里帰り出産は、産前・産後の間だけ実家に帰ることをいいますよね。生まれ育った家、また自分の母親が側にいる環境は安心ですし心強く感じるものです。けれど、出産を終えて自宅に戻ったとたん、夫婦関係に不穏な空気が漂いはじめてしまった…という話は少なくありません。実は里帰り出産は夫婦に「気持ちのスレ違い」を起こしやすいものです。今回は、里帰り出産によって亀裂がはいりやすい夫婦関係の理由についてお話していきましょう。■里帰り出産「実家が居心地いい妻、ひとり身でさみしい夫」里帰り出産中は夫婦それぞれ、どのような気持ちを抱いているのでしょうか。まずは、妻のほうから見ていきましょう。食事の準備や家事など普段は自分がしていることを代わりに母親がやってくれるので、のんびりした時間を過ごすことが多くなるでしょう。出産を終えてからも、しばらくは自分の親と一緒に赤ちゃんのお世話ができる環境なので、里帰りをしないケースに比べ、体力的にも精神的にも楽な状態にあるといえます。一方、夫はどうでしょうか? 夫も妻が実家にいる間はひとり身となりますので、好きな時間に帰ったり食事をしたりと自由気ままな暮らしを楽しんでいる人もいるでしょう。ただ、里帰りは1カ月~3カ月ほど妻が家を空けることになります。その間、夫はずっとひとりぼっちで、寂しさも感じ始めます。ひと気のない家に帰るのは誰だって寂しさを感じるものですよね。夫はわが子と共に妻が家に戻ってくるのを待ちわびているのです。■里帰り出産後「夫婦けんかが増えてしまう理由は?」ようやく妻が自宅に戻り、小さなわが子と家族水いらずの生活が始まったとします。にもかかわらず、夫婦の間に亀裂がはいってしまいやすいのはどうしてなのでしょうか。まず、妻は自宅に帰ってきたとたん、実母という子育ての大きなサポートを失い、子どもの世話をすべて一人で背負うことになります。さらに、これまで夫に注いでいた愛情が子どもに向けられることになり、夫にかまう余裕がなくなってくるのです。一方、夫は今まで一人で気楽ではあったものの、妻の帰りを待ちわびていました。けれど、妻は帰ってきても子どもの世話ばかりで、自分を気にかける様子がありません。そんな状態に驚き、寂しさを解消することができなくなってしまうのです。これまでは、お風呂場にタオル、着替えの準備など何かと自分に手をかけてくれていたのに、いきなり「自分のことは自分でやって」と突き放されてしまう夫。子育てのサポートをしたくても慣れていないので、もたついてしまう夫に「足手まとい…」ともらしてしまう妻。そんな関係が続くことで互いの言動に不満がたまり、言い争いなどのけんかが頻発してしまうようになるのです。■里帰り出産のリスク「理解できない夫、それにいらだつ妻」里帰り出産後の夫婦関係を良好に保つためには「気持ちのすれ違い」を起こさぬようにしておくことが重要になってくると思います。覚えておいてほしいのは、夫は妻の出産直後のバタバタした育児を直に目にしていないので、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話がどれほど大変なのかを理解できていません。なんとなく「大変だろうな」と思ってはいても、男性である夫にはそれがどれほどのものなのか想像するのは難しく、妻レベルではとうてい理解できていないのです。一方、妻のほうは出産という大仕事を成しとげたことで、ある種の達成感を覚えています。そして、これからともに子育てに奮闘するであろう夫は、自分がしている子育ての大変さをすでに理解してくれているものと思い込んでいます。理解できていない夫と、理解していて当然と思い込んでいる妻。夫婦の間に気持ちのズレが生じているのが分かりますね。このズレが夫婦の雰囲気を悪くする原因となっているのです。■里帰り出産から帰ったら「あなたのことも忘れていないよ」の一言をでは、こうした気持ちのズレを生まないためにはどうしたら良いのでしょうか。それは里帰り出産中も極力、夫とこまめに連絡をとって生活の様子を伝えておくことです。例えば「今、オムツ変えてます~。これで今日は3回目」「1時間抱っこし続けて今、やっと寝たよ~」など写真を交え、毎日お世話の実況中継をします。すると夫は「こんな時間でもオムツ替えするんだ」「寝るだけでこんなに時間がかかるんだ」という気づきを得ることができますよね。逐一、現状を知らせておくことで夫は自分が当事者になったときのイメージがわき、大変さを徐々に実感し始めるのではないかと思います。そして、もうひとつやってみてほしいのが妻から夫へ、心の働きかけです。「今は赤ちゃんのお世話が共通のミッションになるね。大変だけど一緒にがんばろう」と子育ては2人の共同作業であることを伝えつつ「こんなにかわいい赤ちゃんをありがとう」と夫への感謝の言葉もかけてみてください。こうした言葉は、寂しさを感じていた夫の心に染み入るはずです。妻は子どもだけじゃなく、自分のことも考えてくれている。夫がそう感じられれば夫婦の間のギスギスした空気も生まれにくくなるでしょう。子育ての大変さをできるだけ同じように共有し、共通のミッションを掲げて「あなたのことも忘れていないよ」と言葉をかけてみる。夫婦間に亀裂を生まないために、できそうなことから意識してみてほしいと思います。
2018年11月06日里帰り出産をする場合、気になるのは出産後の各種手続きのこと。どこですればいいの?いつまでに?だれがするの?と心配になってしまいますね。そこでここでは、里帰り出産をする場合の出生届の提出先や用意するものを紹介。里帰り先に出生届を提出した際に後日必要となる手続きについても案内します。里帰り出産の場合の出生届の提出先は?出生届の提出先は、赤ちゃんの出生地本籍地届出人の所在地のいずれかの、市役所、区役所、市町村役場や支所、出張所などです。「届出人の所在地」には一時的な滞在地も含むため、里帰り出産の場合には、里帰り先の実家などがある自治体の役所に、出生届の提出ができます。もちろん、自宅に旦那さんが残っている場合には、旦那さんに住所地の役所で手続きしてもらうことも可能。また、出生届の提出は代理人でもできるため、旦那さん以外の家族や知人に頼んで、居住地で提出してもらっても問題ありません。どこに出生届を出す場合にも、●●長殿欄には届出先(提出地)の市町村名を書いて提出しましょう。里帰り先で提出することのデメリットはある?里帰り先で出生届を出した場合、後日改めて、住所地の役所で出生にまつわる各種手続きをする必要があります。主な手続きは、乳幼児医療費助成制度児童手当健康保険などです。また、出生届書を住所地に郵送しなければならず、住民票やマイナンバーが即時に発行されない予防接種などの書類がその場で受け取れない自治体の広報紙などへの出生の掲載ができないといったデメリットもあります。居住地など代理で提出する場合の手続き出生届は、赤ちゃんの両親や親族に限らず、誰が窓口に持っていっても受理してもらえます。委任状などはとくに必要ありません。ただし、必ず赤ちゃんの父または母(届出人)が届出書に署名、押印する必要があります。また、書類に不備があった場合は、届出人本人が窓口に行かなければならないこともあります。そのほか、同一世帯以外の代理人が児童手当やこども医療費助成といった各種手続きをする場合には、委任状や本人確認書類などが必要となるため、その点にも注意しましょう。 里帰り出産で出生届を提出する際の持ち物里帰り先で出生届を出す場合、次のような書類や持ち物が必要です。出生届書(原則2通)出生証明書(2通、うち1通は写し可)母子健康手帳印鑑(認印可、スタンプ印不可)出生届書は、各役所でもらえるほか、出産先の産院などに用意されている場合もあります。提出は1通でよい場合もあるので、提出先の窓口に確認しておきましょう。里帰り出産をした場合の出生届の提出期限は?里帰り出産をした場合も、里帰りをしない場合と変わらず、出生届の提出期限は生まれた日を含めて14日間です。里帰り先が海外の場合は、提出期限は3ヶ月となります。期限内に提出をしなければ罰金が課せられる場合もあるため、速やかに手続きしなければいけません。里帰り先と居住地のどちらで届出するのか、誰が提出するのかを事前に決めて、必要なものを揃えておくとよいでしょう。母子手帳がなくても提出できる?もしも手元に母子手帳がなくても、出生届を提出することはできます。母子手帳は産後の通院などにも必要なものです。住所地で旦那さんが出生届を出す場合にも、ママの手元に置いておいて問題ありません。出生の届出の際になぜ母子手帳が必要かというと、出生届出済証明書を記入してもらうためです。里帰りを終えたタイミングなどで住所地の窓口に行き、証明の手続きをしましょう。出生届出済証明の申請に期限は設けられていません。また、証明がないからといって、赤ちゃんの検診が受けられないといったことはないため、心配は不要です。 里帰り先に出生届を出した場合の後日必要な手続きは?里帰り出産先で出生届を出した場合、後日、住所地の窓口でさまざまな手続きや、予防接種や定期検診などの書類の受取りなどを行う必要があります。必要となる主な手続きは、児童手当の手続き乳幼児医療費助成の手続き国民健康保険の手続きです。児童手当の手続き児童手当は、出生日の翌日から15日以内に手続きする必要があります。手続きが遅れた場合、さかのぼって支給を受けることはできないので、里帰りする際はとくに注意しましょう。子どもが1人目か2人目以降かで児童手当の手続きは異なります。子どもが1人目の場合には「認定請求」の手続きが必要です。手続きに必要なものは、児童手当・特例給付認定請求書請求者本人の健康保険証の写し請求者および配偶者のマイナンバーカードまたは通知カード請求者の写真付きの身分証明書印鑑(認印可)振込先の預金通帳(請求者本人名義)など所得証明書や住民票などが必要な場合もあります。子どもが2人目以降ですでに児童手当を受けている場合は、「児童手当・特例給付額改定認定請求」の手続きをします。手続きに必要なものは、児童手当・特例給付額改定認定請求書印鑑(認印可)など子どもと別世帯の人が代理で手続きする場合には、委任状、本人確認書類などを忘れずに用意しましょう。乳幼児医療費助成の手続き乳幼児医療費助成は、乳幼児の医療費の自己負担分を一部助成する制度です。助成が受けられる期間や自己負担額は、自治体によって異なります。申請期限についても自治体によってさまざま。「生後14日以内」としている市もあれば、「出生から3ヶ月以内に申請すればさかのぼって助成が受けられる」としている市もあります。お住まいの自治体ではどのような運用になっているのか確認し、期限内に手続きしましょう。申請に必要なものは、対象となる子の健康保険証印鑑申請者のマイナンバーカードまたは通知カードなど自治体によって必要な書類などは異なるので、必ず事前に確認してください。代理人が申請する場合には、委任状や本人確認書類を用意しましょう。健康保険の手続き国民健康保険に加入する場合には、役所での手続きが必要です。必要なものを揃えて、窓口で加入の手続きをしましょう。必要なものは、家族の国民健康保険証申請者の本人確認書類などこちらも、自治体によって必要なものが異なります。事前に問い合わせておくと安心です。 里帰り時の出生届は“誰が”“どこに”を決めよう里帰り出産時には、出生届を里帰り先と住所地のどちらでも出すことができます。ただし、住所地以外で出生届を出した場合には、住所地の役所でそのほかの手続きをする必要があることを覚えておいてください。手続きをスムーズに進めたいなら、住所地に残る旦那さんなどに手続きをおまかせするのもおすすめ。必要なものの用意や、必要な手続きの整理など、事前に段取りを打ち合わせておくとよいでしょう。 参考:法務省:出生届よくある質問 – 大野城市新しく生まれた子のマイナンバー通知カードについて | 厚木市赤ちゃんが生まれたら出生 | 岩手県雫石町役場ライフイベント / 合志市ホームページ手続き説明画面赤ちゃんが生まれたとき(出生届)|茅ヶ崎市よくある質問出生届の手続方法について知りたい。|相模原市委任状について(子どもの手当・医療費助成)|豊島区公式ホームページ児童手当について|三島市児童手当 | 魚沼市法務省・出生届の書き方戸籍・国籍関係届の届出について | 外務省千葉市:よくあるご質問(FAQ):出生の届け出には何が必要ですか。母子手帳への出生届出済証明の記載について|船橋市公式ホームページ児童手当制度の概要|厚生労働省新潟市役所コールセンター児童手当子どもの医療費助成乳幼児医療費助成/あきる野市子育て応援サイト「るのキッズ」子ども医療費助成(申請手続)|東京都北区乳幼児医療費助成制度 | 調布市子どもの医療費助成|柏崎市出生に関するお手続き/佐世保市役所吹田市|こんなときには届出を手続き・届出 | 渋谷区公式サイト国民健康保険の届出(加入・喪失等)中央区ホームページ
