乃木坂46の高山一実が27日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『高山一実写真集 独自』(発売中 1,800円税抜き 徳間書店刊)の発売記念イベントを行った。乃木坂46メンバー初の小説家デビュー作『トラペジウム』が20万部を突破するなど、話題を集めている高山一実。2冊目となる同写真集は、憧れ国・フィンランドで撮影された。首都ヘルシンキから古都ポルヴォー、そして森と湖の町ハメーンリンナを旅する過程の中で高山の素顔を切り取り、中にはセクシーなショットも織り交ぜるなど、意欲に充ちた1冊となっている。写真集について高山は「今回は本当に私のすべてが詰まっています。フィンランドはいつか行ければと思っていましたが、こうして行くことが出来て夢が叶いました。宝物になりましたし、紙質や特典などこだわらせていただいたので、自分の中では幸せという気持ちいっぱいです」と満足げ。気になるセクシーなカットを撮影するために努力を惜しまなかったそうで、「乃木坂46に入って一番身体を絞って作り込みました! プロポーションもそうですし、心情的にも一番ベストな状態だったと思います」と胸を張った。京セラドームで開催された西野七瀬の卒業コンサートに出演したばかりの高山。「一昨日まで目がすごく腫れてました。卒業コンサートで泣きはらしたので、昨日はむくみ防止のセロリのドリンクを飲みました(笑)」と西野の卒業には大粒の涙を流したという。「七瀬ちゃんと歌わせてもらいましたが、それが最後にできて良かったと思います。最終日は顔がボロボロになるぐらい泣いて次の日も止まりませんでしたが、2日経って元気になりましたよ」と現実を受け止めている様子。また、小説と写真集、どちらが向いているのかと聞かれると、「本心を語るという意味では文章の方が語りやすいですが、私はアイドルが好きでアイドルになりたくてアイドルになりました。アイドルといえばカメラの前ですごく楽しそうに歌ったり色んな表情をしたりと、そういう表情も大切だと思いますので、乃木坂46にいる間は両方で伝えられたらと思います」と回答していた。
2019年02月28日平成カルチャーにどっぷり浸かった古市憲寿さんと乃木坂46の高山一実さん。青春期に夢中になったものを振り返りながら、去りゆく平成を、愛をもって語ります。平成って、昭和のツケをずっと払い続けてきた時代なんですよ。社会学者でテレビのコメンテーターとしても活躍中の古市憲寿さんと、国民的アイドルグループ・乃木坂46の人気メンバー、高山一実さん。平成最後の冬、ふたりが小説家デビューを果たした。“死と恋愛”をテーマにした古市さんの『平成くん、さようなら』はなんと、デビュー作にして芥川賞にノミネート(発表は1月16日)。“アイドル”を題材にした高山さんの『トラペジウム』は初版即完売、発売から1週間で8万部超まで増刷が大決定!文芸シーンでもまたたく間に注目の的となったふたりが、「平成カルチャー」を振り返り、未来について語り合った。古市:僕は昭和60年生まれで、物心ついた頃がちょうど平成元年。高山さんは平成6年生まれだから…平成8年の「たまごっちブーム」は経験していないですよね。とにかく本物が入手困難で、偽物ばかりを集めてしまった記憶があるけど(笑)。高山:私が子供の頃も、手に入れづらかった記憶があります。ショッピングモールで、整理券をもらって並んで買っていた友達がいたような。古市:今、グーグルで調べてみたら、「たまごっちブーム」って平成で3回起きていた。第2期のブームが平成16年みたいです。確かに、ブームってリバイバルしますよね。平成8年は安室奈美恵ちゃんがきっかけで「厚底ブーム」もあったけど、最近はメンズファッションで「ダッドスニーカー」が流行っている。高山:なんですかそれ!?古市:BALENCIAGAとかGUCCIがここ最近出しているスニーカーって、全体的にゴツくてでかいし、厚底なんだよね。おしゃれで履いていることになってるけど、背が高く見えて、脚が長く見える。高山:そのやり方、賢い!(笑)古市:僕は‘90年代から‘00年代にかけての、平成前半のJポップが大好きなんです。安室ちゃん、あゆ(浜崎あゆみ)、TRF、globeあたりは聴いていました?高山:聴いていたのはあゆと、くぅちゃん(倖田來未)ですね。詳しい子が、おすすめの曲をガラケーの「着うた」に設定してくれたんです。古市:めっちゃ懐かしい。「着うた」だと30秒しか聴けないんですよね。その後、1曲200円で全編ダウンロードできる「着うたフル」ってサービスが出てきた。高山:音楽でいうと、私が最初にハマったのはモーニング娘。さんです。『LOVEマシーン』(平成11年)はリアルタイムで聴いていたかも。父親が好きだったんですよ。たくさんいる中から自分の推しを見つける、みたいなことは物心がついた頃からやっていました。古市:誰推しだったんですか?高山:加護(亜依)ちゃんと辻(希美)ちゃんが大好きでした。古市:ふたりの今を思うと、時の流れを感じますよね。高山:映画だと、『ハリー・ポッター』シリーズ(平成13~23年)が大好きです!1作目の『賢者の石』が公開されたのは、私が小学校1年生の時で。映画の台詞を暗記するっていうのがクラスで流行って、今でも覚えているくらいです。古市:ジェネレーションギャップだ。『賢者の石』の頃は高校生だったから、そんなに思い入れがない。じゃあ、テレビゲームはしましたか?僕はプレイステーション(平成6年)から始まって、家庭用ゲーム機は結構通ってきています。『ドラクエ』とか『FF』(『ファイナルファンタジー』)とか。高山:私は「NINTENDO64」(平成8年)にハマりました。対戦型のゲームをやることが多かったんですよ。『マリオパーティ』と『スマブラ』(『大乱闘スマッシュブラザーズ』)と。小学校の登校班が同級生4人組だったので、4つのコントローラーを使って遊んでいました。古市:仲良し4人組がいたんですね。高山:今でも仲良しです。古市:僕は大学以前に友達だった人と、ひとりも連絡を取ってない。高山:えっ!?古市:携帯電話を最初に持ったのって、何歳の時ですか?高山:中学1年生です。親が渡してくれたんですけど、端末を1円で買えることが信じられなくて、親に怒った記憶があります。「なんでそんな嘘つくの?1円で買えるものなんて世の中にないよ!」って(笑)。古市:家の電話かポケベルしかなかった時代から、ガラケーをみんなが持つようになって、今はスマートフォンの保有率が6割近く。平成の大きな変化の一つは、みんなが当たり前のようにインターネットを使えるようになったこと。高山:ネットで買い物も簡単にできるようになりました。昔はアイドルのグッズが欲しくなったら、地元の千葉から電車で東京へ出て、専門店に買いに行ってたんです。「109‐2」(現「109MEN’S」)の下が、ハロプロショップだったんですよ。古市:そんな高山さんが、乃木坂46の1期生になったのは……。高山:平成23年です。古市:なでしこジャパン、パンケーキブーム、『人生がときめく片づけの魔法』。一気に“現在”って感じがする。だってパンケーキってまだブームじゃないの?高山:そうですよね(笑)。私自身は、7年前のことはあんまり記憶がないんです。オーディションに受かってから1年ぐらいはバタバタでしたし、東京での生活に慣れることにも必死で。お金もなかったので、欲しいものがあっても買えなかったし、カルチャーを楽しむ余裕もなかった。古市:何が欲しかったんですか。高山:洋服と、あとはいい化粧水も欲しかったです。上京して、肌が一気に荒れちゃったんですよ。古市:千葉の水と東京の水って、そんなに違うの!?高山:違うんですよ!実家にいた頃は湧水を汲んで使っていたので。古市:湧水?世代の違いももちろんだけど、地域の違いによっても、生きてきた現実がぜんぜん違うんだね。そこを無視して一括りにしようとする議論がありますよね。平成の若者といえば「ゆとり世代」だ、とか。上の世代からのそういうラベリングって、ピンときてました?高山:悪く思われているなぁという意識はありました。でも、私は高校生の時に『高校生クイズ』にハマって、今も毎年録画して見ているんです。頭が良くて、頑張っている同世代の子たちの活躍を見ると、「この人たちになら日本を任せられる!」って希望が持てるんです。