花田優一が25歳の誕生日を迎えた9月27日、歌手デビューを果たした。花田は28日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に生出演し、その歌声を披露。配信リリースされたデビュー曲「純青」は、自ら作詞・作曲したという。透明感のある伸びやかな歌声が特徴的ないっぽう、「ボイストレーニングはしていない」とも明かした。花田は楽曲について、「“むき出しの花田優一”を表現した」「生活の一部になるような曲になれば」と説明。さらに「1番はとりたいです。“この人歌手で成功したんだ”っていうのを皆さんに分かってもらえるよう」と意欲。その目標として、『NHK紅白歌合戦』への出場を掲げた。いっぽう、靴職人も続けているという花田。現在は、30足〜40足ほど手掛けているという。納期の目安について「靴は待ってもらわないと届けられない」とし、具体的な日数の明言は避けた。さらに番組スタッフが「細かい手作業ですね」と声をかけると、「そんなことを知らないで世間の奴らは文句ばっかり言ってますから」「見にこいよ」といった“放言”も飛び出していた。花田といえば、靴職人としての活動でトラブルが相次いで報じられたことも記憶に新しい。「花田さんは18年6月、イタリアで開催されたファッションイベントに初出展しました。『絶対、話題になる!』と頼み込んだ彼に代わり、前事務所が渡航費や人件費など総額2千万円近く負担。しかし花田さんが出展した靴はたったの2足でした。さらに靴の製作代金を受け取りながらも、納品が大幅に遅延。顧客からは苦情が殺到し、『面倒見きれない』と事務所から契約解除されました。また同時期には、吉岡里帆さん(27)の実弟Tさんが弟子入り。ですがTさんは、“師匠”に代わってクレーム処理に奔走。最終的に辞めてしまったそうです」(芸能関係者)さらに画家としての顔も持つ花田は、デビュー曲のアートワークも自ら手がけたという。マルチに活動するが、本職や肩書については「こだわりはない」とキッパリ。そして、「花田優一という人間が何かを作り出しているだけ」と答えた。にもかかわらず「歌手で成功したい」という願望は、矛盾しているようにも聞こえるがーー。花田が目標に掲げる「紅白歌合戦」に出場するには、厳しい条件があるという。「NHKでは『今年の活躍』や『世論の支持』、『番組の企画・演出にマッチするか』といった選考基準があります。CDの売上枚数やダウンロード数も指標にされるでしょう。たとえば今年紅白出場が予想されている瑛人さん(23)は『香水』が大ヒットし、数々の音楽番組に出演。YouTubeの再生回数は9月に1億回突破しました。花田さんも彼ほど活躍すれば、出場の可能性はあるでしょう。ただ花田さんはYouTuberにも挑戦したことがありましたが、再生回数が伸びないことから今年7月に辞めてしまったことも。歌手としてスタートを切ったばかりですが、ヒットするまで辛抱強く活動できるかが懸念されますね」(音楽関係者)花田のデビュー曲「純青」は、9月29日(20時30分時点)でYouTube再生回数が23,062回。果たして今後、どれだけ支持されるだろうか。
2020年09月30日蒼井優の主演最新作で高橋一生と共演した映画『スパイの妻』の黒沢清監督が、第77回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(監督賞)を受賞。蒼井さんと高橋さん、そして黒沢監督から喜びのコメントが到着した。ヴェネチア国際映画祭はカンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、世界最古と呼ばれる歴史深い映画祭。今回、そのコンペティション部門に唯一の日本映画として選出された本作。9月9日(水)22:00(現地時間)のワールドプレミアは早々に完売となり、世界の黒沢清ファンが駆けつけ、新型コロナウィルス感染症の影響で監督・キャストは不在にもかかわらず、上映後はあたたかな拍手の音が響いたという。上映後の評価も上々、「近年の黒沢作品の最高傑作!」(Indiewire)、「純粋に楽しむことができ、国際的にも受け入れられるエンタテインメント」(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)と海外メディアからも高評価。審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督(『未来を乗り換えた男』)は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と本作を絶賛した。2018年の『ゴールデン・リバー』ジャック・オーディアール、2019年の『ホモ・サピエンスの涙』ロイ・アンダーソンに続く、監督賞にあたる銀獅子賞となった黒沢監督。日本映画としては2003年の『座頭市』北野武監督以来、17年ぶりの快挙。溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』(89)で受賞しており、日本では5人目の受賞者となった。現地時間9月12日に発表された受賞結果に、黒沢監督は「スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました」とコメント。主演の蒼井さんは「(審査員長の)ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます。黒沢監督、本当におめでとうございます。これからも監督の映画を楽しみにしています」と語り、撮影現場に思いを馳せた様子。また、高橋さんも「この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。黒沢監督のもと、あの空間、あのスタッフ、キャストと共に作品を作り上げていく時間は、最高の体験でした」と振り返っていた。第77回ヴェネチア国際映画祭主な受賞結果■金獅子賞(最優秀作品賞)『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督■銀獅子賞(審査員大賞)『Nuevo orden』(原題)ミシェル・フランコ監督■銀獅子賞(監督賞)『スパイの妻』黒沢清監督■女優賞ヴァネッサ・カービー『Pieces of a Woman』(原題)■男優賞ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ『Padrenostro』(原題)■脚本賞チャイタニヤ・タームハネー『The Disciple』(原題)■審査員特別賞『Dorogie tovarishchi』(原題)アンドレイ・コンチャロフスキー■マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ルーホッラー・ザマニ『Khorshid』(原題)『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年09月13日蒼井優が日本を代表する映画監督・黒沢清のもと、高橋一生と『ロマンスドール』に続いて夫婦役を演じた「スパイの妻」が、映画として10月16日(金)より劇場公開されることが決定。併せて、ティザービジュアルと予告編もお披露目された。本作は、世界中にファンを持つ黒沢清監督の最新作。6月6日(土)にNHK BS8Kにて放送されたドラマ(6月末までリピート放送中)を、今回スクリーンサイズや色調を新たに「劇場版」として構築。脚本を手掛けたのは、黒沢監督自身と『寝ても覚めても』の濱口竜介、『ハッピーアワー』の野原位の3人。また、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が、映画音楽を初めて手掛け、映画世界の奥行きをさらに広げている。主演は数々の受賞歴を誇る実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く“スパイの妻”聡子を圧倒的な存在感で演じ、正義の遂行のために手段を選ばぬ純粋な優作を高橋さんが魅力的に体現した。今回解禁されたのは、1940年太平洋戦争前夜、神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)とその妻・聡子(蒼井優)が洋装に身を包み、真っ直ぐこちらを見つめている、そのどこか緊張感のある面持ちが印象的なティザービジュアル。煌々と燃え盛る炎が夫婦へと迫り寄り、「時代の嵐が、二人の運命を変えていくーー。」というキャッチコピーと相まって、これから彼らが巻き込まれていく波乱の日々を予感させる。また、予告編では、1940年の物々しくも活気ある神戸が映し出される。「悪魔のような所業を僕は見た」と声を振り絞る優作と、スパイだと疑われる夫・優作へ「つかまることも、死ぬことも怖くはありません。私が怖いのはあなたと離れることです!」と思いの丈をぶつける聡子。優作が知ってしまった国家機密とは…?心を揺さぶる傑作を予感させる予告編が完成した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月19日2020年4月4日に、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の陽性反応が出たことを明かした、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさん。同年5月18日に放送されたバラエティ番組『ヒルナンデス』(日本テレビ系)にリモート出演し、仕事復帰しました。番組の冒頭で、MCを務める南原清隆さんが「今日からあの人が帰ってきます!」と振ると、中継先には、距離を取って横に並ぶ『森三中』のメンバーである大島美幸さんと村上知子さんの姿が映し出されます。その後、2人の前に距離を取った状態で黒沢さんが現れ、3人は三角形を作るような位置取りに。軽快な音楽に合わせて踊りながら現れた黒沢さんは、スタジオにいる南原さんに「なんばらさーん!」と元気よく声をかけ、こう切り出しました。お久しぶりです。南原さん、私ですね、コロナウイルス陰性が2回出ましてから4週間の自宅ようりょうを…ようようを…。ヒルナンデス!ーより引用緊張のためか、『自宅療養』という言葉が出てこず、たびたびかんでしまう黒沢さんに、『森三中』のメンバーは後ろから「よーよーじゃないよ!」「療養よ」と優しくツッコミを入れます。そんなやり取りに対し、南原さんは「黒沢らしいなぁ。自宅療養をすましてきたってことだよね」とフォロー。続けて、1か月半に及ぶ自宅療養について、黒沢さんは「あっという間。どうなるんだろうこの先…と思っていた。味覚がなくてもとにかく野菜などを食べていた」と振り返りました。黒沢さんは療養の間、『森三中』の2人を始め、仲のいい仕事仲間とリモートで連絡を取り合っていたそうです。