「電気ケトル」について知りたいことや今話題の「電気ケトル」についての記事をチェック! (8/10)
電気ケトルは人気のキッチン家電のひとつ。少量のお湯を沸かすのに鍋ややかんに水をかけるのは手間ですし時間もかかりますが、電気ケトルなら少ない時間で使う分だけのお湯をスピーディーに沸かすことができます。今回はそんな電気ケトルのおすすめ10選をご紹介します。電気ケトルの消費電力と電気代電気ケトルの消費電力はメーカーによってさまざまですが、多くは1200wから1300wのものが多いようです。1300wで200mlの水を沸騰させるのにかかる時間は約60秒で、その時の電気代は0.54円程度となります。電気ケトルは電気代がかなりかかるのではないかと思っている方も多いようですが、1杯のコーヒーを飲むのにかかる電気代が0.54円ということを考えればそれほどではないことがわかりますね。電気ポットと電気ケトルはどちらが良いの?電気ケトルは少量のお湯をスピーディーに沸かすのに適していますが、容量が少ないためその都度沸かす必要があります。一人暮らしや一度に二人分くらいのお湯を沸かすには電気ケトルは便利だと言えます。逆に、常にお湯が必要な場合や、家族暮らしでお湯の消費が多い場合は電気ポットで保温してお湯をストックしている方が良いと思われます。1.電気ケトルの定番メーカーT-falティファールといえば電気ケトルの定番メーカーですが、このケトルも水を入れた時の全体の重量や注ぎ口の湯切れのよさ、空焚き防止機能など定番になるのが納得できる機能を備えていますね。色々あるけど迷ったらコレ、というアイテムでしょう。2.温度調節、保温もできる電気ケトル通常の電気ケトルはすばやくお湯を沸かすのが主な機能ですが、このレコルトのスマートケトルは沸かす温度調整や保温ができます。飲み物の温度を気にする方や、赤ちゃんのミルクにも使えるので、子育てが忙しいお母さんにもぴったりですね。3.ドリップコーヒーを入れるのにとっても便利!このboltzのケトルはダイニングテーブルの上に置いておきたくなるスタイリッシュなデザインが特徴的です。目を引くデザインだけでなく注ぎ口をあえて細くしてピンポイントに注げるようにしているので、ドリップコーヒーを淹れる際には便利ですね。4.ステンレス製でお手入れ簡単!こちらも細めの注ぎ口が特徴的な電気ケトルですが、ステンレス製なのでお手入れも簡単ですし衛生的なのが嬉しいですね。入れる水の最大容量も1人で使うには大きめなので、ご家族での朝食の際などにちょうどいいサイズになるでしょう。5.水の量が外からわかる電気ケトルレトロなデザインが特徴的なデロンギの電気ケトルは、デザインに目がいってしまいがちですが、取り外し可能な注ぎ口のフィルターや、水量を外から確認できる目盛りがついているなど、機能も充実しています。同じデザインのトースターなどもあるのでトータルで揃えるのも楽しみになりそうですね。6.テーブルの上に置きたくなるおしゃれなデザイン!まるで普通のポットのような電気ケトルですが、空焚き防止機能や細めの注ぎ口やお手入れもしやすいデザインなど、電気ケトルに必要なポイントはしっかり備わっています。ダイニングにナチュラルさや温かみなどを大事にする方にはぴったりでしょうね。7.ガラス製で沸騰しているところがわかる!ガラス製の電気ケトルって珍しいですよね。湧いているのが見えるだけじゃなく、ポット内にお湯が残ってしまっている事に気付けたり、中が見えるのでしっかり洗うことができ、ガラス製なのでお湯への匂い移りも気にならないなど、思った以上に便利です。8.一人暮らしにおすすめ!小容量の電気ケトルミッキーマウス柄の小容量の電気ケトルです。一人暮らしのキッチンにあまりにも大きな電気ケトルは置き場所にも困ってしまいますよね。小さいながらも倒しても中身がこぼれにくい構造になっていて、電気ケトルとしての機能はしっかり備わっています。9.くびれがスタイリッシュな電気ケトル昔ながらの喫茶店を思わせるようなくびれが美しいスタイリッシュな電気ケトルです。色もブラック・ホワイト・ゴールドとオーソドックスなものから個性的なものまで揃っています。細い注ぎ口はドリップコーヒーの際に役に立ってくれそうですね。10.コップ2杯分のコンパクトな電気ケトル一見普通の小容量の電気ケトルですが、このアイテムは電圧を切り替える事ができるので海外旅行先でも使う事ができます。ホテルに備え付けなどの場合もありますが、そのような時でも自分で持ち込んだ電気ケトルが使えると安心感がありますよね。ちょこっと湯沸かしにとっても便利な電気ケトルいかがでしたでしょうか?電気ケトルは少量の水を手早く沸騰させるのに適したアイテムです。朝の忙しいときなど、やかんや鍋を準備をするのも大変ですし、コンロを占有してしまうのも調理効率の妨げになりますね。そんなときは卓上でも使える電気ケトルはとってもおすすめです。まだご家庭にない場合はぜひ取り入れていただきたいアイテムです。雑貨のアイデアをもっと見る
2017年11月22日デバイスタイルマーケティングが、アナログ式温度計を装備したdeviceSTYLE(デバイスタイル)グースネック式電気ケトル『KA-800C』を11月1日(水)より発売します。グースネック式注ぎ口を採用『KA-800C』はコーヒードリップなどに最適なグースネック式注ぎ口を採用し、ホーローのようなホワイトカラーのステンレスボディーに木目の把手を組み合わせた新しいデザイン仕様の電気ケトルです。淹れ頃の温度を確認するのに便利な、アナログ式の温度計を蓋部分に装備しています。また、1200Wのハイパワーで、800CC満水時でも沸騰までの時間は4分~4分30秒程度の短さです。(※室温・水温ともに25℃時。)傾け方によって湯量がコントロールしやすいグースネック式なので、コーヒードリップのみならずお茶やインスタント食品など、生活の様々なシーンで活躍します。製品仕様型名:KA-800C容量:800CC外形寸法:135mm(幅):255mm(奥行き):250mm(高さ)※外形寸法はプレート込です。本体質量:0.72Kg電源コード長:約0.7m定格消費電力:1200W定格電圧/周波数:AC100V50/60Hz<付属品>取扱説明書<据え付け場所について>取扱説明書をよくお読みいただき、以下の点に注意のうえご使用ください。・ケトルに水が入っていないときは、スイッチをオンにしない→故障の原因になります・ふたを開けた状態では、お湯を沸かさない・本製品に保温機能はついていません・本製品は一般家庭用です・本製品は必ず室内で使用してください商品ページ
2017年10月31日みなさんはエアーポットをご存じですか?エアーポットは電気ポットとは違い、電気を使わずに保温や保冷ができるので、とても経済的で便利なアイテムです。機能やデザインもさまざまありますので、これからご紹介する10選を参考に、みなさんもぜひ、エアーポットをお試し下さい。エアーポットって?電気ポットや電気ケトルを使ったことがある人は多いと思いますが、エアーポットと聞くとなかなかイメージできず、聞き慣れない方もいらっしゃるのではないでしょうか?電気ポットや電気ケトルは、電気を使ってお湯を沸かしてくれる機能があるのに対して、エアーポットは、エアーポット自体でお湯を沸かすことはできず、保温や保冷としての機能のみが備わっています。電気を利用していないので、エアーポットは空気の力を利用してお湯や水を出します。電気を使わず、沸かしたお湯を無駄なく使うことができるので、とても経済的なのがエアーポットです。エアーポットからはどうやって水が出る?エアーポットはその名の通り、空気を利用したポットです。仕組みとしては、ポットのポンプ部分(上部のボタン)を押して中に空気を入れると、ポットの中に入っている空気が押し縮められ、その空気が元に戻ろうとする力により、中に入っている水に圧力が加わります。圧力を受けた水はポットの中の管を逃げ道として通り、外へ押し出される。とても簡単な説明ではありますが、このような空気の性質を利用した構造によって、エアーポットからはお湯や水が出ています。1.真空断熱で熱が逃げにくい!真空断熱構造で熱が逃げにくい仕様となっています。保温は熱湯を24時間経っても60℃以上をキープしてくれる優れもの。もちろん、保冷用としても使えるので、夏でも冬でも一年中活躍してくれます。2.ステンレス製だから軽くて丈夫!ステンレス製なので、とても軽い上に丈夫です。外装にはクリアコーティングが施されているので、汚れにくいのも嬉しいポイント。口が広いので、夏場は氷を入れておくこともできます。夏に冷たく冷えた水がすぐ飲めるのは嬉しいですよね!3.女性らしいエレガントなピンクのエアーポットピンクの花柄が上品でエレガントな姿のエアーポット。水量計がついているので、中がどのくらい残っているのか一目で分かるのも便利です。上品なピンクなので、特に女性におすすめのデザインです。4.大容量!3リットルも入るエアーポット3リットルと、とても大容量のエアーポットです。ステンレス製なので、大容量ながら保温効果・保冷効果も抜群。熱湯を注いでから24時間は65℃をキープし、10時間の間は76℃以上の高温を保ち続けてくれます。5.軽い力で大丈夫!押しやすさ抜群のエアーポット!ポンプ部分が手のひら全体で押せる形状となっているため、押しやすく軽い力でも注ぐことができます。力を入れなくても注げるのは、ご年配や女性にとっては嬉しいですね。ブラウンのカラーリングも珍しいエアーポットです。6.ピンクの花柄が素敵なエアーポット♪白いボディーに綺麗なピンクの花柄が特徴的なエアーポット。内側はガラス製になっているのでにおい移りも少なく、取り外し可能な上ぶたは、手間なく洗えてお手入れがしやすいです。7.クルっと回して注げる!首が360度回転するエアーポット!首が360度回転するエアーポットなので、わざわざ向きを変えたり、持って移動させたりしなくて良いのが嬉しいポイント。3リットルと大容量なので、人数が多いご家庭には特におすすめ。8.転倒しても大丈夫!お湯もれを最小限に防いでくれるエアーポット引っかけて倒してしまったり、持ち運びの最中に斜めになってしまったりと、中身が漏れてしまいそうなときには、中の安全弁が水漏れを防ぎ、最小限に抑えてくれます。中栓はついていないので、給湯や排出は簡単にできます。9.安心のクオリティ。品質基準にしっかり合格しているエアーポット全国魔法瓶工業組合という組合が定めている品質基準に、きちんと合格をしているエアーポット。基準をクリアしているので安心のクオリティです。どれだけ機能が良くても、品質基準をきちんとクリアしていなければ安心して使えませんよね。10.丈夫さも使いやすさも抜群!サーモスのエアーポットステンレス製の真空断熱ポットが熱を逃がさず、長時間高い保温効果をキープしてくれます。ステンレス製なので軽くて丈夫なのはもちろんのこと、ポンプ部分も大きなボタンで押しやすく、取り外し可能なパイプユニット構造で洗いやすさも抜群。とても使いやすいエアーポットです。経済的にも嬉しいエアーポットを日常的に♪いかがでしたか?エアーポットをご存じだった方も、ご存じではなかった方も、電気ポットとは違ったエアーポットの魅力をお分かり頂けましたでしょうか?エアーポットはそのほとんどが保温も保冷も可能なので、一年中使える便利なアイテムです。保温、保冷、どちらで使っても電気代がかからず経済的で、デザインもさまざまなエアーポットを、みなさんもぜひ一度お試しください。キッチン雑貨のアイデアをもっと見る
2017年10月27日ホットコーヒーがおいしい季節がやってきます。でも、おいしく淹れようと思うと、普通のケトルだと案外難しいもの。もっとこだわって「おいしくハンドドリップしたい!」と思う皆さんにおすすめしたいのが、《ElectricCafeKettle(電気ケトル)》。実際に使ってみたので、その特徴をご紹介します♪コツは「まんべんなく」「少しずつ」注ぐこと「コーヒーを淹れるのなんて豆をフィルターに入れて、お湯を注ぐだけじゃないの?」と言われてしまいそうですが、注ぎ方ひとつで味が格段に違ってくるのがコーヒー。まずは、ハンドドリップコーヒーをおいしく淹れる基本的な方法をご紹介します。●ステップ1:カップを温めるいきなり豆をセットしてはいけません。まずは、コーヒーカップ、スプーンなどを温めましょう。紅茶と同じくカップ自体をお湯で温める形でOK。完了したら、フィルターに豆をセットしてお湯を入れましょう。●ステップ2:豆を蒸らす豆が少しふんわりするまで、お湯をまんべんなく行き渡るようにすこしづつ注ぎ、しばらく蒸らします。放置する時間は20秒から1分程度が良いとよく言われていますが、サーバーやカップに数滴お湯が落ちるタイミングを目安にすると良いでしょう。このとき、お湯が一点に集中しすぎたり、入れすぎたりしないように注意しましょう。●ステップ3:ゆっくりと全体に注ぐ蒸らしたあとは、全体にお湯を注いでいきます。このときも「お湯の一点集中を避ける」「一気に注ぎすぎない」ことを忘れないでくださいね。加えて、フィルターに直接お湯が当たらないように気をつけましょう。豆の層を通ることでコーヒーを抽出します。フィルターに直接あててしまうとお湯だけが通過し、せっかくの風味を薄めることにつながります。一見、簡単なハンドドリップですが、慣れるまでは結構難しいんです。お湯を注ぐ量や方向を都度、微調整しなければいけないので、通常のヤカンやケトルでクリアするのは至難の業。注ぎ口が広くて短いと、どうしても大雑把にお湯が出てきてしまいます。おいしいコーヒーを淹れたいならば、コーヒー専用のカフェケトルを使う必要がありそうです。コーヒーに特化した電気ケトルはやっぱり使いやすいそこで今回ご紹介するのが、生活に根ざしたデザイン家電を売り出す〔アピックス(APIX)〕社製の《ElectricCafeKettle(電気ケトル)》。コーヒーを淹れるのに最適な形をした電気ケトルです。普通のカフェケトルと同じく、コンセントに繋いでスイッチをいれるだけでOK。沸騰したら自動的に電源をオフにしてくれます。もちろん空焚き防止機能もついているため、忙しい家事や育児の合間にも安心して使うことができます。美しいデザインで気分もあがるボディはステンレス製。一般的な白物家電や売れ筋の電気ケトルのような野暮ったさもないため、おしゃれなキッチンにも馴染みます。カラーは今回使用した「シルバー」と「カッパー」の2色展開。シルバーカラーは高級感がありながら主張しすぎない色合いです。カッパーカラーは、銅製品の様なルックスでウッドを多様するキッチンにマッチしそう。どちらのモデルも、そのままテーブルに置いてもインテリアのように可愛らしいアイテムです。また、ハンドルとフタは木目調でできており、ほどよい暖かみと高級感もあり、ステキです。沸騰は簡単ワンタッチ早速、電気ケトルを実際に使ってみました。内側にある「MAX」の印のところまで水を注いでいきます。表示が大きく、中までシンプルでわかりやすいです。また全体的にシャープな印象がある商品ですが、吸水口が広くて便利に感じました。水を入れたらフタをしてセットし、スイッチをオンにするだけ。操作のしやすさだけでなく、見た目にもスマートなのが良いですね。お湯が沸くと、カチっと音がして電源レバーがあがります。ヤカンのように大きな音もしないため、小さなお子さんがいる家庭には重宝しそうです。また、直接火にかけるタイプだとガスによるススが付着してしまいますが電気ケトルなので、古臭くならないところも高評価です。技アリな注ぎ口で繊細な味にこちらの電気ケトルは、注ぎ口のつくりがとっても繊細。かなり細めにできているので、お湯を少しずつ丁寧に注ぐことができます。また、絶妙なカーブがついているためお湯の角度や勢いを調整しやすいのもうれしいポイント。注ぎにくい手前側の部分に注ぐのも簡単です。水切れも良いため、注ぎ終えたあとにお湯が垂れてしまうこともありません。おいしいコーヒー豆と専用のコーヒーケトルが一番できあがったハンドドリップコーヒー。実際に飲んでみると普段のケトルで淹れるよりもコクや甘みが感じられます。雑味も少なく、ケトルが変わるだけで、かなり飲みやすい感じに。同じ豆でも、淹れ方ひとつで味はかなり変わります。コーヒー専用ケトルというと、1万円台のものが多い中で、半額以下で購入できるので非常にオススメです。こだわりのコーヒーを気軽に淹れたいという方は、ぜひ検討してみてはどうでしょうか?《ElectricCafeKettle》●本体色:シルバー、カッパー●本体寸法:約W286×D144×H197(mm)●重量:約0.9kg●電源:AC100V50/60Hz●消費電力:900W●電源コード長さ:約0.75m●定格容量:最大0.7Lまで●材質:本体:ステンレス(SUS304)電源ベース、ハンドル、つまみ:PP
2017年10月18日HARIOが、ピンポイントに注げる注ぎ口にこだわった「ガラスドリップケトル」を、11月上旬にネットショップ限定発売します。ハンドメイドだからなせる究極。ここ数年で、サードウェーブのコーヒーの流行により、コーヒーを抽出する器具や周辺の器具が、数多く世の中に登場しています。「せっかくの美味しい豆なのだから、飲むための道具にこだわり、美味しく飲みたい」という声が多く聞かれます。そんな中、「V60ドリップケトル・ヴォーノ」や電気ケトル「V60細口パワーケトル・ヴォーノ」「V60温度調整付きパワーケトル・ヴォーノ」などで知られるHARIOから、この度「ガラスドリップケトル」が新登場!こだわりは、ピンポイントに注げる注ぎ口。そして、一日に何度もコーヒーを淹れても疲れない「軽さ」です。ガラス製で注ぎ口の中が見えるから、思いのままに注げます。水切れの良い滑らかな注ぎ口は、ひとつひとつガラス職人が手加工で作っています。ガラス製といっても、オール耐熱ガラスなので、熱湯・電子レンジ使用OK。何度コーヒーを淹れても疲れにくい、プロユースの逸品です。ワールドブリューワーズカップ2016年世界チャンピオン・粕谷哲バリスタも、「じっくり、ていねいに、コーヒーを淹れたい方におすすめです」と高く評価しています。製品仕様□品名:ガラスドリップケトル□価格:4,320円(税込)□サイズ:幅190×奥94×高110mm、実用容量360ml□材質:耐熱ガラス□原産国:日本□発売日:11月上旬HARIOネットショップ限定発売。予約販売受付中!HARIOネットショップ「ガラスドリップケトル」ページ
2017年09月22日電気ケトルはポットと比べてさまざまな利点を持っています。すぐ沸き、エコで、持ち運びが簡単なケトルは家庭の必需品とも言えるでしょう。デザインもおしゃれなものがたくさんあり、今回はそういったおすすめのケトルを紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください!ケトルとポッド、どっちがおすすめ?電気ケトルはポッドに比べてお湯が沸くのが早いという利点があります。また、ケトルは必要な分だけお湯を沸かせば良いので、エコですね!保温したものよりも高温なので、紅茶を入れる際などはケトルがおすすめです。紅茶をよく飲むという方はぜひチェックしてみてくださいね。ケトルはどんな場合に役立つ?ケトルは必要なお湯が少量な場合でも問題なく使えるので、一人暮らしの方には特におすすめです。大勢の友人を家に招く場合などは、たくさんのお湯を賄えるポッドの方がおすすめなので、場合に応じてケトルとポッドを使い分けてみると良いでしょう。今回ご紹介するケトルにも多数の種類がありますので、自分にあったケトルを見つけてあげてくださいね!軽くて使いやすい電気ケトル!このケトルは500mlペットボトルと同じくらいの軽さなので、女性の方にもおすすめです。また、コードレスのため持ち運びも簡単になっています。ひと目で湯量を確認できる窓もついており、とても使い勝手がいいのが特徴です。まずはこのケトルからチェックしてみてはいかがでしょうか?沸騰まで1分!驚異のスピードケトルこのケトルはカップ一杯分(140ml)のお湯を沸かす場合、沸騰完了までの時間が約60秒と、とてもスピーディにお湯を沸かせることができるケトルです。またワンタッチで蓋を外すことができるため、給水やお手入れも簡単に行えます。何事もコンパクトに済ませたいという方にはおすすめのケトルですので、ぜひチェックしてみてください!痒いところに手がとどく!安心の電気ケトルこのケトルはステンレス製なのでお湯の匂いを気にせずに使用することができます。またお湯が沸いたら自動的にスイッチが切れるので、とてもエコです。さらに水が入っていない状態に誤ってスイッチが入っても「空だき防止機能」がついているため、安全性も抜群ですね!ぜひチェックしてみてください。好きな温度でコーヒーが飲める!コーヒー専用電気ケトルこのケトルはコーヒー専用のケトルで、火を使用しないため安心して使用することができます。お湯の温度を60~90℃の間で指定できるため、お好みの温度でコーヒーを楽しむことができます。コーヒーをよく飲む方にはおすすめのケトルです。ぜひチェックしてみてください。海外でも使える電圧可変式電気ケトル!このケトルは電圧切り替えスイッチがついており、海外でも使用できる電気ケトルです。また、2つのカップのカップの収納ポーチもついているため、夫婦で海外旅行をする際などには特におすすめの電気ケトルです。海外旅行先でホテルのポッドやケトルを使いたくないという方は、ぜひこのケトルをチェックしてみてください!お好みの電気ケトルは見つかりましたか?電気ケトルは一人暮らしの方はもちろん、家族で使ってもとても便利な家電です。電気ケトルがあるとカップ麺などのインスタント食品や、コーヒーや紅茶を飲む際の手間がとても少なくなるので、これらを多用する方はぜひ他に入れてみてはいかがでしょうか?生活雑貨のアイデアはこちら
