義母は、年に何回も義姉の子どものお下がり服を「これあげる! よかったら使って~」と渡してきます。必要最低限の物ですっきりと暮らしたい私は、正直困っていました。しかし、義母との関係を考えると面と向かって言えないのです。悩みに悩んだ末、私はある行動に出ました。 ありがた迷惑な義母 義母は、物を捨てられない人。そんな義母は私たちが帰省する度に、義姉の子どもが使用した汚れや毛玉だらけの服をお下がりとして強引に渡してきます。断れない私は、「ありがとうございます」と、苦笑いしながら毎回受け取ることに……。いただいた服はなんとなく捨てられず、そのまま物置へ。義母との良い関係を保つためにも、どう断ったらいいのか悩んでいました。 ある日、ママ友に相談したところ「捨てるのは忍びないよね。私は市のリサイクルプラザに寄付したよ!」と教えてくれたのです。ママ友からの情報を聞き、私はさっそく状態が良いものを市のリサイクルプラザへ、状態があまり良くないものは布リサイクルへ出すことに。お下がりの服で溢れていた自宅はみるみるうちにキレイになったのです。 この一件から「着ない服をずっと置いておくのはやめよう」と改めて決意しました。後日、義母へ「気に入ったものは使わせてもらって、そうでないものはリサイクルできるように寄付しますね」と伝えると、「誰かの役に立つなら良いことだね」と理解をしてくれて、私もひと安心。お下がりをくれる義母への感謝を忘れず、これからもお下がり問題と付き合っていきたいです。 作画/Pappayappa著者:月島なぎ
2023年12月26日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。 状況が理解できない…! どう行動したいいんだ…?僕がお風呂に入ろうとしたとき、突然事件が起こったのです……。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。転落防止のため、すべての月齢において、短時間でもソファーなどには寝かせないようにしてください。 妻がドライヤーで髪を乾かしていたとき、こもちちゃんはソファの下にあるティッシュケースを気にしていました。そして、こもちちゃんはティッシュケースへ手を伸ばした拍子に「ドンッ」という音とともにソファから転落してしまったのです。 こもちちゃんが落ちたときの音と泣き声に驚き、リビングに戻るよういちさん。そこには、バラバラになったティッシュケースと泣きじゃくるこもちちゃんの姿と、今まで見たこともないほど動揺する妻の姿が。こもちちゃんのおでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができていて、よういちさんは急いで病院に電話しましたが、既に病院は閉院していました。 好奇心が出てきて動きが活発になってきたころの1歳児は、思わぬ行動をすることがありますよね。部屋の環境を整える際には、赤ちゃんの目線になって、赤ちゃんからはどのように部屋が見えているかを考えることが大切だそう。寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があるため、転落防止のため短時間でもソファーなどには寝かせないようにする。周りに危険な物は置かない、目を離すときには安全な場所へ移動させるなどを考えて対策をとることが必要ですね。ただ今は、こもちちゃんのけがが軽傷で済むことを願うばかりです。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月25日むやさんは、双子の姉妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。逆子で生まれた、むやさん姉妹。むやさんの母は産後のダメージでボロボロの中、育児に奮闘していました。その間に父が他界。むやさんたちは父の日に向けた幼稚園での制作の際、不満に思うこともありましたが、運動会などのイベントや寝る前にはいつも母親が傍にいてくれたため、寂しさは感じませんでした。その後姉妹は、やんちゃな小学生に成長。母は体調を崩すことが増えます……。 お母さんが心配…私たちは、日に日に痩せていく母を心配してお手伝いを始めました。母は通院もしていましたが体調は一向によくならず、ついに入院することに……。 入院する前の母は食事を受け付けず、その代わりにふりかけをそのまま食べていました。 むやさん姉妹は母の入院中、親戚の人が来てくれることに。ところがうやさんはお母さんがいいと号泣し、むやさんはそんなうやさんを見て妙に冷静になっていました。 またある日、むやさんは学校の知らない先生に母が入院していることを心配されました。当時はわざわざ話しかけられたことが不思議でしたが、今思うと母子家庭だったことで気にかけられていたのでは、と振り返るむやさんなのでした。 多感な時期に母が入院すれば、うやさんのように号泣しても何もおかしくはないですよね。反対にむやさんのように冷静であっても、気持ちを抑えて無理をしていないかと、心配になってしまいますよね。 むやさん姉妹の場合、気にかけてくれる親戚や学校の先生など、見守ってくれる大人が近くにいたことが幸いだったのではないでしょうか。普段から周囲の人に協力を頼めるような、むやさんのお母さんの人徳もあったのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター むや
2023年12月25日娘の相棒は、私が独身時代から持っていた大きな人形です。家の中ではどこへ行くにも連れて歩いていました。しかし、外出時はさすがに持ち歩いていないので、県外の実家へ帰省するときに持って行かなかったのですが、これが悲劇の始まりでした……。相棒がいなくて泣き叫ぶ娘を落ち着かせてくれた、母のナイスアイデアとは? 「人形がいないと嫌だ!」娘をなだめた実家の母のアイデアとは? 私が独身時代から大切にしていた全長60cmの人形は、いつしか娘の相棒になりました。娘が2歳になり歩けるようになってからは、どこへ行くにも人形を連れて歩くように。娘とほぼ同じのサイズの人形を連れて歩く姿はとてもかわいく、いつもほほ笑ましく見ていました。 あるとき、県外の実家へ泊まりで帰省することに。娘が人形を持ち歩くのは自宅内のみなので、帰省の荷物には入れませんでした。しかし実家に着いた当日の夜、娘を寝かせていると突然「人形がない!」と泣き始めてしまいました。「ママがいるから大丈夫よ」と言っても、聞く耳を持ちません。その後も、たびたび夜中に起きては思い出したかのように娘は泣き叫びます。その晩は、まともに寝られませんでした。 翌朝、玄関先から「あれ? 娘ちゃんにお手紙が来てるよ!」と母の大きな声が。なんと母は「娘ちゃんへ人形ちゃんは今お友だちの家で遊んでいるから、楽しいよ! 人形ちゃんより」と書かれた手紙を持っていたのです。笑顔の人形のイラストも添えられており、娘は「えー! 人形ちゃんも遊んでるの!?」と、とってもうれしそう。どうやら母が、娘を安心させるために人形になりきって手紙を書いてくれたようです。その晩、娘は気持ちの整理がついたのか朝までぐっすり寝たのでした。 手紙をもらって以来、人形も人形の世界で楽しんでいると思えるようになった娘。とはいえ、今でも毎日一緒に遊ぶほど人形のことが大好き。娘がぐずったときは、母を見習って対応していきたいです。 作画/Pappayappa著者:吉川おふみ
