高知東生(2019年)牛丼チェーン大手の『吉野家』常務取締役による、“女性蔑視”発言の余波が続いている。ことの発端は4月16日、当該人物が早稲田大学の講座に講師として登壇した際に、若い女性をターゲットにしたマーケティング論を展開したのだが、その中で「生娘をシャブ漬け戦略」として、《田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘なうちに牛丼中毒にする。男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、絶対に(牛丼を)食べない》との表現を用いて、女性を蔑視するような不適切発言をしたもので、これが報じられると常務、そして同社への批判が殺到。すると4月18日、吉野家は《人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することの出来ない職務上著しく不適任な言動があった》として、すぐさま常務を解任する措置をとったのだ。一連の騒動に、『めざまし8』(フジテレビ系)司会で「吉野家ファン」だという谷原章介は、4月19日の放送で《吉野家のお客さんのことも軽視している》として、ハンバーガー店の例えを出して、《子どもの頃から(食べてもらって)味を覚えてもらい、大人になってもファンになってもらおうと。発言してることはそれと一緒なんだと思うんです。ただちょっと表現があまりに稚拙》と断罪。同番組に出演する国際政治学者の三浦瑠麗氏も、自身のツイッターで《食べたことがないから知らないけど》と皮肉を交えつつ、《比喩をつかおうとすると馬鹿なたとえしかたいてい出てこないので、語彙力のない人は比喩を使わないように》と、発言する際の注意を促した。「シャブ漬けになった俺の感想」一方で、常務に対して《誇りを持って下さい》と、独特な持論を展開したのが俳優の高知東生だ。4月18日に更新したツイッターで、《田舎から出てきて右も左もわかんないうちにシャブ漬けになった俺の感想。》と前置きすると、《田舎にも美味いものは沢山ある。それに牛丼もあったし昔から大好きだ。芸能人として一線にいた時に彼女を牛丼に誘ったら、高いものを奢られなれてる女性も美味しいと言ったよ。常務さん牛丼美味しいです。誇りを持って下さい》このツイートに、3500件を超えるリツイート数、そして1.7万回のいいねがついて“バズった”のだ。2016年6月に薬物所持の容疑で逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受け、同年8月には高島礼子とも離婚した高知。そんな“シャブ漬け”を実体験した、彼ならではの持論だけに「“説得力ある”との声も見受けられますが」と苦笑いするのは、芸能プロダクションマネージャー。「高島さんとの結婚前、“初デートの際にトップ女優の彼女を牛丼店に連れて行った”という逸話がありますから、そのことをツイートしたのかもしれませんね。中毒にさせる必要がないほどに“吉野家の牛丼は美味しい”という思いから、自社の商品に“誇りを持って下さい”としたのでしょう。ただ、問題発言の本質はやはり、“女性をシャブ漬け”といった差別的・反社会的ともとれる表現がマズかったわけで、高知さんの意見は“論点が違う”“ズレてる”との指摘も(苦笑)」薬物事件に即座に反応する高知4月14日にも、「ねこくん!」の名称で活動するユーチューバーが薬物所持で逮捕された際に、「かっこつけたかった」という動機に対して、《俺も大都会東京で見るもの聞くものすべてがまぶしくて、ホストで金掴んで田舎者と思われたくなくて背伸びした》と、ツイッターで理解を示していた高知。その後も《他人事と思えない。よかったら相談にのらせて欲しい。自分の回復のためにも》と、容疑者の更生の手助けを名乗り出ていたのだった。「執行猶予が明けた身とは言え、まだまだ薬物への不安があるだけに反応してしまうのでしょう。現在も俳優業を再開させた傍らで、『依存症予防教育アドバイザー』の資格も取得して講演活動も行っている高知さん。今回は少々論点がズレた面もあったのかもしれませんが、常務が軽々しく用いた“中毒”という言葉に、世間に依存症をもっと知ってほしい、理解を深めてほしい思いもあったのだと思います」(前出・マネージャー)自身のためにも発信を続けているということか。
2022年04月20日伊沢純容疑者(本人のフェイスブックより)診察中、医師が「睡眠薬をあげるからうちにおいで」と言うことなどあり得ない。それを平然と言い、交際、同棲と関係性を深めたあとでみせた本性は暴力男だった。同棲する女性の太ももを蹴るなどの暴力でケガをさせたとして警視庁新宿署は3月28日、精神科医で東京・新宿区歌舞伎町の『東京クリニック』院長・伊沢純容疑者(51)を傷害の疑いで逮捕した。被害者は、同クリニックの患者だった20代女性のA子さん。交際をめぐる口論が引き金になったとみられている。「逮捕のきっかけは“同居中の男から暴力を振るわれている女性がいる”などとする容疑者宅マンション警備員の通報。傷害容疑で家宅捜索すると、0・28グラムの覚せい剤が見つかったため覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。傷害容疑は再逮捕にあたる」(社会部記者)覚せい剤については「私のものではない」と容疑を否認し、処分保留になっている。傷害容疑についても「(A子さんの)妄想か、つくり話だ」と認めていない。「睡眠薬をあげるから」「睡眠薬をちらつかせて自宅に引っ張り込むなどやり方が汚い。A子さんの場合、昨年4月に容疑者と付き合うようになり、半年後には同棲状態になったようだ」(同・前)ほかにも複数の女性から同様の被害相談が寄せられており、薬で気を引く犯行を繰り返していた可能性もあるとみて捜査が進められている。傷害事件を招く舞台となった東京クリニックは、昼夜問わず賑やかな歌舞伎町の雑居ビルの一室にある。伊沢容疑者は日本医科大卒で’98年に国家試験に合格。’03年に東京・西麻布で開業し、翌’04年に歌舞伎町に居を移して以降、歌舞伎町周辺で2度移転している。常勤医師は伊沢容疑者だけだった。歌舞伎町のブラック・ジャック、異名の理由「患者さんがひっきりなしに出入りしていて、若い女性患者が目立った。クリニックを開けたり開けなかったりと定かでなく、開いていると思って来院した患者さんたちが部屋の前をうろうろしたり、近くの階段に座りこんで待っていることがよくあった」と同クリニックが入居するビルの関係者。別のビル関係者はこう囁く。「伊沢容疑者は怒りっぽくて揉め事が多く、警察が来たことは何回もありました。威圧的な言葉遣いで、大声で怒鳴りつけるので怖かった。巻き込まれないようにしよう、と気をつけていました」身長170センチ前後のやせ型で青白い顔。一見、おとなしそうにみえるというが、唐突に好戦的な姿勢をとることも。「すれ違ったときに挨拶をしたら、ずーっと睨みつけられた。ただ挨拶しただけなのに目線をそらさず異様だった」と同ビルに出入りする男性。伊沢容疑者=東京クリニックは、過去に大問題を巻き起こしたことがある。都政関係者が振り返る。「依存性の高い向精神薬『リタリン』を診療もせず大量に処方していた疑いが強まり、東京都と新宿区保健所が東京クリニックを立ち入り検査したのは’07年9月のこと。適応症のない患者にも言われるがまま処方しているなどと情報が寄せられていた。患者の家族から“薬物依存にさせられた”などと苦情が相次ぎ、保健所が何度も口頭指導してきた張本人が伊沢容疑者」若者のリタリン乱用が社会問題になっていた当時、伊沢容疑者は医師資格のないスタッフに処方箋を書かせるなど安易に処方しまくっていたという。医師法違反(無資格医業)で罰金50万円の有罪判決を受けた。「東京クリニックは’07年の1年間だけでリタリンを約102万錠も処方していた。小規模クリニックにもかかわらず全国1位の量。ネットなどでは“歌舞伎町のブラック・ジャック”とか“リタリン販売所”と隠語で呼ばれていた」(前出・都政関係者)問題はそれだけではない。前出の社会部記者が言う。「’06年に診察結果の説明を求めた女性患者に腹を立て、“説明してもわからないだろう”と言って髪の毛をつかんで頭を壁にたたきつけ、付き添いの夫にものど輪をくらわせる傷害事件を起こした。その数か月前、男性患者に暴力を振るって骨折させたばかりだった。’08年には元患者で交際相手だった女性にしつこく復縁を迫り、ストーカー規制法違反と脅迫で逮捕されている。“話をしなければお前を一生追い詰め破滅させてやる”などと脅していた。逮捕と書類送検を合わせて少なくとも計6回の困った男だ」女性患者への傷害事件は有罪判決が確定し、厚労省から’2年の医業停止処分を受けた。’14年にも医師法違反で医業停止3か月を受けている。シャネルのぱひゅーむの絵を飾っていますクリニックのホームページには外国産の高級スポーツカーの画像が貼られ、医師らしからぬ記述が散見される。自己紹介ではアイドル系芸能事務所などにテナントを貸していることをアピール。不動産投資や外貨投資にも言及し、資産形成のシミュレーションまで……。院長ブログでは、《僕は昔からブランド好きなのでクリニック内にもシャネルのぱひゅーむの絵を飾っています》とセレブ生活を匂わせ。日本の未来を公務員が明るくする方法と題して、《厚生労働省アディクティドフェスティバル(編集部注=中毒祭)》の実施を求める悪ふざけを綴るなど危ない雰囲気も醸す。昨年のクリスマスイブには最高級フレンチで《将来の妻(笑)とデート》とのろけ、恋人から貰ったブランドもののネックレスを着けた画像を公開。タイトルは《クリスマスプレゼントもらったよ》時期的にみて、この恋人こそA子さんとみられる。いまだに医師免許を持っているのが不思議なぐらい。医師免許取り消しや停止の処分権限を持つ厚労省に聞いた。「罰金以上の刑になり、医道審議会医道分科会にかけられた場合、医師の立場を悪用したケースは重い処分になりやすい。過去に医業停止などの行政処分を受けていれば、医師免許に傷をつけた“前科”になり、それも加味されて適格性を問われることもある」(医政局医事課の担当者)二度あることは三度ある。いや、六度あることは七度ある。漫画のブラック・ジャックは無資格で高額報酬を要求する天才外科医だが、この男は無法で卑劣なだけ。容疑が事実ならば厳正な処分をお願いしたい。
2022年04月04日復活はあるのだろうか「CHAGEandASKA」のチャゲ(2022年3月17日)「アンコールでは、あの『パラダイス銀河』を歌ってくれたんです!」興奮ぎみにそう話すのは、ASKAファンの女性。光GENJIの楽曲として知られる『パラダイス銀河』だが、作詞・作曲はASKAが担当している。彼は今、2年ぶりの全国ツアーの真っ最中なのだ。「ツアーは1月7日から始まって、4月13日にファイナルを迎えます。『パラダイス銀河』をソロで歌ったことはなかったので、まさかの選曲でした」(同・ファンの女性、以下同)2月24日の誕生日に行われた公演では、“今日のライブは特別な歌を歌う”と宣言。「アンコールでは、ツアーのほかのライブと同じ2曲に加え、1982年にリリースされた『熱い想い』という曲も披露しました。これはCHAGE and ASKAが初めて映画とのタイアップを飾った、2人にとっても思い出深いはずの曲なんです。こちらも解散してからは歌っていなかったので驚きました」自身の誕生日に、ユニット時代の節目となった曲を選んだASKA。この日はトークもさえわたっていた。「MCでは“みんなが『CHAGE and ASKA』の曲を聴きたいと思ってるのはわかっている”と語ったんです。ソロでもたびたび、チャゲアスの曲は歌っていましたから、文脈的に“ファンがまた、2人で歌ってほしいという気持ちがあるのはわかっている”という意味だと思います」これは俗に言う“匂わせ”なのか。チャゲアス復活について、ASKAをよく知る人物に話を聞くと、「この2年ほど、コロナ禍でライブも満足にできない日々が続き、身近な人やファンがコロナに感染したという話を聞いて、心境に変化が表れたそうです。親しい人には“再び2人でできないか”と漏らしているそうですよ」ファンとオンラインで会話するChage一方、元相方のChageはというと……。「ソロライブも定期的に続けていますが、ASKAさんと比べれば小規模なのは否めません。最近はファンクラブの会員ひとりひとりとオンライン上で会話するという特典を設けるなど、地道に活動していますよ」(音楽ライター)復活への思いが見え隠れするASKAだが、元をたどればユニット解散は彼自身の望み。ソロとして、決意も新たに活動するChageの心境は穏やかではないだろう。「常識人のChageさんは天才肌のASKAさんにずっと振り回されてきました。最後までグループの継続を説得していたのもChageさんでしたから、脱退されたショックと失望は大きかったのではないでしょうか。もし今、ASKAさんからオファーが来ても受け入れられるかどうかはわかりません……」(前出・ASKAをよく知る人物)Chageにユニット再開の意思はあるのだろうか。3月中旬、自宅近くのコンビニで買い物をしていたChageを直撃した。─ファンは再結成を期待していますが……。(人差し指を口に“シー”のポーズで)「事務所を通してください」─『CHAGE and ASKA』復活は考えてない?「ノーコメントです」と、ユニット再開を否定しなかった。2人の間に“余計なものなど”なくなっていることをファンは願っている。
