パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)から、2017年のクリスマスケーキが登場。2017年12月15日(金)まで事前予約を受付、12月22日(金)から25日(月)までの4日間は引換を行う。モミの木やリース型のクリスマスケーキ2017年、パティスリー・サダハル・アオキ・パリが届けるのは、モミの木(サパン)型やクリスマスリースを想起させるデザインなど、クリスマスシーズンを盛り上げる可愛らしいビジュアルのスイーツだ。パリブレスト ノエル ピスターシュリースのようなフォルムの「パリブレスト ノエル ピスターシュ」は、イチゴとピスタチオを使ってクリスマスカラーに仕上げた新作。サクサクッと香ばしいシューパリジャン生地に、優しい甘さのピスタチオクリームと新鮮なイチゴをサンド。一口頬張れば、ピスタチオのまろやかなコクとフルーツの酸味が口いっぱいに広がる。ノエル ショコラ ノワゼットもう一つ新作として登場する「ノエル ショコラ ノワゼット」は、濃厚なヘーゼルナッツがポイント。イタリアブランド・ドモリのチョコレートを使ったガトーショコラ生地に、イタリア産のヘーゼルナッツを重ね、濃厚なヘーゼルナッツクリームで包んだ。トップには香ばしいナッツをたっぷりとデコレーションさせて。サパン サヤ&サパン バンブークリスマスツリー型の「サパン サヤ」「サパン バンブー」は、どちらもパティスリー・サダハル・アオキ・パリ人気のケーキをこの時期だけの限定デザインにアレンジしたもの。さらに、「シュトーレン」や「ベラヴェッカ」などドライフルーツを使った伝統菓子は12月25日(月)まで店頭展開される予定だ。【アイテム詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ≪2017 クリスマス≫■クリスマスケーキ取扱店舗:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ丸の内店・東京ミッドタウン店・新宿伊勢丹店・渋谷ヒカリエ ShinQs 店・JR 名古屋タカシマヤ店予約期間:・店頭受付 2017年10月16日(月)~12月17日(日)※受付時間は各店の営業時間に準ずる。・電話受付は2017年10月16日(月)~12月15日(金)※受付時間は平日9:00~18:00、土日祝日は除く。・公式ウェブサイト受付は2017年10月16日(月)9:00~12月15日(金)12:00引換期間:2017年12月22日(金)~25日(月)※店頭引換のみ。予約時に引換日時と引換店舗を指定。■アドベント取扱店舗:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ丸の内店・東京ミッドタウン店・新宿伊勢丹店・渋谷ヒカリエ ShinQs 店・JR 名古屋タカシマヤ店販売期間:2017年11月1日(水)~12月25日(月)予定※予告なく販売期間や販売箇所が変更となる場合あり。※数量限定。
2017年11月12日映像へ出始めた当初はエキセントリックな役柄が多かった阿部サダヲさん。いまやその演技力は誰もが知るところとなり、幅広い役柄をこなす個性派に。取材日はあいにくの雨。しかも、撮影が始まった途端、雨脚が強くなる。しかし、そんな状況に躊躇も戸惑う様子もなく、傘を手に軽快な足取りで歩き出した阿部サダヲさん。道すがら、一風変わったファサードの家を興味深く眺めたり、後ろから来た車のためにぴょこんと跳んで道の端によけてみたり。大人の男特集にもかかわらず、その仕草、何だか可愛すぎやしませんか?――最新映画『彼女がその名を知らない鳥たち』を拝見しました。阿部さん演じる陣治は、罵倒され足蹴にされながらもなお、十和子(蒼井優)に執着し、彼女の世話を続ける男です。観ていて痛々しい役でしたが…。阿部:最初に台本を読んだ時は、こんな人たち実際にはいないだろうって思っていたんです。でも、沼田まほかるさんの原作を読んだら、陣治と十和子の関係性がすごくリアルに描写されていて、なんというか…信じられたんですよね。――まさに、映画の中で阿部さんと蒼井さんの存在感にはリアルな生っぽさを感じました。阿部:現場の雰囲気も良かったんだと思います。実際にある団地の空き家を何部屋かお借りして撮影したんです。その街の空気感もそうですし、ベランダでタバコを吸っている時に見える景色とか、部屋のソファの小ささとか、妙にリアリティがあったんです。しかも陣治は格好も汚いから、撮影の合間に近所を散歩していても妙に馴染んでいたみたいで。全然誰からも声をかけられなかったです。――陣治は、お金もなく不潔で不作法な男ですが、演じるのに抵抗はなかったですか?阿部:逆に面白かったです。地べたに座ったり、汚く食べたり、人が不快に感じることをあえてやるということは、まずない経験なので、撮影中、どんなに汚い食べ方をしても「いいですね」と言われるのが妙に楽しかったです。――松尾スズキさん率いる大人計画に入ったのはどういったいきさつで?阿部:たまたま大人計画の舞台を観に行って、その後オーディションを受けました。全く知らない世界に足を踏み入れたかったのもあるかもしれません。一回失敗してみたい、というか。あの時に大人計画のオーディションを受けていなかったら、今頃何をしてたんでしょうね。選んでくれた松尾さんに感謝です。――入団当初から、お芝居は楽しかったんですか?阿部:僕が入った頃、若手がどんどん自主公演を打ってもいいよっていう時期だったので、入団間もない僕もいろんな役を頂きました。舞台経験を積んでいくうちに、全く知らないお客さんの前で芝居するっていうことに、徐々に気持ちよさを感じられるようになっていったんです。あれがもし研修期間とかがあるような劇団だったら、すぐに辞めてたかもしれませんね。あべ・さだを1970年4月23日生まれ。’92年より大人計画に参加。主演映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は、現在公開中。’19年には、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の主演を務めることが決定している。※『anan』2017年11月15日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・チヨ(コラソン)ヘア&メイク・中山知美(R.I.S E)インタビュー、文・望月リサ衣装協力・zinze(by anan編集部)
2017年11月12日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)から、フランスの伝統菓子「ガレット デ ロワ」2種が登場。2018年12月29(土)から2019年1月17日(木)まで、丸の内店、東京ミッドタウン店、新宿伊勢丹店、渋谷ヒカリエ ShinQs店、JR名古屋タカシマヤ店にて販売される予定だ。「ガレット デ ロワ」とは「ガレット デ ロワ」は、丸いパイ生地の中に、アーモンドクリームをたっぷりと詰めたフランスの伝統菓子。フランスでは公現祭(1月6日のキリストの生誕を祝福する祝日)に家族や友人と切り分けて食べる習慣がある。取り分けられたパイの中に、“フェーブ”と呼ばれる陶器製の人形や置物が入っていると、その1年幸運が続くと言い伝えられている。「ガレット デ ロワ」パティスリー・サダハル・アオキ・パリの「ガレット デ ロワ」は、フランス産発酵バターをふんだんに使用したサクサクのパイ生地が魅力。パイの中には、濃厚なアーモンドクリームをたっぷりと忍ばせている。サクサクのパイ生地としっとりとしたアーモンドクリームが見事に調和され、ほろっとした食感がついつい病みつきになってしまう一品だ。「ガレット デ ロワ マッチャ」2017年に登場した「ガレット デ ロワ マッチャ」は、愛知県西尾産の抹茶をふんだんに使用した「ガレット デ ロワ」。フランス産発酵バターが香る、サクサクのパイ生地に中には、ほろ苦い抹茶をミックスしたアーモンドクリームが入っている。抹茶の風味豊かな味わいと、芳醇なバターの香りが絶妙にマッチした、和洋折衷のコンビネーションを堪能して。なおパティスリー・サダハル・アオキ・パリの「ガレット デ ロワ」2種には、フェーブの代わりにアーモンドが1粒入っている。誰に当たるかは食べてからのお楽しみだ。【詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 「ガレット デ ロワ」販売期間:2018年12月29日(土)~2019年1月17日(木)(予定)※販売期間は元旦を除く。年末年始の定休日は各店舗により異なるため注意。※公式オンラインショッピングサイトでの注文は、2018年12月14日(金)12:00~2019年1月11日(金)12:00(予定)まで・ガレット デ ロワ 3,240円(税込)・ガレット デ ロワ マッチャ 3,456円(税込)※ガレット1つにつき、フェーブと王冠を別添えでプレゼント※フェーブの種類は選べない店舗情報:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ全5店舗
2017年11月12日公開初日を迎えた映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の舞台あいさつが28日、東京・新宿バルト9で行われ、ダブル主演の蒼井優と阿部サダヲをはじめ、松坂桃李、竹野内豊、白石和彌監督が出席した。阿部らが演じた3人の男性と関係を持つ十和子を演じた蒼井は「お三方(阿部、松坂、竹野内)に対して違う面を見せていければと思いながら演じました。お三方とはロケも全然異なり、阿部さんは汚い感じ(笑)、松坂さんとはキラキラしてライトが綺麗なところのロケが多く、竹野内さんとは嘘みたいな白いお家と砂浜で撮影しました。三本の作品を撮っているような感覚でしたね」と振り返った。また、本作は7月に死去した俳優・中嶋しゅう氏の最後の映像出演作品で、「しゅうさんは私に芝居の面白さを伝えてくださり、国枝という役をしゅうさんにやってもらいたくて、監督にお話させていただいたんです。演劇で共演させてもらい、映像ではなかったので、私の夢が叶ってしゅうさんとご一緒できました。びっくりするほど気持ち悪い役ですが、しゅうさんの最後の姿を目に焼き付けていただけたらと思います」と故人を偲んだ。究極の愛を描いた本作にちなみ、「究極の●●エピソードは?」という共通質問に、蒼井は「究極の寒がりなんです。近年のスケジュールを考えても、真冬は舞台の仕事で、どうにか真冬のロケは出てないです(笑)。寒いという感情が一番嫌いなんです(笑)」とカミングアウト。対する阿部は「芝居の前はトラックの運転手をしていました。(自身が本作で演じた)陣治みたいな感じで(笑)。ドカジャン着て金髪で髭生やしてもっと汚かったですよ」と明かして登壇者や観客を驚かせ、「陣治は心地良かったです。あれはあれで良かったですよ」と昔を懐かしんでいた。ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに、「究極の愛とは何か?」というテーマを突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの同名小説を、『日本で一番悪い奴ら』などを手掛けた白石和彌監督が映画化した本作。クレーマーで自分勝手で嫌な女・十和子を蒼井優、その十和子に異様な執着を見せる不潔でちんけで下劣な男・陣治を阿部サダヲ、さらに妻子がありながらも十和子と肉体関係を結ぶ下衆男・水島を松坂桃李、十和子の元恋人で別れる時に彼女の心や身体を傷つけたクズな男・黒崎を竹野内豊がそれぞれ熱演している。
