カナダ・モントリオールで開催中の「第40回モントリオール世界映画祭」。この度、「劇団EXILE」の青柳翔、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の小林直己が現地時間29日、「ワールド・コンペティション部門」に出品された映画『たたら侍』のワールドプレミアに出席し、錦織良成監督と共に舞台挨拶を行った。本作は、EXILE HIROが映画初プロデュースを手掛けた、原作なしのオリジナルストーリー。戦国時代中世の奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青年が、葛藤や挫折を通して真の「武士」へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画だ。キャストには主演の青柳さんを始め、小林さん、AKIRA(EXILE)のほか、津川雅彦、奈良岡朋子、笹野高史、甲本雅裕、宮崎美子ら豪華俳優陣が集結している。この日、満席となった800人の観客から万雷の拍手で迎えられた上映前の舞台挨拶では、青柳さんが「監督とは前作の『渾身 KON-SHIN』でもモントリオールに来させて頂き、こうして今作もモントリオールで上映することができ、本当に嬉しく思っております」と喜びを語り、小林さんは「青柳が前作でモントリオールに来て、このたたら侍に繋がる道を作ってくれたので、自分もできることがあればと勉強した」という流暢な英語で挨拶をして観客を沸かせていた。そして上映が終了し、再び観客からは大きな拍手と歓声が。上映後の舞台挨拶では、日本の文化や侍、武士道についての質問が観客や報道陣から飛び交い、小林さんは「映画祭自体が初めてだったのですが、立ち見の方もいらしたり、たたら侍という日本の文化を伝えている映画が、こうして国を超えて多くの方に届いたことに、僕自身、今日が始まりとして、もっと日本の文化やこのたたら侍を色々な方に知って頂きたい」と熱い想いを語った。ワールドプレミア終了後には、会場ロビーでも現地や海外含め、多数の観客や報道陣からの質問や写真撮影が殺到するなど興奮は冷めやらず、青柳さんは「色々な方に見て頂き、このたたら侍のテーマにある想いを、日本中、世界中の方々に届けていければと思います」と自信を覘かせた。また、現地時間の9月5日(月)には表彰式が行われる。そこで本作が滝田洋二郎監督作『おくりびと』以来となる、グランプリ獲得なるか? という快挙にも大きな期待がかかる。『たたら侍』は2017年初夏、新宿バルト9、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月01日映画『たたら侍』がカナダのモントリオールで開催されている第40回モントリオール映画祭のワールド・コンペティション部門に出品され、ワールドプレミアで青柳翔(劇団EXILE)、小林直己(EXILE、三代目JSB)、錦織良成監督が舞台あいさつを行った。その他の画像『たたら侍』は、戦国時代の島根・奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた主人公が、葛藤や挫折を通して真の“武士”へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画。青柳は上映前、満席になった800人の観客に「監督とは前作の『渾身 KON-SHIN』(2013年公開)でもモントリオールに来させて頂き、こうして今作もモントリオールで上映することができ、本当に嬉しく思っております」とあいさつ。上映後には、観客や報道陣から日本の文化や侍、武士道についての質問が上がり、小林は「映画祭自体が初めてだったのですが、立ち見の方もいらしたり、『たたら侍』という日本の文化を伝えている映画が、こうして国を超えて多くの方に届いたことに、僕自身、今日が始まりとして、もっと日本の文化やこのたたら侍を色々な方に知って頂きたい」と熱い想いを口にした。観客や報道陣からの質問や写真撮影は、ワールドプレミア終了後の会場ロビーでも続き、小林は「物語のストーリーやメッセージを踏まえた上での質問が多く、凄く真剣に観て頂いてたんだなと感じた。それぞれ違う国の方の生活の中にも、日本の文化や武士道というものに関して、共感するものがあると感じた」と話し、青柳も「色々な方に観て頂き、この『たたら侍』のテーマにある想いを、日本中、世界中の方々に届けていければと思います」と自信をのぞかせた。今作は、滝田洋二郎監督作『おくりびと』(2008年)以来となる、グランプリ獲得に大きな期待が寄せられている。表彰式は現地時間9月5日に行われる。『たたら侍』2017年初夏 新宿バルト9、TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開
2016年08月31日「劇団EXILE」青柳翔が主演する映画『たたら侍』が、カナダ・モントリオールで開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のメイン・コンペティション部門である「ワールド・コンペティション部門」に正式出品されることが決定した。鉄が必要とされた戦国時代、出雲の山奥に千年錆びないといわれる刀を生みだす幻の鋼を作る、たたら村があった。あるとき、その村は鋼を目当てにする山賊たちに襲撃される。その惨状の中、呆然と立ち尽くす少年。この物語の主人公、村で唯一“たたら”技術を継承する村下の長男、伍介(ごすけ)である。伍介は村下の子として、先祖から受け継がれた製鉄技術“たたら吹き”を守っていくという宿命を背負っていた。時は流れ、伍介は立派な青年に成長していた。幼なじみの新平と共に武術の鍛錬に余念がない伍介。村を守るためには武術で強くなるしかないと訓練を続ける。しかし、村下の息子としてやるべきことは“たたら吹き”の技術の鍛錬であり、その技を極めること。村下である父は伍介を咎めることも無く、自らの鉄作りを見せて背中で教えていた。ある日、秘伝の技術に目を付けた商人が“たたら”の村を訪れる。