2018年10月25日赤ちゃんが生まれたことを公的に届け出る「出生届」。どこに出せばよいのか知っていますか?里帰り出産などを計画している方のなかには、住んでいる場所を離れていても出生届を出せるのか、不安な人もいるでしょう。万が一外国などの旅先で生まれてしまったら?平日に窓口に行けない場合は?など、疑問は尽きませんね。そこでここでは、出生届の提出先や、提出先の違いによるメリット・デメリットなどをまとめてみました。出生届の提出先はどこに出せばいい?まずは、出生届の提出先や受付時間など、基本的な事項についてみていきましょう。提出先・受付時間出生届の提出先は、赤ちゃんの出生地または本籍地、もしくは届出人の所在地の市役所、区役所または町村役場です。また、多くの市区町村では各役所の支所や出張所でも提出できます。ただし、自治体によって出生届の受付を行っている窓口の範囲は異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。出生届の届出人は基本的には赤ちゃんの両親です。しかし、提出のみであれば代理人がしても問題ありません。両親以外が提出する場合も、提出先は両親が提出する場合と同じです。出生届の窓口での受付時間は、提出先の各役所の開庁時間内です。土日祝日や夜間などの開庁時間外には、各役所の時間外窓口で預かりを行っているため、提出は24時間365日できます。時間外窓口は各役所で違うので要確認です。必要書類・持ち物出生届を提出するときには、出生届書(届出用紙)出生証明書(出生届書の右欄に医師や助産師が記入したもの)が必要です。書類のほかに持参するものは、届出人の印鑑(スタンプ印不可)母子健康手帳です。母子健康手帳がなぜ必要かというと、出生届出済証明欄に記入してもらうためです。ただし、出生届出済証明には申請期限がないため、出生届の提出日に手元になくても、後日届出先の窓口に持参すれば証明の手続きをしてもらえます。提出期限出生届の提出期限は、赤ちゃんが生まれた日を1日目と数えて14日間です。期限最終日が土日祝日にあたる場合には、翌開庁日(土日の場合は翌月曜日)が期限となります。正当な理由(重病や事故による負傷、自然災害など)なく提出期限を過ぎてしまうと、五万円以下の過料(罰金)が課せられることがあるため、注意しましょう。14日の期限を過ぎて出生届を提出する場合は、まず、「戸籍届出期間経過通知書」に遅延の理由を書いて届出先の役所に提出します。戸籍届出期間経過通知書は役所から簡易裁判所に通知され、裁判所が過料を課すかどうかを判断します。 里帰り出産をした場合の提出先はどうすべき?里帰り出産で住んでいる場所を離れている場合、里帰り先などの一時的な滞在地も「届出人の所在地」に含まれます。そのため、出生届の提出先は、赤ちゃんの出生地または本籍地届出人の住所地里帰り先のいずれかの市役所、区役所、市町村役場や出張所などとなります。ただし、後で触れますが、住所地や本籍地以外の役所で出生届を出した場合、同時にできる手続きが限られます。里帰り出産をする場合には、里帰り先で届出をするのか、旦那さんなどが住所地で届出をするのかを、夫婦で話し合っておくとよいでしょう。また、住所地以外で出生届を提出する場合には、届出人が窓口にくることとしている自治体もあるようなので、提出前に確認しておくと安心です。旅先で出産した場合はどうなる?旅先で出産した場合、旅先が赤ちゃんの出生地ないし「届出人の所在地」となり、出産をした土地の役所に出生届を提出することができます。また、万が一交通機関(船を除く)の中で出産をした場合、交通機関から降りた場所で出生の届出ができます。船の場合は、船長が出生年月日や時間や場所を航海日誌に記して署名、捺印をし、入港地で手続きを行います。船が航海日誌を備えていない場合は、最初の入港地で出生届の提出が可能です。ただし、住所地以外で出生届を出すと、改めて住所地でさまざまな手続きをする必要があります。提出期限内に住所地に戻れるようであれば、住所地で手続きをする方が便利です。 海外で出産した場合の出生届どうなる?海外で出産した場合の、出生届の提出先や必要な手続きをみていきましょう。申請方法海外滞在中に出産した場合、出生届の提出方法は次の3通りです。滞在先の国に駐在する大使や総領事の在外公館に直接提出する滞在先の国に駐在する大使や総領事の在外公館に郵送する本籍地の市区町村の役所に郵送する届出期限は国内で出産した場合よりも長く、生まれた日を含めて3ヶ月以内。届出人は、赤ちゃんの父母(外国人も可)が原則です。届出の際には、出生届書(在外公館にも備え付けてあるほか、外務省HPでもダウンロード可能)外国官公署発行の出生登録証明書または医師等作成の出生証明書の原本外国官公署発行の出生登録証明書または医師等作成の出生証明書の和訳文(訳者の署名、押印が必要)などそれぞれ2通ないし3通(新本籍を設ける場合など)必要です。注意事項海外で出産した場合、出生の届出とともに「日本国籍の留保」という手続きを行わなければ、赤ちゃんの日本国籍が失われる場合があるため、注意が必要です。海外出産で日本国籍の留保が必要なのは、カナダやブラジルなど、出生と同時に生まれた国の国籍が自動的に与えられる国で出産した場合(生地主義)両親のいずれかが外国人で、親の本国の国籍が自動的に与えられる場合(血統主義)など。日本国籍留保の手続きは、出生届書の「その他」欄に「日本の国籍を留保する」と記入して、署名押印すれば行えます。日本国籍を留保した子は日本国籍と外国籍の両方を持ち、22歳までにどちらかの国籍を選択することになります。 出生届の提出先によってなにか変わる?出生届の提出先によっては、後日改めて窓口を訪れ、出生にまつわる諸手続きを行う必要があります。また、時間外窓口では出生届出済証明が即時に出ない、後日修正が必要になる場合があるなどのデメリットが発生する場合もあります。出生届をいつどこで出すのがベターなのか、以下で提出先によるメリットもみていきましょう。住所地で提出するメリット出生届を開庁時間内に住所地の役所に提出すると、住んでいる自治体が行っているサービスや制度の手続きを、同時に行うことができ、便利です。具体的には、児童手当・乳幼児医療費助成制度などの手続きが同時にできる出生を広報に掲載できる(市町村による)予防接種や健康診断などの書類などがその場でもらえるなどのメリットがあります。また、提出地から住所地へ届出書を郵送するワンクッションがないため、住民票が即日発行できるマイナンバー通知カードを早く受け取れるといったメリットもあります。本籍地で提出するメリット本籍地で出生届を提出すると、出生届書を本籍地まで郵送する必要がないため、戸籍が作成されるまでの時間が短くなります。自治体にもよりますが、おおよそ1週間ほども早くなるケースもあるようです。戸籍謄本や戸籍抄本を早く入手したい場合には、本籍地に出生の届出をするとよいでしょう。 出生届の提出先や関連手続きは事前にチェック!出生届は里帰り先や旅行先でも、現地の役所に提出することができます。しかし、住所がある場所以外の役所に届出をした場合には、ほかの手続きを同時にできない、住民票やマイナンバーの発行が遅くなるなどのデメリットもあるため注意しましょう。また、時間外に提出した場合も、後日改めて各種手続きが必要になります。のちのちの面倒なども考えに入れて、出生届の提出先やそのほかの手続きの段取りを夫婦で話し合っておくと、その時に慌てずにすみますよ。 参考:法務省:出生届児童手当制度の概要 | 構成労働省戸籍・国籍関係届の届出について | 外務省よくある質問 – 大野城市新しく生まれた子のマイナンバー通知カードについて | 厚木市戸籍の届出(出生・死亡・婚姻・離婚など)当日に戸籍謄本や戸籍抄本が欲しいのですが。 | 横手市ライフイベント / 合志市ホームページ赤ちゃんが生まれたら出生 | 岩手県雫石町役場千葉市:よくあるご質問(FAQ):出生の届け出には何が必要ですか。子が外国で出生した場合の手続きを知りたい。|武蔵野市公式ホームページ申請・届出の総合窓口出生届の届出期間14日を過ぎて提出すると罰を受けるのですか? | 厚木市出生届について | 立川市出生届 | 津山市公式サイトよくある質問出生届の手続方法について知りたい。|あま市公式ウェブサイト赤ちゃんが生まれたとき – 秋田県大館市子どもが生まれた時の手続きはどうすればよいですか? | FAQ(よくある質問) |戸籍法 – e-Gov法令検索 – 電子政府の総合窓口e-Gov
2018年10月23日こんにちは、ねここあんなです。産後は落ち着くまで実家で過ごす、という方も多いと思います。私たちは退院と同時に、夫も一緒に私の実家へ里帰りをするという計画でした!最初は1カ月は滞在させてもらう予定だったのですが…私の祖父母にとって、我が子は初の「ひ孫」!可愛くて仕方なかったのかもしれませんが、かなりの頻度で私たちのいる部屋へ入ってきたのでした。しかも突然入ってくるので、その時の私には かなりのストレス でした…。とはいえ祖父母たちが悪気無いこともわかっていたので、「今は眠たいから一人にして」など言い出せず。今思えばきちんと気持ちを伝えていれば良かった と思います。夫婦ともに気疲れがたまり……とうとう大爆発!私の母が洗濯や料理などやってくれていたこともあり、家事等は本当に助かっていたのですが…やっぱり精神的に「休めるか」 が何よりも産褥期の自分には必要なことだったように思います。それが夫の休みの日にも続いたので、夫の中にも「人付き合い」みたいな疲れがたまっていたのかもしれません。里帰りして6日目、二人だけになった時にお互いの不満が爆発 してしまいました。今でも「泣くほどのことか?」と思うぐらいのことですが、ヨユウのない自分は小さなことでも傷つきやすかったのです。産褥期の妻をもつ旦那様には知っていてもらいたいのですが、この時期の女性は「いつも通り」ではいられません。自分でも自分がわからなくなるようなぐらい神経質になったり、イライラしてしまう んです。もし言い合いになるようなことがあって、なるべく強く言い返すなどしないで穏便に過ごしましょう。それが「痛い思いをして子を産んだ奥様への思いやり」だと思って!本音を言い合うのは大切ですが、喧嘩ではなく話し合いをすべき でした。結局思っていたことは同じだった…お互いの本音結局私たちは喧嘩の末、本音を知ることができました。夫の本音は、妻の実家だと気を遣ってしまうということ。私の本音は、身体もしんどいが、それ以上に一人の時間がないことがつらいということ。話し合ってみればお互いの望みは同じ だったのです。ということで里帰りはわずか一週間で終了。その代わり夫にはかなり協力してもらいました!私たちの場合はこれが一番気が楽でストレスフリー だったのです。もちろん、私の家族には私の身体が安定してからたくさん遊んでもらっています!ただ産褥期にたくさんの人に会うことは、私には辛かったんだと思うのです。まとめ産後の計画などで「こうしたい」などがあれば産前に家族に話しておく のも良いですよね。私の反省点としては私の実家に里帰りをするということは、夫もそれなりに気苦労を抱えているということに気づけなかったこと。また家族にきちんと自分の気持ちを伝えて、断るべき瞬間には断る ようにしておかなかったことでした。気を遣いすぎたが、自分の身体を一番に考えるべきでした。●ライター/ねここあんな