2023年12月25日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが4歳の時のエピソードです♪こないだ、朝に起きた事件です。朝ごはんの用意をしてると長女が叫びだし「すなぁーすなが入ってるぅ」と、足を指さしてました。痺れてるだけでした!初めての感覚にびっくりしたんでしょうね。しかも、何となくわかります。砂が入ってるって表現(笑)子どもって、ホントおもしろい♡♡※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2023年12月25日むやさんは、双子の姉妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。逆子で生まれた、むやさん姉妹。むやさんの母は産後のダメージでボロボロの中、育児に奮闘していました。その間に父が他界し、むやさん姉妹は幼稚園生になっていました。ある日、父の日のイベントで、父の似顔絵を描く時間が。2人が戸惑いながら材料を見つめていると、先生は父親の似顔絵を描くように勧めます。しかし双子の姉妹にとって父親は母親を悲しませる存在でしかなかったため、このイベントは不満が残るできごとになりました……。 母に愛情を注がれた双子は小学生に母は運動会などのイベントもいつも出席してくれ、夜は必ずそばにいてくれました。そのため私は、父親がいなくても寂しさを感じることはほとんどありませんでした。あっという間に私たち姉妹は、小学生に……。 小学生になったむやさんとうやさんは、かなりのおてんばで母からよく説教をされていました。母に止められていたこわい昔話のテレビ番組も、こっそり観てしまう好奇心旺盛な姉妹。 そんな日々の中、母が体調を崩すことが多くなります。それでも家事は欠かさない母を見て、むやさん姉妹は家事の手伝いを始めました。 しかし通院しても体調が良くならず、ついに母は入院することに……。 愛情深い母親のもとで、のびのびと育つむやさん姉妹。母の手ひとつで双子の育児をするのは、かなりの労力が必要になりますよね。自分の体に鞭を打ってでも家事を欠かさないのは、ほかならぬかわいいわが子たちがいたからではないでしょうか。 しかし、むやさん姉妹が母親を大切に思う気持ちも同じくらい強いはず。むやさんのお母さんの体調がよくなることを願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター むや
2023年12月24日私は、4歳の息子と1歳の娘の母。産後、家事や育児、仕事で忙しいとイライラすることが増えました。特に最近は、息子の登園しぶりと娘のイヤイヤ期が重なり、朝の支度時間はとにかく大変です。時間がないとつい怒ってしまう自分に悩んでいました。そんなとき、子どもを怒りすぎてしまう原因は育った環境にある、という記事をインターネットで見かけたのです。 子どもを怒ってしまう原因は育った環境のせい? 子どもを怒りすぎてしまう原因は育った環境にあるという記事を見て、私は自身の幼少期を振り返りました。昔、失敗すると父から厳しく怒られていたのですが、自分も同じように「どうしてできないの!」と子どもを怒っていることに気づいたのです。 年末年始に子どもたちを連れて実家に帰省した際、同じタイミングに妹も3歳の子どもを連れて帰っていました。妹の様子を見ると、ほとんど子どもに怒ることはありません。飲み物をこぼしても「大丈夫だよ」と声をかけていました。同じ環境で育ったはずなのに、こんなにも子どもへの対応が違うんだと私は驚きます。 そこで妹に「なんでそんなに怒らず子どもと関われるの?」と聞くと、「小さいころにお父さんに怒られたのが怖かったから、自分の子どもには同じ思いをさせたくない」とのこと。最近よくイライラしてしまうことを妹に相談すると「お姉ちゃんは“~すべき”って思っているんだと思う。お母さんもそんなに完ぺきじゃなかったよ。手を抜くことも大切」と言うのです。同じ環境で育った妹からのアドバイスで一気に心が軽くなりました。 それからは“~すべき”とと思わないようにしています。すると、少しずつ余裕ができて、むやみに怒ることも減っていたのです。今では、私の考え方を変えてくれた妹に感謝しています。 作画/ひのっしー著者:井島りほ
2023年12月24日むやさんは、双子の妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。 逆子で生まれた双子の姉妹私の母は、私たち双子を妊娠。おなかの中では私の上にうやが乗っている状態で、2人とも逆子での出産になったそうです。 むやさんとうやさんは無事に生まれますが、母は産後のダメージでボロボロになっていたそう。またそんな中の双子の子育てはあまりにも大変だったとのこと。 4年後、父が他界し、むやさん姉妹は幼稚園へ。ある日、父の日に向けてお父さんの似顔絵を描く工作の時間がありました。むやさん姉妹が材料を見つめることしかできないでいると、「先生手伝うから、お父さんの絵描いちゃおう?」と声をかける先生。 むやさん姉妹にとって父親は、写真で顔は知っていたものの、母親を悲しませる存在と思っていたためこの工作そのものに不満を感じていました。 むやさん姉妹の母は、運動会などのイベントや家では、いつも一緒にいてくれ、そのためむやさんは、寂しさはさほど感じなかったと振り返っていました。 父親が他界した双子の姉妹に、父親の似顔絵を描かせた幼稚園の先生。幼稚園の方針やよかれと思った行動だったのかもしれませんが、もう少し子どもたちの気持ちを尊重が必要な部分だったのかもしれませんね。 父の日は父親へ感謝を伝える日ですが、それぞれの家庭環境や事情は異なります。イベント事はできるだけみんなが楽しく過ごしてほしいもの。いろいろな家庭や事情があることを尊重した行事ができるといいですよね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター むや