2017年08月25日夏本番を迎えようとするなか、気になってくるのが電気代。エアコンの使用によって、「毎年夏は一気に電気代が上がってしまう!」という家庭も多いのではないでしょうか。とはいえ、ガマンしてエアコンを使わないようにするのは、健康に悪影響を及ぼしてしまうことも。そこで試してほしいのが、家電などの置き場所を変えること。実は、家電の配置によって思わぬ電気代アップを招いている こともあるのです。今回は、電気代を上げてしまう家具や家電の間違った置き方についてご紹介したいと思います。●(1)コンロ近くに冷蔵庫を置く台所に置くことになる冷蔵庫ですが、気温の上がる場所に配置してしまうと熱を吸収してしまい、庫内の温度を保つために余計な電気代がかかってしまうことになります。また、庫内を冷やすために放熱も行っていますが、狭い空間ではそれがうまくいかず、電気代を上げてしまうことに。気温が5℃上がることで、冷蔵庫の電気代はおよそ2割上がる とも言われています。冷蔵庫の周りには十分な空間を確保できるように配置し、コンロなど熱を発するものからはできるだけ遠ざけるようにしましょう。●(2)窓をふさぐように家電を置く電球を付ける時間を短くできれば、電気代の節約につながりますよね。そのためには、部屋をできるだけ明るい状態に保つことが重要です。窓など明かりを取り込む場所に大型の家電や家具などを置いてしまうと、それだけ日の光りが入りにくくなってしまいます。壁に沿って家具を配置する ようにすることで、窓から入ってくる光を増やすことができ、結果として照明をつける時間も短くて済むようになるでしょう。●(3)直射日光の当たる場所にテレビを置く最近のテレビには、周囲の明るさを自動で感知してディスプレイの明るさを調整してくれる機能が備わっています。明るい場所で使うと、画面を見やすくするために輝度が上がって 、結果として多くの電力を消費することになるのです。さらに、黒いものが多いテレビは、直射日光にさらされることでテレビ自体が熱をもってしまい、これが故障の原因となることも。電気代だけでなく修理代や買い替え代も増やしてしまう配置と言えるでしょう。●(4)室外機の前にモノを置くエアコンには欠かせない室外機ですが、設置したときからそのままの状態で使っているという人も多いはず。発生した熱を排出する室外機の効率が悪くなると冷却効果も下がってしまい、電気代が高くなってしまいがちです。室外機の前にはできるだけ何も置かないようにし、空気の排出を妨げないようにしてください。また、室外機自体が熱を持ってしまうとうまく排出することができなくなることもあるため、日陰を作るなどして対処しましょう。周囲の気温が上がりすぎるのも好ましくないため、広い範囲をカバーできるすだれのようなもの がおすすめです。----------いかがでしたか?ほんの少し意識することで、夏場の電気代を少しでも抑えることができたら助かりますよね。エアコンをガマンするという節電方法はあまり実行したくないもの。これらを参考に、うまく電気代を抑えるようにしましょう。【参考リンク】・冷蔵庫の設置について | Panasonic()●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI
2017年06月24日電気は当たり前のように使っていますが、電気料金の支払いとなるとあまり他人事ではいられません。無駄遣いはしないように心がけていても、いざ支払う時にならないとあまり実感がわきません。クレジットカードの引き落としの際に、なんだか高いなぁ……と思って明細を見ると電気代がかさんでいることに気付くことも。自分に合った支払い方法は、いったいどれ?電気料金の支払いは面倒と思いながらコンビニでやっている、という方もいるのでないでしょうか。支払い方法を口座振替やクレジット払いに変更することで、お得かつ楽に支払いを済ませることができます。電気代削減の一環として支払い方法についても検討したくても、実際どの方法が自分に適しているのか、意外にわからないもの。それぞれの支払い方法には良い面もあれば、気をつけるべきポイントがあります。20~50代の女性の方々が利用している支払い方法や意見を参考に、どんな支払い方法が自分にぴったりか考えてみましょう。■目次1.毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを2.電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?3.クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントをゲット!4.電気料金の支払いはココが悩みどころ…5.最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活まとめ1. 毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを電気代の削減をするには、無駄遣いをしないのはもちろんのこと、上手な契約や支払い方法を選択する必要があります。まずは、20~50代の女性の方々がどのような意識のもとで電気料金を支払っているのかアンケートで調査しました。アンケートの結果、割引や節約を意識しながら電気料金の支払いをしている人は、全体の7割ほどに上りました。電気の使用を減らす努力はもとより、それ以外のことも気にしながら毎月の請求をチェックしている人は多いのです。■「我が家は電気料金が一番高いので、出来るだけポイント制度を使ったり、大物家電は利用を控えるなどして工夫している」(20代・パート)■「日頃から節約しているので、支払い方法で少しでも割引になるよう意識しています」(30代・主婦)■「コンビニで払っているので、割引対象にはなりませんが、見ることで節約を意識しています」(30代・正社員)前提として、節約しようという意識や日々の小さな努力の積み重ねがなければ電気料金の削減は困難ですが、支払い方に関しても、小さな違いが12ヶ月分となれば差が生まれてきます。一度見直して変更してしまえば、その後の努力なく節約できるのです。■「カード払いで、ポイントの還元率が高いカードでポイントを貯めようとしています」(30代・主婦)■「口座振替にすると割引があるので、それを意識して、その方法にしています」(50代・主婦)具体的にはこのように「口座振替」による割引、「クレジットカード」払いでのポイント還元などが一般的です。その他、電力会社によってお得なプランやキャンペーンを提供している場合があるので、しっかり理解して選べばお得に電気料金を支払えます。しかし残りの3割の人のうち、電気料金の支払い方法による割引などがあることを知らないという人も数名。このような意見がありました。■「電気代の支払いで節約や割引が出来ることを知らないため。どのような方法があるか知りたい」(30代・主婦)現代の生活には電気は必須であり、電気料金は毎月支払う公共料金のひとつ。請求が来たら仕方ない気持ちで支払うのではなく、自分の生活に合った支払い方法を選ぶことが重要なのです。もっと楽に、場合によってはお得になるかもしれません。2. 電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?それでは、電気代金がお得になるカギである支払い方法についてですが、現在どんな方法を選択している人が多いのか調べました。■「クレジットカード」払いでポイントゲット!電気料金はクレジットカードによって支払いを済ませている人が最も多いことがわかりました。50人のうち約半数となる24名がこの方法を選択しています。■「マイルを貯めているので、電気とかの公共料金全てをカード払いにしている」(30代・パート)■「今までは口座振替にしていたが、クレジットカードの方がポイントがついてお得なのでカード払いにしている」(40代・主婦)現代ではほとんどの人がクレジットカードを所有しており、使うほどポイントが貯まっていくので、普段のお買い物なども積極的にカードを使用している人も少なくありません。■「もともとは口座振替だったが、クレジットカードのキャンペーンで、電気料金の支払い方法に指定すれば何千円かのポイントが還元され、その後もポイントになるから」(40代・主婦)カード会社によってはこのように、カード契約後、公共料金の支払い用として設定・使用することで特典のポイントがもらえるというキャンペーンを実施してる場合があります。もし新たなカードを作ろうと考えているなら、こういったキャンペーンも要チェック。■「口座振替」でしっかり。割引もあり口座振替で電気料金を支払っているのは、50人のうち18名。この支払い方法に安心感を得ている人も多くいました。■「最初から口座振替でずっと変わっていない。とくにこれで不満を感じていない」(50代・主婦)■「自動引き落としの方が楽ですし、振込間違いの心配がないので選択しました」(30代・主婦)引っ越しなどの際、電気の契約と同時に銀行振替の申し込みをする場合があります。自動で引き落としをしてくれるので特に不便なくそのまま使っているという声が多く見られました。■「夫の口座からの振替をしています。口座振替だと数十円安くなってるのが嬉しい」(30代・主婦)■「口座振替にすると割引になるので、申し込みの時に口座振替にしました」(30代・主婦)■「毎回自分で支払うのは面倒なので口座振替にしています。月の金額平均を出しています」(40代・主婦)電力会社にもよりますが、口座振替は割引制度があるのがメリットです。クレジットカードのポイントとどちらがお得かというのは、カードの還元率や電気の使用量によっても異なるので、気になる方は計算してみるのもアリです。また口座振替なら通帳にしっかり「電気料金」として記帳されることになります。クレジットでは明細を確認しなければいけませんが、家計用の口座などがあれば、記帳するだけでも公共料金の把握がしやすくなるのです。それぞれ利点があり、どちらが適しているかは家庭次第といえます。「コンビニ振込」などは少数派となり、やはり面倒であるため、クレジット払いに変更したいという人もいました。また銀行振替を利用中という人のなかでも、ポイントを求めてカードで払いたいという声も。やはり、電気料金の支払いはクレジットカードが主流となっているようです。3. クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントゲット!銀行振替よりもクレジットカードで電気代を支払っている人が多いことが明らかとなりましたが、その理由はやはりポイントにあるのか、本音を聞いてみました。アンケートの結果、8割以上もの人たちがクレジットカードによる電気料金の支払いにおいて、ポイントの還元を期待していることがわかりました。それだけポイントがカード払いをするメリットとして意識されているということです。■「毎月ある一定の金額になるので、ポイントが確実に貯まるので意識しています」(50代・主婦)■「同じお金を払うなら、カードで払って少しでもポイントにしたいです」(30代・個人事業主)■「ポイントを少しでも活用したいから。長期間、定期的に貯められるので、重要である」(40代・個人事業主)毎月支払わなければならない公共料金だからこそ、還元率の高いカードなどを有効活用して効率的にポイントをゲットしている人がたくさんいるのです。年会費無料のカードを使用して、必ず発生する支出をしっかりポイントにするという意見もありました。■「カードで買い物をすることは少ないですが、電気をはじめ公共料金の支払いをカードですることで自然にポイントがたまるので楽ですし、ポイントの溜まるのも早いと感じます」(50代・主婦)■「もちろんです。ほとんどポイント目当てで電気料金をカード払いにしています」(40代・パート)人によってはこのように、普段の買い物などではカードを使用していなくても、電気代によるポイントを逃さないように注意しているほど。しかし一方で、電気料金削減の一環としてポイント還元をあてにしている人もいるのが事実。■「我慢する節約は辛いが、ポイント還元は努力しなくてもお得なので良いと思う」(20代・正社員)ポイントがもらえるのは嬉しいことですが、だからといって節約に対する意識が薄れてしまっては、結果的に支出が増えている可能性もあります。またクレジットカードを使用する上で気をつけるべきこととして、お金を使っているという感覚を忘れがち、ということが一般的にも言われます。当たり前に使っている電気の料金をクレジット払いにすることで、自分の家庭でどれくらいの電気を使っているかの把握がよりしづらくなる恐れもあります。前項のアンケートで少数派となった「コンビニ振込」をしている人の意見として、このようなものがありました。■「毎回、コンビニで支払いをすることで、料金や明細書を確認するようにしています」(30代・正社員)コンビニ振込では口座振替よりさらに、電気料金を“支払っている”と実感をせざるをえません。割引・ポイントも魅力的ですが、そもそも電気の使用量を抑えるという意識を高める上では、コンビニで「お金」を支払うことも時として効果的と言えます。とはいえ、クレジットカードによる支払いはやはり便利でお得。電気料金の支払い方法を検討する際は、どれがお得であるかだけでなく、それぞれの利点や自分の生活スタイル・お金に対する意識まで考えることが重要となります。4. 電気料金の支払いはココが悩みどころ…何気なく払いがちな電気料金。電気料金の支払いに関する悩みを聞いてみたところ、コンビニ振込などの方法で支払いをしている場合は、何かと面倒なこともあるようでした。■「コンビニ払いにしているのではがきが届くのですが、うっかり期日を忘れ過ぎてしまう事が多々あります」(30代・主婦)■「以前はコンビニに支払いにいっていたが、支払期限日忘れていて過ぎてしまうことがあったので口座振替にした。口座振替にしたら、それまでコンビニに行っていたのはすごい面倒だったなと感じた」(20代・パート)払い込み用紙を持ってコンビニに行くわけですが、コンビニは普段ちょっとした気持ちで寄ったり、外出先での用事で利用したりします。しっかり支払っている実感があるのは良いものの、用紙がなければ支払えませんので、場合によっては不便となってしまいます。またうっかり払い忘れることもあります。銀行口座の残高不足やカードが利用不可になっているような場合でも起こりえますが、督促状が来ていて慌てて支払ったという経験があるという人もいるかもしれません。そういう場合は、延滞金の発生や電気が止まるというのことないようにしっかり対応する必要があります。■「今は口座振替だが、クレジットにしようと思っているけど、手続きが面倒でそのままにしている」(40代・パート)■「クレジットカード払いに変更するときに、書類を作成するのが面倒でした。一度してしまうとそれっきりですが」(30代・個人事業主)電気料金に限ったことではありませんが、公共料金などの支払い方法を変更するのは意外に面倒。これが面倒で支払い方法を変更していないという人もいるほどです。自分に適した方法に変更しなければメリットもありませんので、最後までしっかり手続きしたいものです。■「クレジットでの引き落としにしているのですが、締め日によっては一度に2回分の引き落としがされている場合があり、家計簿がつけにくい上、一気に出費となるためです」(30代・主婦)■「クレジットカード払いにしているので、忘れた頃に支払いになるのが精神的に困る」(30代・主婦)こちらは、便利なはずのクレジット払いならではの悩み。支払い方法を変更した際も2ヶ月分の請求がまとまってしまう可能性もあります。また、夏や冬の高くなりがちな電気代が時間差で請求されて後からショックを受けたという人もおり、ポイント狙いでクレジット払いを選択する場合は、こういった点にも注意が必要です。5. 最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活それぞれの支払い方法には良い点も気をつけるべき点もありましたが、最後に、電気料金の支払い全般について検討することで得られた成功談や注目すべきポイントについてまとめました。■クレジットカード払いへの変更■「口座振替からクレジット支払いにし、月100円分ポイントが付くようになりました」(30代・主婦)■「カード払いにしたらポイントがついたので、年間で1500円くらいの割安になりました」(40代・主婦)こちらはクレジットカード払いの導入による効果です。月に1万円の電気代を支払っている場合、1%の還元があるカードで支払いをすれば、単純計算で月に100円分のポイントが付きます。電気の無駄遣いはなくすべきですが、必ず支払わなければならないなら、これを逃す手はありません。■口座振替は月に50円割引■「口座振替割引を利用しているので毎月50円ほど安くなっています」(30代・主婦)多くの電力会社では、口座振替を利用することで月に税込み54円の割引となることがほとんど。(2017年4月現在)今まで特に気にしていなかった方は、この機会にチェックしてみることをオススメします。支払いが少ないのは良いことですが、実はお得になっているかもしれません。■契約の見直し■「アンペア数などいろいろ検討してみて、年間では恐らく2000円以上は減っていると思います」(50代・主婦)■「シュミレーションでは2万ほど安くなるということで、通常の電力供給社から新規参入している電力会社へ契約を変更しました」(40代・個人事業主)■「お得なセットサービスに変えたら年間約1000円弱安くなった」(40代・派遣社員)こちらは支払い方法に関してではありませんが、アンペア制の料金システムである電力会社であれば、アンペア数を変更することで電気代の基本料金から安くできる可能性があります。また近年の電力自由化により、他の料金とセットにすることによる割引や、お得なプランを提供している会社への変更が有効となることもあります。まとめ毎月支払わなければならない公共料金のひとつ、電気料金。クレジットカードによるポイント還元や口座振替による割引など、一度の支払いにおける得は小さなものです。しかしながら、毎月なくすことのできない支出であり、塵も積もれば山となるように、将来的には差が広がっていきます。電気代の削減には無駄遣いをなくすことがまずは不可欠ですが、それ以外で月々の負担を減らせる部分を見逃すのももったいないものです。それぞれの支払い方法についてしっかり理解した上で、場合によっては面倒くさがらずに変更すれば、電気料金の支払いが楽でお得になるかもしれません。アンケート期間:2017年3月24日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、経営者、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年04月28日こんにちは。ライターのNANARUKAです。赤ちゃんとの生活は想像以上にハード。授乳、離乳食作り、外遊び、着替え、お風呂など、あらゆるお世話に手間と時間のかかる時期。それらを毎日毎回楽しむことができればそれに越したことはないのですが、 夜間の授乳や夜泣きに付き合っているうち、疲れがどっと出てしまう日も多いことでしょう。そこで今回は、そんなママの疲れや気負いをほんの少しでも軽減してくれる便利アイテム を調査。現在0~2歳までの赤ちゃんを育児中の20名のママさんに、「あってよかった家電」をアンケートしてみたところ、ある3つのキッチン家電が多くのママさんから支持されていることが判明。さっそくご紹介します!●(1)電気ケトル赤ちゃん期、少量だけれどちょくちょく必要になるお湯を手軽にスピーディに用意できると好評なのが電気ケトル。家族の食事の準備中もコンロをふさぐことなくお湯を沸かせる点 も高ポイントで、「この先も手放せない!」というママも多数。『赤ちゃんとの生活では、ミルク作りや煮沸消毒など、お湯や熱湯を使う機会がとても多いので、数十秒でお湯を沸かせる電気ケトルは必需品。自分のお茶も飲みたいときにすぐ入れられるので、使用頻度はかなり高いです』(34歳/0歳女の子のママ)『最近、友人に便利だと勧められて購入しましたが、沸くまでがとにかく早い!