俳優の坂上忍が5日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、水曜MCを務めるお笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼の結婚に言及した。矢作は先月29日深夜にTBSラジオの番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』の生放送で、結婚を発表。相方の小木博明が婚姻届の証人となってその場で記入・押印し、小木が彼女と一緒に区役所に婚姻届を提出をする模様が随時中継された。その前日に『バイキング』で会っていた坂上は、冒頭で「年末年始はどさくさにまぎれて結婚するやつが出てくるって言ってたじゃないですか! おぎやはぎの矢作! 何をどさくさにまぎれて結婚してるんだ!」と大きな声を出した。そして、前日の共演時に結婚の話になるも「とぼけてた」と言い、「そしたら翌日くらいに結婚しますって」と突然の発表に驚いたという。「おめでたいことなんですけどね」と祝福しつつ、その後、矢作の結婚を紹介するVTRが流れた時も「どういうことだ!」とツッコんだ。
2017年01月05日女優の片山萌美が4日、都内で写真集『Rashin 裸芯』(1月5日発売 3,500円税込 講談社刊)の発売記念イベントを行った。2012年に行われた「ミス日本2012」で「ミス日本 ネイチャー」に輝き、以降はグラビアやモデルとして活動していた片山萌美。昨年はTBS系の深夜ドラマ『OLですが、キャバ嬢はじめました』にレギュラー出演するなど、現在は女優としても活躍している。そんな彼女の通算2枚目となる同写真集は、透け感たっぷりのシースルー姿で自慢の92cmのGカップバストと均整のとれたボディーを露わにするなど、セクシーに仕上がった1冊となっている。お正月のイベントにも関わらず、詰めかけた多くの報道陣に対して片山は「こうやって沢山の方に来ていただいてうれしいですね」と笑顔を見せながら「カメラマンのアンディ・チャオさんに負けない気持ちで写真を撮っていました。その表情が撮られていると思います。横顔を撮ってもらった写真が気に入っているんですが、よく横顔が綺麗だねと言われるので、その時も不思議な感覚で撮っていました」と写真集を説明。続けて「どんな方にも見ていただきたい写真集になりました。アートな作品になったと思うので、老若男女すべての方に見て欲しいです」とアピールした。年明けのイベントということで、新年の抱負として「今年は楽しい1年にしたいと思います。今は女優としてやらせていただいているので、舞台もそうですが、映画やドラマなど、皆さんが気軽に見ていただける媒体にも出たいですし、女優としてのお仕事に力を入れていきたいです」と意欲を見せ、グラビア活動についても「できればやりたいと思っています」と継続を宣言していた。
2017年01月05日大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)の「テレビウォッチャー」による視聴者満足度が、前年に比べて減少したことが分かった。データがある過去5年間で最低値となった。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、今回の『紅白』の満足度は、前年の3.30から減少して3.12だった。番組に接触したのは813人で、このうち5点満点をつけたのは125人。自由記述の感想を見ると「完全なる世代交代を感じられて、ある意味新鮮だった」(47歳女性)、「紅組白組の司会もよかったが、なんといっても武田真一アナの終始落ち着いた司会ぶりがとてもよかった」(57歳女性)、「星野源の恋ダンスが観れてよかった」(24歳女性) と、出場歌手の刷新や、話題の出演者に対する評価の声が多かった。一方で、最低評価の1点をつけたのは106人。こちらは「演出過剰でつまらなかった」(67歳男性)、「ごちゃごちゃしすぎ」(40歳男性)、「グダグダ感がひどい」(50歳女性)など、例年とは打って変わって新たに打ち出した演出面が裏目に出た、厳しい評価となっている。また、満足度の高低にかかわらず、多くの意見が寄せられたのが、最後の審査方法について。満足度5点をつけた人でも「なぜ紅が勝ったのか意味不明」(33歳男性)、「審査員の点数だけで勝者が決まり、いままでdボタンで参加してきた意味はあるのかとガッカリしました」(34歳女性)と、審査員投票で結果がひっくり返ってしまうことに対する不満の声が続出した。「テレビウォッチャー」のデータがある2012年以降の『紅白歌合戦』の満足度は、2012年が3.23、13年が3.29、14年が3.34、15年が3.30と、ほぼ横ばいで推移してきたが、今回は過去5年で最低の数値。特に「ほぼ全部」視聴したという人の満足度は、12年が3.84、13年が3.79、14年が3.88、15年が3.79と毎年高い数値だったのが、今回は3.51にとどまっている。ビデオリサーチ調べの世帯視聴率は全国的に上昇したものの、演出面や審査方法などに課題が残る形となったようだ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2017年01月05日来年1月18日からTBSのテッペン!水ドラ!!枠で放送される剛力彩芽主演ドラマ『レンタルの恋』(毎週水曜24:10~24:40)の主題歌が、ガールズバンド・赤い公園の新曲「闇夜に提灯」に決定したことが4日、明らかになった。2010年に結成された赤い公園は、佐藤千明(ボーカル)、津野米咲(ギター)、藤本ひかり(ベース)、歌川菜穂(ドラマ)による4人組バンド。作詞・作曲・プロデュースを務める津野の才能がほかのアーティストやクリエイターから注目を集め、楽曲提供も行うなど幅広く活動している。今回、『レンタルの恋』の主題歌決定を受けて、赤い公園のメンバーがドラマ撮影中の剛力を表敬訪問。剛力と佐藤、藤本、歌川の3人は同い年とあって意気投合し、ガールズトークに花が咲いた。剛力は「赤い公園さんは本当にカッコ良くて、私が演じている高杉レミにマッチしていると思いました」とコメント。「実は、クランクイン前に監督と一緒に手探りでレミのイメージを考えていた時に、赤い公園さんの曲を聞いて"こういう雰囲気いいなぁ"と思い参考にさせていただきました」と明かし、「私、音楽ってすごく大事だと思うので、主題歌も楽しんでいただけたらなって思います。特にカワイイ女性が歌うハードな曲がカッコイイ! 私、そういう感じが大好きなんです」と絶賛した。一方、作詞・作曲を担当した津野は、「最初に台本をいただいて書き下ろさせていただいたんですけど、私もレミさんがどういう人なのかって考えた時に、最強の女子!! どうしても欲しくなってしまうような女子を探して歩く男の様を書いてみました。真っ暗な闇夜で、本当に切望していたもの(レミ=提灯)に出会うという意味で、タイトルも『闇夜に提灯』とさせていただきました」と主題歌について説明。また、藤本が「剛力さんのお色気シーンもいっぱい見られるんですか?」と問いかけ、剛力が「毎回、スケバンとかいろんなカッコに七変化します」と答えると、「観た~い!」と大盛り上がり。そして、硬い握手でドラマと主題歌の成功を誓い合った。(C)TBS
2017年01月05日TBSの昼の情報番組『ひるおび!』午後の部(毎週月~金曜11:55~13:54)が、2016年の年間平均視聴率6.9%を記録し、2012年以来5年連続で同時間帯トップに輝いたことが4日、わかった。午前の部(11:00~11:54)と午後の部を合わせた全体でも6.0%を記録し、こちらも5年連続で同時間帯トップとなった。松添美徳制作プロデューサーは「何より5年連続の年間視聴率同時間帯トップの結果に安堵しています。昨年は秋以降の他局の追い上げも厳しく、まさに"逃げ切り"勝ちでした」とコメント。「今年は放送2,000回を迎える節目の年になりますが、原点とも言える"最大関心事"にこだわる姿勢を忘れずに、さらに密度の濃い内容をお茶の間に届けるべく、スタッフ一同切磋琢磨して参ります」と気を引き締めている。なお、1月11日の放送で午後の部が放送2000回を迎える。視聴率はすべてビデオリサーチ調べ・関東地区。対象期間は2016年1月4日~12月29日。(C)TBS
2017年01月04日女優の新垣結衣が主演を務めたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』最終回(12月20日放送)の総合視聴率が、33.1%を記録したことが4日、分かった。同週の総合視聴率でトップの数字だった。従来のリアルタイム視聴率では、初回10.2%でスタートしてから、2話で早くも同局火曜ドラマ枠の歴代最高を更新してグングン伸び、一度も数字を下げることなく、最終回で20.8%を獲得。この最終回のタイムシフト(録画)視聴率も16.9%という高い数値だったことが判明し、2つを合算して重複分を除いた総合視聴率では、33.1%という記録となった。これは、同じ12月19週に放送されたすべての番組の中でトップの数字で、こちらも最終回だったテレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』(リアルタイム視聴率22.8%)の総合視聴率も上回る結果となった。『逃げ恥』の愛称でブームを巻き起こした同作は、彼氏なしの森山みくり(新垣)と、恋愛経験なしの津崎平匡(星野源)が、妻=従業員・夫=雇用主となる"就職"という意味での結婚生活を描いたラブコメディ。大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』では、星野が主題歌「恋」を披露し、ゲスト審査員を務める新垣が、審査員席で恥ずかしがりながら"恋ダンス"の手振りを見せたことも話題となった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2017年01月04日4日放送のTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、MCのTOKIO・国分太一と、水曜レギュラーのオリエンタルラジオ・中田敦彦が出場した『第67回NHK紅白歌合戦』の舞台裏が紹介された。今回の紅白では、TOKIOは東京都庁前の都民広場からの生中継で「宙船」を歌唱。初出場の中田は、ダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHとして大ヒット曲「PERFECT HUMAN」を披露した。この日の『ビビット』では、紅白当日の国分と中田に密着したVTRを放送し、国分がNHKから都庁に車で移動している途中に中田のパフォーマンスを見ている姿も紹介。国分は「なんだコンセプトは! なんて衣装を着てるんだ!」と中田のド派手な衣装に驚き、「この人が不倫を語ってるわけですからね」と笑った。RADIO FISHは、約900組の応募から選出したダンサー14組とともにパフォーマンス。中田は、「天下人で、成り上がった姿が"PERFECT HUMAN"のイメージに近い」という理由から豊臣秀吉に扮し、金色のド派手な衣装で圧倒した。
