●お互いの印象「優しさがあふれ出てる」「人を元気に」スターチャンネルオリジナルドラマプロジェクト『5つの歌詩(うた)』(全5話)が、7月7日に配信スタートする。同プロジェクトでは、脚本家の岡田惠和、渡邉真子、濱田真和がチームを組み、DREAMS COME TRUEの楽曲をドラマ化。「空を読む」、「マスカラまつげ」、「 TRUE, BABY TRUE.」、「何度でも」に加え、このドラマ企画のために書き下ろされた新曲の計5曲がオリジナルストーリーとして映像化される。マイナビニュースでは今回、特別番組「オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』スペシャル対談!中村正人×岡田惠和」収録直後の中村正人と岡田惠和にインタビュー。お互いの印象や、今回の企画に対する思いを聞いた。○■「イイっすね!」って伝えるべき――特別番組の収録を終えて、お互いの印象を教えてください。中村:岡田先生は、優しさがあふれ出てますよね。まあ、どこか腹黒いところもあるんだろうけど(笑)。そうじゃないと脚本は書けないので。とにかく優しいし、その優しさが作品にも出ている。今一番世の中に必要なものを持っている方だと思います。僕は岡田先生が脚本をお書きになった朝ドラ『ちゅらさん』が大好きで、どんな理由をつけても続編を作ってほしいくらい(笑)。今放送している『ちむどんどん』も沖縄のお話なので、『ちゅらさん』と時代が重なるなあ、なんて思いながら観ています。岡田:『ちゅらさん』でいうと、『ちむどんどん』はちょうど、恵里ちゃん(『ちゅらさん』ヒロイン)が生まれたくらいの時代ですかね。中村:そうそう。そういえば、沖縄が舞台の朝ドラって、ほかにもありましたよね? 確か……『フミコとハツ』!岡田:『純と愛』ですね(笑)。中村:全然違いました(笑)!――違いましたね(笑)。岡田さんは、中村さんにどんな印象をお持ちですか?岡田:中村さんの“陽”な明るい感じは、音楽もそうなのですが、人を元気にすると思います。実は僕、こういう対談や取材が得意なほうじゃなくて。上手く喋ったりできないから、物書きになったタイプなんですけど、今日は中村さんと一緒だから安心して話せています。中村:(対談や取材が得意じゃないという人は)物を書く人に多いのかもしれませんね。うちの吉田(美和)もそうです。あふれる思いがあって、あんなにいい言葉をいっぱい発信するのに、それこそインタビューだったり、MCだったりで、自分のことを発信するのが一番苦手。岡田:そうなんですね。でも今回は、ドリカムさんとご一緒させていただくということで、事務所のスタッフにも「苦手な対談や取材も頑張る」と伝えました(笑)。中村:本当ですか(笑)!? やっぱり、岡田先生くらいになると、刺激がなくなるんじゃないかなと思うんです。篠山紀信さんもずっと言ってましたね。「LOVE LOVE LOVE」って作品でジャケットを撮ってもらったんですけど、僕、生意気にも紀信さんに「先生の写真イイっすね!」って言ったんです。そうしたら、スタッフの皆さんの顔がサーって青ざめた(笑)。でも、紀信さんは「本当? 最近誰も俺の写真がいいかどうか言ってくれないから、嬉しいよ! 」って、すごい喜んでくれて。――それを言ったのが中村さんだからこそ、紀信さんも喜ばれたんだと思います。もし今、私が岡田さんに「先生の脚本イイっすね!」と言うのとは別物といいますか……中村:言っていいんですよ(笑)! 岡田先生は下の世代の皆さんに訴えかけてるんだから。ね、先生(笑)?岡田:そうですね(笑)。中村:「マイナビニュースの記者に褒められた」って、岡田先生も刺激になるんだから。年齢なんて気にせず、ちゃんと「イイっすね!」って伝えるべきだと思いますよ。●中村の考える“メジャー”論「一番の成功者は…」○■岡田「シンパシーみたいなものを感じます」――なるほど……心得ます。世代の話でいいますと、対談のなかで、中村さんが下の世代のアーティストとそのマーケットまで意識していると話されていたのが印象的でした。岡田さんも脚本を書く上で、同様のことを意識されたりはするんですか?岡田:マーケットに合わせて脚本を書くことはないですね。でも、アーティストの方もそうだと思うのですが、僕らの上の世代は商業的なことをどこか好まなかったんだけど、僕らの世代くらいから、脚本でも音楽でもなんでもちゃんとそこと向き合って、何かを売ろうとすることを恥ずかしいと思わなくなったんじゃないのかな。だから、作りたいものとビジネスの間で、一生行ったり来たりしている。中村さんとは同学年ということもあって、そういうところでもシンパシーみたいなものを感じます。中村:その一番の成功者は椎名林檎さんじゃないかな。アーティストであり、ビジネスマンであり、プロデューサーでもある。しかも、サブカル的なんです。岡田:そのポジションって難しいですよね。中村:申し訳ないけど、僕や岡田先生は“メジャー”って言われちゃうから。若い世代が一番嫌いなものでしょ(笑)?――そんなことありません(笑)! ドリカムの音楽と岡田さんが書かれた脚本の作品にたくさん影響を受けています。中村:本当かな(笑)? その一方で、米津(玄師)くんやRADWIMPSたちは、いつまでもカリスマ性がある。ドリカムはそこにはなかなか入っていけないですよね。今のセールス的に言ったら、うちなんかめっちゃ“マイナー”なのに(笑)。でも、“メジャー”だと思われているから、「明るいだけでうんざり」「ポジティブで気持ち悪い」とかなんとかディスられて、「ちゃんと聴いてくれてる?」って思うこともあります。言いたいことは山ほどあるんだけど、それじゃあダメで、ちゃんと聴かなくても伝わるように僕たちがしなきゃいけない。だから、僕みたいにペラペラと喋るより、岡田先生みたいに「取材が苦手」と言うくらいのほうが戦略的にはいいんですよ。ね、先生(笑)?岡田:いや、分かんないです(笑)!一同:(笑)。●新企画への思い「勝ちたい」「嬉しかった」○■新たな挑戦に刺激――『5つの歌詩(うた)』では、ドラマ化が前提にあった上で、ドリカムが新曲を書き下ろすという試みがなされました。中村さんと吉田さんにとっても、岡田さんにとっても挑戦であり、大変な企画だったのではないかと思います。中村:岡田先生も吉田も大変だったと思います。でも、我々は刺激になりましたし、岡田先生も刺激になったんじゃないのかな? さっきの篠山先生の話じゃないけど、やっぱりキャリアを積むと、こういう挑戦的なシチュエーションはなかなかなくなってくるから、新しいチャレンジに参加させてもらえるのは本当にありがたいし、勝ちたい。スターチャンネルの社長も「一石を投じたい」とおっしゃっていたけれど、波紋を投じて、他社がスターチャンネルに続くような先駆けになりたいです。岡田:こうして新しいチャレンジをする時に、僕のことを思い浮かべていただけたことがまず嬉しかったですし、今まで接点のなかったドリカムさんとの組み合わせで呼んでいただいたことも、ちょっと上からで申し訳ないんですけど、「分かってんじゃん」と(笑)。僕の書く作品のファンでいてくれる人は、ドリカムさんのファンだという人の比率が高い気がしていたので、同じように親和性を感じていただけたことも嬉しいです。――今回の企画のために書き下ろされた新曲について、中村さんは「吉田が珍しく今をつかんでいる楽曲」と表現されていました。その楽曲を元に脚本を書かれてみて、いかがでしたか?岡田:僕は、強い意志といいますか、楽曲の濃さに感動しましたね。ある種の宣戦布告なんだろうなという感じがしましたし、ノウハウで新曲の引き出しを開けていない感じが素敵だなと思いました。中村:映像を観ていただけたら分かると思いますが、「あの映像にあの曲なのか!」という風に感じてもらえるはず。岡田先生が秘めている毒というか、いい意味での攻撃性があって、この楽曲をドラマのオチに持ってこれたのはとても良かったと思います。岡田先生と吉田が作り上げた言葉の集積で、予定調和じゃないんですよね。親和性がありながら、ぶつかり合っていて、お互いの言葉をシェイクしてる。ドラマの最後にドリカムの曲をフルで流してくれて、「尺足りるの?」ってドキドキしちゃうから、もっと短くしとけば良かったと思いながら観てたんですが(笑)、過剰な情報がなくて、本当に綺麗に流れる。そしたら改めて、ドリカムの楽曲の詩とドラマのストーリーが合体して、岡田先生が作った世界がグワっとくるんですよ。楽曲の詩が単独で与えた想像の世界じゃないのがすごくいい。視聴者の皆さんには、ドリカムと岡田先生が手がけたものということは一旦忘れてもらって、余計なコーティングなしで、スターチャンネルの新たなチャレンジとして観てほしいなと思います。■岡田惠和1959年2月11日生まれ。東京都出身。1990年、『ドラマチック22 香港から来た女』(TBS系)で脚本家としてデビュー。以降、『南くんの恋人』(テレビ朝日系)、『若者のすべて』(フジテレビ系)、 NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』、『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)、映画『いま、会いにゆきます』(04)、『余命10年』(22)など数々の話題作を手がける。■中村正人1958年10月1日生まれ。東京都出身。1989年、DREAMS COME TRUEとしてシングル「あなたに会いたくて」とアルバム『DREAMS COME TRUE』の同時リリースでデビュー。以降、「決戦は金曜日」「未来予想図II」「LOVE LOVE LOVE」「やさしいキスをして」「大阪LOVER」「何度でも」など数々の名曲をリリース。来年2023年には、4年に一度のグレイテストヒッツライヴ「史上最強の移動遊園地DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」の開催を予定している。
2022年07月06日【選べる全員プレゼント】数量限定オリジナル商品が追加子どもの将来の可能性を広げる知育教材、しまじろうで人気の〈こどもちゃれんじ〉。2022年度生まれのお子さまをお持ちの方へ、選べる全員無料プレゼントキャンペーンを実施中です。今なら資料を取り寄せるだけで、産後に役立つオリジナルグッズを無料でお届けします。※〈しまじろう〉は㈱ベネッセコーポレーションの登録商標です。※2021年度生まれのお子さまは、離乳食セットのプレゼントとなるためあらかじめご了承ください。数量限定オリジナル「はじめてのうたあそびセット」赤ちゃんと楽しくスキンシップができる「はじめてのうたあそびセット」が数量限定で登場しました。■楽しくリトミックできる6曲の童謡を収録。赤ちゃんの感性を刺激して親子でベビーリトミックが楽しめます。■歌と一緒に楽しめる遊びメロディートイの収録曲で遊べる、スキンシップ遊びを掲載。親子で歌とスキンシップ遊びが楽しめます。■おでかけのおもちゃに持ち運びしやすいコンパクトなサイズで、おでかけ先でも活用できます。familiar限定コラボ「はじめての離乳食セット」全員もらえる、familiar限定コラボ「はじめての離乳食セット」は、離乳食スタート期にうれしい、お皿・スプーン・フードカッターの3点をセット。■お皿フタ付きで、おでかけの際の持ち運びも安心。おやつケースとしても使えますよ。底の一部が凹凸加工で、食材のすり潰しが可能です。■スプーン持ち手が長く、赤ちゃんの口のサイズにピッタリ。■フードカッター食材を簡単にカットできるフードカッター付き。外出先での取り分けにも便利です。今ならWチャンス「ベビーカタログ」抽選プレゼント!今ならWチャンスあり!ベビー服やテーブルチェアなど1万円相当のプレゼントを選べるカタログが、抽選で50名様に当たります。赤ちゃんが使えるアイテムや育児に役立つグッズなど、子育てライフをハッピーに変えるカタログギフトです。〈こどもちゃれんじ〉の魅力0歳から始められるベネッセの〈こどもちゃれんじ〉は、子どもの月齢にピッタリのおもちゃや教材が送られてくるワクワクする通信教育です。・子どもの興味を引き出す教材教材は子どもの知的好奇心をくすぐる仕掛けがいっぱい。読み聞かせの絵本や知育玩具など「赤ちゃんが手を伸ばしたくなる」教材が詰まっています。・親子の絆を深める絵本の読み聞かせ、スキンシップ遊びなど、親子で楽しみながら成長につながる内容が満載。・生活習慣が身につきやすい1歳以降の教材では、あいさつや片付け、トイレや歯磨きなどの生活習慣をお子さまのやる気を引き出すやり方で無理なく身につけることができます。・子育てサポートも万全育児の悩みを解消できる情報もアプリや冊子でお届け。キャンペーン概要〈こどもちゃれんじ〉の資料請求をされた2022年度生まれのお子さまをお持ちの方に、「はじめてのうたあそびセット」または、familiar限定コラボ「はじめての離乳食セット」をプレゼントします。(※2021年度生まれのお子さまは「はじめての離乳食セット」のプレゼントのみ)■プレゼント内容・全員プレゼント(いずれか)はじめてのうたあそびセットfamiliarコラボ はじめての離乳食セット・抽選50名様1万円相当のプレゼントを選べるベビー向けカタログギフト■カタログギフトが抽選で50名様に当たる 第3期抽選日の締切8月14日(日)■応募条件・はじめて〈こどもちゃれんじ〉の資料請求をされた方・2021年度、2022年度生まれのお子さまをおもちの方【PR】ベネッセコーポレーション※本キャンペーンは、株式会社ベネッセコーポレーションが主催するキャンペーンです。※応募ボタンを押すと〈こどもちゃれんじ〉のサイトへ移動します。※キャンペーンの内容についてのご質問は主催企業へのお問い合わせとなります。あらかじめご了承ください。注意事項ベネッセの通信教育サービス〈こどもちゃれんじ〉(0・1歳)【資料のお届けについて】・ご応募時点の月齢・年齢に合った資料とプレゼントを、通常はお申し込み弊社受付後10日前後(土・日・祝・年末年始を除く)でお届けしております。・お申し込み多数の場合、また、お住まいの地域・配送事情によっては、さらにお時間をいただく場合があります。・資料の発送は日本国内に限らせていただきます。【申し込む際の注意事項】・〈こどもちゃれんじ〉のことを詳しく知っていただくためのキャンペーンですので、〈こどもちゃれんじ〉会員のお客さまからのご応募はできません。ご了承ください。・ご記入内容に不備がある場合は、資料のお届けができません。すべての項目について入力してください。・現在妊娠中のかたはこちらからお申し込みください。()【生後9カ月14日以前のお子さまをおもちのかたへ】2020年度以前にお生まれのお子さまには、年齢別体験教材をご用意しています。詳しくは〈こどもちゃれんじ〉のWebサイトにてご確認ください。【資料のお届けについて】・ご応募時点の月齢・年齢に合った資料とプレゼントを、通常はお申し込み弊社受付後10日前後(土・日・祝・年末年始を除く)でお届けしております。・お申し込み多数の場合、また、お住まいの地域・配送事情によっては、さらにお時間をいただく場合があります。・資料の発送は日本国内に限らせていただきます。【申し込む際の注意事項】・〈こどもちゃれんじ〉のことを詳しく知っていただくためのキャンペーンですので、〈こどもちゃれんじ〉会員のお客さまからのご応募はできません。ご了承ください。・お申し込みいただけるのは、2016年4月2日以降にお生まれになったお子さまがいらっしゃるかたのみです。・ご記入内容に不備がある場合は、資料のお届けができません。すべての項目について入力してください。・現在妊娠中のかたはこちらからお申し込みください。()【生後9カ月14日以前のお子さまをおもちのかたへ】2020年度以前にお生まれのお子さまには、年齢別体験教材をご用意しています。詳しくは〈こどもちゃれんじ〉のWebサイトにてご確認ください。・本キャンペーンはままのてとは主催企業が異なります。応募完了をお知らせするメールはままのてから配信されませんのであらかじめご了承ください。