村を強くして守りたいという伍介の思いを利用して、秘伝の技術を我が物にしようとする商人の思惑に嵌められた伍介と村の若者たち。伍介は、村を出て侍になることを決意する――。EXILE HIROが映画初プロデュースを手掛ける本作は、戦国時代中世の奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青年が、葛藤や挫折を通して真の「武士」へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画で、原作なしのオリジナルストーリーとなっている。そして、キャストには青柳さんをはじめ、小林直己(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、AKIRA(EXILE)のほか、津川雅彦、奈良岡朋子、笹野高史、甲本雅裕、宮崎美子ら豪華俳優陣が集結している。毎年8月下旬から9月初頭にかけて開かれる「モントリオール世界映画祭」。1977年から開催されており、トロント国際映画祭と並び北米最大規模の映画祭となっている。40回目を迎える今年は、現地時間8月25日から9月5日の期間で開催される。本映画祭での公式上映が初のお披露目となる本作。当日は主演の青柳さんのほか、共演のAKIRAさん、小林さんが映画祭に参加する予定だ。また、青柳さんと監督・脚本の錦織良成は2013年、島根・隠岐に代々伝わる古典相撲を描いた映画『渾身 KON-SHIN』でもタッグを組み、第36回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールドシネマ長編部門で正式招待され、主演を務めた青柳さんは本映画祭創設者のセルジュ・ロジークから「黒澤映画の三船敏郎のようだ」と評されたこともあり、映画『おくりびと』以来の本映画祭のコンペ部門グランプリ獲得という快挙にも、大きな期待が寄せられる。今回の決定に青柳さんは「HIROさんや錦織監督をはじめ、共演者の方々、スタッフの皆さん、そして島根でご協力頂いた皆さんの想いが詰まった作品なので、喜びと感謝の気持ちでいっぱいでした」と語り、「撮影に入るかなり前から建設されたオープンセットも、スケールの大きさや細部までこだわり抜いたセットになっていますので、ぜひ注目して見ていただきたい」と本作をアピール。また、以前『渾身KON-SHIN』で参加した際、「純粋に映画が好きな方が集まり映画の話で盛り上がるそんなあたたかい映画祭」と感じたと話す青柳さんは、「今年もたくさんの現地の方に映画『たたら侍』を純粋に楽しんでもらえるようお話しできることをとても楽しみにしています」とコメントした。『たたら侍』は2017年初夏、新宿バルト9、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月11日「劇団EXILE」青柳翔が主演する、来年公開の映画『たたら侍』の撮影ロケ地島根県・雲南市に、エンタテインメントパーク「出雲たたら村」が完成。この度7月9日(土)、青柳さんを始め、「EXILE」AKIRA、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」小林直己、「E-girls」石井杏奈、島根出身の映画監督・錦織良成の5人がこの発表会に登壇した。「出雲たたら村」は、青柳さん、AKIRAさん、小林さんの3人が観光誘致イメージキャラクターを務める島根県と、「EXILE」15周年のスペシャル連動企画として開催され、日本の心を真に伝えていくことをテーマとする映画の世界をいち早く実際に感じて欲しいとの強い想いによって実現した。そして、映画の撮影を実際に行っていたオープンセットをテーマパーク化した「たたら映画村」を始め、「EXILE」が例年開催し夏の風物詩となっている「居酒屋えぐざいる」、そして島根県の物産店やお土産屋などが並ぶ「ご縁坂」のこの2つのテーマパークが集結し、神話の国・島根は奥出雲から日本の夏を盛り上げる新名所となる。10,000平方メートルを超える広大な敷地に、戦国時代の原風景が再現された「たたら映画村」は見どころ満載で、映画のセットはもちろんのこと、エントランススペースで220インチの大画面に映し出される当地限定映像や、主要キャストが身に纏った劇中の衣裳展示も併設した「たたら侍エントランスシアター」や、最新技術のスマートグラスを使用してバーチャルに映画のシーンをセットの中で目の当たりにできるようだ。また「居酒屋えぐざいる」では、「EXILE」を筆頭にLDHアーティストが考案したメンバープロデュースメニューのほか、「出雲たたら村」限定のスペシャルメニュー、さらに「EXILE TRIBE」ファンにはお馴染みの「駄菓子えぐざいる」やガチャコーナーなど子どもから大人まで世代や性別を問わず楽しめる内容となっている。映画の主演を務める青柳さんは「1日1日丁寧に監督やスタッフのみなさんと作った作品でもあり、それだけに想い入れ深いオープン・セットでもあるのでぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています」と撮影当時をふり返りながら語る。また、今作のメガホンを取った錦織監督も「この映画は本当にこだわりました。このセットを見ていただければ今作のこだわりがわかっていただけるのではないかと感じています。匠の技を持つ大工さんたちに作り上げていただいた釘ひとつ使わない建物など、日本の心を発信しようという映画の持つ想いはこのセットにも表れていると思います」と自信を見せていた。またこの日は、グランドオープンを前に抽選で選ばれた「EXILE」ファンクラブ「EXファミリー」350名を招いてスペシャルなオープニングセレモニーも実施。5人がステージでトークショーを展開し、訪れた観客を盛り上げていた。AKIRAさんは「実際、僕らも足を運ばせていただいてわくわくしました。ぜひみなさんにも島根だからこその『居酒屋えぐざいる』を楽しんでいただきたいですし、今日来れなかったメンバーも時間を作って足を運ばせていただいて、みなさんと触れ合わせていただけたら嬉しいです」とコメント。