5歳娘と2歳息子を育てるモチコです。自他共に(?)認める親バカですが、じつは育児が精神的にしんどくなった時期がありました。もし今育児にしんどい方がいたら、その方のヒントになればと思い、当時のことを振り返って書いてみようと思います。※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。■生活環境の変化で、私に異変が…それは4年前、イチコが1歳7ヶ月で引っ越しをしたときのこと。実家の近くになったのですが、今までの生活と、あることがガラッと変わりました。それは…前に住んでいた地域は子育て世帯が多く、児童館や公園に行くと、自然とお話しする相手ができていました。数回会うと顔なじみに、気の合う人はママ友に。「今日ヒマだし児童館行こうかな?」というお出かけも、「今日うちに遊びに来ない?」という気軽なお誘いも可能で、ほぼ毎日、誰か大人と話していました。引っ越した後の地域には子育て世帯が少なく、公園でも児童館でもなかなか子連れのママに会いません。となると、ママ友ができず、大人としゃべらない生活、イヤイヤ期の娘と2人きりの生活に。その繰り返しの毎日が精神的につらく…。気がつけば…■もしかしたら私、育児ノイローゼかも…!?という状況に。毎晩イチコを寝かせては安堵する毎日。そして起きている時間はほぼ娘と2人きりなので、常に沈んでいるような、鬱々とした気持ちでした。今思えば、育児ノイローゼのようになっていたのかもしれません。■子ども好きなのに、「子育てがつらい」というショックもちろんイチコはかわいい存在で、面白い楽しいと思う瞬間もたくさんあるんです。そう思おうと、何度も自分に言い聞かせました。この気持ちもけっして嘘ではないんです。嘘ではないんですが、マイペースの子どもとずっと2人きりでいるのは、やっぱりしんどい。離れる時間がほしい。子どもの頃から子ども好きだった私にとっては、「子育てがつらい」と感じてしまうことは、とてもショックでした。次回は、「育児ノイローゼかも…」と悩むモチコさんがどんどんマイナス思考に落ちていきます。更新は、2月3日(月)を予定しています。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。>> 【医師監修】それって育児ノイローゼかも?! 症状と解消法とは \モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年01月27日登場人物ぐっちゃん:2018年4月生まれの男の子。よく食べよく眠る元気いっぱいボーイ。ママ(chiiko):ぐっちゃんのお母さん。激しくて楽しいぐっちゃん育児を漫画にしている。「怒ってばかりで疲れた」…息子がとった思わぬ行動とは?妊娠中は子どもとたくさん遊んで楽しく育児をしたいと思っていても、実際に子育てをするとうまくいかないことがたくさんありますよね。ときには「疲れた…」と顔をふせたくなるときもあります。そんなときの子どもは十人十色。ママからそっと離れる子もいれば、ママがつらいと思って泣き出す子もいるでしょう。chiikoさんの息子・ぐっちゃんは、顔をふせたママの頭にちょうど帽子が乗ると考えたのでしょうか。なんともかわいらしい行動ですが、ママの気持ちを考えると驚くべき度胸の持ち主です。今後もたくましく成長してくれる姿が、目に浮かんできました。(ままのて編集部)chiikoさんが描くぐっちゃん漫画が動画になりました!「ままのて」で大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もchiikoさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしでお楽しみいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソード妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてくださいね。著者情報
2020年01月23日初めての育児に不安を抱えているママ・パパは少なくありません。そんなママ・パパの大きな助けとなってくれるのが、先人の知恵が詰まった子育てについて書かれた本の存在です。日々新しい情報を取り入れることも、もちろん大事ですが、基本の育児本を一度読むことには大きなメリットがあります。育児本を読むメリット子育て、家事、仕事に…と、本を読む時間もなかなか確保できませんよね。しかし、質の良い本を読むことで得られる知識は、想像以上に大きなものといえるでしょう。育児本に手を伸ばす最初のきっかけとして、まずは育児についての本を読む具体的なメリットから確認していきましょう!赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる育児本を読むメリットとして、まずあげられるのが『赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる』というものです。核家族化が進み、大人になってから赤ちゃんや子どもと接する機会が少なく、気軽に相談できる祖父母・親族が身近にいない世帯が増えた現代では、赤ちゃんや子どもとの接し方がわからず、何もかも手探りの状態になりがちです。赤ちゃんの命を預かっていることへの不安で、ママ・パパが精神的に不安定になってしまうというのも珍しいことではありません。そんなとき、大きな助けになってくれるのが『育児本』の存在です。育児本を通じて赤ちゃんのお世話の仕方や健康管理の知識を学ぶことで、赤ちゃんを育てることへの不安が少なくなります。育児本は、子育てのマニュアルとしてだけでなく、ママ・パパの心の支えとしての役割も担ってくれる存在なのです。成長の目安、発達段階を確認できる多少の個人差はありますが、『首すわり』『寝返り』『ハイハイ』など、赤ちゃんの発達過程を知ることで、次に赤ちゃんができるようになることを知ると共に、それに応じた安全な環境を整えられるでしょう。場合によっては、成長の遅れや偏りから隠れた疾患に気付き、早期受診につなげるきっかけとなることもあります。赤ちゃんの健やかな成長のためにも、ぜひ1冊手元に置いておきたいものですね!【定番】おすすめベストセラー3選では、いよいよ実際におすすめの育児本を見ていきましょう!まずは、育児本の定番ともいえるベストセラーを3冊紹介します。はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ!人気育児誌『Baby-mo』の現役ママ編集者チームが、日々成長する赤ちゃんの育児に知りたいことを網羅した1冊です。オールカラーでわかりやすく、赤ちゃんの体と手指の発達&赤ちゃんの気持ちカレンダー、心と言葉の発達+ママ&パパの語りかけシートなども好評で、初めて育児をするママとパパに、まずは1冊おすすめです。 はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ! (実用No.1シリーズ) 最新! 育児新百科「この時期の赤ちゃんは何ができるものなの?」「ウンチの回数はこれくらいが普通なのかな?」そんな小さな疑問を一つ一つ解消してくれるのが『最新! 育児新百科』です。月齢別の0~3歳までの子どもの発育・発達から、ホームケアの方法・予防接種などの情報がこの1冊にまとめられているので、いざというときもあれこれ調べ回る必要がありません。手元にあると安心な基本の子育て本といえるでしょう。 最新! 育児新百科 (ベネッセ・ムック たまひよブックス たまひよ新百科シリーズ) 子どもが育つ魔法の言葉『子どもが育つ魔法の言葉』は、世界22カ国で販売され、世界的に高い支持を集めている人気の子育て本です。自身も3人の子どもを持ち、家庭教育や子育てのコンサルタントを長く務めてきた著者が紡ぐ言葉は、子育てに悩むママの心を優しく解きほぐしてくれるでしょう。「私の子育ては間違っている…?」そんな不安に襲われたときにぜひ手に取ってみたい1冊です。 子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫) パパにも読んでほしい子育て本3選子育て本は、決してママだけのものではありません。パパが上手に子育てに参加する方法や、知っておきたい情報が手に入るおすすめの3冊をチェックしていきましょう!嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』は、ドラマ化もされた話題の漫画『コウノトリ』の主人公のモデルともなった産婦人科医が、新米パパに向けて書き下ろした実用的な1冊です。『妊婦との付き合い方のバイブル』といわれるだけあって、つわりや陣痛など、男性にはピンときにくい問題が分かりやすく解説されているため、妻が妊娠中の夫婦関係を円満に保つという点でも大きく役立ってくれるでしょう。関西弁交じりの軽妙な文体で、肩ひじ張らずに読み進めるのもうれしいポイントですね! 嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本 (講談社+α新書) 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親「積極的に子育てに参加したいけれど、具体的にどうしたらよいのか分からない」そんなジレンマを抱えるパパは少なくありません。『子どもを伸ばす父親、ダメにする父親』は、『我が子をメシが食える大人にするために父親が果たすべき役割』をテーマに、父子の関わり方や遊び方の具体例を示した実践的な育児本です。子どもの成長をサポートするだけでなく、親子のコミュニケーションの取り方を学ぶ上でもぜひ一読しておきたい1冊といえるでしょう。 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親 (角川oneテーマ21) 男が育休を取ってわかったこと自主的に育児に向き合おうとするパパの中には、育休の取得を検討している人もいるのではないでしょうか。実際に決断する前に、1つの参考事例として目を通しておきたいのが『男が育休を取ってわかったこと』です。育休の取得法から給付金・赤ちゃんの肌のケア方法まで、現役皮膚科医が自身の経験をもとに書き下ろした1冊は、大切な選択をする上でとても大きなヒントを与えてくれますよ。実際に育休を取るにせよ、取らないにせよ、たくさんの大切な学びを得られる育児本といえるでしょう。 男が育休を取ってわかったこと 悩んだときの1冊を手元に!『赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる』『成長の目安が分かる』『父親の育児参加について考えるキッカケになる』などのメリットを持つ育児本は、新米ママ・パパのサポート役として大きな役割を果たしてくれます。子育てに絶対の正解はないのですが、知識を知ることで事故を防いだり、著者の考え方に触れて前向きな気持ちを取り戻したり、場合によっては疾患に気付く貴重なきっかけを得られたりすることもあります。ママ・パパそれぞれ、お互い協力し合いながら子育ての時期を楽しんでいけますように!
2019年12月17日最近子育てについてふと考えました。「子育てってなんだろう?」という問い、答えは人の数だけあると思いますし、正解はないんだろうなとも思います。その時々で変わるものでもあるんやろな…。いまの私の思う子育てについて、自分の備忘録がてら、ちょっとかいてみました!■子どもの人生は子どものもの。ママができることは?■子育てで迷ったときの指針とは…何だか思ったことをつらつらと書きましたが、これがいまの私の思う「子育て」です。これが正解と思っているわけではないですし、「子育てとは」ということをあえて考えたり意識したりしない方がうまくいく場合もあるような気がします。そういう意味でも、難しいですね、子育て…。赤ちゃんのときは「とにかく生かす!」が子育てだったような(子どもたち、大きくなったなぁ…)。これからも変わるんでしょうね!変化が楽しみです!
2019年11月25日ウーマンエキサイトでも人気連載中のちひろさんの書籍 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 が発売されました。Instagramで人気のコミックエッセイに、書き下ろし漫画も多数収録された充実の内容です。妊娠がわかった瞬間の感動から、予定通りにはいかない出産を経て、初めての育児に四苦八苦する様子…。ちびたろくんの成長を一緒に見守っているような暖かな気持ちになれる本です。<ちひろさんプロフィール>一児の母でイラストレーター。何事にも前向きな性格に育ててくれた母親をお手本に初めての育児に奮闘している。育児疲れは絶大なヒーリング効果を持つ息子のむちむちに癒してもらう自給自足的な毎日。Instagram: ■予定日超過に会陰切開…初めての出産はどうなる?初めての妊娠・出産は楽しみな反面、不安もつきものです。著者のちひろさんも例外ではなく、妊娠初期の出血が心配になったり、中期には胎動を感じなくて怖くなったり…。第1章では妊娠中の繊細な気持ちの変化が描かれ、多くのママや子育て世帯から共感が寄せられています。そして、里帰り出産を選択したちひろさん。ちひろさんを支えてくれるのは実家の家族のほか、助産師をしている伯母(父の姉)さま。親族の勤める病院で出産できるなんて、心強くていいなあと思ったのですが…。予定日を超過したと思ったら、陣痛が始まるとあっという間に分娩室へ…と、予想外の事態の連続だったそう。もしかしたら、全部が予定通りにいく出産なんてひとつもないのかもしれません。いきみ逃しがつらく夫に理不尽になってしまったり、会陰切開するもなかなか産まれず、意識を失いそうになったり(しかし痛みですぐ覚醒!)ちひろさんの持ち味であるかわいいイラストながら、出産時のリアルな様子が伝わってきます。体力の限界が近づいたころ、無事、息子のちびたろくんが誕生! 赤ちゃんが生まれる瞬間って、いつだって奇跡的でとても心動かされますね。■初めての育児は思った以上にわからないことだらけ産後、スクスク成長するちびたろくん。第2章では、ちひろさんの育児の戸惑いが素直に描かれています。初めての授乳や沐浴に苦戦する様子に、赤ちゃんの育児あるあるが満載。息子くんは平均より大きめの赤ちゃんだったようで、ムチムチベビーならではのエピソードも…。さらに新生児期のエピソードには、産まれてすぐに風邪をひいてしまった話や鼻涙管が詰まっていて片目が目ヤニで開かなくなってしまった話など、赤ちゃんの症状についてもまとめられていて、ためになる情報もたくさん!初めての子育てでは、赤ちゃんの様子がいつもと少し違っただけでもハラハラしてしまうものです。こうして実際の例を事前に知っておくと、少し気持ちがラクになるかもしれません。ここでご紹介するのは、乳幼児に多いと言われている肌トラブル「乳児湿疹」のエピソード。このときちひろさんは「薬でキレイにしたほうがいいのか」「キレイにしたいというのは親のエゴか」、なにが子どものためになるのかとっても悩んだそう。当たり前ですが、赤ちゃんはまだ自分で選択することができません。親が悩んで悩んで出した答え…。きっとそれこそが「正解」なのだとちひろさんは考えます。生まれたばかりの赤ちゃんと過ごして、たくさんお世話をして、そしてずっとその子について考えている。だから、親になると「急に世界が変わった」と感じる人は多いのではないでしょうか。ちひろさんは書籍内のコラムで「母になると強くなるというけれど、明らかに弱くなった」と明かしています。だけどそれが新しい「幸せ」だとも…。もしかしたら、ちひろさんと同じように感じるママも少なくないんじゃないかなと思います。子どもの成長の機微に一喜一憂して、車の運転や外出など日常生活にも慎重になって…。でも、それがなぜかイヤじゃない。初めての子育てに向き合うちひろさんが、少しずつ気持ちを「赤ちゃんのいる生活」に対応させていく。その姿は本書のタイトルそのもの「子育て1年生」の姿なのだろうなと思います。■子どもの成長は寂しさもうれしさも半分ずつ初めてのハイハイ、つかまり立ち、ヨチヨチ歩き…。赤ちゃんの成長ってとってもかわいくて、それを近くで見守れる親という立場はとても幸せだと思います。だけど、子どもの小さな時期って本当にあっという間で、ちょっと寂しい気持ちがあるのも確か。ちひろさんは、そんな気持ちを「すこし寂しくて、すごくうれしい」と表現しています。なにげない言葉ですが、10数年続く「子育て」を言い表すのに、とても的確な表現だなあと思いました。きっと親になると、この気持ちとずっとつき合っていくことになるんでしょうね。また、子育てのちょっとしたうれしさを夫婦で共有する微笑ましい場面のイラストも収録されています。「こんにち歯」は、ちょこんと小さい歯が生えてきたときのこと。赤ちゃんの成長は目まぐるしくて、ついつい見逃してしまうこともあるけど…。こんなふうにひとつひとつ大切にできたらステキですね。「共有したいの」は、ラブラブ夫婦なちひろ家ならではのエピソード。息子のことを一番に報告したいのは「大好きな夫」とのことですが、うんちのことまで電話で共有しようとするちひろさんに、クスッと笑ってしまいました。 初めての育児をちひろさんの感性で綴った記録。共感するところが多いのはもちろんですが、「そんな見方や考え方があったんだ!」と発見もたくさんあると感じました。■美しいだけの子育てなんてない…だけど幸せ子育てのことだけでなく、子どもが生まれてからの夫婦の関係の変化にもエッセイでは触れられています。ちひろさんは、その微妙な変化についても、どちらかというと「当たり前」と前向きに捉えている印象。忙しく家事育児に多く関わることができない旦那さんですが、それでも、夫婦での育児の乗り越え方などがまとめられています。一筋縄ではいかない子育ての大変さや、ちひろさんが良い夫婦関係を保つための努力がイラストやコラムから感じられますが、それらは決して悲観的には語られていません。ちひろさんのコミックエッセイでは、「美しいだけの子育てなんてきっとない」としながらも、前を向いていこうという気持ちが伝わってきます。子育ては長く長く続く道だと思います。実際に育児中は先が見えなくて落ち込むこともあるかもしれません。だけど、きっと子どもが大人になるのは思っているよりも早いんだと思います。だから、子育て中にずっと笑顔でいることはできないかもしれないけど、できるだけたくさん笑顔でいられるように奮闘することはできる。そんなちひろさんの姿に勇気をもらえる一冊だと思いました。 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 ちひろ著(主婦の友社)1,000円(税抜) 初めての育児は不安なことばかり。でもだからこそ、大切な家族と過ごすなにげない日常が幸せに感じるのかもしれません。Instagramで大人気のコミックエッセイがついに書籍化しました。●ちひろさんのウーマンエキサイトの連載: ちひろの親子成長記録
