更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、50歳から始めたアルバイトの体験を描いたマンガ連載「50歳からのアルバイト大作戦」。運動不足を解消するためにアルバイトを始めることにしたやましたさん。なかなか働き先が決まらず、50代の女性が就職することの難しさを痛感していました。しかしある日、家族でよく行くお気に入りのレストランの求人を発見し、応募。すると、レストランからすぐにオンライン面接のお知らせが届きました。レストランのオンライン面接オンライン面接のお知らせを受け取ったやましたさんは、期待に胸を膨らませながら当日を迎えました。しかし、画面に現れた面接官の質問に答えていくと?ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。オンライン面接の日、上半身だけしっかりおしゃれをして、画面の背景に映る本棚を片付けて。応募動機や今後の希望などを書いたメモを片手に、ドキドキしながら面接に臨みました。時間通りに画面の前に現れた担当者は、「応募いただき、ありがとうございます!」と、丁寧なあいさつをしてくれました。私たち家族が大好きなレストランのイメージを損ねることがない、とてもすてきな人でした。その後は、週に何時間、どの時間にどれくらいの頻度で入れるのか? といった、シフトに関する質問がありました。私が希望した職種は、朝早くから夜遅くまで可能な人。また、土日もシフトに入れる人が欲しかったそうです。私は、子どもたちを送り出してから晩ごはんの準備をするまでの間で、ゆる〜く働きたい人。速攻で不採用となりました……。期待が大きかっただけに、ガックリと肩を落としてしまった私。すると、担当者はこう言いました。「店外販売でしたら、ご希望のお時間帯での採用が可能なのですが、ご興味ありませんか?」と。店外販売って何? と思いましたが、不採用になってどん底まで気分が落ちていた私にとって、その言葉は、天から注がれた一筋の光のようでした。「店外販売」とは、レストランの中ではなく店外で、ドリンク、軽食、グッズなどを販売する仕事。夏は暑く冬は寒いというのは、更年期の私には過酷な仕事です。それに、私は今まで自宅でぬくぬくと快適に仕事をし、体力のなさには人一倍の自信があります。そんな私にできるのかな? と少し不安に思い答えを渋っていると、担当者は、「なので、レストランの中の仕事よりも時給が50円高いんです」と続けました。その言葉を聞いた私は、「ぜひともよろしくお願いします!」と、食い気味で答えたのでした。-----------------------すぐに不採用となってしまい残念……と思いきや、うれしい大どんでん返しが待っていましたね。店外での販売は大変かもしれませんが、その分時給が高いと思えば頑張れそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/イラストレーター/ やましたともこ(50歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2024年01月13日50代で157cm60kgの万年ダイエッターの私。糖質制限をおこなうも、体重は増え続けるばかり。そんなときに通っているジムで食事について教えてもらったのが、筋肉をつけるには糖質が必要、摂取カロリーと摂取する栄養素の比率を考えてダイエットしないと効果が出にくいということ。筋肉をつけて痩せたいと筋トレをしていた私は、早速トライ。これは糖質をとって7カ月で8kg痩せた私の体験談です。たんぱく質と糖質はとって脂質を減らす!脂質を減らす前の私の食事は、朝食はバタートースト、コーヒー、ヨーグルト、昼食はご飯80g、お肉と野菜、味噌汁、夕食はお肉や揚げ物、野菜、チーズという具合でした。糖質は朝の薄切りトーストと、昼の白米80gほどでかなり少なかったと思いますが、トーストにはたっぷりバターを塗っていましたし、揚げ物も大好きで食べていたので、脂質の量はかなり多かったと思います。その食事から脂質を減らして、糖質も食物繊維が多めのものや栄養素の高いものに変えてみることにしました。ヨーグルトと牛乳もローファットに変えて、とにかく脂質を減らすことを徹底。今まではカロリー計算をすることなく食べていましたが、トータルの摂取カロリーを1,400kcal以内に設定しました。ジムのトレーナーさんと相談して摂取栄養素のバランスも決めました。PFCバランスでいうと、P:たんぱく質30%、F:脂質20%、C:炭水化物50%。脂質を減らすと言っても脂質も必要な栄養素なので、サプリで毎日フィッシュオイルをとり、魚(ほっけ、鮭、さばなど)を積極的に食べるなど、良質な脂質をとるように意識しました。朝はオートミールの満足ケーキ朝食のメニューはオートミールケーキ。ネットで調べたレシピに、プロテインをプラスして、分量は試行錯誤してこれに落ち着きました。材料はオートミール25g、ローファット牛乳50ml、ローファットヨーグルト50ml、プロテイン20g、メープルシロップ5g、バナナ半分約40g、ベーキングパウダー2g。これを混ぜて電子レンジで1分、向きを変えて1分という具合に合計4分〜5分くらいで蒸しパンのような食感の満足ケーキができ上がります。プロテインのフレーバーによって味を変えることができ、私はチョコ味やココナッツミルク味、ティラミス味などを使って味の変化を楽しんでいます。ケーキの上には冷凍のブルーベリーやラズベリー、イチゴやキウイなどの季節の果物をスライスしてのせて。これと一緒にコーヒーを飲むと、甘い物を食べたい欲はしっかり満たされます。オートミールは食物繊維が豊富なので、腸内環境も整えられるのかなと思います。実際、この朝食にしてからお通じはかなり良くなりました。昼は白米たっぷりで定食風昼食のメニューは、鶏胸肉がメインの定食が基本。鶏胸肉はスライスして塩こうじに漬けておきます。こうすることでパサつきがなくなりしっとりやわらかいお肉に。それに野菜ときのこ類を合わせて少量のオリーブオイルで炒めます。ピーマン、ブロッコリー、グリーンアスパラガス、まいたけ、えのきだけ、しめじ、しいたけなど、冷蔵庫にある野菜と一緒に炒めて。味つけもポン酢とめんつゆを合わせたもの、マスタードと醤油とメープルシロップを合わせたもの、オイスターソースを使って中華風にと、味に変化をつけています。メインの食材は鶏もも肉に変えたり、焼き魚にしたりと、飽きないように工夫を凝らしています。これにご飯140g、味噌汁やスープ、納豆、キムチ、酢の物やサラダなどで、しっかり満足のいく昼食を食べています。夜はじゃがいもや粉物をプラス夕食のメニューは、シーフードか鶏肉をメインにして、じゃがいもやブロッコリー、きのこをオーブンでローストしたり、にらやシーフードでチヂミを作ったりと、粉物やじゃがいもなどの炭水化物も合わせてとっています。それに野菜や豆腐、ちくわなどで副菜を作っています。ある日の夕食は、野菜とシーフードと春雨の豆板醤炒め、鶏胸肉の鶏ハム、キムチのせ冷奴、枝豆というメニュー。糖質制限をしていたときには食べられなかった春雨も、じゃがいもも、小麦粉もカロリーの範囲内、PFCバランスの範囲内であれば気にせずに食べています。この食事に慣れてくると、自分がどれくらいのカロリーを摂取しているのかも大体わかってきます。一番気をつけなければいけないのは、脂質をとり過ぎないようにすることなので、ダイエットとしては意外とシンプルだなと。そして、いろいろな食材が食べられるので、バランスの良い食事がとれると実感しています。まとめ3食しっかり糖質をとって7カ月で8kg減に成功。ジムにある筋肉量を測定する機械によると、18.6kg だった筋肉量は21.6kgに3kg増やすことができています。体重が減っていることを考えるとなかなか良い結果が出ているかなと思います。筋トレも週に1回か2回で無理ない程度で継続中。糖質制限をしていたころは、無性に甘い物が食べたくなりましたが、今はPFCバランスの範囲内でしたら和菓子などの脂質が低いものは食べられるので、ストレスにはなっていません。おやつに焼きいもや大福も食べられますし。このダイエットならずっと続けられる、今はそう実感しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。イラスト/村澤綾香著者/いつか(55歳)長年の海外生活から日本に帰国。1人娘も独り立ちして久しぶりの日本暮らしを夫と2人で過ごしている。万年ダイエッター。
2024年01月13日2022年に息子さんが成人式を迎えたちょこさん。成人の日、母として思ったことをマンガにつづっています。ちょこさんが涙が止まらなくなった理由は……、そして、この日しみじみ感じたことは……。親がもらった権利とは大学生の息子が、2022年成人式を迎えました。男子ということで晴れ着を用意するわけでもなく、手持ちのスーツを着せるだけ。前日まで実感はまるでありませんでした。当日、スーツを着た息子が「成人式で昔の友だちと会えるのが楽しみ過ぎる。今日が楽しみ過ぎる」と言ったのを聞いて、私も息子の笑顔がうれし過ぎる……と感じたのです。「会場まで写真、撮りに来る?」「ううん、こんなおばさんが行くより友だちで撮影したほうが楽しいでしょ」と言っていた私でしたが……。息子は「今から近くの公園で式に出る友だちと待ち合わせだけど、そこでは写真撮れるけど?」と聞いてくれたのです。私もスマホを片手に公園に向かうと……いつものように自然に私の前で笑顔で並んでくれる息子と友人たちがいました。何枚か撮影して自宅に戻り、写真の中の自然な笑顔の彼らを見ていたら、今までことあるごとに彼らの写真を撮り続けてきた、さまざまな場面が思い出されて涙が止まらなくなりました。私は、手際も悪いし家事も苦手だし、料理を作るのだって遅いし、素晴らしい母親でもなんでもありません。そんな私が息子の成人に思うこと……。親というのは実は、子どもというひとりの人間の人生の一番最初から、ずっと近くで見ていられる権利をもらったということなのではないかと、今しみじみ感じています。著者/ちょこ(50歳)とうとう50歳になってしまった大学生と小学生2人の母。夫含め5人で暮らしている。ライターをやりつつ、ゆるいマンガをインスタに上げている。
2024年01月07日40代の前半から、髪の毛が細くなったり量が少なくなったり、薄毛や白髪がとても気になるようになりました。そこで思い出したのが、以前取材で聞いた薄毛や白髪対策の生活習慣や食べ物。成果はわかりにくいけれど、これ以上進まないためにも実践しています。薄毛や白髪対策の食べ物の成果は見えづらい?40代の前半から白髪、そして薄毛に悩んでいた私ですが、今までに2回ほど取材で白髪や薄毛の対策を聞く機会がありました。でも、1人の先生は、薄毛対策は生活習慣や食習慣で対策ができるけれど、老化による白髪の対策はほぼないと言っていました。もう1人は管理栄養士で、薄毛や白髪に効く食べ物を提案してくれたのです。身近な食べ物が多く、早速取り入れましたが、この成果はなかなか見えづらい……というかあまり成果を感じたことはありません。でも、もしかすると食べているからこの程度の進行具合で済んでいるのであって、実は気を付けなければもっと薄毛が進んでいたり、白髪が増えていたかもしれない……そう思うと、今さらやめることもできません。なので、日常的にメニューに多めに入れるようにしています。でも、その食事を毎日食べている2歳上の夫はほとんど白髪がありませんが、薄毛は進んでいる。これってなんですかね~。薄毛対策に良い食べ物や気を付けたい生活習慣管理栄養士さんによると髪の毛の成長に必要なものは、髪の毛を作るケラチンというたんぱく質と健やかな毛根を作るミネラルだそう。おすすめの食べ物は、●卵、乳製品、カキ、海藻類、ブロッコリー、ほうれん草などブロッコリーは栄養価が高く、ミネラルはもちろんビタミンも豊富。だから毎日でもとりたい緑黄色野菜。でも、野菜は年々値段が上がっている気がして……バランスの良い食事は結構コストがかかって厳しいです。海藻類はわかめやひじきを中心に、味噌汁やサラダ、煮物などで。乳製品は牛乳かヨーグルトを毎日とるように。チーズは白髪対策にも良いようなので、欠かさず食べています。手軽なスライスチーズから、クリームチーズ、スモークチーズ、モッツァレラチーズ、カマンベールチーズ、粉チーズ、ピザ用チーズなどいろいろ購入し、おやつや家飲み用のおつまみ、もちろん料理にも使います。自分の好きな食べ物でもあるので、習慣にするのもラクでした。そして早寝早起き、上記の食材を含んだバランスの良い食事、適度な運動、禁酒・禁煙、ストレスをためないなど、規則正しい健やかな生活習慣が大切だそう。特に睡眠は重要で、髪の毛は22~26時の寝ている間に成長するそうです。でもなかなか22時には寝られず、日が変わらないうちにできるだけ布団に入ることを目標にしています。ただ、まったく実行できていないのは、適度な運動と禁酒、ストレスをためないこと。これは、私にとってなかなかハードルが高い生活習慣です。白髪対策に良い食べ物は?白髪対策に必要な栄養素というのは、髪の毛の成分となるシスチン、黒色を作り出すチロシン、そしてチロシンが有効に働くために必要な銅なんだそうです。そして、それらの成分を多く含んだ食べ物が●シスチン……種実類(ゴマやナッツなど)、大豆製品、豚肉、魚介類●チロシン……大豆製品、チーズ●銅……レバー、種実類(ゴマやナッツなど)、大豆製品、魚介類、ココアこれを見ると大豆製品は白髪対策に良さそうです。大豆製品は、更年期症状にも良いといわれる食べ物でもあると聞きますし、必ずとるようにしています。定番は味噌汁。豆腐、油揚げ、厚揚げのどれかを必ず味噌汁の具に入れます。ナッツは素焼き(もしくは素煎り)のミックスナッツを購入し、おやつやちょっと小腹がすいたときに食べるように。時々砕いてサラダのトッピングにしたりも。ゴマはいろいろなものにかけてとります。豚肉や魚介類は基本的にメインディッシュで。振り返ると、きちんと白髪対策の食事をしているように思うのですが、やっぱり効果は目に見えないような……、でも続けていくしかないんでしょうね。まとめ食事や生活は、ちょっとした心がけで習慣にできるものも多いのですが、無理はしません。無理をしても続きませんし、逆にストレスになってしまうから。いろいろな情報から自分に合ったものをセレクトして、効果を信じて続けていくのが良いんだろうなと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/アキモト スズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。
