娘が生まれてから、虫歯対策に気をつかっていた夫と私。ところがある日、外食で義祖母が自分の箸を娘に使おうとしたのです! 私はとっさに「やめてください」と言ったのですが、その後、まさかの展開に……。 親族で食事に行った先で…ある日、義祖母と義母、夫、1歳の娘と一緒に外食をすることに。私たち夫婦は虫歯対策として、娘には先に料理を取りわけ、自分たちの食べかけを娘が口にしないよう気をつけていました。ところが食事中、義祖母が自分が使っていた箸で娘に料理を取りわけたのです。私はとっさに「やめてください」と注意します。夫や義母は「大人の唾液がついた箸で子どもの口に入るものに触れると、虫歯リスクが上がるらしいんだよ」とフォローしてくれたのですが、義祖母は「娘ちゃんのためを思って取り分けてあげたのに……」としょんぼり。私は後日、説明もなく急に「やめてほしい」と言ってしまたことを謝ろうとしましたが、「会いたくないわ」と聞き入れてもらえませんでした。そんな状況のまま1年が経ち、法事で会う機会があったのですが、水に流してくれたのか義祖母はいつも通り気さくに話しかけてくれたのです。また、娘の食事は私たち夫婦に任せるよう気をつかってくれました。 小さな子の虫歯対策について詳しく知らなかった義祖母に突然「やめて」と言ったら、義母が傷つくのも無理はありません。とっさのこととは言え、あのとき義祖母の気持ちを考えず冷たく言ってしまったことを私はとても反省。日ごろから娘をかわいがってお世話をしてくれているので、何かお願いをする前にまずは感謝の気持ちを伝えることが大切だと学びました。また、食事会の前に虫歯対策について話しておくなど、事前に配慮することも大切ですよね。 ◇ ◇ ◇ 「大人との食器の共有で虫歯菌がうつるため、別々の食器を使ったほうがいい」ということはよく聞きますが、実は2023年に日本口腔衛生学会から「食器を共有し始める前の生後4カ月ごろから、母親の虫歯菌がすでにうつっていたという研究結果がある」「日頃のスキンシップでもうつる可能性があり、食器の共有を徹底的に避ける必要はない」「虫歯の要因を調べた日本の研究では、3歳児において親との食器共有と虫歯との関連性は認められなかった」という報告がありました。とはいえ、もし大人が虫歯になっている自覚がある場合は、子どもとの食器の共有は避けたほうがいいでしょう。 作画/ひのっしー著者:星野みさこ監修者:医師 川田 悟司 先生
2024年05月05日繰り返しがちなニキビを予防しよう花王株式会社は2024年4月6日、同社が展開する『TWANY&me(以下、トワニーアンドミー)』から、繰り返しがちなニキビを予防するスキンケアアイテム全5品目9品種を発売する。『トワニーアンドミー』は、カウンセリングブランド『TWANY』のフェムケアラインとして2023年11月に販売がスタート。第1弾では、デリケートゾーンの肌ケアに対応した商品を発売し、好評となっている。第2弾となるスキンケアシリーズでは、洗浄料と薬用化粧液の2ステップでニキビを予防する肌ケアを提案。『トワニーアンドミー デュアルウォッシュハグ』はメイクや余分な皮脂をすっきり洗い上げ、ニキビを予防する。本体(150ml)の販売価格は2,7500円。レフィル(150ml)は2,640円で販売される。パウダー状の洗顔料『トワニーアンドミー パウダーソープハグ』は肌のうるおいを残しながら、余分な皮脂や汚れを落とす。内容量は40g、販売価格は2,750円。肌悩みに応じて選べる3種類の薬用化粧液薬用化粧液は、テカリやベタつきが気になる人向けの『トワニーアンドミー トリートメントハグフレッシュ』、うるおい効果の高い『トワニーアンドミー トリートメントハグ モイスト』、肌が敏感になりやすい人向けの『トワニーアンドミー トリートメントハグ マイルド』を展開。内容量は120ml、販売価格は各3,520円。レフィルの内容量は120ml、販売価格は各3,080円となっている。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月27日ある日、食べ物を食べた際に左上の歯に違和感を覚えた私。「しっかり歯を磨いていたはずなのに虫歯かぁ……」と落ち込みました。しかし、まだ違和感があるだけで痛みがなかったのと、忙しかったのを理由に1カ月ほど放置してしまいます。そして、いよいよ痛みが出てきたので歯医者を受診したところ、驚きの診断結果を受けることになるのです。食べ物を食べると違和感があるある日私は、昼食を食べていたときに一瞬だけ左上の奥歯に違和感を覚えました。「変な感じがしたけど何だろう……」と頬の上から触ってみましたが特に痛みは感じません。その日は気にせず食べ終えたのですが、また2、3日後の夕食の際に同じ違和感を覚えました。私は毎日しっかり歯を磨いていて、数カ月に1度歯のクリーニングを受けに歯医者に通っています。虫歯になるわけないと思っていたため「これは何の違和感なの?」と疑問が深まりました。その日の夕食後、私は鏡で違和感がある左上の奥歯を確認してみました。ここかな? と思う歯は幼いころに虫歯治療をしていて、部分的な被せ物の銀歯が入っています。目視できる範囲で確認してみたものの、色の変化など特に気になるところはなく、歯を磨いたり冷たい水を口に含んだりしてしみることもありません。食べ物を食べたときに一瞬だけ違和感はあるのですが、私はまだ痛みがないことと私生活の忙しさを理由にそのまま様子を見ることにしました。少しずつ痛みが増してきてついに…食事中に違和感があったものの、だましだまし過ごして2週間たちました。今までは2、3日に1度、一瞬だけ感じていた違和感が、「じーん」と3秒ほど響くような痛みに変わってきたことに気付きます。「やっぱり虫歯になっているかも」と不安になる私。2週間様子を見てわかったことは、痛みを感じるのは食べ物を食べているときだけということと、とんかつや鶏胸肉の唐揚げなど、かみ応えのあるものを食べる際に感じることが多いこと。「硬いものを食べたときに痛いってどういうこと? 歯肉炎? やっぱり虫歯? どちらにしても問題があるのはたしかだから、ちゃんと歯医者を受診しよう」と決意した私。歯医者に予約の電話をして症状を伝えたところ、常に痛むわけではなく、緊急性が低いという判断から1週間後に予約を取りましょうという流れに。しかし、その後、歯の痛みは急激に加速するのです。食事の際、毎回のように「ズキ!」と痛むようになり「じーん」と5秒以上痛みが響くので食事をすることがストレスになりました。一刻も早く診察してほしいという思いで、予約日を待ちます。歯医者で下されたまさかの診断いよいよ診察日。まず歯全体のエックス線検査をし、歯科衛生士による簡単な問診を受けます。私は今までの経緯と現在の痛みの状態を詳しく話しました。しばらくして先生による診察が始まりました。撮影したエックス線検査の写真を見ながら「見たところ虫歯もないし、おかしいところがないんだよねー」と説明する先生。そんなはずはないと思った私は「そうなんですか!? でも1カ月前に初めて違和感があって、それからだんだん痛みがひどくなって……」と再度症状を訴えます。すると先生は「痛みの感じ方からすると、もしかしたら歯にヒビが入っているかもしれないね。肩凝りがひどかったり食いしばりがあったりするかな? 浅いヒビだったら簡単な治療で済むんだけど、歯の根っこまでヒビが入っていたら歯を抜かないといけないかも」と言いました。思いも寄らぬ先生の発言に「歯にヒビですか!?」と驚く私。歯が割れてヒビが入る歯根破折(しこんはせつ)の原因は、歯に過度な力がかかった際に起こるそう。そして先生が実際に口の中を見てみると、うっすらと歯にヒビが入っていることを確認。痛みの原因はこのヒビであることがわかりました。その後、銀歯を除去して中を詳しく見てみましたが、浅いヒビが数カ所あったのみだったので、ヒビの隙間を埋める簡単な治療で済んだのです。まとめ私は今まで食いしばりをした記憶はなく、家族に歯ぎしりを指摘されたこともなかったので、まさかの診断に驚きを隠せませんでした。食いしばりや歯ぎしりは大半が寝ているときに起こり、気付かないことがほとんどとのこと。進行してヒビが歯の根っこまで到達すると抜歯するしか方法はないそうです。今後またヒビ割れが進行したり、他の歯に影響が出たりする可能性もあるそうなので、寝る前にマウスピースをはめて予防することにしました。現在、マウスピースを作るために通院中です。これからは、歯に少しでも異常があった際は何日も様子を見ず、すぐに受診しようと改めて思った出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。イラスト/マメ美著者/Mana(36歳)人見知りしない元気いっぱいの女の子のママ。初めての育児に戸惑いながらも、夫婦二人三脚で育児を楽しんでいます。
2024年01月24日夫は人生で一度も虫歯になったことがなく、それが本人の自慢でもありました。定期的に歯科に検診に行っているわけではありませんでしたが、歯に違和感を覚えたことがないというのです。妻の私は虫歯の経験があるため、この年齢まで虫歯がないなんてすごいなと思っていました。しかし、ある日夫が「奥歯が痛い」と不調を訴え、歯科に行くと驚がくの事実が判明して……。虫歯ゼロが自慢!歯科に行ったのは幼少期が最後!?現在35歳の夫は今まで虫歯になったことがなく、本人も希少だと自慢していました。定期的に歯科検診を受けているわけではありませんでしたが、歯に違和感を覚えたことがなく行く必要もないと豪語していたのです。夫と義母の話によると、夫が最後に歯科に行ったのは幼少期とのこと。当時臆病な性格だったため歯科に行くと恐怖と緊張から大汗をかいて、着替えが必要だったと笑い話になっていました。結婚当初に虫歯がないことを知ったときは、「その年齢で虫歯がないのはすごいな……。そんな人もいるんだ」と関心したのを覚えています。妻の私は虫歯になった経験があるため、虫歯がない時期でも数カ月に一度の定期健診に行き、歯のクリーニングをしてもらっていた時期もありました。夫は歯の健康維持のために特別なことをしているわけではなく、ただ毎日の歯磨きのみ。歯磨きをしていればある程度の虫歯は防げるとは私も認識しています。それでも磨き残しや歯並びの関係で虫歯になる場合もあるので、夫の虫歯ゼロという自慢はたしかにすごいと私も認めていました。奥歯に痛みを発症!ついに歯科を受診ある日、夫が私に深刻そうな顔で「奥歯が痛い……」と相談してきました。他人の不幸を喜ぶわけではないですが、夫にも虫歯が!? と思い、「ついに虫歯になったんじゃない!? 」と少しはしゃいでいました。すると最後に歯科を受診したのが幼少期だった夫は、自分で予約をしたことがないため、不安そうに予約の手順を聞いてきたのです。私は、「いやいや、内科と同じよ! 電話かネットで予約して、行って検査を受けるのよ。検査の最中に何回か口をゆすぐから、ハンカチの持参は必須ね! 」と説明。まるで子どもを相手にしているような感覚でした。予約が無事に済み、検診に行く当日まで毎日「奥歯どうなってる? ここ見える? 」と心配そうに見せてくる始末。「私にはわからないよ!今確認したところで治るわけでもないんだから、おとな人しく歯科に行く日まで待ちなよ!」と言いながらあきれてしまいました。この年齢で初めて歯に痛みを感じた夫からしたらパニックだったのかもしれませんが、私は「虫歯ごときで大げさな……」程度にしか思っていなかったのです。歯科で検診してみると衝撃の事実が発覚!そして予約当日。やはり夫には虫歯が2本あり、その日のうちに治療をしてもらえたようです。今まで虫歯がないことが夫の自慢だったので、虫歯が見つかり歯を治療したことでショックを受けているだろうと少し心配していました。しかし、夫は歯を治療したという初めての体験がうれしかったらしく、歯科での出来事や治療後の歯を自慢してきて……。心配は不要だったと気が抜けました。そうするうちに、自慢話をしていた夫は浮かない表情に。「このままだったら俺の歯は50歳ごろまでに数本しか残らないかも……」と言いだしたのです。詳しく事情を聞くと、虫歯が発見されたと同時に、歯周病になりかけていることも判明し、「これからきちんとしたケアをしないと、どんどん歯が抜けてしまうかもしれない」と指摘されてしまったのだとか。私は「まだなりかけの段階なんでしょ? 改善の余地があるんだから大丈夫だよ! 虫歯がきっかけでもっと大事なことがわかってラッキーだよ。これからケアして治していけばいいじゃん! 」と励まし、夫も納得。今では定期的に歯科に通い、将来の健康な歯を保つための努力を始めました。まとめ35歳まで虫歯ゼロが自慢だった夫ですが、歯の治療という初めての体験ができたと喜んでいます。しかし、虫歯に気付かず歯科に行く機会がないままだと、歯周病が進行して大変なことになっていたかもしれません。早い段階で見つけることができたので、簡単な自宅ケアと数カ月に一度の検診のみで大丈夫とのこと。今回のことで、虫歯がなくても定期的に歯科で検診を受けることの大切さを夫婦で実感することができました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。イラスト/sawawa著者/伊藤かえで(36歳)2歳差育児をするワンオペママライター。育児と仕事の両立に奮闘するなかで体験するリアルな日常生活のお話をお届けします。
2024年01月20日40代の私には、まだまだ関係のないものだと思っていた歯周病。毎日歯磨きをしているから大丈夫だと思っていました。しかし、ある日突然感じた奥歯の異変。虫歯かも?と思い歯医者さんに診てもらうと……。毎日歯磨きをしていたのに、奥歯に異変が私は歯を磨くのが大好きで、どんなに忙しくても朝夜の歯磨きは欠かさずおこなっています。しかし、ある日突然、奥歯に違和感を覚えました。歯ブラシの毛先で、左右にゴシゴシこすると、奥歯の溝がズキズキと痛むのです。それも、1カ所だけ……。最初は、一時的なものだと思いましたが、痛みは何日も続きました。早くスッキリさせたかったので、急いで歯医者の予約を取りました。診察の驚くべき結果とは?あまり虫歯になることがなかった私が、歯医者へ行くのは約7年ぶり。前回、何となく気になった歯石を取りにいったのが最後です。今回は、歯磨き中に感じたあの痛みは虫歯だろうと、変な確信を持ってしまったので、受診するのがとても憂うつでした。だからといって、放っておくのも良くないと思い、憂うつな気持ちを抑えながら、診察室に入りました。しかし、先生から通告された原因は、まさかの知覚過敏だったのです。助言通りにした結果、知覚過敏は…?先生から知覚過敏だと知らされて、冷たいものを飲むときに、歯が痛むことがあったので、「たしかにそうなのかも!?」と思いました。先生からは、歯を磨くときは、知覚過敏用の歯磨き粉を使用すること、食事をとるときは、刺激になるような冷たいものや、熱いものは控えるようにとアドバイスもいただきました。3カ月ほど、その助言の通りに実践すると、歯磨き中に歯が痛むことはなくなり、奥歯の違和感はそこまで気にならなくなりました。その後歯の診察へ行くと、先生から、加齢と共に知覚過敏になりやすくなるからケアをしっかり続けるように言われました。まとめ虫歯が少なく、歯の健康に自信があった私が知覚過敏になるとは思ってもいませんでした。今回は早く診察に行き、先生のアドバイスを実践することで解決しましたが、先生からは知覚過敏を放置していたら歯周病になっていたかもしれないと言われました。加齢と共に歯のトラブルは起こりやすくなることも知り、今後は、今まで以上に歯のケアに気を付けたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。著者/さとうみく(42)著者/さいとうみく(43歳)20代後半で長女を産み、その後5回の出産(うち1回は双子で出産)を経験。出産のたびに体の変化を感じながらも、誤魔化しながら子育てをしてきた結果、最近は身体のガタを感じ今後の子育てに不安を感じる40代。
