岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「サッカーと音楽」です。サッカーと音楽にはとても密接な関係があると思います。僕は、基本的にサッカーは観る専門。プレーはしないんですけど、欧州リーグをテレビ観戦したり、コナミの「ウイイレ」(※コナミのサッカーゲームシリーズ「ウイニングイレブン」の略称)で遊んだりと親しんでおります。この「ウイイレ」ひとつとっても音楽が重要な役割を果たしていると実感できます。なぜってこのゲームのBGM選曲がすっごくイケてるんです!ブルーノ・マーズやリンキン・パーク、ジョン・レジェンドなど実際のアーティストやバンドの楽曲をごそっと使っている。ロックやパンク、EDMなどアップビートな楽曲群がゲームの興奮をより高めてくれる。このゲームのサントラが人気だというのも納得の秀逸なセレクトです。これを聴くだけでも、サッカーファンは音楽に意識が高く、こだわりを持っている人が多いということがよくわかります。おしゃれです。あと、サッカーと音楽の関係を語る上で欠かせないのは「チャント」の存在ですよね。「チャント」っていうのは、それぞれのチームが持つ応援歌のことです。サポーターたちが「チャント」を歌うことで、選手たちを鼓舞したり、観客が一丸となったり、音楽の力でひとつになるわけです。有名なところだと、イングランドのプレミアリーグに所属するチーム、リバプールFCのサポーターたちによる「You’ll never walk alone」でしょうか。サポーターたちがアカペラで大合唱する声がスタジアム全体を包む映像を見たことがあって、鳥肌立つほどかっこよかったです。ちなみに僕が好きなチームは、同じくプレミアリーグに所属するチェルシー。ディディエ・ドログバという選手が好きでした(※2015年にチェルシーを退団。今シーズンはアメリカのフェニックス・ライジングFCに所属)。母国のコートジボワールでは大統領より力を持つ男と言われているすごいヤツです。ワールドカップももうすぐ開幕ですね。今回は、どんなドラマが生まれるのでしょうか。そして、そのとき一体、どんな音楽が流れているのでしょうね。僕、偶然にも名前が“体育”なんですよ。みなさん、知ってます?テレビ局各局のワールドカップテーマ曲とか、それ以外でもスポーツ関連の音楽とか、けっこういけると思うんですけど、業界関係者のみなさま、引き続きオファーお待ちしております。おかざき・たいいくタイアップ曲満載の企画アルバム『OT WORKS』が発売中。NHK総合の新番組『テンゴちゃん~土曜深夜の辺境レボリューション~』(土曜24:05~、次回放送未定)パーソナリティ。※『anan』2018年6月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年06月12日俳優の西島秀俊、安田顕、高良健吾がそれぞれ主演を務めるミステリースペシャル「満願」が、NHKにて8月14日(火)から3夜連続で放送されることが決定した。原作は、2014年のミステリー界で史上初めて「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリー・ベスト10」「ミステリーが読みたい」のそれぞれで1位、3冠に輝いた米澤穂信によるベストセラーミステリー短編「満願」。今回は、この中から短編3作品「万灯」「夜警」「満願」をドラマ化する。■第1夜/西島秀俊主演「万灯」(8月14日放送)西島さんが主演する「万灯」は、業の闇に飲み込まれていくやり手商社マンの物語。東南アジアでガス油田開発に携わる商社マン・伊丹(西島さん)は、土地の買収が地元民の反対で頓挫し、窮地に追い込まれていた。そんな伊丹のもとに地元民から手紙が来る。地元民の中でも意見が分かれていて、長老たちは金が欲しかったのだ。長老たちは伊丹とそのライバル会社の森下の2人に、反対派のリーダーを殺すことを要求する…。■第2夜/安田顕主演「夜警」(8月15日放送)安田さんが主演する「夜警」は、若い巡査の殉職の謎に迫るストーリー。柳岡(安田さん)の若い部下・川藤が、刃傷沙汰になった夫婦ゲンカに巻き込まれ殉職。夫から身を呈して妻を守った川藤の行動は世間から賞賛されたが、柳岡は違和感を覚えていた。そういえば、事件当日、交番近くの工事現場で不審な事故があったことを思い出す…。■最終夜/高良健吾主演「満願」(8月16日放送)そして最後を飾るのは、高良さん主演の「満願」。鵜川妙子が、殺人事件の裁判の控訴を取り下げる。弁護士の藤井(高良さん)は控訴を主張していたのに。妙子は、藤井が学生時代に世話になった下宿の女将で、苦学生であった藤井が弁護士になれたのは、優しい妙子の支えがあったからだ。しかし、夫の借金のため家計は苦しく、ある日妙子は、返済を強要する金貸しを殺害した。いったい、なぜ――?緻密な謎解きはもちろんのこと、岐路に立たされた人間の葛藤、業などを精細に描きだすミステリードラマ。脚本は『無限の住人』『去年の冬、きみと別れ』の大石哲也。それぞれ萩生田宏治、榊英雄、熊切和嘉が演出を手掛け、6月~7月、ラオスや関東近郊で撮影が予定されている。ミステリースペシャル「満願」は8月14日(火)、15日(水)、16日(木)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2018年06月12日5月30日、浅草寺雷門の前は修学旅行生や外国人観光客で賑わっています。平成に変わる少し前に生まれた筆者にとってみれば、これが見慣れた光景。 しかし、浅草には浅草公会堂の歌舞伎、木馬亭での浪曲、浅草演芸ホールでの寄席や漫才など、様々な芸能の中心地でもあります。かつての芸能・芸術文化の熱気をもう一度復活させたい。そんな想いから『江戸まちたいとう芸楽祭』の取り組みが台東区発信でスタートします。 「粋、豊かな人情、進取の気性、心を感じる「江戸まちたいとう」で、先人たちが守り、育み、現代へ継承されてきた多彩な芸能・芸術文化を、肩の力を抜いて楽しめるお祭り」たいとう芸楽祭ホームページより 芸楽祭実行委員会の名誉顧問には、浅草で修行を重ね、今や芸人として日本を代表するビートたけしが。顧問には笑いの殿堂、浅草演芸ホール東洋館の松倉久幸会長が就任。二人は木馬亭での記者会見で登壇し、浅草に対する想いを語られました。 ■「おかえりなさい、たけしさん」 「今年は明治維新、江戸から東京へ移ってちょうど150周年。江戸文化の中心である台東区は、2018年を江戸ルネサンス元年と位置付け、様々な事業を展開します。そのひとつ、『江戸まちたいとう芸楽祭』は台東区の伝統芸能・文化の継承、発展のために始まりました」(服部征夫) コーディネーターの河井卓治(台東区文化産業観光部長)に促され、このように話した台東区長の服部征夫(ゆきお)。そしてビートたけしを「どうぞおかえりなさい、たけしさん!」と歓迎しました。 「まぁ、帰ってきたというか、暇さえあれば浅草で飲んでいることが多いんですけれども(笑)。浅草は自分が学校をクビになってたどり着いた町で、ここで妙な拍子に芸人になってしまった。自分の人生の半分以上は浅草の人情と人間関係でもってきたようなものなので、時間の許す限り、恩返しをしたいと思います」(ビートたけし) 芸楽祭は区役所主催と、少しカタいイメージ。立ち上げのときには、“たけしさんをぜひ名誉顧問に”という声が挙がりましたが、職員の中では“なかなかOKしてくれないんだろうな”という不安の声も上がっていたと河合さんが話します。そんな不安にたけしさんは…… 「私もこの間驚いたのが、足立区の乾麺とうどんの名誉会長になっていたこと。俺いつそんなの返事したんだろうと、笑ったんだけど。うどんも乾麺も食ったことがないし(笑)色々ものを送ってくれたらしいんだけど、うちのマネージャーがぜんぶ持って帰っちゃってね」(ビートたけし) これまでの想いを吹き飛ばすような“たけし節”で会場を賑わせました。 ■かつての浅草を想い、ビートたけしが描く今後の浅草像 現在は多くの外国人も含めて一大観光地として賑わいますが、ビートたけしさんの修業時代、浅草はまだ閑古鳥が鳴いていたようです。 「たけしさんが浅草に来たころは、いわば浅草のどん底の時代でございました。オリンピックを境に、テレビが進出してきて、映画館や演芸場がなくなっていく……というどん底の時代にたけしさんがきた」(松倉久幸) ビートたけしは当時エレベーターボーイとして働いていたフランス座で芸人・深見千三郎と出会い、弟子になりたいと申し出ます。松倉会長曰く、深見千三郎に憧れ、彼を目指して浅草に集まった芸人が大勢いました。 「深見千三郎の薫陶を受けて、立派に成長されていったたけしさんは、やっぱり私からみれば素晴らしい芸人だと思いますし。どこかその当時からぴかっと光るものがあって、これはきっと大成するだろうと期待した次第でございます」(松倉久幸) 浅草で芸を磨いたビートたけし。しかし幼い頃から東武伊勢崎線に乗って浅草松屋直結の終点で降り、かつての浅草を見て来たようです。 「僕は子供時代から浅草に来ていて、自分にとっては遠足みたいなものだった。中学生、高校生になると、映画から演劇からなんでもあった街という印象。今でいう下北沢みたいな感じ。いつの間にか……やっぱり浅草は山手線を通さなかったのがまずかったのかなって思うんですけれども(笑)演劇場もなくなったり、若者の演芸とかエンターテインメントの基盤がじゃんじゃん下北沢を中心とする向こうのほうに行ってしまって。 でも浅草にはやっぱり、お笑いとかそういうのが基本的に残っているので、自分はもうちょっとライブハウス的なものを気軽にできる……つねにロックバンドから、落語から、漫才から、ぜんぶできるフリーな劇場をつくって頂いて。そこで若い奴らがそこからチャレンジできる受け皿を率先して(浅草が)つくれば、若い奴が目立つようになると思うので、その助けをどうにかしたいと思っております」(ビートたけし) そして若手芸人の人々へのアドバイスとして、次のようなことも語られました。 「考え方は色々ありますけれども、我々の時代とは違って。テレビや劇場のお笑い芸人になることが、昔はちょっと格好悪かった。芸人というのはランク下の……ちょっと差別的なことが起きていまして。当然、テレビの時代に、NHKのアナウンサーがいて、番組が(だんだんと)できてきて、バラエティー番組とかの司会が(各番組に)いて、それを打ち破ったのが萩本欣一さん、それ(萩本さんが築いたの)を継いだのが我々だと思うのですが。今テレビを見るとバラエティーがお笑い芸人以外の司会者を見たことがないという。 すっかり(テレビを)乗っ取ってしまいまして。我々がデビューしたころは、劇場の看板は五木ひろしさんとか素晴らしい歌手の方が飾っていたんですけど、(今は)そういった歌手の方々の出番もなくなってきている。テレビの弱肉強食の世界である中で、芸人というのはたくましくて、いつのまにかテレビをまた席巻してしまっている。 テレビをつければ芸人しか出てこないような時代がきましたけれども、インターネットやパソコン世代、iphone世代が登場して、また今度は(芸人の活躍する場が)ライブになる。ライブの時代になって、それで多くの学生が集まる下北沢のほうにライブハウスがいっぱいできて、そこに文化がぜんぶ流れていくような状態。 こと浅草に関しては歴史があって、お笑いや映画の文化はほとんど浅草発信というのが多くて、技術とか食べ物とか浅草は江戸時代からの年季がありますから、そこで育つ人たちのほうが、味があるんじゃないかと思っておりまして。伝統と歴史の裏付けを背負った素晴らしい、新しいアイディアをもつ芸人さんが出てきてくれたら非常に嬉しいです。職人さんも後を継いで頂いて、浅草がひとつの文化の中心地にまたなればいいなと思っています」(ビートたけし) ■浅草芸人が主人公の小説も登場。映画化にはあの監督が…? 記者会見は浅草を中心に話していますが、たいとう芸楽祭は浅草だけでなく上野も舞台の一部です。どうやらビートたけしが初めて映画を見たのは上野だといいます。 「上野で最初に見たのはピエトロ・ジェルミ監督の『鉄道員』という、鉄道機関士の労働組合の悲しい映画でございまして。兄貴と二人で、なんで初めて外国の映画を見るのにこんなに悲しい映画を見なきゃいけないんだと、とぼとぼ歩いて帰ってきた(笑)上野駅の偶然入ってコーヒー屋さんで悪い奴に金をとられて、電車賃もとられて、とぼとぼ、とぼとぼ足立区まで歩いて帰った、暗い思い出しかない(笑)」(ビートたけし) 明るい話を聞けるかと思っていただけに、語られた暗いエピソードに会場も湧き、コーディネーターも「メディアの方はカットでお願いします(笑)」なんて言う一幕も。 そして会見の終盤、他の記者からは浅草、芸楽祭にまつわる質問が登壇者たちに向けられます。 ――ビートたけしさんの中で、浅草を中心とした映画や物語の構想はあるのでしょうか? 「こないだ、『フランス座』というタイトルの小説がやっと書きあがって、今校閲中で年代やらの考証をしている最中。それが今年の秋には出ると思う。浅草の芸人の話なんで。そういう関係の映画化は、俺は下手なんで…だから脚本はあげるけど……ちょうど是枝がカンヌで賞をとったから、あの人にやらせようかと(笑)そんで脚本代をいっぱいもらおうかなと(笑)」(ビートたけし) ――たいとう芸楽祭では、どんな人を呼んでどんなことをやりたいですか? 「色んな芸能の人たちに月一万円ずつもらいまして、それをため込んで持って逃げようと思っている。バレたら橋の上から飛び込もうって」(ビートたけし) ――誰か一万円払ってくれる人はいますか 「いや、最近は借りに来る人ばっかりで、払えるやつはいないと思う。もう台東区に頼むしかないですね」(ビートたけし) ――いつか浅草にビートたけしさんの冠がついた演芸施設が登場する日はくるのでしょうか。 「浅草は、浅草寺を中心とした街(ロック座などもいってみれば、実質的には浅草寺のモノ)。お寺さんにも協力してもらって、土地とか建物の契約を安くしてもらってやりたいなと。お寺は街の象徴だし、文化の中心として盛り上げる役目があるわけで、三社祭とか色々イベントはありますけれど、もうちょっと芸能とかかつて一世風靡した浅草の演芸の施設をもっと増やしてほしいと思います」(ビートたけし) 最後、区長、顧問ふたりから芸楽祭に向けた熱いメッセージで括られました。 「今回芸楽祭が始まって様々な企画を立てている中で、(存在が)大きいなと思ったのがボランティアのみなさん。芸楽祭を盛り上げようと、区民の方から盛り上がったことは嬉しく思っております。この芸楽祭を区民のみなさんと共に、若手の芸能人が育てるように、芸能が育つように継承するように芸楽祭をしたい」(台東区長服部征夫) 「(本祭を)立ち上げた服部区長、ありがたいことだと思う。ひとつの歴史だと思う。なんとか大切にして後世につなげていきたいと思う気持ちなので宜しくお願い致します」(松倉久幸会長) 「企画はいっぱいつくってやろうとしていて……結果的には面白い企画はいっぱいあるんだけどね。下北沢でいうとすずなりという芝居小屋が基点となって芸人が集まりだしてお笑いをやりだしてフランチャイズみたいなところがある。浅草もロック座、フランス座、松竹演芸場があって、まずはフランス座で修行して、演芸場に出て……またダメならフランス座に帰ってくる、なんて私みたいなのもいますけれども。浅草を中心とした芸能活動がありました。 木馬亭にも出させてもらいましたし。お客さんが全然入っていないけれども、我々が出番なので(お客さんが)いなくても出てって言われて(笑)誰もいないから漫才の練習をしていたら、一人(お客さんが)入ってきたの。入ってきたから普通の漫才に戻したら、途中でトイレにでていっちゃって、それで終わっちゃったなんてよくありますけど(笑) それでもどうにか苦しいながらギャラを出していただいて……浅草の人は面白い人ばかりで、お金がなくとも“おい一杯飲ませてやる”なんて飲ませていただいて。そういう感じがちょっと忘れられなくて。 そんな芸能としては最前線なんだけれども、人情的には昔通りのちょっと支え合うような浅草的なのがもう一回復活したら……。お年寄りから若いこまでみんな集まるようなかつての浅草のような雰囲気を作り直したいと思っております」(ビートたけし) ■『江戸まちたいとう芸楽祭』は夏・冬開催 たいとう芸楽祭は夏の陣、冬の陣と二部に分かれて開催されます。 野外上映『まちかど映画会』(8/4,5予定) 第一弾・夏の陣のオープニングは、8月4、5日。芸術の都・上野の森で、浅草安来節などの芸能パフォーマンスや、二夜連続で世界の北野作品『菊次郎の夏』と『HANA-BI』を野外でリスペクト上映します。ほかには、隅田川に浮かぶ屋形船を舞台に、江戸から続く伝統芸を鑑賞し、川風に当たりながら昔ながらの風流を体験できる企画など様々なプログラムを10月まで実施。 第二弾・冬の陣は、1月から2月にかけて初芝居、江戸町遊びの新年会をテーマに、区民参加型の公演や、本区ゆかりの劇団や作品の公演、演芸場、文化施設などを活用した演劇のお祭りを開催する予定。そして2月15、16日にはきらびやかな纏振り、講談、歌舞伎舞踊、浅草芸者の舞い踊りなど台東区ならではの芸能、芸術文化を堪能できる豪華絢爛なプログラムで閉幕します。 屋形船でお座敷芸、日本舞踊、太神楽など実演芸能を堪能(10/4,11,25予定) 江戸から現代まで、歴史の中で発展し、もしくはそのまま受け継がれてきた多彩な文化に触れるのはなかなか贅沢な体験かもしれません。もしかしたら将来、お茶の間を笑いで満たしてくれる芸人にも会えるかも、なんて浮ついた考えも新しい才能を発掘して応援する力添えできそうです。 『意外と知らない、その地域の伝説や昔話』講談師の指導のもと、地元にちなむ話を操作牛、講談を実演するワークショップを実施(8/6,7,9ワークショップ8/25発表会)写真はゲストの神田紅 たいとう芸楽祭の名誉顧問・ビートたけしからはこんなメッセージもありました。 「若い頃、辿り着いたのがこのまち。なぜか楽屋でタップを踏んでいた。お客さんが二人しかいない演芸場の舞台に立つオイラがいた。いろいろな場所で知らないお客さんが“一杯飲め”とお金のない自分に飲ませてくれた。 小さい頃、兄ちゃんと初めて映画と寄席を観に来たのもこのまちだった。あれから数十年、映画を撮ったり、絵を描いたり、藝大の先生にもなった。 幾重もの生きた芸が交わるまち、このまちがオイラの原点。肩の力を抜いて笑ってほしい、肩を震わせ泣いてほしい…芸楽祭。」 江戸の芸能・芸術文化、そしてそれらを支えてきた昔ながらの人情に浸ってみませんか。
2018年06月12日内村光良率いる人気NHKコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。この度、7月は6日(金)、13日(金)と2週連続放送が決定し、6日の放送に人気俳優・健太郎の出演が決定した。同じくNHKにて放送されている土曜時代ドラマ「アシガール」の若君役でも話題の健太郎さんは、今回がコント初挑戦。「(コントは)新鮮で楽しかった」とコメントするように、充実した現場だった様子。挑戦したコントは「名物 極厚ステーキ」。共演したムロツヨシからは「『LIFE!』初登場でこの役とはハードルが高いよ」と激励の声をうけたという健太郎さん。「だったら、がんばろう!」とますますコントでの演技に奮起したそう。併せてNHKのネットサービス「1.5チャンネル」と「LIFE!」の番組ホームページでは、6月11日(月)よりオリジナルコントを配信スタート。今回はムロさんによる「癒やし動画」の新作「階段を滑り降りる ムロ。」が配信される。凛々しい料理人姿となった健太郎さんの、体を張ったラストのパフォーマンスをぜひチェックして。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は7月6日(金)、13日(金)ともに22時~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月12日横浜赤レンガ倉庫では、朝時間の充実をテーマとした朝活フェス「みんなの朝」を7月13日から16日まで開催。開放的な空間での朝食に加え、思い思いの時間を過ごせる爽やかなアクティビティが多数集結する。ワールド・ブレックファスト・オールデイ「イギリスの朝ごはん」メインコンテンツの「みんなの朝食」では、世界の朝食や日本の定番朝食、フレンチトーストなど朝食にぴったりなメニューを中心に11店舗が出店。「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトとし、都内で世界各地の伝統的な朝ごはんを提供している「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」のイギリス・メキシコ・マレーシアの朝ごはんも販売する。飲食スペースには、日本初上陸のドイツ製テント「LOSBERGER kubo」を設置。歴史的建造物である横浜赤レンガ倉庫を背景に、開放的な空間でゆっくりと朝食を楽しめる。会場内では朝食を食べるだけでなく、横浜市を中心に神奈川県産の野菜・果物や加工品、全国各地より美味しいもの、楽しいものを厳選した約50店舗が集結する「マルシェ」や、お部屋に合う観葉植物が探せる「グリーンマーケット」も展開する。「アンティーク柄のリボンに合わせるミニスワッグ作り」さらに、思い思いの朝時間を過ごすことが出来るアクティビティを用意。行く先々に合わせて、品ぞろえや形態が変わる移動式本屋「ブックトラック」は、新刊書、古書、洋書、リトルプレスなど約500冊をそろえて登場。ドライフラワーを使ったお花のワークショップでは、ハーバリウムやスワッグを作る「ハーバリウムのワークショップ」や「アンティーク柄のリボンに合わせるミニスワッグ作り」が実施される。この他、現役のNHKテレビ・ラジオ体操講師による身体を目覚めさせる「ラジオ体操」や、横浜赤レンガ倉庫の歴史を学ぶ「朝の赤れんが散歩」、読書をしたり、寝転がったり、自由に過ごすことが出来る「ゴロゴロ空間」など様々なアクティビティがラインアップ。本イベント開催中には、自然の樹木からヒントを得た全く新しい形の日よけ「フラクタル日よけ」による森の中のような涼しい空間で、ヨガやワークショップなどが体験出来る「こもれびの下でウエルネス涼活」も同時開催される。「みんなの朝」で爽やかで充実した新たな朝時間を楽しんでみては? 【イベント概要】みんなの朝会期:7月13日~7月16日会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場住所:神奈川県横浜市中区新港1-1時間:9:00〜17:00(14日と15日は19:30まで)※エリアごとに営業時間は異なる入場無料
2018年06月12日第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた『万引き家族』(是枝裕和監督)で、万引きで生計を立てる一家の“母”を演じている安藤サクラ。審査員長を務めたケイト・ブランシェットが、安藤さんが終盤に見せる“泣き”の演技を絶賛したほか、是枝作品における家庭描写の定番と言えるお風呂のシーン、夫役のリリー・フランキーとの艶めかしい濡れ場など、印象的なシーンでその演技力をいかんなく発揮しています。ボクサー、新興宗教の信者、風俗嬢から朝ドラヒロインまで今年10月に放送開始のNHK 連続テレビ小説「まんぷく」ではヒロインを演じることが決まっており、32歳のママさんヒロインとしても注目を浴びている安藤さん。父は名優・奥田瑛二、母はエッセイストの安藤和津で、姉の安藤桃子は映画監督をしており、芸能一家に生まれた彼女ですが、本格的に女優として活動し始めたのは2007年と決して早かったわけではありません。しかし、デビュー当初より高い演技力と独特の存在感が高く評価されており、その後も映画、ドラマと数多くの出演作を積み重ねてきました。『万引き家族』、そして「まんぷく」と今後ますます安藤さんに注目が集まることは必至!そこで女優・安藤サクラの魅力、凄まじさがよくわかる5作品をご紹介します。■1:『百円の恋』自堕落な姿と鍛え上げられたボクサーの肉体を披露! 日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞!2014年に公開され、インディペンデント作品ながら、同年の国内の映画賞レースでセンセーションを巻き起こした本作。安藤さんは、引きこもりの自堕落な生活を送っていた実家を出て、ひとり暮らしを始めて百円ショップで働き始め、そこでのボクサー(新井浩文)との出会いをきっかけにボクシングを始める一子(いちこ)を演じています。短期間の撮影にもかかわらず、安藤さんは物語前半の自堕落な姿と、ボクシングで鍛え上げた肉体を見せており、そのストイックな役作りが称賛されました。本作の演技で安藤さんは、第39回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝きました。受賞のスピーチでは「びっくりして…ジワジワと心臓が出てきちゃいそう!」と語ったほか、発表直前に共演の新井浩文さんが「サクラが(賞を)とったら、ウチ泣いちゃうよ」と発言していたことを明かし、壇上から「全然泣いてないし(笑)!」とツッコミを入れるなど、ユーモラスな挨拶で会場を笑いに包んでいました。