2024年01月05日連載『超絶男子図鑑』は宮田俊哉さん新しい40代の女性に向けて、ファッションやライフスタイル情報を掲載する光文社の月刊誌『STORY(ストーリィ)』の2月号が発売された。定価は950円(税込)で、表紙の蛯原友里さんが目印である。今号では、『開運ファッションで、「年明け、会おうよ!」』を大特集。第2特集は『揺らぎを越えたら・・・ 素敵な50代になりたい!』である。そのほか、連載『超絶男子図鑑』には、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さんが登場している。40代を越えた先に開かれる新しい景色2024年が始まり、年末年始の休みが明ければ、いつもの日常が戻ってくる。今年の運を開くのも、閉ざすのも結局は自分自身なのかもしれない。2月号の大特集では、yujiさんの「’24年開運キーワード」、水晶玉子さん監修の開運コーデ、シウマさん発の数字で開運アクションなどを掲載する。また、心身に揺らぎをもたらした更年期が過ぎ、ある程度、母としての役割が一段落する40代。これから迎える50代のライフステージに向けて、先輩たちの声を知りたいところである。揺らぎを越えた先には、違う景色が見えてくることだろう。最新号2つめの特集では、1972年生まれのエッセイストでタレントの小島慶子さんと、1974年生まれでモデルの稲沢朋子さんが40代までの自分、これからの50代、50代としての時間などについて語る。また、アナウンサーの馬場典子さんと大島由香里さんの本音トークなども掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※STORY2024年2月号 ‐ MAGAZINE ‐ STORY 【ストーリィ】 オフィシャルサイト
2024年01月04日アラフィフの友だちとおしゃべりしていて、最近よく話題にのぼるのはやっぱり健康の話。病気で入院した人のうわさもチラホラあり、「この年になったら、きちんと検査を受けたほうが良いよね」という話になりがちです。私も更年期で体調が優れないのが気になっていたこともあり、思い切って50歳で人生初の人間ドックを受けてみました。費用は高額!1日コースで4万円以上今まで受けていたのは、市から割引クーポンがもらえる乳がん検診と子宮頸がん検診のみ。人間ドックなどの精密検査は受けたことがありませんでした。でも50歳になってから、脂っこいものを食べるとすぐに胃もたれをするので、胃の調子が気になっていました。それにコレステロールや中性脂肪も気になり……。何より体調不良をすべて更年期のせいにしていたけれど、実は大きな病気が隠れていたらと思うと不安で、人間ドックを受ける決意をしました。早速、予約をしようと思ったのですが、直近の予約はすでにいっぱい。春に電話したのに、受けられたのはその年の秋でした。私が受けたのは、1日人間ドック。45,100円のコースです。それにオプションのマンモグラフィー5,874円を追加しました(病院によって値段は違います)。夫の会社が配偶者補助として3割ほど負担してくれたので助かりましたが、結構高くつきました。緊張の受診日!最難関はやっぱり胃カメラまず2日分の検便を持参して、少し緊張しながら朝8時に病院へ。そこで受付をして、検査着に着替えて人間ドックのスタートです。身体測定、血液検査、検尿、心電図、視力、聴力、バリウム検査または胃カメラ、エックス線、肺機能検査、超音波、婦人科検査。これを空いている順番に案内してもらうのですが、スタッフの手際が良く、待ち時間はあまり気になりませんでした。それから昼食券をもらって、病院の食堂で昼食。朝食を抜いてきているのでおなかはペコペコ。検査はほぼ終わっていたので、緊張から解放されておいしくいただけました。午後はオプションのマンモグラフィーを残すのみ。マンモグラフィーは、何度か経験しているのでそんなに緊張しませんでした。最難関は、やっぱり胃カメラでした。バリウム検査は市の健診で1度体験したことがあり本当に苦しかったので、今回は胃カメラにしました。苦しみを和らげる麻酔をしたので、思ったよりは苦しくなかったですが、異物が喉を通った感じがなかなか消えなくて、終わった後はしばらく気持ちが悪かったです。見るのが怖い!?ドキドキの検査結果2週間ほどで結果が郵送されてきました。ドキドキしながら封を開けてみると、気になっていたコレステロールや中性脂肪など、脂質検査の結果はすべて“基準値内”。脂っこいものを食べるとすぐに胃もたれをするので心配だった胃の検査も“異常なし”でした。ただ、その中で少し高めだったのが血糖値です。基準値内だったとはいえ、今後は食生活に気を付けたいと思いました。また、視力がだいぶ下がっていたのが驚きでした。老眼は気になっていましたが、普通に視力も落ちていたなんて! きちんと測ってみないとわからないものですね。全体として大きな病気が発見されたということもなく、とりあえずホッとしました。健康診断結果報告書と一緒に、検査の意味や疑われる病気がよくわかるガイドブックを同封してくれていたので、これからの生活の参考にしたいと思います。まとめアラフィフになり、体調が優れないことがあると更年期のせいにしていましたが、「もしかして何か大きな病気が隠れているのでは?」とちょっと心配でした。でも今回、人間ドックを受けて病気が見つからず安心しました。ただし、人間ドックは1回受けたらそれで終わりというわけではありません。特に50歳になった今、病気を予防することも大切です。お金はかかるし、受けるのは面倒ですが、血糖値やコレステロールなどの数値がわかり、生活を見直すきっかけにもなりました。そして、もちろん病気の早期発見にもつながるので、健康で長生きするために健診を積極的に受けていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/山川 結希子(50歳)大学生二人の母。閉経間近の更年期真っ只中! 心も体も不調を日々感じまくっていますが、人生100年を見据えて、ただいま生きがいを模索しています♪
2024年01月01日20代のときから化粧品が好きで、肌の状態には気を付けていました。そして結婚、妊娠、出産、育児と多忙な日々が続きノーメイクのときもありましたが、紫外線予防だけは心掛けてきました。40代までは重大な肌悩みは少なく、化粧品やメイクが趣味のようになりいろいろな化粧品や手入れを楽しみ続けていましたが、50歳で悩みが出現! それまで紫外線予防と新しい化粧品を使うことが肌に一番必要なことだと思い込んできた私の体験談です。50歳で肌のゆらぎが気になり始めた今思えば、50歳になるまで新しい化粧品を試すことで、手入れをしているのだという自己満足と安心感を得ていました。そのせいで最適な対策を怠ってきたのです。40歳を過ぎてから化粧品への情熱が少しずつ減っていましたが、肌をきれいに保ちたいという気持ちから新しい化粧品を使うことは続けていました。しかし50歳になり化粧品店で肌のキメの乱れや小ジワを指摘されるまで、新しい化粧品を使うだけではいけないのだということに気が付きませんでした。そして以前ふと気になっていた顎と眉間のぽつぽつとしたざらつきもそのままだと気が付き、これも市販の肌表面の不要な角質を剥ぐピーリングせっけんを使っていたので「いつか消えるだろう」と勝手に安心していた結果だと思いました。それからは自分の肌を丁寧にチェックするように。すると、子どものころから「お肌のキメがこまかくて色白だね」と言われてきた肌にくすみが感じられました。また、ピーリングせっけんを使っているのにざらつきが解消されないことも不思議で、使用するせっけんを再検討しようと思いました。1つ気になるとあちこち目につくものですが、体調面でも50歳を過ぎてからは不安定なときが多く、肌も体も気持ちも一緒に不安定になっていく時期なのだと知りました。美容液を増やし自力で改善しようとした私は、何とかしなければ……と焦りました。最初はエステや美容皮膚科に行こうと考えましたが費用面が不安だったので、自力で何とかしようと思うに至りました。まず母に相談すると「小ジワの原因は紫外線と乾燥らしい」と聞き、とりあえず基礎化粧品をしっとりタイプからとてもしっとりタイプに変更。次に化粧品店で「加齢による保湿機能の衰えもある」と聞き、保湿機能の高い美容液も追加しました。美容液の使用感にべたつきがあり苦手でしたが、今回は使用感より成分を優先しました。ところが2カ月近く過ぎても改善が感じられず、まだ栄養が足りないのかと思い美容クリームを追加し、最終的には美顔器も購入! 美顔器を数回使うと肌のハリへの効果は感じられましたが、その後吹き出物が発生……。化粧品店では肌への栄養過多の可能性を指摘され「美容液やクリームをやめて様子を見たらどうか」と言われました。しかし元の化粧品を使うだけのスキンケアに不安があり、一部の化粧品をやめるだけで解決するようには思えませんでした。結局、自分に最適な方法を探ることより一般的な対策方法と化粧品に頼って肌がマイナス状態になり、昔からの目先の新しい化粧品を使っていたころと変わらない自分に再度後悔しました。ある本をきっかけに素材も手入れもシンプルに50歳の自分に合うものは何なのか。保湿にも最適な成分と量があるのはわかっていましたが、失敗したため別の方法できれいになりたいと思いました。そしてある本との出合いが今までの方法をやめるきっかけになりました。その本では「せっけんオフメイク」というものを紹介していました。ファンデーションやアイシャドウ、そして基礎化粧品の中にはせっけんだけで落ちないものも多いですが、その本ではクレンジングをやめると肌がきれいになると説明されていました。クレンジングは成分だけでなく間違った方法でも肌に悪影響が出るそうです。もちろんすべての人に合うわけではありませんが、私はどうしても試したくなりました。せっけんオフメイクには、ノンケミカルで自然由来成分の化粧品が必要でした。私は普段食品やヘアカラーにオーガニックを取り入れているのでさらに興味が湧きました。そしてある自然由来化粧品ブランドを見つけ、せっけんオフメイクに挑戦! 肌のくすみは初日で実感でき、1カ月くらいでキメが整い、小ジワにも効果が出て驚きでした。5年たった今でも小ジワが深くなることはなく、シンプルなスキンケアとナチュラルメイクで肌状態は良好を維持。何より、使う化粧品の数が減ってラクになり、不必要に化粧品を買うこともなくなりました。まとめスキンケアは年齢に合わせて単に化粧品を増やせば良いというわけではないと知りましたが、若いころのスキンケア法を長年続けるのではなく、年齢関係なく肌の状態をチェックし最適な方法を用いていれば、不必要な化粧品を買うことも50歳という不安定な時期で悩むこともありませんでした。また対策をしたのに肌状態がマイナス方向になることもなく、早く解決したかもしれません。久しぶりに会った母が私の肌を見て「透明感がある」と言い、同ブランドの洗顔せっけんとファンデーションを使っていますが、姉は湿疹が出てしまいました。私は数ブランドのトライアル化粧品を使い自分に合うものを見つけましたが、自然由来であっても注意が必要だと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/mikeko(55歳)大学生の子ども2人が1人暮らしをして夫婦だけの生活になり4年。まだ寂しいけど趣味の刺繡を再開。50歳から美容も暮らしもナチュラル&シンプルを目指すインドア派主婦。
