「菅田(将暉)、岡田(将生)、Wマサキじゃなくて僕ですみません(笑)」インタビュー開始早々粋な冗談を口にし、場の空気を一瞬で和やかにさせたのは、2021年10月22日公開の映画『CUBE 一度入ったら、最後』で、アウトローな整備士・井手寛を演じる俳優・斎藤工さんだ。1997年に公開されたカナダ発の密室スリラー映画『CUBE』。「一つのセットで登場する役者は7人のみ」と低予算でありながら世界的に大ヒットしカルト的人気を誇った。映画監督や映画プロデューサー、映画評論家の一面を持つ斎藤さんもまた『CUBE』に魅了された一人だ。「20年以上前に劇場で『CUBE』を見た時の感覚や雰囲気は、いまだに場面的に残っています。僕の中の映画って非現実を求める娯楽でした。遠い国の見たことのない景色とか、美しいラブストーリーとか、実際に起こり得ないアクションとか。そういう意味で『CUBE』は、現実世界と重なって「あれ、今この状況やばくない?」と思いましたね。すごくよくできた小劇場の舞台“一幕物”(ひとまくもの)の感覚に少し近くて。『CUBE』は観た瞬間「閉じ込められたな」と感じたんですよ。劇場という立方体の箱の中で“立方体の箱に閉じ込められる映画”を鑑賞する。ただじっと観ているだけなのにアトラクション的で、とても特別な映画体験でした」「親のような気持ちで日本版『CUBE』の公開を迎えています」「CUBE」のリメイクはヴィンチェンゾ・ナタリとカイル・クーパーとともに何年も前から企画されてきた。ところが撮影を控えた段階で、世界がコロナ禍に巻き込まれ、製作チームが来日できない状況に。「そこで日本版『CUBE』の監督として候補に挙がったのが清水(康彦)さんでした」いくつかの映像作品をともに製作してきた二人。中でも斎藤さんが主演・企画・プロデュース(※企画・プロデュースは齋藤工名義)を兼務した映画『MANRIKI』(2019年公開)は、清水監督が日本版『CUBE』の監督候補に上がるきっかけとなった作品だ。「清水さんはもともと広告やミュージックビデオなど短編の映像作品で監督を務めていて、本人としても映画監督になる構想はありませんでした。ただ僕としては、“監督”という職業に線引きがなくなるべき、CMもMVも映画も棲み分ける必要はない考えがあって。その考えのもと清水さんの長編作品が絶対に見たいと『MANRIKI』を一緒につくりました。その時に魅せた清水さんのフィルムメイカーとしてのアート性や個性と『CUBE』の世界観にとても相性の良さを感じました。どうしても映画を撮ってほしいと思う清水康彦という人間に、映画としてシンボリックな伝説的作品をつくってほしかった。」斎藤さんは清水監督が日本版『CUBE』の監督として決まる瞬間にも立ち会っている。「宝塚の合否を待つ子どもの親みたいな心境でした」と笑いながら振り返った。「僕自身、オリジナル版の一ファンとして清水さんがつくる『CUBE』に不安がなかったわけではありません。彼は映像感覚的に素晴らしい作品をつくっていることは理解していましたが、『CUBE』は映像的な誤魔化しだけでは難しい作品です。だけど、『CUBE』の撮影前にリモートで一緒につくった『HomeFight』『でぃすたんす』で、人間の業や本質が描ける人だと確証を持てました。本作においては映画ファンに厳しい見られ方をする作品だと思いますが、そこで清水さんがどういう風に鍛えられていくのか。映像作家として確実にステージアップしていくはずですし、近くで清水康彦ヒストリーを見てきた僕としては、同い年なのに親のような不思議な気持ちで映画の公開を迎えています」思い入れの強い作品であるからこそ、製作側に寄り添いたい気持ちもあっただろう。しかし、そこは一役者として参加を決めた斎藤さん。完成した本作について「家という立方体の中で外に出られずどう過ごすかを誰しもが問われたコロナ禍で、いみじくも立方体の中に閉じ込められる『CUBE』が今リメイクされた意味をすごく感じました」と話した。コロナ禍の“今”を切り離さない役づくり斎藤さん演じる井手は、オリジナル版『CUBE』におけるレン(演:ウェイン・ロブソン)を彷彿とさせるキャラクターだ。「人間の本質を擬人化したような、インサイドヘッドのような登場人物たちです。登場人物全員の個性を足して割るとちょうどいい人間の分布になると思うほど、台本にはそれぞれの役割がしっかり書かれていました。中でも井手は目的に直線的に向かっていくキャラクターで、冒頭から分かりやすい役割があると感じました」役づくりをする上でオリジナル版を研究したのかを問うと「役づくりのために過去のキャラクターを改めて見返すことはなかったです」と語る。「オリジナルをどれだけなぞるべきかは考えましたが、結局なぞり過ぎないでいいかなと。おそらく主演の菅田(将暉)さんや岡田(将生)さんのファンなど、オリジナル版の『CUBE』を知らない世代の人たちも観にいらっしゃる作品だと思います。今リメイクされるからこそ、時代を経てつくられた良さはあるべきだと思ったので、”今”を体感できるような役づくりを優先しました。撮影がコロナ禍真っ只中でしたから、その状況下で味わった自分の実体験を役柄にも味わわせたかった。役とプライベートを切り離さない精神状態で撮影に挑みました」「また、持ち込んだものを発表する場ではなく、その場で起こる心の中の現象が素直に見えたら一番いいとも思っていました。人とお芝居をするとそこでしか起きない化学反応、アンサンブルが起こる。『CUBE』の撮影現場でもそれぞれのキャラクターがどんどん立っていくんですよ。いい意味でお互いに影響を受けて、役柄が生き生きとしてくる実感があって。直前までリモートでの撮影ばかりだったので、近くに人がいる状況でお芝居ができるありがたさを改めて感じました」「菅田(将暉)さんの器の大きさに感動」『CUBE 一度入ったら、最後』に登場するメインキャラクターはオリジナル版同様6人。年齢も活動歴もバラバラなキャスト陣だが、まるで定時制学校のクラスメイトのようだったそう。「カメラに映らない時の時間の使い方が学校の授業の合間みたいな感じでした。田代(輝)くんは試験の勉強を、杏さんはフランス語の勉強をしていて。呼ばれた人から撮影をしていくみたいな。(吉田)鋼太郎さんも杏さんが持ってきてくれたフィットネスゲームに率先して参加してくれて(笑)。撮影自体が閉塞的な環境だったこともあり、心の有りようによっては苦しくなると瞬時に理解し合っていたのだろうと思います。みなさん主張しすぎず、いいバランスでお互いに気を遣い合っていたから、この時間を無限に過ごしていたいと感じました。めちゃくちゃいいチームだったので、クラス別リレーとか強かったんじゃないかな(笑)。すごくいい景色でした」座長である菅田さんについては「本当に頭のいい方」と感嘆した。「これは僕の想像の範疇ですが、おそらく撮影初日の時点で「この現場はこうなっていくだろう」とかなり具体的に想起されていて。そこに対して「どう自分が存在したらいいか」をものすごく冷静に見極め、自然に振舞う。ルービックキューブや知恵の輪を持ってきて、みんなが一つになるキッカケを終始作ってくれていました。いい意味ですごくマイペースでもあるから、何のバイアスもかからず自然体なのが素晴らしい。それぞれの個性をちゃんと見定めて行動されるので、担任の先生みたいですね(笑)。すごく内側の年齢が高い人。改めて器の大きさに感動しました」極限状態に陥った驚愕エピソード「一度死を受け入れました」『CUBE 一度入ったら、最後』は年齢も性別もバラバラの男女6人が、死のトラップが仕掛けられた謎の立方体の部屋“CUBE”に閉じ込められ、極限状態になりながら脱出を試みるさまが描かれている。本作のテーマにちなみ、斎藤さんが人生で一番極限状態に陥ったエピソードを聞くと、「いろいろありますけど……」と逡巡した上で、想像以上に濃ゆい話しを語ってくれた。「18歳くらいの時ですね。当時バックパッカーをしていて、フランスの治安の悪い場所にある宿に泊まったんです。隣の部屋に泊まっていたカップルと仲良くなって、情報交換や物々交換をしていたのですが、ある日そのカップルのもとにフランスの裏稼業の人たちが取り立てに来て。ドアを蹴破った音、女性の悲鳴、殴打する音があり、カップルの男性は血だらけで意識が朦朧としている。とんでもない現場に唖然として僕は棒立ちになっている中、宿の人たちはそういう状況に慣れているのか、「警察を呼ぶぞ!」と言って裏稼業の人たちを追い返していました。その後、僕は用事があり外に出たのですが、メトロ(駅)に向かう道中、なんと裏稼業の人たちと再遭遇してしまい……「さっきの宿にいたやつだろ?警察に行く気か!」と言われ、何度違うと説明しても通用せず、おそらく組織のボスのような老人が乗っている車に連れ込まれたんです。そして、パスポートを含めた荷物を全部取られ、拉致されてしまいました。郊外の農家のブドウ畑のような場所で車から降ろされ、木のふもとでスコップを渡されて。僕はそれまで色んな映画を見てきたから、スコップを渡された意味が分かってしまい、これはもうダメだなと思いましたね。親や祖母より先に死ぬ……ごめんね……と走馬灯を見ながらゆっくりと穴を掘り進めました。幸いなことに、まだ埋まらない半分くらい掘ったところで取られた荷物を投げられ、シャベルを取り上げられ、「Take care(気を付けろ)」と言って彼らは去っていったのですが……」この経験から斎藤さんは人生を“余生”として考え、「今はボーナスタイムなんです」と話すのだ。「僕は一度体や脳が死を受け入れてしまった。抵抗するのではなく、死へ誘われていました。当時はそれがすごく怖くて帰ってすぐは誰にも話せませんでしたけど、バラエティ番組でその話ができるようになった時、自分の中で浄化されたなと感じました」斎藤さんが自身の死を受け入れた心情と『CUBE 一度入ったら、最後』で描かれる登場人物たちの心情はどこか近しい位置にあるのかもしれない。「精神的に極限状態に陥った時、自分でも想像していなかった自分が見えることがあります。本作の登場人物たちも遠からず、当時の僕と同じ精神状態になっているのではないでしょうか。僕はかなり早いうちに体感として理解できていたので、今考えると貴重な体験でした」ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント斎藤工さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/奥田耕平取材・文/阿部裕華
2021年10月20日1月期放送予定の菅田将暉主演月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」に尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一がレギュラー出演することが分かった。本作は、菅田さんが演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。今回新たに発表された3人が演じるのは、事件が起きる度に、その解決に重要な役割を果たす大隣署の刑事。月9ドラマにレギュラー出演するのは、今回が初めてとなる松也さんが演じるのは、風呂光聖子(伊藤沙莉)と同じ大隣署所属の若手巡査で、署内のムードメーカー的存在な池本優人。事件の解明もさることながら、整の多岐に渡る知識や既成概念を覆す独自の思考によって家庭不破まで改善され、その後も公私に渡って整にアドバイスを求めるようになる。月9レギュラー出演は、1994年放送の主演ドラマ「君といた夏」以来、27年半ぶりとなる筒井さんが演じるのは、同じく大隣署所属の警部・青砥成昭。冷静沈着で頭が切れ、部下からの信頼も厚い青砥だが、実は過去に誤認逮捕による冤罪事件を起こした過去が。整と関わったことで、これまで正しいと信じて来た自身の考えに疑問を持ち、過去の事件と向き合うことになる。現在放送中の月9「ラジエーションハウスII~放射線科の診断リポート~」にも出演中の遠藤さんが演じるのは、大隣署の警部補・薮鑑造。仕事を第一優先に生きて来た薮は、妻と一人息子を事故で亡くしているが、その際も捜査現場を離れられず、看取ることができなかったという悲しい過去をもつ。薮もまた、整と出会ったことで、人生が大きく変わっていくキャラクターとなっている。<キャストコメント>・尾上松也今回の作品は今まで共演したことのないみなさんとのお仕事ということもあって、すごくワクワクしました。池本はどちらかと言えばムードメーカーのような、明るい刑事です。ですが、ドラマでは刑事としての真っすぐさというところは表現しようと。決していい加減な仕事をしているのではないという、そこにひとつの芯が通っているキャラクターとして演じようと思いました。(菅田さんと共演してみて)僕は初共演になるのですが、演じていてとてもやりやすいというか、ストレスを感じることが全くない方です。収録の合間には、笑いの輪に入っているのですが、ふと気がつくと菅田さんは監督ととても真剣に話合っていて…。そういう切り替えもサッとできてしまうのもすごいと思いました。整の独特な空気感とテンポが醸し出す物語に、ぜひ惹(ひ)き込まれてください。・筒井道隆いただいた台本がすごく面白く、また原作も興味深い作品でしたので、これはぜひ出演させていただきたいとお受けしました。僕も整のように論理立てて考えたり、論破するのも好きなので…好きって言うのも変ですけど、そういう思考の人間なので、すごく共感できました。(菅田さんと共演してみて)すごい方だと思いました。