2023年12月23日もうすぐ2歳になる息子は、まだまだ言葉をしっかり理解できません。意思疎通がまだ難しく、親のマネをその場でおこなうことが精いっぱい。そんな息子が起こした小さな事件、その対処をしたのは意外にも……? 好奇心旺盛な息子の観察力はすごかった わが家のひとり息子は、好奇心旺盛な1歳児です。マイブームはお茶を口にためること。どうやら、口からこぼさないように歩くのが楽しいようなのですが、お茶が口からこぼれてしまうこともしばしば。 そんなある日、私がキッチンで一息ついていたとき、こちらに近づく息子の足音がキッチン手前で途切れました。そっと廊下を覗いてみると、立ち尽くす息子の姿が。いつものようにお茶を口に含んで走ったところ、キッチン手前で口からこぼれてしまったようです。 私は、こぼれたお茶の前にうずくまる息子を見守ります。すると、悩んでいた息子が急に立ち上がり、どこかへ駆けていきました。そして再び足音が近づいてきたかと思うと、そこにはタオルを持った息子が! そのままお茶のこぼれた床を拭き始めました。 息子は日ごろから濡れた床をタオルで拭く親の姿をしっかりと見ていたようで、タオルの場所も記憶していたのです。濡らした床を放っておくだろうと予想した私は恥ずかしくなり、床を拭き終えた息子に駆け寄って、たくさん褒めました。 子どもは、親が想像しているよりも賢く、親の行動をしっかり見ているのです。子どもが考えて行動する姿を見守る場面も必要だと実感した一幕でした。 作画/Pappayappa著者:木村メイ
2023年12月23日ある日、ママ友とその子どもたちと2歳の娘を公園で遊ばせていました。各々好きな遊びをしていると、ママ友の子どもである6歳の男の子が石を投げ始めます。するとママ友から意外なひと言が飛び出したのです……。 「それはないよ…」モヤッとしたママ友の発言 私には2歳になる娘がいます。私たちが住んでいるアパートの隣の部屋には、2歳と6歳の子どもを持つママ友一家が住んでいて、予定が合う日には子どもたちを一緒に遊ばせていました。 ある日、隣の部屋のママ友とその子どもたちと一緒に近くの公園へ行くことに。公園にはほかの子どもはおらず、私と娘、ママ友と2歳と6歳の兄弟だけ。子どもたちは各々好きなところで遊び始め、私とママ友は子どもたちの様子を見ながら世間話をしていました。すると砂遊びをしていた6歳の男の子が「えいっ!」と思いきり石を投げ始めたのです。男の子の周りには娘も男の子の弟もいます。私は慌てて「大丈夫?」と、2人がけがをしていないか確認しに行きました。 するとママ友から「投げるなら人がいないところに投げなさい」と衝撃の言葉が飛び出します。私は、人がいなくても石を投げることはよくないと考えていたので、正直ママ友の言葉にモヤッとしました。しかしママ友は「人に当たらなかったら投げてもいい」という考えのようです。それまでママ友の子育て方針に疑問を持ったことはありませんでしたが、今回初めて私の子育て方針とは違うと気づきます。 私はその日の出来事を仕事から帰宅した夫に相談。夫も石を投げるのはよくないという認識でした。夫と話し合った結果、しばらくの間ママ友や子どもたちとは遊ばないことに。その後ママ友から何回か遊びの誘いがありましたが、理由をつけて断っていると自然と距離ができました。今では偶然会ったときに少し話す程度の関係です。子育ての方針は家庭それぞれ違うため正解、不正解はありません。しかし、石を投げるというような危ない行動に関しては、「私は人がいないところでも投げちゃいけないと思う」と、私の考え方をあのときママ友に伝えられればよかったなと思いました。 作画/Pappayappa著者:森田さやか
2023年12月22日夫は仕事の飲み会や接待が多く、家にいる時間が少ない人。子どもが生まれ、ほぼワンオペ状態の私は、想像以上に毎日が大変で追い込まれていました。にもかかわらず、夫は夫婦2人で暮らしていたころと変わらず家事をしないまま。ある日、私は夫に対して我慢の限界を迎え……? 「ゴミだらけって…」帰宅したわが家に絶句 産後1カ月ほど、実家に里帰りをしていた私。両親はとても協力的に私を支えてくれ、快適な生活を送っていました。しかし、里帰り期間を終えていざ自分の家に帰ると、信じられないくらい部屋が荒れていたのです。私は「片付けてよ! 赤ちゃんがいるんだよ!?」と夫に対して怒りました。その日は、とりあえず私がすぐに片付けてしまい、幸先不安な家族3人の新生活がスタートです。 赤ちゃんのいる生活は想像より大変で、家事も満足にできません。ある日、子どもを寝かしつけて寝室から出たとき、リビングの汚さを見てため息が出ました。その後、洗面所に行き鏡を見ると、そこには肌も髪もボロボロで目の下には濃いクマが刻まれ、疲れ切った自分の姿が……。私は思わず、むなしい気持ちに。そんな自分の姿を見て涙が止まらなくなりました。そして悲しくなると同時に、気楽に飲み会へ行く夫に対する怒りが沸々とこみ上げます。 次の日、休日でまだ寝ている夫を起こした私は、今まで溜めていたつらい気持ちを思いっきり吐き出しました。夫はびっくりして「ごめん」と謝ってきましたが、それ以上は何も言ってこなかったため、私はあまり期待をしないことに。 しかし、その日を境に夫は、家事や育児をしてくれたり、飲み会を減らしたりなど協力的になりました。もっと早く行動してくれていれば……と不満もありますが、おかげで私は以前よりも穏やかな気持ちで過ごせています。勇気を出して気持ちをぶつけて本当によかったです。今では、お互いの気持ちを話し合うことが、夫婦円満の秘訣だと感じています。 作画/Pappayappa著者:吉田奈々
2023年12月21日私は3人の子どもと夫の5人家族です。マンションに引っ越すと真下には同じく3人の子どもを持つ同世代の家族が住んでいました。雰囲気の良いママだったこともあり、良好な近所付き合いが続いていたと思っていたのですが……。4年経ったある日、突然真下に住むママから苦情が来たのです。 「4年間不満だったの?」ママ友の苦情とは 当時私は、3歳、5歳、7歳の子どもを育てていました。住んでいたアパートが狭くなったので、子育て世帯が多く住んでいる大きめのマンションへ引っ越すことに。真下に住んでいたのは、わが家と同世代の子どもが3人いるAママ一家でした。人当たりの良いママだったので私も気を許し、お互いに子育ての悩みも話すような仲に。 4年の月日が経ち、わが家に第4子が誕生したころ、突然Aママの夫がわが家を訪ねてきて、「子どもの足音がうるさいです」と言ってきました。私はショックを受けつつも、なるべく物音を立てないよう気を付けて生活するように。しかしその後も朝、昼、夕方、夜とどの時間帯にもAママから苦情のメッセージが来ました。気まずくなった私は、Aママと顔を合わせないよう距離を置くことを決めます。 しばらくして、Aママの真下に住むBママと話す機会があり、「Aママから足音のことを聞いたよ~」と言われたのです。そこでわかったのですが、足音の問題を知ったBママは「うちにもAママの子どもの足音聞こえてるよ!」と、Aママに直接言ったそう。するとAママは驚いた様子で「うちの足音も聞こえてるの?」とひと言。そこでBママは「子どもがいたらうるさいのは当たり前じゃない? 同じ子育て世帯だからこそ、お互い様だよね!」と話してくれたのです。 わが子の足音も下の階へ聞こえていると知ったAママは、それ以降私に苦情を言わなくなりました。Aママはマンション内で会っても気まずそうに逃げていくので、前のような関係には戻っていません。しかし、これからも周囲に気を配って生活する必要があると感じています。 作画/mosu著者:茂木あずさ