まだ久しぶりのテレビ放送に慣れない様子の黒沢さんに、南原さんは「ゆっくりやろうね」と気遣う言葉をかけました。黒沢さんの復帰に対し、ネット上では喜びの声が上がっています。・黒沢さん、おかえりなさい!なんか泣けてきた…。・元気な姿が見られて嬉しい。治療中の人にとっては励みになると思う。・ソーシャルディスタンスを保っていても、『森三中』の仲よしぶりが伝わる姿にグッときた。・復帰した人を喜んで迎える体制が素晴らしい。南原さんのフォローもバッチリだった。コロナウイルスの影響で暗い話題が続く中、久しぶりの明るいニュースは、多くの人を元気付けたようです。体調回復し、無事に元気な姿を披露した黒沢さん。またテレビを通して私たちにたくさんの笑いを届けてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年05月19日元貴乃花親方・花田光司氏と元フジテレビアナウンサー・河野景子の長男で靴職人・タレントの花田優一が15日、公式YouTubeチャンネル内のラジオコーナー「花田優一のナマイキですみません#29」を通じ、父にメッセージを送った。優一は、「閉鎖された毎日ではあるけれども、コロナウイルスに関わらない事件もみんなにそれぞれ起きていると思う」とした上で、「こういう時だから両親に対して思うこと、出来事もあったりして」。「正直、僕は父とあまり会ってないですね、今」と明かし、「ただ、彼のことを愛しているし、そういう彼がこのラジオを……まぁ、YouTubeの使い方なんて分からないだろうけど(笑)、誰かからでもいいから僕の肉声から僕の愛する父に声が伝わればいいな」と投稿への思いを語った。そして、「コロナウイルスで父は一人でいるのかな? ご飯もちゃんと食べているのかな?」と心配し、「世間では父と仲が悪いとかそんなこと言われたりもするんだけど、そうじゃなくて。僕はとにかく憧れだったんですよ。生まれたときから、世界一の憧れ。宇宙レベル。僕はあなたのことが憧れでした。今でも憧れです」とその存在の大きさを伝えながら、父への熱い思いを赤裸々に話し始めた。8分15秒にわたるメッセージ動画のタイトルは「大ッ嫌いな親父へ」だが、その内容は「別れた母だって、常にあなたの話をしています」や励みになった言葉など、家族愛にあふれる。優一の告白を受け、コメント欄には「素敵な話」「気持ち伝わりました」といった感想も書き込まれている。
2020年05月16日2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染されたことが確認されました。黒沢さんは、自宅での療養を続けているといいます。また、黒沢さんと一緒に仕事をしていた、大島美幸さんと村上知子さんは保健所の指示に従い、自宅待機。黒沢さんは、同月5日に森三中のYouTubeチャンネルで音声のみで現状を報告しました。最初は発熱となっているのですが、「熱っぽいなー」と感じて、最初午前中測ったら36.2℃でそのあとお昼に41.2℃と出て、すぐにそのあと測りなおしてもずっと36℃台で、一応怖いので症状を話して病院に行かせていただきました。病院に着いた時は36.4℃だったのですが、診察していただきインフルエンザの検査をして「コロナウイルスの感染ではない。見られないので」と診断してもらったんですけども、熱の症状が出てたので「一応2日休んでください」といっていただきまして休みました。その日からもう全然熱とかも咳とかもなかったので、普通に過ごしてたんですけど、で、仕事に行きまして…。そして次の日は風邪の症状などがあったので、鼻の奥になんか鼻水がある感じが続いてて。で、なんか病院でその炎症の抑える薬を処方していただきました。その日の夜に「味覚、嗅覚を感じにくい症状があった」というニュースを見ていろんなところに電話したのですが、私の場合「それだけではコロナウイルスの症状ではないので」と判断をいただいてました。でも、もしかしたら自分が感染源になったら怖いと思い自宅にいました。森三中ubeーより引用黒沢さんは熱が一時、40℃を超えるものの、その後は36℃台が続いたといいいます。病院に行くも「コロナウイルスの感染ではない」と診断されたとのこと。しかし、コロナウイルスに感染した人は味覚、嗅覚が感じにくくなる症状が出るというニュースを見た黒沢さんは、「もしかしたらコロナウイルスに感染していて、自分が感染源になったら怖い」と感じ自宅にいたことを明かしました。その後も、味覚と嗅覚の異常が続いた黒沢さんは再び検査をすることになります。それでもずっと咳、熱、倦怠感はなくて味覚、嗅覚の感じにくさだけ残っていました。でもその時も鼻水が鼻の奥に残っているような感じが続いてました。そこから検査できるまではいろいろ続くのですが、肺炎がCTで見つかりまして、そこから新型コロナウイルスに感染していることが見つかり、これからは…。そうですね、なんか闘っていきたいなと思っております。みなさんにご迷惑をおかけしてしまったんですがすみません。またいつかお話させてください。森三中ubeーより引用都内の保健所に連絡し、複数の医療機関を受診してようやくコロナウイルスの陽性が確認。今後は、「コロナウイルスと闘っていきたい」と前向きにコメントを残しました。動画を見た人たちからは、黒沢さんの行動に称賛の声が寄せられていました。・黒沢さんの声が聞けて少し安心しました。お大事にしてください。・「コロナではない」と診断されても自宅にいた黒沢さんを尊敬する。・リアルな声をありがとうございます。黒沢さんの判断は素晴らしいと思います。咳の症状がなかったり、すぐに熱が治まったりしてもコロナウイルスに感染している場合があるということを説いた黒沢さんの発信。感染を拡大させない「自分が感染源にならないように」という行動を一人ひとりが意識することが必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月06日「本人が気に病んでいないか心配」2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染していた件を受け、黒沢さんの心境を気遣う声が上がっています。バービー「半ば悪口みたいになりましたが」同日、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をはじめ、黒沢さんとたびたび共演している、お笑いタレントのバービーさんがTwitterを更新。黒沢さんが日頃から衛生管理を徹底していたことに触れ、コロナウイルスが拡大する日本の現状を危惧するコメントをつづっています。黒沢さんは、プライベートで人が集まる所には絶対に行かないし、普段から衛生には人一倍厳しく除菌などうるさいぐらい徹底している方です。なんだか半ば悪口みたいになりましたが、それぐらいの方が感染したということは、無症状の保菌者や、保健所で検査してもらえない方がたくさんいるということ。— バービー (@Barbie_Babiro) April 4, 2020 発症していることに気付かず普段通りに行動していては、どんなに周囲が衛生面に気を使っていても、感染リスクはゼロになりません。だからこそ、バービーさんはこうも呼びかけます。私達は今こそ団結して、外に出ない・接触しないを徹底しなきゃいけませんね。黒沢さん、今は体調落ち着いているそうです。早く一緒にお茶できる世界が来ますように— バービー (@Barbie_Babiro) April 4, 2020 感染しないための対策はもちろん、今は感染させないための行動も求められる段階まで来ています。感染していないという確証はどこにもなく、不要不急の外出を控えるほか、人との接触を最低限にとどめるなど、一人ひとりが感染させない意識を持たなければなりません。バービーさんの呼びかけは大きな反響を呼び、改めて危機意識を持つ人や、黒沢さんを気遣う声など、さまざまなコメントが寄せられています。・黒沢さんの体調、落ち着いているんですね。早くよくなって、元気な姿を見せてほしいです。・黒沢さんは繊細な人だから、コロナウイルス陽性だったことで、周囲の人に迷惑をかけていないかと気に病んでいそう。・黒沢さんは、自分がほかの人にうつしていないだろうかと自分を責めていそうですね。同年3月31日には、脚本家の宮藤官九郎さんのコロナウイルス陽性報道がされたばかり。1日も早く収束させるためにも、誰もが同じ意識をもって予防対策を徹底していきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月04日2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことが分かりました。4日現在、肺炎の症状はおさまったものの、味覚や嗅覚の異常が続いているため、黒沢さんは自宅療養をしています。森三中・黒沢かずこがコロナ感染ネットで「心配」「ゆっくり休んで」の声所属事務所の発表によると、黒沢さんは同年3月21日に発熱と味覚などの異常を訴え、都内の保健所へ連絡。複数の医療機関を受診した結果、4月3日夜にコロナウイルスの感染が発覚したのだそうです。黒沢さんの行動に対し、一部のメディアでは「2週間放置していた」といった事実とは異なる報道も…。これに対し、放送作家であり、『森三中』のメンバー・大島美幸さんの夫でもある鈴木おさむさんが、Instagramで反論しました。鈴木おさむ「検査してもらえないのが一番怖い」鈴木さんは、黒沢さんについて「コロナウイルスの疑いを考慮して、26日から仕事を休んでいた」と説明。続けて、黒沢さんがコロナウイルスかどうかの検査をしてもらえず、ずっと苦しんでいたことを明かしました。ネットニュースで二週間放置なんて書いてるものもありましたが、大嘘です。黒沢は、そこから病院に診察に行っても、コロナ検査をしてもらえず。黒沢、自分で保健所に電話しても、その症状だけだと検査してもらえなくて。でも、黒沢は不安で、今週水曜日、いくつめかの病院で、頼み込んで頼み込んで頼み込んで、ようやく検査してもらえました。やっとです。発熱して、体温が高ければ検査してもらえたのかもですが、、、、 これが一番怖いです。検査してもらえない。osamuchan_suzukiーより引用続けて、鈴木さんは「病院が手いっぱいなのも分かります。だから、一人ひとりが気を付けて生活するしかないのです」と訴えました。鈴木さんいわく、3月25日に撮影のため黒沢さんと会っていた妻の大島さんは、濃厚接触者として自宅待機しているとのこと。大島さんはマスクをつけた状態で、夫である鈴木さんや息子さんと距離を取りながら生活しており、現段階で症状は出ていないといいます。鈴木さんは、自宅で仏壇代わりに飾ってある父と祖母の写真に手を合わせる大島さんの姿とともに、療養中の黒沢さんに向けて、エールを送りました。 この投稿をInstagramで見る 鈴木おさむ 放送作家(@osamuchan_suzuki)がシェアした投稿 - 2020年 4月月3日午後8時27分PDT黒沢、早く回復しますように。そして妻、僕、息子、感染しないことを願って。osamuchan_suzukiーより引用鈴木さんの投稿を読んだ人からは、さまざまな意見が寄せられています。・黒沢さんは、きっと周囲への影響を気にして、心を痛めていると思います。・病院も対応に追われて、検査できない状況なのでしょう。みなさんの無事を祈っています。・本当に怖いです…。自分も気を付けなくてはならないと、改めて気を引き締めました。・鈴木さんのように影響力のある人が発信してくれるのは本当にありがたいです。黒沢さんのように、感染の可能性を考え検査しようとしても病院によっては受け付けてもらえないこともあります。コロナウイルスのまん延は勢いを増す一方です。感染していても、無症状のまま身近な人に移してしまう可能性もあるでしょう。一人ひとりが「感染しない・感染を広めない」を心にとどめ、不急不要の外出を避けるなど、行動に移すことが大切です。[文・構成/grape編集部]