収録初日にお会いした時は、菅田くんは風貌から原作の整のイメージ通りで“あっ、こういうストイックなアプローチで演じるのか”と。コロナ禍で、一見ホワッとした感じの整の言葉、繊細な分析や気づきに共感できると思います。イジメや虐待についての難しい問題などもストーリーに出てくるんですが、整のグローバルな考え方から違う視点に“気づくこと”の大切さを、ぜひ感じていただきたいです。・遠藤憲一最初にいただいた台本を読んだのですがビックリしました。全てのト書きや“…”、隅々までちゃんと意味がある、相当高度な台本だったので、まずそこに感動して、ぜひ出演したいと思ったんです。主人公の久能整が話す一言、一言が胸にズキンとくる…家族との向き合い方とか、自分にもそういうところがあるのかなぁ?と、かなり突き刺さりました。整が普段の僕たちが見過ごしがちで、考えたこともなかったような心の中を見透かしてくるような?これは視聴者の方にも、きっと共感していただけるのではないかと思います。(菅田さんと共演してみて)菅田くんは、心がとてもデリケートだということが体からにじみ出すような人ですね。だからこそ、芝居でも歌でも国民的スターになっちゃう、本当に稀有(けう)な存在なんだと思います。僕は父親のような気分で“がんばってるなぁ”と菅田くんを見ていました。「ミステリと言う勿れ」は2022年1月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年10月12日菅田将暉が新曲「ラストシーン」が、2021年11月7日(日)に先行配信、11月24日(水)にCD発売。同楽曲は10月10日(日)にスタートする小栗旬主演ドラマ『日本沈没―希望のひと―』主題歌となる。菅田将暉の新曲「ラストシーン」は重厚なバラード2021年は映画『キネマの神様』で主演を務め、『CUBE ⼀度⼊ったら、最後』の公開も控える菅田将暉。音楽活動も精力的に行っており、竹内涼真主演ドラマ『君と世界が終わる日に』主題歌の「星を仰ぐ」や、RADWIMPS(ラッドウィンプス)とコラボレーションした「うたかた歌」などをリリースしている。そんな菅田将暉の新曲「ラストシーン」が、小栗旬主演ドラマ『日本沈没―希望のひと―』の主題歌に。ドラマの中で描かれている、目に見えない危機が迫る中で希望を見出し、諦めずに信じ続けていく姿からインスピレーションを得た、重厚なサウンドのバラードだ。石崎ひゅーいが作詞作曲作詞作曲は「さよならエレジー」「虹」といった菅田将暉の代表曲を手掛けてきた盟友・石崎ひゅーい。菅田将暉と石崎ひゅーいが話し合いを重ねながら完成させたという。新曲「ラストシーン」MV公開新曲「ラストシーン」のミュージックビデオは、米津玄師の楽曲提供&プロデュースによる「まちがいさがし」や、中村倫也が参加した「サンキュー神様」のミュージックビデオ監督を務めた林響太朗が担当。「ラストシーン」の歌詞にある“凛とした青”をテーマカラーに用いた映像となっている。<菅田将暉コメント>「ラストシーン」という曲は、希望と理想のリーダーについて向き合った曲です。この曲に漂う青の世界を共に体現したいのは誰だろう、と考えた時に林響太朗しか思い浮かびませんでした。撮影はあいにくの悪天候で、僕だけでなくスタッフも雨や風に晒されて泥まみれになりながら、自然の力に立ち向かうような現場でした。そして、その最前線に立ち、びしょ濡れになりながらカメラを構える監督の姿は、まさに理想のリーダーでした。写真のような絵画のような、未来のような過去のような、幻想的で青くさい不思議な映像になっていると思います。是非、ご覧下さい。CDも発売&カップリングは菅田自身が作詞作曲「ラストシーン」を収めたCDのカップリングには、菅田将暉自身が作詞作曲した「ギターウサギ」を収録。「ラストシーン」の重厚感あるサウンドとは対照的で、シンプルなバラードチューンとなっている。また、初回生産限定盤のBru-rayには、2021年2月21日、自身の誕生日に実施した初のオンラインライブ『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』を収めた。初めてのアコースティック編成ライブであり、盟友・石崎ひゅーいがゲスト出演して歌唱した楽曲を含む本編全10曲を収録している。画家・水戸部七絵によるジャケット写真ジャケットのイラストは、画家・水戸部七絵が「ラストシーン」の楽曲をもとに描き下ろした作品。菅田将暉のアーティスト写真も、実際に水戸部七絵が使用しているアトリエで撮影を行ったものだ。【詳細】■菅田将暉 新曲「ラストシーン」先行配信日:2021年11月7日(日)■菅田将暉 最新シングル「ラストシーン」CD発売日:2021年11月24日(水)CD価格:初回生産限定盤(CD+BD) 3,850円、通常盤(CD) 1,210円[収録曲]1.ラストシーン (作詞・作曲:石崎ひゅーい/編曲:トオミヨウ)2.ギターウサギ (作詞・作曲:菅田将暉/編曲:トオミヨウ)3.ラストシーン -Instrumental-[BD収録内容]『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』1.まちがいさがし/2.いいんだよ、きっと/3.7.1oz/4.キスだけで/5.さよならエレジー (with 石崎ひゅーい)/6.糸 (with 石崎ひゅーい)/7.僕だけの楽園 (with 石崎ひゅーい)/8.ギターウサギ/9.星を仰ぐ/10.虹■TBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』放送日時:2021年10月10日(日)毎週日曜21:00放送放送局:TBS系原作:小松左京「日本沈没」脚本:橋本裕志プロデュース:東仲恵吾演出:平野俊一、土井裕泰、宮崎陽平出演者:小栗旬、松山ケンイチ、杏、ウエンツ瑛士、中村アン、風吹ジュン、比嘉愛未、國村隼、宮崎美子、杉本哲太、風間杜夫、石橋蓮司、仲村トオル、香川照之
2021年10月11日菅田将暉が、新日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」の主題歌を担当することが分かった。2017年から本格的に音楽活動を開始した菅田さん。2019年リリースの「まちがいさがし」は各配信ストアにて1位を席捲し、ストリーミング2億回再生を突破。その年にはNHK紅白歌合戦へ初出場を果たし、「第61回 日本レコード大賞」にて特別賞を受賞と、俳優だけでなく、音楽アーティストとしても大きな注目を集めている。今回本作の主題歌に決定したのは、菅田さんの新曲「ラストシーン」。楽曲は、ドラマの中で描かれている目に見えない危機が迫る中で希望を見出し、諦めずに信じ続けていく姿からインスピレーションを受け、「さよならエレジー」「虹」でタッグを組んだ石崎ひゅーいが書き下ろし。2人で話し合いも重ねながら完成した本楽曲は、重厚なサウンドに載せた珠玉のバラードであり、菅田さんとしても新しいアプローチとなっている。主題歌を担当することに菅田さんは「10代の頃からお世話になっている小栗旬さんの主演作に主題歌で参加する事、めちゃくちゃ嬉しいです。でもまだちょっとふわふわしてます」と心境を明かし、「どれだけ理不尽なことでも目に見えない敵でも、そこには必ず人がいて戦っています。この『日本沈没―希望のひと―』という作品で大先輩方が大自然に立ち向かっていく姿を見て、僕自身奮い立つものがありました。その姿に、ただ身を任せるのではなく、お供する気持ちで歌わせて頂きました」と思いを語っている。また、主演の小栗旬は「主題歌を聞いて『日本沈没―希望のひと―』のテーマに合わせて、ものすごく考えて作ってくれたような、何か終わりと始まりの歌というようなイメージを感じました」と感想を述べ、「菅田くんの伸びのある声が僕らの作品にひとつ希望を与えてくれているような気がします。我々が作ってきた作品の背中を押してくれるような曲を作っていただき感謝しています」とコメントしている。なお、「ラストシーン」はドラマ初回放送にて初解禁。今回は、新アーティスト写真も公開された。菅田将暉「ラストシーン」はリリース日未定。日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」は10月10日より毎週日曜日21時~TBS系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年10月08日菅田将暉の新曲「ラストシーン」が、10月10日より放送のTBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』の主題歌に決定した。「ラストシーン」は、同ドラマの中で描かれている目に見えない危機が迫る中で希望を見出し、諦めずに信じ続けていく姿からインスピレーションを受けた楽曲で、「さよならエレジー」「虹」を手がけた石崎ひゅーいが書き下ろした。菅田と石崎の2人が話し合いを重ねながら制作したとのことで、菅田としても新しいアプローチとなる重厚なサウンドに載せたバラード曲となっている。なお同曲のリリース時期については追って発表される。『日本沈没―希望のひと―』は、これまでドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた小松左京による小説『日本沈没』が原作で、今回のドラマは小栗旬が主演を務めるほか、松山ケンイチ、杏、ウエンツ瑛士、中村アン、比嘉愛未、石橋蓮司、仲村トオル、香川照之らが出演する。合わせて、菅田の新たなアーティスト写真が公開された。■小栗旬 コメント小栗旬主題歌を聞いて『日本沈没―希望のひと―』のテーマに合わせて、ものすごく考えて作ってくれたような、何か終わりと始まりの歌というようなイメージを感じました。菅田くんの伸びのある声が僕らの作品にひとつ希望を与えてくれているような気がします。我々が作ってきた作品の背中を押してくれるような曲を作っていただき感謝しています。■菅田将暉 コメントどれだけ理不尽なことでも目に見えない敵でも、そこには必ず人がいて戦っています。この『日本沈没―希望のひと―』という作品で大先輩方が大自然に立ち向かっていく姿を見て、僕自身奮い立つものがありました。その姿に、ただ身を任せるのではなく、お供する気持ちで歌わせて頂きました。そして10代の頃からお世話になっている小栗旬さんの主演作に主題歌で参加する事、めちゃくちゃ嬉しいです。でもまだちょっとふわふわしてます。主題歌「ラストシーン」宜しくお願いします。<楽曲情報>菅田将暉「ラストシーン」※TBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』主題歌作詞・作曲:石崎ひゅーい編曲:トオミヨウ※リリース日は追って発表<番組情報>TBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』10月10日(日) スタートTBS系毎週日曜21時~放送TBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』出演:小栗旬 / 松山ケンイチ / 杏 / ウエンツ瑛士 / 中村アン / 風吹ジュン / 比嘉愛未 / 國村隼 / 宮崎美子 / 杉本哲太 / 風間杜夫 / 石橋蓮司 / 仲村トオル / 香川照之 ほか番組公式サイト:番組公式Twitter:番組公式Instagram:関連リンク菅田将暉 OFFICIAL HP菅田将暉 音楽OFFICIAL HP
2021年10月08日映画『CUBE 一度入ったら、最後』 (10月22日公開)の完成披露試写会が22日に都内で行われ、菅田将暉、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎、清水康彦監督が登場した。同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。この日は劇場のエントランスゲートや廊下が本編のCUBE同様のデザインに彩られ、全スクリーンで世界初上映された。映画上映前には出演者が3チームに分かれ、各スクリーンを訪れるサプライズも。登壇した菅田は「映画を観てくれるお客さんの顔が見れて良かったです」と多くの観客の前で喜び、杏は「観客のみんな息をのんでいるのが伝わってきた」と語った。本作は謎の立方体=CUBEに閉じ込められた、年齢も職業もバラバラの男女6人だけで物語が進行するため、撮影もほぼ6人だけで行われた。そんな特殊な撮影時の思い出を聞かれると菅田は「映画は本当にシリアスで怖い作品なんですけど、出演者は本当に仲が良かった。杏さんがフィットネスゲームを持ってきてくれたりとか。楽しく遊んだ現場でした」と、映画本編の展開からは想像できないような和気藹々とした現場だったと明かす。日本を代表する俳優たちとともに撮影に臨んだ田代は撮影を振り返って「初日は本当に緊張して、立っているのがやっとでした。でも皆さんが初日から「ひかる」って下の名前で呼んでくれて、リラックスできました」と感謝。菅田は「この1年で10センチ身長が伸びたんだよね? だから撮影してた時と雰囲気が違う」とその成長ぶりに驚いていた。吉田も撮影時間は楽しい思い出が残っているとのことで、「撮影の待ち時間が退屈にならないように、みんながゲームとかを持ってきて、そこがあまりにも楽しくて、仕事をしたくなくなりましたね」と語ると、菅田や斎藤から「それは言っちゃダメなやつ!」とツッコミが入り、笑いを誘った。また実際のセットを見た時の感想を聞かれた岡田は「こんなにすごいものを作れるんだって感動しました」と感動した様子。体力的にも辛い撮影について、杏は「普段こんなに梯子を登り降りする事がないので、腕が結構筋肉痛になった」と語り、斎藤も「ジムみたいなセットだった」と改めて撮影を振り返った。