ミルク作りから朝食の準備まで、かなりの時間短縮になりますよ』(38歳/0歳男の子、2歳女の子のママ)『子どもが生まれて2口コンロに不便を感じて購入しましたが、最近の電気ケトルは機能も豊富だしオシャレ。デザイン性の高いものはキッチンの雰囲気もガラッと変えてくれるし、コンセントのあるところならどこでも沸かせるので便利。子育て中でなくてもおすすめです』(32歳/0歳女の子のママ)●(2)エスプレッソマシン/コーヒーメーカーママの気分転換や赤ちゃんのお昼寝中のブレイクタイムに一役買ってくれるのがコレ。慌ただしい毎日だからこそ必要なひととき、できることなら入れたてで楽しみたいもの。旦那様と一緒に厳選して購入し、夫婦でコーヒータイムを楽しんでいる というママさんも。『子どもが生まれてからは家の中で赤ちゃんと2人きりの日々。リフレッシュするためにはコーヒーが欠かせないのですが、インスタントはあまり受け入れられず……。そこで、昔使っていたエスプレッソマシンを出してみたところ、意外にも大活躍。昔は後始末が面倒ですぐに使わなくなってしまいましたが、今となってはそんな手間よりおいしいコーヒーを味わいたい思いの方が勝ってます』(35歳/0歳女の子のママ)『コーヒーが好きなので朝はドリップで入れて飲みたいのですが、赤ちゃんの相手をしながらだと、お湯を注ぎきらないうちに忘れてしまい、気付いたときには冷え切っていることもしばしば。それを見た夫が、オシャレなコーヒーメーカーを買ってくれました。おかげですぐに熱いコーヒーが飲めるようになって幸せです』(33歳/1歳女の子のママ)『おいしいコーヒーを飲みたいけど、器具や手間にはそこまでこだわりナシ。ブラックは苦手だけどカフェラテは大好き。そんな私に先日母がエスプレッソマシンをプレゼントしてくれました。さっそく使ってみると、スチームミルクで作ったカフェラテのおいしさに感動!育児の合間に一息入れるのが日々の楽しみになりました』(35歳/0歳男の子のママ)●(3)食器洗い洗浄機「機械に頼ってばかりではズボラと思われてしまうかも……」なんて悩みも聞こえてきましたが、「使ってみたらやはり便利!」という意見が多数。確かに、子ども用のカトラリー、ストローマグ、お弁当グッズなど、細かいものをしっかり洗える のはありがたいですよね。『離乳食やお弁当グッズって小さい物ばかりで洗うのも厄介。そこで昨年に食洗機を購入しました。結果、大正解!料理後や食後の食器洗いの手間が大幅に減って気分的にも余裕が生まれたし、時間短縮もできて子どもたちとふれ合う時間も増えました』(36歳/1歳女の子、5歳男の子のママ)『新築した際に食洗機を導入しましたが、とても助かっています。その話を大きな子がいるママ友にしたところ、子どもが小さいうちは食洗機はとても便利だそう。けれど、子どもが大きくなって家族の食事時間がバラバラになると、その都度洗って片付けてしまうので、そこまでの必要性を感じなくなるそうです。そのご家庭では、今や食洗機は食器収納庫になってしまったそうです。そんな話を聞いても、今はとにかく便利で助かってます』(38歳/1歳男の子、3歳男の子のママ)『子どもが生まれる前は、調理器具や食器はその都度洗ってすぐに拭いて片付けていたので、食洗機の必要性なんてまったく感じていませんでしたが、子どもが生まれて離乳食が始まると、洗い物は増え、それをなかなか一気に片付けられずストレスに。朝の洗い物が夕方までそのまま……ということもしばしばだったので、思い切って食洗機を購入。「少量」「スピーディ」などのコースで毎食洗い物を片付けることで、シンク内はいつもキレイ。それがストレス緩和につながっています』(35歳/0歳男の子のママ)----------みなさんのご家庭ではいかがですか?時間的余裕は精神的余裕につながります し、それが赤ちゃんにも良い影響を与えるのなら、取り入れてみるのもいいかもしれません。一時期とても大変でもあっという間に過ぎ去ってしまう赤ちゃん期。心も体もゆとりをもって育児を楽しめたらいいですよね。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年04月26日夏と冬、年に2度もピークが到来する電気代。毎年節電に徹しているけれど、他の家庭のアイデアも参考にしたい!という声はあちらこちらから聞こえてきそうです。電気代節約の成功例も紹介していますので、ご家庭の生活スタイルに合った節約法を実践してみてくださいね。現代において電気がない暮らしは考えられませんが、電気代はできるだけ抑えたいもの。環境への配慮としても節電は重要ですが、具体的にどのような方法が手軽で効果的でしょうか?今回は家族がふたり以上の世帯に属する20〜40代の女性を対象に、電気代と節約に着目したアンケートを実施しました。毎月の電気代についてのリアルな数字から日々実践されている節約術まで、すぐにでも真似したい情報が見つかるかもしれません!■目次1.みんなはいくら払ってるの?気になるお隣さんの電気代2.ほとんどの女性が「電気代が高い!」と感じている3.快適ではあるけれど…。エアコンが電気代節約の大敵!4.主婦が実践する節約術5.電気代節約には〇〇が必須アイテム6.ズバリ聞きました!何をすればいくら安くなる?まとめ1.みんなはいくら払ってるの?気になるお隣さんの電気代1カ月あたりの電気代は、月によって大きく変動します。全国平均的に最も電気代が増えるのは冬場で、ふたり以上の世帯では1万円前後になります。電気代は冬だけでなく夏にも高額になりやすいため、多くの家庭では年に2度、「電気代が高い!」という季節がやってくるのです。ほとんどの家庭で夏と冬は電気代が高くなるとはいえ、その振れ幅や、1年を通してみた月あたりの電気代はライフスタイルによってさまざま。周りの家庭における電気代の平均を知ることで、「うちももっと安く出来るかも」という可能性も出てきます。まずは、アンケートを実施した50人が、普段どれくらいの電気代を支払っているのか見てみましょう。毎月の電気代として6,000円以上支払っている家庭が全体の8割。「10,000円以上」という世帯だけでも全体の26%を占めています。【10,000円以上】■「ペットがいるので無人でもエアコンがかかってると、1万円は超えてしまいます」(30代・専業主婦)■「家族3人暮らしですが、私が在宅で仕事をしていることと、夜型の夫、超朝型の息子が活動しているため1日20時間は電気をフルに使っている状態です」(30代・個人事業主)月の電気代が1万円を超える理由としては、ペットの健康維持や家族のライフスタイルなどにより、自宅の電気を使っている時間が長いという場合が多いようです。【8,000〜9,999円/6,000〜7,999円】■「春と秋は安くて、夏と冬は高いので、平均して1万円くらいだから」(30代・専業主婦)■「寒い時期や暑い時期にもよるが、だいたい平均するとこれくらいはかかる」(30代・専業主婦)■「お家を新築してオール電化にしたので団地住まいの時よりも高くなりました」(40代・パート)■「オール電化の我が家の電気代は、年間平均すると大体1万円弱なので」(30代・専業主婦)6,000円以上と回答した人の中には、夏・冬の高額な電気代が年間の平均を押し上げる、という意見を持つ人が多いことがわかりました。また、オール電化にすると電気代が平均1万円弱になる、という声もありました。2.ほとんどの女性が「電気代が高い!」と感じている自宅の「電気代が高い」と感じたことがあるかどうか尋ねたところ、50人中45人が「はい」と回答しました。■「クーラーを使用している時期は結構高いなと感じることが多いです」(30代・専業主婦)■「特に暑い時や寒い時は冷暖房を頻繁に利用するので驚くほど高く感じます」(40代・専業主婦)■「夏と冬はとても高いと感じます。3人家族で1万円は超えます。戸建てを購入してから、電気代が跳ね上がりました」(40代・専業主婦)■「冬場は2万円以上もかかり非常に高いと感じている、家計を圧迫している」(30代・専業主婦)■「真冬の電気代は1年で最も高く、1番低い月との差が1万円程あった」(30代・専業主婦)■「クーラーがないとまともに寝られないので、夏はつけっぱなしで電気代が跳ね上がる」(30代・正社員)特に、夏や冬の電気代が「高い」と感じる人が多いことがわかりました。ほとんどの地域において、春・秋は過ごしやすくても、夏・冬は冷暖房機器を使わずにいられません。最低限の使用にとどめたとしても、電気代が多少かさむのは仕方ないようです。3.快適ではあるけれど…。エアコンが電気代節約の大敵!50人中37人が、電気代が高くなる原因として「エアコン」を挙げました。一年中、部屋を快適に保ってくれる便利な家電ですが、使い過ぎには注意が必要です。■「夏と冬は特にエアコンをつける頻度が増えるので電気代が高くなります」(30代・専業主婦)■「夏も冬もエアコンのみなので、かなり電気代が上がります。でもないと生きていけないので、仕方ありません」(30代・専業主婦)■「真夏は健康管理のためにつけていますが、適切な使用であっても高いなと思います」(40代・専業主婦)■「断トツでエアコンだと思う。夏場と冬場だけ電気代が跳ね上がるので。他の電化製品は、年中使うので」(30代・パート)そのほか、「ヒーター」が原因という意見もありました。■「ヒーターを使った時が、一番高くついた。冬場はこたつが一番安いと実感した」(30代・専業主婦)■「床暖房と電気ヒーター。つい消し忘れてしまうので、そのぶん電気代がかさんでいると思います」(30代・パート)■「オイルヒーターを使っていたころ、電気代が2〜3万円かかっていました。使うのをやめてから電気代が安くなったので、原因はオイルヒーターだったのだと思いました」(40代・専業主婦)ヒーターの多くは部屋全体をすぐに暖めてくれるため、居住地域によってはほとんどの家庭で使用されている定番の暖房機器。しかし、電力消費が少ないと思ってヒーターを使うと、逆に電気代がかかってしまう可能性もあります。環境や生活スタイル、部屋の広さなどに合わせて適切な暖房機器を選択する必要がありそうです。4.主婦が実践する節約術エアコンやヒーターはもちろんのこと、家にある電化製品を使えば使うほど、電気代は増えていくものです。意識しなければ、電気代は節約できません。■「使ってない部屋の電気はこまめに消したり、あまり使わない家電はコンセントから抜いておくなどしている」(30代・専業主婦)■「小型家電(スマホの充電器、炊飯器など)は使い終わったらすぐにコンセントから抜く」(40代・専業主婦)電気代削減の一環として、多くの女性が「使わないコンセントを抜く」ということを実践していることがわかりました。こまめに電化製品のコンセントを抜いておくことで、待機電力を節約できます。■「エアコンの使用は最低限(温度設定は夏場30℃)。冬の暖房はこたつで、冷蔵庫は季節によって設定を変える」(40代・専業主婦)■「無駄な暖房は使わない。ユタンポや加湿に気を配り、エアコンに頼り過ぎない。部屋に洗濯物を干すだけで湿度が上がり、あたたかく感じることもできる」(30代・個人事業主)エアコンの温度設定を夏は高めに、冬は低めに設定する家庭も多いようでした。季節に応じて冷蔵庫の設定温度を変える工夫も、1年を通して稼働し続ける家電だからこそ有効です。暖房機器に関しては、他の家電や家族の生活スタイルも含めて工夫するのがポイントとなるようですね。■時間帯を選べば電気代が安くなる!■「電気代の設定が午後11時から午前8時までが安くなっているので、その間に洗濯やお湯を沸かしたり、できることをしています」(40代・専業主婦)■「夜11時から朝7時まで電気代が安いので、その間に食洗機や洗濯機を回すようにしています」(30代・派遣社員)■「最近、夜間10時から朝の8時が電気代が安い契約に切り替えました。夜10時になったら洗濯、朝の8時までは乾燥機を使用し、掃除機も夜10時にするようにしています」(40代・個人事業主)■「オール電化なので、できる限り、食洗器や洗濯物は、夜10時以降、朝8時までに済ませるようにしています」(30代・専業主婦)電気代が安くなる深夜から朝にかけての時間帯に家事をこなす、という回答が複数ありました。家族の行動時間はなかなか変えられませんが、家の中で家事時間をずらすだけで節約につながった、という声もありました。オール電化向けの電力プランやお得な夜間電力を活用できれば、電気代を抑えることができます。昼間は外で仕事をして帰宅後に家事をするという方も、夜間に家事をするメリットがあれば、いくらか気が楽になるかもしれませんね。5.電気代節約には〇〇が必須アイテム節約のためとはいえ、無駄はないかと常に気を張りながら生活するのはひと苦労。モチベーションが維持できずに挫折してしまっては、元も子もありません。そこで、実際に各家庭で利用している、電気代節約に役立つアイテムについて聞きました。■「LED」は環境にも家計にも優しい!■「便利グッズは使っていませんが、家の中の電気をほぼLEDに変えているくらいです。でも変える前より確実に電気代は減っています」(40代・個人事業主)■「家にある電球をすべてLED電球に交換して常に節電を心がけています」(40代・パート)■「LEDライトにすべて替えました。付けたり消したりで電気を無駄に消費しないので節約できている気がします」(40代・専業主婦)一度取り付ければ長い期間使用できる点や、消費電力が少なく済むことで人気を集めているLED電球。すでに取り入れて節約を試みている家庭は少なくないようです。■「節電タップ」もメジャーな節約グッズ■「たこ足配線をしていてもこまめに電気を切られるように、それぞれの機器でON/OFFできるタップのついた配線機器を使っています」(30代・専業主婦)■「延長コードにスイッチが付いているやつを使っている。常に使っていないコンセント(充電器とか)を毎回抜くのは面倒なので、使わない時はスイッチを切って節電しているようにしている。」(30代・パート)■「コンセントは、ひとつひとつにスイッチのついたタコ足を使っているので、使わない時は、プラグを抜かずともオフにできます」(40代・専業主婦)■「節電タップはマストアイテムです。いちいちコンセントから抜かなくてもぱちぱちするだけで大丈夫なので便利です」(40代個人事業主)「節電タップ」とは、コンセントごとにスイッチが付いている電源タップ(タコ足)のこと。スイッチひとつでコンセントを抜いた状態にしてくれるので、待機電力の節約に効果的です。毎日いくつものコードをコンセントから抜く手間を省いてくれますが、危険防止のため製品の電気容量は守りましょう。■消費電気量をこまめにチェックする機能■「パソコンで電気供給会社のホームページでオンタイム(1時間毎)の電気量がモニタリングができます。そのことで何が電気を使っているかを見直すことができるようになって便利だと感じています」(40代・個人事業主)■「小電力機器については、簡易で消費電力を測れるコンセントタップや、手元開閉スイッチがついたテーブルタップなどを使用し、こまめな切り替えを実施しています」(30代・専業主婦)気になった時に使用している電力量を確認できる機能があれば、使い方も調節することができます。日頃から自宅でどれくらいの電力を使っているかチェックしていれば、夏冬に「こんなに?」と驚く必要もなくなります。6.ズバリ聞きました!何をすればいくら安くなる?いろいろな節約方法がありますが、実践することでいくらの節約になるのか知りたい!とリアルな体験談を聞きたい人もいると思います。そんな声に応えるべく、節約に成功したという人に、その方法と結果を聞いてみました。■「すべての照明をLEDに取り替えたところ、1,700円前後電気代が下がりました」(40代・専業主婦)■「オール電化+太陽光に変えて毎月3,000円以上下がった。下がると嬉しくて節電に日々励んでます」(30代・個人事業主)■「先月の電気を3,000円ほど安くできました。エアコンをつけずに、電気ストーブで過ごしたら凄く節約できました」(40代・専業主婦)■「電気代の契約を変えたので、基本料金が1,000円くらい安くなり、安い時間帯に洗濯などをするようにしたので、合計で2,000円弱は節約できています」(40代・専業主婦)■「既存の電気会社から、新規参入してきた電気会社に切り替えたところ年間1万円程安くなりました」(40代・個人事業主)電気代の節約には日々の積み重ねも欠かせませんが、大きな変化を生むには設備や契約といった大元の部分も深く関わってきます。一時的に手間やコストがかかっても、長期的に見ると電気代の節約になるという場合も多いので、気になっている方はこの機会に見直してみるとよいでしょう。まとめエアコンなどの冷暖房機器の稼働時間が長くなる夏・冬は、電気代が増加するのが一般的。体調管理のためにも最低限の使用は避けられませんが、小さなアイデアの積み重ねによって節約を実現している家庭は少なくありません。また、LED電球や節電タップを取り入れる方法は、すでに多くの家庭で実践されています。これらは「電気代が高い」と感じている人がそれだけ多いという証拠でもあります。家族がふたり以上の世帯では、年々ライフスタイルが変わるもの。子どもの成長などで自宅滞在時間や電気の使い方が変わる時期には、電気の契約そのものを見直すというのも効果的です。しかし、節約は無理なく続けることがポイント。各家庭で実践されていた工夫を取り入れて、さらなる電気代の削減にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2017年03月24日毎月の電気代、いくら支払っていますか?あまり比較などしたことはないため、気になりますよね。そこで今回は、お子さんがいる家庭の電気代について調査するべく、20〜50代の主婦にアンケートを実施しました。他の家庭の電気代や全国の平均値を知ることで、意外な節約方法が見えてくるかもしれません。家族が多いと一人暮らしよりも電気代が高くなることは容易に想像できますが、実際に他の家庭ではどれくらい電気代を支払っているのか、なかなか知る機会はありません。電気代の全国平均はどれくらいなのでしょう。また、季節による変動も気になります。今回はそんな電気代の実情を知るため、子持ち世帯を対象に電気代についてのアンケート調査を実施しました。夏や冬にかさみがちな電気代を節約する方法が見えてくるかもしれません!■目次1.全国平均をチェック!1世帯あたりの月間電気代2.高コストな季節はどっち?夏と冬の電気代を比べてみた3.電力消費量No.1はどの家電?4.普段から実践できる方法は?みんなの電気代節約術まとめ1. 全国平均をチェック!1世帯あたりの月間電気代今回アンケートを実施した女性が所属する世帯の人数について、先に確認しておきましょう。今回のアンケート回答者の多くは3人家族。子ども1人または2人いる家計が全体の約半数を占めています。厚生労働省によると、平成27年(2015年)の平均世帯人数は2.49人(*1)。当アンケートの平均は全国平均より1ポイント高くなっています。総務省統計局による全国のデータを見てみると、2015年度における2人以上の世帯の電気代は月間平均10,594円(*2)でした。また全国的に、毎年1〜3月に電気代への支出が高まる傾向にあるようです(*3)。それでは、これを踏まえて今回のアンケート結果を見ていきましょう。50人中17人の方が、1カ月あたり「8,000〜10,000円」の電気代を支払っていると回答。全体的に見ても、6,000円以上支払っている世帯がほとんどということがわかります。【10,000円以上】■「新築した時に、オール電化にしたので、毎月1万円以上かかります。特に夏と冬は暖房や冷房にも電気代はもっとかかります」(50代・専業主婦)■「我が家はオール電化の家なので、どうしても電気代がかかります」(40代・専業主婦)■「オール電化でガス代がないため電気代のみ払っています。なので毎月このくらいは払ってます」(50代・専業主婦)【8,000〜10,000円】■「夏と冬は1万円を超えますが、春と秋はかなり抑えられるので、平均だと8,000円くらいでしょうか。それにしても高いですけど」(40代・専業主婦)■「冬場は、2万円近くかかります。夏場は、7,000円ぐらいでおさまります」(40代パート・アルバイト)■「春と秋は安いぶん、夏と冬が高いので、平均して1万円くらいになります」(30代・専業主婦)【6,000〜8,000円】■「季節によってまったく違ってくる。冬は2万円ぐらいで、エアコンを使わない季節は5千円ぐらい」(50代・専業主婦)■「真夏と真冬で変動はありますが、平均して1カ月だいたい8,000円未満です」(40代・専業主婦)■「春と秋は安いが、冬が特に電気代が高くつくので、1年の平均額も上がってしまう」(30代・パート)【4,000〜6,000円】■「冬は6,000円を超えますが、春夏は節電して2,000円代に抑えているので平均は5,000円くらいです」(40代・専業主婦)■「以前は1万円以上かかっていましたが、子どもが大きくなって、夜寝ている時に暖房を付けなくなったら安くなりました」(40代・専業主婦)■「日中は太陽光発電を利用していて、夜間の安い電力でお湯を沸かしている」(30代・パート)【3,000円以下】■「夏冬のエアコンをかなり使う時期を除けば大体3,000円くらいです」(20代・専業主婦)■「共働きで平日は家にいる事がないのでそのぶん電気代を節約できていると思います」(50代・パート)全体を総合すると、・オール電化にすることで平均電気代が高くなる・夏と冬に電気代が上がるため平均も上がる・節電を心がけることで電気代は6,000円程度に収まるという意見があがりました。