よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。こもちちゃんのけがから1週間後、よういちさんは家の中の安全対策をしました。そして、こもちちゃんのけがはすっかり回復し、傷跡もほとんど目立たなくなったのです。1歳前後の赤ちゃんの回復力に感服しつつ、ほっと胸を撫でおろしたよういちさん夫婦。そこへ突然、義母が訪ねてきて……? これからも守りたい…!「ほんまに大丈夫!?」と、義母はこもちのけがを心配してくれました。続けて、義母は僕と妻に言いたいことがあるようで……? 「ふたりはゆっくり休んで」という義母の言葉に困惑するよういちさん。義母は、自分も同じような経験をしたことがあり、親ならみんな通る道だからと言います。 そして、こもちちゃんの無事を心から喜び、こもちちゃんをギュッ抱きしめてくれました。その姿に涙するよういちさんと妻。 「こもちは強運」だと言う義母の言葉に驚くよういちさんですが、あと少しずれていたら目をけがしていたかもしれないと義母は言います。その言葉で、よういちさんは今回のけがの怖さを深く実感し、今後もよりこもちちゃんを守らなければと強く決心したのでした。 こもちちゃんのけがが、目ではなくおでこの軽傷で済んだのは不幸中の幸いだったのかもしれませんね。けがをさせてしまった親は子どもに対する罪悪感でいっぱいになってしまいますが、第三者からの意見を聞くことで気づけることも多いでしょう。今後もよういちさん一家の生活が幸せであふれることを心から願います。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月31日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。よういちさんは妻とこもちちゃんと共に、急いで病院に向かいました。病院で診察してもらった結果、おでこの傷は血が止まっているので縫う必要はないそう。しかし、傷跡は残る可能性があるとのこと……。落ち込むよういちさん夫妻でしたが、笑顔のこもちちゃんを抱きしめ、前を向くことにしました。 今後は息子を危険にさらさない…!こもちがソファから落ちてから1週間後。僕は家の中で安全対策に努めていました。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。転落防止のため、すべての月齢において、短時間でもソファーなどには寝かせないようにしてください。 今回の事故を教訓に、家の中の危険に対して安全対策をしたよういちさん。こもちちゃんがソファに登ったときにはすぐに駆け付けて、目を離さないようにしました。 けがをしてから1週間。こもちちゃんのおでこの傷跡はほとんど目立たなくなりました。赤ちゃんの回復力に驚き安堵したよういちさん夫婦。 そんなとき、玄関のチャイムが鳴りました。そこには、義母が。義母はこもちちゃんのけがのことを聞いて心配で様子を見に来たよう。 義母は、傷跡が目立たなくなっていることに安心しつつも、こもちちゃんを心配しています。「毎日元気だし大丈夫」という妻の言葉にも納得していない様子。義母をなだめようと、よういちさんはお茶を淹れようとするのでした。 こもちちゃんの傷跡が目立たなくなって本当によかったです。1歳前後の赤ちゃんは、高い所から転落する以外にも、小さな物の誤飲や転倒などさまざまな危険があります。今回のこもちちゃんのけがは、家の中の危険対策をするきっかけになったようですね。みなさんは、家ではどのような対策をしていますか? 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月30日ゆきえは男性が大きらいですが、やさしい性格のようへいと結婚し、子どもを授かりました。女の子を望んでいたゆきえでしたが、生まれてきたわが子は男の子。女の子として育てようと「美月(みつき)」というジェンダーレスな名前をつけます。お宮参りの衣装は自分で選びたいというゆきえに、産着のレンタルをお願いした夫。しかしお宮参りの前日に届いた衣装は……。 妻の異変に初めて気づくも… ※狼狽えたり→うろたえたり 女の子用の産着が届き、狼狽える夫。しかしゆきえは「この衣装は自分で選んだ」とようへいに話します。 ようへいに女の子用の産着を着せることを反対され「男の子が女の子の産着、着ちゃダメってどこかに書いてある?」「昭和みたいなこと言わないで」と反論するゆきえですが、ようへいは納得しません。 「時代じゃなくて一般常識の話だよ。みつきは男の子なんだよ」とはっきりゆきえに伝えます。 しかし、ゆきえは「男とか女とかそういう問題じゃない!」と反論。ゆきえの言動に違和感を覚えたようへいでしたが、すでにお宮参りの前日だったためその衣装で行くことに……。 翌日、ようへいの父は、みつきの衣装を見て驚愕!ようへいが「レンタル会社の手違いで……」と嘘をついて落ち着かせようとしますが、父は納得できない様子。 ゆきえは、その様子を見て「ほら、だから男は……」と心の中で思います。怒るようへいの父をよそに「よく似合ってる」と言うゆきえなのでした。 みつきが女の子用の衣装を着ていることに腹を立てるようへいの父。孫の初めてのイベントで、楽しみな気持ちも大きかったことでしょう。その分余計に、非常識だと思える格好に腹が立ったのかもしれません。 ゆきえの『女の子』への強いこだわりに、ようやく違和感を感じ始めたようへい。夫婦でしっかり話し合い、2人が納得いく子どもの育て方を見つけてほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月30日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。なんとか開いている病院を紹介してもらい、よういちさんは妻とこもちちゃんと共にタクシーで急いで向かうことに。病院で診察してもらった結果、おでこの傷は血が止まっているので縫う必要はないそう。転落時のけいれんや目が見えない素振りもないことから、脳の異常も心配ないと言われますが……。 罪悪感でいっぱいにおでこの傷が軽傷で済んで安心した僕と妻でしたが、あることが気になって……。 「傷跡は残る」という医師の言葉に落胆するよういちさん夫婦。しかし、1歳くらいの子どもの回復力は凄まじいため、目立たなくなる可能性もあるとのこと。 そして、病院を出るころには夜の8時を過ぎていました。いつもなら、こもちちゃんは寝ている時間。けがをさせてしまったせいで、こんな時間に夜道を歩いているということを実感し、よういちさん夫婦はさらに申し訳ない気持ちに。 