2019年11月24日今回の「やさしいママのヒミツ」は、今年6月に発売した著書『家事なんて適当でいい!』(KADOKAWA)が話題になっているボンベイさん。5歳と2歳の双子の、3人の女の子のママです。インスタグラムなどを通して発信する独自の育児メソッドが、多くのママたちから共感を得ているボンベイさん。ご自身も子育て真っ最中だからこそ、子育てを応援して一緒に頑張ろうと言ってくれているような気がします。ボンベイ さん娘さん:長女(5歳)、次女、三女(2歳の双子)沖縄出身、富山在住。3児の子育てに奮闘しながら、家業の飲食店で働くワーキングママ。「死なせない」を最重要ミッションとして掲げ、無理をしない、辛くない、ママも幸せになる家事育児の方法をSNSで発信。その投稿が共感を呼び、インスタグラムは2ヶ月でフォロワーが4万人増加。初の著書 『家事なんて適当でいい!』 (KADOKAWA)は4刷に。現在も精力的に、子どもとの暮らしについて情報発信を続けている。HUTACHAN—ふたごちゃんねる: Instagram: @bonbei_twinslife twitter: @HUTACHAN_twins ラジオトーク: ボンベイの聴くだけで子育てが「楽になる」ラジオ そんなボンベイさんが実践する育児メソッドと、そこに行き着くまで、そしてやさしいママでいるために大切にしていることとは? お話をたっぷりと伺いました。ほぼワンオペで3人の子育て早速、ボンベイさんのスケジュールを教えていただきました。 5:30 : 起床、洗濯機と食洗機を回す 6:00 : 部屋をリセット 7:00 : 子どもたち起床。身支度 8:00 : 掃除機をセット。子どもたちを保育園へ 9:00 : 仕事に出かける/夫起床 10:00 : 夫出社 17:00 : 退社。保育園にお迎え 18:00 : 帰宅。夕食を作って食べる 19:00 : 入浴/長女と二人の時間 20:00 : 子どもたちと遊ぶ/就寝 00:00 : 夫帰宅ご主人が帰宅するのはいつも0時すぎ。ほぼワンオペで家事と3人の子育てをこなしているというボンベイさん。「夫は私が仕事に出る時間に起きて、私たちが寝た後に帰宅するので、仕事の日はすれ違い。夫は平日がお休みなので私も平日に休みを取るようにして、2人で飲みに行ったりして、コミュニケーションを取っています。寝る前には子どもたちと絵本を読んだり、ゆっくり時間を取りたいので、夜は家事をしないと決めて、朝に家事をするようにしています。そうするとその間にテレビを見せていても罪悪感がないですね。だから家がきれいな状態なんて少ないですよ(笑)」3人の子どもを育てるだけでも大変なのに、ママたちのためにSNSで育児法を発信したり、自分の時間をしっかり作るようにしているというボンベイさん。最初から今のようにうまくいっていたわけではなかったと言います。「東京で夫と出会って富山に来たので、こちらには知り合いはいない状況でした。長女一人を育てているときは義理の両親と同居していたこともあって、大変でしたね。家事をしてくれたり、『お手伝いもするよ』と言ってくれたり、とてもいい方なのですが苦しかった。『なんでこんなに恵まれた状況なのに、幸せじゃないと感じるんだろう。自分は何が嫌なのかな?』と、紙に書きだして分析したら、自分のペースで家事や育児ができないことがストレスだったんですよね。プライベートの時間が少ないのが嫌なんだとわかって、夫に話をしました。最初は『お前の甘えじゃないか』と言われたのですが、考えれば考えるほどそういうことではないと。私と家族が合わないのであれば、絶対に家を出るべきだと思って、離婚覚悟で家を出たんです」同居から3年後に義理の両親と別居したことによって気持ちが安定し、関係も良くなったのだそう。「紙に書きだしたことで、客観視できたことがよかったです。イライラしたり、うまくいかないときに書くことによって、問題点がクリアに見えてくる。おかげで双子が生まれてからは、辛いと思ったことは1度もないですね。でも子育てルールを言語化できているのは、SNSをしていたおかげなんです」長女との時間は意識的に作るように。「夜寝る前の30分がとても大切です」小さな子どもを持つママの心に刺さるボンベイさんの言葉は、子育て中のママたちの心に刺さり、6月には書籍化もされました。そもそもSNSを始めたきっかけとは?「最初から発信しようとして始めたわけではないんです。育児のとても辛い時期をなんとか抜けることができて、自分の心に余裕ができたところで双子妊娠がわかり、次は自分の金銭面や立場的な不安を覚えたんです。夫に経済的に依存している状態だったのと、社会的にもキャリアがないことが不安で、何かスキルを身につけてお金を稼がなければいけないと思ったんですね。そこで手に職をつけたいと思って始めたのが、プログラミングの勉強。パソコンさえあれば、時間と場所に縛られずに、双子が生まれても並行して仕事ができるかなと考えたんです。そのプログラミングを使って作ったのが、双子ママ専用の掲示板『HUTACHAN—ふたごちゃんねる』で、宣伝するためにツイッターを始めたんです」情報の少ない双子育児に役立てるため、出産後2ヶ月で作った掲示板はすぐに話題に。「評価をしていただけただけでなく、『なんで長女がいて、双子が生まれた直後に自分の好きなことができているの?』という質問がすごく多くて。もしかしたら自分が試行錯誤してたどり着いた、今の育児や考え方が、昔の自分のように困っている方の役に立つのかもしれないと思い、双子育児のリアルをツイートしたらそれもまた話題になって。そこから発信が面白くなって、のめり込んでいった感じなんです」育児に悩むママたちの質問に答える形でスタートした、ボンベイさんのSNS。フォロワーはいまや9万人以上。「子どもが増えた分やることも増えたのに、考え方が変わるだけで楽になると自分で実感しました。考え方を完全に切り替えようと思ったのは、双子を妊娠したことがきっかけ。双子育児って、だいたい自分か義理の両親と同居されている方が多くて、ワンオペで双子育児をしているという情報は、見たことがないんですよね。同居が辛かったから家を出たのに、また同じことを繰り返したくないと思ったんです。しかも夫は出張続きで、全然家にいなかったので、ほぼワンオペの状態で3人を育てるのにはどうしたらいいか、改めて考えました」実体験から生み出した育児メソッドボンベイさんのメソッドの中で、大きかったと感じるのは「家事ができなくても死なない」と考えたこと。それが、ボンベイさんが最重要ミッションと掲げる「死なせない育児」の元になっているといいます。料理を作っている間にあげるおやつはフルーツ。気持ちに余裕を持ってご飯を作ることができるそう。「自分の時間は意識的に作りました。それから睡眠時間も大切なので、隙あらば寝る。子どもが小さいとき、寝ている間に家事をするお母さんが多すぎるなと思います。『家事なんて、切羽詰まったときに必要な分だけやればいい』くらいに気持ちを切り替えて、とにかく寝るか自分の時間にして、家事は子どもが起きているときにやるようにしました。少しずつ意識的に、自分のストレスがかからないような時間の使い方をしたのは大きかったかもしれないです」最初に洗濯乾燥機を導入し、誰かに頼らない代わりに、とにかく家事を減らそうと考えたというボンベイさん。家の中は3人のお子さんがいるご家庭とは思えないほど、すっきりとしています。「荷物は増えないようにしていますが、それでも多いと思うので整理しなきゃと常に思っています。荷物が少なくなると家事の負担も減るし、部屋も広く取れます。ものだらけになるのもストレスなんですよね。おもちゃも飽きたら定期的に捨てています。土日に行く児童館におもちゃが結構あったりするから、家にはあまりなくてもいいかなと。その代わり、絵本と知育玩具だけは買ってもいいとしています」また、心が軽くなったのは「子どもは泣いてもいい」という言葉だといいます。「長女が全然寝なくてめちゃくちゃ泣く子で、泣くことがいいものだとは思ってなかったんですよね。でも生活のリズムを整えてあげる『ねんねトレーニング』に出合い、解決してあげなきゃいけない泣く理由と、泣いてもいい泣く理由があるとわかったのが大きかったですね。気がすむまで泣いたらいいと思えたら心に余裕ができました。双子の睡眠のリズムを合わせるのも、『ねんねトレーニング』で学んだこと。たまたまかもしれないですが、一人が起きたらもう一人も起こして、ミルクも必ず同じ時間にあげるようにしたらだんだん整ってきました」このようにボンベイさんの心を支えてくれたのが、たくさんの育児書。ボンベイさんの育児メソッドはそこから裏付けされたものも多いといいます。ボンベイさんが影響を受けた本と、いつも持ち歩いているというノート。絵本の読み聞かせの大切さを教えてくれた『ザ・ギフティッド』(大川翔著/扶桑社)、「ねんねトレーニング」の『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(清水悦子著/かんき出版)、やさしい語り口で心に寄り添ってくれる『ママの心がふわりと軽くなる 子育てサプリ』(佐々木正美著/主婦の友社)、自分の強みを分析するのに役立った『さあ才能に目覚めよう』(トム・ラス著/日本経済新聞出版社)は、最も影響を受けた本。「たくさん本を読んで、心に響いたフレーズはすぐに忘れるので、ノートに書き留めています。自分も興味があるから、読んだらSNSでアウトプットしようというつもりで読んでいるところもあります」また辛いとき、義理の両親にヘルプは出すと決めたことも大きかったそう。「同居しているときよりも甘えるようになりました。長女のときは頑張ってやろうとしていたので、自分への負担がかかってきた。それを切り替えられたことも大きかったです。頑張りすぎているときは、自己犠牲の気持ちが強かったんですよね。『こんなに頑張っているのに報われない』とか、『私だけこんなにやって夫は何もしない』とか、不満が溜まっていた。子どもに求めるものも大きくなってしまって、『こんなに食事に気を使っているのに、なんでおっぱい飲まないの?』とか、理不尽な思いもぶつけていた。本にも書いたのですが、育児や夫婦生活で、自己犠牲の気持ちを持っていたら、何もうまくいかないなと思ったんです。相手に気持ちを押し付けるくらいなら、自分が楽になって幸せになれば、周りの人も幸せになれると考えたんです」それでももちろんイライラすることもある、と笑うボンベイさん。「それもあるから自戒を込めて、自分が忘れたくないことをSNSで発信をしています。頻繁に考えることで、自分の思考を整理する意味合いもある。自分のためにやっているところもあるんです。私は本当にただのいち母親なので、誰かに教えるなんて気はさらさらなく、自分の思いと経験で気づいたことを書いているだけというのは忘れないようにしています。私のフォロワーさんはうちの子たちと近い年齢のお子さんを持つ方が多いので、そのときどきに気がついたことを書いて、お互いに成長していけたらいいなと思います」「企業を応援したい」という想いからのモノ選び家事は朝にまとめてするというボンベイさん。「できるだけ家事を減らしたい」と考えているだけあって、驚くほどものが少ないキッチンです。「食器の量もすごく少ないですが、毎日の家族の食事だけなら、これだけで事足ります。必要最低限にすることによって家事を減らすことは意識しています。大量のタスクを効率的にいかに早くやるかというよりも、いかにタスクの量を減らすかを考えています。基本、要領がよくないのでやることを少なくするというシンプルな考えなんです。それに私はすごくズボラなので、食器用洗剤で手も洗っていて、いつも手が乾燥していました。それも特に気にしたりしたことはなかったんです(笑)」そんなボンベイさんに「サラヤ」の自然派食器用洗剤「ヤシノミ洗剤」を使っていただきました。ヤシの実由来のやさしい洗浄成分にこだわり。洗浄成分の濃度を16%にすることで、「手肌へのやさしさ」と「洗浄力」の両方を実現。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500l/400円)、詰め替え(480ml/270円)※すべて税別 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「使ってみると洗い上がりが今まで使っていたものとは全然違って、良かったです。肌がつっぱった感じがしないことも気に入ったし、野菜や果物も安心して洗えるのもすごくいいなと思いました。総合的に見て、これからも使っていきたいなと思います」洗う前に、落ちにくい油汚れはキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗う、汚れの軽いものから洗う、洗い桶に洗剤を入れてため洗いをすることで、洗剤と水の節水、排水への負担の軽減にもつながります。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「ヤシノミ洗たく洗剤」と「ヤシノミ柔軟剤」は今回初めて知ったというボンベイさん。「無香料というのがいいですね。いわゆる柔軟剤の香りが苦手なので、これまではその中でもまだいいと思える柔軟剤を使っていました。匂いがあることが当たり前だと思っていて、無香料の柔軟剤を探そうという考えがなかったんです。双子の一人が、肌が弱く乾燥肌なので、ちょうど洗剤を変えたいなと思っていたところでした。使ってみて良くなったかまではわからないですが、悪くなってもいないし、洗い心地も仕上がりも柔らかくて、何より安心して使えるのがいいなと思いました」左:肌への摩擦を提言し、静電気を防止。小さな子どもへの衣類にも安心して使える「ヤシノミ柔軟剤」(600ml/オープン価格)右:洗浄に不要な合成香料や着色料は一切無添加。高い洗浄力と肌へのやさしさを両立。「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「お手伝いしなさい」とは言わないボンベイさん。「嫌な作業だと思われるのが嫌なので、自分がやりたいといったときだけでいいかなと思っています」何より「サラヤ」の製品の売上の1%が、ボルネオの環境保全に使われるという、会社としての取り組みに共感したというボンベイさん。「歳を重ねるにつれて、商品自体より商品を作っている企業の理念を見るようになり、“この企業を応援したいからこの商品を使いたい” と選ぶようになりました。それなのに『洗剤』については考えられていなかったと今回気付かされました。最近は私たち夫婦の間で、社会貢献がキーワードなんです。著書の初版の印税も全額寄付したのですが、子どもが生まれてから将来のことを考えるようになったのかなと思います。夫は焼肉店を営んでいますが、畜産もいろいろと問題になっていて、環境問題を意識した商品選びをしていきたいねと話したりしています。そんな社会問題への意識が高まっているところに、ヤシノミ洗剤に出合えたことがすごくよかったです。