インフルエンサーの阿部なつきが、8月18日に写真集『阿部なつき1st写真集 i am natsuki』(KADOKAWA 3,300円)を発売することがわかった。インスタグラムやTikTokを中心に人気を集めている阿部。自身初の写真集となる同作では、これまでSNSにも載せていない、加工なしで肌見せ全開のリアルボディを披露。かわいらしいピンクの水着、猫耳姿の黒のボディスーツ、バストのアンダーをちらっと見せたTシャツ姿、黒ジャケット&ランジェリーのセクシーショットに加え、Tバックのランジェリーカットにも初挑戦している。本人コメントは以下の通り。■阿部なつきこれからの「阿部なつき」の節目として、今までSNSにも載せてこなかった水着姿やランジェリー姿に初挑戦しました! SNSとは一味違う、気取らないありのままの私を、みなさんに見ていただき今よりも近い存在になれたら嬉しいです!
2022年06月23日ディズニープラス「スター」で独占配信される日本発オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』の配信日が9月に決定した。さらに主演を阿部寛が務めることやクランクインコメント、ドラマロゴなども一挙解禁となった。先日ディズニープラス「スター」初の日本発オリジナルドラマシリーズとして独占配信が発表された『すべて忘れてしまうから』。昨今作品が次々と映像化され、今最も話題の作家のひとりである燃え殻の同名エッセイを、国内トップクリエイターがドラマ化するものだ。長年俳優として第一線で活躍してきた阿部にとって本作は、キャリア初の配信ドラマ出演かつ『まだ結婚できない男』(2019年)以来となるラブストーリー作品への出演となる。今回阿部が演じるのは、現実から逃げたくて書いた小説が、たまたま小さな出版社の目に止まり、大した賞もヒット作もないまま小説を描き続けているという地味で主体性がないミステリー作家“M”。彼は5年間付き合った恋人“F”とハロウィンの夜に些細なことで喧嘩をしてしまう。そして何となく連絡を取らないまま3週間ほど経った時、Mは突如失踪した彼女を探し始めるのだった。しかし周囲から語られるFはMの知る彼女とは全く異なるもので、次第にFの秘密が明らかに。どんなに近しい人にも自分の知らない顔がある。本作は消えた“彼女”の謎が心を惑わす、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーである。先月、都内の小さなバーカウンターでクランクインを迎えた本作。スタッフが「主演M役、阿部寛さんです」と紹介してから、拍手が贈られるなど撮影は和やかな雰囲気の中で始まったという。彼がどんな演技を披露しているのか期待だ。また主演発表に合わせて、阿部演じる主人公“M”の画像も解禁。気難しそうにパソコンで原稿を書く姿、猫背気味でどこか自信なさげにバーカウンターに座る姿からは、阿部の近年の力強いキャラクターとは一線を画す新しい一面が垣間見える。さらに原作のロゴとは違うドラマロゴは、文字の一部が欠けたデザイン。大切な人のことを全て知っているつもりでも、その人との何気ない毎日の一瞬一瞬を、私たちは「すべて忘れてしまう」ことも多く、実際はその人のごく一部しかわかっていないのではないかという事実を暗に突き付けている様な仕上がりだ。阿部からのクランクインコメントは以下の通り。――最初に本作の台本を読まれた時の感想は?阿部:日常の小さなできごとが描かれているので、本当に小さなことなんだけど、その人にとっては結構大きなことだったり、いつの間にか通り過ぎるような小さな瞬間が実は自分の人生を左右する一瞬だったりする。そういう日常の細かいことを主人公が何気ない会話で語っていくことが、自分の心に刺さっているとげのようなものをいつの間にか取り除いてくれるような、そんな心の優しい物語になっていくと思うんです。大きな事件だけでなく、小さなことが特別なことだったりするから、そういうのに気づかせてくれるような作品なんだと思います。――これまで、さまざまな役を演じてこられていますが、今回は撮影前に何か準備などされましたか?阿部:特に準備はしていないです。何作か映画を参考に見させていただいたり、原作を読ませていただいたりとか、幸運なことに台本を一気に10話まで頂いたので、それを必死に読みました。あとは監督がどういう世界を作っていこうかということをどれくらい聞き出せていけるか、そして自分としてもあまり今までやったことがない、見たことがない自分が少しでもそこにいてくれるといいなと。できるだけ耳をたてて現場におとなしく存在したいなと思います。――本作への意気込みをお願いします。阿部:久しぶりに日常を描く作品をやらせていただくので、自分の中で、今の年だからこそ、日常の何気なさからくる新たな発見みたいものが、どのくらいできるのかなという自分の内面に新たに挑戦する作品になるかなと思っています。――作品を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。阿部:まだ僕もよく分かっていませんが、今回の作品はいろいろなことに挑戦しようとしているみたいなので、僕自身もとても楽しみにしています。今日は初日なので、どんなことがこれから起きるのか、どんな出会いがあるのか楽しみです■配信情報オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』9月ディズニープラス「スター」で独占配信
2022年06月23日阿部智里の大人気「八咫烏シリーズ」外伝16作目となる最新作では綺羅絵の絵師と遊女との交流を描く!『きらをきそう』6月22日より電子書籍で配信文藝春秋 電子書籍編集部では、累計170万部を突破した阿部智里の『「八咫烏シリーズ」外伝』の最新作『きらをきそう』を、オリジナル電子書籍として6月22日(水)から発売いたします。最新話『きらをきそう』のあらすじ山神さまによって開かれたと伝えられる世界・山内を舞台にしたファンタジー「八咫烏シリーズ」の外伝。 『雲上絵』とは、庶民が絶対に目にすることのない美姫や貴公子、宗家の近衛である山内衆などの姿を描いた綺羅絵。綺羅絵の妙手と名高い絵師には、光雲亭と登鯉亭の二人がいた。この天才二人が同じ画題で競ったらどうなるか? 題材は花街で一番を競う二人の太夫だった。(「オール讀物」2022年6月号に掲載されたものです)著者・阿部智里さんのコメントこれまで何度か書こうとして、その度に形にならなかった山内の遊女を描いた短編となります。ここにきてようやくピースが出揃った感があり、こうしてお届け出来ることになりました。競い合い高め合う、キラキラした八咫烏達の物語をお楽しみ頂ければ幸いです。「八咫烏シリーズ」とは人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を縦横無尽に飛びまわる和風ファンタジー。平安王朝風のみやびな風俗と、魅力的なキャラクターたち、日本神話に通じる壮大な世界観が大人気です。2012年より年1冊のペースで刊行し、2022年の本年は10周年の記念イヤーとなります。2017年に、第6巻『弥栄の烏』で第1部が完結。異世界・山内の大いなる謎が解き明かされました。2020年9月には第2部がスタート。『楽園の烏』に続く『追憶の烏』では、猿との大戦後に山内で起こっていた衝撃の事実が明らかになりました。また、「八咫烏シリーズ」の外伝(短編)が文芸誌「オール讀物」に定期的に掲載され16作目をを数えます。本編で描かれなかった、主要キャラクターたちの過去や恋模様が明らかになる外伝は「八咫烏」ファン必読の内容。「オール讀物」掲載から1か月後に電子書籍として配信しており、特にコミック系の電子書店で反響を呼んでいます。■著者プロフィール阿部智里(あべ・ちさと)1991年群馬県前橋市生まれ。2012年『烏に単は似合わない』が史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」は第6巻『弥栄の烏』で第1部が完結。20年、「八咫烏シリーズ」第2部第1巻にあたる『楽園の烏』、翌21年に『追憶の烏』を刊行。そのほかの著書に『発現』(文春文庫)がある。■書誌情報書名:『八咫烏シリーズ外伝 きらをきそう【文春e-Books】』著者:阿部智里価格:200円(※電子書店によって異なる場合があります)配信開始日:6月22日(水)主要販売電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店商品URL: ■関連URL八咫烏シリーズ公式サイト 八咫烏シリーズ公式Twitter ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【最新刊情報】第2部第2弾!『追憶の烏』が絶賛発売中「そうして、彼らは楽園に至る」若き日に誓った忠誠、悲しきその行方は? 猿との大戦の後、山内では一体何が起こっていたのか――。前作『楽園の烏』で描かれなかった山内の“その後”とは? 衝撃の事実がついに明かされる。舞台は東京から、八咫烏たちが住む異界「山内」へ。猿との大戦(『弥栄の烏』)より20年の時を経て、いま再び物語が動き始める。動乱の時代を生き抜いた八咫烏たちの今。そして新たなる世代の台頭。第1部以上のスケールをもっておくる傑作異世界ファンタジーです。商品ページURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月22日俳優の阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)の場面写真が15日、公開された。同作は内田英治監督によるオリジナルのヒューマンドラマ。コンプライアンスを問われるこの時代で犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)が、行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す「音楽隊」への異動辞令を受ける。この度公開となった場面写真は、くたびれたような恰好で頭から血を流す成瀬司(阿部寛)に対し、スーツ姿で成瀬を呆れたような目で見る部下の坂本祥太(磯村勇斗)の姿が。違法捜査も厭わない鬼刑事とそれに振り回される部下の軋轢を感じさせる。また、真剣な表情でトランペットを吹く来島春子(清野菜名)や、言い合いをするサックス奏者の北村裕司(高杉真宙)とカラーガード隊の柏木美由紀(モトーラ世理奈)の様子からは、警察音楽隊のちぐはぐぶりを垣間見ることができる。ほかにも成瀬の母・幸子(倍賞美津子)や、音楽隊の隊長で指揮者の沢田高広(酒向芳)、成瀬ともみ合いをしている捜査一課の主任・井上涼平(六平直政)の姿も映し出されており、成瀬と彼を取り巻く人々との関係にも注目となっている。最後には音楽隊の制服姿でドラムセットを叩く成瀬の姿で、広場で演奏する音楽隊の様子が捉えられている。