そんな状況でも笑顔のこもちちゃんを見て、よういちさん夫婦は涙するのでした。 子どもがけがをしたときに傷後が残るかどうか、親としては気になりますよね。心配で堪らないときに笑顔を見せてくれたこもちちゃんに、よういちさん夫婦の心は救われたのではないでしょうか。先生の言った通り、成長とともに傷が目立たなくなる可能性もあります。今は大事にならなかったことを喜びたいですね。>>次の話 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月29日ゆきえは男性が大きらいですが、やさしい性格のようへいと結婚し、子どもを授かりました。ゆきえは女の子を望んでいましたが、生まれてきたわが子は男の子。女の子として育てたいゆきえは息子に「美月(みつき)」というジェンダーレスな名前をつけます。義母から男の子用のセレモニードレスを贈られて苛立つゆきえ。ようへいには自作したドレスを着せると伝え、男の子用の服を着せることを回避します。 ついに退院する日がやってきました。ゆきえは手作りのセレモニードレスを、みつきに着せて……。 笑顔の裏でゆきえが考えていたのは… 退院時に助産師から「みつきくん」と呼ばれたことに反論したゆきえ。看護師はゆきえの態度に違和感を覚えながらも「まぁ初産ならよくあることか……」と目をつぶります。 みつきを連れて家に帰ると、「てっきり女の子だと思ってた」と話すようへい。ゆきえは同調しますが、ゆきえは健診時からみつきが男の子だと知っていたのです。そして「男の子だなんて、今でも信じたくない」と心の中で思うのでした。 妊娠中におなかの子が男の子とわかっていながら、ベビー布団一式をかわいらしいピンク色で揃えたゆきえ。なんとしても、みつきを女の子として育てたいという執念を感じます。 しかし、夫や義両親にとってはおそらく受け入れがたいことでしょう。みつき本人が望んでいることなら応援したいですが、親がその子の生き方を決めるのは理解しがたいことですよね。ゆきえには早く現実を受け入れてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月29日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。よういちさんは夜間・休日の子どもの医療相談窓口ダイヤル(#8000)に電話をかけ、開いている病院を紹介してもらいました。紹介先の病院に電話で確認すると、こもちちゃんを受け入れてくれるよう。よういちさんは妻とこもちちゃんとタクシーに乗り、病院を目指しました。 なんだかとてつもない罪悪感に襲われる…こもちの本心はわからないけど、僕の服を握ったこもちはまるで泣くのを我慢しているように見えました……。 病院へ着くまでの間、よういちさんは不安そうに見えるこもちちゃんをただ抱っこし続けることしかできませんでした。 ようやく病院へ到着して診察してもらったところ、おでこの傷は血が止まっているので縫う必要はないとのこと。ホッと安堵するよういちさんですが、妻は転落した衝撃で脳に異常がないかを心配して先生に尋ねました。落ちたときにけいれんや目が見えない素振りもないことから、それも心配ないと先生は言います。 そして、とりあえず消毒だけして様子を見ることになったのでした。 「後悔先に立たず」とは言いますが、側にいながら子どもにけがをさせてしまったことへの両親の罪悪感は大きいものでしょう。病院の受診が終わるまでは、よういちさん夫妻も心配で生きた心地がしなかったはず。ひとまず、医師から「大丈夫」という言葉をもらえてよかったですね。>>次の話 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月28日ゆきえは男性が大きらいですが、やさしい性格のようへいと結婚し、子どもを授かりました。ゆきえは女の子を望んでいましたが、生まれてきたわが子は男の子。女の子として育てたいゆきえは息子に「美月(みつき)」という名前をつけます。ようへいの両親は「女の子のような名前だ」と猛反対!しかし、ようへいとゆきえが「今はジェンダーレスの時代だから」「みつきは立派に育てます」と気持ちを伝えてこの一件は落ち着きました。 息子をうれしそうに眺める夫のそばで… みつきを見つめながら「息子とキャッチボールするのが夢だったんだ」と笑顔で話すようへい。ゆきえは複雑な表情をして「野球が嫌いだったら?」と聞くと、ようへいは「みつきの気持ちが一番大事」と話すのでした。 その後、ようへいは母からの預かり物をゆきえに渡します。入っていたのは、男の子用のセレモニードレス。 ゆきえは、男の子用のセレモニードレスを勝手に用意した義母に苛立ちます。ようへいの前では「かわいい」と口にしたものの、そのセレモニードレスを着させる気は一切なかったのです。 「お義母さんには悪いけど、セレモニードレスは自分で作ったの」と話します。ようへいはゆきえの思いを尊重し、母には自分から言っておくと言ってくれました。 ようへいのやさしさに甘えつつ、ゆきえは「かわいい洋服をたくさん買ってあげるからね」とみつきにむかって微笑むのでした。 義母からの思ってもみないプレゼントに腹を立てるゆきえ。生まれた孫は男の子なのだから、男の子用のものをプレゼントするのは自然なことですよね。 しかし、みつきを女の子として育てたいゆきえにとっては嫌だったよう……。いつまでも周りをごまかしながら、女の子として育てていくのは難しいのではないでしょうか。理解はしてもらえないかもしれませんが、夫であり、みつきの父親でもあるようへいには、本当の気持ちを打ち明けみてもいいかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月28日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、ソファから転落したこもちちゃん。こもちちゃんは、おでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができてしまいます。 よういちさんは病院に電話をしますが、どこも閉まっていてつながりません。冷静さを取り戻した妻が、夜間・休日の子どもの医療相談窓口ダイヤル(#8000)が書かれた用紙を見つけ出してくれました。よういちさんはすぐに電話をかけてケガの状況を伝えます。そこで、開院している可能性が高い、自宅から車で15分ほどの病院を紹介してもらうことができたのです。 頼もしい妻!僕は祈るような気持ちで、紹介先の病院に電話をかけました……。 注釈:シートベルトの作画は省略しています。 病院へ電話がつながり、ケガの状況や家から病院までの時間を伝えたよういちさん。