子育て日記イラストがTwitterで大人気! ぎゅうにゅうさん(@gyuunyuu_umai)の脱力系育児マンガが連載スタート! とうにゅうちゃん(7歳)、れんにゅうちゃん(3歳)姉妹の、可愛らしく可笑しなふたりの世界に胸きゅん♡ 第15回目の今回は、ぎゅうにゅうさんが長女のとうにゅうちゃんと珍しく2人きりで過ごした時のお話。平日に、とうにゅうちゃんだけ代休でお休みの日がありました。なんだかずっと寂しそうにしているとうにゅうちゃんでした。帰ってきてめちゃくちゃうれしそうにしてた。[育児マンガ・子育て日記連載]ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク、次回もお楽しみに♡育児マンガ・子育て日記連載「ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク」の記事一覧ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.1「名言」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.2「わかるよ……その気持ち」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.3「大人な対応」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.4「オレンジジュース」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.5「なにげない会話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.6「なんでも真似っこ」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.7「大好きすぎて」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.8「喧嘩のごめんね」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.9「心配なこと」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.10「よく分からない話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.11「小学校までお迎え」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.12「音読が読み聞かせ」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.13「あかちゃんごっこ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!ぎゅうにゅう育児漫画など描いてます。7歳、3歳の娘と旦那と私で暮らしています。「ぎゅうにゅう日記 ほへーっと2人育児編」発売中!Twitter:@gyuunyuu_umaiillustration & text/ぎゅうにゅう
2021年06月18日こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんが生まれてから関わることが増えてくるのは、祖父母の存在ではないでしょうか。自分の父母・夫の父母と4人もいたら、とても助かる半面、それぞれの「子育て論」があったりして大変に思うこともあるはず。 今回は祖父母と共に子育てするときに、お互いが負担にならないように心がけることや、喜んでサポートしてもらうためのコツを話します。 子育ては時代によって変わる子育ては時代によって少しずつ変化しています。例えば有名な話でいうと、昔は「甘やかすことにつながるから泣いてもすぐに抱っこしない」「2カ月から果汁を飲ませる」など、今とは違う考え方がありました。その時代ではそれが正解だったけれど「今は違う」ということをどう伝えればいいのかと悩むママもいると思います。 子育ての思いが違うのは当たり前まず、子育てへの思いが違うのは当たり前ということを前提にして一緒に子育てをしましょう。おじいちゃん・おばあちゃんはそれぞれ孫のことを思い、良かれと思って行動しています。基本的に「助けてあげたい」と思っているはずなのです。ですので、気持ちを大きく持つことが必要です。 おじいちゃん・おばあちゃんのしたことを否定すると、その後の関係がギクシャクしてしまうかもしれません。赤ちゃんが泣いているときに「肺が強くなるからどんどん泣かせなさい」と言われたら、いきなり否定するのではなく、「元気な声ですよね。おなかが空いている時間なのでおっぱいにしますね」など、やんわりと伝えてみましょう。 してほしいこと・してほしくないことをはっきりさせる周りの大人たちは、子どもの命・健康・安全を守らなければいけません。例えば、家ではジュースは飲ませない、お菓子は親が量を決めて食べさせているなど、子どもの体のために大切にしたいルールがあるのなら、最初にきちんと伝えたほうがいいでしょう。 また安全面でいうと、車に乗るときは必ずベビーシート(チャイルドシート)に座らせるなどもはっきりと伝えましょう。事前に伝えていたほうが、お互いが迷わず子育てできます。このとき、パパとママの意見を一緒にしておくことも大切。夫婦で意見が違うと、おじいちゃん・おばあちゃんも混乱してしまいます。 身近な子育てから手伝ってもらうおじいちゃん・おばあちゃんは孫と過ごせることがうれしくて、ついあれもこれもしてあげたいと思うものです。最初から頑張りすぎると、おじいちゃん・おばあちゃんはエネルギー切れしてしまいます。まずはおじいちゃんたちの生活リズムを崩さない程度の身近な子育てを手伝ってもらいましょう。 例えば、公園に連れて行ってもらう、買い物に行く間に子どもを見てもらう、離乳食を作ってもらう、お昼寝の寝かしつけをしてもらうなどです。急なお願いや、病気などのピンチのときばかりをメインにお願いしていると、おじいちゃんたちも急な変化に大変さを感じてしまうことがあります。 感謝の気持ちを忘れない私自身、同居していた両親に助けてもらって2人の子どもを育てました。日々の子育てはもちろんのこと、子どもが病気になったときも病院に連れて行ってくれたり、泊りの出張も快く送り出してくれたりしました。2人の子どもがやさしく元気に育ったのは、間違いなく両親のおかげです。 でも、預かってもらうことが当たり前になってしまうといけません。「いつもありがとう」という感謝の気持ちを言葉できちんと伝えることも大切です。感謝の言葉がないと、おじいちゃん・おばあちゃんが子育てに負担を感じてしまうこともあります。食事会をする、一緒にテーマパークなどへお出かけをするなど、言葉だけでなくイベントなどで感謝を伝える方法もありますよ。 親の愛情と祖父母の愛情。愛情をたっぷり受けて育つ子どもは、心が安定しますし、パパやママとは違う身近な人と深い関わりは、子どもの人生において宝になります。ぜひ、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に楽しく子育てしてみてくださいね。 イラスト/マメ美著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年05月24日子育て日記イラストがTwitterで大人気! ぎゅうにゅうさん(@gyuunyuu_umai)の脱力系育児マンガが連載スタート! とうにゅうちゃん(7歳)、れんにゅうちゃん(3歳)姉妹の、可愛らしく可笑しなふたりの世界に胸きゅん♡ 第14回目の今回は、ぎゅうにゅうさん親子の寝かしつけのお話。寝かしつけのとき……ケンカするから間に自分が入って寝るんだけどだんだんこっちに寄ってきてしまう。そして一旦退室するときに定位置に戻すんですが……結構な確率で無意識に真ん中に寄ってきている2人なのでした。 [育児マンガ・子育て日記連載]ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク、次回もお楽しみに♡育児マンガ・子育て日記連載「ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク」の記事一覧ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.1「名言」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.2「わかるよ……その気持ち」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.3「大人な対応」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.4「オレンジジュース」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.5「なにげない会話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.6「なんでも真似っこ」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.7「大好きすぎて」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.8「喧嘩のごめんね」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.9「心配なこと」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.10「よく分からない話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.11「小学校までお迎え」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.12「音読が読み聞かせ」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.13「あかちゃんごっこ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!ぎゅうにゅう育児漫画など描いてます。7歳、3歳の娘と旦那と私で暮らしています。「ぎゅうにゅう日記 ほへーっと2人育児編」発売中!Twitter:@gyuunyuu_umaiillustration & text/ぎゅうにゅう
2021年05月21日家事も育児もほぼ1人でこなさなければならない『ワンオペ育児』。実家や義実家といった頼る場所が近くになく、夫婦2人で家事育児仕事をする場合、パートナーのどちらかに育児と家事の負担がかかり過ぎてしまいます。また離婚や死別、単身赴任などさまざまな理由から1人で子どもを育てている人も、すべての負担や責任が自分にのしかかってしまいます。そんなワンオペ育児のしんどさに対するTwitter上の呟きが、共感を得ています。つ ひ つ 育ら と ら 児い り い をん で ん すだ 育 じ るよ 児 ゃ のな を な があ す く る て の が— Yuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父⛅ (@yetweet0116) March 19, 2021 「育児をするのがつらいんじゃなくてひとりで育児をするのがつらいんだよなぁ」この言葉、ワンオペ育児経験者の方なら誰もが共感できるのではないでしょうか。これはYuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父(@yetweet0116)さんのひと言。Yuri (Egga)®︎さんは、4歳のひとり息子のパパで、仕事復帰している妻との3人暮らしです。普段から息子くんとの日々をTwitterでアップしており、特に週末はYuri (Egga)®︎さんが息子くんの面倒を見ているとのこと。この呟きは、Yuri (Egga)®︎さんが週末に息子くんと買い物に出かけた際に思った言葉だそう。ちょっぴり疲れているんだろうな。今日はふたりで約束していた買い物に行ったけど、家族揃って買い物に来ている人たちが楽しそうでキラキラして見えてしまって、そそくさと帰ってきてしまった。でも息子のためには笑顔でいなきゃー。— Yuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父⛅ (@yetweet0116) March 20, 2021 買い物は息子くんと約束していたものですが、「家族揃って買い物に来ている人たちが楽しそうでキラキラして見えてしまって、そそくさと帰ってきてしまった」といいます。子どもと一緒の買い物って本当に大変です。たくさんの荷物を1人で持ち、駆けまわる我が子を追いかけ、ほかの人とぶつからないように配慮。お菓子やおもちゃ売り場ではぐずられ、目的の買い物を終えた頃にはぐったりしてしまいます。「自分1人ではなく、この場に妻(夫)がいれば。もっとほかに人手があれば……」そう思ったことがあるパパさん、ママさんは多いのではないでしょうか。きっとYuri (Egga)®︎さんも買い物に来ている家族連れを見て、ひとり育児の状況に気持ちが参ってしまったのかもしれません。このつぶやきには、共感の声が続々と寄せられています。・それはありますね……。人とやれば解決策も出てきたり選択肢も増えたりしますし。・今全く同じことを思っていたので、通りすがりに勝手にフォローさせていただきコメントまでしてしまいました。同じ境遇の方がいるって少し救われる……。土日はいつもそれを思うので憂鬱になっちゃいます。・気持ちが分かりすぎて、コメントします!「ひとりで育児する」って過酷ですよね。子育ての環境は家庭によってさまざまですが、誰か1人だけに負担が集中するのではなく、一緒に支え合いながら育児ができるといいですね。命を育てる子育ては、個人の頑張りだけでは乗り越えていけない壁があります。だからこそ働き方や預け先など、子育て世代を取り巻く労働環境や社会環境がもっと改善されることが望まれています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月09日仕事をしながら3人の子育てをしていますが、家事と育児と仕事の両立は答えの出ない永遠のテーマのようなもの。そんな私が自分なりに決めている、「これだけは守ろう!」と思っていることを3つご紹介します。 味噌汁は必ず作る仕事が忙しいときは、どうしてもお惣菜や冷凍食品に頼ってしまうこともしばしば……。たとえお惣菜や冷凍食品で済ませたとしても、味噌汁だけは必ず作るようにしています。 具材はその時々で違いますが、必ず3種類は入れています。そうすることで、子どもたちに必ず“母の味”を感じてもらうこともできるし、栄養面でもプラスになり、自分の罪悪感も軽減されます。 ながら掃除をする週に最低1回は必ず掃除の時間をつくっていますが、幼い子どもが数人いるとそれでは間に合わないほど汚れたり散らかったりします……。 そのため、お風呂に入ったついでにちょっと床を掃除、ごはんを作るついでにちょっとシンクを掃除と、“ながら掃除”を心がけています。 掃除も片付けもためないことが肝心なので、散らかった物はその日のうちに必ず片付け、定期的に不用品は処分します。他にも、休みの日に子どもたちに「雑巾がけ競争だー!」と促し、掃除を手伝ってもらうこともあります。 休日はパソコンを開かない自宅で仕事をしているため、パソコンを開けばすぐに仕事ができる状況ですし、実際は休日も仕事がたまっている場合もあります。しかし、子どもたちがいるとパソコンを開いても邪魔をされるか、もしくは子どもたちをほったらかしにするかのどちらかです。 いずれにせよお互いにストレスが溜まるのは当然の結果なので、どんなに仕事がたまっていても休日の日中はパソコンは開きません。スマホでも仕事のやりとりはしません。子どもたちとの“今”の時間を大切にしようと心がけています。その分、子どもたちが寝てから仕事をすることはあります。 仕事・育児・家事の両立のコツは?などとよく聞かれたり、話題になったりしますが、そんなものは存在しない!と私は思っています。あるとすれば、自分のなかでいかに折り合いをつけ、いかに子どもたちやパパにも納得してもらうか。今も試行錯誤しながらの毎日です。 監修/助産師REIKOイラスト/manami.koiso 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2021年04月05日子育ては体力と気力を使うもの。特に実家や義両親など頼れる人が近くにいない中での『ワンオペ育児』は壮絶です。ワンオペ育児中に絶対に必要となるのがパートナーの協力ですが、なかにはパートナーの発言や態度にイラッとしてしまうことも……。Twitter上で田中です(@uma_tanaka)さんが呟いた『ワンオペ育児中の夫の言葉』も、まさに育児中のママの苛立ちと反感を買ってしまいそうです。