2023年12月05日口臭予防効果が高くリピーターが増加中美容事業を展開する株式会社リベルタは、口臭予防ハミガキ「デンティス」の国内シリーズ累計出荷数が1,000万個突破したこと発表した。“目覚めてすぐキスできる。恋するハミガキ”のキャッチコピーで話題を集め、口臭を長時間予防するシリーズとして愛用者が増加中である。「デンティス」は、世界25か国で展開している人気ブランド。口臭予防効果が人気を呼び、使用感満足度も約80%であり、リピーターの多い商品となっている。2020年のコロナ禍により、マスク生活が始まり、オーラルケアへの興味・関心が高まった。マスク装着時の口呼吸による口内の乾燥等が引き金となり、「口臭ケア」を意識する人が増加した。「デンティス」は、バラエティショップやドラッグストアを中心として、2020年には国内約9,800店舗での取り扱いだったが、年々店舗数を拡大して、現在では16,000店舗以上で販売している。チューブ・ポンプ・スプレー等シーンに合わせて選択同社は、2006年から「デンティス」の「歯磨き粉チューブタイプ」「ポンプタイプ」「トラベルセット」の販売をスタート。2020年は、初の“日本限定”フレーバーとなる「レモングラス チューブタイプ」を発売した。2023年は、ドン・キホーテ限定の「エクストラフレッシュ チューブタイプ」を発売。同年9月には、世界5か国で発売されている乳酸菌配合「Pro-B チューブタイプ」の日本での販売を開始した。現在、「デンティス」シリーズは、10種類以上のアイテムをラインナップしており、自分の好みや悩み、シーンに合わせて選択することができる。同シリーズは、リベルタのオンラインストア等で販売中。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社リベルタ※DENTISTE
2023年11月28日ある日、耐えられない虫歯の痛みのため、しばらく足が遠のいていた歯医者へ行きました。30年以上前の学生時代に通っていたところですが、最先端治療をうたうその歯医者に久々に行くと、予想外の事態になり……。今回は、歯医者でのウンザリな体験談をご紹介したいと思います。最先端治療をうたう歯医者へ虫歯治療のために行ったのは、学生時代に通っていた地元では有名な歯医者。就職してからは、帰りに通いやすい、会社の最寄りの歯医者に通っていましたが、退社してからしばらくたち、わざわざ電車に乗って治療に行くのも……と思い、以前通っていた地元の歯医者に再度行くことにしたのです。 久しぶりに治療に行くこととなった地元の歯医者は、開院当時からその時代の最先端の機器や設備を積極的に取り入れており、痛くない治療をモットーにしています。治療用の椅子1つとっても、角度や高さを細かく調整できたりして、以前訪れたときよりもぐっと進化していました。最初は一般的な治療まずは、歯のエックス線検査をして、現状の説明を受けました。虫歯が悪化し、神経を抜かなければいけない状態とのことで、数カ月かけて根管治療(歯の神経の治療)をしていきますと説明を受けました。根管治療は、炎症や感染を起こした歯髄のための治療のことで、傷んだ歯髄を取り除き、取り除いた部分に詰め物をするという流れになると、歯科医から治療の流れについて話がありました。痛み止めの麻酔をし、虫歯の部分を削る作業に。しかし、虫歯が神経までいっているため、麻酔をしていても痛みがひどく、ほぼ半泣きの状態で治療を受けました。 1回目の治療費は初診料を含めて5,000円ちょっと。主婦には痛い金額ですが、歯の痛みに比べると……と泣く泣く治療費を支払いました。治療以外のオプションが増え…今回の治療は根幹治療のため、最初の数回は治療箇所にガスがたまり痛みが発生しました。そのため、2〜3日おきに歯医者に通うことになりましたが、毎回2,000~3,000円の治療費に。これまでも根幹治療の経験はありますが、消毒だけだと1,000円いかないくらいじゃなかったっけ? と思いつつも、時代もあれから変化したし治療費も値上がりするよね、と支払っていました。しかし、治療が進み、痛みも治まってきたころ「再度、エックス線検査をしましょう」と、なりました。また、今日は時間があるので歯石を取りましょう、今日はブラッシング指導をしましょう、と治療と直接関係のないオプションを付けられるようになりました。まだ小さい子どもを実家に預けて治療に来ていたため、必要な治療以外で時間を取られることも困りました。そして週2回ほど通い、毎回4,000円~5,000円ほどの治療費を払うため、金額面でもかなり厳しくなっていったのです。また、一向に歯のかぶせ物をする気配がなく、神経の治療や歯石取り、エックス線検査などだけで治療が終わることが多いことにもだんだんいら立ちを覚えるようになりました。過度な治療に疑問を抱いた毎回、治療以外のオプションにばかり時間を取られることや、内容の割に高額な治療費に疑問を抱いた私はあるとき、たまたま道で会った元歯科衛生士のママ友に、自分が通っている歯医者について相談してみることに。するとママ友いわく「高過ぎない? 神経の治療だけだったらそこまでかからないと思うし、毎回余計なオプションも付けられ過ぎてる。一度抗議してみては」と言われ、さらに不信感が増したのです。そしてその後、通常の治療の後にまた歯石取りの案内をされたので、歯石取りやエックス線検査を2回に1回のペースでする必要があるのか? 時間がないので必要最低限の治療だけしてほしい、治療のペースが遅く、正直治療費が高過ぎるので、このような状況が続くなら転院したいと伝えたのです。エックス線検査においては、治療段階を確認していきたいためで、また歯のかぶせ物をする時期や治療費も他の医院とはあまり変わらないとの説明。そして歯石取りやブラッシングについては、こちらの好意でやっているので、不要の場合は断ってもらっていいと言われました。その日から何となく治療のペースも上がり、すぐに歯のかぶせ物をすることに! また、歯石取りやブラッシング指導も省略されるようになったため、治療費も若干ですが下がり、3カ月かけてやっと虫歯治療が終了したのです。まとめ最先端治療をうたいながらも、治療は痛かった上に、治療以外のオプションがかなり多く、治療期間は長くかかってしまいました。また、結局はこれまで行っていた歯医者と診察内容はあまり変わらなかったような気がします。歯医者の先生自身は良い方なのですが、今回の件で少しウンザリしてしまったところもあるため、自分に合った歯医者探しをしてもいいかなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年11月17日虫歯がなく歯科医院にほとんどかかったことがない夫。日ごろから丁寧に歯磨きをしていて、歯に関しては自信があったようです。それが、ある日突然感じた歯痛をきっかけに、あれよあれよという間に40代半ばにして5本もの歯を失うことに! 駆け込んだ歯科医院で告げられたのは……。虫歯がないことが自慢の夫私自身、定期的に歯のメンテナンスに通っていた両親の影響もあり、若いころから3カ月に1度のペースで歯科医院に通っていました。歯科医院では、歯磨きで取り除けなかった歯垢(しこう)や歯石のクリーニング、歯茎の状態や虫歯のチェックをしてもらっています。虫歯があっても初期段階だったため、その場で治療が済んだこともありました。虫歯は放っておくとどんどん進行するので、早期発見はとても大切です。歯科医院でのメンテナンスにメリットを感じていた私は、夫にも勧めてみることに。しかし、普段から丁寧に歯磨きをしていて虫歯がなく、自分の口内環境に自信があった夫は、私が何度勧めてもメンテナンスに行きませんでした。私にしてみれば、たった3カ月に1度のことなので「行けばいいのに」と思いますが、困っていない夫は「歯が痛い訳でもないし、困っていないから」と行く気はなさそう。たしかに見た目はとてもきれいで、虫歯で歯が痛むといったこともなさそうです。その日を迎えるまでは、日常生活に支障はなかったのですが……。「歯が痛い!」ある日突然襲われた痛みある日突然、歯に強い痛みを感じた夫。仕事帰りに慌てて歯科医院を受診しました。鎮痛剤で痛みを抑えながら歯科医院に移動し、診察を受けるころには歯がグラグラしていたそうです。歯科医師から告げられた病名は歯周病。歯茎の状態はとても悪く、痛みを感じていた歯は抜歯することになりました。歯周病は、歯周病菌が原因で起こる歯茎の感染症。歯周病菌は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間にたまった歯垢に潜んでいて、炎症が奥まで進むと歯を支えている骨を溶かしてしまう怖い病気だそうです。歯周病は、歯茎にのみ炎症が起きている歯周病の前段階である「歯肉炎」から、「軽度歯周炎」「中度歯周炎」「重度歯周炎」と4段階で進行するとのこと。歯肉炎の段階であれば、適切な歯磨きや歯科医院でのメンテナンスで健康な歯茎に戻るそうです。しかし、軽度歯周炎の段階では出血などの自覚症状が見られるものの、深刻に考えず放置しているうちに進行してしまうことも多いようです。中度・重度の歯周炎になると歯茎が痩せて歯が長く見えるといった、見た目の変化もありますが、毎日見ている自分の歯茎の変化には気付きにくいもの。夫は出血などの症状を軽く見て放置し、歯茎の異変にも気付かなかったため、骨が溶けて歯が抜け落ちてしまうという事態を引き起こしたのです。歯のメンテナンスに通う習慣があれば、軽度の段階で発見できる歯周病。また、虫歯治療の際にも歯茎の状態をチェックできるそうですが、夫の場合は虫歯がなく歯科医院に行く機会がないことが裏目に出ました。その後、歯科医院でクリーニングを受けましたが、ほかの歯も抜け始め、結局40代半ばで5本の歯を失って部分入れ歯を作ることに。その後も歯科医院で治療を続け、歯の痛みは治まったようです。部分入れ歯を作ってからは、入れ歯洗浄剤で定期的に洗浄をしたり、金具を調整してもらったりと、メンテナンスが面倒だと夫は言っていました。また、食べ物が挟まって痛みが生じるなど、やはり自分の歯とまったく同じという訳にはいかないようです。改めて実感!予防の重要性歯の表面はとても丁寧に磨けていると歯科医院で褒められた夫ですが、歯周ポケットには歯垢や歯石が付着していたそうです。歯を失うというショッキングな事態になり、改めて予防の重要性を実感した夫。また、歯磨きで取り切れなかった汚れが歯周病の原因だと知って、プロの手に任せることも大切だと気付いたとか。「これ以上歯を失いたくない!」と、あれほど私が勧めても行かなかったメンテナンスに通うことを決意したようです。今では3カ月に1度歯科医院に通い、クリーニングや歯茎のチェックをしてもらっています。以前は面倒に感じていた歯科医院でのメンテナンスも、その場で次回の予約を取って帰るので負担なく通えているようです。まとめ歯をどんどん失っているときの夫は本当につらそうでしたが、現在は歯茎の状態も改善して現状を維持できているようです。しかし、失った歯は元どおりになることはありませんし、部分入れ歯になって不自由を感じることもあるとか。私は若いころから歯のメンテナンスに通う習慣がありましたが、夫を見て予防の重要性を再確認しました。夫の様子を見ていた高校生の息子も歯周病の恐ろしさを感じたようで、以前は面倒くさいと言っていた歯のメンテナンスにきちんと通っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。マンガ/☆まかりな☆著者/樫原有香(50歳)高校生の息子を持つアラフィフ。現在は整理収納アドバイザーの資格を生かして、オンラインを中心にした仕事をしている。たまの息抜きは、友人を招いて自宅で開催するホームパーティー。