病院側は診察をしてくれることになりました。 よういちさんが電話をしている間に妻はタクシーを呼んでおり、すぐさま病院へ。はじめは暗い顔をして出迎えたタクシードライバーも、行き先が病院ということと、こもちちゃんのケガを見て表情が一変。急いで病院へ車を走らせてくれました。途中の赤信号ではゆっくり停車して、気づかってくれるなど、親切なタクシードライバーを見たよういちさんは、こもちちゃんが生まれてから人の温かさに触れることが増えたことを思い出し、心の中で感謝しました。そして、静かなこもちちゃんを心配して妻が声をかけると、こもちちゃんは不安そうにギュッとよういちさんの服を握るのでした。 近くの病院で診察してもらえることになって、よういちさん夫婦も安堵したことでしょう。心強いタクシードライバーのおかげで予定より早く到着しそうですね。まったく泣かなくなったこもちちゃんが心配ですが、早急に病院で診察してもらえることを願うばかりです。 >>次の話 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月27日ゆきえは男性が大きらいですが、やさしい性格のようへいと結婚し、子どもを授かりました。ゆきえは女の子を望んでいましたが、生まれてきたわが子は男の子でした。その日からゆきえは息子にむかって「女の子になぁれ」と唱えるようになります。出産後、ゆきえの母とようへいの両親が来ていました。 この子の名前は… 息子の名前を両家の親に発表したゆきえ。 ゆきえの母も女の子を望んでいたため、名前を聞いて大喜び。そして「あなたのお父さんのような子に育てないと約束してね」とゆきえに話します。 女の子らしい名前に喜ぶゆきえの母とは対照的に、戸惑うようへいの両親。ようへいは「今はジェンダーレスの時代だから何も問題ないよ」と伝えます。 しかし納得いかず反対し続ける、ようへいの父。大きな声で反論する姿を見て、ゆきえは嫌悪感を募らせていました。 ゆきえは、ようへいの父に「みつきは立派に育てますから、心配しないでください」と笑顔で話すのでした。 男の子として生まれたみつきを、女の子として育てたいゆきえ。その背景には実の父親との確執があったよう。どうやらゆきえの男嫌いの原因は、実の父親にあるようです。 しかしどんな理由があったとしても、わが子を思い通りに育てることは誰にもできません。ゆきえにも、ゆきえの母にも、みつきが男の子であることをまず受け入れてほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月27日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。夜、妻がドライヤーで髪を乾かしていたとき、こもちちゃんがソファの上から転落。すぐさま駆けつけたよういちさんが目にしたのは、泣きじゃくるこもちちゃんと今まで見たこともないほど動揺する妻の姿でした。さらに、こもちちゃんの顔にはおでこから眉間にかけて約10cmの切り傷が……! よういちさんは急いで病院に電話しますが、すでに病院は閉院していました。 母は強し…! 俺もしっかりしないと…!動揺する僕を見て、妻は突然何かを思い出したようです。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。転落防止のため、すべての月齢において、短時間でもソファなどには寝かせないようにしてください。 妻は出産時にもらっていた、緊急時の対応法が書かれた書類を見つけ出します。そこには、夜間や休日の子どもの症状への対応を教えてくれたり、病院を紹介してくれたりする窓口「#8000」のことが書かれていました。よういちさんはすぐに電話をして、現在の状況を伝え、開いている病院はないかと質問します。そして、住んでいる場所から車で15分ほどの「南病院」を紹介してもらうことに。すでに閉院している可能性もあるので、念のため総合病院の住所や連絡先も教えてもらいました。 しかし、総合病院までは車で30分以上。最初に教えてもらった南病院がまだ開いていることを願うよういちさんなのでした。 妻の行動を見てようやく冷静さを取り戻したよういちさん。妻が#8000の書かれた用紙のことを思い出してくれて本当によかったですね。#8000(小児救急電話相談)は、全国で厚生労働省によっておこなわれている事業。小さな子どもが休日や夜間に急に発熱したり、嘔吐したりと対応に迷った際に、小児科医師や看護師に電話相談ができるようになっています。 普段かかりつけの病院が診察外の時間だと不安になりますが、緊急でも相談できる場所があるとかなり安心ですよね。 子どもの病気やケガは予測不可能に近く、焦ってしまうもの。緊急時のために病院や連絡先が記載された紙をわかるところに貼っておくなどするといいかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月26日ゆきえは男性が大きらい。しかしやさしい性格のようへいと結婚し、子どもを授かりました。ゆきえは「おなかの赤ちゃんは絶対に女の子」と、期待を膨らませて産婦人科に向かうのですが、男の子だと言われてしまいます。6カ月健診にて、性別が男の子だと知ります。信じたくないゆきえは、ようへいには内緒にすることに……。 いざ、出産のとき…! ようへいに嘘をついて「健診では女の子って言われた」と話すゆきえ。赤ちゃんの名前は、男の子でも女の子でも使える名前を考えることにしました。 そして「誰になんと言われようと、この子は女の子」と心の中で願うゆきえ。ベビーベッドの布団もピンク色を準備します。 そして出産のときがやってきました。生まれたわが子は、男の子。 ようへいが感動して涙を流す中、ゆきえも一緒に涙します。しかし、ゆきえの涙は「女の子を生めなかった後悔」の涙でした……。その日からゆきえは息子へ「女の子になぁれ」と唱えるようになるのでした。 無事に生まれてきた赤ちゃん。それだけで十分素敵なことなのに、ゆきえは性別に納得していません。 ゆきえがここまで女の子に執着するには、深い理由がありそうですね。いくら男性がきらいでもわが子なのですから、大切に育ててほしいものです。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月26日むやさんは、双子の姉妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。逆子で生まれた、むやさん姉妹。むやさんの母は産後のダメージでボロボロの中、育児に奮闘していました。その間に父が他界。