ゴールデンウィークがスタートした直後の4月29日未明、群馬県の関越自動車道藤岡ジャンクション付近で高速ツアーバスが道路側壁に衝突し、乗客7名が死亡、多数の重傷者を出した。この事故の報道で、改めて高速ツアーバスの安全性、労務環境が問題となっている。ツアーバスの安全管理はどのように行われているのだろうか。高速ツアーバスとは、企画旅行商品の形態をとった貸切バスツアーである。そのルーツはスキーバスやディズニーランドツアーと言われており、旅行会社がツアー参加者を募集し、貸切バスを仕立てて運行した。2000年以降に貸し切りバス事業が免許制から許可制へ緩和されると、都市を目的地とする貸切バス旅行が大幅に増えた。目的地が都市であるため、従来の都市間高速路線バスとほぼ同じルート、時間帯となった。高速路線バスは路線の届出申請が必要で、運賃も30日前に届け出なくてはいけない。また、公共交通という前提のため定期運行が原則で、乗客が少なくても運行する必要があり、停留所の設置義務もある。これに対し、高速ツアーバスは単発の募集型旅行という形態をとっているため、路線の届け出は不要、運賃も自在に設定できる。ただし、団体貸切バスのため、路線バス向けに作られた停留所には乗り入れできない。したがって路上や民間駐車場などを集合場所としている。ツアーバスは路線バスに比べると路線設定や価格の自由度が高く、低価格を設定できる。例えば、関越道で事故を起こしたツアーの場合、石川発東京ディズニーリゾート行きのバスで、料金(旅行代金)は3,500円から。バスの定員は2+2席×11列で45名(最後部5列)。補助席を使えば55名の参加が可能だった。これに対して高速路線バスは3列シートタイプで38名、運賃は7,340円で倍以上の価格(JRバス利用割引無しのケース・石川県 - 東京)。低価格タイプの4列シートタイプでも5,000円で、ほぼ1.5倍となる。ツアーバスの利用者の増加と合わせて、ツアーバスを実施する会社は急増している。2008年10月に結成された業界団体「高速ツアーバス連絡協議会」によると、加盟会社は89社で、内訳は企画実施会社が38、運行会社が38、その他(販売ポータルサイト運営・現地受付業務など)13となっている。4月29日に事故を起こしたバスについては、募集会社は同協議会に加盟していた。しかし、運行会社は非加盟だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日JAF(日本自動車連盟)は大型連休を前に、タイヤのチェックを呼びかけている。とくに高速道路では空気圧不足がパンクに直結する原因となり危険だ。昨年のゴールデンウィーク中の高速道路のロードサービスでは、タイヤのパンクが最も多いトラブルだったという。JAFはロードサービス救援現場で応急処置を行った後、二次事故や故障を防ぐために故障箇所以外も無料で点検する「ワンポイントアドバイス」を実施している。2011年度は約175万件実施し、応急処置や修理が必要だったケースは27万6,000件にものぼる。そのうち、最も多かったのがタイヤ関連で、空気圧の不足、摩耗、ひび割れなどの不具合が約12万件もあった。ゴールデンウィークとなると高速道路を利用する機会も増えるが、昨年のデータによれば、JAFのゴールデンウィーク中のロードサービスは1日平均476件と、普段の1.6倍に。その中で最も多いのがタイヤのパンクで、全体の28%を占めるという。ちなみに、2番目に多いのは燃料切れだが、その割合は12%で、パンクの半分以下となっている。こうしたことから、JAFではドライブ前のタイヤの点検を呼びかけている。空気圧のチェック、限度を超えた摩耗や偏磨耗を確認するだけで、危険なパンクなどのトラブルを未然に防ぐことができるという。なお、JAFでは渋滞末尾での追突事故や、思わぬ渋滞による燃料切れ、強い日差しによる子供の脱水症状にも注意を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日JAF(日本自動車連盟)は、平成23年度の高速道路における人対車両の事故件数が前年よりも大きく増加しているとの警察庁の発表を受け、路上トラブル時の対処法について注意喚起を行った。