錦織監督は「武士道は隠れた世界のベストセラーと言われていますけど、武器として刀を抜くことだけが武士なのではありません。この作品には詰まっている日本人の和の心は、ワールドワイドに世界の方々にも伝わると思っています」と語った。映画『たたら侍』は、原作なしのオリジナルストーリーで、戦国時代中世の奥出雲の村で、名刀を生み出す鉄・玉鋼をつくる技術「たたら吹き」を継ぐことが宿命づけられている青年が、侍に憧れて村を出て行いくが、厳しい世の現実を知ることにより、真の武士の姿に気付いていく若者の成長を描いた戦国物語。「出雲たたら村」は7月15日(金)~10月2日(日)まで開催。『たたら侍』は2017年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月11日映画『たたら侍』のオープンセットなどを使ったエンタテインメントパーク“出雲たたら村”のプレス発表会が7月9日に島根・奥出雲で開催され、主演の青柳翔(劇団EXILE)、AKIRA(EXILE)、小林直己(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、石井杏奈(E-girls)らが登壇した。『たたら侍』/その他の画像映画は、戦国時代中世の奥出雲の村で、名刀を生み出す鉄・玉鋼(たまはがね)をつくる技術“たたら吹き”を継ぐ青年が、動乱の世を知り、真の武士の姿に気付いていく姿を描く戦国物語。島根出身の錦織良成監督がメガホンを執り、EXILEのHIROがプロデューサーを務める。“出雲たたら村”(島根県雲南市掛合町多根)は、撮影を行ったオープンセットや、EXILEが毎年、夏に開催している“居酒屋えぐざいる”、島根県の物産店やお土産屋などが並ぶ“ご縁坂”からなるテーマパークで、7月15日(金)にグランドオープンする。主演の青柳は「1日1日丁寧に監督やスタッフのみなさんと作った作品でもあり、それだけに想い入れ深いオープン・セットでもあるのでぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています」とコメント。小林は「映画公開前に先にセットを公開するというのは珍しい例だと思いますが、まず実際に世界観に触れていただいてから映画を観ていただけることで、自分たちと同じ目線で映画に触れていただけるのかなと感じて嬉しく思っています」と話し、AKIRAは「実際、僕らも足を運ばせていただいてわくわくしました。今日来れなかったメンバーも時間を作って足を運ばせていただいて、みなさんと触れ合わせていただけたら嬉しいです」と思いを語った。“出雲たたら村”は、青柳、AKIRA、小林の3人が観光誘致イメージキャラクターを務める島根県と、EXILE15周年のスペシャル連動企画として、映画のテーマである“日本の心を真に伝えていく”こと、その世界観を実際に感じて欲しいという製作者たちの強い想いによってテーマパーク化が実現した。錦織監督は「武士道は隠れた世界のベストセラーと言われていますけど、武器として刀を抜くことだけが武士なのではありません。この作品には詰まっている日本人の和の心は、ワールドワイドに世界の方々にも伝わると思っています」と自信をのぞかせた。“出雲たたら村”7月15日(金)から10月2日(日)まで開催『たたら侍』2017年公開予定
2016年07月11日連載コラム『30代女子が結婚するためのマネー講座』では、30代女性のための投資スクールを経営し、700人以上の受講生を教えている青柳仁子氏が、30代女性向けに、事例なども交えながら、「結婚するためのマネー術」を伝授します。○お金の管理は、必ず夫婦で一緒に--共同の資産を築く前回は、結婚が決まったら、結婚式や新居などのお金が掛かりますので、目標を決めて貯金を始めて、新婚生活にお金を残すことを考えましょうということを書きました。何よりも大切なのは、これからの二人の生活ですから、くれぐれも、結婚式と引っ越しにお金をかけすぎて新婚生活が苦しくなるということの無いようにしましょう。さて、それらのイベントが終わるといよいよ二人の新婚生活が始まる訳ですが、そうなった時にお金の管理をどうするか、あらかじめ決めておくと良いでしょう。お金の管理は、必ず夫婦で一緒にしましょう。よく、共働きのご家庭で夫婦のお財布(お金の管理)が別々という方がいますが、これはお勧めできません。なぜなら、お互いのお金の流れが把握しにくく、余裕があると勘違いをして浪費癖がつきやすいからです。中には、相手の収入も貯金も分からないという方もいます。それでは、お金の管理がしにくいために、共同の資産を築くことが困難です。○お金の管理が別々の場合、教育費をどうするかが問題に例えば、家賃は旦那さん、光熱費は奥さん、食費は半々、などと決めているとします。それの何が問題なのと思われるかもしれませんが、後々必ず問題が起きます。まず、お子さんが生まれた場合、教育費をどうするかが問題になります。旦那さん一人に負担をしてもらうというのは、金額が大きすぎますし、教育方針を決める際の予算の話し合いでも、学費、塾代、などをどちらが出すのかで揉めるケースが多々あります。それから、お子さんが生まれて奥さんが育児休暇になった場合はどうでしょうか。お財布が別々の場合、奥さんの立場としては、突然収入が減る訳ですからお金の流れもこれまで通りにはいかなくなります。初めての育児は慣れていない分、仕事よりも重労働になることが多いですが、働いて収入を得ていないということを負い目に感じてしまって、お金のことを言い出せないということもよく聞きます。また、育児休暇に入ったことで、お財布を一緒にして家計のやりくりをしようと思っても、結婚以来別々だったお金の流れを急に一緒にすることに、旦那さんが抵抗を示すことも多いでしょう。そうなった時に、改めて夫婦のお財布を別にしている不便さに気づき、「ああ、最初から一緒にしておけばこんな気苦労は無かったのに」と思うのです。更に、お財布が別々だと、家庭でお金をいくら持っているのかが把握しにくく、実は老後の資金が全く足りていないのに、自分自身のお金に余裕があるからと、先のことを考えずに浪費していて、そのことに気づきにくいことも問題です。