むやさんたちは父の日に向けた幼稚園での制作の際、不満に思うこともありましたが、運動会などのイベントや寝る前にはいつも母が傍にいてくれたため、寂しさは感じませんでした。その後姉妹は、やんちゃな小学生に成長。母は体調を崩し、通院しますが一向に良くならずついに入院します。親戚が世話をしてくれることになりますが、うやさんが号泣する日々に、むやさんはその光景を見て妙に冷静で……。 お母さんのお見舞いへ学校で知らない先生から母の入院を心配され、「私はどうして知っているの!?」と困惑しました。あとになって考えてみれば、母子家庭だったため気にかけられていたのではと思います。 そしてある日、私たち姉妹は母が入院する病院へお見舞いに行くことになり……。 むやさんとうやさんは浮足立って病室に到着しますが、母は親族など大人たちに囲まれ、入り込むことができませんでした。そして、かろうじて確認できた母親の姿は、手術後だったこともあってか弱々しく苦しそうでした。 いつもの元気な母親とはまったく違う様子に姉妹は不安を抱えながら帰宅しますが、その後母親の経過はよく、無事退院できることに。 号泣していたうやさんも、元気をとり戻しました。しかし退院した母親は、今度は原因不明の頭痛で寝込みがちに……。 手術後とはいえ、母親が苦しんでいる姿を目にしてしまったむやさん姉妹。まだ小学生の2人には、ショックが大きい光景だったのではないでしょうか。 不安な思いや寂しい思いもしたはずのむやさん姉妹ですが、そんな状況下でもひとりではないと思える存在がいたことで、何とか乗り越えられたのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター むや
2023年12月26日義母は、年に何回も義姉の子どものお下がり服を「これあげる! よかったら使って~」と渡してきます。必要最低限の物ですっきりと暮らしたい私は、正直困っていました。しかし、義母との関係を考えると面と向かって言えないのです。悩みに悩んだ末、私はある行動に出ました。 ありがた迷惑な義母 義母は、物を捨てられない人。そんな義母は私たちが帰省する度に、義姉の子どもが使用した汚れや毛玉だらけの服をお下がりとして強引に渡してきます。断れない私は、「ありがとうございます」と、苦笑いしながら毎回受け取ることに……。いただいた服はなんとなく捨てられず、そのまま物置へ。義母との良い関係を保つためにも、どう断ったらいいのか悩んでいました。 ある日、ママ友に相談したところ「捨てるのは忍びないよね。私は市のリサイクルプラザに寄付したよ!」と教えてくれたのです。ママ友からの情報を聞き、私はさっそく状態が良いものを市のリサイクルプラザへ、状態があまり良くないものは布リサイクルへ出すことに。お下がりの服で溢れていた自宅はみるみるうちにキレイになったのです。 この一件から「着ない服をずっと置いておくのはやめよう」と改めて決意しました。後日、義母へ「気に入ったものは使わせてもらって、そうでないものはリサイクルできるように寄付しますね」と伝えると、「誰かの役に立つなら良いことだね」と理解をしてくれて、私もひと安心。お下がりをくれる義母への感謝を忘れず、これからもお下がり問題と付き合っていきたいです。 作画/Pappayappa著者:月島なぎ
2023年12月26日よういちさんは、妻と息子のこもちちゃんの3人家族。こもちちゃんが1歳になってすぐのころ、ソファから転落したことがありました。 状況が理解できない…! どう行動したいいんだ…?僕がお風呂に入ろうとしたとき、突然事件が起こったのです……。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。転落防止のため、すべての月齢において、短時間でもソファーなどには寝かせないようにしてください。 妻がドライヤーで髪を乾かしていたとき、こもちちゃんはソファの下にあるティッシュケースを気にしていました。そして、こもちちゃんはティッシュケースへ手を伸ばした拍子に「ドンッ」という音とともにソファから転落してしまったのです。 こもちちゃんが落ちたときの音と泣き声に驚き、リビングに戻るよういちさん。そこには、バラバラになったティッシュケースと泣きじゃくるこもちちゃんの姿と、今まで見たこともないほど動揺する妻の姿が。こもちちゃんのおでこから眉間にかけて約10cmの切り傷ができていて、よういちさんは急いで病院に電話しましたが、既に病院は閉院していました。 好奇心が出てきて動きが活発になってきたころの1歳児は、思わぬ行動をすることがありますよね。部屋の環境を整える際には、赤ちゃんの目線になって、赤ちゃんからはどのように部屋が見えているかを考えることが大切だそう。寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があるため、転落防止のため短時間でもソファーなどには寝かせないようにする。周りに危険な物は置かない、目を離すときには安全な場所へ移動させるなどを考えて対策をとることが必要ですね。ただ今は、こもちちゃんのけがが軽傷で済むことを願うばかりです。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター よういち
2023年12月25日むやさんは、双子の姉妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。逆子で生まれた、むやさん姉妹。むやさんの母は産後のダメージでボロボロの中、育児に奮闘していました。その間に父が他界。むやさんたちは父の日に向けた幼稚園での制作の際、不満に思うこともありましたが、運動会などのイベントや寝る前にはいつも母親が傍にいてくれたため、寂しさは感じませんでした。その後姉妹は、やんちゃな小学生に成長。母は体調を崩すことが増えます……。 お母さんが心配…私たちは、日に日に痩せていく母を心配してお手伝いを始めました。母は通院もしていましたが体調は一向によくならず、ついに入院することに……。 入院する前の母は食事を受け付けず、その代わりにふりかけをそのまま食べていました。 むやさん姉妹は母の入院中、親戚の人が来てくれることに。ところがうやさんはお母さんがいいと号泣し、むやさんはそんなうやさんを見て妙に冷静になっていました。 またある日、むやさんは学校の知らない先生に母が入院していることを心配されました。当時はわざわざ話しかけられたことが不思議でしたが、今思うと母子家庭だったことで気にかけられていたのでは、と振り返るむやさんなのでした。 多感な時期に母が入院すれば、うやさんのように号泣しても何もおかしくはないですよね。反対にむやさんのように冷静であっても、気持ちを抑えて無理をしていないかと、心配になってしまいますよね。 むやさん姉妹の場合、気にかけてくれる親戚や学校の先生など、見守ってくれる大人が近くにいたことが幸いだったのではないでしょうか。普段から周囲の人に協力を頼めるような、むやさんのお母さんの人徳もあったのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター むや