※Netflix、Amazon prime videoで視聴可能■2:『かぞくのくに』史上初、キネ旬主演・助演女優賞W受賞! 独特の受賞スピーチも話題に在日コリアンの北朝鮮への“帰国事業”によって離ればなれになった家族の25年ぶりの再会を描いた2012年公開の映画。井浦新が、25年前に北朝鮮に渡り、脳腫瘍を患って、その治療のために久々に日本に一時帰国する青年・ソンホを演じており、安藤さんは日本で生まれ育ち、ソンホと再会する妹のリエを演じています。本作は第86回キネマ旬報ベストテンで日本映画の1位に選ばれ、安藤さんも同賞の主演女優賞を受賞。また、別作品(『愛と誠』『その夜の侍』ほか)で同賞の助演女優賞も受賞しており、同賞で初となる主演・助演ダブル受賞の快挙を成し遂げました。ちなみに、こちらの授賞式のスピーチでも、受賞を知らされた瞬間について「頭がグルグルして神経性の胃腸炎になった」と告白し、「母親、父親、じいやん、ばあやん、先祖、子孫、通りすがりの知らない人にも感謝。感謝の気持ちが宇宙に向けて爆発してます」と独特過ぎるユーモラスな表現で喜びを口にし、会場は温かい拍手に包まれていました。不思議なことに、同作は日本アカデミー賞で各部門にノミネートされることはなく、作品の知名度は低いかもしれませんが、安藤さん、井浦さんに加えて韓国の名優ヤン・イクチュン、村上淳、宮崎美子ら実力派俳優が顔をそろえ、深い人間ドラマを形成しており、必見の名作です!■3:『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』「ブス」「バカ」「ワキガ」と罵られるも純粋なヒロインを好演松田翔太、高良健吾と共に安藤さんも主演に名を連ねた、大森立嗣監督のオリジナル脚本による2010年の映画です。児童養護施設で兄弟のように育ち、劣悪な環境で暮らしているケンタとジュンの自由を求める旅を描いており、安藤さんは、2人が街でナンパしたカヨちゃんを演じています。映画の中では高良さん演じるジュンに「ブス」「バカ」「ワキガ」など罵声を浴びせられたり、旅の途中で置き去りにされたりとなかなか酷い目に遭わされ、決して美人として描かれるわけではないのですが、その心の清らかさや純粋さが見え隠れします。映画自体、決して見終わって「爽快!」というタイプの作品ではないですが、心に刺さるドラマとなっており、改めて安藤さんのすごさを感じさせる作品と言えます。■4:『愛のむきだし』デビュー数年で鬼才・園子温の衝撃作で狂気の熱演!世界が認める鬼才・園子温の名を知らしめた、3時間56分の過激な超大作!安藤さんは西島隆弘さん(AAA)、満島ひかりさんと共にメインキャストで出演。クリスチャンの家に生まれ、神父である父(渡部篤郎)とのつながりのために盗撮という罪を犯し続ける主人公と、彼が恋に落ちる女子高生の姿を描いており、安藤さんは、主人公たちが深く関わることになる新興宗教の教祖の右腕の立場にある女性を演じています。白づくめの衣装で、エロスと暴力を伴った狂気じみた役柄を文字通り熱演!映画公開は2009年で、安藤さんのキャリアにおいても初期の作品ですが、彼女の持つ“爆発力”を見せつけてくれています。※Netflix、Amazon prime videoで視聴可能。■5:『その夜の侍』わずか1シーン、カラオケとわずかな会話で存在感劇団「THE SHAMPOO HAT」が2007年に上演し、高い評価を得た同名の戯曲を主宰の赤堀雅秋が自ら監督を務め、実写化した2012年公開の映画。理不尽なひき逃げ事故で最愛の妻を亡くし、喪失感や葛藤を抱えた主人公が、刑務所から出所した犯人に復讐をしようする物語で、堺雅人さん、山田孝之さん、綾野剛さん、新井浩文さんら人気実力派俳優が出演しています。本作での安藤さんの出演シーンは、わずか1シーン。堺さん演じる主人公が、虚しさと孤独にさいなまれて呼んだ風俗嬢という役柄で、ラブホテルに来たけれど、行為に及ぶことができない堺さんそっちのけで、下着姿のままカラオケ(曲は絢香の「三日月」)を熱唱!決してコミカルなシーンではないはずなのに、なぜかクスリと笑ってしまうやりとりを見せており、ごくごく短いシーンながらも忘れられない存在感を発揮しています。ちなみに堺さんと安藤さんは、昨年公開の映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』では、主人公の作家と死神という関係で共演しています。※Netflix、Amazon prime videoで視聴可能。近年では、ドラマ「ゆとりですがなにか」のヒロインに、先述の『DESTINY 鎌倉ものがたり』の死神役など、メジャーな作品でキュートな役柄を演じることも多い安藤さん。ここで紹介した作品は、決してメジャーとは言えない小規模公開の映画であり、役柄もキラキラと輝くようなヒロインではありませんが、安藤さんの演技力の高さをまざまざと感じることができる名作、佳作ばかり。唯一無二の存在感を誇る安藤さんの魅力をご堪能ください!(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛のむきだし 2009年1月31日より渋谷ユーロスペースほかにて公開© 愛のむきだしフィルムパートナーズケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開© 2014 東映ビデオ万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年06月12日第9回岩谷時子賞 授賞式が11日に都内で行われ、受賞者が登壇した。「岩谷時子 Foundation for Youth」にピアニストの黒木雪音、「岩谷時子賞 奨励賞」にサクソフォン奏者の上野耕平、俳優の古川雄大、「岩谷時子賞 功労賞」に演出家・石井ふく子、「岩谷時子賞 特別賞」に女優の大地真央、「岩谷時子賞」に女優の松たか子が選ばれ、プレゼンターを市毛良枝が務めた。同賞は稀代の作詞家であり、越路吹雪を支えたマネージャーとしても知られる岩谷時子の名を冠し、音楽・芸術に功労のあった個人・団体を表彰する。授賞式では黒木が「エチュード ヘ長調 Op.10-8」、上野が「ニューシネマパラダイス」、古川が「僕こそ音楽」(ミュージカル『モーツァルト!』より)、大地が「ラストダンスは私に」のライブパフォーマンスを披露した。「この賞をいただいたからには、これからもっともっと表現者として成長していけるように日々精進していきたい」と意気込む古川。授賞式後の取材では「賞というものをもらったことがなくて、初めていただく賞がこの素晴らしい賞で幸せな気持ち」と心境を表した。また、1月からドラマ『越路吹雪物語』で越路吹雪役を演じていた大地は「初舞台から45周年、という年に素晴らしい賞。『越路吹雪物語』にも主演して、喜びの年となりました。これからも歌とお芝居と、この賞に恥じないようにますます精進していかなきゃ」と気合いを新たにする。賞を受け取る際にはドラマで岩谷時子役だった市毛とハグし、「私の"時さん"の市毛さんから手渡ししていただいたこと、一生忘れられない思いです」と喜んだ。一方、松は「とてもうれしいです。が、なんで私なんだろうという思いのまま、ここにきてしまいました。本当はそんなことじゃいけないんでしょうが」と恐縮。ドラマ『カルテット』の主題歌やNHK連続テレビ小説『わろてんか』主題歌なと、音楽活動も充実していたが「このような賞をいただいていいのだろうかという思いで、どうしてもそこから抜け出せません。良かったんだなと思えるような自分に、もうちょっと時間をかけてなりたいと思います」と今後への思いを表した。これを受けて、審査委員である作曲家の都倉俊一は「満場一致で決めたことでございます。八面六臂のご活躍だけじゃなくて、皆さんが松さんから受け取る癒やしみたいなあたたかさ、アーティストとしての存在も大きな一つの要素になっていると思います」と受賞理由を説明。「ぜひ堂々と受け取っていただければ」と促すと、松は「すいません……」と苦笑する。授賞式後の取材では、「ミュージカルも最近そんなにやってなくて、本当にいいのかなと思いつつ、『もっと頑張れ』という風に受け取ります」と振り返った松。「また、これを励みに頑張っていかなきゃなと思うように、やっとなれました」と語った。
2018年06月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「公文書」です。明確なルールが不十分。国民の財産という意識を。森友学園や自衛隊の日報など、公文書にまつわる問題がたびたび取りざたされています。公文書とは、国や地方公共団体などの機関、公務員が作成する文書を指します。日本では長い間、公文書についての明確なルールが決められておらず、「公文書管理法」という法律が整備されたのも2009年、麻生内閣のとき。年金の納付記録漏れなどが発覚し問題になった時期でした。公文書管理法の第1条には、「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るもの」と記載されています。公文書は国民の大切な財産。のちに政策や意思決定の経緯を検証するための重要な資料となります。日本には、太平洋戦争で敗戦が濃厚になったときに、軍が書類を焼却処分したという苦い過去があります。たとえば、満州で陸軍の731部隊が、生物兵器の人体実験を行ったのではないかといわれている件も、関係資料が残っていないために実証ができておりません。現在、公文書は内容に応じて最長30年保管され、その後も歴史的に必要と判断されたものは、国立公文書館に移されます。公文書にするかどうかは各役所の判断に委ねられており、公文書にすると決まったら、文言もいろいろ整えてから作成されるのだそうです。短期で目的を終えると担当者が決めたら「1年未満文書」として、管理簿へ記載されず、審査を受けることなく廃棄できます。自衛隊の日報があとから見つかったという問題も、日報を公文書とするかどうかの意識にズレがあったからではないかといわれています。アメリカには国立公文書記録管理局があり、誰でも自由に閲覧できます。僕もサンオノフレ原発事故について調べたときに、民間企業の担当者の連絡先まで辿ることができました。「不都合になりそうなことは隠す」のではなく、公益性を考え、社会にとって必要な情報は公開する。民主主義国としてアメリカは先輩格だなと実感しました。徹底した管理をするには、人員が足りていないという問題もあります。今後の公文書のあり方、情報公開と保存についてしっかりと整備し、ルールを作り上げていくことが望まれます。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。新刊『堀潤の伝える人になろう講座』(朝日新聞出版)が好評発売中。※『anan』2018年6月6日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年06月10日「大人のコーディネート術 ~いつもの服をおしゃれに見せる~」開催概要2018年7月7日(土)、NHKカルチャー 西宮ガーデンズ教室において、人気ファッションアドバイザー日比理子が講師を務める「大人のコーディネート術 ~いつもの服をおしゃれに見せる~」が開催される。おしゃれに見える色のあわせ方や、着こなしのポイント、小物使いなどを紹介。いつもの服をワンランク上のおしゃれに見せるテクニックが満載だ。開催時間は13:30から15:00まで。受講料は会員が3,369円(税込み)、一般が4,050円(税込み)。日比理子の著書を持参すると、講演後にサインをしてもらうことが可能(1人1冊のみ、写真撮影はNG)。特別講座の申し込みは、NHKカルチャーのウェブサイトにて受け付けている。問い合わせは、NHKカルチャー 西宮ガーデンズ教室(電話番号:0798-69-3450)まで。ファッションアドバイザー日比理子日比理子は1980年生まれ。大阪府出身。国内系客室乗務員として10年間勤務した後、アパレル業に転身。「ファッションを教養に!自分らしいファッションで人生をより楽しく豊かに輝かせる」をモットーに、ファッションアドバイザーとして活躍している。著書には、「MY FASHION BOOK 色あわせと着こなしでいつもの服がおしゃれに見える!」などがある。(画像は日比理子オフィシャルブログより)【参考】※NHKカルチャー※日比理子オフィシャルブログ