2023年12月20日夫は仕事が忙しく、生後6カ月の娘を育てる私は常にワンオペ状態。慣れない育児に奮闘中の私に、ある日夫から突然の転職宣言が! 転職先の企業は県外になる可能性が高く、ママ友ができたばかりの私は、引っ越しに少し不安を感じるように。そんな私の不安をよそに、相談なくどんどん行動する夫にストレスが溜まり、ついにケンカが勃発。そんな窮地を救った友人の言葉とは……? 夫の転職にイラッ!そんな私に友人がかけた言葉とは? 夫が勤める会社は、いわゆるブラック企業。そのため私は、娘が生まれてからも平日はほぼワンオペ状態。ある日、帰宅した夫から突然、転職宣言をされました。理由を聞くと、娘の育児にもっと関わりたいからとのこと。夫は相談もなく県外への転職活動を進めていたのです。転職を決意してくれた理由はうれしかったのですが、やっと最近ママ友ができたばかりだったのと、生後6カ月の娘を連れて県外へ引っ越すことに私は不安を感じていました。 その後、夫は今住んでいる場所から遠く離れた県外に転職先を決めることに。私に相談もなく転職先を決めた夫に不満をぶつけ、ついにケンカが勃発。それから3日間の冷戦状態が続きました。このままどうしようかと悩んでいた矢先、友だちのA子さんと会う予定ができます。 A子さんに夫の転職を相談すると、かつてA子さんも夫婦ゲンカをしたことがあるとのこと。しかし最終的には「これからも一緒にいたい」という気持ちがあったから許すことができたそうです。また、「家族のためを思っての行動だから少し歩み寄ってあげたら?」と言われ、その言葉は私の胸にストンと落ちていきました。その夜、夫と話し合い無事に仲直りすることに。 半年後、私たちは引っ越しました。あのときA子さんに言われたことは今でも心に残っています。ケンカになったのは、話し合いがきちんとできていなかったから。これからは、小さなことでも事前に相談していこうと思った体験でした。 作画/Pappayappa著者:ささきありさ
2023年12月19日小学1年生の息子が送迎付きのスイミングスクールに通い始めました。初日だったので、その日は早めにバス停へ行き、息子の帰りを待つことに。しかし到着時刻を過ぎても一向に息子を乗せたバスが来ないのです。バスがいつ到着するかわからないまま、自宅に忘れたスマホをダッシュで取りに帰るとそこには……? スマホを忘れてお迎えに…予想をしていなかった出来事に スイミングスクール初日ということもあり、私はバスの到着時刻よりも5分早くお迎えへ行きました。そのスイミングスクールでは、アプリを登録するとバスの運行状況を確認できるのですが、あろうことか私はスマホを家に忘れてしまったのです。 到着予定時刻は午後6時ですが、なかなかバスは到着しません。近くにあるコンビニの時計を見るとすでに午後6時を過ぎており、バスがいつ到着するかわからないのでスマホを取りに帰れませんでした。午後6時15分を過ぎたころ、「さすがにおかしい」と思い、急いでスマホを取りに帰ることに。家に帰ってスマホを見ると、スクールから大量の着信が! 電話をかけ直してみると、バスの運転手さんと行き違いがあり、息子をバス停に降ろし忘れたとのこと。スタッフから「今、バス停に急いで向かってます!」との連絡がありました。午後6時半を過ぎたころ、ようやくバスが到着。バスを降りた息子は「もう家に帰れないかと思った~」と半泣き状態です。バスの運転手さんからは何度も謝罪の言葉をいただきました。 家に帰る途中、「怖かったー!」と泣き出す息子。バスが停留所を通り過ぎたとき、息子は運転手さんに言おうか迷ったそうですが、結局言えなかったそうです。不安な経験をしたので息子は「もう行かない」と言いだすと思いましたが、「次もバスに乗ってみる」とのこと。初めての習い事は少し苦い思い出になりましたが、いろいろな経験を通じて、子どもも成長していくんだなと実感した出来事です。 作画/yacco著者:若葉みゆき
2023年12月18日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが4歳の時のエピソードです♪なんでも自分でやりたがる4歳長女。かと思えば「着替えさせてー」「抱っこー」「食べさせてー」とか言う……。時と場合を選んでくれない「じーぶーんーでーやーるー」!髪の毛を自分でくくると言い出したのはここ1カ月くらい。だいぶと上手くなってはきましたが、まだまだ実験が失敗して爆発したような仕上がり…。なんにもない時はもうそのまんまで登園させてます(笑)押し問答で朝の時間がバタバタするのもしんどいし、“まいっか、死にゃーせん”精神で、そのまんま。でーすーがー!集合写真を撮るとなったら別の話。思い出に残るし、かわいく残しておきたい!なので「今日だけはママにくくらせて!」とお願いしました。まぁ、答えはNOなんですが(笑)バトル開催しました(笑)なんとか、ごまかしごまかしでくくらせてくれました…。つーかーれーまーしーたー(汗)※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2023年12月18日三姉妹を育てるアラフォーママの花さん。ママになってから一度、看護師復帰するも人間関係に悩んで退職。しかし、夫が転職しそうな予感……。そして、これから三姉妹にかかるお金のことを考えると、家計を支えるためにも再度復帰しようと決意します。復帰後、子どもの体調不良などで思うように働けないこともありましたが、雇用の契約期間が終わるころには、自信を持って働けるまでに成長! そんな頑張りが部長にも評価され、契約期間が終わっても直接雇用で働かないかと打診されます。勤務の希望条件も通り、花さんは引き続き現在の病院で働き続けることが決まったのでした。部長との面談で勤務条件のほかに、配属先についても希望を聞かれた花さん。「いろいろ経験積んでみたら?」と部長が提案してくれて……。 最終的に決まった配属先は…!? ※「らくだクリニック」については、『看護師ママの復職日記 第1話』を参照 部長との面談を終えてホッとした花さんですが、配属が決まる前にとある噂を耳にします。 それは、退職者が多いという話でした。そして、退職者のほとんどが病棟ナースとのこと。人材不足によって「もしかしたら病棟でバリバリ勤務になるかも……?」と不安を感じる花さん。 ドキドキが止まらない中、部長に告げられた配属先は「外来」。予想外の展開に、驚きを隠せない花さんなのでした。これから外来の看護師として働く花さん。就職してから職場に馴染もう、早く仕事を覚えようと自ら考えて工夫してきた花さんなら、外来でもきっと活躍できるはず。 「看護師ママの復職日記」は今回で最終回。ワンオペの花さんの就活は制限が多く、条件に合う働き先がないなど気分が落ち込むこともありました。ですが、希望条件を変えることなく粘ったことで、今の職場と出会って頼られるまでに。 ママの就活は大変なこともありますが、自分らしさを忘れず、力を発揮できる会社と巡り会えるといいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター 秋やま花