高速道路および交通量の多い道路上でのトラブルの際は、「できるだけ安全な場所に停車し、ガードレールの外側など、車外の安全な場所に避難してからJAFへ救援依頼をする」「路上での作業は大変危険なため、ドライバー自身では作業せず、JAFの到着を待つ」ことを呼び掛けている。なお、JAFは顧客の安全、隊員の安全、第三者の安全を第一に作業を行い、路上作業では危険度の高い場所での作業は行わず、安全な場所に移動して作業を行なっている。特に高速道路や自動車専用道路などでは、救援作業車に加え、後方警戒車(者)を配備して、後続車へ作業中であることのアピールを行い、衝突事故を防いでいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)は、2月13日から15日にかけて東日本地域(当社の営業エリア)の1都1道14県に住む1,000名を対象に、「高速道路のマナーに関する意識調査」を実施した。最も気になるマナー違反の第1位は「急な車線変更」という結果になった。最も気になるマナー違反についての質問では、「急な車線変更」と回答した人が26.2%で第1位。その後「無理な追越」(22.7%)、「あおり運転」(22.5%)と続く。性別と年齢別で詳しく見ると、男性では全年齢層で「急な車線変更」と「あおり運転」をあげる人が多く、「無理な追越」については60歳以上の方が35.5%と、他の年齢層を15ポイント近く上回った。女性では、「急な車線変更」が男性を10ポイント以上上回り、特に50歳代では44.2%と性別、年齢層別でも高くなっている。他人の行動ではなく、自分自身の行動について「思わずしてしまったマナー違反」についての質問では、第1位は「追越車線を走り続ける」の28.4%。この答えを選択した人の性別ごとの年齢構成をみると、男性の50歳代では43.1%、30歳代で38.5%の方が追越車線を走り続けるということが明らかに。女性では、「追越車線を走り続ける」を上げた人は男性と同様に各年齢ともに多いが、男性ほど顕著な傾向ではないという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日日本ユニシスはこのほど、新東名高速道路に設置される「電気自動車用急速充電システム」に充電インフラシステムサービス「smart oasis」(スマートオアシス)を提供すると発表した。同社の電気自動車(EV)、プラグイン ハイブリッド車(PHV)向け充電インフラシステムサービス「smart oasis」は、すでに東名高速道路の海老名サービスエリアなどに設置された電気自動車用急速充電システムに提供されている。これは国内初の事例となる課金、決済を含む運用サービスだ。4月14日に開通した新東名高速道路では、浜松、静岡、駿河沼津の各サービスエリアに電気自動車用急速充電システムが設置されたが、ここでも「smart oasis」が提供された。同システムは東名高速道路のほか、名神高速道路の多賀サービスエリアなど、これまでに15カ所で運用されている。新東名高速道路では前述のサービスエリアの上り、下りそれぞれに設置されているため、全国の設置数は21カ所まで拡充された。同システムを利用するには「利用者カード」の事前申込みか、「おサイフケータイ」「FeliCaカード」の事前要録が必要。「smart oasis」によって利用者認証や充電サービス管理、充電サービス利用料の課金、決済、ユーザーサポートサービスが可能となる。日本ユニシスでは全国の充電インフラの構築拡大をめざすとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月22日田畑の作物、民家や庭園、高速道路などを動物から保護する商品「ウルフピー」を輸入している有限会社エイアイ企画は、同商品の販売出荷量が6,000リットルを突破したことを発表した。同商品は、「動物は天敵の臭いのある場所に近づかない」という習性を利用し、田畑の作物、民家や庭園、高速道路などを動物から保護する目的で開発されたもの。約10ccから30㏄ずつ小型容器に小分けにし、動物から守りたい場所をブロックするように設置する。