2022年03月18日田中聖、KAT-TUN・亀梨和也《最初に(メンバーに)あったのは(僕が)12歳くらいだからね。24年前に“初めまして”ってしゃべってるわけだから。本当に年々感慨深いね》2月28日放送の『何するカトゥーン?』に出演したKAT-TUN・亀梨和也。この日は36歳の誕生日バスツアー企画が行われ、中丸雄一と上田竜也からおもてなしを受けた亀梨はメンバーとの出会いを振り返った。かつて中丸と番組撮影に臨んだ旧東京タワースタジオや、プライベートで上田と訪れた六本木のバー、ジャニー喜多川さんに御馳走してもらったレストランなど、亀梨の思い出の地を巡った一行。ジャニーさん話などで盛り上がる3人だったが、ついぞ“旧メンバー”に言及することはなく……。ご存知の通り、KAT-TUNは6人組グループとして2006年にデビューを飾り、その人気ぶりから当時は“ポストSMAP”とも称されたほど。ところが赤西仁、田中聖、田口淳之介が次々と脱退して存続が危ぶまれる事態に。それでもグループ継続を選択した3人。彼らを応援するファンの支えもあって、番組では亀梨の誕生日、そして2021年に迎えたデビュー15周年も合わせて祝うことができたのだ。しかし、彼らのお祝いムードを盛り下げるように、連日にわたって「KAT-TUN」が大きく報じられたのが田中の逮捕劇だった。2月24日、1月末に名古屋市内のホテルで覚醒剤を所持していたとして、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された田中。取り調べに「わからない」などと供述しているようだが、尿検査で陽性反応が出たことで“使用罪”での再逮捕もありそうだ。亀梨が脱退メンバーにメッセージ「亀梨くんら残存メンバーには“とばっちり”もいいところ」とはスポーツ紙記者。「グループ脱退から9年経つにもかかわらず、田中の動向を報じるたびに“KAT-TUN元メンバー”の表記が踊るわけで、せっかくの周年イヤーに水を差されますね。2017年にも大麻所持で逮捕されて世間を騒がせた田中、さらには2019年に大麻取締法違反容疑で逮捕、起訴された田口淳之介。ファンを裏切った2人は特に、メンバーは名前すら口にしたくない思いでしょう」デビュー15周年を迎えた昨年、NHK紅白歌合戦への初出場を果たしたKAT-TUN。本番前の囲み取材に応えた3人だったが、大舞台を前にしてファンや関係者への感謝の気持ちとともに異例のメッセージを発したのが亀梨だった。《(KAT-TUNを)抜けたメンバーにも、今こうして紅白のステージに立ったということで、何か感じてもらえるようなステージにしたい》田中には亀梨のメッセージが届かなかったのか、それともKAT-TUNと現在の自分が立っている場所を悲観して薬物に手を出してしまったのか。そんな田中が、またも亀梨の足を引っ張ることになるかもしれない。4月に放送される、『なにわ男子』の道枝駿佑主演の新ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)に先駆けて、『春の金田一祭り』と称して過去のシリーズ傑作選が放送されている。主人公の“金田一一(はじめ)”を演じた初代の堂本剛、2代目の松本潤、4代目の山田涼介らのドラマが再放送されるのだが、3月8日に登場予定なのが3代目を務めた亀梨。他のドラマとは違い、シリーズ化されずに単発ドラマ(2005年)のみとなった3代目だが、KAT-TUNファンにとって待望の再放送と言える。というのも、「実はデビュー前の中丸、田中も出演しているんですが、DVD化されていないため今では滅多に視聴することができない作品なんですよ。たしか18%超えの高視聴率と記憶していますが、亀梨演じた金田一が全く異なるキャラクターだったため、原作ファンから総スカンを受けたものでした。再放送されたのも1度だけだったのでは?」(テレビ誌編集者)亀梨の『金田一』は放送されるのか以降、長らく日の目を見ることがなかった“亀梨・金田一”が、ようやく再放送されるーー、はずだった所で田中の2度目の薬物逮捕。それだけにSNS上では《亀の金田一やるかな?》《再放送がなくなるかも》などと心配するファンの声も見受けられるが、はたしてーー、テレビ局関係者は「放送は予定通りだと聞いています」と、今のところは放送中止という事態にはならなさそうだ。「というのも田中の役どころは金田一のクラスメートなのですが、亀梨とヒロイン役・上野樹里を本ストーリーに誘う役目で出演シーンは序盤の数分間のみ。事件パートの本編にはほぼ影響がないんです。そして本来の放送枠が2時間半のところを2時間に納めていることから、田中の再逮捕に関係なく、もとより出演シーンをカットしていたのだと思います。ただ、彼は“コイツのじいちゃん、金田一耕助とかいう名探偵の孫だよ”という説明キャラの役割もあっただけに、そこはどうなるのかなと(苦笑)」一番のとばっちりを受けたのは、田中と出演シーンが全く一緒だった中丸か。
2022年03月02日田中聖(インスタグラムより)《俺だったら何言ってもありとかねぇから》2月20日、違法賭博に関与した疑いをかけられ、自身のインスタグラムで怒りを露にしたのは、元KAT-TUNの田中聖。しかしこのわずか4日後に、彼は“容疑者”となった─。「2月24日、覚醒剤取締法違反の疑いで愛知県警に逮捕されました。容疑は、1月30日、名古屋市中区のビジネスホテルで覚醒剤約0・164グラムを所持していたというもの。逮捕後の尿検査では、覚醒剤の陽性反応が出ているといいます」(スポーツ紙記者)田中は’17年5月にも、大麻取締法違反容疑で逮捕されている。渋谷区の路上で車を運転中、職務質問を受け車内から少量の大麻が見つかり、逮捕に至った(後に不起訴)。以降数か月は表舞台から去っていた田中だが、’17年末に歌手活動を再開。記憶に新しいのは、昨年11月に放送された『ABEMA』の特別番組『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』を、ケガを理由に当日になってドタキャンしたこと。「ネット上で《怖くなって逃げたのか》などと批判が殺到し、朝倉選手も“逃げたっぽい”とコメント。後日、謝罪のうえ“禊”として朝倉選手とのスパーリングを行いましたが、一連の出来事は大きな騒動になりました」(同・スポーツ紙記者)午前5時、渋谷区のバーで何かと話題の絶えない田中だが、彼が憤りとともに否定したのが冒頭の違法賭博容疑。「2月19日、暴露系ユーチューバーのコレコレさんが、人気ユーチューバーのてんちむさんらによる“賭け麻雀”について、関係者が事実を認めた音声を公開。その中で、参加者として“てんちむ周りのジャニーズ”との情報があったことで、動画でコラボしたことがある田中さんが疑われたんです」(芸能プロ関係者)これに対し否定の声を上げた田中だったが、今回の逮捕で再び落胆したファンは多いだろう。大麻や覚醒剤の件を違法賭博と直接結びつけることはできないが、薬物に関しては’17年の逮捕後にもこんな話が……。「’18年の2月ごろ、渋谷区にあるバーで田中さんを見かけました。時間は午前5時を回ったくらい。元ジャニーズJr.の人や一般のお客さんたちと一緒に、ジャニーさんの話などをしていましたね。明るく楽しそうな様子でしたよ」(居合わせた客)知人とともにプライベートな時間を過ごしていたようだが、そこで気になる出来事が。「本人は上機嫌でしたが、においに違和感のある怪しいタバコを吸っていたんです。鼻にツンとくるような、ケミカルなにおいで……。逮捕を知って、あのとき感じた違和感の正体も、やっぱり大麻とか薬物だったのかな?と思いました」(同・居合わせた客)2月20日、自身のYouTubeチャンネルで「タバコ吸わないし」と語っていた田中。’16年には番組の企画で覚醒剤の抜き打ち尿検査を受け陰性となり、「覚醒剤はダメ!絶対!」と宣言していたのだが……。またしても明らかになった田中の“リアルフェイス”は、多くのファンの“ナミダ”と“ナゲキ”を呼んでいる。
2022年03月01日事件が起きたアパートの部屋は今もブルーシートで覆われている「素直でかわいらしい子でした。こんな亡くなり方をしてつらい」と被害者の幼少期を知る知人は言葉少なに語る。滋賀県守山市のアパートで女子高校生が心肺停止状態で見つかったのは12月12日午前11時ごろのこと。室内には抗不安薬や睡眠導入剤、咳止め薬など約100錠分の使用ずみ包装シートがあった。亡くなったのは通信制高校に在籍する京都市伏見区の篠原聖奈(せな)さん(19)。滋賀県警は同日、共謀して篠原さんを誘い出し前日午後6時ごろ自宅に連れ込んだとする未成年者誘拐の疑いでこの部屋に住む無職・入江公史郎容疑者(38)と、岐阜県関市の無職・金城え夢(む)容疑者(21)を逮捕した。「離れた場所で暮らす3人の接点はSNS(交流サイト)だった。精神的苦痛をやわらげる目的などで処方薬や市販薬を大量に飲む『オーバードーズ(以下、OD)』の仲間として知り合ったと両容疑者は供述している。前日夕、金城容疑者が携帯電話で“知り合いの男の家にいるけど来ない?”などと篠原さんを誘い出し、入江容疑者の車で自宅近くまで迎えに行き、この日が初対面の3人は入江容疑者宅で一晩を過ごした」(全国紙社会部記者)翌朝、室内の廊下で倒れている篠原さんに気づいた金城容疑者が「意識がなく呼吸もしていない」などと119番通報。司法解剖の結果、死因は薬物中毒だった。事件現場となったアパートは築20数年のファミリー向けタイプで間取りは3DK。入江容疑者は1〜2年ほど前からこの部屋で暮らし、アパート唯一の単身入居だった。■1年近く、家賃を払っていない「’20年末ごろから家賃をまったく払わないため退去を求めて裁判中です」とアパートのオーナー。「管理会社には“コロナ禍でカメラマンの仕事がなくなり家賃が払えない”と説明している。今夏、裁判に突入しましたが、それでも家賃を少しも払おうとする気配がない。裁判で建物明け渡しが認められ、強制執行されるまで居座るつもりだろうかと困っていました」(同・オーナー)関係者などによると、家賃は月5万円前後で駐車場代が月5000円。容疑者は新車価格で400万〜500万円台の国産高級バンに乗っており、売却すれば家賃滞納分を清算してもお釣りがくるはず。後部座席に透過率の低いスモークフィルムを張ったり、車体に合わせて黒色のホイールにするなどこだわりが。■いい車なのにほとんど乗っていないアパートの住人はこう話す。「車はきれいに維持していましたね。ただ、いい車なのにほとんど乗っていないんです。いつも駐車場に止めっぱなしで。どんな仕事をしている人なのかなと思っていたんですが、事件報道で無職と知って納得しました」滞納理由が本当ならば、ガソリン代にも困ったはずだからほとんど運転しなかったのはわかる。最寄り駅までは徒歩10数分で、徒歩圏内に大型スーパーもあるため生活に不便はない。車に乗らないのに売らない理由は見当たらず、執着すら感じさせる。複数の近隣住民によると、大柄でこざっぱりとした黒髪で穏やかそうに見えたという入江容疑者。回覧板にサインする字だけは汚かったという。一方、岐阜県在住の金城容疑者は最寄り駅から徒歩約50分と、車がなければ不便な場所で両親と暮らしていた。自宅近所の主婦は言う。「近所の子どもと遊んであげるようなやさしい子でした。でも高校入学後、すぐ中退してしまい、しばらくして町内会旅行に家族で参加したときに淡い赤色の髪になっていたのでびっくりしました」同級生によると、「中学ではソフトボール部の幽霊部員だった」という。地味で目立たないタイプだが、「いま振り返るとかわいいほうだったかもしれませんね。勉強は苦手にしていました。でも明るい面もあるので友達は多かったですよ」(別の同級生の男性)ターニングポイントは高校を中退したころ。知人女性はこう打ち明ける。「中退はうつ病が原因です。母親が治療に付き添うなどし、その甲斐あって回復したので気分転換に町内会旅行に参加したようです。不良とかではなくて、本人の元気になりたい気持ちが髪を赤色に変えさせたと思っています」ところが、今夏にうつ病が再発。高校中退後に働いていた地元の工場を辞めた。雇用主から「病気が治ったらまた戻っておいで」と温かい励ましを受け、回復のきざしが見えると、金城容疑者は「また工場に戻ろうかな」とつぶやいたという。■田んぼ脱輪事件金城容疑者も黒色の車に乗っており、車内はキャラクターのクッションを置くなど、かわいらしい装飾が施されている。滋賀へは運転していかなかったようで、今も自宅に止まったままだ。「少し前にえ夢ちゃんが運転中、脱輪して車が田んぼに落ちてしまったことがあった。母親を呼んでレッカー車を手配してもらい引き上げたんだけど、脱輪が恥ずかしくなったのか、え夢ちゃんは家の中に引っ込んじゃってたのよ。そのくらい、親子仲はいいんだけどね」(知人男性)3人はなぜODのために集まる必要があったのか。若者のOD事情に詳しいジャーナリストの渋井哲也さんは言う。「ODは2000年ごろから目立ち始めました。覚醒剤や大麻とは異なり、合法的に購入できるため罪悪感を持ちにくいのが特徴です。高揚感や多幸感を得られると錯覚し、飲むたびに身体に耐性がつくので量が増え、酒やエナジードリンクと一緒に飲むなど命の危険につながりかねない乱用も散見されます。ネット上では、互いに持っている薬を譲り合う“お薬交換会”が行われています」事件の全容解明は捜査の進展を待つほかないが、集まった要因のひとつとして薬の交換は考えられる。試飲のような感じだという。「いろんなスタイルで酒を楽しむようなイメージで、ODもひとりでやったり、みんなでワイワイやったりします。だから決して死にたいわけではない。こんなつらい世界がイヤで、意識がなくなって眠ることのできる“寝逃げ”をしたくてやっている人もいます」(渋井さん)亡くなった篠原さんの自宅を訪ねると、父親が玄関先に出てきて、「話すことは何もありません。わかってください」と淡々と言った。入江容疑者は「誘拐した覚えはない」と容疑を否認し、金城容疑者は容疑を認めている。どんな事情があったにせよ、罪深き結果を招いた事実は変わらない。
