終わりですけど、向こうの授業って、ディベートが中心なんですよね。もうね、“1対100” な訳ですよ。後にも先にもあんなに冷や汗をかいた瞬間はないと思います」木村「幼いながらに、国を背負って戦っていた訳ですね。なんだか、泣けてきます」シェン「けど、おかげで「情に訴える」という日本人らしい手法も手に入れました。「私たち、同じ人間でしょう?」みたいな。まあ、結局は負けるんですけどね(笑)」木村「さっきから気になっていたシェンさんの独特な言語感覚であったり、内から溢れ出るハッピーな感じは、そういう荒波に揉まれて培われたものだったんですね。育った環境やバックグラウンドのせいか、シェンさんのお話は言葉の重みが違うなと思って感心しています」エピソードその1「“私” について考えてみた」シェン「私、木村さんに会ったら、相談したいなと思っていたことがあるんですけど、いいですか?」木村「もちろんです!どんどん来てください!」シェン「さっき「言葉の重みが」って言ってくださったのが嬉しかったんですが、一方で、自分では、人の意見に流されやすいなとも思っているんです。仕事柄、たくさんの方からアドバイスをいただく機会が多いんですけど、その精査の仕方が難しくて。自分に近しい人の意見ばかりを聞いていても違うなと思うし、だからといって、魅力の分からない人の意見を取り入れる余裕もないじゃないですか。木村さんは、人からのアドバイスをどうやって選び取って来ましたか?」木村「モデルのお仕事って、行く先々が一期一会ですし、カメラマンや編集者、ブランドの担当者に「いい!」と思ってもらえないと、次が来ない世界ですもんね。私も20代までは表に立つ仕事をメインでしてきたから、シェンさんの葛藤がすごく分かります。そう考えると30代は、「私という個」からどんどん解放されていった10年でした」シェン「それは、ひょっとして、“いい意味で” ですか!?」木村「はい。しかもそれはある本との出合いがきっかけだったんです」処方した本は…『私とは何か「個人」から「分人」へ(平野啓一郎)』講談社出版/2012年初版刊行木村「「分人」という考え方を、シェンさんは聞いたことありますか?」シェン「はじめて聞きました。「個人」から「分人」へって、どういうことですか?」木村「人を分ける最小単位である「個人」の下に、さらに小さな単位「分人」をつくることによって、ひとりの人間を「分けられる」存在と見なす考え方です。つまり、たった一つの「本当の自分」なんて存在せず、対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「本当の自分」である、と」シェン「すごい!いまの説明で、霧がさーっと晴れていく音が聞こえました!笑」木村「私も「分人主義」に救われたひとりです。Aさんに見せる“私”とBさんに見せる“私”が、あるいはCさんが思う“私”とDさんが思う“私”が、ぜんぶ違っても別にいいんだ!と思えるようになったら、ときには否定的な意見さえ興味深く受け取れるようになったんです。だってそれは、私の知らなかった「分人」だから」シェン「自分から解放されることで、自分が増えていく。それって自分が豊かになっていくことでもありますよね」エピソードその2「心とか感情、身体のお話」シェン「お話めちゃくちゃおもしろくて興奮してきました!笑その勢いでもうひとつ聞いちゃいますが、木村さんは、私たちの身体に心は存在するって思いますか?」木村「ドキっとする質問ですね。うーん。感情をひとくくりに「心」とするなら存在すると思いますが、「身体」のどこに位置するか、みたいなことを問われたら、指をさすことはたしかに難しいですよね」シェン「私は最近、心は “危機察知能力” なんじゃないかと思うようになって。人の感情って、どうやら無意識な “反射” から生まれるものらしいんですよ。記憶は筋肉が覚えているもので、これは論文でも証明されている科学的なことなんだとか…!」木村「“危機察知能力”!おもしろい切り口ですね。それは、どなたかが教えてくれたんですか?」シェン「演技の指導をしてくれる韓国の先生がいるんですけど、最近、彼女のお話を聞くのが大好きで。彼女は「一度経験したことは、筋肉が “刺激” として覚えている。だから、それを利用するのが役者なんだ」って言うんです」木村「すごい、科学と哲学が行ったり来たりしてる(笑)」シェン「しかも彼女は、「感情」って言葉を使わずに、すべて「状態」って言うんですよね。「感情を考えるな、身体の状態を考えなさい。そしたらあとは筋肉が勝手に動いてくれるから」って。はじめは私もびっくりしたけど、最近は「ああ、なるほどな」って」木村「人に何かを説明する時に、自然と身振り手振りが大きくなってしまったり、緊張するとギュッと食いしばってしまったりするのも、ひょっとすると同じような原理なのかもしれませんね」シェン「私、それまで、心は当たり前にあると思っていたんですけど、ああ、全部身体なんだなって思うようになったんです。気持ちが高ぶったときに胸の辺りがうずいてるような感じもするけど、それもきっと、脈拍が高くなっているだけで」木村「私たちの身体って実はすごく単純な ”機械” なのかもしれないですね」シェン「私もそう思うんです。例えば、トボトボと下を向いて歩き続けると、すぐにどんよりとした気持ちになっていって、実際にネガティブな思考になってくるんですって。よかったら試してみてください。あまりおすすめはしないですけど(笑)」木村「確かに、楽しいことは思い浮かばなそうですね」シェン「逆に、元気になる方法っていったら、これに尽きます。上を向きながら「死にたい!」って叫んだって、きっと本当に死にたいとは思えないはずですよ」木村「ほんとだ、叫んでみても笑えてきちゃう…!笑」シェン「だから私、本当はもっとデジタルに触れてる時間を減らしたいなとも思っているんです。自然に目を向けたい。“インスタ中毒” なので(笑)デジタルに触れすぎると、どんどんと五感が鈍っていくんですって」処方した本は…『雨の島(呉明益)』河出書房新社出版/2021年10月初版刊行木村「「記憶」「デジタル」「自然」といったキーワードからオススメしたいのが、こちら。自然環境と人間の対話や交流、共生をテーマに、ノンフィクションとフィクションを見事に融合させた短編集です。収録されている6編は単独でも楽しめるんですが、長編としても楽しめる仕掛けがあって。その鍵のひとつに、“クラウドの裂け目”という架空のコンピューターウイルスがあるんです。クラウドの情報から人の記憶にアクセスすることができる世界で、さぁ、人はどう行動するか」シェン「ちょうど私、『ブラック・ミラー』という海外ドラマにハマっていて、怖いなぁと思いながら観ていたところなんです。近い将来現れるテクノロジーが、トラブルを引き起こすのですが、それがかなりダークに描かれていて」木村「シェンさんの記憶とシンクロしましたね。しかもこの作品は、人の感情の揺れとともに描かれる自然の描写が素晴らしく、挿絵のイラストも想像力をさらに掻き立ててくれるんです」シェン「あ、このイラスト、著者が描かれているんですね!」木村「素敵ですよね。そして最初に話したように、じっくり読んでいくと、各編に響き合っているものがじわじわと感じ取れてくると思います。こういう物語を、それこそ五感を使って時間をかけて読むことが、デジタルデトックスにもなると思いますよ」エピソードその3「言語のこと、国民性のこと」木村「最後は、言葉や国柄についてお聞きしてみたいなと思います。シェンさんは現在、日本語のほかに英語と中国語が話せるトリリンガルとのことですが、言語から国民性みたいなものは感じとれたりするものですか?」シェン「日本語って言葉が豊かじゃないですか。英語と比べて、同じような意味を持たせた言葉がいくつかある。それゆえ「空気を読む」みたいな文化が発達したのかなっていう気はします」木村「間(ま)を空けたり、行間に含みを持たせたりすることが、良しとされている風習ってありますもんね」シェン「役者として台本を読む時は、「この言葉の真意は…」と考え、突き詰めないといけないのでとても苦労してます」木村「なるほど、幼少期をアメリカで過ごしたシェンさんにとっては、そこが引っかかる訳ですね」シェン「思っていることと裏腹なことを喋っているからこそ、感動するセリフって生まれるのかなって。でね、私、お芝居の仕事を始めてから、もともと生まれながらに持っているようなものなんてほとんどないとも思うようになったんです。ほら、アメリカでの話とも被りますけど、与えられた環境や教育が異なると、結局、全部違ってくるじゃないですか」木村「たしかに。シェンさんは、本当にいろんなところから何かを吸収して、自分のものにしていきますね」シェン「幼い頃は、人と関わるのがあまり好きではなかったんですけど、最近では「その価値観って何?教えて!」ってスタイルになりました。どうしたら “あなたみたいな人” が出来上がるのか気になるし、なんて言うか、その人のレシピが知りたい。「何があなたのこだわりなの?」って聞いて、「あ、そこを見てるんだ!私には無い発想だ!」ってなったら最高ですよね」処方した本は…『東京の生活史(岸政彦)』筑摩書房出版/2021年9月初版刊行木村「レシピが知りたいと言うのなら、最後に打ってつけの一冊を。社会学者の岸政彦さんは、都市や生活史をメインに研究されている方なんですが、岸さんが編集された『東京の生活史』には、150人が語り、150人が聞いた東京の人生がインタビュー形式でまとめられています。まさに東京を生きる人のレシピ集と言ってもいい。それに見てください、この厚さ…!」シェン「すごい、これは、もはや辞書ですね。150人分の東京を集めたら、この厚みになるのかという迫力ですね。ぜんぶドラマにできそう」木村「たとえば同じ日に同じ場所で同じ経験をしたとしても、人によって語る言葉は変わるわけですから。それこそ、そのとき心が、じゃなくて筋肉がどう動いたかも違うんですよね。役作りとかにも役立ちそうですね」シェン「タイトルを眺めているだけですでに面白いですね。どれもすごく強い言葉です。…木村さん、これ見てください。〈英語のアイデンティティーがそれこそ大きすぎて〉ってこれ、まさに私じゃないですか(笑)」木村「すごい偶然!(笑)いまのように占い感覚で開いたページに、役作りのヒントになるような人の生きざまが記されているかもしれませんね」対談を終えて。対談後、3冊すべてを購入してくれたシェンさん。「綾子さんに処方された本は、綾子さんの優しさも含まれているようで、どれも宝物になりそうです」と話してくれました。映画のワンシーンの様な写真や動画で溢れたInstagramはこちらから。ビデオディレクターとしての作品の公開も楽しみです!Instagram(shen_tanaka)撮影協力:〈二子玉川 蔦屋家電〉