2021年09月22日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『CUBE 一度入ったら、最後』 (10月22日公開)の最新予告編が15日に公開され、主題歌を星野源が担当することが明らかになった。同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。映画で根底に描かれているテーマは「人間の生きざま」そのものということで、制作陣は「誰も経験したことのない『CUBE』という場所を、観客に2時間経験してもらったあとに聞く音楽とは一体どういうものなのか」と考えた時に、多彩な音の引き出しとアイデアに溢れている星野であれば、この映画のエンドロールで新たな広がりを与えられるのではないかと主題歌をオファーし、その思いを受けた星野サイドも快諾したという。 映画への新作書き下ろしは2018年の「ドラえもん」以来の3年ぶりとなる。星野が手がけた主題歌のタイトルは「Cube」で、「未来閉ざした もう終わりさ すべてに希望が見えない 振られた賽の中閉じ込められた」という歌詞で始まり、突然謎の立方体に閉じ込められた男女6人の情景が浮かぶ、本編に寄り添った曲となっている。サビの「運命の河流れ いま抗え 気付かず生き惚けた 過去をみな 紡ぎ縄に変えて 出口に繋ぐまで」という歌詞は、まさに本作の根底にあるテーマである、何があっても「生き抜く」というコンセプトと、その途中でもがき続け、闘い続ける人間の姿、そして人間の持つ無限の可能性を表現しており、本編を鑑賞した観客へ新たな希望を与えるものとなっている。最新の予告編が登場人物の絶望の叫びで幕を開けると、星野の主題歌がかかり、同時に謎の立方体=CUBEに閉じ込められた6人の姿が次々と映し出される。名前や年齢、職業と共に発せられる言葉からこの6人はどんな人間なのか、新たにお披露目となったシーンと共に、より想像を膨らませるような映像になっている。レーザートラップを始めとした、映像初出しのトラップが映し出され、互いに怒りの感情も爆発、泣き叫ぶ6人の姿が収められた。○星野源 コメントオファーを頂き、カナダのオリジナル版と完成したばかりの日本リメイク版の『CUBE』を観ていると、その猟奇的な内容にこれまでになかったような新しい自分の音楽が作れる予感がしました。楽曲制作に入り、己と映画から受け取ったテーマをぶつけてみると、怒りにも似た爆発するようなエネルギーが生まれていき、それを音と言葉に封じ込めました。ぜひ、わーきゃー叫びながら、爆音で聴いてください。○菅田将暉 コメント圧倒的絶望の中にいて、希望を探す希望を探すと愚かな自分に出会い見つかりかけた希望が自分のせいでまた失ってしまうそんなCUBEという映画が最後星野さんの音楽によってその悲しみや後ろめたさは残したまま希望を持って前に進める作品になる気がしました映画館から生活に戻っていく中でこれはとても大切なことだと思います悲しみだけで終わらせない星野さんの音楽に頭が上がりません今とても大事なことだと思います是非お楽しみに○清水康彦監督 コメントCUBEは、自分自身と向き合う空間。登場する人物たちは、向き合いたくない自分と向き合うことになります。まさに絶望。しかし、その先にあるものが絶望だけではないのだという、我々がCUBEで最も伝えたいことを、星野さんに描いていただけたように感じました。そして、映画を最後まで見てくれたお客さんを讃える歌でもある。星野さん、CUBEを締めくくるにふさわしい楽曲をありがとうございます。○制作陣 コメント多彩な音の引き出しとアイディアに溢れている星野さんならば、映画の最後に、また新たな広がりを与えていただけるのではないかと感じ、この難題に挑んでいただきました。自由な発想で、今までなかった世界観で作っていただいた主題歌「Cube」は、まさに「人間の持つ無限の可能性」ということを形にしたような、思いがけない展開に溢れていて、エモーショナルかつダイナミックに脳内を駆け抜けていくような作品でした。心から感謝しています。
2021年09月15日星野源が菅田将暉主演の映画『CUBE 一度入ったら、最後』の主題歌を担当することが決定。主題歌も入った最新予告映像と新場面写真も公開された。「ドラえもん」以来、3年ぶりの映画への新作書き下ろしとなった今回。本作に提供された新曲のタイトルは「Cube」。“未来閉ざした もう終わりさ すべてに希望が見えない 振られた賽の中 閉じ込められた”という歌詞で始まり、突然謎の立方体に閉じ込められた男女6人の情景が浮かぶ、本編に寄り添った曲となっている。また、サビの“運命の河流れ いま抗え 気付かず生き惚けた 過去をみな 紡ぎ縄に変えて 出口に繋ぐまで”という歌詞は、まさに本作の根底にあるテーマである、何があっても生き抜くというコンセプトと、その途中でもがき続け、闘い続ける人間の姿、そして人間の持つ無限の可能性を表現しており、観客へ新たな希望を与える。「オファーを頂き、カナダのオリジナル版と完成したばかりの日本リメイク版の『CUBE』を観ていると、その猟奇的な内容にこれまでになかったような新しい自分の音楽が作れる予感がしました」とふり返った星野さん。「己と映画から受け取ったテーマをぶつけてみると、怒りにも似た爆発するようなエネルギーが生まれていき、それを音と言葉に封じ込めました」と制作について語り、「ぜひ、わーきゃー叫びながら、爆音で聴いてください」とメッセージを寄せている。また、主題歌入りの本編を鑑賞した菅田さんは「圧倒的絶望の中にいて、希望を探す。希望を探すと愚かな自分に出会い見つかりかけた希望が自分のせいでまた失ってしまう。そんなCUBEという映画が最後星野さんの音楽によってその悲しみや後ろめたさは残したまま希望を持って前に進める作品になる気がしました」とコメントした。到着した予告編では、絶望の叫びからスタートし、CUBEに閉じ込められた6人の姿が次々と映し出される。彼らはどんな人間なのか、新たなシーンと共により想像を膨らませるような映像に仕上がっている。『CUBE 一度入ったら、最後』主題歌入り予告編そして新たな場面写真では、死のトラップに直面した後藤裕一(菅田さん)が、必死に生き延びようとする姿が切り取られている。『CUBE 一度入ったら、最後』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年09月15日菅田将暉が未熟な漫画家、俳優に挑戦した「SEKAI NO OWARI」のFukaseが連続殺人犯を演じる『キャラクター』が、11月24日(水)にリリースされることが決定。特装版は、本編に収録されなかった未公開シーンや撮影の裏側に迫るメイキング映像などを含む豪華4枚組となっている。特装版には、本編に収録されなかった未公開シーン集や撮影の裏側に迫るメイキング映像を収録。また、「Interview with Fukase~巨大油絵制作映像」など特装版でしか見られない豪華特典映像も収録した豪華4枚組。さらに、劇中に登場する漫画「34」の最終話ほか、ここだけのコンテンツ満載のブックレットが封入される。また、通常版にのみプロモーション映像を収録する。本作は、「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた完全オリジナルストーリー。もしも、売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?そんなアイディアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメント。主人公・山城圭吾を演じるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか各映画賞を総なめにした菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じた。山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、今年メジャーデビュー10周年のアニバーサリーを迎えた本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukase。全てが謎に包まれる異質な存在・両角を独特の存在感と耽美な魅力で熱演。そして、山城が描いた漫画「34」と事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介を演じるのは小栗旬。さらに、清田の上司・真壁孝太を中村獅童、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を支える恋人・川瀬夏美を高畑充希がそれぞれ演じ、エンタメ界を牽引する豪華俳優陣が集結。監督は、『帝一の國』『恋は雨上がりのように』の永井聡。『キャラクター』は11月24日(水)Blu-ra&DVD発売、レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャラクター 2021年6月11日より公開©2021 映画「キャラクター」製作委員会
2021年09月02日ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『CUBE』のリメイク作品『CUBE 一度入ったら、最後』より、菅田将暉、岡田将生らが、極限状態の中でふと悪い顔を見せる瞬間を切り取ったキャラクター特別ビジュアルが公開された。謎の立方体「CUBE」に閉じ込められた6人は、脱出を試みるも、次々と襲いかかる死のトラップへの恐怖、出口が見えない不安と閉塞感、極度の緊張とストレス――と、CUBEの全てが彼らの体力と精神力を削っていく。そんな極限状態に追い込まれていく彼らの表情には、徐々に人間の本性と闇が滲み出てくる。まずは、本作の主演・菅田さん演じるエンジニアの後藤。CUBEからの脱出を先導していく、行動的で頭脳明晰な彼だが、ふとみせる無情なこの表情からは、どこか達観したような不気味さが感じられる。また隣には、常に冷静で慎重に謎に向かう、団体職員の甲斐麻子(杏)が。冷たく暗いこの表情には、人を見透かしたような怖さが見え隠れする。さらに、何か憎悪に満ちた感情と同時に、どこか悲しみをも思わせる奥底に眠っていた表情がうかがえるフリーター・越智真司(岡田さん)。黒く鋭い眼差しで誰かを睨みつける中学生・宇野千陽(田代輝)。見るからに怪しい雰囲気が漂う整備士・井手寛(斎藤工)。人当たりの良さそうな紳士かと思いきや、不満そうな顔でいまにも誰かを怒鳴りつけて恫喝しそうな会社役員・安東和正(吉田鋼太郎)の姿も。果たして、この中に本物の悪人はいるのか、それとも“全員悪人”なのか?彼らがどんな人物なのか、想像膨らむビジュアルとなっている。『CUBE 一度入ったら、最後』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年08月22日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『CUBE 一度入ったら、最後』 (10月22日公開)のキャラクター特別ビジュアルが22日に公開された。同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。今回公開されたのは、極限状態の中6人それぞれが、ふと「悪い顔」をみせる瞬間を切り取った「キャラクター特別ビジュアル」エンジニアの後藤裕一(菅田将暉) 、団体職員の甲斐麻子(杏)、フリーターの越智真司(岡田将生)、中学生の宇野千陽(田代輝)、整備士の井手寛(斎藤工)、会社役員・安東和正(吉田鋼太郎)がそれぞれに陰をまとった悪い顔を見せており、各人がどのように行動していくのかが気になるビジュアルとなっている。(C)2021「CUBE」製作委員会