2017年10月30日蒼井優と阿部サダヲのW主演で、沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』。このたび、蒼井さん演じる主人公の“クレーマーで自分勝手な女”十和子が、全身包帯グルグル巻きで登場する衝撃的な場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。先日の第30回東京国際映画祭オープニングイベントでは、「Japan Now」部門で「銀幕のミューズたち」として特集上映が組まれる安藤サクラ、満島ひかり、宮崎あおいとともにレッドカーペットに登場、白い着物で艶やかな姿を見せていた蒼井さん。だが、このたび到着した場面写真は、十和子がかつてOLとして勤めていた時代のワンショット。制服に身を包んではいるものの、眼帯をつけ、頭にも左腕にも包帯がグルグル巻き…。満身創痍の痛々しい姿が収められており、哀しげな表情を浮かべながら右手1本で熱いお茶を運ぶ、見ているだけで切なくなる瞬間が映し出されている。こうして美女が眼帯をつけ、包帯をグルグル巻きにしている姿は、まるで「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズのヒロイン・綾波レイが、主人公・碇シンジと初対面を果たす印象的なシーンを彷彿とさせるが、本作でも下劣で汚い男・陣治(阿部サダヲ)との出会いの場面という意外すぎる共通点が発覚!強烈な姿での初対面となったものの、十和子を見つめる陣治は“可愛い”“目が離せない”と言わんばかり、“危うい女子を守ってあげたい”、そんな表情を浮かべており、ここから十和子への異常な執着へと発展してしまうなんて想像もつかないほど純粋。陣治と出会う前の十和子はなぜ、こんな重傷を負う羽目になったのか、そして十和子と陣治の2人にはどんな物語が待ち受けているのか、気にならずにいられない。蒼井さんは、自身で演じた十和子について、「自分に対する諦めができない人。かといって何か行動を起こすわけでもない、甘ったれた女性。あまり共感は出来ない役でした」とその内面を考察。だが、クランクアップ後には「十和子自身が常に、良い夢だったり、悪夢の中にいる様な役だったので、自分もその中にまだ入り込んでいる感じです。共感は全く出来ない役だったけれど、ご覧になる方に自ら嫌われる勇気をどこまで持てるのか、試したいと思いました」と語り、演技幅が豊かな蒼井さんにとっても、挑戦的な難役を身を削る思いで演じきったことを明かしている。役者の新たな顔を引き出す演出に定評のある白石和彌監督のもと、女優・蒼井優が嫌われる覚悟と決意で臨んだ十和子。美女×包帯のあられもない姿を、スクリーンで確かめてみて。『彼女がその名を知らない鳥たち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月29日蒼井優、阿部サダヲのW主演で贈る映画『彼女がその名を知らない鳥たち』初日舞台挨拶が10月28日(土)、都内にて行われ、蒼井さん、阿部さんに加え、出演した松坂桃李、竹野内豊、白石和彌監督が一堂に会した。挨拶中、阿部さんのマイクの音が急に出なくなるというハプニングに襲われたが、出演陣が一斉にマイクを差し出すというほほえましい事態に。中でも、とっさに渡した竹野内さんの姿に、観客が「優しい~!」とメロメロになると、阿部さんが「竹野内さんって、優しいんですよ!」となぜか誇らしげにしていた。『彼女がその名を知らない鳥たち』は、究極の愛を描いた物語。8年前に別れた男・黒崎(竹野内さん)を忘れられない十和子(蒼井さん)は、いまは15歳上の男・陣治(阿部さん)と暮らし、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる水島(松坂さん)と関係を持ち情事に溺れていくが、陣治が執拗に自分をつけ回していることに気づいてしまう。本作で、自分勝手に見える女を熱演した蒼井さんは、阿部さん、松坂さん、竹野内さんと三種三様のベッドシーンを担当した。その様子をふり返った蒼井さんは、「ロケ地も違うので、全然違いました。阿部さんのところは本当に汚いところばかり(笑)。松坂さんとはキラキラしたような、ライトがキレイなところが多くて。竹野内さんとは嘘みたいなロケ地で、白い砂浜とかで撮影していました」と笑顔を見せ、「3本の作品を撮っているような感覚でした」と贅沢な撮影を思い出していた様子だった。これまで演じたことのない最低のクズ男を演じ、新境地を拓いた竹野内さんは、「なぜ私に声をかけてくれたのかなって…」という疑問を白石監督にぶつけたと述懐。白石監督は、「いままで映画でクズをいっぱい撮ってきているんですけど、黒崎は擁護のしようがないクズ」と竹野内さんの役を説明したのち、「とはいえ、台本では描ききれていない黒崎の人生があり、哀しみや孤独さとかがないまぜになっている。描き切れないからこそ、竹野内さんにやっていただければ、存在としていろいろなものを表現できるだろうとオファーしました」と、全幅の信頼を寄せていたことを明かした。舞台挨拶の最後、蒼井さんは本年7月6日に舞台出演中に転落し亡くなった中嶋しゅうについて、想いを語った。「(『彼女がその名を知らない鳥たち』は)中嶋しゅうさんの最後の映像作品です。偉大な偉大な先輩で、芝居の面白さを私に教えてくださった方。演劇で共演していて映像がなかったので、差し出がましいですけど『國枝役は、しゅうさん、どうですか?』と監督に(提案)させていただいて、私の夢がかなって今回ご一緒できました。びっくりするほど気持ちの悪い役ですけど(笑)、しゅうさんらしくて愛らしい方なんです。しゅうさんの姿と松坂さんの熱演を目に焼き付けていただけたらと思います」。『彼女がその名を知らない鳥たち』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月28日一流ファッション誌のカリスマ編集長のもと、奮闘しながら成長していく女性を演じた映画『プラダを着た悪魔』や、40歳年上の“新人(インターン)”を雇うことになったファッションサイトの女社長を演じた『マイ・インターン』。ハリウッドの人気女優アン・ハサウェイといえば、恋に、仕事に、おしゃれに奮闘するキャリアウーマンが代名詞といえるほど、そのイメージが定着している。だが、そんな数々の輝いている女性を演じてきたアンが、最新作ではなんと“職なし!家ナシ!彼氏ナシ!”のダメウーマンに挑戦!そして、日本でも『花とアリス』から『家族はつらいよ』シリーズまで、幅広く活躍する人気女優・蒼井優も、恋愛に依存するダメ女を演じて話題となっており、この秋、日米の人気女優の“ダメ女”映画が2週連続で公開される。■アン・ハサウェイ:ダメウーマンが負け犬人生と世界の危機に立ち向かう『シンクロナイズドモンスター』11月3日(金・祝)公開憧れのニューヨークで働いていたグロリア(アン・ハサウェイ)は、失業してから毎晩酒に酔って暴走し、同棲中の彼氏(ダン・スティーヴンス)に家を追い出されるダメウーマン。家も仕事も彼氏も失ったグロリアは、生まれ故郷の小さな田舎町に戻り、そこで幼馴染のオスカー(ジェイソン・サダイキス)が営むバーで働くことに。そんな中、韓国・ソウルで突如巨大な怪獣が現れたという衝撃のニュースが世界を駆け巡る。テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、ただひとりグロリアはある異変に気付く。「この怪獣、私と全く同じ動きをする…!?」。舞い上がったグロリアは、怪獣を操り世界をさらなる混乱へと陥れるが、そこに「新たなる存在」が立ちはだかり…。本作でのアンはファッションにもまるで気を使わず、髪の毛はボサボサと、これまでのイメージを覆す容姿。彼女は本作のプロデューサーも務めており、役柄について「グロリアは最も自分らしいキャラクター」と語っている。女子力ゼロのセカイ系バトル・エンターテインメントを見逃さないで。■蒼井優:「共感は全くできない」最低な女と最低な男がたどりつく、究極の愛とは?『彼女がその名を知らない鳥たち』10月28日(土)公開下品で貧相、金も地位もない15歳上の男・陣治(阿部サダヲ)と暮らす十和子(蒼井優)は、8年前に別れた黒崎(竹野内豊)のことを忘れられずにいた。陣治に激しい嫌悪の念を抱きながらも、陣治の稼ぎのみで働きもせずに毎日を送っていた十和子は、黒崎に似た面影を持つ妻子ある水島(松坂桃李)と関係を持つ。ある日、十和子は家に訪ねてきた刑事から、黒崎が行方不明であることを告げられる。「十和子が幸せならそれでいい」と、日に何度も十和子に電話をかけ、さらには彼女を尾行するなど、異様なまでの執着を見せる陣治。十和子は、黒崎の失踪に陣治が関係しているのではないかとの疑いを持つ――。“イヤミスの女王”と呼ばれる沼田まほかるのベストセラー小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が映画化。恋愛に依存せずには生きられない、危なっかしさを感じさせる十和子を蒼井さんが好演している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月24日映画『彼女がその名を知らない鳥たち』で共演している蒼井優と阿部サダヲの2人が、10月24日(火)今夜オンエアされる日本テレビ系「ウチのガヤがすみません!」にゲスト出演。ガヤ芸人たちの個性あふれる“おもてなし”を受けつつ様々なトークを展開する。「ウチのガヤがすみません」はヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人が総勢50名を超えるガヤ芸人たちと共に、スタジオに招いたゲストを笑いとともに掘り下げる新しいスタイルのトークバラエティ。今回も「尼神インター」「安藤なつ」「おかずクラブ」「カミナリ」ら人気お笑い芸人たちが多数出演。蒼井さんがオタク芸人とアイドル大激論を繰り広げたり、まさかの本人登場に歌い踊り歓喜の涙。またグルメ芸人は卵かけご飯にピッタリな調味料を紹介。「おかずクラブ」の激ウマソースに出演者たちも大絶賛したかと思えば、「カミナリ」のネタ完コピや漫談芸人の登場など、見ごたえ十分の“おもてなし”が展開される模様。現在日本テレビ系で放送中のドラマ「先に生まれただけの僕」でも「嵐」櫻井翔演じる主人公に反発しながらも次第にその力になっていくヒロインの女性教師を演じている蒼井さん。2017年1月期のドラマ「下剋上受験」では中卒だが娘を最難関私立中に入学させるべく奮闘する父親役を、現在放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で後に徳川幕府を築く徳川家康役を演じている阿部さん。常に新たな魅力を発揮し続ける2人がW主演を務める『彼女がその名を知らない鳥たち』は“イヤミス”女王の一人、沼田まほかるの人気同名ミステリー小説を『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督がメガホンを取って映画化する作品。8年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、いまは15歳上の男・陣治と暮らしている。貧相な陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる男・水島との情事に溺れていく。そんなとき、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める――。クレーマーで自分勝手で嫌な女・十和子を蒼井さんが、そんな十和子に異様な執着を見せる不潔で下劣な男・陣治を阿部さんが演じるほか、一見誠実そうな風貌ながらとにかく薄っぺらな水島に松坂桃李、十和子の昔の恋人であり、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない黒崎に竹野内豊と、いずれも実力派の俳優たちが集結して映画史上類を見ない“全員最低”な男と女が辿りつく、まぎれもない愛の物語を描き出す。