第70回菊池寛賞が11日に発表され、フィギュアスケーターの羽生結弦氏、脚本家の三谷幸喜氏、作家の宮部みゆき氏、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』、信濃毎日新聞社「五色のメビウス」取材班が選ばれた。授賞理由は、以下の通り。■羽生結弦氏フィギュアスケートの男子シングルで五輪2大会連続金メダル、主要国際大会全制覇などの輝かしい記録を達成。本年プロ転向を宣言し、4回転半ジャンプなど、さらに高いステージを目指して挑戦を続ける。■三谷幸喜氏大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を旗揚げ、以来40年にわたり、コメディから「鎌倉殿の13人」などのシリアスな歴史劇まで舞台、テレビドラマ、映画のすべてで優れた作品を生み出し続けている。■宮部みゆき氏デビューから35年、社会性を持つ現代ミステリーから、時代小説、ファンタジー、SF、ホラーまで数々の優れたエンタテインメント小説を発表。物語の力によって、老若男女問わず多くの人を読書にいざなう。■NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』世界各国から収集した貴重なアーカイブス映像で現代史をたどる人気シリーズに、一人のささやかな営みが連鎖し世界を動かしたという新たな視点を導入、歴史の汲めども尽きぬ魅力を伝えている。■信濃毎日新聞社「五色(いつついろ)のメビウス」取材班コロナ禍の地域社会において外国人労働者、住民に丹念に取材、その過酷な状況、さらには国の技能実習制度や入管制度の問題を明らかにし、彼らと共存し多様性を尊重する社会の在り方を提言した。同賞は、文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設。菊池寛と生前関係の深かった文学、演劇、映画、新聞、放送、雑誌・出版、および広く文化活動一般の分野で、その年度に最も清新かつ業績をあげた人・団体、長年にわたり多大な貢献をした人・団体に贈られる。選考顧問は、阿川佐和子、池上彰、保阪正康、養老孟司。贈呈式は、12月上旬に都内で行われる。
2022年10月11日福山市では、今秋、「全国藩校サミット」が開催されることを記念し、福山藩の藩校に焦点をあてた企画展を開催します。福山藩の藩校は、阿部家4代藩主正倫が「弘道館」を創設し、7代藩主正弘が名称を「誠之館」と改めて規模や内容を充実させ、多くの人材を育成しました。展示では、「弘道館」「誠之館」の開設時の文書とともに、正倫、正弘自筆資料の中から近年修繕したものをご紹介します。開催期間2022年(令和4年)10月1日(土)~11月30日(水)10時~18時※月曜日、祝日は休館開催場所歴史資料室(広島県福山市霞町一丁目10番1号まなびの館ローズコム4階)内容実物資料や写真パネルなど、約15点を展示します。11月19日(土)13:30~14:00展示会場にて職員による展示解説会を行います。入場料無料福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月11日耳に当てたスマホで会話しながら颯爽と歩き、路上の喫煙所に入ってゆく一人の男性。ノーマスクで芸能人オーラをみなぎらせているのは、元俳優の成宮寛貴(40)だ。現在は本名の平宮博重として活動している。「成宮さんは’16年に『フライデー』で薬物疑惑を報じられると、疑惑は否定しながらも、芸能界を引退しました。その後ドイツやスウェーデンなど海外で暮らし、オランダではデザイナーの仕事をしていたそうですが、コロナの影響で昨年帰国。いまは自身でプロデュースしたアクセサリーを販売する事業などを行っています」(芸能プロ関係者)本誌が目撃した彼は、なんといってもそのムキムキな体が目立っていた。オーバーサイズ気味の白シャツを着ていてもはっきりとわかるシルエットの理由は、ジム通いにあるという。「俳優をしていた当時よりも筋肉量がアップしています。12〜15%だった体脂肪率を10%前後にまで落としたとか。ストイックな筋トレと食事制限で肉体改造を行った結果で、いつでも俳優復帰できる体づくりをしているそうですよ」(前出・芸能プロ関係者)鍛えたボディは誰へのアピールなのだろうか。引退後もたびたびささやかれてきた芸能界復帰。とりわけ、刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)への再出演を望む声が多い。テレビ局関係者が話す。「寺脇康文(60)演じる初代相棒・亀山薫が約14年ぶりに復帰する『season21』が10月からスタートします。シリーズの集大成になるのではないかといわれており、歴代相棒たちの“友情出演”もうわさされているのです」主演の水谷豊(70)は8月、『週刊新潮』の集中連載で成宮のことを“ナリ”と呼び、最後のやり取りを明かしている。《残念でした。僕にはちゃんと連絡がありましたけどね。こういうことになりました、ありがとうございました、というあいさつが》騒動をきっかけに引退した俳優のことを現役の俳優が正面から語るのは異例ともいえる。「水谷さんと成宮さんの再共演は可能性十分でしょう」(前出・テレビ局関係者)以前は『東スポ』の取材に対し《いろいろなことを乗り越えた自分がいるので、今なら良い俳優になれると思う》《今の仕事で自分の目指すゴールまで行きたい。例えば、自分のプロダクトのバスソルトをホテルのアメニティーとして卸させてもらったりとか。この業界でトロフィーをつかみ取りたい》と当面の目標をまじめに語っていた成宮。しかし、前出・芸能プロ関係者はこう語る。「インスタグラムで半裸の肉体も公開していますが、プロデュース業の宣伝のためだけではないでしょう。芸能界復帰へのアピールであるのは間違いありません」肉体改造に成功した彼は、ドラマでも“新しい自分”を見せることはできるかーー。
2022年09月30日近鉄では、リアル謎解きゲーム第2弾を10月1日(土)から2023年5月31日(水)までの間、大阪阿部野橋駅~橿原神宮前駅間で開催します。この謎解きゲームは、参加者がゲームの主人公である私立探偵になりきり、謎解きキット(オリジナルデザイン1日乗車券付き)の情報をもとに、近鉄電車で移動しながらさまざまな駅をめぐり、街に仕掛けられた謎を解き明かしていく体験型ゲームです。謎解きキットには沿線の対象店舗で割引などの特典が受けられる参加者特典クーポンもセットになっており、謎解きを楽しみながらお得にお買い物や飲食を楽しんでいただくことができます。物語の登場人物になりきって、一つひとつの謎を解き明かす爽快感を感じながら近鉄沿線の魅力を見つける列車旅を楽しんでいただきたいと考えています。チラシ表面 チラシ裏面リアル謎解きゲーム「近鉄電車ナゾだらけの列車旅 大阪阿部野橋駅~橿原神宮前駅」の概要(1)開催期間 10月1日(土)から2023年5月31日(水)まで(2)内 容 謎解きキット(オリジナルデザイン1日乗車券付き)の情報をもとに、実際に近鉄電車に乗ってさまざまな駅をめぐり、街に仕掛けられた暗号や謎を解き明かす体験型のゲームイベントです。(3)発売額 謎解きキット(オリジナルデザイン1日乗車券付き) 2,400円※大人・こども同額※オリジナルデザイン1日乗車券の有効区間は大阪阿部野橋駅~壺阪山駅間、古市駅~河内長野駅間、尺土駅~近鉄御所駅間で、開催期間中のお好きな1日に限り有効です。オリジナルデザイン1日乗車券(4)特 典 近鉄沿線の対象店舗で使用できる参加者特典クーポン付き(5)発売箇所 ・特急券発売窓口(大阪難波駅、大阪上本町駅、鶴橋駅、大和八木駅、大和西大寺駅、京都駅、大阪阿部野橋駅、藤井寺駅、古市駅、高田市駅、橿原神宮前駅、下市口駅)・通信販売(詳細は特設サイトをご覧ください)(6)特設サイト (7)企画・制作 株式会社アド近鉄、株式会社フラップゼロα(8)そ の 他 ・本イベントの詳細・参加にあたっての注意事項は、特設サイトをご覧ください。・本イベントは諸般の事情により、予告なく中止・延期する可能性もございます。・新型コロナウイルス感染症予防に関する当社の取り組みについては、当社ホームページをご覧ください。( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月26日お笑いコンビ・土佐兄弟(有輝、卓也)が23日、神奈川・KT Zepp Yokohamaでキャリア史上最大のイベント「土佐兄弟の青春文化祭2022~Zったい忘れられない1日をキミに~」を開催した。コロナ禍で失われた青春を取り戻すべく、「楽しい『文化祭』の場を提供!」をコンセプトに掲げ、2人と関係の深いゲストが「土佐兄弟のクラスメイト」という設定で登場。クイズ、大喜利、合同コント、音楽など様々な出し物を披露し、文化祭をモチーフにした企画に取り組んだ。学生時代の思い出を取り戻すかのように、現役学生を裏方にも募集し、青春を皆で作り上げた。オープニングでは、有輝が日曜劇場『DCU』で共演した阿部寛がVTR出演。校長を務め開会の儀を執り行った。会場はまさかのスペシャルゲストに驚きの声が響き、本人登場の煽りで場内の期待は最高潮に、そんな中で登場したのはまさかのラパルフェ都留。予想を覆す展開に会場はどよめいた。しかし、お決まりの持ちネタ「お前ら全員・・・、東大に行けぇ!!」とあの名セリフを完全再現。滑り知らずのこのネタで会場は裏切りからの逆転で一気にボルテージがMAXになり、最高のスタートを切った。第1ブロックのお笑いでは、土佐兄弟とゆかりのある4組の芸人と合計6ネタを披露。青春にまつわるネタを各所に織り交ぜながら共感を誘い会場は笑いの渦に。トップバッターの四千頭身を皮切りに、ぱーてぃーちゃん、お見送り芸人しんいち、アイデンティティと今を時めく話題沸騰中のネタが観客の心をグッと掴んで一気に文化祭ムードに。第2ブロックのクイズでは、YouTube登録者数193万人の超人気YouTuber QuizKnockが出演。クイズを題材し、「楽しいから始まる学び」や「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトのグループはその強みを生かし、全員参加型のクイズ大会を実施。1位~5位に賞品があり、1位にはサイン入りクラスTシャツと出演者全員と集合写真をプレゼント。合計10問+タイムアタックの賞品争奪戦が繰り広げられた。第3ブロックでは、ねおちゃん presents ミスターコンテストが開催。文化祭でしか味わうことの出来ない真のイケメン決定戦に注目が集まる。エントリーを表明したのは、アイデンティティ田島、お見送り芸人しんいち、すがちゃん最高No.1、四千頭身・後藤、土佐兄弟・卓也の計5名。参加者が順番に過去写真で青春時代の自分をアピール。審査員長のねおの心を震わせたのは、まさかの卓也。優勝最有力候補のすがちゃん最高No.1は優勝コメントまで事前に用意したにもかかわらず最下位という結果に「センスねぇな!!」と噛みつきをみせたのに対し、自身でも予想外の優勝になった卓也は満足気な顔で舞台を後にした。最終ブロックの音楽では、オープニングアクトは、ロックバンドのフレデリックが登場。1曲目からアップテンポなナンバー「オンリーワンダー」で会場を沸かせると、ヴォーカルの三原健司は「初めまして、フレデリックです。今日は最強の兄弟のために盛り上げにきました!」と続けて「ジャンキー」を披露した。「早くも最後の曲ですが、1回目の開催が1番良かったと思ってもらえるように更に盛り上げます!」と、ラストは「オドループ」で盛り上がりは最高潮に達しました。フレデリックが退場すると、ここで土佐兄弟とDa-iCEの工藤大輝が一夜限りのユニット・兄弟-iCE(キョウダイス)としてステージに、工藤大輝がバックダンサーを務め、この日のためにプロのボイトレを受けた2人はDa-iCEの名曲「CITRUS」を見事に歌い上げた。再びフレデリックもステージに戻ってくると、今回のオファーをなぜ受けてくれたのかと有輝が聞くと、三原健司は「友達だからですよ!」と即答。工藤大輝も、「(卓也さんから)LINEが来たので」と潔く引き受けてくれたことを明かした。そして音楽ブロックの最後は出演者全員で、今回のために卓也が自作したという楽曲「Everything is Gonna be Alright」を大合唱。観客も手拍子で参加し、会場全体が一体感に包まれた。エンディングでは校長と同様、日曜劇場『DCU』で共演した、横浜流星が教頭としてVTR出演。土佐兄弟に向けて来年度の開催を豪快に宣言。そして「来年度の出演も考えている」とサプライズ発言し、粋なはからいに客席から喜びと歓声が起こった。そしてイベントは大盛況で終演となった。