2018年06月10日横浜赤レンガ倉庫では、2018年7月13日(金)から16日(月・祝)までの4日間、朝時間の充実をテーマにした朝活フェス「みんなの朝」を開催する。イベントのメインコンテンツとなる「みんなの朝食」には、日本の定番朝食や世界各国の朝食を提供する11店舗が出店。イベント当日は「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」のイギリス・メキシコ・マレーシアの朝食、湘南平塚の人気フレンチ「アッシュ×エム」のフレンチトースト、神奈川米を使ったおにぎり朝食など、バラエティ豊かな朝食メニューが楽しめる。また、「みんなの朝食」以外にも、横浜市を中心とする神奈川県産の野菜・果物や加工品、全国各地の食材を取り扱う約50店舗が集結する「マルシェ」や、部屋の雰囲気に合う観葉植物が探せる「グリーンマーケット」も開催。そのほか、500冊の本を取り揃える移動型本屋「ブックトラック」や、ドライフラワーを活用する「お花のワークショップ」、現役のNHKテレビ・ラジオ体操講師による「ラジオ体操」、横浜赤レンガ倉庫の歴史を学ぶ「朝の赤れんが散歩」など、“朝活”にまつわる様々な企画が用意されている。【開催概要】朝活フェス「みんなの朝」開催期間:2018年7月13日(金)〜7月16日(月・祝)※荒天の場合、中止する場合あり。時間:9:00〜17:00※14日(土)・15日(日)は9:00〜19:30※エリア毎に営業時間が異なる料金:入場無料(飲食・物販代は別途)場所:横浜赤レンガ倉庫イベント広場
2018年06月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「尊厳死と安楽死」です。超高齢化社会の日本の今後の課題。徹底した議論を。今年の1月、評論家の西部邁さんが入水自殺をした際、知人の2人が自殺の手助けをしたとされ、自殺ほう助の罪に問われ、逮捕されました。西部さんは生前、老齢で病気になり家族に迷惑をかけたくないと思う人間が、自分の裁量で死ぬという選択があってもよいのではないかとおっしゃっていました。橋田壽賀子さんも昨年、『安楽死で死なせてください』という著書を出され、物議を醸しました。尊厳死とは、回復の見込みがなく苦痛を伴う状態にある場合、延命措置を断り最後は自然死を迎えるというもの。安楽死には、薬物を投与したり、延命治療を途中でやめる「積極的安楽死」と、延命治療を行わない「消極的安楽死」がありますが、線引きは曖昧です。現在、日本では安楽死は認められていませんが、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スイス、カナダ、アメリカの一部では認められています。オランダでは2002年に安楽死を法制化し、通常の医療行為として、保険が適用されているそうです。認められる条件は、本人の自発的な要求のほか、改善の見通しがない、安楽死以外の解決策がない、安楽死の担当医以外の医師の診断などです。2016年には6091人の人が安楽死を選択。7割が末期ガン。あとは高齢者や認知症患者などが占めていました。超高齢者がますます増える日本にとって、終末期医療・ケアは大きな課題です。厚生労働省は3月に「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を改訂しました。本人の意思を尊重するのは大前提ですが、本人が意思決定できなくなる前に、家族や医療・介護従事者が連携をとって方針を繰り返し話し合い、文書にしておくことを勧めています。尊厳死、安楽死は難しい問題です。治る見込みがなく、毎日苦痛を伴いながら家族を犠牲にして生き続けるのは確かに辛い。しかし、生きることを前提に作られている社会で、死を自ら選択できることになれば社会不安を起こします。また、弱者は切り捨ててよいという発想にもなりかねません。人生100年時代、社会でも家族間でも徹底して議論する必要があるでしょう。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。新刊『堀潤の伝える人になろう講座』(朝日新聞出版)が好評発売中。※『anan』2018年6月13日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年06月09日■いつまでも「乾かない肌」でいるためにモデルでありながら「幸せ美人になる方法」という講座で美容講師を務める著者の有村美樹さん。講座は大好評を博し、リピーターも多数。さらに、メイク動画を中心とした自身のインスタグラムは、フォロワー8万人超え。そんな著者が語る、毎日短時間で仕上げることができる「乾かない肌」でいるためのスキンケアとメイク直しのコツをご紹介します。■朝のスキンケアはたっぷりの水分補給を私が理想としているのは、光を放ったようなツヤのある肌。肌の奥が透けて見えるようなみずみずしい肌が女性らしくて美しいと思っています。でも多くの女性を見ていると、残念ながら圧倒的に潤いが足りていない。肌トラブルの多くは肌が乾いていることが原因なのです。(18ページより引用)18歳からモデルとして活躍してきた著者は、どのような経緯で美容講師へとなっていったのでしょうか。それは、自身が体験したストレスによる肌荒れがきっかけでした。仕事への不安やストレスが原因で肌が荒れてしまったとき、カイロプラクティックに通い始めたら、次第に治り始めていったといいます。そして、世の中ではインスタグラムが流行りはじめ、自分がいいと思う化粧品の紹介を投稿していくうちに、読者から肌荒れに関する相談のコメントが増えてきたのだとか。以前に体験した自身の肌荒れのような症状を、多くの人たちが悩んでいることを著者は実感します。やがて、雑誌では伝えきれていない美容のポイントを伝えるための数々の投稿が反響を呼び、今では講師を務めるまでになったといいます。その著者がいうには、朝はまず、日中の乾燥から肌を守ってくれる水分と油分を肌にたっぷり補充することが大事。表面にさっと塗る程度ではなく、たっぷりの量を入れ込むことが重要なのだとか。さらにはその前に、1円玉程度のオイルを塗っておくと、化粧水の肌への浸透が高まるといいます。「乾かない肌」でいるためにも、朝の化粧水タイムをもっと重要視することが、最初にやるべきことであるといえるでしょう。■日中はこまめにバームをオンする現代の生活環境は、どこでもエアコンは効いていて肌の水分はどんどん奪われていきます。乾燥が進むと目周りなど皮膚の薄い所にチリメンジワのようなシワの「もと」ができ、放っておくと折りジワのように深く刻まれてしまうことに。アイロン前に霧吹きをして伸ばすように、こまめに保湿してシワのもとが顔に定着するのを予防することが大切。使いたいのは保湿パームです。(118ページより引用)冬の暖房だけではなく、1日中冷房が効いた夏のオフィスなどは、肌が乾燥しやすいものです。笑ったときの目元のチリメンジワは、やはり気になります。そんなときに著者がおすすめするのは保湿バーム。押さえるようになじませれば、メイクの上からでも使えて乾燥から肌を守りつつ、潤いをチャージしてくれるといいます。顔にはもちろん、リップやハンドクリーム代わりにも使えるというのだから、万能ですね。理想は3時間おきくらいに保湿すること。ドライアイに目薬をさすような感覚で肌に保湿すると、夜まで潤いを保てるといいます。「乾かない」肌でいるためには、口から摂る水分補給も重要なのだとか。著者は、毎日1.5リットルの水を目安に飲んでいるといいます。コーヒーやお茶ではなく、あくまで水を。また、一気飲みではなく、口を潤すような感覚でこまめに飲むことが大切なようです。身体というものは肌だけではなく、自分で思っているよりも繊細で乾きやすいのかもしれません。1日の中でこまめに潤いを補ってあげたいものですね。■夜のスキンケアは今日のリセットと明日の仕込みを夜のお手入れは、日中浴びた紫外線や大気汚染などの汚れをオフし、疲れた肌をいたわってあげるための時間です。1日外にいた肌には、メイクだけではなく目には見えない花粉や黄砂、チリやほこりなどさまざまなものが付着しています。それらが蓄積することでトラブルの原因になったり赤みを引き起こしたりするので、そのすべてをキレイにオフすることが基本。(128ページより引用)夜のスキンケアは、しっかり汚れを落として、朝まで「乾かない肌」をつくる。そんな今日のリセットをしつつ、明日の仕込みをするふたつの役割があると著者は言います。クレンジングで大事なのは、肌への摩擦を最小限にして、スピーディーに汚れをからめとることなのだとか。そのためにも、クレンジングの量は手のひらになみなみとたっぷりの量をとって、肌表面が引っ張られないくらいに使ってよいそう。夜も朝と同じように、洗顔後の肌にオイルをなじませてマッサージをすると、顔のコリやむくみをとることができて、その後の美容成分がしっかり浸透するのだとか。乾燥が気になる夜は、とろみ化粧水を選択して、じっくりゆっくり肌に水分を入れ込んで。1日中乾燥する室内にいたような日や、肌が疲れている日は、化粧水、美容液のあとに乳液をたっぷりなじませる。その後、寝るまでに時間がある場合は、寝る直前にたっぷりとクリームを塗るのだとか。時間帯にあわせて、そしてその日の肌の調子にもあわせつつ、私たちが思っているよりもたっぷりめの保湿を心がけてあげることが「乾かない肌」をつくるポイントといえるでしょう。これから冷房で乾燥する季節を迎えます。毎日のこまめなケアを心がけて「乾かない肌」をつくっていきたいものですね。著者 有村美樹さんプロフィールモデル・美容講師。18歳でモデルを始め雑誌『JJ』『AneCan』などで活躍。現在は美容雑誌『美的』の専属モデル。2016年から講師をつとめるNHK文化センターの講座「幸せ美人になる方法」は大好評でリピーターも多数、現在も全国で開催中。わかりやすいメイク動画が多数投稿されているインスタグラムはフォロワー8万人超え。
2018年06月09日女優の田中道子が7日、都内で行われた1日限定カフェ「LE CAFÉ CITROEN C3」レセプションパーティーに、ユージ、北澤豪、鹿沼憂妃、中川知香らとともに出席した。田中道子近年話題となっているサードウェーブコーヒーと呼ばれる新しいコーヒー文化をイメージした日本独自のシトロエンC3限定車・CAFÉ EDITIONの発売を記念して行われた同パーティーに参加した田中は、同車の感想を聞かれると「すごく洗練されていて迫力がありますね。同じグループのプジョーという車に、“ミス浜松”という地元のミスコンを優勝したときに1年間レンタルで乗らせていただいて、(同車も)同じエンジンを使っているんですけどすごく好きで、見た目だけじゃなくて乗り心地もよくて、思い出深い会社の車なので、また乗ってみたいなとか、あのエンジン音を聞きたいなって思います」とコメントした。また、ドライブは大好きだそうで「地元に帰ると親の車を借りて乗ったりしています。30歳を超えたら、都内でも乗りたいなと思っています」という田中は、同車でドライブデートをするなら、どんなところに行って見たいか質問されると「夜のドライブデートがしたいです。私、羽田(空港)の離着陸するシーンがすごく好きなので、埠頭の人通りのないところを颯爽とドライブしたいですね。すみません、マニアックで(笑)」と想像して声を弾ませた。現在放送中のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』に、品川宿にある宿屋「磯田屋」で働く給仕のタマ役で出演した田中は、大河ドラマデビューを果たした反響や、自身の中で変化があったか尋ねられると「すごく変化がありました。まず、お仕事で泊りの際に、ホテルの部屋がグレードアップしましたね(笑)。それがすごくうれしいなと思います」と告白して笑いを誘い、「あとは見てくださっている方が本当に多くて、老若男女問わず見てくださっている作品なので、『見てるよ』という声援がいただけて、それは活力になりますね」とニッコリ。続けて、「共演した皆さんも世代が近くて、同僚役に高梨臨さんがいて、主役は鈴木亮平さんで、みんなで作り上げて、意見を出し合って、戦友みたいに思える現場は初めてだったので、すごく思い出に残る貴重な経験だったなと思います」と感慨深げに語った。さらに、今後の女優としての目標を聞かれると「夢は大きくということなので、いつか主役をやりたいと思っています。アクションがすごく得意なので、アクション映画やドラマは体が動くうちにぜひチャレンジしたいなと思います」と目を輝かせた。