2023年12月25日娘の相棒は、私が独身時代から持っていた大きな人形です。家の中ではどこへ行くにも連れて歩いていました。しかし、外出時はさすがに持ち歩いていないので、県外の実家へ帰省するときに持って行かなかったのですが、これが悲劇の始まりでした……。相棒がいなくて泣き叫ぶ娘を落ち着かせてくれた、母のナイスアイデアとは? 「人形がいないと嫌だ!」娘をなだめた実家の母のアイデアとは? 私が独身時代から大切にしていた全長60cmの人形は、いつしか娘の相棒になりました。娘が2歳になり歩けるようになってからは、どこへ行くにも人形を連れて歩くように。娘とほぼ同じのサイズの人形を連れて歩く姿はとてもかわいく、いつもほほ笑ましく見ていました。 あるとき、県外の実家へ泊まりで帰省することに。娘が人形を持ち歩くのは自宅内のみなので、帰省の荷物には入れませんでした。しかし実家に着いた当日の夜、娘を寝かせていると突然「人形がない!」と泣き始めてしまいました。「ママがいるから大丈夫よ」と言っても、聞く耳を持ちません。その後も、たびたび夜中に起きては思い出したかのように娘は泣き叫びます。その晩は、まともに寝られませんでした。 翌朝、玄関先から「あれ? 娘ちゃんにお手紙が来てるよ!」と母の大きな声が。なんと母は「娘ちゃんへ人形ちゃんは今お友だちの家で遊んでいるから、楽しいよ! 人形ちゃんより」と書かれた手紙を持っていたのです。笑顔の人形のイラストも添えられており、娘は「えー! 人形ちゃんも遊んでるの!?」と、とってもうれしそう。どうやら母が、娘を安心させるために人形になりきって手紙を書いてくれたようです。その晩、娘は気持ちの整理がついたのか朝までぐっすり寝たのでした。 手紙をもらって以来、人形も人形の世界で楽しんでいると思えるようになった娘。とはいえ、今でも毎日一緒に遊ぶほど人形のことが大好き。娘がぐずったときは、母を見習って対応していきたいです。 作画/Pappayappa著者:吉川おふみ
2023年12月25日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが4歳の時のエピソードです♪こないだ、朝に起きた事件です。朝ごはんの用意をしてると長女が叫びだし「すなぁーすなが入ってるぅ」と、足を指さしてました。痺れてるだけでした!初めての感覚にびっくりしたんでしょうね。しかも、何となくわかります。砂が入ってるって表現(笑)子どもって、ホントおもしろい♡♡※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2023年12月25日むやさんは、双子の姉妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。逆子で生まれた、むやさん姉妹。むやさんの母は産後のダメージでボロボロの中、育児に奮闘していました。その間に父が他界し、むやさん姉妹は幼稚園生になっていました。ある日、父の日のイベントで、父の似顔絵を描く時間が。2人が戸惑いながら材料を見つめていると、先生は父親の似顔絵を描くように勧めます。しかし双子の姉妹にとって父親は母親を悲しませる存在でしかなかったため、このイベントは不満が残るできごとになりました……。 母に愛情を注がれた双子は小学生に母は運動会などのイベントもいつも出席してくれ、夜は必ずそばにいてくれました。そのため私は、父親がいなくても寂しさを感じることはほとんどありませんでした。あっという間に私たち姉妹は、小学生に……。 小学生になったむやさんとうやさんは、かなりのおてんばで母からよく説教をされていました。母に止められていたこわい昔話のテレビ番組も、こっそり観てしまう好奇心旺盛な姉妹。 そんな日々の中、母が体調を崩すことが多くなります。それでも家事は欠かさない母を見て、むやさん姉妹は家事の手伝いを始めました。 しかし通院しても体調が良くならず、ついに母は入院することに……。 愛情深い母親のもとで、のびのびと育つむやさん姉妹。母の手ひとつで双子の育児をするのは、かなりの労力が必要になりますよね。自分の体に鞭を打ってでも家事を欠かさないのは、ほかならぬかわいいわが子たちがいたからではないでしょうか。 しかし、むやさん姉妹が母親を大切に思う気持ちも同じくらい強いはず。むやさんのお母さんの体調がよくなることを願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター むや
2023年12月24日私は、4歳の息子と1歳の娘の母。産後、家事や育児、仕事で忙しいとイライラすることが増えました。特に最近は、息子の登園しぶりと娘のイヤイヤ期が重なり、朝の支度時間はとにかく大変です。時間がないとつい怒ってしまう自分に悩んでいました。そんなとき、子どもを怒りすぎてしまう原因は育った環境にある、という記事をインターネットで見かけたのです。 子どもを怒ってしまう原因は育った環境のせい? 子どもを怒りすぎてしまう原因は育った環境にあるという記事を見て、私は自身の幼少期を振り返りました。昔、失敗すると父から厳しく怒られていたのですが、自分も同じように「どうしてできないの!」と子どもを怒っていることに気づいたのです。 年末年始に子どもたちを連れて実家に帰省した際、同じタイミングに妹も3歳の子どもを連れて帰っていました。妹の様子を見ると、ほとんど子どもに怒ることはありません。飲み物をこぼしても「大丈夫だよ」と声をかけていました。同じ環境で育ったはずなのに、こんなにも子どもへの対応が違うんだと私は驚きます。 そこで妹に「なんでそんなに怒らず子どもと関われるの?」と聞くと、「小さいころにお父さんに怒られたのが怖かったから、自分の子どもには同じ思いをさせたくない」とのこと。最近よくイライラしてしまうことを妹に相談すると「お姉ちゃんは“~すべき”って思っているんだと思う。お母さんもそんなに完ぺきじゃなかったよ。手を抜くことも大切」と言うのです。同じ環境で育った妹からのアドバイスで一気に心が軽くなりました。 それからは“~すべき”とと思わないようにしています。すると、少しずつ余裕ができて、むやみに怒ることも減っていたのです。今では、私の考え方を変えてくれた妹に感謝しています。 作画/ひのっしー著者:井島りほ