2017年01月04日タレントのテリー伊藤が4日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』で繰り広げられたタモリとマツコ・デラックスの寸劇について感想を語った。今回の紅白では、スペシャルゲストのタモリとマツコが寸劇を披露。会場に入れない夫婦役として随所に登場した。この演出にさまざまな声が上がったが、テリーは「タモリさんとマツコさん、うまく使ってもよかったと思う。わかるけれど、もう少し普通に出てきて、普通にしゃべった方が見ている人はわかりやすかったかなと」と意見を述べた。出場したTOKIOの国分太一は「新鮮でした。今までの紅白にない演出だった」と楽しんだ様子。RADIO FISHとして参戦したオリエンタルラジオの中田敦彦も「楽しかった。掛け合いの雰囲気はタモリさんとマツコさんの味が出ていて、らしいなと思った」と振り返った。
2017年01月04日歌手で俳優の星野源が、2日に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、大みそかに出場した『第67回NHK紅白歌合戦』を振り返った。星野は、初出場した2015年の紅白について「歌の最中、緊張と集中でほとんど覚えてなくて。唯一、審査員席の大泉洋さんがすごく喜んでいたというのを覚えています」と話した上で、2回目の出場となった今回は「リラックスして普通にやる」ということを目標にしていたと説明。「1回目のような緊張でガチガチではなく、リラックスした状態で歌いたいし、MCとかほかの方のバックで出させていただくときとか、普通の状態でいたいと思っていました」と打ち明けた。今回、自身も出演した新垣結衣主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の主題歌「恋」を披露した星野。本番は目標通りリラックスして歌えたそうで、「すごく楽しかった。自分のままでいられる状態というか、お客さんをあおる時も『どうもー!』って胸のあたりがぱかーっと開いた状態でやれて、喉も開いていて気持ちよかった」と振り返り、「お客さんもすごく楽しそうで、"恋ダンス"を踊ってくださる方もたくさんいて、やったぜと。目標達成と思った。本当に楽しかったなぁ」としみじみ語った。また、「語弊があるかもしれないですけど、すごい楽しいお祭りに遊びにいったみたいな感覚なんです」と表現。「なんでかっていうと、知っている人がいっぱいいたんです」と説明し、「司会の有村架純ちゃんもすごい前から知り合いだったし、審査員席に新垣結衣ちゃんもいたし、草刈正雄さんも春風亭昇太さんもいたし、スタッフさんも知っている人ばかりだった。表も裏も知っている人がたくさんいて、楽しくやれました」と話した。
2017年01月03日昨年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で一躍脚光を浴びた女優・小芝風花(19)。2014年には初主演映画『魔女の宅急便』での演技が評価されて第57回ブルーリボン賞・新人賞を受けるなど順調に女優の道を歩み続けているように見えたが……2度目の映画主演となる『天使のいる図書館』(2月11日奈良県先行/2月18日全国公開)は悩みながらの撮影だったという。昨年12月8日、所属事務所・オスカープロモーション主催の「晴れ着撮影会」に出席した小芝に会い、胸の内と今後の展望を探った。――2016年1月1日のブログで、申年にかけて「見る! 聞く! 言う!」を目標に掲げていましたね。できた! という感じではありませんが(笑)、1年を通してちょっとずつ。このお仕事でとても大切な「見る」「聞く」からはすごく吸収できたのですが、特に今までは「言う」がなかなかできなくて。自分の意見を言うことはすごく勇気がいることですが、言わないと伝わらない。下半期ごろから、「怖がってちゃいけない!」と思うようになりました。少しずつ……です(笑)。――朝ドラ現場での「言う」は?週に1回あるリハーサルに参加させてただいていたのですが、その時は監督に相談に乗っていただいたりしました。一人の女性の人生を演じさせていただいたので、やっぱり少しずつ成長していかないといけない過程で、監督とシーンごとに細かくお話できたのはすごく貴重な経験でした。これまでは、「今を生きている」役がほとんど。一人の女性がいろいろなことを経験していって、どんどん大人になっていく過程を3カ月という短い期間で演じさせていただいたのは、やりがいがあったと同時にすごく勉強にもなりました。――朝ドラに出て、周囲の反応の変化は?祖父母のお散歩仲間の方々とお会いした時に、「観てたよ!」と言っていただいて。よく声を掛けていただけるようになりました。――2月には主演映画『天使のいる図書館』が公開されます。2カ月間、奈良に行ったそうですね。2016年は悩んだ年でもあって、ちゃんと自分に主演が務まるかすごく不安でした。めちゃくちゃ悩んだ作品です。役のイメージが固まってきたかなと思ったら、変えないといけなくなっちゃったり。話し方や動きひとつとっても変わった女の子で、今までやったことがなかったのも難しさを感じる理由だったと思います。心がホッコリする作品になっていると思いますので、ぜひたくさんの方に観に来てほしいです。地元の方が本当に親切で。朝早くからごはんを作りに来てくださったり、住んでいらっしゃるお家を貸していただいたり。奈良の魅力がたくさん詰まっている作品になっていると思います。――10月25日付けのブログでクランクアップを報告されていましたが、「これから編集作業もあると思いますが最後までどうぞよろしくお願いします」というスタッフの方々に向けたメッセージも書き込まれていました。演じる立場として私ができることは、撮影中に「目一杯その役を演じ切る」。撮影を終えてもスタッフの方々の作業はまだまだ続きます。この前、アフレコで監督にお会いしたら朝7時まで編集に追われていたと聞きました……。一般の方々にはそういう情報が届かなかったりするので、少しでも知っていただきたくてブログに書きました。――さて、そろそろお時間です。2016年は「見る! 聞く! 言う!」でしたが、2017年はどのような目標に?2017年は酉年ですよね? ……干支はちょっと置いといて(笑)。20歳になる年でもあります。今までは周りの意見に左右されてフラフラしてしまう時もあったので、1度落ち着いて自分を見つめ直して、しっかりと物事を見据えていきたいと思います。■プロフィール小芝風花(こしば・ふうか)1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年にイオンとオスカープロモーションが共同で開催した「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。初主演映画『魔女の宅急便』(2014年)での演技が評価され、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。2016年には、NHK連続テレビ小説『あさが来た』やフジテレビ系『早子先生、結婚するって本当ですか?』などのドラマに出演した。2017年1月クールのTBS系ドラマ『下克上受験』(毎週金曜22:00~)にレギュラー出演。
2017年01月03日●連ドラ抜てきとティーンの台頭昨年1月にアップされた「2016年ナンバー1ブレイク女優は? ヒロインの座をめぐって若手フィフティーン大混戦」が好評だったことを受けて、今年も同様の企画にトライ。前回は当時盛り上がったラグビー・ワールドカップにあやかって15人を選んだが、今回はとびきりフレッシュな10人の若手女優を厳選紹介していく。セレクトの基準は、最近の出演作品で見せた可能性と、今後出演予定が発表されている作品のラインナップ。毎年、次々に新星が誕生する女優業界で、今年ブレイクを果たすのは誰なのか?○1月スタートの連ドラに抜てき1人目は、現役青山学院大生の山賀琴子(21)。2015年に全国のミスキャンパスを集めた『Miss of Miss Campus Queen』でグランプリを獲得し、昨年芸能界進出。秋には『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で女優デビューを飾った。演じたのは、土屋百合(石田ゆり子)の部下で化粧品会社に勤めるイマドキ女子・堀内柚。最終回で同性愛者であることをカミングアウトした梅原ナツキ(成田凌)と言い争うシーンで、何度も笑わせてくれた。さらに1月からは、月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)に女子アナ役で出演。息をのむような美しさからCM業界の注目度も高く、自身のシンデレラストーリーも含めて、文句なしのブレイク候補だ。2人目は、『Ray』専属モデルの岡崎紗絵(21)。2012年に広瀬すずらと「ミスセブンティーン」に選ばれると、2015年には『脳漿炸裂ガール』で映画初出演。昨年は連ドラデビューを『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)の婦警役で飾り、『仰げば尊し』(TBS系)では吹奏楽部員を演じて経験を積んだ。今年も1月から『嫌われる勇気』(フジテレビ系)で鑑識官を演じるなど、年齢以上に大人の役にもハマるのが彼女の強み。4月公開の映画『ReLIFE』では再び女子高生を演じるなど、キャスティングの幅が広いため、ステップアップのチャンスは多い。3人目は、男性誌のグラビアを席巻し、写真集もバカ売れした石川恋(23)。昨年は初ドラマ出演の『ラヴソング』で福山雅治とベッドシーンを演じたほか、映画『コープスパーティー Book of Shadows』『SCOOP!』に出演。舞台にも出演するなど、女優業への意欲を見せた。今年も1月から『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)に、ヒロイン・倫子(吉高由里子)の後輩役で出演。昨年11月に高良健吾や香里奈らが所属する事務所に移籍したことで女優業の活発化は既定路線となった。「いまだに『ビリギャル』の金髪姿をイメージされる」というが、それも今年で終わりになるだろう。○ピュアな魅力あふれるティーンたち4人目は、すでに女優デビュー5年で世代屈指の経験を持つ大友花恋(17)。もともと『セブンティーン』モデルだけに同世代の人気は高いが、『恋仲』(フジテレビ系)で演じた病気を抱えるピュアな少女役の好演で、一気に知名度を上げた。昨年も『お迎えデス。』(日本テレビ系)、『こえ恋』(テレビ東京系)にレギュラー出演するなど、女子高生役のキャスティングでトップランクに位置している。現在、12代「高校サッカー応援マネージャー」として活動中。かつての堀北真希や新垣結衣、最近では広瀬すずや永野芽郁など、ブレイクの登竜門になっているだけに期待は大きく、8月公開の映画『君の膵臓をたべたい』では北川景子の学生時代を演じる。5人目は、所属事務所の先輩である「ポスト堀北真希」の期待が高い松風理咲(15)。