乃木坂46が26thシングルを2021年1月27日(水)にリリースすることが公式Twitterにて発表された。2020年は白石麻衣の卒業シングル『しあわせの保護色』が3月にリリースされた以降、新型コロナウイルスの影響もあり、『世界中の隣人よ』『Route 246』の2作品が配信限定シングルとしてリリースされたのみ。シングルリリースは約10カ月振りとなる。また11月15日(日)24時(16日午前0時)より、テレビ東京系で放送されるレギュラー番組『乃木坂工事中』では、当シングルの選抜メンバーが発表される事も決定。グループのエースとして牽引した白石麻衣が卒業し、新体制となる最初のシングルでもあり、動向が注目される。乃木坂46 26thシングル「タイトル未定」2021年1月27日(水)発売
2020年11月13日今年9月、第1子出産を発表し、今後も映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』ほか出演作が待機する北川景子が、2021年のオフィシャルカレンダーを12月21日(月)より発売する。10月には2012年から8年間イメージモデルを務めるシチズンの新CMが公開され、11月13日公開の映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』をはじめ、12月公開の映画『約束のネバーランド』、さらに2021年2月公開の主演映画『ファーストラヴ』を控えており、女優として唯一無二の地位を確立し、男女問わず多くの支持を集めている北川さん。今回のカレンダーは例年同様に、ポスターカレンダーとデスクカレンダーの2タイプの仕様で、2タイプそれぞれの表紙と特典カットのビジュアルが解禁。多彩な色合いの様々なジャンルの衣装に身を包んだ北川さんが魅せる毎月1枚1枚の違った表情、眩しすぎるほどの美貌が披露されている。昨冬に撮影された、北川さん史上最も短いショートボブのヘアスタイルが新鮮な撮り下ろしカットは、クールでエレガント。さらに、今年になってから撮り下ろしされたカットでは、凛とした佇まいや眩しいほどの気品溢れる美しさが目を引く。全13ページ(表紙+12か月分)で構成された本作カレンダーは、全13体のコーディネートで魅せる贅沢な内容、ドレッシーでエレガントなワンピース姿からシックなセットアップをキリッとマニッシュに着こなす姿、優美で気品溢れるマチュアなデザイン系ワンピースの上品な装いなど、一瞬で目を引く際立つ魅力が最大限に引き出されている。さらに、12月19日(土)には約3年ぶりとなるファンイベント「第5回北川ファミリーミーティング」を初のオンライン配信にて開催することも決定している。「北川景子オフィシャルカレンダー2021」は12月21日(月)より発売。(text:cinemacafe.net)
2020年11月11日本日11月11日に約1年ぶりとなるセカンドアルバム『NEED』をリリースした渋谷すばるが、2021年に2回目となる全国ツアーの開催を発表した。渋谷は今年の初めより、海外4公演を含む12カ所全16公演のファーストツアー『渋谷すばる LIVE TOUR 2020「二歳」』を開催したが、11公演が終了した時点で、初の海外ライブとなる上海、台北、香港公演、ツアーファイナルとして予定していた地元大阪での野外公演の5公演が、新型コロナウイルスの影響で中止に。今回のツアーはそれに続く2回目の全国ツアーとなり、全国8カ所16公演を開催予定。チケットやその他詳細は追ってオフィシャルサイトにて発表される。渋谷すばる LIVE TOUR 2021全国8カ所16公演4月8日(木)福岡サンパレスホテル&ホール4月9日(金) 福岡サンパレスホテル&ホール4月12日(月)名古屋国際会議場 センチュリーホール4月13日(火)名古屋国際会議場 センチュリーホール4月20日(火)東京ガーデンシアター4月21日(水)東京ガーデンシアター4月26日(月)カナモトホール(札幌市民ホール)4月27日(火)カナモトホール(札幌市民ホール)5月12日(水)広島文化学園HBGホール5月13日(木)広島文化学園HBGホール5月19日(水)仙台サンプラザホール5月20日(木)仙台サンプラザホール5月24日(月)グランキューブ大阪メインホール5月25日(火)グランキューブ大阪メインホール5月27日(木)神戸国際会館こくさいホール5月28日(金)神戸国際会館こくさいホールリリース情報NEW ALBUM 『NEED』11月11日(水)発売CD盤ジャケットCD盤:¥3,000+税<CD>1 Sing -a cappella-2 Earth Color3 BUTT4 Noise5 水6 風のうた7 たかぶる8 今日はどんな一日だった9 人10 素晴らしい世界に11 SingLP盤ジャケットLP盤(2枚組):¥4,500+税<SIDE A>1 Sing -a cappella-2 Earth Color3 BUTT<SIDE B>4 Noise5 水6 風のうた<SIDE C>7 たかぶる8 今日はどんな一日だった9 人<SIDE D>10 素晴らしい世界に11 Sing渋谷すばる『NEED』特設サイト渋谷すばるオフィシャルサイト
2020年11月11日春を感じる6品目10品種株式会社カネボウ化粧品は、プレステージブランド「LUNASOL(ルナソル)」から、2021年春コレクション「BLESSINGS OF FLOWERS(花々の恵み)」を2021年1月22日に発売する。今回発売するコレクションは、2021年上半期のコンセプト「Plant Hunter`s Diary(プラントハンターの日記)」の第1章として2つのメイクルックを提案。ポイントメイクの新商品・限定品6品目10品種(税込み1100円~6820円)を展開する。4色セットのアイシャドウ4色セットのアイシャドウ「アイカラーレーション」は、透けるようなカラーときらめきを重ねることで、軽やかで奥行きのあるグラデーションを描ける。最後に4色のうちの1色「エナジェティックシャイン」を重ねることで、花が咲き誇るようなみずみずしい仕上がりが得られる。また、液状リップの「デューイマットリクイド」は、マットでありながら、うるおい感のある唇を演出。水のようにのびてなじみ、マットな質感に変化して定着。重ね塗りしやすく、唇をピュアに仕上げる。さらに、単色アイシャドウ、パウダーチーク、チークコンパクト、ネイルポリッシュを販売。全国の百貨店、一部オンラインショップで購入できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※カネボウニュースリリース
2020年11月08日血液型である程度、性格を判断している人って結構多いのではないでしょうか。血液型で物事を判断するのは、日本特有の考え方なのかもしれませんね。血液型占いは数ある占いの中でも最もポピュラーで、盛り上がる話題の一つ。今回は、2021年の状況が気になる方に向けて、それぞれの血液型の運勢をご紹介したいと思います。2021年という年の傾向や血液型ごとの運勢は、タロットで占っています。■2021年はどんな1年になる?2020年は世界中で新型コロナウイルスが大流行し、前代未聞の事態に陥りました。当たり前だと思っていた日常が大きく変化した方も多いでしょう。今後もその影響が続いていきそうですが、2021年は今までとは違う方向に進むべく、やり方を変えたり、できる範囲で自分のベストを尽くして生活を安定させたりすることがツキを呼ぶようです。社会全体の古い制度や価値観などもガラリと変わり、新しい世界へと移り変わる年でもあるので、時代に合わせながら、自分自身をより良い方向へアップデートすることが大切。自分軸をしっかり確立することができれば、1年を通していい波に乗っていけるはずです。【タロットカード】「審判」の正位置いったん駄目になったことが、再び頑張ればうまくいくような状態を指すカードです。心に迷いがなくなり、進むべき方向がはっきり見えてくる様子を表します。■A型の2021年の運勢A型さんにとって2021年は、良い運気がめぐってきているので気力に満ちあふれた1年になるでしょう。2020年にやり残したことや、チャレンジしたいけれど先延ばしにしていたことに取り組むと、良い成果を残せそうです。新しい習い事はもちろん、ダイエットに成功できる確率が高めなので、自分磨きに励むのもおすすめ。恋愛は、自分からアプローチするのが吉。胸がときめくような相手ではなく、なんとなく「この人と一緒にいると居心地がいいな」と感じる相手と縁があるでしょう。思い当たるふしのある男性と出会ったら、勇気を出して自分から声をかけてみて。【タロットカード】「節制」の正位置堅実な様子や物事にきちんと適応できていることを示します。正位置なら自分を取り巻く環境が、いい感じに安定している状態です。■B型の2021年の運勢これまでコツコツ頑張ってきたことや苦労してきたことが、ようやく周りから認められます。B型さんにとって2021年はとても良い年ですが、ここで調子に乗ると、せっかくの努力が水の泡に。周りにいる大切な人に対して謙虚さと感謝の気持ちを忘れなければ、さらなる運気アップを期待できるはず。ただ、恋愛運においてはイマイチのようです。仕事を頑張りたい気持ちが高まっているので、恋愛に気が向かない人も多そう。とはいえ、希望を持ってはいけないというわけではないのでご安心を。相手に対して期待をしすぎず、謙虚な姿勢で向き合うことで、理想とする男性を引き寄せられるでしょう。【タロットカード】「カップの2」の逆位置今やろうとしていることの方法が間違っていることを示します。恋愛は気まずい状態だったり、いい関係であっても良くない方向に進んでしまったりするかも。■O型の2021年の運勢2021年は、何かと目立ちがちで人からの嫉妬も受けやすい年なので、O型さんが持つ“誰にでもやさしい性格”が裏目に出る可能性があります。空気を読んで良い人であろうとすることよりも、自分が正しいと思った態度を取ることを心がけましょう。間違っていると感じたら「それは違う」と素直に口に出すことで相手は納得してくれるし、今まであなたのやさしさにつけ込んでいた人を遠ざけることもできます。恋愛ではなんだか怪しい雰囲気の男性が寄って来そうな気配。また、好きな人を追いかれば追いかけるほど逃げられてしまう運勢でもあるので、この1年は自分からアプローチせず、「待つ」に徹したほうが良さそう。控えめながらもあなたの良さをわかってくれる男性が現れるはず。【タロットカード】「ソードの7」の正位置嫉妬や信用できない人物を表すカードです。