2022年03月16日株式会社ドゥ・ハウスは、キャラクターと自社商品のコラボを検討する企業に向けて『商品マーケティングのためのキャラクター活用セミナー【海外アニメ・絵本特集号】』を3月24日(木)にオンラインで開催します。お申込み(無料) : セミナー概要2020年の「鬼滅の刃」、2021年の「シン・エヴァンゲリオン」など、アニメ・キャラクター作品が社会現象と言われるほどのヒットを生み出しています。また、そうしたキャラクターを活用したコラボ商品開発・販促のヒットマーケティング事例も多数生まれています。ヒットのためには、多様化する生活者の嗜好や、コミュニケーションチャネルに合わせた、キャラクター選定・活用が必要となっています。キャラクター活用について学びたい方から、企画検討に役立つ情報を得たいマーケターまで、セミナーで参考になる情報をお伝えします。食品・日用品・化粧品とのコラボが人気。海外アニメ・絵本を特集セミナーでは、業界動向から、キャラクターコラボ・活用の具体的事例などをご紹介します。また、食品・日用品・化粧品とのコラボが人気の「海外アニメ、絵本」のキャラクターに着目し、調査結果を発表します。キャラクターの認知や、グッズの所有率、キャラクターが好きな人のペルソナなどをお伝えします。ライフスタイルストア「PLAZA(プラザ)」店頭におけるコラボ事例やその効果を発表オススメ作品として「バーバパパ」「スポンジ・ボブ」を取り上げます。版権元である『株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイルカンパニー:久保さま』をゲストに迎えて、キャラクターの魅力をお話しいただくとともに、PLAZA店頭における商品とキャラクターのコラボ事例やその効果について発表いただきます。プログラム最新の業界動向やキャラクター活用事例、アンケート結果など、以下のプログラムについて、ゲストと講演者のセッション形式でお話します。①アニメ・キャラクター業界、マーケティングの最新動向②【特集!海外アニメ・絵本キャラクター】アンケート結果・ペルソナ発表③【オススメ作品:バーバパパ&スポンジ・ボブ】版権元が魅力や事例をご紹介開催内容詳細● 日時:2022年3月24日(木)開始 16:00終了予定 17:30● 会場:オンライン開催(Zoomを利用)※開催前日までに視聴用URLをご連絡差し上げます。● 定員:500名※ご応募多数の場合はお席をご用意できない可能性があります。● 費用:無料● 締め切り:3月24日(木) AM10時セミナー申込(無料) : 講師紹介講師:舟久保 竜株式会社ドゥ・ハウス上席執行役員聞く技術研究所マネジャ2001年ドゥ・ハウス入社。クチコミマーケティング、マーケティングリサーチの企画提案・営業に従事。現在は主にNBメーカーの商品開発・販促企画のアイデア創出のための調査に関わるとともに、生活ウォンツの変化とマーケティングで対応するべき社会課題に関する発表・セミナーを定期的に開催している。ゲストスピーカー:久保 裕介株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイルカンパニーライセンス営業部会社概要国内でマーケティング事業を展開し、生活と流通の2つのマーケティングフィールドに対する、クチコミプロモーション及び定性リサーチを実施しています。会社名:株式会社ドゥ・ハウス 設立:1980年7月7日代表者:代表取締役社長小笠原 亨 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月03日20年以上ご愛用いただいている声優森川智之さんをはじめ、声のプロにご愛用いただいているプロポリスキャンディー。創業以来百貨店を中心に、プロポリス・ローヤルゼリーを販売する森川健康堂株式会社(本社:熊本県上益城郡、代表取締役:森川俊美)は、そのプロポリスキャンディーの姉妹品として、『プロポリス炭酸タブレット』を2022年3月1日に発売します。商品イメージA【“プロポリス炭酸タブレット”特長】1.“プロポリス”を美味しくプロポリス特有のピリ辛感を活かしつつ、舐めたり噛んだりすると、口の中で炭酸が発泡して爽快感が広がる、美味しいレモン風味のタブレットです。2.“プロポリスキャンディー”姉妹品「声のプロ(声優/アナウンサー/歌手/俳優/芸人)」の方々にご愛用いただいている森川健康堂のプロポリスキャンディーは、TVや女性誌/ファッション誌、ブログやSNS等でご紹介いただいております。【プロポリスとは…】プロポリス(Propolis)とは、ギリシャ語で「敵の侵入を防ぐ城壁」という意味を持ち、ミツバチがハーブの新芽や樹液を利用して作る物質です。プロポリスの歴史は古く、紀元前2,700年前のメソポタミア文明の碑文にも記録があり、古代エジプトでミイラの保存にも使われてきました。プロポリスとは?●ミツバチの世界ミツバチの巣箱の中には、2~3万匹の蜂たちが暮らしています。巣箱の中で1匹でも病気になると一瞬にして感染が広がるため、ミツバチ社会を守るため、巣箱の侵入を防ぐ植物(ハーブ)の力を使って、プロポリスを作ります。●プロポリスの“栄養素”プロポリスエキスには、p-クマル酸、アルテピリンC、フラボノイド、テルペノイドなどの栄養素が含まれています。※起源植物や産地、採取季節の違い、抽出方法によっても異なります。●森川健康堂の「ブラジル産プロポリスエキス」ブラジル郊外のミナスジェライス州の広大な原生林に自生するアレクリン(バッカリス・ドラクンクリフォリア)が主な起源植物です。採取したプロポリスは、残留農薬や抗生物質の検査を実施。自社の健康食品GMP認定工場にて、製造しております。プロポリス啓蒙サイト【発売の背景】1988年に発売して以来、「声のプロ(声優/アナウンサー/歌手/俳優/芸人)」の方々にご愛用いただいている森川健康堂のプロポリスキャンディー。老舗メーカーとしてプロポリスのピリッとした独特の風味にこだわってまいりましたが、のど飴としてクセになる味とご評価いただく一方、少し苦手という方もいらっしゃいました。そこで、姉妹品としてのど飴と同じプロポリスのピリ辛感を活かしつつ、炭酸のシュワッと感+レモン果汁などで、美味しくお召し上がりいただけるタブレットタイプに商品化しました。【商品概要】名称 :プロポリス炭酸タブレット内容量 :8粒 / 袋 10袋 / 中箱発売日 :2022年3月1日販売料金 :オープン価格 参考価格=410円(税込) / 個サイズ :単品=縦 170mm×横 125mm×高さ 15mmJANコード:単品=4 952106 216341販売店 :森川健康堂 通信販売サイトURL 百貨店、健康食品専門店など商品表面【会社概要】商号 : 森川健康堂株式会社代表者 : 代表取締役 森川俊美所在地 : 〒861-4616 熊本県上益城郡甲佐町田口2170設立 : 1985年10月事業内容: 健康補助食品(ローヤルゼリー・プロポリス等の蜂産品を中心)の製造及び販売資本金 : 10,000万円URL : 【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】森川健康堂株式会社 営業部担当:木村、平瀬、上野Tel :03-3370-8835 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月01日進化が止まらない家電。おうちで過ごす時間が増えたことをきっかけに、家電の見直す人も増えています。今回は、働く女子&家電のプロに聞いた、買って良かったおすすめの最新洗濯機をご紹介します。1.〈AQUA〉のドラム式洗濯乾燥機 「まっ直ぐドラム」 AQW-DX12M「海外製のようなデザインで、洗濯するたび気分が上がる!」洗濯容量12㎏ながら64cm規格の防水パンに収まる“コンパクト大容量”なドラム式洗濯乾燥機。「高さが約95cmと低く、天面がフラットなので、洗濯をしていない時にはランドリーバスケットや小物を置いたりできます」(神原さん)。スタイリッシュなモノトーンのボディにも愛着が湧きそう。サイズ(排水ジョイントホース含む):W59.5×H94.3×D68.5cm 94kgオープン価格(アクアお客さまご相談窓口 0120-880-292)家電+ライフスタイルプロデューサー・神原サリー(かみはら・さりー)/持っているだけで心躍る家電を「うふふ家電」と命名・提唱。家電やライフスタイルの識者として数多くのメディアで活躍中。(Hanako1203号掲載/photo : Masahiro Tamura (FREAKS), Satoru Nakano styling : Maki Taniyama text : Naomi Haga edit : Yuko Watari assistant edit : Miyu Harada, Kaoru Takagi cooperation : AWABEES, UTUWA, TITLES, nomble non)2.〈TOSHIBA〉のドラム式洗濯乾燥機 TW-127XP1「洗剤の自動投入機能に感動。もうない生活には戻れません」「数年ぶりに買い替えたら、お手入れは楽だし、乾燥までの時間も大幅短縮」(写真&動画撮影、レシピ開発・永田尚子さん)。洗濯・脱水容量:12kkg 洗濯~乾燥・乾燥容量:7kg サイズ:W64.5×H106×D72cm 約89kg オープン価格(東芝生活家電ご相談センター 0120-1048-76)(Hanako1203号掲載/photo : MEGUMI styling : Momoko Miyata text & edit : Yoshie Chokki)3.〈パナソニック〉のインバーター洗濯乾燥機 NA-FW90K9「液体洗剤も柔軟剤も自動投入!」「予算がかけられない人におすすめの縦型の洗濯乾燥機。熱風で洗濯槽を乾かすので、カビ対策もバッチリ」(松橋さん)。インバーター洗濯乾燥機 NA-FW90K9 容量:洗濯・脱水9kg、乾燥4.5kg サイズ:W59.9×H108.9×D66.4cm 51kg オープン価格(パナソニックお客様ご相談センター 0120-878-691)お笑い芸人・松橋周太呂(まつはし・しゅうたろ)/お笑い芸人。