2021年12月21日直撃取材を受ける片瀬那奈ばかうけというスナック菓子をご存じだろうか。これを一躍有名にした(?)のが、女優の片瀬那奈(40)だ。一昨年、妹のように可愛がっていたという沢尻エリカ(35)がクスリで逮捕された際、ふたりがクラブで遊ぶ動画が話題に。片瀬は踊りながら『ばかうけ ペヤングソースやきそば風味』を食べていた。■片瀬那奈、窮地でも強気そして沢尻は消え、片瀬も窮地に追い込まれている。今年7月、同棲していた恋人がコカイン所持で逮捕。彼女も家宅捜索をされるなどした。尿検査の結果は陰性だったものの、事務所には当初、恋人とはすでに別れ、捜査も受けていないと嘘の報告をしたという。これがよくなかったのか、9月には事務所を離れ、現在はフリーだ。ちなみに、片瀬と沢尻は2018年にダブルデートを報じられた。沢尻の恋人もクスリで逮捕されているので、4人中3人が逮捕されたことになる。それでも、片瀬は週刊誌の取材に、「疑惑があるのなら“私がここにいること”それが真実です」「周りは周りであって、私は疑わしいことは何もありません」と、答えたりしている。ドラマやバラエティーで見せてきた、強気なキャラは健在のようだ。そんな彼女は言葉のチョイスも強めだ。例えば「おいしい」ではなく「うまい」と言ったりするところが、ファンには支持されてきた。ただ、ファン以外からは不快だとする声も出ていた。4年前の旅番組では「うまっ」と言う彼女に、同行していた芸人が「女の子なんだから」「おいしー、のほうが」などと指摘。しかし、彼女はやや憮然とした感じで「うまっ」と言い続け、空気がちょっとギクシャクしていた記憶がある。つまり、こういうキャラは諸刃の剣なのだ。しっかりとバランスをとっておかないと、気の強さが暴走してトラブルも招きやすい。沢尻の「別に……」騒動もそうだし、江角マキコや木下優樹菜のように人間関係でもめごとが起きたりもする。そんなこんなで、表舞台を去ることにもなるわけだ。では、片瀬のバランス感覚がどうかというと、いささか心もとない。沢尻が逮捕された当時、彼女は『シューイチ』(日本テレビ系)の司会をしていて、コメントを求められたが、かなりグダグダだった。■沢尻逮捕時にはグダグダなコメント「もう悲しくて、もうショックで」と語り出し「何も知らなかった」「裏切られた気持ち」と続けたあたりまではよかったが、なぜか「私に怒ってほしかったし」と言ってしまい「怒りたかったし」と言い直したりした。さらに「仕事もすごく順調だったと思うんですよ」と想像したあと「そのなかでも自分での葛藤はすごくあったので」といきなり断定調になったり。ここは「すごくあったようなので」という言い方でないと、片瀬が葛藤していたように聞こえてしまう。とまあ、このコメント、沢尻との一心同体的な仲のよさについては伝わってきた。が、視聴者からは「動揺しすぎ」「怪しい」といった声が。たしかに、司会としては事件ともっと距離をとりながら落ち着いて語ったほうがよかったはずだ。また、いくら仲がよくても、そこを馴れ合いと見せずに毅然として愛のムチをふるう言い方をすることも可能だ。女優ならそれくらいの演技力は持ち合わせていてほしいものである。それゆえ、今後の芸能活動についても覚束なく思われるのだ。ばかうけを「うまっ」と食べるような姿にはもうお目にかかれないかも。PROFILE●宝泉薫(ほうせん・かおる)アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死 追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2021年12月06日鬼束ちひろ11月28日、『月光』などの大ヒット曲で知られる歌手・鬼束ちひろが器物損壊容疑で警視庁に逮捕されるというニュースが飛び込んできた。鬼束と一緒にいたという知人女性が体調不良となって救急車が呼ばれるも、その車体をあろうことか蹴ったというのだ。知人女性は別の救急車で搬送されたという。「なんでも2人はパチンコ店で興じていたところ、その知人が痙攣を起こして救急隊員が駆けつける騒ぎになった。その後、搬送される際に路上で通行人とトラブルになり、激昂した彼女は“パニックになって救急車にキックをした”というのです。駆けつけた警察によって現行犯逮捕された、とのことですが、器物損壊で即逮捕、とはなかなか穏やかではありませんよ」(全国紙記者)■器物損壊での逮捕は40%当然ながら、器物損壊罪は3年以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられる立派な犯罪であることには間違いない。今回の場合は救急隊側が被害を訴えたことになるのだが、逮捕され、そして勾留されるには「よほどのこと」と、同記者は話す。「法務省の『検察統計年報2020』によると、器物損壊で逮捕された事件は40%で、逮捕後に拘留されたケースは65%とあります。つまりは、警察に通報されたとしても当事者同士による示談が行われることが多いのが同罪であって、現行犯で逮捕までには至らない場合も多いということ。鬼束さんが当時、隊員が手がつけられないほどに酔っ払っていたのか、錯乱状態だったのか、それとも警察に別の目的で“勾留するための手段”として、彼女を逮捕することを決断したのか」逮捕後、警視庁は薬物検査を行うとして鬼束を乗せて病院に向かっている。検査結果は明らかにされてはいないが、29日未明に警察車両は渋谷署に戻ってくると、落ち着いた様子で調べに応じているという。やはり、疑われたのは「薬物」なのか。「なんでも救急隊が到着した際に、取り乱していた鬼束に救急隊員が“大丈夫ですか?”と声をかけたところ、“触らないで!”と大声を出して騒ぎ立てたと言います。その言動が尋常ではなかったため、隊員も薬物反応を疑ったのでしょう。つまりは薬物使用や所持の疑いを持たれて、それを詳しく調べるために器物損壊の疑いで逮捕、拘留したのではないでしょうか。近年の彼女には“疑われるべき言動”が多々あるだけに、警察も裏でマークしていたという情報もありますからね」(報道局ディレクター)■得体の知れないムニャムニャ2000年に歌手デビューし、同年のドラマ『トリック』(テレビ朝日系)主題歌『月光』が大ヒットすると、そのミステリアスな雰囲気と美貌も相まって人気歌手となった鬼束。一方で、プライベートではその“不安定さ”をのぞかせる出来事も多かった。レコード会社関係者は「確かに情緒不安定なところがありました」と明かす。「感性が鋭く繊細、壊れそうな危うさがアーティストとしての才能にもなっていたと思います。瞬く間にスターになり、周囲の環境の変化に心身が追いつかなかったのか、体調不良によって活動休止が続くこともままありました。また、激ヤセや大量服薬による自殺未遂騒動、ストーカー被害に遭ったり、交際相手から暴行されて大怪我を負うなどの事件にも巻き込まれました。この頃から容姿も180度変わってメイクや服装が派手になり、インターネット動画出演やツイッターで破天荒な物言いで“ぶっ飛んだ”キャラに。まさか薬をやっていたとは思いませんが、奇行続きの彼女だけに警察にも注視されていたことも考えられます」デビューから間も無くパニック障害を発症し、一方でステージ上から見える観客が「悪魔に見えた」などとも告白。また、雑誌のインビューでも《得体の知れないムニャムニャしたものが出てきて、いつもそれに振り回されている》(『テレビガイド』2001年9月15日号)と独特な表現をしていた鬼束。“歌姫”になにが起きているのだろうか。※追記:11月30日午前8時48分、東京湾岸署から身柄を送検された鬼束ちひろ。薬物検査の結果は陰性で、当時は飲酒もしていなかったことが明らかになった。
2021年11月29日一般社団法人ナルコノンジャパン(所在地:千葉県市原市、代表者:神野 正啓)は、薬物やアルコールの依存を断つための効果的なリハビリテーションプログラムを提供する施設「ナルコノン」にて、2021年10月にプログラム修了者が誕生したことをお知らせいたします。新型コロナウイルスを含め、感染症対策が欠かせない日々が続いています。人と人との直接の接触が減り、インターネットに触れる機会が増えてくる中、「大麻は自然のものだから体にいい」といったネットに溢れる薬物に関する誤った情報が鵜呑みにされてしまう危険性も懸念されます。令和2年の薬物情勢に関する厚生労働省の報告によると、大麻事犯の検挙人員が7年連続で増加し、4年連続で過去最多を更新するなど、大麻乱用の拡大が非常に顕著になっています。(出典:厚生労働省ホームページ)また、アルコール依存症の患者数は現在日本国内で80万人以上、その予備軍も含めると約440万人にもなると推定されており、アルコール依存を克服するための効果的な解決策が切望されています。(出典:一般社団法人日本生活習慣病予防協会ホームページ)そのような中、今年4月に日本に初めてオープンした、薬物やアルコールの依存を断つための効果的なリハビリテーションプログラムを提供する世界的な施設「ナルコノン」にて、この度ついにプログラム修了者が誕生しました。アルコール依存を克服した修了者は、数か月間のプログラムを経て、新しい人生の一歩を踏み出しました。修了後、「最初は正直プログラムをやる気はなかった。お酒も自分の中では大きな問題ではないと思い込んでいた。でもプログラムをやるにつれて、アルコールは自分の夢だけじゃなくて、他の人達の夢や目標にも邪魔になると思った。もう必要性を感じません。」と力強く述べました。プログラム修了第1号のKさん現在、その修了者はナルコノンジャパンのスタッフとして、同じ経験を持つプログラム実践者を日々助けており、「自分が良くなった姿をたくさん見せたい。スタッフになって改めて責任を感じます。」と語っています。現在プログラム進行中の4人の入所者も、薬物やアルコールの依存を克服すべく、日々プログラムに精力的に取り組んでいます。【施設概要】施設名 : 一般社団法人ナルコノンジャパン代表者 : 神野 正啓所在地 : 千葉県市原市徳氏534敷地面積 : 1,000平米スタッフ数: 10人(常勤・非常勤含む)URL : 施設建物正面写真一般社団法人ナルコノンジャパンは、米国の人道主義者L. ロン ハバード氏が開発した、薬物に関する調査に基づいたプログラムを実践するリハビリ施設、「ナルコノン」の日本法人です。ナルコノン(Narconon)は「no narcotics」つまり「麻薬なし」を意味しており、世界で39カ所の施設でプログラムを提供しています。これまでに4万人以上がプログラムを終了し、そのうちの多くの人々が薬物依存に終止符を打ち、家族や地域社会と良い関係を築いて人生のセカンドチャンスをつかんでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月17日ゆきぽよ8月19日発売の『女性セブン』が、ギャルタレント“ゆきぽよ”こと木村有希の新恋人について報じた。7月下旬、都内の飲食店でデートを楽しむと、そのまま新恋人の“ラッパー”男性の自宅マンションで朝まで過ごしたのだという。ゆきぽよといえば1月、2019年に自宅で“知人男性”がコカインを使用して麻薬取締法違反で逮捕され、彼女もまた尿検査を受けていたことを『週刊文春』に報じられた。ゆきぽよ自身は“シロ”だったのだが、これで大きくイメージを損ねてしまった。「それまではテレビ番組などで話していた、“交際男性5人中4人が逮捕された”などといった仰天エピソードがウケてはいたが、薬物報道によって冗談では済まされなくなってしまった。問題発覚を受けて各メディアに清楚風な装いで登場し、自身の潔白を主張して涙ながらに謝罪をしたものの、言動に不安とリスクがある彼女を積極的に起用するテレビ局は少ない」とは、ワイドショー芸能デスク。実際、騒動が落ち着くと写真集を発売や、格闘技大会のラウンドガールやプレゼンターを務めるなど活動再開したゆきぽよだったが、テレビ番組で見ることはめっきり減ってしまった。それでも8月1日に開催されたイメージDVD発売イベントには多くの報道陣が駆けつけ、まだまだ注目を集める存在ではあるようだ。同イベントで久々にカメラの前に登場した彼女だったが、謝罪時と比べると少々“変化”があったようでーー。取材にあたったライターによると、「スリットが入った赤いオフショルダーのドレスに、金色に染めた巻き髪、そして派手なメイクにネイルとすっかりギャルに逆戻り(笑)。受け答えもノリ良く吹っ切れた様子でしたね。ただ、その後のカレ氏事情を問われると、“コロナ禍なので家飲みです”と出会いのなさを嘆いていました。それでも、リモートという手段もあると向けられると“そこまでして探すほど飢えていない”とも。てっきり“今は仕事でそれどころではない”という意味かと思ったんですが……」この時、すでに件の新恋人がいたということだろうか。■Xmasとお正月を一緒に過ごしたさて、ゆきぽよが見染めたお相手というのが、14歳年上のミュージシャン・CIMBA。短く刈り込んだヘアスタイルに両耳にはピアス、金のアクセサリーを身につけて両腕にはタトゥーがビッシリと入ったコワモテ歌手だ。そんな“ラッパー”風の見た目からは想像できない、甘い歌声とのギャップに酔いしれる女性も多いのだとか。昨年12月には、CIMBAが仲間内でクリスマスパーティーを開いた様子をインスタにアップしているのだが、互いにサンタのコスプレをしてワインらしき飲み物を手にした、ゆきぽよとの密着ショットも。すると、今度は2021年を迎えて更新した彼女のインスタにはCIMBAが写り込むなど、急接近した様子が伺える。「彼のインスタを見ると、他にもいかついメンツとのパーティー写真や、交友が記録されていて夜の生活も派手そう。『女性セブン』がキャッチしたツーショットは、どこから見てもお似合いすぎる“パリピ”カップル。CIMBAが“定時に帰ってくるスーツを着ている人”にはとても見えません(苦笑)」(芸能リポーター)薬物騒動時の『文春』取材に《ヤンキーたちとの縁を切ろうと思います》と“脱ヤンキー宣言”をして、《ちゃんと働いていて、ちゃんと定時に帰ってくる人とおつきあいしたいです。浮気もせず、スーツを着ている人がいいですね》と、今後は一般的なサラリーマンのような恋人像を描いていたゆきぽよ。■薬で逝ってしまいそうミュージシャンを生業として“ちゃんと働いて”いるCIMBAではあるが、およそイメージしたサラリーマンとは対極にいるようにも思える。やはり男性の好みは早々には変わらないということか。また、彼の過去のツイッターには気になる発言も。《花粉症の薬オーバードーズして逝ってしまいそうです。》“オーバードーズ”とは処方薬や市販薬を過剰摂取することで多幸感を得たり、精神的な苦痛から逃れようとする行為とされる。場合によっては障害が残ったり、死にも至るケースもある危険な行為だ。「もちろん冗談でつぶやいたのでしょうが、麻薬の代用とされることもあるという“オーバードーズ”だけにあらぬ疑いを持たれる可能性もありますし、何より薬物騒動を起こしているゆきぽよにしてみれば、今となってはシャレにならない言葉(苦笑)。ところが、何でもCIMBAは幼稚舎から大学まで慶應というお坊ちゃまで、音楽の道に進んだのもエレクトーン奏者のお母さんの影響だと言います。それに彼のツイッターに寄せられたリプライへの返信からは真面目さと育ちの良さが伺えます。ラッパー風の派手な見た目でも、ゆきぽよの自宅に出入りしていた“ヤンキー”とは全く異なるタイプだとは思いますが、良くも悪くも注目される彼女のためにも今後は言動に気をつけた方がいいのかもしれませんね」(前出・芸能リポーター)熱愛報道が出された直後、ツイッターを更新したCIMBAの主張はこうだ。《とりあえず1つ言うとしたら俺ラッパーではないんだよなあ》8月20日、ゆきぽよが新型コロナウイルスに感染したことと、濃厚接触者にあたる人物がいないことが所属事務所から発表された。真面目なミュージシャンとギャルのデートはひとまずはお預けになりそうだ。
2021年08月20日■前回のあらすじ過去の事件が薬のせいだと知り、ますます薬を拒む母。しかし医者のひと言で母に変化が訪れます。■薬について前向きに語り始める母■回復傾向を実感できるようになり…うつの改善には、誰かとのコミュニケーションが大事なんだってことにこの時の母は気付いていたみたいです。自身もそうだったように、トシヤ君やツヨシ君も話しかける前に比べるとかなり明るく元気になっていたそうです。…で、談話室の奥のソファでポツンと1人、音楽を聴いていた若い女性を見た母。「この子も話しかけたら救えるかもしれない」と、母は考えてたのかしれませんね。母いわく無意識に話しかけてたみたいですが…。ちなみに女性が聴いているのはポータブルCDプレイヤーです。これ、当時(この物語は2003年秋頃です)持ってる人多かったんじゃないでしょうか。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く「母とうつと私」(全54話)は21時更新!