2023年10月08日公益社団法人日本理学療法士協会(会長:斉藤 秀之)は、「2023 職場における腰痛予防宣言!」と題して、本会会員が自らの職場等で腰痛予防に取り組む事業を、厚生労働省のご後援のもと、2023年10月2日(月)から実施します。「2023 職場における腰痛予防宣言!」ポスター■「職場における腰痛予防宣言!」について日本における業務上疾病(新型コロナウイルス感染症除く)で最も多いのは腰痛です。特に保健衛生業では業務上疾病のうち約8割を腰痛が占めています。腰痛は従業員の休職・退職を招くことから、従業員の健康上の問題だけではなく、労働人材確保や労働生産性の観点で経営者にとっても深刻な問題となっています。このような状況の中、本会は2020年度から厚生労働省のご後援のもと、理学療法士の専門性を活かし、本会会員が自らの所属施設における腰痛予防に貢献することを目的として、「職場における腰痛予防宣言!」と題するキャンペーンを開始しました。昨年度は全国144施設、総勢7,370名の多職種に対して腰痛予防の取り組みが実施され、本事業は着実に全国的な活動へと広がりつつあります。そこで、今年度は第14次労働災害防止計画に「労働災害防止に理学療法士の活用」が明記されたことを踏まえ、腰痛予防の活動を本会会員の所属施設だけでなく外部施設においても実施できるようにいたしました。本事業をきっかけに、医療・介護現場にとどまらず、労働者の腰痛予防などの安全衛生に理学療法士も取組み、労働者の健康に寄与できたら幸いです。■開催概要主催: 公益社団法人日本理学療法士協会後援: 厚生労働省期間: 2023年10月2日(月)~2024年2月29日(木)詳細: ■事業内容本会会員の理学療法士が、所属施設内で3つのMission(腰痛予防啓発ポスターの貼付・腰痛予防講習会の開催・腰痛リスク見積りと改善提案)に取り組みます。全てのMissionを完遂した施設は、理学療法士が所属しない外部施設から腰痛予防の活動依頼に応じる“Champion stage”へ進みます。本会ホームページに依頼窓口を任意掲載いたします。■主催団体概要団体名: 公益社団法人日本理学療法士協会代表者: 会長 斉藤 秀之(さいとう ひでゆき)所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木七丁目11番10号設立 : 1966年7月17日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月29日“子供の虫歯を防ぐために、親子での食器の共有を避ける”そんな風潮に、一般社団法人日本口腔衛生学会が一石を投じた。8月31日、日本口腔衛生学会が「乳幼児期における親との食器共有について」という資料を更新。《以前から、親から子どもへのう蝕原因菌の感染を予防するために、親とスプーンやコップなどの食器の共有を避けるようにとの情報が広がっています。しかし、食器の共有をしないことでう蝕予防できるということの科学的根拠は必ずしも強いものではありません》と発信したのだ。発信のきっかけは、乳児期の食器共有などによる唾液接触が、アレルギー発症リスクの低下と関連していたという和歌山県立医科大学の研究結果が報道されたことだという。子育てに携わる人々の間では”親の唾液を通してミュータンスレンサ球菌が子どもに感染することで虫歯リスクが上がる”ことが一般的に言われてきた。そのため、和歌山大学の研究を紹介する複数の記事で、”唾液接触による虫歯菌感染”への懸念が触れられていた。学会は、食器共有による虫歯感染については気にしすぎなくてよい、としているがその根拠としてまず「親からの口腔細菌感染は食器の共有の前から起こっている」ことを挙げている。《最近の研究で、生後4か月に母親の口腔細菌が子どもに伝播していることが確認されています。食器の共有は離乳食開始時期の生後5~6か月頃から始まりますが、それ以前から親から子どもに口腔細菌は感染しているのです。日々の親子のスキンシップを通して子どもは親の唾液に接触しますので、食器の共有を避けるなどの方法で口腔細菌の感染を防ぐことを気にしすぎる必要はありません》さらに、虫歯の原因菌は、ミュータンスレンサ球菌だけではないとしたうえで、「食器の共有に気を付けていても、子どものう蝕に差はなかった」という研究結果を紹介している。《う蝕は砂糖摂取や歯みがきなど様々な要因で起こるため、食器の共有と子どものう蝕の関連を調べる際にはそうした要因を考慮する必要があります。う蝕に関連する複数の要因を調べた日本の研究では、3歳児において親との食器共有とう蝕との関連性は認められていません》また、《親から子どもに口腔細菌が伝播したとしても、砂糖の摂取を控え、親が毎日仕上げみがきを行って歯垢を除去し、またフッ化物を利用することでう蝕を予防することができます》と、食事習慣や歯磨きによって虫歯は予防できるとした。特に、フッ化物を配合した歯磨き粉をつかうことは虫歯予防に効果的だという。SNS上ではこの声明を紹介した投稿に対して、驚きや賞賛の声が寄せられている。《15年くらい前に知りたかった》《ダメなものだとずっと勘違いしてた。ちゃんとしたところからこういうの出るのありがたや》《マジで子育てのあれこれって無駄に偏った情報が多すぎて、それに振り回されて疲弊してる親って多いと思うのよ。「無駄」とか「気にするほどじゃない」って情報こそ頑張って世に広めてほしい》
2023年09月06日「赤ちゃんに虫歯をうつさないよう、親と食器の共有を避ける」「唾液の中に虫歯菌がいるので、赤ちゃんとチューをしてはいけない」幼い子供の虫歯予防について、こんな通説を聞いたことはないでしょうか。虫歯とは、プラークと呼ばれる歯垢に存在するミュータンス菌などの細菌が、歯に付いた食べ物の糖分を栄養に増殖し、酸を出して歯を溶かす病気です。子供は、周囲の大人とスプーンや箸などの食器を共有したり、キスなどの接触をしたりすることで、唾液から細菌に感染するといわれています。そのため、多くの親が幼い我が子の口にキスをしないよう気を付けるのはもちろんのこと、同じ箸やスプーン、コップを使わないよう注意を払っているでしょう。子供の食器については大人のものとは別のスポンジで洗い、乾かす場所も分けるなど対策を徹底している人も少なくありません。一般社団法人日本口腔衛生学会「食器の共有、気にしすぎないで」2023年8月31日、口腔衛生学の専門学術団体、『一般社団法人日本口腔衛生学会』はウェブサイトにて情報を発信。「世間に広まっている『食器の共有をしないことで虫歯予防ができる』ということの科学的根拠は、必ずしも強いものではない」と記しています。親からの口腔細菌感染は食器の共有の前から起こっている最近の研究で、生後4か月に母親の口腔細菌が子どもに伝播していることが確認されています。食器の共有は離乳食開始時期の生後5~6か月頃から始まりますが、それ以前から親から子どもに口腔細菌は感染しているのです。日々の親子のスキンシップを通して子どもは親の唾液に接触しますので、食器の共有を避けるなどの方法で口腔細菌の感染を防ぐことを気にしすぎる必要はありません。う蝕の原因菌は、ミュータンスレンサ球菌だけではない親のミュータンスレンサ球菌が子どもに感染することは複数の研究で確認されています。しかし腔内には数百種以上の細菌が存在し、ミュータンスレンサ球菌だけでなく多くの口腔細菌が酸を産生し、う蝕の原因となりますので、ミュータンス連鎖球菌だけがう蝕の原因菌ではありません。食器の共有に気を付けていても、子どものう蝕に差はなかったう蝕は砂糖摂取や歯みがきなど様々な要因で起こるため、食器の共有と子どものう蝕の関連を調べる際にはそうした要因を考慮する必要があります。う蝕に関連する複数の要因を調べた日本の研究では、3歳児において親との食器共有とう蝕との関連性は認められていません一般社団法人日本口腔衛生学会ーより引用同団体によると、離乳食が始まる以前から、すでに親から子供に唾液が接触し細菌に感染しているとのこと。そのため、食器の共有を避けるなどの方法で口腔細菌の感染を防ぐことを気にしすぎる必要はないといいます。また虫歯は、さまざまな要因から起こっているため、一概に食器共有との関連性は認められないそうです。通説を見直す情報発信に、ネット上では驚きの声などさまざまな反応が寄せられていました。・マジか!衝撃。子供が小さい頃はけっこう神経質に対策していたのに…。・「意味はないだろうな」と思っていたから、情報発信されてスッキリ。・なんだと…!早く知りたかった。めちゃくちゃ気を付けていたのに。・「話しかければ飛沫するし」と思いつつも頑張っていました。少しは効果があってほしい。同団体によると、親から子供に細菌が伝播したとしても、砂糖の摂取をひかえて、親が毎日仕上げみがきを行って歯垢を除去し、フッ化物を歯に塗ることで虫歯を予防できるといいます。子育て中の人は、新しい情報を踏まえて、頑張りすぎずに適切な対策を心掛けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月06日性感染症予防として、コンドーム以外の対策があることをご存知ですか?実は、あるワクチンが性感染症の予防に有効なんです。みなさんの中にも、接種したことがあるかも……?監修医クイズを通して確認しましょう!早速クイズ!解説!“子宮頸がんワクチン”として知られているHPVワクチン。HPVとは、性交渉により感染するウイルスのこと。女性の50~80%が一生に一度は感染すると言われています。このようにHPVはごく身の回りにありふれたウイルスですが、まれに病気に進行することも。HPVが原因で感染する病気は、子宮頸がんや肛門がん、尖圭コンジローマなどがあります。尖圭コンジローマって?尖圭コンジローマという名称は、初めて聞く方もいるかもしれません。陰茎や腟や肛門にイボができる病気で、性感染症のひとつです。治療しても根本的に治すことはできないため、予防することが大切でしょう。このように厄介な性感染症ですが、HPVワクチンの接種により予防することが可能です!ただし注意点がHPVワクチンは接種時にすでに感染しているHPVは排除できず、すでに生じているHPV感染症の進行予防効果もありません。そのため、HPVに感染するリスクである性交渉を経験する前にHPVワクチンを接種することが望ましいとされています。また、HPVワクチンはすべてのタイプのHPV感染を予防できるわけではないため、HPV接種後も定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。さまざま病気をカバーするHPVワクチンHPVワクチンというと子宮頸がん予防の印象が強いですが、それだけではないんですね。今回は、HPVワクチンは性感染症にも有効です、という話でした。あなたの身体を守るために、しっかりと頭に入れておいてくださいね。もちろん、性感染症予防の基本であるコンドームの着用もお忘れなく。ライター草案助産師:MellowingCokeめい(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)
2023年07月05日子どものお口の健康、気をつけていますか? 最近はお口の中の状態がカラダ全体の健康にも関わっていることがわかってきており(※1)、幼い頃からのオーラルケアの重要性が高まっています。さらに脱マスクが進み、大人でも気にする人が増えているのでは。そんななか注目されているのが、舌のケア。口臭予防やお口の中を清潔に保つための舌ケアアイテムが続々と誕生しているんです。そこで今回は、親子のための注目の舌ケアアイテムをご紹介します。【目次】1)舌みがきスムーザー W-1PREMIUM for Kids2)UHAシタクリア タブレット/液体はみがき3)Davis タングスクレーパー/ホワイトニングトゥースペースト センシティブ1)舌ブラシ柔らかいナイロン繊維で子どもの舌をやさしくケア▼舌みがきスムーザーW-1PREMIUM for Kids (SHIKIEN)鏡で舌を見てみると、白く苔のようなものがありませんか? これは、舌の凸凹に溜まった細菌のかたまりで、舌苔(ぜったい)と呼ばれるもの。この舌苔が口臭や味覚障害、感染症やアレルギー疾患など、さまざまな病気の原因になるとも言われています。だからこそ、いつものお口のケアにプラスして、舌苔を適度に取り除くことが大切。歯ブラシでついでに舌をケアしている方もいるかもしれませんが、歯ブラシでは舌を傷つけてしまう可能性があるので、専用の舌ブラシを使うことが推奨されています。じつは舌ブラシの重要性はここ数年で高まっており、新潟大学の教授で歯学博士の井上誠先生によると、2019年と比べると舌ブラシ市場が急拡大。以前は口臭予防としての購買だったのが、コロナ禍という影響もあり健康管理で舌ブラシを購入するという方が増加しているのだとか。そんな舌ブラシ市場でシェアNo.1を誇る「 SHIKIEN 」が、子ども向けに開発したのが「舌みがきスムーザー W-1PREMIUM for Kids」。大人よりも繊細な子どもの舌のために、舌にやさしく柔らかなナイロン繊維を採用。舌みがきスムーザー W-1PREMIUM for Kids ピンクとブルーの2色展開 希望小売価格:638円(税込) ※全国スーパー、ドラッグストア等の店頭販売の他、WEB通販販売サイトで販売中持ち手の部分は子どもでも持ちやすい樹脂製。また、舌の中心部の凸面と側面の凹面を、舌ブラシの両面で磨き分けることができるので、複雑な舌の凹凸にもフィットして汚れをしっかり取り除いてくれるそう。使い方は、水につけてブラシでやさしく舌をなでるという簡単さ。もともと発売されていた大人用の「舌みがきスムーザー W-1」と併せて、親子いっしょに舌みがき習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。【試してみた!】※個人の感想です6歳の息子に「使ってみて〜」と渡したところ、いつもの歯ブラシと形状が違うのが面白かったのか、興味津々で試してくれました。最初は「くすぐったーい」といっていたものの、使用後は「なんか舌がツルツルするかも」とうれしそう。子どもが1人で扱いやすいのも親にとっては助かりました。(佐々木)お問い合わせ:SHIKIEN(株)TEL:0250-23-0141 2)ドゥーマック舌ケアの新習慣「DOMAC(ドゥーマック)」▼UHAシタクリア タブレットクリアピーチ味(UHA味覚糖)舌ケアをしたいと思っても、育児や家事で忙しいとなかなか時間が取れないという方も多いのではないでしょうか。そこで便利なのが、DOMAC(ドゥーマック)配合のタブレットや液体はみがきです。知っておきたい「ドゥーマック」って?「ドゥーマック」とは、口臭の原因となっている舌苔の汚れを元からケアしてくれる、食品に含まれるアロマ成分群のこと。舌苔に存在するカンジダ菌に着目し、UHA味覚糖と帝京大学の産学連携によって開発された特許成分(※2)。ライチ由来のポリフェノールやシナモン、サケ白子由来のペプチドなど、さまざまな香り成分から構成されていて、舌の菌研究によってお口の細菌を減らすことが確認されています(※3)。3月に発売された「 UHAシタクリアタブレット クリアピーチ味 」(税込価格 324円)は、そんなドゥーマックが配合された、舌の上で舐めるだけで息ケアができるタブレット。ノンシュガーですっきりとしたピーチ味なので子どもにも与えやすく、持ち運びも便利なので、いつでもどこでも気軽に舌ケアができます。▼UHAシタクリア液体はみがき(UHA味覚糖)また、いつもの歯みがきにひと手間で舌ケアをプラスしたいなら、ドゥーマック配合の「 UHAシタクリア 液体はみがき 」がおすすめ。適量を口に含み、20~30秒口をすすいだあとにブラッシングすれば、歯の白さや口臭ケア、舌まですっきりキレイを目指せます。UHAシタクリア 液体はみがき 左からスイートピーチ、フレッシュシトラス、クリアミント ※オープン価格さっとお口全体に広がるので、舌ブラシでは届かない頬の内側や舌の奥までしっかりケアできるのもうれしいですね。隙間時間にささっとケアできるラインナップが揃っているので、自分に合ったもので手軽に舌ケアがはじめられますよ。【試してみた!】※個人の感想ですタブレットは爽やかなピーチ味で、子どもでも問題なく食べられました。おやつがわりにあげられたので、場所や時間を選ばず舌ケアができるのがいいですね。液体はみがきは刺激がマイルドなのにも関わらず、お口全体がすっきりとして気分転換にもなるし、口臭ケアができるので防災用にも良さそうです。