2018年06月08日スタジオポノックのアニメーション映画『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』が、2018年8月24日(金)に全国公開。本作は、3本の短編映画で構成される。『メアリと魔女の花』のスタジオポノック、新プロジェクト開始『メアリと魔女の花』が266万人の国内観客動員数を記録、全世界の上映も決定するなど、2017年に初の長編作品で鮮烈なデビューを飾ったスタジオポノック。本作では、新プロジェクトとしてスタートする「ポノック短編劇場」から、それぞれ異なる監督が手掛ける3本の短編映画を一挙に上映する。兄と弟の勇気を描く『カニーニとカニーノ』兄と弟の勇気、母と子のきずな、たったひとりの闘い…と3作それぞれ違う視点をとりつつも、描かれるのはいずれも愛と感動の英雄たちの物語だ。『メアリと魔女の花』の米林宏昌が自身初のオリジナルストーリーで挑む、カニの兄弟の冒険ファンタジー『カニーニとカニーノ』。主演カニーニは、映画『伊藤くん A to E』『羊の木』に出演した木村文乃が担当し、カニ役に初挑戦。弟のカニーノ役には、NHK大河ドラマ『八重の桜』に出演し、女優、声優としても活躍している人気子役の鈴木梨央。音楽は、『思い出のマーニ』『メアリと魔女の花』に続き、村松崇継が再び米林宏昌とタッグを組む。母と子の絆に焦点を当てた『サムライエッグ』2018年4月に惜しまれつつもこの世を去った高畑勲監督の右腕として活躍した百瀬義行が手掛けるのは『サムライエッグ』。主演に映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』にも登場した尾野真千子、映画『今夜、ロマンス劇場で』の坂口健太郎もキャストに迎える。物語で描かれるのは、母と少年の愛に溢れた人間ドラマ。たまごアレルギーをもった少年シュンとその家族が懸命に生きる姿が映し出される。孤独な男の闘い『透明人間』宮崎駿監督作品を中心に携わった、天才アニメーター山下明彦は、見えない男の孤独な闘いをスペクタクルアクションで魅せる『透明人間』を展開。主役となる透明人間には、映画『エルネスト』で主演を務めたオダギリジョー、さらに音楽は中田ヤスタカが手がける。エンディングテーマは木村カエラ「ちいさな英雄」エンディングテーマは、木村カエラの新曲「ちいさな英雄」。懸命に生きる子ども、そして彼らを温かく見つめる大人の 目線、それぞれの感情が相互に入れ替わり、軽やかに飛び越えていくような楽曲だ。「TREE CLIMBERS」や「Ring a Ding Dong」などの楽曲を手掛けた、ASPARAGUSの渡邊忍がサウンドプロデュースを行っている。作品情報『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』公開日:2018年8月24日(金)「カニーニとカニーノ」監督:米林宏昌/音楽:村松崇継/声の出演:木村文乃 鈴木梨央「サムライエッグ」監督:百瀬義行/音楽:島田昌典/声の出演:尾野真千子 篠原湊大 坂口健太郎「透明人間」監督:山下明彦/音楽:中田ヤスタカ/声の出演:オダギリジョー 田中泯エンディングテーマ:木村カエラ「ちいさな英雄」(ELA/ビクターエンタテインメント)プロデューサー:西村義明制作:スタジオポノック/スタジオポノック・日本テレビ・電通 提携作品/配給:東宝
2018年06月07日映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)で夫婦役を演じた女優の榮倉奈々と俳優の安田顕が考える、夫婦にとって大切なこととは?「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(4月19~22日)期間中に開催地の沖縄でインタビューし、作品の魅力や共演秘話、そして作品に登場する“夫婦”について語ってもらった。2010年に「Yahoo!知恵袋」で話題を呼んだ投稿を映画化した同作は、結婚3年目の夫婦の一風変わったコミュニケーションを描いたハートフル・コメディ。結婚3年目のある日、夫のじゅん(安田)が会社から家に帰ると、妻のちえ(榮倉)が死んでいる!?「妻が突然、死んだふりを始めました」。あるときは、名誉の戦死を遂げ、あるときはワニに喰われ・・・。じゅんは、なぜ妻がそんな行動を続けるのか答えを見つけ出そうとし、物語は感動のラストへとたどり着く。○行間に感じた作品の魅力――とてもユニークな作品ですが、出演が決まったときはどう感じましたか?榮倉:まずはタイトルに衝撃を受けました。「本当に映画のタイトル!?」と。安田:そうだね。長いしね。――演じる役やストーリーに関してはどう思いましたか?榮倉:脚本がほんわか素敵だなと思いました。行間から感じることも多くて、とても好きな脚本でした。安田:本当に、作品に行間があることに安心しました。榮倉:コミカルだけで通してしまうとちえさんは少し不思議に見えてしまうかもしれませんが、李(闘士男)監督が作品への思いをしっかり持った方だったので、とてもいい作品になったと思います。安田:全体を通して榮倉さんがチャーミング。痛々しく見えないんだよね。そして、見どころの一つとして“死んだふり”があるけれど、もっともっと大切な見どころがたくさんあって、素敵な作品になっています。○“死んだふり”は本気度が伝わるように――榮倉さんは15パターンもの死んだふりを披露されています。死んだふりをするというのはなかなかない経験だと思いますが、いかがでしたか?榮倉:“死んだふり”は初めてでした(笑)。撮影はハードだった記憶があります。安田:一気に死んだふりのシーンを撮影したんですけど、4日間くらいだったと思います。地獄だったよね(笑)榮倉:1日3~4パターンずつ、撮り続けました(笑)――一番大変だった死んだふりは?安田:全部大変でしたけど、ドラキュラとかすごい時間がかかりましたね。榮倉:あとは、宇宙人とか・・・。安田:榮倉さんが一番印象に残ったのは、ウルトラマンだったみたいです。「なぜ私はウルトラマンの格好をして『ぜあ!』って言ってるんだろう・・・」って(笑)榮倉:もはや死んでいないので!(笑)――死んだふりのシーンで意識したことを教えてください。榮倉:ちえさんは「驚かせたい」「心配させたい」という意図のある仮装なので、その本気度が伝わるように意識しました。――安田さんは、死んだふりをされる夫としてこだわったことはありますか?安田:何もない! 監督のおっしゃるようにやるしかないし、もう極端に言うと、やけ! それがうまく重なって、いい具合にやけっぱち感が出ていると思います(笑)○ちえさん&じゅんさんとの共通点――演じられた役とご自身の共通点はありますか?榮倉:自分の要素は入っていると思いますが、共通点はなかなかないと思います。自分の身近にもいない人です。安田:僕とじゅんさんは、じゅんさんの方がいいんじゃないですかね。じゅんさんの方が理解力があると思います。僕はダメです。どうしようもない(笑)榮倉:死んだふりに付き合ってはくれますか?安田:付き合えない! (笑)――お互いの印象はいかがでしたか?安田:そういえば、榮倉さんに「撮影中、心を開いてくれなかった」って言われてショックでした(笑)榮倉:心を開いてくれないといいますか、本当は言いたいことがあるのかな、と思っていました。安田:榮倉さんはスパッと言うタイプ。心が男で見ていて気持ちいい! 僕はじめじめって。榮倉:そんなことないですよ!(笑) 本当にそう思ってるかな? と思うことはありましたが・・・(笑)。後は気遣いをとてもされる方です。安田:無駄な気遣いと低姿勢(笑)。そこはじゅんさんと似ているかもしれないです。――リアルな世界で、ご自身の結婚相手がちえさん、じゅんさんだったらいかがですか?安田:僕は絶対嫌です! 死んだふりでメッセージとか面倒くさい。だから3年目で離婚していると思う。相手にするなんて僕にはできないですよ(笑)榮倉:自分の周りにもちえさんみたいな人はいないので、こういう人もいるんだなといろいろ想像して演じました。ただ、ちえさんのクリーニング屋さんへの思いなど、みんなが共感できる面もたくさん持っていたので理解することができたのだと思います。――じゅんさんについては、包容力が素敵だなと思いました。榮倉:いいですよね! たぶん、じゅんさんはちえさんと向き合える人なので、じわじわゆっくりというのに付き合えるタイプの人なんでしょうね。○夫婦にとって大切なこと――夫婦について考えさせられる作品ですが、作品を通してお二人は夫婦にとって大切なことは何だと思いますか?榮倉:なんでしょう・・・。夫婦っていいものだなと思います。安田:一人じゃないっていうのがまず良いですよね。でも、榮倉さんは環境も変わって今は自分のことは全然できてないんじゃない?榮倉:できている方だと思います。沖縄にも来させてもらっていますし(笑)安田:なるほど。僕はこの映画でいいなと思うのは、家族の在り方ではなく、夫婦の在り方を描いていること。「夫婦って何だろう」って漠然と思っていただけているのは、すごくいいなと思っています。――この作品と出会って、夫婦についての考え方で変わったことはありますか?安田:人はそう簡単には変われないですよ(笑)。ただ、なんとなく漠然と考えさせてもらったということだと思います。榮倉さんは、夫婦にとって体力、行動力、忍耐力、どれも必要だけど、一番はどれだと思う?榮倉:忍耐力は必要だなと思いますが、忍耐と思っているうちはまだダメだなとも思います。でも、感謝する気持ちがあれば大丈夫なのかなと思います。安田:自分のエゴを上回る思いがあるっていうことが大事だよね。榮倉:それが大事ですね!■プロフィール榮倉奈々1988年2月12日生まれ、鹿児島県出身。2004年にドラマ『ジイジ~孫といた夏~』(NHK)で女優デビュー。その後、『ダンドリ。~Dance☆Drill~』(06/フジテレビ)でドラマ初主演、『渋谷区円山町』(07)で映画初主演を務め、連続テレビ小説『瞳』(08/NHK)のヒロイン役で注目を集めた。その他の主な出演作に、映画『僕は妹に恋をする』(07)、『余命1ヶ月の花嫁』(09)、『アントキノイノチ』(11)、『のぼうの城』(12)、『図書館戦争』(13)、『わたしのハワイの歩きかた』(14)、『娚の一生』(15)、『図書館戦争 THE LAST MISSION』(15)、『64(ロクヨン)』(16)や、ドラマ『Nのために』(14/TBS)、『99.9 -刑事専門弁護士-』(16・18/TBS)、『東京タラレバ娘』(17/日本テレビ)などがある。安田顕1973年12月8日生まれ、北海道出身。森崎博之、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真と共に演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。以後、『俳優 亀岡拓次』(16)など、映画、ドラマ、舞台とさまざまなジャンルで活躍する。その他の主な出演作に、『映画 ビリギャル』(15)、『HK/変態仮面』(16)、『聖の青春』(16)、『追憶』(17)、『銀魂』(17)、『不能犯』(18)、『北の桜守』(18)や、ドラマ『下町ロケット』(15/TBS)、『重版出来』(16/TBS)、『嘘の戦争』(17/カンテレ)、『小さな巨人』(17/TBS)、舞台『日の本一の大悪党』(16)、『DISGRACED』(16)、『スマートモテリーマン講座』(17)ほか。現在、ドラマ『正義のセ』(日本テレビ)に出演中。さらに主演映画『愛しのアイリーン』が今秋公開ほか、2019年度前期NHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演予定。(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月07日小雨降る、5月下旬の夕方5時過ぎ。東京・渋谷区内のカラオケ店に降りたったのは佐々木希(30)。主演ドラマ『デイジー・ラック』(NHK)の打ち上げパーティーが行われたのだ。 佐々木は、黒いスター柄のワンピースに身を包んでいる。アンジャッシュの渡部建(45)と結婚して1年2カ月。第1子を妊娠中の佐々木だが、お腹はほとんど目立たない。 会場には佐々木の親友4人組を演じた中川翔子(33)、夏菜(29)、徳永えり(30)、鈴木伸之(25)ら、約100名の共演者やスタッフが集まり大盛況だった。佐々木のスピーチは、主演らしく“大トリ”での登場。 「妊娠中の撮影ということで、私にとっては今まででいちばん思い出に残る作品となりました」 「今回、NHKさんの作品へは初めての出演となりました。(制作の)共同テレビさんには何度もお世話になっているのですが、出産後はまたよろしくお願いします」 なんと早くも“出産後”の女優復帰へ向けて、熱い思いをスタッフに“直訴”したのだった――。 「打ち上げは夜8時半に終了。ほかの参加者たちは近くの店での2次会に移動しましたが、佐々木さんだけは夜7時半過ぎにはひとり会場をあとにしました。お腹の赤ちゃんを気遣ったんでしょうね」(前出・スタッフ) いよいよ産休入りする彼女。ママになっての女優復帰がいまから本当に楽しみ!