2023年12月17日亭主関白で封建的な雰囲気が強い義父。そんな義父のある口ぐせが、気になっていました。言っている本人は悪気がないようですが、言われたほうは自己肯定感が下がりモヤモヤします。自分にとっても子どもの教育上も良くないと思いつつ、言い返すことができませんでした。そんなある日、3歳の息子の驚くべき光景を目にしたのです……。 自己肯定感が下がる義父の口ぐせ 義父の口ぐせは「つまらん」(つまらん=だめだ)です。悪気なく使っているようですが、いつも言われる私はとても嫌な気持ちになります。しかし常に強い口調の義父が怖く、言い返せずにいました。夫にもその旨を伝えますが、「気にするなよ」とあまり相手にされません。 息子が3歳を過ぎたころ、義父が息子にも「つまらん」と言っているのを聞いたのですが、私は言い返せず情けなくなりました。ある日、タオル掛けから落ちたタオルを息子が掛けようとしたところ、手が届かず「できない~。お母さん、掛けて」と言ってきた途端、また「つまらん」を連発してきた義父。何度もネチネチ言ってくるので、義父に言い返そうとしたところ、息子が自ら「つまらんって言われたら嫌な気持ちになるよ」とはっきり言いました。そして、息子は悔しかったのかいすを運んできてタオルを自分で掛けたのです。 その後、義父の「つまらん」が完全になくなることはありませんでしたが、以前に比べてしつこく言い続けることは減りました。この一件で、息子が嫌な気持ちだったのに、守ってやれず申し訳なかった気持ちとともに、されて嫌なことははっきりと伝えなければ分からないことを改めて実感。私も改めるべきことがあれば、きちんと行動で示そうと気づかされた出来事です。 作画/yacco著者:樫原有香
2023年12月17日わが家は小学3年生の娘がいる3人家族。公園遊びのとき「水筒を持参する」「お金とゲーム機は持っていかない」などルールを決めています。娘がクラスメートと公園に行ったある日の夜、突然娘が「ごめんなさい!」と大号泣したのです。その理由を聞いてみると……? 「いきなりどうしたの?」娘の涙のワケ わが家には小学3年生の娘がいるのですが、公園で遊ぶときにいくつかルール決めをしていました。その1つが、「お金を持っていかないこと」。娘は素直にルールを守り、クラスメートとの公園遊びを楽しんでいました。 ある日の夜、いつものように公園遊びを終えた娘が突然「お父さん、お母さんごめんなさい。私、嘘ついちゃった」と泣き出したのです。聞けば、学校でお友だちと「スポーツセンターへ行って有料の卓球をしよう」という話になったため、娘は黙ってお小遣いを持って遊びに出たとのこと。 「最初に話してくれたらよかったのに」という私に、娘は「お金持っていっちゃダメって約束だから、怒られると思ったの!」と言います。約束を真摯に守ろうとする娘の姿を見て、私たちは家族で話し合い、「お金が必要なときは、何にいくら必要か親にちゃんと伝えること」をルールに追加しました。 「ルールだから」と子どもの意見を聞くことなく、頭ごなしに「NO」といってしまうと、子どもは隠し事をするかもしれません。そして、そのことに自己嫌悪し、子ども自身が傷つくことを学び、反省した私。以降、家族で話し合いながらルールを作り、例外があるときは理由を聞いた上で、全員が納得すれば認めることにしています。 作画/Pappayappa著者:更和たい子
2023年12月16日わが家の4歳の娘はお絵かきが大好きです。この日も、いつものように楽しそうにお絵かきを始める娘。しかし、描かれた絵には黒いクレヨンで描かれた人影のようなものが。さらに娘は思いもよらぬ発言をするのです……。 黒い謎の絵!その正体とは!? 4歳の娘は絵を描くことが大好き。カラフルなお花やちょうちょなど、どんな絵も画用紙いっぱいにダイナミックに描きます。 この日も保育園から帰宅すると、すぐに絵を描き始める娘。私は娘の向かい側に座り洗濯物を畳んでいました。しばらくして、娘が完成した絵を見せてくれたのですが、いつものカラフルでダイナミックな絵とは雰囲気が異なり、黒枠の大きな四角形とその上に黒く塗りつぶされた縦長の楕円形の物体が描かれているだけでした。私にはその絵が、誰かの人影に見え、一瞬で言葉を失います。 娘には「私に見えない何かが見えているの……?」と背筋が凍る思いでしたが、恐る恐る何を描いたのか聞いてみました。すると娘は「んーとね、ママのうしろ!」と答えるのです。娘には見てはならないものが私の背後に見えているのだと確信。私の心情とは裏腹に娘はニコニコしています。 ただ、気づいたことはどんどん口にするタイプの娘が、幽霊が見える状況でこんなに平然としているはずがありません。ますますその絵に謎めいたものを感じ、「ママのうしろってどういうこと?」と聞いてみました。すると娘は、「ちーがーう! おーしーろ!」と言い直します。 うしろではなく、お城を描いていたのです。娘の発音がまだ完ぺきでないことをすっかり忘れていました。娘の発想力に驚かされたと同時に、娘の絵がいつもと違うからといって、自分の一方的な思い込みに惑わされてしまったらいけないな……と反省した出来事でした。 作画/ひのっしー著者:佐々木りか
2023年12月15日ママ・Aやん、パパ・Pやん、令和元年生まれの愛娘・コチコーちゃんのハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 妊娠糖尿病の一歩手前と診断されたAやんさん。臨月にして糖を抑えた食事療法がスタートしました。気になる、その結果は……?HugMug読者のみなさまこんにちは!現在ふたり目妊娠中のAやんです。ついに臨月に入り、現在は正期産という時期に突入しました。そんななか血糖値が高めと診断され、糖を抑えた食生活を送る羽目に。(前回コラムをチェック!)そもそも糖を抑えるとは????とりあえず白米はいつも通りの量は食べられません。パンもいつも通りの量を食べているとあっという間に糖質オーバーしてしまいます。ジュースやポテチ、アイスなんてもってのほか!!!!といった調子で、普段食べることが大好きな私には結構キツかったです。しかし血糖値をコントロールしながらの食生活をしたおかげで自称「血糖値のプロ」となりました。妊娠糖尿病のリスクからは一旦免れることができ、同時に体重もコントロールすることに成功!!あとは穏やかに過ごして産むだけだ〜!!