人にはわからない臭いだが、動物はそこに「オオカミがいる」と勘違いして近づかなくなるという。動物の本能に天敵の存在をはたらきかけるため、既存の忌避材に比べて動物が臭いに慣れにくいのも特徴とのこと。現在までに、農業関連だけでなく、全国のNEXCOやJR等で獣害対策の手段として多く活用されている。同商品はオオカミを捕食者とする、猿、イノシシ、鹿、タヌキ、ハクビシン、犬など被害をもたらすほとんどの哺乳類に対して効果が確認されているとのこと。また、食の安全に対する意識の高まりを受け、農林水産省JAS認定機関であるアファス認証センターより、「JAS有機適合資材」としての確認を受けている。動物対策の切り札として評価を受け、平成21年1月に全国販売開始以来、現在までに累計出荷量6,000リットルを突破したという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日株式会社スタイルサーチが運営する、高速バス予約ポータルサイト「バスサガス」では、昨年好評だった無料モニターシートをリニューアル。「バスサガス応援隊モニターシート」として新たに展開する。「バスサガス」は、高速バス・夜行バスの予約ができるポータルサイト。東京、大阪、名古屋、仙台、福岡を中心に全国各地の高速バス・夜行バス・深夜バス・ハイウェイバス・長距離バスなどの予約がオンラインで行える。現在、同サイトを盛り上げてくれる会員「バスサガス応援隊」を募集中。応援隊になった人には、毎月10組20名に当たる「バスサガス応援隊モニターシート」に参加する権利が与えられるという。「バスサガス応援隊モニターシート」とは、高速バスの良さを知ってもらい、バス旅の魅力を広めることを目的として、日付・行き先が自由な高速バス往復チケットを抽選でプレゼントするもの。モニターになった隊員は、「バスサガス」のマスコットキャラクター「サガチュー」のぬいぐるみと一緒に旅するほか、旅の情報をFacebook・Twitterで発信する。応援隊モニターシートの応募には、「バスサガス」のFacebookもしくはTwitterをフォローし、「バスサガス」の会員登録をすることが必要。詳しくはバスサガスまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日4月14日、新東名高速道路の静岡県内区間、御殿場ジャンクション(JCT)~三ヶ日JCT間が開通する。静岡県内の沿線各地では、新たなルートでの観光誘客を見越した動きが活発化しており、新東名高速道路開通を契機とした観光交流人口増大に大きな期待が寄せられている。静岡市で「オクシズ」の愛称を付けてPRしている奥静岡は、新東名開通で便利になるエリアのひとつ。「新静岡IC」などを利用することにより、アクセスが現東名に比べ20分ほど向上する。豊かな自然に囲まれた静岡市北部の中山間地域で、わさび・茶・山菜などの名産品、棚田や茶畑などの美観や秘湯が多く残されている。静岡市を流れる安倍川の源流、南アルプスのふもとにある「梅ヶ島温泉郷」は、約1,700年前に発見され、武田信玄の隠し湯のひとつでもあったとされる天然硫黄泉。ほかにも、日本の滝100選に選ばれた高さ85mの「安倍の大滝」などを目指すトレッキングコースなど観光魅力も多い。全線にわたり36施設が国の有形文化財に登録された“走る文化財”天竜浜名湖鉄道では、天竜二俣駅など駐車施設のある駅を基軸に、一日フリーきっぷの販売や車両基地見学のほか、「日本の原風景」とも称されるのどかな景色が広がる沿線周辺の散策など、独自色を活かした数々のイベントを売り出し中。浜松市北部の「奥浜名湖エリア」も静岡市北部同様、新東名開通で便利になる。浜名湖は鰻、トラフグ、スッポンなどのほか、シラスや養殖牡蠣の水揚げも盛ん。3月21日にしらす漁が解禁となり、4月からは「しらす丼」、冬には「牡蠣カバ丼」など、名産品を生かした新星グルメの開発にも力を入れている。奥浜名湖エリアに点在する「浜名湖湖北五山」は、初山宝林寺、龍潭寺、大本山方広寺、摩訶耶寺、大福寺といったいずれも由緒ある古刹ばかり。奥浜名湖エリアを訪れるのに最も便利なICが「浜松いなさIC」で、大本山方広寺には「浜松いなさ」からわずか10分という絶好のロケーション。