2022年06月15日このたび菊池寛実記念 智美術館では、「篠田桃紅 夢の浮橋/Toko Shinoda Bridge Over Fleeting Dreams」と題し、水墨の芸術家、篠田桃紅(とうこう)の軌跡を紹介する展覧会を2022年6月18日(土)~8月28日(日)まで開催いたします。《朝ぼらけ》1960年頃 90.0×177.0cm 墨、銀泥、カンバス(撮影:尾見重治、大塚敏幸)篠田桃紅(1913-2021)は第二次世界大戦後、日本の書の可能性を大きく広げたひとりであり、「墨象(ぼくしょう)」と呼ばれる水墨抽象画の表現を開拓した作家です。1913[大正2]年に大連に生まれ、東京に育つと、幼少よりほぼ独学で書を学び二十代より書家として活動を始めました。やがて従来の書風に囚われない創作に進み頭角を現すと、1956~58年にかけ単身渡米、当時アートシーンの中心だったニューヨークを拠点に水墨の作品を発表し海外でも評価を高めました。当館は、創設者の菊池智(1923-2016)と作家との長年の交流が機縁となり、桃紅作品を館内に常設する所縁ある美術館として、これまで二度の個展を開催してまいりました。この度の展覧会では、昨年3月に107歳で逝去した作家を追悼すると共に、改めてその創造の軌跡をご紹介します。展示企画にあたっては篠田作品を取り扱うギャラリーとして40年来、作家と直接交流し、活動してきたザ・トールマン コレクションを監修に迎え、1950年代から晩年までの篠田桃紅の肉筆、版画の他、着物など約50点余の作品をご覧いただきます。■展覧会概要展覧会名:篠田桃紅 夢の浮橋Toko Shinoda Bridge Over Fleeting Dreams主催 :公益財団法人菊池美術財団、日本経済新聞社監修 :ザ・トールマン コレクション○会期 : 2022年6月18日(土)~8月28日(日)○会場 : 菊池寛実記念 智美術館(〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-35西久保ビル) ○開館時間: 午前11時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)○休館日 : 毎週月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)○観覧料 : 一般1,100円/大学生800円/小中高生500円○展示内容: 1950年代から晩年までの篠田桃紅の肉筆、版画の他、着物など関連作品約50余点にて構成(会期中、展示替えの予定)。○関連行事: 展覧会会期中、ゲストトーク、学芸員によるギャラリートーク等を開催。当館では本年度も平常通り事前予約不要にてご観覧いただく予定でおりますが、ご来館のお客様には、当館の新型コロナウイルス感染拡大防止対策のご確認とご協力をお願いしております。■展覧会のご案内(1)作家のご紹介篠田桃紅(1913-2021)は、書と水墨という日本の文化に深く根付いた領域で、「書く」ことを創作の起点としながら、墨による抽象表現を開拓した芸術家です。その仕事は、書、抽象画、版画等の平面作品、建築壁面や劇場の緞帳等の大型制作、また創作の日々や人生観を繊細な筆致で綴った随筆の執筆まで、多岐にわたりました。昭和初期から昨年107歳で亡くなるまで、70年以上に及ぶその活動においては、時代の変化や潮流を捉え新しいものを受けとめながらも、自らの美意識を貫き、現代の水墨の可能性を示し続けた稀有な存在といえます。幼少より墨に親しみ、書が身近にある環境で育った篠田は、未だ家父長制の強く残る戦前の昭和の時代に、書によって自立することを志し20代で独立します。古筆から学び、書家として歩み始めながらも、伝統的な書風を守り書壇の枠組みに自分を沿わせることを好まなかった篠田は、30~40代にかけ、書の制約からより自由な創作を模索しました。太平洋戦争後、アメリカ文化の流入と共に価値観が大きく変化し、書においても個性と創意の表出を求める気運が盛り上がるなか、篠田は本格的に水墨による抽象に挑み、頭角を現します。前衛書道とも言われる、日本の水墨抽象画の試みは、1940年代から興ったアメリカの抽象表現主義の運動にも刺激を与えるものでした。1953年、「日本の建築と書」展(ニューヨーク近代美術館)に展示されるなど海外で紹介される機会が徐々に増えると、篠田は56年から単身渡米し、約二年間の滞在中にボストン、N.Y.、シンシナティ、シカゴなどアメリカ各地やフランスで個展を開催し好評を博します。この異国での滞在制作の経験は、多文化の中で成立し得る抽象表現への省察、作品サイズの大型化、墨という素材に対する理解など、創作全体を深めることとなり、帰国後の篠田は、水墨にあった日本の風土の中で制作し、国内外でそれを発表するという形で仕事を充実させていきました。1950年代以降、ダイナミックな美術の動きの只中で、篠田が国際的評価を高めたのは、墨が持つ歴史性を捉え、書から培った技と鋭敏な感性を基礎にして自らのかたちを明確に提示したからだと言えます。欧米の抽象画が具象と写実の流れから成立したものであるのに対し、篠田の水墨は墨の線と色によって形象を表すという、書が内包する抽象性から発しています。それ故に、その書と抽象は分断されず同じ地平に立つことが可能となり、墨色の濃淡、線の強弱、面や点といった篠田の心身から生まれる墨の痕跡は、地の空間と緊張感のある関係を結び、直接的に作家の境地を伝える独特の強度を備えるのです。篠田は墨を生涯の創作の基とした理由について、老子の言葉を用いて「墨には明るさも暗さも、強さも弱さも、一切がある。始まりの色で終わりの色である」と言っています。本展では、篠田が書から抽象へと大きく展開した1950~60年代から、独自の表現を深めた90~2000年代の水墨肉筆の作品を中心に、リトグラフ、エッチングなどの版画作品、篠田自身が好んだ着物等の関連資料を加え、ご紹介します。(2)展示作品のご紹介《夜明け》は米国個展を成功させ、海外での活動が活発になった1960年代の作。当時、ジャクソン・ポロック、マーク・ロスコなどを取り上げ、アメリカの美術界を牽引した画廊、ベティ・パーソンズ・ギャラリーで発表された海外からの里帰り作品。1980年代以降、作品には鋭い線描、淡墨や濃墨の重なり、かすれや点描など墨の特性を活かした多様な表現が展開する。また《Harvest》のように、墨を主体に朱泥や銀泥を用い、背景に金銀地を採用するなどの試みが深まり、篠田桃紅ならではの水墨抽象のスタイルが確立していく。リトグラフ(《夢の浮橋》)制作は、1960年代より半世紀近くにおよび、篠田の仕事のなかでも重要な位置を占める。リトグラフ制作では版材に篠田自身が直接描画を行い、印刷は多くの作家の作品を手掛け、国内の刷り師として第一人者であった木村希八(1934-2014)が担った。篠田のほとんどの版画作品では、刷られた画面上にさらに肉筆が加えられている。(3)智美術館と篠田桃紅作品 ― 作家と美術館創設者、菊池智の所縁より智美術館では2003年の開館当初より、篠田桃紅の作品を空間設計に取り入れ、二点を常設しています。一点は建物玄関を入ったエントランス正面に展示する《ある女主人の肖像》で、もう一点は一階と地下展示室を結ぶ螺旋階段の円形空間に合わせ、壁面全体に直接貼られたコラージュ作品、《真・行・草》です。これらは篠田と美術館創設者、菊池智の所縁により、菊池が館の設立以前から収蔵していた作品で、両者の長年にわたる交流の証といえます。二人は菊池が建築家の堀口捨己(1895-1984)に茶室設計を依頼した1960年頃に堀口を介して知り合い、交際は半世紀以上にわたりました。出会いの当初より両者は互いが美に対して思いの強い人間であることを認め、芸術をめぐる対話を楽しみました。篠田はその出会いを随筆(「秋くさの庭」、1965年)にも記しています。当館への二点の作品設置においては、菊池自身が細部まで配置や空間に心を配りました。特に《真・行・草》は、設置場所となる螺旋階段に合わせ既存作品を再構成することを望み、篠田もそれに応じて、屏風の形式であった作品を現在の形に改めました。篠田作品の緊張感ある佇まいは、館の建物に凛とした空気をもたらしています。本展では、作品の発するエネルギーに調和し、呼応するかのような当館の空間に展示構成し、作品をご覧いただきます。■展覧会関連行事会期中、下記の関連行事を開催いたします※(予約不要、参加費無料。要当日観覧券)※状況により予定が変更になる場合がございます。最新情報は当館HPをご覧ください。・ゲスト ギャラリートーク 6月25日、7月23日の各土曜日、14時よりギャラリストとして、長年にわたって篠田桃紅の作品と作家自身に関わってきた長尾英司氏をゲストに、ギャラリートークの形式でお話を伺います。・学芸員によるギャラリートーク7月2日、16日、30日/8月6日の各土曜日、14時より担当学芸員のギャラリートークを開催します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月03日俳優の阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)の予告映像とポスタービジュアルが2日、明らかになった。同作は内田英治監督によるオリジナルのヒューマンドラマ。コンプライアンスを問われるこの時代で犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)が、行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す「音楽隊」への異動辞令を受ける。予告映像は高齢者を狙った“アポ電強盗事件”を、犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部寛)が持ち前の過激な方法で捜査する様子から始まる。“コンプラ”を無視し部下から疎まれ、家庭を顧みず娘には愛想を尽かされる成瀬が命じられた異動先は音楽隊で、警察署内のはぐれ者集団に出会うことに。経験したこともないパーカッションを命じられるも、刑事のプライドから周囲と馴染むことができないままの成瀬は「お前はもう刑事じゃない」と言われ「なにやってんだ俺」と失意に沈む。しかし、音楽隊の面々は「音楽と同じですよ。音をミスっても、周りがカバーすればいいじゃないですか」「同じ隊じゃないですか」と失意の成瀬に手を差し伸べる。さらに、「あなたのドラムには勇気をもらえる」と、音楽隊の演奏に救われる人たちがいることを知った成瀬は再び立ち上がることを決意する。最後は「よし!」と強く呟いた成瀬が、演奏開始のカウントをとる後ろ姿が映し出され、成瀬の人生の大転換が始まることを予感させる。映像内では、同僚のトランペット奏者・来島春子役の清野菜名、捜査一課の部下・坂本祥太役の磯村勇斗、サックス奏者・北村裕司役の高杉真宙、警察音楽隊を目の敵にする県警本部長・五十嵐和夫役の光石研、成瀬の母・幸子役の倍賞美津子らも映し出された。物語を彩る主題歌は、Official髭男dismが本作の為に書き下ろした「Choral A」に決定。ポップで爽やかなサウンドと、伸びやかな歌声が、物語を優しく包み込む。メンバーの楢崎誠(※崎はたつさき)がかつて島根県警察音楽隊でサックスを演奏していたことが、主題歌決定へとつながった。○楢﨑誠コメント今回ご一緒できた事を本当に嬉しく思います。台本を読ませて頂いた時から、完成までの中で好きな言葉やシーンがどんどん増えていきました。楽曲制作にあたってプレッシャーもありましたが、映画の内容と重なるように僕もたくさんの人に助けてもらいました。音楽隊に所属していた時の同僚と、今関わってくれている皆んなに心からの感謝を。素敵な映画です。是非ご覧ください。(C)2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年06月02日GLIM SPANKY(グリムスパンキー)の新曲「形ないもの」が配信リリース。GLIM SPANKYの新曲「形ないもの」GLIM SPANKYは、松尾レミ、亀本寛貴による男女2人組ロックユニット。2022年は、約2年ぶりとなる最新アルバム『Into The Time Hole』のリリースや、全国ツアーの開催など、話題のニュースが目白押しだ。そんなGLIM SPANKYが新曲「形ないもの」をリリース。「形ないもの」は、「GLIM SPANKY 野音ライブ 2022」で披露した1曲で、トランペットとストリングスアレンジが響くミディアムバラードとなっている。<松尾レミコメント>色々なものが目まぐるしく変化していく時代を生きていますが、そんな中で卒業したり引っ越ししたり、何かを始めたり、何かが無くなったりします。寂しいこととか納得いかないこともたくさんあります。でも、自分にとって一番大切にするべきものは何だろうと悩んだ時に生まれた曲です。モノなのか、思い出なのか、何なのか?全ての人の、生活のどこかで寄り添える曲になったら良いなと思います。進むことを鼓舞してくれるようなマーチングドラム、何かが始まるようなトランペットの音色、暖かく包みこんでくれるチェロ、クラシックで厳かなブリティッシュロックのアプローチ、気に入っています。たくさん聴いてもらえたら嬉しいなあ!<亀本寛貴コメント>今までのGLIM SPANKY感はそのままに、より多くの方に聞いていただけるワンランクアップした楽曲に仕上がったので、様々な方に届いたらいいなと思います。【詳細】GLIM SPANKY 新曲「形ないもの」配信日:2022年5月29日(日)