2021年08月17日酒井法子今から12年前の8月2日、のりピーこと酒井法子(50)の夫(当時)が職務質問を受け、翌日に覚せい剤取締法違反で逮捕された。彼女も任意同行を求められたが、「子どもを預けているので、あとで行きます」と答え、そのまま失踪。所属事務所は彼女が自殺するのではと危惧し、そのスタンスで会見を開いた。それゆえ、世間は当初、彼女に同情的だったが──。8日には彼女も覚せい剤取締法違反で逮捕されてしまう。いわゆるクスリを抜くための逃亡を疑われることになった。■事務所が冷静さを失っていた理由ではなぜ、事務所は彼女もクスリをやっている可能性を考えなかったのか。相澤秀禎会長(当時)が週刊誌でこんな話をしている。《うちには岡田有希子のこともあるし、法子を担当していた溝口マネージャーが自殺した過去もある…》アイドルだった岡田さんは1986年に自殺。直前まで相澤の自宅に下宿していたが、その部屋を譲られたのが後輩の酒井だった。また、2000年に自殺した溝口マネージャーは岡田さんも担当していた。事務所はその連鎖が、酒井にも及ぶことを恐れたわけだ。さらにいえば、酒井の父は暴力団の元組長で、娘のデビューを機に足を洗ったが、その2年後に交通事故死。そのとき、相澤は「幼いころから里子に出されたり、複雑な家庭環境だったので(略)法子の親代わりをやらなければいけないと決心した」という。そんな「親心」も冷静さを失わせたのだろう。■同じ日に起きた押尾学の事件酒井は執行猶予つきの有罪判決を受け、事務所からは契約解除。いわば「勘当」の身となった。’13年には『さんまのまんま』(フジテレビ系)に出演するなど、芸能活動も再開させたが、本格的な活躍はできていない。そこには、この事件で彼女のイメージが激変したうえ、同じ日に起きたもうひとつの事件も関係している。当時俳優だった押尾学が愛人とともに違法薬物を使用し、死亡した愛人を置き去りにした事件だ。これだけの有名人ふたりが同時にクスリ絡みの事件を起こすというのも、何か怪談めいている。こうした一連の経緯によって、世間もメディアも今の彼女をどう扱っていいのか、何を求めていいのかがわからなくなっているわけだ。例えば、彼女は一昨年『THEカラオケ★バトル』(テレビ東京系)に出演。代表曲『碧いうさぎ』を歌った。アイドル時代の代名詞でもあるのりピー語で「がんばるピー」などとコメントさせられていたが、もうそんなイメージでもないだろうにと気の毒になった。最近は個人事務所を設立して、ユーチューバーとしてもデビュー。写真誌でセクシーグラビアに挑戦したが、こういう熟女路線も何か違う気がしてしまう。本人もそれを感じているのか、「グラビアのお話をいただいたとき“私でいいんですか?”と不安でした。セクシーなものを望まれても、どこまでできるか……」と、コメント。正直なところ、自分の需要については疑心暗鬼なのではないか。筆者にとっては、35年前『モモコクラブ』(TBS系)の取材で彼女を見かけたときのアイドルっぽくない暗い表情が印象に残っている。そういうところが薄幸なヒロイン役などにはプラスに働いたのだろうが、事件後は似合う役が思いつかない。ただ、大ヒット作『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)くらいは、もっと普通に再放送されてもいいように思う。あの中の彼女なら今も求められている、はずだ。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2021年08月05日声をかけると笑顔で対応してくれた橋爪功多くのドラマや映画で名脇役として活躍する橋爪功。最近の彼は、プライベートで“危機”を迎えている。「次男の遼さんとの関係が悪くなっているんですよ……」(橋爪の知人)遼はNHK大河ドラマ『八重の桜』やドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)などの話題作に出演し、俳優として将来を期待されていた。しかし、’17年に運命を変える“事件”が起こる。「覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕され、当時所属していた事務所との契約は解除。その後、東京地裁で懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が下されました」(スポーツ紙記者)ここ最近の息子の動向は報じられていなかったが、橋爪家では彼をめぐってひと悶着あったようで─。■父にSOSを出した息子の橋爪遼「昨年の春ごろ、奥さんが周囲に“あの子が逮捕されてから、家庭内が荒れている。夫と一緒にいたくない”と漏らしていました。遼さんに対する功さんの怒りがおさまらず、家の中がピリピリしていたようです」(前出・橋爪の知人)昨年末には執行猶予が明け、遼は再出発しようとしたが、壁に突き当たってしまう。「“舞台で俳優としてやり直したい”と知り合いに声をかけていました。しかし、薬物問題でイメージダウンした彼を使いたがる人はおらず、すべて断られてしまったそう」(同・橋爪の知人)困った遼は、とうとう父親にSOSを出したのだが……。「功さんに相談したところ、激怒されてしまったんです。彼は息子さんの件で、出演予定だった仕事をキャンセルしたり、謝罪行脚に明け暮れるなど、迷惑をかけられました。そうした事情を知りながら、改めて自分を頼ってきた遼さんに対して、内心“もう面倒は見たくない”という思いだったのでは」(同・橋爪の知人)一見、親子の間に埋まらないミゾができたように見えるが、そういうわけではない。実際、都内にある橋爪一家行きつけのバリ料理店では、こんな話も。「昨年10月に、遼さんと娘さんを含めた家族4人で食事していました。和気あいあいとして、険悪な雰囲気には見えませんでしたけどね」(常連客)ときに衝突しながらも、少しずつ前に進んでいるのかもしれない。功は息子に対して、どんな思いを抱いているのだろうか。3月初旬の午後、愛車で帰宅したところを直撃した。─昨年、遼さんの執行猶予が明けましたが、ご様子はいかがですか?「…………。息子については、ノーコメントだよ」息子の名前を出すと表情が曇り、口が重くなった。─最近、功さんを頼ってきたそうですが、突き放したと聞いています。「……………」─いまも息子さんと一緒に住んでいるのですか?「何も話せません」最後まで遼について語ることはなかった。“事件”から4年がたったが、遼が立ち直ることはできるだろうか。
2021年03月18日「夏目坂メディカルクリニック」の院長・栗原隆容疑者(クリニックHPより)お茶の間で人気の医師が、覚せい剤に手を染めていた──。テレビなどにたびたび出演している「夏目坂メディカルクリニック」の院長・栗原隆容疑者は、2月19日、覚せい剤を使用した疑いで警視庁に逮捕された。■テレビに数多く出演し、仕事熱心と評判だった「容疑者は昨年12月、家族から“意識がもうろうとしている”と119番通報があり、自宅から搬送されてそのまま入院しました。その際の尿検査で覚せい剤の陽性反応が出て、退院直後に逮捕された」(テレビ局記者)本人は「なんのことかわかりません」と容疑を否認。NHK『おはよう日本』や日テレ系『ザ!世界仰天ニュース』、TBS系『林先生の初耳学』など、容疑者は数多くの番組で医療情報を発信してきた。執筆活動も行っており、著書『ゆがんだ「背骨」の整え方』(日本文芸社)では、背骨まわりの筋肉のバランスを整える「ハイハイ体操」を提唱。コロナ禍では内科医ユーチューバーとして、感染症対策や自宅での運動不足解消法のほか、ED(勃起不全)の治療についても解説をしていた。鍛え上げられたムキムキの体格だが、医療メディアの取材では「自身が病気がちだったこともあって、この世界を目指すようになった」と医師を志した理由を話していた。東京で生まれ育ったという容疑者。早稲田高校を出たあと、2000年に東京医科大学医学部を卒業した。産業医などを経て、2016年に母校や自宅のある新宿・早稲田でクリニックを開業した。普段の様子はというと、「まじめで明るく、仕事熱心。トレーニングも怠らず、ガタイもいい」(知人男性)クリニックとは別に、リハビリから本格的なトレーニングまで幅広く指導するジムを妻と運営し、積極的に健康セミナーも開くなど市民の健康増進を後押ししてきた。過去に日本オリンピック委員会の強化スタッフを務めた時期もあり、アンチ・ドーピングにも取り組んでいた。そんな容疑者がなぜ、覚せい剤に手を染めたのだろうか──。■コロナ禍で厳しくなったジムをたたんでいた容疑者と仕事をしたこともあるという前出の知人男性は、異変に気づいていたと話す。「栗原さんは昨年の夏に体調を崩し、ずっと療養をしていました。クリニックの診療はほとんど外部の医者にアルバイトで来てもらっていた」クリニックのHPにある診療カレンダーを見ると確かに昨年の夏以降、外部の数人の医師の名前が載っていた。ユーチューブの投稿も8月から、途絶えている。「コロナ禍で経営が厳しいうえ、外部の医師を雇うのはコストがかかる。とうとう年末には妻と運営していたジムをたたんでしまいました」それでもクリニックは続けたいようで、現在は「院長療養中のため、休診」という紙が医院の前に貼られている。周囲は覚せい剤の使用が疑われるような言動を目にしたことはないというが、夏の時点ではどっぷりクスリに侵されていたのだろうか。「コロナ禍で経営が立ちいかなくなって、ストレスに負けてしまったんですかね……」知人男性はそう言って、残念そうにため息をつく。容疑者はかつて自身のブログに《自分を信じ、未来を信じれば、たとえどんなことが起きても、大きく道を踏み外すことは減ると思います》と綴っていた。道を踏みはずした今、自分の未来を信じることはできるのだろうか──。
2021年03月03日杉田あきひろすぎた・あきひろ歌手、ASK認定依存症予防教育アドバイザー、介護士。NHK・Eテレ『おかあさんといっしょ』の第9代「歌のおにいさん」2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された杉田あきひろさん(55歳)。子どもたちの『歌のおにいさん』として知られ、歌手として活動していた杉田さんが初めて薬物を経験したのは1993年、二十代後半のミュージカル俳優時代だったという。「当時は知人の勧めで好奇心から覚醒剤とは知らず1回だけ吸いましたが、常習することもなく、その後『歌のおにいさん』として活動していたときもまったくやっていませんでした。しかし、『おにいさん』を卒業して数年後、バリ島旅行の際に売人に声をかけられたとき、記憶がよみがえり薬物が欲しくなったのです。8年間もやめていたのに、そのときは毛穴が開いて、震えがくるほどでした。海外だし1回くらいいいかという気持ちもありましたが、日本に帰国してからも覚醒剤に手を出すようになり、薬物依存症が進んでいったのです」■依存症は人間関係を奪う病気逮捕され、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受け、保釈後は「自分を変えたい」と、回復支援施設『ダルク』の中でも日本一厳しいと言われる施設を選び、そこで3年間を過ごした。「毎朝5時に起きて、5Kmのランニング、掃除、畑仕事、ミーティングの日々でした。ミーティングでは毎日1時間を2回、自分に正直になって、過去を見つめなおします。厳しい日々ですが、もっともつらかったのは、ダルクに入って4か月後に母が亡くなったことでした。逮捕されて兄に勘当されていたこともあり、母に手を合わすこともできませんでした。依存症は人間関係をすべて奪ってしまう病気なのです」現在は、歌手としてのコンサート活動、依存症予防教育アドバイザーとしての講演活動、介護士と3つのわらじをはいている。「ダルクに入って半年後に歌手としてコンサートを開く機会をいただき、周りの方のご協力のおかげで回復していきました。介護の現場では、おじいちゃん、おばあちゃんが僕の歌を聴いて喜んでくれるのもうれしいです。好奇心やひとときの快楽から薬に手を出すと、薬物依存症になって、仕事も家族も友人も失ってしまいます。僕のようなしんどい思いをしないためにも、依存症について正しい知識を持っていただきたいと思っています」「AKIHIRO SUGITA ’Chante le Monde’ Concert 2021〜杉田あきひろ信州新春シャンソンショー〜」春ごろ開催(1月24日から延期に)場所:松川村 すずの音ホールチケット:1,500円予約窓口:電話0261-62-2461