2020年04月04日2020年4月4日、お笑いトリオ『森三中』の黒沢かずこさんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことを、所属事務所が明かしました。発表によると、黒沢さんは発熱後、味覚や嗅覚の異常が続いたことから、複数の医療機関を受診。肺炎の診断を受け、検査をした結果、コロナウイルスへの感染が発覚したそうです。当社所属タレントの森三中 黒沢かずこ(くろさわかずこ 41歳)が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。黒沢かずこは3月21日(土)昼に発熱症状が見られ、その後回復しましたが、味覚、嗅覚異常の症状のみが残存し、回復が見られないことから都内の保健所に連絡し、複数の医療機関を受診しておりました。4月1日(水)に受診した医療機関において、CT検査を行ったところ、肺炎の診断を受け、最終的にPCR検査を受診するに至りました。その結果、4月3日(金)夜に新型コロナウイルスに感染しているとの診断結果を受けました。吉本興業株式会社ーより引用4日現在、黒沢さんは肺炎の症状がおさまっているものの、味覚や嗅覚が感じづらい状況が続いており、自宅療養しているとのこと。報道を受け、ネット上では黒沢さんを心配する声が相次いでいます。・まじか…。心配すぎる。・本当に怖いウイルスだ。次から次に芸能界でも感染者が増えていく。・早くよくなりますように。今はゆっくり療養してください。黒沢さんの体調が無事に回復し、再び元気な姿を見せてくれる日を、多くの人が待ち望んでいます。[文・構成/grape編集部]
2020年04月04日お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこ(41)が、新型コロナウイルスに感染したことが4日、明らかになった。所属する吉本興業が発表した。黒沢は3月21日昼に発熱症状が見られたが、当日の夕方には平熱に。医師の指導により2日間の自宅療養を経て、3月25日に撮影のため稼働した。しかし、味覚・嗅覚異常の症状が残存し、26日に味覚・嗅覚異常が新型コロナウイルス感染の一つの症状であるとの報道もあったことから、その後の仕事はすべてキャンセルしていた。そして、4月1日に受診した医療機関において、CT検査を行ったところ、肺炎の診断を受け、最終的にPCR検査を受診。その結果、4月3日夜に新型コロナウイルスに感染していると診断された。黒沢は、3月21日以降は平熱に戻っており、肺炎の症状も治まり、咳などの呼吸器症状もないとのこと。だが、味覚・嗅覚が感じづらくなっている状況が続いており、早期回復を目指し、自宅にて療養に努めているという。吉本興業は「医療専門家、行政機関の指導のもと、黒沢かずこの体調管理を徹底してまいるとともに、引き続き、お客様、所属タレント、関係各位の皆様、社員への安全確保を最優先に新型コロナウイルス感染予防、拡大防止を実施してまいります」としている。
2020年04月04日主演・蒼井優×黒沢清監督によるドラマ「スパイの妻」が2020年春に放送決定。1940年代の神戸を舞台に、究極のラブ・サスペンスを作り上げる。1940年、神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商の男は、妻を残し満洲へ赴く。男はそこで偶然目にしてしまった世にも恐ろしい出来事を世界に知らしめなければならないと心を決め、行動に移そうとする。その夫の意志を知った妻は、彼の身の安全と2人の幸せのため、これを阻もうとするが――。『CURE』『散歩する侵略者』など独自の作風から国内外で高い評価を得ている黒沢監督が、自身初となる8K・スーパーハイビジョン撮影の特集ドラマを制作。『寝ても覚めても』の濱口竜介が、野原位、黒沢監督と共に脚本を担当し、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描き出す。主演を務めるのは、結婚報道が大きな話題となった女優・蒼井優。『岸辺の旅』などこれまでも黒沢監督作に出演したことのある蒼井さんは「黒沢監督と組ませていただくのは今回で3度目ですが、主演は初めてなので、とてもうれしいです」とコメント。また「濱口竜介さんたちの書かれた言葉が、映像ではあまり挑戦したことないタイプの口語なので、どういうリズムになるのか、また力のあるキャストの皆さんとどういう芝居になっていくのか楽しみです」と語っている。一方で「古典と言っていい戦時下のサスペンスを最新のデジタル映像で物語ってみる、そんなチャンスが私に訪れたことを大いに喜んでいます」と今回の機会を得た心境を明かした黒沢監督は、「しかも主演は蒼井優さん。彼女なら、歴史的であり同時に最先端でもある風景の中に、何の矛盾もなく存在してくれることでしょう」と期待を寄せている。「スパイの妻」は2020年春、BS8Kにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年10月23日7月上旬に東京・銀座で個展を開催した花田優一(23)。出品した絵画は小さいものなら10万円台だが、大きなものなら60万円台という、かなり強気な設定だった。出演したテレビ番組では、出品した約30点のうち、初日で3分の2が売約済みになったことを明かしていた。だが初日の7月4日に会場を訪れた20代女性は言う。「平日ということもあったのか、あまりお客さんは来ていませんでした。でも優一さんはとても気さくな人で、『君みたいな若い人が見に来てくれるなんて珍しいんだよね!』とすごく喜んでくれました」来場者が少なくて暇だったのか、付近のカフェでコーヒーを飲んでいる優一の姿も目撃されたという。花田家の知人は言う。「優一くんの個展を見に来てくれたり、絵を買ってくれたりするのは40代以上の女性がメインです。それはお母さんの河野景子さんが知人たちに『優一が個展をやっているからよかったら見に行ってあげて』などと、宣伝をしているからなのでしょう。優一くんも自分の画家活動は、お母さんの人脈に支えられているという自覚はあるみたいで、『もっと若い人に訴えかけないと』と、悩んでいるそうです」バラエティ番組に積極的に出演しているのも、「若者へのアピール」の一環なのか。
2019年07月16日『岸辺の旅』『散歩する侵略者』の黒沢清監督の最新作『旅のおわり世界のはじまり』が本日から公開されている。本作は海外ロケにやってきたレポーター・葉子が主人公の物語を描いているが、黒沢監督は「脚本を書いている初期の段階から、主人公には歌ってもらおうと思っていました」と振り返る。なぜ、本作で主人公は異国の地で歌うのだろうか?彼女が歌う時、そこにはどんな状況が出現するのだろうか?バラエティ番組のロケ撮影のためにウズベキスタンにやってきたレポーターの葉子(前田敦子)は、異国の地を散策して迷子になったり、将来の夢について考えたり、遠く離れた恋人と連絡を取り合ったりしながら、淡々と日々の仕事をこなしている。やがて彼女はいくつかの出来事を経験し、自身の新しい扉を開くことになる。全編をウズベキスタンでロケ撮影することになった黒沢監督は、主人公の葉子が異国の地で徹底的に“孤独”になっていくように物語を紡いでいる。撮影隊との関係は“仕事限り”のもので、ひとりの時間になっても周囲と言葉は通じず、行く先は知らない場所ばかりだ。「そうなるのは僕の中では必然でした。撮影隊が主人公の物語にはいろんなパターンがあると思うんですけど、自分も撮影する側にいるので分かるのですが、スタッフ同士で衝突が起こったり、ドラマが起こるようなことは普通はないんです(笑)。もちろんドラマがあってもいいんですけど、あくまでも仕事ですから、やるべきことをやって、終わったら自分だけの世界に帰っていく。それが僕にとってのリアルです。だから主人公が撮影隊の中にいることでますます孤立した状況になることは分かっていましたし、葉子が他の人とあまり交わらず、たったひとりですべてを解決していくことは最初から決めていました」振り返れば、葉子だけでなく、過去の黒沢作品でも多くの主人公が孤独な状況に置かれてきた。「意識的に孤独をテーマにしているわけではないんですけど、魅力的な主人公や、ある人間がある状況に陥ってそれを何とか乗り越えていくような物語を考えた時に、自然と主人公は“たったひとり”になってしまう……なぜなんでしょうね。僕自身はいろんな人の力を借りていて、とてもひとりではやっていけないんですけど(笑)、映画の中の登場人物、それも魅力的な主人公は“ひとり”であらゆる状況を乗り越えていくことに魅力を感じます。それに主人公が何かしらの大変な目に遭うとなった場合に、ハリウッドのように予算があれば宇宙人が攻めてきたりするんだと思いますが、そんな突飛なことが起こせない環境で主人公がツラい目に遭うにはどうするのか考えると……まずは“孤独な状況”になるのが一番わかりやすくてリアルなドラマづくりなのかもしれません。この映画はホラーではありませんが、主人公は何かにおびえ、警戒し、ある種のサスペンスの中に置かれている……そういう映画しか思いつかないんです(笑)。でも僕にとって映画とはそういうものです。スピルバーグだってどんな題材であっても主人公が大変な状況に陥るところから始まりますよね。映画をつくる人間はみな、そういう考えになってしまうのかもしれません」日本から遠く離れた場所で、葉子は孤独な状況に置かれ、さらに黒沢監督の言葉を借りると“大変な目”に遭うことになる。それでも彼女は前へ進むことをやめない。これまでの黒沢作品がそうであったように、どれほど状況が厳しくても、仮に世界が終わってしまったとしても、主人公は孤独なまま前へと進んでいく。そしてその結末には何らかの“希望のようなもの”が待っている。「今回の作品でも当然のようにそうなりました。いま改めて思ったことですが、脚本を書いている初期の段階から、主人公には歌ってもらおうと思っていました。ミュージカルという言い方だとちょっと違うんですけど、ただ歌っている人を撮っているのとも少し違う。どこからか音楽が流れてきて、それに合わせて主人公が歌いだす。僕はこういうシーンが大好きで、なぜ音楽に合わせて登場人物が歌いだすことが、こんなにも気分の高揚を生むのか考えていたのですが、ひとつ言えるのは、流れてくる音楽というのは本来は観客にしか聞こえていない映画音楽で、主人公のいる場所では流れていないものです。ですが、それに合わせて登場人物が歌うということは、登場人物にもその音楽が聞こえていることになります。つまり、その瞬間、前田敦子がいる“あちらの世界”と劇場で観ている観客とが共通の音楽を聞いていることになる。ふたつの世界が結ばれるわけです。それが何ともいえない感銘を生むと思うんです。たぶん、音楽が聞こえてきて主人公が歌う瞬間、主人公も観客も“私は孤独ではない”と思うのかもしれません」孤独な状況に置かれた主人公が数々の出来事を経験し、危機的な状況をひとりでくぐり抜けて最後に歌いだす時、主人公の葉子と、それを観ている観客は孤独な状況からそっと抜け出し、そこに希望のようなものが出現するのではないだろうか。ちなみに本作では希望のようなものを“世界のはじまり”と呼んでいる。『旅のおわり世界のはじまり』公開中