2023年12月31日最近、テレビのCMで「帯状疱疹ワクチン」の名を目にする方は多いのではないでしょうか。この帯状疱疹、実は50代から急増する病気で受診が遅れると後遺症が出ることもあるといいます。今回はこの帯状疱疹がテーマ。自身のクリニックでも帯状疱疹ワクチンの接種をおこなっている、泌尿器科医の窪田徹矢先生に聞きました。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。帯状疱疹とは?ピリピリとした痛みと発疹が現れます「帯状疱疹」とはどんな病気なのでしょうか。「まず、体にピリピリとした痛みが走り、その数日後、痛みがある場所に水ぶくれなどを伴う発疹が現れます。発疹は片側の胴体にできやすいですが、全身に出る可能性があります。目や耳の周囲にできると結膜炎や難聴などの疾患を合併することもあります。眠れないほどの激しい痛みが生じることもあり、痛みは3~4週間続きます」。後遺症が出ることも「帯状疱疹にかかった人のうち約2割に帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)という後遺症が出ることがあります。これは皮膚症状が治まった後も続く痛みで、帯状疱疹の合併症として頻度が高く出るものです。多くの場合は皮膚症状が治まれば痛みは消えますが、この後遺症が出ると初めの痛みが一度落ち着いた後に、6カ月から1年以上、痛みが継続します」(窪田先生)。どんな人がなりやすい?乳幼児期に水ぼうそう罹患&免疫が落ちた50代以上帯状疱疹はどんな人がなりやすいのでしょうか。「基本的には、乳幼児期に水ぼうそうにかかったことがある人に発症します。水ぼうそうが治った後もウイルスは後根神経節(こうこんしんけいせつ)という場所に潜伏していて、加齢や過労、ストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。ストレスや免疫機能が低下したときに発症しやすいので、50代以上から増え、80歳までに1/3の人が発症するともいわれています。これまで水ぼうそうにかかったことがない人は、体内に水ぼうそうのウイルスがないため帯状疱疹は発症しません。もし発症してしまったら、なるべく早く皮膚科か内科を受診しましょう。受診が遅れるとウイルスが体内で増えて、6カ月から1年以上痛みが継続する帯状疱疹後神経痛を起こしやすくなります」(窪田先生)。帯状疱疹はどう防ぐ?2020年、帯状疱疹に特化したワクチンが登場帯状疱疹を防ぐ方法はあるのでしょうか。「免疫が落ちているときにかかりやすいので、ストレスをためないようにする、規則正しい生活習慣を続けるといった基本的な対策はあります。しかし、より確実に予防するならワクチンが効果的です。これまでは、乳幼児に接種している生ワクチンの水痘ワクチンしかなかったのですが、2020年に帯状疱疹に特化したワクチン『シングリックス』が登場しました」(窪田先生)。どのようなワクチンなのでしょうか。「シングリックスは水痘ワクチンと比べると効果が高く、50歳以上の発症を3~5%まで減らすことが可能とされ、70歳では10%程度まで減るという臨床結果もあります。シングリックスは不活化ワクチンのため2回接種で、料金は2回で4万4000円です。水痘ワクチンが1回接種で8000円前後であるのに比べて高価ですが、帯状疱疹を確実に防ぎたいという人が接種しています。帯状疱疹は人によって発疹が出る場所が違います。顔に出ることもあり、女性の場合は外出もできないなどつらい症状が出ることもあります。リスクのある方は検討していただきたいですね」(窪田先生)。まとめ4歳のときに水ぼうそう罹患&お疲れ50代の私は、まさに帯状疱疹発症予備軍。水ぼうそうは子どもながらにすごくつらかった記憶があり、これが今発症したら、かなりメンタルをやられることは必至でしょう。リスクがある方は、これをきっかけにワクチン接種を検討してみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年12月29日私が胃腸の調子を改善するために試した方法の1つにファスティングがあります。私はファスティングを体験して、ファスティング中は食事のバランスがとても需要だと痛感しました。私が体験したファスティングに伴うリスクとその対処法をお話しします。腸を整えるファスティングの効果胃腸の調子が悪いと感じた私は、腸活にいいといわれるファスティングを試してみることに。ファスティングとは、食事を制限することで胃腸を休めること。消化・吸収に使うエネルギーを抑えることで胃腸が元気を取り戻すという考えだそうです。私は、19時〜翌日11時までの16時間、固形物をとらないという16時間ファスティングに挑戦しました。その結果、驚くほど胃腸の不快感が軽減されました。消化不良や下痢の症状も改善し、日常生活が快適に。これまでの食生活が、どれだけ胃腸に大きな負担をかけていたのかを思い知らされました。思ってもいなかったファスティングのリスクしかし、ファスティング中に予想外のことが起こりました。体重が10kgも減少してしまったのです。最初は喜んでいましたが、体重を元に戻すために食事を増やそうとすると、胃腸の調子が悪化……。何も食べれない状態が続き、最終的には体重が30kg台まで減少してしまいました。ファスティングで一度減った体重は、元に戻すことが難しく、過度に減少してしまう危険性もあることを体感しました。バランス良く食事量を調整してこの体験から、私はバランスの重要性を学びました。ファスティングは一時的に胃腸の調子を改善することができますが、過度に減量してしまうというリスクも伴いました。そのため、胃腸の調子が良いときに食事量を少しずつ増やしていくなど対策を取ることも大切だと感じました。ただし、胃腸が弱い人は食事量を増やす際にも注意が必要で、無理に大量の食事を摂取すると胃腸に負担がかかってしまいます。私は自分自身の体調や胃腸の状態に合わせて、徐々に食事量を増やしていくことで過度な体重減少をセーブしています。まとめファスティングは胃腸の調子を改善する効果がある一方で、体重減少やリバウンドのリスクも伴います。そのため、個人の体調や胃腸の状態に合わせて適切な食事量でおこなうことが大切だと感じました。無理なファスティングを避け、自分自身の体に合った方法を見極めることが大事だと思います。そして、効果やリスクは人それぞれ異なることから、かかりつけ医やファスティング専門家へ相談しアドバイスを参考にしながら、最適な方法を見つけることが重要だと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/伊達 敦子(50歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2023年12月28日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。2023年の秋、いただきものの大量のさつまいもを天ぷらにし、毎日のように「いも天生活」を送っていたアラフィフのおーちゃん。旬の食材に満たされて、食欲は増すばかりでした。食欲がヒートアップ!いも天生活に弾みを付けたかのように、昼夜問わずに胃袋が常に食べ物を求めるようになってしまった結果、その代償は大きかったようで……。すっかり季節は寒い冬になりましたが、2023年の秋は皆さまいかがお過ごしでしたか?私は、ほんとーーーに食欲の秋でした。旬のさつまいもの天ぷらに火がつき、毎日昼夜問わず何かしら口に放り込んでおりました。人間というものは背徳なことは体が覚えてしまうのか、私の食欲は衰えることを知らず「もっともっと!」と欲するのでした。まぁ当然ツケは回ってくるもので、今まで何げなくはいていたパンツのゴムが以前の位置に止まってくれず反抗するではありませんか。ぽっこりおなかの下からジワジワとヘソの上まで上がってくるパンツのゴム……。そして歩けばおしりに食い込むパンツ……。このパンツ、こんなにはきにくかったっけ……?食欲の秋が残した私のぜい肉に、やっと気付いたのは1カ月後のことでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年12月28日年齢とともにじわじわと増えてくるシワ。40代に入り、顔だけでなくおしりのラインにもシワが出現し、体力の低下も気になり始めました。おしりのシワ改善とこれからの健康のために始めた取り組みは、子どものころにおもちゃにしていたあるアイテムがきっかけとなりました。心身のハリを保ち、シワの悩みを解消するために、私が楽しく無理なく続けている健康アップ術をお話しします。おしりのシワ、年齢とともに下がる体のラインと体力40代に入り、顔のシワに加えておしりのシワが気になり始めました。デスクワークなどで座っていることが多いため、今後もおしりのシワが進行するのではないかと心配するように。さらに50代に入ると鏡を見るたびに体のラインが下がってきたのを実感するようになり、体力の低下もひしひしと感じ、このままでは美しさと健康を保つことが難しく、老後の生活にも影響が出て来るかもしれないと思うようになりました。自分自身の生活を振り返ってみると、運動不足が明らかでした。しかし、ジム通いや定期的なマラソンは続けられる自信がありません。健康的で美しい老後を迎えるためには何かを始めなければならないと、変化を求めていました。そこで年齢的な体形の悩みを解消すべく、私はまずは1日20回のスクワットを取り入れることから始めました。また、足りない運動を補うために、買い物へ行く際などは歩くように心掛けました。しかし、そう決めたものの、日常の忙しさに追われているとどうしても車を利用してしまいがちになり、歩行が減ってしまうことが課題でした。大好きなアイテムが私を動かした老後を見据え、体力を付けておしりのシワを改善し、さらに体のラインの下がりを食い止めたいと考える中、役所のイベントで「フォトウォーク」という街を歩きながら写真を撮るイベントがあることを知りました。このフォトウォークは、健康作りと楽しみを組み合わせた活動で、体力向上を目指すと同時に美しい風景を楽しむことができる「アクティビティーフォトイベント」です。自らを振り返ってみると、私は子どものころ、父のカメラが大好きでした。父に内緒でこっそりとカメラを触り、シャッターをパシャパシャと押して写真を撮って遊んでいました。しまいにはカメラを壊してしまい、父に怒られたこともあります。私にとってカメラは、一番大好きなおもちゃでした。現在でも、カメラが好きで写真を撮り続けています。フォトウォークのイベントを見たとき、これは私にピッタリだと感じ、心が躍動しました。イベントを通じて体を鍛えつつ、大好きなカメラで心もリフレッシュできるなんて一石二鳥です。私は、自分なりの健康的で美しい年の重ねる方法としてイベント参加を決めました。フォトウォークで1万歩超えフォトウォークの会場に着いた瞬間は、初めての参加で緊張と興奮が入り混じった気持ちでいっぱいでした。イベントは自己紹介から始まり、どのコースで回るのかなどの概要が説明されました。イベントがスタートすると、緊張は一気に興奮に変わり、辺りはカメラ愛好者たちの温かい雰囲気に包まれました。スムーズに仲間入りさせてもらい、楽しい会話を交えながらフォトスポットを巡る約2時間。イベントはあっという間に終了し、その後も会場周辺で写真を撮りながらひとときを過ごしました。帰宅後、スマートフォンの歩数計を見てみると、驚くべきことに午前中だけのイベントで1万3000歩以上歩いていたことがわかりました。久しぶりにこんなに歩いたことに驚きつつ、不思議なことに疲れを感じることもなく、むしろ楽しい時間だったことに気付きました。このイベントをきっかけに、フォトスポット巡りや写真撮影を楽しむ機会が増え、体力も付いてきたようです。最近では1日に2万歩以上歩くこともできるようになり、52歳の今、おしりのシワも気にならない程度まで改善されています。フォトウォークの持つ素晴らしい魅力に触れたことをきっかけに、健康的で楽しい日常を過ごす習慣ができてきたことに感謝しています。まとめ加齢に伴う体のたるみは避けられない自然の現象ですが、 適切なセルフケアと健康的な生活習慣を実践することで、その進行を遅らせ、自信を持って健康的な年の重ね方ができるかもしれません。少しでも健康寿命を延ばせるよう、大好きなカメラを持って街を歩く楽しい時間を、今後も過ごしていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/やましたともこ著者/ちびむす(52歳)マスコミで働いていた両親に似て、仕事に真っ黒になるきらいがある。衛生管理者の資格所持者。仕事と健康の両立を図ろうと奮闘する一児の母。