(佐々木)お問い合わせ:・UHA味覚糖株式会社 ・モンデリーズ(クロレッツ) 3)環境にも配慮米国発の天然由来成分100%の歯みがき粉&舌クリーナー▼Davis ホワイトニングトゥースペースト センシティブ/タングスクレーパー <舌クリーナー>子どもがいると、成分や環境のことを考えて商品を選ぶという方も多いのではないでしょうか。まして、お口の中に入れるものならなおさら。米国生まれの「Davis」のホワイトニングトゥースペーストは、100%天然由来原料のみを使用して作られた、自然な甘さとさわやかな天然ミントフレーバーが心地いい歯みがき粉。フッ化物フリー・硫酸塩系発泡剤フリー・人工香味料フリー・人工甘味料フリー・着色料フリー・保存料フリーなので、子どもから大人まで家族みんなで使えます。また、金属製チューブはリサイクル可能で、パッケージはFSC(※4)認証済みの紙を使用。動物実験を行わない、動物性原料を使用しないなど、環境にも配慮されているオーラルケアブランドです。左:ホワイトニングトゥースペースト(センシティブ)50g 1,650円(税込)口内が敏感な方のための Davis ホワイトニングトゥースペースト センシティブ がこのたび新登場。温度刺激などに敏感な歯と歯茎をケアするナノヒドロキシアパタイトが配合されており、歯のエナメル質を再石灰化し、歯垢を吸着し、歯の表面をなめらかに整えます。そんなDavisから、医療用ステンレスを使用したプロ仕様の舌用クリーナー「 タングスクレーパー 」が登場。ステンレス製なので耐久性も高く、清潔感を保つことができます。中央:Davis タングスクレーパー 3,960円(税込) 使い方は、舌の奥側から手前へとやさしくなでるようにすべらせるだけ。人体に悪影響のある化学物質などを含まず、舌に刺激のないなめらかな使い心地で、舌苔を取り除くことができます。このタングスクレーパ―は5歳以上の子どもやペットのオーラルケアも使えるのだそう。Davisのオーラルケアシリーズなら、家中みんなで心地よく舌ケアをはじめられますよ。【試してみた!】※個人の感想ですホワイトニングトゥースペーストは、見た目がオシャレなので洗面台に置いていても生活感が出ないのがいい! ママ友へのギフトにもよろばれそうです。使い心地もとてもよく、泡が少ないので磨きやすいし、これで日々ホワイトニングできるのがうれしい。タングスクレーパーはステンレス製なのでお手入れしやすく、年齢や口の大きさを問わず長く使えるので経済的かも。(佐々木)お問い合わせ:It's so easy(イッツソーイージー) ※1:参照)厚生労働省「e-ヘルスネット」口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連より ※2:特許第6249438号「口腔衛生改善活性組成物」※3:UHAヘルスケア研究所より ※4:FSC=Forest Stewardship Councilの略。森林管理協議会のこと。
2023年06月22日お菓子はおいしいですが食べすぎると虫歯が心配ですね。子どもがお菓子を食べすぎることで不安を感じている人も多いのではないでしょうか。今回は「義母を見事に説得した意外な人物」を紹介します。子どもが虫歯になってしまった原因は…義母にはなんと子どもが直接注意!義母もようやく反省した様子みんなで歯磨き習慣♪孫をかわいがりたい気持ちもわかりますが、健康第一ですよね。虫歯にならないためにも、これからはお菓子を食べる時間はしっかり決めて歯磨き習慣を心がけたいものです。
2023年06月20日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! PUKUTY(プクティ)です!実は半年以上前から虫歯の治療をしていた長男…先日やっと長い長い虫歯治療が全て終了しました!■虫歯発見それは10ヶ月ほど前のある日、幼稚園から帰ってきた長男のカバンにとあるお便りが入っていました…歯医者で大暴れした長男は、いつも通っていた歯医者さんからこれ以上の治療は出来ないので他をあたってくださいと言われてしまいました…。■新しい歯医者小児歯科専門の先生がいる所がいいでしょうといつも通っていた歯医者の先生が言っていたので、近所で小児歯科専門の先生を探したのですが近くには無く…電車で2駅ほど離れた場所に見つけたので早速電話してみることに。さすが小児歯科専門の先生がいる歯医者は、子どもが怖がらないような工夫が色々とされていました。先生もとても雰囲気の優しい先生で、治療の仕方を一から長男に丁寧に説明してくれたお陰で長男も嫌がらず口を開けることが出来ました。■虫歯完治無事歯医者へ通える事になった長男。怖がる様子も無かったのでこのまま3回くらい通えば終わるかな? なんて楽観的なことを考えていたのですが、現実は甘くなく…人気の歯医者のため予約が取れるのが1ヶ月に1回のペースで、場所も遠いので保育園(途中で保育園から幼稚園へ転園しました)もその日は休ませていました。それで治療も出来ずに帰ることになってしまった日は悔しかったですが、ほとんどの日は頑張って治療に挑むことができました!そして約10回くらいの治療を終え無事に全ての虫歯治療が終了! これからも定期健診と、虫歯にならないようしっかりとケアしていこうと心に誓ったのでした。
2023年06月18日40代前半のころ、虫歯が原因で強烈な痛みに襲われた経験があります。夜も眠れないほどの痛み、やっと眠れたと思ったらまた痛みで目が覚める。朝から晩まで痛みに苦しむ日々が約2週間も続きました。 あれから数年たち、痛みは忘れてもあの苦しみを思い出すといまでもぞっとします。大げさに感じる方もいるかもしれませんが、出産未経験で大きなけがや病気もない私にとっては人生最大の悪夢のような2週間でした。★関連記事:「かなり進行していますね」歯医者が嫌い! 歯のメンテナンスを放置した末路【体験談】虫歯を放置してしまった理由なぜ、それほど悪化するまで放置してしまっていたかというと、1番は歯医者が苦手というよくある理由なのですが、2番目は歯医者迷子になってしまっていたからです。 以前は、定期的に通っていた歯医者がありました。説明も治療も丁寧な先生で、待合室の雰囲気も明るくきれいな歯科衛生士が数人。歯医者へ行くなら絶対ここと決めて、引っ越しで離れてからも電車に乗って通っていました。ところが通い始めて数年後、やさしかった先生はまるで同一人物とは思えないほどやさぐれた雰囲気に。歯科衛生士さんは行くたびに減り、最後のほうはドアを開けた瞬間から重い空気が漂っているよう。ついには閉院。後でわかったのですが、先生の家庭の事情があったようです。行きつけの歯医者を失った私。何度か他の歯医者に行ってみたものの、良いと思える先生に出会うことができずに、そのうちに足が遠のいて気が付けば数年がたってしまっていました。痛みの原因は虫歯から発生するガスある朝、歯の痛みで目が覚めました。鏡で見ると右の頬が少し腫れていました。時々痛みを感じるものの、しばらくたつと痛みが治まるため放置していた右の奥歯が痛むようでした。ネットで見つけた歯医者に事情を話し、診てもらうことに。痛みの原因は虫歯が発生するガスが神経まで達しているからとのこと。虫歯がガスを発生するなんて初耳でした。しかも、ガスが抜けるまで虫歯の治療はできず、詰め物をしてガス抜きのために穴を開けてもらい、痛み止めをもらってその日は帰宅。 あまりの痛さに毎日通うも、できることは同じ処置ばかり。ある日、いつもとは違う先生が担当することになり、ガス抜きの穴を開け忘れてしまったらしく……翌日痛みも腫れも3倍に。しかも、その日は日曜日で病院は休み。 なんとか翌日まで我慢しようとしたものの、耐え切れずに日曜も診察している病院を探したところ、徒歩圏内にあったので受付終了20分前に電話すると、診てもらえることになりました。急いで行って診てもらうと、ガスがたまり過ぎているということで、詰め物を外してもらって痛み止めをもらって帰宅。 帰宅後も痛みに七転八倒。痛過ぎて安静にすることさえできず、部屋の中をうろうろしていました。総合病院で歯茎を切ることに1件目の歯医者には不信感を抱いたので、2件目の歯医者へそのまま通うことにしました。もらった痛み止めも効かず「痛いです」と訴える日々。そこで、総合病院へ行って歯茎を切り、ガス抜きを早めようということに。 歯茎を切るという言葉を聞いただけで恐ろしく感じましたが、この痛みから逃れられるならなんでもします! という気持ちだったのですぐに総合病院へ。まさか、虫歯で総合病院へ来ることになるなんて思いもしなかったです。総合病院では麻酔が本当につらかったです。ただでさえ痛いところに注射を打つのは、心臓がぎゅーっとつかまれて息が詰まるような強烈な痛み。我慢できずに涙が頬をつたいました。 処置・抜糸のため総合病院には数回通い、頬の腫れや痛みが引いたころに元の歯医者へ戻りました。最初に歯医者へ行ったときからここまでで約1カ月間。その後、ようやく虫歯の治療に取り掛かり、終わるまでに1年弱かかりました。痛みは忘れてしまったけれど、寝ることもできないほどの痛みが2週間も続いたあの悪夢のような日々は、到底忘れることはできません。今でも、3カ月に1度当時の歯医者で定期健診をしてもらっています。まとめ虫歯は治りましたが、奥歯は銀歯だらけになってしまいました。友人と撮った写真を見返して、銀歯だらけの歯になえてしまったり初対面の人の前で笑うことを控えたりするのが普通になってしまいました。マスク生活が完全に終了してしまうことを恐れている自分もいます。 「後悔先に立たず」の言葉がありますが、まさにそれです。今の状態をきれいな白い歯に治すには、おそらく100万円単位の高額な治療費がかかるでしょう。もっと歯の健康を意識した生活を送っていればと後悔する毎日を送っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。イラスト/エェコ著者/西野りこ(47歳)独身。15年務めた会社を契約満了で切られ専業ライターに。35歳のときに10年間の結婚生活に終止符を打つ。以降、おひとりさま生活を満喫して、好きなものを食べ好きなお酒をガブガブ飲んでいたら体重が取り返しのつかないことに。一念発起でダイエット検定1級を取得しマイナス6kgのダイエットに成功。しかし、まだ標準体重オーバー。日々、心と身体の健康を取り戻すべく日々奮闘中である。
2023年06月15日虫歯が痛み出すと、何をするにも集中できないので、早めに治療したいですよね。しかし歯医者に着いてほっとしたのもつかの間、どれだけ待っても治療が始まらなかったら……。今回は、登録者数84万人超えの大人気Youtubeチャンネル「エトラちゃんは見た!」で配信された『虫歯の治療中に乱入して来た謎の女性』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!緊急で歯医者へ行き……仕事中、歯が痛くなり急遽歯医者へ向かったユズリハ。しかし麻酔を打っても全く治療が始まらず……。ここでクイズです!麻酔を打ってから放置されているユズリハ。一体どのくらいの時間待っているでしょうか?ヒントは、とっくに麻酔は効いているころです……。待たされている時間は……正解は、30分!やっと治療が始まろうとしたとき、浮気を疑う歯科医の妻が乱入し修羅場と化す治療室。歯科医は誤解だと言って話を終わらせようとしますが、ユズリハの証言によって浮気がバレてしまうのでした。こんなときどうする?歯が痛くて急いできているのに、30分も放置されたらたまったもんじゃないですよね。今回のユズリハは、自分が見た浮気の証拠や不審な点を挙げ、歯科医の浮気を証明しました。患者を30分も放置して浮気する歯科医……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月21日私の自治体は妊娠中に無料で歯科検診を受けることができ、その際に歯科医から「妊娠中は虫歯になりやすいから、忙しいときほど磨いてね」というアドバイスがありました。その後出産・育児で忙しく、自分の歯への関心が薄れていきました。そして、産後1年を過ぎたころに本当に虫歯になってしまったのです。虫歯になってしまったからこそ伝えたいことをお話しします。 減っていく歯磨きの回数私は小学校のときに虫歯が2本でき、すでに治療を済ませています。歯磨きの回数は、学生時代は朝と寝る前の2回、社会人になってからは朝・昼・寝る前と3回でした。 しかし、出産後は子育てや家事に追われ、いつの間にか日中の歯磨きをすることが少なくなりました。1日2回が基本になり、バタバタしているときは寝る前だけということもありました。 他にもたくさんある虫歯のリスク子どものスケジュールに合わせて活動するため、朝昼の食事を食べる時間はまちまち、子どもが離乳食を開始してからは、味見や食べ残しを食べることも度々ありました。忙しいときに簡単につまめるお菓子や、疲れたときの癒やしのスイーツにも手が伸びます。 また、働いているときは昼食後に必ず歯磨きをする習慣がありましたが、出産後はすっかりなしに。さらに感染症予防のために自宅にいることが多く、常に間食ができる環境にありました。 虫歯になってから後悔そのような生活を続け、ある日歯の痛みが。慌てて歯科に行くと、2つの虫歯ができていることが判明。1つは保険内で治療がおこなえましたが、1つは虫歯が重度だったため、私の場合は自費治療をおこなうことになりました。2つの虫歯の治療で合計4万円ほどの出費に……。 また、歯科までの通院時間は30分~1時間ほどかかり4回の通院でしたが、その間は子どもを見てもらうため、夫に仕事を調節して早めに帰ってきてもらう必要がありました。歯科通院の間、子どもと離れて過ごすことも気がかりでした。 虫歯治療のために時間とお金がかかってしまったことをとても後悔しました。それからは意識して歯磨きをしています。時間がないと思っていても、虫歯になったことを思い出すと何とか時間を作って歯磨きをすることができています。妊娠中の歯科検診時の医師の助言をしっかり受け止めなかった自分に、「忙しいときほど磨いてね!」ともう一度言いたいです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/大福著者:大村じゅんこ急性期病院の看護師として働いており、現在は育休中。ファロー四徴症をもつ娘と在宅療養中。趣味は地元のJリーグ観戦。特技は字をきれいに書くこと。