2019年06月14日岡本太郎や手塚治虫らの作品も並ぶなか、展示された9点の絵。それらは靴職人でタレントの花田優一(23)の描いた作品だった。3月7日から10日まで開催されていた東京都内で開催されていた『アートフェア東京2019』。国内外の画廊やギャラリーが出展していたが、なんと花田優一自身のブログによれば彼の作品は9点とも初日で完売したという。《おかげさまで今回展示した絵は昨日、初日にすべて完売致しました。自分の絵が作品を愛してくださった方々のところへ行くことの喜びは計り知れません》(9日付ブログ)9点の内訳は60万円の100号作品が1点、34万円という30号作品が4点、12万円の4号作品が4点。本当に完売したのなら1日で244万円を売り上げたことになる。会場に来ていた優一もご満悦だった。「絵は描きためていたものもずいぶんあるので、こういう機会に出品させてもらいました。靴職人は廃業?いえ、絵のほうと靴とで並行してやっていければいいと思います」だがギャラリー関係者は言う。「アートフェアのHPには、花田優一さんの作品は2点しか掲載されていません。つまり残りの7点は、フェア開催目前に急いで描いたものなのかもしれません」確かに優一のブログでは、2月24日付で100号のキャンパスが届いたことを報告しているが、1週間後の3月3日付で掲載された写真には、すでに完成した作品が写りこんでいる。“靴を作らない靴職人”と揶揄された優一だが、今後は“絵を描くのは早い靴職人”として活動していくつもりなのだろうか。
2019年03月12日東京都内の自宅からタクシーに乗り込んだのは靴職人でタレントの花田優一(23)。現在、妹2人は海外留学中のため、優一は母・河野景子さん(54)と2人暮らしをしている。優一といえば、昨年11月に700万円以上という新車を購入したばかり。だが花田家といまも親交がある元後援会関係者は言う。「その新車もすでに何度かぶつけてしまったそうで、いま(※2月上旬)は修理に出しており、優一くんはレンタカーやタクシーで移動しています。彼は強気な性格でかなりスピードも出しますし、昔からよく車をぶつけていました。お母さんの景子さんもハラハラしているでしょうね」本誌も1月上旬に、自慢の愛車のナンバープレートが曲がってしまっている状態だったのを目撃している。高級車だけに修理費用もかなり高額かと思われるが、前出の元後援会関係者は苦笑する。「う~ん、優一くんの靴職人としての収入は、それほど多くはありませんし、今回の修理代も景子さんに負担してもらうようです。若いのに銀座で飲み歩いたりもしていますが、請求書は自宅に送られてきて、支払っているのは景子さんなんですよ」景子さんは2月4日放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)に出演。高血圧を指摘され、改善生活に臨んでいた。高血圧の原因の1つといわれるストレスに話題が及ぶと、「ストレスのなかで生活している」など愚痴もこぼしていた。たしかに“息子の飲み代も修理代も、いつも私が無心されて……”という状態ではストレスも溜まることだろう。テレビ局関係者は言う。「景子さんは、講演会や主宰している話し方教室の宣伝にもなるので、テレビ番組出演にも積極的です。いまは“話題の人”としてバラエティ番組の出演が中心ですが、将来的には実力派フリーアナとして活躍したいようです」2月6日付のブログには自らトラックを運転する写真を掲載していた景子さん。《高さと脇に気をつけて、2トントラック満杯の荷物を運びました~~!!》安全運転のアピールは長男へのメッセージだったのかも。
2019年02月14日「靴の製作代金を受け取りながら納品が大幅に遅れ、顧客から苦情が殺到。昨年11月、当時の所属事務所が『これ以上は、もう面倒見きれない』と優一さんは契約解除になりました。実は、この背景には昨夏のイベント出展をめぐる“金銭トラブル”もあったと聞いています」(花田家の知人)お騒がせ二世・花田優一(23)に、また新たな“トラブル”が浮上した。「昨年6月、彼はイタリア・フィレンツェで開催されたメンズファッションイベント『PITTI IMAGINE UOMO』に日本人の職人として初めて出展しました。しかし、この費用は基本的に前事務所が負担しているそうです。優一さんが前事務所に頼み込んで出展にこぎつけましたが、度重なるトラブルから“解雇”同然の退社に。渡航費や人件費、出展費用など総額2千万円近くが事実上“水の泡”となり、前事務所も憤慨しているそうです」(前出・知人)『PITTI~』は毎年1月と6月に開かれる世界最大のメンズファッションの祭典。世界中のブランドが翌年の新作を発表し、世界中のバイヤーが買い付けに参集する。来場するファッション関係者は3万人を超えるという、ビッグイベントだ。昨年8月24日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)でも、出展した優一に密着。「ただ単に“いい靴を作りたい”という思いで作っていたものが、“『PITTI』に出展するために作ろう”に変わっていったのは事実」と、自らの意志で出展したことをアピールしていたのだが……。優一の出展したブースを見たファッション関係者はこう語る。「他のシューズブランドはブースに数十足が展示されていたんですが、優一さんのブースにはたった2足。ショートブーツとローファーだけしか展示されておらず、驚いた記憶があります。優一さんは『2足に絞ったのは、今の僕にできる“最高”を提示するのにベストだと考えたから』と主張していたそうです。そんな少ない作品で勝負するブースは他に一切なかったので、かなり異質な空間でした」前出の知人は続ける。「本来なら、優一さんのように“まだ実績のない靴職人”が出展できるようなイベントではありません。しかし、彼が『絶対、話題になる。出展費用は返します!』と前事務所を必死に口説いたそうです」前事務所は“彼の肩書に箔が付くなら……”とあらゆるツテを頼って、やっとのことで出展にこぎつけたという。「もともと、母・景子さんの紹介もあってこの事務所に所属することになり、景子さんもこの出展に強く賛成していたそうです。『息子の将来のために何卒』と前事務所に頭を下げたと聞いています。前事務所は優一さんを全面的に信用して、覚書は交わさなかったようです。契約解除後、優一さんからこの件についておわびはなく、出展費用も返済されていない“不義理”が続いているそうです」(前出・知人)この“金銭トラブル”について前所属事務所に確認したところ、「社内で協議した結果、弊社としてはこの件についてはお答えできません」との回答だった。優一はなんと答えるか。1月下旬の午後1時ごろ、本誌は自宅から現れた優一を直撃した。黒のダウンジャケットにキャップをかぶり、トレードマークの丸メガネ。耳にはイヤホンを着けている。こちらの姿を確認すると、避けるように踵を返して歩き始めた。――昨年6月のフィレンツェのイベントについてお聞きしたいのですが。「……」――その出展には2千万円の費用がかかったと聞いています。「いま、忙しいので」――優一さんが、ご自身の活動の宣伝になると前事務所に提案されて出展したのでは。「急いでいるので」――前事務所は契約解除したことで採算がとれませんが、費用の一部でも返済する意思はあるのでしょうか。「名刺、もらえますか?」記者が名刺を渡すと、こちらの顔をのぞきこみ舌打ちする。その後は何を聞いても沈黙し続ける優一は、足早に去って行った。「優一さんを溺愛する景子さんはいまやもう優一さんの“靴職人”という仕事に固執していないようです。親しい関係者を通じて各テレビ局にタレントとして彼を売り込み、加えて自分も本格的なテレビ復帰ができるように働きかけています」(前出・テレビ局関係者)優一のトラブルが続けば、話題母子のメディア行脚は“靴ずれ”を起こしかねない。
2019年01月29日「修業時代の優一さんは本当に礼儀正しい青年で、真面目にコツコツと靴作りを学んでいました。だから、世間を騒がせているあの人だとは信じられなくて……」そう語るのは、靴職人・花田優一(23)のイタリア・フィレンツェでの修業時代をよく知る人物。派手な私生活に加えて度重なる納期の延長、連絡をしても音信不通など、今や職人としての資質までも問われている優一。その被害は広がり続けている。沈痛な声で、編集部へ電話をかけてきた60代の男性・Aさんもその1人だ。「初めて会ったときの印象は、若いのにしっかりとした好青年そのもの。2年前に20万円を支払ってオーダーすると『完成は約1年後』と、言われて楽しみにしていました。ですが、いくら待っても連絡がこない。納期もずるずると延ばされていきました」優一の靴作りに不安を募らせるAさん。進捗を確かめるべく、今月上旬に都内のホテルで彼と再び対面した。「作業状況を事前に聞いたときは『もうちょっとで……』と言ってたのですが、結局靴は持ってきてくれなくて。理由を尋ねたら『思っているものが作れなかった』の一点張り。驚いたことに『今日はお金を持ってきました。でも、待っていただけるならこのまま作ります』と、さらなる納期延長を提案されました。今回の件で、優一さんが嘘つきなのはよくわかりました。私のように、騙された人がたくさんいるのだと思います」職人にあるまじき行為を繰り返す優一。靴作りの技術を教えたかつての師は、この状況をどう思うのだろうか-――。そこで本誌は、イタリア・フィレンツェにある工芸・デザインなどの専門学校「アカデミアリアチ」で優一を指導していたアンジェロ・インペラトリーチェさん(81)に現地取材を試みた。