娘0歳、息子1.5歳の年子&ワンオペ育児が想像を遥かに超えるハードさ故、ある日もう動けなくなって当時夫だった人に「ごめん、今日ご飯つくれそうにない…」と言ったら「全然大丈夫!弁当でいいよ!俺、豚丼ね!よろしく!」と笑顔で言われたことを豚丼つくってたら思い出した。— 田中です (@uma_tanaca) January 23, 2021 田中ですさんが豚丼を作っていた時のこと。同じように豚丼を作っていたとある日の出来事を思い出してしまいました。当時、0歳の娘と1歳半の息子の2人をワンオペ育児で見ていた田中ですさん。世のママさんたちなら、この情報だけでも年子育児がどれだけ壮絶か想像できると思います。実際に田中ですさんも、想像を超える育児のしんどさにギブアップ。あまりのハードさに、その日は「ご飯が作れない」ことを夫に伝えました。しかし、夫の返事は…。「全然大丈夫!弁当でいいよ!俺、豚丼ね!よろしく!」夫に悪気は全くないのでしょう。むしろ「妻のためにお弁当でもいいと思える俺、優しい」と思っているかもしれません。しかし、田中ですさんが求めていた答えはこんな言葉ではないはず。「俺が代わりにご飯を作るよ」とか、お弁当だとしても「俺が買ってくるよ」とか、「俺が子どもの面倒を見るから少し休みな」とか、そういった優しい気遣いが欲しかったのでしょう。この夫の発言には、苛立ちの声がたくさん寄せられています。・豚丼でいいだと?よろしくじゃなく、あんたが家族分買ってこい。・なんで妻が疲れきっているのに、「買いに行こう」とか「作ろう」って発想がないのか謎です。・男という生き物は家事育児に関して役に立たないどころか、妻のHPを削りにかかってくるので、先祖を何代も遡って改心してもらわないとダメみたいです。という個人的な偏見で心の平穏を保とうとしました。が、産後鬱になりました。また、田中ですさんと似たような体験をしたという人も。・そう言う人って「買いに行く間に子どもを見ている」という発想がないですよね。うちは 「ハァ?まだできてねぇの!?」や、その他暴言が続き、夫らしき人の帰宅時間が近くなると手の震えが止まらない時期がありました。・ウチも年子で私が体調不良の時にそういったら、「いいよ!お茶漬けで!」といわれて殺意を抱きました。育児中は、パートナーの何気ないひと言が夫婦関係の致命的な傷になる場合も。田中ですさんも「夫だった人」と書いているように、今は離婚している様子。会社で仕事をしていると、家庭内での育児の壮絶さが想像できないパートナーがいることも事実です。ワンオペ育児の場合は特に、夫婦2人で育児と家事をシェアし、疲れた相手をお互いに思いやる心が必要ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月27日子育て日記イラストがTwitterで大人気! ぎゅうにゅうさん(@gyuunyuu_umai)の脱力系育児マンガが連載スタート! とうにゅうちゃん(7歳)、れんにゅうちゃん(3歳)姉妹の、可愛らしく可笑しなふたりの世界に胸きゅん♡ 第12回目の今回は、とうにゅうちゃんの宿題「音読」をするときのお話。とうにゅうちゃんが宿題の音読を始めると、必ず聞きに行くれんにゅうちゃんでした。たまに「もっかいよんでほちい」と要求しています。それは勘弁してあげて……[育児マンガ・子育て日記連載]ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク、次回もお楽しみに♡育児マンガ・子育て日記連載「ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク」の記事一覧ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.1「名言」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.2「わかるよ……その気持ち」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.3「大人な対応」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.4「オレンジジュース」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.5「なにげない会話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.6「なんでも真似っこ」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.7「大好きすぎて」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.8「喧嘩のごめんね」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.9「心配なこと」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.10「よく分からない話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.11「小学校までお迎え」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!ぎゅうにゅう育児漫画など描いてます。7歳、3歳の娘と旦那と私で暮らしています。「ぎゅうにゅう日記 ほへーっと2人育児編」発売中!Twitter:@gyuunyuu_umaiillustration & text/ぎゅうにゅう
2021年03月19日子育て日記イラストがTwitterで大人気! ぎゅうにゅうさん(@gyuunyuu_umai)の脱力系育児マンガが連載スタート! とうにゅうちゃん(7歳)、れんにゅうちゃん(3歳)姉妹の、可愛らしく可笑しなふたりの世界に胸きゅん♡ 第11回目の今回は、れんにゅうちゃんと一緒にとうにゅうちゃんの小学校までお迎えに行ったときのお話。この前、上の子を小学校までお迎えしに行きました。それは良かった。れんにゅうちゃんも学校の中に行けてご満悦の様子でした。[育児マンガ・子育て日記連載]ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク、次回もお楽しみに♡育児マンガ・子育て日記連載「ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク」の記事一覧ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.1「名言」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.2「わかるよ……その気持ち」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.3「大人な対応」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.4「オレンジジュース」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.5「なにげない会話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.6「なんでも真似っこ」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.7「大好きすぎて」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.8「喧嘩のごめんね」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.9「心配なこと」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.10「よく分からない話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.11「小学校までお迎え」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!ぎゅうにゅう育児漫画など描いてます。7歳、3歳の娘と旦那と私で暮らしています。「ぎゅうにゅう日記 ほへーっと2人育児編」発売中!Twitter:@gyuunyuu_umaiillustration & text/ぎゅうにゅう
2021年02月26日■前回のあらすじ夫に家事育児を任せて、なかば強引に家を出たうずら。公園の駐車場でひたすら時間をつぶし、家に戻ってみると…。■夫から思わぬ労いの言葉が…ついに伝わったと思った瞬間。当事者として家事育児を体験することで、ようやく夫もその大変さが理解できたようでした。■夫婦として心を通わせられた瞬間ただ労いの言葉をひと言だけでも聞きたかった…。娘を産んで以来初めて、夫婦として心を通わせられた瞬間でした。次回に続く! 【同じテーマの連載はこちら】 産後の話 この連載の全話を見る >> 親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK! この連載の全話を見る >>
2021年02月10日子育て日記イラストがTwitterで大人気! ぎゅうにゅうさん(@gyuunyuu_umai)の脱力系育児マンガが連載スタート! とうにゅうちゃん(6歳)、れんにゅうちゃん(2歳)姉妹の、可愛らしく可笑しなふたりの世界に胸きゅん♡ 第10回目の今回は、子どもたちだけでの“ガールズトーク”をこっそりのぞき見!……何の会話?最近、子どもたちが2人で会話することが増えました。よくわからない話をしてることも多いけど、かぁかはそれを聞くのが好きだよ。[育児マンガ・子育て日記連載]ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク、次回もお楽しみに♡育児マンガ・子育て日記連載「ぎゅうにゅうさん家のガールズトーク」の記事一覧ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.1「名言」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.2「わかるよ……その気持ち」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.3「大人な対応」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.4「オレンジジュース」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.5「なにげない会話」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.6「なんでも真似っこ」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.7「大好きすぎて」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.8「喧嘩のごめんね」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.9「心配なこと」ぎゅうにゅうさん家のガールズトークVol.10「心配なこと」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!ぎゅうにゅう育児漫画など描いてます。6歳、2歳の娘と旦那と私で暮らしています。「ぎゅうにゅう日記 ほへーっと2人育児編」発売中!Twitter:@gyuunyuu_umai
2021年01月15日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。今回は、子どもが生まれる前に考えていた、「理想の子育て」が崩壊していた瞬間について書きたいと思います。■子育てに少しだけ自信があった私私がイライラして怒りをぶつけるのは、世界でただひとり、母にだけでした。母に、”理解されていない”と感じると、無性に腹が立ち、よく口げんかしたものです。私は人にイライラしたり、イライラしたとしても、その人に怒りをぶつけることはほとんどありませんでした。介護の仕事をしていたときも、他のスタッフが仕事に対しイライラして文句を言っていたとしても、そんなにイライラすることかな? と心の中で思っていました。なので、自分はどちらかといえば、穏やかな人間なのかもしれない、とこのときは思っていたのです。介護の仕事を辞めた後、私は認知症のおばあちゃんのお世話をしていました。話をしていて、1分もたたないうちに、話していたことを忘れてしまうおばあちゃん。ずっと一緒にいると、イライラすることももちろんありました。けれど、そのイライラをおばあちゃんにぶつけたり、激しく怒ったりすることはありませんでした。育児も、きっと同じで大変なことはたくさんあるだろうけれど、今みたいに、楽しくできるのではないかと思っていたのです。そして子どもができました。 ■はじめての育児はとても神経質になった妊娠すると、情緒不安定になることもあり、不安もありましたが、喜びの方が大きく、きっと大丈夫、なんとかなる! と前向きに考えました。心穏やかに、楽しく育児をする…息子が生まれるまでは、それが理想だったのです。はじめての育児は、とても神経質になりました。数時間おきの授乳でまとまった睡眠時間がとれず、心配事も尽きない日々。私の情緒不安定は続き、子育てにまったく自信が持てません。ある日、私は息子に感情的になって怒りました。私の「理想の子育て」が崩壊した瞬間です。しかもそこから、たびたび感情的に怒ってしまうようになりました。子どもが言うことを聞かない、なんて当たり前のことです。私だって、親の言うことを聞かない子どもでした。それを棚に上げて、諭すことも叱ることもできず、感情的に怒ってしまう…そんな自分が情けなくなりました。子どもが生まれる前、少しだけ自信があった自分が恥ずかしいと思いました。そもそも、介護と育児は比べられるようなものでもありません。まったくもって別物です。おばあちゃんに感情的にならないからといって、自分の子どもに感情的にならないわけではありません。そんな当たり前のことに気づかない私は浅はかだなぁと思いますが、その状況になってみないと案外わからないものだな、と改めて考えさせられました。私はこんなに短気で怒りっぽい一面があることを息子に教えられました。 ■息子のおかげで気づけることがたくさんある今では、感情的に怒ってしまった後、謝る日々です。これでいいとも思っていませんが、今はこのようにしかできないのです。「子どもを感情的に怒ってはいけない」と人に言われようと、怒らないことができないのですから。怒らずに叱るということができずに、感情的に怒ってしまうのが、私なのだと思います。私の「理想の子育て」は、息子が生まれてまもなく崩壊しましたが、すべてが崩れたわけではありません。私の理想とはちょっとばかり違いましたが、こうして息子のおかげで気づけることがたくさんあるので、ありがたくも思います。心穏やかに息子と接しているときもあれば、息子と楽しい時間を過ごすこともあります。息子が生まれてきてくれただけで、十分だとも思います。こんな私のところへ生まれてきてくれた息子は、とてもかわいくて、愛しくて仕方がありません。時には怒ってしまうこともありますが、毎日のように、大好きで、大切だということを伝えています。これからも伝え続けたいと思います。
2020年12月27日ウーマンエキサイトのみなさまこんにちは。ぐっちぃです。理想の子育てということで、わたしが出産前に脳内シミュレーションしていたことをお話しますね!■ 育児スケジュールを組んでいたけれどわたしは10年前ほどに、双子を出産しました。一度に赤ちゃんが2人もきて、「絶対楽しいし、かわいいだろうな」とお花畑のようなイメージが脳内をかけめぐっていましたよ。わたしが出産した当時は、まだスマホもなく(SNSももちろんない)インターネットの情報もどこまで信じていいかわからずで、ひたすら本と病院で聞いた話をメモして、脳内シミュレーションしていました。……なんてことが夢だとわかったのは、娘たちが退院してすぐ!こんなスケジュールどおりに進むなんてことは、1日たりともなかった。妹は、妹とはいえ先に出産をしていたので、育児の先輩だったのです。初育児、気付かないうちに自分で「本のとおりにやらなきゃ!」ってゴリゴリに脳を固めていたみたいなんですよね。もちろん、スケジュールを立てて進めていくのはいいと思うけど、そのとおりにいかなかったときに、いつもは焦っていたことが、「まいっか、なんとかなるか」な考えに変わった瞬間でした。育児は思ったとおりにいかない。あれから約10年経ったけど、今も同じことを思うし、きっとこれからも「育児の理想」が崩壊していくことを何回も経験していくんだろうなと思っています。ただそこで「なんで!? どうして!?」とならずに「じゃあほかの考えを」と脳にスイッチを入れられるよう、切り替え能力を身に付けていきたいです。