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より全国にて公開。「ウチのガヤがすみません!」は10月24日(火)23時59分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月24日阿部サダヲと吉岡里帆が主演を務めるオリジナル映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が、2018年10月12日(金)に全国の劇場で公開される。「時効警察」シリーズの三木聡が監督&脚本本作の原案・脚本・監督を手掛けるのは、「時効警察」シリーズなどで知られる三木聡。『俺俺』『インスタント沼』『転々』など、独自のコメディセンスを持つ監督が、現代社会に“歌”と“笑い”の力で風穴を開ける、ハイテンションロックコメディを作り上げる。ストーリーリミット迫る“声の争奪戦”が今、はじまる!!!爆音!爆上げ!ハイテンション・ロック・コメディ!!驚異の歌声をもつ世界的ロックスター・シン(阿部サダヲ)と、声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)。正反対の2人は偶然出会い、ふうかはシンの歌声が“声帯ドーピング”によるものという秘密を知ってしまう! しかもシンの喉は“声帯ドーピング”のやりすぎで崩壊寸前!やがて、シンの最後の歌声をめぐって、2人は謎の組織から追われるはめに。リミット迫る“声の争奪戦”が今、はじまる!!!マリリン・マンソンをイメージしたロックスター・シン役に阿部サダヲ主演のシンを演じるのは、『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』『殿、利息でござる!』などに主演し、人気・実力を兼ね備えた個性派俳優・阿部サダヲ。紅白歌合戦出場も果たした人気バンド「グループ魂」のボーカル≪破壊≫も務める彼が、驚愕の歌唱力で一躍スターダムにのし上がったカリスマロックスターを演じる。破滅的なロックスター・シンのキャラクターを創り上げるにあたり、製作サイドが参考にしたのは、その常軌を逸したパフォーマンスで世界中を驚かせてきたマリリン・マンソン。奇抜で衝撃的なメイク姿の阿部サダヲの姿は、本作の見どころの1つだろう。ヒロイン・ふうか役に吉岡里帆ヒロイン・ふうか役には、「ゆとりですがなにか」、「カルテット」、「ごめん、愛してる」など続々とドラマに出演し、今最も注目を浴びている女優の一人・吉岡里帆。2019年には、『パラレルワールド・ラブストーリー』の公開も控えている。そんな彼女は、ストリートミュージシャンとして活動するも、声が異様に小さく歌声が聞こえないという弱点を持つ難役に挑む。さらに本作で、映画・ドラマでは一度も披露した事のない歌声を初お披露目。撮影に向けて特訓中であるギター演奏とともに奏でられる彼女の歌声と、豪華アーティスト達の提供による映画オリジナル曲にも要注目だ。阿部サダヲ×吉岡里帆にインタビュー本作で主演を演じた阿部サダヲと吉岡里帆にインタビューを実施。独自のセンスに溢れる三木監督との現場風景について触れながら、2人が演じたキャラクターの役作りなどについて話しを伺った。ハイテンション・ロック・コメディというユーモア溢れるジャンルの作品ですが、三木監督の台本を初めてご覧になった際のご感想を率直に教えてください。阿部:正直わけの分からないところが沢山ありました(笑)撮影前の立ち稽古の場で、初めて吉岡さんにお会いできた際、「やっぱり、この台本の内容分からないよね!」って、お互いにこの感情を共有できた時は妙にホッとしましたね(笑)吉岡:私も、阿部さんが自分と同じ気持ちだと知った時は、素直に嬉しかったです(笑)これまで数々のコメディ作品をこなしてきた阿部さんは、てっきり台本を理解しつくしたうえで、立ち稽古に臨まれるんだろうなと思っていたので…。実際に現場に入ってから、台本の“謎”は解消されたのでしょうか。阿部:はい。三木監督が丁寧に説明してくれて、何から何まで全て計算し尽くされた台本なのだと気付かされました。この作品を観た人からは「あれはどこからアドリブなの?」とよく尋ねられる程、劇中には突拍子もない台詞が溢れかえっているのですが、それも全て三木監督が台本に事細かに書かれていること。僕たち俳優が、何か追加で足すような要素など何1つありませんでした。吉岡:私は演技にはいることで、徐々に台本に描かれた意味や内容を自分の中に落とし込むことができました。三木監督が7年かけて構想したオリジナル脚本なので、その細部にまでかけた拘りも並々ではなくて。台詞の1つ1つにも、実は監督の愛やメッセージが詰め込まれていたりするんです。例えばどんな台詞でしょうか?吉岡:音楽の道を諦めようとしているふうかに対して、シンが「やらない理由ばっか見つけてんじゃねえ!」と言い放つ台詞。この言葉は、実は三木監督が、ご自身の娘さんに対して伝えたいメッセージでもあるらしくて。ロックな感じにも聞こえますけど、本当は愛情に満ち溢れた言葉なんです。“好きなことをやり抜いてほしい”というエールに、私も撮影中勇気づけられていました。これまでの人生を振り返って、「やらない理由ばっか見つけてんじゃねえ!」という台詞が胸に突き刺さるようなご経験はありますか?阿部:僕の場合は、高校時代の部活。野球部に所属していたのですが、どうしても素振りが嫌いで…。素振りをしない理由だけは、誰にも負けなかった。(笑) 「左打ちになるかもしれない」とかどうしようもない言い訳を考えて、いつも逃げていましたね。それでも芝居に関していうと、何故かそういう“素振りをやめる理由”を探すようなことは不思議とない。どんな役でも、断ったことがないんです。役者を始めた時から、“僕芝居知ってますよ”みたいなテンションで乗り越えてきました。どんな役でも引き受けてきた阿部さんですが、本作で演じたシン役では、かなりきついシーンがあったとか?阿部:忘れもしない、撮影初日の大量の水が降ってくるシーンです。ふうかとシンが初めて出会う重要な場面でもあるのですが、これはもう本当に言葉にすることが出来ないくらい、体力的に限界を感じたシーンでして…(笑)吉岡:あの日はすごく気温が低い日だったんですよね。その中で撮影に使用された雨のセットは、消防車から出る大量の放水。その冷たい水を阿部さんは、半裸で浴びながら演技をされていたんですよ。しかもその演技が本当に面白いっていう。生死をさまよいながら、それを笑いに変えるっていうのは、本当にすごい!阿部:面白かったでしょ?僕も自分じゃなかったら、腹抱えて笑いますもん (笑)でも現実は、路上にいながら、溺れそうになっていたという…。これまで破天荒なシーンを沢山撮影してきましたが、あそこまで死にそうになりながら演技をしたのは、僕の役者人生の中でも初めての出来事でして。今ではこの作品の撮影によって、大量の水が怖い!ていうトラウマができてしまったほどです(笑)初日からそんな過酷な現場を目の当たりにして、率直にどのように感じられましたか?吉岡:スタートを切る上で、私にとって、とてつもなく大きな刺激となりました。作品の為に、全エネルギーを注ぐ阿部さんの役者魂を初日から間近でみさせていただいて、“これがプロの演技なのだ”と一気に身が引き締まって。阿部さんの横に立つためには、私も全力の演技を出し切らなければいけない、と改めて気合を入れ直すことができました。阿部:たしかに初日にあれだけ一番きついシーンがあったからこそ、吉岡さんや周りのスタッフの方と、これから共に頑張ろう!という共通意識のような絆が自然と芽生えたように感じます。(笑)その次に繋がる場面というのも、自然とスムーズに進めることができましたね。本格的に撮影が始まってから、演技の面で難しさを感じることはありましたか?阿部:もちろんです。長期間かけて練ったストーリーを、急に完璧に理解して演技に移せるほど、“演じる”ということは簡単なものではありません。けれど、だからこそ僕は、この作品に俳優としての“やりがい“を感じていました。全力の演技で三木監督が爆笑してくれた時は、やはり嬉しい!“あ、この演技が今、監督の頭の中とマッチしているんだ”と、手応えのような感覚を掴みながら、演技に臨んでいました。吉岡:明確なゴールがある作品だったので、それを演技で完璧に表現することはやはり難しかったですね。台詞や演技の“間”に対しても強い拘りを持たれていて、何か食い違いがある度に、はっきりとNGの指示がある。映像に関しても、私の喉にカメラを突っ込んで撮影を進めたりと、全てに対してストイックな姿勢で、ついていくことに精一杯な時もあったのですが。けれど撮影が進むにつれて、私は三木監督の頭の中で描いていることに少しでも近づきたい!という使命感のようなものが芽生えていました。誰も観たことがないような映画を、三木監督と作り上げよう!と。お2人が演じたシンとふうかは、極端なキャラクター設定でしたが、役作りの上で工夫されたことは?阿部:役作りについて、よくインタビューされるんですけど、未だになんて答えていいのか分からないんです。どう答えたら、“この阿部サダヲの答えはシメたぞ!”て思ってくれるんだろう…(笑)ただこの作品に関していえば、世界観がしっかりとあったので、何か自主的に“こういうキャラクターにしよう”と考えて、取り組んだことは本当にないですね。細かいことにも気を使って頂き、衣装に関しても、僕が実際に組んでいるバンドとイメージが被らないように、革ジャンではなく、敢えてジャージを用意して頂いたりしていました。僕の普段の活動にまで配慮をして下さっていたので、役にも自然にすっと入り込むことが出来ました。吉岡:私は敢えてマイペースを貫くことに徹していました。共演しているキャストの皆さんのキャラクターがとにかく濃すぎたので、同じようなテンションでいると、自分のペースを見失ってしまうなと。周りの普通じゃないキャラクターを、あたかも普通のように冷静に受け止めて、自分の演技に集中するという感覚です。阿部:あ、その答えが正解ですね!(笑)癖の強いキャラクターばかりだから、逆にこちらは“役作らない”みたいなテンション。それぞれのキャラクターを演じる上で、難しかったことは?吉岡:私の場合、“大声を出してはいけない”キャラクターだったので、大きい声だからこそ伝わる言葉を、どのように表現するかということが一番の難問でした。例えば、ふうかが「私は気持ちを大事にしたいんです!」と、自分の熱い想いを打ち明けるシーン。これは大声で言う方が、観客の方にもストレートに伝わりやすいと思うのですが、私の場合、小さな声でダイナミックに表現しなければいけなくて。これが慣れるまでは本当に悪戦苦闘しました。阿部:僕は、キャラクターのシンとして歌うという場面は、本来なら難しかったと思います。どうしても僕の普段のバンド活動を意識してしまうので。けれど、幸いなことに、このシーンは、全ての場面を撮り終えた後撮影最終日に行われたんです。その為、作品を通して、僕はあの最後の瞬間シンとしてステージに立てることができたというか。自然にキャラクターに入り込んで、思い切り歌うことが出来ました。お2人の俳優業における強みを教えてください。阿部:俳優業に就く前に、いろんな仕事を経験していたことは、演技において強みかもしれません。色んな人の職業を経験しているから、その感情や動作を演技の上で活かすことができる。あとこれは少し変な話ですけど、ものすごく平均的な家庭で生まれ育った自分の生い立ちも最近は気に入ってます。昔は何故か複雑な家庭で育った俳優の方の方が、人生にある“深み”のようなものがあると感じていて。自分の平凡な生い立ちに対して、妙なコンプレックスを抱いていた時もあったんですよ。“どうしてうちは離婚していないんだ!”なんて変に親を逆恨みしたときもあったくらい。(笑)けれど今は、“普通”な僕だからこそ、届けられる演技もあるのかなって感じています。吉岡:私は関わった作品や共演者の方に対して、感謝の気持ちを忘れないこと。