2022年09月24日演出&出演・吉田鋼太郎、主演・阿部寛による舞台『ヘンリー八世』が、9月16日埼玉・彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて初日を迎え、舞台写真とコメントが届いた。本公演は元々2020年2月に上演されていたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の余波を受けて、終盤の公演が中止に。そこから2年半を経て、演出の吉田や主演の阿部ほか、再演を誓ったキャスト・スタッフがふたたび集結した。華やかな英国王宮を舞台に王をめぐるスキャンダルと、その裏に交錯する欲望と謀略、熾烈な地位争いが描かれる『ヘンリー八世』。今回は初演を踏まえ、ただの再演ではなく深化した新たな舞台に。初演時の客席をふんだんに使った演出は感染対策の一環として変更されたが、セットや音楽、振付など随所に新たな変更が見られ、舞台の上を巧みに使い観客を物語へ誘う。演出の吉田は繊細に深く人間関係を描き、濃密な人間ドラマに磨きをかける。吉田は「相手の台詞を受けて返す」という芝居の基本を改めて見直し、キャラクターの個性が際立つ新たな表現に挑戦。歴史劇ながら現代社会にも読み替えられる人間模様は見応え満載となっている。キャストは、「英国王室史上、 最もスキャンダラスな王」と言われるヘンリー八世に阿部寛。今回は厳しく鋭い眼差しの最強かつ最凶の王の姿と、一方で苦悩や孤独も抱く姿を、力強く綿密に演じる。王の信頼厚き大司教トマス・クランマーは金子大地、そのほか宮本裕子、山谷花純、谷田歩、河内大和など個性豊かなキャストが名を連ねる。埼玉公演は埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて9月25日(日)まで上演。9月30日(金) から10月2日(日) まで愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、10月6日(木) から9日(日) まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、10月14日(金) から16日(日) まで北九州・北九州芸術劇場 大ホール、10月22日(土) から24日(月) まで宮城・名取市文化会館にてツアー公演を行う。■演出・枢機卿ウルジー 吉田鋼太郎 コメント無事に初日が開きました。2年前に新型コロナウイルス感染症の感染拡大で中止になった『ヘンリー八世』。2年半準備をして新しいものに生まれ変わっております。前回よりも更にパワフルになり繊細になり深くなった阿部寛ヘンリー王。それに伴い周りを固める俳優たちも前回よりも重みと深さを増しております。そして先日エリザベス二世女王が崩御されましたがこの芝居のラストシーンはエリザベス一世が誕生するところで終わりとなります。そういうところも含めまして、今観ると色々な考えや思い、コロナ禍や戦争が起きている今の世の中に対しての皆様のいろいろな気持ちを反映する芝居になっているのではないかと思います。いずれにせよ、シェイクスピアはエンターテインメント。どなたがご覧になっても大変楽しめる作品になっていると思います。 是非劇場にお越しください。■ヘンリー八世 阿部寛 コメント2年半前に新型コロナウイルス感染症で中断になった思いも込めて、さらに素晴らしいものにしようと鋼太郎さんを中心に全員でより深い稽古に励んできました。磨きのかかった『ヘンリー八世』をぜひ楽しみにしてください。■トマス・クランマー 金子大地 コメント初演は僕自身初舞台で鋼太郎さんに舞台という扉を開けていただいたとても大切な思い入れのある作品でだったので、中止となってしまい、忘れられない初舞台となりました。こうやってまた皆さんと集まって2年半越しにヘンリー八世が上演できることがすごく幸せです。前回ご覧になった方もご覧になっていない方もグレードアップした『ヘンリー八世』を楽しんでいただきたいです。期待して観にいらしてください。<上演情報>彩の国さいたまシェイクスピアシリーズ『ヘンリー八世』『ヘンリー八世』チラシ表【スタッフ】作:W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【キャスト】ヘンリー八世:阿部寛枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎トマス・クランマー:金子大地キャサリン:宮本裕子アン・ブリン:山谷花純バッキンガム公爵:谷田歩ノーフォーク公爵:河内大和大石継太 / 間宮啓行 / 廣田高志 / 工藤俊作 / 櫻井章喜 / 塚本幸男 / 飯田邦博 / 二反田雅澄 / 杉本凌士 / 水口てつ / 佐々木誠 / 松本こうせい / 大河原啓介 / 鈴木彰紀 / 齋藤慎平 / 松尾竜兵石井 咲 / 古庄美和 / 山田美波 / 坂田周子 / 沢海陽子 / 悠木つかさ演奏:サミエル【日程】■埼玉公演2022年9月16日(金) ~9月25日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 / ホリプロ企画:彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会問い合わせ:彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)■愛知公演9月30日(金) 18:3010月1日(土) 12:00 / 17:3010月2日(日) 12:00会場:刈谷市総合文化センター 大ホール主催:メ~テレ / メ~テレ事業共催:刈谷市 / 刈谷市教育委員会 / 刈谷市総合文化センター(KCSN共同事業体)問い合わせ:メ~テレ事業052-331-9966(祝日を除く月~金10:00~18:00)■大阪公演10月6日(木) 17:3010月7日(金) 13:0010月8日(土) 12:00 / 17:3010月9日(日) 12:00会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ主催:梅田芸術劇場 / ABCテレビ問い合わせ:梅田芸術劇場06-6377-3888(10:00~18:00)■北九州公演10月14日(金) 16:0010月15日(土) 12:30 / 18:0010月16日(日) 12:30会場:北九州芸術劇場 大ホール主催:RKB毎日放送 / インプレサリオ提携:北九州芸術劇場問い合わせ:インプレサリオ092-985-8955mailto:info@impresario-ent.co.jp■宮城公演10月22日(土)17:0010月23日(日) 12:00 / 17:3010月24日(月) 12:00会場:名取市文化会館主催:仙台放送問い合わせ:仙台放送022-268-2174(平日11:00~16:00)公式HP:彩の国シェイクスピアシリーズ公式Twitter:
2022年09月18日7ORDERの阿部顕嵐と森田美勇人が、それぞれの公式YouTubeチャンネルによるコラボ企画を行うことが17日、明らかになった。この度、2人だけによる初の展覧会『チャンネル顕嵐ふらーっと森田美勇人展』を、2022年9月30日〜10月17日まで渋谷モディ1Fイベントスペースにて開催することが決定。80〜90年代にタイムスリップした2人が、それぞれの好きな世界を表現し、グランジやポップスが混ざり合う、オリジナリティ溢れる2人らしい空間を撮り下ろしの写真等で創り上げるという。また本企画のオリジナルアイテムの販売や、来場者も参加できる等身大パネルが設置されたフォトブースも設置。期間中オリジナルアイテムを税別5,000円以上購入で、10月17日に開催されるイベントへ抽選で招待するという。入場料は税込800円、営業時間は11:00〜20:00で最終日のみ15:00まで。
2022年09月17日●キャリア初の配信ドラマ「可能性と興味を感じている」映画やドラマなど出演作が途切れず、常に新しいチャレンジをしながら第一線を走り続けている役者、阿部寛。ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして9月14日より独占配信される『すべて忘れてしまうから』では、キャリア初となる配信ドラマ出演を果たし、人気ドラマ『まだ結婚できない男』(19年/フジテレビ系)以来、久々にラブストーリーに身を投じている。若手俳優にとっても憧れの存在となった阿部が、もがいていた20代と30代。そして60代への展望を明かした。燃え殻の同名エッセイを原作に、ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く本作。阿部演じる、そこそこ売れっ子のミステリー作家“M”が、消えた恋人“F”を探すうちに、“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく。配信ドラマに初参戦した阿部だが、自身のプライベートタイムにも配信作品を鑑賞することがあるそうで、「『イカゲーム』もついに観てしまって、めちゃくちゃ面白かった」と笑いながら、「映像を取り巻く環境が大きく変化してきている。自分も新たな道に入っていかなければいけないなと思っています。そう感じていたタイミングで配信作品に出演させていただけて、ありがたかったですね」としみじみ。「配信作品に可能性と興味を感じている」と続け、「海外の方々が、本作をどのように受け止めてくれるのかも楽しみです。また本作は、話ごとのラストに毎回ちがうミュージシャンが登場して歌うなど、新しい作品つくりの挑戦の場に参加できたこともいい刺激をもらえた」と喜びを口にする。演じた“M”は、流されるままに生きる、地味で主体性のない男性だ。阿部曰く「近年は、強い男の役を演じることが多かった」とのことで、本作のような役柄は「自分の中でも久々に新鮮でした」とにっこり。ラブストーリーへの出演も久しぶりだが、阿部は「今回は、ミステリアスな要素もあって異色のラブストーリーで」と前置きしつつ、「恋愛のあれこれって、お互いにとっては真剣でもはたから見るとコミカルだったりもするし。相手の内面を探り合ったり、傷つけ合ったりすることもある。演じる上では、人間のいろいろな一面を表現することができるので、今作も面白かった」と醍醐味を語り、「『結婚できない男』もある意味、僕にとってひとつの転機になった作品。演じていて、とても面白い役でした」と笑顔を見せる。『スワロウテイル』(96)以来26年ぶりに女優業に復活したChara、阿部とは15年ぶりの共演となる宮藤官九郎をはじめ、個性豊かな共演者が顔をそろえている。阿部は、Charaの紡ぎだす独特のセリフ回しと唯一無二の存在感に触れ、「幸せな時間でした」と目尻を下げ、「宮藤さんに関しては、脚本家としてももう大先生で、ご自身で監督もやられてもいるのに、現場では誰よりも謙虚。その姿勢がいつもすばらしいなと思った」と絶賛。ベテランと若手が絶妙に混ざり合ったキャスティングが叶った撮影現場は、「雰囲気もとてもよかったですね。セットも『ここまで作り込んでいるんだ!』と驚くようなものばかりで、丁寧に時間をかけてものづくりができる現場。贅沢な現場で新しいチャレンジをさせてもらいました」と充実感をにじませる。●60代も「限界を決めずに役に全力で挑んでいきたい」1980年代から『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍し、1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューした阿部。58歳となった今年は、水中捜査を行うスペシャリスト集団の隊長を演じたTBS日曜劇場『DCU~手錠を持ったダイバー~』、豪快な“昭和の男”に扮した映画『とんび』、ドラム演奏にトライする鬼刑事を演じた『異動辞令は音楽隊!』など、話題作に続々出演。7月に開催された「ニューヨーク・アジアン映画祭」では、アジアで最も活躍する俳優に贈られる「スター・アジア賞」を日本人として初めて受賞するなど、その勢いは増すばかり。そんな阿部にとって20代、30代は挫折を味わい、もがいていた時期だと振り返る。「モデルとして人気が出て、映画に大抜てきをしてもらったことで俳優の世界に入って。当然、実力がなかったので、すぐに落ちていった」と苦笑い。「下積みもしていないから、そうなった時にどうしたらいいかわからない。さらにセリフがなくても済むような、見た目だけを求められているような役しかもらえない。すごくつらかったですね。『役の幅を広げたい』と思っても、自分でできなければ、いろいろ様々な役をいただけるわけがないし。そういった時期が7年くらい続いた」という中、阿部は30歳を目前にしたタイミングで、つかこうへいの舞台『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』に主演した。阿部は「ようやくチャンスをいただけた時には、いろいろな習い事をしたり、積み重ねてきたものをふんだんに出し、何でもやれるということを見せていった。一つのチャンスというものが、どれだけ大事かということを実感していたから」と役者として花開くまでの、苦難の道のりを回顧。「役の幅が狭かったからこそ、『こういう役もできます』ということを見せ続けていく。そうやって貪欲に臨まないと仕事がなかったので必死でしたが、だんだんとそれが楽しくなっていって。役作りも楽しくなるし、新しい役に向かうごとにいろいろなことが学べた。次第に主演を任せていただけるようになって、責任感も生まれてきた。そうやって今に至ります」と穏やかに微笑む。自分を見つめ、悩みながら壁を乗り越えてきたからこそ、今の阿部寛がいる。60代に向かう今の心境も、「いろいろな作品に恵まれて、今年は海外で賞をいただくこともできた。これからも、一作一作、一瞬一瞬を楽しんでいる今の状況を、変わらずに続けていきたい。さらに演じる役の幅が広がっていったら面白いなと思う。年齢を重ねたからこそできる、力の抜けたような役も演じていきたいし、そこから逆行したっていい。60代になったからといって限界を決めずに、役に全力で挑んでいきたい」と変わらず貪欲だ。「これからも見てくれる方に喜んでもらえるような作品をつくっていきたいです」と清々しく宣言していた。■阿部寛1964年6月22日生まれ。神奈川県出身。1987年映画デビュー。2000年から始まったドラマ「TRICK」シリーズではクセのある物理学教授・上田次郎を演じてブレイクを果たし、『歩いても歩いても』(07)、『青い鳥』(08)で毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。2012年には大ヒットを記録した『テルマエ・ロマエ』で第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝く。第38回日本アカデミー賞では『ふしぎな岬の物語』(14)で優秀主演男優賞、『柘榴坂の仇討』(14)で優秀助演男優賞をダブル受賞。「結婚できない男」(06、19)、TBS日曜劇場『新参者』(10)、『下町ロケット』(15、18)、『ドラゴン桜』(05、21)など数々のテレビドラマでも主演を務める。(C)Moegara, FUSOSHA 2020
