アイドグループ・ジャニーズWESTの藤井流星と神山智洋が、舞台『正しいロックバンドの作り方』に主演することが8日、明らかになった。同作は日本テレビ深夜ドラマ「シンドラ」第12弾として放送中の同名ドラマの舞台化作。ロックバンド“悲しみの向こう側”のメンバーで、バンドを愛する心配性のリーダー・シズマ(藤井)、夢も目標も特にないイマドキ大学生・テツ(神山)、天才かもしれない不思議くん・オギノ(栗原類)、とにかく明るいムードメーカー・コバ(吉田健悟)の成長物語となる。舞台版新キャストとして、中村梅雀が登場。さらに野田美桜、かわのをとや、中谷竜が出演する。作・演出は、ドラマの企画・脚本監修を務める西田征史が手掛け、西田監修のもと、ドラマの脚本を手掛けるおかざきさとこが舞台版の脚本も担当する。東京公演は東京グローブ座にて8月9日~8月30日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて9月2日~9月8日。○作・演出 西田征史 コメントこの夏、“悲しみの向こう側”の向こう側を、舞台で描きます。まずお伝えしたいのは、ドラマから地続きの続編ではないということ。ドラマの最終話で妙に引っ張って「続きは舞台で!」という作品ではありません。ドラマを楽しみにしてくださっている方々、ご安心ください。ドラマではドラマとしてしっかり描ききったつもりです。この舞台版では、「シズマ・テツ・オギノ・コバ」がドラマの後の時間で、新たに苦悩している問題に向き合っていきます。その中で意外な人物との出会いがあって……と、そんな、彼ららしい夏を描きます。ドラマのキャスト・スタッフの皆さんで育ててくださった、「シズマ・テツ・オギノ・コバ」と再び向き合えること、とても楽しみにしております。○藤井流星 コメントドラマからの舞台化というパターンは初めに聞いた時、驚きました。個人的には舞台が5年振りくらいなので凄くワクワクしていますし、またシズマを演じられる喜びもあります。そして、“悲しみの向こう側”の4人の空気感は撮影現場でも凄く良かったと感じているので、実際に見ていただけるのは凄く嬉しいです。ドラマの全10話を経て絆が更に深まったあの熱いクセだらけの“悲しみの向こう側”の4人が夏に更に熱くなって戻ってきて、またまたバカな事をすると思います。笑キャスト、スタッフ一丸となって皆さんに楽しんでいただける様に頑張りますので、是非楽しみにしていて下さい。○神山智洋 コメント“悲しみの向こう側”にテレビの次は舞台で会えます。出演したドラマが舞台化されるのは初めてなのでワクワクしますし、また4人で集まっておもしろいことを出来るのが今からとても楽しみです。中村梅雀さんをはじめ、新キャストの皆様、ドラマで企画・脚本監修を担当してくださった西田さん、舞台でお世話になるスタッフさん。全員で一丸となって2020年の夏は超熱い夏にしたいと思います。ドラマとはまた別のお話なので、ドラマを見られていない方でも楽しめますし、ドラマを見て頂いた方はより深く正しいロックバンドの作り方を楽しんで頂けると思います。ドラマでは見られない細かい部分や、舞台だからこそ感じる空気感を味わってください。今年の夏は楽しくなりそうです。会場で皆様に会えるのを、神山智洋としても赤川哲馬としても、心よりお待ちしています。○栗原類 コメントこの度ドラマ『正しいロックバンドの作り方』が舞台化されます。今まで関わった作品が舞台化されるというのは初めてでとても新鮮な気持ちです。“悲しみの向こう側”4人のお話はドラマが終わっても続きます! ドラマを見ていないかたでも入り込める作品です。この夏は是非劇場でお会いしましょう。よろしくお願い致します。○吉田健悟 コメントもう一度“悲しみの向こう側”のメンバーになれることは、ただただ嬉しいです。そして、舞台に立てる幸せを噛み締めています。テレビで演じた役を舞台でも演じる。というのは人生初でして、まだ稽古もこれから、の状態ですが、新作エピソードをひっさげて、メンバー4人、キャスト、スタッフ、チーム全体でゼロから作り上げて最高の舞台にしたい気持ちです。ゾクゾクしております。舞台には、お客様が欠かせません。観に来てくださるお客様も言わば共演者です。舞台演劇ならではのライブ感。是非味わってください。皆様と一緒に、キエチマエカナシミ!と叫べる日を楽しみにしております。○中村梅雀 コメント私は母親がピアニストだった影響で音楽が無い人生は考えられません。12歳から様々なジャンルのバンド活動をしてきて、64歳の今もライブを続けています。過去にはCDも出しています。ですからバンド活動には特別な思いがあります。『正しいロックバンドの作り方 夏』は熱い青春の魅力がたっぷりです。友情、夢、喜び、競い合い、不安、迷い、悲しみ、怒り、など、様々な要素をバンド活動を通して巧みに描いていると思います。熱くて楽しい、感動的な舞台になると思います。グローブ座には昨年の『THE NETHER』に続き、2年連続の出演になります。他の劇場とは明らかに違うお客様の集中力と反応の熱さにとても驚きました。今から毎日のステージが楽しみです。
2020年06月08日報道番組『news every.』(日本テレビ系)で、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)にまつわる外出自粛の必要性や買い物マナーについて呼びかけている、藤井貴彦アナウンサー。感染者数を伝える藤井貴彦アナの『ひと言』に、称賛の声「これぞ報道」「感動した」藤井貴彦アナ「お客様は神様ですから」続いた予想外の言葉に絶賛の嵐2020年5月6日に、同番組で視聴者に向けた『ある発言』が話題になっています。藤井貴彦アナが視聴者へ贈った『ある言葉』番組では、同日の東京都の感染者数について報道。4日連続で100人を下回り、この日はもっとも少ない数だったそうです。藤井アナは、同月6日までの予定だった緊急事態宣言が、31日まで延長になったことについて、次のように発言しました。今日は当初の緊急事態宣言の最終日ということになりますが、自粛に応じて家にくださったみなさん、まずはここまで本当にお疲れさまでした。一方で明日から今月末までの延長が決まっています。引き続きみなさんのご協力をお願いいたします。news every.ーより引用政府の外出自粛要請を守り、ステイホームを守った人たちに労いの言葉をかけたのです。また、延長が決まった緊急事態宣言ですが、地域によっては一部施設の休業要請が解除されたり、学校が再開したりするとのこと。これに対し藤井アナは「2週間後の未来をつくるか、2周間前に戻るかはみなさんの行動にかかっています」といい、「引き続き人との距離をとる鉄壁のディフェンスをお願いします」と感染防止を呼びかけました。【ネットの声】・心に響く言葉をありがとうございます。感動しました。・藤井アナの言葉を聞くと、これからも外出自粛を頑張ろうって気持ちになります。・何度も藤井アナの言葉に救われている。温かくて、涙が出る。もう少し踏ん張ろう!藤井アナのいう通り、一人ひとりの行動が未来につながるといえるでしょう。コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、私たちにできることはなんなのかを再確認させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日報道番組『news every.』(日本テレビ系)での呼びかけが注目を集めている、藤井貴彦アナウンサー。「緊急事態宣言後も、観光や遊びに出ている人を…」藤井アナの『発言』に反響2020年4月23日にも同番組で視聴者に向けた発言をし、話題になりました。感染症流行時の『買い物のマナー』番組では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いていることが分かるトピックをまとめて紹介。その中で、藤井アナは週末を前に視聴者に伝えたいことを次のように述べました。この週末、外出を考えている方もいるかも知れませんが、特に買い物に対するマナーが求められています。どうぞ少人数で距離を取って、回数を減らしてください。もちろん、お客様は神様ですから、生活を支えてくれる店員さんにも『神対応』でお願いします。news every.ーより引用スーパーマーケットでは、人々の生活を支えるため、多くの店員が感染リスクを抱えながら働いています。店側はさまざまな感染対策を行っているのですが、客側のマナー違反によって感染リスクが上がってしまうことも。店側の用意した感染対策を無視した行動や、家族総出の買い物などが問題視されており、『一般社団法人全国スーパーマーケット協会』も注意喚起をしています。感染症流行中も休業しないスーパー「家族で出かけられる!」と思っている人に協会が注意また、横暴な態度を取る客も多いようで、ネット上には店員の嘆きが多数投稿されています。それらの背景を踏まえ、藤井アナは視聴者にマナーを守るよう呼びかけたのでしょう。藤井アナの発言に対し、視聴者からは「上手ないい回しだな~!好き!」「やっぱり『神対応』ができなきゃ神じゃないよな」などのコメントが寄せられました。非常時だからこそ、焦りや不安を他人にぶつけずに『神対応』でいきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日2020年4月7日、政府は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、緊急事態宣言を発令。不要不急の外出を自粛するよう要請しました。しかし、感染者数は依然として減少傾向にならず、同月14日の時点で国内で7600人以上の感染者が出ています。藤井貴彦アナが、視聴者に『呼びかけ』こうした状況の中、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でMCを務める藤井貴彦アナウンサーの言葉が、多くの人の共感を集めています。同月14日、番組の放送中に「東京都の新たな感染者数が160人を超えた」という速報が入ると、藤井アナは視聴者に次のように呼びかけました。今日は緊急事態宣言の発表からちょうど1週間になりますので、ここから先は少しずつ緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって現れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように、今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません。どうぞよろしくお願いします。news every.ーより引用正確な情報を伝えながら、毅然とした態度で「命より大切な食事会やパーティーはない」と注意喚起を行った藤井アナ。また、番組では20代~50代の働きざかりの感染者数が増加していることや、若い人ほど症状が軽く行動の制限につながりにくいという問題点も指摘。専門家の話を受けた藤井アナは、改めて外出自粛の必要性を訴えました。若い方、そして40~50代が外に出て、みなさんが悪いということをいっているわけではありません。どうしてもこういう状況の中で感染者数が増えていってしまうという現状があります。また、みなさんの行動半径が広くなればなるほど、感染をさせてしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、必要で外に出ている方には何度も申し上げて申し訳ないのですけれども、感染させないという行動をぜひ取っていただきたいと思います。news every.ーより引用ネット上では、視聴者から藤井アナのコメントを称賛する声が寄せられています。・おっしゃる通り。食事会やパーティーはいつでもできますよね。・こういうひと言って、本当に大事だと思います。・信念を感じるし、的確に言葉を使っている印象です。・この姿勢はすごく好感を持てますね。私たち一人ひとりが、危機意識を持って行動をする必要があると、改めて認識させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日横浜流星・主演、伊藤健太郎・共演による舞台「巌流島」から、“巌流島の戦い”さながらの迫力を感じさせるメインビジュアルが公開された。「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」でもアクションを見せる横浜さんが宮本武蔵役として主演し、朝ドラ「スカーレット」も好評の伊藤さんが佐々木小次郎役で初共演する本作。それぞれ武蔵、小次郎の衣装に扮した2人からは気迫がみなぎり、いまにも闘い、決闘本番に挑むかのようなビジュアルが完成した(※本番の衣装とは異なる)。本作は、歴史に残る対決として世に知られている、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の“巌流島の戦い”に焦点をあて、圧倒的迫力で魅せる大立ち回り、人間ドラマが織り成す決闘の真実、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、その壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として描き出す。今回の舞台化のため、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げたオリジナル作品であり、横浜さんと伊藤さんが本格的な殺陣に初めて挑み、凄まじいアクションを披露するのも大きな見せ場に。清新かつ話題性十分の2人の初顔合わせで、新しい「巌流島」を創造する。舞台「巌流島」は7月31日(金)から9月10日(木)まで東京・仙台・新潟・金沢・名古屋・高松・大阪・福岡の全国8か所にて上演。(text:cinemacafe.net)