2021年01月20日「先月末からジャニーズ事務所が、約400人ほどいる所属タレント全員に対して薬物検査を実施しているそうです。一般的な薬物検査は、毛髪・血液・尿のいずれかを検体とします。しかし、検査は決して簡易なものではなく、立会人監視のもと、厳正な方法で行っているそうです」(広告代理店関係者)人気アイドルが数多く所属するジャニーズ事務所が、自主的に薬物検査を始めたという。「King&PrinceやSnow Man、SixTONESなど、若手グループから検査が始まり、ほとんどのデビュー組はすでに検査を終えていると聞いています」(前出・広告代理店関係者)エンタメ業界内で、今回の検査実施が大きな話題となっていると語るのは映像関係者だ。「背景にあるのは、後を絶たない芸能人の薬物問題ですよね。昨年3月にピエール瀧(53)、昨年11月に沢尻エリカ(34)。今年2月に槇原敬之(51)、今年9月には伊勢谷友介(44)と、知名度の非常に高い有名人が逮捕・起訴され、それぞれ億単位の賠償金が発生しているといわれています。実際、ジャニーズ事務所のタレントが主演を務める作品で、伊勢谷さんが重要な役どころで出演予定だったこともあり、彼の逮捕を“他山の石”と考え、今回の決断に至ったのかもしれません」テレビ局関係者もこう語る。「特にジャニーズ事務所の場合、『Smile Up! Project』といった社会貢献・支援活動も行っており、所属タレントにクリーンさが求められているのでしょう。ファンクラブ会員数は計700万人を超え、関連会社をあわせた売り上げは1千億〜2千億円ともいわれています。社会への影響力が大きいだけに、ジャニーズ事務所の今回の取り組みは、各方面に波及していくことでしょう」テレビ局や映画会社、広告代理店もこの動きを歓迎しているそう。「相当額の予算をかけて仕事をお願いする側としては、検査結果を知ることで安心してオファーすることができますからね。タレント側にも大きなメリットです。特に広告業界では、契約するタレントの不祥事は企業や商品のイメージに直結するだけに、違約金も発生してしまいます。今後もジャニーズ事務所は、半年に1度をめどに検査を継続していくと聞いています。こうした定期的な検査が芸能界全体に広がっていけば、スポンサーの不安も軽減されることでしょう」(前出・広告代理店関係者)もはやクリーンな「イメージ」だけでは通用しない時代なのかも。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日伊勢谷友介「お酒は翌日に影響がある。俳優という身体を維持する職業でもあるから、身体に影響の少ない大麻を選択していた」12月1日に開かれた初公判でそう語ったのは、大麻取締法違反で9月に逮捕・起訴された伊勢谷友介被告。大麻を始めた年齢については「26、27歳ごろ、オランダのアムステルダムで初めて使った」と供述していた。「オランダは医療大麻の先進国で、お忍びで訪れる芸能人もいます。初公判で伊勢谷さんも“医療目的・嗜好品として認める国も多く、税収もある”など、典型的な大麻肯定論者のセリフを口にしました」(スポーツ紙記者)驚きだったのは、大麻を譲り受けたという知人が誰なのか問われたときだった。大麻に関する裁判では、被告は身に及ぶ危険を理由にルートを秘匿することが多い。それに対して彼は「2度としない」と語りつつ、入手先となった知人を気遣う姿勢を見せた。「(入手先は)言えません。使用するのは私の勝手で、これは誰かを傷つける犯罪ではない。その人を社会にさらす必要はないと考えます」場合によっては裁判官の心証が悪くなることも考えられる。なぜ彼はそのようなリスクを冒してまで知人を擁護したのだろうか。『弁護士法人・響』の西川研一代表弁護士に話を聞いた。■“ルート秘匿”は再犯が懸念される「“誰かを傷つける犯罪じゃない”という発言は、弁護側としては非常に困るものです。被告が関係各所に多大な迷惑をかけていることは事実であり、本人もそのことに関して謝罪を述べています。間接的とはいえ、一定の“被害者”ともいえる方々が存在することを認識しているはずですし、そのうえでのこの発言は、主張のちぐはぐさを感じざるをえません」(西川弁護士)ルートの秘匿については、「伏せたことは、当然ながら再犯の懸念につながります。本当に大麻の違法性を感じていて、身に危険が及ぶことがないのなら、ルートに関しても供述すべきです。自らの意思で情報を伏せてしまっては、反省の気持ちを疑われてもしかたがないといえます」(西川弁護士、以下同)彼と弁護人の関係性にも、疑問が残る。「今回の供述に至った経緯はわかりませんが、弁護側と被告の打ち合わせが十分だったのか、そのうえで被告が自身の主張を展開したのか、そのあたりは気になるところ。打ち合わせ不足も考えられます」リスクをはらんだこの発言は、弁護側も予定していなかった“暴走”といえるかもしれない。伊勢谷の量刑はどうなるか。「所持していた大麻が微量とはいえず、常習性も疑われる点、反省への疑いや再犯の懸念、これらはマイナスにはたらくでしょう。一方、被告の社会貢献活動には認めるべき価値があり、社会的制裁を受けていることと合わせて情状酌量の余地はあります。懲役1年・執行猶予3年といった判決に落ち着くかと思います」判決は12月22日に言い渡される予定となっているが、はたして……。
2020年12月08日ピエール瀧「役者は、クスリはダメだけど、不倫は大丈夫」10月半ばの午後10時過ぎ。世田谷区内にある音楽バーで、そんな“持論”を展開していた男がいた。声の主は、約1年半前の’19年3月に、コカインを使用したとして逮捕されたピエール瀧だ。「執行猶予つきの判決が出て以降、“復帰”についてはさまざまに報じられていましたが、先月、竹中直人さん、山田孝之さん、斎藤工さんが共同制作した映画『ゾッキ』での復帰が正式に発表されました。公開は’21年春を予定しています」(スポーツ紙記者)11月3日におよそ1年9か月ぶりに自身のインスタグラムを更新。久々の投稿となった写真は、逮捕前の最後の投稿となっていた、岡山城をバックに撮影した写真と同じ構図のもの。服装に関しても前回・今回と、同じ帽子に同じコート、同じズボンに同じ靴という徹底ぶり。“復帰”について、どこか意図を感じさせる写真であった。■親しい友達の前で本音が“ポロリ”復帰を控えた最近の瀧は、どんな様子なのか。逮捕時には多くの報道陣を集めた自宅周辺で話を聞いた。「以前は見かけましたけど、騒動以降は見てないですね。たぶん、前よりもひっそりと暮らしてるんじゃないですか?」(近隣住民)「身体が大きいから迫力はあるけど、ガラが悪いって感じはなかったです。普通でしたね」(別の近隣住民)以前は家族と一緒にいる姿が見られたという瀧の外出自粛は、コロナウイルスの影響か。彼がたびたび訪れていたという近所の喫茶店の店主は、「騒動後は店には来ていませんね。家には車があったりなかったり、キャデラックのオープンカーだったり、ほかにも2、3台見かけたり、よくわからない感じですね。けっこう外に出てるんだと思います。本人も以前と変わらない様子ですよ」近所では、落ち着いた生活を送っているようだ。しかし、親しい友人や関係者の前では“本音”がポロリ。冒頭の音楽バーには、音楽関係者らしき男性と訪れていたという。「店内奥のカウンター席に座っていました。マスターに“静岡出身なんですか?自分も静岡市なんですよ”なんて話しかけたり、フレンドリーでしたね」(居合わせた客)ウオツカなど強めの酒を重ねていたそうで、いい具合に酔いが回ったころ、彼の役者論、音楽論が飛び出した。「役者は、クスリはダメだけど、不倫は大丈夫。だって役で演じるんだから。逆にミュージシャンは、クスリはよくても不倫はマズい。だって、歌で“この愛は永遠だ”なんて歌ってるのに、不倫してたら説得力ないでしょ」薬物使用は違法行為で、不倫はあくまで個人間の問題であるため、何とも言えないところだが、世間的には“どっちもダメ”であろう。ミュージシャンであり、役者でもある瀧。現在、どちらもやっていないことを願うばかり……。
2020年11月23日’20年、執行猶予期間も終わりかけの清水良太郎を直撃すると……「私の育て方がダメだったんだと思います……」子どもが生まれたとき、誰もがスクスクとまっすぐに育ってほしいと願うものだろう。冒頭の言葉はモノマネ芸人の清水アキラが語ったもの。三男の清水良太郎が、’17年10月に覚せい剤取締法違反で逮捕された。その翌日、アキラは嗚咽を漏らしながら報道陣に向かって、そう良太郎への思いを吐露したのだ。「良太郎は都内のデリバリーヘルスで働く女性に覚せい剤の使用を強要したのです。口移しで吸わせようとしたが、女性は使用を拒否しスキを見て警察へ通報。ホテルから女性と出てきたところを逮捕されました。1年前に一般女性と結婚して子どもだっていたわけですから、あきれちゃいますよね」(スポーツ紙記者)■現在はどうしているのか良太郎は高校時代にNHK大河『功名が辻』で俳優デビュー。モノマネ2世芸人としてバラエティーだけでなく、映画や舞台と活躍の場を広げた。観月ありさや深田恭子など、誰もが羨む美女との交際も噂された。が、暗転する。「『FRIDAY』が闇カジノに出入りしていることを’17年2月にスッパ抜いたのです。これにより出演を予定していた舞台を降板。その8か月後に逮捕されたのです」(同)’17年12月に懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が下され、父親の設立した芸能事務所『清水エイジェンシー』を解雇された。芸能界も引退……。「さすがに更生するだろうと思われましたが、引っ越し屋でバイトしながら、仕事が終わると趣味のパチンコにのめり込んでいたようです」(同)もうすぐ執行猶予期間も終わりを迎えるが、現在はどうしているのか?■良太郎は直撃にママチャリを停止させ清水一家が同居する東京・中野区にある自宅を訪ねた。アキラは家族全員が住めるよう’14年に同じ敷地内にある3棟の建売住宅を購入し、子どもたちと住んでいる。「長男は航空会社に勤めているパイロットで、次男はアキラさんの事務所の社長。家族は仲いいですよ。良太郎クンも最近はちゃんと働いているみたい。家の前に化粧品会社の広告が入ったトラックが止まっていてね。それに乗って出勤するのを見かけますから」(近所の主婦)だが、今月8日にちょっとした異変があったと続ける。「夜の8時前かなぁ……。おウチの駐車場から、アキラさんと良太郎クンがすごい怒鳴り声で言い合う声が聞こえてね。“お前どこにいくんだ!!また何かやってるのか!?”って。良太郎クンは“なんもしてねーよ。知らねーって!!”と、吐き捨てるように言って家を出て行ったのよ」まさにその時刻は伊勢谷友介が大麻取締法違反の容疑で逮捕と報じられた直後!息子が再び悪事に手を染めてしまわないか、アキラも心配したのかも……。1度は成功を収めた良太郎。芸能界へ戻ることは考えていないのだろうか?9月上旬、自宅にママチャリで帰宅する良太郎に話を聞いた。声をかけると、自転車を止めて取材に応じてくれた。「今は普通に仕事して家族を養っていますよ」─芸能界への復帰は?「いや、考えていないですね」─もう更生されましたか?「はい。もうまじめに働いているので。というか、それだけ(笑)」そう話し、少し笑みを見せ、自宅へと入っていった。逮捕時には、面会したアキラに「娘の誕生日を祝いたい」と話したという良太郎。その娘も今年11月で4歳になるけれど、少しは親の気持ちもわかったかな?