特に「夏と冬の電気代増加が負担」という点は、月間平均の大小に関わらず、多くの家庭が抱える悩みであることがわかりました。出典(*1):「I世帯数と世帯人員の状況」(厚生労働省)()出典(*2):「1世帯当たり1か月間の収入と支出」(総務省統計局)()出典(*3):「電気使用量の推移」(総務省統計局)()※いずれも2017年3月21日に利用2.高コストな季節はどっち?夏と冬の電気代を比べてみた実際のところ、電気代がかさむのは夏と冬のどちらなのでしょうか。まずは、アンケート結果を見てみましょう。「冬の方が高くなる」と感じている人が圧倒的に多いという結果になりました。【「冬」が高い】■「やはり冬のほうが電気代がかかります。特にヒーターは電気代が高いし、夏は冷房、除湿と切り替えられるからです」(40代・専業主婦)■「もちろん冬、コタツや電気カーペット、電気ストーブなど電気を使うことが多いので」(40代・専業主婦)■「暖房の時間が長いのだと思います。また日照時間も少ないので、電気もつけている時間が長くなるので」(40代・パート)■「冷え性なので夏はエアコンは使わない。冬はエアコンを使うのでかかる」(30代・専業主婦)【「夏」が高い】■「冬の暖房はエアコンよりもストーブがメインなので夏のクーラーに比べて電気代が冬のほうが抑えられます」(50代・パート)■「気密性の高いマンションに住んでいるので、夏はエアコンが必要だが、冬は暖かいのでエアコンが必要ない」(30代・専業主婦)■「エアコンを、冬は昼間ほとんど使用しないが、夏は一日中つけっぱなしなので」(50代・専業主婦)冬はエアコンだけでなく、こたつ・電気カーペットなど複数の暖房機器を使用することもあり、それによってさらに電気代が高くなりやすいようです。一方、冬場にエアコンをあまり使わず、灯油ヒーターを主に使用するような家庭では、夏の電気代が高くなる場合が多いことがわかりました。住んでいる地域によっても夏・冬の電気代には差が出てきます。そこで、全国平均の月間電気代(総務省統計局による)について、夏と冬ではどれくらい差があるのか調べました(*4)。下記表は、夏は7〜9月、冬は1〜3月と設定し、2人以上の世帯における月間平均電気代を示したものです。3カ月分の電気代を合計すると、夏と冬では1万円以上もの差があります。やはり全国的に見ても、電気代は冬が最も高くなることが一般的のようです。電気代が高くなりやすい、と感じている夏と冬でさえこれほどの差が出るのが現実。多くのアンケート回答にあったように、夏冬の高額な電気代が月間平均を押し上げているようですね。出典(*4):「2000年以降の時系列結果-二人以上の世帯(2016年のデータ)」(総務省統計局)()※2017年3月21日に利用3.電力消費量No.1はどの家電?次に、「何に電気を消費しているのか」について聞きました。これは電気代節約の手がかりとなります。■「エアコンです。我が家には居間と子ども部屋に、それぞれエアコンが設置してあります。この3台を稼動させると、電気代がグンと上昇します」(50代・専業主婦)■「エアコンは長時間使い続けるのでどうしても電気を食う。最近は熱中症の恐れもあるので、付けないのも難しい」(40代・専業主婦)■「床暖房かエアコンか、迷うところですが時間的には、エアコンのほうが多い気がします」(30代・専業主婦)■「ほぼ1日中つけっぱなしである。消し忘れたりして複数ついていることもある」(30代・専業主婦)このように、「エアコン」が最も電力を消費する原因と考える人が大多数。快適に過ごすためには欠かせない家電ですが、それだけ電気を使っている自覚があるのも事実です。家族が3人以上になると、エアコンも部屋ごとに設置している場合があります。それぞれの部屋でエアコンを使ってしまうと夏冬の電気代が跳ね上がってしまう、という回答が多くありました。エアコンに比べると心配する人は少数ですが、日照時間が短くなる冬場の照明や、IHコンロが電力を多く消費しているという回答も複数ありました。4.普段から実践できる方法は?みんなの電気代節約術一人暮らしでない限り、電気代節約には家族の協力が必要となります。しかし、エアコンが電力を消費するからと言って、無理にエアコンの使用制限をすると体調を崩してしまう可能性もあります。快適な生活を維持しつつ電気代を節約する術があれば、ぜひ取り入れていきたいものです。それでは、アンケートに回答した主婦たちがどんな節約方法を実践しているのか見てみましょう。■まずは「つけっぱなしにしない」心がけから■「基本的なことですが、使わない電気は切ることしかしていません」(30代・専業主婦)■「電気を小まめに消す習慣をすること。ひとつの部屋にみんなで集まり、同じテレビをみたりして過ごすこと。夜間の安い電力を利用すること」(40代・専業主婦)■「使わない部屋の電気は消す。冬は冷蔵庫を強冷にしない。テレビをつけっぱなしにしない」(50代・専業主婦)こまめな行動を続けることで無駄がなくなるとともに、節約への意識が強くなります。塵も積もれば山となる、という考えは、やはり節約の基本です。■暖房の利用方法を工夫■「家の中にいる家族が自分ひとりの時は極力エアコンはつけず、服や飲み物で温度調節をしています」(50代・専業主婦)■「冬は電気カーペットを使っていますが、人が少ない時は面積を半分だけオンにして、節電モードを使っています。それと、電気料金の設定で、午前8時まで安い時間帯なのでそれまでに、洗濯やお湯を沸かしたりしています」(40代・専業主婦)■「ひとりの時は暖房などを使わない。明るいうちにいろいろなことを済ませておく。深夜電力をフル活用する」(40代・パート)できるだけ家族みんなが同じ部屋で過ごす、という節約術は多くの家庭で実践されているようです。暖房器具の使用も減らせますし、リビングなどが家族団らんの場になるのも良い点です。家庭内でも保温水筒を使う方法や、より暖かい服装を着るように工夫するという方法も、暖房を使いすぎないコツとなります。■使わないコンセントを抜く■「している。使わない電化製品のコンセントを抜いて待機電力を減らしている」(20代・専業主婦)■「使わない電化製品はコンセントごと抜いたり、ブレーカーを落としてます」(20代・専業主婦)■「いらない、使わないコンセントは抜くようにしている。携帯の充電もしっぱなしじゃなくて、充電できたらコンセントを抜くようにしている」(30代・専業主婦)こちらも小さな努力ですが、待機電力をなくすことも節約には重要となります。抜き差しが面倒な場合は、節電タップなどを利用するのもありです。■その他のアイデア■「節電といえば、こまめに使わない電気は消す、コンセントからプラグを抜く、自宅の電球はすべてLEDに変えました」(50代・専業主婦)■「節電タップを使ってこまめに電気を切る、トースターなども使ったら根本からコンセントを抜いておく。湯沸しポットは、電気ですぐ沸く保温できないタイプに変えた」(40代・専業主婦)■「照明器具をリニューアルする時にはLEDのものにして、さらに人感センサーをつけて消し忘れを予防しています」(40代・専業主婦)LED電球を導入している家庭もあります。電球に限らず、「節電」「節約」に役立つエコな家電も多く登場しているので、そうした商品の助けを得るという方法も、無理なく節約を継続する秘訣かもしれません。ある程度の設備投資が、最終的にお得になることもあります。普段の家事の中にも節約ポイントはあるようで、炊飯器は保温機能を使わないようにしたり、洗濯のすすぎ機能を1回に設定したりしているようです。まとめ夏や冬はエアコンなどの冷暖房機器を使うため、電気代もかさみがち。全国平均・アンケートのどちらを見ても、特に冬期の電気代が跳ね上がる家庭が多いということがわかりました。日常生活はもちろん、快適な生活を送る上でも「電気」は必要不可欠です。しかし夏・冬は家族ならではの節約方法も実践でき、心がけや工夫しだいでは、電気代が思わぬ負担になる事態を防げます。まずは電気代の平均を知り、自分の家庭ではどんな節約法が有効か考えてみてくださいね。
2017年03月24日「光熱費」は節約可能なものとして、家計改善のために見直される場面が多くあります。こまめな努力はどの程度の効果があるのか、基本料金は安くできるのか。主婦の皆さんがどうやって光熱費削減に取り組んでいるのかアンケートを実施しました。中には月に3,000円以上の節約に成功した、ツワモノもいるようです!家計を見直そうと思った時、果たして何を節約すべきか悩みますよね。その候補として電気やガスなどの「光熱費」がよく挙げられますが、生活には必要不可欠なもの。うっかりするとその月だけ光熱費が高かったり、季節によっても変動が大きいことは家計にとって厄介です。そんな「光熱費」を上手に節約するコツはあるのでしょうか。20~50代の主婦50人にアンケート調査を行いました。実際の節約方法からその成果、基本料金の見直し方まで、光熱費でお悩みの方は、必読です!■目次1.光熱費はできるだけ安く収めたい!2.主婦が実践した電気代・ガス代の節約法3.節約の成果は・・・?4.電気は基本料金から見直そう5.できるだけ安く済む料金プランを検討1.光熱費はできるだけ安く収めたい!まず始めに、主婦の皆さんが「光熱費」についてどう考えているのか。Q.光熱費を安くしようとしたことはありますか?アンケートを行った50人のうち49人が「はい」を選択。9割以上の人が光熱費を節約したいと思っているという結果に。■「毎月支払うのもなので、少しでも安くなれば、年間で考えると結構節約出来ると思います」(30代・主婦)■「光熱費を安くしたら、その分の浮いたお金を他の生活費にまわせるから」(30代・主婦)■「家計を見直し、どうやったら節約できるかをネット検索した時、固定費の節約が大事だと気づいたから」(30代・派遣社員)「光熱費」や「食費」は節約の対象になる場合が多くあります。これらは生活するうえでゼロにすることができません。季節や月々によって変動はするものの、毎月の固定費として家計の一部を占めるものなので、できるだけ抑えたいと考える人がほとんどでした。節約してどうするかという目的意識は家庭ごとにさまざま。しかし大半の人が、「光熱費」の削減を“家計改善のためにやるべきこと”のひとつとして捉えていることがわかります。塵も積もれば山となりますので、日々の心がけこそ、節約の第一歩となるのです。2.主婦が実践した電気代・ガス代の節約法家計改善の対策として上位に来ることが多い「光熱費」ですが、主婦の皆さんがどんな方法で節約を試みているのか調査しました。■「なるべく無駄を省くということ、電気を不必要につけないとか、主電源を切っておくなど」(30代・主婦)■「無駄遣いを削る。そもそも無駄に使ってるつもりはないながらも、さらなる使い方の工夫を考えます」(40代・主婦)光熱費削減のためにまずやるべきは、無駄をなくすこと。無駄遣いかも……と感じる瞬間は誰しもあるはずなので、とりあえずは心がけからスタートしなければなりません。電気スイッチのこまめなオン・オフはもちろん、主電源を切ることや、節電タップなどで待機電力をなくすなど。「多少の不便は我慢する」という声もありました。■「エアコンでの暖房やオイルヒーターの消費電力は大変大きいので、なるべく家族全員がひとつの部屋で過ごすように心がける」(40代・主婦)■「なるべく無駄につけっぱなしにしないこと。あとはエアコンなどは設定温度を上げすぎたり下げすぎたりしないこと」(30代・主婦)エアコンなどの冷暖房機器は、まさに光熱費を圧迫する原因という意識を持つ人が多くいます。快適に過ごすためには欠かせないものですが、それだけ電力を消費していることは間違いありません。できるだけ家族一緒の部屋で過ごすようにするという意見が多く集まりました。また設定温度の見直しや生活リズムの改善、服装を工夫するという人も。■「お風呂のお湯張りは満杯にしない。シャワーは極力使わない。キッチンのお湯の設定温度は最低」(40代・主婦)■「調理をする際に、火力を中火で調理をしたり、ガス代を安くするため予め硬い野菜などは電子レンジで温めて柔らかくします」(20代・主婦)電気料金だけではなくガス料金も要チェック。給湯器については、節水もかねてお湯の使用を控えたり、風呂は追い炊きしなくてもいいように、家族の入浴のタイミングを調整してなるべく集中させるなど。調理時に使うガスについては、レンジ・電気ケトルをうまく併用したり、調理時間の時短を目的に「圧力鍋を使うようにした」という人もいました。■「冷蔵庫が古かったので新しいのに買いかえました。使えるうちは買う予定はなかったのですが、光熱費の節約になると聞き、買い換えました」(30代・主婦)■「オール電化にしなくてもエコキュートに変えれると言われたので、変えようかと思ったけど、機械を置く適切な場所がなく断念しました」(40代・主婦)長期的な観点によって、設備を変更するという方法を検討した人も多くいました。LED電球を導入したり、エコモードがあるものを利用するなど。また製品を買い換えないまでも、冷蔵庫に保冷カーテンを付けたり、エアコンの効率を下げないように窓の保温対策をするなど、設備側からの改善を試みる例も挙がりました。3.節約の成果は……?さまざまな節約術が聞かれましたが、気になるのはやはりその成果。対策してみて電気代やガス代などの光熱費は実際にどの程度、節約できたのでしょうか。ずばり!具体的な数字を聞いてみました。光熱費を節約しよう、と何らかの行動をした人がほとんどでしたが、それなりの効果があったと実感している人はおよそ半数しかいませんでした。まずは「1000円未満(24人)」を選んだ人の意見です。■「そこまで大幅に節約は出来なかった。いまいちどうやって節約していいかわからなかった」(20代・主婦)■「ちまちまとしているだけだからか、月単位ではあまり安くなっていません」(40代・派遣社員)感じ方は人それぞれですが、1000円未満では月々の光熱費が明らかに減ったと認識するほどではないようです。特にこまめな努力を徹底した人は、あんなに頑張ったのに……と数字に反映されていないと感じる人が多く見られました。反対に、小さな積み重ねが功を奏して、微々たるものだけど節約出来た、とプラスに考えている人も。次に「1000~3000円(22人)」を選んだ人の意見です。■「工夫したら思ったより下がりました。結構無駄遣いしていたんだなと実感しました」(20代・主婦)■「こまめに電気を消したり、電源タップで切ったりして待機電力を出来るだけ減らした。節電を意識することで家族がみんな協力してくれて、その他の部分も節約出来た」(40代・主婦)1000円以上の変化が出れば、効果があったと実感できる人が多いようです。1000円未満だったという人に多かった「心がけ」をしただけでも違いが出たという家庭もあり、やはり常日頃の努力が無駄ということはありません。ただ3000円まででは大きな違いと捉えている人は少なく、「それなりの成果だった」という意見が大半でした。最後に「3000~5000円(3人)」を選んだ人がどう感じているか。■「これでも十分な節約に成功したと思います。一番は古いエアコンを買い替えることでした。節約タイプの電化製品を揃えることが早道でした」(50代・主婦)■「常に安くしているので今はそれほど変動はありませんが、数年前よりはこのくらいは安くなっているはずです」(40代・主婦)3000円以上の違いが出れば、ようやく節約に成功したと自信が持てるようです。この選択肢を選んだのは50人中3人のみですが、いずれの場合もエアコンや冷蔵庫、電気ケトルなどの設備を変更したということは共通していました。4.電気は基本料金から見直そう少しでも光熱費を節約するために、主婦は何かと苦労しているんですね。その数ある節約術の中でもベストな方法は何か気になるところ。電気料金に関して言えば、「基本料金」を安くするという方法があります。Q.電気料金の基本料金を安くする方法は知っていますか?この質問に対して「はい」と答えたのは26人。残りの24人はそもそも基本料金に選択の幅があることを知りませんでした。■「基本料金を安くする方法は知りませんでした。使用した電気量で請求が来て考えずにいました。安くするには節約しかないと思ってました」(40代・主婦)■「そのような方法があることを知らなかった。電気会社を変えると安くなるのは聞いたことがあるが」(20代・主婦)■「アンペアを下げたり、電力会社を選ぶと安くなるのは知っている」(30代・主婦)■「契約のアンペア数を下げると基本料金が安くなると聞いたことがあります」(49代・主婦)光熱費の一部、電気代を基本料金から安く出来れば節約にも大いに役立ちます。実際に、電力会社によってはアンペア数を下げることなどにより基本料金が変化するのです。電力自由化による契約会社についても、家庭に合ったプランを選択すると効果的です。しかし、意外にその方法は理解されていないのが現状。そういったシステムがあるのを知っていても、検討して変更するまで至る家庭は少数という結果となりました。5.出来るだけ安く済む料金プランを検討■「アンペア制」の地域なら要検討!それでは電気の基本料金を安くする方法を、主婦の皆さんの意見とあわせて見ていきましょう。■「電気代の基本料金を安くするには、メインのブレーカーの契約アンペアを下げるという方法があります」(50代・主婦)住まいの地域にもよりますが、契約のアンペア数を変更するという方法がひとつ。東京電力をはじめ、北海道・東北・中部・北陸・九州電力は、この変更可能な「アンペア制」の料金システムとなります。アンペア(A)とは電気の単位であり、簡単に言えば“電気が流れる量”のこと。アンペアが大きいほど一度に使える電気も増えます。これは、玄関の壁面などに取り付けられていることの多いブレーカー(配電盤)でも確認できます。アンペアブレーカーは契約のアンペア数によって、赤=10A、桃=15A、黄=20A……というように色分けされており、このアンペア数が大きいほど電気の基本料金が高くなるという仕組みです。東京電力の基本を料金例にとると、10Aでは月額280.8円、20Aでは月額561.6円。これに加えて、家庭で使った分となる電気料金を支払うこととなります。つまり、基本料金を安くするには契約アンペア数を下げればよいのです。しかしそれは、一度に使える電気の量が減るということ。アンペア数を低くしすぎると、たびたびブレーカーが落ちてしまうことになります。電子レンジやドライヤーといった電力消費が大きい機器の同時使用を避けるなど、上限を超えないようにする工夫は出来ますが、そんなギリギリの設定では生活が不便になってしまいますので、多少の余裕は必要でしょう。■「安くしようと思ったが、アンペアを下げるとブレーカーが落ちそうなのでまだ安くしていません」(40代・主婦)■「まもなく引っ越しをする予定なので、引っ越したらできるだけ安くしようと思います」(20代・主婦)■「実際にアンペア数を下げて契約しました。ずいぶん安くなりました」(40代・主婦)今回のアンケートでも、アンペア数を下げて不便になる可能性を懸念する人もいますが、契約アンペア数の変更を実践したところ電気料金の削減に成功した人もいました。自宅で使う電力に対して、契約のアンペア数まではまだ余裕があるという場合は、アンペア数を下げることも検討してみてください。■アンペア制以外の地域は……?アンペア制とは異なる料金システムとして「最低料金制」があります。関西・中国・四国・沖縄電力はこちらを採用していますが、アンペア制よりも自由度は低いといえます。「最低料金制」は電気の使用量に応じて3段階に変化する料金システム。基本料金はなく、段階が上がるほど電気の単価が上がるという仕組みです。余裕のあるブレーカーが設置されるので、ブレーカー落ちの心配はありませんが、電気を使いすぎると割高になってしまうというわけです。関西電力を例にとると、最低料金が373.73円。そして1kWh(1時間分の電力量)あたりの単価が、第1段階=22.83円、第2段階=29.26円、第3段階が33.32円と変化します。通常は「従量電灯A」という契約になりますが、電気をよく使う家では割高な第3段階の料金で電気代を払っている可能性があります。電気をたくさん使用するのであれば、商店や飲食店などに向けた「従量電灯B」という契約に変更することができます。関西電力の場合、60A以上なら「アンペア制」の契約が可能に。ひと月あたり800kWhという基準を超えるようであれば、そちらのほうがお得になりますので検討してみるのもありです。■「電力自由化」も知って得する電力会社の料金システムを変更することで、基本料金を安く出来る可能性があることがわかりました。他にも、2016年4月から適用された「電力自由化」も電気料金や光熱費の見直しには欠かせません。これまでは地域ごとの電力会社を利用するしかなかったところ、さまざまなプランを用意した企業が電力の販売に参入しています。■「電力会社を自由に選ぶことが出来るので、「東京電力」から「J:com電力家庭コース」に変えました。わかりやすくシンプルな料金体系で毎月使った電力量に応じて、段階別に電気料金割引がありました」(50代・主婦)■「電気の自由化しかわからないので、あとはガス会社がどのくらい変わるのか詳しい金額がでたら変えようと思います」(40代・主婦)電力自由化はまだ始まったばかりの制度で、テレビなどでもさまざまなCMが流れていますが、実際どうなのかというところまで考えた人は多いとはいえず、さらに変更するに至った人はほんのわずか。携帯電話やガス代のような他の料金とまとめると安くなるというプランも提示されています。今はまだ様子をうかがっているという人も、今後の評判や具体的な金額・お得感に注目して、光熱費節約のチャンスをつかみましょう。まとめ主婦の皆さんが実践している節約方法と、気になるその結果について紹介しました。電気・ガスなどの使い方は家庭や生活スタイルによって異なりますので、無駄をなくす意識だけでも成果が出たり出なかったり。電気料金については、アンペア制の契約をしている地域の方は特に、基本料金から見直すことでずいぶんお得になることもあります。光熱費節約の一環として、そういった点も検討してみてください。