2018年06月07日ブランディングを目的としたショートフィルムの祭典「Branded Shorts 2018」にて、ショートフィルムの特別上映会「ネスレシアターDAY」が6月6日(水)、アンダーズ東京 Andaz Studioにて行われ、たじまなおこ監督と奈緒がトークショーを行った。「Branded Shorts 2018」はアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」において、企業や団体が制作したブランディングを目的としたショートフィルムの祭典。この日、開催された「ネスレシアターDAY」では、約5年にわたり配信されてきた作品の中から、たじま監督による『いつか、会える日まで』と、スペインで制作された移民を背景に捉えた『結婚式』が特別上映された。透明感が話題の奈緒、撮影地・韓国でのコミュニケーション法は…『いつか、会える日まで』は日本と韓国を舞台に、運命の相手を目前に繰り広げるラブストーリー。たじま監督とイ・サガン監督が共同演出を務め、撮影は韓国語や英語が飛び交うグローバルな現場だったという。たじま監督は、「できるだけ台本段階でふたりで話し合って、同じものを目指しました」と言い、大体1週間で前後編のショートフィルムを撮り上げた。主演の奈緒さんは、NHK朝の連続小説「半分、青い。」で、ヒロインの幼なじみ役を演じ、その透明感でも話題になっている。奈緒さんは本作にて、流暢な韓国語も劇中で披露。元々勉強していたという韓国語で、スタッフとも密にコミュニケーションを取っていたそう。そのコミュニケーション方法について話が及ぶと、奈緒さんは「結構、触っていたかもしれません(笑)。韓国の人は女の子同士も手をつないだりしてすごくスキンシップを取るので、最初からスキンシップをしたから距離がつめられました」と、笑顔を見せた。たじま監督は「全身で寄り添ってくださった」たじま監督といえば、Amazonプライムの犬と赤ちゃんの心温まるCMのディレクターとしても知られる。奈緒さんは、「CMを見ていたので、優しくてふんわりした方かなと思っていたんですけど、現場に入るとストイックで!」とたじま監督の意外な一面を明かし、「“このシーンって苦しい”という演出のときは、鏡みたいに監督自身も苦しそうで。全身で寄り添ってくださると思っていました」と全幅の信頼を寄せた様子。すると、たじま監督も「確かに(主人公ふたりの)喧嘩のシーンはヘビーで、考えたときに哀しくなっちゃって…説明しながらウルウルして。ただのメルヘンで終わらないように、そこまで表現してほしいと思った」と、感情が入った作品に仕上がったと語った。今後の展望について聞けば、たじま監督は「家族を描いていきたいです。人間の真髄を描くようなものを」と話し、奈緒さんは「自分と離れた役をやってみたい。すごくうそをつく役とか、殺人鬼とか(笑)。離れた人を演じることで、自分の人生の中で交わらない人を好きになっていくんじゃないかなと思いました」と大人っぽく持論を展開していた。「SSFF&ASIA」は6月24日(日)まで、東京8会場にて開催中。(cinamacafe.net)
2018年06月06日3月末にNHKを退局した有働由美子アナウンサー(49)が10月から日本テレビ系ニュース番組「NEWS ZERO」のメーンキャスターに就任すると6日、同局から発表された。 一部スポーツ紙によると、この日、都内の自宅で「メーンキャスター就任おめでとうございます」と記者に声をかけられた有働アナは「ありがとうございます」と返答。「今後は積極的に取材もしていきますか?」との質問には答えず、迎えの車へと乗り込んだという。 「退局にあたり、有働アナは局内では『これからは自分の時間がほしい』と話していたそうです。そのため周囲では、交際中の5歳年下恋人とこのままゴールインすると思っていました」(NHK局員) 退局に際し、「ジャーナリストとして精進して参りたい」ともコメントした有働アナ。現在はくりぃむしちゅーやマツコ・デラックス(45)と同じ事務所に所属。事務所のカラーから、バラエティーにも積極的に出演するとみられていた。 「日本テレビは有働アナの事務所と太いパイプを持っています。今回も極秘で接触し、キャスター就任を打診していたようです。有働アナにとっては渡りに船の仕事だったようで、オファーを快諾。ただし平日は“仕事漬け”になるので、『結婚が遠のくのでは?』と心配の声もあがっていますよ」(芸能記者)
2018年06月06日「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のメインキャスターを務める村尾信尚(62)が9月いっぱいで同番組を卒業。10月からは新たに有働由美子(49)が同キャスターに就任すると6月6日、わかった。 有働は91年4月にNHKに入局。ニュース番組から情報番組まで、幅広く担当。ニューヨーク特派員や紅白歌合戦の司会も務めた。今年3月「海外での現場取材や興味ある分野の勉強を自分のペースで時間をかけてしたいという思いが捨てきれず」「有働由美子というジャーナリストとしてNHKの番組に参加できるよう精進してまいります」とし、退局。現在は芸能事務所・ナチュラルエイトに所属している。 村尾は、引き継ぐ有働に「10月からは有働さんを中心にさらに親しみやすい『NEWS ZERO』になることを期待しています」とエール。対して有働は起用について「大変ありがたいお話」とし、「村尾さんたちが築き上げてこられた『NEWS ZERO』の信頼を守るべく、できる努力を全て尽くしていきます」と意気込んでいる。 ネットでは村尾の卒業を「残念」とし、感謝の声が上がっている。 《村尾氏12年間本当にお疲れさまでしたー。優しい語りが印象的やった》《派手ではない。難しいことを解りやすく教えてくれもしない。共に喜怒哀楽したりしてくれるパワーもない。けれど、夜に落ち着いてニュースと向き合うのに、私にはちょうどいい感じの人なので好んで観ていた》《震災の頃、一番寄り添って想いを伝えていた感じがしたニュースキャスターはZEROの村尾さんだったと思う。とても寂しいし残念に思う》 いっぽうでNHKを退局する際、“ジャーナリスト”として精進すると誓っていた有働にはこんな声が。 《たしかにニュースも現場の仕事かもしれないけどジャーナリストとはまた違うと思う》《ジャーナリストで日本や世界各地の現場で バリバリ取材に行ったりするのかと思っていた》《うーん、結局、有働由美子も他のフリーアナと同じ道歩むのね》
2018年06月06日女優の安藤サクラが5日、大阪のNHKホール・リハーサル室で行われた、映画『万引き家族』(6月8日公開)の会見に登場した。同作は是枝裕和監督によるオリジナル作で、第71回カンヌ国際映画祭にて、最高賞 パルムドールを受賞した。生活品を万引きで賄う"万引き家族"が、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。しかし、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。現在、NHK 連続テレビ小説『まんぷく』の撮影中で大阪にいた安藤。YouTubeで中継を見ようとしていたが、いつの間にか眠ってしまっていたという。「リリーさんから『サクラ起きろ!』とメールがすごい来ていて、マネージャーさんには、真っ暗にして寝ていた部屋で『パルムドールです!』と言われて……すぐにTVをつけてニュースが流れているのをみて、これは残さなきゃとフィルムのカメラでその画面を撮りました」と状況を振り返った。審査員長で大女優のケイト・ブランシェット、そして同じく審査員であるレア・セドゥやクリスティン・スチュワートなども安藤の演技を絶賛。「自分たちが劇中のあの泣き方をしていたら安藤さんを真似したと思ってかまわない」とまで言っていたというが、安藤は「やっぱりスターの方たちは粋な誉め言葉を使うんだなと思って……」と恐縮。出産後初の作品に「撮影中は、母性が溢れ出ているような状況だったので、戸惑いながらの撮影でした」と振り返る。「私は正直、妊娠中、出産後はできるだけ仕事はしないし、できるだけ子供と一緒にいるのがいいと思って、そうしたいと思っていましたが、こうやってこの作品に出会えたことがよかったですし、それは是枝組でしか成り立たなかったことだと思うので、すごく良い時間を過ごせたと思っています」と心境を吐露。「役柄としては自分は真逆だけど、産後初めてあの役を演じるというのは面白い経験でした」と語った。子役の城桧吏、佐々木みゆについては「ある番組で、“家族”と過ごしていた映像をみたんですけど、それをみただけで、このふたりが愛おしすぎて泣いちゃうんです。特にカンヌに行ってからは、この“家族”がより大事な存在になっていて、すぐに元気かな、会いたいなと思っちゃうんです」と気持ちを明かす。「特にみゆは、すごいご縁だなと思うんですが、私の娘と同じ誕生日なんです。だから撮影中から、それこそ血の繋がりではない何かの繋がりがあるようなそんな気持ちを感じていました」と思いを表した。
2018年06月06日安藤サクラが主演を務める平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」のメイン出演者第2弾が発表された。桐谷健太、瀬戸康史、岸井ゆきの、橋本マナミのほか、朝ドラ初出演となる松井玲奈、片岡愛之助らが新キャストに名を連ねた。「まんぷく」は、チキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功を描いたヒューマンドラマ。今回の会見で発表されたのは、ヒロインの福子や、彼女の夫・萬平を取り巻く人々を演じることになるキャスト陣。■萬平の才能にいち早く目をつける商売人の世良勝夫役・桐谷健太のちにインスタントラーメンを発明することになる萬平の才能に目をつける商売人・世良勝夫を演じるのは、今作で朝ドラ初出演を果たす桐谷健太。会見の司会者から紹介されるといきなり「海の声」のワンフレーズを熱唱。キャストやマスコミを笑わせると「紅白ではお世話になりました。チキンラーメンのお話ではありますけど、僕は背脂系ぐらい濃いと言われるので、思い切りたくましい世良を演じます」と意気込みを語った。■萬平を生涯にわたって支える神部茂役・瀬戸康史名門大学を卒業した秀才で生涯にわたって萬平をしたい続ける神部茂を演じるのは、2015年の「あさが来た」以来の朝ドラ出演となる瀬戸康史。「桐谷さんのあとでどうしようか迷ってるんですけど…」とつぶやき、笑ってみせると続けて「神部は萬平・福子夫妻と、とんでもない出会い方をするんですけど、人の懐に入るのがうまい役どころです」と自身の役柄を分析。さらに「なので僕も少しでも現場のみなさんの懐に入れるように頑張ります」と語った。■保科恵役・橋本マナミ「夜の女から朝の女へ」福子が働くホテルの先輩でフロント係の保科恵を演じるのは映画やドラマへの出演が続いている橋本マナミ。「愛人にしたい女というキャラクターでテレビに出ることが多いので…」と自身のイメージについて言及すると、続けて「今回の役はホテルの受付で、すごく仕事ができる女性ですけれど、男性との交際経験がないという役で。今回の朝ドラで“夜の女から朝の女”になれるように頑張ります」と笑顔で話した。■朝ドラ初出演の松井玲奈、片岡愛之助を含む11名の新キャスト今回の会見では、ほかにも岸井ゆきのや松井玲奈、片岡愛之助、中尾明慶、藤山扇治郎といった朝ドラ初出演の俳優陣から、呉城久美、浜野謙太、橋爪功といった個性派・実力派まで11名の新キャストが発表された。■ヒロイン・安藤サクラ「楽しくなくなってももう元はとれた(笑)」撮影がスタートして1か月ほど経過しているという本作。ヒロインとして新たなキャストを迎える安藤さんは「短い期間で、たくさんの俳優さん・女優さんとお芝居できるというのは、朝ドラでしか経験できないことだと思って。色々なお芝居を目の前で見られるというのが超楽しいんです」と笑顔でコメント。さらに「これから先、楽しくなくなっちゃったとしても元はとれたくらい楽しい(笑)、1か月で元を取りました!」と語り、キャストや取材陣の爆笑を誘った。平成30年度後期 連続テレビ小説「まんぷく」は10月1日(月)~NHKにて放送開始<全151回>(text:cinemacafe.net)