2022年07月05日DREAMS COME TRUEの中村正人と脚本家の岡田惠和氏が出演し、30日より「スターチャンネルEX」にて配信、「BS10 スターチャンネル」にて放送される特別番組「オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』スペシャル対談!中村正人×岡田惠和」のダイジェスト映像が公開された。脚本家の岡田惠和氏、濱田真和氏、渡邉真子氏がチームを組み、DREAMS COME TRUEの楽曲をドラマ化するスターチャンネルオリジナルドラマプロジェクト『5つの歌詩(うた)』(7月7日配信&8月13日放送スタート・全5話)。その放送を記念して、中村正人と岡田惠和氏が出演する特別番組の配信&放送が決定した。番組は、ドリカムの数ある中から選曲された楽曲についてなどの制作秘話から、撮影現場のお宝映像、1話から4話に出演したキャストインタビューに加え、1989年にデビューした同い年のヒットメーカーの中村、岡田氏の貴重な対談映像を含む約45分となる。そして今回、同番組のダイジェスト映像が公開。映像では、二人が「ドリカムさんと組ませていただいて、脚本家たち、そして私も全力を傾けて、すごく力のある、素敵な物語が出来上がったと思いますので、クオリティは大丈夫です。ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います」(岡田氏)、「全編全部、号泣です」(中村)とドラマの魅力を熱くアピールしている。
2022年06月30日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。 今回は俳優・葵うたのさんです。透明感のある声を活かして声優やラジオでも活躍中!2作同時公開の映画『レッドブリッジ』に出演。「撮影期間が2週間と短く、母親役や弟役など共演者の方々と会う機会が少なかったので、家族の関係性を表現するのが難しかったです。なので、役として感じた想いや母への気持ちを日記に書いていました。これは他の作品でもやっています。元々ノートに書くのがクセで、考えがまとまるんです」。ラジオパーソナリティやアニメの声優も務めている。「深夜にリスナーさんの思い出の曲を流すラジオ番組がすごく楽しかったなぁ。もっとたくさんやりたい!」話しかけながら水をあげるのが毎朝の日課。トマト、ミント、ローズマリー、しそ、バジルを育てて料理に使ってます。家にある食器は陶芸で作ったものが多め。よく作るのは器やコップ。指で柄を描いて、オリジナル感を出してます!おうち時間が増えて新たに見つけた趣味。フィルムカメラで撮った風景を油絵にしています。無心になれる時間が好き。あおい・うたの1999年生まれ。現在公開中の映画『レッドブリッジ』『レッドブリッジ ビギニング』に小日向理沙役で出演。配信中のアニメ『Artiswitch』では主人公ニーナの声を担当。※『anan』2022年6月29日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年06月27日池井戸潤原作で、竹内涼真と横浜流星がW主演を務める映画『アキラとあきら』より、新予告映像が公開となった。また、主題歌がback number「ベルベットの詩」に決定した。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かう異色の感動巨編として注目を集めたのが原作『アキラとあきら』。2017年、WOWOWにて映像化された連続ドラマ版は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し高い評価を得た。さらに、2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、現在の累計発行部数約70万部を突破している。自らの過去から「人のために金を貸す」という熱き信念を持つ銀行員・山崎瑛<アキラ>を、舞台・ドラマなど幅広く活躍し、多彩な演技で人々を魅了し続ける竹内涼真が演じ、冷静沈着で頭脳明晰な銀行員であるが、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ階堂彬<あきら>を、若手俳優・横浜流星が演じる。監督は、『ソラニン』、『僕等がいた』など爽やかな青春映画や恋愛映画の名手として数々の作品を手がけ、WOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』(原作:長崎尚志)ではミステリー・サスペンスの緊迫感を見事に表現し、その幅広い演出力で高い評価を受けた三木孝浩監督が務める。この度、感情豊かで人間味溢れるアキラとあきらの魅力が凝縮された新予告映像が公開。ある時、山崎は大病を患った娘を抱える町工場、井口ファクトリーの社長・井口雅信(宇野祥平)から、融資について助けを求められるも、上野支店支店長の不動公二(江口洋介)から「お前は牧師か何か?」と詰め寄られ苦悩する。人を救う為もがきながら大粒の涙を流す姿からは、愚直でどこまでも情が深い人柄を感じられる。一方で、山崎に対し、「人を温情で見ていたら必ず痛い目をみるぞ」と冷静に言い放つ階堂。彼は大勢の重役から期待の拍手を贈られ、着実にキャリアを積んでいるようにみえたが、家族への複雑な葛藤を抱えていた。山崎から「本当は家族を守りたいんだろ?」と核心を突かれ、冷静な階堂が感情をむき出しにする一面も。そして、階堂の父・一磨が倒れたことにより、階堂グループの巨額な負債が発覚し、物語は大きく動き出す。グループの再建、叔父たちの企み、弟との軋轢に苦しむ<あきら>に、「東海郵船とその社員を必ず守り抜く」とまっすぐな瞳でぶつかる<アキラ>。映像では絶望的な状況を前に、ライバルであったはずの2人が手を取り、共に過酷な運命に立ち向かう姿が描かれている。さらに本作の主題歌がback number「ベルベットの詩」に決定。ラブソングの名手として、世代・性別を問わず、広い層から支持を得ているback numberが、本作では熱い登場人物たちの生き様をイメージした珠玉の人生讃歌を書き下ろした。ボーカルの清水依与吏は「書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います」とコメント。三木監督は「自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました」と絶賛。馮プロデューサーは「この作品を一人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんしかいないと思い、お願いしました」と、その表現力に絶大な信頼をおき、オファーに至った経緯をコメントした。<コメント全文>■back number/清水依与吏どの角度からも後押しできる力強さを持った作品なので、『音』の部分は早々に心が決まりましたが『言葉』の部分では盛大に苦戦しました。書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います。傷も癒えないまま歩み続け剥き出しになった『中身』のような自分を、本能のままに叫ぶのではなく、美しいものだと願って歌う。もしかしたら自分達にとっても、いま必要な楽曲として生まれて来てくれたのかもしれません。■三木孝浩監督自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました。清水くんは自分のことしか歌えないと言うけれど無骨なまでに剥き出しに自分を晒して作る歌だからこそ他人事のように励まされるのではなく、聴く人それぞれが自らを奮い立たせるような応援歌になったのだと思います。皆さんにもぜひ映画『アキラとあきら』と共にこの歌で熱くたぎってもらえたら嬉しいです。■馮年プロデューサー池井戸さんらしい骨太な人間ドラマでありながら、池井戸さんには珍しく若い二人の青年を主人公にした青春感の強い物語、それが「アキラとあきら」です。この作品を一人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんしかいないと思い、主題歌をお願いしました。二人のアキラのように、生きること、働くことには、大なり小なり辛いことがあると思います。そんな苦しい時、心が折れそうな自分を肯定し、エールを送ってくれるような、熱くて、優しい楽曲を制作して頂きました。スタッフ・キャストの力が結集した本編と、back numberさんとによる珠玉の主題歌。この二つが合わさって「池井戸潤史上、最も泣ける作品」になったと、自信を持って言えます。映画と主題歌、両方お楽しみいただけたら幸いです。『アキラとあきら』8月26日(金)より公開
2022年06月17日日生劇場ファミリーフェスティヴァル2022 NHKみんなのうた ミュージカル『リトル・ゾンビガール』が2022年8月20日(土) から日生劇場で開幕し、全国で巡回される。人里離れた森で暮らすゾンビの女の子・ノノと、街で暮らす人間の男の子・ショウの小さな友情の物語。1961年の放送開始からおよそ1500曲以上の名曲を送り出し、広く人々に親しまれてきたNHK『みんなのうた』の歴代の名曲を全編に散りばめた、子どもから大人まで楽しめる新作オリジナルミュージカルとなっている。今回、主人公のノノを演じる熊谷彩春。ミュージカル『レ・ミゼラブル』で、史上最年少でコゼット役に抜擢されたり、『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』でヒロインのデア役を演じたりと、今後が期待されている逸材で、今回の出演にあたっては「ノノは天真爛漫で疑問に思ったことを『なんで?』と追求していく。私自身も、疑問に思ったことはすぐ口にしてしまう子どもだったので、昔の自分を見ているようで。演じるのが楽しみです」。Wキャストを組む髙橋ひかるについて、熊谷は「すごく柔らかくて、明るい雰囲気をお持ちの方。それぞれ全く違ったノノになる予感がしていて、いろいろ見て学んでいけたら」と話す。これまでの出演作でもWキャストやトリプルキャストを組むことがあったが、今回は初めての“年下”だそう。「今まで先輩方に頼りっぱなしだったので、ちょっとは自分も頑張らないと」と意気込む。本作は親しみやすいキャラクターやおなじみの歌など、子どもたちにとって初めての観劇体験としておすすめできる内容でありながら、今の時代にまさに問われる「多様性を認め合うこと」や、普遍的な“共生”を考える要素も含まれている。熊谷も幼い頃イギリスやマレーシアに住んでいたことがあり、多様性については考えることが多かったといい、「コロナや戦争など、今起きている分断の状況を考えると、今こそこの物語を上演する意義があると感じました。これからを担う子どもたちに観ていただくことに大きな意味があると思います」と作品の魅力を語った。熊谷自身、幼少期にロンドンで『ライオンキング』を観た原体験から、ミュージカル俳優の道に進んだという。「この作品を観た子がいつか舞台に立つようになって『あのとき観ていました』と言ってくれたら。これ以上嬉しいことはないですね」。まだまだ俳優としては伸び盛り。これからの展望を尋ねると「いままで清楚なお嬢様役が多かったのですが、どんどん役の幅を広げていきたい。イメージに囚われない、七変化できる俳優になりたいです」。その他の出演者は石井杏奈、伊藤理々杏(乃木坂46)(Wキャスト)、エハラマサヒロ、石田佳名子、コング桑田、大和悠河ほか。東京公演は8月20日(土) 〜28日(日)、日生劇場。そのほか全国公演あり。詳しくは公式ホームページで。取材・文=五月女菜穂撮影=川野結李歌<公演情報>日生劇場ファミリーフェスティヴァル2022NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』2022年8月20日(土) 〜28日(日) 日生劇場(東京公演)※そのほか全国公演ありチケット情報:公式ホームページ:
2022年06月16日映画『ONE PIECE FILM RED』が8月6日(土)より公開となる。この度、登場キャラクターのウタ(歌・Ado)による歌を収録した『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』の尾田栄一郎描き下ろしジャケット写真、Adoのイメージディレクター・ORIHARA描き下ろしの初回限定盤ジャケット写真が公開された。さらに主題歌「新時代」のフルMVが本日6月15日20時よりYouTube・Adoチャンネルで解禁となる。1997年より『週刊少年ジャンプ』にて連載開始、今年7月で連載25周年に突入する超人気コミック『ONE PIECE』(尾田栄一郎・著/集英社刊)。コミックスの全世界累計発行部数は“4億9000万部”を超え、単行本は100巻の大台に乗り(6月8日現在、既刊102巻)、テレビアニメも1000話を突破。今月7日には『ONE PIECE』最終章に向け4週間の休載(『週刊少年ジャンプ』30号~33号)が発表され、いよいよ物語のクライマックスに向け大きく動き出す。本作は、総合プロデューサー・尾田栄一郎で贈る劇場版最新作となる。本作のメインキャラクターである世界の歌姫・ウタは劇中で様々な楽曲を歌うが、その楽曲を手掛けているのは中田ヤスタカ、Mrs.GREEN APPLE、Vaundy、FAKE TYPE.、澤野弘之、折坂悠太、秦基博といった豪華アーティストたち。ウタの歌唱担当がAdoであることも発表され反響を呼んだ。アルバム『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』通常盤は原作者であり、本作の総合プロデューサーを務める尾田栄一郎描き下ろし。本作のヒロイン・ウタのライブ風景が彩り豊かに描かれており、ルフィも大盛り上がりの様子だ。そして、中央に描かれているのはウタの歌唱担当を務めるAdo。ウタの明るく可愛らしい様子とは対照的にスタイリッシュでクールな女性として描かれている。さらに、初回限定盤のジャケット写真は、Adoのイメージディレクターを務めるORIHARAが担当。ORIHARAは妖しさ、美しさ、儚さなどの反面、力強い眼や特徴的な影、仄暗さのある絵を得意とするイラストレーター / 映像クリエイターだ。彼によるジャケットは、ウタとAdoが向かい合い歌う姿が描かれており、全体の色調を抑えながらもウタの“赤髪”が印象的なイラストに仕上がっている。また、ORIHARAの作品の特徴でもある力強い眼がウタ、Ado双方をより魅力的に表現している。また主題歌「新時代」のフルMVは、YOASOBI「もう少しだけ」のMVをはじめ、様々なアーティストのMVやアニメの作画・原画などを担当するアニメーター / イラストレーターのhmngによるもの。本編とはまた違った歌姫・ウタの色鮮やかでキラキラとした世界観に注目となる。『ONE PIECE FILM RED』8月6日(土)公開■リリース情報『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』8月10日(水)発売