正位置なら信用できる人が周囲にいない状態を示します。自分自身がそういう人物になっている可能性も。■AB型の2021年の運勢2021年は特に仕事運に恵まれているので、真面目で仕事熱心なAB型さんにとって、うれしい1年になりそう。ただ、良くも悪くもアンバランスな運気なので、結果がおもしろいほど出てくる時もあれば、ライバルに足を引っ張られる時もあったりして、変化の激しい年となるでしょう。エネルギーを消耗した場合は、しっかりと休養を取ることを忘れないで。恋愛は「ここぞ」というタイミングを逃さないことがカギ。運命を感じる出会いがあっても、すぐに誰かに奪われたり、これまで見向きもされなかった男性から急にアプローチされたりなど、大忙しになりそう。ためらっていると運を逃してしまうので、チャンスを逃さないようにしましょう。【タロットカード】「戦車」の逆位置ライバルに勝てない形勢不利な状態。恋愛で考えるとライバルに好きな人を奪われる可能性も示唆します。■2021年の運気アップに役立ててみて2021年の血液型別の運勢は、よさそうですか?それとも……。日本人は自分の血液型を知っている人が多いので、この記事を参考に、話のきっかけを作ってみるのも楽しいかもしれません。ご自身や身近な人の2021年の運気を頭の片隅に入れて、時流に合わせつつ、明るい未来を切り拓いていってくださいね。鏡リュウジ雑誌、テレビ、ラジオなど幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。占星術、占いに対しての心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新した。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授など多方面で活動中。はづきパワースポット大国のニュージーランドを活動の拠点として占い師・占い関連のライターとして活躍中。 「言葉が優しく情緒的で力強い」と定評があり、チャット占いChapli(チャプリ)では恋愛にまつわる相談を中心に全国の相談者から支持されている。
2020年11月07日気づけば季節は秋真っただ中。2020年はいろいろなことがありすぎて、例年以上にあっという間だったな、と感じている人も多いのでは?経験したことのない日々が続く中、小さな幸せを見つけたり、ほっとしたりする瞬間はあったでしょうか。もしかしたら、今年やるつもりだった何かが滞ってしまい「来年こそは」という気持ちになっているかも?2021年はどんな年にしたいですか?■『星ダイアリー2021』を1年の味方に1年の計画を立てるには、やはり手帳があるといいですよね。どの手帳にしようかな?と迷い中なら、『星読み』でおなじみ、石井ゆかりさんの最新の星占いが読める『星ダイアリー2021』がおすすめです。2020年から、1冊で全星座対応の『星ダイアリー』+12星座別の詳しい占いの文庫本『星栞』という形になり、さらに便利になった『星ダイアリー』。昨年は総合版と恋愛版の2種類を販売していましたが、総合版へのニーズが高かったため、2021年は総合版の内容のみ刊行されました。『星ダイアリー2021』には年間占いと月間占いが掲載されていて、石井ゆかりさんの言葉と共に1年を過ごせます。12星座分なので占いはダイジェストになりますが、毎月読めるのはうれしいですね。また、『星ダイアリー』オリジナルの、12星座のプロフィールも収録されています。カレンダーには、月の満ち欠けはもちろん、星の移動や月が滞在している星座、ボイドタイムなどもわかりやすく表示され、1ヶ月のリズムを把握したり、スケジュールを考えたりする際の参考になりそうです。■『星栞 2021年の星占い』ってどんなもの?『星ダイアリー2021』と併せてゲットしたい星座ごとの『星栞』は、年間占い、年間恋愛占い、月間占い、365日のカレンダーほか、欲しい内容がギュッと詰まった、石井ゆかりさんの2021年の星占い決定版。月や星で読む365日の「今日はどんな日」、2021年カレンダー解説、12星座プロフィール、12星座プチ占いなど盛りだくさんで、新しい1年を迎える私たちを、毎日あたたかい言葉で勇気づけてくれます。文庫本サイズなので『星ダイアリー2021』と一緒に持ち歩いてもいいし、家に置いておいて、お出かけ前や夜眠りにつく前にチェックするのもいいかも。ただ、そう言われても、あまり使い方のイメージが湧かない……なんて人もいるでしょう。そこで、2020年版を愛用し、『星ダイアリー2021』と『星栞 2021年の星占い』も購入したという女性のコメントをご紹介しましょう。■『星ダイアリー2020』を使ってみてまず、『星ダイアリー2020』をどんなふうに使ってきたか?を聞いてみました。◎購入時「1年間の流れをざっと見て、2020年はどんなことがあるんだろう?とわくわく。見ていて元気になりました!」◎嫌なことがあったとき、つらいとき「月運を見て、ああ~こういう月か……。来月になったら、ちょっと変わるかな?と自分を納得させていました」◎占い師さんに占いをしてもらったとき「占いフェスで占い師さんのオンライン鑑定を受け、〇月に転機があると言われた際、石井ゆかりさんはどう言っているかな?とセカンドオピニオン的な感じで読んだりしました」未来のプランを予習するだけでなく、振り返りやセカンドオピニオンにも使えるんですね。腑に落ちることが多ければ、使うのがどんどん楽しくなりそう!■『星ダイアリー2020』の魅力は?それでは、『星ダイアリー2020』や『星栞2020』を実際に使う中で感じた魅力とは?◎『星ダイアリー2020』の魅力「年・月・日ごとにアドバイスがまとめて書かれているのでわかりやすいです。あと、やっぱり、石井ゆかりさんの言葉があたたかくてほっとしますね。つらくなったときに見ると、気が楽になったり、元気になったりします」◎『星栞2020』ができたお陰で「星座ごとの占いが『星栞』に凝縮された分、『星ダイアリー』が薄くなったのが、個人的にはすごくいいなと思いました。もともと『星ダイアリー』を手帳というより“占いの本”として見ていたのですが、私は本にメモをするのがあまり好きではないんです。そういう意味で“本”として独立していて、内容が盛りだくさんの『星栞』は魅力的だなと感じます」『星ダイアリー』と『星栞』の2冊編成って便利なのかな?と思っていたのですが、相当、使い勝手がいいよう。『星栞』には他の星座の情報はなく、1冊丸々、自分の星座の占いだけ書いてあるから、愛着も湧きそうですね。■『星ダイアリー2021』はどんな感じ?2021年版を手に取っての印象や、これからどのように使っていきたい?ということも教えてもらいました。◎2021年版を購入したきっかけは?「買うのは、もはや毎年の恒例行事ですね。TwitterかInstagramで広告を見かけて、あ、そろそろと思って購入しました。広告の見出しだけでもわくわくして。ちなみに、あくまで印象ですが、『星栞』は前年のものより読みやすくなった気がします」◎2021年版はどのように使う予定?「ひとまず年間の占いを読んだら、2021年が楽しみになりました。かなり期待大です。使い方は……いつも通り、事前にどんな月になるかな?と見ておいてイメージしたり、つらいことがあったときに見返したりするだろうなと思います」今から2021年に想いを馳せ、楽しみに感じられるって素敵なことですよね。読んでいて、今すぐ欲しくなった人も少なくないのではないでしょうか。■『星ダイアリー』と『星栞』を傍らに石井ゆかりさんの美しい言葉に心惹かれて、リピートする人が多いロングセラーのアイテムであると同時に、より使いやすく機能的に進化を続けている『星ダイアリー』。普段使いしやすいシンプルなデザインも魅力的だし、180度パタンと開く仕様や、ビニールカバーについたペン差し、2本のしおりといった要素も便利で、ユーザー目線で考えられているなぁとありがたくなります。年始め、月始め、週の始め、そして毎日……ページをめくるたびに勇気をもらえたり、背中を押されたり。みなさんも『星ダイアリー2021』と『星栞 2021年の星占い』を手元に置き、ため息が出そうなときや日常のふとした瞬間に、石井ゆかりさんの言葉に触れてはいかがでしょう。星を味方につけることで、穏やかで心豊かな1年を過ごせるかもしれません。(文=ココロニプロロ編集部)鏡リュウジ雑誌、テレビ、ラジオなど幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。占星術、占いに対しての心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新した。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授など多方面で活動中。はづきパワースポット大国のニュージーランドを活動の拠点として占い師・占い関連のライターとして活躍中。 「言葉が優しく情緒的で力強い」と定評があり、チャット占いChapli(チャプリ)では恋愛にまつわる相談を中心に全国の相談者から支持されている。
2020年11月06日ミュウミュウ(MIU MIU)2021年春夏コレクションが、パリ・ファッションウィークにて発表された。“ミュウミュウらしさ”で溢れるコレクションミウッチャ・プラダが、ラフ・シモンズを共同クリエティブディレクターとして迎えたプラダ(PRADA)の2021年春夏コレクション。そんな“新生プラダ”に合わせて、ミウッチャが手掛けるもうひとつのブランド「ミュウミュウ」も大きくスタイルを変えるのでは…?と密かに囁かれる中で—―私たちのそんな憶測を良い意味で裏切る――“ミュウミュウらしさ”全開のプレイフルなコレクションが今季も幕を開けた。“IMAGINARY SPORTS PALACE”をテーマに「IMAGINARY SPORTS PALACE」と名付けられた今季のコレクションは、室内競技場のようなセットと共に、“近未来のユニフォーム”のようなアクティブなルックがランウェイを席巻した。相反するエレメントを抱合するブランドならではのアプローチは今季も健在で、もちろんそこには“スポーツ”以外の要素がユニークに絡み合っているのが印象的だ。ガーリーな要素を詰め込んで例えば、緩やかなトラックパンツに合わせたのは、ロマンティックなフリルがなびく淡いピンクのブラウス。またトラックジャケットには、リボン付きのドレスを差し込んでみたり、クラシカルなチェック柄のスカートを合わせてみたり…と、クチュール的要素やトラディショナルなスタイルが自由なスピリットで組み合わされていく。プレイフルなハーモニーまた煌めくビジューや水玉模様でガーリーに引き寄せているルックがあるかと思えば、アクティブなコードとして再解釈されたブランドロゴをはじめ、カラーブロックやラインがコレクションを交差し、リズミカルな表情も同時にプラス。スポーツアイテムの代名詞である足元のスニーカーも、実は“ヒール付き”など、細部にまでそのプレイフルな“ハーモニー”が落とし込まれていた。ケイト・モスの実娘もランウェイデビュー!そして今シーズンは、スーパーモデル ケイト・モスの実娘、ライラ・グレース・モスがランウィデビューを飾ったこともミュウミュウのホットニュース。ショーのラストを飾る顔として現れた彼女は、煌くビジューをたっぷりのせた、キャンディーカラーのホルターネックトップス×ミニスカートという、フレッシュな装いを披露してくれた。