今後も使い続けて、応援したいなと思います」「サラヤ」のヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。「サラヤ」は2004年からボルネオ島の生物多様性の保全に取り組み、持続可能なパーム油の活用と活動を広げている。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 子育てを「自分の人生のメイン」にしないボンベイさんは、お子さんたちに怒ったり何かをするように言ったりせず、いつもやさしい笑顔で見守っている姿が印象的です。「怒るとギャン泣きして、そちらの方が大変。あまり機嫌を損ねないようにご機嫌をとっているかもしれないです(笑)。自分の機嫌を保ちつつ、家族の機嫌も損ねない。それはみんなのためでもあるし、自分のためでもあります。だから怒るのを我慢するのではなく、怒らないで済む状況を増やすことを心がけています。もうひとつは褒めるポイントを見つける。嘘をついたり、本当に危ないとき以外は叱る必要もないかなと思っています」怒る状況になる前に、子どもたちを笑わせることを意識しているというボンベイさん。「特に愚図ったりしていないときに面白いことを言って笑わせて、機嫌を良くしておけば愚図りにくくなる。保育園から帰る車の中から、みんなで歌いながら笑いながら、何かしら機嫌のよくなるようなことをしながら帰ると、車からもスムーズに降りてくれる。愚図る前に機嫌をとることは意識しています」言われなくてもやる子になるよう、2歳半くらいから保育園から帰ってから眠るまでの流れをイラストにして貼るなど、子どもにもわかりやすい仕組みを作ってきたそう。「毎日『これをしなさい』と言わなきゃいけないのはストレスだけど、大人だって歳を重ねているからできているだけ。生まれて数年の子にちょっと教えたくらいで覚えるわけがないと思ったら、仕方がないなと思えます。言うことを聞いてもらうのは無理じゃないですか、だから聞いてくれたらラッキーくらいの気持ちで。でもわからなくても、こういう理由だからこうしようねとは話すようにしています。もちろんイライラすることもありますが、そのことに対しては自分を責めないようにしています。イライラの発散の仕方を間違えたときだけ反省して、イライラすること自体は許す。つい怒りすぎたときは、子どもにとって理不尽だし、私の都合でしかないので、あとで謝りますね。ママは完璧だと見せないようにしようと思っています。今は子どもだから親の言うことがすべてかもしれないけれど、親が言っていることは意見のひとつ。自分で考えて決めて、行動する子になってほしいので、子どもの意見を聞いて、選択させるようにしたいです。あと疲れていたり体調が悪いときには、『今日は疲れていて、一緒に遊ぶのは無理。DVDの日にします!』と宣言して、好きなDVDを見せています。うちは基本的に、テレビは朝だけ。夜は見せないようにしているので、自分が面倒を見られないときは見せるというように切り替えて、自分のイライラが子どもに当たらないようにしています」一番心がけているのは、自己犠牲という感覚を持って子育てをしないこと。それがいつも笑顔のママでいるための秘訣だと言います。「いろいろ考えれば考えるほど、子どもを育てるっておこがましいなと思うんです。子どもは育つように育つから、自分の理想に向けて育てるというよりは、どういう方向にもいけるように環境を整えるくらいの感覚で。あとは自分の人生を楽しんで、それを見せることが一番子どもにとっては学びになるかなと思うから、自分の人生を大切にしたいと思います。子育ては自分の生活のメインではあるのですが、あえて子育てをメインにしない生活をしようと試行錯誤しているところです。発信することは面白いので続けていきたいですが、もともと時間と場所に縛られない仕事や生き方をしたいなと思っていたので、将来的には家族で海外に住んでみたりしたいですね。夫もそこは同じ気持ちなので、今はその地盤作りだと思って、私の給料でも家族が養えるくらいにスキルを見つけて、夫は会社を安定させていこうと話をしています」子育て中心で生活が回っていると目の前のことしか見えませんが、先に大きな目標があってそのために今があると思うことでも、心に余裕が生まれそうです。「その通りですね。双子が生まれたときは会社が一番忙しい時期で、ほとんど夫がいなくても嫌ではなかったのは、今思うと、私たちの将来のためにも必要だと思っていたからかもしれない。だからこそ、ワンオペでどうしたらいいかと考えることができたのかもしれません。「子どもの幸せが自分の幸せで、自分のことは後回し」。それが子どもたちに対して押し付けがましくならない人ならいいと思いますが、私はなってしまう(笑)。だからそうならないように気をつけています。早く子離れしたいですね」ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。人気コミックライターまりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介しています。 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2019年09月30日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、心に余裕ができてラクに感じたという海外の子育て体験談です。 インドネシアで第1子を出産し、現地人の夫と初めての子育てをしている私が、海外でラクだと感じたことや驚いたことなどを紹介します。育児用ミルクの作り方をはじめ、日本のやり方がすべてではないと知ることで、うまく手を抜くなど、工夫する余裕ができました。 時短!裏技的「育児用ミルク」の作り方一般的な育児用ミルクの作り方は、粉ミルクを熱湯で溶かしてから人肌に冷ますので、時間がかかります。一方、海外式を取り入れた私は、まず少量のお湯でミルクを溶かし、そこに常温の軟水ミネラルウォーター(※)を足して、人肌の温かさにして飲ませます。 そうすることで、泣いている赤ちゃんにもすぐに飲ませることができ、特に夜の授乳の際に助かりました。フランスでは常に常温で与えるらしく、日本ではどうして人肌に温めるのか不思議だという話もあるようです。 (※)心配な方は、湯冷ましや赤ちゃんのミルクの調乳用として市販されている水をご使用ください。 産後の赤ちゃんは疲れている?! インドネシアでは、産後多くの人から「赤ちゃんも大仕事を終えて疲れているのだから、早くマッサージをしなさい」と言われて驚きました。 ベビーマッサージと言うと、日本ではママとの触れ合いを重視したものが多いですが、こちらではベビースパと呼ばれる場所があり、専門家が本格的なオイルマッサージをしてくれます。わが子の場合は、生後2週間で1時間弱のマッサージを受け、個人差があるとは思いますが、寝つきや機嫌がよくなった気がします。 後悔……新生児期に多用すればよかった「布おむつ」 もともと布おむつ育児に興味があったのですが、産後は無理をしないようにと生後2カ月のころから、紙おむつも併用して布おむつ育児をスタートしました。しかし、今思えば新生児のときこそ布おむつを多用すればよかった……と思うのです。 新生児は排泄回数が多いためにおむつ代がかさみ、その割に量は少ないので、布おむつでも簡単に洗濯できたと思います。また、布おむつを使い始めたら、いつ排泄したか親がすぐに気付くのでトイレのタイミングがわかるようになりました。 海外での子育ては「~しなければならない」ということが少ないと感じています。「洋服を絶対汚したくない」ではなくて、「洗えばいいか」と開き直ったり、肩の力を抜いて子育ができるのです。「大事に至るわけではないから」と言って、子どもの興味を優先して大らかに子育てしているママ友もいます。私自身も「まぁ、いいか」と許容範囲を広げることでストレスが軽減し、心の余裕ができて笑顔が増えました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※調乳する際にミネラルウォーターを使用する場合は、パッケージに記載されている成分や硬度を確認し、できるだけ硬度の低い軟水を使用してください。 著者:小倉そらインドネシアで第一子の娘を出産。現地人夫と、日本とは違った子育てを体験中。海外での子育てを紹介、執筆している。
2019年09月12日長男まめ君と、長女ゆめちゃんとのゆかいでにぎやかな日々を絵日記にして、ブログやInstagramで紹介しているイラストレーターの横峰沙弥香さん。Instagramでは30万人以上のフォロワーを持ち、長男の成長の日々をまとめた『まめ日記』(かんき出版)を始め、数多くの育児本を描いています。今回ご紹介するのは、横峰さんが聞き役に回り、育児経験者たちに育児論を聞きに行ったエピソードをまとめた 『ぶっちゃけ子育てどうしてる? 横峰は見た! あの人の育児と仕事』 (かんき出版)です。横峰沙弥香さんプロフィールイラストレーター。長崎県出身、1984年生まれ。 2015年、第一子誕生を機に、長男「まめ(愛称)」との日常を絵日記にしてインスタグラムに投稿を開始する。 2017年に長女「ゆめこ(愛称)」が誕生。 著書に『まめ日記』(かんき出版)、『まめ日和』(光文社)、『ぶっちゃけ子育てどうしてる?』(かんき出版)などがある。blog「まめらいふ」: Instagram: @sayakayokomine 新米ママにとってもベテランママにとっても正解のない育児の世界。本書では、日々とまどいを感じながら奮闘するママやパパが今日からすぐに役立てられそうな、SNSだけでは伝わりにくいリアルな育児エピソードが描かれています。今回は、目からうろこが落ちそうな、独自の育児論やエピソードの一部をご紹介します。■関根勤さんの読み聞かせは、ほとんどアドリブ!?テレビなどでも親子共演を果たし、自然体な姿に共感が集まっている関根勤さんと、娘の麻里さん親子。麻里さんの明るく前向きな性格は、どのような育児から作られたのでしょうか。まだ麻里さんが小さかったころ、関根さんは絵本の読み聞かせに40分ほどかけていたそうです。関根さんの読み聞かせは、なんとオリジナル要素たっぷり! それを笑いながら麻里さんは聞いて育ったそう。本著で関根さんは「笑い倒してそれで寝る! っていうのが一番! 一日のストレスが霧散するから」と語っています。そのユニークな育児には理由があり、「麻里からマイナスなオーラを広げてほしくなかったの」と、家でイヤなことがあったらその気持ちが外に出てしまわないように、家で思い切り解放させるようにしていたそうです。そのおかげで、麻里さんは思春期でも反抗期がなかったとか。息が詰まりがちな育児ですが、ママも笑って過ごせるよう見習いたいですね。■坂本美雨さんの、ライブ会場に娘も同行する自然体育児ママになっても透明感あふれる存在感が変わらぬミュージシャンの坂本美雨さん。美雨さん自身も、父が坂本龍一さん、母が矢野顕子さんというミュージシャン一家で育った経験から、ライブ会場やラジオの収録現場というような仕事場に娘を連れて行っているそうです。本著で美雨さんは「いろいろな職業の人がそれぞれの仕事をして、最後に父や母が立ってステージが完成する。そのプロレスがすごく素敵だと思っていたので、娘にもそういう環境全体を見てほしい」と語っています。美雨さんは、子連れで困っているようなママを見かけたら、話しかけるようにしているそうです。子連れ外出に気後れしてしまうママがいたら、美雨さんのようにいろいろな場所に連れて行ってみると、“意外と大丈夫かも”と自信につながっていくかもしれません。■友利新さんが実母に学んだ“人に任せる”育児の極意とは?子育て中は、育児以外の掃除や洗濯というような家事もすべて完璧にやろうとしたらストレスに感じてしまうもの。でも、真面目なママほど、以前の自分と比べてしまい“思い通りにできない”自分に自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。医師であり、ベビースキンケアの研究や販売を手掛ける会社の経営もしている友利新さんは、シッターさんや夫に日ごろの家事や育児を手伝ってもらいながら、仕事に専念していると語っています。友利さんの母親もワーママで、お手伝いを雇いながら働き、3姉妹を育てたそう。そんな姿を見て育った友利さんも、“自分ができないことは人に任せよう”と思うようになったとか。友利さんは、「何でも自分でやろうとして抱え込んでつぶれてしまったり、パートナーに当たってしまうよりも、周りに頼りながら育児や仕事に打ち込める方がいい」と本書でアドバイスをしています。まだまだ、シッター制度や家事の代行サービスなどを利用しているママは少ないかもしれません。夫や両親などに育児や家事を頼めないときは、民間のサービスを試してみながら、仕事に励むのもストレスを抱え込まないコツかもしれません。■フォトグラファーのMARCOさんは、子連れで世界へ!フォトグラファーのMARCOさんの育児は、子連れでタスマニア島を車で横断したりとパワフル!MARCOさんは、なるべく子どもたちを旅行に連れて行きたいそう。そのためには、子どもが大丈夫かと心配しだすときりがないため、最初に自分が行きたいところややりたいことを考え、それから子連れでできることとそうではないことと折り合いをつけるのだとか。本著では「これが意外となんとかなるんですよ。むしろ子どものほうが…適応能力が高くて驚かされたり お互いスキルアップになります」と語っています。また旅先で撮影するときは、あえて子どもから離れ、30分~1時間で集中して撮るようにしているというMARCOさん。子どもがいると仕事ができる時間が限られてしまう分、以前よりもメリハリをつけて働くようになったそうです。子どもができてからは、行きたい場所を子ども優先にしてしまうママさんも多いのでは?MARCOさんのように、ハードルが高そうな場所でも、子どもの性格などを把握してグズっても大丈夫なような対策や、予想外の展開も楽しめるようになれれば、外出のフィールドも広がりそうです。「まずは私たちが楽しんでいかないと! 」というMARCOさんの言葉は、子どもが小さいときほど心がけたい一言です。■ビーバイ・イー代表 杉谷惠美さんの、知られざる復職秘話オーガニックブランド・ママバターの開発者であり、コスメショップ&サロン「シンシアガーデン」やオーガニックビストロなどの経営も手がける杉谷惠美さんは、年子の男児を育てるワーママ。二人目のお子さんの産後1ヶ月でフル復職を果たした当時は、会社から1時間ほど離れた場所に住んでいたため、会社と自宅を車で1日に3往復する日々をすごしていたのだといいます。本著では、自宅で授乳をした後に会社に戻るというハードな日々に、涙でフロントガラスが見えなくなるというエピソードが紹介されました。どんなに時間のやりくりをしていても、育児と仕事との両立で心身ともにボロボロになってしまった経験は、多くの人にあると思います。このときの杉谷さんは、期限を決めて会社の近くに引っ越すことを決めました。「自分が決断して動かない限り状況は変わらないので…」杉谷さんは、本当に好きでやりたいことを仕事にできたので苦にならないと、本著では語っています。杉谷さんほどの行動力はなかなか難しいかもしれませんが、子どもが生まれてからも仕事を諦めることがなく続けていくためには、好きという原動力が大切といえます。■今まさに育児中のママ・パパたちへいかがでしたでしょうか。まさに、子どもを持つ親の数だけ育児があると言っても過言ではありません。本著の著者である横峰沙弥香さんは、「みんな、どうしているのだろう」という疑問から、育児経験者たちの体験談をまとめようと思ったとか。本著では、ほかにもたくさんの育児中の有名人ママ・パパが登場します。正解がない育児の世界。ほかの家族の育児の姿をのぞいてみることで、勇気が湧いたり、やる気が出たりしてきませんか? 『ぶっちゃけ子育てどうしてる?』は、読みやすい語り口で、育児の悩みをふきとばしてしまうような一冊です。■横峰沙弥香さんからのスペシャルメッセージ!本書を作るにあたりいろいろな方と子どもとの向き合い方について話しをさせていただく中で、誰もがそれぞれの立場で悩み、迷い、楽しみながら手探りで子どもと向き合っているのだということを実感しました。わたしもあなたも、憧れのあの人もみんな同じ。正解がないと思うと難しく感じてしまうけれど、正解がないのだからこそもっと肩の力を抜いて向き合ってもいいのかもしれません。誰かと話をしていて「あ、それいいかも!」と思ったら試してみる、くらいの気持ちで読んでいただけたら嬉しいです!9月より、ウーマンエキサイトでも横峰さんの連載がはじまります。お楽しみに! 『ぶっちゃけ子育てどうしてる? 横峰は見た! あの人の育児と仕事』 横峰沙弥香著(かんき出版) 1,404円(税込) instagramフォロワー30万人超! 関根麻里さんも絶賛! 『まめ日記』著者、横峰沙弥香さんの最新作。仕事と育児の達人たちに読者を代表して徹底的に質問してきました!