2020年02月21日公園の豊かな緑に抱かれたホールへと続く道から、物語は始まっていた。藤井フミヤの今年初のツアー「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2020 藤井フミヤ meets 西本智実」が幕を開けたのは、千葉県松戸市の「森のホール21」。遠方から駆けつけたファンも多く、会場が近づくにつれて膨らんだ期待が場内を包み込んだ。【チケット情報はこちら】前奏曲にアレンジされた『Another Orion』が西本智実の指揮棒から流れ出すと、観客の胸の高鳴りも頂点に達した。黒一色のタキシード風の衣装をまとった藤井は、そんな空気を全身で受け止め、静かにマイクの前に立った。表情は少し硬い。ビルボードクラシックスでのツアーも4回目を数える藤井をしても、西本智実との共演は特別なステージだ。「やや緊張しています」。冒頭の3曲を歌え終えると、藤井は率直にそう口にし、会場の空気を解きほぐした。「ショートムービーを見るような気持ちで聴いてほしい」と語りかけた藤井の狙い通り、すぐに伸びを取り戻した藤井の声に弦の音が柔らかく寄り添い、ドラマチックなストーリーが展開された。3年ぶりにリリースしたアルバム『フジイロック』収録の新曲『フラワー』から、“鉄板”の『TRUE LOVE』、令和も平和な時代でありますように、との願いを込め選曲したという『鎮守の里』まで。それぞれのナンバーを丁寧に歌い込む姿に吸い込まれるかのように、観客の表情が和らぎ、楽曲の世界に入り込んでいく。西本が芸術監督を務めるイルミナートフィルハーモニーオーケストラとの息もぴったりだ。圧巻は最終曲の「夜明けのブレス」。曲の途中、西本がオケの音を最小限に絞ると、藤井はマイクを離れ、生の声で歌い出した。情感あふれる肉声に涙を抑えきれなくなった客席は、最後の音が消えた瞬間、1拍の静寂を置いて、うねるような拍手で熱演を讃えた。ドラマはしかし、まだエピローグを迎えてはいなかった。アンコールに応え、再びステージに現れた楽団が奏で出したのは、クラシックの王道、歌劇『トゥーランドット』の劇中曲『誰も寝てはならぬ』だ。プッチーニの名曲をアレンジしたメロディーに藤井の詞を乗せ、現代のアリアを誕生させた。トゥーランドット姫とカラフのストーリーを下地に、壮大な愛を歌い上げた藤井に、満席の客がスタンディングオベーションを惜しみなく送り続けた。“せっかくだから、オペラのアリアをアレンジしてみては”と藤井に勧めたという西本との軽妙なやり取りも、アンコールでのサプライズとなった。クラシックとポップス、ふたつの世界でトップを走り続けるふたりが編んだ美しい物語の余韻は、森から街へと帰る観客たちを包み込み、響き続けたに違いない。ツアーは今後、東京(2月5日(水)、13日(木)、3月3日(火)、4日(水))、大阪(2月9日(日))、西宮(3月8日(日))と、森を出て都会へと繰り出す。それぞれの地でどんな物語が紡ぎ出されるか、今から楽しみだ。チケットはぴあにて発売中。取材・文:上杉恵子
2020年01月28日茶寮「京都宇治 藤井茗縁」が、2019年12月5日(木)、渋谷フクラス内の東急プラザ渋谷にオープン。京都老舗茶園の茶を味わう茶寮茶寮「京都宇治 藤井茗縁」は、室町時代から宇治茶を栽培する老舗茶園「京都宇治 藤井茶園」のお茶を味わうことができるショップだ。先祖代々愛情を注ぎ大切に育ててきた京都宇治 藤井茶園の茶葉を使用したドリンクやフードメニューが展開される。こだわりのお茶ドリンク訪れたらぜひ味わってほしいのが「薄茶」。京都宇治 藤井茶園が何百年以上という歴史を積み重ね育てたこだわりの味、香りを贅沢に楽しめる。使用した抹茶は、5月上旬頃丁寧に手摘みした後、すぐに工場へ運び加工した碾茶の荒茶を伝統の石臼で挽き上げ仕上げたものだ。また、藤井茶園の単一品種の茶葉のみを使用した「シングルオリジン」の抹茶は、ほかではなかなか味わえない1杯。クリーミーで渋みが少なくしっかりとした甘みと香りが感じられる「あさひ」とマイルドで上品な甘みとふくよかな香り、鮮やかな緑色が特徴の「さみどり」の2種を用意している。さらに、まろやかな旨みと甘みを感じられる煎茶、さっぱりとした味わいの雁ヶ音など、個性豊かなお茶も展開。宇治茶をアレンジした抹茶みるく、抹茶レモネードをはじめ、抹茶ビール、抹茶スパークリングワインなどのアルコールも用意される。抹茶スイーツ華やかなビジュアルのスイーツも必見。「宇治抹茶のブリュレ仕立てパフェ」「ほうじ茶のブリュレ仕立てパフェ」は、提供する直前に表面をきつね色になるまでキャラメリゼして、カリッとした食感に仕上げている。中には、お茶のブリュレ、北海道産のあずき、自家製のゼリーなどが層になっているので、最後の一口まで飽きずに楽しむことができる。ひんやり冷たい氷にこだわりのシロップをあしらったかき氷も、宇治抹茶、ほうじ茶、宇治抹茶ミルク、ほうじ茶ミルクと4つのフレーバーで展開。藤井茗縁の抹茶ロールケーキは、抹茶付きのセットメニューで登場する。食事メニューまた、食事メニューも充実。その日の気分に合わせておばんざいを選べる「茶懐石膳」や、抹茶をかけて味わう「宇治抹茶 茶漬け」、鮮やかなグリーン色のそばが目を引く「宇治抹茶のおそば」などを取り揃えている。【詳細】京都宇治 藤井茗縁オープン日:2019年12月5日(木)住所:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷(渋谷フクラス)6FTEL:03-5422-3923営業時間:11:00〜23:00価格帯:食事 900円〜、カフェ 700円〜席数:店内48席 テラス8席<メニュー例>※商品内容、価格は変更になる場合あり。・薄茶600円+税・玉露、抹茶入り玄米茶600円+税・宇治抹茶のブリュレ仕立てパフェ1,300円+税・ほうじ茶のブリュレ仕立てパフェ1,300円+税・茶懐石膳1,500円+税・鮭といくらの宇治茶漬け1,300円+税・にしんそば (温) 1,100円+税
2019年12月06日俳優の坂口健太郎主演の映画『仮面病棟』(2020年3月6日公開)特報が8日、公開された。同作は知念実希人によるベストセラー小説の実写化作品。鉄格子で閉ざされた元精神科病院で1日限りの当直を代わった医師・速水(坂口)は、目的の見えない事件に巻き込まれる。ピエロ面の凶悪犯が、負傷した美少女・瞳(永野芽郁)と立てこもり、身元不明の64名の入院患者と職員たちと共に監禁された。犯人からも、得体の知れない病院からも逃げられなくなる。特報映像は、ある日病院がピエロの仮面をつけた凶悪犯に占拠されるシーンからスタートする。鉄格子で閉ざされ危険な密室と化した病院から脱出を試みる2人が「入院記録のない患者」「通報しない病院スタッフ」「あるはずのない病室」など、異変に次々と遭遇。ピエロ面の凶悪犯の目的は何なのか? なぜ、この病院を選んだのか? 監禁された2人は、この謎だらけの病院から逃げられるのか? 想像を掻き立てる特報になっている。そして、追加共演者も明らかに。警察への通報を頑なに拒む田所院長役に高嶋政伸、院長と共に何かをひた隠す怪しい看護師・佐々木香役に内田理央、同じく看護師・東野良子役に江口のりこ、事件当日に突如速水に当直医の担当変更を依頼した医師・小堺司役に大谷亮平と演技派俳優が集結した。○坂口健太郎 コメント・最初に脚本を読んだときの感想一つの事がわかるとドンドン転がって行って、転がって行った先に冒頭で話した欠片みたいなものがピッタリと歯車が合ってきたみたいな、息をつかせない作品になったら良いなと思いました。・永野との共演について彼女と一緒に作品をするのはもう3年か4年振りで、だけど、こうやって全く違うキャラクター同士でお芝居するというのもとても新鮮でとっても難しい役だと思うので、僕も瞳の考え方を尊重したいと思いますし、良い化学反応がまた出来たら良いなと思います。・映画のメインの舞台となる実際の病院の感想物語の中での病院はどこか違和感があるなと、僕が演じる速水という医師は感じていくのですが、実際撮影させていただいた病院は今は使われていないのですが、元々生きている病院だったので、そこも含めてリアルな映像になっているだろうとは思いました。・自分が映画のような事件に巻き込まれたら命を一番大事にしようと思ったら、ただ生きるためなら何もしなくても生きれると思うんです。時間になったらピエロが帰ってくれれば、だけど速水はもう一個上を行こうとし、生きる事にプラスして、この謎を解くという風に動いていく様はカッコイイと思います。○永野芽郁 コメント・最初に脚本を読んだときの感想素直に面白いと思いました。瞳という役を演じられることもとても嬉しかったですし、共演者の方が全員決まる前に台本を読ませて頂いていたので、どんな方が演じるんだろうと、映画化を楽しみにして下さっている方と同じような気持ちでいましたし、早くこの世界に入りたいと思いました。・坂口との共演についてとても安心感がありましたし、またご一緒出来て本当に嬉しいなと思いました。坂口さんと目を合わせるだけで、そこに居て良いという気持ちになるので、瞳として気持ちを持っていかれ過ぎないように、自分の中でセーブをしながら演じていました。・映画のメインの舞台となる実際の病院の感想原作と台本を読んだ時の印象がそのまま表現されていて、何かありそうな感じはあるのですが、それが何なんだろうという不思議な力がある病院になっていて、これから楽しみです。・自分が映画のような事件に巻き込まれたら何もしないです、静かに。あんなに勇気を持ってカルテを探しに行ったりしないです(笑)。ただただ静かに目立たないようにします。逃げれないですし、何かしたら殺されるかもしれないと思っているので、話しかけられるまで一言も発さないです。生き残りたいとは思いますが、その時によって何が最善なのかはわかりませんけどね。
2019年11月08日映画『惡の華』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が10日に都内で行われ、伊藤健太郎、玉城ティナ、井口昇監督が登場した。累計発行部数300万部を記録する押見修造の同名人気コミックを実写映画化した本作。主役の春日高男には伊藤健太郎、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村佐和は女優として躍進を続ける玉城ティナ、春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子は、数百人以上のオーディションを経て抜てきされた16歳の次世代モデル・秋田汐梨が演じる。春日と仲村の姿を通して、鬱屈とした青春と行き場のない衝動、そして思春期の暗黒面をリアルに描き出す。公開から評判もよく、俳優の中川大志は「嫉妬する」とまで絶賛していたが、伊藤は「めちゃくちゃ嬉しいですね。同世代として一緒に戦ってきてる役者として、そう言っていただけるのは嬉しいです。『コメントしたよ』と言ってて、『なんて言ったの?』ってきいたら答えてくれなかったから、何を書いてるのか楽しみにしてた部分もあったので」と照れる。しかしお礼については「してないですね……会って言おうと思ってます」と苦笑した。玉城も「公開前に『大丈夫か』みたいなコメントが多かったんですけど、そう思っていた人たちの想像を超えさせられたらいいかなと思ってました。見た人たちがネットの書き込みとかに伊藤さんの演技を褒めているのを見ると、私もジーンとしました」と喜ぶ。井口監督は「公開が始まってから『イケメンすぎる、美女すぎる』という意見がぱたっとなっくなったんですよ。この2人で正解だったというか。僕は自分の演出よりもキャストのことが褒められるのが嬉しいので、勝った! と思いました」と満足そうにしていた。また「『ジョーカー』と玉城ティナが比べられてた」というネットの意見に、伊藤は「『ジョーカー』観たら、ちょっと『惡の華』っぽいと思ったの!」と興奮し、客席に「観た!?」と無邪気に話しかける。さらに伊藤は、8日で22歳となった玉城にサプライズで花束をプレゼント。片手で持てないくらいの大きさの花束で、玉城のマイクを持ってあげるなどの優しさを発揮する。玉城が「なんか……プロポーズみたいだよね」と感想を述べると伊藤は爆笑し、玉城も「こんなに重い花束を持たせてもらったのは初めてというくらい、ずっしり」と喜んでいた。