2017年03月17日毎月の電気料金の支払い方法はいくつかありますが、なんとなく選んでいる人も多いのではないでしょうか。実は電気料金の支払いは、方法を選ぶことで今よりも安く抑えられる可能性があります。そこで今回は、どういう場合にどのような支払い方法がお得なのかについて詳しくご紹介していきましょう。■電気料金の支払い方法を見直すメリット電気料金などの公共料金の支払いは毎月あるため、月々の支払い額がたった10円違うだけでも、その状態が1年間続くと120円の差になります。何年も払い続けることを考えれば、「塵も積もれば山となる」の言葉通りそれなりの額を節約できることになるのです。公共料金の中でも電気料金は支払い額が大きくなりがちですから、できる限り安くなる方法を選びたいものです。また、電気料金には支払い期日が定められていて、遅れるとペナルティが課せられるため、より確実に期限内に支払うことができる支払い方法を選ぶのが得策と言えます。電力自由化の前から存在する大手電力会社10社を例として説明すると、支払い期限は検針日の翌日から30日目となっており、支払い期限を過ぎると年利10%の延滞利息が請求されてしまいます。これは1日あたりに直すと約0.03%にあたる数字です。電力会社によっては期限から10日間に限り延滞利息を猶予してくれるところもありますが、いずれにしても毎月欠かさず期日までに支払うというのが節約するための鉄則と言えるでしょう。ちなみに大手10社のうち、例外として中国電力は現在早遅収料金制度となっていますが、平成29年4月から他の電力会社と同様の延滞利息制度に移行する予定とされています。早遅収料金制度では、検針日の翌日から20日間を早収期間としてその期間の支払いには早収料金が適用され、その後の支払いには早収料金に3%を加えた額が適用されます。このようにうっかり支払い期限を過ぎてしまうと、お金を余分に支払わなければなりません。確実に支払うためにも、支払いの手間が少ない方法を選ぶとよいでしょう。支払い方法の変更は少し時間がかかる場合もありますが、一般的には簡単な手続きだけでできます。詳しくは後半にご紹介します。■電気料金の支払い方法は3つ大手電力会社10社の電気料金の支払い方法は、振込用紙による支払い、口座振替、クレジットカードの3種類に分けられます。【振込用紙による支払い】毎月所定の振込用紙が送られてくるので、それを使って銀行やコンビニなどで支払います。支払いができるコンビニは振込用紙の裏面に記載されています。バーコード付きの振込用紙であれば郵便局でも支払いが可能であり、コンビニの場合は土日祝日も含めていつでも支払うことができます。なお、手数料は無料です。ただし、振込用紙による支払いの場合は支払い期日までに支払いに行かなければならず、万が一遅れると振込用紙が使えなくなってしまう場合がある他、延滞利息が加算されたり、送電が止められてしまったりするので注意が必要です。【口座振替】あらかじめ指定した預金口座から、電気料金が毎月自動的に引き落とされます。口座の残金に注意していれば、支払いをうっかり忘れてしまう恐れがなく安心です。また、電力会社によっては口座振替割引サービスがあるため節約になります。【クレジットカード】クレジットカード会社が電気料金を立て替えて支払い、その分がカード利用代金として後から請求されます。こちらも口座振替と同様に、うっかり支払いを忘れる心配がないという利点があります。また、クレジットカードによっては利用金額に応じてポイントが貯まり、そのポイントをギフト券や各種景品の他、マイルや電子マネーなどに交換できる場合もありとてもお得です。大手電力会社10社で電気料金の支払いに使えるカードは、三井住友VISAカード、JCBカード、DCカード、セゾンカードなどをはじめ、各社十数種類から二十数種類あるため、多くの選択肢の中から自分に合ったカードを選ぶことができます。クレジットカードをこれから作る場合や、クレジットカードを複数持っている場合には、還元率の高いものやポイントが貯まりやすいものを選ぶとよいでしょう。また、電気料金に直接関わる特典がなくても、「普段行くスーパーの割引券がもらえる」「よく使うインターネットショッピングサイトでポイントがよく貯まる」など、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶというのもひとつの賢い方法と言えます。以上3つの支払い方法のほかに、一時的なクレジットカード決済が可能な電力会社もあります。例えば関西電力では、振込用紙を失くしたり、振込用紙の支払い期限が過ぎてしまっていたりする場合に、一時的にクレジットカードで支払うことができる「ワンショットクレジットカード決済」というサービスが用意されています。これは、関西電力のウェブサイトにある「ワンショットクレジットカード決済専用フォーム」から支払うものであり、振込用紙に記載されている11桁と4桁の数字が必要になります。振込用紙を失くしてしまって数字がわからない場合には、関西電力に電話で問い合わせると発行してくれます。この手続きをする際に、クレジットカードによる支払いへの変更手続きも同時に行うことができます。東京電力でも、「クレジットカード一時払い」というサービスを提供しています。このサービスは、カスタマーセンターに電話をして手続きを行います。クレジットカード情報の登録は、携帯電話のSMS(ショートメールサービス)に送られてくる受付画面のURLにアクセスして入力する方法と、電話の自動音声ガイダンスに従って入力する方法があります。このサービスを利用すると、次回以降も登録したクレジットカードから支払うことになります。なお、電力自由化後の新規電気事業者の場合は、クレジットカード払い一択のところが多くなっています。■自分にとって一番お得な支払い方法の選び方では、どの支払い方法が一番お得なのでしょうか。まず押さえておきたいのが、振込用紙による支払いには、特に大きなメリットがないというポイントです。それどころか、先述のように支払いをうっかり忘れてしまうと電気料金に延滞利息が加算されてしまうというリスクがあります。もともとの支払い額が大きい場合には、延滞利息による額も大きくなってしまうため特に注意が必要です。つまり、お得な支払い方法は口座振替かクレジットカード決済のどちらかということになります。次に、口座振替とクレジットカード決済についてそれぞれ見てみましょう。口座振替のメリットとしてチェックしておきたいのは口座振替割引です。大手電力会社10社の中では、北海道電力、東北電力、沖縄電力を除く7社で提供されているサービスであり、口座振替による支払いを選択すると毎月54円の口座振替割引が適用されます。指定口座にお金が入っておらず引き落とせなかった場合には適用されないため、残高には注意しておく必要がありますが、支払いを忘れる心配が少ないばかりでなく、1年で合計648円も安くなるというのは、節約の面でも良い方法だと言えるでしょう。一方クレジットカードには、利用額に応じてポイントが貯まるものが多くあります。ポイントの貯まりやすさはカードによってさまざまであり、100円につき1ポイントが加算されるものを還元率1%と表現しますが、還元率は大体0.5%~1.5%が一般的です。ポイント5倍キャンペーンがあったり、公共料金の支払い手続きをすると年会費が無料になったりといろいろな特典が付いているものも多いので、カードの選び方も節約に大きく関わってくると言えます。以上の情報から考えると、口座振替割引がない電力会社の場合はクレジットカード支払いが良いでしょう。口座振替割引がある場合は口座振替を選ぶと割引額54円分安くなり、クレジットカード支払いでは電気料金額にカードの還元率をかけた分がポイントとして返ってくるということになります。つまり、口座振替とクレジットカードのどちらがお得かは、月々の電気料金額とカードの還元率によって異なるというわけです。以下で詳しく見てみましょう。【クレジットカードの還元率が0.5%の場合】例えば電気料金が10,000円だとするとポイントは10,000×0.005=50ポイントとなり、口座振替割引の方がお得です。電気料金が10,800円以上であれば54ポイント以上貯まることになるので、クレジットカード支払いを選んだほうが節約できるということになります。【クレジットカードの還元率が1%の場合】54ポイント以上貯まるのは、電気料金が5,400円以上のときです。単身世帯の場合や、少人数世帯であまり電気を使わない場合などはこれを下回る場合もあるかもしれません。ただし、電気料金は季節によって大きく変動します。ひと月の平均だけを見て決めるのではなく、年単位で電気料金を把握し、クレジットカードの還元率と照らし合わせて考えるとより確実にお得な支払い方法を選ぶことができるでしょう。■支払い方法の変更手続きをするには【東京電力の場合】口座振替への変更は、銀行、郵便局、東京電力の事業所にある窓口で受け付けています。手続きに必要なものは、お客さま番号、銀行や郵便局への届け印、預貯金通帳です。お客さま番号は「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」または「電気料金領収証」に記載されています。クレジットカード支払いへの変更は、インターネット申し込み、申込用紙の郵送、事業所の窓口での手続きの3つの方法があります。インターネット申し込みが最も簡単で、電気の契約情報とクレジットカード情報を登録すれば大抵の場合翌月の支払いから切り替えが可能です。郵送の場合は、申込用紙をホームページから取り寄せ、記入、捺印して、返送します。また、事業所の窓口に直接出向いて手続きする方法もあります。【関西電力の場合】口座振替への変更は、インターネット上での手続きが早くて簡単です。用意するのはお客さま番号、キャッシュカードの暗証番号、預貯金通帳などで、数分で完了します。申込用紙をダウンロードしたり取り寄せたりして郵送する方法もありますが、申し込み完了まで1~2か月かかります。インターネットバンキングを契約している場合はインターネットバンキングのページから直接金融機関に申し込むこともできます。クレジットカード支払いへの変更も、お客さま番号と利用可能なクレジットカードを用意して、インターネット上で手続きするのが最も簡単です。口座振替の申し込みと同様に郵送での手続きもできますが、1~2週間かかってしまいます。■支払い期限を過ぎてしまったときの対処法万が一、電気料金の支払い期限を過ぎてしまうとどうなるのでしょうか。東京電力をはじめとした大手電力会社の多くは、支払い期限は検針日の翌日から30日後に設定されており、支払い期限の10日後までは延滞利息がつかないことは既に紹介しました。それを過ぎると年率10%の延滞利息が加算され、20日後(検針日の翌日から50日後)までに支払わない場合は、事前に通知があった上で送電が止められてしまいます。払い忘れに気づいたら、とにかくできるだけ早く支払うのが得策です。期限が切れてすぐの場合には、コンビニなどで振込用紙がそのまま使える可能性もあるため、支払いを忘れていたことに気づいたらまずはできるだけ早く振り込みに行ってみることをおすすめします。また、振込用紙が使えない場合や失くしてしてしまって手元にない場合などは、電力会社に連絡して振込用紙を再発行してもらうこともできます。支払い期限後10日以内に支払いが完了すれば、特に何の問題もなくそれまで通りに電気が使用できます。支払い期限後10日以降になってしまった場合には、延滞利息を支払う必要性が生じます。延滞利息分は通常、次回の請求時に加算されることになっています。電話での問い合わせや督促状などで電力会社から指示があった場合などを除き、検針時の請求額をそのまま支払います。また、東京電力の場合は最寄りの事業所の窓口で料金を支払うこともできます。ついでに支払い方法変更手続きもできるため、振込用紙による支払いをしている場合には、払い忘れを繰り返さないためにもこの機会に支払い方法を変更してしまうのも良いでしょう。電力自由化後に誕生した新規の電気事業者と契約している場合は、先にも述べたように支払い方法はクレジットカード決済のみの場合が多いため延滞の心配は少ないでしょう。しかし、大手電力会社には最終保障供給の義務があるので延滞しても解約されてしまう恐れはありませんが、新規事業者の場合は電気が一時的にストップするだけでなく、解約となってしまう場合もあります。■まとめ電気料金の支払いは毎月のことなので、ほんの少しの節約でも何年か後には大きな差となります。支払い方法の検討や変更手続きはどうしても行う必要があることではないため、ついつい後回しにしてしまいがちです。しかし、一度手続きをするだけでその後ずっと節約できる上、手続きをするのが早ければ早いほどお得です。ぜひ一度、電気料金の支払い方法を見直してみてください。
2017年03月01日日々の暮らしに欠かせない電気。「月々の電気代はそれなりにかさむけれど、電気料金を節約するためには電気を使わないようにするしかない」と思い込んでいませんか?しかし、実は電気料金プランを見直すだけで、電気代を安く済ませられるかもしれません。そこで今回は、電気料金プランの見直し方などについてご紹介していきます。■まずは契約アンペアをチェックして節約電気料金プランの見直しと言っても、どこから手をつけるべきかわからない人も多いのではないでしょうか?最も簡単にチェックできるものとしては、「契約アンペア」が挙げられます。契約アンペアとは、同時に使用できる電気の量の上限を定めたものです。アンペア数によって基本料金が異なるため、契約アンペアを変更することで電気料金を節約できる可能性があるのです。そもそも、電気料金はどのように計算されるのでしょうか?例えば東京電力の場合、以下の式で電気料金が計算されています。《電気料金=基本料金+電力量料金+再生可能エネルギー発電促進賦課金》上記の電力量料金と再生可能エネルギー発電促進賦課金は、電気の使用量に応じて課金されるため、この部分を節約するためには節電をする必要があります。そこで注目したいのが、契約アンペアによって金額が異なる基本料金です。例えば、東京電力の一般家庭向けプラン「従量電灯B」では、以下のように電力量料金が3段階になっています。・120kWhまで…1kWhあたり12.52円・120kWh~300kWhまで…26.00円・300kWh超…30.02円また、基本料金に関しては以下のように設定されています。・10A…280.80円・15A…421.20円・20A…561.60円・30A…842.40円・40A…1,123.20円・50A…1,404.00円・60A…1,684.80円先ほど述べた通り電力量料金は電気の使用量によって決まるので、同じだけ電気を使用した場合には、40Aから30Aに変更することで月々280円を節約できる計算になるのです。ただし、契約アンペアの見直しはすべての人が行えるわけではありません。実は、電気料金にはアンペア料金制と最低料金制の大まかに分けて2つの料金体系があり、電力会社によってどちらのシステムを採用しているのかが異なります。契約アンペア制では、東京電力の例で見たように契約アンペア数ごとに基本料金が定められており、さらに電気使用量に応じて課金されます。北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力、九州電力などはこの契約アンペア制を採用しています。契約アンペアの変更ができるのは、こちらの契約アンペア制を採用している電気事業者と契約している場合です。それに対して最低料金制は基本料金が無く、ある一定の量までは一律の最低料金が定められており、それ以上は使用量に応じて課金されます。例えば関西電力では、一般家庭用の「従量電灯A」というプランの場合、以下のように料金が設定されています。・15kWhまで…一律373.73円・15kWh~120kWhまで…1kWhあたり22.83円・120kWh~300kWhまで…29.26円・300kWh超…33.32円このシステムを採用している電力会社としては、関西電力のほかに中国電力、四国電力、沖縄電力などが挙げられます。これらの電力会社を利用している場合には、契約アンペアによる料金の差は無いので、ライフスタイルに合ったお得な料金プランを検討してみると良いでしょう。■契約アンペアを見直すときのポイントまずは、現在契約しているアンペア数を確認しましょう。玄関や洗面所などにある分電盤を見ると、ブレーカーが色分けされていたり、数字が書いてあったりします。色分けは電力会社によって異なるため、わからない場合は各電力会社のウェブサイトなどで調べましょう。また、毎月の電気使用量のお知らせにも記載されています。次に契約アンペア数を見直しますが、ただやみくもに下げればよいというわけではありません。エアコンや照明、テレビ、電子レンジ、掃除機、洗濯機、ヘアドライヤーなど家の中には電化製品がたくさんありますが、これらを一度に使おうとして契約アンペア数以上の電流が同時に流れると、ブレーカーが落ちる仕組みになっています。ブレーカーが落ちても、スイッチひとつで回復する場合が多いですが、あまり繰り返すとブレーカー自体がうまく作動しなくなる恐れがあるのでとても危険です。そのため、同時に使う電気の量を見定めて、必要な分がギリギリ収まるアンペア数を選ぶのが安全に節約をするコツです。同時に使用する電気の量は、1年のうちで一番電気の消費量が多いときを基準にして考えるとよいでしょう。月々の電気料金を比べてみた場合、どの季節に一番多く支払っているでしょうか?一般的に春や秋の電気消費量は少なく、夏と冬に多く消費すると言われています。特に冬は、日が短いことから照明をつけている時間が長かったり、電気ストーブや電気毛布などの暖房器具を使ったり、長袖や厚手の服で洗濯物が増えることから洗濯回数が増えたり、気温が低くて洗濯物が乾きにくいため洗濯乾燥機を使ったりと、電気消費量が増えやすい傾向にあります。一方、夏場もエアコンによる電気消費量が多く、夏の需要全体のおよそ半分を占めると言われています。また、東京電力エナジーパートナーによると、1日の電気消費量をグラフにしてみたときに、夏と冬では電気需要のカーブが異なるとされています。夏は日中にのみエアコンをつけている場合が多いため、昼夜の電気消費量の差が大きくなり、ピーク時の電気消費量は冬に比べて多くなります。それに対して冬は起きて活動を始める朝と、日が暮れて暗く寒くなる夕方の2つのピークがあり、全体的に緩やかなカーブを描きます。電気の使い方は家によってさまざまですが、契約アンペア数を考えるときに重要なのは「一度にどれくらいの電気を使うか」というポイントなので、ピーク時に何アンペアが必要になるのかを考えるとよいでしょう。では、具体的にどんな電化製品がどれくらいの電気を必要とするのでしょうか?まずは、家の中にあるさまざまな電化製品のアンペア数がどれくらいなのかを把握しましょう。アンペアとは、電気の流れる量を表す単位のことで一般的にはAと表します。電化製品の電気消費量というと消費電力(W)が思い浮かぶ人が多いと思いますが、「電力(W)=電圧(V)×電流(A)」という式に当てはめることで、ワット数からアンペア数を計算することができます。