2022年06月15日株式会社バンダイ ライフ事業部では、高級感のあるマットコートを施した紙製コースターシリーズ『コースターコレクション』から、大人気アニメシリーズ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズからアニメシーンを使用した、『コースターコレクション「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズ Vol.1~Vol.4』(110円 税込)を2022年6月22日から順次発売いたします。Vol.2以降の発売については続報をお待ちください。(発売元:株式会社バンダイ)コースターコレクション「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズ Vol.1※商品詳細ページ: ■商品特長『コースターコレクション』は、コレクションに適したイラスト選定に加え、種類数豊富なラインアップと箔版仕様のシークレットデザイン、低価格で買いやすく集めやすいシリーズです。コースターは、直径約75mm、厚さ約1mmで、表面フルカラー印刷、裏面モノクロ印刷の両面印刷仕様。コースター全面にはマットPPコートがかかり、美麗なイラストをマットな質感で再現します。全国のアニメイト他、キャラクターショップで随時販売いたします。Vol.1では『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』、Vol.2では『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%』、Vol.3では『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』のシーン、Vol.4では『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター』のシーンをそれぞれ収録しております。シリーズ第一弾のVol.1は、ノーマルコースター37種、シークレットコースター2種の全39種。ノーマルコースターには、アニメシーンを振り返れる美麗シーンを採用しました。どの種類にも裏面にはボリューム毎に各シリーズのキービジュアルが入っています。シークレットコースターは、ゴールド箔押し仕様。いずれか1種が入っており、どれが出るかはお楽しみです。コースターとしてカフェタイムを楽しむだけでなく、クリアファイルやアクリルスタンドに飾って、コレクションを楽しめるアイテムです。お近くのショップで、コレクションアイテムと共に、チェックしてみてください。■商品概要・商品名 : コースターコレクション「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズ Vol.1・価格 : 各110円(税込)・対象年齢 : 15才以上・種類数 : 全39種・セット内容: コースター1枚入り・商品サイズ: 直径約75mm 厚さ約1mm・商品素材 : 紙・PP・生産エリア: 日本・販売ルート: 全国のアニメイト、他・発売予定 : 2022年6月22日(水)より順次発売。以降シリーズの発売は下記サイトをご確認ください。 ・発売元 : 株式会社バンダイ(C)UTA☆PRI PROJECT※最新の情報・詳細は商品ページをご確認ください。※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。※記載している販売ルート以外でのイベントや海外等で販売する可能性があります。■「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズとは?人気ゲームソフトを原作とし、2011年から2016年にわたり、4期まで放送されたテレビアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズ。関連CDの販売枚数は500万枚を超え、さらに2019年に公開された「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」は動員数118万人、興行収入18億円を突破する大ヒットを記録しました。そして、2021年、アニメ放送開始から10周年という記念すべき年を迎えました。■「コースターコレクション」について2021年5月よりシリーズ発売となる、大人向けコレクションアイテム。直径約75mm、厚さ約1mm、高級感のあるマットコートを施した紙製コースター。コレクションに適したキャラクター選定に加え、種類数豊富なラインアップと箔版仕様のシークレットデザイン、さらには110円(税込)という買いやすさで、コレクション欲を喚起します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月09日ジェニーハイが、本日5月20日より公開の映画『ハケンアニメ!』の主題歌「エクレール」のMusic Videoを公開した。ジェニーハイは、ドラム・小籔千豊、ベース・くっきー!(野性爆弾)、ギター&プロデュース・川谷絵音、キーボード・新垣隆、ボーカル・中嶋イッキュウ(tricot)からなる5人組バンド。「エクレール」は同映画のために川谷が書き下ろした楽曲で、吉岡里帆演じる主人公・斎藤瞳の好物としてたびたび劇中にエクレアが登場することから、エクレアの語源で稲妻を意味する「エクレール」がタイトルとなっている。公開されたMVは、刑務所を舞台に囚人に扮した小籔、くっきー!、川谷、新垣と、看守に扮した中嶋、同曲にゲストボーカルとして参加した声優・高野麻里佳によるエクレアをめぐるストーリーが描かれる。名作映画のオマージュも取り入れたユニークな物語がポップなトーンで描かれた、ジェニーハイらしい映像に仕上がっている。ジェニーハイ「エクレール」MV<リリース情報>ジェニーハイ「エクレール」Now On Saleジェニーハイ「エクレール」ジャケット配信リンク:<映画情報>『ハケンアニメ!』公開中出演:吉岡里帆 / 中村倫也 / 工藤阿須加 / 小野花梨 / 高野麻里佳 / 六角精児 / 柄本佑 / 尾野真千子映画公式サイト:関連リンクジェニーハイ オフィシャルサイトジェニーハイ Twitterジェニーハイ instagramジェニーハイ TikTok:
2022年05月20日上白石萌歌が、明日5月11日に楽曲「椰子の実」をデジタルシングルとしてリリースすることを発表した。同曲は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』内でたびたび使用され話題となっており、本日5月10日の放送にて上白石演じる“比嘉歌子”が歌唱していることが明らかとなった。「椰子の実」は島崎藤村が作詞した楽曲で、数多くのアーティストによってカバーされ「日本の歌百選」にも選ばれた名曲。故郷に想いを馳せる叙情歌として現在でも広く愛されている。<リリース情報>上白石萌歌「椰子の実」2022年5月11日(水) 0:00配信リリース配信リンク:<番組情報>連続テレビ小説『ちむどんどん』■総合テレビ月曜~土曜: 8:00~8:15 / 12:45~13:00(再放送)※土曜は一週間を振り返ります。日曜:11:00~11:15(再放送)翌・月曜:4:45~5:00(再放送)※日曜、翌・月曜は、土曜版の再放送です。■BSプレミアム・BS4K月曜~金曜:7:30~7:45土曜:9:45~11:00(再放送)※土曜は月曜~金曜分を一挙放送。※放送予定は変更される場合があります。最新情報は番組表をご確認ください。【出演】黒島結菜 / 仲間由紀恵 / 大森南朋 / 竜星涼 / 川口春奈 / 上白石萌歌 ほか番組公式HP:
2022年05月10日The NFT Records春うたオーディション2022ファイナリスト株式会社クレイオ(東京都港区赤坂代表取締役神名秀紀)は、先般開催しました『第三回The NFT Records春うたオーディション』において5名をファイナリストとして選出し、作品を販売開始しましたのでお知らせ致します。ファイナリストは下記5名です。(敬省略/五十音順)蒼乃ありす(合格曲:ハナミズキ)「君と好きな人が百年続きますように」自分と好きな人、ではなく、好きな人とその人が好きな人が幸せでありますように、という想いを感じて心にしみました。本当に大好きな曲です。 ウミノユカ(合格曲:手紙 〜拝啓 十五の君へ〜)今の自分に一番合っている楽曲です。心を込めて歌いました。大人になった今でも悩むことはあるけれども、そんなに深く悩まなくてもなるようになるから大丈夫だよって15の自分に伝えたいです。そして、未来の自分にも、やりたいようにやれって言っておきます。笑 船橋ひまわり娘(合格曲:365日の紙飛行機)※船橋ひまわり娘のみなさんには、合格後対象曲の変更をお願いしました。AKB48さんの曲で一番好きな曲を船橋ひまわり娘らしく 歌わせていただきました。船橋ひまわり娘の「365日の紙飛行機」また、違った感じで聞いていただけたら嬉しく思います。 ライオンマン(合格曲:空も飛べるはず)スピッツさんの原曲の良さを残しつつ、自分のエッセンスをプラスすることを意識してカバーさせていただきました。歌っていくうちに気づくメロディーの良さや素朴なオケに感心しつつ、楽しくレコーディングを行えましました。Lionman バージョンが沢山の方の元へ届くことを祈っております。 Rumi(合格曲:さくら(独唱))聞く方によって想いが変わるけど、大切な人を忘れない思いと新しい未来(みち)を歩む凛とした心を、切なくも美しいメロディで奏でられた素敵な曲です。色々な思いを込めて、私らしい「さくら」を届けられたらなと思っています。 <The NFT Recordsについて>音楽専門のNFTマーケットプレイス。Twitter: Instagram: The NFT Recordsでは、商品を仮想通貨ではなくクレジットカードなどの法定通貨で購入することができます。なお、The NFT Recordsで購入した音楽、MV、ジャケット写真、アーティスト写真などはThe NFT Recordsの「マイコレクション」ページで楽しむことができます。<NFTについて>NFTとは、デジタルのものであっても、ユーザーが確かにそれを持っていることを証明してくれる仕組みのことです。NFTを買うということは、ユーザーの好きなアーティストと共に喜びを分かち合うことにつながります。NFTの楽しみ方の一つとして、急激に市場が拡大しています。<The NFT Recordsが取り扱うNFTについて>The NFT Recordsは音楽原盤および各種データを権利元から正式に許諾を受けて商品化し、NFT商品としてお客様にお届けします。NFT商品の原盤権や著作権はアーティストまたはレーベル各社が権利を保有しており、NFTは原盤権や著作権を販売・譲渡するものではありません。また、販売されるNFT商品には一つ一つ固有のシリアルナンバーが入っております。その番号を持っているのは購入者のみとなり、購入者がその商品を「所有」することとなります。購入し受け取った商品は、アーティスト/版元から許諾が降りた商品のみ、The NFT Recordsのマーケットプレイスにて出品することも可能です。<環境への配慮について>The NFT Recordsは、環境に配慮した設計を心掛けています。当社のマーケットプレイスでは、ブロックチェーンネットワークで一般的な、計算競争によるPoW (プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムを使っていないため、電力を大きく消費することがなく、環境に配慮した設計になっています。【株式会社クレイオ会社概要】本 社:東京都港区赤坂3丁目7番地13号代 表 者:代表取締役社長 神名秀紀設 立:2019年4月22日事 業 概 要:マーケットプレイスの企画・開発・制作・運営、動画配信サービスの開発・運営。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【The NFT Records】 音楽NFTの著作権処理及びデータフォーマットの課題解決に向け、 パブリックチェーンでの音楽NFT流通を実現するための構想と新規格を提言、実現へというプレスリリースも是非ご覧ください。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆The NFT Recordsには、経験豊富なNFTの専門家及び、エンターテインメント界に精通する多彩なメンバーがそろっています。レーベル様単位でのNFT化、アーティスト様のNFT楽曲販売についてのサポートなどを行わせていただきます。是非お気軽にお問い合わせ下さい。Five groups debuting at The NFT Records! Spring Song Audition 2022 Finalist songs are now on sale until August 31, 2022!KLEIO Inc. (Minato-ku, Tokyo, CEO Hidenori Kamina, hereinafter referred to as the Company) hereby announces the sales of Spring Song Audition 2022 Finalists’ NFT at the music specialized marketplace "The NFT Records" on May 10th noon (JST), 2022.The finalists are the following 5 groups. (in alphabetical order)Alice Aono"I hope you and your beloved last for a hundred years"One’s wish for happiness between the person you love and the beloved but not oneself, touches my heart.I truly love this song. Funabashi Himawari Musume* We asked Funabashi Himawari Musume to change the singing songs after passing the audition.This is our most favorite song in AKB48.We sang in "Funabashi Himawari Musume" style.Please enjoy our "365 Nichi no Kamihikouki"! LionmanI added my own essence to cover this Spitz’s song, without changing the quality of the original song.Noticing and being impressed by the wonderful melody and the simple orchestra during the recording, I enjoyed singing.I hope this "Lionman version" will reach many people. RumiEmotions from this song might differ by the listener, but it is a wonderful song with sorrowful but beautiful melody about a dignified heart not forgetting one’s precious one and moving on to the new future (way).I hope I can deliver "my" Sakura with various emotions. UMINOYUKAThis song suits me best currently. I sang with all my heart. I still have troubles as a grownup, but I want to tell my 15-year-old-self that everything will be fine, don’t worry. And also to myself in the future to do what I want to do.