2023年03月30日ある日、突然襲った謎の口腔内の痛み。最初は虫歯かと思って歯医者を受診したけれど、歯には何も異常はないと言われホッとひと安心。けれど日を追うごとに痛みが増して、1カ月後くらいには笑ったり、ごはんを食べたりするのも苦労する状態になりました。原因不明の痛みの原因を知り、痛みから解放された体験談をお伝えします。★関連記事:え、歯ぎしりが原因だった!?歯ぎしりを軽視していたことで起こった体調不良とはある朝、起きたら口腔内に謎の痛みが!いつものように朝起きて軽く伸びをしながらあくびをしたら、あれ? なんだか口の奥に痛み。きちんと歯を磨いてケアしてきたのに、まさか虫歯!と思ってがっかりしました。けれど放っておいても悪化するばかりと思って、早速歯医者さんに予約を入れて受診しました。ところが私の予想に反して歯は健康そのもの、虫歯はまったくないという診断でした。では、この痛みはなんだろうとちょっと気になりましたが、寝違いのようなものなのかなと思い、まずは虫歯でなかったことに安心しました。けれど、何日たってもその痛みは取れるどころか日に日に痛くなり、1カ月後くらいには笑ったり、口を開けて食事をしたりするときに、口を開けるだけでも痛みを感じてつらい状態になってしまったのです。痛みの原因は歯ではなく、顎にあった!?ただただ我慢して痛みをやり過ごしながらもなんとか日常生活を送っていたのですが、ある日朝ごはんを食べていたら向かいに座っていた夫が「あれ? 今日顔がおかしくない?」と言ってきました。顔がおかしいとは何事? 失礼ね……と憤慨しつつも鏡を見てみたら、たしかに痛むほうをかばっていたせいか、顔がゆがんでいるというか、左右均等でなくなっていました。うわあ、これはもう痛みを放っておいたらまずいな……。この痛みはなんだろう、そしてどこを受診したらいいのかなと考えて、ネット検索をしてみることに。そうしたら意外にも同じような口腔内の痛みを感じる女性たちが増えていることがわかりました。そしてネットを見た感じでは、痛みの原因は歯ではなく顎にあり、いわゆる顎関節症かもしれないと見当をつけました。顎関節症専門治療院で痛みを克服いくつかネットサーフィンをする中で気になった顎関節症専門治療院を訪れることにしました。初診では顔の正面、横顔のレントゲンを撮られました。レントゲンを目の前にした診察では、鼻の位置と耳のラインが左右でズレていることがわかりました。そして、鎖骨の位置も左右でズレがあって、これらのバランスのズレを全体で補っていたことがわかり、これらのズレの調整をしていくことで顎関節の痛みが消えるという診断でした。先生のお話によると、顎関節症は歯のかみ合わせが原因になることもあるそうで、歯ぎしりが癖になっている人は長年の歯ぎしりで歯が磨耗して、骨格のバランスが崩れ、全体的な体のバランスが崩れやすいのだそうです。崩れた状態のバランスを保とうとして、年齢を重ねるごとに肩凝りや首凝りにまでつながってしまい、バランスの崩れが体で支え切れなくなると、ついに顎にまで影響が出てくるのだそうです。私の場合はまさにこれに当たるだろうということでした。実際の治療は正直何をどうされているのかわからないのですが、先生が軽く手を当てて特殊な器具で体のあらゆるツボを刺激していくことで、骨格の調整をおこなっていきました。治療自体に痛みもなく1回の受診で痛みは和らぎました。その後1週間に1度、20分程度の治療を2カ月ほどおこなったことで、うまく開かなくなっていた私の口は改善し、以前のように明るく笑えるようになりました。まとめある日口腔内を襲った謎の痛みの正体は、まさかの顎関節症でした。そして、専門治療院で顎関節症のための適切な治療を受けることで痛みを克服。以前と同じように笑ったり、おしゃべりを楽しんだりすることができるようになりよかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。イラスト/きびのあやとら著者/春山サチコ(44歳)小学2年生と年長の男児がいる銀行内勤ママ。ちょっと遅めの出産だったので、周りより高齢。年齢を隠して若作りを心がけているけれど肉体年齢はごまかせないのか、とにかく体の凝りがひどい。
2023年01月03日歯医者さんでの歯の基本的な予防・治療方法歯医者さんの主な役割としては「検診、予防」「虫歯治療」「歯周病治療」などがあります。そもそも口は食べ物から栄養を取るための入り口です。食べたものをかみ砕き、だ液と混ぜてさらにその奥の消化器官へと送り込むのが口の役割となります。ここで消化活動はすでに始まっているのです。また、食べる飲むだけでなく、おしゃべりするためにも歯と口はとても大切な器官です。また、発達障害がある子どもの歯科治療についての悩みを抱える保護者の方は多くいます。パニックになったり暴れてしまい安全に治療が難しい場合もあるのではないでしょうか。このコラムでは、歯科治療で行う内容から、子どもが治療を受ける際にできる工夫、発達障害がある子どもの歯科治療についてまで解説していきます。まずは定期検診で、虫歯になりそうな部分はないかをチェックして予防します。虫歯ができてしまうと、自然治癒が難しくなるため、できるだけ虫歯にならないようなケアをすることが大事です。それでも完璧にできない場合があるので、3ヶ月おきくらいのペースで検診に通うことができれば、虫歯を早期に発見でき、深く削るほど治療せずにすませることができます。検診だけでなく、積極的な予防をすることもできます。それがシーラントやフッ化物の塗布です。生えたばかりの歯は、歯の表面のエナメル質が未熟で、虫歯になりやすいものです。そこで、特に奥歯のような溝が深く、複雑な形の歯では、汚れがたまりやすい溝をシーラントで埋めるという予防方法があります。また、フッ化物を歯の表面全体に塗ることで、弱い歯の表面を強化することができます。また、歯磨きの方法も教えてくれます。日常の口腔ケアはとても大切です。歯並びや虫歯や歯肉炎の程度など、口の中の状態は個々に異なります。個人にあった歯ブラシや歯磨き剤、洗口剤などを適切にアドバイスしてくれます。虫歯ができてしまった場合は、もちろん治療をします。虫歯は口の中にいる虫歯菌によって浸食された部分なので、それ以上浸食が広がらないために削り、削ったところに詰め物をする、という治療をします。シーラントと違うのは、削れた歯の部分に合うように調整した詰め物をとれないようにかぶせるということです。表面が少し浸食された程度ならまだ治療は容易ですが、奥深いところまで浸食が達してしまった場合は、神経に触れてしまうことも。こうなると神経を抜いて被せ物をするという治療になります。さらに歯が根元まで崩壊するほどに虫歯が進行してしまった場合は、抜歯することもあります。ただ、特に乳歯の場合は永久歯が生えてくるスペースをなくしてしまうことになるので、抜歯は歯列の状態にも大きく影響します。抜歯は「最後の手段」なのです。口の中のトラブルは歯だけが問題なのではありません。歯茎が炎症を起こす歯肉炎や歯を支える骨(歯槽骨)が壊されてしまう歯周病なども治療します。歯医者さんを怖がる子どもを歯医者に連れて行くときにできること歯医者さんでの治療を、なぜ子どもは怖がるのでしょうか。それは、見たこともない道具を口の中に入れられて、大きな音がして、麻酔の注射もチクッと痛くて、麻酔をしたとしても振動は伝わるからでしょう。体の中でも敏感な口の中を触られること自体、怖いことなのです。ではどうしたら、嫌がる子どもを歯医者さんに連れて行くことができるでしょうか。まずは、歯医者さんは「痛くない、嫌なことをされない」場所だということを、子どもに覚えてもらいましょう。そのためには、虫歯になってから歯医者さんに連れて行くのではなく、予防として検診を受けることから始めることです。検診を受けるだけなら実際痛いことはしないので、「歯医者さんに行くのは痛くない」ということを経験できます。最初に「歯医者さんは怖いところではない」という安心感を子どもが覚えることが第一歩です。乳歯が生え始めてから2歳ころまでに、痛くない検診からスタートしましょう。このころはまだ、保護者のそばが何よりも安心できる安全地帯です。歯医者さんと相談して、おすわりができる子どもでも、一人で診察台に乗せるのではなく、保護者が抱っこして一緒に座るなどの配慮や工夫をしましょう。ママやパパがついていれば安心、ということが大事なので、このときに保護者自身が緊張した表情にならないように気をつけましょう。だんだんに自分の周りの状況が分かる3歳ごろからは、歯医者は怖い場所という印象付けをしないことがまず大切です。嫌がりそうだからと、「公園に行こう」など嘘をついて連れて行くと、不信感につながります。嘘は言わないようにしましょう。行く前には、歯医者さんは楽しいところだと伝えている絵本や動画を見せて、心の準備をしてあげましょう。また、タイミングも大切です。午前中の機嫌のいい時間帯や、お昼寝から目が覚めて落ち着いたときなど、子ども自身のコンディションを優先しましょう。空腹時や眠いときなどは避けましょう。ここで大切なのは、連れて行く大人の態度と表情です。保護者自身も歯医者に苦手意識がある場合、緊張感が伝わってしまいますし、無意識に少し怖い顔になってしまうこともあります。子どもを公園や児童館に連れて行くときのような気分で対応したいところです。そして、検診や治療が終わったら、「頑張ってお口を開けられたね!」「歯みがきしていたから虫歯がなかったのね。すごいなぁ、さすが!」など、たくさん褒めてあげましょう。もし、行くまでぐずって泣いていたとしても、歯医者さんに行けた、ということだけでも褒めてあげてください。次も頑張ろうという気持ちにつながるはずです。発達障害のある子どもは、感覚過敏があることで歯磨きを受け入れにくいことがある発達障害のある子どもの場合は、さまざまな特性から歯を磨くのを嫌がる傾向があるために、虫歯になりやすく歯医者さんに通う頻度も高くなりやすいということがあります。こだわりの強さから歯磨きすることを拒否したり、動き回って安全に歯磨きすることが難しかったりします。また、感覚過敏があるために口の中に歯ブラシが入ることを拒んだり、歯を磨くことが健康のために必要であることがうまく理解できなかったりする場合もあります。甘いものなど虫歯になりやすい食べ物ばかり食べるなどの偏食や、食事時間以外にもだらだらと食べてしまうことも虫歯の原因になります。発達障害のある子どもの場合は、一時的に何かをがまんさせる代わりにご褒美として子どもの好物を与えるということもあるかもしれません。こうしたことから常に食べ物のカスがお口の中に残っている状態が虫歯になりやすい口腔環境にしてしまうことがあります。発達障害のある子どもが歯医者に行くときに気をつけたいこと発達障害のある子どもの場合、歯医者さんに行くことを受け入れられるようにするには、行く前からの準備が必要な場合があります。発達障害のある子どもの場合、何が起こるのか分からない、何をされるのかが分からないという状況はとても不安になります。まずは、歯医者さんは怖いところではないことを伝えてあげましょう。好きなキャラクターが歯医者さんに行く話や、歯医者さんは楽しいと伝える絵本を読んであげるのが分かりやすいと思います。また、歯医者さんにはたくさんの道具があるので、どんなものがあるのかを説明することも良い方法です。子どもを診てくれる歯医者さんは、内装なども楽しげな雰囲気にしつらえているところもあるので、怖い場所じゃないよ、ということをよく話して伝えましょう。子どもが歯医者さんについて知っておくようにする一方で、歯医者さんにも患者となる子どもについて、情報を伝えておきましょう。診察室に入るときだけでなく、予約したときにも話しておくと安心です。どのような方法でコミュニケーションをとると良いのか、どういうことをいやがるのか、どうすると落ち着くのか、保護者がそばにいてできることなども伝えます。発達障害のある子どもの場合、見通しが立たないことでとても不安になることも多いです。何時ごろにどこに行くのか、何時ごろに終わるのか、ということと同時に、歯医者さんに行ってどんなことをするのか、そうすると歯や口の中がどんな風にきれいになって元気になるのか、ということを分かりやすく伝えてあげましょう。大切なのは、歯医者さんは怖いところという先入観を保護者自身がもっていると、子どもへの伝え方も変わってきてしまいます。健康のために大切なことをしてくれる場所というイメージに気持ちを切り替えて、説明できるといいですね。障害者歯科(スペシャルニーズ歯科)ってどんな治療をしてくれるの?一般的な小児歯科では、どうしても治療が難しい場合もあります。そんなときは障害のある子どもについて、よく分かっている障害者歯科が味方となります。障害者歯科は、次のような患者さんを診てくれる場所です。・待合室や診療室で待てない・知的な遅れや発語が難しいために、歯の痛みを自分で訴えられない・身体の不自由さや、身体のこわばり・緊張から、治療を受ける姿勢に制限がある・病気や、内服している薬のため、医学的管理が必要である・口に治療器具などが入ると、吐きそうになったり、実際に吐いてしまったりする・歯医者さんに対して極度の恐怖感がある・歯磨きが自分で上手にできない・心身の発達の遅れや病気によって、食べ物を口から安全に食べたり飲み込んだりすることが難しいこうした子どもについての知識があり、どう対処したらいいかについての情報をもっているのが障害者歯科です。実際に障害者歯科で行われる検診や治療は、一般的な小児歯科とはどんなことが違うのでしょうか。一番特徴的なこととしては、障害についての専門的な知識をもち、理解がある人が治療してくれるということです。患者さんの障害について保護者からの情報を聞き、どう接したらいいかの情報をもって、相互理解を基本にして治療にあたってくれます。たとえば知的な遅れがある場合には、ことばで説明するだけでなく、絵や写真、絵カードなどを使って説明をしたり、予想がつかないことを嫌う場合には、治療に使う器具や部屋についての説明を丁寧にしてくれたりします。感覚過敏のある子どもで顔に触られること自体をいやがる場合には、いきなり治療を始めるのではなく、少しずつ体に触れるようにして慣れていくような方法(脱感作)をとるといった、ノウハウも障害者歯科にはあります。また、イヤーマフの準備があったり、患者さんの敏感さがどこにあるのかを、保護者からも聞き取ったりして治療に進みます。いつもと異なる状況や周囲の大きな音などが苦手な子どもには、個室を使用するなどいつも同じ環境になるような配慮があったり、歯科衛生士も同じ人が立ち会うなど、できる限る同じ環境での治療ができるような配慮があります。治療のときの姿勢に制限がある場合には、補助器具を使うことのほか、暴れてしまうなどで十分な協力が得られない場合には鎮静剤などを使用することや、場合によっては全身麻酔で治療を行うこともあります。歯と口の中の健康ケアは、悪いところができてしまったら取り除く、ということではなく、普段の生活の中で虫歯や歯周病にならないようにケアしていくために、家庭での予防が大切です。ただ、発達障害がある場合などには、こだわりが強いことや、食習慣の問題から、家庭での対策をどうしていいかが分からないこともあるでしょう。障害者歯科では、治療をする際に必要な障害についての知識や情報だけでなく、普段の生活についても障害のある患者さんに特化した口腔ケアの指導もします。それは歯磨き以外にも、虫歯になりにくい食べ物の形状、食べさせ方、食事のリズムについて、食べるときの姿勢についてなど、さまざまな視点から歯の健康を守る日常ケアについてと多岐にわたります。こうしてケアをしていても、家族だけではケアしきれない部分、みがききれない歯のクリーニングや口腔のケアを行うのが障害者歯科です。まとめ障害のある子どもが歯医者さんに通うときには、「歯医者さんは怖くない」ということを印象付けてあげてください。家庭でのケアだけで歯と口腔の健康は保ちきれない場合、安心して頼れる障害者歯科をかかりつけ医にして、二人三脚でケアしていくようにしましょう。