やった〜!!!!と思っていたら。次は風邪を引いてしまい、おまけになぜか左手の人差し指を突き指。ほんとになぜなのか。トラブルだらけですが、気合い入れて産んだる!!と意気込む作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。娘コチコー(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2023年12月15日もうすぐ2歳になる息子はひとりっ子で、保育園でも弟分。他人にかわいがられることや、弟扱いされることが大好きです。家族や親戚に自分より年下の子どもがいないこともあり、今まで赤ちゃんに接する機会がありませんでした。しかし、図らずも初めて年下の0歳児と遊ぶことに! 弟役しかしてこなかった息子は、ちゃんとお兄ちゃんができるのか? 末っ子気質の息子が年下と初対面! わが家の2歳になる息子は、同じ年齢の子から「赤ちゃんだ!」と指をさされるほどのベビーフェイス。保育園では同じ学年の子どもや上の学年の子どもから、弟分としてかわいがられており、息子自身もまんざらでもない様子です。 ある日、息子を連れてキッズスペースのある整体院へ行きました。息子はそのキッズスペースでも自分より年齢が上の子どもとしか遊んだことがありません。それまで存分に弟分を満喫していましたが、この日は初めて、自分よりも幼い0歳児と対面しました。 笑顔で近寄ってきた赤ちゃんを見て固まる息子の姿に、攻撃しないか心配していたそのときでした。息子はおもむろに、おもちゃ箱から大好きな消防車のミニカーを手につかむと、赤ちゃんへと差し出したのです。その後も、私の心配とは裏腹に、息子は赤ちゃんが興味を示したおもちゃはすべて譲り、さらにはぐずり出す赤ちゃんに、あの手この手で構ってあげたのでした。 赤ちゃんのママには「ありがとうね、お兄ちゃん」と褒められ、ちょっとだけうれしそうな息子。弟分として過ごしながら、年上の友だちからやさしさを学び取っていたんだなと、感心しました。これからも、構ってくれるお兄ちゃんたちからいろいろな刺激を受けてほしいです。 作画/yacco著者:木村メイ
2023年12月14日フランス人のパートナー、ガイックさんとベベダモくん(フランス語で「愛する赤ちゃん」)とパリで暮らすヒロコさん。子育て観や文化の違い、家族の日常生活を綴ったマンガが大人気! 第21回は、ベベダモくんをパパに任せて外出中、送られてくる写真についてのエピソード。貴重なひとり時間なのに、どうしてもいろいろと気になっちゃう……! ママなら誰もが共感するはず!土日はガイックにべべダモを預けてひとりで外出することがあります。平日ひとりでべべダモの育児をがんばっているので、1週間に一回のこの自由な時間が嬉しくてたまりません。それでも気になってLINEをチェックしてしまうし、「今何してる?」と聞いてしまいます。ガイックから送られてくる写真や動画はふたりとも可愛くて癒されますが、散らかったヨーグルト、泥のついた服、土足で家の中を歩き回るべべダモを見ていると、心配でいろいろと言いたくなってしまいます。ワンオペをがんばってくれている時に外野からいろいろ言われるのは嫌だと思うので黙ってますが、せっかくのひとり時間も余計に疲れてしまうような……。スマホは見ないのがいちばんかもしれません。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2023年12月14日結婚7年目で離婚を決断した、29歳のまるたおかめさん。ひとまず、小学校1年生の息子・おまめくんと1歳半の娘・こまめちゃんとともに家を出ることを考えます。引っ越しに際し、潤沢とはいえない予算で物件を探していたおかめさん。やっとの思いで条件に合う物件を見つけ、不動産屋に問い合わせます。すると、早く契約を取りたいのか、峰田と名乗る担当者から前のめりなメッセージが何通も届きました。しかし、「子どもが2人いてシングルマザーになる予定」とメッセージを送ると、パタリと連絡が途絶えたのです。「シンママだから嫌がられたってこと……?」とショックを受けますが、離婚をして子どもと3人で生活すると決心していたおかめさんは、諦めずに峰田さんにメッセージを送っていました。 その後、なんとか内見の約束を取り付けるも、峰田さんからのメッセージは、簡素で丁寧とは言い難いもの。そこで、不動産屋の口コミを確認してみると、峰田さんに対する不満の声や「シングルマザーだと伝えると、内見すらさせてもらえなかった」などの書き込みがあったのです。 口コミを見て諦めがついたおかめさん。仲介料の安さに魅力に感じていた不動産屋だっため、峰田さんとの内見をキャンセルし、同じ会社の違う店舗に問い合わせをすることにしましたが……。 崖っぷち家探しに希望の光…!? 峰田さんの不誠実な対応を経験し、不動産屋への問い合わせをちゅうちょしてしまうおかめさん。 「またシンママお断りだったらどうするよ~」「いや、でも隠して探すことはできないし、シンママであることに悩んでいても仕方ないのよっ!」 もし、ダメでもまた探せばいいと前向きに考え、違う店舗に内見希望のメッセージを送りました。 次の日、家事の合間にスマホを確認すると、問い合わせ先の不動産屋からメッセージが届きていることに気づきます。 「どうしよ……悪い方向にばかり考えちゃうな……。峰田のせいだわっ……絶対許さねぇ……」 恐る恐るメッセージを確認するおかめさん。するとそこには、峰田さんの対応とはまるで違う丁寧なメッセージが書かれていました。 追加で物件を提案してくれること、来店時に子どもも歓迎であること。思いもよらなかったメッセージの内容に、思わず「……まじか……」と言葉がもれます。 おかめさんの不安を打ち消し、家探しが動き出したのでした。 シンママであることを理由に冷遇されてしまったおかめさんですが、安心できる不動産屋に巡り合うことができて、本当によかったですね。 嫌な思いをしながらも、「子どもと3人で新生活を始めるため!」と、前向きに家探しを進めたおかめさん。無事、家を決めることができたのでしょうか……? おかめさんがお子さんとともに、楽しく生活していることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター まるたおかめ