2022年06月01日俳優の阿部寛が出演する、象印マホービン・炎舞炊きの新CM「3Dの乱舞」編が、21日より放送される。新CMでは、同商品を前に阿部が登場。自信に満ちた語り口で、そのオリジナリティを「火力が違う。炊き方が違う。だからお米の舞い方が違う」と語る。そして炊き上がったごはんを手に「だから、うまい!」と力強く言い切り、豪快にごはんを頬張る。静まりかえったスタジオで、カメラに向かって熱く語る阿部。カットがかかると必ずモニターをチェックしながら納得いくまで何度もテイクを重ね、監督のOKが出た後も「もう一度いいですか?」と撮り直しを希望する場面も見られた。
2022年05月17日コメディからヒューマンドラマまで、どんなジャンルの作品にも溶け込んで惹きつける俳優・阿部サダヲにインタビュー。『ホーンテッド・キャンパス』の原作などで知られる櫛木理宇氏のサスペンス小説を映画化した最新主演映画『死刑にいたる病』では、人の良い地元のパン屋の顔の裏で、残酷な連続殺人を行っていたサイコキラー・榛村を演じている。監督は『凶悪』『孤狼の血』シリーズの白石和彌氏。阿部とは『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)に続くタッグとなった。事件の真相に迫る大学生・雅也を演じて阿部とW主演を務めた岡田健史との撮影など、本作のエピソードを直撃。さらに、自分に対する「他人からの決めつけに自分をはめ込まない」こと、一方、時には「自分を勘違いさせる」ことなど、阿部が大切にしてきたことを聞いた。○■白石監督から求められた人殺しの“目”――阿部さんの、「獲物を捕まえたぞ」といった目がとても怖くて印象的でした。特に寄りのカットが観終わったあとも残ります。それは嬉しいですね。僕は画角とかよくわかってなくて、寄りで撮ってるのも意識していませんでした。ただ白石監督が、『彼女がその名を知らない鳥たち』で僕が電車に乗ってくるイケメンを突き飛ばすシーンの「目が怖かった」と、今回の取材でおっしゃってまして。当時の撮影では「5分前に人を殺したような目をしてください」と言われたんですけど、その印象があって、今回のオファーをしてくれたそうなんです。なので僕はあまり意識してませんでしたが、監督はその目の印象を使いたかったのかもしれません。――阿部さん自身は、本作のようなミステリーはもともと好きですか?いや、怖いです(苦笑)。血が流れたりとか得意じゃないんです。ゾンビですらちょっと怖い。なので自分がこういう役をやるとは思ってなかったです(苦笑)。気持ち的にはつらかったですが、撮影的には楽しい、なかなか経験できない役柄でした。――難しい役ですが、役者さんとしては挑戦し甲斐のある役かと。そうですね。役者としては一度はやってみたい役ですよね。先輩や一緒にお仕事した方からも「阿部くんは、凶悪な役とか、連続殺人犯とか似合うんじゃない?」と言われたことがあったのを思い出しました。――確かに、これまでにこうした役がなかったのは意外です。ここまでの役はなかったんですよね。ファンの方から自分の演じた役のリストが送られてきたことがあったのですが、僕、刑務所に入っていることが多いみたいで。面会シーンとか結構あるらしいんです。でもここまで酷い殺人を犯した人物ではなくて、軽犯罪が多かったんです。ただ捕まってるシーンは結構あったので、そういうイメージがあるのかもしれないです。○■岡田健史は純粋で、すごく面白い俳優――映像的にもかなり工夫のある作品です。面会シーンもかなり凝っていました。面会シーンは、ほとんど岡田くん演じる雅也との2人芝居なので、舞台のような形になるのかなと思っていたのですが、白石監督や美術の今村力さんのアイデアをはじめとして、みんなで作り上げた感じがすごくします。自分の体に映像を投射したり、映像的な仕掛けが多いんです。アナログでやっているので、ここに目線を合わせるとか、セリフだけじゃない身体的な動きの縛りもありながらの芝居だったので、楽しかったですね。アナログといえば、とある場面で僕がアップになるシーンがあるのですが、僕が歩いて迫っていっているのではなく、台車の上に乗せられて、近づいていってるんです。傍から見ると滑稽かもしれませんが、すごく映画らしい撮影だなと思いました。――そうなんですね! そうやって、ちょっとした違和感というか、不気味な感じを出していたんですね。ちなみに面会シーンは、綿密にリハーサルされたのですか?いえ、本番で作っていきました。面会シーンを撮影するときには、僕はほかのシーンを撮り終わってました。岡田くんとは本の読み合わせで一度会っただけで、岡田くんが外で、事件の真相に迫ろうとしていろいろ動き回っている撮影は全く見ていないんです。そういう外での撮影を経た岡田くんとの面会シーンの撮影は、すごく刺激的でした。顔がどんどん変わっていくんです。岡田くんが純粋な方だからだと思います。――岡田さんの芝居の出方に驚かされることもありましたか?そういう風にアプローチしてくるんだと驚いたことがありました。すごく不思議な表情で面会室に来たときがあって、自分が予想していた感じとは違ったので、「こういうパターンもあるんだ」と、僕も違うパターンを引き出された感じがあったんです。すごく面白い俳優だと感じました。――阿部さんの演じた榛村は秩序型の殺人犯で、感情の揺れがほとんどありませんが、阿部さんが榛村の心の揺れを感じた箇所はありましたか?水門を開けて、あるものを撒いているシーンが、一番感情が入っている気がしましたね。――あそこは何というか、映像的には非常にキレイで、後々それが怖くなる、印象的なシーンですね。そうですよね。内容としては衝撃ですが、すごくキレイなんですよね。ロケーションもすごくいい場所でした。残虐なシーンもありますが、映画としてすごく面白い作品になったと思います。○■時には「自分を勘違いさせる」ことも重要――阿部さんはこれまでに様々な役を演じていて、バンド「グループ魂」などでも活動されていますが、ずっと素顔が掴めない印象です。ご自身としては、「自分はこういう性格だ」と言えたりしますか?わからないです。というより、決めつけるのがあまり好きじゃないのかもしれません。子どもの頃、大人から「何々くんって、こういう子だよね」とか言われることって、ありますよね。そうしたことに抵抗を感じることがありました。決めつけられることに「おかしいなあ」と。言われることで自分をあてはめちゃう子もいると思うんです。傷つくようなことであったとしても。でも僕は外からの決めつけ通りにならないようにしていた部分がありました。――子どもの頃にそうした経験がある人は多いかもしれません。「おかしい」と感じて抵抗できることは大きいですね。成長して芸能界に入って以降は、野心を持っていましたか?芸能人になったからには『笑っていいとも!』とか『徹子の部屋』に出たいとか、バンドをやったら日本武道館でライブやりたいとか。昔はわかりやすい目標がありましたよね。今の子はどうしてるのかな。僕らのときは、みんなそんなことを言っていましたよ。でも、周りに「何言ってるの、バカじゃないの?」と言われたとしても、実際にそういうことを言っていた仲間が目標を叶えていたりするし、目標を持つのはいいことだと思います。僕も年の初めにはだいたい何か目標を決めていた気がします。――目標の中には、「人気者になりたい」とか「評価されたい」といったものもありましたか?ないというと嘘ですよね。ほんのちょっとしか出ていない映画でも「助演男優賞を取れるんじゃないか」と思ってたり。でも自分を勘違いさせるというのも重要だと思うんですよ。絶対にこうなってやるという気持ちよりも、何かちょっと自分を良い方に勘違いさせることが良いときもある気がします。――ちなみに現時点の目標は。最近は変わってきました。70歳、80歳になっても芝居ができるように身体に気を付けるとか、そういうことですかね。実際にそうした年齢でも続けているかっこいい先輩たちがいますから。そんなこと言っていて、やらなくなるときもあるかもしれないけど、でも今の気持ちとしては、長く続けられるようにはしたいです。■阿部サダヲ1970年4月23日生まれ、千葉県出身。92年より松尾スズキ主宰の大人計画に参加。俳優としての活躍のほか、バンド「グループ魂」のボーカルとしても活動。07年に長編映画初主演を務めた『舞妓Haaaan!!!』で第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、17年には『彼女がその名を知らない鳥たち』で第60回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞した。また19年放送の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で主人公の田畑政治を演じた。その他の主な映画出演作に『謝罪の王様』(13年)、『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(15年)、『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(18年)、『MOTHER マザー』(20年)など。主演映画『アイ・アム まきもと』が9月30日公開。5月27日より松尾スズキ作・演出の舞台『ドライブイン カリフォルニア』に出演する。
2022年05月12日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の公開記念舞台挨拶が7日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、白石和彌監督が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。殺人鬼役となった阿部だが、役作りについて聞かれると「普通の人ですからね。あの本当に普通に演じました。普通の人に見えるように。普通ってなんですか?」と自問自答。「この人は殺してないだろうなと思われるような。『晴れ、ときどき殺人』みたいな、そんな感じでした」と表し、岡田は「名言ですね」と讃える。また作品タイトルにちなみ自身のハマっているものを「〇〇にいたる病」と表現するコーナーでは、「爪が顔にいたる病」と掲げた阿部。作中で演じた榛村が爪に執着していたことから「撮影が終わってからも爪を見るようになって、爪を見てると、爪が顔に見えてくる。左手の薬指の爪を見てると、天海祐希さんに見えてくる」と珍発言で会場はざわつく。「本当に?」と訝しがる岡田に、阿部が爪を見せるも「いやあ……」と戸惑いの空気に。阿部は自分の爪に「ねえ、天海さん?」と話しかけていた。