誰が何と言おうと、胸を張って全てが最高だったと誇ることができますし、それが次の作品に対する活力にも繋がっています。主演を囲む豪華キャスト勢ロックスター・シンのマネージャー坂口を演じるのは、映画『亜人』などヒット作の出演が続く千葉雄大。「尊敬する阿部サダヲ先輩とまたご一緒できたのも嬉しかったです。真剣に遊ぶ現場でした。」と阿部との思い出について語っている。また、「時効警察」をはじめ三木聡監督作品に多数出演する麻生久美子は、謎めいた女医に。ふうかの親戚・デビルおばさん役にはふせえり、シンの所属事務所社長役には田中哲司、ザッパおじさん役には松尾スズキと実力派俳優の登場も決まっている。主演2人の主題歌をHYDEとあいみょんがそれぞれ製作主演の2人それぞれが歌う主題歌にも注目。阿部サダヲ演じるロックスター・シンが歌う「人類滅亡の歓び」の作曲を、L’Arc~en~Cielやソロとして世界で活躍するHYDEが、同曲の作詞を、作詞家・音楽プロデューサー・作家として活躍するいしわたり淳治が担当。バックバンドとして、サウンドプロデュースなどで活躍するPABLOやRIZEをはじめ多数のバンドで活躍するKenKen、ロックバンド「FUZZY CONTROL」のSATOKOが、演奏と出演の両面から盛り上げる。吉岡里帆演じるふうかの歌う主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」の作詞・作曲は、新星シンガーソングライター・あいみょんが手掛けた。その他にも、「never young beach」の安部勇磨や、「チャットモンチー」の橋本絵莉子、「グループ魂」のギター“遅刻”としても活躍する富澤タクなどが挿入歌の作詞・作曲を手掛けるなど、豪華なアーティスト達が本作のサウンドを彩る。作品情報映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』公開日:2018年10月12日(金)出演:阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、 麻生久美子、小峠英二(バイきんぐ)、片山友希、中村優子、池津祥子、森下能幸、岩松了、ふせえり、田中哲司、松尾スズキ監督・脚本:三木聡(『俺俺』、「時効警察」シリーズ)主題歌:SIN+EX MACHiNA「人類滅亡の歓び」(作詞:いしわたり淳治作曲:HYDE)/ふうか「体の芯からまだ燃えているんだ」(作詞・作曲:あいみょん)製作:映画「音量を上げろタコ!」製作委員会制作プロダクション:パイプライン配給・制作:アスミック・エース
2017年10月13日『インスタント沼』『俺俺』など独自のコメディセンスを持つ三木聡監督が原案・脚本・監督を手掛けるオリジナル映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の製作がこのたび決定!主演に阿部サダヲ、ヒロインには吉岡里帆を迎え、11月より撮影を開始し、来年公開予定となることが明らかとなった。■あらすじ4オクターブの音域と、すべての人の心を打つ声量を持ち、金も女も名声も手にするロックスター・シン。しかし彼には誰にも言えない秘密があった。彼の歌声は、「声帯ドーピング」という掟破りの方法によって作られたものだったのだ。「歌を届けるためなら、もう声が出なくなってもいい、死んでもいい――」長年にわたる声帯ドーピングの副作用で、彼の喉には限界が近づいていた。次第に声が出なくなる恐怖に怯えるシン。そんな中で彼が出会ったのは、 歌声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうかだった。彼女の姿にかつての自分を重ね、ふうかを叱咤するシン。そんな中、シンは次第に声が出なくなっていく…。果たして、ふうかはシンを救えるのか!?■阿部サダヲのキャラクターモデルはマリリン・マンソン!?「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」「笑う犬の生活」「トリビアの泉」、近年では「ヨルタモリ」の総合演出など、バラエティ番組も数々手掛け、幅広いジャンルで活躍する三木監督が本作で作り上げるのは、何かと息がつまる現代社会に“歌”と“笑い”の力で風穴を開ける、ハイテンションロックコメディ。声帯ドーピングのロックスター・シンを演じるのは、『アンフェア』シリーズや『舞妓Haaaan!!!』『殿、利息でござる!』などに出演し、人気・実力を兼ね備えた俳優の阿部さん。今回このキャラクターを創り上げるにあたり、製作サイドが参考にしたのは、そのパフォーマンスが世界中を驚かせてきたマリリン・マンソンだという。劇中では奇抜で衝撃的な、いままで見たことのないメイク姿の阿部さんが見られるようだ。また、ヒロイン・ふうか役には、「ゆとりですがなにか」「カルテット」「ごめん、愛してる」など続々と話題作に出演し、注目を集める吉岡さん。映画やドラマでは一度も披露したことのない歌声を、劇中で初お披露目。現在絶賛特訓中であるギター演奏とともに奏でられる彼女の歌声と、豪華アーティストたちの提供による映画オリジナル曲にも注目だ。■目指すのは馬鹿馬鹿しいラブストーリー今回の決定を受け、「いつかは御一緒してみたいとずっと思っていた三木監督とお仕事出来るとは…」と喜びを噛み締めている様子の阿部さん。「これはどうやって撮るんだろうっていうところばっかり…ワクワクします」と撮影への期待を口にした。さらに、台本を読んで「絶妙な掛け合いに笑いが込み上げ、予測出来ない展開にワクワクし、ラストシーンではじんわりと胸が熱くなりました!」という吉岡さんは、「私の演じる明日葉ふうかという役は声があまりに小さなストリートミュージシャンです。でも私は歌もギターにも触れたことが無い人間です。ふうかになるべく0から作っていってます。殻を破るための殻作りをいましています。生の成長記録として、皆様の胸が熱くなれる様に全力を尽くしますのでどうぞよろしくお願いします」とコメントしている。一方、「目指すのは馬鹿馬鹿しいラブストーリー」だと言う三木監督。「この役を演じられるのは阿部サダヲ氏のほかには居ないと確信してる。演技面そしてロック的なアナーキー感、どこを取っても凄すぎる。阿部さんの歌を実際に聞いただけで、ぶっ飛びました」とコメント。また吉岡さんについては、「とても華奢な感じだけどこのカオスに平然と飛び込める強さと驚くべき集中力。話をしていても、パッと憑依するみたいに映画に集中する感じはいままで会ったことないタイプ。変ちゃ変な人ですよね吉岡さんは」と語った。さらに、未発表のキャスト陣についても「サブキャラクターもベストメンバー。もう、ちょっと怖いくらいですこの俳優陣」と明かしており、続報を心待ちにしたい。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年10月10日俳優の阿部サダヲが映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(2018年公開)に主演することが10日、わかった。女優の吉岡里帆がヒロインを務める。同作は監督・脚本を三木聡が務めるオリジナル作品。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)だが、実は彼の歌声は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られたものだった。限界が近づく喉に焦るシンは、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)に出会う。ロックスター・シンのキャラクターとして製作サイドが参考にしたのは、そのパフォーマンスが世界中を驚かせてきたマリリン・マンソン。阿部は自身も「グループ魂」のボーカル・破壊として活躍するが、今回は奇抜で衝撃的なメイク姿でカリスマロックスターを演じる。また、吉岡演じるヒロインのふうかは歌声を披露。現在ギター演奏も特訓中で、豪華アーティストたちの提供による映画オリジナル曲を披露する。11月から撮影を開始し、2018年に公開予定のハイテンションムービーとなる予定だ。三木監督は「目指すのは馬鹿馬鹿しいラブストーリー」と説明し、「この映画に参加してくれてるメンバーのキャラは濃い、俳優、ミュージシャン、スタッフ、どこを取ってもキャラ濃すぎる人材ばかりで胸焼けしそうだ」と語る。阿部については「演技面そしてロック的なアナーキー感、どこを取っても凄すぎる。阿部さんの歌を実際に聞いただけで、ぶっ飛びました」と印象を明かした。また、阿部に立ち向かう吉岡については「まぁ大変でしょう。でも大丈夫、とても華奢な感じだけどこのカオスに平然と飛び込める強さと驚くべき集中力。話をしていても、パッと憑依するみたいに映画に集中する感じは今まで会った事ないタイプ。変ちゃ変な人ですよね吉岡さんは」と絶賛。未発表のサブキャラクターについても「ベストメンバー」と表し、「もう、ちょっと怖いくらいですこの俳優陣」と自信を見せた。○阿部サダヲコメントいつかは御一緒してみたいとずっと思っていた三木監督とお仕事出来るとは……嬉しいです。しかもロックコメディ‼ ワクワクします‼ 台本を読んで、これはどうやって撮るんだろうっていうところばっかり……ワクワクします‼吉岡里帆さんはお会いした事ないですけど、どんなふうかを見せてくれるのか、とても楽しみです。よろしくお願いします。○吉岡里帆コメント「音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」頂いた企画書の頭に書かれていたタイトル。これが私には映画の題でありながら、突然贈られてきた激励のメッセージの様に見えました。台本を読み進めていくと、絶妙な掛け合いに笑いが込み上げ、予測出来ない展開にワクワクし、ラストシーンではじんわりと胸が熱くなりました!昔から大好きだった三木聡監督の作品に出られること、監督のピュアで真っ直ぐな台詞を発せられること、ただただ嬉しく台本を抱きしめたくなりました。そして同時に背筋が伸びました。私の演じる明日葉ふうかという役は声があまりに小さなストリートミュージシャンです。でも私は歌もギターにも触れたことが無い人間です。ふうかになるべく0から作っていってます。殻を破るための殻作りを今しています。生の成長記録として、皆様の胸が熱くなれる様に全力を尽くしますのでどうぞよろしくお願いします。