2021年08月22日謎解きクリエイター・松丸亮吾が、菅田将暉主演の映画『CUBE』(10月22日公開)とコラボすることが18日、明らかになった。同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。今作では「謎を解くこと」がポイントとなるということで、「ナゾトキ」でお馴染みの謎解きクリエイター・松丸亮吾とのコラボが決定。松丸は1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督によるオリジナル版『CUBE』の大ファンを公言している。制作時には既にコラボが決まっており、松丸が360度カメラを片手に潜入した撮影スタジオのレポート映像も公開となった。実際にCUBEのセットの中に入った松丸は「360度全部CUBE! すごい迫力!」と、セットのクオリティの高さに興奮気味。CUBEの色がどんどん赤くなると「ヤバいヤバい!」とさらに興奮で大好きな作品のセットに入る。今回の映像は360度カメラで撮影しているため、視聴者が自在にカメラの角度を変えることも可能となっている。松丸は実際に俳優たちが演技をしている現場も見学し、「照明の位置や、役者の立ち位置など、細かいところ一つ一つへのこだわりが凄い!」とスタッフや俳優たちの細部へのこだわりに驚嘆する。撮影現場では主演の菅田将暉と対面し、実は時々脱出ゲームなどに遊びに行って謎解きに挑戦しているという菅田が「最後の最後でクリアできなくて悔しい」と話すと、謎を作る側の松丸は「最後の最後でクリアできないようにしています(笑)」と、語り合う一幕も。松丸は現在同作とのコラボ企画で実際に問題を作成しており、通常は「10組挑戦したら1組クリアできる」ぐらいの難易度で問題を作るが、今回のコラボでは「1,000組に1組がクリアできるレベルの、超高難易度の問題を作っている」と豪語し、菅田も「楽しみだなあ」と期待を隠せない様子。現場では千陽役の田代輝とも対面し、実は松丸の大ファンという田代は、劇中では見られない満面の笑みに両手の親指と人差し指を使った「CUBEポーズ」で、松丸と記念撮影を行った。○松丸亮吾 コメント・コラボの話があった時の感想オリジナルの『CUBE』は謎解き好きの間では非常に人気が高く、RIDDLER(松丸の会社)のメンバーもほぼ全員見ているくらい大好きな映画でした。その作品にプロモーションで関われることが非常に光栄で、嬉しかったです。オファーをいただいた時、興奮しましたし即決しました!・撮影現場を訪れた感想何よりあのセットに圧倒されました。オリジナルの『CUBE』で見た世界よりも進化していましたし、違っている部分もあり、それがより不気味さを掻き立てていました。フラクタル構造になっているところも感激です!実際に入っての感想は…思ったより高いし怖かったです(笑)。あのような空間でお芝居をされる俳優さんたちを尊敬します!(C)2021「CUBE」製作委員会
2021年08月18日RADWIMPS feat.菅田将暉による映画『キネマの神様』主題歌「うたかた歌」のMusic Videoが公開された。今回のMVは、これまでもRADWIMPSや菅田将暉の作品を手掛けてきた映像作家の山田健人が監督を担当しており、楽曲の雰囲気に寄り添い全編16mmフィルムで撮影された。RADWIMPSの演奏と野田洋次郎と菅田の歌唱シーンをゆったりとした丁寧なカメラワークで映像を繋いだ、優しく暖か味のある作品に仕上がっている。RADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」MV「うたかた歌」は元々主題歌と意識して制作された楽曲ではなく、映画のすべての撮影が終わった際に野田が感謝の気持ちを込めて山田洋次監督にデモ音源として贈ったもので、野田は「特に志村さんが亡くなったこともあり、それは一つ香りとして残したいと思いましたし、僕たちが通ってきた感情みたいなものを歌詞で残しておきたい、あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしいと思った。この映画への僕なりの貢献をしたかったし、『僕からの手紙と思って受け取ってください』という気持ちで送りました」と楽曲制作のきっかけを語っている。そして楽曲を受け取った菅田は「『感謝の気持ちを込めたお手紙です』という形で曲をいただき、感動しました。撮影がストップし、みんなが動けなくなっているなかで『なんとか動きだそう』という気持ちにさせてくれた。自分自身が出演している映画で主題歌を歌うというのは少し抵抗感があるのですが、今回は自然な流れで歌えました」とコメントを寄せている。なおRADWIMPSが出演する8月20日の『FUJI ROCK FESTIVAL ’21』のステージに菅田将暉がゲスト出演することが決定しており、当日は「うたかた歌」のライブ初パフォーマンスが予定されている。<配信情報>RADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」映画『キネマの神様』主題歌「うたかた歌」ジャケット配信リンク<リリース情報>RADWIMPSNew Album(タイトル未定)11月23日(火) リリース●15th Anniversary Box(初回限定盤)【CD+Blu-ray+64p PHOTOBOOK】価格:10,000円(税抜)【CD+2DVD+64p PHOTOBOOK】価格:10,000円(税抜)●通常盤【CD Only】価格:3,000円(税抜)●完全受注生産限定 15th Anniversary Box(GOODS付)【CD+Blu-ray+64p PHOTOBOOK+GOODS】価格:15,000円(税抜)【CD+2DVD+64p PHOTOBOOK+GOODS】価格:15,000円(税抜)【CD収録予定曲】・TWILIGHT(『ONE PIECE』コミックス100巻 / アニメ1000話記念映像作品『WE ARE ONE.』主題歌)・ココロノナカ(Complete ver.)・夏のせい・鋼の羽根(大塚製薬「カロリーメイト リキッド」CMソング)ほか【Blu-ray / DVD収録内容】●『15th Anniversary Special Concert』2020年11月23日横浜アリーナ公演を新たに編集・タユタ・グランドエスケープ・DARMA GRAND PRIX・新世界・シュプレヒコール・パーフェクトベイビー・NEVER EVER ENDER・おしゃかしゃま・G 行為・お風呂あがりの・やどかり・棒人間・螢・告白・トレモロ・有心論・ます。・バグッバイEncore・おあいこ(Guest:ハナレグミ)/ いいんですか?・スパークル・DADA●「TWILIGHT」Music Video【PHOTO BOOK内容】ニューアルバムアートワーク+横浜アリーナライブ写真で構成【GOODS内容】15th Anniversary ビッグ T シャツ(フリーサイズ)/ ポスター(8つ折) / ステッカー※ラリルレコード/ UNIVERSAL MUSIC STORE 限定販売ラリルレコード: MUSIC STORE:※予約締め切り:8月18日(水) 23:59※予定枚数に達した際は、予約締め切り前に受付を終了する場合がありますので早めの予約をおすすめします。<先行配信>「TWILIGHT」配信中<映像作品情報>『WE ARE ONE.』監督:蜷川実花出演:高良健吾 ほか主題歌:RADWIMPS製作:集英社、東映アニメーション協力:バンダイナムコエンターテインメント配信:『ONE PIECE』公式Youtubeチャンネルにて8月30日より随時公開特設サイト:公式Youtubeチャンネル:<ライブ情報>■FUJI ROCK FESTIVAL ’218月20日(金) 新潟県湯沢町苗場スキー場■WILD BUNCH FEST. 20219月19日(日) 山口きらら博記念公演関連リンクRADWIMPS Official HP:菅田将暉 OFFICIAL HP:菅田将暉 音楽OFFICIAL HP:
2021年08月13日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。今回は、主演の菅田にインタビュー。山田洋次監督作品に初参加となった菅田が感じた監督の印象や、盟友・テラシン役の野田洋次郎について、さらには「映画」というものの面白さについても話を聞いた。○■山田洋次監督は「人の触れ合いに敏感」——菅田さんのマネージャーさんが山田洋次監督のファンということも明かされていましたが、菅田さんご自身は山田監督や山田監督の作品について、どのような印象を持っていましたか?やっぱり『寅さん』のイメージが大きかったですし、もう、“偉人”です。教科書に出てくる人みたいな、いつの間にか知っている存在というイメージでした。「山田洋次」というジャンルがあって、そこにはいつも、いっぱい人に迷惑かけるんだけど、憎めない人たちがいて。実際に会った山田さんは、演出でも人情味の捉え方がすごくピュアで、人の触れ合いにすごく敏感なんです。撮影ではある時「菅田くん、ひとつ相談がある」と言われて、「山田さんが俺に相談なんてあるんだ」と驚きながら聞いたら、「テラシン(野田洋次郎)がゴウ(菅田)を殴るシーンがあるんだけど、僕は迷ってる。今まで人を殴るシーンを撮ったことがない」と言うんです。確かに作品を思い浮かべてみると、もみ合うようなシーンはあっても、いわゆるアクション的に人を殴るシーンは、あまり見たことがない。「どう撮ったらいいかわからないんだ。人はそう簡単に殴らないからな」と言われて、納得しました。きれいに殴り合ってもおかしいし、気持ちがあふれた瞬間に「あっち行けよ!」みたいなことになるのかなあ、と。野田さんとも相談して、ちょっとぐちゃぐちゃになりながら「出てけ!」というようなシーンになりました。ラブシーンでも、台本では「口づけを交わす」と書いてあるのに、結局引きのショットばかりで、寄らないし、見せないんです。山田さんは人と人が触れ合うというところにすごく敏感で、怯えていたり怖がったりという情緒がある。『寅さん』などの現場の話を聞いていてもそうらしくて、携わる前に持っていた山田作品のちょっとしたシーンへの印象と、現場での印象がくっついて、「山田さんのこの感覚から、こういうシーンが生まれているんだなあ」と思いました。——今回は親友役の野田洋次郎さんとのシーンも多く、主題歌も担当されているということですが、ご一緒してみていかがでしたか?楽しかったです。野田さんがお芝居をされているのは知っていますけど、やっぱりミュージシャンとしてのイメージが強くて。僕ら世代としても、クリエイターとしてすごくリスペクトしている方なので、その方と自分たちのフィールドで会えるというのがまず嬉しかったです。現場では、野田さんが山田さんの要望に苦戦している姿も見ていました。山田さんが急に「ここで弾き語ってくれ」と指示していて、「テラシン、ギター弾く役だったっけ?」みたいな(笑)。テラシンの感情表現も、山田さんが細かく付けていて、そこに対して“あの野田洋次郎”が必死に食い下がって戦っている様もずっと見ていて、すごく素敵でした。新旧の達人達がやりあっている感じが、きれいでした。声も素敵だから、お芝居をしていても、スーッと入ってくる感覚がありました。相対して、今までRADWIMPSを聴いてたイメージとちょっと変わったのは「野田さんって、本当に嘘がない人なんだなあ」ということ。山田さんに対する印象とも似ていて、野田さんは普段だったら通り過ぎてしまうようなものにもちゃんと敏感だから、表現を生み出せるのかなという感じがしました。——ゴウという役を演じる上で特にこだわったことはありましたか?まずは、”助監督然”とするところからでした。僕ら俳優が1番接する人だし、僕も撮影現場に入るときに「誰が助監督なんだろう」というのは、実は1番気になります。時には指名させてもらうこともあるくらいで、下手したら監督以上に密にやりとりをする人なんです。今回は山田監督とも助監督という存在について話したり、カチンコの鳴らし方にもこだわったりしました。当時はフィルムで撮影をしていたから、できるだけ早く鳴らさないと「フィルムがもったいない」と怒られていたという話も聞きました。その上で、1番こだわったのは時代の空気感に気をつけること、かな。監督が小津安二郎作品などの資料をいっぱいくれたので、改めて『東京物語』を見たり、当時の写真を見たりして撮影現場に入っていました。○■ドラマや舞台、映画との違いは?——松竹映画100周年記念作品で、『キネマの神様』というタイトルですが、菅田さんはドラマも舞台も映画も出演されている中で、映画ならではの表現としての面白さについて、どういうところで感じていますか?映画は、ちょっと“刹那的”という感覚があります。舞台は何回もやるし、お客さんの目の前だし、客観視できるところもある。ドラマは瞬発的で時の流れが速くて、どんどん撮っていく。それに対して映画は、狙った一点に向かってじっくりやって一発で決める、みたいな感覚です。瞬間の切り取り方として、1番集中力がいるものかもしれません。本番も何回も撮るわけでもないし、僕らも同じ感情を何回も再現できるわけでもないから、本当に皆で全力を出して一瞬の嘘をつくところが、映画の面白さなのかな、と思います。——その違いは、普段から意識されてるんですか? それとも無意識で切り替えられているのでしょうか?両方です。自然とそうなるし、映画ではより意識的に「残そう」としている気もします。ものにもよるけど、例えばドラマは10話を通して1つのテーマを描く一方で、映画は長くても数時間、大体は1時間半〜2時間と尺も短いです。でも、その1本で人生が変わることもあるから、ワンカットワンカットが濃密になります。——逆に観客としての立場では、改めて映画の面白さってどんなところにあると思いますか?今、ほとんどのメディアが自分で見方を選択できる状況だと思うんです。自分で作品をストップすることもできるし、早送りで飛ばすこともできる。それに対して、映画館はお客さんがちゃんと“客”になれる空間だと思います。そういった点では舞台にも共通しているところはあるけれど、舞台はお客さんの反応によってステージが変化することもあるから、映画はより一方的な空間で見せられ続けるのが、良さなんじゃないかと。「ちょっと音が大きいな」と思っても、映画館で「すみませ〜ん!」とか、言えないですしね(笑)。そのエネルギーをずっと受け続けると、なんだかトランス状態になってくるような感覚もあるし、そういう点で独特な表現なのかもしれないと思います。■菅田将暉1993年2月21日生まれ、大阪府出身。2009年に『仮面ライダーW』にて俳優デビュー。主演作『共喰い』(13年)で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞、『あゝ、荒野』(17年)で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞・第68回芸術選奨映画部門文部科学大臣新人賞を受賞。その他の主な映画出演作は『溺れるナイフ』(16年)、『銀魂』シリーズ(17、18年)、『帝一の國』(17年)、『アルキメデスの大戦』『タロウのバカ』(19年)、『糸』『浅田家!』(20年)など。21年は『花束みたいな恋をした』『キャラクター』『キネマの神様』が公開され、待機作に『CUBE』(10月22日公開)がある。22年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演、ドラマ『ミステリと言う勿れ』に主演する。 スタイリスト:猪塚慶太/IZUKA KEITA、ヘアメイク:古久保英人(OTIE)/EITO FURUKUBO(OTIE)