2022年05月07日俳優の阿部寛が出演する、第一三共ヘルスケア「ロキソニンEX外用薬シリーズ」の新CM「ロキソニンEXテープ『試してない』」編が27日より放送されている。新CMで、何か言葉を発するのではなく、自信に満ちた表情と、力強い眼力、心の声で堂々と語りかける阿部。真っ直ぐカメラを見つめたままなのに、直接口にするよりも強いメッセージが伝わる、彼ならではの“心の声で力強く語りかける”姿に注目だ。○■阿部寛インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。非常にシンプルな内容のCMで、僕の表情とかが繊細に出てしまうので、新商品の登場感や清涼感を表現するためにどうすればいいのか、撮影中もディレクター(監督)といろいろ相談しました。四苦八苦しながら良いものができたと思っています。――最近「『ロキソニンEX外用薬シリーズ』を使いたい!」と思ってしまうようなシチュエーションはありましたか?ちょうど今(※CM撮影は2月某日)、体を酷使する撮影をやっているんですよ。冬の海に潜るとか、毎日朝から晩まで本当に大変な環境の中で撮影しているので、こういうものがないと逆に、もう普通に戻れない状態というか。非常に助かっています。――日頃、体のケアは、どのようなことをしていますか?スポーツクラブで鍛えたり、あとはお風呂が好きなので、毎日湯船に浸かったりして、体をほぐしています。――「ロキソニンEXテープ」は濃度が濃いことが特徴の一つですが、 最近「濃かったな〜」と思ったエピソードはありますか?毎回毎回、仕事を濃くやっていますが、それが年々、回を重ねる毎に、さらにいいものにしようと思うので、 どんどん何か自分の中で仕事に対する濃度とか、生きることそのものについても日々濃くなっているなと実感しています。だから、今が最高に濃いんじゃないでしょうか(笑)。――「シリーズ史上 最高濃度配合」という新製品の特徴にちなんで、「阿部寛史上 最高○○」といったエピソードがありましたらお聞かせください。阿部寛史上最高ですか? うーん、まぁ今が最高だと思いたいですけど、やっぱりそう思いながら、これからもいろんなことに挑戦していきたいなとは思っています。――「ロキソニンEX外用薬シリーズ」は「テープ」「テープ L」「ゲル」「ローション」の4タイプありますが、おすすめしたいのはどれですか?僕は大判サイズの「テープL」ですかね。それを筋肉痛の時とか、腰にもよく貼ってます。だいたい寝る前に貼ることが多いんですけど、まあすごいなと思って。一体何が入っているんだろうなと思いながら、いつも使っています。――痛みに悩む方々に向けて、ひと言メッセージをお願いします。今、生活様式が変わって体の痛み、悩みも増えてきていると思います。この「ロキソニンEX外用薬シリーズ」を使って、その痛みを少しでも和らげてください。
2022年04月27日『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などで知られる白石和彌監督による映画『死刑にいたる病』。この度、阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村の沼にハマっていく大学生・雅也を演じる岡田健史の場面写真&メイキング写真が解禁となった。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに事件を独自に調べ始める雅也が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。阿部さん演じる榛村の“裏の顔”と“表の顔”のギャップが話題となっているが、一方で榛村と対峙する岡田さん演じる雅也も、前半と後半では全く異なる表情をみせる。阿部さんは「岡田さんの演技で引き出されたところがあって、最初に思っていたものと違うアプローチをした部分がありました。まっすぐな雅也を壊したいと思いましたが、全然ブレなかったです」と、共演シーンとなる面会室では岡田さんとの掛け合いで化学反応が起こったと明かす。クライマックスは、同じ面会室のシーンでも、初めて雅也が榛村を訪ねる場面から演出も大きく異なり、緊迫感のある2人の演技によってより一層見応えのあるものとなっている。白石監督も岡田さんの前のめりの姿勢に驚きをみせ、「お芝居ひとつひとつを考えて演技しているので、こちらも確認しながら進めていき、積み重ねていった印象があります。“全体の映画の中でここを起点にしたい”、“ここを先々考えてやっていきたい”と計算高く考えて、逐一相談してくれた」と撮影時をふり返る。そして、岡田さんの演技について「すごくナチュラルで素直な芝居をしてくれて、静かなトーンでいきたいというのが感じられました。阿部さんとのクライマックスでは自分のキャラクターがどういう見え方になるのかをよく見ていて、強い芝居をしてくると思っていたので意外でしたが、いざ作品が出来上がってみると彼のアプローチが正解でした」と、阿部さんが明かしていたように岡田さんの演技を受けて生まれた演出もあったよう。連続殺人鬼・榛村の沼へと徐々にハマっていく雅也の繊細な表情の変化は必見となっている。『死刑にいたる病』に5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月22日重松清のベストセラー小説を映画化した『とんび』より、阿部寛、安田顕、薬師丸ひろ子の劇中での姿をとらえた場面写真が解禁となった。阿部寛と北村匠海が親子役を演じた本作は、これまで2度TVドラマ化され話題を呼んだ、重松清による名作小説の映画化。破天荒ながら愛すべき主人公、父・ヤスと息子・アキラの幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描き、8日の公開から多くの共感と感動を呼んでいる。この度解禁されたのは、男手一つで育てた息子・アキラが家庭を持ち親元を離れた後、“もうひとつの家族”である備後の町の人々と過ごすヤスの幸せな余生が写し出された劇中写真。小料理屋・夕なぎで、赤いちゃんちゃんこに広島東洋カープのキャップを被り、女将・たえ子(薬師丸ひろ子)らに還暦をお祝いされている様子。そして、アキラのもう一人の父といっても過言ではない、幼なじみ・照雲(安田顕)と共に、肩を組んでいる姿や、一尾の魚を持ち満面の笑みを浮かべるヤスがとらえられている。どの写真も、幸せそうな笑顔を見せており、彼がもう一つの家族である“備後の町の人々”に最期まで愛され続け、幸せに生涯を終えたことが伝わってくる劇中写真となっている。『とんび』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月20日俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『アイ・アム まきもと』(9月30日公開)の特報映像、およびティザービジュアルが18日に公開された。同作は水田伸生監督のオリジナル作。小さな市役所の「おみおくり係」に務める牧本壮(阿部サダヲ)は空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かないとちょっと迷惑な男だが、そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。牧本自身の無味な人生も彩られていき、彼の”迷惑”がいつしか”無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていく。阿部演じる牧本の迷惑に翻弄されるのは、疎遠になった父の死を知らされ執拗に牧本から葬儀への参列を迫られる津森塔子(満島ひかり)、牧本の向かいの家に住み牧本に負けないほどのちょっと迷惑な男・蕪木(宇崎竜童)、全く空気の読めない牧本に本作内で最も迷惑を被っている刑事・神代(松下洸平)、牧本の迷惑に振り回されながらもその行動に理解を示す葬儀屋・下林(でんでん)、蕪木の強烈な迷惑エピソードを持つ、食品工場で働いていた蕪木の元同僚・平光(松尾スズキ)、牧本を取り締まる為に県庁から派遣され、度重なる迷惑行為に目を光らせる新任の市民福祉局局長・小野口(坪倉由幸/我が家)、蕪木の迷惑に翻弄されながらもその武骨さに惹かれていた、今は漁港で居酒屋を営む蕪木の元恋人・今江みはる(宮沢りえ)、蕪木の元同僚だったが“その迷惑に救われた”という謎の過去を持つ槍田(國村隼)。存在感ある豪華俳優陣が集結する。特報映像には、牧本壮がちょっと迷惑な男ぶりで我が道をゆく姿が納められた。冒頭、おみおくり係の牧本がゴミだらけの家に突っ込んでいく姿、神代刑事に怒られ小野口と争う姿、そして今江みはるが心配そうな表情で牧本を見つめるカットが映し出されている。後半は、骨壷に無理やり遺骨を押し込もうとしたり、納骨を先送りにするあまり自分のデスク下に沢山の骨壷を溜め込んでしまったり、彼の勝手な独自ルールでの仕事のおかげで、周りの人々が翻弄されている様子も。ラストは牧本と津森塔子の噛み合わないやり取りが描かれ、しつこく年齢を聞く牧本がここでも迷惑をかけている。(C)2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年04月19日『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』の阿部サダヲと水田伸生監督コンビが送る『アイ・アム まきもと』が、9月30日(金)に公開されることが決定。併せて、特報映像とティザービジュアルが解禁された。阿部さん演じる牧本の迷惑に翻弄されるキャストには、満島ひかりに宇崎竜童、でんでん、松下洸平、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)、宮沢りえ、國村隼と豪華俳優陣が勢揃い。日本映画界屈指の存在感ある豪華俳優陣が、牧本が“まき”起こす迷惑から始まる、人々の繋がり、家族の絆、人生の悲喜こもごもをユーモラスに描く珠玉のヒューマンストーリーを彩る。今回到着したのは、阿部さん演じる牧本壮(48)が、ちょっと迷惑な男ぶりで我が道を行く姿を映した特報映像。冒頭、おみおくり係の牧本がゴミだらけの家に突っ込んでいく姿、神代刑事(松下洸平)に怒られ、小野口(坪倉由幸)と争う姿、そして今江みはる(宮沢りえ)が心配そうな表情で牧本を見つめるカットが映し出されている。また特報後半は、彼の勝手な仕事の独自ルールのおかげで、常に翻弄されている周りの人々の姿が切り取られており、ラストは牧本と津森塔子(満島ひかり)の噛み合わないやり取りから、牧本が迷惑をかけている様子がうかがえる。今回、併せて到着したティザービジュアルは、阿部さん演じる牧本がなんとも言えない表情でこちらをのぞきこむ、水色と黄色を基調とした色鮮やかでインパクトのあるデザインに仕上がっている。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月、全国にて公開予定©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年04月19日阿部サダヲ×岡田健史がW主演、注目の作家・櫛木理宇の原作を白石和彌監督が映画化した『死刑にいたる病』。この度、連続殺人鬼・榛村を演じる阿部さんの“虚無の目”がよく分かる場面写真が解禁。白石監督からのコメントも到着した。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、事件を独自に調べ始めた大学生・雅也(岡田健史)が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。本予告やポスタービジュアルが解禁された際、SNS上では「この空っぽな目、ゾクゾクする」「阿部サダヲすごい…なんだこの目を逸らせなくなる」と、阿部さん演じる榛村の“虚無の目”に魅了されている人が続出した。