2019年08月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆様こんにちは、M子です。毎日とんでもない暑さですね。娘の散歩にもなかなか行けずちょっとしんどい季節になりました。さて、突然ですがみなさんは子育てしていてモヤッとしたことはありますか?M子はというと…■男の子ママに言われてショックだった一言男の子ママと遊んでいた時のこと…、■女の子育児はラク!? 複雑な心境に…こんなことを言われると、女の子を育てるママは全く育児の苦労をしていないと言われているような…頑張っていないと言われているような複雑な気持ちになってしまい…何も返す言葉がなくなったM子。■苦労する日も泣きたい日も、同じようにあるいや、言いたいことは分かります。男の子ママには女の子育児とは違う苦労があるんだと思います。きっと彼女は男の子を育てる上で大変な思いをしているのかもしれません。だけど、女の子を育てることがラクだと決めつけられたことにモヤっとしたM子。うちの子はとにかく我が強くおまけに声がデカいので外出するときはかなり気を遣うし、他のベビー同様ジッとしていないお年頃なので一日中追いかけっぱなし。突然歩かなくなったと思いきや抱っこしても暴れ、ベビーカーにも乗りたがらず地面に大の字になったり…1日が終わり娘が眠った頃にはクタクタです。大変すぎてヤバいな、と思ったこともないけどラクすぎてヤバいな、と思ったこともありません。ただ毎日一生懸命娘を育てていて、少なからず苦労することも泣きたくなることもあります。子育ては幸せなことがたくさんあります。しかし、男の子ママでも女の子ママでも、みんな必死に迷いながら、時には辛い思いをして子育てしていることに違いはないよ、と思ったM子でした。
2019年08月29日登場人物ママ(オキエイコ):28歳で出産、1児の母。子育て日記などをブログやSNSなどで更新しつつダラママ満喫中。パパ:出張が多いサラリーマン。娘のハナ:2016年1月生まれ、現在イヤイヤ期真っ最中でピンクが大好き3歳。1歳から保育園に通っている。未来の自分に伝えたいこととは…?前回からのシリーズ「いつかの自分に向けての手紙」、今回は「子育てを終えた自分」に向けて手紙を書くことにしました。「子育てを終える」という定義が曖昧なので、この手紙の送り先も「20年後!」とかではなく、ぼんやりした印象で書きました。前回に引き続き、ちょっとしんみりした内容になってます。子育て中の現在、とにかく忙しい。バタバタしていて「子育てを楽しめているか」と言われるとお茶を濁したくなる毎日…。1日1日が台風のように過ぎ去っています。よく子育てを終えた世代の女性に「今が一番楽しい時期よ」といっていただきますが、きっとその通りだろうなと感じています。きっと未来の私も、同じように感じていると思います。今私に毎日吹き荒れているこの台風が、未来の私にとっては「懐かしいあの日」なんだと思います。きっと、戻りたくてもけっして戻れない「懐かしいあの日」。毎日バタバタしてはいるけど、子どもが親の方をまっすぐ見てくれる時期って本当に短い。もちろん反抗期もなく親ばかり見てる子になって欲しいわけじゃないのでその成長は必要だとわかってはいますが、今からその日が来るのが怖くなったりします。毎日横に娘がいて、一緒に過ごすのが当然な今。いつかこれが当たり前じゃなくなるなんて、想像もできません。でも大きくなって旅立っていく娘は、当たり前だけど今私の横にいる娘の延長線。全てを覚えてくれてるわけじゃないのは承知だけど、未来の娘にとっても今のこの毎日が「懐かしいあの日」になってくれたら嬉しいなと思うこの頃。そして最後に、この手紙を向けた未来の私が、子どもが手から離れても、違う形で幸せを感じてくれたら嬉しい。そう思いながら未来の自分への手紙を書きました。子育てをする毎日は、大変だけど愛おしい。未来の自分と子どもの幸せを願うと同時に、今を大切にしようと思える手紙に、あたたかい気持ちになれます…!次回もお楽しみに!次回の掲載予定日は2019年9月6日(金)です。(編集部)過去の自分に向けたオキさんの手紙はこちら過去のエピソードままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!著者情報
2019年08月23日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 ついにこの「ゆる育児日記」300話を迎えました〜いえ〜い! これも偏に皆々様のおかげでございます。長〜いおつきあいありがとうございます♡ 200話のお話を描かせていただいた時に、知らん間に200話やったから特別なお話が用意できずに「300話」を迎えることができたら何かスペシャルなお話を……と意気込んでいましたが、あっという間に300話!今子育て真っ最中のお母さんに何が一番伝えたいかと考えてみたら、やっぱりそれはエールしかないよね。 現在、長女N子は小学2年生、次女KTは年長さん、赤ちゃんの時と比べると自分たちでできることが増え、手がかからなくなって私も徐々に自由を堪能しているところです。 彼女たちが赤ちゃんだったころは(特に長女N子の時)、右も左も分からず、寝れない日々が永遠に続き、パピーちゃんは週6で仕事にでかけ、助けてくれる人は誰もいない(と感じていた)大阪砂漠でとにかくつらい毎日を送っていましたが、今は、逆に彼女たちのおかげで毎日毎日、ドラマか?映画か?と錯覚するような味わったことのない幸せを感じています。 今は大変で育児がつらくて仕方ないと感じている私のようなお母さんも沢山いると思います。 やましたともこは赤ちゃんのお母さんを永遠に応援し続けていきます。 がんばれお母さ〜〜〜ん♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年08月18日はじめまして! 野原のんと申します。今でこそ双子を含む4人の子育てもボチボチ慣れてきたのですが、双子育児が始まったばかりの頃は本当にどうしたらいいのやら…上2人が2歳差でなかなかに大変だったのですが、双子はまた全然違う大変さで…。そんな試行錯誤やハプニングの日々をゆっくり振り返りながら描いていきたいと思います。帝王切開の当日、学校と保育園を休んで病院へ来た上2人。でも予定時間が伸びに伸び、だいぶ飽きてダラけている時に手術開始!手術が始まってからの体感時間は私はあやふやで長いような短いような…旦那曰く、30分くらいで赤ちゃんが来ると説明されていたのに40分以上待っていたそう。そして…ついに!!上2人(と、旦那)と双子の対面が!!看護師さんに「次のエレベーターで来ますよ〜」と言われて待つ事数分ドキドキ…ドキドキ…2人とも2500をゆうに超えて産まれた我が家の双子。NICUに入る事なく2人揃って保育器に入って元気に移動!産まれたての赤ちゃんとの対面はニジくんの時に見たけれど記憶には無くて今回がほぼ初めてに近い長女いっちゃん。そして産まれたばかりの赤ちゃんを見るのがはじめての長男ニジくん。保育器の中でふにゃふにゃと動く双子と写真を撮りながら不思議な気持ちになったそう。私はというと徐々に麻酔がひいていくけど体が動かせなくて、何となくボーっとしながら「あぁ…ついに我が家に双子が来たんだなぁ…」と、辛くて長かった妊娠生活が終わる嬉しさと無事産まれてきてくれた安堵感で全身が脱力していました。病室で背中の麻酔に気を使いながらもこの時はまだ、どうやって授乳しようかとか、同時に泣いたらどうしようかなんてのは後々考えたらいいや〜と思っていたのですが…想像していたよりも数倍、悩み戸惑いそして全力で走る日々が待っていようとは…次回へ続きます。
2019年08月10日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま。 はじめまして、マメ美と申します!2016年に第一子である娘を出産し、家族3人で毎日ドタバタ生活しています。おそらくあまり参考にはならないであろう育児物語ですが、少しでもクスッとしていただければ幸いです。今回は家族の紹介をしたいと思います。彼女が真剣な面持ちで何をしているのか…それは…ここで重要な事は、一定距離を保っているという所です。というのも、娘は大の虫嫌いなのです。どれくらい嫌いかというと、大好きな滑り台やプールなどに虫が1匹でもいると遊べません…。こんなにも虫が嫌いな3歳なんて聞いた事無い…!!子どもって虫でも何でも触ってしまうものだと思っていました。そして最近の娘は…嫌いだけど興味はある。興味はあるけど触れない…誰かに触ってもらえばいいんだ!!という考えに至ったらしく、グイグイ触る事を勧めてきます(^^;)しかし私も虫が苦手で触りたくない…! 毎日のようにこんな母と娘の攻防戦を繰り広げているのでした…。
2019年08月03日こんにちは、 中川マナです。今回は多分子育てでよく出会う「子育てで自分がダメなママと思えるとき」、私がしていることを書いてみました。■また子どもに怒ってしまった。自分がダメなママに思える、つらい…そんな瞬間ありませんか?わたしはありますよ!!(前のめり)一番多いのが急いでいるとき、かつ、自分の調子が良くないとき…。体調が良くないとか、生理前とか、睡眠不足だったりのコンディションを直撃の余る主張で…「ちょっと!!早くして!!」あーー!これは夜、後悔するやつ…!自分だってもういい大人もいい大人だし。いろいろ模索しているはずなのに…!そしてそういうときほど「他のママには余裕があって、しっかり子育てをしている」ように見えてまたツライ。女性は、男性と比較して自分を責めやすい傾向があると言われています。自分が余裕がないときほど、無意識に人と比べてしまうし…結果的に、自分を責める方向へ行きやすいんですよね。責任感の強い女性ほどココが肝。目には見えないけれど、ロールプレイングゲームのように人には体力(HP)のほかにメンタル体力(MP)があると思います。落ち込んだり、疲れがたまっていたりで健全なメンタル力が低下していると、「子どもを育てる魔法の言葉」のような知識やナイスな言葉を手に入れても、使うのが難しい!たとえるなら、MPが足りなくて魔法が唱えられない!■メンタル体力(MP)を死守したい。こういうとき「周りの人はできてるのに自分はダメだ」なーんて自分を責めると、メンタル体力(MP)がさらにダメージを受けてしまいます。なのでわたしは「自分を責めたくなるときほど、自分を責めないように」しています。あえて自分に「ゆるく」責めない…!というのも、ひとりで子育てや家庭の責任を負わないといけないワンオペがまさにそうで、「無理な状況でひとりで頑張る」と、無理しているぶん、いろいろなことに批判的なりやすいです。誰しも一度は経験しているはず。子どもが生まれてから、パパに対して苛立ったときの気持ちを思い出してもらうとわかりやすいと思います。時に子どもへの接しかたも厳しいものになって、それは気が付きやすいけど、実は自分にもけっこう厳しい目を向けてしまってるんですよね。わたしは、子どものために、ママが休息したり、ゆるめるように自分の回復を図るのは「それも仕事」と言っていいくらいだと思っています。育児に限らず会社もそうだけど…社会全体がもっと休息の価値を認めて欲しいです。ということで、経験上ですが子どものためになるから、つらいときほど自分をちやほやしてあげてほしい!!誰かに優しくするのには、体力だけじゃなくメンタル力も必要です。自分がもしダメなママに見えたとしても、そういう時こそ自分に優しく。自分に逃げ場を。自分を責めるとMP(メンタル残)減る!そうすると、また「優しくするのが難しい」ループになってしまうので、どこかで自分をちやほや回復させてあげなくては…!しつこいけどココで自分を責めるんじゃなくて、ちやほや…どちらかというとちやほやする!!普段頑張ってる人ほど、最初は休むことに抵抗があったりもするから、まずは小さく…できる範囲で…!それでは…隙あらば数分でも自分をちやほや、HP・MP(体力・メンタル力)を回復!!これは、子どもの自己肯定感を育てるためにわたしが大事にしていること「逃げ場をつくる」にも通じています。その話はまた今度…。読んでくださりありがとうございました。それではまた!