○一番大変な事態は、お財布が別々のまま老後を迎えた場合そして一番大変な事態は、お財布が別々のまま、老後を迎えた場合です。私たち30代の老後というのは、今から30年以上先の話ですが、年金の受給額は減っていることでしょうし、退職金も出るかどうか分かりません。夫婦二人とも仕事を引退し、いざ、老後の生活になった時に、お互いの資産状況が分からないままで果たして生活できるでしょうか。老後貧困という言葉があるように、資産が先細りになる可能性があるのですから、老後こそ、夫婦が助け合って一緒に生活するべきなのです。その時になって突然、お財布を一緒にして、お金の使い方を一変するのは大変な苦労が伴いますから、どうせ将来一緒にするなら最初から一緒にしておきましょう。そして、老後のために、二人で資産を作るのです。資産の作り方は、今後の回で書きますが、是非、夫婦二人の問題として一緒に考えてください。さて、次回は、結婚後に抑えておきたい大事なポイントについて書きますので、お楽しみに。(※写真画像は本文とは関係ありません)○執筆者プロフィール : 青柳 仁子(あおやぎ ひとこ)HITO.CO株式会社 代表取締役、ブルーストーンアカデミー代表、ファイナンシャルプランナー。筑波大学大学院卒業。経営コンサルティング会社にて関東甲信越エリアを統括後、外資系生命保険会社でライフプランナーとして年間100件の成約を獲得する。2007年、HITO.CO株式会社を設立。個人および法人向けに資産形成のサポートを開始。2010年、女性のための投資スクール「
2015年05月11日連載コラム『30代女子が結婚するためのマネー講座』では、30代女性のための投資スクールを経営し、700人以上の受講生を教えている青柳仁子氏が、30代女性向けに、事例なども交えながら、「結婚するためのマネー術」を伝授します。前回は、相手のお金の使い方のクセを見極めましょうということを書きました。結婚後に資産を築けるかどうかは、現在の年収に関係なく、お金の使い方のクセを見極めることが必要です。それは、どんなに年収が高くても浪費癖があったり、お金に無頓着だと、結婚後に奥さんが苦労することになるからです。では、お金が貯まる人と貯まらない人とでは、どのような特徴があるのか、結婚後に資産を築ける旦那さんとはどのような人なのか、ということを考えてみましょう。私は投資専門のファイナンシャルプランナーですので、私のところにお金の運用の相談に来られる方というのは、ある程度資金を持っている方がほとんどです。今回は、まとまったお金を貯めることができている方々に共通する特徴をまとめてみました。○特徴(1)--趣味にお金が掛からないこれは、預金残高が高い男性の多くに共通する特徴です。例えば、私のところに相談に来られた20代男性で、年収400万円から800万円貯金したという方の話では、「どうしてそこまで貯めたのですか?」と聞くと、「家を買おうと思っていたから」とおっしゃいました。その頭金にと貯めていたそうです。そして、ライフスタイルを伺うと、趣味と言うものは特に無く、しいて言えば自転車に乗るのが楽しみということでした。そのため、特に苦労してお金を貯めたというよりは、自然と貯まったという感じだというのです。他には、「無趣味」「ジョギング」「テニス」など、お金が貯まる人の趣味はお金が掛からないものが多く見られます。一方で、「ゴルフ」「車」「食べ歩き」などお金のかかる趣味を持っている人は、いくら年収が高くでも手元にお金は残らないでしょう。○特徴(2)--見栄を張らないこれもまた、多くの方に当てはまるものです。例えば、ある相談者で30代男性、既婚、年収600万円で、預金が700万円という方の場合、年収も高く仕事も安定しているのですが、服装や持ち物はどちらかというと地味なタイプです。流行を追わないというか、つい最近まで携帯電話はガラケーを使っていて、理由を聞いたところ、「料金が高いからスマホは要らない」とおっしゃっていました。また、大勢の人と会ったり出かけるのが苦手だともおっしゃっていて、実際にお会いしてみても、必要以上に話しません。こういう方は、後輩に奢ったり、付き合いで出費するなどの、見栄でお金を使うということが少ないタイプです。友人や仲間の誘いにはあまり乗らずに、自分なりのペースで行動する方と言えます。○特徴(3)--流行を追わない一般的に、トレンドに敏感な人は、外見は良いのですが、実はお金が貯まらないというタイプが多いようです。よく、次々とスマートフォンを機種変更して最新機種を持っている方などがいますが、そういう方は飽きっぽくて流行を追うので、お金が貯まらないでしょう。服装にしても同じです。いつも新しい服を着ている、トレンドを意識した服を着ている方は、おしゃれな面は評価できますが、洋服にお金を使っていてお金があれば使ってしまうので、資産が築けない可能性が高いです。外見や持ち物に気を使いすぎる方は、その習慣がなかなか抜けないので、最初に見極めておくことが肝心です。○特徴(4)--衝動買いをしないお金が貯まらないと相談に来られる方に、よくあるのは、衝動買いをしてしまうためにお金が貯まらないというケースです。欲しいと思ったら、先のことを考えずに欲求だけで決断してしまうため、予算や口座残高に関わらず、「まあ、いっか」と買ってしまいます。それは、金額が高いか安いかは関係ありません。安いものであっても必要のないものは買わない、また、高いものであっても欲しいものがあったら、そのためのお金を貯めて買う、という計画性を持っている人を選べば、結婚後の資産形成も計画的に行えるでしょう。○特徴(5)--時間を守るこれは、もちろん男女問わずですが、時間の管理ができない人はお金の管理も苦手です。時間とお金はとても似ていて、どちらも残りどのくらいかという制限があり、その中でどうすれば有効に使えるかを考えないといけないものです。ですから、時間にルーズだということは、「時間内に行動することができない」=「予算内で買い物をすることができない」ということなのです。もちろん、多少時間に遅れるとか、そのくらいなら大丈夫ですが、いつも遅れてくるとか、いつも時間が足りないと言っている人などは要注意です。