榛村は、表向きは街の人々が絶えず足を運ぶパン屋の店主で、優しい笑顔の裏に恐るべき殺人鬼の顔を隠している。阿部さんは“殺人鬼”の役作りについて「辛かったけど、撮影セットなどに助けられました」とふり返り、実は血が苦手という意外な事実を明かしている。白石監督は阿部さんの目について「阿部さんが最初に面会室に足を踏み入れた瞬間から、それこそ目の色が違いました」と明かし、「ニーチェの有名な言葉『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』を地でいく、見ているこっちが重い重力の中に吸い込まれるような感覚のある目をしていました」と、阿部さんの目の魅力を語った。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月18日映画『とんび』(4月8日公開)の公開御礼舞台挨拶が15日に都内で行われ、阿部寛、安田顕、瀬々敬久監督が登場した。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。会場に集まった観客からの質問を募集したところ、「最近気になってる人の顔が濃いんですけど、どうしたら振り向いてもらえると思いますか?」という質問が飛び出す。阿部は「顔の濃い人って結構同類を好むんですけど、だからメイクを濃い目にとか……同じ種族だと安心する」と"あるある"からのアドバイス。「外国の方の作品をやったんですが、今もみんな集まって傷口を舐め合うこともあって」と、映画『テルマエ・ロマエ』メンバーの絆も続いているという。安田が「若干濃いめで行こう。そうすると相手も安心するぞ、と」とその観客に語りかけると、質問した観客は「明日からメイクの時間を頑張って伸ばします」と答えていた。
2022年04月15日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の完成披露試写会が12日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂、宮崎優(崎はたつさき)、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、音尾琢真、白石和彌が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。連続殺人犯役を熱演した阿部について、岩田は「僕は1日だけ共演させていただいた記憶があるんですけど、その時の阿部さんは、この映画のポスターの写真の目のまんまなんですよ。現場でお会いして、本当に殺されるかと思いました。目に光が全く宿っていない。その状態の阿部さんだったので、怖いなと思いながら」と撮影時を振り返る。改めて舞台挨拶で会った感想については、「気さくだなと。白が似合ってらっしゃいます」と褒め、阿部は「ありがとうございます」と照れていた。阿部の演技については、中山も「すごい役なんですけど、爽やかなコマーシャルとか出ていらして、お客さんが困ったりしないかなと勝手な心配をしています」と言うほどで、阿部は「そういう役、そういう映画ですから、そこはわかっていただかないと。これからやっていかないといけないので」と苦笑する。また、阿部から岩田については「(撮影時)お忙しかったですよね。ツアー中でドラマもやってらして、相当大変だろうなと思ったんですけど、意外だったのはEXILEはレモンサワーを飲まれるじゃないですか。岩田さん、そんな飲まないとおっしゃってました」とギャップを感じた様子。岩田は「嗜む程度に楽しみます」と答えていた。
2022年04月12日4月8日に公開がスタートした重松清原作映画『とんび』。この度、阿部寛、北村匠海、杏らを写した家族写真が到着した。幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説「とんび」。いま、この時代にこそ届けたいと、瀬々敬久監督による初映画化が実現。まだ公開して間もない本作だが、鑑賞者からは「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」と続々と感想が寄せられ、各レビューサイトでも高評価を得ている。そんな中、今回公開されたのは家族写真。一枚目は、幼少期のアキラが、母・美佐子(麻生久美子)に抱きしめられ、幸せそうに笑っている様子。美佐子は、アキラを海のように深く愛し、父・ヤス(阿部さん)もまた、真っ直ぐにアキラを愛した。そして、両親の愛を受けて立派に成長したアキラ(北村さん)は、由美(杏)と結婚。由美の連れ子・健介と、アキラと由美の間に授かった娘・美月の2人の子どもたちに、アキラは両親から受けた以上の愛情を注ぐ。由美と健介がピクニックしている場面や、ヤスが健介を肩車をしている場面、さらにはヤスとアキラと由美、健介と美月という、3世代の家族が勢揃いする写真も。親から子へ、子から親へ、そして次の世代へと繋がれていく家族の愛が詰まった家族写真となっている。『とんび』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月12日映画『とんび』(4月8日公開)の初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、瀬々敬久監督が登場した。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。大島が「瀬々監督のTwitterを見て、『こんなに初日に緊張するのは久しぶり』と言ってた」と言う通り、瀬々監督は「今の時代にですね、昭和かよとか思われたりするのがすごく不安なんです。お客さんは来てくれるだろうかと、この1週間、そのことばっかり考えてました」と心境を吐露する。監督は「さっきから気になってるんですけど、匠海君のプラカード(ボード)を持っている人たちがいっぱいいてですね。やっぱり『匠海』の字には『海』がある。これが素晴らしいと、もう本当プラカードを持って来てくれてありがとうございました」と励まされていたようだった。春にスタートしたいことというトークテーマでは、北村が「父にずっとゴルフを誘われていて、ゴルフをやりたい。あとは子供の時から、それこそ家族で釣りに行くことが多かったんですけど、釣りも本格的にやりたいな。友達と一緒にサーフィンもやりたい。DIYもやりたい」とアクティブに次々と挙げる。「父が海好きで自分の名前も『海』という文字が入ってるので、自然関係のアクティブなことを今年やり尽くしてやろうかなと思って。もしかしたら真っ黒になっている可能性あるんですけど、『あいつ、やったな』と思ってもらえれば」と語った。
2022年04月08日映画『とんび』(4月8日公開)の初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、瀬々敬久監督が登場した。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。「この春始めたいこと」を聞かれた阿部は「言語をやったりとかして3日坊主で終わったりチャレンジしてるんですけど、そういうのをもう1回やりたいなと思ってるんです。あとはDIYもやったりとかしてるんですけど、だいたいもう3日坊主で終わってくので……」と悩む。すると安田が「それはやっぱりご自分の公式ホームページを更新された方がいいと思います。4月ですしね」と提案。阿部のオフィシャルサイトのシンプルさが度々話題になっていることから、阿部は「でもあれ、人気だから」と拒否していた。またこの日は会場の客席で新生活を送る人に阿部がエールを送るというコーナーも。大学に合格して一人暮らしをするという男性が選ばれ、阿部は「最近よく受験生を励ますというのを、あるドラマをやってから再三要求されるんですけど」と言いつつ、すでに大学には受かっているということで「 一人で大変だと思う。寂しい時はたくさん食べて……」と話しかけ始める。しかし「どうしよう、『食べて』とか言っちゃった」と着地点を見失ったようで、阿部は「とにかく半年乗り切ればなんとかなるから、頑張ってくれよ!」と手を振ってエールを送った。
2022年04月08日アプリ版「ぴあ」の表紙をデザインしている及川先生のイラストレーション制作過程を「making of」として公開いたします。今月は4月8日より映画『とんび』が公開される阿部寛さんです。最新出演作品『とんび』公開中監督:瀬々敬久原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)出演:阿部寬 / 北村匠海 / 杏 / 安田顕 / 大島優子 / 濱田岳 / 宇梶剛士 / 尾美としのり / 吉岡睦雄 / 宇野祥平 / 木竜麻生 / 井之脇海 / 田辺桃子 / 田中哲司 / 豊原功補 / 嶋田久作 / 村上淳 / 磨 赤兒 / 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子公式HP:『とんび』製作委員会イラスト
2022年04月08日阿部寛と北村匠海が共演、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子らが集結した映画『とんび』。公開前に行われた試写会では「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」といった声が相次ぎ、さらに監督を務めた瀬々敬久も「この映画は間違いなく面白い」と自信をみせている。その3つの理由に迫った。阿部寛と瀬々監督の信頼関係まず挙げられるのが、主人公・ヤス役の阿部寛と瀬々監督の信頼関係だ。この2人といえば、先日開催された第45回日本アカデミー賞で11部門を受賞した『護られなかった者たちへ』でのタッグの記憶も新しい。本作で主演を務めた阿部さんは、重松清・原作の「とんび」(角川文庫刊)の3度目の映像化という点に不安もあったそうだが、「瀬々さんだったら是非やらせて頂きたいと思いました。(これまでの作品と)違う切り口から描いてくださると思い、また久々にご一緒したいと思い、ラブコールさせて頂きました」と瀬々監督へオファーしたという。監督も「一も二もなく引き受けました」と、当時の思いをふり返る。2000年頃から一緒に作品を創り出しているという阿部さんと瀬々監督。2人の厚い信頼関係が、本作に深みをもたらしたようだ。岡山県・瀬戸内のロケーションまた、本作において最も重要な要素でもあるのが、瀬戸内のロケーションと、人の温かさである。備後を舞台にした本作のロケは、岡山県で行われた。本当の生活感がある街並みでの撮影にこだわったという監督の考え通り、岡山での撮影は、その町に住む人々の温かさまでもがプラスに働いた。本作で北村さん演じるアキラの婚約者・由美を演じた杏さんは「商店街がノスタルジックな街並みで、町の皆様もとても協力的でした。たえ子さん(薬師丸ひろ子)のお店のお向かいがちょうど魚屋さんで、『お弁当にちょっとこれ足してください』とお魚を分けてくださり、皆で食べました。ご厚意が染みて更においしかったです」と撮影時の街の人々との交流を明かした。そして、その土地の愛情がキャスト同士の絆にも結び付いたようで、ヤスの姉のような存在で小料理屋の女将・たえ子を演じた薬師丸さんは、「出演している皆さんが本当に良い方で暖かくて、(撮影後に会ったときは)また一緒に住んでいた街の人に会うような気分になりました。本当に良いチームワークで、楽しい撮影でした」とキャストの関係性について言及。そんな町ぐるみの温かさがキャストにも伝わり、本作に素晴らしい影響を与えたようだ。作品のテーマは「家族愛」そして3つ目が、「家族愛」というテーマである。