“家事えもん”として情報番組に引っ張りだこ。掃除能力検定士5級ほか、ジュニア洗濯ソムリエなど資格も多数。『ほったらかし掃除術』ほか、著書も好評発売中。(Hanako1203号掲載/photo : Kenya Abe illustration : Manako Kuroneko text & edit : Yoshie Chokki)4.〈SHARP〉の全自動洗濯機 ES-GE6E「穴なし洗濯槽で雑菌の繁殖を防ぎ節水も実現」「洗濯槽に穴がないのはシャープだけ!」でおなじみ。洗濯槽と外槽の間に水がたまらないので雑菌が繁殖しにくく衛生的。「穴のある洗濯槽に比べ、洗濯1回あたり約26lが節水できます」。オープン価格(シャープ カスタマーサービス 0120-078-178)節約アドバイザー・和田由貴(わだ・ゆうき)/家電製品アドバイザー、食生活アドバイザー、環境カウンセラー、省エネルギー普及指導員など、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。「節約は、無理をしないで楽しく!」をモットーに、雑誌やラジオ、テレビなどのメディアで活躍中。(Hanako1202号掲載/photo : Shinnosuke Yoshimori styling : Yui Otani hair & make : Yuka Takamatsu model : Bebe illustration : Shoko Kawai text : Kana Umehara, Motoko Sasaki edit : Kana Umehara)5.〈日立〉のドラム式洗濯乾燥機BD-STX110GL「ドラム式洗濯乾燥機は日々進化中!」洗剤の種類、汚れの量などに応じて、洗い方や時間を自動判断。「除菌清潔プラスコースもあり、時代にフィットした最新型。買い替えるならぜひ」(石井さん)。ドラム式洗濯乾燥機BD-STX110GL 容量:洗濯・脱水11㎏、乾燥6kgサイズ:W63×H106.5×D71.6cm 約81kg オープン価格(日立 お客様相談センター)家電プロレビュアー・石井和美(いしい・かずみ)/白物家電を中心に、製品レビューを15年以上執筆。茨城県守谷市に一戸建てタイプ「家電ラボ」を開設。大型家電を実際に動かし、テストも行う。家電ブログ()も人気。(Hanako1203号掲載/photo : Kenya Abe illustration : Manako Kuroneko text & edit : Yoshie Chokki)
2022年02月20日さまざまな業界で活躍する「働く女性」に、今のその人に寄り添う一冊を処方していくこちらの連載。今回のゲストは、衣装デザイナーのしげたまやこさん。今を時めくアーティストのステージ衣装から、下北沢の非公認キャラクターにいたるまで。たくさんの作品を手掛ける彼女に、これまでのキャリアやお仕事の進め方などを伺いました。途中、私たちが愛してやまないみうらじゅんさんの話で盛り上がる一幕も。今回のゲストは、衣装デザイナーのしげたまやこさん。しげたまやこ(1984年8月14日)は、日本の衣装デザイナー、着ぐるみ・パペット制作者。京都府東山区出身。本名は非公開。主な作品は、CHAI、私立恵比寿中学のステージ用衣装や、野性爆弾・くっきー!の「皮膚タード」など。尊敬する人物に、みうらじゅんを挙げている。※唐突なWikipedia 形式の紹介文が気になった人は、この記事の「エピソードその1」をご覧くださいまずは、しげたさんの自由な創作スタイルについて。木村綾子(以下、木村)「しげたさんとは、前回ここに来てくれたCHAIのユウキちゃんと、漫画家のマキヒロチさんと一緒に、焼肉を食べた仲なんですよね」しげたまやこ(以下、しげた)「あれって2年くらい前でしたっけ?下北沢でいっぱいお肉を食べましたね(笑)」木村「あの時は “衣装を作っている” とだけ聞いて、私はてっきりスタイリストさんなのかなと思い込んでいたのですが、実際はもっと職人に近いお仕事をされているということを後から知りました。普段はどんなものを作られているんですか?」しげた「ひと言でいうと、“モリモリ”としたものが多いですね」木村「え、モリモリ!?オノマトペで自分の職業を表現する人、初めて会いました(笑)」しげた「アハハハ!えーっと、着ぐるみやパペットみたいにモリモリしたものをよく作ってます。主に布物全般が守備範囲ですね。美術とかでも「いけそう?」って聞かれて、いけそうだったら「やれ…ます!やります!」みたいな」木村「いけそうだったらやる(笑)。なんだかすごく頼もしい存在ですね。実は編集さんから聞いたんですが、下北沢の「しもっきー」も、しげたさんが手掛けたんですって!?」しげた「え、しもっきーご存知なんですか!?あれ、私にとっての “初着ぐるみ” だったんですよ」木村「すごい!!!もちろん知ってますよ。私がまだ下北沢で働いていた頃、駅前でお披露目会がおこなわれて。その現場にも遭遇してました(笑)。あれはどうやって舞い込んできたお仕事だったんですか?」しげた「しもっきーって、下北沢に本社がある音楽レーベル「UK.PROJECT」に所属しているんですけど、社長さんと飲み屋でよくご一緒していたこともあって、それまでも何度かお仕事をいただいていたことがあったんです。「バンドのグッズ、手作りで1,000個つくれる~?」とか、「うちのカフェの椅子、全部貼り替えられる~?」みたいな具合に」木村「なんだか、愛のある無茶ぶりでいいですね。すごくフリーランスっぽいです」しげた「そしたら、ある日、別の方から「しげたさん、着ぐるみ作りたくないですか?」って電話がかかってきたんです。「私、作ったことないですよ?」って答えたら、「あれ、お家以外は作れるって聞いたんですけど…」って言われて!」木村「すごいやりとり(笑)。きっと社長さんが「しげたさんは何でも作れるから」って、社内で宣伝してくれていたんですね」しげた「そうなんです。私、UKの中でどうなってるの!?とか思いながら、どうにかこうにかカタチにしたのが、“あの子” なんです」木村「“どうにかこうにか” で完成させてしまうあたりが、聞いていてさすがだなと思いました。ちなみに、着ぐるみって量販店で売ってる材料で作れるんですか?〈オカダヤ〉とかで」しげた「はい、買えますよ。ただ、当時は今ほど情報がオープンじゃなかった時代なので、なかなか簡単には調べにくくて。「着ぐるみ業者制作風景」とかで検索して、WEBサイトの小っちゃい写真を拡大しながら、手探りで見つけ出していましたね。「この容器はあそこの糊っぽい」とか言いながら」木村「すっごい!我らがしもっきーは、そんな謎解きみたいな方法で仕上げられた、大作だったわけですね」エピソードその1「私、〈風とロック〉箭内道彦さんのところで働いていたんですよ」木村「しげたさんのお仕事での初制作って、どんな作品だったんですか?」しげた「たしか「グループ魂」の“台”だったと思います」木村「グループ魂の台!?また突拍子もないワードが出てきました(笑)」しげた「港カヲルさんの“ジンギスカンの兜”があったんですよね。「それを美しく飾りたいから、綺麗なものを作って」って言われて。スパンコール生地とかを使いながら装飾したのが、入社して1週間ぐらいの出来事だったかと」木村「入社?しげたさんって、会社に属されていたこともあるんですか?」しげた「私、元々は〈風とロック〉って会社で、箭内道彦さんのところで働いていたんですよ」木村「え!またしてもついていけない展開…」しげた「新卒で入った〈風とロック〉は、ちょうど会社が初めて新人を取るタイミングだったようで、私は、いわゆる何でも屋さんとして採用されました。雑誌の取材に行ったり、デザインまわりをやったり。当時は、原宿にお店もあったので、そこの店長も兼任していました」木村「予想外の経歴でした。どういった経緯で受けてみようと思ったんですか!?」しげた「大学は美大のデザイン科に行ってたんですが、完全に就活に乗り遅れていたんです。大学4年生になっても、やりたいことが見つからなくて…。でもその夏に東京にライブを見に出て来ていて、タワレコでたまたま『月刊 風とロック』を捲っていたら、募集が出ていて。「あ、私、ついに行きたい会社を見つけたかもしれない!」ってひとり盛り上がって。それが初めて書いた履歴書だったんです」木村「まさに〈風とロック〉との出合いにふさわしいロックなエピソードですね。ちなみに、なんのライブを見に来ていたんですか?」しげた「ZAZEN BOYSです!」木村「一貫してる!(笑) ZAZENきっかけで風とロックに入社して、初制作がグループ魂の台って!美しいほどなんにもブレてないです」処方した本は…『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー(鴻池留衣)』新潮社出版/2019年1月初版刊行木村「バンドの存在が人生を変えるきっかけになってきたしげたさんには、まずこの本を。これは「ダンチュラ・デオ」というバンドの顛末を描いた小説なんですが・・・。しげたさん、最初の数ページを捲ってみてください」しげた「え!何ですか、これ。ひょっとして、ウィキですか!?」木村「そうなんです。前代未聞の“Wikipedia 小説”。まず、出身地やジャンル、活動期間、レーベルなどの基本情報が載っていて、続いて「1来歴」「2キャラクター設定」「3音楽性」「4事件」「5著作権」・・・というように、ウィキペディアの形式に則ってバンドの歴史が語られていくんです」しげた「面白い!私、ウィキ読むのめっちゃ好きなんですよ。すっごい長いのとか、虚実入り乱れている感じとか、「あ、作者変わったな!」みたいなことを察しながら読んでくと面白いですよね」木村「まさにまさに、その感覚も味わえますよ。そもそも〈僕〉たちが組んだダンチュラ・デオってバンド自体、過去に存在していた同名バンドを模倣したという設定なんですが、果たしてそんなバンド本当に存在してたのかってことすら疑わしくなっていくという展開で」しげた「・・どうしよう本当に好きになっちゃったら。音源も聴けない、写真も見れない。辛くなるかもしれない(笑)」木村「さらに面白いのは、ダンチュラ・デオのボーカル、つまり語り手が〈僕〉というアーティスト名だというところ。つまり、本来客観的に綴られるはずのウィキペディアが、〈僕〉という一人称で読める。「そのとき僕は〜〜〜」みたいな」しげた「仕掛けが張り巡らされていますね。こんな小説初めて知りました!ワクワクします」エピソードその2「CHAI、くっきー!、コムアイ…。