○特徴(6)--約束を守るこれは、先ほどの特徴とも少し似ているのですが、決めたことを実行できるということはお金の使い方にも反映されます。他人との約束を破る方は、自分で決めたことについても守らないことが多々あります。ですから、お金を貯めようと決めたとしても、それを守れずに、結局お金を貯められないという状況になりがちなのです。約束を守れない人は、結婚後も、家計のお金の管理のルールを決めても破ってしまう可能性があり、資産形成には向かないのです。上記の特徴は、自然なふるまいの中で出てくる習慣のようなものです。そして、習慣というのは、なかなか変えることはできません。「結婚したら、きっと良い旦那さんに変わってくれるはず」、という幻想を抱かずに、結婚前にしっかりとその人の習慣を見極めましょう。さて、次回は、デートするようになったら、彼のどんな振る舞いに注意をしておけばいいのか。結婚後に資産を築ける彼のふとしたしぐさを紹介します。○執筆者プロフィール : 青柳 仁子(あおやぎ ひとこ)HITO.CO株式会社 代表取締役、ブルーストーンアカデミー代表、ファイナンシャルプランナー。筑波大学大学院卒業。経営コンサルティング会社にて関東甲信越エリアを統括後、外資系生命保険会社でライフプランナーとして年間100件の成約を獲得する。2007年、HITO.CO株式会社を設立。個人および法人向けに資産形成のサポートを開始。2010年、女性のための投資スクール「
2015年02月16日連載コラム『30代女子が結婚するためのマネー講座』では、30代女性のための投資スクールを経営し、700人以上の受講生を教えている青柳仁子氏が、30代女性向けに、事例なども交えながら、「結婚するためのマネー術」を伝授します。○お金に関しては、それぞれが独自のルールを持っていることが多い前回までは、自分自身の「お金の使い方のクセ」を知ってお金の使い方を見直し、愛される女性になりましょうということを書きました。結婚を考えているわけですから、当然、自分自身だけでなく、相手のことも知らないといけませんね。そこで、今回からは、結婚相手としての相手のお金の使い方のクセを見極める方法を書いていきます。当然のことながら、相手にも「お金の使い方のクセ」があって、それは、おそらく本人も気づいていないでしょう。お金に関しては、それぞれが独自のルールを持っていることが多いので、それが良い悪いということではなくて、「知っておく」「理解する」ことが大切です。○見た目や持ち物で相手の金銭状況を把握するのは無理まず、第一に、相手の懐事情が気になると思いますが、見た目や持ち物で相手の金銭状況を把握するのは無理でしょう。というのも、私が男女問わずたくさんの方の相談を受ける中で、年収が高いから、預金がたくさんあるからと言ってブランドものや高価なものを身に着けているとは限らないと実証されているからです。また、年収が高いからと言って預金や資産があるとも限りません。実際に、年収が2000万円以上でも、預金がほぼ無いという方もいらっしゃいます。収入が高い分、使えるお金も多くて贅沢な暮らしをしていますが、月末になるとお金が無いという状況です。○年収が高いのに、消費者金融で借金をしている人も比較的多い更には、年収が高いのに、消費者金融で借金をしている方も比較的多いのです。収入が高くなくてもあり得る状況ですが、結局は、年収の高い低いに関わらず、お金の管理ができない人は同じ状況に陥るということです。そのため、結婚相手として、「収入が高い人」を探すのは間違いで、「収入が高い低いに関わらず、お金の管理がちゃんとできる人」を探すのが良いでしょう。お金の管理ができない浪費家タイプと結婚してしまったら、苦労するのは女性ですから。○お金を使う時の行動を見ていれば「お金の使い方のクセ」が分かるさて、前述のように、年収や資産と持ち物のバランスが悪い方はたくさんいます。男女問わずそれぞれの人が、持ち物にお金をかけるクセがあるのか、旅行などのレジャーにお金をかけるクセがあるのか、お金をためておくクセがあるのか、それぞれのお金の使い方のクセを持っているのです。だからこそ、相手のお金の使い方のクセを見極めることが大事なのです。こうしたクセは、前述のように見た目では分かりえないのですが、お金を使う時の行動を見ていれば分かります。これは、相手の懐事情を知るということもありますが、お金の使い方を見ればその人の趣味嗜好や考え方が分かるという点でとても大事です。○奢ってくれたり、プレゼントをくれたりする以外でのお金の使い方がポイント一緒にいる時に奢ってくれたり、プレゼントをくれたりするのは気持ちですから受け取っておいて、それ以外でのお金の使い方がポイントです。例えば、クリスマスや誕生日という特別な日、母の日、父の日などの家族へのプレゼント、趣味や旅行、食事、ファッションなど、日々の生活の中で何にお金と時間を割いているのかということをさりげなく聞くようにしましょう。多趣味で話題が豊富で、面倒見が良いタイプは、趣味や交際費にお金を使うので、預金は少ないことが多いです。結婚後も、後輩へ奢ったり、外食が多かったり、外に対してお金を使うことが多いでしょう。○見栄を張りたがる男性もお金が貯まらないまた、見栄を張りたがる男性もお金が貯まりません。見栄っ張りな男性は、誰にでもおごって上げたり、飲み会に誘われると断れなかったり、お金に困っている後輩などにお金をあげてしまったりします。こういうタイプの男性は、一見、華やかな生活を送っているように見えますが、実際のところは預金がほとんどない、浪費家タイプであることが多いですから気をつけましょう。一方で、特段趣味がなく、それほど社交的でもないというタイプは、堅実で預金を持っているタイプです。というよりも、自然とお金が貯まるタイプなのです。結婚後も、特に苦労しなくても家計にお金が残っていくでしょう。○収入の範囲内で如何に人生を充実させているのかを見極めることが必要この二つの事例は極端ですが、収入と使えるお金には限度があるわけですから、その範囲内で如何に人生を充実させているのか、という点を見極めることが必要なのです。趣味が全くない人を選ぶということではなく、相手の金銭感覚をお金にまつわる行動で把握し、自分自身の感覚と大きく外れない人を選びましょう。これは、男女問わず、自分に合う相手を見つけるための、1つのポイントですね。次回は、お金が貯まらない人のクセ、をもう少し具体的に書いてみようと思います。(※写真画像は本文とは関係ありません)○執筆者プロフィール : 青柳 仁子(あおやぎ ひとこ)HITO.CO株式会社 代表取締役、ブルーストーンアカデミー代表、ファイナンシャルプランナー。筑波大学大学院卒業。経営コンサルティング会社にて関東甲信越エリアを統括後、外資系生命保険会社でライフプランナーとして年間100件の成約を獲得する。2007年、HITO.CO株式会社を設立。個人および法人向けに資産形成のサポートを開始。2010年、女性のための投資スクール「