原作小説が出版されたのは14年前、描かれているのは昭和の終わりから現代までであるが、監督は「この作品は現代の多様な家族な在り方を描いている。だからこそこの物語は古びない」と、また阿部さんは「人々の間に距離が生じている、そんな時代だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思っています」と語る。本作に出てくるのは、父子家庭の家族やシングルマザー、そして町全体が家族のような存在である“備後の人々”。それぞれが描き出す“家族の形”と、それぞれの“家族愛”。この映画を通じて、いつの時代も変わらない普遍的なテーマが、家族を想い生きる全ての人々に贈られる。さらに本作を鑑賞した原作者・重松氏は、「『荒ぶる愛って、こういうことなんだな』ーー映画館のスクリーンを蹴破ってしまいそうなヤスさんの存在感に、試写のときに圧倒されました。そして、そんなヤスさんがずっと片思いをしているアキラの凛々しさ!なにかと心ふさぐ日々だからこそ、誰よりもまず僕自身が、ヤスとアキラの物語に再びひたりたいのです」とコメントを寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月07日あなたにとって父親はどんな存在だろうか。すごく仲が良い人もいれば、どうしても馬が合わない人もいるだろう。家族は、必ずしも賛美されるものとは限らない。でも、少なくともこの映画を観ると、親子っていいなあと思う。自分の父親のことをふっと思い出す。4月8日(金)公開の映画『とんび』は、父と息子の物語だ。豪放磊落、不器用でちょっと頑固な父・ヤスを演じるのは阿部寛。温和怜悧、聡明で心優しい息子・アキラを演じるのは北村匠海。過去2度にわたって映像化された重松清のベストセラー小説を、この2人が令和の時代に届ける。不器用な父子の愛は、現代の観客にどのように響くだろうか。ヤスを見て、息子なんだけど親心に近い愛情が湧いた突然の悲劇によって、男手ひとつで息子を育てることとなったヤス。周囲の温かな愛に支えられながら生きる父子の姿は、観る人の瞼を熱くさせるものがある。「僕は、反抗期を迎えたアキラにヤスが怒られるシーンがすごく心に残りました。息子が後輩に暴力をふるうのを見て叱ったら、逆に初めて息子に反抗されて。あそこのシーンは演じていても本当に悲しかったし、反抗期というのは子どもにとって、親から脱皮して、ひとりの人間として新たに成長するために絶対必要、僕も経験があるしね。あのシーンが、それからのヤスとアキラの関係の起点になった気がします」(阿部)「実は僕、反抗期がなかったんですよ」(北村)「そうなんだ」(阿部)「でもおっしゃる通り、あそこのシーンでヤスとアキラがぐっとつながったなというのは僕も感じました。ちゃんと親とぶつかることも大事なんだなと思いました。そのあと、ヤスが自分の顔を殴るじゃないですか。あのヤスを見て、息子なんですけど、親心に近い愛情が湧き出てきたんですよね。涙が出るよりも先に、この人を支えなきゃと思った。ヤスも悲しいし、アキラも悲しい。2人の不器用さがいちばんよく出たシーンでした」感涙必至の本作。名場面を挙げだすと、止まらない。「僕は、由美さんを連れて帰ってきたアキラが『夕なぎ』でヤスと話すシーンがグッと来ました。由美さんを悪く言う照雲さんにヤスが怒るんですけど、すごく愛を感じて。照雲さんの好きなシーンでもあるし、ヤスの好きなシーンでもある。この映画の魅力が凝縮された、父の愛を感じる場面でした」(北村)「息子が嫁を連れて帰ってきたことがうれしいんだけど、素直になれないところがあって。本当は涙が出るくらいうれしいんですよ。でもヤスは不器用だから、なかなか言い出すきっかけが掴めない。ヤスの意地なんです。だから僕も全力で演じました。(照雲役の)安田顕のげんこつがすごい痛かったということはよく覚えている…(笑)」(阿部)「本気の叩きでしたよね(笑)」(北村)「そう、毎回痛かった(笑)」(阿部)アキラの目に温かさを感じたのは、北村くんだから阿部と北村は本作で初共演。57歳の阿部と、24歳の北村。33歳の年齢差だが、カメラの前では年齢もキャリアも関係ない。同じ演技者として、心と心でぶつかり合った。「阿部さんの懐の深さというか、器のデカさというか、そういう年輪みたいなものを節々で感じました。阿部さんの人としての厚みがヤスと直結していたから、アキラとしても自分としても心が動いたし、阿部さんの言葉一つ一つにとても愛情を感じました。今この一瞬をヤスとして生きる阿部さんの姿を見て、僕もスタッフさんもみんなついていこうと思った。(監督の)瀬々(敬久)監督と阿部さんの熱量がこの作品をつくったと思います」(北村)「北村くんが演じるアキラの目から、ヤスを包み込んでくれるような温かさを感じたんですね。その目を見て本当の親子ってきっとこうなんだろうなと思った。子どもってどこか親を客観視しているところがあるじゃないですか。だから親のダメなところもよくわかっている。ヤスはダメな父親なんだけど、そんなヤスを見放さず、何も言わないけどそばにいてくれるアキラの姿がすばらしかったし、そこに温かさを感じたのは北村くんだから。北村くんは、人の感情の機微を繊細に表現できる俳優さん。今回一緒にお芝居ができて本当に楽しかった。」(阿部)親父みたいに息子と趣味を共有できる父親になりたい男にとって、父親は特別だ。ふたりにとって、父親とはどんな存在だったのだろうか。「うちの親父はエンジニアで、職人的な人なんですよ。寡黙で、感情を出している姿をあんまり見たことがない。そんな父親だから、近所付き合いはおふくろの仕事でした。おふくろはもう亡くなりましたが、親父は今95歳。元気なうちにいろんな話を聞いておきたくて、親父が遊びに来ると、いつも今までの話をしてもらって。そのたびに子どもの頃にはわからなかった親父のことがわかるようになって、どんどん好きになっているところがありますね」(阿部)「僕も父も同じ11月生まれのB型。蠍座のB型って独特な人が多いと聞いたことがあります(笑)」(北村)「ははは」(阿部)「僕と父もそうで、性格は凝り性。釣りが好きだったときは、ずっと自分で浮きをつくっているような人でした。あと毎週月曜は父が料理をつくる日で、いつも前日から気合いを入れて仕込みをしたり。僕の凝り性なところは間違いなく父の影響です。2人のときは、包丁の研ぎ石はあそこのがいいよとか、デニムのデッドストックはここがいいよとか、そんな話をよくしていて。革靴をシェアしたり、趣味嗜好が何から何まで似ていて。人付き合いがあまり得意ではない父の友達になっているような感覚ですね。いつか自分が子どもを持ったら、父みたいに息子と趣味を共有できる父親になりたいなと思います」(北村)子はいつか親元を離れる。その巣立ちも映画の中では感動的に描かれている。「きっと親からしたら寂しかったと思うんですけど、家を出ることになった前日、僕は友達と飲んで家に帰ったら、みんな仕事でもう家に誰もいなかった(笑)。なので、引っ越し当日はあっさりした感じでした」(北村)「そういうものだよね、現実は(笑)」(阿部)「ただ父はやっぱり寂しいみたいで、それからはよく『今日飲もうぜ』みたいな連絡が来るようになりました。不思議なんですけど、親元を離れてからの方が親とのコミュニケーションが増えた気がするんですよね。家にいたときは、ご飯がすんだら部屋にこもって携帯をいじってるのが普通だったけど、大人になってから実家に帰ると親と仕事の話をするようになって。社会人になったことで、より親と対等に喋れるようになりました」(北村)「僕が家を出たのは確か25くらいのときで、さすがにもうその当時のことは記憶にないけど、離れてみて初めて親のありがたみがわかるというのは実感した覚えがあります。うちの親父はヤスのような押しの強い人ではなくて。教育はお袋任せだけど、その分、すごく働いて、僕たち子どもを育ててくれた。この世界に入るときも、最後は親父に相談しました。そのとき、『チャンスがあるんだったらやればいい。もしダメだったらやり直せばいいんだから』と言ってくれて。その親父の言葉を頼りに若いうちは無我夢中でやってきたし、自分の人生の節目一つ一つで、親父の意見というのはすごく頼りにさせてもらいましたね」(阿部)おふくろを看病する親父の姿に、夫婦の愛を感じたやがて大成するアキラの存在は、ヤスの誇りだった。芸能界という競争の激しい世界でトッププレイヤーとして活躍する阿部と北村も、きっと父の誇りとなっているだろう。「この仕事を始めて親孝行できたと思った瞬間は2回あって。1回目が、日本アカデミー賞で新人俳優賞をもらったとき。そのときのスピーチでも言ったんですけど、『今は小さい役かもしれないけど、きっとそれがつながるから』という親からの言葉が、ずっと支えになっていました。8歳でスカウトされて、そこからこの仕事を続けてきた僕のいろんな姿を親は見てきた。それが初めてああいうかたちで評価されたことで僕も報われたし、きっと親も同じ思いだったと思います」(北村)そして2回目の親孝行が、昨年、DISH//として初出場を果たした紅白歌合戦だ。「紅白は出場が決まったとき、親がものすごく喜んでくれたのを見て、紅白の大きさを知りました。僕たちの出番なんてほんの一瞬で、時間にしてみれば2分くらい。でも、そのわずかな時間を親やおじいちゃんおばあちゃんが本当に誇りに思ってくれたことで、親孝行ができたのかなとうれしくなりました」(北村)「うちの親父も、僕が出ているドラマは毎回見てくれています。映画の完成披露イベントがあったら必ず来てくれて。だいぶ年だから、ちゃんと見られてるのかはわからないですけど、そうやって応援してくれることが力になります」(阿部)阿部自らも年を重ねたことで、さらに父親への愛情も深まった。「最近は親父と散歩をするのが楽しみで。そこでいろんな昔話をするんです。やっぱり自分の話を聞いてほしいんですよね、あの年になると。普段は兄貴が親父の世話をしてくれている分、親父の話の聞き役になるのも、たまに遊びに来る僕の役目。それに僕自身が親父の歴史を自分の中に刻んでおきたいという気持ちが強くて、親父とよく話すようにしています」(阿部)そう父のことを語る阿部の目元には、優しい笑い皺が浮かんでいる。「おふくろが亡くなったときも親父が一生懸命看病していて。最期を迎えるときに、おふくろに感謝の言葉を伝えたんですよ。その姿に、子どもには見せない2人の歴史というか愛情を感じちゃってね。それからというもの、芝居でもなまじ簡単に『愛している』と言えなくなりました。愛なんてものはそんな簡単に口できるものじゃないんだと、親父とおふくろから教えてもらった気がします」(阿部)見守ってくれることが当たり前すぎて、親に感謝の言葉を口にする機会はそう多くない。だからこそ、映画を通して伝えてみるのもいいかもしれない。あなたの子どもに生まれて良かった、と――。『とんび』は4月8日(金)より全国公開。撮影/鬼澤礼門、取材・文/横川良明