2020年12月23日子育てに対し、未経験者の中には『キラキラしていて楽しいもの』というイメージを持っている人は少なくないかもしれません。しかし、現実の子育ては心身ともに大変なことばかり。ストレスが蓄積した結果、産後うつや育児ノイローゼになってしまう親が数多く存在します。親も1人の人間であり、誰もが最初は子育て初心者です。いくら愛しい我が子とはいえ、夜泣きやイヤイヤ期、ワンオペ育児などが原因で疲れてしまうでしょう。産後うつや育児ノイローゼになってしまうと、従来のうつ病のように何もやる気が起きなくなってしまったり、常にイライラしてしまったり、突然泣き出してしまったりと情緒不安定な状態になってしまいます。『育児ノイローゼ気味だった時に描いた漫画』が話題に漫画家であり、2児の母親である、すがたひかる(@hen8996)さんも育児ノイローゼを経験した1人。3歳の長男が生まれたばかりの頃、初めての子育てに追われ、すがたさんは忙しい日々を送っていました。その頃を思い出すように、すがたさんは当時描いた漫画を2020年10月16日にTwitterへ投稿。すがたさん自身も「カオス」と評する内容に反響が上がっています。続き pic.twitter.com/9q3F5PJjWl — すがたひかる (@hen8996) October 16, 2020 生後11か月だった頃の長男は、元気すぎるほどだったそうです。常に叫び声や泣き声が家の中に響き渡り、すがたさんは我が子の甲高い声を聞き続けなければなりませんでした。そんな中、すがたさんに声をかけてきたのは…両耳の鼓膜!「お願いします、耳栓をしてください…このままではつらいのです…」と助けを求めてきたのです。鼓膜たちのSOSは、すがたさんの心の声だったのかもしれません。ユーモアたっぷりに描かれていますが、育児ノイローゼの恐ろしさが伝わる作品です…。漫画は拡散され、多くの子育て経験者から共感する声が寄せられています。・私も耳栓を着けたら落ち着きました!心に余裕もできた気がします。・ミギノミミコマクヌシのセンスがありすぎて笑えない話なのに笑った。・自分も子育て中はよく脳内の自分と会話してたな…。まさに今、我が子の声でストレスを溜めている人は、左耳の鼓膜さんのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。あなたの左耳の鼓膜さんとミギノミミコマクヌシも、助けを求めているかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2020年10月18日子育て支援センターをご存じでしょうか。市区町村や社会福祉法人、NPO法人等が運営する施設で、地域の子育て家庭に対する育児支援をおこなうことを目的としています。利用した方もいらっしゃると思いますが、利用をしていない方向けに子育て支援センターについてお伝えします。 子育て支援センターとはこんなところ子育て支援センターは地域の子育て支援の拠点として、全国に7578か所(2019年度)ある施設です。従事者や施設の差はありますが、子育て親子の交流の場の提供と交流の促進、子育てなどに関する相談・援助の実施、地域の子育て関連情報の提供、子育ておよび子育て支援に関する講習などの実施をおこなっています。 分類としては、以下の3つに分かれます。 ひろば型常設のひろばを開設し、子育て家庭の親とその子どもが気軽に集い、うち解けた雰囲気の中で語り合い、相互に交流を図る場となっています。公共施設内のスペースや商店街の空き店舗、学校の余裕教室、民家の一室などで実施しています。 センター型地域の子育て支援情報の収集・提供に努め、子育て全般に関する専門的な支援をおこなう拠点として機能するとともに、既存のネットワークや子育て支援活動をおこなう団体等と連携しながら、地域に出向いた地域支援活動を実施しています。保育所などの児童福祉施設や公共施設等が実施場所となっています。保育士や看護師など、育児・保育に関する知識・経験を有する人を2名以上配置しています。 児童館型民営の児童館、児童センターにおいて、利用児童の来館前の時間などを利用して、親子の交流・集いの場を設けるとともに、子育て中の親などの当事者等をスタッフに交えて、身近で利用しやすい地域交流活動を実施しています。 電話やメールなどで相談ができるところも利用するには、予約が必要なイベント以外では基本的には予約不要ですが、最近では新型コロナウイルスの影響で通常と異なる運営がされているケースもありますので、まずはホームページやお電話などで確認しましょう。相談ごとであれば、子育て支援センターにもよりますが、電話やメールで子育てについての相談を受け付けているところも増えています。ご相談の内容としては、子育て全般、子どもの発達・発育、一時預かりの紹介、子どもと遊ぶ場所など多岐にわたっています。 また、子育て支援センターではありませんが、ベビーカレンダーでも専門家への相談ができます。ユーザー登録をしたうえでログインすると、無料で助産師・管理栄養士などに相談ができるフォームが開きますので、ぜひご利用ください。 子育てについて不安になることもあると思いますが、子育て支援センターの利用や専門家の相談で解消される内容も少なくありません。子育てでお困りのことがある場合には、子育て支援センターの利用や本サイトも含めた専門家への相談をすることも検討してみましょう。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2020年09月23日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「育児マンガ」をご紹介♪ マンガを描いているのは、ゆーぱぱ(@too6mi)さん。3歳と7歳の姉妹のパパです。お姉ちゃんの塩対応に傷つきながらも、日々娘さんたちと向き合うエピソードです。 パパが作った料理に対して、娘の反応は…!? 娘さんからのまさかの一言!これはとってもうれしかったはず♪ ママやパパにとって子どもの一言はパワーワードですよね! ゆーぱぱ(@too6mi)さんの育児日記はTwitterやブログにて更新中です♪ ぜひチェックしてみてくださいね☆ 子育てからの解放。#育児絵日記#育児漫画#子育て絵日記#子育て漫画#育児あるある#イラスト pic.twitter.com/yHfzxG0kD3 著者:イラストレーター ゆーぱぱ茨城県出身。3歳と6歳(もうすぐ7歳)娘の父。育児漫画を描いています。Twitterを中心にイラストを投稿しております。
2020年08月12日出産した途端、授乳、抱っこ、オムツ替えの無限ループで、なかなか夜もゆっくり寝られないですよね。さらに、しばらくはガルガル期ということもあり、イライラモヤモヤすることが多いと思います。突然涙が止まらなくなったり、落ち込んだりすることもあるでしょう。そんな時、決まってかけられるのが「赤ちゃんが小さいからしょうがないよ」「子育てって大変だから」という言葉です。そう言われると「そうか、このイライラモヤモヤは育児のせいなんだ。もしかして、自分は育児ノイローゼなのかも…」と思うかもしれません。でも、それは本当に育児の大変さに対するイライラモヤモヤなのでしょうか? もしかしたら、原因は別にあるかもしれません。今回は、子育てママが勘違いしてしまう、育児が原因ではないイライラモヤモヤについてお話ししましょう。■そのイライラモヤモヤ、育児が原因ではないかも?育児は一生のうち何回も経験することではないし、少子化のため身近に相談できる人も少ないため、ひとりで悩むママは多いでしょう。育児は完璧にやらないといけない、良妻賢母でなければいけないと自分自身を追い込んでしまい、育児がつらい、苦しいと感じてしまうことも。確かに、出産によってママの生活は一変します。夜は授乳のために頻繁に起きなくてはいけませんし、ひとりの時間もなくなり食事もおでかけもままなりません。そもそも命を預かること自体の責任が重すぎて相当ストレスを感じますよね。それに加え、産後のホルモンバランスの変化から、自分以外の人やものに対して攻撃的になる、いわゆる「ガルガル期」もしばらく続きます。出産後のママからの「突然涙が止まらなくなった」「うまくできない自分を責めて落ち込んだ」「夫に当たり散らしてしまった」といった声は少なくありません。「もしかして私、育児ノイローゼなのかもしれない」と追い込まれている方もいるでしょう。そういった時、周囲はたいてい「仕方ないよ、育児が大変なんだから」となぐさめの言葉をかけてくれます。「そうか、育児が大変だから、私はこんなにイライラモヤモヤしているんだ」とママも納得するかもしれません。しかし、そのイライラモヤモヤは本当に育児だけが原因でしょうか? 子どもを育てる大変さだけが、ママを追い詰めているのでしょうか? 例えば1日、夫や親に子どもを任せてひとりで出かけても気が晴れない。夫がどんなに家事育児を分担してくれても、イライラが止まらない。そんな時は、育児が原因ではないかもしれません。■あなたのイライラモヤモヤは何が原因?直面しているつらい気持ちの原因が、育児かどうかをチェックする方法が一つあります。それは「誰(何)に責められていると感じるか?」を自分自身に問いかけてみるのです。もし、育児が原因なら、あなたを責めているのは「あなた自身」。「どうしてちゃんとできないんだろう」「子どもが泣いている理由がわからない」など、自分が思い描く理想の子育てができていないと感じ、自分を責めてしまうのです。日本には昔から、3歳までは家で親が子育てするのが望ましい、ミルクより母乳の方が丈夫な子どもが育つ、夜中の授乳や添い寝は必須といった「育児神話」が存在します。実際は、その全部もしくは一部はすでに科学的に間違いであると証明されていますが、もしかしたら、そういった育児神話にとらわれて、自分で自分を責めてしまっているのかもしれません。そんな時は、夫に「もう限界なので今日は家事をやめます」と放棄宣言をして、まずはぐっすり眠ること。また、短時間でもひとりの時間を作るなど工夫してみましょう。一方で、あなたを責めていると感じるのが自分以外の場合は、イライラモヤモヤの原因は育児ではなく、その人やものかもしれません。例えば、義母から「母乳で育てていないの?」と言われた、夜に子どもが泣いているのに夫は全く起きる気配がない、早く復職したいけれど保育園に入れなかったなどは、どれも育児に関係するイライラモヤモヤです。しかし、あなたが責められていると感じているのは、それを発した人や環境に対してではないでしょうか。自分で自分を責めているのか、他人から責められていると感じているのかをチェックすることで、あなたのつらいと感じている原因がはっきりしてきます。■イライラの原因が実母・義母にある場合の対処法育児を媒介として、他人に責められていると感じつらいのだとしたら、どうしてそう感じるのかをさらに深く自分自身に問いかけてみましょう。例えば、親が育児に口を出してきた時にカチンとしたのだとしたら、どうして素直にそのアドバイスを聞けないのかを自分に問いかけてみるのです。もしかしたら、親のアドバイスは古い常識で、今の育児とはもうかけ離れているのに、押し付けられていると感じているのかもしれません。もしくは、親がいつまでも自分を子ども扱いして、育児にまで指図しようとしてきているのを嫌だと思うこともあるでしょう。それまではつかず離れずの距離で実母や義母といい関係を築いていたのに、子どもが生まれた途端、いろいろ育児に口出しをされて仲がこじれたという話をよく耳にします。おそらくこれは、実母・義母に「育児の先輩」意識があるからでしょう。娘(嫁)の仕事や趣味、人間関係などはよくわからないけれど、育児は自分もかつてやったことがあるから、「余計な一言」を言ってしまうのです。裏を返せば、実母や義母は育児が唯一、遠慮なく口を出せる分野と思っているのでしょう。そういった時は、アドバイスされたことや行動が本当に正しいことなのかどうかを冷静に見極めることが大事です。それが、育児の古い常識であったり、ただの思い込みであったり、単なる習慣の違いだとわかったら、それに対して自分はどう振るまえばいいかを考えてみます。実母・義母には「今はもうそれは違うそうなので、保健師さんの指導に沿ってやってます。見守っていてくださいね」と直接もしくは夫を通して、きっぱりと伝えるといいでしょう。■イライラモヤモヤの原因が夫や環境にある場合の対処法イライラモヤモヤの原因が夫の言動や行動にあるようなら、実力行使に出てみてはいかがでしょうか。例えば、家事がおろそかになっていることを夫に注意されたとしたら、先でも紹介したように、「今、育児が大変で、体力も落ちています。倒れそうなので睡眠時間確保のために今は寝ます」と宣言するのもいいでしょう。育児は母親の担当という風潮が未だに残っていますが、夫もわが子の親です。どんどん弱音をはいて、どんどん頼って、育児や家事に巻き込んでいくようにすれば「家事をちゃんとしたら?」といった心ない言葉は出てこなくなるでしょう。また、育児に不親切な環境へのイライラもありますよね。気軽に預けられる先がない、保育園に入れられなかったなどが挙げられるでしょう。特に用事がなくても、地元の保育園の一時保育や保育ママなど、行政サービスを調べて利用してみるのがおすすめです。家族以外にも預け先を確保しておくことは、ママの気持ちの安定にもつながりますし、急遽お願いしなければいけないことが起こっても、預け慣れていればお願いしやすいですね。人に頼るのが苦手なタイプは「子どもが小さいのに他人へ預けるなんて…」と抵抗を感じる人もいるでしょう。しかし、夫婦共働きであれば、子どもを保育園などに預けたりと他人の手を借りるのは普通のこと。「長時間預けて、何かあったらどうするの?」といった言葉を口にする人もいますが、母親ひとりの育児の方が絶対に安全とは限りません。逆に、保育のプロに育児をお願いできて、自分はイライラモヤモヤから解放されるのですから一石二鳥ではないでしょうか。日本には「苦労してこそ子育て」といった風潮がありますが、育児の大変さと子どもへの愛情は、決して正比例ではありませんから、罪悪感を覚える必要はないのです。子育て中のイライラモヤモヤ、その原因が本当はどこにあるのか。ぜひ今一度、自分に問いかけてみてくださいね。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年06月12日子供の誕生とは、多くの親にとって無上の喜びです。しかし、仕事や家事と両立して子育てをしなければならない親が、膨大なタスクの量に頭を抱えることは日常茶飯事でしょう。2児の父親である、パパ頭(@nonnyakonyako)さんが描いた漫画をご紹介します。『家電は育児を変えるよ』パパ頭さんは、育児休業中、こなさなくてはならない家事の多さに衝撃を受けていたといいます。さらに、子供がいるとお金が減っていくことに気付き、にっちもさっちもいかなくなり…。日々のつぶやき。家電は育児を変えるよ・・・!(1/2)※育休中に描いていた漫画です。 pic.twitter.com/4NZ5GpqlL3 — パパ頭 (@nonnyakonyako) May 30, 2020 家事の大変さと貯金が減っていくことに頭を悩ませていたパパ頭さんは、投資だと考え、あえてお金を使うことを決意。自動掃除機やオーブンレンジを購入し、家事に割く時間を大幅にカットすることに成功したのです!家事に取られる時間が減ったことで、子供の相手をするゆとりが出たパパ頭さん。満身創痍でボロボロになった財布を看取り、新たなる質のいい家電の購入費用を手に入れるため、再び仕事へと戻ったのでした…。漫画に対し、読者からは「めっちゃ分かる」「これぞ正しいお金の使い方!」「家電は本当に親にとって夢のアイテムだよね」といった声が相次いでいます。生活の中で、家族にとって一番必要なものは何かを考えて、家事を楽にするという選択をしたパパ頭さん。家電による出費は痛いですが、得たものは、それ以上に大きかったといえますね![文・構成/grape編集部]