1371年、後醍醐天皇の皇子無文元選禅師により開創された禅寺で、60ヘクタールもある境内には、本堂・半僧坊真殿・三重塔・開山堂があり、厄除・商売繁盛・諸願成就と全国から参拝者が訪れる。拝観のほか、精進料理、禅寺体験(日帰り・宿泊)も可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日郊外に足を延ばすと、のんびりした風景に似つかわしくない巨大な高速道路に出くわすことがよくあります。狭い日本ではありますが、この国土の中に総延長9,126.8kmもの高速自動車国道が整備されています。おおざっぱではありますが、東京からロサンゼルスまで直線距離で約8,800km。これよりも長い距離になります。この高速道路……、どれぐらいのお金があればできるものなのでしょうか?※国土交通省道路局■高速道路にかかるお金高速道路の建築コストはおおよそ「1kmあたり53億6千万円」(平成17年国際建設技術協会の調査)と試算されています。建築コストには、「工事費」と「用地費」が含まれているもの。山地が多く人口密度の高い日本の建築コストは、諸外国と比較して高いと言われています。1kmの高速道路を建設するのに必要な費用が53億6千万円と聞いてもあまりピンときませんが、日本人の人口を1億2,800万人とした場合、国民一人が42円ずつ出し合えば1kmの高速道路ができるという計算になります。とは言え個々の高速道路によって事情は異なるもの。ちなみに2,012年4月14日に一部開通する新東名高速道路、御殿場JCT~三ヶ日JCT間(約162(18))の総工費は約2兆5,000億円。1kmあたり154億円。国民一人ずつがお金を出すとしたら1kmあたり約120円必要になります。また、平成9年に開通した東京湾の中央部を横断する「東京湾アクアライン」は延長約15kmながら、建設費は約1.4兆円。コストが高いのは、日本一長い橋「アクアブリッジ」(4,424m)と海底トンネル、2つの人工島から構成されているため。少し乱暴ですが1kmの建設費は国民一人あたり729円に換算されます。■橋、トンネルにかかるお金多くの高速道路がそうであるように、山、川、海に囲まれた日本の高速道路を建設するには、橋やトンネルが欠かせません。長大トンネルの一つ「関越トンネル」(11,055m平成3年全線開通)は建設費が630億円、「飛騨トンネル」(10,710m平成20年開通)が約1,000億円。また、本四連絡橋にかかるそれぞれの橋にかかった建設費は・明石海峡大橋(平成10年開通)5,000億円・瀬戸大橋(昭和63年開通)8,200億円・来島海峡大橋(平成11年開通)2,800億円これほどの規模ではありませんが、東京の「レインボーブリッジ」は1,281億円、横浜の「ベイブリッジ」が800億円と言われています。参考:JB本四高速:お問い合わせ:本州四国連絡橋について百、千、万、単位のお金であれば現実感もありますが、億、兆の単位になると想像力すらかきたてられにくいものです。とは言え税金が投入される公共事業。日常生活には縁遠い単位であっても億、兆という単位の数字に日々接することによって、その規模感が少しずつ養われていくかもしれません。(文/森眞奈美)■執筆者 プロフィール森眞奈美(もりまなみ)サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」、「クレジットカード・電子マネー」、「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。