その人たちのことを知っているからか、同世代の悪いところに目を向けようという気にならないんです。古市:よく「ゆとり世代」は協調性がないとか言われるんですけど、見方を変えたら、自分で物事を判断して自分で動ける子たちが多いってことなんですよね。アイドルに関して言えば、平成は昭和に負けてないって思います。古市:高山さんの小説『トラペジウム』、面白かった。すごく好きな台詞があるんです。主人公が言う、「私たちってさ、未来のことばっかり話してるよね」。青春の本質だと思うんですよ。若いってことは未来の話ができるということ。今日は、平成の昔話ばかりさせちゃってごめんね(笑)。高山:私も、古市さんの小説『平成くん、さようなら』の主人公が大好きでした。常に社会を分析しているというか、俯瞰で見ているじゃないですか。「平成くん」に気になることをちょっと質問したら、ばばーっといっぱい返事をもらえる生活って楽しそうだな、と(笑)。古市:すぐに飽きるかもしれないけどね。「昔は良かった」って、下の世代に古い価値観を押し付けてくる大人ってどう思いますか?高山:あんまり共感できないです。私は、昭和のアイドルも好きなんですね。レジェンド感があるし、平成のアイドルは負けている気がしていたんです。でも、自分がアイドルになって、平成のアイドル事情を詳しく知っていくうちに、魅力に気づけたんですよね。今はもう、平成は昭和に負けてないなって思っています。古市:平成って、昭和のツケをずっと払い続けてきた時代なんですよね。5月に新しい元号に変わったら、今度は平成のツケを払わなきゃいけない。そう考えると、平成っていい意味でも悪い意味でも、ずっと終わらないのかなって思います。高山:どうせならいいイメージを持ちたいなって気がします。もっと平成のことを知っていいところを見つけて、「平成っていい時代だった」という気持ちで新しい元号を迎えたほうが、ハッピーじゃないですか。古市:すごい前向き(笑)。ふるいち・のりとし社会学者、作家。小誌連載「紙のラジオ」でおなじみ。平成の記号をちりばめた小説『平成くん、さようなら』が話題沸騰。たかやま・かずみ乃木坂46メンバー。雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載した初めての小説『トラペジウム』(KADOKAWA)が大反響。※『anan』2019年1月16日号より。文・真島絵麻里(by anan編集部)
2019年01月17日増刷を繰り返している前著に続く新刊8月31日、モデルで女優、タレント、ラジオパーソナリティなどとして活躍している高山都さんによる新刊『高山都の 美 食 姿 2 「日々のコツコツ」続いてます。』が発売された。同書はA5判で価格は1,500円(税別)、双葉社より刊行中である。昨年6月、『高山都の 美 食 姿 「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ。』が発売され、好評を得て増刷を繰り返し、現在、この前著は第5刷が店頭に並んでいる。高山都さんの「ちょっと良いかも」1982年、大阪府に生まれた高山都さんは「mina」「non-no」などファッション誌でモデルとして活躍し、女優としてはテレビドラマ「ROOKIES」「ガリレオ」、映画では「ガリレオ」シリーズの「容疑者Xの献身」や「女子カメラ」などに出演している。また、Instagramも人気で「みやれゴハン」として投稿される料理画像も好評となっている。高山さんの前著では20代後半から30代にかけて、著者自身が行ってわかった「美(び)」「食(しょく)」「姿(すがた)」を紹介している。第2弾となる新刊では前著から1年間の間にアップデートされた日々の暮らしやヘアスタイル、メイクなど、前著同様、実際に行って良かったと思えるちょっとしたことを掲載。大人の女性へ向けた毎日を楽しく暮らすためのヒント集となっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※高山都の 美 食 姿 2 「日々のコツコツ」続いてます。
2018年09月06日本誌の直撃取材に“左耳の聴力ゼロ”という危機的状況で緊急入院していたことを明かした小室哲哉(59)。1月に“引退”を発表した小室は、マスコミの取材を受けるのは「これが本当に最後」と断りつつ、妻・KEIKO(45)との将来や日本中から声が挙がる“引退撤回”の声について率直に答えてくれた。 1月の記者会見当時、大分の実家に戻っていたKEIKOは、あの会見を見たのだろうか。 「はい。あのあと、電話で何度か話しています」 ――どんなお話をされたんでしょうか。 「簡単なコミュニケーションをとってるだけなんですよ」 ――会見では最後、“介護の大変さ”に言及されました。ご自分の体調もよくないなか、KEIKOさんとの今後についてどうお考えでしょうか。 「僕が自分勝手というのが大前提なんですけれど……。一般の方でいったら“定年”みたいな年齢で、家族や夢について、今後の道先を決めていかなければいけないんですが、どういうふうに2人でやっていけるものなのか。そして、どういう道があるのか。まだまだちゃんと決められてないんです。彼女のケアを含めて、今後どうしていくか……見守ってください」 この日、無事に退院した小室はファンからの応援の声も療養の励みになったという。本誌の直撃に短く答えて立ち去ろうとする彼に、最後の質問をぶつけた。 ――応援の声に感謝されているとのことですが、“引退”を考え直すおつもりはないでしょうか。 すると小室は記者に向かってきっぱりと言った。 「まったくありません。僕は学歴もなく、よくも悪くも自己流で音楽をやってきたんです。クラシック音楽のような作曲とかはできなくて、音楽のどこをどう切っても“小室哲哉”で。自分では最新鋭のことをやったつもりなのに、曲への評論として“小室っぽいね”と言われるのが、僕の中ではいちばんきつい。ある種、ほめていただいてはいるんですが、僕にとっては苦痛でした。それでもともと去年から身近な人たちには、音楽家としてけじめをつけて引退するということも含めて、いろいろ話していたんですよ。結果的に、(不倫疑惑報道で)自分が考えていた予定より1年ほど早くなってしまいましたが……」 騒動後、多くのメディアで論じられた“引退撤回”の可能性を、小室は少しの迷いも見せずに否定した。 本当にこのまま“私人”として表舞台から消えるつもりなのか。車に乗り込むその背中は、少しさみしそうに見えた――。
2018年05月22日小室哲哉(59)が、篠原涼子(44)主演の映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の劇中音楽を手掛けていることが4月25日わかった。小室と篠原のタッグは「篠原涼子 with t.komuro」として94年に発表した「恋しさと せつなさと 心強さと」(94年)以来、約24年ぶり。 全24曲の劇中音楽を手掛けたという小室。90年代をテーマにした同作では安室奈美恵(40)の「SWEET 19 BLUES」を筆頭に、小室のプロデュースした楽曲が5曲使用されている。 今年1月に引退を表明した小室は「最後の僕の映画音楽になります」とし、こう語っていた。 「1本の映画で自分の音をこれほどまで多く耳にすることは中々ないだろうなと思うと同時に、締め切り間近になればなるほど最後の仕事で『映画音楽とは』を教えてもらった気がします」 また篠原について「最初に見かけたのは16歳ぐらいの頃だった」とし、「みんな輝いてくれて、良かったなあと心から思っています」と自作に協力した面々の活躍ぶりを喜んだ。 小室は撮影現場にも出向いており、篠原と再会。篠原は「お互いあの頃から風貌は変わったけど、中身は変わってないねって。変わらない小室さんとまたご一緒できて、すごくうれしいです」とコメントしている。 2人の再タッグにTwitterでは≪小室哲哉さんと、篠原涼子さんのタッグこれは楽しみだな≫≪対談組んだりできないのかなー?≫といった歓喜の声が上がっている。 小室は劇中の24曲を1年がかりで制作したという。創作意欲の衰えない小室に、改めて引退を引き留める声も。 ≪引退を撤回しても、誰も文句は言わないと思うよ≫≪このまま現役復帰すればいい≫≪需要があるんだし、いいんじゃないかなあ≫ 引退時期が曖昧な小室だが、ファンの声は届くだろうか?