2020年09月24日伊勢谷友介またしても大麻……。伊勢谷友介容疑者が逮捕された。「9月8日の午後3時ごろ、捜査員が自宅を捜索し、現行犯逮捕。リビングの引き出しの中には乾燥大麻20・3グラムがあり、吸引用の巻き紙も発見されました。本人は“自分が吸うために持っていたものです”と供述しています」(ワイドショー関係者)恵まれた容姿と才能を持っていながら、取り返しのつかない過ちを犯してしまった。「180センチの長身で端正な顔立ち。難関とされる東京藝術大学に現役で合格した秀才です。学生時代からファッションモデルとして活動し、’98年に映画『ワンダフルライフ』で俳優デビューしました」(スポーツ紙記者)■複雑な家庭に生まれて華やかな経歴だが、育った家庭は複雑だった。「紳士服の仕立て屋だったお父さんは、7回も結婚と離婚を繰り返したプレーボーイでした。最初の奥さんとの息子は今年7月に76歳で亡くなったデザイナーの山本寛斎さん。伊勢谷さんは6番目の息子さんで、33歳も離れた異母兄弟ということになります」(同・スポーツ紙記者)そんな父に劣らず、伊勢谷容疑者も“モテ男”だった。「最初の熱愛報道は’99年。お相手は広末涼子さんです。伊勢谷さんは駆け出しの俳優にもかかわらず、人気絶頂の彼女とバイクで2人乗りデートを楽しむ姿が話題になりました。’12年には長澤まさみさんとの交際が発覚。結婚目前といわれましたが、’14年夏ごろに破局しています。その後はモデルの森星さんと交際していましたが、昨年秋に別れています」(前出・ワイドショー関係者)派手な私生活とは対照的に、仕事にはストイックだった。「’13年の映画『あしたのジョー』で力石徹を演じるために10キロ近くも減量。役に入り込むタイプの俳優ですね。演技だけでなく、映像制作にも強い関心がありました。もともと映画監督になるのが夢で、大学在学中にニューヨーク大学映画学科に留学しています。俳優デビューして間もない’03年に『カクト』という映画で初監督。脚本と主演も務めました」(映画ライター)しかし、この映画は今回の事態を予言していたようにも見える。■大学生のとき交際相手に薬物を勧めて……「伊勢谷さんが演じるドラッグの売人をしている主人公がトラブルに巻き込まれる青春映画です。演技くささがないリアルな描写は話題になりました」(同・映画ライター)このころからすでに、薬物に手を染めていたという声も。「10年くらい前に、“大学生のときに付き合っていた女性に薬物をすすめてしまったことがある。あのときの彼女には悪いことをした”と話していたことがありました。もし、彼が大学生のときから使い続けていたとしたら、実に20年以上になります。高い常習性が疑われますよね」(伊勢谷の知人)自身のSNSで大麻について発言していたこともあった。「’12年2月に《大麻で人生を崩壊させるのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ》とツイート。まるで使ったことがあるかのような物言いに加えて、ほかにも大麻を肯定する発言をたびたび行っていました」(前出・スポーツ紙記者)彼の中で麻薬と同様に関心が高かったのが社会活動だ。「’09年に『株式会社リバースプロジェクト』を設立。“人類が地球で生き残るために何ができるか”というテーマを掲げ、社会活動を行っていました」(同・スポーツ紙記者)放置された竹林の竹を生かした家具作りや洋服のリサイクルなど、藝大出身らしくアートを通じた活動が多かった。「伊勢谷さんは“宇宙人から見たら地球人は自らの未来を自ら失おうとしている、愚かな生物に見える。だから今こそ資源を守ろう”と語っていました。彼は教育分野にも進出して『Loohcs(ルークス)』という高校をつくって学長に就任。校則やルールはなく、自主性を重んじる学校です」(一般紙社会部記者)スケールの大きい活動を進めていたが、賛同者を裏切ることになってしまった。「彼の唱える社会活動は世の中をよくしたいのは建前で、自分の思いどおりに生きたいというエゴだけが彼を動かしていたのかもしれませんね」(同・一般紙社会部記者)■逮捕でコラボ商品が販売停止に彼の身勝手な行いで不幸になるのは、信用していた人たちだ。「伊勢谷さんは自動車好きで、ハイエースの愛好家として知られています。静岡県浜松市にある車のカスタムを手がける『オグショー』とコラボしたモデルは市販されることになっていたんですが……」(自動車ライター)オグショーのスタッフに話を聞いてみると、「逮捕後、お客様からの問い合わせはあります。彼の好みに合わせて仕立てた車は700万円以上の特注ですが『ISEYA MODEL』という名前なので、このまま販売はできないと思います……」打ち合わせの際、大麻使用を思わせるような言動はあったのだろうか。「いっさいないです。もし、おかしな言動をしていたらビジネスパートナーにはなってません。今はショックのひと言です……」本業の俳優活動も深刻だ。「9月5日に最終回を迎えた日本テレビ系の『未満警察ミッドナイトランナー』では警察学校の教官役で出演。最後は逮捕されるという役で、偶然の一致が話題になりました」(前出・スポーツ紙記者)制作スタッフに、現場での様子について聞くと、「本当に優しくて真摯な方で、みんなから信頼されていました。まさか大麻を使っていたなんて信じられません」エゴにまみれた“優等生”という仮面をつけ続け、多くの人を欺いた罪は決して軽くないだろう。これから刑事裁判となり、どのような刑が科されるのか。『弁護士法人 天音総合法律事務所』の代表弁護士である正木絢生氏はこう語る。「初犯で自己使用目的なので量刑は軽くなりますが、大麻の量が20グラムと多く、リビングの引き出しというすぐに取り出して使用できる状態であったことなどから常習性が推測されます。懲役10か月から1年、執行猶予3年というところが相当と思われます」伊勢谷容疑者の座右の銘は“挫折禁止”。多くの仲間たちを失望させ、彼は挫折だと感じているのだろうか。
2020年09月15日大麻所持で逮捕された伊勢谷友介大麻取締法違反の疑いで9月9日に現行犯逮捕された、俳優の伊勢谷友介容疑者。伊勢谷容疑者は大麻所持について「自分が吸うため」と容疑を認め、さらなる捜査が続いている。■違法薬物と芸能界の距離薬物の使用や所持による有名芸能人の逮捕は、この数年だけでも数多いが、なかでも衝撃的だったのが、昨年逮捕されたピエール瀧(3月、コカイン使用による麻薬取締法違反)と、沢尻エリカ(11月、合成麻薬MDMAを含む粉末所持による麻薬取締法違反)ではないだろうか。両者とも大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(ピエール)、『麒麟がくる』(沢尻)に出演しており、それぞれ代役を立てての収録となったことでも大きな話題を集めた。「伊勢谷容疑者も複数の待機作を抱えており、それぞれ対応を協議中の段階ですが、ピエールや沢尻のように、大きな仕事で活躍中の芸能人が、常習的に薬物を使用していたところに問題がありますね。伊勢谷容疑者も捜査の状況から常習していた可能性が高そうです。かつて薬物は、ちょっと仕事がうまくいかなくなった芸能人の心の隙間につけこむようなパターンが多かった。それなのに最近では、常習性が高く、しかも違法薬物が出回る世界が芸能人にとって身近になっているように思います」と、ある芸能ジャーナリストは言う。過去数年、薬物により逮捕された有名人は数多くいる。ざっと振り返ってみると、2000年代以降、以下のような顔ぶれが逮捕されている。<2001年>・いしだ壱成……大麻取締法違反・田代まさし……覚せい剤取締法違反(’04年、’10年、’19年にも逮捕)<2002年>・西川隆宏(元DREAMS COME TRUE)……覚せい剤取締法違反(’06年にも同容疑で逮捕)<2003年>・岡村靖幸……覚せい剤取締法違反(’05年、’08年にも同容疑で逮捕)<2006年>・大森隆志(元サザンオールスターズ)……覚せい剤取締法違反・大麻取締法違反<2007年>・赤坂晃(元光GENJI)……覚せい剤取締法違反(’09年にも同容疑で逮捕)<2008年>・加勢大周……覚せい剤取締法違反・大麻取締法違反<2009年>・小向美奈子……覚せい剤取締法違反(’11年、’15年にも同容疑で逮捕)・押尾学……麻薬取締法違反・酒井法子……覚せい剤取締法違反<2010年>・中村耕一(元JAYWALK)……覚せい剤取締法違反(’77年にも大麻取締法違反で逮捕)<2014年>・ASKA……覚せい剤取締法違反・麻薬取締法違反<2016年>・清原和博……覚せい剤取締法違反・杉田あきひろ(元歌のおにいさん)……覚せい剤取締法違反・高知東生……覚せい剤取締法違反・大麻取締法違反・高樹沙耶……大麻取締法違反<2017年>・田中聖(元KAT-TUN)……大麻取締法違反<2019年>・ピエール瀧……麻薬取締法違反・田口淳之介(元KAT-TUN)……大麻取締法違反・小嶺麗奈……大麻取締法違反・沢尻エリカ……麻薬取締法違反<2020年>・槇原敬之……覚せい剤取締法違反(’99年も同容疑で逮捕)■「作品に罪はない」論争前記の顔ぶれを見るに、薬物で逮捕された後、逮捕以前のような華やかな活躍がみられる芸能人は、ほぼいないとみていいのではないだろうか。この中に“仲間入り”となってしなった伊勢谷友介。公開前の作品は、今度どうなるのかを前出の芸能ジャーナリストに聞いてみる。「伊勢谷容疑者も初犯であり、おそらく執行猶予付きの判決が下されると思います。最近の傾向としては、観客が自分の意思で入場料を払う映画などに関しては、少し期間をおいてそのまま公開、地上波でのテレビドラマはカットし、代役を立てて再撮影というケースが多いです。ミュージシャンの場合も、店頭から作品の撤去や配信停止などの措置がとられますが、最近は『作品に罪はない』というファンの主張も多く、裁判などの経緯にともなって、徐々に再発売となるケースが多いです」実際、来年公開の伊勢谷容疑者が出演する映画『いのちの停車場』は、出演シーンをカットせず、そのまま公開することが決まった。とはいえ、今後の活動として、今までのような俳優としての仕事の減少は免れない。薬物での逮捕はイメージの回復は難しい。芸能活動に大きな影響を及ぼすと、テレビ関係者は言う。「昭和の時代では、研ナオコさん、美川憲一さん、錦野旦さん、井上陽水さんなども逮捕歴があります。相当、どん底も味わってきたはずですが、みなさんその後も華々しく活躍されています。禊次第で復帰することも可能ですが、現在はコンプライアンスも厳しく、『なんであいつを出してるんだ』と指摘され、簡単に炎上したりする時代です。そのため、あえてリクスを犯してまで出す必要はない、という判断で、逮捕歴のある人の復帰はなかなか難しいものとなりました」独自の存在感を放ち、俳優としても評価の高かった伊勢谷友介。今後、彼の演技が見られる日は来るのだろうか。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2020年09月11日後を絶たない、芸能人の薬物使用。2020年9月8日には、俳優の伊勢谷友介氏が大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。伊勢谷氏は数々の映画やテレビドラマのヒット作に出演。ボランティア活動にも力を入れるなど、幅広く活躍しており、各方面で多大な影響を及ぼすと見られています。そんな中、タレントの武井壮さんは、同年9月10日にTwitterを更新。芸能人の違法薬物使用について苦言を呈しました。芸能界でいま出演者として頂いている立場やイメージ、収入や役割は多くの制作関係者の皆様、番組にスポンサーして頂いてる企業の皆様、共演者また所属事務所の皆さん全ての協力とそれを観てくれる多くの人達のお陰で成立してる。。能力や知識、技術だけじゃなく、『信用』が大きな商品なんだよ。。— 武井壮 (@sosotakei) September 10, 2020 大きな報酬を頂いて、素晴らしい自由が手に入るけど、その自由を法律で禁止された薬物などに使うべきじゃない『世界各国で合法なのに』なんて関係ない禁止薬物を扱う違法行為が生業の業者との取引は反社会的行為です。皆様から頂いた信用をそんな事には絶対に使用しないと当たり前の事だけと誓います— 武井壮 (@sosotakei) September 10, 2020 「芸能界での仕事は、関係者やそれを観てくれる人のおかげで成立する」と、芸能人における『信用』の重要さをつづった武井さん。大麻使用が海外の一部の国で承認されていることから、擁護する声もありますが、武井さんは「世界各国で合法でも関係ない。違法行為をする業者との取引は反社会的行為だ」ときっぱり指摘。「自分は信用をそんなことに使わない」と改めて宣言していました。ネット上では武井さんの投稿に、多くの賛同の声が寄せられています。・「全くその通り」としかいいようがない。ド正論です。・好きな芸能人が、逮捕されて画面で観れなくなったらつらい。観ている側の気持ちを想像してほしいですね。・信用を得ることはすごく大変だけど、失くすのは本当に一瞬。失くした信用の回復はもっと難しい。多くの人から尊敬や憧れの念を抱かれる芸能人は、その大きな『信用』をどう使うか、誰のために使うのか、常に問われ続けるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月11日ダレノガレ明美今、ダレノガレ明美の一連の行動がネットで話題になっているのだが、その展開がすさまじい。はじまりは5月5日にネットニュースで大きく報じられた“薬物使用疑惑”。この件にお怒りのダレノガレはツイッターで記事を引用し否定。2日後に所属事務所も書面で抗議し、法的措置も辞さない考えを示した。しかし、同時期にネット上でまさかの“パパ活疑惑”が浮上していたのである。“パパ活”をやっていると思しき一般女性がSNSのライブ配信で、「知人男性からスマホ内のヤバい写真や動画を見せてもらった」ときのことを回想し、「ダレノガレのもあった」と暴露していたのだ。そのことはすぐにSNSで拡散され、ネットニュースに取り上げられる事態に……!まさに第2の矢である。これに彼女もすぐにツイッターで応戦するも、タイムラインは荒れ地と化した──。“炎上クイーン”としての地位を確立して久しいダレノガレ。