2012年03月31日昭文社は15日、二輪ライダー向けの道路地図「ツーリングマップル」の全日本版を発売する。これまでは地域版のみで、全国版を発行するのは初めて。遠方へのツーリングでも複数の地図を持つ必要がなくなる。ツーリングマップルは発売から20年余りになる道路地図の定番で、ライダーだけでなく自動車や自転車で旅行をする人にも圧倒的な支持を受けている。掲載されているすべての道路をバイクで実走して取材し、コメントやおすすめコース、絶景ポイントなどを記載しているのが特徴だ。情報量が多いだけにこれまでは北海道、東北、関東甲信越といった地域ごとに分けて発行されていたが、ロングツーリングではこれらの地域をまたぐことも珍しくなく、複数の地図を持たなければならなくなる欠点があった。初の全国版では地図の縮尺を40万分の1にすることでコンパクトなサイズのまま全国をカバーした。また、地図だけでなくベテランライダーが選定した「全国おすすめツーリングコース100」を掲載。旅行のプランニングに役立つ。また、各地域版のマップルと連動して使えるよう、各図の左右にそのページがどの地域版の収録範囲であるかが一目でわかるようになっている。「ツーリングマップル全日本」は地域版より一回り小さいA5版でページ数は232ページ。巻末に全国高速道路網図、高速料金検索QRコード、長距離フェリー運賃表を収録。価格は1,680円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日富士急行株式会社では、2012年4月14日、新東名高速道路の部分開通と同時に、NEOPASA駿河湾沼津上り線の2Fに、フランス生まれの人気のキャラクター「リサとガスパール」をテーマとしたカフェ「Le Café de Gaspard et Lisa」(リサとガスパールカフェ)をオープンする。「リサとガスパール」のテーマカフェは、常設の単独カフェ・レストランとしては世界初となる。本店舗は、リサとガスパールがお出迎えするエントランスや、壁や天井に描かれた絵、オリジナルの原画展示など、絵本の世界を堪能できるカフェ。リサの顔を模ったカレーや絵本に登場するデザートなど全てオリジナルのメニューは、リサとガスパールデザインのお皿に盛って提供される。また、オリジナルグッズを取り揃えたオフィシャルショップも併設予定だ。Le Café de Gaspard et Lisa (リサとガスパールカフェ)オープン日 2012年4月14日(土)新東名高速道路 NEOPASA駿河湾沼津 上り線2Fプレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月09日高速道路、それは多くの見知らぬ人たちが行き交い、時にはさまざまな人間ドラマを感じる場所……(だと思います、たぶん)。今回は、マイナビニュース会員の方に、そんな高速道路のあるあるネタについてお聞きしました。調査期間:2012/1/18~2012/1/21アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■ナンバーを見て、「遠くからご苦労さま」と勝手にねぎらう(273票)一番多かったのは、遠くから来た車に感心するという声。「北海道在住ですが、たまに本州ナンバーの車を見るので、フェリーに乗せて運転してきたのだろうか……とその苦労を考えることがある」(25歳/女性/北海道)また、「遠い土地で、自分の地元のナンバーを見つけたときは、すごくうれしい気持ちになります」(29歳/女性/東京都)と、親近感を覚えるケースもありました。「福島ナンバーを見ると、頑張れ!とつい心のなかで応援してしまう」(30歳/女性/東京都)震災など大きな出来事があると、その地域の車も気になりますよね。■追い越し車線にいると手に汗をかく(169票)「右側の車線にいるとやっぱり焦る。すぐに左車線に戻りたくなる」(29歳/女性/奈良県)「追い越しで前のめりになり、力が入ってしまう」(31歳/女性/兵庫県)悪いことをしているわけではないのに、なんだかドキドキする追い越し車線。後ろからトラックや高級車が来ていると、焦りも倍増です。■渋滞になると、隣車線の車の一台を目印にどちらが速いかレース(154票)「車線変更すると、必ず抜かれるのが不思議……なんで?」(30歳/男性/千葉県)「自分の車線が早く進んでいたのに、急に止まってしまって、隣の車線が進み始め、がっかりすることがよくある」(21歳/女性/東京都)こちらも、共感する方が多いのではないでしょうか。しかも、「勝った!」という回答はあまりなく、「負けてがっかり」という方が圧倒的。負けた悔しさの方が、強く印象に残るのかもしれませんね。