2018年04月25日18日発売の週刊誌『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられ、翌日に都内で会見を開いて電撃引退を発表した音楽プロデューサー・小室哲哉(59)。突然の引退を惜しむ声が業界内外で数多く上がり、音楽配信サービス・Spotifyにもその反響が現れている。小室哲哉Spotifyでは、小室が手掛けた楽曲をまとめた公式プレイリスト「TK Works」を公開。「Get Wild」「恋しさと せつなさと 心強さと」「Feel Like dance」「My Revolution」など60曲(約5時間)で構成されている。同社担当者によると、これらの楽曲は「様々な視聴データを加味しながらも、小室さんのプロデュース作品をできるだけ幅広く、どの年代のものも網羅できるよう選曲」。プレイリスト全体のフローも重視し、公開後も再生回数やスキップレートなどをふまえて継続的に微調整しているという。プロデュース作品などを包括的に紹介する「ワークス」のプレイリストは今回が初めて。同種の比較データはないが、公開後のフォロワーの増加は非常に早く、34~35歳の男女に多く聴かれているという。公開から約1週間を経ても人気は衰えず、アメリカ、イギリス、台湾でも徐々にリスナーが増えている。ちなみに、引退発表後に再生数が特に伸びている曲は、TM NETWORK「Get Wild」、篠原涼子「恋しさと せつなさと 心強さと」、渡辺美里「My Revolution」の3曲だという。
2018年01月31日音楽プロデューサーの小室哲哉さん(59)が看護師女性と不倫関係にあると、週刊文春が報じました。 小室さんは2011年にクモ膜下出血で倒れたKEIKOさんの介護をしながら、活動を続けていました。しかし今回の報道をキッカケに「自発的な音楽活動を引退する」と会見で話し、世間に衝撃を与えました。 不倫は夫婦関係においては避けるべきことです。しかしこのニュースは小室さんという存在が成し遂げたことの大きさと、会見で語られた背景が複雑であったことから、週刊誌側を避難する声が集まりました。 「週刊誌は何様だ」「小室哲哉は引退するほどだったのか?」など、さまざまな批判が飛び交った今回の報道。不倫というただの男女関係問題がここまで発展したのは、日本の不倫報道を見直す1つのキッカケになるのかもしれません。 ■不倫はダメというけれど、不倫がバランスを取る関係もある 今回の報道を受け、小室さんは会見で不倫関係を否定しています。 ただいずれにせよこの報道自体を聞いた際、個人的に「触れてはいけないタイプの不倫だ」と思いました。それは夫婦関係が特殊な場合、不倫することでバランスを取っている家族が往々にしてあるからです。 「特殊」というのは職業や立場、病気や介護など生活環境に、一般のそれとは異なった状況がある場合です。 近年では乙武洋匡さん(41)の不倫報道も、後味の悪さが残ったのを覚えています。内容はセンセーショナルでしたが、彼にも特殊な事情があることはわかっていたからです。 こんなコトを書くと“不倫を肯定している”とも聞こえるかもしれませんが、そうではありません。ただ世の中の不倫には“ただのあやまち”としての不倫と、そうではない不倫があるような気もします。もちろんどちらも発覚したからといって、当事者以外が批判する権利はないのですが……。 ■不倫報道“炎上”の背景にあるものとは…… 今回の不倫報道から引退会見までを見ていて、多くの人が「週刊誌に殺された」「日本の財産を失った」と感じているようです。 会見での小室さんのつらそうな現状を聞いていて、どちらかと言えば「糸が切れた」という印象を受けました。ずっと生みの苦しみと向き合い続け、介護も自身の体調不良ものしかかっていた。そこに不倫報道というものが乗っかったのではないでしょうか。 その真相は、小室さん自身にしかわかりえないこと。いずれ彼の口からその真相が語られる日がくることを、願うばかりです。 ただひとつ、今回の件で違和感を抱いたことがあります。それは不倫報道が出た際、「記者は死ね!」などの極端なコメントを残す人についてです。 小室さんの引退報道を受け、ネットではあまりに過剰な攻撃をしている人たちが見受けられます。しかし彼らは本当にここ数年、小室哲哉さんの作品を耳にしていたのでしょうか。 もちろん、引退自体は残念ではあります。ただ今回のような報道にのっかって安易に正義感をふりかざすことが歓迎される世の中も、逆に過剰な空気を生み出す気がして心配になってしまうのです。 まずは小室さんに、たくさんの作品をありがとうございますと言いたいです。そして体調が良くなり、再び作曲したくなる日がくることを楽しみにしています。
2018年01月25日「週刊文春」(文芸春秋)で不倫疑惑を報じられたことを受け、19日の会見で引退を表明した小室哲哉(59)。一部スポーツ紙では、「TM NETWORK(TMN)」のメンバーとしてともに活躍してきた宇都宮隆(60)と木根尚登(60)の反応を報じている。 記事によると、2人とも引退について小室本人から知らされていなかったという。宇都宮の所属事務所は「会見で聞いたばかりで、何も話ができていない状態」。木根の所属事務所も「メンバー間で何も話ができていない状態なので、お話しできることがありません」と、双方とも困惑を隠し切れなかったようだ。 「今年で結成35周年を迎えたTMN。CDデビュー10周年の94年4月21日には全国紙朝刊で全面広告を打ち、『終了』という名の活動休止を宣言しました。しかし小室さんから2人に活動再開を提案したことで、97年末に再結成を発表。ファンを大いに喜ばせていました」(レコード会社関係者) その後は小室の詐欺事件により活動困難となった時期もあったが、活動を継続。だが15年3月のライブを最後に、“充電期間”に入っていた。 それでも昨年には87年発売の大ヒット曲「Get Wild」のみ収録したアルバムが発売されるなど、世代を超えて話題に。今年の35周年に向けて、再び人気が高まっていたところだった。 「宇都宮さんも木根さんも今年のTMNの大々的な活動を望んでいたそうですが、そこでまさかの小室さんの引退発表が飛び出しました。今後は2人だけでTMNの活動をする可能性もあるかもしれませんが、やはりファンからは悲しみの声が広がっていますね」(スポーツ紙記者)
2018年01月23日ダウンタウンの松本人志(54)が1月21日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。音楽プロデューサーの小室哲哉(59)の不倫報道および19日の引退会見についてコメントした。 全盛期では考えられないほど憔悴した小室の様子に、松本は「とにかく見ていて、いろいろわかるけど、暗いわぁ…と思って。小室ちゃん暗いわぁ…」と正直な感想を明かした。 90年代の音楽シーンを席巻した小室。松本は「あれだけ新しい音楽をいっぱい作ってきた人の会見が、もう演歌みたい。もしかしたらこの人、今演歌を書いたらいい曲が書けるんじゃないかなっていうくらい、暗かったですね」と話した。 内容については「こういう不倫会見のときは、だいたいいつもそうなんですが、結局何を謝っているのかがよくわからない。(小室に限らず)罪とか戒めとか言うんですが、結局何を言っているのか。そこの指すところがよくわからない」と首をひねった。 気象予報士の石原良純(56)は「結局、このニュース(不倫報道)で誰が幸せになるのかって。誰も幸せになっていない報道って、もしかしたら間違っているのかもしれない」と、引退の引き金となった不倫報道に疑問を呈した。 芸能リポーターの駒井千佳子(52)は「いろいろありすぎたんですよね」と話し、小室の状況をおもんばかった。 小室は2009年に詐欺容疑で執行猶予付きの有罪判決を受けた。2011年11月には、妻で歌手のKEIKO(45)がくも膜下出血を発症。小室自身も2年前にC型肝炎を発症した。会見での発言によると、ストレス性の突発性難聴とみられる症状が現在でも続いているという。 KEIKOは病気療養のため2011年から活動停止中。 現在は後遺症として、記憶障害の一種である“高次脳機能障害”を患ったとされている。 小室の会見では妻の現状について「音楽に興味がなくなってしまった」「大人の女性としてのコミュニケーションが、日に日にできなくなってきている」「小学4年生くらいの漢字のドリルが楽しいみたい」と明かしている。