2022年05月10日北海道東川町では、1903年に生まれ19歳の若さで亡くなったアイヌ文化伝承者、知里幸恵(ちり・ゆきえ)さんをモデルにした映画「カムイのうた」の製作を進めています。本映画は、アイヌ文化と共に、大雪山国立公園を有する東川町が「大雪山文化」を次世代に伝えることを目的に、ALL北海道の連携で本作を作り上げ2023年秋の公開を目指しています。この度、本映画の製作発表会を下記の通り開催いたします。本発表会の取材をご希望の方は、本取材要項に則り、下記ウェブフォームに必要事項を記入の上、5月16日(月)正午までにお申し込みください。ご多用の折、恐縮ではございますが、取材を賜りますようご案内申し上げます。【映画「カムイのうた」製作発表会開催概要】■日時:2022年5月19日(木)15:00~■場所:せんとぴゅあ2多目的室〒071-1426北海道上川郡東川町北町1丁目1番2号■申込先: ■登壇者:監督・脚本菅原浩志氏主演俳優 当日発表東川町長 松岡 市郎製作協力 川村久恵氏/旭川アイヌ協議会■製作: シネボイス■製作協力:写真文化首都「写真の町」北海道東川町川村久恵氏/旭川アイヌ協議会■アイヌ語・アイヌ文化:藤村久和氏取材上の留意事項登録申請・下記ウェブフォームに必要事項を記入の上、5月16日(月)正午までに申請をしてください。 映画「カムイのうた」映画製作発表会 : その他ご注意事項・ご取材はこちらから事前にご案内をお送りしたプレスに限らせていただきます。・登録申請をしていただいたメディアの皆様には発表会終了後、オフィシャル素材を提供させていただきます。本イベントのオフィシャル素材は、本イベントの報道を目的とした使用に限らせていただきます。それ以外の使用の場合は、東川スタイル課までご連絡ください映画「カムイのうた」特設ホームページカムイのなげき(仮) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月10日5月27日(金)より公開される映画『トップガン マーヴェリック』の主題歌がレディー・ガガが本作のために書き下ろした「Hold My Hand」に決定し、この主題歌が流れる新予告映像が公開された。本作は伝説の名作『トップガン』(1986年)の続編。リアルな映像にこだわった迫力のスカイ・アクションシーンと、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリックと若きパイロット達が繰り広げる熱い人間ドラマに期待が見どころだ。本作の主題歌がレディー・ガガの「Hold My Hand」に決定。また、名曲「Top Gun Anthem」を生み出したハロルド・フォルターメイヤーや、今年行われた第94回アカデミー賞では『DUNE/デューン 砂の惑星』で作曲賞を受賞した映画界随一の作曲家ハンス・ジマーが、本作の音楽を担当する。この作品にレディー・ガガが参加することになったいきさつについて、主演のトム・クルーズは「前作のサウンドトラックは象徴的だった。今作の”音楽”を探していたとき、奇跡的な瞬間があったんだ。ハンス・ジマーが『私の音楽室に来い』と言うので行ったら、『レディー・ガガの音楽がある』と。それで彼が彼女の歌を演奏したんだ。素晴らしい瞬間だった。ガガは天才的だ。幸運にも、彼女のライブを見ることができた。あの時、これが僕らの映画のラストを飾ると分かったんだ。シーンに、そして僕らが演じるべきトーンに、インスピレーションを与えてくれたんだ」と明かしている。このたび、公開された新予告映像では、映像のバックでこの曲が壮大に流れている。かつてマーヴェリック(トム・クルーズ)と任務を共にした最高のライバルにして、現在は大将にまで上り詰めたアイスマン(ヴァル・キルマー)直々の特命により、新世代トップガンたちの教官に任命されたマーヴェリック。「彼らの為に飛べ。それが君の最後の任務だ。」と告げられ、「教官ってガラじゃないですが、ご期待には応えます」と答え、再び過酷なミッションに臨むため大空へと飛び立つ様子が映し出される。前人未到のミッション成功の為の訓練期間は3週間。自ら教官として率いることとなった若きトップガンたちを絶対に守り抜かんと、揺るがぬ決意を滲ませるマーヴェリックの表情が印象的だ。いよいよ紡がれるマーヴェリックの新たな物語を大いに盛り上げること間違いなしの一曲とともに流れる、迫力と胸熱に満ちた映像に、さらに本作への期待が高まる予告編となっている。『トップガン マーヴェリック』5月27日(金)公開
2022年05月09日スターチャンネルオリジナルドラマプロジェクト『5つの歌詩』(7月7日配信スタート・全5話)の予告編、キービジュアルが5日に公開された。同プロジェクトでは、脚本家の岡田惠和氏、濱田真和氏、渡邉真子氏がチームを組み、DREAMS COME TRUEの楽曲をドラマ化。「空を読む」、「マスカラまつげ」、「TRUE, BABY TRUE.」、「何度でも」の4曲、そしてこのドラマ企画のために書き下ろされた「新曲」の計5曲がオリジナルストーリーとして映像化される。解禁された予告編映像では、「何度でも」の楽曲にのせて、「空を読む」、「マスカラまつげ」、「TRUE, BABY TRUE.」、「何度でも」それぞれのドラマの世界観を感じられる内容に。また、キービジュアルは、歌詩の世界がドラマへと姿を変えたことを表すように、レコードの円盤の中に「空を読む」貫地谷しほり、渡辺大知、三浦貴大、「マスカラまつげ」高梨臨、結木滉星、「TRUE, BABY TRUE.」新川優愛、望月歩、「何度でも」吉沢悠、紺野まひるらキャストがずらり。それぞれの歌詩から創り出されたドラマの世界観を写し出し、複数のストーリーからなる物語を連想させる様々なカラーで表現した印象的なビジュアルに仕上がっている。
2022年05月05日2022年初夏にスターチャンネルEXで配信、2022年夏にBS10 スターチャンネルで放送されるオリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』。このたび、「空を読む」のキャストとして、貫地谷しほり、渡辺大地、三浦貴大の出演が発表された。同企画は、日本を代表するアーティストからコンセプトに合わせて楽曲を選出、“歌詩”の世界観をドラマ化するもの。本企画では聞き手の心の風景を映し出す楽曲を、一流の脚本家をはじめとするスタッフ陣が独自にピックアップし、オリジナルストーリーとして映像化する。同プロジェクトの第1弾をDREAMS COME TRUEが飾ることが決定。数ある楽曲の中から、「何度でも」「マスカラまつげ」「空を読む」「TRUE, BABY TRUE.」の4曲と、このドラマ企画のために新たに書き下ろされた「新曲」の計5曲が初映像化される。「空を読む」の主人公は、13年前に同じデザイン会社で出会い、結婚し夫婦となった歩実と泰輔。結婚を機に一級建築士だった泰輔は独立するが、仕事人間で無趣味の泰輔との日々はお互いのことを知り過ぎてしまっているせいか、マンネリ気味で交わす言葉も少ない。ある日、歩実が若手デザイナーと打ち合わせの際に、ふとめくった雑誌の写真に目がとまる。そこには、やはり13年前にお互い好意を抱きながらも別れた元カレのカメラマン風見光太の名前があった。デザイン事務所で働き、元カレと夫の間で揺れ動く主人公・歩実を演じるのは、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』で初主演を務め、2013年の初主演映画『くちづけ』では第56回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞、以降数多くの作品に出演し続ける貫地谷しほり。13年前に旅行先で出会い付き合うも、突然歩実の前から姿を消してしまった風見光太を、映画『色即ぜねれいしょん』で主演デビューし、第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、以降多数の作品に出演する渡辺大知が演じる。歩実の夫・泰輔役を演じるのは、デビュー作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞および第35回報知映画賞新人賞を受賞し、また『ふがいない僕は空を見た』『あなたへ』『わが母の記』などの演技により第86回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞、以降多数の作品に出演する三浦貴大。「空を読む」の演出は『飛んで埼玉』の助監督を務めた楢木野礼が担当。「何度でも」「マスカラまつげ」に続き、岡田惠和が脚本監修、『余命10年』の渡邉真子が脚本を手がける。コメント貫地谷しほり(高槻歩実役)ドリカムさんの歌詩は、小さい頃から母が大好きで、ずっと聞いてきた歌詩だったので、そういった作品に参加できることはすごく嬉しかったです。凄く切ないイメージが歌詩にあって、今回のお話しにも切ないエッセンスがたくさん盛り込まれていて、すれ違いだったり、そういったところがドリカムさんの世界観になるのかなと思いました。私が演じた歩実は、以前から引きずっている恋愛がありまして、13年ぶりに元カレが突如自分の人生の中に現れたことで感情が揺さぶられ、その中で葛藤しながらも、色々なものを抱えている女性です。みんながみんなそうなのかわからないんですけれども、何か思い出に残っている、引っかかっているような思い出ってあると思うのですごく共感していただけるんじゃないかなと思うと同時に、今あるものの大切さというか、幸せなんだなぁと改めて思って実感できる作品になっていますので、是非ゆるい気持ちで見ていただいたらと思います。渡辺大知(風見光太役)曲を元にドラマ化、という事が自分にとって初めてだったので、脚本を読んでワクワクしました。DREAMS COME TRUEの音楽は物心ついた頃からずっと耳にしているので、この作品に参加できてすごく光栄に思います。撮影を終えて、生きている中で色々な人と出会いますが、自分と出会った誰かにもそれぞれ人生があって、そのほんのちょっとした些細なすれ違いで、出会えなかったり、別れたりっていうのが起こるんだなと、しみじみ感じました。僕の役はふとしたきっかけで主人公の歩実さんと13年ぶりに出会うのですが、その会っていなかった13年という空白の時間をどうにか見せれたらなと思って演じました。「空を読む」というドラマは、人と人のすれ違いを経て、成長していく女性の物語です。是非観て下さい!三浦貴大(高槻泰輔役)(この企画を)面白いコンセプトだなあと思いました。曲を知ってる方も多いでしょうし、ファンの方もたくさんいらっしゃるので、曲とリンクさせながらこのドラマを見るっていうのはすごく楽しいかなと思いました。夫婦だけじゃなくて、色々な友達であれ、恋人であれ、よくあるすれ違いといいますか、誰でも見て何か共感できる、思い当たる節がある、そういう話だったので、それを演じるのは難しいことでも、やりがいがあることなので凄く楽しみではありました。撮影現場は明るいです、本当に楽しかったです。どんな人でも共感できるような物語になっていると思います。ドリカムの曲とともにぜひお楽しみください。楢木野礼(監督)幼い頃、初めて自分で買ったシングルCDがドリカムさんの曲でした。小学生だった自分にはまだ経験もしたことのない大人びた内容の歌詩を、ちょっぴり背伸びした気分で聞きながら口ずさんでいたのを覚えています。歳を経て、このようなプロジェクトに参加させて頂けたのは、とても光栄でありましたし、とても不思議な気持ちでもありました。担当曲の「空を読む」は、大人になればなるほど歌詩の意味が痛いほどに分かってしまう、そんな曲ではないかと感じています。この曲を愛して止まないファンの皆さんをがっかりさせないように、という緊張感を持って挑ませていただきました。ドラマの中で、「空を読む」の歌詩の内容を象徴した1シーンがあるのですが、主演の貫地谷しほりさんが歌詩にもある複雑な心情を繊細に演じてくださっています。観てくださる方によっては、いろんな感じ方があるのではないかと思っています。是非、観て感じて頂けたら嬉しいです。『空を読む』出演:貫地谷しほり、渡辺大知、三浦貴大演出:楢木野礼脚本監修:岡田惠和脚本:渡邉真子企画:スターチャンネル制作:東北新社/MMJ(c)2022 東北新社
2022年04月19日Perfume(パフューム)の新曲「さよならプラスティックワールド」が、2022年4月29日(金)に配信リリース。NHK「みんなのうた」で、4月から5月にかけて放送される。Perfumeの新曲「さよならプラスティックワールド」2022年初夏に最新アルバムを発売予定のPerfume。約4年ぶりのアルバムリリースに向けて始動している彼女たちが、新曲「さよならプラスティックワールド」を配信リリースする。新曲「さよならプラスティックワールド」は、インターネットやSNSがあたりまえになった現代に、息苦しさや違和感を感じている人々に向けて、ポジティブなメッセージを贈る楽曲。そんな世の中においても、自分の感覚や自らの実体験によって、未来や運命をよりよく変えられるというメッセージを、ポップなサウンドにのせて歌っている。NHK「みんなのうた」で放送なお、新曲「さよならプラスティックワールド」は、NHK「みんなのうた」にて、4月から5月にかけてオンエア。ジャケットには、NHK「みんなのうた」のアニメを担当した大谷たらふのアートワークを採用した。<Perfume コメント>ワードが少ないのに、すごく深く今の時代を 捉えた言葉が続いていて、これを子どもたちが口ずさんだとき、大人はドキッとするだろうなぁと思いました。(あ〜ちゃん)まさに現代のみんなが陥っている世界や気持ちを歌っていると感じています。大事な事はもっとあるよね?って言われているような。(かしゆか)歌詞を見た感想は「わかる〜 !!!」でした(笑)。 何を見るにもまずレビューから見ちゃうし。ネットで映画 を見るにも買い物するにも、本当に私にフィットしたものをオススメしてくれることに、もう違和感を持たなくなってきている。「プラスティックワールド」の世界に足を突っ込んでいます。(のっち)【詳細】Perfume 新曲「さよならプラスティックワールド」配信日:2022年4月29日(金)うた:Perfume作詞:中田ヤスタカ作曲:中田ヤスタカ※NHK「みんなのうた」4月−5月の新曲