2023年12月13日小学3年生の息子は、宿題が大の苦手。宿題をなかなかやろうとしない息子に対して、私は毎日イライラしています。ある日、いつものように「宿題は?」と聞くと息子は私に向かって「うるさいなー!」と反発しました。そこへ、たまたま帰宅した夫のひと言が息子の胸にささり……。 宿題嫌いの息子…どうすればいい? 小学3年生の息子は宿題が大の苦手。下校すると宿題をせずにお友だちと遊びに行ってしまいます。帰宅後も宿題をせず、次の日、授業前に慌てておこなう……なんてこともありました。 ある日、いつものように遊びに行こうとする息子に「宿題は?」と聞くと「帰ってからする!」とのこと。その後、18時前に帰宅した息子は宿題をするどころかソファに寝転びテレビを見始めました。私が「ねえ、宿題は?」と聞くと、「うるさいなー! 今からするとこ!」と反抗的な態度をとるのです。カチンときた私は、「うるさいじゃないでしょ! いつもさっさとしないから、何回も同じこと言われるんでしょ!」と叱責。そうすると、文句を言いながらでしたが、ようやく息子は宿題に取りかかりました。 すると夫が帰宅します。「お! ちゃんと宿題して偉い!」と息子を褒める夫に、イライラしていた私は「何回も言って仕方なく始めたんだよ!」と嫌みっぽく言いました。すると夫は「ママは勉強をきちんとするタイプだったのかもしれないけど、この子は苦手だから仕方ないよ」と言います。そして息子にも「ママは息子くんのためを思って言っているんだよ。宿題は学校の決まりだからね。毎日ちゃんとできると偉いぞ!」と伝えたのです。 夫の言葉を聞いた私は、きつく叱ったことを反省しました。息子に伝え方がきつかったことを謝り、以降「宿題をしなさい」と言うのをやめることに。すると不思議なことに、息子は自ら宿題をするようになったのです。今思えば、したくないことを何回も「しなさい!」と言われると誰でもやる気が削がれると思います。あまり干渉しすぎずに、息子のペースに合わせてあげるのが最善だったと学んだ出来事でした。 作画/Pappayappa著者:杉本加奈
2023年12月13日結婚7年目で離婚を決断した、29歳のまるたおかめさん。ひとまず、小学校1年生の息子・おまめくんと1歳半の娘・こまめちゃんとともに家を出ることを考えます。引っ越しに際し、潤沢とはいえない予算で物件を探していたおかめさん。やっとの思いで条件に合う物件を見つけ、不動産屋に問い合わせます。すると、早く契約を取りたいのか、峰田と名乗る担当者から前のめりなメッセージが何通も届きました。しかし、「子どもが2人いてシングルマザーになる予定」とメッセージを送ると、パタリと連絡が途絶えたのです。「シンママだから嫌がられたってこと……?」とショックを受けるおかめさん。しかし、「ここで諦めたら、子どもと3人で住めなくなる」と自身を奮い立たせ、再度、内見をお願いするメッセージを送りました。 その後、内見の約束を取り付けましたが、2日前になっても当日の時間などの案内が届きません。諦めきれないおかめさんは、もう一度、峰田さんに連絡することに。 すると峰田さんから返信が届いたものの、時間の案内がないうえに、簡素な内容で丁寧な連絡とは言い難いものでした。堪忍袋の緒が切れたおかめさんは、ついにキレてしまい……。 不誠実な不動産屋に怒り心頭! 「シンママだって伝えてからまともに連絡を返してもらえず、ずっと我慢してたけど……もう、ええわぁっ」 担当を変えてもらおうと考えたおかめさんですが、峰田さんの不誠実な対応は、お店の方針である可能性が頭をよぎります。 そこで、不動産屋の口コミを確認してみることに。そこには、峰田さんに対する不満の声や「シングルマザーだと伝えると、内見すらさせてもらえなかった」「小さな子どもがいると、まともに対応してもらえない」などの書き込みがあったのです。 「やっぱ店変えよっ……」 仲介料の安さに魅力に感じていた不動産屋だっため、同じ会社の違う店舗に問い合わせをすることに。 店舗を変えることで、気になっていた物件の内見ができなくなる可能性もありましたが、おかめさんは口コミを見たことで吹っ切れた様子。 峰田さんに内見をキャンセルする旨を伝えるメッセージを送りました。 「『ふざけんなっ』とか、キレられたらどうしよう……」 しかし、そんな心配も虚しく、メッセージは無視され、返事がくることはありませんでした。 あまりにもひどい不動産屋の対応に、言葉を失ってしまいますね。「シングルマザーだから」「小さい子どもがいるから」と、そんな理由でまともに対応する気のない方がいるのであれば、本当に悲しいことです。反対に、子連れを気遣ってくれたり、やさしく対応してくれたりする方がいることも事実。とてもありがたいですよね。 もちろん、子育て世帯の多くは、特別な対応や優遇を求めてるわけではなく、子どもや、ひとり親を理由に冷遇されないことを望んでいるだけではないでしょうか。シングルマザーや子連れを理由に、不誠実な対応をされる方がいなくなることを切に願います。 著者:マンガ家・イラストレーター まるたおかめ
2023年12月12日息子が年少のころ、習い事に通わせたいと家族で話題に。運動系の習い事をさせたい夫と、学習系の習い事をさせたい義母の言い合いが続く中、息子が放ったひと言とは……? 「意見は曲げないから!」息子を巡る夫と義母の戦い 息子が年少のころ、そろそろ何か習い事をさせようという話に。夫はなんとしてでも運動系の習い事をさせたい様子。そのことを義母に電話で相談すると、「学習系の習い事のほうが絶対いいわ!」とキッパリ。その日の夜、夫に義母の意見を伝えると「運動系がいいに決まってる!」と不満気です。 そんなある日、いつものように自宅にやってきた義母。夫と顔を合わせるなり、習い事の話題へ。「体力がつくし運動系の習い事がいいよ」と夫が言うと、「学習系のほうが、将来役立つでしょ!」と義母。さらに義母と夫は「嫁ちゃんはどう思うの?」と私に詰め寄ってきました。いきなりバトンを渡された私は動揺。返答に困る私をよそに、義母と夫の言い合いは1時間ほど続きます。 嫌気がさした私は、息子に「なにかしたいことはないの?」と聞きました。義母と夫が注目する中、「別にない!」と息子はあっけらかんと答えます。その返答に私も夫も義母も拍子抜け。「特にしたいこともないのに無理にさせなくてもいいんじゃない?」と私が言うと、2人とも納得してくれたのです。 その後、小学生になった息子は「スイミングがしたい!」と自分から言いだし、今では週に2回楽しそうに通っています。息子が興味を持ったタイミングで習い事に通わせることができてよかったと思います。 作画/ひのっしー著者:杉本加奈