2022年09月14日消えた恋人“F”をめぐる、阿部寛主演主演のミステリアスでビタースイートなラブストーリー「すべて忘れてしまうから」が9月14日(水)本日配信。この度、これまで明かされてこなかった主人公“M”の突然消えた恋人“F”は、尾野真千子が演じていることが分かった。阿部さん演じる流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”が、消えた恋人“F”を探すうち、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく本作。阿部さんと尾野さんは、映画『エヴェレスト 神々の山嶺』以来、6年ぶり2度目の共演で、前回も恋人役での共演。尾野さんは「自分に似ているとは思いません。でも、謎めいていて、不思議な行動をする人と思いきや、なんだか、その気持ちがわかるような、近くにこういう人いる、もしかしたら、私も“F”に近いのかもと思えるような人なんです」とキャラクター像を語る。初めて台本を読んだ際には「ヒロインの“F”が謎めいていて、その役ができるなら楽しいだろうな、どんなふうにやれるかな、とか、この役が決定する前から、わくわくして、いろんな想像をしました。あと名前が、“F”とか“M”とか、これ何?何?と興味をそそられました」とふり返り、「“M”を演じた阿部さんや他の役者さん達も期待を裏切らない面白さで、皆さんをふわっと楽しませてくれると思います。さー“F”は最初どんな姿で現れるかな~???」とコメントを寄せた。そして、“F”も登場し、“F”の失踪のきっかけと“M”と“F”がすれ違う胸を締め付ける最新予告映像も到着。消えた“F”を“M”が匿っていると疑う“F”の姉が、Bar 灯台を訪れ、初めて“F”が多額の遺産を手にしたことを知る“M”。その後、周囲から促されて渋々“F”を探す中で、周囲の人達から聞かされる“F”の話から、“M”は自身が”F“について何も知らなかったという事実に気付いていく。さらに、これまでの人生をふり返り、自身が彼女だけでなく自分自身とも向き合ってこなかったことにも気付かされる。さらに、“M”、カオル(Chara)、フクオ(宮藤官九郎)がいつものように、Bar灯台のカウンターに集まって語り合う中で、店を後にする“F”の姿が収められ、一方は“M”を中心に、もう一方は“F”が中心という対になった新たなビジュアルも公開された。「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)ディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年09月14日俳優の阿部寛が8日、都内で実施された主演ドラマ『すべて忘れてしまうから』(ディズニープラス、9月14日配信)の配信直前イベントに出席。配信ドラマを「ちょっとなめていた」と出演前の率直な思いを明かした。同作は、燃え殻の同名エッセイを原作とする、日本発ディズニープラス「スター」のオリジナルドラマシリーズ第一弾。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人“F”をめぐるミステリアスでビタースイートなラブストーリーが展開される。キャリア初の配信ドラマ出演となる阿部は、撮影セットを振り返って「ものすごく、本物の場所のように細部まできっちりできている。閉まらなくていい扉などがきっちり完璧につくられている。そういうの好きだから、よく見たら本当にちゃんとつくってある。ウソがない場所だった」と感心。「あとは照明さんも丁寧に時間をかけていた。半分、ちょっとなめていたんですよね。映画並み、映画以上に丁寧でビックリしました」と語った。作中では、Fを探す売れっ子のミステリー作家“M”を演じた。阿部は同役について「自分にも他人にも興味がなく、流されるまま生きているミステリー作家」と解説。宮藤官九郎は、Mが恋人を探す過程に触れて「普通、彼女が急にいなくなったというところからスタートしたら、もっと必死に探したり泣いたり叫んだりするドラマをつくれると思うけど、(阿部の役は)マジメに探している感じがしない(笑)」と考察し、阿部の笑いを誘った。また阿部は、作品にちなんで、ゆっくり考えたいときに行く場所を問われて「最近墓地に行く。昼間の青山墓地。暗いイメージじゃない。事務所が近くにある。台本読んだりするとき、そこへ行って車の中で読んだり考えたりする」と明かした。イベント内では、出演者未発表の恋人Fから挨拶の手紙が代読も。「こんなにも、物語の中で恋人になかなか会えない。なかなか顔を撮ってもらえない。なかなか共演者と会えない。なかなかコスプレ多め。なかなかのことが多い現場は初めてでした」と感想が語られ、「阿部さんとは二度目の共演でうれしかったです」と述べた。イベントには共演者のChara、岨手由貴子監督も出席した。
2022年09月08日葵わかな×佐藤寛太共演のAmazonOriginalドラマ「結婚するって、本当ですか」。この度、主題歌はAimer書き下ろし楽曲「IvyIvyIvy」に決定し、予告編が解禁された。本作は、週刊ビッグコミックスピリッツに連載中の若木民喜の人気マンガを原作とした、旅行代理店に勤務する奥手な主人公男女2人が自分たちの生活を守るために計画結婚を決意し、次第に惹かれ合っていくラブコメディ。解禁された予告編は、ドラマの舞台となる旅行代理店にて突如独身社員のみが対象のアラスカ支店への派遣の話からスタート。本城寺莉香(葵わかな)と大原拓也(佐藤寛太)は、アラスカ行きを回避するため、結婚するフリをしようと、秘密の計画がはじまる。本城の提案から、2人が馴れ初めをつくるために横浜に出かけるシーン、松村沙友里や内藤秀一郎演じるキャラクターとの親密な関係性が想像されるシーンなど、個性豊かな登場人物たちと関わりながら、少しずつ動き出していく2人の様子が映し出される。そして予告編の最後は、2人が次第に惹かれ合っていく様子と「結婚は、冒険だ」という今回のドラマのテーマとなる言葉で締めくくられている。今回、ドラマのために書き下ろしたAimerの新曲「IvyIvyIvy」は、人間らしさが溢れる愛すべき主人公のふたりに寄り添い、祝福できるような楽曲として制作されたという。動き始める2人の様子を応援するような、前向きなメッセージとともに、ドラマの世界観をつくり出す。また、劇中では「六等星の夜」「ever after」「Ref:rain」「コイワズライ」などAimerのこれまでの楽曲計10曲も各エピソードで登場予定。それぞれのシーンに合わせた楽曲と心揺さぶるドラマのシーンにAimerの透明感と深みのある声がマッチする。この度、Aimerからコメントも到着した。Aimer【Aimerコメント】ドラマ『結婚するって、本当ですか』主題歌を歌わせていただきます。物語が進むほどに、人間らしい矛盾でいっぱいになっていく、愛すべき主人公のふたりに寄り添い祝福できるような楽曲を、と、主題歌「IvyIvyIvy」を制作しました。記念すべき初の映像化に、音楽で色を添えることが出来たこと、とても光栄です。ドラマをご覧になるみなさんの胸の奥でも、「IvyIvyIvy」がこっそり膨らんでくれることを願っています。Amazon Originalドラマ「結婚するって、本当ですか」は10月7日(金)よりPrimeVideoにて本編10話一挙配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年09月07日阿部寛主演で、ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして独占配信される「すべて忘れてしまうから」。この度、総勢10組の豪華アーティストたちが毎話異なる楽曲を奏でるエンディング楽曲を担当することが決定。さらに、TENDREが自身初となる本作の劇伴を手掛ける。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く本作。流されるままに生きる、そこそこ売れっ子のミステリー作家“M”(阿部寛)は、消えた恋人“F”を探すことに。しかし、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密があきらかになっていく。そんな本作で今回、全10組のアーティストが全10話それぞれのエンディングを担当するという異例の企画が実現。さらに、全曲ライブパフォーマンスで披露されており、登場人物たちが演奏に酔いしれる様子も映し出され、物語の一部として最後までドラマの世界観に浸ることができるという。この企画について、本作のプロデューサーは、「様々な日常を切り取ったエッセイを原作とした物語だったので、話ごとにテーマが違ってくると想定している中で、エンディングの味わいが違っていくのは面白いだろうし、この作品にマッチするのではないかと考えました」と、今回の構成だからこそ生まれたアイディアであること、また、「みたことがないものにしたかった」と新しさも意識していたことをコメント。さらに見せ方についても今回の企画が決まった時と同時に、岨手由貴子監督と「舞台の一つを小さなライブスペースがあるBARにしよう」と話していたことを明かし、「だから必然的にライブパフォーマンスであるべきだと行き着いたのですが、同時に、このドラマを観ることで素晴らしいアーティストたちのここだけのライブを聴けるというのも、視聴者の満足度を上げると確信もしていました」と、これまでにない新たな形のエンディングの形が、作品とうまくかけ合わさることで生まれる化学反応へ自信をみせる。全10組のアーティストたちは、Chara演じるカオルが店主を務める“Bar灯台”にセッティングされたステージなど劇中の舞台で演奏をするという豪華すぎる演出となっており、作品の世界観の中でそれぞれのパフォーマンスを堪能できる仕上がりとなっている。エンディングを手掛ける10組のアーティストは?年齢層やジャンルも多種多様なアーティストが本作へ参加。多数のCM歌唱や楽曲提供を行い、ソロアーティストとして活躍し続けている奇妙礼太郎が披露するのは、自身の楽曲の中でも人気の高い「竜の落とし子」。本作への参加について、「演技をするという経験ほとんど無く、自分自身への不安はありましたが、それよりもとても好きな『あのこは貴族』の岨手由貴子監督の作品に参加出来る喜びがとても大きかったです」と、岨手監督作ということが自身にとっても非常に大きかったとコメント。本作で『スワロウテイル』以来26年ぶりに演技に挑戦したことでも話題のCharaも、自身の人気楽曲「Junior Sweet(JEWEL ver.)」で参加。“Bar灯台”オーナー・カオルがアーティスト・Charaに転身しステージで歌う様は本作ならではの見どころ。「あさイチ」(NHK)2022年度テーマ曲を担当し、様々なTVCMの楽曲を手掛けサウンドデザインのセンスやメロディーのキャッチーさが高く評価されているマルチプレイヤーのTENDREは自身の数ある楽曲の中でも人気が高い「DRAMA」を歌い上げる。また、「世界線をちょんと跨ぐような不思議な感覚もありましたし、Bar灯台の店内の雰囲気が昔両親と通っていたジャズバーの雰囲気に近いものもありまして。いつものメンバーでいつものライブみたくのびのび演奏できたことはすてきな思い出のひとつです」とコメントしており、印象に残る経験になった様子。ファンタジックなメロディと繊細な歌声で多くの人々の心を鷲掴みし、佐野元春、岡村靖幸、坂本龍一など名だたるアーティストと共演を実現し、音楽で人々の心を動かす生粋のシンガーソングライター、七尾旅人が歌うのは「ドンセイグッバイ」。今回の企画については、「もし『たえず移ろっていってしまうもの』や『それでも残る何か』をBARのシーンがこの物語の基底となって示すのだとしたら、毎回、渡り鳥のようにその日だけのミュージシャンがやって来るのはユニークなアイデアだと思いました」とコメント。1stシングル「Tic」のMVが話題となり、仏ローリングストーン誌ほか欧州のメディアにも紹介され、「FUJI ROCK FESTIVAL '22」出演や来日アーティストのサポートアクトを担当し、日本にとどまらず世界中で高い評価を受けている「No Buses」は書き下ろし楽曲「I'm With You」を歌唱。今回の参加については、「今まであまりない機会だったので、話を頂いてからとても楽しみでした」と語る。シンプルなギター・ロックに滲む普遍性には若手のファンも多く同世代のミュージシャンたちからも高い支持を得ているロックバンドの「paionia」が書き下ろし楽曲「わすれもの」を披露。本作に参加したことについて、「多難なバンド人生でしたので、にわかには信じられませんでした。また何か落とし穴があるのでは?という疑念も抱きつつ、一方で嬉しさと花開くことへの期待や希望を感じておりました」と喜びを明かしている。TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part2のエンディングを担当し本質的な音楽性の高さが業界内外から高い評価を受けるヒグチアイは、本作のために書き下ろした「しみ」をピアノひとつで弾き語る。今回の企画について、「全話やりたかったです(笑)けど、終わらせ方や感じさせ方をもっと突き詰めればこういう風になっていくんだろうなと納得しています。エンディングを飛ばして見る人も多いので、そういう方にも毎話楽しんでもらえますよね」とコメント。第94回アカデミー賞国際長編映画賞を始め2022年の映画界を席巻した『ドライブ・マイ・カー』出演で注目を集める一方、現在テレビ朝日系にて放送中の木曜ドラマ「六本木クラス」の挿入歌を担当し、『天気の子』でも主題歌を歌い上げ、歌手としても魅力にあふれた歌声で惹きつける三浦透子が披露するのは「おちつけ」。今回の企画への参加について、「なんと贅沢でわくわくする企画なんだ!と純粋に嬉しかったです。役者としてお仕事をご一緒したことのあるスタッフさんが多かったこともあってちょっと照れ臭さもありましたが、それもまた心地よかったです。とても素敵な機会をいただけて感謝の気持ちです」とコメントする。国内だけでなく海外ツアーを積極的に行い、各メンバーが担当のパートにとらわれずに楽曲を制作し若者から音楽コアファンまで人気を集めている東京発の4人組バンド「ミツメ」が書き下ろし楽曲「メビウス」を歌唱。今回のオファーについては、「それぞれが思い思いのエンディングテーマを作るのは面白いなと思いました。気合の入った曲は他の方にお任せして自由にやれそうだなとも考えていました」と、企画への面白さと自由に演奏できる楽しみがあったそう。昨年ポカリスエットCMがきっかけとなったアイナ・ジ・エンドとの2人組アーティストA_oによる「BLUE SOULS」が話題となり海外の音楽フェスにも出演するなど国内外で話題となっており、最近では映画『マイスモールランド』の劇伴も手掛ける「ROTH BART BARON」が書き下ろし楽曲「糸の惑星」を披露。「各お話に違う個性を持った音楽家が一つの大きな物語を作ってゆくことがこの作品にとても合っているなと思いました」と語っている。TENDREが劇伴を担当「主にピアノをメインとして自分なりの手法で」さらに今回、TENDREは本作の劇伴も担当する。実写ドラマの劇伴楽曲を手掛けるのは自信初となる。