2015年01月22日連載コラム『30代女子が結婚するためのマネー講座』では、30代女性のための投資スクールを経営し、700人以上の受講生を教えている青柳仁子氏が、30代女性向けに、事例なども交えながら、「結婚するためのマネー術」を伝授します。○「家計簿美人」って何?前回も申し上げましたが、恋愛と結婚の違いは、結婚はその後に生活という現実があることです。生活をしていくにあたっては、お金の管理を放棄することはできません。特に女性は、結婚したとたんに家計の管理を任されることが多く戸惑う方が多いです。例えば、「結婚前は、『お金のことを話すなんてはしたない』という雰囲気だったのに、結婚後は、『お金の管理ができないなんてダメな嫁だ』と言われてしまった」と相談に来られた方もいらっしゃいました。ですから、結婚してから困らないように、婚活をする前から、「家計簿美人」になっておきましょう。家計簿美人とは具体的には、「収入よりも支出が少なく、毎月一定額の貯金をしているため、自然と預金が増えている状態」のことを言います。更に、毎月の預金の一部を運用できればなお良く、普通に暮らしているだけでいつの間にかお金がどんどん増えていくという状態の「超」家計簿美人を目指して欲しいのです。家計簿美人になるための最初の一歩は、何よりも、「自分の支出の内容を知る」ことです。「自分の支出の内容を知っていますか?」という質問をすると、ほとんどの方は、「大体わかります」と答えるのではないでしょうか。でもこれが大きな落とし穴なのです。○「使っていないつもりでも、実は思った以上にお金を使っている」ことが多い前回も書きましたが、多くの人達は、「あまり使っていないのにお金が貯まらない」「贅沢な暮らしはしていないのにいつもお金が無い」と考えています。しかし、それは、「使っていないつもりでも、実は思った以上にお金を使っている」ことが多いのです。つまり、「自分の支出の内容を正確に知らない」のです。そういう人たちの特徴は、いくつかあります。「セール」「特価」「半額」などの言葉を見ると、買わないと損と思ってしまう10,000円以上のものは買わないが、1,000円~3,000円くらいのものはついまとめ買いしてしまう会社帰りのカフェタイムや帰宅後のデザートを買うことは日課だから仕方ない飲み会の誘いは付き合いがあるから断れない等々、つまり、「絶対に欲しいというほどではい物事に、何となくお金を使うことが当たり前」になっているということです。これは、お金を使う際のクセのようなもので、ほとんどの方は気づかずにそのクセを続けてしまうのです。○まずは、「支出の内容を知る」ことから始めるですからまずは、自分自身が気づかずに行っている「お金を使う時のクセ」を知るために、「支出の内容を知る」ことから始めましょう。では早速、支出を書き出してみましょう。細かいことも全てです。大変かもしれませんが、1カ月で良いのでやってみてください。このままお金が貯まらずに毎月困ることに我慢するのではなく、1カ月だけ面倒な作業を我慢してやってみてください。まずは簡単なところから、家賃、携帯電話代、光熱費、等、毎月必ずかかるという支出から金額を書いてみてください。毎月の食費がすぐに計算できる方は、この段階で書いてください。分からない方は結構です。そして、書き出した金額を合計してください。いくらになりましたか? 毎月の手取りの金額から、いま計算した金額を引いたお金は、毎月自由に使ってしまっているお金です。私のスクールの相談者の皆さんにも同じ計算をしてもらうのですが、この段階で、「意外と自由に使ってしまっているお金が多い」ということに気づく方が多いです。○「お金を使うクセ」が浮き上がってくる次に、その自由に使っているお金の内訳を考えてみましょう。女性の方でしたら、美容院、化粧品、洋服、外食、カフェなど様々あるでしょう。大体で良いので書いてみましょう。もちろん、これが全て無駄遣いと言うわけではないですよ。それらは、身だしなみを整えたり、生活の楽しみとして必要な支出です。ただ、度を越して必要以上にたくさん使っている項目はないでしょうか?または、何に使ったか分からないお金、いわゆる「使途不明金」が多くはないでしょうか?ここに、その人の「お金を使うクセ」が浮き上がってくるのです。より正確に知るためには、これから1か月の支出をノートに書くと良いでしょう。年末年始は臨時の出費も多いですが、自分のお金の使い道を知るには良い機会です。私のスクールの生徒さんの中には、「毎月10万円以上の金額が、何に使ったか分からない!」という方もいらっしゃいました。お金の使い方は自由ですが、本人は、「無駄遣いしていないのにお金が貯まらない」と悩んでいて、10万円以上の使途不明金があるということに気づいていなかったことが問題なのです。○家計簿美人になるには、収入の20%を預金することが目安さて、支出の内容が分かったら、毎月預金ができるように、支出を削れるところを探しましょう。家計簿美人になるには、収入の20%を預金することが目安です。その収入の20%の金額を預金するために、どの支出を削るのかを考えるのです。どれか一つを大幅に削るということもできますし、いくつかの支出を少しずつ削ることもできますね。「毎日のカフェタイムを2日に1回にすれば、5,000円削減」「付き合いで言っていた飲み会を月1回だけ断れば、5,000円削減」などなど、工夫次第で支出はコントロール可能です。