ちょうど1年前の5月にも、《久しぶりにあった人が全然顔ちがくなっていてわぁーってなったけど、言わないほうがいいんだよね?聞かないほうがいいんだよね?笑》と整形を揶揄するようなツイートが燃えてネットニュースになったのが記憶に新しい。だが、かつてここまでタイムラインが熱気に包まれたことはなかったのではないか。ところが、事態は大きな展開を見せる。5月10日、ダレノガレがまさかのツイートを放ったのだ。《みなさんに報告です(星の絵文字)2020年7月に念願の美容クリニックをオープンする事になりました!それにあたり働いてくださる方を募集します》うそーん!今それ言う!? 「薬物」「パパ活」と、2つの疑惑をかけられ、ツイッターが荒れているなかで、まさかのクリニックオープンの知らせ。確かに、もともと7月のオープンが決まっていたのであれば仕方ないことなのだろうが、タイミングの悪いのなんの。開業を失敗に終わらせようと画策する者がこの時期を見計らってメディアにネガティブな情報を広めたのでは、と邪推したくなるほどの“陰謀論感”すら漂う。どちらにせよ、「美容クリニック」と2つの疑惑の食い合わせの悪さはハンパないということもあってか、完全に“シロ”証明するためにダレノガレの奮闘がはじまった(そういやハリウッド女優になる話はどこいった?)。■「自分的には満足ですか?」11日以降、“法的手段”よりも早く身の潔白を証明しようとしてか、薬物検査を受ける過程をツイッターに連投。法科学鑑定研究所の立ち会いのもと、何と髪の毛を1000本も切り、その模様を動画で撮らせるというエキセントリックな行動をみせた。そして「パパ活」の件についても、その配信を行った本人がダレノガレにSNS上で“人違い”だと謝罪し、和解したことをツイート。猛スピードで事態の収束を図ったわけだ。これで安泰、クリニックに届いた履歴書に目を通し、面接の準備にとりかかれる……かと思いきや、それと前後するように今回のクリニック開業を受けて、一般ユーザーによるあるツイートが拡散されている。昨年起こった“整形揶揄”ツイートのスクショとともに、《整形した知人のことをめちゃくちゃ陰湿な感じでバカにしてた人が経営する美容クリニック誰が行くん?お客さんに「わぁー笑、顔がちがくなりましたね笑」とか言うん?》と強烈な文言。よくもまぁ1年前のツイートを画像フォルダに保存してたな、という話だが、これがアンチダレノガレの執念……!この「美容クリニック開業というタイミング」を狙って、オイルをぶちまけそこに火矢を放ってきたわけだ。多くの非難が寄せられ、ツイッター界隈は荒れた。それに対し、ダレノガレも即座に行動に出る。無視すればいいものの、わざわざそのツイートを引用し、反応した文言がこれである。《わぁー綺麗になりましたね(ハートマーク)自分的には満足ですか?って言います》きっと「お客様、満足していただけましたでしょうか?」的なことを言いたかったのだろう。しかし、《自分的には満足ですか?》ではなんだか客を煽っているようにみえなくもない。言葉のあやなのだろうがこの表現が誤解を生み、非難のコメントが多く寄せられしまった。もはや彼女のツイッターは、本人にはまったくその気がなくてもトラブルを発生させてしまう“自動炎上製造機”だといってもいい。たぶんアンチは次の炎上機会を狙ってこのツイートのスクショもきっと撮っている、だろう。つまり、「ダレノガレが炎上を呼ぶツイート→アンチがスクショを保存→ダレノガレの行動の矛盾を突く→ダレノガレが炎上を呼ぶリプライ→アンチがスクショを保存→以下同」と、無限にネタを提供し続けてしまっているという構図だ。どうりで最近バラエティーで荒れる発言をする機会が減っているにも関わらず、ネットニュースで毎度、「ダレノガレ炎上」と書かれ続けるわけだ。それらの報道により、ダレノガレの地獄のようなタイムラインでだけ行われている発言ややりとりが世間に知れ渡り、“炎上クイーン”などと呼ばれるようになるわけだ。特にコロナ禍で在宅で仕事をする機会が多い今は、ネットニュース記者の格好の餌食だろう。ネット媒体が彼女のアカウントに常に張り付いているはずだ。実際にガールズニュースサイト『モデルプレス』は、炎上ネタではないものの、「美容クリニックを開設する」とツイートしたわずか29分後にその内容を記事化し、公開している。パソコンのページ更新ボタン連打でもしていないとそんなに早く書けんだろう……。なんたるスピード感。とりあえず今後も、毛髪検査の結果が2~3週間後ということで、しばらく張り付かれること必至だろう。結果がツイートされれば陽性だろうが陰性だろうが、各媒体、ヨーイドン!である。ゴシップ界の生態系はそのようにして成り立っている。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2020年05月21日モデルでタレントのダレノガレ明美が11日、自身のツイッターを更新し、12日に毛髪検査を受けることを明かした。一部で薬物使用の事実があるような報道がなされ、配信元に対して所属事務所から内容証明を出したことを7日に自身のインスタグラムで報告していたが、毛髪検査で潔白を証明する。ダレノガレは「明日、毛髪検査行ってきますもちろん、立ち合いさんもつけての毛髪検査です!しっかりやります!」と宣言。「尿検査は数日前の結果しか出ないみた(い)で、毛髪なら3~4ヶ月以内に薬物を使用してた場合アウトなので!結果までは少し時間かかるみたいですが、しっかりやってきます」とつづった。薬物使用疑惑を報じた記事はすでに削除されているが、ダレノガレは7日にインスタグラムで「今回、虚偽のニュースがネットニュースに流れ、沢山の方に誤解をされてしまいショックを感じております。タレントとしての活動に支障が出てもおかしくない内容でしたので、所属事務所に相談し、ネットニュース配信元に対して、所属事務所が内容証明を出しました」と報告。所属事務所もサイトで「今回のような虚偽のニュースを記事の削除をもって看過する事はできないと判断し、内容証明で警告書の送付を行い、このような虚偽の記事が掲載された経緯の説明と訂正謝罪記事の掲載を求める所存です。万一、要求が通らない場合は断固として法的手段により対処して参ります」とコメントしていた。
2020年05月11日近年は覚醒剤や大麻など薬物を使用・所持した有名人が続々と逮捕され、衝撃が走っています。とくにNHK大河ドラマに出演が決まっていた女優が逮捕された余波は大きく、撮影のやり直しなどが行われ、莫大な違約金が発生する模様です。逮捕された人物のほとんどが、人々から憧れを受けていた存在。そんな人物たちの「裏の顔」にショックを受ける人が続出しています。 一発アウト論が浮上逮捕と同時にニュースバラエティ番組などで盛んに議論になっているのが、薬物犯罪者の復帰問題。元衆議院議員の杉村太蔵は、『サンデー・ジャポン』(TBS系)などで、「薬物犯罪をした犯罪者は一発アウト。芸能界に戻れると思ってもらいたくない」と主張しています。これに爆笑問題の太田光や、タレントの今田耕司、さらには堀江貴文氏などが「一発アウトは薬物使用者の更生を妨げる」「馬鹿げている」と猛反論し、議論が繰り広げられました。ネット上では「一発アウト論」を支持する人が多いものの、反対の声も根強いのが現状。この議論について、弁護士はどう考えるのでしょうか?大本総合法律事務所の小野智彦弁護士にお聞きしました! 弁護士はどう見る?小野弁護士:「薬物に限らず、どのような犯罪であっても、それに手を染めた人(芸能人に限らず)には、更生の機会が与えられるべきで、「一発アウト」は厳しすぎると思います。「一発アウト」は、目には目を歯には歯をといった応報刑の考え方からの発想だと思います。現在の刑法は、死刑を除き、教育刑の考え方であり、無期懲役でも仮釈放で社会復帰の機会を与えているほどです。社会復帰と言う意味では、職場が確保される必要があります。職場が確保されないと社会復帰は難しく、また犯罪に手を染めてしまうということがよくあります。芸能人の場合は、職場は芸能界ということになります。元の職場に戻れるということが、社会復帰への更生へのモチベーションになると思います。 元の職場へ戻すといっても、犯罪前と全く同じ地位、ポジションである必要はないとは思います。会社勤めの方の場合、刑法犯を犯すと流石に懲戒解雇となり、元の会社には戻れませんが、同業種の別会社への就職はできるかと思います。芸能界でも、同じ事務所への復帰はできないにしても、また小さな事務所に入り、一から這い上がることはできてもいいと思います。 芸能人の場合、一般人と違うのは、マスコミが注目しすぎるところにあると思います。「あの人は薬物で捕まったことがある人」というレッテルを貼られます。その意味では、そのような芸能人が再び芸能界で活躍することは、視聴者や子供たちに悪影響をより与えるという側面はあるかと思いますが、逆にそのようなレッテルを貼られた芸能人が、一から這い上がって頑張っているというポジティブな影響を与えるということもあるかと思います。 直ぐに復帰させるかどうかは問題だとしても、「一発アウト」ではなく、社会復帰へのモチベーションを与えるためにも、一度はチャンスを与えてもいいのではないかというのが、私の考えです」 様々意見があるが…様々な意見のある「一発アウト論」ですが、「更生の機会が全く与えられない」ことは、弁護士から見ると「厳しすぎる」感じるようです。 *取材協力弁護士:弁護士 小野智彦(大本総合法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)芸能人の薬物犯罪で議論になる「一発アウト論」弁護士はどう見る?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。芸能人の薬物犯罪で議論になる「一発アウト論」弁護士はどう見る?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2020年03月10日槇原敬之歌手の槇原敬之が2020年2月13日、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。容疑は’18年3月に、自宅マンションで覚せい剤と危険薬物を所持していた、というものだ。’99年8月にも同じ容疑で逮捕され、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けており、今回は2度目の逮捕。昨年10月からデビュー30周年イヤーをスタートし、3月4日にはこれまで提供した楽曲をセルフカバーしたアルバムをリリース予定で、秋からは全国ツアーも控えている状況での逮捕に、関係者も動揺を隠せない。■A氏から槇原敬之への“復讐”が果たされた?2度の逮捕で注目されているのが、‘18年まで槇原容疑者の個人事務所の社長で、同棲相手だったA氏の存在だ。「A氏は‘99年に槇原容疑者と一緒に逮捕され、それによって2人の関係も明らかになりました。当時、A氏が新宿のパブで働いているということで新宿2丁目界隈にはマスコミが押しかけ、なかにはA氏の実家まで割り出すところもありました。法廷でA氏は、“槇原さんとはもう会わない”と明言し、槇原容疑者も“もう連絡はとらない”と訣別したのに、その翌年には同棲生活をスタートさせていました」(スポーツ紙記者)その後、A氏は‘06年から槇原容疑者の個人事務所の代表に就任。‘18年3月に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されるまで、関係は続いていたという。「A氏は逮捕される直前に、槇原容疑者から事務所代表を解任されました。警察が訪れた際、槇原容疑者は部屋におらず、逮捕を免(まぬが)れましたが、調べのなかでA氏が薬物の一部について、“それはマッキーのもの”“違法薬物を槇原に渡したことがある”などと供述したことが、今回の逮捕につながったと言われています。ただ、どうやらそのころには2人は破局を迎えていて、それも槇原容疑者が一方的に別れを告げたそうです」(同前・スポーツ紙記者)一部では「槇原容疑者に新恋人ができ、20年以上の関係を一方的に切られた。その“裏切り”に対するA氏の復讐」(テレビ局関係者)という見方もあるという。「逮捕後に行われた簡易尿検査でも、槇原容疑者は違法薬物の陽性反応が出ませんでした。警視庁組織犯罪対策5課は、違法薬物の使用について引き続き調べていますが、“僕は長い間、薬をやっていません”“検査をしても反応は出ないと思います”と供述しているようです。A氏の証言のみで逮捕に踏み切ったわけではないと思いますが……」(同)蜜月時代には、2人で飼っていたフレンチブルドッグを連れて仲よく散歩し、笑顔で向き合いながらカフェを楽しむ姿が目撃されていたという。「最初の逮捕のときもコンサートは中止、CDも回収となり、損害額は数十億円にのぼったと言われました。今回は当時に比べれば金額的な損害は少ないとはいえ、“20年間も再犯しなかったのに”という失望感と、“あんなにたくさんの名曲を生み出したのに……”という無念さが、ファンの間に流れています」(女性誌記者)(取材・文/小窪誠子)