今回のオファーについては、「今作の音楽担当のお話をいただいた段階で、劇中で演奏できるというオファーを同時にくださったことにとても興奮したのをよく覚えております」と、エンディング楽曲と劇伴をともに担当できることに喜びを明かす。劇伴については、「登場人物の皆さんの息遣い、それぞれの場面や場所の匂い、作品自体が持つ温度感、そういったさまざまな要素に必要な感情の動きを、主にピアノをメインとして自分なりの手法で空間に描く。そんなイメージでつくりました」と、作品に寄り添いながらも独自の解釈も加えて制作。また、「今作をご覧になる皆さんと同じ様に、この世界の人々をやさしく見守るきもちで音楽を充てがっております」と、TENDREが気持ちを込めて制作し自身で演奏した楽曲たちは唯一無二の世界観となるだろう。【エンディング楽曲一覧】※50音順・奇妙礼太郎「竜の落とし子」(Victor Entertainment)・Chara「Junior Sweet(JEWEL ver.)」(Ki/oon Music)・TENDRE「DRAMA」(ユニバーサルミュージック)・七尾旅人「ドンセイグッバイ」(SPACE SHOWER MUSIC)・No Buses「I'm With You」(S.S.G.G.)・paionia「わすれもの」(gsp)・ヒグチアイ「しみ」(ポニーキャニオン)・三浦透子「おちつけ」(EMI Records)・ミツメ「メビウス」(mitsume)・ROTH BART BARON「糸の惑星」(SPACE SHOWER MUSIC / BEAR BASE)「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2022年09月06日映画『アイ・アム まきもと』(9月30日公開)の完成披露試写会が1日に都内で行われ、阿部サダヲ、満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、坪倉由幸、水田伸生監督が登場した。同作は水田伸生監督のオリジナル作。小さな市役所の「おみおくり係」に務める牧本壮(阿部サダヲ)は空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かないとちょっと迷惑な男だが、そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。牧本自身の無味な人生も彩られていき、彼の”迷惑”がいつしか”無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていく。満島は阿部との共演について「初共演です。大好きな俳優さんなのですごく嬉しくて、初共演の場面が子豚さん達と一緒だとは思わずに……」と振り返り、阿部も「溶け込み方が素晴らしい。最初に会ったのは養豚場だったので、ああいうかっこしても溶け込んでましたもんね。今日はなんかすごい綺麗なかっこしちゃって」と絶賛。さらに阿部が「韓国料理屋さんにも溶け込める。そこの割烹着着てましたからね」と明かすと、満島は「うちで働く? と言われて」と苦笑した。この日は「直したいところ」を書いて「巨大まきもと」に貼るというコーナーも。満島は「サダヲ=美容!?」というフリップを掲げ、阿部について「現場の撮影中も待ち時間も、さっきの舞台挨拶の説明の時もずっと美容の話をしてらっしゃって。なんかエプソムソルトにはまってるとか、いろんな美容が気になるお年頃らしく」と明かす。松下も阿部について「さっきも満島さんから大量の美容グッズもらってましたもんね。嬉しそうにしてましたけど、どうなりたいんですか?」と質問する。満島は「撮影の待ち時間に2人でベンチ座ってても『いやあねえ、美容どうしてますか?』って」と暴露され、阿部は「女優になりたいんですよ。女優っていいじゃないですか。きれいだし」と語る。満島は「でも、楽しいですよ。女子会みたいで」と、直してほしいと言いつつも楽しんでいるようだった。
2022年09月01日阿部寛主演、消えた恋人“F”をめぐるミステリアスでビタースイートなラブストーリードラマ「すべて忘れてしまうから」。この度、本作に酒井美紀が出演していることが分かった。酒井さんが演じるのは、阿部さん演じる作家“M”の消えた恋人“F”の姉。失踪後、“M”の前に現れる“F”の姉。“M”は全く知らなかった“F”の一面を知ることに。また、“F”の姉はある理由のため、“F”を血眼で探すが、必死に探す理由は、姉妹だから身を案じているというわけでもなさそう。今回、2回目となる阿部さんとの共演について、酒井さんは「役のプランをとても緻密に考えていらっしゃって、学ぶことが多くありました」と刺激を受けたそう。役柄については「台本を初めて読んだ時クエスチョンだらけでした。(笑)」「“F”の姉のちょっと大胆な行動は、思い込みや裏切られているかもしれないと思う心の動揺と彼女の煩悩の表現していると受け取って演じました。めったにみないキャラクターでとても楽しかったです」とコメント。また、「このドラマは、主役に正式な名前がついていないというとても珍しい作品です!いつもと同じように過ごしていても、人間は世の変化の流れの中で生かされていることに気が付き歩みを進めることがメッセージとしてあると思います。映画のようなお洒落な映像と共に楽しんでいただけたらと思います」と視聴者へ呼びかけている。そして公開されたキャラクタービジュアルには、“F”の姉の姿も。少々気弱ではかなげな雰囲気の“M”をはじめ、“M”を翻弄する女性たちが「Bar 灯台」のカウンターに腰掛けながら、こちらを見つめている。そして“M”の横には、姿を消した恋人“F”の空いたままになっている席もあり、ラブストーリーでありながら、主人公の恋人が不在という謎に包まれたビジュアルが完成した。そんな謎に包まれた消えた恋人“F”は、未だキャストが発表されていない。阿部さんは「“F”役の女優さんとは以前にも共演させていただきましたが、いつも変わらず、彼女が現場に入るとパッと雰囲気が明るくなる。今作品では、恋人役なので長い時間ご一緒させてもらいました。本当に演技力に定評のある女優さんが演じられています」と“F”役のヒントを明かす。Charaは「初めて撮影した日がハロウィンの夜のシーンで、仮装しているのが本当にかわいくて、もっと仲良くなりたいぜ!って(笑)。だけど、やっぱりカメラの前では本当に全然違っていて、オフスクリーンではものすごく明るくて、役に入っている時からすっと素に戻る感じとか、女優ってすごいなと思いました」と印象を語る。大島優子は「私の役も“F”と対面しているのは一瞬だけ映っています。しかも衝撃の格好で。楽しそうに真っ赤になっていました。またお会いしたいです」と気になるコメントを寄せた。また、酒井さんは「お芝居の幅の広い実力派の女優さんです。私もいつかご一緒したいと思っていたので、今回共演できて大変うれしく思っています。普段からとっても気さくな方で、誰に対しても壁のない素敵な女優さんですよ」と述べている。「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)ディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年08月30日女優の酒井美紀が、ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして9月14日より独占配信される『すべて忘れてしまうから』に出演することが30日、発表された。作家・燃え殻氏の同名エッセイを、国内トップクリエイターがドラマ化を手掛ける本作は、日本発のディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズとして初めての配信作品。国内では9月14日より独占配信され、さらに順次世界配信予定となっている。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く本作。阿部寛演じる、流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”は、消えた恋人“F”を探すことに。しかし、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく。長年俳優として第一線で活躍してきた阿部にとっては、キャリア初の配信ドラマ出演、かつ久々のラブストーリー作品への出演となる。また、主人公Mが通う行きつけであり、ハロウィンの夜に彼女が消えた場所でもある、物語のキーとなる舞台“Bar 灯台”のオーナーを、1996年公開の『スワロウテイル』以来26年ぶりの演技となり、ドラマ作品への出演が初となるCharaが演じ、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎が務める。さらに、“F”と関係のある謎の美女役で大島優子の出演が先日発表された。今回、消えた恋人“F”の姉を演じる酒井美紀の出演が発表された。“F”失踪後、“M”の前に現れた“F”の姉から明かされるのは、“M”が5年も付き合っていたにもかかわらず全く知らなかった“F”の一面。姉が“F”を必死に探す理由は、姉妹だから身を案じているというわけでもなさそうで。謎が深まる“F”が失踪した真相とは――。酒井は、2回目となる阿部との共演について「役のプランをとても緻密に考えていらっしゃって、学ぶことが多くありました」と阿部の演技への姿勢に刺激を受けたことを明かした。また自身が演じる“F”の姉役については、「台本を初めて読んだ時クエスチョンだらけでした(笑)」と述べ、「“F”の姉のちょっと大胆な行動は、思い込みや裏切られているかもしれないと思う心の動揺と彼女の煩悩の表現していると受け取って演じました。めったにみないキャラクターでとても楽しかったです」と語った。そして、本作を楽しみにしている人たちへ、「このドラマは、主役に正式な名前がついていないというとても珍しい作品です! いつもと同じように過ごしていても、人間は世の変化の流れの中で生かされていることに気が付き歩みを進めることがメッセージとしてあると思います。映画のようなお洒落な映像と共に楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送った。あわせて、新キャストを含めたキャラクタービジュアルも公開。近年演じることが多かった、力強いイメージの役とは異なる、すこし気弱ではかなげな雰囲気を醸し出す小説家“M”役の阿部をはじめ、“M”を翻弄する女性たちが劇中の舞台であるBar 灯台のカウンターに腰掛けながらこちらをみつめる姿が映っている。個性あふれるファッションとヘアスタイルに身を包み唯一無二の世界観を持つCharaらしい一面ものぞかせるカオル。“F”の秘密を知りながら怪しげな笑みを浮かべる謎の美女役の大島、なぜか右目に眼帯を付け物憂げな表情を浮かべる“F”の姉役の酒井。そして、目を引くのは“M”の横にある突然姿を消した恋人“F”の空いたままになっている席。ラブストーリーでありながら、主人公の恋人が不在という謎につつまれたビジュアルになっている。また、物語の重要な鍵を握る登場人物にもかかわらず、いまだ発表がなされていない、失踪した恋人“F”を演じる女優について、各キャストからコメントが到着。阿部は「“F”役の女優さんとは以前にも共演させていただきましたが、いつも変わらず、彼女が現場に入るとパッと雰囲気が明るくなる。今作品では、恋人役なので長い時間ご一緒させてもらいました。本当に演技力に定評のある女優さんが演じられています。ミステリアスな F を皆さんぜひ誰なのかを推理してみてください」と共演経験があると明かし、Charaは「初めて撮影した日がハロウィンの夜のシーンで、仮装しているのが本当にかわいくて、もっと仲良くなりたいぜ!って(笑)。だけど、やっぱりカメラの前では本当に全然違っていて、オフスクリーンではものすごく明るくて、役に入っている時からすっと素に戻る感じとか、女優ってすごいなと思いました」と、撮影初日の印象と思い出を明かした。大島は「私の役も“F”と対面しているのは一瞬だけ映っています。しかも衝撃の格好で。楽しそうに真っ赤になっていました。またお会いしたいです」と“真っ赤”という気になるコメントを寄せ、酒井は「お芝居の幅の広い実力派の女優さんです。私もいつかご一緒したいと思っていたので、今回共演できて大変うれしく思っています。普段からとっても気さくな方で、誰に対しても壁のない素敵な女優さんですよ」と念願の共演の喜びを語った。全員が口を揃えて語る“F”を演じる女優が持つ演技力と人柄の良さ。果たして、“F”役を誰が演じているのか、今後の発表にも注目だ。(C)Moegara, FUSOSHA 2020
2022年08月30日7人組アーティスト・7ORDERの阿部顕嵐が、25歳の誕生日を迎えた30日に公式ファンクラブ「I OF THE STORM」を開設した。阿部は俳優としての活動を中心に、「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage」『October Sky -遠い空の向こうに-』などの舞台作品に出演。現在、主演ドラマ『さよならハイスクール』がHuluにて配信中で、映画『ツーアウトフルベース』で主演を務めたほか、7ORDERのボーカルとしても活動している。誕生日に開設した公式ファンクラブ「I OF THE STORM」では、会報誌の発行や秘密の日記の公開、会員限定グッズの販売などを予定。会員には、撮り下ろしinstax仕様の世界に1枚だけの会員証が送付される。また、12月4日に東京・明治座でファンクラブ限定の独演会『風姿花伝』を開催することも発表された。コメントは以下の通り。■阿部顕嵐2022年8月30日、阿部顕嵐 公式ファンクラブを発足致しました。僕を日々応援してくれている皆さん1人1人と、正面から向き合いたいと思い、立ち上げました。もちろん7ORDERも個人も、今までと変わらぬスタンスで邁進していきます。僕のやりたいことの1つであるこの公式ファンクラブは、純度100%の阿部顕嵐を感じられる場所にします。僕と一緒に嵐を巻き起こしていきましょう。