2021年08月12日RADWIMPS feat.菅田将暉による映画『キネマの神様』主題歌「うたかた歌」のMusic Videoが、8月13日22時にプレミア公開されることが決定した。「うたかた歌」は元々主題歌と意識して制作された楽曲ではなく、映画のすべての撮影が終わった際に野田洋次郎が感謝の気持ちを込めて山田洋次監督にデモ音源として贈られたものだった。しかし、野田からデモを受け取った映画のプロデューサーが「過去と現代、現実と虚構、そして天国を繋ぐこの特別な曲を、ゴウとテラシンを演じた菅田さんと野田さんに歌ってもらい、主題歌とすることで映画が完成すると確信した」と同曲に感銘を受け、映画の主題歌に起用された。野田は「特に志村さんが亡くなったこともあり、それは一つ香りとして残したいと思いましたし、僕たちが通ってきた感情みたいなものを歌詞で残しておきたい。あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしい」と楽曲への愛情とリスペクトも滲ませている。今回のMVはRADWIMPSや菅田の作品を多く手掛ける山田健人氏が監督を務めている。なおRADWIMPSが出演する8月20日の『FUJI ROCK FESTIVAL ’21』のステージに菅田将暉がゲスト出演することが決定しており、当日は「うたかた歌」のライブ初パフォーマンスが予定されている。■RADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」MV※8月13日(金) 22:00 プレミア公開視聴URL:<配信情報>RADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」映画『キネマの神様』主題歌「うたかた歌」ジャケット配信リンク<リリース情報>RADWIMPSNew Album(タイトル未定)11月23日(火) リリース●15th Anniversary Box(初回限定盤)【CD+Blu-ray+64p PHOTOBOOK】価格:10,000円(税抜)【CD+2DVD+64p PHOTOBOOK】価格:10,000円(税抜)●通常盤【CD Only】価格:3,000円(税抜)●完全受注生産限定 15th Anniversary Box(GOODS付)【CD+Blu-ray+64p PHOTOBOOK+GOODS】価格:15,000円(税抜)【CD+2DVD+64p PHOTOBOOK+GOODS】価格:15,000円(税抜)【CD収録予定曲】・TWILIGHT(『ONE PIECE』コミックス100巻 / アニメ1000話記念映像作品『WE ARE ONE.』主題歌)・ココロノナカ(Complete ver.)・夏のせい・鋼の羽根(大塚製薬「カロリーメイト リキッド」CMソング)ほか【Blu-ray / DVD収録内容】●『15th Anniversary Special Concert』2020年11月23日横浜アリーナ公演を新たに編集・タユタ・グランドエスケープ・DARMA GRAND PRIX・新世界・シュプレヒコール・パーフェクトベイビー・NEVER EVER ENDER・おしゃかしゃま・G 行為・お風呂あがりの・やどかり・棒人間・螢・告白・トレモロ・有心論・ます。・バグッバイEncore・おあいこ(Guest:ハナレグミ)/ いいんですか?・スパークル・DADA●「TWILIGHT」Music Video【PHOTO BOOK内容】ニューアルバムアートワーク+横浜アリーナライブ写真で構成【GOODS内容】15th Anniversary ビッグ T シャツ(フリーサイズ)/ ポスター(8つ折) / ステッカー※ラリルレコード/ UNIVERSAL MUSIC STORE 限定販売ラリルレコード: MUSIC STORE:※予約締め切り:8月18日(水) 23:59※予定枚数に達した際は、予約締め切り前に受付を終了する場合がありますので早めの予約をおすすめします。<先行配信>「TWILIGHT」配信中<映像作品情報>『WE ARE ONE.』監督:蜷川実花出演:高良健吾 ほか主題歌:RADWIMPS製作:集英社、東映アニメーション協力:バンダイナムコエンターテインメント配信:『ONE PIECE』公式Youtubeチャンネルにて8月30日より随時公開特設サイト:公式Youtubeチャンネル:<ライブ情報>■FUJI ROCK FESTIVAL ’218月20日(金) 新潟県湯沢町苗場スキー場■WILD BUNCH FEST. 20219月19日(日) 山口きらら博記念公演 Official HP:
2021年08月10日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『CUBE』(10月22日公開)の場面写真が8日に公開された。同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。今回公開されたのは、謎の立方体=CUBEに閉じ込められた6人の場面写真。不穏な気配漂う「CUBE」内の全方向にある謎の扉を開け、脱出を試みるエンジニア・後藤裕一(菅田将暉)は意を決した様な表情を浮かべこちらを振り返る。「青色の部屋」の中では、後藤をはじめ、団体職員・甲斐(杏)、フリーター・越智(岡田将生)、中学生・千陽(田代輝)、何故か裸足姿で靴を担いでる整備士・井手(斎藤工)ら年齢も性別も職業もバラバラの面々が集い、会社役員・安東(吉田鋼太郎)の話に耳を傾けている。後藤、千陽、甲斐の3人がしゃがみ込んでいる場面では、後藤と千陽が誰かに何かを訴えかけている様子も。さらに「オレンジ色の部屋」の中で、怒りに満ちた表情を見せる安東と、反対に余裕の笑みを浮かべて安東を見つめてる越智や、肩に痛々しい傷を負った井手が後藤の胸ぐらを掴みあげて激昂するシーン、「緑色の部屋」の中で、何かを見て怯えた表情を見せる越智と、目を見開き驚く甲斐の姿をとらえたシーンも公開された。どの写真も「CUBE」の殺人トラップばかりでなく、互いの素性を知らない6人が極限状態の中繰り広げる展開の行方が気になるシーンとなっている。(C)2021「CUBE」製作委員会
2021年08月09日菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、斎藤工、吉田鋼太郎ら名優たちが揃い、謎の立方体「CUBE」を舞台にした劇薬系密室エンターテインメント『CUBE 一度入ったら、最後』。この度、原作をリスペクトした衝撃的な設定はそのままに、完全オリジナルストーリーで繰り広げる本作の謎が隠された場面写真が公開された。到着したのは、謎の立方体=CUBEに閉じ込められた6人の姿を写し出した場面写真6枚。まずは、不穏な気配漂う「CUBE」内の全方向にある謎の扉を開け、脱出を試みるエンジニア・後藤裕一(菅田さん)の姿が。意を決した様な表情を浮かべ、振り返る後藤の真意とは?また、<青色の部屋>の中で、後藤、甲斐(杏さん)、越智(岡田さん)、千陽(田代輝)、そして何故か裸足の井手(斎藤さん)らが、安東(吉田さん)の話に耳を傾けたり、後藤&千陽&甲斐がしゃがみ込んでいる場面では、後藤と千陽が誰かに何かを訴えかけていたり。一方、<オレンジ色の部屋>では、怒りの表情を見せる安東と余裕の笑みを浮かべる越智の姿が切り取られている。【CUBEが赤く染まる時は、誰かの殺意を感知する時…】ということだが、2人の表情が意味するものとは?さらには、傷を負った井手が後藤の胸ぐらを掴みあげるシーンや、<緑色の部屋>で、何かを見て怯えた表情を見せる越智と、目を見開き驚く甲斐の2ショットも公開。いずれの写真も、殺人トラップばかりでなく、6人が極限状態の中繰り広げる展開の行方が気になるカットばかりだ。『CUBE 一度入ったら、最後』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年08月09日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)へのキャストコメントが5日、届いた。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。本作でヒロインを務めるのは、女優の永野芽郁。1950~60年代頃に青春時代を過ごした菅田将暉演じる若き日の主人公ゴウ、野田洋次郎が演じる若き日のテラシンの2人の男性から想いを寄せられる、食堂の看板娘・淑子を演じる。菅田が淑子の魅力を「太陽みたいな圧倒的なあったかいパワー」と称賛しているように、淑子は常に笑顔で純真無垢さと芯の強さを兼ね備えた愛らしさに溢れるキャラクターとなる。演じた永野も「淑子みたいな人が近くにいたらみんな好いてしまうんだろうな」と憧れを明かした。若き日のゴウは1950~60年代頃の映画撮影所で映画監督になる夢を追いかけて助監督として働き、撮影所の近くに店を構える食堂「ふな喜」では、映画や夢について熱く議論を交わしていた。淑子は「ふな喜」の看板娘で、永野は自身の役柄を「芯の強さと、ゴウちゃんへの無償の愛というか、包み込む愛情の深さとハツラツとした明るさを持つ女性でした」と振り返る。誰からも愛されるキャラクターである淑子を演じながら、自分自身では「まだまだできていないな」と思うところがあったというが、ゴウへの想いを一途に貫く淑子の芯の強さに魅力を感じたといい、永野は「ちゃんと周りの意見を聞きつつも自分の意思を持って貫くところは似ているところでもあるし、自分もそうでありたいなと思いました。絶対的に曲げられない自分の中の意志の強さみたいなものは女性から見てもすごく素敵でした」と共感を示した。菅田も、永野が演じた淑子を「日本一の看板娘ですよね」と表し、「撮影所で毎日戦って、食事をして、騒いでという憩いの場で、ただ笑えればいいとか、癒しをもらえればいいってだけじゃない。淑子に会うと元気が出る、あの感じって何でしょうね」と絶賛していた。
2021年08月06日RADWIMPS feat.菅田将暉による映画『キネマの神様』主題歌「うたかた歌」が、映画の公開日となる8月6日0時より各種配信サイト・サブスクサービスで配信されることが決定した。今作のジャケットは写真家・岡田舞子が撮り下ろしたもので、アートディレクター宮下良介の発案で今回のコラボレーションが実現。岡田舞子が撮影する作品群『Cell』がベースとなり、それぞれの夜を過ごす人々をマンションや住宅の明かりで抽象的に撮影するというコンセプトのもと、楽曲が持つノスタルジーと温かさを表すに相応しい街の灯りを求めて撮り下ろされた写真が使用されている。さらに、8月2日『菅田将暉のオールナイトニッポン』の番組内で、RADWIMPSが出演する8月20日の「FUJI ROCK FESTIVAL ’21」のステージに菅田将暉がゲスト出演することが生発表された。当日は「うたかた歌」をライブで初パフォーマンスする予定だ。岡⽥舞⼦|Miko Okada1993年岩⼿県⽣まれ。2014年、⽇本写真芸術専⾨学校卒業。2015年、KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARDアート部⾨受賞。2019年、Nonio Art Wave Award 審査員特別賞名和晃平選。2019年にアムステルダム、東京、パリを巡回するグループ展「LUMIX MEETS BEYOND 2020」に参加。<配信情報>RADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」映画『キネマの神様』主題歌「うたかた歌」ジャケット8月6日(金) 0時~配信スタート<リリース情報>RADWIMPSNew Album(タイトル未定)11月23日(火) リリース●15th Anniversary Box(初回限定盤)【CD+Blu-ray+64p PHOTOBOOK】価格:10,000円(税抜)【CD+2DVD+64p PHOTOBOOK】価格:10,000円(税抜)●通常盤【CD Only】価格:3,000円(税抜)●完全受注生産限定 15th Anniversary Box(GOODS付)【CD+Blu-ray+64p PHOTOBOOK+GOODS】価格:15,000円(税抜)【CD+2DVD+64p PHOTOBOOK+GOODS】価格:15,000円(税抜)【CD収録予定曲】・TWILIGHT(『ONE PIECE』コミックス100巻 / アニメ1000話記念映像作品『WE ARE ONE.』主題歌)・ココロノナカ(Complete ver.)・夏のせい・鋼の羽根(大塚製薬「カロリーメイト リキッド」CMソング)ほか【Blu-ray / DVD収録内容】●『15th Anniversary Special Concert』2020年11月23日横浜アリーナ公演を新たに編集・タユタ・グランドエスケープ・DARMA GRAND PRIX・新世界・シュプレヒコール・パーフェクトベイビー・NEVER EVER ENDER・おしゃかしゃま・G 行為・お風呂あがりの・やどかり・棒人間・螢・告白・トレモロ・有心論・ます。・バグッバイEncore・おあいこ(Guest:ハナレグミ)/ いいんですか?・スパークル・DADA●「TWILIGHT」Music Video【PHOTO BOOK内容】ニューアルバムアートワーク+横浜アリーナライブ写真で構成【GOODS内容】15th Anniversary ビッグ T シャツ(フリーサイズ)/ ポスター(8つ折) / ステッカー※ラリルレコード/ UNIVERSAL MUSIC STORE 限定販売ラリルレコード: MUSIC STORE:※予約締め切り:8月18日(水) 23:59※予定枚数に達した際は、予約締め切り前に受付を終了する場合がありますので早めの予約をおすすめします。<先行配信>「TWILIGHT」配信中<映像作品情報>『WE ARE ONE.』監督:蜷川実花出演:高良健吾 ほか主題歌:RADWIMPS製作:集英社、東映アニメーション協力:バンダイナムコエンターテインメント配信:『ONE PIECE』公式Youtubeチャンネルにて8月30日より随時公開特設サイト:公式Youtubeチャンネル:<ライブ情報>■FUJI ROCK FESTIVAL ’218月20日(金) 新潟県湯沢町苗場スキー場■WILD BUNCH FEST. 20219月19日(日) 山口きらら博記念公演 Official HP:
2021年08月03日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『CUBE』(10月22日公開)の予告編が2日に公開された。同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。今回解禁された60秒予告編は、謎の部屋=CUBEで目覚めた、年齢も職業も違う6人の男女に次々と“死のトラップ”が襲いかかる様が映し出された。不穏な音楽と共に不気味な気配が漂うシーンが続き、それぞれの部屋には暗号やトラップなどが。目的も正体も不明なCUBEの中で絶望の叫びが響き渡り、互いを疑い、争い、極限状態に陥る。死のトラップが張り巡らされたCUBEの中で死の恐怖と葛藤する6人がたっぷり詰まった予告編となっている。予告編にあわせて本ビジュアルも解禁。真っ赤に染まったCUBEの中に放り込まれた6人のキャラクターが写っており、ある者は怯えた表情を、ある者は驚きの表情を浮かべている。ビジュアル内にある2つの扉も注目ポイントとなっており、よく見るとそこには予告編にも映っていた数字が書かれている。さらに、右下には謎の「手」が写っているほか、右上の「死のトラップ迷宮。生きて出られるか。」という文字には何かで引っ掻いたような跡がつけられた。(C)2021「CUBE」製作委員会
2021年08月02日山田洋次監督最新作『キネマの神様』で沢田研二と共に主演を務める菅田将暉。山田監督と対話こそが演じる上で何よりも大事だったと明かしている。本作は、1950~60年代頃の映画撮影所で、映画監督になる夢を追いかけた青春時代から、夢に挫折し、夢を諦めて家族にも見放されるダメ親父になった現代まで、時代を越えて紡がれるゴウに訪れる奇跡を描く物語。菅田さんが演じているのは、黒澤明や小津安二郎など、日本映画の歴史に名を刻む名監督が活躍をした時代を舞台に生きる、若き日のゴウ。また助監督は、菅田さんのキャリアでも初めての役柄だ。助監督は、菅田さん自身も映画を撮るときに一番コミュニケーションを取る身近な存在である分、役作りで一番悩んだそうで「山田監督に『助監督ってどうしたらいいですか?』って聞いたら、『いい助監督というのは、あんまり動かないんだよ』とおっしゃって、その言葉の意味をずっと考えていました。“いい助監督とは”という理論が面白かったです」と山田監督の言葉と向き合いながら、助監督ゴウというキャラクターを作り上げていった。また本作の映画撮影所には、銀幕女優・桂園子(北川景子)、映写技師として働くテラシン(野田洋次郎)がいて、撮影所のスタッフが通う食堂の看板娘・淑子(永野芽郁)がゴウの青春時代を彩っている。山田監督が青春時代を過ごした当時の映画撮影所は、“助監督と女優”や“俳優と撮影”といった線引きがなく家族のように過ごしていたそうで、そんな撮影所の当時の様子も山田監督から聞いていた菅田さんは「当時はもっと近い、コミュニケーションが豊富で」と監督の話す当時の世界に引き込まれていた様子だ。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年08月01日山田洋次監督最新作『キネマの神様』より、本作で3度目の共演となる菅田将暉と永野芽郁の出演シーンが公開された。今回到着したのは、菅田さん演じる若き日のゴウと永野さん演じるヒロイン・淑子がお互いの想いを交わす本編シーン。2人きりの食堂ふな喜。ゴウの手元の封筒は、淑子に贈られたラブレターのようだ。その送り主の気持ちも良い奴だということもよく知るというゴウは、淑子へ会うことを勧めるが、淑子は首を横に振る。そしてゴウは、淑子の胸に秘めていた恋心の存在を知り、動揺を隠しきれないが、「俺の知らない人か、そうだろう」と言いかけ、何かに気づいた様子。そんなゴウに淑子がいじらしい表情で「バカ、鈍感」と言い放っており、2人の恋の行方に期待せずにいられない映像となっている。『帝一の國』では幼なじみから恋人となった初々しいカップルを、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」では先生と生徒役で緊迫感に満ちた役柄で共演した菅田さんと永野さん。本作では、映画監督になる夢を追いかけて映画撮影所で助監督として働く青年ゴウ、映画撮影所の近くの食堂で働く看板娘・淑子を演じている。菅田さんは、本作ではがゆい恋模様を描く関係となった永野さんとの3度目の共演を楽しんだそうで「永野さんは誰よりも集中力があるから、お芝居をするときに楽しいんですよね。(教師と生徒役だった)前回は立場がはっきりしていたんですが、今回は対等にやれた感じが楽しかったです」とふり返り、永野さんは「すごく心強くて、お互いフラットで、お話するときはするし、しないときはしないしという、そういう関係性がゴウちゃんと淑子と似ている感じがあってすごく居心地もよかったですし、お芝居もやりやすかったです。菅田さんでよかったなと改めて思いました」と思いを明かしている。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年07月28日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)の本編シーンが28日、公開された。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。1960年代頃の映画撮影所を舞台にした青春の日々から、50年後の現代まで時代を越えて“キネマの神様”を信じ続けたゴウの奇跡の物語が描かれる同作。公開された本編シーンは、2人の恋の行方が気になる映像となっている。ゴウが淑子にあるラブレターを届け「一度会って、2人きりで話をしてみろよ」と勧めるが、淑子は首を横に振り「だって……」と言いよどむ。ゴウは動揺し「他にいるの? 好きな男」「言ってくれたっていいじゃないか」「俺の知らない人か、そうだろう」と言いかけたが、何かに気づいたかのように淑子にゆっくりと向き直り、淑子はいじらしい表情で「バカ、鈍感」と言い放つ。菅田と永野は、2017年の映画『帝一の國』、2019年のテレビドラマ『3年A組-今から皆さんは、 人質です-』で共演しており、今回が3度目となる。菅田は「永野さんは誰よりも集中力があるから、お芝居をするときに楽しいんですよね。(教師と生徒役だった)前回は立場がはっきりしていたんですが、今回は対等にやれた感じが楽しかったです」と、永野との共演を振り返った。また淑子はゴウへ恋心を抱きながら、夢をひたむきに追いかけるゴウを見守ることになるが、永野は「すごく心強くて、お互いフラットで、お話するときはするし、しないときはしないしという、そういう関係性がゴウちゃんと淑子と似ている感じがあってすごく居心地もよかったですし、お芝居もやりやすかったです。菅田さんでよかったなと改めて思いました」と信頼感を見せた。(C)2021「キネマの神様」製作委員会
2021年07月28日朗読劇 恋を読むin クリエ『逃げるは恥だが役に立つ』の合同取材会がこのほど行われ、立石俊樹、牧島輝が登場した。同作は海野つなみによる同名人気コミックの朗読劇。原作は2015年に第39回講談社漫画賞8少女部門)を受賞し、翌年連続テレビドラマ化もされ大ヒットとなった。ラブストーリーの朗読劇シリーズ「恋を読む」第2弾として2019年に舞台化され、同シリーズ第4弾として再演となる。院卒だけど内定ゼロ、派遣切りで無職になってしまった森山みくりが、恋愛経験ナシの独身サラリーマン・津崎平匡の家事代行として働き始めることから、契約結婚をすることになる……というストーリーの同作。平匡役には細谷佳正、太田基裕、戸塚祥太(A.B.C-Z)、立石俊樹、荒木宏文、みくり役には仙名彩世、桜井玲香、大原櫻子、花乃まりあ、城妃美伶、内田真礼が決定した。さらに平匡の同僚・風見涼太役に梅津瑞樹、立花裕大、有澤樟太郎、梅原裕一郎、水田航生、牧島輝、矢田悠祐、みくりの伯母・土屋百合役に壮一帆、シルビア・グラブ、友近、春野寿美礼、朴ロ美(※ロは王偏に路)が集い、8月11日~8月18日まで東京・日比谷シアタークリエにて様々な組み合わせで公演が行われる。○互いの印象に変化は?今回は、8月16日の公演(14:00~/18:30~)で平匡を演じる立石と、風見を演じる牧島が取材に登場した。すでに共演経験もある2人は共に稽古に挑んでおり、牧島は「トシくん(立石)の稽古をしている姿を見てたんですけど、『ドキドキさせてくれるんじゃねーの!?』という感じで、新しい一面にドキドキしちゃったりして、ラブコメは素敵だなって体感できた」と、ラブコメにも目覚めた様子。立石も牧島について「本人(牧島)にも伝えたんですけど、『風見、めっちゃいいじゃん!』って、シンプルに感情移入しちゃいました。恋愛もので共演するのは初めてなので、牧ちゃんの新しい一面、新しい表現方法に、胸を打たれました。初回で感動しました」と互いに讃え合う。「牧ちゃんとは2作品で一緒だったんですけど、どちらもタイプが違った。今までは強い役だったりど根性タイプだったり、逆に器用だけど少し気持ち悪さを感じるくらいの愛を表現する役だったり振り幅がけっこうあって、しかもそれを繊細に突き詰めて毎公演新鮮に表現できてるところがすごい魅力」と説明する。逆に牧島は「いいところはたくさんあるんですけど、1ついつも思うのは、すごく純粋な方なので、それが作品に対していい影響が出る。舞台の上だけじゃなく、楽屋にいる時とか、プライベートな部分でトシくんの純粋さ、天然さに助けられていて、すごく尊敬できるいいところだなと思っております」と、よく知っている仲だからこその視点で語った。初対面の時は「役同士で会話する機会がなかった」というが、「当時からガッツがあるし、負けず嫌いな面もあるし、役がどういう気持ちなのかとかしっかり演出の意図を汲み取っていた。僕はまだ、お芝居が駆け出しだったので、初対面からすごいなと思ってた」(立石)、「顔も綺麗でカッコいいし、背も高くて歌もうまいし、すごいなあと思ってたんですけど、距離が近くなるにつれ、とっても天然で愛らしいギャップがある方だと気付きました」(牧島)と互いの印象を表す。そこからの成長について聞かれると、牧島は「トシくんは、コミュニケーションが上手になったな。ごめんなさい、偉そうなこと言って!」と明かし、立石は「その通りですね」と爆笑。牧島は「もともとスキルがある方だと思いますけど、たくさん現場を通して、人との付き合い方が上達しているというというか、スキルが上がっているなと思います」と評価し、立石は「面白いなあ」と笑い続ける。「トシくんは面白い方なんですけど、昔は隠してて、それを出せるようになってきてるのかな。どの現場でも愛されてるだろうなというのが、伝わってきます」という牧島の言葉に、立石は「嬉しいですね。舞台を通して人見知りがなくなったのは、大きいです」と喜び、逆に牧島について「いい意味で最初から変わらない。日々成長しているのはわかるけど、僕からしたらもう最初から色々やれていると思ってたので、ずっとその感じ」と語った。そんな立石の天然エピソードについて、牧島は「今日1つあった。彼はこれから名古屋に行かなきゃいけないんです。でも移動日は、明日なんですよ。だけど今日、大きいキャリー持ってきてました。 荷物パンパンに詰めて、大きいキャリー引きずって来てました」と暴露。立石は「もうシンプルに、今日この後、移動するものだと思って来ました」と苦笑していた。○作品に感じた魅力は?今回は朗読劇となるが、立石は「(演出の)三浦(直之)さんの構成の付け方や演出方法に触れて、とてもわかりやすかった。牧ちゃんのお芝居を客観的に見た時にもすごく心にくるものがあった」と稽古を振り返る。牧島も「ハグをするシーンも、直接ハグするわけじゃなくて、台本を一緒に持ってページをめくるのがとっても素敵だなと思って。実際にハグするのもいいと思うんですけど、よりドキドキする感じ。実際、春野さんと一緒にベージをめくった時、恋、しましたね」とニヤリ。「座って読むだけの朗読劇ではなくて、シーンによっては動いたり走ったり、臨場感がある作りになっているので、お客さんも一緒に見ていて楽しめるんじゃないかな」と期待する。立石も「"ムズキュン"というテーマにぴったりの演出方法だね。じれったさがあるのが魅力」と同意する。一方で、同作には個性豊かなキャラが様々な視点を持っているという魅力もあり、牧島は「色んな解釈をする人たちがいて『こうあるべきだ』というものがないのが楽しい。『女の人だから家事しなきゃいけない』みたいな決めつけで進んでいかないし、理解がある男性たちにも、それを言っている女性陣にも好感が持てた。互いが互いを理解するために自分の意見を言い合うところが、気持ち良い」と、感想を述べる。「朗読では4人しか登場しないけど、漫画ではキャラの濃い人たちがもっといて、色々な愛の形がある。みんな自分の一本通った道があって、色んな人がいて面白い。色んな解釈があるのはすごく現代的で、魅力だなと思いました」と表した。立石も「"契約結婚"というところだけでも身近にはいないし、個性豊かな人たちが出てきて、『まだまだ世界は広いな』と思いました」と、しみじみ。「自分が体験してることってまだまだちっぽけなことなんだな、ほんの一つに過ぎないんだな、と。『逃げ恥』のおかげで視野が広がったので、そういうことを考えに入れて生活できるんじゃないかな」と新たな世界が広がったことを示した。写真提供:東宝演劇部