2019年10月10日「今日から俺は!!」で幅広い層に知られるようになり、大ブレイクを果たした伊藤健太郎。先日は「Forbes JAPAN」が選ぶ、世界に多大な影響を与える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN 2019」にてモンブラン特別賞を受賞、いま日本のエンタメ界が最も期待を寄せる俳優となっている。キリッとした切れ長の目もとが印象深く、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での俳優デビューから様々な作品で存在感を発揮してきた彼は、2度目のタッグとなった井口昇監督のもとで主演した押尾修造原作の『惡の華』がまもなく公開。そのほか、「ZIP!シネマ」「ムビふぁぼ」で映画愛溢れるMCをつとめたり、スパイダーマン好きが高じてアンバサダーとして『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ワールドプレミアにも参加したりと活躍の場を広げ続けている。そんな伊藤さんの軌跡に注目した。「アジアで最もハンサムな顔」にノミネート!いま最も勢いに乗る俳優に1997年6月30日生まれ、東京都出身。モデル活動を経て、2014年に話題を呼んだドラマ「昼顔」で斎藤工演じる生物教師の教え子・木下啓太役を演じて鮮烈に俳優デビュー。以後、スクリーンデビューとなった『俺物語!!』から、小栗旬の学生時代を演じた『ミュージアム』、若手俳優豪華共演の『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』や『先生!、、、好きになってもいいですか?』などに次々に参加し、『デメキン』(’17)では映画初主演。今年、湯浅政明監督のアニメーション映画『きみと、波にのれたら』では声優もつとめた。また、「学校のカイダン」をはじめ「仰げば尊し」「レンタルの恋」「アシガール」など話題のTVドラマでも着々とファンを増やしていく中、2018年10月期の「今日から俺は!!」でツンツン頭のツッパリ・伊藤真司を演じたことを機に本名・伊藤健太郎に改名。『コーヒーが冷めないうちに』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞と一般の映画ファンによって選ばれる話題賞・俳優部門をW受賞。さらに今年4月には自身2度目の舞台にして初主演、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「春のめざめ」(演出:白井晃)で、思春期の少年の衝動を体当たりで演じていた。もちろん、CM界でも引っ張りだこ。ブレイク俳優の“登竜門”JR東日本「JR SKISKI」から、「三井住友銀行」「はるやま」ではフレッシャーズ・スーツ姿も披露。【紅茶花伝】ロイヤルミルクティーTVCM「開発者物語」篇では、ロイヤルミルクティー開発者として熱き思いを抱えた青年に扮している。また、毎年年末にTC Candlerが発表している「世界で最もハンサムな顔100人」のアジア版「アジアで最もハンサムな顔100人」に、バラエティ番組で“大ファン”と告白した木村拓哉や、今年大ブレイクした横浜流星らとともにノミネートされている。「振り幅の広い役を演じていけたら幸せ」地毛を伸ばしてツンツン頭のツッパリ・伊藤真司を完全再現した「今日から俺は!!」では、ケンカに強く男気に溢れながら、京ちゃん(橋本環奈)にはデレデレな役どころが話題を呼び、根強いファンを得て映画化も決定。また、今作と同時期には「ルームロンダリング」でオタク系モジモジ男子、「この恋はツミなのか!?」では恋愛経験なしの冴えないサラリーマン(いずれもメガネ姿で)を演じるなど、振り幅の広さを見せつけた。かと思えば、玉城ティナと共演した映画『ういらぶ。』ではスポーツ万能の秀才キャラで、桜井日奈子をめぐって平野紫耀と恋のライバルに。平野さん演じるドSな(フリの)凛とは対照的に、自信家で褒め上手な和真をキラキラとした魅力を炸裂させて演じていた。「今後も振り幅の広い役を演じていけたら幸せだなって思います」と、2017年の『チアダン』公開時にシネマカフェのインタビューで語っていた伊藤さん。そんな彼が最近、バラエティ番組などで憧れの海外俳優として決まって名前を挙げるのが、『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『007 スカイフォール』『それでも恋するバルセロナ』などで知られるスペインの俳優ハビエル・バルデム。強烈な悪役からモテモテ渋メンまで、観る者を困惑させるほどの振り幅を見せる姿に憧れているらしい。同インタビューでは、「僕の中で30歳になったとき、ちょっと若々しい、カッコいいオッサンでいたいというのがあって(笑)。それまでの20代で『カッコいい』と思えるものを持っている人たちから、いろいろ吸収したい」とも語っており、現在22歳、まさにいまも様々な役柄に挑戦しながら吸収の過程にいる。初々しさが眩しい!「トランジットガールズ」“おっさん”同士の純愛以前の2015年、ドラマ初出演となった佐久間由衣と世代きっての実力派・伊藤沙莉がW主演したLGBTQドラマ。「テラスハウス」のスタッフが手がけている。女の子同士の胸キュンラブストーリーを描いた本作では、幼なじみ・小百合(伊藤さん)を一途に思い続ける深澤直役を好演、顔立ちに若干あどけなさが残るものの、得意のバスケットボールや筋肉美を披露するシーンも。義理の姉・ゆい(佐久間さん)に最初は反発しながら、どんどん惹かれていく小百合を影ながら見守る、優しさが過ぎる幼なじみというポジションにツボる人は多いはず。傷ついた小百合を励ますために彼がかける言葉にも、悶絶するファンが続出するに違いない。映画初主演!山田裕貴とバディに『デメキン』お笑い芸人「バッドボーイズ」佐田正樹の実話を映画化、暴走族の総長を熱演したアウトロー・エンターテインメント。「昼顔」では寂しさの裏返しのような激しさを抱えた生徒役だったが、本作の佐田正樹は、どこか「今日俺」の伊藤とも通じるものがある、いつも仲間に囲まれた熱い男。そんな伊藤さんを、足立紳監督の『14の夜』に続いて起用した佐藤現プロデューサーは、いまどきの若手俳優には珍しく「骨太な男っぽさがある」と表現。同じ熱量を感じさせる山田裕貴が相棒役だったことも大いに刺激となったはずで、2人の化学反応は必見となっている。平成女子と戦国若君の超時空ラブコメ「アシガール」2017年、NHK土曜時代ドラマ枠で放送された本作。森本梢子による原作漫画を脚本家・宮村優子ら女性スタッフを中心に作り上げたラブコメディで、世間が“今日俺ロス”となっていた2018年のクリスマスイブには、続編スペシャルも放送された。足の速さだけが取り柄の女子高生で、戦国時代にタイムスリップしてしまう速川唯役には黒島結菜。伊藤さんは、唯がひと目ぼれしてしまう若君・羽木九八郎忠清を演じた。凜々しく、冷静沈着で聡明、何よりも民を思う“硬派”な若君は伊藤さんにハマり、熱烈なファンを生み出した。唯の“猪突猛進”ぶりや周囲とのやりとりなど、笑いどころもたくさんありながら、若君もまた唯に一途であり、華麗な殺陣アクションもありで、キュンキュン度は伊藤さん出演作の中でも群を抜く。さらに、平成時代のカップルのようにはいかない、戦国の世に出会った2人の究極の決断も見逃せない。“帰国子女”恒松祐里に片思い!?「覚悟はいいかそこの女子。」『惡の華』井口昇監督との初タッグ作。椎葉ナナによる少女漫画の実写化で、モテるけれども、ちょっと抜けている愛され男子・古谷斗和を中川大志が演じ、2018年6月のドラマ放送の後、10月に劇場版が公開された。伊藤さんが演じたのは、斗和の幼なじみのヘタレ男子3人のひとり、すぐに検索しては恋愛マニュアル系の“データ”に頼る、黒縁メガネの新見律。ドラマでは、帰国子女でチアリーディング部のキャプテン、軽音部でバンドも組んでいる“キラキラ女子”・小雨(恒松祐里)にひと目ぼれし、「全部が好き」とメロメロになった奥手男子を演じる伊藤さんを目にすることができる。中川さんと、「中学聖日記」「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」の若林時英、「花にけだもの」「仮面ライダーエグゼイド」の甲斐翔馬と、次世代男子4人でわちゃわちゃする姿もまた見もの。等身大の好青年に!『コーヒーが冷めないうちに』有村架純演じる主人公・時田数(ときた かず)が入れるコーヒーが導く過去へのタイムスリップと、波瑠、林遣都、吉田羊、薬師丸ひろ子、松重豊、石田ゆり子らが演じる登場人物それぞれのストーリーをオムニバス形式で描いた本作。「本屋大賞2017」ノミネートの川口俊和の原作小説には登場しない、映画オリジナルキャラクターとなる美大生・新谷亮介を演じた。亮介はほかの常連客と同様、数が切り盛りする喫茶店「フニクリフニクラ」に入り浸るうちにタイムスリップに興味津々となり、数自身が向き合わなくてはならない思いがあることを知ると、懸命に彼女を支えていく。ヤンキーでも、ヘタレ男子でも、金髪モテ男子でもない、等身大の真っすぐに恋する青年役は新鮮でもあり、強い印象を残した。中学生にだってなれる!?『惡の華』『ういらぶ。』では素直にはなれない者同士、息の合ったところを見せていた玉城さんと再共演。伊藤さん演じる、詩人ボードレールを愛する文学少年・春日高男が、中学時代、片想いする女子の体操着を思いがけず盗んでしまい、それをクラスメイトの仲村佐和に見られたことから、彼女と奇妙な主従関係を結ぶ。原作を初めの数ページ読んだ井口監督が「これは映画にしたい」と決心し、足かけ8年かけて実現させた意欲作だけに、21歳で中学生役を演じた伊藤さんもクランクイン前から減量や禁酒をして挑んだという。確かに、本来筋肉質の伊藤さんがどこか幼く、ひと回り小さくなったように見える…!?井口監督からも「なるべく猫背にして、150cm台に見える芝居をしてください、好きな食べ物はハンバーグ!みたいな人の芝居をしてください」と言われていたというが、新境地を開拓した伊藤さんが体現する数々の変態描写の、その先に待ち受けるものに期待が高まる。中学時代にはアメリカへの留学経験もあり、映画の知識も豊富、役作りに関してはストイックな一面を覗かせる伊藤さん。『ミュージアム』で同じ人物を演じた小栗さんがハリウッド進出を果たしたが、彼はネクスト世代で先駆者となる可能性を十分に秘めている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年09月20日俳優の伊藤健太郎が2日、都内のスタジオで行われた日本コカ・コーラの紅茶『紅茶花伝 ロイヤルミルクティー』発売記者会見に登場した。同社は、国産牛乳を100%使用した『紅茶花伝 ロイヤルミルクティー』をフルリニューアルし、新パッケージデザインでこの日から発売をスタート。それに伴い、伊藤健太郎がCMキャラクターに起用された新CM「開発者物語」編の全国放映がスタートした。北海道の牧場を舞台にした同CMで入社3年目のミルクティー開発担当者を熱演した伊藤。美味しいミルクティーを作りたいという熱意のあまり、美味しい牛乳を生み出してくれる牛と交渉する様子を描く、という内容となっている。伊藤は「紅茶花伝株式会社 営業開発部の伊藤健太郎です。今日は会社を代表してこの場にやってまいりました」とあいさつし、「『紅茶花伝ロイヤルミルクティー』は、発売から25年目に入りました。それを記念し、紅茶花伝最大のリニューアルを行いました。本気でこだわったミルクティーです」と新商品を説明。リニューアル商品の大きなポイントについて「粉乳やミルクポーションを使用せず、国産牛乳100%を使用しています。ミルク本来の甘みをいかした優しい味わいを大事にしました。実はミルクを本気でこだわるために、特別な方と共同開発を行っています」と話すと、CMで共演した乳牛が登場。伊藤の隣に来た牛が「モ~!」と鳴くと、伊藤は「私の牛乳がお役に立ててうれしく思います」と訳す一幕も。MCから「どうして分かるのですか?」と突っ込まれると「心が通い合っているからですね」と回答していた。会見の後半では、LIVE配信を視聴していた視聴者からの質問に答えるコーナーも。「牛とどう心を通わせたのか?」という質問に「心が通うのは気持ちですね。何度も何度も牧場に通わせていただいたので仲良くなれたと思います。牛の言葉も分かるので、相当仲良くなれたと思います」と自信。また、「ミルクティーは好きですか?」という質問に「ミルクティーは大好きです。今回は大好きな故に牛乳100%で作った方が美味しいと思い、(牛に)お願いしました。ミルクティーは大好きです!」と最後までCMで演じた"紅茶花伝株式会社 営業開発部の伊藤健太郎"という設定を崩さなかった。