2018年09月28日こんにちは、1歳の息子の母親でもある金融ライターの齋藤惠です。出産のかたちは人それぞれだと思いますが、親がそばにいることについてはどんなメリットやデメリットが考えられるのでしょうか?実際に出産を経験したママたちに聞いてみると、実にさまざまな回答が返ってきました。●親がいるメリット・料理、洗濯、掃除など体力的に大変なことを親に代わってもらえる・里帰りをすれば、多忙なパパの生活リズムに合わせる必要がない・慣れない子育てについて親に相談ができる。孤独感を解消できる共働き世帯や、パパの仕事が多忙でワンオペ育児になりがちなママにとって、親の存在は強力な助けになることがあるようです。とくに出産直後はやりたくてもできないことが多く、家事や自分自身の栄養管理などを代わってもらえると産後の回復も早まりそうですね。また、子育て自体は比較的マイペースが可能なのに対し、パパの生活リズムに合わせて家事や料理をするのが大変 という意見も。そこで親の助けが最小限であっても、里帰りをした方が楽に生活できることがあるようです。●親がいるデメリット・マタニティブルー時に親からの小言やプレッシャーが重なり、精神的に追い詰められることがある・親世代の遅れた育児知識をおしつけられることがある親子の関係は家庭によって違うので、すべてのママが実家に帰れば安らげるものとは限りません。また出産直後のママの気持ちはいつも以上に不安定で敏感になりがち。ちょっとした親の言葉や態度が、思わぬイライラにつながることもあるようです。親は親で、出産直後のわが子や孫を思うあまりに、ついお節介がすぎてしまったり 、自分の頃の子育てを重ねて意見を言いたくなったりということもあります。ママも親も生まれてきた赤ちゃんを大事に思う気持ちは共通しているはずなのですが…。●助けてくれるのは親だけじゃない!頼みやすいところにSOSを親と生活距離が離れていたり、家庭環境的に助けを求めづらかったりというばあいには、外注や自治体のサービスを最大限に利用するという手もあります。一人で頑張りすぎる必要はありません。例えば、東京北区では「安心ママヘルパー事業 」と称して、出産前から生後4か月まで家事と育児をヘルパーさんに代行してもらえる制度があります。しかも最初の4時間は無料で頼めるのです!また、産褥シッターの利用も広がっています。専門的な知識と技術をもったプロのスタッフが助けてくれるという意味では家族以上に頼もしい存在になり得るかも知れません。このように今では親以外にも子育てを助けてくれるところがいくつかあります。自分にピッタリな方法で、少しでもママが楽になれる選択をしてみましょう。・安心ママヘルパー事業|東京都北区・産後ヘルパー・産後ケアサービスの産後ヘルパー株式会社・ドゥーラ(産褥シッター・ヘルパー)が産前産後の家事育児をサポート- キッズライン●ライター/齋藤惠●モデル/神山みき
2017年10月26日こんにちは! 3兄弟を育てながら、毎日必死に生きているママライター土屋菜々です。これまでに3人を出産してきた私ですが、里帰り出産はしたことがありません。2017年3月31日に三男を出産したときも、里帰りはしないでなんとか乗り切りました。里帰りをしない出産は特に上の子がいる場合、“事前準備”がとても重要です。そこで今回は、2011年・13年・17年生まれの3兄弟を出産するとき、里帰りをせずに乗り切ってきた体験談から、“準備したほうがよいこと”を中心にご紹介します。私が里帰り出産しなかった理由冒頭でもお話しましたが、私は里帰り出産をしたことがありません。子どもたちは3人とも同じ個人クリニックで出産をしているのですが、1人目のときはクリニックがベランダから見えるマンション住まい。里帰りをしたら逆に遠くなってしまうため、産後も自宅で過ごしました。2人目3人目のときには、クリニックまで車で40分弱の現在の自宅から、出産時は車でクリニックに行き、産後も自宅へ帰宅しています。【理由その1】実家が同じ都内で両親も働いている里帰りをしなかった理由には、実家が同じ東京都内にあることも大きかったと思います。1人目のときには、実家と自宅は電車で40〜50分ほどの距離。2人目3人目は電車とバスを乗り継ぐため1時間20分ほどかかってしまいますが、飛行機や新幹線の距離ではなく、緊急事態が起これば来てもらえる距離にあります。また、子どもの祖父母である両親がまだ現役で働いていることもあり、里帰りしても日中は結局子どもと二人きり。自宅にいるのと変わらないなら行っても仕方ないと1人目のときから里帰りは考えませんでした。【理由その2】パパである夫と一緒に子育てしたかったもっとも大きな理由が“夫と一緒に子育てしたかった”からです。夫は会社員で、育休が取得できるような環境ではないため、仕事には行っていましたが、それでも朝と夜一緒に子どもと過ごす時間がもてたことはよかったと今も思っています。何より、私自身が一番頼れる存在の夫の近くにいたかったというのもありました。【理由その3】幼稚園に預けられたから3人目のときのみですが、上の子を2人とも幼稚園に預けられたことも大きな理由です。赤ちゃんと2人で過ごすのはまったく問題ないのですが、上の子が1日家にいるのは地獄絵図。長期休暇中も預かり保育がある幼稚園で、入園式前から年少さんも受け入れてくれるありがたい園だったため、送迎を夫や友人、仕事がおやすみの日の母に頼み、産後直後を乗り切りました。里帰り出産しないで乗り切る準備とは?里帰り出産をしないで乗り切るためには、事前準備が肝心です。それぞれどんな準備がしてあるといいのかをまとめてみました。なかには、3人目の出産時に用意しておかなくて大変な思いをした経験からピックアップしているものもあるので、しっかりチェックしておくことをおすすめします!【里帰り出産しないで乗り切る準備1】食事掃除はしなくても生きていけますが食事はとらないと倒れてしまいます。特に、母乳育児をしていると、ひたすらお腹が空くので食事の準備はしっかりしておいたほうがいいです。<おすすめの食事準備>・レンジで温めるだけで食べられる食材の確保→冷凍食品(焼きそば・ラーメン・チャーハン・ピラフ・グラタンなど)・手作り派さんはおかずを大量に作り、冷凍保存→肉団子(鶏・豚・合い挽きなど/加熱味つけなし)・ハンバーグ(加熱後)・ロールキャベツ(加熱後)・煮物など・レトルト食品→特にカレー、パスタソースがあると便利・冷凍うどん→乾麺よりも冷凍うどんのほうが茹で汁を捨てるなどの処理がいらない分お手軽・お米→産後直後でもお米を研ぐくらいはできるので、お米の確保は大切(冷凍ごはんのストックがあるとなおよし)3人目出産のとき、必要だとわかっていたのに準備を疎かにしていたため、冷凍うどんとお米しか準備していませんでした。結果、産後に「ごはん作りしんどい…」となった私は、「出産祝い何がいい?」と聞いてきてくれた友人に「食べ物を…。食べ物をください!」とお願いをする羽目に…。機転をきかせた友人が、段ボールいっぱいのレトルト食品や手軽に食べられるものを送ってくれたおかげでなんとか乗り切れました。とにかく食べ物の確保は重要です。【里帰り出産しないで乗り切る準備2】家事体制家事体制を整えておくと、掃除や洗濯など後回しにしてもいいけど、やっておきたいこともスムーズに回ります。特に、それまであまり家事をしてこなかったパパの場合、産後すぐからママが動くことになってしまうので、パパでもできるようになっておいてもらうととてもラクになります。・掃除→“掃除機をかける”ただそれだけのことが億劫になってできなくなるのが産後のリアルです。特に問題なく退院していれば多少起きて掃除機をかけるくらいは不可能ではありませんが、気力の問題で「できない」と思っていたほうがいいので、夫や上の子にお願いできるよう、産前からお手伝いしてもらうのがおすすめです。・洗濯→「洗濯機を回すくらいカンタン」と思っている方もたくさんいますが、どこに洗剤を入れてどう干してどこにしまうのか、までは把握していないパパも意外と多いです。そこまで把握してはじめて“洗濯”は終了する、ということからまずは教えていきましょう。事前に伝えられなかったときには、図に描くなどで洗濯機をきちんと使えるようにしておくのがいいですよ。また、退院後は洗濯機を回すのはママもできます。でも、干すのは立っている時間も長く、上のほうに手を伸ばすのがつらくなります。できるだけ干すのはお願いしたほうがいいので、干し方を教えるかママとは違う干し方になっていても目をつぶるように心を鍛えておくと気持ちもラクになります。我が家では、掃除はパパも得意で、今自宅にある洗濯機は回したことがありませんでしたが、一人暮らしの経験があったため、やってみればスムーズにできるようになっていました。その点、とても助かったな、と思います。【里帰り出産しないで乗り切る準備3】買い物買い物にはしばらく行けなくなります。基本的には、ネットショッピングか誰かに買ってきてもらう生活になると考えておきましょう。普段ネットショッピングを利用していないのであれば、登録をして一度試しに買ってみておくと安心です。ママが動けるようになってくると、赤ちゃんを家で誰かに見てもらっている間にサッと買い物をしに行くこともできますが、動くと疲れもドッと出てくるため、できるだけネットショッピングで済ませるのがおすすめですよ。【里帰り出産しないで乗り切る準備4】上の子の預け先や遊び先の確保食べ物の確保の次に大切なのが、上の子がいる場合の預け先や遊び先の確保です。上の子どもの年齢にもよりますが、乳児〜幼児期であれば日中ずっと家にいられるのはつらいものがあるため、保育園や幼稚園、お友だちのおうちなどどこかに行っていてくれる場所を確保しておくようにしましょう。一時保育やファミリーサポートなど、利用できるものは自治体によってさまざまなので、出産前に調べて予約などをしておくと安心です。2人目のときには、長男は2歳で保育園に入っていなかったため、一時保育に登録して、いつ生まれるかわからないけど、予約できる日数目一杯取っておきました。当時は夫が海外単身赴任中だったため、送迎はファミリーサポートでお願いして、お金はかかりましたがゆっくり休めて助かったことを覚えています。3人目のときは、先ほど書いたように、幼稚園の預かり保育に2人を行かせ、朝は主人が送り、帰りはお願いできる誰かにお迎えをしてもらって過ごしました。