2023年12月27日50代が近づいたころから、急に寒暖差が体にこたえるようになりました。特につらいのは季節が夏から秋に変わる時期です。朝晩の冷え込みがきつくなると、8月でもタートルネックの長袖のTシャツを着たり、厚手の靴下や指無し手袋を着用したりして、体を冷やさないように注意していました。自分ではしっかり寒さ対策をしていたつもりでしたが、40代最後の春に突然体に異変が起こったのです。寒暖差アレルギーを発症し、症状が悪化ある日、突然くしゃみが止まらなくなり、鼻が詰まって1日中鼻をかんでいる状態が続きました。さらに翌日、散歩のため家の外へ出た瞬間に、頬や指先にザワザワとした、かゆみとも痛みともつかない刺激を感じたのです。薄手のジーンズをはいていたのですが、歩き出すと両太ももにも、ザワザワとした刺激を感じました。皮膚科を受診すると「寒暖差アレルギー」という病名を告げられました。寒暖差アレルギーは季節の変わり目に起こりやすく、特に朝晩の気温差が大きくなると、自律神経が不調を来して引き起こされる病気だそうです。医師からは体を冷やさないこと、適度な運動を続けること、規則正しい生活を送ることなどのアドバイスを受け、このときは対症療法でなんとか乗り切ることができました。しかし、翌年の春にはさらに症状が悪化しました。夕食の準備のために野菜を水で洗っていると、突然ピリピリとした痛みのようなものを指先に感じたのです。数日前まで野菜や食器はぬるま湯で洗っていたのですが「もう十分暖かくなったから、水で洗っても大丈夫だろう」と、水を使いだした矢先のことでした。病名は「寒冷じんましん」すぐにぬるま湯に切り替えて洗い物をするようにしましたが、症状は改善されません。朝起きて布団から出たときや、庭の掃除に出たとき、ほんのわずかでも水に触れたときなど、少しでも冷たい刺激があると手や足の指先、膝の裏、首元などがピリピリと痛むようになりました。風呂に浸かって温めれば良くなるかと思いましたが、逆に首元や肩がしっかり温まっていないと、風呂上がりに痛みやかゆみを感じるのです。さらに症状はひどくなり、冷蔵庫の中から食材を取り出そうとしただけで、指先に痛みを感じるようになりました。ピリピリとした痛みの後は、しもやけのように肌が赤くなり、かゆみが残ります。しばらくするとすべて治まるのですが、とにかくつらいので再度、皮膚科を受診しました。私は以前、帯状疱疹(たいじょうほうしん)を発症したことがあり、再発したのかと思いましたが、医師からは「寒冷じんましん」という病名を告げられました。原因はわからず対症療法のみ寒冷じんましんは寒暖差アレルギーの症状の1つで、冷たい刺激に触れることが引き金となって起こるじんましんだそうです。医師の話では、寒暖差アレルギーや寒冷じんましんは原因がはっきりわかっていないので、根本的な治療法がないとのこと。普段から冷たい刺激を避ける、発症したらとにかく温める、といった対症療法が大事と言われました。それ以来、私は冷たい刺激を極力避けるようにしました。食器や野菜は必ずぬるま湯で洗う、手が汚れたときはなるべく水で洗わず除菌シートを使う、冷蔵庫の食材を取り出すときはゴム手袋をはめる、といった具合です。また体を中から温めるために、七味やしょうがを食事に取り入れるようにしています。まとめ40代の後半からお肌のトラブルが続き、落ち込むこともありました。根本的な治療法がないため、予防と対症療法を徹底するしかないようです。夏から秋に変わる時期だけでなく、春から夏に変わる時期など、季節の変わり目は特に注意しながら、病気と付き合っていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/山中コラク(52歳)田舎でひとり暮らしを楽しむ女性ライター。仕事終わりに晩酌をしながら、VODでドラマやバラエティ番組を見るのが楽しみ。
2023年12月26日健康だけが取り柄だった私。ところが40代になると、体重の増加と腹部の膨満感を感じるように。さらには腰痛や頻尿で苦しむことになりました。これって年のせいだよね? と思っていたのに、健康診断でまさかの病気が判明。子育ても一段落して、ようやく自分の時間が持てると思った矢先にがんがわかり手術することになりました。現在の経過観察に至るまでの経緯や大病から得られたことについてお話しします。運命を変えた人間ドック40歳を過ぎたころから体重が増え、40代後半には過去最大値になっていました。ちょうど息子が大学受験を控え、とにかくお金がかかりシングルマザーの私はダブルワークで朝から夜中まで働く毎日。自分の体調に気をつかう時間も余裕もなく、不規則な生活とストレスからの食生活の乱れもあり体重はうなぎ上り。そんな状況もあって、おなかがポッコリ出ているとか腰が痛いという症状は致し方ない、年のせいだと思っていました。息子がようやく就職をして、精神的にも経済的にも少し余裕が出てきた48歳の誕生日を迎えたころ、会社の人間ドックを受診をしました。エコー検査で担当の方に「子宮筋腫がありますか?」と聞かれましたが、忙しさにかまけ婦人科検診も受けていなかったため、そのように答えると担当の方は大急ぎで医師の元へ。すぐさまその場で医師の診察を受けることになりました。医師は少しきつい口調で「生理不順や出血はなかったのか?」「なぜ不自然におなかが出てきたのに放っておいたのか?」と質問してきました。生理不順や不正出血はなかったこと、体重が増えておなかが出ていると思っていたことを正直に話すと、ここでは詳しい検査はできないから大きな病院を受診するよう勧められました。手術を受ける私と待つ母親受診したのは近所の大学病院。婦人科に行くのは気分が重く避けてきましたが、診察室に入ると男性の医師が丁寧に話を聞いてくれました。診察への不安は感じなくて大丈夫だと不安を消してくれる丁寧な応対。ところが、いざ内診を始めると医師の声色が変わり「もしかしたら悪いものかもしれない」と言い始めたのです。そこから先は急転直下。次の診察のときは誰か一緒に来られるなら来てもらっても大丈夫だと言われ、ドラマでよく見た告知を想像せざるを得ませんでした。MRIの検査結果は悪性かもしれないとの曖昧な答え。卵巣の場合、細胞の採取は基本おこなわないようで手術してみなければわからないとのことでした。おなかを30cm切ることや、術中に検査をして悪性ならば卵巣を全摘することなどの説明を受けて術日を迎えました。不安な気持ちで迎えた手術当日。病気の不安はもちろんですが、高齢の母親がひとりで待っているかと思うと気がかりでなりません。術中検査の結果、子宮・卵巣すべてを摘出することになりました。手術はなんと8時間もかかりました。もうろうとする意識の中、手術室を出た際、母に向かって必死に手を振ると「思ったより元気そうでよかった」と安心した顔を見せてくれた母。その後ひとりで家に帰った母が、病気に勝つようにと普段食べないトンカツを買って食べた話を聞いて涙が止まりませんでした。術後の苦労と喜び術後、母親は腰が痛いのに毎日のように病院に来てくれました。車の運転ができない母親は電車とバスを乗り継いで来るため、体力的にも負担が大きかったと思います。一方息子はまったく病院に姿を見せませんでした。寂しさもありましたが、それ以上に息子の今後のことが気に掛かりました。一人息子で離婚したため父親もいないので、私に何かあったら息子はひとりぼっちになってしまうと心配になり、自身を責めたりもしました。母親の疲れもピークに感じたころ、息子からLINEが届き、会社の帰りに母親を迎えに来てくれるというのです。母親は息子の雑な運転にビクビクしながらもうれしそうでした。また、お互い子育てや仕事で忙しく、疎遠になっていた姉一家がお見舞いに来てくれたりと、がんという大きな病気にはなりましたが、同時に家族がいる喜びも感じることができました。ですが30cmも切ったおなかは想像以上に痛く、毎日歩かなければいけないとはわかっていても本当に憂うつで、トイレに行って帰ってくるのに30分はかかり、ベッドから降りるときの激痛が恐怖でもありました。とはいえ医師も驚く回復力で2週間以内に退院もでき、あんな大手術をしてもこんなふうに回復するのかと思うと医学の進歩にも驚き、また医療に携わるスタッフの方にも感謝の気持ちでいっぱいです。まとめ術後5年が経過しました。母親はさらに高齢になり不便なことが増えてきました。一緒にいてもちろん不満に思うこともありますが、手術した夜ひとりでトンカツを食べた母親を想像すると大体のことが許せます。私はというと、今でも再発の可能性が消えたわけではありません。これまでの自身の生活を振り返り、後悔したこともありますが、病気で得られたこともたくさんあります。自分の命は自分だけのものではないこと、家族がいてくれることのありがたさを痛感した大切な経験でもあります。過去は変えられないけど、今できることを一生懸命にやろう。今の幸せが長く続くよう、この文章を書くことにより再度自分の生活を振り返りたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/マメ美著者/sara(52歳)22歳で出産後、27歳で離婚。以降一人で仕事と子育てを両立してきたシングルマザー。ようやく子どもも就職し、安心した矢先に大病を患い現在経過観察中の身。忙しい仕事や家事、親の介護など日々のストレス発散は、大好きなお酒とKPOP。そんな趣味を、いつまでも楽しめるよう健康管理に努めている。
2023年12月25日40代、50代の夫婦なら珍しくない「レス」問題。その原因はさまざまですが、夫の「たたない」ということも多いもの。しかし、その症状は妻だけが対象ということもあるようです。そこで、そもそもどうしてそうなるのか、その原因はどんなものがあるのか、どのような対処をすべきなのか、メンズヘルスに詳しい泌尿器科医の窪田徹矢先生に聞きました。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。そもそもEDとは?満足な性交がおこなえるだけの勃起が得られていない状態どういう状態をEDと呼ぶのか、女性にはわからないのですが……。「勃起が起こらないケースはもちろんのこと、硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交がおこなえるだけの勃起が得られない状態をEDとしています」(窪田先生)。日本人男性40代の5人に1人、50代は2.5人に1人!「EDは40代以降から増え、40代では5人に1人、50代になると2.5人に1人の割合で起きていると言われています。クリニックで多い相談は、途中でうまくいかなくなる『中折れ』が多いですね」(窪田先生)。EDの原因は?大きくは心因性と器質性の2つ「EDの主な原因には以下のようなものがあります。大きく分けると心因性と器質性ですが、男性ホルモンの低下や老化も原因となります。仕事や家庭でのストレス、不安、うつ病など(心因性)動脈硬化→糖尿病、高血圧、高脂血症、神経障害(器質性)男性ホルモンの低下また、妻にだけ勃起できない『妻だけED』という症状もあります。これは妻との性交にだけストレスを感じることで起きるため、離婚の原因になることもあります」(窪田先生)。EDかもと思ったら、夫とどう関わる?思いやりある対応を「妻だけED」はどうして起こるのでしょうか。「心因性の場合、一度の失敗を引きずることが多いです。一度失敗してしまっても責めるのは避けて欲しいですね。攻めるとさらに心因性が悪化しますので、『もう終わり?』とかは絶対に言わないでほしいです。逆に、『私は大丈夫』と言ってもらえれば男性も安心します。すると相手のためにどうにかしたいという気持ちにもなるものです。責められると、薬を使ってもダメということもあります。つまるところ、大事なのは相手への思いやりだと思います。男性は完璧主義の人が多いので、1回ダメだと、もうダメだと思ってしまいがちです。でも、女性は挿入そのものより、その周辺のムードを大事にするという方も多いのでしょうか。そのあたりの気持ちを伝えるのも良いかもしれません。パートナーが悩んでいるようなら、『一緒に考えよう』と寄り添ってあげても良いでしょうね。私のクリニックにも、ご夫婦で相談される方もいます。EDは、特に心因性は薬で改善するケースが多いです。オンライン診療をおこなっているクリニックも増えているので、気軽に相談してほしいです」(窪田先生)。まとめいかがでしょうか。あのときの、あのひと言からレス……ということはありませんか。思い当たる方は、今すぐにでもやさしく接してみてはいかがでしょうか。男性は女性が思うよりずっとナイーブというのは本当のようです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年12月22日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。テレビが大好きな夫と、妻でアラフィフのおーちゃん。長年連れ添った夫婦とはいえ、お互い見たいテレビの好みはまったく異なるもの。しかも、おーちゃんには50代になって初めて「推し」ができたのです。夫との好みの違いを痛感水戸黄門が見たい夫と、歌謡祭に出演する「推し」のアイドルが見たいおーちゃん。水戸黄門を見ている夫からリモコンを奪い、お目当てのチャンネルに替えるものの……。私は普段、そこまでテレビにかじりつかないのですが、夫は根っからのテレビっ子です。いいんです。見たい番組を自由に見ていただいて……。それが時代劇であろうが、昭和歌謡であろうが。しかし、この日は私も見たい番組があった!せっかく50代になってBE:FIRSTという推しができて楽しみにしていたのに……!見逃した上に、なぜに『さそり座の女』を聞かされなきゃならないんだ。このままだとストレスがたまりそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年12月21日以前から、国際結婚をしていると言うと、「うらやましい!」と言われることがあります。しかし、まったく違ったバックグラウンドを持つため、日本では常識であることが、夫の国では思いもつかないことであることも。若いころはそれでもその都度話し合いなどをして解決していたのですが、だんだん年齢を重ねてくると話し合いをすることも面倒に感じるようになってきました。モットーは「慌てない」「ひと休み」夫は気候の暖かい国の人間です。非常にのんびりとしており、走る姿を見たことがありません。信号が赤になりかかっても悠然と歩道を渡り、途中赤に変わってクラクションを鳴らされることもあります。すると少し早足になりますが、決して走ることはありません。