2023年12月24日むやさんは、双子の妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。 逆子で生まれた双子の姉妹私の母は、私たち双子を妊娠。おなかの中では私の上にうやが乗っている状態で、2人とも逆子での出産になったそうです。 むやさんとうやさんは無事に生まれますが、母は産後のダメージでボロボロになっていたそう。またそんな中の双子の子育てはあまりにも大変だったとのこと。 4年後、父が他界し、むやさん姉妹は幼稚園へ。ある日、父の日に向けてお父さんの似顔絵を描く工作の時間がありました。むやさん姉妹が材料を見つめることしかできないでいると、「先生手伝うから、お父さんの絵描いちゃおう?」と声をかける先生。 むやさん姉妹にとって父親は、写真で顔は知っていたものの、母親を悲しませる存在と思っていたためこの工作そのものに不満を感じていました。 むやさん姉妹の母は、運動会などのイベントや家では、いつも一緒にいてくれ、そのためむやさんは、寂しさはさほど感じなかったと振り返っていました。 父親が他界した双子の姉妹に、父親の似顔絵を描かせた幼稚園の先生。幼稚園の方針やよかれと思った行動だったのかもしれませんが、もう少し子どもたちの気持ちを尊重が必要な部分だったのかもしれませんね。 父の日は父親へ感謝を伝える日ですが、それぞれの家庭環境や事情は異なります。イベント事はできるだけみんなが楽しく過ごしてほしいもの。いろいろな家庭や事情があることを尊重した行事ができるといいですよね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター むや
2023年12月23日もうすぐ2歳になる息子は、まだまだ言葉をしっかり理解できません。意思疎通がまだ難しく、親のマネをその場でおこなうことが精いっぱい。そんな息子が起こした小さな事件、その対処をしたのは意外にも……? 好奇心旺盛な息子の観察力はすごかった わが家のひとり息子は、好奇心旺盛な1歳児です。マイブームはお茶を口にためること。どうやら、口からこぼさないように歩くのが楽しいようなのですが、お茶が口からこぼれてしまうこともしばしば。 そんなある日、私がキッチンで一息ついていたとき、こちらに近づく息子の足音がキッチン手前で途切れました。そっと廊下を覗いてみると、立ち尽くす息子の姿が。いつものようにお茶を口に含んで走ったところ、キッチン手前で口からこぼれてしまったようです。 私は、こぼれたお茶の前にうずくまる息子を見守ります。すると、悩んでいた息子が急に立ち上がり、どこかへ駆けていきました。そして再び足音が近づいてきたかと思うと、そこにはタオルを持った息子が! そのままお茶のこぼれた床を拭き始めました。 息子は日ごろから濡れた床をタオルで拭く親の姿をしっかりと見ていたようで、タオルの場所も記憶していたのです。濡らした床を放っておくだろうと予想した私は恥ずかしくなり、床を拭き終えた息子に駆け寄って、たくさん褒めました。 子どもは、親が想像しているよりも賢く、親の行動をしっかり見ているのです。子どもが考えて行動する姿を見守る場面も必要だと実感した一幕でした。 作画/Pappayappa著者:木村メイ
2023年12月23日ある日、ママ友とその子どもたちと2歳の娘を公園で遊ばせていました。各々好きな遊びをしていると、ママ友の子どもである6歳の男の子が石を投げ始めます。するとママ友から意外なひと言が飛び出したのです……。 「それはないよ…」モヤッとしたママ友の発言 私には2歳になる娘がいます。私たちが住んでいるアパートの隣の部屋には、2歳と6歳の子どもを持つママ友一家が住んでいて、予定が合う日には子どもたちを一緒に遊ばせていました。 ある日、隣の部屋のママ友とその子どもたちと一緒に近くの公園へ行くことに。公園にはほかの子どもはおらず、私と娘、ママ友と2歳と6歳の兄弟だけ。子どもたちは各々好きなところで遊び始め、私とママ友は子どもたちの様子を見ながら世間話をしていました。すると砂遊びをしていた6歳の男の子が「えいっ!」と思いきり石を投げ始めたのです。男の子の周りには娘も男の子の弟もいます。私は慌てて「大丈夫?」と、2人がけがをしていないか確認しに行きました。 するとママ友から「投げるなら人がいないところに投げなさい」と衝撃の言葉が飛び出します。私は、人がいなくても石を投げることはよくないと考えていたので、正直ママ友の言葉にモヤッとしました。しかしママ友は「人に当たらなかったら投げてもいい」という考えのようです。それまでママ友の子育て方針に疑問を持ったことはありませんでしたが、今回初めて私の子育て方針とは違うと気づきます。 私はその日の出来事を仕事から帰宅した夫に相談。夫も石を投げるのはよくないという認識でした。夫と話し合った結果、しばらくの間ママ友や子どもたちとは遊ばないことに。その後ママ友から何回か遊びの誘いがありましたが、理由をつけて断っていると自然と距離ができました。今では偶然会ったときに少し話す程度の関係です。子育ての方針は家庭それぞれ違うため正解、不正解はありません。しかし、石を投げるというような危ない行動に関しては、「私は人がいないところでも投げちゃいけないと思う」と、私の考え方をあのときママ友に伝えられればよかったなと思いました。 作画/Pappayappa著者:森田さやか
2023年12月22日夫は仕事の飲み会や接待が多く、家にいる時間が少ない人。子どもが生まれ、ほぼワンオペ状態の私は、想像以上に毎日が大変で追い込まれていました。にもかかわらず、夫は夫婦2人で暮らしていたころと変わらず家事をしないまま。ある日、私は夫に対して我慢の限界を迎え……? 「ゴミだらけって…」帰宅したわが家に絶句 産後1カ月ほど、実家に里帰りをしていた私。両親はとても協力的に私を支えてくれ、快適な生活を送っていました。しかし、里帰り期間を終えていざ自分の家に帰ると、信じられないくらい部屋が荒れていたのです。私は「片付けてよ! 赤ちゃんがいるんだよ!?」と夫に対して怒りました。その日は、とりあえず私がすぐに片付けてしまい、幸先不安な家族3人の新生活がスタートです。 赤ちゃんのいる生活は想像より大変で、家事も満足にできません。ある日、子どもを寝かしつけて寝室から出たとき、リビングの汚さを見てため息が出ました。その後、洗面所に行き鏡を見ると、そこには肌も髪もボロボロで目の下には濃いクマが刻まれ、疲れ切った自分の姿が……。私は思わず、むなしい気持ちに。そんな自分の姿を見て涙が止まらなくなりました。そして悲しくなると同時に、気楽に飲み会へ行く夫に対する怒りが沸々とこみ上げます。 次の日、休日でまだ寝ている夫を起こした私は、今まで溜めていたつらい気持ちを思いっきり吐き出しました。夫はびっくりして「ごめん」と謝ってきましたが、それ以上は何も言ってこなかったため、私はあまり期待をしないことに。 しかし、その日を境に夫は、家事や育児をしてくれたり、飲み会を減らしたりなど協力的になりました。もっと早く行動してくれていれば……と不満もありますが、おかげで私は以前よりも穏やかな気持ちで過ごせています。勇気を出して気持ちをぶつけて本当によかったです。今では、お互いの気持ちを話し合うことが、夫婦円満の秘訣だと感じています。 作画/Pappayappa著者:吉田奈々