2020年10月23日ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)の2021年春夏コレクションが、2020年10月19日(月)、東京・南青山にて発表された。力強い“明るさ”へ──暗闇に沈んだ空間に、ジャラ、ジャラ......と、無機的で軽快な音が響く。東京で発表された今季のノワール ケイ ニノミヤ、最初に登場したのは、漆黒のビーズが木の実よろしく数多と連なるドレスだ。身体はむしろ露わで、歩みに合わせて揺らめくビーズが織りなすその表情は、どこか虚ろですらある。また、拡大した布地さながらにチューブが波打つドレスも、表皮から乖離した曖昧なシルエットを生み出す。漆黒のドレス続くドレスは、黒を基調にフリルをあしらい、暗く沈んだゴシックの雰囲気を漂わせる。スカート部分には透け感のある繊細なテキスタイルを使用し、歩みに合わせて軽やかに揺らめくさまは優美である。他方で、裾から垂れ下がるビーズのチェーンからは退廃が強く匂いたつ。また、レザー調素材で作られたトップスはどこかプリミティヴな表情で、マットな質感と相まって身体を抑え込んでいるようだ。リボンを数多とあしらって身体を抑え込む──、そのモチーフはリボンから構築されたウェアへと変奏される。なるほどリボンは甘く可憐な装飾モチーフであるが、きゅっと結びつけることで身体を抑え込むこともできるのだ。スリーブ部分を消去し、腕を外に露わにすることも叶わぬドレスは、締め付けられたようなトップスから裾にかけて不穏にAラインを描くとともに、豊かに咲き誇るリボンやラッフルでもって、顔までも埋め尽くしている。また、網目状のニットは柔らかな表情を生み出すものの、どこか果物を包むネットのようにして身体を覆わんとしている。他方で、ふわりと風に揺れるようなオーガンザは淡いピンク色に染まり、気分は明るげだ。ピンクの色合いや数多とあしらわれたリボンはたしかに甘く明るい雰囲気を漂わせるものの、ウェア一面を覆い尽くすその執拗さは、ほとんど祈りのそれに近くも感じられる。幻想的な明るさ拘束と装飾というリボンが有する両義性が、コレクションを陰鬱さから明るさへと反転させる要石として作用しているようにも思われる。この“明るさ”。今季のコレクションでは、パリと変わらない姿勢を貫きながらもポジティヴなエネルギーを表現したかったとデザイナーの二宮啓は語る。いわゆるガーリーとでもいえるような、たっぷりのフリルやリボンが甘く揺らめくピンクのジャケットやドレスは、ほとんどオプティミスティックとまでいえる明るさの幻想的な表れだろう。軽快に揺らめく透明なビーズまた今季は、新素材を開発するというより、コットンやウールなどの身近にあるものを駆使することを意識したという。軽快にきらめくビーズ素材もその一例なのかもしれない。クリスタルのように透明なビーズから構築したブルゾンやスカートは、花のようなモチーフをつなぎ合わせることで、独特の陰影を孕んで豊かな表情を生み出している。そして最後に登場したルックには、咲き乱れる花のようにビーズが揺らめき、まだまだ見る者を明るい幻想へと誘ってやまないのであった。
2020年10月22日ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)の2021年春夏コレクションが、2020年10月19日(月)に発表された。白と黒、無機的なアッサンブラージュ実験室のクリーンルームを思わせる、無機的な純粋さ。今季のジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソンは、白と黒という対照的なカラーを基調に、無機的な素材の断片を組み合わせるようにして衣服を構築する。アッサンブラージュ的ドレス光沢感のある生地やシースルー素材などを組み合わせることで作り上げたドレスは、首に掛けるように交差させたスリーブに布の分量をふんだんに取り、重厚なフォルムを生み出した。無機的な素材を使用し、ホワイトを主体とすることで、アッサンブラージュ的な構築をあくまで実験室的な純粋さのうちに表現している。また、ドルマンスリーブのゆったりとしたドレスも、身体を空気とともにふわりと包み込むシルエットに。裾下はギャザーを寄せるようにして絞りつつも、身頃とスリーブは重厚であり、上半身と足元とがボリュームのコントラストを織りなす。鈍くきらめくスパンコール素材、というよりひとつのモチーフとして繰り返されたのはスパンコールだ。とは言っても、互いに折り重なるようにして衣服にあしらわれ、ギラギラと光を反射するきらびやかさとは距離を置き、マットな質感で規則正しく布地の上に敷き詰められている。ダブルブレストのロングジャケットやトレンチコートは、フロントを二重に重ねて。表には通奏低音であるスパンコールをふんだんに敷き詰めた。テーラードジャケットはスーツ地の端正なベースながらも、裾部分は下から上へと大胆なひだが織りなされ、ある種優美な表情が接木されているといえよう。無機的な素材が生みだすモノトーンの豊かさ実験室のクリーンルームさながらに、カラーは白と黒の純粋さにまとめられた。しかし、多彩な素材がアッサンブラージュ的に組み合わされ、人工素材がもつ光沢感や透け感、スパンコールの鈍いきらめき、あるいは内側を透かせて見せるPVC素材が、無機的ながらも豊かな表情を見せている。
2020年10月22日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の2021年春夏コレクションが、2020年10月19日(月)、東京・南青山にて発表された。“ピュアな心”が生み出す大きなエネルギー川久保玲は、今季、“大きなエネルギーを生む人間のピュアな心”に着目したという。ピュアな心があれば、良いことも悪いことも感じられる。心がざわつく。でも、そんな感情の動きが、大きなエネルギーを生み出すのではないかーー?と考えた。至ったテーマは「不協和音」。無垢な心の中で、相反することが犇めき合う複雑な感情とその根源を、創作のインスピレーションとした。クラシックをベースに「不協和音」を奏でるものたち紅いライトに照らされた会場は、東京の路地裏に入ってきたかのような、薄汚れた武骨な壁が演出されている。細い壁の合間をかいくぐるようにして、ゆっくりと優雅に登場するモデルたち。彼女たちは、まるで中世ヨーロッパの貴族たちを彷彿とさせるドレスを身に着けて登場する。すべてがドレスルックで構成されるコレクション。ロココ、エンパイア、クリノリンなど、かつての女性貴族たちが身に着けた豪華絢爛なスタイル全てを贅沢に振り返るみたいで面白い。そこには、当時のレースやフリルといった装飾はなく、代替の飾りとして、ケミカルな素材や派手なプリントが用いられている。派手なプリントの中には、プレイ・コム デ ギャルソンを想起させる“アイ”モチーフやディズニーのミッキーマウス&ミニーマウス、ベアブリックが採用され、ストリート感を助長するスプレーアートまでもが施されている。また、最も象徴的なクリア素材は、何層にも重なる繊細なチュールから、上質なウール生地まですべてを覆いつくす。あえて無造作に寄せ集められたシルエット、黒と透明の編み込みで作られた格子柄、まるで積木をくっつけたかのように立体的なパターン、……クラシックなドレスとは全く相いれないディテールの数々は、ピュアな心から生まれた膨大なエネルギーを現すかのように大胆不敵だ。一方で、純粋な心を率直に感じ取れるモダンなディテールもある。折り紙風の花や赤いドット柄がその好例。そして、最後に登場した、ベージュとクリアカラーだけで表現された2体のルックは、複雑な感情の行きつく先、原点回帰すべき心にあるのは“無垢”だということを表現しているかのようだった。「不協和音」が生みだすポジティブなメッセージ感情の「不協和音」が生む不安定な感覚は、一概に悪いものではない。楽しいと感じられることも、苦しいと感じられることもあるというのは、素敵なことだ。ピュアな心を持ちつづけた先には、ハッピーエンドが待っているのだと教えてくれる今季は、きわめてポジティブな考えに満たされたコレクションなのだろう。
2020年10月22日シュープ(SHOOP)の2021年春夏コレクションが、渋谷ヒカリエにて2021年10月17日(土)に発表された。なお、ランウェイには小松菜奈やKANDYTOWNのメンバー・IOが登場した。現代で必要とされる服を創る時代の転換期とも言える昨今の世界情勢。今季のシュープはそんな現代の世界で求められる新たな衣服を考えた。機能性、耐久性、変形性...様々な機能を伴った服たちは、現代に生まれた新たな衣服へのニーズに応える。デタッチャブルパーツで構築し変形可能なピースは、一着で多様化する現代の服へのニーズにマルチに対応する象徴的なシリーズ。袖やフードが着脱可能なシャツやジャケットはコレクション中に複数登場するメインアイテムの一つとなっていた。また、耐久性を意識して積極的に採用したのが、テクニカルナイロンやジーンズといったタフな素材。それらと並んでアイコニックな素材となるのが、トリコットなど肌が露出する生地。ルック全体に繊細で軽やかなムードを落とし込む。未来への希望を込めたグラフィックそして、アイテムを飾るグラフィックには、明るくポジティブな内容を詰め込んだ。グラフィックのテキストには、未来への希望や価値観を共有できるコミュニティーの大切さを込めた新約聖書内の“Faith,Hope,Love”というメッセージ、平和な世界を願って作られたルイス・アームストロングの楽曲「What a Wonderful World」の歌詞を引用した。今季のコレクションのキーモチーフでもある手形のグラフィックは、今まで以上に人との繋がりを意識するようになった現在の世界からインスピレーションを得たもの。ピースフルなテキストと併せてアイテムに配している。アシックスやファイナルホームの元デザイナー・須田とのコラボアイテムさらに、今季のシュープは、アシックス(ASICS)とのスペシャルプロジェクト用に開発したスパッツをレザーで制作した新作モデルや、ファイナルホーム(FINAL HOME)の元デザイナー・須田伸一とタッグを組んだカプセルコレクションも展開。須田伸一とのコラボレーションカプセルコレクションでは、オーガンジー裏地が顔のプロテクターになるモッズコートをはじめ、ポケットの代わりに取り外し可能なマスクを装着したシャツ、防災頭巾から着想した頭に被るとマスクになるトートバッグをラインナップする。