2022年08月30日「そもそも楽器に触れたことがないのに、ドラムなんてもう、まったく上達せず絶望的でした」そう話すのは、映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)でドラム演奏に初挑戦した阿部寛(58)。3カ月の猛特訓の末、ドラムの演奏シーンはすべて吹き替えなしで見事に演じ切った。「演奏シーンはいつも、楽しめた。やっぱり、みんなとセッションするというのがいいんですよ。“誰かが失敗しても、誰かがフォローすればいい”という劇中のセリフがあるように、まさにその経験ができました」阿部が演じるのは、不本意ながら警察音楽隊に配属された元刑事・成瀬司。彼を通して、社会で自分の立場が失われていくミドルエイジの葛藤が描かれる。「40代のころは20代や70代の役もやれた。でも50を過ぎたあたりから、やはり30代の役は難しくなり、もちろん20代も。その中で需要がなくなり、一線を退く先輩をたくさん見てきた。先輩は高い壁であってほしい。役へのこだわりにおいて模範であってほしい。僕もそうありたいと願っています」阿部自身も、本作で自分の新たな可能性を広げる大切さを改めて感じたそう。「完成した映画を見たとき、成瀬が音楽を好きになる瞬間があまりにもチャーミングで泣けてきた。こんなにも人は変われるのか!?って(笑)。人生100年時代、リタイア年齢なんて、あまり意識しないでいきたい。これまでの人生で得た知識と経験を生かすような発想に切り替えたら、きっと人生の新しいページが開けると思います」
2022年08月27日阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』初日舞台挨拶が、8月26日(金)、都内劇場にて行われ、阿部さんのほか共演の清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、モトーラ世理奈、内田英治監督が登壇した。清野さんらキャスト勢は阿部さんとの共演エピソードをそれぞれ思い出深く披露し、阿部さんから大きなリアクションを取られていた。『異動辞令は音楽隊!』は、『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田監督の最新作。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部さん)は部下に厳しく、昭和さながら犯人逮捕のためなら法律すれすれの捜査も辞さない。数々のコンプライアンスを無視した成瀬の行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの警察音楽隊だった。楽器のイメージがない阿部さんだが、「何で俺にドラム」とオファー時に思ったという。阿部さんは「楽器を苦手としていて、ドラムが一番(苦手意識が)強かったんです。映画で観ていても“自分にきてほしくないな…”と。何で俺がというのは最初ありましたけど、内田監督自体も音楽映画が初めてなので、挑むなら一緒に挑んでいけたら楽しいなと思いました」と振り返った。しかし撮影が終わった今では「一瞬買おうかなと思った」くらい大好きになったそうで、「けど、音を出せないし、家に置けないし…でも、いまだに悩んでいます。本当に好きになったので」とドラム愛をのぞかせた。以前、役でドラムをたたいた磯村さんは、「役で一度やって、僕は買わなかったです(笑)。けど、阿部さんのドラムシーンを見ていて、格好よくて鳥肌が立ちました!」と絶賛した。阿部さんのドラムへの向き合いには、清野さんも感銘を受けたようで「本当に、撮影のどの合間にもずっとドラムのスティックを持って、ずっと練習していたんです。その姿にとても勇気をもらえましたし、すごく格好いいなと思いました。私ももっとトランペットを頑張ろうと前向きになりました」と、自身の役にもいい影響を及ぼしたという。一方、阿部さんと共演しての感想を「…背が高い!」と笑顔で表現したのは高杉さん。「僕は斜に構えた役だったので、阿部さんに突っかかることが多かったんです。でも阿部さんが近づいたとき“…ハッ、きたっ!”となる(笑)。ちょっと緊張が走る感じは、僕含めあったと思います」と高杉さんが阿部さんに伝えると、阿部さんも「あのシーン、好きですねえ。(役で)反抗してくるじゃないですか、それがすごい好きなんです。“よくきてくれた、若いのに!!”みたいな(笑)」と阿部さんにとっても素敵な共演だったと明かしていた。『異動辞令は音楽隊!』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年08月26日阿部寛主演、内田英治原案・脚本・監督作『異動辞令は音楽隊!』より演奏シーンを切り取った本編映像が公開された。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事が突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられることからはじまる本作は、主演の阿部さんはじめ、キャスト陣が猛特訓の末に挑んだ本格的な演奏シーンも見どころの一つ。この度公開されたのは、そんな警察音楽隊の駅前の犯罪撲滅キャンペーンでの演奏シーンを捉えた本編映像。手拍子と広岡(渋川清彦)の軽快なパーカッションから演奏が始まると、成瀬(阿部寛)が叩くドラムへと、ダイナミックなカメラワークで移動していく。音楽隊のメンバーである来島春子(清野菜名)や国沢正志(板橋駿谷)の姿も映し出されるなか、坂本祥太(磯村勇斗)ら刑事課の面々が「意外に上手いな」とこぼす一幕も。北村裕司(高杉真宙)のソロパートも映し出されるが、実は当初この寄りショットはなかったという。高杉さんのサックスの腕前が格段に成長していたため、急遽抜くことになったのだ。本映像で演奏されていた楽曲は、吹奏楽を経験した人なら誰もが耳にしたことがあるであろうジャズ・フュージョンバンド「T-SQUARE」の「宝島」。お祭りのような軽妙なリズムで盛り上がるこの楽曲は、初めはバラバラだった警察音楽隊が徐々に演奏を楽しめるようになってきた過程を表現している。そして驚くべきは、本作での演奏シーンにおいて演技の吹き替えが一切使用されていないということだ。撮影前、内田監督は出演者に、「音楽映画ですので、『ミッドナイトスワン』のバレエと同じように、演奏シーンの演技の吹替はなしで」とお願いしたそう。阿部さんは、ドラムも太鼓も触ったことすらないという状態からのスタートだったため、練習用のゴムパッドから始めた。1日3時間もの基礎練習を1週間以上行った後、本物のドラムが叩けるスタジオでの本格的なレッスンが始まった。また、イメージトレーニングも大事だという指導を受けた阿部さんは、練習の合間に日本や海外のプロドラマーの動画を見ていた中で、没入しながら叩くタイプのドラマーが気に入り、バディ・リッチという有名なドラマーに刺激を受けたそう。身体全体の動きも含めて“見せる”叩き方を研究し、大ヒット映画『セッション』にも影響を受けたという。そんな出演者陣の努力の甲斐あり、クランクイン直前で行われた全体練習では、音楽担当の小林洋平に「どれだけ大変なことか、よくわかるので思わず涙が出ました」と言わしめるほどまでの完成度となった。そんなキャスト、スタッフの本気度が詰まった演奏シーンは必見となっている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年08月25日年をとると、どんどん意固地になるもの。自分のやり方に固執し、時代や環境の変化に取り残され、いつしかお払い箱になる。今までの自分の人生は何だったのだろうと悩む人も少なくない。8月26日(金) 公開の映画『異動辞令は音楽隊!』の主人公・成瀬司もその1人だ。30年間、現場一筋でやってきた鬼刑事が、ある日突然警察音楽隊に異動に。自分の居場所はここじゃない。輝かしい過去の栄光が忘れられない。未知の環境で成瀬はもがき、くすぶり続ける。けれど、そこで成瀬は終わらない。世代も価値観も異なる音楽隊の仲間とふれ合うことで、少しずつ新しい自分に生まれ変わっていく。50歳を過ぎてなお変わろうとする成瀬の姿は、きっと多くの人の心を打つだろう。そこで今回は、主人公・成瀬司を演じた阿部寛と、監督の内田英治に、変化とどう向き合うか、世代の違う人たちとどう接するかについて語ってもらった。2人は共に50代。でもそのマインドは柔軟で瑞々しい。第一線を走り続けるトップランナーの姿勢から、きっと何かを学べるはずだ。苦手なことをやるのはワクワクする――主演・阿部寛さん、監督は内田英治さん。誰もが観たいと思う組み合わせが実現しました。内田僕は、最初阿部さんは絶対出てくれないだろうなと思っていました(笑)。阿部何でですか(笑)。内田いつかお仕事してみたいとは思っていましたけど、大きな舞台で活躍されている方なので現実味がなかったんですよ。だから、最初にやっていただけると聞いたときは嘘だと思いました(笑)。阿部僕はうれしかったですよ、『ミッドナイトスワン』の内田監督だって。ぜひお仕事をご一緒してみたいと思っていましたし。内田最初にお会いしたのが(製作幹事・配給の)GAGAの会議室で。そこに阿部さんが現れて、ようやく本当に出てくれるんだって現実感が湧いてきました。阿部これ、監督にいつも言われるんですよ。阿部さんが出るとは思わなかったって。内田大作のイメージが強いんでしょうね。言われてみると、結構チャレンジングな海外作品に出てたりするんですけど。こうやってお付き合いしてみて、チャレンジングスピリットが旺盛な方なんだなってわかりました。――実際、阿部さんは楽器未経験。別のインタビューで「通常だったら断っている役」とおっしゃっているのを読みました。そこを引き受けられたのはどうしてだったんでしょう。阿部ドラムという楽器には毛嫌いに近い苦手意識があった。でもそういう自分が苦手なことをやるのは見たこともない景色、会ったこともない人間に会えるという意味ではワクワクする。後は監督ですね。この企画は監督がずっとやりたいと温めていたもの。それを僕でやりたいと言われたのは嬉しかった。どんな小さな作品でも関係ない。そこに情熱があるから喜んで受けます。阿部さんには、世界を虜にするスケール感がある――監督はどうして阿部さんにお願いしたいと思ったんでしょうか。内田日本の映画って若手中心のシステムなので、ある程度年齢を重ねてもずっと一線でやっている方となるとめちゃくちゃ少ないじゃないですか。阿部さんはその貴重な1人で。しかもこの間、ニューヨーク・アジアン映画祭で賞を獲られたときに改めて思いましたけど、海外の舞台に出ても一気に会場を虜にするスケール感があるんですよね。僕はいつも映画を撮るとき、日本という枠組みで見ていなくて、世界に通用するものをという意識が頭の中にある。一緒に日本を飛び出していける方ということを考えても、阿部さんしかないだろうと思いました。――本編では、阿部さん演じる50代の刑事・成瀬が“ミッドライフクライシス(中年の危機)”に直面するさまが描かれています。監督の言う通り、確かに日本の映画は若手が中心です。その中で阿部さん自身も“ミッドライフクライシス”を感じる瞬間はありますか。阿部確かに外国の俳優さんて歳をとられてからも主演をやられていますよね。それは例えば、アンソニー・ホプキンスが出るか出ないかで配給の規模も変わるような世界的なブランド力があるからで、なかなか日本の中だけだとそうはいかない。ある程度、年齢がいったタイミングでがたっと仕事が減る。その危機感は自分にもあります。だからこそいつ現場に出ても、セリフぐらいは言える状態を維持していたいし、どんな役が来ても対応できるだけの鍛錬をしていこうというのはありますね。内田阿部さんのすごいところはこのストイックさなんですよね。これだけ長くやっていらっしゃったら、多少手を抜くところがあっても不思議じゃないと思うんですよ。でも、阿部さんは1ミリも手を抜かない。阿部たぶん(劇中で)走るところですよね。内田そうです。本番前から走られていて。阿部それはストイックなんじゃなくて、面倒くさいからなんですよ(笑)。息を切らしてる演技をしなくちゃいけない。それが嫌で。だったら本当に走って汗をかいておけば、そこの部分は芝居をしなくてすむ。横着なんです(笑)。環境や時代の変化は、考え方ひとつでどうにでもなる――現場一筋でやってきた鬼刑事の成瀬は、コンプライアンス第一の今のやり方に適応できず、捜査一課で居場所を失っていきました。こうした時代や環境の変化に、お2人はどう対応していますか。内田僕は時代の変化なんて考え方ひとつっていうことをこの映画で描きたくて。と言うのも、僕自身、子どもの頃は環境の変化が激しくて、子どもながらに戸惑った時期があったんですね。ブラジルで生まれ育って、10歳のときに日本に来たけど、ブラジル出身ということでいじめられたり嫌な思いをして。でもあるとき、ブラジル出身であることをプラスに捉えようと考え方を変えたんです。みんなの前でも隠さず堂々と振る舞うようにして。そしたら、周りのリアクションもガラッと変わって、「まじで?すごい!」って話を聞いてくれるようになったんです。結局、考え方ひとつでどうにでもなるんだと学んでからは、環境や時代の変化も怖くはなくなりましたね。阿部確かにそうですよね。僕たち役者の仕事なんていうのは、3カ月に1回、環境が変わるわけですから。僕なんかは逆にひとつのところにずっととどまっていると辛くなる。だから、この仕事は性に合っているのかもしれない。内田それこそ阿部さんなんて毎回違うことばっかりやってますもんね。音楽隊になれば、ローマ人にもなる(笑)。阿部同じ役をやっていると息がつまってくるんですよね。特に30代の頃は脇役が多かったから、意識的にこういう役をやったら次は必ず違う役をとポンポンポンポンまったく違う役をやって。その感じが好きだったから、こうして主演をやらせていただいている今も、できればそうしていきたいと思っている。変化を恐れるんじゃなく、楽しめるといいですよね。若い人にものを聞かれるのはうれしいんです――もうひとつ映画にちなんで聞かせてください。映画の中で、成瀬と20代の若者たちの交流が描かれていました。お2人も現場で若い人と仕事をすることは多いと思いますが、世代の違う人とセッションをするときに気をつけていることは何ですか。阿部何かあります?内田僕はまったく世代の差を感じないんですよね。僕たちがいるのが映画の現場というのもあるかもしれないですけど、好きな映画の話をしたら、若い頃に僕らが観ていた映画と一緒じゃんなんてこともよくあるし。阿部なるほど。内田この間も、ある若い役者さんがウォン・カーウァイが好きだという話をしていてね。聞いたら、『パルプ・フィクション』とか『イージー・ライダー』とか好きな映画が全部一緒じゃんって。