2022年12月24日歯磨きが大嫌いなわが子。特に1歳のころはいつも大泣き&大暴れし、私にとって毎日が憂うつになるほど地獄のような時間でした。そんななか、1歳半健診で虫歯の一歩手前であることが判明。1歳で虫歯になってしまうという危機感から、私の歯磨きに対する覚悟が変わりました。嫌がって暴れる子どもでも磨ける方法と、早めに指摘されたことで虫歯ゼロを達成した経緯をご紹介します。嫌がる子どもに負けて甘かった歯磨きわが子は歯磨きが大嫌い。大暴れで泣き叫ぶわが子の歯を磨くことは、心身ともにつらい作業です。あまりに暴れるので歯ブラシを口に入れることも難しく、どう磨いていいのかわからない状態が続きました。 そのときはまだ歯が少ない1歳。「唾液の自浄作用は虫歯菌を抑える働きがある」ということを聞き、きちんと磨きたい気持ちはありつつも、少しくらい磨けていなくても大丈夫と自分を肯定する理由にしていました。 早めに気付けてよかった虫歯予備軍そんななか受けた1歳半健診で、わが子は歯石が溜まり虫歯の一歩手前であることがわかりました。自分の磨き方は十分ではないという現実を突きつけられ、大きなショックを受けました。 そのとき心の支えになったのが、「今からしっかり歯磨きをしていけば、3歳児健診で虫歯ゼロになりますよ」という保健師さんの言葉。早く気が付けたからこそ、予防ができます。これからはしっかり磨き、わが子を絶対に虫歯にさせないと言う強い覚悟が私のなかで生まれました。 嫌がる子どもの歯の磨き方それまで嫌がるわが子に遠慮してうまく磨けなかったのですが、虫歯になるくらいなら押さえつけてでも磨くという方針に変更。健診時に保健師さんから教わったのは、暴れる子どもの歯の磨き方は、「子どもをあお向けに寝かせ、子どもの腕を親の太ももで固定する」と言う方法です。 それでもわが子の足がビュンビュン飛んでくるので、わが子の足は誰かに押さえてもらうか、ひとりのときは自分の足先でなんとか押さえこみ磨きました。 その後は成長とともに、歯を磨く理由を理解するようになっていきました。そして努力の末、3歳児健診での虫歯はゼロ! 保健師さんに言われたことを達成できました。もしあのとき指摘されていなかったら、十分に磨けていないまま虫歯になっていたと思います。指摘されることはショックではありますが、早くに気付き対策を講じられることは大きなプラス。その重要性を身をもって学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:村上 素子3歳の男女双子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。
2022年11月29日女性の心とからだに寄り添い続ける花王株式会社の生理用品ブランド「ロリエ」は、10月の「乳がん」予防啓発月間と11月の「子宮頸(けい)がん」予防啓発月間中の、2022年10月3日(月)から11月30日(水)まで、婦人科検診の啓発キャンペーンを実施する。メッセージ「それはカラダを知る一歩。婦人科検診」に込められた想い「ロリエ」は、女性の心とからだに寄り添い続ける活動の一環として、乳がん啓発を行う「ピンクリボン活動」、子宮頸がん啓発を行う「ティール&ホワイトリボン活動」を支援している。2022年秋、生理のときこそ自分をいたわり心も体も大事にしてほしいという想いから、10月の「乳がん」予防啓発月間、11月の「子宮頸がん」予防啓発月間を機に、「それはカラダを知る一歩。婦人科検診」をメッセージとして特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」から、婦人科検診の受診に関心を持ち、その意義を理解してもらえるような情報発信活動を展開。「ロリエ」ブランドアンバサダーである二階堂ふみさんのインタビューなどのコンテンツなどにより、女性自身の受診や、家族や友人、パートナーに受診を勧めることが、早期発見と治療につながることを発信する。特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」<概要>・開設期間:2022年10月3日(月)~11月30日(水)・URL:記事下部参照<内容>・二階堂ふみさん×対馬ルリ子先生対談コンテンツ二階堂ふみさんと、産婦人科医・対馬ルリ子先生との対談記事。二階堂さんが定期的に検診を受けるようになったきっかけや、受診の体験談などとともに、子宮頸がん患者は20代・30代で増加しているなど婦人科医による知見を伝える。・アーティスト嶌村 吉祥丸さんコメント二階堂ふみさんのキービジュアル撮影のメイキングショットとともに、撮影したアーティスト 嶌村 吉祥丸さんのコメントも掲載。・Q&Aコンテンツ「ロリエのカラダテスト」子宮頸がんは20代・30代女性に急増していることや、子宮頸がん検診は補助が受けられること、乳がんを早期発見できた場合の治癒率など、知ってほしい情報をQ&A形式で提供している。リツイートでがん予防・啓発団体への寄付に参加できるTwitter募金ロリエ公式Twitterアカウント(@laurier_jp)をフォローし、対象となる投稿をリツイート投稿すると、1投稿当たり5円を認定NPO法人 乳房健康研究会および特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会の2団体に案分して、最大200万円まで寄付。・募金実施期間:10月3日(月)11時~11月30日(水)23時59分10月は「乳がん」予防啓発月間、11月は「子宮頸がん」予防啓発月間で、それぞれピンクリボン、ティール&ホワイトリボンがイメージシンボルとなっている。早期発見・早期治療のためにも、この10月と11月を検診期間として意識してみてはいかがだろうか。【参考】※特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」
2022年10月03日創設75年を迎える医療法人財団興学会(所在地:東京都千代田区、理事長:白井 清士)が運営する「新橋歯科医科診療所」「赤坂歯科診療所」「青山歯科診療所」は、「虫歯を蒸発させる!痛くない削らない虫歯の最新レーザー治療」を開始いたしました。新橋歯科医科診療所URL: 赤坂歯科診療所URL : 青山歯科診療所URL : 虫歯を蒸発させる!痛くない削らない虫歯の最新レーザー治療新橋歯科医科診療所・赤坂歯科診療所・青山歯科診療所では、虫歯の最新レーザー治療として、レーザー オブ ザ イヤー受賞のFotonaライトウォーカーを導入開始いたしました。新橋歯科医科診療所・赤坂歯科診療所・青山歯科診療所では、「できるだけ痛くない、削らない、抜かない」を診療の最も重要な基本方針とし、知識と経験と最新技術を駆使して適切な治療方法の選択を心がけています。当院導入のFotonaライトウォーカーは、痛みの発生がほとんどないレーザーとして評価され、治療時は虫歯の部分だけを蒸発させ取り除くことができるため、健全な天然歯を削ることはありません。<動画 Fotonaライトウォーカーでの治療の様子> ■Fotonaライトウォーカー治療の特長<歯をドリルで削らない>ドリルで虫歯を削ると虫歯では無い健康な歯が削られてしまいます。熱エネルギーにより、水分を含んだ虫歯の部分だけを蒸散させ細かな患部も除去します。虫歯の病巣をピンポイントで殺菌、治療が可能なのがFotonaのレーザー治療です。今までの治療に比べて、歯を削る量を最小限に抑えることができ、健康な歯ぐきや歯への影響がほとんどない処置ができます。「虫歯を削らず、歯を残すミニマム(低侵襲)治療」に最適な選択肢です。<歯の神経を残せる>削らないレーザー治療により、歯の寿命を伸ばす事が出来ます。削らないレーザー治療は神経を残すことがポイントになります。神経を抜いてしまうと歯は弱く割れやすくなってしまうからです。進行した深い虫歯の場合、今までだと神経を抜かないと治療ができないケースにおいても、レーザー治療で神経を残せる確率が高まりました。<殺菌消毒効果>虫歯治療では虫歯の殺菌が肝心です。当院では治療中にお口に入る水はすべて除菌水を採用し、治療中の菌血症予防を実施しています。レーザー治療は熱エネルギーにより患部をピンポイントで殺菌消毒できるため、お口の中をより安全な状態に保ちながら治療を進められます。全身疾患リスクを軽減させる手段として、虫歯の細菌が口腔内で広がらないため虫歯治療に絶大な効果があります。<痛くない 麻酔ができない体質、妊婦さんに>レーザー治療では、ほとんど痛みを感じない無痛治療を目指すことが出来ます。痛みが苦手な方や麻酔ができない妊婦さんや高齢の方、体質的に麻酔を避けたい方、心拍数が気になる高血圧の方、抗精神薬を服用されている方に有効です。<歯質強化で虫歯予防>歯は酸化によって表面のエナメル質が溶け出す「脱灰(だっかい)」と、唾液で歯のミネラルを補給する「再石灰化」が繰り返しています。このサイクルが乱れて脱灰が進むと、虫歯になり放っておくと、どんどん進行してしまいます。レーザー照射によって歯を構成しているエナメル質や象牙質の耐酸性を高め、脱灰しにくい歯へと強化することができます。<知覚過敏にも効果>歯の象牙質には目に見えない無数の穴が開いています。知覚過敏は、本来エナメル質の中にある象牙質が加齢、歯周病、間違った歯みがきで歯の根が歯ぐきからむき出しになってしまい、刺激が神経まで到達した状態。熱エネルギーは、歯の再石灰化を助けるので、食事をするときや冷たいものを飲んだときに歯が痛む、歯の根っこの露出が原因の知覚過敏にも効果的です。Fotonaライトウォーカー■最前線のレーザー治療Fotonaライトウォーカー虫歯の治療は、虫歯の進行度合いにより最適な治療を選択することが重要です。レーザー治療は虫歯治療の新しい方法として注目されています。一言でレーザーと言っても種類がいくつもあり、厚生労働省によって使用可能な治療が定められています。専門の歯科医師が治療内容に適したレーザーを選択できないと最善の結果は得られません。その中で唯一、虫歯を治療することが認可されているのが「Fotonaライトウォーカー」です。虫歯だけを蒸発させるという最新のレーザー治療法です。色々なレーザーがある中で、歯を治療することができるレーザーとして開発されました。水を併用するので痛みの発生がほとんどないレーザーとして評価され、生体組織の水分に対する反応が高く、発熱が少ないため、表面が黒く焦げるなど周囲の組織への影響がほとんどなく、安全性の高いレーザー装置です。治療時は虫歯の部分だけを取り除くことができるため、健全な天然歯を削ることはありません。また、歯だけでなく歯周病などの歯科治療をはじめ、フォトナ社のレーザーは最新の機能として口腔内からのシワ・ほうれい線治療、いびき・無呼吸症候群治療など多くの治療に用いられています。<動画 Fotona Lightwalker> ■治療の流れ1. 治療中は目の保護の為に、サングラスを着用します。2. 痛みをほとんど感じないので麻酔の必要はありません。3. レーザーを少しずつ動かし、虫歯全体に照射します。4. 虫歯は水分と共に蒸発し、黒くなっていた虫歯がなくなり、殺菌・除去され、無菌状態になります。5. 最後に虫歯を取り除いた箇所に詰め物をします。成人の9割以上が経験しているという虫歯。多くの人が一度は経験していると思いますが、なんと歯を失う原因の4割は虫歯によるものです。さらに虫歯は、放っておくと細菌が血液中に流れ出し、重い心臓病を引き起こすことや様々な全身疾患の原因となる事が明らかになっています。現在、国内の虫歯の患者数は約180万人にのぼります。実は恐ろしい虫歯ですが、治療方法は近年大きく変化しています。従来のドリルで虫歯を削るという虫歯治療は、痛みを伴い、音や振動など不快に感じる方も多いかと思います。また、削る治療で悩ましいのは、不十分だと虫歯菌が残り、削りすぎると健康な天然歯まで失ってしまうことでした。年々進化している歯科治療。虫歯治療にレーザーを選択することで少ない負担で虫歯治療を行うことが可能になりました。進んでしまった虫歯には、歯科用レーザー治療以外にも薬品で虫歯を溶かして除去する「カリソルブ」や虫歯を除去しないで無菌化する「ドックベストセメント」などの治療法もあり、虫歯治療のトレンドは削らない・痛くない歯科治療です。医療法人財団興学会の新橋歯科医科診療所・赤坂歯科診療所・青山歯科診療所では、患者さまお一人お一人に最適な治療方法をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。■診療所概要診療所名: 新橋歯科医科診療所所在地 : 〒105-0004 東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル2階アクセス: JR線「新橋」駅 徒歩3分診療時間: 9:30~13:00/14:00~18:30定休日 : 祝日URL : JR新橋駅 徒歩3分 新橋プラザビル2F診療所名: 赤坂歯科診療所所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂5-5-18 オービス赤坂1Fアクセス: 東京メトロ「赤坂」駅 徒歩3分診療時間: 9:30~13:00/14:00~18:30定休日 : 日曜・祝日URL : 診療所名: 青山歯科診療所所在地 : 〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 青山OM-SQUARE B1アクセス: 東京メトロ「外苑前」駅直結 徒歩1分診療時間: 9:30~13:00/14:00~18:30定休日 : 日曜・祝日URL : ■法人概要法人名 : 医療法人財団興学会代表者 : 理事長 白井 清士所在地 : 〒101-0031 東京都千代田区東神田2-6-5 東神田ビル8階設立 : 1947年(昭和22年)6月事業内容: 最先端歯科医療、美容医療URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】医療法人財団興学会TEL:03-3526-3031 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月07日歯を失うと認知症になりやすくなる。