2022年04月17日アカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚色賞の3冠に輝いた『コーダあいのうた』で脚本・監督を手掛けたシアン・ヘダーのインタビューがシネマカフェに到着。受賞後のリアルな心境や、共に作品賞にノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介監督への熱烈ラブコール、そして、日本はもとよりハリウッドでも続々と表面化するパワハラ、セクハラ問題についても語ってくれた。2021年4月、サンダンス映画祭で上映されるや世界のバイヤーがその配給権に殺到、史上最高額の26億円でアップル社が落札し世界を驚かせたかと思えば、3冠に輝いたアカデミー賞でもその名が挙がるたびにASL(アメリカ手話)での拍手(手のひらをひらひらとさせる)が会場を包み、世界中を温かな気持ちで満たした本作。授賞式で作品名が呼ばれたときは「夢を見ているようでした」とへダー監督はふり返る。「受賞後に映像に映る自分の顔を見たのですが、目が見開かれて、夫を見て、実際に『コーダ あいのうた』と呼ばれたことが『信じられない!』という顔をしていました」と笑う。アカデミー賞授賞式の数週間前から、急激に受賞への注目度が上がっていた本作。「実際、受賞の可能性に対しての話題がたくさん出ていましたが、それが実現するとは思えなくて」と、はにかみながらも「私たちの作った小さな映画がこういう道のり、旅をしてきて。それがまさか、この小さな映画が作品賞を獲るなんて! そのことをなかなか受け入れることができなかったんです」と正直に吐露。「だから実際に受賞した時は、もう純粋に喜びと高揚感に満ち溢れていました」と思い返し、そして「ステージで、1人のろう者の役者さんではなく、この映画で重要な役割を果たしている3人のろう者の役者さんたちと一緒にステージに立てたことはとても美しい瞬間でした」とも続ける。マーリー・マトリンがろう者初の俳優としてアカデミー賞を受賞してから35年たったいま、同じくろう者俳優であるトロイ・コッツァーの今回の受賞など、本作に光が当たることが、ろう者のコミュニティにとっても大変重要な瞬間であったという。『ドライブ・マイ・カー』濱口監督は「敬愛するアーティスト」『ドライブ・マイ・カー』また、同じ作品賞ノミネート作として肩を並べ、国際長編映画賞を受賞した日本映画『ドライブ・マイ・カー』については「今年見た全ての映画の中で最も好きな映画の一本です」と絶賛するへダー監督。「村上春樹とそのストーリーテリングをとても美しい形で捉えていると思います」と語り、「人間であることの痛み、愛する人を失うことの痛みを受け止め、そして起きたことと向き合う<ツール>としてのアート、それに対するラブレターのようにも感じました」「永遠に私の記憶に残る映像もあり、人間であることに対する美しく壮大な詩だと思う」とその理由を語った後、「濱口監督とアカデミー賞を通して会えたこと、友人になれたこと、お互いの作品を享受できる、というのはとても嬉しいです。とにかく私はこの作品(『ドライブ・マイ・カー』)が大好きです!」と賛辞が止まらない。「濱口監督と一緒にディナーをしたときは、まだ彼の映画を見ていなかったので、どのくらい『ドライブ・マイ・カー』を好きなのかをぜひお伝えしたいです」というリクエストも。「どのくらい感動したか、視覚的にも、エモーショナルな意味でもアーティストしてどのくらいインスパイアされたかを伝えたい」「何らかの形でこの先コラボレーションができたら。本当に敬愛するアーティストですから!」と、ラブコールを送った。ハリウッドの女性監督たちは「どんどん仕事をしています」続いて、日本でも問題視される映画業界のパワハラ、セクハラにも言及。現在のハリウッド映画界に関しては「変わってきていると思う」と監督は明るい兆しがあると語る。「15年前に女性監督としてキャリアをスタートさせた時に比べると、今はぶつかる壁が当時より遥かに少ない。テレビのエピソードを初めて監督した時を思い出すと、スタッフからもの凄い抵抗『彼女(女性監督)を、どう扱ったらいいんだろう?』という雰囲気がもの凄くあったのを覚えていますね」と打ち明ける。しかしいまでは、そのようなことを現場で感じることはないという。「女性監督の友人たちを見ていてもどんどん仕事をしていますし、企画も制作費が集まっています」と言い、そして「女性ということ以外に、他の形でも多様性を受け入れる考え方、つまり、人種的多様性、LGBTQコミュニティ、障がい者コミュニティに対してよりオープンになっていると思います」と述べた。歌と、手話と、漁業と、斬新な組み合わせがケミストリーを起こし、奇跡のような結果を生みだした『コーダ あいのうた』。最後、次回作について構想を質問されると「常にアウトサイダーや取り残されている人々や社会の端に追いやられ、自分の居場所を獲得するために戦わなければいけなかったような人々に惹かれます」と監督。「キャラクターや彼らの道のりを掘り下げる、という作業を通して私たちは自ら変わったり、なんらかの形でよりオープンになったり。それまで“気づかなかったこと”に対して気づきを得ることができると思う」。だから「ストーリーは社会に変化を起こすことのできるパワフルなツールになりうると思うし、『コーダ あいのうた』でも私はそれを体験してます。今後もそういう作品を作っていきたい」と意欲を見せていた。『コーダ あいのうた』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2022年04月17日ずっと真夜中でいいのに。が、アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が手掛ける新作長編アニメ映画『雨を告げる漂流団地』の主題歌と挿入歌を担当することが決定した。『雨を告げる漂流団地』より『雨を告げる漂流団地』は、アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が手掛ける新作長編アニメーション映画の第3弾。取り壊しの決まった団地で不思議な現象に巻き込まれた幼馴染の航祐(こうすけ)と夏芽(なつめ)が、元の世界に戻るため繰り広げるひと夏の別れの旅を描いた作品で、2022年Netflixにて全世界独占配信&全国公開される。監督を務めるのは、33歳の若さで長編映画2作目となる石田祐康。瑞々しく浮遊感のあるフィルムで、マジックリアリズムの世界観を鮮やかに描き出す。また、キャラクターデザイン・キャラクターデザイン補佐は、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』でも活躍した永江彰浩と加藤ふみが再びタッグを組んだ。併せてずっと真夜中でいいのに。は、本日4月16日に行われた自身初のさいたまスーパーアリーナ単独公演『ZUTOMAYO FACTORY「鷹は飢えても踊り忘れず」』にて、『雨を告げる漂流団地』挿入歌「夏枯れ」のPV公開も発表。PVでは、映画の為に書き下ろされた同曲のノスタルジーを感じさせるような心地よいリズムに合わせて、海を漂流する子どもたちの様子が描かれているほか、制作過程の映像が使用されており、公開までの期待がより高まるような映像となっている。■ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)コメント制作にあたり石田監督から物語としての想い / ヒントをいただき、すぐさまメモやら何やら広げながら取りかかると普段の自分とも繋がりました。季節が暮れるたび枯れるたびに想いを馳せてしまうような作品に浸りながら新たな夏の曲を作らせていただきました。(もともと団地の纏うもの懐かしさやたた住まいがとても好きで監督と盛り上がれて嬉しかった)主題歌と挿入歌として交わることができて感謝です。ずっと真夜中でいいのに。×映画『雨を告げる漂流団地』 挿入歌「夏枯れ」PV<作品情報>『雨を告げる漂流団地』2022年Netflixで全世界独占配信&日本全国ロードショー『雨を告げる漂流団地』メインビジュアル (C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ監督:石田祐康脚本:森ハヤシ / 石田祐康 / 坂本美南香キャラクターデザイン:永江彰浩キャラクターデザイン補佐:加藤ふみ音楽:阿部海太郎主題歌・挿入歌:ずっと真夜中でいいのに。公式サイト::<ライブ情報>ずっと真夜中でいいのに。 Z FACTORY『鷹は飢えても踊り忘れず』※終了分は割愛埼玉・さいたまスーパーアリーナずっと真夜中でいいのに。 Z FACTORY『鷹は飢えても踊り忘れず』キービジュアル2022年4月17日(日)「day2 "ob_start"」OPEN 16:30 / START 18:00関連リンク"ACAね"Twitter:ずっと真夜中でいいのに。 Official Twitter :ずっと真夜中でいいのに。 公式HP:
2022年04月16日第94回アカデミー賞にて作品賞、助演男優賞、脚色賞とノミネートされていた3部門ですべて受賞した『コーダあいのうた』。1月21日(金)から公開されていた本作には「ここ最近で一番号泣」「早くも今年ベスト」「歌声に酔いしれた」といった声がSNSに相次ぎ、前週対比で100%超が続くロングランヒットに。今回の受賞の盛り上がりを受け、4月1日(金)から250館公開へと拡大、さらに翌週以降は300館以上に拡大される予定という。アカデミー賞に先んじて、ハリウッドの映画俳優たちが選ぶ第28回全米映画俳優組合賞では最高賞にあたるキャスト賞を受賞しており(過去には『パラサイト 半地下の家族』や『ブラックパンサー』などが選出)、同業者から愛される作品であることも伺える。拍手の代わりに「ジャズハンド」と呼ばれる、両手を肩の高さでひらひらとさせる姿も多く見られた“愛され映画”といえる本作。その5つの理由に迫った。日本では映画館で鑑賞できるアカデミー賞授賞式でも言及されていたように、本作は配信サービス作品として初の作品賞受賞作で、アメリカの劇場では限定公開された。インディペンデント映画の祭典、サンダンス映画史上最多&初となる最高賞・観客賞・監督賞・アンサンブルキャスト賞の4冠に輝き、各社が配給獲得に乗り出すなか、Apple TV+が同映画祭史上最高価格となる約26億円(2500万ドル)で買い付けたことが話題となった。日本国内ではギャガが配給し、配信ではなく劇場公開されている。ギャガといえば、昨年は『ミナリ』、一昨年は『ジュディ 虹の彼方に』『スキャンダル』ほか、『ラ・ラ・ランド』『それでも夜は明ける』『英国王のスピーチ』、是枝裕和監督『万引き家族』などアカデミー賞に絡み世界的に評価された多くの作品の配給を手がけており、本作もさすがの英断といったところ。特に音楽が重要な要素となるからこそ、映画館で本作を鑑賞することはタブレットやスマホでイヤホンを通して観て、聴くものとはまた違う、コンサートを久しぶりに楽しむかのような疑似体験を可能にしている。原作はフランス映画祭観客賞『エール!』『クワイエット・プレイス』シリーズ(18、21)や、マーベル映画『エターナルズ』(21)、アカデミー賞ノミネートの『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』(19)、さらには「イカゲーム」ウィ・ハジュンが殺人鬼を演じた韓国映画『殺人鬼から逃げる夜』(21)、今回、国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(21)などまで(手話の描き方が適切かどうかはともかく)ろう者が登場する映画は近年、増えている。本作『コーダあいのうた』(以下、『コーダ』)は、フランス映画『エール!』(14)のリメイク作品だ。当時、本国では4週連続1位、観客動員数750万人超えの大ヒットとなった。日本には「フランス映画祭2015」のオープニング上映で紹介され、観客賞に選ばれている。舞台はフランスの田舎町、耳の聞こえない父母と弟とともに牧場を営む聴者の高校生ポーラ・ベリエ(ルアンヌ・エメラ)が、音楽教師に歌の才能を認められパリの音楽学校のオーディションを勧められる…という同様のストーリーが展開。主人公が家族とこれまで通りの生活を続けていくのか、本当にやりたい歌を目指すのか、葛藤する。邦題『エール!』は新しい道へと旅立つ10代への応援歌の意味が込められたようだが、原題では『La famille Belier』(ベリエ一家)と家族の物語であることを主張。そして『コーダ』では、 “耳の聞こえない親を持つ子どもたち”=CODA(Children of Deaf Adults)と、音楽用語として楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりという双方の意味を含んだ、主題を最も端的に言い表したタイトルとなった。監督の思い…実際にろう者の俳優を起用『エール!』でも『コーダ』でも主演女優は歌えて、手話をしながら演技をすることが求められる。ベリエ一家のポーラ役は人気オーディション番組「The Voice」出身で映画初出演のルアンヌ・エメラが務め、セザール賞最優秀新人賞を受賞した。両親役を演じたのは『しあわせの雨傘』などのカリン・ヴィアールと『神様メール』などのフランソワ・ダミアンというフランスの実力派で、弟役のルカ・ジェルベールが実際のろう者だった。『コーダ』のシアン・ヘダー監督は当初から、ろう者の役はろう者の俳優に演じてもらうことを考えていたといい、『愛は静けさの中に』(86)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したマーリー・マトリンが母親ジャッキー役、手話演劇出身で「CSI:ニューヨーク」のゲスト出演でマトリンと夫婦役を演じたこともあるトロイ・コッツァーが父親フランク役を演じ、今回揃ってアカデミー賞俳優となった。ちなみにコッツァーは、「マンダロリアン」でマンダロリアンと手話で会話をするタスケンレイダーの役も演じたこともある。2年前、『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督はゴールデン・グローブ賞授賞式で「“字幕”という1インチの壁を乗り越えれば、より多くの映画に出会える。私たちが使うたった1つの言語、それは映画だ」と語ったが、手話を日常的に使う俳優たちの生きた“言葉”のおかげで、本作はさらなる1つの壁を越えたといえるだろう。そして家族で唯一の聴者である主人公ルビーを演じたのは、Netflixシリーズ「ロック&キー」のキンジー・ロック役やホラー映画『ゴーストランドの惨劇』などに出演してきた次世代スター候補のエミリア・ジョーンズ。10代のころは親と“同じ言葉”で会話しながらも、齟齬が生まれてコミュニケーションをとれなかったり、本音をうまく言語化できなかったり、“分かり合えない”と感じることはよくあること。アメリカ手話と歌のレッスン、さらにトロール漁の操作の取得に9か月を費やしたというエリミアは、そんなルビーを瑞々しく演じて感動的な説得力をもたらしている。日常を描くリアルに添った脚色『コーダ』の家族構成では、マトリン、コッツァーと共演経験のある、ろう者のダニエル・デュランが“兄”レオ役を演じているのがポイント。レオは両親が自分ではなく聴者の妹ルビーを何かと頼りにすることにフラストレーションを抱えており、実は誰よりも“ルビーはここに留まるべきではない”と考えているキャラクター。レオのほうこそ家業を支えたいという気持ちが強く、ルビーの歌の才能と評判もすでに知っていた。スマホに文字を素早く打ち込んで、相手とチャットもできる。両親にはないコミュニケーション手段を彼は持っている。また、本作はPG12指定作品で、赤裸々な夫婦生活やセックスにまつわる話も登場する。それは原作映画でも同じで、両親の性病について医師に説明するのはルビーの役目。同世代よりはるかに先に、否が応でも大人の事情を知ることになるルビーは、幻滅しながらももはや達観しているかのよう。その上、情熱的な夫婦のラブシーンに加え、父フランクのユーモラスな手話を目の当たりにした、ルビーが思いを寄せる合唱のパートナー、マイルズ(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)が軽率にも学校で噂話にしてしまう。これはルビーの生活のもう1つの基盤である学校での疎外感を強めてしまう、象徴的なエピソードだ。学校に入学したばかりの頃、しゃべり方が変と言われて以来、背中を丸めて過ごしてきたルビーに、音楽教師の“V先生”(エウヘニオ・デルベス)が「なんて言われた?」と問い返す場面は、メキシコ系移民である先生自身も言語の“異質さ”を揶揄されながら生き抜いてきたことを伺わせる。さらに、学校での合唱コンサートの最中、フランク、ジャッキー、レオが感じている無音の世界がより分かりやすく映し出されている。周囲の人が笑顔や涙を見せたり、瞳を輝かせたり、身を乗り出したりする姿から、その感動は娘の歌声がもたらしているのだと実感するフランクの表情。聴こえぬ娘の歌声を少しでも“聴こう”として、娘におそるおそる寄り添うシーンのリアリティもフランク役がコッツァーだからなし得たことだ。一家の家業が牧場経営から漁業に変更された点にも注目。ヘダー監督にとって幼少期に馴染みのあったマサチューセッツ州グロスターが撮影地に選ばれたが、『愛は静けさの中に』の舞台をも思わせる港町だ。トロール漁に際し、仲買で手数料を抜かれたり、政府から監視員が訪れたりと権力で抑え込まれる構図は日本でも共感を得やすい点ではないだろうか。60~70年代のヒット曲が彩る劇中歌にも注目Appleの映画ながら、ルビーが音楽を聴くのは漁の間はラジオ、家では2ドルの中古レコードプレーヤーというのが興味深い。流れるのは最新ヒットソングやK-POPではなく、60~70年代のヒット曲であり、彼女の懐メロ好きはマイルズとの距離を縮めるきっかけになっている。冒頭、ルビーが船で歌うのはエタ・ジェームズの「Something's Got a Hold on Me」(62)で、『バーレスク』にてクリスティーナ・アギレラがカバーしたことでも知られる。愛には違いないけれども、“何かに囚われている”という曲から幕を開けるのだ。権力に反発し、フランクたちが自分で組合を立ち上げる場面では「ザ・クラッシュ」の「I Fought the Law」(79)が彼らの士気を示し、合唱団のコンサートではキキ・ディーの「I've Got A Music In Me/歌は恋人」(74)と、子どもたちにこの音楽を聴かせよう、この音楽で踊らせようと歌うデヴィッド・ボウイの「Starman」(72)が披露され、会場はノリノリになる。そして、フランクら家族らが“聴き入り”無音になるのは、マーヴィン・ゲイと早逝したタミー・テレルのデュエットソング「You’re All I Need To Get By」(68)で愛する人への無限の愛を歌い上げている。アメリカ人にとってはもちろん、日本でも比較的馴染みのある曲が続き、極めつけはグラミー賞授賞式にプレゼンターとして登場した大ベテラン、ジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now/青春の光と影」(69)。