夫の国には「運動会」なるものもなく、もしかして生まれてこのかた走ったことがないのでは?と思うことも。一緒に歩いていると、私だけがどんどん先に行ってしまい、夫は後ろからゆっくり歩いて来ます。夫の国に1年ほど住んでいたときも、皆で買い物に出かけても、気付くと私だけがひとりで歩いていて、夫の兄弟たちはかなり後方にいるということがありました。話しながら歩いているわけでもなく、ただ単に歩みが遅いのです。夫の国にいたときはまだ30代で、私も若く順応する力があったように思いますが、日本へ帰って来て、40代後半ころから、今まで耐えていたことがすべて神経に触るようになってきてしまいました。そこで内科で血液検査をしたところ、更年期障害の可能性が高いとの診断を受けました。包丁で荷物をほどく夫宅配便が届くと、夫ははさみではなく台所の包丁を使用して箱を開けます。これは夫の国でははさみやカッターが、子どもの文房具という認識が強く、大人はほとんど使わないことから来ているようです。夫の実家にもはさみやカッターはありません。要は「開けられればいい」といった具合で、料理に使う包丁を外から配達された箱に突き立て開封するのです。不衛生であることと、箱を開けることに使うと包丁の切れ味が悪くなってしまうことを説明し、これは早々にやめてもらうことができました。同じ理由で、お皿を洗う洗剤がなければ洗濯機用の洗剤も使います。夫の実家でも家族がそうしていたので、なぜ洗濯用洗剤を使うのか聞いてみると、「泡立てば良い」とのことでした。さらに「きれいに水で流すので大丈夫」と言うのです。口に出して言うことはなかったのですが、特に更年期は「日本人だったら、こんなことはなかったのに」という思いが強くなりました。40代半ばからは日常的に頭痛もあり、疲労感も激しく、在宅の仕事を中断して横になることも少なくありませんでした。フタ・蛇口を閉めない「閉めない」というと語弊がありますが、「ちゃんと」閉めないのです。フタというフタ、クッキーの入った缶、醤油のフタ、ペットボトルのフタなど、どれも「ちょっと」開いているのです。調味料はたちまち劣化しますし、クッキーおせんべいは湿気ってしまいまする。夫の国ではお菓子の袋など、開けっ放しで保存します。なので翌日食べると湿気っていることもありますが、誰も気にしません。夫の実家の冷蔵庫に入っているもののフタはだいたい「半分閉じかかっているだけ」でした。しかし一番困るのは蛇口です。日本で一度、家に帰ったら玄関の脇にある浴室から水があふれていました。見ると、洗面所の蛇口が開けっ放し。水がどんどん出ており、あと少しで浴室の段差を越えて玄関にあふれ、そのままマンションの廊下に水が流れ出るところでした。これにはさすがに私がキレてしまい、大喧嘩となりました。ただでさえ更年期でイライラし疲れやすいところへ、夫の言動が火に油を注ぐ役目をしているのです。今ならあんなに大声で文句を言うことはなく、落ち着いて話ができたと思いますが、当時は一旦カッとなると、自分をコントロールすることができませんでした。まとめ同じ日本人でも、まったく違った習慣を持つ場合もあります。刺し箸、引き寄せ箸をする夫に嫌気が差したという話も聞いたことがあります。しかしやはり根本的に何か違う!と思うことが度々ある国際結婚は、おもしろくもあり、ストレスになることもあります。特に更年期の症状がひどかった数年は、夫のやることなすことがいちいち神経を逆なでし、耐えがたき日々でした。毎日のように文句を言い、時には言い争いにもなりました。しかしルールを取り決め、お互い譲歩できるところは譲歩し、なんとか乗り切ることができました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/平田昭子(57歳)東京生まれの東京育ち。校正の仕事が休みの日は、映画や読書を楽しむ。最近は着物にもはまっている。父の認知症をきっかけに、高齢者と病気について考えるようになった。
2023年12月19日アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。10年前に夫と離婚し、大きくなった子どもは家を出て、今はのんびりと1人暮らしをしているミキ子さん。清掃パートをしている介護施設で出会った、25歳年下のイケメン佐藤くんを“推し”に任命し、推しに会える職場で毎日楽しく仕事をしています。しかし、佐藤くんのことを娘に話すと「気持ち悪い」と言われてしまい……ミキ子さんはショックを受けていました。誰にでも親切だから…と思っていたら娘から厳しい意見をもらい、元気のない様子で出社したミキ子さん。ため息をつきながら仕事をしていると、佐藤くんがやってきて……。「気持ち悪い」と娘に言われてからショックで……。仕事が手につかず、かなり負のオーラを出していたと思いますが、そんなとき佐藤くんがお菓子を渡してくれて、やる気のバロメーターが上がりました! そして、誰にでも親切に振る舞う佐藤くんを見て、幸せな気持ちにもなりました。それなのに、お菓子と一緒に渡されたメモには、思いがけない内容が書かれていて……! 「本当に!?」と胸が高鳴りました。-----------------推しに悩まされ、推しから元気をもらったミキ子さん。最後は、連絡先を渡されるという大きな展開が待っていましたね! 直接連絡先を聞くのではなく、紙に書いて渡すなんて……ドキドキするサプライズでしたね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おにぎり2525おうちが大好きな田舎育ちのアラフォー主婦。夫&息子と3人で暮らしている。自身の実体験や読者の体験談をもとにマンガを描いている。
2023年12月19日老眼鏡を使い始めて数年。でも、もともと近視&乱視でそれ用の眼鏡とコンタクトレンズも併用しています。老眼&近視&乱視の三重苦の私が生活シーンによって、いろいろ使い分けている様子をお伝えします!在宅時は近視&乱視用眼鏡と裸眼がベース近視と乱視の歴は長くて小学5年生から。仮性近視(一時的な近視で治療などで回復が期待できるもの)と呼ばれて、眼科で電気治療も試みましたが、一向に回復せず。中学生になると真性近視にバージョンアップし、眼鏡をかけるようになりました。当時はおしゃれ眼鏡など皆無で、銀縁の優等生的なもの一択。異性の目が気になりだし、大学生になったのをきっかけにコンタクトレンズをつけるようになりました。当時は近視のほうが強かったのですが、途中乱視の度も進み、ソフトコンタクトレンズからハードへシフト。もう、20年以上ハードコンタクトレンズ一筋です。ハードの場合、目に負担をかけないよう1日の使用時間の目安が12~14時間とされており、家にいるときは基本、近視&乱視用の眼鏡を装着。今使っている眼鏡は5年ほど前に作ったものです。実は2~3年前、気分転換に新しい眼鏡を作ろうと眼鏡屋さんに行って検眼した際に、近視と乱視の度は今までのものと変わらないと言われ、もったいない精神がもたげて買わずに帰ってきたのです。家にいるときは、この近視&乱視用眼鏡で過ごしていますが、これ1つでほぼOK。新聞を読むときも、スマホをいじるときも、手で距離感を調節するだけで、サクサク読むことができます。少し距離を遠ざけないといけないときは、眼鏡をズラして裸眼を使うのがベスト。齢50にして久しぶりに裸眼で物が見えるのは、ある意味感動でもあります。外出&仕事ではコンタクトと老眼鏡を使用一方、外へ出かけるときはコンタクトレンズをつけています。ラーメンを食べるときに視界が曇ったりしないし、スポーツも気軽に楽しめます。ただ、私が使っているのは近視と乱視のみに対応しているハードコンタクトレンズなので、デスクワークはしんどい、しんどい。そこで、老眼鏡が大活躍です。とはいえ、生来面倒くさがり屋の私。眼鏡をかけたり外したりがストレスに。なので、老眼が気になりだしつつも、対象物を遠ざけることで対処していたのですが、最近はそれもかなわず。デスクワークでは電話をかけることも多いので、2と3、8と9の区別がつかなかったり、連絡先リストでかけたい相手の上や下に書いてあるところへ電話してしまうこともあり、ギブアップ。机に座っているときは、ほぼほぼ老眼鏡姿です。老眼鏡は100均で購入したものを使用中。パソコンを使うことも多い職場なので、老眼鏡+ブルーライトをカットしてくれるタイプを使っています。細かい作業に一番適しているのは裸眼!おばあちゃんが針に糸を通せず四苦八苦している様子を見て、なんでそうなるのと思っていたけれど、ついに私にもその番が回ってきた! ボタンが取れたのを直そうとして久しぶりに裁縫道具を出したら、近視&乱視の眼鏡では太刀打ちできず。裸眼にすると、今までどおりミッションをクリアしました。では、近視&乱視用のハードコンタクトレンズと老眼鏡ではどうか。先日外出先で、同じシーンに遭遇した際にチャレンジしましたが、結果は……完敗! 糸を通すことができず、恥を忍んで若い同僚にしてもらいました。手先は器用なほうだと思っていたのに、自尊心を打ち砕かれた気分。家でこっそり挑戦しましたが、やはりクリアしにくいことが判明。そこで、細かい作業があるなと思う日には、こっそりコンタクトレンズを保管するケースを持って行き、その作業をするときはコンタクトを外して、裸眼で取り組んでいます。だって、まだまだ若いもんには負けたくな~い。でも、裸眼にすると、人の表情が見えないんです。なので、近視&乱視用の眼鏡も帯同。周りからすれば老眼鏡なのか、近視&乱視用眼鏡なのかは区別がつかないから、近視&乱視用眼鏡をかけて、少しズラして裸眼で細かい作業をしていれば、“できる人”という評価になっています。まとめ最近は老眼の度が進んだようで、また数字が見えずらいことが増えてきました。今使っている老眼鏡の度は+1.5。なので、+2.0の老眼鏡も買い足しつつあるのですが、机の上は眼鏡が散乱していて、何を使いたいんだかわけがわからなくなっています。だって、その老眼鏡の度が一体いくつなのか、確認しないといけなくなっていて、それがまた見にくいんです(泣)!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2023年12月18日アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。10年前に夫と離婚し、大きくなった子どもは家を出て、今はのんびりと1人暮らしをしているミキ子さん。清掃パートをしている介護施設で出会った、25歳年下のイケメン佐藤くんを“推し”に任命し、推しに会える職場で毎日楽しく仕事をしています。ある日、仕事の合間に佐藤くんとたわいもない会話をしていると、佐藤くんから「ミキ子さんの顔を見て元気が出ました」と言われ、ミキ子さんは思わずドキッとしてしまいました。周りの反応は?仕事中、推しの佐藤くんにうれしい言葉を掛けられたミキ子さんは、その後も幸せな気持ちで仕事に取り組んでいました。そんなミキ子さんの姿を見た同僚は?佐藤くんにうれしい声を掛けられた後、私は平常心で仕事をしていたつもりでした。しかし、同僚に「いいことあった?」と気付かれ、顔が緩んでいたのかなと恥ずかしくなりました(照)。そして、娘に佐藤くんのことを話すと、「気持ち悪い」と……そんな直球で言わなくてもいいのに! 私は心の中で推しているだけで、押しかけたりなんてしていません!でも、周りの目ってそういうものなのかなと思い、少しショックを受けてしまいました。-----------------顔に出したつもりはなくても、近くにいる人は気付いてしまうものですね。子どもは親には遠慮なく厳しい意見を言うものだと思いますが、周りの目を気にしてしまうミキ子さんの気持ち、よくわかります。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おにぎり2525おうちが大好きな田舎育ちのアラフォー主婦。夫&息子と3人で暮らしている。自身の実体験や読者の体験談をもとにマンガを描いている。
2023年12月18日アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。10年前に夫と離婚し、大きくなった子どもは家を出て、今はのんびりと1人暮らしをしているミキ子さん。介護施設で清掃パートをしながら平凡な日々を過ごしていましたが、職場で25歳年下のイケメン佐藤くんと出会ってから、毎日職場へ行くのが楽しみになっていました。最初は佐藤くんをただの“推し”だと思っていたミキ子さんですが….…2人の関係性はこれからどう変化するのでしょうか?平凡な日々が色付いた職場で佐藤くんと出会ってから仕事が楽しくなったミキ子さん。掃除道具を持っていつものように仕事を始めると、後ろから「ミキ子さーん」と言う声が聞こえてきました。振り返ると?職場で佐藤くんと出会ってから、「こんなに若くてかっこいい男性に毎日会えるなんて♡」と、平凡だった毎日がパッと明るくなりました。私にとって佐藤くんは推しのような存在で、言葉を交わすだけで幸せな気持ちに。しかし、こんなにきらびやかな笑顔で私の顔を見て「元気が出ました」なんて言われたら……推しだとわかっていながらも、思わずドキッとしてしまいました。-----------------職場に若いイケメンがいると、楽しい気持ちで仕事ができますね。それにしても、こんなに近い距離に推しがいるミキ子さん……うらやましいです(笑)!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おにぎり2525おうちが大好きな田舎育ちのアラフォー主婦。夫&息子と3人で暮らしている。自身の実体験や読者の体験談をもとにマンガを描いている。