【里帰り出産しないで乗り切る準備5】「何かあったときは頼らせてほしい」と周囲に伝えておく友人や近所の方、上の子のママ友など周囲の方に「何かあったら頼らせてね」と伝えておくことも大切な準備のひとつです。実際に頼るかどうかは別として、一言伝えておき「いいよ、何かあったら言ってね」と言ってもらえるだけでも安心して過ごすことができます。頼れる先はいくつも確保しておくことのがおすすめです。私が里帰りしないで乗り切れたのは◯◯のおかげ里帰りをしないで乗り切れたのは、“周囲の方の協力のおかげ”だと思っています。長男のときには、あまり人に頼れず主人の帰宅を首を長くして待っていましたが、2人目のときは利用できる制度をめいっぱい使って、3人目になると頼れるものはすべて頼ると言わんばかりに、近所の方から友人まで「助けて!」「お願い!」と頼らせていただきました。また、夫にも頑張ってもらいました。幼稚園の送迎はもちろん、入院中は子どものお弁当まで作ってくれ、産後の1週間健診や、その後体重の増えが悪く再健診になったため三男の体重測定で病院へ行ったときにも、午前休を取って車を出してくれました。はじめは遠慮して「お願い」と言えなかったのですが、来てくれるとわかって喜んでいたら「早く言えばいいのに」と言われ、「そうか、お願い! って頼ればよかったのか」と気が付きました。私は3度の出産を経て、「人に頼ること」を覚え、人として成長できたように感じています。■次男の入園式/幼稚園の保護者会にも参加!三男が生まれたのは3月31日。次男の入園式は4月10日でした。退院はしていたので、入園式には出席できるものの、三男はまだ生後10日。連れ出すのは可哀想だったため、近所の方に入園式に出かける数時間見ていてもらいました。また、その後年長・長男、年少次・男それぞれの保護者会が別日にあり、年長保護者会の日は母に仕事を休んでもらい、年少保護者会の日には育休中の友人に来てもらって1人で出席をしました。たくさんの方の協力があって、上の子の母としての役目もなんとか果たせたのです。里帰り出産しない方へ…里帰り出産しないでも、まだ小さい上の子がいても、産後をなんとか乗り切ることはできます。ただ、ママの身体はしんどくなることも多いです。実際、私も3人目の産後1週間以内に動き回りすぎて腹痛で動けなくなったことがあります。それでもなんとか乗り切れたと感じているのは、周りの助けを借りるために「助けて!」「お願い!」が言えたためだと思っています。まずは、パパに「お願い」をしてみましょう。それでは手が足りないときには、自治体の制度を利用したり、友人や近所の方に「助けて!」と伝えたりして、手伝ってもらえるようにお願いしてみてください。「里帰りしないんだから、全部自分でやらなきゃ」と気負う必要はまったくありません。むしろ、「里帰りしないのだから周りに甘えよう」と思って過ごすことをおすすめします。そのための準備として、頼れる先を確保しておくことはとても大切ですよ。「ありがとう」という感謝の気持ちは忘れずに、里帰り出産しないで過ごす日々を乗り切れるよう、頑張ってくださいね。
2017年07月14日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。第一子目から里帰りはせずに出産周りに言うと、結構驚かれることが多いのですが、私は第一子の出産のときから里帰り出産しませんでした。地元に帰って産むのではなく、今暮らしている場所(夫の転勤で引っ越してきた土地)で産みました。二人目、三人目となると、里帰り出産をしない方も多くいらっしゃるので不思議ではないのですが、一人目だと里帰り出産を選ぶ場合が多いようで、「どうして帰らなかったの?」と聞かれることが往々にしてあります。なぜ、里帰り出産を選ばなかったのかというと、一番の理由は、「夫に出産に付き添ってほしい」ということと、「生まれてすぐの貴重な時間を夫と共有したい」と思ったからです。里帰り出産をしたなら、産後、実家にいる私たちに夫が会いに来る形になると思うのですが、当時の夫の仕事の状況からすると隔週で顔を見に来れるのがやっとだったんですよね。初めての育児だからこそパパと一緒にという理想それがなんだか寂しかったんです。これから責任を持って育てていくのは、私だけでなく、夫も一緒。日に日に成長する姿をしっかりと二人で見つめたくて、私と夫で協力して乗り越えたいと思いました。(が、これは夢物語だったと産後気づいたのですが…)ただ!なんのためらいもなくこの選択を出来たわけは、実母が、産後一か月助けに我が家に来てくれたからです。母が助けに来てくれたからこそできました。(感謝)里帰りをしなかったといっても、実のお母さんがすでに亡くなっておられたり、実のお母さんがご存命でもお手伝いできない状態にある方からしたら、甘ちゃんですね! 恵まれた環境にいました。そして、もうひとつ。里帰り出産をしなかった理由があるのですが、それはズバリ「実家のほうが落ち着かないから」です。こう書いてしまうと両親と不仲のように思われてしまいますが、決してそういうわけではありません。実家だからこそ落ち着かない実家を離れて暮らしている今、「自分の家のほうが落ち着く」っていう感覚、ないですか? 結婚しても実家が大好き! という方ももちろんいらっしゃるでしょうが、案外、自宅のほうが落ち着くという方もいらっしゃるんじゃないかと私は思っています。「実家に帰るのも三日以上経つと疲れる」そういう声、時々聞きますから。自宅にいるときには、ほぼ私一人だけで暮らしている状態なので好きなタイミングで好きなように暮らせますが、実家に帰ると他の家族も一緒なので好き勝手暮らすわけにもいきません。自宅のほうが気楽なんです。そんなわがままな私が産前から産後約2~3か月を実家で暮らすことは、「向いてないな」って思ったんです。そして、その選択は私の性格上正解だったと思います。初の子連れ里帰りは大騒ぎ! そう確信したのが、ちゅんたんを出産して一か月後、お正月に実家に帰った時のこと。やってきた初孫に、まさに「赤子様ご降臨」状態。夜中に授乳で泣きだそうもんなら、ピカーッ! と部屋の明かりをつけてくれて、ストーブをつけてくれて、寒くないか? と声をかけてくれ、肩には毛布をかけてくれ。ミルクを足すか? なんで泣いてるんだ? と、やんややんや!一家総出で大騒ぎ(笑)みんなが良かれと思って大事に大事にしてくれるのが分かるだけに、なんだか調子狂いました(笑)娘と孫を思って良かれと思ってやってくれているのが分かるだけに、邪険にもできないし、正直、ガスストーブの風がスースーして逆に寒かったのですがそれも言えず(笑)自分自身も初めての子どもなので、母乳が十分出てると言える自信もなく、いらないはずだけどなぁ…と思いつつ、ミルクを作ってみたりなんかして。「泣いても気にせず寝ててください~、どうかお気になさらずーーー!」いや、もっと端的にいうと、「好きなようにやらせて」といったところでしょうか。これが生後一か月経ってる頃なので、私も落ち着いた頃だったのでまだ受け流せましたが、生後間もない頃だったらホルモンバランスも整っていないでしょうし、情緒も不安定ですので、感謝の気持ちを通り越してイライラしてしまっていたかもしれません。いや、絶対してしまっていたと思います(笑)出産後は、自分が落ち着ける場所を再確認! このことから、産後はできるだけ最小の人数で落ち着く家で過ごす、これが私が一番落ち着ける産後の環境だと再確認。なのでその後二人目以降も同じように自分の家で産後を過ごしました。もし里帰りするかしないかで悩んでる方がいらっしゃいましたら、自分の心に素直になって、産後、どうすれば自分の心が一番落ち着いた状態でいられるかを第一に考えて決めてくださいね。赤ちゃんのお世話のことを考えると不安に思うかもしれませんが、育児って案外自分との闘いです。まずはご自身の心をよく見つめて考えてみてください。
2017年04月27日妊娠すると、わりと早い段階で直面するのが「どこで産むのか問題」。病院によっては早めの分娩予約が必要なところもあり、そこで多くの人が迷うのが「里帰り出産」をするかどうかです。今の祖父母世代には「できるなら里帰りするのが普通」という考えもあるようですが、最近は里帰りしない「マイタウン出産」を選ぶ人も増えてきています。今回はそんな「里帰り出産」について、メリット・デメリットから気になる「お礼」の相場まで、詳しくご紹介します!里帰り出産って? 何のためにするの?里帰り出産のおもな目的は、産後のママがゆっくり休み、体を回復させることです。出産直後のママの体は、「満身創痍」といってもいいくらいダメージを受けた状態。「産褥期」と呼ばれる出産直後~2ヶ月くらいまでは、とくに休養が必要とされています。けれど、赤ちゃんは2時間おきにおっぱいを求めたり頻繁におむつ替えが必要だったり……昼夜の区別もありません。新生児のお世話をするだけでも大変です。さらに夫が不在がちで一人で家事もこなすとなると、ママにとってはかなりの負担。そのため、気兼ねなくゆっくり休み、赤ちゃんのお世話に専念できるようにと、里帰り出産を選ぶ人が少なくありません。ただし、里帰り出産がここまで一般的なのは、世界では珍しいようです。北欧のように男性の育休取得が一般的な国や、産後ケア施設が一般に広まっている国では、里帰り出産が少数派なことも。筆者もタイ人の友人に「お母さんや義理のお母さんが手伝いにくるのが普通じゃないの?」と驚かれたことがあります。里帰りの期間はいつからいつまで?里帰りの期間は、産前・産後合わせて2~3ヶ月が一般的です。出産前は、遅くとも妊娠34~35週までには実家に帰りましょう。双子などの多胎妊娠やハイリスク出産の場合は30週までがめやすとされています。分娩予約は赤ちゃんの心拍が確認できる妊娠5週くらいから受け付けている病院が多いですが、ほとんどの病院は事前に妊婦健診を受ける必要があるので注意してください(妊娠20週くらいまでが一般的)。転院時には紹介状も必要なので、里帰り前に通っている病院にも早めに伝えておいてくださいね。産後いつまで滞在するかのめやすは、赤ちゃんとママの「1ヶ月健診」です。生後1ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、感染の危険などがあるため基本的に外出は避けるべきとされています。1ヶ月健診でママも赤ちゃんも健康に問題がなければ、外出したり自宅へ戻ったりしてOKです。里帰り出産のメリットとは■ママがゆっくり休める特にママの実家の場合、慣れ親しんだ家族や環境に囲まれてリラックスできます。また、産後は寝不足でフラフラ、常に部屋着、寝たり起きたりの生活で頭はボサボサ……となりがちですが、実家なら外見など気にせず休むことに専念できるでしょう。■家事をしないですむ新生児のお世話に加えて家事もこなすのは大変です。産褥期はなるべく家事などをせず、休養することが何よりも大切。また、母乳で育てたいママは食事にも気をつかう必要があるので、実家で栄養バランスのいい食事を作ってもらえると心強いものです。■上の子のケアをしてもらえる臨月や産褥期に、上のお子さんのお世話をしたり遊んだりするのはかなりの重労働。また、特に出産直後は上のお子さん自身も「赤ちゃんにママをとられた」と感じたりして気持ちが不安定になりがち。この時期に祖父母に甘えられ、たくさん遊んでもらえることは、お子さんにとっても大きなメリットです。■出産・育児の先輩が身近にいる安心感特に初めての出産の場合、不安なことも多いでしょう。