日本の電圧は全国一律100Vなので、例えば1,000Wの掃除機と1,500Wの電子レンジの場合は、以下の式でアンペア数を導き出せます。・1,000Wの掃除機のアンペア数…1,000(W)÷100(V)=10A・1,500Wの電子レンジのアンペア数…1,500(W)÷100(V)=15A東京電力エナジーパートナーによる主な電化製品のアンペア数の目安は、以下の通りとなっています。・掃除機(強)…10A・450リットルクラスの冷蔵庫…2.5A・電子レンジ…15A・ドラム式洗濯乾燥機の乾燥時…13A・IHジャー炊飯器…13A・プラズマ42型テレビ…4.9Aただし、例えばインバータエアコンは暖房使用時の稼働中は6.6Aですが、立ち上がり時などは一時的に20A前後になるなど、使用中に変動がある機器も多いため注意が必要です。さて、これらの電化製品を常に使っているものと一時的に使うものに分けて考えます。例えば、冷蔵庫(2.5A)や照明(1A)、エアコン(6.6A)などを大体いつも使用しているとすると、常時10.1Aは必要だということになります。その上で、一日の生活を思い浮かべてみて、「食器洗浄機(13A)でお皿を洗う一方で洗濯機(13A)を回しながら掃除機(10A)をかける」という場面がある場合、さらに追加で39Aが必要となり総アンペア数は「10.1A+30A=49.1A」となるため、契約アンペアの目安は50Aとなります。一方、一度に使うのはせいぜい「炊飯器(13A)でご飯を炊きながら電子レンジ(15A)でおかずを温める」くらいだとすると、追加で必要なアンペア数は28Aとなり、総アンペア数(10.1A+28A=38.1A)から判断すると契約アンペアは40Aあれば足りることになります。このように、アンペア数の合計が一番大きくなる場合を想定して、現在契約しているアンペア数より一段階下げられそうであれば、その分の基本料金を節約することができるのです。もし、現状ではアンペア数を変更できないというときには、ほんの少しライフスタイルを変えてみてはいかがでしょうか。多くの電気を消費する電化製品を同時に使わないように、食器洗浄機や洗濯乾燥機などは、タイマー機能を使って稼働時間をずらせばアンペア数のピークを抑えることができます。電化製品の機能をフルに使って賢く節約しましょう。■安い時間帯がある電気料金プランで節約契約アンペア制でない場合や、契約アンペアの見直しを済ませてもっと節約をしたい場合には、電気料金プランの変更を検討してみましょう。例えば、時間帯によって電気料金が変わるプランは、複数の電力会社が提供しています。当たり前のことですが、電気の消費は多くの人が活動している昼間に集中しています。一方、発電所はこまめに発電量を調整することができないため、夜間は電気が余りがちになります。そんな電力会社の事情もあり、夜間に電気料金を安く設定したプランが多く見られるのです。夜間以外にも、休日や春・秋など、オフピークに電気料金が安くなるプランは多くの電力会社で用意されているため、ライフスタイルと照らし合わせて検討してみてもよいかもしれません。例えば、以下のようなプランが見られます。【関西電力の「時間帯別電灯」】昼間の電気料金が少し割高になる代わりに、23時から7時の間の電気料金を安く設定しています。関西電力の通常のプラン「従量電灯A」では第2段階(120kWhから300kWhまで)は29.26円ですが、「時間帯別電灯」では日中の料金が31.66円、夜間は13.10円です。電気給湯器を使用している場合はお風呂も夜間に入ったり、洗濯乾燥機や食器洗浄乾燥機などをタイマーで夜間に使ったりすることで節約が期待できます。【東京電力の「夜トク」】夜間の割安になる時間帯が23時から7時と短い「夜トク8」と、21時から9時と長い「夜トク12」があり、夜間の料金がそれぞれ20.78円、22.55円となっています。■自分に合ったお得なプランで節電時間帯別のほかにもお得なプランはあります。特にオール電化の住宅に住んでいる場合には、電気使用量が多い人向けのプランに切り替えた方がお得かもしれません。一般的なプランでは、電気料金は使用量が増えるほど1kWhあたりの値段が高くなります。すると、オール電化住宅などで使用量が多い場合には、電気料金は割高になってしまいます。それに対して、オール電化用のプランはどんなに使っても1kWhあたりの電気料金は変わりません。例えば、以下のようなプランが選択肢として挙げられます。【東京電力の「スマートライフプラン」】1時から6時までの夜間は17.46円、それ以外の昼間は25.33円で固定となっています。夜間蓄熱式機器などを使用したり、タイマー機能で洗濯や食器洗浄を夜に行ったりすれば、効率よく節約することができます。【九州電力の「電化でナイト・セレクト」】昼間と夜間に固定料金が設定されており、夜間10時間が13.02円と割安になるプランです。夜間時間帯を21時~7時、22時~8時、23時~9時から選ぶことができ、夜遅くまで起きている人や朝に家事をする人など、さまざまな生活スタイルに対応しています。また、昼間の電気料金は夏と冬の平日が26.40円、休日が20.88円、春と秋は平日が23.56円、休日が17.55円と平日より休日が安く、夏と冬よりも春と秋に安くなっており、電力需要の少ない時間に電気を使うことで節約ができるようになっています。ほかにも、以下のようにそれぞれの土地の事情に寄り添ったプランが用意されている場合もあります。また、ライフサポートと電気料金がセットになっているプランも登場しています。【北海道電力の「融雪用電力A~D」や東北電力の「よりそうCスノー」など】道路の融雪設備を使用する人向けのプランであり、毎年3か月あまりの間のみ決められた時間に電気を使うことができます。【中部電力の「暮らしサポートセット」】水回りや鍵のトラブルにすぐ対応してくれるサービスや、さまざまな電話相談サービス、ハウスクリーニングの割引などが、電気の基本料金プラス300円で受けられます。注意すべきなのは、電力小売全面自由化した2016年4月を境に、電気料金プランを変更した電力会社が多いことです。それにともなって、今までにあったプランに新規に加入することができなくなっている場合があります。一方で、新しい料金プランができているところもあるので、今まで知らなかったお得なプランが見つかるかもしれません。一度詳しく調べてみることをおすすめします。ここでは紹介しきれませんでしたが、主要電力会社以外にもガス会社や携帯電話会社など新規の電気事業者は多数あり、それぞれさまざまな料金プランやサービスを提供しています。既に集めているポイントがさらに貯まったり、支払いがセットで割引になったりと、自分に合ったプランが見つかる可能性があるので、馴染みの会社が電気事業を始めていたらどんな料金プランがあるのか調べてみましょう。■まとめいかがでしたか?電気料金の節約というと照明をこまめに消したり、エアコンの設定温度を変えたりといった「節電」にばかり目が行きがちですが、電気料金プランを変えるだけでも安く抑えることができる場合があります。電力自由化で選択肢の幅が広がり、これまでよりさらにいろいろな料金プランやサービスが出てきているので、ぜひ一度、調べてみてください。
2017年03月01日電気料金は、「消費電力×使用時間」の計算式で算出される「消費電力量」を根拠に算出されます。消費電力とは、電気機器を動かすために使われる電力の大きさのことです。家電のラベルやカタログには、定格消費電力や年間消費電力量といった形で消費電力が記載されていることもあります。これらの消費電力から1カ月分の消費電力量を算出し、それに電力量料金単価をかけて基本料金などを加えれば、1カ月間の電気料金が計算できます。■消費電力・消費電力量とは?家電ごとの消費電力目安もご紹介消費電力とは、電気機器を動かす際に使われる電力の大きさを指します。単位はW(ワット)やkW(キロワット)などです。なお1,000W=1kWと換算されます。この電力の大きさで、実際に使われた電力の量が消費電力量です。消費電力量はWh(ワット時)やkWh(キロワット時)という単位で表します。消費電力量を算出する計算式は以下です。・消費電力量=消費電力×使用時間たとえば60Wと書かれてある白熱電球は、消費電力が60Wであることを意味しています。つまりこの電球をオンにするためには60Wの電力が使われるという意味です。この白熱電球を5時間使ったときの消費電力量は以下の計算式から算出できます。・60W×5時間=300Wh白熱電球以外にも、家電などの電気機器のラベルやカタログには、その機器を動かすための消費電力が記載されています。以下はおもな家電の消費電力の目安です。ただし、家電の大きさや型のほか、計算方法によって消費電力の値は異なることがありますので、あくまで参考としてください。◼︎冷蔵庫(「年間消費電力量」の項目も参照)・140リットル以下:48W・141~200リットル:50W・201~250リットル:58W・251~300リットル:62W・301~350リットル:64W・351~400リットル:56W・401~450リットル:60W・451~500リットル:58W・501リットル以上:64W◼︎エアコン・6~9畳用:355W・7~10畳用:508W・8~12畳用:599W・10~15畳用:745W・11~17畳用:905W・14~21畳用:1,220W・15~23畳用:1,730W・17~26畳用:1,890W・20~30畳用:2,490W以上を見てみると、よく電気を使う家電、思ったほど電気を使わない家電などが比較できますよね。アイロンやドライヤーなど、小さいのに多くの電力を使う家電に驚いた人もいるのではないでしょうか。◼︎ドライヤー:800~1200W◼︎アイロン:1,200W(「定格消費電力」の項目も参照)◼︎電子レンジ:1,300W◼︎掃除機:1200W(「定格消費電力」の項目も参照)◼︎IH調理器(卓上):1,200W◼︎コタツ:600W◼︎食洗器:1,300W◼︎ホットカーペット:500~800W(「定格消費電力」の項目も参照)◼︎炊飯器:300~700W◼︎加湿器:300~500W◼︎液晶テレビ(32型):150W◼︎プラズマテレビ(32型):240W◼︎洗濯機:500W◼︎洗濯機(乾燥機能):800~1000W◼︎デスクトップPC:150~300W◼︎ノートPC:50~150W■ラベルにある「定格消費電力」って?家電のラベルやカタログで消費電力を調べてみると、単に「消費電力」と書かれているのではなく「定格消費電力」と書かれている場合が多いことに気づくかと思います。定格消費電力とは、その電気機器を安全な範囲内で最大限使用した際に消費する電力の大きさのことです。実際の消費電力は一般的に、定格消費電力の90%程度になるよう設定されています。これは安全のため、供給電圧が最大限になった場合でも家電の定格消費電力を超えないようにされていることが理由です。以下で、家電のタイプごとに定格消費電力と消費電力の関係を詳しく見ていきましょう◼︎「オン/オフ」のみの家電電球など「オン」または「オフ」しかない家電における消費電力の目安は、先述したとおり、定格消費電力の90%程度です。たとえば定格消費電力が60Wの電球の場合、60W×0.9=54Wが実際の消費電力の目安になります。◼︎タイマー機能のみの家電単純な電子レンジやオーブントースターなど、タイマー機能のみの家電についても、実際の消費電力は定格消費電力の90%程度です。たとえば定格消費電力1000Wのオーブントースターであれば、実際の消費電力は約900Wの計算になります。◼︎「切/弱/強」といったスイッチがついた家電ドライヤーなど強弱の調節ができる家電製品のラベルなどには、「定格消費電力:700W、強:700W、弱:300W」といった表記が見られます。この場合の実際の消費電力は以下のように考えましょう。・強モードを使った場合の消費電力目安=700×0.9=630W・弱モードを使った場合の消費電力目安=300×0.9=270W◼︎サーモスタット機能のついた家電サーモスタットとは、一定の温度を保つために自動的に温度を調節する機能のことです。たとえばアイロンやコタツなどにはサーモスタットがついています。アイロンを例として仕組みを見てみましょう。アイロンの「高」モードは約200度の設定です。スイッチをオンにすると過熱を開始し、200度に達すると自動でスイッチがオフになります。さらに温度が200度を下回るとまた自動でスイッチがオンになる仕組みです。このような家電の場合は、どのように消費電力を計算すればよいのでしょうか。ホットカーペットを例に考えてみましょう。「強」モードが700W、「弱」モード300W、定格消費電力700Wの場合、30分間の平均消費電力は以下のように計算できます。《強モードの場合》・定格消費電力700Wでスイッチオン→実際の消費電力は約630W・一定の温度に達したらスイッチオフ→実際の消費電力は0W・→30分間の消費電力の平均は630Wの約3割~5割→約189~315W《弱モードの場合》・定格消費電力300Wでスイッチオン→実際の消費電力は約270W・一定の温度に達したらスイッチオフ→実際の消費電力は0W・→30分間の消費電力の平均は270Wの約3割~5割→約81~135W実際の消費電力は、表記されている定格消費電力の半分以下になる場合もあるとわかります◼︎2種類の定格消費電力が併記されている家電たとえば冷蔵庫には、以下のように記載されていることがあります。・定格消費電力電動機:90W電熱装置:200W「電動機」の部分は普段の最大消費電力を指し、「電熱装置」の部分は霜取り運転をする際の最大消費電力を指します。なお冷蔵庫の場合は、後述する「年間消費電力」の記載を目安にしたほうが正確な電力量が出ることもあります。◼︎定格消費電力の記載がない家電家電製品の中には、定格消費電力の記載がない家電もあります。たとえば掃除機などは、カタログに「消費電力:1000W~300W」などとかなり幅を持って記載してあることがあります。これは掃除機が、使い方によって消費電力が大きく変わる家電であるためです。たとえば集塵部分にほこりがたまった状態で「強」モードの運転をした場合は消費電力1000W程度、集塵部分を掃除してモーターの負荷を軽くした状態で「弱」モードの運転をした場合は消費電力300W程度になるというように解釈しましょう。発電の負荷をできるだけかからないように使うことが、特に消費電力を抑えるポイントになる家電といえます。計算の際には、普段の使用方法を振り返り、記載されている消費電力の範囲内で計算しましょう。温度設定や気温との関係によって消費電力が変わるエアコンも、定格消費電力の記載がないことが一般的です。たとえば、以下のように記載されています。・消費電力:1,200W~150W(700W)括弧内は平均値を表しています。計算の際には、仮に平均値を使って計算するとやりやすいでしょう。テレビやパソコンも、ディスプレイの明るさやステレオの音量によって消費電力が変わるため、定格消費電力の記載がない場合があります。消費電力の目安値や、後述する年間消費電力の値を使って計算するようにしましょう。■テレビや冷蔵庫にある「年間消費電力」って?年間消費電力は、ある家電製品を1年間使った場合の電力量のことです。たとえば冷蔵庫は、扉を開閉する回数や時間によって瞬間の消費電力が異なってくるため、年間消費電力を目安として表示しています。また待機電力も計算しないといけないテレビのような家電についても、年間消費電力が記載されている傾向があります。年間消費電力は、その家電が実際に使われている状況に近い条件になる基準で計算されています。メーカーが異なっていても、測定基準は一定です。年間消費電力の値を使って他の家電と消費電力を比較する際には、以下のように計算します。・消費電力の目安=年間消費電力×1,000÷365日÷24時間この計算式で、1時間当たりの消費電力量目安が出るため、定格消費電力などで消費電力の目安が記載されている家電と比較できるようになります。■1カ月の電気料金を計算してみよう!実際に1カ月の電気料金を、家電の消費電力から計算してみましょう。以下で1カ月を30日とした場合の例をご紹介します。◼︎【1】自宅にある電気製品とその消費電力、使用頻度を列挙して消費電力量を計算する《具体例》・冷蔵庫:417kWh/年(年間消費電力量)消費電力の目安は、417kWh×1,000÷365日÷24時間≒48Wh1日24時間30日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、48Wh×24時間×30日=34,560Wh・電子レンジ:1,100W(定格消費電力)実際の消費電力目安は9割の990W1日10分、30日使用するので、990W÷6×30日=4,950Wh・炊飯器:570W(消費電力)1日1時間、30日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、570W×1時間×30日=17,100Wh・液晶テレビ(65型):326kWh消費電力の目安は、326kWh×1,000÷365日÷24時間≒37Wh1日4時間、30日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、37Wh×4時間×30日=4,440Wh・エアコン:平均700W1日12時間、30日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、700W×12時間×30日=252,000Wh・デスクトップパソコン:155W(定格消費電力)実際の消費電力目安は9割で約140W1日3時間、30日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、140W×3時間×30日=12,600Wh・掃除機:1,000W~300W(消費電力)実際は「強」モードで、毎回メンテナンスをしながら使うため、消費電力目安は800Wと試算月4回、1回30分使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、800W×0.5時間×4日=1,600Wh・ドライヤー:定格消費電力:700W、強:700W、弱:300W常に「強」モードで使っているため、実際の消費電力は9割の630W1日10分、30日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、630W×÷6×30日=3,150Wh・アイロン:1,200W(定格消費電力)実際の消費電力目安は30分間で1,200W×0.3=360W程度1回10分、15日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、360W÷3×15日=1,800Wh・洗濯機:500W1回30分、15日使用するので、1カ月間で使われる消費電力量は、500W×0.5時間×15日=3,750Wh◼︎【2】【1】の合計を1,000で割って、1カ月の消費電力量(kWh)を出す(34,560+4,950+17,100+4,440+252,000+12,600+1,600+3,150+1,800+3,750)÷1,000≒336kWh◼︎【3】電力量料金単価に【2】で出た消費電力量をかけるある送配電事業者の従量電灯プランの場合、使用量が300kWを超えた際の電力量料金単価は30.02円/kWhなので、336×30.02=10,086円なお電力料金単価は三段階料金制が採用されていることが多く、電気の使用量によって三段階に変化します。利用している送配電事業者の料金プランを確認してみましょう。◼︎【4】基本料金などを加算して電気料金の合計を出すある地域における送配電業者の従量電灯プランの場合、基本料金が421.20円、燃料費調整単価が4.61円/kWh、再生可能エネルギー発電促進賦課金単価が1.58円/kWhなので、10,086円+421.20円+(4.61+1.58)×336kWh≒12,587円基本料金は電気料金プランである契約種別によって異なります。また燃料費調整単価は地域によって異なり、送配電事業者のホームページや使用量明細に記載してあります。再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は年度ごとに決まり、全国一律です。以上の計算で試算額が出ました。1カ月の電気料金試算額は12,587円です。■まとめ今回は、電気料金を消費電力から計算する方法についてご紹介しました。いかがでしたか?実際に計算してみると、電気料金に全体に対してどの家電が多くの割合を占めているかがわかりますよね。消費電力を見直すことは、電気料金の節約の第一歩です。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ自宅の電気料金を試算してみてはいかがでしょうか。意外な無駄遣いが見つかるかもしれませんよ!