2020年06月02日感染症により、休園・休校の長期化、不要不急な外出の自粛要請で、子育て中のママやパパの負担やストレスは一層倍増しているでしょう。ちょっと気晴らしにお散歩やおでかけも難しい今、家の中でずっと子どもと相対していると、逃げ場がなくなって心が折れてしまいそうになることも。「子どもはかわいいし、きちんと育てたいと思っている。でも…」と悩む親は少なくありません。育児ノイローゼ、産後うつなどにならないためにはどうしたらいいのでしょうか?子育ての不安やイライラ、焦り、迷いを抱えるママやパパに向けて、内外出版社から新刊 『小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫』 が発売されました。著者は、小児科医で二人のママでもある、森戸やすみ先生。育児に悩むママやパパへ向けたこの本では、これまで信じられてきた育児神話の“本当のところ”や、とくにママがつらく感じる原因、自分らしくラクになれる子育てのヒントなどが、小児科医の視点でわかりやすく解説されています。●森戸やすみ(もりと・やすみ)先生小児科専門医。一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、2020年6月1日、東京都台東区に『どうかん山こどもクリニック』を開業予定。『小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK』(内外出版社)など著書多数。二子の母。Twitter: @jasminjoy Facebook: ■育児のトラブル・悩みはすべてママのせい?たとえば、おでかけ先や公共の乗り物の中で、子どもがなかなか泣きやまない。わが子がほかの子とうまく遊べなくて、つい手が出てしまう。せっかく離乳食を作っても、あまり食べてくれない。子育てではよくあることですが、そういう時になぜか決まって言われるのが「それって、愛情不足じゃない?」「もっと子どもには手をかけてあげないと」といった言葉です。とくに、子どもを保育園や学童に預けながら働いているママの多くは、家族だけではなくママ友や会社の同僚、よく知らない人にまで、同じようなことを言われた経験があるのではないでしょうか。実際、著者の森戸先生も、テーマパークで遊び疲れた娘さんが帰りの電車でグズったとき、たまたま乗り合わせた高齢のご婦人から「お母さん、もっと抱きしめてあげて」と諭された経験があるそうです。娘さんがグズったのは、森戸先生が抱きしめなかったからではなく、遊び疲れたからなのに。「それは本当に“親の愛情不足”が原因でしょうか?」と森戸先生は問いかけています。育児で何か問題や困ったことが起こったとき、人はどうしてなのかと原因を求めたくなるもの。しかし、子どもはそれぞれ個性がありますから、どの子にも当てはまる育児の定石はなく、大人の理屈では理解できないことも多いでしょう。一方、愛情というのも数値で測れるものではなく、親がどれほど子どもを愛しているかは目で確かめることはできません。そこで、「理解できない子どもの行動は、誰にも確かめられない親の愛情量に責任転嫁されているのではないか?」と、森戸先生は読み解きます。たしかに、親の愛情不足が原因としてしまえば、言った本人は間違いだと反論される心配もなく、自分に責任がないことも遠回しに主張できます。親に責任を押し付けることで、理屈の通らないことが解決できたと自己満足もできるわけです。しかし、子どもが泣いたりわめいたりすることと、親の愛情不足との因果関係は誰にもわかりません。子どもの数だけ個性もそれぞれで、グズってしまう原因もそれぞれ。それを、手っ取り早く原因を見つけたい大人が、こじつけているだけなのです。ところが、「小児科医をはじめ子どもに関わる専門家の中にも愛情の多寡(たか)の話をする人がいるのですから残念なことです」と森戸先生。たしかに、筆者もわが子を預けていた保育園の先生から同じようなことを言われたことがあったことを思い出しました。こういった周囲の「なんでもかんでも親の愛情不足が原因」というプレッシャーから、育児で何か困ったとき、「ほかの親ほど自分は愛情をかけてあげられていないのではないか」「もっと私がちゃんと子どもを見ていれば」と、無意識のうちに自分を責めてしまう方は少なくないでしょう。でも、それは周りからの勝手な押し付けであって、“親の愛情不足”と決めつけることは害でしかないと森戸先生は一刀両断。この言葉に、悪い夢からスッキリ目覚めたような清々しささえ感じます。■育児神話「根拠のないもの、気をつけたいもの」「子どもの問題は親の愛情不足が原因」と同じように、根拠なく信じられ続けている“育児神話”はたくさんあります。本書で紹介されているだけでも、以下のものが挙げられます。●3歳児神話「3歳までは家で母親の手で育てることが子どもの精神的な発育に一番良い」というイギリスの精神医学者ジョン・ボウルビィによる戦争孤児を対象とした調査報告(1951年)が元となっている考え●スマホ育児批判かつてはテレビやビデオ、パソコン、今はスマホといったメディアを使って子守りをしたり、親自身が夢中になることで、親子関係や子どもの心身の発育が阻害されるという日本小児科医会の提言(『スマホに子守りをさせないで!』(※1)●子どもの夜ふかし子どもは夜9時までに寝ないと、成長ホルモンが分泌されないために発達が遅れ、しかもキレやすくなるというもの●母乳信仰ミルク(粉・液体)よりも母乳の方が優れていて、どんな状況においても絶対に母乳のみで育てる方が赤ちゃんのためには良いという考え●離乳食を遅らせてアレルギー予防離乳食の開始を遅らせ、なるべく母乳だけで長く育てた方が、食物アレルギーの発症を予防できるというものいずれも、日本で一般的に信仰されている“育児神話”です。おそらく多くのママやパパが、これらのほとんど、もしくは全部を正しいと信じ、厳守しながら育児をしているのではないでしょうか。しかし、森戸先生はこれらに「すべてが根拠のあることなのでしょうか?」と疑問を投げかけています。たとえば、「3歳児神話」。精神医学者ジョン・ボウルビィが提唱していたのは、「子どもが育つ過程で、信頼できる大人との愛着関係を築くことが大事だ」ということ。それが、なぜか日本では「3歳まで母親の手によって育てられることが大事だ」にすり替わって信じられてきました。この3歳児神話はすでに国内外では否定されている考え方で、1998年の「厚生白書(平成10年版)」(※2)では「少なくとも合理的な根拠は認められない」とされ、さらに「母親と子どもの過度の密着はむしろ弊害を生んでいる、との指摘も強い」とされています。しかし、いまだにこの古い神話を信じている年配者は多く、「こんなに小さいのに保育園に行かせるなんて」「3歳までは家でお母さんが見た方がいい」といったことを言い、ママは根拠のない罪悪感を背負わされながら働くという事態がいまだに起こっているのです。それは、ほかの育児神話にも当てはまることだと本書は伝えています。たとえば、今のママはスマホから育児情報を得る機会が多く、小児科の予約をスマホでしたりお薬手帳のアプリを使ったりもします。スマホを使っているからといって育児をおろそかにしているわけではないし、息抜きにゲームをしたとしても一日中ではないのだから何も悪くないということ。子どもの夜ふかしがよくないのはたしかだけれど、その理由の一つとされてきた「成長ホルモンは夜10時〜翌2時に分泌される」というのは、今では間違いだとわかっていること。夜9時に寝るべき、早く寝ないとキレやすくなるという説に根拠はないということ。同様に、どんな状況でも母乳育児がいい、離乳食を遅らせたらアレルギーを予防できるという説も、間違っていることがいまでは明らかになっています。むしろ、離乳食に関しては、開始を遅らせることでかえってアレルギーのリスクが高くなることがわかっています。しかし、前述の「“親の愛情不足”ですべて片付ける問題」と同じように、小児科医や産婦人科医、看護師、保健師、保育園や幼稚園の先生といった普段から子どもと接している方でも、いまだにこれらの育児神話を唱える人は少なくありません。そういった専門家でさえ信じているのですから、夫や両親、兄弟、ママ友、会社の同僚が不用意に育児神話を持ち出してくるのも納得です。では、そんな古くさい育児神話とママはどう立ち向かえば良いのでしょうか?■今だから夫婦・家族と子育てについて考えようママが育児に不安を感じたり悩んだりするきっかけの一つに、ほかの人からの言葉かけがあります。たとえば「母乳なんでしょ?」「2人目は?」「こんな小さいのに連れ歩いて」「保育園に通わせるなんてかわいそう」など、挙げていけばきりがありません。子どもを生んでまず最初にびっくりするのは、こういった「余計なお世話」とも取れる不用意な言葉をかけてくる人が本当に多いことです。家族や友人ならまだしも、通りすがりの知らない年配者からも「今日は良いお天気ね」のノリで「私たちの頃はね…」と育児アドバイスが始まったりします。また、そういった言葉はほとんどの場合、お父さんではなくお母さんにだけ向けられるのも不思議です。それは、暗に「子育てのメインは当然、母親」という育児神話の押し付けが見え隠れしているようです。このようなママを悩ませる言葉や態度は、元をただせば前述した根拠のない育児神話がベースになっていることが多い印象です。森戸先生は、「そういった言葉はスルーしていい」と本書の「祖父母世代と親世代のギャップの埋め方とは」の章で解説しています。スルーしていい理由として、次の2つが挙げられています。 祖父母世代が育児をしていた頃の常識が、いまでは非常識となっていることが多い 育児はとてもナイーブで個人的な体験のため、各家庭で事情が違う大抵の場合、言葉をかけた側の問題ですが、相手が義両親や実両親の場合は、育児を手伝ってもらったり一生お付き合いを続けていく関係だからこそ、ことを荒立てられずにイライラ・モヤモヤしながら多くのお母さん、お父さんは我慢しているでしょう。そういった相手の言葉は聞き流す、適度に反論して距離をとるなどして、それでも改善が見られないなら、「育児で大変な時に、無理して会わなくてもいい」と森戸先生はバッサリ。育児の協力者は何も家族でなければいけないことはなく、幼稚園や保育園、保育ママ、ファミリーサポートなどの行政サービスを活用するなどで頼れる先をいくつも持っていた方が、子育てのストレスは軽減されることに気づかせてくれます。そういったことを夫婦で話すことも大切だと本書では伝えています。「育児は母親のもの」といった育児神話によって、これまでずっと子育てにおいて部外者扱い、戦力外通告をされてきたパパ。でも、いまはもうそんな考え方は古く、夫婦2人で子育てに関わっていく時代。パパも育児の当事者であり、同じ視点から、同じゴールに向かってどう子どもと関わっていくかを夫婦で話し合うことが、育児をもっとラクで楽しいものにしていくのでしょう。そのためにも「父親も育児参加できるよう排除しないで後押しを」と社会全体の意識改革も必要だと訴えています。■子育てでつらい、不安になったときは「子どもはかわいいし、初めてのことばかりで大変だけど、育児も毎日発見の連続で楽しい。でも、なぜかイライラ・モヤモヤしてしまうのはどうして…」そんな風にママやパパが悩み、「自分がおかしいと感じているのに『それは、おかしい!』と声を上げられない周囲からの育児プレッシャーが原因」と本書で読み解いてくれた森戸先生。そのほか、子どもの発達に関する疑問やお悩み、子育てメディアとの付き合い方、小児医療の正しい知識などを、小児科医として、また2人のお子さんのママとしての視点から、わかりやすく解説しています。読後は、心の中のモヤモヤがすっきりと晴れわたり、「子育てはだいたいで大丈夫よね!」と育児にたずさわるすべての人に安心と勇気を与えてくれる一冊となっています。■参考書籍 『小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫』 (内外出版社 森戸やすみ著 1540円(税込))朝日新聞の医療サイト『アピタル』の連載「小児科医ママの大丈夫!子育て」をまとめ、大幅に加筆したた1冊。●森戸やすみ先生1971年東京生まれ、埼玉育ち。1996年私立大学医学部を卒業し、医師国家試験に合格。専門的な学術書と手に取りやすい気軽な本の中間に位置するようなものを作りたいと考えている。<参考サイト>※1 公益社団法人 日本小児科医会: 日本小児科医会の提言(『スマホに子守りをさせないで!』) ※2 厚生労働省: 「厚生白書(平成10年版)」
2020年05月17日第一子が赤ちゃんのころはネット情報や育児雑誌、育児本を読み漁っては一喜一憂していました。情報の取捨選択がじょうずにできず、全部まともに受け止めていたので「やるべきこと」が多くクタクタに……。「〇〇でなければ」という思い込みを減らすことで育児はぐんと楽しくなりました。私がやめてよかったと感じることを紹介します。 「時間に縛られすぎ」をやめる 赤ちゃんが生まれてから、食事、散歩、睡眠など、常に時計に追い立てられるように生活していましたが、何だか窮屈で疲れてしまいました。 そこで起床と就寝という基本的なところ以外、極力時計を見ない生活に切り替えたところ思った以上に快適に! 赤ちゃんは親が思う以上に規則的におなかがすくし眠くなります。赤ちゃんの本能的な欲求に添って一緒に行動すれば、自然と赤ちゃんと向き合う時間が増え、赤ちゃんの気持ちも理解しやすいと感じます。 「過剰な衛生観念」を捨てる 特に第一子のとき、「清潔でなければ」と思い込んでしまい、赤ちゃんの周りの衛生面が気になって仕方ありませんでした。頻繁に食器を煮沸したり漂白剤に浸けたり、せっけんでものすごく丁寧に手を洗ったり、朝夕部屋に掃除機をかけたり……。 でも、赤ちゃんが洗濯していない靴下を舐めているのを見て、「気にしすぎていた」ということに気付きました。それ以来、外出から帰ってきたときは丁寧に手を洗いますが、ちょっと汚れたときは水洗い、食器は普通に洗うだけ、掃除機は1日おきと無理しすぎずに過ごしています。 「遊ばせなきゃ」と頑張りすぎない 家事やほかのきょうだいとのバランスで、赤ちゃんとの遊び時間がうまく取れないこともあります。そんなときはおむつ替えをしながら手遊び歌をする、家事をしながら一緒に歌う、一緒に買い物に行くだけでも毎回違う刺激があります。 時間のあるときに公園遊びや絵本は楽しいですが、「遊ばせなきゃ!」と頑張りすぎるのはやめました。日々生活のあらゆる場面を遊びと結びつけることで赤ちゃんは自然といろいろなことを身に付けていくようです。 家事・育児の必要不要の基準は、家庭の数だけあると思います。しかし、忙しすぎて育児を楽しめないなら、たいして必要ない家事に時間をかけ過ぎなのかもしれません。1日は24時間。なるべく赤ちゃんと笑って過ごしたいですね。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2020年04月13日第1子の子育てに奮闘していたあの頃。 友人はまだ子育てを経験しておらず、身近で相談できる人もなかったので、私のお手本は育児書や育児雑誌でした。 口に出しこそしませんでしたが、「失敗できない」「どこに出しても恥ずかしくない子にしてみせる」と、ものすご~~く肩に力が入っていたように思います。 ■育児書でがんじがらめになった私いろいろ育児書を読み漁っていると、だいたいどこの書籍でも共通して書いていた正しい育児方法は、 「規則正しい生活を送る」だったんです。 朝は早く起きて夜は早く寝る。早寝早起きが健康な子どもの第一条件! どの本を覗いてもそう書いていたので、ここから私は子どもの「睡眠」に異様に意識を集中させていくようになりました。 「新生児の頃は1日中うとうとしているような状態です」って育児書には書いてあるのに我が子は全然寝ない。生まれたころからわりとしっかり起きてます。うとうと昼寝をしたって30分ぐらいで起きます。 だからその貴重な昼寝時間を奪いたくなくて、長男が寝ている間は本当に物音ひとつたてずに、息をひそめて静か~~~に過ごしていました。 生後4か月からは朝夜の区別をしっかりつけようと、朝になったら日差しを取り入れて、着替えをさせて、顔を拭いて…夜になったらだんだん明かりを落として、テレビも消して…と毎日丁寧にやっていました。 昼間に何かお誘いがあったとしても、子どもの昼寝最優先でお断りをし、 夜20時になったら寝かしつけ体制に入って、暗闇の中で寝るまでじぃぃっぃぃいいい……っと沿い乳していました。 当時暮らしていた地域が田舎だったということもあり、だいたい夜の18時にはどこもかしこも閉店するっていう感じだったので、夜の20時になったら気分は真夜中!! 子どもを連れて出歩くなんてもってのほか! 良い子は20時に寝ましょう~~~!!という考えでがちがちになったまま、長男を育ててきました。でもね? 子どもたちも小学生になって、子どもの数も増えて私自身かーなーり手抜きして育てる事も覚えました。 そして最近の話。今私は大阪に暮らしてるんですが、都会で暮らす人々の生活スタイルはさまざまで、勤務体系や家庭環境もそれぞれ。■ある日、都会の夜中のスーパーで… 最近、夜の23時半に翌朝の朝ご飯を買いにスーパーへ行ったんです。 こんな時間だけれど思っているよりもたくさん人がいます。 そしてこの日、夜の23時30分という時間にも関わらず、小学校低学年ぐらいの男の子が買い物に来ていたんです。 うぉっ! こんな時間に子どもがスーパーにいる!! って一瞬驚いたのですが、 でも、よく見ているとその男の子、おそらく親戚であろう方たちとお買い物に来ていました。 男の子は満面の笑みを浮かべていて、おばさん、おばあちゃん、おじいちゃんたちもすごく微笑ましく男の子と接していたんです。 なんだかとっても愛されている&かわいがられている~~!! その様子を見たら…「規則正しい生活リズム」だけにがんじがらめになっていた私自身って、すごく薄っぺらかったな~と思って。■育児にはいろいろなやり方があっていい! 私自身、子どもが1人2人と増えていくうちに、寝かせようとしたって子どもはなかなか寝ない事や、こういう風に育てようと思っても、思い通りに育たないことも身に沁みてわかりました。 この経験から「愛情があればやり方にこだわる必要はない」という結論にたどり着きました。