これまで沈黙を守り続けてきたアンジェロさん。だが彼を知る人物を通じて話を聞くと、初めてその重い口を開いた。「ユウイチのことはもちろん知っているよ。彼は2年ほど私のクラスに通って、授業を受けていたからね」実は、これまで優一は修業時代を振り返るたびに「工房で師匠に学んだ」と語っていた。17年3月放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)でも、「日本に帰ったけど、今でも自分はアンジェロの弟子です」と師弟関係を強調していた。だが、話を聞く限り、優一は工房ではなく専門学校でアンジェロさんの授業を受けただけのようだ。師弟関係について確認すると、“師匠”の口から次の言葉が。「ユウイチは私の弟子とはいえない。教師と生徒の関係だよ」恩師の証言で暴露された“デタラメな履歴書”。先生と生徒というアンジェロさんとの関係を、優一は“師匠と弟子”と偽っていたのだ。「2年や3年の修業だけで一人前になれると思うか?それは個人次第だから一概に何年修業が必要とはいえないよ。ユウイチは熱心に勉強していたが、まあ裁縫の技術に関してはもっと経験を積んだほうがいいと思う」優一の勤勉さについては、認めていたというアンジェロさん。――納期延長を繰り返す優一さんの姿勢はどう思いますか?「靴作りは時間がかかるものだからね。時には納期が遅れることだって当たり前なんだ。納得のいくものを作ろうと思ったら、思ったよりも時間がかかることはあるんだよ……」アンジェロさんは最後まで元教え子をかばい続けた。だが、前出の修業時代をよく知る人物は言う。「優一さんは、自伝などでアンジェロ氏を気難しい人物として書いていますが、内面はとても優しい方。最初は師匠に無視されたというエピソードも披露していますが、そもそも教師と生徒の関係でそんなことはありません」幼少時代から彼を知る、元貴乃花親方・花田光司氏(46)の後援会関係者はこう語る。「元親方は家を空けることが多いので、基本的に育児は河野景子さん(54)に任せっぱなし。彼女は『いつでもあなたの味方よ』と優しく育ててきましたが、裏目に出てしまいました。優一さんのわがままぶりを周囲の大人が注意しても『他人が俺に指図するな』と、聞く耳を持たなかったようです」一連の事実確認をするべく本人へ質問状を送付したが、期日までに回答はなかった。前出の『アナザースカイ』では、「師匠の弟子として恥ずかしくない靴を作りたいという一心でやってますね」と、真剣に語っていた優一。その姿をアンジェロさんに見せる日は果たしてくるのだろうか――。
2019年01月22日顧客とのトラブルや弟子へのパワハラが報じられている花田優一(23)。『ミヤネ屋』(読売テレビ)、『グッディ!』、『バイキング』(いずれもフジテレビ系)など、ワイドショーに相次いで登場している。本誌は、女優・吉岡里帆(25)の弟・Tさん(23)が優一に弟子入りしたものの、“パワハラ被害”により3カ月で退職してしまったことを報じた。優一は靴作りを教えるどころか、Tさんにクレーム処理を押しつけていたのだ。しかし、『グッディ』の直撃取材でこの件を問われた優一は「お相手があることなので……」と口をつぐみ、その他の番組でも言及を避けた。Tさんは調理師学校を卒業し、京都市内のフレンチレストランで働いていた。吉岡も弟のシェフ修行を応援しており、Instagramに次のように綴っている。《料理が余りにも美味しいことに感動し、何より沢山の人と出会って急成長している弟に感動しました》(’16年7月19日)だが、Tさんは’18年9月に上京し優一に弟子入り。優一を紹介したのは吉岡だというが、Tさんが靴職人を目指すことに吉岡は反対していたという。それでも、最終的に吉岡が弟子入りを許し、Tさんを優一に預けたのはなぜだったのか。「’17年4月放映の『チカラウタ』(日本テレビ系)での共演で仲良くなった2人は『ゆうちゃん』『りほちゃん』と呼び合う親友になったそうです。女優として活躍し、アートにも造詣が深い吉岡さんは、優一が語る創作論に共鳴する部分があったようです」(芸能関係者)’17年11月、優一は吉岡のラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(J-WAVE)にゲスト出演。靴職人の流儀を熱弁していた。優一は「100円のお皿でも、大好きだったおばあちゃんやもう会えない恋人からもらったものだったら、絶対100万円のお皿より価値がある」「その価値、魂を宿さなきゃいけないのが職人の仕事」と、職人としての矜持を語る。吉岡は「なんでそんな大事なことをその年齢で気づいているんですか?」と感心した様子を見せた。また、イタリアでは黙々と作業する師匠の技を見て学ぶ日々で「修行は孤独だった」と語る優一。「僕は創作意欲の一番の栄養は、孤独かなと思ってます」との優一の発言に吉岡は「わかる~!わかるよ!」と激しく同意。「独りで向き合っている時間こそが仕事につながると思う」と、優一の考え方に深い共感を示していた。だが、優一は弟子入りしたのではなく、その“師匠”が講師を務める専門学校に通っていただけ。吉岡が「いいものを残すために孤独と闘っている花田優一という一人の職人に、私はとても心動かされます」と感動したエピソードは、“嘘まみれ”だったようだ。TさんのSNSを見ると、花田優一のほかに靴の有名ブランドや靴磨き職人など数十におよぶ靴関係のアカウントをフォローしている。靴職人を目指そうとしたTさんの熱意の一端が伺える。吉岡との対談で「自分に嘘つかない、1個でも嘘ついてたら答えって見つからない」と語っていた優一。吉岡、そして弟のTさんについた嘘を、このままなかったことにするつもりだろうか――。
2019年01月10日花田優一(23)が1月9日、「バイキング」(フジテレビ系)に出演。靴職人である気概を語ったが、非難の声が上がっている。番組では花田に靴を注文しても商品が届かないといったことや、連絡が取れないといった声が上がっていることについて触れた。すると花田は、昨年12月に行われた展示受注会では“これまでの反省を活かした”と語った。それは靴の制作について納期を決めたり、注文数を絞ったりといったものだった。いっぽう「待つことに対する価値観が皆無に等しい時代。でも靴は凄く時間かかって、1年2年待つことはあること」と持論も展開した。さらにラサール石井(63)から「今これだけ受注が来ているから、これぐらいお待ち頂くことになりますが、いいですか?っていうのは……」と客側への説明はきちんとなされているのか訊ねられると、花田はこう語った。「なんていうんですかね、テレビに出ると、瞬間、思いついたことを発するまでのイマジネーションと形になるまでの時間がすごく短いじゃないですか。靴は思ってから完成するまですごい時間がかかるので、簡単に思いついた、出来たっていう世界じゃないんですね」おぎやはぎ・矢作兼(47)は「芸術家だ。芸術家に注文してるようなもんだ」とコメントしていたが――。Twitterでは花田を非難する声が上がっている。《自己弁護ばかり。納期守らないで悪いと全く思ってない》《ハイ、いいえを最初に答えずに、言い訳言い訳で結論言わずに、いつのまにか論点ずらしてくる》《朝ごはん食べましたか?っていう質問に対して、ご飯は食べてないがパンは食べました。って言うタイプの人間だ》また番組に生出演した理由について「自分の靴に対しての思いとか、靴職人の世界というかオーダーメイドの世界を伝えたくてこういう場に来ている」と説明した花田は、「今日も10分間しか出られないって言っているんですけど、なぜか帰らせてもらえてなくて……」と語っていた。しかしその口ぶりにもTwitterでは《断って帰ればいいじゃない》《今この瞬間にも必死で靴作ってれば良いものを……》《まぁ、彼も出たがりなんやろうけど》と否定的な声が上がっている。本誌は1月15日・22日合併号で、花田が吉岡里帆(25)の弟・Tさんを弟子にとっていたと報じている。しかしTさんに回ってくる仕事は顧客のクレーム処理ばかり。飲み歩いては工房に帰ってこなかった花田に見切りをつけ、わずか3カ月でTさんはそのもとを去ったという。花田にとって“靴職人”とは、どんな仕事なのだろう――。
2019年01月09日「花田優一氏の不誠実な対応を思い出すと本当に腹が立ちます」と語るのは、40代の男性・Aさん。Aさんが靴職人でタレントの花田優一(23)に製作を依頼したのは’17年春。だが結局、Aさんが完成した靴を受け取ることはなかった。昨年12月24日には『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)が花田優一のインタビューを報じている。商品が送られてこない、料金の返却を求めても応じないなど、靴製作を巡る顧客とのトラブルも報じられてきたが、優一は次のように説明した。「靴の製作には時間がかかるもの。(顧客には)1人1人対応しています。説明不足だったお客様には自分からお電話をしたり、直接伺ってご説明したりしています」誠実ぶりをアピールし、トラブル報道を否定した優一だったが、前出のAさんは言う。「花田氏の会社に料金を振り込んでから1年後のことでした。私は地方に住んでいるのですが、靴が出来上がったという連絡があり、東京のホテルに呼び出されたのです。でも急に花田氏から『父(元貴乃花親方)が倒れて、看病しているので今日は会えない』という電話があり……。その後、何度かメールや電話をしたのですが、なかなか折り返しもなく、つながったと思ったら、『(連絡を)忘れていました』と言われました」実はAさんのような“被害者”は、靴をオーダーした人たちばかりではない。優一に弟子入りした若者も、彼から“被害”を受けていたのだ。優一の知人は言う。「’18年9月にTさんという男性が弟子になったとき、彼は周囲に自慢していたのです。『吉岡里帆ちゃんの弟も、俺の弟子になったからね』と」そう、弟子・Tさん(23)は人気女優・吉岡里帆(25)の実弟だった。吉岡は京都出身。もともと弟・Tさんも京都市内にあるフレンチレストランで働いていた。吉岡も弟のシェフ修行を応援しており、店を訪れたときの写真をインスタグラムで紹介している。だがTさんは突如、上京を決意。吉岡家の知人は言う。「東京で大活躍している里帆さんの姿を見て、Tくんも自分の力を東京で試してみたいと、考えるようになったようです。Tくんを花田優一さんに紹介したのは里帆さんだと聞いています。ただ里帆さんはTくんが靴職人を目指すことには反対していました」大きな希望を胸に抱いて上京したTさん。だが彼を待っていたのは悪夢の日々だった。「優一氏は顧客たちからのクレームの処理をTさんにやらせていたのです」(前出・優一の知人)前出のAさんは言う。「靴も完成せず、返金を求めると花田氏と連絡がとれなくなりました。困っていた私に代わりに電話をくれるようになったのがTさんでした」奇妙な話だが、返金を求めるAさんと、真面目に対応を続けるTさんは連絡を取り合っているうちに、少しずつ信頼関係を築いていったという。「次第にTさんは花田氏に弟子入りしたことを後悔するようになっていました。私にも『師匠が靴を作っている姿をほとんど見たことがない』『お客さんからのクレームを報告しても、まともに取り合ってもらえない』などと話すようになったのです。飲み歩いていて工房に帰ってこない花田氏を深夜まで待っていなくてはいけないこともあったそうです」Aさんは弟子を辞めるように勧めたという。するとTさんは苦しげにこう語ったのだ。「師匠がやっていることは、詐欺と言われても仕方がない。でもここで逃げたら、私も“共犯”になってしまうから、頑張ってお客さんの対応を続けたい」孤軍奮闘を続けていたTさんだが、結局、弟子入りから3カ月ほどで靴職人の道を断念。そして、弟の苦悩の日々を知った吉岡は号泣したという。12月29日、本誌はTさんへの指導について、優一を直撃取材した。微笑みを浮かべていた彼だが、Tさんの名前を出すと、とたんにムッとした表情に……。「あ~、もう辞めているしね。理由?まぁ彼にもいろいろと考えがあったのでしょう」――親交がある吉岡里帆さんの弟さんですよね?「……先方もいるお話ですので。私がお話しすることはないです」それだけ言い残すと、車に乗り込み、走り去っていった。翌30日、優一はブログで妹からプレゼントをもらったことを明かした。写真によればカードには妹からのこんなメッセージが書いてあったようだ。《私の大好きなにーにへ》実に美しいきょうだい愛だが、優一には涙を流しているきょうだいがいることも忘れないでほしい。