2020年10月20日ジン カトウ(ZIN KATO)の2021年春夏コレクションが、東京・北青山で発表された。「再生」をテーマに、約2年ぶりのショーテーマは「再生」。“何かが変わる、そして変えられる”と2020年の変動を見つめ直したデザイナー加藤徹は、約2年ぶりにコレクション制作と向き合った。とにかく作ろう、その一心で始めた製作であったが、作っていく中でテーマが決まり、コレクション発表時には自身まで“再生”する起爆剤になったと話す。色の変化が心の変化へと繋がるそんなデザイナー加藤の心境の変化を具現化するように、コレクションは黒の世界から多彩な色彩の世界、そして白の世界へと繋ぐ、ストーリー仕立てになっていた。この流れるような色の変化は感情に訴えかけるところがあり、白の世界が終わる頃には、穏やかで開放的な気分が感じられた。エレガントなドレスに眠る“意外性”ショーピースは、美しい日本の生地やレースを使って仕上げた繊細なデザイン。クラシックでエレガント、この基軸からぶれることなく、シルエット違いで様々なドレスを展開した。ユニークなのは、パッと見た印象と近くでみた時に感じる印象の変化。中華刺繍を施した黒のロングコートは、落ち着きのあるように見えたが、近づくほどに、その漆黒の世界から小さな花模様が浮かび上がり、ロマンティックに映る。メタルプレート付きのレザーベルトを組み合わせたレッドのワンピースも、大胆さや強さを感じられたが、距離が縮まるほどに、内側にもレースがあしらわれていることに気づかされ、繊細なイメージへと変わる。愛情を生む、丁寧な仕事ぶりまた、一つ一つのピースに詰め込まれたディテールからは、デザイナー加藤の丁寧な仕事ぶりが感じられた。胸を中心にシンメトリーにあしらわれたカッティング、均衡にスカートから除くレース、格子模様の上にのせた小さな花刺繍など、洋服と過ごす時間が長くなるほどに愛情が深まるような、繊細なディテールが多く見られた。なお、ショーはギターの生演奏とともに進行。当日の演奏を担当したのは、アーティストのDejima Tatsuyaで、全て彼が作曲したオリジナル楽曲だという。
2020年10月20日ファセッタズム(FACETASM)は、2021年春夏コレクションを、2020年10月16日(金)に東京・天王洲アイルの寺田倉庫 Warehouse TERRADAにて発表した。創作によって重ねていく「幸せの記憶」“More memories.”というテーマのもと展開された今季。“楽しみながらショーを開催した”と話すデザイナーの落合宏理の表情からは、クリエーションへのポジティブな姿勢がうかがえる。時の流れとともに積み重ねられていく記憶に着目した落合は、クリエーションを続けることで「幸せの記憶」の中を歩んでいきたい、という思いをコレクションに投影した。自由な絵、まっさらな創造性象徴的なのは、落合の息子が4歳の時に描いた絵を落とし込んだウェアだ。ミリタリーテイストのジャケットやトレンチコートに、カラフルで自由な線が伸びていく。生き物のように見える形や、迷いなく引かれた線。既存の創作物から影響を受けていない、まっさらな感性で描かれた絵は開放感に満ちており、見る者や身に着ける者の感性も既成概念から解放してくれるかのようだ。呼応する自由な感性伸びやかな絵に呼応するかのように、服のデザインも自由度を増していく。プリーツの襟を様々な角度から積み上げるようにして組み合わせたジャケットはうねるような造形が生き生きとした動きを感じさせる。モッズコートには二重にフードを配し、トレンチコートはパーツをセパレートして構築的なデザインに仕上げた。カットソーにはフェザーを差し込み、端正なテーラードジャケットにはフラッグチェックやボックスロゴのポップなプリントを、ファイヤーマンジャケットにはリフレクターをグラフィカルに配している。アクティブなブルゾンにはカラフルな幾何学模様を切り替えで表現し、レザーのコートは生地の端を粗野に破ったような仕上がりで無骨な印象に。前方から見ると普通のジャージに見えるトラックジャケットは背中が開くデザインになっており、紐を結んで固定する仕様になっている。その他にも、プリーツシフォンをジャージと組み合わせたジャケットや、オーガンザを立体的に構築して装飾したブラトップなど、意外性から生まれるセンシュアリティや芸術性が見て取れた。軽快な素材また、軽やかな素材感もポジティブさの表れかもしれない。赤、青、黄色といった薄く軽やかなオーガンザを幾重にも重ねて仕立てたドレスは、色が繊細に重なり合って幻想的なムードを帯びている。布地の形そのままで頭からまとった無作為な佇まいや、歩を進める度に後ろ裾が大きく風になびくフード付きジャケットは軽快そのもので、飄々とした無垢さを感じさせる。ジョーダンブランドのジャケットやジョージコックスコラボシューズナイキ(NIKE)のジョーダンブランド(JORDAN BRAND)とラッセル・ウェストブルックのコラボレーションによるジャケットは、袖にヴィヴィッドなラインをあしらいラフな佇まいに。その他、フーディーやジョガーパンツ、スニーカーもランウェイ上に登場した。さらに、ジョージコックス(GEORGE COX)とのコラボレーションシューズも登場した。
2020年10月19日ヨハン クー ゴールドレーベル(Johan Ku GoLd Label)の2021春夏コレクション「ザ・ペインターズ(The Painters)」が、2020年10月16日(金)に発表された。画家と制作アイテムに着想台湾のアーティスト、彭柏勳(ポン・ボーシュン)の作品と、絵筆や絵具チューブといったアート制作に関わるアイテムを着想源とした今季のヨハン・クー。アートにまつわるモチーフに変奏を重ね、さながらネオンサインのようにまばゆい色彩とともに、テーラードジャケットやライダーズブルゾン、シャツといったウェアに散りばめた。絵筆やチューブは色鮮やかに絵筆やブラシ、絵具チューブといったモチーフは、シャツやテーラードジャケット、シャツブルゾンなどにのせられている。モチーフを自由に拡大・回転させ、色合いを鮮やかに変調することで、ベーシックなウェアながらも大胆な表情に仕上げられている。絵具の一筋を変奏して一方、一筋の筆跡にロゴを施したモチーフは、色鮮やかな色彩とともに格子柄やストライプ柄へと変奏されている。ノースリーブで仕上げたトレンチコートには大きく、一方でシャツには小さくパターンを連ね、表情の違いを生み出した。色とりどりの色彩を並べるまた、ドロップショルダーのブルゾンやスカートなどには、絵筆のタッチで生み出された色面を、色とりどりのブロック状のパターンとして用いている。色面を並べるさまはモネのようだが、ここでは色彩自体が引き立てられ、より抽象的な効果を上げている。また、オーバーなサイズ感で仕上げたピークドラペルのジャケットには、より激しい筆致で表現された色彩をのせた。鮮やかなカラーのコントラスト絵筆で描いた“フレーム”を連ねた模様は、鮮やかな色彩と素材自体の色合いのコントラストがより際立つ。いずれも、テキスタイルにはライトグレーやブラックといった落ち着いたカラーを使用することで、ヴィヴィッドな色彩の効果を引き立てている。
2020年10月19日タエ アシダ(TAE ASHIDA)は、2021年春夏コレクションを2020年10月16日(金)にデジタル形式で発表した。自然界の温もりや香りをデザインに今季のテーマは“Lyrics of Nature”。花や森の植物、海、空、雲、光と影といった、自然界の様々な感触や香り、温もりをデザインに落とし込んだ。素材は春夏らしくコットンやピュアリネンを採用し、プリントや刺繍を駆使して優しく清らかな表情のウェアに仕上げている。ウィメンズに加え、4シーズン目を迎えるメンズラインもウィメンズと連動したデザインで展開された。生き生きとした花や植物をプリント・刺繍で表現繊細に表現された花や植物は、ゆったりとしたロングドレスやワイドパンツ、フレアスカートにオン。ドレープ感のある布地に、生き生きとした植物の姿が躍動感をもたらしている。ツタの葉はシャツやジャケットの前立て、袖を縁取るようにして刺繍し、装飾的な要素をプラスする。また、芦田多恵が撮影した植物の写真をインクジェットプリントで配したタイトワンピースも登場。鮮やかな色彩とみずみずしい質感で表現された花の存在感を、シンプルなフォルムが際立たせた。ダイナミックな植物プリントのスカートには、細やかに織られたピンクのツイードジャケットをコーディネート。温かみのあるツイードの質感と、襟に配された華やかな模様が、柔らかさをもたらしている。空や海のように清涼感あふれる佇まい空や海、雲を思わせるルックは、清涼感あふれる雰囲気が印象的だ。布地の分量を取ってゆったりと仕上げたワンピースには、大きくプリーツを配してイノセントな表情に。波打つようなフォルムの襟や袖がフェミニンなブルーストライプのシャツには、裾に向かってなだらかに広がるワイドフレアパンツをコーディネートして、リラクシングながら優雅さも感じさせるシルエットを見せた。光と影のコントラスト光と影は、はっきりとした白黒のコントラストで表現。繊細に咲くユリの花をドレスやパンツ、ベストの身頃を横断するように配した。バルーンスリーブのジャケットには、襟元を彩るかのようにユリのレースを配置。シェイプされたウエスト、ペプラム、ふくらみのある袖といった緩急のあるフォルムと平面的なユリのレースが絶妙な対比を生み出している。自然光の似合うドレスコレクション終盤に登場したドレスは、自然光の似合う繊細なきらめきが余韻を残す。陽の光のように輝くメタリックなグラデーションドレスや、シャイニーなホルターネックのジャンプスーツ、流れるような布地に沿って光を放つアシンメトリーなドレスなどが登場。一方で、花が群生しているかのように立体的な装飾を施した、可憐なロングドレスも展開された。尚、今季はムービーにてコレクションを発表。アーティストのMatt Roseやバレエダンサーの柄本弾がモデルとして起用された。