ものづくりの現場というのは、それほど世代は関係ないのかなあなんて気がします。阿部そうやって好きなものの話をするのはいいですね。内田そうですね。相手のことがよくわかるというか。阿部僕も現場で仕事の話はしません。僕から仕事の話をすると圧になるから(笑)、できるだけしないようにしていて。若い子と話すときは、僕は格闘技が好きなんで、それこそ格闘技の話とか。内田え。阿部さん、格闘技がお好きなんですか。阿部そうなんですよ。内田初めて知りました。だったらもっとネタがいっぱいあったのに(笑)。阿部本当ですか。ボクシングとか好きで毎週観てます。若い子もボクシングとかK-1とか観ている子が多くて。そういう共通の話題ができると接しやすくなるんじゃないかな。――年をとると、つい「自分の若い頃はこうだったのに……」と小言を言いたくなりませんか。阿部いや、むしろ礼儀正しいですよ。今はネット社会なので、いろんなことを前もって勉強してくるし、それこそちょっと前までは、「芝居大丈夫か?」って言う若手がいて。逆にそうだよな、自分もそういう時期があったよなって温かい気持ちになったけど。今の子はみんなある程度できるから、何にも心配していない。自分のことに精一杯ですよ。内田(笑)。阿部それこそ僕なんかよりもいろんな監督と仕事してたりね、僕の知らない監督の話を聞いたり情報源にもなる。――阿部さんが長く活躍されているのは、まさにその姿勢にある気がしました。では最後にそんな阿部さんに質問です。逆に、もっと年上世代と接したいけど、どうコミュニケーションをとっていいかわからない若者世代がいたとしたら、なんてアドバイスをかけてあげたいですか。阿部僕が20代の頃は、年上の人がいても「これからは俺たちの時代だから」ってわざと距離をとっていた時期もあったんですよ。でも、30代になると興味が出てくるわけです。やっぱり年上の方たちはその分いろんな技術を持っているし、その方たちが進む道はいずれ自分も辿る道。そこをどう渡っていくのか知りたいって。それで、いろいろと話しかけるようになって。だからまずは興味を持ってみることは大事ですよね。それに、自分もこの年になったから言えますけど、若い人にものを聞かれるのはうれしいんですよ、やっぱり。ついいろんなことを教えたいという気持ちになっちゃう。だから、恐れず何でも聞いてください。そしたら相手も喜んで何でも話してくれると思うので。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金) より全国公開取材・文=横川良明撮影=奥田耕平ヘアメイク=AZUMA(M-rep MONDO-artist)スタイリング=土屋シドウ
2022年08月24日女優の大島優子が、ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして9月14日より独占配信される『すべて忘れてしまうから』に出演することが22日、発表された。阿部寛演じる主人公“M”の前に現れる謎の美女を演じる。作家・燃え殻氏の同名エッセイを、国内トップクリエイターがドラマ化を手掛ける本作は、日本発のディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズとして初めての配信作品。国内では9月14日より独占配信され、さらに順次世界配信予定となっている。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く本作。阿部寛演じる、流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”は、消えた恋人“F”を探すことに。しかし、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく。長年俳優として第一線で活躍してきた阿部にとっては、キャリア初の配信ドラマ出演、かつ久々のラブストーリー作品への出演となる。また、そんな主人公のMが通う行きつけであり、ハロウィンの夜に彼女が消えた場所でもある、物語のキーとなる舞台“Bar 灯台”のオーナーを、1996年公開の『スワロウテイル』以来26年ぶりの演技となり、配信作品はもちろん、ドラマ作品への出演も初となるCharaが演じ、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎が務める。このたび、“F”と何やら関係のあるらしい謎の美女を大島優子が演じることが発表された。“F”の失踪後、秘密を抱え“M”の元を訪ねてくる。5年も付き合っていた恋人のことを何も知らなかったことに気が付いた“M”は、彼女からの話で、自身が知らなかった“F”の一面を知ることになる。はたして、“F”の失踪に大島演じる謎の美女は一体どのような関わりがあるのか。あわせて解禁された場面写真には、大島優子演じる謎の美女の思いつめた深刻な表情が写っている。封筒らしきものを持っているが、これも物語に関わってくるのだろうか。大島は、主演の阿部について「阿部さんとはこれまでにも何回か共演させていただきましたが、今回のように一対一でお芝居する時間が長かったのは初めてで、より感情の波を感じることができました。繊細に表現する時と、大胆にやる時と、緩急があるので隣にいて本当に楽しかったです」とコメント。本作の印象的なシーンについては、「その都度その都度シーンごとに色々なことが起こります。その時の主人公“M”の反応がピュアで、且つ豊かなリアクションで毎回ワクワクしました」と、阿部演じる“M”が様々な場面で見せる独特なリアクションのシーンをあげ、「特に一番最初に出会うシーンは、二人の空間に何が起きるのかわからない感じがすごく好きです」と語る。また、演じた謎の美女については「最後まで何が目的でMに近づいたのかがわからないといいなと考えながら、岨手監督、大江監督と細かく話し合いながらキャラクターを作っていきました」と説明し、最後に、本作を楽しみにしている人たちへ「何が起きているのか、これから起こるのか。人の日常というのは実ははたから見たら予測不能でおかしなことばかりだと思います。おかしいけど愛おしい物語としてこの作品をご覧くださるとうれしいです」とメッセージを送った。(C)Moegara, FUSOSHA 2020
2022年08月22日阿部寛主演、消えた恋人“F”をめぐるミステリアスでビタースイートなラブストーリー「すべて忘れてしまうから」。この度、本作に大島優子が出演していることが明らかになった。大島さんが演じるのは、物語の重要なカギを握る登場人物、ミステリー作家“M”(阿部さん)の消えた恋人“F”と何やら関係のあるらしい“謎の美女”。“F”の失踪後、秘密を抱え“M”の元を訪ねてくる。恋人のことを何も知らなかったことに気がついた“M”は、彼女からの話で“F”の新たな一面を知ることに。併せて公開された場面写真には、封筒らしきものを持ち、思いつめたような表情が写し出されている。大島さんは阿部さんについて「これまでにも何回か共演させていただきましたが、今回のように一対一でお芝居する時間が長かったのは初めてで、より感情の波を感じることができました。繊細に表現する時と、大胆にやる時と、緩急があるので隣にいて本当に楽しかったです」と撮影をふり返る。本作の印象的なシーンについては「その都度その都度シーンごとに色々なことが起こります。その時の主人公“M”の反応がピュアで、且つ豊かなリアクションで毎回ワクワクしました」と“M”が見せる独特なリアクションのシーンを挙げ、中でも「一番最初に出会うシーンは、二人の空間に何が起きるのかわからない感じがすごく好きです」と明かす。また、役柄については「最後まで何が目的でMに近づいたのかがわからないといいなと考えながら、岨手監督、大江監督と細かく話し合いながらキャラクターを作っていきました」とコメント。そして、「何が起きているのか、これから起こるのか。人の日常というのは実ははたから見たら予測不能でおかしなことばかりだと思います。おかしいけど愛おしい物語としてこの作品をご覧くださると嬉しいです」と呼びかけている。「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)ディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年08月22日阿部サダヲ主演の映画『シャイロックの子供たち』が2023年2月17日(金)、全国公開することが決定した。同時に本作のキャスト9名、ティザービジュアル、特報が一挙解禁となった。累計発行部数50万部を突破した池井戸潤による小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)。池井戸が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な1冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える原作が、満を持して映画化。今年の秋にはドラマ化することでも話題となっているが、映画版は小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーとなる。池井戸が太鼓判を押した脚本となる本作に、2018年『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督はじめメインスタッフが再集結した。阿部サダヲが演じるのは、東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係・西木雅博。同じ支店で働く上戸彩演じる北川愛理、玉森裕太演じる田端洋司とともに、銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探っていく内に、ある驚きの事実にたどり着く。また同じ長原支店支店長・九条馨に柳葉敏郎、長原支店のパワハラ副支店長・古川一夫に杉本哲太、支店のエース・滝野真に佐藤隆太。滝野に近づく不動産会社社長・石本浩一に橋爪功、そして映画オリジナルで長原支店の客・沢崎肇に柄本明、さらに事件をきっかけに長原支店に調査に訪れる東京第一銀行本部検査部・黒田道春に佐々木蔵之介と、日本を代表するキャスト陣が勢ぞろいした。解禁となった特報は、阿部をはじめとした豪華キャスト陣の面々と共に、メガバンクで起こる現金紛失事件をきっかけに、次第に明らかになっていく衝撃の展開を期待させる映像となっている。さらに映像終盤では阿部演じる西木の表情が一瞬変わり、札束を掴むその表情はまるでもうひとりの西木が存在するかのような様子も。ティザービジュアルは、この作品の根幹にあるテーマである「人間の表裏」をイメージしたもの。表には銀行員然とした阿部が演じる西木、裏には大金を手にニヤリと怪しげな表情を浮かべた西木が描かれている。これが意味するものとは何なのか。また“金か、魂かー。”という、全ての働く人たちへ訴えかけるようなキャッチコピーも気になるところだ。阿部サダヲ・インタビュー映像キャスト・スタッフコメント<原作:池井戸潤>原作とも違う、先んじて放映されるドラマ版とも違う、まったく新しい『シャイロックの子供たち』が誕生しました。主役の阿部サダヲさんはじめ、上戸彩さん、玉森裕太さん、佐々木蔵之介さんら個性的なキャストも注目ですが、唯一原作にはない柄本明さんの役どころも目が離せません。映像化が難しいこのミステリをどう解きほぐし、真実を明かすのか。ぜひ劇場に足を運んでいただき、驚倒の顛末を見届けてください。<監督:本木克英>人間らしく生きるとは何か?なぜ人はお金に執着するのか?働く意味は?自問自答しながらこの映画を撮り終えました。勝者も敗者もいないこの群像劇は一体どこに向かうのか、企業社会を冷徹に見つめ、予定調和に陥らない池井戸潤さんの物語を慎重に追いつつ、心から楽しんで監督しました。複雑な心情をリアルに定着させられる才能ある演技陣を得て、深みのある人間ドラマになったと思います。<プロデューサー:矢島孝>読めば読むほど複雑で深い迷宮の中に感動があるこの原作小説を、映画化しようなどと思い上がったことを何度後悔したことか。しかし大勢のキャスト・スタッフに支えられ、壁を突破して完成した映画は、えも言われぬ味わいを持ったエンターテイメント作品になりました。一見人が良さそうではあるけれど目の奥底に狂気を孕んだ阿部サダヲさん、その他のキャストも善と悪の境目が曖昧になるような一癖も二癖もあるアンサンブルキャストで、悪人さえも憎みきれない危険な人間模様を、ぜひ映画館という場の暗闇に座って観ていただきたいと、切に願います。<阿部サダヲ>気が付かないところで起きている、お金の怖さと面白さ、身近な人を信じていいのか疑っていいのか?堪能してみたかった池井戸潤さんの世界!上戸さん玉森くんはじめ、好きな俳優の皆さんに囲まれて西木を演れて楽しかったし、原作には無い柄本明さんとのシーンがどんな風に仕上がってくるのか?楽しみです!劇場がスーツで埋まったらかっこいいなぁ…。<上戸彩>阿部サダヲさんとは初めて共演させていただきましたが、穏やかさの中にユニークなブラックさが垣間見え(笑)、毎日楽しい刺激をいただいていました。現場ではみんなのイジられ役だった玉森裕太くんが、そのキュートさで常にみんなを癒してくれていました。人間の欲望が蠢くスリリングな作品ではありますが、和気あいあいとしたとても素敵な現場でした。今回こうしてお声がけいただき、再び池井戸潤さん作品に携わらせていただけたことを純粋に嬉しく思いますし、この作品を多くの方に是非とも劇場でご覧いただきたいと思っています。何より、私自身が劇場で見れる日を心待ちにしております。<玉森裕太>池井戸さんの作品に携われたことがとても嬉しく思います。阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい俳優の方々と一緒に作品作りをさせていただけて、とても勉強になる現場でした。銀行員の役は初めて演じます。30代の経験少ない未熟な青年が葛藤する姿は、どなたにでも感情移入して頂けると思います。是非、劇場でご覧下さい!<柳葉敏郎>自分にとってはチャレンジでもありましたが、非常に達成感のある素敵な現場でした。本木監督とは初めてご一緒しましたが、自分の思いにもしっかりと耳を傾けていただいたので、安心して過ごすことができ、映画を撮影していることを肌で感じる日々でした。九条という役は、こんな人もいるのかと驚くようなキャラクターですが、その嫌な人間性が少しでもお客様に伝われば満足です。<杉本哲太>池井戸作品でバンカーを演じられたことがとにかく嬉しいです。古川という人物は、典型的な昭和のパワハラ上司ですが、その大きな声とは裏腹にとても心の狭い小さな人間なので、そのニュアンスがうまく出るよう、現場で本木監督とも話しながら役を作り上げていきました。様々なキャラクターがぶつかり合う、バンカー達の白熱した演技を是非ご覧頂ければと思っております。<佐藤隆太>主演のサダヲさんをはじめ大好きな演者の皆さん、そして映画愛溢れる素晴らしいスタッフの皆さんの輪の中で芝居をする事ができて、本当に幸せでした。原作を読んでこの作品を“知った気”になっていた自分に、新たな真実を突きつけられる様な、刺激的な毎日でした。原作ファンの皆様にも、是非この興奮を味わってほしいと思います。<柄本明>元々好きだった本木監督の作品で阿部サダヲさんとの共演楽しかったです。また私が尊敬する名優、橋爪功さんと久しぶりに現場でご一緒できて大変嬉しかったです。<橋爪功>こういう小悪党みたいな役は大好きなので、楽しく演じさせていただきました。映画ならではの緊張感、顔なじみのスタッフ、そして本木監督の的確なサジェスチョン。完成を心から楽しみにしております。<佐々木蔵之介>撮影現場は劇中のごとくヒリヒリ・ピリピリの駆け引きの連続!なんて事はなく、いつもの穏やかな本木組でホッとしました。ただ、私の役もこれが現実なら結構ヤバい橋渡ってます… 。原作の小説からも更に深化した池井戸ワールド、是非劇場でお楽しみください!『シャイロックの子供たち』2023年2月17日(金)公開