2019年09月03日ダンス&ボーカルグループ・E-girls、Happinessの藤井夏恋が16日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYA イベントスペースで初単独写真集『KAREN』の刊行記念イベントを開催し、ファン600人が集まった。ファッション誌『JJ』のモデルも務める藤井は、同誌編集部協力のもと、今回の写真集をセルフプロデュース。「編集部の皆さん、マネージャーさん、そしてメンバーにも客観的な意見を聞きながら進めていったので、みんなで作り上げた感はすごく嬉しかったですね」と振り返り、「アーティストとして見せるかっこよさだけでなく、『JJ』で表現しているようなナチュラルなメイクやヘルシーな感じも表現できた。いろんな自分を撮影で感じることができて、表現の幅も広がった」と語る。また、何回も見たくなる写真集にしたいとの思いから、衣装や写真のセレクトだけではなくレイアウト、紙の質やサイズ、帯の言葉にまでこだわったという。肌の露出に関しても、「ただ露出するのではなく、仲のいいスタイリストさんと『あえて男性用パンツを履くとセクシーに見えるんじゃないか』と考えてみました」明かし、メンバーの須田アンナからは「私はこれ、夏恋ちゃんの普通の女の子のパンツバージョンが見たいな」と言われたそうで、「次やるときは、やってもいいのかな」と照れ笑いを浮かべた。お気に入りのカットは、ほぼスッピンの1枚で、「ほとんどメイクしていなくて、素な感じ。普段歌って踊っているとき、ナチュラルな感じはあまりしないので、写真集でしかこういう素な感じはあまり見せたことがないので。薄さ、ナチュラルさがお気に入りです」と話す藤井。この日が23歳の誕生日だったことから「23歳の1発目で夢が叶ったので嬉しい!」と笑顔を見せ、「今回の写真集で、プロデュースにすごく充実感を感じて。この充実感は自分にとっていいな、好きだなって思えたので、これからも仕事をしていく上で、自分の表現したいことを考えていけたら」と意気込んでいた。
2019年07月17日俳優の伊藤健太郎が8日、都内で行われた映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』大ヒット記念舞台挨拶に登壇し、スパイダーマンスーツ姿を披露した。6月28日に日本で世界最速公開され、大ヒットスタートを記録している『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。舞台挨拶では、MCが本作のアンバサダーである伊藤を呼び込むと、スパイダーマンが登場。客席を通って盛り上げ、ステージに上がったところで、マスクを脱いで伊藤だとお披露目すると、大きな拍手が沸き起こった。伊藤は「あっつー!」と暑がり、「似合ってるよー! かっこいいよー!」と声をかけられると、「よかった!」と笑顔。「正直言うとめちゃくちゃ恥ずかしいです。裸見られている気分です。ほぼ何も着ていないから」と照れつつ、再び「かっこいい!」という声とともに拍手を送られると「ありがとうございます」と笑った。そして、本作の大ヒットを「自分が関わらせてもらっている作品がたくさんの方に見てもらえてすごいうれしいです」と喜び、ロサンゼルスで行われたワールドプレミアのレッドカーペットを歩いた感想を聞かれると、「ハンパじゃなかったです。ここにトム・ホランドがいるってハンパじゃないですよね! すごいいい経験になりましたし、刺激を受けました」と興奮気味に語った。また、スパイダーマンの能力を兼ね備えているか調べる「スパイダーマン・テスト」にチャレンジ。平衡感覚と危機察知能力のテストを見事クリアし、「やったー!」「クリアできると思っていなかったので地味にうれしいですね」と喜んだ。さらに、本作のポスタービジュアルを再現した特製ケーキもプレゼントされ、フォトセッションではノリノリでポーズを決めていた。
2019年07月08日今田耕司と女優・広瀬アリスが司会を務める「アナザースカイII」。その6月28日(金)放送回に、俳優・伊藤健太郎がゲスト出演。今回伊藤さんが訪れる第2の故郷“アナザースカイ”は、中学時代に留学していたアメリカのユタ州。再び訪れたこの地で伊藤さんは何を語る。同番組は司会を今田耕司と広瀬アリスが務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪ねるという旅バラエティ番組。映画『俺物語!!』や「仰げば尊し」などへ出演。その後剛力彩芽と共演した「レンタルの恋」や、広瀬すず、中条あやみら同世代の豪華キャストが集結した『チア☆ダン』、野村周平、黒島結菜らと共演した『サクラダリセット』など出演した話題作が次々と放送、公開。「バッドボーイズ」佐田正樹の実話を映画化した『デメキン』で映画初主演を飾り、有村架純、波瑠らとの共演で本屋大賞ノミネート作を映画化した『コーヒーが冷めないうちに』などもヒットするなか、昨年秋クールのドラマ「今日から俺は!!」では賀来賢人とともに80年代熱血ヤンキーを演じ、広い世代から注目を浴びた伊藤さん。今回伊藤さんが訪れるのは冬季オリンピックの開催地ともなったソルトレイクシティを州都に持つアメリカのユタ州。この地に中学時代留学していたという伊藤さんは今回、大自然で念願のドライブ、乗馬に挑戦するほか、当時の友人と奇跡の再会。大自然があふれるユタで伊藤さんが語った俳優の夢と葛藤とは!?今夜のゲスト、伊藤さんが声優を務める劇場アニメ『きみと、波にのれたら』が現在全国公開中。大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。しかし、港は海の事故で命を落としてしまい、大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子は、ある日ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。再び会えたことを喜ぶひな子だが…。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太が港役で、川栄李奈がひな子役で声優を担当するほか、伊藤さんに松本穂香らも出演。『マインド・ゲーム』などで知られる湯浅政明がメガホンをとった。「アナザースカイII」は6月28日(金)23時15分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月28日俳優の伊藤健太郎が、日本で世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6月28日公開)のアンバサダーに就任することがこのほど、明らかになった。さまざまな映画、ドラマ、舞台などで広く活躍し、注目度の高い若手俳優のひとりである伊藤健太郎。無類の映画好きとして知られ、『スパイダーマン』シリーズをこよなく愛していることから、今回の就任が決定した。伊藤は「映画シリーズはもちろん、アニメシリーズでも見ている大好きな『スパイダーマン』最新作の公開を、アンバサダーとして応援できることをとてもうれしく思います!」と喜び、「『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の続編とも言われているので、あの戦いの後の世界がどう描かれているか、ピーター・パーカーがどのようなヒーローに成長していくのかを見届けるのがとても楽しみです。アベンジャーズの中でも特にスパイダーマンが一番好き! 本作の魅力をしっかりとアピールするべく、アンバサダーとして頑張ります!」と意気込んでいる。アンバサダーの初ミッションとして、本日ロサンゼルスにて開催されるワールドプレミアに伊藤の参加が決定。このワールドプレミアには、主演スパイダーマンを演じるトム・ホランド、新ヒーロー“ミステリオ”役でMCU初参戦のジェイク・ギレンホール、『アベンジャーズ』シリーズに出演するニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンなど、作品の豪華キャストが大集結する。
2019年06月27日映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』にて、すれ違う親子という照れ臭い関係を見事に演じた、俳優の坂口健太郎さんと吉田鋼太郎さん。映画初共演ながら、お互いに惚れ合ってしまったという、興味津々のおとなの関係に迫ります。――お二人が人との関わりや関係性を築く上で最も大事にしていることは何でしょうか。吉田:芝居も一緒だけど、まず人の話を否定せずに最後までちゃんと聞くことかな。それを呑み込んだ上で自分の意見を言うこと。いつも気をつけてますね。坂口:この前初めて鋼太郎さんと飲みに行ったんですが、その時もまず僕の話を聞いてくれました。吉田:年とってくると価値観が固まってきちゃうから、頭ごなしに自分の意見だけを言いがちなんだよね。僕も本当は、頑固がひどいの。物分かりよさそうなふりしてるだけで(笑)。坂口:僕の場合は、これちょっと違うかもしれないけど、家族や身近な人には肌に触れるようにしてます。年をとるにつれて、そういう機会ってなくなってくるんですよね。だから僕、母親に会ったら絶対にハグするんです。吉田:それなかなかできることじゃないよ。お母さんうれしいだろうねぇ。坂口:まあもう慣れてる感じですけどね。だから今98歳のおばあちゃんに会っても、腕をさすったりして。そういう肌の触れ合いはすごく大事だと思っています。吉田:健太郎って、優しくていいところだらけだよ。坂口:いや、僕だってダークサイド持ってますよ(笑)。吉田:うん、そんな気もするけどね、あはは(笑)。でも人間ダークな部分はみんな持ってるから。坂口:今度鋼太郎さんともうちょっとじっくりお酒飲んで、黒い部分を徐々に出していきたいと思います。まず白からグレーになって、そこから黒くなるっていうのをお見せしたい(笑)。吉田:とかいって、そんなに大したことないと思うな(笑)。坂口:そういう鋼太郎さんこそ魅力だらけですよ。不思議なんだけど、話をしているだけで好きになるんです。そうそう、公園のシーンを撮影する日に、鋼太郎さんが飼っているワンちゃんを連れてきたことがあったんですが、ワンちゃんとわしゃわしゃ戯れてる時の顔が、見たことないぐらいすごくかわいくて。そうかと思えば、お芝居に入ると途端に男前になる。その“カワイイカッコイイ”感じが、男性にも女性にもモテるんでしょうね。吉田:あの公園のシーンね。それで思い出したけど、普段ふわっとしてる健太郎もスタートかかるといきなりすごい集中力なんだよね。俺は俺は、って前に出るようなタイプじゃない人間にそれ見せられちゃうと、何だこのギャップは!って思うし、俺が女性だったら惚れちゃうかもしれない。坂口:ギャップってモテますよね。吉田:あと、仕事もやりたいことも本気で取り組んでいて、しかもそれをひけらかしたりアピールしない人はモテる。本気で取り組んでると、悩みや挫折、希望もたくさん知ってて、会話がスムーズだし面白いの。坂口:なるほど~。鋼太郎さんともっと飲みたいです。吉田:じゃあ、俺たちもっと深く付き合おう。それで一回決裂してまたゲームで絆を深めて、な!坂口:あははは(笑)。さかぐち・けんたろう1991年7月11日生まれ。数々のドラマや映画などで活躍。映画『今夜、ロマンス劇場で』、ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』『イノセンス 冤罪弁護士』などで主演を果たす注目俳優。よしだ・こうたろう1959年1月14日生まれ。舞台『オセロー』や『ヘンリー四世』などで主演を務めるほか、数多くの名作に出演。出演映画『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』が8月23日公開予定。坂口さん・シャツ¥28,000(gourmet jeans/SKOOL Twitter:@komazawa_skool)その他はスタイリスト私物吉田さん・シャツ¥46,000パンツ¥48,000(共にISSEY MIYAKE MEN TEL:03・5454・1705)時計は本人私物サンダルはスタイリスト私物『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』いつしか、会話もなくなった息子のアキオと父親の暁。