2022年04月07日映画『おそ松さん』(3月25日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、 渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が登場した。同作は赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月からアニメ化された、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作にしたアニメ。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家の6つ子を主人公に、何でもありの予測不可能な物語が人気を博している。実写化にあたり、おそ松役を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウール、今回オリジナルキャラクターとなるエンドを渡辺翔太、クローズを阿部亮平、ピリオドを宮舘涼太が演じる。同作のMVPを選んでほしいというテーマに、向井は「1人しかいないです。舘様(宮舘)です。新しい舘様を見れたというか、あんなに映画で暴れるかと」、岩本は「俺は阿部かな。関西弁とか新鮮だったし、ヒゲの阿部もよかった」、目黒は「絶対しょっぴー(渡辺)ですね。純粋に面白かったし、ところどころ出る一言が自然でふだんのしょっぴーをそのまま持ってきたようなお芝居が素敵だった」とそれぞれ選出する。その中で深澤は「自分じゃないかな。理由はうりふたつだった。一松に寄せてました」と自画自賛し、ラウールは「俺がそれを言おうとしてたから。(深澤が)自分で言うと恥ずかしいから言うよ。実写化が難しいみたいなことを言っていたんですけど、一松は1人だけちゃんと実写化で、見たときに『ハマってんなあ』と思いました。だから自分で言わなくても大丈夫」と気遣う。佐久間は「トド松のラウールだね。かわいらしさがマジでうまいんです。まばたきとか、手がペンギンみたいな感じとか内股とか」と褒め、言われたラウールは「僕は本当に背が大きくて、あの子たち(6つ子)はちょっとちっちゃいじゃないですか。だからこういう感じ」と背を縮める技を実践。渡辺は「めめ(目黒)。お芝居がうまくて笑ってしまったんですよね。真剣に普通のこと言ってるのにちゃんと面白くなってる」、阿部は「佐久間かなあ。1番原作のアニメもずっと見てた人だからこそ、十四松を演じるにあたって、こだわりがいっぱいあった」と挙げ、褒められた佐久間は「撮影中に絶対に袖から手を出さないのを決めてたから大変だった。声優の小野大輔さんの声の出し方も研究してやりました」と喜んでいた。最後に宮舘は「今日僕がMVPに選びたいのはここにある門松です」とジョークを飛ばしつつ、「おそ松(向井)です。演技だったりプランだったりをすごく考えているなあという、心の底からジーンと来るものがありました」と絶賛。しかし票を数えると、深澤が自分を選んだために、岩本が「俺、言われてないんだけど」と落ち込む結果となる。他のメンバーには1票ずつ入っていたため「平和な感じでいくのかなと思ったじゃん」と抗議する岩本に、深澤が「誰が乱したわけよ?」と問いかけると、一斉に「お前だよ」とツッコミが。阿部がフォローのつもりで「もう、照が主演男優賞じゃない?」とまとめようとすると、岩本も含めたメンバーから「それは怖い」「それは違う」とさらにツッコミが入り、阿部は「舞台挨拶、むずいわ」と頭を抱えていた。
2022年04月02日佐藤寛太と大原優乃がダブル主演を務めたドラマ『あせとせっけん』のBlu-ray&DVD BOXが、早くも7月6日(水)に発売されることが決定した。本作は、2018年より『週刊Dモーニング』にて連載を開始し、「第2回電子書籍で読みたいマンガ大賞」の大賞受賞や、「第3回マンガ新聞大賞」第2位ほか、全11巻で累計発行部数440万部を突破する山田金鉄の人気コミックを実写ドラマ化するラブコメディ。主人公は、化粧品&バス用品メーカー『リリアドロップ』で働く、せっけんの商品開発プランナー・名取香太郎(佐藤寛太)と、経理部のメガネ女子・八重島麻子(大原優乃)。職業柄、香りの嗅ぎ分けを得意とする究極の“においフェチ”香太郎は、ある日会社の廊下で、とっても気になる“におい”に出会う。一方、重度の“汗っかき”の麻子は幼少期に「汗子」とからかわれた経験があり、においや汗がコンプレックス。人目をはばかるようにトイレでデオドラント製品を使うことが日課で、こっそりにおいケアをし、廊下を歩いていると、突然、香太郎からにおいを嗅がれ、「あなたのにおいにビビッときました」と言われる。そして、ひょんなことから商品開発のために1週間、毎日においを嗅がれることになり……。他にも工藤遥、大平修蔵、池内万作、杢代和人らが出演している。7月6日(水)に発売されるBlu-ray&DVD BOXには、全9話の本編だけでなく、特典映像として撮影の舞台裏やキャストのインタビューなどを収めたメイキングやNGシーン集などがたっぷり収録される。アウターケース裏表紙は原作者・山田金鉄の描き下ろしイラストとなる予定だ。さらに、MBSショッピングやAmazon、楽天ブックス、タワーレコードでは店舗別予約購入特典としてオリジナルポストカード3枚セットがプレゼントされる。ドラマのパッケージ化に際し、大原は「きっと、この作品に携わってくださった全ての方、それぞれの原作への愛がこのDVDを通して、より感じていただけるんじゃないかと思います。何度も観ていただいて、“あせキュン”してください!」、佐藤は「この作品に携わったみんなで実写版『あせとせっけん』は胸を張れる作品に創りあげられたと思います。」とそれぞれ喜びのコメントを寄せた。<コメント全文>■佐藤寛太『あせとせっけん』がパッケージとして残るなんて。大原さんと、麻子さんと紡いできた日々がパッケージで残せるなんて!監督になぜカットされたのか、聞きたくてたまらないあのシーンも特別映像で入ってたりしているのかな、なんて妄想が膨らみます。メイキングが入ってるとしたら、それはきっと僕の奇行の軌跡でしょう。もっともっとあの作品のなかで息をしていたかった。もっともっと描きたい原作のシーンがありました。それでも、この作品に携わったみんなで実写版『あせとせっけん』は胸を張れる作品に創りあげられたと思います。是非、ご覧ください■大原優乃佐藤寛太さん演じる名取さんと、2人で演じた一瞬一瞬が奇跡のようで、今も私の胸の中で煌めき続けています。その全てが、DVDとして形となり、すごく嬉しいです。きっと、この作品に携わってくださった全ての方、それぞれの原作への愛がこのDVDを通して、より感じていただけるんじゃないかと思います。何度も観ていただいて、“あせキュン”してください!■原作:山田金鉄祝 Blu-ray&DVDBOX 化!!まさかのケースのイラストを描き下ろしさせて頂きます。めっちゃ緊張してますが心血注いで描きますのでどうぞよろしくお願いします!!【Blu-ray&DVD 情報】『あせとせっけん』7月6日(水)発売■Blu-ray BOX(3枚組)15,510円(税込)■DVD BOX(3枚組)10,780円(税込)Blu-ray&DVD 共通特典【仕様・封入特典】・アウターケース・ブックレット【映像・音声特典】・メイキング・NG シーン・予告編
2022年03月31日内田英治監督がYouTubeで目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏から着想を得た、オリジナル脚本で描かれる爽快なヒューマンドラマ『異動辞令は音楽隊!』より、特報映像とティザービジュアルが公開された。阿部寛主演で贈る本作は、コンプライアンスを問われるこの時代に、犯人検挙には手段を選ばない警部補・成瀬司の行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課内の音楽隊への異動辞令という青天の霹靂から始まる物語。映像初解禁となる特報映像では、30年間現場一筋の鬼刑事・成瀬司(阿部さん)のコンプライアンスを無視した過激な捜査、同僚刑事の胸ぐらに掴みかかる気性の荒さがたたり、突然、異動が言い渡されるところからスタート。しかしそこにいたのは、覇気のない音楽隊員たち。そして、成瀬に命じられたのは、打楽器。いままでと違う環境で、完全に場違いな成瀬のどうにも腑に落ちていない表情が、どこか可笑しくも、これから迎えるであろう人生の大転換に、大きく物語が動き出す予感を感じさせる。映像では、音楽隊の同僚となるトランペット奏者・来島春子(清野菜名)、捜査一課の部下である若手刑事・坂本祥太(磯村勇斗)、サックス奏者・北村裕司(高杉真宙)らの姿も映し出されている。さらに、成瀬が私服刑事姿のコワモテな風貌でドラムスティックを握るティザービジュアルも合わせて公開された。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年03月30日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。2022年3月20日、TBS日曜劇場『DCU』がついに最終回を迎えました。阿部寛と吉川晃司の水中バトル、横浜流星の華麗なアクション、黒幕の正体…瀬能の父親が残した設計図のデータを巡って最後の戦いが始まります。「瀬能、死なないで」祈るような前半戦『DCU』の最終回はスペシャルとなっており、約90分の超大作。前半は我らが瀬能(横浜流星)の最大のピンチにハラハラドキドキさせられる展開となりました。瀬能は時限爆弾が仕掛けてあるセキュリティールームに部長の佐久間(佃典彦)と共に閉じ込められてしまいます。無線越しに脱出を諦めるなと伝える新名(阿部寛)ですが、なす術なく、死を覚悟した瀬能はこう言います。「もう大丈夫っす。隊長、ありがとうございます。ホントは15年前に死んでた命ですから」人は死を覚悟した瞬間、これまであった辛いことや楽しかったことを思い出すものなのかもしれません。瀬能も過去を振り返りながら、自らの人生に「生きてて良かった」と思わせてくれたDCUのことを想います。命がけの業務だからこそ、仲間を大切に想い、強い結束力が生まれる。私たちが今まで見てきた中で、確実に彼らの絆は強固なものになっていました。これ以上、大切な仲間を奪わないで…見ているこちらもそんな思いでいっぱいでした。そして必死な新名の呼びかけが届いた瞬間は忘れられません。「瀬能、生きろ!!!」という言葉と共に瀬能の目に最後の力が宿ります。最終回でまたも横浜流星の瞳の演技にはやられましたね…。危機一髪のところで瀬能と佐久間は脱出に成功。瀬能、死ななくて本当に良かった…!ついに逮捕!これまでの悔しさをぶつけるDCU瀬能が助かったことで、フロッピーディスクの隠し場所やセキュリティールームについて怪しい点が浮かび上がります。やはり、最後の黒幕は佐久間でした。彼はブラック・バタフライに情報を横流しにしていた張本人だったのです。それだけでなく、瀬能の父親や隆子の殺害も彼による犯行でした。最後はDCU総出で、犯人が取り囲まれるという迫力のあるシーン。新名が背負ってきたDCUへの裏切り行為、大切な仲間を奪われた悔しさ、彼の思いの詰まった重みのある言葉が犯人へと向けられます。日曜劇場の見ものと言えばやはり、阿部寛の熱弁。「佐久間、海にも陸にももうお前の居場所はない」最後に放ったこの台詞は全てを終わらせたことを示すのに最もふさわしい言葉でした。続編に期待?最強バディの見つめる未来と成合が残したメッセージラストは海保の制服に身を包んだ瀬能と新名が登場。鍵がブラック・バタフライに渡ってしまったことについて、瀬能は焦りますが新名はなんだか余裕のある表情を見せていました。おそらく、成合が新名に最後に伝えたこのひと言。「水はどんな器にも形を合わせることができる。考えろ」この言葉の意味が新名にはもう分かっているのかもしれません。推測ですが、成合はやはり、ブラック・バタフライに潜入捜査している身に過ぎないのかもしれません。水はどんな器にも形を合わせることができる、というのは今はブラックバタフライに合わせているだけだというメッセージだったのかもしれません。また、真子に伝えたスマホ内のメッセージも同様に「俺を信じろ。水は嘘をつかない」でした。成合はどうにか遠回しに自分が味方であることを伝えようとしているようにも見えます。新名は成合のせいで何度も命の危険にさらされましたが、どれも「新名はこんなことで死ぬはずない」と新名の実力を信じた上での行いだったのかもしれません。言葉でなく心で繋がっている二人が真のバディに見えた瀬能が少し嫉妬している様子も可愛らしかったですね。