2023年12月21日私は3人の子どもと夫の5人家族です。マンションに引っ越すと真下には同じく3人の子どもを持つ同世代の家族が住んでいました。雰囲気の良いママだったこともあり、良好な近所付き合いが続いていたと思っていたのですが……。4年経ったある日、突然真下に住むママから苦情が来たのです。 「4年間不満だったの?」ママ友の苦情とは 当時私は、3歳、5歳、7歳の子どもを育てていました。住んでいたアパートが狭くなったので、子育て世帯が多く住んでいる大きめのマンションへ引っ越すことに。真下に住んでいたのは、わが家と同世代の子どもが3人いるAママ一家でした。人当たりの良いママだったので私も気を許し、お互いに子育ての悩みも話すような仲に。 4年の月日が経ち、わが家に第4子が誕生したころ、突然Aママの夫がわが家を訪ねてきて、「子どもの足音がうるさいです」と言ってきました。私はショックを受けつつも、なるべく物音を立てないよう気を付けて生活するように。しかしその後も朝、昼、夕方、夜とどの時間帯にもAママから苦情のメッセージが来ました。気まずくなった私は、Aママと顔を合わせないよう距離を置くことを決めます。 しばらくして、Aママの真下に住むBママと話す機会があり、「Aママから足音のことを聞いたよ~」と言われたのです。そこでわかったのですが、足音の問題を知ったBママは「うちにもAママの子どもの足音聞こえてるよ!」と、Aママに直接言ったそう。するとAママは驚いた様子で「うちの足音も聞こえてるの?」とひと言。そこでBママは「子どもがいたらうるさいのは当たり前じゃない? 同じ子育て世帯だからこそ、お互い様だよね!」と話してくれたのです。 わが子の足音も下の階へ聞こえていると知ったAママは、それ以降私に苦情を言わなくなりました。Aママはマンション内で会っても気まずそうに逃げていくので、前のような関係には戻っていません。しかし、これからも周囲に気を配って生活する必要があると感じています。 作画/mosu著者:茂木あずさ
2023年12月20日夫は仕事が忙しく、生後6カ月の娘を育てる私は常にワンオペ状態。慣れない育児に奮闘中の私に、ある日夫から突然の転職宣言が! 転職先の企業は県外になる可能性が高く、ママ友ができたばかりの私は、引っ越しに少し不安を感じるように。そんな私の不安をよそに、相談なくどんどん行動する夫にストレスが溜まり、ついにケンカが勃発。そんな窮地を救った友人の言葉とは……? 夫の転職にイラッ!そんな私に友人がかけた言葉とは? 夫が勤める会社は、いわゆるブラック企業。そのため私は、娘が生まれてからも平日はほぼワンオペ状態。ある日、帰宅した夫から突然、転職宣言をされました。理由を聞くと、娘の育児にもっと関わりたいからとのこと。夫は相談もなく県外への転職活動を進めていたのです。転職を決意してくれた理由はうれしかったのですが、やっと最近ママ友ができたばかりだったのと、生後6カ月の娘を連れて県外へ引っ越すことに私は不安を感じていました。 その後、夫は今住んでいる場所から遠く離れた県外に転職先を決めることに。私に相談もなく転職先を決めた夫に不満をぶつけ、ついにケンカが勃発。それから3日間の冷戦状態が続きました。このままどうしようかと悩んでいた矢先、友だちのA子さんと会う予定ができます。 A子さんに夫の転職を相談すると、かつてA子さんも夫婦ゲンカをしたことがあるとのこと。しかし最終的には「これからも一緒にいたい」という気持ちがあったから許すことができたそうです。また、「家族のためを思っての行動だから少し歩み寄ってあげたら?」と言われ、その言葉は私の胸にストンと落ちていきました。その夜、夫と話し合い無事に仲直りすることに。 半年後、私たちは引っ越しました。あのときA子さんに言われたことは今でも心に残っています。ケンカになったのは、話し合いがきちんとできていなかったから。これからは、小さなことでも事前に相談していこうと思った体験でした。 作画/Pappayappa著者:ささきありさ
2023年12月19日小学1年生の息子が送迎付きのスイミングスクールに通い始めました。初日だったので、その日は早めにバス停へ行き、息子の帰りを待つことに。しかし到着時刻を過ぎても一向に息子を乗せたバスが来ないのです。バスがいつ到着するかわからないまま、自宅に忘れたスマホをダッシュで取りに帰るとそこには……? スマホを忘れてお迎えに…予想をしていなかった出来事に スイミングスクール初日ということもあり、私はバスの到着時刻よりも5分早くお迎えへ行きました。そのスイミングスクールでは、アプリを登録するとバスの運行状況を確認できるのですが、あろうことか私はスマホを家に忘れてしまったのです。 到着予定時刻は午後6時ですが、なかなかバスは到着しません。近くにあるコンビニの時計を見るとすでに午後6時を過ぎており、バスがいつ到着するかわからないのでスマホを取りに帰れませんでした。午後6時15分を過ぎたころ、「さすがにおかしい」と思い、急いでスマホを取りに帰ることに。家に帰ってスマホを見ると、スクールから大量の着信が! 電話をかけ直してみると、バスの運転手さんと行き違いがあり、息子をバス停に降ろし忘れたとのこと。スタッフから「今、バス停に急いで向かってます!」との連絡がありました。午後6時半を過ぎたころ、ようやくバスが到着。バスを降りた息子は「もう家に帰れないかと思った~」と半泣き状態です。バスの運転手さんからは何度も謝罪の言葉をいただきました。 家に帰る途中、「怖かったー!」と泣き出す息子。バスが停留所を通り過ぎたとき、息子は運転手さんに言おうか迷ったそうですが、結局言えなかったそうです。不安な経験をしたので息子は「もう行かない」と言いだすと思いましたが、「次もバスに乗ってみる」とのこと。初めての習い事は少し苦い思い出になりましたが、いろいろな経験を通じて、子どもも成長していくんだなと実感した出来事です。 作画/yacco著者:若葉みゆき