再び親子の絆を深めようと、アキオは正体を隠し、暁をオンラインゲームに誘う。ゲーム内で戦士となった2人の関係性はいかに…。出演/坂口健太郎、吉田鋼太郎ほか。6月21日公開。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・檜垣健太郎(little friends/坂口さん)尾関寛子(吉田さん)ヘア&メイク・CHIKA KIMURA(tsujimanagement/坂口さん)吉田美幸(吉田さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年06月20日人気若手俳優・坂口健太郎さんと、実力派ベテラン俳優・吉田鋼太郎さん。お芝居の世界からのラブコールが絶えず、モテまくっている二人が、映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』で共演!いつの日か、口も利かずにすれ違うようになってしまった父子のコミュニケーションを取り戻すべく、オンラインゲームを始める二人。仲間として戦ううちに忘れかけていた親子の絆を取り戻すという、実話に基づいたハートウォーミングな物語だ。――映画初共演ですね。最初に会った時の印象を聞かせてください。吉田:別撮りだったけど同じCMに出たことがあったから、全くの初でもない感覚はあったよね。坂口:そうですね。ただ、がっつり共演させていただくのは初めてですね。鋼太郎さんっていろんな役をやられているから、どういう方なのかさっぱり想像がつかなくて。この作品では寡黙な父親と息子という関係性だったから、もし現場で鋼太郎さんが役のように全然喋らなかったらどうしようかな、って思っていたんです。でも、クランクインからすごく心地の良い空間を作ってくださって。そのおかげで力を入れすぎることもなく、なあなあになることもなく、いい雰囲気でいられました。吉田:健太郎が何でも受け入れるニュートラルな感じだったから、俺も自然体でいられたんだろうね。「鋼太郎さんのあの芝居観ました、すっごい好きです」みたいに前のめりじゃなかったから(笑)。最初、健太郎って捉えどころのない人だったの。男っぽいのか草食系なのか、明るいのか暗いのか、強いか弱いか全然わからなくて。でもそういう意味で、いろんな役になれるに違いないと思っていました。――坂口さんが演じた息子のアキオはごく一般的な青年で、あんなふうに“普通”を演じきるのはすごいと思いました。坂口:会社員の経験がないから、探りながらでしたけど、あまり作り込むことはしなかったかもしれませんね。でも“普通”って本当に難しかったと思います。吉田:そう、“普通”を演技でやってるからすごいよね。構えないナチュラルな芝居って難しいんだよ。なかなかできないぞ。坂口:うれしいです。吉田:物語の最初のほうに、ゲームの友達申請のやり方を聞きに、父親の暁がアキオの部屋に入っていくシーンがあるんだけど、アキオが慌ててパソコンを片付けて体裁整えて「何?お父さん」みたいな芝居があったのね。確か5秒ぐらいかな、初めて間近に見た坂口健太郎の芝居だったんだけど、それがめっちゃうまいの。5秒の中の動きが、あたかも計算され尽くしたように見えるわけ。水が上から下に流れるようにスムーズに見事にやってのけて、なんだこいつって思ったんだよね。坂口:(照れながら)いやいや…。――お二人が特に好きなシーンは、それぞれどこですか?吉田:何気ないシーンばかりなんですが、アキオが買ってきたゲームを暁が恐る恐るやり始める時に、アキオがそれをのぞいて、少しニコッてするところ。そこの健太郎の顔がすごい好き。坂口:僕は、アキオが受験勉強している時にお父さんがお茶漬けを持ってきてくれる回想シーン。吉田:あのシーン、いいよね。父親と息子の関係性が見えて、俺も好き。坂口:お芝居していても泣ける気持ちになったし、自分の父親のことをちょっと思い出しました。――父親と息子の関係って、女性からするとあまり想像がつかないんですよね。よく照れ臭いとか聞きますが、そういうもんですか?吉田:照れ臭いっていうのはあるね。「お父さん」って呼んでいたのに、思春期になったある時から、「お父さん」の一言が言えなくなるんだよね。坂口:あれ、なぜでしょうね。僕もそうでした。でも、大学生になってお酒が飲めるようになってからはむちゃくちゃ仲良くなって。親父とは身長と体重が一緒だったから、よく二人で買い物に行ったし洋服も着まわしたりしてました。吉田:へぇ~そうなの。坂口:毎年1月2日は横田基地に、親父の運転で二人でピザを食いに行くっていう約束もあって。吉田:あははは(笑)、ピザなんだ。でも俺もほぼ同じかな。父とはよく一緒に飲みに行ってたんだけど、仲良くなったのはやっぱり俺がお酒飲めるようになってから。お酒ってひとつのきっかけかもね。――父親と息子の複雑な関係を修復すべく、オンラインゲームでコミュニケーションを図るというのは現代ならではだと思います。共感できますか?坂口:このご時世「ゲームばっかりやっててさ」とか言われがちだけど、僕はもともとオンラインゲームが好きで、今でもやるんです。最近はインターネットで世界中の人と繋がることができるし、顔はわからないかもしれないけどひとつのコミュニケーションツールになるかな、と。それを父親と息子の関係の再構築に使うなんて、すごくステキな使い方だと思う。吉田:これ実話をもとにしてるんだもんな、すごいよな。俺らの子供時代はテレビゲームなんてなかったから、未知の世界ですよ。でも、共感はできる。人と話すのって大変で、だから昔から人の目を見て話せ、なんてことまで言われるわけで。でもゲームやスマホが世の中に出てきて、それで仲良くなれるなら、画期的だしどんどんやれば?と思うけど。ただ、じゃあ俺が奥さんと一緒にやれって言われたら、照れ臭くてできないけどね。坂口:だからアキオのお父さんにゲーム買ってあげるっていう勇気、すごいですよね。吉田:いい息子だよね。さかぐち・けんたろう1991年7月11日生まれ。数々のドラマや映画などで活躍。映画『今夜、ロマンス劇場で』、ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』『イノセンス 冤罪弁護士』などで主演を果たす注目俳優。よしだ・こうたろう1959年1月14日生まれ。舞台『オセロー』や『ヘンリー四世』などで主演を務めるほか、数多くの名作に出演。出演映画『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』が8月23日公開予定。坂口さん・シャツ¥28,000(gourmet jeans/SKOOL Twitter:@komazawa_skool)その他はスタイリスト私物吉田さん・シャツ¥46,000パンツ¥48,000(共にISSEY MIYAKE MEN TEL:03・5454・1705)時計は本人私物サンダルはスタイリスト私物『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』いつしか、会話もなくなった息子のアキオと父親の暁。再び親子の絆を深めようと、アキオは正体を隠し、暁をオンラインゲームに誘う。ゲーム内で戦士となった2人の関係性はいかに…。出演/坂口健太郎、吉田鋼太郎ほか。6月21日公開。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・檜垣健太郎(little friends/坂口さん)尾関寛子(吉田さん)ヘア&メイク・CHIKA KIMURA(tsujimanagement/坂口さん)吉田美幸(吉田さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年06月20日俳優の伊礼彼方が26日、東京・タワーレコード渋谷店にてミニライブを行い、藤井隆とともにトークを行った。同イベントは、藤井がプロデュースした伊礼のミュージカルカバーアルバム『Elegante』リリースを記念したもので、CD収録曲の中から3曲をその場で披露。「Love Can’t Happen(『グランドホテル』より)」では会計中の同店の客に歌いかけ、最前列にいた少女を抱き上げるとサービス精神旺盛な姿を見せる。「最後のダンス(『エリザベート』より)」では、スピーカーに足をかけシャウト。最後の「Estrellas(『レ・ミゼラブル』より)」は、力強く歌い上げた。プロデュースを務めた藤井は「本当に優しくて、本番前に『藤井さん、今日も頑張りましょうね』ってハグをしてくれるわけですよ。そんな共演者いないわけですよ」と、舞台共演時の伊礼の姿を振り返る。藤井はさらに、イベント特典のポストカードについて「しゃぶしゃぶをやってる、これは絶対撮りたかった。伊礼さんってすごくかっこいいですし、稽古中ジャージでストレッチしている姿も本当にかっこいいんですよ。うっとりしちゃうんです。でもどこか、ちょっと抜けてるところがおありでしょう?」と熱弁。「『王子様がしゃぶしゃぶ食べてる』という設定で撮ったんですけど、大丈夫ですか?」と客席に語りかけると、拍手が起こっていた。伊礼は藤井の存在について、現在出演中の舞台『レ・ミゼラブル』にかけて、「藤井さんが、僕にとって司教さんなんですよ。正しい道に導いてくれる」と感謝すると、藤井は「僕、エポニーヌ」と主張し、会場はこの日1番の爆笑に。2枚目のCD制作にも意欲を見せる藤井に、伊礼は「僕にはこんな素晴らしいエポニーヌがついてるので、つながるように頑張っていきたいと思います」「ミュージカルに出会ったのが24〜5歳くらいで、それまでは全く知らなかったんですけど、たくさんいい曲がある。それを普及させたい」と意気込んだ。伊礼のリリースイベントは今後、『レ・ミゼラブル』ツアーに合わせ愛知、大阪、福岡、北海道で実施。観覧可能な無料ミニライブに加え、CD購入者対象の特典会(握手+サイン会)が行われる。
2019年05月26日『かもめ』(2016年)のトレープレフ役で初舞台を踏み、鮮烈な印象を残した坂口健太郎。その坂口が、前作に引き続き熊林弘高の演出で、シェイクスピアの傑作喜劇『お気に召すまま』でオーランド役に挑む。【チケット情報はこちら】近年連続ドラマの主演を務めるなど、俳優としてノリに乗っている坂口。そんな彼にとっても3年前の『かもめ』は、特別な1作になっているようだ。「初舞台ということもありましたし、すごく幸せな、宝物のような時間だったと思います。歴史のある作品でもあり、トレープレフという役をつくり上げていく上で悩むこともありましたが、演出の熊林さんが“坂口さんを通したトレープレフが、今回の舞台での1番のトレープレフになるから”と言ってくださって。それは自分にとって大きな糧になったと思いますし、あのタイミングで、あの作品に携われたことは、とてもいいめぐり逢いだったと思います」アーデンの森を舞台に、青年オーランドと男装した娘ロザリンドとの恋の駆け引きを描く本作。演出の熊林が本作を選んだ理由は、ひと言「勘」だと言うが、続けて「実は非常に人間の内面を見せている、イコール“私とはいったい何なのか”を突き詰めている作品」と語っているように、“喜劇”と位置づけられてはいるが、それは単に笑える、面白い話というわけではない。坂口も「無茶苦茶一生懸命やっている姿に笑ってしまったり、笑わせようとしているシーンで逆に冷めてしまったり。“悲劇”とか“喜劇”って言い方はしますが、そこにどういう感情が芽生えるかは人それぞれ。つまりこの作品も、そこはお客さんに委ねちゃっていいのかなと思っているんです」と微笑む。熊林と一部のキャスト、スタッフは、本番5か月前の段階からすでに、この何層にも入り組んだ戯曲を読み解く作業を進めているという。「僕はまだ参加出来ていませんが、『かもめ』の時も実感したんですよね。すべての角度から解釈を進めていくことで、どんな変更にも違和感なく対応出来るということを。本番に向けて少しずつ固めていく作業ももちろん大切ですが、熊林さんの場合、1度つくったものでもどんどん変えていって、全部がまるで液体のように混ざっていく。それって上澄みだけじゃなく、作品の理解度がすごく深かったからこそ出来たことだなと。だから今回も、オーランドという人物の内面にどれだけ迫っていけるかが非常に大事になると思いますし、その作業が今からとても楽しみです」公演は7月30日(火)から8月18日(日)まで、東京・ 東京芸術劇場プレイハウスにて。その後新潟でも上演。取材・文:野上瑠美子