2019年01月05日花田光司氏(46)と河野景子さん(54)の長男でタレントの花田優一(23)が21日、都内のギャラリーで初の個展を開催した。両親の離婚と自身の離婚で世間を騒がせている優一。一部スポーツ紙によると、陣幕親方(58)の娘との離婚について言及したという。またすでに13日付のブログで離婚を発表していたものの、離婚時期など詳細は明かしていなかった。その意図を「お相手の方が表舞台に立つような人ではないので、詳細はお伝えできません」と明かしたという。その後もフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」やTBS系「ゴゴスマ」、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」と立て続けに生出演した。離婚した花田氏と景子さんに対しては「母も父もたくさん恋人作っていただいて、人生を謳歌してほしいなと思っています」とエールを送る優一。そして自身が製作する靴について「納期を守らない」などのトラブルが報じられていたが、「報道の中で事実に反する部分もあって、表には出ないですけど、抗議させていただいた部分もある」と主張した。「最初は取材はNGだったと聞いていました。しかし個展と自身の正統性をアピールするいい機会だったこともあり、取材を受け続けたようです。そのPR術は、あっぱれの一言。芸能界に向いているのかもしれません」(芸能記者)ちなみに展示されている絵画は、自身が10代のころに描いたもの。フレーム代込みで1点7万5,000円とかなり高額だが……。果たして、どのぐらい売れるのだろうか。
2018年12月21日12月13日、元貴乃花親方・花田光司氏(46)の長男・花田優一(23)が離婚を発表した。11月下旬には花田氏と河野景子さん(54)の離婚が発覚したばかり。その直前、本誌は優一にとって義父だった陣幕親方(58)のもとへと向かっていた。12月上旬、耳にイヤホンをつけ、音楽を聴きながら軽快にウォーキングにいそしんでいた陣幕親方。優一は17年6月に陣幕親方の長女・A子さん(24)と結婚。以来、陣幕親方は“花田家の親戚”となっていた。だが記者が「優一さんについて……」と声をかけた瞬間、陣幕親方の表情がみるみる厳しくなる。「その名前を聞くと、気分が悪くなるよ!」と、親方は嫌悪感を隠さなかった。優一とA子さんの結婚は“ロミジュリ婚”とも報じられた。「A子さんの父の陣幕親方は、八角部屋の部屋付き親方です。そして当時、元貴乃花親方が、対決姿勢を示していたのが、八角理事長(55)だったからです。父親が敵同士の息子と娘が結婚したことから、“ロミオとジュリエット”と、注目されたのです」(前出・相撲ジャーナリスト)だが母・景子さんは“2人が愛し合っているのなら”と結婚を後押しし、陣幕親方も大喜びだった。’17年11月に本誌は親方に取材をしたが、終始上機嫌の表情を見せていたのだ。「(優一くんは)とっても素直で明るい、いい青年ですよ。彼は誰にでも気遣いができますし。(結婚に反対なんて)全くありませんよ。むしろ、最初から応援していたくらいですから。家族全員でね。あちらの奥さん、景子さんとうちの家内も仲良くしています」しかし蜜月は驚くほど短かった。その2カ月後の’18年1月1日に、貴乃花部屋で新年会が開催され、花田氏、景子さん、そして優一を含めた3人の子供たちも勢ぞろいしたのだが、なぜか優一夫人のA子さんだけ欠席……。両家の関係について陣幕親方に聞いても、「(景子さんとうちの家内が)連絡を取り合っているか?う~ん、2人とも忙しいからね……」などと、言葉を濁すばかりになった。さらに8月には写真週刊誌『FRIDAY』が、優一が美女と深夜に密会していたことを報じた。「この不倫疑惑報道で、貴乃花親方は優一くんを見放し、優一くん夫妻の離婚も決定的になったと聞いています」(花田家の知人)それでは離婚協議は、どの程度まで進んでいるのか?冒頭のように、陣幕親方に取材を申し込もうとしたのだが、親方は怒りをにじませた声で次のように語った。「娘の離婚のこと?オレだってどうなっているかわからないよ!事情なんて何も聞かされていないし……」――優一さんからも説明はないのでしょうか?「ずっと会っていないし、(優一からは)連絡もないからイライラしているんだよ。それにアイツの話なんてしたくない」そう言い残すと、ウォーキングを切り上げて帰宅していった。陣幕親方が思わず激白した“絶縁状態”。実はこの怒りには、親方のある事情が関係しているようだ。親方が所属している八角部屋の関係者は言う。「陣幕親方はもう何年も、八角部屋には出入りしていません。若手の稽古をみることもありませんし、こちらから連絡することもないのです」なんと、所属する部屋とは疎遠になっているというのだ。前出の相撲ジャーナリストは言う。「何らかのトラブルがあったそうですが、部屋に所属はしていても、稽古はつけることができない、そんな“宙ぶらりん”の状態は5年ほど前から続いていたそうです。だから陣幕親方とすれば、娘と貴乃花親方の息子との結婚は、その状況を打開できるチャンスに思えたのかもしれません。相撲協会の理事長をめざした貴乃花親方は引退してしまい、娘の結婚生活も破綻。それは怒りたくもなるでしょうね」
2018年12月14日2019年夏に公開予定、前田敦子主演の黒沢清監督最新作『旅のおわり世界のはじまり』のオールキャストの情報が解禁となった。併せて、撮影のメイキングが含まれた超特報と、ティザーポスターも公開された。■あらすじテレビ番組のリポーターとして、ウズベキスタンを訪れた葉子。この国にいると言われている“伝説の怪魚”を探すため、番組クルーとともに様々な土地を巡ることになる。そんなある日、葉子は見知らぬ街で、導かれるように路地裏に繋がれたヤギと遭遇。それは、新たな世界との対話のはじまりだった。■オールキャスト発表!主人公の葉子役を務めるのは、昨今、女優として目覚ましい活躍を見せる前田敦子。本作では、異国の地を旅するひとりの女性の成長を繊細に演じ、1か月に渡るウズベキスタンでのオールロケに挑んだ。黒沢清監督作品への参加は、『Seventh Code』、『散歩する侵略者』に続き3作目となり、監督からの信頼も厚い。また、新たに発表されたのは、葉子とともに番組クルーとしてウズベキスタンにやってきた番組スタッフの面々。カメラマンの岩尾役には黒沢組への参加が『贖罪』ぶりとなる加瀬亮、ディレクターの吉岡役には同じく黒沢監督作『予兆 散歩する侵略者』の染谷将太、ADの佐々木役には柄本時生、また、現地コーディネーターのテムル役は、ウズベキスタンの国民的俳優として人気を誇るアディズ・ラジャボフが演じる。■出演者コメント到着!葉子役:前田敦子空港に着いた瞬間から、黒沢監督の演出がはじまっているんじゃないか?と4人で話していました。そのぐらい、まったく未知の国だったので、行動するときも一緒に固まって動いたり、オフの日もみんなでご飯に行ったり、いろんな場所へ行きました。(4人とも)生きてきた年数が少しずつ違いますが、みんなで“初めて”をたくさん経験できたので、絆になりました。私にとっては最高の環境でした。岩尾役:加瀬亮言葉もわからない異国の地でたくさんのハプニングに見舞われました。そのたびに飄々と見えながらもどんな時もあきらめない監督や共演者たちに大きな刺激をもらいました。想像もしてなかった新鮮な脚本。共演者はクセ者揃い。しかもウズベキスタンロケ。面白くないはずがありません。再び黒沢組に参加できてとても嬉しかったです。吉岡役:染谷将太黒沢組にまた参加させて頂きニヤニヤが止まりませんでした。ウズベキスタンという国に飛び込みますと、自然と我々が異物になっておりました。文化の違う我々が異物となり、撮影隊という景色が異物となり、そんなマジックを黒沢監督に見せられているような感覚でした。素敵な世界を楽しみにしていてください。佐々木役:柄本時生以前から黒沢監督のファンだったので、黒沢組を体験できるのは本当に貴重で、まさに“映画”という感じの現場で夢のような 時間を過ごさせてもらいました。日本の共演者の皆さんは、元々知り合いだったので、とても楽しくお仕事をさせて頂きました。ただ楽しいだけじゃなく、締まる時は締まる感じでした。テムル役:アディズ・ラジャホフ映画撮影のプロセスはいつも魔法です。素晴らしい作品を作るために、たくさんの方が働くのです。今回、日本映画を代表する“映画に魅了された”方々と共に仕事をする機会は、私にとって“まさに魔法のような時間”で、とても豊かな経験となりました。■貴重なメイキングも!超特報解禁今回解禁された特報では、本編の映像とともに、貴重なメイキングシーンが収められ、監督や出演者らがモニターをチェックする姿、市場での撮影の様子などを伺うことができる。監督自身「これまでのどれにも似ていない作品」と明言している本作、はたしてどんな世界へ我々を連れて行ってくれるのか。『旅のおわり世界のはじまり』は2019年初夏、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月29日元貴乃花親方・花田光司氏と元フジテレビアナウンサー・河野景子さんの長男で靴職人兼デザイナーの花田優一氏が、将来期待される若手クリエイター&アーティストを表彰する「第15回ベストデビュタント賞」のファッション部門に選出され28日、都内で行われた授与式に出席した。優一氏は「本職は靴でやっておりますが、日々の葛藤や喜び、幸せなこと、悲しみ、すべてを作品に残していくのが、自分の勝手に決めた義務だと思っています。なので、靴の修行、作り手としての修行以前に、人間として、人格者になれるように日々人生修行していかなきゃいけないなと思っています」と職人としての心がけを告白。「このような賞をいただき励みになります。このたびはありがとうございました」と感謝した。両親の離婚が今月26日に明らかになったばかり。フォトセッション時には、両親の離婚について報道陣から質問が飛んだが、何も語らなかった。花田氏のほか、ファッション部門にPERMINUTEデザイナーの半澤慶樹、音楽部門に音楽家の内藤稀花、空間・インテリアデザイン部門に高栄智史|建築設計/写真撮影代表の高栄智史が選出された。また、ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的に、政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなどの各分野で時代をリードする著名人に贈る「第47回ベストドレッサー賞」の授賞式も同時開催され、女優の有村架純、俳優の高橋一生らが登壇した。