2020年02月19日槇原敬之人気ミュージシャンの槇原敬之(50)が、覚せい剤所持の疑いで逮捕された。当然ながら、大きな影響をもたらしているが、21年前、同じ罪で逮捕されたときの衝撃は今回の比ではない。初犯だったことに加え、シングルを次々とベストテン入りさせる現役のヒット歌手だったからだ。■楽曲から見るマッキーの「魔界」そんな当時の最新シングルが『Hungry Spider』(’99年)。逮捕の前々月にリリースされ、オリコンで最高5位を記録した。ドラマ『ラビリンス』(日本テレビ系)の主題歌でもあったダーク・ファンタジーである。詞の内容は、こういうものだ。飢えた蜘蛛(くも)が美しい蝶に恋をし、その蝶が彼の張り巡らせた糸に引っかかってしまう。蜘蛛は食べるかどうか迷うが、恋を選び、空腹に耐えて蝶を逃がしてやる。ただ、恋といってもそれは一方的な妄想にすぎない。過去に音楽評論家の近田春夫氏は「ストーカーの心理みたいなものが、彼の歌のなかにはいつも漂っている気がする」(『週刊文春』’99年7月8日号より)と分析した。実際、槇原には『SPY』(’94年)のようなストーカー心理そのものを描いたヒット曲もある。そこで近田氏も、こう指摘した。「とらえようによっては、槇原敬之、あの清らかな歌声とは裏腹に、マリリン・マンソンなんかよりずーっと危険な音楽家(ロッカー)で ある可能性もあるゾ」(『週刊文春』’99年7月8日号より)背徳のカリスマなどと呼ばれる海外のアーティストにもなぞらえた、この予言(?)はその直後の逮捕によってある意味、的中する。また、逮捕直前のシングルがこれだったせいで、槇原の好青年的イメージを支持してきたファンのなかには「クスリがマッキーを変質させた」という見方も出た。しかし、ダークファンタジーも彼の引き出しだし、これは彼にしか書けない傑作だ。そして、彼自身のキャラクターとも無縁ではないだろう。そもそも、完璧な好青年などいないし、誰もが自分の魔界を持っている。結局、好青年的なイメージにしても『どんなときも。』(’91年)のような曲で世に出て、その系統の曲をいくつかヒットさせたことによるところが大だった。が、彼はその『どんなときも。』のなかで「正直」であることにこだわり《僕が僕らしくあるために》《好きなものは好き》と言いたいと歌っている。自分に忠実でいたいという思いが人一倍、強い人なのだ。それゆえ、ダークな世界も描きたいし、ともすれば、快楽への衝動にも負けてしまうのだろう。■マッキーの驚愕の発言正直でありたい人だから、本音もついつい口にしてしまう。今回の逮捕で、実は前回「いや~運が悪かったよ」と知人に語っていた話が報じられたが、逮捕5年後に行われた音楽誌のインタビューでも「可愛い万引き」にたとえていたりしたものだ。とはいえ、逮捕を機に、彼は思いきり善人志向にシフト。自分に忠実でいたいくせに、承認欲求も強い人だから、どんな自分なら受け容れられるか、いろいろと実験しがちなのだ。デビュー以来、髪型などのビジュアルがちょくちょく変わるのもその反映かもしれない。そこで、逮捕からしばらくは「魔界」どころか、「仏界」に入ったかのような曲を連発。そのなかでも注目したいのが、テレビへの復帰シングルとなった『Are You OK?』(’01年)だ。その詞はこういうものである。雨の日、転んでしまった主人公は誰にも助けてもらえず、それまでの自分本位な生き方を反省、今日してもらいたかったことを誰かにしようと決心する。別の雨の日、同じように転んでいた幼い女の子を助け、お礼を言われる主人公。さらに別の雨の日、主人公が転ぶと、今度は「Are You OK?(大丈夫ですか?)」と誰かに声をかけられる。とまあ、誰かを助けたら、自分も助けてもらえるはず、というこの願いは、当時の彼自身の切実な思いでもあったのではないか。そして、あの奇跡が起きるのだ。■平成の名曲の誕生翌年、SMAPのアルバム用に『世界に一つだけの花』を提供。これがシングル化され、平成最大のヒット曲となったことで、槇原は復権を果たした。そこから十数年がたち、逮捕の記憶はすっかり風化していたといえる。「提供キング」と呼ばれるほど、その作品が重宝されていたことを思えば、多くの人にとって再犯は想定外だったのだろう。また、前回、一緒に捕まった男性パートナーといったんは絶縁したものの、復縁して一時は事務所の社長も任せるほどの仲に。この男性の告白(「デイリー新潮」)によれば、槇原からヨリを戻したのに、2年前、別のパートナーに乗り換えられたという。この証言が、今回の逮捕につながったともされる。槇原が「正直」に動いたことでこういう局面にもなってしまったわけだ。はたして、再び転んだ槇原に、手は差しのべられるのだろうか。ただ、ある意味、魔界に2度落ちてしまったのだから、これから復帰するにしても、ダークなものをやったほうがよさそうな気がする。繰り返して言うが『Hungry Spider』もまた、彼にしか書けない傑作なのだ。そして『世界に一つだけの花』のような奇跡は何度も期待できるものではない──。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2020年02月18日タレントのJOYが14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。同日、薬物検査を受け、結果が「陰性」だったと発表した。JOYは13日、歌手の槇原敬之容疑者が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、「槇原敬之容疑者の逮捕を受けて、明日、薬物検査に行ってきます」と宣言。「僕たちは自分が商品だという世界、芸能界にいる。自分が商品な以上は、そういう(薬物検査)のも対応していかなければいけないと思うし、自ら僕はクリーンですよって証明していくべきだと思う」と、薬物検査の必要性を語っていた。その宣言通り、東京・田園調布のクリニックで薬物検査を受けたJOY。動画では検査の流れを紹介し、「何にもしてないのにドキドキするよね」と心境を明かしつつ、尿検査を受けた。検査結果が出るまでの時間は「5~7分」。費用は「8800円」とのこと。待っている間にJOYは「こうやって僕が一歩を踏み出すことで、みんなが検査をすぐ受けに来るかって言ったら違うと思うんですけど、何か意識が変わってくれたらいいなって。芸能界で広まったらいいなと。安心して自分たちと仕事をしてほしいという思いが強くて」と語った。検査結果の発表の際には「ドキドキする。ちょっと待ってください。心の準備が必要です。怖いな」と吐露。だが、「陰性です」と告げられると、「クリア。やったよ。何にもやってないってわかってても怖いっすね。良かった。とりあえず私は陰性ということでしたので安心です」と安堵した。そして、「今後、私も証明したい、僕も証明したいっていう芸能人の方がいる時、一緒に僕もここに来て検査したりしても大丈夫ですか」と先生に尋ね、「全然大丈夫です。みんなを誘って連れてきてほしいですね。一般の方たちにも身近に感じていただけると思いますので」と言われると、JOYは「その動きもやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と伝えた。また、「結果は陰性。クリーンなことを証明することができました。定期的に自分もこういう検査をしていけたらいいなって思っていますし、ほかのタレントさんでも、こういう動きとかに賛同してくださる方とかいると思うので、そういう方もぜひ僕のチャンネルにも出ていただいて、私はクリーンだよって証明していく仲間が一人でも増えていったらいいなと思います」とメッセージ。「今日は良い一歩を踏み出せたと思います。薬物はすぐになくならないと思いますけど、こういう行動で何かが少しでも変わっていけばいいなと思います」と述べた。
2020年02月15日タレントのJOYが13日、自身のツイッターとYouTubeを更新。歌手の槇原敬之容疑者が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、14日に薬物検査を受けると宣言した。JOYは「槇原敬之容疑者の逮捕を受けて、明日、薬物検査に行ってきます」と宣言。「沢尻被告の時もツイートしましたが、芸能界の薬物検査はやっていく必要があると思っています」とつづった。YouTubeにて動画も公開し、「僕たちは自分が商品だという世界、芸能界にいる。自分が商品な以上は、そういう(薬物検査)のも対応していかなければいけないと思うし、自ら僕はクリーンですよって証明していくべきだと思う。これからの芸能界はそういうことが大切になってくると思う」と意見。「自分がクリーンだと証明していく。そうすると、企業にとってもタレントと仕事がしやすい環境ができていくんじゃないかと思う」と話した。そして、「僕がこういう話をしている以上、自分がしっかり薬物検査をやるべきだと思っているので、明日仕事の合間に薬物検査に行こうかなと思っています。それで自分がクリーンだということをまず証明したいと思います」と宣言。「芸能人の方が逮捕されるたびに、『全員やってるんじゃないか』とか『そういう世界なんでしょ』って疑われるのが悲しいので、まずは自分からクリアにしていきたいと思います。誰かが動くことで少しでも何かが変わればいいなと思っています」と語った。
2020年02月14日沢尻エリカ1月31日に初公判を迎えた沢尻エリカ被告は、被告人質問や最終陳述で後悔の念と女優業引退を述べた。圧倒的な演技力で多くの人を魅了したエリカ様がこのまま引退してしまうというのは、にわかには信じられないが、どうやら思いは捨てきれないようで──。「女優復帰については考えていません……」1月31日に行われた初公判で、弁護士から今後について聞かれた沢尻エリカ被告(33)は背筋を伸ばして明言した。「彼女は黒のスーツに白いシャツ、黒髪とおとなしい姿でした。罪状認否や検察からの質問には落ち着いて発言し、表情を変えることはありませんでした」(スポーツ紙記者)そんな沢尻と業務提携しているエイベックスは、彼女との契約を解除していない。「沢尻さんはエイベックスの幹部に“信頼していただいたのに本当に申し訳ない……”と涙ながらに謝罪したそうです。事務所側も“後悔は本物だと思ったので、支援を続けてきた。今後、被告が安定した社会生活を送れるよう支援していきたい”とコメントしています」(同・スポーツ紙記者)沢尻は6歳で芸能界デビュー。’05年に『1リットルの涙』(フジテレビ系)でドラマ初主演。その後も順調にキャリアを積んでいったが’07年の主演映画『クローズド・ノート』の“別に”発言で大バッシングを受ける。「そのころから“お騒がせ女優”というイメージがありましたが、’12年の主演映画『ヘルタースケルター』で再ブレイクを果たします。もともと演技力は高く評価されていましたが、今回の事件でNHK大河ドラマ『麒麟がくる』を放映直前に降板することに。CMも打ち切りになり、違約金は10億円と言われています」(映画ライター)■沢尻の幼少期とは……違法薬物の使用は犯罪であり、許されない行為だ。ただ、沢尻の幼少期を知る人の中には同情する声もある。「このあたりでは、エリカちゃんが麻薬にハマったのは“リラさん”のせいだと、みんな言っていますよ。あんな育て方をされたら、彼女が自暴自棄になるのはしょうがないって」(沢尻の地元住民)沢尻の母親であるリラさんは、アルジェリア系のフランス人。資産家だった澤尻義勝さんと結婚後、2男1女をもうけるも事業に失敗した義勝さんは失踪してしまう。「リラさんは酔うと誰にでもケンカを売って近所から嫌われていましたね。エリカちゃんはそれでもママが大好きで、夜のお店から帰ってこないリラさんを探して、“ママは? ママは?”って歩き回っていました。寂しかったんだろうね」(リラさんが通っていたスナックの常連客)■執行猶予中でも海外渡航は可能同情すべき過去があったにせよ、罪を犯した彼女はこのまま女優業を引退することになるのだろうか。とある芸能プロ関係者はフェードアウトを真っ向から否定する。「“女優復帰を考えていない”というのは、裁判官の心証をよくするための発言なのではないでしょうか。芸能活動をどうするかは現状、白紙だと思いますが、エイベックスの担当者は彼女と密に連絡をとりあっているといいます。芸能界復帰までバックアップしていくはずですよ」似たような例では、’09年に覚せい剤取締法違反で有罪になった酒井法子も、裁判では芸能界引退を宣言していた。「酒井さんは初公判で“介護の仕事を前向きに勉強したい”と語っていましたが、’12年に執行猶予が明けると復帰会見を行い、現在では芸能事務所に所属してコンサートや舞台で活躍しています。昨年、コカインで逮捕されたピエール瀧さんも、最近では俳優活動再開に向けて動きだしていますね」(同・芸能プロ関係者)そもそも沢尻には以前にも1度、引退騒ぎがあった。「’09年9月30日にそれまで所属していたスターダストプロモーションとの専属契約が解消され、芸能活動を休止しました。当時の夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛さんと海外に長期滞在し、そのまま引退かと言われていましたね」(前出・スポーツ紙記者)しかし、スペインに個人事務所を設立して芸能活動を再開し、女優として活動の幅をこれまで以上に広げていった。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、沢尻の今後についてこう語る。「沢尻さんが降板した『麒麟がくる』の代役は川口春奈さん。彼女が演じている織田信長の正妻“帰蝶”はもちろん素晴らしいのですが、沢尻さんだったらどんな“帰蝶”を演じたんだろうと惜しむ声があるのも事実です。彼女には女優として“華”があり、制作側に“絶対起用したい!”と思わせる魅力があるんです。尊大だと思われていますが、実際に会ってみると、その可愛らしさに魅了されてしまうんですね」熱望される沢尻だが、前科があればスポンサーが関わるコンテンツでの起用は難しい。「彼女は絶対に戻ってくると思います。エイベックスとしても、実績と人気を考えればこのまま引退させるのは惜しいと考えるはず。国内での活動が難しければ、キャリアアップも兼ねて間口が広いハリウッドがいいんじゃないでしょうか」(佐々木氏)今回の公判で検察側は沢尻に懲役1年6か月を求刑している。2月6日にどのような判決が出るのかを『弁護士法人・響』の西川研一代表弁護士に聞いた。「検察側の求刑は長すぎず、短すぎずで妥当です。過去の判例にのっとれば、沢尻さんには懲役1年6か月、執行猶予3年がつくと思われます」執行猶予がついた場合、海外での芸能活動は可能なのか。「執行猶予中でも海外に渡航することは可能です。ただ、国によっては前科があることで入国が制限される場合があります。アメリカの場合は犯罪歴などの申請が必要で、その内容によってはビザが発給されず、入国ができないこともあります。ただ、そういった入国のサポートをしてくれる法律事務所などもありますね」(西川弁護士)海外への挑戦が選択肢として選べる以上、あとは彼女の決断次第となる。「多くの方を裏切り、傷つけました。その代償はあまりに大きく、復帰を語る資格はないと思っています」法廷では神妙な表情でこう語った沢尻だが、これまでも傷つくたびに立ち上がってきた。再び“エリカがくる”日は訪れるのか──。
2020年02月05日