2019年06月12日私は現在40代で、9歳の長女と1歳の次女の父親です。長女誕生後に原因不明の続発性不妊症になったため、治療をおこなっていました。治療期間が約6年間あったため、長女と次女の年齢差が8年あります。長女が幼いころは気にならなかったことでも、40代で新生児を新たに迎え入れたことにより、気になるところが増えてきました。40代パパがおこなった、子育てを楽しむためにしていることをお伝えします。 なんといっても体力勝負!私は、40代での子育ては基本体力勝負だと考えています。抱っこするにも、ベビーカーを運ぶにも、慢性的な睡眠不足対策にも、体力が必要になってきます。 私は体力には自信がありましたが、やはり40代だと若いときと同じというわけにはいきません。そこで、体力ができるだけ落ちないように次女誕生後は、ランニングを始めました。ランニングなら家の近所で気軽にできるうえ、何かあればすぐに帰ることができます。乳幼児を抱えるパパには、とても効率のいい運動でした。 身なりに気をつかうと会話も弾む独身時代、私はそれなりに身なりに気をつかっていましたが、結婚後は「若くないからファッションにこだわらなくても大丈夫」という慢心から、以前ほど気を使わなくなっていました。 ただ、次女誕生後は若いパパ友やママ友とも知り合う機会が増え、私は身なりに少しだけ気を使うように心がけました。そうすると、「○○ちゃんパパってオシャレだね」と言われるようになり、自然に打ち解けることができるようになりました。やはり、若いパパ・ママとコミュニケーションをとる上で、ある程度の清潔感や身だしなみを整える必要性を感じました。 ハプニングを含めて育児を楽しむこと現在2人の育児に励んでいる最中で、長女と次女の育児を比較しても若干の慣れはありますが、やはり頭を悩ますことも多いです。急な発熱や、夜泣き、原因不明のぐずり、予想外のハプニングに加え、慢性的な睡眠不足、育児のストレスなどは長女のときとほとんど変わりません。 ただ、長女のときと違うのは、育児に関するネットの記事やより細かな専門誌など、便利な情報源が増えていることです。そういった情報ネットワークを利用して、子どもの個性を尊重し、育児や家事を楽しむことがとても重要だと私は感じています。 いくら体力に自信があっても、40代になると、若くないと実感させられるシチュエーションも少なくないです。そんななかで周りに流されることなく、自分に体力をつけることで、育児に向き合い、無理なく楽しむことができています。 著者:ライター 吉田直樹二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。
2019年06月12日出産の前とあとで、ものごとの見方が変わったということはありませんか? 以前はわからなかった事情が初めてわかったとき、それまでの自分を反省する、なんて人も。今回は、私がママになって初めてわかった「子育てあるある」を3つご紹介します。 エア抱っこ? 自然に体が揺れる現象結婚前、すでに子どもを産んでいる友人と会ったときのこと。喫茶店のレジに並びながら、なぜか彼女が、ゆーらゆーらと揺れていました。私はそのとき、「頭の中で歌でも歌っているのかな?」と不思議に思っていました。 彼女いわく、子どもをあやすときに揺れる、そのクセが子どもを抱いていないときにも出てしまっていたそうなのです! 名づけて「エア抱っこ」。私自身も、特に1人目の「あやすことに必死になっていた時期」には、ずいぶんとエア抱っこしたものです。 SNS投稿が子どものこと子どものいる友人のSNSの投稿を見るたびに、「あ、またお子さんのことか~。友人自身は何してるのかな?」と思っていた独身時代。そんな私も今となっては、子どもにまつわることばかりSNSに投稿しています。 毎日、ほとんどの時間を一緒に過ごしている子どものことは、自分のことのように友人たちに知らせたくなるものなのかもしれませんね。子どものプライバシーを守ることだけは肝に銘じて、わが子自慢や家族のできごとを投稿しています。 食べてくれないと怒りたくなる子どものころ、「どうしておなかいっぱいなのに、食べ物を残すとお母さんは怒るの?」と不思議に思っていました。今ならわかります、母の気持ち! せっかく作ったごはんをいとも簡単に残されてしまう切なさと憤りが! 食事のたびに「ひと口しか食べていないのに、おなかいっぱいな訳ないでしょう!」と娘にまくし立てる私。母が見たら「それ見たことか」と笑われてしまいそうですね。昔の自分を思い出して、娘の気持ちに寄り添わなくてはと思う次第です。 子育てにまつわることは、体験してみないと実感できないものがたくさんあります。ママ同士で「わかるわかる!」とうなずき合って、毎日の育児の励みにしていけるといいですね。著者:里川まちこ一男一女の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はフィルム写真・旅行・手芸。とくに毛糸小物を作ることが毎年冬の恒例。
2019年05月27日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ポーランド発の育児がラクになるアイデア本の紹介です。 赤ちゃんとの生活はハッピーで楽しいけど、時に大変なこともあります。そんな日々のピンチをユニークアイデアで乗り越えたパパ・ママの知恵が集まった『毎日が楽しくなる子育てハック』(フォレスト出版)をご紹介します。 世界は広くても子育てに国境はなし! これを読めば毎日の育児が楽しくなるはずです。 「子育てハック」とは?「子育てハック」とは、日々の子育てで直面するピンチに対する独創的で意外な解決策のことです。それは賢い応急処置、インスピレーションで沸いた時短術、手っ取り早い手段などなど。 このアイデアたちが育児の流れをガラリと変えてくれて、毎日の子育てを楽しくしてくれるスパイスになります。 子育てコミュニティから生まれたアイデアこの本は、全米のママに支持されてきた子育てコミュニティ「ParentHacks.com」に集まったアイデアから122の選りすぐりの裏ワザをまとめたもの。著者のアーシャ・ドーンフェストは、私自身が新米ママだったころにどうしても知りたかったことをきっかけにこの子育てコミュニティをつくりました。 世界中のママたちに支持されてきた、妊娠後期、出産、育児初期に役立つヒントをこの本では紹介しています。おうちの整理整頓から子どもたちの食事や着替え、外出や旅行をスムーズにするコツなど、いろんなアイデアを読みやすいイラストと一緒にお伝えします。 ちょっとしたテクでラクになる裏ワザがいっぱいトイレットペーパーの無駄遣いを減らすテク こんなふうに軽く潰して芯を楕円にするだけで、トイトレ中の子どもが大量にトイレットペーパーを使うのを防ぐことができるとは! これなら0円でできて効果もありそうです。 左右は絵合わせで覚えよう! 子どもの靴は左右を見分けるのが大人でも難しいものもあります。そんなときにはこのアイデアがおすすめ! 大きめのシールを半分にカットして中敷に敷くだけで、子どもでもパッと見て左右がわかるようになります。 こんなユニークで楽しいアイデアが122も詰まった『毎日が楽しくなる子育てハック』。購入者プレゼントとして、「お誕生日・特別イベントのハック」(pdfファイル)のダウンロードもあるので、ハーフバースデーや1歳のお誕生日に合わせて買うのもいいですね。 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2019年05月22日食品工場で働いていた私は、つわりのひどさに妊娠4カ月で退職。長いマタニティライフの間、地域の子育て支援についてたくさん調べました。妊娠中に地域の子育て支援について調べておいたおかげで、育児の充実感へと繋がった私の経験をお伝えします。 地域の子育て支援情報を調べてみると…子どもが生まれたら育児を楽しみたい! と強く思っていたので、妊娠中から地域の子育て支援について調べていました。なかでも、母子手帳交付の際にもらった市が発行する「子育てガイドブック」が役立ちました。子育て支援センターの場所や、子どもの遊べる施設、育児サークルなどが記載されていたのです。 もしものときや預け先、料金なども載っています。他には個人運営の地域情報のブログやウェブサイト、フェイスブックのグループ掲示板、赤ちゃん向けの教室やイベント情報もチェックしました。調べれば調べるほど、子どもがいたら楽しい生活になりそうだなとワクワクした気持ちになったものです。 子どもが生まれ、イベントや行事に参加!子どもが生後3カ月になったときから、お出かけを開始! 新生児期は家にいることが多く孤独を感じていましたが、「外の世界では楽しいことがある!」というモチベーションのおかげで、生後3カ月まで前向きに育児ができました。 実際子育て支援センターへ行ってみると、年齢別交流会、託児付きのママ向け講座、季節に応じたイベントなど、多くの催しがおこなわれていました。ベビーマッサージやベビーサイン教室、お昼寝アートなどにも積極的に参加。低月齢のときには、子どもよりも私が楽しんでいました。 情報収集スキルを身に付けたベビー向け教室や、市が開催している無料の離乳食教室や幼児食教室。妊娠中に調べてやりたかったことや行きたかったところへ行けるので、毎日に充実感があります。また、「調べること」をしていたおかげで情報収集スキルが高くなり、紙・インターネット・施設の掲示物など、さまざまな媒体から情報をキャッチできるようになりました。 おかげで時間が限られる育児中でも、多くの情報を得られています。イベントや行事に積極的に参加することで、顔見知りの先生や親子も増え、さまざまな場所で「大きくなったね~」と声をかけてもらてとてもうれしいです! 妊娠中に地域の子育て情報を調べることで、子どもと参加できるさまざまな行事等を把握できたので良かったです。そして「子どもが小さいうちは何もできない」と諦めることはないと感じました。むしろ、子どもがいるからこそ楽しめることがある! 妊娠中に調べておいたおかげでポジティブに生活することができました。著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2019年05月07日いつの時代も、仕事や子育てには喜びがある反面、悩みの種であることも事実。そんななか、夫婦のすれ違いや育児の問題などをリアルに描いているのが注目作『パパは奮闘中!』です。本作では、ある日突然、妻が家出してしまい、残された子どもと仕事に悪戦苦闘する父親の姿が描かれています。そこで、こちらの方に作品への思いなどをお話いただきました。それは……。写真・角戸菜摘(ロマン・デュリス)主演を務めたロマン・デュリスさん!【映画、ときどき私】 vol. 226『タイピスト!』や『ゲティ家の身代金』など、世界的に活躍するフランスの人気俳優であるデュリスさん。本作では、苦悩する父親を見事に演じ切り、各国で高い評価を受けています。久しぶりの来日となった今回は、撮影秘話から意外な素顔までを語ってくれました。―これまでデュリスさんの出演作は日本でも数多く公開されていますが、来日は実に14年ぶり。ご自身のキャリアにおいて、この期間でどのような変化があったとお感じですか?デュリスさんこの14年間は印象に残るような映画やテレビシリーズがいろいろあったし、この作品も含めて僕としてはすごく満足しているよ。だから、少しずつ進化していると感じているんだ。それに、フランス映画のいいところは、いろいろなスタイルがあって、多様性のあるところ。だから、幅広い作品に出られることはすごく幸せなことだと思っているよ。―本作では俳優陣のすばらしい演技が際立っているように感じましたが、なんとセリフなしで撮影するという方法が取られているそうですね。そういった現場を初めて経験されてみて、いかがでしたか?デュリスさんセリフが決まっていない状態で演技をすることは、全身全霊を捧げなければいけないし、飛び込まなければできない部分もあった。しかもそれだけでなく、自分のなかからアイディアを出したり、いろんなことをクリエイティブしたりしなければいけないから、高い集中力が求められていたんだ。でも、それは僕だけでなく、ほかの俳優たちもみんな水に飛び込むようなリスクを犯していたよ。あとは、次にどんなセリフが出てくるかわからないから、要求されていたのは、いつも以上に耳を傾けること。だから、これまで台本通りにやってきたのは、古典的な方法であると思ったし、そういう意味でも今回はまったく違う現場だと感じたよ。自分とは違うタイプを演じるのが心地いい―セリフがないとは思えないほど、子どもたちとの自然なやりとりが印象的でしたが、子役も含めてアドリブだったのでしょうか?デュリスさんそうだよ。ただ、監督からはセリフではなくて、状況についての説明が書かれたものが渡されてはいたけどね。子どもたちから自発的にいいものを出してくれるときもあったけど、そうではなかった場合は、監督が子役のところに行って、なんとなくヒントを与えることもあったかな。いずれにしても、子どもたちはセリフを丸暗記しなくてよかったから、そのおかげでとても自然に演じることができたと思うよ。―デュリスさんの佇まいには生活感が漂っていて、まるで実在の人物かのようなリアルさがありました。役作りで意識したこと教えてください。デュリスさん僕は普段の自分とは違う人物を演じることに、心地よさを感じるんタイプなんだ。今回この役をどういう風に作り上げていったかというと、監督と話し合いをしたのはもちろんだけど、実際に工場を見学して彼らがどういう話し方や動きをしているかも観察したよ。オリヴィエの人物設定としては、見た目をまったく気にしない自然体な人。あとは、シフトが大変で寝ていないから、疲れた感じを出すことは意識したかな。―本作では、親子関係だけでなく、仕事の人間関係にも重点が置かれていて、人と人がわかり合えない部分も描かれています。そのことに関しては、どのように感じましたか?デュリスさんまさにそれがこの作品のテーマのひとつでもあるんだけど、オリヴィエには時間がないから周りにいる人たち一人一人の話を聞いてあげる余裕がないんだ。言ってみれば、オリヴィエは竜巻のなかに巻き込まれてしまっているような状態。工場では仲間を支援しようと一生懸命がんばるんだけど、そのせいで自分にとってより大切で、愛する家族に時間が割くことができなくなっているんだよね。これは興味深い設定だと思うよ。つまり、「自分はこういう生活をしたい」という願望とずれてしまっているんだ。もし時間的な余裕があれば、彼も他人に耳を傾けてケアできる人物ではあるはずなんだけどね。人間を非人間化する社会を告発している―オリヴィエは、職場ではリーダーとしてうまく振る舞えるのに、家庭のことは妻に任せっきりというタイプ。日本の男性にも多いため、女性は不満が募って突然家出する妻の気持ちがよくわかると思いますが、原因についてはどうお考えになりましたか?デュリスさんオリヴィエがこうなってしまった大きな原因は、やっぱり仕事。