2017年10月10日蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊という実力派俳優が全員“共感度0”のクズなキャラクター演じる『彼女がその名を知らない鳥たち』。その公開を記念して、蒼井さんが生放送でパーソナリティを務める特別番組「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」の放送が決定した。沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を原作に、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』などノンフィクション小説から骨太な社会派エンターテインメントを作り出してきた白石和彌がメガホンを取り、初の本格的な大人のラブストーリーに挑むという本作。登場するのは、蒼井さん演じるクレーマーで自分勝手な女・十和子や、阿部さん演じる不潔で下劣、そのうえ十和子に異様な執着を見せる男・陣治、松坂さん演じる一見誠実そうな風貌ながらとにかく薄っぺらな水島、竹野内さん演じる十和子の昔の恋人であり、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない黒崎と、全員“共感度0”なキャラクターたちばかり。原作ファン、映画ファン問わず熱い注目を集めている。そしてこのほど、本作の公開を記念し、10月13日(金)22時より「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」の放送が決定!生放送のスタジオには、共演の松坂さんと、白石監督の2人がゲストで駆けつけ、本作の内容にちなんだテーマを設け、リスナーからの投稿を基にしたトークコーナーを予定。さらに、阿部さん、竹野内さんの2人も登場予定と、盛りだくさんの内容になっている。昨年12月の「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD~映画『アズミ・ハルコは行方不明』SP」以来、約1年ぶり&2度目のオールナイトニッポンパーソナリティとなる蒼井さん。本作撮影時のエピソードや、ラジオならではのぶっちゃけトークが展開されるかも…!?『かの鳥』一色の2時間をぜひお聴き逃しなく!「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」は10月13日(金)22時~ニッポン放送ほか全国18局ネット(9月現在)にて放送。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月06日10月28日公開の映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の完成披露試写会が28日、東京・新宿バルト9で行われ、蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊、白石和彌監督が出席した。ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに、「究極の愛とは何か?」というテーマを突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの同名小説を、『日本で一番悪い奴ら』などを手掛けた白石和彌監督が映画化した本作。クレーマーで自分勝手で嫌な女・十和子を蒼井優が、その十和子に異様な執着を見せる不潔でちんけで下劣な男・陣治を阿部サダヲ、さらに妻子がありながらも十和子と肉体関係を結ぶ下衆男・水島を松坂桃李、十和子の元恋人で別れる時に彼女の心や身体を傷つけたクズな男・黒崎を竹野内豊がそれぞれ熱演している。元恋人の黒崎が忘れられずに会ってしまい、妻子ある水島とは不倫関係に走る十和子役の蒼井。「すみません。最低な女性です(笑)。ここにいる皆さん全員に嫌われると思います」と苦笑いで、女優のイメージを壊しかねない役柄のオファー時を「最初お話をいただいた時は阿部さんと白石監督しか確定してなかったんですけど、そのおふたりとお仕事が出来たらうれしいなと思って引き受けました」と承諾した理由を説明した。とはいえ、渡された台本を読み込むほど十和子が最低な女性ということが判明したそうだが、「私より最低な人がいて救われました。クズ合戦みたいな感じでしたね(笑)」と振り返った。自身が演じた十和子については「共感してないと言いたいんですけど、常識や人間関係などいろんなことを排除して、選択肢を広げているのが十和子なだけ。観てくれた友だちや知り合いは分かるところがあるとおっしゃる方も多いんです。永久凍結した部分が解凍されて、腐っちゃいました(笑)」と意外にも否定的ではなかった。蒼井以上にこれまでのイメージを壊しかねないのが、見た目はハンサムなのに薄っぺらい言葉を次々とささやく下衆男・水島を演じた松坂桃李。「いや~下衆だな~っていうその一言に尽きますね。多分、女性の敵だろうなっていう、それぐらいペラペラペラ男です」と振り返った松坂に、初共演の蒼井が「松坂さんって現場ではすごい真面目で素敵な俳優さんなんですけど、水島は本当に最低でした。上手いところがまた最低!」と印象を語りだすと、松坂が「ダメだ! もうすぐ朝ドラが始まるから!」とイメージ払拭に必死だった。映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は、10月28日より全国公開。
2017年09月29日『凶悪』、『日本で一番悪い奴ら』と実録路線のクライムムービーを世に放った白石和彌監督による最新作『彼女がその名を知らない鳥たち』の完成披露試写会が9月28日(木)、都内にて行われ、W主演を飾った蒼井優、阿部サダヲのほか、ゲスな男を演じた松坂桃李、クズな男を演じた竹野内豊が白石監督と共に登壇した。「共感度0の最低な女と男」しか出ていないというふれこみの本作なだけに、登壇陣も「誰が一番最低?」という話で大盛り上がり。阿部さんは「甲乙つけがたい最低さ」と言い、竹野内さんは「一番最低なのは監督」と白石監督に振り、そんな白石監督は「ひどいのは黒崎ですかねえ?でも3周回ると、十和子な気がします」と挙げれば、松坂さんは「やっぱり阿部さん以外の監督含め、我々は最低だと思います。けど、全員が揃うと妙な連帯感が…」と話すと、蒼井さんも「私も思っていました!」と共感した。しかし、「一番最低なのは?」と改めて聞かれると、蒼井さんは「わたし、松坂さん!というか、水島さん。水島は最低でした!」と暴露され、白石監督に「ただ、うまいけどね、いろいろ」と含みのある言い方をされた松坂さん。どうやらきわどいシーンのことを指していることに気づき、爆笑した松坂さんは「もうすぐ朝ドラ、始まっちゃうから!」と制したものの、蒼井さんに「出番減るかもね(笑)」とイタズラっぽく微笑まれていた。沼田まほかるの同名ベストセラー・ミステリーを映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』は、白石監督が挑んだ初の大人のラブストーリー。15歳年上の男・陣治(阿部さん)と暮らしながらも、8年前に別れた黒崎(竹野内さん)のことが忘れられない十和子(蒼井さん)は、ある日、妻子持ちの美しい水島(松坂さん)に出会い、夢中になる。そんな折、黒崎の失踪を知らされた十和子は、陣治が関わっているのではと疑い始め、水島にも危険が及ぶのではと怯える。豪華メンバーが白石監督の元に集結したことに喜びの表情の蒼井さんは、それぞれの俳優への印象を口にした。「阿部さんは軽やかにお芝居をされる方なので、一緒に飛べるように気をつけようと思っていました。松坂さんは…こんな薄い台詞をよく真顔で言えるなって(笑)。松坂さんというよりも、水島という“ペラペラペラ男”が本当に目の前にいて感動しました」と、なりきりぶりを絶賛。竹野内さんについても「まさか竹野内さんが(役を)受けてくださるなんて思っていなくて。お会いして、すぐに映画の核になることに興味を持って話してくださったので、一緒に映画を作れる方だとすごいうれしかったです」と感無量の表情を広げていた。なお、完成披露試写会にて、本作が第12回ローマ国際映画祭のオフィシャル・セレクションに正式出品されることが発表された。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年09月28日沼田まほかるの同名人気ミステリー小説を、蒼井優&阿部サダヲのW主演で映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』。9月13日(現地時間)、現在カナダ・トロントにて開催中の第42回トロント国際映画祭にて、本作のワールド・プレミアが開催され、白石和彌監督が登壇した。アカデミー賞に向けた賞レースの始まりを告げる、北米最大規模の映画の祭典として名高い「トロント国際映画祭」。本作は、コンテンポラリー・ワールドシネマ部門(Contemporary World Cinema)という「世界的な視野と注目すべきストーリー性を持つ作品」をセレクションする部門に選出されている。本作の世界初お披露目の舞台となったワールド・プレミアには白石監督が登壇。注目の作品をいち早く観ようと集まった観客で埋めつくされた会場では、泣いている観客も多数みられた。万雷の拍手が鳴り響くなか、現地の観客から日本語で「この映画は凄い、オメデトウ」と声をかけられると、白石監督は「ありがとうございます。嬉しいです」と感無量の様子で挨拶した。Q&Aコーナーでは、多くの質問に1つ1つ丁寧に答えていた白石監督は、「個人的には特に(阿部さん演じる)陣治に感情移入をしました。陣治の愛の証明の仕方は誰にでもできるものではないし、心が張り裂けそうな気持ちになりました」とコメント。本作のテーマは「陣治の愛」かと問われると、「それもそうですし、大切なものは常に隣にある。日本の芸能スキャンダルはいま“不倫”が全盛時代を迎えていて、そのニュースが多い中で、真実の愛はフラフラっと来たいい男よりも、僕みたいなブサイクな男にあるんじゃないかと(笑)。それがひとつの大きなテーマです」とも語った。また、対する十和子役については「原作を最初に読んだときに蒼井さんが思い浮かびました。ほかの人にはオファーしておらず、蒼井優さんじゃなければ成立しなかったと思います」と告白し、「十和子の大事なシーンを撮っているときに、蒼井優さんに『どういう表情していいかわからない』と言われたんです。彼女の人生を想像したとき、『僕は凄い素敵だと思う、豊かな人生が待っているんじゃないかな』と、そう話したら、少しだけ泣きながらも、何とも言えないいい表情をしていた。素晴らしい女優です」とべた褒め。主演の蒼井さん、阿部さんの2人をそう絶賛しながらふり返る監督に、時間ギリギリまで質問が飛び交う大盛況ぶり。終了後には、会場の外で観客を出迎えた白石監督が「とても感動した!ありがとう!」とサイン攻め、握手攻めにあう光景も見られるなど、共感度0%、不快度100%の“まぎれもない愛の物語”が、トロントでセンセーションを巻き起こしていた。日本が誇る実力確かな豪華俳優陣の熱演と、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石監督が初めて挑んだ本格的な大人のラブストーリー。本映画祭の最高賞となる観客賞(People’s Choice Award)は、期間中に作品を観た一般の観客の投票によって決定するが、過去に観客賞に輝いたのは『ラ・ラ・ランド』『英国王のスピーチ』『スラムドッグ$ミリオネア』など、アカデミー賞作品賞をはじめ数々の賞を総ナメにし、日本でも大ヒットを記録した作品ばかり。邦画作品では北野武監督『座頭市』(’03)が同賞を受賞しており、邦画作品として14年ぶりの受賞の快挙となるか、今後の動向にも要注目。トロント国際映画祭は9月17日(現地時間)まで開催される。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年09月14日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)は、2017年10月27日(金)から31日(火)までの期間、ハロウィン限定ボックス「デギュスタシオン ハロウィン」を発売する。今回の限定ボックスは、テイスティングを意味する“デギュスタシオン”の名の通り、色々なケーキを一口ずつ楽しむことができる。今回は、パティスリー・サダハル・アオキ・パリの人気ケーキ6種類をラインナップ。小さなプティフールに仕上げ、丸箱に詰め合わせた見た目にもキュートなボックスに仕上がっている。ボックスの中心には、ジャックオランタンが目を引くオレンジ色の「ヴァランシア」。軽めのオレンジクリームに濃厚なビスキュイショコラを合わせたケーキだ。コウモリ型のチョコレートが可愛らしい「カシスィエ」は甘酸っぱいカシスの風味をしっかりと楽しめる。フランスの伝統菓子「オペラ」を抹茶でアレンジした「バンブー」、色鮮やかなイチゴケーキ「サヤ」や、モンブランにベリーをプラスした「マロン フリュイ ルージュ」と個性豊かなケーキが並ぶ。定番の「ショコラ プララン」も登場。オレンジ風味のビスキュイにショコラクリームを合わせ、ヘーゼルナッツ香るフィヨンティーヌのサクサクとした食感が楽しいショコラケーキだ。【詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ デギュスタシオン ハロウィン販売期間:2017年10月27日(金)~31日(火)販売店舗:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 全5店舗価格:2,000円(税込)内容:ヴァランシア、カシスィエ、バンブー、サヤ、マロン フリュイ ルージュ、ショコラ プララン