2022年08月22日池井戸潤原作映画『シャイロックの子供たち』(監督:本木克英)のキャストが発表。阿部サダヲが主演を務め、上戸彩、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介の出演が明らかになった。阿部さんが東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係・西木雅博を演じ、池井戸作品、本木組、銀行員役ともに初挑戦。同支店で働く北川愛理を上戸さん、田端洋司を玉森さんが演じ、共に銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探っていくうちに、あるとてつもない事実にたどり着いていく。また、同支店支店長・九条馨役を柳葉さん、パワハラ副支店長・古川一夫役を杉本さん、支店のエース・滝野真役を佐藤さん、滝野に近づく不動産会社社長・石本浩一役を橋爪さん、映画オリジナルで長原支店の客・沢崎肇役を柄本さん、事件をきっかけに長原支店に調査に訪れる東京第一銀行本部検査部・黒田道春役を佐々木さんが演じる。さらに合わせて、特報映像も公開。メガバンクで起こる現金紛失事件をきっかけに、次第に明らかになっていく衝撃の展開を期待させる。終盤の西木の表情が一瞬変わり、札束を掴むシーンからは、まるでもう一人の西木が存在するかのようだ。ティザービジュアルは、根幹にあるテーマ「人間の表裏」をイメージしており、表には銀行員然とした西木、裏には大金を手に怪しげな表情を浮かべた西木が写し出されている。キャスト・製作陣コメント阿部サダヲ気が付かないところで起きている、お金の怖さと面白さ、身近な人を信じていいのか疑っていいのか?堪能してみたかった池井戸潤さんの世界!上戸さん玉森くんはじめ、好きな俳優の皆さんに囲まれて西木を演れて楽しかったし、原作には無い柄本明さんとのシーンがどんな風に仕上がってくるのか?楽しみです!劇場がスーツで埋まったらかっこいいなぁ…。上戸彩阿部サダヲさんとは初めて共演させていただきましたが、穏やかさの中にユニークなブラックさが垣間見え(笑)、毎日楽しい刺激をいただいていました。現場ではみんなのイジられ役だった玉森裕太くんが、そのキュートさで常にみんなを癒してくれていました。人間の欲望が蠢くスリリングな作品ではありますが、和気あいあいとしたとても素敵な現場でした。今回こうしてお声がけいただき、再び池井戸潤さん作品に携わらせていただけたことを純粋に嬉しく思いますし、この作品を多くの方に是非とも劇場でご覧いただきたいと思っています。何より、私自身が劇場で見れる日を心待ちにしております。玉森裕太池井戸さんの作品に携われたことがとても嬉しく思います。阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい俳優の方々と一緒に作品作りをさせていただけて、とても勉強になる現場でした。銀行員の役は初めて演じます。30代の経験少ない未熟な青年が葛藤する姿は、どなたにでも感情移入して頂けると思います。是非、劇場でご覧下さい!柳葉敏郎自分にとってはチャレンジでもありましたが、非常に達成感のある素敵な現場でした。本木監督とは初めてご一緒しましたが、自分の思いにもしっかりと耳を傾けていただいたので、安心して過ごすことができ、映画を撮影していることを肌で感じる日々でした。九条という役は、こんな人もいるのかと驚くようなキャラクターですが、その嫌な人間性が少しでもお客様に伝われば満足です。杉本哲太池井戸作品でバンカーを演じられたことがとにかく嬉しいです。古川という人物は、典型的な昭和のパワハラ上司ですが、その大きな声とは裏腹にとても心の狭い小さな人間なので、そのニュアンスがうまく出るよう、現場で本木監督とも話しながら役を作り上げていきました。様々なキャラクターがぶつかり合う、バンカー達の白熱した演技を是非ご覧頂ければと思っております。佐藤隆太主演のサダヲさんをはじめ大好きな演者の皆さん、そして映画愛溢れる素晴らしいスタッフの皆さんの輪の中で芝居をする事ができて、本当に幸せでした。原作を読んでこの作品を“知った気”になっていた自分に、新たな真実を突きつけられる様な、刺激的な毎日でした。原作ファンの皆様にも、是非この興奮を味わって欲しいと思います。柄本明元々好きだった本木監督の作品で阿部サダヲさんとの共演楽しかったです。また私が尊敬する名優、橋爪功さんと久しぶりに現場でご一緒できて大変嬉しかったです。橋爪功こういう小悪党みたいな役は大好きなので、楽しく演じさせていただきました。映画ならではの緊張感、顔なじみのスタッフ、そして本木監督の的確なサジェスチョン。完成を心から楽しみにしております。佐々木蔵之介撮影現場は劇中のごとくヒリヒリ・ピリピリの駆け引きの連続!なんて事はなく、いつもの穏やかな本木組でホッとしました。ただ、私の役もこれが現実なら結構ヤバい橋渡ってます…。原作の小説からも更に深化した池井戸ワールド、是非劇場でお楽しみください!原作・池井戸潤原作とも違う、先んじて放映されるドラマ版とも違う、まったく新しい『シャイロックの子供たち』が誕生しました。主役の阿部サダヲさんはじめ、上戸彩さん、玉森裕太さん、佐々木蔵之介さんら個性的なキャストも注目ですが、唯一原作にはない柄本明さんの役どころも目が離せません。映像化が難しいこのミステリをどう解きほぐし、真実を明かすのか。ぜひ劇場に足を運んでいただき、驚倒の顛末を見届けてください。監督・本木克英人間らしく生きるとは何か?なぜ人はお金に執着するのか?働く意味は?自問自答しながらこの映画を撮り終えました。勝者も敗者もいないこの群像劇は一体どこに向かうのか、企業社会を冷徹に見つめ、予定調和に陥らない池井戸潤さんの物語を慎重に追いつつ、心から楽しんで監督しました。複雑な心情をリアルに定着させられる才能ある演技陣を得て、深みのある人間ドラマになったと思います。プロデューサー・矢島孝読めば読むほど複雑で深い迷宮の中に感動があるこの原作小説を、映画化しようなどと思い上がったことを何度後悔したことか。しかし大勢のキャスト・スタッフに支えられ、壁を突破して完成した映画は、えも言われぬ味わいを持ったエンターテイメント作品になりました。一見人が良さそうではあるけれど目の奥底に狂気を孕んだ阿部サダヲさん、その他のキャストも善と悪の境目が曖昧になるような一癖も二癖もあるアンサンブルキャストで、悪人さえも憎みきれない危険な人間模様を、ぜひ映画館という場の暗闇に座って観ていただきたいと、切に願います。『シャイロックの子供たち』は2023年2月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シャイロックの子供たち 2023年2月17日より全国にて公開© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2022年08月22日『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が、阿部寛とタッグを組んだ映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)。阿部演じる主人公・成瀬の部下役として、音楽隊とはまた別の柱となる物語をけん引していく若手刑事の坂本を、磯村勇斗が演じている。犯人逮捕のために手段を選ばぬ捜査を続けてきた成瀬は、その強引さがたたり、捜査一課から広報課の「音楽隊」への異動を命じられる。成瀬に“昭和のオヤジ”感が充満する一方、“令和の若者”らしい姿勢の坂本。世代間のギャップが覗く本作には、時代の鏡でもある、ハラスメントなどの問題も浮かぶ。今回は、映画初主演となった『ビリーバーズ』を含め、すでに今年6作目の映画公開となる磯村に、本作の裏話や阿部との共演の感想とともに、映画界における変化といった難しい問題についても思いを聞いた。○■“昭和と令和”といった見え方が面白いオリジナル作品――時代感を多く含んだ作品です。阿部さん演じる成瀬と、自分の演じる坂本のいわゆる“昭和と令和”みたいな見え方が面白いと思いました。いま、ハラスメントの話などがすごくシビアになってきているなかで、こういったテーマ性が出てくるのはすごく共感できましたし、強引な捜査によって一課を追放された成瀬が、新たに音楽隊に入って、あの年齢で違うことを始めるというポジティブさにも惹かれました。内田監督のオリジナルならではだと感じましたね。――本作で内田監督は、坂本役に目で語れる人を求めていたそうです。それは嬉しいですね。特に「目で何かを」と現場で指示があった訳ではありませんが、言われてみると、確かに目で表現しているようなシーンは多かった気がします。――成瀬と対峙しての、最後の泣きの芝居は、テイクを重ねられたとか。自分のイメージしていたものより、監督はもっと感情を露わにすることを求めていました。「スクリーンサイズで見せて欲しい」と。そこに持っていくために、阿部さんにもずっとお付き合いいただきました。○■3人がかりでも阿部の体は抑えられなかった――阿部さんとは、2019年のドラマ『まだ結婚できない男』に、磯村さんがゲスト出演された時以来ですね。今回の共演はいかがでしたか?現場でドシっと立っていらして、それを見て僕らも身が引き締まりましたし、阿部さんの熱量に僕たちも一緒に乗っかっていかなければと士気が高まりました。すごくたくましかったですし、すごく楽しかったです。――たくましかったといえば、阿部さんは体自体が大きいですし、強引な捜査シーンも迫力がありました。すごかったですね。阿部さんの体を抑えるシーンがあったんですけど、正直「オレ、刑事は向いてないわ」と思っちゃいました。――というと?阿部さんがすごい勢いで会議室に入ってきたのを、止めて追い返さないといけないシーンがあったのですが、止められなくて。監督も僕1人じゃ無理だと思ったのか、柔道をやっている方2人がカバーしてくださって、結局3人で阿部さんを抑える形になったんですけれど、それでも監督に言われていたラインより阿部さんが入ってきてしまったんです。本気で止めたんですけど、勢いがすごかったです。――磯村さんは30歳目前ですが、58歳の阿部さんくらいの年齢になるころには、どうなっていたいですか?阿部さんたち先輩方のように、何歳になっても決して揺るがず、作品づくりに隙を作らないストイックさを大事にしたいと思います。ちょっと楽をしようとか、手を抜こうとかでなく、何歳になっても若い子たちと同じ熱量でお芝居を作っていたいですね。――今回、磯村さんは音楽隊には入っていませんが、自分も入りたかったなとは?それはないです(笑)。音楽隊の練習風景を見ていて尊敬しました。だからこそ、自分には無理かなと。周りの動きを見ながら演奏したり列を揃えたり。何か演奏するなら、僕はたぶん自分1人で自由に演奏したくなっちゃう気がします。もし、どうしてもやるなら指揮者ですかね。――指揮者いいですね!僕、学生の頃の合唱コンクールで指揮者をやったんです。思い出しました。かっこいいし、1番目立てると思ったので、自分で「指揮者やります!」と手を挙げたんです。でも蓋を開けてみたら、指揮者はずっとお客さんに背中を向けているという。――あはは。でも一番大事な役どころですよね。自分の作るリズムにみんなを乗せていく、僕の思うようにみんなが動くわけですから、楽しかったです。当時はそういうポジションが好きだったんでしょうね。当時は、ですよ(笑)○■もっとクリーンな業界に――本作ではハラスメントなどについても描かれます。磯村さんご自身も考えることはありますか?僕たちの業界って、ハラスメントに関してまだまだ疎いと思うんです。だからこそ、是枝裕和監督たちが立ち上がった動き(「映画監督有志の会」による提言書)などはすごく素晴らしいと思っています。もっとクリーンになっていくと思いますし、自分自身の発言も、自分が意図していなかったとしても、相手を傷つける可能性があるということも考えていかなければいけないと思っています。――映画人として、磯村さんは昭和の映画界を知らないわけですが、イメージとして、こうしたところは残していけたらと思うことはありますか?あくまでも僕個人の意見ですが、昭和には映画スターがいましたよね。たとえば石原裕次郎さんとか。でも今、いわゆる大スターと言われる人がいるかと考えると難しい。もちろんそれぞれに好きな俳優はいると思いますが、日本中が認めるような映画スターがいない気がします。それって俳優が、お客さんやファンと近い存在になったからなのかなとも思うんです。それもいいかもしれませんが、近すぎてもダメな気がして。どこかミステリアスだったり、距離があったり、会えない存在でいる方が、俳優としては面白いんじゃないかと思うことはあります。――その方が夢を与える存在であり続けられますね。別に僕自身がスターになりたいとかではないですよ。でもSNSなどが発達して、距離が近くなってきた分、面白みがなくなってもいるんじゃないかなと思うことはあります。あとは現場のイメージで言うと、昔はカメラマンや照明技師さんたちがもっと上の立場だったと思うんです。今は俳優が1番上のように立ってしまっている気がして。現場では技術部もスタッフさんも俳優も、みんなが同じ立場で戦えるのが理想かなと。たとえば海外だと照明さんが普通にポルシェに乗ってたりするんです。それって夢がありますよね。今後、映画に携わる全員が、幸せに作品を作れる環境になっていけばいいなと思います。■磯村勇斗1992年9月11日生まれ、静岡県出身。学生時代から舞台に立ち、2014年より事務所に所属。翌年、『仮面ライダーゴースト』にレギュラー出演し、スピンオフオリジナルドラマ『仮面ライダーゴースト アラン英雄伝』で初主演を務めた。2017年には連続テレビ小説『ひよっこ』でヒロインの相手役を務めた。映画『東京リベンジャーズ』『PLAN 75』、ドラマ『今日から俺は!!』『恋する母たち』大河ドラマ『青天を衝け』など多くの作品に出演し、印象を残している。第45回日本アカデミー賞では『ヤクザと家族 The Family』と『劇場版 きのう何食べた?』で新人俳優賞を受賞。『ビリーバーズ』で映画初主演を果たした。 ヘアメイク:佐藤友勝、スタイリスト:笠井時夢(ジャケット・パンツ/ともにアナーキスト テイラー、カットソー/マイン、ブーツ/ヨーク、その他/スタイリスト私物)