2017年02月22日電気グルーヴが新アルバム『トロピカル・ラヴ(TROPICAL LOVE)』を発表。2017年3月1日(水)より発売される。電気グルーヴは、ピエール瀧と石野卓球のユニット。『トロピカル・ラヴ』は、電気グルーヴ4年振りとなるオリジナルフルアルバム。2017年3月12日(日)から2017年3月25日(土)の期間には全国6か所7公演の「トロピカル・ラヴ ツアー(TROPICAL LOVE TOUR)」も開催する。アルバムの表題曲である「トロピカル・ラヴ(Video Edit)」のMVは、映像は全編ハワイで撮影。電気グルーヴと旧知の間柄の田中秀幸が監督を務める。始まりの気配を感じさせ、クセになる味わい深い作品となっている。さらに、2017年3月9日(木)には、ニューアルバム『TROPICAL LOVE』収録の「人間大統領」のミュージックビデオが公開された。この動画は、漫画家・天久聖一が企画・演出を、竹林亮がディレクターを務めている。天久は、過去に電気グルーヴの「Café de 鬼」「モノノケダンス」「弾けないギターを弾くんだぜ」のミュージックビデオも手掛けてきた。また、3/12よりスタートする全国ツアー「TROPICAL LOVE TOUR」の会場で販売されるグッズの画像も公開。アルバム『TROPICAL LOVE』のジャケットを使用したTシャツやiPhoneケースの他、「トロピカル・ラヴ(Video Edit)」ミュージックビデオに登場するメンバーの写真を使用したキーホルダーなど、バラエティに富んだラインナップとなっている。【詳細】電気グルーヴ『トロピカル・ラヴ』発売日:2017年3月1日(水)価格:・通常盤 CD1枚 2913円+税・初回限定盤 CD1枚/DVD1枚/デジパック仕様 3,600円+税・完全生産限定盤 CD1枚/映像コード/マグネット/レンチキュラーステッカー/BOX仕様 4,600円+税・完全生産限定LP 12inch LP2枚組 3,800円+税収録曲:人間大統領 / Ningen President東京チンギスハーン / Tokyo Genghis Khan顔変わっちゃってる。 / Kao Kawacchatteru.プエルトリコのひとりっ子 / Puerto Rico no HITorIKKO柿の木坂 / KakinokizakaFallin’ Down(Album mix)ユーフォリック / UFOholicトロピカル・ラヴ / TROPICAL LOVEヴィーナスの丘 / Venus Hillいつもそばにいるよ / Stand by You■TROPICAL LOVE TOUR ※ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにて販売中日程・開催場所:・2017年3月12日(日) Zepp Sapporo・2017年3月17日(金) Zepp Nagoya・2017年3月18日(土) Zepp Osaka Bayside・2017年3月20日(月・祝) 福岡 DRUM LOGOS・2017年3月21日(火) 岡山 YEBISU YA PRO・2017年3月24日(金) Zepp Tokyo・2017年3月25日(土) Zepp Tokyo
2017年02月16日電力にはいろいろな単位がありますが、それぞれが電気料金へどのように関わっているのかをご存知でしょうか?こちらの記事では、電力に関する単位について分かりやすく解説しています。それぞれの単位の意味や単位同士の関係性を正しく理解し、節電にもつなげていきましょう。■Wって?Whとはどう違う?■W(ワット)とはWとは電力を表す単位のことです。ある電化製品を動かすためにどれくらいの電力が必要になるかを示しており、600Wと表記されているドライヤーなら、スイッチを入れた瞬間に600Wの電力が消費されます。電力はkW(キロワット)という単位で見かける方も多いでしょうが、1kW=1,000Wとなります。電気料金表などでは、kWの単位で示されることがほとんどです。■Wh(ワットアワー)とはhはhour(=時間)を意味し、1時間で消費する電力量のことをWhといいます。電力量も、電気料金表などではkWh(キロワットアワー)の単位を用います。WとWhのそれぞれの意味・関係性を理解していると、毎日使っている電化製品がどれくらいの電力を消費しているのか、簡単に計算することができます。たとえば、600Wのドライヤーを5分間使用した場合に消費される電力は、5分を時間の単位に直すと「5分÷60」となるので、600W×(5÷60)h=50Wh30Wの蛍光灯を半日灯し続けた場合に消費される電力は、30W×12h=360Whとなります。日常の消費電力が実際に数字として可視化されると、節電や省エネの意識も高まるのではないでしょうか。■VAって?Wとはどう違う?■消費電力には3つの種類がある先ほど、「Wとは、電化製品を動かすために瞬間的に消費される電力のこと」だと説明しました。しかし、より厳密にいえば、W=消費電力ではありません。消費電力には、有効電力・無効電力・皮相電力の3つの種類があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。■有効電力とは有効電力とは、電化製品を使用するとき実際に消費されている電力のことで、前述したWは有効電力のことを指しています。電力を供給する際には必ず電力のロスが発生しますが、有効電力には電力のロスが含まれていません。電気料金として請求される金額は有効電力をもとにしており、電力メーターによって計測することが可能です。■無効電力とは無効電力とは、電力のロスのことで、var(バール)という単位で表されます。配線設備の中には、コイルやコンデンサなどが含まれています。どちらも、電圧を変換させたり、電流を安定させたりするために必要な機器です。しかし、コイルやコンデンサがあることで、ここで消費されるムダな電力が発生してしまうのです。一般家庭では、それほど大きな無効電力が発生することはありません。しかし、工場や企業の大型施設などになると、安定して電力を供給するためには高い電圧が必要であり、コイルやコンデンサの果たす役割は大きくなります。それにともなって、発生する無効電力も大きくなるのです。無効電力が大きくなれば、それだけ多くの電力を供給しなければならず、電力会社にとっては大きな負担となります。しかし無効電力は、実は、適切な設備があれば減少させることが可能です。ただし、その設備は性質上、電力の末端、つまり工場や企業の施設に設置する必要があります。そこで電力会社では、工場や会社側が無効電力を低減する設備を設置してくれれば、その負担額として、電気の基本料金を安くする措置を行っています。これは大規模な施設に限ったことであり、一般家庭で基本料金が安くなることはありません。しかし、消費電力には仕事をしない無効電力があること、電気料金は無効電力を除外したうえで請求されていることは、知っておくと便利です。■皮相電力とは皮相電力とは、加えられる電圧(単位:V)と流れる電流(単位:A)を単純にかけただけの値のことを指し、VA(ボルトアンペア)という単位で表されます。VAには無効電力が含まれている点が、Wとの大きな違いです。「見かけの電力」と呼ばれることもあり、数値としては3つの中でもっとも大きくなります。そして、皮相電力に力率をかけた数値が消費電力となります。力率とは、供給電力のうち、家庭などで実際に消費された電力の割合を示す数値です。供給電力には必ずロス(無効電力)が発生するため、皮相電力が消費電力より小さくなることはありません。ちなみに、無効電力は熱消費をともなわない電力です。そのため、白熱電球や電気ケトルなどの電力を熱として消費する機器では、無効電力はほとんど0になります。つまり、皮相電力と消費電力の値が同じになるのです。一方で、パソコンやスマホなどの電子機器の場合は、消費電力よりも皮相電力のほうが値は大きくなります。■Vって?100Vと200Vはどう違う?■V(ボルト)とはVとは、電圧を表す単位のことで、電気を押し流す力を示しています。電気に関する単位を説明する際にはたとえとしてよく水が用いられますが、蛇口をひねったときの水の勢いが電圧(V)だと考えれば、理解しやすいでしょう。国内では、一般家庭では100V、工場や企業の大きな施設などでは200Vであることがほとんどです。しかし、近年では200Vに対応したエアコンや床暖房など、一般家庭用の電化製品も増えてきています。100Vに対応しているのと200Vに対応しているのとでは、どのような違いがあるのでしょうか?■100Vと200Vでは何が違うの?Vは水にたとえれば蛇口をひねったときの水を押し流す力、水の勢いのことですから、勢いが強くなればそれだけ、流れる電気量も多くなります。つまり、簡単にいえば、100Vが200Vになれば、流れる電気量も2倍になるのです。だとすれば、料金も2倍に高くなってしまうのでは?と考えてしまいがちです。しかし実際は、電圧を100Vから200Vに変更しても、電気料金が高くなることはありません。再び電気を水にたとえて考えてみましょう。容量がまったく同じバケツを2つ用意し、1つは100の勢いで水が流れる蛇口から、もう1つは200の勢いで水が流れる蛇口から、バケツいっぱいに水を溜めることにします。水道に流れている水の量が同じだとすると、当然、200の勢いで水が流れる蛇口のほうが早く水が溜まります。つまり、電気量が大きくなっても電気を流す時間が短く済むため、1時間当たりの消費電力(Wh)が変わることはありません。そのため、電気料金が高くなることもないのです。100Vから200Vに変更すれば、より稼働力の大きいパワフルな電化製品を使うことができるようになります。電気料金は変わらず、エアコンや床暖房ならより早く部屋が温まり、電子レンジなどの調理機器ならより早く加熱・調理が可能になり、効率よく電化製品を利用できることが、大きなメリットです。■一般家庭で200Vは使用できる?一般家庭における配線方式には、単相3線式と単相2線式の2種類があります。単相3線式は、100Vの電線2本と、200Vの電線1本で構成されています。そのため、稼働力の大きな電化製品では200Vを、小さな電化製品では100Vを、といったように、2つの電圧を使い分けることが可能です。一方、単相2線式は、100Vの電線2本で構成されています。そのため、単相2線式のままでは200Vの電圧が必要になる電化製品は使用することができません。ご自宅がどちらの配線方式であるかは、コンセントの形状で確認することができます。最近では、一般家庭でも単相3線式であるところが増えてきています。そのため多くのご家庭で、200Vを使用することができるでしょう。また、ご自宅に200Vに対応できるコンセントが見つからない場合でも、最近では、電柱から分電盤(ブレーカー)まで単相3線式で電気がきていることも多くあります。ブレーカーを確認し、白・黒・赤の3本の線がつないであれば、電柱からブレーカーまでは単相3線式です。そのため、ブレーカーからコンセントまでを単相3線式に対応させる工事を行えば、200Vの電圧を利用することが可能です。しかし、ブレーカーに白と黒の2本の線しかつながっていない場合は、電柱からも単相2線式で電気を引いているため、別途大がかりな工事が必要になります。リフォーム会社やご自宅の状況によっても異なりますが、ブレーカーからコンセントまでの屋内配線工事であれば比較的簡単なため、5,000~1万円程度と比較的リーズナブルです。しかし、もともと単相2線式であったものから単相3線式への変更となると、工事も規模が大きなものになり、10万円を超えることが多いようです。■Aって?契約アンペアの調べ方と変更方法は?■A(アンペア)とは?Aとは、電流の単位のことで、電線を流れる電流の量を示しています。Vのときと同じく水にたとえると、蛇口をひねったときの水の勢いがV(電圧)、水道を流れる水の量がA(電流)、蛇口をひねったときの瞬間的な水の量がW(電力)、バケツに溜まった水の量がWh(電力量)と表すことができます。先ほどVの数値の変化によって電気料金が変わることはないとご説明しましたが、AはVとは異なり、数値の大きさによって金額も大きく変わってきます。Aは電力会社との契約によって、20A・30A・40Aといったように電流量の上限が決まっており、それぞれに基本料金が設定されているからです。もちろん、上限が大きくなるにつれて基本料金も高くなっていきます。■アンペア数を見直せば電気料金を安く抑えられる!電気料金を安くするにはまず、必要以上に大きなアンペア数で契約していないか見直してみる必要があります。契約アンペア以上の電力を使用してしまった場合は、ブレーカーが落ち、それ以上の電力が供給されないようになります。しかし、1人暮らしの方であれば、大きな電力を一度に消費することはほとんどないでしょう。ご自宅でIHや電気調理器具を導入していなければ、15~20Aでも十分に生活できる場合があるので、契約の見直しを検討してみるのがおすすめです。2人以上でお住まいの場合でも、大きな電力を使う時間帯を分散させる工夫で、今より小さな契約アンペア数でも無理なく生活できる余地があります。1日の中で大きな電力を同時に使ってしまう時間帯は、朝の外出前や夕食時など、ある程度決まっています。その時間帯だけに注意すれば、それほど難しいことではないのです。たとえば、朝食がご飯派の人であれば、炊飯器のタイマー機能を使って、炊飯器の稼働時間が、他の家族が電子レンジやドライヤーを使う時間帯と被らないようにするのが有効です。また、毎日の家事は、家族が学校や会社に行った後に始めるか、朝に洗濯機を回し、昼に掃除機をかけ、夕方に調理をする、といったように分散させるのがグッド。ライフスタイルに合わせていろいろと工夫してみましょう。■契約アンペアを調べる方法ご自宅の契約アンペア数は、ブレーカーの配線全体の電源がある部分(アンペアブレーカー)に表示されている数字で確認することができます。数字による表示がなくても、アンペアブレーカーの色によって、それぞれアンペア数が決まっています。赤色:10A桃色:15A黄色:20A緑色:30A灰色:40A茶色:50A紫色:60Aまた、電力会社から毎月届く検針票にも、現在のアンペア数が記載されています。これらで契約アンペアが確認できない場合は、ご契約の電力会社へ直接電話で問い合わせることも可能です。■契約アンペアを変更する方法契約している電力会社にもよりますが、10~60Aの範囲内であれば、電力会社がアンペアブレーカーの取り換え工事を行ってくれますし、無料なので費用負担もありません。ただし、契約アンペア数を大きくする場合には、ご自宅の配線の状況によっては、別途大きな容量に対応するための工事費用が必要になることがあります。■契約アンペアを変更する際の注意点契約アンペア数を小さくすることにより安くできるのは、あくまでも基本料金です。消費電力量に応じた料金の単価が変わるわけではないため、電気を使い過ぎれば当然、電気料金全体は今より高くなってしまうこともあります。また、電力会社との契約は、基本的に年間契約となります。そのため、「基本料が安くなるなら」と安易に契約アンペア数を下げてしまうと、時期によってはすぐにブレーカーが落ちてしまう恐れも。ほとんど毎日エアコンや床暖房などが稼働している夏場・冬場は消費電力が大きくなりがちなため、1年の中でもっとも電気を使う時期を基準に考えて契約するのがベストです。■おわりにここまで電気料金に関わるさまざまな単位をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?電力にはたくさんの単位があり、中にはWとWh、VとVAとAなど、まぎらわしいものもあります。しかし、ひとつひとつを一度整理し、関係性を理解しておくと、何にどれだけの電気を使っているのかが分かり、節電にもつなげることができますよ。ぜひ参考にしてみてください。
2017年02月15日【ママからのご相談】3歳の子どものママです。寝室の電気を消して寝ると怖がるので、子どもが小さいころから完全に寝付くまでは電気をつけたままにしています。寝た後も夜中に起きて怖がるときがあるので、枕元に小さな電気スタンドを置いています。電気をつけたまま寝ると、私も夫も熟睡できていない気がするのですが、電気をつけっぱなしで寝ることで健康への影響はあるのでしょうか。●A. 電気をつけたまま寝ると、肥満やうつ、認知症などのリスクが上がる可能性があります。ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。真っ暗な部屋の方が落ち着いて眠ることができるという方もおられますが、一方で、真っ暗よりも豆電球をつける方が安心してよく眠れるという方もおられますね。特に子育て中のママは、子どもが赤ちゃんのころは夜中の授乳、幼児期は夜泣きなどで何度も起きますから、真っ暗よりは豆電球くらいつけておいた方が動きやすい という方もおられるでしょう。ところで、健康への影響を考えた場合、真っ暗な部屋で眠るのと、明かりをつけた部屋で眠るのではどちらが良いのでしょうか。今回は、電気をつけて眠ることで起こる健康への影響についてご紹介しましょう。●電気をつけたまま眠ることで起こりうる健康リスクとは?夜間に豆電球などの照明を使用したまま眠ると、サーカディアンリズム(いわゆる体内時計のリズム)が乱れ、肥満や脂質異常症、うつ、がんなどの健康リスクが高まる ことが、奈良県立医科大学の大林賢史特任助教らが平成25年1月に発表した研究報告により明らかになりました。シフト制勤務などで夜間に労働する人は、昼夜逆転の生活により体内時計が乱れやすいため、肥満や高血圧になりやすいなどの報告はこれまでにもいくつかありましたが、家庭用の豆電球程度の低照度の照明であっても、夜間の光暴露は健康に影響を与えることが示されたのです。具体的に、夜間に電気をつけっぱなしで眠ることによる影響として、代表的なものを以下にご紹介します。●(1)睡眠障害まぶたを閉じていても、人はまぶたの上から光を感知できる ため、脳が覚醒している状態になります。そのため熟睡できず、睡眠障害が起こるリスクが高まります。●(2)肥満や脂質異常症睡眠障害により睡眠不足になると、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が低下し、肥満や脂質異常症のリスクが高まります。●(3)老化の促進睡眠をつかさどる『メラトニン』 というホルモンは、老化の予防にもなると言われています。メラトニンの分泌は目に入る光によって調整されており、目に光が入るとメラトニンの分泌が低下するようになっています。そのため、電気をつけっぱなしで眠ると十分にメラトニンが分泌されなくなるので、老化を促進してしまいます。●(4)うつ病同大学の研究チームによると、家庭用豆電球程度の明るさであっても、つけっぱなしで眠ると体内時計が乱れ、うつ病の発症リスクが高まることがわかりました。●(5)乳がんや前立腺がんハーバード大学附属病院の調査結果によると、夜勤の看護師は日勤の看護師に比べ、乳がんの発生率が高いことが判明しています。また、男性の夜勤労働者には前立腺がんの発生が多いこともわかっています。これにより、乳がんとメラトニンの関連が示唆されており、体内時計が乱れてメラトニンの分泌が低下するとがんの発生率が高まる と考えられています。----------いかがでしたか。今回は電気をつけっぱなしで眠ることで起こる健康への影響についてご紹介しました。ただし、研究は高齢者を中心とした報告であり、すべての世代に当てはまるとは現段階では言えません。また、お子さんが暗い部屋で眠るのを怖がってしまうというのもよくわかります。しかし夜間には、メラトニンだけではなく、お子さんの発育、成長にも関連した成長ホルモンも分泌されます から、しっかりと熟睡させたいものです。お子さんもご両親も熟睡できるように少しずつ明るさを調整して、暗い部屋でも眠れるように慣らしていくと良いのではないでしょうか。【参考リンク】・夜間の豆電球使用が肥満・脂質異常症のリスクになる可能性 | 奈良県立医科大学(PDF)()●ライター/MAKI(健康・美容ライター)
2016年04月18日昭和シェル石油は20日、東京電力エリア(※2)の一般家庭向け新電気料金プランとして、「ガソリンが10円/L安くなる電気(名称:ドライバーズプラン)(※1)」を4月1日から販売すると発表した。同社系列のサービスステーション(以下、SS)、同社WEBサイトなどで3月1日から申し込み受付を開始する。「ガソリンが10円/L安くなる電気(名称:ドライバーズプラン)(※1)」は、「カーライフをお得に楽しみたい」、「電気もお得に使いたい」というニーズに対応するサービス。ドライバーズプランへ契約した際に登録したカード(※3)で、東京電力エリアの同社系列SS(※4)において給油代金を支払うだけでガソリン(レギュラー、ハイオク)10円/L、軽油5円/Lが割り引かれる(※1)。また、月間600kWh以上電気を使用する場合は、電気代が1kWhあたり1円値引きになるなど、「電気もお得に利用できる(※5)」(同社) 。※1 : 値引きの上限は100L/月。東京電力エリアの昭和シェル石油SSで給油した場合の割引となる。ただし、一部対象外のSSがある※2 : 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、富士川以東の静岡県(離島は除く)※3 : 昭和シェル石油のクレジットカード以外でも登録可能。また、現金の支払いでも現金Pontaカードで割引を利用できる※4 : 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、富士川以東の静岡県(離島は除く)のエリアに位置している約600ヵ所が対象。割引サービス対象SSの詳細は、3月1日以降、同社公式WEBサイトを参照。※5 : 2016年1月時点の東京電力規制料金従量電灯Bとの比較。電気の使用量によっては現在(2016年1月時点)の電気代より割高になる場合もある○モデルケース(※6)※6 : 上記の数値は全て税込。ガソリン代メリットはガソリンを100L/月給油した場合。上記の電気代割引額は月間の割引額を12倍したものであり、実際のメリット額は電気の使用状況や季節変動によって変化する。上記計算は、2016年1月時点の東京電力従量電灯B・Cの料金との比較
2016年01月20日カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com」は14日、提供中の「価格.com 電気料金比較」をリニューアルし、「電力小売りの全面自由化」に対応した電気料金プランの比較サービスを開始した。○独自キャンペーンも追加予定同サイトは2015年8月、電気料金シミュレーションサービスの提供を開始。今回、参入事業者による予約受付開始に合わせてサイトを刷新し、電力自由化に対応した電気料金プランの比較サービスを公開した。まずは16社90プランより掲載を開始し、掲載プランは随時拡充していく。また、サイト独自のキャンペーンも追加していくという。比較サービスでは、現在居住する地域、電気の使用状況、「世帯人数」や「昼間の在宅状況」といった質問に答えると、プランごとの料金をシミュレーション(試算)できる。結果は、年間節約額の多い順に表示され、詳細な料金内訳、「電源構成」や「セット割引」などの情報も確認でき、最適なプランを探せるという。事業者の情報ページでは、提供プランの一覧や会社情報、問い合わせ窓口の情報などを紹介。料金プランの情報ページでは、プランの特徴や料金表、申し込みの流れなど詳細情報を掲載する。また、比較サービスサイトから業者公式サイトへ移動し、申し込みも行える(価格.com経由の申し込み対応事業者)。このほか、電力自由化ニュース、家電製品の電気代チェッカーなどのコンテンツを提供する。