衣装製作秘話」木村「次は、アーティストの衣装製作が、どのように進んでいくのかをお聞きしてみたいです」しげた「たとえばCHAIの場合は、直接メンバーと話すんですよ。楽曲はもちろん、CDのジャケットを含めたアートワークまでを自分たちで作っているグループなので、既に頭の中にもイメージがあるんです。「今回はピンクの、濃いやつで!」っていう風に、いっぱいリクエストをしてくれます」木村「イメージの断片を聞き取ってカタチに起こしていくんですね」しげた「はい。1聞くと、4返してくれるので、「ちょっと待って〜」とか言いながら必死にメモってます(笑)」木村「誰かがイメージのラフを描いたりすることもあるんですか?」しげた「私やユウキが描くこともあるのですが、資料の写真を指差しながら、「丈はこれくらいかな」、「ボリュームはこんなもんかな」って言いながら決まっていくことが多いですね。CHAIはデザインが決まるのがいつもすごく早いですね」木村「なるほど。他の方はどうですか?」しげた「例えばくっきー!さんからは、手描きのイラストやイメージ画像がポンッと届いたり、コムちゃんとは初対面の挨拶が「私ね、サナギから蝶になりたいんです。作れますか?」だったり。きゃりーぱみゅぱみゅさんのバックダンサーさんの紅白の衣装を作ったときは、「どんなに激しく踊っても、着ぐるみの羊の執事の頭が飛んでいかないようにお願いします!」でした(笑)。みなさん忘れられない発注の台詞が多くて、最高です」処方した本は…『伝わるノートマジック(西寺郷太)』スモール出版出版/2019年7月初版刊行木村「アーティストのイメージの断片を、カタチに。その工程にはメモが必須だと思います。この本は、ノーナ・リーヴス西寺郷太さんの頭の中を覗ける一冊。西寺さんはご自身のバンドをはじめ、アーティストへの楽曲提供や、マイケル・ジャクソンやプリンスの研究家としても有名ですが、西寺さんって、アイデアをまとめる時やラジオ出演時に必ずレジュメを作ってるんです。それらが元となっているんですが、これまた中を見てみてください」しげた「うわ、すごい!手書きのノートがそのまま載ってるんですね!」木村「そうなんです。見開き1ページに収まるように、思考が整理されているんです」しげた「西寺さんのラジオを聴いていると、きっとマメな方なんだろうなとは思っていましたが、あの流暢なおしゃべりの手元にはいつもこれがあったわけですね」木村「まずはこんな風に愛着を持ってノートを作り、一度身体に染み込ませることで、いざ本番!というときにアイデアを取り出しやすくするそうなんですさらにこの本では、ノート作りのメソッドも記されているので、しげたさんも倣ってみたらいかがですか?」しげた「ぜひ真似したいですね。私はいつもうにょうにょ文字だから、こんな風に、人に見せられるメモを取れたことがないです(笑)いやほんと、眺めているだけでも見惚れてしまいますね」エピソードその3「ゆるキャラ生みの親として意識せざるを得ない存在」木村「しもっきーというゆるキャラの生みの親として、さらに着ぐるみ製作者として、やっぱり意識せざるを得ない存在、ありますよね…?」しげた「あ、もしかして・・・みうらじゅんさんですか?」木村「ですです!(笑)もうお会いしました?」しげた「まだ、ないんです!!でもみうらさんのことは昔から本当にすごく大好きです。それこそ、〈風とロック〉に入社した時に、先輩のデスクを引き継いだんですけど、引き出しを開けたら、取材で撮ったみうらさんのポラが入っていて・・・。入社以来、それをずっとデスクに飾っていました」木村「またしてもエモい(笑)。でも間違いなく、しもっきーのことは伝わってますよね」しげた「ひー!怖いけど、でも知ってくださっていたら嬉しいですね。実は私、みうらさんの口から「しもっきー」ってフレーズが出るのをずっと待っているんですよ(笑)もし、何かの拍子に奇跡的にご本人とお会いできたとしても、私から名乗り出るんじゃなくて、どうしても、みうらさんに言ってもらいたいんです。「きみのことは知っていましたよ」って(笑)」処方した本は…『ない仕事の作り方(みうらじゅん)』文藝春秋出版/2015年11月初版刊行木村「今日しげたさんと話している時間のなかで、実はみうらじゅんさんのことが頭をよぎる瞬間が何度もあったんです」しげた「畏れ多いです・・・!」木村「いや本当に。いちおう肩書きはあるけど、「いったいどうやって生きてきたの!?」と思わせる存在の魅力とか、「あの人なら面白くしてくれそう」と人に思わせる才能とか・・・。その意味では、それこそこの本のように、しげたさんも『ない仕事の作り方』を地でやってきた方だなぁって」しげた「めちゃくちゃ嬉しいです。確かに、何でも面白がる性格なのと、そういう素質を見抜いてなのか、「なにその仕事!(笑)」っていう仕事をくれた方のおかげで、今の私があるなと思ってます」木村「私見たいですもん。みうらじゅん展ならぬ、しげたまやこ展。しげたさんの歴代作品を集めたら、最高に面白い展覧会になると思いますよ!」しげた「実は歴代作品ってほとんどが一点物でお渡ししちゃうので、あちこちに散り散りになってしまっているんです」木村「絶対やるべきですよ。歴代作品が一堂に会したとき、しげたまやこという存在がどう立ち上がるか・・・」しげた「怖いもの見たさはありますね(笑)」対談を終えて。対談後、3冊すべてを購入してくれたしげたさん。「今後も仕事をしていく上で教科書になるような2冊と、スーパー最高な小説をありがとうございました。木村さんだいすき」と話してくれました。彼女の個性的な作品んが並ぶInstagramはこちらから。さっとスワイプするだけで、きっと見たことある何かが目に入るはず!Instagram(___shigeta___)撮影協力:〈二子玉川 蔦屋家電〉
2022年02月16日平成出版 株式会社(所在地:東京都港区、代表:須田 早)は、家で出来る「禅」シリーズの3冊目が2022年3月より発行することをお知らせいたします。禅 happiness(ハピネス) 表紙画像禅で変わる勇気 表紙画像道元禅入門 表紙画像コロナ禍を元気にイキイキと生き抜くためのヒントが満載!仕事や家庭、人生の課題も「禅の力」で解決に導く!誰でも簡単に今すぐできる坐禅のススメ!発行 :平成出版G発売 :星雲社四六判サイズ:160 頁定価 :1,430円(本体 1,300+税 10%)禅の心で会社を成功に導いた著者 飯塚 保人■著者プロフィール禅に精通した経営指導でクライアントの業績を上げる経営コンサルタント。学生時代に会社を設立し、大手企業のシステム開発、OA機器販売を手がける。取引先より経営相談を頻繁に受けたことをきっかけに、企業・経営者の育成を目的としたアイエスケー・コンサルティング株式会社を設立し、「ISK経営塾」を主宰。以来、通算110期を超える経営塾で、塾頭として経営トップ及び経営幹部の指導を行い、卒業生はおよそ3,000人を越える。経営コンサルタントのベースを禅から修得したため、禅に対する造詣が深く、経営の悩み・苦しみ・楽しみ・喜びなど経営者の気持ちが解る指導者として評価が高い。経営の基本、原理・原則を踏まえた上での、時流を的確に捉える指導法で企業の経営改革に数々の実績を上げている。顧問先はいずれも史上最高の決算を出しており、“勝ち続ける経営”を指導する第一人者として活躍中。著書に『日めくり 人生をひらく絶対積極』(JDC)、『1分間経営術』(致知出版社)、『社長の着眼』(JDC)、『できるビジネスマンはここが違う』(現代書林)、『今すぐはじめたい50の原則』(現代書林)、『会社を伸ばし人を育てる愚直経営』(リヨン社)、『禅 happiness』『禅で変わる勇気』(平成出版)、『経営キーワード集』『To Do List』(ISK)などがある。・東京青年会議所シニア会員・東京紀尾井町ロータリークラブ会長(2004~2005年)・経営禅研究会主宰■禅の基本この本に注目してもらいたい理由この本を手にとっていただく「あなた」は働く女性でしょうか。経営者でしょうか。「禅」に興味を持っていらっしゃる方でしょうか。手に取り、開いてくださってくだされば、感謝いたします。この本は、3,000社以上の企業に「禅」の考え方を元にコンサルティングをしてきた私が書きました。仕事だけでなく、プライベートも美しく、元気に幸福に過ごせるようにと、「禅」の考え方を元にアドバイスすることをコンセプトにしています。平成から令和に変わり、時代がより「調和」に向かっています。会社に支配される、その他大勢ではなく、個々の自分の存在を大事に、会社も大事にできる人が成功します。働き方改革により、働く時間が制限されたり、人が減ってしまったり、労働環境が変化しています。経営者は、今までのやり方を変えていくことを余儀なくされ、柔軟な対応が求められています。個を持ちながら、時代の流れを気にする、世の中に合わせる。そのためには漠然とではなく、確固たる信念、具体的目標を持つことが大事です。組織に所属していたとしても、フリーランスであったとしても、在宅ワークであっても、フリーター的な働き方をしていても、あなたはあなたでしかありません。主体性、自主性をもって、人と比べることなく、自分らしく生きることです。【両忘】という、禅の言葉があります。これは比べることを忘れるという意味です。自分の人生は自分で決めること。主体性、自主性が大事なのです。その時「禅」は、とても役に立ちます。難しくありません。坐禅をすること。毎日少しでも座る時間を持つことを勧めます。決まりはありません。電車の移動中に、坐禅することだってできます。固定概念を持ち過ぎない。少しでもいいからやると決めて、行動することが大切です。自分に矢印を向けるために「禅」の考え方、「禅的」な生き方を、この本では具体的な例をあげながら、お伝えしようと思います。「禅で変わる勇気」のキャンペーンページはこちらです。キャンペーン終了後も、ここから購入するページへジャンプできます!→ ■会社概要商号 : 平成出版 株式会社代表者 : 代表取締役 須田 早所在地 : (銀座オフィス)〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-5 NREG銀座ビル1階(赤坂オフィス)〒107-0052 東京都港区赤坂4-8-19 フロントタウン赤坂3階設立 : 2007(平成19)年3月23日事業内容: 出版業・インターネットを利用する情報配信・広告代理に関する業務資本金 : 2,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月03日自宅で過ごす時間が増えた中、お家で手軽にセルフケアできるアイテムとして、美容家電が注目されています。