支出の内容を知るということは、自分自身の行動を知るということです。人は、お金と時間を費やして生きていますから、お金の使い方を見直すということは、自分自身の行動を見直すきっかけにもなるのです。婚活をするにあたって、自分自身を知っておくことは大事なことだと思いますが、そのためにも自分自身がお金を何に使っているかは、必ず知っておくべきことだと私は考えています。では、次回は、家計簿美人になった私の生徒さん達が、なぜ「モテ期がきた」「結婚できた」という結果に繋がったのか、その点を詳しく解説します。○執筆者プロフィール : 青柳 仁子(あおやぎ ひとこ)HITO.CO株式会社 代表取締役、ブルーストーンアカデミー代表、ファイナンシャルプランナー。筑波大学大学院卒業。経営コンサルティング会社にて関東甲信越エリアを統括後、外資系生命保険会社でライフプランナーとして年間100件の成約を獲得する。2007年、HITO.CO株式会社を設立。個人および法人向けに資産形成のサポートを開始。2010年、女性のための投資スクール「
2014年12月18日連載コラム『30代女子が結婚するためのマネー講座』では、30代女性のための投資スクールを経営し、700人以上の受講生を教えている青柳仁子氏が、30代女性向けに、事例なども交えながら、「結婚するためのマネー術」を伝授します。こんにちは、青柳仁子と申します。私は、30代女性のための投資スクールを経営しており、700人以上の受講生を教えている経験上、女性の結婚とお金、仕事と家庭のバランスという問題に数多く向き合って参りました。今回の連載コラムでは、そうした経験をもとに、事例なども交えまして、30代女性が結婚するために役立つマネー術を紹介します。○結婚相手として選ばれる金銭感覚とは?結婚と恋愛は違うと良く言いますが、何が違うかというと、結婚にはその後の生活という現実があることです。女性の方は当然、結婚相手となる男性について、いろいろ条件を設けているはずです。しかし、相手に求める条件は厳しいのに対して、自分が求められる結婚の条件について考えたことはありますか?実は、男性が女性に求める結婚相手の条件には、「価値観」「金銭感覚」が入ってくることが多いのです。女性も、「金銭感覚がしっかりした男性が良い!」と思っているでしょうが、男性も女性に同じような事を求めているのです。外見を良くしようと、ブランド品や美容にお金をかけて、貯蓄が全く無いような金銭感覚では、そもそも男性から結婚相手として選ばれにくいのです。また、こういう方もいらっしゃるでしょう。「ブランド品や美容にはお金をかけていないし、贅沢もしていない。貯蓄もないが、収入が低いから仕方がない。結婚して旦那さんの収入があれば何とかなるはず」。などと考えている方です。意外と多いのがこちらのタイプですね。このタイプの方は、どんなに年収の高い男性と結婚しても貯蓄できないでしょうし、その前に、年収の高い男性と結婚できる確率は低いでしょう。なぜなら、収入と釣り合わない支出をするような女性と結婚をして家庭を持ったときに、男性は、自分の収入を散財されては困ると考えるからです。貯蓄できていないのは、収入が低いからではなく、お金の管理ができていないからです。収入に関係なく貯蓄できる人はしています。ですから、お金のことは苦手で、貯蓄できないのも仕方ない、という考えが、結婚を遠ざけているのかもしれないのです。○まずは「家計簿美人」になりましょうでは、結婚に結びつきやすい金銭感覚とはどんなものなのでしょうか。冒頭にも書きましたが、私は、30代女性向けの投資スクールを経営しており、ちょうど、婚活世代の方の相談に乗ることが多いので、「婚活中です」という女性とも頻繁に話をします。彼女たちは、「お金が貯められない」「貯蓄しても使ってしまう」「家計簿がつけられない」と言いながらも、「結婚したい」「彼氏が欲しい」と願っています。そういう場合、私は、まずは、「自分自身の支出を見直して、ちゃんと貯蓄をしましょう。結婚したら家計のお金を預かるわけですから、そのくらいできないとダメでしょ」とアドバイスします。考えても見てください、男女問わず、容姿端麗で優しい人でも、浪費癖があったら結婚するのはどうかと思いますよね。この連載でも後に述べますが、浪費癖がある人は、外見からもわかってしまいます。私がアドバイスをしている生徒さんの話に戻りますが、彼女たちには、支出を全部書き出してもらい、年齢や収入によっていくら貯蓄すべきかを一緒に考えます。無理のない範囲で良いので、毎月一定額の貯蓄を継続することが大事です。そうして、1カ月、2カ月と家計を管理していくと、貯蓄残高も徐々に増えていき、無駄遣いをしなくなり、趣味なども充実していくのです。半年くらい経つと、預金が楽しくなって毎月の貯蓄額が増えたり、「あんなに無駄遣いしていたのが信じられない」と思うようになります。つまり、支出をコントロールして預金残高が自然と増えていく「家計簿美人」になっていくのです。そうすると、不思議なことに仕事や恋愛も上手くいくようになる、という人が多いのです。○「家計簿美人」へと変貌していく中で、自然と表情が輝く「お金が貯まりました」という報告とともに「彼氏ができました」「モテ期が来ました!」「結婚が決まりました」という報告も同時に増えていくのです。確かに、彼女たちは家計簿美人へと変貌していく中で変わっていきました。相談回数を重ねるごとに、表情は柔らかく笑顔になり、余裕が生まれていくのが分かります。無駄遣いによる罪悪感のようなものもなくなり、「また余計なものを買ってしまった、ダメな私…」という自分を否定する感情もなくなります。「お金」と言うのは、人生の営みのなかで切っても切れないものです。「お金」自体が大事なわけではないのですが、「お金」は大事なこと全てに関わってきます。結婚後は、さらにその重要性は増すでしょう。その「お金」について、自分でコントロールできる、管理ができている、という自信は、結婚しても家計を管理できるという自信に繋がるのです。それをわざわざ口に出して言わなくても、大丈夫です。自信を持てば自然と表情が輝いてきますから。私は、そんな輝く女性が増えてくれたら嬉しいと考えています。次回は、婚活前にやっておくべき「家計簿美人」になる方法について、もう少し詳しく解説しますのでお楽しみに。(※画像は本文とは関係ありません)○執筆者プロフィール : 青柳 仁子(あおやぎ ひとこ)HITO.CO株式会社 代表取締役、ブルーストーンアカデミー代表、ファイナンシャルプランナー。筑波大学大学院卒業。経営コンサルティング会社にて関東甲信越エリアを統括後、外資系生命保険会社でライフプランナーとして年間100件の成約を獲得する。2007年、HITO.CO株式会社を設立。個人および法人向けに資産形成のサポートを開始。2010年、女性のための投資スクール「