2018年01月21日18日発売の『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で会見を開き、不倫関係は否定するも騒動のけじめとして引退することを発表した。1984年にTM NETWORKとしてデビューし、TRFや安室奈美恵、華原朋美らをプロデュースしてヒット曲を連発。妻のKEIKO、マーク・パンサーとのユニット・globeでも数々の名曲を生み出した。小室は35年間の音楽人生について、「芸能生活で有名になりたいなという気持ちではなく、好きな音楽、自分が楽しめる音楽をやりたいなというところから始まったものが、自分でも90年代のさまざまな数字を考えると、まったく絵空事というか実感がないというのが正直なところ」とコメント。続けて、「ただ、globe、TM NETWORKというのは自分が参加していたグループですから。あと、先日引退を発表された安室さんだったり、いろいろなヒット曲を歌ってくださった方の楽曲を通しての思い出は、一言では計り知れないくらい、一曲一曲話しても1日かかるくらいのいい思い出がたくさんあります」と語った。そして、35年の中で一番うれしかったこと、一番つらかったことを聞かれると、「一番というのは非常に難しいです。90年代のいろいろな方が歌ってくれたヒット曲をみんなが楽しんでいる姿を垣間見るのが一番幸せだったと思います」と答え、「一番つらいのは今日です」と絞り出すように話した。また、「1993、94年から2000年くらいまでがブームだったと思うんですが、今思うと凄すぎた。音楽という意味では影響がありすぎた」と90年代の全盛期を振り返り、「それが基準になり、それを超えることはもちろんできないですし、それを下回るとレベルが下がった、枯渇した、期待に応えられないという感覚。あのときが良かったよねという方がほとんどなので、時代の流れもありますがあれを基準にしてしまう」と一大ブームを巻き起こしたからこその苦悩を明かした。会見では、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOの現状や、自身もC型肝炎や難聴に苦しんでいることを明かし、「耳鳴りがどうしても治らなくて、ここ最近は音楽制作の締め切りも滞り始め、期待に応えられるのかどうかということも17年秋頃からの制作においては自問自答する日々でした」と告白。「60歳が大きな節目なのかな」と60歳での引退を考えるも、「文春さんが起爆剤になっていただいた、というのは言い方が変へんかもしれませんが、起爆剤になって…」と今回の報道で引退を決意したという。引退と言う言葉が頭に浮かぶようになってからは、「グラウンドの中に立ってスポットライトを浴びて『長年ありがとうございました』という、アスリートの方の引退セレモニーみたいなことを夢見た日々もここ1カ月、2カ月、3カ月ありました」とセレモニーを思い描いていたことも告白。「しかし、自分の甘さからそういう環境ではなく、勇退された方とはかけ離れた状況で」と悔しさをにじませた。
2018年01月20日ダンス&ボーカルグループ・AAAが19日、音楽プロデューサー・小室哲哉が会見で引退を表明したことを受け、所属事務所を通じてコメントを発表した。小室から楽曲提供を受けていたAAAは、「小室さんの引退の決意を聞き、メンバー一同、本当に寂しい気持ちです」と心境を吐露。「AAAにとって、小室さんに作っていただいた楽曲があったからこそ、立てたステージがあり、出会えた人たちがたくさんいます。そして、今までも、これからも、多くのファンのみなさんに愛され、AAAの活動を支えてくれるとても大事な作品たちです。心から感謝しています」と感謝し、「青春時代も共に過ごした、小室さんのすべての音楽をこれからも大切にしていきたいです」とつづっている。小室は18日発売の『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられ、19日に都内で会見。「仲の良い信頼のできる看護師さん。男女の関係はまったくありません」と不倫関係は否定したが、「僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」と引退を発表した。
2018年01月19日歌手の鈴木亜美が19日、この日行われた音楽プロデューサー・小室哲哉の会見を受け、「引退を決意されたことと、小室さんのお話に涙が止まりません」と所属事務所を通じてコメントを発表した。鈴木亜美鈴木は「父の様な存在の小室さんが、何年か前から現場でお会いする度、体調が悪そうなのに周りを気遣い、頑張って音楽制作をしている姿を心配ながら見ていました」と打ち明け、「小室さんのことを理解しているスタッフさんや、小室さんが大好きなみんなは小室さんを信じ、これからも尊重していきます。小室さんがご自身で決意したことなら、心からお疲れ様と、ありがとうをお伝えします」と小室への思いを告白。「小室プロデュースで私はデビューし今年で20年。小室さんがいなければ今の私はありません」と感謝し、「小室さんの沢山の楽曲が世界に溢れ愛され、この先も残っていくことには変わりはありません。どうかどうか涙は見せないで、いつまでも音楽を愛する小室さんでいてください」とメッセージを送った。小室は18日発売の『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられ、19日に都内で会見。「仲の良い信頼のできる看護師さん。男女の関係はまったくありません」と不倫関係は否定したが、「僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」と引退を発表した。
2018年01月19日18日発売の『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で会見を開き、不倫関係は否定するも騒動のけじめとして引退することを発表。同誌の直撃を受けた時の心境について、2009年に詐欺事件で有罪判決を受けたときと同じ感覚だったと明かした。2002年にglobeのボーカル・KEIKOと結婚し、2011年にKEIKOがくも膜下出血で倒れてから献身的に支えてきた小室。17年末から1月にかけて女性(A子さん)の自宅や都内ホテル、自宅に招いたなどと報じられた件について、「仲の良い信頼のできる看護師さん。男女の関係はまったくありません」と不倫関係を完全否定したが、「間違いなく誤解を生じさせてしまいました。『不徳の致すところ』という言葉以外にはありません。申し訳ありません」と謝罪した。また、A子さんや複数の医者・看護師の協力を得ることが多くなっていった背景として、2年前に自身がC型肝炎になり、さらにストレスが原因で突発性難聴を患い、現在も左耳がほぼ聞こえない状態であると告白。「耳鳴りがどうしても治らなくて、ここ最近は音楽制作の締め切りも滞り始め、17年秋頃からの制作においては期待に応えられるのかどうかも自問自答する日々でした。60歳が大きな節目なのかなという疑問が出てきた。不安、懸念、自信のなさが日増しに増えていった」と音楽活動における葛藤も打ち明けた。そんな不安を抱える中、A子さんがサポートしてくれるような日々が続き、ついつい頼る年末年始、17年から18年になったという。「誤解を招く不徳の致す環境の中、こういった事態が起きるだろうと胸騒ぎはしていました。こんなことまかり通るわけはないと思っていた」というも、「ピアノのフレーズを弾いても30秒も聴くのがもたないくらいの奥さんという環境で、依存が彼女の方に強くなってしまった」と説明。「そういったピーク、自分でも胸騒ぎというか、もうここまでだなと思った矢先に週刊文春さんが…。戒めなのかなと思っています」と振り返った。そして、「2010年には裁判所にいました。執行猶予付きとはいえ有罪判決になり、『頑張るんだよ』という叱咤激励を裁判官はされていて、その判決を聞いたときの気分に…。文春さんの取材を受けたとき、同じような気持ちを抱きました」と告白。「罪もあれば償い、罰も受けなければいけないという感覚は、2010年のときにひしひしと感じた。そのときと同じ感覚をもってしまった現在であります」と語った。