特に、ああいった工場で働く人たちというのは、企業の収益を上げることばかりを強要されているので、大変なシフトをこなしていかないといけないんだ。つまり、彼らは企業論理のなかで生きている人たちということになるよね。僕自身も工場の労働者のドキュメンタリーを見たり、本を読んだりしたけれど、利益追求型の企業ではこれがリアリティなんだというのはリサーチしたときに感じたよ。そんな風に、人間を非人間化するような状況をこの映画では告発しているとも言えるんじゃないかな。そういった環境で働いている雇用者は締め付けられていて、まったく家庭を顧みる時間を持つことができないのが現状。生活の快適さが欠けているからああいう状況に陥ってしまったわけで、だからこそ僕はオリヴィエを擁護したい気持ちもあるんだ。―確かに、この問題は彼だけでなく、働き方についても考えさせられます。ちなみに、劇中では妻をはじめ、母親や妹、同僚の女性など、オリヴィエはあらゆる女性たちと向き合うこととなりましたが、デュリスさんが女性と接するときに意識していることはありますか?デュリスさん特に何もないよ!というのも、実は僕は男性といるよりも、女性といるときのほうがより自分らしくいられるんだ(笑)。なぜなら男性といると、あれを言っちゃいけないとか、これをしちゃいけないとか、お互いに気を遣って付き合うようなところがあるんだけど、女性との場合はすごく素直に自分自身をさらけ出せるんだよね。理由はわからないけど、これは小さい時からそうなんだ。人生は最大限楽しんで生きるもの―女性とのほうが楽とは意外ですね。それでは最後に、日本の女性たちに向けてメッセージをお願いします!デュリスさん特にアドバイスはないけど、人生を思う存分楽しんで欲しいということは伝えたいね。やっぱり人生は最大限に生きなきゃ!これはいつも僕が思っていることでもあるんだ。あと、どうして14年間も日本に来なかったのかわからないけど、僕は日本が大好きで、京都や地方に行くのも夢だから、また近いうちに戻ってくるつもりでいるよ。最後に、みんなにたくさんのキスを送っておくね(笑)!インタビューを終えてみて……。長年、数々の作品で見てきたデュリスさんが目の前にいるだけで大興奮でしたが、ユーモアも色気もある素敵な佇まいに、終始くぎ付けになりました。今度は14年もあけずに来てくれると約束してくれたので、次回作とともに次の来日を楽しみにしたいところです。家族が出した“答え”に胸を打たれる!人と人がともに人生を歩むことの難しさや大切さを感じさせる本作。夫婦、親子、兄弟、友人、同僚といった人生に欠かせない人間関係や仕事への向き合い方について、一度立ち止まって考えてみるきっかけにしてみては?ストーリーオンライン販売の倉庫でリーダーとして多忙な日々を送るオリヴィエ。妻と幼い2人の子どもたちと幸せに暮らしていると疑わなかった。ところがある日、妻が突然家出してしまう。家事も育児もすべて妻に任せていたオリヴィエは、その日から慣れない子育てと仕事に追われるようになる。そして、妻がなぜ家を出てしまったのかわからないままのオリヴィエの前に、次々と問題が立ちはだかることに……。心に響く予告編はこちら!作品情報『パパは奮闘中!』4月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:セテラ・インターナショナル©2018 Iota Production / LFP – Les Films Pelléas / RTBF / Auvergne-Rhöne-Alpes Cinéma
2019年04月25日前回の記事でかいたように、夫は産後しばらくたってから育児にかかわるようになってくれました。それでもときどき、育児のことでぶつかることもありました。姉妹がまだ小さい頃のことですが、夫につい怒ってしまったときのことをお話しします。夫はスポーツ観戦に行くのが好きで、休日になるとよく出かけて行きました。その日もまた、夫はひとりでスポーツ観戦へ行きました。次女もまだ小さく外に出るのもおっくうだったので、私と娘たちは家で過ごすことに。ご飯を食べたり遊んだりしているとあっというまに時がたちました。そして午後7時半頃になりましたが、その日はめずらしく、パパとお風呂に入りたいといって長女がゆずりませんでした。明日は日曜で休みでしたし、夫も午後8時には帰ってくるといっていたので、夫を待つことに。しかし、夫はすぐには帰ってこず「もうお風呂に入ろう」といっても長女はいうことを聞いてくれません。そうして、夫が帰ってきたときにはもう午後9時近くになっていました。あきれたというような顔をして、夫は大きなため息をつきました。そういわれ、私は悲しくなりました。たしかに、午後8時に帰ってくると思って夫を待った私の判断はまちがっていましたし、お風呂ももっと強く「入るよ」といえばよかったのでしょう。夫がいうことは正論だと思いました。・・・でもそのとき、強い感情が表に出ました。そのときの私はまさに鬼。鬼と化した妻を前に、夫はびっくりしてしまって何もいえないようでした。次の朝、夫にあやまられました。「パパとお風呂に入りたくて待っていた」という話を長女から聞いたようです。・・・それからです。夫が、ひとりで外出するとお土産を買ってきてくれるようになったのは。それは、休日のワンオペ育児が大変だと理解した夫のねぎらいなのか、それとも妻の中にひそむ鬼へもう出ないでと祈るようにささげているのか・・・真実はわかりません。そのときの鬼は、今は私の中で静かに眠っています。
2019年03月11日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということで、「平成」の子育てとは「昭和」の子育てとどう変わったんだろう…?と考えてみました。SNSよ! ありがとう!そもそも働くママが増えたことや、都市部に人が集中している住環境と保育所問題…といろいろありますが、中でも個人的に注目したいのが「インターネット・SNSの普及」です。私も産後、検索履歴は「赤ちゃん 泣き止まない」「授乳 間隔」「離乳食 食べない」などのワードであふれ、周りの人間に尋ねるよりまずネットで調べるクセがついていました。夜中泣き止まない赤ちゃんを抱きながら、一人で調べ物をしていた記憶がよみがえります。深夜もtwitterなどのSNSでは同じような環境で育児に奮闘している母親の姿が見え、「お互いお疲れ様だね」と言い合うことができました。誰にも言えない愚痴もSNSになら吐き出すことができました。不安な夜を「みんな頑張ってる」と支えてくれたのはSNSやインターネットでの情報でした。さらにSNSを通じて知り合ったお母さんたちと実際に会って食事をしたり、趣味の話をしたり、交友関係もできました。子どもが1歳になるタイミングで東京に引っ越した私が寂しくなく新生活を楽しめたのもSNSのおかげです! 私は平成のインターネットとSNSのある育児しか体験していませんが、きっとこれらがなければもっともっとツラかったと思います。画面越しにたくさんの恩恵を受けたのは間違いありません。平成で終わりにしたいことその一方、インターネットやSNSでたくさんの情報を得られるようになったことで起きる問題もありました。それは、必要以上に他人と自分の育児を比較してしまうことです。例えば離乳食について悩んだとします。インターネットで検索をすると、色んな対処法や工夫などのノウハウを得られます。しかしそれが本当に「我が子にあてはまる情報」かはわかりません。ネットでこう書いていたからこうしてみたのに食べない…自分が悪いのだろうか、子どもがおかしいのだろうか…と、余計に悩んでしまうこともあります。またよその育児の様子が詳しく見えることで、あの子の子どもはあんなにたくさんご飯を食べるのに、と比べてしまうこともありました。私の場合、どんなに検索してもどんなによその食べる子ども羨ましく思っても、結局子どもが成長して自然と食べるようになるまでは離乳食の悩みは解決しませんでした。便利な反面、情報に振り回されることも多くあったように思います。これからは、情報の取捨選択が重要になってくる…と実感していて、そしてそれはとても難しい事でもあるとも思いました。画面越しにたくさんの恩恵を受けられるところも多いので、そこはしっかりと享受しつつ、情報に振り回されて不安になることのないようにしたいものです。そのためには自分自身と子どもの姿をよく見つめ、自分自身はどう思うのか、子どもはどのように成長しているのか、よく向き合う必要があると思います。画面の向こうの情報に一喜一憂するよりも一ヶ月前、一週間前、昨日より成長した子どもの姿に喜びを感じたほうが、より心穏やかに楽しく育児をしていけると改めて思いました!私自身、現在もスマートフォンを手放す日は一日もなく、毎日画面を眺める時間がとても多くなってしまっています。ふとネットのない環境の育児とはどんなものだろうと考えてみたところ、不便ではあるかもしれませんが、より子どもの事をよく見て触れ合い、その中でわが子に合う育児の方法を自分で考えるのではないかな、と思いました。新しい時代は、ますます便利にコンテンツや情報も充実していくと思いますが、情報に振り回されること、人と必要以上に比べるのは終わりにし、目の前の子どもや自分の気持ちと向き合う事を大切にしていきたいです。
2019年03月02日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、もづこです。平成が終わる日も近づいてきましたね。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということだったのですが、私が真っ先に思い浮かんだのは『子育てはママの仕事』という固定観念はもう捨てよう!ということでした。最近は男性が幼稚園&保育園に子どもを送迎したり、家事をする姿も珍しくなくなりましたよね。男性は仕事! 家事育児は女性! という風潮が強かった昭和時代に比べて、だいぶ変化があったと思いますが、まだまだ「男性も子育てに参加」「男女平等で誰でも働きやすい社会」の実現は遠い気がします。実際、娘の通う幼稚園での保護者会に出席しているのはほぼ全員がママです。家庭の事情はそれぞれ違うので必ずしもパパも参加するべきだとは思いませんが、こういったことをママ友さんが言ってるのを聞くと、忙しいのはお互いさまなのに、まだママが仕事を犠牲にして子育ての大半を担当することになってるのは変わってないよね…と感じてしまいます。私自身も在宅勤務で夫より時間の融通が利くとはいえ、たまたま夫が休みで私が忙しかった時に保護者会に出るのを頼んだら拒否されてイライラした経験があります。ただ、これには参加したくてもしにくい状況もあるのでは…と思いました。保護者会に出ているのはほとんどママでわずかではありますが参加しているパパもいたのですが、やはり女性の中に男性がぽつんといると結構目立ちます。ママさん達からも「あの人は誰のパパ?」「今日休みなのかな?」「何のお仕事してるんだろ」などとひそひそ話も聞こえてきたり。ほとんどの場合パパは他のママたちと会話に混ざることもなく居心地悪そうにしています。夫が行きたがらない理由もそこにあるようで、以前お迎えを頼んだ帰りに娘と公園に寄ったらママさんだらけでいづらかったようで…。ウチの夫は、女性ばかりの中に1人で参加するのはなかなか難しいようです。ママさんたちが集まってる中に入っていくのは私でもちょっと戸惑うので、夫の気持ちはよくわかります。だから無理強いすることはしませんが、夫としては本当は子どもの幼稚園での様子も見てみたいし行事とかにもできるだけ参加したいという気持ちはあるようです。考えてみたらうちの幼稚園、運動会や父親参観などのパパが参加しやすい行事の出席率はとても高いです。もしかしたら夫のように「本当は参加したい」パパも結構多いのかもしれません。だとしたら、もっと社会全体で「パパも子育てする」ことが当たり前になるように後押ししていければいいなぁと思いました。そしたらいつか…こちらはまぁ行き過ぎかもしれませんが(笑)…こういったテンションが当たり前になる日がくるかも!と思いたいですよね。
2019年03月01日出産後におとずれる怒涛のような育児生活を通して、身も心も“母親モード”に切り替わるママたち。育児優先の暮らしは大変なことも多いけれど、充実感もあり、何より子どもたちはかわいい…。なのに、ときどき心に湧き上がるモヤモヤやイライラの正体は一体何なのだろう?そんな子育て中のママたちの言いえぬ不安や悩みをわかりやすく漫画に描き、多くの反響を得ているのがコミックライターのとりさん。自身の姿を鳥に見立てた育児日記のなかでは、コミカルで笑いを誘うわが子との日常に加え、育児を通して感じる苦悩や不安を独自の感性で客観的に描いています。■育児と家事で必死な毎日…気づいたら“空っぽな私”独特な“ゆるさ”と、的確な母の心情を描いた漫画がツイッター上で注目を集めるとりさん。なかでも話題となったのが 「育児してると個性死にがち」 の見出しから始まるこちらの作品です。漫画で描かれているのは、結婚・妊娠・出産を通して、いつの間にかおざなりになってしまう母親自身の姿。特に女性たちは出産し、子どもを持つことで、有無を言わさぬ厳しい取捨選択を突きつけられることになります。子育てによって“できなくなること”は必然的にあきらめ、目の前の育児や家事など“やるべきこと”に専念する…。母親として必死に生きる時間は、同時に“私”という個性を必要としない時間でもあります。そんな毎日のなかで、ふと満たされない気持ちを抱えたり、“空っぽな私”に自信を失いモヤモヤした気持ちを抱えたり…。“私”と“母親”の両立に一歩を踏み出せないママもいるかもしれません。しかし、とりさんの作品では、母親たちが“本来の私”でいることを応援し、育児以外の自分を大切にすることを前向きに描いてくれています。■育児に不可欠な「肉体」と「精神」の充足バランスさらに興味深い作品のひとつに、ゲームの世界で用いられるHP(体力)、MP(精神)の表現を使って描かれる育児の消耗エネルギーについて解説した漫画 「今日はどっちを回復しよう?と毎晩考えている。」 があります。しっかり睡眠をとって、体力はチャージされてるのに、なんとなく心が晴れない…。逆に趣味の時間を持って、心は満たされているのに、睡眠不足で後悔する…。体力と精神の充足度のバランスをとることは想像以上に難しいものですよね。しかし、育児に家事にと毎日忙しいママたちは、もしかしたらとりさんが示すこの2つのゲージにさえも気づかず、心身ともにストレスを抱えてしまうこともあるかもしれません。とりさんの作品には、自分ではなかなか気づけない気持ちや悩みの原因を客観的に漫画で描き、示してくれることで、なんとなく心に閉じ込めていたモヤモヤやイライラを解き放ってくれるのです。■とりさんの漫画が連載スタート!読むだけで心がホッとしたり、元気がでたり、ママたちの心を救ってくれるとりさんの漫画が、ついにウーマンエキサイトに登場!とりさんならではの、「ゆるっとした笑い」と「鋭い気づき」でいかに描いてくれるのか、楽しみで待ちきれませんね。今後のとりさんの作品に乞うご期待!とりさん育児中のママの本音や子育ての不安や悩みを扱った作品がツイッター上で注目を集めるコミックライターさん。ついにウーマンエキサイトで連載決定!●とりさんのツイッター: @torikaworks