少し乱暴な言い方のように聞こえますが、〇〇してはいけないとか、こうしないといけないとか決めすぎなくても、その子自身の心が満たされていて衣食住に極端な不足がなければ、あとはなんだっていいや~! っていう結論に至ったんです。 子どもが遅い時間に外を出歩く。これに対して拒否反応を示していた自分ですが、今では、別にそんな日があったっていいと思いますし、遅い時間にスーパーに行ったからといって将来この子がグレる! とか非行に走る! とか人間そんな単純なものでもないと思うようになりました。 この男の子のすご~~く幸せな顔、ふくふくのほっぺ、目を細めて見守るおばあちゃんたちの様子を見て、一場面だけを切り取って人の子育てを評価していた自分の浅はかさを反省しました。 子育てって一場面だけ切り取ってみるとすごく残酷な母親のように見えてしまったりしがちです。 泣いている子どもをなかなか抱っこしないと、「抱っこしてあげればいいのに」「抱きしめて育てるのが基本でしょ!」と周りが言うのは簡単ですが、ここに至るまでにさんざん抱っこしたんだよ~とか、抱っこしたっておろせっていうんだよ~~とか、もうひとつも抱っこ出来ないほど自分自身が疲れてるんだよ~とか母親には母親の言い分がある場合が多いです。周囲には全然伝わらない背景があるのですが、一場面だけを切り取ると・しつけのできていない親・厳しすぎる親・子どものいいなりになっている親と評価されたりします。「自分が評価されているかも!?」ということは過敏に気になるのに、いつしか自分も無意識のうちによその家庭を評価していたりしたんだなと気づいて、はっ! とした出来事でした。【関連記事】苦情が出ない子育てって…? ママが追いつめられてしまうわけ正しい子育てって何? 周りの意見に流されない子育て術\オギャ子さんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月03日こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんが生まれてから関わることが増えてくるのは、祖父母の存在ではないでしょうか。自分の父母・夫の父母と4人もいたら、とても助かる半面、それぞれの「子育て論」があったりして大変に思うこともあるはず。 今回は祖父母と共に子育てするときに、お互いが負担にならないように心がけることや、喜んでサポートしてもらうためのコツを話します。 子育ては時代によって変わる子育ては時代によって少しずつ変化しています。例えば有名な話でいうと、昔は「甘やかすことにつながるから泣いてもすぐに抱っこしない」「2カ月から果汁を飲ませる」など、今とは違う考え方がありました。その時代ではそれが正解だったけれど「今は違う」ということをどう伝えればいいのかと悩むママもいると思います。 子育ての思いが違うのは当たり前まず、子育てへの思いが違うのは当たり前ということを前提にして一緒に子育てをしましょう。おじいちゃん・おばあちゃんはそれぞれ孫のことを思い、良かれと思って行動しています。基本的に「助けてあげたい」と思っているはずなのです。ですので、気持ちを大きく持つことが必要です。 おじいちゃん・おばあちゃんのしたことを否定すると、その後の関係がギクシャクしてしまうかもしれません。赤ちゃんが泣いているときに「肺が強くなるからどんどん泣かせなさい」と言われたら、いきなり否定するのではなく、「元気な声ですよね。おなかが空いている時間なのでおっぱいにしますね」など、やんわりと伝えてみましょう。 してほしいこと・してほしくないことをはっきりさせる周りの大人たちは、子どもの命・健康・安全を守らなければいけません。例えば、家ではジュースは飲ませない、お菓子は親が量を決めて食べさせているなど、子どもの体のために大切にしたいルールがあるのなら、最初にきちんと伝えたほうがいいでしょう。 また安全面でいうと、車に乗るときは必ずベビーシート(チャイルドシート)に座らせるなどもはっきりと伝えましょう。事前に伝えていたほうが、お互いが迷わず子育てできます。このとき、パパとママの意見を一緒にしておくことも大切。夫婦で意見が違うと、おじいちゃん・おばあちゃんも混乱してしまいます。 身近な子育てから手伝ってもらうおじいちゃん・おばあちゃんは孫と過ごせることがうれしくて、ついあれもこれもしてあげたいと思うものです。最初から頑張りすぎると、おじいちゃん・おばあちゃんはエネルギー切れしてしまいます。まずはおじいちゃんたちの生活リズムを崩さない程度の身近な子育てを手伝ってもらいましょう。 例えば、公園に連れて行ってもらう、買い物に行く間に子どもを見てもらう、離乳食を作ってもらう、お昼寝の寝かしつけをしてもらうなどです。急なお願いや、病気などのピンチのときばかりをメインにお願いしていると、おじいちゃんたちも急な変化に大変さを感じてしまうことがあります。 感謝の気持ちを忘れない私自身、同居していた両親に助けてもらって2人の子どもを育てました。日々の子育てはもちろんのこと、子どもが病気になったときも病院に連れて行ってくれたり、泊りの出張も快く送り出してくれたりしました。2人の子どもがやさしく元気に育ったのは、間違いなく両親のおかげです。 でも、預かってもらうことが当たり前になってしまうといけません。「いつもありがとう」という感謝の気持ちを言葉できちんと伝えることも大切です。感謝の言葉がないと、おじいちゃん・おばあちゃんが子育てに負担を感じてしまうこともあります。食事会をする、一緒にテーマパークなどへお出かけをするなど、言葉だけでなくイベントなどで感謝を伝える方法もありますよ。 親の愛情と祖父母の愛情。愛情をたっぷり受けて育つ子どもは、心が安定しますし、パパやママとは違う身近な人と深い関わりは、子どもの人生において宝になります。ぜひ、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に楽しく子育てしてみてくださいね。 イラスト/マメ美著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年02月17日5歳娘と2歳息子を育てるモチコです。自他共に(?)認める親バカですが、じつは育児が精神的にしんどくなった時期がありました。もし今育児にしんどい方がいたら、その方のヒントになればと思い、当時のことを振り返って書いてみようと思います。※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。■生活環境の変化で、私に異変が…それは4年前、イチコが1歳7ヶ月で引っ越しをしたときのこと。実家の近くになったのですが、今までの生活と、あることがガラッと変わりました。それは…前に住んでいた地域は子育て世帯が多く、児童館や公園に行くと、自然とお話しする相手ができていました。数回会うと顔なじみに、気の合う人はママ友に。「今日ヒマだし児童館行こうかな?」というお出かけも、「今日うちに遊びに来ない?」という気軽なお誘いも可能で、ほぼ毎日、誰か大人と話していました。引っ越した後の地域には子育て世帯が少なく、公園でも児童館でもなかなか子連れのママに会いません。となると、ママ友ができず、大人としゃべらない生活、イヤイヤ期の娘と2人きりの生活に。その繰り返しの毎日が精神的につらく…。気がつけば…■もしかしたら私、育児ノイローゼかも…!?という状況に。毎晩イチコを寝かせては安堵する毎日。そして起きている時間はほぼ娘と2人きりなので、常に沈んでいるような、鬱々とした気持ちでした。今思えば、育児ノイローゼのようになっていたのかもしれません。■子ども好きなのに、「子育てがつらい」というショックもちろんイチコはかわいい存在で、面白い楽しいと思う瞬間もたくさんあるんです。そう思おうと、何度も自分に言い聞かせました。この気持ちもけっして嘘ではないんです。嘘ではないんですが、マイペースの子どもとずっと2人きりでいるのは、やっぱりしんどい。離れる時間がほしい。子どもの頃から子ども好きだった私にとっては、「子育てがつらい」と感じてしまうことは、とてもショックでした。次回は、「育児ノイローゼかも…」と悩むモチコさんがどんどんマイナス思考に落ちていきます。更新は、2月3日(月)を予定しています。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。>> 【医師監修】それって育児ノイローゼかも?! 症状と解消法とは \モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年01月27日登場人物ぐっちゃん:2018年4月生まれの男の子。よく食べよく眠る元気いっぱいボーイ。ママ(chiiko):ぐっちゃんのお母さん。激しくて楽しいぐっちゃん育児を漫画にしている。「怒ってばかりで疲れた」…息子がとった思わぬ行動とは?妊娠中は子どもとたくさん遊んで楽しく育児をしたいと思っていても、実際に子育てをするとうまくいかないことがたくさんありますよね。ときには「疲れた…」と顔をふせたくなるときもあります。そんなときの子どもは十人十色。ママからそっと離れる子もいれば、ママがつらいと思って泣き出す子もいるでしょう。chiikoさんの息子・ぐっちゃんは、顔をふせたママの頭にちょうど帽子が乗ると考えたのでしょうか。なんともかわいらしい行動ですが、ママの気持ちを考えると驚くべき度胸の持ち主です。今後もたくましく成長してくれる姿が、目に浮かんできました。(ままのて編集部)chiikoさんが描くぐっちゃん漫画が動画になりました!「ままのて」で大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もchiikoさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしでお楽しみいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソード妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてくださいね。著者情報
2020年01月23日初めての育児に不安を抱えているママ・パパは少なくありません。そんなママ・パパの大きな助けとなってくれるのが、先人の知恵が詰まった子育てについて書かれた本の存在です。日々新しい情報を取り入れることも、もちろん大事ですが、基本の育児本を一度読むことには大きなメリットがあります。育児本を読むメリット子育て、家事、仕事に…と、本を読む時間もなかなか確保できませんよね。しかし、質の良い本を読むことで得られる知識は、想像以上に大きなものといえるでしょう。育児本に手を伸ばす最初のきっかけとして、まずは育児についての本を読む具体的なメリットから確認していきましょう!赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる育児本を読むメリットとして、まずあげられるのが『赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる』というものです。核家族化が進み、大人になってから赤ちゃんや子どもと接する機会が少なく、気軽に相談できる祖父母・親族が身近にいない世帯が増えた現代では、赤ちゃんや子どもとの接し方がわからず、何もかも手探りの状態になりがちです。赤ちゃんの命を預かっていることへの不安で、ママ・パパが精神的に不安定になってしまうというのも珍しいことではありません。そんなとき、大きな助けになってくれるのが『育児本』の存在です。育児本を通じて赤ちゃんのお世話の仕方や健康管理の知識を学ぶことで、赤ちゃんを育てることへの不安が少なくなります。育児本は、子育てのマニュアルとしてだけでなく、ママ・パパの心の支えとしての役割も担ってくれる存在なのです。成長の目安、発達段階を確認できる多少の個人差はありますが、『首すわり』『寝返り』『ハイハイ』など、赤ちゃんの発達過程を知ることで、次に赤ちゃんができるようになることを知ると共に、それに応じた安全な環境を整えられるでしょう。場合によっては、成長の遅れや偏りから隠れた疾患に気付き、早期受診につなげるきっかけとなることもあります。赤ちゃんの健やかな成長のためにも、ぜひ1冊手元に置いておきたいものですね!【定番】おすすめベストセラー3選では、いよいよ実際におすすめの育児本を見ていきましょう!まずは、育児本の定番ともいえるベストセラーを3冊紹介します。はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ!人気育児誌『Baby-mo』の現役ママ編集者チームが、日々成長する赤ちゃんの育児に知りたいことを網羅した1冊です。オールカラーでわかりやすく、赤ちゃんの体と手指の発達&赤ちゃんの気持ちカレンダー、心と言葉の発達+ママ&パパの語りかけシートなども好評で、初めて育児をするママとパパに、まずは1冊おすすめです。 はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ! (実用No.1シリーズ) 最新! 育児新百科「この時期の赤ちゃんは何ができるものなの?」「ウンチの回数はこれくらいが普通なのかな?」そんな小さな疑問を一つ一つ解消してくれるのが『最新! 育児新百科』です。月齢別の0~3歳までの子どもの発育・発達から、ホームケアの方法・予防接種などの情報がこの1冊にまとめられているので、いざというときもあれこれ調べ回る必要がありません。手元にあると安心な基本の子育て本といえるでしょう。 最新! 育児新百科 (ベネッセ・ムック たまひよブックス たまひよ新百科シリーズ) 子どもが育つ魔法の言葉『子どもが育つ魔法の言葉』は、世界22カ国で販売され、世界的に高い支持を集めている人気の子育て本です。自身も3人の子どもを持ち、家庭教育や子育てのコンサルタントを長く務めてきた著者が紡ぐ言葉は、子育てに悩むママの心を優しく解きほぐしてくれるでしょう。「私の子育ては間違っている…?」そんな不安に襲われたときにぜひ手に取ってみたい1冊です。 子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫) パパにも読んでほしい子育て本3選子育て本は、決してママだけのものではありません。パパが上手に子育てに参加する方法や、知っておきたい情報が手に入るおすすめの3冊をチェックしていきましょう!嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』は、ドラマ化もされた話題の漫画『コウノトリ』の主人公のモデルともなった産婦人科医が、新米パパに向けて書き下ろした実用的な1冊です。『妊婦との付き合い方のバイブル』といわれるだけあって、つわりや陣痛など、男性にはピンときにくい問題が分かりやすく解説されているため、妻が妊娠中の夫婦関係を円満に保つという点でも大きく役立ってくれるでしょう。関西弁交じりの軽妙な文体で、肩ひじ張らずに読み進めるのもうれしいポイントですね! 嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本 (講談社+α新書) 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親「積極的に子育てに参加したいけれど、具体的にどうしたらよいのか分からない」そんなジレンマを抱えるパパは少なくありません。『子どもを伸ばす父親、ダメにする父親』は、『我が子をメシが食える大人にするために父親が果たすべき役割』をテーマに、父子の関わり方や遊び方の具体例を示した実践的な育児本です。子どもの成長をサポートするだけでなく、親子のコミュニケーションの取り方を学ぶ上でもぜひ一読しておきたい1冊といえるでしょう。 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親 (角川oneテーマ21) 男が育休を取ってわかったこと自主的に育児に向き合おうとするパパの中には、育休の取得を検討している人もいるのではないでしょうか。実際に決断する前に、1つの参考事例として目を通しておきたいのが『男が育休を取ってわかったこと』です。育休の取得法から給付金・赤ちゃんの肌のケア方法まで、現役皮膚科医が自身の経験をもとに書き下ろした1冊は、大切な選択をする上でとても大きなヒントを与えてくれますよ。実際に育休を取るにせよ、取らないにせよ、たくさんの大切な学びを得られる育児本といえるでしょう。 男が育休を取ってわかったこと 悩んだときの1冊を手元に!『赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる』『成長の目安が分かる』『父親の育児参加について考えるキッカケになる』などのメリットを持つ育児本は、新米ママ・パパのサポート役として大きな役割を果たしてくれます。子育てに絶対の正解はないのですが、知識を知ることで事故を防いだり、著者の考え方に触れて前向きな気持ちを取り戻したり、場合によっては疾患に気付く貴重なきっかけを得られたりすることもあります。ママ・パパそれぞれ、お互い協力し合いながら子育ての時期を楽しんでいけますように!