まさに家族と夢の狭間で葛藤してきたルビーの立場や未知数の人生について歌ったもので、あの場で、手話を伴って歌われる曲としてこれほど相応しいものはない。さらにもう1つ付け加えたいのが、シダー監督のもと女性スタッフが多く集まったこと。アメリカ手話の監督としてアレクサンドリア・ウェイルズ、アン・トマセッティを迎え、多くの手話通訳者や、撮影監督のパウラ・ウイドブロ、プロダクションデザイナーのダイアン・リーダーマンほか、女性たちの活躍もひと役買っているに違いない。『コーダあいのうた』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:コーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2022年04月05日WANIMAの新曲「眩光」が4月13日よりスタートするドラマ『ナンバMG5』の主題歌に決定した。小沢としおの人気漫画『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』を初めて映像化した本ドラマは、筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛が、「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と家族に内緒で健全な高校に入学するという、「高校“逆”デビュー」物語。主演は間宮祥太朗、演出は『踊る大捜査線』などで知られる本広克行が務める。また、主題歌「眩光」がドラマ初回放送直後の4月14日にデジタルシングル『あの日、あの場所/眩光』として配信リリースされることが発表された。今作は配信としてはWANIMA初の試みとなる両A面シングルとなっており、「あの日、あの場所」は“陰”、「眩光」は“陽”を表現した、対となる楽曲を収録したシングルとなっている。<リリース情報>WANIMA 両A面シングル『あの日、あの場所/眩光』2022年4月14日(木) 配信リリースWANIMA『あの日、あの場所/眩光』ジャケット<番組情報>フジテレビ系ドラマ『ナンバMG5』4月13日(水) 22:00~スタートフジテレビ系ドラマ『ナンバMG5』キービジュアル (C)フジテレビ番組公式サイト:<イベント情報>WANIMA主催フェス『1CHANCE FESTIVAL 2022』9月3日(土)・4日(日) 熊本県農業公園カントリーパーク(野外公演・雨天決行)開場 9:00 / 開演 11:30出演者:WANIMA ほか『1CHANCE FESTIVAL 2022』告知画像【チケット情報】・1日券立ち位置指定:10,000円(税込) / 小人:7,900円(税込)・2日券立ち位置指定:19,000円(税込) / 小人:14,800円(税込)※入園料込み、電子チケットのみ / お一人様4枚まで / 小学生以上 要チケット※未就学児童は保護者1人につき1名まで膝上での観覧無料※出演アーティストごとにステージ前方立ち位置指定エリアをご用意致します。※ステージ前方エリアはアーティストごとの入れ替えとなり、抽選となります。別途公演日2週間程前にご案内致します。『1CHANCE FESTIVAL 2022』告知映像イベントオフィシャルサイト: オフィシャルサイト:
2022年04月04日2022年のアカデミー賞作品賞のほか、助演男優賞、脚色賞の計3部門を受賞した『コーダ あいのうた』。今年初めに行った、シアン・ヘダー監督の単独インタビューをお届けします(2022年1月20日配信記事)。『コーダ あいのうた』【映画、ときどき私】 vol. 448豊かな自然に恵まれた海の町で、耳の不自由な両親と兄と暮らす高校生のルビー。4人家族のなかで唯一耳が聞こえるルビーは、家族のために幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期に入り、ルビーは秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択。ルビーに歌の才能があることに気がついた顧問の先生から、都会の名門音楽大学への受験を強く勧められる。ところが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じることができず、家業のほうが大事だと大反対。家族を選ぶ決断をした娘に対し、父は意外なある行動を取ることに……。2014年に製作され、大ヒットとなったフランス映画『エール!』をリメイクした本作。昨年開催されたサンダンス映画祭では史上最多受賞に加え、映画祭史上最高額となる約26億円で配給権が落札されたことでも大きな話題となりました。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。シアン・ヘダー監督本作の脚本と監督を務め、その実力が高く評価されているヘダー監督。今回は、取材を重ねるうえで得た気づきや手話から学んだこと、ろう者と作り上げた現場で感銘を受けた出来事などについて、語っていただきました。―最初は、脚本家として本作の依頼を受けたそうですが、監督も手掛けることになったいきさつから教えてください。監督私はもともと監督も脚本も手掛けるフィルムメイカーなので、脚本家として雇われた当初から監督もしたいという思いはありました。製作陣としては、私がどんな脚本を出すかで監督も任せるか検討しようと考えていたようですが。その後、脚本の出来に満足していただけたので、監督も任せてもらえることになりました。―この作品に惹かれた理由はどんなところですか?監督オリジナルの作品を観たとき、物語をより深く掘り下げるポテンシャルがすごくある作品だなと感じました。たとえば、家族の描かれ方やそれぞれのキャラクターをより立体的に描けると思ったんです。特にこの家族というのは、聴者とろう者の両方に属しているようで、両方ともに属していないような存在なので、そんな彼らの道のりをしっかりと見せたいと考えました。取材を通して、いろいろな発見があった―タイトルのコーダ(CODA)とは「Children of Deaf Adults」のことで、⽿の聴こえない両親に育てられた⼦どものことを指していますが、今回は実際にコーダと呼ばれる子どもたちにも取材を行ったそうですね。彼らと出会ったことで脚本に影響を与えた部分もあったのではないでしょうか。監督すごくいい質問なので、この話ができるのはうれしいです。脚本を書き始めたころ、まずはSNSや友人を通じてコーダの経験がある人たちを探したんですが、話を聞いていくと、人によってまったく違う経験もあれば、共通点もあり、いろいろな発見がありました。そのなかでも、興味深かったのは、大人同士の会話の通訳をしなければいけなかったので、まだ心の準備ができてない年齢からかなり大人な話題に触れなければいけないということ。彼らは早く大人になることを求められてしまうんですよね。ときには「どうして自分だけこんなに頼られなければいけないんだ」とコーダであることを重荷に思うこともあるそうですが、同時に「自分は家族にとってすごく重要な人間なんだ」という誇りも持っていると感じました。そういった彼らの心にある矛盾はおもしろいと思ったので、キャラクターにも反映させています。劇中でも描いているように、性的な話を何でもはっきり言ってしまう親がいる人や家のなかの音がうるさくて大変だったという人など、リサーチのなかでは笑える話もたくさん聞かせてもらいました。手話は人と人をつなげてくれる言語だと感じた―劇中では手話の持つ表現力の美しさも感じましたが、監督ご自身も手話を習得されたとか。実際に体験してみていかがでしたか?監督手話で話すときは、中身のない話をする余地がないように感じました。というのも、いまそこで起きている真実だけを話し、それを心から信じて伝えるので、社交辞令や沈黙が怖いから意味のないことを口にする、みたいなことがない言語というのが私の受けた印象です。あと、手話ではスマホを見ながら話したりできないので、人の目を見ながらでないと話せないという意味でも人と人とをつなげてくれる言語なのではないかなと。100%相手と向き合うこと、しっかりと考えてから自分の思いを伝えること、言葉の選択など、いろいろなことを手話から学びました。―なるほど。本作は超高額で配給権の争奪戦が行われたり、各賞レースでも有力候補として注目を集めたりしていますが、いまの状況をどう受け止めていますか?監督とにかくワクワクして興奮しています!今回の作品を通して、現場の作り方やコミュニケーションの取り方も変わりましたし、聴者とろう者が一緒になって作品づくりをする過程もとても誇らしく思っていたので。実は映画が完成した時点で、「私は人生で最高の経験をしてしまった」と感じていたので、そこがピークだと思っていたんです。なので、そのあとに起きたことは予想もしていなかったことばかりで、本当に奇跡のような出来事。こんなふうに評価をされ、作品がさらに成長していくとは思っていなかったので、いまはただ喜びでいっぱいです。うれしかったは、ろう者の俳優たちが評価されたこと―出演者のみなさんも、同じお気持ちだと思います。監督あとは、自分の作品に出てくれた俳優たちが称賛を受けているというのが、何よりもうれしいです。母親を演じたマーリー・マトリンは、オスカーの受賞経験がありながらいままであまり多くの機会が与えられていませんでしたし、父親役のトロイ・コッツァーと兄役のダニエル・デュラントもあまり知られていない俳優でしたから。いろいろな賞にノミネートされていて、感動しました。いままで苦労してがんばってきた彼らがこの作品で報われてよかったです。―本当に、素晴らしい演技でした。耳の聞こえない人の役は聴覚に障がいのある人に演じてほしいというのが、監督の当初からのこだわりだったとうかがっています。実際に彼らと現場をともにして、気づかされることもあったのでは?監督最初は、現場に手話の通訳を入れて彼らと話をする計画でしたが、初日の撮影をした際、彼らが私ではなくて通訳さんのほうしか見ていないことに気がつき、うまくつながれていないように感じてしまったんです。そこで、できれば通訳を介さずに進めたいと彼らに相談をしました。当時は私の手話もまだ流暢ではなかったので、表情や目を使ったり、お互いの体を触れ合わせたり、照明で合図をしたり、いろいろな形でコミュニケーションを取ることに。撮影を進めながらやり方を探していくような感じでしたが、それはとても親密なプロセスとなりました。彼らとは手話や言葉を使わなくても理解できるほどになったので、さまざまな発見とともに楽しい現場でしたね。自分が思うほど、他人との違いは大きくない―まもなく公開を迎える日本には、どのような印象をお持ちですか?監督実は日本にはまだ行ったことがないんですが、すごく行きたい場所のひとつではあります。日本の文化や食事が大好きなので、ぜひ日本を訪れてさまざまな経験をしたいです。―それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。監督この映画では、ある家族を中心に描いているものの、普遍的な物語になっているので、ろう者でも聴者でも、誰でも共感していただける作品になっていると思います。あとは、この作品がきっかけで、ろう者の方々とコミュニケーションを取ってみたいと手話の勉強を始めていただく方が増えたらうれしいですね。いまの時代は自分と違うものに対する恐怖心が大きくなっており、他者とつながれないと感じている人も多いと思うので、この映画を通してそういった“バリア”を少しでも壊せたらいいなと。誰もが同じ人間で、同じような葛藤や家族の問題を抱えているものなので、自分が考えているほど他人との違いは大きなものではないというのも知ってほしいと思っています。家族の愛に、胸も目頭も熱くなる!理想と現実という名の“荒波”にもまれながらも、夢が広がる大海原へと飛び込む少女から勇気をもらえる本作。そして、家族がお互いを想う涙あり笑いありの愛には、誰もが魅了されてしまうはず。耳も心も虜にする美しい歌声とともに、爽やかな感動に包まれてみては?取材、文・志村昌美心が震える予告編はこちら!作品情報『コーダ あいのうた』1月21日(⾦)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー※バリアフリー字幕版も上映決定(詳細はHPの劇場情報欄にて)配給:ギャガ© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2022年03月28日3月28日(日本時間)に開催される第94回アカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、脚色賞の候補となっている『コーダあいのうた』が、ミュージカル化されるという。「Variety」誌が報じた。同映画を製作した「ヴァンドーム・ピクチャーズ」と「パテ・フィルムズ」が、トニー賞作品を生み出した「デフ・ウェスト・シアター」と提携し、舞台版『コーダ あいのうた』を製作する。「デフ・ウェスト・シアター」は1991年、ロサンゼルスのろう者と難聴者の文化生活を豊かにすることを目的として、聴覚障害を持つ俳優のエド・ウォーターストリートによって設立された手話演劇カンパニー。同劇団の芸術監督DJクルスは、「私たちの組織の使命は難聴者と健聴者のコミュニティーを芸術的な橋でつなぐこと。その両者を結び付ける物語を新たなミュージカルという形で作る旅に参加でき、とても楽しみですし光栄に思っています」とコメントしている。映画の『コーダ あいのうた』は、2014年のフランス映画『エール!』のリメイク作品で、家族の中でたった一人の聴者である少女ルビーの物語。サンダンス映画史上初の4冠獲得、今年の賞レースでたびたびノミネートや受賞のニュースが報じられた。(Hiromi Kaku)■関連作品:コーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2022年03月24日一般財団法人六行会主催、『赤と黒の交響詩』が2022年5月3日(火・祝)~5月4日(水・祝)に六行会ホール(東京都品川区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて3月23日(水)より発売開始です。カンフェティにて3月23日(水)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 「赤と黒の交響詩(シンフォニー)」ホリ・ヒロシの人形とスペイン舞踊家ベゴーニャ・カストロ、そしてコンテンポラリーダンサー柳本雅寛。三人三様の個性がきらめき化学反応する、異色のコラボレーション二作。人形が空を舞い、ダンサーが地を踏み鳴らす幾重にも織りなされた愛と夢が交差する。ダンスと音楽と言葉で奏でる、シンフォニックポエム。【第一部】「菊とカーネーションの幻想」出演:ホリ・ヒロシ(人形舞)、ベゴーニャ・カストロフラメンコギター:カルロス・パルド演出・振付・音楽監督:ベゴーニャ・カストロ菊は日本のフェミニズムの開拓者の一人である与謝野晶子を、カーネーションは、スペインの女性の美の女神として知られるマリア・テレサ・ロペスを象徴する。鋭い感性で日本のフェミニズムを拓いた誇り高い晶子の言葉は、一人のスペイン人女性の心を刺激し、再生へと導く…。熱い血のたぎる情熱のフラメンコと、気高く清らかな人形舞が魂の交感をする、赤の交響詩【第二部】「アフター・ドール」出演:ホリ・ヒロシ(人形舞)、柳本雅寛長唄:三世杵屋佐喜作曲:竹本仁演出・振付:柳本雅寛協力:ICHIBANGAI Dance Studioその手が奏でる傾げは空虚な生命踏みしめる床は常に平等で問い続けるフリをして舞った空気がほんの少し人を靡く300体を超す人形を創り、空を舞う身体に生命を吹き込んできた人形師ホリヒロシと、コンテンポラリーダンサー柳本雅寛の行く先知らずのダイアローグ。ホリにとって人形は自身を投影する合せ鏡か?それともイノセントな愛の化身?彼女たちは何も答えない。伏し目がちな瞳に妖艶な微笑を湛えるだけ…人形と人形師の物語、それは喜劇なのか悲劇なのか長唄の三世杵屋佐喜が彩を添える、ダンスと言葉で綴る、黒のimagination Journey出演者プロフィール<ホリ・ヒロシ>人形作家・人形師/着物・舞台衣装デザイナー「人形舞」創設者。 吾妻流宗家・吾妻徳穂直弟子、名取名吾妻瑤穂幼い頃から人形を創り始め、青山学院大学在学中の1978年、「楊貴妃」が創作人形公募展に入選。翌年、「福助猿」が日本創作人形協会で優秀賞を受賞、本格的に人形作家の道へ入る。また、自作の等身大の人形を一から作り、操りながら自らも舞う一人文楽「人形舞」の創設者でもある。この世とあの世をつなぐかのような舞台は、伝統と前衛のはざまにあると名高い。