2017年09月11日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)は、マロンを使った秋の新商品を、2017年8月25日(金)より順次販売する。「マロン フリュイ ルージュ」は、パティスリー・サダハル・アオキ・パリの中でも人気の高いマロンのケーキ。ラム酒香る濃厚なマロンクリームと生クリームに甘酸っぱいフランボワーズやカシスをプラス。まろやかな栗の甘みに、ベリーの酸味のアクセントを加えた独自のスタイルのモンブランに仕上がっている。栗のフォルムを象った和菓子のようなルックスの「フォンダン オ マロン」は、白餡を使った和風スイーツだ。和栗ペーストに白餡と蜂蜜を混ぜて焼き上げ、しっとりとしたマイルドな甘みが広がる。「ケーク オ マロン」は栗のしっかりとした味わいを感じられる一品。バター生地にふんだんに練りこまれたマロンペーストが栗の濃厚な味わいを生み出している。「マロン ヴァルカロール」は、栗本来の食感と甘さを存分に引き出したマロングラッセ。南イタリア・ナポリ地方産の栗をコーティングしたツヤ感のあるルックスにも注目だ。その他、秋ならではの風味広がる「マカロン マロン」や、甘くて苦いキャラメルと栗のアイス「グラス キャラメル マロン ラム」など、栗を堪能できるスイーツが勢揃いする。【詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ、秋のマロンスイーツ・「マロン フリュイ ルージュ」価格:891円販売期間:2017年8月25日(金)~11月末頃販売店舗:国内全5店舗※JR名古屋タカシマヤ店のみ、2017年9月13日(水)より販売・「フォンダン オ マロン」価格:430円販売期間:2017年8月25日(金)~12月末頃販売店舗:国内全5店舗・「ケーク オ マロン」価格:1,080円販売期間:2017年8月25日(金)~10月末頃販売店舗:国内全5店舗・「マロン ヴァルカロール」価格:600円販売期間:2017年8月25日(金)~12月末頃販売店舗:国内全5店舗・「マカロン マロン」価格:315円販売期間:2017年9月1日(金)~10月末頃販売店舗:国内全5店舗・「グラス キャラメル マロン ラム」価格:470円販売期間:2017年9月1日(金)~10月末頃販売店舗:丸の内店、東京ミッドタウン店、渋谷ヒカリエ ShinQs 店※東京ミッドタウン店のみ2017年10月1日(日)より発売※価格はすべて税込
2017年08月26日『ユリゴコロ』に続いて映画化される、“イヤミスの女王”沼田まほかる原作の『彼女がその名を知らない鳥たち』。W主演の蒼井優&阿部サダヲ、さらに松坂桃李、竹野内豊ら“共感度ゼロ”“全員最低”な登場人物が織りなす愛の物語から、待望の予告編と場面写真が一挙に解禁となった。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』とノンフィクションを原作に、容赦のない描写で骨太な社会派エンターテインメントを生み出してきた白石和彌監督が、“イヤミスの女王”と呼ばれる沼田さんの人気ミステリー小説を映画化、初めて本格的な大人のラブストーリーを描く本作。このたび完成した予告編では、仕事もろくにせず自堕落な生活を送る女・北原十和子(蒼井優)を取り巻く、最低な男たちが映し出されていく。下品で貧相、地位もお金もないと十和子に毛嫌いされながらも、“十和子を異常なほど愛する男”・佐野陣治(阿部サダヲ)。家庭があるにも関わらず誠実を装い、“十和子と不倫関係となる男”・水島真(松坂桃李)。さらに、ほかの女との結婚話を隠し、自らの保身のために十和子を利用していたにもかかわらず、“十和子が忘れられない昔の男”・黒崎俊一(竹野内豊)。三者三様の男に翻弄される十和子のもとに、突如あらわれた刑事が「黒崎が5年前から失踪している」という驚きの事実を告げると、物語は一変。愛し合った在りし日の思い出を捨てきれず、ずっと引きずりつづけていた十和子は呆然とするが、共に暮らす陣治はその事実を知りながら黙っていたことが発覚。「十和子を弄ぶ奴、傷つける奴は絶対に許さへん」と言い放つ陣治に対して、十和子は疑心暗鬼になっていく…。観る者を限りなく不愉快にさせる、このキャラクターたちが起こす行動が、どのようにして“究極の愛”へと繋がっていくのか、“恋愛観を変える”ほどの驚きのラストとはいかなるものなのか…。十和子と水島、そして黒崎との逢瀬も妖艶に描かれ、いっそう気になる予告編に仕上がっている。また、新たに解禁された場面写真では、散らかり放題の部屋の中で、不機嫌な表情で電話をかける十和子の姿や、怒りに震えながら陣治に土下座をさせる様子など、2人の“主従関係”とともに、およそ清潔とは言い難い生活ぶりを垣間見ることができる。一方、イケメン時計販売員の水島に接客を受けながら艶っぽい表情を浮かべる様子や、神社の境内と思しき場所での水島との密会、また、黒崎と肩を寄せ合いながら満面の笑みを浮かべる姿など、蒼井さん演じる十和子が“女性”としての喜びを感じている瞬間もとらえられている。さまざまな連想を描き立てるシーンの数々にも、期待が高まらずにはいられない。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年08月03日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)は、新作スイーツ「カキゴオリ マッチャ アズキ」を丸の内店サロン限定で展開。愛知県南山園の抹茶を使用した濃厚ソースと、北海道産の大納言小豆を散りばめた「カキゴオリ マッチャ アズキ」は、素材の美味しさと香りが際立つスペシャルなかき氷。ふわっと繊細な氷は、一口食べるとひんやり心地よく溶けてゆき、小豆の程よい甘さと抹茶の風味が余韻として残る。そして氷の中には抹茶アイスが入り、ふわふわ氷と濃厚アイスを一度に楽しめる贅沢な和スイーツとなっている。他にも、パティスリー・サダハル・アオキ・パリの人気スイーツ「マカロン」から、夏限定の「マカロン アイス」が登場。「カキゴオリ マッチャ アズキ」「マカロン アイス」ともに、8月末までの限定販売になる。【詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ「カキゴオリ マッチャ アズキ」価格:ドリンク付 1,450円(税込)/単品 950円(税込)販売店舗:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 丸の内店サロン限定住所:東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F販売期間:販売中~8月末予定販売時間:13:00~16:00※数に限りあり
2017年07月17日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)は、白薩摩を使用した焼き菓子「フォンダン シロサツマ」を2017年7月7日(金)より全5店舗で発売する。その名の通り真っ白なサツマイモ「白薩摩」は、収穫量が少ないため一般市場に出回ることがない貴重なサツマイモだ。パティシエの青木定治は、幼少期に鹿児島県出身の近所の方に頂いて食べたという。そんな思い出の味を約30年の時を経て、パティシエとして素材の良さを活かしフランス菓子へと昇華させた。「フォンダン シロサツマ」は、白薩摩をペースト状にしたものと白餡を混ぜ、そこに蜂蜜を加えてまろやかになるよう焼き上げた。しっとりした食感に、白薩摩の濃厚な旨味と白餡の甘さが口いっぱいに広がり、どこか懐かしさを感じさせる。ほろっと崩れる口当りとサツマイモの優しい味わいは、一口で至福の時へと誘ってくれるだろう。【詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ「フォンダン シロサツマ」 1個360円(税込)販売店舗:サダハルアオキ全5店舗丸の内店/東京ミッドタウン店/新宿伊勢丹店/渋谷ヒカリエ ShinQs 店/JR名古屋タカシマヤ店発売日:2017年7月7日(金) ※数に限りあり。※販売店舗・価格は予告なく変更する可能性あり。
2017年07月10日俳優の阿部サダヲが27日、東京・IHIステージアラウンド東京で行われた、舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥 Produced by TBS」のフォトコールに、共演の森山未來、早乙女太一、松雪泰子らとともに登場した。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360°型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。”花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。“Season鳥”では、Perfume、星野源の「恋」ダンス」振り付けなどで知られる振り付け師のMIKIKOを迎え、歌にダンスにとショーアップしたステージが特徴に。また、これまでの主役・捨之介の”着流しの傾奇者”というイメージを大きく変えた阿部は脱ぎながら歌って踊り、全く違ったキャラクター像を見せた。「とにかく殺陣頑張ります」と意気込んだ阿部は、「自分が出てないシーンを観てて、歌と踊りがこの劇場にとても合ってる気がします! 髑髏城の七人という1つの作品がここまで変わるの!!」と驚いた様子。また、6年ぶりに天魔王役を演じる森山も「歌と踊りがふんだんに散りばめられているので、例えば蘭兵衛との口説きのシーンは、6年前の『(通称)ワカドクロ』に比べてより幻惑的なものになっていますね」と印象を語った。さらに、歌と踊りが入ったことにより、セリフの量が少なくなっているところもあると明かす森山。それにより「天魔王の残虐性や不条理感が薄まっているようにも見えますが、天魔王の持つ天魔王なりの正義がより浮き彫りになったように感じています」と役について表した。色っぽく歌い、大胆に肌も見せた極楽太夫役の松雪も「よりエンターテインメント色の強い演出になっています」と同作について語る。銀髪姿で殺陣を披露した蘭兵衛役の早乙女は「歌・踊り・殺陣、かなり華やかな演出になっていて、見どころは盛りだくさんです」と太鼓判。「この夏一番のお祭りが豊洲で行われます」とアピールした。同公演は6月27日~9月1日に上演される。前売り券は完売しているものの各回当日券を準備し、7月31日に全国72館の映画館でライブビューイングを予定している(13:00開演/18:00開演の2公演)。