80歳時点で20本の健康な歯を残すため、ぜひ取り入れてほしい習慣があると、歯の専門家。それはなんとチーズを食べることだという。自分がもっともなりたくない病気は認知症……。日本認知症予防学会などの調査で、約5割の人が認知症を選び第1位だった(2021年)。だが、2017年・内閣府の発表によると、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるという予測もある。認知症を防ぐには、歯の健康を守るのも一手だ。80歳で20本以上の歯がある人は、歯を失って入れ歯も使わない人と比べて、認知症発症リスクが半減するという調査結果もある(2012年・神奈川歯科大学)。高齢でも自分の歯が多いと、何でも食べられるうえ、認知症も予防できるのだ。とはいえ、一生懸命歯磨きしているつもりでも虫歯ができてしまうことがある。■チーズが再石灰化を進める「虫歯を防ぎたいなら、チーズを食べればいいんです」そう断言するのは歯学博士の稲葉大輔先生だ。チーズが虫歯を抑えるとは驚きだが、そもそも虫歯はどうしてできるのだろう。「虫歯は、虫歯原因菌が食品中の糖類をエサにして酸を作り、その影響で歯の表面が溶ける『脱灰』によって起こります。ただし、食事が終わり糖類がなくなると脱灰は止まり、唾液中のミネラルイオンが浸透して歯の表面が修復される『再石灰化』が始まります。本来歯は、脱灰と再石灰化を自然に繰り返して、虫歯にはならないものです」(稲葉先生・以下同)それならば、なぜ人間は虫歯になるのだろうか?「しょっちゅう間食するなど糖類をとりすぎると、脱灰が続いてしまいます。また、もともと唾液中のミネラルイオンが少ない人や、加齢により唾液の量が減った人は再石灰化が進まず、虫歯になりやすくなります。虫歯予防は、いかに脱灰を抑えて再石灰化を促進するか。それには食後のチーズが有効です」チーズが虫歯を防ぐ仕組みは、次のとおりだ。まず、チーズをかむことで唾液が多く分泌される。唾液は歯を溶かす酸性環境を改善するので、脱灰を抑える効果がある。次に、チーズからカルシウムやリン酸イオンが溶け出し、唾液のミネラルイオン濃度を上昇させ、再石灰化を進める。さらに、チーズに含まれる油分やカゼインタンパクが歯に細菌が付きづらい状態を作り、歯石の形成を抑えるのだ。「チーズの虫歯予防効果は、ヨーロッパでは古くから知られていて、私がオランダに留学した1990年ごろにはすでに常識でした。WHO(世界保健機関)も2003年に、虫歯リスクを低減するものとして食品では一番にチーズをあげ、キシリトールよりも効果が高いと発表しています」■食後にお茶とベビーチーズを1つそれでは、どのように食べるのが正解なのだろうか?「食事や間食の最後に、お茶などを飲んでから、10グラム程度食べればOKです」10グラムというとキャンディ状のチーズなら2個、ベビーチーズなど個包装タイプなら1個で十分だ。「チーズの種類は、ナチュラルチーズでもプロセスチーズでもかまいませんが、甘味料や果物などが混ざっているものはNGです。再石灰化の促進には、食事の最後にチーズを食べるのがおすすめです。ただし、チーズで歯周病は防げません。歯科での定期チェックもお忘れなく」チーズにはタンパク質やカルシウムなども豊富に含まれる。栄養たっぷりなチーズを毎食後に食べて、虫歯を予防し、認知症知らずの人生を歩むのだ!【PROFILE】稲葉大輔歯科医師・歯学博士。オランダ留学中にチーズ文化に触れ、虫歯予防効果を知る。著書に『チーズは虫歯予防の最強食品』(ネクステージ)
2022年08月24日2022年8月21日現在、『#小児科はいいぞ』というハッシュタグがTwitter上で流行。同ハッシュタグ付きの投稿では、小児科に勤める医師や看護師などが、これまで経験した素敵なエピソードを紹介しています。小児科で働いている、ガガ(@12345678910GAGA)さんも『#小児科はいいぞ』のハッシュタグを付けて、勤めている病院でのエピソードを投稿しました。ある赤ちゃんの予防接種を行っていた時のこと。注射の痛みに泣く赤ちゃんに対し、このような声を掛ける人がいました。痛いねー!パパだよー!パパが悪い!パパが悪いよー!痛いのは全部、パパのせいだよー!この声をかけていたのは、父親自身だったのです。赤ちゃんの予防接種中に『痛いねー!パパだよー!パパが悪い!パパが悪いよー!〇ちゃん痛いの全部パパのせいだよー!』絶叫して全部の罪をかぶろうとするパパを見てわたしたちは笑いをこらえている。 #小児科はいいぞ — ガガさん。 (@12345678910GAGA) August 18, 2022 赤ちゃんが泣いている痛みの原因を、すべて自分のせいにしながらあやしていた父親。ガガさんたちは笑いをこらえながら、父親の一風変わったかけ声を聞いていたといいます。この投稿には、さまざまな声が上がりました。・かわいい…。なんて優しいパパなんだ。・あえて嫌われ役を買って出るパパ、かっこいい!・その場にいたら吹き出してしまいそう…!ちなみに、ガガさんによると診察時に「パパのせいだよ」と、我が子に声をかける父親はたくさんいるそうです。心優しい父親たちの姿を想像すると、ほほ笑ましい気持ちになりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月21日認知症を予防するためには、食生活などのほか、適度な運動や、人とのコミュニケーションが大切です。近年、あるスポーツが認知症予防や、健康の維持に効果的だとして注目を集めています。そのスポーツとは…ビリヤード。※写真はイメージプロスポーツとして競技化されている一方、バーやアミューズメント施設などでレジャーとして楽しむ人も多いビリヤードですが、認知症予防とどのようにつながるのでしょうか。ビリヤードを2時間遊ぶだけで…?一般社団法人日本コーチングプロビリヤード協会によると、同協会が開発した『ウォーキングビリヤード』は認知症予防と健康維持を同時に行うことが可能とのことです。人が1日に歩いている歩数の平均は、約6千歩といわれています。ビリヤードを2時間遊ぶと、その半分である3千歩相当の運動量を得ることができるとのこと。これだけでも、高齢化に伴うさまざまな症状の予防や改善につながる可能性があります。さらに、チームに分かれて対戦をすることで、チームメイトや対戦相手とのコミュニケーションが自然に発生。また、ボールを落とすための角度など緻密な計算をする必要があり、『手を動かしキューを振りながら、目でボールを狙う』という動作も併せて、脳のトレーニングにもよいとされています。そしてボールを落とした時に生まれる達成感は、体験してみるとすぐに実感できることでしょう。年齢や性別などに関わらず、気軽に参加ができることから『生涯スポーツ』ともいわれているビリヤード。ウォーキングと同等の運動をしながら、人とのつながりや、達成感も味わえることが分かりました。何より『楽しみながら健康になれる』という点が、素晴らしいですね。高齢者施設などにビリヤード台が常設される日も、近いかもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年08月01日歯が生える時期と、虫歯ケアの関係は?歯が生える時期や順番は個人差が大きいですが、平均的には生後5~6ヶ月ごろに、下の前歯(下顎乳中切歯)から生え始めます。20本の子どもの歯(乳歯)が生えそろうのはだいたい3歳ごろです。永久歯は、歯を支える骨の中に、お母さんのおなかにいるときから存在しています。乳歯から永久歯の生え変わりのときは、乳歯の下にある永久歯から押し出されるようにして乳歯が抜けるのです。5~6歳、ちょうど小学校の入学前後ごろになると、下顎乳中切歯(かがくにゅうちゅうせつし)が抜けて、下から大人の歯(永久歯)が生えてきます。これとほぼ同じ時期に乳歯のいちばん奥の歯のさらに奥に、6歳臼歯といわれる下顎第一大臼歯がゆっくりと生えます。その後、乳歯は永久歯へと生え変わり、13歳ころまでに永久歯列となります。ですから乳歯が最後まで虫歯にならず、しっかり生えていないと、狭い口の中で永久歯が生えてくるスペースを確保できず、それでもなんとか歯ぐきから顔を出そうとするために、まっすぐ生えてこないことがあります。乳歯はそのうち生え変わるから、虫歯になっても問題ないのでは…と思っている方も多くいるのではないでしょうか。ですが、乳歯をケアして虫歯にしないことは、永久歯を守ることにつながるといわれています。子どもの虫歯の原因・特徴について子どもの歯を磨いていたつもりでも、虫歯になってしまう場合にはどんな原因が考えられるでしょうか。歯磨きだけでなく、普段の食生活も虫歯には関係します。そもそも虫歯は、虫歯菌による感染症。虫歯菌は歯の表面や隙間に残った食べカスに含まれる糖質を食べて、ネバネバしたグルカンという物質をつくり、そこに多くの虫歯菌がくっついてプラークという固まりをつくります。このプラークの中で、酸性物質をつくり、歯を表面から溶かしてしまい、歯に穴があいてしまうのです。だ液の働き方によっても、虫歯ができやすいかどうかが変わります。だ液がたくさんでると、だ液で口の中を洗い流すことができます。だ液には虫歯菌を殺す成分も含まれています。だ液をたくさんだすためには、よくかんで食事を楽しみましょう。食事をするたびに口内は酸性になりますが、間食などをせずに、食事と食事の間が数時間空いていれば、だ液は中性(おおよそpH6.8)で、緩衝作用があるので酸性の状態の口内を元の状態に戻そうとします(人の口の中の、pH(ペーハー)変化をグラフで表したものを「ステファンカーブ」と言います)。それでは、子どもの虫歯にはどんな原因や特徴があるのでしょうか。乳歯は永久歯に比べて小さく、エナメル質も薄く弱いので、虫歯から守るためにも歯磨きは必須です。歯が1本でも生えたときから始めましょう。歯が生えそろってから歯磨きスタート、では遅いと言われています。食事、おやつのあとに毎回歯磨きをするのは大変そうに思われますが、歯の本数も少ないうちなら、簡単に歯を拭いたり、歯ブラシでさっと数秒こすったりするだけでも構いません。小さいうちから習慣化してしまえば、歯磨きを嫌がらなくなるかもしれません。ミルク(人工乳)やジュースをほ乳瓶で与えると、糖分が口の中に残ってしまい、虫歯の原因になってしまうこともあります。そのため、歯が生えてからも、一定期間授乳が続きますが、卒乳していない場合、寝る前などに授乳してそのまま寝てしまうことも虫歯の原因につながってしまいます。母乳の場合は、糖分が歯に残ることはあまりないといわれています。ただし、日中の歯磨きができていなければ、残った食べカスにさらに糖分が付着して残ってしまいます。虫歯菌のエサとなる砂糖はさまざまな食品に含まれますが、特に多いのはお菓子類、そしてジュースやスポーツ飲料のような清涼飲料水です。時間を決めずにだらだら摂っていると、歯についた砂糖をだ液によって洗い流す時間がとれず、口の中は虫歯ができやすい環境になってしまいます。離乳食の段階が終ったら、おやつも含めて決まった時間に食事をする習慣をつけましょう。鼻が詰まっていることなどが原因で、口呼吸をしていると口の中が乾きます。虫歯を予防するためにはだ液がたくさん出ることが大事ですが、だ液の出る量が少ないと口の中がすぐに乾燥して虫歯ができやすくなってしまいます。ほかの感染症予防と同様に、虫歯対策にも鼻呼吸は大切です。鼻が詰まっているようだったら、耳鼻科を受診しましょう。小学校に上がるころになると、トイレや着替えなど身の回りのことを自分でできるようになってきます。ですが、歯磨きはまだ十分にできないことが多くあり、どうしても磨き残しができてしまい、そこから虫歯になることも。「もう自分でできるでしょう」と思わず、必ず大人が仕上げ磨きをしましょう。生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。虫歯菌をもっている親や家族が一度口に含んだ食べ物を与えることで、虫歯菌が子どもに移行して虫歯の原因となります。虫歯菌だけでなく、ほかの感染症のことを考えても、口移しで食べ物を与えることはやめましょう。虫歯を予防する3つのポイント虫歯を予防するには、1.歯磨き 2.糖分を含む食べ物・飲み物をだらだら摂らない、3.エナメル質を強化するフッ化物を利用する、という大きく3つの予防法があります。3つのうちどれか1つではなく、それぞれを続けることが重要です。歯が生える前から、口腔用ガーゼなどで口内(歯茎と頬の間や上あご、舌など)を拭うと口内もさっぱりして、適度な刺激になります。口内の過敏もなくなり、歯が生えてからの歯磨きへの受け入れがスムーズになることもあります。歯が生えたら歯磨きをスタートします。はじめは、さっと歯を拭くだけでもOKです。やがて、棒状のものを握ってコントロールできるようになったら、自分で歯ブラシを持つ練習をスタートします。こうして遊びやおしゃぶりの延長で、敏感な口の中に歯ブラシを入れる練習を始めます。このときに、のどつき防止機能がついた歯ブラシを選びましょう。ただ、この「自分磨き」では歯の汚れを完全にとることができません。自分磨きをさせたあとに、必ず大人が歯ブラシを使って仕上げ磨きをしてあげることが大切です。歯ブラシは、子どもの口のサイズに合った、ヘッドが小さいものを選ぶようにしましょう。だ液は、よくかむことでたくさん出るようになります。だ液がしっかり口の中に行きわたることで、歯に付着した砂糖を流し、だ液に含まれる虫歯菌を殺す成分の働きで虫歯を予防します。お菓子やジュースをだらだらと食べ続けると、虫歯菌が活動しやすくなってしまうので、おやつは決めた時間にとるようにしましょう。特にキャラメルなどは歯にくっつきやすいので注意が必要です。ジュースや甘い清涼飲料水を少しずつ飲み続けるのもやめましょう。うがいがまだできないころは、歯磨きのときに歯磨き剤を使わなくても大丈夫です。「ぶくぶくぺー」と自分で口がゆすげるようになったら、フッ化物が配合されているものをつけて磨くのもよいでしょう。研磨成分を含まないジェル状、泡状、液体などであれば、「ぶくぶくぺー」ができない低年齢児でも使用できるものもあります。歯を強化してくれるのがフッ化物です。ただし、たくさんとると骨への影響があるため、使用には制限があります。厚生労働省では、フッ化物の含有量を6~14歳までの子どもには1000ppm、3~5歳までは500ppmの歯磨き剤の使用を推奨しています。