昨年、『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系)でドラマデビューを飾り、しかも竹野内豊と松雪泰子が演じる主演夫婦の一人娘という大役。高校1年生にも関わらず小学生役をそつなく演じたほか、離婚した両親を復縁させるべく奮闘するほほ笑ましい姿を見せた。今年は初主演映画『トモシビ』が公開。昨年12月、「キットカット 受験生応援キャンペーン」の6代目応援キャラクターに就任したように、清楚で透明感あふれるキャラクターは将来性十分だ。6人目は、昨年その演技でツイッターやSNSをさわがせた山田杏奈(15)。12歳のとき、『刑事のまなざし』(TBS系)で女優デビュー。いきなり椎名桔平が演じる主人公の娘を演じて驚かせた。昨年は『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で映画初出演したほか、恋する女子生徒を演じた『スカッとジャパン』(フジテレビ系)「胸キュンスカッと 電車で出会った王子様」は、年末にリピート放送されるほど大好評。さらに『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)「ずっとトモダチ」の演技でもネット上の話題をさらった。今年も『咲 -Saki-』『あゝ、荒野』の映画2作に出演するほか、連ドラ出演も期待されている。●登竜門は朝ドラと学園モノ映画○『朝ドラ』をきっかけに飛躍へ7人目は、今年春スタートの朝ドラ『ひよっこ』(NHK)に出演する佐久間由衣(21)。2015年に『トランジットガールズ』(フジテレビ系)で初ドラマ初主演を飾り、「義理の妹と恋に落ちる」という難役を演じた。『ひよっこ』で演じるのは、ヒロイン・みね子(有村架純)の親友で一番の美少女・時子。「女優志望の美少女」は、同じ朝ドラ『あまちゃん』(NHK)の橋本愛を思い起こす役だけに、同じようなブレイクが見られるかもしれない。『ViVi』専属モデル上に、クールな佇まいとショートカットで女性ファンの心はがっちり。男性ファンもつかめれば、トップ女優の仲間入りも夢ではない。8人目は、美少女ユニット「X21」のメンバー・井頭愛海(15)。国民的美少女コンテスト出身であり、昨春の選抜高校野球応援イメージキャラクターに選ばれた清楚さが持ち味。さらに今年1月から、放送中の朝ドラ『べっぴんさん』(NHK)に新レギュラーとして出演する。しかも役柄はヒロイン・すみれ(芳根京子)の娘・さくら。一年前に『あさが来た』(NHK)でヒロイン・あさ(波瑠)の娘・千代を演じた所属事務所の先輩・小芝風花に続きたいところだ。演技経験はほとんどないが、大役を得て全国区になるチャンスは十分。9人目は、もう1人の『べっぴんさん』新キャスト・久保田紗友(16)。小学生時代から地元・北海道で女優活動し、13歳で『神様のイタズラ』(BS-TBS)で主演を飾るなど、世代屈指の演技力を持つ。昨年、『運命に、似た恋』(NHK)で写真オタクの女子高生を演じたように、どこか陰のある美少女を演じられる。『べっぴんさん』では、さくらのお姉さん的存在となるジャズ喫茶の従業員を演じるが、短いシーンでも強烈なインパクトを残せるタイプだけに期待は大きい。○目指すはゴールデンへの連続出演最後の10人目は、モデルとしてティーン女性から圧倒的な支持を得る古畑星夏(20)。女優としても、2014年の『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)で、花笑(綾瀬はるか)と田之倉(福士蒼汰)の恋に嫉妬する女性を演じるなど、地道に出演作を重ねてきた。さらに昨年も『時をかける少女』(日本テレビ系)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に出演したほか、『ふれなばおちん』(NHK BSプレミアム)では、またもヒロイン・夏(長谷川京子)の恋敵を演じるなど、重要な役を得つつある。今年は映画『一週間フレンズ。』『咲 -Saki-』に出演するほか、『人狼ゲーム ラヴァーズ』で映画初主演を飾るなど、女優業を本格化する。今や若手女優の登竜門は、朝ドラと学園モノ映画。昨年、吉岡里帆がそうだったように、今年もこの両者からスターが生まれ、ゴールデンタイムへの連続出演を勝ち取るブレイク女優がどれだけ現れるか。一年間、追いかけてみてはいかがだろうか。■木村隆志コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月間20本超のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2000人を超えるタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2017年01月03日タレントのテリー伊藤、音楽プロデューサーのヒャダインらが、2日に放送されたNHK総合『新春TV放談2017』(22:40~24:00)で、昨年12月31日をもって解散したSMAPについて言及した。ヒャダインは「週刊誌やテレビでいろんなこと言っているけど、どれが本当かわからないっていうストレスが全国民にあるんじゃないか。謎のまま終わるのは気持ち悪いし悲しいし、はっきりしてほしい」と意見。テリーは「僕はファンが自分たちの価値観でSMAPを見る必要はないと思う。SMAPは好きに生きればいい。SMAPはこうあってほしいというのはファンの希望」と話した。それに対しヒャダインは「僕は反論あって…ネットとかのファンの動向見ていると、5人にまた応援ソングを歌ってほしいという形ではなくて、今回の選択が幸せを選んだ結果ではなく苦渋の決断…」と指摘。するとテリーは「それまた青春じゃん。僕らは真相を知る必要があるんですか。真相を教えてもらってどうするんですか」との考えを示した。テリーはまた、1月スタートの木村拓哉主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)について、「大注目。そういうのっておもしろくないですか。この状況の中でどんなドラマが始まるのか。彼が一番ものすごい思いのなかで作品に出て行く。それがいい。この雑音の中で新しいリングに立ち向かっていく」と期待。「ここから新しい人生を歩んでいく。それをどう応援していくか。そっちの方が新しい彼たちを見いだしていくと思う」と語った。
2017年01月03日『紅白歌合戦』の裏で放送された、各局の大みそか特番の視聴率は、今回も日本テレビの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の「笑ってはいけないシリーズ」が、7年連続のトップとなった。11回目の恒例企画となっている同番組だが、今回は『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』と題して放送。ダウンタウン、月亭方正、ココリコというおなじみのメンバーが、笑いの刺客に負けてお尻をたたかれ続け、視聴率は(18:30~)17.7%、(21:00~24:30)16.1%だった。前年の『絶対に笑ってはいけない名探偵24時』が(18:30~)17.6%、(21:00~24:30)15.3%だったため、上昇している。ちなみに、2014年『絶対に笑ってはいけない大脱獄24時』は18.7%・16.0%。2013年『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』は19.8%・17.2%で、この年が歴代最高となっている。ほかの局はチャンネル順に見ると、テレビ朝日は3年連続となった『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016』で、(18:00~)7.1%、(19:00~)5.8%、(21:00~)5.0%、(23:45~25:00)6.9%。TBSは、恒例のスポーツバラエティ『史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016』(18:00~)6.5%、(21:50~)6.3%、(21:35~)5.5%、(22:35~23:35)4.2%テレビ東京は、『ウソのような本当の瞬間! 30秒後に絶対見られるTVスペシャル』(19:00~21:30)2.5%、『ボクシング THE BEST OF BEST 大晦日2大世界戦』(21:30~23:30)3.9%。フジテレビは、前年比引き続き『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント2nd ROUND&FINAL ROUND』で、(18:00~)5.6%、(19:00~)7.1%、(21:00~)5.7%、(22:50~23:45)3.6%だった。なお、『第67回NHK紅白歌合戦』は、第1部(19:15~20:55)が35.1%、第2部(21:00~23:45)が40.2%だった。
2017年01月02日3年前の取材で、女優とフィギュアスケートの両立を目標として掲げていた本田望結(12)。姉・真凜のスケート選手としての活躍ぶりは、彼女にどのような影響をもたらしているのか。1月28日スタートの『探偵少女アリサの事件簿』(テレビ朝日系/毎週土曜21:00~)では膨大かつ難解なセリフに物怖じせずドラマ初主演を全うしたという。"膝立ち"状態で話を聞いてから3年、大きく背が伸びた彼女の"伸びしろ"にスポットを当てた。――2016年はどんな年でしたか?いろいろんなことを経験させていただきました。2015年は周りの方に任せてついていくような感じでしたが、2016年は自分で意見を出してやりたいと思っていたお仕事ができたり、剛力彩芽さんと藤田ニコルちゃんと初めてのMCもさせていただいて。今日も一緒に写真を撮ってくださいました! 本当に楽しい一年でした。――1月28日から初主演ドラマ『探偵少女アリサの事件簿』(テレビ朝日系)がスタートします。「主演」と聞いて率直にどう思いましたか。すごくうれしい気持ちもありながら、大丈夫かな? できるのかな? という不安もありました。でも、クランクインするとそこまで「主役だから」という感じはなくて、みなさんずっとそばにいてくださるような雰囲気ですごく楽しかったです。今回のドラマを通して、また一歩大人になることができたような気持ちになれました。たくさんの経験をさせていただいて、監督やスタッフさんと一緒に自分の意見を伝えたり、いろいろお話することができて、また皆さんにお会いしたいなという気持ちです。これから放送なので、みなさんがどのように感じてくださるのか、とても楽しみです。――主演で探偵という役どころ。セリフの量も多かったのでは?もともとセリフを覚えることが好きなので嬉しかったんですが、ルイス・キャロルやシャーロック・ホームズみたいに実際にいる方のお名前、「死亡推定時刻」のように難しい言葉がたくさんあって。大変でしたが、たくさんのことを学ぶことができましたので、また次につながるお仕事だったと思います。――いつもどうやってセリフを覚えているのですか?たくさん読みます。内容を頭に入れながら、セリフも覚えて。自分だけではなくほかの方のセリフも読んで。一人でいろんな役をやるような感じで、それぞれの役者さんを真似しながら「一人芝居」のような練習を重ねて覚えています。撮影も終わりましたので、放送が楽しみです!――3年前にお会いした時は、「女優とフィギュアスケートの両立」を目標として掲げていましたね。その後、変化は?今も変わりなくどちらもがんばりたいと思っています。2016年に強く思ったのは「中途半端にはなりたくない」。ずっと昔からその気持ちはありましたが、「目の前のことを100%の力で」という思いがより強くなりました。一年を通して両方を全力でできたのかは分かりませんが……たくさん勉強させてもらいました。2017年は「自分にしかできないこと」が目標です。何をするのかはまだ決めていませんが、自分らしく、「自分にしかできないこと」をがんばりたいです。■プロフィール本田望結(ほんだ・みゆ)2004年6月1日生まれ。京都府出身。特技はフィギュアスケートと水泳。2011年10月クールの日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』の出演を機にブレイクし、以後、『コドモ警察』(TBS系)、『サマーレスキュー ~天空の診療所~』(TBS系)など、さまざまな作品に出演。2016年は『瀬戸内少年野球団』(テレビ朝日系)のほか、『オスカル! はなきんリサーチ』で剛力彩芽、藤田ニコルらと司会を務めた。2017年1月28日スタートのテレビ朝日系『探偵少女アリサの事件簿』(毎週土曜21:00~)でドラマ初主演。