2019年05月13日モデルの藤井サチが11日、都内で行われた「香る絶頂シャンプー『ハーバルエッセンス ビオリニュー』」発売記念イベントに出席し、大学卒業秘話を明かした。3月に上智大学を卒業した藤井。商品にちなんで「絶頂エピソード」を求められると、「3月に大学を卒業しました」とあらためて報告し、イベントに出席したタレント・菊地亜美、お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成は「おめでとう!」と祝福した。また、「(卒業式で)おばあちゃんの着物を着ました。『いつか孫のために』と60年ぐらい大事にずっととっていてくれていた着物なんです」と明かし、「その話を聞いた時に、『うれしい』と思って絶頂を感じました」と祖母への感謝の気持ちを表現。菊地も胸を打たれた様子で、「おばあちゃん最強ですね」と興奮をあらわにした。卒業後の心境を聞かれた藤井は、「卒業して社会人になった気持ち。15歳からずっとモデルはしていて、仕事はしているものの、心の中では『まだ学生』という気持ちでした。4月から『大人になっちゃった』感じです」と正直な気持ちを伝え、「大人の女性」になるべく、「もっと自分を磨こうと思います」と意欲を見せていた。卒業しました ♡ pic.twitter.com/Mw0iADMVx1— 藤井サチ (@sachi_fujii_) 2019年3月26日
2019年04月11日ドラマ『今日から俺は!!』や『アシガール』、映画『コーヒーが冷めないうちに』など作品ごとに妙に気になる存在感を発揮する伊藤健太郎さん。その不思議な魅力は、どこから来るのでしょうか。映画『ミュージアム』で役に生きることを知った。にこにこと屈託のない笑顔で取材現場に現れた伊藤健太郎さん。その人懐っこい表情に、健やかでのびのびとした人柄をのぞかせる。語る言葉は、飾らず真っすぐ。男っぽさと愛らしさとを兼ね備えた存在だ。――昨年末のドラマ『今日から俺は!!』をはじめ、日本アカデミー賞新人賞・話題賞俳優部門を受賞した映画『コーヒーが冷めないうちに』など、話題作に次々出演。周りの反響はいまどのように感じていますか?伊藤:自分自身は何ら変わりはないですが、幅広い年齢の方が僕の存在を知ってくださるようになっているのかなとは感じています。――賞という、目に見える形で評価されたことに対しては…。伊藤:自分がやってきたことを、多少なりとも認めてもらえた嬉しさはあります。これまで意識したことはなかったのですが、賞をいただいたことで、主演男優賞のあの場所にいつか立ってみたいという気持ちも芽生えましたし。ただ同時に、ここからさらに俳優として大きくなっていかなきゃというプレッシャーも大きくなりました。――そんななか次に控えているのが舞台『春のめざめ』です。演出の白井晃さんは、緻密で丁寧な稽古をされる方で知られています。伊藤:白井さんの舞台に出ると言うと、役者仲間がみんな羨ましがるんですよ。僕自身、白井さんが演出されていた舞台『バリーターク』を拝見して、その世界観に魅了されました。そういう方と一緒にやらせていただけるのは、本当に嬉しいし、実際、稽古しながら、こんなアプローチもあるんだって勉強になることが多くて楽しいです。自分ももっとブラッシュアップしていかないとって思わされます。――作品は、思春期の男女の性の目覚めや、大人たちの抑圧への反発や葛藤などを題材にしたもの。伊藤さんが演じるメルヒオールは、大人びた青年ですが、幼馴染みを妊娠させてしまう衝撃的な展開が待ち受けています。伊藤:時代背景も国も違うけれど、共感する部分は多かったです。メルヒオールは、周りが読んでいないような本を読んで、周りとは違うんだって思っている。僕も、中学生の頃、あえて誰も観てないような映画を観て、こんな映画も知ってるんだぜって優越感に浸ったりしていたんです。先生とか、大人たちの言うことに片っ端から反発したり。そのくせ心の底では認められたがっていて…面倒くさいですよね。ただ、僕の場合は、この仕事を始めていて、現場でいろいろな大人の方と出会っていたのが良かったんだと思います。大人の言うことを聞くのも大事だぞ、と少しずつ思うようになったので。――そういえば、先日、北村匠海さんがゲストの回の『A-Studio』で、北村さんが伊藤さんのことを「悔しくて泣いたりする奴」だと話していたんですが…。伊藤:あ~…(照れて困惑した様子で)なんで言っちゃうかなぁ…。――この話題、ダメでした?伊藤:あ…いやっ…えっと…(さらに照れて)その時は、彼と初めてお酒を飲んだ日で、一緒に飲んでいることが嬉しくて、しゃべっているうちに、気づいたらおしぼりがここ(目を押さえる仕草で)にあったんです。――いま、かなり話が端折られた気がしますが(笑)。伊藤:ははは(苦笑)。これ…ちょっと恥ずかしいんですけれど…(困りながら)まあ、悔しさとかって…。お芝居のこともそうですし、僕ら世代のこととか、いま置かれている状況とか、この先のこととかいろいろ話していたら、なんか…。しかも、彼は同い年で、初めて共演したのはまだ10代の頃だったのが、いま20歳を過ぎて一緒に飲んでてっていう状況もあって。――お酒の場で、熱い話をしちゃうタイプなんですか?伊藤:どうなんでしょう…ただ、若干面倒くさがられるほうかもしれません。一番の問題はお酒ですね。飲むと泣いちゃうんです。…恥ずかしいですけど(苦笑)。――ドラマ『昼顔』で俳優デビューして、順調にキャリアを積まれている印象です。それだけに、どの辺に悔しさを感じるのかなと思うのですが。伊藤:ある意味、僕は恵まれすぎているところがあると思うんです。この世界で、きちんと下積みを積んで、パッと花を咲かせた方って、やっぱり強いですよね。僕は、いまだって下積みですが、人と作品に恵まれて、主演作品までやらせていただくようになっていて…。ありがたいけれど、不安もあるんです。贅沢な悩みだと思われるかもしれないけれど、自分は甘えがちな性格なので、いつか調子に乗らないとも限らないし。――でも、『昼顔』から、堂々とした演技をされていましたよね。伊藤:よく言っていただくんですが…エラそうなんですかね(笑)。ただ、最初の頃から、緊張とかはあまりしなかったです。それが良くもあり、悪くもあるのかな。――では、これまでに緊張したとか難しかった作品はありますか。伊藤:これまでやらせていただいた作品、それぞれに難しさはありますが、自分が最も追い込まれたし、自分を追い込むことができた作品というと映画『ミュージアム』ですかね。主演の小栗(旬)さんの少年時代を演じたのですが、初めてお芝居をしていて記憶が飛んだんです。父親が死ぬというハードなシーンで、撮り終えた時、いままで感じたことがないくらい、役を引きずってしまったんです。そういう感覚が初めてで、これが役に生きるってことなのかなって思えたんです。あの感覚はいまだに覚えているし、あれは僕にとって小さな一歩だけど、大事な一歩でした。いとう・けんたろう1997年6月30日生まれ。東京都出身。モデルとして活動を始め、2014年のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で俳優デビュー。近作にドラマ『この恋はツミなのか!?』『必殺仕事人2019』、映画『ういらぶ。』など。6月21日に声優を務める映画『きみと、波にのれたら』、秋には主演映画『惡の華』の公開も控えている。伊藤さんが主演する舞台『春のめざめ』は、4月13日(土)~29日(月)にKAAT神奈川芸術劇場大スタジオで上演(東広島、兵庫でも公演あり)。19世紀末にドイツの劇作家、フランク・ヴェデキントによって書かれたもので、当時、センセーショナルな内容で上演禁止の処分を受けた問題作。チケットかながわ TEL:0570・015・415ジャケット¥52,000パンツ¥36,000シャツ¥30,000中に着たインナー¥16,000(以上MAISON KITSUNE/メゾン キツネ カスタマーセンターTEL:0120・667・588)靴はスタイリスト私物※『anan』2019年4月10日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・池田友紀(Be Glad)ヘア&メイク・伊藤ハジメ(Crollar)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年04月04日アイドル界屈指の才女、乃木坂46の高山一実(25)にテレビ業界が熱視線を送っているという。高山といえば読書を趣味にあげ、昨年11月に発表した初の長編小説『トラペジウム』が20万部を超えるベストセラーとなるなどまさに才色兼備。そのいっぽうで、その高いバラエティ力にも注目が集まっている。3月5日には、4月6日に放送される『オールスター後夜祭19 春』(TBS系)で高山が司会を務めると発表。本番組は毎年春と秋に放送されている『オールスター感謝祭』の“延長戦”として昨年春から始まったもの。3回連続で司会を務める高山だが、その見事な司会ぶりは毎回大きな話題になっている。昨年4月の初回時には司会初挑戦ながら、100人以上の芸人を相手に堂々かつスムーズな進行で周囲を驚かせた高山。起用した総合演出の藤井健太郎氏は放送終了後にTwitterで「しかし、高山さんにお願いして本当に良かったな」と称賛。メインMCを務めた有吉も「高山さんが小梅さん(編集部注:小梅大夫のこと)の数倍しっかりしてて助かりました……」一風変わったエールを送っていた。その他にも『しくじり先生』(テレビ朝日系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などバラエティ番組への進出が続いているが、今後ますます加速していくという。「アイドルはイメージ上言えないことも多いですが、高山さんは頭の回転が早いので無茶ぶりされても場の雰囲気を壊さないと現場から評判です。番組で共演したバナナマンの設楽統さん(45)やオードリーの若林正恭さん(40)らも高く評価していると聞いています。キャラクターも売り出し方も違いますが、その才能から“第2の指原さん”と呼ぶ声もあるそうです。今後はMCなどの仕事もどんどん増えていくでしょうね」(テレビ局関係者)
2019年03月08日昨年9月に35周年、ソロデビュー25周年を迎えた藤井フミヤ(56)。今年も7月から全国で35周年記念公演が予定されている。2月上旬の夜、歌舞伎町の老舗キャバレーで、彼の代表曲『TRUE LOVE』の美声が流れていた。彼のファンにしては、あまりにも声が似ている。それもそのはず、歌っていたのは、本人だった。その場に偶然、居合わせたお客さんが興奮気味にこう語る。「藤井さんはこの日、お忍びで来店していました。少しお酒も回ってきた状況で、キャバレー内にあるステージに上がって、『TRUE LOVE』を歌ってくれました。店内は騒然となったのですが、なんとご本人が携帯での撮影も許可してくれていて。居合わせたお客さんが各々に携帯で撮影していました。伴奏などは普通のカラオケだったので、少し歌いにくそうにしていましたが、酔っているように見えても、やっぱり圧巻の歌声でしたよ」まさかの“ソロコンサート”会場となった老舗キャバレー。この店は以前は綾小路きみまろ(68)がイベントをやっていたり、その他にも芸人などもステージに上がっている“知る人ぞ知る”ライブスポットだ。「お一人で来ていた訳ではなく、テレビ関係者のお偉いさんに連れられ、力士など数人でいらっしゃっていました。すごく大らかな方でしたよ」(前出の客)また別の常連客はこんな状況も目撃したという。「歌ってる時はすごくオーラがあって紳士的でしたけど、席に一緒についている女性からいじられても笑い飛ばしていたりと、飲みの場では楽しそうにやっていました」2月上旬には、木梨憲武(56)が主催のイベントにも参加、数日後には、力士の栃煌山(31)の披露宴でもその歌声を披露していた。そんなスケジュールの合間に訪れたキャバレーでも気さくに歌い上げる。第一線を走り続ける彼の人脈の広さが垣間見えた。