2023年12月17日最近、日によっては目がかすんだり、しょぼしょぼしたりすることがある私。老眼? 以前、発症した網膜静脈閉塞症が再発? 怖くなった私は眼科に直行! そこでわかった原因とは。予想外だった目がしょぼしょぼする原因毎日コンタクトを14~15時間程度つけている私。日によって夕方を過ぎると、白いモヤがかかったように見えたり、目がしょぼしょぼに。目頭を押えたり、強くまばたきをする、目をこするとなんとなく症状が改善します。でも、これはもしかすると、47歳のときに患った網膜静脈閉塞症(もうまくじょうみゃくへいそくしょう)の再発……?。だとしたら、また数万円もする目の注射をしないといけない? 焦った私は慌てて眼科へ行きました。すると、思いも寄らなかった原因が判明。なんとドライアイでした~。ホッとしたのもつかの間、ドライアイもやはり更年期によく見られる症状の1つだそう。なぜなら、涙の分泌量は年齢とともに減少し、分泌量の低下は40代くらいがピークに。涙が減って目が乾きやすくなるとドライアイになり、角膜に供給される酸素や栄養素が不足して、目の疲れやゴロゴロとした異物感、充血などが見られるようになるそうです。そう、私の症状にドンピシャ。さらに私の場合、マイボーム腺が詰まっていたそう。マイボーム腺はまぶたのふちにあり、目の乾燥を防ぐために脂肪を分泌する機能があります。マイボーム腺が詰まると脂肪の分泌が減り、涙が蒸発しやすくなって、目が乾燥して目がしょぼしょぼしたり、異物感、目の奥が染みるといった症状が表れるのだとか。う~ん。ドライアイ×マイボーム腺の詰まりの二重苦……。とはいえ、適切なケアをすればすぐに改善すると言われて安心しました。処方された目薬で症状は改善目のしょぼしょぼ・かすみを解消するためのケアの1つが、目薬を差すこと。病院でもらったのは「ティアバランス点眼液0.1%」というものでした。この目薬は“涙液保持作用により点眼後の涙液の貯留量を増加させ、角膜上皮の障害の治癒を促進させる作用がある”そう。病院では1日5~6回点眼するように言われたのですが、コンタクトレンズをしているときに使うのはNG。そのため、朝起きたあと、コンタクトレンズをつける前後、夜寝る前と、多くても4回なのですが、ズボラな私は1~2回しか使うことができませんでした。でも、症状はだいぶ和らぎました。今でも目のしょぼしょぼやゴロゴロした異物感が起きるときには、コンタクトレンズを外して、この目薬を点眼し症状を軽減しています。そのため、仕事用のバッグにしのばせています(予防的に言いましたが、実は一度目がゴロゴロして、涙が止まらなくなり、コンタクトレンズの違和感がなかなか取れなくて難儀したことがあり、それを回避するために入れとかなきゃと痛感しています)。目を温めてマイボーム腺の詰まりと疲れ目を軽減適切なケアその2は、目を温めること。温めることでマイボーム腺の詰まりが解消するのだそう。なぜなら、マイボーム腺は脂肪を分泌する腺だから、温めると詰まった脂肪が溶ける要領なんだとか。おまけに、目を温めると血行が良くなり、目の筋肉の緊張をほぐす効果も期待できるので、疲れ目に有効とも眼科医にアドバイスされました。そして、すすめられたのが、蒸気で目を温める市販のアイマスク。試供品をもらって早速実践。あったか~い。そして、気持ち良い。目の疲れだけでなく、心までほぐしてくれました。とっても良いアイテムなのですが、10分間くらいじ~としていないといけないんですよ(良いのにケチつけまくり。自分のせっかちさ、ものぐささに罪悪感……)。そんな私を予見したかのように、先生が教えてくれた目を温める方法がもう1つ。お風呂に入っているときに、お湯をすくって目に当ててしばらくいるだけでもgoodというもの。いや~。素晴らしい。これもすぐさま試してみました。ただ、お湯をすくうんじゃなくて湯船に顔をボチャン。久しぶりにする子どもっぽいしぐさに内心クスクス。そして、タダ&簡単にできるケアに大満足でした~。まとめ特に冬の乾燥している時季、パソコンやスマホを長時間見ているときなどにも目のしょぼしょぼやゴロゴロした異物感が襲ってきます。老眼も進んでいるお年ごろ。少しでも目にやさしいものと思い、最近ブルーライトをカットする老眼鏡をかけるようになりました。それなのに、文字の読み違いやテレビ番組の録画間違え(1つ上や下の番組を録画してしまう)が多発。これは目の疲れ、老眼、私のせっかちさ、どれが原因なのかわかりません(笑)。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2023年12月17日顔のスキンケアは一生懸命、でも首は……? 首の皮膚は顔とつながっているのにあまりケアしていない、という方も多いのではないでしょうか。その結果、シワとして歴然と出てくるのが40代、50代。普段は気が付かなくても写真を見たときに衰えに気付くということも。そこでアンチエイジング専門医の黒田先生に首のシワとケアについて聞きました。教えてくれたのは…監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。首のシワは加齢が原因?加齢に加えて生活習慣の影響も顔はもちろん気になるのですが、首は顔よりもシワが目立ちやすいように感じます。なぜでしょうか。「首は顔よりも生活習慣の影響が出やすいパーツかもしれません。でも、そもそもは加齢によるたるみが原因。ですから、たるみの原因となる乾燥や紫外線、摩擦などのダメージから守ることでシワが増えることを予防できます。一度できたシワを元に戻すことは難しいので、これ以上増やさないようにケアすることが大切です」(黒田先生)首には横と縦のシワがある気がするのですが……。「大きく分けると縦ジワ、横ジワ、ちりめんジワがあります。いずれも加齢が原因ですが、横ジワは若い人にも見られます。首のシワはスマホの使い方や使用する枕など、生活習慣による影響が大きいです。最も多い縦ジワの主な原因は、加齢によるたるみです。フェイスラインからたるんだ皮膚が首に寄り集まってシワになっているのです。それに加えて肌のハリや弾力が低下している影響で、シワが刻まれやすく目立つのです。加齢以外では、1カ月に3~5kgくらい減量する急激なダイエットもシワの原因になります。体重が減るスピードに体の組織の変化が付いていけず、余った顔の皮膚や皮下組織がたるんで首にたまり、縦ジワになることがあります。また、ちりめんジワは肌のキメが乱れることで生じやすくなります。気温や湿度が低い状態が続くことで肌表面の水分が失われて乾燥したり、紫外線に当たって日焼けしたりすることが原因となります」(黒田先生)首のシワが増える生活習慣・NG行動とは?摩擦を与える、長時間うつむくなど首のシワは増えないように予防することが大事、ということですが、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。「とにかく、首をこするような行為はNGです。やりがちなのは、体を洗うときに首をボディタオルでゴシゴシ洗う行為。肌に摩擦を与えるとバリア機能がダメージを受けて、乾燥などのダメージから肌を守れなくなります。首は洗浄剤の泡でやさしく洗うようにしましょう。また、マッサージは血行を良くしますが、おこなうときはオイルなどをたっぷり塗って摩擦が起こらないように気を付けましょう。そして、首にシワが寄るような姿勢もNGです。ありがちなのは、長時間うつむいてスマホやパソコンに向かう姿勢。ハリや弾力が低下した肌に同じ負担をかけることで、シワが刻まれてしまいます。同じ理由で高い枕を使って寝るのもNGです。できれば枕はないほうが良いですが、使う場合は低いタイプを選びましょう」(黒田先生)きれいな首のためにしておくと良いことは?保湿と紫外線対策をしっかりと逆にやっておくと良いことは何でしょうか。「乾燥が大敵なので保湿はしっかりおこないましょう。顔と同じように首もケアするのが基本です。洗顔したら化粧水を付けますが、首にも化粧水を付けて。パックをするときはついでに首もパックすると良いですよ。寒い季節は冷気が当たらないようにマフラーをしたりタートルネックやハイネックの服を着たりしても良いですね。冷えを防いで血流を良くすることも大切です。また、紫外線も首の肌には大敵です。日焼け止めを塗るときは顔だけでなく首にもしっかり塗りましょう」(黒田先生)最後に、できてしまった首のシワへの対策はありますか。「一番効果が高いのは、やはり美容医療だと思います。首のシワ部分にヒアルロン酸やコラーゲン生成を促すブースター薬剤などを注射で直接注入します。毎日のスキンケアはもちろん大切なのですが、注射での注入は皮膚の深いところまで作用するので効果は高くなります」(黒田先生)まとめ対策としては美容医療が効果的、ということでしたが日ごろからのインナービューティも大切、というお話でした。ビタミンやコラーゲン、アミノ酸など肌に良い成分を含んだ食品をバランス良くとることも有効、ということでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。Instagram:@kurodaaimi
2023年12月15日加齢とともに増える肌悩みの中でも、特に多いのが「シワ」や「たるみ」。鏡を見るたびにため息をついてしまう方も多いのではないでしょうか。気を付けてスキンケアを続けていてもあまり効果が感じられない、というケースも多いでしょう。そんな中、美容マニアの間では常識ともいえるほど人気の美容成分があり、若返りの効果もあるといいます。気になるその美容成分について美容専門医の黒田愛美先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。「シワ」「たるみ」はコスメで改善する?美容マニアが注目するのが「幹細胞コスメ」先生のクリニックでも「シワ」や「たるみ」に悩む女性は多いのでしょうか。「とても多いです。私はヒアルロン酸・ボトックス注入指導医ですが、患者さんの多くがシワやたるみの悩みで受診します。外科的アプローチは確実で即効性がありますが、もちろん普段のスキンケアはとても大切です。肌に良い効果がある美容成分は多くありますが、医療的なエビデンスがあるものは少ないです。その中でも幹細胞の培養液を使用した美容成分は、美容業界でここ数年注目され続けています」(黒田先生)幹細胞とはなんでしょうか?「幹細胞とは、人体に無数とある細胞の中の1つで、2つの機能があります。1つは自分自身を複製、増殖させる『自己複製能』。もう1つは自分自身とはまったく異なる性質を持つ細胞に分化する『多分化能』です。IPS細胞も幹細胞の一種です。この2つの能力を活用しておこなわれているのが再生医療です。幹細胞の能力を活用することで肌のダメージを根本的に治療し、再生することができるのです。また、幹細胞は年齢とともに減少することがわかっています」(黒田先生)幹細胞コスメとは?「幹細胞」そのものではなく培養液を使用幹細胞コスメとはどんなものでしょうか。「幹細胞は再生医療では活用されていますが、美容目的でそのまま使用することは法律で禁止されています。そこで化粧品には、増殖した幹細胞を取り除いた培養液を使用しています。培養液にはグロースファクター(成長因子)やサイトカイン(生理活性物質)などが多く含まれており、肌のターンオーバーを促したり弾力性をアップさせたりすることができます」(黒田先生)。ドラッグストアで「植物幹細胞」というラベルのコスメを見かけました。幹細胞は植物にもあるのですね。「幹細胞にはヒト幹細胞、植物幹細胞、動物幹細胞の3種類があります。この中でも最も効果が高いとされているのがヒト幹細胞です。ヒトの皮下脂肪を筆頭に、胎盤、臍帯血(さいたいけつ:妊娠中にママと赤ちゃんを結ぶさい帯と、胎盤の中に含まれる血液)、歯髄(しずい:歯の神経)などから抽出されます。親和性が高い上にアレルギーが起きにくくメリットが多いですが、価格は高めになっています。美容液30mlほどで1万円程度の価格帯が多いようです。植物幹細胞は栄養成分が豊富で細胞分裂がおこなわれやすいリンゴ、アルガン、カミツレなどから採取しています。保湿や抗酸化作用が期待できますが、ヒト由来に比べると効果が弱く、アレルギーが出る場合もあります(※使用前に腕の内側などでパッチテストをおこなうことをお勧めします)。ドラッグストアで気軽に買える価格なので試しやすいでしょう」(黒田先生)幹細胞コスメの選び方は?培養液の原液を使用した美容液を幹細胞コスメをこれから使いたい、というとき気を付けることはありますか。「価格だけで選ぶのではなく、幹細胞の培養液が多く入っているものがいいでしょう。成分表示のトップに培養液が入っているかチェックしましょう。トップが水の場合は水で薄められていることもあります。また、プロダクトの中には幹細胞オンリーのものと、いろいろな美容成分、例えばコラーゲンやビタミンCなどが入ったものがあります。どちらが良いのかは意見がいろいろあると思いますが、私はいろいろな美容成分が入ったもので良いのではないかと思います。というのも、ヒト幹細胞の培養液はまだ価格が高く、幹細胞オンリーだとどうしても価格が高くなります。それならば、幹細胞の量は少し減ってもほかの美容成分が入っているほうが気兼ねなく買えて、使いやすいと思うからです。私もいろいろな美容成分が入った幹細胞の美容液を使っています。とても肌の調子は良いですね」(黒田先生)まとめちょうど化粧水が切れたので、私もドラッグストアで植物幹細胞のシリーズを購入してみました。シワやたるみが瞬時に良くなった、ということはありませんが、きちんと潤っていると感じます。次はヒト幹細胞の美容液を試す予定。皆さんもチェックしてみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。Instagram:@kurodaaimi