2017年01月02日年始は大型の特別ドラマが多い時期だが、2017年の目玉はフジテレビ系で1月3日(21:00~)に放送される嵐・櫻井翔主演の『君に捧げるエンブレム』だろう。実在する元Jリーガーで、元パラリンピック選手の京谷和幸さんをモデルにしたストーリーだけに、骨太かつドラマチックな作品となった。主なあらすじは、「Jリーガーの鷹匠和也(櫻井)は日本代表に選ばれたほか、恋人・仲川未希(長澤まさみ)との結婚を控えるなど順風満帆。しかし、ある日事故にあって歩けない体となり、車いすでの生活を余儀なくされる。未希のサポートを受けながら懸命なリハビリに励み、どん底の時期を抜け出した和也が出会ったのは車いすバスケ。未希と自分に誇れる人生を歩むために、パラリンピック日本代表を目指す新たな挑戦がはじまる」というもの。「新年早々から重いドラマでは?」と思うかもしれないが、重さ以上に感じるのはエネルギーの強さ。「車いすバスケや障がいを扱う」というハードルの高い挑戦だけに、キャストとスタッフの気合が、映像のそこかしこから感じられる。実際、増本淳プロデューサーが、「『障がいを売りものに視聴者の涙を誘う』、そんな番組ではありません。車いすバスケで自分の限界に挑戦する選手は、アスリートとしてかっこいい。それを支える最愛の人や、家族がこれまたかっこいい」と語っているように、ポジティブな生き方が見られる作品なのだ。○『家族ゲーム』を思い出す力強さ2年ぶりのドラマ出演にも関わらず難役に挑む櫻井の気合は相当なもの。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で障がい者スポーツの取材経験があるだけに、車いすバスケの練習はもちろん、アスリートらしいメンタル面での役作りにも励む姿勢が伝わってくる。前半のハイライトは、和也が車いすバスケに出会うシーン。その瞳の輝きは、俳優としてやりがいのある役に出会えた櫻井そのものにも見える。その後、取りつかれるように車いすバスケにのめり込む和也。そんな櫻井の姿を見て、最後に出演した連ドラ『家族ゲーム』(フジ系)を思い出した。櫻井が演じた吉本荒野は、得体のしれない生命力に満ちた男だったが、今作の和也も下半身が動かないにも関わらず、体の奥底から湧き上がるようなパワーを感じる。もちろん、次々に車いすがぶつかり合い、転倒してコートに投げ出されるシーンが続出する車いすバスケも見どころ十分。その激しさは、バスケというより、鍛え上げた肉体がぶつかり合う格闘技というイメージに近く、見ている側をエキサイトさせる。また、櫻井本人が「挫折感や泥臭さ、夫婦の深い愛情などが見られる人間ドラマ」とコメントしているように、和也の心情と未希との関係を追うのも見どころの1つ。単に車いすバスケの世界を描いた作品ではなく、ヒューマンラブストーリーとしての側面も強いため、家族そろっての視聴にも向いている。○櫻井翔と香川照之の"絆"に注目そして、車いすバスケや夫婦愛と同様に注目してほしいのは、櫻井が日本屈指の名優たちと向き合うシーン。櫻井と長澤を盛り立てるべく、助演には新春特別ドラマにふさわしい豪華な顔ぶれがそろった。和也を車いすバスケの世界に誘う鶴田仁志に田中哲司、結婚に反対する未希の父・仲川明生に小林薫、和也の未来を心配する母・鷹匠和歌に倍賞美津子、チームのエースだが転移性のがんを患う向井大隼に市原隼人、ライバルで車いすバスケ日本代表のスター・神村練に安藤政信、高校生時代から和也を追い続けるスポーツ紙記者・福本廣太郎に香川照之がキャスティングされている。田中、小林、倍賞、市原、安藤、香川と1対1で向き合う櫻井がどんな演技を見せ、どんな化学反応を起こすのか。熱いキャラクターを演じる櫻井が、冷静なキャラクターを演じる名優たちと対峙するシーンは、隠れた見せ場になっている。中でも必見なのは、和也とスポーツ紙記者・福本が誰もいないコートで言葉を交わすシーン。悩む和也に強い言葉を浴びせる福本の姿を見て、「櫻井と香川の間に絆が生まれているのではないか」と思わせられた。○最後のモノローグは感動必至サッカー選手として活躍するシーンから、クライマックスのシドニー・パラリンピックに至る道のりの長さと濃さは、1クールの連ドラにできるほどのものがある。それを1夜の放送に凝縮したことで、次々に重要なシーンが訪れ、「アッと言う間に見終えてしまった」という印象が強い。その余韻を感動的なものにしているのは、和也が未希を思って語る最後のモノローグ。『君に捧げるエンブレム』というタイトルの意味が明かされ、温かい気持ちになれる。リオ・パラリンピックやBリーグ開幕の熱気が残る今だからこそ、車いすバスケ目当てに見るもよし。失意のどん底から立ち上がる男の人間ドラマを期待するもよし。夫婦と家族の愛情に焦点を絞って見るもよし。さまざまな見方ができる上に、新年に前向きな一歩を踏み出せるような、未来への希望に満ちた作品だ。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2,000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2017年01月01日俳優の阿部サダヲが舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season鳥 Produced by TBS」の主演を務めることが1日、わかった。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360度型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。”花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。6月に行われる第2弾の「Season鳥」では、主役の捨之介を阿部が演じる。これまでに古田新太、市川染五郎、小栗旬が演じており、第1弾の「Season花」でも小栗が同役を務める。また、天魔王役は森山未來、蘭兵衛役は早乙女太一が決定。2011年公演、通称"ワカドクロ"で2人が演じた役が再び登場することになる。さらに、極楽太夫役に松雪泰子、兵庫に福田転球、少吉に少路勇介、狸穴二郎衛門に梶原善、贋鉄斎に池田成志と、劇団☆新感線出演経験豊富なメンバーが集まった。沙霧役は、劇団☆新感線の作品に初出演となる清水葉月、そして渡京は劇団員である粟根まことが演じる。公演は6月27日から9月1日で、今後は9月中旬から「Season風」、11月下旬から「Season月」の上演を予定している。
2017年01月01日歌手で俳優の星野源が31日、東京・渋谷のNHKホールから生放送中の『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)で、自身も出演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」を歌唱。ゲスト審査員を務める主演の新垣結衣も、審査員席で"恋ダンス"を披露した。ドラマのエンディングで主題歌「恋」に合わせてキャスト陣が踊り、完コピする人が続出する大ブームとなった"恋ダンス"。歌唱前に星野は「こんなにいろんな人たちに踊ってもらったり、歌ってもらえるのは本当にうれしいです」と喜んだ。そして、審査員席の新垣に手を振って「久しぶり」と声をかけると、新垣も手を振り返し、「けっこうすぐ再会しましたね」と笑顔。星野が「頑張ります」と意気込むと、「楽しんで」とエールを送った。星野は、間奏やラストでキレキレの"恋ダンス"で魅了し、審査員席で手をたたいて盛り上げていた新垣も、カメラが近寄ると照れながら"恋ダンス"を披露。また、紅組司会の有村架純と白組司会の相葉雅紀もサビの部分で踊り、一体感に包まれた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月31日東京・渋谷のNHKホールから生放送される『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)が31日19時15分、スタートした。最初にステージ裏で紅組司会の有村架純が「緊張しています。心臓が飛び出そうです」と心境を明かし、白組司会の相葉雅紀は「ちょっとだけ練習してから行かない?」と提案。2人で「初出場のKinKi Kids」などと言いづらいフレーズを練習し、「力を合わせて頑張ろう」と握手を交わした。そして、ステージに登場し、2人で開幕宣言。有村は「すごく緊張していますが楽しめたらいいなと思います」とあいさつし、相葉は「去年負けてますから今年は勝つぞ!」と意気込んだ。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組で、初出場は、紅組の市川由紀乃、宇多田ヒカル、大竹しのぶ、欅坂46、PUFFY、白組の桐谷健太、KinKi Kids、THE YELLOW MONKEY、RADWIMPS、RADIO FISHの10組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝となっている。トップバッターは白組の関ジャニ∞、紅組のトップは初出場のPUFFY。大トリは白組司会の相葉が所属する嵐、紅組のトリは石川さゆりが務める。今年は初の試みとして、前半終了時に「紅白HALFTIME SHOW」を実施し、「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」でブレイクしたピコ太郎と世界的歌姫・ビヨンセに扮する渡辺直美が、エンターテインメントショーを展開。また、今年大ヒットを記録し、快進撃を続ける映画『シン・ゴジラ』とコラボレーションしたスペシャル企画も行われる。ゲスト審査員として、TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で主演を務めた女優の新垣結衣、今年前期の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを演じた高畑充希、大河ドラマ『真田丸』で真田昌幸役を演じた草刈正雄、リオ五輪で4連覇を果たしたレスリング女子の伊調馨選手、プロ野球日本ハムファイターズの大谷翔平選手ら10人が出演。スペシャルゲストとしてタレントのタモリとマツコ・デラックスも参加する。なお、『逃げ恥』で新垣と共演した星野源も白組歌手として登場し、主題歌「恋」を披露。話題の"恋ダンス"共演が実現するのか注目を集めている。豪華コラボレーションも満載で、香西かおりの「すき~真田丸スペシャルVer.~」のステージでは、『真田丸』で細川ガラシャ役を務めた橋本マナミが登場。天童よしみの「あなたの花道」では女優でフィギュアスケーターの本田望結が、郷ひろみの「言えないよ」では女優の土屋太鳳が、それぞれダンスを披露する。また、AKB48は、今年は本番に出演できるメンバーを一般投票で決める"紅白選抜"企画を実施しており、29日に48人が決定。「夢の紅白選抜SPメドレー」の途中に上位16人が発表され、その16人で最後の楽曲「君はメロディー」を歌う。