2019年03月03日日本を代表するアスリートたちの鍛え上げられたカラダの秘密とは。大きなケガから待望の復帰を果たした高橋健太郎選手(※「高」は「はしごだか」)。東レアローズのコートには、挫折を経て、自分の体に真摯に向き合う姿がありました。自分の体に責任を持ち、ケガしない肉体にミドルブロッカーの高橋健太郎選手から繰り出される、とてつもなく高く力強いスパイク。そのパワーの源は、ブロックでも必要とされる発達した広背筋。そこは、自分でも自信のある部位だそう。肉体作りで難しいのが、筋肉を大きくしすぎてはいけない点。「もともと筋トレが好きで大学時代に肥大させてしまい、東レアローズに入部した頃は110kgありました。そこから1年以上かけて93kgまで絞ったんです。体が軽くなり、跳ぶ感覚が全然違います」’18年は日本代表に選ばれたものの、肩のケガで代表チームを離脱。手術をして、3か月プレーできず、ツラい期間を過ごした。「今はケガをしないように肩の三角筋と上腕三頭筋を強化中です」2m超えの高身長に甘いルックス。実は、大学時代、アバクロのモデルにスカウトされた経験が。「買い物してたら、次々に服を着させられて『お似合いですよ。モデルやりませんか?』と。あの頃は正直かっこつけてましたね。試合前にワックスつけてましたし(笑)。たくさん服を買い、いいものを持ちたい欲も強かった。『NEXT4』という日本代表若手バレーボール選手のユニットにも選ばれてチヤホヤされ、勘違いしちゃったんでしょうね。地方出身のテレビっ子で、テレビに出られることが単純に嬉しかったんです」社会人となり環境が変わり、ビジュアルではなく、自分の体にフォーカスが移った。「結果を残せず、挫折を味わい、気持ちも入れ替え、謙虚になれました。ここ2年、一枚も服を買ってないし、試合前のスタイリングもしてません。思えば、大学までの僕は、自分の体に無関心でしたね。『練習してるんだから、ケガして当然』と思ってて、ケガして悔しいという気持ちすらなくて。去年のケガも、それまでの僕だったら、『もういいや』って投げ出していたかもしれません。でも、目標とする東京オリンピックも近くなり、自分の体に責任を持とうと決意。今は、すごくバレーに集中できています!」たかはし・けんたろう1995年2月8日生まれ。山形県出身。筑波大学卒業後、’17年、東レアローズ入部。「凡事徹底」が座右の銘。好きな女性のタイプは女優の紫吹淳さん。※『anan』2019年2月20日号より。写真・SASU TEI(W)ヘア&メイク・亀田 雅(The VOICE)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年02月17日昨年は、ツッパリ役で注目の的になった伊藤健太郎さん。経験を積み重ねるほど大きな選択も増えていくようで、そのたびに覚悟を決めているんだそう。直感が働けばすぐに従って選択できる。いま勢いのある俳優の一人、伊藤健太郎さん。迷いなど感じない切れ長で涼しげな目もとが印象的だが、これまでの人生では大きな選択と決断をしてきたという。「一番の選択は、モデルから俳優の道に進む決心をした高2の時。本当は、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』のオーディションに落ちたら、俳優の道はあきらめてアメリカに留学しようと思っていて。オーディションは何度も呼ばれてなかなか決まらなかったから、留学手続きもだいぶ進んでいました。でも、役に決まったと報告があった瞬間にアメリカ行きは即自分の中で排除されたんです。直感が働けば、すぐに従って選択できるタイプなのかな」俳優デビュー作は大ヒット。その後もドラマや映画の出演作を年々増やし、今や武将もツッパリも演じきってしまう活躍ぶりだ。選択の岐路に立たされた時のその直感は、かなり鋭いよう。「昨年は、名前を変えるという選択もしました。前から、名字の伊藤をつけたほうがいいと周りから言われていたのですが、まだタイミングじゃないと思っていたんです。でもドラマ『今日から俺は!!』でいただいた役名が伊藤で、僕の本名と同じで。さらに、ちょうど21歳の誕生日を迎えるので節目にもなると思った。モデル時代は健太郎、俳優となったら伊藤健太郎として、一つの覚悟を決めるのもいいのかな、って」選択に迷った時は兄弟や先輩、地元の友達など周りの人に相談するというが、その理由がまた、伊藤さんらしい。「自分1つの脳みそよりも、いくつもの脳みそで考えたほうがいいと思いませんか?最終的には自分で決めるけれど、いろいろな意見を参考にするのも勉強になると思っています。仕事で迷った時は先輩の太賀さんに、行き詰まった時は言葉を交わさなくても察してくれる地元の友達に相談すると心強いですね。最近印象的だった選択?あ、機内食をハンバーグステーキにするか、カツ丼にするか!行きでカツ丼を選んで失敗したから、帰りはハンバーグステーキにしたのに、また失敗で。この場合は“選択しない”というのが正解でしたね(笑)。基本、何を選ぶにもそんなに悩まないし、直感派だけど、どうしてもごはんだけは選べないんですよ。食べたいものが多すぎて、美味しい店だと全部食べたくなっちゃう。1つだけ選ぶなんて酷だよ、っていつも思っています」いとう・けんたろう‘97年6月30日生まれ、東京都出身。ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(CX系)で演技を始め、『アシガール』(NHK総合)、『今日から俺は!!』(NTV)などに出演。主演舞台『春のめざめ』が今春上演、主演映画『惡の華』が今秋公開。カーディガン¥18,500(BLUEBLUETEL:03・3715・0281)カットソー¥9,200(EGO TRIPPINGTEL:03・6434・9452)パンツはスタイリスト私物※『anan』2019年1月30日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・池田友紀(BeGlad)ヘア&メイク・伊藤ハジメ(Crollar)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2019年01月27日佐々木蔵之介主演、中山美穂、黒木瞳、藤井流星、石川恋らが共演している「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」の第8話が11月29日放送。中山さんと藤井さんの“熱烈キス”にネット上が荒れに荒れ、激しいツッコミの嵐となっている。主人公・瀧沢完治(佐々木さん)は入社以来仕事一筋、こつこつと努力を積み上げ銀行の支店長まで登り詰めたが、社内政治に巻き込まれ取引先に出向を命じられてしまう。ショックから家族には出張と偽り単身スイスを訪れた完治だが、そこで出会った目黒栞(黒木さん)と出会い恋に落ちてしまう。出向先で栞と再会した完治は不倫にまい進するが、一方エリート弁護士の日野春輝(藤井さん)と結納まで済ませた娘・美咲(石川恋)が大学教授の戸浪(高田純次)と駆け落ちしてしまう。しかも春輝は婚約者の母である完治の妻・真璃子(中山さん)に惹かれていた…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美咲と戸浪の関係を完治が知っていたことに真璃子は驚愕、自分が知らない娘の秘密を夫が知っていたことで、自分の人生を否定されたと感じショックを受ける。謝罪のため日野家を訪れた完治と真璃子に冴(麻生祐未)は塩を撒いて激高するが、冴に「僕も悪いんだ」と言う春輝の言葉に冴もまた疑問を抱く。一方、完治は会社を休んでいる栞を心配し家を訪ねるが、もう別れようと拒まれてしまう。そんななか完治らのもとを戸浪の妻・和代が訪ね、美咲に対し「私は離婚しない」と伝言を託す。その後美咲から連絡が来て完治は美咲と空港で再会。栞が完治を拒む理由を知り、完治は改めて栞に愛を伝え、栞も完治の想いに応えるのだった。再び登山の約束を取り付けた2人だったが、栞に糖尿病が発覚。さらに春輝と真璃子の関係に気付いた冴は卒倒、入院してしまう。病院の帰り、車を降りようとする真璃子を引き留めた春輝は熱烈なキスを交わす…というのが8話のストーリー。ラストの真璃子と春輝による“熱烈&濃厚車中キス”にネットは騒然。「流星くんめっちゃちゅーしてたぁぁあ」「激しいきすしーーんん」「ミポリン腕を回したああああ…」など雄叫びのごときツイートがタイムラインに溢れかえる事態に。「藤井流星担死んでない!?」「藤井担生きてる?」など藤井さんファンを心配した“生存確認”ツイートも多数。今回も「完全にやってることアウトなのに感動仰ぐ黄昏流星群に草」「なんか感動的なシーンになってるけど、よく考えたらめちゃくちゃ」「なんか良かった感じになってるけど、あれ?良かったんだっけ?」などツッコミの声がネット上を駆け巡っている。(笠緒)
2018年11月30日俳優の伊藤健太郎が、17日深夜に放送されたラジオ番組『健太郎のオールナイトニッポン0 (ZERO)』(ニッポン放送/27:00~28:30)で、出演中の日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』(毎週日曜22:30~)の反響について語った。番組では「『今日から俺は!!』を毎週大爆笑しながら母と見ています」という40歳のリスナーから届いたメールが紹介された。伊藤は「40歳の方が母と見ているということは……すごい! うれしいな」と語り、続けて、最近は大人だけではなく、子どもからも「見ている」と言われる機会が増えたという。先日も、屋外での撮影中に小学生5~6人から「『今日俺』だ! 『今日俺』だ!」と指をさされたという伊藤。「寒い中ずっとこっちを見ていたから」と気を利かして、「小学校で『『今日から俺は!!』ってどれくらい見てくれてるの?」と話しかけてみると、小学生たちは「ほぼ全員見ている」と答えたらしい。この事実に伊藤は「マジか!」と驚いたと言い、「そんな10時半からのドラマを見てくれているなんて、すごいうれしくて……」と喜びを露わに。また、「それで『伊藤だ! 伊藤だ! 髪もうツンツンじゃないんだね!』って言ってきて(笑) 『もう切っちゃったんだよ~』なんて言いながら話していましたね」と、子供たちと交流したことを明かした。
2018年11月21日俳優の伊藤健太郎が、17日(27:00~)に放送されたニッポン放送『健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演し、俳優で元SMAPの木村拓哉への思いを明かした。番組では「元々はドラマ『プライド』が流行っていて、主題歌のQueenにどハマリ。それを学校で話したら、先生にオススメされて、ビートルズの存在を知り、どんどん大好きになった」とビートルズに関するメールが読まれた。このメールに対して健太郎は「ビートルズは僕もすごく好きで、家でレコードとか流したりしますけど」と語ったうえで、「それより木村拓哉さん主演のドラマ『プライド』っていうのがすげえ引っかかっちゃった(笑)。僕も『プライド』が大好きなんですよ!」と明かした。健太郎は「木村拓哉さんのドラマの中では、『プライド』が1番、2番と言ってもいいほど好きで、いまだによく見ます」と言い、「中学と高校のとき、『プライド』の木村拓哉さんのファッション、髪型をめっちゃ真似してましたもん。ネルシャツを上までしめて、襟を全部立てるみたいな」と振り返った。木村への熱い愛情を語っていた健太郎だったが、「…ていうことじゃないですよね。ビートルズですよね」と我に返り、苦笑いしていた。
2018年11月19日安田大サーカスのクロちゃん(41)がまたもや大炎上している。発端は11月14日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。この日は10月よりスタートした企画『MONSTER HOUSE』の第3話が放送された。この企画はクロちゃん含む男女6人の共同生活を観察する恋愛リアリティショーだ。これまで同番組内で“嘘つき”として数多くの事件を起こしてきたクロちゃん。同企画内でも「好きなのは〇〇ちゃんだけ」と2人の女性を口説くなど、放送のたびに炎上していた。そんななか、放送された第3話。思いを寄せる女性・蘭と2人きりになる千載一遇のチャンスを手にしたクロちゃん。お酒も手伝い「本当は一番最初にいいと思ったのは蘭ちゃんだよ」と口説き始める。すると相手も「私も興味なくはないよ」とまんざらでもない様子を見せ、2人の距離はどんどん近くなっていく。そして「俺とキスできる?」と畳みかけたクロちゃんはついに、口づけを交わすことに成功。計3回もキスする意外な健闘をみせた。問題は、蘭が部屋をあと。彼女が座っていたところに頭を押し付け、残り香を嗅ぎはじめたのだ。さらに彼女のコップに口をつけ、なめまわす行動も。「これはまいったな。好きだ」とうっとりとした表情で、蘭への思いを爆発させていた。この光景にスタジオゲストも思わず悲鳴をあげる。ケンドーコバヤシ(46)も「何を見せられているんですか?」と困惑した様子。ネット上でもたちまちトレンド入りしてしまい、《キスするクロちゃんマジでキモすぎるwwwwwww》《ごはんがまずくなった》など非難が殺到。クロちゃんの自宅まで押しかけたことをツイッターで報告する者も現れ、ちょっとした“事件”に発展していた。いっぽう、そんな状況に疑問を呈する声も多かった。ゲスト出演したヒップホップグループ・BAD HOPのT-Pablow(23)は「クロちゃんさんはイケメンだったらめちゃくちゃモテますよね。女性の扱い方がすごい上手い」と称賛。ネット上でも《同意の上でキスするクロちゃんとそれを見てキモいと連呼する視聴者。モンスターは我々なのでは?》《クロちゃん確かに気持ち悪いが世の男全員ではないけど大体あんな感じじゃね》と擁護する声も目立った。さらに、同番組の演出を務める藤井健太郎氏(38)は放送後に自身のツイッターで《ま、キスシーンに関しては、イケメンだったら別に普通のシーンだから、気持ち悪いって言ってる人はただの外見差別ですけどね》と釘を刺していた。「コップをなめまわすなど、たしかに気持ち悪く見えるシーンもありました。でも、のめりこむ恋愛をはたから見れば、多かれ少なかれこういうふうに映るのかもしれません。キスをした後に『忘れんなよ、俺』と自分に語りかけるシーンがありましたが、こういう経験をしたことある人も多いのではないでしょうか?純粋に恋愛を楽しむ一人の男性の姿があったように私は思います」(恋愛カウンセラー)私たちがクロちゃんを覗きこむとき、クロちゃんもまた私たちを覗きこんでいるのかもしれない――。