2018年06月04日世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」。その6月4日(月)放送回に映画『空飛ぶタイヤ』で主演を務める長瀬智也とディーン・フジオカがゲスト出演。また女優の橋本環奈も登場する。1994年「TOKIO」としてCDデビュー、音楽アーティストとしての活動はもちろん俳優として「白線流し」シリーズ、「池袋ウエストゲートパーク」などで鮮烈な印象を残した長瀬さん。主演を務めたドラマ「ムコ殿」では演じた桜庭裕一郎名義でも歌手デビューを果たし、「マイ★ボス マイ★ヒーロー」「泣くな、はらちゃん」『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』「ごめん、愛してる」などの出演作はいずれも見る者の心に強いインパクトを与えてくれる。香港でモデル活動を経て映画『八月の物語』の主演で俳優デビュー。その後台湾に拠点を移し数多くの作品へ出演すると北米にも活動の場を広げ国際派俳優となったディーンさん。日本ではNHK連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役が広い層の支持を受け、「IQ246」や「今からあなたを脅迫します」、放送中の「モンテ・クリスト伯」などのドラマから『鋼の錬金術師』『坂道のアポロン』などの映画まで幅広く活躍中だ。福岡でのご当地アイドル活動を経て“1000年に1度の美少女”として社会現象的なブームを巻き起こしTVや映画へ進出。『暗殺教室』シリーズをはじめ、『セーラー服と機関銃-卒業-』では星泉役で映画初主演。さらに昨年は佐藤勝利とW主演した『ハルチカ』をはじめ「警視庁いきもの係」や、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』への出演で“福田組”入りを果たすなど大きな成長をみせた橋本さんもゲスト出演。今夜は「世の中意外なことだらけ!○○なのに××SP」と題して長瀬さん、ディーンさん、橋本さんらも驚く世界の意外なことを紹介していく。映画『空飛ぶタイヤ』は池井戸潤の大ベストセラーを映画化する作品。ある日、突然起きたトレーラーの脱輪事故によって整備不良を疑われた運送会社社長が、大企業に立ち向かいながら真実を追求する…というストーリーとなっており、長瀬さん、ディーンさんのほか高橋一生らが池井戸作品ならではの“熱い男”たちを「熱演」する。映画『空飛ぶタイヤ』は6月15日(金)より全国にて公開。「世界まる見え! テレビ特捜部」は6月4日(月)20時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年06月04日デビュー20周年を迎えた音楽アーティストのaikoが、6月2日(土)放送のNHK総合「SONGS」に登場。20周年を記念して番組史上最大規模となる記念ライブを敢行するほか、ゆかりの深い有名人からのお祝いと彼女の素顔に迫るメッセージもお届けする。1998年に「あした」でメジャーデビューを飾ったaikoさん。翌年3rdシングル「花火」「カブトムシ」がヒットし注目の存在となると2ndアルバム「桜の木の下」もチャート1位を獲得、同年紅白初出場を果たす。その後も「夏服」や「蝶々結び」「アンドロメダ」「ボーイフレンド」「キラキラ」など数多くのヒット曲を生み出し続け、今年デビュー20周年を迎えたaikoさん。20周年の記念すべきタイミングでの本番組出演ということもあり、今回はNHK101スタジオに番組史上最大となる観客を集めスペシャルライブを行なう。披露されるのは新曲「ストロー」、デビュー翌年に発表された大名曲の「カブトムシ」、ライブで盛り上がる定番曲「運命」をステージを駆け回りながらパフォーマンス。今回も近況トークにはじまり後半にはコールアンドレスポンスで観客を熱く盛り上げるなど、MCにも定評があるaikoさんならではのライブを展開。さらにaikoさん自身がファンでもありラジオのヘビーリスナーだという「ナインティナイン」岡村隆史からのお祝いメッセージが到着。岡村さんしか知らないaikoさんとのエピソードが披露されると思わず赤面するaikoさん。岡村さんの暴露に対しaikoさんは「私、そんなこと、言ってないわ~!」と返す一幕も。また4年ほど前からメールをやり取りする仲だという「森三中」黒沢かずこからのメッセージにも大喜び。5月から番組の「責任者」を努めている俳優の大泉洋からは「aikoさんは年に10回も外食をしないそうですが、一体、何食べているんですか?」という質問が飛び出す。“驚きの質問”にaikoさんはどう答えるのか?楽しくてエネルギッシュなaikoのスペシャルライブ、お楽しみに。「SONGS」は6月2日(土)23時~NHK総合で放送。(笠緒)
2018年06月02日これほどのドラマになるとは、誰が予想しただろう。土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」は先日、Twitterの世界トレンドで1位を獲得。最終話を前に、すでにロスという人も現れている。中でも、多くの女性たちを悶々とさせているのが、林遣都が演じる“ドS後輩男子・牧凌太”ロス。「春田さんのことなんか、好きじゃないです」と牧が本心を押し隠して涙の決別宣言をしたその1年後に、春田(田中圭)は黒澤部長(吉田鋼太郎)と同棲している、という驚愕の事態となったことから、“牧ロス”、“牧春ロス”に陥る人が続出中。熱演を見せた林さん自身も、改めて注目を集めている。田中圭が、上司&後輩の2人の男性と幼馴染の女性から思いを寄せられるアラサー・ダメ男子役でキャリアの転換期を迎えているのと同様、デビュー10周年を過ぎた林さんにとっても、「おっさんずラブ」は「圭くんと出会えて本当によかった」「役にちゃんと気持ちを入れることができた」といった言葉がクランクアップ時に飛び出すほど、重要な作品となったようだ。そんな彼の軌跡に迫った。■元祖・細マッチョ!野球&飛び込み&駅伝…青春スポーツ映画の主人公に1990年12月6日生まれ、滋賀県出身。中学の修学旅行で渋谷を訪れた際、スカウトされたという逸話を持つ林さん。総勢3,000人ものオーディションから主人公の野球少年役を射止めた映画『バッテリー』(2007)で鮮烈なデビューを果たしてから、いまでは人気俳優ひしめく20代の中でも演技派として頭1つ抜けた存在となっている。野球経験を生かした『バッテリー』では第31回日本アカデミー賞・新人俳優賞や第81回キネマ旬報ベスト・テンの新人男優賞などを多数受賞。その翌年は、『ちーちゃんは悠久の向こう』『DIVE!!ダイブ!!』『ラブファイト』と主演作が相次いで公開された。『DIVE!!ダイブ!!』では元オリンピック選手をコーチに迎えて約3か月間、飛び込みを猛特訓、『ラブファイト』でも元日本チャンピオンに付いて撮影前3か月と撮影中2か月間、ボクシングをトレーニング、さらに天才ランナー役を演じた『風が強く吹いている』(2009)では、あまりに美しいランニングフォームに、指導した大学駅伝部から「映画が終わったらうちに通えば?」と誘われたというほど。強い意思を感じさせる大きな瞳と、端正な顔立ち、少年っぽいあどけなさと大人っぽく凛としたオーラを併せ持つ彼は、こうした青春スポーツもので瑞々しい演技を見せてきた。だが、2010年には、ルームシェアで暮らす都会の若者たちを描いた『パレード』(吉田修一原作、行定勲監督)で、金髪の“自称18歳の男娼”サトルという衝撃的な姿を披露する。美しく、儚く、どこか現実離れしたところのあるサトルは、藤原竜也らの日常をかき乱す異質な存在となっていく。細マッチョの元祖的存在でもある美少年が、ひと皮向けた映画だった。■「荒川アンダー ザ ブリッジ」から「火花」まで、どこまでも貪欲に『風が強く吹いている』公開時のインタビューでは、「周りにすごい人たちがいっぱいいるので、そういう人たちを見ていると、どうしてもいまの自分に満足なんてできません」と語っていた林さん。その後も、貪欲なまでにさまざまな役柄に挑戦してきた。「まさかの実写化」といわれ、TVドラマ&映画が製作された「荒川アンダー ザ ブリッジ」(2011~2012)では、コメディの世界に喜々として飛び込んでいく。原作は「聖☆おにいさん」でも知られる中村光の人気コミック。大企業の御曹司・リクを林さん、“金星人”を名乗る電波系ヒロイン・ニノを桐谷美玲、河童の“村長”を小栗旬、元売れっ子ミュージシャンの“星”を山田孝之が演じるなど、その豪華なキャスティングも話題となった。山田さんの映画『闇金ウシジマくん』にも出演し、人気ゲームのドラマ化「戦国BASARA―MOONLIGHT PARTY―」では麗しい伊達政宗で主演。「レジデント~5人の研修医」ではゆるふわヘア+無精ひげの研修医、「ST~ 警視庁科学特捜班~」では警視庁のエリート管理官にも。「カラマーゾフの兄弟」では吉田鋼太郎を父親に(しかも姓は黒澤!)、市原隼人、斎藤工と三兄弟を演じるなど注目を集めた。さらに2016年は、7本もの出演映画が公開され、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」にも初出演するなど大躍進の年となった。瀬戸内寂聴原作、村川絵梨主演の『花芯』では妻に不倫される夫役に挑み、NHK放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」のシュガ役を務め、『HiGH&LOW』シリーズでは達磨一家のリーダー・日向紀久役で凄みのある演技を見せるなど、その振り幅を広げていく一方、“初体験”に歓喜したことも。林さん自身ファンを公言する「遊☆戯☆王」の連載20周年に公開された劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で、風間俊介ら初期レギュラーと共に声優初出演!「自分が『遊☆戯☆王』の世界に入っていることの喜びは、言葉にならない」とまで語っていた。そして、又吉直樹の芥川賞受賞作をNetflixがドラマ化した「火花」では、「“関西弁しゃべれます”アピールをずっとやって」主人公・徳永役に大抜擢。爽やかオーラを完全に消し去り、しがない若手芸人を熱演した(奇しくも、性やジェンダーについて熱弁を振るうシーンもある)。順風満帆、挫折知らずで来たと思われがちな林さんだが、この「火花」でのシネマカフェインタビューでは「そんなことないです」ときっぱり。「心の底から悔しい思いをした時期もあったし、理想としているものができなかったり、行き詰まって、全てを捨てて『やめたい』って思ったこともありますよ」とも明かしている。10年間、第一線で活躍してきたはずの林さんに、そんな挫折や葛藤があったとは…。そうした思いもあってか、波瑠主演ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」では狂気の精神科医役を演じ、直木賞作家・乃南アサのベストセラーの映画化『しゃぼん玉』では、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返してきた青年が山村での交流から再生していく、というかつてない役柄にも果敢に挑んだ。■「おっさんずラブ」への布石!?ゲイ役やBLシーンもそんな林さんが2018年、満を持して出会ったのが「おっさんずラブ」だ。演じたのは、本社から営業所に異動してきた入社4年目のエリートで、イケメン後輩男子・牧凌太。春田(田中圭)に提案された同居を受け入れたかと思えば、突然、春田にキスつきで告白!ふだんはマメで気が利くが、春田のあまりの言動にイラっとすると、ついドSな一面が顔を出すというキャラクターが好評を得た。実は林さんは、牧役の布石ともいえるような数々の作品に関わってきている。まず、ルームシェアといえば、ドラマ「REPLAY&DESTROY」(2015)。「荒川アンダー ザ ブリッジ」の飯塚健監督と山田さんが企画を務めた本作は、ケータイドラマが話題となり、深夜帯でドラマ化が実現。変顔、寝グセ、まゆなしなど、コミカルでキュートな一面を次々披露する理系男子・真野真広役の林さんをはじめ、ゆるふわ“マシュマロ男子”としていま話題の中村倫也も出演。林さん&山田さん、山田さん&中村さんの妄想BLシーンもあり、いま思えば“お宝的作品”といえる1作だ。それ以前、『悪の教典』(2012)では、サイコパス教師・蓮実(伊藤英明)の同僚教師(平岳大)と関係を持つ生徒・前島雅彦を演じていた。凄惨な内容のR15+指定作品ではあるが、彼が「カッコイイ」と先生に見とれる姿は“ワンコ”のようでもあった。ちなみに、「おっさんずラブ」の副音声で田中さんに“チワワ似”であることを指摘されるや、賛同するファンの声が後を絶たない。そして、牧“1歩手前”のキャラクターといえるのが、小林ユミヲの人気漫画を原作にした『にがくてあまい』(2016)で演じたベジタリアンのゲイの青年・片山渚。ルームシェアをする野菜嫌いの江田マキ(川口春奈)のために、オーガニック野菜料理を手際よく作るが、渚もまたかなりのドS、同僚の体育教師(新田真剣佑)に思いを寄せているというキャラクターだ。また、初恋相手であるアラタ(渕上泰史)とのキスシーンを「かぶりつくような、むさぼるようなキスで『ふあ~』となりました」(同作トークイベントにて)と言い表したことも、当時ネットを賑わせた。キスといえば、「おっさんずラブ」の牧は田中さん演じる春田とお風呂場、そしてキッチンで二度のキスシーンが!最終話で春田と結婚式を迎える(?)黒澤部長でさえ、していないというのに。その際、「なんかうっせーなーと思って」とちょっと男っぽくなるギャップもたまらない。だが、彼はこのまま、フェードアウトしてしまうのだろうか?かつての交際相手・武川(眞島秀和)が言うように、「あっち側の人間を好きになっても、幸せになることは絶対にない」のだろうか?昨今、ドロドロした不倫愛を描く映画やドラマが相次いでいるが、「おっさんずラブ」はいまだ日本では大きな声を出せない同性愛を、真正面から、かつ軽妙なタッチで描いてきたからこそ、観る者を余計に切なくさせ、夢中にさせている。本作をきっかけに、“いままで名前は知っていたけれど…”という層の心も確実につかんだはずだ。今年は、童貞こじらせ男子を演じた『チェリーボーイズ』、デビュー作の自分を見守るような役柄を演じた『野球部員、演劇の舞台に立つ!』ほか、『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)、『ギャングース』(秋公開)と映画出演も続く。本作で得たさまざまな“出会い”でより頼もしくなった林さんに、これからも期待していたい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年06月02日「第2回 日・ASEAN音楽祭」が2018年10月4日(木)に東京・NHKホールにて開催される。2013年の第1回以来5年ぶりの2回目の開催となる「日・ASEAN音楽祭」。第1回は日本だけでなく、ASEAN各国でもその様子が放送され、広い規模で好評を博した。今回も日・ASEAN特別大使を務める杉良太郎の呼びかけに賛同し、日本とASEAN各国から豪華アーティストが集結。日本からは関ジャニ∞、乃木坂46、w-indsなどのグループをはじめ、三代目J Soul Brothersの今市隆二、登坂広臣らが出演。人気アーティストたちが日本と東南アジアの友好の懸け橋となり、イベントを盛り上げる。また、男性司会者として、芸人・古坂大魔王が扮し高い世界的認知度を誇る「ピコ太郎」が登場。アーティスト以外も国際イベントならではのスペシャルなゲストで彩られる。【詳細】第2回 日・ASEAN音楽祭開催日時:2018年10月4日(木) 19:00開演会場:NHKホール住所:東京都渋谷区神南2丁目2-1チケット料金:8,000円(全席指定)<出演アーティスト>関ジャニ∞/乃木坂46/今市隆二(三代目J Soul Brothers)/登坂広臣(三代目J Soul Brothers)/w-inds/伍代夏子/ファクルーウ・ラジ/プレアップ・ソバット/アンディン/アレクサンドラ/シティ・ヌルハリザ/サイ サイ カンレン/サラ・ヘロニモ/タウフィック・バティサ/パラポン/ドン・ニー【問い合わせ先】日・ASEAN音楽祭実行委員会事務局TEL:03-3478-6152