2023年12月13日私は顔が急に熱くなることが頻繁にあります。46歳のときから始まり、53歳になった今もその症状は続いているのですが、特に体調が悪くなることはありません。ですが、人に見られると恥ずかしいと思うことがあります。そんな私のホットフラッシュの体験をお話ししたいと思います。46歳で初めて体験した「ほてり」症状46歳のとき、引っ越しとともに会社を退職し、近くのレストランにパートとして働くことになりました。私の担当は調理場で、そこには大きな窯があり、その前で作業をすることがほとんどでした。窯の前にいるだけではそうでもないのですが、窯の扉を開けるとかなりの暑さになります。作ったピザを窯で焼くという作業の繰り返しなのですが、仕事が終わり家に着いて鏡を見ると、顔が真っ赤なことに気付きました。「そんなに暑かったっけ?」と顔が真っ赤になっている自覚はありませんでした。ですが、毎日そのような状態だったようで、店長から何度も心配されました。それが最初の症状だったのですが、それからは太陽に当たる場所や密室、車の運転中は特にほてり、それが数時間も続く状態が続きました。急に始まった「ホットフラッシュ」の原因は?私の場合、顔全体がほてって真っ赤になるだけで、汗をかいたり動悸がするなどの症状はありません。ただ、顔が真っ赤になるので周りからはいつも「大丈夫?」と心配されることが多く、それを申し訳なく思うので、「大丈夫!」と元気よく答えることにしています。調べてみたところ、ホットフラッシュは女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減少したことによって起こる自律神経の乱れが原因のようです。そして、血管の収縮と拡張のコントロールがうまくできずに起きる症状だということもわかりました。また、ホットフラッシュの症状を経験する人は60%くらいで、そのうち10%くらいの人が重症になると書かれていました。私はホットフラッシュが起きたときには、ほてる以外の不快な症状は一切なく、ただ顔が熱いと思うくらいなので、とても軽いほうだと思います。強いほてり症状が出るのは運転中!?顔がほてる症状が出始めたのは46歳くらいからですが、そう考えるともう5年以上この症状が出ていることになります。症状が出るときのタイミングは、やはり暑い場所にずっといるときが多いです。具体的には、天気の良い日に屋外で過ごしているときは、いつも症状が出ていたと思います。一番強く症状が出ていると感じるのは、車を運転しているときです。特に長距離を運転しているときに起こり、運転を止めて車を降りても数時間はほてっています。車に乗って少し走るともう顔がほてってくるのですが、首から上がほてっているだけで、首から下はなんともないのが実状です。ですが、手は温かいときが多いように思えます。車に乗っている際に症状が出るのは、自分で車を運転しているときだけです。長時間助手席に座っていても症状は感じずなんともないので、自分でもとても不思議に感じています。ホットフラッシュの対処法私なりに考えた症状を軽減する方法として、冷水で手を洗うことや涼しい場所へ移動するなどのことを実施しています。それらのことをすると、比較的早く治まっていきます。まとめ更年期の症状だと言われる「ホットフラッシュ」は、のぼせ、ほてり、発汗など多くの症状があると聞きます。私の場合は顔が真っ赤にほてる程度で他に症状もなく、軽症のようです。ですが、その症状は数時間も続き、いつまでも顔が熱いので少し不快には感じます。冷水で手を洗う、涼しい場所に移動するなどの対処法でホットフラッシュとうまく付き合っていけたらと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ch(53歳)生き物をこよなく愛し、家中生き物だらけ。4人の子育ても無事終了し、好きなことを仕事にして頑張っている日々。今は良き恋人で友でもある夫と二人暮らしを楽しんでいる。
2023年12月12日歯列矯正というと10~20代が主流と思われがちですが、最近では40代以上の大人も歯列矯正をする人が増えているそうです。大人に歯列矯正が必要なのは、加齢により顎の骨格が変化して歯並びやかみ合わせが変わるのが気になってしまうことと、歯並びやかみ合わせを改善することで虫歯や歯周病の予防ができるためだそう。6カ月前から歯列矯正を始めた七田さん(仮名)(56歳)に歯列矯正の実際を聞いてみました。歯科医にすすめられたのがきっかけ歯列矯正を考え始めたのは5年ほど前。かかりつけの歯科医に歯列矯正をすすめられたのがきっかけです。私のかかりつけの歯科医は歯科と形成外科、アンチエイジングが専門という変わった経歴の持ち主。そのため虫歯の治療もしますが、これから先の長い人生、ずっと自分の歯でごはんを食べられるように、また、歯や舌が原因の病気にかからないように全身の状態も踏まえて治療してくれる先生です。もともと口の中が狭かった私は、寝ている間に舌が喉のほうに垂れ込み、呼吸しづらいという症状があり、先生にすすめられてマウスピースをはめるように。これだけでもだいぶ眠りが深くなったのを実感していました。記憶障害、物忘れなど加齢による変化も改善とはいえ、歯列矯正は時間もお金もかかるのは事実。個人差はありますが、歯列矯正期間は2~4年くらい、治療費も90万円ほどが必要です。矯正をするかしないかで悩んでいたときに思い出したのは、堀ちえみさんの舌がんのニュースでした。私も彼女と同じく食事をしていると舌をかむことが多く、口内炎もできやすかったのです。このままでは私も病気になるんじゃないか、そう考えると怖くなり歯列矯正を決意、準備に入りました。CTやエックス線検査で歯列、顎、頭蓋骨など骨の状態を検査。歯科医や歯科衛生士が具体的な矯正の内容、器具の取り付け方、今後のスケジュールについて細かく説明してくれました。50歳を過ぎてからの歯列矯正は、虫歯の予防だけでなく、記憶障害、物忘れ、適応能力など加齢により低下しがちな能力を改善することもできることも説明され、もうこれはやるしかないと気持ちは完全に固まりました。開始6カ月、体重とコレステロール値に劇的な変化が歯列矯正の率直な感想を言うと……装着した日は痛くて眠れませんでした(泣)。ただ日ごとに痛みは治まり、1週間で慣れることができました。もちろん装着して数カ月は食べづらさがあり、主食はおかゆ、豆腐など。麺類は矯正器具に挟まるのでダメなのですが、うどんは細かく切ってクタクタになるまで煮れば食べられました(写真参照)。野菜はかめないので食べられず、青汁で補給。他にも流動食やゼリーなどを主に食べていました。ところが幸か不幸か食生活が劇的に変わったおかげで、歯列矯正を始めて半年で6㎏のダイエットに成功。その他にも健康診断で高めだったコレステロールの数値が改善、肩凝りや骨格のゆがみからくる腰痛なども軽減し、良いことずくめが続いています。ただ、いまだに話しにくいので仕事で営業するときに支障を来していますが、舌の使い方のコツをつかめば、うまく話せるようになるそうです。美容という面で歯列矯正をする人も多いですが、50歳を過ぎたら自分の体を正常に保つために歯並びを専門家に診てもらうのもアリだと思いました。まとめ大人の歯列矯正は虫歯予防だけでなく、記憶障害、物忘れ、適応能力など加齢により低下しつつある力を改善する効果もあるそうです。ある程度の期間と費用が必要でしたが、6㎏の減量やコレステロール値の改善、肩凝りや腰痛の軽減もできたで歯列矯正してよかったなと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。著者/取材・文/茂原好子(43歳)8歳女児、6歳男児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。
2023年12月12日「性交痛がある」「違和感がある」「腟がゆるくなった気がする」など、40代、50代と年を重ねるにつれて増えるのが腟をはじめとするデリケートゾーンの悩み。他人に相談しにくい内容であることから、ひとりで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は女性器若返り認定医でもあるアンチエイジング専門医の黒田愛美先生に腟の悩みへのアプローチ方法について聞きました。教えてくれたのは…監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。40代、50代の腟は若いときとどう違う?乾燥して弾力が低下し、雑菌が繁殖しやすい状態40代、50代女性の多くが腟をはじめとするデリケートゾーンに悩みを抱えているようです。「年齢とともに肌やボディラインにたるみが出るのと同様に、何もしなければデリケートゾーンもたるんで老化していきます。そして40代、50代女性はいわゆる更年期世代です。女性ホルモンの分泌が低下することで体の組織の潤いがなくなり、弾力が低下する時期でもあります。腟のゆるみを感じる、性交痛がある、といった場合は萎縮性腟炎(いしゅくせいちつえん)である可能性が高いです。萎縮性腟炎とは、女性ホルモンの分泌が低下することで腟が乾燥、萎縮して腟壁が薄くなる症状です。軽症から重症まで個人差が大きいですが、閉経後の女性の約半数が悩んでいるといわれています」(黒田先生)ほかにも原因はありますか。「腟のゆるみについては、骨盤底筋群の衰えも原因のひとつです。骨盤底筋群とは尿道、腟、肛門の周りを取り囲む、骨盤の底にある筋肉の集まりです。加齢や運動不足、そして女性ホルモンの分泌低下も重なって更年期は筋力が衰えやすい時期であるため、骨盤底筋群の機能も落ちやすくなります。また、骨盤底筋群が衰えると腟だけでなく尿道もゆるみやすくなるため、尿漏れも起こしやすくなります」(黒田先生)腟のセルフケアにはどんなものがある?腟に直接美容液を届けるコスメもあります腟も何もしなければ老化していくのですね。自分でケアはできないのでしょうか。「婦人科では骨盤底筋群体操や腟トレーニングを推奨したり、性交痛対策として潤滑ゼリーや腟剤などを処方したりしています。ただ、体操は毎日コツコツと続けることが必要です。結果が見えづらいため患者さんが継続することがなかなか難しい、という話はよく聞きます。そこで、婦人科に相談するまでではないかも、という場合は経腟美容液を使ってケアするのも一法です。経腟美容液とは腟に美容成分を直接塗布し、吸収させることで腟内環境を改善するというプロダクトです。タンポンのような形状で、使い方もタンポンのように腟に挿入して美容液を塗布します。腟は腕の内側の皮膚と比べて約42倍の経皮吸収率といわれています。粘膜なので、皮膚よりもダイレクトに作用するんですね。私もヒト幹細胞培養液を配合した経腟美容液を使ったことがあります。現在はネット通販だけでなくドラッグストアでも手に入るようですが、デリケートな部位に使うコスメです。安全性に十分配慮した製品を選ぶことが大切です」(黒田先生)美容医療ではどんなことができる?レーザー治療で腟を引き締める治療が可能美容医療では腟の悩みに対してどんな治療法があるのでしょうか。「レーザーを照射して腟壁を引き締める治療がおこなわれています。マシンによって効果・通院数・費用などは異なります。大きくは炭酸ガス、超音波、高周波という3つのレーザー治療があります。いずれも、マシンを腟内に挿入して腟粘膜にレーザーを照射します。それにより線維芽細胞(細胞を作り、皮膚の機能を保つ上で最も重要な細胞)が活性化され、新たなコラーゲン生成を促進させることができるのです。3つの違いは深度と作用機序にあります。表面の浅めの層に作用するのがフラクショナル炭酸ガス、より深層にアプローチするのが高周波、それよりも深く筋層に作用するのが超音波(ハイフ)です。超音波は「ハイフ」というマシンを使い、3週間後くらいから腟がふっくらするなどの効果を実感でき、1年間ほど持続します。炭酸ガスレーザーは1カ月ごとに数回通うことが一般的です。費用はクリニックによって違いますが、どの治療でも12~15万円が一般的です。炭酸ガス、超音波、高周波のどれが良いかは、ドクターとの相談になります。クリニックによって導入されているマシンも異なるためです」(黒田先生)まとめ腟の内側から栄養を送る美容液、美容外科によるレーザー治療など、腟の悩みに対するアプローチを紹介しました。腟などデリケートゾーンの悩みは多くの女性が持つとわかれば、前向きに対策ができそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。Instagram:@kurodaaimi