2017年06月27日俳優の阿部寛が、映画『祈りの幕が下りる時』(2018年公開)の主演を務めることが26日、わかった。同作には松嶋菜々子も出演し、阿部とは初共演となる。同作は東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」を実写化。2010年4月に、阿部主演のドラマ『新参者』としてスタートし、その後2本のSPドラマ、映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(2012年公開 興行収入16.8億円)とシリーズを重ねてきた。阿部演じる日本橋署の凄腕刑事・加賀恭一郎が様々な事件を解決してきたが、今回の映画『祈りの幕が下りる時』では加賀の母の失踪という最大の謎に迫る、完結編となる。加賀の従兄弟で警視庁捜査一課刑事・松宮役の溝端淳平、加賀の父親を看取った看護師・金森役の田中麗奈、加賀と確執のある亡き父・隆正役の山﨑努といったレギュラーキャストは続投。さらに、女優で演出家の浅居博美役として松嶋の出演が決定した。原作の東野圭吾は「ついにこの小説が映像化されるのかと思うと、感慨深く、そして末娘を嫁に出すような寂しさがあります」としみじみとコメント。「とはいえ阿部さんはもちろんのこと、この役者さんたち、このスタッフならば何の心配もないと確信しております」と期待を寄せる。また、伊與田英徳プロデューサーは「加賀が今回で、人形町を去ることになります」と明かし、「大変寂しいように思えますが、加賀がなぜこの街に来たのか、優秀な刑事なのにも関わらず、所轄刑事としてい続けた謎が、この映画で分かることになります」と同作の見どころを語った。○阿部寛コメント3年ぶりに加賀恭一郎を演じることになりました。このシリーズは人形町から始まりました。今回は人形町でも撮影をしているのですが、ここに帰ってくると気持ちが引き締まり、「新参者」をやっていた当時の思いがよみがえります。加賀は父親との間に確執があるんですが、今回の話では母親のことも初めて描かれ、さらにそのことが捜査にも絡んでくるという展開です。また松嶋菜々子さんが事件の鍵を握る人物・博美を演じますが、共演は初めてです。どんな博美を目の前で見られるのか楽しみにしています。映画『祈りの幕が下りる時』は来年公開です。是非お楽しみに。○松嶋菜々子コメント阿部さんとは初めてご一緒させて頂きますし、長年の人気シリーズに参加させていただくことをとても光栄に思っております。私が演じる浅居博美という役は、悲しい過去を背負った陰のある女性という印象です。撮影にはこれから合流となりますが、レギュラーの出演者の皆さんと共に素敵な作品にできたらと思っております。(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
2017年06月26日●"回る"よりも、スクリーンが重要な感覚客席が360°回転する劇場として話題のIHIステージアラウンド東京。席に座ると、周りをスクリーンに覆われたステージに囲まれ、場面に合わせてそれぞれの箇所のスクリーンが開いていく。開いたスクリーンに合わせて客席が動いていくと、今までにない没入感が得られるのが、同劇場の特徴だ。業界内外から注目を受けるだけでなく、普段演劇を観に行かない層からも「行ってみたい」という声があがっている。3月からは、こけら落としとして劇団☆新感線の代表作である『髑髏城の七人』を、"花・鳥・風・月"と4つのシーズンに分け、それぞれ異なるキャスト・演出で1年3カ月にわたる長期公演として行っている。オランダの劇場を元に、日本初、どころかアジア初となる劇場に挑んだ演出家・いのうえひでのりは、実際にどのような感想を抱いたのだろうか。○タイムシミュレートが必要に――360°ステージという、今までに日本になかったステージに挑戦されたいのうえさんですが、実際にステージで演出されてみていかがでしたか?思ったより転換がスピーディーではないので、そこに工夫がいる感覚ですね。回ることより、スクリーンが閉じるということを、どう見せるのかが重要でした。お客さんも360°回ることに期待があると思いますが、実は回っていることにはあまり気が行かないんですよね。客席が回っている間に、役者も一緒に移動をしているわけですから。改めて使ってみて、シーンの並べ方が重要になってくるなと思いました。――稽古場では、俯瞰で見ることはできないんですか?稽古場では各シーンを切り取って稽古するので、シーンとシーンの間は頭の中で埋めていました。頭の中でシミュレートしていることが、どのくらいうまくいくか、試せるのは劇場の中に入ってみてからです。「このタイムでこのスクリーンが開くはずだから、その間に移動して……」みたいなことを、模型を使いながらシミュレートしていました。その開き方も、真ん中から開くのか、役者の動きを追いかけて開くのか、自由度はあるんだけど、事前にコンピュータに覚えこませなきゃいけないので、タイムシミュレートが一番難しいかな。――確かに拝見すると、スクリーンが開く時の開放感がすごかったり、自分が俳優さんや物語を追いかけながら移動している感覚が強かったです。そうなんですよ。だから、客席を本当に全部回転して見せるのは、特別な場面になりますよね。カーテンコールはネタバレしていいので、回せるんですけど、芝居中はなかなかね、難しい。このシーンとこのシーンが隣同士ってバレるから(笑)。カーテンコールで客席を回すと、映画のエンドロールみたいな効果があるんです。オランダでも同じような使い方をしていました。3月から"Season花"をやって、見え方や、できることできないこと、タイム感はわかりました。いっぱい頭の中で考えてても、実際の劇場に行かないと、わからない(笑)。無駄にデカかったり、意外と狭かったり、長所と短所みたいなことは随分わかりましたね。タイム感を把握したので、シーンの並べ方も変更して、なるべく映像でつなぐ場面を少なくしようとか、次にやろうと思っていることは沢山あります。●歌って踊る、エンタテインメント要素のある舞台に○見せ方を変えて行う4シーズン――6月12日まで小栗旬さん出演の"Season花"を上演されていましたが、6月27日からの阿部サダヲさん主演"Season鳥"では、かなりショーアップされるというお話でした。『髑髏城の七人』はキャスティングによって全然違う切り口、見せ方もできるので、アオドクロ(2004年、市川染五郎主演)のように、歌ったり踊ったりしている年もあるんですよ。"Season花"はもともとシンプルに、ワカドクロ(2011年、小栗旬主演)をブラッシュアップしたいという気持ちがあったから、次の"Season鳥"は逆にショーアップしよう、と決めていました。"Season鳥"が一番、歌や踊りががっつり入っているんじゃないでしょうか。――新感線さんは、歌って踊るエンタテインメント要素が入っている作品が多く、「演劇で歌うなんてけしからん」という感じがないところが魅力的だと思うのですが、いのうえさんはどういう感覚で演出をされているんですか?もともと音楽も好きだし、ミュージカルも好きだし、映画も好きだし、自分の中で「今回はこうしよう」という思いがあれば、全然あると思います。ただ個人的には「ミュージカル」というと、音楽で話が進むという明確なカテゴライズがあるので、自分がやっているのは音楽劇で、ミュージカルじゃないとは思っています。音楽が入ったPlay with musicという感覚です。○お客さんの感覚にハマる音楽劇――今回"Season鳥"には、星野源さんの"恋"ダンスの振り付けをしたMIKIKOさんが拘られているそうですが、歌って踊るという要素が求められてる時代だったりもするんでしょうか?やっぱり解放されるし、お客さんもいい芝居を観ている時にわっと暴れたくなるような瞬間もあるんだと思います。そういう時に、音楽劇はハマる。"Season鳥"は歌えるキャストも多いし、時代に応えるというより、もともとショーアップしたいという気持ちはありました。――新感線さんもそうですし、ミュージカル俳優の方が映像やストレートプレイに出たりとか、最近は俳優さんの間にも垣根がなくなってきたのかな、と感じます。新感線に出て下さる俳優さんは、ミュージカルに出ている方もいるし、新感線で初めて歌ったり踊ったりするという方もいる。ノンジャンルというか、「あの人、カラオケで歌っててうまかったよ」と聞いたら、「じゃあ歌おう」とお願いすることもあります(笑)。実際に歌ってもらったら、本当にうまかったりするんですよね。日本にはミュージカル俳優というジャンルがありますが、本当は"歌える俳優"や、"踊れる俳優"がいるだけなんじゃないかな? と思います。――それでは、最後に改めて今後の『髑髏城の七人』の見どころについても少し教えてください。「Season風」ではもともとやっていた、捨之介と天魔王が二役というバージョンもやります。また、思いっきり若い人にシフトした『髑髏城の七人』が出てくる可能性もありますよね。せっかく4シーズンあるので、手練手管、いろいろ見せ方を変えて頑張りますよ。○『髑髏城の七人』情報作・中島かずき、演出・いのうひでのりにより、1990年の初演以来、7年ごとに再演されている劇団☆新感線の代表作。これまでに古田新太、市川染五郎、小栗旬が主演を務めている。天正18年、織田信長の死後「関東髑髏党」に支配されている関東を舞台に、浪人・捨之介は偶然知り合った仲間たちと共に、関東髑髏党の首領・天魔王と戦うことになる。IHIステージアラウンド東京で行われる"Season鳥"は阿部サダヲ主演にて、6月27日~9月1日に上演。さらに向井理主演"Season風"(9月15日~11月3日)、主演未発表の"Season月"(11月下旬~)公演を控える。
2017年06月25日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)から、父の日限定ケーキ「パリ ブレスト」が登場。サダハルアオキ丸の内店・東京ミッドタウン店・新宿伊勢丹店・渋谷ヒカリエ ShinQs店・JR名古屋タカシマヤ店にて2017年6月9日(金)から15日(木)まで予約を受け付け、16日(金)から18日(日)までの期間に販売される。「パリ ブレスト」は大きな丸い形に仕上げられた、ボリュームたっぷりのケーキ。フランスの “パリ”と“ブレスト”という街を往復する自転車レースを記念し、車輪をイメージして作られたと言われているフランスの伝統菓子だ。パティスリー・サダハル・アオキ・パリで作られる「パリ ブレスト」は、シュー生地にフランス産の小麦粉や発酵バターなど厳選された素材を使用しており、焼きあがった生地はフワッと香ばしくサクッとした食感が楽しめる。シュー生地には濃厚なカスタードクリームにバタークリームとプラリネクリームを合わせたプラリネをサンド。 ヘーゼルナッツの香ばしさが漂うクリームと、サクサクのシュー生地がマッチする一品だ。父の日専用のメッセージカードも用意。ケーキと一緒に普段は言えない気持ちを伝えたり、一家団欒でシェアしながら盛り上がってみてはいかがだろうか。【商品詳細】パリ ブレスト 2,500円(税込)予約期間:2017年6月9日(金)〜15日(木)販売期間:6月16日(金)〜18日(日)販売店舗:サダハルアオキ丸の内店・東京ミッドタウン店・新宿伊勢丹店・渋谷ヒカリエ ShinQs店・JR名古屋タカシマヤ店
2017年06月12日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)は、夏季限定「マカロンアイス」を2017年6月1日(木)より発売する。パティスリー・サダハル・アオキ・パリのマカロンは、独自に考案した配合比と製法で作り上げた店自慢のスイーツ。夏限定で登場するのは、マカロン生地に冷たいアイスクリームを挟んだ「マカロンアイス」だ。イタリア・ドモーリ社のビターチョコレートを贅沢に使用したショコラアイスを、マカロン皮でサンド。カリッとしたマカロン皮の食感と、口の中で優雅にとろけるショコラアイスが楽しめる「ショコラ」は、毎年注目を集める人気フレーバーだ。2017年の夏は、この「ショコラ」に加えて、2つの新作が仲間入り。香ばしいピスタチオをふんだんに使った「ピスターシュ」は、口どけなめらかなアイスクリームを挟んだ。マカロン皮には、アーモンドの奥深さや香ばしさがぎゅっと閉じ込めている。鮮やかなピンク色の「パンプルムース」には、ピンクグレープフルーツのソルベを合わせて。食べた瞬間、フルーティーな香りと爽やかな酸味が広がる、夏にぴったりな仕上がりだ。【アイテム詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ夏季限定「マカロンアイス」発売期間:2017年6月1日(木)~8月末※予定・新作「ピスターシュ」 390円(税込)・新作「パンプルムース」 390円(税込)・「ショコラ」390円(税込)販売店舗:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 丸の内店、東京ミッドタウン店、新宿伊勢丹店、渋谷ヒカリエ ShinQs店、JR名古屋タカシマヤ店