2018年01月19日看護師の女性との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で会見を行い、騒動のけじめとして引退すると発表。くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOの現状についても詳しく語った。KEIKOが2011年10月にくも膜下出血で倒れた当時を「予期せぬことだった」と振り返り、「幸いに大きな身体的な後遺症はありませんでしたが、脳の障害で少し欲がなくなってしまった」と告白。「職業である歌手への興味がなくなってしまい、カラオケに誘ったり音楽の映像を見せたり、僕なりの誘うということを試みたんですが、残念ながら音楽に興味を持つということは日に日に減ってきた」と明かした。さらに、「初期に無理やりレコーディングスタジオに連れて行って、未発表曲ですが、そのときの心境をしたためてなんとか歌ってもらった曲が1曲ありますが、それ以降は『もういいよね』って。それから約4年、5年近くほぼ歌うことはなくなりました。それが現状です」と説明。また、「いまは小学4年生くらいの漢字ドリルが楽しかったり…。すべてがそのレベルではないですが、そういったレベルのことのもあります」と現状を伝えた。「女性というより女の子になった」とも言い、「大人の女性に対してのコミュニケーション、会話のやりとりは日に日にできなくなっていった」と告白。「かわいそうだなと思う。そこを諦めてはいけないのは重々承知の上だったんですが、僕も疲れ始めてしまったところは3年くらい前からあったと思います」と打ち明けた。小室の不倫疑惑は18日発売の『週刊文春』で報じられ、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOが実家に帰省中、自宅に女性を招いて一夜を共にした様子などを掲載。同誌の取材に対して、自分の部屋で一緒に寝たことは認めるも、男女の関係は否定していた。
2018年01月19日18日発売の『週刊文春』で看護師の女性との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で会見を行い、騒動のけじめとして引退することを発表。不倫疑惑については、「男女の関係はありません」と否定した。小室哲哉小室は「今回の報道により、妻であるKEIKO、家族、ファンのみなさま、スタッフのみなさま、いろいろな方々にご心配をおかけし、お相手の方にもご迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします」と頭を下げて謝罪。そして、「お詫びの話をすると同時に、僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」と引退を発表した。お相手の女性については「仲の良い信頼のできる看護師さん」とし、「女性として来ていただいたことはない」と説明。「男女の関係はまったくありません」と疑惑を否定し、「間違いなく誤解を生じさせてしまいました。申し訳ありません」と謝罪した。『週刊文春』では、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOが実家に帰省中、自宅に女性を招いて一夜を共にした様子などを掲載。同誌の取材に対して、自分の部屋で一緒に寝たことは認めるも、男女の関係は否定していた。
2018年01月19日1月18日発売の『週刊文春』で看護師の女性との不倫疑惑を報じられた、音楽プロデューサーの小室哲哉(59)。妻のKEIKO(45)が闘病中だということもあり、ネット上では《今まで支えてくれたKEIKOさんに感謝のかけらもないのか!》といった小室に対するバッシングが相次いでいる。 「小室さんがKEIKOさんと再婚したのは、02年。幸せな結婚生活が待っていると思われましたが、実際には苦難の連続でした。もっとも大変だったのは金銭面。前妻ASAMIとの離婚では3億円の慰謝料と毎月200万円の養育費の支払い義務を負いました。さらに、海外の配信ビジネスに数10億円の私財を投じた事業も失敗。同時期に古巣のソニーから契約を解除され、前払いで受け取っていた18億円の印税も返済しなければならなくなりました」(芸能関係者) 方々に借金を重ね、切羽詰まった小室。著作権譲渡による巨額の詐欺事件で大阪地検に逮捕されたのは08年11月のことだった。 「逮捕直後、小室さんはKEIKOさんに離婚を申し出たそうです。小室さんとしては『彼女にこれ以上迷惑をかけたくない』という思いだったそうですが、KEIKOさんは応じなかった。『何があってもこの人を見捨てない。私が一生支えていく』と改めて決意したのでしょう」(前出・芸能関係者) しかし、またもや夫婦に不幸が訪れる。11年10月、KEIKOがくも膜下出血を発症。大手術を経て幸いにも一命は取り留めたものの、記憶障害などの後遺症が残った。以降、今度は小室がKEIKOに寄り添い、献身的に介護をしてきたのだ。 「小室さんはKEIKOさんが倒れた当時、『僕にはこの人しかいない』とマスコミに語っていました。この6年間、ずっと地道なリハビリが続いています。小室さんは彼女を最優先してトレーニングを手伝っていました」(前出・芸能関係者) そうした事情もあり、実は今回の不倫報道で小室を“擁護”する声も少なくない。1月18日放送の『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)でも、医師の友利新(39)がこう私見を述べている。 「介護って本当に出口がないというか、終わりが見えない、キレイ事では済まされないことがたくさんあるんですね。そういったなかでつい……もちろん倫理的にはいけないことですけども、求めてしまう気持ちを抑えることが私たち他人ができるのか。(中略)第三者がああだこうだ言うことではないと思う」 本誌も、小室がKEIKOのために奔走する姿をたびたび目撃している。『週刊文春』によるとすでに不倫疑惑があったという16年8月17日、小室はKEIKOへの誕生日プレゼントを必死で探していた。 KEIKOの44歳の誕生日に小室が選んだのは『FENDI』の大人気バッグ、『ピーカーブー』。お値段は50万円以上の代物だ。翌日は2人の姪っ子を連れ、バースデーディナーへ。小室もKEIKOも終始笑顔で、仲睦まじげに見えたのだが――。
2018年01月19日18日発売の『週刊文春』で看護師の女性との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が、きょう19日に都内で会見を行う。18日、所属事務所が発表した。小室哲哉同誌では、昨年12月中旬に小室が女性宅から出てくる姿、1月上旬に都内ホテルの一室から出てくる2ショット写真を掲載。また、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOが実家に帰省中には、自宅に女性を招いて一夜を共にしたという。小室は同誌の取材に対し、「誤解を招く言動が多々あった」と謝罪。自分の部屋で一緒に寝たことは認めるも、男女の関係は否定している。
2018年01月19日11月27日に59歳の誕生日を迎えた音楽プロデューサーの小室哲哉が、Instagramに妻・KEIKOとのツーショットを公開し話題となっている。 小室はピアノの形にデコレーションされたバースデーケーキの写真と、2人の写真をアップ。≪来年は、再来年は、どうなんだろうとは思いますが、瞬間を大事にしなきゃとは思って。今年もよろしくお願いします≫とコメントしている。 先日の“いい夫婦の日”である22日で、15回目の結婚記念日を迎えた小室夫妻。結婚してからの生活は決して順風満帆ではなかった。 11年にKEIKOがくも膜下出血に倒れてしまい、翌年には小室のC型肝炎が判明。「自分も健康に気をつけなければ」と思い血液検査を受けたことでわかったといい、「妻のお陰でC型肝炎がみつかった」と小室は明かしている。 くも膜下出血から6年。小室の献身的な介護もあり、徐々に回復の兆しを見せているKEIKO。当初は、記憶障害を発症したため自分が歌手だったことも忘れていたという。だがリハビリを重ねた末、今年8月には小室がInstagramとTwitterで歌声を届けられるまでになった。 ≪涙とまんない≫≪声だけでもなつかしいね≫≪心も体も前みたいに戻ってくれたら≫とのファンからの声もあり、復帰を待ち望む声はいまも多い。また小室も自身の経験からC型肝炎対策のテーマソング「笑顔の明日」を作曲。≪みんなで歌えるね≫≪病気とか関係なくいろんなひとに届くよこれは≫≪音楽の力は大きいなぁ≫との反響を得ており、活動の幅をさらにひろげている。 そして今回のツーショットにも、感動の声が続出。《誕生日おめでとう 復帰楽しみに待ってます》《絶対いつか復活するって信じつつ、あたしglobe歌いまくる》《2人が末永く仲良く幸せで健康でありますように》などのコメントが寄せられている。 激動の人生を歩む2人。だからこそ、つよく結ばれているのかもしれない。