2021年07月21日菅田将暉が主演、オリジナル版の監督初の公認リメイクとなる『CUBE』。この度、新映像を交えた豪華キャスト陣からのコメント映像解禁とともに、ハリウッドの“伝説のタイトルデザイナー“の参加も明らかになった。菅田さんをはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と日本屈指の名優たちが勢揃いした本作。毎月18日を<「CUBE」=部屋の日>と定め、新情報を解禁してきたが、今月<部屋の日>第4弾では豪華キャストが語る激ヤバ体験コメントと劇中新映像を交えた「特別映像~キャストコメント編~」が解禁。謎の部屋「CUBE」のセットの中で、かつてない撮影体験をメインの6人のキャストが振り返っている。主演のエンジニア・後藤裕一(29)を演じる菅田さんは「なんか不思議な疲れ方するんですよね『CUBE』って、この理不尽な環境の中アクシデントが起こった時に何が出るかっていうのがこの『CUBE』」と、極限の環境下での体験と『CUBE』だからこその魅力を振り返る。フリーター・越智真司(31)役の岡田さんは「『CUBE』から脱出できることはちょっと嬉しい」とカルト的人気を誇る作品のリメイク参加へ笑みを浮かべ、会社役員・安東和正(61)役の吉田さんは「頭の中が疲れる新鮮な感じ」と、百戦錬磨のベテラン俳優ながら菅田さん同様、奇妙な疲労感覚に襲われた現場を語る。そして、団体職員・甲斐麻子(37)役の杏さんは「新体験、新感覚になる」とストレートに『CUBE』を称し、 中学生・宇野千陽(13)役の田代さんは「オリジナル版を観た事がある人も楽しめる」と、設定はそのままに、オリジナルストーリーを展開する本作への期待を込め、整備士・井手寛(41)役の斎藤さんも「観た事ない所に観客を連れて行ってくれるエンターテイメント作品が生まれたと思っています」と、大きな自信をのぞかせている。さらに、数多くのハリウッド作品で多大な影響を与えカルト的人気を誇る“伝説のタイトルデザイナー”カイル・クーパーが本作に参加、“邦画初”のコンセプトデザインを担当することに。本作は原作オリジナル版『CUBE』の監督ヴィンチェンゾ・ナタリ初の公認リメイクとして、ナタリ本人もクリエイティブ・アドバイザーとして初めて日本映画に全面協力しているが、ナタリに加え『セブン』や『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『スパイダーマン』シリーズ、『アイアンマン』『X-MEN』などマーベル作品といったタイトルバック映像を手掛け、数多くのハリウッド作品、クリエイターたちのインスピレーションを与えてきたデザイナーだ。『CUBE』は10月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CUBE(2021) 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年07月18日沢田研二と菅田将暉が主人公を演じる山田洋次監督最新作『キネマの神様』。この度、来月公開予定の本作から、菅田将暉演じるゴウらの眩しすぎる青春が詰まったドライブシーンが到着した。今回到着した本編映像は、北川景子演じる銀幕スター・園子の運転で、ゴウ、淑子(永野芽郁)、テラシン(野田洋次郎)がドライブするシーン。冗談を言い合いながらドライブを楽しむ彼らだったが、道中、車はエンストを起こし、車を停め、エンジンを冷やすことに。そこで園子は「ねえ、なんで淑子ちゃんたちを誘ったの?」とゴウに問いかけ、一方のテラシンは、遠慮がちに淑子をカメラに収める…。園子からゴウへ、テラシンから淑子へ向ける淡い恋心といった、それぞれの思いが交錯する登場人物たちの青春模様が垣間見える映像となっている。また、菅田さん、永野さん、野田さんからコメントも到着。映画監督になる夢を追いかけるゴウ、映画館の館主になる夢を持ちながら、映写技師として働くテラシンの夢にまっすぐに青春を駆け抜けた物語にちなみ、それぞれの思う“夢”を語っており、菅田さんは「小さい夢でいうと、例えばこの世界に入って、週刊少年ジャンプの漫画原作の実写映画に出演して、ジャンプに自分が載ったとか、夢だと思ってなかったけど振返ったら夢が叶った気持ちになっていることが、この世界は本当に良くあるなと思います」とふり返り、「今回、僕のマネージャーさんが山田洋次監督の論文を大学で書いてたみたいで、この作品が決まった時は、すごい喜んでいたし、初めて山田さんに会った時にちょっと泣いてる姿を見て、やって良かったなと思ったし、夢が叶った瞬間を見ることができました」とエピソードを披露。一方、大いなる夢を抱いたことがないという野田さんは「その時やりたいことが常にあって、それを全身全霊でやり続けてますね」と言い、「もしかしたら夢っていうのはその時1番やりたいことを全力でやった先に、気づいたら辿りついてるんじゃないかな?」とコメント。さらに永野さんは「私は、夢は持たないんです!」と一言。驚く2人に対して「私は、夢を持ちそれを達成したときに、次にどうしていいか分からなくなってしまう自分が怖くて、明確な将来の夢というものを持ったことがないので、明日が楽しければいいと思ってます」と三者三様、“夢”について思いを明かしていた。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年07月14日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)の本編シーンが14日、公開された。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。今回公開されたのは、園子(北川景子)が運転する車でゴウ(菅田将暉)、淑子(永野芽郁)、テラシン(野田洋次郎)がドライブへ出かける本編シーン。映像では園子がゴウへ、テラシンが淑子へ向ける淡い恋心など、それぞれの想いが交錯する登場人物たちの青春模様が垣間見える。園子がハンドルを握るオープンカーで、冗談を言い合いながらさわやかな笑い声をあげる4人。青い空の下を車は進むが、道中で車はエンストを起こし、ゴウたちは車を停めエンジンを冷やすことに。ラジエーターに水をそそぐゴウの目をまっすぐに見つめながら、園子は「ねえ、なんで淑子ちゃんたちを誘ったの? 私、ゴウちゃんと2人で来るつもりだったのよ」と意味深な言葉を向ける。あまりにもまっすぐな園子の瞳にゴウはたじたじに。一方、淑子への想いを募らせるテラシンは、映画のフィルムを使ったカメラを取り出し、遠慮がちに「写してもいいですか?」と声をかけ、笑顔の淑子をカメラに収める。青春の一幕の中で4人の想いが交差するシーンになっている。さらに今回、本シーンに登場する菅田、永野、野田の3人によるコメントも到着。夢について聞かれると、菅田は「小さい夢でいうと、例えばこの世界に入って、週刊少年ジャンプの漫画原作の実写映画に出演して、ジャンプに自分が載ったとか、夢だと思ってなかったけど振り返ったら夢が叶った気持ちになっていることが、本当によくあるなと思います。それこそ今回、僕のマネージャーさんが山田洋次監督の論文を大学で書いてたみたいで、この作品が決まった時は、すごい喜んでいたし、初めて山田さんに会った時にちょっと泣いてる姿を見て、やって良かったなと思ったし、夢が叶った瞬間を見ることができました」と語った。野田は「僕はそんなに大いなる夢を抱いたことがなくて、その時やりたいことが常にあって、それを全身全霊でやり続けてますね。だから大きな夢をたてるでも良いと思うんですけど、でももしかしたら夢っていうのはその時1番やりたいことを全力でやった先に、気づいたら辿りついてるんじゃないかな?」とエピソードを交え自身の考え方を明かす。永野は「私は、夢は持たないんです!」と一言。驚く2人に対して「私は、夢を持ちそれを達成したときに、次にどうしていいか分からなくなってしまう自分が怖くて、明確な将来の夢というものを持ったことがないので、明日が楽しければいいと思ってます」と思いを表した。
2021年07月14日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)へのキャストコメントが11日、届いた。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。菅田が演じるゴウは、映画をこよなく愛し、映画監督になるという夢を追いかけ撮影所で奔走する熱い青年。全編を通してゴウの人生に訪れる“奇跡”が描かれるが、共演陣は菅田とゴウが重なっているように感じたようで、本作で菅田と初共演となる北川景子は「若いのに、すごく堂々としているし、物怖じもしないし、自分のスタイルを持っているから、ゴウちゃんの役ともご本人が通ずるところがあるのかなと思っています」と語る。また、ゴウの撮影所仲間でもある心優しき撮影技師テラシン役を演じた野田洋次郎は「菅田くんはとても気を遣える人で、懐が深くて。本当に気持ちいい時間を過ごさせてくれました」と、まさに劇中のゴウさながらの様子であったことを明かした。本作では“映画の神様”を信じ続け夢を追いかけたゴウの人生に訪れる“奇跡”が描かれるが、菅田自身も、ゴウと同じように夢を見て、“奇跡”を掴み取っている。同世代の俳優の活躍に夢を見て大手芸能事務所のオーディションを受け落選、同オーディションの翌年「第21回ジュノンスーパーボーイコンテスト」でファイナリストに選出されたことで芸能界の仲間入りを果たし、『仮面ライダーW』でシリーズ最年少16歳での主演に抜擢され、一気にスターへの階段を駆け上がっていった。過去に、菅田のドキュメンタリー番組『情熱大陸』を撮影した福田雄一監督も「菅田くんはとにかく真面目。若いのに遊びにも行かず、演技のことばかり考えている」と感心するほど深く作品と向き合い、日本映画界を牽引してきた松竹映画の100周年を背負う俳優にまで成長した。