2016年01月15日東京電力は、2016年4月からスタートする電力小売全面自由化に向け、新電気料金プランを発表した。従来通りの従量電灯B・Cのほか、夜間の電気料金を割安にするプラン、SoftBankやニチガスと提携したセットプランなどを提供する。○ブランドスローガンは「挑戦するエナジー」説明会の冒頭、小早川智明氏は、「2016年4月にホールディングカンパニー制に移行し、『東京電力エナジーパートナー株式会社』として新しい価値の創造に挑戦したい。変化はチャンスと捉え、お客様に電気を安定的にお届けし、ライフスタイルやライフステージに合わせたサービスメニューを提供する。さらに、福島復興に向けた原資の創出とグループ全体の企業価値の向上を目指していく」と決意を語った。新サービスについては、「経済的価値(おトク)」「付加価値(安心・便利)」「利用価値(省エネ・快適)」の3つを軸に提供していく方針を示した。○ファミリー世帯向けの「スタンダードプラン」新料金プランについては佐藤梨江子氏が説明。一般家庭向けの料金プランは、基本料金が固定の「スタンダードS」と「スタンダードL」、さらに、過去1年間の使用実績から基本料金を決める「スタンダードX」の3つだ。これらのスタンダードプランは現在の電気料金が8,000円~17,000円程度(300kWh~599kWh)の家庭向け。たとえば、契約電流が40A、月の平均使用量が400kWhの3LDKに住む4人家族で「スタンダードS」を適用した場合、毎月一定のポイントが貯まるほか、Webサイトから申し込むと500ポイントの特典(契約時に一括付与)が付くなど、従来の料金プラン「従量電灯B」と比較して、1年間で約1,000円相当がおトクになる。スタンダードSとニチガスとのセットプランだと、1年間で約6,500円相当おトクに使えるという。ただし、料金が割引になるというわけではなく、あくまでポイント付与というかたちだ。スタンダードSとLの基本料金が固定なのに対し、スタンダードXはブレーカーで制限するのではなく、スマートメーターによって計測された30分ごとの使用電力量を使い、過去1年間の使用実績から基本料金を決める。過去1年間における各月のピーク電力のうち、最も大きいものが契約電力となり、基本料金が算出される仕組みだ。なお、貯まったポイントは1円相当となり、TポイントかPontaポイントに交換可能だ。消費税や再生可能エネルギー発電促進賦課金、延滞利息などを除いた電気料金1,000円につき5ポイントが貯まる。電気料金にポイントを充当できるサービスは2017年春にリリース予定だ。○電気をたくさん使うなら「プレミアムプラン」月の電気代が17,000円以上(600kWh以上)と、電気をたくさん使用するユーザー向けのプランが「プレミアムプラン」だ。大家族やペットのいる家庭などを想定する。400kWhまでを定額料金とし、401kWh以上の単価を割安にするプランだ。3月31日までに2年契約へ加入したユーザーに、キャンペーン特典として12,000ポイント付与する。たとえば、契約電流が50A、月の平均使用量が700kWhの4LDKに住む家族が、2年契約で先行予約した場合、電気料金が2年間で約14,800円割引になるほか、ポイントを合わせると約29,300円相当おトクになる計算だ。プレミアムプランには、電気設備にトラブルが生じた場合に対応してくれる「電気の駆けつけサービス」も付く。ニチガスとのセットプランでは、2年間で約40,800円相当おトクになるという。○オール電化住宅向け「スマートライフプラン」エコキュートやIHクッキングヒーターなどを導入したオール電化住宅向けのプランが「スマートライフプラン」。昼間の料金はスタンダードプラン相当だが、夜間にうまく電気を使うことで電気料金を節約できる。エコキュートやIHクッキングヒーターなど住宅設備が故障した場合の修理サービスも含まれる。○夜間の電気料金が安くなる「夜トク8」「夜トク12」DINKS(共働きで子どもを持たない夫婦)など、夜間に電気を多く使う人向けのプランが「夜トクプラン」。「夜トク8」は夜23時から朝7時まで、「夜トク12」は夜21時~朝9時まで電気を割安で使える。たとえば、契約電流が50A、月の平均使用量が500kWhで夜型のライフスタイルなら、夜トク12の場合、電気料金が1年間で3,300円割引になるほか、ポイントを合わせると約4,500円相当おトクになる。○21社との提携先セットプランも用意セット料金プランは、SoftBankやUSEN、ニチガス、川島プロパン、ビックカメラなど21社と提携。提携先は今後も拡大していく方針だ。さらに、電力全面自由化を受け、エリアも拡大していく。4月以降は中部電力と関西電力サービスエリアの顧客獲得に向け、中部電力サービスエリアでは、スタンダードS・L・Xとプレミアムプランを、関西電力サービスエリアではスタンダードXとプレミアムプランを用意する。いずれのエリアでも提携先セットプランを選択可能だ。新料金プランは1月8日9時から電話で申し込み受付を開始。1月15日9時からはWebでも先行予約を受け付ける。○東京ガスとの比較説明会の終了後に行われた質疑応答では、積極的に宣伝している東京ガスとの比較についての質問があった。これについては急きょ資料が配られ、プレミアムプラン(2年契約の先行予約)の場合、東京ガスの「ずっとも電気1」と比べて月あたり約450円おトクになると説明した(契約電流が50A、月の平均使用量が700kWhで計算)。
2016年01月08日イデアインターナショナルは8月27日、「BRUNO」ブランドより、注ぎ口が細くコーヒーのドリップがしやすい電気ケトル「ドリップケトル」を発表した。発売は9月下旬で、希望小売価格は税別7,000円。ドリップケトルは、細くてドリップしやすい注ぎ口を採用した電気ケトル。注ぎ口が細いため、湯量の微妙な調整をしながら注げる。水が入っていないことを感知して、自動で電源をオフにする空焚き防止機能も持つ。電源ベースを含む本体サイズはW304×D160×H197mm、重量は760g。容量は750mlだ。消費電力は1,000Wで、電源コードの長さは1.2m。カラーはアイボリーとダークブラウンの2種類。
2015年08月27日siroca(シロカ)は8月18日、スロークッカーにもなる電気圧力鍋「マイコン電気圧力鍋 クックマイスター SPC-101」(以下、SPC-101)を発表した。発売は9月18日で、希望小売価格は税別23,800円だ。SPC-101は、圧力、火力、時間調整をマイコン制御する電気圧力鍋。本体には、「野菜」「肉類」「魚介類」「豆類」「白米」「玄米」「おかゆ」「おこわ」8種類のメニューがプリセットされており、自動でそれぞれに適切な加圧時間を設定してくれる。好みに応じて前後5分の調整が可能だ。プリセット以外に、1~60分まで1分単位で加圧時間を設定できる「お好みモード」も搭載。圧力調理のほかにも、沸騰させずにじっくり調理することによって、煮くずれせずに食材をやわらかく仕上げる「スロークッカー」モードも持つ。スロークッカーモードは冷めた料理の再加熱にも役立つとする。このほか、約70度で24時間まで保温できる機能も搭載している。カラーはレッドとホワイトの2色。しゃもじ、計量カップ、蒸し台、レシピブックが付属する。サイズは約W219×D233×H262mm、重量は2.7kg。
2015年08月19日●操作が簡単になったエスプレッソマシンデロンギ・ジャパンは7月16日、「"Better Everyday"新製品発表会」を開催した。代表取締役社長の杉本敦男氏のほか、イタリアから駆けつけたデザイナーのフランチェスカ・チェスター氏、エリザ・ロマネット氏も登場。デロンギが追求し続けている「Better Everyday」を体現する新製品群を紹介した。イタリア・トレヴィーゾで誕生したデロンギの日本法人であるデロンギ・ジャパンは、2015年で設立から20周年を迎える。今回、それにふさわしい新製品群を一挙に発表した。まずは写真とともに紹介する。○マグニフィカS カプチーノ スマート コンパクト全自動エスプレッソマシン「デロンギ マグニフィカS カプチーノ スマート コンパクト全自動エスプレッソマシン」(ECAM23260SB)は、「ラテクレマシステム」と「カフェジャポーネ」を同時に搭載するデロンギ初のモデルだ。ラテクレマシステムとは、ミルクが最も甘くなる60~65℃で淹れるとともに、きめ細かくなめらかな泡を実現する機能。カフェジャポーネとは、ハンドドリップ風の蒸らし機能によってレギュラーコーヒーを抽出する機能。カフェジャポーネは日本向けに開発された独自のメニューだ。これまで搭載されていたカスタマイズ機能をあえて省き、好きなメニューを選んでボタンを押すだけの操作とした。5種類のメニューがプリセットされており、2倍量を淹れる「2×」ボタンも設置。わかりやすく、簡単に操作できるようにこだわったという。豆の量、豆挽きの大きさは好みに応じて調整可能だ。発売は10月初旬。価格はオープンで、推定市場価格は130,000円前後。○マルチダイナミックヒーター 900W「デロンギ マルチダイナミックヒーター 900W」(MDH09-BK、MDH09-PB)は、5つのモジュールのオン・オフを細かく繰り返して温度を微調整する「オートアダプティブテクノロジー」によって、±0.5度の範囲で室温をキープできるヒーター。2014年に発売された「MDH15-BK」は1,500Wモデルだったが、今回900Wモデルをラインナップに追加する。ピュアホワイト+マットブラック、マットブラック+マットブラックの合計2色を用意する。発売は9月1日で、希望小売価格は税別75,000円だ。○デロンギ ディスティンタコレクション「デロンギ ディスティンタコレクション」は、スクエア(四角)とサークル(丸)を合わせた形「スクエアクル」デザインとマットなメタリックカラーを採用するシリーズ。電気ケトル(KBI1200J)とオーブン&トースター(EOI406J)をラインナップする。カラーはスタイルコッパー、フューチャーブロンズ、エレガンスブラック、ピュアホワイトの4色だ。電気ケトルは容量1L。取っ手の側に目盛のついた水量計を備える。オーブン&トースターは最高220℃まで設定できる。容量8.5Lでコンパクトなサイズだ。発売はいずれも10月1日で、希望小売価格は電気ケトルが12,000円、オーブン&トースターが18,000円(いずれも税別)。○パワーブレンダー ブレンデックスデロンギ パワーブレンダー ブレンデックスは、特殊な形状の「マルチゾーンブレード」を採用するブレンダー。マルチゾーンブレードの上刃と下刃の間にスペーサー(空間を確保するための器具)を設けることで、かく拌エリアを拡大。ムラなく効率的にかく拌できるようになった。発売は10月1日で、希望小売価格は税別24,000円だ。マルチミル、スパイスミルが付属する。次ページでは、デロンギ・ジャパンのこれからの戦略、デロンギのデザインコンセプトなどについて紹介する。●「本物」にこだわったものづくり発表会には、デロンギ・ジャパン 代表取締役社長 杉本敦男氏が登壇。デロンギが大切にしている「Better Everyday」というスローガンについて説明するとともに、今後の戦略を明らかにした。○「本物」を届けることでBetter Everydayを実現今回の発表会のタイトルにもなっている「Better Everyday」。デロンギが追求するのは、それを毎日使うことによってユーザーの生活が豊かになるような「本物」を作ること。今後も本物にこだわりつつ、デロンギ・ジャパンとしては具体的に3つの戦略を掲げる。1つめが「ブランド訴求」。これはデザインや使いやすさ、技術、品質といった面から、デロンギブランドをアピールしていくというもの。2つめの「カテゴリーフォーカス」では、さまざまなジャンルを幅広く手がけるのではなく、ヒーターやコーヒーなどのカテゴリを深めていく。3つめが「日本発の商品企画」。例えば、前ページでも紹介したマルチダイナミックヒーターは日本発の「負担を感じないようなヒーティング」というアイディアが具体的な形となったものだ。このような日本発の企画を、イタリアのチームとより密に連携をとって製品開発に落としこんでいく。杉本氏は「毎日使える、より良いものを作り続けていくことで、飛躍していきたい」と結んだ。○国によってアプローチは異なるイタリアからやってきた、シニア・デザイナー フランチェスカ・チェスター氏と、ディスティンタコレクションを手がけたデザイナー エリザ・ロマネット氏も発表会に登場。デロンギのデザインコンセプトなどを説明した。イタリアではデザインがテクノロジーと同等に重要視されており、製品開発などの会議にはデザイナーが最初から参加するのが一般的だそうだ。フランチェスカ氏いわく、文化や歴史、トレンドを研究し、製品開発に活かすことが重要だという。製品カテゴリによっても、販売する国によっても、アプローチの仕方は異なり、デザインの途中では「どこの国で販売するのか?」を必ず意識するそうだ。ディスティンタコレクションを手がけたエリザ氏は、今回の新製品について「クラシカルなデザインながらも新しさを取り入れた。一見するとシンプルだが、実は複雑な形。四角と丸を合わせたような形は現在と過去のフュージョンという意味も持っている」と述べる。○コンセプトルーム会場には、今回発表された新製品を展示したコンセプトルームも用意された。「長い海外生活から日本に戻り、デザインの仕事に携わる30代夫婦」のお気に入りのものを並べた部屋がコンセプトだ。
2015年07月16日グループセブジャパンは7月7日、電気ケトル「ノヴェア 0.5L」を発表した。「ティファール」ブランドの電気ケトルで初めて、転倒時に流水を防止する給湯ロック機能を搭載。発売は9月で、希望小売価格は10,000円だ(税別)。本体はステンレス製の内容器とプラスチック本体の二重構造を採用。熱くなりにくく手で触れてもやけどの心配が少ない。注ぎ口はホコリが入りにくい形状になっており、フタはつまんで取り外せる仕様だ。本体カラーはホワイトとブラックの2色を用意。サイズはW210×D135×H190mm、重量は977g、定格消費電力は1,250W。カップ1杯(140ml)を沸騰させるのにかかる時間は約58秒で、沸騰後しばらくすると自動で電源がオフになる。
2015年07月07日タイガー魔法瓶は6月3日、電気ケトル「わく子」シリーズの「PCI-G」シリーズと「PCF-G」シリーズを発表した。発売は6月21日。価格はオープンで、推定市場価格は「PCI-G100」が5,500円前後、「PCI-G120」が6,000円前後、「PCF-G060」が4,500円前後、「PCF-G080」が5,000円前後(いずれも税別)。PCI-GシリーズとPCF-Gシリーズは、「転倒流水防止構造」を備えた電気ケトル。フタ部分に使用されているパッキンと「給湯ロックボタン」により、倒しても湯がこぼれない構造となっている。本体は樹脂製の二重構造で、沸騰時でも本体表面が熱くなりにくい。沸騰してから1時間経過しても、PCI-G120は約79℃、PCF-G080は約77℃に保つ。水を沸騰させるまでの時間は、カップ1杯(140ml)で約60秒だ。蒸気の量を約70%カットする省スチーム設計も、従来モデルに引き続き採用されている。消費電力はいずれも1,300W。定格容量はPCI-G100が1L、PCI-G120が1.2L、PCF-G060が600ml、PCF-G080が800mlだ。本体サイズはPCI-G100がW159×D231×H195mm、PCI-G120がW159×D233×H209mm、PCF-G060がW152×D218×H160mm、PCF-G080がW152×D218×H179mmだ。カラーはPCI-G100がベージュとピンクの2色、PCI-G120がベージュとグリーンの2色。PCF-G060がホワイトとピンクの2色、PCF-G080がホワイトとコーラルオレンジの2色となっている。
2015年06月03日近年、世間では「電気の節約が大事!」と言われていますね。電気供給側の問題もありますが、とくに私たちは電気料金が値上がりして生活に直撃!どうにか電気代を少しでも節約したいところです。そこで、全国の30代の男女100人に「電気代の節約を心がけていますか」とアンケートしてみました。すると、78%の人が「節約している」と回答。その他の22%の人は「まったく気にしていない」とのことでした。次に、節約している人たちに「普段、節約のためになることをいくつしていますか」と尋ねると、平均2.3個のことをしていることが分かりました。みなさん、一体どんな節約術を行っているのでしょうか。今回、ざっくり4つにまとめてみたので、ご紹介したいと思います。■1:エアコンはなるべく付けない「何枚も重ね着をして、暖房を限界まで使わない」「室内でコートを着て、一人用電気カーペットの上で正座」「湯たんぽを使って寒さをしのぐ」「寒さに耐えられない時は体を動かす」「プラダンを窓に張って冷気を防いでいる」一番多かった意見はエアコンを我慢すること。エアコンはかなり電気代がかかります。寒い冬も涙ぐましい努力でギリギリまで節電している様子が伺えます。■2:太陽発電やオール電化を導入「エコの言葉の引かれて太陽光発電を導入した」「初期費用はかかったけど、太陽発電とオール電化で電気代とガス代をカット」「深夜料金の時間帯にアイロンや洗濯、炊飯等している」「電気代が割高な日中は極力電気を使わないようにしている」「日中はできるだけ外出する」太陽発電やオール電化は相性がいいとされ、両方で使っている人多かったです。電気代は日中が割高なので、夜に使う工夫が主流のようです。■3:電化製品をできるだけ使わない「石油ファンヒータの温風をこたつの中に取り入れ、こたつはオフ」「部屋の電球の数を減らした」「明るいうちに家事をすませ、早く寝る」「テレビはあまり見ない」「なるべく家族が同じ場所にいるようにして、無駄な電灯は付けない」電化製品を使わなければ、自然に電気代の節約になりますね。家族が同じ部屋で団らんするなど、とても楽しそうです。■4:待機電力を減らす努力を行う「お米をまとめて炊いた後保温せずに小分けして冷凍保存し、食べるときにチン」「給湯器を忘れずに切る」「トイレの便座の保温スイッチをオフにした」「使っていない電源はブレーカーから切っている」「“使わない電器はコンセントから消す”を家族でルールにしている」電気の無駄使いは自分一人だけ気を付けていても難しいです。家族がいるなら、全員に協力して貰うことが大事ですね。これらの電気代の節約方法、参考になりましたか?電気代がかさむエアコンを抑えること筆頭に、工夫と努力をすればかなりの電気料金を節約できそうです。まずはできることから、真似してみることをおすすめします!(文/齊藤カオリ)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月25日(木)調査対象:全国30代の男女100名
2015年04月10日電気通信大学は3月3日、小脳の運動学習の理論を構築し、運動の記憶がトレーニング後に小脳内でどのように定着するのかを理論的に明らかにしたと発表した。同成果は電気通信大学大学院情報理工学研究科情報・通信工学専攻の山﨑匡 助教、理化学研究所脳科学総合研究センターの永雄総一 博士、University of California, San DiegoのWilliam Lennon氏、電気通信大学脳科学ライフサポート研究センターの田中 繁特任教授らによるもの。3月3日付け(現地時間)の「米国科学アカデミー紀要」に掲載された。毎日コツコツ勉強して覚えた内容は、一夜漬けで覚えた内容に比べて頭に残りやすくなる。この現象は「分散効果」といい、運動学習においても起こることが発見されている。またトレーニングを終えて休んでいる間も、脳は記憶を定着させるために働き続けていることもわかっている。しかし、記憶の定着過程において脳内で何が起きているかはよくわかっていなかった。今回の研究では、運動の中で最も簡単な神経回路で生じる目の反射運動に着目し、視機性眼球運動(OKR)の適応と呼ばれる運動学習について、小脳の神経回路の数理モデルを構築し、シミュレーションを行った。その結果、トレーニングを行うと、短期記憶に関与する小脳皮質で神経細胞のつなぎ目(シナプス)での信号の伝わり方が変形して形成されたが、トレーニング後はその記憶は自然に消滅した。一方、小脳皮質の出力先であり、長期記憶に関与する小脳核で全く別のシナプスに同様の変化が起き、小脳皮質に形成された記憶が小脳核へ転送されるようにして定着することがわかった。記憶の定着がトレーニング後に起こるということは、全体で1時間トレーニングを行うより、15分のトレーニングを4回行った方が内容が定着することを示唆した。この理論は動物実験と非常に良く一致することも確認されたという。同研究グループはこの成果について「より効果的な学習・記憶法の確立や、生物の運動学習のメカニズムに基づいて動作を自ら獲得する知能ロボットの開発への応用が期待される」としている。
2015年03月04日イオンは、「トップバリュ」ブランドから「トップバリュ デザイン家電シリーズ」を3月7日に発売する。プロダクトデザインユニット「印デザイン(インデザイン)」がデザインを手がけた。第一弾の製品群はトースターやコーヒーメーカーなど5製品だ。カラーはいずれもブルーとベージュを用意する。トップバリュ デザイン家電シリーズのデザインを担当するのは、池内昭仁氏・石井保幸氏からなるプロダクトデザインユニット「印デザイン」。使いやすさにこだわり、インテリアに調和しつつも存在感のあるデザインを目指したという。○オーブントースター1度に食パン4枚を焼けるオーブントースター。直径25cmの大きさのピザも切らずにセットできる。上下に各2本のヒーターを搭載し、出力は4段階で切り替え可能だ。サイズはW37.4×D33.8×H21.4cm、重量は3.8kg。販売価格は税込6,458円だ。○IHクッキングヒーター手入れしやすいよう、ガラストップを採用したIHクッキングヒーター。鍋なし自動停止や切り忘れ防止、温度上昇防止などの安全機能も持つ。サイズはW33.1×D33.1×H6.2cm、重量は2.7kg。販売価格は税込8,618円だ。○コーヒーメーカー容量800mlで1度におよそ6杯分のコーヒーを抽出可能なコーヒーメーカー。真空2層ステンレスサーバーで加熱せずに保温する。サイズはW26×D17.5×H30cm、重量は2.3kg。販売価格は税込7,538円だ。○電気ケトル本体が熱くなりにくい二重構造を採用した容量1,000mlの電気ケトル。倒れた時も湯がこぼれにくい転倒湯漏れ軽減機能を持つ。サイズはW14.5×D22×H23cm、重量は1.3kg。販売価格は税込5,378円だ。○ジュース&ミルミキサー省スペースにこだわったミキサー。サイズはW25.2×D16.8×H28cm、重量は3.6kg。販売価格は税込7,538円だ。
2015年03月03日ジャパネットたかたは2月27日、「赤字覚悟の大特価セール」を開始した。開催期間は3月2日18時まで。全15商品を特別価格で販売する。いずれも数量限定で、なくなり次第終了する。赤字覚悟の大特価セールでは、Marshallの「Marshall Headphone MAJOR」や、JVCケンウッドのウェアラブルカメラ「GC-XA1」、ティファールブランドの電気ケトル「アプレシア ウルトラクリーン ネオ 0.8L」など全部で15の商品を特別価格で販売する。
2015年02月27日