2017年11月28日9/24(日)深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」見どころは?Upload By 発達ナビニュース2017年9月24日(日)、NHK総合の特別番組、「深夜の保護者会『発達障害 子育ての悩みSP』」が放送されます。小・中学生の保護者の皆さんと教育評論家の尾木直樹さんが子育てについての悩みを共有しながら、問題解決のヒントを探していくEテレの人気番組「ウワサの保護者会」。NHKの通年企画「発達障害プロジェクト」の一環として特別バージョンでの放送です。今回は7/24に放送されたあさイチ「他の子と違う?子育ての悩み」とのコラボとして、あさイチで紹介された家庭のVTRを見ながら話し合いをしていきます。■周囲の理解が十分ではない中、子どもの発達障害・または特性を周囲に伝える?伝えない?伝えるならば誰にどう伝える?■子どもの気持ちにどうやって寄り添う?など、発達障害がある子どもを育てる上での困り事や悩み事から、「発達障害ってなに?」「子どもを丸ごと受け入れられるためにどうする?」といった深い内容まで、出演者・保護者の皆さんが本音で語り合います。番組の詳細はこちら!Upload By 発達ナビニュース◆番組名NHK総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」◆放送日時2017年9月24日(日) 23:00~23:50◆出演者はなわ、尾木直樹、有働由美子、高山哲哉◆サイトURL総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」(画像提供:NHK)
2017年09月22日音楽プロデューサーの小室哲哉(58)が21日、自身のツイッターを更新し、来年9月16日をもって引退すると発表した歌手の安室奈美恵(40)についてコメントした。「CAN YOU CELEBRATE?」「Don’t wanna cry」など、安室の代表曲の数々を手掛けた小室。ツイッターでは「正直、仕事で何とも言えない寂しさを感じるのは初めてです」と素直な思いを吐露した。また、「これからいよいよブレイクして行くのだなあという瞬間に立ち会えてから20年、あらゆる奇跡を起こし、足跡を残し、そんな姿を誇らしく思い、そして、あと1年で卒業という現実を知る。このプロセスはなかなか味わう事はないでしょう」とつづり、「奈美恵ちゃんには、最高の日々を過ごしてもらいたいです」とエールも送った。安室は20日、自身の公式サイトで「今日は、私が長年心に思い、 この25周年という節目の年に決意した事を書きたいと思います。『わたくし安室奈美恵は、 2018年9月16日をもって引退することを決意致しましたので、 この場を借りてファンの皆様にご報告させていただきます』」と引退を発表した。
2017年09月21日音楽プロデューサーの小室哲哉が26日、自身のツイッターを更新。年内で解散するSMAPへの思いを記した。小室は、同日に放送されたSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回の終了後に、「SMAPには、何曲、作詞作曲で提出したかなぁ~」とツイート。「なかなか採用にならなかったけどアルバムの楽曲で5人に唄ってもらったときは嬉しかったし、皆んなとそれぞれの思い出もあり全てが音楽で繋がっていて」と思い出を明かした。そして、「小さくても、関われた幸せ、、」とつづり、「ほんとうに、ありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。
2016年12月27日12月13日(火)放送の「徹子の部屋」に、音楽プロデューサーの小室哲哉が、12年ぶりの登場を果たすことがこのほど分かった。また、5年前くも膜下出血で倒れ、現在療養中の妻・KEIKOの肉声メッセージを黒柳徹子に届けるとともに、現在の2人の暮らしぶりについて明かす。小室さん自身がプロデュースし、メンバーの一員でもある音楽ユニット「globe」のボーカリスト・KEIKOさん。2人が結婚したのは、いまから14年前の2002年。今回の放送では、その翌年に本番組に出演したKEIKOさんの映像を、小室さんとともにふり返っていく。そして、昨年8月の「globe」デビュー20周年記念イベント以来、約1年半ぶりとなるKEIKOさんの「徹子さ~ん、お元気ですか?globeのKEIKOです」と始まる肉声コメントを公開。黒柳さんは「すごい理路整然、落ち着いた感じで」と感想を述べる。そんなKEIKOさんからのメッセージとは…。また今年3月、足の骨折のため入院を余儀なくされた小室さん。病室は奇しくもKEIKOさんが以前入院していた部屋と同じになったそう。見舞いに来たKEIKOさんは病室を怖がったといい、顔を出したのは2か月半の入院で2回だったとか。しかし、「前向きですから、大丈夫大丈夫!傷口見せてみせて?って(笑)」と少しも暗いところはなかったと言う。ファンが気になる音楽に対しては、小室さんの活動にきちんと理解があり、音楽をやることはすごく素敵だと思ってくれているそう。さらに3回くらいカラオケに連れて行ったことがあるそうだが、予想もつかない反応があったことを告白。「そんなことがあるんですかね!?」と黒柳さんが目を丸くした驚きの展開とは?小室哲哉登場の「徹子の部屋」は12月13日(火)12時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月09日神戸の六甲高山植物園では、紅葉ライトアップイベント「夜の紅葉散策」が2017年10月20日(金)から11月12日(日)まで開催される。海抜865mの六甲山頂付近に位置する六甲高山植物園は、北海道南部に相当する冷涼な気候を利用し、世界の高山植物や寒冷地植物・六甲自生植物・山野草など、約1,500種を栽培している。「夜の紅葉散策」では、赤・黄・橙など様々に色づいた木々をライトアップし、昼間とは違う幻想的な夜の植物園を演出。イロハモミジ、オオモミジをはじめとするカエデ類やブナ、カラマツ、シロモジ、ツツジ類といった様々な種類の紅葉を見ることが可能となっている。チングルマなどの高山植物の色づきを見ることができるのもここならでは。さらに、園内に展示中の「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016」の作品ライトアップや、夜間のみ鑑賞できる作品展示「ザ・ナイトミュージアム」の同時開催など見どころ満載。また、薬草などを中心に観察するガイドも実施されるので、植物園の魅力を存分に味わいたい人にオススメだ。【詳細】六甲高山植物園 夜の紅葉散策期間:2017年10月20日(金)〜11月12日(日)まで ※荒天中止時間:平日 17:00〜18:30 / 土日祝 17:00〜19:30場所:六甲高山植物園 園内 住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512−150TEL:078-891-1247参加料:入園料のみ (大人 620円、小人 310円、シニア割引 520円)※六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016周遊チケットや各種共通券でも入園可能。■沖先生のぶらぶら園内ガイド日程:9月9日(土)、10月14日(土)、11月11日(土)時間:11:00~、14:00~(各回1時間程度)料金:無料(入園料別途要)講師:沖 和行 (神戸薬科大学 薬用植物園)