2016年12月31日歌手で俳優の星野源が30日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、自身も出演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」を披露。紅組司会の有村架純と白組司会の嵐・相葉雅紀も、曲に合わせて話題の"恋ダンス"をキュートに踊った。『逃げ恥』のエンディングでキャスト陣が主題歌「恋」に合わせて踊り、完コピする人が続出する一大ブームとなった"恋ダンス"。星野は、28日の歌合わせに続いて、この日のリハーサルでも本番さながらのパフォーマンスを見せた。歌唱前には、相葉と有村が"恋ダンス"について「僕らも覚えましたから」「覚えましたね」と声をかけ、星野が「感動しました」と喜ぶやりとりが。そして有村と相葉はパフォーマンス中も手拍子で盛り上げ、サビの部分ではキュートな"恋ダンス"を披露。相葉はキレのあるダンスを、有村はやや控えめにかわいらしく踊り、顔を見合わせて笑う場面もあった。今年の紅白には、『逃げ恥』で主演を務めた新垣結衣もゲスト審査員として出演。きのうの囲み取材で星野は、「審査員のみなさんも、お客さんも、テレビの前の皆さんも、一緒に踊ってもらえたら」と呼びかけていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月30日覚せい剤取締法違反で今年5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏(49)が、29日に放送されたTBS系『ニュースキャスター超豪華!芸能ニュースランキング2016決定版』にVTR出演。あらためて謝罪するとともに、涙ながらに再起を誓った。清原氏は冒頭、「このたびは世の中のみなさま、野球に携わる少年野球からすべてのプロ野球、そして名球会、高校野球、野球ファンのみなさまのことを大変失望させてしまい、罪を犯してしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。「このテレビは、自分が犯罪者として出ているので普通のテレビ出演ではないと思っていますので、それを意識してカメラの前で話させていただいています」と話した。覚せい剤をやめられたかという質問に、「やめられたという言い方はなかなか言いづらいんですが、1週間に1回病院に通っている中で勉強しながら、今日は使わなかった、じゃあ明日も頑張ろうという、一日一日の積み重ねですね」と正直に答え、「本当に恐ろしい薬物で、怪物で、悪魔で…そのささやきと闘い続けるのは一生続くものなのかなと思っている」と語った。そして、治療について「1つのサイクルが6カ月と言われている。そこから先生方が相談して、まだ治療が必要なのか必要ないのかというのを判断されると思います」と説明。治療が終わっても薬物を抜けられたと単純には言えないといい、「今回、自分で薬物はコントロールできないということを学んだので、薬物を使用してしまった環境に自分自身を置かないこと」とし、「今でも手を差し伸べてくださる方々がいらっしゃいます。1回自分は清原和博を嫌になりましたけど、サポートしてくださる方々のためにも、もう1回清原和博をやり直したい」と再起を誓った。ファンへのメッセージを求められると、「過去は変えられない。背負ってしまった十字架も下ろすことはできない。前を見て更生に向けて一日一日を大切に過ごすしかないと、僕は今言わせていただきたいです」と覚悟を口にし、ほかに謝りたい人を聞かれると、「やっぱり息子ですかね。ちゃんと会って謝りたいです」と涙。会えたら何をまず話すか「毎日それを考えています」と明かし、「自分の父親が逮捕されるという姿を二度と見せたくない。こんなアホな父親ですけど…息子に会いたいです」と思いを伝えた。
2016年12月30日お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が29日深夜、TBSラジオの番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木曜25:00~27:00)の生放送で、結婚を発表した。相手は一般女性で、この放送中に婚姻届を提出した。この日は同番組年内最後の生放送だったが、オープニングトークで相方の小木博明が「今日は胃が痛い」と話す中、矢作が突然、記入済みの婚姻届を取り出し、結婚を発表。小木は何も聞かされておらず、「あれっ!? えっ!? あーっ!!! すげぇの来た!!」と徐々に絶叫し始め、胃の痛みも「治った」と言うほど驚いた。矢作のお相手は、ジブリ映画『魔女の宅急便』の登場人物・キキに似た髪型の一般女性。同映画に登場する街のモデルと言われているクロアチア・ドゥブロブニクを矢作と旅行する姿を写真週刊誌に撮られたことから、同番組のリスナーの間では「ジブリ好きの彼女」として交際がうわさされていた。矢作は、この生放送中に、婚姻届の証人として小木を指名。小木は快諾してその場で記入・押印すると、矢作は「行ってくるから」と言ってスタジオを飛び出し、彼女と一緒に区役所へ向かい、夜間受付窓口で婚姻届を提出した。この模様は、スタジオと回線をつないで随時中継されるという、異例の放送となった。矢作はTBSを通じて、マスコミ各社に直筆のFAXを送付し、「この度、私おぎやはぎ矢作兼は、あの小木と同じぐらいいや、小木よりも一緒にいたいと思える女性と出会いましたので結婚することにしました」と報告。続けて、「ずっとお互いを褒め続け穏やかな家庭を築いていきたいと思いますので、温かい目で適当に見守って下さい。今後ともよろしくお願い致します」とメッセージを寄せた。
2016年12月30日『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で話題となった「小賢しい」という言葉。そもそも「小賢しい」とは「利口ぶっていて差し出がましい」「生意気」「悪賢くて抜け目がない」という意味があるのだそう。もし好きな人からこのように思われていたら、やっぱりショックは大きいかも・・・。ではどのような女性が「小賢しい女だな」と男性から敬遠されてしまうのでしょうか。20代男性にリサーチしてみました。■1.自分の価値観を押し付けてくる「周りの意見は全く聞かずに、自分の意見ばかりを押し通してくる人って面倒くさいな~って思っちゃいます。小賢しい女だなって」(25歳/営業)たしかにみくりも就活地獄に陥る元カレ・シンジ君に対し、次々と「もっとこうしたほうが良いんじゃないかな」と冷静かつ合理的な分析をしていました。もちろんみくりは相手のことを思って言ったのですが、彼が望んでいたことはそんなことではなかったはず。自分が正しいと思ったことが、全て周囲に受け入れられるとは限りません。小賢しい女にならないためには、まずは相手の立場にたって、感情を読み取ることが大切でしょう。■2.人によって態度を変える「男のルックスや収入によって態度を変える奴は小賢しい女だと思う!お金をもってる男ともってない男であからさまに態度を変えられると、みているこっちも気分悪いよね。男は結構そういうとこ見てるから、気を付けた方がいいよ」(24歳/製造)合コンなどでも相手がハイスペックだとわかった途端、コロッと態度を変える女性っていますよね。同性から見ても「この子あざといなぁ~」と不快に思ってしまいます。それに男性だって「お金目当て」の女性は案外見抜いているもの。小賢しい女として立ち回ろうとしても、得るものは何もないかもしれません。■3.都合の悪いことからは逃げようとする「サークルのみんなで旅行にいくことになったんですが、ある女子が準備などを全部丸投げしてきた。もちろん旅行中も周りを手伝うそぶりは一切なし・・・。それなのに人一倍お酒を飲んで、周囲に迷惑をかけまくっていました。こういうのって小賢しい女ですよね・・・。」(22歳/大学生)面倒なことからはそそくさと逃げる女性・・・。それでいて「おいしいとこ取り」だけしようとしていたら、男性が「ちょっと小賢しい女かも・・・」と敬遠しちゃうのは当然でしょう。人と接していく上で、自分がやりたくないことが出てきてしまうのは仕方がないこと。それでも自ら率先して取り組むことで、男性からの株も上がるのではないでしょうか。■4.何にでも「交換条件」をつけてくる「『私が料理をしてあげる代わりに、○○君は部屋の掃除をしておいて』など、毎回何かにつけて『交換条件』を出してきた元カノ。最初はしっかりしていて良いと思ったけれど、だんだん『俺って本当に愛されているのかな・・・?』と疑問を感じるようになりました。」(27歳/印刷)「絶対に損だけはしたくない」というこの考えかたは、まさに「抜け目ない」小賢しい女にピッタリ!自分にそのつもりがなくても、「ケチくさい」「小賢しい女」と思われてしまってもしかたがないでしょう。彼のことが本当に好きなのであれば、たまには損得にとらわれない「小さなサプライズ」を仕掛けてみても良いかも。■5.相手のことを分析する「論理的な女性って、男性を分類したがるじゃないですか。『あなたってこういうタイプでしょ?』なんて勝手に分析されると、例え好きな人でも、「小賢しい女だな」とちょっと腹が立ちます。分類するんじゃなくて、俺自身を見てもらいたいのに」(29歳/営業)自分のことを分析されるのって、男女問わずいい気がしないという人が多いでしょう。小賢しい女は、すべての人のことを把握したいがために、出会った人を分析・分類するようです。勝手に分類なんてされたら、男性が怒ってしまうのも無理ないでしょう。■6.上からものを言う「前に付き合ってた小賢しい女は、いつでも上から目線でものを言ってきて何様かと思った。俺より5つも年下で、働きもせずに俺の家に棲みついていたくせに。立場をわきまえろって感じだよね。生意気すぎ!」(30歳/IT)立場をわきまえずでしゃばると、男性からは「小賢しい女」だと思われるようですね。女性はちょっと生意気なくらいが可愛いなんて思う男性もいますが、何事も行き過ぎはNGです。いつも上から目線でものを言ってしまうと自覚がある方は、これを気に自分の言動を見直しましょう。■7.責任転換が得意「俺の彼女は、なんでもすぐ人のせいにしてくる。自分がデートに遅刻してきたときなんて、『○○くんが起こしてくれないから』なんて変な言いがかりをつけられた。こんな小賢しい女とはもう別れたい・・・」(22歳/大学生)自分が悪いのに、それを男性のせいにしまっては、「小賢しい女だな」と思われても仕方がないようです。責任転換するのではなく、素直に謝った方が男性からの好感度は高いですよ。責任転換ばかりして嫌われてしまう前に、きちんと謝罪ができる素敵な女性になりましょう。■おわりに今回は、どのような女性が「小賢しい女だな」と男性から敬遠されてしまうのか、20代男性の意見とともにご紹介してきました。自分を前面に出しすぎている言動が、「小賢しい女」を浮き彫りにしてしまう要因なのかも・・・。自分が「小賢しい女」であると自覚している人は、すぐに言動を改める必要があります。このままでは、意中の男性に「小賢しさ」が原因で嫌われてしまうかもしれません。「小賢しい女」だと思われないためには、男性の気持ちもふまえた上で、自分本位な考えは封印するようにしましょう!参考:彼氏と価値観が合わないという方はこちらもチェック