実母が健在なら、出産・育児の大先輩として頼りになるものです。いきなり陣痛が来ても、実母や実父が身近にいれば安心です。里帰り出産のデメリットとは■夫がパパになった実感を得にくいお腹の赤ちゃんと10ヶ月過ごし「ママ」の気持ちを育める女性とちがって、ただでさえ夫はパパになった実感を得にくいもの。実感がいまいちだと育児への当事者意識も薄くなってしまい、その後の夫婦間トラブルの元になりがち。里帰りから戻ったら、パパを育児の「主役」にするくらいの気持ちで積極的にかかわってもらうといいでしょう。■両親もしくは義理の両親との生活がストレス実の両親であっても、大人になってから長時間生活をともにするのは案外ストレスになるものです。特に産後1ヶ月はママがほとんど外出できないため、あまり外出しないタイプの両親だとずっと顔を突き合わせることになり、互いのストレスも溜まりがち。生活習慣や育児方針のちがいで衝突することも多いようです。■夫の生活や浮気の心配家事の苦手な夫だと、食生活が乱れてしまう、家の中が悲惨な状態になる、といった心配があります。筆者の知人は、里帰りから戻る前に自宅にハウスクリーニングの業者を手配していました。また、妻の妊娠中や里帰り出産中の夫の浮気も少なくないのが現状です。■病院や役所での手続きがめんどう里帰り出産は、転院前後の手続きが少しめんどうです。また、実家が別の市区町村だと妊婦健診の補助券が使えず、立て替えた金額をあとから自宅のある自治体に請求する必要もあります。■病院でママ友が作りにくい病院で同じ時期に入院していたママたちとは、住んでいる地域や赤ちゃんの月齢が同じ。さらに分娩台が並びだったり相部屋だったりすると、出産という大きなイベントを一緒に乗り越えた「連帯感」のようなものも芽生え、親しくなりやすいようです。里帰りの場合、親しくなってもその後はご近所でなくなってしまうため、ママ友にはなりにくい傾向があります。実家へのお礼、みんなどうしてるの?里帰り出産は、手間暇だけでなく生活費や光熱費など金銭面でも実家に負担をかけます。そのためお礼としてお金や品物を渡すのが一般的です。お金を渡す場合、生活費として「2万円×滞在する月数」が一般的な相場です。5千円など細かい金額だと義務的な感じがして失礼なので、たとえば「2ヶ月と少し滞在するなら5万円」など、きりのいい金額にしてください。里帰りをはじめるタイミングで「よろしくお願いします」という挨拶と一緒に渡すとスマートです。「お金なんていいよ、水臭いよ」と固辞されることもあるでしょう。地域や家によって風習もちがいます。ある程度粘っても受け取ってもらえなければ、むりやり渡す必要はありません。その場合は、自宅へ戻るタイミングなどでお礼の品を贈りましょう。赤ちゃんの成長を一緒に楽しめるデジタルフォトフレームや、温泉旅館の宿泊券などもおすすめです。ご両親の趣味やライフスタイルを考慮して選んでください。そして何よりも、「ありがとう」という感謝の言葉を伝えることが大切です。「里帰り出産しない」なら、こんなサービスも!ご紹介したようなデメリットを避けたい、実家と折り合いがよくない、ご両親が他界されているといった理由で「里帰り出産しない/できない」という方もいるでしょう。産前・産後のサポートは、実家以外にも頼めます。たとえば以下のようなサービスがあります。■産後ドゥーラドゥーラとは、産前・産後の女性によりそい、育児と家事をサポートする専門家です。臨月のときの買い物のつきそい、出産や育児の相談、産後の炊事・洗濯や上のお子さんの遊び相手まで、幅広くサポートしてくれます。料金は担当者によってちがいますが、1時間2,000~3,000円程度です。■地域のファミリーサポート、シルバー人材センターファミリーサポートは、事前に登録すると地域のサポート会員に託児をお願いできる仕組みです。シルバー人材では相手によって料理や掃除なども依頼でき、民間のサービスよりも料金が低め。地元の方なので、地域の情報も教えてもらえる、子どもが成長してからも「地域の目」になってくれるといったメリットも。■民間のベビーシッター、家事代行サービス民間のシッターや家事代行サービスは安くはありませんが、時間帯が幅広く、細かい希望にも柔軟に対応してくれるのが特徴です。まずは「どんな出産・育児をしたいか」よく考えて里帰り出産には、このようにメリットとデメリットがあります。まずはご自身がどんな出産をしたいのか、どんなふうに育児をしたいかよく考えましょう。そしてパートナーがいるなら相手ともよく話し合って、里帰り出産をするのか、しないならどんなサポートを利用して育児や生活の体制を整えるのか……今回ご紹介した内容を参考に、しっかり検討してくださいね!
2017年03月15日少子化の一因ともいわれる、出産費用の問題。こんなにお金がかかるのかと驚き、ふたりめをためらっているママもいるかもしれませんね。しかし、健康保険をはじめ、さまざまな助成制度があるのをご存じでしょうか。プレママをフォローする制度もあるので要チェックです!■出産する前にもらえる助成制度●里帰り出産の場合臨月が近づく前に実家へ帰り、里帰り出産をする人も多いのではないでしょうか。妊婦には検診費の助成制度がありますが、住まいの自治体にある病院を利用することを前提としており、里帰り中には利用できない可能性も。しかし、国内の医療機関を利用していれば、里帰り出産でも検診内容によって3,000~1万円程度の助成を受けられる場合があります。また自治体によっては里帰り先でかかった健診代を戻してくれる場合もあります。条件は自治体によってまちまちですので、里帰り出産を検討している場合は、事前に確認しておくと安心です。●切迫早産、帝王切開の場合また、切迫早産や帝王切開などで高額な医療費が発生した場合も、自己負担の限度額を超えた分が戻ってくる制度として「高額療養費制度」があります。この条件は収入や年齢によって異なるので、注意が必要です。この「高額療養費制度」は、あとから還付されるものですが、切迫早産などであらかじめ入院することがわかっている場合には「限度額適用認定証」をもらっておくと、窓口での支払いが自己負担限度額までとなります。■出産後にもらえるお金出産したらもらえるお金としては、「出産育児一時金」があります。出産育児一時金は、健康保険または国民健康保険に加入していれば、受け取り資格が発生します。支給額は1人あたり42万円なので、双子の場合は84万円が支給されるのです。共働き夫婦で、別々の健康保険組合に加入している場合は、どちらか一方のみ支給されます。ダブルで84万円受給できるわけではないのでご注意を。<支給方法>・組合などから直接病院へ支払う出産関連費用が42万円未満の場合は、あとから申請することで差額を受け取ることができます。たとえば、病院へ支払う額が30万円だったら、残り12万円を受け取ることができます。・病院に支払った後、領収書を添えて申請するこの制度は、出産を希望する家庭には広く知られていますが、「夫婦だけの時間をもう少し楽しみたい」と思っているときに妊娠した場合などは、意外と知らなかったりするもの。妊娠が発覚したら、まずは自治体などに助成制度の有無について問い合わせるといいでしょう。■還付金が戻ってくるもの厚生労働省の発表によれば、出産費用の妊婦の合計負担額は49万9,615円(厚生労働省「正常分娩分の平均的な出産費用について」(平成27年度・病院、診療所、助産所の合計)。このため出産育児一時金の42万円あれば、大部分はカバーできるかもしれません。しかし、実際には地域差などがあり、それ以上に費用がかかる場合も。そんなときは、確定申告をして「医療費控除」を受けましょう。一家の医療費が10万円を超えた場合は、その分を収入から差し引いた額を所得として申告できます。ただし、申告時には一時金の42万円や、医療保険からの入院給付金、高額療養費で戻ってくる分はカウントできません。実際に戻ってくるお金は、医療費控除に所得税率をかけたものになり、申告額が全額戻ってくるわけではありません。でも医療費控除を申告すると、住民税も軽減されるメリットもあるのです。医療費には、病院での診察・治療費だけでなく、ドラッグストアで購入した薬や病院への交通費も含まれますので、出産の有無にかかわらず、領収書をキープしておくことをおすすめします。■産後にもらえる助成金出産にかかる費用は少なくないとはいえ、一時的なものです。しかし、子どもが生まれればそれからずっと、何かとお金がかかるもの。それが二人目を躊躇(ちゅうちょ)する原因ともいわれています。子どもに対する制度としては、「児童手当」があります。中学3年生までの子がいれば、1人当たり月5,000~1.5万円が支給されます。さらに、自治体によって対象者や助成範囲が異なりますが、乳幼児の医療費助成制度もあります。これらを上手に活用することで、家計の負担を軽減できるでしょう。また、二人目が生まれれば、自転車も幼児が2人乗れるタイプにする必要がありますが、この無償貸与または購入費の助成を行う自治体も。たとえば、兵庫県川西市では、中古の電動アシスト付き幼児二人同乗用自転車を無償で譲渡する制度があります。このように、自治体ごとに子育てファミリーを応援するユニークな制度が設けられています。意外と知られていない制度も多いので、情報収集は欠かせません。子育てにはお金がかかりますが、それだけを理由に出産をあきらめることは、本当にもったいない気がします。会社によっては、出産祝い金が支給されることもありますし、まずは助成制度を調べてみませんか? ※2017年2月現在の情報です。最新情報は各自治体・団体のWEBサイトでご確認ください
2017年03月02日こんにちは、ママライターのましゅままです。大きなお腹を抱えて陣痛をドキドキ待つ臨月の生活、出産という大仕事を終えて、体力回復と新生児育児に追われる産褥期。体も心も大きく変化する産前産後は、里帰りをしていろいろなサポートを受けるママも多いと思います。しかし、メリットだけではないのが里帰り出産の難しいところ。助けを求めて里帰りしたはずが……実のお母さんと折り合いがつかず、ストレスを溜めてしまうケースも少なくはないのです。今回は、里帰り出産での実母イライラエピソードをご紹介します。●里帰り出産で実母にイライラしたエピソード●(1)里帰り中にかかったお金を請求された『はじめてのお産で里帰りしました。わたしの家は兄弟が多いので赤ちゃんのお世話も兄弟に手伝ってもらえるだろうと思って帰省したのですが、妊娠末期の大きなおなかを抱えて家族分の洗濯、買い物、ご飯の準備をさせられました。それでも、食費や光熱費のことを考えると居させてもらえればお得だからと我慢。赤ちゃんが産まれ、赤ちゃんのお世話をしてもらえたのは良いのですが、オムツや育児用品を買って来てもらうと、「今どきの赤ちゃん用品は高いのねー」とイヤミを言われる始末。それでも、お世話になっているからと我慢してました。1か月検診を終え、自宅へ帰る準備をし、「お世話になりました」と言うと、「今までかかったお金、精算しといてね! 」と言われました!わたしにとってはメリットゼロの里帰り。次の子ができたらもう、里帰りはしません』(30代/男の子ママ)●(2)育児方針を無視された『上の子を連れて里帰りしました。孫のことをよくかわいがってくれるので、わたしが入院している間は本当にお世話になりました。でも、日頃から「与えないで」と言っているものをわたしがいないからと与えたり、甘やかして夜ふかしをさせたりしていたようで、退院したとき、長男はまるで別人のようにわがまま になってしまっていました!