しかし、「いろんな種類があってどれを使って良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。この連載では、そんな美容家電ビギナーのために、美容家や美容ライターなど美容に詳しい方々に、実際に愛用しているおすすめアイテムを教えてもらいました!第1回のテーマは「スキンケア」。美容家電の中でも種類が豊富な「美顔器」のおすすめを聞きました!■美容研究家 上田祥子さんのおすすめ1人目は、モデル、リポーターなどを経て、現在は美容研究家として数多くの女性誌やWebサイトでの執筆を行う上田祥子さん(@uedasachikoinsta)。美容に関する商品企画の他、番組やイベントへの出演など、幅広く活躍しています。◇これ一つで、美肌ケアのフルコースがOK!美容ガジェットが好きでさまざまなアイテムを試してきましたが、美容家の友人から「クレンジングも保湿もできるし、軽くて持ちやすく、携帯にも便利だよ!」とベタ褒め評を聞いて使いはじめたのがEBiSの「ツインエレナイザープレミアム」。まず素晴らしいのが、コードレスな上、シンプルで分かりやすい構造とエステサロンに行ったかのような満足感が得られること。価格が良心的で手にしやすいのも嬉しいポイントです。手持ちの化粧水を活用できますし、EBiSの「イーエスエッセンシャルジェル」を使用すれば、洗い流しも不要で、面倒な手間もありません。初めに行うのは、「イオンクレンジングモード」。クレンジングや洗顔では落としきれない毛穴汚れを、しっかりオフできます。さらに、美容成分を角質層まで浸透させ、うるおいを与えてくれるツイン導入(超音波+イオントリートメント)と、肌を温めて引き上げるトリプルパワー(高周波+超音波+温感ケア)を行ったら、仕上げに肌を引き締めてキメを整える「クールモード」で、フルコースケアが完成します。私はだいたい週に2回くらい使用して、肌コンディションをキープしています。夜お風呂上がりにテレビを観ながらの“ながら美容”でも思い通りの結果が期待できるし、とにかくお手軽!出張や旅先にも持っていくほど愛用しています。■ビューティーエディター&ライター 畑中美香さんのおすすめ2人目は、ファッション誌のビューティ担当を経てフリーランスとなり、現在は雑誌やWebなどで美容や健康、女性の生き方にまつわる執筆&取材をしている畑中美香さん(@hatamika)。「美容は人生を通じた人体実験」という考えのもと、アイテムも美容法も日々トライ&エラーを実践しています。◇土台作りを効率よくサポートしてくれるアイテム季節の変わり目はもちろん、年齢とともにこれまで使っていたコスメの効きが悪くなるのを感じることってありませんか?一見するとネガティブなことではあるのですが、実はこういう年齢による肌変化って、美容の楽しさに気づかせてくれるチャンス!と私は思っています。というわけで、コスメの効きが悪い……。そんなとき私が頼りにしているのが、SALONIAの「スマートモイスチャーデバイス」です。ジェルタイプの美容液(油分が入っていないもの)を美顔器の上にプッシュして肌に塗布すると、イオンの力で保湿成分が肌にググッとチャージされるというアイテムです。「ボタンを押してイオンバーをしっかり握っていればOK」というシンプルな使い方も、美顔器ビギナーの方にはおすすめです。何より、わずか数分ですが肌とじっくり向き合えて、もっちり肌に仕上がるので手放せません!美肌の基本は保湿。土台作りを効率よくサポートしてくれるアイテムは、ひとつ持っていると心強いなと思います。専用のジェルも販売されていますが、私は手持ちの美容液(油分が入ってないもの、白濁していないジェル状のもの)を導入時に使っています。しかもこの美顔器、USB充電式でミニマムに持ち歩けるのも魅力。お手入れがいつも通りにできなかったりする出張や実家への帰省時、スマートな美顔デバイスがひとつあるととっても心強いなと思います。■美容ライター&ブロガー miriさんのおすすめ3人目は、会社員として働く傍ら、美容ライター&ブロガーとして、お気に入りのコスメなどの紹介をされているmiriさん(@mirimanialove)。Instagramでは愛用コスメやメイクプロセスの紹介が好評です!◇美容マニアにとって嬉しすぎる美顔器、家庭用のプラズマシャワー私が愛用しているのは、本格的なプラズマケアが自宅で毎日できるという、夢のような美容家電「プラズマエアシャワー美顔器 Un」。プラズマの力で角質層まで化粧水などの美容成分を素早く浸透させるこのアイテムは、導入だけではなく、ピーリング効果や、年齢に応じた肌ケアもできる優れもの。使い方はとても簡単で、朝晩洗顔後のクリアな肌に当てるだけ。時間は30秒ほどと短いので、続けやすいのがありがたい!その後つける化粧品がぐんぐん入っていくし、これを使ってから肌の調子が良いんです。決して安いものではありませんが、一台あれば電気代以外のランニングコストはありません。カートリッジなど、消耗品の追加購入などもないのは素晴らしい!スタイリッシュな見た目や充電式、コードレスで使えるところも推せるポイントです。■まずは悩みに合った美顔器からデビュー美容家電を検討する時、やはり多くの人が気になるのが、スキンケアをサポートしてくれる「美顔器」ですよね。今回ご紹介した3人のアイテムも、一言で「美顔器」と言うには幅広すぎる、それぞれの特徴や機能がありました。まずは自分がどんな肌悩みを持っているのか改めて考えてみて、そのお悩みを解決してくれる美顔器を探してみるのが良いかもしれませんね!(監修:上田祥子、畑中美香、miri、文・編集:マイナビウーマン編集部)
2022年01月31日タレントの小倉優子が、2月1日から3月31日まで絵本アプリ・KIKASETE(きかせて)で、オリジナル書き下ろしの絵本『みーちゃんのいちにち』を公開する。同作は、アプリ内の人気企画「著名人によるオジリナル書き下ろし」にて小倉自ら制作したもの。親子で深める「人との繋がり」をテーマに、小倉本人の朗読による読み聞かせオーディオ収録付きの絵本となっている。「私は子どものころ母に絵本を読んでもらう時間が大好きでした」と幼い頃を思い出す小倉。現在は3児のママとなったことで「私が子ども達に絵本を読むようになりました。絵本を読む時間は、子ども達との大切な時間になっています」とあらためて実感し、「オリジナルの絵本が作れるということで、とても嬉しく思い今回参加させていただきました」とプロジェクトに関わった経緯を明かす。絵本の内容を悩んだ結果、描いたのは「日常の1日」。「時間を書くことで、二、三歳のお子さん(我が子)に時間の感覚が分かってもらえたら嬉しいなと時間も書くことにしました」とその背景に触れる。「日常の中に温かい幸せがあるという気持ち」を込めた同作。読者にむけて、「二、三歳のお子さんが読むことをイメージしましたが、大人の方にも読んでいただき、日常の温かさを感じていただけましたら嬉しいです」とメッセージを送っている。
2022年01月28日おうち時間が増えている今、ゆったりくつろげるソファが欲しい…と思ったことはありませんか?今回はタンスのゲンのゆったりくつろげるおすすめ3人掛けソファを紹介します!イタリアンモダン本革 3人掛けカウチソファ本場イタリアのレザーを使用した高品質ソファ。牛革を使用しているので高級感のある滑らかな肌触りです。座面は奥行き約65㎝と深々と寛げるサイズとなります。使い込むほどにゆっくりと変わっていく本革の表情をお楽しみいただけます。商品はこちら「ヘッド/ひじ掛け調節可能」リクライニングL字ソファファブリック×PVCのツートンデザインにステンレス脚のアクセントが映える、ラグジュアリーモダンなお部屋にぴったりなコーナーソファです。ヘッドと肘掛けはそれぞれ7段階の調節が可能となるので、ご使用シーンに合わせて快適な角度に調整いただけます。張地にはお部屋に馴染みやすく年中快適にご使用いただけるファブリックを採用しています。商品はこちらレイアウト自由自在!3人掛けカウチソファ広々とくつろげるワイドな設計、そしてお部屋への圧迫感を押さえたデザインのソファ。座面の奥行きは約66㎝と奥行きの深いソファです。圧迫感を押さえるために背もたれはローバックデザイン(高さ約60㎝)となってるのも特徴です。大中小とサイズの違うクッションもセットになっています。商品はこちら家具・インテリア×ECの老舗タンスのゲンなら欲しい物が見つかります!今回はタンスのゲンのおすすめ3人掛けソファを3商品を紹介しました。他にも家具・寝具・インテリア・アウトドア用品・キッズ、ベビー用品等様々なジャンルの商品を取り扱っているので是非一度チェックしてみてください!今後もタンスのゲンのおすすめ商品をご紹介していきます。タンスのゲン本店ストアページ
2022年01月24日ヒトサラ「ベストシェフ&レストラン」とはヒトサラは、プロの料理人がオススメのお店を紹介する人気コンテンツ「シェフがオススメするお店」の中から「ベストシェフ&レストラン」として“精彩を放ったシェフとレストラン”を毎年発表してきました。今年もプロの料理人たちによるアンケート投票を実施し、副賞を設け、シェフたちが選んだ100店舗・100人の料理人を発表します。「サステナブルシェフ&レストラン賞」を新設飲食業界だけでなく、「サステナブル」「エシカル」といったキーワードの重要性が高まっている状況を鑑みて、2021-2022年版は新たに「サステナブルシェフ& レストラン賞」を設けました。「ベストシェフ&レストラン」選出方法飲食業界のトレンドなどを加味したうえで、「シェフがオススメするお店」に寄せられた推薦数を基に、ノミネート店(約400店)を選出ヒトサラ加盟店の料理人にアンケートを実施し、ノミネート店の中から推薦したいお店を部門ごとに募集。アンケートの集計結果を基に、受賞店100店・100名を決定ベストシェフ&レストラン 2021-2022「副賞」料理人たちから多くの評価を集めた料理人、合計100店・100名を発表します。中でも、各部門で多く票を集めたシェフたちには「副賞」を贈呈します。①「サステナブルシェフ&レストラン賞」未来の“食”を守るために、フードロスや海洋資源の問題など、食の課題に先駆けて挑み、その発信や活動、取り組みが同業シェフから支持された6人のシェフに贈呈します。②「U-35シェフ賞」受賞100名の中でも「注目の若手」として、料理人たちからその名が挙がったシェフに贈呈します。ヒトサラ編集部による「特別賞」メインとなるシェフたちによる選出とは別に、ヒトサラ編集部からも3つの「特別賞」を贈呈します。①「ヒトサラ編集長 特別賞」2021年の飲食業界を鑑みて、ヒトサラ編集長・小西克博がもっとも注目したシェフとレストランに贈られる特別賞。②「ヒトサラMAGAZINE 特別賞」新たな食の楽しみ方を提案するニュースメディア“ヒトサラMAGAZINE”内でご紹介した記事の中から、反響のあったお店や記事を選出する特別賞。③「ヒトサラ公式SNS 特別賞」ヒトサラ公式のFacebook、Twitter、Instagramの投稿の中から、各SNSで多くの反響があった投稿を選出する特別賞。今までにない価値観「ニューノーマル」がスタンダードになった2021-2022年。飲食業界でもサステナブルやSDGsなどの考え方がより浸透し、新たな価値観をもったお店が多く生まれています。2021年はあまりお店に行けなかった方も、2022年に行きたいお店をぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。