2022年08月21日EXILE MAKIDAI、俳優の佐藤寛太、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの藤原樹が19日、福岡・モッカランドで行われた「2022年度大川家具スペシャルアドバイザー就任式」に出席した。大川家具ブランドの魅力創出と情報発信を目的に、昨年より創設された福岡・大川市公認アドバイザー。その就任式に、Team LDHとしてEXILE MAKIDAI、佐藤、藤原の3人が登場し、昨年務めたEXILE 黒木啓司からバトンを受け継いだ。アドバイザー就任に際して、巨大な名刺を受け取ったEXILE MAKIDAIは、意気込みを聞かれると「自分事なのですが、小さな子供がおりまして、木製のおもちゃや机、いすなどに触れる機会も多いです。こういうものがあるんだと新たな発見をしている中で、今回お声がけいただきました」と話し、「昨年の啓司から引き継ぎ、皆さんに喜んでいただけるような家具を作っていければと思います」と力強く語った。また、福岡出身の藤原は「小さい頃から大川家具は馴染みがあって、僕の実家にもこたつがあります」と明かし、「僕らのファンの方は比較的若い方が多いので、そういった方々にも良さを知っていただけるように活動していきたいです」とコメント。さらに「昨年、啓司さんがアドバイザーを務めた際に母から“チェックしといたほうがいい!”と連絡がありまして(笑)、今年こうやって就任できたことで家族も喜んでいます」とエピソードを披露した。同じく福岡出身で、2019年には福岡・大牟田市にある「大牟田市動物園」を舞台にした映画『いのちスケッチ』で主演を務めた佐藤は、「今でも動物園の広報の方とは連絡を取り合っている」と現在も交流があるようで、「この作品が、動物福祉や環境問題に目を向けるきっかけになりました。今回の活動を通して、一つでも発信できたらいいなと思います」と抱負を述べた。
2022年08月19日女優の葵わかな、劇団EXILEの佐藤寛太、乃木坂46の元メンバーで女優の松村沙友理が11日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『結婚するって、本当ですか』の取材会に出席した。『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の若木民喜氏の人気マンガを原作とする本作は、旅行代理店に勤務する奥手な男女2人が自分たちの生活を守るために計画結婚を決意し、次第に惹かれ合っていく“ムズキュン”ラブストーリー。一見クールに見えるが極度の人見知りで、家で地図を眺めてはその地を調べて妄想・探索をする趣味を持つ本城寺莉香役を葵わかなが、莉香と同じ職場に勤め、保護した猫との生活を大切にするのんびりした性格の大原拓也役を佐藤寛太が演じる。印象に残っている撮影エピソードについて、葵は「2人のシーンの中で観覧車が象徴的に、すごく大事なシーンで2回も出てくる。遊園地が閉まったあと、閉園後にお借りして撮影していたんですけど、観覧車って普通一定方向に回るじゃないですか。でもロケーションがきれいなところで撮影したいから、行って、また戻って行ってという、逆さ回りの観覧車に乗ることができて、感じたことのない体感。浮いているみたいな変な感じになりつつ、ちょっと酔いつつみたいな感じで」と観覧車シーンのエピソードを披露。「観覧車で乗り物酔いの薬を飲んだのは初めてだったので、やっぱ観覧車は一定方向がいいなと思いながら撮影していました」と話し、佐藤も「酔うんですよね。一番いい景色のトップの部分を何回も行ったり来たりしていたので、あれはなかなかでしたね。なかなか体験できない」と振り返っていた。Amazon Originalドラマ『結婚するって、本当ですか』が、10月7日よりプライム会員向けに独占配信(10話一挙配信)。
2022年08月11日女優の葵わかな、劇団EXILEの佐藤寛太、乃木坂46の元メンバーで女優の松村沙友理が11日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『結婚するって、本当ですか』の取材会に出席した。『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の若木民喜氏の人気マンガを原作とする本作は、旅行代理店に勤務する奥手な男女2人が自分たちの生活を守るために計画結婚を決意し、次第に惹かれ合っていく“ムズキュン”ラブストーリー。一見クールに見えるが極度の人見知りで、家で地図を眺めてはその地を調べて妄想・探索をする趣味を持つ本城寺莉香役を葵わかなが、莉香と同じ職場に勤め、保護した猫との生活を大切にするのんびりした性格の大原拓也役を佐藤寛太が演じる。海山ナオ役の松村は、自身の役について「ナオちゃんは積極的な女の子。自分からおうちに遊びに行かせてくださいって言ったり、そういうところは憧れていました。いいなって。その積極性はほしいなって。私の中ではナオちゃんは憧れの女の子の気持ちが強かったかなと思います」と説明。佐藤が「ご本人と近いものを感じました」と言うと、「近いのかもしれません」と笑顔で返した。また、本作で博多弁に苦労したことも告白。「大変でした。私、大阪出身なので、方言にしようと思うと関西弁になっちゃうんですよ。ちょっと似ているけど全然違う感じがめっちゃ難しかったし、佐藤さん=拓ちゃんが厳しいねん! 方言の先生が『いいよ』って言ってくれているのに、『今のはダメです』って」と、福岡出身の佐藤が厳しかったと明かした。佐藤は「ナオが喜んでいるときに、今のは関西弁やなっていうのがちょいちょいあって。スパルタだったな。『今のはダメです』って」と話し、松村も「スパルタでした。監督が『OK』って言っても、(佐藤が)『もう1回お願いします』って」とスパルタぶりを告白。2人とも「楽しかったな」「楽しかった」と笑顔で振り返っていた。Amazon Originalドラマ『結婚するって、本当ですか』が、10月7日よりプライム会員向けに独占配信(10話一挙配信)。
2022年08月11日女優の葵わかな、劇団EXILEの佐藤寛太、乃木坂46の元メンバーで女優の松村沙友理が11日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『結婚するって、本当ですか』の取材会に出席した。『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の若木民喜氏の人気マンガを原作とする本作は、旅行代理店に勤務する奥手な男女2人が自分たちの生活を守るために計画結婚を決意し、次第に惹かれ合っていく“ムズキュン”ラブストーリー。一見クールに見えるが極度の人見知りで、家で地図を眺めてはその地を調べて妄想・探索をする趣味を持つ本城寺莉香役を葵わかなが、莉香と同じ職場に勤め、保護した猫との生活を大切にするのんびりした性格の大原拓也役を佐藤寛太が演じる。葵は、本作について「私の好きなところは、莉香さんと拓也さんはものすごく地味で、会社の中でも目立たないタイプの2人。結婚するとか作戦を立てているときも、誰も私たちのことなんて興味ないから何も言われないでしょうみたいな、確かに絶対そうだみたいな……自分も地味なタイプだったから莉香さんにすごく共感できた」と述べ、「1人の生活を守るために偽装結婚するというところから始まるのが今っぽいなと思ったりしていて、キャラクターたちのイマドキさ、共感できるところは見どころかなと思っています」と魅力を伝えた。また、本作にちなんで“ムズキュン”エピソードを聞かれると、葵は「実体験でムズキュンって感じづらいからこういうドラマとか漫画があるのかなと思っていて。それでいうと、ドラマ内で拓也と莉香が歩いていて手がぶつかるシーンがあって、そこけっこうムズキュン。あれがムズキュンかもっていうシーンがあって、体感としてムズキュンを感じたのがそのときが初めてかもしれない」と本作で初めて“ムズキュン”を体験したと告白。佐藤は「僕も2人のシーンで、お互いがお互いのことを見ていないときに見ている。通して見たときに、ここでは拓也が莉香さんを見て、このシーンでは莉香さんが拓也のことを見ているっていうのが、示し合わせたわけでもない呼吸の感じがすごく出ていると思って、そこはすごいムズキュンポイントなんじゃないかなと思いました」と本作での“ムズキュン”シーンを紹介した。Amazon Originalドラマ『結婚するって、本当ですか』が、10月7日よりプライム会員向けに独占配信(10話一挙配信)。
2022年08月11日今月末公開の映画『アイ・アム まきもと』の完成報告会が8月4日(木)本日、東京国際フォーラムにて行われ、主演の阿部サダヲをはじめ、宇崎竜童、松下洸平、水田伸生監督が登壇した。本作の主人公である、“おみおくり係(=お一人で亡くなった方を埋葬する)”として市役所で働くちょっと頑固で迷惑な存在・牧本を演じた阿部さんは、今作のオファーをふり返り、「監督の映画は4本目ですが、今作でまたお声がけいただいて感謝の気持ちでいっぱいでした。台本を頂いて素敵なお話なんだなと。このようなハートフルコメディはあまりやったことはなかったので嬉しかったです。監督の言うことは間違っていないと思っているので、今回も言う通りにやるだけでした」と冗談を交えつつ語った。また、牧本の自分勝手な迷惑に翻弄され、毎度説教を浴びせる刑事・神代亨役の松下さんは、今作で初共演となった阿部さんとの撮影について「テレビも映画も舞台も拝見していたので、本物だ!と思いました!」と興奮気味。さらに、「ずっと画面越しや、客席で見ていた人がこの距離にいると、牧本さんなのですが、阿部さんなんですよね。変わったヘアスタイルをしていていたり、いつもと違う阿部さんというわけではなく、僕が知っている阿部さんで、でも牧本なので…。僕は牧本を詰めないといけない役なので心を鬼にして怒鳴らせていただきました…!」とふり返る。そんなエピソードを聞いた阿部さんは、「(松下さんのお芝居は)素敵でした。叱ってくれる人はなかなかいなかったので…」と言い、会場を笑わせた。一方、アドリブはあったのかと問われると、「アドリブはなかった気がします」という松下さんに対し、阿部さんは「アドリブはなかったと思いますが、松下さんは舞台のように動き回れていて、素敵でした。怒り方も軽やかでした」とコメント。監督も「おふたりとも演劇というフィールドで修行を積んでこられた方なので、テイクを重ねることよりも、ひとつひとつの瞬間が、ものすごく変わっても良いくらいに新鮮にやってくださるのですが、それは本当にとても尊かったと思います」とその絶妙な掛け合いを絶賛した。本作では、神代が牧本から何度も迷惑を被り、その度に怒るような2人のテンポの良い掛け合いも見どころの一つとなっているようだ。演じるにあたって難しかった・意識した点について問われた阿部さんは、「牧本はなによりもまっすぐなキャラクターなので、ぶれないことを意識しました。劇中では牧本が様々なところでいろんな人々に出会っていくのですが、それぞれキャラクターの強い方々が(山形に)いらっしゃっていて、そのなかでも牧本のキャラクターをぶれないようにと気をつけて演じていました」と明かす。そんな牧本について宇崎さんは「僕は映画を観たときに迷惑なキャラクターとは思いませんでした。牧本のような人間が日本中にいたら、すごく平和でいい国になっているだろうなって」と熱弁。松下さんは「僕は劇中では迷惑をこうむる立場ですが、自分にはない牧本の無垢な部分に、ついつい手を差し伸べたくなる魅力を感じてしまっていて。神代がなかなか突き放したりしなかったのは理解できると思いました。牧本に憧れてしまう自分もどこかにいるんじゃないかなと」と魅力を分析した。さらにイベントでは、蕪木役の宇崎さんが、エンディングテーマ「Over The Rainbow」を歌唱しているということも明らかに。宇崎さんは「自宅で録音してみて、ジャパニーズイングリッシュになってしまうことで困っていたんですが、この名曲は世界中でいろんな方々が歌っていてどれも素晴らしい。自分が歌うにあたって中盤からレゲエのリズムを使うなど工夫したら、気を楽にしながら歌うことができました」とオリジナルのアレンジをしながら歌い上げたことも述べていた。最後に、阿部さんは「本当に素敵な映画で宇崎さんの歌声を聞くと良い気持ちになると思いますし、これから観る方にとって身近な問題と思わせるメッセージも込められている映画ですし、たくさんの方に観ていただきたいなと思っています。ありがとうございました!」と挨拶し、終始穏やかな笑いに包まれながら、イベントは幕を閉じた。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月30日より全国にて公開©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年08月04日