2018年11月16日●藤井の提案ですべてがスタートしたお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10年目に突入する。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし、奥田泰、藤井青銅、ディレクターの石井玄、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第3回は、藤井青銅にインタビューを実施した。○ブレイク前に出会った若林正恭の印象――オードリーさんとの出会いは05年、藤井さん提案でスタートしたラジオ番組『フリートーカー・ジャック!』(ラジオ日本)までさかのぼります。この番組で結果を出した若林さんの冠番組『オードリー若林はフリートーカー・キング!』も放送されましたね。すでに出来上がった人は呼びたくなかったので、無名のこれからの人を呼んでよと、知っている事務所にいくつか声を掛けました。各事務所が毎回、何人か連れてきてましたが、若林さんはその中の1人でした。当時はオードリーというコンビ名も知らなかったですし、その他大勢の1人でしたね。でも話してみたら、すごく面白いというかトークの勘が良かったんです。――勘が良いとはどういうことなんですか。ラジオでのトークはライブとは違いますから、ライブ会場で上手にしゃべれる方でも、放送は別なんです。だから本番前にレクチャーをしてあげるのが、この番組のやり方でした。だから1人ずつ、会議室で僕と対面に座ってもらって、「今日、どんな話持ってきたの」と話を聞きながら、「(その話の)場所はどこなの?」「(その話の)相手はどんな人なの?」と質問したり、「そこ面白いよね、じゃあここをもっと広げたら面白いんじゃないの」とかアドバイスしていました。最初に持ってきた話はそこそこでも、アドバイスしたらすぐ分かる人と、分からない人がやっぱりいるんですよ。若林さんはそのへんの飲み込みがとても早かった。それに、僕が他の芸人さんにアドバイスしているのを傍で見てて、おそらく言われずとも修正しているなと感じました。――現在もオードリーさんに、フリートークについて何かアドバイスをすることはあるんですか。な~んにもしてないんです。でも、AのネタとBのネタがあった場合、軽く内容を聞いて「Bの方がリスナーに伝わるかもしれないね」とか、「マネージャーさんの話が最近続いたからそうじゃない話がいいのかもね」とかは言ったりしますね。でも2人とも10年もやっているので、そんなこと滅多にないんですけどね。――では、本当にお2人が迷ったときに何か言うくらいなんですね。そうですね。あとは雑談ですね。本番に向けてのアイドリングです。○オードリーのラジオには「まったく不安がなかった」――ところで、『オードリーのオールナイトニッポン』がスタートしたのは、藤井さんが当時のニッポン放送編成局長に「オードリーでやりませんか」と提案したのがきっかけなんですよね。単発の放送を2回経て、09年10月からレギュラー放送がスタートしました。08年の「M-1」明けのオードリー人気ってすごかったじゃない。でもほとんどの人はキャラとしての「春日」がすごいっていう認識でしたし、業界の人もトゥースの一発芸人だと絶対見てるなと思って、それはよくないと感じました。そうじゃなくて、若林さんがしゃべれるということをちゃんと早く知らせるためには、『オールナイトニッポン』をやった方がいいなと。『オールナイトニッポン』は深夜ラジオの代名詞ですから、それを毎週やっているという事実だけで、テレビ業界の人も、たとえ聴かなくても「しゃべれるコンビなんだな」と認識しますから。――オードリーさんを推薦したということは、藤井さんの中でもオードリーさんへの思い入れが強かったんですね。若林さんが面白かったし、本当は『フリートーカー・ジャック!』でブレイクしてもらいたかったけど、そこまではいかなくて申し訳なかったですしね。――ただ、編成局長は「ちゃんとトークできるの?」と不安がったそうですね。当時の反応として当然ですね。僕は若林さんのトーク力を知っていたので、絶対2時間いけると、まったく不安がなかったです。――その一方で、藤井さんは「春日さんはそんなにトークできないと思っていた」とあるインタビューで振り返っていました。とはいえ近年では、春日さんのフリートークが上達したと話題になることもあります。ここ2、3年でぐっとよくなりましたね。初期は正直辛かったんですが(笑)。ただ、春日さんについてはきちんとしすぎない方が面白いなと思ったの。ちゃんとフリオチがある話も、なんか春日さんらしくないじゃない。――たしかにそうですね。でしょ。春日さんは大ホームランのときもあれば、大空振りのときもあった方が面白い。若林さんはそうじゃなくて、必ず2塁打以上打つし、ホームランもよく打つというアベレージヒッターだから、そこは安心しています。●オードリーの成長を感じるところは○トークの幅が膨らんだオードリー――放送10年目に突入しましたが、番組がスタートしたとき、ここまで続くと思っていましたか。いや、全然。10年は長いね。すごいんじゃないですか。こんなに続くとは思わなかったです。――10年目に突入し、お2人の成長を感じるところはありますか。最初の数年はめちゃくちゃ忙しかったから、ラジオをオードリーの中でどう位置づけるのかと、考える時間がなかったみたいですね。だから『オールナイトニッポン』も、テレビも含めた大量に流れていく仕事の1つといいますか、リスナーとどう関わっていくかをあまり意識できなかったと思います。でも3~4年経ったあたりから、「ラジオってこういうことなんだ」「リスナーってこんな風に感じているんだ」ということがすごく分かってきて、「リスナーのために自分はラジオでしゃべっているんだ」という意識が強まったのではないでしょうか。――番組を続けていくなかで、リスナーにより意識が向くようになったということですね。若いときはみんないいところを見せようと無理するし、誰しも弱みは見せたくないものですが、どこかの時点で「ある程度、弱みを見せてもマイナスにはならない」「これぐらいまで心を許してもいいんだ」と気付いたのではないでしょうか。そこからトークの幅が膨らみましたよね。だから「リトルトゥースです」と街で言われると、うれしいのと同時に自分を全部見られている感じがあるんでしょうね。――確かに私もリトルトゥースなんですが、「テレビでは見せない一面を知ってる」と思っています(笑)。毎回、爆笑の鉄板ネタをしゃべらないといけないと最初は思うんですが、そんなの毎週もつわけがない(笑)。毎週やってると投げる球がなくなるんだけど、投げないといけない。でもヘロヘロの球を投げても良いときがあるんだなと分かると、今まで自分の中で枷をかけてたところも解き放たれて、人間的にもより幅が広がるんじゃないですかね。○オードリーのフリートークの魅力――ここまで番組が長く続いた理由のひとつに、フリートークの面白さがあるかと思います。改めて藤井さんが思われる、お2人のフリートークの魅力をお聞かせください。オープニングのトークで「今、漫才が生まれた」みたいな瞬間があるじゃないですか。もちろん台本はないんだけど、フリが効いてうまく転がり始めて、「あ、これがこのまま漫才になったりするんだな」ってときが時々あって、漫才の誕生に立ち会ってる感がすごく面白いですよね。そうやってオープニングで30分、40分しゃべっているので、どうしてもコーナーの時間が少なくなってしまいます(笑)。――ただ、藤井さんは単発のときに、「2時間全編フリートーク」の構成にするなど、フリートークをかなり重視されていますよね。そのイズムが現在も続いているようにも感じます。メールコーナーももちろん重要なんですけど、トークが出来るパーソナリティだったら、やっぱり毎週面白いトーク聴きたいなというのはありますよね。こんなまでトークが長くなるとは思わなかったですけど(笑)。最初に「1人ずつしゃべらせたい」と提案したんですが、のちにスタッフに「珍しいですね」と言われました。「珍しいの? だって2人いるんだからやればいいじゃん」と返したんですが、「ウンナンのときはどうしてました?」と聞かれて、そういえば1週交代だったかもな、と(笑)。――今お名前が挙がったように、藤井さんは『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』(89年~95年)の作家も務めていました。ウンナンさんの『オールナイトニッポン』は6年間でしたので、オードリーさんはそれを越えたことになります。そうなるとは思わなかったです。過去にとあるインタビューで「もうすぐウンナンを抜きますよ」と言われて驚いたのを覚えていますね。ウンナンがすごく長かったイメージがあったので。多分、オードリーの方は(ブースの)外にいて気楽だからかもしれないですけど(笑)。○ジジイと女子大生がいることの重要性――ブースにお入りにならない理由は、何かあるのでしょうか。一番大きいのは、僕はオードリーと同世代じゃないから、会話へのリアクションがズレるから辞めたの。他にも理由はあるんだけどね。今は奥田(泰)さんがやってくれてるから、安心しています。でも、ブースの外になんかおじさんがいるらしいぞというのは面白いですよね。――春日さんが言うところの"ジジイ"ですね(笑)。ジジイがいるぞというのは、面白いし、広がりがあっていいなと。あともう1つは、ラジオはいろんな人が聞いてるから、違う世代の人を意識した方がいいんですよ。同世代のディレクターや作家だけだと、どうしても同世代向けのトークになってしまう。今はバイトの子はいないんですが、「バイトの女の子がいた方がいい」ということも、ウンナンの頃からずっと言っているんです。――かつてはアルバイトの大学生がいましたよね。"ミホちゃん"や"しおりん"の愛称でリトルトゥースからも親しまれていました。女の子は、下ネタを言うと笑うけど、場合によってはちょっと嫌な顔するわけよ。同世代の男ばっかりでやっていると、その価値観だけのトークになっちゃうんですが、「あ、このくらいまでいくと女の子は嫌なんだな」とか分かるじゃないですか。それと、放送には直接関係ないけど、いまの女子大生がどんなファッションでどんなお店にいき、何に興味を持ってるかってことを、タレントさんもスタッフも自然に知ることができますし。リスナーには若い女の子や僕みたいなジジイもいるわけで、プレッシャーをかけるわけではないけど、スタッフの中にそういう人がいることでなんとなく意識するし、トークの仕方って変わると思うんです。部室で1年生~3年生がしゃべっているとして、何も言わないし怒らないとしても、その場に先生がいたら、話す内容はちょっと変わるじゃないですか(笑)。そういう効果として、ジジイがいて女の子がいた方がいいんですよね。○オードリーとウンナンの共通点は「清潔感がある」――藤井さんはこれまでウンナンさんの他にも、伊集院光さんなど、ラジオ史を代表する方々とお仕事をされてきました。そんな藤井さんから見て、『オードリーのオールナイトニッポン』がここまで続いた要因はなんだと思いますか。トークが上手というのは当然あるし、あとは清潔感があるんですよね、オードリーって。風俗や"エロパソ"の話をしていても、女性が「うわっ」と引く感じが、あまりしないじゃないですか。逆に下ネタを言うわけでもないのに、なんかちょっと嫌だなと女性が感じてしまうタイプのタレントさんもいるわけで。僕自身は実は、あんまり下ネタが好きではないんですよ。だからウンナンのときはほとんどやってないはずですよ。伊集院さんも僕とやっていたときはあまり言ってなかったですしね。――そうだったんですね。2人には最初に会った時から清潔感を感じてました。これはウンナンにも感じていました。その辺が万人に支持されるというか、嫌われない部分だと思います。ちょっとヤンチャしても許される感じといいますか。それが長く続くうえでは大事なのかもしれないです。タレントさんは、最初は漫才やコントの本ネタや話題性だったりするんだけど、ラジオで長く残れる人は、結局は清潔感や人間性が評価されているんだと思います。――最後に、今後番組が15年、20年とさらに続いていくにあたって、オードリーさんに期待することをお聞かせください。僕はもう死んでるでしょうから(笑)。頑張って長く続けていただいて、僕は草葉の陰で見守りたいと思います(笑)。
2018年11月10日