2016年12月29日●綾瀬はるかの引き出す演技、前田敦子のリアリティ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)と『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が華々しいフィニッシュを飾るように、2016年の連続ドラマが全て終了。今年は例年以上に、事件・医療モノ以外のジャンルが多く、なかでも恋愛モノが勢いを取り戻すなど、多くの作品が楽しませてくれた。ここでは、「朝ドラから深夜ドラマまで全作品を視聴している」ドラマ解説者の木村隆志が、一年を振り返るべく、「業界のしがらみや視聴率は一切無視」して、独断でTOP10を選んでいく。○10位 宇宙人が主人公のゲスくも爽快な異色作『ラブラブエイリアン』(フジテレビ系)いきなり超変化球のセレクトだが、知人のコラムニストたちが絶賛していたように、深夜2時台の放送にも関わらず、文句なしに楽しい作品だった。物語は4人のヒロインと手のひらサイズの小人宇宙人が出会うところからはじまる。「小さいが驚異的な科学力を持つ宇宙人が居候することになり、日本人の本質や問題点が明かされていく」という筋書きだが、至るところに笑い満載。まず事実上の主人公と言える宇宙人(CG)が見事に作り込まれていた。常に冷静沈着で、知能の低い地球人を見下しながらも、なぜかNASAに通報されることを嫌がり、極端に酒癖が悪く「地球滅ぼすぞ」を連発する宇宙人。合コン、初デート、出産、結婚、エッチなど、さまざまなテーマのトークで日本人の本音を暴いていく姿は、ゲスさだけでなく爽快感抜群だった。新木優子、森絵梨佳、太田莉菜、久松郁実という華のある次世代ヒロインに加え、桜田通、堀井新太、佐久間由衣らのブレイク候補たちも出演するなど、若手俳優を愛でる楽しさも。女優4人によるオープニングのゆるいダンスもド深夜にハマっていた。○9位 重いテーマに挑み、普遍的な光を見せた『わたしを離さないで』(TBS系)何より、「臓器提供」や「クローン」など連ドラ史上まれにみる重いテーマにトライした勇気に敬服。綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみという人気者をキャスティングした上で、過酷な運命を背負わせることで、胸の奥底から湧き上がるような感性あふれる演技を引き出していた。立役者は脚本家の森下佳子。「暗すぎて連ドラに向かない」と言われた原作を壊すことなく、わずかな光を与えながら、クライマックスまで導く筆致は見事だった。どんなに辛い状況に置かれた人でも、救いを求め、見い出すことができる。そんな普遍的なことにも関わらず見失いがちなことを再認識させてくれた。ながら見が多く、想像力を働かせたがらない現時点での視聴者にフィットしなかっただけで、見応えのある作品だったことは間違いない。秋の『砂の塔』が一定の成功を収めたのも、この作品を筆頭にシリアスなテーマに挑戦し続けてきた『金曜ドラマ』そのものによるところが大きい。裏番組の「ジブリ映画再放送連発」にも負けず、2017年も頑張ってほしいと心から応援している。○8位 共感とエールを込めた若者群像劇『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ系)韓国コミック&ドラマのプロットが良質なだけに、放送前は「いかに日本人の心に響く脚本・演出に落とし込めるか?」が注目されていた。ビジネスシーンのリアリティに疑問が残るシーンこそあったが、サラリーマンの心情描写は丁寧かつ繊細。中島裕翔、瀬戸康史、桐山照史、山本美月ら若手社員と上司が見せる1つ1つのやり取りに、彼らへの共感とエールを込めるような優しさが感じられた。かつては人気ジャンルだった「"若者たちの群像劇"というジャンルを選び、最後まで貫こう」という真摯な姿勢はもっと評価されてしかるべきだろう。ただ、視聴率は低かったが、クチコミや満足度の高さはトップクラスで、見た人には確実に魅力が伝わっていた。作品の世界観を形作っていたのは、遠藤憲一、山内圭哉、矢柴俊博、松田賢二、丸山智己、マギーら上司役の俳優たち。上司を写し鏡のようにして成長する若手目線から見ることも、上司の目線から見守ることもできる汎用性の高いビジネス作に仕上がっていた。ビジネス界を描いた作品は、リアリティを追求しすぎると、視聴者に息苦しさを感じさせることも多いだけに、ほどよい塩梅だった感がある。○7位 愛と政治をリンクさせ、前田敦子が開花した『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)恋愛依存症で二股を繰り返すヒロインに前田敦子がジャストフィット。デレデレに甘え、男を翻弄し、泣き叫び、ボロボロになる姿を見せたほか、揺れ続ける心境を吐露したモノローグは、妙なリアリティがあった。「誰かに愛されたい」「一人になりたくない」という女性が抱きがちな心境にフィーチャーしつつ、「愛と裏切りは切り離せない」というシビアな結末も選んだのも好印象。「政治の世界にも愛と裏切り」があることを巧みにリンクさせて、ヒロインを成長させる筋書きも絶妙だった。クロワッサンの食べ方や、ダルマをエッチにたとえるなど、細部のディテールにも遊び心満載。「深夜の昼ドラ」というキャッチコピー通り、ベッドシーンと愛憎劇が入り乱れる様子を30分間で描き切り、しかもオリジナル作品だったことは称賛に価する。「30分の深夜ドラマでもここまで作り込める」という事実を知らしめた意義も大きく、「今年最大の掘り出し物だった」と言ってもいいだろう。○6位 自由な脚本・演出で時代劇の可能性を広げた『ちかえもん』(NHK)「人形浄瑠璃の名作『曾根崎心中』の誕生と、作者・近松門左衛門の生涯を描く」という時代劇の可能性を広げるような野心作。スランプに悩みながらもひょうひょうとした近松と、まったく空気を読まず勘違いの多い渡来人・万吉の絡みは楽しく、松尾スズキと青木崇高が役にハマっていた。さらに、「アホぼん」の小池徹平、遊女の優香と早見あかり、竹本義太夫を演じた北村有起哉など、助演も人情と薄情が入り混じる軽妙さ。キャラ造形だけでなく、音楽や美術などにも自由さをまとわせることで、時代劇とは思えない異質な映像を作り上げた。なかでも、怒涛の展開でアッと言わせた最終回は出色。伏線の回収、オチのつけ方、映像としてのダイナミックさなど、誰もが納得できる心地よいフィナーレを飾った。『ちかえもん』はNHKならではの試みであり、結果として時代劇の可能性を広げたのは明白。脚本・演出の力に頼るところは大きいが、まだまだ時代劇には音楽の使い方や色気の醸し方など、さまざまな娯楽性が眠っているのではないか、と期待させてくれた。●『逃げ恥』視聴率倍増の理由○5位 大胆な緩急と、控えめなキャラクター造形が光る『べっぴんさん』(NHK)「戦前戦後の激動期を生きた女性実業家の一代記」という骨組みは、『あさが来た』『とと姉ちゃん』と同じ鉄板の成功パターン。しかし、フタを開けてみたら異例尽くしの内容だった。とりわけ驚かされたのは、第2週での超速展開。幼なじみへの初恋、失恋と姉の結婚、別の男性と結婚、妊娠と夫の出征、出産、終戦が、各1話ずつ描かれた。本来これらの過程は、登場人物の奮闘や悲劇をしっかり描いて、感情移入をうながす大切なパート。半年間もの長期間放送されるにも関わらず、わずか1週間で駆け抜けてしまったのは、その後の物語をできる限りじっくり見せたいからだった。『べっぴんさん』が本当に描きたいのは、戦争で多くのものを失った4人の女性が、1針1針コツコツと子ども服を縫い上げるように仕事や子育てと向き合い、絆を育んでいく姿。そのためには、女学生時代や戦争中のシーンに時間を割きたくなかったのだろう。ヒロイン像も異例だった。朝ドラのヒロインと言えば、明るく元気なキャラクターが多い中、すみれは「言いたいことすら言えない」控えめなタイプ。つまり、セリフに頼れないため演じるのは難しいはずだが、芳根京子は持ち味である感受性の豊かさを生かして、思いを絞り出すような熱演を見せている。引いては「『キアリス』の4人全員が、何者でもない普通の女性であり、力を合わせて地道に進んでいく」という展開は、近年ありそうでなかった古き良き朝ドラの定型に近いのかもしれない。放送は折り返し地点を越えたところに過ぎないが、現時点でも今年トップクラスのクオリティがあると言っていいだろう。○4位 バカリズムが"芸人脚本家"の可能性を見せた『黒い十人の女』(日本テレビ系)とにかくバカリズムの脚本に尽きる。連ドラデビュー作『素敵な選TAXI』は一話完結のファンタジーだったため、本格的な連ドラは初めてにも関わらず、さまざまな技を見せつけた。10人の女性を見事に色分けし、些細な言動1つで笑わせる小技から、徐々に濃度の高いものをぶっかける荒技まで縦横無尽。相関図を説明するためにカフェ店員を置き、その女性も不倫をしているなど、登場人物たちの交通整理とキャラ付けにぬかりはなかった。当初は「お笑いライブの集団コントみたいになるのでは?」なんて声もあったが、今年の芸能界最大のテーマである不倫を扱った上で、風刺もしっかり。「ただ笑わせるだけでない」連ドラとしての魅力を見せつけた。最大の副産物は、脚本の面白さに女優たちが躍動したこと。成海璃子、水野美紀、佐藤仁美、MEGUMI、トリンドル玲奈などが、近作の出演作では最高クラスの生き生きとした姿を見せ、希少な"女だらけの不倫コメディ"を作り上げた。コント作家だけに「結末のカタルシスが弱い」という課題がある気もするが、バカリズムがすでに一流の脚本家であることは明らか。