2018年11月28日端正な顔立ちにおしゃれな出で立ち。イタリア仕込みのセンスがなんとも素敵な、靴職人の花田優一さん。その笑顔の裏には、男、そして職人として生きる覚悟がありました。まだたったの22歳、である。しかし粋にスーツを着こなすその佇まいからは、もっと年齢を重ねた男の落ち着きやオーラが漂う、靴職人の花田優一さん。職人に憧れ、靴を作る道を選んだその背景に迫ります。――いきなりで恐縮ですが、お父様が著名な横綱だった、ということもあり、ご自身はその道、あるいは他のスポーツの道を夢見たことはなかったのですか?花田:相撲に関しては、まったくないですね。以前も、そして未来も含めて、僕の中では父以上にカッコいい横綱はいないと思っていますし、また父以上には絶対なれないのはわかっていたので、相撲をやろうとは思いませんでした。でも、バスケットボールを結構真剣にやってたんですよ、小学校のときから。プロチームの下部組織にも入ってましたし。もっと本格的にバスケを極めたくて、高校のときにアメリカに留学もしてるんです。でもアメリカの高校の部活って誰でも入れるわけではなくて、トライアウトがあるんです。バスケが強い学校を選んで入学して、トライアウトを受けに行ったんですが、その会場で、「なんか僕の仕事、これじゃないな」とピンときてしまい、バスケはやめました。父も含めて、“スポーツ=仕事”という環境で育ってきたので、僕自身も当時、バスケを一生の仕事と考えていたんですけれど、なんかね、ちょっと違うのかもって。――それで帰国されたのですか?花田:いえ、そのままアメリカの高校に。うちの家系って、祖父も父も15歳で親元を離れ、社会に出ているんです。バスケをやめたのが15歳だったんですが、15歳で日本に帰り、親元で暮らしながらまた日本の高校に通うっていうのはちょっと違うのでは、と…。アメリカで、自分は何が好きなのかをいろいろ考えて、そこで思い出したのが、自分は絵を描いたり工作したりするのが好きだったということ。思い返してみれば、スポーツ系のドキュメンタリーよりも、職人の技に迫ったり、工房に潜入するといった番組のほうが好きだったんですよね。それで、自分はなにかの職人になりたい、職人として生きていきたい、と決心したんです。――その時点で、すぐご両親にはご相談されたんですか?花田:時期に関してはちょっと記憶が曖昧なんですが、父に、「大工になりたい」って言ったことがあるんです。そうしたら父が、「お前、学校の成績は何番目だ?」というので、「下から数えたほうが早いかもしれません」と答えたら、「教科書がある勉強でさえトップを取れないお前が、教科書を自分で作らなくちゃいけない職人の世界で、トップをとれるわけがない」と一蹴されまして(笑)。教科書のない相撲の世界で頂点を極めた父の言葉ですから、もっともだと打ちのめされました。なので、アメリカの高校でいい成績をとって、そのあとに職人になる修業をしようと心に決めました。――靴職人というのは、どういう流れで出てきたのでしょう?花田:はっきり言うと、別に靴は好きではなかったです(笑)。バスケをやっていたので靴といえばバッシュでしたし。革靴なんて、カッコいいと思ったことは一度もなくて。――それでなぜ靴職人の道に?!花田:なるべく多くの人が使うものを作る職人になろう、というのが、一番最初に浮かんできたんです。で、いろいろ考えて、机か靴というところまで絞り込んだ。机は、木を使って何かを作るのが好きだったので、いいなって思っていて。最後は、「迷ったら、イヤなほうへ行け」という父の教えに沿って、靴を選びました。父にその意味を聞いたことはないので、これはあくまで僕の解釈ですが、好きな道を選ぶと、スタート地点に立った時点、職人で言えば、職人になったところだと思うのですが、そこである程度夢を達成したことになってしまうのかな、と思うんです。でももし好きではないほうの道だったら、スタート以降に新たに達成目標を見出さなければいけないので、苦しいけれど、飽きはしないのではないかと思い、あえてイヤな靴という道を選びました。って、そんなカッコいいこと言ってますけど、いざ靴の修業を始めたら、ホント大変で、なんでこっち選んじゃったんだよ…って、後悔の嵐だったんですけどね(笑)。はなだ・ゆういち1995年生まれ、東京都出身。東京都内に工房を持ち、完全オーダーメイドで靴の製作をしている。昨年秋からTBSラジオにて『花田優一First Step』に出演中。著書に『夢でなく、使命で生きる。:根拠なき自信で壁を乗り越える68の言葉』(ポプラ社)など。父は元横綱の貴乃花光司さん、母はアナウンサーの河野景子さん。花田さんの作るオーダーメイドシューズは、現在1年半待ち。のサイトより。フィレンツェの展示会に参加した様子が、8月に『アナザースカイ』(日本テレビ)で放送予定。インスタグラムは@yuichihanada_shoe※『anan』2018年7月25日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)(by anan編集部)
2018年07月20日黒沢清監督の最新映画『旅のおわり世界のはじまり』が、2019年6月14日(金)、全国の劇場で公開される。ウズベキスタンが舞台のオリジナル作品映画『散歩する侵略者』でも話題となった黒沢清監督の最新作は、オリジナル作品。ウズベキスタンとの国交樹立25周年、そして同地のオペラハウス、ナボイ劇場の完成70周年を記念した両国の国際共同製作作品だ。主演は前田敦子主演は、前田敦子。前田演じる女性レポーター・葉子は、日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れる。葉子が現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き、成長していく姿を描いている。前田は、本作が長編映画で海外オールロケの初挑戦となる。前田を長く見てきたプロデューサー・秋元康が「前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか」と述べているように、黒沢も前田の個性を見抜き、主役には彼女しかいないと彼女を大抜擢した。異国の地が引き出す、普段見せない彼女の表情に注目だ。前田は劇中で、エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」の歌唱にも挑戦。日本人が建設に関わり、日本とウズベキスタンの友好の証である「ナボイ劇場」での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂でアカペラの撮影に挑んでいる。加瀬亮、染谷将太、柄本時生も出演また主人公の女性レポーターと行動を共にする番組クルーを演じるのは加瀬亮、染谷将太、柄本時生の3人。優秀だがどこか仕事に倦んだカメラマンを加瀬亮、テレビ映えする映像ばかりを気にしているディレクターを染谷将太、天真爛漫なADを柄本時生が担当する。ストーリー心の居場所を見失ったら?扉を開く鍵はここにあるーテレビ番組のリポーターを務める葉子は巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、番組クルーと共に、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れた。夢は、歌うこと。その情熱を胸に秘め、目の前の仕事をこなしている。収録を重ねるが、約束どおりにはいかない異国でのロケで、いらだちを募らせるスタッフ。 ある日の撮影が終わり、ひとり街に出た彼女は、聞こえてきた微かな歌声に誘われ美しい装飾の施された劇場に迷い込む。そして扉の先で、夢と現実が交差する不思議な経験をするー。彼女が、旅の果てで出会ったものとは……?【詳細】映画『旅のおわり世界のはじまり』公開日:2019年6月14日(金)監督・脚本:黒沢清出演:前田敦子、加瀬 亮、染谷将太、柄本時生、アディズ・ラジャボフ配給・宣伝:東京テアトル