2017年06月01日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)より、母の日限定ケーキ「サヤネーション」「パリ ブレスト オ フレーズ」が登場。予約は2017年5月11日(木)まで受付中、販売期間は5月12日(金)から14日(日)となっている。真っ赤なハートが集まった「花型ケーキ」「サヤネーション」は真っ赤な小さいハートが集まった、可愛い花型のケーキ。ショコラブランで仕立てたイチゴのクレームと、香り高いピスタチオのクレームを重ねた一品だ。一口頬ぼれば、優しくまろやか甘みが口いっぱいに広がる。インパクト絶大な「ハート型ケーキ」「パリ ブレスト オ フレーズ」はサクッとしたシューパリジャンに、濃厚なカスタードクリームと生クリームをたっぷりと合わせ、爽やかなイチゴをサンドした食べごたえのある一品。インパクトのある可愛らしいハート型で、特別な「ありがとう」を伝えられそう。【詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリ <2017 Mother’s Day>予約期間:2017年4月22日(土)〜5月11日(木)販売期間:2017年5月12日(金)〜14日(日)価格:・サヤネーション 3,078円(4名用)・パリ ブレスト オ フレーズ 2,700円(4〜5名用)※価格はすべて税込販売店舗:サダハルアオキ日本地区 5店舗(丸の内店、東京ミッドタウン店、新宿伊勢丹店、渋谷ヒカリエ ShinQs店、JR 名古屋タカシマヤ店)
2017年05月05日蒼井優×阿部サダヲのW主演に加え、松坂桃李、竹野内豊といった豪華俳優陣が織りなす、沼田まほかるの人気ミステリーの実写映画化『彼女がその名を知らない鳥たち』。このほど、“全員最低なのにまぎれもない愛の物語”に期待が募る特報とポスタービジュアルが解禁された。八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、いまは15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんなとき、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始めるが…。「ユリゴコロ」の映画化も控える沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の監督・白石和彌が映画化。ノンフィクションを原作に骨太な社会派エンターテイメントを作り出してきた白石監督が、蒼井さん、阿部さん、松坂さん、竹野内さんという人気実力派俳優を揃え、初めて本格的な大人のラブストーリーに挑むことでも話題。届いた特報では、この4人の登場人物たちの卑しく最低な一面が、まざまざと映し出されている。仕事もせず飲食店に入りびたり、電話で無茶な難癖をつけ続ける嫌な女・十和子(蒼井さん)、その十和子に毛嫌いされ、ぞんざいに扱われても執拗に付きまとう下劣な男・陣治(阿部さん)、家庭があるにも関わらず、誠実を装い十和子との不倫を愉しむゲスな男・水島(松坂さん)、他の女との結婚話を隠しながら、自らの保身のために十和子を利用していたクズな男・黒崎(竹野内さん)。彼らの立ち振る舞いは、限りなく不愉快なのに「でもこれは、まぎれもない愛の物語」の言葉でムードが一転。十和子の柔らかな視線と、男たちの十和子を呼ぶ声の先には、観る者の「恋愛観が変わる」ほどの結末が待ち受けることが暗示されている――。また、ポスタービジュアルは、冷たく薄暗い影と温かみを感じる灯りが相交わるなか、決して交わらない4人の視線が印象的。無数の鳥たちと共に中央に配された「共感度0% 不快度100% でもこれは、まぎれもない愛の物語」も目を引き、全員、最低な彼らを待ち受ける愛の結末が気にならずにいられないビジュアルとなっている。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年04月28日舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線 『髑髏城の七人』Season 鳥 Produced by TBS」の製作発表記者会見がが18日、都内で行われ、阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子、粟根まこと、福田転球、少路勇介、清水葉月、梶原善、池田成志が登場した。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360°型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。”花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。現在、小栗旬主演で「Season 花」を上演中だが、阿部は小栗と同じ主役・捨之介を演じることになる。360°シアターという日本で類のない劇場に、阿部は小栗から「簡潔に『体に気をつけてください。失礼します。お元気で』みたいな」と言われたエピソードを披露し、「本当に疲れるみたいで」としみじみ印象を語った。ハードな舞台に、阿部は「逆に、鍛えるのとかやめまして。駅のホーム階段にしようとかやめまして、エスカレーターにしようと」と告白。体力を「ためとかないと」と理由を説明した。小栗は着流しで色気を見せる役作りだが、阿部は「ポスター撮りでほぼ忍者みたいな感じになったので」と苦笑。「もっと”忍び”に入っていく、新しいものになる」と予想した。そして「僕なりの動きだったり。高校時代野球やってたもんですから、そう言った動きとかも出せればと思いますし」と冗談交じりに意気込み、笑いを誘っていた。演出のいのうえは、「歌ったり踊ったりできる方が多いので、ショーアップした感じで見せられればいい」と「Season鳥」の展望を語る。ダンサーとしても名高い森山は「まじか……立ち回りもありますよね」と戦々恐々としながら、「Perfumeとか、”恋”ダンスのMIKIKOさんが振付やステージングに入りますし」と明かした。さらに「アトラクション的な感覚もあるので、踊ったり歌ったりするというのが似合う劇場かもしれないですよね」と新たな劇場への思いを語った。公演は6月27日から9月1日。9月中旬から「Season風」、11月下旬から「Season月」の上演を予定している。
2017年04月18日第58作目となる大河ドラマが、「いだてん~東京オリムピック噺~」として2019年1月より放送されることがこのほど明らかに。主演には中村勘九郎と阿部サダヲの2人がリレー形式で務め、宮藤官九郎オリジナル脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描いていく。戦争、復興、そして…平和への祈り。オリンピックには、知られざる日本人の“泣き笑い”の歴史が刻まれている。本作では、1912年の「ストックホルム」から、1936年「ベルリン」、そして1964年「東京」までの3大会を中心に、激動の52年間を描いていく。勘九郎さんは、“オリンピックに初参加した男”マラソンの金栗四三(かなくりしそう)役を、阿部さんが“オリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばたまさじ)役を演じる。勘九郎さんは、「この歴史ある大河ドラマを宮藤さんの本そして阿部さんとともにできるというのは本当にうれしいです。幸せですし、誇りに思います」と喜び、「金栗さん、教師時代いつもにこにこにこにこしていて生徒におしゃか様というあだ名を付けられた、というかあだ名がついたそうですので、この1年間長きにわたる撮影でございますけれども、笑顔を絶やさず、体力・気力・努力で走り抜けたいと思います」と意気込み。一方阿部さんは、「いま大河ドラマで『直虎』に出ていて、まさかないだろうなと思っていたので、声が掛かったんで本当にびっくりしてるところで」と驚きが隠せない様子。また、「テレビドラマに宮藤さんの作品10年以上出てないので、『あまちゃん』とかも出てる出てるって言われるんですけど出てないんですよ僕ね。『あまちゃん』に出なくてよかったなっていうか、『いだてん』に出られるってことで本当にすごいうれしいので、一生懸命頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします」とコメントした。また語り手には、“落語の神様”古今亭志ん生。架空の落語「東京オリムピック噺」の軽妙な語りに乗せ、“笑いの絶えない”ドラマを目指す。さらに、志ん生さん自身の波乱万丈な人生もドラマに挿入。生粋の江戸っ子である志ん生さんの目線で、明治から昭和の庶民の暮らしの移ろい、“東京の変遷”を映像化。そして、初の4K制作で、移り変わる“東京の町並みを映し出していく。2019(平成31)年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は2019年1月よりNHKにて放送予定(全50回)。(cinemacafe.net)
2017年04月04日俳優の小栗旬、山本耕史、成河らが出演する舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線 『髑髏城の七人』Season 花 Produced by TBS」のフォトコールが、30日に行われた。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360°型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。”花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。ステージはスクリーンで区切られ、場面に合わせて客席が回転していく。スクリーンが開きステージを広く活用することもあれば、全てスクリーンに覆われ映像を投影することもあり、さらにぐるりと花道が客席外周にまわりこむなど、演出の幅がぐっと広がっている。特に場面転換時には、役者の移動に合わせて映像、客席が一体となり動いていくために、これまでにない没入感を作り出した。主役・捨之介を演じる小栗は「なかなか大変な舞台なので、ケガをしないように気をつけたい」とコメント。新しい劇場だが「とにかく大きすぎて、大変な劇場ですね」と苦労を見せた。贋鉄斎役の古田新太も「とにかく広すぎる。おいらたちはセットの外を移動しているので、一周300メートルくらいあるんじゃないかな」と運動量を明かした。無界屋蘭兵衛役の山本は「スクリーンの効果で間口が狭くなったり広くなったり色々な表現ができる」と説明し、「『観に来て』くださいと同時に『感じに来て』いただければ嬉しいです」とアピールした。また、天魔王役の成河は「一旦出てしまえば役者のやることは特に変わりません」と語る。成河は「間違いなく観たことも味わった事もない、新しい劇場体験をすることになると思います」と宣言し、「最後にはそれを忘れるくらい物語の中に没入していただけることをお約束します」と自信を見せた。公演は3月30日から6月12日まで。阿部サダヲ主演の「Season鳥」は6月27日から9月1日で、9月中旬から「Season風」、11月下旬から「Season月」の上演を予定している。
2017年03月30日