2019年12月17日最近子育てについてふと考えました。「子育てってなんだろう?」という問い、答えは人の数だけあると思いますし、正解はないんだろうなとも思います。その時々で変わるものでもあるんやろな…。いまの私の思う子育てについて、自分の備忘録がてら、ちょっとかいてみました!■子どもの人生は子どものもの。ママができることは?■子育てで迷ったときの指針とは…何だか思ったことをつらつらと書きましたが、これがいまの私の思う「子育て」です。これが正解と思っているわけではないですし、「子育てとは」ということをあえて考えたり意識したりしない方がうまくいく場合もあるような気がします。そういう意味でも、難しいですね、子育て…。赤ちゃんのときは「とにかく生かす!」が子育てだったような(子どもたち、大きくなったなぁ…)。これからも変わるんでしょうね!変化が楽しみです!
2019年11月25日ウーマンエキサイトでも人気連載中のちひろさんの書籍 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 が発売されました。Instagramで人気のコミックエッセイに、書き下ろし漫画も多数収録された充実の内容です。妊娠がわかった瞬間の感動から、予定通りにはいかない出産を経て、初めての育児に四苦八苦する様子…。ちびたろくんの成長を一緒に見守っているような暖かな気持ちになれる本です。<ちひろさんプロフィール>一児の母でイラストレーター。何事にも前向きな性格に育ててくれた母親をお手本に初めての育児に奮闘している。育児疲れは絶大なヒーリング効果を持つ息子のむちむちに癒してもらう自給自足的な毎日。Instagram: ■予定日超過に会陰切開…初めての出産はどうなる?初めての妊娠・出産は楽しみな反面、不安もつきものです。著者のちひろさんも例外ではなく、妊娠初期の出血が心配になったり、中期には胎動を感じなくて怖くなったり…。第1章では妊娠中の繊細な気持ちの変化が描かれ、多くのママや子育て世帯から共感が寄せられています。そして、里帰り出産を選択したちひろさん。ちひろさんを支えてくれるのは実家の家族のほか、助産師をしている伯母(父の姉)さま。親族の勤める病院で出産できるなんて、心強くていいなあと思ったのですが…。予定日を超過したと思ったら、陣痛が始まるとあっという間に分娩室へ…と、予想外の事態の連続だったそう。もしかしたら、全部が予定通りにいく出産なんてひとつもないのかもしれません。いきみ逃しがつらく夫に理不尽になってしまったり、会陰切開するもなかなか産まれず、意識を失いそうになったり(しかし痛みですぐ覚醒!)ちひろさんの持ち味であるかわいいイラストながら、出産時のリアルな様子が伝わってきます。体力の限界が近づいたころ、無事、息子のちびたろくんが誕生! 赤ちゃんが生まれる瞬間って、いつだって奇跡的でとても心動かされますね。■初めての育児は思った以上にわからないことだらけ産後、スクスク成長するちびたろくん。第2章では、ちひろさんの育児の戸惑いが素直に描かれています。初めての授乳や沐浴に苦戦する様子に、赤ちゃんの育児あるあるが満載。息子くんは平均より大きめの赤ちゃんだったようで、ムチムチベビーならではのエピソードも…。さらに新生児期のエピソードには、産まれてすぐに風邪をひいてしまった話や鼻涙管が詰まっていて片目が目ヤニで開かなくなってしまった話など、赤ちゃんの症状についてもまとめられていて、ためになる情報もたくさん!初めての子育てでは、赤ちゃんの様子がいつもと少し違っただけでもハラハラしてしまうものです。こうして実際の例を事前に知っておくと、少し気持ちがラクになるかもしれません。ここでご紹介するのは、乳幼児に多いと言われている肌トラブル「乳児湿疹」のエピソード。このときちひろさんは「薬でキレイにしたほうがいいのか」「キレイにしたいというのは親のエゴか」、なにが子どものためになるのかとっても悩んだそう。当たり前ですが、赤ちゃんはまだ自分で選択することができません。親が悩んで悩んで出した答え…。きっとそれこそが「正解」なのだとちひろさんは考えます。生まれたばかりの赤ちゃんと過ごして、たくさんお世話をして、そしてずっとその子について考えている。だから、親になると「急に世界が変わった」と感じる人は多いのではないでしょうか。ちひろさんは書籍内のコラムで「母になると強くなるというけれど、明らかに弱くなった」と明かしています。だけどそれが新しい「幸せ」だとも…。もしかしたら、ちひろさんと同じように感じるママも少なくないんじゃないかなと思います。子どもの成長の機微に一喜一憂して、車の運転や外出など日常生活にも慎重になって…。でも、それがなぜかイヤじゃない。初めての子育てに向き合うちひろさんが、少しずつ気持ちを「赤ちゃんのいる生活」に対応させていく。その姿は本書のタイトルそのもの「子育て1年生」の姿なのだろうなと思います。■子どもの成長は寂しさもうれしさも半分ずつ初めてのハイハイ、つかまり立ち、ヨチヨチ歩き…。赤ちゃんの成長ってとってもかわいくて、それを近くで見守れる親という立場はとても幸せだと思います。だけど、子どもの小さな時期って本当にあっという間で、ちょっと寂しい気持ちがあるのも確か。ちひろさんは、そんな気持ちを「すこし寂しくて、すごくうれしい」と表現しています。なにげない言葉ですが、10数年続く「子育て」を言い表すのに、とても的確な表現だなあと思いました。きっと親になると、この気持ちとずっとつき合っていくことになるんでしょうね。また、子育てのちょっとしたうれしさを夫婦で共有する微笑ましい場面のイラストも収録されています。「こんにち歯」は、ちょこんと小さい歯が生えてきたときのこと。赤ちゃんの成長は目まぐるしくて、ついつい見逃してしまうこともあるけど…。こんなふうにひとつひとつ大切にできたらステキですね。「共有したいの」は、ラブラブ夫婦なちひろ家ならではのエピソード。息子のことを一番に報告したいのは「大好きな夫」とのことですが、うんちのことまで電話で共有しようとするちひろさんに、クスッと笑ってしまいました。 初めての育児をちひろさんの感性で綴った記録。共感するところが多いのはもちろんですが、「そんな見方や考え方があったんだ!」と発見もたくさんあると感じました。■美しいだけの子育てなんてない…だけど幸せ子育てのことだけでなく、子どもが生まれてからの夫婦の関係の変化にもエッセイでは触れられています。ちひろさんは、その微妙な変化についても、どちらかというと「当たり前」と前向きに捉えている印象。忙しく家事育児に多く関わることができない旦那さんですが、それでも、夫婦での育児の乗り越え方などがまとめられています。一筋縄ではいかない子育ての大変さや、ちひろさんが良い夫婦関係を保つための努力がイラストやコラムから感じられますが、それらは決して悲観的には語られていません。ちひろさんのコミックエッセイでは、「美しいだけの子育てなんてきっとない」としながらも、前を向いていこうという気持ちが伝わってきます。子育ては長く長く続く道だと思います。実際に育児中は先が見えなくて落ち込むこともあるかもしれません。だけど、きっと子どもが大人になるのは思っているよりも早いんだと思います。だから、子育て中にずっと笑顔でいることはできないかもしれないけど、できるだけたくさん笑顔でいられるように奮闘することはできる。そんなちひろさんの姿に勇気をもらえる一冊だと思いました。 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 ちひろ著(主婦の友社)1,000円(税抜) 初めての育児は不安なことばかり。でもだからこそ、大切な家族と過ごすなにげない日常が幸せに感じるのかもしれません。Instagramで大人気のコミックエッセイがついに書籍化しました。●ちひろさんのウーマンエキサイトの連載: ちひろの親子成長記録
2019年11月24日今回の「やさしいママのヒミツ」は、今年6月に発売した著書『家事なんて適当でいい!』(KADOKAWA)が話題になっているボンベイさん。5歳と2歳の双子の、3人の女の子のママです。インスタグラムなどを通して発信する独自の育児メソッドが、多くのママたちから共感を得ているボンベイさん。ご自身も子育て真っ最中だからこそ、子育てを応援して一緒に頑張ろうと言ってくれているような気がします。ボンベイ さん娘さん:長女(5歳)、次女、三女(2歳の双子)沖縄出身、富山在住。3児の子育てに奮闘しながら、家業の飲食店で働くワーキングママ。「死なせない」を最重要ミッションとして掲げ、無理をしない、辛くない、ママも幸せになる家事育児の方法をSNSで発信。その投稿が共感を呼び、インスタグラムは2ヶ月でフォロワーが4万人増加。初の著書 『家事なんて適当でいい!』 (KADOKAWA)は4刷に。現在も精力的に、子どもとの暮らしについて情報発信を続けている。HUTACHAN—ふたごちゃんねる: Instagram: @bonbei_twinslife twitter: @HUTACHAN_twins ラジオトーク: ボンベイの聴くだけで子育てが「楽になる」ラジオ そんなボンベイさんが実践する育児メソッドと、そこに行き着くまで、そしてやさしいママでいるために大切にしていることとは? お話をたっぷりと伺いました。ほぼワンオペで3人の子育て早速、ボンベイさんのスケジュールを教えていただきました。 5:30 : 起床、洗濯機と食洗機を回す 6:00 : 部屋をリセット 7:00 : 子どもたち起床。身支度 8:00 : 掃除機をセット。子どもたちを保育園へ 9:00 : 仕事に出かける/夫起床 10:00 : 夫出社 17:00 : 退社。保育園にお迎え 18:00 : 帰宅。夕食を作って食べる 19:00 : 入浴/長女と二人の時間 20:00 : 子どもたちと遊ぶ/就寝 00:00 : 夫帰宅ご主人が帰宅するのはいつも0時すぎ。ほぼワンオペで家事と3人の子育てをこなしているというボンベイさん。「夫は私が仕事に出る時間に起きて、私たちが寝た後に帰宅するので、仕事の日はすれ違い。夫は平日がお休みなので私も平日に休みを取るようにして、2人で飲みに行ったりして、コミュニケーションを取っています。寝る前には子どもたちと絵本を読んだり、ゆっくり時間を取りたいので、夜は家事をしないと決めて、朝に家事をするようにしています。そうするとその間にテレビを見せていても罪悪感がないですね。だから家がきれいな状態なんて少ないですよ(笑)」3人の子どもを育てるだけでも大変なのに、ママたちのためにSNSで育児法を発信したり、自分の時間をしっかり作るようにしているというボンベイさん。最初から今のようにうまくいっていたわけではなかったと言います。「東京で夫と出会って富山に来たので、こちらには知り合いはいない状況でした。長女一人を育てているときは義理の両親と同居していたこともあって、大変でしたね。家事をしてくれたり、『お手伝いもするよ』と言ってくれたり、とてもいい方なのですが苦しかった。『なんでこんなに恵まれた状況なのに、幸せじゃないと感じるんだろう。自分は何が嫌なのかな?』と、紙に書きだして分析したら、自分のペースで家事や育児ができないことがストレスだったんですよね。プライベートの時間が少ないのが嫌なんだとわかって、夫に話をしました。最初は『お前の甘えじゃないか』と言われたのですが、考えれば考えるほどそういうことではないと。私と家族が合わないのであれば、絶対に家を出るべきだと思って、離婚覚悟で家を出たんです」同居から3年後に義理の両親と別居したことによって気持ちが安定し、関係も良くなったのだそう。「紙に書きだしたことで、客観視できたことがよかったです。イライラしたり、うまくいかないときに書くことによって、問題点がクリアに見えてくる。おかげで双子が生まれてからは、辛いと思ったことは1度もないですね。でも子育てルールを言語化できているのは、SNSをしていたおかげなんです」長女との時間は意識的に作るように。「夜寝る前の30分がとても大切です」小さな子どもを持つママの心に刺さるボンベイさんの言葉は、子育て中のママたちの心に刺さり、6月には書籍化もされました。そもそもSNSを始めたきっかけとは?「最初から発信しようとして始めたわけではないんです。育児のとても辛い時期をなんとか抜けることができて、自分の心に余裕ができたところで双子妊娠がわかり、次は自分の金銭面や立場的な不安を覚えたんです。夫に経済的に依存している状態だったのと、社会的にもキャリアがないことが不安で、何かスキルを身につけてお金を稼がなければいけないと思ったんですね。そこで手に職をつけたいと思って始めたのが、プログラミングの勉強。パソコンさえあれば、時間と場所に縛られずに、双子が生まれても並行して仕事ができるかなと考えたんです。そのプログラミングを使って作ったのが、双子ママ専用の掲示板『HUTACHAN—ふたごちゃんねる』で、宣伝するためにツイッターを始めたんです」情報の少ない双子育児に役立てるため、出産後2ヶ月で作った掲示板はすぐに話題に。「評価をしていただけただけでなく、『なんで長女がいて、双子が生まれた直後に自分の好きなことができているの?』という質問がすごく多くて。もしかしたら自分が試行錯誤してたどり着いた、今の育児や考え方が、昔の自分のように困っている方の役に立つのかもしれないと思い、双子育児のリアルをツイートしたらそれもまた話題になって。そこから発信が面白くなって、のめり込んでいった感じなんです」育児に悩むママたちの質問に答える形でスタートした、ボンベイさんのSNS。フォロワーはいまや9万人以上。「子どもが増えた分やることも増えたのに、考え方が変わるだけで楽になると自分で実感しました。考え方を完全に切り替えようと思ったのは、双子を妊娠したことがきっかけ。双子育児って、だいたい自分か義理の両親と同居されている方が多くて、ワンオペで双子育児をしているという情報は、見たことがないんですよね。