2018年07月13日元AKB48のメンバーで女優の前田敦子が、黒沢清監督の最新映画『旅のおわり、世界のはじまり』(2019年公開)の主演を務めることが10日、明らかになった。同作は海外でも高い評価を受ける黒沢監督のオリジナル作。日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、ナボイ劇場完成70周年記念の国際共同製作作品となる。日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れた女性レポーター・葉子(前田)が、現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き、成長していく姿を描く。駐日ウズベキスタン大使館、ウズベキスタン政府国家観光発展委員会、国営映画会社ウズベクキノなどの全面協力により、ウズベキスタンでのオールロケーションで撮影を敢行。4月30日からスタートし、5月29日にクランクアップした。前田が映画作品の主演を務めるのは、黒沢監督の『Seventh Code』(14)以来となる。『Seventh Code』 は、もともと前田の4thシングル「セブンスコード」のミュージック・ビデオとして黒沢監督が制作、ロシア・ウラジオストクでオールロケ撮影された中編作品。映画作品として招待された第8回ローマ国際映画祭のインターナショナル・コンペティション部門で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞の2冠に輝き話題になったことから、日本では2週間限定で劇場公開された。黒沢監督は、昨年公開し第70回カンヌ映画祭「ある視点」部門に出品された『散歩する侵略者』(17)でも、長澤まさみ演じる主人公の妹役として前田を起用。今作では「この作品は撮影がウズベキスタンということで、最初からなんとしても前田敦子さんに出演していただきたいと思っていました。かつて『Seventh Code』でミュージック・ビデオの監督の依頼を受けた際に、秋元康さんが『前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか』とおしゃっていて、実際この撮影時、ウラジオストクでの前田さんの存在感は強烈でした」と語った。前田が出演する予定だった黒沢監督の日中合作映画『一九〇五』が、2013年に製作中止になるという出来事もあったが、前田は「『一九〇五』のお話を頂いてから6年経ち、黒沢監督の作品で主演をつとめるのは、私にとっても一番の夢でした」と念願かなっての主演となり、長編映画として初めてオール海外ロケ撮影に挑戦し、約1カ月間の長期に渡る撮影を乗り越えた。日本人が建設に関わったナボイ劇場や、ウズベキスタンの首都タシケントにあるチョルスー・バザール、青の都と呼ばれるウズベキスタンの古都サマルカンドの路地などで撮影。サマルカンドでの撮影終了後は、ウズベキスタン人エキストラの人々に囲まれ、「かわいい」と写真をせがまれたり、現地の女性にキスされる一幕も見られた。○前田敦子コメント『一九〇五』のお話を頂いてから6年経ち、黒沢監督の作品で主演をつとめるのは、私にとっても一番の夢でした。お話をいただいた際、黒沢監督から「ウズベキスタンといえば、前田敦子だと思いました」と言われた時は、どうしてかなと思ったんですけど(笑)、黒沢監督のこれまでの作品と異なる色になる作品に関わることができて嬉しいです。ウズベキスタン現地へ行く前は、すごく構えてしまっていたのですが、驚くほど良い所だと思いました。街の人たちも、本当にいい人で、言葉が通じなくても、この国なら生きていけると、異国で初めて思いました。AKBとして7年、AKBを卒業して今年で6年。丁度半分くらいのところにきて、今回、女優としてすごく良い経験をさせてもらい、幸せだと思えるところまで辿り着いたと思っています。○黒沢清監督コメントこの作品は撮影がウズベキスタンということで、最初からなんとしても前田敦子さんに出演していただきたいと思っていました。かつて『Seventh Code』でミュージック・ビデオの監督の依頼を受けた際に、秋元康さんが「前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか」とおしゃっていて、実際この撮影時、ウラジオストクでの前田さんの存在感は強烈でした。そういう経緯から今作は前田さん以外あり得ませんでしたし、私にとっては『一九〇五』からの念願でもありました。前田さんは、役柄を一瞬で直感的につかんでその役のセリフなり、仕草なりを全く自然に表現できるのです。これは彼女の生まれ持った才能でしょう。つまり天才ですね。一方、若いころからの訓練の成果なのか、仕事の現場では何ひとつ物怖じせず、躊躇もしません。そしてカメラに映ると、他の何物にも似ていない強烈な個性を発揮します。いやはや日本にも、もの凄い女優が出現しました。(C)2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
2018年07月10日『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』『クリーピー 偽りの隣人』など、世界の国際映画祭で注目を集める黒沢清監督が、日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、ナボイ劇場完成70周年記念の国際共同製作作品を手掛けることが決定。日本公開タイトルは『世界の果てまで(仮)』(working title『To the Ends of the Earth』)で、2019年の公開を予定している。本作は、日本とウズベキスタンが1992年1月26日に正式に国交を樹立してから25年が経ち、日本人が建設に関わったナボイ劇場が、1947年10月の完成から70周年を迎えたことを記念した両国の共同製作企画。黒沢監督オリジナル脚本で挑む本作は、日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れた女性タレントが、現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界が開かれ、成長していく姿を描いていくという。かつての世界の中心“ティムール帝国”という響きに昔から強く魅了されていたという黒沢監督は、「いままさにその場所ウズベキスタンにいます。私の大好きな俳優、スタッフたちとここで映画を撮るのです。きっと、これまでのどれにも似ていない映画になるでしょう。いくつかの夢が同時に叶ったような思いです」とコメント。また、「シルクロードのど真ん中に、何の予備知識も持たないひとりの若い日本人女性を放り込んでみました。彼女の唯一のとりえは並外れた用心深さです。押し寄せる異文化を警戒し、拒絶し続ける彼女は、果たしてこの国を理解することができるのでしょうか。また、この国の人たちも、そんな彼女をひとりの人間として認めてくれるのでしょうか。今回の映画が扱うテーマはそれです」と映画について少し明かしている。なお、撮影は駐日ウズベキスタン大使館、ウズベキスタン政府国家観光発展委員会、国営映画会社ウズベクキノなどの全面的協力により、ウズベキスタンでのオールロケーションで4月~5月に予定。年内の完成を目指していく。『世界の果てまで(仮)』は2019年、公開予定。(cinemacafe.net)
2018年04月03日森三中の黒沢かずこ(39)が2月19日放送の「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)に出演。番組内で黒沢は「中学生になるまで『朝ごはん』という概念を知らなかった」と告白し、スタジオ中から驚きの声が上がった。 「周りとそういうことを話してこなかったので、みんなも同じ(朝にご飯を食べない)だと……」 当時の黒沢家では毎朝、両親はコーヒー1杯を飲むだけだったという。そして黒沢自身は、乳酸菌飲料を1本飲むだけ。小学生時代はそれで保っていたものの、中学入学を機に朝練ありのソフトボール部に入部し一転。さすがに耐えかねてしまったが―― 「お腹が空いたなんて恥ずかしくて言えない」 そう考えていた黒沢は「机や椅子をずらして音を出して、お腹が鳴るのをごまかしていた」と告白した。 いよいよ空腹のツラさに耐えきれなくなった黒沢は意を決して、「お腹空かない?」と友人に打ち明けた。すると「朝ごはんを食べてきたから空かない」との返答が。そのときに初めて“朝ごはん”という言葉を知ったのだという。しかし――。 「食べもの=性のイメージがあって。朝ごはんを食べるなんて性欲むき出しにみえた!恐ろしい!」 黒沢は“朝ごはん”を素直に受け取ることができなかった。むしろ「欲深いひとなんだ」と友人を見下すほどだったという。 それでも黒沢はある日、母親に意を決して「朝ごはんが食べたい」と打ち明けた。すると母親は「バレた?」と一言。翌日からおにぎり1個が朝ごはんに加わったそうだ。 「初めてお米のパワーを知った。米ってすごいなって思った」 実は黒沢の実家は食堂を切り盛りしている。同番組では、共演の前野朋哉(32)から「食堂はモーニングを出す立場。どうして朝ごはんを食べさせてもらえなかったんですか?」と質問をぶつけられた。すると「その時間、親はパチンコに行っているから」と黒沢は答えた。 黒沢の両親は大のパチンコ好き。「生活の中心がパチンコ」と豪語するほどで当時、食堂を開けている時間は僅かだったとか。黒沢は回想する。 「営業している時間が少なかったから『黒沢の家はいつ営業しているんだ』って学年中で噂になって。ついたあだ名が『準備中』でした」 今年で結成20周年を迎える森三中。実家で鍛えられた分、ハードな芸人生活を耐え抜いているのかも?
2018年02月21日篠田麻里子が主演を務める舞台『アンフェアな月』が2月22日(木)に開幕する。本番を一週間後に控えた稽古場で、染谷俊之、中村優一、和田琢磨、野崎弁当に話を聞いた。舞台『アンフェアな月』チケット情報本作は、検挙率トップ、バツイチ、男勝り、酒豪で「無駄に美人」と揶揄されるワーカホリックな女性刑事・雪平夏見を描き、テレビドラマや映画で人気を博した『アンフェア』シリーズの初舞台化。秦建日子による小説シリーズ2作目を原作とし、脚本・演出は菅野臣太朗が務める。ドラマの印象も色濃い作品だが、和田が「小説のページをめくるような感覚が味わえたらいいなと演出の臣太朗さんもおっしゃっていましたが、原作をすごく大事にした舞台です」と話す通り、ドラマや映画、そして小説のファンである野崎も「ドラマのイメージを持って入ったのですが、いつの間にかそれはなくなっていました」という本作。あくまで小説『アンフェアな月』の舞台化だが「『アンフェア』ファンとしても、好きな舞台になっています」(野崎)。実はほとんど共演するシーンがない4人だが、それぞれの役について聞いてみると、雪平の相棒・安藤刑事を演じる染谷は「雪平は事件を追いかけるのでずっとピリピリしてるんですけど、その中で僕は雪平が上司に見せない顔も引き出せる役なので。人間らしい部分を出せたらと思っています」、雪平の元旦那・佐藤和夫を演じる中村は「娘・美央とのシーンは1シーンしかないんですけど、そこにいろんなものがギュッと詰まっているので。やってて楽しいし、個人的に一番大事なところだと感じていますね」、事件の鍵を握る隣人・日野雅紀を演じる和田は「雪平とのアクションシーンがあるんですけど、僕は人のために戦うんですね。その動きの一つひとつに彼の愛の重さを込めて演じています」、誘拐された女児の父親・藤田由人を演じる野崎は「僕の役って全く愛のない人間なんですよ。雪平は愛がある人なので、その雪平と僕の役の対比を見てくださると面白いと思います」とそれぞれのシーンにかける想いは強く、作品の奥行きを感じさせる。主演の篠田について染谷は「最初の顔合わせのときから台本にすごい書き込みがされているのを見ていますし、圧倒的な台詞量なんですけど台本を持ってるのも見たことがない。背中で引っ張るタイプです」と言い、「雪平の魅力を楽しんでいただきたい。僕らがスパイスとして引き立たせることができたら」と語る。中村が「舞台装置も面白いことになってますよ。舞台としての『アンフェアな月』の見所がたくさんあります」と紹介する本作は、2月22日(木)から3月4(日)まで東京・天王洲・銀河劇場にて。チケットは発売中。撮影・取材・文中川實穗
2018年02月20日