2014年12月09日青文字系ファッション誌を中心に幅広く活躍する人気モデルの青柳文子と三戸なつめが、2015年の手帳『日々』と『14ヶ月の住人たち』をそれぞれプロデュース。スケジュールを管理するだけではなく、ライフスタイルやファッションにも注目が集まる2人ならではの個性が色濃く反映されたコンテンツが充実している。価格は税別1500円で、11月1日からの発売。TSUTAYA限定版(同2000円)も登場する。<写真>表紙から雰囲気たっぷり!青柳&三戸プロデュースの手帳一覧青柳がデザインした『日々』は、毎日の“いいね”を書き記していくスタイルが特徴。女優としても活躍する彼女らしく、全国の映画館情報一覧が掲載されているほか、自分用に書きこめる日本全国地図、青柳自身のコメントが手描きされた「青柳文子地図」も必見。一方、三戸がプロデュースした『14ヶ月の住人たち』には、彼女が描く14人のキャラクターが登場。フリーページも充実しており、お絵かきをしたり、月ごとに目標を書いたりと、アイデア次第で使い方は無限大。三戸がよく足を運ぶという、大阪のなんば・アメリカ村エリア、東京の原宿・渋谷エリア、高円寺などのほか、地元である奈良のお店を紹介した「なつめMAP」も掲載されており、ファンにはたまらない1冊となっている。いつも手元に置いている手帳は、使い方で個性が現れるもの。思ったことを一言で残すもよし、おいしかったものを記録するのもよし、来年はこの手帳を活用して2人のように“自分らしい”オシャレを目指してみては?
2014年10月31日隠岐諸島に伝わる隠岐古典相撲を題材に、普遍的な日本の心を描き出した『渾身 KON-SHIN』。本作で島に暮らす夫婦を演じているのが、伊藤歩と青柳翔だ。遷宮相撲大会の力士に選ばれた夫と先妻の娘を支える妻・多美子、そしてある事情から島民に厳しい目で見られながらも島で生きる決意を固めて相撲に打ち込む夫・英明。体当たりでまさに渾身の演技を見せたふたりに、それぞれの印象、隠岐での撮影について話を訊いた。その他の写真「隠岐の島で青柳さんとお会いしたときが本当に印象的で、相撲の稽古でもうまわしをつけている状態だったんです。土俵が高いところにあるので、お尻を前にあいさつをして(笑)。私もだんだんその姿に慣れてきて、服を着てるほうが不自然に見えるくらいでした」(伊藤)「現場でも言われましたよ。前半に相撲のシーンを撮ってたので、芝居場になって服を着出したら、違和感あるねって(笑)。伊藤さんも、子役のはーちゃん(井上華月)も遊ぶのが大好きだから、現場で3人でいるのがすごく楽しかったですね」(青柳)撮影では、2か月近く隠岐諸島に滞在。その島々の風土と人々に感じ入ることも多かったようだ。「島の空気に触れたことで、多美子の気持ちになってきました。隠岐の人たちって、粋なんですよ。黙って見守りながら、支えるべきところは前に出て支えて。相撲における女性の役割もそうでした」(伊藤)「粋ですよね。ないものを憂えない。子供が普通に父親に憧れてたりするんですよ。原作のモデルになった方が素敵なことを言っていて、“今の俺の仕事は、こいつ(妻)を守ることじゃけぇ”って」(青柳)「そういうことを、普通にさらっと言われるんですよね。この間、試写会で島にお邪魔したときも、飛行機をずっと見送ってくれて、いつまでも大漁旗を振ってくれて。すごく感動しました」(伊藤)撮影に際して、相撲の稽古もかなり重ねた青柳。今のその実力は?「伊藤さんに勝てるか勝てないか。下手したら負けてしまうかも……」(青柳)「待って! 私、どれだけ強いんですか!? じゃあ私の勝ちってことで(笑)」(伊藤)「冗談です(笑)。今はもう稽古してないので全然駄目だと思うんですけど、映画の中では迫力あるように見えていたらうれしいですね」(青柳)『ぴあ Movie Special 2012-2013』より文:渡辺水央撮影:利根川幸秀『渾身 KON-SHIN』2013年1月12日(土)公開『ぴあ Movie Special 2012-2013』発売中[伊藤歩衣装協力]ドレス79800円(JILLSTUART 03-6748-0502 〒158-8575 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ オフィス)[青柳翔衣装協力]ジャケット23800円、シャツ7900円(ソルト&ペッパー ららぽーとTOKYO-BAY店 047-434-0310)
2012年12月27日7月22日、ドラマ・映画・舞台を中心に活躍中の劇団EXILE 青柳翔が、自身初の写真集『月刊MEN 青柳翔』の発売を記念して都内でイベントを開催した。今作は、カメラマンに宮下マキを迎え、ワルの顔、爽やかな表情、寂しげな風情、甘いまなざしなど、惚れた女の視点から撮影した青柳翔等身大の"男の魅力"が満載の内容になっている。「本日お集まり頂いた皆様、そして『月刊MEN 青柳翔』をお買い上げいただいた皆様本当にありがとうございます。初めての写真集とあって、スタッフさんと協力しながら作ったとても大切な作品なので皆様に是非見て頂きたいと思います。」とコメント。また、8月3日(金)から東京・赤坂ACTシアターでスタートする舞台「十三人の刺客」については、「普段やっているメンバーではないので、コミュニケーションを取りながらいい作品になるようにやっていくのは難しいですね」と語った。■『月刊MEN 青柳翔』発売日:2012年7月19日価格:2,625円(税込)出版社:イーネット・フロンティア
2012年07月23日