黒幕は逮捕されましたが、成合の謎やブラック・バタフライについてすべて明かされることはなく、含みのある終わり方でした。「俺は必ずやつ(成合)を逮捕する。手伝うか?」「もちろんです!隊長!」新名と瀬能。最後の頼もしい言葉とともに私たちが見てきたDCUの最強のバディがここにいます。彼らが見つめる先には、きっとすべての謎が明らかになり、成合ともわだかまりが解けた未来が待っていることでしょう。そんな未来を想像しながら、私たちはいつかの続編を期待して待ちたいと思います。『DCU』に元気と希望をもらえた3ヶ月でした。コラム連載に最後までお付き合いいただきありがとうございました。過去のDCUドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2022年03月26日映画『ツーアウトフルベース』(3月25日公開)の公開記念舞台挨拶が26日に都内で行われ、阿部顕嵐(7ORDER)、板垣瑞生、工藤遥、後藤剛範、新羅慎二、藤澤浩和監督が登場した。同作は内田英治の脚本に、気鋭の新人監督・藤澤浩和がメガホンを取ったオリジナル作。かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部)とハチ(板垣瑞生)だが、部内で起こった不祥事により転落人生が始まり、ひょんなことから町のヤクザに因縁をつけられ、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれていく。前日に初日を迎え、初主演となった阿部は「昨日、実はこの場所で観て。静かに皆さんにバレないようにこっそりと同じ空間で観ていました。それも映画の醍醐味かなと思って。こんなご時世だから、皆さんの反応はわからなかったんですけど、笑ってくれたりとか、心が動いているのは空気の振動で勝手に感じてて、すごく嬉しい空間でした」と明かす。「その辺の端っこの席で見ましたね」と下手側の後方席を指し、観客も驚いていた。今回バディを組んだ阿部と板垣について、工藤は「初めてお会いした時から2人の空気感が出来上がっていたので、私は1歩引いて見ているだけだなと思っていましたし、撮影中のカメラが回ってないところでもずっとそんな空気でいてくれるから、スッと同級生になれて、昔からの知り合いみたいな感覚がどこかにずっとあった」と振り返る。3人でよく写真も撮っていたというが、まだ世にはでていないということで、工藤は「意外と2人ともどこでも寝るんですよ。だから2人の寝顔の写真をいっぱい持ってて……」と明かし、2人は「それは知らない」と焦った様子に。工藤は「きっと喜ぶ人がいっぱいいるんだろうなと思うので、公式さんに送っておきますね。世に晒してもらう」と企み、阿部と板垣は「イヤだな」と恥ずかしがった。最後には板垣が「めちゃくちゃ笑える映画だと思うので、もうバカ笑いたい人大集合って感じなんで、ぜひ楽しみにしてください!」と観客の期待を煽る。阿部は「この映画は1日の話なんですけど、この1日は皆さんが足を運んで観てくれるからこそ完成すると思うので、映画を観て1日1日を大切に生きていきたいと、少しでも思っていただけたら嬉しいです」と語りかける。さらに作中のキャラである"イチ"と"ハチ"にかけて阿部が「1回じゃなくて8回見てください。最近のマイブームです!」とアピールすると、板垣も手を叩いて喜んでいた。
2022年03月26日阿部顕嵐が初の主演を務める映画『ツーアウトフルベース』(3月25日公開)が公開された。『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞 優秀監督賞・優秀脚本賞も受賞した内田英治氏の脚本をもとに、気鋭の新人監督・藤澤浩和氏がメガホンを取った。かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部)とハチ(板垣瑞生)が転落人生を送り、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれるという、人生サイアクの1日を駆け巡る青春エンターテインメントとなる。今回は主演の阿部にインタビュー。初主演映画となった同作への思いやおすすめの映画、今回バディを組んだ板垣の印象や、役者として感じること、またピンチの乗り越え方など様々な質問に答えてもらった。○■10代の時からの夢を叶えた――初の主演映画ということでしたが、どのような気持ちで挑まれたんですか?映画主演は10代の時からの夢でもあったので嬉しかったですし、まさか僕の初めての主演の役が今回のような役だとはまったく想像していなかったので、「人生面白いな」と思いました。思い通りにならないからこそいいなあ、と。個人的にダークな映画は大好きなので、この作品が初めてで、本当に良かったなと思います。――阿部さんのこれまでの出演作を見ると、けっこう不良っぽい役が多いようなイメージもあります。不良役、多いですよね。なんでなんですかね?(笑) 外見がそう見えるのか……強い役が多いというのもあると思うんですけど、自分としてもそういうキャラクターは好きなんです。自分が演じているキャラクターと全然違うからこそ、すごく楽しいなと思っています。心の奥底では尖っているところもあるんですけど(笑)。今回は特に、ハチャメチャにできたと思っています。――意外としっかりバイオレンス要素もある作品なので、ファンの方にびっくりされたりはしないでしょうか?確かに、びっくりされるかもしれません。僕が普段見る映画はこういう映画が多いのですが、もしかしたら目をつぶりそうになる瞬間があるのかもしれない。でもそれもよしということで、新たな世界を楽しんで観ていただけたらと思っています。そういうところにハマるかもしれないですし、きっかけになってくれたら嬉しいです。――よく観られるということで、おすすめバイオレンス映画はありますか?たくさんあります! おすすめはクエンティン・タランティーノの『フロム・ダスク・ティル・ドーン』かな。途中で急に作品がシフトチェンジして、すごくクレイジーなんです! 「自分は何を観ているんだろう!?」という気持ちになるところがすごく好きです。あと、作中でガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の話が出てきますが、僕もあの映画がすごく好きで、この作品にも少しガイ・リッチーっぽい要素も入っていると思うんです。きっと(脚本の)内田さんも映画が好きで、ああいうセリフにしたんだろうな、と思いました。作中では「映画しりとり」をしている場面もあって、色々つながるところがあるだろうし、そこで挙げられる作品を「観てみたい」と思ってもらえたらいいな。しりとりに出てくるタランティーノの『トゥルー・ロマンス』も好きだし、いろいろ派生して観ていただけたら面白いと思います。○■板垣瑞生とは「波長があった」――広がりのある作品になっていますね。板垣さんとのタッグも印象的でした。瑞生とは波長が合いました。初対面の時は物静かなイメージだったんですけど、気づいたら打ち解けて、すごく仲が良くなって……。作品にも普段の感じが出ていると改めて思いました。僕らは何も考えずに体当たりでぶつかっていったんですけど「あの時はプライベートも一緒にいたし、やっていたことがすべて間違いじゃなかったな」と、報われた気がします。少しでも空き時間があったらお風呂に行ったし、デパートも海ほたるも行きました。ロケ地近辺はほぼ網羅しました(笑)瑞生はリハーサルを重ねていく中でも毎回することが違って刺激もあるし、「絶対に周りを巻き込む」という気持ちを感じました。だからこそ僕も、全部にアクションを返したいという気持ちでした。見習うところも尊敬しているところもたくさんあります。現場の飾らない居方も素敵で、僕も基本的に飾ることがないので、近い部分も感じました。――色々な俳優さんにお話を伺うと、演技に加えて、撮影現場での過ごし方について話されることが多いです。けっこう、重要なんです。僕は今回、ずっと渋川清彦さんのことを見ていました。普段の佇まいもかっこいいので、どうやったら出せるんだろうなと……。――渋川さんの佇まい、出せそうですか?それはもう年を重ねて、いろいろな経験をしないと出せないなというところに行きつきました。マネじゃできない! 渋川さんを目指して、いずれは渋い俳優になりたいです。――今作には7ORDERのメンバーである諸星翔希さんも出演されていましたが、現場に招き入れるというような感覚はあったんでしょうか?僕はメンバーという意識を一切抜きにして、接していました。1人の人間として接するだけだから、ナチュラルな感じで普通に話すし、フォローもしない。贔屓するのも好きじゃないし、僕がされても嫌なんです。でも、もともとのモロの人の良さがあったから、現場では音楽の話とかですごく盛り上がっていて「僕よりみんなと話が盛り上がっているな……」と思うこともあるくらいでした(笑)。モロがいてくれたおかげもあって、その時の現場の雰囲気も高まっていたと思います。○■ピンチを楽しめるようになったら勝ち――初の映画主演作ということで、改めて役者としてどのように感じていましたか?お芝居自体が好きなんだと感じる瞬間が多い作品でした。映画でも舞台でもドラマでもそうですけど、一つの作品を良くするために、たくさんの人が協力して進んでいく作業がすごく好きで。今回は特に忘れられない撮影になるんだろうな、と。瑞生とは男2人でずっと一緒にいたし、濃い時間を過ごしました。――舞台でも活躍されていますが、映画でもアップに映える華やかさがあるなと思いました。ありがとうございます!(笑) すごく嬉しいですよ。そう言っていただけるなら、生かしていかないと、と思います。でもそこに甘えないように演技を学ばないといけないとも思うし、もっとスキルも身につけていきたいです。――ちなみに、今回は「イチかバチかのピンチ」を描いた作品ということで、阿部さんはピンチに遭った時にはどうやって乗り越えますか?ピンチはたくさんありましたけど、「楽しむ」のが1番の解決方法かもしれません。ピンチを楽しめるようになったら勝ちだな、と。楽しんでいたら、結局乗り越えられるところもあるし。僕も最初はそう思うことができなかったけど、「この状況、面白いな」という場面を繰り返していく内に、できるようになりました。そういう局面を経験しすぎて、もうどれがピンチだったかわからないくらい(笑)。「うける!」という感じで乗り切っています。今回みたいな状況に陥っても「どうするんだ」と言っているだけでは解決しないから、僕だったらちょっとワクワクすると思います。多分「こんな状況は一生に一回しかないから、楽しもう」と思うだろうな。――どこまでもポジティブに楽しむという気持ちなんですね。それは常に頭に置いています! ネガティブに考えて「心配するだけ無駄だったな」と感じることも多かったので、それはもったいないな、と。僕を支えてくださるファンの方の力もすごく感じているし、昔も今もこれから先も、ファンの皆さんのことは絶対に大事にしていきたいんです。ただ、たまにこういうバイオレンスなこともやって、幅を広げていけたらと思います。■阿部顕嵐1997年8月30日生まれ、東京都出身。7人組アーティスト・7ORDERのメンバーとして活躍する。主な出演作に舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage シリーズ(19年〜)、『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』THE MUSICAL、ミュージカル『October Sky-遠い空の向こうに-』(21年)など。現在、主演ドラマ『さよなら、ハイスクール』(Hulu)が配信中。
2022年03月25日