2023年12月12日結婚7年目で離婚を決断した、29歳のまるたおかめさん。ひとまず、小学校1年生の息子・おまめくんと1歳半の娘・こまめちゃんとともに家を出ることを考えます。さっそく、子どもたちと3人で暮らす物件を賃貸サイトで探し始めたおかめさん。家賃の予算や間取りを決め、賃貸サイトを見ていると、条件に合う物件を見つけます。こまめちゃんの保育園の入園準備で慌ただしい日々を過ごしていたおかめさんは、「保育園の申し込みを終える2週間後に内見に行こう」と決めていました。しかし、しばらくすると目星をつけていた物件には、他で申し込みが入ってしまったのです。潤沢とはいえない予算に合う貴重な物件だったため、くじけそうになるおかめさんですが、「早く離婚したいんだ!」という気持ちから前向きに物件探しを再開。 そして、やっとの思いでもう一度条件に合う物件を見つけます。不動産屋に問い合わせると、早く契約を取りたいのか、峰田と名乗る担当者から前のめりなメッセージが何通も届きました。 しかし、「子どもが2人いてシングルマザーになる予定」とメッセージを送ると、パタリと連絡が途絶えたのです。「シンママだから嫌がられたってこと……?」とショックを受けたおかめさんは……。 不動産屋の対応に思わず…!? 「いやっ、だめだっ。ここで諦めたら3人で住めなくなる」 強い決意で物件探しをしているおかめさん。内見の日程について、峰田さんに再度メッセージを送ることにしました。 すると翌日、峰田さんから返信が届きます。内見の日程を調整する内容に、安心するあまりへたり込むおかめさん。 「若干不安はあるけど……でも引っ越すためだし、仕方ない……!」 峰田さんへすぐに返信したおかめさんですが、また連絡が途絶えてしまいます。内見の2日前になっても、当日の時間や申し込みになった場合の持ち物などについて、案内が届かないのです。 「何ひとつきてないけど?」 「熱意が伝わっていないのかも」と考えたおかめさんは、「内見後に申し込みできるなら、必要なものを教えてほしい」とメールを送ることに。 その日のうちに峰田さんから返信がありますが、時間の案内がないうえに、簡素な内容で丁寧な連絡とは言い難いもの。 「なんだこれ……ちょっと無理かも!」 堪忍袋の緒が切れたおかめさんは、ついにキレてしまうのでした。 不動産屋さんからの失礼な対応にも、「引っ越すため」と我慢していたおかめさん。しかし、あまりにもひどい対応に怒り心頭に発してしまいました。当たり前ですよね……。 シンママに限らず、お店などで失礼な対応をされた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。そんなとき、直接本人に意見したり、他の店員に伝えたり、対応はいくつかありますが、皆さんはどうしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター まるたおかめ
2023年12月11日保育園に小さいころから通う娘が、突如起きた環境の変化で保育園に行きたくない……とグズってしまうようになりました。その娘がルンルンで保育園に行くようになった理由とは一体!? 登園を渋る娘。なにか良いアイディアは…? 毎日、姉妹ともにごきげんで保育園へ通っていたのですが、あるとき県外へ引っ越しすることに。次女が3歳になったころ、新しい保育園が決定。しかし、次女は人見知りする性格で、教室に着いても私からなかなか離れず、頭を抱える日々が続きました。 ある日、長女のヘアアレンジをしていると、横にいた次女から「お姉ちゃんみたいにかわいく結んで♪」と言われたので初めて次女のヘアアレンジに挑戦。するとその日、次女は目を輝かせて保育園に行ったのです。そればかりか、アレンジしたヘアスタイルのおかげで先生やお友だちと話すきっかけができ、自分からも積極的に話しかけられるように。引っ越し直後の次女は、おしゃべりができる人がいなくて不安だったのかもしれません。 それ以来、次女の登園渋りはうそのようになくなりました。これからは今回の登園渋りのようになにか異変があったときは、環境の変化がなかったか考え、行きたくない理由をまずは探ってみようと思います。子どもに寄り添い、一緒に問題解決していくことが大切だと痛感した出来事でした。 作画/ヒロミンミン著者:つちやさとみ
2023年12月11日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は次女ちゃんが1歳5カ月の時のエピソードです♪1歳5カ月の次女は、まだまだかわいい3頭身♡に、加え全力でイヤイヤを表現してきます!その様はほんと、でんでん太鼓のよう。勢いつきすぎて、吹っ飛ぶことも多々あります。ぶつかっても泣きません!強いなー次女って(笑)こんな愛らしい姿を見られるのも今しかないんだなぁと、目に焼き付けてます♪※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2023年12月11日私はインスタグラムやフェイスブックといったSNSをよく利用しています。友人たちと子どもの写真を見せ合うなどSNSを楽しんでいた私ですが、ある日を境にSNSに子どもの写真をあげるのはやめることにしました。恐怖を感じたその出来事についてお話しします。 SNSにわが子の写真を載せまくる子どもが生まれてからというもの、わが子のかわいさを記録として、そしてわが子をちょっと自慢したくてSNSに写真をアップするのは、私の日常生活の一部。友人からのコメントやいいねもうれしく、また友人たちの子どもの成長を見るのも興味深く、SNSを楽しんでいました。 私のSNSのフォロワーは数が少なく、リアルでも知っている人としかつながっていなかったため、子どもの顔を隠したりとか、背景をぼかしたりといったことは特に気をつけていませんでした。 「モデルの仕事をしているの?」と聞かれ……娘が2歳をすぎたころ、友人から「娘さんはモデルの仕事をしているの?」と聞かれました。突然の質問に混乱しつつ「そんなことないよ」と答えた私。友人になぜそんな質問をしたのか聞いてみると、私の娘の写真が載っているある商品の広告で見たというのです。 慌てて教えてもらったサイトに行くと……なんと娘の写真が勝手に使われていたのです。娘の写真が載っていたのは、子ども向けのおもちゃの販売をおこなっているサイト。写真のなかで娘が遊んでいたおもちゃがそのサイトで販売されており、そのおもちゃのイメージ画像として使われていました。 運営者に削除依頼すぐにそのサイトにメールを送り、写真を削除するように依頼。幸いなことに、そのサイト運営者はすぐに私の娘が載っている写真を削除してくれました。 その後インターネットで「子ども 写真 無断使用」で検索したところ、私と同じように無断使用されているケースはたくさんあるようです。不幸中の幸い、私の娘の写真を無断使用したサイトは写真をすぐ削除してくれましたが、まったく対応してくれないところも多いと読みました。 インターネットに写真を載せる怖さSNSの写真をもとにストーカー行為や誘拐につながったという話も時々聞きます。今回のことは、私にインターネット上に写真を載せる怖さを教えてくれました。私のフォロワーは現実でも顔見知りなので大丈夫だろう、フォロワーも少ないし大丈夫だろう……とそんなふうに過信をしていたのだと反省しています。 インターネットに写真を載せる=その写真はどこか自分の知らない誰かの目にふれる可能性があるということを改めて学びました。それ以来子どもの写真をSNSに載せなくなりました。SNSは楽しいツールですが、写真を載せるときは特に慎重にしようと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2023年12月11日