2018年12月20日混合育児から完全ミルク育児へ、我が家の授乳事情みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。最近は、私の周りの友人や知人の結婚ラッシュ&ベビーラッシュ。私が3年前に出産したときは、出産を経験した人が周りにはあまり居なかったので、実家の母に聞いたり両親学級に通ったりして、出産や育児について学ぶことが多く、あまり子育ての話ができる人も多くなかった気がします。しかし、ここ最近では「先輩ママ」として育児について色々と聞かれることも増えてきました。ママになった友人から聞かれることはやっぱり、授乳の方法!「完母(完全母乳)?」「完ミ(完全ミルク)?」「混合(母乳・ミルク混合)?」と、必ずと言っていいほど話題になります。我が家はミルクも併用した「混合」から「完ミ」へと移行。ミルク育児にも沢山のメリットがあって、当時の我が家にはピッタリの方法でした。そこで今回は、我が家で実践していたミルク育児の工夫についてお話したいと思います。母乳が足りないピンチのために! 混合育児を開始ママたちのなかには、完全母乳で育てることにこだわりをもっている方も多いと思います。いまだに「母乳信仰」というものも根強くあるとも聞きます。しかし、共働きの家庭もますます増えていくなかで、母乳だけで育てるのはなかなか難しいもの。母乳育児はママの体調に大きく左右されるため、ミルクも上手に利用した「無理のない授乳」がオススメです。私が混合育児をスタートした理由は、生後2ヵ月で職場復帰すると決めたこと。生後間もなくは、母乳メインでしたが、母乳だと消化吸収が早いせいか、1時間程しか経っていないにも関わらず、ニコライは「お腹すいた~!!」と言う代わりにギャン泣きしていました。食欲旺盛な息子を前に、母乳の生成が全く追いつかなかったので、たとえ職場復帰の予定がなかったとしても、結局はミルクに頼っていたんだろうなあと思います。睡眠前はミルク、からスタートしても母乳には「αラクトアルブミン」と呼ばれるたんぱく質が含まれていて、消化吸収が良いと言われています。一方、粉ミルクには「β―ラクトグロブリン」というたんぱく質が含まれていて、母乳と比較すると消化がゆっくりなので、腹持ちが良いそうです。授乳回数が多い新生児期や、夜泣きの激しい時期には、寝かしつける最後の一回を母乳ではなく粉ミルクにしてたっぷり飲ませてあげることで、パパママの睡眠時間も比較的長く確保することができると思います。母乳メインの授乳をされているママは、まず寝る前の授乳をミルク育児で慣らしてみてもいいかもしれません。メリット沢山のミルク育児で、ストレスフリーミルク育児のメリットは、まだまだあります。私にとって何よりも助かったことは、哺乳瓶で授乳できるので、色んな人に手伝ってもらえることでした。もちろんパパには沢山手伝ってもらいましたし、我が家に遊びにきてくれた両親や親戚、友人たちは「自分もミルクをあげたい!」と言って進んで授乳を申し出てくれました。授乳はママだけのものではなく、場所を問わず沢山の人と触れ合える良いきっかけ作りになりました。また、母乳と違って飲んだ量が分かるので「必要な量をちゃんと飲めたかな?」とわざわざ授乳前と後で体重計に乗って計らなくても良いですし、栄養面での心配も少ないと思います。我が家の場合、卒乳するときもとってもスムーズ。育児雑誌には、ママのおっぱいに鬼を描くなど、様々な工夫が掲載されていたり、先輩ママからはおっぱいが欲しくて子どもの夜泣きが止まらない…といった話を聞いたりしていました。息子は、離乳食が始まると赤ちゃん用の麦茶なども哺乳瓶に入れてあげていました。水分補給の方法が、哺乳瓶からストローマグやスパウトに変わり、それほど抵抗することも無く、すんなりと卒乳することができました。時短でサクサク♪ 調乳のコツ教えます!ミルク育児で、面倒だと思うのは、調乳に時間がかかるということ。ミルク育児初めてすぐはもたついていた粉ミルクでの調乳ですが、1ヶ月が経つと私も主人も手慣れたものに。我が家は、保温機能付きのポットにお湯をためておき、調乳する際に4割ほどお湯を入れて粉ミルクを溶かし、あとの6割は湯冷ましに赤ちゃん用お水を利用していました。私の母は熱湯を10割入れ、哺乳瓶を外側から流水を当てて冷ましていたようですが、冷めるまで時間もかかってしまうのが難点。湯冷ましを使った調乳が楽だと思います。夜の調乳も手早くできる様に、寝る前には必要な量のミルクを計量してあらかじめ哺乳瓶に入れておくことに。一番授乳が頻繁だった時期には、同じものを3本用意していました。そして、「もっと欲しい!」と泣いた時のために計量済みの粉ミルクをミルカーに取って用意。お湯はあらかじめ500mlの魔法瓶に入れて、湯冷まし用のお水とセットにして枕元に置いておけば、調乳のためにキッチンに移動したり準備したりといった手間が一気に省けました。仕事に復帰した後は、在宅勤務で仕事の時間も調整できるパパが夜の授乳を担当してくれたので、私はある程度の睡眠時間を確保することができました。ママもパパも気負わずに、どんどん楽になるミルク育児ミルク育児は、外出時に少し荷物が多くなってしまうのも難点。外出する時に持っていく調乳セットも、基本的に寝る前に準備するものと同じ。最近は、デパートやショッピングセンターでは、当たり前のようにお湯が置いてある施設も多くなったので、お水とお湯が外出先で手に入るか調べておけば、なるべく少ない荷物で赤ちゃんとの外出を楽しめます♪授乳するときも、ミルク育児ならば場所を選ばずにできるので外出先の授乳も安心です。最近では、震災後話題になった「液体ミルク」の一般販売も開始される予定だとか。ママの母乳にこだりすぎて負担を感じてしまうことは良くないと思うので、ミルクもバランス良く取り入れて、周りを巻き込んで楽しく育児ができればうれしいですね♪
2018年11月30日3歳差姉弟の子育てを4コママンガ&イラストで描き、SNSで公開しているモチコさん。なんと、Instagramのフォロワー数は15万人以上! 思わずフフッと笑ってしまうマンガやコメントが、ウーマンエキサイトでも大人気です。そんなモチコさんがInstagramやブログなどで公開した作品に、描き下ろしの新作を加えたコミックエッセイ 『育児ってこんなに笑えるんや!』 が発売中です。つらいこともある、大変なこともある…それでも「育児っておもしろい!」と笑いに変える、モチコさんの子育てとは?モチコさん京都府在住の関西人主婦。3歳差姉弟の母。子どもにツッコミを入れつつ、かわいさに鼻血を噴きつつ子育て中。ブログ(「かぞくばか~子育て4コマ絵日記」)とインスタグラムで、育児4コマ&イラストを公開中。ブログ: Instagram: ■笑える!かわいい!親バカ!の育児3大要素がてんこもり『育児ってこんなに笑えるんや!』の主役となるのは、2014年に生まれた娘・イチコちゃん。モチコさんは現在2児の母ですが、本作では第一子であるイチコちゃんの誕生~2歳11ヶ月までの記録がつづられています。 “育児あるある”を含むおもしろ話、子どもならではの発想がかわいすぎるエピソード、そして共感必至の親バカエピソードがもりだくさん!また、笑顔あふれるモチコさんでさえも経験した、育児の苦労話なども収められています。さっそく、その魅力をのぞいてみましょう!■あるある満載! 育児の笑い話出産後の“あるある”といえば、やっぱり寝不足問題。モチコさんも、例外なくイチコちゃんの夜泣きによる寝不足を経験されたそう。ストーリー自体への共感はもちろん、イラストに盛り込まれた“おっぱい×ゲッソリ”という表現にも、まるで自分の生き写しかのようで笑ってしまったママも多いのでは?しかも、それが数日ではなく数ヶ月続くのだから、やっぱり育児って壮絶…。それでもなんとかふんばれるのは、わが子への愛情があるから。夜中の授乳も、かわいいベビーとの2ショットタイムと思えば、乗り切れるものですよね。■娘・イチコのかわいさが大爆発!大人では考えもつかない行動を取る子どもの代表例のような一作。「がーがもびっくり」というコメントも秀逸で、思わず頬が緩んでしまいます。子どもが突き出したお尻って本当にかわいいし、「なんでそうなるの!?」という状況が、容易に思い浮かびます。そんな子どもらしい行動は、ある意味、育児をがんばるママへのご褒美。ほかにも、最大限の愛情で包んであげたいと思える、キュンキュンエピソードが満載です!■親バカこそが最大の育児モチベーション子育てをしていれば「なんでウチの子って、こんなにかわいいの?」と誰もが一度は思ったことがあるはず。そして “親バカ”こそ、育児をこなしていく上でもっとも大きな原動力となるものですよね!ママだけでなくパパ(通称「チチオ」さん)、祖母まで登場し、“親バカ”であることをとことん肯定するモチコさんの作品はすがすがしく、ほほえましく、自分を否定しがちなママの背中を押してくれます。親バカ上等! 誰がなんと言おうと、やっぱりわが子が一番かわいいのです!!■楽しいだけじゃない! ママのつらさ一方本作には、SNSにはつづられていない育児の苦労話も描かれています。どんなに育児を楽しんでいても、子育てに悩みはつきもの。モチコさんは引っ越しによって、周囲に話し相手がいないつらさを経験したそうです。ほかにも「イヤイヤ期」や「トイレトレーニング」といった、ママたちの前に立ちはだかる壁にまつわる話も登場。一筋縄ではいかない難題を、モチコさんがどう乗り越えたのかも必見です!■自分の子育てと重なる安心感本作を読むと、子どものかわいらしさや育児の大変さ、すべて「わが家にもこんなこともあったな」と思うことの連続。忘れかけていたわが子のエピソードまでも、記憶の奥から次々と浮かび上がり、心がホッコリ温まります(筆者もついつい、息子の成長アルバムを引っ張り出してしまいました…!)。子どもと一対一で向き合っていると、まわりが見えなくなってしまうこともありますが、どのママも同じように笑い、悩み、精一杯育児に励んでいるものです。そんなママたちを代表するようなモチコさんの全力育児は、「わかるわ~」とうなずけることばかり。大変なこともひっくるめて「みんな同じなんだ!」と、なんだか勇気が湧いてきます。■“大変&つらい”さえも、笑ったもん勝ち!育児は正直大変。でも、そのひとつひとつを笑い話にしてしまえば、よりハッピーに生きられるかもしれない! 思いどおりにいかないことも、イライラするのではなく笑ってしまえば、プラスのエネルギーに変えられることは多いものです。雨の日の買い物帰り、パックを破って生肉を取り出す赤ちゃん…。「やめて!」と声を上げてしまっていてもおかしくはない場面ですが、こんなにおもしろいやりとりができるのも、子どもが小さなうちだけなのですよね。自分の身に起こると「カーッ」と頭に血が上るようなことも、俯瞰(ふかん)で見れば笑い飛ばせることもあるのだと、あらためて気づかされます。なによりマンガは爆笑必至で、忙しい毎日の息抜きにもぴったり。そして『育児ってこんなに笑えるんや!』というモチコさんの前向きな子育ては、行き詰まりがちな育児にスッと風を通してくれるはずですよ!■モチコさんからのスペシャルメッセージこんにちは! 『育児ってこんなに笑えるんや!』作者のモチコです。そんなタイトルの本を出しといてなんですが、育児って楽しいうれしいことばっかりじゃないですよね。責任もあるし、大変だし、イライラもするし、つらいこともある。でも笑えることもきっとあるはず。その笑えるオモロい出来事に目を向けて、記録してみるのもいいかなと思います。ケータイのメモ機能でも、旦那さんとのLINEでも…。毎日起こるちょっとした出来事は、あとから振り返ると楽しくて、私は育児をポジティブに捉えられるような気がしています。もしかしたら、ママ友や親戚との会話に詰まったときのネタとしても活用できるかも…?笑紹介していただいた本には、そうやって記録していた毎日の育児4コマやイラストを掲載しています。SNSで公開したものや描き下ろしの漫画を合わせて、私の1人目育児のあれこれがぎゅっと詰まった1冊です。ご自身のお子さんに重ねてもらえたり、共感してもらえたり、「こんなんするん!?」と笑ってもらえたり、「子育て楽しいこともあるんやな~」と思ってもらえたりしたら、とてもとてもうれしいです!子育て、笑っていられることばかりではありませんが、私はこれからも「こんなに笑えるんや!」という感覚を大切に、日々楽しんでいきたいなと思っています! そんな毎日を一緒にオモロがりながら、あたたかく見守ってくれたらありがたいです。(さて、これから子どもを羽交い締めにして仕上げの歯磨きしてきまーす!) 『育児ってこんなに笑えるんや!』 モチコ著(ぴあ) ¥1,100(税別)娘・イチコ、息子・二太郎との日々を4コマ漫画とイラストで描いたインスタグラムの育児エピソードが「かわいくて、おもしろすぎる」と話題となり、初書籍に!インスタの人気作品に加えて「出産」「ネントレ」「卒乳」など、インスタでは描かれていない赤ちゃん時代の特別マンガも収録。モチコさんのウーマンエキサイトの連載: モチコの親バカ&ツッコミ育児