■すれ違う車のドライバーがどんな人かをチェック(142票)「すごく派手な車に、美人が乗っているのはテンションがあがる」(27歳/女性/大阪府)「ドライバーのチェックはよくやる。ヤンキーみたいな車に乗っている人が普通のおじさんだったりと、発見があっておもしろい」(25歳/女性/愛知県)これもよくやりますよね!偶然知り合いがいたり、さまざまな驚きがあります。ちなみに、筆者はついイケメンチェックをしていましたが、かっこいい男性が鼻をほじっているのを目撃して以来、自粛中です……。■同じ車種を見つけて親近感を抱く(140票)「自分と同じ車に乗っている人がいて、『あれ?』と思って運転席を見たら、相手もこっちを見ていた(笑)」(24歳/男性/愛知県)「前が6台連続で自分と同じ車種だった」(24歳/男性/東京都)特に、珍しい車種や色の人からは、「見つけるとうれしい」という声が続々。中には、「同じ車に乗っている人には、敬意を払って追い越さない」(25歳/男性/北海道)という方も。■サービスエリアの食事レベルのチェック136票「各サービスエリアのアイスクリームを、ついつい食べたくなる」(28歳/女性/埼玉県)など、昨今充実のサービスエリアは、高速道路を走るときの大きな楽しみ。「SAが好きで、全部寄る」(23歳/女性/東京都)というツワモノもいます。■黒塗りの高級車にドキドキする117票やはり怖いイメージがある高級車。「高級車が前を走っていると車間距離を空けてしまう」(26歳/男性/兵庫県)という方は多いようです。しかし、こんな高級車の活用法(?)をしている方も。「右ウィンカーを出しっぱなしの黒塗りベンツの後ろを走っていったら、めちゃくちゃ早く目的地に着けた!」(36歳/女性/岐阜県)にらまれないように気をつけてくださいね!■その他「子供のころ、ナンバーの4つの数字で、+-×÷使って10にする遊びをしていた」(25歳/女性/千葉県)「父母は故郷のナンバーを見ると、勝手にストーリーを作り始める。どこどこに遊びに行った帰りかな~とか、近くに実家があるんじゃない?とか」(29歳/女性/兵庫県)その他の意見では、渋滞の暇つぶしも兼ねて、ナンバーで遊ぶという方が多くいました。標識やトラックの絵、変わった貨物などもチェックポイントですね。中には、こんなご意見も。「クラウンにスーツ二人組が乗っていたらだいたい覆面パトカーなので、よけます」(32歳/男性/京都府)うーん、覆面パトをチェックするという声はほかにもありましたが、まさか警察官も、自分たちがばれているとは思わないでしょう……。皆さん、安全運転で高速道路を楽しんでくださいね!(島田彩子)
2012年02月10日富士急行株式会社は、東名高速道路・海老名サービスエリア(上り線)の商業施設「EXPASA海老名」のグランドオープンにあわせて「高速道路初出店」となる新店舗「頑固市場(がんこいちば)」を平成23年12月15日(木)にオープンする。「頑固市場」は神奈川・静岡東部エリアの水産・畜産・大豆加工品等の中から厳選された特産品やこだわりの逸品だけを集めた「食」のセレクトショップだ。和風モダンな店内には原材料や製法にこだわっている有名老舗店の商品や、高速道路のサービスエリア初登場の商品、「頑固市場」でしか買うことができないオリジナルの限定商品など、バイヤーが自信を持っておすすめできる商品のみを取り揃えている。また、用途別に「手土産」需要に応えられる商品と帰宅後や翌日のニーズにも応えられる「自宅用土産」を多数ラインアップ。店内の試食コーナーでは、週替わりで様々なバリエーションの商品を用意、コンシエルジュがお客様のニーズに合った食べ方の提案していくという。プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年12月08日サービスエリアや警察署などで配布社団法人日本損害保険協会北海道支部は、北海道警察本部と共同で、凍結路面などにおける冬のスリップ事故防止のためのチラシを作成し、道内の道の駅や高速道路サービスエリア、警察署などに配布した。チラシが指摘の安全運転法チラシはかわいらしい女の子や動物のイラストともに、「冬道安全運転5則」として下記を掲げる。1. スピードは、夏場より10キロ以上減速!2. 車間距離は路面乾燥時の2倍以上確保!3. 急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の急激な操作は禁物!4. 視界不良時は前方をよく見て、早めに徐行!5. 無理な追い越しは禁物!この他にも「発進はゆっくりと慎重に!」「早めのブレーキングを!」などの項目では、詳しい必要性が載っている。これからやってくる冬を前に、もう1度基本を確認していきたい。また、11月16日(火)には札幌市で全国交通安全フォーラムが開催され、この会場でもチラシは配付される。