<ベゴーニャ・カストロ>スペイン舞踊家8歳から、マドリッド王室舞踊学校にて、クラシックダンス、ボレラ、フォルクロール、クラシックスペイン舞踊、フラメンコ等を学ぶ(1982-1990)パコ・フェルナンデス、アウロラ・ポンスなどの舞踊家に師事し、1991年にデビュー。今日まで多数のタブラオや劇団で功績を残す。フラメンコ歴50周年を祝し、振付をハビエル・ラトーレ、音楽をホアン・ゴメスが担当した児島章司フラメンコ劇団の公演にソロ出演。日本文化に造詣が深く、近年では日本の舞踏家との共演や舞踏にインスパイアされた独自の表現の可能性を追求している。<柳本雅寛>ダンサー・振付家・+81主宰98-06年までドイツ・オランダの舞踊団に所属し多彩な振付家達の作品に携わり世界各地で踊る。帰国後は大植真太郎らとC/Ompany結成、欧州を軸に公演。2011年より自身のユニット+81を主宰し精力的に作品を発表。2013年JAPON dance project立ち上げメンバー、17・18年六本木アートナイトへの参加や谷桃子バレエ団への振付など垣根を超えた活動を展開。独自のコンタクトメソッドと演劇的な身体表現の融合に新世界を+81の公演等で模索している。洗足音楽大学,ICHIBANGAI Dance studio,講師<カルロス・パルド>フラメンコ・ギタリスト本名カルロス・パルド・サンチェス。著名なフラメンコ・ギタリストのホセ・マリア・パルドを父として、マドリードに生まれる。カンテ(歌)のためのギタリストとしても評価が高く、ガブリエル・モレーノを始め現在の主だったカンタオール達と共演を重ねると同時に、ソロギタリストとしても活躍しながら現在に至る。ガブリエル・モレーノとレコーディングした「カンテ・フラメンコ」他、スペインでのレコード録音も多い。不世出のギタリスト、ニーニョ・リカルドの系列を継ぐ伝統と、新しい世代の感覚を併せ持つ正統派のギタリストとして、スペインでは高く評価されている。<三代目 杵屋佐喜(きねや さき)>長唄佐門会・唄方1983年東京生まれ。父は江戸時代より続く長唄佐門会家元・七代目杵屋佐吉。6歳で国立大劇場にて初舞台。玉川大学文学部芸術学科、声楽専攻卒業。第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。2002年父の前名である佐喜の名を三代目として襲名。現在長唄の唄方として全国各地の舞台公演やテレビ、ラジオに出演多数。歌舞伎の市川海老蔵 NY公演、平成中村座スペイン公演など海外公演へも参加。劇団☆新感線への楽曲提供の他、BTUスクール校歌、劇団かかし座、新曲アニメーション『カレーライスの唄』など作詞・作曲も手掛ける。一般社団法人長唄協会会員。公演概要『赤と黒の交響詩(シンフォニー)』公演期間:2022年5月3日(火・祝)~5月4日(水・祝)会場:六行会ホール(東京都品川区北品川 2-32-3)■出演者ホリ・ヒロシ / ベゴーニャ・カストロ / 柳本雅寛ギター:カルロス・パルド長唄:三世杵屋佐喜■スタッフ作曲:竹本仁■公演スケジュール5月3日(火・祝)開場18:30/開演19:005月4日(水・祝)開場12:30/開演13:00開場17:30/開演18:00■チケット料金前売:5,500円当日:6,000円(全席自由・入場整理番号付・税込)制作・共催:NPO法人魁文舎企画プロデューサー:花光潤子主催:一般財団法人六行会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月23日プロデューサー組合賞(PGA)が発表された。劇場用映画賞を受賞したのは、『コーダ あいのうた』。オスカーの作品賞と同じ投票方式を採用し、投票者のかぶりも多いPGAは、オスカー予測で非常に重視される。ひと足先に『コーダ〜』は俳優組合賞(SAG)も受賞しており、フロントランナーである『パワー・オブ・ザ・ドッグ』を深刻に脅かすことになった。ドキュメンタリー映画賞は、『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった日)』。劇場用アニメーション賞は『ミラベルと魔法だらけの家』。テレビドラマ賞は『メディア王〜華麗なる一族〜』、コメディシリーズ賞は『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』、ミニシリーズ賞は『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人じ事件の真実』だった。文=猿渡由紀
2022年03月22日株式会社東北新社(東京都港区・中島信也社長)は、厳選映画や日本初上陸の最新海外ドラマの放送・配信を行うグループチャンネル「スターチャンネル」が新しい取り組みとして企画したオリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』を制作いたします。本作『5つの歌詩(うた)』は日本を代表するトップアーティスト「DREAMS COME TRUE」の楽曲からコンセプトに合わせて選んだ4曲「何度でも」「TRUE, BABY TRUE.」「空を読む」「マスカラまつげ」に、本作のために書き下ろされた新曲を加えた5曲の「歌詩(うた)」の世界観を基に創り上げる、1話45分×全5話構成のドラマです。忘れられない思い出にまつわる曲という、恐らく誰もが覚えのあるもの、本企画ではそうした「人々の中に深い記憶として残っているもの」を呼び起こすような曲を独自に選定し、そのイメージを膨らませたオリジナル・ストーリーとして映像化したドラマを創り上げます。1990年代以降日本のポップシーンを牽引し続けているトップアーティスト「DREAMS COME TRUE」。その歌詩の世界を独自の解釈でドラマに仕上げるスタッフも、日本ドラマ界を代表する脚本家の一人・岡田惠和氏をはじめとするそうそうたるメンバーが揃いました。岡田氏は『南くんの恋人』(1994年/EX)、『最高の恋人』(95/EX)、『ビーチボーイズ』(97/CX)などの90 年代を代表するヒットドラマの脚本を担当し、文化芸術選奨や橋田賞などを受賞、2019年には紫綬褒章を受章しているドラマ脚本の第一人者。若者たちの等身大のラブストーリーを描き続けてきた岡田氏ほか制作陣の手によって、ドリカムの「あの曲あの歌」がドラマとして生まれ変わります。本作は2022年初夏以降、BS10スターチャンネルにて放送、スターチャンネルEXにて配信予定です。皆さま、ぜひご期待ください。【アーティスト・スタッフコメント】●DREAMS COME TRUE 中村正人氏吉田美和氏脚本家 岡田惠和先生がスターチャンネルのために書き下ろすオリジナル脚本の種としてDREAMS COME TRUE の全楽曲から4曲選んで下さいました。その選曲自体クセの強い選曲になっていて我々でさえ「へ〜!」と唸るものです。負けじと我々もこのプロジェクトのためにクセの強い楽曲を書き下ろしました。これら計5 曲をもとに岡田先生が自由に物語を紡ぎます。従来のように歌をドラマ化するのではない今回のプロジェクトは超レア。まさにアバンギャルド。ほんと興味津々。●岡田惠和氏(脚本)*本企画を打診されたときの率直な気持ちそれはもうとても光栄なことだなと思いました。ドリカムさんには同じ時代を生きてきた仲間のような気持ちがあるし、絶対親和性が高いはずだから、いいプロジェクトになるなと思いました。そして、自分の周辺にたくさんいるドリカムファンの顔が浮かびましたね。その人たちに喜んでもらいたい、「そうじゃない」と言われないものにしなくてはという妙な緊張感も背負った感じがいたしました。あとお二人に「会えるのかなぁ」とも。*楽しみに待つ視聴者の方へ納得いかないことや、もやもやすることばっかりの世界だけど、ドリカムが、吉田さんと中村さんがいればなんとか生きていける。そう感じて愛している方は多いはず。ドラマも同じように感じていただけるようドリカムさんの曲に寄り添いたいと思っています。楽しんでいただけたらと思います。決して嫌な気持ちにはさせません。●高橋義人(制作プロデューサー/東北新社)*企画立案の経緯、多くのアーティストの中でなぜ「DREAMS COMETRUE」を選んだのか?2019 年の秋、ドリカムワンダーランドライヴで隣り合わせた、おそらくドリカムファンのお母さんと連れられてきた娘さん。初めてドリカムを聴いたという娘さんの「めちゃ良かった!」という言葉にドヤ顔で「でしょ!」と答えるお母さん。そんな親子の姿に改めてドリカムの凄さと、吉田美和さんの歌詩にある特別な“チカラ”を確信しました。音楽がどこでも聴ける手軽な存在となっている現代ですが、音楽とはさまざまなストーリーをイメージさせる奥深い世界を持っているものです。励まされたり慰められたり、時には背中を押されたり、そしてその瞬間が大切な思い出になったりもする。このドラマでは手軽に音楽が聴ける時代だからこそ、“詩”と言う側面から、ドリカム魅力を届けてみたいと思いました。*この4曲を選んだ理由は?「明るい」「パワフル」といった印象があるドリカムですが、実は「頑張れ」や「希望」などは歌っていないそうで、一番多く使われているのは「あなた」と言う一語。この「あなた」という言葉に、それぞれの解釈や存在をあてはめることで感情移入できているのではないかと思いました。今回は、「あなた」という存在を身近にいる恋人、家族、友達など、聞き手それぞれの「あなた」を思い浮かべてほしいと思う曲を選びました。映画とドラマを、観る。掘る。もっと。【スターチャンネルとは】スターチャンネルは映画が好きな全ての人のための「映画エンターテインメントサービス」です。BS3チャンネルの放送と配信サービス、劇場公開作品を通じて、映画の様々な楽しみ方をご提供します。公式 HP: 【スターチャンネル EX とは】「スターチャンネル EX」は、独占作品を中心に、日本初上陸の最新海外ドラマとスターチャンネルの厳選映画が観られる動画配信サービス。映画スターが出演するドラマや、有名映画監督が手掛ける話題のドラマ、スターチャンネルの映画レーベル最新作など、映画ファンが楽しめる“ここでしか観られない”作品の数々を月額 990 円(税込)で見放題! オンデマンド配信に加え「テレビ」と同じ感覚で映画や海外ドラマが楽しめる独自編成のライブ配信や、作品の見どころを掘り下げるこだわりの作品解説も充実しています。公式 HP: ◆作品情報◆◎企画:スターチャンネル◎制作:東北新社/MMJ◎タイトル:「5つの歌詩(うた)」◎コピーライト:(C)2022 東北新社◎初回配信:2022 年初夏 スターチャンネルEX にて配信◎初回放送:2022 年夏 BS10 スターチャンネルにて放送◎話数:45分×5話◎公式HP: 【東北新社 会社概要】代 表 者:中島信也設 立:1961 年4月1日資 本 金:24 億 8,700 万円事業内容:総合映像プロダクション 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月05日「ABEMA」オリジナルシリーズ新作ドラマ「30までにとうるさくて」の第5話「29歳、結婚相手の条件って?」が放送、同性パートナーとの別れを選び、自分の存在意義と葛藤する石橋菜津美演じる詩がウェディングイベントで伝えたメッセージや、「私たち、いつまで無視されるんだろう」と本音を漏らす姿に注目が集まった。本作は、それぞれ異なった感性や価値観を持つ、現代の東京を生き抜く29歳独身女性たち4人組の恋、キャリア、性、友情を描いたオリジナルストーリー。初回放送後直後から、20・30代女性視聴者を中心に「リアルすぎてブッ刺さる」「刺さりすぎてしんどい」「学びになる」など、リアルな描写に反響が寄せられ、前回第4話放送後にも「今期1番ハマったドラマ」「全アラサー女性に1度見てほしい」「自分を見ているようだった」といった共感の声がSNSでも多数寄せられた。同性パートナーとの別れを選び、葛藤する詩に「泣いた」の声多数モデルの仕事が軌道に乗り始め、レズビアンとして生きていくことに不安を抱いた真琴(中田クルミ)から別れを告げられた詩(石橋菜津美)は実家へ。素直な気持ちを母に話すと、「好きなのに一緒にいれないなんておかしいね」「絶対に幸せになって欲しい」と励まされる。その帰り道にあるものを見た詩は、恭子(山崎紘菜)と共に手掛けるウェディングイベントのコンセプト変更を思い立つ。開催が迫っていたものの、恭子に相談しながら新たな案をクライアントに提案。セクシャリティに悩む詩が、イベント本番で伝えたメッセージとは…?会場には、恭子たちがこっそり招待した真琴の姿が。「当たり前に生きられるようになるのかもって、泣きそうになっちゃった」と感動する真琴と詩が、再び抱き合いながら選んだ答えとは…?「私たち、いつまで無視されるんだろう」と本音を漏らしながら葛藤する詩の姿に、「泣いた」「自分を隠さずに生きられる世界がいい」「身の回りから変えていこうとする姿がかっこいい」といった声が多数寄せられた。また理解を示す詩の母にも「支えてくれるお母さんがいるって幸せ」という声が集まった。事実上の左遷となった遥は、キャリアと婚約の両方を失う危機に直面する…婚約している中、同期の知也(柳俊太郎)と体の関係を持ってしまった遥(さとうほなみ)。社内の浮気騒動の果てに、営業から総務部に部署異動することに。これまで積み上げてきたキャリアが台無しになってしまったようで落ち込むものの、結婚前の奏多(堀井新太)に言い出せずにいた。ある日、異変に気付いた奏多が取った行動とは…?一方、玉の輿を狙う花音(佐藤玲)は、偶然出会った上場企業の社長・高村の会社に転職することに。新たな恋の予感にはしゃぐ中、高村から「家に資料を取りに来てほしい」と連絡が入る。喜んで自宅へ向かうものの、そこには制服を着た女の子が立っていた。そして妊活のために精子提供を受けた恭子は、提供者の男性の衝撃の正体を知ることになる…。2月17日(木)放送 第6話「東京で生きるの、メンタルキツくない?」遥、恭子、花音、詩の4人は温泉旅行に行くことに。しかし、キャリアも婚約も台無しになって意気消沈している遥は全力で楽しめずにいた。しかも、さまざまな出来事のショックとストレスが原因で、身体に予想外のある異変が起こっていることが判明する。一方、結婚相手として狙っていた社長・高村に娘がいたことが分かり、彼への興味をなくしてしまった花音。しかしある日「相談したいことがある」と言われ、つい再び自宅を訪れる。妊活に励む恭子は、精子ドナーの男性の衝撃の正体を突き止め、ショックを受けていた。「人を騙すような人の子供を産むかもしれない」ということに怯える恭子。これを聞いた遥、花音、詩の3人は、恭子に秘密で“ある行動”を起こす…。ABEMAオリジナルシリーズ「30までにとうるさくて」は毎週(木)22時~ABEMA SPECIALチャンネルにて放送中(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年02月12日ヒロミが2月13日に「神様との約束」、3月16日に「八王子のうた」を配信リリースすることが決定し、併せて両曲が収録されたCDも3月16日に発売することが発表された。ヒロミは、これまでもいくつかの音楽プロジェクトに参加しているが、CDをリリースするのは2001年7月8日のTHE ヒロミと茶番『イッテコイノチャラ』以来約20年ぶりで、ソロとしては今作が初のリリースとなる。約2年前に八王子出身の芸能人で構成される初めての「八王子会」を開催して盛り上がり、八王子のうたの構想が浮んだヒロミ。かねてより「佐賀県」「お義父さん」の音楽性が好きだったはなわに曲の制作を依頼し、歌詞はヒロミの原案を元に2人で練り上げ八王子の「あるある」、地元愛を歌った「八王子のうた」が完成した。レコ―ディングには「八王子会」のメンバーを始め豪華ゲストが参加し、2020年12月YouTubeチャンネル「Hiromi factory チャンネル」にてそのレコーディングと歌唱風景の動画がアップされるとすぐさま話題に。当初はYouTubeだけでの企画で考えていたが、動画を観たファンや八王子の市民・関係者からの後押しもあり今回のリリースが実現した。なお、「八王子のうた」は公開されている動画からさらにゲストが追加された音源となっている。「八王子のうた」レコーディング&歌唱風景「神様との約束」は、「八王子のうた」リリースにあたりもう一曲つくろうという話になり制作された楽曲。ヒロミの誕生日2月13日に配信される同曲は、ヒロミが妻の松本伊代や愛する家族に向けて歌った軽快なロックナンバーで、歌詞には松本伊代との過去の思い出から日常のエピソードなどが綴られている。作詞は「八王子のうた」と同じくヒロミとはなわの共作で、作曲ははなわが担当した。今回の2曲についてヒロミは「八王子のうたは、八王子の方には、自分なりの八王子だとか、それ以外の地域の方にも、自分の地元だとかに置き換えて楽しんでもらいたいし、神様との約束は、自分の奥さんや家族に置き換えてもらい、更に、その家族なりのネタを入れてもらって、また新たなものになっていったりしたらいいなと思います。」と思いを語っている。<配信情報>ヒロミ「神様との約束」2022年2月13日(日) 配信リリースヒロミ「八王子のうた」2022年3月16日(水) 配信リリース【八王子のうた参加メンバー】アツシ(ニューロティカ)/ アニー(THE YELLOW MONKEY)/ 飯窪春菜 / エマ(THE YELLOW MONKEY)/ 大原がおり / 北山たけし / 高橋みなみ / ダイスケはん(マキシマム ザ ホルモン)/ ナヲ(マキシマム ザ ホルモン)/ ファンキー加藤 / LITTLE(KICK THE CAN CREW)/ 松本伊代<リリース情報>ヒロミ『神様との約束/八王子のうた』2022年3月16日(水) リリース価格:1,500円(税込)※両A面シングル【CD収録】1. 神様との約束作詞:ヒロミ / はなわ作曲:はなわ2. 八王子のうた作詞:ヒロミ / はなわ作曲:はなわ3. 神様との約束(Instrumental)4. 八王子のうた(Instrumental)<番組情報>BS日テレ『ヒロミの八王子会SP 豪華メンバー大集合!』2月13日(日) 21:00~22:54放送番組HP: factory チャンネル:
2022年01月28日第79回ゴールデン・グローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)、助演男優賞にノミネートされるなど、映画賞レースを席巻している『コーダ あいのうた』。この度、劇中で家族で唯一の聴者・ルビー(エミリア・ジョーンズ)を見守る陽気な母ジャッキーを演じる、ろう者である俳優マーリー・マトリンのインタビューがシネマカフェに到着した。1歳半のときに聴力のほとんどを失ったマーリー・マトリンは、『愛は静けさの中に』(86)でアカデミー賞主演女優賞を受賞。近年は主にTVシリーズで活躍し、「ザ・ホワイトハウス」1~7(00~06)、「Lの世界」シーズン4~ファイナル(07~09)、「クワンティコ/FBI アカデミーの真実」ファイナル・シーズン(18)などに出演してきた。ろう者の役を実際にろう者の俳優が演じる本作が世の中に与える影響について聞かれたマトリンは、「この映画は、ろう者のコミュニティーを知るきっかけになると思いますし、世界中のろう者の人たちの存在を知り、彼らの声に耳を傾ける良い機会だと思います。私たちは聞こえないからといってすべてをあきらめるわけではないのです」と言い、「私たちだって実際にこうやって生きているんだ、という事実を知ってもらえたらいい」と語る。「世界中に、難聴者やろう者はいっぱいいます。この映画を見た人が、<ろう者である俳優が実際にろう者を演じ、ろう者のために、美しい手話を使って、音のない世界を伝えようとしている!>と思ってもらえたら、俳優としてこれほど嬉しいことはありません」と言い、そして「映画であれ、舞台であれ、テレビであれ、ろう者の人たちにもっと仕事が来ることを願っています」とその切なる想いを述べる。本作を手掛けたシアン・ヘダー監督については、「彼女のような人間に、私は今まで会ったことがないほど、素晴らしい女性!」と大絶賛、「私たちみんなと、物語について、キャラクターについて、深い会話ができるように、自ら手話を習得していました。私たちのことを、心から信頼してくれています」と語り、「自分の作品を信じていると同時に、私たちの仕事も信じてくれている。彼女だからこそ、今回の企画が実現できました。シアンのような監督が今後もっと増えることを願います」と明かす。映画業界で働く“耳の聞こえない人たちの機会の平等”について聞かれた際は「この映画が公開されたことはとても重要なこと」と言う。「耳の聞こえない俳優、監督、脚本家、メイクアップアーティスト、衣装デザイナー…裏方のスタッフの多くが、今までずっと映画業界に入ろうと必死に戦ってきました。この映画が公開されれば、エンターテイメント業界の人々の多くが知り、気づいてくれると思います。この映画の中には本当に耳の聞こえない人たちが出演しているんだ、だから真実味があるんだ、彼らはこの作品に不可欠なんだ、と感じてくれるはず」と力強く発言。さらに、「この映画を見た人に、この映画に登場するような、耳の聞こえない親を持つ子供が実際に存在するということを知ってもらいたい。私たちの生活に手話というコミュニケーション手段が欠かせないのだということも。それに、同じような物語は山ほどあります。毎日のように起きています。こういった物語を伝えていく必要があります。この物語を皆と共有できる機会を持てて、とても嬉しい」と感慨深く語った。『コーダ あいのうた』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。<バリアフリー字幕版>も全国の劇場にて上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2022年01月23日2022年1月13日、舞台「夜明けのうた」が渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで開幕した。本作は、創業から109年を迎える日本最古の映画会社・日活の歴史の中で、絶大な人気を誇り、数多くの観客を動員し、黄金期を代表する「日活歌謡映画」を舞台化。石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎、吉永小百合、浅丘ルリ子といった銀幕の大スターが演じ、スターが歌ってきた日活歌謡映画を、麻央侑希、中村麗乃(乃木坂46)、武子直輝、市川美織、日向野祥、富永勇也、森脇和成、小沼将太らで令和の時代に蘇らせた。さらに岸洋子役としてYU-KI(TRF)が、そして川﨑麻世が物語に深みを与える。初日を前に報道陣に向けゲネプロが公開され、さらにメインキャストから一言ずつ意気込みが語られた。緑川典子役:麻央侑希「この役は私にとって初挑戦のことがたくさんありまして、とても緊張しておりますが、(コロナ禍で延期となった)1年を経て、皆さまにこの作品をお届けできることを嬉しく思っております。まだまだ厳しい状況ではございますが、気を引き締めて、そして心を込めて緑川典子という役をお見せしたいなと思います。」真木耕作役:川﨑麻世「1年経ってやっとこの日がきたという想いが強いです。この「夜明けのうた」という映画は僕が生まれた頃の作品です。この時代のことは非常に覚えておりますし、その後俳優生活で「日活歌謡映画」に出演されていた俳優さん達とも何度もご一緒しております。ちょうど「夜明けのうた」の映画で主人公を演じた浅岡ルリ子さんにも作品の話をしましたら、観にきてくださるそうです。昭和のスターの迫力に負けないよう、一層気を引き締めて頑張りたいと思います。」岸洋子役:YU-KI(TRF)「音楽業界からやってきました。舞台は久しぶりなのですが、このような状況下の中、こうやってステージに立てること、お客様にご覧いただける喜びを噛み締めております。岸洋子さんは実在した大先輩であり、憧れの方です。岸洋子さんにリスペクトを込めてステージに上がりたいと思います。そして、お客様には観終わったあと、キラキラとした希望の光が降ってくるような作品にしたいと思います。」小林千加子役:中村麗乃(乃木坂46)「一年越しの上演ですが、新しいキャストの皆さんとも一緒にこうして公演できることをとても嬉しく思います。お客様にもこの作品のパワーをしっかり届けられるように、千秋楽まで頑張っていきたいです。」丸山利夫役:武子直輝「1965年に誕生した「夜明けのうた」という作品ですが、2022年までさまざまな歴史が続いており、その度に必ず「夜明け」はあったはずなのですが、昨今の世の中は非常に厳しい状況が続き、エンターテインメントもかなり苦しい中で頑張っております。その中でもきっと新しい明日への希望や夜明けは必ずくると信じてますので、今、僕らがこの作品を上演する意味がお客様に届き、皆様にとって明日が素晴らしい日になるように祈りながら演じたいと思います。」明子役:市川美織「明子は舞台版のオリジナルキャラクターなのですが、他の方と時代設定が違い、唯一現代の人の役です。明るい役ですので、私が登場した時には、パッと明るくなったり、ホッとできるような役として演じていきたいです。お客様と一緒に舞台上のアルバムをめくって、作品を盛り上げていきたいです。劇中のセリフに、色んなことがあって今があるというようなものがあるのですが、本当にそうだなと共感しています。お客様もきっと共感できるところがあると思います。ぜひご覧ください。」野上大輔役:日向野祥「この作品は、さまざまな生き様や葛藤や希望が描かれています。きっと観てくださった方が自分の人生と重ねたりできるのではないかと思っております。観終わった時に、少しほっこりするような、そして温かい気持ちになってもらえれば嬉しいです。」藤木明役:富永勇也「ようやく初日を迎えられることを本当に嬉しく思います。この作品のテーマがすごく共感できると思います。劇場の扉の向こう側に、ぜひ感じた何かを持ち帰っていただければ嬉しいです。」中原(演出家)役:森脇和成「話そうと思っていたことが、全て他のキャストの皆さんが代弁してくださいました(笑)キャストの皆さんと同じ気持ちです!!とにかく皆さんの足を引っ張らないように頑張ります!」加納慎一役:小沼将太「1945年に日本は終戦を迎え、映画「夜明けのうた」は1965年公開。歴史はおおよそ20年で大きく変わるのではないかと思っております。その20年、日本は「生きる」というパワーに溢れ、そのパワーが作品にも込められているように思います。そのパワーを観にきてくださるお客様にも伝えていきたいです!」★物語1965年(昭和40年)東京オリンピックを成功させ、高度経済成長期真っ只中の日本。人気女優の典子(麻央侑希)は、ミュージカルの主演やTV出演と華やかで多忙な日々を送る一方、妻子ある作曲家の愛人・野上(日向野祥)との密会に空しさとを覚えるようになっていた。そんな典子に新作舞台「夜明けのうた」の台本が届く。それは典子自身の私生活を赤裸々に綴った物語だった。典子は激怒し出演を断る。気晴らしにドライブに出かけた典子は、パーキングエリアでヒッチハイクをしている少年・利夫(武子直輝)と少女・千加子(中村麗乃)に出会う。【公演概要】タイトル:舞台「夜明けのうた」原作:映画「夜明けのうた」©日活株式会社脚本:鈴木哲也演出:大関真主題歌:「夜明けのうた」(作曲:いずみたく、作詞:岩谷時子)出演:緑川典子麻央侑希小林千加子中村麗乃(乃木坂46)丸山利夫武子直輝明子市川美織野上大輔日向野祥藤木明富永勇也中原(演出家)森脇和成加納慎一小沼将太岸洋子 YU-KI(TRF)真木耕作川﨑麻世合田賢治沖本宙恭森川大輝藤井雅文森田陽大白井美貴公演日程:2022年1月13日(木)~16日(日)全7公演※未就学児はご入場できません。会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール 〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23-21チケット料金:一般¥10,000(税込・全席指定)パンフレット付チケット¥12,000(税込・全席指定)企画・制作:舞台「夜明けのうた」製作委員会(SET/ABCフロンティア)制作協力:ボルテージ著作権表記:©日活©舞台「夜明けのうた」製作委員会公式サイト: 公式Twitter:@yoake_stage公演に関するお問い合わせ:SETインフォメーション03-6433-1669(平日11:00~18:00) info@set1979.com 映画「夜明けのうた」とは●映画「夜明けのうた」大ヒット歌謡曲「夜明けのうた」を元に1965年に制作された歌謡映画。芸能界につかれた人気女優が、純真で強い心を持つ若者に出会い、自分を見つめ直す。■製作:日活■出演:浅丘ルリ子、浜田光夫、松原智恵子、岡田真澄、小松方正、岸洋子■脚本:山田信夫、監督 : 蔵原惟繕、音楽 : いずみたく●「夜明けのうた」とはいずみたく作曲、岩谷時子作詞というゴールデンコンビが生み出し、岸洋子が歌唱して大ヒットした。石原裕次郎、小林旭、和田アキ子、本田美奈子ら多くの歌手にカバーされ、近年では東京事変によって歌唱されている。<受賞>・岸洋子(第6回日本レコード大賞歌唱賞)・岩谷時子(第6回日本レコード大賞作詩賞)「第15回NHK紅白歌合戦( 1964年)」「第20回NHK紅白歌合戦( 1969年)」出場 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月13日2022年1月上演の「舞台 夜明けのうた」の全キャラクタービジュアルが公開されました!創業から109年を迎える日本最古の映画会社・日活。その歴史の中で、絶大な人気を誇り、数多くの観客を動員し、まさに黄金期を代表するのが「日活歌謡映画」です。石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎、吉永小百合、浅丘ルリ子といった銀幕の大スターが演じ、スターが歌う…そんな日活歌謡映画を、麻央侑希、中村麗乃(乃木坂46)、武子直輝、市川美織、日向野祥、富永勇也、森脇和成、小沼将太らで舞台化。さらに歌い手としてYU-KI(TRF)が、そして川﨑麻世が物語の世界観を彩ります!今回公開されたそれぞれのキャラクタービジュアルからは、高度経済成長期の雰囲気を漂わせ、物語への期待感が募ります!舞台「夜明けのうた」にどうぞご期待ください!!公演は2022年1月13日(木)〜16日(日)まで、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて。チケットは好評発売中。詳細は公式サイト( )にてご確認ください。★物語1965年(昭和40年)東京オリンピックを成功させ、高度経済成長期真っ只中の日本。人気女優の典子(麻央侑希)は、ミュージカルの主演やTV出演と華やかで多忙な日々を送る一方、妻子ある作曲家の愛人・野上(日向野祥)との密会に空しさとを覚えるようになっていた。そんな典子に新作舞台「夜明けのうた」の台本が届く。それは典子自身の私生活を赤裸々に綴った物語だった。典子は激怒し出演を断る。気晴らしにドライブに出かけた典子は、パーキングエリアでヒッチハイクをしている少年・利夫(武子直輝)と少女・千加子(中村麗乃)に出会う。【公演概要】タイトル:舞台「夜明けのうた」原作:映画「夜明けのうた」©日活株式会社脚本:鈴木哲也演出:大関真主題歌:「夜明けのうた」(作曲:いずみたく、作詞:岩谷時子)出演:緑川典子麻央侑希千加子 中村麗乃(乃木坂46)利夫武子直輝明子市川美織野上日向野祥藤木富永勇也中原森脇和成加納小沼将太歌い手 YU-KI(TRF)真木川﨑麻世合田賢治沖本宙恭森川大輝藤井雅文森田陽大白井美貴公演日程:2022年1月13日(木)~16日(日)全7公演※未就学児はご入場できません。会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール 〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23-21チケット料金:一般¥10,000(税込・全席指定)パンフレット付チケット¥12,000(税込・全席指定)企画・制作:舞台「夜明けのうた」製作委員会(SET/ABCフロンティア)制作協力:ボルテージ著作権表記:©日活©舞台「夜明けのうた」製作委員会公式サイト: 公式Twitter:@yoake-stage公演に関するお問い合わせ:SETインフォメーション03-6433-1669(平日11:00~18:00) info@set1979.com 映画「夜明けのうた」とは●映画「夜明けのうた」大ヒット歌謡曲「夜明けのうた」を元に1965年に制作された歌謡映画。芸能界につかれた人気女優が、純真で強い心を持つ若者に出会い、自分を見つめ直す。■製作:日活■出演:浅丘ルリ子、浜田光夫、松原智恵子、岡田真澄、小松方正、岸洋子■脚本:山田信夫、監督 : 蔵原惟繕、音楽 : いずみたく●「夜明けのうた」とはいずみたく作曲、岩谷時子作詞というゴールデンコンビが生み出し、岸洋子が歌唱して大ヒットした。石原裕次郎、小林旭、和田アキ子、本田美奈子ら多くの歌手にカバーされ、近年では東京事変によって歌唱されている。<受賞>・岸洋子(第6回日本レコード大賞歌唱賞)・岩谷時子(第6回日本レコード大賞作詩賞)「第15回NHK紅白歌合戦( 1964年)」「第20回NHK紅白歌合戦( 1969年)」出場 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月22日