2023年12月18日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが4歳の時のエピソードです♪なんでも自分でやりたがる4歳長女。かと思えば「着替えさせてー」「抱っこー」「食べさせてー」とか言う……。時と場合を選んでくれない「じーぶーんーでーやーるー」!髪の毛を自分でくくると言い出したのはここ1カ月くらい。だいぶと上手くなってはきましたが、まだまだ実験が失敗して爆発したような仕上がり…。なんにもない時はもうそのまんまで登園させてます(笑)押し問答で朝の時間がバタバタするのもしんどいし、“まいっか、死にゃーせん”精神で、そのまんま。でーすーがー!集合写真を撮るとなったら別の話。思い出に残るし、かわいく残しておきたい!なので「今日だけはママにくくらせて!」とお願いしました。まぁ、答えはNOなんですが(笑)バトル開催しました(笑)なんとか、ごまかしごまかしでくくらせてくれました…。つーかーれーまーしーたー(汗)※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2023年12月18日三姉妹を育てるアラフォーママの花さん。ママになってから一度、看護師復帰するも人間関係に悩んで退職。しかし、夫が転職しそうな予感……。そして、これから三姉妹にかかるお金のことを考えると、家計を支えるためにも再度復帰しようと決意します。復帰後、子どもの体調不良などで思うように働けないこともありましたが、雇用の契約期間が終わるころには、自信を持って働けるまでに成長! そんな頑張りが部長にも評価され、契約期間が終わっても直接雇用で働かないかと打診されます。勤務の希望条件も通り、花さんは引き続き現在の病院で働き続けることが決まったのでした。部長との面談で勤務条件のほかに、配属先についても希望を聞かれた花さん。「いろいろ経験積んでみたら?」と部長が提案してくれて……。 最終的に決まった配属先は…!? ※「らくだクリニック」については、『看護師ママの復職日記 第1話』を参照 部長との面談を終えてホッとした花さんですが、配属が決まる前にとある噂を耳にします。 それは、退職者が多いという話でした。そして、退職者のほとんどが病棟ナースとのこと。人材不足によって「もしかしたら病棟でバリバリ勤務になるかも……?」と不安を感じる花さん。 ドキドキが止まらない中、部長に告げられた配属先は「外来」。予想外の展開に、驚きを隠せない花さんなのでした。これから外来の看護師として働く花さん。就職してから職場に馴染もう、早く仕事を覚えようと自ら考えて工夫してきた花さんなら、外来でもきっと活躍できるはず。 「看護師ママの復職日記」は今回で最終回。ワンオペの花さんの就活は制限が多く、条件に合う働き先がないなど気分が落ち込むこともありました。ですが、希望条件を変えることなく粘ったことで、今の職場と出会って頼られるまでに。 ママの就活は大変なこともありますが、自分らしさを忘れず、力を発揮できる会社と巡り会えるといいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター 秋やま花
2023年12月17日亭主関白で封建的な雰囲気が強い義父。そんな義父のある口ぐせが、気になっていました。言っている本人は悪気がないようですが、言われたほうは自己肯定感が下がりモヤモヤします。自分にとっても子どもの教育上も良くないと思いつつ、言い返すことができませんでした。そんなある日、3歳の息子の驚くべき光景を目にしたのです……。 自己肯定感が下がる義父の口ぐせ 義父の口ぐせは「つまらん」(つまらん=だめだ)です。悪気なく使っているようですが、いつも言われる私はとても嫌な気持ちになります。しかし常に強い口調の義父が怖く、言い返せずにいました。夫にもその旨を伝えますが、「気にするなよ」とあまり相手にされません。 息子が3歳を過ぎたころ、義父が息子にも「つまらん」と言っているのを聞いたのですが、私は言い返せず情けなくなりました。ある日、タオル掛けから落ちたタオルを息子が掛けようとしたところ、手が届かず「できない~。お母さん、掛けて」と言ってきた途端、また「つまらん」を連発してきた義父。何度もネチネチ言ってくるので、義父に言い返そうとしたところ、息子が自ら「つまらんって言われたら嫌な気持ちになるよ」とはっきり言いました。そして、息子は悔しかったのかいすを運んできてタオルを自分で掛けたのです。 その後、義父の「つまらん」が完全になくなることはありませんでしたが、以前に比べてしつこく言い続けることは減りました。この一件で、息子が嫌な気持ちだったのに、守ってやれず申し訳なかった気持ちとともに、されて嫌なことははっきりと伝えなければ分からないことを改めて実感。私も改めるべきことがあれば、きちんと行動で示そうと気づかされた出来事です。 作画/yacco著者:樫原有香
2023年12月17日わが家は小学3年生の娘がいる3人家族。公園遊びのとき「水筒を持参する」「お金とゲーム機は持っていかない」などルールを決めています。娘がクラスメートと公園に行ったある日の夜、突然娘が「ごめんなさい!」と大号泣したのです。その理由を聞いてみると……? 「いきなりどうしたの?」娘の涙のワケ わが家には小学3年生の娘がいるのですが、公園で遊ぶときにいくつかルール決めをしていました。その1つが、「お金を持っていかないこと」。娘は素直にルールを守り、クラスメートとの公園遊びを楽しんでいました。 ある日の夜、いつものように公園遊びを終えた娘が突然「お父さん、お母さんごめんなさい。私、嘘ついちゃった」と泣き出したのです。聞けば、学校でお友だちと「スポーツセンターへ行って有料の卓球をしよう」という話になったため、娘は黙ってお小遣いを持って遊びに出たとのこと。 「最初に話してくれたらよかったのに」という私に、娘は「お金持っていっちゃダメって約束だから、怒られると思ったの!」と言います。約束を真摯に守ろうとする娘の姿を見て、私たちは家族で話し合い、「お金が必要なときは、何にいくら必要か親にちゃんと伝えること」をルールに追加しました。 「ルールだから」と子どもの意見を聞くことなく、頭ごなしに「NO」といってしまうと、子どもは隠し事をするかもしれません。そして、そのことに自己嫌悪し、子ども自身が傷つくことを学び、反省した私。以降、家族で話し合いながらルールを作り、例外があるときは理由を聞いた上で、全員が納得すれば認めることにしています。 作画/Pappayappa著者:更和たい子
2023年12月16日