2023年12月12日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。アラフィフのおーちゃんがパーマをかけてから早4カ月がたとうとしていました。鏡の前に立ち、とれかかったパーマを見て「次はどんなヘアスタイルにしようか……」と悩んでいました。スタイリングがラクな髪形は…パーマがとれかかって伸びきった髪の毛を気にするも、ヘアチェンジするまでのボルテージが上がりきらないおーちゃん。実は、ある秘密兵器によって「無敵!」な状態をキープしている模様。そんな秘密兵器とは……!?パーマをかけて4カ月がたちました。そろそろお手入れどきかな……と思いながら過ごしております。とれかけたパーマをいっそのことストレートに戻そうかな……また、ばっさり切ろうかな……とも考えてはみるものの、自分の中ではあんまりボルテージが上がっていません(笑)。だって、今のスタイリングがめちゃくちゃラク過ぎて……!ドライヤーの時間は割けるし、40代から気になり始めた髪のパサつきも抑えられるし、やっと巡り合えたこのスタイリング剤がある限り、個人的には「大丈夫かな」という感じです。面倒くさがりな方には、「スパイラルパーマ」がおすすめです!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年12月09日更年期症状といってもたくさんありますが、私が感じたのは「寒け」。それも極寒でした。春でもヒーターが欠かせず、夏はクーラーの効いた部屋で凍える毎日。そんなつらい症状をある健康食品を毎朝摂取することで改善することができました。1日中襲ってくる寒け同年代の人と集まり更年期の話題になると、急に汗が出る、暑くて暖房を消すなどの話をよく聞きます。しかし私はほてりなどの症状はほとんどなく、51歳のころ、1日中寒けがするという状態が半年ぐらい続きました。特に寒けを感じていたのは4月から5月。私が住む東北地方では、その時期は気温が上がってきて家の中では寒さを感じないはずですが、なぜかとても体が冷えてしまいました。上半身は下着、シャツ、セーター、ダウンのベストを重ね着。下半身は下着、スパッツ、ズボン、さらに巻きつけるタイプのキルティングスカートを着ていました。足には靴下とふかふかした室内履きを履いて……まるで極寒の冷凍庫に入っているかのような格好。特に足元が寒くて、椅子に座っているときはファンヒーターが欠かせませんでした。しかし部屋が寒かったわけではなく、同じ部屋にいる人は春先の装いをしていました。そのときはまだその寒けが更年期の症状だと思いつかず、夏場になりました。夏でも長袖・腹巻き着用&白湯を飲んでも寒い夏場は6畳ぐらいの部屋で、60代半ばの痩せ型の女性と一緒に仕事をしていました。エアコンの設定温度は21度ぐらい。半袖では少し寒いと感じましたが、一緒に働いている女性は半袖でも汗をかいていました。室温をもう少し上げてもらいたいと思ったのですが、汗をかいている人には言いづらかったので、長袖を着たり、腹巻きをしたりして寒さ対策をしていました。昼休みには熱めの白湯を飲んでいましたが、体の中から冷え切っているのかなかなか温まりません。何日かそうやって寒けをやり過ごしていると、寒がっている私を見た先輩が「どこか体調が悪いのでは?」と心配してくれました。しかし、同じ部屋で犬を飼っていて、室温が23度より高くなると犬の体調が悪くなるのでこれ以上は室温を上げられないということでした。そこで私は、運動で寒けを改善しようと考え、ウォーキングを開始。週に1度のペースでヨガにも通うようになりました。昔から体に良いと言われるアレを飲んで改善しかし、運動をしても寒けが改善されなかったので、何か良い方法はないかとネットで検索したところ、高麗人参が更年期に効くという口コミを発見しました。子どものころに周りの大人が「高麗人参が健康に良い」と口にしていたことを思い出して、早速試してみることに。私が購入したのは月額2,000円弱のもの。毎朝1粒程度飲んで、1年がたちました。今では寒けが治まり、周りの人と同じくらいの感覚です。後からネットで調べてみると、高麗人参は栄養価が高く、40種類近くのサポニンを含んでいるそうです。このサポニンという成分が全身の血流を良くして、冷え性の改善に結びつくとのことでした。また、寒けのほかに更年期症状として高血圧になり、薬を飲んでいましたが、寒けを感じなくなったころに血圧も改善。今は薬を飲んでいません。まとめ更年期は汗をかくなどほてりの症状が出る人が多いようですが、私の場合はものすごい寒けに襲われました。適度な運動では寒けが治まりませんでしたが、高麗人参が入った健康食品に出合ったことで、症状を改善することができました。これからも元気な体を維持し、何歳になっても今の自分がこれまでの人生において最高のコンディション!と感じていける50代を目指したいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。イラスト/きびのあやとら著者/おもだか(53歳)社員はエレベーター禁止の職場で一日に何度も1階、2階を昇り降り。おかげで健康増進中!
2023年12月09日2021年半ばのコロナ禍に、海外拠点でバリバリ働いていた私を襲ったのは、突然のリストラ宣告でした。え、なんで私? これって現実?と一瞬受け止められず頭が真っ白に。それからは、50歳過ぎの今後の生活や転職を考えると不安がどんどん膨れ上がるばかりでした。そんな私が思い切ってこれまでの人生を一掃したことで、今まで見たことのない人生に巡り合えた体験をお話しします。転職活動がうまくいかず友人に紹介されたのはコロナ禍で世の中がパニックになっている真っただ中、リストラ宣告を受けた私。これからの生活はどうする? 50歳過ぎの私に転職先はある? このコロナ禍で日本に本帰国? など、先立つ問題が頭の中でグルグルと回り、超ネガティブ思考のまま3カ月も何もせずに過ごしていました。そんな中、半ば強制的に自分を奮い立たせて転職活動をしてみたけれど、やはり、50歳過ぎの転職事情はかなり厳しいのが実情。自分の市場価値の低さと端にも棒にも引っかからない厳しい現実に、さらに落ち込む日々が続きました。そんなときに、友人から紹介を受けたのが、限界集落(人口の50%以上が65歳以上を占める集落)の地域おこし協力隊の仕事でした。それは、まったく土地勘のない地域で、しかも今までのキャリアからは思いもつかない業種。これも何かのご縁、新しい挑戦の機会だと思い、思い切ってエイヤッと飛び込むことを決意し、田舎へ移住しました。人生の見方を変えたら見えてきたもの人生初の田舎暮らし、しかもコンビニやスーパーがない中山間地域の限界集落。都会生まれの都会育ち、仕事も大都市でキャリアを積み重ねてきた自信があった私ですが、これまでの自分の常識が田舎暮らしでは通用しないことにしばしば直面しました。そんな里山生活ゼロ知識の私が最初に実行したことは、地域を知るために地域の人と同じ目線に立つために、生活をともにすること。厳しい山間の暮らしは、都会にはない生活の知恵や工夫がたくさん詰まっていて、どれもこれも自分本位では成り立たないことばかり。まさに、人生のスキルを学ぶことの多い暮らしがありました。特に強く感じたことは、これまでの自分の生活が効率重視にとらわれていたことです。忙しさを言い訳に、物事の本質を見る前に、非効率だと感じたことには必然と切り捨ててきた傾向があり、自分の思考がシステム化されたロボットのようだったと気付かされました。また、良い悪いの判断は自分のバイアスでしかなく、ものすごく非効率なことでも、時には回り道したほうが新しい発見に出合えることを学びました。まさに、生きる力を身につけるチャンスに巡り合えたことが、大きな収穫です。人間力を鍛えてストレスフリーな生活田舎に移住し、地域おこしの観光やイベントの仕事に携わりやっと1年が過ぎ、本当に必要なものを大切にして暮らすことや、不便を楽しむ術を日々学んだことで、無駄に着飾っていた見えないよろいをばっさり脱ぎ捨てることができ、心身ともに身軽になれました。そのおかげで、現状にあるものを工夫する力や、何とかなるという心構えが鍛えられ、いい意味で無理をしないストレスフリーな生活を楽しむことができています。また、生活の中でイライラすることが減り、物事への許容範囲が広くなり、私自身の人間力も鍛えられました。最も身近な人間力の教科書は、里山で暮らす80代、90代の現役で活躍しているおじいちゃんやおばあちゃん。日々、年を重ねることの楽しみ方を学んでいます。まとめこれまでの私は、世間一般が評価したレールに乗り、あちこちぶつかりながらも何とか脱線しないように、自分自身に無理な折り合いをつけ現状をキープしようとしていました。だけど、思いっきり脱線し人生の大きなピンチに直面したおかげで、これまでのキャリアをバッサリ捨てて、新しい世界に飛び込むことができ、プライスレスな豊かな生活を得ることができました。やはり、何かを得るためには何かを捨てる勇気が必要なようです。これからもし行き詰まりを感じたときは、思考を切り替えれば、案外身近にある答えを見つけられるものだと思えるように成長しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/いずみ(54歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年12月08日40代になると増えてくるのが「髪の悩み」。特に、薄毛や抜け毛は年齢より老けて見えることもあり、悩んでいる方も多いでしょう。そこで、今回は美容・アンチエイジング専門医の黒田愛美先生に40代・50代女性の薄毛&抜け毛対策について取材。多くの人がやりがちな薄毛&抜け毛を悪化させるケアを教えていただきました。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。やりがちな薄毛&抜け毛のNGとは?「髪の洗い過ぎ」が薄毛、抜け毛悪化の原因にも薄毛や抜け毛が気になる場合、おこなわないほうが良いことはありますか。「よく、朝と夕の1日2回髪を洗っているという方がいらっしゃる方がいますが、髪の健康を考えるとあまりよくありません。まず、頭皮には外界からのさまざまな刺激から皮膚を守るバリアー機能があるのですが、過度な洗髪によりバリアー機能が流されてしまうからです。さらに、洗髪し過ぎると必要最低限の皮脂が落ちて、頭皮が乾燥してしまいます。髪の健康に潤いは欠かせません。もちろん、頭皮が不潔だと代謝が低下して良くないので清潔に保つことは大切です。汗をかいた日などは毎日洗っても良いですが、そうでない日は、洗髪は2日に1回程度でも良いと思います」(黒田先生)。効果が期待できる対策は?頭皮の血行促進と栄養アップを心がけて洗髪は控えめにすること以外で、薄毛や抜け毛が気になる方はどんなことに気を付けると良いのでしょうか。「さまざまなケアがありますが、中でも心がけて欲しいのはバランスの良い食生活頭皮マッサージの2つです。食生活については、バランスの良い食生活に気を付けながら、特に亜鉛を積極的にとりましょう。亜鉛は正常な細胞の代謝に欠かせない栄養成分です。カキなどに豊富に含まれますが、確実に摂取するならサプリメントがおすすめです。頭皮マッサージは、クリニックでも推進しているケアです。スカルプシャンプーや育毛剤を使って1日1回、できるなら1日2回できると良いでしょう。シャンプーや育毛剤には、髪に潤いや栄養を与える成分が配合されていますが、やはり亜鉛が入ったものが良いでしょう。運動も頭皮の血行促進に役立ち、ストレス発散効果もあります。できる範囲で良いので取り入れてみましょう。もちろん、十分な睡眠も大切です」(黒田先生)。クリニックのスペシャルケアは?栄養剤のダイレクト注入が効果的まずは自分でケアしてみても、どこかで限界を感じることも。クリニックではどんなケアがおこなわれているのでしょうか。黒田先生が副院長を務めるクリニックでも薄毛治療がおこなわれています。「薄毛治療には内服薬、外用の育毛剤、育毛剤を注射で直接注入する方法があります。効果をはじめ通院がどれだけ可能か、かかる時間と費用かなどを説明して、総合的に患者さんに判断していただきます。内服薬は男性ホルモンの働きをブロックするものになるので、女性には効果が薄いです。女性の場合は外用薬か、ダイレクト注入をおすすめしています」(黒田先生)。どんな薬剤を頭皮に注入するのでしょうか。「ペプチド、銅、亜鉛、ビタミン類、アミノ酸など栄養成分は30種類以上あって、患者さんの希望に応じてオーダーメイドすることも可能です。2週間から1カ月ごとに通院いただき、5回以上受けると効果を実感する方が多いようです。費用はクリニックや使う薬剤によってかなり差がありますが、平均的には1回数万円程度が多いと思います」(黒田先生)。まとめ髪や頭皮は清潔なほうが良いと思い込んでいましたが、必要な潤いや機能を損なうことがあるとは驚きです。ましてやいろいろな所が乾燥しやすい40代・50代。薄毛や抜け毛が気になる方は、まずは洗髪から見直してみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。イラスト/村澤綾香著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。Instagram:@kurodaaimi
2023年12月07日