2020年10月19日コーティー(KoH T)の2021年春夏ウィメンズ&メンズコレクションが発表された。シーズンテーマは「COSMIC DUAL FORCES PLUS 27」。糀泰佑が手掛けるコーティーコーティーは、「歴史を紡ぎ未来を創るブランド」をコンセプトに掲げ、デザイナーの糀泰佑が2019年にスタートしたブランド。リラックス感のあるテーラリングを得意としており、これまれにロンドン、バンクーバー、ヘルシンキなどでもコレクション発表を行ってきた。「陰と陽」の“陽”にフォーカス今シーズン、デザイナーの糀がフォーカスしたのは、「陰と陽」の“陽”の部分。糀は、「陰と陽」「光と影」は両者が無いと成り立たないものであるとしつつ、今の世の中の流れや人の感情を感じとり、あえて“陽(プラス)”の部分を発信することにしたという。“陽”にフォーカスしただけあって、コレクション全体のムードはポジティブで明るく、軽快。ホワイトカラーと、リネンやシルクコットンなど軽やかなファブリックを基調とした、リラクシングなピースが揃っている。ただし、その裏に潜む“陰”の部分を彷彿とさせる、センシュアルでエッジィな奥行きもどこかに感じさせる。ピュアでセンシュアルなサマードレスたとえば、裾にギャザーを寄せた爽やかな純白のサマードレスは、バックスタイルを大胆に開けることで、セクシーな雰囲気をプラス。ウィメンズのガウンコートには、裾に煌めくゴールドを散りばめて、ピュアな印象の中にも、内に秘める意志の強さを感じさせるスタイルに仕上げた。ナチュラルさの中に技巧が光るセットアップメンズは、ダブルブレストのジャケット&センタープレスパンツのセットアップなどを軽やかなファブリックで提案。上質な素材を使用したナチュラルなピースの中に、刺繍などの職人技を駆使したディテールが光る。また、スーツルックにはパフスリーブのシャツを差し込んだり、半袖シャツ&ワイドパンツのセットアップにはスカーフをヘッドアクセサリーとして採用したりと、エレガンスが漂うスタイリングも目を惹いた。
2020年10月19日ベースマーク(BASE MARK)は、2021年春夏コレクションを2020年10月15日(木)にデジタル形式にて発表した。「編む・結ぶ」をテーマに明るい陽の光が差し込む悴田梨園にて撮影された今季のコレクション。日本で古くから和装や儀式に用いられ、幸せが宿るとも言われる「結び」から着想を得て、「編む・結ぶ」にフォーカスしたデザインを展開した。イエローやベージュなど明るいカラーをメインに構成したコレクション全体からは、優しくリラクシングなムードが漂っている。例えば、トレンチコートの袖口にはリボンをぎゅっと結び、分量感のある袖をたくし上げるようにして着用。所々にイエローのコードを交差させたレースアップのディテールをあしらい、アクセントを効かせている。足元には、甲の部分に編み目のできるデザインのレースアップサンダルをセット。プリミティブさとフレッシュさ、両方の雰囲気を兼ね備えたデザインが印象的だ。尚、サンダルの展開はベースマークにとって今季が初となる。動きをもたらす“結び目”また、シャツの裾やパンツのウエスト、ジャケットのショルダーなど様々なパーツに結び目の装飾を施すことで、ウェアの造形に変化や動きを持たせているのが印象的だ。柔らかな白のワンピースは、布地を寄せ集めるようにして結び目を作ることで不均一なドレープが生まれ、躍動感のある佇まいに仕上げている。非対称のパターンメイキング非対称的なパターンメイキングも特徴的。布地の直線的な形を生かし巻き付けたようなスカートや、角張った裾のアウトラインのキャミソールなどが目に留まる。淡いグリーンのセットアップは、袖口や裾の一部、身頃にスリットを入れたデザインによって布地の生き生きとした動きを生み出し、歩を進める度に揺れ動く様子が余韻を残していく。編み目の延長にある“菱形模様”グラフィカルな菱形模様は、編み目の延長線上にあるモチーフとして落とし込まれた。ワンピースやカットソーは、生地をバイアスに取って仕立てることでアシンメトリーなフォルムに視覚的効果をプラスする。半袖ニットやニットポロの背面や袖には、カットを施すことで透かし模様の菱形モチーフがあしらわれている。
2020年10月18日ハレ(HARE)の2021年春夏メンズ・ウィメンズコレクションが、2020年10月15日(木)、東京・恵比寿のザ・ガーデンホールにて発表された。“似ている”けれど“違う”暗闇に沈んだステージ。スポットライトが幾筋と差し込んで絡み合う。力強いドラムの推進力に駆られるようにして始まったハレのショー。2人1組で登場するルックは、双子のように、あるいは鏡に映したかのように互いに類似している。軽やかに戯れる“白と黒”白と黒──2人は双子のようにそっくりだが、狂った鏡のように配色はまったくの反対だ。ほつれた生地をつなぎ合わせるようにして構成されたセットアップは、ゆったりと丈感を長くとり、一方でパンツもオーバーサイズで仕上げた。また、シャツワンピースには、バックにさながらマントのようにしてプリーツが波打つ生地を組み合わて。歩みに合わせて揺らめくその様子は、窓辺のレースの軽妙な戯れをイメージさせる。素材のコントラスト涼しげなシースルー素材などとは対照的なレザー風ウェアも、白と黒という対照的な配色で登場した。オーバーなサイズで仕上げたライダースブルゾンや裾にフリンジをあしらったトップスは、一方は黒く沈み、他方は明るくホワイトアウトして、0-1のトーンの対比による素材の表情の違いを強調している。大胆な柄植物の姿をドローイングを施したような柄も、爽やかなシースルー素材になどにのせられた。白と黒という明るさと暗さの対極にあるカラーだからこそ、力強くうねるようにして広がる柄が、2人のあいだで点滅するかのようにコントラストを織りなしている。色彩はニュアンス豊かに「赤と黒」ならぬ「白と黒」のコレクションと思いきや、後半にはニュアンスに富んだ色彩を、やはり対をなすようにして展開した。テーラードジャケットのセットアップには、淡いピンクやモスグリーンをのせて。また、ライトグリーンとブルーのブラウスは、ボディ部分やスリーブにたっぷりと生地の分量をとりつつも、シアーな素材感と相まり、その印象はあくまで空気を包んだようにして重さを感じない。不連続な素材が生む表情パンツの一部を透け感のある素材で切り替えるなど、異なる素材が生み出す風合いの不連続性も心地よい。また、“超”ショート丈のジャケットの下には、ボタンを開けたカーディガンをタックイン。軽やかなウェアが中心であるからこそ、着こなしではレイヤードを駆使して奥行きを与えている。
2020年10月18日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO) 2021年春夏コレクションが、2020年10月15日(木)に発表された。テーマは、“Surreal inhabitants(シュールな住人たち)”。プレイフルなカラーパレット“シュールな住人達のファンタジー”を描いたという今シーズンは、実に楽し気で、プレイフルなムードに満ちている。イエローやピンク、ブルーなど、自由でカラフルなカラーメイクを楽しむ“住人”たち同様、コレクションに行き交うのは、まるで規則のない多彩なカラーパレット。好きな絵の具を大胆にミックスしたようなドレスには、丸く繰り抜いた図形的な袖口を組み合わせることで、“どこか違う世界”の洋服を見ているかのような、ファンタジックなムードを纏っている。ニットを主役にそんな自由なパレットと呼応するように、様々な素材も散見された。透け感のあるシフォンのトップスや、レースを贅沢にあしらったジャケット、春夏らしいコットンのTシャツなど。そんな中でも特に印象的だったのが、“ニット”を使用したワードローブ。さらりと羽織ったタンクトップやビキニといった、春夏ならではのスタイルは、カラフルなニットで再解釈。また足の“半分”まで覆ったユニークなソックスも、鮮やかなニット共に提案された。生命力溢れるモチーフ自然界の生命が息づく春夏の訪れを祝して、植物や動物といったモチーフもコレクションに彩りを添えている。ショート丈のニットウェアのショルダー部分には、鮮やかな羽根を持つ不思議なインコをデコレーション。またメッシュのような、網目模様が目を惹くミニドレスには、カラフルな木を生い茂らすことで、森を彷彿させる生き生きとしたビジュアルに仕上げた。ドラマティックなドレスラストに現れたのは、胸元に大きなリボンを飾ったロマンティックなドレス。床をなぞるほど長いプリーツ入りのスカートは、しっとりとした落ち感のある生地も相まって、エレガントな佇まいをみせている。しかしひとたびモデルがぐるりと回ると、その豊かな布地は命を得たように広がり、ドラマティックな表情をみせる。そのシルエットは、フェミニンな要素の中に潜む、力強さを感じさせてくれるものだった。
2020年10月18日ヴェルサーチェ(VERSACE)の2021年春夏ウィメンズコレクションが発表された。色鮮やかな海の饗宴今季のヴェルサーチェの舞台は、“海の底”の世界。力強く鮮やかなカラーに彩られたルックは、きらびやかな色彩に満ちあふれた饗宴のようだ。華やかな活気と海が孕んだ魅惑的なモチーフをふんだんに散りばめ、海の底の饗宴へと誘う。波や潮流のようなフォルム変化してやまない海の動きを彷彿とさせるフォルムが印象的だ。自由にそして力強くうねるヘムラインは、波をイメージ。また、眩いばかりに色鮮やかなドレスやスカートには、大胆に波打つラッフルをふんだんにあしらった。ボディ部分は身体のラインを強調するようにぴたりと仕上げられているため、動きに富んだこれらのフォルムはいっそう引き立てられている。繊細なプリーツプリーツ加工を施したドレスは、その繊細な表情が際立つようシンプルなシルエットにまとめられた。ここにも動きに富んだラッフルがあしらわれ、さながらセイレーンの口から立ち昇る気泡のきらめきをも思わせる。海の生物をのせて素肌をさらけ出し、身体の官能を際立てるドレスやスーツなどには、ヒトデや貝といった海の生物を色とりどりに描いた「トレゾール ドゥ ラ メール」のプリントをのせて。スリーブのボリューム感を強調したドレスなどのプリーツ素材にも、海の生物を大胆に拡大してプリントすることで、精巧な素材感ながらもインパクトのあるアイテムに仕上げている。鮮やかな色彩コレクションを彩るのは、レッドやブルー、イエロー、グリーンをはじめ、ヴィヴィッドで生気に満ち溢れた色彩の数々だ。波打つようなラッフルやプリーツをあしらった躍動感あふれるフォルムはさることながら、溌剌とした色彩の魅力がダイレクトに表現されているといえよう。また今季は、ハンドバッグライン「ラ メドゥーサ」も新登場。しなやかなレザーを使用し、洗練されていながらも気負わない雰囲気に仕上げたこのバッグもまた、色鮮やかなカラーでコレクションを彩っている。