2022年01月23日プロゴルファーの中西直人が、3月13日にクラウドファンディングで初の男子プロゴルフトーナメント「THE TOURNAMENT for the FUTURE~子どもたちへの贈り物~」を開催することが19日、わかった。中西は、女子プロゴルフに比べて試合数が少なく現在も減り続けている男子プロの現状を危惧し、自ら発起人となり同大会を企画。プロをめざすジュニアゴルファーに夢を与え、子どもたちが憧れる職業のひとつとして「プロゴルファー」を残す狙いがある。今回は大手スポンサー企業からの出資で大会を開催する従来スタイルとは異なり、クラウドファンディングで協力金を募り、これまでの試合以上にファンサービスを徹底する新たな形の大会となる。返礼品には、プロアマラウンド&レッスン会への参加権や、選手のサインボール、非売品の大会オリジナルグッズなどが用意されている。また同大会には中西のほか、浅地洋佑、池村寛世、出水田大二郎、片岡尚之、亀代順哉、木下稜介、香妻陣一朗、比嘉一貴、久常涼ら9名が出場し、プロ2名とジュニア2名が同組でラウンドする。コメントは以下の通り。■中西直人プロゴルファーの中西直人です。今回、子どもたちやアマチュアゴルファーの皆さんに「男子プロゴルフの魅力を伝えるため」に1試合でも多く試合を開催したいという想いで、クラウドファンディングに挑戦することにしました。構想2年。多くの方々に支えていただき、ようやく実現に向け一歩踏み出すことが出来ました。趣旨をご理解いただき、ぜひともご協力をお願いいたします私がプロゴルファーをめざすきっかけは、小さいころ、ゴルフ好きの父に連れられてゴルフ観戦でした。子どもなので見飽きてしまい、ギャラリーの通り道で寝転がっていたら、通りがかったプロゴルファーからボールをもらいました。そのボールを見ると「丸山茂樹」と書いてありました。すぐに立ち上がり、丸山プロを追いかけたのを思い出します。小学6年生のときでした。田中秀道プロのことも鮮明に覚えています。サインをもらう列に並んで待っていたら、後ろのおじさんが横入りしてきたんです。すると田中プロがぼくを呼んで、ボールとグローブにサインを書いて渡してくれました。ぼくはプロになってから、試合中でも子どもの姿を見かけたら、ボールやグローブを渡して、一声かけるよう心がけています。こうした出会いやきっかけが、将来のプロゴルファーを生むと信じているからです。今大会では試合中のプロと、小学生が同組でラウンドするというジュニアにとっての「夢の企画」を実現し、未来のゴルファーの支援を行っていきます。より多くの人に、想いを感じていただける大会を開きたい。子どもたちにプロゴルファーの凄さを体感してもらいたい。その想いを実現する第一歩として、ファンの皆さまのご支援をいただきたい。男子プロゴルフの魅力を存分にお伝えし、必ず大会を成功させたいと思っています。そして、ファンの皆さまとプロゴルファーが共創する今大会を、1回で終わらせるつもりはありません。今回は初回で、このクラウドファンディングが成功するのかは不安ですが、この「新たな試みの灯」を絶やすことなく、継続的に取り組んでいきたいと思っています。人気を集める女子プロゴルフとの差は、数字に表れています。差を埋めるには10年はかかるでしょう。女子プロゴルフと張り合っていくということではありませんが、ここから逆転できる準備を始めたい。男子プロゴルフ業界をさらに盛り上げたい。ぜひ今回の新たな試みにご協力ください。
2022年01月19日絵本・日本プロジェクト(会長:高橋 小織・株式会社隆文堂 代表取締役会長)は、昨年に続き「絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』フェア」を企画、全国の書店にフェア開催の提案をしました。2022年1月から春まで、各書店の都合に合わせて実施していただきます。第2回となる今回は、問い合わせが寄せられ、昨年実施した店舗から展開の意向が既に伝えられています。■「絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』フェア」企画の背景絵本・日本プロジェクトは、2010年国民読書年に「絵本を贈り、贈られる生活文化を創造するため」に結成されました。以降、出版業界の各社で働く女性社員をプロジェクトメンバーとして、地域の書店とタイアップし、地域の子どもたちが本とふれあえるイベントを毎年開催してきました。このようなイベントも、2020年からはコロナ禍のため中止を余儀なくされていますが、このような時だからこそ、常に“つながり”を大切にして活動してきたプロジェクトの原点に立ち返り、絵本の知識を豊富に有する全国の「絵本専門士」(*)の協力を得て、昨年に引き続き、書店店頭で展開する絵本フェアを企画しました。■「絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』フェア」について当フェアは、別れと出会いの季節《春》に向けて『逢えない誰かに贈る絵本』をテーマに、全国で活躍する絵本専門士107名が選んだ30作品から書店が自由に選書をしてコーナー展開していただくものです。実施時期は、2022年1月から春まで、各書店の都合に合わせて実施していただきます。クリスマス商戦や年末年始の繁忙期を終え、春の参考書等の商戦がスタートするまでの比較的店頭に余裕のある時期の展開を想定しています。「絵本専門士」によって選ばれた絵本は、子どもたちだけでなく大人を対象にしたものも多く、通常の絵本コーナーとは異なった切り口で新しい発見をしていただけるものとなっています。*「絵本専門士」は国立青少年教育振興機構が実施する養成講座を修了した絵本のエキスパートです。2014年のスタートから現在まで、全国で約420名が活躍しています。■概要企画名 : 「第2回 絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』」詳細 : 展開期間: 2022年1月~別れと出会いの季節《春》(バレンタイン、卒業・入学ほか)企画対象: 子どもから大人まで(家族へ、友人へ、親友の子どもへ、孫へ、孤独を感じている人へ 他) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月17日さまざまな業界で活躍する「働く女性」に、今のその人に寄り添う一冊を処方していくこちらの連載。新年一発目!そして、記念すべき30回目のゲストは、アーティストのYUUKI(ユウキ)さん。音楽や洋服、アートの制作に奮闘する彼女に、影響を受けるエッセンスや悩みの吐き出し方などを伺いました。今回のゲストは、アーティストのYUUKIさん。ガールズバンド「CHAI(チャイ)」で、ベースや作詞、アートワークを担当。昨年の春からは、洋服や陶芸作品を展開するプロジェクト『YMYM(ワイエムワイエム)』をスタートさせるなど、今は、“つくること” に夢中。私が思うに、世界でいちばん、タメ口が心地いい女の子ですまずは、去年発足した『YMYM』のお話から。木村綾子(以下、木村)「ユウキちゃんとは、私がまだ〈本屋B&B〉にいた頃、漫画家のマキヒロチさんが『いつかティファニーで朝食を』の最終巻を出されたときにトークショーでご一緒したことがあるんだよね。あのときは、マキさんとCHAIでコラボグッズも作っていたよね!」YUUKI「そう!マキさんには「CHAIの理想の朝食」をテーマにメンバー4人のイラストを描いてもらって、「相思相愛アイテム」として売っていたの。トークショーの後、みんなで焼き肉も食べに行って、楽しい女子会だったねー!」木村「夜通しおしゃべりしていられるくらいだったよね!あのときのワイワイも楽しかったけど、今日は腰を据えて、ユウキちゃん自身のことをいっぱい聞かせてください」YUUKI「もちろん、何でも聞いて!」木村「今の活動のメインはもちろんCHAIだと思うんだけど、絵を描いたり、お洋服を作ったりもしてるんだよね?それはどんな形でやっているの?」YUUKI「もともとは、好きなときに絵を書いたりものを作ったり、気ままにSNSに上げたりしてたんだけどね。それを見た人から「ブランドとかやってみたら?」って言ってもらえるようになって、「やるならこんなお手伝いができるよ!」って仲間になってくれる人が増えてきて…。それで去年の4月に、『YMYM(ワイエムワイエム)』っていう名前をつけて正式にブランド化したの」木村「立ち上げからして、ユウキちゃんのお人柄がにじみ出てるエピソードだ!『YMYM』には、どんな意味が込められてるの?」YUUKI「実はね、ブランドの名前に意味ってつけてないの。YとMは私の名前の頭文字ではあるんだけど、なんだか、意味をつけちゃうと、できる範囲が狭まっちゃうような気がして」木村「「意味はあなたが自由に決めてね」ってこと?!」YUUKI「そう、フリーダム!受け取る側にも、「このブランドは私にとってこんな存在」みたいに、好き好きに感じてほしいんだよね。ひとりひとり解釈が違えば、その数だけ私も楽しめるなって思ったの。作る私と、受け取る人とのイメージがごちゃまぜになったものを、また私が受け取って循環して…っていう流れが気持ちいいなって」木村「CHAIでは、「NEOカワイイ」や「コンプレックスはアートなり」っていう明確なコンセプトを掲げて、その世界観を言葉と音楽で表現しているじゃない?