2018年06月01日剛力彩芽(25)と通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(42)の交際に続いて、石原さとみとIT企業「SHOWROOM」社長・前田裕二氏(30)の熱愛報道も世間を驚かせた。 石原や剛力はまだ交際中という段階だが、いまや“美人女優兼社長妻”の代表的な存在になっているのが観月ありさ(41)だという。 彼女は15年3月に“フェラーリ王子”とも呼ばれるKRH株式会社社長・青山光司氏(45)と結婚。現在は東京都内の一等地に建つ、推定16億円ともいわれる豪邸で生活している。結婚4年目だが、そのラブラブぶりは各所で目撃されているのだ。 「昨年12月末に代官山で、観月さんと青山さんを見かけました。手をしっかりつないで、体を密着させている様子は、まるで“付き合いたて”のように見えました」(目撃した会社員) 「観月さんは毎年、盛大に誕生日パーティを開催しています。そこで青山さんは、まるで彼女のマネージャーみたいに会場を飛び回って挨拶をしています。前妻の上原さくらさんと結婚していたときとは、ずいぶん様子が違っていますが、それだけ観月さんのことが好きなのでしょう」(青山氏の知人) 観月は7月からスタートする『捜査会議はリビングで!』(NHK・BSプレミアム)で21年連続31作目の連続ドラマ主演となる。 いっぽう嫁ぎ先のKRHも業績を伸ばし続けている。売上高は交際開始前の13年5月期が69億円だったのに対し、17年5月期で98億円と約30億円増! 青山氏の知人は続ける。 「本社は岐阜県にありますが、東京都や兵庫県など各地に支店や営業所があり、5月28日には宮城県に営業所を開設しました。業績拡大の一因には、観月さんの存在もあります。青山氏は頻繁にゴルフコンペやパーティを開催しており、観月さんも積極的にホステス役を務めているのです。観月さんの夫の会社として、知名度も上がりましたし、その営業効果ははかり知れません」 「家事は一切しない」と公言している観月だが、夫のビジネスへの貢献が円満な夫婦関係の一因なのかもしれない。
2018年06月01日元NHKアナウンサーの有働由美子が、15日放送の文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月曜~金曜13:00~15:30)に生出演することが明らかになった。有働が民放ラジオに出演するのは、NHK退局後初めてとなる。有働由美子有働が出演するのは、「大竹メインディッシュ」(14:20~14:50)。このコーナーでは、番組パーソナリティの大竹まことと、金曜日パートナーの作家・室井佑月がゲストにじっくり話を聞いていく。5月31日の同コーナーには、お笑いコンビ・和牛が出演するなど、様々なゲストが登場している。大竹と室井はいずれも有働と親交が深く、有働が司会を務めていたNHK朝の情報番組『あさイチ』(毎週月~金曜 8:15~)にゲスト出演したこともある。番組では、有働がフリーになってから2カ月が経った現在の心境、今後の活動について明かす予定だ。
2018年06月01日直木賞作家・奥田英朗原作で、限られた3日間を刹那に駆け抜ける若い男女の青春エンターテインメント作『純平、考え直せ』が主演・野村周平、ヒロインに柳ゆり菜を迎え、9月22日(土)より全国公開されることが決定した。合わせて、野村さんがチンピラ姿となった登場人物画像も公開された。■あらすじ新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平(野村さん)21歳。いつか「一人前の男」になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々だ。そんな純平、ある日、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられる。「これで一人前の男になれる」と気負い立つ純平は、偶然出会ったOLの加奈(柳さん)と一夜を共にし、つい“鉄砲玉”になることを洩らしてしまう。手元には拳銃1丁と数十万円の支度金。退屈を持て余していた加奈は、時代錯誤な純平の情熱に呆れながらも不思議な胸の高鳴りを覚え、決行までの3日間、純平と行動を共にすることに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、2人は惹かれ合っていく…。「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と言う加奈に、「男が一度決めたことだから」と純平は聞く耳を持たない。そこで加奈はSNSに相談。すると、忠告や冷やかし、無責任な声援がネット上に飛び交い出した!加奈の想いと、ネット住人たちとの交流が、純平の決意を揺るがし始めるが、決行の日は迫り――さぁ、どうする、純平!■奥田英朗原作、満を持しての実写化!原作は直木賞作家・奥田英朗の同名小説。『イン・ザ・プール』『サウスバウンド』『ガール』など、これまで数多くの作品が実写化された奥田氏の小説だが、2011年1月に光文社より刊行された「純平、考え直せ」は、映画業界がかねてから実写化を熱望して止まなかった1作だ。本作でメガホンをとったのは、『子猫の涙』『女の子ものがたり』などで知られる森岡利行。ロケは実際に様々な人たちが蠢く街、新宿歌舞伎町で敢行された。古めかしい任侠の世界と、現代の闇を映し出すSNS、そしていつの時代も変わらない若者たちの葛藤が、ひとつの作品としてまとめ上げらている。■野村周平×柳ゆり菜、若き熱量が見せるそれぞれの新境地!本作で主人公・坂本純平を演じるのは、『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などの人気作に出演し、人気・実力ともに注目を集める野村さん。これまで爽やかでどこかやんちゃなイメージを持つ野村さんが、リーゼントにまとめた風貌で歌舞伎町のチンピラを演じ、大人の俳優へと大きな飛躍を果たす演技を披露している。野村さん自身も「純平という役は僕自身様々な挑戦があり、そういう意味でも皆さんに新しい自分を観ていただける作品になっていると思います。3日間という短い時間の物語ではありますが、僕が演じる純平の勇姿に是非、注目して観ていただきたいです」と意気込みをあらわにした。そして、純平と3日間を共にするヒロイン、山本加奈を演じるのは、初代グラビアクイーンとして人気を博し、2014年公開『うわこい』で女優としての活動をスタートさせると、NHK連続テレビ小説「マッサン」でブレイクした柳さん。劇中では髪を切られるシーンがあり、実際に地毛を切ることを自ら申し出、全編にわたり女優魂を見せつけた。本格派として飛躍していく覚悟をうかがわせ、刹那に生きる加奈の心情を繊細に、かつ大胆に演じきっている。柳さんは「私はこの作品に恋に落ちました。脚本を読み、純平、加奈というカップルに恋焦がれました。 そして、この世界を不器用に泥臭く本気で生きました。ようやく皆様に届けられること、心から嬉しく思います」と加奈を演じれたことを喜んでいるようだ。人生を覆されるほどの命令を受けながらも、それを頑なに守ろうとする順平。その運命の日までの3日間、彼の中にあるものとは?心の葛藤に真摯に向き合いながら演じる、誰も見たことのない野村さんの姿を是非チェックして。『純平、考え直せ』は9月22日(土)より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月31日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「K-POP」です。これまで、その時どきで流行していた少女時代とかKARAの楽曲なんかは耳にしていましたが、きちんとK-POPを聴くことはありませんでした。ところが、去年のMステスーパーライブでBTS(防弾少年団)さんとご一緒してそのパフォーマンスに圧倒されたんです。それ以来、気になっていたところで見たのがNHKの『SONGS』での彼らの特集。なかでも「MIC Drop」にガツンと打ちのめされました。だって、なにあの曲!?ヤバすぎません!?なにがヤバいって、その歌詞(日本語訳)です。「俺らのコンサート空席皆無」とか「トロフィーでカバンパンパン」とか「もう光る光る俺の成功」とか、これ、王者にしか歌えないかなり強めのリリックです。アジアのトップに立つ彼らだからこそ歌える一曲。それが、かっこよすぎてえぐいくらいです…。この歌詞をメンバーたち自身で手がけているっていうのにも驚きました。『SONGS』で披露されたのは、番組だけのオリジナル・バージョンだったそうです。日本語バージョンもあるのに、あえて彼らの母国語である韓国語で歌いたいとこだわりや意義を持って歌っているというのもすごくいいですよね。そして、圧巻のパフォーマンス!ダンスも表情も、ひとつひとつが魅力的で、彼らのここまでに至る努力や強い信念、ストイックさを感じます。最後に、マイクを落とす演出もめっちゃ決まってた~。ひゃ~かっこいい~。今年の上半期でもっとも胸に刺さる一曲になりました。そもそも、韓国は自国だけだとどうしてもマーケットが小さい。だから、音楽や芸能活動をする上で常に日本をはじめとするアジア諸国や世界進出を意識して戦略を立てることになる。それで、日本でもK-POP人気は衰えずにずっと続いているんだと思います。でも、それはアーティストたちの努力や向上心があってこそ実現するもの。僕は、売れたものこそが正義だと思うので、国や国籍だけで良し悪しを判断するようなことはしたくないですね。日本語のネタ曲だけで日本のみでしかできない活動をしている、真逆のタイプのミュージシャンである僕でもそう思います。あ、でも、前述のMステでのライブを観た韓国の方々に僕のパフォーマンスが意外と好評だったらしいという噂を聞きました。BTSさん、僕と対バンやってくれへんかな?おかざき・たいいくタイアップ曲満載の企画アルバム『OT WORKS』が発売中。NHK総合の新番組『テンゴちゃん~土曜深夜の辺境レボリューション~』(土曜24:05~、次回放送未定)パーソナリティ。※『anan』2018年6月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年05月30日現在公開中の映画『友罪』に出演している俳優の生田斗真が5月30日(水)今夜放送の「TOKIOカケル」にゲスト出演。「TOKIO」と同じジャニーズの後輩としては番組最多出演を誇る生田さんが大好きな松岡昌宏をリスペクトする企画を実施する。ジャニーズJr.時代にNHK教育テレビ「天才てれびくん」に出演、NHK連続テレビ小説「あぐり」で子役としてデビューすると、ジャニーズでは珍しい俳優メインの活動を続け、2007年に「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」で大きな注目を集めた生田さん。その後ドラマだけでなく映画へも活動の幅を広げ『人間失格』に主演、『源氏物語 千年の謎』では主人公・光源氏を演じ、『僕等がいた』『脳男』『土竜の唄』シリーズなど立て続けに主演作を世に送り出し、そのルックスだけでなく演技力でも魅せる俳優として評価されるように。昨年公開の『彼らが本気で編むときは、』ではトランスジェンダーの介護士という難役を見事にこなすなど、常に進化を続ける俳優として知られるようになった。今回生田さんはまず恒例の「ジャニーズ年表」をしっかり整理。続いて、大好きな松岡さんをリスペクトした「生田斗真プレゼンツ僕の好きな松岡くんベスト5」では、“松岡モノマネベスト5”を披露し、スタジオを大きく盛り上げる。現在、親友がかつて少年犯罪を犯した“少年A”だったら…というテーマを描く『友罪』が公開中の生田さん。瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市らと共演している。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田(生田さん)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太さん)。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け、心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める…。「TOKIOカケル」は5月30日(水)今夜23時~フジテレビで放送。(笠緒)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月30日