2020年10月17日シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)の2021年春夏メンズ&ウィメンズコレクションが発表された。“ビュッフェ”のようなオムニバス式コレクション普段のコレクションを一つの煮詰めたコンセプトのもとに作るコース料理に例えるならば、今シーズンは、様々な味を楽しめるビュッフェのようなコレクション。異なる背景や歴史を持つ様々なブランドやアーティストとコラボレーションしたカプセルコレクションを集め、オムニバス形式のクリエーションを展開している。注目コラボが目白押しこれまでにも度々タッグを組んできたディッキーズ(Dickies)とは、裾に向かってふんわりと広がるボリューミーなシルエットが特徴のボトムスを制作。フルーツオブザルーム(FRUIT OF THE LOOM)とは、肩のラインをぐっと落としたオーバーシルエットのTシャツを作り上げた。ハワイアンシャツのパイオニア的存在であるレインスプーナーとは、ボタニカル柄のシャツワンピースやハーフパンツ、ワイドパンツを。ハワイアンシャツから連想されるプレイフルなムードを、ブラック×ホワイトのモノトーンなど、落ち着いた配色を取り入れることでシックな印象へとシフトチェンジした。コラージュアーティスト・ヤビク エンリケ ユウジのアート作品は、ホワイトのロングコートのバックスタイルに配して。アートの周りに施した赤い刺繍が、まるで額縁のようなアクセントを加えている。その他にも、コラボレーションパートナーには、コウタ グシケン、ファーラーなどが名を連ねている。“記憶”を頼りに作る新ライン「AS IT WAS」また、今シーズンは“"あのままで”という意味を持つ新ライン「AS IT WAS」をスタート。リーバイスの「1st」や「501」など、誰もがその名を知る有名なモデルを、最初に頭に思い浮かんだまま、リサーチせずに具現化するユニークな試みを行っている。忘れてしまっていたり、余分にプラスしてしまったり...頭の中の曖昧な記憶を頼りに作り上げたデニムジャケットやジーンズには、そんな遊び心が宿っている。
2020年10月17日メアグラーティア(meagratia)の2021年春夏コレクションが発表された。テーマは“The blooming of the unraveled seam”。“あわい”への眼差したぶん、ひとつのキーワードは“境界線”なのであろう──白と黒のあいだに柔らかなグレーの領域があるように、あるいは、空気に接する水面が波打っては波紋を広げるように。今季のメアグラーティアは、そうした“あわい”の繊細な領域をまなざすかのように思える。ギミックの効いたジャケット&コートトレンチコートやダブルブレストのジャケットは、スリーブをボタンで外してアレンジできるよう、ギミックを効かせて仕上げた。肩を覗かせ、スリーブのボリューム感を引き立てるようにして着ることも、スリーブを完全に外してロングジレ風に着こなすことも提案されている。丈感には変化をつけてまた、レイヤードスタイルへの意識だろうか、丈感の変化にも富んでいる。ドロップショルダーのロングシャツは、ストライプを走らせることで縦のラインを強調。Gジャンを思わせるピースには、ライダーステイストのショートジャケットを重ねた。ジャケットの裾をほつれさせているところに見るように、レイヤードの奥行きよりもむしろ、異なる素材がせめぎ合う境界部分こそが主眼であるようにも思わせる。クラシカルさを和らげるダブルブレスト風に仕上げたジレや燕尾服のようなジャケットなど、クラシカルな面影を残すアイテムは、程よいシワ感のある素材や、ともに合わせるワイドシルエットのパンツで、カジュアルな雰囲気へと緩やかなに接続した。花はストライプに巻きつき落ち着きのあるテキスタイルが主体となるなかで、ストライプに絡みつくようにして表現された花柄は、オープンカラーシャツやブルゾンのフロントなどに新鮮なアクセントを添えている。一方で、ドロップショルダーのシャツには、緩やかに墨を流したマーブル模様をうつし出している。柔らかな色彩の感覚色彩は、明瞭な色彩のあわいに浮遊するかのように、ニュートラルで柔らかだ。グレーや生成り、ベージュといった中性的なカラーに、クラシカルなネイビー、花柄をのせたテキスタイルのライトグリーンが程よい色味を添えている。
2020年10月16日リンシュウ(RYNSHU)の2021年春夏コレクションが、2020年10月12日(月)、東京・白金台の八芳園にて発表された。新香水の香りから“服を纏う自由”を考える今季のリンシュウは、2020年秋冬コレクションにて発表した“透明なウェア”をコンセプトに掲げる香水「RYNSHU 1217」をイメージして製作を進めた。ピュアで繊細、ほのかにミステリアスを感じる、絶妙な調香。それを、あらゆる垣根を超えたジェンダーレスな世界観で描いていく。メンズテーラードの新境地ランウェイに登場するのは、ほとんどがメンズテーラード。しかし、従来のテーラードにみる男性的な表現は極めて少なく解釈している。例えば、ジャケットは、ビジューやテープ刺繍によって、可憐な表情を創り出し、パンツは、ドレープの効いたファブリックで、時にナイトドレスのように流れる動きをもたらす。輝く刺繍がもたらすドラマまた、色彩豊かなラメをミックスしたパイソン柄のジャカードや、ホログラムのように力強く輝く刺繍は、ミステリアスな魅力を増幅させる手段だ。オールブラックのクラシックなセットアップには、夜空に瞬く星のようなスワロフスキーを輝かせ、ロマンティックなムードも取り込んだ。シルエットが導く“自由”シルエットから見る“自由”も今季の重要な点。クラシックなジャケットは、袖周りのスリットによってショールに似たシルエットで提案している。ブルゾンはあくまで“ブルゾン風”で、ジャケットのような“くびれ”があり、通常にはない華奢なニュアンスを加味している。“自由”を極めた先にあるものエレガントなスーツとドレスの合間をいくワードローブの連続は、“服を纏う”ことの自由を称えるかのよう。男性らしくも、女性らしくもある香りに準えるような表現で、自由を極めた先には、未だ見たことのない“美”の存在を、予感させてくれる。
2020年10月15日リト(Rito)2021年春夏コレクションが、2020年10月12日(月)にて発表された。軽やかな素材×実用性こだわりぬいたテキスタイル使いで、毎シーズン注目を集めるリト。今季は、春夏らしい軽やかな素材を起用しながら、実用性とブランドらしいモードな表情をバランスよくミックスしているのが特徴だ。例えば、アイコニックなドビーストライプ柄は、程よく透け感のある綿混素材で、ハンサムなテーラリングジャケットやワイドパンツとなって登場。ゆったりとしたビッグシャツは、共布で着脱可能なポケットをぐるりと巻き付けたことで、ブラックドレスとのリラクシングなレイヤードシルエットに、程よいアクセントをもたらしている。“connected line”の新作アイテムクリーンなノースリーブのシャツには、ゆるやかなプリーツが目を惹く、艶やかなサテン生地のプリーツスカートを組み合わせ。さり気ないアシンメトリーなシルエットや、モデルの膝を覗かせるスリットも相まって、ベーシックな組み合わせの中にも、女性らしいセンシュアルなムードが感じられる。そして実はこのピース、リトの他のアイテムと組み合わせて楽しめる“connected line”と呼ばれるもの。スカートはもちろん、シャツに付属するキャミソールもそれぞれ単品でスタイリングできる、マルチな一面も持ち合わせている。テキスタイルに想いを込めてリトならではのオリジナルテキスタイルも印象的だった。一見シンプルなベージュの2ピースに採用されたのは、ブランドの頭文字“R”が分裂して進化をしていく様を表現したジャカード生地。モノで溢れる時代の中で、洋服の鮮度を保ったまま長く纏ってもらうこと――“纏う人によってどんどん変化して貰いたい”というデザイナーの思いを、モチーフに託した、愛情たっぷりのデザインとなっている。カラーパレットカラーは、ピュアホワイト、アイボリー、ベージュといった穏やかなパレットをベースに、時折はっと目を惹くコバルトグリーンやサファイアブルーを差し込んで。キーパターンである“ストライプ柄”同士を組み合わせた2ピースには、ピッチや素材に変化を加えることで、大人の遊び心溢れるスタイルを提案した。より“特別な”素材へなお“Continuous Structure”をテーマに、サステイナブルも意識したという今シーズンからは、廃棄を余儀なくされた繊維の再生を新たに決意。本コレクションを皮切りに、 繊維を土として再利用とする「繊維培地事業」への取り組みをスタートしていくという。
2020年10月15日シャネル(CHANEL) 2021年春夏 プレタポルテ コレクションが、パリ・ファッションウィークにて発表された。シャネルの“ミューズ”にオマージュを捧げてシャネルの長い長い歴史を支えてきた、女優たちとの深い絆。いつの時代も、シャネルスーツに身を包んだ自信に満ち溢れる彼女たちは、人々に夢を与える存在であると同時に、メゾンのミューズでもあった。今シーズン、ヴィルジニー ヴィアールは、そんなシャネルと繋がりの深い女優たちへのオマージュを捧げたコレクションを発表。遠い昔の記憶に残るミューズから、現代に生きる彼女たちまで、“愛すべき女性”たちに捧げる喜びに満ち溢れたコレクションに仕上げている。ボリューミーなジャケットスタイルヴィルジニーが思い浮かべたのは、レッドカーペットでフォトグラファーたちから声をかけられ、フォトコールに臨む女優たちの“瞬間”を捉えた姿。堂々と構え、風格がある彼女たちの様子を表現するかのように、今季のジャケットは、肩幅を強調したややボリューミーなシルエットで仕立てられているのが特徴だ。フレッシュな要素でモダンにアレンジそれと同時にヴィルジニーが意識したのは、往年の女優達の存在をイメージさせるような“ヴィンテージ風”ではなく、活気にみちたモダンさを加えること。そのためアイコニックなツイードジャケットは、フレッシュなショート丈で再解釈され、快活なショートパンツと共にスタイリング。また足元には、素足×サンダルという春夏らしい組み合わせで、爽やかなムードもプラスしている。ショーを彩る鮮やかなカラーエクリュやブラックといった、メゾンを象徴するクラシカルなパレットのピースに並び、蛍光カラーのジーンズ、メタリックレッドの煌びやかなジャケット、ペールピンクのカプリ パンツといった、ハッと目を惹くカラーアイテムを取り入れているのも今季の特徴といえるだろう。“ネオンライト”のようなCHANELロゴも中でも印象的だったのは、ネオンライトのようなCHANELロゴをプリントしたミニ丈のドレス。ラップスカートのように、腰元でぐるりと布地を巻き付けたアシンメトリーなシルエットによって、その大胆なロゴをカモフラージュしているかのような、ユニークな表情に仕上げている。またモデルの手元には、同モチーフを全面にあしらった、カジュアルなトートバッグも登場した。ゴージャスな装飾も取り入れてショーの終盤に掛けて現れたのは、フサフサと揺れるフェザーや、煌くスパンコールなど、華やかな装飾をあしらったゴージャスなピース。またブラックの軽やかなシフォンが象徴的に差し込まれ、ツイードと切り替えたドレスとなったり、まるでマントのようにモデル達の肩から掛けれられていたりする。それらはいずれも“レッドカーペット”の装いを連想させる優雅な佇まいで、それも又観る者をシャネルの夢の世界へと誘うのだった。