参考:フッ化物配合歯磨剤|e-ヘルスネット 厚生労働省発達障害がある子どもの場合の口腔ケア歯のケアが必要なことは分かっているけれど、どうしてもうまく歯磨きができない、という場合があります。発達障害のある子どもの場合、特性などにより、食生活が乱れたり、歯磨きがうまくできなかったりして、虫歯になってしまうこともあります。自閉スペクトラム症の特性から、こだわりが強いために極端な食べ物の好き嫌い(偏食)があったり、パニックをなだめるためにお菓子やジュースなどを頻繁に与えてしまったりという場合もあるのではないでしょうか。ADHDがある場合は、歯磨きの間じっとしていられなかったり、歯磨きをすること自体を忘れてしまったり。手先の不器用さやボディイメージの弱さがあると、自分ではうまく磨けないということもあります。また、感覚過敏があると、口や顔を触られることを嫌がって歯磨きするのが難しいということもあります。歯磨きの時間がバトルになってしまい、そのことを考えるだけで憂うつ、という保護者の方も少なくありません。こうした特性がある場合は、後述する脱感作(だつかんさ)などの方法をはじめ、子どもがいやがらない歯磨きの工夫を試してみてください。また、かかりつけの歯科医ともよく相談してみることも大切です。基礎疾患がある子どもの場合の口腔ケア低出生体重児や先天性の心疾患、脳性麻痺、重症心身障害などがある子どもの場合には、体質や特性、生活環境によって虫歯ができやすいことを知っておきましょう。上記のような虫歯予防を守っても虫歯ができてしまう、あるいは歯磨きをしようと思ってもできない、という場合があります。低出生体重児や先天性の心疾患、脳性麻痺、重症心身障害などがある子どもの場合、歯の表面のエナメル質など歯の質が弱い場合があります。また、基礎疾患などで服薬をしていると薬剤の影響で歯肉増殖や唾液分泌低下などが起こることで虫歯になりやすいともいわれています。重度の障害などによって、よくかんで食べることや飲み込みがうまくできず、食形態がペースト食に限られている場合は、歯に食べ物が付着しやすくなります。また、反芻癖があって口の中にいつも食べ物が残っている状態や酸性の状態が長く続くといったことによっても、虫歯予防がしづらくなります。歯周病になると歯肉に炎症がおきますが、この炎症の原因は細菌によるものです。歯茎から細菌が血管に侵入し、血流にのって心臓に到達して心臓の損傷がある部分に付着し、感染性心内膜炎などを起こすことがあります。毎日の歯磨きのための工夫って?毎日の歯磨きで大変なのは、何よりも子どもがいやがること。歯磨きが親子ともにストレスとなっているということもあるでしょう。子どもがいやがる原因を考えてみると、少し解決の糸口が見えるかもしれません。毎日の歯磨きを続けるためには、次のようなことが大切です。仕上げ磨きをされるときに、どこかに痛みを感じている場合があります。ゴシゴシと強く磨こうとして歯ブラシがあたって痛いことも、子どもが歯磨きをいやがる原因になります。歯ブラシは鉛筆を持つようにしてやさしく握り、こまかく震わせるようにして歯に当てましょう。特に、上唇小帯(じょうしんしょうたい)という上唇の真ん中で、唇と歯茎をつないでいる「すじ」が長く伸びていることがあります。この部分に歯ブラシが当たると、とても痛いです。歯ブラシを持っていない手指で上唇をしっかり排除して、確認しながら磨いてあげましょう。感覚過敏がある子どもの場合は、口の中を触られること自体がいやで暴れてしまう、という場合があります。その場合は、脱感作を試してみましょう。脱感作とは、触っても大丈夫な体の部分から、手のひらを動かさないようにしっかり触れて、声をかけながら少しずつ慣れさせていくことで、歯磨きなら口周りを触ることができるようにしていく方法です。肩→首→頬→口の周り→口の中の順序で触れていき、慣らしていきます。口の中に指を入れる時は指の腹でしっかり歯茎に触れて、いやがらなくなるまで動かさないようにするのがポイントです。そのようなアプローチをすることで、歯ブラシのような刺激が強いものも受け入れられるようになります。歯磨きができてもできなくても、ブクブクうがいで食べカスを口の中から減らすことができます。でも、いきなり「ブクブクうがい」と言っても、やり方が分かりません。プロセスを分解して、少しずつトライしてみましょう。ブクブクうがいには、①水を口に含む →②口の中に水をためておく →③口の中で頬を膨らませて、水を左右に移動させる →④吐き出す、という動作のプロセスがあります。このプロセスを1つひとつ確認しながらやってみましょう。最初の①水を口に含む では、口を閉じないと水がこぼれてしまうので、そこから挑戦します。ぶくぶくうがいのやり方の動画などもあるので活用してみましょう。水を含まずに、1つひとつ動きを模倣しながら練習するのも良いでしょう。大人になるまでに、歯磨きが自分でできるようになることが最終的な目標ですが、まずは歯磨き習慣の定着が大切です。口の中が過敏な子どもの場合は、前述のように、歯が生える前からミルクを飲んだ後に口腔用ガーゼや柔らかいガーゼなどで口内を拭くことで、過敏を防ぐことにつなげていきます。また、歯磨きの前に、指で過敏を和らげるなどを行うことで、仕上げ磨きの歯ブラシをいやがらないで受け入れられるようになり、仕上げ磨きもしやすくなります。歯磨きする部分を絵カードなどで示して、時間の長さを決めて、「10まで数えるよ。1、2…10、はいOK」というようにカウントします。終わったらほめてあげましょう。このようにして、終わりを提示することで、最終的には歯磨きを受け入れてもらいます。一見、歯磨きができているようでも、特に小学校中学年くらいまでは、細かいところまで自分で歯ブラシを当てることが難しいので、大人が仕上げ磨きしてあげることが必要です。磨き残し部分が赤く染まる液なども市販されていますから、親子でときどき磨き残しをチェックして、残っているところをうまく磨く方法を研究したり教えたりしましょう。家庭で口腔ケアをするときに、正しいやり方が分からないことがあるでしょう。歯磨きの習慣づけも、歯ブラシのじょうずな使い方も、専門家の指導を一度受けてみてください。歯医者さんは、虫歯の治療や歯科検診だけでなく、気軽に口の健康についての相談ができる場所です。最初の乳歯が生え始める頃から、ぜひかかりつけの歯科医を通いやすい場所で見つけてください。もし、子どもに障害がある方で、どこに相談していいか分からないという場合は、各地域に障害のある子どもを専門にみている口腔保健センターなどがありますので、利用してみてください。日本障害者歯科学会のホームページにも、口腔保健センターや障害者歯科学会の認定医の案内があります。かかりつけの歯医者に、気になることは気軽に相談して、定期的に健診を受けることで、虫歯を予防することもできます。まずは、子どもが安心していやがらずに通える歯医者さんを探しましょう。まとめ歯の大切さは分かっていても、実際にケアしていくことが難しい場合や、障害の特性によっては特別なケアが必要なこともあります。虫歯予防は毎日のことなので、毎回完璧にできなくても少しずつ続けていくことが大切です。口は体の中でも特に敏感なパーツに触れるケアだからこそ、子どもとの信頼関係がとても大切です。ひどく嫌がるときには、かかりつけの歯科医ともよく相談しながら続けていきましょう。
2022年07月26日マイナス1歳からの虫歯予防・マタニティ歯科とは?虫歯の原因となるミュータンス連鎖球菌(れんさきゅうきん)は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在していません。ところが、赤ちゃんに触れるママやパパが保菌していると、食器や箸などを介して赤ちゃんにうつる可能性があるのです。そこで生まれた考え方が、マイナス1歳からの虫歯予防です。妊娠中のママの口腔をケアすることでお腹の中にいる赤ちゃんの虫歯を予防しようというもので、生まれる前から赤ちゃんのお口の健康を視野に入れているのが新しい視点といえるでしょう。この考え方をもとにしたマタニティ歯科も広がりをみせています。妊娠中はホルモンバランスやつわりの影響で口腔環境が変化し、細菌が繁殖しやすい状況です。マタニティ歯科では、妊娠前と比べて口腔内のトラブルが起こりやすい時期に、妊婦さんに配慮した歯科治療を行っています。マタニティ歯科のメリットは?流産・早産の予防になる妊娠中に分泌が増えるエストロゲンやプロゲステロンは、歯周病の原因となる細菌を活発化させると考えられています。これが妊婦さんは妊娠性歯肉炎や歯周病になりやすいといわれる理由のひとつです。歯周病による炎症が広がると、口腔内で炎症性物質であるサイトカインやプロスタグランジンが産生されます。これらの物質は子宮を収縮させる作用があり、胎児の発育不良や胎盤機能の低下につながることが示唆されています。流産・早産や低体重児を予防するためにも、マタニティ歯科で歯周病を予防することが重要なのです。赤ちゃんの虫歯リスクを減らせるマタニティ歯科によるお口のケアには、ママの口内環境を健康に保つだけではなく虫歯の原因菌が赤ちゃんへ運ばれるのを防ぐという目的もあります。マタニティ歯科でケアすることで、虫歯の治療や原因菌が繁殖しやすい環境を改善するばかりではなく、赤ちゃんの虫歯予防に対する意識も高まることでしょう。マタニティ歯科治療はいつから始める?マタニティ歯科による治療や検診を受ける時期は、安定期となる妊娠16週~27週頃が目安です。妊娠初期はつわりの影響が出やすく、妊娠後期は大きくなったお腹にかかる負担が大きくなるため、控えたほうが良いでしょう。虫歯が痛む、歯肉が腫れて出血している、詰め物が取れたなどの至急な処置が必要な場合は、かかりつけの産婦人科医に相談してから歯科医を受診するようにすると安心です。レントゲンや麻酔による胎児への影響は?レントゲン(エックス線撮影)レントゲンを用いた診断は放射線による影響が気になりますね。一般的に100mSv(ミリシーベルト)以上の高い線量を浴びると胎児の発達遅延などのリスクが高まるといわれています。(※1)しかし、通常の医療用レントゲンでも1回の撮影で受ける線量は腹部で0.1~1mSv(ミリシーベルト)であり、歯科治療で用いられるレントゲンはそれよりも低い0.01mSv以下です。防護エプロンも着用して撮影するため、赤ちゃんや健康への影響を心配することはないでしょう(※2)。放射線というと原子力発電所など特殊な場所に用いられているイメージですが、実は宇宙や大地、鉱物・食物にも存在しています。普通に生活していても日本では自然放射線を年間平均約2.1mSv浴びていることから、妊婦さんでも安心して歯科治療を受けられますね。※Sv(シーベルト)…人体が受けた放射線による影響の度合いを表す単位麻酔歯科治療で用いるのは赤ちゃんに影響がない局所麻酔です。無痛分娩でも用いられている成分なので、通常量でも問題がないとされています。心配なときは歯科医や産婦人科医による説明を受け、納得したうえで治療を受けましょう。マタニティ歯科でマイナス1歳からの虫歯予防虫歯は治療するのではなく、予防するもの。健やかに成長し、いつまでもおいしいものを食べられる歯を保つためには、虫歯をつくらないことが大切です。子どもが虫歯になるリスクは、原因菌に感染する時期が早いほど高くなることも示唆されています。ていねいな口腔ケアを心がけ、赤ちゃんが生まれる前から歯の健康を守る環境を整えていきましょう。※この記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年07月26日二太郎、年長になり…最近2回ありました。そうそれは…。もちろん二太郎は注射大嫌い。嫌いではありますが、過去そこまで暴れたり泣いたり逃げたりはしなかったんです。ということで、2回あるうちの予防接種の1回目のとき、事前にとくに隠すことなく伝えてしまったのですが…。今までこんなに泣くことはなかったのに…!しかもそこから予防接種当日まで、毎日毎日「注射いやや」と泣かれてしまいました。嘘でしょ。大きくなっていろいろとわかってきたのかな…。今さら感ある気はするけれども。ただそれでも予防接種当日は、「いやや」と言いつつおとなしく受けました。えらいぞ二太郎!それにしても、予防接種の予告ってどうするのがベストなんでしょうか…。病院に入るまで隠せる気もしないし(「病院行く=予防接種」ってバレる気がする)、事前に伝えた方がいいともどこかで見た気もします。と思ったところでひらめいた私。本人に聞けばいいのでは!?その日の朝なのね!前もって知っておきたいけど、すごく前から告知はして欲しくないということらしい。ということで2回目の予防接種日。こんな感じで2回目の予防接種、1回目より事前に泣くことなく終了!打つときも泣いたり暴れたりしませんでした。まあこれは毎回なのですが…。二太郎えらい…。ちなみにイチコに予防接種の予告はいつがいいか質問したところ、「何日か前に言ってほしい」とのことでした。きょうだいで違うんですね…。そしてイチコの方が当日泣いて拒否したりします。そしてこの「予告して欲しいのはいつなのか?」というのは、予防接種だけじゃなくても応用できそうだなと思いました。たとえば、入学式だったり、久しぶりに会う子と遊ぶ日だったり。「子どもとしては緊張しちゃう日」についても、いつ伝えてあげるのがベストなのかわかると、子どもの不安な気持ちが減るんじゃないかなという気がします。その子の特性に合わせて、数日前から言うか、その日の朝に言うか…。程よいタイミングで告知して、なるべく親子でストレス軽く過ごせたらと思っています!
2022年07月25日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!虫歯予防のためなのに…虫歯予防のために、大人が口をつけた箸やお皿などは子どもと一緒にしないように気をつけていたのですが、義父母から「昔は冷ますためにフーフーしたり口の中で噛んで子どもにあげてたのにそんな大変なことするの?すぐにめんどくさくなってやめると思うよ!」と言われてしまいました。予防のためにやっているのに、受け入れてもらえない時期はイライラしました。(専業主婦)コロナへの危機意識コロナのため保育園入園をやめ、子どもの世話をするために退職をしたら、義母に「子どものためには預けた方がいいよ。お友だちができるか心配。行かせた方が経験できるから」と言われました。まだ1歳児クラスなので、「コロナの様子をみながら来年はどうするか決めます。」と伝えると、「途中からでも行かせた方がいい」とのこと。経済的には共働きの方がいいですか、このご時世なのに体調より友だちができるかできないかの心配を考える義母に不信感しか感じませんでした。(専業主婦)いかがでしたか?子どものためにも義実家とはいい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月01日