これほど女性の気持ちが分かるのなら、月9で王道の恋愛ドラマにも挑戦してほしい。○3位 高品質の裏に、ドラマ界の課題を破る挑戦アリ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)秋ドラマの話題をさらった『逃げ恥』だが、あらためて振り返ってみると、ドラマ界が二の足を踏んでいた課題に挑戦していたことが分かる。第1に、さまざまな立場の人間を尊重すること。『半沢直樹』以降ドラマ界は勧善懲悪ムード一色になり、善悪をはっきりさせるのが当たり前になっていた。しかし、『逃げ恥』は、専業主婦、シングルマザー、独身アラフィフ、マイノリティーなど、あらゆる人の存在をほどよく尊重して、等身大かつ幸福感あるムードを作り上げた。第2に、みくりと平匡の恋愛スピードが、昨今ほとんど見られないほどスローだったこと。ハグやキス、一泊旅行などの小さな出来事で一話を使う展開は、80年代~90年代前半の恋愛ドラマを思わせるものであり、「少しずつキャラクターに肩入れしていく」という連ドラの醍醐味に満ちていた。ここ数年、ハイテンポや大きな事件を起こす作品ばかりになっていただけに、スローペースの楽しさを思い出させた功績は大きい。第3に、作品の質を上げるだけでなく、視聴者とのさまざまアタッチポイントを作ったこと。恋ダンスを筆頭に、自局情報番組とのコラボ、タイアップCM、クックパッドとの連動、横浜市との街めぐり企画など、「あらゆるところから視聴者を集めよう」という全方位PRを実現させ、見てもらうための努力を惜しまなかった。これまでも質の高い作品はあったが、『逃げ恥』の視聴率が初回から最終回で倍増したのは、こんな努力もあってのことだろう。新垣結衣と星野源らキャストはもちろん、脚本家、演出家、プロデューサーのすべてが機能したからこその大ヒットだった。○2位 すべての働く人を明るく照らし、俳優たちが力を見せつけた『重版出来!』(TBS系)普通のマンガ業界モノと思いきや、侮るなかれ。さまざまな立場の働く人々にスポットライトをあてて、仕事の楽しさと難しさを力むことなく描き出した名作だった。当初、黒沢心のスポ根型ヒロイン像に既視感を覚えたが、それでも押しつけがましさはなく、次第にそのピュアさで、彼女の周囲で働く人々を映すテレビカメラのような存在になっていった。特筆すべきは、脚本家の野木亜紀子が、先輩の編集部員に加え、漫画家、営業部員、書店員、デザイナー、アシスタントやアマチュアなど、それぞれの状況と心境を過不足なく抽出していたこと。今思えば、「1人1人の仕事をリスペクトして、フラットにスポットライトをあてよう」という姿勢は、2クール後に放送された『逃げ恥』大ヒットの下地となったのではないか。また、これまで「業界ドラマは面白くならない」と言われていたが、当作がどんな業界で働く人も共感できる作品に仕上げたことで風向きが変わり、他局だが『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』のヒットにつながっていたとしたら素晴らしい。その他、実在の人気漫画家に作画をオーダーするなど、細部の創意工夫にも抜かりなし。オダギリジョー、松重豊、安田顕、荒川良々、小日向文世、生瀬勝久、滝藤賢一、ムロツヨシら中堅・ベテランが品質を保証し、永山絢斗、高月彩良、中川大志ら若手が勢いをもたらしていた。あらゆる面で、工夫と努力が施された贅沢な作品だったと言える。○1位 日本が誇る年間ドラマの最高峰。三谷幸喜の執念を見た『真田丸』(NHK)力を入れて執筆に励む三谷幸喜の姿が目に浮かぶような作品だった。「歴史上の大事件なんてそっちのけ。すべては真田家の目線から」というスタンスは、明快かつ新鮮。「本能寺の変や関ヶ原の戦いをほとんど描かなくても大勢に影響ない」と、初めて気づかされた人は多いのではないか。その一方で、かの時代に生きた人々への思い入れは相当なものがあった。徳川家康や豊臣秀次などのステレオタイプな人物像を取り払った一方、きり、こうなどの歴史上に名の残らない女性にも愛情たっぷり。全般的に、男性に情けなさや醜さを加え、女性にたくましさやズル賢さを与えていたのはいかにも三谷らしい。そのため、主人公であるはずの信繁も無理にヒーロー然として描かず、終盤までは父の真田昌幸や豊臣秀吉らに主役のようなポジションを譲っていた。『真田丸』の魅力は数あれど、最大のそれは"年間ドラマ"であることに疑いの余地はない。ネットやスマホ、録画レコーダーなどの普及で、視聴者は移り気で飽きっぽくなった。実際、『真田丸』が放送された一年の間に、「PERFECT HUMAN」「ポケモンGO」「ピコ太郎」「君の名は。」が次々にブームとなるなどコンテンツの消費スピードが速くなり、1クールの連ドラでも8~9話で終わらせる作品が増えている。その点、一年間ドンと構えて全50話をじっくり見せる大河ドラマは異次元の存在であり、さらに続編やスピンオフが待望されているのだから、快挙という意味合いに近い。『真田丸』には、「日本には世界に誇る年間ドラマがある」ことを再認識させてもらえた。一年間楽しませてくれたことに感謝しつつ、来年放送の大河ドラマ『おんな城主 直虎』を期待して待ちたい。終わってみれば2016年のドラマ界も力作ぞろいで、ここで挙げた10作は好みの問題でしかない。実際、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)、『お義父さんと呼ばせて』(フジテレビ系)、『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)、『世界一難しい恋』(日本テレビ系)、『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)、『夏目漱石の妻』(NHK)、『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)、『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)など、エッジの効いた良作が多かった。未視聴のものは年末年始の休みを利用して、オンデマンドやDVDで視聴してみてはいかがだろうか。最後に、ドラマ制作のみなさん、俳優のみなさん、今年も1年間おつかれさまでした。2017年も「多くの人々を楽しませる」「心から感動できる」ドラマをよろしくお願いいたします。■木村隆志コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月間20本超のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2000人を超えるタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016年12月29日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右の長女でタレント・岡田結実が、28日に放送されたTBS系バラエティ特番『余談大賞2016 激動の今年総ざらい!重大ニュース(秘)話祭り』(21:57~23:54)で、タレントの菊地亜美への尊敬の念を明かした。テレビ出演本数が昨年の1本から今年は180本以上と、大ブレイクした岡田。ブレイクの余談として、「たくさんの番組に出演させてもらった結果、売れっ子女性タレントKさんの能力の高さに驚いた!」と打ち明け、その"K"が菊地亜美だと明かした。そして、「ずっとテレビで見ていたダウンタウンさんや東野(幸治)さんというたくさんの芸人の大御所さんに出会って、その方たちもすごくて目指したいなと思ったんですけど、芸人さんを目指すのは申し訳ないなと思ったので、だれを目標に頑張っていこうかと思ったときに…」と前置きした上で、「クイズ番組で、クイズの難しい問題はちゃんと答えて、でも自然にボケたりしていて、その使い分けが完璧すぎて、隣で『うわっ! 神様や!』と思った」と語った。さらに、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)での共演も振り返り、「さんまさんのボケがハイクオリティすぎてついていけず、場が一瞬静かになったときに、すかさずさんまさんを褒めるコメントをおっしゃって、頭の回転も速いなって。笑いもとっていて、すごいなと思った」と絶賛。「これからも目指していきたい」と言い、「松本人志さん、さんまさん、菊地亜美さん」と並べると、スタジオから「すごい」という声が上がった。ヒロミも、「あいつすげーよな!」と賛同。「ロケ終わって、中居や鶴瓶と飲んでたときに、中居が『相撲とらない?』って。女の子だしテレビにも映ってないから嫌じゃない。そうしたらあいつ、『えー負けませんよ』って」とエピソードを明かし、「いい根性してんなと思った」と笑った。
2016年12月29日歌手で俳優の星野源が28日、東京・渋谷のNHKホールで『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、ステージ上で本番さながらのパフォーマンスを披露した。自身も出演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」を歌唱する星野。ステージ上に姿を現すと、アキレス腱を伸ばしたり屈伸したり入念に準備運動を行ってセンター位置へ。曲が流れ始めると「こんばんは、星野源です」とあいさつし、伸びのある歌声と共に"恋ダンス"でキレのある動きを見せた。歌唱中、スタッフが"恋ダンス"をマネしているに気づき、「すごい!」と思わず反応してしまうシーンも。自らのリクエストで2度目のリハーサルを行い、「日本の皆さん、踊ってますかー!?」と呼びかけるなど、雰囲気は本番さながら。最後は「ありがとうございました」という感謝の言葉と共に「何度もすみません」とスタッフに頭を下げていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日シンガーソングライターのピコ太郎が、28日に放送されたTBS系バラエティ特番『余談大賞2016 激動の今年総ざらい!重大ニュース(秘)話祭り』(21:57~23:54)で、KinKi Kidsの堂本光一から大ヒットした楽曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」について称賛されたエピソードを明かした。ピコ太郎は、「最近数々の人気芸能人にとにかく称賛されます」と自身のブームの余談を告白。「書道が"四段"ということではなく、空手・柔道・合気道が"四段"というわけではないです。"余談"なんですけれども」とジョークを交えた前置きで笑いを誘った。そして、「たくさんの方に感想を言っていただきました」というピコ太郎。タモリからは「なんかいいね! 楽しくていいね!」と褒められたそうで、「『楽しくていいね!』っていうワードがうれしかったです」と喜んだ。さらに、堂本光一からは「『I have a pen』ってマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』みたいなもんですよ。マイケルも世界中の人がわかるワードを詰め込んだ。『THIS IS IT』『I have a pen』一緒ですよ」と言われたそうで、「うれしかったですねぇ」と感激。「たくさんの日本の超大物から言われたのがうれしかったです」としみじみ語った。