服装もわたしとは全然好みが違うのに、自分好みのものを買って着せていたり……イライラが止まりませんでしたよー』(20代/男の子、女の子ママ)●(3)夫の悪口やダメ出しばかりされた『里帰りしてまずイラッときたのは、赤ちゃんが生まれるまでおなかの子に、「パパに似ないといいね」と話しかけたり、夫に会うたび「あんたの婿はほんとに品がないのね 」と夫の悪口を言われたことでした。そして予定日を過ぎてもなかなか陣痛が来なくて焦っているときに、「あんたがダラダしてるから陣痛来ないのよ」などと言われ、イライライライラ……。赤ちゃんが産まれても、「あんたの抱っこは下手なのよ、貸しなさい!」と言われイライラ。実の母だからこそ言われ放題で、心の休まらない里帰りでした』(30代/女の子ママ)●(4)赤ちゃんのへその緒を捨てられた『うちの母は性格はきつくないのですが、天然というかちょっと抜けているところがあって、里帰り中よくイライラしてました。妊娠中なのにわたしが重たいものを持っていても手伝ってくれない、陣痛が始まっても夫に連絡をするのを忘れる、そして一番許せなかったのは赤ちゃんのへその緒を間違って捨ててしまった ことです。病院から受け取った荷物のなかに入れておいたのですが、母が整理をしてくれたとき、よく確認せず捨ててしまったようで……。悪気は無いのですが、正直この恨みは一生忘れません』(30代/男の子ママ)●実の母親だからこそイライラすることもいかがでしたか?筆者も2度の里帰り出産を経験しましたが、それぞれ違うストレスがありました。里帰りを後悔したこともありましたが、やはりはじめてのお産で母は頼りになりましたし、金銭的にも助かりました。実の母だからこそお互い遠慮なく言いたいことを言うので、喧嘩になるパターンが非常に多いですね。大切な産褥期、なるべくストレスを溜めずに過ごすためには、実のお母さんだからこそ事前にしっかりとしたルールを決めておくと揉め事も少ないかもしれません。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年02月20日■児童手当とは?子育てをする費用を支援するために、中学3年生までの子どもがいる世帯に、国がお金を支給する制度。■児童手当でもらえる金額は、いくら?もらえる金額は、子どもの年齢、人数、親の所得によって違ってくる。親の所得制限を超えない場合は、下記の表の通り。所得制限を超えた場合は、子どもの年齢に関係なく、月額5千円となる。※所得制限のラインについては、厚生労働省 「児童手当制度の概要」 を参照のこと。●児童手当金額一覧表(厚生労働省WEBサイトをもとにエキサイト編集部で作成)■児童手当がもらえる人は、どんな人?中学3年生までの子どもがいる世帯の世帯主。申請手続きをした翌月からが支給の対象となり、遡っての支給がされないので、できるだけ早く手続きを! ■コラム:「15日特例」について知っておこう児童手当の支給対象となるのは、申請の手続きをした翌月から。ただし、月末の出産や引越、災害など、やむを得ない理由で手続きができなかった場合、出産翌日から15日以内に申請し、認定されれば手続きした月も支給対象になる特例がある。「里帰り出産」は、「やむを得ない理由」の対象外なので、注意! ■児童手当の手続きの概要出生届の提出した足で、児童手当の申請を。赤ちゃんが生まれたら、名前を決め、出生届を出す。その足で児童手当の手続きをするのがスムーズ。ただし、里帰り出産の場合は、いくつか注意ポイントがある。1)出生届は里帰り先の役所でも提出ができるが、児童届けは、現住所の市区町村の役所に申請する必要がある。2)里帰り先で出生届を出す場合、住んでいる地域の役所が出生届けを受理するまで、児童手当の申請は認定されない。ゆえに「里帰り先で出生届を出してから住所地で受理されるまでのタイムラグ」や「住所地での手続きは誰がするか?」など、出産までに児童手当の加入手続きの段取りをチェックしておくと安心。■児童手当 DATA※この記事は2016年11月末現在の法令・情報に基づいて書いています。(監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)
2017年01月10日慣れない育児を家族にサポートしてもらいながら、産後の体を回復させることができるなど、新米ママにとって心強い「里帰り出産」。その反面で、思わぬトラブルが起きるケースもあるようです。実際に里帰り出産によるトラブルを経験したママの声を元に、“里帰り出産”について考えてみましょう。■どうしてこうなるの…里帰り出産に多い「母親との関係悪化」友だちのように仲の良い親子だったのに、どうしてこんなことに…。里帰り出産でのトラブルのひとつが、実の母親とのもめごとです。娘の役に立ちたいという思いから、必要以上に自分の考え方を押しつけてしまう母親が多いようです。実際に、里帰り出産で母親と衝突した経験があるママの意見を聞いてみました。・赤ちゃんが泣き止まないと「ママは下手くそだねー」と言われて腹が立った(32歳)・授乳の時間が決まっているのに、子どもが泣くたびに「おっぱいをあげろ」としつこく言ってくる(33歳)・機嫌のいいときだけ抱いて、泣きだしたら押しつけてきた(30歳)・子どもが寝かけているのに抱いたり話しかけたりしてくる。母の声で子どもが起きたら、寝かしつけが下手だと言われた(32歳)なかでも、最も多かったのが「あなた(娘)のときはこうだったから、この子(孫)もきっとこうよ」と自分の経験を押しつけてくるパターン。自分の経験に絶対的な自信を持っているため、娘の行動にダメ出しをしてしまう母親が多いようです。育児を助けてもらうつもりが、母親との意見の食いちがいでけんかになったり、思わぬ言動の数々に失望したり不信感を抱いたりしてしまうのです。■あえて里帰り出産を選ばない女性たちの意見は?里帰り出産が当たり前だった世の中ですが、最近はあえて里帰り出産を選ばない女性も増えています。・最初に楽をしていると、自宅に帰ったときに大変と感じてしまいそうだから。(33歳)・パパ側のおじいちゃんおばあちゃんにも気兼ねなく会わせてあげたいので、出産後は自宅で過ごすことにしました。(33歳)・一番最初から夫婦二人で子育てをしたいから。(30歳)・里帰り中、パパが浮気しないか心配だから。(33歳)里帰りを終えれば、家事や育児はすべて自分が行わなければなりません。当たり前だった家族のサポートがなくなり、今度は子育て素人のパパとの生活がスタートします。夜間の授乳の際にすやすや寝ているパパを見てイライラしたり、モタモタするパパの態度に失望したり。気持ちが不安定になって精神的に追い詰められ、夫婦関係に影響をおよぼす可能性もあるかもしれません。それなら最初から自宅で過ごし、試行錯誤しながら夫婦二人で育児に奮闘する方法を選択するという人もいるようです。■選ぶのはママ自身! 生活スタイルに合わせてパパと相談をもちろん、里帰り出産には良いこともたくさんあります。臨月になればお腹の重さもピーク! 前駆陣痛がはじまったり、むくみがひどくなったりして体調に不安を抱える時期でもあります。実家に里帰りしていれば家事などを行う必要もなく、ゆっくりとお産を待てます。また、産後は夜間の頻回授乳や夜泣きで十分な睡眠がとれないことの多いもの。実家にいれば、少しの間家族に預かってもらって、自分の気持ちや体を休めることができます。家族のサポートを通して、改めて家族の大切さに気づき、親子の絆が深まることでしょう。そして母になった責任感を再確認するきっかけにもなります。里帰り出産をするかどうかを選ぶのはママ自身。誰に言われることもなく、自分自身がベストだと思う環境で育児をスタートさせることが大切と言えそうです。(マムズラボ)
2016年09月24日日本では産後は1週間ほど入院するのがスタンダード。でも、アメリカは出産の当日や翌日に退院するって本当? こんなにも違うアメリカの出産事情を紹介します。■アメリカには「里帰り出産」なんて言葉はない日本には「里帰り出産」という文化があります。母体を休めるために産後1ヶ月ほどは実家で過ごし、ゆっくりと体を休めることができるのは非常にありがたいことですよね。しかし、アメリカにはこうした「里帰り出産」の文化はありません。基本的には夫が一緒にサポートするのがスタンダードです。妻の産後に育児休暇を数週間取るパターンが多く、夫婦で協力して育児をします。日本はどうしても育児や家事は「お母さんの仕事」という風潮がありますが、アメリカでは育児は夫婦の共同プロジェクト。産後を支えるのは実家のお母さんではなく、パートナーなのです。■とにかく入院期間が短い!自然分娩の場合でも、日本は出産後1週間ほど入院するのが普通。帝王切開の場合はさらに長く、10日以上入院するのも珍しくありません。けれども、アメリカはそんなに甘くない! 出産してから退院までの期間が非常に短いのです。自然分娩だと翌日退院は当たり前。帝王切開でも入院は4日間ほどです。そんなにすぐに退院したら、「赤ちゃんの検診はどうするの?」と思いますよね。通わないといけないのです。産後すぐに退院させられても、その2日後、1週間後など、赤ちゃんを連れて検診に訪れなければいけません。日本では入院中、授乳指導や沐浴指導など、まるで学校のように赤ちゃんのお世話の方法を学ぶことができます。アメリカではすぐに退院して日常生活に戻るため、自分の力で頑張るしかありません。■今もアメリカでは無痛分娩が主流?よくアメリカでは無痛分娩が当たり前だと思われがちですが、自然分娩で出産する女性も多くいます。しかし、無痛分娩を選択する女性は日本に比べると格段に多く、アメリカでは珍しくない出産方法です。無痛分娩を選ぶ理由は、やはり出産時の痛みや体力の消耗を減らしたいから。また、アメリカでは、出産後にすぐに職場復帰をする女性も珍しくありません。そのため、自然分娩での体力消耗をなるべく避けるような傾向があります。世界一といわれるほど医療費が高額な国、アメリカでは、出産にも非常にお金がかかります。入院が長引けば何百万もの請求になることを考えると、産んだらすぐに退院となる理由もわかりますよね。無痛分娩によって体への負担を減らし、すぐに退院できるようにするのも、無痛分娩が多い理由のひとつと言えます。里帰り出産や産後1週間の入院ケアなど、アメリカでの出産に比べると、日本は恵まれていると言えるでしょう。アメリカの出産はタフでないと乗り切れないのです。(フレシュラスともみ<フォークラス>)