同居が辛かったから家を出たのに、また同じことを繰り返したくないと思ったんです。しかも夫は出張続きで、全然家にいなかったので、ほぼワンオペの状態で3人を育てるのにはどうしたらいいか、改めて考えました」実体験から生み出した育児メソッドボンベイさんのメソッドの中で、大きかったと感じるのは「家事ができなくても死なない」と考えたこと。それが、ボンベイさんが最重要ミッションと掲げる「死なせない育児」の元になっているといいます。料理を作っている間にあげるおやつはフルーツ。気持ちに余裕を持ってご飯を作ることができるそう。「自分の時間は意識的に作りました。それから睡眠時間も大切なので、隙あらば寝る。子どもが小さいとき、寝ている間に家事をするお母さんが多すぎるなと思います。『家事なんて、切羽詰まったときに必要な分だけやればいい』くらいに気持ちを切り替えて、とにかく寝るか自分の時間にして、家事は子どもが起きているときにやるようにしました。少しずつ意識的に、自分のストレスがかからないような時間の使い方をしたのは大きかったかもしれないです」最初に洗濯乾燥機を導入し、誰かに頼らない代わりに、とにかく家事を減らそうと考えたというボンベイさん。家の中は3人のお子さんがいるご家庭とは思えないほど、すっきりとしています。「荷物は増えないようにしていますが、それでも多いと思うので整理しなきゃと常に思っています。荷物が少なくなると家事の負担も減るし、部屋も広く取れます。ものだらけになるのもストレスなんですよね。おもちゃも飽きたら定期的に捨てています。土日に行く児童館におもちゃが結構あったりするから、家にはあまりなくてもいいかなと。その代わり、絵本と知育玩具だけは買ってもいいとしています」また、心が軽くなったのは「子どもは泣いてもいい」という言葉だといいます。「長女が全然寝なくてめちゃくちゃ泣く子で、泣くことがいいものだとは思ってなかったんですよね。でも生活のリズムを整えてあげる『ねんねトレーニング』に出合い、解決してあげなきゃいけない泣く理由と、泣いてもいい泣く理由があるとわかったのが大きかったですね。気がすむまで泣いたらいいと思えたら心に余裕ができました。双子の睡眠のリズムを合わせるのも、『ねんねトレーニング』で学んだこと。たまたまかもしれないですが、一人が起きたらもう一人も起こして、ミルクも必ず同じ時間にあげるようにしたらだんだん整ってきました」このようにボンベイさんの心を支えてくれたのが、たくさんの育児書。ボンベイさんの育児メソッドはそこから裏付けされたものも多いといいます。ボンベイさんが影響を受けた本と、いつも持ち歩いているというノート。絵本の読み聞かせの大切さを教えてくれた『ザ・ギフティッド』(大川翔著/扶桑社)、「ねんねトレーニング」の『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(清水悦子著/かんき出版)、やさしい語り口で心に寄り添ってくれる『ママの心がふわりと軽くなる 子育てサプリ』(佐々木正美著/主婦の友社)、自分の強みを分析するのに役立った『さあ才能に目覚めよう』(トム・ラス著/日本経済新聞出版社)は、最も影響を受けた本。「たくさん本を読んで、心に響いたフレーズはすぐに忘れるので、ノートに書き留めています。自分も興味があるから、読んだらSNSでアウトプットしようというつもりで読んでいるところもあります」また辛いとき、義理の両親にヘルプは出すと決めたことも大きかったそう。「同居しているときよりも甘えるようになりました。長女のときは頑張ってやろうとしていたので、自分への負担がかかってきた。それを切り替えられたことも大きかったです。頑張りすぎているときは、自己犠牲の気持ちが強かったんですよね。『こんなに頑張っているのに報われない』とか、『私だけこんなにやって夫は何もしない』とか、不満が溜まっていた。子どもに求めるものも大きくなってしまって、『こんなに食事に気を使っているのに、なんでおっぱい飲まないの?』とか、理不尽な思いもぶつけていた。本にも書いたのですが、育児や夫婦生活で、自己犠牲の気持ちを持っていたら、何もうまくいかないなと思ったんです。相手に気持ちを押し付けるくらいなら、自分が楽になって幸せになれば、周りの人も幸せになれると考えたんです」それでももちろんイライラすることもある、と笑うボンベイさん。「それもあるから自戒を込めて、自分が忘れたくないことをSNSで発信をしています。頻繁に考えることで、自分の思考を整理する意味合いもある。自分のためにやっているところもあるんです。私は本当にただのいち母親なので、誰かに教えるなんて気はさらさらなく、自分の思いと経験で気づいたことを書いているだけというのは忘れないようにしています。私のフォロワーさんはうちの子たちと近い年齢のお子さんを持つ方が多いので、そのときどきに気がついたことを書いて、お互いに成長していけたらいいなと思います」「企業を応援したい」という想いからのモノ選び家事は朝にまとめてするというボンベイさん。「できるだけ家事を減らしたい」と考えているだけあって、驚くほどものが少ないキッチンです。「食器の量もすごく少ないですが、毎日の家族の食事だけなら、これだけで事足ります。必要最低限にすることによって家事を減らすことは意識しています。大量のタスクを効率的にいかに早くやるかというよりも、いかにタスクの量を減らすかを考えています。基本、要領がよくないのでやることを少なくするというシンプルな考えなんです。それに私はすごくズボラなので、食器用洗剤で手も洗っていて、いつも手が乾燥していました。それも特に気にしたりしたことはなかったんです(笑)」そんなボンベイさんに「サラヤ」の自然派食器用洗剤「ヤシノミ洗剤」を使っていただきました。ヤシの実由来のやさしい洗浄成分にこだわり。洗浄成分の濃度を16%にすることで、「手肌へのやさしさ」と「洗浄力」の両方を実現。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500l/400円)、詰め替え(480ml/270円)※すべて税別 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「使ってみると洗い上がりが今まで使っていたものとは全然違って、良かったです。肌がつっぱった感じがしないことも気に入ったし、野菜や果物も安心して洗えるのもすごくいいなと思いました。総合的に見て、これからも使っていきたいなと思います」洗う前に、落ちにくい油汚れはキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗う、汚れの軽いものから洗う、洗い桶に洗剤を入れてため洗いをすることで、洗剤と水の節水、排水への負担の軽減にもつながります。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「ヤシノミ洗たく洗剤」と「ヤシノミ柔軟剤」は今回初めて知ったというボンベイさん。「無香料というのがいいですね。いわゆる柔軟剤の香りが苦手なので、これまではその中でもまだいいと思える柔軟剤を使っていました。匂いがあることが当たり前だと思っていて、無香料の柔軟剤を探そうという考えがなかったんです。双子の一人が、肌が弱く乾燥肌なので、ちょうど洗剤を変えたいなと思っていたところでした。使ってみて良くなったかまではわからないですが、悪くなってもいないし、洗い心地も仕上がりも柔らかくて、何より安心して使えるのがいいなと思いました」左:肌への摩擦を提言し、静電気を防止。小さな子どもへの衣類にも安心して使える「ヤシノミ柔軟剤」(600ml/オープン価格)右:洗浄に不要な合成香料や着色料は一切無添加。高い洗浄力と肌へのやさしさを両立。「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「お手伝いしなさい」とは言わないボンベイさん。「嫌な作業だと思われるのが嫌なので、自分がやりたいといったときだけでいいかなと思っています」何より「サラヤ」の製品の売上の1%が、ボルネオの環境保全に使われるという、会社としての取り組みに共感したというボンベイさん。「歳を重ねるにつれて、商品自体より商品を作っている企業の理念を見るようになり、“この企業を応援したいからこの商品を使いたい” と選ぶようになりました。それなのに『洗剤』については考えられていなかったと今回気付かされました。最近は私たち夫婦の間で、社会貢献がキーワードなんです。著書の初版の印税も全額寄付したのですが、子どもが生まれてから将来のことを考えるようになったのかなと思います。夫は焼肉店を営んでいますが、畜産もいろいろと問題になっていて、環境問題を意識した商品選びをしていきたいねと話したりしています。そんな社会問題への意識が高まっているところに、ヤシノミ洗剤に出合えたことがすごくよかったです。今後も使い続けて、応援したいなと思います」「サラヤ」のヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。「サラヤ」は2004年からボルネオ島の生物多様性の保全に取り組み、持続可能なパーム油の活用と活動を広げている。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 子育てを「自分の人生のメイン」にしないボンベイさんは、お子さんたちに怒ったり何かをするように言ったりせず、いつもやさしい笑顔で見守っている姿が印象的です。「怒るとギャン泣きして、そちらの方が大変。あまり機嫌を損ねないようにご機嫌をとっているかもしれないです(笑)。自分の機嫌を保ちつつ、家族の機嫌も損ねない。それはみんなのためでもあるし、自分のためでもあります。だから怒るのを我慢するのではなく、怒らないで済む状況を増やすことを心がけています。もうひとつは褒めるポイントを見つける。嘘をついたり、本当に危ないとき以外は叱る必要もないかなと思っています」怒る状況になる前に、子どもたちを笑わせることを意識しているというボンベイさん。「特に愚図ったりしていないときに面白いことを言って笑わせて、機嫌を良くしておけば愚図りにくくなる。保育園から帰る車の中から、みんなで歌いながら笑いながら、何かしら機嫌のよくなるようなことをしながら帰ると、車からもスムーズに降りてくれる。愚図る前に機嫌をとることは意識しています」言われなくてもやる子になるよう、2歳半くらいから保育園から帰ってから眠るまでの流れをイラストにして貼るなど、子どもにもわかりやすい仕組みを作ってきたそう。「毎日『これをしなさい』と言わなきゃいけないのはストレスだけど、大人だって歳を重ねているからできているだけ。生まれて数年の子にちょっと教えたくらいで覚えるわけがないと思ったら、仕方がないなと思えます。言うことを聞いてもらうのは無理じゃないですか、だから聞いてくれたらラッキーくらいの気持ちで。でもわからなくても、こういう理由だからこうしようねとは話すようにしています。もちろんイライラすることもありますが、そのことに対しては自分を責めないようにしています。イライラの発散の仕方を間違えたときだけ反省して、イライラすること自体は許す。つい怒りすぎたときは、子どもにとって理不尽だし、私の都合でしかないので、あとで謝りますね。ママは完璧だと見せないようにしようと思っています。今は子どもだから親の言うことがすべてかもしれないけれど、親が言っていることは意見のひとつ。自分で考えて決めて、行動する子になってほしいので、子どもの意見を聞いて、選択させるようにしたいです。あと疲れていたり体調が悪いときには、『今日は疲れていて、一緒に遊ぶのは無理。DVDの日にします!』と宣言して、好きなDVDを見せています。うちは基本的に、テレビは朝だけ。夜は見せないようにしているので、自分が面倒を見られないときは見せるというように切り替えて、自分のイライラが子どもに当たらないようにしています」一番心がけているのは、自己犠牲という感覚を持って子育てをしないこと。それがいつも笑顔のママでいるための秘訣だと言います。「いろいろ考えれば考えるほど、子どもを育てるっておこがましいなと思うんです。子どもは育つように育つから、自分の理想に向けて育てるというよりは、どういう方向にもいけるように環境を整えるくらいの感覚で。あとは自分の人生を楽しんで、それを見せることが一番子どもにとっては学びになるかなと思うから、自分の人生を大切にしたいと思います。子育ては自分の生活のメインではあるのですが、あえて子育てをメインにしない生活をしようと試行錯誤しているところです。発信することは面白いので続けていきたいですが、もともと時間と場所に縛られない仕事や生き方をしたいなと思っていたので、将来的には家族で海外に住んでみたりしたいですね。夫もそこは同じ気持ちなので、今はその地盤作りだと思って、私の給料でも家族が養えるくらいにスキルを見つけて、夫は会社を安定させていこうと話をしています」子育て中心で生活が回っていると目の前のことしか見えませんが、先に大きな目標があってそのために今があると思うことでも、心に余裕が生まれそうです。「その通りですね。双子が生まれたときは会社が一番忙しい時期で、ほとんど夫がいなくても嫌ではなかったのは、今思うと、私たちの将来のためにも必要だと思っていたからかもしれない。だからこそ、ワンオペでどうしたらいいかと考えることができたのかもしれません。「子どもの幸せが自分の幸せで、自分のことは後回し」。それが子どもたちに対して押し付けがましくならない人ならいいと思いますが、私はなってしまう(笑)。だからそうならないように気をつけています。早く子離れしたいですね」ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。