2016年12月29日来年10月期のTBS日曜劇場では、池井戸潤「陸王」を映像化することが決定。主演には役所広司を迎えることも分かった。宮沢紘一は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて新規事業への参入を考え始める。それは会社をいまより大きくしたいという気持ちより、新規事業がなくてはこの先会社の存続自体が危ぶまれるという危機感から始まったものだった。そしてその事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発だ。しかし、従業員20名余りの地方零細企業にとって、それは苦難の道のり。新製品を開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力──。さらには世界的に有名なスポーツブランドとの競争もあり、何度も挫けそうになる宮沢だが、その度に家族、従業員、取引先、銀行の担当者、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。果たしてランニングシューズの開発は成功するのか。そしてその先に、「こはぜ屋」の未来はあるのか!?たったひとつの商品を愚直につくり続けてきた製造業者が、仲間との強い結びつきをバネに、いま一世一代の大勝負に打って出る――!原作は、映像化にもなった「空飛ぶタイヤ」「ようこそ、わが家へ」「下町ロケット」などで知られる池井戸氏が、今年7月に発売した最新作「陸王」(集英社)。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を演じるのは、TBS連続ドラマへの出演が「オトナの男」(1997年7月クール)以来、実に20年ぶりとなる役所さん。今回の役柄について「原作の中で『私は“陸王”というシューズを企画して、試行錯誤しながらここまで来た。その過程でいろんなことを学ばせてもらったけど、中でも特に教えられたのは人の結びつきだ』と言った宮沢社長は、決して経営者として才能ある人物ではないけれど、彼には人を惹きつける不思議な魅力があります」と語る役所さんは、「その魅力を試行錯誤しながら、見つけていこうと思います」と意気込み。「たくさんのユニークで魅力的な登場人物たちとドラマの中で会える日を楽しみにしています」と期待も語っている。原作者の池井戸氏は、「主演の役所広司さんはじめ、役者のみなさんの演技と駅伝シーンなど、ドラマならではの演出を楽しみにしています」とコメントを寄せている。また制作陣も、ドラマ化にあたって原作のイメージを膨らませ、臨場感のあるドラマにするために、埼玉県行田市を含めたロケーション・ハンティング、原作中に登場する走法の研究やランニングシューズの開発など、細部までこだわり抜いた準備を進める予定。さらに、原作に描写されている「ニューイヤー駅伝」の様子をドラマに盛り込むため、年明け1月1日に行われる実業団日本一を決める「ニューイヤー駅伝2017」(第61回全日本実業団駅伝)にて早くも撮影を行うという。(cinemacafe.net)
2016年12月29日20年9カ月の歴史に幕を下ろした、フジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』の、26日に5時間弱にわたって放送された最終回。「テレビウォッチャー」による視聴者の満足度調査によると、高満足度にわずかに届かない結果となった。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、今回の『スマスマ』最終回は、それにわずか届かず3.69という数値だった。番組に接触したのは472人で、このうち5点満点をつけたのは168人。自由記述の感想を見ると「青春のなかにはいつもスマップが居て、曲とともに思い出がよみがえってきて、最後の歌には涙が出ました」(34歳女性)、「歌い終わった最後にメンバーがお辞儀をした中で幕が下りた時にこれでSMAPが終わるんだなと思ったら少し泣けてきた」(29歳男性)など、感動の思いで番組を見守った声が目立った。一方で、最低評価の1点をつけたのは35人。こちらは「生放送ではなくて本人たちの生の声をもっと聞きたかった」(42歳男性)、「やはり本人の出演がないとつまらなかった」(46歳男性)など、メンバーたちが語るメッセージがないことに対して、不満を漏らすコメントが多かった。今回の最終回では、本編ではないものの、SMAPへの感謝のメッセージが込められたソフトバンクの1分CMも話題になったが、こちらに対しても「ソフトバンクのCMもとても良かったです」(27歳女性)、「番組スタッフやソフトバンクのSMAPへの愛は感じた」(40歳女性)という評価が寄せられていた。テレビウォッチャーが調査した満足度は、2012年4月以降のデータになるが、この中での歴代最高は、「前代未聞生放送ライブ! シングル50曲40分間ノンストップSP」と題された2013年9月9日の放送で、4.10を記録。2位は「大反響!!5人旅…先週ハマらなかった名場面完全放送スペシャル!」(4.02 / 2013年4月15日放送)、3位は「ふなっしーがビストロにやってきた!どうやって試食するんだ!」(4.01 / 2014年3月17日)となっている。ちなみに、SMAPの5人が解散騒動を受けて、番組冒頭に生放送で謝罪した、今年1月18日の放送分は、3.19という低調な結果だった。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年12月29日タレントの安田美沙子が28日、自身のブログを更新。夫でデザイナーの下鳥直之氏の不倫が同日発売の『週刊文春』で報じられたことについて謝罪するとともに、今後について「またゼロから、夫婦の形を作って行きたい」とつづった。安田は「この度は、報道により家庭のことでお騒がせして、大変申し訳ありませんでした」と謝罪し、「主人から話を聞いた時は本当にショックで、悲しくて、何で?という気持ちでいっぱいでした」と心境を吐露。「私から沢山怒られた主人は、とても反省していますし、事の大きさを重々感じているようです」と明かした。そして、「浮気をしたらこれから先はないと前から伝えていましたが、今の私には彼のいない人生は考えられません」と安田。「沢山、沢山話し合って、これから産まれてくる子供のためにも、家族としてさらに深く向き合っていこうという事になりました」と報告し、「またゼロから、夫婦の形を作って行きたいと思いますので、まだまだ未熟な2人ですが、温かく見守って頂けると幸いです」と呼びかけた。安田は2014年3月に下鳥氏と結婚。先月20日に、TBS系『アッコにおまかせ!』で第1子妊娠を発表した。
2016年12月28日2016年のテレビドラマをふり返ってみると、恋愛に奥手かつ不器用な登場人物たちが非常に多かったような気がします。中でも注目を集めたのが、「逃げ恥」の平匡さんでお馴染み“ムズキュン男子”の存在。ムズキュンとは、見ていてムズムズするくらい恋愛臆病なのにも関わらず、ふとした瞬間、その純粋さにキュンとさせられる現象のこと。今日は1年間のドラマ作品をふり返りながら、話題の“ムズキュン男子”――その魅力について、改めて考察していきましょう。■“ムズキュン男子”の代表と言えばこの人津崎平匡(星野源)/「逃げるは恥だが役に立つ」恋愛初心者であることをどこかコンプレックスに感じている平匡は、兎にも角にも自己肯定力が低く、毎回、私たち視聴者をこれでもかという程ムズムズさせてくれました。主人公・みくりからの明らかなアプリーチを前にしても、「勘違いしたらバカを見る」「恥をかく位なら、こんな感情飲み込んでしまえばいいんだ」と心を凍結させてしまう始末。最初はその姿にもどかしさを覚えていましたが、回を追うたび、まるで自分ごとのように応援したくなるのが不思議…。とにかく愛おしく思えてくるんです。それこそがまさに、“ムズキュン男子”最大の魅力なのかもしれませんね!劇中、みくりの台詞の中にもありましたが、格好良い男性って常に完璧で無ければその形容詞が成立しないような気がしませんか?でも、愛らしさが魅力の男性は、その点無敵なんですよね~。実際男性にとって可愛いという表現は褒め言葉ではないようですが、平匡のように無意識に周りを惹きこむ真っ白な魅力というものは、いくら計算しても叶うものではない!ある意味、要注意な一面と言えるでしょう。■仕事とのギャップに萌えまくり!鮫島零治(大野智)/「世界一難しい恋」また、同じく純粋さにムズムズさせられた主人公と言えば、あの社長の存在も忘れてはなりません。プライドの高さゆえ、恋愛に対してもつい天邪鬼な言動をしてしまう鮫島社長!皆さん覚えていますか?顧客を満足させる才能は天才的…にも関わらず、なぜか女性を満足させる才能が1mmもないという不器用型の“ムズキュン男子”。地位も財力も持っているだけに、「あーあ、それを言わなければモテるのに…」というポイントが満載でした。想い人・美咲に対しても、ついつい格好をつけては失敗するというお決まりの展開が板についていましたが、2人の恋が実った後の零治はとにかく可愛かった!メールの受信ライトを見るだけで瞳をキラキラと輝かせ、彼女との思い出の落書きを壁に飾ってはニヤニヤ。そうして小さな思い出をひとつひとつ大切にできる純粋さは、恥ずかしがるべき童心では決してなく、胸を張るべき個性なんだということを、声を大にして伝えたいものですね。好きな人のために苦手な牛乳を何本も飲み干す体当たりな愛情表現を目の当たりにしていると、思わずウルッときてしまいますよ~。■“ツン”要素が欲しい人におすすめ柴崎夏向(山崎賢人)/「好きな人がいること」そして最後がこちら!非常にツンデレ寄りの“ムズキュン男子”と言えば、2016年の夏を爽やかなSっ気で彩ってくれた夏向くん。彼は彼で非常にムズムズ要素を含んだヒーローでした。それなりに恋愛経験もあるし、頭の回転も速いからこそ、先回りして周りの人たちの気持ちを読んでしまう夏向。大切な家族を傷つけないよう…無意識のうちに臆病になってしまっていた彼の閉ざされた心を、主人公・美咲の飾らないストレートな愛が正面突破していきます。それまでは常に省エネという、感情のスイッチをオフにして生活していた夏向でしたが、彼女の言動にだけはなぜだかイライラ。一喜一憂する様は、まるで幼い子どものよう。可愛さだけではない、時に横暴さも兼ね備えたキュンの嵐が――そこにありました。壁ドンや袖クルなど、少女漫画に欠かせない王道要素もたくさん詰まっているので、心の癒しになること間違いナシ!以上、2016年のドラマに欠かせない“ムズキュン男子”の存在。この機会に是非、おさらいしてみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2016年12月28日