一人の人間が同時進行で全く違ったコンセプトの表現活動をしてるってのも、すごく面白い!」YUUKI「あ、そうかも!CHAIがあるから、『YMYM』はこういう形でやろうって思ったのかもしれない。何を作っていくかってことさえ、実ははっきり決めてないの。そのとき興味のあるものを、どんな形で表現しようかなってことから考えていく場所にしたいなって」木村「ユウキちゃんの頭の中がそのまま具現化されていくのね」YUUKI「そうだね。私、どうやら興味の幅が人より広いみたいで、何かひとつを突き詰めるより、いろんなことを一斉に考えていく方が合ってるタイプみたいなんだ。今は、生活のすべてが創作につながっていく感じがして、毎日がすごく楽しいよ」エピソードその1「何かを作っている人が好きみたい」木村「ユウキちゃんは、歌詞を書くとき、絵を描くとき、陶芸を作るとき、何かインスパイアされるものってあるの?」YUUKI「うーん、そうだなぁ…。たとえば歌詞だったら、言葉は生活のいろんなところから耳に入ってくるじゃない?本もそうだけど、町の看板もそうだし、誰かが口にした言葉もそうだし。だから、フィーリングだけど、いいなと思ったものは、できるだけ全部メモして。海外に行ったときは海外の言葉で。 いろんなところから持ってきたものを広げてごちゃまぜにして組み合わせていく感じかな」木村「CHAIの歌の、耳に楽しい言葉並びはそういう所以があったのね。」YUUKI「他には、Instagramもよくチェックしているよ。いろんな国や文化や価値基準のもとで生きてる人の感性って面白いんだよね。私からしたら「え!」って驚くようなことが、その人にとっては日常だったりして。それがタイムラインにわーって並ぶのも、脳が揺れる感じで楽しくて。素人玄人関わらず、ものを作ってる人をインスタで探すのがすっごく楽しいよ!」処方した本は…『アウトサイドで生きている(櫛野展正)』タバブックス出版/2017年4月初版刊行木村「この本は、アウトサイダー・キュレーターとして活動されている櫛野展正さんが、日本各地からアウトサイダー・アーティストを発掘して、そのアートと、アーティストの人となりを紹介している一冊なんだけどね。百聞は一見にしかず。まずは見てみてください」YUUKI「表紙からしてインパクトがすごいね。…わぁ、すご!何これ!!カブトムシだけで兜を作ってる!!(笑)」」木村「「昆虫メモリアル」の稲村米治さんね!2017年に97歳で永眠してしまったんだけど、畢生の大作として、20万匹の昆虫の死骸を使って180cmの昆虫千手観音像を完成させた方でもあるよ」YUUKI「凄まじいね。作らずにはいられなかったんだろうってことが伝わってくるよ」木村「そこなんだよね。武装ラブライバーも、仮面だらけの謎の館も、河川敷の草刈りアートも、ガムの包み紙の裏に描かれた絵も…、ここに紹介されてる18のアートは、いわゆる美術の「正史」には残らないし、他人には無意味に見えることかもしれない。でも、その人が生きるためには必要な表現活動なんだってことが、これでもかと伝わってくるんだよね」YUUKI「こういうのを見ちゃうとさ、アートって執念だなってつくづく思うよ。あと、見せるために作ってない感があるじゃない?人を意識してないっていうかさ」木村「世間とか評価とかお金とかからは切り離された世界だよね。信じるままに作る、生きる強さ。「いいね!」の数にとらわれない生き方」YUUKI「それだ!あとは、Instagramだと、作品は見れても、作り手の声ってなかなか聞けないじゃない? 私は、どんな人がどんな作品を作ってるかも含めて初めてインスピレーションになるから、アートと人とがセットで紹介されてるこの本からは、いろんな刺激をもらえる気がするよ」エピソードその2「相談の仕方が分からない」木村「突然変なこと聞くけど、ユウキちゃんって、失敗したり嫌なことがあったらどうなるの?」YUUKI「え、急にどうしたの!?(笑)」木村「だってほら、絶対に暗い顔を見せない印象だから。むしろ、泣いてる人でも「あれ、気づいたら笑ってる…」ってなるくらい、人を元気にさせる力のある方だよね」YUUKI「わ、そう言ってもらえるの、めちゃくちゃ嬉しい。でも落ち込むことはもちろんあって、そうなるとね、すごーく、暗いよ!」木村「すごーく、暗いんだ(笑)」YUUKI「どこまでも”落ちる”から、何もしていなくても涙が出ちゃう!でもその姿は絶対に人には見せないって決めてるの。一人で、底の底まで落ちてって、底に足が付いたら、「ぴょーん!」って飛ぶの(笑)」木村「すごい回復法…(笑)。悩みごとも人に相談しないで、完全に自分で解決しちゃうタイプ?」YUUKI「昔から相談って苦手でね。相談って、どうやってしたらいいの!? 人からの相談はよく乗ったりするんだけど、自分だと全然できないんだよね」処方した本は…『ひとまず上出来(ジェーン・スー)』文藝春秋出版/2021年12月初版刊行木村「”相談下手”なユウキちゃんには、タイトルから背中を押してもらえそうな2冊を紹介しようと思います。まず1冊目は、ジェーン・スーさんの最新エッセイ集『ひとまず上出来』!」YUUKI「ジェーン・スーさんって、ラジオパーソナリティーもやっている方だよね?えっと、Podcastの…」木村「『OVER THE SUN』ね!」YUUKI「そうそう、「ご自愛ください」「オ〜バ〜!」ってやつ、私、あれ、めちゃくちゃ好きなんだ!」木村「スーさんといえば、人生相談のプロ。TBSラジオでは8年近くも、毎週リスナーからのお悩み相談に乗っているんだけど、相手に寄り添うような真摯な姿勢で言葉を選んで語りかける姿が素晴らしくてね。他人の悩みなのに、自分まで、心の交通整理をしてもらってる気持ちになるんだよね」YUUKI「わかるわかる。あの心地よさってどこから来るんだろうね」木村「この本には、スーさん自身の生活と、そこにある小さなモヤモヤやイライラやヤレヤレが書かれてあるの。大きな事件や大失敗、人生の転機…そういうことは起こらないけど、連綿と続いていく生活ってこういうことだよねって、しみじみと了解させられるというか」YUUKI「帯の「明けない夜はないはずだ」とかもいいね。なんか、背伸びしない感じが伝わってくる」木村「CHAIが「コンプレックスはアートなり」なら、スーさんは「コンプレックスはエネルギーなり」って感じなんだよね。いくつになっても変わらない性格も、加齢とともに変わっていく価値観や体型も、いまの自分にちょうどよく馴染ませたらこっちのもんだ!って。…あ、あとね、ラジオファンなら、巻末の“推しエッセイ”も必読だよ」YUUKI「あの、決して誰かを明かしてはくれない推しのことが書かれてるの!?それも楽しみ!!」処方した本は…『猫は、うれしかったことしか覚えていない(石黒由紀子)』幻冬舎出版/2017年7月初版刊行木村「2冊目は、愛猫との生活を綴ったエッセイ集。『猫は、うれしかったことしか覚えていない』っていうタイトルで、各章のタイトルも「猫は、〜〜〜」と一貫して猫の生態を捉えていて面白いよ」YUUKI「〈猫は、自分で癒す〉〈猫は、好きをおさえない〉〈猫は、当たり前に忘れる〉…。こう見てると、私にも猫的な部分と、猫に学びたい部分の両方があるのがわかるよ」木村「綴られるのはもちろん猫のことなんだけど、ふとした一文に、人間を省みてしまうんだよね。〈猫は余計な力みが抜けています。めげないし、落ち込まない。そして前向きに明るくあきらめるのです〉とか」YUUKI「わ〜、猫になりたい…!」木村「なんかさ、ユウキちゃんと猫って相性良さそうだよね!一人家で落ち込んでるユウキちゃんの膝の上に、猫が気まぐれに乗ってくる絵が、いま私の頭の中に浮かんだ」YUUKI「あ、なんかすごくいいねそれ!新たに必要なパートナーは猫なのかもしれない!(笑)」木村「「CHAIやYMYMで活躍するユウキのクリエイティブを支える存在は、猫だった!」的な(笑)。まずはエッセイを読んで、猫との相性を確かめてみてください(笑)」対談を終えて。対談後、3冊すべてを購入してくれたYUUKIさん。「自分に合う本を紹介してもらうのは初めてで、めちゃくちゃ嬉しかった!本からのインプットでまた新しい何かが生まれそう。たのしみっ!」と話してくれました。そして、彼女のブランド『YMYM』が、〈代官山 蔦屋書店〉でポップアップを開催中。1月23日(日)までだから、みんな急げ~!Instagram(ymym.tokyo)撮影協力:〈二子玉川 蔦屋家電〉
2022年01月12日冬になると寝床がひやっとしてなかなか寝付けないことはありませんか・・・?冬でもあったか、ぐっすり休めるタンスのゲンのおすすめ敷パッドを3商品紹介します!ウールそのまま、ずっと暖か洗えるウール敷パッド「吸湿・発熱・保温」に優れたウール素材。柔らかく長い毛足を生かすために、糸にせずそのまま編み込んだスライバーニットを使用しています。毛足1本1本が、あたたかい空気を逃がさず、寝床内をいつも快適な温度と湿度に保ってくれます。商品はこちらとろけるような肌触りとろりん敷パッドとろけるような肌触りのマイクロファイバー生地を使用した、とろりんシリーズ。高密度生地に毛捌きや毛先をそろえる熱処理を施しているので、空気をたっぷり含みあたたかくお休みいただけます。商品はこちら蓄熱・抗菌・防臭ボックスシーツ型敷パッド敷パッド+ボックスシーツを使っていると、「見栄えが良くない・・・」「取付が面倒・・・」「洗濯に手間がかかる・・・」など感じられたことはありませんか?そんなお悩みを解消する為に生まれたのが、敷パッド一体型ボックスシーツです。一体型にすることによって「見た目すっきり」「取付簡単」「洗濯の手間も削減」などセッティングを簡単にすることができます。商品はこちら家具・インテリア×ECの老舗タンスのゲンなら欲しい物が見つかります!今回はタンスのゲンのおすすめ敷パッドを3商品を紹介しました。他にも家具・寝具・インテリア・アウトドア用品・キッズ、ベビー用品等様々なジャンルの商品を取り扱っているので是非一度チェックしてみてください!今後もタンスのゲンのおすすめ商品をご紹介していきます。タンスのゲン本店ストアページ