2016年04月10日【ママからのご相談】新婚2年目にして、お腹に赤ちゃんができました。出産のとき、里帰りするかしないかで迷っています。私は働いていて、産休を取る予定です。実家はどちらも新幹線の距離なので、早めに決めなければいけません。みなさん、どうやって選んでいるのでしょうか。●A. 母体を休ませる環境づくりが最優先。「なんのために帰るのか」を忘れずに。こんにちは、ママライターの広瀬まおです。まずはご懐妊おめでとうございます!初めての出産、いろんな情報を目にしても今いちピンとこないことも多いですよね。でも決めなければいけないことは山のようにあったり。今回は、里帰り出産のメリット・デメリットについてお話ししましょう。●そもそもなぜ里帰り出産をするの?お母さんの体は、出産によりダメージを受けています。このダメージを回復させる期間を、昔の人は“床上げ” と呼んでいました。赤ちゃんのお世話をする以外は、寝ているように、という意味です。大体期間は1か月程度です。この間、ゆっくりと母体を休ませるために、自分の生家へと帰ることがあります。これが里帰り出産です。最大のメリットは、家事のサポートが得られること です。生まれた赤ちゃんは抵抗力が弱く、1か月健診が終わるまで外に出してはいけないと言われています。買い物やちょっとした外出などをしたくとも、家の中に他に誰もいなければなかなかままならない状況になってしまうのです。その点、里帰り出産を選択すれば、家の中に常に他の大人がいる状況に近いため、かなりの融通が利きます。逆に、「実家は皆忙してくて、誰も私や赤ちゃんの面倒を見られない」という状況であれば、帰るメリットは薄くなってしまうのです。●里帰り出産のデメリットって?では逆に、里帰り出産のデメリットってなんでしょう。相談者さんのように、実家との距離がある場合、「夫が出産に立ち会えない」 というケースが考えられます。また、立ち会いだけではなく、生まれたわが子にすぐに会えない ということも。赤ちゃんの誕生を心待ちにしているお父さんにとって、これはつらいかもしれませんね。また、家庭内に不和がある場合、ゆっくり休めないというケースもあります。●みんなはどうした? 里帰り出産にした理由、しなかった理由生後半年以内の子を持つお母さん30人にアンケートを取ってみました。里帰り出産をしたことがありますか?はい……22人いいえ……8人「はい」と回答した人のうち、14人は「長子のときだけ」という回答でした。上の子が入学した場合、学校行事との兼ね合いで帰るのが難しくなるケースもあるようです。「いいえ」と答えた人のうち、6人は「こちらに来てもらった」という返答でした。「帰る」「帰らない」だけではなく、「来てもらう」という選択肢 も考慮に入れるといいかもしれません。そして、何より大切なのは、御主人との話し合いです。どんな形で、どういう風に産後を過ごすか。お互いの理想と現実を擦り合わせ、ぜひ育児を楽しんでくださいね。●ライター/広瀬まお(コピーライター)
2016年04月09日里帰り出産とは、ママの両親や義両親が住む実家へと帰省し、あらかじめ分娩予約を行った周辺の産院で出産することを指します。帰省する時期は、臨月に入る前の妊娠34~35週頃までに移動をすませることが一般的です。産後は、ママの自宅事情や帰省先の都合、季節などにもよりますが、ママの身体を回復させる意味でも帰省先に滞在するケースが多いようです。居住している自宅へ帰宅する目安は、出産した産院で赤ちゃんの生後1ヶ月検診を行った後、とする傾向もあります。里帰り出産のメリット、デメリット地域によっては、ママの居住地よりも出産費用が高い可能性があります。もしくは安く収められる場合もあるため、事前に確認しましょう。■メリット・おじいちゃんやおばあちゃん(=両親、義両親)の存在産前産後に家事や育児をサポートしてくれたり、不安な気持ちを話したりできる相手の存在は、ママにとって心強いものです。・産後の体調回復を優先できる産後3週間は“床上げ”と言い、出産で緩んだ骨盤を回復させるという目的から母体の安静が推奨されています。家事や育児について帰省先の家族に頼ることで、体調や体力の回復を優先させることができます。■デメリット・パパの立ち会い出産ができない可能性帰省先が遠方の場合は、パパが立ち合い出産に間に合わない可能性があります。・パパのブランク期間が発生する里帰り期間中にパパと離れて過ごすことで、その後の夫婦関係やパパの育児協力に影響が及ぶ可能性があります。産前のママの不安や、産後の家事育児の大変さを共有しにくく、パパの父性が育くまれにくい可能性があるためです。あらかじめパパとママで里帰り中の生活や親としての心構えを共有することで、里帰り後にブランクを解消することが可能です。里帰り出産にかかる費用は?・文書料 かかりつけの産婦人科から、里帰り先の病院等へ紹介状や診断書などを書いてもらって転院となる場合があります。産婦人科によって異なりますが、文書料として数百円~5千円ほどかかります。・初診料転院先の産婦人科での1回目の妊婦健診は、初診扱いとなります。・妊婦健診費用市区町村からもらえる妊婦健康診査費用補助券は、帰省先では使えず実費での支払いとなります。ただし居住地の自治体に申請することで、上限額分を返金されることがあります。あらかじめ確認しておきましょう。・帰省先へのお礼や、里帰り中の生活費帰省先への配慮として、お礼としての心づけや、毎月の光熱費や食費などの生活費として金銭を渡す場合があります。後々トラブルにならないよう、あらかじめ話し合っておきましょう。・交通費帰省先への公共交通機関代や、車移動の際のガソリン代などがかかります。 里帰り出産の準備品リスト・里帰り前の準備品ママは、妊婦健診などで毎回使うものや貴重品、身の回りの生活用品を準備しましょう。衣類などは手荷物にせず、事前に宅急便などを利用し送っておくのもよいでしょう。パパは身重のママに代わり、ママと赤ちゃんの帰宅後における生活準備や必要品の確認をしておきましょう。足りないものがあれば、ママと確認しながら購入しておきましょう。・母子手帳・紹介状・健康保険証・印鑑(お産時に、急な手術などが必要になった場合に使用するため)・衣類・下着類・基礎化粧品・生活用品(歯ブラシ、メガネ等)・産前産後記録用のカメラなど・里帰り後に使用する準備品産後に使用するベビーグッズを揃え、赤ちゃんが生活できる環境を整えておきましょう。ベビーベッドは、赤ちゃんとママが添い寝するかどうかでも使用頻度が異なります。環境づくりは家族の生活パターンや、部屋の広さも併せて検討しましょう。ママが里帰り中にすべての部屋で仕上げの掃除を行い、清潔な環境を整えておくことも大切です。→新生児用おむつ→おしりふきシート→赤ちゃんの衣類(肌着/ロンパースなどのつなぎ/おくるみ/ベビーソックスなど季節に合うもの)→ガーゼハンカチ→沐浴用のベビーバス→粉ミルク、哺乳瓶など→車に設置するベビーシート→ベビーベッド→ベビーカー里帰り前の注意点は?里帰り前には、パパと生活面での必要事項を確認しましょう。また産後の手続きに関しては、提出先が居住する市区町村に限られるものがあるため、パパにお願いしましょう。<パパに頼むこと>・児童手当の申請出生後14日以内居住する市区町村の窓口に届けが必要。・健康保険加入申請赤ちゃんの1ヶ月健診を迎える前までに、赤ちゃん自体をパパまたはママの健康保険に加入しましょう。国民健康保険の場合は居住する市区町村の窓口へ、会社勤めの場合は、雇用されている会社への申請が必要です。・乳児医療助成の申請居住する地域から医療補助があります。健康保険加入後、居住する市区町村の窓口で申請が必要です。・ママ名義の毎月の支払い自動で引き落としになっていないものがあれば、支払いが滞らないよう、支払日や金額などをパパに共有しておきましょう。・日々の家事洗濯物やゴミ処理とごみ出し、掃除など家事の方法を伝えましょう。里帰り前には、日々のチェックリストや、家事の中にどこからどこまでの作業を含むのかを記したメモを作っておくと安心です。例えば下記のような項目が上げられます。(1)洗濯物洗濯機の操作方法洗剤や柔軟剤の場所や使用量通常の洗いができないものの分別方法と、洗い方洗濯物の畳み方畳んだ洗濯物の収納場所(2)食事の支度かんたんなレシピの共有日持ちしない食材について食後の、食器の洗い方洗った食器の収納場所(3)掃除掃除道具の場所掃除道具の使い方ゴミ処分の仕方(4)ゴミ出しゴミの分別方法ゴミ出し可能な曜日メモゴミ収集所の場所ゴミ出し後の、ゴミ袋のセッティングの仕方(5)家電の操作方法炊飯器電子レンジアイロンお仕事をしているママへの注意点これまで働いてきたママも、里帰りを前後して産前産後休暇に入る傾向にあります。産前産後休暇はお産をする際に必要な休暇のことを指します。産前休暇は出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から本人が申請した場合に限り取得できます。予定日を過ぎた場合でも、出産日までは産前休業として認められます。産後休業は出産の翌日から8週間取得できます。本人の意思に関わらず、この間は就業できません。ただし本人が申請し医師が認めた場合は、6週間後からの就業が可能です。この期間においては、賃金の支払いについては雇用されている会社の制度によって異なります。あらかじめよく確認しておきましょう。
2016年04月04日出産は人生の大仕事! 特に初めての時は、分からないことだらけで不安がいっぱいです。そんな時に頼りになって安心もできる場所は、やはり実家ですよね。そのため、いわゆる"里帰り出産"をする人は多いでしょう。これは日本の「出産時の文化」と言えるかもしれません。それでは、海外の妊婦さんたちはどのように出産を迎えるのでしょうか。国によって違いがあるのか、日本在住の外国人20人に聞いてみました。○どちらかといえば"里帰り"が多い・「ポーランドでも里帰りします。もし帰ることができなかったら、妻の母親が約1カ月助けに来ます」(ポーランド/30代前半/女性)・「香港にもあります。しかし、実家が近い場合、お母さんが面倒を見に来ることもあります」(香港/20代後半/女性)○両親が来てくれることが多い・「ベトナムでは里帰り出産はあまりないですが、妊娠から出産まで旦那さんの母親かお嫁さんの実母が来てくれることが多いです。孫の世話を見てくれることが一般的です」(ベトナム/30代前半/女性)・「里帰り出産は聞いたことがありません。妊娠時より母親がお手伝いに来ます(奥さんの母親の方が多い)」(ブラジル/40代前半/女性)・「里帰りも、親や兄弟が嫁を手伝いに家に来ることもあります。後者の方が一般的だと思います」(フィリピン/30代半ば/女性)・「里帰りする人もいますが、妻の家族が出産や産後のお手伝いをしに妻の住居へ行くというパターンが多いです」(トルコ/40代前半/男性)・「人によって違いますが、基本的に妊婦さんが里帰りするよりは妊婦さんを支えるために地元から両親が来る場合が多いです」(ロシア/20代後半/男性)○帰らない/自力で準備が多い・「ありません」(バングラデシュ/20代半ば/男性)・「現在はない」(インドネシア/20代後半/男性)・「聞いたことがない。一般的に妊娠後も会社で働いて、出産前の半月前に産休に入る」(中国/20代半ば/男性)・「この場合、文化というより支援が必要ですので、妊婦は実家に戻るか嫁側の両親に日々来てもらうケースがあります。しかし、大半は旦那さんやパートナーと自力で準備し、産婦人科病院で出産することが主流です」(オーストラリア/30代後半/男性)○場合による・「ウクライナには里帰り出産という文化はありません。女性の希望次第です」(ウクライナ/20代半ば/女性)・「する人もいると思いますが、文化ではないですね。病院ではなく家で出産する人もいます」(カナダ/30代前半/女性)・「特に決まりはないですが、里帰りか、両親が家に泊まりに来るかです。あとは出産後1カ月くらいの出産後休みがあります」(マレーシア/30代半ば/女性)・「家庭が不安なら(シングルマザーや金欠など)、里帰りして両親に助けてもらうことはあると思います」(イタリア/30代前半/男性)○もともと一緒/近くに住んでいることが多い・「国が小さいので、里帰りと言っても車で30分以内くらいで移動できます。また、もともとどちらかの親と一緒に暮らしている夫婦も少なくないです」(シンガポール/20代後半/男性)・「働くために移転する女性はいないため、日本のようなケースは少ないと思います。あれば、出産するため地元に戻るはずと思います」(エジプト/20代半ば/男性)○「出産ケアセンターに入る」という国も・「台湾も里帰り出産はあります。現在は、多くの方が出産ケアセンターで1カ月療養します」(台湾/40代後半/女性)・「里帰り出産もありますし、夫の実家で面倒を見てくれることもあります。最近は産後のケアができる施設に入って2週間~2カ月ほど過ごす人が多いです」(韓国/30代前半/女性)○総評海外であっても、女性が出産や乳児の扱いに不安を覚えることは同じはず。しかし、里帰り出産が"文化"と言えるほどに定着している国はあまりないようです。「母親がしばらく自分の家に滞在してお手伝いしてくれる」ことが多いようですが、もしかしたら海外の家は日本よりも広いことが関係しているかもしれません。また、台湾や韓国のように、産後のための施設がつくられている国もあるようで、世界の出産環境は少しずつ変化してきているようです。出産はその国・地域の中でも違いがあるものなので、今回のコメントがそのまま国・地域全体の風習・文化とは言いにくいかと思われますが、それでも、一番身近な先輩はお母さんというのは、どの国でも共通で言えることではないでしょうか。調査時期: 2016年2月15日~2016年3月15日調査対象: 日本在住の外国人調査数: 20人調査方法: インターネット応募式アンケート※本文と写真は関係ありません