2021年07月11日菅田将暉とSEKAI NO OWARIのFukaseが映画で共演、しかもFukaseの役どころは連続殺人鬼……。この意外な顔合わせとショッキングな物語が話題を呼び、大ヒット中の映画『キャラクター』。2020年秋、日本各所で行われた撮影に帯同した筆者が、菅田とFukaseそれぞれが演じる“キャラクター”への姿勢や、緊張の共演シーンの様子を密着レポートする。いつでも菅田将暉から離れて、役にスイッチングできる才能もしも、売れない漫画家が殺人現場に遭遇して、誰も知らない犯人の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”として描いた漫画が大ヒットしてしまったら……!?そんなアイデアを基軸とした、映画『キャラクター』。その撮影は、菅田将暉扮する売れない漫画家・山城圭吾がまさに殺人現場に遭遇してしまうシーンから始まった。アシスタントに就く人気漫画家・本庄勇人(宮崎吐夢)に頼まれて、「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに赴くことになった山城。時はすでに深夜で、場所は閑静な住宅街。そこである一軒の邸宅に目を止めるが、家の中からは大音量で音楽が流れていて玄関の隙間から人影がのぞく。住人に事情を説明するべく、敷地に入っていく山城。その足元がぬるっとした感触にとらわれて、彼は倒れ込んでしまう。床に触れると、それは血。そこで山城は……。2020年9月1日、ロケ地である茨城県日立市。本編のクランクイン初日でもあったこの日、まず撮影されたのは、山城が自転車でやって来て、家をのぞき込むまでをとらえたクレーンショットだ。テストが終わって、スタンバイ位置まで自分で自転車を漕いで戻っていく菅田。自転車のスピードや走る位置をいろいろ試しながら、5テイク目でこのカットはOKに。次に待つのは、家のスケッチをするシーン。撮影用の絵を見せてもらった菅田は、「こんなレベルなんだ……」とじっくり眺め、「俺のデッサン力では限界が(笑)」。そう言いながらも対象のとらえ方、鉛筆の運び方といったポイントを自ら尋ねて、瞬時にコツをつかんでいく。あぁ、これぞ役者で、これが菅田将暉で、なんだなと思わせる瞬間だ。その芝居の実力に関しては、誰もが認めるところの菅田。これまでにもさまざまな役柄を演じていて、常に違う顔をのぞかせながら、彼にしか出せない表情を出している。彼が主演を務めた『世にも奇妙な物語 ’17春の特別編』(CX)の一篇になぞらえれば、まさに『カメレオン俳優』。役に入り込んだ菅田将暉がいる。ただ、撮影現場で目にする菅田の印象は、少々異なる。フラットでニュートラル。それがどこかでふっと役に切り替わる瞬間がある。さっきまで「1年間くらい役者を休んで、絵の勉強しようかな(笑)」と冗談を言っていたはずの菅田将暉が、今は夢中になって一心不乱にスケッチをする山城圭吾になっている。インタビューの場で、しばしその役を表現するに当たってのテクニックについて話してくれることもある菅田。そこからすれば、もちろん頭で考えて役を作り上げてもいるわけだが、そんなことも感じさせない。ただ、漫画に挫折しながら、それでも漫画しかない屈託をまとった男がここにいる。本人に聞いたことはないが、現場にいる合間の菅田将暉もすでにして菅田将暉ではないのだろう。役と彼自身の中間で、いつでも菅田将暉から離れて、いつでもその役にスイッチングできる状態。だからこそフラットでニュートラル。気づけばそこにはもう、脅える山城ではなく永井聡監督と冗談を言い合って笑う菅田がいる。本作で菅田が演じる山城は、冒頭に記したとおり、殺人現場で目撃したものを漫画に描いてしまうが、その理由を山城は劇中で「あいつと目が合ったとき、あいつが俺の中に入って、俺があいつに入って……生まれて初めてすごいキャラクターが浮かんで……」と語る。画力はあるのに、悪人が描けないことが欠点とされてきた善人の山城。そんな彼が、“あいつ”=殺人犯の両角と出会ったことで、良くも悪くも善悪の彼岸を飛び越えてしまう。人間としてのその弱さと一方でのふてぶてしさという揺れも求められる難しい役どころだが、何より相手に入り込んでしまうという点で、菅田は山城にぴったりだとも言える。Fukaseの発案が盛り込まれた両角のキャラクター実際、主演を張れる人気と存在感はもちろん、そうした役が自然に演じられるこの年代の俳優ということで、菅田のキャスティングは決定した。一方、殺人犯の両角。求められたのは、意外性と納得感だ。キャスティングが難航する中、村瀬健プロデューサーから挙がったのが、SEKAI NO OWARIのFukase。その名前を聞いて、原案・脚本の長崎尚志は「もしかしたら僕の知っているFukaseさんとは別の人の話をしているかと思ったくらい」、永井監督は「予期せぬ方向から飛んでくる“蹴り”みたいな衝撃があって(笑)」とも語っている。そのFukaseも9月1日、菅田と一緒にクランクイン。しかしこの日は撮影スケジュールの都合で、山城と両角の目が合うシーンまでは行かず、玄関先から両角の肩がのぞくショットでFuakseの出番は終わりになって映画の洗礼を受けた(!?)……というのは、すでに各種ニュースやインタビューでも語られているとおり。この3日後の9月4日に再び出番を迎え、静岡県駿東郡の山道で第2の被害者家族の車に両角が乗り込むシーンを撮影。両角の無邪気な怖さがひたひたと伝わるスリリングなシーンだ。そして9月21日、東京都千代田区のオフィスビルの地下駐車場で、いよいよ菅田とFukaseの本格的な共演シーンが撮影された。車に乗り込もうとする山城と夏美(高畑充希)の前に現れた両角。彼は山城と夏美の態度にかまわず、一方的に明るくふたりに思うがまま語りかける。監督は菅田に高畑をかばう演出をつける一方、Fukaseには「(両角が山城に)シカトされてしまって、思っていたのと違う、と。(両角としては)もうちょっとお話したかったのに……」と両角の心情を語って聞かせる。それを「はい」ときちんと言葉に出しながら、頷いて熱心に聞き入るFukase。この日、Fukaseと高畑は撮影現場で初対面。段取り後、あらためて「よろしくお願いします」と丁寧に挨拶をするFukaseと、それをやはり丁寧に返す高畑の姿もあった。オフの方がむしろ畏まっていて緊張感があって、カメラ前で両角となったオンのときの方が大胆で砕けていて自由で……つまりは両角そのものだ。すでに両角を自分のものにしている。両角の“キャラクター”に関しては、Fukase自身が反映されてもいる。例えば、その衣裳は、Fukase自身が普段、油絵を描くときに着ているセットアップを参考にしていて、絵の具の汚れもそのままに採り入れられている。役作りにあたって、両角の心象風景を油絵にしていたFukase。それが監督の目に留まり、新たに描き直されたうえで両角の部屋のモチーフとしても使用されている。また、リュックの柄を常にぎゅっとにぎっている、首をすくめる、その首と頭を小刻みに動かすという仕草は、菅田演じる山城と初めて対面したときに、自然と出てきたもの。獰猛な草食動物、もしくは柔和な肉食動物。悪意のない敵意を相手にぶつけてくる禍々しいまでの存在、もしくは敵意のない悪意で相手を飲み込んでいく清々しいまでの存在。そんなピュアでイノセントな殺人犯が見事に作り上げられた。血だらけのコミュニケーションその唯一無二の存在感に、「シンプルに一役者として対峙するのがすごく楽しかったです。両角は本当にFukaseさんしかいなかったですね」と菅田も太鼓判を押す。ハードな撮影の中、キャスト陣の間でいい気分転換になったというのが菅田の提案で始まった“6文字以上しりとり”で、“ブレーメンの音楽隊”といったFukaseの言葉のセンスに「さすが、アーティスト」と菅田も唸ったそうだが、当初Fukaseは役の関係性もあって、菅田に気軽に話しかけてもいいものかどうか気を遣ったという。話しかけてもいいものか、スタッフを通じて菅田に聞いてもらったというFukase。「そうしたら菅田くんが“どうぞFukaseさんのやりやすいようにしてください”って、遠くの方から返してもらいました。僕から話しかけ、何とか乗り越えたことは、僕の中では重大なミッションでした」と振り返る。ふたりがまさに膝を突き合わせて、打ち解けて話していた場面。その様子も密着の中で目にしたが、それはなんと血みどろになりながらふたりが対峙した撮影の際のことだ。山城の自宅のマンションロビーでの山城と両角。その撮影の様子を振りかえってみよう。9月23日、ロケ地は神奈川県川崎市にある高層マンション。菅田とFukaseにとっては一昨日の地下駐車場の撮影以来となる2度目の本格的な共演だ。ナイフを手にした両角と山城が文字どおりぶつかり合う、格闘シーン。「血がふたりの顔に飛び散ります。ただ、派手というより痛みが伝わるアクションです」と監督。山城と両角、それぞれの本能が動き出して、本性が暴れ出すというシーンでもある。緊張感あるシーンで、話しかけがたい空気感もある中で、自身のナイフアクションの失敗談をFukaseに語って聞かせる菅田。お互いの緊張を解く意味合いもあっただろうが、アクションはコミュニケーションも大事になってくるもの。対峙してぶつかり合うシーンだからこそ、より密にもなっていく。血のりで全身血だらけになったふたりだったが、この後のシーンにもつながるため拭けないどころか、さらにまた別の日、別のロケ地でのシーンにもつながるためスタッフが細部まで細かく記録。ふたりはその姿のままモニターでシーンをチェックして、「(血が)こんなに出るとは思わなかった」と驚き、笑い合う。その中で新型コロナの感染対策で距離を取りながらも合間に並んで座り、いつしか話し込んでいたふたり。このときはSEKAI NO OWARIの映画さながらのMVについて、菅田が俳優の視点から撮影のことを尋ねて、Fukaseがアーティストの視点から自分たちのスタンスを話していた。聞けば、「実は僕、初めて買ったCDがSEKAI NO OWARIだったんです」と菅田。また、SEKAI NO OWARIは、菅田が出演していた映画『海月姫』(川村泰祐監督/2014年)の主題歌『マーメイドラプソディー』を担当。同作のパーティーシーンをSEKAI NO OWARIのメンバーが見学で訪れ、そこがふたりの初対面だったというが、「あのとき何歳でした?」と思い出話に花も咲いていた。ただもちろん、そこでもふたりは血だらけのまま……。菅田とFukase、キュンキュンなオフの一面元々俳優であり、アーティストとしても活躍する菅田と、アーティストであり、そして俳優も務めたFukase。菅田は10月17日に群馬県高崎市にある雑貨家具店で、夏美とふたりのシーンを撮影してオールアップ。またFukaseは翌日の18日、神奈川県横浜市の建物の屋上で、出演シーンをすべて終了。キャスト陣が絡む本編シーンもこれでクランクアップを迎えた。ふたりが放つ音色が、時に心地いいハーモニーとも、時に怖気立つ不協和音ともなって、観客の心に突き刺さる。劇場で、それぞれの表情にさまざまな意味でゾクゾクさせられるはずだが,最後にふたりのキュンキュンさせるオフの一面を紹介しよう。9月29日、営業終了後の青山ブックセンター本店でロケが行われた書店のシーン。ここで撮影されたのは、山城が両角をモデルに描いた作品「34」の特設コーナー前で、両者が対峙するという重要な場面だったが、緊迫感あふれる撮影の一方で、Fukaseは「34」の主人公“殺人鬼・ダガー”の立て看板と合間に記念撮影。両角をモデルに描かれたキャラクターのポーズを真似てのショットで、「セルフカバー」と笑みを浮かべていた。また前述の高層マンションでの撮影。撮影に協力いただいたマンションの住民の方々が離れた位置で撮影を見学していた中、シーンを撮り終えて、移動のためにその前にやって来た菅田。皆さんが拍手で迎える中、ちょっと驚いた様子の菅田は何度も頭を下げながら、ひと言だけ挨拶。その言葉もまたいかにも菅田らしいと感じたが、「ありがとうございます」でも「お疲れ様です」でもなく、夜半だったこともあって彼が口にしたのは「お休みなさい」。簡潔でいてフランクで、挨拶にもなっていて胸にグッと来る場にぴったりな言葉。そんな即時の言葉のチョイスも才能にしてセンスで、いや、菅田ならではだろう。菅田に「お休みなさい」と囁かれてしまった住民の方々は、酔いしれて良く眠れたか、はたまたドキドキして全然眠れなかったか……。そしてまさに事件のような映画『キャラクター』を目撃したあなた。その晩、見るのはどんな夢になるのか。心地いい悪夢なのか、衝撃の吉夢なのか。ぜひ菅田とFukaseに注視しながら、映画を堪能してほしい。取材・文:渡辺水央『キャラクター』上映中
2021年07月07日映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が28日に都内で行われ、菅田将暉、永野芽郁、 野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ、宮本信子、前田旺志郎、山田洋次監督が登場した。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。 若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。様々な困難に直面した完成までの日々を振り返りながら、山田監督は「一時はどうしようかと思い呆然としていましたが、沢田研二さんがピンチヒッターとして志村さんとは全く違うゴウを演じてくれました。大変な出来事を経て完成した作品となりますので、亡き志村さんを思い出しながら観ていただきたいです」と語る。菅田は「志村さんとの本読みを見学してから撮影に入り順調に進んでいたなかで撮影が中止となったのでどうなるかと思いましたが、山田監督が新しく書き直した脚本を読んだ時、新しいパワーを感じました。沢田研二さんの演技はどこか志村さんを連想させましたし、確実にいろんなものが残っ ていてほかの作品にはない映画になっていると思います」と、自身にとっても特別な作品となったことを明かす。また北川は「実は本作の撮影中に子供を授かっていまして、1番に監督にご報告をさせていただいた時に『いいお母さんになってくださいね』と声をかけてくださって、嬉しくて涙が出てしまいました」と、エピソードを披露。寺島も同じく監督との絆に背中押されたと言い 「役作りで悩んでいた時に山田監督が『僕は歩があなたでよかった』と背中を押してくれて、涙が止まらなくなってしまいました。この 出来事はこれからの女優人生で大切な宝物になりました」と振り返ると、前田も「山田監督が自分のためにアドバイスをしてくださって、時間を割いてくれたことが奇跡」とキャスト陣から続々と山田監督とのエピソードが飛び出した。永野は山田監督からの意外な挨拶があったといい、「撮影の日の朝に『How are you?』と聞いてくださったことです(笑)。山田監督の英語を聞けた! という嬉しさと驚きがありました。私は、英語の敬語が分からなく...『I‘m Fine です』と返しました」と和気藹々とした空気を表していた。
2021年06月28日