2020年10月12日モスキーノ(MOSCHINO)は2021年春夏コレクションを発表した。“逆さま”をキーワードに今季のモスキーノのキーワードは“トプシー・ターヴィー(=逆さま)”。日常が非日常に、非日常が日常に。前シーズンとは違う、生活の様式や意識が価値観が180度変わったかのような現在の世界。そんなサーカマスタンスからインスピレーションを得たピースを展開していく。パラダイムシフトに伴う社会の変化とはクリエイティブディレクターのジェレミー・スコットは、世界中でそのような考え方の変化“パラダイムシフト”が進行すると、今まで見えなかった社会の内部構造が露わになると考えた。コレクション内のウェアたちはそんなジェレミーのマインドを反映し、内側が外側に、表裏が逆になったようなデザインで構築されている。エッジ、シーム、コルセットの骨組み...通常洋服の内側にあるパーツが表面に露わになる。裏地のステッチや縫い代もすべて表側に。ただ、一見すると違和感なく、まるで元々“表側の存在”だったかのような馴染みのあるルックスに昇華しており、今まで不可視であった洋服のディテールが秘めたユニークさに気付かされる。騙し絵で表現する“逆さま”トロンプルイユを用いて“逆さま”を表現したジャケットやワンピースも目を惹く。ジャケットは、ラペルやショルダー部分にステッチを走らせ、ワンピースは裾の表側にタグを配するなど、騙し絵の以外にも“逆さま”な要素を詰め込んだ。アクセサリーも裏表逆にモデルが手に持つバッグにもインサイドアウトの仕立てが反映されている。モスキーノらしいプレイフルな表情は、デイリーのコーディネートにアクセントとして単体で取り入れることも出来そうだ。柔らかいトーンが主役のカラーパレットカラーパレットはペールゴールド、プリンセスブルー、ピーグリーン、プリティピンクといった華やかさと柔らかさのある色で構成。テキスタイルではどこか日本の着物を思わせる、光沢のあるシルク素材が存在感を発揮。リュクスな雰囲気を醸成している。
2020年10月11日ロンシャンは、2021年春夏コレクション「Tres Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」を発表いたします。本コレクションでは、現代のパリジェンヌにインスピレーションを得て、彼女たちに宿る女性らしさ、そして肩肘張らずに自らを表現する秘めたエネルギッシュさを全37ルックに落とし込みました。アーティスティック・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは「2021年春夏コレクションをデザインするにあたり、クラシックなパリジェンヌが得意とする、いわゆる“洗練された”スタイルから少し距離を置くことに決めました。コレクション全体に共通する大胆でわずかにオフビートなスタイルは、“王道からはあえて外れて、自分のペースでゆるく生きる”という現代のパリジェンヌが持つ小生意気さを表現し、同時にロンシャンのスタイルであるカジュアルさと奔放さも溶け込んでいます」と語っています。<インスピレーションとカラーパレット>今回のコレクションは、メゾン発祥の地パリに暮らす現代のパリジェンヌ、そして3人のアーティストによる作品群に影響を受けています。コレクションに散りばめられたメタリックな仕上げ、そしてはっとする鮮やかな色使いは、アメリカ カリフォルニア州出身の現代美術家であるジェームズ・タレルへのオマージュです。タレルは、光と空間を題材に掲げ、光を知覚する人間の作用に着目したアーティストであり、日常生活では意識することがない光の存在を認識させるようなインスタレーション作品を数多く制作しています。また相反するように登場するコーラルやくすんだオレンジピンクといったカラーは、フランス パリ出身の彫刻家ルイーズ・ブルジョワとイタリア トリノ出身のアウトサイダー・アート表現者キャロル・ラマの作品にインスパイアされています。ブルジョワとラマは分野こそ違えどそろってフェミニニティーが創作の源のひとつであった女性芸術家です。<プレタポルテ>パリジェンヌに贈る本コレクションは、スカート、トップ、シャツのフロント部分などに大胆に施されたマクラメがキーノートとなり、遊び心やカジュアルな雰囲気を演出しています。その特徴的な網目は、プリントとしてもアイテムやバッグ、アクセサリーに登場いたします。またプレタポルテ全体の流れとしては、ロンシャン・ウーマンがもつ二面性とフェミニニティーを表現するかのように、ジップアップのスウェットシャツやジョガーパンツといった動きのあるスポーツウエアが加わる一方で、目を見張るようなイギリス刺繍があしらわれたロマンティックなルックも展開します。「洗練された男性のワードローブにインスパイアされたテーラードアイテムも織り交ぜ、官能的な側面を出したいと考えました。かっちりしたルックをあえて色鮮やかな色で表現したり、素材で遊んだり、フローラルプリントのようなデザインを施すことで、よりフェミニンに仕上げることにしたのです。」(ソフィ・ドゥラフォンテーヌ)<バッグコレクション>「ル プリアージュ(R)」メゾンを代表するアイコニックなコレクションの新作にはゴージャスなメタリックキャンバスを用い、今季らしいシャイニーな装いに刷新しました。サイズは引き続きナノからメガまで豊富に展開しており、特にナノサイズは首にかけて印象的なスタイリングに仕上げることも可能です。また2021年春夏コレクションでは、コットン製のネットバッグで有名なフランスのメーカーFILT(フィルト)社と手を組み、ユニークでオフビートな新作も登場いたします。コットンメッシュのボディに「ル プリアージュ(R)」のロシアンレザー製ハンドル/フラップを合わせた新作は、夏の装いにアクセントを添える究極のトートバッグに進化いたします。「メールボックス」2020年秋冬コレクションで新たに登場した「メールボックス」コレクションは、装いを新たに登場いたします。今季はロンシャンの9つのアルファベットでデザインされたLGPモノグラムプリントとデニム素材をバッグ全面で大胆に組み合わせたり、クロコの型押しバーニッシュレザーを切り替え部分に用いたり、コントラストを効かせたバッグに仕上げました。「ロゾ」「ロンシャン 1980」「ル プリアージュ(R)」と同じ1993年に生まれた「ロゾ」、そして1980年に発売されたバッグをリバイバルした「ロンシャン1980」は、ブランドの礎とも呼ぶべき存在感を放っています。今季はなめらかなビニールスタイル、そしてクロコの型押しレザーという2種類での登場となります。新コレクション「ブリオッシュ」今夏にデビューを飾る新作は、パリジェンヌが愛してやまない菓子パンのようにふわふわなシルエットでかたどられたクロスボディバッグです。柔らかなパット入りレザーに調節可能なチェーン付きと、未来のitバッグになり得る要素が満載です。「メゾンが誇るサヴォアフェールを活かした、本格的な新コレクションをデザインしたいと考えていました。何年にもわたって愛用いただけるような、高い耐久性とより良いデザインを兼ね備えたバッグを目指しました。」(ソフィ・ドゥラフォンテーヌ)ロンシャン2021年春夏コレクション「Très Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」は、ソフィ・ドゥラフォンテーヌの“Less is more.(少ないことは豊かなこと)”という精神に基づき、現代に生きるパリジェンヌがもつ気張らないゆるさのあるワードローブを提案いたします。【ロンシャンについて】1948年にフランス パリでジャン・キャスグランが創業した、現代性溢れるラグジュアリーとクリエイティビティ、ダイナミズムが融合したメゾンブランド。パイプにハンドステッチレザーを巻いた、世界初のラグジュアリー革巻きパイプからはじまったブランドは、70年以上に及ぶヘリテージを踏襲しながら、現代に生きるロンシャン ウーマンを彩るスタイルを発信し続けています。ロンシャンは、1993年に発表した、折り紙からインスパイアされた「Le Pliage(R)(ル プリアージュ(R))」やバンブーのトグルが印象的な「Roseau(ロゾ)」など、フランスのサヴォアフェールが宿るアイコニックかつタイムレスなバッグコレクションを世に送り出してきました。現在は、アーティスティック・ディレクター ソフィ・ドゥラフォンテーヌのもと、フレンチ・エレガンスを再解釈したプレタポルテや、レディース・メンズ向けのバッグ、アクセサリー、シューズ、アイウエア、トラベル用品を毎シーズン発表しています。家族経営の伝統を守るロンシャンは、今もキャスグラン家が所有・経営、世界80か国に300を超える直営ブティックを所有しています。日本では、2019年7月に「ロンシャン ラ メゾン銀座」が誕生し、フラッグシップである表参道・銀座のラ メゾンを含む54ストアを擁します(2020年9月時点)。また、フランス セグレに構えるアトリエを拠点にクラフトマンシップを重んじるロンシャンは、2007年以降、フランス政府により無形文化財企業に認定されています。公式オンラインストア @Longchamp.Japan企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月11日sacai(サカイ)の2021年春夏コレクションが、2020年10月7日(水)小田原・江之浦測候所で発表された。