2016年04月04日こんにちは、齋藤惠です。お腹が大きくなり、いよいよ本格的な出産準備が必要になった8か月から臨月直前のママさんへ、筆者なりに、何を・いつまでにやらなければいけないかを考えリスト化してみました!今回は特に、 早めの準備が必要な“里帰りママ ”にフォーカスしてリストを作っています。下記を参考にどんどん出産へ向けて支度を整えていきましょう!●8か月から里帰りまでこの時期になるとお腹も大きくなり、いかにも“妊婦さん”という見た目になっているはず。臨月までは体調をいたわりつつ、体を動かすことやママ自身の思い出づくりの最後のチャンスだと思って過ごしましょう。また、胎教の観点から“出産まで性別はお楽しみ派”のママでも、妊娠後期からは赤ちゃんにニックネームを付けて呼んであげると良い そうです。里帰りママにとって、パパと過ごせる残り少ない時期でもありますので、2人で相談して名前の候補をしぼってみることをおすすめします。・名前を考える・マタニティヨガなどをして体力をつける・マタニティフォトを撮る・出産前最後の美容院へ行く・里帰りの日程を具体的に決める(病院や夫、実家の家族へ連絡する)・産後すぐに使うグッズのリストアップをしておく・産後に役所へ提出する書類を確認する(のちほど詳しく解説)・緊急連絡先リストを作成する(自分の名前、血液型、家族の連絡先、病院の連絡先などを記載。外出用カバンの目立つところに常備しておきましょう!)●役所へ提出する書類の確認&準備里帰りママにとって産後最も不便になると思われるのが、出生に関わる行政手続き です。県外にいては期限内に届出をすることは大変でしょう。そのためパパの協力が必須になってきます。事前に何をいつまでに提出しなければいけないのか、夫婦で情報を共有し手順の確認もしておきましょう。ちなみに一番早く提出しなければいけない書類は、出生連絡票と出生届。出生届に関しては手続きの際に母子手帳が必要になりますので忘れないようにしてください!・出生届(14日以内)・出生連絡票(産後すぐ)・出産育児一時金(出産前に病院で事前に申し込み)・児童手当・その他、医療費の助成●里帰り後里帰り後はいつでも入院・出産ができるよう、万全の態勢を整えておかなければいけません。実家へ戻ったらなるべく早く、入院から育児に必要なグッズを一通りそろえ、後は心と体の準備に集中できること が望ましいですね。・育児グッズをそろえる(8か月ごろにつくった“産後すぐに使うグッズ”のリストを参考に)・急な出費にそなえて現金を用意しておく・出産に向けての体づくりをする(母乳マッサージ、会陰マッサージ、呼吸法の練習など)・突然つわりが起こった場合の移動シュミレーションを行う(実家のご家族とも情報共有しておきましょう)----------いかがでしたか?最後に、余裕があればぜひやっていただきたいことがあります。それは、“赤ちゃん用防災グッズの追加 ”です!いつどんな災害が起こるかわかりません。いざというときのために、普段お持ちの防災グッズに加えて、赤ちゃん用の食料やオムツ、身を守るためのグッズをそろえておきましょう。これで出産準備は万全です!安心して出産できるよう、何事も早めの準備を心がけましょう!【参考文献】・『おなかの赤ちゃんとおしゃべりしよう』森本義晴・著【参考リンク】・出生届 | 法務省()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年03月14日ゼロエンタープライズ・ジャパンは1月20日、2012年より開始した「零戦里帰りプロジェクト」で米国より帰国させた零式艦上戦闘機(零戦)のテスト飛行を1月27日に実施すると発表した。同プロジェクトは同社取締役の石塚正秀氏が保有するレストア済みの零戦を米国から日本に移し、飛行可能状態なまま保存するというもの。同機は2014年11月に日本へ入国し、海上自衛隊鹿屋航空基地内で管理、2015年7月にはエンジン始動テストを開始していた。今回のテスト飛行は安全面から一般には公開されないが、テスト飛行終了後に他の空港へ飛行させる一般公開を計画している。この一般公開の実現のためには航空局からの飛行許可の再取得ならびに米国からパイロットを招聘するためなどの資金が必要になるため、同社では企業・団体、個人などからスポンサーを募集している。
2016年01月21日第2子妊娠がわかり、まず悩んだのが里帰り出産か離島での出産かということ。親のサポートがあることを考えると里帰り出産に心が傾くけれど……。――ここでは、東京・大島で子育て中の山本ユウカさんによる育児四コマ漫画をお届け。毎週金曜日更新です。○作者プロフィール山本ユウカ2012年に第一子を出産後、翌年には伊豆大島へ移住。趣味はテレビゲーム、読書、お絵描きという超インドア派だが、いい加減外に出ようとフルマラソンへの参加を計画中。雑誌、広告、Web、様々な媒体にマンガやイラストを描いている。
2015年11月27日妊娠したら決めておきたいのが、里帰り出産をするかどうか。ギリギリになってしまうと、分娩の予約が取れないこともあります。出産をどこでするかについては、なるべく早めに決めておきたいところです。そこで今回は、里帰り出産をすることで実感できるメリットと、里帰り出産ならではの注意点についてお話ししていきます。■里帰り出産のメリット(1)リラックスしてお産に臨める里帰り出産の最大のメリットは、生まれ育った環境の中、リラックスして出産の準備ができるということ。お産に対する恐怖心や緊張を感じている人も、里帰りすることで気持ちが楽になるはずです。住みなれた環境で過ごすということは、ママにとって精神的にとても落ち着くことなので、お産もスムーズに進んでくれるかもしれません。■里帰り出産のメリット(2)実母のサポートが受けられる義母が助けてくれるとしても、実母からサポートを受けるのとは、やはり違うはず。どこか気を遣ってしまったり、カンに触るようなことをいわれて、ストレスを感じたりすることもあるでしょう。その反面、里帰り出産なら、実の親子という関係からある程度のわがままも言えますし、実母もそれを受け止めてくれます。あらゆるところでサポートしてくれるので、とてもありがたいと感じることができるでしょう。■里帰り出産のメリット(3)家事のことを気にしなくてもいいパパの食事や掃除、洗濯など、家にいるとママの用事はたくさんあり、出産間際~出産後まで家の心配をしないといけません。しかし、実家に帰ると、家事の心配は必要ないので、気持ちも体も落ち着かせることができます。産後の体調を早く整えるためにも、ゆったりできる里帰り出産のメリットは大きいでしょう。■里帰り出産で気をつけることは? しかし、里帰り出産もメリットだけではありません。検診をする産院から分娩する産院へ、情報の引き継ぎがしっかりできていないと、万が一の時に柔軟に対応してもらえなくなります。里帰り出産を成功させる最大のポイントは、安心できる産院を選ぶこと。これに尽きるでしょう。里帰り出産をする予定であれば、分娩予定の産院と事前に相談し、受け入れや連携の確認をしておくことが大切です。転院手続きなども必要なので、パパや家族、そして医師とよく相談をして、里帰り出産をするかどうかを早めに決めてください。
2015年02月09日田舎でのんびりしたり、普段会えない人たちと再会したり、里帰りは楽しいもの。しかし旦那さまや彼の実家への里帰りとなると、楽しいばかりじゃいられませんね。パートナーのママや家族にいろいろ気を使ってしまいますが、これからもずっとつきあっていく、つきあっていく可能性のある人たちとの大事なイベントですから、失礼のないように、好感を持たれる装いと振る舞いのポイントを押さえておきましょう。■服装は? 結婚前の方で彼のおうちへ訪問する場合は、きれいめスタイルがオススメ。ポイントはなんといっても「清楚」&「上品」。白や淡い色合いのブラウスやカーディガンに、膝まであるスカートできちんと感を出しましょう。特に初めての訪問の場合は、個性を出す必要は全くないので万人受けするスタイルに徹しましょう。既婚の方は旦那さんの実家では食事の支度や片付けなど、いろいろお手伝いをするのが前提なので、相手が仕事を頼みづらくなるようなキレイすぎる服は避けるのが無難。カジュアルな動きやすい格好で臨みましょう。■メイクは? メイクは既婚・未婚とも、シンプルなナチュラルメイクが高感度を上げてくれます。ノーメイクはマナーとして失礼ですし、濃いメイクは親近感に欠け、年配の方には印象も良くありません。■手土産は? 手土産はいろいろと迷ってしまうところだと思いますが、これは値段より気持ちです。「一生懸命選んだ」ということが伝わることが大切です。「近所ですごく評判がいいお菓子で…」「お店のオススメ品だったので…」「無添加で体に優しいお菓子です…」など、なぜそれを選んだのかという理由を伝えながら渡すと良いと思います。パートナーに、ママの好きなものを聞いてお土産にするのも◎。■お手伝いはどうする? 食事のお手伝いについては「何かお手伝いしましょうか?」と一言聞いてみましょう。お手伝いは、すれば良いというものでもありません。人によっては、台所に立たれたくない、勝手にいろいろいじられたくないというママもいるので、あまりでしゃばりすぎるのも良くありません。素直にママの指示に従いましょう。■帰宅後も気を抜かずに 緊張の訪問が終わってほっと一息ですが、帰宅した後も気を抜かないように。「無事に帰りました」「お世話になりありがとうございました」の手紙や電話をすると印象がぐっと良くなり、また来て欲しいと思ってもらえます。帰りが遅くなってしまった場合は翌日でも大丈夫なので、このひと手間を忘れずに。パートナーの実家への訪問は不安と緊張で、憂鬱に感じる人も少なくないと思いますが、あまりいろいろ気を使いすぎず、ポイントだけ抑えたらあとは自然体で楽しみましょう。それが相手のご家族にとっても安心なはずです。また、たとえ普段は彼をお尻に敷いていたとしても、相手の実家では彼を立ててあげることも忘れずに。
2013年08月10日