人気コミックライターまりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介しています。 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2019年09月30日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、心に余裕ができてラクに感じたという海外の子育て体験談です。 インドネシアで第1子を出産し、現地人の夫と初めての子育てをしている私が、海外でラクだと感じたことや驚いたことなどを紹介します。育児用ミルクの作り方をはじめ、日本のやり方がすべてではないと知ることで、うまく手を抜くなど、工夫する余裕ができました。 時短!裏技的「育児用ミルク」の作り方一般的な育児用ミルクの作り方は、粉ミルクを熱湯で溶かしてから人肌に冷ますので、時間がかかります。一方、海外式を取り入れた私は、まず少量のお湯でミルクを溶かし、そこに常温の軟水ミネラルウォーター(※)を足して、人肌の温かさにして飲ませます。 そうすることで、泣いている赤ちゃんにもすぐに飲ませることができ、特に夜の授乳の際に助かりました。フランスでは常に常温で与えるらしく、日本ではどうして人肌に温めるのか不思議だという話もあるようです。 (※)心配な方は、湯冷ましや赤ちゃんのミルクの調乳用として市販されている水をご使用ください。 産後の赤ちゃんは疲れている?! インドネシアでは、産後多くの人から「赤ちゃんも大仕事を終えて疲れているのだから、早くマッサージをしなさい」と言われて驚きました。 ベビーマッサージと言うと、日本ではママとの触れ合いを重視したものが多いですが、こちらではベビースパと呼ばれる場所があり、専門家が本格的なオイルマッサージをしてくれます。わが子の場合は、生後2週間で1時間弱のマッサージを受け、個人差があるとは思いますが、寝つきや機嫌がよくなった気がします。 後悔……新生児期に多用すればよかった「布おむつ」 もともと布おむつ育児に興味があったのですが、産後は無理をしないようにと生後2カ月のころから、紙おむつも併用して布おむつ育児をスタートしました。しかし、今思えば新生児のときこそ布おむつを多用すればよかった……と思うのです。 新生児は排泄回数が多いためにおむつ代がかさみ、その割に量は少ないので、布おむつでも簡単に洗濯できたと思います。また、布おむつを使い始めたら、いつ排泄したか親がすぐに気付くのでトイレのタイミングがわかるようになりました。 海外での子育ては「~しなければならない」ということが少ないと感じています。「洋服を絶対汚したくない」ではなくて、「洗えばいいか」と開き直ったり、肩の力を抜いて子育ができるのです。「大事に至るわけではないから」と言って、子どもの興味を優先して大らかに子育てしているママ友もいます。私自身も「まぁ、いいか」と許容範囲を広げることでストレスが軽減し、心の余裕ができて笑顔が増えました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※調乳する際にミネラルウォーターを使用する場合は、パッケージに記載されている成分や硬度を確認し、できるだけ硬度の低い軟水を使用してください。 著者:小倉そらインドネシアで第一子の娘を出産。現地人夫と、日本とは違った子育てを体験中。海外での子育てを紹介、執筆している。
2019年09月12日長男まめ君と、長女ゆめちゃんとのゆかいでにぎやかな日々を絵日記にして、ブログやInstagramで紹介しているイラストレーターの横峰沙弥香さん。Instagramでは30万人以上のフォロワーを持ち、長男の成長の日々をまとめた『まめ日記』(かんき出版)を始め、数多くの育児本を描いています。今回ご紹介するのは、横峰さんが聞き役に回り、育児経験者たちに育児論を聞きに行ったエピソードをまとめた 『ぶっちゃけ子育てどうしてる? 横峰は見た! あの人の育児と仕事』 (かんき出版)です。横峰沙弥香さんプロフィールイラストレーター。長崎県出身、1984年生まれ。 2015年、第一子誕生を機に、長男「まめ(愛称)」との日常を絵日記にしてインスタグラムに投稿を開始する。 2017年に長女「ゆめこ(愛称)」が誕生。 著書に『まめ日記』(かんき出版)、『まめ日和』(光文社)、『ぶっちゃけ子育てどうしてる?』(かんき出版)などがある。blog「まめらいふ」: Instagram: @sayakayokomine 新米ママにとってもベテランママにとっても正解のない育児の世界。本書では、日々とまどいを感じながら奮闘するママやパパが今日からすぐに役立てられそうな、SNSだけでは伝わりにくいリアルな育児エピソードが描かれています。今回は、目からうろこが落ちそうな、独自の育児論やエピソードの一部をご紹介します。■関根勤さんの読み聞かせは、ほとんどアドリブ!?テレビなどでも親子共演を果たし、自然体な姿に共感が集まっている関根勤さんと、娘の麻里さん親子。麻里さんの明るく前向きな性格は、どのような育児から作られたのでしょうか。まだ麻里さんが小さかったころ、関根さんは絵本の読み聞かせに40分ほどかけていたそうです。関根さんの読み聞かせは、なんとオリジナル要素たっぷり! それを笑いながら麻里さんは聞いて育ったそう。本著で関根さんは「笑い倒してそれで寝る! っていうのが一番! 一日のストレスが霧散するから」と語っています。そのユニークな育児には理由があり、「麻里からマイナスなオーラを広げてほしくなかったの」と、家でイヤなことがあったらその気持ちが外に出てしまわないように、家で思い切り解放させるようにしていたそうです。そのおかげで、麻里さんは思春期でも反抗期がなかったとか。息が詰まりがちな育児ですが、ママも笑って過ごせるよう見習いたいですね。■坂本美雨さんの、ライブ会場に娘も同行する自然体育児ママになっても透明感あふれる存在感が変わらぬミュージシャンの坂本美雨さん。美雨さん自身も、父が坂本龍一さん、母が矢野顕子さんというミュージシャン一家で育った経験から、ライブ会場やラジオの収録現場というような仕事場に娘を連れて行っているそうです。本著で美雨さんは「いろいろな職業の人がそれぞれの仕事をして、最後に父や母が立ってステージが完成する。そのプロレスがすごく素敵だと思っていたので、娘にもそういう環境全体を見てほしい」と語っています。美雨さんは、子連れで困っているようなママを見かけたら、話しかけるようにしているそうです。子連れ外出に気後れしてしまうママがいたら、美雨さんのようにいろいろな場所に連れて行ってみると、“意外と大丈夫かも”と自信につながっていくかもしれません。■友利新さんが実母に学んだ“人に任せる”育児の極意とは?子育て中は、育児以外の掃除や洗濯というような家事もすべて完璧にやろうとしたらストレスに感じてしまうもの。でも、真面目なママほど、以前の自分と比べてしまい“思い通りにできない”自分に自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。医師であり、ベビースキンケアの研究や販売を手掛ける会社の経営もしている友利新さんは、シッターさんや夫に日ごろの家事や育児を手伝ってもらいながら、仕事に専念していると語っています。友利さんの母親もワーママで、お手伝いを雇いながら働き、3姉妹を育てたそう。そんな姿を見て育った友利さんも、“自分ができないことは人に任せよう”と思うようになったとか。友利さんは、「何でも自分でやろうとして抱え込んでつぶれてしまったり、パートナーに当たってしまうよりも、周りに頼りながら育児や仕事に打ち込める方がいい」と本書でアドバイスをしています。まだまだ、シッター制度や家事の代行サービスなどを利用しているママは少ないかもしれません。夫や両親などに育児や家事を頼めないときは、民間のサービスを試してみながら、仕事に励むのもストレスを抱え込まないコツかもしれません。■フォトグラファーのMARCOさんは、子連れで世界へ!フォトグラファーのMARCOさんの育児は、子連れでタスマニア島を車で横断したりとパワフル!MARCOさんは、なるべく子どもたちを旅行に連れて行きたいそう。そのためには、子どもが大丈夫かと心配しだすときりがないため、最初に自分が行きたいところややりたいことを考え、それから子連れでできることとそうではないことと折り合いをつけるのだとか。本著では「これが意外となんとかなるんですよ。むしろ子どものほうが…適応能力が高くて驚かされたり お互いスキルアップになります」と語っています。また旅先で撮影するときは、あえて子どもから離れ、30分~1時間で集中して撮るようにしているというMARCOさん。子どもがいると仕事ができる時間が限られてしまう分、以前よりもメリハリをつけて働くようになったそうです。子どもができてからは、行きたい場所を子ども優先にしてしまうママさんも多いのでは?MARCOさんのように、ハードルが高そうな場所でも、子どもの性格などを把握してグズっても大丈夫なような対策や、予想外の展開も楽しめるようになれれば、外出のフィールドも広がりそうです。「まずは私たちが楽しんでいかないと! 」というMARCOさんの言葉は、子どもが小さいときほど心がけたい一言です。■ビーバイ・イー代表 杉谷惠美さんの、知られざる復職秘話オーガニックブランド・ママバターの開発者であり、コスメショップ&サロン「シンシアガーデン」やオーガニックビストロなどの経営も手がける杉谷惠美さんは、年子の男児を育てるワーママ。二人目のお子さんの産後1ヶ月でフル復職を果たした当時は、会社から1時間ほど離れた場所に住んでいたため、会社と自宅を車で1日に3往復する日々をすごしていたのだといいます。本著では、自宅で授乳をした後に会社に戻るというハードな日々に、涙でフロントガラスが見えなくなるというエピソードが紹介されました。どんなに時間のやりくりをしていても、育児と仕事との両立で心身ともにボロボロになってしまった経験は、多くの人にあると思います。このときの杉谷さんは、期限を決めて会社の近くに引っ越すことを決めました。「自分が決断して動かない限り状況は変わらないので…」杉谷さんは、本当に好きでやりたいことを仕事にできたので苦にならないと、本著では語っています。杉谷さんほどの行動力はなかなか難しいかもしれませんが、子どもが生まれてからも仕事を諦めることがなく続けていくためには、好きという原動力が大切といえます。■今まさに育児中のママ・パパたちへいかがでしたでしょうか。まさに、子どもを持つ親の数だけ育児があると言っても過言ではありません。本著の著者である横峰沙弥香さんは、「みんな、どうしているのだろう」という疑問から、育児経験者たちの体験談をまとめようと思ったとか。本著では、ほかにもたくさんの育児中の有名人ママ・パパが登場します。正解がない育児の世界。ほかの家族の育児の姿をのぞいてみることで、勇気が湧いたり、やる気が出たりしてきませんか? 『ぶっちゃけ子育てどうしてる?』は、読みやすい語り口で、育児の悩みをふきとばしてしまうような一冊です。■横峰沙弥香さんからのスペシャルメッセージ!本書を作るにあたりいろいろな方と子どもとの向き合い方について話しをさせていただく中で、誰もがそれぞれの立場で悩み、迷い、楽しみながら手探りで子どもと向き合っているのだということを実感しました。わたしもあなたも、憧れのあの人もみんな同じ。正解がないと思うと難しく感じてしまうけれど、正解がないのだからこそもっと肩の力を抜いて向き合ってもいいのかもしれません。誰かと話をしていて「あ、それいいかも!」と思ったら試してみる、くらいの気持ちで読んでいただけたら嬉しいです!9月より、ウーマンエキサイトでも横峰さんの連載がはじまります。お楽しみに! 『ぶっちゃけ子育てどうしてる? 横峰は見た! あの人の育児と仕事』 横峰沙弥香著(かんき出版) 1,404円(税込) instagramフォロワー30万人超! 関根麻里さんも絶賛! 『まめ日記』著者、横峰沙弥香さんの最新作。仕事と育児の達人たちに読者を代表して徹底的に質問してきました!
2019年08月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆様こんにちは、M子です。毎日とんでもない暑さですね。娘の散歩にもなかなか行けずちょっとしんどい季節になりました。さて、突然ですがみなさんは子育てしていてモヤッとしたことはありますか?M子はというと…■男の子ママに言われてショックだった一言男の子ママと遊んでいた時のこと…、■女の子育児はラク!? 複雑な心境に…こんなことを言われると、女の子を育てるママは全く育児の苦労をしていないと言われているような…頑張っていないと言われているような複雑な気持ちになってしまい…何も返す言葉がなくなったM子。■苦労する日も泣きたい日も、同じようにあるいや、言いたいことは分かります。男の子ママには女の子育児とは違う苦労があるんだと思います。きっと彼女は男の子を育てる上で大変な思いをしているのかもしれません。だけど、女の子を育てることがラクだと決めつけられたことにモヤっとしたM子。うちの子はとにかく我が強くおまけに声がデカいので外出するときはかなり気を遣うし、他のベビー同様ジッとしていないお年頃なので一日中追いかけっぱなし。突然歩かなくなったと思いきや抱っこしても暴れ、ベビーカーにも乗りたがらず地面に大の字になったり…1日が終わり娘が眠った頃にはクタクタです。大変すぎてヤバいな、と思ったこともないけどラクすぎてヤバいな、と思ったこともありません。ただ毎日一生懸命娘を育てていて、少なからず苦労することも泣きたくなることもあります。子育ては幸せなことがたくさんあります。しかし、男の子ママでも女の子ママでも、みんな必死に迷いながら、時には辛い思いをして子育てしていることに違いはないよ、と思ったM子でした。
2019年08月29日