2010年11月03日安全の運転のためには見過ごすことのできない、道路標識。車の免許を持っている方なら、一度は自動車教習所で習ったのではないでしょうか(まぎらわしい標識もあったりで苦労したものですが……)。もちろん日本だけではなく、世界にもたくさんの標識があります。きっとその国独自の標識があるはず!というわけで、どんなものがあるのか、ちょっと見ていくことにします。手書きイラストでご紹介いたします。【拡大画像を含む記事】■(1)中国(速度落とせ)漢字の「慢」が中央にドーンと描かれています。辞書などによれば、この「慢」とは「心がゆるんでいる」とか、「他と比較して思い上がる」といった意味があるとか。「俺はこんな狭い道だって、ぐんぐんスピード出せちゃうくらいのテクを持ってるぜ!スゴいだろ~?」なんて、いうのは必要のない考えですよ、ということ言っているワケですね。まさに、心に語りかけてくる道路標識です。■(2)フランス(国立公園)ぐるぐると何かが渦を巻いています。「国立公園」という意味を知れば、大自然のうねり(雄大さ?)を表現しているようにも思えてきますが、一見したところは何かのイタズラ書きか、抽象画のようにも。芸術の国フランスということで、道路標識もアートだったりするのでしょうか。けっして、「鳴門海峡のうずしお」ではないです(念のため)。■(3)オランダ(事故の危険)このまま横転してしまいそうです。パッと見て、「危ない!」と思える、良い標識ではないでしょうか。もちろん、これは「事故の危険」を意味する標識で、「カースタント中」でもないし、「凄腕ドライビングテク」でもないです、ハイ。■(4)香港(風に弱い車両通行禁止)一方、分かりにくいのがこの標識。「風に弱い車両通行禁止」を意味する香港の標識なのですが、これはもはや「ただそこにある車」。「風に弱い車両」を完全な無風状態で描いているところがある意味、前衛的です。逆にこういう標識の方が、一度覚えたら忘れないのかもしれませんが。■(5)インド(フェリーが川を横断する場所)これは「フェリーが川を横断する場所」を意味する標識。インドと言えば、ガンジス川。渡るんでしょうね、ガンジスを、ここから、スイスイと。インドのフェリーはこの手漕ぎボート的なものを指すのでしょうか。車を載せたら、ブクブクと水に沈んでしまいそうなところが気になります。またこれは、「ようかんをいただきます」とかでもありません。そもそも、「ようかんをいただきます」が標識であるはずがないじゃないですか(もうこの話はやめましょう)。■(6)スイス(発砲音に注意)昔ながらの砲台が描かれています。軍事演習などが行われるような地域にあるんでしょう。けっして、「耳かきをしている人がいます」とかではないので、間違えないようにしてくださいね(間違えないか)。標識の意味が分からないと、事故の危険性も高まります。海外で運転をする方はもちろん、国内の運転でも、意味を取り違えて事故を起こしてしまわないよう、あらためて標識のアレコレをおさらいしておくのもいいかもしれません。また、運転に慣れてくると、「保険に入っているし大丈夫!」なんて、つい気を緩めてしまいがち。教習所で標識の勉強をするように、まずは保険も基本から見直しておくことが大切です。何ごとも万全の状態にした上で、快適なドライブを楽しみたいですね。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】彼の車が●●だったら。女子に聞いたテンション上がる車ランキング!!クルマor電車?モテる旅行プランはどっち?美味しすぎるガソリンスタンドの使い方とは?
2010年09月17日