2022年01月06日『あいうえおえほん』をはじめとするロングセラー知育絵本、カード、木のおもちゃなどのデザイン・制作で知られる戸田デザイン研究室が運営する「戸田幸四郎絵本美術館」(静岡県・熱海市)。開館から24年を経て、大規模な展示替えを行い、2021年12月25日から新たな展示内容で皆さまをお待ちしております。51歳でデザイナーから絵本作家に転向し、知育絵本の草分けと評されるとだこうしろう(戸田幸四郎 1931-2011)が残した原画や油絵、そして知育や自然に対する考えなど、作家の思いをより深く伝える館へと生まれ変わりました。戸田幸四郎絵本美術館■とだこうしろう(戸田幸四郎 1931-2011)について1931年、山形県尾花沢市に生まれる。農学校で学び、独学で様々なデザインを習得。東京で店舗デザインやグラフィックなど商業デザイナーとして活躍したのち、1982年、51歳で絵本作家に転向。絵はもちろん、ひらがなまでデザインした『あいうえおえほん』を出版しました。「子どもたちの学びには、まず心を動かすことが大切。」と言う信念のもと、その後も知育絵本の世界に高いデザイン性を取り入れた作品を生み出し、1990年に戸田デザイン研究室を設立。80歳で亡くなるまでに42作を発表し、そのどれもがロングセラーとなっています。デビュー作『あいうえおえほん』は今では累計100万部を超え、2019年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。他にも宮沢賢治・太宰治などの文に重厚な絵を描いた名作絵本集や環境をテーマにした創作絵本集など出版。日本の知育絵本の草分けと評されています。■戸田幸四郎絵本美術館の誕生戸田幸四郎絵本美術館は1997年11月、静岡県熱海市上多賀の自然郷内に開館しました。1982年に初の絵本『あいうえおえほん』を出版した数年後から、戸田幸四郎は小さなアトリエを熱海に構え、創作活動の拠点とします。10年近い月日が流れた1995年、幸四郎がアトリエの近所を散歩中に見つけたのが現在の絵本美術館となる場所。著名な料理研究家の別荘があったその場所には他にも食材となるような木がたくさん生い茂っており、自然との共生を大切にしていた幸四郎は強く惹かれます。ちょうどそのころ戸田デザイン研究室では、絵本を読んでいただいている方々に原画も見ていただきたい、という思いから“絵本原画館”的な構想を練りはじめていたこともあり、戸田幸四郎絵本美術館の開館計画が急速に動き出します。建築デザインから内装、カフェのメニュー作成まで戸田幸四郎自身が行い、代表作『あいうえおえほん』や名作絵本など13作品の原画・約200点を常設展示する個人美術館として開館しました。■戸田幸四郎絵本美術館のコンセプト戸田幸四郎絵本美術館がまず来館者の皆さまにお伝えしたいのは「原画の力」。印刷には印刷の味わいや魅力がありますが、原画から見える作者の筆づかい、色彩の美しさは格別です。見慣れたはずの絵本のイラストも、原画をご覧いただくことで新しい感動を味わっていただけます。また戸田幸四郎は開館にあたり【生きとし生けるものの共生(自然との共生)】をテーマとしました。故郷・山形県尾花沢市の雄大な自然から、豊かな感受性や色彩感覚、そして生きとし生けるものの命の尊さを学んだ幸四郎が、生涯にわたり追求したテーマのひとつです。子どもから大人まで来館されるお客さまが、光の温かさや緑の眩しさ、草花の美しさ、風の音や雨の音、虫や鳥たちのさえずりを感じる心を大切にしてほしい。そんな願いを込めて幸四郎自身が建築デザインをはじめ、トータルで館全体をデザイン。緑溢れる庭や駿河湾を臨む絶景が楽しめるカフェテリアなど、自然の美しさを最大限に感じられる設計となっています。■開館から24年、初となる大規模な展示替えを実施。1997年の開館以降、ご家族連れのお客さまから美術・デザイン関連の方まで、隠れ家的美術館として多くの支持を集めてきた当館ですが、近年では戸田幸四郎の作品が知育絵本のジャンルを超え、デザインや哲学の側面から再評価いただく機会もより多くなってきました。そこで戸田幸四郎が残した思いやトータルのデザインはそのままに4つのテーマの展示室を設け、より作家性や思想が伝わる館へと大規模な展示替えを実施。キュレーションを担当したのは【デザインで人生を豊かにする】と言う理念のもと、戸田幸四郎作品をはじめとする絵本などをデザインする戸田デザイン研究室です。ご好評いただいている海を臨むカフェやここでしか買えないアイテムも揃うミュージアム・ショップ、貸し出し絵本のサービスも継続して行っています。初めてお越しくださる方はもちろん、今までご来館くださった方にも、新しい発見や感動をお伝えする美術館へと生まれ変わりました。・展示室1---戸田幸四郎について年代ごとの作品やプライベートのスケッチなど、生涯の制作物の数々を展示します。もっとも影響を受けた実兄の洋画家・戸田吉三郎の作品や敬愛するジョルジュ・ルオーの作品も常時ご覧いただけます。・展示室2---知育絵本の原画ロングセラー知育絵本の原画を展示。代表作『あいうえおえほん』は幸四郎デザインのひらがなの貴重な原画も展示します。時代を超えて愛される作品の魅力をより深くお伝えします。・展示室3---環境・昆虫絵本の原画ライフワークとも言える環境問題を絵本化した作品の原画や、写実的な細密画『昆虫とあそぼう』の原画を展示。戸田幸四郎の自然への思いが感じられます。・展示室4---名作絵本の原画知育絵本とはまったく異なるタッチで描かれた名作絵本5冊の原画をご覧いただけます。宮沢賢治『竜のはなし』や太宰治『走れメロス』などの重厚な油絵の迫力は圧巻です。■戸田幸四郎絵本美術館 基本情報・所在地 :静岡県熱海市上多賀1055-30・TEL :0557-67-1107・開館時間:10:00~16:30(最終入館16:00)・休館日 :新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面の間は毎週火・水・木曜が休館(祝日の時は開館)※2021年12月25日(土)~2022年1月10日(月)まで無休で開館。公式ホームページ: ■戸田デザイン研究室とは【デザインで人生を豊かにする】という理念のもと、戸田幸四郎作品をはじめとする絵本・カード・木工玩具などを中心に、幅広くモノやコトをデザインする小さな会社。数々のロングセラーを生みだし、代表作に『あいうえおえほん』『国旗のえほん』『リングカード・シリーズ』などがある。近年では出版・知育の枠を超えたモノづくりやコラボレーションなども行い、大人も魅了するデザインとクオリティーで幅広い支持を集めている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日保育士の中田馨さんが、冬におすすめする絵本を教えてくれました。『まどから おくりもの』、『クリスマスのおばけ』、『おふろでちゃぷちゃぷ』、『14ひきのもちつき』の4冊をご紹介! こんにちは! 保育士の中田馨です。冬の寒さが本格的になってきましたね。寒くてなかなか外に出にくい季節。おうちで過ごすことも多くなるのではないでしょうか? そんなときにこそ、絵本の時間をたっぷりとってみましょう。今回は、私が大好きな冬の定番絵本を紹介します。 『まどから おくりもの』 作/五味太郎もうすぐクリスマス。クリスマスにちなんだしかけ絵本を紹介します。表紙を開けると、ヘリコプターに乗った赤い帽子のおヒゲのおじいさん。「あれはたぶんサンタクロースさん」「きょうはどうやらクリスマスあれはきっとおくりもの」とお話が始まります。 サンタクロースさんは、みんなのおうちにプレゼントを届けます。窓からのぞいて「ここはねずみさんのおうち」「ここはねこさんのおうち」と、それぞれに合ったプレゼントをどんどん置いていくのですが、実は窓から見えているねずみさんもねこさんもしまうまさんもみんなみんな、ねずみさんでもねこさんでもしまうまさんでもないのです! さてさてどうなったのやら……。結末は、是非とも絵本で確認してください。窓から見える動物さんが誰なのか? 親子であてっこをしても楽しいです。 『クリスマスのおばけ』 作/せなけいこ続いてもクリスマスの絵本です。私の大好きなせなけいこさんのおばけが出てくる絵本です。「クリスマスのひはうれしいなー。ようちえんではおゆうぎかいよ。プレゼントだっていただけます」ごちそうだっていただけるクリスマスだけれど、おばけの子どもはどうなんだろう?という女の子の疑問からお話がスタートです。 せなけいこさんのおばけの出てくる絵本は、おばけがなんとも気の毒に感じてしまうことが多いのですが、この絵本はなんだかほっこり幸せな気分になります。おばけが出てくるので子どもたちもドキドキ顔でページを開きます。おばけが窓の外から顔を半分のぞかせているシーンでは、これから始まるお話への期待のまなざしを向けてくれる子がとっても多いんですよ。 『おふろでちゃぷちゃぷ』 文/松谷みよ子絵/いわさきちひろ冬だからこそ読みたい、温かくて気持ちがよくなるテーマの絵本です。「あひるちゃんどこいくのいいとこいいとこ」あひるちゃんがタオル持って、せっけん持ってたどり着いたのが、そうお風呂。 あひるちゃんが湯船に入ってボクをさそうと、ボクは自分でセーター脱いで、ズボン脱いでお風呂に入ります。いわさきちひろさんの優しいタッチの絵と、言葉の繰り返しがとても心地よいです。この絵本を見ると、温かいお風呂に入りたくなります。お風呂に入るときには、ボクが自分でセーター脱いで、ズボン脱いでいるときのセリフをまねてみるのもきっと楽しいでしょう。 『14ひきのもちつき』 作/いわむらかずおおとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴき。ねずみの家族の14ひきシリーズの中の1冊です。このシリーズの見どころは、なんといっても絵の温かさ。特に私が好きなのは食べ物のシーンです。食いしん坊だからそう思うのかもしれませんが、本当に香りが漂ってきそうなくらいおいしそう。物語は朝。今日はもちつきの日です。おじさんは火をおこし、おばあさんは米の水を切り、兄弟たちも手伝いをしています。みんなでもちをついてお正月用に。最後のおもちはお昼ごはんにいただきます。食べ方は、あんころもち、きなこもち、くるみもち。聞いただけでおなかがグルグル鳴りそう! つきたてのおもちは最高においしいですもんね。大家族のほっこりとした心豊かな年末風景を楽しんでみてください。 クリスマスにお正月とイベントの多い冬には、定番絵本がたくさんあります。当日まで楽しみにしているこどもたちと一緒に読むのも、イベントが終わったあとに思い出と一緒に楽しむのもいいですね。温かい部屋の中で冬の絵本を読んで、からだもこころも温めてください。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年12月21日