2016年11月07日音楽プロデューサーの小室哲哉が13日に放送されたテレビ東京系のドキュメンタリー番組『クロスロード』(毎週土曜22:30~23:00)に出演し、療養中の妻・KEIKOの現状について語った。番組が密着する間、小室は地方の仕事でホテルの部屋に入るなり、KEIKOに電話。KEIKOは、5年前にくも膜下出血で倒れ、今も記憶障害の後遺症があるというが、受話器からかすかに聞こえる肉声では「元気に行ってきてね」「いってらっしゃーい」など、はっきりした口調で、小室に話しかけていた。小室は、KEIKOの現状について、「いろんな意味で元気になってきたかな。少なくとも口調が早くなって、元に戻ってきたりとか、記憶も思い出すことも増えてきた」と説明。音楽に全く興味を示さなかった時期もあったそうだが、「前みたいに歌えたら歌いたいよ」といったことも、時折話しているという。また、2人だけでカラオケに行くと、歌ってくれることもあるそう。小室は「これがいつの日か、プロの方にKEIKOが戻って歌ってくれるのか。それとも、歌を職業としない人として、歌が好きで歌う方に行くのか。どちらにしても、彼女のために作曲をどこかでできるといいな」と希望を語った。そして、あらためて現在のKEIKOとの関係性について「ちょっと普通の夫婦の関係とは違うかもしれない。父親と娘の関係値みたいなところも若干あるかもしれない」と分析。その上で、「絶対にいつも見てあげているという安心感を与えてあげる」と強い決意を示し、KEIKOが「音楽をやって守ってくれてるんだ」と思うことが、「最高に幸せなことというか、助かることですよね」と語った。同番組では、2006年に著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺事件で逮捕・起訴された当時の心境についても告白。「ブームからの壁にぶち当たったりして、一度(人生を)0にリセットせざるをえないみたいなところで、自暴自棄になってたところもありますし、分からなくなっていた」と振り返った。
2016年08月14日女優の高畑充希が、27日(19:30~22:00)に放送されるNHKの音楽特番『思い出のメロディー』で司会を務めることが、このほどわかった。総合司会は、タレントの萩本欽一が担当する。同番組は、"夏の紅白"とも呼ばれる恒例の音楽特番。今年は「歌で笑って歌で泣いた! ゴールデンヒットパレード」をテーマに、時代を彩った名曲を視聴者から募集した「思い出のメッセージ」や、NHKに残るアーカイブス映像を交え、2時間半にわたって放送する。現在放送中の朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロイン・常子を演じている高畑は、「歴史ある番組の司会ということで光栄であると同時に少し緊張しています」と率直に心境を吐露。それでも「常子のように、明るく、前向きに、歌手のみなさんのサポート役として、頑張ります」と意気込みを見せる。また、萩本との初共演も「今からとても楽しみ」と話している。その萩本は「あくまで歌手の皆さんが主役ですから、皆さんに気持ちよく歌ってもらいたい。それだけです」ときっぱり。「私がしゃべり始めると長くなっちゃうから、控えめに行こうかな」とも口にしながら、「テレビをご覧の皆さまに楽しんでいただけるような番組にできれば」とアピールした。なお、司会は高畑のほか、高山哲哉アナウンサーも担当。ラジオ放送では、橋本奈穂子アナウンサーが司会を務める。
2016年07月20日音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が右足関節を骨折したことが30日、公式サイトを通じて発表された。これに伴い、4月9日に台北「ATT SHOW BOX」で開催を予定していた公演「小室哲哉 PIANO BIOGRAPHY feat.坂本美雨」の延期も決定した。サイトでは、「小室哲哉の右足関節骨折診断のため、急遽延期させていただくこととなりました」と伝え、「公演を楽しみにされていたお客様をはじめ、関係機関の皆様方に多大なご迷惑をおかけし事を深くお詫び申し上げます」と謝罪。振替公演日は6月9日で、「4月9日の公演チケットをお持ちのお客様は、振替公演にそのまま有効となりますので、振替公演日までの間、大切に保管していただきます様 お願い申し上げます。なお、残念ながら振替公演にご来場頂けないお客様には、払い戻しを承ります」としている。小室はツイッターでも「ご迷惑を、おかけします。明日、手術なのでまた術後報告しますね。仕事は休まない様、努めます」とつづっている。
2016年03月30日昨年10月に福山雅治がMCを務めるスペシャル番組として大反響を呼んだ「ウタフクヤマ」。この度、3月27日(日)に、蒼井優、小室哲哉、奥田民生らを迎え、再び放送されることが分かった。本番組は、リリー・フランキーが店主の「スナック泣かせて」を舞台に展開され、福山さんと豪華常連客たちによる夢のセッションや、福山さん、リリーさんとお客たちによる歌とお酒を交えた大人のトークが繰り広げられ、話題を集めた。そして半年ぶりに3度目の放送となる今回は、“スナックのママ”として蒼井さんを迎えている。「お芝居の現場だけでなく酒場でも信頼がおける」と福山さんからのラブコールを受けて実現した。そんな蒼井さんは、「最初は緊張しました。こんな酔い方をしたのは初めてです」と本番組ならではの世界観を楽しんだ様子。さらにそのスナックを訪れたのは音楽の多方面で活躍する奥田さん、「JUN SKY WALKER(S)」の宮田和弥ら豪華メンバー。前回の放送に引き続き、小室さん、三沢またろうらも集結し、そこに「NMB48」「AKB48」の山本彩も加わり、豪華かつ賑やかな顔ぶれによりさらにパワーアップした形となっている。またMCである福山さんは、今回の一番の見どころについて、「オリジナルソングです」と即答。前回に続き「小室先輩からの激しいフリが来て」と語るように今回も小室さんが収録中に歌詞を書き下ろしその場で福山さんに曲をつけるよう要求。「ドラマ収録中でセリフも覚えなきゃいけないんですけど(笑)」と福山さんが言いながらも数分の間に歌詞に曲をつけるという奇跡のような瞬間を視聴者は目撃することになる。まさにこの瞬間こそが本番組の醍醐味である。さらに今回は二軒目・ライブハウス「S」にも訪れる。ここは4月から福山さんが主演する月9ドラマ「ラヴソング」に登場するライブハウスということで、共演者でありこのライブハウスのオーナーという役どころの宇崎竜童をはじめ田中哲司、渋川清彦、夏帆が待ち受けている。“自分がよく聞くラブソングとは?”という話題から、田中さんが好きなラブソングを演奏。福山さんをはじめ、奥田さん、宮田さん、小室さん、三沢さんといったスナック常連客たちに「ラヴソング」出演者陣も加わったセッションが実現している。さらにほぼ初共演となる宇崎さんと福山さんによる夢のセッションも実現! 「男のギターと男の歌というセッションがとてもセクシーでした」と蒼井さんもうっとりした様子だった。ほかにも名曲の数々を福山さんとゲストたちが奏で、盛り沢山な内容となっている。収録後、リリーさんは「音楽とお酒と人の関わりを用意されたものではなくやってみたらどうなるかというところを楽しんでいただきたい。エモーションを感じていただけたら」と語り、蒼井さんは「仕事にかこつけたプライベートです。お酒を飲みながらぜひ見ていただきたいです」とメッセージを寄せた。また福山さんも「会いたい人、お酒を飲みたい人が皆さん来てくださって。会いたい人、飲みたい人とは仕事をする。そうすれば飲めるんだ! そう思いました(笑)」とコメントを寄せている。豪華共演者との夢のセッション、そしてもちろんここでしか聞けないお酒を交えたトークは必見だ。「ウタフクヤマ」は3月27日(日)23時15分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月18日岐阜県高山市上一之町の飛騨高山まちの博物館で、飛騨の地酒を味わえる「第3回新春飛騨の蔵元勢ぞろい!!」が開催される。日時は2月8日の10時~15時まで。参加費は、飛騨の蔵元の銘柄入り特別記念杯付きで500円(税込)。○飛騨地域の12蔵元全てが参加同イベントは、飛騨地域にある12軒全ての蔵元が一堂に集まる有料試飲会。飛騨の地酒や日本酒を使ったカクテルなどが試飲できる。出品される銘柄は、岐阜県産の酒造好適米、ひだほまれを使った「久寿玉手作り純米」、高山唯一の吟醸蔵で仕込まれた「大吟醸生酒氷室」、本醸造の熟成古酒「熟成古酒天恩」、女性好みの程よい甘さが特長の「飛騨國高山純米大吟醸原酒さくら」、冬季限定のしぼりたて生酒「山車しぼりたて本生花酵母造り」など。また、酒造りについての紹介やお酒にまつわる展示コーナーも展開されるほか、甘酒・ぜんざいの振る舞いや、地酒、酒器、おつまみ、特産品などの販売も行われる。