2018年11月27日数ある育児漫画のなかでも、独自の感性と強烈な笑いのセンスで話題を集めているが、スタンプクリエイターPUKUTY(プクティ)さん( @Pukutyma )の四コマ漫画。自身の育児体験をもとに、泣きたくなるような子育てのシーンも容赦なく笑いのネタにして、大爆笑をかっさらう画力は中毒になるほどやみつきレベルです。漫画の内容は、夫の育児参加の様子から愛おしくもちょっぴり難解な息子の行動、育児に翻弄(ほんろう)されながらもわが子への愛が止まらない母の姿などなど。普通ならなんとなくスルーしていまいがちな「育児の気になる場面」を鋭いツッコミを入れつつ描いています。今回は、そんな人気急上昇中のPUKUTYさんが手がけた作品をいくつかご紹介したいと思います。■惨事は真夜中に! 決死のオムツ替え事件PUKUTYさんが描く漫画の面白みといえば、育児の現場で起こる想定外の出来事に直面したときの、ちょっぴり格好悪くて、恥ずかしいリアルな母の姿。まさに、いつも一生懸命なのに、ちょっぴり運が悪く、泣きっ面に蜂状態になるPUKUTYさんの行動やつぶやきが、笑いの宝庫になっています。そして、"あまり人には言えない"ような恥ずかしい育児の失敗や散々たる母の姿を描いた作品は、共感を超えた親近感を覚えるほど…。そんな残念な一コマを描いた作品がこちら。母の真夜中の葛藤。しかも結局うんちはしておらず、ただおしっこをかけられるという悲しい結末とは…。よかれと思ってとった行動が、負のループにつながることって、育児の現場では本当に多いんですよね。PUKUTYママのように、思わぬ真夜中の出来事に呆然としたママたちもきっと少なくないはず!■子が生まれたあとの夫婦あるあるPUKUTYさんの漫画には、たびたび夫も登場します。何気ない夫婦のやりとりは、決して他人の家庭で起きているものとは思えないほどのあるある感が満載。とくに出産前と出産後の夫婦関係の変化は、多くのママ・パパが直面する問題でもありますよね。そんなテーマを描いた作品がこちら。出産前に2人きりの生活が終わることに、ちょっぴりセンチメンタルになる妻でしたが、ご覧の通りの展開。出産後、わが子が一番になる妻とちょっぴり隅に追いやられた感のある夫との微妙な関係性が表されています。どの家庭でもあり得る光景に、「やっぱりね〜」と妙な納得感と、母としての連帯感を思わず感じてしまう作品です。■体の芯まで染みつく“ノンストップトントンステップ“PUKUTYさんの漫画の秀逸さは、かゆいところまでしっかり手が届く「共感」を細かい部位まで描いてくれること。母親自身が、ついなぜかやってしまう行動やしぐさを鋭く切り取ることで、ママたちにとってはまるで自分ごととして、わが身の恥ずかしさをかみしめつつも笑いを誘います。例えば、多くにママにとって覚えのある“あの”トントンステップ。体を揺らしてトントンしながら、赤ちゃんを寝かしつけたり、あやしたりしていると、いつの間にか動きが体に染み付いてしまうという育児あるある。腕のなかに赤ちゃんはいないのに、なぜか体が勝手に動くという自分自身のわけのわからなさに、戸惑いを感じたママも決して少なくないはず!漫画のなかでは、赤ちゃんを寝かしつけ、「かわいい」とわが子を眺めつつ、無意識にトントンステップを踏むPUKUTYさん。強烈な笑いだけでなく、ほっこりやさしい気持ちにさせてくれる作品にもますます夢中になります。■PUKUTYファンにビッグニュース発表!中毒レベルに面白く、愛のある笑いがふんだんにつまった育児漫画が大人気のPUKUTYさん。スタンプクリエイターとして活躍するかたわら、2018年2月に男の子を出産したママでもあります。出産後、わが子との生活を描いた絵日記がツイッター上で話題となり、現在注目株のPUKUTYさんですが、なんとウーマンエキサイトで連載が決定!!今後、どのような切り口でママたちを笑わせてくれるのか、編集部も今から楽しみで仕方ありません。抱腹絶倒のPUKUTYワールドの魅力を全力でお届けしていきたいと思います。ぜひご期待ください!PUKUTY(プクティ)さん息子と夫との生活をつづった育児漫画がツイッター上で話題に!育児の現場で起こる何気ない出来事を容赦ない笑いで描く作品は、ママたちのストレスも吹っ飛ぶレベルのヤバすぎる面白さ。スタンプクリエイターであり、今話題沸騰中のコミックライター。●Twitter: @Pukutyma ●Instagram: @Pukutyma
2018年11月13日生まれてすぐの新生児は、可愛い反面、骨の折れる育児の始まりです。初めて子育てをするのであれば、毎日大変ですよね。そんな新生児の育児に疲弊している夫婦に、新生児によくある問題とその問題を解決するための方法をパピマミ編集部がまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。新生児の育児で悩みがちなトラブル●新生児のスキンケアの方法とは?最初に紹介するのは、新生児のスキンケア問題です。「キケンじゃないの? 新生児を素肌に抱く「カンガルーケア」の知識」では、新生児に対しての具体的なスキンケア方法を紹介しています。その名の通り「カンガルーケア」とは、出産後すぐに肌が触れ合うようにして赤ちゃんを抱く方法です。別名、早期母子接触とも言われています。「カンガルーケア」は、科学的にも効果が証明されているので、危険はとくにないでしょう。似たようなスキンケアの悩みでは、沐浴も気になるところ。シャンプーを使うべきなのか、使わなくていいのか。生後間もないときは、どうすればいいかなど、ぜひ参考にしてみてください。「沐浴にシャンプー必要? 新生児の肌を守る“お風呂スキンケア”方法3つ」●新生児の赤ちゃんが泣いてしまう問題次に、新生児の赤ちゃんが泣いてしまう問題についてです。赤ちゃんが泣いたら、あやして、泣き止ませる。どんな育児でもこのプロセスを通りますよね。ただ、「あやして」のやり方がおかしいと、赤ちゃんは泣き止んでくれません。適切なあやし方をすることで、赤ちゃんが泣き止んでくれます。つまり大切なのは、あやす方法を知ることと、赤ちゃんが泣いている理由を知ることです。泣いている理由に合ったあやし方をしなければいけませんよね。そこで、「新生児の赤ちゃんが泣いている理由4つ」を参考にしてみてください。なぜ赤ちゃんが泣いているのかがわかれば、あとは上手にあやすだけ。「なんで泣き止んでくれないの?」と思う回数が、グッと減るはずです。迷ったら病院へ!新生児の心と体の問題新生児の赤ちゃんのスキンケアやあやし方は、他人からの体験談などからノウハウが蓄積されていますよね。とは言っても、赤ちゃんの心や体の問題は、体験談だけで判断してはいけません。病院の先生や信頼のおける専門家の意見を伺いましょう。もちろん、悩んだらすぐに病院に行けるほど時間に余裕がない場合もありますよね。そんなときは、悩みを解決するためにも、ウェブメディアを頼りましょう。●新生児聴覚スクリーニングとはたとえば、新生児が生後一ヶ月後に行うと言われている「新生児聴覚スクリーニング」。このような聞きなれない言葉について、小まめに病院の先生に聞くのは骨が折れますよね。であれば、「昔はなかった!? 生後1か月に行う「新生児聴覚スクリーニング」の知識」のようなまとめられている情報を読んでいただいて、悩みを解決していただければと思います。新生児聴覚スクリーニングを簡単に説明すると、新生児の聴覚が聞こえているか確認するための検査です。新生児の難聴は発見が遅くなりがちで、障害が残ってしまう可能性もあるのだとか。具体的な治療法まではわかりませんが、育児中に出くわすであろう悩みを解決することには繋がっていますよね。ぜひ参考にしてみてください。●新生児黄疸とは「新生児聴覚スクリーニング」のような聞きなれない言葉のような「新生児黄疸」と呼ばれる症状もあります。新生児黄疸とは、新生児の生理現象が起こらなかったときに起こりやすい現象。「赤ちゃんの退院延期になることもある“新生児黄疸”の基礎知識4つ」に書いたように、お腹の中にいる赤ちゃんへの酸素がうまく通っていないのが問題と言われています。新生児黄疸のような言葉は、子育てに携わっていないとわかりませんよね。しかし、病院の先生に聞くほどでもありません。自分の力で調べられる情報もあれば、調べてもわからない情報があります。ネットや体験談、医師のアドバイスなど、いまの自分に合った情報を伝えていきましょう。まとめ新生児の育児は、知らないことだらけで不安になりがちです。その不安の解消に、役立てれば幸いです。ネットの意見、知人の体験談、専門家の意見、すべてを上手に使って、納得のいく子育てにしてください。
2018年11月07日仕事が忙しくて育児が手伝えないパパもたくさんいるでしょう。しかし子育てという仕事を毎日行っているママからすれば、少しはパパにも手伝ってほしいと思うことがあります。そんなときにどうしたら良いのか、その対処法をパピマミ編集部が紹介していきます。上手に自信を持たせてあげる本当は手伝いたいけれど、やり方がわからずに積極的に子育てへ参加できない パパもいます。毎日当たり前のようにおむつ替えをし、泣いたら抱っこであやし、お乳をあげてきたママからすれば「どうしてこれくらいのことができないの?」と思うかもしれません。しかしパパからすれば、小さくてか弱い我が子を抱っこするのも勇気がいりますし、自分の行動への肯定感も持ちづらいです。だからこそ毎日面倒を見ているママにすべてを任せがち になってしまいます。夫に子育てを手伝ってほしいと思っているママは、まず何を手伝ってほしいのか、そして何をどうすればよいのかということを丁寧に教えてあげましょう。不安そうであれば「私も一緒にやるから 」と言ってあげれば、パパも挑戦しやすくなるでしょう。すると育児にも自信がついて、徐々に積極的に動いてくれるようになります。休みの日だけお願いする夫婦で協力し合って子育てをする、と言っても毎日仕事をしているパパからすれば、疲れて帰ってきてからも育児を強いられるのは苦痛です。「休みなく毎日、育児をしている私はどうすればいいの?」と思うのが、ママの意見ではあります。しかしやはり社会に出て仕事をするのは、自宅とは違うストレスがある もの。そんなパパ側の意見も理解してあげましょう 。そのため、仕事の日は子育てをお願いするのではなく、休みの日だけお願いするなどの工夫が大事です。その日は母乳をあげることに専念し、あとのことは全部パパに任せるというようにすれば、ママも休む余裕ができますし、休日であれば仕事のことを気にしなくても良いのでパパも育児に参加しやすくなります。育児も仕事の1つと認識させるパパの中には、子育てを仕事と思っていない人 もいます。だからこそ「自分は仕事に出ているのだから、子育てくらいしろ」というように上から目線で考えてしまうのです。職場で忙しそうにしている人を見かけたら、手伝おうとするのが一般的です。にもかかわらず、自宅で忙しそうにしているママを見ても手伝おうとしないのは、仕事だと思っていない証拠。毎日子育てをして、家事もこなすのは働いているのと同じです。とくに小さい頃は夜泣きもしますし、おむつが濡れて夜中に何度も起きてしまいます。そのたびにママは起きてあやしたり、お乳をあげたりしているので、不眠不休の状態なのです。そんな事実をきちんと伝え、育児も仕事の1つなのだと理解してもらえるように話すこと が大切です。必ず言葉にして伝えようママの中には、忙しさを察して手伝ってほしいと思っている人もいるでしょう。しかしパパからすればそれに気づけない場合もありますし、ママに任せていた方が安心だと気を遣っている 場合も考えられます。このすれ違いから「全然育児を手伝ってくれない」というママの不安につながってしまいます。手伝ってほしいのであれば、自主的に動いてほしいと期待するばかりではなく、必ず言葉にして伝えましょう 。期待するだけで言葉にしないでいると、動かない夫に対して不満ばかりがたまってしまう可能性があります。何をしてほしいのかをはっきり伝えることで、パパも動きやすくなる でしょう。まとめまだまだ女性に子育ての負担がかかっているのも確かなので、上手に協力し合いながら夫婦で乗り越えていくことが大切です。ママは具体的にどんなことを手伝ってほしいのか、またどうやって役割分担をするのかなどを明確にし、夫にはっきり伝えるようにしましょう。
2018年11月06日こんにちは。4歳の双子の女の子と、1歳の末っ子の3姉妹の母、田仲ぱんだです。私は双子を生んだとき、初めての育児で、かつ二人の赤ちゃんを育てなければいけないという状況で、とにかく手が足りない状況だったものですから、育児を楽しむという余裕がありませんでした。オムツ替えや着替え、授乳、寝かしつけ…すべてのことが赤ちゃんが二人いる分二倍なのです。作業! これは流れ作業だ~!そんな感じで双子育児をしていました。忙しさに寝不足に、疲れに…と何も考える余裕がなく、機械的にモクモクとやっていたので、赤ちゃんに対する言葉かけがあまりなく、無言になっていました。しかし、3人目の末っ子の子育ては…何もかも経験があるから、すべてが懐かしい。上の子を育てながらなので大変は大変なのですが、赤ちゃんを育てることに関しては気持ち的に余裕がありました。そのせいなのか、本当に言葉かけが多くなり、それどころか、娘の気持ちを勝手に妄想してアテレコしたり、最終的には娘をただ愛でる自作の歌を歌ってしまうほど…!「二人目の育児は楽しい」「二人目はすごくかわいいよ」というのはよく言われる話ですが、こんな風に育児に対する余裕ができて、お母さんがストレスなく子育てができるからなんでしょうね。
2018年11月05日仕事をしながらの子育ては大変です。しかし、子育ては一人で行うものではありません。旦那さんと一緒に取り組んでいくべきものです。どうすれば、旦那と一緒に子育てを進めて行けるのでしょうか。パピマミ編集部と、一緒に考えていきましょう。出産前からの教育が大切女性は、自分が子供を産むのもあり、母性も育まれていきますよね。しかし、男性は自分の体が変化することもなく、今までと同じ状態が続き、子どもが生まれた実感がないという意見も。子育てに積極的になりづらいのかもしれません。理解できれば協力できます から、出産前から父親としての教育を心がけましょう。妊娠中から自分の体の変化を旦那に伝えておくことも大切ですし、産婦人科や自治体の子育て教室などに二人で足を運ぶ ことも有効です。妊娠出産がカラダに及ぼす影響や、赤ちゃんのお世話の基本的ついては出産前から認知 させておくと、その後の協力も得やすくなります。お互いの仕事やスケジュールを把握するお互いが自立して輝いている夫婦には、相手のスケジュールを細かく把握していない ケースもあります。子どもがいない状態であれば、それでもやっていけます。しかし子供がいるとそうはいきません。思ってもいなかったトラブルが起きたときに連絡がつかなかったり、連絡不足で保育園への迎えなどができなくなっては、子育てがうまくいかないのです。相手の仕事について知っておくと、頼めることや難しいことも計画を立てやすくなります。旦那の仕事についても今以上に良く知るように し、自分の状況についても伝えていくことで、お互いがどのように子育てにかかわっていけるかを話し合いやすくなるのです。やるべきことは具体的に伝える子育ては、やるべきことがはっきりしているわけでなく、状況を見て必要なことを行っていくという能力が必要です。しかし、必要なことを感じ取れなければ、いくら協力する気持ちがあってもうまくいきません。そこで協力しないと責めてしまうことで、旦那と大きな溝が生まれてしまいがち 。具体的に何をしてほしいかを伝えてみましょう。ふだんの仕事であれば、そのように支持を受けてこなしていくはずですから、男性でも取り組みやすくなります。その積み重ねで自然に協力できるようになれば、働きながらの子育てもぐっと楽になっていくはずです 。ほめて伸ばすことも大切初めてのお子さんの場合、男性は特に何をしていいのかわからずに戸惑ってしまいがち 。仕事でつらい思いをしてきて、さらに家に帰って奥さんに責められるということになれば、子育てに向き合う気持ちが折れてしまいますよね。そうなれば、女性一人で仕事も家事も抱えていかなくてはならない状況 に追い込まれます。育児に前向きになってもらえるように、何かしてもらったらほめてみましょう。仕事でも成果が出ると嬉しく、さらに取り組んでいこうと思えますよね。同様に、子育ても達成感が得られれば前向きに取り組みやすくなるものです。成果が目に見えにくいからこそ、お互いに褒め合ってよい雰囲気 を作り出していきましょう。まとめ仕事をしながらの子育ては、肉体的にも精神的にも大きな負担です。夫婦でともに取り組んでいくことを心がけましょう。うまく協力が得られないときは、旦那への対応を少し変えて前向きに育児にかかわってもらえるようにしてみましょう。
2018年10月30日