sacai、3年ぶりとなる日本でのショーsacaiが日本でコレクションを発表するのは、2017年にアンダーカバー(UNDERCOVER)と合同でショーを実施して以来3年振り。今回は、神奈川県小田原市にある、現代美術作家・杉本博司が設計した建築・江之浦測候所にて、ランウェイ形式で新たなコレクションを披露した。鮮やかな色を伴った軽やかなピースショー序盤から複数登場したのが、異素材をボーダーや格子状に組み合わせたデザインのピースたち。シースルーのジャケットやスカートなど、透け感を持ち合わせたアイテムは風にたなびき、軽やかな表情を見せる。カラーパレットは、カーキやブラック、ホワイトなどをメインに、レッドやダスティーなピンクを追加。前シーズンと比較するとコレクション内での色彩のコントラストがやや強くなった印象だ。顕在するハイブリッド“ハイブリッド”というsacaiの核を成す重要なキーワードは、今季も再構築というメソッドを通してコレクション全体に活きる。中でも目立ったのが、テーラードジャケットの要素を取り入れたアイテムたち。デニムジャケットやワンピース、スカートといった様々なアイテムが、テーラードジャケットを解体し組み立て直したような様相を呈していた。MA-1をリビルドしたアイコニックなピースはランウェイの上でも存在感を発揮。胸元を大きく開いたMA-1とコマンドセーターのエッセンスを融合したワンピースは、センターに大胆にジップを配置し、エッジィなルックスに仕上げている。シャーデーの存在また、ショーの中で一際目を引いたのが、イギリスのバンド・シャーデーのボーカル、 シャーデー・アデュのポートレートをフロントに配したTシャツだ。ショーBGMにも今回シャーデーの楽曲が起用されており、同バンドが今季のsacaiのクリエイションに影響を与えたことは間違いないだろう。
2020年10月11日ドルチェ&ガッバーナは、2021年春夏に向けて、「シチリアのパッチワーク」をテーマに魅力溢れるコレクションを発表しました。パッチワークは多様な現実、文化、人々の融合のメタファーであり、人はその手とエネルギーで独創的なものを生み出します。このエレガントなショーを完璧なものに仕上げているのが、時代を超越したメイクアップであり、デザイナーの美しさに対するビジョンと純粋な女性らしさを象徴するものとなっています。健康的で磨き上げられた肌をベースに、キャットラインの跳ね上げと、ヌード色やピンク、レッド等の鮮やかでマットな口紅が特徴的なメイクアップです。まずシークレットシールド プロテクティブ スムージングプライマーを顔全体にのばして肌を整えました。瞬時に毛穴がなめらかになり、きめ細やかで輝きのある、メイクアップに最適なベースに仕上げることができます。そしてミレニアルスキン オンザグロウティンティッドモイスチャライザーを重ねることにより、均一なトーンと健康的な光沢がプラスされ、モデルの肌とスムーズになじみながらナチュラルで完璧な仕上がりが完成しました。 頬にはソーラーグロウ イルミネーティングパウダー デュオを円を描くように頬骨の上にぼかし、健康的でつややかな色味をほんのりとプラス。ゴールドとブロンズの色味で輪郭をぼかしながら、頬の一番高い部分にピンクとピーチカラーを重ねて健康的な血色の良さを演出しました。アイメイクにはドルチェ&ガッバーナらしさが見事に表れています。フェリンアイズ インテンスアイシャドウ クアッドの2:Sweet Cocoa、3:Smoky Taupe、4:Italian Baroqueを使用し、エレガントに際立った立体感のある目元を演出しました。明るめの色味をまぶた全体にぼかした後、上まぶたの際にダークな色味をサッと入れて目元の際立ちと深みを強調。インテンスアイズ クリーミーアイシャドウスティックの6:Goldで目頭にハイライトを入れ、輝きをプラスして明るい印象を演出しまいた。ドルチェ&ガッバーナの象徴的なアイラインを引くためには、グラムライナーの1:Black Intenseを使用。上まつ毛の生え際に沿ってこめかみに向かってラインを描き、特徴的な黒の跳ね上げを作りました。モデルの眉毛は上向きにブラッシングされ、ザ・ブロウライナーで強調しています。自然な眉毛を演出するように軽いタッチで描き、やわらかなボリューム感がありながら、くっきりと整った仕上がりになっています。最後にまつ毛一本一本をしっかり捉えて最大限に際立たせるパッションアイズ インテンスボリュームマスカラの1:Nero Siciliaを使用し、目を見張るようなボリューム感のあるまつ毛に仕上げ、このキャットアイルックは完成となりました。アイメイクが主役であるものの、大胆でマットなレッドとフクシアピンクに彩られた唇もそれに劣らず魅惑的でした。 パッションリップ クリームトゥーパウダーリップペンの110:Pure Nudeと220:Rose Temptation、240:Rosebud Obsession、270:Easy Rose、600:Passionate Red、630:Delicious Cherryと640:#DGAmoreが緻密に塗布され、唇の曲線と輪郭を包み込むリッチな色味が、驚くほどフェミニンで官能的な印象を与えました。【使用商品リスト】FACEシークレットシールド プロテクティブ スムージングプライマー SPF50・PA++++ 30mL/7,700円(税込8,470円)ミレニアルスキン オンザグロウティンテッドモイスチャライザー SPF30・PA+++ 50mL/5,700円(税込6,270円)ソーラーグロウ イルミネーティングパウダー デュオ 1:SWEET PINK, 2:PEACH BLOSSOM, 3:GOLDEN SAND & 4:BRONZE FEELING 7,300円(税込8,030円)EYESフェリンアイズ インテンスアイシャドウ クアッド 2:Sweet Cocoa, 3:Smoky Taupe, 4:Italian Baroque 7,800円(税込8,580円)インテンスアイズ クリーミーアイシャドウスティック 6:Gold 4,600円(税込5,060円)グラムライナー 1:Black Intense 4,100円(税込4,510円)ザ・ブロウライナー 1:Soft Brown, 2:Chestnut, 3:Mocha , 4:Stromboli & 5:Nero 4,200円(税込4,620円)パッションアイズ インテンスボリュームマスカラ 1:Nero Sicilia 5,000円(税込5,500円)LIPSパッションリップ クリームトゥーパウダーリップペン 110:Pure Nude, 220:Rose Temptation, 240:Rosebud Obsession, 270:Easy Rose, 600:Passionate Red, 630:Delicious Cherry, 640:#DGAmore 4,000円(税込4,400円)*価格は参考小売価格です。(店舗によって異なる場合があります)「ドルチェ&ガッバーナビューティ」について:自由に魅力を開花させ、煌びやかな日常に変えるブランド。女性であることを謳歌し、妥協しない美しさ表現する女性たちに、イタリアの太陽のようなポジティブなエネルギーをもたらします。現在、国内8店舗で展開中。*取扱い店舗:伊勢丹 新宿店、三越 銀座店、ウィズ原宿内資生堂ビューティ・スクエア、ルミネ横浜店、ジェイアール名古屋高島屋、高島屋 大阪店、大丸 札幌店、福岡 岩田屋本店ECサイト:ワタシプラス.@cosme shopping、三越伊勢丹オンラインストアmeeco、高島屋オンラインストア、大丸松阪屋オンラインショッピング、HANKYU BEAUTY ONLINE資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ オンラインポップアップ」を期間限定で開催中:商品の詳しい情報は:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月10日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の2021年春夏ウィメンズコレクションが発表された。光のなかで──平坦だと思っていたものが、日が沈んで月光が差すと、思わぬ輝きを放つことがある。今季のアクネ ストゥディオズは、光の下で多彩に表情を変える素材を基調に、光の流れにたゆたってはきらめくようなスタイルを披露した。光のきらめきコレクションを彩るのは、刻一刻と変化する光に合わせてその表情を変える素材の色彩だ。ゆったりとしたトレンチコートに使用したパールオーガンザには、グラデーションをなす染め模様を。シワ加工を施したドレスやバッグには、夢の中のような虹色のきらめきを。玉を解いて流したような色彩は、コーディネートされたアイテムのニュートラルカラーと繊細に交差している。光と空気に身をまかせ軽やかなシアー素材で左右非対称に仕立てたドレスは、随所に布地を重ねるとともにギャザーをランダムに寄せ、さながら光の流れにたゆたうかのように優美なひだを作っている。他方で、肩や胸から裾にかけて広がるマキシ丈のドレスは、身体を覆うというよりも、空気とともにふわりと包み込むと言うのが比喩以上にふさわしい。軽やかな重なりゆったりとしたテーラードジャケットは、ライニングから作られた柔らかな素材感で。網目の大きなニットを重ねることで奥行きと動きを加えつつも、ふわりと宙に浮かび上がるかのような軽やかな印象にまとめた。対照的に、レザーのショルダーバッグには極太のストラップを組み合わせ、重量感のコントラストを演出している。同様に、ざっくりとしたネットのウェアは、切りっぱなしレザーを使ったスリーヴレスドレスの下に、あるいはブラトップとパンツの上に重ねて。風に揺らめくシアー素材のドレスはもちろん、半透明素材を使用したラップスカートやパンツといった多種多様な素材によって、軽やかさはそのままに独特の奥行きをもつレイヤードスタイルを多彩に提示した。また、ドレスやスカートなどの随所にあしらわれたコードも歩みに合わせて揺らめいて、軽やかな動きを強調している。星柄をのせて今季は、ロサンゼルス在住のアーティスト、ベン・クイン(Ben Quinn)とコラボレートしたアイテムも登場。星を描いたペインティング作品をメタリックオーガンザのチュニックなどにプリントして用いるだけでなく、繊細なパッチワークによりドレスやスカートにもあしらった。
2020年10月09日