2015年02月06日2シーズンぶりにJ1へ挑む湘南ベルマーレ。オフの補強で注目を集めたのが、柏レイソルから加入したFW高山薫だ。ベルマーレがJ2へ降格した2013年オフに移籍してからわずか1年。前例のない復帰劇の主役となった26歳は原点に帰り、大暴れを狙っている。○青天の霹靂となった湘南からのオファー思わず自分の耳を疑った。「冗談を言われているのでは? 」と勘ぐりたくもなった。昨シーズンも残り数試合となった段階で、高山のもとへ届いた移籍のオファー。2013年シーズンまでプレーしたベルマーレから、再び声がかかった。文字通りの青天の霹靂(へきれき)だった。「次のシーズンも普通にレイソルでプレーすると思っていたし、実際に契約も残っていた。最初は『マジっすか』という感じでした。完全移籍でベルマーレを出ていったのに、もう一回誘ってもらえるなんて考えられないじゃないですか。しかも、たった1年で」。2013年シーズンをJ1で戦ったベルマーレは、16位に終わって残留することができなかった。J1の厚い壁の前に開幕から苦戦を強いられ続けた中で、高山は左MFのポジションで攻守両面において群を抜く存在感を発揮。レイソルを率いていたネルシーニョ監督(現ヴィッセル神戸監督)のメガネにかなった。○ベルマーレで成長したいという気持ち昨シーズンに記録的な独走劇でJ2を制したベルマーレは、早い段階からJ1の舞台を見据えて2015年のチーム編成を進めていた。3トップの左で活躍していた武富孝介が、期限付き移籍を終えてレイソルへ戻ることが確実視されていた。オフの移籍市場で誰を獲得すべきか。白羽の矢を立てられたのがFW出身の高山だった。形の上ではレイソルとの交換トレードとなる。しかし、ベルマーレの曺貴裁(チョウ・キジェ)監督は、チーム内の競争の激しいレイソルで32試合に出場した高山をあるときにはファンの立場で応援し、またあるときには親心をもって見守ってきた。そして、レイソルから断られることを覚悟の上で出したオファーが高山の心を打った。「プロになったときもレイソルに移籍したときも、不安のほうがめちゃ大きかった。ベルマーレへの思い入れは確かに強かったけど、それ以上に今回の話をもらったときに、自分の中で不安よりも『楽しみだ』『もう一回挑戦したい』『ベルマーレで成長したい』という気持ちが純粋に膨らんできたんです」。○古巣の快進撃に刺激を受けてきた2014年川崎フロンターレの育成組織で育った高山は、専修大学を経て2011年シーズンにベルマーレへ加入。ルーキーイヤーはFWとして、チーム最多の9ゴールをあげた。2年目からは曺新監督のもと、スピードと運動量をさらに生かすためにMFに転向。若さを前面に押し出すベルマーレの象徴となった。再びJ2を戦う仲間たちに別れを告げて、新天地へと旅立った2014年シーズンも古巣は常に気になる存在だった。「開幕から勝ち続けてすごくうれしかったけど、途中からは勝ち過ぎていたというか……。レイソルのチームメイトからも『お前がいないほうが強いじゃん』とかいじられて、すごく悔しかったですね(笑)。僕にとって刺激になったし、モチベーションを上げてくれました」。かつてともに戦ったMF永木亮太、DF遠藤航がベルマーレに残留するという一報も入ってくる。悩むこと約2週間。高山はレイソルのフロントへ移籍したい意思を伝えた。○「自分が進む道に自信を持っていく」レイソル、ベルマーレ双方の選手やサポーターを驚かせた移籍が発表されたのは昨年のクリスマスイブ。最後はレイソルの吉田達磨新監督が高山の背中を押した。「達磨さんは『お前が思うようにするのがベストだ』と言ってくれた。僕の気持ちを尊重してくれた達磨さんとレイソルのフロントの方々には、本当に感謝しています」。古巣への復帰となると最近では中村俊輔(横浜F・マリノス)が代表的だが、決断したのは32歳のときだった。高山は26歳と心技体のすべてで脂が乗りきった年齢で、新天地で活躍した上、契約を残したまま1年で戻ってきたとなると前例はほとんどない。もちろん、歓迎されるだけではないだろう。J2を戦った2014年シーズンにいなかったことが、もしかすると快く思われないかもしれない。それらをすべて受け入れた上で、高山は再びベルマーレの一員となった。「自分が進む道に自信を持っていくことが、大事だと思っているので」。○背番号『23』に込められた決意今シーズンもキャプテンを務める永木とはフロンターレのジュニアユース時代の同期であり、中学年代の3年間で厳しく指導してくれたのが曺監督だった。サッカーを通じて育まれた絆にも感謝すると同時に、そうした縁に甘えることは許されないと高山は自分自身に言い聞かせている。実際、曺監督は「ポジションを約束することはない」と明言している。「(永木)亮太とはいまも仲がいいですけど、傷をなめ合うようなことは絶対にしない。監督の厳しさはわかっているし、最初にベルマーレにいたときから自分のポジションは確立されていなかった。そういう方針のほうが僕も成長できるし、練習からポジションを奪う気持ちでやっています」。背番号は自らの希望で『23』とした。入団1年目に背負った番号に、高山の決意が込められている。「もう一回、一からやるので」。J1へ再チャレンジするだけではなく、厚い壁に風穴を開けて日本サッカー界に驚きを与えることを目標にすえた2015年。静かに牙を研ぐベルマーレの中心に、原点に返った高山がいる。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2015年01月24日10月29日(水)に小室哲哉・TM NETWORKデビュー30周年メモリアルブック『TM NETWORK 30th Anniversary Special Issue 小室哲哉ぴあTK編』が発売される。同書は、今年の4月に発売されたTM NETWORKとしての活動に迫った『TM編』に続き、小室哲哉のソロワークに迫ったもの。小室哲哉の最新インタビューや、秋元康、ジェイ・コウガミとの対談、TM NETWORKの木根尚登や宇都宮隆、TRFのDJ KOOや観月ありさなどTKサウンドに深く携わった人々の証言、ファンが選んだTKソング100曲を小室自身が解説する企画や、森進一やAAAなど著名人・関係者からの激励コメントなどが掲載されている。同誌の発売に際し、小室哲哉は「この本では僕のプロデュースワーク・ソロ活動のキャリアを、振り返ってみました。この本の取材を通し、自分にとって新たな目標もできました。曲を初めて作ったのは、中学生の頃。ソフトを作る人間か、ハードを作る人間か、環境を作る人間か。20世紀に生まれた人の生涯では、どれかひとつしか全うできないのかな。だから僕は21世紀に入った現在も、コンテンツ作りの人間でいることを、本当によかったと思っています。22世紀はどうなっているか分からないけど、ハードウェアが進化し続け、発表させてもらえる場を作ってもらっていることに、すごく感謝しています。もう少し貫けるかなって・・・。メンバー、関係者の方、そしてファンのみなさんに、感謝を込めて・・・」とコメントを寄せている。なお、「BOOK ぴあ」で購入した方には特典としてオリジナルカバーが付属。特典はなくなり次第終了となるので、気になる方はご確認を。■TM NETWORK 30TH ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE 小室哲哉ぴあ TK編10月29日(水)発売販売価格:1,620円(税込)128 ページ
2014年10月28日